• "稲垣昌彦委員"(1/1)
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  1. 千葉市議会 2004-03-16
    平成16年度予算審査特別委員会(第2日目) 本文 開催日: 2004-03-16


    取得元: 千葉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      午後5時25分開議 ◯委員長市原 弘君) ただいまから予算審査特別委員会を開きます。  出席委員は54名,委員会は成立いたしております。  本日の審査日程につきましては,お手元に配付のとおりでございます。  それでは議案第10号から第29号までの20議案について,分科会報告意見表明,採決を行います。  分科会報告につきましては,お手元に配付のとおりでございます。    ─────────────── 2 ◯委員長市原 弘君) 意見表明の通告が参っておりますので,通告順に従いお願いいたします。宇留間衛門委員。 3 ◯委員宇留間又衛門君) 自由民主党千葉市議団宇留間又衛門でございます。会派を代表いたしまして,平成16年度予算議案につきまして賛成の立場から意見表明を申し上げます。  今回提案されております新年度予算案につきまして,市長提案理由説明,我が会派代表質疑に対する答弁,さらに予算審査特別委員会における分科会での審議を通しまして,慎重かつ詳細に検討してまいりました。  その結果,新年度予算案は,市長が市政の目標としております,やすらぎをはぐくむ未来を支える都市づくりの実現を目指したものであり,また,我が会派が昨年9月に提出いたしました,要望書基本姿勢とおおむね一致していることが確認できたところであります。  その主な内容を申し上げますと,新5か年計画の推進行政改革推進基本方針とした上で,引き続き少子化対策都市再生への取り組みなど7分野の各種施策に重点的に取り組まれ,限られた財源の重点的,効率的な配分に努められた予算であると評価するものであります。  また,市税収入地方交付税が減少する中で,可能な限りの財源確保に努められるとともに,新行政改革推進計画最終年次として,すべての事務事業に徹底した見直しを行い,経費の節減合理化が図られております。  これらの多くの御努力に心から敬意を表するとともに,平成16年度予算議案に対しまして賛成をするものであります。  16年度は,企業部門における生産,設備投資の緩やかな増加から企業収益の回復が見込まれるなど,景気に明るさが戻りつつ,国の三位一体改革が引き続き行われることから,千葉市を取り巻く財政環境は不透明な状況であります。  それを鶴岡市長初め執行部方たちには,国の動向を見きわめながら地方公共団体を取り巻く状況の変化を的確にとらえ,郷土千葉市のさらなる発展と,91万市民のよりよい豊かさの実現に向け努力されるようお願いいたしまして,自由民主党千葉市議団意見表明といたします。ありがとうございました。(拍手) 4 ◯委員長市原 弘君) 稲垣昌彦委員 5 ◯委員稲垣昌彦君)千葉市議会公明党を代表いたしまして,平成16年度予算案賛成の立場から意見表明を行います。  新年度予算につきましては,市長提案理由の説明,代表質疑予算審査特別委員会分科会審査等を通じて,市政運営予算編成の基本的な考え方,各施策の内容について,慎重かつ詳細に検討してまいりました。また,昨年9月,我が会派市長に提出いたしました,平成16年度の予算編成に関する要望書に掲げた,行政改革推進子育て支援などの市民福祉の充実,市民生活向上のための都市基盤生活環境のさらなる整備などが,どのように予算に反映されたのか,確認いたしました。  その結果,市税収入が前年度を下回る中,三位一体改革の影響により,地方交付税臨時財政対策債が大幅に減少するなど,極めて厳しい財政状況にありながらも財源の確保に努力され,我が会派の要望にもこたえていただき,新規施策事業の拡充に努められており,高く評価するものであります。
     特に,新年度予算は,市長市政運営基本方針とされた新5か年計画と行政改革推進を基本に,保健,医療,福祉,教育などのソフト面施策の充実が図られているほか,快適な生活環境整備する施策や安心,安全な環境づくりのための施策,さらに地域経済活性化のための施策などにも,きめ細かな配慮がなされております。  なお,財政構造面では,市税収入の減収により,自主財源構成比率が低下するとともに,市債残高が増加するなど,財政の硬直化の傾向が懸念されるところであります。したがいまして,今後の三位一体改革については,基幹税の移譲による地方税充実強化地方交付税が持つ機能が強化されるなど,地方の自立にふさわしい改革になるよう,国に対して強く働きかけていくとともに,行政改革の一層の推進予算の効率的な執行を要望いたしまして,千葉市議会公明党を代表しての意見表明といたします。(拍手) 6 ◯委員長市原 弘君) 長谷川弘美委員。 7 ◯委員長谷川弘美君) 市民ネットワーク長谷川弘美です。会派を代表して,2004年度予算議案中,議案第10号・一般会計予算,第22号・市街地開発事業特別会計予算,第26号・公債管理特別会計予算,第29号・水道事業会計予算に反対の立場から意見表明を行います。  地方分権のためとうたわれた三位一体改革は,2004年度予算においては,地方財政の大幅な圧縮という非常事態を招きました。  千葉市は歳入不足の手当てとして,財政調整基金など各種基金から121億5000万円借り入れや取り崩し,市債は650億円と対前年度比が12.5%も増加しました。非常に金策に苦慮した予算ですが,今こそ,どの事業を存続させ見直すのか,自治体としての姿勢が問われるところです。  中央第六地区は,市街地開発と言いながら,事業成立のため千葉市が保留床のほとんどを買い入れるという,本来の事業から逸脱したものと言える計画です。  また,蘇我特定地区整備や西口再開発にかかわる事業見直しのない一方で,市民にとって身近な公共施設などの費用が削られていくことは問題です。  次期5か年計画策定では,原案から市民参加でつくり,市債債務負担行為の償還などを踏まえ,まちづくりに向けての市民合意を図るべきです。  合併についても,三位一体改革による影響が大きいことから,建設計画財政規模見直しと,千葉市民初め四街道市民に厳しい財政状況を伝えることが必要です。またモノレールについては,県の評価助言委員会最終報告を踏まえ慎重に対応すべきです。  水道事業では,第3次拡張事業計画は財政的に重大であり,水需要予測など市全体の水道事業見直しを求めます。住基ネットは,公的個人認証サービスがスタートしたものの,住基カード不正取得事件など,使用範囲の拡大について安全性は疑問であり,反対です。  最後に,今議会では,納税免除問題や児童養護施設措置費が問題となりました。今後,市が,これらの問題に対し,市民への信用回復のためしっかりと取り組まれるよう強く要望し,市民ネットワーク意見表明といたします。(拍手) 8 ◯委員長市原 弘君) 中村公江委員。 9 ◯委員中村公江君) 会派を代表して2004年度予算議案中,議案10号,13号,22号,25号,26号,28号に対し反対の立場から意見表明を行います。  まず第1に,三位一体改革についてです。  小泉内閣が進めている三位一体改革では,地方交付税が大幅に削減され,税源移譲所得譲与税しかないため,借金財政とせざるを得ない状況になっています。  しかし,鶴岡市長は,この三位一体改革を肯定し評価をしています。地方自治体が安定した財政運営できるよう,税源確保を国に求めるべきです。  第2に,借金と財政運営についてです。  新年度予算借金残高は,市債が440億円増,債務負担行為は210億円増で,利子との合計で1兆3,312億円。それに基金からの借入金100億円を加えると,市民1人当たり約147万円もの借金を抱えます。自主財源も59.5%と6割を切る深刻な状況です。平成16年度は,市税予算構成比の46%を占め,市債が18.8%で,5年後の平成21年には市債が27.3%になると予想されています。  市税収入が落ち込み,地域再生事業債市債管理基金土地開発基金市庁舎整備基金からの借り入れなどなされていますが,返済見通しが不透明なままとなっていることは将来不安がぬぐえません。  第3に,巨大開発大型プロジェクトについては,相変わらず優先された予算となっています。蘇我特定地区整備計画千葉駅西口再開発事業千葉中央港土地区画整理事業,中央第六地区再開発事業の4事業で約140億円。そのほか大型道路新港横戸町線も合わせると,186億円もの税金が投入されています。  第4に,市民生活大型開発によって削られていることです。介護納付金下水道料金の値上げ,敬老事業の削減,特養ホームや保育園など,民間福祉施設への補助金カットがされていることは問題です。環境保全費中小商工業対策などはもっと充実すべきです。  日本共産党市議団は,巨大開発の大胆な見直しで,市民の暮らしが予算の主役になるよう転換を求めて,意見表明とします。(拍手) 10 ◯委員長市原 弘君) 佐々木久昭委員。 11 ◯委員佐々木久昭君) 新政五月会の佐々木久昭でございます。会派を代表いたしまして,平成16年度予算案に対し賛成の立場から意見表明を行います。  本予算案につきましては,市長提案理由説明代表質疑に対する答弁,分科会等の審査を通じ,慎重に検討するとともに,私どもの会派市民の切実な要望を取りまとめて提出いたしました,予算編成に対する要望事項反映状況につきましても,あわせて検討してきたところであります。  その結果,極めて厳しい財政環境の中,将来の本市の発展と快適な市民生活の向上を図るため,新規施策事業の拡充に努められたことが確認されました。  具体的に何点か申し上げますと,斎場建設保健福祉センター整備などの市民生活に直結した施策に加え,蘇我臨海地区中央港地区など,将来の千葉市を見据えた都市基盤整備にバランスよく予算が配分されております。  こうした都市基盤整備は,政令指定都市としての本市の魅力を高めるとともに,地域経済活性化を図り,ひいては税財源の涵養につながるものと高く評価いたします。  また,厳しい雇用情勢が続く中,緊急地域雇用創出特別基金事業を初め,本市独自事業の中で雇用創出の拡充を図るなど,積極的な取り組みがうかがえるものとなっております。  このほか,長引く不況や国の三位一体改革影響等で,財源の確保が難しい状況の中,各種施策に的確な財源配分が行われ,私ども会派基本理念といたしております,市政の均衡ある発展と市民福祉の向上にこたえ得る予算案となっており,高く評価するところであります。  いましばらくは,厳しい財政環境が続くものと思われますので,税源移譲による地方税充実強化と,国の関与の廃止,縮減などを国に対し強く働きかけるとともに,引き続き行政改革を積極的に推進していただき,市税を初めとする自主財源充実強化健全財政の維持に努めつつ,政令指定都市千葉にふさわしい,魅力あふれる都市づくりに取り組まれますよう強く願うものであります。  以上のような評価,要望をいたしまして,市長より提案されました平成16年度予算案に対し賛成であることを表明し,新政五月会を代表しての意見表明といたします。(拍手) 12 ◯委員長市原 弘君) 以上で,意見表明を終わります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案のうち,議案第11号,第12号,第14号から第21号まで,第23号,第24号及び第27号の13議案を,原案のとおり可決することに御異議ございませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] 13 ◯委員長市原 弘君) 御異議ないものと認め,原案のとおり可決されました。  続いてお諮りいたします。議案第13号,第25号及び第28号の3議案を,原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。    [賛成者起立] 14 ◯委員長市原 弘君) 起立多数,よって,原案のとおり可決されました。  続いてお諮りいたします。議案第29号を,原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。    [賛成者起立] 15 ◯委員長市原 弘君) 起立多数,よって,原案のとおり可決されました。  続いてお諮りいたします。議案第10号,第22号及び第26号の3議案を,原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。    [賛成者起立] 16 ◯委員長市原 弘君) 起立多数,よって,原案のとおり可決されました。  以上をもちまして,予算審査特別委員会を終了いたします。  長期間,慎重審査ありがとうございました。      午後5時42分散会    ───────────────    千葉市議会委員会条例第29条の規定により署名する。      予算審査特別委員長  市 原   弘 Copyright © Chiba City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...