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  1. 千葉市議会 2009-03-04
    平成21年度予算審査特別委員会(第1日目) 本文 開催日: 2009-03-04


    取得元: 千葉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長(中島賢治君) ただいまから予算審査特別委員会を開催していただくわけでございますが、本日は最初の委員会でございますので、正副委員長の互選等をお願いいたします。  私より、年長委員であります中野弘議員を御紹介申し上げます。  それでは中野弘議員、よろしくお願いいたします。               [議長退席、年長委員着席]          ─────────────────────────                午後2時35分開議 2 ◯年長委員(中野 弘君) ただいまから予算審査特別委員会を開きます。  私が年長委員ということでありますので、委員長が互選されるまで、委員長の職務を務めさせていただきます。  出席委員は54名、委員会は成立いたしております。  それでは、委員長の互選につきましては、指名推選の方法によることとし、私から指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。               [「異議なし」と呼ぶ者あり] 3 ◯年長委員(中野 弘君) 御異議ないものと認め、委員長には西巻義通委員を指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。               [「異議なし」と呼ぶ者あり] 4 ◯年長委員(中野 弘君) 御異議ないものと認め、西巻義通委員が委員長に当選されました。  それでは、委員長就任のごあいさつをお願いいたします。              [委員長 西巻義通君 登壇、拍手] 5 ◯委員長(西巻義通君) ただいま委員皆様方の御推挙によりまして、図らずも平成21年度予算審査特別委員長という大役を仰せつかりました民主党千葉市議会議員団の西巻義通でございます。新年度予算は、鶴岡市長2期8年の締めくくりの予算編成となったわけでございます。未曽有の経済危機の中、編成に当たりましては、市長初め執行部の皆様方の多大なる御労苦、御苦心があったことと推察いたします。  なお、審査に当たりましては、限られた時間の中で効率的な運営に努めてまいりたいと思いますので、委員皆様方の特段の御配慮と御協力をお願い申し上げまして、就任のあいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) 6 ◯年長委員(中野 弘君) それでは、委員長席を交代いたします。  皆様方の御協力を感謝いたします。ありがとうございました。
                  [年長委員退席、委員長着席] 7 ◯委員長(西巻義通君) 引き続き、副委員長の互選につきましては、指名推選の方法によることとし、私から指名したいと思いますが、御異議ございませんか。               [「異議なし」と呼ぶ者あり] 8 ◯委員長(西巻義通君) 御異議ないものと認め、副委員長には、小川智之委員を指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。               [「異議なし」と呼ぶ者あり] 9 ◯委員長(西巻義通君) 御異議ないものと認め、小川智之委員が副委員長に当選されました。  それでは、副委員長就任のごあいさつをお願いいたします。             [副委員長 小川智之君 登壇、拍手] 10 ◯副委員長(小川智之君) 図らずも、皆様の温かい御推挙をいただきまして、予算審査特別委員会の副委員長に就任をさせていただきました自由民主党千葉市議会議員団の小川智之でございます。もとより浅学非才の身ではございますけれども、幸いにも西巻委員長というすばらしく経験のある委員長さんがおりますので、私は気を楽に簡単に補佐をしていきたいなというふうに思っております。ただ、あしたからの分科会におきましては主査として頑張りたいと思いますので、どうか皆様におきましては深厚な運営に御協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げまして、甚だ整いませんけれども、一言、副委員長就任のごあいさつにかえさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手) 11 ◯委員長(西巻義通君) 次に、委員席につきましては、ただいまお座りの席を指定いたします。  次に、議案第8号から第26号までの予算議案審査のため、二つの分科会を設置することとし、その区分については、第1分科会は、総務委員会所管都市消防委員会所管及び環境建設委員会所管中、建設局関係、第2分科会は、保健下水委員会所管経済教育委員会所管及び環境建設委員会所管中、環境局、水道局関係とし、それぞれ27名の委員定数をもって構成いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。               [「異議なし」と呼ぶ者あり] 12 ◯委員長(西巻義通君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。  次に、分科会委員の選任につきましては、お手元に配付の委員表のとおり指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。               [「異議なし」と呼ぶ者あり] 13 ◯委員長(西巻義通君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。          ────────────────────────── 14 ◯委員長(西巻義通君) 次に、分科会主査、副主査についてでありますが、まず、分科会主査につきましては、委員長及び副委員長が分科会主査を兼ねることとなっておりますので、第1分科会主査を私が、第2分科会主査を副委員長が務めますので、御承認願います。  次に、副主査の互選につきましては、指名推選の方法によることとし、私から指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。               [「異議なし」と呼ぶ者あり] 15 ◯委員長(西巻義通君) 御異議ないものと認め、第1分科会副主査には湯浅美和子委員、第2分科会副主査には黒宮昇委員を指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。               [「異議なし」と呼ぶ者あり] 16 ◯委員長(西巻義通君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。  次に、予算審査特別委員会に理事会を設置し、理事会は議会運営委員会の構成をもって充てることとしたいと思いますが、御異議ございませんか。               [「異議なし」と呼ぶ者あり] 17 ◯委員長(西巻義通君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。                午後2時44分休憩          ──────────────────────────                午後3時20分開議 18 ◯委員長(西巻義通君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。  まず、平成21年度一般会計予算及び各特別会計予算の総括説明をお願いいたします。財政局長。 19 ◯財政局長(山本勝己君) 平成21年度当初予算案の概要につきまして、総括説明を申し上げます。私からは、一般会計のほか、企業会計を除く特別会計について申し上げ、病院事業、下水道事業並びに水道事業の各企業会計については、引き続き所管局長より申し上げます。  それでは、平成21年度当初予算案のあらましの表紙を開けていただき、目次をごらんください。  本日は、Iの平成21年度当初予算案の概要を中心に御説明いたしますが、1ページの編成の背景は省略をさせていただき、3ページの編成の基本的考え方について申し上げます。  3ページをお願いいたします。  平成21年度の財政見通しは、歳入では、自主財源の根幹を占める市税は、景気後退による企業収益の悪化、設備投資の減少などに伴い、法人市民税や固定資産税の償却資産分が大幅な減収となる見込みであり、減税の影響を除けば過去最大の減収が見込まれているほか、各種基金や売却可能な未利用地などの臨時的な財源はわずかとなっております。依存財源では、引き続き普通交付税が不交付となる見込みであるほか、市債や債務負担行為についても、公債費負担適正化計画へ的確に対応するため、可能な限り抑制を図る必要があります。  一方、歳出では、生活保護費などの扶助費や公債費の増に加え、急速に進展する少子高齢社会への対応や安全で安心して暮らせるまちづくりの実現などに多額の財政需要が見込まれることから、財政収支は極めて厳しい状況となっております。  このような財政見通しを前提に、以下の項目を基本方針とするとともに、国の第2次補正予算に的確に対応することとして、編成したところであります。  一つには、行政改革の推進です。新行政改革推進計画及び財政健全化プランの最終年次として、これまでの取り組みを振り返り、目標達成に向け、推進項目への取り組みを強化し、改善策については可能な限り予算に反映させることとし、特に既存の事務事業については、既成概念にとらわれない大胆な事業の廃止や縮小など、さらに徹底した見直しを行うこととしました。  二つには、第2次5か年計画の推進です。第2次5か年計画につきましては、緊急性、重要性などから事業の厳選を行った上で、計画事業の着実な推進を図ることとしました。  4ページをお願いします。  次に、予算規模ですが、一般会計は3,350億円で、前年度と比較して137億円、4.3%の増となっております。特別会計18会計は、総額3,901億1,400万円で、前年度と比較して218億3,500万円、5.9%の増となっております。全会計を合わせた規模は7,251億1,400万円で、前年度と比較して355億3,500万円、5.2%の増となっております。  次に、5ページの一般会計予算の内容ですが、歳入予算の款別の主な内訳は表2のとおりであります。  主な内容について申し上げます。  市税は、企業収益の悪化により法人市民税が減収となるほか、固定資産税では、設備投資の減少により償却資産分が減収となることから、予算額は1,770億円、3.8%の減となっております。  6ページをお願いします。  市債は、鎌取第三中学校の用地取得の完了などにより、普通建設事業へ充当する市債が減少するものの、地方財政対策による臨時財政対策債が増額となることにより、予算額は400億1,500万円、14.3%の増となっております。国庫支出金は、生活保護費収入街路事業費収入などの増額により、予算額は320億7,400万円、1.5%の増となっております。諸収入は、中小企業資金融資預託金収入が大幅に増額となることから、予算額は311億3,400万円、51.8%の増となっております。地方消費税交付金は、前年度における地方消費税の納期の関係から、予算額は95億7,100万円、6.5%の増となっております。使用料及び手数料は、清掃工場へのごみ搬入量の減少により、廃棄物処理手数料が減額となることから、予算額は91億900万円、2.6%の減となっております。繰入金は、市債管理基金からの借り入れが大幅に増額となることから、予算額は79億3,400万円、262.7%の増となっております。県支出金は、県税徴収事務費収入などが減額となることから、予算額は74億4,000万円、4%の減となっております。  次に、7ページの歳出ですが、款別の主な内訳は表3のとおりであります。  新規施策を中心に、主な内容を申し上げます。なお、施設の仮称は省略をさせていただきます。  まず、民生費です。  予算額は958億3,600万円で、6.1%の増となっております。  地域福祉の推進については、引き続き、市及び区の地域福祉計画推進協議会を開催するとともに地域福祉推進モデル事業を行います。また、保健福祉センターについては、平成22年度の開設に向け、花見川区及び稲毛区での整備を推進します。  8ページをお願いします。  さらに、被保護世帯の自立を促進するため、就労支援相談員を中央区と若葉区に加え、新たに、花見川区及び稲毛区に配置します。高齢者福祉については、シルバー人材センターの就業活動拠点を整備するため、新たに旧花見川第五小学校の校舎改修の実施設計を行うほか、緑区の土気市民センターの空きスペースを活用し、いきいきセンターを整備します。児童福祉については、新たに次世代育成支援行動計画の後期計画を策定するとともに、民間の乳児院へスプリンクラーの設置費用を助成します。また、子どもルームを緑区に1カ所開設するほか、旧花見川第五小学校に整備するため、校舎改修の実施設計を行います。  保育施策の推進については、緊急3か年整備計画に基づき、4月に開園する私立保育園6カ所の運営及び新設する6カ所の整備に対し助成するほか、児童の受け入れ枠を拡大します。さらに、老朽化した若葉区の私立保育園の改築に対し助成します。  このほか、保護者負担の軽減を図るため、同一世帯から2人以上同時に保育所などを利用している世帯に対して、第3子以降の保育料を無料にします。  障害者福祉については、第2次障害者計画の策定に向け、新たに実態調査を行います。また、障害者の自立した生活や就労などを支援するため、障害福祉サービスの給付などを行うほか、事業者の経営基盤の強化を図るため、報酬単価を見直すとともに、新たに強度行動障害児者の安全な処遇を確保するため、市単独の加算を行います。さらに、心身障害者医療費助成及び市福祉手当の対象として、新たに、重度の精神障害者を加えるとともに、心身障害者医療費助成については、食事療養費を対象外とするなどの見直しを行います。  次に土木費です。  予算額は477億9,100万円、9.5%の減となっております。  道路の整備については、県道、市道及び生活道路の整備を行うほか、国道357号の市役所前交差点から登戸交差点間の地下立体化を促進します。交通安全施設整備については、歩道整備や交差点改良、改善のほか、歩道の段差解消などを引き続き行います。また、都市モノレール千城台駅の自由通路にエレベーターを設置するほか、生活道路の舗装や側溝の新設改良を推進します。さらに、放置自転車対策としてJR千葉駅東口で機械式地下自転車駐車場の利用を7月に開始します。  10ページをお願いいたします。  街路の整備については、新港横戸町線や塩田町誉田町線などを引き続き整備するほか、JR誉田駅周辺では、北口周辺幹線道路や南口駅前線の整備を進めます。魅力あるまちづくりの推進については、情報発信端末と連携し、観光、文化施設などの案内板、サインシステムの整備計画を策定します。また、栄町地区においては、再生計画の策定を引き続き支援します。快適な市街地環境整備の推進については、引き続き都市景観市民フェスタの開催を支援するほか、区画整理事業及び蘇我スポーツ公園の整備などを推進します。総合交通体系の確立については、引き続きノンステップバス導入経費の一部を助成するとともに、JR幕張駅のエレベーター設置に対する助成のほか、都市モノレール作草部駅と桜木駅にエレベーターを設置します。  次のページをお願いします。上から7行目でございます。  市営住宅については、新たにデジタル放送を受信可能とするための改修を行うほか、既設市営住宅の駐車場有料化及び民間業者を活用した滞納家賃の徴収業務を行います。また、宮野木町第1団地は、新たに第2期の基本設計を行います。特定優良賃貸住宅については、家賃補助制度を一部見直し、新たに子育て支援などを行うほか、中途入居者の負担額差額補助の対象団地を一括貸り上げの全団地に拡大します。公園施設については、都川総合親水公園の施設整備などを行うほか、国体開催に向け、稲毛海浜公園ヨットハーバー管理棟シャワー室などを改修します。身近な公園のリフレッシュ推進については、公園遊具などの修繕計画を策定するほか、新たに、緊急雇用対策として市民の森などを再生するため、樹木の剪定や間伐を行います。  次に、総務費です。  予算額は325億8,200万円で、0.8%の減となっております。  政策評価に係る市民意識調査については、政策の達成度を評価し、次期実施計画などの策定に反映するための調査を行います。シティセールス推進については、フィルムコミッションなど三つの重点プロジェクトを推進するとともに、旧花見川第五小学校においてロケ撮影場所の環境を整備するため、校舎改修の実施設計を行います。国際化の推進については、新たな国際化推進基本計画の策定準備を進めます。第65回国民体育大会については、本市開催競技種目リハーサル大会を実施するなど、本大会に向けた準備を進めます。市税徴収対策については、徴収率の向上や滞納額の縮減を図るため、財産の差し押さえやインターネット公売を推進するとともに、徴収嘱託員を増員します。  次のページでございます。  市民公益活動の促進については、市民活動センターやボランティアズカフェを運営するほか、団塊の世代を対象に、地域活動への参加を支援するセミナーを開催します。また、区役所窓口における市民サービス向上のため、新たに4月から毎月第2日曜日に一部窓口を開庁するほか、戸籍事務のコンピューター化に向け、基本計画を策定します。コミュニティーづくりの推進については、新たに、花見川区畑コミュニティセンター体育館耐震補強実施設計を行います。さらに、統合により廃校となった学校施設の地域開放を推進するため、新たに、旧花見川第五小学校の校舎改修及び耐震補強の実施設計を行います。路上喫煙等の防止については、新たに、JR千葉駅東口のクリスタルドーム付近に、完全分煙型喫煙所を整備します。  14ページをお願いします。  上から4行目の文化振興については、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏会などを引き続き行うとともに、旧花見川第五小学校にアーティストインキュベート施設を整備するための実施設計を行います。男女共同参画の推進については、新たに、男女共同参画啓発カレンダーを作成します。このほか、新たに、緊急雇用対策として公共施設の落書き消去及び文化団体などのデータベースの作成を行います。  次に、衛生費です。  予算額は315億7,700万円、7.8%の増となっております。  健康づくりの推進については、新世紀ちば健康プランの推進に努めるとともに、がんなどの各種検診や健康教育、健康相談などを行います。新型インフルエンザ対策については、新たに、医療従事者用の感染防護具、抗ウイルス薬などの備蓄を行います。救急医療確保対策については、夜間の産科救急医療体制の充実を図るため、新たに、両市立病院と市内病院の3病院による輪番体制を整備します。母子保健対策については、新たに、妊産婦を対象に歯科健診の費用を助成するとともに、妊婦一般健康診査公費負担回数を5回から14回に拡充するほか、妊産婦及び新生児の訪問指導を行う助産師を増員します。精神保健福祉については、10月にこころの健康センターを開設するほか、新たに、自殺対策の取り組みとして、かかりつけ医うつ病対応力向上研修を行います。  環境保全対策については、新たに、次期環境基本計画の策定作業を進めるとともに、次期地球温暖化防止実行計画の策定に着手します。自然保護対策については、谷津田の保全区域を拡大するほか、自然保護ボランティアの育成などを推進します。廃棄物対策については、焼却ごみの3分の1削減に向け、PR活動を推進します。また、新たに、環境省などとの共催で3R推進全国大会を本市で開催するとともに、ごみ分別スクールをすべての市立小学校で行います。  16ページをお願いします。  次に、教育費です。  予算額は288億7,000万円で、7.3%の減となっております。  教育内容の充実については、新たに、新学習指導要領の先行実施に対応して、理科、算数の実験、観察のための教材教具などを整備します。また、小学校英語活動について、新たに実践研究を行うとともに、学校支援のための人材を派遣するNPOちば教育夢工房の活用に向けた調査研究を行います。さらに、不登校児童生徒の問題に対応するため、ライトポート美浜を4月に開設するほか、稲毛高等学校では、英語教育強化のため、新たに外部英語試験の受験などを行います。  次のページをお願いします。  幼児教育の振興については、私立幼稚園就園奨励費国庫補助単価の引き上げにより保護者負担をさらに軽減するほか、障害のある園児を受け入れている私立幼稚園に対して、新たに特別支援教育事業の経費を助成します。学校安全対策については、新たに5校に防犯カメラシステムを導入することにより41校に整備します。児童生徒の健康教育については、新たに退職養護教諭をスクールヘルスリーダーとして派遣するほか、児童生徒の体力向上については、新学習指導要領で新たに必修となる中学校の武道及びダンスの指導方法の実践的開発を行います。教育環境の整備については、新たに地上デジタル放送に対応するアンテナ工事やデジタルテレビなどを整備するほか、すべての小・中・特別支援学校の図書室にエアコンを設置します。また、鎌取第三中学校の建設に着手するほか、打瀬中学校の仮設校舎及び第2グラウンドを整備します。  18ページをお願いします。  生涯学習の推進については、市民の生涯学習活動を支援するほか、すべての小学校で放課後子ども教室を行います。社会教育施設の整備、充実については、真砂公民館やおゆみ野第二公民館用地を取得するほか、稲浜公民館にエレベーターを設置します。郷土博物館の整備については、プラネタリウム室跡を平和資料室、近現代の千葉の展示室として改修し、歴史的資料を拡充します。  次に、商工費です。  予算額は259億7,800万円、73%の増となっております。  中小企業金融対策については、融資限度額の引き上げや融資期間の延長など、融資制度の見直しのほか、融資枠の拡大を図ります。企業立地の促進については、成長が見込まれる先端技術産業や製造業などへ、引き続き立地に係る経費を助成します。中心市街地活性化対策については、新たにきぼーるのアトリウムを活用したにぎわいの創出を促進します。消費者対策については、暮らしのプラザにおいて、平日相談に加え、毎月第2、第4土曜日に電話相談を行うなど、消費者相談を拡充します。  次に、消防費です。  予算額は117億3,500万円、0.8%の増となっております。  総合的な消防力の強化については、若葉消防署の建てかえを行うほか、消防団器具置き場を改築するとともに、老朽車両を更新します。また、新型インフルエンザ対策として、新たに、従事者用防護具や患者用マスクなどの備蓄を行います。さらに、大規模災害などに対応するため、新たに県内の北東部、南部を管轄する共同運用消防指令センターの整備に係る基本設計を行います。このほか、新たに緊急雇用対策として、住宅用火災警報器の設置調査を行います。  歳出の款別の主な内容は、以上でございます。  22ページをお願いします。  次に、一般会計予算の財政構造です。  自主財源と依存財源の状況は、表4のとおりでございます。  自主財源は、市税が減額となるものの、諸収入や繰入金が増額となることにより、予算額は2,320億4,600万円、構成比は69.3%で、前年度に比べ0.2ポイント上回っております。一方、依存財源は、市債や国庫支出金が増額となるものの、自動車取得税交付金や県支出金が減額となることにより、予算額は1,029億5,400万円で、構成比は30.7%となっております。  次に、義務的経費と投資的経費の状況は、表5のとおりであります。  まず、義務的経費ですが、人件費、扶助費、公債費がいずれも増額となることから、予算額は1,759億1,100万円で、3.7%の増となっております。投資的経費は、鎌取第三中学校の用地取得や街路整備事業費が減額となることから、予算額は363億6,300万円、8.6%の減となっております。その他の経費は、中小企業資金融資預託金や国民健康保険事業特別会計への繰出金などが増額となることから、予算額は1,227億2,600万円、9.6%の増となっております。  24ページをお願いします。  特別会計予算の状況は、表6のとおりであります。  主な会計別の内容を申し上げます。
     まず、国民健康保険事業会計ですが、保険給付費の増加や特定健康診査及び特定保健指導の受診者の増加などにより、予算額は849億9,800万円で、5.1%の増となっております。介護保険事業会計は、第4期介護保険事業計画の初年度として保険給付や介護予防事業などに取り組むことにより、予算額は396億6,200万円で、5.2%の増となっております。なお、保険料の改定については、介護給付準備基金の活用などにより、保険料の上昇を抑制するとともに、保険料率を所得に応じて細分化することにより、保険料段階を現行の7段階から9段階としております。後期高齢者医療事業会計は、被保険者の増加に伴う保険料給付金の増加などにより、予算額は、63億5,200万円で、3%の増となっております。競輪事業会計は、開催日数の減などに伴う勝者投票券売上金の減少などにより、予算額は164億6,100万円で、5.8%の減となっております。公共用地取得事業会計は、弁天地区複合施設用地や公民館用地の取得などにより、予算額は34億1,600万円で、246.5%の増となっております。公債管理会計は、借換債の増額により、予算額は1,601億2,100万円で、16%の増となっております。  最後に、地方債の状況について申し上げます。  162ページ、163ページをお願いいたします。  会計別地方債総括表の現在高の状況ですが、右から4列目の平成21年度末現在高見込み額は、一般会計で7,253億円、特別会計全体では、下から6行目ですが、381億円、企業会計を含む全会計では1兆872億円となっており、引き続き、前年度を下回ることとなります。  次に、当初予算額の状況ですが、右から3列目の平成21年度発行額は、一般会計が400億円、前年度に比べ50億円の増となっております。これは、地方財政対策による臨時財政対策債保健福祉センター整備費の増などによるものでございます。特別会計は749億円で、公債管理会計が大幅に増となったことから、前年度に比べ、160億円の増となっております。企業会計を含む全会計の発行額は1,270億円で、前年度に比べ192億円の増となっております。  以上が市債の状況ですが、今後も、公債費負担適正化計画財政健全化プランを踏まえ、計画的な活用と発行の抑制に努めてまいります。  私からは、以上でございます。 20 ◯委員長(西巻義通君) 次に、平成21年度病院事業会計予算の総括説明をお願いいたします。保健福祉局長。 21 ◯保健福祉局長(宮野光正君) 平成21年度病院事業会計当初予算案について御説明申し上げます。  当初予算案のあらましの26ページをお願いいたします。  初めに、病院事業会計予算の状況です。  表7-1下段の支出合計をごらんください。  平成21年度当初予算は187億7,100万円で、対前年度比0.7%の増となっております。  次に、基本的な考え方ですが、平成21年度は、地域の中核的な病院としての機能を果たすため、高度化、多様化する市民の医療ニーズに対応する医療機器を整備するとともに、医師の資質向上及び地域医療の充実を図るため、後期臨床研修医を引き続き両病院で受け入れるほか、卒後臨床研修医については、青葉病院において受け入れ枠を拡大することとしております。また、青葉病院では、病院情報システムの安定稼働を図るため、新たにシステムを更新することとしたほか、海浜病院では、平成21年5月から電子カルテシステムを中心とした病院情報システムを稼働させることとしました。今後とも病院事業の運営については、一層、経費節減を図り、効率的な事業運営に努めてまいります。  次に、業務の予定量でございますが、数値はすべて両病院の合計となっております。  平成21年度は、職員数736人、病床数は681床の体制で、年間患者数は、入院部門で19万3,862人、外来部門で35万9,066人、合計55万2,928人の患者数を予定しております。  27ページをお願いいたします。  主要な建設改良事業といたしましては、青葉病院のUPS無停電電源装置設備バッテリー更新工事や海浜病院の薬剤室空調設備改修工事などの病院整備事業費1億8,600万円、青葉病院の外科用エックス線装置や海浜病院の高圧蒸気滅菌装置などの医療機器等購入費2億8,200万円、合計4億6,800万円となっております。  次に、収益的収入及び支出でございます。  これは、診療を行うことに直接関連する収入、支出で、収益的収入につきましては、入院・外来収益などの医業収益116億5,100万円、他会計負担金などの医業外収益等50億7,900万円、合計167億3,000万円で、増減率は0.7%の増となっております。また、収益的支出につきましては、給与費、材料費などの医業費用160億8,700万円、企業債利息などの医業外費用等6億4,300万円、合計167億3,000万円で、増減率は0.7%の増となっております。  最後に、資本的収入及び支出です。  これは、設備工事や医療機器の購入などに関する収入、支出で、資本的収入につきましては有形固定資産購入費に充当する企業債など、合計4億6,300万円で、増減率は5.9%の減となっております。また、資本的支出につきましては、病院整備費1億8,600万円、有形固定資産購入費2億8,200万円、開発費3,100万円、企業債償還金15億4,200万円、合計20億4,100万円で、増減率は0.1%の増となっております。  以上で、平成21年度病院事業会計当初予算案の説明を終わります。 22 ◯委員長(西巻義通君) 次に、平成21年度下水道事業会計予算の総括説明をお願いいたします。下水道局長。 23 ◯下水道局長(中島英一郎君) 平成21年度下水道事業会計当初予算案の概要について御説明いたします。  28ページをお開き願います。  初めに、下水道事業会計予算の状況ですが、表7-2をごらんください。  表の一番下の支出合計は469億5,500万円で、前年度に比べ2.2%、10億8,000万円の減となっております。  次に、基本的な考え方ですが、平成21年度は、引き続き浸水対策として雨水管、中央雨水1号貯留幹線及び中央雨水ポンプ場の整備を進めるとともに、宅地内の雨水貯留・浸透施設の設置に助成いたします。また、良好な水環境を整えるため、引き続き南部浄化センターの高度処理化を進めるとともに、合流式下水道の水質汚濁対策を進めるほか、未普及地域の解消に努めてまいります。さらに、老朽化した管渠の更新改良及び耐震化や処理場及びポンプ場の老朽化対策などを実施してまいります。  次に、業務の予定量ですが、平成21年度は、新たに7ヘクタールを整備し、水洗化助成については300件を予定しております。また、主要な建設改良事業ですが、管渠整備事業費57億1,700万円、ポンプ場整備事業費41億2,700万円、処理場整備事業費17億2,500万円となっております。  次に、収益的収入及び支出です。収益的収入では、下水道使用料などの営業収益が224億400万円、他会計補助金などの営業外収益が1億5,600万円、合計225億6,000万円で、増減率は0.1%の増となっております。収益的支出では、管渠費、ポンプ場費、処理場費などの営業費用が143億5,200万円、企業債利息などの営業外費用等79億200万円、合計222億5,400万円で、増減率は0.5%の増となっております。  最後に、資本的収入及び支出ですが、資本的収入では、建設改良費などに充当する企業債が103億2,500万円、国庫補助金が50億600万円、水洗便所普及事業収入などが4億5,800万円、合計157億8,900万円で、増減率は9.3%の減となっております。  資本的支出では、建設改良費125億3,300万円、用地購入費などの固定資産購入費8,000万円、償還金など120億8,800万円、合計247億100万円で、増減率は4.6%の減となっております。  以上で、予算の説明を終わります。 24 ◯委員長(西巻義通君) 最後に、平成21年度水道事業会計予算の総括説明をお願いいたします。水道局長。 25 ◯水道局長(岩井秀樹君) 平成21年度水道事業会計の当初予算案につきまして御説明申し上げます。  30ページをお願いいたします。  初めに、水道事業会計予算の状況でございますが、表7-3のとおりでございまして、表の一番下の欄、支出合計は42億7,900万円で、前年度と比較し1.9%、8,200万円の減となっております。  次に、基本的な考え方ですが、21年度は、未給水区域の解消に向け、配水管網の布設を行うなど、第3次拡張事業を推進するとともに、安全な水を安定して供給するため、引き続き既設配水管などの改良や鉛給水管の改修を行います。なお、水道事業の運営については、より一層の経費節減を図り、効率的な事業経営に努めてまいります。  次に、業務の予定量ですが、本年度は給水戸数1万7,442戸、前年度に比べ402戸の増となり、給水量は479万2,400立方メートルを予定しております。この結果、1日平均給水量は1万3,130立方メートルとなっております。また、主要な建設改良事業といたしましては、拡張事業費13億5,900万円、改良事業費の既設配水管などの改良や鉛給水管改修工事などで、1億7,800万円となっております。  次に、収益的収入及び支出ですが、収益的収入については、水道使用料などの営業収益10億9,700万円、他会計補助金などの営業外収益10億1,300万円、合計21億1,000万円で、増減率は0.2%の減となっております。  収益的支出については、県からの受水費、職員給与費、減価償却費などの営業費用17億4,300万円、企業債利息などの営業外費用3億1,300万円、合計20億5,600万円で、増減率は0.1%の減となっております。  最後に、資本的収入及び支出ですが、資本的収入については、拡張費及び改良費に充当する企業債12億5,800万円、出資金、負担金など3億2,000万円、合計15億7,800万円で、増減率は、7.8%の減となっております。  資本的支出については、拡張費や改良費などの建設改良費17億8,500万円、企業債償還金4億3,200万円、繰延勘定費600万円、合計22億2,300万円で、増減率は3.5%の減となっております。  以上でございます。 26 ◯委員長(西巻義通君) お聞きのとおりでございます。  以上で、本日の日程は終了いたしました。  次会は、3月17日、本会議散会後に委員会を開きます。  本日は、これをもって散会といたします。御苦労さまでした。                午後4時2分散会          ──────────────────────────    千葉市議会委員会条例第29条の規定により署名する。      予算審査特別委員長  西 巻 義 通 Copyright © Chiba City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...