宮代町議会 > 2022-06-03 >
06月03日-04号

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  1. 宮代町議会 2022-06-03
    06月03日-04号


    取得元: 宮代町議会公式サイト
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    令和 4年  6月 定例会(第3回)          令和4年第3回宮代町議会定例会 第9日議事日程(第4号)                  令和4年6月3日(金)午前10時00分開議     開議     議事日程の報告日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 一般質問       7番 泉 伸一郎君       3番 金子正志君       6番 丸山妙子君     閉議出席議員(14名)   1番   小河原 正君      2番   西村茂久君   3番   金子正志君       4番   山下秋夫君   5番   丸藤栄一君       6番   丸山妙子君   7番   泉 伸一郎君      8番   角野由紀子君   9番   塚村香織君      10番   田島正徳君  11番   土渕保美君      12番   深井義秋君  13番   川野武志君      14番   合川泰治君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      新井康之君   副町長     渋谷龍弘君  教育長     中村敏明君   総務課長    福田拓也君  企画財政課長  菅原隆行君   住民課長    草野公浩君  税務課長    門井義則君   町民生活課長  吉永吉正君  環境資源課長  伊東高幹君   福祉課長    宮野輝彦君  子育て支援課長 横内宏巳君   健康介護課長  井上正己君  産業観光課長  小川英一郎君  まちづくり建設課長                          成田雅彦君  会計管理者兼会計室長      教育推進課長  大場崇明君          佐藤賢治君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  野口幹雄    書記      青木 豊  書記      岡村恵美子 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(合川泰治君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(合川泰治君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(合川泰治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において、5番、丸藤栄一議員、6番、丸山妙子議員を指名いたします。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(合川泰治君) 日程第2、一般質問を行います。 質問の通告がありますので、順次発言を許します。--------------------------------------- △泉伸一郎君 ○議長(合川泰治君) 通告第11号、泉伸一郎議員。   〔7番 泉 伸一郎君登壇〕 ◆7番(泉伸一郎君) 皆様おはようございます。 議席番号7番、泉伸一郎でございます。 通告順に従いまして、一般質問させていただきます。 1、地方創生臨時交付金の活用。 新型コロナウイルス感染症の長期化、そして本年2月末以降のウクライナ危機により、原材料価格の値上がりや物価高騰が生活者に大きな影響をもたらしています。こうした中、国では、4月28日に閣議決定した総合緊急対策に、地方創生臨時交付金が創設されました。生活者を守る観点からもこの地方創生臨時交付金の活用が重要な役割を果たすものと考えられます。 そこで質問いたします。 ①本年4月に内閣府から発出された文書に「令和4年度における新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の取扱について」の中において、物価高騰に伴う学校給食等に関する負担軽減という項目が追加されています。当町の学校給食の食材調達の現状と、食材費と予算のバランスなどを含めた今後の見通しについて伺います。 ②交付金の活用として、地域の実情に応じて各自治体の判断で生活支援や産業支援を実施することが必要と考えます。町としての見解を伺います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) 私からは、①についてお答え申し上げます。 議員ご指摘のとおり、今般コロナ禍における原油価格物価高騰分対応の緊急対策が実施され、学校給食費等保護者負担の軽減促進が位置づけられたところでございます。これについては、本町においては、臨時給付金を支給することといたしまして、実質的な給食費の負担軽減を図ることとしたものでございます。 日々の学校給食につきましては、お米、パン、牛乳などの主食、おかずなどの副食といった食材を調達いたしまして、子供たちに提供してございます。食材の調達状況につきましては、学校給食センターと情報交換を行っておりますが、今年度は、パンや麺については昨年度に比べ4%ほど値上がりしている状況でございます。 一方、お米については、新型コロナウイルス禍による外食産業等の需要低下のため、在庫が増えた影響等から2%ほど値下がりをしております。 副食の材料につきましては、肉や魚、野菜などとなりますが、値段は総じて上昇していると聞いております。ただ、同じ食材の場合は、できるだけ安価な食材を選択するなど、日々工夫をしており、質を落とさずに給食を提供できてございます。 今後の見通しに関しましては、具体的に想定することは難しいですが、引き続き学校給食センターとも情報交換をしながら状況把握に努めるとともに、様々な工夫を行いながら子供たちに学校給食を提供してまいります。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) それでは、2点目の交付金の活用に関してお答え申し上げます。 今回、国から示されました交付金につきましては、長引く新型コロナウイルス感染症拡大により原油価格や電気・ガス料金を含む物価が高騰したことで、日常生活や事業活動への影響が増大している生活者や事業者の負担軽減を図ることを目的として創設された交付金でございます。当町への交付金限度額につきましては、1億3,204万9,000円となっております。 ご質問いただきましたとおり、町内におきましてもほとんどの生活者の皆様が今回の原油価格や物価の高騰による影響を受けており、交付金を活用し、きめ細やかな対応が必要と考えております。 当町といたしましては、各課や関係機関等との調整のもと、今回の交付金を活用し子育て世帯への一律2万円の給付と、町内の全世帯及び全事業所の水道基本料を2か月間免除することで、幅広く町民の皆様の負担軽減を図ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) それでは、再質問させていただきます。 今回の交付金なんですが、公明党はこのコロナの影響とともに物価高騰で苦しい状況を強いられている国民や事業者にきめ細やかな支援策を届けるため、地方創生臨時交付金の拡充と丁寧なサポートを訴えてまいりました。その結果、同交付金に新たにコロナ禍における原油価格物価高騰対応分を設け、予算を1兆円拡充し、学校給食費の負担軽減や公共料金の減免など、物価高騰から国民生活や事業者を守る事業に幅広く活用することが可能となっております。 こういう中で、いち早く学校給食の援助をしてもらいたいと思いまして、今回、一般質問させていただいたわけなんですが、私よりも先に町のほうで既に決めていただいていたということで、これは本当にありがたく思っております。 宮代町では、学校給食運営審議会を開催しておりまして、学校給食の運営に生かしたり、それとあと、地場産物を積極的に取り入れた学校給食の提供を行っています。また、食物アレルギーのある児童・生徒に対しても、除去食また代替食の提供をしております。安全・安心、安定供給に努め、質の高い学校給食の運営がなされていて、大変すばらしいと思います。 こういう中で、他の自治体は、高騰する輸入食材に対して地場産物の利用に代える取組を進めているところもあります。私たち、地場産物というのもがやはり生かされていくにもいいんではないかと思うんですが、現在、当町では、地場産物を利用されているということなんですが、給食に占める地場産物の割合はどのくらいありますか。また、増やす考えはありますか、お聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長
    教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 宮代町の学校給食におきましては、地場産のものを多く取り入れさせていただいているところでございます。 まず、お米につきましては、100%宮代産のお米を活用させていただいております。また、野菜類になりますけれども、令和3年度には28種類以上の野菜を地元産のものを活用させていただいております。令和3年度の実績ベースということになりますけれども、全使用の食材のうちこれはキログラムベースの値になりますけれども、全体の43.1%を地元の食材で賄っているというところでございます。 また、地元産野菜をもっと増やすことができるのかというお尋ねでもございますけれども、こちらについては計画的に作付調整と、値段の調整というところが必要になってきます。それができれば地場産野菜を増やすことは可能であるというふうに考えておりますし、地域経済のためにも増やしていきたいというのが教育委員会の考え方でもございます。 ただ、需要と供給のバランスですとか、経済性の問題もありますので、それを目標としつつも可能な範囲で地場産野菜を活用していくというのが現実的だというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 私が思っている以上に利用されているということで安心いたしました。ましてや子供たちに対して、本当にカロリー等も考えてすばらしい学校給食をされていると思いますので、今後も引き続きお願いしたいと思います。 そういう中で、前段の議員のときにもお話がありましたが、令和3年度で約1億1,900万円給食費がかかっているということをお聞きいたしました。その中で640万円が町の負担というふうにお聞きしたんですが、この町の負担の予算の内容を教えていただきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 前段の議員の答弁の中で、令和3年度の予算の執行状況のお話をさせていただきまして、町の予算の執行の関係と歳入調定の額の差が大体640万円ほどあるというようなお話をさせていただきました。これについてのお尋ねということでございます。 まず、学校給食の食材につきましては、これは学校給食法に基づきまして、原則としては保護者の皆さんにご負担をいただいているという考え方でございます。ただ、現実的には食材費イコール保護者負担金を全く同額として食材を仕入れるということはなかなか難しい面がございます。 また、学校行事ですとか、祝日などの関係で稼業日、いわゆる事業をやる日が増加をすることがございます。その場合は、想定している給食日数が増加するというケースもございますので、そういう中で1食ずつ保護者の皆さんにご負担いただくというのは難しい面がありますので、そういう不足しているところについては町のほうで、予算のほうでご支援というのか、負担をさせていただいているというところでございます。 学校給食については、子供たちも楽しみにしているということもございますので、町のほうとしても質を落とさずに、できる範囲で学校給食費の中でやらせていただくんですけれども、それでも少し足りないという部分については、予算の範囲内でご支援をさせていただきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 今も最後のほうで、今後も支援を考えていらっしゃるということをお聞きして安心したわけなんですが、今回の予算を見たところ、やっぱり給食費の無償化とか、そういったものというのは本当にハードルが高いものなのだなということをよく感じました。 そういう中で、私もスーパーとか買いに行ったり、あとレストランとか食べに行くときもあるんですが、値段が変わらなくても商品の量が減っていたりとか、あとは、前に食べに来たときよりもご飯の量が少なくなっているとか、そういったことを感じることもあるんですね。皆さんもそういうことがあると思うんですが、そういう中でやっぱり学校給食ではそういうことがあってはいけないと思います。 でも、そういう中で、やはりこのウクライナ情勢もやはり世界的な食糧難を引き起こす可能性もあると言われております。こういう高騰がどんどん長引いてしまう可能性がありますので、学校給食も値上げをしなければならなくなる、そういうことが生じる可能性があります。 そういうときに、例えば給食費の値上げされた分、それを町独自の支援として補助していくという、そういうお考えはあるかどうかをお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 食材などが値上がりしているという中で、よく報道なんかでもステルス値上げというような話で、スナック菓子の容量が少し減って値段は変えないけれどもというような話を聞くことがあります。 学校給食につきましては、必要なカロリーの栄養量というものが決まっておりますので、その基準を満たしていくということがまず第一義になりますので、食材が上がったからといって量を減らしたりですとか、そういったことは考えてはございません。現状としては、確かに食材費のほうについてはおおむね上昇しているという状況がありますので、これがこの先ウクライナの関係ですとか、様々な状況、世界経済の動きがどうなっていくかというのはちょっと私のほうでは分からないですけれども、そのインフレみたいなものがどこまで続いていくのかということと、どれぐらいの上昇率になるのかということにも起因してくるというふうに考えておりますけれども、基本的には現状、学校給食センターと話をしている中では、何とか今の予算の中で対応ができているということでございますので、現時点で学校給食費の値上げですとか、そういったことについては検討はしていないという状況になります。 今後につきましては、先ほど言ったような食材の値上がりがどの程度までいくのか、これはもう宮代町ではコントロールすることができませんので、そういう中で必要な検討というのは行っていく必要はあるとは思うんですけれども、その際にどういう支援かということについては、そのときに合わせて検討したいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 本当に当町におきましては、質の高い学校給食が進められております。今後もそれを継続していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ②のほうに移らせていただきます。 今回の交付金の活用なんですが、生活支援ということで、例えば学校給食等の負担軽減、生活困窮者に対する臨時特別給付金の対象拡大、給付額の上乗せ、子育て世帯生活支援特別給付金の対象拡大、給付額の上乗せ、水道料金をはじめ公共料金の負担軽減などがありました。 また、事業者支援といたしましては、バス・タクシーなど地域公共交通の経営支援、トラックなど地域の物流の維持に向けた経営支援、それから、水道料金をはじめ公共料金の補助という形でありました。 当町におかれましても早急な対応をしていただきまして、水道料金の免除という形で行われるわけなんですが、この水道料金の支援を選んだ理由をお聞かせください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) お答えいたします。 今回の交付金につきましては、今ほどご質問いただきましたとおり非常に幅広い対象となっておりまして、町のほうといたしましても、対象が子育て世帯ですとか生活困窮者、それから生活者に対する電気・ガス料金等、それから学校給食費の負担軽減、あるいは大学に通っている生徒の授業料免除等々、非常に幅広かったということもございましたので、一つは子育て世帯に対してできたら給付がしたいということが一つと、もう一つは、なるべく幅広い町民の方に負担軽減を図りたいと、そういった2つのテーマで課内でいろいろ検討を重ねてきておりまして、その幅広い側として上がってきたのが水道料金の減免と、もう一つは同規模で、同程度の金額で商品券の世帯配布というのも上がってきておりました。ただ、世帯配布というふうになりますと、郵送料ですとか事務費だけで1,500万円以上、簡単に見積もっても1,500万円以上経費がかかるということもございましたので、今回はその経費分を住民の皆さんに転化したほうが望ましいだろうということで水道料金の減免とさせていただきました。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 私もこれを聞いたときに、もしプレミアム商品券の場合ですと印刷代とか、いろいろな経費がかかってしまいますので、そういう経費を使うんであれば、この水道料金でやったほうが幅広く、多くの方に支援ができるんでいいことだなというふうに感じました。 また、この支援の中では、事業者のほうにもこの水道料のほうの支援がなされるということなので、幅広く行われるということですので、すばらしいと感じております。 その中で、実は、私が感じたことにおいては、皆さんがもらうとうれしいなというか、例えば商品券とかでしたら手元に一度もらいますので、何か補助されたなというイメージが湧くんですが、水道料金になりますと、うちもそうなんですけれども銀行自動払いにしております。そうすると手元に何も来ないというか、気がつかないでいつの間にか減免されていたという形で、ちょっと地味な感じに受け止められてしまうんではないかということを恐れております。なので、そういう水道料金を2か月間基本料金を補助しますということをアピールするというか、告知するということが大事なのではないかなと思うんですが、その点についてのお伺いをさせていただきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) お答え申し上げます。 庁内におきましても同様の議論をさせていただいておりまして、やはり給付に対しまして地味な印象を受けますし、いつの間にか減免されているといったケースも考えられるかなと思いましたので、広報、それから町のLINE、それと、あと健診の際のお知らせ等を活用しながら、そういった減免の制度を行っていますよということはPRしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 やはりすばらしい政策になっておりますので、ぜひアピールのほうをしっかりしていただきたいと思います。 では、続きまして、大きな2問目に入らせていただきます。 2、自動販売機リサイクルボックスの異物混入問題。 令和4年4月より、プラスチックごみ削減リサイクル促進を目的とするプラスチック資源循環促進法が施行されました。これにより、リデュース(廃棄物の発生抑制)、リユース(製品の再利用)、リサイクル(資源の再生利用)と持続可能な資源化を推進することで、プラスチックの資源循環を促し、サーキュラーエコノミー(循環経済)への移行が期待されます。 また、各自治体において、プラスチックごみゼロ宣言がなされ、行政や地域住民、企業団体などが団結して環境問題に取り組む機運が高まっています。 ペットボトルリサイクルもその一つでありますが、その回収過程で問題が発生しています。全国清涼飲料連合会の調査では、屋外設置自動販売機リサイクルボックスに大量のごみや異物、一般廃棄物になりますが、混入があり、業者による異物の分別と処理による費用・労力の負担と回収の低減が生じています。 そこで質問いたします。 ①当町においてもプラスチックごみゼロ宣言を行い、環境問題に積極的に取り組む姿勢を取るべきと考えますが、見解を伺います。 ②自動販売機リサイクルボックスへの異物(一般廃棄物)混入問題をどのように認識しているか、見解を伺います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答えいたします。 1点目、プラスチックごみゼロ宣言を行い、環境問題に積極的に取り組む姿勢を取るべきと考えるが見解はというご質問です。 プラスチックごみの削減に向けての宣言に関する全国自治体の動きを見ますと、昨年7月1日時点でのデータとなりますが、31都道府県を含む133自治体がプラスチックごみゼロ宣言あるいは削減方針アクションプランなどを定めて、プラスチックごみの削減や再生利用に向けた取組を展開しております。 ご質問にもありますとおり、プラスチック類の削減や再生利用は、社会的にも重要な課題となっております。プラスチック類の削減や再生利用には大きく3つのポイントがあると考えております。まず、プラスチックの使用を減らし、可能な限り代替素材へ置き換えを進めること。 2点目としては、既存のプラスチック類をできる限り資源として再生利用すること。 そして、3点目は、自然環境の中に放置・放出しないこと、いわゆる不法投棄を防止することです。 このうち、資源としての再生利用と不法投棄の防止については、町として積極的に取り組めるものと認識しております。 資源としての再生利用につきましては、久喜宮代衛生組合との連携による取組として、広報、衛生組合だより、ホームページを活用したごみの分別、減量化などの意識啓発、また、衛生組合によるスマートフォンアプリを活用した分かりやすい分別ルールに関する情報提供があります。 不法投棄の防止に関しましては、不法投棄がされやすい場所に警告看板を設置すること、不法投棄があるといった連絡を受けた場合には、迅速な回収処理を行っております。 現在、一般廃棄物処理基本計画の見直しに当たりまして、廃棄物処理検討委員会でごみに関する様々な施策の検討を進めております。この中では、プラスチック類の削減や再生利用を取り巻く動向や、町の現状などを共有し、行政、町民の皆さん、事業者の皆さん、それぞれの役割や連携方法などについて検討を進めております。 町といたしましても、プラスチックの削減、再生利用をこれまで以上に推進あるいは促進するためにも、宣言を含めた実効性ある取組の在り方について検討してまいります。 次に、自動販売機リサイクルボックスへの異物混入に関する認識についてのご質問です。 自動販売機リサイクルボックスは、自動販売機で購入された飲料の空容器である瓶、缶、ペットボトルを回収し再生利用するために設置されています。しかしながら、ご質問のとおりリサイクルボックス一般廃棄物が混入している実態があり、過去に全国清涼飲料連合会が東京都内で行った調査では、約3割がペットボトル等以外の一般廃棄物であったという結果が出ております。 他方、リサイクルボックスに関する意識調査では、なぜリサイクルボックスに該当するごみ以外のごみを入れたのですかという問いに対して、多数の方が捨てる場所がなかった、あるいはポイ捨てよりはましだと思ったと回答しています。さらに、リサイクルボックスリサイクル目的で設置されているものとは思わなかったという方が4割以上に上っているという結果も出ています。 リサイクルボックスの回収業務や回収された廃棄物の処理は、第一義的には設置者にあるところですが、リサイクルボックスの役割やペットボトルなどがリサイクルされる意識などに関する意識啓発には、町としても積極的に取り組めるものと考えております。今後の広報活動において、周知活動に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 大変に詳しいご答弁ありがとうございました。 では、再質問させていただきます。 まず、①について質問させていただきます。 今現在、NHK、それからあとほかのテレビ局でもこのSDGsが多く紹介されております。その中でも環境問題も大きく取り上げられております。このプラスチックごみになるんですけれども、マテリアルリサイクル、これは材料リサイクルともいわれるんですけれども、廃プラスチックを原料としてプラスチック製品に再生する手法、ケミカルリサイクル、これは廃プラスチックを化学的に分解して化学原料に再生する手法、もう一つが、サーマルリサイクル、これはエネルギー回収ということで、廃プラスチックを固形燃料にしたり、焼却して熱エネルギーを回収する手法ということになっております。 宮代町の資源プラスチック類にこの処理につきましては、まず、約870トンがウィズウェストジャパンというところに搬入されております。そこから、まず、マテリアルリサイクルとケミカルリサイクルで再商品化するということで、日本容器包装リサイクルのほうへ約760トンぐらい引き渡されております。 一方、サーマルリサイクルということで、株式会社ナリコーさんなどに130トンぐらいを搬入しているという状況になっております。 町民生活課の方から、昨年資料を頂いたものをちょっと読ませていただいているんですが、この中でやはり環境負荷の削減効果が高いというものは、ケミカルリサイクルとサーマルリサイクルというふうにいわれておりまして、こちらのほうを進めていくことが重要ではないかなと思うんですが、これについての見解を伺いたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答えいたします。 サーマルリサイクルとケミカルリサイクルの促進というご質問だと思います。 昨年度の廃棄物処理検討委員会の中で、部分答申という形で、令和9年度以降のごみの扱いについてプラスチック類については、その久喜市の新炉においてサーマルリサイクルをするといったようなご選択をさせていただいたという状況で、その答申を受けて町としての方針を決めさせていただいたということでございます。 4月1日に施行されました法に基づいて、その中の選択肢の1つとしては、当然にそのサーマルリサイクルも入っていて、それを当面は選択しているという状況でございますので、その選択によって、サーマルリサイクルの率というのがそれによって向上するというふうに認識をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 衛生組合のほうが今いろいろと担っているわけなんですが、やはり段々と5年を待たずに、段階的に解散していくということになりますので、今回新たにつくられました環境資源課の役割というものは、本当に大きなものであると思うんですね。皆さんもしっかりと期待されていると思いますので、ぜひ皆さんの期待に応えられるような、そういう取組を今後していっていただきたいと思います。 2問目に入らせていただきます。 こちらのほうが、まず、廃棄物処理に関しまして、日本自動販売協会のほうでいろいろと問題が生じているということがあります。私も今回、廃棄物減量等推進委員というものを地区のほうでやっておりまして、2年間やらせていただきました。やはり、ごみを集める場所というんですかね、そこを点検するわけなんですが、やっぱり守らない方というのが出ています。そういう中でひどいものですと、例えば、全然分別もされずにお弁当とか、あと飲物、それが一緒くたに袋にいっぱい、大きい袋に入れて捨てられているということもございました。やはり、そういう地区外というか、町外の方が、仕事とかいろんなことをしながら、お昼終わった後に帰りがけに捨てていくんではないかなということも考えられるんですが、そういうことがあったり、あとビニール傘、こういったものを全然関係ない日に捨てられているということもございました。 こういうのと同じように、やはりリサイクルボックス自動販売機のそばに置いてあるリサイクルボックスにも結構一般的なごみが捨てられているということがやっぱり生じているというのが現状になっている、認識されているということだったんですが、その中でも、例えば、品物としてはコンビニのカップ飲料とか、あと家電の部品などですね。あとマスク、ライター、ビニール傘、食べ残しなどの生ごみ、あと、たばこの吸い殻、おむつ、犬のふん、それから、お酒の瓶、こういったものが捨てられているというふうに報告されております。今までは、こちらのほうはこの事業者のほうで処理とかもされておりましたが、どちらかというと限界に達してきているということがございます。 実は、ここの答弁の中で、リサイクルボックスの回収業務や回収された廃棄物の処理は第一義的には設置者にあるところですがと述べられているんですが、ここなんですけれども、廃棄物処理法6条1項の中では、一般廃棄物の処理、責任は各市町村が統括責任を有するというふうになっております。そうしますと、この一般廃棄物とか、家庭ごみとか、そういったものはこちらのリサイクルボックスを所有している側ではなくて、市町村側にその責務があるということになっておるということなんですね。そのことを、やはり理解されていないところが多いので、もう少し告知していかなくてはいけないということをいわれているわけなんです。 こういうものの原因は、もちろん個人の意識がやっぱり一番だとは思います。こちらの答弁の中で、不法投棄があるといった連絡を受けた場合には、迅速な回収処理を行っておりますということで、前段の議員のときに16件ほどあったということで、早急な対応をされていたということをお聞きしました。でも、そういうのもあるんですけれども、やはり啓発活動というのもしっかりとされていくというふうに書いておりますので、ぜひ行っていただきたいと思います。例えば、リサイクルボックス一般廃棄物が増える原因ですね。これには、まず、公共の回収ボックスが減少していること、それから、コンビニエンスストアのごみ箱を設置しない、または店内に設けていること、あと、家庭ごみを捨てる者がいるということですね。こういったものが大きな原因になっております。 これに対する取組ですか、これに関しては、やはり飲料食品を販売する事業者の回収ボックスの適切な設置が必要ということですね。あと、コンビニエンスストア、テイクアウト店の回収ボックスの適切な設置、あと、公共交通事業者の回収ボックスの適切な設置、こういったものを望まれているということになっております。 この最後のほうで、やはりこういう事業者とのそういった関わり合い、関連をされていくという、最後のほうじゃなかったですけれども、されているということが載っていた場所があったんですが、こういう中でやはりこの自販機事業者としっかりと話合いを設けて、協力しながら問題解決を進めていくということが大事ではないかなと思うんですが、その点についてお伺いしたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答え申し上げます。 先ほどの答弁ないしは泉議員さんからのご質問等の中にも出てきております全国清涼飲料連合会においては、全国的な幾つかの自治体において、リサイクルボックスの形を変えて投入をしにくくしたりですとか、要はその一般ごみを投入しにくくしたりだとかというような工夫をされて、実証実験をされているというケースが増えているようでございます。そういった状況を確認して、例えば、町内も含めて、そのリサイクルボックスの形というのは、どうも業界統一にするというような動きもあるそうでございますので、当然にそうなれば、町内のリサイクルボックスというのもそういった形に変わってくるんだろうと思います。 その形に変わると、統計的なデータとしては、大体その不法投棄というんでしょうか、一般廃棄物が投入される割合というのが20%程度、大体多いところですと40%ぐらい一般廃棄物が混入しているらしいんですけれども、20%ぐらい減するといった統計もあるそうですので、そういった一定程度の効果が見込まれるのかなというふうに思っております。 そういった意味では、そういった業界の動きですね、その連合会さんの動きなどを見据えた上で、事業者さんとどういった連携ができるのかについては、ほかの自治体の動きなども含めて確認をして、積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 私もあちこち調べてみたんですけれども、そういう中で、道佛にある商業店ですね、こちらのほうでは、やはりリサイクルボックスが幾つも並べられています。その一つ一つに、ごみ箱ではありませんという大きく書かれていて、汚れたものや、リサイクルできないものは入れないでください、そしてまた大きく、家庭ごみ投棄禁止、こういう形でシールが全部に貼られております。やはり今までに被害を遭われているので、そういうものをつけられたんだと思います。 やはり、町としましてもそういう場所に限らず注意喚起をしていく、そういうシールですとか、看板とかですね、そういった設置なども考えていっていただければありがたいなという、そういう要望もいたしまして終わらせていただきます。 ありがとうございました。 続きまして、3問目に移らせていただきたいと思います。 デマンド交通事業について。 循環バスは高齢者にとって大切な交通手段となっています。そのためにも利用しやすい事業の推進が求められます。新しい循環バス事業の改善に向け、どのような話合いが進められているか、伺います。 また、タクシー助成事業の改善を求める声が多いことに対する見解を伺います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) お答えいたします。 新しい循環バス事業につきましては、令和3年10月に交通行動調査及び利用者アンケートを行い、この結果と今後の方向性について、令和4年2月に議員の皆様にご説明をさせていただきました後、3月24日に公共交通会議を開催し、バスの概要や運行ルートについて協議をさせていただいたところでございます。 運行ルートにつきましては、平成25年が2万4,830人だった乗客数が、令和元年では5万9,463人と大幅に増加していること。交通行動調査の結果、現在の運行方式でよいとお答えいただいた方が全体の約64%だったこと等から、おおむね1時間に1便を通し、1日8便を回すこれまでの方針を継続し、現在の運行ルートや運行時間に大きな影響が出ない形で新たにもとむらクリニック付近と宮代台3丁目の2か所の停留所を増設する予定でございます。 また、バス本体につきましては、これまでのステップ型のバスを改め、乗り降りするときに車体の乗降口が地面付近まで下がるノンステップ型のバスを採用させていただく予定でございます。 今後につきましては、次期バス運行業者の選定を行い、関東運輸局への手続を経て、令和5年4月からの運行を目指して準備を進めているところでございます。 また、宮代町高齢者等タクシー助成事業につきましては、様々なご意見をいただいているところでございます。複数ご意見をいただいているところでは、タクシーを自宅に呼ぶ際に1枚400円のチケットに対し、迎車料金が300円かかってしまうことや、年間の使用枚数上限が36枚であり不足していること、バスが通っている地区は不要ではないか等の意見がございます。今年度中には利用者アンケートや事業者へのヒアリング、他市町の事例研究等を行い、改善策を検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 時間がなくなってきましたので、何かいっぱい聞こうと思っていたんですが、ちょっと省略させながらお聞きしたいと思います。 先ほどにも利用者アンケートということが載っておりました。これがそのアンケートなんですけれども、これを見た限り、私が気になったのが、運行ルートについてなんですね。このアンケート調査を見る中では、こちらの表組がありまして、その表組の中で、②バスの運行経路、満足5、やや満足4、普通3、やや不満2、不満1、分からないゼロという形でここしか載っていないですね。何かこれはアンケートを見ますと、あまりルート変更には関わりたくないような、そういうアンケートではないかなと疑ってしまうような気がいたします。 私、やはり議会が終わりますと広報を作りまして、配って回るんですね。そういう中で会う方から、やはりたまに要望とかもいただくことがあります。その多くがやっぱり循環バスについてがございます。やはり何でこちらの地域にはあまり循環バスが来ないんですかという、そういう強い要望をいただくことが多いんですね。なかには、例えば高齢者の方はどちらかというと1日に余裕がある時間がありますので、その余裕があるからこそ、バスの時間帯が少なくても、その時間に合わせて行動することができるので、例えば通勤時間とか、そういう皆さんが混む時間帯は無理でしょうけれども、何かこう余裕がある時間帯だけでも通してもらえないかという、そういう悲痛なことを言われている方もいらっしゃるぐらいなんですね。 今回、延伸があるということで期待したんですけれども、もとむらクリニックさん付近ということになってしまっております。あとは、宮代台3丁目が新設されるということなんですけれども、思っていたよりはちょっと変更が少ないなということで、ちょっとがっかりしているというところがございます。 所要時間が52分、東武動物公園東口運行をやると60分ということで、その時間というものを気にされているということがあるということなんですが、やはりこれから先どんどん高齢者が増えていく中で、やっぱりルートの変更というのは大事な問題ではないかなということを感じておりますので、そちらは要望として話していただきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。 △休憩 午前10時48分 △再開 午前10時49分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 ◆7番(泉伸一郎君) では、次のタクシー助成のほうを質問させていただきたいと思います。 前の話合いの中で、実証実験なので2年間変えないですという話があったわけなんですけれども、この根拠についてお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) 失礼しました。お答え申し上げます。 2年間、確かに、令和3年度、令和4年度と2年間の検証期間を設けております。ですので、その検証期間の中で変更しますと、そこが検証にずれが生じてしまうので、恐らくその期間は変えないという趣旨かと存じますが、見直しにつきましてはこれから慎重に図ってまいりたいと考えておりますので、併せて来年度からは見直しした結果で進めさせていただきたいと、そういうふうには考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 制度が決まってしまってからではなかなか変更が難しいとは思うんですね。ただ、今は実験期間であるということですから、その実験期間だからこそ新たな試みが可能なのではないかなと私は思っているんですね。 ですから、実験ですから現在進行的にやっぱりちょっとこういうふうに変えてみようとか、そういったものを速やかに行っていったほうが、より結果はいろいろなことが分かるんではないかなと私は思っております。 例えば、タクシー券を2枚利用できないかということを前の一般質問でも話をさせていただきました。今回、議会懇談会があったんですけれども、その席でもやはりこのタクシー券を2枚使いたいというような意見をいただいたりもしております。やはり、あちらこちらといっては失礼なんですけれども、多くの方からそういう意見をいただいているということは、やっぱり皆さんがそういうものに不満を持っているということが明らかになっております。そういった点を改善して、さらに実験していくのが本当ではないかなと、私は思っております。これは要望として話させていただきます。 時間がありませんので、次の質問に入らせていただきます。 4、スポーツフェスティバルに向けて。 町民体育祭は、本年度、新しい試みによるスポーツフェスティバルとして開催される予定であります。新型コロナウイルス感染症などにより、3年間中止とされてきましたが、町民にとって大変に楽しみな催しとなることが期待されます。 そこで質問いたします。 ①開催に当たり、周知は十分にされているか、伺います。 ②新型コロナウイルス対策はどのように図られるか、伺います。 ③新しい試みはどのような取組ですか。その進捗状況を伺います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) スポーツフェスティバルについてお答え申し上げます。 まず、1点目のご質問でございます。 開催に当たり周知は十分かという点でございます。 現時点では、仮称ではございますが、町民スポーツフェスティバルの開催に向けては、スポーツレクリエーション関係団体の説明、意見聴取等を進めておりまして、スポーツフェスティバルの開催についてはご理解をいただいているところでございます。 また、先般開催されました地区連絡会においても、区長、自治会長に趣旨説明及び意見交換を実施したところでございます。 参加者が減少する中での見直しであり、賛成する地域コミュニティを喚起できるようなプログラムも検討をなどのご意見をいただきましたが、新たな取組についてはご理解いただけたものと考えてございます。 現在は、関係団体や関係課と共に、企画の内容を検討しており、当日のスケジュール等を調整してまいります。 町民の皆様への周知に当たりましては、これまで地区単位での参加がメインであった町民体育祭が、誰でも気軽に参加できる町民スポーツフェスティバルに変更になりますといった告知を広報7月号に掲載してまいります。その後、広報9月号もしくは10月号にて、内容の詳細が示されたプログラムなどを全戸配布するとともに、様々な機会を通じて積極的にPRしてまいりたいというふうに考えてございます。 2点目のコロナ対策についてお答え申し上げます。 今般実施いたしますスポーツフェスティバルに限らず、町で実施する様々なイベントには多くの町民の皆様にご参加をいただき、イベントの趣旨、目的に沿った参加を楽しんでいただくことが肝要でございます。 先のことはまだ分かりませんけれども、10月の時点においても新型コロナウイルス感染症がゼロになっているということはないと思いますので、教育委員会としては感染対策を徹底し、安全にこのイベントを終えることが最優先課題というふうに考えてございます。 新型コロナウイルス感染症予防対策といたしましては、今後の国等の感染症予防に対する指針等を注視する必要がございますが、現段階では国が推奨する、いわゆる3密となる企画内容にならないよう協力団体へ注意を呼びかけるとともに、現地では検温、消毒等の徹底、また呼びかけ等を徹底いたしまして、感染者ゼロのスポーツフェスティバルとなるように努めてまいります。 3点目の新しい試みについてお答え申し上げます。 新しい取組については、まず1点目に会場でございます。これまで、ぐるる宮代内の多目的広場を主会場としておりましたが、今回はぐるる宮代内にある屋内外の全ての施設の活用を念頭に準備を進めております。このことにより企画できる種目の幅が広がり、来場者が体験できる選択肢を増やしていきたいというふうに考えております。 2点目は、子供から高齢者、個人、ご家族、友人同士の参加、障がいのあるなしに関わらず、いわゆるインクルーシブなイベントとしてご参加できるようにすることを一つの目標として、関係団体と共にプログラムの検討を進めてまいります。 現在ご協力いただける団体の皆様に実施内容の検討をお願いしているところでございます。各団体等からの企画を踏まえまして、スケジュールや実施内容の調整を図ってまいります。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 感染者ゼロのスポーツフェスティバルになるように努めてまいりますとありました。これだけは本当に大事なことでありますので、よろしくお願いしたいと思います。 また、新しい取組ということで、今回はぐるる宮代内にある屋内外の全ての施設の活用を念頭に準備を進めてまいりますとあります。これも大変すばらしいことだと感じております。 そういう中で、インクルーシブなイベントとしてという形がありました。これは障がい者の参加への配慮というものはどのようにお考えかをお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 障がい者の皆様にも楽しく参加いただけるように、まず、考えているのは、障がい者の皆様が楽しめるスポーツの種目を体験できるような企画を考えていきたいというふうに考えてございます。 詳細につきましては、今後検討してまいりますので、その際にお知らせをできればというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 最後にお聞きしたいと思うんですが、やはりこのスポーツフェスティバル、やっぱり皆さんを集めることが大事だと思うんですね。私も昔は野球をやっておりまして、そういう中で、スポーツ協会の中で役員として参加させていただいていたわけなんですけれども、やはりだんだん参加される方が減ってきていて、ぽこぽこぽことスペースが空いているところがあったりとかして、すごい危惧しておりました。 今回、このフェスティバルですね、開催されるに当たりましては、本当に多くの皆様が参加できるような、本当に楽しい有意義なスポーツフェスティバルにしていただきたいと思います。 やっぱり1回目というのは、大変大事なことではないかと思うんですね。ここでやっぱり成功するか、失敗するかで集まってこられる方の数が決まってしまうということもありますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思うんですが、最後に競争的な競技とか、あと景品や参加賞とかは考えているかどうかだけをお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 競争の種目ですとか、参加賞とかというようなお話だと思うんですけれども、こちらにつきましては、もちろん考えてはいるんですけれども、実際にどのように実施していくかという点も含めて、今後、実行委員会を組織する中で具体的に検討していきたいというふうに思っておりますので、こちらにつきましても順次ご報告なりをさせていただいて、とにかく参加をしていただいて、みんなにスポーツを楽しんでいただける1日にするように頑張っていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 大変にありがとうございます。 大いに期待しておりますので、よろしくお願いいたします。 以上で私の質問を終わらせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(合川泰治君) 以上で泉伸一郎議員の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。 △休憩 午前11時00分 △再開 午前11時15分 ○議長(合川泰治君) 再開いたします。 引き続き一般質問を行います。---------------------------------------金子正志君 ○議長(合川泰治君) 通告第12号、金子正志議員。   〔3番 金子正志君登壇〕 ◆3番(金子正志君) 議席番号3番、金子正志です。 通告書に従いまして、3点質問いたします。 2年前の選挙から新型コロナに振り回されてきました。新型コロナが落ち着きを見せてきましたので、町の大きな課題である合併について残りの2年間、一生懸命質問したいと思います。 新型コロナ感染拡大の影響で、日本全体、少子化が加速すると予想されています。そのような状況で人口3万人の小さな行政のまま進んでよいのか、非常に危機感を感じております。このまま進んでしまったら取り返しのつかないことになる、心を痛めております。 では、1点目の質問に入ります。 小・中学校の適正配置について。 二度目の審議会の結果、町内の中学校3校を1校にするという案が進んでいます。 ①建築費は、およそどのくらいを見込んでいるのか。 ②現在の建築で耐用年数は何年か。 ③耐用年数に応じた未来を想定して、適正配置を考えるのが政治の仕事です。住宅地の隣接する杉戸町と配置を考えることが子供たちのためと言えます。町長の見解をお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 私からは、①と②についてお答え申し上げます。 まず、①の建築費の関係でございます。 議員ご案内のとおり、本町では、平成23年度に提言のありました宮代町公共施設マネジメント計画を踏まえ、小・中学校の適正配置について検討を進め、平成28年3月に宮代町立小・中学校適正配置計画を策定したところでございます。 その後、住民から小・中学校の統廃合について慎重な取組を求める請願が議会で採択されたことを踏まえまして、令和元年度から審議会を再設置して検討を行ったところでございます。 令和3年5月の審議会答申を受けまして、町で検討した結果、今年度から20年という長期的な視点で取り組むこととし、その間も必要な検証を行いつつ、将来的には小学校を3校、中学校を1校に再編することを目指していくことといたしました。 中学校の再編につきましては、第5次総合計画に基づくまちづくりの取組を踏まえ、令和9年度から児童・生徒数の将来的な予測、学校教育制度の状況、その他社会的な状況を踏まえて再検証していくこととなっております。 他方、ご指摘のとおり、学校の再編や再整備には予算が必要となります。特に、大きな予算は、改築や大規模改修といったハード整備の費用でございます。 建築費については、学校規模、具体的には、普通教室、特別教室の数のほか、学校において目指すべき教育環境に応じた機能などを検討した上で、必要な面積等を積算する必要がございまして、現時点でお示しすることは難しい状況です。 参考ではございますが、適正配置審議会で現地研修を行った群馬県甘楽町の甘楽中学校の建築費については、鉄筋コンクリート造り、面積5,489平米で、14億1,400万円でございます。同規模といたしますと須賀中学校が5,644平米でございますので、面積としてはこの甘楽中学校とほぼ同規模でございます。 2点目の校舎の耐用年数についてお答え申し上げます。 鉄筋コンクリート造りの学校用施設の法定耐用年数は47年とされております。また、学校に関しまして文部科学省が設置いたしました学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議の報告書によりますと、学校施設の改築までの平均年数は、鉄筋コンクリート造りの場合、おおむね42年となっているとのことでございます。 また、報告書によると、適切な維持管理がなされ、コンクリート及び鉄筋の強度が確保される場合には、対応年数を超えた期間の活用も可能であるとされているところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 ご指摘のとおり、公共施設には耐用年数があり、学校に限らず、それぞれの施設に対する未来を想定していくことが肝要であると承知しております。 ご案内のとおり、本町においては本年3月に専門家等からの提言として、第2期の公共施設マネジメント計画を取りまとめるとともに、あわせて宮代町公共施設等総合管理計画を改定したところでございます。 小学校の適正配置については、過去の経緯等も踏まえて、令和元年度に審議会を再設置した上で検討を進めてまいりました。その結果、20年という長期的な視点で取り組むこととしたものでございます。 小中学校の適正配置の取組の根幹は、宮代町の子供たちのためということでございます。その点は共通項であり、また、このことは全ての町民の皆様の共通の思いであると考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) ありがとうございます。 建築費が14億、今、資材が高騰していますので、2割、3割上がりますと17億あるいは20億ぐらいかかってしまう、そういう予算です。20億円というのはどのぐらいのお金かといいますと、宮代町の土木費全部と教育費全部合わせたぐらいの額です。物すごい規模です。あるいは町の職員、議員、全員の人件費に匹敵する、そういう規模です。 そして、建築寿命である47年、これ想像すること非常に難しいんですけれども、宮代町の人口は4割減少、そして生産年齢人口は半分以下、子供の数も半分です。一番の問題は、財源が相当減るということですね。貧しい町になっています。 3点目について質問です。 宮代町の子供のためにということです。 今、杉戸町でも小・中学校の適正配置問題を町民の皆さんと話し合っております。杉戸町は、小学校6校、中学校3校です。そのうち小学校4校は宮代側に寄っています。中学校2校は宮代側です。杉戸と宮代を1つの地域と考えると、小学校適正配置、配置の場所はまた違って見えてくる。なぜそのような検討を両町で力を合わせてしないのか。お互いの町が別々にこの問題を検討していること、時間の無駄でしょう。私はそう思うんです。 ここに杉戸町の小中学校再編計画案を審議中というビラがあります。去年の12月19日に高野台で開かれた2つの小学校を1つにまとめるという会合に参加させていただきました。そのときの参加した方たちの声を少し報告させていただきます。高野台、杉戸町の一番西のほう、宮代町の和戸寄りのところです。 まず、統廃合しなくて、小さな学校でいいのでは。防災の拠点でもある。児童数は減っても世帯数は減らない。いいこと言いますね。 審議委員の方は、一番遠い地区から歩いて通っている児童の家から自ら歩いてみてください。どんだけ遠いか歩いてみろということですね。この方は、小学校から一番遠い地区からお孫さんが通っているということでした。 それから、高野台小学校を造る頃の説明会に参加した。プレハブ校舎だった。西第2小を造る、将来は第2小は地区センターにする。残すなら、高野台地区の通学区域内の中心に近い西小学校ではないか。この方も男性です。 女性。教育が一番大切。少人数のほうがよいのでは。明治4年から続いている西小学校の歴史も引き継いでほしい。学校再編問題は財政の問題だな。人口の見込み違い、金がないんだろうという厳しい意見もありました。 こういうことを杉戸と宮代、住宅地を中心に5か所ぐらいで住民の声を聞いたら、随分違った形が出てくると思います。町長はどう考えますか、お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 教育行政というのは、やはり1つの市町村単位の中で行っておりますので、宮代町と杉戸町、両町で学校の通学班とか、学校の在り方を話合うということは今は行われておりませんので、あくまでも宮代町の中での話合いということで考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 行政が異なると小・中学校の通学区域は別になる、これを取っ払うには行政が一緒になるしかないんです。宮代町で中学校3校を1校にする、それよりも大事なことは庁舎を2つを1つにすることです。行政が別々であったために、いかに財源の無駄があったか。その質問を第2点目とさせていただきます。 失礼しました。質問の2点目です。 杉戸、宮代の合併の場合の行政経費の削減額についてです。 平成の大合併のときに、埼玉県は県東部地区の合併の枠組みを数例示しました。枠組みごとに行政経費の削減額及び合併特例債の金額を示しました。杉戸・宮代合併の場合の削減額は幾らであったのでしょうか。これから合併する場合の削減額はどのくらいと試算されますでしょうか。お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) お答え申し上げます。 杉戸町・宮代町合併の場合の行政経費の削減額についてお答えいたします。 ご質問いただきましたとおり、平成の大合併の際に、埼玉県は県東部地域の合併の枠組みについて4つの例を示し、その中に宮代町と杉戸町の2町合併の枠組みも含まれております。その資料におきましては、合併した場合の削減額といたしまして、年間約5億3,200万円、起債可能な合併特例債は約212.6億円、そのうち交付税措置額は148.8億円と県において試算を行っております。 また、今後合併する場合の削減額についてでございますが、埼玉県に確認をさせていただきましたところ、その後は試算を行っていないということでございまして、また、当町におきましても試算は行っておりませんので、把握しかねるところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 1点確認させていただきます。 削減額年間5億3,200万円、これは宮代町での削減額でしょうか。それとも、杉戸町、宮代町合わせた場合の削減額なんでしょうか、お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) お答え申し上げます。 当時の資料によりますと、2町合併をした場合の削減額ということでございますので、2町合算ということで理解しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) そうしますと、振り返りますと、平成16年8月、住民発議による杉戸宮代合併、宮代町に提出されました。同じ頃、春日部庄和も提案され可決されて、翌年平成17年に合併いたしました。今17年目です。17年目。 仮にですけれども、削減額5億3,200万円、17年間続いていたとしたら90億円です。合併特例債212億円と合わせて300億円、杉戸町と宮代町で300億円の財源を失ったことになっているんです。いかに多額のお金か。これだけの損失を町民に与えてしまったということとも言えるんです。こういう間違いは二度と繰り返してはいけない。 宮代町は1市3町合併も失敗、杉戸町との合併も議会の反対で壊れた。その直後に、翌年に2005行政改革、身の丈に合った小さな町でやっていくんですから行政改革を進めましょう、こうなったわけです。そして、町長自ら報酬を2割削減した。それは、庄司町長も榎本町長も引き続いてきた。小さな町は節約する、その心構えは立派です。福島県の矢祭町議会も、町も大幅に削減して、みんなで手づくりのまちづくり一生懸命進めている。それが小さな町で進めていく覚悟です。宮代町は覚悟も足りない。合併には反対。情けない。 2005行政改革のときに、TMO、あそこに商業施設を造る中心市街地活性化という法律に基づき造る、その話合いがあったときに、私が提案したんです。以前の議会で言いましたけれども。一番利益を出す方法は、造らないことだと。私、商人ですから、どのぐらいの面積で、幾らぐらいの売上げとかある程度は想像つくんです。失敗した人たちもいっぱい見てきました。あそこのお店を開いて100坪だとしたら、1日100万円の売上げがあるか、とてもあり得ない。やるべきではないと提案したんです。そのとき、金子君、みんながやろうとしていることを、何でそんな後ろ向きな発言をするんだと言われたのをよく覚えています。結果そのとおりになったでしょう。 その3年後ぐらいかな、平成21年に、私、17年ぶりに当選して、ここの議場に来たんですけれども、そのときにTMOの決算書見て思ったのは、大したことないなということなんです。職員と社長の給料を取るのをやめて、宮代町が利子補給をすれば、このTMOは立ち直れるな、それを発言したと思うんです。その頃、アグリパークの農業施設のほうは、借りたお金の利子補給を町がしていたんです。ですから、商業施設であるTMOにも利子補給をすれば立ち直れたんです。それを見捨てた。そして、銀行が払えなくなり、税金も払えなくなり、倒産してしまった。被害者が増えた。株主140人、全員被害者です。これは行政の大失敗ですよ。誰の責任でもありませんけれどもね、行政の大失敗、それは心する必要があります。 質問の前にもう少し。 公共施設マネジメント計画、10年ぶりに新しいものが出ました。なぜか10年前は50年間で654億円更新費用がかかるというものが、今回は40年間で749億円かかる、期間は10年短くなって、費用は100億円くらい高くなっているんです。ちょっとその根拠は分かりづらいんですけれども、とにかくもっと大変になったということです。 しかも、この表を見ますと、40年のうち最初の10年で260億円ぐらいかかるんです。つまり、毎年二十五、六億円。建物のほうは、まとめたり、長寿命化計画とかで先延ばしすることができるんでしょうけれども、できないものもあります。道路、橋、上下水道、このインフラの費用は、大体毎年コンスタントに10億ぐらいあるんです。そうすると、町の土木屋さん、全額です。新しいことは何もできない、一生懸命直すだけ。で、時々、例えば、今年、東小、川端公民館、寿命です。2年後には須賀中学校が寿命です。3年後には百間中学校で、ちょっと空きながら、刻みながら、建て直す時期が来る。それも40年間で274億円ですけれども、最初の11年で160億円と、この10年間が物すごく大変なんです。何が言いたいかというと、10年以内には必ず合併して、一緒になってやっていかなくちゃ駄目だということなんですよ。その大事なことが、多分、ここから先は私の想像ですけれども、町長は職員に忖度しているんじゃないですか。 なぜそんなことを思うかといいますと、1年前の杉戸町の町長選挙、来賓として新井町長もあいさつしました。真っ先に出た言葉が、職員にとって働きやすい町でした。町民にとってではなくて、職員にとって働きやすい。もし、そのあいさつを町長覚えているようでしたら、なぜ町民ではなくて、先に職員という言葉が出てきたのか。今、ご説明いただけませんでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 古谷町長の人柄をお伝えする一つの手段として、職員からも慕われる方というふうな言葉を使ったと思います。仕事をしやすいということではなくて、職員がしっかりと町長を慕って仕事をしている、そういう意味で慕われる方ですのでということをお話ししたつもりでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) みんなで仲良く仕事ができたら最高です。ただ、お金が窮屈になるとみんなカリカリしてきます。それは家庭でも、町でも会社でも同じです。そうならないように行政運営を心がけていただきたいと思います。 また、合併に遡りますけれども、平成14年、榊原町長が合併アンケートをした、合併を望む70%、望まない20%、3倍以上です、合併を望んでいる人が。榎本町長が平成26年に同じアンケートをしました。合併を望む58.7%、望まない28.9%、2倍以上です。町民が合併を望んでいる、はっきり結果に出ている。これを覆して進んでいいのかどうか、それを質問いたします。 質問3です。 町長は、合併の必要性をどのように考えているのか。人口3万4,000人の小さな町のままで20年間のマスタープランが立案され、10年間の第5次総合計画が進んでいます。 今年採用された新人職員が退職する頃には、宮代町の人口は40%減少し、1万9,000人と想定されています。40年後、宮代町単独行政で行き詰まる可能性があります。体力のあるうちに合併するのが町民のためであることは明らかであります。合併の必要性をどのように考えているのでしょうか。新井町長の見解を求めます。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) 合併の必要性をどのように考えているのかについてお答え申し上げます。 議員ご指摘のとおり、2060年には宮代町の人口が、推計上ですが、約1万9,000人に減少すると見込まれております。また、国全体におきましても、現在約1億2,500万人の人口が、2060年には約9,200万人にまで減少すると推計されています。今後、国全体で人口減少が進行する中では、市町村合併や、あるいは新たな仕組みとしてより効率的な行政運営の在り方が示されるかもしれません。そうした意味合いにおいて、市町村合併を否定するものではございません。 しかしながら、私は、2期目の町政運営を行うに当たり、小さくても輝く町を町民の皆さんにお示しし、現在まちづくりを進めております。私のまちづくりに対する考えは、首尾一貫して変わりません。この町に住む一人ひとり様々な活動が生き生きと営まれ、行政が住民の皆様にとって身近であり、顔の見える距離で一緒に汗を流せる町でございますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 確かに、小さな町でも小さなイベントをたくさんやって、毎日皆さんが楽しく過ごすことができると思います。それはでも、行政の仕事であって、政治の仕事ではないと私は思います。小さくても輝く町、1期目、2期目、首尾一貫している、それは分かります。ただ、当選した直後の12月議会、2017年、平成29年12月議会、合併住民投票について新井町長はこのように答えております。「対話により合併についてのご意見を伺うなど、まずは町民の皆さんのお考えを確認してまいりたい。対話により、対話については、合併についての重要性が町民の間で広まったときにはしっかりと話合いをしていきたい」と答えています。合併についての重要性が広まったとき、具体的にはどういうときでしょう。お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 やっぱり合併というのは、宮代町だけで行うわけではありませんので、対相手がおりますので、その相手を含めて宮代町の町民、また、相手側の町民、市民の方々と自然と住民の総意というものが盛り上がってくるというふうに私は思っています。確かに、いろいろな対話集会を私は行ってきておりますし、合併についての質問をいただくこともあります。その中で私の考え、そして、その方の考えとキャッチボールをしている中で、それを聞いているほかの方々もたくさんいらっしゃいましたけれども、そういう会合の中で合併について、一歩、二歩、三歩と進んで行こうよというふうには、今まで決してならない。お互いに、今の宮代町を、じゃ、よくしていこうということで、理解をいただいていますので、そういう意味では合併の機運というのは、やはり住民からの盛り上がりというのが必要だというふうに思っています。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 先ほど合併のいきさつについてお話しさせていただきましたけれども、1市3町合併に失敗、平成16年7月11日。杉戸・宮代合併、議会で反対、平成16年10月4日。その後にもう一つ大きな動きがあった、2009年、平成21年3月、杉戸町長リコール運動始まる。はっきり覚えていないんですけれども、町長が合併に対してはっきりした態度を取らなかったのだと思います。こんなときは先に合併した春日部・庄和、新しい春日部市と合併しようじゃないかという、そういう合併です。それで杉戸町長の解職を求める署名活動を開始へ、市民団体とあります。そうしまして、町長はそれで態度を変えて、合併に関する住民投票をしましょうとなったんだと思います……かな、ちょっと間違ったら失礼しちゃうので、言いにくいんですけれども。 それで、住民投票条例17対0の全員賛成で可決と杉戸町はなっています。つまり、執行部から住民投票条例、提案があって、それをどうしようかということ。合併の住民投票、町民の意見を聞くのは大切だということで、杉戸町議会は、17対ゼロの全員賛成で可決したんです。そのときに宮代町議会も住民投票実施を求める請願が起こったんです、3月議会で。その結果、宮代町議会は6対7、反対多数で否決。杉戸・宮代合併のときには、たしか8対9、議員の数が前は多かったですね。やっぱり1票差で反対したんです。そうすると、杉戸町は町民の声を聞くということに前向きで、宮代町は後ろ向きだったのかなと思うんです。 それで、宮代町の住民投票を求める署名請願の内容は、「町長は町政に係る重要案件について広く住民の意思を確認するために住民投票を実施することができます。合併の住民意思の最終確認は、前回同様、住民投票に委ねるべきです。」とあります。新井町長は、榊原町長のときに、合併賛成が7割、榎本町長のときに合併賛成は6割、で合併では何も触れずに「小さくても輝く町」というキャッチフレーズで当選した。だから合併はしないよ、私は好きなようにやっている。これはやっぱりね、町民の意思を無視することになって、リコールに匹敵するんじゃないですか。答弁をお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 私は、合併をしないで宮代町のまちづくりを進めるということで当選をさせていただいておりますので、それが全てだと思っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 町民が一体どう思うのか。身の丈行政を目指します、そして報酬20%、3人の町長が続けてきた20%削減。途中でアンケートを2回やった。合併を望むが7割、6割、大多数ですよ。それを正反対の行動を取っている。満額の報酬を取って、合併はしないとは先決に言っていないはずですからな、小さくても輝く町は言っていますけれども。はっきり私は合併反対です、単独ですと言うのでしたら潔いと思いますけれども、ぼやかしながら当選して、今の行政でいいのかなと私は思います。 合併に関しましては、単独でいくとはっきりと、合併反対ということがよく分かりました。合併反対であると、小・中学校の適正配置も町単独でこのまま進むということもはっきりしましたので、今回の質問は終わりにいたします。 そうしまして、時間がありますので、少しお話を。 私、高校のときに野田線で大宮まで通っていたんですけれども、合併に関する話です。駅から見えるのは、野田線のホームから見えるのは線路、柵、田んぼ、富士山でした。高校3年間通ったわけですけれども、その3年の間に市役所ができ、西口ができたんです。そこから春日部は西口、大きく発展したんです。それを見ていて、春日部はやがて大宮のようになるなと、高校生のときに感じたんです。そして、縁あって春日部で40年働いてきました。 先月、春日部のタウン紙40周年を迎えましたけれども、今月をもって廃刊にいたしますということで、あいさつ回りをしてきました。お得意さんはたくさんいます。親の代、子供が後継ぎで2代にわたってお付き合いしてきました。多くの人に言われたのが、「金子君、杉戸と宮代は合併したほうがいいよ」です。 執行部の皆さんも、新井町長にも、そして議員の皆さんにも、この地域を守るためどうしたらいいのか、皆さんで一緒に考えていきたいと思います。 また、2年間の任期、合併の質問に徹底してやらせていただきます。小さな問題はたくさんありますけれども、大きな課題を先に解決する。そして、大きな課題は、町民は解決できないんです。行政でなくてはできない、政治ではなくてできない。新井町長、町民からの合併の機運が高まりましたら、ぜひとも合併に対する対話集会、そして、合併に関する住民投票、そこまで進んでいただきたいとお願いいたします。 以上をもって今回の一般質問を終わりにいたします。ありがとうございました。 ○議長(合川泰治君) 以上で金子正志議員の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。 △休憩 午前11時58分 △再開 午後1時00分
    ○議長(合川泰治君) 再開します。 引き続き一般質問を行います。--------------------------------------- △丸山妙子君 ○議長(合川泰治君) 通告第13号、丸山妙子議員。   〔6番 丸山妙子君登壇〕 ◆6番(丸山妙子君) 議席番号6番、丸山妙子でございます。 通告に従いまして、4点質問させていただきます。 まず初めに、コロナ禍での教育・保育について伺います。 温暖化による毎年の気温の上昇は著しいです。夏に向けて、子供のマスクの着用については熱中症が大変心配されているところです。学校の登下校や体育などの授業、室内、室外での着用基準をしっかりつくることが大事です。様々なところで議論され始めた現在、ばらばらな判断では困ることになります。町では誰が判断するのか。学校長任せでは不安に感じる保護者がいると思うが、いかがでしょうか。 (2)保育園での濃厚接触者の判断や、それに伴う保護者の出勤停止判断などは、町立・私立により異なるのか、お聞きします。 (3)子供が濃厚接触者になった場合、その間の収入がなくなり生活が困窮する世帯が増加しています。家計を圧迫しているこの状況をどう捉えているのか。子供への影響や対応はどうしていくのか、お聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) お答えをいたします。 議員ご指摘のとおり、夏期の気温や、湿度や、暑さの指数が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなる恐れがあります。教育委員会では、各学校において文部科学省が作成した学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルなどを基に対応するよう指導しております。 具体的には、1として、気温、湿度や暑さ指数が高い日には、熱中症などの健康被害が発生する恐れがあるため、マスクを外すよう指導すること。 2つ目、登下校など屋外で人と十分な距離を確保できる場合には、マスクを外すように指導すること。 3つ目、体育の授業においては、マスクの着用は必要ないということです。あわせて、マスクを外す場合には、できるだけ人との十分な距離を保つ、近距離での会話を控えるよう指導しております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、(2)の保育園での濃厚接触者の判断における町立園と私立園の違いなどにつきましてお答え申し上げます。 町内保育施設、これは公立園、私立園、小規模保育園の全てでございますが、新型コロナウイルス感染症の罹患状況等は、町から各園に配布してあります、新型コロナウイルス感染症に係る第一報・速報という様式を使って、各園からファクシミリで報告を受ける体制を取っております。 園児の濃厚接触者などの判断につきましては、子育て支援課の子ども保育担当が、まず各園からの速報を受け、必要に応じて状況確認を行い、保健所から指示を受けている場合は、その判断に従っております。 保健所から濃厚接触者などの判断が示されていない場合は、対象となる園児の年齢や当日の保育内容、例えば、マスクを着用していたか、給食のときの状況はどうであったかなどを聞き取り、これまで保健所や国などから示されている判断基準等に照らし合わせて、濃厚接触者の有無などを判断し、各園に伝えているところでございます。 公立園であれば、この町の判断に基づき対応を行いますが、私立園であれば、町からのこれら助言を参考に、最終的な対応は園で決定しているところでございます。 なお、保護者の方の出勤停止などの判断につきましては、保健所や医療機関等が行うことが適当であると考えられますので、町としては行っておりません。しかしながら、子供が罹患したり、濃厚接触者となったりした場合は、家庭での保育を余儀なくされていますことから、各家庭においては結局のところ、仕事を休んで子供を見ているのではないかと思われます。 次に、(3)の子供が濃厚接触者になった場合の収入減などによる生活困窮への対応等についてお答え申し上げます。 前述のとおり、子供が罹患したり、濃厚接触者となったりして学校や保育園を欠席している場合、保護者が自宅で子供の面倒を見なくてはなりません。この結果、保護者が仕事を休むなどした場合において家計を圧迫している状況が生じ、子供の食事や日常生活に必要なものが満足に購入できなくなるなど、養育環境に悪影響が生じてしまう恐れがあるものと捉えております。 町といたしましては、コロナ禍においての子育て世帯の経済的負担を軽減するため、国の施策による子育て世帯臨時特別給付金や、生活支援特別給付金事業等に基づく現金給付をはじめ、町独自の事業として特別給付金への追加をしたり、子供が生まれた世帯に宮代町ご当地商品券ありがとうを配布したりといった対策を行ってまいりました。 今年度も、国から低所得の子育て世帯を対象に、子育て世帯生活支援特別給付金事業を実施するとの通達が来ておりますので、町といたしましても遅滞なく給付が行えるよう、現在準備を進めているところでございます。 また、それに加えて、所得にかかわらず子育て世帯を広く応援するための町独自の施策といたしまして、15歳以下の子供を対象に1人2万円を給付する宮代町子育て世帯応援金についても現在準備しているところでございます。 また、コロナ禍において子育て世帯の経済的な負担が増えたり、育児の負担が増えたりといった状況により、保護者の方々は多くのストレスを抱えているものと思われます。このような厳しいご家庭の状況により、児童虐待につながるような子供への不適切な対応が生じてしまうことも考えられますことから、今年度から設置いたしました子供家庭総合支援拠点において関係機関と情報共有や連携を図り、児童虐待等の未然防止、早期発見にも努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 再質問させていただきます。 (1)の学校に関して質問いたします。 私、この質問をつくったときに5月16日でしたので、その後、スポーツ庁からも出ていますし、厚生労働省、対応きちっと出たんですが、大まかな2メーター、マスクを外すとか出ておりますが、ちょっと細かい点についてお聞きいたします。 質問にも書いたんですが、例えば体育館とか、運動に関してスポーツするときはマスクを外すということなんですけれども、例えば、学校から体育館に行く道中とか、普通教室から音楽室に行くとか、特別教室に行くというのがどうしても判断が曖昧になってしまったり、細かいことなんですがそういうところが学校長にとっても、あの学校はいいとか、外していいとかということになると、学校長の判断はとても難しくなってくると思いますので、そのあたり教育委員会はどう考えているのか、お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) お答え申し上げます。 基本的には、気温が上がったり、それから湿度が高くなったり、熱中症が発生しやすい状況になったときにという限定であります。そういった意味では、学校の建物の在り方であるとか、スペースであるとか、そういったこともありますので、それを校長がどう判断するかということは委ねざるを得ないということですね。移動時は外せとか、外すなとかということは、各学校ごとにやっぱり条件が異なるというふうに考えていただきたいと思います。 あわせて、必ず外せということが大前提ですけれども、必ず外せということを強要しているわけではなくて、児童生徒の個人の考え方やご家庭の考え方がありますので、外したくないものはやっぱり外す、強制的に外すということはできないというふうに考えています。 私どもが校長のほうに指導した点としては、熱中症を出さないということが大変重要なことでありまして、そういった意味では、感染を非常に心配している、マスクが外せない子供たちについての様子をよく観察して、果たして熱中症にかかり出しているのかどうかですとかですね、そういったことに十分配慮するようということで、先日6月1日の校長会でも指導したところです。 というわけで、一つ一つのマニュアルは、大まかには文科省が示したとおりになっておりますが、施設設備の状況、それから、温度とか環境の状況によって、校長がやっぱり最終的には判断をしたり、もしくは、間に合わない場合には担任が判断しなくてはいけない場合もあるということになると思います。そういう意味では先ほど言いましたように、コロナ感染のことは心配しつつも、熱中症にかからないようにということをよく考えて、それぞれが子供を観察し判断するようにということで指導しているところです。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 質問しようとしたことは、今、教育長がご答弁いただきました。 屋内、屋外、子供のマスクの着用については、本当、すごく不安で、コロナ禍のときに学校に行かないお子さん、児童・生徒の方もいらっしゃいましたし、その保護者、反対に熱中症になって困るからと外すことを怖がっている保護者もいらっしゃいますよね。そういうところでいろんな考え方が、捉え方もあるので、まず熱中症にならないということが私も大変心配したのと、やっぱり町民の方からも非常に心配ありまして、今年になってやっぱり各学校を見ていると、学校によって、やっぱりもうみんなマスクをしているんだけれども、運動していて大変そうだからこれは何とかならないかというご相談も受けていたんですね。その中で、今、答弁いただきましたけれども、熱中症を出さないということで今後、であと、やっぱり校長先生が判断するときもあるとは思うんですが、やっぱりある程度、じゃ、こう町民から見ていて何でここは外しているのにとか、そういうことが状況にもよりますけれども出てくると思うので、大きく、やっぱり教育委員会、町としての教育委員会の方向性というかはしっかりと出していただきたいと思います。今後様々に出てくると思うんですが、お願いしたいと思います。 あと、杉戸町の、私、ちょっと近隣のホームページいろいろ見ましたら、杉戸町はこの24日にスポーツ庁から出ていると思うんですが、27日にホームページなんですが、対応がいろいろ、感染対応マニュアルというのが杉戸町出ているんですね。その中に、多分これ以前から出ていたものだと思うんですが、マスクを外す、距離を保つということになってから随分この斜線で引いてあるものがあるんですけれども、そういうことはちょっとうちの町のほうは調べたんですけれども、私、見つけられなかったんですね。近隣、久喜とかもちょっと分からなかったんですが、そのあたり保護者の方とかどこか見たら分かるとか、そういうところはこの町の中には見られるところに何かあるんでしょうか。お聞きします。 杉戸町のほうは、杉戸町立小・中学校新型コロナウイルス感染症対策マニュアルというので、キャラクターのすぎぴょんを表紙にして、10ページほどあるんですが、こういうのがどこかで見られるのかをお聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) お答え申し上げます。 そういったことをホームページのほうには残念ながら掲載はしておりません。ただ、学校、学校では、教育委員会からの指導がありますので、子供たちには説明して、もしくは保護者に対する通知を出している学校もあるかもしれませんが、それぞれのようです。そういったことが大切であるということであれば、今ご示唆をいただきましたので、ホームページ等への掲載についても検討させていただきたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 相談された方が保護者の方もいらっしゃるんですが、やっぱりもうお子さんはちょっと大きくなったけれども、やっぱり関心があって見ていると心配だよねというお声もいるので、私も読んだときに各学校を見るというのは大変なこともあるので、町として新型コロナのほう、しっかりとホームページも出してくださっていますけれども、やっていただくと、やっぱり学校、子供に本当に大事に思う町民の方いらっしゃいますので分かるように、対応をこうしているんだよ、あとは学校が判断するとかね、そういうところはしていただいたほうがいいと思いますので、今、教育長も答弁いただきましたけれども、ほかとかも見ながらやっていただきたいと思います。 あと、2のほうの保育園の濃厚接触者のほうにいきます。 答弁いただきました内容から、園児の発熱があった場合、公立保育園は何日ぐらいお休みをしなきゃいけないと多分規定があるんですが、この町は何日になっているんでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、お答え申し上げます。 そうですね、園児に発熱があった場合、まずはやはり医療機関にかかっていただくというのがまず最優先になります。その上で新型コロナウイルスの検査をしていただいて、そこから判明したら、もし陽性であれば、基本的には最低でも5日間は休んでいただくことになりますが、これも医療機関や保健所から指示があった場合は、それに従ってお休みいただくということになります。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 5日間ということなんですが、これは新型コロナの陽性で熱とか、あとほかの風邪とかでも発熱の対応というのは、ほかの病気でも全部対応が一緒なのか、私立も同じなのかをお聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) お答え申し上げます。 そうですね、感染症によってはやはり若干の違いはございます。新型コロナウイルスがこのような状態になる前は、例えばインフルエンザの罹患などで発熱した場合は、お医者さんからもう感染しないから行っていいですよという、証明書が出ます。これを基に証明書が出れば登園ができるようになりますということで、お知らせはしておりました。 新型コロナウイルスの感染症に関しましては、国からの指針やQ&Aに基づきまして、最低でも5日間というような判断を行っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 分かりました。 発熱の後は、保育園に通っていて濃厚接触者になったら、またお休みをするわけですが、この判断はご答弁いただきました中で、公立園であればこの町の判断に基づき対応を行いますが、私立園であれば町からのこれら助言を参考に、最終的な対応を園で決定している状況ですとなっているんですが、このあたり最終的な対応となると、やっぱり私立になると変わってくるということもあるのか、それと、町はそのあたりどう対応しているのかは把握はしているのか、お聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、お答え申し上げます。 そうですね、私立園におきましては、各園が運営しておりますので、町から助言という形で、例えば、休ませたほうがいいよとか、休園を考えたほうがいいよというようなことは助言をさせていただいています。 最終的な判断は各園になるんですが、結局のところ各園もそれを変えるような、なかなか判断がつかないという状況がございますので、町の助言に従っているというのが、実際の現実的な決定の方法になっております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山妙子でございます。 濃厚接触者になったり、発熱をすると、どうしても登園できなくなる、そうすると保護者が休まなければいけないというところで、正社員でしたら交通遮断休暇というんですが、新型コロナにかかったり、そういう職務専念義務免除とかということになって、しっかりお休みが取れるわけですよね。それで、派遣とか会計年度任用職員さんもそうなんですかね、パートさんとか、皆さん、収入が結局そこでなくなってしまいますので、そういう方に対し、どうしても何回もかかってしまうと、園に報告、ちょっとした熱だったら報告したくないとか、収入のほうが少なくなると、やはり答弁にもありましたけれども、虐待とか子供に当たってしまう、そういうところが出てきてしまうと思うんですが、その辺の把握はしっかりと、子ども家庭総合支援拠点でしっかりと対応していただくようなんですが、その辺の情報があったりとか、保護者の声とか入っていたらお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) お答え申し上げます。 議員おっしゃるとおり、確かに保育園が例えば休園になって子供が家にいるということになりますと、仕事を休まなくてはなりません。これはかなり切実な問題だと思います。 このため、町はその休んだ期間については、新型コロナで休園になった期間や、園児が、ご本人がかかってしまった場合で休んだ期間においては、保育料や給食費の減免を行っているところでございます。これをまず、保護者の皆様に周知をしてありまして、これで何とか経済的負担は少しでもちょっとしのいでいただくということで周知をさせていただいているところでございます。 また、コンパクトな町でございますので、なるべく一人ひとりの保護者に寄り添って、いろいろと状況をお伺いして、子育て支援、子供への支援ができるように心がけているところでございまして、これも子ども家庭総合支援拠点において、こういった心がけの中、児童虐待とかも発生しないように対応しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 経済的支援を負担軽減ということで、今回いろいろ町のほうもやっていただくので、小さいお子さんがいる家庭には少しの気持ちの余裕もすごく出てきて、本当、虐待につながらないといいなというところで、やはり前段の議員も言いましたけれども、お金が困ると家庭がぎくしゃくする、前段議員が町のことで言っていましたけれども、本当そういうことになってしまうということがあります。 それで、ちょっと私、保育士さんの対応についてちょっとお願いしたいことがありまして、町長の手紙を私、時々読ませていただくんですが、その中で、保育で預けている時間にたまたま休憩に、1日お仕事されている方が休憩で一旦帰って、犬の散歩に行ったら、たまたま自分の子供を預けている保育士さんに会ったら、休みならちゃんと見てほしいということで、何かちょっとあったらしいんですが、保育士さんも大変なんですが、町の対応として、やはりそういうお母さんたちは経済にも恵まれなかったりとか、心を、やはり経済的に困っていて、そういう対応、何かこう大らかに対応を、制度を変えてくれということじゃなくて、対応についていろんなものを鑑みて対応してほしいなと思うんですが、町長の手紙については、担当課の方は皆さんご存じだと思うので、そのあたり保育士さんの対応ということで、ちょっとお聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) お答え申し上げます。 そうですね、新型コロナに関してのいろいろな負担が、保護者の方、経済的負担をはじめ心の負担なども保護者の方も併せて、また保育士にもいろいろな負担がかかっているものというふうに考えられます。 宮代町では、先ほどご説明しました経済的な負担軽減をはじめとして、また、相談体制を確立していって、困ったことについては、すぐ相談を受けるというような心構えで今やらせていただいているところでございます。本当に一人ひとりに寄り添っていくことが大切かなと持っておりますので、これにつきましては引き続き、続けていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 最後に1点お聞きいたします。 職員の方も感染したりして出勤できない状況なんですが、さっきちょっとお話ししましたけれども、杉戸町の場合、職員本人が感染した場合にどういう免除が、休みにされるかとか、職員の親族が感染が疑われる場合は交通遮断休暇とかいろいろあるんですが、職員とか教職員とか、皆さん公務員の皆さんですね、これの基準は町と教員は同じなのでしょうか。最後にお聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) お答え申し上げます。 職員が新型コロナウイルスに感染した場合や、濃厚接触者となった場合のお休みの制度ですけれども、ほかの自治体とも同じように、交通途絶休暇というふうな休暇ですとか、職務専念義務免除ということで出勤を停止させていただいて、療養のほうに専念していただくというような対応を取っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 同じような対応ということで捉えていいのかなと思いますので、分かりました。 では、2点目にいきます。 役場庁舎玄関前に循環バスの停留所の設置を。 役場庁舎駐車場の玄関ロータリーは何のためにあるのかと、素朴な疑問を投げかけられました。免許返納をされた方が大幅に増加しているこの町です。庁舎にバスで来る人、帰る人がバスの時間まで庁舎内で待機できれば、雨の日、暑い日など炎天下で待つこともありません。また、寒い日、雪の日も暖かい庁舎内で待つことができます。 現在のスキップ広場からの距離は健常者には大した距離ではありません。ですが、高齢者や障がいのある方にとって優しいバス停と言えるでしょうか。障がいのある方が、できるだけ頼らず一人でバスに乗って、役場での用事を済ませに行きたいという思いを実現できるよう、優しい目線の配慮の見直しが必要であり、それは可能であると思います。 循環バスの実証実験2年目、タクシーもですが、できることは早急に変更ができると思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) お答え申し上げます。 町内循環バスにつきましては、平成26年からは高齢化した住宅団地と公共施設、駅、買物施設、医療機関を丁寧かつ効率的に結ぶことを目的とした運行ルートの見直しを行いまして、その後、東武動物公園駅東口もルートに追加し、運行を行っております。 このルート変更により利用者は大幅に増加し、令和3年度に行いました交通行動調査におきましては、全体の約64%の方から現行の運行方法でよいとのご支持をいただいたところでございます。 この見直しの際に、分かりやすい運行ルートにするにあたりましては、日本工業大学の交通政策に精通している鈴木准教授、現教授のアドバイスをいただくとともに、目的地に着くまで時間がかかり過ぎる等のご意見を基に改善点を協議し、始発点から終点まで1時間以内とする現行の運行の構成となりました。 宮代町役場停留所につきましては、こうした事情により庁舎前ロータリーから、現在の停留所に移動をした経緯がございます。現在、バス事業者に対しまして停留所を役場前に移動した場合の影響を確認しておりまして、その結果、影響がほとんど出ないようであれば、現在庁舎前のバス停を利用しているお客様の声を伺った上で、移動につきまして検討させていただきたいと考えております。 しかしながら、ほかの停留所へ影響が出る、あるいは1日の便数が減ってしまう等、全体に影響を及ぼす可能性がある場合は、対応ができない点もご理解いただきたいと考えております。 議員ご指摘のとおり、優しい目線の配慮につきましては、当然に必要と考えております。宮代町役場停留所に限らず、今後におきましても皆様のご意見や、バス運転者の意見を聞くなどしながら、よりよいコミュニティバスの運行を心がけてまいります。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 再質問させていただきます。 今日も議会に来るときに、大学通りのバス停のところに高齢の女性の方が待っていました。暑い中で待っているわけなんですけれども、この湿気と暑さ、大変だなと思って通り過ぎました。 以前は、庁舎前にロータリーが、現在の停留所に移動したということなんですが、以前はロータリーにあったわけですので、はい、戻しましょう。みんな望んでいるんですよね。それで、答弁いただきましたところでは、影響がほとんどないようであれば、現在庁舎前のバス停を利用しているお客様の声を伺った上で移動については検討させていただくとご答弁いただきました。スキップ広場のところも暑いんですよね。ここもう1回、前向きに検討、答弁では結構、可能性があるのかなと思いながら聞いておりましたが、利用者のことを考えてもう一度お聞きします。移動してください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) お答え申し上げます。 今回、一般質問ご質問いただいた際に、私も10年少し前に、バス停が役場のロータリー前から今のところに移ったときには何で移ったんだろうというふうに思ったことを思い出しました。そういったこともございますので、現在、バス運行業者につきましては確認を取っております。 また、改めまして、役場前でバスをお乗りになっている方が、どちらのほうから通って来られるのかなかとちょっと気にして今見るようにしております。そうした中では、ちょっと役場から離れたほうから通われている方も何人かいらっしゃいますので、ちょっとなかなか簡単にはいかないかなというところもございます。そういったところもございますので、皆様の声を聞きながら慎重に進めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 今ね、庁舎じゃないほうからも歩いていらっしゃるということで、お買物の方とかいらっしゃると思うんですが、ご答弁いただきました中で、バス運転者の意見を聞くなどしながらということなんですが、これはバスの運転手さんの時々意見を聞いているのか、今後聞いていくのか、ちょっとそこを、ご答弁の内容をお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) お答え申し上げます。 今、担当者のほうにはバス運行業者、それからバスの運転手のほうに意見を聞くようにというふうに投げておりますので、まだちょっと聞いてはいないと思うんですけれども、近く確認をさせていただくことになると思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 前段の議員からも便利バスの話が出ておりました。やっぱり利用する方は高齢の方、障がいを持った方が多いです。私が相談されている方は、やはり目が不自由になった奥様、やっぱり目が見づらいとそこの広場を歩くのに、私ももう1回再確認でちょっと見たりしているんですけれども、ちょっとした段差が本当に怖いんですね。白内障でも本当にひどくならないと手術をしないので、見えづらいときの期間が長いんですね。本当に見えなくなると白内障の手術をするということですので、見えづらいイコールけがをするということになります。 高齢者のけがの原因は、自宅の中の敷居とかがとても多いです。皆さんご存じだと思うんですけれども。そんな中で、やはりあそこを歩くことの危険度というのがとても大きいので、ここはしっかりと検討していただいて、庁舎前ロータリーにつくっていただければ、質問にも書きましたように、暑い日でも寒い日でもちょっと庁舎で待つ、職員の方とちょこっと話ができる、町のことにもちょっと関心を持てることになりますので、どうぞこちら前向きに検討していただきたいと思います。 以上です。 あと、3点目です。 広報紙の全戸配布についてお聞きします。 今まで町の広報紙の配布について、自治会・町内会活動とともに何度か一般質問してきました。 そこで質問します。 (1)固定資産税、住民税、所得税の納入者、非課税世帯を含む町内の全住民、全世帯に広報紙を配布する必要があります。町の広報についての規定はどのようになっているのか、規定違反にならないのか、お聞きいたします。 (2)区長さんに依頼していますが、それは任意の自治会組織に加入した世帯のみの配布です。緊急事態宣言が出ていた時期は職員やシルバー人材センターへの委託で全戸配布されました。 ある区長さんから、自治会以外に委託することは無駄遣いと思うが、きちっと委託費としてもらえれば、地域のことはよく分かっているので全戸配布できるとの意見を聞きました。 町民に対しての差別、あえてこの言葉を使いました。差別のような配布方法を変えていく時期が来ていると思いますが、いかがでしょうか。お伺いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) お答え申し上げます。 まず、一つ目の広報紙の配布に関する定めについてお答えいたします。 広報紙、広報みやしろの配布方法につきましては、自治会や区長の皆様のご協力をいただきまして、町内各世帯に配布を行っているところでございます。 これと併せて、自治会に加入していない世帯の方など、自治会や区長さんの方を通じてお届けができない世帯にも広報紙を手に取っていただけるよう、町の公共施設のほか、町民の利用する機会が多い東武鉄道の町内各駅、郵便局、金融機関、介護施設、コンビニエンスストアなどに配架を行っているところでございます。最近ですと、東武動物公園駅西口にオープンしました無印良品のように、配架希望をいただいたショッピングセンターにも配架をさせていただいております。 こうした広報紙の配布につきましては、特に規則などを定めているものではなく、自治会に加入していない世帯に対し、個別の配布を行っていないということをもって、何らかの規定に違反しているということはございません。 続きまして、2点目の町内各世帯への広報紙の全戸配布の可否についてお答え申し上げます。 議員がお話しいただきましたとおり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言を受けまして、自治会長や区長さんの対面による配布を避けるために、シルバー人材センターや郵便局に広報紙のポストへの投函を委託し、緊急事態宣言の期間中に限って全戸配布を行ったというような実績はございます。 しかしながら、いずれの方法を取りましても、委託料や郵便料が非常に高額となることから、継続して実施することが困難であると判断し、現在は従来の自治会長や区長さんを通じた配布とさせていただいているところでございます。自治会に加入していない世帯の方には直接お届けすることはできてはおりませんが、公共施設等の配架場所において手に取っていただけますと幸いでございます。 広報紙は、町の情報発信の最も重要なツールの一つでございまして、一人でも多くの方にお届けし、お読みいただきたいという点は、議員と思いを同じくしておりますので、費用を抑えつつも最も効果的な配布方法について引き続き研究を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 再質問させていただきます。 私、ほかの市のちょっと調べたときに、ほとんどが自治会を通して、区長さんを通して配布されているんですが、この近くの蓮田市さんですね、ちょっと調べましたら、やはり自治会で分けたりしていたんですが、やはりちゃんと広報の規約があるんです、規則というものがあります。それに全部の区長さんを通すと、やはり任意の加入者しかいかないということで、今はシルバーさん、人材センターにお願いしているようなんですが、全員に配るということがその規則の中に書かれているようなんですね。なので、この町も規則をしっかりとつくるときだと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) お答え申し上げます。 広報に関する規則について定めないのかというようなご質問だと思います。 広報に関する規則につきましては、特に法令によって定めなければならないとされているものではないことですとか、広報紙の発行、それ自体がそれぞれの市町村の任意の判断あるいは創意工夫で行っていることから、これまで規則を定めるかどうかとか、定めなければならないというようなことが問題だとか、話題には上がって来なかったものと認識しております。 現在、宮代町において広報に関する規則を定めていないというような経緯については、ちょっと昔のことでお答えすることがちょっと難しい部分があるんですけれども、毎月広報紙発行しておりますので、これまでに定めがなかったとしても、従来のやり方を引き継ぐ形で行ってきたということは言えると思っております。 規則の制定につきましては、地方自治法第15条の規定に基づきまして、町長の権限に属する事務に関し定めることができるというふうに定めてあるものでございます。 当町におきましては、現在のところ、特に広報紙に関する規則を定めなければならないといったような状況ではありませんが、その状況に応じて適切に判断をしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 新しい人も道佛地区で増えていますし、ホームページ見れば分かります。駅に行けば分かります。町のほうも一生懸命努力してくれているの分かります。分かるんですけれども、じゃ、広報の担当の職員の方、一生懸命つくっていますよね。これを全町民に届ける、私は要らないよ、見ないよという人は別として、届けるということがまず大事だと思うんですが、今つくる規定もきちっとつくって、何しろこの町の町民に届けるということが今難しいことじゃないと思うんですが、そのあたり、町長さん、一生懸命このまちづくり頑張ってくださっていますけれども、そんな難しいことですか。それとも届けなくてもいいんですか。町内会入っている人だけしか届かないとか、あとはホームページ、さっき申しましたように、いろんな努力はしてくださっているけれども、まず届けること、やっていただけるかお聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 町の広報につきましては、職員も一生懸命力を出し切ってつくっておりますので、必ず一人でも多くの方々に毎月読んでもらいたいという気持ちはいっぱいあると思います。 今、議員さんがおっしゃったように、一人でも多くの方に目を通してもらいたいというのは本当の願いではございますが、実は、新型コロナウイルス感染症の緊急宣言が出たときに、直接配布をさせていただきました。町としましては、直接配布はできるんだということは覚えたわけですけれども、そのときに意外や意外といったら失礼なんですが、多くの区長様方からお叱りもいただいたことも事実なんですね。我々がいつも一生懸命配っていて、自治会活動に対しての勧誘等もしているにもかかわらず、直接配布をされてしまったら意味がないじゃないかというふうに言われた区長さんもいらっしゃいました。その辺、とてもありがたいなとは思ったわけですけれども、そういう意味で、ちょっと今、自治会に加入する、しないという、とても難しいことが今ありますので、そういう意味では、これから地区コミュニティセンターをつくって、地域の在り方を職員をしっかり配置して、地域の自治会長さんたちと話しながら、今もう一度組み立てようとしている時期でございますので、もうしばらく区長さんを通じて配っていくということにちょっとさせていただければなというふうに思っています。 思いは同じですので、一人でも多くの方にお配りしたいと思っているんですが、直接配ってしまうことの、区長さんたちの思いもございますので、協力しているのにという思いがたくさん強かったので、その辺は大切にしたいなというふうに思っています。 ちょっとご理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 新井町長のおっしゃるとおりなんです。 区長さんたちが、広報を配ることイコール区長の仕事と思っていることも事実なんですね。ちょっと今日、今回は質問なかったから書かせていただいたんだけれども、私たちがよく地元のことを知っているのに、なぜ職員さんとか、前回新型コロナのときに入らなかったうちもあったと、私たちに任せてくれれば、そんな配布漏れとかなかったんじゃないか、そんなお金をかけてという思いもあるみたいなんですね。 これは自治会組織とか、自治会の活動の今後の課題なんですが、松伏町自体が自治会というものがちょっとうちの町とは違うんですけれども、広報だけを別に外して、自治会は本当に地域のコミュニティだったり、やっぱりいろんなみんな、防災防犯いろんなことがみんなでやるところなので離して、広報はもう全戸に配る、それは自治会とはちょっと離したところで考えて、自治会にはこの仕事は、じゃ、広報はここはやりたいという自治会があったら、シルバーさんに頼むようにお願いするとか、そんな考え方もできるのかなと思うんですが、ちょっとご検討いただきたいのと、何しろ自分たちに自負しているところ、皆さんちゃんと地域が分かっている。そういうところがすごくあると思うので、町長さんがおっしゃったことも分かるんですが、しっかりと分けていただきたいと思うので、その辺はどうでしょうかね。時間かかるかもしれないんですけれども、お願いします。ちょっとお答えいただければと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 その辺はやはりしっかりと話合いをしていかなければいけないことだと思っています。区長さん方も1年1年交代をしていきますので、簡素化していくことに対しては、とても望んでいることの一つだとは思います。ですから、その辺がコミュニティなのか、簡素化なのかでとても大事なところだと思いますので、ちょっと時間をかけながら調整したいと思います。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) これもみんなで考えている問題ですし、そして、あの規約はちゃんとしっかりつくっていただかないと、やはり条例とか規約はやはりできていないと、やはり町民の方とかもつくってないじゃないかと思うとこもあると思うんですね。だから、しっかりできるもの、そんな大変じゃないものはきちっとつくっていっていただきたいと思います。これは要望です。 では、最後4番目にいきます。 選挙公報の個別郵送を。 新聞を購読していない世帯には、選挙公報が届かないと以前にも質問させていただきました。久喜市では、国、県、市の全ての選挙で希望者には個別郵送のサービスをしています。当町での取組についてお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) 選挙公報の個別郵送に関するご質問についてお答えします。 候補者の氏名や経歴、政見等が掲載された選挙公報の配布方法につきまして、現状としましては新聞折り込みによる各世帯配布のほか、各公共施設等や鉄道駅に配架しまして、有権者に対しお届けしているところでございます。 具体的には、各新聞社の朝刊への折り込み、公共施設として総合運動公園、進修館、保健センター、図書館、郷土資料館に配架しているほか、昨年度からの取組として配架場所を増やし、東武動物公園駅、和戸駅、姫宮駅に配架をしております。 議員からご提案いただきました選挙公報の個別郵送につきましては、新聞購読世帯が減少している現状にありましては、新聞折り込みによる配布を補完する方法としては有効な手段の一つであるというふうに認識しております。 しかしながら、選挙公報は、選挙の期日の前日までに配布するものとされておりまして、選挙の告示日から選挙期日までの期間が非常に短い町の選挙につきましては、配布に時間を要する郵送では選挙日前日までの配布が間に合わないというような懸念がございます。 したがいまして、選挙公報を迅速に伝えなければならない現状におきましては、個別郵送は現実的に難しいのではないかというふうに考えているところでございます。 なお、迅速に有権者へ伝える方法としまして、選挙公報の原稿を告示後、速やかに町のホームページに掲載する取組を行っております。また、選挙の月に発行する広報紙において、選挙公報をホームページに掲載するという旨や、公共施設等の配架場所をあらかじめお知らせすることによって、有権者の方が手に取る機会が増えるように工夫をしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 再質問させていただきます。 選挙の朝刊への折り込みも非常に新聞を多く、各社やっていただいています。久喜市は、告知日から1週間ありますので郵送ができるのかもしれないんですけれども、今は郵便だと土曜日も配達ございませんので、印刷とかが上がってくると多分木曜日ぐらいですかね、町がホームページとかに上げられるのが。たしか木曜日だったと思うんですが。これ、郵便だと無理なんですけれども、例えば、ポスティングのクロネコメールみたいの何かあるじゃないですか、何て言ったらいいのかな、そういう業者に頼むと、もうネットでも出ていますけれども1日で、だから木曜日に印刷ができたら、1日で配布できるんですよね。そうしたら金曜日か土曜には届くんですよね。だから期日前投票の人は無理ですが、日曜日に近くの投票所に行こうと思えばできるんですね。 それで、本当に読みたい、見たい、知りたい、どんな方が町長に立候補しているのかとか、議員に立候補しているのか見たいという人に届ける、そんな人数ではないかと思いますが、そういう人に対してしっかりと答えていくのには、ポスティング業者ですね、使ったらどうかと思うんですが、その辺いかがでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) お答え申し上げます。 ポスティング業者に委託すれば、迅速な配布が可能ではないかという点なんですけれども、ちょっとこの点につきましては、調べていく必要がありますので、ただ、選挙の前日までに届けなければいけないというようなところは制限がありますので、これが確実に行えるように方策をちょっと探してみたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 最後に要望になります。 町長選、議員選挙に関してはそういうポスティング業者ですけれども、国の選挙、7月に参議院選挙ありますけれども、県の選挙とかは長いので期間が、送れると思うんですね。隣の久喜市がやっているので、そういうところ対応できると思うので、前向きに検討していただきたいと思います。 あとは、やっぱり目の不自由な方が高齢者も多くなっているのと、やはり私に相談に来るのは、目の不自由な方とかです。そうすると、見えません、読めません。国の国政でしたらテレビでやりますけれども、そんなときに今、町の広報も議会だよりも音読でしっかりありますが、そういうのも音読サービスとかがあったらちょっとでも分かるという希望が出ていますけれども、そういう音読とかサービス、私が知らないのか、しているのか、今後ちょっとそういうことも考えるのか、最後に1点お聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) 現在、当町においては、その音読サービスというのはちょっと行っていませんが、可能かどうかは検討してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) いろいろ考えていただく、それで体が弱ってきたりとか、高齢者も増えてきましたので、どうぞ寄り添った町政を、新井町長、しっかり考えていただいているので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 以上で丸山妙子議員の一般質問を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(合川泰治君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 △散会 午後2時00分...