宮代町議会 > 2023-06-09 >
06月09日-05号

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  1. 宮代町議会 2023-06-09
    06月09日-05号


    取得元: 宮代町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 5年  6月 定例会(第2回)          令和5年第2回宮代町議会定例会 第16日議事日程(第5号)                  令和5年6月9日(金)午前10時00分開議     開議     議事日程の報告日程第1 会議録署名議員の指名について     ●議案の質疑、討論、採決日程第2 議案第19号 専決処分の承認を求めることについて日程第3 議案第20号 専決処分の承認を求めることについて日程第4 議案第21号 専決処分の承認を求めることについて日程第5 議案第22号 専決処分の承認を求めることについて日程第6 議案第23号 宮代町空家等対策協議会条例について日程第7 議案第24号 宮代町印鑑条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第25号 令和5年度宮代町一般会計補正予算(第1号)について日程第9 議案第26号 工事請負契約の締結について     ●意見書の上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決日程第10 意見書第3号 年金引き上げなどの改善を求める意見書日程第11 意見書第4号 特別支援学校・学級等への教員等の適切な配置を求める意見書     ●議会広報委員会の閉会中の継続調査の申し出日程第12 議会広報委員会の閉会中の継続調査について     ●議員派遣日程第13 議員派遣について     町長あいさつ     閉議     閉会出席議員(14名)   1番   小河原 正君      2番   西村茂久君   3番   金子正志君       4番   山下秋夫君   5番   丸藤栄一君       6番   丸山妙子君   7番   泉 伸一郎君      8番   角野由紀子君   9番   塚村香織君      10番   田島正徳君  11番   土渕保美君      12番   深井義秋君  13番   川野武志君      14番   合川泰治君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      新井康之君   副町長     渋谷龍弘君  教育長     中村敏明君   総務課長    福田拓也君  企画財政課長  菅原隆行君   住民課長    草野公浩君  税務課長    伊東高幹君   町民生活課長  吉永吉正君  環境資源課長  大場崇明君   福祉課長    鈴木淳史君  子育て支援課長 横内宏巳君   健康介護課長  井上正己君  産業観光課長  小川英一郎君  まちづくり建設課長                          成田雅彦君  会計管理者兼会計室長      教育推進課長  田中啓之君          宮野輝彦君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  押田昭浩    書記      青木 豊  書記      金子尚子 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(合川泰治君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(合川泰治君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △発言の訂正 ○議長(合川泰治君) 日程に先立ちまして、金子議員から6月1日の一般質問における発言について、会議規則第64条の規定による発言の取消をしたい旨の申出がありました。 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 議長の許可をいただきましたので、発言させていただきます。 私の一般質問の中で、一点削除したいのでお願いいたします。 それは、提案書になかった怪文書事件に関しての対応を議会事務局に求めるという質問です。 それは提案書になかったということと、それと議会事務局は執行部とは違う立場にありますので、私が議会事務局長に質問したのは大変失礼な間違いだったと思います。削除をお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) お諮りします。これを許可することにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) 異議なしと認めます。 したがって、金子議員からの発言の取消の申出を許可することに決定しました。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(合川泰治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において、2番、西村茂久議員、3番、金子正志議員を指名いたします。--------------------------------------- △議案第19号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第2、議案第19号 専決処分の承認を求めることについての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 改めておはようございます。 5番議員の丸藤でございます。 議案第19号の関係では、それぞれ延長されるわけですけれども、これの影響に関するところではどのようになるのか、その点だけ確認したいと思います。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 税務課長。 ◎税務課長(伊東高幹君) それではご答弁申し上げます。 まず、この条例に関する影響というご質問になりますけれども、事細かに金額が出せるわけではございませんで、例えば、私のほうで補足説明をさせていただきました肉用牛の売却による事業所得に係る町民税の課税の特例については、これまでこの政策については歴史が長いわけでございますけれども、該当する件数は一件もなかったということで、こういったものについては影響がないといったようなこと。また、優良住宅の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る町民税の課税の特例については、昨年と一昨年について実績を調べたところ、それぞれ1件ずつということで確認をしておりまして、額としても大きくないと、それほど大きくないということでございます。 これ、個人町民税に関してでございますが、また、固定資産税につきましては、今年度から創設されました長寿命化に資する大規模修繕工事を行ったマンションに係る税額の減額の措置といったことで、これまでの経緯、確認しますと、そういったこのマンションというのは、戸数としてはありますけれども、要件、ハードルが少しあるものですから、実績は今のところ見込まれていないということでございます。これ2年間の特例になりますので、その間に行って、県が計画上認定されれば該当してくるといったような状況でございます。 軽自動車税につきましては、燃料性能等に優れた軽自動車に適用する種別割、特例というのが延長されるわけでございますけれども、電気自動車については、過去登録された件数というのが、特に宮代町、町税に係る部分では11件、5年度に11台登録があったということで、その部分についてはマイナスの影響がありますけれども、一方でこのグリーン化特例については、13年を超える登録年数が経過した場合については重課といいまして、少し税金が上がるといったようなこと。その台数がそれなりにあるものですから、そういった部分については、えてしてプラスに働いてしまうといったようなことになろうかと思います。 そういった概略になってございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) それでは、再質問させていただきます。 特に今答弁がございました軽自動車税については、少し税が上がるということなんですけれども、どの程度なんでしょうか。
    ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 税務課長。 ◎税務課長(伊東高幹君) それではご答弁申し上げます。 まず重課、いわゆるその税金を重くかけさせていただくといったものについてはガソリン車でございまして、13年を超える登録年数がある場合に、例えば乗用の自家用車の場合ですと2,100円上がるといったようなこと。軽の貨物、営業用ですと、例えば700円、自家用ですと1,000円、乗用の営業用ですと1,300円といった、それぞれの区分に応じて税額が上がるといったようなことで、それによって、今年度の状況で見ますとトータルで300万円ぐらいその税額が上がるといった、登録台数がそれなりにあるもんですから、300万円ぐらいの増になるといったような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。再々質問です。 この軽自動車税の上がる部分については、それぞれトータルでどのようになりますか。今、区分で2,100円とか700円とか1,000円とかという区分で示されましたけれども、これでのトータルではどういうふうに見込まれているんでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 税務課長。 ◎税務課長(伊東高幹君) それでは、説明不足で大変恐縮でございます。 それぞれの登録台数を申し上げまして、そのトータルで幾らかというところでご答弁申し上げます。 まず、乗用の営業用については1台登録がありまして、これは1,300円のプラスになっていると。で、乗用の自家用については1,460台あります。で、その増分が2,100円ということで、その乗算になるということ。また、貨物用の営業については18台。で、貨物用の自家用については542台となっておりまして、現時点での見込みでございますけれども、353万円余りといったような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第19号 専決処分の承認を求めることについての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第20号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第3、議案第20号 専決処分の承認を求めることについての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第20号 専決処分の承認を求めることについての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第21号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第4、議案第21号 専決処分の承認を求めることについての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第21号 専決処分の承認を求めることについての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第22号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第5、議案第22号 専決処分の承認を求めることについての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第22号 専決処分の承認を求めることについての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第23号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第6、議案第23号 宮代町空家等対策協議会条例についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 9番、塚村香織です。 2点質問をさせていただきます。 今回の条例に当たりまして、今後協議する内容も含めてなんですけれども、現状で空き家と特定空家は何軒把握をされているのかということと、その中で特に近隣住民の方が困られている件数は何件あるのかを教えてください。 2点目なんですけれども、この空き家の持ち主の方についてで、持ち主の方も空き家について困られている現状もあるかとは思うんですけれども、その相談件数。で、例えば、売却したいとか、もうどうしたらいいのか分からないというようなご相談はあるのか、その相談先なども教えてください。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長(大場崇明君) ただいまの質疑について答弁申し上げます。 まず1点目でございますが、町で把握している空き家の数と特定空家の数というご質疑だったと思います。 環境資源課で把握しておりますのは、令和5年3月31日現在でございますけれども、76軒の空き家を把握してございます。特定空家についてはゼロ軒でございます。 2点目の持ち主についての相談件数でございますけれども、持ち主の方につきましては、基本的にこの空き家で、町として、不適正な管理がある場合については個別の通知を出させていただきまして、是正の措置を促しているというところでございますけれども、その中で、そのレスポンスとして、どうすればいいかというようなお話はいただくことはございますが、日常的に、この空き家をどうすればいいかということについては、件数としては把握はしてございません。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 塚村です。 件数については承知をいたしました。 特定空家は認定されているのがゼロ件ということなんですけれども、この特定空家については、認定するのに当たって条件などあると思うんですけれども、この特定空家は町で認定をしているのか。先ほど、この空き家の件数の中で、困られているという切実なご相談は、そのうち何件なのかというところ、先ほど伺えなかったので、もう一度お願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長(大場崇明君) ただいまのご質疑について答弁申し上げます。 特定空家については、これは法律上要件が定まっておりまして、大きく4点ほど特定空家の要件というのはございます。 1つ目が、そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態。2番目としては、そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態。3番目としては、適切な管理が行われていないことにより、著しく景観を損なっている状態。4点目としては、その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態。この4つがございまして、さらに、国の中ではガイドラインがございまして、かなり細かくそれぞれの項目について、こういう状態が特定空家になりますよというガイドラインが定まっているということでございます。 今般ご提案をさせていただいています協議会条例におきまして、所掌の中で、第2条の第2号でございますけれども、ここで、法律第2条2項に規定する特定空家等の認定及び特定空家等に対する措置の方針に関する事項というものが所掌になっておりますので、特定空家に至るような状況の空き家があった場合には、この協議会の中でその認定をしていただくというような作業になっていくというふうに今考えているというところでございます。 持ち主の方の相談ということについては、結局、是正措置をした後に、遠方にその相続をされた方がいた場合などに、どこにその管理をするためにお願いをすればいいですかとか、あるいは、大体草木の状態がかなり繁茂しているようなところがあるので、それの依頼先をどうすればいいですかというような相談などがありまして、一方で、町では空き家バンクというものを創設をしまして、流通を促すような取組もしているんですが、空き家バンクに登録している家というのは今のところ一軒もないというところでもございますので、今後この協議会の中で、そうした活用の部分ですとかそういった部分についても、空き家等の対策計画を策定していく中で検討していくということになろうというふうに思っております。 いずれにしても、空き家が今、ご本人というよりも周囲の方が心配をしてご連絡をいただいて、町のほうで確認をして、持ち主の方にご連絡をするというようなのが一連の流れとして多くなっておりますので、周囲の生活環境の保全という観点から、よりその空き家に対してどういうような措置が講じられるかということを、この協議会の中でも検討をしていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 1番、小河原です。 それでは、1点質問したいと思います。 この空家条例は、前々から多くの議員が、何とかしてくれという要望というか意見というか、対策をすべきだということをもう長い間やってきました。で、やっと、やっとですね、宮代町もこの空家対策協議会が設置されると、これは大変いいことだと思います。 そこで、これからは大変な仕事、お願いするわけです。多分、空き家を持っている人にいろいろ問題を指摘しても、逆に指摘される場合もあるかと思いますので、大変な委員だと思いますので、そこで聞いておきたいのは、その大変な仕事をやってもらうのに、第8条、委員の報酬及び費用弁償について、具体的に幾らなのかもう少し、会長は幾らもらえるのか、副会長は幾らもらえるのか、ちょっとほかの特別職の職員と同じだと記載はしておりますけれども、口頭でもう一回ここで教えてもらいたい。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長(大場崇明君) ただいまのご質疑について答弁申し上げます。 協議会の委員につきましては、条例案の第3条の第2項におきまして、委員は法律の第7条第2項に掲げる者のうちから町長が任命するということになっております。 この法第7条の第2項は、協議会は市町村長のほかというふうになっていますので、市町村長はこれ必ず入るという協議会になります。そのほか地域住民、市町村の議会の議員、法務、不動産、建築、福祉、文化等に関する学識経験者その他の市町村長が必要と認める者をもって構成するというふうになってございます。 現在、宮代町の考え方としては、この第3条の1項にございますとおり、協議会は町長及び委員10人以内をもって組織をするというふうに考えておりまして、この10人をどう選ぶかということになりますけれども、これは法律の規定を参考にしながら、地元の代表の方ですとか議会議員の方にもお願いをしたいというふうに思っております。また、法律の専門家、あるいは不動産関係、そのほか警察ですとか、そういったところからも入っていただきたいなというふうに考えてございます。 委員の報酬についてなんですけれども、まず、この条例案にございますとおり、会長は町長となるということになっておりますので、会長については報酬は出ないということになります。報酬が出るのは、専門家の方とか地域住民の代表の方ということになりますけれども、現在の特別職報酬及び費用弁償に関する条例の中では、専門家の方については報酬が1回1万円、地域住民の方については1回3,000円というような形で報酬が定められておりますので、その報酬額をもって任命をお願いしたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) どうもありがとうございます。 費用弁償についての差はどのぐらいあるのかね。これはないのか、あるか。 あと、その前に、専門家は1回と言ったね。1回といったら30分でも1回だよね。10分間やってあいさつしただけで1回1回1万円。これ、ちょっとその内容についてもう少し詳しく。例えば、今日この会議を招集して、お互いの自己紹介だけで1回なのかどうか。それで1万円も払うのか。また、3,000円も払うのか。やっぱりある程度の議論をして1回というなら理解できるんだけれども、そこら辺について、もう少し具体的に。あと、費用弁償ね。差、あるのかどうか。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長(大場崇明君) ただいまのご質疑についてご答弁申し上げます。 費用弁償につきましては、1回300円という規定になっておりますが、遠方から交通費を使って来る場合については、それが加算されるという条例の規定になっておりますので、例えば、都内から専門家の方に来ていただくということになれば、その交通費が支給されるということになります。 報酬については、1回、先ほど言った専門的な知識の方については1万円、地域住民の方は3,000円というようなお話をさせていただきましたけれども、自己紹介だけでその会議が終わるということはございませんで、ここの第2条の所掌にございます1号、2号、3号について、様々な観点から検討していただくということが協議会の本旨でございますので、この内容について検討していただいて1回出席をしていただくと、その報酬をお支払いをさせていただくということでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 分かりました。 もうちょっと教えてもらいたいのは、専門家というのは誰と誰を当てはまるのか。町会議員も何か選ばれるようですけれども、これも専門家になるのかどうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長(大場崇明君) ただいまのご質疑について答弁申し上げます。 まず、議員の皆様につきましては、法律の第7条2項において、市町村の議会の議員ということが明確にうたわれておりますので、これは専門家という位置づけではなくて、住民代表の立場という形でご参加をいただくということになります。 それと、専門家については、これは今回の条例がご議決をいただいてから具体的には選定を進めるということになりますけれども、例えば、法律の専門家であれば司法書士ですとか弁護士を想定をさせていただいております。また、不動産の関係でございますと、宅地建物取引主任者ですとかそういった方を今、想定をさせていただいております。 そのほか、地域住民では、できればですけれども、地区の代表の方、地区の状況をよくご存じだろうということもありますので、地区の代表の方などをお願いしたいなと。そのほか、これは公職の立場からということになりますけれども、杉戸警察ですとか宮代の消防署の方もご参加をしていただいて、その防犯の観点だとか防災の観点なども含めてご議論をいただきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) 議席4番の山下です。 1つだけお聞きしたいんですけれども、議案の概要の中で、協議会の所掌事務②の中で、特定空家等の認定、措置の方針に関する事項ということで書いてあるんです。確かにこれは認定する協議会だと思うんですけれども、この措置の方針ということでお聞きしたいんですよ。 どうしてもここで、空家対策協議会の中で、これは措置しなくちゃならない、早い話が取り壊さなくちゃならないということになった場合、この協議会が責任持ってやるのか、それとも町が責任持つのか、それのところ一つと。 それと、これは相手、所有者との問題が出てくると思うんですよ。その所有者の、どうしても取壊しのお金がないという、なった場合、それはどこが責任持つのか。町がそこを、例えば空き地を没収するのかどうか、それのところがどういうふうになっているのか、想定しているのかどうかも含めてご回答お願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長(大場崇明君) ただいまのご質疑についてご答弁申し上げます。 条例案の第2条の第2号におきまして、法第2条第2項に規定する特定空家等の認定及び特定空家等に対する措置の方針に関する事項というのがあって、この措置というものがどこまでを想定するのかということでございますけれども、議員のご指摘のとおり、最終的には本当に危険だというふうに判断した場合は取壊しというところまでは、この法律の制度として想定をしているというものでございます。そのほかに、そこまで至らない場合というのがありますので、そういった一つの事例として考えられるのが、例えば、著しく破損した部分の養生を町が代わりに行うといったことですとか、あるいは、立木等の剪定ですとか、動物、害虫等の駆除まで行うとか、幾つかの段階があるというふうに思っております。本当に防犯上、防災上、危険があるというふうに判断した場合については、これは取壊しというところまで、制度の枠組みとしては想定がされているというものでございます。 費用につきましては、原則的には所有者の方に負担をしていただくということになりますので、そこまで行った場合については、費用の請求はさせていただくということになります。 また、最終的なその責任というか、誰が判断するのかということについては、協議会の意見を踏まえて最終的に町が判断するということでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) ちょっと1点だけ漏れているんですけれども、所有者がお金を出せないという場合はどうするのかということも聞いているはずなんですけれども、その辺のところはどういうふうになっているのか、もう一度その辺のところをお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長(大場崇明君) ただいまのご質疑について答弁申し上げます。 所有者の方がお金が出せないかどうかというのは請求後の話でありまして、制度としては、まず請求をさせていただくということになります。その後、お金が出せない場合どうするかということについては、その後の話になろうかなというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) 一応、制度としては請求書は出す、そういうことで受け止め、ただ、これから協議会ではどういうふうになっていくのか分かりませんけれども、これのことで基本どうしても命令として出した場合は、相手との協議が必要だと思うんですよね、どうしても。空き家になっているんですから、持ち主はほかのところに行っている、法律的な根拠がない限りはそこの家の持ち主だということであると思うんですよ。お金がないとなれば、やはりこれはどうしてもその土地を没収するか、これはあと宮代町の和戸の残土の山も同じで、いろんな方法を使って没収するしか方法はないと思うんですよ。その辺のところは考えているのかどうか、こういう協議会を立ち上げるとなると、やはりある程度のことは考えているんだと思いますけれども、それは考えていない。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長(大場崇明君) ただいまのご質疑についてご答弁申し上げます。 まず、特定空家など管理の不全の空き家があった場合につきましては、先ほど申し上げたとおり、是正措置をお願いをさせていただきます。空き家などについても、基本的には所有者の方が第一義的に責任があるというふうに考えておりますので、所有者自らがやっていただくということが大前提になります。 で、法律の枠組み等、今後考えていきますと、最初は指導を行いまして、その後勧告をしたりですとか、そういったような手続を踏んでいって、それでも改善がされないという状況の中で、非常にこれは生活環境上、あるいは防犯上、危険な状況になっているということであった場合は、取り壊すか取り壊さないかというのは、先ほど最初に答弁したとおり、ある一部を修繕することによって対応するケースもありますし、それでは足りないということになれば、これは最終的には取り壊すというところまで制度上は、これは想定をされているというお話を先ほどさせていただきました。 当然、その費用が発生するわけなので、これは当初、税金でやらせていただきますので、それについては最終的に所有者に帰すべき責があるということで、請求をさせていただくということになります。請求をさせていただいて、その後、そのお金が払えない場合どこまでかということになると、これは国土交通省などの一つのガイドラインによれば、財産管理人などを立てて、その中で債権の回収を行っていくとか、そういったことも想定はされているというところになっておりますけれども、現時点で宮代町としてどこまでそれができるかということもありますし、その辺については様々な観点から、協議会の中でも検討していただきながら対応していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 今回の宮代町空家等対策協議会条例、これは、これまでの適切な管理に欠ける空き家は月日とともに劣化が進み、ついには周囲に迷惑を及ぼす厄介な存在になっていました。 先ほど来、質疑もあったんですけれども、今後、一斉調査が行われますよね。聞くところによると、町が把握する不適正管理空家等リストを基に、年2回と。これはどれぐらい、具体的にどういった調査なんでしょうか。それが一つ。 それから、個別指導については、先ほど文書等々も答弁がありましたが、どのように指導されるのかお伺いしたいと思います。 それから、空き家等の状況なんですが、これまで76軒だと。是正指導実施が69件。これは対策が必要だということで、残りの7軒は対策が必要ないということです。今後、一斉調査をすれば当然、特定空家等も発生するかと思います。先ほどの答弁では、特定空家等はゼロと言っておりましたが、過去には本当に今にも倒れそうな空き家がございました。これは解決されたのでゼロなのかもしれませんが、今後一斉調査によって、しかも、この対策協議会条例にのっとってどういうふうにこれが変わっていくのか分かりませんが、この辺りでは今の状態で僅か76軒ですから、一斉調査を始めてどのようになるのか、全くこれは特定空家はゼロというふうに言えるのかどうか、その辺の状況についてお尋ねしたいと思います。 それから、もう一点は、何といっても住民等の苦情とか所有者等の相談が何よりだと思うんですけれども、そして空き家の把握をしていくんですけれども、この特定空家等と認定された空き家がもしあった場合、今、前段の山下議員が質問しましたが、所有者が判明した場合は助言・指導、勧告、命令と、最後は代執行というふうにもなるんだと思いますけれども、所有者が不明な場合はどういうふうにされるのか、何が必要なのかということで、お尋ねしたいと思います。 以上。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長(大場崇明君) ただいまのご質疑について、順次お答えを申し上げます。 まず、一斉調査につきましては、令和5年3月31日現在では76軒の物件を把握をしておりますが、その後も年度が明けまして、担当者のほうで様々な相談なども寄せられておりますので、もう少し数は増えると思いますけれども、これを役場の担当者が一軒一軒回りまして、その状況を把握をして、是正指導が必要かどうかという点について判断をさせていただくための調査ということでございます。 その調査を行った後に、個別指導が必要だった場合については、所有者をまず確定をするような作業をさせていただいて、その所有者の方に個別指導の文書を今発送しているというような状況でございます。 令和4年度末で76軒を把握していて、69軒是正指導を実施したということで、7軒については、その時点である程度管理がされているというようなこともあって是正指導は行っていないケースがございましたけれども、今回はこの76軒プラスアルファを全て調べて、是正指導が必要かどうかの判断をさせていただきますけれども、その中で特定空家に該当するようなものがあるかどうかというような話になってくるのかなと思います。 特定空家かどうかについては、先ほど申し上げたとおり、法律の4点ほどの項目のほかに細かいガイドラインがありますので、そのガイドラインと照らし合わせて判断をしていくということになりますけれども、ここの部分をまさにこの協議会の中で、必要があれば検討をしていただきたいというふうに考えております。 住民の方からの苦情など、苦情というか相談も、一番多いのは近隣の方、隣の家の関係で、木が自分の敷地のほうに大分来ちゃっているよとか、そういうような相談が一番多くなっていますので、それについては個別に、この一斉調査とは別に役場のほうで常に現場のほうに行って確認をさせていただいて、必要があればその都度所有者の方に是正の指導というものをさせていただいて相談に乗っているというのが、現状の事務というか作業でございます。 中には所有者不明の方というのが確かにいるというようなことがございます。これについて、特定空家になった場合は、先ほど言った法律の手続がありますので、所有者の方に指導、勧告、そういったものを行いながら、最終的には強制的に行政として除却をするというような手続になるんですけれども、所有者が不明の場合にはどうするかというようなお話だと思いますけれども、それについては、所有者が分からないということになりますと、基本的に現状、町としては対応がなかなか難しいんですけれども、その所有者の不明の場合に、新たにこの協議会の中で検討させていただいて、町としては今年度中に別の条例を制定をしたいというふうに思っておりまして、その条例の中でそうした場合の対応などについても検討していきたいというふうに考えております。現時点で、どういう手続を取るかということについては、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 それでは、再質問させていただきます。 一斉調査と個別指導については、どういうふうにやっていくかということは答弁がありましたので分かりました。 答弁の中で、確かに町として対応しなければならない空き家としては、老朽化による倒壊等の危険な状態にあるものだけではありませんよね。先ほど、庭木が手入れされないで敷地を越えた枝が伸びてくる、そういうのが非常に多いということだったんですが、これまで、先ほど言ったように、倒壊等の危険な状態にあるものだけではないと思いますが、それ以外、雑草の異常な繁茂とか、シロアリの害虫の発生だとか、廃棄物の投棄だとか、そういうのいろいろあると思うんですけれども、これまではどういったものが、庭木の敷地を越えた木以外どういったものが多いのか、参考までお尋ねしたいと思います。 それと、これまで空き地等の対応については、町としては、確かに苦情だとか我々も、今は環境資源課になっていますが、当時は町民生活課に行って、対処してほしいと言っても、なかなか助言だとか指導止まりだったんですよね。ですから、それに対応しない所有者がいて、これがもう解決に至らない、そういった状況にあったかと思うんですけれども、今のところはまだそれ以上の域には行っていないと思うんですけれども、今後、勧告とか命令とか、ゆくゆくは代執行というふうになっていくかと思うんですけれども、その点や所有者不明については別の条例をつくらなきゃいけないということで、今そのことについては答弁は差し控えるということだったんですけれども、所有者不明の場合は経過を見なければいけないのと、所有者の関係の情報を収集しなければいけない、その2つがあると思うんですけれども、それがあって初めて公告、それから略式代執行、そういうふうになると思うんですけれども、そういうところまで今後別の条例をつくって詰めた解決策というか、そういうふうになっていかれるのかどうか、その辺の展望についてもお示しいただきたいと思います。 以上。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長(大場崇明君) ただいまのご質疑について答弁申し上げます。 一斉調査で行う空き家について台帳のほうがございまして、私もその内容、確認をさせていただいておりますけれども、やはり一番多いのが草木の繁茂が一番多い状況にはなっております。 やはりお隣に家が空いていて、草や木が迫ってきているというような状況の中で、何とかならないものでしょうかというようなご相談というのが一番多いんですけれども、やはり中には、シロアリですとか、そういったものについては、ぱーっと見た限りはないんですけれども、やっぱり建物の破損ですね。 例えば、雨戸の部分が少し剥離していたりですとか、軒下の部分が少し壁が劣化していたりですとかそういうような、草木と併せて現場に行ったときに確認をするとそういったものが、担当職員の中で確認をして、それが台帳の中で記載をされて記録をされているというような状況になってございます。 例えば、建物がかなり傾いているとか、その辺については目視だけは確認できないところがございますので、その辺についてはちょっと課題もあるんですけれども、特定空家に至るような状況が発生してきた場合は、そうした点も調査をしなくてはいけないかなというふうに考えております。 それと、所有者不明などの対応ということについてですけれども、条例をつくって、条例の中で、特定空家については法律の枠組みでできるんですけれども、特定空家に至らないようなケースの中で管理不全空き家のようなものについて、ある程度緊急避難措置を行っていくということを行う場合には条例などが必要になってきますが、所有者不明の場合なども含めてなんですけれども、実は空き家に関しては、特別措置法以外にも様々な法律的なアプローチがあるというのがございます。 例えば、建築基準法ですとか道路法の関係からですとか、あるいは先ほど言った財産管理人を立てるですとか、民法上の話ですとか、様々なアプローチがありますので、この辺をもう少し研究をしないと、どうしていくかという部分については明確にできないところがございますので、これについては今後の課題として行政のほうでしっかりとその辺の制度上のものについて整理をさせていただいて、協議会の中で議論を深めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 再々質問でございます。 5番の丸藤です。 それでは、最後にお聞きしたいんですけれども、これまで所有者がいる、所有者が判明しているにかかわらず、やはり所有者が不明な場合はかなり難しく対応もなりますが、その辺については今後の課題ということで、今答弁はあれなんですけれども、例えば、所有者が判明してこれまで、先ほども言ったように、助言、指導だけではいかんせん対応し切れないと。それをやはり今後はどうするのかというのが課題だと思うんですけれども、幾ら町から言ってもなかなか聞く耳を持たない、そういう所有者について、先ほども言ったように、助言、指導だけではもうらちが明かない、で、勧告、命令、代執行についても、これはもう間違いなく金銭が関わった場合は所有者から頂けるという保証がないと、なかなか代執行まで行かないのが通常なんですけれども、そういった点ではやはりこれまでとは違うという意味では勧告、命令、代執行までに至る、その辺の展望についてはどういうふうに我々は町民に介していけるのか、その辺の展望についてもう一度お尋ね、最後に答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長(大場崇明君) ただいまのご質疑について答弁申し上げます。 是正指導を行った場合は、半分ぐらいの所有者の方については、ご連絡をいただいて適正に管理しますというようなお話をいただくことが多くございます。したがいまして、まずは粘り強く是正指導をさせていただいて、所有者の方に適切な管理を促していくということが、行政としてはまず最初に行うべきことだろうというふうに思っています。 ただ、やはり今議員ご指摘のとおり、様々な勧告などを行っても、そこに対応していただけないという方というのは出てくるのかなというふうに思います。それについては、先ほどもありましたけれども、その状況がどこまで危険が切迫をしているのかというようなところを、これは判断をしていかなきゃいけないというところがございますので、そこについてはこの協議会の中で事例を見ていただいてご判断をいただいて、措置をしていくということになりますので、一義的には指導をしていく中で解消を図るということを目指しつつ、最終的にはそうした点も視野に入れながら、何とか住民の皆さんの安全面を確保できるように対策を講じていきたいというところで、現時点でそういった措置に至るものがすぐ出てくるかどうかという部分については明言はできませんけれども、展望とすればそういう最終的なところも視野に入れながら、ただ、やはり所有者の方にご理解をいただくという点でしっかりと指導をさせていただいて、全体として空き家の解消なり空き家の適正管理につなげていきたいということで考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) ここで休憩いたします。 △休憩 午前11時00分 △再開 午前11時14分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 ほかに質疑はありませんか。 深井議員。 ◆12番(深井義秋君) 議席ナンバー12番の深井です。 先ほど、宮代町は空き家が令和5年3月31日現在で76軒とおっしゃっておりましたが、これから高齢者がかなり増えてくると思うんですが、今、宮代町では独り世帯で家持っている方は何軒ぐらいあるんでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 税務課長。 ◎税務課長(伊東高幹君) 答弁申し上げます。 大変申し訳ございませんが、お独り世帯で土地を持っているといったような数値については持ち合わせてございません。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 深井議員。 ◆12番(深井義秋君) 議席ナンバー12番、深井です。 これからやはり高齢者が増えてきまして、大体独り世帯で持ち家を持っている方…… ○議長(合川泰治君) 深井議員、今回の議案に沿った質疑をしていただけるとありがたいんですけれども。 ◆12番(深井義秋君) これは議案に、これが続くわけなんです。なぜかというと、独り世帯で高齢者が持っていて、やっぱり80代、90代の方はかなりいるんですね。そういう方が亡くなった後、空き家になるわけです。それで、空き家が、令和5年度は76軒ですけれども、今年度は12月現在では100世帯になるかもしれない。そういうことで今おっしゃっているわけなんです。 やはり、この空き家はどんどん増えて、このまま何も手を加えなかったら空家対策協議会だけでは済まなくなるんです。先ほども、違う条例をと言って、それには答えられないとおっしゃっておりましたが、実際の現在の76軒であったんですが、これが今年の末になれば100世帯超えるかもしれない。そういうのが切実に迫ってきているんですよ。 そのためには、じゃ、この間もテレビのニュースで言っておりましたが、空き家を改善するためには法律を結局、空き家をそのまま継続するんじゃなくて、空き家を壊して空き地にすれば固定資産税が上がるんですよ。結局そういう対策も立てないで、そのまま放置すれば20年30年たっても空き家のままなんです。そういうものが特定空家までいかなくても、そういうところが増えるんです。 その空家をなくすためには、町はどのように対策したらいいか。例えば、ほかの市町村では、それをリフォームをして、まず借りるところを探してあげるとか、あと、そういうことじゃなくて、例えば年月がたった、例えば100年以上がたったわらぶき屋根の家でも、私はそれを借りたいよと、そこで田植えを始めた、そういうところもあるんですね。やっぱりそういう対策を宮代町は取っているのか、お伺いします。 ○議長(合川泰治君) 空き家を減らす対策ということでよろしいですか。 ◆12番(深井義秋君) はい。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長(大場崇明君) ただいまの質疑についてご答弁申し上げます。 今議員がご指摘いただいたとおり、空き家というのは増加をしているという傾向にございます。 また、高齢世帯などで独り暮らしの方がいた場合は、その方が何らかのことでお亡くなりになりますと、そこが空き家になるという可能性というのは秘めておりますので、今環境資源課で把握している数よりも、潜在的な空き家としてこれから生活環境に影響を及ぼすであろうという数というのは、ご指摘のとおりかなり多くなっていくというふうには推測できるところでございます。 空き家につきましては、先ほど固定資産税の軽減措置などの話もありましたけれども、先般、国会のほうでも空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案というのが議決をされまして、詳細についてはこれから国、県を通じて市町村のほうにもこれから通知が来るとは思っておりますけれども、その法律の概要を見ますと、その中で、今回一つの特徴としてあるのは、放置すれば特定空家になるおそれのある空き家を管理不全空き家というふうに法律上呼ぶようなんですけれども、これに対しては、固定資産税の住宅用地の特例を解除するというような法律の改正などもありますので、その辺で国のほうからも税制面から空き家をなくすという方向性について制度面で担保をしてきているのかなというのが推測できます。 また、空き家については、これは前から言われておりますけれども、活用をどうしていくかという点が非常に重要になってきますので、この点については所有者のご意向もあるとは思いますけれども、活用という部分で様々なメリットが出てくれば、そうした面でももう少しそういう活用に向けての議論というのが活発化されるかなというふうに思っておりますので、空き家については今日的な課題ではありますけれども、今、様々な面で制度なり仕組みが後を追いかけるような形で充実をしてきているということになりますので、現在行っている、国だとか県だとか市町村が行っている空家対策というのは現時点のものであって、これから拡充、充実をしていくというふうに認識をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 深井議員。 ◆12番(深井義秋君) 答弁ありがとうございます。 空き家としましては、やはり私も高齢者の仲間入りしているわけでございますが、やはり宮代町はかなり、空き家といっても有効活用すればそこもまた再利用したいと、そういうところも実際あるんですよ。やはりそういうのを宮代町としては、そういうのをアドバイスするなり、そういう活用方法をもっとしっかりやって、この対策協議会は10名の委員で構成すると書いてありますが、これだけでは実際終わらないんですね。 やはりそういう法律面とかもっと厳しく対応するようなことをやらないと、やはり私の知っているところでも20年30年空き家で、一般質問でも出しましたが、一向に町はそこへ、持ち主に電話していると言うけど、宮代町に住んでいるわけじゃないんです。やはりそういうところを把握はしていても、ああ、そうですかと連絡受けてもそれで済んじゃうんですね、先方の持ち主というのは。親世代が亡くなって、それで息子さん、孫の世代、そういうところまでいきますと、やはり自分の持ち物とはいっても、やっぱりお荷物、そういう可能性もあるわけです。やはりそれには積極的に町がそういうところが活用できれば活用する、そういうことをやっぱり進めてもらいたいと思います。 以上です。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 議席番号3番、金子です。 空き家の76軒の所有者の納税状況はいかがなんでしょうか。お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 税務課長。 ◎税務課長(伊東高幹君) お答え申し上げます。 その76件の納税状況については、個別に把握をしている状況ではございません。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) よく聞き取れなかったんですけれども、滞納はないということですか。 固定資産税の滞納はないということですか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 税務課長。 ◎税務課長(伊東高幹君) 大変失礼いたしました。 その76件の個別の納付状況、固定資産税の納付状況については、把握をしてございません。 以上でございます。
    ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 固定資産税をきちんと支払われているかどうか、空き家とその滞納状態の相関関係は、しっかり税務課で押さえるべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 税務課長。 ◎税務課長(伊東高幹君) お答え申し上げます。 その当該物件が空き家であるか否かと、その滞納処分等の関係については、直接的には関係ございませんので、地方税法ですとか国税徴取法に基づいて、その手続というのは粛々と進めさせていただくということでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 私は日本共産党議員団を代表して、議案第23号 宮代町空家等対策協議会条例について、賛成の立場から討論を行います。 現在、全国でも宮代町でも空き家に起因する様々な問題の対処に迫られております。適切な管理に欠ける空き家は、月日とともに劣化が進み、ついには周囲に迷惑を及ぼす厄介な存在です。宮代町において悩みの種になっている空き家問題は、日々深刻さを増していくと表現しても過言ではありません。その解決は、まさに急務とも言えます。 そういう意味では、今回の宮代町空家等対策協議会条例において、町による空き家対策の開始が始まった、そういうふうに言えると思います。空き家問題の着手から解決まで、紆余曲折はあると思いますが、取りあえず、これまでになかった空家等対策協議会条例、これが発足しますので、今後も注視をしていきたいと思います。そういう意味からも、本条例案に賛成をいたします。 以上。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 議席番号9番、塚村香織でございます。 議案第23号 宮代町空家等対策協議会条例について、賛成の立場で討論いたします。 このたび、空家等対策特別措置法第7条第1項の規定に基づき、宮代町空家等対策協議会を設置いただき空き家対策の推進をいただくことは、現状の対応にどうにか対処したくても手を出せずに困られていた近隣住民の方々も希望が持てることと思います。 空き家の放置は、割れ窓理論においても空き家への不法侵入やごみの投げ捨て、害獣のすみかになってしまうなど、防犯、環境の面でも安心できる暮らしが損なわれるおそれがあります。 また、持ち主においても、管理を怠ろうと思って放置しているわけではない場合もあると思います。その際の相談体制なども併せて整備をお願いしたいと思います。 今回の空家等対策協議会には、当事者である地域住民や各専門家、議員も加わり、今後の具体的な対策を決めることになります。現状の課題の解決に向け、町として取り組む姿勢に町民の方からも期待の声が寄せられておりますので、その声を受け止めて進めてくださる第一歩となった条例に賛成したいと思います。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 議席番号2番、西村でございます。 議案第23号 宮代町空家等対策協議会条例について、賛成の立場から討論をいたします。 これまで私も空き家、空き地の問題については、具体的な事例を基に、町とはいろいろ話合いをさせていただきました。ただ、土地単独のいわゆる空き地については、比較的スムーズに進んでいると。これは、あき地条例というの、町にありますから、それに基づいてやっているということで、かなり進んでいるなと思っております。 ただ、空き家については、これ空き地もセットになっているわけですよね。空き家の76軒というのは、問題があるぞというふうに町が把握している件数だと思います。実際の空き家というのは、はるかに多い軒数が町内にも存在しているだろうと思います。こういう状況の中で、空き家については、これまでの町の進め方では限界を私は感じておりました。 今回提出されました本案ですけれども、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づいて新たに条例を制定したものであります。宮代町の空き家対策を本格的に推進する第一歩として、高く評価するものでございます。 しかし、質疑にもありましたとおり、問題はこれからでございます。全国的にも、また、宮代町にあっても、少子高齢化の進行はますます強まり、それが相続権者の存在の有無に関係なく、家屋の管理処分が遅れたり放置されたりすることによって空き家が生み出され、防災、防犯、生活環境に問題が生じていることはこれまでも指摘されていました。 町は、是正指導対策を取ってこられたということは承知しております。しかし、必要な根拠条例がなく、抜本的な対策には程遠い状況が続いてまいりました。 今後は本条例に基づき、協議会が空家等対策計画の作成、実施等の空き家に関する施策の推進が加速されることになり、期待を込めて本案に対する賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第23号 宮代町空家等対策協議会条例についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第24号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第7、議案第24号 宮代町印鑑条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) 議席4番の山下です。 ちょっと質問させていただきます。 今回、国のほうでこの印鑑条例を出したわけですけれども、全体の所管を個人情報保護委員会に委任されるということなんです。それで、自治体が、国が示した解釈に従って制度の運用を求められる。条例を定めた際に、個人情報保護委員会などへ届出、自治体の条例づくりに委員会が口を挟める仕組みを導入されている。 さらには、都道府県、政令市に匿名加工情報制度、いわゆるオープンデータ化を義務化し、全自治体にオンライン結合、情報連携を禁止することを認めないとしているんですけれども、これらは自治体の個人情報条例に縛りをかけることになると思うんです。逆に言えば、地方自治の侵害とも私は受け止めております。 このことについて町はどのように考えているのか、まず最初にお聞きしたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) それでは、お答え申し上げます。 個人情報保護委員会の件につきましては、今回の印鑑条例に関しましては、既に個人情報保護委員会の承認をいただいて進めているものでございまして、特に問題はないというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) 問題はないというふうに町は考えている。しかし、この制度が出てきた場合、例えば2018年12月には、マイナンバーが記載された55万件の個人情報データが、業務が違法に採択されていた。あと、昨年の8月ですか、厚労省が収集している難病や小児科医院のあれのデータベースが、氏名、年月日、住所などが5,640人分の個人情報が流出があった。これでも問題がないというふうに考えているんでしょうか、町のほうは。こういう流出の問題について。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) お答え申し上げます。 今、議員さんからご指摘がありました件につきましては承知をしておりますけれども、個人情報保護委員会につきましては、この印鑑登録をマイナンバーで進めることについては、事前に審査を受けて、そこで承認をいただいておりますので、印鑑条例に関してのことにつきましては、特に問題ないと思っております。 ただ、今お話しがありました医療情報の漏洩とか、そういったことについては、これも事前に個人情報保護委員会の承認を得てやっていることなんですけれども、実際にはそのような漏洩があったということで、その漏洩があったことにつきましては、国もしくはその関係する民間企業等にしっかりと改善策を早急に実施していただきたいというふうに思いますし、また、被害に遭われた方につきましての丁寧な対応を早急にお願いしたと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) いい悪いは別としても、こういうコンピューターとかオンラインだとかそういうのに慣れていないお年寄りや人たち、コンビニで万が一、自分の番号だとかそういうの、漏洩した場合、悪用されるおそれがあるんですよね。今回も13万件のいろんな町のオンラインで国の還付請求のやつで13万件ですか、そういう家族の別の口座に振り込んだ、そういう事例もあるんですよ。 完璧な情報交換というのができない、これは認めてもらわないと、完全なあれはできないんだよということなんだと思いますよ、100%漏洩を防ぐということは。 やはり、それによって被害を被る人が必ず出てくる。私はそう感じているんですよ。私はそういうことに対しては、やはりもう少し準備期間を置いた方がいいんじゃないかなという感じがするんですね、早急にやらずに。その辺のところはどういうふうに町は、ただ国から言われたからやるんだ、そういうだけなんですか。お答えください、最後に。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) お答え申し上げます。 今回の13万件が漏出したという件につきましては、公金口座の登録の関係で他人の口座が登録されていたということだと思いますけれども、今回うちのほうで出しているのが印鑑に関する条例でございますので、その印鑑条例につきましては、今回スマートフォンで取れるようにするわけですけれども、そのスマートフォンには、登録する際に情報漏洩ができないような仕組みが二重にも三重にも施されておりまして、コンビニ交付における情報漏洩というのは、基本的にはないというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 現行のこの印鑑条例、宮代町の、印鑑条例の施行日はいつですか。年月日を教えてください。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。 △休憩 午前11時43分 △再開 午前11時43分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) お答え申し上げます。 今回の印鑑条例の一部改正する条例の施行日ということでよろしいのでしょうか。 こちらは、議案書の20ページにもございますけれども、附則に、この条例は公布の日から起算して1年を超えない範囲において規則で定める日から施行するということになっておりまして、まだいつから施行できるかというのが、実はコンビニのコピー機のほうの改修がこれから必要でございまして、それが整っていないということで、それが整い次第、随時開始をするということでありますので、具体的には今、秋以降、今年の秋以降に整備されるんではないかなという情報は得ていますので、それが整い次第、別の規則に定めたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 議席番号2番、西村です。 私の質問の仕方が悪かったのか、全然答えが違うんですよね。 いわゆる改正する条例についての施行日は分からないと思うんですけれども、今の現行の条例、現行の条例が施行された日は年月日はいつですかとお尋ねをしたんですけれども。これから今の提案されている改正条例、この施行日は聞いていないんです。 なぜかといいますと、今出ませんか。現行条例の施行日は。附則のほうに載っているんじゃないですかね。全体がこう出ていませんから、資料には。 ○議長(合川泰治君) それ質疑でよろしいですか。 ◆2番(西村茂久君) 質問にします。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。 △休憩 午前11時46分 △再開 午前11時46分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) お答え申し上げます。 現在の条例の施行日につきましては、平成2年10月1日でございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) それ間違えありませんか。平成2年といったら今から相当前ですよね。そのときにマイナンバーカードというのは出ていますかね。 これ最後になりますから、併せて質問します。 大分損をしたんですけれども、仮に令和の今5年ですけれども、令和元年度以降施行日になっていれば、私はこれ反対できないんですよね。ところが、平成2年ということになると、マイナンバーカードが当時はありませんから、ありませんよね。ありませんから、答弁が間違っているということになるんですよ。マイナンバーカードについては、前段の議員も質問しています。質疑をしていますけれども、あまりにも不祥事が多いんですよ。 これを今回はスマートフォンに広げるということですよね。それしか変わっていないんだから。こんな危ういことを何ら問題の根本的な解決を図らずに、この条例を、町の印鑑条例を一部改正するということは問題があるんじゃないですか。そこのところをお尋ねしたかったんですよ。併せてお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) お答え申し上げます。 現在の印鑑条例につきましては、先ほど申し上げましたとおり、平成2年10月1日が施行日でございます。 今回の一部改正を上げることにつきましてですけれども、今、世間でコンビニ交付等で一応問題が起きている市町村のシステムにつきましては、富士通のジャパンシステムを活用している自治体に限ってでございます。 当町では、これとは別のシステムを使っておりまして、システム会社のほうに確認をしましたところ、誤作動の防止の取組といたしまして、他人の証明書が混在しない仕組みとしまして、地方公共団体システム機構という国の機関があるんですけれども、そちらには住民記録を番号で管理をしているんですけれども、その番号と証明書のデータを番号管理をしっかり徹底されておりまして間違えることがないということでございます。 それから、証明発行サーバーへの高い負荷を未然に防止する仕組みということで、オペレーターによりまして24時間、365日の人による監視も行っておりますし、それから定期的にサーバーの状況を把握しておりまして、サーバーが増強しないようにされているということで、そうした誤作動の防止がしっかり徹底をされているということですので、今回上程させていただいた次第でございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 答弁もれ。平成2年に施行とおっしゃいましたけど、当時マイナンバーカードはありましたかと聞いているんですよ。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。 △休憩 午前11時51分 △再開 午前11時52分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) お答え申し上げます。 先ほど答弁させていただきました現条例の施行日ですけれども、公布日ということでございまして、実際には施行されたのが平成3年1月14日施行と訂正させていただきます。 その後、何回か印鑑条例を改正をさせていただいているんですけれども、その都度、マイナンバーカードに対応するような改正をしてきたところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) よろしいですか。 暫時休憩します。 △休憩 午前11時53分 △再開 午後1時00分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) それでは、お答えを申し上げます。 まず、町の印鑑条例ですけれども、印鑑条例が施行されたのが平成3年1月14日でございまして、マイナンバーカードが使われるようになりましたのが、平成28年1月ですので、印鑑条例ができたときにはマイナンバーカードはございませんでした。 その間、印鑑条例の改正につきましては、平成31年2月1日からコンビニ交付の開始に伴いまして、マイナンバーカードを使うという改正を一度行っております。そういう意味からしますと、条例上も、特にマイナンバーカードの利用に伴いまして条例を改正しておりますので、ご理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 前段の議員のところで質問されて、その答弁は変わらないと思いますので、ちょっと角度を変えて1点だけお尋ねしたいと思います。 改正マイナンバー法が国会で成立した後も、マイナンバーカードをめぐるトラブルが次々に明らかになっております。コンビニ交付サービスでの住民票などの誤交付や、保険証への別人のひもつけ、公金受取口座の誤登録、マイナポイントのひもつけの間違いなどトラブルが続出しております。 しかし、この取得は国民の任意であるマイナンバーカードの宣伝普及、あるいはポイントをつけたりして、そういったものに力を入れて、危険性はまともに伝えず、多くの国民の不安や疑問などは置き去りになっております。 カードの利用拡大を進める政府のこういった姿勢は問題だと思いますが、こういった点、危険性は先ほどもまともに伝えずというふうに言ったんですけれども、町として危険性は全くないのか、その点についての答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) それでは、お答え申し上げます。 マイナンバーカードのセキュリティーにつきましては、全く100%問題ないのかということでございますが、仕組み、システム自体には前回の答弁にもありましたように、個人情報がそれぞれ分散化されておりまして、セキュリティー対策は万全を期しております。 ただ1点だけ申し上げたのが、人による入力ミスとかそういったことが、また人から個人情報が漏れてしまうというようなことはあり得ます。それについては、交付をする際にその専用のパンフレットとかを使いながら、また町のホームページに個人情報の漏えいがないように気をつけていただきたいというような注意喚起はさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) そうしますと、町としての再発防止策はそれだけになるんでしょうか。国のほうでも、システムの総点検だけなんですよ、言っているのが。しかし、今やっていることを進めていく、それだけなんです。それではやっぱり国民や住民への不安を解消できないと思うんですけれども、その点、もう一度お願いしたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) それでは、お答え申し上げます。 町の対策につきましては、先ほど述べたとおりでございます。 システムの内容につきましては、やはり国と地方公共団体情報機構さんのほうでしっかり対応していただく必要があるかと思っております。 また、その基となります住民基本台帳や国民健康保険、それから後期高齢者の保険者情報というのは市町村が保有しておりますので、今、国のほうからもその情報の再点検をお願いしたいということで来ていますけれども、その町が保有しています情報につきましては、今後ともしっかり管理していきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山妙子でございます。 1点確認させてください。 前段の議員のときの答弁で何度か出ているんですけれども、今までにうちの町内のひもづけとか、マイナポントをほかの人につけてしまうとか、さっきの答弁だと富士通のものが出ているみたいなんですが、今までに1件もなかったかということをお聞きします。 どうしてかというと、スマートフォンが使えるようになって非常に便利になるということなんで、そこだけはすごく大事なことなのでお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) それでは、お答え申し上げます。 まず、コンビニ交付の誤作動につきましては、今日時点では特に報告を受けてございません。 それから、健康保険証につきましては、町内に在住の方で健康保険に加入されている方2名の方から報告がございました。 それから、公金の登録制度につきましては、今日現在で特に報告はいただいておりません。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) それでは、私のほうから、マイナポイントのひもづけという点で、企画財政課のほうでは、国からの通知を受けまして、マイナポイントのひもづけの分からない方をお手伝いするということで、1階の特別ブースのほうを設けさせていただいておりまして、これまで6,000人以上の方の手伝いをしてきてはいるんですけれども、ニュース等でやっている事故につながるようなケースまでは行っていないところではありますが、やはりその前段階として、昨年末に別の方のマイナポイントのカードがひもづいてしまったという問合せが2件ありまして、その際にはマイナポイントのカード会社のほうに連絡をしてすぐに修正をしたと、そういったケースは過去に2件ございました。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 健康保険のほうで2件あったということすが、これは人的ミスということでしょうか、お聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) お答え申し上げます。 健康保険証の誤りにつきましては、本人が申請のときに間違った情報を健康保険組合のほうに伝えてしまったということと、もう一件は、健康保険側の入力ミスでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 私は日本共産党議員団を代表して、議案第24号 宮代町印鑑条例の一部を改正する条例について、反対の立場から討論を行います。 本議案は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行等に伴い、印鑑登録証明書の交付申請について、移動端末設備を使用する方法の追加等をするものです。 この法律は、民間、行政機関、独立行政法人と別々に制定されている3つの個人情報保護制を統合し、対象に地方自治体、地方独立行政法人を加え、全体の所管を個人情報保護委員会に一元化しますが、そもそもこの法律に大きな問題があります。 自治体は、国が示した解釈に従って制度の運用を求められますが、条例を定めた際の個人情報保護委員会への届出など、自治体の条例づくりに委員会が口を挟める仕組みが導入されています。 さらに、都道府県政令市に匿名加工情報制度、いわゆるオープンデータ化を義務化し、全自治体にオンライン結合、情報連携を禁止することは認めないとしております。これらは、自治体の個人情報保護条例に縛りをかけるもので、地方自治の侵害と言えます。 こうした問題のある法律に伴い、今回、本議案が提案されております。 現在、マイナンバーカードの利用者証明書用電子証明機能を利用し、町の電子計算組織と電気通信回線で接続されたコンビニに設置されている民間事業者設置の多機能端末機から住民票の写し及び印鑑登録証明書の交付が受けられるようになっていますが、同法律によりマイナンバーカードがスマートフォンにも搭載できるようになることから、本条例ではスマートフォンを使用する方法を追加します。 政府は、利便性向上をアピールし、マイナンバーの情報連携、マイナンバーカードの鍵機能を使ったマイナポータルを入り口とした情報連携によって、データをさらに集積しようとしていますが、今回のマイナンバーカードのスマホ搭載もそうした一環です。集積されたデータは、オープンデータ化され、利活用へと回されますが、集積した情報は攻撃されやすく漏えいの危険が高まります。 個人情報の流出については、2018年12月に国税局の委託先において、マイナンバーが記載されていた約55万件の個人情報のデータ入力業務が違法に再委託されていたことが判明したことや、昨年8月には厚労省が集積する難病、小児慢性特定疾患患者の診断情報などのデータベースから氏名、生年月日、住所など5,640人分の個人情報の流出があったことが明らかになっております。また、昨今のマイナンバーをめぐるトラブルが多発しております。 作為、無作為にかかわらず、情報流出は起こり得ることであり、100%情報漏えいを防ぐ安全なシステムの構築は不可能です。 取得は国民の任意であるマイナンバーカードの宣伝普及にばかり力を入れ、危険性をまともに伝えず、多くの国民の不安や疑問などは置き去りに、カードの利用拡大を進める政府の姿勢は問題です。 個人情報を一元化し、徴税強化や社会保障費抑制を狙ったり、民間事業者のもうけのためとして利活用するために守るべき個人情報が流出するリスクを認めることはできません。 以上の理由から、議案第24号 宮代町印鑑条例の一部を改正する条例に反対いたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 議席番号2番、西村でございます。 議案第24号 宮代町印鑑条例の一部を改正する条例について、反対の立場から討論いたします。 本案は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、宮代町印鑑条例の一部を改正するものでございます。 改正内容は、マイナンバーカードの電子証明書機能をスマートフォンに搭載することが可能になるもので、コンビニ等のマルチコピー機において町の印鑑登録証明書の交付を受ける際の身分証明として加えるものであります。 問題は、平成31年2月時点においてマイナンバーカードを利用して、コンビニ等のマルチコピー機において、暗証番号を入力して印鑑登録証明書を交付できるようになった条例改正時には、私がいなかったため、賛成あるいは反対の機会がございませんでした。 したがって、そのとき以降、マイナンバーカードに係る不祥事が続発する今日の段階において、抜本的解決がなされず、町条例の改正に進むことはなおさら賛成することはできません。 以上の理由により、本案の反対討論といたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第24号 宮代町印鑑条例の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(合川泰治君) 起立多数であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第25号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第8、議案第25号 令和5年度宮代町一般会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 9番、塚村香織でございます。 2点質問をさせていただきます。 補正予算書の12ページ、13ページになります。商工業振興事業についてです。 こちらの運営手数料、システム手数料、キャッシュレス決済事業負担金の積算の内訳を教えてください。 2点目が、補正予算書の14、15ページ。ICT教育推進事業についてです。 こちらは、デジタル田園都市国家構想交付金を活用した校務支援システムの更新がリース料から購入へ移ったということなんですけれども、こちらの予算書の15ページにあります校務用PC等借り上げ料の、こちらの金額の積算の内訳だったものと、この新しくOA関係備品購入費という、こちらの積算の内訳を教えてください。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(小川英一郎君) それでは、お答え申し上げます。 まず、補正予算書の12ページ、13ページ。商工業振興事業、13ページのほうの11役務費、運営手数料、それからシステム利用手数料の内訳ということでございますけれども、まず運営手数料につきましては、こちら定額でございまして、キャンペーンを運営する上での費用ということでございます。 それから、システム利用手数料につきましては、その下、18負担金のほうで3,000万円を計上させていただいておりますが、こちらの3%分に消費税を加えた額が99万円でございます。こちらにつきましても、キャッシュレス決済をする上でそのシステムの維持管理が必要になりますので、そういった手数料でございます。 最後に、18の負担金3,000万円の内訳ということでございますけれども、こちらにつきましては、キャッシュレス決済のそのキャンペーンをやったときに、町のほうで負担をするポイント分を過去の実績から想定をいたしまして、今回につきましては3,000万円ということで計上のほうをさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 教育推進課長。 ◎教育推進課長(田中啓之君) お答え申し上げます。 まず、補正予算書14、15ページのICT教育推進事業の補正予算で、初めに使用料及び賃借料ということでマイナス829万5,000円を計上させていただいております。この内訳について説明させていただきます。 ICT教育推進事業につきましては、当初予算におきまして、教育系ネットワークと校務支援システムの更新ということで5年間のリースを見込んだ使用料及び賃借料、リース料を計上させていただいておりました。それが、今年度6か月分で1,248万円を見込んでおりました。 このたび、デジタル田園都市国家構想交付金の採択を受けまして、補助要件が単年度事業であることということがございましたので、単年度で執行ができない教職員用のパソコン、リースが適当と思われる教職員のパソコンのリース料に係る部分を除いて、校務支援システムの部分を一括購入という形で備品購入費のほうに振り分けをさせていただいたというものでございます。 使用料及び賃借料が何でマイナス829万5,000円になったかというところでございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、当初全部をリースということで見込んでいた6か月分のリース料が1,248万円だったと。今回補助金の採択を受けまして、教職員用のパソコンのリース料の部分が418万5,000円になります。6か月分になるんですけれども、教職員用のパソコンのリース料が418万5,000円になりますので、1,248万円から418万5,000円を引いた金額が829万5,000円になります。 備品購入費の9,713万円につきましては、先ほど申し上げました校務支援システムの構築に係る費用でございまして、システムの料金、あるいはサーバーの入替えとか、それに係るプリンターとか、そういったもろもろを5年間分の保守等も含めまして9,713万円となるものでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 塚村です。 1点目なんですけれども、こちらの運営手数料というのは、以前使われたところを想定してということで、今回もよろしいのかということと、あと、こちらの負担金の3,000万円なんですけれども、以前も何回かやられていると思うんですけれども、そちらの実績を踏まえて、こちらの予算ということなんですが、その実績を増えているのかなど、そのあたりのことを教えてください。 2点目なんですけれども、こちらのマイナスになった金額については、分かりました。 リース料というのが5年間のリースでこの1,248万円、5年間の契約でこの6か月分が1,248万円ということなんでしょうか。 それで、こちらのリース料を購入費に変えたということで、この9,700万円は、もうこの購入されるということで今後この費用はかかってこないということでよろしいのか、ご確認させていただきます。 以上です。
    ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(小川英一郎君) それでは、お答え申し上げます。 補正予算書の12ページ、13ページ。13ページのほうの11節役務費の運営手数料でございますけれども、こちらにつきましては、このキャシュレスキャンペーンをやる上での運営費用ということで定額でございまして、100万円に10%の消費税を計上したものでございまして、過去の実績ということではなく、これは定額の予算という形になっております。 それともう一つ、過去の実績額ということでございますけれども、まず、1回目が令和3年7月1日から7月31日までの1か月間実施をさせていただいております。この際のポイントの付与率が30%でございました。そのときの第1回目の負担金の実績額につきましては952万4,577円でございました。 次に、第2回目が令和4年7月1日から7月31日の1か月で実施をしております。このときにはポイントの付与率については25%でございました。その際の実績額でございますが1,159万6,276円、第1回目に比べて約21%の伸びでございました。 続きまして、第3回でございますけれども、こちらにつきましては、令和5年1月1日から1月31日の1か月間で実施をさせていただいております。その際に負担金の実績額につきましては1,890万8,658円でございました。第2回目と比較をいたしまして63%の伸びを記録しております。 今回第4回目の3,000万円につきましては、その第2回、第3回の伸びを勘案をいたしまして、約同じぐらい伸びるだろうということで63%を見込みまして、3,000万という負担金を計上させていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 教育推進課長。 ◎教育推進課長(田中啓之君) お答え申し上げます。 当初予算で見込んでいました校務支援システムの導入リースにつきましては、5年間のリースのうち6か月分の料金が1,248万円になります。ですので、これを5年間分ということでしますと1億2,480万円になります。その分の教育系ネットワーク、教職員のパソコンに関する部分以外の校務支援システムに係る5年分の経費というのが、今回補正に上げさせていただいた9,713万円になります。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(小川英一郎君) 大変申し訳ございません。答弁漏れが1つございました。 以前と同じキャンペーンを実施するのかというご質問でございますが、今回も同じようにPayPayのほうを予定しております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 塚村です。 2点目のICT教育については承知をいたしました。 1点目なんですけれども、PayPayの利用件数も増えております。使う方も、事業者の方も喜ばれていることと思いますけれども、この利用事業者が増えているのか、またこのどこが使えるかという、町で新聞折り込みで告知などをされるのかと思うんですけれども、その促進ということも今回併せて行うのか、そのあたりのことをお伺いいたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(小川英一郎君) お答え申し上げます。 まず、利用できる店舗数でございますけれども、第1回目につきましては133店舗でございました。第2回目につきましては157店舗、第3回目につきましては181店舗でございました。今回第4回目ということでございますけれども、こういった伸びを見ますと200店舗ぐらいに行くんではないかというふうに考えております。 それから、利用できる店舗の周知なんですけれども、町のほうで新聞折り込みチラシ等で周知するということは考えてはいないんですけれども、PayPayをご利用されておりますと、PayPayのそのホームページの中で利用できる店舗というのが地図情報と一緒に張りついておりますので、そういったところを皆さんにご紹介をさせていただきたいなというふうに考えております。 以上でございます。 すみません、失礼いたしました。 あと新聞折り込みについてですけれども、前回もキャッシュレスキャンペーンをしたときには、ポイントのバックが何パーセントですという大きなチラシを作成させていただいたんですけれども、今回も朝日、毎日、読売、産経4紙への9,800枚程度の新聞折り込みのチラシのほうを作成する予定でございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 5番議員の丸藤でございます。 1点だけお願いいたします。 17ページの給与費明細書の中の会計年度任用職員以外の超過勤務手当ということなんですが、これはどういう内容なんでしょうか。これだけご説明お願いします。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。 △休憩 午後1時35分 △再開 午後1時35分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) お答え申し上げます。 給与費明細書で会計年度任用職員以外の職員、職員手当が30万円ということで補正をさせていただいております。 この内訳ですけれども、補正予算書の8、9ページ、民生費の物価高騰対策支援金給付事業において、超過勤務手当10万円を計上しております。また、補正予算書10ページ、11ページ、新型コロナワクチン接種事業において、常勤職員の超過勤務手当20万円を計上しております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番の丸藤でございます。 そうしますと、これは職員は4人ということで確認してよろしいですね。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。 △休憩 午後1時37分 △再開 午後1時37分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) お答え申し上げます。 まず、物価高騰対策支援金給付事業の超過勤務手当につきましては、積算としましては、職員数2名で計上しております。また、新型コロナウイルスワクチン接種事業につきましても、職員は2名ということで計上させていただいております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑ありませんか。 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 議席番号2番、西村です。 3点お伺いします。 まず、11ページ、高齢者に対するありがとう券3,000円で1万1,400人という算出ですけれども、このありがとう券の内容についてお願いします。 2点目、13ページになりますが、福祉医療センター運営事業、これで金額は107万8,000円で電気設備の更新工事という言葉では分かっておりますが、これは指定管理契約を見ていないので定かなこと言えないんですが、こういう施設機器の更新、金額が例えば、今回は107万ですけれども、50万とか30万とか、そういう工事だってないことはないので、それまで指定管理料以外に町が負担するんでしょうか。お願いします。 3点目、同じページで商工業振興事業のうちの内容ですが、キャッシュレス決済事業負担金3,000万ですけれども、キャッシュレス決済の意義、これを教えてください。 これはキャッシュレス決済、PayPayを使ってやるやつですが、現金決済をする人について、町は何も負担しないのか、その事業の中身について問います。 以上、3点です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) それでは、まず高齢者生活支援事業のところからご説明をいたします。 今回は国のほうから電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金ということで、昨今の物価高に対します臨時の交付金の手当がございましたので、これをもちまして、今回この補正予算の中に様々な経済支援策を盛り込ませていただいております。 このうち、高齢者支援の一環といたしまして、65歳以上の高齢者の方を対象に町内でご利用いただけるありがとう券、お一人3,000円分相当を進呈させていただくものでございます。 続きまして、公設宮代福祉医療センターの電気設備の修繕でございます。この修繕につきましては、議案書にございますように、PASと申しまして、ポールエアスイッチというんですけれども、要は施設で使っている高圧の電流が、仮に事故があったときに近隣の住宅ですとか事業所に流れ出すと甚大な被害を起こしますので、これを未然に防ぐための分岐の開閉器になっております。これは、いずれの事業所でもつけることが義務づけられておりまして、ここが東京電力側と施設管理者側の責任の分界点となっております。 お尋ねのその施設の修繕に係る負担でございますが、これはいずれの指定管理者も基本協定書において、修繕については幾らまでが町負担、幾らまでが事業者ということで定めておりまして、20万円を境として町が負担することになりますので、今回は町の費用で修繕工事を行うものでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(小川英一郎君) お答え申し上げます。 補正予算書の12ページ、13ページ、商工業振興事業のキャッシュレス決済事業の関係でございますが、キャッシュレスの意義ということでご質問のほうをいただいたかと思います。 キャッシュレスにつきましては、キャッシュ、現金、レスというのは少なくするという意味でございます。現金を少なくするというようなキャッシュレス事業でございますけれども、かつては、というか今もそうですけれども、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いまして、非接触型決済を進めるということで事業のほうを展開してまいったところでございますけれども、これからにつきましては、DXの推進に寄与するものというふうに考えております。 またもう一つ、現金を使う人への支援はということのご質問もいただいておりましたけれども、こちらにつきましては、キャッシュレス決済を使う際にいろいろなスマホへのお金を入れる方法はありますけれども、当然、一番初めには現金が伴いまして、現金をこういった入金の手続をして初めてこのキャッシュレス決済が使えるような形になりますので、現金を使う方への支援ということにもなろうかと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 2点お伺いします。 ありがとう券ですが、内容は分かっているんですが、ありがとう券というのは、冊子になっているんでしょうね、恐らく3,000円、そうすると500円券が6枚とか、そういうような形、ありがとう券の中身、つまりどこで使えるのかとか、そういう内容がちょっとありませんでしたので、それお願いします。 2点目、分かりましたので。 キャッシュレス決済で今何か聞いていて分からなくなったんですが、これをすることによって、現金決済の方もおこぼれが行っているような、そういうご答弁だったんですが、角度を変えますよ。町民に対してこのキャッシュレス決済で町が負担する、町民に対して幾ら、事業者に対して幾ら、これをお願いします。 以上。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 ありがとう券につきましては、宮代町の商工会が発行しておりますご当地商品券でございまして、商工業者のうち、この事業に加盟をしている店舗で利用がいただけます。飲食店、小売店、それからタクシーでもご利用がいただける券でございますので、それぞれのニーズに応じて便利に使っていただければと思っております。 なお、券面ですが、1枚500円となっておりまして、冊子にはなってございませんで、500円の券面6枚を封しまして送らせていただく予定となっております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(小川英一郎君) お答え申し上げます。 補正予算書の12ページ、13ページのキャッシュレスキャンペーンの関係でお答えを申し上げます。 まず、町民の方への支援ということでございますけれども、13ページの補正予算書のほうに計上させております18節の負担金、こちら3,000万円でございますけれども、こちらについては、今回予定をしておりますキャッシュレスキャンペーンにおきまして、ポイントを25%の設定を予定をしております。この25%が後々ポイントとして戻ってきますので、その分3,000万円のほうを今回負担金として計上させていただいておりますので、こちらが町民の方、皆様への還元額という形になります。当然、キャッシュレス決済を利用した方々が対象になります。 それと事業者の皆様へということでございますけれども、負担金総額3,000万ということで計算をいたしますと、ポイントが25%でございますので、決済総額については1億2,000万円を見込んでおります。1億2,000万円が事業者の方へ売上げとして行く費用というふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 1点答弁が漏れておりましたので、申し訳ありません。 使える店舗数とのお尋ねでございますが、ちょっと正確な数字が今手元にないんですが、100店舗を少し超えたぐらいの数だったかと思っております。なお、利用者に今回お送りするありがとう券には、使える店舗の一覧表を同封してお入れすることになっております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) キャッシュレス決済のところになりますが、現金決済の方にも何か町は負担してもいいんじゃないかなと。これキャッシュレス、つまりお金を使わないで、今回のこれはPayPayでしょうけれども、それで決済をした方のみ25%、25%、還元しますよと、こういうことで、現金決済については全く何もありませんよね、確認します。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(小川英一郎君) お答え申し上げます。 現金のみでお支払いした場合には、今回のキャンペーンの対象にはなりませんが、その現金をもしスマホをお持ちでございましたら、そのスマホ決済のアプリのほうをダウンロードしていただいて、そこに現金を移すことによって、それを利用するとポイントバックが受けられますので、現金のみの方への支援ということではありませんが、そういったことでキャッシュレスキャンペーンのほうを進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山でございます。 1点お聞きします。 12、13ページの商工業振興事業、キャッシュレス決済事業負担金についてお聞きします。 この3,000万円がポイント分ということなんですが、今回4回目、町外の方の利用もあるんですけれども、この3,000万円のうち、町内の人にはどれぐらいに入っているとかというのはお分かりになるのかお聞きします。 それどうしてかと言いますと、前段の議員も質問していましたが、今PayPayだけで4回なんですよね。何とかPayとほかに持っている方で町民の方は使えないんですね。そういうことを考えたときに、事業所支援にはしっかりなっていると思うんですが、町民支援になっていないので、そのあたりをお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(小川英一郎君) お答え申し上げます。 議員おっしゃるとおり、今回のキャンペーンにつきましては、PayPayのほうを予定しております。 こちらにつきましては、PayPayのほうのシェアが、これは2023年1月のスマートフォン決済利用動向調査第1弾ということで、MMD研究所というところで発表している数値なんですけれども、QRコード決済事業者に占める割合として、PayPayが50%、それからd払いが16.8%、楽天ペイが16.4%となっております。 こういったところから、PayPayについては、ある程度普及しておりまして、利便性にもつながるということでPayPayのほうを今回予定をしております。 それからまた、負担金の3,000万の町外と町内につきましては、数字のほうは把握しておりませんので、お答えすることができません。申し訳ございません。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山でございます。 PayPayが50%ということで、今、店舗なんか大体dポイントとか楽天ポイント、結構つけているところあるんですが、これが例えば、PayPayとdポイントとかと使えれば、使えるお客さんというか住民の方、非常に多いと思うんですね。そのあたり、町民に還元するということを考えると、そういうことを考えていくことはないのかお聞きします。 それと町外の利用者、使っていただくのはありがたいんですが、ポイントが全部町外の方に行くということで、新聞報道とか等でもございますが、やっぱりその区民とかに還元行くようにと考えている自治体ありますよね。そのあたり、うちの町、前段議員も言っていましたけれども、現金で払う人たち、やっぱり誰にも、またPayPayかという、事業者にとっては手数料が何か一番少ないと聞いているんですけれども、その町民にとってどうなのかというところをもう一回お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(小川英一郎君) お答え申し上げます。 議員おっしゃるように、PayPay1つにとらわれずに複数のQRコード決済事業者がございますので、併せて実施することでより多くの方に使っていただけるということは理解をできます。 しかしながら、それぞれとのやっぱり契約の中で運営手数料等、それぞれで発生してくると思いますので、町の財源についても用意しなければいけないという現状はあると思います。 ただ今後、そういった運用をしていくに当たって、その複数決済が可能かどうかというのは、今後の課題とさせていただきたいと考えております。 またもう一つの質問で、今回PayPayキャンペーン、キャッシュレスキャンペーンをやるに当たって、町外の方がたくさん見えられると。事業者の方に聞きますと、やっぱり町外の方のお客さんが増えてうれしいという声もある一方で、議員がおっしゃるように、付与されるポイントについても、外に持っていって使ってしまうというような現状はあると思います。 今回、DX推進の関係でIT企業の方に月何回か来ていただいていますので、そこでちょっとお伺いはしたんですけれども、現在のそういったQRコード決済の中で、ポイント分を地元のみで使うというのはちょっと不可能だというふうに聞いています。 ただ別の方法として、例えば、地域通貨であるだとか、それからデジタルプレミアム券ですか、そういったものをやっている自治体もございますので、こういったところにつきましては、我々としても研究をしてまいりたいなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 確かにいろいろやっていく分にはいろいろなこと、手数料もかかりますし、難しいということは分かるんですけれども、やはり事業者支援とあと事業者じゃない人の支援で、やはり先ほどの前段議員から出ていますように、現金で払う人をやはり高齢者の多い町ですので、どうしても現金で払う人も多いと思うんですね。そのあたりしっかり考えていってもらいたいというのと、その4回目のPayPay使う商工業振興事業ですけれども、町外にどれくらいのポイントが流れていったかというあたりがやはり調べようがないと言えばないのかもしれません。その辺を考えて2回、3回、4回とやっていただいているなら理解あるんだけれども、そのあたり把握しないでやっているということは、ある程度町内に還元されていると思ってやっているのか、町外からたくさん来てくれることイコールたくさん出ているという現状をどう考えているのかお聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(小川英一郎君) お答え申し上げます。 キャッシュレスキャンペーンによりまして、当然、議員おっしゃるように町外からたくさんのお客さんが来ていただけます。町の中の事業者さんにつきましても、その分売上げが伸びるという話も聞いております。 町外の方については、その付与されたポイントを宮代町内で使う方と持ち帰って自分の町で使う方というのは当然いらっしゃると思います。そこについては、先ほども答弁したとおり、今のところシステム上、付与されたポイントをその町で使うことというのは不可能だというふうには聞いてはいるんですけれども、町外から来た方につきましては、キャンペーンをやっているから来るという方もいらっしゃるとは思いますが、町内に来ていただいて、いろいろなお店を知っていただいて、次にも来ていただく、リピーターとして来ていただく、そういった次につながるような形で町のほうは考えておりますので、できればポイントについては、町のほうで使っていただきたいとは思っておりますけれども、現状としてはそういうような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 1番の小河原です。 質問するのはやめようと思ったんですけれども、ちょっと単純な質問だけれども教えてもらいたいんですけれども。 今度の補正予算で物価高騰対策、新規で入っていますよね。この金額で物価高騰対策になるんですか。それを教えてもらいたいんですよ。特に一般財源で相当それなりの金額は出していますよね。それだったらね、1回だけこんだけもらったって物価対策にはならないと思いますよ、みんな悲鳴を上げていますからね、今各家庭で。これはちょっとお金は出して、皆さん、物価対策やっていますよというだけでしょう。本当に物価対策になるんですか、高騰対策に。この中にいる人で、これでなりますという人何人いますか。私はこんなもんで今、家庭で悲鳴上げているのに、またこれからもどんどん来月だって値上げするという評判でしょう。そういう時代にこれだけの金額で物価対策になるんですか、高騰対策。本当になるんですか、それだけ答えてください。 これは少しやったから、皆さん、私たちはやっていますよというだけですよ。そんなもうちょっと、本当に高騰対策をやるんだったら、一般財源もっと出して、本当に宮代はよくやる、よくやっているようなものを出すべきですよ。この中で高騰対策になりますという人がいたら、手を挙げて答えてください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) それでは、ご質疑についてお答えをさせていただきます。 今回の物価高騰対策ということで、議員おっしゃいますように、やはり電気代の高騰ですとか物価の高騰、こちらについては、一過性のものではなくて、今後もしばらく続くものというふうに考えております。 そうした中で、今回国のほうから示された町への交付金の額、これがやはり9,609万1,000円ということで上限ございます。そうした中で、私どもも今回、町の一般財源の持ち出しが、ご承知のようにこれまでより多い予算額、国費に対して20%、1,939万6,000円ほどの一般財源を投入させていただいております。これで足りるかと言われてしまいますと、なかなか苦しいのは承知はしておりますが、こうした形で町の姿勢としても示させていただきたいというふうに考えております。 不足分はあるとは思いますが、今回はこうした取組とさせていただいたところで次第です。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 課長の今の答弁分からないわけじゃありません、課長の立場は。 本当にこれで物価高騰対策になんかなりっこないですよ、今の状況じゃ。ですから、じゃ、また来月、再来月と臨時議会でも開いて、物価高騰対策で一般財源を出して町は助けてくれるんですね。それだけ確認するかどうか、格好だけでしょう、これじゃ。国がやってっから、それプラス金額、一般財源を出して、こんなみっともないことをやらないほうがいいですよ。もっと大したもんだというような金額を出すべきですよ。 また私の嫌な質問しちゃって申し訳ないんだけれども、本当に町民の方は困っている人がいっぱいいますよ。そのことを本当に考えているんですか。私は本当に考えていないと思います、こんなもんじゃ。 また来月、臨時議会開いて物価高騰対策はやりますと、そういうことをやるんだったらまた別なんです。国がやってっから町も少しお金を出してやっていますって格好だけ。本当に困っているんですよ、町の人は。本当に今の生活、困っている人いっぱいいるんですよ、高騰で、物価高騰で。どうするんですか、これから。それだけ今後ともどうやってやっていくか、やらないかはちょっと教えてくれて、質問を終わりたいと思いますけれども、これは私の本当の町民の皆さんの言っていることを代表して、私は今言っていますので、そのこと。どういう考えだか、今後ともどういうふうにやるんだか、考え教えてください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 副町長。 ◎副町長(渋谷龍弘君) それでは、ご答弁を申し上げます。 今回、今、企画財政課長のほうから答弁を申し上げたとおり、国のほうから1億円弱の9,600万円を国費から投入されたということで、これに加えまして、町の一般財源として約2,000万円の一般財源を投入いたしまして、合計1億1,540万円の補正予算を組ませてもらっています。 確かにこれだけで足りるかと言われますと、もちろん不十分だというふうに思っておりますけれども、やはり町の財源に限りがございますので、現在、もし仮に2億、3億円の町の独自財源を投入した場合、もちろん基金のほうから投入することになってまいります。 現在の5年度末の基金の残高見込みが約8億円でございますので、そういった財政規模を考えたときに、独自に大規模な投入というのは現実的には非常に厳しいというふうな状況でございますので、今後につきましても、国のそういった支援と合わせまして、できる限りの支援をしてまいりたいと思っておりますので、ご理解を賜りたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 言っていることは分かります。でも、私はこれは最終的にはもらわないよりいいと思いますから、困ってる人はね。ですから、賛成はしますけれども、もう少し、今後は対策を考えるときだということ一言だけ言って、質問を終わりたいと思います。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) 議席11番、土渕保美でございます。 議案第25号 令和5年度宮代町一般会計補正予算(第1号)について、賛成の立場で討論させていただきます。 今回、様々な支援事業の中で、子育て支援課所管に始まる低所得の子育て世帯に対する特別給付や空き家等対策に対し条例の制定、また協議会の設立をはじめ、すみません。ごめんなさい。 物価高騰対策支援給付金事業では、住民税非課税世帯に対する支援金の給付は、生活に直接関わる商品等の高騰で苦しんでいる方々に対して心ある対策として、また産業観光課所管では、私が要望してまいりましたキャッシュレス決済促進事業は、地元商工業者並びに消費者に対し、消費者はポイント還元で消費を促し、地元商工業者にとっては新規の顧客の開拓につながり、商品購入の起爆剤として高く評価いたします。 最後に、東武動物公園駅西口周辺整備事業に対しては、これも違いますね。すみません。 これらを踏まえて、令和5年度宮代町一般会計補正予算(第1号)について賛成討論といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 9番、塚村香織でございます。 議案第25号 令和5年度宮代町一般会計補正予算(第1号)について、賛成の立場で討論いたします。 今回の補正予算では、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金約1億6,700万円による物価高騰の負担感が大きい低所得世帯へ3万円給付や、生活者支援への高齢者へ3,000円のありがとう券、子育て世帯に給食費2か月分相当の1万円給付、PayPayによる還元率25%キャッシュレスキャンペーンの実施など、それぞれに対応した計画で、町民の方にも喜ばれる事業になっていると思います。 また、デジタル田園都市国家構想交付金約4,900万円の補助により、学校のシステム更新費用をリースから購入に変更でき、約3,000万円の削減ができることになりました。 埼玉版スーパー・シティプロジェクト推進補助金400万円については、東武動物公園駅西口わくわくロード事業のコンサルティング料、約1,200万円のうち400万円を補うことになりました。東武動物公園駅西口わくわくロード事業については、今年度、市民参加で社会実験を実施して計画をすることになります。先日の社会実験では、賛否両論の町民の声が寄せられました。町の発展のために、都内の事例を基に新しい試みをすることはよいと思うのですが、宮代町で日々生活している住民の日常も大切です。 デジタル化が進んでいる社会に3年間のコロナ禍も加わり、取り残されていると感じている方も多くいらっしゃいます。 西口わくわくロード事業に関しても、市民参加で取り組んでいるとのことですが、一部の意見だけでなく、近隣住民や様々な立場の町民の意見も反映されるようご検討いただきたいと、個人的には思っております。 今回の補正予算(第1号)については、子育て世帯や高齢者の町民への支援や様々な補助金を活用して事業に日々取り組まれていることを確認いたしまして、賛成といたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第25号 令和5年度宮代町一般会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 ここで休憩いたします。 再開は2時30分といたします。 △休憩 午後2時15分 △再開 午後2時30分 ○議長(合川泰治君) 再開します。--------------------------------------- △議案第26号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第9、議案第26号 工事請負契約の締結についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 議席番号7番、泉でございます。 1点お伺いいたします。 今回のその参考予定価格ということなんですが、この1億5,000万円の算出はどのようにされたかをお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 今回はエアコンの工事ではございますが、基本的には機器の入替えとなっておりますので、このエアコンの見積りを徴しまして、設計額を組ませていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 再質問させていただきます。 この予定価格が1億5,000万なんですが、それよりはるか少ない金額で4業者が金額を出しているわけなんですね。これ見ますと、本当に1億5,000万円が予定価格でよかったのかどうかというのが疑問に思えてしまうんですが。その下に調査基準価格として1億3,785万6,000円とあるわけなんですが、この差し引いた1,214万4,000円、これはどのような内容になっているかをお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。 △休憩 午後2時32分 △再開 午後2時32分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) では、ご質問の調査基準価格の算定ということでお答えをしたいと思います。 この価格につきましては、宮代町の場合は、町の低入札価格調査制度の事務取扱要領として基準を定めてございまして、直接工事費の10分の9.7を得た額、それから共通仮設費については10分の9、現場管理費は10分の9、一般管理費は10分の5.5ということで、一定の基準額がございまして、この基準がこの調査基準価格の1億3,785万6,000円となってございます。 今回は入札の結果、これを下回る入札でございましたので、低入札の調査を行ってございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 素人で申し訳ないんですけれども、やはりこの1億5,000万と聞いたときに、すごく高いというイメージがあったもんですから質問させていただきました。 今回1億2,200万円で落札されたということで、この低入札価格調査においても大丈夫だということをお聞きしましたので、安心しております。 今後ともやはり税金を使うわけですので、しっかりとした査定をしていただきながら進めていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 議席番号2番、西村でございます。 まず、お尋ねしたいのは一般競争入札、これは事後審査型ということにはなるんですが、この担当課というのはどこになるんですか、町の場合に。まず、それからお伺いして2問目、3問目に入ります。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) お答え申し上げます。 契約の総括につきましては、企画財政課が所管しております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) ご答弁のとおりだと思うんですよね。恐らくこの入札業務に関しては、企画財政課が所管をするということで。 驚いたのを聞くと、最初、健康介護課長のほうから1億、予定価格をどうやってという前段の質問があったんですが、これについては、見積りを徴取して、その見積り額を基準にしてやったということで、これはちょっと問題があるなと思ったんです。それで、最初に所管課をお尋ねしたんですが。 まず、前段の質問、質疑でもあったんですけれども、予定価格が問題はないのかどうか。もう一つは、調査基準価格の設定自体に問題はなかったのか、この2つが非常に引っかかっているんですよね。 健康介護課長がお話しされたとおり、調査基準価格を設定するときには、国の指針がありますからそれでやっていらっしゃると思うんですが、ただ平成31年に、これちょっと変わっていて、若干引上げになっているんですよ。全体として、今現在は大体調査基準価格というのは、75%から92%の形に引き上げられた数字になっているんですよね。 今回の場合に調査基準価格は91.9%ですから、これは一応クリアはしていると。そうすると、問題はこの予定価格というやつが果たして妥当なものであったのか、これお尋ねします。 と言いますのは、調査基準価格、予定価格どころか、調査基準価格が4者下回っているというのは、ちょっとこれ異常じゃないですか。普通は1者か2者、せいぜい2者ぐらいまでで下回ることあったとしても。今回のように、全部で6者入っているんですが、1者は辞退して、1者だけが予定価格を超えていると。あとの4者は全部予定価格どころか調査基準価格を全部下回っている。それも、1,000万円以下のような形でなくて、かなり下回っていますよね。これはどういうふうに理解をすればいいのか、お尋ねします。 これ所管課でお願いしたいんですが、こっちで。入札をやった所管課で。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 入札の所管課は健康介護課になりますので、私のほうでお答えをいたします。 今回、エアコンの入替えということで機器の更新になりますので、見積りをベースにして設計額を出させていただいたところでございます。 したがいまして、現状、その現地を確認していた上での見積りでございますので、これは1つの目安として採用をさせていただいております。 一方で、今回入札に応じた業者のうち、ご質問のように、4つの事業者が低入価格に対象になったという点でございますが、エアコンにつきましては、私もこれまで幾つか施設の担当をさせていただいて、それぞれ入札の担当もやらせていただいてまいりました。こうした機器の入替えの場合は、その都度、いろいろと事業者からも聞き取りをしてまいったんですが、その事業者と通常代理店なんかが入ったりしてメーカーのものを購入するんですが、こうしたその取引の関係性によりまして、中には安く納入ができる事業者もあったりということがあるということを聞き及んだことがございます。 どのようなその競争関係があるのかまでは、我々調べてはございませんが、今回もそうした取引の関係から、こういった事業者については安価で供給を受けることができたのではないかというのが、1点想像にされるところでございます。 また、この低入札の調査におきましては、ものそのものだけではなくて、実際に施工がきちんと行えるかということで、全部で14の項目に応じまして、その事業者から聞き取りを行っております。 したがいまして、結果といたしましては、適正に工事が施工できると判断をさせていただいておりますので、以上の点をご理解をいただければと思います。 以上でございます。
    ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 確かに新しく何かを造る、新設工事じゃないですから、あくまで今回の場合のように空調機の機器の更新という工事ではあるんですが、しかしながら、これ一般競争入札の形を取っていますよね。そうすると、契約を所管しているところというのが、今回の場合は更新工事だからもともとの所管課のほうでやれということになったのでしょうかね。それは1点ね。 それから、この4者が調査基準価格を下回っている。このことを受けて、まず最初の1番のところに、いわゆる調査を行ったと。町にとっては安いほうがいいに決まっているんですよね。それはありがたいことなんですけれども、この予定価格と調査基準価格を設定するに当たって、そういうことを想定するというのが、どうも私には理解ができないんですよ。 たまたまこういう結果になったんだということであれば話は別だし、また第1のところの企業について調査を行ったところ、全く問題はなかったということですから、これはこれでいいとしてもですね。普通の人がこれ見たときに、監査が見たときに、これどういうふうに反応するかなという心配を私はしているんですが、そういったことはないよということを願ってはいるんですが、これまでのいろいろな入札結果表をいただいて見ている限り、こういうケースがあまりなかったんですよね。せいぜい1者が調査基準価格を下回っているというケースは過去にあったんですけれども、たとえ更新工事であっても、ちょっと予定価格自身が、言っちゃ悪いですけれども、ずさんだったのかな。 調査基準価格をつくるときには、これはその基準に従って、この合計金額の調査基準価格をつくったと、こういうことですから、それはいいんですが、予定価格がこんなに高い金額で、5番目のこれは予定価格超過という1億5,500万ということですから、500万超過していますから、これはもうそのときアウトですよね。でも、こういったケースというのは、1億を超える工事に関してあるんでしょうか。その点、2つ目にお尋ねいたします。 これが最後ですので、答弁漏れがないよう、ひとつお願いをしたいと思います。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) まず、1点目の質疑につきましてお答えを申し上げます。 契約担当とあと所管課の関係でございますが、当町におきましては、契約課というのがございませんので、契約関係のルールづくりのほうは企画財政課のほうで行わせていただきまして、そのルールに基づきまして、各課のほうで入札を所管すると、そういった形を取らせていただいております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 続きまして、私からは、予定価格の妥当性についての答弁をさせていただきます。 このたび予定価格に対しまして、低額での入札となったわけでございます。ご質問では4者も低入札ということでお尋ねをいただいておりますが、一方で、5番目の札につきましては1億5,500ということで、これだけをご覧いただいてもやはり結構大きな開きが各業者間にあるわけでございます。 つまり、その予定価格というのはあくまで原価といいますか、そのメーカーさんが予定されている基準の価格として扱うべきものと考えておりまして、これに対して各事業者が持てる経営資源、あるいは手腕、こういったものを活用いただいて、可能な範囲で検討いただいた金額というふうに考えております。 したがいまして、結果として、どうしてもこの仕事を請け負いたいということから、いろいろな工夫をされてこういった価格での入札をいただいたものと理解をしてございます。 そのための制度として低入札の価格調査というものがございますので、しっかりと意向の確保を確認した上で、私どもも選考させていただきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 深井議員。 ◆12番(深井義秋君) 議席番号12番の深井義秋です。 宮代町のこの低入札制度なんですけれども、低入札は、ほかの自治体ですと低入札の場合は比較して、その低入札、入札以外のところを選ぶのが多いんですけれども、どうして宮代町が低入札、価格が安ければいいという判断、先ほどの説明受けましたが、そういう形を取っていらっしゃるんでしょうか、お聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) 低入札価格制度の件についてお答えをさせていただきたいと思いますが、当町におきましては、安ければいいだろうという、そういう考えでやっているわけではござませんで、今回につきましても、事業者の工夫ですとか、あるいはそのルート等によって、その価格で対応ができるということを判断した上で落札というふうな取扱いをさせていただいておりますので、現状、当町におきましては、安いからというよりは、そういった独自の理由でもって対応ができるという現状が今ございますので、そういったルールの下でやらせていただいている、そういったところでございます。 ○議長(合川泰治君) 深井議員。 ◆12番(深井義秋君) 再質問させていただきます。 入札価格の参加者で4者が低入札、調査基準価格を下回っておりますが、この4者は入札の見積りを出すに当たって現場を調査して金額を出したのか、お聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 入札に先立ちまして、業者には仕様書をお配りをしまして、あわせて、希望のある事業者に対しては現場をご覧いただいております。 今のお尋ねの中で現場をということですが、中村工業所、それから5番目の茂田工業所、この2者については現場をご覧をいただいております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 深井議員。 ◆12番(深井義秋君) 以前に議員さんと六花を下見に、皆さんもご存じだと思うんですが、下見をしておりました。町のほうは機器の入替えだけとおっしゃっておりますが、私も専門家ですけれども、工事費も結構かかるんですね。なぜかといいますと室外機、室外機というのが屋上なんです。ですから、そこには当然レッカーも50トンとか、そういうレッカーを配置しておくと。それと、それを今度搬入だけじゃなくて搬出もあるんです。そういう点でとびを入れないと絶対業者が作業できないことなんですよ。やはり、私は機器だけじゃなくて、工事費も結構かかると思います。私の専門家からすると、この価格は最低価格をやった会社は赤字になるのは見え見えだと思うんです。 以上です。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 5番議員の丸藤でございます。 先ほどから前段の議員による予定価格は妥当だったのかということで、るる質疑がございました。 低入札の調査を行ったということで、適正に履行できると判断したということで、それ14項目なんですけれども、14項目について示していただきたいと思います。 それと、あと空調機器の経年劣化ということなんですけれども、本来の耐用年数がどうだったのか。それから、これが可決して工事に入るわけなんですけれども、7月入れて約9か月あります。工事内容はどういうふうな内容になっているのか。それから、今後どのようなスケジュールで行われていくのか。その点お尋ねしたいと思います。 以上。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 まず1点目の低入札調査の調査項目でございます。 まず、1点目が低入札となった理由でございます。こちらにつきましては、地元近隣工事ということと、積算に当たっては、この業者として関係する代理店等から見積りを徴して算定したという回答をいただいております。 2点目が、現場付近で手持ち工事があるかという状況です。これは、それによってどんな効果があるかとか、あるいはそちらが手いっぱいでできないというようなことはないかということを確認するわけですが、これについては、ないということでございます。 それから3点目、同種または類似する手持ち工事の状況ということで、こちらについては、配置する技術予定者がいろいろと掛け持ちをしていないかとか、そういったことを確認するわけですが、これについては、ないということを確認しております。 それから、資材置場等の地理的関係です。これは、運搬等の有利性を確認するわけですが、今回一番で落札した事業者は、近くの字山崎地内に事務所がありますので、現場と近いということで、この辺も有利に働いたのではないかと考えております。 それから、手持ち資材の状況でございます。こちらについては、現在はエアコンの入替えでございますので、関連する手持ち資材は持ち合わせていないということは確認をいたしております。 それから、資材の購入先につきましてです。こちらについては、取引歴53年にわたる取引先があるので、こちらの中で見積りを徴して入札を行ったということを聞いております。 それから、手持ち機械の状況でございまして、手持ち機械は施工に必要なものがあるかということを確認をさせていただいております。 それから、労働者の具体的な配置につきましても確認をしておりまして、必要な労務者の配置は可能であるということも確認が取れております。 それから、過去の工事施工の実績でございますが、おおむね過去3年間での同様の工事、エアコン工事の現場の状況を確認しまして、十分な成績をもって終えているということを確認をいたしております。 それから現場副産物、廃材等の搬出予定先についても、確保がされていることの確認。それから、経営状況といたしまして、いわゆる財務4表ですね、こういったものの確認。それから、下請の予定の確認。それから社会保険等の加入状況と、それからその他ということで、誓約書の提出をいただいておりまして、いずれも工事を行うに十分であるということが確認をできたというふうに考えております。 失礼いたしました。 エアコンの耐用年数ということでございます。10から15年というのが一般的には言われているところでございます。六花につきましても、既に20年目を迎えておりまして、実は今回工事に先立ちまして、一部エアコンの入替えを行った、何か所かございます。その入替えがちょっと続いた年度がありましたものですから、このたびまとめて更新をさせていただく予算を提案しまして、さきの3月議会においてお認めいただいたところでございます。 それとスケジュール、工事のやり方でございますが、今回はエアコンの室内機と、それから室外機の更新が主になります。室内機につきましては、天井埋め込み型になっておりますので、天井裏を一部壊しまして、その機械を入れ替えるという作業がございます。室外機は先ほどもご質問いただいておりますが、非常に大きい室外機ですから、屋上から下につり下げる、つり上げるといった工事の内容となります。 したがいまして、現在も老人保健施設として運営を行っておりますので、この運営に支障がないように順番に回していく形が取っていきますので、工期もそれに合わせて長めにとらせていただく予定で考えております。 具体的なスケジュールについては、今後契約した後に事業者と打合せをしてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 5番議員の丸藤でございます。 まず、低入札の調査項目で最後に1つ足りないと思うんですけれども。社会保険の関係で答弁が終わっていると思いますけれども、これ13番目、私の記録では。14項目と言っていましたよね。だから、もう一点足りないと思います。 それから、工事内容は分かるんですが、そうしますとスケジュールをどういうふうになっていくんでしょうか。院内で支障のないようにということで、これから時期的にも夏場に入っていきます。そういった点では、スムーズにこれ更新されるものと思いますけれども、どのようなスケジュールになるのか、その点もう一度お尋ねします。 以上。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) それでは、ご答弁申し上げます。 14点目につきましては、その他必要な事項という定めになっておりまして、その工事ごとに申し上げた13項目以外に確認すべき事項があれば14項目めとして確認をするものでございます。 今回は、この13項目以外には特記した事項ございませんので、その代わりといいますか、業者からは誓約書といたしまして、今回の工事におきまして、建設産業における生産システム合理化指針、これを遵守しまして適切に行うという旨の誓約書を頂戴しているところでございます。 それと工事のスケジュールでございますが、具体的なところは、先ほど申し上げたとおり、契約をしてからとなりますので、ご容赦願いたいんですが、当然使っている部屋、それから稼働している部分というのもございますから、これを順次移しながら、あるいは学校なんかも同じですけれども、お休みの日を使って、そちらのほうにやっぱり力を入れて工事するという段取りになるのではないかと考えてはおります。 いずれにいたしましても、先ほどの調査からもある程度、こういった公共施設での経験も豊富な事業者が候補者となっておりますので、適切に運営できるよう、私どももバックアップしてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山でございます。 2点お聞きします。 196台の入替えとなっていますけれども、これメーカーとかは全く同じところでどこが入るかお聞きします。 あと20年前から使っているものがほとんどだったと思うので、ランニングコスト的にはどう考えているのかお聞きします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 まず初めに、機器のメーカーでございますが、現在もそうなんですが、今回も仕様の中ではダイキン社製、役場庁舎なんかもそうですが、信頼のおけるダイキン社製を指定させていただいております。 それから、ランニングコストの点でございますが、ご指摘のとおりかと思いますが、電気は本当に日進月歩しておりますので、今回更新によりまして大分電気の使用なんかも抑制ができるのではないかというような期待されるところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑ありませんか。 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) 議席番号4番の山下です。 前段の人で14項目の入札の中に条件等を言ったところなんですけれども、この入札に当たって機種の選定というのはしたんでしょうか。1つ。 それと、働く人たちの労働条件ですよね。保険は入っている。最低賃金はじゃどのくらいなのか、働かされるのが。何時間働かせるのか、その辺のところは条件の中に入っているんでしょうか。それとも、それは業者任せということなんでしょうか。その辺のところを教えてください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 今回は、機器の入替えとなりますので、現在の動力を維持する機器ということで、その容量と、それから、メーカーさんもダイキンということで、指定をさせていただいております。 いま一つ会社の雇用条件でございますが、基本的には、各会社は別の労働関係法により従事することで、企業を運営しているわけでございますので、そこに委ねておるところでございますが、先ほどの低入札の調査の中では、社会保険の加入状況という項目がございまして、今回従事する社員の加入状況についてもご提出をいただいており、確認をしておりますので、会社として適切に運営がなされるものと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) 機種のあれは、要するに会社がまさか相手の入札のとき、こういう条件でやってくれというだけであって、機種の指定は、町のほうから指定はない、そういうことでよろしいんですか。 それと同時に、社会保険だけを確認したということで、労働者一人ひとりの働く人たちの賃金とか労働条件は、確認はしていないということでよろしいんでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 機種については、エアコンですから、出力の容量と、それから、メーカーの指定をさせていただいております。 それと、賃金の金額までは確認はしてございませんが、それはもう関係する法令等によって、一定の制限あるいは規定がございますので、こちらを遵守していただいているものと理解しております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) 機種のほうは大体分かりました。 ただ、労働条件です。何時間働かせて、最低賃金で働かせているのかどうか、それのところは、やはり最低でも調べる必要があるんじゃないかなと私は感じているんですよ。 安ければいいという問題で、先ほど誰かが質問しましたけれども、最低賃金でやれば、それは安くできますよ。 その辺のところを調べていないということなんですから、社会保険だけ入っている。それは当然ですよ、社会保険入るのは。労働災害なんか起きた場合、高いところ登るんですから。これは、入っていないとまずいですよね。 かといって、最低賃金で働かせるということは、そういう条件の中で、どうなんでしょうかね、町としての責任というのは。働かせる、注文するということの中で。 もう一度お答えください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 繰り返しになりますが、一企業として運営をされているわけですから、当然、関係する法令は遵守しているものというふうに考えております。 給料の多寡まで行政側が確認するというのは、必要がないというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第26号 工事請負契約の締結についての件を起立により採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △意見書第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第10、意見書第3号 年金引き上げなどの改善を求める意見書についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 丸藤議員。   〔5番 丸藤栄一君登壇〕 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番の丸藤栄一でございます。 意見書第3号について、提出者である私からご説明いたします。 本意見書は、金子正志議員、小河原正議員、西村茂久議員、丸山妙子議員、山下秋夫議員の賛同をもって提出するものでございます。 それでは、意見書の朗読をもちまして説明に代えさせていただきます。 年金引き上げなどの改善を求める意見書。 今や労働者の4割は非正規雇用です。若者の間では、フリーランス志向も強まっています。この状況を政府は、多様で柔軟な働き方として評価していますが、現在の年金制度では、非正規やフリーランスの老後は大変です。 賃金・報酬は低く、退職金もないまま、貯金できずに老後を迎えると、頼みの綱の年金は低額です。保険料が払えず、無年金となる人も少なくありません。全ての高齢者の生活を支えるため、公的年金の改善が必要です。 しかし、2022年度は、物価高騰の中で年金額は0.4%の引下げ、2023年度は物価変動率に届かない額です。年金引下げの仕組みを変え、物価上昇に見合う年金額の引上げが必要です。それは、地域経済にとっても、プラスになります。 高齢になっても安心して暮らすことができ、退職か働くかを主体的に選べるようにするため、全額国庫負担の最低保障年金制度が必要です。 よって、国におかれましては、公的年金の抜本的な改善を図るよう強く要望します。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 令和5年6月9日。 埼玉県南埼玉郡宮代町議会議長、合川泰治。 この意見書の宛先は、衆議院議長、細田博之様、参議院議長、尾辻秀久様、内閣総理大臣、岸田文雄様、厚生労働大臣、加藤勝信様となっております。 以上でございます。ぜひともご議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 角野議員。 ◆8番(角野由紀子君) 議席番号8番、角野でございます。質疑お願いいたします。 まず、1行目です。労働者の4割は非正規雇用ですとありますが、この中で高齢者はどれくらいでしょうか、お伺いします。 それから、5行目の無年金となる人というふうにございますが、無年金となる加入年数、それについてお伺いします。 取りあえずお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 1点目の非正規雇用の中の高齢者についてということなんですが、これについては申し訳ございません。資料がございませんので、答弁しかねます。 それから、無年金……。 これは単純に無年金となる人も少なくないということで、その前段に書いてあるように、保険料が払えないという方も、今、非常に多くなっております。そういう状況を書いたものでございます。 ○議長(合川泰治君) 角野議員。 ◆8番(角野由紀子君) 今、労働者の4割は非正規雇用ですということで、これは高齢者が入っている。今、ご存じないと言われていますが、厚労省の調査によりますと、今大体、正社員と非正規の割合というので7対3くらい、67%と32%なので、4割というのは、高齢者が入っているんですが、高齢者というと65歳以上ですよね。 そうしますと、今、話を変えまして、高齢者の労働人口は今どれくらい、高齢者は今、日本で3,600万人いる中の雇用者、働いている労働者はどれくらいいらっしゃるか、お伺いします。 それから、先ほどの無年金となるということで、無年金というのは、最低保障年金制度を上げてくださいということなので、一応年金って二階建てになっていますよね、基礎年金のところ。そこのところが無年金者、それももらえないことを無年金というんですよね。 そうすると、大体、年金って40年間掛けて満額もらえるということですよね。無年金というのは、どれを言うんですかということなんですが、ご存じないですか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 後段の無年金という方は、今言われたように、保険料を払っていない方、そういう方を無年金と言いますよね、もちろん。 ですから、賃金は安いし、報酬は低いし、退職金もない、そういった方々が、保険料も払えない、そういう状況で無年金となっている方が少なくないということなんですよ。 よろしいでしょうか。 それから、労働者の4割は非正規雇用です。これは高齢者も含まれています、もちろん。それの割合で申し上げました。 ただ、先ほど言ったように、これは何人かというのは、申し訳ありませんが、資料を持ち合わせておりませんので、答弁はできません。 すみません。政府の推計では、26万人の無年金者がいるということで、若い世代の雇用と賃金が壊される中で、将来さらに無年金者が生まれかねない、そういうふうに言われております。 私の資料では、26万人ぐらい無年金者がいるということです。失礼しました。 ○議長(合川泰治君) 角野議員。 ◆8番(角野由紀子君) 8番、角野です。 今回、年金引き上げなどの改善を求める意見書ということで、この文面なんですが、いかにいい加減かなというふうに私も思いながら読ませていただきました。というのが、その4割は高齢者も入っているということですよね。 高齢者は今、日本の高齢者人口が3,600万人だとしますと、900万人は働いているんです。その働いているというのはなぜかというと、自分のもちろん能力もある方もいらっしゃいますし、働きたいという意欲のある方もいらっしゃって、今、高齢者も働く時代になっていることの認識がないのかなということで、なぜ非正規かというのは、自分の都合のいいときに働きたいということで選んでいるという、その906万人がいらっしゃるということは事実です。 無年金というのは、今、3,600万人が高齢者だとして、今26万人というご答弁なさりましたが、2017年10月に無年金者救済ということで、これまでは加入期間40年として、25年払ってないと駄目だったんですよ。それを10年だけでもいいというのも、公明党が出させてもらって、たった3,600万人の人口の中で、無年金者今26万人ということになっています。 そういう中で、今回ここの物価変動率というのも届かない額ですというのは、今回6月、昨日私のところにも来ましたけれども、上がっているんですよね、一応。3年ぶりに年金額が引上げになっているんです。ただ、経済マクロ指標というんで、平均余命というか、寿命が延びた分だとかいろんな計算の仕方で、物価変動率分には上がっていないというのが、これはうそじゃないからいいんですが。 もう一つの質問としては、2040年問題というのは、丸藤議員はご存じでしょうか。そこだけお伺いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 ◆5番(丸藤栄一君) 2040年問題というのは、どいうことなんでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 待ってください、マイク。 答弁を求めます。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 2040年問題というのは、どういうことなんでしょうか。もう少し具体的に。 ◆8番(角野由紀子君) ご存じないって…… ◆5番(丸藤栄一君) 私がここで言いたいのは…… ○議長(合川泰治君) 丸藤議員、ちょっと待ってください。マイクが消えていたんで。 ◆5番(丸藤栄一君) 失礼しました。 私は、年金引き上げなどの改善を求める意見書なんですよ。 皆さん記憶にご存じだと思うんですけれども、4年前のちょうど6月、金融庁の金融審議会が、厚生年金だけでは足りないから、2,000万円の老後資金が必要という報告書を出したことが国民に衝撃を与えた、こういう記憶があると思うんですけれども、年金はそれまで100年安心という政府与党の宣伝がこれで打ち消された。自己責任で老後資金を準備しないと生活ができない。政府の報告書が認めたわけです。 当時、安倍政権はこの報告書を受け取らない、こういう態度を取っておりますけれども、これは幾ら受け取りを拒否したところで、年金が足りないという事実は変わりないんですよ。ですから、こういった声に応えていただきたい。 せめて年金を、今、五、六万ですよね、平均で。非常に少ない方々、それももらえるんだったらいいんですけれども、無年金者もおりますので、そういった意味では、やはりきちっと最低保障年金制度をつくっていくべきだ。これが、この意見書の趣旨なんですけれども。 ご理解賜りたいと思うんですが。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 深井議員。 ◆12番(深井義秋君) 12番の深井義秋です。 こちらに、非正規雇用4割と書いてありますが、この年金の内訳が、年金が厚生年金と国民年金があるんです。それで今、丸藤さんは月に五、六万と言っていますが、それは国民年金だと思うんですが、厚生年金も同じように引上げを望んでいるでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 私は、先ほども言いましたように、もちろん国民年金も厚生年金よりずっと低いですよね。厚生年金だけでは足りないから、2,000万円の老後資金が必要、これは金融庁の金融審議会も認めているわけですよ。ですから、これは、私は先ほども例に出しましたけれども、それぐらいやはり老後の資金が足りない。それは政府も認めていることなので、私はそういうふうに思いますが。 ○議長(合川泰治君) 深井議員。 ◆12番(深井義秋君) 先ほどの、厚生年金と国民年金の違いで、国民年金の方は大体飲食店とか個人事業主が主なんですけれども、やっぱり業態によっては全然違うんです。 非正規雇用というのは、早く言えばパートさん、アルバイトとか、そういう週に3日くらい働いている方が非正規雇用なんです。 でも、結局、正規に働いている正社員、あと、公務員もそうです。そういう方はこれに属さないんですけれども、勤務状態によって違うと思うんですよ。やはり一律に収入がある人は、年金を仕掛けてくれれば一番いいんですけれども、そうとは限らないんで、だから、住民税非課税世帯、そういう方もこれのままだと属するわけですね。 やはり、そういう不公平感があったらまずいんじゃないかと思うんですが、いかがでしょう。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 不公平感というのは、それはないほうがいいに決まっていますが、これまでの日本の年金制度そのものがそういうふうに分けられておりますので、不公平は不公平だと思いますけれども、だから、もっと公平になるように、低い部分についてはもっと手厚くすべきだとは思いますけれども。 そういう答弁でよろしいでしょうか。不公平感といえば、そういうふうに私も感じます。 ○議長(合川泰治君) よろしいですか。 ほかに質疑ありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 角野議員。 ◆8番(角野由紀子君) 8番、角野です。 年金引き上げなどの改善を求める意見書について、賛成で討論いたしますが、この文章はちょっと支離滅裂というか、納得できるような内容ではございませんが、先ほど紹介議員にもお伺いしましたが、2040年というのは、高齢者人口が一番高くなるときです。そのときに、日本の就業人口が1,200万減る、それをどうするかという、そういうところの、高齢化率もそうですが、そういう問題がございます。 そういう中で、今高齢化ももちろん加えて、働き方の多様化や女性の就業率の上昇など、今後もいろんなことが変わっていきます。そういう社会の変化を見据えた年金制度を構築をしなきゃいけないというのも事実でございます。 それとともに、医療、介護、また、教育、子育て、様々な面で人口構成が変わってきますので、いろいろ全てビジョンとして変わっていかなきゃいけないなということを思いますので、この年金引き上げなどの改善を求める意見書という題名にのみ賛成といいますか、いたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、意見書第3号 年金引き上げなどの改善を求める意見書の件を起立により採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △意見書第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第11、意見書第4号 特別支援学校・学級等への教員等の適切な配置を求める意見書についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 泉議員。   〔7番 泉 伸一郎君登壇〕 ◆7番(泉伸一郎君) 議席番号7番、泉伸一郎でございます。 意見書第4号の説明をさせていただきます。 本意見書は、田島正徳議員、角野由紀子議員、金子正志議員、丸山妙子議員、川野武志議員、小河原正議員の賛同をもって提出するものであります。 それでは、意見書の朗読をもちまして説明に代えさせていただきます。 特別支援学校・学級等への教員等の適切な配置を求める意見書。 文部科学省学校基本調査によると、特別支援教育を受ける児童生徒は年々増加しており、10年間で特別支援学校については、学校数が約11%増加、児童生徒数は約14.3%増加、特別支援学級は1.6倍に増え、児童生徒数は2.1倍に増加している。また、通級による指導を受けている児童生徒数は約2.6倍に増え、教育現場では、新たな特別支援教育体制の整備が必要になっている。 このような状況に適切に対処するためには、特別支援学校・学級への専門的な知識や経験を持った教員らの増員が必要不可欠である。 また、今日、共生社会の形成に向けて、障害者の権利に関する条約に基づき、子供たちの多様性を尊重するインクルーシブ教育システムの構築が求められており、そのためにも我が国の特別支援教育のさらなる拡充が必要である。 よって、政府においては、医療的ケアを含めた特別支援教育が必要な子供の増加や様々な障がいのある児童生徒に的確に対応した教育を実現するために、特別支援学校・学級等への教員らの適切な配置に向けて、以下の事項について、財政措置を含めた特段の措置を講じることを求める。 1、特別支援教育支援員の適切な配置。 特別支援教育コーディネーターの適切な配置。 看護師らの専門家の適切な配置。 特別支援学校のセンター的機能の強化。 特別支援教育デジタル支援員の配置。 特別支援学校教諭免許状の取得支援。 以上、地方自治法第99条に基づき、意見書を提出する。 令和5年6月9日。 埼玉県南埼玉郡宮代町議会議長、合川泰治。 本意見書の宛先は、文部科学大臣、永岡桂子殿、財務大臣、鈴木俊一殿、以上となっております。 ご議決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(合川泰治君) これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 議席番号2番、西村でございます。 意見書そのものは別に問題はないんですけれども、ちょっとお尋ねしたいんですが、前書きのまず第1次センテンスのところでございますけれども、特別支援学校及び学級等と全て数は増えていますよね。この最大の理由はどの辺にあると認識をされていますか。それが1つ。 それから、2つ目は、センテンス全体にわたるんですけれども、特別支援学校・学級だけでなくて、教員については、全ての学校において教員不足を生じている。こういう中で、どうして全体に広げなくて、特別支援学級・学校に対して、教員を増やしてくれということを意見書として出されたのか、この2つをお願いできますか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) まず1問目ですね。理由ということになりますが、本当に全国で16万4,697名の生徒さんがおられます。そういう中で、私が思っていた以上に、生徒の方が増えているということで、本当にその生徒たちをしっかりと守っていくためには、しっかりとした強化をしていかなくてはいけないということが理由になっております。 それから、教員不足に関してなんですが、確かに例えば高校でも中学でも小学校でも、教員の数が少ないということは言われております。 しかし、例えば生徒数で言いますと、埼玉県で5,639名の方がいらっしゃいます。それに対して、学校数は埼玉県で49校しかありません。それを考えると、いかに教員に対する仕事の大変さというものがあると思いますので、やはり優先して進めていくべきではないかというふうに考えております。 以上です。   〔発言する人あり〕 ○議長(合川泰治君) 今、2点答弁はされています。   〔発言する人あり〕 ○議長(合川泰治君) 1つの流れの中で、2点答えてはいるかと思います。 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) ありがとうございました。 私は2つの質問をしたんですけれども、その2つを合わせてお答えいただいたんで、それはそれでいいと思うんですが、教員全体に対してやっぱり、いろんな数字挙げられていますけれども、私にはあまりぴんとこないです。 全国であろうと埼玉であろうと、教員が不足しているというのは、これは事実なんですよね。その中に当然ながら特別支援の関係学校、学級が増えていると。その辺をやっぱり全体的に考えた上で、国のほうには政策を取ってほしいと、そういう気持ちがあるんですよね。だから、特別支援学校だけ学級だけやればいいというというものじゃないと思います。 この意見書そのものは、私は反対しないんですけれども、ただやっぱりどうしてもここだけ目が向くと、全体のことは見えなくなっちゃうんで、そういうことで質問をさせていただきました。 これ以上の質問はありませんので、ご安心のほどを。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑ありませんか。 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) 議席番号4番の山下です。 1つだけ、ここのところを聞きたいんですけれども、この意見書の中に、インクルーシブ教育システムの構築が求められておりということで書いてあるんですけれども、そのことについて、提案者はインクルーシブの教育システムについて、どのように考えを持っているのか、まずお聞きしたいと思っております。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 当然4番目でも要望を入れているんですけれども、特別支援学校のセンター的機能の強化ということで、各学校でインクルーシブ教育を一体的に進める、そういったものが大事になっております。 例えば、障がい者の方でも、いろいろな種類の方がいらっしゃいます。例えば、言語がしゃべりづらいとか、ちょっと耳が聞きづらいとか、あと、体の中で障がいがある方とか、いろいろいらっしゃるんですね。 そういう子供たちに、平等に支援ができるような、要するに誰も取り残さない、そういう教育をしていくために、インクルーシブ教育が大事であるということを考えております。 その中で、例えば担当教員だけではなくて、学校長に対しても、そういった指導とか研修を受けていただいて、校内全体でその生徒を守っていく、そういう体制をつくっていただきたいということであります。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) 子供にはたくさんの障がいを持った人とか、いろんな成績が、考えが違うとか、障がいのある子供も多様な子がいるということで、一つは、これは大学にいた先生のことなんですけれども、今までの小・中学校、いわゆる主流の子供を中心にした学校だった。主流を中心にした学校だった。要するに障がいを排除するような学校制度になっている。そうでない子供にとっては、公平な立場の学校じゃなかった。障がいを持った人は別の学校に行ってくれ、クラスに行ってくれ。 そういう普通の、健全と言っちゃあれなんですけれども、差別的なやり方だったんじゃないかということで、国連でも日本政府に対して、去年ですか、22年9月12日に、8月22、23日にスイスのジュネーブでやったんですけれども、日本政府に対して、90項目以上の改善するようにと言われているんですよ、今のこの日本の現状を。 これだけのことが改善されるようにということを言われているんで、その中の1つとしては、24条で教育のことが書いてあるんです。 分離された特別な教育をやめる目的で、教育に関する国家政策、法律、行政上の取決めの中で、障がいのある子供がインクルーシブ教育を受ける権利を認識し、全ての障がいのある生徒が、あらゆるレベルの教育において、合理的配慮を必要とする個別の支援を受けられるよう、特定の目標、時間枠、十分な予算で、質の高いインクルーシブ教育に関する国家行動計画を採択すること。 全ての障がい児の普通学校への通学を保障し、普通学校が障がい児の普通学校を拒否することを許さない不登校条項と方針を打ち出し、特殊学級関連の大臣告示を撤回すること。 障がいのある全ての子供たちが、個々の教育的要求を満たし、インクルーシブ教育を確保するために合理的配慮を保障することということで、言っている。 要するに、普通教室にも入れなさい、入りたいという人には拒否をするんじゃないということを言っているわけですよ、国連で。 そのことについては、この提案者はどういうふうに考えているのか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 国連のほうで、そういう発表があるということを、今聞いたわけですけれども、強制はされないと思いますよ。やはり、個人のそれは自由であると思います。 そういう中で、やはり学校に通うという意思がある、そういう生徒さんに対して、今回こういう指導をしっかりとしていただけるような、そういう体制を取ってくださいということを言っているわけです。 別に、そういった強制的に学校に行かせなさいとか、そういうことを言っているわけではありません。 6番目のほうでもありますけれども、特別支援学校教諭免許状、大体特別支援学校教員の中では、87.2%が取得されておるわけなんですけれども、こういう方たちがやはりさらに向上するために、こういう特別支援学校教諭免許状、その取得をできるように促していってください、強化してくださいということも、6番目に入れてあります。 それ以外でも例えば3番、こちら看護師らということにしてありますが、例えば言語聴覚士とか、それから、作業療法士、理学療法士、こういう方も学校のほうに配置していただいて、よりケアをしっかりと進めていただきたいというふうにも要望しております。 以上です。
    ○議長(合川泰治君) 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) 私も先ほど言いました個人の特別支援学校に行くのか、普通学校に行くのか、それだったら個人の自由だと思いますよ。強制するものじゃないですから。 そういう中で、国連でこういう決議を出されたということを、90項目以上に対して、そのことについてお伺いしているわけで、日本の今の教育制度が本当に機能しているのかどうか、国連に加盟、日本も権利条約ですか、加入して批准しているわけですから、日本政府がこれだけやられている、国連から違うんじゃないかということで勧告されていることについて、本当に提案者はどういうふうに考えているのかなと思っていまして、ちょっとお伺いしているんですよ。 やっぱり日本のこういう教育制度も施設も、改善していく必要があるのかどうか、それのところをきちんとおっしゃってくださればいいかなという感じがするんですよ。 これだけ、ジュネーブ協定で日本も加盟しているのに、これだけの項目を指摘されている。間違っているのか、改善していく必要があるのか、その辺のところですよ。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) その99点ですか、99項目、その内容はちょっと私もよく分かりませんが、それは当然日本政府としても改善していくべきだと私は思います。 以上です。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山妙子でございます。 この意見書に対して、賛成させていただいております。 一部説明のところで、ちょっと理解できるようにお聞きしたいです。 上から真ん中辺なんですけれども、前段議員もちょっと触れていたんですけれども、下から5段目、子供たちの多様性を尊重するインクルーシブ教育システムの構築が求められており、そのためにも我が国の特別支援教育のさらなる拡充が必要であるとあります。 前段、議員も言っていましたけれども、インクルーシブ教育というのは、健常者もいろんな障がいを持った子も一緒に学ぶということなんですよね。 それで、多分この内容はすばらしいものだと私は思うんですけれども、この2行に関しては、インクルーシブ教育システムの構築を求められているのに、そのためには我が国の特別支援教育のさらなる拡充となっちゃうと、特別支援教育を充実するということになると、ちょっと意味が違ってきちゃうと思うので、この内容は理解しているつもりなんですけれども、説明をしていただけると、そうではないと今前段の議員が言ったことを、国連のこともあるんですけれども、この文章でもうちょっと分かるように説明していただけるとありがたいです。お願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) それでは、質問にお答えいたします。 特別支援教育の中で、障がい者に対して、その児童に対して、食事、排せつ、あと、教室移動とか、いろいろな面で苦労する場面が遭遇すると思うんですね。そういったものに対しては、しっかりと介助をしていけるような、そういう体制を整えていただきたい。それでインクルーシブ的なものになっていくと思います。 さらに、2番目のところで、特別支援教育コーディネーターの適切な配置というのもお願いしております。これに関しては、保護者と関係機関との窓口になって、その中で、例えば学校内の関係者と福祉医療等の関係機関とのつながりをスムーズに行えるような、そういう体制を取ることで、特別支援教育コーディネーターの適切な配置を願っております。 先ほどのとちょっと重なってしまうんですけれども、例えば看護師であったり、言語聴覚士であったり、作業療法士であったり、理学療法士、そういった方たちも、専門分野でサポートができるような、そういう体制を築いていただきたいということで、トータル的に見たら、これがインクルーシブのほうにつながっていくんではないかと考えております。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山でございます。 分かりました。特別支援の中でも、本当に個々に対応ができていない現状を、適切な配置やコーディネーターとか看護師さん、そして機能を充実させてということで、よりきめ細やかに支援をしていくという要望の意見書ということで理解いたしましたので、分かりました。 以上です。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 意見書第4号 特別支援学校・学級等への教員等の適切な配置を求める意見書について、私は日本共産党議員団を代表して、賛成の立場から討論を行います。 この意見書案の中にありますように、子供たちの多様性を尊重するインクルーシブ教育システムの構築が求められており、そのためにも我が国の特別支援教育のさらなる拡充が必要である。 また、医療ケアを含めた特別支援教育が必要な子供の増加や様々な障がいのある児童生徒に的確に対応した教育を実現するために、特別支援学校・学級等への教員等の適切な配置に向けて、以下の事項について財政措置を含めた特段の措置を講じることを求めると書いてございますので、賛成するものでございますが、もう少し一歩踏み込んだ適切な配置とかではなく、教員の増員とか、そういうふうにもう少し具体的に書いていただいたほうがよかったのかなというふうに思います。 そういった点で、障害者権利条約の理念に基づいた一人ひとりの子の能力を最大限に発達させることを保障する、差別や排除のないインクルーシブ教育を実現するために、通常学級に在籍する障がいのある子供たちが、質の高い教育を受けられるよう、小・中・高校の20人以下の少人数学級の実施、専門性のある教員の複数配置、教育課程の柔軟な編成、特別支援教育コーディネーターの専任化などを、十分な予算を取って、整備していくべきだと思います。 また、特別支援学級の劣悪な教育条件の改善のためにも、特別支援学級の在り方や就学先決定の仕組みについて、正しい趣旨を周知し、授業時数によって通常学級への措置の強要が行われないようにし、一人ひとりの子供に応じた教育を保障していくべきだと考えます。 医療的ケアを要する障がい児の教育については、小・中学校、高等学校、特別支援学校における医療的ケアを必要としている子供の実態を調査し、教員定数を削減することなく、常勤で配置した場合の全国で必要な介護ケア職員の総数の試算結果を明らかにしていくべきだと思います。 それを踏まえ、看護ケア職員の配置に係る国庫補助率を3分の2に引き上げ、国の責任で体制整備を行うべきだと思います。 こういったことを含めて、本意見書案に賛成いたします。 以上。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 議席番号6番、丸山妙子でございます。 特別支援学校・学級等への教員等の適切な配置を求める意見書について、賛成の立場で討論いたします。 この意見書に書かれていますように、特別支援教育支援の適切な配置・増員です。特別支援教育コーディネーターの適切な配置、看護師等の専門家の適切な配置、特別支援学校のセンター的機能の強化、特別支援教育デジタル支援員の配置、特別支援学校教諭免許状の取得支援など、今まで特別支援学校の中では大きく分けられていて、細かなその子一人ずつの様々な障がいに対する対応ができていないのが現状です。 その中でインクルーシブ教育システムの構築ということで、特別支援学校に対してしっかりとケアをしていく、増員をしていくということは、いずれインクルーシブ教育システム、健常者とともに学ぶ、そして国連からも指摘していますが、しっかりと教育がどの子も一緒に学ぶ機会、希望すれば学べる機会になっていくように、まず、特別支援教育のさらなる拡充を求めるということで、賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) 4番の山下です。 特別支援教育の拡充について、賛成の立場から発言しています。 失礼いたしました。間違えました。撤回します。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 議席番号3番、金子正志です。 この6月議会が始まる次の日なんですけれども、大学の同窓会があったんです。教育学部ですから、皆さん学校の先生なんですけれども、68歳、69歳になっても、ほとんどの人がまだ現場で働いていました。教育委員会に頼まれて、特別支援学級の先生をしている。東京都のいろんな小・中学校に書道を教えに回っている。あるいは、千葉県では琴を教えに回っている。今、テーマになっている小・中学校統廃合、それを専門に頼まれて長野市内のいろんな地区のこの学校は残すべきか、どうするかということを地区の人たちと話し合っている、そういう担当をしている人もいました。 俺は、発達障がい専門で頑張っているとか、それから中学校の外部指導、これも今テーマですけれども、それでいろんな中学校を回って、剣道を教えている。スポーツ少年団で指導しているとか、とにかく70近いのに、みんな偉いなと思いました。 私は、特別支援学級に限らず、たとえ国防予算を削ってでも、教育の予算は削ってはいけないなと思っております。そういった意味で、今回のこの特別支援学校・学級等への教員等の適切な配置を求める意見書に賛成いたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、意見書第4号 特別支援学校・学級等への教員等の適切な配置を求める意見書の件を起立により採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。---------------------------------------議会広報委員会の閉会中の継続調査について ○議長(合川泰治君) 日程第12、議会広報委員会の閉会中の継続調査についての件を議題といたします。 議会広報委員長から、会議規則第75条の規定によりお手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。議会広報委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) ご異議なしと認めます。 よって、議会広報委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。--------------------------------------- △議員派遣について ○議長(合川泰治君) 日程第13、議員派遣についての件を議題といたします。 お諮りいたします。議員派遣については、お手元に配付した別紙のとおり派遣したいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) ご異議なしと認めます。 よって、お手元に配付した別紙のとおり派遣することに決定いたしました。 以上をもちまして、本定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。--------------------------------------- △町長あいさつ ○議長(合川泰治君) 町長あいさつをお願いします。 ◎町長(新井康之君) 令和5年第2回宮代町議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。 本定例会では、去る5月25日に開会以来、本日まで16日間にわたり、慎重なるご審議を賜り、いずれも原案のとおりご議決などいただきましたことを、心から厚く御礼を申し上げます。 関東地方も梅雨が訪れ、これから蒸し暑い日が続きます。議員の皆様方におかれましては、健康に十分ご留意いただきまして、引き続き町政のためにより一層のご指導とご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。 結びに、議員の皆様方のご健勝でのご活躍をご祈念申し上げまして、閉会に当たりましてのあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。--------------------------------------- △閉議の宣告 ○議長(合川泰治君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 会議を閉じます。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(合川泰治君) これにて、令和5年第2回宮代町議会定例会を閉会します。 △閉会 午後4時03分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和  年  月  日        議長      合川泰治        署名議員    西村茂久        署名議員    金子正志...