千葉市議会 2008-09-19
平成19年度決算審査特別委員会(第1日目) 本文 開催日: 2008-09-19
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長(中島賢治君) ただいまから
決算審査特別委員会を開催していただくわけでございますが、本日は、最初の委員会でございますので、正副委員長の互選等をお願いいたします。
私より、年長委員であります
中野弘議員を御紹介申し上げます。
それでは、
中野弘議員、よろしくお願いをいたします。
[議長退席、
年長委員着席]
─────────────────────────
午後4時5分開議
2
◯年長委員(中野 弘君) ただいまから
決算審査特別委員会を開きます。
私が年長委員ということでありますので、委員長が互選されるまで委員長の職務を務めさせていただきます。
出席委員は52名、委員会は成立いたしております。
それでは、委員長の互選につきましては、指名推選の方法によることとし、私から指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
3 ◯45番(中野 弘君) 御異議ないものと認め、委員長には
川岸俊洋委員を指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
4 ◯45番(中野 弘君) 御異議ないものと認め、
川岸俊洋委員が委員長に当選されました。
それでは、
委員長就任のごあいさつをお願いいたします。
[委員長 川岸俊洋君 登壇、拍手]
5 ◯委員長(川岸俊洋君) ただいま
先輩同僚委員の皆様に御推挙をいただき、
決算審査特別委員会の委員長という重責を担わせていただくことになりました。
近年、決算審査が大変重要視されており、そして、また本市の財政が厳しい状況にあることから、この平成19年度の決算審査が厳正に行われ、そして今後の予算編成や財政運営、市政運営に的確に反映されますことを願うものであります。決算審査は、限られた時間の中での審査でございます。慎重かつ公平、そして効率的に進みますよう、懸命に努力してまいる所存でございます。皆様には御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、大変に簡単ではございますが、
委員長就任に当たってのごあいさつとさせていただきます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
6
◯年長委員(中野 弘君) それでは、委員長席を交代いたします。皆様方の御協力を感謝いたします。(拍手)
[
年長委員退席、
委員長着席]
7 ◯委員長(川岸俊洋君) 引き続き、副委員長の互選につきましては、指名推選の方法によることとし、私から指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
8 ◯委員長(川岸俊洋君) 御異議ないものと認め、副委員長には小
梛輝信委員を指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
9 ◯委員長(川岸俊洋君) 御異議ないものと認め、小
梛輝信委員が副委員長に当選されました。
それでは、副
委員長就任のごあいさつをお願いいたします。
[副委員長 小梛輝信君 登壇、拍手]
10 ◯副委員長(小梛輝信君) ただいま御推挙をいただきました
自由民主党千葉市議会議員団の小梛輝信でございます。もとより、浅学非才の身ではございますが、
川岸委員長の補佐を務め、熱意と誠意と創意、三つの意を用い、厳正な
委員会運営に務めていきたいと思いますので、先輩、同僚委員の皆様には、何とぞ御協力、御指導のほどをお願い申し上げながら、あいさつにかえさせていただきたいと思います。ありがとうございました。(拍手)
11 ◯委員長(川岸俊洋君) 次に、委員席につきましては、ただいまお座りの席を指定いたします。
次に、議案第109号から第126号までの
決算議案審査のため、二つの分科会を設置することとし、その区分については、第1分科会は、
総務委員会所管、
都市消防委員会所管及び
環境建設委員会所管中、建設局関係、第2分科会は、
保健下水委員会所管、
経済教育委員会所管及び
環境建設委員会所管中、環境局、水道局関係とし、それぞれ27名の委員定数をもって構成いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
12 ◯委員長(川岸俊洋君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
次に、
分科会委員の選任につきましては、お手元に配付の委員表のとおり指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
13 ◯委員長(川岸俊洋君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
─────────────────────────
14 ◯委員長(川岸俊洋君) 次に、
分科会主査、副主査についてでありますが、まず、
分科会主査につきましては、委員長及び副委員長が
分科会主査を兼ねることとなっておりますので、第1
分科会主査を私が、第2
分科会主査を副委員長が務めますので、御了承願います。
次に、副主査の互選につきましては、指名推選の方法によることとし、私から指名したいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
15 ◯委員長(川岸俊洋君) 御異議ないものと認め、第1分科会副主査には
中村公江委員を、第2分科会副主査には
富田和男委員を指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
16 ◯委員長(川岸俊洋君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
次に、
決算審査特別委員会に理事会を設置し、理事会は
議会運営委員会の構成をもって充てることといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
17 ◯委員長(川岸俊洋君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
議事の都合により、暫時休憩いたします。
午後4時13分休憩
─────────────────────────
午後4時30分開議
18 ◯委員長(川岸俊洋君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。
まず、平成19年度
一般会計決算及び各
特別会計決算の総括説明をお願いいたします。財政局長。
19 ◯財政局長(山本勝己君) 平成19年度決算の概要について、総括説明を申し上げます。
私から、一般会計及び特別会計について申し上げ、各企業会計につきましては、引き続き所管局長より申し上げます。
それでは、お手元の平成19年度主要施策の成果説明書の目次をごらんいただきたいと存じます。
1の予算執行の概況につきましては、今議会冒頭の
提案理由説明で市長より申し上げましたので省略をさせていただき、本日は、2の
一般会計決算の概要から4の
特別会計決算の概要までを申し上げ、6の
局別決算状況につきましては、9月22日からの分科会で各所管部局より御説明申し上げます。また、5の
決算額状況表につきましては、本日申し上げる内容の基礎数値となっておりますので、適宜ごらんいただきたいと思いますが、本年4月に一部施行されました
地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく
健全化判断比率及び
資金不足比率につきましては、29ページに記載のとおりであります。
なお、
施設名称等における仮称については、省略をさせていただきます。
それでは、2ページをお願いいたします。
初めに、
一般会計決算の概要であります。
平成19年度の一般会計は、
最終予算額3,804億4,936万2,000円に対し、
歳入決算額は3,599億3,437万3,000円で、収入割合は94.6%。また、
歳出決算額は3,563億6,371万7,000円で、支出割合は93.7%となっております。
歳入歳出の差し引き額は、35億7,065万6,000円で、翌年度への
繰越事業充当財源、32億6,481万2,000円を差し引いた実質収支は3億584万4,000円となり、平成19年度も引き続き黒字となったものの、極めて少額となっております。
次に、歳入についてですが、まず、市税は、市民税が所得税から個人市民税への税源移譲や定率減税の廃止により増収となったことなどから、決算額は1,777億8,547万2,000円となり、前年度に比べ6.0%の増となっております。
次に、市債は、
科学館整備や
小中学校校舎買収などの財源として活用したほか、引き続き退職手当債を発行したことなどから、決算額は700億3,040万円で、前年度に比べ6.2%の増となっております。
国庫支出金は、
小中学校校舎買収費収入や
児童手当収入、
生活保護費収入などが増となったことなどから、決算額は391億7,248万3,000円で、前年度に比べ4.7%の増となっております。
諸収入は、
中小企業金融対策預託金収入が増となったことなどから、決算額は207億4,529万2,000円で、前年度に比べ15.5%の増となっております。
繰入金は、緑と水辺の基金や
美術品等取得基金からの借り入れが増となったことなどから、決算額は61億4,292万1,000円で、前年度に比べ22.6%の増となっております。
3ページに移りまして、繰越金の決算額は23億2,597万5,000円で、前年度に比べ53.5%の減となっております。
その他としまして、地方譲与税は、所得譲与税が廃止となったことなどから、決算額は29億3,739万3,000円で、前年度に比べ66.5%の減、また、
地方特例交付金は、
減税補てん特例交付金が廃止となったことから、決算額は11億6,805万6,000円で、前年度に比べ77.3%の減となっております。
県支出金は、
障害者介護給付費等収入が増となったことなどから、決算額は72億5,053万9,000円で、前年度に比べ47.2%の増となっております。
以上で、歳入を終わりまして、次に歳出について申し上げます。
4ページをお願いいたします。
まず、民生費についてです。
決算額は907億9,415万4,000円で、構成比は25.5%となっております。
保健福祉基盤の充実については、各区で
地域福祉計画推進協議会を開催しました。また、
保健福祉センターの整備につきましては、中央区できぼーる内に開設したほか、花見川区、稲毛区で実施設計を行いました。
高齢者福祉については、
次期高齢者保健福祉推進計画の策定に向け実態調査を行ったほか、高齢者いきいき
健康園芸事業を拡充するとともに、ことぶき大学校に園芸学科を新設し、あわせて、既設学科の定員枠を拡大しました。また、介護予防や認知症の早期発見を目的として、ワクワク
健康づくりプロジェクトや
かかりつけ医認知症対
応力向上研修を実施しました。さらに、美浜いきいきプラザ分室、蘇我いきいきセンター、おゆみ野ふれあい館を整備するほか、
特別養護老人ホーム等の整備に対し助成を行いました。
児童福祉については、児童手当に乳幼児加算を創設し、3歳未満の第1子、第2子に対する児童手当の月額を一律1万円に引き上げました。また、きぼーる内に
子ども交流館及び
子育て支援館を開設したほか、緑区に
子育てリラックス館を1カ所増設するとともに、
子どもルームを3カ所増設し、あわせて、利用時間を拡充しました。さらに、
児童虐待対策として
児童相談所一時保護所の増改築工事を行いました。
保育施策については、弁天保育所を増築したほか、私立保育園の改築と新たに開設した保育園の運営に対して助成するとともに、既設保育所・園の定員変更等により受け入れを拡大し、あわせて、2人目以降の入所児童の保育料軽減を拡大しました。このほか、一時・特定保育や休日保育及び保育ルームへの助成を拡充しました。
障害者福祉については、第2期
障害者福祉計画の策定に向け、実態調査を行ったほか、
発達障害者支援センターを開設しました。また、
障害者自立支援法による
障害福祉サービスの給付を行うほか、国の特別対策や市の
激変緩和措置により、
利用者負担の軽減を図るとともに、
障害者職業能力開発プロモート事業を実施しました。このほか、
世界知的障害者卓球選手権大会を支援するとともに、平成22年度に開催される第10回
全国障害者スポーツ大会千葉大会の準備を進めました。
次に、5ページの土木費です。
決算額は695億4,012万8,000円で、構成比は19.5%となっております。
道路の整備については、市道の新設改良や
交通安全施設整備を推進するとともに、歩道の段差解消などの
バリアフリー化を引き続き行いました。また、国・県道の整備として、国道126号の
椿森陸橋交差点の
側道整備工事や
県道浜野四街道長沼線ほか3路線の改良を推進しました。
さらに、
放置自転車対策については、JR千葉駅、蘇我駅ほか4駅に
自転車駐車場を整備するとともに、千葉市
自転車駐車場等の駐車対策に関する総合計画を策定しました。
このほか、橋梁の整備については、土気町47号線寿橋のかけかえを行いました。
街路の整備については、
主要幹線街路として新港横戸町線ほか5路線、幹線街路として幕張町弁天町線ほか12路線の整備を推進しました。
河川の整備については、勝田川の改修を引き続き推進するとともに、生実川については暫定整備が完了しました。
また、排水対策としては、
宇那谷調整池や高田排水路などの整備を行いました。
魅力ある都心と拠点づくりの推進については、
蘇我特定地区において、既存施設の除却や川崎
町南北線整備を推進したほか、国道357号改良事業の用地買収を行いました。
また、中央第六地区では、市街地再開発事業の
施設建築物工事等に対する補助を行い、10月にきぼーるをグランドオープンしました。
土地区画整理については、寒川第一地区及び東幕張地区の建物移転等を行うとともに、土気東地区及び古市場地区に補助を行い、事業促進を図りました。
都市モノレールについては、延伸に向け、概略設計、地質調査等を行いました。
都市公園の整備については、昭和の森の冒険広場や園路改修等の再整備を行ったほか、花島公園の
野外活動ゾーンの整備を行いました。また、
稲毛海浜公園では、屋内運動場の屋根、外壁及び花の
美術館展示棟の屋根を改修したほか、
石橋記念公園や
山王まつかぜ公園等の施設整備を行うとともに、園生緑地等の用地買収を行いました。
市営住宅の整備については、宮野木町第1団地の建てかえ事業を引き続き実施しました。
特定優良賃貸住宅については、入居者に家賃補助を行うとともに、
中途入居者差額補助を行いました。また、住宅供給公社に対する貸付金の請求権を放棄し、平成19年度に生じた欠損金に対して、新たに補助を行いました。
花のあふれる
まちづくり推進については、全国花の
まちづくり千葉大会を開催したほか、3
都心フラワープロムナードや
手づくりトピアリーなど、各種の協働事業を展開しました。
6ページをお願いします。
教育費についてです。
決算額は473億4,667万6,000円で、構成比は13.3%となっております。
教育の振興については、特色ある学校教育を推進する
学校教育推進計画の策定に着手しました。
幼児教育の振興については、
私立幼稚園就園奨励費を引き上げるとともに、
同時就園条件を緩和し、また、
総合巡回相談、
事例研究会等を行いました。
義務教育の充実については、特色ある教育活動への支援及び
小学校英語活動や少
人数学習指導を行ったほか、理科支援員を配置し、授業の活性化を図りました。
さらに、
いじめ問題等に対応するため、24時間電話相談や
スーパーバイザーの配置を行うほか、小学校農山村留学などの
宿泊体験学習を行いました。
児童生徒の安全や学校の防犯対策については、
学校セーフティーウオッチャーによる活動を支援するほか、
加曽利中学校区をモデル地区とした
学校安全体制整備を推進するとともに、36校に防犯カメラを設置しました。
さまざまな障害のある幼児、児童生徒やその保護者等への対応については、
教育相談員を増員しました。
教育環境の充実については、鎌取第三中学校の基本設計を行ったほか、
中高一貫教育を行う
稲毛高等学校附属中学校を開校するとともに、
千葉高等学校の改築や花園中学校の
改築実施設計を行い、あわせて、小中学校17校の2系統目のトイレ改修を行いました。
さらに、
耐震補強事業として、小中学校8校の改修を行ったほか、障害のある児童生徒のため、中学校及び
特別支援学校各1校に
エレベーターを設置するとともに、
新港学校給食センターの整備のため、
PFIアドバイザリー委託を行いました。
高等学校教育の振興については、
語学学習システムである
CALL教室の充実を図りました。
青少年の健全育成の推進については、育成の方向性と施策を示す、夢・未来・青少年プランちばを策定しました。
生涯学習の推進については、
学習支援ネットワークの充実強化を図るほか、小学校全校に
放課後子ども教室を設置しました。
また、施設整備については、
桜木公民館図書室の実施設計や
松ケ丘公民館に
エレベーターを設置したほか、老朽化した公民館を計画的に改修しました。
さらに、きぼーる内に参加体験型の科学館を開設したほか、図書館については、
インターネット予約や有料宅配等のサービスを提供しました。
市民スポーツの振興については、
国際千葉駅伝等への支援を行いました。
次に、7ページの衛生費です。
決算額は349億8,218万7,000円で、構成比は9.8%となっております。
健康づくりの推進については、新世紀ちば健康プランの推進に努めたほか、食育の基本的事項を検討する
食育推進協議会を設置するとともに、生活習慣病の予防等のため、地域・
職域連携推進協議会を設置しました。また、新たに30歳代偶数歳を対象に乳がん超音波検診を行いました。
動物保護指導については、動物の適正飼養について普及啓発を行いました。
不妊対策については、
特定不妊治療に対する助成内容を拡充しました。
精神保健福祉については、こころの
健康センター改築整備に向けた設計のほか、測量等を行いました。
斎園の整備については、桜木霊園に整備する新
形態墓地合葬墓の基本計画を策定したほか、平和公園の
造成森林部整備工事を引き続き行いました。
廃棄物対策については、焼却ごみ3分の1削減を目指し、市民や事業者に向け普及啓発を行ったほか、
集団回収団体への補助を拡充するなど、ごみ減量のためのちばルールを推進するとともに、生
ごみ分別収集モデル事業や
剪定枝循環利用実証事業を実施しました。さらに、監視による
適正排出指導を実施したほか、夜間、休日等のパトロールを引き続き行いました。
清掃施設については、北清掃工場で
長期責任型運営維持管理委託を開始したほか、
新港清掃工場での
導入可能性調査を実施しました。
また、
下田最終処分場の跡地利用として、
市民ゴルフ場のコース造成、
クラブハウス等を建設したほか、旧
新港清掃工場の解体を引き続き行いました。
環境保全対策については、
地球温暖化防止キャンペーンや
地球温暖化対策地域協議会の活動を通じ、市民、事業者と連携した取り組みを行ったほか、
小中学校向け環境教材の作成や
環境学習モデル校を12校指定し、環境教育の推進を図りました。
自然保護対策については、
大草谷津田いきものの里を管理運営したほか、谷津田の自然の保全協定の締結などを行いました。
自動車公害対策については、
自動車公害防止計画を策定したほか、低公害車の
民間導入支援や
エコドライブの普及啓発を行いました。
水環境保全対策については、
水生生物調査のほか、坂月川ビオトープの管理運営を行いました。
8ページをお願いいたします。
総務費です。
決算額は320億5,020万2,000円で、構成比は9.0%となっております。
広報活動については、市民に市政情報をきめ細かく提供するため、市政だより等の広報紙誌の発行などを行うとともに、国際化の推進については、
国際文化フェスティバルの実施や国際交流団体等に対して活動費の一部を助成しました。
文書管理については、電子決裁機能を備えた文書管理システムを構築しました。
第2次5か年計画については、市民生活に影響を及ぼすことなく課題に適切に対応できるよう可能な限り配慮し、事業について見直しを行いました。
交通政策の推進については、総合交通ビジョンを策定し、公表しました。
シティセールスの推進については、シティセールス戦略プランを策定するとともに、映画、ドラマなどのロケーション撮影を誘致するフィルムコミッションを設立しました。
情報化の推進については、市役所コールセンターの運用を開始したほか、電子入札の対象範囲を拡大するとともに、新たにインターネット公売を開始しました。
市民公益活動の促進については、ボランティアズカフェを文化交流プラザに開設したほか、地域活動への参加を支援するセミナーを開催するとともに、インターネットモニター制度を導入しました。
区行政の充実については、花のあふれるまち、区づくりをテーマとした各種事業を実施しました。
コミュニティーづくりの推進については、新たに学校の空き教室等を地域活動の場として開放しました。
防犯対策の推進については、ちばし安全・安心メールの運用を開始したほか、青色回転灯を装着した車両を増車するとともに、地域防犯ネットワークの充実を図りました。
文化振興については、文化芸術振興計画を策定したほか、芸術文化新人賞等の各種文化事業を実施するとともに、美術館においてシャガール展等を開催しました。
男女共同参画の推進については、外国人向けDV防止啓発リーフレットを新たに作成したほか、男女共同参画社会実現のための講座を開催しました。
次に、商工費です。
決算額は177億2,798万4,000円で、構成比は5.0%となっております。
市内産業の振興対策については、きぼーる内にビジネス支援センターを開設したほか、医療・福祉分野における産学連携を推進するとともに、産業振興財団の各種支援事業等を引き続き実施し、あわせて、資金融資制度の改正を行いました。
商店街活性化対策については、商人にぎわい塾等に対し支援したほか、中心市街地活性化対策として、商工会議所等が行う活性化事業等に支援しました。
観光振興対策については、21世紀の船出プロジェクトを実施したほか、旅フェア2007に出展し、本市観光のPRを行いました。
また、暮らしのプラザにおいては、消費生活情報の提供や相談等の支援を行うとともに、消費生活基本計画を策定し、消費者利益の擁護及び増進を図りました。
次に、消防費は、決算額が117億8,478万4,000円で、構成比は3.3%となっております。
総合的な消防力の強化については、幕張出張所の建てかえを行ったほか、消防団器具置き場の整備を行うとともに、老朽消防車両を更新しました。
また、画像伝送システムを更新するとともに、電子メールによる119番通報の受け付けを開始しました。
救急業務の高度化推進については、救急救命士を養成するとともに、気管挿管、薬剤投与の研修等の充実や自動体外式除細動器の普及啓発などを行いました。
さらに、予防消防体制の充実として、住宅用防災機器の設置を促進しました。
その他といたしまして、農林水産業費については、農村環境の保全管理等の地域活動を支援する農地・水・環境保全向上対策を新たに推進するとともに、千葉市産農産物生産者認証制度の創設等により、地産地消を推進しました。
また、新規就農者を育成するための研修を行ったほか、緑農住区開発関連土地基盤整備については、道路設計等を行うとともに、いずみグリーンビレッジでは、下田地区、富田地区で施設整備、中田地区で基本・実施設計を行いました。
労働費については、雇用対策として就職相談室無料職業紹介所において、就職支援などを行いました。
また、労働相談事業、労働情報の提供等のほか、技能功労者等表彰事業を引き続き実施しました。
以上で、歳出を終わりまして、次の10ページをお願いいたします。一般会計の財政構造について申し上げます。
初めに歳入です。
自主財源は2,199億9,703万円、前年度に比べ126億3,380万4,000円、6.1%の増で、構成比は61.1%となっております。
これは、市税や諸収入が前年度に比べ増となったことなどによるものであります。
一方、依存財源は1,399億3,734万3,000円、前年度に比べ18億9,462万2,000円、1.3%の減で、構成比は38.9%となっております。
これは、市債が前年度に比べ増となったものの、地方譲与税や
地方特例交付金が減となったことなどによるものであります。
次に、歳出についてですが、義務的経費は1,646億9,669万3,000円、前年度に比べ77億5,884万円、4.9%の増で、構成比は46.2%となっております。これは、公債費や扶助費が前年度に比べ増となったことによるものであります。
投資的経費は785億7,694万9,000円、前年度に比べ105億8,159万1,000円、15.6%の増で、構成比は22.1%となっております。これは、補助事業費及び単独事業費がいずれも前年度に比べ増となったことによるものであります。
また、その他の経費は1,130億9,007万5,000円、前年度に比べ88億4,593万円、7.3%の減で、構成比は31.7%となっております。これは、投資及び出資金、貸付金が中小企業資金融資預託貸付金等で前年度に比べ増となったものの、繰出金が公共用地取得事業特別会計繰出金等で減となったことなどによるものであります。
次に、
特別会計決算の概要について申し上げます。
病院、下水道、水道の各企業会計を除く特別会計14会計の決算額については、
最終予算額3,185億7,803万4,000円に対し、
歳入決算額は3,107億8,538万8,000円、収入割合は97.6%、
歳出決算額は3,105億9,542万5,000円で、支出割合は97.5%となっております。
主な特別会計について御説明します。
初めに、国民健康保険事業特別会計の決算額は、歳入が804億4,193万7,000円で、歳出が806億1,997万1,000円、また、翌年度への繰越額が8,896万6,000円となり、実質収支において2億6,700万円の不足が生じたため、平成20年度からの繰上充用により対応しました。
歳入の主なものは、国民健康保険料や国庫支出金であり、歳出は、療養給付費や老人保健医療費拠出金であります。
次に、老人保健医療事業特別会計の決算額は、歳入が444億56万2,000円、歳出が448億9,186万4,000円となり、実質収支において4億9,130万2,000円の不足が生じたため、平成20年度からの繰上充用により対応しました。
歳入の主なものは医療費交付金であり、歳出は老人保健医療費であります。
次に、介護保険事業特別会計の決算額は、歳入が355億3,521万1,000円、歳出が348億6,721万9,000円となっております。歳入の主なものは介護給付費交付金や介護給付費負担金であり、歳出は保険給付費であります。
次に、公債管理特別会計の決算額は、歳入歳出がそれぞれ1,223億814万円となっております。歳入の主なものは繰入金や借換債であり、歳出は元金や利子であります。
以上で、総括説明を終わらせていただきますが、平成19年度におきましても、大変厳しい財政状況の中での予算執行となりましたが、全庁を挙げ、財源の確保と計画的かつ効率的な予算の執行により、経費の節減に努めたところであります。
分科会の御審議につきましても、何とぞよろしくお願いを申し上げまして、御説明を終わらせていただきます。
20 ◯委員長(川岸俊洋君) 次に、平成19年度病院事業会計決算の総括説明をお願いいたします。保健福祉局長。
21 ◯保健福祉局長(宮野光正君) 平成19年度病院事業会計決算について御説明申し上げます。なお、説明は、病院事業会計決算書を使用させていただきます。
決算書の19ページをお開きください。
初めに、概況を御説明申し上げます。
本市の病院事業は、地域住民の医療需要にこたえるため、地域の中核的な病院として診療体制の充実を図り、高度医療や救急医療等の整備拡充に努めております。
青葉病院では、新たにサーモグラフィー装置体表面温度測定器等の医療機器を購入したほか、院内整備としては、DPC診断群分類による包括評価制度の導入に向け、病院情報システムにデータ入力機能を追加するとともに、電子レセプトシステムを導入いたしました。また、地域における医療水準及び医師の資質向上を図るため、引き続き管理型臨床研修病院として卒後臨床研修医4名と協力型臨床研修病院として卒後臨床研修医2名を受け入れたほか、後期臨床研修医4名を受け入れました。
海浜病院では、更新としてMRI磁気共鳴断層撮影装置等を購入したほか、院内整備としては、平成21年5月稼働予定の病院情報システムの専用電源設備等に着手したほか、ICU集中治療室及びCCU冠動脈疾患管理室の空調設備の改修工事等を行いました。また、引き続き協力型臨床研修病院として、卒後臨床研修医2名を受け入れたほか、後期臨床研修医1名を新たに受け入れました。
次に、決算状況について御説明申し上げます。
2ページと3ページをお願いします。
初めに、収益的収入ですが、病院事業会計全体につきましては、3ページ、一番下の合計欄、予算額170億1,442万4,000円、決算額154億9,371万7,000円で、15億2,070万7,000円の減額となっております。
内訳を申し上げますと、青葉病院の事業収益は、予算額96億4,596万円、決算額88億1,441万9,000円で、8億3,154万1,000円の減額でございます。減額になりましたのは、医業収益が入院収益等の減額により、予算額に対し3億8,695万3,000円下回り、また医業外収益が一般会計負担金等の減額により、予算額に対し4億4,523万9,000円下回ったこと等によるものでございます。
海浜病院の事業収益は、予算額73億6,846万4,000円、決算額66億7,929万8,000円で、6億8,916万6,000円の減額でございます。減額になりましたのは、医業収益が入院収益等の減額により、予算額に対し6億480万6,000円下回り、また、医業外収益が一般会計負担金等の減額により、予算額に対し8,361万1,000円下回ったこと等によるものでございます。
4ページと5ページをお願いいたします。
次に、収益的支出ですが、病院事業会計全体の収益的支出につきましては、5ページ、一番下の合計欄、予算額170億1,374万7,000円、決算額163億5,133万3,000円で、不用額は6億6,241万4,000円となっております。
内訳を申し上げますと、青葉病院の事業費用は、予算額96億4,581万1,000円、決算額94億1,988万1,000円で、不用額は2億2,593万円でございます。不用額が生じましたのは、医業費用が給与費及び経費等の減額により、予算額に対し2億3,970万2,000円下回ったこと等によるものでございます。
海浜病院の事業費用は、予算額73億6,793万6,000円、決算額69億3,145万1,000円で、不用額は4億3,648万5,000円です。不用額が生じましたのは、医業費用が給与費及び経費等の減額により、予算額に対し4億3,234万5,000円下回ったこと等によるものでございます。
この収益的収入及び支出により、青葉病院で6億921万3,000円、海浜病院で2億5,565万円、合計で8億6,486万3,000円の欠損金が生じました。
6ページと7ページをお願いいたします。
病院事業会計全体の資本的収入につきましては、7ページ、一番下の合計欄、予算額5億8,200万4,000円、決算額5億6,500万円で、1,700万4,000円の減額でございます。
内訳を申し上げますと、青葉病院の資本的収入は、予算額8,800万2,000円、決算額8,700万円で、100万2,000円の減額でございます。減額になりましたのは、企業債が予算額に対し100万円下回ったこと等によるものでございます。
海浜病院の資本的収入は、予算額4億9,400万2,000円、決算額4億7,800万円で、1,600万2,000円の減額でございます。減額になりましたのは、企業債が予算額に対し1,600万円下回ったこと等によるものでございます。
8ページと9ページをお願いいたします。
病院事業会計全体の資本的支出につきましては、9ページ一番下の合計欄、予算額26億5,692万2,000円、決算額26億996万1,000円で、不用額は4,696万1,000円となっております。
青葉病院の資本的支出は、予算額15億4,945万2,000円、決算額15億4,683万1,000円で、不用額は262万1,000円でございます。不用額が生じましたのは、開発費等の減額によるものでございます。
海浜病院の資本的支出は、予算額11億747万円、決算額10億6,313万円で、不用額は4,434万円でございます。不用額を生じましたのは、開発費等の減額によるものでございます。
なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額20億4,496万1,000円は、過年度分損益勘定留保資金等で補てんをいたしました。
以上が、平成19年度病院事業会計の決算状況でございます。
22 ◯委員長(川岸俊洋君) 次に、平成19年度下水道事業会計決算の総括説明をお願いいたします。下水道局長。
23 ◯下水道局長(中島英一郎君) 平成19年度下水道事業会計決算について御説明いたします。
下水道事業会計決算書をごらんいただきまして、12ページをお開き願います。
中段アの事業の実績でございますが、国の事業認可を受けた面積は1万3,067ヘクタールで、このうち1万2,112ヘクタールが整備済みとなり、整備率は92.7%となりました。
下水道汚水処理普及率は、前年度より0.2ポイント上昇し96.9%に、接続率については97.6%となっております。
また、下水道の主要事業といたしましては、管渠、ポンプ場及び処理場整備のため、147億7,137万3,000円を執行いたしました。これにより、雨水対策、合流改善、高度処理、汚水管渠整備などを推進しました。
次に、13ページをお開き願います。
経営状況でございますが、損益収支の総収益は、下水道使用料や一般会計からの繰入金などで、前年度に比べ1%増の218億4,000万5,000円となりました。
一方、総費用は、減価償却費や支払利息などで、前年度に比べ0.2%減の217億3,676万9,000円となりました。
この結果、総収益と総費用の差し引きで1億323万6,000円の純利益が生じ、前年度の繰越欠損金を差し引きしますと、当年度末未処理欠損金は4,691万4,000円となりました。
以上が、事業の概要でございます。
続いて、決算状況について御説明いたします。
1ページ、2ページにお戻り願います。
表の金額につきましては、1,000円未満四捨五入で説明をさせていただきます。
収益的収入及び支出から説明をさせていただきます。これは下水道事業の運営に伴う維持管理経費等とその財源に関するものです。
初めに、収益的収入ですが、第1款・下水道事業収益の予算額の合計欄228億66万3,000円に対し、決算額は224億7,258万6,000円で、予算額に比べ決算額は3億2,807万7,000円の減となっております。減額の主なものですが、第2項・営業外収益が予算額に比べ3億2,231万4,000円の減で、これは他会計補助金が予算額を下回ったことなどによるものです。
次に、収益的支出ですが、第1款・下水道事業費用の予算額の合計欄223億2,966万3,000円に対し、決算額は219億6,803万1,000円で、不用額は3億6,163万2,000円となっております。不用額の主なものですが、第1項・営業費用が2億9,452万4,000円の不用となっております。これは、業務費等が見込みを下回ったことによるものです。第2項・営業外費用の不用額は2億4,909万8,000円で、これは企業債借り入れの減による支払利息の減少などによるものです。
続いて、3ページ、4ページをお開き願います。
資本的収入及び支出ですが、これは、施設の建設投資、建設資金の調達及び償還などに関するものです。
初めに資本的収入ですが、第1款・資本的収入の予算額の合計欄284億7,603万4,000円に対し、決算額は188億9,941万1,000円で、予算額に比べ決算額は95億7,662万3,000円の減となっております。これは主に、第1項・企業債の発行額が55億6,510万円の減となったことによるものです。
次に、資本的支出ですが、第1款・資本的支出の予算額の合計欄366億3,891万円に対し、決算額は265億2,607万円で、翌年度繰越額の合計が79億6,554万6,000円となることから、不用額は21億4,729万4,000円となっております。不用額の主なものですが、第1項・建設改良費が15億1,596万1,000円で、これは契約差金などによるものです。
なお、表欄外に記載しておりますが、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額86億1,065万9,000円については、損益勘定留保資金などを充て、なお不足する額2億9,730万円については、当年度許可済企業債の未発行分をもって翌年度に措置いたします。
以上が、平成19年度下水道事業会計の決算状況でございます。よろしくお願いいたします。
24 ◯委員長(川岸俊洋君) 最後に、平成19年度水道事業会計決算の総括説明をお願いいたします。水道局長。
25 ◯水道局長(岩井秀樹君) 平成19年度水道事業会計決算について、千葉市水道事業会計決算書により御説明いたします。
初めに、事業の概況について御説明いたします。
決算書の13ページをお願いいたします。
1、概況、(1)総括事項の中ごろ、アの事業実績でございます。
平成19年度末で、計画給水区域内人口5万6,811人に対し、給水人口は4万4,072人で、前年度と比較して601人、1.4%の増加となり、普及率は77.6%、前年度と比較して0.6ポイントの増加となりました。このため、平成19年度の年間総給水量は456万2,761立方メートルで、前年度と比較して8万1,145立方メートル、1.8%の増加となりました。そのうち有収水量は437万306立方メートルで、前年度と比較して10万4,569立方メートル、2.5%の増加となり、有収率は95.8%で、前年度と比較して0.6ポイント増加いたしました。
また、改良事業としては、緑区あすみが丘1、2、7丁目地内の鉛給水管873件を改修するとともに、第3次拡張事業としては、平成20年度に給水開始を予定しているいずみ台ローズタウンに配水管を整備いたしました。
イの経営状況でございます。
営業収益は、第3次拡張事業の推進により、給水量、有収水量ともに増加したため、水道使用料収入は増となりましたが、専用水道から市営水道への一括切りかえによる新規加入者がなく、加入者負担金の収入が減となったため、前年度と比較して4,578万7,000円、4.3%の減となり、10億1,432万5,000円となりました。
営業費用は、高根給水場の供用開始による維持管理経費の増により、前年度と比較して7,687万円、5.0%の増となり、16億2,423万7,000円となりました。
このため、一般会計補助金は前年度と比較して1億3,812万2,000円、16.9%の増となり、9億5,454万3,000円となりました。
今後も、収益の確保と費用の縮減を図り、効率的かつ効果的な事業運営に努めてまいります。
次に、決算の状況について御説明いたします。
決算書の2ページ、3ページをお願いいたします。
1,000円未満を四捨五入して説明させていただきます。
初めに、(1)収益的収入及び支出でございます。これは、経常的な事業運営に伴う収支でございます。
まず、収入でございますが、第1款・水道事業収益は、右ページ、予算額の合計の欄で21億3,081万2,000円、その隣、決算額は20億7,243万9,000円、その隣の予算額に比べ決算額の増減は5,837万3,000円の減となっております。
決算額の増減の内訳ですが、第1項の営業収益が、第3次拡張事業の推進により給水量がふえたため、予算額に比べ2,214万5,000円の増となりました。第2項の営業外収益は他会計補助金が8,515万4,000円の減となりました。
次に、下の表の支出でございます。
第1款・水道事業費は、右ページ、予算額の合計の欄で20億6,150万9,000円、決算額は、その隣の欄で、20億1,453万7,000円、一つ飛びまして、不用額が4,697万2,000円となっております。
不用額の主なものは、第1項・営業費用の3,171万5,000円で、委託料、受水費などが見込みを下回ったことなどによるものでございます。
続いて、4ページ、5ページをお願いいたします。
(2)資本的収入及び支出でございます。これは、施設の建設改良に係る資金調達及び返済等に係る収支で、まず、上の収入でございますが、第1款・資本的収入は、右ページ、予算額の合計の欄、18億9,422万4,000円、その隣、決算額が16億2,375万円で、その隣の予算額に比べ決算額の増減は2億7,047万4,000円の減となりました。
減となりました主なものは、第1項の企業債で、契約差金等により企業債の借り入れが減額となったことによるものでございます。
次に、下の支出でございます。
第1款・資本的支出は、右ページ、予算額の合計の欄で24億8,589万1,000円、その隣、決算額は22億2,801万5,000円、二つ飛びまして、翌年度繰越額は9,209万9,000円、その隣の不用額は1億6,577万7,000円で、不用額の主なものは、委託や工事の契約差金でございます。
欄外でございますが、この結果、資本的収入額が資本的支出額に不足する額、6億426万5,000円は、損益勘定留保資金などで補てんいたしました。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
26 ◯委員長(川岸俊洋君) お聞きのとおりでございます。
以上で、本日の日程は終了いたしました。
次会は、10月2日、本会議散会後に委員会を開きます。
本日は、これをもって散会といたします。御苦労さまでした。
午後5時24分散会
─────────────────────────
千葉市議会委員会条例第29条の規定により署名する。
決算審査特別委員長 川 岸 俊 洋
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