宮代町議会 2021-03-22
03月22日-08号
令和 3年 3月 定例会(第1回) 令和3年第1回宮代町議会定例会 第33日議事日程(第8号) 令和3年3月22日(月)午前10時00分開議 開議 議事日程の報告日程第1 会議録署名議員の指名について ●議案の委員長報告、委員長の報告に対する質疑、討論、採決日程第2 議案第16号 令和3年度宮代町
国民健康保険特別会計予算について日程第3 議案第17号 令和3年度宮代町
介護保険特別会計予算について日程第4 議案第18号 令和3年度宮代町
後期高齢者医療特別会計予算について日程第5 議案第19号 令和3年度宮代町
水道事業会計予算について日程第6 議案第20号 令和3年度宮代町
下水道事業会計予算について ●議案の質疑、討論、採決日程第7 議案第22号 令和3年度宮代町
一般会計補正予算(第1号)について ●意見書の上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決日程第8 意見書第1号
重度心身障害者医療費助成制度の拡充を求める意見書 ●
議会広報委員会閉会中の継続調査の申出日程第9 議会広報委員会の閉会中の継続調査について 町長あいさつ 閉議 閉会出席議員(14名) 1番 山下秋夫君 2番 丸藤栄一君 3番 丸山妙子君 4番 浅倉孝郎君 5番 金子正志君 6番 西村茂久君 7番 小河原 正君 8番 泉 伸一郎君 9番 角野由紀子君 10番 塚村香織君 11番 合川泰治君 12番 土渕保美君 13番 川野武志君 14番 田島正徳君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人 町長 新井康之君 副町長 渋谷龍弘君 教育長 中村敏明君 総務課長 赤井誠吾君 企画財政課長 栗原 聡君 住民課長 高橋暁尋君 税務課長 門井義則君 町民生活課長 齋藤和浩君 福祉課長 吉永吉正君 子育て支援課長 小暮正代君 健康介護課長 小島 修君 産業観光課長 井上正己君
まちづくり建設課長 会計管理者兼会計室長 石塚孝信君 大橋洋巳君 教育推進課長 大場崇明君本会議に出席した事務局職員 議会事務局長 長堀康雄 書記 小林賢吉 書記 岡村恵美子
△開議 午前10時00分
△開議の宣告
○議長(田島正徳君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
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△議事日程の報告
○議長(田島正徳君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
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△会議録署名議員の指名
○議長(田島正徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において、13番、川野武志議員、1番、山下秋夫議員を指名いたします。
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△議案第16号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(田島正徳君) 日程第2、議案第16号 令和3年度宮代町
国民健康保険特別会計予算についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。
丸藤予算特別委員会委員長。 〔予算特別委員長 丸藤栄一君登壇〕
◆予算特別委員長(丸藤栄一君) 皆さん、おはようございます。
予算特別委員会委員長の丸藤でございます。 本委員会に付託されました議案第16号 令和3年度宮代町
国民健康保険特別会計予算に対する予算特別委員会の審査の経過についてご報告いたします。 本議案につきましては、3月16日、議長を除く全委員出席の下、審議が行われました。 次に、予算特別委員会の審査結果についてご報告いたします。採決の結果、本議案は賛成多数により、原案のとおり可決されましたので、ご報告いたします。 以上で、本委員会の審査報告を終わります。
○議長(田島正徳君) これをもって、委員長の報告を終了いたします。 これより質疑に入ります。 委員長の報告に対する質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 山下秋夫議員。
◆1番(山下秋夫君) 議席番号1番の山下秋夫でございます。
日本共産党議員団を代表して、議案第16号 令和3年度宮代町
国民健康保険特別会計予算案について、反対の立場から討論を行います。 理由でございます。 令和3年度の予算書を見ると、町民税が令和2年度と比べて1億5,336万円、4.2%の町民の収入が下がると予想された予算案となっております。 国民健康保険税はどうでしょうか。
国民健康保険特別会計予算書を見ると、マイナス2.97%となっています。令和3年度予算案は
新型コロナウイルス感染症対策により、1年間、税率などの見直しの延長をした予算案となっていますが、委員会資料を見ますと、令和2年度で世帯収入の100万円未満の人を比べると、構成割合は令和元年度で45.76%、令和2年度で46.2%になり、収入の低い世帯が増えています。国保税の未納や滞納世帯は令和元年度で加入者の6.55%、令和2年度でも6.85%と、これも増えています。 つまり、令和3年度予算案や資料を見ると、保険加入者世帯の収入が落ち込み、保険税を払うのが大変な世帯が増えていることが、令和3年度予算案では裏づけているのではないでしょうか。度重なる保険税の値上げにより、宮代町
国民健康保険加入者の国民健康保険税が高いという悲痛な声が聞こえてまいります。 保険税の県内調定額の順位はどうでしょうか。平成29年度で7万9,939円で48位、平成30年度で8万561円で45位、令和元年度で8万7,105円で38位と、着実に町民の負担を増やし続けているのが宮代町ではないでしょうか。国は、独自で繰入れをして国保会計を減税している自治体に対して、ペナルティー措置を導入して値上げの圧力を強めています。それに応じているのが宮代町の現実ではありませんか。 宮代町民の悲痛な声を受け止め、宮代町は一般会計より繰入れを増額し、国民健康保険税を引き下げるべきです。国に対しては、圧力をやめるよう要望をより一層強めるべきです。 よって、
国民健康保険予算案に反対といたします。
○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第16号 令和3年度宮代町
国民健康保険特別会計予算についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(田島正徳君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第17号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(田島正徳君) 日程第3、議案第17号 令和3年度宮代町
介護保険特別会計予算についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。
丸藤予算特別委員会委員長。 〔予算特別委員長 丸藤栄一君登壇〕
◆予算特別委員長(丸藤栄一君)
予算特別委員会委員長の丸藤でございます。 本委員会に付託されました議案第17号 令和3年度宮代町
介護保険特別会計予算に対する予算特別委員会の審査の経過についてご報告いたします。 本議案につきましては、3月16日、議長を除く全委員出席の下、審議が行われました。 次に、予算特別委員会の審査結果についてご報告いたします。採決の結果、本議案は賛成多数により、原案のとおり可決されましたので、ご報告いたします。 以上で、本委員会の審査報告を終わります。
○議長(田島正徳君) これをもって委員長の報告を終了いたします。 これより質疑に入ります。 委員長の報告に対する質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 山下秋夫議員。
◆1番(山下秋夫君) 議席番号1番の山下秋夫でございます。
日本共産党議員団を代表して、議案第17号 令和3年度宮代町
介護保険特別会計予算案について、反対の立場から討論を行います。 最大の反対の理由でございます。
新型コロナウイルス感染症の拡大は、日本の医療、福祉、公衆衛生の体制がいかに脆弱なものであったか浮き彫りになったのではありませんか。歴代政権が取ってきた社会保障削減路線が原因ではないでしょうか。
新型コロナウイルス感染症危機の下、人は誰でも他者のケアなしでは生活が送れないことが明らかになりました。必要なケアを安心して受けられるよう、社会保障、ケアを抜本的に強化することが今、求められているのではありませんか。 日本共産党は、医療、介護、障害福祉、保育など、命と健康を守るケアなど手厚い社会をつくることを政策として掲げております。介護保険は施行後20年間、サービスの削減や負担増を語る見直しが繰り返されてきました。さらに、総合事業の対象の中に要支援1、2も含まれることになり、ケアプランも有料化なども検討されています。 サービスの削減や負担増一辺倒では、高齢者の生活を守る、支えることはできません。要介護5の方が施設に入所できている方は64.2%、在宅で介護されている方が35.8%になっています。家族が介護をしている方が多数います。家族の負担を軽くするためには、希望者が施設に入所できるよう町は力を注ぐべきです。 宮代町の第8期介護保険料の改定提案、第5段階で年額1,200円引き上げる計画ですが、本人年収が80万円で住民税が非課税の世帯は生活困窮世帯ではありませんか。月々6万6,000円ほどの収入しかありません。その中から保険税などを引くと、1食幾らで食べて生活すればよいのでしょうか。 介護保険法第1条、介護が必要になっても尊厳を保持し、能力に応じ、自立した生活を営めるよう必要な給付を行うにのっとり、お金の心配をすることなく、必要な介護サービス、必要なときに利用できること、また、自立困難や生活困難であっても、人として尊厳のある暮らしが送れるよう町民が安心をして生活できる介護保険制度に改めるよう提案をいたします。 第1に、介護保険料を誰もが支払える保険料にすることです。保険料負担の軽減と減免制度の拡充を求めます。 第2に、経済的理由で介護サービスを受けられない高齢者をなくすことです。 第3に、介護サービスが確実に提供される体制をつくることを町が責任を持つことではないでしょうか。入所したくても入所できず、自宅で介護をしている人たちの軽減も語るべきです。 今回の介護保険料の値上げについては、生活者の暮らしをより一層苦しめるものです。 よって、議案第17号には反対をいたします。
○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 浅倉孝郎議員。
◆4番(浅倉孝郎君) 議席番号4番、浅倉孝郎です。 議案第17号 令和3年度宮代町
介護保険特別会計予算案について、賛成の立場から討論します。 買い物や電球交換など、高齢者の日常のちょっとした困り事をサポートする地域内の助け合い、活動化、組織化を支援し、広げていく高齢者困り事サポート隊事業は高齢化が進む中で、大変期待できる事業です。 令和7年度までに新たな助け合い活動の実施するグループを5団体以上つくっていくということですが、既に困っている高齢者もいるかと思いますので、助け合い活動のモデル事業を早々に行っていただきますようお願いします。 また、おかえりなさい!地域デビュー事業は、これから定年を迎える方、既に迎えている方にとっては、新たな地域での交流、そして人生をより豊かにしてくれるこれからの時代になくてはならない事業です。縁じょい通信や縁じょい交流会を通じて、仲間をつくり、大規模な市民活動フェアなどを通じて、生涯にわたり生きがいを持ち、この宮代町で生き生きと活動できる町になるよう期待をしております。 最後に、第4次総合計画の実行計画で進めてきた
地域交流サロン事業は、町内に定着し、高齢者の暮らしに健康づくりは大変貢献しています。こちらは継続していただけますようお願いいたします。 以上です。
○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。
△休憩 午前10時16分
△再開 午前10時17分
○議長(田島正徳君) 再開いたします。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第17号 令和3年度宮代町
介護保険特別会計予算についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(田島正徳君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第18号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(田島正徳君) 日程第4、議案第18号 令和3年度宮代町
後期高齢者医療特別会計予算についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。
丸藤予算特別委員会委員長。 〔予算特別委員長 丸藤栄一君登壇〕
◆予算特別委員長(丸藤栄一君)
予算特別委員会委員長の丸藤でございます。 本委員会に付託されました議案第18号 令和3年度宮代町
後期高齢者医療特別会計予算に対する予算特別委員会の審査の経過についてご報告いたします。 本議案につきましては、3月16日、議長を除く全委員出席の下、審議が行われました。 次に、予算特別委員会の審査結果についてご報告いたします。採決の結果、本議案は賛成多数により、原案のとおり可決されましたので、ご報告いたします。 以上で、本委員会の審査報告を終わります。
○議長(田島正徳君) これをもって委員長の報告を終了いたします。 これより質疑に入ります。 委員長の報告に対する質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 山下秋夫議員。
◆1番(山下秋夫君) 議案第18号 令和3年度宮代町
後期高齢者医療特別会計予算案について、
日本共産党議員団を代表して、反対の立場から討論を行います。 理由でございます。
後期高齢者医療制度は、令和3年度で平均1,600円の値上げ、そして低所得者に最大9割削減していた保険料を令和3年度廃止する予算案となっております。廃止の場合、9割から7割に引き下げられるわけですので、推定で約平均で4,100円の負担増となります。また、保険料は過去何度も制度改定があり、低年金に加え、消費税10%の負担、物価の上昇と保険税を年金より強制的に納付させられ、生活を圧迫され続けております。 さらに、コロナ禍において、命や健康を脅かされています。町の責任の下、無料でPCR検査などの充実、医療の提供を求めるものです。かつての
後期高齢者医療制度を導入した当時の厚労省課長補佐が地方の講演で、医療費が際限なく上がっていく痛みを高齢者に直接感じてもらうためにこの制度をつくったと公言をし、大問題となりました。国民を年齢で区切り、高齢者を前期高齢者、後期高齢者と呼び、75歳以上の高齢者を別枠の医療保険に囲い込む負担増と差別医療を押しつけるものではありませんか。 政府が推進する
後期高齢者医療保険制度に反対するものでございます。元の老人保険制度に戻すよう宮代町は国に対し、強く求めるべきです。臨時特別交付金の廃止、縮小、そして高額療養費の上限額の引上げ、窓口負担の増加など、高齢者の生活と暮らしを圧迫している現状からも反対といたします。
○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第18号 令和3年度宮代町
後期高齢者医療特別会計予算についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(田島正徳君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第19号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(田島正徳君) 日程第5、議案第19号 令和3年度宮代町
水道事業会計予算についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。
丸藤予算特別委員会委員長。 〔予算特別委員長 丸藤栄一君登壇〕
◆予算特別委員長(丸藤栄一君)
予算特別委員会委員長の丸藤でございます。 本委員会に付託されました議案第19号 令和3年度宮代町
水道事業会計予算に対する予算特別委員会の審査の経過についてご報告いたします。 本議案につきましては、3月16日、議長を除く全委員出席の下、審議が行われました。 次に、予算特別委員会の審査結果についてご報告いたします。採決の結果、本議案は賛成多数により、原案のとおり可決されましたので、ご報告いたします。 以上で、本委員会の審査報告を終わります。
○議長(田島正徳君) これをもって委員長の報告を終了いたします。 これより質疑に入ります。 委員長の報告に対する質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 山下秋夫議員。
◆1番(山下秋夫君) 議席番号1番の山下秋夫です。 私は
日本共産党議員団を代表して、議案第19号 令和3年度宮代町
水道事業会計予算案に、反対の立場から討論を行います。 水道事業は多額の費用が必要となる事業でございます。しかし、今、新型コロナ感染症が収まる気配がありません。町の令和3年度予算でも、町民の収入が4.2%低くなる予想とされております。未納件数も平成30年度で88件、令和元年度で114件、最終集計ではありませんが、令和2年度12月までに651件となっているではありませんか。仕事もなくなる業者も出ています。宮代町商工業者数も減り続け、町民の生活も困難を来し、本当に緊急事態ではありませんか。このような中、町は水道事業に多額の資金を利用してもよいでしょうか。 不要不急な事業は後回しにするべきです。
新型コロナウイルス感染症対策に、町は力を入れるべきです。建設改良費の見直しをし、
新型コロナウイルス感染症対策として基本料金値下げに充て、住民の生活の安定や商工業者の営業支援に力を注ぐべきです。 宮代町の基本料金は、埼玉県内において令和3年1月現在、55団体中10立方で高い順で、7番目となっております。少なくとも1年間、埼玉県平均まで供給単価を引き下げて様子を見るべきです。 また、埼玉県内では0立方メートル区を基本水量としているのは、20団体となっております。公平さというのであれば、ゼロ立方利用分計算に改め、利用した分での計算にするべきです。一定期間、不要不急の事業を後回しにして、
新型コロナウイルス感染症対策に力を注ぐとともに、町民生活の安定や商工業者の支援のための基本料金の値下げと基本水量の見直しを求めるものです。 よって、議案第19号に反対といたします。
○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第19号 令和3年度宮代町
水道事業会計予算についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(田島正徳君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第20号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(田島正徳君) 日程第6、議案第20号 令和3年度宮代町
下水道事業会計予算についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。
丸藤予算特別委員会委員長。 〔予算特別委員長 丸藤栄一君登壇〕
◆予算特別委員長(丸藤栄一君)
予算特別委員会委員長の丸藤でございます。 本委員会に付託されました議案第20号 令和3年度宮代町
下水道事業会計予算に対する予算特別委員会の審査の経過についてご報告いたします。 本議案につきましては、3月16日、議長を除く全委員出席の下、審議が行われました。 次に、予算特別委員会の審査結果についてご報告いたします。採決の結果、本議案は賛成多数により、原案のとおり可決されましたので、ご報告いたします。 以上で、本委員会の審査報告を終わります。
○議長(田島正徳君) これをもって委員長の報告を終了いたします。 これより質疑に入ります。 委員長の報告に対する質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 山下秋夫議員。
◆1番(山下秋夫君) 議席番号1番の山下秋夫でございます。 私は
日本共産党議員団を代表して、議案第20号 令和3年度宮代町
下水道事業会計予算案に、反対の立場から討論を行います。 下水道事業は、水道事業と同じく多額の費用が必要となる事業でございます。下水道事業には、利潤創出機能がありません。公共下水道事業、集落排水事業の予定事業額、収入合計額が合わせて11億6,204万8,000円となっております。そのうち、使用料分は集落排水事業と合わせて2億5,182万3,000円となっております。使用料だけでは運営ができない事業であります。 本来であれば、一般行政で行う事業ではありませんか。コロナ禍で町民の生活は困難な中、下水道滞納世帯数が令和元年度で72件から令和2年12月までに最終集計ではありませんが、495件と多くなっております。町は町民の命と健康を守り、そして文化的な生活を維持向上させるために努力をするべきです。 コロナ禍、町民の負担軽減をするために、一般会計より繰入れを増額し、埼玉県に対しては中川流域下水道費の値下げを、国に対しては補助金の増額を強く要請するべきです。 町民の負担軽減を申し上げて、反対の討論といたします。
○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第20号 令和3年度宮代町
下水道事業会計予算についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(田島正徳君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第22号の質疑、討論、採決
○議長(田島正徳君) 日程第7、議案第22号 令和3年度宮代町
一般会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸山妙子議員。
◆3番(丸山妙子君) 議席番号3番、丸山妙子でございます。 令和3年度宮代町
一般会計補正予算(第1号)について質問させていただきます。 歳出の中で、ワクチン接種者ご当地商品券について質問いたします。 ありがとう商品券なんですが、この6,000万の予算のことについてメディア等にお話をされた後の町民の感触はいかがでしょうか。私のほうにはあまりいいご意見が来ていないので伺いします。 あと、この6,000万の予算をほかに優先順位があると思いますが、これについてほかに挙がった使い道、どんなものが挙がったかお聞きします。 あともう一点、16歳以上に1回1,000円、2回ということなんですが、このありがとう商品券、この町でDVの被害とか多くなっている中、親からの子供や妻へのこの2,000円を本人が使うのではなく、世帯主へ行ってしまったりして虐待につながる、取り上げられてしまうということを心配を私自身もしますし、そんな声も聞きました。そういうところは、お考えになって決めたことかお聞きします。 以上3点です。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(小島修君) それでは、1号補正の12ページ、13ページに掲載されておりますワクチン接種に係るご当地商品券ありがとうの交付についてお答え申し上げます。 私からは1点目と3点目についてお答えを申し上げます。よろしくお願いいたします。 まず、町民の方々の感触ということでございますが、商店の方には地域の活性化につながるというようなお話は耳に届いております。一方で、町民の方ではないんですが、町のほうにお電話で商品券で接種を促すというのはいかがなものかといった厳しいご意見も頂戴いたしております。 町としましては、やはり町民の方自ら、16歳以上が対象にはなるんですけれども、感染症対策に取り組んでいただけるということで、接種をした方にはこの商品券を交付しようということで、感謝の気持ちを込めてお渡しをさせていただくものでございます。その上で、地域の商店、町内の商店等でご利用いただいて活性化につなげていただければというような考えを持っております。 また、親が取り上げるんではないかというご心配もいただいておりますけれども、接種、今考えている交付のタイミングなんですけれども、集団接種の場合は接種会場で接種を受けた方、その場で配付を、お渡しをしようということで考えておりますので、お子さん、16歳以上の方にはなりますけれども、直接、未成年の方が接種した場合はお渡しをするということで、その先についてはやっぱりご家庭の問題もあろうかと思いますが、基本的にはご本人さんにお渡しをするということで予定をしております。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。
◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、2つ目のご質問で、今回地方創生臨時交付金、補正予算という形で提案をさせていただきましたが、ほかにどんな予算が編成するに当たって候補としてあったのかというご質問かと思います。 今回については、
新型コロナウイルス感染症対策という意味では、今回予算でお示しさせていただく中では、福祉、教育、いろいろ入ってございますので、どれもそれぞれの担当部署で公共施設の運営、それと子育て、学校、そういった面での感染症対策ということで、様々な対策というのはほぼイコール、せざるを得ないというような予算を計上させていただいて、またそれについては多少の金額の多寡はあっても、どれも必要なものだということでさせていただいているものでございます。 もう一つについては、これはもう過去2回の補正予算でもそうでしたが、やはり町内の事業者への支援ということもありまして、それについて今回、キャッシュレス決済の導入を促すような事業、それと、今ご質問のありましたような、特にありがとう券というのは町内で事業者の皆さんを応援するという意味では、非常に宮代町ならではというところもありますので、そういったところで実施させていただくということでございます。 何よりも今回、
新型コロナウイルス感染症対策ということ、それとやはり中小事業者、そういった皆さん、町内事業者を応援するという意味からすると、頂いた予算、各課がそれを目的にこうしたいという意志を持ってきた予算というのはほぼ計上しているといった内容で、特に何かを大きく計上しなかったというところはなかったということでございます。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。
◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山妙子でございます。 一番の町民の感触なんですけれども、商工業者にとってはとてもいいことだとは思うんです。私は、ありがとう商品券の配布というものは聞いておりましたが、500円だと思っておりました。それが2,000円ということは、予算が1,500万から6,000万ということでして、この6,000万の重みというものを報道でされた後、町民の方からもっと全体にできないかということを言われました。それで、今ご答弁の中で、事業者の支援ということなんですが、商工業者、商工会に加入している人以外などの、町内の事業者たくさんございますけれども、その支援というものはお考えに今まであるものでいいということで、今回はお考えにならなかったのかお聞きします。 それと、ちょっとさっき唐突に虐待の話とかしたんですが、議会初日に町長からのこのありがとう商品券につきましてお話がございました。そのときに、8時で町内の飲食店が閉店となると。それで、飲食を伴うものにできないので、そこに少しでもというお話だったので、そういうものをお酒を飲むお金に変わっていくこととかも、先を考えて配付を考えたかということでお聞きしました。その辺りももう1回お聞かせください。 2点です。お願いします。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 産業観光課長。
◎産業観光課長(井上正己君) 商工業者支援について答弁を申し上げます。 今回、新型コロナウイルスワクチンの接種をされた方を対象といたしまして、宮代町の加盟店で使えるありがとう券を交付させていただくという事業を計上させております。この元となっておりますのが、やはり商工業者の支援を何とか行いたいという気持ちからでまずはございまして、そのための商品券、地域で循環させるための商品券ということでありがとう券を選ばせていただいております。 併せて、
新型コロナウイルス感染症のやはりこれはもう最後の対策としては、ワクチンは有効であるということは言われておりますから、この両方を結びつけたのが今回の補正予算であるというふうにご理解をください。 そうした中で、ありがとう券というのは登録店舗のみでの使用となります。しかしながら、逆に言えば登録いただければ、このありがとう券の使用対象店舗となり得るわけでございまして、事実、少しではありますが、登録いただいた店舗もございます。このように、町の商工会が中心となって商工業を応援していくという一つの商品券の仕組みでございますので、そういった点をご理解いただければというふうに思います。 また、併せまして産業観光課では、この事業以外に既に実行しておりますが、信用保証、セイフティーネットを利用して融資を受けられた事業者に対しましては10万円の給付金、それから飲食業につきましては、事業継続のための店舗改修の支援金、こういったものを並行してご用意をさせていただいております。この事業だけではなくて、商工会にとってもお話合いをしながら、地域の商工業者にとって有効な支援策をその都度重ねてまいったつもりでございますので、ご理解をいただければと思います。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。
◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 実は、プレミアム商品券が4月いっぱいということもございまして、商工業者の方々からプレミアム商品券を今、たくさんの方に利用していただいているということで、本当にお礼を言われ、お礼といいますか、喜びの声を聞いているわけでございますけれども、4月いっぱいということもあり、また2月、3月と緊急事態宣言も延長されたということで、飲食の方々は夜の営業もできない、今閉めてしまっている店も相当ございます。そういう方々から、できればせっかくのプレミアム商品券を5月、6月というふうに延長できないかというお声もいただきました。 ただ、それを補正予算を使ってやっておりますので、年度の決算ということもございますので、ちょっとそれが難しいものでございましたので、それに代わる施策ということで今回、ワクチン接種とありがとう券をまた第2の商品券ということで考えさせていただいたものでございます。ですので、そういう意味ではプレミアム商品券、今3億円分が町の中で活性化していますけれども、それの延長策も兼ねてということでございます。 ただ、経済対策というよりも今回はワクチン接種を一人でも多くの方にしていただきたいというのが1でございますので、それがあってプラス本当にありがとうという、いわゆるみんなで
新型コロナウイルス感染症対策といいますか、予防接種がワクチン接種が最後の切り札なのかなと今思いますので、一人でも多くの方に参加してもらいたいという思いからの案でございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。
◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山でございます。 産業観光課長のご答弁の中に、少しありがとう商品券を使う店舗が若干少し増えているということなんですが、このことは、商工業者に対して、今度の6,000万使うわけなんですけれども、こういうことは今からでも入っていただいて、それに参加いただけますよというのはお知らせしているのでしょうか。 各自営業者から問合せがあったときに答えるのか、商工会とか町産業観光課のほうから積極的にお知らせしているのか。プレミアム商品券のときにも、あ、ここ使えないんだとか、町民にとってどこでも使えるというのが一番いい方策なんですね。そういうところはどういうふうになっているのかお聞きします。 あと、今、町長にもご答弁いただきました。一人でも多くやってほしいということなんですが、初日にも議員から質問もありましたけれども、接種に行きたくても行けないってこれ、アメリカなどではタクシーを自宅まで行って、タクシー内で接種ができたりとか、国内でもやっているところがあると思うんですが、そういう支援は考えなかったのでしょうか。やっぱり一人でも多くということで、商工業者の支援も兼ねてということでそういうことはしない、今後もしないということでしょうか。お聞きします。 以上です。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 産業観光課長。
◎産業観光課長(井上正己君) ありがとう商品券の周知についてご答弁を申し上げます。 今回、新聞、あるいはテレビ等の報道、図らずも結構大きく取り上げられた結果、多くの方にこのありがとう券の存在が知られることになったわけでございまして、こういった点では周知は十分に図られたのかなというふうに考えております。 さらに、取りこぼしがないような形で機会を捉えて、こういったお話ができるようにしていくということは我々の仕事でありますので、そこは配慮をさせていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(小島修君) お答え申し上げます。 ワクチン接種を希望しても、なかなか接種会場に行けない方への対応ということでございますけれども、現在、ご自宅で寝たきり等で外出が困難な方がいらっしゃいますので、そういった方々へのいわゆる訪問診療の中で接種できないかということで、関係する医療機関と、今現在、調整を図っているところでございます。 また、高齢者の入所系の施設につきましては、施設のほうで接種できるような環境を整えるといったことで、現在も準備を進めているところでございます。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 浅倉孝郎議員。
◆4番(浅倉孝郎君) 議席番号4番、浅倉孝郎です。3点ほど質問させてもらいます。 1点目は確認になります。6ページ、歳入、第18款繰入金、第2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金です。財政調整基金から4億9,616万6,000円を繰り入れるということは、この金額は町の持ち出しということでよろしいのでしょうか。 2つ目です。12ページ、歳出…… 〔「金額が違いますよ」と言う人あり〕
○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。
△休憩 午前10時55分
△再開 午前10時55分
○議長(田島正徳君) 再開いたします。
◆4番(浅倉孝郎君) すみません、訂正いたします。 財政調整基金から4億9,616万6,000円ということですけれども、1億6,662万2,000円を繰り入れていることはこの金額は……
○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。
△休憩 午前10時56分
△再開 午前10時56分
○議長(田島正徳君) 再開いたします。
◆4番(浅倉孝郎君) すみません、単位を間違えました。1,662万2,000円を繰り入れるということは、この金額は町の持ち出しでいいのかということになります。 2点目です。12ページ、歳出、第4款衛生費、第1項保健衛生費、2目予防費、(11)新型コロナウイルスの接種事業、商品券印刷事務委託料になります。接種対象者は3万人ということで、ありがとう券は2,000円なので、合計6,000万円ということですが、536万6,000円が印刷事務費となるというふうに思いますが、印刷事務費の内訳を教えてください。 それともう一つです。ワクチンを接種したくても基礎疾患があるなどで、ワクチン接種ができない町民の方がいらっしゃいます。こういった方はありがとう商品券はもらえません。これは、私としましては不平等だと思います。予算特別委員会でも質問しましたが、こうした方にもありがとう商品券がもらえるよう検討するということでしたが、何らかの理由でワクチンを接種できない町民の方にもありがとう商品券がもらえるということでよろしいのでしょうか。 3点目です。12ページ第7款商工費、第1項商工費、2目商工振興費、(1)商工振興事業、キャッシュレス決済事業負担金について質問します。 予算額でどれくらいの店舗に端末の設置ができるのでしょうか。端末の設置店舗数の目標はあるのでしょうか。また、どのような効果を狙っているのでしょうか。 以上、お願いいたします。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。
◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、1点目の財政調整基金の関係でお答えを申し上げます。 今回の予算については、ほぼ全て国・県の交付金、補助金を活用して
新型コロナウイルス感染症対策予算ということになってございます。それで、今後、4月以降に執行があるわけなんですが、町としての財源調整といいますか、国・県のぴったりの額で歳入で、ぴったりの歳出を組むということになりますと、実際にその歳出のほうについては歳出する段階でのぴったりの額というよりは、多少金額が安くなったりするケースもございます。 そういった場合、国・県等に金を返還するのかということ、ぴったりですとなってきますので、歳入については財政調整基金を入れて、歳出についてもそれと同じ額の歳出ということで見込んで、実際の執行が終わった段階で財政調整基金はその調整面という形の繰入額ということでございます。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(小島修君) それでは、商品券の関係の予算の内訳でございます。 まず、ありがとう商品券につきましては、額面500円のありがとう券を12万枚で6,000万円でございます。それ以外の予算の内訳というお尋ねでございますけれども、商品券の印刷費、封筒作成費、それから取扱店の名簿印刷費、その他事務手数料、封入等ございますので、そういった手数料を合わせまして536万2,000円を計上させていただくものでございます。 また、基礎疾患等があって打てない方への商品券の贈呈についてのお尋ねでございますが、基本的には基礎疾患であっても慢性の呼吸器の病気であったり、心臓病、腎臓病、また血液の病気、こういった国が示しております基礎疾患をお持ちの方につきましては、比較的優先的に接種が可能というふうにされております。 それ以外に、かかりつけ医等で、あるいは医療的な観点から接種しないほうがいいというようなかかりつけ医の判断等があった方につきましては、なかなか町のほうで把握することが困難となっております。ただ、ご本人さんのほうから、問診票等、あるいはかかりつけ医のほうで打たないほうがいいというような指示があった場合につきましては、後日で結構ですので、町のほうに申告をしていただいて、内容を確認させていただいた上、商品券を贈呈をさせていただくというような考えで、予定でおります。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 産業観光課長。
◎産業観光課長(井上正己君) ご質問の3点目、キャッシュレス決済について答弁を申し上げます。 今回のキャッシュレス決済の負担金事業でございますが、皆様ご存じのとおり、スマートフォンに専用のアプリをインストールいただきまして、これを介しまして支払いをするのがこのキャッシュレス決済でございます。このキャッシュレス決済を行った際に、一定額をプレミアムとしてポイント還元をする仕組みとしておりまして、このポイント還元分を町が負担金として今回、予算計上させていただいているものでございます。 したがいまして、これによる消費の活性化を図ることによりまして、地域の商工業の活性化を図るというのが第一の狙いでございます。 なお、想定店舗数ということでございますが、どのアプリケーションを使用するかというのは今後少し検討する必要がございますが、昨年、近隣の市町村で行った事例に基づきますと、当時の登録店舗数がおおむね倍増したというふうに伺っているところでございます。 なお、地域の商工業の活性化というのが第一義ではございますが、副次的にはこれを利用される町民への還元、それから今一つがキャッシュレスですから当然、受け渡しがなくなりますので、新しい生活様式のように極力接触をしなくて済むような決済が導入できると、こういった点もメリットとしてはあるのではないかというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) ここで休憩いたします。
△休憩 午前11時03分
△再開 午前11時20分
○議長(田島正徳君) 再開いたします。
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△発言の訂正
○議長(田島正徳君) 丸藤議員より、先ほどの委員長報告における発言について、訂正したい旨の申出がありましたので、これを認めます。 丸藤議員。
◆予算特別委員長(丸藤栄一君)
予算特別委員会委員長の丸藤でございます。 先ほど、議案第16号 令和3年度宮代町
国民健康保険特別会計予算の
予算特別委員会委員長報告で、議長を除く全委員出席と申し上げましたが、議長を除く12名の委員の出席に訂正させていただきたいと存じます。大変申し訳なく思いますが、このように訂正させていただきたいと思います。 よろしくお願いいたします。
○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。
△休憩 午前11時21分
△再開 午前11時22分
○議長(田島正徳君) 再開いたします。
丸藤予算特別委員会委員長の発言の訂正は申出のとおりといたします。
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○議長(田島正徳君) 浅倉孝郎議員。
◆4番(浅倉孝郎君) 浅倉です。一つだけ再質問させていただきます。 繰入金の件は了解いたしました。また、商品券印刷の件のことも了解いたしました。 ありがとう商品券ですが、こちらはワクチンを受けたくても受けられない方にもありがとう商品券がもらえるということですので、ご検討いただき、ありがとうございます。 端末の件ですが、こちらも端末が設置したからといってお店の来客数が増えるということはちょっと疑問も残りますけれども、ぜひとも端末がついて、商工会の方々にとってプラスになることがあるといいなということで期待しております。 私が最後に質問するのは、町長に聞きます。ワクチン接種にありがとう券を進呈するということですが、6,000万円を使う必要は本当にあったのでしょうか。印刷事務費を入れると6,500万円です。ワクチン接種と地域振興対策といいますが、ありがとう商品券を1,000円の進呈にして残りを教育や福祉などに使うという考えはなかったのでしょうか。 こちら私自身もそう思っていますし、多くの町民の皆さんからもこういったお声をいただいています。予算をもっと別のところで使うべきじゃないか、特に高齢者の方が言っています。本当に6,000万円も使う必要があったのかどうかご答弁よろしくお願いいたします。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。
◎町長(新井康之君) お答えを申し上げます。 今回のありがとう券の総額が6,000万円になるということでございますが、その考え方を少しお話をさせていただきたいと思います。 税金の使い方として不公平ではという意見もあろうかと思いますが、目的は接種率の向上でございまして、世の中から
新型コロナウイルス感染症を収束させるための唯一の手段であるならば、効率よく効果的に進めていきたいというふうに思っています。国のほうから頂いた交付金でございますので、それを上手に活用して、みんながワクチン接種をしていくというための一つのきっかけになればというふうに考えております。 また、これまでの1期、2期、3期と補正予算がございましたけれども、宮代町の町民のための様々な
新型コロナウイルス感染症対策費を計上してまいりましたし、今回もこのほかにも、今、補正予算でお願いをしているとおりの多々、いろんなことを企画してございますので、ご理解を賜りたいと思います。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 浅倉孝郎議員。
◆4番(浅倉孝郎君) ワクチン接種が唯一の手段だというふうに捉えているのかもしれないですけれども、今、報道機関等見ていますと、ワクチンの効果については、今現在では確認されているところですけれども、変異ウイルスに対してどうなのか、もしくはワクチンの副反応に対してはどうなのか、基礎疾患のある方はなかなかワクチン接種できないということで、ワクチン接種、もちろん大切ですけれども、日頃の対策のほうが私はもっと大切だと思います。こういったところに、もっと予算を使うべきじゃなかったんですかというような疑問を呈して終わりにいたします。 以上です。
○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 塚村香織議員。
◆10番(塚村香織君) 10番、塚村香織でございます。 2点、質問をさせていただきます。 12ページの学校管理費についてです。工事請負費ということで、各校約1,000万円ずつの約4,000万円の予算がついておりますが、各校同じようなトイレの工事の内容になるのかということを1点お伺いいたします。 もう1点は、
新型コロナウイルス感染症対策ということで、トイレの改修工事をしていただくということです。そして、中学校に関しては、トイレの清掃の実施をしていただけるということなんですけれども、4月からスクールサポートスタッフの採用がなくなるということで、それまでこちらの改修工事や清掃を行うまでの間や、このトイレは先日伺った際には、各校1か所のトイレということで十分ではないと思います。 その中で、スクールサポートスタッフの採用がないということで、子供たちの安全な学校生活を守るために清掃等、また先生の負担が増えると思うんですけれども、その辺りの4月からの計画をお伺いいたします。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。
◎教育推進課長(大場崇明君) 今のご質疑についてお答え申し上げます。 まず、トイレの改修でございますが、小学校4校で実施をしたいというふうに考えております。主にですが、1年生が利用する男女のトイレの全面改修を行いたいというふうに考えております。また、予算の範囲内で余裕があれば他の学年でもできればというふうに考えております。 具体的には、現在ある小便器、大便器、あるいは個室ブース、手洗いなどを一度、全て撤去いたしまして、新規に自動洗浄の小便器ですとか、温水便座付トイレ、あるいは自動洗浄手洗いなどを設置をしたいというふうに考えておりまして、これは各校共通をしているものでございます。また、衛生面ですとか臭気対策といたしまして、床の乾式化というものも各校実施したいというふうに思っております。 今回、実施することによりまして、14か所のウォシュレット式用便器に改修をするという予定になっておりますので、予算の範囲の中で、できる限りのことは実施をしていきたいというふうに考えております。 また、2点目のスクールサポートスタッフの配置につきましては、今年度につきましては、国からの助成もありまして、スクールサポートスタッフを各校に配置をすることができました。 来年度についても、スクールサポートスタッフの配置というものについては検討させていただいたんですが、国の補助金額が削減をされているというような状況の中で、新たな町の財政負担も伴うということもございますので、なかなかその辺が調整がうまく進んでいなかったということで、現時点ではスクールサポートスタッフの配置というのは計画はしておりませんが、今後、国の財政状況等を見ながら、そうした可能性があれば引き続き探っていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただければと思います。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 塚村香織議員。
◆10番(塚村香織君) 再質問をさせていただきます。 トイレの改修工事の件なんですけれども、こちらご説明の中でウォシュレット付ということでおっしゃっておりましたけれども、私、個人的には小学校1年生の低学年でウォシュレットを使うかというところで、例えばウォシュレット付にすることによって予算が高くなるようでしたら、ウォシュレットなしにしてほかの工事に充てるなどが、私はそう感じるんです。 それで、なぜかというと、子供たちはボタンを間違って押してしまったりして、水がこう出ちゃうことがあるんですね。なので、そういった防止のためにもそう感じております。もう一度その辺、どのようにお考えなのかお伺いいたします。 次に、スクールサポートスタッフが、今回ご検討いただいているということなんですけれども、その間の学校のそういった清掃や
新型コロナウイルス感染症対策は、じゃ、どのように行うのかということをもう一度お伺いいたします。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。
◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 まず、トイレのウォシュレット化については、議員ご指摘のとおり、低学年の小学校1年生がボタンを押し間違えてしまうとか、そういったような可能性というのは当然ありますので、現場のほうとしっかりと調整をしていきたいというふうに思っておりますが、ウォシュレットそのものを使わなくても便座そのものが温かくなるとか、そういった面ではメリットもあるのかなというふうに思っておりますので、できるだけいい環境のトイレを整備していきたいという思いで、今回計画をさせていただいているものでございます。 実施に当たりましては、しっかりと学校側と調整をしながら進めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただければと思います。 また、スクールサポートスタッフにつきましては、先ほど申し上げたとおり、なかなか予算の確保という面では難しかったというところはあるんですけれども、その間にも学校の
新型コロナウイルス感染症対策というのは進めておりまして、例えばもともと、非接触型の体温計で一人ひとり測るような取組の中でサポートスタッフの方を使うですとか、そういったことを考えていたんですけれども、現時点ではサーマルカメラを利用してそうした部分の負担軽減も図っておりますし、また、国のほうでこの間、長く学校の中で取組を進めてきたということもあって、清掃などについてもある程度、緩和をして行っても差し支えないというようなそういう通知なども出ておりますので、全体的にもともとしっかり
新型コロナウイルス感染症対策を行うという前提がありますけれども、その中でも様々な面で変化が出てきておりますので、そうしたものを学校側と共有しながら、負担を軽減していくように努めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 塚村香織議員。
◆10番(塚村香織君) 塚村です。 2点、承知をいたしました。 そして、
新型コロナウイルス感染症対策なんですけれども、学校、小学校、中学校合わせて7校で、形態も状態も違うと思いますので、一律の支援というよりもその学校に対応できるように、教育委員会のほうからもご支援をいただければと思います。 要望いたしまして終わりにいたします。
○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 丸藤議員。
◆2番(丸藤栄一君) 議席、2番議員の丸藤でございます。 まず、事項別明細の歳入からでございますが、6、7というわけではありませんけれども、今回、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、これが来ております。もう一方見てみますと、子ども・子育て支援事業交付金だとか保育対策だとか、こういうのはあるんですけれども、直接新型コロナウイルスのワクチン接種補助金というのはないのかどうか、それらについて、まず第1点、お伺いしたいと思います。 続きまして、歳出の関係でございますが、8、9ページの総務管理費の企画費OA管理事業で、
新型コロナウイルス感染症対策として、分散勤務等業務環境整備の実施ということになっておりますけれども、これについてのご説明をお願いしたいと思います。 それから、同じ8、9ページの中で、民生費の社会福祉事業の中に、食事・食材提供事業の実施というのがあります。これは、宮代版フードドライブというふうになっておりますけれども、この宮代版というのはどういう意味なのか、それからこれについては予算が通ったらどこに委託なのか、社協でやるのか、その点についてもご説明をお願いしたいと思います。 それから、同じく老人福祉費のPCR検査委託料なんですけれども、やっとこれまでPCR検査を実施していただきたいということ、私ども要望してまいりました。やっと実現するわけなんですけれども、これは、高齢者施設職員に対して、PCR検査を実施するということなんですけれども、検査はいろいろありますので、どのような検査なのか詳しく説明をお願いしたいと思います。 続きまして、10ページ、11ページの民生費の子供の見守り強化事業なんですけれども、これは新規になっておりますが、子供の見守り強化事業委託料、会派説明会でも見守りが必要な子供のいる家庭訪問とか、食材や弁当の提供を通じて家庭状況の把握、それから必要な相談、生活、学習支援ということでありますけれども、これらについての説明をお願いしたいと思います。 その前に12、13ページの教育費の前段で今、説明、質疑がありましたが、内容は分かりましたが、その答弁の中にできればほかの学年にもやっていきたい旨の答弁がございました。これは低学年でありますけれども、今後、高学年、それから中学校等々もありますけれども、今後どのような改善を進めていくのか、その点についても伺いたいと思います。 それから、14ページ、15ページの教育費の総合運動公園管理事業でございますが、ここで
新型コロナウイルス感染症対策工事とありますけれども、これについても詳しいご説明をお願いしたいと思います。 それから、最後でありますけれども、12ページ、13ページの新型コロナウイルスワクチン接種事業ですが、このワクチン接種についてはいろんな情報がございますので、またいろいろ変更があるのかもしれませんが、現時点で新型コロナウイルスワクチンが宮代町に供給されるのはいつ頃の週なのか。それから、配分されるワクチンは何人分なのか、お尋ねいたします。 それから、先ほどから答弁もありますけれども、接種については当面、集団接種というふうに私も思いますけれども、では、最初はいつから接種をできるのか、それからその集団接種、宮代町では進修館とぐるる宮代で始めるということなんですけれども、具体的にいつから接種をし、進修館、ぐるる宮代で同時に始めるのか、その点の答弁もお願いしたいと思います。 それから、ワクチンの供給量が少ないというふうに言われております。ほかの自治体では、だから優先順位を決めて、もちろん医療機関の方、それから高齢者というふうになっておりますけれども、高齢者の中でもさらに対象者は85歳以上にするとか、そういう考えもあるようなんですけれども、宮代ではワクチンの供給量が少ないということに対してどういうふうに接種をするのか、また、これら高齢者の対象者は何人ぐらい予定しているのか、その点、お尋ねをしたいと思います。 それから、接種に地域枠は設けないと思うんですけれども、どの地域に住んでいる方でも自由に接種できるとは思うんですけれども、その確認をお願いしたいと思います。それで、具体的な接種のスケジュールなんですけれども、1回目の接種は先ほども言いましたように、いつ、どこで、進修館、ぐるる宮代で接種者は何人なのか、その辺りはもう決まっていると思うんですけれども、それについて。 それから、2回目の接種は今のところ、いつ頃予定されているのか。 それから、接種券の発送はいつ頃になるのか。 それから、現時点で宮代町に供給される2回目以降のワクチンの量なんですが、これは多分、時期も不明だとは思うんですけれども、どのようになっているのか、お尋ねしたいと思います。それから、これはワクチン接種の時期とかスケジュールですね。 それから、続いて新型コロナウイルスワクチン接種者への宮代町ご当地商品券ありがとうについてお尋ねをしたいと思います。 先ほど、前段の議員からも質問がございました。住民の中には、
新型コロナウイルス感染症への不安もあります。同時に、新型コロナウイルスワクチンへの不安もあるようでございます。情報が様々ですので、やはり副作用への不安もありますし、変異ウイルスについての不安もあります。それからこれまでの疾患についての不安もあり、いろいろなこういったことから、今回のワクチンについては、まだ受けられないという思いをしている方も多いと思いますが、それらはどのように克服してワクチン接種を進めていかれるのか、その点についてもお尋ねしたいと思います。 それから、このありがとう券については、予算についてはこれから今やっている、これからなんですけれども、住民にはやはり、マスコミ等で知られております。新聞はもちろん、テレビでも見たという方がおりますが、住民の中には町に対して何かやってほしいと要望すると、町は金がないとか予算がないというふうなことが多々あると。だったらもっと必要なところへ予算を使うべきだと、こういうふうに今回のことでも言われるんですよ。こうしたことに対して、どのようにお答えしますか。 それから、先ほど来、一人でも多くの方に接種していただきたいと、収束するためにということ、一つのきっかけになればというふうに答弁しておられますけれども、住民はこうした、すみません、うがった見方かもしれませんけれども、商品券欲しさでワクチン接種を受けるわけではない、そういう声もあるんですね。そういう声に対して、やはり予算のつけ方がちょっと違うんじゃないかというそういう声もございますので、こういった声にどういうふうに答えていくのか、その点、お伺いをしたいと思います。 質問がいっぱいになりましたが、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。
◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 企画財政課の所管分、質問いただいた中からについてお答え申し上げます。 まず、歳入のほうですが、新型コロナウイルスワクチン接種の接種準備については、専決第2号でご報告させていただきました内容で、令和2年度予算ということで、過日ご承認いただいた予算、準備経費がそれに当たります。それと、接種そのものについての予算については、これは補正第8号ということで、今議会開会後に上程をさせていただいて、そちらでご議決いただいた予算の中に含まれているというものになります。 今回の予算については、地方創生、
新型コロナウイルス感染症対策の地方創生交付金ということで、ワクチンそのものというよりか、新型コロナウイルスに対応するそれぞれの自治体で知恵を出して執行するということが目的になっておりますので、ワクチン接種だけに限らずというのがその対象範囲になっているところでございます。 今回の補正予算については、そういった
新型コロナウイルス感染症に伴う地方自治体、それでその自治体の裁量でいろいろ知恵を絞ってくださいといった内容になってございます。 もう一つ、分散勤務についてのご質問をいただいております。新型コロナウイルスの感染症が拡大してからもう、おおむね1年になろうとしているわけですが、その間、行政、役場のほうでも対町民、対他自治体、民間企業も含めてリモートで会議をする機会も増えました。また、服務室内では密を避けるということもあり、会議室、相談室等はもう使えるところは使って、そこで、ネットワークを介して勤務をするということも進めています。 その一環ということで、今回、役場の職員が昼食を食べる場所があるわけですが、そこについてはLAN整備がまだできていなかったということで、今回お願いしてするようにネットワークを敷設するということをさせていただくという内容になっているところでございます。 企画財政課所管分については以上になります。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 福祉課長。
◎福祉課長(吉永吉正君) それでは、社会福祉事業の中の食事食材提供事業に関してお答えさせていただきます。 宮代版フードドライブの宮代版の意味、それから事業自体をどこで行うのかというご質問でございます。 まず、少し事業を説明させていただきたいと思います。宮代版のフードドライブ事業でございますが、これは、町内の各家庭やお店、事業所などで余っている比較的賞味期限の長い食品や食材、調味料などを集めて困っている方に提供させていただこうという事業でございます。月2回程度の収集日を決めまして、ステップ宮代及び役場福祉課で品物を受け取ります。集まりました食品、食材をステップ宮代で配布させていただきたいと考えております。 また、現在お休みしておりますけれども、子ども食堂のゆうやけひろばが再開しましたら、そこでも使わせていただき、また、来た方々にもお配りしていきたいというふうに考えてございます。 宮代版の意味でございますが、この事業、食品をまず集める部分がございます。これを一般にはフードドライブ、食品を寄附していただく部分をフードドライブというふうに呼んでおります。それを集まったものを少しためまして、福祉団体ですとか、例えばこども食堂ですとかに配るという作業をしている団体がございます。これをフードバンクというふうに呼んでおります。 もう一つ、一番最後の配るという部分を捉えてフードパントリーと呼んだりもするんですけれども、宮代版の意味は宮代で集めまして、それを宮代町民の方にお配りするという一連の作業です。宮代町内の循環をつくっていくということで、宮代版というふうに名称をつけさせていただいたものでございます。 この事業の委託先でございますが、宮代町社会福祉協議会を想定してございます。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(小島修君) それでは、私からは新型コロナウイルスのワクチン接種に関する補助金、それと高齢者施設等でのPCR検査についてお答え申し上げます。 まず、ワクチン接種につきましては、会場の確保、設置、運営、さらには必要な人員の確保に係る経費がございまして、これにつきましては、さきの補正予算、今年度の補正予算で計上させていただいて、既に審議をしていただいているというところでございます。国のほうから補助金が交付されているという内容となっております。 次に、高齢者施設におけるPCR検査の検査方法でございますが、町で予定しておりますのは、今年度1月から2月にかけて、あるいは3月に埼玉県のほうで実施しております高齢者施設、高齢者の入所系の施設を対象としたPCR検査、これと同様に考えております。 具体的な検査方法につきましては、委託業者から検査キットが各施設、希望する施設に配送されまして、それで唾液による検査を考えております。その唾液を検体として採取しまして、委託業者のほうに返送していただくと、検査結果が翌日、あるいは翌々日ぐらいに報告されるという手順となっております。 ただ、この検査結果につきましては、陽性の可能性がある、あるいは陰性の可能性があるといった従来の行政検査で行われておりますPCR検査、陽性か陰性かはっきりした検査結果が出るものではなくて、ちょっと曖昧な部分もある検査でございます。そのため、陽性の可能性があるというふうな通知を受けた方につきましては、従来から埼玉県保健所を通じて実施しておりますPCR検査、この手順にのせていただくと考えております。 陽性の可能性があるといったことで通知を受けたんで、保健所のほうで行政検査にのせてもらいたいということで、改めてしっかりとしたPCR検査を実施していただくと、その上で陽性、陰性というような結果を通知を受けるといった手順で考えております。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) ここで休憩いたします。
△休憩 午前11時59分
△再開 午後1時00分
○議長(田島正徳君) 再開いたします。 答弁を求めます。 子育て支援課長。
◎子育て支援課長(小暮正代君) それでは、子供の見守り強化事業につきましてご答弁を申し上げます。 長引くコロナ禍におきまして、生活不安や心理的ストレスによる児童虐待のリスクが高まっていると言われております。また、公共施設の利用の制限や休館、事業の中止等により子育ての孤立化も不安、心配されているところでございます。そのため、支援が必要な子供の見守りの機会が減少しないよう、定期的に見守る体制を確保してまいりたいと考えているところでございます。 こちらの事業につきましては、国の児童虐待DV対策等総合支援事業費補助金における支援対象児童等見守り強化事業、こちらを活用して実施されていただくものでございますけれども、実施主体は市町村でありますが、実施者は、市町村が委託、または補助する子供食堂や子供に対する宅食等の訪問支援を行う民間団体等となっているところでございます。 そこで、現在計画しております内容でございますけれども、委託先は2か所予定しているところでございます。1つは社会福祉協議会、こちらは子供食堂等を実施している法人でございますけれども、こちら社会福祉協議会につきましては、食材やお弁当等の宅配を通じまして、家庭を訪問していただき、聞き取り等を行っていただきながら、子供や家庭の状況を把握し、町に報告をいただく予定でございます。現在、週1回程度、訪問していただく計画をしているところでございます。 もう一つは、一般社団法人彩の国子ども・若者支援ネットワーク、こちらにつきましては、県のアスポート学習支援事業を受託している法人でございまして、これまでも家庭訪問支援や学習支援の実績があるところでございます。この一般社団法人につきましては、やはり食材やお弁当等の宅配を通じて、子供や家庭の状況を把握するとともに、必要に応じて保護者の相談に応じていただいたり、子供の学習支援、また一緒に遊んでいただくということを通して保護者の不安や負担を軽減していくと、いわゆる訪問支援を実施していただく予定でございまして、月2回程度ということで予定しているところでございます。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 教育推進課長。
◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 まず、予算書、補正予算書12ページ、13ページの小学校の校舎等の改修工事の中にございますトイレの関係についてお答え申し上げます。 学校のトイレの環境改善につきましては、これは学校環境改善のための課題であるというふうに教育委員会としては認識させていただいております。今回、1校1,000万円の枠で、4校で4,000万円の予算を計上させていただいておりますので、その範囲内で可能な限りの改修工事を実施してまいりたいというふうに考えてございます。 今後につきましては、トイレの改修ですとか、その他学校施設の改修のために、国庫補助金の採択の前提条件となります個別施設計画というものを令和3年度に策定をさせていただきますので、その後、トイレの改修等についても計画的に進めていきたいというのが教育委員会としての基本的な考え方でございます。 次に、補正予算書、14ページ、15ページ下段の総合運動公園管理事業の施設改修の件でございます。 今回の改修の内容につきましては、ぐるる宮代のプールの事務所前の廊下の床の張り替え工事を予定しております。現在、この箇所につきましては、経年劣化で床面の支障が出ているという状況でございまして、新型コロナウイルス感染対策を徹底するために清掃が重要になるんですけれども、現状、床下が腐食をしているという状況の中で、清掃がしにくい状況となっております。 今回、床の張り替えを行うとともに、抗菌仕様のシートに張り替えることで、拭き取りなど清掃がしやすくなり、感染対策に結びつくものを実施したいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 町長。
◎町長(新井康之君) それでは、ワクチン接種に関してにつきまして、私のほうからご説明させていただきます。 実は、今日、議会終了後にワクチン接種の供給スケジュール並びに宮代町での接種のスケジュールについてご報告をさせていただこうと思っておりましたが、ご質問をいただきましたので、先に、ご質問の回答という形でご報告をさせていただきます。 まず、ワクチンの供給でございますが、埼玉県は4月5日の週から開始が始まります。といいましても、ただ4月5日の週には埼玉県全体で2箱しか来ません。その1箱が約1,000人分でございます。その後、毎週のように入ってくるわけですが、その翌週からは10箱ずつ埼玉県に入るということでございまして、4月26日の週になりますと、各市町村に1箱ずつ入ってくる予定でございます。その後、連休明けからは、一応予定通りに入ってくるという報告でございます。 各、最初に入ってきました10箱などの配分先につきましては、後でまた資料でご提示させていただきたいと思います。そんな関係でございますので、宮代町には4月26日の週に、初めてワクチンが分配されます。そこから接種が始まるわけですが、まず、最初1,000人分しかないということもございますので、また、4月26日ですと連休前でございまして、何人か接種した後に、もし副反応等でということが心配もございますので、ゴールデンウイーク中に医療機関が休みということもございますので、ゴールデンウイークを明けた5月6日からスタートを開始できればなということで、今準備を進めさせていただいております。 進修館の会場とぐるる宮代の会場と同時にスタートするのかというご質問ですが、それは同じように、スタートを同時にさせていきたいというふうに考えています。 町の高齢者の数でございますが、65歳以上の方が1万1,000人、高齢者以外の方が、16歳から64歳が1万9,000人で合計3万人、2回の接種でございますので、6万回の接種を予定してございます。 5月から始めまして、一応、計算上は順調に薬が入ってくれば11月いっぱい、または年内ぐらいに終了する予定でスケジュールを立ててございます。 地域での接種の差があるかということでございますが、2か所を同時に開設して集団接種からスタートいたしますが、予約につきましてはコールセンターもしくはウェブ上で、またはLINEでも申し込めるようになりますので、それぞれ接種をしたい方が、接種をしたい場所を選択していただいて、時間等も自分の都合の時間で予約をしていただくという形になります。ですので、1回目をぐるる宮代の午前中、2回目もぐるる宮代とか、2回目は都合で進修館でとかということも可能でございます。 1回目の接種が終わりますと、2回目の接種は、一応3週間後を予定しております。3週間後ですので、5月6日からスタートしますと、3週間たちますと、そこから先は1回目の方と2回目の方が同じ会場で接種をしていくという形になります。 接種券の発送でございますが、4月中旬、今のところは4月19日を予定してございます。 2回目以降のワクチンはいつ入るのかというご質問がありましたが、一応、4月26日の週に1箱来ますが、5月3日の週以降、必ず毎週のように、1箱、2箱と入ってくる。それは、そこから先は予約の状況を見て、配分をしていくということでございますので、宮代町がずっと予約でいっぱいになってくれば、それに見合った数を配送するという予定になってございます。 参考ですが、2か所で接種をしまして、5月中に4,800回分、6月以降は1万回規模での接種を予定してございます。 接種を受ける方が、様々な不安があろうかということでございまして、その不安をどう取り除くかということでございますが、町の広報、その他接種券上にも、いろいろな形で薬の特徴等を町民の方に詳細に説明をしていきたいというふうに思っています。また、コールセンターもオープンしますので、簡単なものであれば、宮代町が開設したコールセンター、そして病気のこと、またワクチンに対してもっと深く知りたいということであれば、埼玉県が開設したコールセンターのほうに連絡を取れるように、そのどちらも電話番号を記載したものを、町民の方に分かりやすいようにお知らせしていきたいというふうに考えております。 あと、今のところ、宮代町の医師会の先生との調整でございますが、集団接種がスタートしまして、2か月ないし3か月ぐらいたちまして先生方も慣れてきましたら、個別接種いわゆるかかりつけの医療機関での接種も始めていこうということで予定を組ませていただいております。 1日当たりの接種回数で、先ほど月単位で1万回レベルで打っていきたいということでございますが、1日当たりの接種回数で言った場合には、進修館の会場が大体190人程度、総合運動公園ぐるる宮代のほうでは250人ちょっとを予定してございます。どちらも週5日間で、土日、どちらか必ず1回、土日も接種できるようにしたいというふうに考えています。1週間当たりの接種回数でいきますと、進修館が950から960ぐらい、総合運動公園が1,300件ぐらいの回数をこなしていきたいなというふうに考えております。 一会場当たりのスタッフでございますが、医師が2名、看護師が6名、その他誘導員、または問診票の記入の指導等々で15人ぐらいは予定をしてございます。 予算をほかにも使えるのではなかったのかと、ありがとう券のことを絡めてというご質問ではございますが、今回、ありがとう券を使うのは、
新型コロナウイルス感染症対策に特化しました、国のほうから頂きます地方創生臨時交付金を活用していきます。ですので、あくまでも新型コロナウイルスワクチンの接種の向上、または感染症対策に使うためのお金でございますので、それを利用させていただくということでご理解をいただきたいと思います。 あと、あくまでも商品券は差し上げるといいましても、集団接種または個別接種に一人でも多くの方に参加していただきたいということで、接種をした方々に対するお礼といいますか、ありがとうという意味を込めてのものでございますので、ワクチン接種の向上というのが第一の目的でございますので、その辺はご理解いただきたいと思います。 あと、町のコールセンターですが、今のところ4月1日から開所できるように準備を進めているところでございます。 一応、ご質問いただいたのは以上かと思いますので、以上でございます。
○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。
◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 それでは、再質問させていただきたいと思います。 まず、歳入の件については、今回の地方創生臨時交付金と
新型コロナウイルス感染症対策の補正予算ということで、今回だけじゃなくて、これまでの補正も含めてということで、これは理解しました。そのとおりだと思います。 それで、歳出の関係ですが、予算書の8、9ページの企画費の関係ですが、これにつきましては、職員の食堂ということで了解します。民生費の社会福祉事業の関係ですが、宮代版フードドライブ、この宮代版というのは、要は宮代町内で循環させていくんだと、宮代の町内から、いろいろ食事・食材を供給して、それを提供していくということで理解します。 このフードドライブとフードパントリー、どう違うんでしょうかね。両方とも寄附してもらうんだと思うんですけれども違いと、それから宮代版というんですけれども、これは宮代だけですか、先ほど聞いた答弁では、これはどこでも同じなのかなというふうに思いますけれども、あえて宮代版と言われるから、何か特徴があるのかなというふうに思ったんですけれども、その点でもう一度確認させていただきたいと思います。委託先は分かりました。 それから、同じ高齢者施設等感染症対策事業で、PCR検査委託料なんですけれども、これは補正でありますけれども、なるべく早くというふうに思うんですけれども、念のためにもう一度、早くやっていただきたいと思うんですが。それから、これは1回限りですよね。理想を言えば、週に1回あるいは週に2回とかありますけれども、そういった点では1回きりとした理由ですね。その点、お尋ねをしたいと思います。 それから、10ページ、11ページの子供の見守り強化事業です。委託先は2か所ということで理解します。たしかに、コロナ禍の中で子供たちも本当に家の中で閉じ込められ、閉じ込めると言うと、ちょっと言葉に語弊がありますけれども、やはりそういう環境の下で子供たちの見守り事業というのは本当に大事だと思うんですけれども、今回の民生費国庫補助金の関係で予算化されているんですけれども、これについては、これで終わりなんでしょうか。今後についての考え方についてもお尋ねしたいと思います。 それから、教育費の小学校校舎等改修工事のトイレの改修の関係ですが、考え方は分かりました。これについてはやはり今回、低学年の各校それぞれ1,000万ずつということで、さらにということもあるんですけれども、計画的に進めていきたいということなんですけれども、これは、今回、国の第3次地方創生臨時交付金、これで実施されるわけなんですけれども、こういう財源というのはこれからなくなっていくわけなんで、そういった点では計画的に進めていきたいということなんですけれども、どういうふうにやられていくのか、予算が、財源があればということなのか、計画的にですから、そういう財源を求めて進めていくのか、その点についてもお願いをしたいと思います。 ぐるる宮代のプールの床の関係につきましては、分かりました。 それから、12ページ、13ページの新型コロナウイルスワクチン接種事業の関係で確認をさせていただきたいと思います。 新型コロナウイルスワクチン、宮代町に供給されるのが4月26日と、配分されるワクチンは1箱で2回接種分なので、これは1,000人分でいいのか。 それから、そうしますと、この接種のスケジュールなんですけれども、1回目が5月6日と先ほど言いましたけれども、土日を考えているということだとすると、具体的には5月8日なんでしょうか。それで、1回目の接種、これは5月6日だけで、たとえ進修館、ぐるる宮代で同時にやるとしてもこれはできるのか、それとも5月8日なのか6日かちょっと確認したいんですけれども、次の週に連休を越してということなんで、次の週もやっていくのかどうか、具体的にお示し願いたいと思います。 それから、2回目の接種は、そうすると5月の終わりなのか、6月に向けてやられるのか。先ほど、議会が終わってから議員の皆さんに説明というんですけれども、それはおかしいでしょう、町長。そういう資料があれば、先に示すべきでしょう。話が本当にもう聞かないと言ってもらえないから聞いているんですけれども、そういう資料があるんだったら聞かなくても済むところもあるんでね、議員に配付したらどうですか。終わってから何か配付しようという、先ほどの説明がありましたけれども、いや逆さまでしょう。これは、町民の皆さんにワクチン接種をやっていただくのに、どういうふうにやるかという、それを示したものを配ろうとしているんでしょう。その審議が今なんだから、終わってから配ったんじゃ遅いですよ。そういう資料があるんだったら配ったらどうでしょうか。ちょっとそのことを。ですから、ちょっとすみませんね、質問もこういうふうにしか聞けないもんですから、お願いしたいと。 それから、先ほど、町民3万人ということで、高齢者が1万1,000人、それ以外は1万9,000人ということなんですけれども、町民は3万4,000人弱ですよね、ほかの方たちについてはどういうふうに見込んでいるんでしょうか。その点についてもお尋ねします。 それから、ありがとう券の交付についてなんですけれども、質問は3回しかできませんので伺いたいんですけれども、実は、私、このありがとう券というのは、どこかほかの自治体のこういう計画があるところを、あっこれだと思って、そういう今回みたいなありがとう券やっている自治体はあるんでしょうか。何かそういうところの進んだ自治体を参考にして、うちもやろうというふうになったんでしょうか、その辺の、ありがとう券の採用ですよね、企画というか、どうしてできたのか。その辺の経過についてもお尋ねしたくなりますので、お願いしたいと。 私、この件については、先ほども言いましたけれども、それはありがとう券もらえるんだったら頂くということに、それは町民は頂けるもんだったら頂ける、でも町民の中には、先ほども言ったように、何か要求出すとすぐ予算がないとか、予算がありませんのでということで却下されて、そういうことがあるんであれば、そういうところに、本当に必要なところに予算を使うべきだと、私らは、それが欲しくてやっているわけではないしと、そういう声も聞こえてくるんですよ。いやそれはありがたいという方も、それはテレビでそういうふうに言っている方もいたというふうな話も聞きましたが、私に届く声というのは、そういう逆に、何でこういう新型コロナウイルスワクチンを受けるのにこういうふうな予算をつけるんだろうか。前段の議員じゃないですけれども、そういう気持ちがあるんだったら、これ何も1回1,000円、2,000円分でなくても、その4分の1でも、5分の1でも気持ちだから、それでいいんじゃないかなというふうに思いますよ、その点いかがなもんか。 それと、先ほど来から出ているように、不公平感がありますよね。やはり、副作用がどうなるのか、それから通常の疾患に対応できるのかどうか、不安がいっぱいあるんですよ。そういう中で、答弁ではそういう方、個々に聞いてというんですけれども、基本的には受けた人が、やっぱりありがとう券頂けるんでしょう。そうすると、どうしても不公平感が拭えない、そういう感じがするんですけれども、そこははっきりしていただきたいと思うんですけれども。これは、自治体の裁量で予算を組んだと言いますけれども、その点では、私、ほかの自治体のことは言いたくはありませんけれども、やはり杉戸なんかどういうふうにしているんですかと、うちの議員にも聞いたんですよ。そうしたら、介護事業所の職員に対するPCR検査の拡充、これは通所介護や訪問介護などに従事している町内事業所、これは県が検査を実施する入所施設を除くということで、対象は400人を予定して、予算額は395万円と、それから、ここが違うところなんですけれども、町内循環バスの運行日を拡大すると、新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場等への交通の便を図るために、土日等にも町の巡回バスを運行して、高齢者がワクチン接種で乗車する場合は無料だと、これに予算が1,000万円なんだと。 それから、ワクチンの集団接種会場までのタクシー代も補助すると、これは障がい者や要介護者など約3,300人が対象で、1回500円掛ける往復ですよね1回で、それと2回接種するから予算額は660万円と、それと町内の中小業者に5万円の支援金を支給と、これは今年の1、2月に売上げが前年度同月比で5%以上減少した町内事業者に5万円の支援金を支給すると、予算額は900社分で4,500万円と。こういうふうに使うんであれば、先ほど来、答弁であった
新型コロナウイルス感染症収束するために実施するんだ、そういうふうに分かるんですけれども、宮代町の場合、接種を受けてもらうための、これも収束するためにと言っているんですけれども、一つのきっかけになればというふうにおっしゃっていますね。一人でも多くの方に接種してほしいと思うから、お礼、ありがとうの気持ちだと、そういうふうに答弁していましたね。だったら、私は、やはり6,500万円の予算を使うんですよ、だったら、やはりこういうところに使うべきだな、そういう点では、ほかの自治体はほかの自治体の考えがありますから結構だというのはあるんですけれども、やはりこういう話を聞くと、これはもっともじゃないかなというふうに思うんですけれども。 先ほども質問したように、やっぱりこういうほかの自治体もどういうことをやるのかという、やはり予算づけする場合、いろんな情報を聞くわけですよね、そういうのを聞いて予算化すると思うんですけれども、そういう点では、こういった話は参考になりませんか。私は参考になると思うんですけれども、その辺も踏まえて答弁をお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 福祉課長。
◎福祉課長(吉永吉正君) それでは、民生費の社会福祉事業のご質問について答弁させていただきます。 まず、1点目、フードドライブとフードパントリーの違いでございますが、食材、食品を集めまして困っている方にお配りするという一連の流れがございますが、まず、フードドライブという部分が家庭や事業所から余っている食料、食材を寄附いただく、集める、この行為をフードドライブというふうに呼ばれております。これは、埼玉県庁でもフードドライブということに取り組んでいるというふうに新聞報道で拝見したことがございます。まずは、食材を集めるという部分、これがフードドライブになります。 集まった食材を、いろんなところからさらに集めて、それを蓄える団体があるんですが、これはNPO法人などでフードバンク、埼玉ではNPO法人フードバンク埼玉というのが有名な大きな団体で活動されているんですが、これはフードドライブで方々で集まった食材を1か所に集めて、これをまた福祉団体などに配ると、そういう活動をしている、これがフードバンクという団体でございます。 最後に、困っている方に、実際にお一人ずつ配る、無料配布するという、この活動がフードパントリーという部分です。 ですので、大きく一連の流れではあるんですけれども、フードドライブで集めて、それを再配分する団体がフードバンク、一番最後に個人に差し上げる活動、これをフードパントリーというふうに呼ばれております。これが言葉の違いでございます。 それから、宮代版の特徴でございますが、これは宮代だけのことかというご質問でございました。これは、規模の大きな活動の場合には、ただいま申しましたように、部分部分で分業といいますか、それ専門に行われているようでございます、規模の大きなところでは。規模の小さな取組であれば、これから私どもがやろうとしているように、集めてそれを配るという取組もあるかも分かりませんけれども、ちょっとこれが宮代だけなのか、あるいは宮代以外でもやられているのかというのは、少しちょっと調べてございませんので、何とも申せませんけれども、ただ、これから宮代町がやろうとしておりますことは、どこかの取組をそっくりまねさせていただくというものではありませんで、町内でありがたく頂いてきた食材を、また有効に使わせていただいて、町内の方に差し上げるということで、町の中で循環する仕組みというふうに考えたものですから、宮代版というふうに名づけさせていただいたものでございます。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(小島修君) それでは、私からはPCR検査に関するご質問についてお答え申し上げます。 議員ご指摘のとおり、PCR検査につきましては、なるべく早い時期に実施すべきだというふうに考えております。ただ、高齢者施設を対象とした県のPCR検査が本年1月から2月にかけて実施をされております。その際の対象となる市町村には宮代町は含まれておりませんでした。そのときは、お隣の春日部市と久喜市が対象地域ということで指定をされておりまして、そのいわゆる間にある宮代町は対象外となっておりました。これについては、陽性者の確認数の数字あるいは10万人当たりの人数、こういった要件に宮代町は当てはまらなかったということで漏れてしまったわけでございます。 その時期に、宮代町でも埼玉県と同様のPCR検査を、高齢者施設の職員を対象に実施する必要があるというふうに判断をいたしまして、当初予算には間に合いませんでしたので、今般の令和3年度第1号補正に予算を計上するということで判断をしたところでございます。 その後、2月になりまして、国のほうから高齢者施設における検査の徹底といった要請が入りまして、埼玉県におきましては、この3月に、1月、2月以外の市町村にある高齢者施設も含めてPCR検査を実施するといったことで、現在、県では取り組んでいると。県でも、今年度については1回実施をするというような判断をされたところでございまして、令和3年度になりまして、実施するかどうか不透明な部分もございますけれども、町としましては、新年度1回、まずはやるということで判断をしたところでございます。 時期としましては、なるべく早い時期でと考えておりますけれども、職員と人の動きが激しくなる頃合いを見計らって、適切な時期に実施できればというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。
◎子育て支援課長(小暮正代君) それでは、子供の見守り強化事業の今後につきまして、ご答弁をさせていただきます。 私どもも、この当該事業を実施するに当たりまして、今後のやっぱり見通しということも含めて検討しておったところでございますが、まず、補助金の継続につきまして、また、再採択はされるのかということも含めまして、県のほうにご相談をし、また国にも確認を取らせていただきましたが、現段階ではまだ見通しが立たないというようなご回答でございました。しかしながら、私どもは、やはり今コロナ禍にあって当該事業の必要性というものは非常に高いと判断させていただきまして、令和3年度補正で実施させていただくことといたしました。 今後でございますけれども、来年度の事業の効果等を見極めながら、今後の方策等も含めて判断してまいりたいと存じます。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 教育推進課長。
◎教育推進課長(大場崇明君) 補正予算書12ページ、13ページの小学校校舎の改修等の工事に関連しまして、トイレの改修について今後どのように実施していくのか、また、財源はどう確保していくのかという点についてお答え申し上げます。 今年度は、議員ご指摘のとおり、交付金の活用をさせていただいたものでございますが、今後その交付金が約束されているものではないということについては理解をしているところでございます。さらに事業を進めるためには、財源の確保が重要ということとともに、計画的な取組が重要になっていくというふうに考えております。 そのため、令和3年度におきましては、個別施設計画をまず策定をさせていただきたいというふうに考えております。文科省は、この計画の策定が、国庫補助のための採択のための前提条件だというふうに言っておりますので、まず、この計画を策定することによって、財源確保のための土俵に上がる必要があるというふうに考えております。 財源確保が事業実施のための必要条件でありますので、教育委員会としては財源をしっかり確保する見通しを明確にした上で、本取組を進めていきたいというのが基本的な考え方でございます。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 町長。
◎町長(新井康之君) それでは、ワクチン接種に関して幾つか再質問をいただいておりますので、お答え申し上げます。 まず、ワクチンのスタート時期ですが、先ほどお話しましたように、5月6日でございます。6日を予定してございます。その後、土日も含めて接種を進めていきますので、8日がスタートではなくて、予定は5月6日からスタートというふうに考えております。 1日何人程度かということでございますが、計画では450人程度できればなというふうに考えておりますが、その先はワクチンの入り次第で、少しずつ割り振りをしていきたいというふうに思っています。次の週もやるのかということでございますので、5月6日からスタートして、毎週続けていくというふうに考えております。 2回目はいつからかということでございますので、5月6日に接種をした方は、3週間後ですので5月27、もしくは28日、その辺が2回目の接種のスタート時期かなというふうに考えております。 3万人以外の町民はどうするのかということでございますが、今まだ子供たちへの接種については認可が下りていませんので、16歳以上と予定しております。海外では、中学生などの臨床が始まっているようでございますけれども、日本ではまだ16歳以上ということでございますので、宮代町は3万人ということになります。 スケジュールについて、なぜ議会、この審議前に配らなかったのかというご質問でございますが、ワクチン接種に関するご審議でございますが、それは先日ご議決いただきました専決処分でやらせていただいた内容でございます。その際に、まだこれからドクターまたは国のほうとの折衝がございますので、詳細は決まっておりませんが、その仕事をやらせていただきたいということで、専決処分をさせていただきました。その際に、議会の最終日頃には大体煮詰まってくると思いますので、ご報告をさせていただきますというのが、今日のご報告させていただこうと思っておりました新型コロナウイルスワクチンの接種実施計画を、この後、説明をさせていただきたいというふうに思っています。 ありがとう券の経過でございますが、日本全国似たようなことをやっている市町村、ありがとう券のようなものを配っている市町村はあるかということでございますが、私どもが計画をしたときには、なかったんではないかというふうに思っています。逆に、マスコミ等に取り上げられたことを受けまして、幾つか市町村からどのようにやっていくのか、また当町でもやりたいので、やり方を教えてくれというご連絡をいただいているのは事実でございます。 ありがとう券を配ろうかというふうになった経緯でございますけれども、何としてでも多くの方に接種していただきたいということ、それとヒントとしては、献血をしますといろんな記念品をお配りしています。また、ヨーロッパのほうでは接種をした方々に焼きたてのピザを配っていたりとか、アメリカのほうでも同じようなことをしているニュースが流れておりますので、物でつるというわけではありませんが、お礼という意味では商品券を配るというのもあり、またそれが町内で使えるものということでありますので、町内の経済対策にもつながっていきますので、よろしいのではないかというふうに判断をさせていただきました。 あと、タクシーやバス、杉戸町等の比較しているのか、比較と言うとちょっと違うと思いますけれども、参考にしているのかということでございますが、今回、第1期、第2期、第3期というふうに補正予算が組まれてきました。それぞれ各市町村ごとに、オリジナルのアイデアでいろんなものを、
新型コロナウイルス感染症対策をしてきたわけですが、例えば、杉戸町は、1回目のときに、もう既に秋のプレミアム商品券を採択してございます。宮代町は2期目でそれをやっております。そういう意味では、それぞれの市町村でやる時期が違いますし、宮代町は、逆に、1回目のときに中小企業者の方で売上げが落ちた方々へ10万円を支援するということでご議決いただいておりまして、それをずっと秋口からまだ今も続いております。そういう形でございますので、またこれから生まれてくる赤ちゃんに対しても、宮代町はたしか2期目で、早目にご議決いただいたわけですけれども、杉戸町は、今回の第3期で赤ちゃん方に遡ってお配りするというようなことになっています。 ですから、どちらの市町村におかれましても、あくまでも
新型コロナウイルス感染症対策で使うということでございますので、中身は非常に似てくるかとは思いますが、その時期はそれぞれの市町村によって違ってくるかなというふうに考えています。決して、隣町でやって、宮代町でやっていないというようなことはないのではないかなというふうに考えています。 今、宮代町では、中小企業の方々に新たなアイデアで、これからまたお店を拡充していこうという資材等の提供であるとか、こういう
新型コロナウイルス感染症対策のパネルであるとか、空気清浄機であるとか、そういう資機材の提供も今始まっておりまして、各お店に広がっている状態でございます。また、新たな借入れを起こした中小企業者に対しても支援金を出すとか、いろいろ工夫をしてございますので、決して隣町に劣るということはないというふうに考えております。 また、タクシー、バスの利用でございますが、杉戸町は、常日頃から土日のバス運行しておりませんでしたので、多分この
新型コロナウイルス感染症に際して、臨時のバスを出すのかなというふうに見ておりますが、宮代町の場合は、土日もバス運行しておりますので、ワクチン接種に行くのにご利用いただけるかなというふうに思っていますし、4月からは新しい、宮代のオンデマンド型のタクシー事業も始まりますので、そのタクシーを活用してでのワクチン接種も十分可能じゃないかなと、相乗りで皆さんでお越しいただけけるといいのではないかなというふうに考えているところでございます。 そういう意味では、決して、我々も物事を企画していくときに、ほかの市町村の状況、または似たような内容については、きちんと精査をしてございますので、ご理解をいただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。
◆2番(丸藤栄一君) 議席2番の丸藤でございます。 それでは、再々質問させていただきます。 今回のワクチン接種について以外は分かりました。ワクチン接種とありがとう券について、質問させていただきます。 先ほどから私は言っているんですけれども、ありがとう券の交付、町民はもっと必要なところに予算を使うべきではないか、これはもっともだと思うんです。それに対して答えていないんですけれども。町長のところには、いやもう今回のワクチン接種を受けて、本当にありがとう券、本当にありがとうという方もいらっしゃるでしょう、それはね。それはそれでいいと思うんですけれども、そういう声は。先ほど言った声が多いんですよ、私はもっともだなと思っているんですけれども。今回は、
新型コロナウイルス感染症への対応と言いながらも、実際、今回こういったトイレの改修にも使われているし、別にいいんですよ使っても、なるべく
新型コロナウイルス感染症収束するための予算化ということで、みんな苦労していると思うんですけれども、そういった点では、ですから、ありがとう券を本当にお礼とか、そういった気持ちで、先ほど何て言いました、物でつるというわけではないがとおっしゃっていましたけれども、そういうふうに見られないんでしょうか。 私は、今回の補正予算の会派別のときにも、今回、残念ながら町長選がなければ、こういうこともあり得るかもしれないけれども、たまたまかもしれませんけれども、町長選があるときに、こういうふうにありがとう券が交付されたら、やっぱりもらう方は、私は言いませんけれども、言っている方いるんですよ、そういうわけではなくても、そういうふうに取られる可能性はあると思いますよ。今までこういうことはないのに、こういう形でやると。やはり税金は生き物です。交付金だって、幾らでも来るわけではないですから、やっぱり大事なところに使うというのは普通じゃないでしょうか。 だから、私は何もありがとう券をやめろと言いませんよ、でもね、気持ちが伝わればいいんであれば、予算を縮小してほかに使うべきだというふうに言っているわけですよ。例えば、PCR検査だってその通りですよね、国で1回しかやらない。しかも、高齢者施設ももちろん大事だと思うし、それから障がい者、それから保育所、学校と、いろいろ対象者はいっぱいいますよね。ですから、こういうのができないかと言ったときに、一般質問の、今回ではありませんけれども、答弁の中に、これ全部やると八千何百万も必要ですよ、だからとてもできないと言いながら、6,500万円ですよ今回。やはり、町民は言いますよ。これは通っちゃったんですねと、それはこれからですよと言っても、これだけマスコミで、テレビ等でもやられて、もう通っちゃったんだと思っているんですよ。どうしたんだろう議会はと言われるんですよ。そういう声はないんでしょうか。最後ですので、お尋ねしたいですね。 それから、町長は、これでもうよしとして補正予算出しています。ですから、ここでこういう質疑して、おいそれというふうに予算は減額したりしませんよね。そういう声は、私らに聞こえるんですよ。でも、前段の議員も言っていましたよね。やはりそういう声に耳を傾けるべきではないんでしょうか。最後ですので、明確にお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。
◎町長(新井康之君) それでは、ワクチン接種とありがとう券についてご説明をさせていただきます。 まず、もっと有効的に使い道があったのではないかということで、学校のトイレのことが例に出ましたので、トイレについて説明させていただきますが、トイレを例に取りますと、なぜ今回、ワクチン接種の補助金を使って、低学年のトイレを直すのかというところがポイントでございます。やっぱり、小学校1年生、2年生、低学年の子は、自分で一生懸命、清潔にしたつもりでも不衛生になってしまうことも多々ございますし、仮に、トイレも今、感染の拡大の場所としてなっておりますので、そこを衛生的な近代的なトイレに直していくということは必要であろうと、またそれを
新型コロナウイルス感染症の補助金を使って対応するのがもっともだろうというふうに考えております。 また、逆にそこを2年生、3年生、4年生、5年生と全部広げていってしまいますと、宮代町の学校環境の対応と
新型コロナウイルス感染症の対応、いわゆる補助金の一線というところが見えなくなってきますので、その辺はきちんと、県・国等と協議ができる範囲の中での対応であるということをご理解いただきたいと思っております。 また、ありがとう券を使うに当たりましては、先ほどヒントとしては赤十字の献血のお話をさせていただきましたけれども、お配りをして一人でも多くの方にしていただきたいという思いが本当に強いもんですから、今、
新型コロナウイルス感染症の感染者が平均で1人2.5人に感染させてしまうということも出ております。それらが感染を防ぐには6割強の方が接種をして、免疫的なことの対処も必要だというふうなことも言われております。それが全部確立されたものではございませんが、そういう意味では、6割以上の方々に宮代町の町民に打っていただいて、宮代町からでも早く収束宣言ができるような形、町単位ではできませんけれども、そういう希望を持っておりますので、そこに私の町長選挙のPRの場として使ったのではないかというご意見があるとすれば、私としては非常に残念であり、非常に悲しい話だと思います。町民のためにと思ってやっている計画をさせている職員もかわいそうかなというふうに思いますので、ご理解いただきたいと思います。 そういう意味では、先を見詰めて、収束に向かっての今回は計画でございますので、十分にご理解をいただければ本当にありがたいと思います。 以上でございます。
◆2番(丸藤栄一君) 先ほどからね……
○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。
△休憩 午後2時02分
△再開 午後2時03分
○議長(田島正徳君) 再開します。
◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 今、お答えをしたつもりでございますが、もしそれでも不十分だということでございますれば、あくまでも、今回
新型コロナウイルス感染症対策の補正予算でございますので、
新型コロナウイルス感染症対策の中で必要なところはどこかというのは、今、やっぱり先を見据えた場所にお金をきちんとつぎ込んでいきたいというふうに思っています。 ただ、通常の、日々のいわゆる一般会計の中でのお金の配分の仕方と一緒に考えていくとすれば、たしかにお金がないから、もう1、2年待ってほしいとかというものは多々あろうかとは思いますが、今回はあくまでも
新型コロナウイルス感染症対策の一環で、その部分でご回答とさせていただきます。一般会計のほうの通常の予算のほうでも、できるだけ町民の方の要望に合った、ニーズに合った予算組みは努力していきたいというふうに思っていますので、ご理解いただきたいと思います。 以上です。
○議長(田島正徳君) ここで休憩いたします。
△休憩 午後2時04分
△再開 午後2時20分
○議長(田島正徳君) 再開いたします。 ほかに質疑はありませんか。 合川泰治議員。
◆11番(合川泰治君) 11番の合川です。 質問させていただきます。大きく3点でございます。 まず、1点目なんですけれども、ありがとう券をワクチン接種の際に配布するということは、もうお話のとおりなんですが、最初に何枚ぐらい印刷を行うのかというところをお伺いいたします。というのも、全部で3万掛ける2回ということで6万枚がマックスだとは思うんですけれども、ただ、ワクチン接種も100%というのはさすがにないのかなというふうに思いますので、あとは余ったありがとう券はどこへ行ってしまうのかという点がまず1点です。 もう1点目が、LINEの申込みなどということで、予約受付しますというお話なんですけれども、報道のとおり、LINEが中国に関連する子会社のほうに情報が流れるということで、いろんなLINEのサービスを行っていた自治体が、サービスを休止したり今している状況の中で、当町のLINEでの取組というのはその辺等は何も関係ないのか、大丈夫なのか、その辺の考え方をお伺いいたします。 あと、最後になりますが、ワクチン接種を不安からあえて受けない人への対応というのは、どうなりますかという点をお伺いしたいと思います。教育委員会なんかでも、ストップコロナ差別ということでトートバックなんか作ったりして、やっていましたけれども、なんで受けないんだよというような不当な差別を受けないように、そういったあえて受けない人への対応というのは、何か考えていることがあるのかお伺いをいたします。 以上です。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(小島修君) お答え申し上げます。 ありがとう券についての印刷の計画等といったお尋ねかと存じます。最終的には、3万人全員が接種するという大きな目標を町としては立てておりまして、そこに向けていろいろワクチン接種事業を進めていくということになりますが、商工会との調整にもなりますけれども、5月で4,800回の接種を見込んでおります。 また、6月以降は1万回の接種といった、月ごとにおおむねこういったペースで接種が可能ではないかというふうに考えておりまして、具体的に6万回分12万枚のありがとう券を一気に印刷をかけますと、商工会のほうで受け入れられるかどうか、また、最終的に残った場合、これの対応についても課題がありますので、接種状況に応じて、商工会とある程度まとまった数での印刷というものを、調整をしながら進めてまいりたいというふうに考えております。 また、5月から接種を開始したとしても、印刷がその時点で最初の分間に合うかどうかというのは、また商工会とさらに今後詰めていく必要があろうかと思います。なかなか間に合わないといった場合につきましては、商工会のほうに手持ちであるようなものを最初に購入をさせていただくということで対応してまいりたいというふうに考えております。 次に、接種の予約の申込みに当たりましては、電話申込みのほかにウェブ予約、さらには議員ご指摘のLINEでの予約ということで、今若い方に限らず高齢の方でもLINEを使用されている方が多くいらっしゃるということも考えまして、LINEでの申込みも今回できるように設定をさせていただいております。その後、ご指摘のとおり、国のほうから個人情報の漏えいにつながるというような心配が指摘されております。担当レベルでも、このLINEによる申込みについて本当に大丈夫かどうか、それこそ今日現在でも結論は出ていません。また、埼玉県からもLINEの使用、LINEによる申込みについて行わないような指示は今日現在まだ届いておりませんが、報道等を通じて見ますと、総務省なり、あるいは千葉県とかそういったところで具体的に、埼玉県もたしかそうだったと思いますが、個人情報を用いたいろんな予約申込み、そういったところを一時停止するといった報道もされておりますので、町としましてもその辺の情報、国や県の指示、こういったものに従って、LINEの使用について最終的に決定をしていきたいというふうに考えております。 その決定の時期でございますが、接種券を4月の中旬以降発送します。その時点で、町のほうでのコールセンターを設置する予定でおりますので、そこまでにLINEでの申込みが可能かどうか、しっかりと検討をしてまいりたいというふうに考えております。 また、ワクチン接種を受けない人への対応でございますが、これは医療的な理由により受けられない方については常日頃から感染予防対策を講じていただくということで、引き続き呼びかけを図ってまいりたいというふうに考えております。また、意思を持って受けないという方もいらっしゃるかと思いますので、その点についても、これまで同様の感染予防対策を講じていただければというふうに考えております。 数多くの方がワクチン接種をすることによって、この
新型コロナウイルス感染症の発症を抑えること、こういった効果が得られる、これは確認されております。さらに、高齢者等で心配されております重症化、これも抑制されるといったことが確認されておりますが、いわゆる集団免疫、これについては一定期間、一定期間と言いましてもかなりの期間、時間を要するということで、訳あって受けられない人は、集団免疫が構築された暁には、そういった中で生活することによって感染症にかからない、そういった効果が得られるというふうには考えておりますけれども、現時点では、集団免疫が構築されるというようなことがまだ確認はされていないと、ただそれを期待することはできるかなというふうに考えております。 いずれにしましても、接種できない方につきましては、ふだんからの感染対策、予防対策をしっかりと講じていただく必要がありますし、それに向けて町のほうもしっかりと呼びかけてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 合川泰治議員。
◆11番(合川泰治君) ありがとうございます。LINEの申込みからなんですけれども、LINEの申込みついては、まだ4月まで見極める時間があるので、その際に判断するということで理解はしたいと思います。 また、あえて受けない人への対応というのも、今の話で理解はできます。 ただ、1点なんですけれども、余ったありがとう券をどうするかというのがこのスケジュールが出ている中で、まだその辺も固まっていないというのはちょっと遅いような気もしますし、先ほど来からお話があるように、スケジュールもある程度出来上がったものがあるのに、この審議前に配れないという点については、少し考えていただきたいところもありますので、今後、その辺やっぱり配慮をしていただいて、対応をお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 西村茂久議員。
◆6番(西村茂久君) 議席6番、西村でございます。 確認のために質問をさせていただきます。ワクチンの接種とありがとう商品券について確認をしたいと思います。 まず、ワクチンの接種の関係ですけれども、これについては、町長が答弁の中でワクチン接種が切り札だと、これは集団免疫を狙って、それを勝ち取るという狙いだと思いますけれども、実際には問題が数多くあります。例えば、供給の問題であっても、あるいは効果の問題であっても、さらに変異株の問題があっても、それらに対する明確な方向が指し示されていないという中で、果たしてこういう言葉遣いができるのかどうか、町長にお伺いします。 2つ目は、3月中旬に発送する予定でした接種券と問診票について、まだ出されていないと思うんですけれども、これをいつ出される予定なのか、接種スケジュールをこの中に載せるのかどうかについてお伺いをしておきます。 それから、2番目には、ありがとう商品券ですけれども、今回は6,500万という大きな金額の支出が予算で提示されております。たしかに、
新型コロナウイルス感染症対策に特化されたもので、地域創生特別臨時交付金は出ているわけですけれども、果たしてこのありがとう商品券そのものが、本当に額として多くを占めるだけの価値があるのかどうか。答弁の中では、ワクチン接種をされた方に感謝の気持ちを示すものだということであるならば、もっと少額でもいいんじゃないですかね、それをほかに回せないんですかね。例えば、PCR検査なり、あるいは町が全体的に考えて、ここにもっと今回の交付金の使い道をやりたいと、やれる、やらなければならないという事業はないんですかね。そういうところに回していただきたいかなというふうに思いますが、その点いかがでしょうか。 このありがとう商品券が、全国に名をはせた段階で、これは多くの全国の自治体が目にしているわけですけれども、これはいい制度だということで、宮代町に追随するような自治体がどれだけあったのか、私は、把握しようとしても全然出てきませんでした。町のほうで把握しているとすれば、教えていただきたいと。他の自治体は、このありがとう商品券の、今回、宮代町が出したということに対して、本当にすばらしいというふうに考えているんでしょうか。その点についてお伺いをいたします。 それから、実際に接種できなかった人というのは、様々な事情によってやっぱり出てくると思うんです。そういう人たちについて検討するとは言っても、集団接種会場には行ったけれどもできなかったという人たちもいるだろうし、個別接種の中で、かかりつけ医から、やめておきなということでやめた人もいるだろうし、それらを全体的に把握するということが困難だという中で、果たしてこれ、どこまでそれをやることができるんでしょうかね。自信がおありなんでしょうか、検討するだけでは誰だって検討できるわけですから、この点についてお答えをしていただきたいと。 まず、それだけ質問をさせていただきます。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(小島修君) お答え申し上げます。 ワクチン接種に当たってのワクチンの供給については、ご承知かと存じますけれども、国のほうから適宜情報が流れております。こういった情報をまとめまして、町としましては、4月26日の週にワクチンがまずは1箱届くというふうに考えておりまして、それを基に5月6日から接種を始めるということで計画を立てております。 接種券につきましては、その開始日を決定した段階で、それより2週間程度前に接種券を発送するという予定でおります。これまでは、3月中に接種券を発送すると予定でおりましたが、それには、4月早々にワクチンが届いて、接種が開始できるといった当初のスケジュールでのお知らせでございました。 現在、新しい情報で町のホームページには、接種の日程、さらには接種券、クーポン券の発送時期について掲載をさせていただいておりますが、その中では、接種券については4月にお送りするというような形で掲載をさせていただいております。また、接種日が5月6日開始ということでございまして、改めて情報については更新をさせていただき、町民の皆様にもお知らせをしてまいりたいというふうに考えております。 また、ワクチンによる効果であったり、変異株への対応については、市町村レベルでなかなか詳細なお答え、的確なお答えはできかねるところでございますけれども、国のしかるべき機関から発せられた情報については、適宜ホームページ等を通じて町民の皆様にはお知らせしたいというふうに考えております。 また、今般、宮代町におきましては、感染症予防に向けた接種を受けた方については、ありがとう券をお渡しすることとさせていただく予定でございますけれども、他自治体からは二、三、問合せがあるのは事実でございます。具体的なお名前までは今現在、ちょっと手元の資料にはないものでお答えできかねるところでございますけれども、どのように渡すのか、あるいは商品券というのはどういったものなのか、そういった具体的なご質問が多かったところでございます。 本町におきましては、従来からございますご当地商品券、ありがとう券、これを活用させていただくということで問合せの自治体の方にお答えをしているところでございますけれども、そういったところでは、新たに商品券をつくらなきゃいけないというような状況もございまして、ご当地商品券、新たな発行については相当な時間を要するかなというふうなお話もございますので、なかなかハードルが高いというふうに考えております。 それから、接種できなかった方への把握でございますけれども、基本的にはかかりつけ医であったり、集団接種会場であったり、その場で発熱等があって、接種を見合わせた方については、また後日予約を取り直していただいて接種をしていただく、体調を整えて接種をしていただくということが可能かと思いますが、過去にアナフィラキシーショックの経験があるとか、そういった方については、問診の段階で接種を見合わせるといった問診の判断がございます。かかりつけ医でも同様でございますけれども、問診を受けますと、その時点で問診にかかる費用が発生し、町のほうにその分、請求が回ってきますので、どの方が問診で終わってしまったのか、問診ではじかれたのか、あるいは問診を通過して接種に至ったのか、そういったことは把握はできるというふうに考えております。 なかなか把握が難しいというのはそういった方々以外に、ご自身でそういったアナフィラキシーショックを過去に経験したことがあるので、今回は接種を見合わせるといった判断をされた方については、医療機関を通して町のほうに情報が流れてきませんので、そういった部分では把握が難しい。そういった方については、大変ご足労願うことになりますけれども、申告をしていただいて、私はこういった既往歴があるので見合わせましたといった申告をしていただくことによって、把握をしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 町長。
◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 ワクチンの接種につきましては、議員おっしゃるとおり、変異株であるとかアナフィラキシーショックの方であるとか、そういう課題も多々あろうかと思います。ただ、総体的に考えますと、受けないリスクのほうが高いというふうな判断をさせていただいております。また、これは日本全国のことでございまして、国からの指示で動いておりますので、来年の2月28日までには完了せよということでございますので、できるだけ早く町民の方々に接種を促していきたいと、結果、いわゆるワクチン接種を受けてかかりにくくなる、または重症化しにくくなるということでございますので、そうすることによってPCR検査の今度は必要がなくなってくるというふうにも考えられますので、そういう意味では、ワクチン接種を先行していきたいという思いでございます。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 西村茂久議員。
◆6番(西村茂久君) 西村です。 答弁の中で、16歳以上の町民に配られるその時期というのは、今、聞き漏らしちゃったのかな、それともお答えがなかったのかな。 それから、その際に、いわゆる接種スケジュール、これは接種スケジュールそのものが流動的なんで、やはり非常に技術的に難しいとは思いますけれども、今日、町長が後ほどまたやられるんだと思いますけれども、よく聞き取れなかったので、この接種スケジュールについても同封するということは、されるのかどうかというのはさっき聞いたんですけれども、お答えがありませんでしたのでお願いします。 それから、ありがとう商品券なんですけれども、これもともと、ありがとう商品券の案はどこから出たんでしょうかね。町長ですか、それとも職員ですか、あるいは商工会なんですか、その点、お答え願います。 ワクチン接種については、集団会場と個別ということで、集団会場での接種を先行するということになりますけれども、これなかなか初めてのことですので、スムーズにいくかどうか分かりません。しかしながら、やっぱり混乱は当然予想しておかないといけないと思いますけれども、どうなんでしょうか。 それと、これ再質問ですから、町長にお聞きしますけれども、先ほどの質問で出しましたありがとう商品券の関係で減額をするという、そういうお考えはありますか。減額した上で、それを必要な事業に回すという、そういうお考えはありますかどうか、そこのところは大変重要なところですので、確認をしておきたいというふうに思います。 以上です。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(小島修君) それでは、ワクチン接種のスケジュールにつきましてお答え申し上げます。 先ほどご答弁したとは存じますか、まず接種券につきましては、来月4月19日の週に発送をさせていただく予定でございます。接種券にはバーコードの入った接種券、これ国から示された様式でございますけれども、接種券のほか予診票、これは予診票は事前に同封して、ご自宅等で記入してしただくことによって、接種会場での時間短縮につなげていただくということで、事前に同封する予定でございます。 また、具体的な接種会場だとか、接種日、いつから始まるのか、こういった案内につきましてもこの接種券と併せて同封して、対象者のほうに、まずは高齢者になりますけれども、発送をしてまいりたいというふうに考えております。 ありがとう券の導入の発案ということでございますが、関係課とあるいは町長、副町長と協議した結果、町としてワクチン接種について十分なご理解をいただく、その上で接種していただいたことに対する感謝の気持ちを込めて、ありがとう券、既存のご当地商品券の活用、それによって地域の経済活性化につながるといったことで、町として決定をさせていただいたというところでございます。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 町長。
◎町長(新井康之君) それでは、減額についてご質問いただきましたので、お答え申し上げます。 今、令和3年度の第1次補正予算ということで新型コロナウイルスワクチン接種のありがとう券を含めた
新型コロナウイルス感染症対策全般をご提案させていただいて上程をしています。これはあくまでも提案でございますので、中身について見直しが必要であろうということであれば、これは議員の皆さんとの協議の中でのことでございますので、単純に減額ということではなくて、きちんと対応してまいりたいと思います。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 西村茂久議員。
◆6番(西村茂久君) 再々になります。終わりですね。 ちょっと今、町長がお話しいただいた中身をよく分からなかったんですけれども、これは補正予算案として出ているわけですよね、そうすると、我々としては、これに対してイエスかノーかを答えなければならないという、そういう局面ですよね。町長にそういうお考えがないとしたら、それを前提にしてのイエス・ノーということになります。お考えがあるとすれば、それを踏まえた対応の仕方ということになってこようかと思います。これは質問ではなくて私の考えです。仮に、町長が補足することがあればお話しいただければと思います。 ありがとう商品券については、庁内で町長含めて協議をされたということで了解をいたしました。 以上で私の質問は終わりますけれども、町長が何かお話があれば伺っておきます。
○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。
△休憩 午後2時51分
△再開 午後2時51分
○議長(田島正徳君) 再開いたします。 町長。
◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 あくまでも、執行部側としてこれが適切であろうということで予算を取りまとめて提案をさせていただいています。ですので、これでイエスかノーかでお願いをしたいというのも十分ありますが、議員の皆様方からそうではないだろうというご指摘、またはご提案をいただければ、その辺の調整というのは可能かというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 小河原正議員。
◆7番(小河原正君) 7番の小河原です。 実は、質問をやめようと思ったんですけれども、今、前段者の答弁によって、ちょっと聞きたくなったことがありましたので質問したいと思います。声が聞こえにくいので、大変申し訳ないんだけれども、声が割れてしまって大変聞きにくいと思いますが、実は、答弁者のほうもほとんど聞こえない、何言っているのかさっぱり。初めは聞こえるんだけれども、最後にはぐだぐだぐわぐわとやっているから、最後の声が全然通っていない人がいっぱいいるのね。聞こえないやと言っているんですよ、皆さん。答弁の最後がみんなぐちゃぐちゃと言って終わっているの。そういう何か自信のない答弁しているから、私はもう一回、声の通らない、悪い声だけれども質問したいと思います。3点いたします。 1点目は、前段者、前々段者が質問した内容で、5月6日からワクチン接種がスタートする、そのことはいいんですけれども、工程というか日程の1日の日割り、何か答弁でたしかはっきり聞こえなかったんだけれども、1日450人とかと聞こえたんだけれども、それを小学校時代のことを思い出して計算したら、1人2回接種すると2年かかるんだよね。休みがなくて、それでいいのかどうか。2年間かかるんですよ、1日450人やったとしても。そんなのんびりやっていていいのかどうか、これは小学生だって計算分かるよね。450が正しいかどうか、もう一回確認したいと思います。 2点目は、コールセンターの内容については前のかわら版で町民に配りました。これの作業については、読めば私もなるほどな、これは大変だなということは分かります。しかし、私が特に聞きたいのは、高齢者にいろいろお聞きすることはいっぱいあると思いますけれども、特に高齢者、前々段者が質問していた参加できない人、私はやっぱりこれが心配。特に、体1回壊してみるとよく分かります、参加できなかったらどうするのかと思って。誰しもこの
新型コロナウイルス感染症にかかりたくない、こういう気持ち、誰しも持っていると思います。そういう立場の人がどうしてもワクチンしたいんだけれども行けない。コールセンターに電話しても、相手はコールセンター電話等で取って答弁をするだけだと私は思います。それであっては、まずワクチン接種ができない。 先ほど、前段者の質問で、多分町長の答弁だと思いますけれども、来られない人は個人に10万円もらっているんじゃないかとか、あとは、4月以降は町のタクシー券が配布されると、こういう冷たい答弁したように聞こえたの。あれはこのためにもらったお金じゃないし、タクシー券も町の予算で決めたのは、この
新型コロナウイルス感染症対策で決めた内容じゃないと私は判断しています。もしそうであったら、町長、その答弁は取り消したほうがいいと思います。じゃ、国で10万円もらった人は、あんたら何でも言うことを聞けということになるわけね。もう1回ちょっとそのことを確認して、答弁に移る際、質問いたします。 3点目、西村議員が質問して最後の答弁、町長の予算の組み方の答弁、議会の要望何でも取り入れて変えていくような答弁、それが通るんだったら、今までの当初予算もみんな変えるべきだったんです、我々の要望を。そういうことはしないでおいて、都合のいいときだけ皆さんの意見を取り入れて変えますと、こういう予算、これからずっと生かすんですね。これいいことですよ、私は悪いとは言わない、全部これからやってもらえるね。そういう予算の組み方でいいんですね、これはいいことを聞いたと思った。これは新聞沙汰になると思う、宮代の予算、これからの予算は議会の提案によって幾らでも変えますという答弁、これはいいことですよ。当初予算までは通らなかった分はあるけれども、それは我慢する。これからは、今日からはその意見を十分私は取り入れて進めたいと思いますので、了解をしておいてもらいたいと思います。その3点を質問いたします。 以上です。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(小島修君) お答え申し上げます。 私からは、ワクチン接種の日程についてお答え申し上げます。ワクチン接種につきましては、町が今想定しております体制の中で、1日当たり進修館では192回、ぐるるでは265回の接種を見込んでおります。1週間に5日間、接種日を設定しようと考えております。月曜日は2会場ともお休みにさせていただいて、火曜から金曜日、それと土曜日、日曜日どちらか1日ずつ2会場で接種日を設定する予定でございます。これによって1週間当たりの接種回数は、進修館で960回、総合運動公園ぐるる宮代では1,320回、合わせまして2,280回が1週間に接種することが可能だというふうに考えております。一月当たりに換算しますと、9,100ないし9,200回の、一月当たりの接種が可能と考えております。 5月は1回目の方が中心になります。6月ぐらいからは2回目の方と1回目の方ということで接種が可能となりますので、おおむね1か月に1万回、1万人程度、2会場で接種が可能と考えております。 個別接種、町内の医療機関でできれば夏ぐらいには個別接種を始めさせていただけるよう関係医療機関と調整を図る必要がございますが、それで8月以降、個別接種が始められるといった想定の下でまいりますと、おおむね全体で11月には6万回の接種が可能というふうに見込んでいるところでございます。 接種スケジュールについては、1日当たりの可能な人数からマックス考えて11月までには完了をさせるというスケジュールで、現在想定ではございますが、スケジュールを組んでいるということでご理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 町長。
◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 新型コロナウイルス感染予防といいますか、対策で今まで10万円お配りした件とか、中小企業にお配りしているそれぞれの支援金につきましては、それイコールワクチン接種ということでお話をしたのではなくて、あくまでも今までの第1期、第2期、第3期の補正予算の流れの中で、こういう補正予算、今まで3回目の補正予算になりますけれども、今までの補正予算の
新型コロナウイルス感染症の対策事業の中で、それぞれこういう10万円の配付であるとかというふうに説明をさせていただいていますので、それを配ったからワクチン接種とイコールの話をしたわけではございません。 ただ、4月から始まりますデマンド交通、いわゆるタクシー、高齢者のタクシー券につきましては、それも活用して接種会場に来ていただくということできますねというふうにお話をさせていただいております。 それと、予算等の議会の皆さん、いわゆる議会に上程した内容についてでございますが、もちろん、私どもはきちんと精査をし、自信を持ってこれでお願いをしたいということで提案をし、ご説明をさせていただいているものでございます。ただ、議会のルール上として修正する権利といいますか、そういうのが議員の皆様にもありますという意味で、先ほどお答えをさせていただきました。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) 小河原正議員。
◆7番(小河原正君) どうもありがとうございました。 前段の課長の数字について、もう1回聞かせてもらいたいんですけれども、どうも書くのが遅くて書き切れなかったんだけれども、ゆっくりもう1回同じ答弁をお願いしたいと思います。 2点目の、私は、やっぱりこの
新型コロナウイルス感染症の対策について、町の人はみんな関心を持っています。ものすごく持っています。高齢者ほど持っています。私は、高齢者ですから間違いなくその一人です。本当に、高齢者ほどこのワクチンの問題は期待している人が多いと思います。ただし、心配でできないという人もいるかもしれませんけれども、それは別として、ほとんど持っていると思います。 私、今思うと、今年の2月の改選後に、もうちょうど選挙頃ですか、この
新型コロナウイルス感染症の問題がちらほら出ていたんですよね。それで、改選が終わった後、私、多分、議会の何かの質問のときに、私は、将来
新型コロナウイルス感染症の対策はワクチンができなかったら、絶対これは
新型コロナウイルス感染症を潰すことはできませんよと言った記憶があるんですよ。私は、もうワクチンができなかったらこれは大変な時代になるなと、そういう時代に来てしまった。ですから、高齢者は特に真剣になって、高齢化していると何か
新型コロナウイルス感染症にかかりにくいという話が多いようですが、特に心配しているわけです。 ですから、本来はぐるる宮代と進修館に来て、ワクチン接種をしたいわけ、あと交通的にやる方法はあると先ほど、前々から説明はありますけれども、これもやりたいわけ、それでも行けない人がいるわけ。行けない独り住まいだとか、誰かに一緒についてもらわないと行けないと、そういう人たちがコールセンターに電話したって、多分、コールセンターは電話を受けるだけ、じゃ、進修館なりぐるる宮代へ運ぶ方法は必要があるはずです、誰かが。ただ、町の職員はなかなかできない、やらない。コールセンターもそれはやらない。先ほど前段者の質問にもあったように、杉戸町の話が出ていたけれども、私は違うところの新聞で読んで、タクシーをあてがえる、タクシー、それで、この来られない人に新型コロナウイルスのワクチンを打てるところへ運んでもらう。こういうところ新聞にこの間出ていたよね。多分、そういうのは読んでいると思う、役場の皆さんは。そういう温かい気持ちを持っている市町村もあるわけです。宮代町も、じゃ、タクシー券を出しますよと言ったら、取りに来ればやるというような発想になると思う。タクシー券を持っていってあげますよと、こういう発想になって配るぐらいをしなかったら愛情がない。それが本当の困った人を助ける立場なんですよ。取りに来ればやるよと、もしたとえ予算的になっても、それの発想があったらと私はまた大反対、とんでもないとなる。困った人をいかに助けるかというのが行政でしょう。また、町民のお金を公平に配るというのが行政でしょう。それの発想があるかどうか、最後にここの部分を聞きたい。 あと、予算については、ルール修正がある方法があると説明したと言うけれども、今までもルールがあった中で我々はやっているわけですよ。頑として受けつけないでしょう。今日になって何で急に態度が変わったんですか。 予算については、前段者の質問にもあったけれども、修正もあることはある、確かに。ただ、半数以上が修正に同意をしないと通らない、ただ、修正の場合は、組替え修正と大変ですよ。今、今日これじゃ、修正やってくださいとなったら、今日じゃ終わらないですよ。組替えをやるんですか予算の、大変ですよ。そういう方法で今まで来ているのに、さも簡単にルールに基づいて修正の方法がありますだなんて、それはルールに基づいてあるんです、そういうやり方が。だったら、今までの当初予算でもルールがある中で、我々は知っていてやっていたわけですよ。そんな話、頑と出ないでしょう。今日になって何で急にそういうのを言い出したのか、その真意を聞きたくなった。私はどうも口が悪いから、また憎まれ口でしゃべっているんだけれども、そういうことを簡単に、その都度、その都度、都合のいい説明をしているの。どこかの何かと同じじゃないかと言われますよ。はっきり言うと問題だから言いませんけれども、どこかの何かと言っておけば、まだ分かんないからね。そんな方法で、町長、もう1回確認しますけれども、じゃ、今言ったルールの問題については、これからずっと、いいかい町長、忘れないでいますね。もう1回確認しておきます。私は、そういうの大好きだから、町の皆さんの意見をどうしても入れてもらいたいというのは幾つもあるんですよ。ですから、いいことを聞いたなと思って、町長、もう1回そのことを確認をしておきたいと思います。いいですよ、そのルールでいいんです、分かりましたと言ってくれればもう終わりの話。もう1回聞いておきたいと思います。 以上です。
○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(小島修君) 私からは、まず、ワクチン接種のスケジュール、それと接種件数の見込みについて、今一度ご答弁申し上げます。 進修館で1日当たり接種が可能だと見込んでいる件数は192回、1日当たり192回を見込んでおります。総合運動公園ぐるる宮代では、1日当たり264回、合わせて1日に…… 〔「もう1回、もう1回ゆっくり言ってください」と言う人あり〕
◎健康介護課長(小島修君) 進修館では192回、ぐるる宮代で1日に264回でございます。1日に合わせて、集団接種会場では456回がマックス可能だと、456回が可能だというふうに見込んでおります。 1週間に5日間、火曜日から金曜日、それと土曜日または日曜日、いずれの会場でも5日間接種できる曜日を設定させていただく予定です。 先ほど、ご答弁、ちょっと言い忘れましたが、今般の試算に当たりましては、1バイアル当たり6回接種できたというふうに想定して積算をしております。そうしますと、1週間に進修館では960回、ぐるる宮代では1,320回、合わせまして1週間に2,280回の接種を見込んでおります。一月4週間と想定しまして、一月当たり9,120回の接種を見込んでおります。 1か月当たりの日数が30日であったり、あと祝日、休日もございますので、月ごとに日数が変わってまいりますけれども、5月は1回目のみの方が対象となるというふうに見込んでおりますので、5月、1か月ではおおむね4,800回、1回目の方が4,800人、接種が可能というふうに見込んでおります。6月以降、2回目が始まりまして、合わせて1回目の方も接種をしていかなければなりませんので、6月以降は、おおむね9,500回から1万回の1か月当たりの接種を見込んでおります。 加えて、個別接種、町内の医療機関が、個別接種の実施できる環境が整った段階で、町としましては8月以降には個別接種を開始していきたいというふうに考えておりますので、個別接種で当初は1,200回程度、2回目の方が加わって1回目の方と合わせて2,300回程度の個別接種を見込んでおります。 このように、当初は少ないですけれども、1回目、2回目の方が同時に接種することによって、一月に1万回程度の接種が可能というふうに積算をしてまいりますと、11月ぐらいには6万回、対象となる3万人の方の接種が終了するというふうな計画を立てております。 それと、ご心配いただいております独り住まいの方で、なかなか接種会場に行けない方についてのご質問がございました。私からは、まず、ご自身で移動できる方については、そんなに心配することはないかと思いますけれども、お独り暮らしで、かかりつけ医がある方については、個別接種で、個別により接種していただければというふうに考えております。 ただ、この接種については、町内の医療機関ということで限定をされてきていましたが、今後は、国のほうの取扱いが変更されつつあると、例えば、かかりつけ医が町外にある方につきましては、その町外のかかりつけ医でも接種できる方向で、現在調整が進められております。 一方で、高齢者施設でございますけれども、宮代町に住所がある方で、町外の高齢者施設に入所している方については、わざわざ宮代町に来ることなく、入所施設で町外の施設であっても、その入所している施設で接種が可能というふうな調整が行われております。 逆に、町外の方が宮代町の高齢者施設に入所している方については、元の住所地に行くことなく、町内の入所している高齢者施設で、町外の方であってもワクチン接種ができると、こういった調整ができております。 さらに、ご心配いただいております独り暮らしの高齢者で、なかなか接種会場、かかりつけ医に行くこともできない、そういった方々に対してどうするかという課題は残っております。現在、集団接種のほか個別接種ということで、町内の医療機関と調整を図っているほか、問診、往診、訪問診療によってご自宅にいながらにして接種できるよう、関係する医療機関と調整を進めております。 このように考えますと、かなり多くの方が何らかの形で予防接種、ワクチン接種ができるというふうに考えておりますけれども、それでもなお、把握できないご高齢の方、独り暮らしの方がいらっしゃるかと思います。そこで、町ではこれまで、地域包括支援センターの職員と地域の民生児童委員の方と併せて地域訪問を行っております。地域訪問の対象となる方は、独り暮らし高齢者の方が原則対象となっておりますので、何らかの訪問なりで、何らかの形で接触はしているというふうに考えておりますので、その訪問記録の中で、このワクチン接種まで、どのような方法が取れるか検討することが可能だというふうに考えております。 それでもなお、漏れるといいますか、把握できていないご高齢の方、独り暮らしの方はおられるというふうに考えてまいりますと、やはり地域の方々からの情報提供、それによって町のほうで接触を図って、ワクチン接種につなげていきたいというふうに考えております。 このようなきめ細かな対応をすることによって、一人の漏れもなく、皆さんがワクチン接種の対象となるよう努めてまいりたいというふうに考えております。 私からは、以上でございます。
◆7番(小河原正君) 分かりました。次の答弁はなくても、私は理解してもらうということで確認しているから。お返ししないのは町長の勝手。
○議長(田島正徳君) 町長。
◎町長(新井康之君) お答えさせていただきます。 例えば、今回の補正予算、この補正予算は、やはりベストであると考えて、私のほうは提案しているものでございます。ただ、一般論で言えば、先ほどお話したように、議会に予算の修正権がありますということを申し上げたものでございます。 以上でございます。
○議長(田島正徳君) ここで休憩いたします。
△休憩 午後3時25分
△再開 午後3時40分
○議長(田島正徳君) 再開いたします。 ほかに質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 丸藤栄一議員。
◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 議案第22号 令和3年度
一般会計補正予算について、
日本共産党議員団を代表して、反対の立場から討論を行います。 今回の補正予算は、国の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1億5,023万4,000円、また児童虐待DV対策等相互支援事業費補助金、これは補助率10分の10でございますが、772万円などの予算を活用し、歳出では、高齢者入所施設従事者PCR検査実施委託、食事・食材支援宮代版フードドライブ、フードバンク、子供見守り強化事業、これは弁当など宅配を通じた家庭訪問、生活学習支援の予算でございます。 また、小学校低学年トイレ洋式化工事など、保育所、小中学校における感染対策、また各用品、備品など、公共施設における衛生用品、備品購入費などについては、これはどうしてもやらなければいけない予算でありますので、この点については評価いたしますが、一転、ワクチン接種者ご当地商品券ありがとう進呈、これらを含めた6,536万2,000円については、到底住民の賛同は得られませんので、この点については評価できないし、これは削除すべきだと思います。本当にお礼、ありがとうという気持ちであれば、こんな額は必要ないと思います。それらを申し上げて、本案に反対いたします。 以上です。
○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 西村茂久議員。
◆6番(西村茂久君) 6番、西村でございます。 議案第22号 令和3年度宮代町
一般会計補正予算(第1号)について、反対の立場から討論いたします。 本案は、
新型コロナウイルス感染症対策事業に対して交付される国の地方創生臨時交付金1億5,023万円及び民生費国庫補助金1,040万円、民生費県補助金800万円、財政調整基金繰入1,662万円、合わせて歳入合計額1億7,500万円の補正であり、それぞれの目的に応じて歳出が示されています。その多くは、趣旨、目的に応じて適正に配分されており、賛成をいたします。しかし、新型コロナウイルスワクチン接種に伴うワクチン接種者ご当地商品券ありとう進呈事業6,536万2,000円は高額で、国の地方創生臨時交付金の43%に及ぶ使途については、公平の観点から賛成することはできません。中止もしくは延期し、形を変えての実施を求めます。 ワクチン接種時に、ご当地商品券ありがとう進呈事業の目的は、接種率を高めたことへの接種者にありがとうの意を表明すること、商品券の町内利用により地域経済対策を図ることにあるとしています。記者発表後、ワクチン接種者ご当地商品券ありがとう進呈は、メディアに取り上げられ、宮代町の名を全国に売ることになりました。これに対し、けちをつける気は毛頭ありませんが、万歳を叫ぶ気にはなれません。人のふんどしで相撲を取るようなものではないでしょうか。あるいはエビでタイを釣ったつもりなのでしょうか。接種時に商品券を進呈することで、接種率を高める考え方は、あめで行政思惑を達成しようとするもので、他の自治体で追随する動きは見られておりません。また、ワクチン接種をしたくとも様々な事情で接種できない町民、接種を阻む町民は、地域経済活性化に貢献できないのかと思います。 分断と偏見をもたらし、公平さを欠く、今回のありがとう商品券進呈事業には強く反対いたします。誰でもが納得できる事業への配分を求め、反対討論といたします。
○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 丸山妙子議員。
◆3番(丸山妙子君) 議席番号3番、丸山妙子でございます。 議案第22号 令和3年度宮代町
一般会計補正予算(第1号)について、反対の立場で討論いたします。 この補正予算について、新型コロナウイルス検査、ワクチン接種促進以外の全ての項目に対して評価しております。特に、高く評価しておりますのは、生活支援、子供見守り支援でございます。10分の10の支援を頂いておりますが、コロナ禍の中、子供のおける立場の不安定、食事・食材支援宮代町フードドライブ、フードバンク、子供見守り強化事業、弁当等宅配を通じた家庭訪問、生活学習支援など、多くの支援が求められる中の措置で、大変高く評価しております。 あと、小学校低学年のトイレ洋式化工事、そして小中学校トイレ洗浄作業など、学校関係の施設の拡充が図られて、今後もやっていただけると確信し、よい事業と思います。 ただ、私もワクチン接種者ご当地商品券ありがとう進呈については疑問といたします。それは、報道された次の日から、たくさんの町民の声をいただいております。まず、接種をためらう人の気持ちです。自分の体をよく知っていて、接種をためらう中、このような1,000円を2回のご当地商品券、ありがとう商品券を頂くことは、打たなくてはならないのかと、若い世代に疑問を投げかけられました。あとは、高齢の方々から2,000円をもらってもうれしくない、この宮代町は困っている人、財政豊かな町ではないので、この機会にもっと有効な使い方をしてほしい、そして議会は何で承認したのかと言われました。承認はまだしていないということと、そして、ありがとう商品券は500円だと思っていた私自身がおりました。ありがとうの気持ちは500円かなと思いました。 あと、ありがとう商品券を配るのであるならば、私は学校トイレの充実、PCR検査を学校の先生、保育士、学童指導員など、子供に関わる仕事の人たちに充ててもらいたいと思います。多くの町民が、この町に誇りを持って生活している中、ある町にとても協力的な住民に言われました。私、恥ずかしい。私の住んでいる町はこんなことをするのと言われました。ぜひとも議会に届けてほしいという言葉もいただきました。どうぞ、町民の皆さんが納得できるような願いを込めまして、反対の立場の討論といたします。
○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 浅倉孝郎議員。
◆4番(浅倉孝郎君) 議席番号4番、浅倉孝郎です。 令和3年度宮代町
一般会計補正予算(第1号)について、反対の立場から討論します。 コロナ禍が来年度も続くことから、各公共施設などでの
新型コロナウイルス感染症対策、特に小中学校のトイレの改修や臭い対策に対する予算、これは保護者、また子育てした世代としても評価しています。 しかし、ありがとう券は、高齢者の方を中心に予算をもっと別のところに使うべきではないかといった根強い意見や声があります。接種のお礼や地域振興対策としても6,500万円は予算のかけ過ぎです。接種のお礼であれば、2,000円ではなく1,000円でも十分ではないでしょうか。残りの1,000円分は、教育や福祉などの対策に使うべきではないでしょうか。ありがとう券の進呈は、あくまでも目の前の短期的で、対処的な対策です。もっと長期的に、必要とされるところに使うべきです。未来につながる補正予算となっていないので、反対いたします。 以上です。
○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第22号 令和3年度宮代町
一般会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立少数〕
○議長(田島正徳君) 起立少数であります。 よって、本件は否決されました。
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△意見書第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(田島正徳君) 日程第8、意見書第1号
重度心身障害者医療費助成制度の拡充を求める意見書についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 丸藤栄一議員。 〔2番 丸藤栄一君登壇〕
◆2番(丸藤栄一君) 議席2番の丸藤でございます。 意見書第1号について、提出者である私からご説明いたします。 本意見書は、金子正志議員、小河原正議員、浅倉孝郎議員、丸山妙子議員、山下秋夫議員の賛同をもって提出するものでございます。 それでは、意見書の朗読をもちまして説明に代えさせていただきます。
重度心身障害者医療費助成制度の拡充を求める意見書。 埼玉県議会では、平成30年12月定例会において、精神障害者保健福祉手帳2級所持者を、
重度心身障害者医療費助成制度の対象とするよう求める請願が採択されました。
重度心身障害者医療費助成制度は、障がいがある方とその家族の経済的負担を軽減するため、医療機関を受診した場合の医療費の一部負担金を、県と市町村で助成する制度です。
重度心身障害者医療費助成制度の対象者は、身体障害者手帳1から3級、知的障がいは、療育手帳マルA、A、B、精神障がいは、精神障害1級のみ対象で、精神障害2級は対象外になっています。また、精神障害1級でも精神病床への入院費用は助成されません。 精神障がいは見た目には分かりにくく、仕事や勉強、家庭生活が思うようにできない生きづらさを抱えています。安定した生活を送るためには、長期にわたって薬を服用し続けることが大事です。また、症状が治まっていても再発のリスクがあります。精神障害2級の多くは、安定して働き続けることが困難で、経済的に困窮している世帯が多いのが現状です。また、当事者の家族にとっても医療費の負担が重くのしかかっています。生活を守る施策として、下記の事項について要望します。 記。 精神障害者保健福祉手帳2級所持者を、
重度心身障害者医療費助成制度の対象に拡大すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和3年3月22日。 埼玉県南埼玉郡宮代町議会議長、田島正徳。 この意見書の宛先は、埼玉県知事、大野元裕様となっております。 以上でございます。ぜひともご議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(田島正徳君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、意見書第1号
重度心身障害者医療費助成制度の拡充を求める意見書の件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
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△議会広報委員会の閉会中の継続調査について
○議長(田島正徳君) 日程第9、議会広報委員会の閉会中の継続調査についての件を議題といたします。 議会広報委員長から、会議規則第75条の規定によりお手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。議会広報委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、議会広報委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 以上をもちまして、本定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。
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△町長あいさつ
○議長(田島正徳君) ここで、町長あいさつをお願いします。 町長。
◎町長(新井康之君) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 去る2月18日の開会以来、議員の皆様におかれましては、本会議並びに委員会におきまして令和3年度一般会計予算をはじめ、数多くの重要案件につきまして慎重なるご審議を賜り、御礼を申し上げる次第でございます。 今期定例会におきまして、議案審議の中であるいは一般質問におきまして議員の皆様からいただきましたご意見、ご提言などにつきましては今後の町政運営に当たり、これを十分尊重させていただき、誠心誠意努めてまいりたいと考えております。 さて、令和3年度は、新型コロナウイルスワクチン接種を迅速に進めるとともに、首都圏で一番人が輝く町を目指し、第5次宮代町総合計画の各事業がスタートを切る年となります。町民の皆様が安心して毎日過ごし、将来にわたり人が輝く町、魅力ある宮代町を目指して町政運営を進めてまいりますので、議員の皆様におかれましては、より一層のご指導とご鞭撻を賜りますよう心からお願いをし、議員の皆様方のご健勝でのご活躍をご祈念申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。
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△閉議の宣告
○議長(田島正徳君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 会議を閉じます。
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△閉会の宣告
○議長(田島正徳君) これにて、令和3年第1回宮代町議会定例会を閉会いたします。
△閉会 午後4時01分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和3年 月 日 議長 田島正徳 署名議員 川野武志 署名議員 山下秋夫...