◆10番(
合川泰治君) ありがとうございます。 今の答弁では難しいというお話をいただきました。
設置場所、またあるいはお金、こういうものがなかなか難しいということですけれども、その一方でこの
ポイ捨ての増加が目立っております。というのも、この庁舎を清掃していただいている方なんかからもお話を聞いた中で、やはり増えているということです。 そこでお伺いしたいのが、
先ほど答弁の中でもありましたとおり、宮代町きれいな
まちづくり条例があります。この中では
ポイ捨て、チューインガムとかいろいろなごみを捨てると
罰則規定が設けられておりまして、12条では必要な指導を行うことができる。指導では済まないと勧告、書類での通知、そういったことかできるというふうになっております。15条では、最高になると2万円以下の過料に処するということがございます。これまでにこの町で指導した実績、2万円の過料をとったとか、そういう事例、そういうものがどの程度あるのか、お伺いをいたします。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
町民生活課長。
◎
町民生活課長(
齋藤和浩君)
お答えを申し上げます。 きれいな
まちづくり条例にございます関係につきまして
お答えをさせていただきます。 指導、勧告等いろいろと条例等では定めさせていただいているところでございますが、それに伴いまして過料が発生したという事実については、自分が把握している状況ではなかったというふうに認識しております。ただ、指導というか注意というものはさせていただいたことはございます。 さまざまな状況において、当時、もちろん吸い殻がある段階のときは
喫煙場所のご案内というのができたわけですけれども、その後、法律が改正された後、7月からの段階では特定の、要するに
喫煙場所というのがございませんので、喫煙された方への誘導というのができていないのが現状です。もしあれば、そちらでという
指導等ができるわけですけれども、現実から申し上げますと、現状としては、今は指導するに当たる特定の場所がないという状況があります。 また、過去におきましては
指導等ということではございますけれども、過料等をしたということはございませんでした。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君)
合川議員。
◆10番(
合川泰治君) 今のところそうした実績はないということでお伺いをいたしました。 今、この近辺で見ますと、
スキップ広場の向かいにあるスーパーなんかにも設置してありまして、そこで吸う方も見られるようになりました。 先日の前段の議員さんもこの
受動喫煙について質問しておりまして、その答弁の中で、祭り中は基本的にごみはないというお話もあったりしました。祭り中の一つの事例をちょっととらせていただくと、ごみは基本的に
美化委員、ごみを拾ってくれている方がいるので、ないのかなというふうに思うんですが、あれ、ビニールで囲っただけで
受動喫煙という観点からは不十分だというふうに考えるんですが、今後その辺も検討されていく余地はあるのか、お伺いをいたします。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
町民生活課長。
◎
町民生活課長(
齋藤和浩君)
お答えを申し上げます。 今回、
町民まつりにおきましては
喫煙場所という形で設けさせていただきました。その場所につきましては、庁舎と
進修館の間の道路という形で、今回の法的に言う敷地内ということではなく、
敷地外というところで設置をさせていただきました。今回、祭りにつきましてはたくさんの方が参加されると。そうしますと、やはりどうしても喫煙の問題は発生するだろうということを想定させていただきまして、今回、その道路につきましては基本的には
敷地外という形でございます。 道路については
使用許可をいただいてございますので、ただ、その場所がよかったか、また悪かったかという反省の部分につきましては、極力
受動喫煙を防止するという意味では、極力人の動線がない場所、要するに動きが余りない場所、なるべく端のほうであったりとか、そういうところを今回選定させていただきました。 ただ、全てを塞いだわけではありませんので、多少の煙等は出たと私も思います。換気扇があるわけではありませんし、吸い込みの機械があるわけではございませんので、その状況が一つは反省の点かなと。ただもう一つは、
喫煙場所があるというお知らせをすることによって、先ほど言った
受動喫煙、あそこに行くと
たばこを吸う人がいるから、そこは避けようという一つの吸わない方への、場所がここにあるから、そこには、言い方は変ですけれども、近寄らないというか、そこは
たばこを吸うからにおいが嫌だなという意味の一つの場所という意味で、大きく
喫煙所という看板を設置させていただいたと。 ですので、吸う方、吸わない方、もちろん特に今回の場合は
受動喫煙ということを考えたところ、先ほど言った場所はなるべく端、逆に場所を大きく見せることによって、吸わない方への配慮をしたつもりではございます。そのような観点から考えて、今回そのような措置をさせていただいたという状況でございますので、ご理解をいただきたいと存じます。 以上でございます。 今後につきましては、特に
イベント関係で申し上げますと、どうしても必要ではないかなと、なかなか規制をするのは非常に難しいかなというふうに思われていますので、一応、今回この祭りで使いました
喫煙所のテントという言い方を我々はしているんですけれども、それは各
自治会等で、催し物があるときにはそれを
喫煙所としてお使いいただけるのなら、それはもう
喫煙所用のテントにさせていただいて、活用していただければというふうに思っていますし、また、町の諸行事においては、基本的には敷地内は喫煙することはできませんので、そのときにおいて対応せざるを得ないのかなと。 私どもの担当している
町民まつりだけで申し上げますと、引き続き次年度においても
喫煙所は何らかの形で設けるという考えはございます。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君)
合川議員。
◆10番(
合川泰治君) ありがとうございます。 この質問に関しては最後に1点だけお伺いをさせていただきます。 今、場所、お金、こういったものがなかなか難しいというのが現状かと思いますが、もう
一つ現状といえば、やはり
たばこをやめられない方がいるのも現状であります。こうした法律が施行されるに当たって、例えばそちらに振り向けるお金、場所が難しいのであれば、禁煙の助成、そういったものに
考え方を切りかえて、そちらの方向を推進していくというような考え、検討というのはされたことがあるかどうか、お伺いをいたします。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
健康介護課長。
◎
健康介護課長(小島修君)
お答え申し上げます。 禁煙に関しての必要な経費についての助成ということについては、現在は
健康増進の担当におきまして、
保健指導の中で
健康被害のリスクを高めるという観点から、
たばこを吸われる方に対しての禁煙を促すといった取り組みを行っております。 一方で、昨今一般の
医療機関におきましても
禁煙外来ということで、窓口をあけているというようなところも増えてまいりましたので、そちらへのご案内等も引き続き行っていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君)
合川議員。
◆10番(
合川泰治君) この1点目の
受動喫煙については以上とさせていただきます。 次に、2点目の宮代町
消防団運営費の
支出基準についてお伺いをいたします。 現在、
消防団につきましては本部、各分団の
運営費として、平成30年度
決算ベースで289万円の
消防団運営交付金を支出しております。そのことについて、以下の点についてお伺いをいたします。 (1)今後必要な装備として、町からの支出を考えているもの。 (2)
消防団運営費から支出できるもの、できないものの基準は。 (3)夜間の
消火活動などのため、
ヘッドライトは必要不可欠な装備であり、町から支出すべきものと考えますが、見解は。 以上、3点お願いをいたします。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
町民生活課長。
◎
町民生活課長(
齋藤和浩君)
お答えを申し上げます。 初めに、今後必要な装備として町からの支出を考えているものとのご質問でございますが、直近の主な
装備品の
支給状況につきましてご説明申し上げます。 平成28年度には
分団ごとに
エンジンカッターを各1台、平成28年度につきましても
分団ごとにチェーンソーを各1台と班長以上の
消防団に
携帯型無線機を支給しております。また、平成30年度につきましては、
分団ごとに
ホースを各4本支給させていただいております。 今後につきましても、必要な
装備品を支給させていただきたいと考えておりますが、来年度につきましても老朽化しております
ホースを引き続き支給させていただく予定でございます。 次に、
消防団運営費から支出できるもの、できないものの基準はとのご質問でございますが、ご質問の
消防団運営費につきましては、
消防団運営交付金のことと存じます。この
運営交付金につきましては、宮代町
消防団運営交付金交付要綱で必要な事項を定めているところでございますが、要綱では細かな基準までは定めておらず、
交付金の使途につきまして、内規にて
消防団員と
意志統一を図っているところでございます。
交付金の対象となる費用でございますが、
地域防災にかかわる
PR活動に要した
消耗品等の費用、
災害事業資機材、装備、備品等の購入費、
地域防災の
知識習得にかかわる講習または研修の費用、訓練等による
水分補給及び昼食代などでございます。 一方、
交付金の対象とならない費用につきましては、対象となる費用以外で
団活動に関係のない費用でございます。 次に、
ヘッドライトに関する質問でございますが、夜間における活動につきましては明かりは必要不可欠でございます。
懐中電灯など、手で持つライトではなく、両手があくように、議員ご指摘のとおり
ヘッドライトが有効であると考えておりますので、ヘルメットに装着できるタイプの
ヘッドライトについては、
消防団と調整をさせていただき整備してまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君)
合川議員。
◆10番(
合川泰治君) ありがとうございます。 答弁の内容をお伺いしますと、おおむねご理解いただけたのかなというふうに思っております。 ここで言っておきたいことといいますか、
火災件数を見ますと、ここ最近では平成28年が11件、平成29年が15件、30年が7件、31年、今年度は今現在で5件の
火災件数となっています。これは宮代町町内ということです。そうした中で、私も手前みその話ではありますが、
消防団として活動させていただいている中で、やはり夜間に出動することも多々あります。 そうした中で、
ポンプ車には投光器が設置されておりますので、ある程度の明かりはとれるんですが、大体火元といいますか、きっさきという水が出るものを持つ先のほうに、建物のほうに向かったり、大体そういった作業のところに投光器を持っていってしまうので、そこで終わってしまう。で、ほかに物をとりに行くときとか、いろいろなときにほかの団員が活動するわけですけれども、そうした中で真っ暗でなかなか見えづらくてやりにくいという声が大変ありますので、この
ヘッドライトについては分団で自主的に装備したところもあるはあります。ただ、なぜ町からというお話かと言えば、やはり全団で装備すべきものは町からしっかりと支給をする、そういう考えに基づいて行っていただければなというふうに思っております。
ヘッドライトにつきましても、2,000円前後から3,000円で、高いものでも1万円程度ということですので、そんなにばか高い費用というわけではありませんので、ご理解いただけたのかなというふうに思いますが、1点だけお伺いをさせていただきたいのが、調整をさせていただき整備してまいりたい、このようなお話だったんですが、調整というのはどういったものを買うかという、そういう調整ということでよろしいですか。
消防団の幹部の方もいらっしゃいますので、いらないというふうに言うことはないと思いますが、この調整というのはどういう意味かだけ、確認の意味も含めてお伺いをさせてください。 以上です。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
町民生活課長。
◎
町民生活課長(
齋藤和浩君)
お答え申し上げます。
ヘッドライトについて、
消防団と調整という記載をさせていただきました。これにつきましては、町のほうから、先ほどありました
運営交付金というもので各団に助成をさせていただいています。その費用の中で購入するか、また町として予算を計上して配付をさせていただくかというところで、各分団長さん、また団長さん等含めまして、その辺でちょっと調整をさせていただきたいと、必要であれば、やはり町として全員の
消防団員さんに配るべきだと思いますし、もしその
運営交付金が活用できるのであれば、それで、費用で支出していただいて買っていただくと、そういう観点で今、調整という言葉にさせていただいているところでございます。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君)
合川議員。
◆10番(
合川泰治君) 今の答弁を伺いますと、
交付金か町から出すか、この調整というお話なんですが、この
装備品に関して、例えば
エンジンカッターとかそういう高額のもの、これは町で用意をしていただきました。
ヘッドライトについては、確かに買えなくはない金額です。ということは、全団で装備するものであっても、金額の高い、安いによって、町で買うか
交付金で買うか決まっていくということなのか、全団で装備すべきものはやはりしっかり町で装備するというのが基本的な
考え方ではないかと私は考えるわけなんですが、その金額の多寡によってどちらかが出すか決めていくということなんでしょうか。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
町民生活課長。
◎
町民生活課長(
齋藤和浩君)
お答えを申し上げます。
消防団の
装備基準というものがございます。やはりその中に記載してある、記載されているものが多々あります。今、配付させていただいているものであれば、例えば安全靴であるとか、そういうものを含めまして、さまざまな団員さんに装備していただく費用というものは町で用意させていただいておりますが、先ほど私のほうから申し上げました
金額云々ということで、
運営交付金で負担するか、町で負担するかというところではなく、必要なものはやはり町で用意すべきだというふうに考えているところでございますが、その調整の部分につきましては、まずさまざまな
装備品がまだまだあるかと思いますので、
そのものを含めまして、あわせて検討させていただければと、まだまだ用意する
必要備品が、
装備品がまだあるかと思いますので、
ヘッドライト等にかかわらず、他のもの等も含めまして検討させていただきたいというところでございます。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君)
合川議員。
◆10番(
合川泰治君) ちょっとまだなかなか理解ができないところがあるんですが、例えば、平成30年度の決算書の項目の中には、
消防団装備品ということで、これ、先ほどの
交付金とは別項目になっていて、そこでは46万2,153円というのが今回計上してあります。こちらの
消防団装備品、ちょっと決算のような内容にもなってしまうんですが、この項目で買う46万円分というのはどういった装備を指しているものなのか、お伺いをいたします。
○議長(
中野松夫君) 暫時休憩します。
△休憩 午前10時26分
△再開 午前10時29分
○議長(
中野松夫君) 再開します。 答弁を求めます。
町民生活課長。
◎
町民生活課長(
齋藤和浩君)
お答えを申し上げます。
装備品の関係でございますけれども、先ほど申し上げました
ホース台でございます。
ホース台を購入した費用でございます。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君)
合川議員。
◆10番(
合川泰治君) この金額についてはわかりました。今後について、今、調整していただけるというお話なんですけれども、まず
ヘッドライトは町のほうでも理解していただいているとおり、本当に必要不可欠な装備であると思いますので、そして、今後に関しても
考え方としては、やはり必要なものは町から全団に共通して支給する、こういう
考え方で、
交付金に関してはそれぞれが本当に独自にその分団で必要なもの、そういったものにはそこから出すべきなのかなというふうには思いますので、
消防団の方と
十分調整をしていただいて、町から整備を行っていただくようにお願いをして、この質問に関しては以上とさせていただきます。 次に、3点目の
循環バスの停留所がない地域への
代替措置について伺います。 この件につきましては前回の議会でも質問をさせていただきました。大きな流れとしては第5次総合計画の中で検討していくということでしたが、では、現実的に今、困っている方への方策はとの質問には、何か検討してみたいという内容の答弁がありました。
代替措置の検討をお願いしたいと考えておりますが、
循環バスの停留所がない地域への対応についてお伺いをいたします。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(栗原聡君)
お答え申し上げます。 前段の議員さんとの質問の回答と少し重複することがあろうかと思いますが、ご了承いただければと思います。 以前の
循環バスは、町内をくまなく循環していたことにより目的地までの時間がかかり過ぎる、歩いたほうがまだいい、誰も乗っていないというような声をいただくことが多く、そのことが利用者の伸び悩みになっておりました。こうしたこともあり、第4次総合計画の中で、「人、活動、地域をつなげる」という構想に基づいた実行計画事業に基づき、便利バスが走る事業をスタートしました。活動拠点となる
公共施設や集会所、商業施設や医療施設などを停留所に組み合わせ、町を直線的に結ぶことで利便性の高い公共交通サービスを展開し、活性化につなげようというものです。 平成27年度の見直しの際には、既に高齢化率が30%、あるいは40%を超えていた住宅団地を中心に運行し、駅、
公共施設、医療施設、商業施設、日常生活の幅を広げるバス停を設置しました。特に、宮代台、桃山台、学園台、姫宮団地などについては、団地造成時に入居された方がほとんどであり、一斉に高齢化が進んだという側面もありました。こうした
考え方に基づいて運行ルートを設定した結果、計画策定時での年間乗車人数が3万1,000人だったものが、昨年度は5万5,000人を達成しています。 ご質問の停留所がない地域の対応ということですが、町内をくまなく網の目のように循環することで、町内均等にバス停を設置することはできますが、それでもどうしても循環できない地域は生じてくると思います。また、以前の
循環バスがそうであったように、目的地までの到着にかかる時間がかかりすぎる。だから利用しないということになり、現在、その利便性により買い物や通院、
公共施設の利用に役立てていただいている皆さんにとっては逆に不都合が生じてしまいます。 前段の議員さんのご質問でも
お答えしたとおり、要支援、要介護などの認定を受けた皆さんに対する支援としては、NPO法人による福祉有償運送などのサービスがあり、町民の皆様にご利用いただいているところです。しかし、一口に高齢者といってもお住まいの場所、それと健康状態さまざまであり、また年齢としても幅があります。全ての方を網の目のようにカバーするためには、一つの方法だけでは不十分だと考えています。 バス以外の公共交通施策については、デマンド交通というものもあります。近隣の久喜市、白岡市で実施しているところですが、今後10年は今よりもさらに高齢化が進み、また地域ごとのニーズも変化してくると思います。町全体、そして高齢化社会の前提を見据えた公共施策を大くくりで、大きな絵を第5次総合計画の中に位置づけていく、そのための作業を現在しているところでございます。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君)
合川議員。
◆10番(
合川泰治君) ありがとうございます。 ただ、この答弁の中では質問に対する答えが見当たらないということで、第5次総合計画で検討していきますよというお話はもう前回から伺っております。そしてまた、前段の議員さんの質問の中でもお聞きしたところでございます。ただ、それが相当年数、対応するまでにある程度はかかると思います。その間、今大変な思いをされている方に対する、それにかわる措置というものが何かできませんかという質問をさせていただいておりますので、その点について再度お伺いをいたします。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(栗原聡君) それでは
お答え申し上げます。 総合計画については来年の9月に策定ということなので、今そのための作業、いろいろな町民の方から声をお聞きするということを、それと、幾つかの自治体には直接話を聞きに、担当者と私も行っていますけれども、聞きに行って、実際どういう状況なのかというのもお聞きしています。また、幾つかの自治会の方からは要望書もいただいておりますので、皆さんがどういうことを望んでいらっしゃるのか、あるいは実際に先行して運行してきたところは、実際やってみてどうだったのかということをお聞きしている段階です。 総合計画の策定時期が今言ったような時期ですので、今の町内
循環バスが契約が切れる、それも契約とスイッチでするのがいいのか、ただ、あと3年、4年契約がありますので、それを待ってということではなくて、今のバスはバスで便利にお使いいただいている方がいるので、それ以外の手法としてさまざまなものがありますので、何を選択していくかということになろうかと思います。 今すぐにということで、今年、来年でもすぐにという気持ちはもちろん事務局としてはあるんですけれども、その辺は今言ったような状況で調べておりますので、なるべく、今後10年先を見ると今よりも高齢化率も上がってきますでしょうし、逆に言いますとお年寄りだけで生活している方というのもいて、そういった方が買い物とか医療であるとか、そういったものに困難を示すという状況も今よりも多くなってくると思いますので、少し、今すぐにという、半年、1年ということではないので、非常に申しわけないんですけれども、今、そういう検討をしているという段階でございます。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君)
合川議員。
◆10番(
合川泰治君) ありがとうございます。 これ以上はというところもありますので、ぜひ、そうした声に寄り添った方策を検討いただいて、実施をしていただくということでご期待をさせていただくところでございます。この点については以上とさせていただきます。 最後に、4点目の10年後の自治会を見据えてについてお伺いをいたします。 町内の自治会については、平成31年度4月1日現在77地区あり、最大世帯数は777世帯、最小世帯数は18世帯となっています。自治会は町を支える根本的な組織であるとともに、町で策定しました地域福祉計画などにおいても、今後重要な役割を担っていただかなければなりません。こうした中、東武動物公園駅東口の開発に伴い、代替地への移転が進むにつれ、自治会の運営が困難となる地域が出てくることが想定されます。また、人口減少や高齢化により、同じく自治会の運営が困難となる地域が出てくることも想定されます。 そこで、現在策定に向けて取り組んでいる第5次総合計画の中で、自助、共助、公助の観点から、今後10年間における再編を含めた自治会のあり方を検討していく必要があると考えますが、町の見解を伺います。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
町民生活課長。
◎
町民生活課長(
齋藤和浩君)
お答えを申し上げます。 自治会には一定の区域を単位とし、その地域に住む住民同士が助け合い、協力し合って住みよい地域社会をつくっていくという目的があります。その目的を果たすため、区域内での生活上の諸問題や防犯灯などの身近な環境整備、区域内の清掃、防災、防犯活動、さらには夏祭りや敬老会など、地域の人々の交流などの活動を行っています。人と人との触れ合いや地域の連帯感高揚は行政が主体となって築かれるものではなく、こうした生活環境の整備活動や諸行事によって築かれるものであり、真に住みよいまちづくりを築くために自治会の果たす役割は大きいと言えます。 ご質問の自治会内世帯数、人口の減少等により、自治会の運営に支障が出ているとの相談をお受けすることが多くなってまいりました。このような場合は周辺自治会との合併のお話をさせていただいております。過去の合併の状況を申し上げますと、平成27年に西粂原中通2、西粂原中通3が合併し、西粂原新中通に、また、平成30年には沖の山本田と沖の山新田が合併し、沖の山になっております。 自治会数も、現在でも77地区ございますが、自治会の世帯数も最小で18世帯、最大で777世帯となっており、自治会間の格差もあります。自治会における世帯数において、地域割りや合併など自治会のあり方においても検討してまいりたいと存じます。今後10年を見据えた自治会のあり方について、第5次総合計画の中に位置づけていくことを必要と考えております。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君)
合川議員。
◆10番(
合川泰治君) 答弁ありがとうございます。 こちらの趣旨もおおむねご理解いただいた答弁かというふうに思います。 再質問はさせていただきます。 まず、この自治会の問題で上がってくる話として行政区長制度があります。町では各区長さんにお渡しする自治会ハンドブックの中にもQアンドAの形で掲載をしてあります。例えばですが、ちょっと五、六行程度だけ読ませていただくと、「
近隣市町村では地域と行政とのパイプ役として行政区長制度を導入しているところがあります。この制度とは、行政の業務やその他の業務を円滑に推進することを目的として、行政が明確な行政区域を設定した上で、その行政区の代表を行政区長として嘱し、行政の業務の一翼を担っていただく制度です」ということが書かれております。 実はこの制度が非常にわかりづらいところがあって、自治会と行政区長制度の明確な違いというのが何なのか。ほかの自治体のホームページなんかも見ていて、この違いについて掲載されているホームページが幾つかほかの自治体であるんですけれども、ほぼ同じですとか、結構そういうことも書いてあったりして、明確な違いというのがはっきり、私も調べた中で難しくてわからないんです。 宮代町としては、この行政区長制度はとりませんよということが、このハンドブックの中でも、QアンドAの中で答えとして書かれているんですが、この明確な違いというものはどういったところにあるのか、お伺いをいたします。
○議長(
中野松夫君) 暫時休憩します。
△休憩 午前10時45分
△再開 午前10時46分
○議長(
中野松夫君) 再開します。 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(栗原聡君) それでは
お答え申し上げます。 宮代町の場合、昔からの集落であるとか、町であるとか、住宅の造成であるとか、そういったくくりで、官から民へ、こういうくくりでつくりなさいと言っているわけではなくて、古くをたどると、もう何十年、もしかしたら100年ぐらい前からの集落とか、そういう単位での何々地区という言い方をしてきて、あとは住宅の造成に伴って何とか自治会とかというのがあって、そういうくくりでできてきたという、住民の側からできてきた自治組織というと言い過ぎかもしれないですけれども、そういう組織ができてきております。宮代町の場合はそれらの自発的なくくりを尊重して、何々の地区、何々地区と言っているわけです。 自治体によってはそういうくくりはくくりとして尊重しつつ、例えば市役所であるとか、そういったところのくくり、行政運営上、こうやりやすいようなくくりを別につくっているところがあって、それがイコール前段で言ったくくりと同じ場合もあるということで、昔からあるくくりではないくくりを市役所のほうでつくっているので二重になっていると。同じ場合もあるし、そうでない場合もあるという微妙なずれがあって、その場合、自治会長さんというか、その区というか、その区割りのところは市役所のほうから任命するというような格好をとっているようでございまして、そこは宮代町のほうで自然発生的にそれぞれの地区の決まり事で代表を決めていくというやり方とは違うというようなことになっているようです。 宮代町の場合は最初に申し上げたようなやり方のくくりですので、それぞれの皆さんの自発的につくられた組織の区割りというのを大事にしているというところである程度の自治があるというか、そういうふうになっているというような違いかなというふうに思いますが。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君)
合川議員。
◆10番(
合川泰治君) おおむねは理解したいと思います。自発的に昔からある、こう自然発生的にできた地域が自治会で、行政がある程度区分けを設定して、そこに長を置くというやり方が行政区長制度という理解でよろしいのかなと、今の中で私は感じたんですが、このハンドブックの中で、この地区ごとに抱えている事情もさまざまであることから、地区自治会とともにじっくり話し合っていかなければ、行政区長制度を導入することは難しいと考えていますという、ハンドブックの中のQ&Aで答えてはいるんですが、こうした話し合いが持たれた、今後持つ、こういう考えはあるのか、お伺いをいたします。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
町民生活課長。
◎
町民生活課長(
齋藤和浩君)
お答え申し上げます。 話し合いの関係でございますけれども、今、当町におきましては町内を4地区に分けまして、地区連絡会というものを開催させていただいております。その際におきまして、特に大きな議題ということではなく、それはその地域のそれぞれの自治会なりの連絡会、また意見交換会という形で年3回、1地区につきましては年4回やっておりますけれども、そういう機会の場ということで取り組んでいると、そのような状況の中でそういうふうな連絡会を活用していただければと、そういう中でいろいろな意見交換ができればというふうに考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君)
合川議員。
◆10番(
合川泰治君) これは地域福祉計画の中にある資料なんですけれども、各区長さんに地域の中での問題があると思うものということでアンケートをとっております。その中で一番多く問題があると区長さんが答えているのが、第1位が地域の役員のなり手不足、これが76.9%。第2位としては地域に子供が少ない、58.5%。ちなみに3位まで言いますと、祭りなど地域行事の衰退、これが40%。これがベストスリーで問題があると思いますよということで回答をいただいているものでございます。 地域に子供が少ないに関しては、これ、少し余談になるかもしれませんが、今後もまず増えはしませんよね。なぜ増えないかといえば、この町で人口を維持するに必要な合計特殊出生率は2.07とされております。今現在、宮代では1.58で県内第3位となっております。この順位については、「埼玉県市町村のすがた2019」という資料に、各項目全部順位立てて、埼玉県内63市町村全部順位出ていますので、その市町の中では宮代は3位ということで、2.07いっていないということは、当然子供は増えないということでありますし、もう一方では、高齢化に関しては県内で15位、31.8%で15位ということですので、まあまあ高齢化率はやはり高いほうであるという現状があります。 まず、この問題となっている地域の役員のなり手不足、これに対して町でできること、これからやっていこうと思っている内容というものは何か考えていることがあるか、お伺いをいたします。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
町民生活課長。
◎
町民生活課長(
齋藤和浩君)
お答えを申し上げます。 地区におきまして、先ほど申し上げました地区の、まず地域間の格差がある。それは、一つは世帯数ですね。一番少ないところは18、多いところは777というところでございます。そうしますと、必然的に18から区長さんなり、またさまざまな役員を出すとなると、限られた人数でやらなければならないと、そういうことがございます。そうしますと、やはりある程度の地区同士の一緒になってやっていただくと、これを今、推進をしていまして、先ほど申し上げましたように平成29年、30年度の実績を話させていただきましたけれども、今後においても、今年度も今の段階では2つないし3つが一緒になるという、今、方向性を出させていただいた。一つには、やはりそれなりの人、要するに世帯がありませんと、まず、どうしても小さな世帯、30、40の世帯もあるわけです。また、300、400というところも実際のところありますが、それぞれの地域における実情が、それだけの差がありますとやはり違うと。 そうなりますと、10でも20でも、またそれが50、60、またそれが70、80、まずそこを何とかしていきたいなというところで、引き続き地区同士の合併ということが非常に大事なところでというふうに思っております。 それからあとは、できれば、やはり行政職員が地区にかかわると。やはり、当町におきましても町内から職員が来ております。やはり地元に戻ったら一町民でもありますけれども、一行政マンであるというところを考えますと、やはりもっと地域に何らかの形で貢献というか、またかかわるべきではないかと。それが今後、次の課題かなと。やはり、どうしても職員は一町民でもあるけれども、一職員でもあるというところは、今後はやはり絶対にかかわるべきではないかなと、私自身は考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君)
合川議員。
◆10番(
合川泰治君) ありがとうございます。 この構成世帯数のお話が出ていますけれども、昨年と平成31年、これ、お互い4月同士の比較ですが、構成世帯数の割合として、平成30年度、昨年度が50世帯未満というのが14%あって、平成31年度、最新になると50世帯未満というのは12%ということで、増えてはなく減ってはおります。その減った分というのは50世帯以上100世帯未満、昨年が43%、そして今年が45%というふうに、こちらのほうに少し世帯数が増えてパーセントが上がってきております。 今お話でもあったんですが、町としてはある程度の規模を確保していくような方向で考えていますというお話かと思いますが、それを具体的に進めていくに当たって、今後急にこうしてください、ああしてくださいと言っても、確かに自治会のことですから余計なこと言うなということで、なかなか難しいところもあると思いますので、それもありまして、今後10年を見据えてということなんですが、その合併を進めていくに当たって、町として皆さんにどういう機会で、今、現状こうですから、皆さんも考えてみませんかというような切り出し、スタートしていって、それに関して町がそこに向けてどういうバックアップをしていけるのか、その辺のところで、今町として考えていることがどのようなものなのか、お伺いをいたします。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
町民生活課長。
◎
町民生活課長(
齋藤和浩君)
お答えを申し上げます。 今現在の状況でございますけれども、こちらから切り出すというよりは地区の方から相談をされるということが多い状況でございます。先ほど言ったようになり手がいないとか、いろいろと書類関係でわからないことが多い、補助金の申請とか、さまざまな機会に区長さん、自治会長さんにはご足労いただいております。その際に、ついでにいろいろな話をさせていただきます。 その中でやはり出てくることは、どうしても先ほど言ったようになり手の関係、またさまざまな管理、また集会所、あるいは集会所の関係とか、そういう機会を多々いただいておりますので、改めてということではなく、来たついでにいろいろな話もさせていただいていると。その中でそれを踏まえて、地区連絡会というのがございますので、議題が特にございませんので、その際にそういう話を投げかけさせていただいているというような状況で、今取り組んでいるところでございます。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君)
合川議員。
◆10番(
合川泰治君) 確かに、今課長がおっしゃるとおり、こちらから余り言うというよりは自主的にこうならないかということで相談に乗るほうが確かにスムーズに行くのかなと思いますので、その際にはしっかりと相談に乗っていただいて、今後、やはり10年後ということで見据えると、世帯数も今、最小が18と言いましたけれども、なかなかそれでも難しい状況が出てくると思いますので、今後--今、答弁いただきましたからあれですけれども、第5次総合計画の中でしっかりとそのあり方というものを検討していただくことをお願い申し上げまして、私からの質問は以上とさせていただきます。
○議長(
中野松夫君) 以上で
合川泰治議員の
一般質問を終わります。 ここで休憩します。
△休憩 午前10時59分
△再開 午前11時15分
○議長(
中野松夫君) 再開します。 引き続き
一般質問を行います。
---------------------------------------
△
唐沢捷一君
○議長(
中野松夫君) 通告第12号、
唐沢捷一議員。 〔1番
唐沢捷一君登壇〕
◆1番(
唐沢捷一君) 1番議員の唐沢でございます。 通告制に従いまして、3点ほど
一般質問をさせていただきたいと思います。 まず第1点でございますけれども、住民と考える10年後についてということで質問させていただきたいと思います。 町の10年後を話し合って描くワークショップが
進修館にて6月に開催されたわけでございます。今回のワークショップは2021年から10年後の町の設計図となる総合計画を策定する、その第一歩として企画されたものだというふうにも思っているわけでございます。そこで、以下何点か具体的に質問させていただきたいと思います。 まず第1点、今回開催を経ての成果と課題はあったのかどうか、お聞かせ願いたい。 そして、ロとしまして、参加者の年齢別(男女の比率)。そして地域別との割合はどうだったのか。 そして、ハとしまして、今回のワークショップの中での5つのテーマはどのような経緯の中から設定したのかお聞かせ願いたい。 そして、ニとして、今後開催するエリアについてもう少し細分化し、町民の声をきめ細かく対応する考えはあるのかどうかお聞かせ願いたい。 以上でございます。答弁によっては再質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
中野松夫君)
唐沢捷一議員の質問に対する答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(栗原聡君) イ、ロ、ハ、ニということでご質問いただいております。関連がありますので、合わせて
お答え申し上げます。 6月に開催したワークショップの成果ですが、まずは50人の方に積極的かつ主体的に参加いただき、2日間、計10時間にわたって意見、アイデアをたくさん出していただいたと考えております。その意見、アイデアはどれも今の宮代町を真剣に考えていただき、将来どうあってほしいかというものでした。参加者の皆様から、このような方法による町民同士の皆様による意見、アイデア出しを評価いただき、次回も参加したい、このような機会をまた設けていただきたいという声をいただいています。 今後は皆様からいただきました意見、アイデアを総合計画にいかに反映していくかが課題であると考えているところです。 次に、ワークショップ50人の年齢別、男女別の内訳ですが、各年代から均等に参加いただいています。通常では参加の少ない10代から40代の参加はそのうち23名であり、全体の半数近くになっています。また、地域別でも特定の地域の偏りはなく、参加者は町全体に分布しています。男女比については女性のほうが多くなっています。10代の参加が2人、20代の参加が6人、30代が6人、40代が9人、50代が12人、60代が5人、70代が8人、80代が2人となっております。 地区別ですと、町の中くまなくという分布になっているということですが、金原地区が1人、山崎地区が2人、西原地区が1人、姫宮地区2人、宮東地区2人、中島地区2人、道佛地区3人、百間地区5人、宮代地区4人、本田地区6人、東粂原地区1人、西粂原地区3人、須賀地区2人、和戸地区1人、宮代台地区1人、学園台地区4人、笠原地区1人、川端地区4人、東姫宮地区5人というふうな内訳です。 次に、ワークショップにおける5つのテーマの設定経緯についてご質問をいただいておりますので、
お答え申し上げます。 今回のワークショップは対話手法の一つであるワールド・カフェという方式で実施しました。一つの時間の中でどちらが正しいかという議論をするのが目的でなく、対話をすることを目的にして実施しました。議論の場合と違い優劣や勝ち負けを決めない、それぞれの
考え方は一人一人どれも尊重される、できるだけ多くの意見を出してくださいというワールド・カフェの対話ルールに基づき実施しました。 この対話手法では、誰かが一方的に話すのをほかの誰かが聞いているということではなく、参加者全てが皆同じく発言できるように、長々と話さない、人の意見を批判しないといった話し合いのルールが決められています。特定の知識や経験を持った皆さん以外は発言できなくなってしまっては、一般の生活者視点での素直な意見やアイデアを出していただけなくなり、対話になりませんので、テーマについても参加者が発言しやすい、意見が出やすいような問いを投げかけ、それに対して参加者ができるようにしました。 一例ですと、何々のだめなところはどこですかと問うか、何々をこうしたらすばらしいと問うか、聞き方は違いますが、基本的には何々をよくするためのものということです。だめなところはどこですかという質問では後ろ向きの意見しか出ず、発展性もなく、解決するための意見やアイデアは出ませんが、何々をこうしたらすばらしいという問いかけであれば、発展性のある、前向きのある意見を出していただくことができます。こうしたことにより、5つの問いを設定したものです。 今後についてですが、昨年11月及び今年6月のワークショップに参加いただいた町民の皆様にお声がけをさせていただき、町職員も入ったアイデアプランづくりを行うワークショップを9月末に実施する予定です。 また、ちゃぶ台トークとして、昨年町内4カ所で実施しましたが、本年度も同様に町内4カ所程度を予定しているところです。地域の住民の皆さんと10年先の地域のあり方などについて、意見、アイデア出しを行っていく予定となっております。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君) 唐沢議員。
◆1番(
唐沢捷一君) ありがとうございます。 何点か再質問をさせていただきたいと思います。 住民と考える10年後。宮代総合計画策定に町民参加という大きな見出しで新聞にも報道されたわけでございます。特に、やはり特筆なのは最年少で17歳の高校生、それから、88歳の高齢者の参加ということで、幅広い人が参加をして、有意義な意見交換をした、意見が出されたということで評価をするわけでございます。 そこで、何点か質問するわけでございますけれども、今回、いろいろな意見が出されました。その中で、最後の分類の中で一番多かったのが45件、駅周辺の開発、それから町の活性化。そして2つ目が公共交通。特にやはり
循環バスの関係、それから道路の関係、環境の問題等。そして、3つ目がイベント、交流の場。4つ目が多様な主体との連携。それから5つ目が病院、医療環境の充実ということで、順を追っていくと、大体今までいろいろな会合の中でもこのような意見は大体同じだったのかなというような感じもするわけですけれども、これらの声を聞いた中で、想定内であったのか、いや、もっと住民の意識が変わったなというものが、もしこの中であったら、ひとつ
お答えを願いたいというふうに思っています。 あわせて、これらから出された優先順位、どういうものをやはり優先をつけていったらいいのかどうかも含めて
お答えをいただきたいというふうに思っています。よろしくお願いいたします。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(栗原聡君) 今、ご質問をお二ついただきました。計10時間にわたって町民の皆さんにテーブルの中で話していただきまして、その結果、この意見はもう大事だよね、いいねという意見を最後に出していただいて、まとめたのが今、唐沢議員さんからいただいた内容でございます。一番これから、この内容について役場の中で各課にも情報として提供しているというとともに、総合計画審議会にも情報として出していると。もちろん町長もその中に入って話を聞いているので、文字というよりか、実際テーブルの中で町長も聞いているということになります。 そういうことがあるので、私の範疇の中での印象という形になりますけれども、私の範疇の中での全体としての考えということになりますが、特に公共交通関係が、今まではこんなに多くはなかったなというような印象を持ちました。そのうち公共交通というのは
循環バスだけではなくて、さまざまな手段、高齢者の移動の手段として切実に考えられているし、あるいは高齢者だけではなくて、若い人にとっても何か使い勝手のいいものがうまくできるというような意見なのかなというふうに思いました。 もう一つは、西口の関係については、非常に町民の皆さんの関心の高いものなんだなというのは当然のように思いましたし、いろいろな病院とか買い物施設も含めて、いろいろ期待されているんだなというのがよくわかったというところでございます。この中身については各課の中でも、こういう意見というのはきっと刺激的な内容だと思いますし、参考にして次の10年を練り上げることになるのかなというふうに考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君) 唐沢議員。
◆1番(
唐沢捷一君) ありがとうございます。 今、やはり膨大な意見がここに掲載をされているわけですけれども、その中で、その他、最後のまとめの中で幾つか意見が出されているわけなんですけれども、例えば前町政、前々町政時代の未解決、積み残した仕事を再研究、再検討してもらいたい。特に
公共施設、老朽化している問題の維持管理、改善はどうするのか。また、あわせて市町村合併の必要性も、このその他の中で出ているわけでございますけれども、これをどのように捉えているのか。特に前町政、前々町政時代、約10年前の積み残した問題はどういうものがあるのか、ひとつお聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(栗原聡君) それでは
お答え申し上げます。 その他のくくりということで、先ほど言いましたように2日間に、10時間にわたって話をしましたので、たくさんの意見が出ました。その中に、今おっしゃったような意見があって、前町政時代、前々町政時代というような形なので、いつまでさかのぼればいいのかなという意見もあったんですが、それについては誰がということではなくて、宮代町でまだ未解決の事項があるというご指摘なのかなというふうにも思いましたし、たくさん、この中には、その他の中にいろいろなアイデアも含んでいるというふうに受けとめております。 ただ、少数意見だから何ということではなくて、たくさんの意見があって、皆さんそういうふうに思っていらっしゃるということを考えながら仕事を進めていかなければというふうに、その他のところを見て感じたところでございますけれども。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君) 唐沢議員。
◆1番(
唐沢捷一君) ありがとうございます。 もちろん総合計画、宮代まちづくり基本条例の第20条に載っている項目をもとに総合計画を取り組んでいるというふうに理解しているわけなんですけれども、特に5年、10年、20年、30年後も宮代町に住みたいなと、そんな町を皆さんでつくっていきたいなという思いでそれぞれ意見も出したわけだというふうに思っていますけれども、そこで、実は栗原課長がある新聞記事のコメントでこんなことを言っているわけなんですけれども、「10年前の苦い経験が原点だ。行政改革をめぐって町民と町職員と対立したことがある」というコメントを出していたと思うんですけれども、この中身は具体的にどういうことなのか、ひとつ本人からお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(栗原聡君) それでは
お答え申し上げます。 新聞ですので、長く話したことを短くまとめるというとそういう書き方になっているわけなんですが、そこで言いたかったのは、公共改革プログラムなどをつくったときに、多くの市民の方、あのときは50人の方でしたけれども、と話し合いというか議論を進めてきた経緯があるということです。合意形成というのは非常に難しくて、何か一定の手法があってやるのと、全くのフリートークで話すとでは、合意形成に至るプロセスも時間も、あとは皆さんの納得度も違うということを学ばせていただいたということを申し上げたところで、別に職員と町民が何か仲たがいとか、そういう趣旨で言ったわけではないんですけれども、そういうようなやり方、議論一つするにしても、何かやり方というのは工夫できないかなと、そういうのを感じたというような趣旨でしたし、私はそういうつもりで言ったということがそうなっているのかなというところで、ご質問いただいたことに対するご回答とすると、そういうようなことでということになります。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君) 唐沢議員。
◆1番(
唐沢捷一君) 総合計画は10年毎に計画を立てているわけでございますけれども、今回、第5次に向かって準備をしているわけなんですけれども、この総合計画は最初にできたのが、できたといいますか、スタート時点は昭和57年10月だったと思いますけれども、今から37年前になりますか、当時の日下部義道町長の時代だったと思いますけれども、水と緑のまちをつくろうということで、宮代町の基本構想ができたというふうに理解をしているわけでございますけれども、ちなみに当時の職員の数が129名だったというふうに理解しております。 特に決算額なんかも31億1,000万円ぐらいだったというふうに記憶もしているんですけれども、それらの中で最初にスタートしたこの総合計画なんですけれども、10年ごとのこの総合計画を、特に終わった時点で総括なり、それからどのように判断をしたのか。そんな総括したような経緯があるのかどうか、ちょっとお聞かせ願いたいと思いますけれども。今回で第4次が終わるわけなんですけれども、その都度の総括はどのようにやってきたのか、ひとつお聞かせ願いたいというふうに思いますけれども。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(栗原聡君) それでは
お答え申し上げます。 総合計画は唐沢議員さんのおっしゃるように昭和57年が第1次総合計画ということで策定して、現在まで4次に至っています。それぞれ1次、2次、3次、つくる中で事業として持ち越してきたもの、2次でできなくて3次に持ち越したもの、3次にできなくて4次にというものもあります。また、中には時代の流れの中で、もうちょっと必要性が薄れたというようなことだったり、いろいろございます。その都度、もちろん10年に一度つくる中においては、その都度振り返り、うまく行くようにということで、次の10年には新しい提案をしたりということの繰り返しであるということです。 一遍に長い時間軸で、昭和57年から
令和元年までを総括して全体としてということよりは、その都度見直して実現できるように、現実的な方法等を考えながらやってきたということになるかと思います。 また総体的に、全体として昭和57年から
令和元年に至るまで、この町のありようがどうだったかというのは、人それぞれ感情的な、あるいは感覚的な部分もあるかもしれませんけれども、総合計画については施策に上げたけれども、実際そういう町になったかどうかというのは、振り返りはそれぞれの第1次、第2次、第3次、第4次、それぞれの総合計画をつくる中では常に振り返りながらつくっているということになるかなと思います。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君) 唐沢議員。
◆1番(
唐沢捷一君) ありがとうございます。 時間の関係もありますので、町長にお聞かせ願いたいと思うんですけれども、町長は今回のこのワークショップを終わってこのようなコメントを出しております。「まちづくりの主体は町役場ではない。町民一人一人意見を言うことも大切な市民参加である」ということを訴えております。そして「町民の声が反映される計画や政策は自然と説得力を増していく」。こんなコメントを出しているわけでございますね。町民の声は大切だというふうに町長は考えているのでわかるんですけれども、例えば、ここでちょっとお聞かせ願いたいと思いますけれども、実は我々議員、
一般質問を今回もこれ、出しているわけなんですけれども、例えば、今12人の町会議員がいたとして、1人3問、これを、掛ける平均3問として16回ですね。1期4年で。そうすると、大体3問で平均でいくと576問ぐらい、我々議員も町民の声として出しているわけなんです。 この我々の
一般質問の声。声なき声を我々は、町会議員はこの場で町政に反映するために意見を言っているわけ。そして、行政からの答弁をいただいているわけなんですけれども、この我々の町民の、議員の声も町民の声だとして我々はとっておるんですけれども、例えば我々の声は町長としてどのように捉えていくのか。まだ任期半ばですから、町長、今就任して2年ですか、たっているんですけれども、我々の声はやはり町民の声として受けとっているのでしょうか。その点をひとつお聞かせ願いたいと思うんですけれども。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。 町長。
◎町長(
新井康之君)
お答え申し上げます。 議員さんからいただきます一人一人のお声、質問等はもちろん町民の方の意見と、議員さんも町民でございますし、また議員さんは地域別にいろいろな方々とお話をして出てきている方でございますので、やはり町民の声の総括というふうな形で捉えております。ですので、議会でいただいたご意見、またワークショップでいただいたご意見は全てどちらも大事、大切なものというふうに捉えております。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君) 唐沢議員。
◆1番(
唐沢捷一君) ありがとうございます。 一面では安心しました。よろしくお願いしたいと思います。 宮代町に住んでよかった、そんな町を行政も我々議員も町民も含めて、これから取り組んでいきたいなというふうに思っています。特にこの10年後の宮代町をどうするかは、一緒にひとつ知恵を出し合っていきたいなというふうに思っています。そんな意味でこれからのワークショップも大いに期待しておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。 次に移らせていただきたいと思います。 自治会活動について質問するわけでございます。 前段者からも若干出ておりますので、重複する面があろうかと思いますけれども、ご理解を願いたいと思います。 自治会活動は犯罪、防災活動を初め、町行政からの要請や依頼事項等々が年々増加をしている中で、特に自治会の区長さん、会長さんの役割は非常に重くなっている。負担も拡大をしているわけでございますけれども、地域によってはやはり区長のなり手がいない。役員不足だというふうな現状もあるわけでございますけれども、今後の自治会と町の関係改善に向けて、以下、具体的に何点か質問させていただきたいと思います。 まず、イとしまして、自治会活動の現状をどのように把握をしているのか。 ロとしまして、町からの要請や依頼事項を軽減する考えはありやなしや。 そして、ハとしまして、地区連絡会の町内4ブロックで開催しているわけでございますけれども、これの実績、さらには充実強化を図る考えはあるかどうか。 以上、この3点をよろしくお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
町民生活課長。
◎
町民生活課長(
齋藤和浩君)
お答えを申し上げます。 まず最初に、自治会活動の現状はどのように把握しているかにつきましては、年度始めに各地区から豊かな地域づくり推進事業費補助金の申請をいただいておりますが、この申請の添付資料として、地区の活動がわかる資料をいただいております。この資料を確認させていただくことで、各地区の自治会活動を把握しております。 次に、町からの要請や依頼事項を軽減することにつきましては、従前から各区長さんから同様のご要望をいただいております。このことから、町民生活課といたしましては、各課から区長さんへのご依頼事項を確認いたしまして、区長さんの負担の軽減が図れるよう調整をさせていただいております。 次に、地区連絡会の実績と充実強化についてでございますが、平成30年度の実績は、須賀地区、駅西口地区、古利根地区につきましては5月、9月、2月に開催しており、姫宮地区では5月、7月、9月、2月に開催しております。地区連絡会は区長、自治会長同士が情報の共有を図り、自治会の課題を自治会同士で話し合う場として設置されております。このことから、各地区が主体的に開催する会議でございます。このことから、地区連絡会の充実強化につきましては、地区連絡会で相談させていただきながら検討していきたいと存じます。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君) 唐沢議員。
◆1番(
唐沢捷一君) ご答弁ありがとうございます。 何点か再質問をさせていただきたいと思います。 まず最初なんですけれども、現在、宮代町では地区が78でしたか、あるんですけれども、この中で最大は777所帯、少ないところは18世帯ということになっているわけですけれども、平均すると128世帯ということになるんですけれども、現在、各自治会に町のほうからいろいろと、広報みやしろを中心にして、毎月何らかの配布物を出しておるんですけれども、この配布物は平均月どのぐらい出しておるのか。回覧板もあると思うんですけれども、何種類ぐらいあるのかお聞かせ願いたいというふうに思います。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。暫時休憩します。
△休憩 午前11時45分
△再開 午前11時46分
○議長(
中野松夫君) 再開します。
総務課長。
◎
総務課長(
大橋洋巳君)
お答え申し上げます。 広報と一緒に各地区に回覧物を総務課の方でまとめておりますので、過去ちょっとデータが古くて申しわけないんですが、平成27年度になってしまうんですが、それほど年度によって大きく変わらないので、ちょっと月別にお話しますと、大体、平成27年の4月であれば8件、5月が7件ですので、大体、多い月もありますけれども、少ない月で4、5件から10件以内、そのぐらいが出てございます。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君) 唐沢議員。
◆1番(
唐沢捷一君) ありがとうございます。 再質問をしたいというふうに思いますけれども、前段者からもちょっと話が出ました。実は、地区自治会ハンドブック、すばらしい中身で、具体的にこれ、2種類出しておるんですけれども、この中身の中で、本当にきめ細かく指導しているんですけれども、この現在の町内の地区、自治会の中で、例えば規約をちゃんとつくっているところ、総会をやっているところ、もちろんやっているというふうに私は理解をしているんですけれども、やっていない地域もあるのかどうか、そこら辺は把握をしているのかどうか、現在77地区の中でどのぐらいがこのハンドブックを利用して、規約なりをちゃんとつくっているのかお聞かせ願いたいというふうに思います。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
町民生活課長。
◎
町民生活課長(
齋藤和浩君)
お答えを申し上げます。 各地区の決算書、規約等でございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、豊かな地域まちづくり補助金という形で、これ、全地区から出していただきますので、その際に全て確認させていただきますと、総会、またそれに類するものというか、ほとんど総会になりますが、決算書、事業計画書、事業報告書、全てついてございますので、全ての自治会で実施しているというところで把握しているところでございます。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君) 唐沢議員。
◆1番(
唐沢捷一君) ありがとうございます。 それから、やはり前段者が質問しておったんですけれども、現在の宮代町のこの自治会の制度、特に今、実はお隣の杉戸町の資料をいただいて持っておるんですけれども、杉戸町は行政区長制度をとっていると思うんですけれども、例えば、現在宮代町のこの制度とお隣の杉戸町がとっている行政区長制度との違い、例えば、極端に言えばメリット、デメリットはどういうものがあるのか、ひとつお聞かせ願いたいというふうに思います。もちろん、できましたら待遇面も含めてひとつお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
中野松夫君) 暫時休憩します。
△休憩 午前11時50分
△再開 午前11時50分
○議長(
中野松夫君) 再開します。 答弁を求めます。
町民生活課長。
◎
町民生活課長(
齋藤和浩君)
お答え申し上げます。 杉戸町さんにおかれます行政区長、また当町におけます自治会区長さんとの違いでございますけれども、行政区長につきましては町からの非常勤特別職という形で、町からの委嘱という形になってございます。当町につきましては、各自治会から選出された代表の方が自治会の会長さん、また区長さんという形でございます。大きな違いにつきましては町の非常勤特別職というような取り扱いをさせていただいているのが杉戸さんということでございます。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君) 唐沢議員。
◆1番(
唐沢捷一君) メリット、デメリットと先ほど質問したんですけれども、なかなか答えにくいのもあろうかと思いますけれども、先ほど宮代町の制度については、企財の栗原課長がすばらしい答弁でわかったような、わからないようなご答弁をいただいて、前段者からあったと思うんですけれども、この栗原課長、先ほどの答弁の中でどういう資料をもとに答弁したのかわかりませんけれども、あれは正しい答弁として受けとっていいのでしょうか。 宮代町の長い歴史の中での、やはりそれは大字だとかいろいろな地域によってできた自治会だというふうに思うんですけれども、これはもちろん宮代らしさがあっていいんですけれども、先ほどの答弁、正直言ってちょっと理解できなかったもんですから、前段者の質問とちょっと重複するもので恐縮なんですけれども、どうですか。いいですよ。わからなかったら結構ですよ。宮代町のよさの自治会制度、もう少し前面に出してももちろんいいんであって、宮代町のこういうところがすばらしいんだと。 杉戸町さんほかとっている、その行政区長制度、ちょっとやはり本当の自主性がないのかなというふうな感じもするので、その違いをやはりちゃんと明確にしてもらいたいなというふうに思って質問しているので、先ほどの答弁で同じならそれで結構ですよ。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(栗原聡君) それでは
お答え申し上げます。 先ほど話したことと同じですけれども、成り立ちが違うというようなことで、どちらがいいとか悪いとかということではなくて、成り立ちが違いますねという、そういう説明をしたものです。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君) 唐沢議員。
◆1番(
唐沢捷一君) わかりました。 時間の関係もありますので、ちょっと再度何点か確認をしておきたいんですけれども、例えば今、区長のなり手がいないと同時に、自治会に入らない、そういう人が何か大分増えている。特に集合住宅の方なんかもそうなんですけれども、特に高齢者の中で協力できない。例えば、自治会によってはお祭りもしかり、清掃もしかり、児童公園の草刈りもあるし、いろいろな面でもう高齢化になって協力できないということなんで、自治会を抜けたいという方が大分増えているというふうな感じがするんですけれども、この何年かの推移はどうなっているのか、ひとつ参考までにお聞かせ願いたいというふうに思います。 時間の関係もありますので、もう一つちょっと聞いておきたいんですけれども、例えば、回覧板と一緒に福祉に名を語って訪問販売、このパンフレットが結構最近多くなってきている。こういう時代ですから、自治会を利用してそういうものが頻繁に出回っているというふうな感じがするんですけれども、これらのものを把握しているのかどうか、ひとつお聞かせ願いたい。できたら、そういうものはきちっと断るような指導もしてもらいたいなというふうに思っていますので、よろしくお願いします。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
町民生活課長。
◎
町民生活課長(
齋藤和浩君)
お答えを申し上げます。 今現在、手元の資料ですので平成29年度からということでご理解いただきたいと思います。 平成29年度は加入率が68.5%、平成30年67.1%で、この4月ですけれども、65.8%ということで、1ポイントないし1.5ポイントずつ、残念ながら加入世帯数が減少している傾向がここ3年見られるというような状況でございます。 それから、その区長さんというか、班にパンフレット等の関係につきまして、以前はあったということは聞いておりますが、最近はちょっとお聞きしておりません。もちろん町から区長さんにお願いした際に、そういうものを一緒に配布してくれということではなく、区長さんなり、そういうところにダイレクトメールで届いて、それを区長さんの配慮で回覧をしたりということは聞いたことがございます。ですので、そういう関係についてはちょっと、残念ながらこちらでチェック体制をとるということはできていない状況でございます。 ただ、どのようなパンフレットというのも、正直なところ、最近区長さん、もし、そういうことがあれば、多分区長さんのほうから私どもにご相談なり、配布についてということでのお話があるかなと思うんですけれども、最近についてはちょっと聞いていない状況です。以前はいろいろな関係があったということは聞いております。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君) 唐沢議員。
◆1番(
唐沢捷一君) ありがとうございます。 時間の関係がありますから、最後にひとつ、お願いも含めて聞くわけなんですけれども、今、高齢化率31%を超えた高齢化率になっているわけなんですけれども、特に、地域ではひとり暮らし、そういう人も増えておりますので、この自治会の存在意義というのは、やはり大切だというふうに思っております。どうしてもひきこもりの高齢者、ひとり暮らしも増えておりますので、地域コミュニティを向上するためにも、ぜひとも自治会に入っていただくような、そういう指導を今後もしてもらいたいということを要望して、時間の関係ございますので、次の質問に移らせていただきたいと思います。 3点目でございますけれども、東武動物公園駅西口の整備について、質問させていただきたいと思います。 町の玄関口にふさわしい、そんな西口の周辺整備事業を目指して、町、東武鉄道、UR土地機構の3者でスタートしたわけでございますけれども、いろいろと経済環境の変化に伴って、東武から土地利用についての白紙が伝えられて、その後見通しのないまま現在に至っているわけでございますけれども、多くの町民が早期の開発を望んでいる。先ほどの集会なんかでもいろいろな意見が出ておったようですけれども、それらの中で具体的にこの問題について質問をさせていただきたいと思います。 まず、第一点としまして、東武鉄道に町民の声をどのように伝えているか、伝えてきたのか、お聞かせ願いたい。 ロとして、土地利用について、情報がどうもいろいろと交錯しておりますので、正確な情報を、ぜひこの場で聞かせてもらいたい。 そして、ハとして、西口周辺の現状をどのように把握をしているのか、お聞かせ願いたい。 そして、ニとしまして、現在までの西口周辺整備に伴う町の投資額はどのぐらいになっているのか、今後東武への土地利用の提案について、していくのかどうか、あわせてひとつお伺いをしたいというふうに思います。 よろしくお願いいたします。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(
石塚孝信君) ご質問の3東武動物公園駅西口の整備について、順次
お答えを申し上げます。 まず、(1)の東武鉄道に町民の声をどのように伝えているかにつきましては、東武動物公園駅西口は宮代町の新しい顔づくりとして、東武鉄道とともに整備を進めてきた事業であり、また、町民の皆様も非常に関心の高い事業でございますので、ちゃぶ台トークやまちづくりのワークショップなどの際には、西口の話題が多く出ていると伺っております。そのため、その内容を含め、機会あるごとにその内容等を東武鉄道の担当者にお伝えするとともに、意見交換を随時行っております。 また、町長が東武鉄道に伺った際には、執行役員の方にも同様のお話をさせていただいております。 次に、(ロ)土地利用についての情報につきましては、春日部型のエリアでは、病院誘致の採択には至らなかったため、新たな方策を検討していると伺っております。また、久喜型のエリアでは無印食品などの店舗を国内外に展開している株式会社良品計画の出店がおおむね決定したことから、株式会社良品計画では今後の店舗展開に向けて、宮代町内において各種のリサーチを進めていく予定であるとのことでございます。なお、他の店舗や開業の時期等につきましては、まだ発表できる段階にはないとのことでございます。 いずれにしましても、東武動物公園駅西口整備に関しましては、理解及び住民の皆様の関心が高い事業でございますので、新しい情報が入りましたら適宜ご報告申し上げますので、今後ともご理解、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 次に、(ハ)西口の現状でございますが、東武動物公園駅西口周辺には、宮代町役場を初めとして
進修館や笠原小学校に加え、保健センター、図書館などの
公共施設が集約されていることや、東武動物公園、新しい村、姫宮落や見沼用水沿いの桜並木、そして日本工業大学など、観光施設や大学がコンパクトなエリアに立地しておりますので、歩いて回れる空間であると認識しております。しかしながら、駅前の商店街は年々減少し、空き店舗も目立っており、東武動物公園までの動線のにぎわいも失われつつありますので、商店街の再生が大きな課題となっております。 そのため、東武鉄道杉戸工場エリアの土地利用転換にあわせて、このエリアを町の中心市街地として商業、業務施設の集積を図るとともに、東武動物公園までのエリアを歩いて楽しい空間として、一体的な整備を進めることで、人が集まり、にぎわいのある空間となるように整備を進めているところでございます。 次に(ハ)の西口周辺整備に伴う町の投資額と東武への土地利用の提案についてでございますが、今回整備を進めております土地区画整理事業といたしましては、総事業費が約19億円。その内訳は国庫補助金がおおむね6億円、東武鉄道からの負担金がおおむね9億円、町がおおむね4億円を予定しております。また、東武鉄道への土地利用の提案につきましては、先ほどご説明させていただいたとおり、東武鉄道には町長及び担当者から住民の皆様のご意見をお伝えしているところでございますが、東武鉄道としては病院や福祉施設の誘致を断念したわけではないようでございますので、現時点ではもう少し時間がかかるのではないかと考えております。 しかしながら、このような状態が今後も続くことは町としても好ましいことではありませんので、引き続き東武鉄道と連絡を密にし、早期具体化を目指してまいりたいと考えておりますので、議員の皆様方におかれましてもご理解、ご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君) 唐沢議員。
◆1番(
唐沢捷一君) ありがとうございます。 何点か再質問させていただきたいと思います。 若干前後する面があろうかと思いますけれども、ご理解願いたいと思います。 東武鉄道のほうに町民の声をどのように伝えているのかということなんですけれども、答弁に際していろいろと、何回か東武鉄道に行っているという話なんですけれども、新井町長就任後、東武に何回行かれたか。私の記憶では昨年の秋ごろ4回ほどだというふうな話があったんですけれども、その後、何回ぐらい東武鉄道のほうに伺っているのか、お聞かせ願いたいと思います。 そして、どういう話をしたのか、どういう人と対話をしてくれたのか、あわせてひとつお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。 町長。
◎町長(
新井康之君)
お答え申し上げます。 東武鉄道のほうに伺った回数でございますが、この2年間で約6回ほど、5回か6回だと思っております。ただ、向こうでお会いしているのは鉄道事業本部の方と創造生活、いわゆる西口を担当している部局の方と、あと鉄道本線、いわゆる鉄道事業部の方と、両方お会いさせていただくようにしております。また、それぞれの部長さん、あと常務取締役の方に出席をしていただきまして、意見交換会をさせていただいています。 主な内容といたしましては、常日ごろ町民の方からお伺いしていること、また、議会の
一般質問でいただいているような内容について、随時、繰り返しお願いをしていることでございまして、内容的には同じことの繰り返しになろうかと思います。ただ、あと西口のことにつきましては病院の関係とかありますので、何が悪かったのか、どうしたいのか、また町は今後どういうふうにお手伝いをすべきなのかという意見交換会も先日させていただきました。 また、行くだけではなくて、東武さんから来ていただいたときも、必ず私も一緒に話し合いをさせていただいておりますので、そういう意味ではもう十数回お会いしているのかなというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君) 唐沢議員。
◆1番(
唐沢捷一君) ありがとうございます。 ぜひとも、ひとつこれからもどんどん、どんどんと言うとおかしいですけれども、行って、町民の声を伝えてもらえればありがたいなというふうに思っています。ちなみに、今、東武から宮代町に来るということになっていますけれども、つい先日も来たということは聞いておるんですけれども、ちなみに東武から町のほうに来る回数というのは何回ぐらいありましたか。これは窓口はどこなんですか、わかりませんけれども。
○議長(
中野松夫君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(
石塚孝信君)
お答え申し上げます。 今年になってから町長がまず東武鉄道に行ったのは2回行っておりますので、そのほかに私が担当として行っていることもございます。また、東武鉄道が町に来るのは、西口の開発のことで来ることと、あわせて病院の誘致の関係で相談に来たり、また、出店企業のことで相談に来たりということで、まちづくり建設課にお越しいただく場合もございますし、企画財政課に来ているというケースもございますので、おおむね月1回程度は恐らく東武鉄道の担当課長さんなり担当部長さんが町に来ているという状況でございます。 直近でおいでいただいたのは8月26日においでいただきまして、それは町長もご同席いただいて意見交換を行っております。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君) 唐沢議員。
◆1番(
唐沢捷一君) ありがとうございます。 今度はお金の話をちょっと質問したいんですけれども、
先ほど答弁の中で、約というか、5億円を一応投資をしているというふうなお話がありました。実はこの西口開発の関係も含めて、道仏の区画整理もそうなんですけれども、都市計画税を導入した経緯があるんですね。この開発にやはりお金がかかるということでなんですけれども、この中で、平成21年度の4月7日に東武鉄道、URと三者でお金の話があったと思うんですけれども、この中でアクセス道路整備事業ということで1億1,000万円、そして、その周辺、アクセス道路に1億1,000万円、土地区画整理事業、この西口の関係なんですけれども、2億1,000万円、合計で周辺整備も含めて約3億7,000万円と、こうなっておるんですけれども、この数字は当初のとおりに処理をされてきたのかどうか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。 東武鉄道公園西口開発に関する覚書ということでなっておるんですけれども、このお金はこのとおり処理をされてきたのかどうか、ひとつお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
中野松夫君) 暫時休憩します。
△休憩 午後12時13分
△再開 午後12時17分
○議長(
中野松夫君) 再開します。 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(
石塚孝信君) 時間がかかって申しわけありません。 平成21年4月7日に結んだ覚書につきましては、宮代町と東武鉄道が西口整備に関して、その負担を決めさせていただいたものでございまして、その後、平成23年に西口の土地区画整理事業に係る事業認可を得た段階で、再度事業費を精査した金額が町負担の4億円となっております。現時点では毎年度決算でもご審議をいただいておりますので、適正に執行させていただいていると考えております。 以上でございます。
○議長(
中野松夫君) 唐沢議員。
◆1番(
唐沢捷一君) ありがとうございます。 時間の関係がありますから、最後の質問ということになろうかと思うんですけれども、大変古い資料で恐縮なんですけれども、平成10年前後に約1年半かけて、東武動物公園西口周辺地区まちづくり構想、立派なまとめで、これ1年半かかってつくった資料なんですけれども、この中で当時の地域内の区長、自治会から7人、それから地域外ということで、団体から東武鉄道株式会社、日本工業大学、それから東武動物公園、それから商工会、消費者代表ということで5人、そして一般公募から有志ということで9人、21名のメンバーでこのまちづくり、西口の構想を1年半かけて、これ立派な中身です。当時の職員は残っているかどうか知りませんけれども、すばらしい西口の構想というものをこのメンバーで1年半かかって、これつくったんです。 この西口の構想が今どのように生かされているのか、ひとつお聞かせ願いたい。これ膨大なお金もかかっているんですけれども、これをどのように現在、平成20年ですから、今から10年前ちょっとになるんですけれども、これ、すばらしい内容。特にこの後書き、本当は読みたいほどなんですけれども、このすばらしい構想を現在、10年後どのように生かされてきたのか、ひとつお聞かせいただきたい……。
○議長(
中野松夫君) 唐沢議員、時間です。
◆1番(
唐沢捷一君) とりあえず聞いておいてください。後で聞かせてください。ありがとうございました。
○議長(
中野松夫君) 以上で
唐沢捷一議員の
一般質問を終わります。
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△追加議案の提出
○議長(
中野松夫君) ただいま執行部から追加議案の提出がありました。 ここで休憩します。
△休憩 午後12時21分
△再開 午後1時20分
○議長(
中野松夫君) 再開します。 ここで議会運営委員会の開催を求めます。 暫時休憩します。
△休憩 午後1時21分
△再開 午後1時35分
○議長(
中野松夫君) 再開します。
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△議会運営委員長の報告
○議長(
中野松夫君) ただいま行われました議会運営委員会の審議結果の報告を求めます。 小河原議会運営委員会委員長。 〔議会運営委員長 小河原 正君登壇〕
◆議会運営委員長(小河原正君) 議会運営委員長の小河原です。 それでは、追加提案された議案第78号及び議案第79号に関して開催されました議会運営委員会の審議結果について報告をさせていただきます。 執行部から提出された議案第78号 工事請負の締結について及び議案第79号
工事請負契約の締結についてにつきましては、
追加日程第1として議案第78号
工事請負契約の締結についての件を、
追加日程第2として議案第79号
工事請負契約の締結についての件を日程の順序を変更し、直ちに議題として上程及び
提案理由の説明を行い、質疑、討論、採決につきましては9月25日に行われる議案第77号の質疑、討論、採決の後に行うことを確認しましたので、ご報告いたします。 以上でございます。
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△日程の追加
○議長(
中野松夫君) お諮りします。委員長報告のとおり、議案第78号
工事請負契約の締結についての件は
追加日程第1として、また、議案第79号
工事請負契約の締結についての件は
追加日程第2として日程の順序を変更し、直ちに議題として上程及び
提案理由の説明を行い、質疑、討論、採決については9月25日に行われる議案第77号の質疑、討論、採決の後に行うことにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
中野松夫君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第78号
工事請負契約の締結についての件は
追加日程第1として、議案第79号
工事請負契約の締結についての件は
追加日程第2として日程の順序を変更し、直ちに議題とし、上程及び
提案理由の説明を行い、質疑、討論、採決については9月25日に行われる議案第77号の質疑、討論、採決の後に行うことに決定しました。
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△議案第78号の上程、説明
○議長(
中野松夫君)
追加日程第1、議案第78号
工事請負契約の締結についての件を議題といたします。 提出者から
提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長
新井康之君登壇〕
◎町長(
新井康之君) 議案第78号
工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。 本議案は、ふじ児童クラブ建設工事の請負契約の締結の承認をお願いするものでございます。 過日、一般競争入札を施行させていただきましたところ、金子建設株式会社が1億2,800万円で落札いたしましたので、これに消費税を加えました1億4,080万円を請負額として
工事請負契約の締結をさせていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては、担当課長より補足説明をさせていただきますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
中野松夫君) 補足説明を求めます。
子育て支援課長。 〔
子育て支援課長 小暮正代君登壇〕
◎
子育て支援課長(
小暮正代君) それでは、議案第78号
工事請負契約の締結につきまして、補足説明を申し上げます。 本議案は、去る8月26日及び27日にふじ児童クラブ建設工事の一般競争入札を実施したことに伴い、議会に議決を付すべき契約及び取得又は処分に関する条例の規定に基づき、
工事請負契約締結の承認をお願いするものでございます。 まず、本議案が追加提案となりました理由でございますが、設計業務において新たな測量等の業務が発生し、想定していた以上の時間を要したものであります。 本工事につきましては、笠原小学校の教室を転用して活用している学童保育室において、児童数の増加に伴い、当該学童保育室を普通教室として活用する必要が生じたため、本年度中に新たに学童保育所を建設する必要があるものでございまして、追加議案とさせていただくものでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。 それでは、お手元に配付しました議案第78号関係資料の入札結果表をごらんいただきたいと存じます。 この工事につきましては、去る8月26日、27日に一般競争入札を施行させていただきましたところ、参加業者が2者による応札がございました。翌8月28日に開札したところ、2者とも予定価格に達しておらず、その後、再度の入札においても1者は予定価格に達せず、もう1者は辞退という結果になりました。 その後、随意契約に移行いたしまして、見積もりを徴した結果、金子建設株式会社が落札候補者となり、入札参加資格審査を行いまして、同者は資格要件として適格であることが確認できましたので、当該事業者を落札業者と決定し、1億2,000万円を落札額とし、これに消費税及び地方消費税を加えました1億4,080万円を請負額として契約を締結させていただくものでございます。 1枚おめくりいただきまして、ふじ児童クラブの建設場所でございますが、右上の新しい村寄りのこれまで学校の先生方の駐車場としていた場所を整地いたしまして建設させていただくものでございます。 もう1枚おめくりいただきまして、平面図をごらんいただきますとおり、建物は平屋建てで延べ床面積は402.67平方メートル、学童保育室は4部屋、保健室スペースを備えた事務室棟を設置することとしているところでございます。 議会のご承認をいただきました後に契約を締結いたしまして、令和2年2月28日を履行期限とさせていただくものでございますので、よろしくお願い申し上げます。 補足説明は以上でございます。 申しわけございません、先ほどの私の発言で訂正がございます。 先ほどの落札額でございますが、1億2,800万円でございます。申しわけございませんでした。 補足説明は以上でございますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
中野松夫君) これをもって
提案理由の説明を終わります。
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△議案第79号の上程、説明
○議長(
中野松夫君)
追加日程第2、議案第79号
工事請負契約の締結についての件を議題といたします。 提出者から
提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長
新井康之君登壇〕
◎町長(
新井康之君) 議案第79号
工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。 本議案は、小中学校特別教室エアコン設置工事の請負契約の締結の承認をお願いするものでございます。 過日、一般競争入札を施行させていただきましたところ、株式会社中村工業所宮代営業所が6,600万円で落札いたしましたので、これに消費税を加えました7,260万円を請負額として
工事請負契約の締結をさせていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をさせていただきますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
中野松夫君) 補足説明を求めます。
教育推進課長。 〔
教育推進課長 渋谷龍弘君登壇〕
◎
教育推進課長(
渋谷龍弘君) それでは、議案第79号
工事請負契約の締結につきまして補足説明を申し上げます。 まず、本議案が追加提案となった理由でございますが、特別教室のエアコンにつきましては、平成30年度に国の補助採択を受け、本年3月議会において補正予算が可決され、
令和元年度に繰り越しをさせていただきました。4月から設計業務に着手し、6月末に完了しております。 その後、7月10日に一般競争入札の参加資格や公告内容につきまして、業者選定委員会に諮り、7月26日に宮代町建設工事一般競争入札の公告を行いました。 競争参加資格確認申請書を8月15日まで受け付け、電子入札を8月21日に実施いたしました。開札後、落札決定の事務手続を行い、9月2日に落札業者が確定いたしましたことから、追加議案となったものでございます。ご理解を賜りたいと存じます。 続きまして、議案第79号関係資料の入札結果表をごらんいただきたいと存じます。 本議案の工事名は、小中学校特別教室エアコン設置工事でございます。 工事場所につきましては、小中学校7校でございます。 工事期間は、契約締結の日から令和2年3月31日までとなっております。 一般競争入札によって執行したところ、4者の応札がございました。株式会社中村工業所が6,600万円で落札し、これに消費税を加えました7,260万円を請負金額として契約を締結させていただくものでございます。 児童生徒の快適な学習環境の向上を図るため、普通教室に加えまして特別教室につきましてもエアコンを設置するものでございます。 以上で補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
中野松夫君) これをもって
提案理由の説明を終わります。
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△散会の宣告
○議長(
中野松夫君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。
△散会 午後1時48分...