宮代町議会 > 2012-09-27 >
09月27日-07号

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  1. 宮代町議会 2012-09-27
    09月27日-07号


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    平成24年  9月 定例会(第4回)          平成24年第4回宮代町議会定例会 第29日議事日程(第7号)                平成24年9月27日(木)午前10時00分開議     開議     議事日程報告日程第1 会議録署名議員指名について     ●議案質疑討論採決日程第2 議案第59号 平成24年度宮代国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について日程第3 議案第60号 平成24年度宮代介護保険特別会計補正予算(第1号)について日程第4 議案第61号 平成24年度宮代後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について日程第5 議案第62号 平成24年度宮代公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について日程第6 議案第63号 平成24年度宮代農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について日程第7 議案第64号 平成24年度宮代水道事業会計補正予算(第1号)について日程第8 議案第65号 宮代教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて     ●選挙日程第9 選挙第6号 宮代選挙管理委員会委員及び補充員選挙     ●請願説明質疑討論採決日程第10 請願第3号 「国は医学部新設を認めてください」の意見書を国に提出を求める請願日程第11 総務文教委員会の閉会中の継続調査の件について日程第12 福祉産業委員会の閉会中の継続調査の件について日程第13 議会広報委員会の閉会中の継続調査の件について日程第14 議員派遣について      町長あいさつ      議長あいさつ      閉議      閉会出席議員(14名)   1番   小河原 正君      2番   加納好子君   3番   榎本和男君       4番   石井眞一君   5番   丸藤栄一君       6番   山下秋夫君   7番   角野由紀子君      8番   関 弘秀君   9番   飯山直一君      10番   合川泰治君  11番   島村 勉君      12番   伊草弘之君  13番   田島正徳君      14番   中野松夫欠席議員なし地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      庄司博光君   副町長     清水雅之君  教育長     吉羽秀男君   総務政策課長  折原正英君  町民生活課長  瀧口郁生君   福祉課長    織原 弘君  保険健康課長  岡村和男君   産業観光課長  新井康之君  まちづくり建設課長       教育推進課長  篠原敏雄君          田沼繁雄君  会計管理者   渋谷龍弘君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  吉岡勇一郎   書記      青木 豊  書記      根岸敏美開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長中野松夫君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長中野松夫君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員指名議長中野松夫君) 日程第1、会議録署名議員指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、議長において、5番、丸藤栄議員、6番山下秋夫議員指名いたします。---------------------------------------議案第59号の質疑討論採決議長中野松夫君) 日程第2、議案第59号 平成24年度宮代国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本案は、既に上程説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第59号 平成24年度宮代国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本案原案のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長中野松夫君) 起立全員であります。 よって、本案原案のとおり可決されました。---------------------------------------議案第60号の質疑討論採決議長中野松夫君) 日程第3、議案第60号 平成24年度宮代介護保険特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本案は、既に上程説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第60号 平成24年度宮代介護保険特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本案原案のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長中野松夫君) 起立全員であります。 よって、本案原案のとおり可決されました。---------------------------------------
    議案第61号の質疑討論採決議長中野松夫君) 日程第4、議案第61号 平成24年度宮代後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本案は、既に上程説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第61号 平成24年度宮代後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本案原案のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長中野松夫君) 起立全員であります。 よって、本案原案のとおり可決されました。---------------------------------------議案第62号の質疑討論採決議長中野松夫君) 日程第5、議案第62号 平成24年度宮代公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本案は、既に上程説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第62号 平成24年度宮代公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本案原案のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長中野松夫君) 起立全員であります。 よって、本案原案のとおり可決されました。---------------------------------------議案第63号の質疑討論採決議長中野松夫君) 日程第6、議案第63号 平成24年度宮代農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本案は、既に上程説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第63号 平成24年度宮代農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本案原案のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長中野松夫君) 起立全員であります。 よって、本案原案のとおり可決されました。---------------------------------------議案第64号の質疑討論採決議長中野松夫君) 日程第7、議案第64号 平成24年度宮代水道事業会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本案は、既に上程説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第64号 平成24年度宮代水道事業会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本案原案のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長中野松夫君) 起立全員であります。 よって、本案原案のとおり可決されました。---------------------------------------議案第65号の質疑討論採決議長中野松夫君) 日程第8、議案第65号 宮代教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての件を議題といたします。 本件は、既に上程説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 加納議員。 ◆2番(加納好子君) 2番、加納です。 同意を求める候補者個人について質問はありません。これまでの経緯について少し伺いたいと思います。 教育委員会委員、今回2人目の同意を求める議案上程ですが、委員の辞任から今回の候補者が出てくるまでどのように人選を行ったか、その経緯について伺います。 もう一つ、教育委員会事務局のほうではありません、教育委員がいる教育委員会では、委員人選についてどのような意見が交わされたのでしょうか、どういうかかわりを持ったのでしょうか、これをお尋ねします。 ○議長中野松夫君) 答弁を求めます。 総務政策課長。 ◎総務政策課長折原正英君) お答え申し上げます。 今回の教育委員の選任につきましては、前任の船橋先生が今月末をもって大学のほうを退職されるということをお伺いいたしまして、そこで、あわせて教育委員会委員も辞職したい旨のお話がございました。 その上で、町といたしましても後任の委員人選に当たりましては、ご案内のとおり宮代町にある唯一の大学でございます日本工業大学、特に最高学府でありますし、また町と包括協定ということでさまざまな面で人的交流とかをさせていただいております。 そういった日本工業大学さんの知見、いわゆるいろいろな人材を持っていらっしゃるということで、日本工業大学さんの知見を生かすということが、やはり今回の船橋先生日工大出身ということもございますので、生かすことが一番いいということで、今回このような形で日本工業大学さんのほうにご推薦をお願いしたということで、今回日本工業大学のほうからご推薦をいただいた方が、この寺尾さんという方でございます。 経緯については以上でございます。 ○議長中野松夫君) 続いて、教育推進課長。 ◎教育推進課長篠原敏雄君) ご質問にお答え申し上げます。 今回の教育委員人選につきまして、教育委員会としてどのようなかかわりを持たれたかというお尋ねでございますけれども、人選につきまして今回、教育委員会として特段のかかわりというものは持っておりません。 以上です。 ○議長中野松夫君) 暫時休憩します。 △休憩 午前10時12分 △再開 午前10時15分 ○議長中野松夫君) 再開します。 加納議員。 ◆2番(加納好子君) 休憩を求めます。 ○議長中野松夫君) 暫時休憩します。 △休憩 午前10時15分 △再開 午前10時15分 ○議長中野松夫君) 再開します。 加納議員。 ◆2番(加納好子君) 再質問をします。 人選に、教育委員会事務局ではありません、教育全般にかかわる教育委員人選に、これまでもそうでしょうが、全くかかわらないところでこういった人選がなされるということは、やっぱり変革を求められる教育において配慮が足らないんじゃないかと思います。 それで、今後、人選については、教育委員会月例会を毎月やっているんですから、その中で意見交換ができる環境はこれからできるでしょうか。その可能性について伺います。 もう一つ、今回の人選ですが、日工大とのかかわりが深いからというのは、これは十分理解できました。それで、今回、前任者と同じ専攻が数学ということで、かなり狭まったところでその後任の方をそのまま今回の教育委員に持ってきたという。 人選についてももう少し、日工大かかわりがあるということなら、広い分野からこういった人選をしていただきたいと思いますが、その可能性はありますか。 この2点について伺います。 ○議長中野松夫君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長篠原敏雄君) それでは、再質問にお答え申し上げます。 今後、教育委員人選する際に、教育委員会としてかかわりを持つような、そうした環境がつくれますかというお尋ねでございます。 正直申し上げまして、教育委員につきましては町長が議会の同意をお願いするという立場でございます。 町長がこの人という方を議会に提案をするという形でございますので、その中で教育委員会町長とのやりとりといいますか、そういったものができるかどうかについては、今後少し検討をさせていただきたいと思います。 それから、日工大の関係でございますけれども、確かに大学の先生、幅広く分野、お持ちでございます。 そうした中で今回、大学のほうにご推薦をお願いしたわけでございますけれども、そうした際に、例えばこうした分野に詳しい方とか、こうした分野に詳しい方とか、そういう方を配慮した上で推薦をお願いするとかそういったことは可能だろうと思いますので、今後につきましてまたそういう機会があった際には、その点十分配慮していきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長中野松夫君) 加納議員。 ◆2番(加納好子君) 要望いたします。 賛成討論にも入れさせていただきましたが、埼玉県下で女性の教育委員がいないのは宮代町だけです。今後、人選に当たりましては、性別の不均衡のないように、女性の教育委員も視野に入れた人選をお願いしたいと思います。要望です。 ○議長中野松夫君) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第65号 宮代教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての件を起立により採決いたします。 本件はこれに同意することに賛成諸君起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長中野松夫君) 起立全員であります。 よって、本件同意することに決定されました。---------------------------------------選挙第6号の選挙議長中野松夫君) これより日程第9、選挙第6号 宮代選挙管理委員会委員及び補充員選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 異議なしと認めます。 よって、選挙方法指名推選で行うことに決しました。 お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決しました。 ここで案を配付させていただきます。 暫時休憩します。 △休憩 午前10時23分 △再開 午前10時24分 ○議長中野松夫君) 再開します。 宮代選挙管理委員会委員には、齋藤康男君、高畑洋一君、島村孝一君、小林弘明君、以上の方を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方を宮代選挙管理委員会委員当選人と定めることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました齋藤康男君、高畑洋一君、島村孝一君、小林弘明君、以上の方が宮代選挙管理委員会委員に当選されました。 続きまして、宮代選挙管理委員会補充員には、島村惠子君、菊地正明君、岡村信夫君、岡野裕美子君、以上の方を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方を宮代選挙管理委員会委員補充員当選人と定めることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました島村惠子君、菊地正明君、岡村信夫君、岡野裕美子君、以上の方が宮代選挙管理委員会補充員に当選されました。 次に、補充員の順序についてであります。 お諮りいたします。補充の順序につきましては、ただいま議長において指名いたしました順序としたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) ご異議なしと認めます。 よって、補充の順序は、ただいま議長において指名いたしました順序に決定いたしました。---------------------------------------請願第3号の委員長報告質疑討論採決議長中野松夫君) 日程第10、請願第3号 「国は医学部新設を認めてください」の意見書を国に提出を求める請願の件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 総務文教委員長。     〔総務文教委員長 石井眞一君登壇〕 ◆総務文教委員長石井眞一君) 議席番号4番、総務文教委員長石井眞一でございます。 総務文教委員会に付託されました請願第3号 「国は医学部新設を認めてください」の意見書を国に提出を求める請願についての審議概要につきましてご報告申し上げます。 まず初めに、審議の方法につきまして申し上げます。 まず、紹介議員から請願趣旨等について説明をお願いし、その後、質疑を行ったところでございます。 質疑終了後、討論採決を行いました。 それでは、請願第3号 「国は医学部新設を認めてください」の意見書を国に提出を求める請願につきましては、次のとおり質疑がなされました。 去る9月10日午前10時より議会会議室において審議を行いました。出席者総務文教委員6名でございます。 まず、紹介議員である丸藤栄議員説明を求めました。紹介議員から請願の趣旨が読み上げられ、その後、若干の補足説明がありました。その後、質疑に入りました。 主な質疑の内容についてご報告いたします。 国が医学部新設を認めない理由としてどういうものがあるか、それを把握しているか、考えられる理由聞かせてくださいについては、もともと国は、医学部新設医師数をふやさないという抑制政策をとってきた。2008年から抑制しない方向に持っていくことになってきているとのことでございました。 次に、医師養成医学部は東京ほか他県に依存しているということは、近隣に受け入れ先があって、小児医療とか周産期医療にかなり無理があったと思うが、それで兼ねることができたということか。他県に依存してこられたという要因について聞かせてくださいについては、他県に依存してこられた理由は、埼玉県は、東京が医師数が多いというので、東京のほうから回してもらうという依存政策をこれまでとってきていた。特に、埼玉医師不足の問題の核心はどこにあるのかというと、病院に勤務する常勤医師が絶対的に少ない。それも、特に小児医療産科医療医、特に医療の中で小児と産科は大変に少ない。 なぜ過酷になっているかというと、日本医療労働組合連合会医師労働実態施設調査関連資料で2007年4月に出たものですけれども、研修医平均労働時間は週64.7時間、普通の法定労働時間が週40時間であることを考えると、かなり過酷な労働時間である。しかも、特に医療での小児、産科が少ない。それは、仕事を担う責任が非常に重いということ。しかも、医師の考え方としては、医師の少ない地域に行ったら、さらに労働条件が厳しくなるのが目に見えているので、医師不足はさらに現在も続いているような状況になっていることらしい。 最大の理由は、埼玉県の場合は東京に依存していることが大きいのではないかと思いますとのことでした。 次に、埼玉県の医療計画が進んでいかなければならないが、一番足りないのは小児医療と周産期医療だと思うが、拠点を整備することと医師をふやすということを考えると、拠点のほうも整備しなければならないということかについては、ただ医学部をつくればいいということではなくて、それを受け入れる医学部をつくらないのは、埼玉県を含めて3県。 例えば、これ以外に、ホームページで調べた長野県では、医学部もつくるし、医師の面倒をちゃんと見る。県でどういうところを希望しているとか、その先生の希望先だとか、どういうことをやりたいとか、本当に丁寧に聞いている。 それにこたえて長野県は、長野ドクターバンクがあるので、本当にここで誠心誠意先生方の長野県内の医療機関への就業とかを、努力して進めている。こういうシステムがないと、ただつくればいいのではないのではないかと思う。 医師を確保するために医学部の新設も大事です。ちゃんと考えるといったものも必要だと感じます。 次に、また、埼玉県はどういう方向に行っているのかにつきましては、県は、医学部の新設や過去の例から建設費に700億円前後、運営費に年間65億円程度試算している。加えて、医師300人を確保する必要があると認識している。非常にこれはハードルが高いと言っている人がいる。ソフト面とういうか、面倒をきちんと見ていくということも必要だと思うとの答弁でした。 次の質問といたしまして、埼玉県が今まで東京依存体質というのがあったと思うが、仮に医学部が新設になったとして、ここで養成されたお医者さんたちが埼玉県にとどまって医療、診療に当たってくれるとは限らない。やはり受け入れ先がかなり充実していないと、ものすごいお金をかけて新設しても、他へ散らばることはあるのではないでしょうかという点については、私もそう思います。やはり医者も人間です。過酷な労働条件の中で、ものすごい責任が生まれる。命がかかっているから、そういったそれなりのところで働きたいということが医者の意志です。そういうふうな条件づくりというのが本当に必要だと思うとのことでした。 次に、請願趣旨の埼玉県内に医学部の新設を求める意見書を提出したということですが、求める埼玉県内の医学部ですけれども、埼玉県立大学に要請してくださいという要望のように、あるいは県内にという表現ですので、別に想定しているような学校あるいは新設をお伺いになっているのかお伺いしたいにつきましては、この文章から言うと、埼玉県立大学に医学部の新設を求めていると、そのとおり読んでいいかなと思いますとの答弁でございました。 次に、医師が絶対数が少ないということは、埼玉県内で病院数が少ないと読み取ってもいいものか。需要と供給で東京に依存していることはわかったが、絶対人数が少ないというのは、附属病院とか公立病院を含めて病院自体が少ない要因もあるが、一概に絶対数だけで他県と比較できない部分もあると思うが、わかる範囲で結構ですのでお答えくださいについては、医師数が少ないのか、病院数が少ないのか、病院数というよりも病床数が全国で神奈川県に次いで下から数えて2番目という状況です。圧倒的に病床数、医療提供回数が不足かと言えると思うとのことでした。 自民党とか県議会議員が要望書を県に出したということですが、それに対する県の回答はについては、それについては聞いていないということでございます。 県としては去年知事選もあり、その中で埼玉県の医師不足は特に際立っていることも明らかになったと思いますし、そういう中で医療部局も一生懸命考えていると思うとのことでございました。 また、先ほどお伺いした700億円ですが、いろいろ種々な巨額なお金を、県が税金を試算しているわけですけれども、県を通して国のほうに訴えかけるのは財政的な不安がある。県のほうにあっては現実厳しいものではないかと思う。その辺はいかがでしょうかの質問については、答えといたしまして、県民の要望についてはきちっと書いてあるが、本田先生は、県民のニーズだというものがあるのか、それに対してどのようにこたえていくのか、それにはどういう施設が必要なのか、数字で示して具体的に進めていかないといけないとおっしゃっていた。私もそういうふうに思います。 やるのかやらないのかではなく、県で最低の位置にあるから上げるのではなくて、これからは高齢化社会で、そういう意味から絶対数が必要になってくるので、ニーズでもって設置していけるようなシステムをつくっていくことが同時に必要なのではないかと思うとのことでした。 次に、埼玉県で巨額を投じて医学部を新設して医師を養成しても、受け入れ先の環境で、必ず養成された医師が確保できるということにはならないわけで、セットで考えていかなければならないと思う。 そうすると、県を動かしたいのか。国に医学部新設を認めてくださいという意見書を出してくださいということだが、国を動かすというのは医学部新設の部分で、県には、それと同時に医師をふやす努力をしてください。それは、新設だけではなく、埼玉県に優秀な医師がとどまって医療に当たってくれるというところをもう少し考えてもらわなければならないと思う。それとつながっていないような感じがしますがの質問につきましては、全然請願書の中に書いていないのかということではなくて、真ん中あたりに、今後全国で最も高齢者人口の増大する埼玉県においては、現在医師不足の状況を大幅に改善しない限り、県民の救急環境はさらに深刻なものとなり、医師の過酷な勤務実態はさらに悪化するばかりです。 こういった懸念もあるので、絶対的に医師数が少ない埼玉県の医師数をふやす一つの取っかかりでもある。医学部新設というのは、それだけではないと思うので、意見書を国に提出するということですから、その辺をうまい表現を議員としてまとめて、ちゃんとセットで意見書にしたいと思っているとの答弁でした。 以上のような審議経過をたどり、討論を行いました。反対討論はなく、賛成討論が1件ありました。 討論終了後、請願第3号 「国は医学部新設を認めてください」の意見書を国に提出を求める請願について採決を行ったところ、賛成全員と認め、請願第3号は総務文教委員会において採択と決定したところでございます。 以上でございますが、委員から補足がありましたら、お願いいたします。 以上です。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) これをもって委員長の報告を終了いたします。 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論発言を許します。 榎本議員。 ◆3番(榎本和男君) 3番、榎本です。 請願第3号 「国は医学部新設を認めてください」の意見書を国に提出を求める請願賛成の立場から討論いたします。 賛成の理由としては、この意見書の主たる目的が医学部新設を求めるもので、その結果できるであろう大学病院などの医療施設の充実につながり、埼玉県の医療拠点体制などの強化が図れることになるとの思いから賛成するものです。 しかし、請願理由として、医師不足の解消が緊急の課題であり、そのため埼玉県に国公立大学医学部がなく、地域医療に従事する医師養成を他県に依存する現状から脱却するため、埼玉県立大学に医学部設置を要望するということが読み取れますが、この認識には若干の違いがあり、以下、述べさせていただきます。 確かに、埼玉県は人口10万人当たりの医師数は全国最下位の県であり、病床数も46番目ぐらいに位置していると言われております。 しかし、これは埼玉県の地理的要件からきていることも否めません。首都圏の中の埼玉県ということから、高度医療の充実している、施設も充実している東京の病院に行ってしまう傾向からくるものと思われます。 それは、埼玉県の過去の歴史からも推測されます。明治9年、全国の医学校は10校で、官立は東京大学医学部と東京医科学校の2校、私立が3校、公立は5校で、公立の5校に埼玉県が入っています。全国的にも早い時期に設立されています。 しかし、県議会において県の教育予算の23%を占める医学校費の負担や場所も県内に偏っていることなどから、明治12年、東京に名医が多く、医師養成にも不完全な県医学校より東京大学医学部に委託したほうが効果的との議論があり、明治12年廃校となった経緯があります。 また、既に埼玉県には埼玉医科大学がありますが、さらに埼玉県に県立の医学部をつくるだけで埼玉県の医師がふえる、病床数がふえるということが可能でしょうか。このような明治からの東京に依存する医療体系に問題があると感じます。 今、埼玉県には大学関係の医療施設が7つあるかと思います。このような施設をさらに充実させ、東京に行く人々が東京に行かずに、埼玉県において安心・信頼してかかれる医療や高度医療を受けられる施設、これらを核とした医療ネットワークを充実させることこそが埼玉県民の望むものと思っています。 それゆえ、医学部だけをつくるだけで終わらせることなく、医学部を設置することにより大学附属病院などの医療施設の充実、高度化につなげ、東京に依存しない医療体制の構築が図られることを望み、賛成討論といたします。 以上です。 ○議長中野松夫君) 次に、本案に対する反対討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論発言を許します。 加納議員。 ◆2番(加納好子君) 2番、加納です。 請願第3号 「国は医学部新設を認めてください」の意見書を国に提出を求める請願賛成の立場で討論します。 請願団体及び紹介者が言う埼玉県の医療体制の不備、県民の不安は理解できます。高齢化とも深く関係する緊急搬送の対応、受け入れの過酷さを改善しなければ、不安は続くものと思われます。 過酷さの要因に医師不足、県内に医学部がないことも一因としてあり、県立大学に医学部の設置を求めるというのは、医療体制の不備、過酷さを緩和できる手段の一つと考え、同意するものです。 現状を考えますと、埼玉県は良好な医療環境、大病院がある東京に依存している状況にあります。これは、同じく県立大学に医学部を持たない首都圏の神奈川県に似ている状況です。それゆえ、医学部創設は手段の一つとして賛同します。 賛同はしますが、もっと本質的な問題は、医師の質と良質な医療環境の確保ではないでしょうか。医学部をつくって医師を養成しようとしても、良質な環境を求めて出ていってしまうのでは、医学部あって医療なし医療過疎を招く懸念もないではありません。今、埼玉県は、その医療環境の整備に向けて計画を進めているとも言えます。 直近の文部科学省の動向を見てみましょう。9月11日、閣議後の記者会見で、平野文部科学大臣は、地域偏在による当面の医師不足解消策について、医学部を新設せず、育児などで現場を離れている女性医師を復職させたり、医学生の教育体制が整っている病院を確保し、大学医学部の定員をふやしたりして対応する考えを示しました。 医学部新設に賛否両方の声が上がっていることを指摘し、医師不足解消のため、むやみな定員拡大は質の問題を含めて慎重にしなければならないとした上で、それぞれの大学における設備、教授陣等々の内容が可能なキャパシティのあるところ、並びに地域における偏在を解消できるところについては、定員枠を広げて対処する。また、医師の復職を促す環境づくりに着手すると言っています。 文科省と厚生労働省が合同でまとめた「地域の医師確保対策2012」では、現行の1校125人定員上限を超える増員を、十分な教育環境が整っている大学に来年度から認める、現場を離れている医師に配慮する対策を講じるとしています。医学部やメディカルスクール創設については、今後の社会保障全体の仕組みのあり方の検討、これまでの医学部定員増の効果を検証、その結果を踏まえ、引き続き検討したいと言及しました。 また、日本病院共済会代表の山本修三氏は先日、医学部を新設して大学病院や分院をつくれば、非常に多くの医師が必要になる。100床当たりの医師数は平均16人だが、大学病院では30人から40人要る。1,000床の大学病院をつくれば、300から400人以上の医師が必要になる。医学部は十分な研修環境を整えるという条件を満たすのが不可欠だからと言っています。 埼玉県は周産期医療小児医療の拠点となるセンターをつくり、医師が集まれる良好な環境を整え、また地域医療の仕組みを整え、子育て世代の緊急事故などに対応しようとしています。また、高くなる高齢化にも備えなければなりません。 こういった医療環境の整備で良質な医師を集め、安定した緊急対応体制、高度医療体制を整えることを県民として声を上げていかなければならない。その一つの政策として賛成の立場をとりますが、十分な研究、準備が必要です。それをしないで医学部を県立大学に新設しても、養成する医師の質がついていかない、あるいは、せっかく人件費、設備費に巨額を投じても、卒業した医師がよりよい環境を求めてほかに移って行ってしまう事態になりかねません。 この請願は、県を動かしたいのか、国に要請するのかをもう少し明確にしなければならないと思います。 以上の十分な段階を経て医学部新設となることを期待して、賛成討論といたします。 ○議長中野松夫君) 次に、本案に対する反対討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論発言を許します。 山下議員。 ◆6番(山下秋夫君) 議席6番議員の山下です。 私は、日本共産党議員団を代表して、国は医学部新設を認めてください」の意見書を国に提出を求める請願賛成の立場から討論いたします。 政府はこの間、四半世紀、医師がふえれば医療費が膨張すると宣伝し、その結果、日本の臨床医師数は、人口10万人当たりで、日本200人、アメリカ240人、ドイツ340人、イタリア420人、OECD加盟30カ国中27位と立ちおくれて、深刻な医師不足が引き起こされてきました。すべての都道府県の医師数がOECD加盟国の平均人口10万人当たり310人を下回る日本にとって、医師が余っている地域はありません。 政府はこの間、世論の高まりを受けて医学部の定員をふやすとしましたが、将来分の前倒しに過ぎません。医師の絶対的不足は、病院で働く勤務医に過酷な労働環境をもたらし、過密労働に耐えかねた医師の退職がさらなる医師不足を招くという悪循環が拡大しています。 厚労省の調査でも、常勤医の平均勤務時間は週63.3時間、小児緊急の拠点病院では時間外労働が平均月70時間、多い人では月200時間以上です。産科勤務医の当直は年に123回、49歳以下の勤務医の3割が過労認定基準を超えているとの調査があります。こうした長時間過密労働を苦にした勤務医のリタイアや、出産、育児などで両立ができないための女性医師の退職が続いています。 勤務医の過密労働は医療の質の確保や患者の権利、安全という面からも解決が急がれています。また、医師の多忙は、医療事故の危険性を飛躍的に増大させています。 学会の調査でも、多忙で思考力は散漫になり、医療事故を起こしそうになったという外科医は4割、長時間手術のかけ持ちでミスが心配という麻酔医は6割に上っています。 国公立大学の中で医学部のないところは、埼玉、栃木、岩手の3県だけとなっています。また、2011年9月には、請願趣旨に書いてあるように、自民党県議団の懇話会が埼玉県知事に埼玉県立大学に医学部を設置するよう要望書を提出、続いて埼玉県会議員全員が名を連ねる設置推進議員連盟が発足しております。 多くの埼玉県民の方が埼玉県立大学に医学部設置を望んでいます。このことを踏まえて、意見書を国に出すことの請願宮代町町議会でも可決していただけるようお願いいたしまして、私の賛成討論といたします。 ○議長中野松夫君) 次に、本件に対する反対討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより請願第3号 「国は医学部新設を認めてください」の意見書を国に提出を求める請願の件を起立により採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は採択であります。 委員長の報告のとおり本請願を採択することに賛成諸君起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長中野松夫君) 起立全員であります。 よって、本請願は採択とすることに決定しました。 暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時53分 △再開 午前10時54分 ○議長中野松夫君) 再開いたします。---------------------------------------日程の追加 ○議長中野松夫君) ただいま丸藤議員ほか5名から意見書案第3号 国に対して医学部の新設を認めることを求める意見書(案)が提出されました。 ここで休憩いたします。 △休憩 午前10時55分 △再開 午前11時15分 ○議長中野松夫君) 再開いたします。 ここで議会運営委員会の委員長報告を求めます。 合川議会運営委員長。     〔議会運営委員長 合川泰治君登壇〕 ◆議会運営委員長合川泰治君) 議会運営委員長の合川でございます。 それでは、先ほど開催いたしました議会運営委員会の審議結果について報告をさせていただきます。 意見書案第3号 国に対して医学部の新設を認めることを求める意見書(案)が提出されたことから、議事日程について審議いたしましたところ、意見書案第3号について、これを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることといたしました。 以上でございます。 ○議長中野松夫君) お諮りいたします。議会運営委員長の報告のとおり、意見書案第3号を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第3号 国に対して医学部の新設を認めることを求める意見書(案)を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに決定いたしました。---------------------------------------意見書案第3号の上程説明質疑討論採決議長中野松夫君) 追加日程第1、意見書案第3号 国に対して医学部の新設を認めることを求める意見書(案)の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 それでは、意見書案第3号の提出について、提出者の私から案文を読み上げて提案説明にかえさせていただきたいと思います。 この意見書案は、賛成者、飯山直一議員、関弘秀議員石井眞一議員、小河原正議員山下秋夫議員賛成者として提出しております。 それでは、案文を読み上げます。 国に対して医学部の新設を認めることを求める意見書(案)。 国においては文部科学省が「今後の医学部入学定員のあり方等に関する検討会」を開き、これまでの議論をまとめた「論点整理」について、平成23年12月15日から平成24年1月15日の間にパブリックコメントを実施し、992件の意見が寄せられたところです。 この機に、国として、絶対的な医師不足にある埼玉県の状況にかんがみて、埼玉県立大学に医学部の新設を認められることを強く求めます。 埼玉県は、人口10万人あたりの医師数が149人(2010年12月)と、全国最下位の県です。しかも、一般病床数の人口対比も全国で最も少なく、救急体制が脆弱であるため、2010年度の救急搬送における最多照会回数は33回、現場滞在時間227分(救急救命センター搬送事案)という事態を生じています。 2010年度の救急搬送数は前年比9.9%も増加しており、第一線でこれを受け入れている医師の勤務環境は過酷を極めています。 一方で、埼玉県は高齢化のスピードが全国で最も早い上に、既に高齢者(65歳以上)人口は146万人と、全国で6番目に多くなっています。 必然的に医療の必要度は高くなり、埼玉県が毎年実施している県民世論調査でも県民の要望の第1位が「高齢者福祉の充実」、第2位が「医療体制の整備」となっており、県民の切実な要望であることがわかります。 今後、全国で最も高齢者人口の増大する埼玉県においては、現在の医師不足の状況を大幅に改善しない限り、県民の救命救急環境はさらに深刻なものとなり、医師の過酷な勤務実態はさらに悪化するばかりです。 既に、県内の基幹的な病院で小児入院医療の廃止や周産期医療の休止が続いており、医師不足の解消は緊急の課題です。 しかし、埼玉県は、国公立大学医学部がないという全国的にも希少な県です。卒業後、地域医療に従事することを期待できる医師養成医学部が、埼玉県には埼玉医科大学1校のみであり、埼玉県の医師養成は他県に依存していると言わざるを得ない状況にあります。 そのため、全国各大学の医学部定員が増員されても、埼玉県内の地域医療に貢献する医師を充足させることは引き続き困難な状況です。 埼玉県の地域医療を担うことを志望する県内出身の高校生に対して、埼玉県内で地域医療に触れながら学ぶ環境となる県立大学医学部を新設することが将来に向けて極めて重要と考えます。 こうした状況から、2011年9月に、県内に医師不足解消を目指して、自民党県議団の懇話会が埼玉県立大学に医学部設置を求める要望書を埼玉県知事に提出しました。続いて、埼玉県議会93名の全県議が名を連ねる「設置推進議員連盟」が発足しています。多くの県民が埼玉県立大学に医学部の新設を求めています。 こうした動きを受けとめ、埼玉県は、今年度新たに定めた「5カ年計画(平成24年から28年度)」において「埼玉県立大学医学部設置認可のための体制の確立と医学部設置に向けた計画の策定」を明記しました。 国としてはこうした埼玉県の状況と決意をご考察いただき、埼玉県立大学に医学部の設置を認められることを強く求めます。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 送り先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣、文部科学大臣となっております。 以上でございます。よろしくご審議して、賛同いただくようにお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長中野松夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより意見書案第3号 国に対して医学部の新設を認めることを求める意見書(案)の件を起立により採決いたします。 本案原案のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長中野松夫君) 起立全員であります。 よって、本案原案のとおり可決されました。---------------------------------------総務文教委員会の閉会中の継続調査の件について ○議長中野松夫君) 日程第11、総務文教委員会の閉会中の継続調査の件についてを議題といたします。 総務文教委員長から、会議規則第75条の規定により、お手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。総務文教委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) ご異議なしと認めます。 よって、総務文教委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。---------------------------------------福祉産業委員会の閉会中の継続調査の件について
    議長中野松夫君) 日程第12、福祉産業委員会の閉会中の継続調査の件についてを議題といたします。 福祉産業委員長から、会議規則第75条の規定により、お手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。福祉産業委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) ご異議なしと認めます。 よって、福祉産業委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。---------------------------------------議会広報委員会の閉会中の継続調査の件について ○議長中野松夫君) 日程第13、議会広報委員会の閉会中の継続調査の件についてを議題といたします。 議会広報委員長から、会議規則第75条の規定により、お手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。議会広報委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) ご異議なしと認めます。 よって、議会広報委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。---------------------------------------議員派遣について ○議長中野松夫君) 日程第14、議員派遣についての件を議題といたします。 お諮りいたします。議員派遣については、お手元に配付した別紙のとおり派遣したいと思います。 これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長中野松夫君) ご異議なしと認めます。 よって、お手元に配付した別紙のとおり派遣することに決定いたしました。---------------------------------------町長あいさつ議長中野松夫君) 以上をもって、本定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。 ここで町長にあいさつをお願いします。 ◎町長庄司博光君) 平成24年第4回宮代町議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今期定例会は、去る8月30日に開会以来、本日まで29日間にわたりまして、決算の認定や指定管理者の指定など、極めて重要な案件につきまして慎重なるご審議を賜り、いずれも原案のとおりご議決あるいはご承認をいただきました。心から厚くお礼を申し上げます。 これからさわやかなよい時期を迎えるわけでございますが、季節の変わり目でもございます。どうか議員の皆様方におかれましては、健康に十分ご留意いただきまして、引き続き町政のために一層のお力添えを賜りますよう心からお願い申し上げまして、言葉は足りませんが、お礼を兼ねましての閉会のあいさつをさせていただきます。大変ありがとうございました。--------------------------------------- △閉議の宣告 ○議長中野松夫君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 会議を閉じます。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長中野松夫君) これにて平成24年第4回宮代町議会定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでございました。 △閉会 午前11時30分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。  平成24年  月  日         議長      中野松夫         署名議員    丸藤栄一         署名議員    山下秋夫...