千葉市議会 2007-09-18
平成18年度決算審査特別委員会(第1日目) 本文 開催日: 2007-09-18
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長(米持克彦君) ただいまから
決算審査特別委員会を開催していただくわけでございますが、本日は、最初の委員会でございますので、正副委員長の互選等をお願いいたします。
私より、年長委員であります中野弘議員を御紹介申し上げます。
それでは、中野弘議員、よろしくお願いいたします。
[議長退席、
年長委員着席]
─────────────────────────
午後2時22分開議
2 ◯年長委員(中野 弘君) ただいまから
決算審査特別委員会を開きます。
私が年長委員ということでありますので、委員長が互選されるまで委員長の職務を務めさせていただきます。
出席委員は54名、委員会は成立いたしております。
それでは、委員長の互選につきましては、指名推選の方法によることとし、私から指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
3 ◯年長委員(中野 弘君) 御異議ないものと認め、委員長には
三須和夫委員を指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
4 ◯年長委員(中野 弘君) 御異議ないものと認め、
三須和夫委員が委員長に当選されました。
それでは、委員長就任のごあいさつをお願いいたします。
[委員長 三須和夫君 登壇、拍手]
5 ◯委員長(三須和夫君) ただいま先輩同僚委員の皆様の温かい御推挙を賜りまして、
決算審査特別委員会の委員長としての重責を担わしていただくことになりました
自由民主党千葉市議会議員団の三須和夫でございます。
平成18年度決算が今後の千葉市市政に反映されますよう厳正かつ的確な審査がなされることを御期待申し上げるところでございますが、限られた時間の中での審査でございますので、皆様方のお力を貸していただき、慎重かつ公平に効率よく審査ができますよう精一杯務めさせていただく所存でございますので、どうか皆様方には御支援、御協力を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げまして、委員長就任に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。
どうぞ、よろしくお願いします。(拍手)
6 ◯年長委員(中野 弘君) それでは、委員長席を交代いたします。
皆様方の御協力を感謝いたします。(拍手)
[
年長委員退席、委員長着席]
7 ◯委員長(三須和夫君) 引き続き、副委員長の互選につきましては、指名推選の方法によることとし、私から指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
8 ◯委員長(三須和夫君) 御異議ないものと認め、副委員長には
三瓶輝枝委員を指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
9 ◯委員長(三須和夫君) 御異議ないものと認め、
三瓶輝枝委員が副委員長に当選されました。
それでは、副委員長就任のごあいさつをお願いいたします。
[副委員長 三瓶輝枝君 登壇、拍手]
10 ◯副委員長(三瓶輝枝君) ただいま副委員長に就任させていただきました民主党の三瓶輝枝でございます。
私自身、大変微力ではございますが、委員長を補佐し、厳正でかつ効率的に委員会運営を務めさせていただきたいと思います。ぜひ、先輩そして同僚委員の皆様の御指導並びに御協力をいただきますようお願い申し上げまして、就任のあいさつとさせていただきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。(拍手)
11 ◯委員長(三須和夫君) 次に、委員席につきましては、ただいまお座りの席を指定いたします。
次に、議案第133号から第150号までの決算議案審査のため、二つの分科会を設置することとし、その区分については、第1分科会は
総務委員会所管、
都市消防委員会所管及び
環境建設委員会所管中建設局関係、第2分科会は、
保健下水委員会所管、
経済教育委員会所管及び
環境建設委員会所管中環境局・水道局関係とし、それぞれ27名の委員定数をもって構成いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
12 ◯委員長(三須和夫君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
次に、分科会委員の選任につきましては、お手元に配付の委員表のとおり指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
13 ◯委員長(三須和夫君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
──────────────────────────
14 ◯委員長(三須和夫君) 次に、分科会主査、副主査についてでありますが、まず、分科会主査につきましては、委員長及び副委員長が分科会主査を兼ねることとなっておりますので、第1分科会主査を私が、第2分科会主査を副委員長が務めますので、御了承願います。
次に、副主査の互選につきましては、指名推選の方法によることとし、私から指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
15 ◯委員長(三須和夫君) 御異議ないものと認め、第1分科会副主査には
長谷川弘美委員を、第2分科会副主査には奥井憲興委員を指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
16 ◯委員長(三須和夫君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
次に、
決算審査特別委員会に理事会を設置し、理事会は
議会運営委員会の構成をもって充てることといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
17 ◯委員長(三須和夫君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
議事の都合により暫時休憩いたします。
午後2時30分休憩
──────────────────────────
午後3時5分開議
18 ◯委員長(三須和夫君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。
まず、平成18年度
一般会計決算及び各
特別会計決算の総括説明をお願いいたします。財政局長。
19 ◯財政局長(山本勝己君) 平成18年度決算の概要について総括説明を申し上げます。
私から一般会計及び特別会計について申し上げ、各企業会計につきましては、引き続き所管局長より申し上げます。それでは、お手元の平成18年度主要施策の成果説明書の目次をごらんください。
1の予算執行の概況につきましては、今議会冒頭の提案理由説明で市長より申し上げましたので省略をさせていただき、本日は2の
一般会計決算の概要から4の
特別会計決算の概要までを申し上げ、6の局別決算状況につきましては、あす19日からの分科会で各所管部局より御説明申し上げます。また、5の決算額状況表につきましては、本日申し上げる内容の基礎数値となっておりますので、適宜ごらんいただきたいと思います。
なお、施設名称等における仮称につきましては省略させていただきます。
それでは、2ページをお願いいたします。
初めに、
一般会計決算の概要であります。
平成18年度の一般会計は、最終予算額3,765億5,000万8,000円に対しまして、歳入決算額は3,491億9,519万1,000円で、収入割合は92.7%、また、歳出決算額は3,468億6,921万6,000円で、支出割合は92.1%となっております。
歳入歳出の差し引き額は、23億2,597万5,000円で、翌年度への
繰越事業充当財源21億1,202万9,000円を差し引いた実質収支は、2億1,394万6,000円となり、平成18年度も引き続き黒字となったものの、昭和41年度以降で最小の額となっております。
次に、歳入についてですが、まず、市税は法人市民税及び個人市民税が企業収益の改善や税制改正の影響等により増収となったことなどから、市税全体の決算額は1,677億485万2,000円となり、前年度に比べ2.5%の増となっております。
次に、市債は、科学館や
保健福祉センターの整備などの財源として活用したほか、退職者数の増に伴い退職手当債を新たに発行したことなどから、決算額は659億6,250万円となり、前年度に比べ14.6%の増となっております。
次に、国庫支出金は、
まちづくり交付金収入や
生活保護費収入などが増となったものの、NTT無
利子貸付償還金収入や
児童扶養手当給付費収入などが減となったことにより、決算額は374億2,878万3,000円となり、前年度に比べ12.1%の減となっております。
次に、繰入金は、市債管理基金からの借り入れが増となったものの、土地開発基金が前年度に廃止したことや財政調整基金からの繰り入れなどが減少したことにより、決算額は50億1,138万2,000円となり、前年度に比べ56%の減となっております。
次に、繰越金の決算額は、49億9,679万1,000円となり、前年度に比べ10.3%の減となっております。
次に、地方交付税は、市税収入の増などにより普通交付税が不交付となったことから、決算額は特別交付税分の5億4,124万5,000円となり、前年度に比べ87.5%の減となっております。なお、
臨時財政対策債を加えますと、決算額は109億9,364万5,000円であります。
その他といたしまして、諸収入の決算額は179億6,708万円となり、前年度に比べ23.3%の減となっており、地方譲与税の決算額は、所得譲与税が増となったことから87億7,986万1,000円となり、37%の増となっております。また、県支出金の決算額は49億2,539万7,000円で、13.1%の増となっております。
以上で、歳入を終わりまして、次に、歳出について申し上げます。
4ページをお願いいたします。
まず、民生費についてです。
決算額は916億6,775万8,000円で、構成比は26.4%となっております。
保健福祉基盤の充実については、各区の
地域福祉計画推進協議会を設置しました。また、
保健福祉センターの整備については、緑区及び美浜区に完成したほか、中央区で引き続き整備を進めるとともに、花見川区及び稲毛区で基本設計を行いました。高齢者福祉については、新たに高齢者いきいき健康園芸事業を実施したほか、美浜区に
高齢者スポーツ広場を整備しました。また、介護サービスの基盤整備については、引き続き
特別養護老人ホーム等の整備に対し助成を行いました。
児童福祉については、
乳幼児医療費助成の対象年齢を拡大したほか、児童手当の支給対象年齢についても引き上げました。また、
子育てリラックス館を1カ所、子どもルームを5カ所新設するとともに、子ども交流館、子育て支援館の整備を進めたほか、ファミリー・サポート・センターの運営では各区にサブリーダーを配置しました。さらに、
母子生活支援施設及び児童養護施設の改築に助成を行うとともに、ひとり親家庭のための土日・夜間電話相談を開始したほか、児童相談所一時保護所の増改築に着手しました。
このほか、保育施策として、私立保育園の新設及び改築の整備助成や新たに開設した保育園へ運営費助成を行うほか、定員変更や弾力化により受け入れ枠を拡大し、待機児童の解消に努めるとともに、全ての保育所・園で障害児の受け入れ体制を整備しました。また、一時・特定保育の拡充や
地域子育て支援センターを2カ所増設したほか、保育ルームへの助成を拡充しました。
障害者福祉については、
障害者自立支援法の施行に伴い、
障害福祉サービスや
自立支援医療等の給付を行うとともに、第1期障害福祉計画を策定しました。また、
グループホーム等入居者の家賃助成を行ったほか、千葉県
障害者就労事業振興センターの運営に参画しました。このほか、桜木園の入所及び短期入所の定員を拡充するとともに、新たに
重症心身障害児者通園事業を開始しました。
次に、土木費ですが、決算額は687億4,175万9,000円で、構成比は19.8%となっております。
道路の整備については、市道の新設改良や
交通安全施設整備を推進するとともに、歩道の段差解消などの
バリアフリー化を引き続き行いました。また、国・県道の整備として、
椿森陸橋交差点改良工事や
県道浜野四街道長沼線ほか4路線の新設改良を推進しました。
さらに、
放置自転車対策として、鎌取駅ほか2駅周辺に
路上自転車駐車場を整備したほか、千葉みなと駅の
自転車駐車場等の整備を推進しました。
街路の整備については、主要幹線街路として新港横戸町線ほか5路線、幹線街路として大膳野町誉田町線ほか12路線の整備等を推進しました。
また、誉田町周辺のまちづくりとして、橋上駅舎及び駅北側の駅前広場を引き続き整備したほか、
駅周辺幹線道路の用地買収を行いました。
河川の整備及び排水対策については、勝田川等の改修を引き続き推進するとともに、宇那谷調整池や土気北第1西排水路ほかの排水路整備等を行いました。
魅力ある都心と拠点づくりの推進については、蘇我特定地区において、土地区画整理や川崎町南北線整備の補助等を行い、基盤整備の促進を図ったほか、蘇我駅自由通路の設計委託等を行いました。また、中央第六地区では、市街地再開発事業の
施設建築物工事等に対する補助を行いました。
土地区画整理については、寒川第一地区及び東幕張地区の道路築造等を行うとともに、
千葉中央港地区の道路整備等に対する補助を行うなど、事業の促進を図りました。
都市モノレールについては、都市計画変更のための基本設計等を行いました。
都市公園の整備については、花島公園に
野外活動ゾーンを整備したほか、昭和の森では、園路改修などの再整備を行いました。また、稲毛海浜公園では、公園球技場のシャワー室棟の整備を行ったほか、石橋記念公園の基本・実施設計や
山王南なかよし公園等の整備を行いました。
市営住宅の整備については、仁戸名町団地の建てかえを完了するとともに、宮野木町第1団地の入居者移転を推進しました。
特定優良賃貸住宅については、入居者に家賃補助を行うとともに、
中途入居者差額補助を行いました。
花のあふれる
まちづくり推進については、3
都心フラワープロムナードや
手づくりトピアリーなど、市民との各種の協働事業を展開しました。
6ページをお願いいたします。
次に、教育費についてですが、決算額は408億2,977万4,000円で、構成比は11.8%になっております。
幼児教育の振興については、私立幼稚園への教材費助成を拡充したほか、新たに幼児期の諸問題の調査、
総合巡回相談等を実施しました。
義務教育の充実については、各学校の創意工夫に満ちた特色ある教育活動への支援や、少
人数学習指導教員を小学校1学年から3学年まで配置したほか、移動教室、農山村留学などを実施しました。また、すべての中学校で校内LANの
セキュリティー強化を図るとともに、防犯用具の配備や
学校セーフティーウオッチャーによる見守り活動を実施しました。
学習障害など障害のある児童生徒への対応については、
学校訪問相談員の増員や
肢体不自由児等を支援するボランティアの派遣を行いました。
教育環境の充実については、学校適正配置の基本的な考え方をまとめたほか、中高一貫教育を行う
稲毛高等学校附属中学校の諸準備や
千葉高等学校の改築を進めました。また、宮崎小学校の校舎増築工事、花園中学校の改築基本設計などを行ったほか、2系統目のトイレ改修に向けた実施設計を行いました。さらに、校舎の耐震補強改修を進めるとともに、
千城台南中学校の外部改修や屋内運動場の
耐震化優先度調査を行ったほか、引き続き、既存校にエレベーターを設置しました。このほか、小・中・高等・養護学校に
自動体外式除細動器を設置するとともに、
新港学校給食センター改築に向けた旧施設の解体工事等を実施しました。
高等学校教育の振興については、
千葉高等学校の単位制導入のためのシステムを導入しました。
青少年の健全育成の推進については、問題行動を起こしている児童生徒等の立ち直り支援などを実施しました。
生涯学習の推進については、第3次生涯学習推進計画に基づく
学習支援ネットワークの充実強化などを図りました。また、施設整備については、公民館を計画的に改修するとともに、おゆみ野公民館の整備や科学館の用地取得などを行ったほか、中央図書館の自動出納書庫の増設や
インターネット予約等のシステム整備を新たに行いました。
芸術文化の振興については、市民芸術祭を開催したほか、
市民オペラ公演などの鑑賞事業を実施しました。
市民スポーツの振興については、
中田スポーツセンターを整備したほか、
国際千葉駅伝等の支援を行いました。
次に、衛生費についてですが、決算額は384億7,467万8,000円で、構成比は11.1%となっております。
保健医療基盤の充実については、
看護師養成施設を整備しました。
健康づくりの推進については、新世紀ちば健康プランの中間年の見直しに向け、実態調査等の分析を行ったほか、老人保健対策として、65歳以上を対象に生活機能評価を実施するとともに、新たにがん検診の新手法についての調査研究を行いました。
保健医療の充実については、病院事業の経営実態の調査、分析等を行ったほか、エイズ対策を強化しました。
動物保護指導については、
動物保護指導センターにマイクロチップリーダーを設置しました。
食品・環境衛生対策については、
食品衛生監視指導計画を策定し、
食品製造施設等の監視指導や飲食店の巡回指導を行いました。また、
環境衛生営業施設、特定建築物等の監視指導の強化及び自主管理体制の推進を図りました。
斎園の整備については、引き続き平和公園の墓地整備などを実施しました。
廃棄物対策については、新たな
ごみ処理基本計画を策定したほか、古紙、布類の分別収集の全市への拡大や生ごみ処理機等の購入費補助を行うとともに、事業系ごみの適正排出指導や夜間、休日の不法投棄監視を行いました。また、3清掃工場において、ISO14001の認証を取得したほか、
北清掃工場長期責任型運営維持管理事業者の選定を行いました。さらに、
下田最終処分場の跡地利用として、市民ゴルフ場のコース造成や
クラブハウス等の建設を行うとともに、旧新港清掃工場の解体に着手しました。
環境保全対策については、
エコファミリーづくりなどの
地球温暖化防止キャンペーン等を実施するとともに、
地球温暖化対策地域協議会の活動を通じた取り組みを推進しました。また、市有施設の
ESCO事業導入方針策定調査を行ったほか、
小中学生向け環境教材の作成など、環境教育の推進を図りました。
自然保護対策については、
大草谷津田いきものの里を開設したほか、谷津田の自然の保全協定の締結などを行いました。
自動車公害対策については、新たに
自動車公害防止計画を策定したほか、低公害車の民間購入支援やエコドライブの普及啓発を行いました。
水環境保全対策については、水生生物調査などを行ったほか、
地下水汚染対策などを実施しました。
8ページをお願いします。
次に、総務費についてですが、決算額は345億8,589万3,000円で、構成比は10%となっております。
広報活動については、市民に市政情報をきめ細かく提供するため、市政だより等の広報紙誌の発行などを行うとともに、国際化の推進については、
国際文化フェスティバルの実施や国際交流・国際協力団体に対して活動費の一部助成を行いました。
総合交通ビジョンについては、基本方針と取り組みの方向性等を示す素案を策定しました。また、
シティセールスの推進については、
シティセールス戦略プラン策定のための調査等を行いました。
人材確保の取り組みについては、新たに
民間企業等職務経験者の採用試験を実施しました。
情報化の推進については、ちはなちゃんコールちばの設置に向け、基本設計を行ったほか、電子入札や市税、国民健康保険料の電子収納を開始するとともに、コンビニ収納もあわせて開始しました。
防犯対策については、新たに青色回転灯装備車による防犯パトロールを開始するとともに、地域防犯ネットワークづくりの推進や地域防犯パトロール隊への活動物品の支給を実施したほか、新たにパトロール隊交流会の開催や防犯アドバイザーの派遣などを実施しました。
区行政の充実については、区民まつりなどの区民ふれあい事業や花のあふれるまちづくりをテーマとした事業を実施したほか、市民センター4カ所に自動ドアを設置しました。
都市防災体制の強化については、各区に地震計を設置するための基本・実施設計や地域防災無線をデジタル化するための基本設計を実施したほか、自主防災組織を育成するとともに、国民保護計画を策定しました。
文化振興については、文化交流プラザの土地、建物を取得するとともに、美浜文化ホールの建設を引き続き行ったほか、芸術文化新人賞を実施しました。
男女共同参画の推進については、新たに男性専用相談や事業所研修支援を実施したほか、男女共同参画意識の啓発等を目的とした講座を開催しました。
次に、商工費についてですが、決算額は134億2,440万4,000円で、構成比は3.9%になっております。
市内産業の振興対策については、産業振興財団の各種支援事業等を引き続き実施したほか、ビジネス支援センターの整備を進めるとともに、企業立地助成制度の拡充などを実施しました。
商店街活性化対策については、新たにあきんどにぎわい塾等に対する支援などの各種助成事業を実施したほか、中心市街地活性化対策として、TMO等への支援や基本計画の策定に取り組みました。
観光振興対策については、地域観光振興計画を策定したほか、旅フェア2006に出展しました。
また、暮らしのプラザにおいては、消費者情報の提供や相談等の支援などを行い、消費者利益の擁護及び増進を図りました。
次に、消防費については、決算額が115億8,027万6,000円で、構成比は3.3%となっております。
消防体制の強化については、幕張出張所の建てかえに伴う実施設計等を行うとともに、地区消防力の充実強化のため、消防団器具置き場の整備を行うほか、大型油圧救助器具の6消防署への配備や画像電送システム更新に伴う実施設計を行いました。
救急業務の高度化推進については、救急救命士を養成するとともに、気管挿管、薬剤投与の研修等の充実や
自動体外式除細動器の普及啓発などを行うほか、予防消防体制の充実として、住宅用防災機器の設置の推進や住宅防火対策の強化を図りました。
その他といたしまして、農林水産業費については、農用地の有効利用を促進するとともに、地場農産物の地産地消を推進したほか、集落営農組織などへの研修等を行いました。また、緑農住区開発関連土地基盤整備について、換地設計等を行うとともに、いずみグリーンビレッジの拠点整備として、乳牛育成牧場周辺の活動拠点施設の新築工事や下田地区の実施設計などを行ったほか、森林振興対策としてサンブスギ溝腐病被害木の抜倒駆除等を行いました。
労働費については、雇用対策として就職相談室、無料職業紹介所において就業支援などを行うとともに、労働情報の提供等の実施や技能功労者等表彰事業を引き続き実施しました。
以上で、歳出を終わりまして、次の10ページをお願いいたします。
一般会計の財政構造について申し上げます。
まず、歳入についてです。
自主財源は2,073億6,322万6,000円、前年度に比べ131億2,484万3,000円、6%の減で、構成比は59.4%となっております。これは市税が前年度に比べ増となったものの、繰入金が減となったことなどによるものであります。
一方、依存財源は1,418億3,196万5,000円、前年度に比べ17億9,136万8,000円、1.3%の増で、構成比は40.6%となっております。国庫支出金が前年度に比べ減となったものの、市債や地方譲与税が増となったことなどによるものであります。
次に、歳出についてですが、義務的経費は1,569億3,785万3,000円、前年度に比べ10億1,652万4,000円、0.7%の増で、構成比は45.2%となっております。これは公債費が減となったものの、扶助費や人件費が増となったことによるものであります。
投資的経費は679億9,535万8,000円、前年度に比べ59億4,829万8,000円、8%の減で、構成比は19.6%となっております。これは普通建設事業費の補助事業費が文化交流プラザ整備などで前年度に比べ増となったものの、単独事業費が新港横戸町線整備や桜木園整備などで減となったことによるものであります。
また、その他の経費は1,219億3,600万5,000円、前年度に比べ37億3,088万5,000円、3%の減で、構成比は35.2%となっております。これは補助費等が土地開発基金借入金償還元金等で減になったことや投資及び出資金、貸付金が千葉
都市モノレール経営改善貸付金等で減となったことなどによるものです。
次に、
特別会計決算の概要について申し上げます。
病院、下水道、水道の各企業会計を除く特別会計14会計の決算額については、最終予算額2,953億9,364万円に対して、歳入決算額は2,899億4,604万6,000円で、収入割合は98.2%、歳出決算額は2,883億9,099万3,000円で、支出割合は97.6%となっております。
特別会計の主なものについて御説明します。
初めに、国民健康保険事業特別会計の決算額は、歳入が745億2,716万7,000円、歳出が738億2,115万7,000円となっており、歳入の主なものは、国民健康保険料や国庫支出金であり、歳出は療養給付費や老人保健医療費拠出金であります。
次に、老人保健医療事業特別会計の決算額は、歳入が449億4,343万円、歳出が448億4,870万7,000円となっております。歳入の主なものは医療費交付金であり、歳出は老人保健医療費であります。
次に、介護保険事業特別会計の決算額は、歳入が327億4,759万7,000円、歳出が322億1,026万8,000円となっております。歳入の主なものは介護給付費交付金や介護給付費負担金であり、歳出は保険給付費であります。
次に、公共用地取得事業特別会計の決算額は、歳入歳出がそれぞれ146億7,951万5,000円となっております。歳入の主なものは公共用地先行取得事業収入であり、歳出は公債費であります。
最後に、公債管理特別会計の決算額は、歳入歳出がそれぞれ971億9,539万4,000円となっており、歳入の主なものは繰入金や市債であり、歳出は元金や利息であります。
以上で、総括説明を終わらせていただきますが、平成18年度におきましても、大変厳しい財政状況の中での予算執行となりましたが、全庁を挙げ、財源の確保と計画的、効率的な予算の執行により経費の節減に努めたところでございます。
分科会の御審議につきましても、何とぞよろしくお願い申し上げまして、説明を終わらせていただきます。
20 ◯委員長(三須和夫君) 次に、平成18年度病院事業会計決算の総括説明をお願いいたします。保健福祉局長。
21 ◯保健福祉局長(高梨茂樹君) 平成18年度病院事業会計決算について御説明申し上げます。なお、説明資料は、病院事業会計決算書を使用させていただきます。
初めに、事業概況を御説明申し上げます。
決算書の19ページをお願いします。
本市の病院事業は、地域住民の医療需要にこたえるため、地域の中核的な病院として診療体制の充実を図り、高度医療や救急医療などの整備拡充に努めています。
青葉病院では、オープンMRI磁気共鳴撮影装置などの医療機器を購入したほか、院内整備としては、コージェネレーションシステムの整備工事などを行いました。また、地域における医療水準の向上及び医師の資質向上を図るため、前年度に引き続き管理型臨床研修病院として卒後臨床研修医4名と、協力型臨床研修病院として卒後臨床研修医4名を受け入れたほか、新たに後期臨床研修医3名を受け入れました。
海浜病院では、更新としてコンピューテッドラジオグラフィーシステムなど、新規にホルマリン消毒装置などを購入し、院内整備としては、病院情報システムのシステム設計などに着手したほか、ICU・CCU空調設備の改修工事に伴う実施設計などを行いました。また、前年度に引き続き、協力型臨床研修病院として卒後臨床研修医2名を受け入れたほか、財団法人日本医療機能評価機構が医療の質や患者サービス機能を第三者として評価する病院機能評価を受審し、認定病院として評価を受けました。
次に、患者利用状況を御説明申し上げます。
青葉病院の入院患者は延べ11万2,240人、外来患者は延べ20万8,826人で、前年度と比較し、入院患者は2,261人の増、外来患者は2,253人の増となっております。海浜病院の入院患者は延べ8万8,215人、外来患者は延べ18万2,448人で、前年度と比較し、入院患者は2,632人の減、外来患者は7,262人の減となっております。
次に、決算状況について御説明申し上げます。
決算書の2ページと3ページをお願いいたします。
初めに、収益的収入ですが、病院事業会計全体の収益的収入につきましては、一番下の合計欄、右ページですが、予算額170億9,484万6,000円、決算額159億5,980万8,000円で、11億3,503万8,000円の減額となっております。
内訳を申し上げますと、青葉病院の事業収益は、予算額98億909万6,000円、決算額89億5,619万8,000円で、8億5,289万8,000円の減額です。減額になりましたのは、医業収益が入院収益などの減額により、予算額に対し2億67万5,000円下回り、また、医業外収益が一般会計負担金などの減額により、予算額に対し6億5,452万2,000円下回ったことなどによるものであります。
海浜病院の事業収益は、予算額72億8,575万円、決算額70億360万9,000円で、2億8,214万1,000円の減額です。減額になりましたのは、医業収益が入院収益などの減額により、予算額に対し3,207万5,000円下回り、また医業外収益が一般会計負担金などの減額により、予算額に対し2億5,433万1,000円下回ったことなどによるものであります。
なお、事業収益を前年度と比較いたしますと、青葉病院では2億6,030万8,000円の減額、海浜病院では3,334万2,000円の増額となっております。
4ページと5ページをお願いします。
次に、収益的支出ですが、病院事業会計全体の収益的支出につきましては、一番下の合計欄、右ページですが、予算額170億9,382万1,000円、決算額164億9,929万2,000円で、不用額は5億9,452万9,000円となっております。
内訳を申し上げますと、青葉病院の事業費用は、予算額98億848万5,000円、決算額94億1,867万8,000円で、不用額は3億8,980万7,000円です。不用額が生じましたのは、医業費用が給与費及び材料費などの減額により、予算額に対し3億8,946万1,000円下回ったことなどによるものです。
海浜病院の事業費用は、予算額72億8,533万6,000円、決算額70億8,061万4,000円で、不用額は2億472万2,000円です。不用額が生じましたのは、医業費用が給与費及び経費等の減額により、予算額に対し2億324万2,000円下回ったことなどによるものです。
この収益的収入及び支出により、青葉病院で4億6,742万2,000円、海浜病院で8,067万4,000円、計5億4,809万6,000円の欠損金が生じました。
6ページと7ページをお願いします。
病院事業会計全体の資本的収入につきましては、一番下の合計欄、右ページですが、予算額6億6,600万4,000円、決算額6億3,300万円で、3,300万4,000円の減額です。
内訳を申し上げますと、青葉病院の資本的収入は、予算額2億8,100万2,000円、決算額2億8,000万円で、100万2,000円の減額です。減額になりましたのは、企業債が予算額に対し100万円下回ったことなどによるものです。海浜病院の資本的収入は、予算額3億8,500万2,000円、決算額3億5,300万円で、3,200万2,000円の減額です。減額になりましたのは、企業債が予算額に対し3,200万円下回ったことなどによるものであります。
8ページと9ページをお願いします。
病院事業会計全体の資本的支出につきましては、一番下の合計欄、右ページでありますが、予算額26億6,812万3,000円、決算額26億3,466万1,000円で、不用額は3,346万2,000円となっております。
青葉病院の資本的支出は、予算額17億6,504万8,000円、決算額17億6,453万円となり、不用額は51万8,000円です。不用額が生じましたのは、開発費などの減額によるものです。
海浜病院の資本的支出は、予算額9億307万5,000円、決算額8億7,013万円となり、不用額は3,294万5,000円です。不用額を生じましたのは建設改良費などの減額によるものです。
なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額20億166万1,000円は、過年度分損益勘定留保資金などで補てんしました。
以上が、平成18年度病院事業会計の決算状況です。
22 ◯委員長(三須和夫君) 次に、平成18年度下水道事業会計決算の総括説明をお願いいたします。下水道局長。
23 ◯下水道局長(中島英一郎君) 平成18年度下水道事業会計決算について御説明申し上げます。
下水道事業会計決算書をごらんください。12ページをお開き願います。
まず、事業の概況から御説明いたします。
下水道は、快適で衛生的な生活環境への改善、雨水排除による浸水の防除及び公共用水域の水質の保全のため欠くことのできない重要な都市基盤施設であるとともに、地球環境に配慮した循環型社会の形成に大きな役割を担っております。
このため第2次5か年計画において、公共下水道を快適な生活環境に整え、安全で災害に強いまちづくりを進めるために必要な施設とし、汚水管渠整備、浸水被害を軽減するための雨水対策、合流改善、高度処理などを整備推進しています。このうち、汚水管渠整備については、全体計画面積を中央、印旛及び南部の3処理区に分け、整備を推進しておりますが、平成18年度末の下水道汚水処理普及率については前年度より0.7ポイント上昇し96.7%に達しました。
事業の実績ですが、平成18年度末事業認可面積は1万3,067ヘクタールで、このうち1万2,077ヘクタールが整備済みとなり、整備率は92.4%となりました。なお、整備区域内人口のうち、下水道に接続した人口の割合は97%となっております。また、下水道事業の主要事業といたしまして、管渠、ポンプ場及び処理場整備のため136億9,474万円を執行しました。
13ページをお開き願います。
次に、経営状況についてですが、損益収支において収入面では、下水道使用料が121億968万円に、雨水処理負担金等一般会計からの繰入金などを加えた総収益は216億3,170万円となりました。支出面については、支払利息や減価償却費等で総費用が217億8,185万円となりました。その結果、総収益と総費用において、差し引き1億5,015万円の損失が生じました。今後も、より安全で快適な都市環境を実現するため、衛生的な生活環境の改善、雨水排除による浸水の防除などを着実に推進するとともに、より一層のコスト縮減等を図り、経営の健全化に努めてまいります。
以上が、事業の概況でございます。
次に、決算状況について御説明いたします。
1ページ、2ページにお戻り願います。
収益的収入及び支出から説明させていただきます。これは下水道事業の運営に伴う維持管理経費等とその財源に関するものです。
収益的収入についてですが、第1款・下水道事業収益の予算額の合計欄231億6,465万円に対し、決算額は222億6,799万円で、予算額に比べ決算額は8億9,665万円の減となっております。減額の主なものですが、第1項・営業収益は、予算額に比べ4億9,527万円の減で、主に下水道使用料が予算額を下回ったことによるものです。第2項・営業外収益は、予算額に比べ4億207万円の減で、他会計補助金が予算額を下回ったことなどによるものです。
次に、収益的支出についてですが、第1款・下水道事業費用の予算額の合計欄226億4,911万円に対し、決算額は219億8,660万円で、不用額は6億6,251万円となっております。不用額の主なものですが、第1項・営業費用が6億8,601万円の不用となっておりますが、これは業務費等が見込みを下回ったことによるものです。第2項・営業外費用の不用額は9,851万円で、これは企業債借り入れの減による支払利息の減少などによるものです。
続いて、3ページ、4ページをお開き願います。
資本的収入及び支出ですが、これは施設の建設投資、建設資金の調達及び償還などに関するものです。
資本的収入についてですが、第1款・資本的収入の予算額の合計欄291億4,739万円に対し、決算額は196億7,024万円で、予算額に比べ決算額は94億7,714万円の減となっております。減額の主なものですが、第1項・企業債が56億5,760万円の減で、これは継続費逓次繰越等に伴う財源充当額42億5,600万円を翌年度に繰り越したことなどによるものです。
次に、資本的支出についてですが、第1款・資本的支出の予算額の合計欄372億2,428万円に対し、決算額は262億1,248万円で、翌年度繰越額の合計が79億7,637万円、不用額は30億3,542万円となっております。不用額の主なものですが、これは第1項・建設改良費が22億6,143万円で、これは契約差金などによるものです。
なお、表欄外に記載しておりますが、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額91億423万円については、損益勘定留保資金などを充て、なお不足する額9億8,400万円については、当年度許可済企業債の未発行分をもって翌年度に措置いたします。
以上が、平成18年度下水道事業会計の決算状況でございます。よろしくお願いいたします。
24 ◯委員長(三須和夫君) 最後に、平成18年度水道事業会計決算の総括説明をお願いいたします。水道局長。
25 ◯水道局長(武藤昌義君) 平成18年度水道事業会計の決算について、千葉市水道事業会計決算書により御説明いたします。
決算書の13ページをお開きください。
初めに、1、概況、(1)総括事項でございます。
水道は、健康で文化的な市民生活の維持及び向上に欠かすことのできないものであるとともに、その供給についても良質なサービスが求められています。このため、水道局においては、未給水区域の解消と安全で安心な水の安定した供給を基本的な方針として、水道事業の運営に努めております。
イの事業実績でございます。
拡張事業では、第3次拡張事業により、新たに若葉区高根団地に給水を開始するとともに、給水の拠点施設となる高根給水場を整備いたしました。
改良事業では、既設配水管の改良工事を実施するとともに、鉛管改修工事を実施いたしました。
計画給水区域内人口5万6,464人に対し、給水人口は4万3,471人で、前年度と比較して816人、1.9%の増加となりました。このため、普及率は77.0%となり前年度と比較して1.2ポイントの増加となりました。給水量は448万1,616立方メートルで、前年度と比較して19万8,579立方メートル、4.6%の増加となりました。有収水量は426万5,737立方メートルで、前年度と比較して12万7,244立方メートル、3.1%の増加となりました。有収率は95.2%で、前年度と比較して1.4ポイントの減少となりました。
ロの経営状況でございます。
営業収益は、給水量、有収水量ともに増加し、10億6,011万3,000円となりましたが、前年度と比較して、その他営業収益のうち加入者負担金の減により1,830万1,000円、1.7%の減額となりました。
一方、営業費用は15億4,736万7,000円となり、前年度と比較して1,496万1,000円、1.0%の増額となりました。このため、一般会計補助金は8億1,642万円となり、前年度と比較して1,831万9,000円、2.3%の増額となりました。今後も収益の確保と費用の縮減を図り、効率的な事業運営に努めてまいります。
次に、決算の状況について説明いたします。
決算書の2ページ、3ページをお開きください。1,000円未満切捨てで説明させていただきます。
初めに、(1)収益的収入及び支出でございます。
これは、経常的な水道事業の運営に伴う収支でございます。まず、上段の表、収入でございますが、第1款・水道事業収益は、右ページ、予算額の合計欄で20億7,757万1,000円、決算額はその隣の欄で20億2,521万8,000円で、予算額に比べ、決算額の増減はその隣の欄で5,235万2,000円の減となっております。
決算額の増減の内訳ですが、第1項の営業収益が第3次拡張事業の推進による新規加入者の増加により、予算額に比べ5,762万3,000円の増となりました。第2項・営業外収益は、他会計補助金が予算額に比べ1億1,572万5,000円の減となりました。
次に、下段の表、支出でございますが、第1款・水道事業費は、右ページ、予算額の合計の欄で19億8,449万3,000円、決算額はその隣の欄で、19億2,208万6,000円、一つ飛びまして不用額は6,240万6,000円となっております。
不用額の主なものは、第1項・営業費用の5,576万4,000円で、委託料、受水費、動力費などが見込みを下回ったものです。
続いて4ページ、5ページをお願いいたします。
(2)資本的収入及び支出でございます。これは、施設の建設改良に係る資金調達及び返済等に係る収支で、まず、上段の表、収入でございますが、第1款・資本的収入は、右ページ、予算額の合計の欄で29億2,672万3,000円、決算額はその隣の欄で26億2,622万8,000円で、その隣の予算額に比べ決算額の増減は3億49万4,000円の減となりました。
減となりました主なものは、第1項の企業債で、建設改良費の減により企業債の借入額が減額となったことによるものです。
次に下段の表、支出でございます。
第1款・資本的支出は、右ページの予算額の合計の欄で35億1,816万9,000円、決算額はその隣の欄で32億2,278万7,000円、三つ飛びまして不用額は2億9,538万1,000円で、不用額の主なものは、実施設計委託及び工事請負費の契約差額が生じたことによるものです。
欄外でございますが、この結果、資本的収入額が資本的支出額に不足する額5億9,655万9,000円は、損益勘定留保資金などにより補てんいたしました。
以上で、水道局の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
26 ◯委員長(三須和夫君) お聞きのとおりでございます。
以上で、本日の日程は終了いたしました。
次会は、10月1日、本会議散会後に委員会を開きます。
本日は、これをもって散会といたします。御苦労さまでした。
午後4時6分散会
──────────────────────────
千葉市議会委員会条例第29条の規定により署名する。
決算審査特別委員長 三 須 和 夫
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