宮代町議会 > 2023-12-07 >
12月07日-04号

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  1. 宮代町議会 2023-12-07
    12月07日-04号


    取得元: 宮代町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 5年 12月 定例会(第4回)          令和5年第4回宮代町議会定例会 第8日議事日程(第4号)                 令和5年12月7日(木)午前10時00分開議     開議     議事日程の報告日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 一般質問       6番 丸山妙子君       2番 西村茂久君●議案の上程、提案理由の説明追加日程第1 議案第70号 令和5年度宮代町一般会計補正予算(第4号)について追加日程第2 議案第71号 令和5年度宮代町水道事業会計補正予算(第3号)について     閉議出席議員(13名)   1番   小河原 正君      2番   西村茂久君   4番   山下秋夫君       5番   丸藤栄一君   6番   丸山妙子君       7番   泉 伸一郎君   8番   角野由紀子君      9番   塚村香織君  10番   田島正徳君      11番   土渕保美君  12番   深井義秋君      13番   川野武志君  14番   合川泰治君欠席議員(なし)欠員(1名)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      新井康之君   副町長     渋谷龍弘君  教育長     中村敏明君   総務課長    福田拓也君  企画財政課長  菅原隆行君   住民課長    草野公浩君  税務課長    伊東高幹君   町民生活課長  吉永吉正君  環境資源課長  大場崇明君   福祉課長    鈴木淳史君  子育て支援課長 横内宏巳君   健康介護課長  井上正己君  産業観光課長  小川英一郎君  まちづくり建設課長                          成田雅彦君  会計管理者兼会計室長      教育推進課長  田中啓之君          宮野輝彦君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  押田昭浩    書記      青木 豊  書記      金子尚子 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(合川泰治君) ただいまの出席議員は13名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(合川泰治君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(合川泰治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において、4番、山下秋夫議員、7番、泉伸一郎議員を指名いたします。---------------------------------------一般質問 ○議長(合川泰治君) 日程第2、昨日に引き続き、一般質問を行います。---------------------------------------丸山妙子君 ○議長(合川泰治君) 通告第11号、丸山妙子議員。   〔6番 丸山妙子君登壇〕 ◆6番(丸山妙子君) 皆さん、おはようございます。 議席番号6番、丸山妙子です。 通告に従いまして、5点質問をいたします。よろしくお願いいたします。 1、久喜市の新炉建設の負担金について、一日でも早く町民へ説明の開催を。 新炉建設の負担金については、新聞報道等により町民の皆さんの不安な気持ちがずっと続いている。費用が多額なことはもとより、久喜市においては、学校施設等の修繕費や庁舎の増築などの計画があり、両市町の財政負担が大きいです。 宮代町、久喜市にとって、公平で納得のいく負担割合であることを町は分かりやすく丁寧に議員や町民が納得できる具体的な数字を示した説明会を開催する必要があると考えますが、町はいかがでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 丸山妙子議員一般質問に対する答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長大場崇明君) お答え申し上げます。 新ごみ処理施設における当町の費用負担については、令和5年9月下旬に負担する範囲や負担額、支払い方法等の大枠の合意がなされたことに伴い、現在はその合意事項を踏まえた協定書の締結に向けて、久喜市と鋭意協議を進めているところでございます。 町民の皆様におかれましては、新ごみ処理施設に係る当町の費用負担について不安なお気持ちを持たれていることとは思いますが、両市町での文書による協定を締結した後に、その内容については周知をさせていただきます。 具体的には、広報、ホームページ等、町として持つ情報発信ツールを活用したいと考えております。また、地域の要望等に応じて、ご説明に伺う出前講座のような取組も検討したいというふうに考えてございます。 なお、周知、説明の際には、新ごみ処理施設における当町の費用負担額のみならず、新ごみ処理施設の概要や特徴、ごみの減量化のための取組なども併せた周知等を行い、生活の中で切り離すことができない身近な問題として、ごみの処理の仕組みや大切さについてご理解とご協力をいただけるような内容にしてまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山妙子でございます。 今、答弁いただきました内容で再質問させていただきます。 答弁の中にもございましたけれども、町民たちの不安な気持ちというものは大きいものがございます。 そこで、昨日、前段議員から質問があったことで、ちょっと1つ確認を取らせていただきたいのですが、よろしいでしょうか。 町の負担割合の中で菖蒲、鷲宮、栗橋ですね、人数、ごみの量ですね。人数が入っていないのではないかということがあったんですが、ちょっとそこを私の理解では、旧久喜ではなくて、今、新久喜の人数で計算をしていると思っていましたので、そのあたり正確にお答え願います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長大場崇明君) お答え申し上げます。 今、議員がご指摘のとおりでございまして、今回の負担割合については、久喜市全域と宮代町の負担割合ということをごみ処理量負担割合ということになります。 具体的に申し上げますと、久喜市全域のごみ処理量が81.8%でございます。宮代町のごみ処理量が18.2%でございます。これに均等割を掛け合わせた数字が21.4%ということになります。 仮に旧久喜市内と宮代で比較をいたしますと、旧久喜市のごみ処理量については65.4%、宮代町については34.6%でございます。こちらは人口で見ますと、おおむね正しいということがご理解いただけると思うんですが、今、久喜宮代衛生組合の管内の人口が18万5,605人ということで計算をしておりまして、久喜市全域で15万1,815人、宮代町で3万3,700人でございます。この18万5,605人の中で宮代町の人口の割合というのが18.15%になっております。 したがいまして、人口で見てもごみ処理量で見ても、宮代町については久喜市と宮代町合わせて大体18.2%ぐらいの処理量ということになるというふうに考えてございます。 したがいまして、現在、負担割合で出されている21.4%というのは1割が全ての経費に対してお互い均等で割りましょうというものと9割の部分は処理量割なんですが、ここについては久喜市全域のものと宮代町の処理量を案分して算出したものでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員
    ◆6番(丸山妙子君) 丸山です。 今、お答えいただきました21.4%、旧久喜だけではなくて現在の久喜ですね、栗橋、鷲宮が入っているということで確認いたしました。 町としては、1割を均等割り、市町で均等割、それで90%については、処理量割で案分でいくということでご説明いただきました。そこは私の今の理解でよろしいでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長大場崇明君) 議員の理解のとおりでございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 質問いたしました。私はこれなぜ質問しているかというと、この質問の中にも書いてあるんですが、これからのごみ処理において公平な割合というものが久喜市にとっても宮代町にとっても、これは公平だという納得ができる数字であってほしいということで、今回、質問を出しております。 それで、そのことを議員はもとよりなんですが、町民に説明をしていただきたいということで、例えば住民説明会とか、この答弁いただいたものによりますと、ご説明に伺う出前講座となっておりますけれども、例えば住民説明会とか、そういうようなもうちょっと大きな説明会はなぜしないのか。それのメリット・デメリットあると思うんですが、出前講座でということの理由をお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長大場崇明君) お答え申し上げます。 まず、今回のごみの費用負担の関係につきましては、先ほどご答弁させていただいたとおり、まず、協定の締結をすることによって、久喜市と宮代町において正式な合意がなされたということになります。それに基づきまして、町民の皆様にしっかりと周知をさせていただくということは、これはしっかりとやっていきたいというふうに思っています。これに対する説明ということについてなんですけれども、現時点での考え方としましては、まずは地区連絡会等がありますので、そこで区長様の代表などにご説明をさせていただく機会というのを設けていきたいなというふうに思っています。というのは、令和6年度に関しましては、宮代町がごみの収集を行う予定になっておりますので、その点も含めてご説明をさせていただきたいなというふうに思っております。 現時点で大きな説明会というよりも、地区に出向いていってお話をさせていただきたいなというふうに思っているのは、町民の皆様と距離の近い段階で意見交換をさせていただいて、新ごみ処理施設における費用負担のみではなくて、様々なごみの問題について意見交換をざっくばらんにさせていただくほうが様々な点でご理解とご協力をいただけるのかなというふうに思っておりまして、現時点ではそういう考えでおります。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 新聞報道などもありまして、全体的にどれだけかかるかという大きな数字が出ています。それによって町民の不安があるわけなんですが、前段で何人か質問もしておりますが、11月22日に整備に関しての数字を出していただきました。 私もこれの前、やっぱりちょっと今までのいきさつ、今まで議論がいろいろ出ていますけれども、私が2016年、議員になる前の話等は全く分からないので、その辺の経緯とかどういう話合いがされてきたとか、そういうことも含めて、そしてその数字の詳細、素人で分からない数、金額も大きいですし、あるんですが、私は衛生組合議員として8年ごみの処理のほうに委員として関わってきたので、細かくまでは専門家じゃないので分かりませんけれども、丁寧に説明していただいて、分からないところは質問を職員のお時間をいただいて説明も聞いたりして納得しました。分かってきました。そのあたり、かなり時間をかけてお話しいただいたり、久喜市の議員とも話合いをしております。そういうことをして、やっと理解がしていけるこの状態を、町民の方にどう理解していただくというところがちょっと私のほうは心配をしています。11月22日のでは、かなり細かく分かりやすい資料を出していただいたとは思うんですが、多分、町民に説明する出前講座というのは、もう協定しっかり結んでからのことになると思うんですが、今この不安、皆さんの不満にどう対応していくのかお聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長大場崇明君) お答え申し上げます。 不安な気持ちというのは、これまでの新聞報道ですとか、様々な報道がなされておりますので、その点で宮代町がどれだけのお金を負担しなくてはいけないのかというその不安な気持ちがあるんだというふうに私も承知をしております。 宮代町では、今、久喜宮代衛生組合に対しまして、負担金として年間で言いますと、これは年度によって変わる部分はございますけれども、大体五億数千万程度の負担金というものを出しております。 これはごみの収集業務から処理まで全てかかる費用でございまして、さらに炉の改修ですとか、そうした投資的経費も含めたいわゆる今まで借りたお金の返済分なども含めたお金になっておりますけれども、これが令和8年度まではお支払いはしますけれども、令和9年度からはそれは久喜宮代衛生組合に払うお金というのはゼロになります。その分、今度は久喜の新炉とあとは宮代が独自に行うごみ収集、さらに北本地区衛生組合への負担金ということになります。 今の試算でございますけれども、今、久喜宮代衛生組合の運営の関係でお支払いしている金額というのが大体3億円ぐらいお支払いをさせていただいております。そのほかに収集業務ですとか、し尿の業務もあるので、さらに二億数千万かかっているというところなんですけれども、久喜市にお支払いするお金というのは今の試算ですと、令和9年度以降、3億円少しということで、運営に係る部分と久喜市に支払う部分というのは、ほぼとんとんだろうというふうに見ております。 そのほかに北本衛生組合については、これから予算編成がありますので、今、試算をしておりますけれども、し尿処理の施設が今の久喜の施設よりも効率的だということもございまして、払う負担金については、今の久喜宮代衛生組合分よりも減るだろうというふうに見ております。 そのほか収集業務、ここについては、これは久喜宮代衛生組合で行っていても同様なんですけれども、ガソリン価格の高騰ですとか人件費の高騰ですとか、そういう高騰分があるので、これまでと同額で済むかどうかというのは、今、予算編成を精査しているところなので、はっきりはしませんけれども、そうした物価上昇分については、多少上がる部分もあるのかなと思っておりますが、トータルで見たときに、久喜宮代衛生組合に支払っている額と令和9年度以降に支払う額という部分で、そんなに大幅に増額するものではないというふうに承知をしておりますので、その点からしても負担割合の考え方もございますけれども、そうした意味でも、その点をしっかりと説明をさせていただいて、町民の皆様の不安を少しでも和らげるようにさせていただければというふうには考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 今、ご答弁いただいたそのままをやっぱり町民の方は聞きたいと思うんですね。そのあたり、やはり出前講座になる前に大きな騒ぎにならないように、やはり周知していくこと。そして、公平で納得の負担金であるということは、私たち議員も理解して、もちろんそうしないと町民は理解していかないと思うんですね。そのあたり、しっかりと町民の皆さんに分かりやすく伝えていく。 この出前講座は、繰り返しますけれども、やはり協定ができてからこうしていきますよ、新しい令和6年度からのごみの事務が宮代町になって、やっていきますよということになるんですが、やはり皆さんの不安をいかに消していくか、小さくしていくか。正しく理解していただく。やはりそこにしっかりと方法を取って1人でも内容を理解する人を増やすという努力をしてもらいたいと思うんですが、そのあたり、もう1回お願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長大場崇明君) お答え申し上げます。 今の議員のご指摘はしっかりと肝に銘じていきたいというふうに思っております。 また、令和9年度以降につきましては、現時点ではプラスチックについては、焼却をしていくという方向でありますし、そういった意味でごみの収集方法なども変わっていくことも考えておりますので、そうしたこれからの3年間というのは、住民の皆様に宮代町がごみ行政の主体になるということと、そうした転換期にあるということを理解していただく期間だというふうに考えて、しっかりと説明をしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山です。 今、答弁いただきましたように、この3年間でしっかり町が主体となってしていくということ。プラスチックも国の方針がこれからも細かく出てくると思いますけれども、まずは全部熱に換えていくということなので、その辺も事細かに説明をしていただきたいと思います。 納得のいく負担割であることを望みます。よろしくお願いいたします。 では、2問目にいきます。 町の防犯計画について。 防犯計画は、防災計画と同様に重要です。犯罪がオレオレ詐欺還付金詐欺と名を変え巧妙になっています。また、早朝に窓ガラスを割って侵入され、金品を奪われた恐怖がトラウマとなっていると被害者から聞いたことがあります。 町内でも、多額の被害に遭う方が少なくありません。若者を中心にネット被害の相談や被害も増えていると聞いています。 当町のホームページを見ると、2023年3月作成とする防犯計画書が掲載されています。犯罪がさま変わりした今、計画の内容や計画の期間の見直しの現状をどう捉えているかお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) それでは、防犯計画の現状についてお答え申し上げます。 宮代町防犯計画は、犯罪を起こさせにくい環境づくり、防犯のまちづくりのために重点となる対策や個別施策をまとめたもので、犯罪の状況を知る。町の防犯対策などの章で構成されております。 現在の計画は、近年の犯罪情勢を踏まえ、最新の犯罪統計データや町が行ってきた取組を反映させるため、令和5年3月に一部改定を実施いたしました。 犯罪の現状についてでございますが、議員ご指摘のとおり、特殊詐欺の方法は年々巧妙化し、また住宅への侵入窃盗事案については、宮代町内でも複数件発生している状況でございます。 町では、防犯計画に基づきまして、防災行政無線防災メール等を使った注意喚起を行いますとともに、町職員による青色防犯パトロールを引き続き実施してまいります。 また、防犯灯の適切な管理と増設、防犯講座の開催や防犯パトロールを行う自主防犯組織への活動支援などを通して、犯罪を起こさせない環境づくりを進めてまいります。 なお、計画の見直しにつきましては、犯罪の変化に遅れずに必要に応じた対策の見直しを行いますとともに、犯罪情報の更新も行ってまいります。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 再質問をさせていただきます。 昨今、町内でも特に身近なところでも明け方、強盗というんですか、入られて窓を割られてとか、耳にしまして防災無線でも流れてきますけれども、本当に怖い世の中になっています。 高齢者がとても狙われている現状で、町の防災計画というのは非常にしっかりとされているんですが、防犯計画はどうなっているんだろうと思ってホームページ見ました。 実はこれちょっと質問内容を変えたんですけれども、私が防犯計画を前に見たときは2018年度のが防犯計画出てきたんです。今2023年なのに、内容を見まして、これちょっと対応がまずいんじゃないかなということで、質問に上げたんです。やはり今の町を守る。安心・安全のまちづくりのために2018年でいいのかというところが気になったので、一般質問を出したんですが、出したときに、議会事務局の職員より、丸山さん2023年になっていますよと言われて、あれと思ったんですけれども、そのあたりの経過、私が2018年を見ていて質問を出したので、そのあたりの経過をちょっと教えてください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) お答え申し上げます。 町のホームページへの防犯計画の公開についてでございますが、議員ご指摘のとおり、一部改定前の防犯計画ホームページに出ているというご指摘を議員からいただきまして、直ちに確認をいたしましたところ、ご指摘のとおり、改定前の計画がホームページで検索すると出てくるという状況でございました。 これは元の計画と一部改定しました新しい計画の2つがホームページ上で公開されていたためでございまして、防犯計画というふうに検索しますと、タイトルの短い改定前の計画が先に出てしまうという状況がございました。そのため、ご指摘いただきました改定前の計画の公開を取り下げまして、現在は検索いただきますと、現行の計画がスムーズに出る状況となっております。 ご指摘、誠にありがとうございます。今後このようなことが起こらないように、担当内で注意確認を行ったところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 ちょっと古いものが載っていたということでお話ししたことで、でもすぐに対応していただいたために、私はそのデータを見てちょっと一般質問をつくってしまったので、急遽質問の内容とかちょっと変えたりもしたんですけれども、そこで防犯計画の大切さをすごく感じていまして、近隣の防犯計画、それと防犯計画まちづくり推進条例なるものを、この近辺、皆さん自治体見てみました。 そうすると、ちょっと春日部市の防犯まちづくり推進計画というのは、私はすごくこれ見やすいし、いいなと思ったんですが、うちの町の防犯計画とか、すごく文字を羅列しているだけで見にくいんですね、とても見にくいんです。 それで、防犯計画の1ページ目というんですか、防犯計画ホームページを見ますと、改定についてというところをちょっと読んでみます。 「宮代町では防犯のまちづくり推進のため、平成19年度に宮代防犯計画を策定しました。この計画は世の犯罪情勢等を考慮し、防犯のまちづくりを進めるための施策、取組等をまとめたもの」ですということで、それで、データを更新していますと。そして、それを今後も防犯のまちづくり推進するために定めた施策とその内容について必要に応じて追記、更新を行いましたということなんですけれども、町民の方に見てほしい防災のような取組、表示というものが必要じゃないかなと思いました。 そこで、質問になるんですが、ちょっと春日部市の防犯とかのを見てみますと、空き家とか空き地ということがその内容に入っているんですね。 私も空き地とか空き家の相談を受けたときに、空き家で痴漢に襲われた。あと、周りが市街化調整区域でススキとかがすごく伸びて、たばこ1本捨てられたら火事になる、うちが焼けてしまう。そういうすごく不安ということでご相談されることが多いんです。そのあたり、宮代町の防犯計画は、そういうものが一切ないんですけれども、そこらあたりどうでしょうか。 もう少し大きな目で防犯計画を考えたほうがいいんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) それでは、ご質問にご答弁させていただきます。 宮代町の防犯計画につきましては、埼玉県の防犯の計画というのがございまして、それを参考にさせていただいたという経緯がございます。 春日部市さんの防犯計画も拝見しまして、私も分かりやすい部分があるというふうに思っております。ただ、取組の項目につきましては、宮代町の計画と類似点が多いということも感じました。ただ、表現の仕方が春日部市さんは少し工夫されているなということを感じました。 一例で申しますと、今、空き家・空き地のご指摘がございました。宮代町の計画ですと、私有地及び建物の管理というような表記、表現の仕方をさせていただいておりまして、これはご指摘のとおり、もっと分かりやすい表記にするべきであろうというふうに感じております。 また、各取組の中に具体的施策として、何を行うかということが例示されているというのも春日部市さんの計画の特徴ではないかというふうに思いましたので、こういった方法はぜひ参考にさせていただきたいというふうに感じております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 今、答弁いただきましたけれども、その自治体独自のものであるんですけれども、私いろいろ拝見させていただいていると、やはり冒頭に申し上げましたけれども、本当に防災とすごく力を入れていると思うんですけれども、防犯による被害というものも大きくて、春日部市さんなんかは、宮代町は、例えばひったくりとか、あとオレオレ詐欺とか自宅にお金をもらいに来たときの件数が表示されているんですけれども、金額も表示されているんです。やはり1件でもとても大きな金額の被害に遭われている方がいらっしゃるので、件数だけではないということもあるんですね。そういうところをもう少し町民の方に知らせるという意味では、やっぱりそういうところも入れていっていただきたいと思います。 空き家対策は環境資源課、そして防犯は町民生活ですよね。いつも申し上げていますけれども、横串ということなので、防犯にとってその課を乗り越えた考え方というのが、やはりもうちょっと1つずつの政策はあるんですけれども、それをしっかりと、私が一番よかったなと思ったのが春日部市さんの防犯のまちづくり推進計画というのだったんですね。やはり、全てが一緒になっていて、だから、それぞれが独立してやっているとは思うんですが、そのあたりもう少し、各課連携で防犯というものを大きく見る、捉えるやり方は必要だと思うので、いかがでしょうか。お聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) お答え申し上げます。 防犯ということだけを言いますと、担当課は町民生活課ということになりますが、今、ご指摘いただきましたとおり、防犯は住んでいる方、子供から大人、高齢者の方まで全てに関わることでございます。 例えば子供たちの見守りであるとか、小中学校の登下校中の見守り、あるいは高齢者の詐欺被害に遭わないようにという取組といったものは、町の町民生活課だけではなく、複数の多くの課で関係することでございます。 ですので、ぜひ町の各課とも連携を取って宮代町の防犯計画というものを充実させていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 今、ご答弁いただきましたように、いろんな防犯だけでなく、その普及も図っていただきたいんです。 子供や女性、高齢者の取組や地域の自主防犯活動も皆さんやってくださっていますけれども、その連携、そして安心・安全な都市環境というんですか、空き地の適正管理とか、あとは犯罪被害のほうで人権も関係してくるんでしょうが、あとは暴力団排除活動、あと振り込め詐欺、自転車などの泥棒、今すごく自転車が県内非常に増えているそうですので、そのあたりとかやはり連携組んで防犯というものをもう少し大きく捉えて、答弁あったように、取り組んでいただくよう要望いたします。 2問目は以上で終わります。 では、3問目にまいります。 町はインクルーシブをどう考え、どう取り組んでいくのか。 これまでインクルーシブの視点に立った総合運動公園ぐるるの遊具の設置やインクルーシブ教育について、教育長のお考えなどを一般質問してきました。 インクルーシブの考え方が広く認知され始めた昨今、取り入れる自治体が増加傾向にあります。首都圏で一番輝く町として通じるところです。 そこで町長の考えや近い将来の具体的な取組についてお伺いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) それでは、町政運営におけますインクルーシブの視点に関するご質問にお答えいたします。 議員ご質問のインクルーシブとは、ソーシャル・インクルージョン、社会的包摂の意味で用いられ、年齢、性別、障がいの有無等にかかわらず、全ての人が社会の構成員としてともに支え合うという意味があると考えております。 当町の町政運営において、インクルーシブという用語を用いている例は多くありませんが、当町が目指す「首都圏でいちばん人が輝く町」という未来像は、町民の皆さん一人ひとりがお互いに思いやりを持って支え合い、温かい地域のコミュニティーの中で生き生きと自分らしく活躍する姿をイメージしております。 子供も年を重ねた人も、男女も性的マイノリティの方も、障がいがある人もない人も、何らかの支援を必要としている方も、全ての人を包み込むという意味において、共通点があるものではないかと考えております。 具体的取組についてとのご質問ですが、当町が社会から排除しない、孤立させない、取り残さないという観点で行っている主な施策としまして、1、子ども食堂や学習支援といった子供の居場所づくりに対する補助、2、学校に通えていない児童生徒の多様な学びの場を用意する教育支援センター事業、3、地域での見守り支援や地域交流サロン活動、生活支援体制づくりなど、4、災害時の避難に関する個別避難計画の策定などを挙げることができます。 引き続き、あらゆる施策において全ての人々が共に生きる社会を目指す観点を忘れずに町政運営に取り組んでまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 今、ご答弁いただきました中で、当町の財政運営において、インクルーシブという用語を用いている例は多くありませんがというところで、「首都圏でいちばん人が輝く町」という未来像は、町民の皆さん一人ひとりがお互いに思いやりを持って支え合い、温かい地域のコミュニケーションの中で生き生きと自分らしく活躍する方をイメージしているとありました。私もそのとおりだと思って、今回、本当に首都圏で一番輝く町というところは、一人ひとりが人生にとって輝いていくということですので、ぴったりなんですね。 それで、今まで今回の議会でも前段議員から防災でのインクルーシブの取組があったんですが、これ全課ほとんど関係してくるものではないかと思って質問させてもらいました。 和戸横町の今まで公園などの要望を出してきたわけなんですが、和戸横町の公園の遊具とか見ますと、企業誘致をしたので、道路とかも公園も設置するということで企業のほうのお力もいただいているとは思うんですが、公園に入ったとき、ちょっと私が残念な思いになったのは、下がちょっと小さな石なんです。全部石、それで遊具がこれ障がいの子が遊べるかなと思ったら、そうではない。車椅子で動くにはとても大変に下がなっているんです。 だから、そのあたり町はこういうところに少し、全部が石じゃなくてもある程度コンクリートのとか、車椅子が動けるような状況をつくってくれたらよかったのになとちょっと思ったりもしました。 何か、あえて、じゃ、インクルーシブで何をしようじゃなくて、一つ一つを視点にそこに入れるということが大事だと思うんですが、その辺、町長もう1回、お願いしたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 まちづくりにおきまして、全ての観点というか視野を広げてインクルーシブでまちづくりを行っていくということはとても大事だと思っております。 公園一つにつきましても、道路造りにしましてもそういう意味では、いろんな形で今町民参加で行っておりますので、学校づくりもそうですし、そういう意味では、市民の方がいろんなまちづくりに関わってくる。誰かが何かしらに関わってくる。 関わったことによって、やはりこの町を皆さん好きになっていくということもあると思いますので、そういうまちづくりを進めていく中で、十分注意していきたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) ありがとうございました。 和戸横町の公園なんですけれども、全部石というと本当に動きづらい。子供もけがしてしまうんだよねという、小さいお子さんをお持ちの方からもお話聞いています。 そこで、例えば、そこの全体じゃなくて少しでもやっぱり車椅子が通れる。歩道にもつえをついた人が分かるようになっていますよね。一部でもこれからでも、ああ、この宮代の町は配慮してあるんだなというように、そのあたり車椅子が通れるように中をらせんのようでもいいので、何かそういうふうな取組は担当課長でもいいので、改良とかできないでしょうか。もう町は取り組んでいるんだよとしてほしいんです。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 和戸横町の公園につきましては、完成した直後は私のほうで確認させていただいているんですが、その後の状態というのは、まだ未確認でございまして、議員にご指摘されて、ああ、そういう状態なんだなというのが今分かったところでございます。 ただ、造ったばかりの公園ですので、あとは人があまり利用されていないと、どうしてもあまり転圧されていないというところもあるかと思います。いずれにしても、公園、そこの和戸横町だけでなく、全ての街区公園も含めて、そういう障がいのある方、車椅子でも入れるように、ほかのところではもう既にそういうふうに使っていただいているところもございますが、和戸横町の公園についても、ちょっと点検をさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) よろしくお願いします。 やはり時々点検していただくというのは大事ですが、やっぱり新しいものをつくるときは、もうこれからそういう視点を必ず入れるように。やはり今声も届いているわけですから、一部直すとかそういうことも検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。 4番、町教育委員会の事務に関する点数評価報告書についてお聞きします。 毎年、町教育委員会の事務に関する点検報告書を作成し、議会に報告し公表もしています。 評価の根拠となる資料はどのような資料を用意しているのか。また評価など、具体的に説明をお願いします。 (1)外部評価委員の評価。 (2)いじめ対応の評価。 (3)自己評価。 (4)給食の取組、無償化の考え方についての評価。 以上です。よろしくお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(田中啓之君) お答えいたします。 教育委員会の事務に関する点検評価につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項において、教育委員会は毎年その権限に属する事務の管理及び執行の状況について点検及び評価を行い、その結果に関する報告書を作成し、これを議会に報告するとともに、公表しなければならないとされています。 なお、点検及び評価の項目や報告書の書式、議会への報告方法等の具体的な方法については、各教育委員会が実情を踏まえて判断すべきものとされています。 当町におきましては、宮代町教育行政重点施策に掲げる施策を評価の対象として、それぞれの施策の具体的な取組目標の達成度合いを前進、達成、未達成、未実施の4段階に分けて自己評価しております。そのため、評価の根拠としている資料につきましては、宮代町教育行政重点施策に掲げる施策の実施状況を取りまとめたものを資料として作成し、評価を行っております。 外部評価委員につきましては、法律第26条第2項において、点検及び評価を行うに当たっては、教育に関し学識経験を有する者の知見の活用を図るものとするとされています。 当町では、今年度は学校教育の分野から元小学校長、生涯学習の分野から宮代町体育協会の代表、保護者の代表として宮代町PTA連絡協議会の代表の3名の方に評価を依頼し、施策の実施状況と教育委員会の自己評価に対するご意見等をいただいております。 次に、個別の項目に関する評価についてお答えいたします。 まず、いじめ防止対策の推進につきましては、取組目標として、宮代町いじめ不登校対策連絡会議の開催や各校でのいじめ防止基本方針の周知を掲げておりました。それに対し、いじめ防止基本方針の見直し改定を実施し、宮代町いじめ防止等のための組織に関する条例を制定するなど、いじめ防止に向けた取組内容の向上や改善を図ったため、二重丸の前進と評価をさせていただいております。 続いて、学校給食につきましては、取組目標として多様な献立メニュー、地場産食材の活用促進、アレルギー対応などを掲げておりましたが、そのとおりに実施したため、丸達成と自己評価を行いました。 なお、給食の無償化につきましては、重点施策には掲げていないため、評価の対象にはなっておりません。また、これに関して外部評価委員からのご意見等はございませんでした。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 答弁いただいた内容で再質問させていただきます。 毎回、この町教育委員会の定数評価報告書というのは見せていただいているんですが、今回特にいじめのこともありましたので、全部丁寧に拝見いたしました。その中で、この評価委員さんご本人がどうとかこうとかいう問題で出しているわけではないので、そこはご留意お願いしたいと思います。 コロナ禍で、外部からということなんですが、教育委員会で働いていないということを外部と捉えているのか、そこをちょっと感じたところございまして、評価のところの文言とかを見てみると、とても丁寧にいい評価をしてくださっているんですけれども、そのあたり本当の外部の人が外部評価になるんじゃないかな、関わりのある人ではなくて、そういう人の評価というものが大事じゃないかなと思ったんですが、そこをお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(田中啓之君) お答えいたします。 外部評価委員ということで、先ほど答弁させていただきました3名の方につきましては、教育委員会のほうで制定している第三者評価実施要綱に基づいて公正中立の立場から検証をいただいております。 ご指摘のとおり、関係団体というか、近い存在の方を任命しているのではないかという趣旨のご質問かと思うんですけれども、そういった部分はありますけれども、評価を実際行っていただくに当たって、その前提として、当町の教育の現状と、それをめぐる課題等もある程度把握していただける方にお願いすることによって、円滑に、効果的に評価を進めさせていただきたいというところもございまして、このような形にさせていただいております。 これも答弁で申し上げたんですけれども、具体的な評価の方法等につきましては、法律においても教育委員会の実情を踏まえてということになっていますので、この点検、評価というものをどこまで深く、広く行っていくのかというところについても、当町の現状を踏まえて、このような形でさせていただいているというところもご理解いただけたらと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 今ご答弁いただきましたけれども、これ評価していただくのにどれくらいの時間をかけて回数とか、時間とか、どういう内容をしているのか、ちょっとお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(田中啓之君) 令和5年度の状況でお答えさせていただきたいと思います。 第1回会議を6月19日に開催しまして、各担当から事業の実施状況、自己評価をこういうことをやって、こういう考え方で評価をしたという説明をさせていただいた後に、意見交換というか、質問をいただいてお答えしたということで、説明に1時間以上の時間を使って説明をさせていただいております。この会議終了後に、もう一度内容を見ていただいて評価をしていただいて、ご意見を7月3日までに頂戴したいというお願いをしまして、委員さん、各自宅に評価書を持ち帰っていただいた上で、7月3日までに意見をご提出いただきまして、それをまとめたものをもって7月25日に点検報告書の最終案ということで取りまとめたものを説明させていただいて、追加のご意見等もいただきながら、まとめていったものでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 時間をかけて丁寧に説明していただいているということは分かりました。それを聞いて、評価のところを見ると、本当に丁寧な言葉で出ているんですけれども、それはよく分かります。 ただ、これは公表もしてくださって、ホームページにも載るわけですよね、そういうときに町民の立場として、私ちょっと今回気になったのが、答弁でご説明いただきましたけれども、そのいじめのところが二重丸になっている、町民目線で見ますと、何でと思うと思うんですね。だから、職員さんの側からしたらやっているんだけれども、そのあたりの表記とか、外部ということであったら、やはり話し言葉のような表記ではなく、その辺改善を頼みたいな、しっかり評価してくださっているものはしているということは、そこを出して、身内じゃないんだよということをアピールしていかないといけないと思うので、もう一度そこを確認でお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(田中啓之君) お答えいたします。 評価につきましては、あくまでも年度当初に掲げている計画、取組内容をどれだけやったかというところになりますので、今ご指摘いただいたいじめに関した部分もそのような評価になることについては、ご理解いただけたらありがたいと思います。 表記の仕方なんですけれども、評価委員からの意見という部分が、今、ですます調ということになっておりまして、こちらについては評価委員から頂戴したご意見を基本的にそのまま掲載しているのでそういう形になっているんですけれども、議員からご指摘いただきましたような観点もあるかなと、そこは真摯に受け止めさせていただきまして、ほかの教育委員会の報告書の事例等も参考にしながら、改善、見直しを図ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 次、空き家対策にいきます。 空き家対策についてお聞きします。 町民にどのように方法等を知らせていくのかお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長大場崇明君) お答え申し上げます。 ご案内のとおり、空き家の管理責任については、前段議員の質問で答弁いたしましたとおり、第一義的には所有者でございます。そのため、空き家に関する情報や相談が町に寄せられた場合は、町では職員が現場の状況を確認し、助言・指導の必要があれば所有者情報を調べまして、適正管理を促す文書の発送または電話連絡などを行っております。 これまで行った事例の中では、こうした町の指導に応じていただけるケースもあれば、残念ながら放置が続いてしまうというケースもございます。 こうした中、当町では、本年6月議会におきまして、空き家等対策協議会の設置条例について議会にご議決をいただきまして、当該協議会を設置をさせていただきました。 これまで2回の会議を開催いたしまして、当町の空き家等の現状の共有化、今後取り組むべき施策等について意見交換をしております。現在は、空き家等対策の推進に関する特別措置法の改正で、新たに位置づけられました管理不全空家についての対応策を中心に検討を進めており、町条例の方向性を確認しているところでございます。 条例制定を踏まえて、管理不全空家の緊急安全措置や立入調査の実施体制を整えた後、改めて空き家等対策といたしまして、広報、ホームページをはじめ、広く周知を行ってまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 今回この質問を出しましたのは、私も空き家のほうの協議会の委員をさせていただいております。その中で、町民の方も条例が制定されるとすぐ事が動くと思っている方が非常に多くて、それだけ空き家で木が出ていたり、困っている人が多いということなんですが、そのことで町民の方に少しでも理解していただく周知なんですけれども、そのあたり、条例ができないといろんなことを出していけないと思うんですけれども、その前の段階、皆さんが、ああ、もうすぐ動くんだと思わない、こういうことだということを町として出してほしいと思いますが、ちょっと短く答弁お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長大場崇明君) お答え申し上げます。 空き家の問題については、恐らく20年前、30年前はこれほどのものになるということについては、それほど多くの人が予想していていたものではないというふうに思っております。したがいまして、新たな行政課題というか、新たな問題として今発生をしてきているという状況です。 第一義的には、所有者の方にしっかりと管理をしていただければ、そうした問題に発展しないというのが実情なんですけれども、それができていないということが現実としてあります。それに対してどういうふうに町が皆さんにお願いしていくのか、その発信が届くのかという部分も含めて、これから様々な観点で検討させていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 以上で、丸山妙子議員一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。 再開は11時15分といたします。 △休憩 午前11時00分 △再開 午前11時15分 ○議長(合川泰治君) 再開します。--------------------------------------- △西村茂久君 ○議長(合川泰治君) 引き続き一般質問を行います。 通告第12号、西村茂久議員。   〔2番 西村茂久君登壇〕 ◆2番(西村茂久君) 議席2番、西村茂久でございます。 通告に沿って質問、今回は10項目になるのであまり再質問はできないと思いますけれども、過去4年間のこれまでの一般質問を総括する形で、進んでいるものはもう外しました。新たな問題は入れてあります。 ということで、早速、通告に従って質問いたします。 まず、1番目で一般職員及び会計年度任用職員の採用計画について。 一般職員及び会計年度任用職員、これはフルタイム及びパートタイム両方入りますが、職員数は年度によりばらつきがあるものの、長期的には増加かつ同程度の数が認められています。各職員の採用計画について伺います。 ○議長(合川泰治君) 西村茂久議員の質問に対する答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) 常勤職員と会計年度任用職員の採用計画に関するご質問にお答えいたします。 常勤職員の採用については、退職や休業等による欠員の補充のほか、各課からの要望に基づく増員配置を目的として、年度ごとに採用人数を決定しております。令和6年度の人事異動に向けた採用としまして、4月に各課ヒアリング、7月に募集を行い、9月から11月にかけて採用試験を実施し、17名の合格発表を行いました。 令和6年度の職員数については、衛生組合解散に伴うごみ処理業務の移管、こども家庭センターの設置、須賀小学校再整備プロジェクトなどの業務増に対応するため、前年度比5名程度の増を見込んでいるところです。 会計年度任用職員の採用については、毎年採用人数、1月当たりの勤務日数、1日当たりの勤務時間等が記載された調書に基づき、各課へのヒアリングを経て採用人数を決定しております。 令和6年度の配置に向けた採用として、10月にヒアリングを既に実施し、12月に募集要項を公表、1月に選考を予定しております。令和6年度の会計年度任用職員の数については、ごみ処理業務移管に伴う問合せ、マイナンバーカード更新者増加等の業務増に対応するため10名程度の増員を見込んでいるところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 業務量増が人員増につながるというのは、これは理解できますけれども、業務量減の努力も当然ながらしていただきたい。でなければ、どんどん職員は増えていることになります。スクラップ・アンド・ビルド、これが必ず必要なものだと思いますので、避けて通れないこういいう手法も、あるいはそうした視点も大切にしていただきたいなということで、次へまいります。 2番目、町の長期財政計画について。 第2期公共施設マネジメント計画は、町の将来財政について厳しい現状を指摘し、宮代スタイルによる公共施設再配置の提案を行っております。町の長期財政計画の有無、内容についてお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) お答え申し上げます。 長期財政計画につきましては、町財政部局において毎年10年先程度を見越した推計を立てております。 内容についてでございますが、歳入面におきましては税収や国の交付金等について把握できるものについてはできる限り反映し、公共事業等における補助金や借入れが見込めるものにつきましても、可能な範囲で歳入として見込んでおります。また、歳出におきましては、総合計画事業や今後のごみ行政に係る事業費、さらには須賀小学校の再整備など現段階で想定できる事業費をできる限り見込んだ上で計上を行っております。 町では、これら推計資料に基づき予算編成や事業計画の立案を行っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) これまで一般質問でもかなり出ておりますけれども、中長期的に見ると町財政は大変厳しいというのは、これは現実だと思います。特にごみ問題経費については、現在及び将来にわたって多額の資金が必要とされます。あわせて、須賀小の整備計画も含めて、今後、公共施設の整備計画、この実施に当たっても莫大な経費がかかることから、町民は心配しているんではないかと思います。 町民に長期的な財政計画、つまり安心してくださいよという分かりやすく、コンパクトにしたパンフが配布できないものか、これはお願いを含めて検討をしていただきたいというふうに思います。 これがないと、本当に心配だと思いますよね。ぜひお願いしたいなと思います。 次にいきます。3番目、循環バスの相互乗り入れについてでございます。 循環バス、町は便利バスと言っていますが、この久喜市への相互乗り入れについて最近全く話が出ておりません。一時はそれなりの期待感はあったんですけれども、この課題は不可能と判断してよろしいのですか、確認をいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) お答え申し上げます。 循環バスの総合乗り入れについてお答え申し上げます。 循環バスの久喜駅への乗り入れにつきましては、バス事業者にも相談をしておりまして、宮代町及び久喜市でのそれぞれの所定の手続が整えば、物理的には可能であることは確認をしているところでございます。 しかしながら、久喜方面へのアクセス面では大変効果的であるものの、大幅なルート変更と減便が伴うものでございまして、現在循環バスをご利用いただいている年間延べ約6万人の方々への影響も非常に大きいと考えております。そうした点を踏まえますと、現状では非常に厳しい状況でございまして、当面は現行の乗り継ぎにとどまると考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 久喜市への相互乗り入れについて今ご答弁いただいたんですけれども、要は効果的ではあるという、そういう認識を持たれてはいるんですけれども、結果として、現状では非常に厳しい状況という形でご答弁をいただきました。 私は、この問題がもう出てこないということから、あえて不可能という判断をしたのではないのかなというふうに思ったわけです。それで質問をしたんですけれども、ご答弁にありましたように、いろいろ難しい状況だとか、物理的には可能だとか、よく分からない部分もあるんですが、久喜市と宮代町との今の2つの市町の関係というのが影響しているのかなという理解をしております。 事実上、これはもうできないというふうに私は捉えさせていただきたいと思います。町民の皆さんにも、ちょっとこれは無理だということで伝えざるを得ないというふうに思っております。残念ではあります。一旦、沖ノ後の停留所で乗り換えるというのは、これは乗り入れじゃないですから。そういう不便を避けるために、例えば動物公園から先、バスに乗って、それで久喜の路線に入っちゃう、こんな便利なことはないはずなんですよね。確かに問題点はたくさんありますけれどもね。でも、現状においてはそれどころじゃないということだから、私は、もうできないというふうに考えて、次に移ります。 4番目、和戸駅西口開発の現状と見通しについてですが、①残土の山の現時点の進捗状況、これはこれまでも一般質問で出ておりますから、同じ答弁になると思いますが。 2番目、新井町長1期目の公約で、当駅西口開発を熱っぽく訴えられました。厳しい条件は百も承知しています。しかし、それを解決するのが政治ではないでしょうか。将来見通しについて町長にお伺いしますが、よろしくお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) それでは、お答え申し上げます。 まず、1点目の残土の山の進捗状況につきましては、令和4年度に相続財産管理人の選任手続を踏まえまして、町空き地環境保全条例に基づく勧告や命令を経て、行政代執行による除草作業を令和4年度に引き続き、令和5年度も実施いたしまました。 残土の山につきましては、コンクリートがらなどが相当量含まれていることが予測されますので、適切な活用や処分方法について検討を行っているところでございます。 私といたしましては、残土の山に関しましては、単に残土の山の解消という観点からではなく、和戸駅西側地区の整備と合わせて取り組む必要があると考えております。 次に、2点目の和戸駅西口開発につきましてお答え申し上げます。 和戸駅西側地区は、議員ご承知のとおり農振農用地区域、いわゆる青地であるため、和戸駅西側地区の整備に当たっては、農用地区域からの除外の可否が今後の整備に大きく影響するため、県農林部との協議を重ねておりますが、時間を要している状況でございます。 宮代町には南から姫宮駅、東武動物公園駅、和戸駅の3駅がございますが、西口が開設されていないのは和戸駅のみであり、町の均衡ある発展の観点からも、和戸駅西口開設と開発は必ず実現しなければならないと考えております。 いずれにいたしましても、和戸駅西口開設と開発の実現に向けて鋭意取り組んでまいりますので、議員の皆様方におかれましては、引き続きご理解・ご支援を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 再質問をいたします。 残土の山、これコンクリートがら等が相当含まれているということは予測されるということです。これたしか、昔、昔といいますか、この問題が取り上げられてからこのがらの関係については、つまり何が埋まっているかということについての調査を県でしているはずだったと記憶しているんですが、それは全くなかったのでしょうか。お尋ねいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 この残土につきましては、平成11年3月29日に地元から通報がありまして、今のような状況になったというところでございます。その後、杉戸警察、農林事務所、環境管理事務所等でその現場を確認し、また当事者に指導をしているところでございます。 それで、令和2年12月21日に東部環境管理事務所がその残土についての分析調査を行いました。これは内容物ではなくて、その土に何か悪い成分の物質が含まれているかどうかを調べる調査でございまして、コンクリートがらについては、表面上のみに多少まじっているという程度の報告書になってございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) だと思います。コンクリートがらについては、あれ掘り返さないと分からないんですか。相当な量ですけれども、サンプル調査ということでやる方法はないんですか。これ全部そっくり、例えば、衛生組合の昔、堆肥を置いていた場所、あそこは今遊んでいるんですよね、あそこは宮代町の土地で、いずれ令和9年度には解体の工事に入る時点で返されると、宮代町に戻るということなんですけれども、あれ全部調べないと駄目なんですか、サンプルじゃ駄目なんですか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 建設残土の中にどのくらいのコンクリートがらや残土がら等の廃棄物が含まれているかどうかというところなんですが、まず、今の国納の現存する場所では、それはサンプルを取るのは不可能でございます。ただ1か所掘っただけでは、どのくらいの量が入っているかは確認することができません。 議員ご指摘のとおり、衛生組合の土地、あそこは町の土地もございます。あそこは広大な敷地になっておりますので、一つの手段としては、まず民間による開発でその残土を使うというものがもし可能ではなかった場合、そちらに町の費用でまず泥を移します。それだけでも一千数百万円かかると見込んでおります。 それを今度は分別する機械がございまして、ふるいにかけるわけです、あるいはバックフォー、穴の空いたパケットでガラガラと、結構騒音が出ちゃうんですが、それで細かな作業をして、残土とコンクリートがらに完全に分別しなきゃなりません。そのコンクリートがらというものは産業廃棄物になりますので、それを処理する処理場に持っていくことになります。分別された残土のほうは再利用できることになっておりますので、そのサンプルというより、そのような仕方になるのかなと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 残土の山の解消というのは、和戸駅の西側地区の再整備をするときの一つのアクションになるという象徴的なものなんですよね。あの山がそっくり消えると、これは何かが始まるというような一つの考え方、思いというのが出てくると思うので、これまでの答弁を聞いていますと、残土の山の最終的な処分は和戸駅西側の再編整備に合わせてというような、リンクさせる、そういうものとして聞こえてきているんですけれども、その点は現実としてどうなんでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 和戸の山につきましては、現時点ではなるべく税金をかけない方法を模索しているところでございます。それで今、和戸駅周辺整備の中で西口あるいは須賀高野島地区を検討して、地元と今協議を進めているところでございます。 ですので、例えば高野島地区でしたら、かなり土量が必要になってくるんですね。今の地づらですと建物も建てられない、杉戸のむさし堤団地のほうに行きますと、1メーターちょっとぐらい高低差が低くなっているんですね。ですので、かなりの量がありますので、できればそちらに使っていただきたいという希望もございます。なるべく本当に安く税金の投入を済ませるように考えているところでございます。 以上でございます。
    ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 和戸駅の関係につきましては、今日はというか、今日しかできないんだけれども、今日のところは終わりにして、次にいきます。 5番目、民生委員・児童委員の慢性的欠員について。 民生委員・児童委員の3年ごとの改選期ごとに欠員状態が続いており、担当課が苦労されているのは忍びない。昔のままの制度運営に問題があると県も国も気づかないのですか。町の見解は。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(鈴木淳史君) お答え申し上げます。 民生委員・児童委員は地域の皆さんが安心して暮らせるように、特に高齢者や障がいのある方、子育て中の方の見守りや相談を通して、また町役場や社会福祉協議会など関係機関へのつなぎ役として地域の福祉の推進に努めていただいております。 議員ご指摘のとおり、現在7人の欠員が生じており、町といたしましては、この解消に努めているところでございます。 この民生委員制度は大正6年から続くもので、平成29年に制度創設100周年を迎えたところでございます。近年の法令改正を伴う制度の見直しは平成25年に行われ、その後、法令改正を伴う大きな見直しはされておりません。 制度や運用上の課題に関しましては、国・県、各市町村でも検討や調査が実施されていることから、地域差はあるものの、どの機関においても課題の把握はされていると認識しておりまして、町が把握している課題についても同様であると捉えているところでございます。 民生委員・児童委員制度は、法令に基づく全国的な制度で、制度に関する見直しは主に国が実施するものと考えており、現在のところ制度の見直しに関して国や県からの情報提供はない状況でございます。 町といたしましては、制度の中で運用面で改善できることに取り組んでいくとともに、必要に応じて国や県に対して現状や課題を伝えていくことが必要であると考えております。 引き続き、民生委員・児童委員の活動を町民に理解していただけるよう周知活動を継続していくとともに、欠員の補充、民生委員・児童委員の方々が円滑に活動することができるよう必要な支援や見直しを考えていきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 昔、この民生委員、その当時は児童委員というのはついていなかったはずですけれども、言うならば大正6年ですよね。このとき、これは名誉職だったんですよ。だから実稼働なんかしていないんですよね。今と全然時代が違いますからあれですけれども、それ以降、平成25年ということをご答弁いただいたんですけれども、それから約十二、三年この制度は維持されたままです。 実際に、民生委員の方にお話を聞いても、当初の話と全然違うやないかと、そういう言い方はしませんけれども、二度とやりたくないと。それだけ民生委員の方のお仕事というのは、単に町とつなぐだけじゃなくて、非常に神経を使う仕事です。救急車が来るだけでぴりぴりとくるんですよね。国や県も、この慢性的欠員状態というのが共有されているということです、また調査も実施されているということですが、制度そのものをそっくり変えろというわけじゃなくて、制度の運用をしっかり、現状を見た上で変えていただくということで、ぜひ努力をお願いをしたいという、これは要望でございます。 こういう欠員状態、私もこの推薦行為に結構携わってきたんですけれども、人を探すのは大変厳しいんですよね。そういうことで、いろんな方が努力されて今日を迎えているんですが、その運用についてぜひお考えをいただきたい。ただ欠員を補充してくれということだけではなくて、じゃ、こういうふうに制度も見直していくということができれば、解決に結びつくんじゃないかと思います。 次にいきます。6番目、社会福祉協議会を窓口とした自治会地区への集金依頼と処理の現状についてお伺いいたします。 毎年4月と10月になると、社協窓口に自治会及び地区に集金依頼が来ます。班長あるいは組長が各戸を回るのが昔からの姿です。しかし、高齢化もあり、執行部のほうは、えい、面倒くさいと。任意であるにもかかわらず予算化して処理する、私に言わせれば間違った対応が大幅に増えております。この実態について町はどう考え、指導されているのかお尋ねをいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(鈴木淳史君) お答え申し上げます。 この件に関しましては、集金の実施主体が町社協でございますことから、過日、町社協に確認をさせていただきました。 町社協においては、毎年度、町社協会員の募集及びこれに伴う会費の集金、日本赤十字社の社資募集、赤い羽根共同募金、以下、これらを会費等と呼ばさせていただきます。これらについて各地区自治会長の皆様にお願いをさせていただいております。 これらの会費等の集金方法につきましてでございますが、各地区自治会に委ねていることから、明確に把握をしておらず、多くは集金の方法で各世帯から集められていると捉えているようでございます。 なお、この集金の方法に関しましては、町においても把握はしておらず、また、町から社協に対して指導等もしておりません。 町社協への入会の判断や寄附、募金に応じるかは個人または世帯の判断であり、また会費等の集金の方法については各地区自治会において決めていただくこととしておりますことから、この判断に当たり会費等の趣旨や目的、集金に当たって注意すべき事項などについて必要な説明、情報提供をしていく必要があると、町社協も町も認識しているところでございます。 社協、日赤共同募金会とともに県内や全国を包括する組織があり、それぞれの組織としての考え方もあると思います。町といたしましては、地域福祉を推進するために、地区、自治会、町社協、町は協力体制を深めていくことが大切であると考えておりますので、会費等の集金方法についての他の自治体をはじめ、関係団体の動向や、各地区自治会の考え方等も踏まえながら、町民の方々がより趣旨や内容を理解した上で支援をしていただけるよう、町社協と情報共有、意見交換をしていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) ちょっと確認いたしますけれども、自治会とか地区の集金方法について町は把握していないということでご答弁いただいたんですが、町から私は6割ぐらいだというふうに聞いておりますが、その点、確認をしたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(鈴木淳史君) その集金方法というのが、社協の会費のことなのか、また日赤の社資募集、また共同募金の関係なのかというのは何とも分かりませんけれども、集金の方法については町としては把握はしておりませんので、具体的に6割というのがどういうものの6割なのかというのは分からない状況です。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 事実としてちょっと確認をしたいんですけれども、社協の個人会員というのは500円です。これは社協の会員ではないんですよね、別にね。あと、賛助会員で3,000円、特別会員で1万円、ここら辺は会員なんです。 かつて自治会が自治会費に上積みして2,000円強制徴収、つまり予算化をして社協等関係する機関に振り込んでいる。このことが憲法違反ではないかということで訴訟が行われました。詳細を言うと長たらしくなりますので、結論として、最高裁が平成20年に出しておりまして、これは憲法裁判所ですから違憲か合憲かの判断をするということで、憲法14条違反として自治会の総会議決は無効であるという結論をして確定しております。 要は、自主的に民意で本来払うべきものが、そういう形で本人が希望しないのに自治会のほうから自治会費に上積みして、実質的にはここはは8,000円になるんです。 それで、いろんな募金の関係がありますけれども、全部そこから出して振り込んでいると。これは最高裁だって違反ということで言うはずですよね。これ地裁、高裁、最高裁と3段階動いて、結果的にはそうなっている。 したがって、社協もその辺は大変敏感にはなっております。だから、お願いが基本でありますということ。ところが実態としては、社協だけじゃないですよ、日赤の社資についてもそう、あるいは赤い羽根の共同募金にしてもそう、みんなお願いで来ているんですよ。それが、私の大体知っている限り、7割近くの宮代町内の自治会、区はそれをやっている。それは問題ではありませんかということで聞いているんです。そういう場合に、どう指導されたのかを聞いているんです。 先ほどのご答弁では、全部それは入っておりません、把握していないからということだったんですが、この問題は非常に悩ましいんですよ。高齢化が進んでいる現状において、自治会費はもう会員の意思が入っていますからすぐ取れる。ところが、それ以外の募金関係、社協の一般会員の関係というのは、これはお願いだから、入るか入らないかというのは本人の了解を得ないと、希望を聞かないと、それはできないはずなんです。そういうことなのに、現状はそうじゃない。これはかなりゆゆしき問題だと思います。 地域福祉のために協力するというのは、これは自治会も区も、それから圧倒的住民はそう思っています。だから寄附をするということは別に抵抗はない、しかし、そういう人たちばっかりじゃないんですよ。そんなら自治会やめればいいじゃないかと、これは逆に非常に大きな問題になるんですよね。 これ以上ちょっと時間の関係でできませんけれども、町のほうももう少し調べてほしい。そんなの社協に聞けばすぐ分かりますよ、振込で来ていますから。私が会長時代は全部現金で持っていくんです、集まったやつを。リストと現金、つまり誰がどれくらい納めたかということはみんな持っていく。向こうは参考になるんです。 次に移ります。7番目、町道の側溝整備についてお尋ねします。 町道の側溝未整備、これ3回ぐらいやっているんですよね、2回か、蓋かけを含んだその未整備距離及び町道の総延長距離、未整備地区数が分かればお願いいたします。 ②側溝の状態により整備費用は異なるんですが、平均してどの程度の費用がかかるか教えてください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(成田雅彦君) まず、1点目の側溝未整備距離につきましてお答えいたします。 舗装済みの道路で片側だけ蓋が整備されていないような区間を合わせますと約24キロメートルでございまして、町道の総延長距離は約298キロメートルになります。また、未整備地区数につきましては、その定義をどのように考えるかにもよりますが、大きな宅地開発が行われました住宅地では、宮代台1丁目と2丁目地区のこの2地区でございます。 宮代台につきましては、団地造成当時から道路側溝に蓋をかけない構造であったため、今でも未整備の地区が残っている状況でございます。 次に、2点目の側溝の整備費用につきましては、宮代台のように断面の小さい側溝が設置されていて蓋がかからない状態であれば、グレーチング蓋を側溝の上にかぶせるケースと、あるいは断面を大きくする場合には、側溝そのものを付設替えする必要があり、整備費用は、道路及びその隣接地の状況等によっても大きく異なります。 平均的な費用につきましては、仮に幅員4メートルの道路を100メートルの区間で一般的に使用される幅30センチ、深さ30センチ、長さ4メートルの側溝を両側に付設替えした場合には、1メートル当たり約16万円かかる見込みでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 3丁目の整備に当たっては10年かけましたけれども、大変ありがとうございました。その当時、3丁目というのは地盤沈下が激しくて、冠水も結構するという、そういう悪い条件がありましたので、先行してやったという経緯もあります。当時はまだ、相当前ですから5億円ぐらいだったと思いますけれども、これを平準化したら1年5,000万、現在、1丁目、2丁目は大きいところで未整備区域ということなんですが、令和4年9月でしたか詳しく質問をさせていただいたんですが、当時で約8億9,000万、これは設計費用も入っていないし、様々な附帯的なものを入れれば、はるかに10億を突破する、その当時でそうだと。今回は整備費用は単体の整備費用で16万円ということだったんですが、距離数がありますので、恐らく15億円ぐらいかかっちゃうと。とてもそれは、今の町の財政状況からしたら大変難しいと、10年かけても難しいと。もっと必要なごみ処理経費とか、そういうこともあるのでということで、手法としてグレーチングというのが前回も出ておりましたし、今回も出ています。金網ですよね。 ところが、あれは安心・安全という面では非常に注意をしなくちゃいけない、あそこを自転車で通ったときに、溝に引っかけちゃって倒れるとか、側溝そのものに落ちなくても、あれに引っかけてというリスクもあるので、その辺を注意しながら、できればグレーチングの手法で進めていただくのがありがたいんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 先ほども答弁いたしましたが、側溝の整備には、全部側溝を入れ替えるタイプと、あとグレーチングを今の側溝の上に置き替えるタイプ、グレーチングですと宮代台の未整備箇所をやると1億円ぐらいかかる見込みでおります。 昨年の6月議会においても議員から宮代台の蓋かけにつきましては一般質問をいただいております。その答弁の中で、蓋かけについては地元と話し合い、優先位置を決めて実施していきたいという答弁をさせていただいたところでございます。地元からは、中央公園の周辺からという希望がございましたので、予算の範囲ではありますが、グレーチングの蓋を現在少しずつ設置しているところでございます。 宮代台自治会の役員の方には、毎年、年度始めにまちづくり建設課に来ていただきまして、側溝の蓋かけを含む道路行政つきましてお話を伺っているところでございます。西村議員をはじめ、自治会の方のお話を伺うと、高齢者が増えた地元にとって蓋かけは大きな課題となっているということがよく分かります。 今後も、地元と調整しながら予算の範囲で進めていきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) よろしくお願いいたします。 8番目、町の子育て政策の成果についてお伺いします。 子育て支援課を中心に、町は横断的対応で子育て対策に大変力を注いできました。しかし、子供を安心して産み育てる環境を持った自治体として、ほかからの転入が続く状況にはなっていないのではないかと考えます。町の長年の子育て政策の成果について簡潔にお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、8の町の子育て政策の成果についてお答え申し上げます。 当町では、次の時代の社会を担う子供たちの健やかな成長に資するため、これまで各種の子育て支援事業に取り組んでまいりました。 まず、保育環境でございますが、これまで公立保育園や民間の保育園、小規模保育施設の整備を進め、現在、合計9か所、定員では536人分を確保しております。この結果、令和5年4月1日現在の待機児童数をゼロ人とすることができました。 また、子育て支援策といたしましては、こども医療費の助成において段階的に対象拡大を図り、令和6年度におきましては18歳年度末まで入院・通院に係る助成を拡大する予定でございます。併せて産前産後家事・育児支援サービスなどの先進的な事業にも取り組み、一定の成果が上がっているものと捉えております。 一方、これからは支援を必要とされる個々のご家庭の状況に応じたきめ細やかな対応が重要であると考えております。 宮代町では安心して子育てができる町を目指し、令和6年4月からは全ての妊産婦や子供、子育て世帯へ一体的な相談支援を行うためのこども家庭センターを設置する予定でございます。このような施策の積み重ねによって、これまで以上に関係各課が連携し、コンパクトな町であることを生かして、きめ細やかな寄り添った支援に取り組み、子育て世代の皆様が宮代町に住みたい、宮代町で子育てをしたいと感じていただけるよう努力してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 私は、成果についてお伺いしたんですが、施策の内容については承知しておりますので、ある意味でご答弁になっていないと思います。 簡潔に聞きます。まず、合計特殊出生率、全国では1.26というのが令和4年です。過去最低、7年連続というふうに発表しています。町はどれぐらいですか。 それから、出生数、町は令和4年どれぐらい、婚姻数、離婚数、転入転出の社会的増減について、数字が分かりましたら教えていただきたいんですが。分かる範囲で結構です。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩いたします。 △休憩 午後0時07分 △再開 午後0時14分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、お答え申し上げます。 まず、合計特殊出生率でございますが、こちらは2022年で1.35となっております。出生数は260、婚姻数は278、離婚数は65、転入数は1,357、転出数は1,396となっております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) ありがとうございました。 これは過去との比較というのが問題になりますが、例えば合計特殊出生率、恐らく過去最低値になっているだろうと思います。町は飛び抜けていいというわけじゃないと承知しています。 したがって、町のほうで様々な子育て対策を打っているにもかかわらず転出のほうが数が多いとか、あまり成果が出ていないという現状を確認しました。 次にいきます。9番目、久喜宮代衛生組合施設の解体後についてお伺いします。 令和9年度から衛生組合施設は解体に着手する段取りになっています。町の土地は町に帰属します。しかし、解体後の土地はどう有効活用するのか、周辺町民との話合いは全くありません。新ごみ処理施設負担経費の協議が大詰めの段階に来ている中では、それどころではないと分からなくもないんですけれども、話合いを始められてはいかがでしょうか。見解をお伺いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長大場崇明君) お答え申し上げます。 令和8年度末の久喜宮代衛生組合の解散及び令和9年度からの久喜市新ごみ処理施設の稼働に伴い、久喜宮代清掃センターは長年にわたり当町のごみ処理業務を実施してきた役割を終えることとなります。前段議員への答弁と重複する点もございますが、久喜宮代清掃センターの解体については、昨年11月に久喜市、宮代町及び久喜宮代衛生組合の3者で同意をいたしました久喜宮代衛生組合の解散に向けた調整方針において、久喜市が実施主体となり、その実施期間を令和9年度から令和11年度とすることとしております。 現在、施設解体に向けた実施スケジュール、実施方法等ついて協議を進めているところでございます。 施設解体後の跡地の利用に関しては、現時点では、町では検討に至っていない状況でございます。今後算出されます解体費用や解体作業時期などを見極めながら、町に帰属する土地の有効活用等について地域の皆様と意見交換を行う機会を設定してまいります。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 周辺住民は、この解体後がどういう形になるか、衛生組合が誕生してから60年近くなります。その間、様々な被害を沖ノ山地区にしてもそう、宮代台地区にしてもそう、久喜の2つの地区についてもそうです。そういう方々も含めて、ぜひ話合いというものを、一応新ごみ処理施設が軌道に乗った時点で、遅くともお願いをしたいと思います。 10番目に入ります。紙保険証廃止による高齢者世帯の影響について伺います。 厚労省の統計調査では、マイナ保険証の不祥事を背景に、その利用率が10月時点で4.49%と極めて低い水準で推移していると11月13日に朝日新聞デジタルが報じております。一方、国は、紙保険証廃止撤廃の世論が高まっているにもかかわらず、来年秋の廃止方針を変えておりません。廃止による高齢者世帯への影響について、町の考えをお伺いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) お答え申し上げます。 国では、現在使用している健康保険証を来年秋に廃止し、マイナンバーカードに一本化することを目指しております。その経過措置として、来年8月に発行される健康保険証については最長で1年間の有効期間が設けられております。また、マイナンバーカードを持たない方のために資格確認書を本人の希望により発行することとし、本人が手続できない方については保険者が発行できることとしております。 さらに、国では、令和5年12月以降、高齢者などの暗証番号の設定や管理に不安のある方を対象に、暗証番号なしの顔認証マイナンバーカードを希望する方に発行する方針を示しております。これは、暗証番号を不要とし、保険証の機能として利用できるもので、資格確認書に続く健康保険証となるものでございます。 現在、国民健康保険加入者のうち、10月末現在、マイナンバーカード保険証利用登録者は3,853人、登録率59.1%、後期高齢者医療制度加入者においても10月末現在で3,288人、登録率57.1%となっており、いずれも約6割の方が登録済みでございます。 当町では、国の対策等や登録率の状況から、高齢者への影響は少ないと考えております。 今後については、マイナンバーカード健康保険証への登録の推進とともに、利用率の向上にも努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 以上で、今日用意した質問につきましては終わりますけれども、4年間の中でいろいろと町政の問題についてはお尋ねしてまいりました。大変失礼なケースもあったかと思いますけれども、ご容赦いただきたいと思います。 これで一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(合川泰治君) 以上で、西村茂久議員の一般質問を終わります。--------------------------------------- △追加議案の提出 ○議長(合川泰治君) ただいま町長から追加議案の提出がありました。議会運営委員会の開催を求めます。 暫時休憩いたします。 △休憩 午後0時22分 △再開 午後0時31分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 議会運営委員会の審議結果の報告を求めます。 田島議会運営委員会委員長。   〔議会運営委員長 田島正徳君登壇〕 ◆議会運営委員長(田島正徳君) 議会運営委員会委員長の田島でございます。 それでは、追加提案された議案第70号、71号に関して開催されました議会運営委員会の審議結果について報告をさせていただきます。 執行部から提出された議案第70号 令和5年度宮代町一般会計補正予算(第4号)について、議案第71号 令和5年度宮代町水道事業会計補正予算(第3号)についてにつきましては、追加日程第1として議案第70号 令和5年度宮代町一般会計補正予算(第4号)について、追加日程第2として議案第71号 令和5年度宮代町水道事業会計補正予算(第3号)についての件を日程に追加し、直ちに議題として上程及び提案理由の説明を行い、12月14日に質疑、討論、採決を行うことを確認しました。 以上でございます。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(合川泰治君) お諮りいたします。議会運営委員長からの報告のとおり、議案第70号 令和5年度宮代町一般会計補正予算(第4号)について、議案第71号 令和5年度宮代町水道事業会計補正(第3号)についての件が提出されたことから、これらを直ちに議題として上程、提案理由の説明を行うこととし、質疑、討論、採決は12月14日に行うことについて、ご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第70号 令和5年度宮代町一般会計補正予算(第4号)について、議案第71号 令和5年度宮代町水道事業会計補正予算(第3号)についての件は、これを日程に追加し、追加日程第1、令和5年度宮代町一般会計補正予算(第4号)について、追加日程第2、令和5年度宮代町水道事業会計補正予算(第3号)についてとして、直ちに議題として上程、提案理由の説明を行い、質疑、討論、採決については12月14日に行うことに決定しました。--------------------------------------- △議案第70号の上程、説明 ○議長(合川泰治君) 追加日程第1、議案第70号 令和5年度宮代町一般会計補正予算(第4号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。   〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 議案第70号 令和5年度宮代町一般会計補正予算(第4号)についてご説明申し上げます。 本議案は、本議会に既に提出してございます令和5年度宮代町一般会計補正予算(第3号)による補正後の予算額(案)に歳入歳出それぞれ2億8,734万4,000円を追加いたしまして、予算の総額を130億7,855万円とさせていただくものでございます。 補正予算の主な内容でございますが、国の補正予算により交付される物価高騰対策重点支援地方創生臨時交付金を活用した非課税世帯への給付金の給付のほか、水道基本料金の免除など各種の物価高騰対策に関わる経費を計上してございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(合川泰治君) 補足説明を求めます。 企画財政課長。   〔企画財政課長 菅原隆行君登壇〕 ◎企画財政課長(菅原隆行君) 議案第70号 令和5年度宮代町一般会計補正予算(第4号)について補足説明を申し上げます。 一般会計補正予算書の1ページをご覧ください。 第1条、歳入歳出予算の補正につきましては、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億8,734万4,000円を追加いたしまして、総額を130億7,855万円と定めるものでございます。 次に、歳入歳出予算の補正内容につきまして事項別明細書によりご説明申し上げます。 それでは、歳入から申し上げます。 予算書の6ページをご覧ください。 14款国庫支出金、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金につきましては、国の補正予算による町の物価高騰対策事業に対する補助金でございます。 18款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金につきましては、このたびの補正に伴う財源調整といたしまして基金からの繰入額を増額するものでございます。 歳入につきましては以上でございます。 次に、歳出でございます。 8ページをご覧ください。 3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の(14)物価高騰対策支援金給付事業につきましては、住民税非課税世帯に対する支援金として1世帯当たり7万円を給付するものでございます。 なお、本補正予算におきましては6,253万4,000円の一般財源を計上してございます。こちらにつきましては、今回国からは、昨年度実施いたしました非課税世帯への給付金事業の実績を参考として、まずはその8割程度が交付されることになっておりまして、残りの交付金につきましては、今後、国から追加交付が予定されているところでございます。 (15)障害福祉サービス事業所等支援事業につきましては、町内の障害福祉サービスを提供する事業所に対し支援金を給付するものでございます。 2目老人福祉費の(12)高齢者施設等支援事業につきましては、町内の高齢者施設に対し支援金を給付するものでございます。 2項児童福祉費、1目児童福祉総務費の(4)児童福祉対策事業につきましては、町内の民間保育所等に対しガス・電力・食材料費等の助成として支援金を計上するものでございます。 10ページをご覧ください。 4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費の(2)保健衛生総務事業につきましては、町内の医療機関等に対し支援金を給付するものでございます。 3項上水道費、1目上水道費の(1)水道事業会計負担事業につきましては、全世帯の水道基本料金を2か月分減免するための水道事業会計への補助金を計上しております。 6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費の(2)農業経営基盤強化対策事業につきましては、肥料等の物価高騰に加え、この夏の高温障害により農作物が影響を受けている農業者に対し支援金を給付するものでございます。 7款商工費、1項商工費、2目商工振興費の(1)商工業振興事業につきましては、物価高騰対策として事業者の経営改善等に活用していただく商工業活性化事業補助金を増額するものでございます。 10款教育費、5項保健体育費、2目学校給食費の(1)学校給食運営管理事業につきましては、学校給食に係る食材料費の高騰を受け、不足が生ずる賄い材料費を増額するものでございます。 以上で一般会計補正予算の補足説明を終わらせていただきます。 ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(合川泰治君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第71号の上程、説明 ○議長(合川泰治君) 追加日程第2、議案第71号 令和5年度宮代町水道事業会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。   〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 議案第71号 令和5年度宮代町水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。 本議案は、令和5年度宮代町水道事業会計予算の収益的収入のうち、第1款事業収益、第1項営業収益を4,800万円減額し、第2項営業外収益に一般会計補助金として4,800万円を追加させていただくものでございます。 補正予算の内容でございますが、物価高騰の影響を受けている生活者及び事業者の皆様を支援するため、町内全世帯の水道基本料金2か月分を免除させていただくものでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(合川泰治君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(合川泰治君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 △散会 午後0時41分...