宮代町議会 > 2020-03-10 >
03月10日-07号

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  1. 宮代町議会 2020-03-10
    03月10日-07号


    取得元: 宮代町議会公式サイト
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    令和 2年  3月 定例会(第1回)          令和2年第1回宮代町議会定例会 第9日議事日程(第7号)                 令和2年3月10日(火)午前10時00分開議     開議     議事日程の報告日程第1 会議録署名議員の指名について     ●議案の質疑、討論、採決日程第2 議案第6号 令和元年度宮代一般会計補正予算(第6号)について日程第3 議案第7号 令和元年度宮代国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について日程第4 議案第8号 令和元年度宮代介護保険特別会計補正予算(第4号)について日程第5 議案第9号 令和元年度宮代後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について日程第6 議案第10号 令和元年度宮代公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について     閉議出席議員(14名)   1番   山下秋夫君       2番   丸藤栄一君   3番   丸山妙子君       4番   浅倉孝郎君   5番   金子正志君       6番   西村茂久君   7番   小河原 正君      8番   泉 伸一郎君   9番   角野由紀子君     10番   塚村香織君  11番   合川泰治君      12番   土渕保美君  13番   川野武志君      14番   田島正徳君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      新井康之君   副町長     渋谷龍弘君  教育長     中村敏明君   総務課長    大橋洋巳君  企画財政課長  栗原 聡君   住民課長    高橋暁尋君  税務課長    門井義則君   町民生活課長  齋藤和浩君  福祉課長    吉永吉正君   子育て支援課長 小暮正代君  健康介護課長  小島 修君   産業観光課長  長堀康雄君  まちづくり建設課長       教育推進課長  大場崇明君          石塚孝信君  会計管理者兼会計室長          瀧口郁生君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  佐藤賢治    書記      小林賢吉  書記      岡村恵美子 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(田島正徳君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(田島正徳君) 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(田島正徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 1番、山下秋夫議員、2番、丸藤栄一議員を指名いたします。--------------------------------------- △議案第6号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第2、議案第6号 令和元年度宮代一般会計補正予算(第6号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 小河原議員。 ◆7番(小河原正君) 暫時休憩をお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 休憩。 暫時休憩します。 △休憩 午前10時01分 △再開 午前10時04分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 お諮りします。議運のメンバーの方は、研修室のほうにお集まりいただいて、協議をお願いします。 暫時休憩します。 △休憩 午前10時05分 △再開 午前11時00分 ○議長(田島正徳君) 再開します。 本件に対する質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) それでは、2番議員の丸藤でございます。 何点か質問させていただきます。 まず、4ページの繰越明許費の関係です。 この中で、年度内の完成が見込めないということで、繰越明許費が設定されております。 まず、2款総務費、戸籍住民基本台帳費、これについてでありますけれども、説明では地方公共団体情報システム機構の確認が取れていないということで、機器の導入が年度内に完了することが見込めないと。 この情報システム機構の確認が取れていないということはどういうことなのか、まず、ご説明お願いしたいと思います。 それから、3款民生費、児童福祉対策事業でありますが、これについては、やはり事業者の関係機関との協議に不測の時間を要したということなんですけれども、この不測の時間というのはどういうことなのか、その点についてお尋ねをしたいと思います。 それから、4款については、あとの予算の関係で出ておりますので、そこでお尋ねします。 7款商工費プレミアム付き商品券発行事業なんですけれども、年度内に換金業務を完了することができないということで、4日の日も総括質問で伺いました。それだけ、プレミアム付き商品券は不評なのかなということでお尋ねしました。 実際に購入を申請した人が、宮代の場合、41.6%だということでありましたが、現時点でも、これは3月4日の答弁でありましたけれども、その数字については変わっていないのかどうか、改めてお尋ねしたいと思います。 それと、8款土木費、道路維持管理事業なんですけれども、これは国の補正予算に関わる有利な地方債が活用できるかどうかということで、今、国や県と協議中ということなんですけれども、これは、宮東地内の町道第17号線と須賀地内の町道第74号線ということなんですけれども、そのことで協議中ということなんですけれども、これはどういう状況になっているのか。その点、お尋ねしたいと思います。 あと、ありますけれども、予算との関係でお尋ねしていきたいと思います。 まず、繰越明許については以上でございます。 それから、22ページ、23ページの衛生費、医療対策費福祉医療センター運営事業で、駐車場精算機の故障による修繕費の追加ということなんですけれども、これについては、現在、皆さん、六花に来た方は自動的に故障のために全員理由なく入れています。入り帰り。これは、来年のいつ頃の見込みなのか、お尋ねしたいと思います。 それと、もう1点は、これについては、受注生産だということなんですけれども、これは病院においてはどこでもやっていることだと思うんですけれども、そんなに時間はかかるのかどうか、その点も加味してお尋ねしたいと思います。 それから、26、27ページの笠原地区の浸水対策による事業なんですけれども、これは5,080万4,000円ということになっております。事業費から備品購入費まで金額が載っておりますけれども、これについての積算根拠をお示し願いたいと思います。 続きまして、同じく26、27、その次のページもそうなんですけれども、教育費、小学校費と中学校費、GIGAスクール構想ということで、通信ネットワーク整備工事の実施ということで、1億8,028万8,000円というふうになっております。これについての積算根拠です。それを示していただきたいと思います。 また、このGIGAスクール構想での情報通信ネットワーク整備工事をすることになった経緯です。その点についてもお尋ねしたいと思います。 取りあえず、以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 住民課長
    住民課長(高橋暁尋君) それでは、お答え申し上げます。 補正予算書4ページ、繰越明許費に関するご質問でございますが、2款の総務費についてでございます。 こちらはマイナンバーカードの交付申請の増加に対応するために、マイナンバーカード交付端末を増設するものでございます。 こちらは、パソコン3台とタッチパネル2台の機器を入れるということの予算の繰越しでございますが、地方公共団体情報システム機構のほうでセキュリティーの対応を機器に確認するということが必要となってくるんですけれども、その確認にまだ時間がかかっておりまして、機器自体の出荷が遅れているということで繰越しをさせていただくものでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(小暮正代君) それでは、繰越明許児童福祉費につきまして、ご説明を申し上げます。 町のほうでは、待機児童対策に向けて検討を進めてきたところでございますが、特に来年度の0歳から2歳児の受入れに不足が生じることが見込まれたため、急遽、令和2年4月開所に向けた小規模事業を行う事業者を募集したところであります。 募集に当たりまして、1社事業計画の申請が上がり、当初は事業計画では道仏地区内の賃貸物件での整備計画が出されたところであります。しかしながら、この申請事業者関係事業者との間で特に避難経路等を含めた設置予定箇所につきまして、協議が難航しておりましたことから、不測の事態が生じ、繰越明許とさせていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 健康介護課長。 ◎健康介護課長(小島修君) それでは、衛生費の福祉医療センター運営事業につきまして、お答え申し上げます。 繰越明許費第2表にも掲載をさせていただいておりますが、ご質問では補正予算書の22ページ、23ページの予算の内容からのご質問でございます。 入替えの時期と受注生産の理由ということかと存じますが、この六花の駐車場の入り口のゲートにつきましては、これまで、中の受付のところでカードをいただいて、出る際にカードを読み込ませることによってゼロ円という設定となっているゲートでございます。 一般的な大きな病院での駐車場のゲートにつきましては、そういったカードを使って出入りするケースが多いんですけれども、大体100円とか200円とか時間によって駐車料金がかかる。これが汎用の駐車場のゲートでございます。 六花の予定している駐車場のゲートのつきましては、精算機がそういった100円をいただくということではなくて、お見えになった方は受付で駐車カードを受け取って、出る際にゼロ円になるようなそういった特殊なプログラム、ほかと汎用性のものと違ったプログラムを設定するということを予定しております。これ従来と同じようなゲートでございます。 このプログラムを作成するに当たりましては、発注後約2か月を要するというような業者からの回答がございましたので、入替え時期につきましては5月頃を予定しております。そういったことでプログラムが特殊なものとなりますので、受注生産ということになります。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(長堀康雄君) それでは、丸藤議員の4款商工費プレミアム付き商品券発行事業についてご答弁申し上げます。 さきの議会でご答弁申し上げました数字に変化があるかということでございますが、この数字41.6%につきましては、県から調査依頼がありまして回答した数字でございまして、その後の調査のほうは実施しておりませんので、数字はこれが最新のものでございます。今後につきましては、3月締めで、また調査依頼があるかと思いますので、その際はまた算出をしたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 繰越明許費のうち土木費、湛水防除対策事業の起債の関係でございますが、これについては昨年12月末に国の補正予算第1号と示されたものが、令和元年台風第19号への対応に伴う投資的経費に係る補正予算債ということでございます。 内容については、昨年の台風に伴って、災害復旧ではなくて投資的な経費に対して、交際費、これについては後年度の地方交付税に対して80%事業額に算入することができるという内容が示されたものです。 こちらについては現在、宮代町だけではなくて全国的に手を挙げているということで、今、調整中ということで額のほうについてはお示ししたところですが、国・県との調整についてはまだ最終段階まで至っていないという内容になっております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) 予算書の26、27ページの湛水防除費補正予算についてご説明申し上げます。 まず、需用費といたしましては、エンジンポンプを購入する関係でガソリンの携行缶を購入する費用でございます。 また、役務費につきましては、トラックを購入する関係で自賠責の保険料でございます。 次の委託料につきましては、今後、工事を予定をいたします排水管の布設等に伴う工事の設計等を委託を行う予定でございます。 工事請負費につきましては、第5排水路脇にポンプを設置する関係でくみ上げるためのポンプの給水のホースを入れるための枠を設置をいたしまして、そこの横にポンプを設置した上で、笠原人道橋をホースを渡しまして笠原小学校まで水を持っていきます。 また、笠原小学校の校庭の下には埋設管を約150メートル設置をするということでございます。 また、笠原沼落川にははき口を新たに新設をさせていただくという工事でございます。 もう1点の工事といたしましては、第4排水路のはき口の改修となっております。合計で3,000万円を予定しております。この3,000万円の金額については、コンサルタント。以前このエリアの委託を行ったコンサルタントにも相談をした上で、職員が積算をした金額でございます。 次に、備品購入費でございますけれども、エンジンポンプ3台の購入の予定でございます。また、エンジンポンプ単体では機能いたしませんので、吸い込み用のホースとはき出し用のホース、また、トラックに積み込むための器具を購入いたします。 なお、ホースはかなり長い延長になりますので、ホースが1本では運搬が困難なため、何メートルかに区切ってホースを購入いたします。また、そのホースを接続するための器具として、カムロックやストレーナなどの接続用の器具もこの金額の中には入っております。 また、備品購入費といたしましては、1トントラックを購入させていただく予定でございます。 また、公課費といたしましては、自動車の重量税でございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 まず、GIGAスクールの今般のネットワーク整備費の積算でございますが、無線LANの工事一式で1億6,100万円程度を見込んでおります。 また、合わせて電源キャビネット、こちらで1,850万円程度見込んでいるということでございます。 また、今般、情報通信ネットワークの工事を行う経緯でございますが、国が進めるGIGAスクール構想におきましては、パソコンが、PCが一人1台体制を構築するということが目標になっております。そのためには、LANケーブルでは10ギガバイト対応のLANケーブルが必要になるということと、ネットワーク管理では、1ギガバイト以上の対応の整備が必要になるいうことがございまして、今般、整備させていただくものでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番の丸藤でございます。 それでは、再質問させていただきます。 まず、4ページの繰越明許費の関係ですが、理由は分かりましたが、まず、2款の戸籍住民基本台帳の関係なんですけれども、これは機器の導入が遅れている。それはセキュリティーの確保が遅れているということなんですけれども、これについては、そうすると年度内には完了しないけれども、いつ頃になるんでしょうか。 その点、お尋ねしたいと思います。 それから、3款民生費、児童福祉対策事業、これにつきましても、先ほど業者との関係で協議に不測の時間を要したということなんですけれども。これは、繰り越しになりますけれども、4月からについてはどうなのかということでお尋ねしたいと思います。 それから、駐車場の関係につきましては、4款衛生費の福祉医療センター運営事業の駐車場の精算機の関係では、故障したけれども機能としては前と、以前と同じということで理解してよろしいですねということで、確認したいと思います。 それから、7款商工費プレミアム付き商品券発行事業なんですけれども、これは県の調査で県に出した数値ということなんですけれども、これは年度内では41.6%だったんだけれども、これが来年度になって換金業務が完了するのかどうか。完了しない場合にはどうなるんでしょうか。お尋ねしたいと思います。 8款土木費については分かました。 それから、申し訳ありません。順番で16ページの総務費の総務管理費一般管理人件費なんですけれども、これについて先ほどちょっとお尋ねするのを忘れました。職員の退職に伴う退職手当の関係なんですけれども、これは不足が生じたということから増額なんですけれども、なぜなんでしょうか。不足ですから、本来、予想していなかった方の職員の退職だからということなんでしょうか。この辺について、先ほど1回目に聞くのをちょっと漏れましたので、その点、お尋ねしたいと思います。 それから、笠原地区の浸水対策の関係です。先ほど積算根拠を示していただきたいということでお尋ねしました。これについては、全員協議会といいますか、その中でも説明がありました。 これはまず、効果ですよ。効果について、まずお尋ねしたいんですけれども。第5排水路について、姫宮落川へのはけ口には逆流防止のためのフラップゲートが設けられております。ですから、物すごい豪雨だとか、昨年の台風19号みたいなすごい大雨の場合は自然に逆流しないように蓋がかかって、姫宮落川あるいは笠原沼落川に行ってしまうということなんですけれども。 先ほども言いました。効果ということなんですけれども、これは、すごい大雨、ゲリラ豪雨みたいな時には全く効果がないわけですよ。そういう意味では、全員協議会のときにも話しましたけれども、やはり姫宮落川河川そのものの浚渫、それから笠原沼落川の浚渫、それがやはり何より必要だと思っているんですけれども。この効果ですよね。 では雨が、例えば台風19号みたいな状況になって、次の日、あるいは2日、3日かかるのか。そのときにポンプで揚げていくわけですから。姫宮落川から笠原小学校を通じて笠原沼落川に行くわけですから。その効果というのはどういうふうに検証できるんでしょうか。豪雨、ゲリラ豪雨、そういうときはもちろん、もう流すだけですから。河川も自然に高いところから低いほうへ行くだけですから。この効果ですよね、その点についてお尋ねしたいと思います。 それから、このポンプ圧送により高水位でも継続排水が可能ということなんですけれども、2台で1分当たり6立米なんですけれども、そうしますと本当にプールに50センチぐらい入っていた水が、30分で排水できるんでしょうか。その点についてお尋ねをしたいと思います。 それから、これは笠原小学校を150メートルに縦断していくわけなんですけれども、資料だけでは分からないんですけれども、これは勾配はどれぐらいになっているんでしょうか。その点についてもお尋ねをしたいと思います。 そもそも、これは1分当たり2台で6立米ですよね。そうすると、勾配によっても違うと思うんですけれども、あまり急にしてもできないのか、どれぐらいなのか。まずその点、お尋ねをしたいと思います。 それから、このポンプについては、やはり浸水発生前の早めの稼働が必要だというふうにも言われておりますけれども、それについてはどのように。町の職員がやるんだと思うんですけれども、その辺は大丈夫なのかどうか、その点についてもお尋ねしたいと思います。 そのポンプをやる際の大事な点では、やはり今も言いましたように、早めの稼働。でも、物すごい雨量で、もうどうしようもなくなってしまえば、これはできないと思うんですけれども。 あと、笠原沼落川の周辺の浸水状況の確認。これも大事だと思うんですけれども、どのようにされるのか。 それから、笠原沼落川姫宮落川、今、実際県のほうでも工事がやられておりますけれども、これだけで5,000万からの費用をかけるわけなんですけれども、それに値するものかどうかというのは、きちんと検証しなければいけないと思うんですけれども、その点どういうふうに町としてはその点検証されているのか。その点についてもお尋ねしたいと思います。 それから、教育費のGIGAスクール構想というか、小中学生にパソコンを一人当たり1台、確保するということなんですけれども。これは事業費というのは今回出ておりますけれども、一方で今、教員不足が叫ばれております。そういうときに一人1台端末は財政的にもどうなんだろうと。優先順位が違うのではないかと、教員不足からということで言われておりますけれども。その辺については、どのように考えておりますか。 それから、もともとこの一人1台学習者用端末情報通信ネットワーク事業なんですけれども、これはICT教育後進国脱却のため、国では総理の鶴の声で実施される緊急措置ということなんですけれども、そもそもこの議案が提出された経緯ということで、先ほど聞いたんですけれども、そういう答弁はなかったんですけれども、その辺の経緯はどうなんでしょうか。その点、もう一度お尋ねしたいと思います。 それから、もう一方で、学習者用コンピューターは先端技術を取り入れた高価、高性能な機種である必要はなく、むしろ不要な機能を全て削除した安価なものを時代に合わせて更新していくこと、こういうことも言われているんですけれども。 この事業費、今回は1億8,028万円なんですけれども、これは入り口だと言われているんですけれども、これを実際やっていくには、どれぐらいかかって、金額も。それから、これまでの学校教育の情報化推進計画との関係でどういうふうになっていくんでしょうか。金額とそれから関連性です。その辺についてもお尋ねしたいと思います。 それから、財政負担についてもどういうふうに変化していくのか、その点お尋ねしたいと思います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(高橋暁尋君) 補正予算書4ページ、繰越明許費の2款総務費でございます。 マイナンバーカード交付端末の設置時期についてもご質問でございますが、現在のところ4月下旬から5月上旬には設置できる見込みでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 総務課長。 ◎総務課長(大橋洋巳君) 私からは、補正予算書の16、17ページの一般管理人件費の退職手当の負担金についてご説明させていただきます。 御質問は不足が生じた理由、予想していなかったものかということでございますけれども、この特別負担金につきましては、今年度退職された方について負担金を払うものでございまして、これについては予想してございまして、12月補正等もさせていただいたんですが、最終的に確定いたしまして、その額が実際の他の当初の負担金に合わせて少し不足が生じましたので、補正させていただくという内容でございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(小暮正代君) それでは、繰越明許費児童福祉費につきまして、再質問にお答えを申し上げます。 町といたしましては、先ほども申し上げましたとおり、令和2年4月の開所に向けた小規模保育事業所を行う事業者を募集したところでございますけれども、申請事業者につきましては、1月に仮契約をして、2月からの工事を着工という予定であったところでございますが、先ほど申し上げましたとおり、年度内の完了見込みが立たないことから、繰越明許とさせていただいたところでございます。 その後、申請事業者のほうからは、おおむねの方向性が示されてきたところではございますけれども、年度内の着工はやはり難しいという報告を受けておりまして、4月の開所というのは見込めない状況となっているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 健康介護課長。 ◎健康介護課長(小島修君) それでは、4款衛生費、医療対策費、六花の駐車場ゲートについてお答え申し上げます。 駐車場のゲートにつきましては、入り口と出口に感知式のゲートをそれぞれ1台。出口のところに精算機を1台設置、入れ替える予定でございます。 機能的には今までと同等のものということで予定をしております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(長堀康雄君) それでは、丸藤議員の再質疑にお答え申し上げます。 プレミアム商品券の換金に関するご質疑だったかと思いますが、換金の最終的な締め切りについましては、町のほうで金融機関に対しまして、4月27日をお示しさせていただいているところでございます。 それで、ご質疑の仮にこの日にちまでに間に合わなかった場合ということでございますが、その後はおおよそではございますが、町のほうで対応させていただいて、5月末ぐらいを目途に事務の完了をしたいというふうに考えております。 なお、国のスケジュールでは、令和2年の夏頃までに補助金の精算をしてもらいたいというスケジュールが示されているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) 補正予算書、27ページの笠原地区の浸水対策についてお答え申し上げます。 まず、今回ポンプを設置するに当たっての効果でございますが、こちらは第5排水路の先につけてあります逆止弁、フラップゲートでございますけれども、姫宮落川の水位が高くなりますと、逆止弁が閉じて宅地内への河川からの水の流入を防ぐということで、非常に重要な施設になっておりますが、逆に宅地からの排水がストップしてしまうということになります。 今回はそれを補うという意味で、第5排水路のところにポンプを設置させていただいて、そのポンプで笠原沼落のほうに水を移動させるということで、笠原2丁目地内の浸水を少しでも軽減しようというところでございます。 今回、それで問題となってくるのは、当然、姫宮落川笠原沼落川の改修がどのような進み具合なのかということは当然でございますが、姫宮落川については、今、県のほうで道仏地内で工事を行っていただいておりまして、引き続き実施をいただけるということで伺っております。 また、笠原沼落川については町が管理していることもありまして、今回のこの補正予算で上げさせていただいた浸水対策と並行して、浚渫等の工事も実施をしていく必要があるというふうに考えております。 特に、このポンプ2台だけで第5排水路のそもそもの機能を完全に100%補完できるわけではありませんので、第5排水路が機能しているうちに早め早めにポンプを設置して、笠原1丁目、2丁目地内の水を少しでも早い段階からはき出すということが非常に重要だと思っております。 また、30分でプールの水が本当にこれだけ出るのかということでございますが、今回のポンプについては、1分間当たりの排水量が3.3立方メートルでございます。それを2台設置いたしますので、単純に足し算をすれば6.6立方メートルでございますが、今回の試算でご説明させていただいたのは、当然、ポンプからの吸い上げや排水の段階でホースにつなげますので、ホースによる抵抗が当然生じてまいりますので、ホースによる抵抗のロスを考えて6立方メートル、10%程度の抵抗で能力が落ちる可能性があるだろうということでの試算でございます。 これは実際に現場でやってみたわけではありませんので、あくまでも計算上での数字ということでご理解をいただきたいと思います。 また、笠原小学校の下に埋設を予定している配管につきましては、送水管として通常の塩化ビニールになるか鉄製になるかはまだ決まってはおりませんけれども、この管についてはできる限り勾配をつけてスムーズに流したいとは考えておりますが、現段階では実施計画がまだできておりませんので、具体的な位置とか、はき出し口の特に高さが、最終的に今回の補正予算をご承認いただいた後に、業者のほうに正式に発注をした上で決定をしていきたいと考えております。 なお、今回は埋設管については、土の中に埋設しますので、水圧がかかったとしても膨らんだり縮んだりということが基本的にはありませんが、これをホースで仮にやる場合には、ホースの抵抗が生じてまいりますので、予定どおりの排水量が確保できないという結果になるものと考えております。 また、先ほども申し上げましたが、ポンプについては、基本的には年に一度、最低でもエンジンのポンプですから点検をする必要があると思っています。 また、職員も定期的に訓練をして、非常時に備えるということも意識改革の上では非常に重要だと思いますので、こちらについては定期的に職員の訓練を兼ねてポンプを点検をしていくということが大事だというふうに思っております。 また、笠原沼落川の状況の確認をしながら排水を今回行うということになりますが、当然、エンジンポンプが動いておりますので、そのポンプのところと、あとは反対側というか笠原沼落川側に職員も配置して、下流やその周辺についての状況を確認しながらポンプは運転する必要があるというふうに考えております。 また、笠原沼落川については、県の事業として県道部分から笠原小学校付近までは多自然型護岸ということで、自然環境に配慮した護岸整備を行っていただいていますが、今現在、アシ等が繁茂いたしまして、その関係で土砂の堆積もかなりあるという状況でございますので、県道から下流部のところと比べると流れがかなり阻害をしているという状況にもありますので、こちらについても順次浚渫等を行いながら水がスムーズに流れるようにしていく必要があるというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 まず、GIGAスクールにおきます、一人1台の確保と教職員の不足との関係ということでございますが、一人1台体制については、ICT教育の充実ということでございまして、教職員の確保という点についても、大きな意味では教育推進上の課題であるというふうには考えておりますけれども、教員の不足につきましては、別途手当されるものでございまして、今般のGIGAスクール構想と優先順位においては大きな関りというのはないのかなというふうに認識をしているところでございます。 また、そもそもこのICT教育の中の充実の中で、GIGAスクール構想が今般出てきたという経緯でございますけれども、先ほど議員がおっしゃられたとおり、国の施策によるものということでございまして、令和元年の補正予算におきまして、国の補正予算において今般のGIGAスクール構想が予算化されたということです。 それを踏まえて各自治体において、GIGAスクール構想に手を上げるかどうかというような選択肢が迫られている中で、宮代町としては令和元年の今般の補正予算で計上させていただいて、そうしたICT教育の充実に向けた取組をいち早く進めたいという、そういう考え方で今般補正予算を提出させていただいております。 また、これからどれくらいお金がかかるのかということと、情報化との関係でというようなお話でございましたけれども、情報化、ICT教育につきましては、これは町単独でも行っていかなければならないような課題であったというところは認識をしております。 そうした中、今回のGIGAスクール構想ということで補正予算、財政的にもかなり有利なそういうような措置が出てきたということで、町としてはいずれにしても進めなければいけない状況であったものの、この補正予算において財政的な部分でも確保させていただいた上で進めていきたいということでございます。 今後の財政負担につきましては、まずネットワークを構築した後に一人1台端末の整備というものになっていきます。 端末の整備につきましては、購入をするかリースで買うかという2つの選択肢があるんですけれども、どちらにしても1台4万5,000円の範囲で考えていきたいというふうに思っておりまして、現在の児童・生徒数の積算でいきますと、一人1台体制を整備するためには9,800万ほどの予算が必要になってくるというに考えております。 ただ、初期投資の段階におけるものにつきましては、3分の2、6,500万円程度が国からの補助金として獲得をできるという、そういう積算を持っております。 その後の財政負担になっていきますと、幾つか考えられるんですけれども、一番大きいのは機器の更新ということになってまいります。当然、1台買って、一人1台体制を構築をして、それを何十年もその機械が使えるわけではございません。恐らく5年に一度程度、機器の更新をしていかなければならないということを考えますと、令和3年に整備したものについては、令和8年頃には新たな機器を買っていくということになっていきます。 現在の段階的な整備におきましては、令和2年度の補正予算で小学校5年生、6年生、中学1年生というような形で整備をしていきますので、5年後ぐらいにそうした段階的な機器の更新というものを想定をしていかなければいけないかなというふうに思っています。 国のほうの考え方としますと、次の機器の更新については、特定財源の確保は今のところ見込んでいないということになっていきますので、町のほうとすると、次の更新に向けては町の一般財源でそうした機器を確保していかなければいけないという点があろうかなと思っております。これについては確実に後年度発生してくる負担になるというふうに思っております。 また、通常のランニングコストにつきましては、これは今後精査が必要になっていきますけれども、どういうソフトをこのライセンスとして入れていくかというところになります。これは学校現場との調整にもなっていきますけれども、教育上必要なソフトについては、ライセンスとして入れていかなくてはいけないという部分がございますけれども、いろいろ今、調査をしている中では、1つライセンスを入れると1台当たり200円とか、そうした経費も発生してくる可能性もあります。 ただ、国の考えでは、もともと入っているプランでも対応できるような、そういうものも考えていきたいということですので、これについては今後、状況、推移を見ながら検討していくということになろうと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 では、再々質問をさせていただきます。 1点は、3款の児童福祉対策事業で、そうしますと、事業者との協議で不測の時間を要してということだったんですけれども、そうしますと、4月から見込めないということですと、どういうふうな対応になるのか。その点、お尋ねしたいと思います。 それから、笠原地区における浸水対策の関係ですが、いろいろ答弁いただきました。 私は全協でも、それから先ほども言いましたように、今回のこの浸水、ポンプをやる前にやはりできるだけ浸水発生前の早めの稼働、それから笠原沼落川姫宮落川の浚渫の関係、これがもう大事だと思っていますので、そこは手落ちなくお願いしたいということと。 それから、どれだけの効果というか、私は全協のときに、ではよりましでいいのかということなんですけれども、そもそも台風19号での笠原地区の浸水面積、それから流量も、一体どれぐらいあったんだろうというのは気になるんですけれども、その点は明らかではないと思うんですけれども、その点分かっていればお願いしたいと思います。 これが分かんないと、ポンプで排水しますけれども、一体どれぐらい笠原地区の人たちには目に見えた効果になるのかどうか。その辺の目安になると思うんです。そういう意味では、やはり台風19号で浸水した流量、これは大事だと思うんです。そこで、同じぐらいの台風が来たときには、降っている間は全く話にはなりませんけれども、引いた後ですよ、どれぐらい引くのか。やはり床上浸水が床下浸水になるという、何ていうんですか、効果というか、それが非常に、これをやるについては、笠原地域の人達も注目すると思うし、私もそういう点では注目したいと思っているんです。 ですから、どれぐらい浸水対策ができるのかどうか、その点お尋ねしたいと思います。 それから、先ほど笠原小学校、150メートル傾斜かけるということだったんですけれども、この勾配については分からないということでしたよね。それはおかしいと思うんですよ。確かにこれから委託して実施設計もされるんですけれども、その辺の傾配、こうなるぐらいは聞いているんだと思うんですけれども、それは実際実施設計しないと分かんないですか。それぐらいは聞いていないんでしょうか。その点お尋ねしたいと思います。 先ほどもいろいろ言っているんですよ。職員も訓練を兼ねて点検をしていくということは当然だと思うんですけれども、その点についてもやはりどれぐらいの能力。能力も言っていますんで、2台で1%ぐらいは能力が落ちるといっているんですから、それぐらいの傾配、傾きです。それぐらいは答えられると思うんですけれども。答えられないとすればなぜなんでしょうか。 先ほど言いましたけれども、これからだということではちょっと済まされないのではないかなというふうに思います。ですので、その点お尋ねしたいと思います。 それから、これ先ほども言いましたけれども、やはり姫宮落川から笠原沼落川、どれぐらいの流量。1分間で聞いたんですけれども、これは例えば1日24時間、ずっとポンプを稼働させられるのかどうか。そういった時間も当然考えているのかどうか。その辺の稼働時間についてもお尋ねしたいと思います。 それから、笠原小学校校庭に排水管を埋設、埋めるということなんですけれども、確かに防災訓練で、笠原小学校は何年に1回ですよ。3年に1回か、4年に1回ですよ。最近は自衛隊の車も入ってくるということで、それには耐えられないということなんですけれども、そうするとその対応については、ちょっとお聞きしましたが、改めて答弁をお願いしたいと思います。 万が一、この埋設した排水管が故障してしまうと大変だと思いますので、その点についてもお尋ねしたいと思います。 それから、このポンプなんですけれども、通常は2台ということなんですけれども、せっかく3台あるんですから、3台は一緒に使えないとすれば、ほかのはけ口のゲートがあるわけなんですけれども、それと笠原地域、それからこの辺一帯の関係からして、何か利用方法がないのかどうか。その点も考えていると思うんですけれども、その点についても明らかにしていただきたいと思います。 それから、これらの工事については、夏休み期間中ということなんですけれども、それについてはどうなんでしょうか。間違いないのかどうか。それから、夏休みにというとやはり雨の多い時期でもあると思うんですけれども、そういった点では、工事期間と雨との関係で夏休み中に本当にできるのかどうか。できないとすれば、また子供たちの授業にも弊害が出てくるんではないかなと。そういうことも考えた方がいいと思うんですけれども、それについての対応についてもお尋ねしたいと思います。 以上です。 それから、GIGAスクールの関係ですが。 ちょっと今、不適切な発言がありました。その点については今、訂正したいと思います。よろしくお願いいたします。 それから、GIGAスクールの関係なんですけれども、整備後の維持管理、それから財政負担の関係もあるんですけれども、やはり政府の出すものは初期投資だけで数年後には先ほども言ったようにランニングコストが各自治体に財政負担がかかると思うんですけれども、その点についてもう一度明らかにしていただきたいと思います。 それから今回、私も近隣の自治体に聞いたら、宮代の場合は補正です。確かにこれは。しかし、杉戸町にしてもほかの自治体にしても、追加補正なんです。 そうすると、この通信ネットワークの工事というのは一斉に始まると思うんですけれども、いや、宮代町は単独でやるよりもやはり国の補助がついたほうがいいですから、はい、やりますよというものの、実際やり始めると、この通信ネットワークについても夏休みとか、そういうふうに言っている自治体が多いようなんですけれども、それで宮代町もそうだとするとそれでできるのかどうか。そういった不安もあると思うですけれども、それについてお尋ねしたいと思います。 それから、先ほど大事なことで、やはり子供の成長を育む教職員の数が少ない。それと同時に、この通信ネットワークの環境も必要だ。関わりないというような答弁をしておりましたけれども、子供たちが人との関わりの中で豊かに学び、教職員が専門性を発揮するにはやはりコンピューター端末ではなく、教職員を増やすこと。これが求められると思うんですけれども、これは関わりあるんですよ。大事なんですよ。その点ではどうなのか。先ほどの答弁でいいのかどうか、もう一度お尋ねしたいと思います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) ここで休憩いたします。 △休憩 午後12時11分 △再開 午後1時10分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。--------------------------------------- △発言の訂正 ○議長(田島正徳君) 丸藤議員より午前中の質疑における発言について取り消したい旨の申出がありましたので、これを認めます。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 午前中の26、27ページの湛水防除対策事業の中で、不適切な質問の発言がありました。 手落ちなくお願いしたいと言いましたが、「手落ちなく」を削除していただきまして、これを「抜かりなく」に訂正していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) お諮りいたします。丸藤議員からの午前中の質疑における発言について、発言内容が不適切だったとの理由により、この部分を取り消したい旨の申出がありました。この取消しを許可することにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって丸藤議員からの発言取消し申出を許可することに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(小暮正代君) それでは、繰越明許費における児童福祉対策費の今後の対応につきまして、ご説明を申し上げます。 町といたしましては、小規模事業所の整備により、現段階での待機児童のおおむねの受入れ枠を確保できるというふうに考えていたところでございますが、現段階で入所が決定されていない児童につきましては、0歳から2歳児となっておりますことから、育児休暇を延長される方や取り下げされる方もあったところであります。 また、一時保育等での他の保育サービスでの対応もご検討をいただければというふうに考えているところでございます。 いずれにいたしましても、小規模保育所の整備を見極めながら、適切にご案内等をしてまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 笠原地区の浸水対策に対するどれだけの効果があるかということで、まず今回、被害を受けた面積やたまった水の量でございますが、これは道路や駐車場の面積を基に、図上から計測をしておりまして、朝方のパトロールで現地を見回った際に、どこまで冠水が生じていたかということを基に計測をさせていただいたところ、面積といたしましたは約2.6ヘクタール、たまっていた水の量といたしましては約7,000立方メートルと想定をしているところでございます。 また、今回のポンプ設置による効果といたしましては、先ほどから申し上げているとおり、一定程度の排出が継続的に行えるということは確認できるところでございます。 今回、ポンプ1台あたり21リットルのガソリンタンクが入っておりまして、おおむね3時間の連続運転が可能でございます。 そんなことから、3時間程度で解消すればいいわけでございますが、それを補完、補充するためのものとして、20リットルの携行缶を5つ買わせていただきますので、手元に持っているガソリンについては100リットル。それに満タンで2台のポンプのガソリンタンクに入っておりますで、全体で、2台連続で稼働ができるとすれば、持っているガソリンだけだとすると10時間程度は連続運転が可能だと。ただ、ガソリンの補給に当たりましては、当然エンジンは一旦止めて給油することになりますので、その間、10分程度になるかもしれませんけれども、一旦はストップをしなければならない時間は当然ございます。 また、今回の購入するポンプについては、オプションで55リットルのタンクに増量することもできますが、そのタンクですと連続運転は当然長くなるんですが、お金もかなり高くなるということもありまして、携行缶を用意をさせていただくということでございます。 ではもし、10時間以上連続運転してもまだ必要な場合はどうするのかということでございますが、当然携行缶ですので、車でガソリンスタンド等に階に行くことはできると思いますし、最悪の場合は軽トラックや1トントラックからであれば、ガソリンを抜いて携行缶に移して、それをポンプに入れるということも可能にはなってくると思っております。 いずれにしましても、仮にこのポンプ2台を10時間動かしますと、3,600立方メートルの水が排出できることになりますので、今回たまっていたと思われる7,000立方メートルの約半分は10時間程度で排出ができると。それに加えて第6排水路のポンプ場ではポンプが2基稼働しておりますので、そちらも合わせればより短時間での排出が可能でございます。 今回、19号の台風の状況を見ますと、明け方頃から雨が弱くなってきまして、その後、実際に水が引けたのが午後の2時過ぎでございます。それまでの間は水がたまった状態でございますので、第6排水路のポンプから排水するということでそれだけかかっておりますが、今回のポンプの増設によりまして、その時間もより短くすることが可能であろうというふうに考えております。 また、今回埋設する排水管の勾配でございますが、先ほど申し上げたとおり、実際には今後実施設計を行う中で決定をしていく事項ではございますが、現状では校庭よりもおおむね50センチ程度は排水管のはき口が下げられると思いますので、仮に150メートルの延長で、その先が50センチ下がったとすると、勾配は0.3%程度になるということでございます。これは、担当に確認したところ、通常の下水の排水管の勾配とほぼ同じだということでございます。 また、埋設管の強度等の関係でございますけれども、こちらは先般お話ししたとおり3年に一度ではございますが、防災訓練が各小学校で行われています。そのときに、自衛隊の炊き出し用の大型車両が入ってまいりまして、今回埋設する管を横断するということも想定されましたので、大型車両が乗っても大丈夫なような構造になっておりますが、これは防災訓練の実際の配置を再度確認というか調整する中で、大型車両の横断をしないような配置にすることは当然可能だと思っております。 また、ポンプを2台、外部排水路のところに設置いたしますが、今回買うのは3台でございますので、もう1台は予備としての機能を持つとともに、笠原地内もしくはほかの場所で緊急排水が必要な場合については、積極的に活用をしていく必要があると考えております。当日はいずれにしても2台については速やかに設置いたしますが、もう1台については状況を見ながらの設置ということでご理解をいただきたいと思います。 続いて、工事の期間でございますが、これは校庭内に重機を入れて工事を行いますので、当然休み期間中、今回は夏休みを想定しておりますが、その期間内には終われる工事内容だと思っておりますので、これは最終的には学校のほうとも十分協議をいたしまして、適切な対応を取らせていただきたいと考えております。 いずれにいたしましても、子供たちの学校生活に影響が出ないように、時期等については今後、学校、教育委員会とともに調整を図っていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 まず、最初の質問の財政負担のランニングコストの関係でございますが、先ほど申し上げたとおり、端末を令和2年度、来年度の必要な時期に予算計上をさせていただきながら、4年間で一人1台体制を構築する計画で今、考えております。 端末につきましては、恐らく5年か6年に買換えが必要になってくるという、買換えなりリースを換えていくという必要が出てまいりますので、それからまた4年ほど費用負担が入ってくるということで、そちらの費用については、国の支援というか国の補助金は、今のところは予定されていないというふうに聞いておりますので、そこの部分については町の負担になっていくのかなと思います。 通常のランニングコストで考えていきますと、端末の購入をリースでやるか購入でやるかでまた変わってくるんですけれども、リースの場合は通常保守についてもセットで入っておりますので、故障した場合などについては、リースで対応できるというふうに考えておりますので、リースの場合はそういったランニングについてはかかってこない可能性があるかなと思っております。 あと、もう一つ考えられるというと、回線の使用をどういうネットワークを構築するかということでも変わってくるんですが、通常、各学校から回線を使うといった場合には、現在、各学校の回線をそれぞれ独立して使った場合には、月7,000円から8,000円程度の回線使用料がかかるかなというふうに見ておりますけれども、これにつきましても、ネットワークの構築の仕方によって変わってくるものでございます。 次に、追加の補正ということで、工事が今回、国の補正が時期が限られているので、工事が一斉にスタートしてしまうということで、夏休みとかその辺の活用ができるのかとか、あるいは工事の見通しがどうなのかという部分につきましては、各自治体とも、おっしゃるとおり不安に思っているところもございます。 宮代町として考えているこの工事のスケジュールにつきましては、何とか夏休みをうまく使って、いわゆる工事をした場合は音出しというんですか。いろいろな工事が入ってきますので、音出しをする工事については夏休みに実施したいというふうに思っております。 仮に今回の3月補正ではなくて、令和2度になっての補正予算ということになってきますと、夏休みが工事で使えないということになってきますので、工事をする場合については夜間ですとか、土日の工事になる可能性が高くなります。そうしますと管理コストもかかってまいりますので、それとスケジュール的にも非常に厳しくなってくる、タイトになってくるということになりますので、宮代町としては、今回の3月補正で予算を計上させていただいて、今回ご起立をいただければ速やかに工事に関わる準備に入りまして、夏休みに工事ができるようなスケジュールを組み立てていきたいというふうに考えております。 それと、教職員の確保とGIGAスクールの関わりの点でございますけれども、教職員と児童・生徒がそれぞれの関わりを持っていく、子供たちの成長のために関わりを持っていくというのが、これは学校教育の原点でございますので、そうした大切さというのは議員ご指摘のとおりであるというふうに考えております。 しかし、今回のGIGAスクールは教職員の充実とGIGAスクールの構想の推進を比較してどちらかを選択するというものではなくて、国の施策に基づいて、このGIGAスクール構想を実施するかしないかの選択であるという点でございます。その点についてはご理解をいただきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 何点か伺いたいと思います。 1つ目は18ページでございます。 第3款民生費、第1項社会福祉費でございます。 各事業とも軒並み減額となっておりますけれども、議運の中では執行見込みに合わせて、それぞれ減額したということで、そういう説明をされていましたけれども、この内訳。申請者がいなかったのか、それともまた申請があったけれども、認可条件に合わなかったのか、その辺のところ、分かりましたらお願いしたいと思っております。 2つ目でございます。20ページでございます。 第3款民生費、第2項児童福祉費、(2)学童保育所運営事業でございます。 補正前の額では7,011万2,000円、補正後に52万8,000円となりました。合計で7,064万円となっています。説明の欄では、かえで児童クラブの指定管理料となっていますが、これは7,000万円ではないですよね。52万のやつをかえで児童クラブに行ったということでよろしいですよね。 去年の当初予算では6,385万円であったんですけれども、安価でそれが指定管理になったわけで、多分去年の補正予算の中に入って7,011万円になったと思うんですけれども、その辺のところを内訳をきちっと、もう一度整理してお願いしたいと思っております。 あと3番目、22ページでございます。 第6款農林水産業、第1項農業費、3目農業振興費でございます。(5)明日の農業担い手支援事業でございます。 補正理由として、支給対象者がいなかったとされているんですけれども、担当部署としてどのような努力をしたのか。ただいないからいませんでしたというんではなくて、この宮代町は「農」のあるまちということで、盛んに言っております。その辺のところの関係で、どのような努力をしたのか、対象者がいなかったということなんですけれども、努力義務がどのくらいあったのか、したのか、説明をお願いします。 それと、4番目としては26ページです。 第8款土木費、第2項都市計画費でございます。(3)一般住宅耐震対策事業でございます。 補正理由に耐震診断及び耐震工事等の申請により、今年度の事業実績に基づき減額と説明されております。 それは分かるんですけれども、町に相談したケースは何件くらいあったのか。その辺のところも含めてお願いしたいと思っております。 それと、26ページ。前段の議員も言いましたけれども、湛水事業も言いました。私、教育費のほうを、26ページの情報通信ネットワークの構築なんですけれども、このことについて幾つか質問をしたいと思っております。 前段の方も言っていました。国のほうでこれを出すわけなんですけれども、補助金として5年間で。町としては1億8,000万円見積もっているんですけれども、この国やタブレット端末の費用負担は自治体の判断だとしています。必要な機器の整備に関して、個人負担が一切あるか、ないのか、今後も含めて。その辺のところもまず言っていただきたいと思っております。 それと、今後のメンテナンスです。機器の更新の費用負担はこれからどうなっていくのか。もう一度詳しくお願いします。 それと、デジタル教科書は法律上、教材であります。無償化の対象となる教科書ではないということなんですけれども、タブレットは自宅に持ち帰ることができるのかどうか。それと丁重に扱える子供たちばかりではないんで、機器の管理だけでも教師の仕事は確実に増えると思いますが、タブレット端末の保管や充電、その辺のところはどうなるのかお願いします。 それと今回、衆議院の文部科学委員会の審議の中で、文科省はデジタル教科書はあくまで現場の判断だとして、使わないという、教員は使わなくてもよいと答弁しています。町はデジタル教科書の活用について、現場の教師に任せるのかどうか、それとも人事評価の評価項目として強制されるものなのか。そのところをお願いします。 それと、ICT教育の強要というんですか。ICT不慣れな教師にとっては精神的負担となると思います。強引な導入は教師の新たなストレスの多忙化につながる。働き方改革と逆行するということなんです。どういう授業をするのか、事前にどのような研修を受けてよいのか、不安の声も広がっている。 現場の教師の理解は進んでいるとは思っておりません。ICT教育を推進するためには、モデル校での実践の課題検証をはじめ、機器の使い方やIC時代に対応した授業方針、実践教育の在り方をしっかりと現場に徹底することが導入の前提だと私は思っております。その辺のところをどのように町として考えているのか。質問したいと思います。 あとまた、いざ購入して授業に活用しようとしても、教材がインストールできないとか、ネットワークに接続できない。初歩的な問題をはじめ、正常に起動できない、充電ができない、音が出ないなどの不良品、つまりトラブルも想定されると思います。多分タブレット端末の購入さえすればあとは全て教育現場だということで、丸投げすることではなくて、学校現場に大きな、これをやると学校現場の大きな負担となる。ICT機器のメンテナンスや故障等の対応をするため、ICT支援委員を各学校に配置すべきではないか。その辺のところはどうなっているのか。 それと、あと保護者からもデジタル画像の長時間使用により、子供の目や体への健康への心配がされている。あと、保護者にも丁重に説明し、理解を得ることが私は必要ではないかなと私は思っておりますが、いかがか。 あと、今後どのようなスケジュールでICT教育を町は導入していくのか。タブレット端末などの授業で活用、どんな教育効果を上げようとしているのか。もう一度説明お願いします。 最後に、文科省ではこの顧問機関である中央教育審議会ですか。昨年12月に先端の技術を活用し、一人1台のコンピューター設備により、一人一人の子供に個別最適化された学びを授業するGIGAスクール構想を打ち出したということなんですけれども、子供が学習傾向やスポーツ、文化活動などのデータを分析し、それぞれの子供に限定規格化された学習内容を提供するというものと思っております。 このGIGAスクール構想に対し、教育の専門家からは公教育の企業の参入が進み、集団的学びがおろそかになり、画一な教育につながるとの構想、懸念も出ている。町はGIGAスクール構想をどのように受け止めているのか。その辺のところを最終的にもう一度お願いしたいと思っております。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(吉永吉正君) それでは、社会福祉総務費についてお答えさせていただきます。 社会福祉総務費全体についてでございますが、このような減額が生じないことが、もちろん最良でございますけれども、例えば流行性疾患の増加ということも考えられ、そうした場合に予算不足とならないように、そうした場合、対象者の増加や給付の伸び等が起こってまいりますので、そうしたことにも対応させていただけるよう、ある程度の余裕を持った予算措置をさせていただいております。 そのため、年度末に近づきまして、見込みを調整しまして、当初の見込みよりも下回っているということで、減額をさせていただくものでございます。 また、給付申請につきましては、5年間申請できるという期間がございまして、受診後直ちに請求されるとは限りませんで、少しまとめて申請するという方もおりますことから、余裕を持たせて予算化させていただいているものでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(小暮正代君) それでは、学童保育運営事業の補正予算の内容につきまして、ご回答を申し上げます。 今回の補正予算でございますけれども、下半期分の学童保育料の減免対象者とその額が決定したことに伴い、かえで児童クラブの指定管理料の補填を行うものでございます。 かえで児童クラブにおきましては、指定管理者が保育料の徴収を行っており、減免対象者の保育料を保護者に返還をする、返金することとなるため、収入が減額になることから、その分を町が補填するという補正予算の内容でございます。 先ほど、議員がおっしゃられた事業費7,000万円につきましては、本年度の公設公営の学童保育の運営費も含まれた事業費でございまして、来年度の指定管理料等が含まれているものではございませんので、ご理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(長堀康雄君) それでは、ただいま、山下議員からご質疑がありましたことにつきましてお答え申し上げます。 議員ご質疑の内容につきましては、補正予算書25ページの補正理由のところの後段、項にあります農業担い手塾営農研修奨励金の支給対象がいなかったことによる減ということについてのご質疑だと思われますが、これはあくまでも補助対象者がいなかったということでございまして、実際に令和元年度では4名の就農希望者からの入塾申請がありました。1名については、令和元年7月24日に実施した入塾審査を経まして、もう既に町内において入塾されて営農を開始しているということでございます。 申請のあった残りの3名のうち2名につきましては、入塾申請をしていたんですが、途中から本人たちの意向で辞退する申出がありました。さらに、もう1名の方についても、事務局と面談をしましたが、本人への就農への意欲が面談をしているうちに揺るぐ部分がありまして、辞退の申出がありましたので、結果的に1名ということでございます。 また、募集についてどういう努力をしているかということでございますが、過去は期間を定めての募集でございましたが、平成30年度よりは塾生募集につきましては、年間通年での募集をしております。 募集の方法としましても、農林振興センター、県農業大学校、それから農業会議、農業会議所、新規就農センター、東京農業大学等への募集案内を郵送、メールで配信しているほか、令和2年1月25日に東京池袋で開催されました新農業人フェアに出展して、幅広く募集を行い、そこで実際に面談をしているということであります。 ちなみに、池袋で行っております新規就農フェアは、本年度で3回目ということでございまして、今後も引き続きこういう努力は行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) 補正予算書の26、27ページの一般住宅耐震対策事業についてお答えを申し上げます。 令和元年度につきましては、耐震の診断が2件申請がありまして、そのほかについては本年度は実績がございません。宮代町といたしましては、広報やホームページ、また役場のロビーを使った相談会などで、住民の皆様には周知を図っているところではございますが、近年なかなか件数が増えてこないという状況にあります。 特に、今年は東日本大震災から9年目でございます。また、その後も熊本地震や北海道胆振東部地震など、全国で大きな地震に伴って、また被害も出ております。そして、首都直下型地震の発生も非常に高い確率であるという指摘もございますので、引き続き、周知啓発活動等は積極的に行いながら、1件でも多く耐震改修が進むように進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 山下議員からは9点ほど質問が出ておりますが、私のほうでも教育長と分担して答弁をさせていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず1点目のタブレットについての個人負担があるのかないのかというご質問でございました。 タブレットについては、まだ予算措置はさせていただいてはいないんですけれども、今回、ネットワークを構築することで、次に必要になるのはPC端末の整備ということになります。こちらにつきましては、個人負担、いわゆる保護者様ですとかそういった各家庭のご負担というのは想定はしておりません。 次に、2点目として、機器の更新の負担というお話しでございましたが、こちらは前段の議員のご質問にもお答えさせていただいておりますけれども、機器につきましては令和2年の補正予算から計上させていただきたいというふうに思っておりまして、令和2年度から令和5年度の4か年をかけて行っていきたいというふうに考えております。 これがいずれ更新時期を迎えてくるということになっております。それにつきましては、現時点では国のほうからその更新について特定財源、いわゆる補助金が出るという情報はございませんので、更新については町の負担になるのではないかというふうに現在は想定している。そういうところでございます。 3点目でございますけれども、今回仮にネットワークを構築して、その後、PC端末を用意させていただいた後に、児童・生徒が自宅に持ち帰ることができるかどうかということと、あとはタブレット端末の保管ですとか、充電はどうなるかということでございますけれども、タブレット端末等を今回整備するものについては、学校内のWi-Fiスポットで接続可能というふうに考えておりますので、今の時点では自宅に持ち帰ってというような点については想定はしておりませんけれども、将来的な拡張性とか考えていたときには、そういうことも出てくる可能性は否定はしませんが、現時点では学校内で保管するということを考えております。 今回、電源キャビネットというものも工事費の中に含まさせていただいているんですけれども、タブレットについての保管をこちらの電源キャビネットで保管をするということを考えております。 電源キャビネットにつきましては、普通教室にそれぞれ1台配置をしていくということを考えておりまして、そこで保管するとともに夜間充電を行うですとか、そうしたものによって電力の平準化を図っていきたいというふうに考えている、そういうところでございます。 それと、少し飛びますけれども、8点目のどのようなスケジュールで導入していくのかということと、どのような教育効果を上げようとしているのかというご質問でございますが、繰り返しになりますけれども、まず本年度、今、提出させていただいている通信ネットワークの整備をさせていただいた上で、令和2年度の補正を6月または9月になるかとは思いますけれども、そこで小学校5年生、6年生、中学校1年生の端末整備に関わる予算を計上させていただきまして、令和3年度の当初予算には中学校2年生の端末整備、令和4年度の当初予算では小学校3年生、4年生の端末整備、令和5年度では小学校1年生、2年生の端末整備という形で進めさせていただきたいというのが、教育委員会としての考えです。 令和3年度は中学校2年生と中学校3年生ということになります。失礼いたしました。 それと、一人1台体制になってできることはということで、これは文科省などでも言われているんですけれども、一斉学習、個別学習、あとは共働と言って、共に働くという学習において比較をしているというのがございます。 一斉学習では、一人1台では学びが深化するということで、深化というのは進ではなくて深めるのほうです。深化するということになっております。子供たち一人一人の反応を踏まえた双方向型の一斉教育が可能になるということでございます。 また、個別学習と協働学習においては、学びが転換するということとされておりまして、一人一人の教育ニーズや学習状況に応じた個別学習が可能になるということになっております。 また、各自の考えを即時に共有化できるということで、共同編集も可能になっていくということになっております。 また、3つぐらいのステップというものを文科省のほうでは考えておりますけれども、まずステップ1では、すぐにでもということと、どの教科でもということと、誰でもということで、そうしたものを生かせる一人1台端末として、様々な検索サイトを用いたものですとか、文書作成なんかを行っていく。それをまず最初のステップ1というふうにしております。 また、ステップ2としては、教科の学びを深めていくということで、教科の学びの本質に迫っていくようなそういうような学習を行っていくと。 それで、ステップ3としては教科の学びをつないでいくということで、社会的課題の解決につなげていく。そういうようなステップを考えているということでございます。 また、9点目の質問でございますけれども、GIGAスクールをどのように、今回受け止めているかというご質問でございましたが、宮代町としてもICT教育というのはこれから進めていくべき施策でございますので、今回、国のほうでこうしたGIGAスクール構想を打ち出し、財政的に支援をしていただけるというこのチャンスに、町としてはしっかり取り組んでいきたいというのが教育委員会としての考え方でございます。 私からは以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) それでは、お答えを申し上げます。 まず今回のGIGAスクールに入るに当たって、現代の社会がSociety5.0と呼ばれているような社会に今、移りつつあると。それは、現実社会と仮想現実というんですか。それが共存している。そういうと難しくなってしまうんですが、お店がないけれども、買物ができる。皆さんもネット通販とかをされていることもあると思います。それから、医療の世界では、専門医がいないけれども、遠隔でネットを使うことで診断ができたりする。 そういったようなことも一つこういった便利な社会になっていると。そういった中で国際的、国もそうですけれども、コンピューターを使って様々なことがやり始められている。 例えば、この間のOECDの読解力テスト。これではコンピューターを使ったテストになりました。画面上で画面を順番に送って、文章を読み、紙ではなくて画面上で読み、それで回答をキーボードを使って打ち込んで回答すると。そういう方向にテストなども移りつつある。 日本でもそういう方向で今で言う、大学の1次テストですか、ああいったものもそうしたいのではないかというお話もちょっとありました。全国学力学習状況調査もという話が、ちょっと話が出ましたけれども、それは検討中なんだということになっているはずです。 そういった方向でいきますと、やはり新しい社会を担っていく子供たちが、ICTについて学校で学んでいくということがいかに大切かということがあると思います。また、世の中の流れに沿って、例えば宮代町の子供たちがそういった経験なくして高校、大学と上がっていくことでいいのかということもあると思います。そういう意味ではこのICT教育をいかに小学校、中学校のときにして、高校につなげていくのかということが重要であるというふうに考えているところです。 議員おっしゃるとおり、ICT教育を導入するに当たっては、1つは教師の負担ではないかという話がありました。これは新しいことを始めるわけですので、負担になることはあると思います。しかしながら、それでは、先ほど言ったような教育ができませんので、教育委員会としてはいかに支援していくのかということが我々の役目だというふうに考えております。そういう意味では研修会を開いたり、または情報共有をしたり、それから情報提供をするなどして、教職員の皆様の負担をできるだけ軽減して、この導入が図れるように支援してまいりたいというふうに思っております。 それから、子供たちの健康面ということがございました。授業ですので、これは先生方がどういうふうに使うかということによるところがございますけれども、例えば既に宮代の中でもこういうことに取り組み始めております。 先日、例えば英語の授業を見てまいりましたけれども、その中で例えば、今までですとテレビに一斉に映して、ではそれぞれが何を言っているのかという授業になるわけですけれども、コンピューター一人一人が自分のペースで、繰り返してみたい子は繰り返して見られる。一回で済む子は、一回で済むといったような使い方で、ネイティブが外国の方が何て話しているのかということを聞き取るというような授業をしていましたけれども、その授業でいうと7、8分です、せいぜい。 ですので、使い方によるということなので、1時間中、こう画面を見ているというような状況は技術家庭の授業であるかもしれませんが、他の授業ではほぼないのではないかなというふうに思います。もちろん、画面を見る時間は今までよりも増すわけですので、そういったことについては十分配慮して、例えばブルーライトのカットシート貼るであるとか、そういったことにも配慮しながらやっていかなければいけないなというふうに思っております。 それから、教員の負担を減らすという意味で、ICT支援員の配置についてお話がございました。一般質問でお答えを申し上げましたけれども、これは人の確保であるとかも問題なんですが、実際にスタートしてどういった支援員の能力を持った方が必要なのかということが問題になると思います。先生方がどういう支援を求めているのかということを把握した上で、支援員ということも次の課題となるというふうに思っております。 それから、ICT教育の計画というようなお話もありましたけれども、一つは教育委員会としては、学校と一緒になって、子供たちにどんな力を身に付けていきたいのかと。これはリテラシーと呼ばれるもので、技術的なことです。 例えば小学校1年生はコンピューターを立ち上げて、マウスを使うことができるであるとか、そういう細かな項目で技術的なことを中学校3年生まで、9か年に分けてどういう能力を積み上げていきたいかということをつくっていきたいというふうに思っています。 もう一つは、これは先ほどちょっと申し上げました。どんな場面での活用ができるのかということの情報共有をしていかなければいけないなというふうに思っています。一つの学校だけで考えるのではなくて、宮代町が一丸となって、こういう使い方があるよということを共有して、少しでもそういったうまい使い方を広められるような計画をしていきたいというふうに思っております。 それから、集団的な学びが大事だというお話がありました。それはごもっともでして、ICTを使って、便利で合理的に物事を進めることでそれが幸せなんだという考え方だけではやはり駄目だというふうに私も思っております。 そういう意味では、今まで以上に人との絆であるとか、集団で何かやるとか、一つのことを自力で乗り越えるとか、みんなで協力して乗り越えるとか、そういったような教育も大事にしていかなければいけないというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) ありがとうございました。 最初の18ページの各事業とも軒並み減っているということなんですけれども、これ予算を前もって多く予算措置をしたということなんですけれども、予算の見込みを下まわったので、余ったんだということで説明されましたけれども、これ全てのあれに予算を決めるとき、全て予算をプラスアルファにして決めているんでしょうか。 そういうやり方を、今後ともやっていくのかどうか、全ての予算決めで。これだと幾らお金があっても足りないのではないかなと感じがするんですけれども、例えば100万円で済むところも200万円だということになっていくと、予算がオーバーしてしまうのではないかと思うんですけれども、その辺のところはどういうふうに決めているのか。ちょっと分からないところがあるんですよ。もう一度説明をお願いしたいんですけれども、その辺のところで。 それと、児童福祉、学童保育所のことについては分かりました。 あと、農林水産業で、大学のほうにも募集をかけている。年3回もいろいろなところに、東京のほうですか、行ってやっているんだということも分かりました。しかし、これのことについては、やはり「農」のあるまちということでやっているわけですから、この農業に対して予算決めもしているということで、できるだけ就農する人を見つけるというのではないんですけれども、町の仕事として確実に年に何組をやるんだという意気込みですか。そういうのを必要ではないかなと私は思っているんですけれども、その辺のところをできなかったらしようがないのではなくて、確実に募集をしてやっていくんだと。そういう目標というのはあるのかないのか。 やっていることは分かるんですよ。だけれども、実際に1組しか去年はなかったということなんですけれども、その辺のところもやはり計画倒れにするんではなくて、計画を実行するんだと、そういうことが必要ではないかなと思っております。ぜひ、やっていただきたいと思っているんですけれども。 それと、耐震のことなんですけれども、2件にとどまったわけなんです。これは毎年毎年減っています、耐震のことは。先ほども言いましたように。やはり、これは町の人たちにホームページとかいろいろな宣伝はしているんでしょうか。その辺のところもちょっと分からないところがあるんです。 こういう制度があるんだから使ってください。耐震だけではありませんけれども、あといろいろなことでやはり町の人に宣伝をしなければ町の人も分からない、こういう制度があるのとかは分からないというのが実情だと思います。ぜひ、その辺のところをもう一度答えて、どういうふうにやっていくのか、お願いしたいと思っております。 それと、先ほど言いましたGIGAスクールの問題でございます。 私もこのGIGAスクール、IC教育ですか。これは世界の流れであるということで、遅れてはいけない、IC教育というのは遅れてはいけないということは、私もこれは分かっております。いろいろな道具、便利な道具がありますので、ぜひその辺のところは私も反対するわけではないんですけれども、きちんとしたこのGIGAスクールに対しての町のマニュアル、どういうふうにやっていくのか、それが何か説明がちょっと足りないような感じがするんですよ。その辺のところどういうふうに教育現場に持っていこうとしているのか。町独自のこういう構想というのを示してほしいんですよ。 国から言われたからすぐにやるんだと、コンピューターを買ってみんなに教えるんだ。そういうのではなくて、やはりこういうコンピューターをやってきた先進的な市町村があると思います。そういうところの経験とか、そういうのをもう少し研究する必要があるんではないかなと、私は思っております。 その辺のところも具体的な流れというんですか、具体的な取組というんですか。そういうのをもうちょっと細かく言っていただければありがたいなと思っております。 先ほど先生方の負担をと言ったわけなんですけれども、その答えがないです。これは強制的にやらせるものか、人事考課のほうに入っていくというふうなのかどうか、町としての構想という中で、先生方は自由に選択できるのか、それとも、先生方の評価の、どうしてもやらせなくて、人事評価ですか、その中へ入ってしまうのか、強制的にやらせるのか、その辺のところも答えがなかったということで、もう一度お願いしたいと思います。 それと、先ほど言いました。検証のほうをきちんとやってからのほうが、遅くはないんではないかなとは、5年間の国のあります、それは。こういう効果があって、どうしても入れましょうということで、そういう検証が先生方も含めて、現場の先生も含めて検証していく必要があるんではないかなと私は思っております。 その辺のところをちょっと最後にお答えください。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(吉永吉正君) それでは、お答えさせていただきます。 社会福祉総務費の関係でございます。 先ほど予算のある程度余裕を持ってというお話をさせていただきました。これは、予算を組むときには、前年度の決算、それから当年度の見込みと、複数年を見通しまして、ある程度平準化して、足りなくならないようにということで組ませていただいております。 先ほどの質問で、ちょっとお答えが漏れてしまいまして、申し訳ございませんでした。 そういう背景はございますが、今年度の減額の理由でございますが、前年度と比較しまして、申請件数の減、あるいは申請者の減等がございます。主なものでございますが、最初の重度心身障害者医療費につきましては、利用件数が前年の平成31年1月末が1万4,783件で、令和2年1月末が1万3,986件。比較しますと797件の減となっております。 また次の、重度心身障害者手当、在宅重度心身障害者の手当でございますが、こちら対象者数が、前年は551名でございまして、今年度令和元年度末の見込みが515人ということで、36人ほど減少しております。 理由でございますが、対象者の転出であったり、死亡であったりということがございます。こうしたことから、今年度現在で補正の減をさせていただいたということでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 一般住宅の耐震対策事業につきましては、長らく事業を行っておりまして、大きな地震があった翌年などは比較的相談件数が増えたり、ご利用が増えたりという状況でございます。ただし、その期間が一定過ぎると、相談件数が減ってきてしまうという状況にもございます。 しかしながら、町としては先ほど申し上げたとおり、首都直下型地震の発生も懸念されるところでございますので、引き続き啓発活動は実施していきたいと考えております。 今、実施している内容といたしましては、広報やホームページ、また相談会、それに加えて防災訓練でブースを設けていろいろ機会があるごとに周知を図っているところでございます。 なお、補助対象となるのが、昭和56年以前の建物ということで、そこにお住いの方々も比較的年齢が高いということがございます。結果として経済的な理由や、将来を展望した将来設計の中でいろいろと苦慮されているところだと思っております。 町が56年以前の建物に対して、個人の建物の改修工事に補助を出すということは、いわゆる公助の部分でございます。56年以前の建物が倒壊することによりまして、道路等に倒れこんだ場合に、緊急車両等が通れなくなって、新たな被害や新たな被害の拡大が想定されるところでございますので、それをできる限り少なくするという趣旨からでございます。 一方、ご本人のお住まいでございますので、自ら対応するというところも当然必要になってくるものと思います。 町としては、できる限り控除の部分でその診断に向けたご判断を、前向きにご検討いただけるように、少しでも情報提供に努め、前向きに皆様がお考えいただくような状況をつくれればというふうに考えておりますが、最終的にはお金も正直かかることになりますので、所有者の方のご判断に最終的に任せることになってしまうということでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) お答えを申し上げます。 まず、町の構想というお話をいただきました。これにつきましては、PC端末の導入が、先ほど課長の答弁にもありましたとおり、令和2年度が小5、小6、中1。令和3年度が中2、中3。令和4年度が小3、小4。令和5年度が小1、小2という順で導入されてくることになっております。 つまり、令和5年度をすぎないと、全部の学校に、全学年には配置できないということがお分かりかと思います。そうしますと、順次その該当する学年の子供たちに対して、どういう教育を行うかということで、段階的に研究を重ねてまいりたいというふうに思っております。 それにつきましては、現在、おかげさまで各学校にはコンピューター室にタブレット型になるノートパソコンが40台揃っておりますので、それを使いながら既に先ほど申し上げたような授業を行ったり、研究をスタートさせているところでございます。 私どもも12月にGIGAスクールの話が出てから、視察として東京都の小金井市、それから県内の戸田市のほうに課長も含め、指導主事を送り、その導入の様子であるとか、活用の様子について視察を行い研修をしてきたところでございます。今後の導入や、指導の計画について参考にしていきたいというふうに思っております。 それから、今回のGIGAスクール補正予算ですけれども、このGIGAスクールのまずネットワークを構築しないと、その後の1台につき4,500円という、端末の補助金がいただけないということになっております。ですので、端末の補助金をいただいて、この計画を進めるに当たっては、まずネットワーク、今回の補正予算で行うネットワーク整備が必須状態になっているということもご理解ただければと思います。 それから、先生方が使わなければいけないのかというお話がありましたけれども、授業の中でコンピューター端末を使わなければならないという、使うことを目的としているわけではありません。そうしますと、とにかく使わなければということで、本来の教育の目的から逸脱する可能性がございますので、基本的にはいかに有効に使えるかということを研究していくということが大事だと思います。とにかく使うんだということだけをクローズアップして、教員に強いるということは、私どもも考えてはおりません。 ただ、先ほども申し上げましたとおり、子供たちにこのPC端末を使って、いかに授業していくか。そういう体験を子供たちが持つかということについては、新しい学習指導要領の中でこういったことが定められておりますので、やはり教員はそれを使っていくということを研究して、導入していく準備をしていかなければいけないというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) ありがとうございました。 福祉費、大分分かってきたつもりでございます。直近のやつを見てやっていくんだと。そういうことで受け止めました。 それと、今言った耐震診断ですか。2件しかいなかったんですけれども、町のほうとしても今後もいろいろな道路に倒れこんだり、個人のことですから、そういう啓発運動はしていくということなんで、理解をいたしました。 それと、先ほども言いました。GIGAスクールの問題でございます。 相変わらず先生のことについてちょっとお聞きしますけれども、これ人事考課の査定に入るんですか、やらなければ。その辺のところもお聞きしたいんですけれども。 それと、研究をしていくということで、いろいろなところへ行っているというんですけれども、実技を教えている先生方は、実際の研究というんですか、そういうことはしているんでしょうか。トップだけが先走って研究をしていても、やはり現場で使う先生方が研究しなければ、これは実践には役に立ちません。その辺のところもどういうふうに考えているのか、町としては。もう一度おっしゃってください。 以上でいいです。 ○議長(田島正徳君) 休憩いたします。 △休憩 午後2時15分 △再開 午後2時30分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) お答えを申し上げます。 まず、学校での研究であるとか準備ということでございますけれども、計画でいいますと、できれば夏休み中にネットワークの整備が終わり、それに準じて、先ほど言いました来年度は小5、小6、中1への端末のタブレットが入ると。そうしますと実際に稼働するのは半年以上先ということになるとは思いますが、その間、研究を深めると、そういった意味では、現場の先生方にも集まっていただきながら、さまざまなご意見をいただいて、よりよいものを求めていくということで、進めてまいりたいというふうに思っております。 そういう意味でも先ほど申し上げたとおり、先進の既に導入をしている学校について視察を行わさせていただいたりして、情報を集めているというところでございます。 そして、先生方の人事評価というようなお話がありましたけれども、一番最初に申し上げたとおり、子供たちが技術的にリテラシーとして身につけなくてはいけないことについては、これは先生方にはやっていただかなければならないということになると思います。授業の一つの内容です。 次に、いかにICTを活用して、授業の中で工夫してそれを使っていくかということについては、先ほど申し上げたとおり、使うことが目的ではない。いかに活用していくかということが重要だというふうに思っております。したがいまして、何回活用したから評価が上で、あまり活用しないと評価が下というような短絡的な評価ということにはならないと思います。 しかしながら、結果として子供たちにどんな力がついてきたかとか、そういったことを期待されるものがございますので、そういった意味では、その先生が行った授業がどういったレベルのものであったかという内容で評価されるということになると思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 金子議員。 ◆5番(金子正志君) 5番議員、金子です。 27ページの笠原地区浸水対策について質問です。 笠原地区における浸水対策検討資料、これに基づいて質問いたします。 まず、笠原地区の浸水を守るためには、姫宮落川、これが根本的な解決だということなのですけれど、この姫宮落川の整備についてまず質問いたします。 まず、下流から順に質問します。川端地区から中島地区、そして東武鉄道のガードまで、こちらは既に工事が終わっているということでした。現地の写真を見ますと、すいません質問の途中で、写真を見ながら質問させていただきます。よろしいでしょうか。 これ皆さんも覚えてほしいのですけれど、タブレット機械がないとどうしようもないのです。写真を持ち込めない、イラスト持ち込めない。私の手元には写真もあるけれど、見ることも禁止されている。 ○議長(田島正徳君) 金子議員、印刷してある自分の資料としてはオーケーです。 ◆5番(金子正志君) でも撮ってきたばかりですから。これがタブレット機械があれば皆さん同時に同じ写真を見ることができて、私の説明も口頭でする必要がないんです。 ○議長(田島正徳君) 金子議員、今は26ページの問題ですので。 ◆5番(金子正志君) これを記憶に基づいてまた写真の説明からいたします。これ一つずつやっていると時間が膨大にかかってしまうのです。もし途中で写真を思い出せなかったら休憩をとらせていただきます。 まず、ガード下の下流、ここから写真を撮りますと、下流から鉄道が見えます。鉄道のこちら側は下流から見て右半分は水が流れています。左側は鉄板で仕切ってありまして、まだ工事中でした。ただ、川の幅が2倍に広がるのだなというのがよく分かります。それと、川の水は非常に勢いよく流れていました。下が砂利でしたので、水の流れがよく分かるのですけれど、ここまでは完全にオーケーです。 その次に、ガードを道仏地区側に来まして見ますと、ガードの真下から写真を撮りますと、元の姫宮落川がまっすぐ流れているわけです。川が流れてまして、土手があるわけです。土手の反対側にもう一本川を造っている、そんなイメージです。ですから、川の幅が合計で今の川、そして土手、新しく造って掘っている川、3倍に広がるイメージです。これイメージが非常に沸きにくいでしょ。本当写真でも見ていただきたい。何度も繰り返しちゃうけれど。小学校5、6年生、1年生まで全員パソコンを持つのですよ、今年は。だからせめてここにいる30人全員がパソコン持って、同じ条件で話を進めたいなと重ねて言いますけれど。 そうしますと、それが335メートル、このガードからみずほの橋、このみずほの橋というのは、東武の住宅街の真ん中を通っている14メートルの幹線道路、この幹線道路が春日部市に向かうところに架かっている橋です。そこの橋までの335メートルを見ますと、3倍に広がるペースでみずほの橋までずっといっているのです。みずほの橋から下流を眺めると、それがよく見えるのです。そして、みずほの橋には3月27日までに工事は終わりますと書いてあるのです。これ去年の10月に台風があったときには、この工事は全く進んでなかったはずですから、今の細い姫宮落川の状態だったのです。 ところが今年の夏、もし大水があったとすると、みずほの橋からガードまではもう既に川幅が十分広くなっているのです。 この水流を計算していただきたいのですけれど、お願いいたします。 水流の計算というのは、川幅が私の完全な素人計算ですけれど、ざっと見で5メートル広がる。土手から5メートルまで川底まで。仮に4メートルでしても、5メートル掛ける4メートルで20メートルです。長さが335メートルですから、335メートル掛ける20メートルで6,700立方メートルなのです。そうすると、笠原地区の7,000立方メートルの問題が、今年の大水で解決しているのではないかなと。ポンプを買わずに、何もやらずにちょっと見てみたいぐらいな気持ちなのです。だからそれ言うと、笠原地区の人たち怒っちゃうかもしれませんけれど。大雨のがもう解決しているのではないのかなと。だから水流をきちんと計算してほしい。 その次なのですけれど、みずほの橋からさらに上流に向かいまして、寺の前橋、これは水管橋、水道が架かっているところです。そこまで約300メートルなのですけれど、その300メートルは、下流と逆に右岸ではなくて、左岸が広いのです。左岸が5メートルぐらいあって、右岸、右側は笠原沼落川がすごく近づいちゃってますから、右側に川幅を広げることができないような状態だったのです。見た感じ。 それを水管橋から見ますと、左岸既に買収済みということですから、用地買収は済んでいるわけですから、ここの工事を令和3年度にやっていただければ、今度は合計600メートル、そうするともう1万2,000立方メートルですから、完全に解決しているのではないのかなと思うんです。 その水管橋からガードまで大きな池ができるようなイメージです。池に水がたまっちゃうだろうというけれど、そこから下、ガードより下流はどんどん勢いよく流れていましたから、もう解決しているのではないのかなという感じなのです。 そうすると、今一番やらなくてはいけないことは、ポンプを買って、笠原小の人にトンネルを造ることではなくて、令和3年度に水管橋からみずほの橋まで工事を進めてくれと、強くお願いすること、これが一番の仕事だと思うのです。 水管橋の下には橋があるのですけれど、この橋がすごく問題なのです。川幅がぎゅっと狭くなっていますから、その水管橋から下流を広げたとしても、水管橋の下の川幅の狭い橋のところで水があふれ出ちゃうのです。そうするとこの橋は、川を広げてもらって、川幅が広がった部分の工事代は県が持ってくれるらしいのですけれど、橋が狭いのですけれど、この狭いのを広げるのは、道路を広げることとみなされて、町が負担らしいのですけれど、でも大部分を県が負担してくれて、町の少しの負担で、今4メートルの橋が幅が6メートルになって、川幅が広い立派なのができれば、それはそれですごくいいことだと思うのです。 ということで、現地を見てきた様子では、もう大分順調に進んでいる。そしてみずほの橋から水管橋まで仕上げてもらえれば、あとはゆっくりでももう大丈夫、そういう状況なのです。 ここまでの質問では、水量の計算をまずガードからみずほの橋までで水量は何立方メートル、川幅が広がったら何立方メートル増えるのか。その次の質問は、みずほの橋から水管橋まで川幅が広がったら、そこで何立方メートル増えるのか。合計で何立方メートル増えるのか。その数字を出していただいてから2番目の質問に移りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 今のご質問については、昨日事前にお話をいただいておりましたので、杉戸県土整備事務所に確認をさせていただいて、数字を出させていただいております。 まず、金子議員さんおっしゃっている、鉄橋からみずほの橋までの延長は約335メートルでございます。この区間、今断面をおおむね2倍にする工事を行っておりますので、単純に容積を量ると約8,600立方メートルになるということでございます。 また、皆様ご承知のとおり、鉄橋から下流部につきましても、右岸の工事を一部行っておりますので、それを加えますと439メートルの区間の改修を行っておりますので、約9,800立方メートルがその区間で川の容積が増えるという計算になります。 金子議員さんの仮説といたしますと、仮に9,800もう容量が確保できたということで、笠原地区の浸水対策が必要ないのであろうということであれば、町としても非常にありがたいことでございますが、この仮説を正論化するためには、まず笠原1丁目、2丁目等でたまっていたと思われる7,000立方メートルの水が、そっくりそのまま寺の前橋付近に移動ができるような機能がないと成立しないと思います。 特に、姫宮落川につきましては、上流部からの川の水を全て背負っておりますので、あの部分で仮に9万8,000立方メートルの容積が増えたとしても、それが笠原地区の水がそのまま移動できる状況にはございません。 今の状況ですと、第5及び第6の排水路から現状の能力で出していくということでございます。 結果として、今回の工事によって川幅がかなり拡幅されて、水をためる容量も増えるわけでございますが、笠原地内の問題は水位がどこまで下がるということになってくると思いますので、水位はそれほど下がらないと思います。下がることは期待はできますけれども、具体的にどのぐらいの数字かというのもちょっと出せないということなのですが、水位が若干下がることは期待できますけれども、やはり河川改修がこないと、大幅に水位が下がるということは難しいということでございます。ただ、雨が降りやんだ後の河川の流れは、今まで以上に容量が確保できますので、排出するための時間は短くできると思っております。 いずれにいたしましても、仮説の状態での議論を成立するためには、笠原地区の水をそっくりそのままみずほの橋まで持っていけるような対策ができれば、成立するとは考えます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 金子議員。 ◆5番(金子正志君) 質問ではなくて訂正なのですけれど、ガード下流までの439メートルまでを含めると、9,800立方メートルですか、9万8,000立方メートルですか。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) 9,800立方メートルです。 ◆5番(金子正志君) 話している途中で9万8,000に変わっていましたので。答弁の話している途中に9万8,000に変わっていましたので。訂正してください。 ○議長(田島正徳君) まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) 鉄橋からみずほの橋までの区間については、約8,600立方メートル、また鉄橋下流部まで含めると9,800立方メートルでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 金子議員。 ◆5番(金子正志君) ありがとうございます。 仮説に基づいて、大分水の流れがよくなるということ分かりました。 笠原地区の水は第5はけ口ではなくて、第6はけ口、こちらに集まってくるのですね。そうしますと、姫宮落川の下流の整備が終わりましたら、第6はけ口にあるポンプ、水がいっぱいになると止まってしまうポンプ、そこにこれから買うポンプを持っていって、土手をひょいと越えて、ほんの5、6メートルのホースで姫宮落に流せば、これはもう解決しているのだと思うのですけれどいかがでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 笠原2丁目エリアの排水は第6排水路が主に背負っておりますが、一部第5排水路とバイパスのような形で管が配置されておりますので、第5排水路から第6排水路に向かう場合がございますので、第6排水路が背負っているのは最終的に第5排水路が水位が上がってフラップゲートが閉じてしまうと、笠原1丁目のエリアの水も笠原2丁目である第6排水路のポンプに頼るという状況になります。 また、第6排水路のポンプと併用、もしくは代替えで今回のポンプを設置して直接姫宮落川に放流するということでございますが、河川管理者である埼玉県との協議に基づいて、排水の方法や量につきましては決められておりますので、それ以外の方法で出すためには事前に協議と同意が必要でございますので、許可なく放流ということはできないと考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 金子議員。 ◆5番(金子正志君) 今第5はけ口と第6はけ口の話でしたけれど、第6はけ口のほうが下流なのです。第6はけ口は保健センターの前辺り、第5はけ口は笠原小の正門の前辺り、それで第5はけ口の水が第6はけ口のほうに来てしまう。来てしまったら第6はけ口にポンプを設置すれば姫宮落川に流す協議だけ成立していれば、下流が大丈夫なのですから流して大丈夫じゃないかなと思うのです。 それをぜひ水管橋までの護岸工事が終わったあとの段階ですけれど、県と協議していただいて、姫宮落川が流れるようになったら、第6はけ口からポンプで直接姫宮落川に流してもいいかと、笠原地区に水がたまった場合、それは事前に協議しておいていただきたいと思います。ここは要望で一旦終わりにします。 次は、姫宮落川の話ではなくて、検討資料のポンプから校庭下を通って、笠原沼落川に水を捨てると、そちらに質問を移します。 町の説明では、第5はけ口から姫宮落川の住宅側の水を笠原小の校庭を通って、笠原沼落川に捨てると、落差は50センチ。笠原沼落川ももう処理能力ありませんから、様子を見ながら順次ポンプでくみ上げると。笠原沼落川のそちらの整備は、資料では笠原沼落川でのアシの除去や、底打ち工事等の予定区間として小沼橋まで、グランビューさくらそうの近くですけれど。これは令和2年度以降に順次予定ということで、こちらのほうが後なのです。これ順番が完全に逆ですよね。どう考えたって、捨てるほうをまず先に工事終わらせておいて、それから笠原小の工事必要によってはやる。 この状態で工事進めたら、もしちょっとポンプをくんで始めてみたら、もう駄目だよと、これ以上捨てたらどこどこの家が床下浸水しちゃうよ、もう駄目だよポンプ止めろと、こうなっちゃうでしょう。ポンプと人力と工事と全部無駄になっちゃう可能性があるのですよ。 まず、やるのであれば工事の順番を逆にしてほしい。先に笠原小のグラウンド、裏口から小沼橋まで、ここの除去まずやって、ここをしっかり流れるようにしておいていただきたい。小沼橋から下流は、もう三面護岸工事が終わってますので、これをしっかり工事を終わらせておけば、水は流れるのです。これは笠原小の下をトンネル掘る話の場合ですけれど、とにかく、もしやるのであれば順番を逆に、先に笠原沼落川の整備を先、こちらが令和2年。それが終わった後、来年の夏休みに笠原小。これはどうかという質問がまず第一点です。 2点目は、笠原小の下にトンネルを掘るのを、これはそもそも無駄だという質問なのですけれど、まず図面で、第5はけ口、ここから水は捨てるのですけれど、第5はけ口の内に②という水たまりがあります。これ笠原地区の水たまりと違う場所です。第5はけ口から水をポンプで幾ら汲んで捨てても、笠原地区の浸水は解決しないのです。非常に単純な話なのですけれど、笠原地区のほうが低いのですから。笠原地区の水は②のところまで流れてこないのですよ。床上浸水するぐらいいっぱいになると、②まで来ますけれど。ですから、笠原地区の住宅街の水を捨てるには、第6はけ口にポンプを設定して捨てるしかないのです。これ間違っていますか。これが2つ目の質問です。 大変失礼しました。これを3つ目の質問にさせてください。2つ目の質問はちょっと戻ります。 第5はけ口から、笠原小の校庭の下に配管するよりは、第5はけ口から小学校の入り口、立派な鉄の門があって、下はコンクリを張ってありますね。そこの下に管工事をする全部セメントの。それ大変です。それよりもちょっとずらして、体育館のほうにずらしまして、体育館の裏を通って、プール。プールというのはプールの水たまりがありますけれど、その4面にプールサイドがあります。プールサイドの下というのはのぞいてきたら、がらんどうなのですよね。そうするとそこに管を通すのは地べたを全然掘らなくて済むし、プールの何も構造を壊さなくて済む。 そうすると、プールサイドのところずっと配管してきますと、先生方の駐車場、道路の裏口から先生方の駐車場に入るのに、幅6、7メートルのコンクリの道があるのですけれど、そこの下だけくぐれば笠原沼落川まで一旦くぐって、また上げてでも、また地上の上の配管だけで済む。5、6年たって解決したら、どうせ埋め殺しになっちゃうものですから、そんなことするのだったら、そのプールサイドの下を通して、ほとんど地上のパイプでなるべく安上がりにやったほうがいいんのではないのかなというのが2番目の質問です。 3番目の質問は先ほどに戻りまして、第5はけ口でポンプでくみ上げても不十分だと、第6はけ口からポンプアップする必要があるので、この計画そのものが未熟な計画だったのではないのかなと思いますけれど、いかがでしょうか。 これが、笠原地区のポンプのほうの質問の3点です。   〔発言する人あり〕 ◆5番(金子正志君) まとめて大きな質問2つしかしていないですよ。 ○議長(田島正徳君) 以上ですか。 ◆5番(金子正志君) 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 まず、笠原沼落川の浚渫工事と、今回のポンプ設置の工事の順番についてでございますが、本来町が実施する土木工事にあっては、第1年度に予備設計として、おおむねの概要を設計をいたします。2年度としたしまして、工事をその次の年に発注するための詳細な設計、工事図書を作成するための設計を行います。第3年度で、実際の工事を入札等によりまして発注を行うというサイクルが通常でございます。これは、皆様からお預かりさせていただいた税金を効率的に、かつ的確に使うために、慎重に対応をするために取っていると思っております。 今回の工事は、皆様ご承知のとおり、昨年の浸水を受けて、住民の方から請願が上がり、その請願に基づいて議会の皆様が全員賛成で採択をされたということを踏まえて、本来3年かけて行う工事を半年で何とか実施しようということで、スピード感を持って対応をさせていただいているところでございます。 また、スピード感だけではなくて、一定の成果を出そうということで、いろいろ思案した結果でございます。それをもって、未熟な計画ということでご指摘をいただいたのは、非常に悲しいと思っております。 その上で、今回笠原沼落川の浚渫につきましては、令和2年度以降、順次ということでございますが、なるべく早期にできるように今後の設計等は行ってまいりたいと考えておりますが、どうしても河川等の工事を行う場合については、水が引いた時期、渇水期でないと工事の工法や工期が大きく変わってまいります。そのため、今既に笠原沼落川については、まだそもそも浚渫等の設計もできていませんし、改修も計画は全くございませんので、次の4月5月に水が増える時期までには当然対策はできないということから、まずできることからとして、第5排水路にポンプを設置させていただいて、少しでも早く地域の皆様の負担を減らしていきたいという趣旨からでございます。 当然、ポンプの設置だけでは、笠原地区の軽減は図れるところではございませんが、反対側の笠原沼落川があるエリアでは、どんどんポンプではいてしまったときには、新たな被害が発生するということもございますので、今年の対応に限っては、そのようなことで慎重にポンプは運転するということを想定をさせていただいております。 また、笠原沼落川の改修については、できることであれば今年の冬以降から順次行ってまいりたいというふうに考えているところでございますので、順番が仮に逆だということで、笠原沼落川の浚渫からやるとすれば、今年の冬以降からになりますので、今年の夏に台風が来たときには、昨年と同じ止水板で対応するということになります。 最終的な決定については、私が決定できることではありませんけれども、今私のほうで提案しているのは、少しでもスピード感を持って解決策がある方策としての提案ということでご理解をいただきたいと思います。 今回受けた請願は、2点でございます。 まず1点目が笠原沼落川の浚渫工事でございます。 2点目が笠原2丁目地内の浸水対策ということで、今回の提案は1年で全て解消できるわけではありませんが、地域の皆様の不安を少しでも解消できればということで、同時進行でできるような方策をいろいろ練って、提案をさせていただいたところでございます。 次に、2番目のプールの横に管を通していくということでございますが、皆様ご承知のとおり、水圧をかけて水を送るときには、真っすぐ送るということが一番効率的でございます。かつ傾斜がついていればよりよいというところです。 何度も角度がついて、曲がりがつきますと、そこの摩擦抵抗によりまして水圧が落ちるということなので、排水の能力は曲がりがあるほど抵抗がどんどん増えていくということになります。 今回お話をいただいている図書館に向かって曲げるためには、90度の曲がりを2回ほどつけなければならないということが一点ございます。その上で、現在図書館方面から校庭を通って、体育館前に教員の皆様が多分駐車をしているスペースがあると思いますが、そこにまた、そこだけは下に埋設をするとなれば、また一定の曲がりをつける必要がございますので、また新たなロスが生じてくるということで、今回はなるべく直線でロスがないというルートを選定をさせていただいたということでご理解をいただきたいと存じます。 また、3番目の第5排水路からポンプで出しても笠原2丁目地内の水は軽減されないということでございますが、地図を見ていただくと分かるとおり、第5排水路については、町道94号線の役場側の歩道の下に水路が入っております。現地を見ていただければ分かるとおり、笠原2丁目地内の中華料理店があるところは、特に低くなっているところでございますけれども、この第5排水路が十分機能できていれば、水路からの漏れ出してくる水がございませんので、軽減できますので、道路の上を伝って2丁目地内に流れ込むということの軽減も図れると思っております。 その上で、何回も申し上げて申し訳ありませんが、第5排水路はフラップゲートがついておりますので、水位が上がったときは逆流防止の弁が機能いたしまして、排水がストップするという時間帯が当然ございますので、その間も合わせて第5排水路からはき出すことによって、結果として笠原2丁目地内の水も排出していくことになるということで、検討をさせていただいたものを提案させていただいたところでございます。 また、先ほどのホースのことでございますけれども、埋設管を入れるときに、直線でということでございますが、これを仮にビニール製のホースなどにすれば、またホースの抵抗が上がってまいりますので、それらを考えれば、今提案できる段階では一番効率的な内容ではないかというふうには考えております。 以上でございます。
    ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 浅倉議員。 ◆4番(浅倉孝郎君) 議席番号4番の浅倉です。 27ページの笠原地区浸水対策についてご質問いたします。 私も金子議員と同じくして姫宮落川の改修工事のほうを見てきました。また、笠原沼落川のほうも現地視察をして、これから質問をさせていただきます。 姫宮落川の改修工事はもうどんどん進んでおりまして、毎年毎年河川の流量が増えていくわけですね。ということは、近い将来解消になるという問題であるというふうに私は認識しました。 ということは、今回の笠原地区の浸水対策は、恒常的なものではなく、緊急的な措置というようなニュアンスが大きいと思います。そのため、もしかしたら来年、もしかしたら再来年、その先ぐらいでも解消すると思われるような対策に、校庭の下に埋設管を通すというのは、下手すると2年後3年後にはもう使わなくなってしまうという可能性があります。 この校庭なのですけれど、当然ながら軟弱な地盤であり、子供たちが授業で使う、もしくはクラブ活動で使う場所でもあります。何かの拍子に埋設管が悪さをしまして、校庭が使いづらいというふうになってしまいますと、これは大変なことになりますので、校庭の下に埋設管を埋めるのではなくて、巻きホースのほうで笠原沼落川に流すという方法のほうがいいのではないかなということで、質問がまず一つです。 若干抵抗がつくとしましても、3、4年で解消してしまうところにわざわざ多額の金額をかけて埋設管を埋めるという必要はないのかなと思います。 それともう一つ、課長さんが心配していたとおり、笠原沼落川のほうにどんどん水を流せば、新たな被害が発生するのではないかという心配も確かにあります。台風19号のときに、私この辺りで田んぼをやっておりますので、現地を見に行ったときに、かなりたまっているなというふうに思いました。 笠原沼落川のほうなのですけれど、こちらかなり土砂が堆積しているのと、アシがありまして、そのアシに藻が絡まって、さらに流れを悪くしているというのが分かりました。 藻が発生しているのが、東武動物公園の池の横に外来種のオオフサモというのがあるのですけれど、これは大量に発生していまして、これが秋口になるとみんなちぎれて下流に流れてきて、アシに引っかかってしまうということで、きちんと藻の除去とアシの除去をすることによって、笠原沼落川のあと浚渫、これをすることによって、流れをさらによくするということが可能だと思います。 それともう一つ、ほっつけ田んぼなのですけれど、田んぼはもともと治水機能を持っておりますので、このほっつけ田の治水機能を使うということです。 一部、ほっつけの中の泥がたまって機能していないものがありますので、できればここも浚渫してもらいまして、笠原沼落川のほうを浚渫とアシを除去して流す。そして、ほっつけ田んぼのほうでためる、この流すためるをうまく使うことで、わざわざ笠原小学校の下に埋設管を埋めることもなく、巻きホースのほうで、対応するということも可能だと思いますけれど、いかがでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 笠原小学校の校庭には、ポンプを設置するのに合わせて、巻きホースを設置するようにすれば、改めて下に配管する必要がないのではないかというご質問でございます。 これについては、今回の計画の提案に先立ちまして、いろいろ検討をさせていただいた中の一つに入っております。 なぜ埋設ということになったかということなのですが、今回お話をいただいているような巻きホースの場合は、通常は円形に膨らむホースでございますけれども、ほかのために平たくなって、ぐるぐると巻けるということで、通常の保管は便利であり、コンパクトにまとまりますので、有利だと考えております。また、このホースではなくて、プラスチック製の変形しないホースのことも考えましたけれども、変形しないホース、オレンジ色のホースになりますけれども、これは抵抗が低いのですけれども、非常に重量があるということでございます。 ご質問いただいている巻きホースについては、もし仮に接続するとすれば、140メートルプラス150メートルですから、おおむね200メートルのところをポンプに接続をして、笠原沼落川まで一気に流すということでございますが、こちらは既にメーカーにも確認はしてあるのですけれども、200メートル流すとなると、先ほど言ったポンプの抵抗がありまして、潰れているホースを膨らますための力でかなりエネルギーというか、力を使ってしまいますので、200メートル先でどのぐらい出るのかというようなことをお伺いしたのですが、3分の1から4分の1以下の能力になると思いますと、これは正式に聞いたわけではなくて、感覚として、通常ポンプを売ってらっしゃる方に聞いたところですので、具体的にその数字が合っているかどうかはなんとも言えませんけれども、私も素人ではございますけれども、200メートル先までそのようなポンプを使って、そのようなホースをつなぐということになりますと、やはりポンプから出た水圧が先までは届かないというのは想定できるところでございます。 また、先ほど言っていたホースの曲がりについては、真っすぐであれば抵抗がございませんけれども、それが仮に曲がってしまったりということであれば、もっと抵抗ができてしまいますので、予定していた2基で1分間に6立方メートルという水量の排水ができない、最悪の場合はもう4分の1程度の排水になる可能性が高いということから、埋設管を地下に入れて、なるべく直線で、また少しでも勾配をつけて一気に流すというような提案をさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(長堀康雄君) それではお答え申し上げます。 新しい村内におきますほっつけ田んぼの浚渫でございますが、ほっつけにつきましては、議員ご指摘のとおり、大分土砂のほうがたまってきて、底が上がってきているということにつきましては認識しているところでございます。 過去に一度、大規模な浚渫を行ったことがあるのですが、議員ご承知のとおり浚渫をする際には、ヨシが大量に生えておりますので、それを処分するとなると、土砂をどこに持っていくかということで、過去に行ったときは、新しい村を借りている所有地の一部に一時貯留しておきまして、そのあと乾いたあと撤去するということができたのですが、現在適切な場所がございません。 したがいまして、今新しい村と協議をしておりますのが、その費用、方法等について協議をしているところでございます。近い将来、いずれにしましても、撤去しなければならないなというふうには考えております。 ただ、ほっつけ田んぼ浚渫したとしても、今議論になっております笠原地区の浸水等につきましては、大きな効果というのは発揮しないというふうに考えております。基本的にはやはりその隣の笠原沼落川、これを議員ご提案もございましたとおり、やはり藻やアシの撤去、底を水が流れるような形での敷き打ち等を行うというものは基本かなというふうには考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 浅倉議員。 ◆4番(浅倉孝郎君) 再質問させていただきます。 ポンプのホースの件は、あくまでも未知数という仮定の話なので、そういうものかなと思いました。 もう一つ聞きたいのは、姫宮落川の改修が進めば、当然ながら笠原地区の浸水は解消されるということが分かっている中で、2、3年しかもしかしたら使わなくなってしまうかもしれないと思われる笠原小学校の地下の埋設の管、これは多額のお金を使いますので、税金の無駄遣いだというふうに言われるような気がしないでもないのですが、こちらはいかがでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 姫宮落川の改修については、引き続き県に早期の完成ということを強く要望をしてまいりたいというふうに考えておりますが、2、3年で整備が完了するかどうかは未知数でございます。そのため、今できることを町としては進める必要があるというふうに考えております。その上で、結果として2、3年できてしまって、税金の無駄遣いということでご批判をいただく場合もあるかもしれませんが、今できることをしっかりとやっていくという考えでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑ございますか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) これをもって質疑を終了いたします。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後3時18分 △再開 午後3時39分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に反対する反対討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 議案第6号 令和元年度宮代一般会計補正予算について、反対の立場から討論いたします。 今回、特に補正の中で、論議が集中されましたが、湛水防除対策事業、笠原地区の浸水対策による予算でございます。この点につきましては、議論もし、町が姫宮落川、あるいは笠原沼落川の現在行われている浚渫工事の推進、これは大前提であります。それと同時に特に笠原2丁目の浸水対策、これへの対策ということで、補正予算を組んでいただきました。これにつきましては、やはり排水口のポンプの工事については、もう少し予算をかけないで済む方法もあるのかなというふうに思います。 しかし、姿勢としては、この2つをきちっとやっていきたいと、しかも昨年の12月議会で請願が組まれ、全会一致で採択されたその重みはあるということから、予算がつけられました。そのことについては先ほど言ったとおりでありますが、教育費の中のGIGAスクール構想について、私どもは納得できません。 というのは、やはりこれは国策であります。安倍政権が経済対策として2019年度補正予算に2,318億円を盛り込んだGIGAスクール構想。小中学生に一人1台のコンピューター端末を整備することで、誰一人取り残さない個別最適化された学びを実現すると言っております。 しかし、GIGAスクール構想によるコンピューター端末の需要増加は、国内市場一つ分に相当、これは日経電子版に報じられております。そもそも、文部科学省の審議会は、2016年コンピューター端末のデジタル教科書について、地域ごとにインターネット環境などが異なることや、健康への不安があることから、全面的な導入を拙速に進めることは適当ではないと報告していました。 ところがGIGAスクール構想は、22年度までに一人1台端末を実現し、全ての授業でフル活用する行程表を描きます。全国学力テストにも端末を利用する計画です。 経済産業省の一人1台端末など、GIGAスクール構想につながる提言を発表しております。提言は、子供が教室で一斉に授業を受ける現在の学校教育の仕組みを批判し、同じ教室にいても、反末を使って一人一人が異なる教科や単元を学ぶことを進むべき方向として示しました。子供たちがコンピューター端末でそれぞれ異なる課題に取り組むようになれば、集団の中で学び、人格の完成を目指す学校教育のあり方が根底から崩れてしまいます。 子供の学習情報を教育産業が握ることで、情報流出や、就職採用などで使われる恐れもあります。現場ではコンピューター端末を使うことが目的化すれば、教師の負担を増やすことにもなりかねない。子供たちが人とのかかわりの中で豊かに学び、教職員が専門性を発揮するには、コンピューター端末ではなく、教職員を増やすことが求められております。 日本全国で、教員不足が叫ばれているときに、一人1台端末は、財政的にも優先順位がおかしい。また、政府が出すのは初期投資の予算だけとのことなので、数年後にはランニングコストが自治体の財政を圧迫するわけであります。 こういった理由からも、この案には反対をいたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 角野議員。 ◆9番(角野由紀子君) 議席番号9番、角野でございます。 議案第6号 令和元年度宮代一般会計補正予算(第6号)に対し、賛成の立場で討論いたします。 補正予算は2億1,637万円を追加し、総額を109億879万円にするものです。 内容は、各種事業実績の確定による減額と、国施策を活用した小中学校校内情報通信ネットワーク整備及び笠原地区浸水対策事業、道路維持管理事業等です。まず、湛水防除事業では、笠原地区浸水対策事業の実施があります。これについては、昨年の12月議会で笠原地区の町民の方から浸水対策を求める請願が提出され、福祉産業委員会で審査された後、議員全員賛成で採択した経緯があります。 そのときの福祉産業委員会の審議を傍聴いたしましたが、排水路の整備に関して、ポンプを大きくして姫宮落川をくぐって、笠原沼落川まで排水路をつないだらどうかという意見もあると言われたとか、町に当面行っていただきたいのは道路のかさ上げと、住宅地のかさ上げ、ポンプアップもすべきである。職員の採用を押さえて、排水ポンプを購入すべきとの町民の意見も紹介されていました。 笠原地区住宅の浸水対策、排水路整備、姫宮落川の整備と、新しい調整池の設置を早急に求めた結果、このたびの排水ポンプ購入、排水施設整備、ポンプ運搬車の購入等の予算計上となりました。 台風、ゲリラ豪雨など災害は、想定できないものです。町独自でできることはやっていこうとの執行部の迅速な対応を評価します。 このたびは、あくまでも費用と効果の面では、緊急、臨時的措置としての対応です。しかし、できうる限りの早急な対策としての排水整備は行ってみるべきと思います。なぜか、それはそこに困ってしまう町民がいるからです。加えて、道路維持管理事業の東粂原の町道74号線の冠水対策工事も期待します。 また、国のGIGAスクール構想の国の政策により、宮代町でも宮代の全ての子供たちのため、GIGAスクール構想の実現を目指すことになりました。 これまでの地方財政措置での対応とされており、予算化はそれぞれの自治体の一般財源に委ねられていたのと比べると、画期的な政策転換です。 宮代町としても、国からの財政支援を最大限に活用しながら、学校ICT環境整備を加速していくべきです。この千載一遇の二度とないチャンスを逃してはなりません。 ICT分野は、日本が止まっていても世界は先に進んでしまいます。教育長の答弁にもございましたが、Society超高速社会5.0とは、狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く5番目の新しい社会であり、デジタル革新と多様な人々の想像、創造力の融合によって、社会の課題を解決し、価値を創造する社会です。超スマート社会Society5.0は、最終的には少子高齢化、地域格差、貧富の差などの課題を解決し、一人一人が快適に暮らせる社会を実現することが真の目的となります。そのような社会、新しい社会にどのような人材が求められるか、リーダーシップやチームワーク、忍耐力を土台にして、数理的推論、データ分析力、論理的文章力、外国語コミュニケーション力といったリテラシーを積み上げます。さらにその上に、論理的思考と規範的判断力、課題発見・解決力、未来社会の構想・設計力という相互に関連した能力を兼ね備えた人材が新しい時代、Society5.0時代に求められる人材という位置づけもあります。 宮代町の子供たちが予測不可能な未来社会を自立して生き、これからの地域や社会の作り手となっていくためには、学校のICT化はその必須条件でございます。 そういう意味で今回の補正予算には大賛成をいたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 金子議員。 ◆5番(金子正志君) 議席番号5番、金子正志です。 令和元年度宮代一般会計補正予算について、賛成の立場から討論いたします。 まず、小中学校校内情報通信ネットワークの整備については、災害時にはネットワークの開放を検討していただくようお願いいたします。 次に、笠原地区浸水対策事業については、住民からの請願に対して、誠実な対応に非常に感謝するものであります。 笠原小学校の校庭下の排水管工事については再検討をお願いいたします。 また、笠原沼落川の山崎809-1番から小沼橋までの整備は、令和2年度内に終わらせていただくようお願いいたしまして、賛成いたします。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸山議員。 ◆3番(丸山妙子君) 議席番号3番、丸山妙子でございます。 議案第6号 令和元年度宮代一般会計補正予算(第6号)について、賛成の立場で討論いたします。 笠原地区の浸水対策事業に関しましては、12月の請願により、スピード感を持って対応をしていただきました。議員全会一致となり、まず、浸水された皆さんたちの二度とこういうことが起こらないように、起こった場合のスピード感でまずできることを、県の川の事業とともに町が早速やってきたことに評価いたします。 そして、税金の一円一円が大事だと思っている、まちづくり建設課長はじめ、その担当課の皆さんが予算を大事に使い、これから先やっていただけるものと信じております。 あと、ICT環境について。 宮代町がGIGAスクールに国の予算で参加することは、世界に羽ばたく子供たち、そして、母子家庭など、教育環境が大変差があります。その中で、全員の宮代の子供たちがその環境で学ぶことにより、その子たちの将来に結びつくことと信じております。 町内の教員に関しましては、手段として子供たちに教えるよう、質の高い教員が揃うよう、そして質を高く勉強していただくように願っております。 昨年の台風のような被害がまた、これ以上のものが起こることは、万が一ではございません。町の税金によって、この補正予算によって、町をよくしていただくように願って、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 浅倉議員。 ◆4番(浅倉孝郎君) 議席番号4番、浅倉です。 令和元年度宮代一般会計補正予算(第6号)について、賛成の立場から討論します。 笠原地区の浸水対策工事のほうですが、こちらのほうは執行部のほうが非常によく考えられた対策だと思っております。ただ、校庭の下のほうに管を通すというのは検討していただければなというのと、笠原沼落の浚渫の際には、あそこは自然の護岸ということで工事されておりますので、自然保護の観点からも行ってほしいと思っております。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第6号 令和元年度宮代一般会計補正予算(第6号)についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(田島正徳君) 起立多数であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第7号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第3、議案第7号 令和元年度宮代国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第7号 令和元年度宮代国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第8号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第4、議案第8号 令和元年度宮代介護保険特別会計補正予算(第4号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより議案第8号 令和元年度宮代介護保険特別会計補正予算(第4号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第9号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第5、議案第9号 令和元年度宮代後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第9号 令和元年度宮代後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第10号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第6、議案第10号 令和元年度宮代公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第10号 令和元年度宮代公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についての件を起立により採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(田島正徳君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれにて散会いたします。 △散会 午後4時36分...