宮代町議会 > 2011-12-09 >
12月09日-05号

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  1. 宮代町議会 2011-12-09
    12月09日-05号


    取得元: 宮代町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    平成23年 12月 定例会(第5回)          平成23年第5回宮代町議会定例会 第16日議事日程(第5号)                平成23年12月9日(金)午前10時00分開議     開議     議事日程の報告日程第1 会議録署名議員の指名について     ●議案の質疑、討論、採決日程第2 議案第56号 久喜地区消防組合の共同処理する事務の変更及び同組合の規約の変更並びにこれに伴う財産処分について日程第3 議案第57号 宮代町消防団条例について日程第4 議案第58号 宮代町非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例について日程第5 議案第60号 宮代町税条例等の一部を改正する条例について日程第6 議案第61号 宮代町手数料条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第62号 特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第63号 指定管理者の指定について日程第9 議案第64号 指定管理者の指定について日程第10 議案第65号 彩の国さいたま人づくり広域連合を組織する地方公共団体の数の減少について日程第11 議案第66号 埼玉県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少について日程第12 議案第67号 宮代町教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて日程第13 議案第68号 平成23年度宮代町一般会計補正予算(第4号)について日程第14 議案第69号 平成23年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について日程第15 議案第70号 平成23年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第3号)について日程第16 議案第71号 平成23年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について日程第17 議案第72号 平成23年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について日程第18 議案第73号 平成23年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について日程第19 議案第74号 平成23年度宮代町水道事業会計補正予算(第2号)について      ●議員議案の上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決日程第20 議員議案第3号 宮代町議会委員会条例の一部を改正する条例について日程第21 議員議案第4号 宮代町議会議員政治倫理条例について日程第22 議員議案第5号 宮代町議会議員政治倫理条例施行規則について日程第23 議員議案第6号 宮代町議会基本条例について      ●意見書案の上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決日程第24 意見書案第5号 防災会議に女性の視点を取り入れることを求める意見書(案)      ●請願の委員長報告、質疑、討論、採決日程第25 請願第2号 宮代町立小中学校保育園給食放射能対策を求める請願書日程第26 請願第3号 住宅リフォーム助成制度創設に関する請願書日程第27 議会運営委員会の閉会中の継続調査の件について日程第28 議会広報委員会の閉会中の継続調査の件について日程第29 議員派遣について      町長あいさつ      議長あいさつ      閉議      閉会出席議員(14名)   1番   唐沢捷一君       2番   石井眞一君   3番   金子正志君       4番   宮原一夫君   5番   榎本和男君       6番   丸藤栄一君   7番   加藤幸雄君       8番   関 弘秀君   9番   角野由紀子君     10番   飯山直一君  11番   赤塚綾夫君      12番   合川泰治君  13番   中野松夫君      14番   小河原 正君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      庄司博光君   副町長     真砂和敏君  教育長     桐川弘子君   総務政策課長  折原正英君  町民生活課長  吉岡勇一郎君  福祉課長    織原 弘君  保険健康課長  岡村和男君   産業観光課長  新井康之君  まちづくり建設課長       教育推進課長  篠原敏雄君          田沼繁雄君  会計管理者兼会計室長          渋谷龍弘君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  鈴木 博    書記      青木 豊  書記      根岸敏美 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(小河原正君) おはようございます。 ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(小河原正君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(小河原正君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、議長において、4番、宮原一夫議員、5番、榎本和男議員を指名いたします。--------------------------------------- △議案第56号~議案第58号の質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第2、議案第56号 久喜地区消防組合の共同処理する事務の変更及び同組合の規約の変更並びにこれに伴う財産処分について、日程第3、議案第57号 宮代町消防団条例について、日程第4、議案第58号 宮代町非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例についての件を議題といたします。 本案は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本3案に対する質疑はありませんか。 榎本議員。 ◆5番(榎本和男君) 5番、榎本です。 全員協議会で伺いましたが、改めて確認したいと思います。 町と消防団との関係、組織は今後どのようになるのかお尋ねいたします。 あと、第2条、町の消防事務を処理するため消防団を設置とありますが、この消防事務はどこが扱うのか。 それから、物品は町の所有というふうになっておりますが、消防団がこれを使用するわけです。ですから、消防団との貸借関係はどのようになるのか確認したいと思います。 ○議長(小河原正君) 以上3点ですか。 ◆5番(榎本和男君) はい。 ○議長(小河原正君) 榎本議員の質問に答弁願います。 町民生活課長。 ◎町民生活課長吉岡勇一郎君) お答え申し上げます。 1点目でございますが、消防組織法に基づきまして、消防団事務も基本的には町の事務というようなことで定められてございます。今後におきましては、町の事務として処理をさせていただくというような位置づけとなります。 2点目でございますが、消防事務の所管ということでお答えさせていただきたいと思います。 今後、確認しなければならないこともあるかと思いますが、現時点では、くらし安全室長グループということで準備を進めておりまして、その中で対応をするようなことで検討しているところでございます。 それから、備品等につきましては、町の備品ということでございまして、消防団が消防事務を行う上で利用するというような位置づけで、備品等につきましては、町の備品というような形となります。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 榎本議員、はい。 ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 初めに、議案第56号 久喜地区消防組合の共同処理する事務の変更及び同組合の規約の変更並びにこれに伴う財産処分についての件について討論をお受けします。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第56号 久喜地区消防組合の共同処理する事務の変更及び同組合の規約の変更並びにこれに伴う財産処分についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第57号 宮代町消防団条例についての件について討論をお受けします。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕
    ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第57号 宮代町消防団条例についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第58号 宮代町非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例についての件について討論をお受けします。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第58号 宮代町非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第60号の質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第5、議案第60号 宮代町税条例等の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本案は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆6番(丸藤栄一君) 議席6番議員の丸藤でございます。 議案第60号 宮代町税条例等の一部を改正する条例について、私は日本共産党議員団を代表して反対の立場から討論を行います。 本案は、現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して、税制の整備を図るための地方税法等の一部を改正する法律案の成立に伴い、提案されているものであります。 本案については、個人住民税における寄附金税額控除適用限度額引き下げなど、賛成できる内容も含まれているわけですが、資産家に対する証券優遇税制を延長するという措置も盛り込まれているのであります。 証券優遇税制は、金持ち優遇であるとの大きな批判を受け、自公政権時代から廃止の方向が検討されていたものであり、本年末12月31日には期限切れとなるものでありました。 ところが、本案では、この措置をさらに2年間も延長しようというものであります。現下の厳しい経済状況や雇用情勢に対応するということであれば、担税力のある大資産家や大企業に対する優遇措置は改めて、国民の暮らしと雇用を最優先する措置こそとるべきなのではないでしょうか。 以上の理由から本案には反対するものであります。 以上です。 ○議長(小河原正君) 次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第60号 宮代町税条例等の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(小河原正君) 賛成多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第61号の質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第6、議案第61号 宮代町手数料条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本案は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 榎本議員。 ◆5番(榎本和男君) 1点伺いたい思います。5番、榎本です。 公図の電子化に伴いということですが、公図の電子化とはどのようなことか。今現在ですと、2つの公図にまたがる場合は、閲覧は2つになるわけですよね。電子化に伴って、中身はわかりませんが、続けてとれるようですと、その境目は1枚で済むということは、実質値下げになるのかなと。 そして、今の場合ですと、2つの公図にまたがるとコピー代として2枚となる。それが、公図の写し1枚で閲覧がなしでコピー代もなしということで、かなり値下げになると思われますので、その点を確認したいと、その電子化の中身。 また、今現在1つの公図で500分の1、600分の1というふうにありますが、それも直されるのか。その辺を確認したいと思います。 ○議長(小河原正君) 榎本議員の質疑に答弁願います。 町民生活課長。 ◎町民生活課長吉岡勇一郎君) お答え申し上げます。 公図の電子化でございますが、従来の紙ベースの公図を電子レーターで読み込みまして、選択した地番を中心に電子化された公図を出力するシステムということでございます。 議員がご指摘のように、2枚にまたがるような場合でございますが、従前299枚、A1サイズの公図が電子レーターということで、基本的には同じようなサイズで電子化をするという形で、その中で地番を中心にA3サイズで打ち出すような形で、その閲覧にかえて交付をするというような形でございまして、ですので、基本的には現在ある公図を電子化するということで、先ほどご指摘のあったものについて、2枚にまたがるものは2枚ということで、その該当部分を抽出させていただきまして、A3サイズの写しという形で交付をさせていただくものでございます。 それで、もう一点でございますが、縮尺500分の1、600分の1、ご指摘のとおりございます。それにつきましては、先ほど申し上げましたように、基本的には今ある公図を電子化させていただいて、それで該当部分を打ち出すということでございますので、縮尺は現状のとおり、500分の1、600分の1というようなことで、2通りのものが存在するという形になります。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 榎本議員、再質問ありますか。 榎本議員。 ◆5番(榎本和男君) どこのソフトか、そういうソフトなのだと思いますけれども、地図でいきますと、今まで分かれていたのが、もう一覧でゼンリンの地図でも電子化されますと、ずっとつながって見られるわけです。 ですから、公図ではそういうソフトがなかったのか、これはどこのメーカーで、それしかないのか、その辺を確認したいと思います。 ○議長(小河原正君) 榎本議員の再質問に答弁願います。 町民生活課長。 ◎町民生活課長吉岡勇一郎君) お答え申し上げます。 ソフトの関係でございますが、現在の公図をすべて合わせるというのは、現状ではできないということで、今、私も一枚の全部すべてが縮尺を合わせて、先ほど言いました500分の1、600分の1の公図というようなことで、縮尺度も違っていますし、そんなこともまた合わせるにはすべて全部、測量し直してやるような必要が出てくるというようなことで、近隣でもこういう公図の電子化に取り組んでいるところがもありますが、やはり同じような形で、ソフトというか、そういうシステム上、そのような一括できるようなものは現状ではないというようなことで進めさせていただいたものでございます。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 榎本議員、質疑ありますか。 榎本議員。 ◆5番(榎本和男君) これを要するに電子化するに当たって、この費用はどんなものか、幾らぐらい最終的にかかったのか、その辺を確認したいと思います。 ○議長(小河原正君) 榎本議員の質疑に答弁願います。 町民生活課長。 ◎町民生活課長吉岡勇一郎君) お答え申し上げます。 今年度、税務の新しい取り組みということで予算のときにも説明させていただいたんですが、補助金を全額いただきまして、予算額でたしか800万円程度だったと思いますが、すべて補助金で対応させていただくような取り組みでございます。 以上でございます。     〔「ちょっと休憩」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 休憩します。 △休憩 午前10時19分 △再開 午前10時20分 ○議長(小河原正君) 再開します。 ◎町民生活課長吉岡勇一郎君) お答え申し上げます。 今年度事業ということで、まだ現在、途中で申しわけございません、終了していませんので、そちらにつきましては、事業終了しまして、その時点でまたご報告させていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) あとで報告するそうです。よろしいですね。     〔「はい」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第61号 宮代町手数料条例の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第62号の質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第7、議案第62号 特別職職員の報償及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本案は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第62号 特別職職員の報償及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第63号の質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第8、議案第63号 指定管理者の指定についての件を議題といたします。 本案は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第63号 指定管理者の指定についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第64号の質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第9、議案第64号 指定管理者の指定についての件を議題といたします。 本案は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第64号 指定管理者の指定についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第65号及び議案第66号の質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第10、議案第65号 彩の国さいたま人づくり広域連合を組織する地方公共団体の数の減少について、日程第11、議案第66号 埼玉県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少についての件を議題といたします。 本案は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本2案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 初めに、議案第65号 彩の国さいたま人づくり広域連合を組織する地方公共団体の数の減少についての件について討論をお受けします。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第65号 彩の国さいたま人づくり広域連合を組織する地方公共団体の数の減少についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第66号 埼玉県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少についての件について討論をお受けします。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第66号 埼玉県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第67号の質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第12、議案第67号 宮代町教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについての件を議題といたします。 本案は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「はい」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) ちょっと休憩します。 △休憩 午前10時28分 △再開 午前10時29分 ○議長(小河原正君) 再開いたします。 飯山議員。 ◆10番(飯山直一君) 10番、飯山です。 それでは、教育委員会の委員の任命について、2点お伺いいたします。 1つは、教育委員を選ぶ基準あるいは手順はどういう方法で行われるのか。 また、今回の小林さんにつきましては、どういう手順で選んでここに議題に上げたのか、お伺いいたします。 もう一つは、教育委員の任命の期日についてお伺いいたします。私は、この件につきまして、子供及び父兄の方々の目線に従ってお伺いしたいと思います。 まず、任命が2月1日、小林さんは現職の校長であります。しかも宮代の校長ということで、この卒業式を間近に控え、このタイムラグをどうするのか。前の例で申し上げますと、神田政夫さんが59年2月2日に任命されております。これは、現職の春日部の大沼中学校の校長でありました。それで、古い議員の皆さんはご存じだと思いますが、これによって春日部市で大問題になりました。これは、いわゆる敵前逃亡に等しいものであると私は思っております。 それで、その後の教育委員の任命イコール教育長につきましては、小峰さんあるいは岡野さんにつきましては、校長ではなくて、通常の県の職員の中の現場でないところにおられた方なので、2月1日付でスムーズにきておると思います。 そして、現職のここにおられます桐川教育長につきましては、岡野さんの残任期が約9カ月ありました。それを前倒しで桐川さんは4月1日付、いわゆる校長で卒業証書を皆さんに配って、こちらに来られたわけでございます。 私は、この件に関しまして、校長先生が最後、しかも中学3年は義務教育最後の卒業でございます。したがいまして、これをやらずに、こちらの宮代の教育委員、恐らく教育長になる方でしょう。これはいかがなものかと思いまして、以上2点についてお伺いいたします。 ○議長(小河原正君) 答弁願います。 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) それでは、私のほうからは実務的なお話ということでご了解いただきたいと思います。 町といたしましては、今回、桐川教育長が1月31日をもって任期満了ということでございまして、いわゆる地方教育行政に関する法律というのがありまして、その第5条で任期は4年とするというふうになっております。 そこで、2月1日から3月31日の間が、確かにご指摘のとおりタイムラグというか、なかなか難しいところが出てきます。 ただ、町のほうから申し上げますと、ご案内のとおり2月、3月と申しますのは、今回、改選されますけれども、来年度のいわゆる教育予算、あるいは教職員の人事等々、極めて1年の中でも重要な時期ということで、教育長が不在ということについては、極めて難しいということでありまして、方法としては、いわゆる教育長職務代理者ということで暫定的な対応もありますけれども、予算審議等さまざまな課題がある中で、暫定的な対応は難しいというようなことで、町として判断をさせていただくということでありまして、特に4年の任期といったようなものについては、これは絶対条件ということで法律になっておりまして、例えばこれ以上長くするとか短くするとかということはできません。 それで、過去の経緯の中では、やはり2月1日というような形での経緯が非常に多いということで、ご指摘のとおり、神田元教育長におきましても2月2日、そして、またその前の関根良平教育長についても、昭和47年から宮代については2月1日から赴任しているというようなことでございまして、これは過去の経緯等があって、やはり4月1日という形で任期の起算日をずらすことはできないというような形になっておりまして、そのような事情で今回、町のほうといたしましても、このような形で任期の関係の起算については、ちょっと移動ができないということでお答えをさせていただきたいと思います。 私のほうからは以上です。 ○議長(小河原正君) 飯山議員、再質問。 ◆10番(飯山直一君) いやいや、もう一つ基準。 ○議長(小河原正君) まだ答弁漏れですか。 ◆10番(飯山直一君) いやもう一つ、町長がきっと答弁するでしょう。 ○議長(小河原正君) では、町長。 ◎町長(庄司博光君) お答え申し上げます。 選任に当たっての基準、手順ということでご質問をいただいております。 特に基準ということはなく、私が独断でお願いをしたところでございます。この小林校長先生に当たりましては、実は桐川教育長から、とてもすばらしい人間だということで話を伺っておりました。何しろこの宮代町の校長先生は特に優秀な方をお願いしているということで伺っておりまして、その中でも特に前原中学校の小林さんは、例えばよくできない子供がいると、できるまで何度でもやらせるというようなお話を伺って、私も自分自身のつたない学生時代、社会人になってからの勉強生活等を思い起こし、できるまでやる、そういう気持ちで自分なりに努力したことを思い起こし、そういう目で小林先生に接している間、その人柄等々、この方なら間違いないというところに判断したわけでございます。それで、お願いを申し上げました。 そして、今、飯山議員が心配されるようなことは、小林さん本人もおっしゃっておりました。それで、さまざまいろいろ条例等を調べたところでございますが、やはり4年間、空白をあけないでお願いするしかないというところに至ったところでございます。 それで、私も小林先生にお話ししたのは、宮代町から去るのではなく、宮代町のちょっと視点は違いますが、高い視点と言ったら語弊があるかもしれませんが、宮代町の教育のトップの部分で全体を見ていただき、なお、前原中学校を特に見ていただければということで、無理にお願いをしたところでございます。これも、新年度に向かって教育部門のトップが不在ということでは、新年度を迎えるに当たってやはり力不足、いいスタートが切れなくなるのではないかという心配をしたところでございます。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 飯山議員、再質問をどうぞ。 ◆10番(飯山直一君) 折原課長がおっしゃった4年、これは先にも後にも逃したり縮めたりできないとさっきおっしゃったようですが、それでいいんですよね、そういうふうにおっしゃっていますよね。答弁は待ってください。 それで、間違っていたら答弁のときに訂正してもらえばいいんですが、岡野さんが1年前倒しで帰っていますよね。岡野さんが12年2月1日から15年3月31日なんです、この記録によると。その点をどういうふうに説明なさるのか。 もう一つ、今、町長がおっしゃった件です。自分で決めたと。これは、町長ですから、自分で決めることは大いに結構だと思います。ただ、教育委員というのはいるわけですから、そちらの方のいろいろな意見もお伺いするのが私は当然だと思います。教育委員は何のためにいるのか、私はこの辺は問題を指摘させていただきたいと思います。 恐らくそうしますと、今の桐川現教育長は相談されたかどうかわかりませんが、その辺も私はお伺いできればと思います。 いずれにしましても、この空白期間というのは、前も職務代理で切り抜けた経緯がございます。記録を見ますと、仲村さん、島村明さん、この辺が職務代理でやっていた経緯もあるように記録にはございます。 いずれにしましても、私は、現職の校長が卒業証書を渡さずに、しかも町内の教育委員、イコール教育長になる方でしょうが、来るというのは非常にまずいと。これは、先ほど申し上げました子供の目線、父兄の目線について私は思います。もう一度答弁のほどお願いいたします。 ○議長(小河原正君) 3点ですね。 飯山議員の質問に答弁願います。 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) 私のほうからは、過去の関係のご答弁ということで、岡野教育長が3年2カ月で確かにご指摘のとおり、退任をされています。平成12年2月1日から平成15年3月31日ということになっておりまして、途中で退任ということで、その意思を私はその点の細かいことまではちょっとわかりませんが、私の聞いている範囲内では、たしか退任ということで、その職を辞しているということで聞いております。 ですから、ある意味では本人の意向というようなことで、そういうふうになっているというふうに聞いております。 以上です。 ○議長(小河原正君) ほかの答弁漏れが。 町長。 ◎町長(庄司博光君) お答え申し上げます。 選任に当たって、教育委員会の委員の方に相談はなかったのかというご質問かと思いますが、教育委員会の委員の皆様には、宮代町の教育の向上等を議論いただく委員さんと認識しております。選任は私がさせていただきました。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) もう一点、職務代理で、辞職した経緯があるということで。 町長。 ◎町長(庄司博光君) 職務代理についての考えですが、例えば急用、例えば突然登庁できない、そういった場合のあくまでも緊急、臨時的なものだと考えております。準備ができる以上、やはり職務代理ということは考えにくいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 飯山議員。 ◆10番(飯山直一君) たしか3問まででしたね、これは。 ○議長(小河原正君) はい。 ◆10番(飯山直一君) どうも子供、父兄の目線で考えていないという気がします。私は、ほかから来るのであれば、向こうで、これはいけないんですけれども、既にこういう教訓が出ているんですよね、前に。ですから、これはちょっと私としては賛成いたしかねるんです、こういうことは。 それで、もう一つは、教育委員さんもほかにいらっしゃるんですから、町長も、先ほどのお話では相談されずに決めたようですが、これは当然、相談されて、最終的には長ですから、決定権がありますから決めていただいて、議会に諮るということが筋ではないかと私は思いますが、もう一度、ダブるかもしれませんけれども、ご答弁いただければありがたいです。 ○議長(小河原正君) 飯山議員の質疑に答弁願います。 町長。 ◎町長(庄司博光君) お答え申し上げます。 人事に関しては、大変ナイーブな問題でございます。そういったことも考慮いただければと思います。先ほど申し上げたとおりでございます。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) ほかに質疑ありますか。 丸藤議員。 ◆6番(丸藤栄一君) 6番議員の丸藤でございます。 今、前段の議員とダブるかと思いますけれども、再度確認させていただきたいと思います。 私も前段の議員と全く同意見でございます。今回、小林尚先生がどうのこうのではないんです。教育上、現職の校長でありながら、最後は卒業式、これは校長から一人一人に卒業証書を渡すわけですよね。それができないまま教育委員になってしまうと。そのことによって、仮にそれがスムーズにスタートしても、その後の校長をきちんと対応しなければいけない、そういう問題も出てきます。 先ほど来、前段の議員も子供たちの目線からどうなのかというふうに聞いたと思うんですが、それに対する明確な答弁を言っていないんですよね。私もここは大事な点だと思いますので、お聞きしたいと思います。 もう一つは、これは前段と違いますけれども、やはり先ほど答弁で、こうした人事はどうしてなのかということで、独断でお願いしたと。ナイーブな内容だというふうにおっしゃいましたけれども、これは確かに最終的にはトップダウンでしょう。でも、やはりそれは行政の長ですけれども、教育委員会というのはまた違うんです。これはこれで教育委員会の教育方針というのがきちんとありますから、その辺でどういうふうに相談されたのかなというふうに思ったんですが、これは独断でということなので、町長がおやりになったということなんですが、何で教育委員会のそういった話をお聞きしなかったのか、その点ももう一度、申しわけないんですがお聞きしたいと、それが2点目です。 もう一点は、今回の教育委員なんですが、率直にお伺いします。桐川教育長、今回の人事において、私は教育委員、教育長、どうしても体力的だとか能力的にもう限界が来てできないと、そういう理由で任期と同時におやめになるのかどうか、その点。これは、そのことについての確認は町長、きちんとしたのでしょうか。 この3点、お願いしたいんですが。 ○議長(小河原正君) 丸藤議員の質疑に答弁願います。 町長。 ◎町長(庄司博光君) お答え申し上げます。 1点目、親の目線からどう考えるかということでございますが……     〔「いや、子供の目線です」と言う人あり〕 ◎町長(庄司博光君) 失礼いたしました。子供の目線から見てどのように考えるかということでございますが、先ほど申し上げたとおり、宮代町から離れるわけではなく、同じような宮代町の校長先生、さらにその上の視点から小林さんは見ていかれる、そのことを子供にも小林校長から説明していただければと思っております。そういう話も申し上げてあります。 そして、2点目、委員さんへの相談ということでございますが、これは先ほど述べたとおりでございます。 3番、桐川さんの意向を確認したかということでございますが、今回、任期がございます。教育長は4年という任期でございます。任期に従って私が考えております。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 丸藤議員、再質問ありますか。 丸藤議員。
    ◆6番(丸藤栄一君) 子供の目線から考えていただいたのかということについては、この宮代町から離れるわけではないからということなんですが、仮にこれが、仮ですけれども、このままいったとすれば、小林尚校長が教育委員になったと。その卒業式には、教育委員会には入るけれども、おかしな話ですけれども、卒業証書を渡されるんでしょうか。それが1点。 あと、先ほどタイムラグの話をしていたんですけれども、本当に仮にこの2カ月ぐらい期間があいたとしても、先ほど教育委員会が選ぶには教育予算だの人事で暫定的な対応はできないというふうにおっしゃいましたが、むしろ現実的な、実務的に考えても、それは前の方の教育委員あるいは教育長の意向のほうがスムーズにいくのではないでしょうか、私はそういうふうに思うんですけれども。その点。 それから、なぜ先ほど桐川教育長は本当に体力的な、能力的な点でみずからおやめになりたいのか伺ったんですけれども、私は、これは町民から伺ったんですけれども、ほかの自治体には学級崩壊とか、やはりもうすごく悪いところも聞いております。そういう中で、宮代は本当にそういう点ではいい教育をされているという評価もあるんです。それは、やはり教育長を初め、そういった教育にかかわる皆さんの努力でそういう町民の方からも評価をいただいていると思うんですけれども、私は先ほどから言っているように、小林尚現校長がどうのこうのではなくて、桐川教育長がやはりそういう点で熱心にこれまで子供たちに接してきたし、私自身の個人的な記憶でも、実は子供の虐待の問題がありました。相談があって、虐待というのは現場を押さえないと幾ら警察が来ても、親からの「そんなことはやっていない」で終わってしまうんですよ。だから、現場が大事だと言われて、本当にその現場にあったときに、実は警察とか教育長にも電話したんです、私ではないけれども。そうしたら、夜の11時ですよ、桐川教育長がわざわざその時間に現場に来て、対応してくれたんですよ。私はその話を聞いて、本当に熱心に対応していただいたなという、そういう思いがあるんですけれども、お母さん方は、そういう評価をしているんですよ。 ですから、私は、任期が来たとか、来ても能力とかやる気とか、そういうのがあれば引き続きやってもいいと思っているんです。そういう点で、任期は来るんですけれども、桐川教育長に引き続きどうなんだろうという思いがあるんですけれども、その点、庄司町長はどういうふうに評価されているんでしょうか。 ○議長(小河原正君) 丸藤議員の質疑に答弁願います。 町長。 ◎町長(庄司博光君) お答え申し上げます。 2点ご質問いただいたと思っております。 職務代理者の件で、タイムラグをなくすという話だったけれども、経験を積んだ教育長さんがつくっていって、それに従ったほうがスムーズではないかというようなお話だったと思いますが、その点に関しましては、使命感を持って新任に就任していただきます。やはり私はこういうふうに教育をしたいと強い気持ちを持って就任されると思います。できれば、スタートから自分のやりたい、進めたい教育方針、そういったところで取り組んでいただければというふうに考えているところでございます。 そして、もう一点目、桐川教育長には大変敬意を払っているところでございます。宮代町の教育を本当に高めていただきました。学力・体力向上、そして環境教育等、そして子供の教育で一番大切な倫理の教育等も大変力を入れていただき、本当に感謝をしているところでございます。 しかしながら、特別職という仕事は、私は、1人の方が長く務めるものではないというふうに考えているところでございます。例えば選挙で選ばれる議員さん、そういった方であれば何期やっていただいても構いませんが、やはりどんなにすばらしい方であっても、その方の考え方というのはそう変わらないと思うんです。それで、また違った血を入れることが、その組織を活性させる源になると思っております。 必ずや次期の教育長さんも、桐川教育長に負けないように宮代町の教育を牽引していただけると信じているところでございます。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 丸藤議員。 ◆6番(丸藤栄一君) 今、庄司町長から答弁がありました。先ほども言ったように子供の目線、やはりこういう教育を目指すんだという新しい小林尚教育委員というよりも、そういうことで目指していただけるものだと、そういう答弁をおっしゃいましたけれども、だとすれば、教育のことを本当に考えているのであれば、私は、やはり現職の校長として子供たちに卒業証書を渡せないというのは、非常に断腸の思いだと思うんですよね。 ですから、そういう点では、新しい教育委員になられる小林尚先生から、シビアな話ですけれども、そういうことになるということを前提で任命するわけですから、その辺の具体的なお話はされたんでしょうか。それが1点と。 あと、私もそれは教育長として、何でもそうですけれども、長く務めるものではないというのは、これは一理あると思います。しかし、やはりいいものはいいとして、どうしてそれがいけないのか。確かに新しい視点、新しい年齢でまた違った視点でやられるというのは当然だと思うんですけれども、やはりいいものはいいものとして、これは確実に継続されてもいいような、そういう考えもあると思うんですけれども、その辺では非常に残念なんですが、その辺もう少し桐川弘子現教育長のお話は聞いてしかるべき、それから、ほかの教育委員さんの関係者の話も聞いてしかるべきだと思うんですけれども、その点では先ほどの答弁以上のものがなければ、それで結構なんですが、その辺はどうだったんでしょうか、再度お願いしたいと。 以上です。 ○議長(小河原正君) 丸藤議員の質問に答弁願います。 町長。 ◎町長(庄司博光君) お答え申し上げます。 小林校長先生が子供たちに卒業証書を手渡せないことを理解しているかということでございますが、ご本人、私がこの教育委員になっていただきたいというお話を申し上げたときに、盛んにそのことを気にされていて、本人も子供の卒業まで見送りたいということはおっしゃっておりました。 しかしながら、宮代町の教育のためにできればスタートを小林さんの考えで踏み切ってほしいということをお願いをしまして、子供さんに卒業証書を手渡しできないということは断腸の思いであったでしょうが、ご理解はしていただいております。 そして、もう一点、桐川教育長のすばらしさはもちろん承知しております。よいものはよい、全くそのとおりでございます。桐川教育長のよさを引き継ぎながら、さらに宮代町の教育を推進してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 赤塚議員。 ◆11番(赤塚綾夫君) 11番議員の赤塚です。 今、2人の議員からいろいろお話があったとおりで、私も全くそのとおりなんですが、実は議長も知っていると思うんですが、小林尚先生というのは、百間中のときの我が子が2人ともお世話になった小林先生、現在、前原中学校の校長ということで、孫が2人世話になっているんです。したがって、うちの家族の娘の子供たちは、小林先生の中で孫が4人が世話になったんです。 それで現在、父兄としているんです。うちの娘が周りの父兄か保護者からもさんざん言われるんです。任期中途で新しい校長から何の意味もないと騒いでいるんですよ。いかに小林先生に卒業証書をもらいたいかということで、うちの娘までいろいろな人から話を聞いて、何とか議会でやめさせることはできないのか、これができないあなたはだらしないんだと娘にまで言われるくらいなんです。 いろいろ町長から話を聞きましたけれども、小林先生は最終的にはオーケーしたんですか。無理やりですか、強引にですか。おかしいと思うんですよね。それとも、父兄に相談したんですか。前原中学校の父兄や何か。先ほど私の独断で決めたというお話なんですけれども、学校の先生には定年制があろうかと思うんですが、何歳ですか。それが1つ。 それから、任期4年ということなんですが、健康でいればずっと4年だと。毎回2月の改選になるんですか。変えていかなければならないのか。今の町長のお話を聞いていますと、さんざんいろいろなことをやってきて、本当にすばらしい町長だなと思ったけれども、この件については、私もどうにも賛成できない状況です。 ですから、新しく注ぐのためにもいいんではないかというお話があったんですが、それも確かにいいとは思いますが、あるいは職務代理を置くべきではないのかな、そのことをまず第1問としてお伺いします。職務代理でもいいんじゃないか、これも町長が判断すればいいことだと思うんです。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(小河原正君) 赤塚議員の質問に答弁願います。 町長。 ◎町長(庄司博光君) お答え申し上げます。 職務代理でもよろしいのではないかということでございますね。それと、毎回2月になるのかということでございますが、教育長さんが途中でおやめになったりなんかすると、そのとき変わると思うんですね、2月ではなくて。このまま4年4年といくとなりますと、この2月ということになろうかと思います。 そして、職務代理者でスタートということも考えたのですが、実は今、この議会にいらっしゃる議員の皆様が継続して、全員、3月の議会においでいただけるということであれば、それも可能というふうに考えておりました。     〔「それはおかしい」と言う人あり〕 ◎町長(庄司博光君) いや、本当なんです。タイミング悪く改選になります。それで、顔ぶれが変わったときに、こういった今までのあり方を理解していただけるかどうかということは、当然考えました。そういうことも1つございました。 以上でございます。     〔「議長、ちょっと休憩」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) まだ終わっていないから、終わってから休憩にします。 ◆11番(赤塚綾夫君) まだ答弁漏れ。学校の先生の定年はあるのか。何歳が定年ですかと。 ○議長(小河原正君) 多分、赤塚議員が言っている質問は、わかりますか。もう8年やているから、もう4年前にはやめてもいいんじゃないかということと同じになってしまうから、さっきの答弁だと。4年の任期だというから、8年やっているわけ。だから、4年前に何でやめさせないということにもなるわけ。 ◆11番(赤塚綾夫君) 学校の先生の、世間でも社会でもみんな定年制というのはありますよね。いろいろ変わってきているから、学校の先生は定年が何歳ですかと。 ○議長(小河原正君) 学校の先生ですね。 では、答弁願います。 副町長。 ◎副町長(真砂和敏君) 学校の教員の定年制は何年だということでございますが、60歳ということで理解をしております。 ○議長(小河原正君) 教育長。 ◎教育長(桐川弘子君) 学校の教員の定年は60歳を迎えた後の3月31日でございます。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 赤塚議員、その部分はいいですね。 ◆11番(赤塚綾夫君) 小林先生は返事をしたんですか。返事したから提案してきているんだろうと思うんですが。じゃ、再質問でいいです。 ○議長(小河原正君) 赤塚議員。 ◆11番(赤塚綾夫君) 町長の話を聞いていますと、自分の目線に立って物事を進めているんです。過去にはいいことやってきた、私も喜んでみんな賛成してきたけれども、この問題だけはできないのは、父兄の目線にも子供たちの目線にも立たない。子供たちというのは、次代を担う子供たちですよね。だから、町にとっても宝なんです。それを3年生で卒業する人を今まで教わってきた小林先生から直接、卒業証書をもらいたいと思うのが、これは子供たちの目線に立ったところ。もう一つは、父兄だって同じように思うと思うんです。全く知らない校長がぽっと来て卒業証書を、ありがたくないですね。 ですから、これを決めるというのは町長の目線に立った、行政の目線で物事を進めているなと思った。だから、これは子供たちと父兄や何かの目線に立って、ちょうどいいときじゃないかなと思います。よろしくお願いします。 ○議長(小河原正君) 赤塚議員の質問に答弁願います。 町長、答弁願います。 ◎町長(庄司博光君) お答え申し上げます。 赤塚議員初め議員の皆様、職務代理者を置いて4月スタートはどうかということを強く希望されていると受けとめました。可能かどうかというところで、もう一度検討してまいりたいと考えます。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 赤塚議員、よろしいですか。 最後の質問です。赤塚議員。 ◆11番(赤塚綾夫君) 町長の今のお言葉、ちょっとこれは考えて、一考を要すと思います。ぜひ職務代理を進めてほしいなと、このように思います。 ○議長(小河原正君) 答弁しますか。 副町長。 ◎副町長(真砂和敏君) 赤塚議員のお気持ちは、よく町長もおわかりだと思います。 ただ、皆様方のご質問を受けておりまして、私、町長のそばで副町長として職務をさせていただいておりますが、非常にこの案件につきましては、町長はかなり悩んでいらっしゃって、案件として今回提案させていただいたものです。 それで、視点にありますように、現場、それと教育委員会全体を見定めたときに、熟慮の上、重ねて悩みながら教育長として小林現校長をお呼びしたいというふうに最終的な結論を、悩みながら、いろいろな過程を踏みながら最終的に町長が、そういった意味では独断だということを町長は申し上げているわけでありまして、独裁的にという、そういう意味では全くない、私どもにも相談がありました。教育長なんかにも話をされております。そういった中で議員さんたちのご意見は、今、町長は検討するということでご発言されたと思いますので、そこは補足をさせていただきたいと思います。 ○議長(小河原正君) 赤塚議員、よろしいですね。 では、ここで休憩します。休憩後に残された人の質問を受けます。 △休憩 午前11時12分 △再開 午前11時25分 ○議長(小河原正君) 再開いたします。 質疑ありますか。 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 議席番号3番、金子です。 3点質問させていただきます。 まず、1点目、教育の独立性。 校長先生は教育者です。町長は政治家です。教育に政治は介入しないほうがいいと思います。独断で現職の校長先生に退職してまでやめていただくということは、行政の教育への介入だと思います。いかが考えますでしょうか。 2点目、学校現場の信頼関係をどのように考えていますか。 学校内で最高責任者である校長先生、そして現場の先生、そして生徒たち、この信頼関係が一番大事です。ましてや、この校長先生はできるまでやる立派な先生だ、と先ほど町長は説明していました。その校長先生、できるまでなし遂げるという校長でしたら、卒業式、生徒たちの最後の最後まで見届けたい、こう考えるのが校長先生であります。そしてまた、それを期待しているのが現場の先生であり、生徒たちであり、保護者の皆さんです。その信頼関係を町の最高責任者が否定するような行為をしてよろしいのでしょうか、伺います。 3点目、この人事を任命される校長先生の心情というものを考えたことがありますでしょうか。 1年ほど前なんですけれども、大学の仲間たちと会ったんです。教育学部なので全員が教員をやっています。この年ですから、校長先生になった先生も多い。校長先生たちの話はおもしろかった。つまり、最初は緊張していましたけれども、校長先生になって、学校運営、現場の先生たちに自分の教育を伝えて、自分なりに学校をつくり上げていくということは、物すごく楽しいことだと。 それと、子供たち、勉強は教えないけれども、地域でいろいろな問題があって、その地域の各家庭に出かけていくことが非常にたくさんあるんだそうです。お祭りだとかイベントだとか、あるいは家庭で事件が起きてしまったとかそういうことで。ですから、学校内も地域も校長先生というのをすごく大切にしているんですね。 そういう先生は、やはり自分の区切りというのをきちんと持っているはずです。60歳まで。みんな友達は言っていたんです、あと4年しか働けないと。4年しか働けない、つまり60歳までは何がなんでもやりたい。できるならば、61歳、62歳まで働きたいという心情が物すごく伝わってきたんです。 ということで、多分、この校長先生も最後までやりたいという強い思いがあると思います。その先生の心情というのは、町長は酌んであげたのでしょうか。 以上、3点質問いたします。 ○議長(小河原正君) 金子議員の質問に答弁願います。 町長。 ◎町長(庄司博光君) お答え申し上げます。 1点目、教育の独自性。政治が教育に介入していいのかというようなお話かと思います。町長にこの選任権がございますので、したがって、選任させていただいたところでございます。 そして、2点目、学校関係者の信頼関係のことをどう考えているかということだと思いますが、大変大切なことだと思います。私も子供時分は先生を大変信頼しまして、先生の言うことを親よりもよく聞いたかと思っております。学校の先生との出会いは、この人生にとって非常に大切な重いものであると思っております。 しかしながら、担任の先生を引き抜くみたいな形ではなく、学校という組織で運営されておりまして、教頭先生以下ベテランの職員がたくさんいらっしゃって、温かい担任もいらっしゃる。その中で他の地へ赴いていただくということではなく、同じ宮代町で視点は少し変わりますが、同じように子供のことを見ていくというところで私は理解しておりまして、小林先生にも話したところ、同意をいただいたところでございます。信頼関係は大切なので、これからも大切にしてきたいと思っております。 3点目、小林校長の最後まで務めたいという心情をどう酌んだかということでございますが、私もこのお話を申し上げたときに、小林さんは特に、卒業まで見送りたいということはおっしゃっておりました。しかしながら、小林先生の言葉ですが、つたない自分ではありますが、二十数年宮代町にトータルでお世話になっておって、違う視点で宮代町の教育に全力で貢献したいということをおっしゃっておりました。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 金子議員、再質問はありますか。 ◆3番(金子正志君) ありません。 ○議長(小河原正君) ほかに。 榎本議員。 ◆5番(榎本和男君) 5番、榎本です。何点かお伺いいたします。 まず、卒業証書、これはどなたの名前で出されるのか。 それと、先ほどの答弁で人選に当たって、要するに町の中にこだわらずに広い視野から人選すべきでなかったのか。町にしか目が行かなかったのかな、もっと広い目で、逆に先ほどの答弁で違った視野からというのでしたら、かえってよその町、ずっと今、20年近く宮代の教育に携わっていたと。だったら、逆に違うところの教育に携わっていた方だったら、もっと新しい血が入るということも考えられるので、広い視野から人選して、なおかつ、その中ですばらしい校長だというのであったら理解できるんですが、その点を確認いたします。 それと、先ほど課長の答弁で、教育長不在の暫定的対応は難しいということがありますが、来年度予算は大体12月中に骨格ができて、新しい教育方針に変えるというのでしたら、当然ここで早目に変えたほうがいいかもしれませんが、新しいのは、それは学校の生徒たちの立場を考えれば、そこまで急に変えなくても、4月に就任して、その後、やりながら次の予算で大幅に変えてもいいし、多少段階を踏んでもよかったのではないのかな。 その点、今の大体、予算処理されて、前の教育長はある程度のことをやっていると思います。そういう中で、そのブランクの間、教育長に何とか対応できないのか。4月から就任するのがベストだから、その間、何とか代用できないのかという相談が教育長にあったのかどうか。それは、もう教育長は無理だと、この2月1日から教育長として新しく入ってこなければ無理ですよというのがあったのか。何とか今の教育長がそれなりの道筋をつけてくれる、そういう相談があって、それなりのことをやったのかどうか確認したい。 そして、今のご答弁を聞きますと、町の都合で無理やり渋る校長先生をお願いしたと。優秀な人で思い込みがあって、それは当然いいと思いますが、それはあくまで町の目線であって、学校の保護者、生徒の立場からいったら、それはやはり最後まで校長に見てもらいたいという思いが強いと思います。そういったことに何か配慮されていないような感じを今の答弁で受けましたので、そういったお母様方、生徒に対する思いやりがあったのかどうか。 要するに、町が受けるデメリット、メリット、それから生徒方、学校の関係者が受けるメリット、デメリット、そのどちらが大きいか少ないか。そういう中で、その空白があっても4月からやるのがいいのか、それとも2月1日からやるのがということを十分議論されていないように答弁で受けましたので、改めて確認したいと思います。 以上です。 ○議長(小河原正君) 榎本議員の質疑に答弁願います。 町長。 ◎町長(庄司博光君) お答え申し上げます。 教育委員の選任に当たって、もっと広い視野で探すべきではなかったかというお話でございますが、宮代町の教育は、ある意味、特殊に力を入れている部分がございます。そのことをよく理解された方が、先輩たちのよさをよく理解された方が先輩のよさを引き継ぎ、さらに力を発揮していただく、それがよいのではないかという視点に立って考えたところでございます。 そして、職務代理者を起用しながら4月になってこの教育長にお願いすればどうかというお話でございますが、実はこの提案は、桐川教育長からもございました。その中で、まずは町の立場だけということでお話ししているんじゃないんです。法律上そういう定めがあるので、期間は置けないというところで進めさせていただいたのが第1点。 そして、理由の2つ目が、新年度、3月の予算の議会を迎えるに当たって、教育のトップ、教育長がいないという中で教育行政をどうするといった疑念を持たれる方も大勢いらっしゃると思います。そういった考え方に対しても配慮をして、バランスを考えて町全体の将来を見たときには、2月1日からこの小林さんにお願いするのがベストなのではないかというふうに考えたところでございますが、先ほど来、議員の皆様、大部分の皆様が子供の視点に立っていないというようなお話をいただいております。今、課長と相談したところ、本日でこの委員の任命に関する議案に同意をいただいて、4月1日に任命をすることは可能であるということでございます。その間、職務代理者に職務をお願いするということになりますが、このような方向で進めさせていきたい、準備をしていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 榎本議員。 ◆5番(榎本和男君) なし。 ○議長(小河原正君) ちょっと休憩します。 △休憩 午前11時41分 △再開 午前11時43分 ○議長(小河原正君) 再開いたします。 唐沢議員。 ◆1番(唐沢捷一君) 唐沢ですけれども、前段者からいろいろと質問がございました。町長の考え方もお聞きいたしました。小林尚さん、大変立派な経歴と、また教育行政の実績も多く持っておられる方で、私たち個人としては小林さんにとやかく言うべき立場ではないと言うふうに思っております。 そこで、ちょっと確認したいんですけれども、先ほど町長が法に基づいて今回、これを提案したというふうなことを言っておりますけれども、この法につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項に基づいて出されている案件でございますけれども、そこでお聞きしたいんですけれども、同法の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の中で、第30条の教育機関の設置、また同法の第31条の教育機関の職員という条項があると思うんですけれども、この条項に今回の案件は抵触しないのかどうか、ひとつお聞かせをいただきたいというふうに思います。 以上です。よろしくお願いします。 ○議長(小河原正君) 唐沢議員の質疑に答弁願います。 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) それでは、お答え申し上げます。 ご指摘の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第30条の中で教育機関の設置ということで、「地方公共団体は、法律で定めるところにより、学校、図書館、博物館、公民館その他の教育機関を設置するほか、条例で、教育に関する専門的、技術的事項の研究又は教育関係職員の研修、保健若しくは福利厚生に関する施設その他の必要な教育機関を設置することができる。」ということでございまして、今回の上程の関係では、この第30号にそごするということはないものと考えております。 また、第31条においても、「前条に規定する学校に、法律で定めるところにより、学長、校長、園長、教員、事務職員、技術職員その他の所要の職員を置く。」というような形で、これは教育機関の職員についての通則的な規定を定めているということでございまして、今回の上程がこれに反するということでは考えておりません。 以上です。 ○議長(小河原正君) 唐沢議員、よろしいですか。 ◆1番(唐沢捷一君) いいです。 ○議長(小河原正君) それでは、宮原議員。 ◆4番(宮原一夫君) 4番議席の宮原です。 前段の議員の質問に対する総務政策課長の答弁の中の一つに、表現はそのとおり申し上げられませんけれども、23年度末の対応、3月決算を想定しているのかなと思うんですが、それとともに24年度という新年度の対応、こういう内容でご答弁がありましたけれども、町長のもとには補助機関というのがありまして、先ほどの答弁についてはよく理解できないものがありました。 総務政策課長に再答弁をお願いするつもりはございませんので、今回の人事の任命権者である町長にご答弁をお願いしたいというのが1つ。 それから、2番目は、任命権者は町長で議会の同意がいる、こういう仕組みについては何ら戸惑いはございませんが、近隣の、できれば近隣がよろしいんですけれども、類似団体が適切かなというふうに私は範囲を絞りたいんですけれども、このような卒業を前にした教育長の人事というのがどのようにそれぞれの自治体で対応されてきたのか。把握しておられればご答弁をお願いしたい。 以上、2つです。 ○議長(小河原正君) 宮原議員の質問に答弁願います。     〔「ちょっと待ってください。1点目の質問の内容……」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 1点目をもう一回確認。 ちょっと休憩します。 △休憩 午前11時48分 △再開 午前11時50分 ○議長(小河原正君) 再開いたします。 町長。 ◎町長(庄司博光君) お答え申し上げます。 先ほどと繰り返しになろうかと思いますが、法律上の規定で2月1日ということで整理をさせていただいたところでございます。 そしてまた、近隣の状況はどうかということでございますが、調べてはございません。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 宮原議員。 ◆4番(宮原一夫君) いいです。 ○議長(小河原正君) よろしいですか。 ほかに質疑。 合川議員。 ◆12番(合川泰治君) 1点お伺いいたします。 今回、小林先生が教育委員の任命ということですけれども、その中で教育長はどのように選任されるのかというところを確認させてください。 ○議長(小河原正君) 合川議員の質疑に答弁願います。 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) それでは、お答え申し上げます。 今回、教育委員として町長のほうから任命という形で辞令が出された後に、教育委員会を開催しまして、そして教育委員会が教育長を選任するというような形になっているところでございます。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 合川議員、よろしいですか。 合川議員。 ◆12番(合川泰治君) このままいけば、小林先生が教育長に選任されない可能性も十分考えられるわけで、その場合の対応というのは考えてあるのかどうかお伺いいたします。 ○議長(小河原正君) 合川議員の質問に答弁願います。 町長。 ◎町長(庄司博光君) お答え申し上げます。 考えてはございません。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 合川議員、了解しましたか、はい。 ちょっと休憩します。 △休憩 午後11時52分 △再開 午後1時00分 ○議長(小河原正君) 再開いたします。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午後1時00分 △再開 午後2時24分 ○議長(小河原正君) 再開いたします。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(小河原正君) ただいま議案第67号の撤回について、お手元に配付いたしましたとおり、執行部から請求がありました。 お諮りいたします。これを日程に追加し、追加日程第1とし、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」「異議あり」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 異議がある方もいましたので、お諮りします。議題とすることに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立少数〕 ○議長(小河原正君) 起立少数であります。 日程に追加しないことになりました。 ちょっと休憩します。 △休憩 午後2時25分 △再開 午後2時25分 ○議長(小河原正君) 再開いたします。--------------------------------------- △議案第67号の質疑、討論、採決(続き) ○議長(小河原正君) 日程第12の議案第67号の議題をこのまま進めたいと思います。     〔「休憩」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 休憩します。 △休憩 午後2時26分 △再開 午後2時43分 ○議長(小河原正君) それでは、再開いたします。 先ほどからの内容についての議題は、まだ質疑が残っている方がありましたら、質疑をどうぞ。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑ないということでよろしいですか。     〔「はい」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) では、これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。     〔「ちょっと我々は出ます」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 休憩します。 △休憩 午後2時43分 △再開 午後2時45分     〔8番 関 弘秀議員退場〕     〔9番 角野由紀子議員退場〕     〔12番 合川泰治議員退場〕 ○議長(小河原正君) 再開します。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 議席番号3番、金子です。 宮代町教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて、反対の立場から討論いたします。 この場は議会です。まず、この提案につきまして、自分で決めて、無理にお願いして悩みながら決断した、このようにおっしゃっていました。 しかしながら、これは悩む問題ではない。子供を大切にしている現場の方々のことを思えば、全く悩む問題ではない。出したことそのものが間違っています。 提案して、質疑の中でやばそうだからといって撤回します、これで済む問題ではない。出したからには責任を持っていただきたい。 町をよくしたいという気持ちはわかります。議会も同じ気持ちです。宮代町のお母さん方もお父さん方もみんな同じ気持ちでこの町に住んでいます。私たちはもっと真剣に取り組みたいと思います。 以上、反対理由です。 ○議長(小河原正君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 中野議員。
    ◆13番(中野松夫君) 私は、本案について賛成の立場でもって討論いたします。 本議案は、議会での質疑にもありましたように、一番の懸念事項は、現場の現役校長が異動する案件であります。この2月1日ということが想定されておりましたが、2月、3月といいますと、中学では3年生は入試あるいは進路を決める重要な時期であります。また、卒業という年間の節目、大事な時期であります。 そういうことを考えますと、2月、3月、学校のトップである校長が抜けるということは、現場にとりましては非常な痛手、生徒にとりましては不安材料になるのではないかと懸念いたします。 そういった観点から、質疑の中にもありましたように、執行部では就任時期を4月1日にするということでございますので、この件を考慮し、4月1日という条件を前提に賛成をいたします。 以上です。 ○議長(小河原正君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第67号 宮代町教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立少数〕 ○議長(小河原正君) 起立少数であります。 よって、本案は不同意となりました。 休憩します。 △休憩 午後2時51分 △再開 午後2時53分     〔8番 関 弘秀議員入場〕     〔9番 角野由紀子議員入場〕     〔12番 合川泰治議員入場〕 ○議長(小河原正君) 再開いたします。--------------------------------------- △議案第68号の質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第13、議案第68号 平成23年度宮代町一般会計補正予算(第4号)についての件を議題といたします。 本案は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 加藤議員。 ◆7番(加藤幸雄君) 7番の加藤です。 3点ばかりお願いしたいと思うんですけれども、12、13ページ、歳入の町債ですけれども、震災の影響で西口整備の進捗遅延ということなんですけれども、この補正額970万円は、町がやるべきどのような事業がおくれているのか、ご説明ください。 それから、26、27ページの農業費の土地改良のところで、用排水路の設計と改良工事がそれぞれ減でございます。補助採択事業の確定となっておりますが、これは契約が安価であったためではないのでしょうか。補助採択事業の確定ということで、どういうところが減らされたんでしょうか。その辺ご説明いただきます。 30、31ページ、私立幼稚園の就園奨励事業で、説明で補助単価改定とありますけれども、1人当たり幾らから幾らに変更になったのでしょうか、お願いします。3点です。 ○議長(小河原正君) 加藤議員の質疑に答弁願います。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 12ページの町債に関する質問でございましたが、この西口整備事業の震災による進捗の遅延の理由でございますが、これは町債だけではなくて、歳出のほうでも29ページに減額補正をさせていただいておりますが、一連のものでございまして、これは、西口の東武鉄道の工場の撤去、これがもう議員にもご説明させていただいておりますが、東武鉄道の中でおくれまして、それによるものでございます。 それで、内容としましては、西口の工場跡地の区画整理を予定している部分において、測量設計を今年度実施しようとしておりましたが、これが撤去がおくれたことによりできなくなったということでございます。それにより、今回減額をさせていただいているものでございます。 この事業につきましては、継続して来年度、新たに予算化して実施するという予定としてございます。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(新井康之君) 27ページの土地改良事業の関係でお答え申し上げます。 まず、用排水路工事の設計委託料と改良工事につきましては、当初、2本分の用排水路の工事を予定してございました。ただ、そのうち採択を受けたものが1本しか県のほうからいただけなかったものですから、まず1つの工事を減額させていただいたものでございます。 もう一本、負担金のほうの土地改良施設維持管理適正化事業につきましては、万年堰の事業費自体が当初予算段階よりも下がったためのこちらは減額でございます。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 教育推進課長。 ◎教育推進課長(篠原敏雄君) 私立幼稚園の就園奨励補助金の単価の改定についてお答え申し上げます。 こちらにつきましては、第1子、第2子、第3子とございまして、なおかつ所得階層によりまして4階層に分かれておりますので、全部申し上げますとちょっと大変なので、第1子につきましては、いずれの所得階層についても3,200円引き上げられております。それから、第2子につきましては、一番所得のある階層で3,000円、それ以外の階層につきましては4,000円引き上げになっております。それから、第3子につきましては、いずれの階層につきましても4,000円の引き上げになってございます。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 加藤議員、再質問は。 ◆7番(加藤幸雄君) ありません。 ○議長(小河原正君) ほかに質疑ありますか。 丸藤議員。 ◆6番(丸藤栄一君) 議席6番の丸藤でございます。 2点お聞きしたいと思います。 1つは、百間保育園運営費の増で、これは決算のときにも伺いましたが、待機児童の関係で百間保育園が今後増築されて、それらができた上で待機児童のほうも解消されるかのような答弁があったというふうに記憶しているんですが、現在、どういう状況なのか。それから、これらも含めて解消されるのかどうか、その点伺いたいと思います。 それと、25ページの新しい村のオストメイトトイレの設置と既設トイレの配置変更工事、これについてはどのような内容なのか。特に配置変更工事、分けてどのような財源になっているのか、お示しを願いたいと思う。 それから、同じく33ページの総合運動公園のほうのオストメイトトイレの設置なんですが、これの関係でどのように設置されていくのか。その内容について、もう少し詳しくお示しを願いたいと思います。 以上です。 ○議長(小河原正君) 丸藤議員の質問に答弁願います。 福祉課長。 ◎福祉課長(織原弘君) お答え申し上げます。 百間保育園の運営費委託料ということで、600万円ほど今回補正させてもらっております。この中身につきましては、保育園児の年齢区分ごとに保育単価を決めておりまして、今回は年度当初から児童数が多かったこと、あるいは保育単価の高い乳児分が多かったということで今回、補正という形で提出をさせてもらっております。 それと、ただいま待機児童の関係の話がありましたが、前回もお話し申し上げましたように、年度途中で4名、5名の待機児童があったというふうにお答えしたかと思いますが、ちょっと現在の詳しい数字はわかりませんけれども、百間公民館の新設に伴うというのが再来年というか、25年4月からオープンの予定となっておりますので、今回の24年度当初の待機児童というのは、まだ申請のほうがされておりませんので、詳しい人数はわかりませんけれども、若干の待機という形の数字は出るのではないかなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(新井康之君) オストメイトトイレについてお答えをいたします。 こちらの補助金は、埼玉県障害者社会参加推進緊急整備事業補助金でございまして、補助金の上限額が100万円でございます。新しい村の森の市場「結」の多目的トイレに今のところ設置を予定してございますが、若干狭いものですので、トイレの位置、手洗いの位置等を変えまして、床の全面張りかえ工事等が多少出てきてしまうものですから、現在180万円ということで、100万円の県費と80万の町単という形で予定をしてございます。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 教育推進課長。 ◎教育推進課長(篠原敏雄君) それでは、総合運動公園に設置をいたしますオストメイトトイレの関係のご質問にお答え申し上げます。 こちらは、設置する場所につきましては、1階入り口奥にございます、障がい者の方にもお使いいただける多目的トイレ、こちらにオストメイト用の器具類を設置いたします。 中身といたしましては、オストメイト対応のトイレパックというものがあるようでございまして、そうしたものをセットで取りつけをいたしますほか、給水管ですとか排水管、そうしたもの及び手すりですとか、そうした関係するようなものを設置いたします。 金額につきましては、トイレそのものを大きく改造する必要はないということから、新しい村のほうに比べて経費は安くなっていると、そういったことでございます。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 丸藤議員、再質問。 丸藤議員。 ◆6番(丸藤栄一君) オストメイトトイレのほうはわかりました。 百間保育園運営費の関係についても、課長から答弁がありました。それで理解するんですが、直接、待機児童の関係ではないということで、ただし、平成24年は若干出るということなんですが、これは平成25年には解消されるのかどうか、ちょっと質問の趣旨が変わりますけれども、ちょっと平成25年云々という答弁が聞きづらかったので、私は平成24年の当初から若干出るということがわかっているのであれば、早く打つ手はないのかなということで、確認でお聞きしたいんですが。その辺の見通しについて、関連になってしまいますが、お願いします。 ○議長(小河原正君) 丸藤議員の質問に答弁願います。 福祉課長。 ◎福祉課長(織原弘君) お答え申し上げます。 待機児童の件につきましては、24年度当初、待機児童が出るというふうに先ほど予想というお話を申し上げましたけれども、まだ申請が出ておりませんので、待機児童というのは書類が出て初めて待機児童という定義が成り立ちますので、ですから、ここでは出るのではないかというお答えしか今はできませんが、平成25年度4月に百間保育園が仮に開所ということになれば、定数が今のところ60というふうに伺っていますので、おおむね解消はできるものと思っておりますが、ただ、先ほど申し上げましたように、待機児童というのは実際、書類が出ての人数ですから、いわゆる潜在の待機児童という方がいらして、今回もう無理だからというので最初から書類を出さないという方の数字もございますので、ここで必ず待機児童が出ないとか出るとかというお答えはできかねます。 以上でございます。 ○議長(小河原正君) 丸藤議員、最後の質問です。 ◆7番(加藤幸雄君) これは質問ではありませんが、要望ですが、今の説明で、今は申請が出ないともちろん正確な数字が出ないということで、仮の話もできませんから。 ただし、今、総体的に全国的にそういう状況もありますので、実際、前年度の決算でも4人ぐらい出ていますので、これはぜひその場で出たからということではなく、やはり絶えずそういうことを考えて、解消できるように早手早手にやっていただきたいと、これは要望で終わりたいと思います。 ○議長(小河原正君) 丸藤議員の質問を終わります。 ほかに質疑ありますか。     〔発言する人なし〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆6番(丸藤栄一君) 議席6番議員の丸藤でございます。 議案第68号 平成23年度宮代町一般会計補正予算について、私は日本共産党議員団を代表して反対の立場から討論を行います。 本案の内容の中で、議論がありましたように、百間保育園運営費の増、あるいはオストメイトトイレの設置あるいは配置変更工事、これは必要なものでございますので、これについては内容について反対するものではありませんが、職員給与等の条例改正の中で、人事院勧告に基づく給与改定の含まれた内容でございますので、この点について、そういった内容も含まれておりますので反対といたします。 それと、一般会計補正予算以外も、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、公共下水道事業特別会計、水道事業会計、これらは人事院勧告に基づく給与改定が含まれておりますので、あえて討論はしませんが、この点について反対をしたいと思います。 以上です。 ○議長(小河原正君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第68号 平成23年度宮代町一般会計補正予算(第4号)についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(小河原正君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第69号の質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第14、議案第69号 平成23年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 本案は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第69号 平成23年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(小河原正君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第70号の質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第15、議案第70号 平成23年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 本案は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第70号 平成23年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第3号)についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(小河原正君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第71号の質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第16、議案第71号 平成23年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 本案は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第71号 平成23年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第72号の質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第17、議案第72号 平成23年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 本案は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第72号 平成23年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(小河原正君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第73号の質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第18、議案第73号 平成23年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 本案は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第73号 経23年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。--------------------------------------- △議案第74号の質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第19、議案第74号 平成23年度宮代町水道事業会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 本案は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第74号 平成23年度宮代町水道事業会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(小河原正君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第20、議員議案第3号 宮代町議会委員会条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 飯山直一議員。     〔10番 飯山直一君登壇〕 ◆10番(飯山直一君) 議席番号10番、飯山です。 議員議案第3号 宮代町議会委員会条例の一部を改正する条例について、地方自治法第112条の規定により、宮代町議会委員会条例の一部を改正する条例を別紙のとおり提出する。 平成23年12月9日提出。 提出者、宮代町議会議員、飯山直一。 賛成者、同じく合川泰治議員、同じく関弘秀議員、同じく榎本和男議員、同じく丸藤栄一議員、同じく石井眞一議員。 提案理由の説明をさせていただきます。 本案につきましては、円滑な議会運営に期するため、宮代町議会委員会条例の一部を改正するものでございます。 具体的には、委員会名称を「総務町民生活委員会」を「総務文教委員会」に、「教育福祉産業委員会」を「福祉産業委員会」に改めるものでございます。 また、教育委員会の所管を総務文教委員会に移行するものでございます。 なお、今回の改正につきましては、平成24年2月29日から施行するものでございます。 以上です。 ○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議員議案第3号 宮代町議会委員会条例の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員議案第4号及び議員議案第5号の一括上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第21、議員議案第4号 宮代町議会議員政治倫理条例について、日程第22、議員議案第5号 宮代町議会議員政治倫理条例施行規則についての件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 合川泰治議員。     〔議会基本条例策定特別委員長 合川泰治君登壇〕 ◆議会基本条例策定特別委員長(合川泰治君) 議会基本条例策定特別委員会の委員長の合川です。 ただいま提出されました議員議案第4号 宮代町議会議員政治倫理条例、それに関連する議案として議員議案第5号 宮代町議会議員政治倫理条例施行規則を一括して上程いたします。 本条例制定の意義を議員全員で再確認し、宮代町議会議員政治倫理条例の提案理由の説明を行います。 初めに、提案に至る経緯を述べます。 政治は、その主権者である市民の厳正な信託によるものであり、議員もその受託者であります。よって、受託者である議員は、市民の信託の誠実な履行者でなければなりません。 しかしながら、近年、数々の事件が報道されるたびに、政治や政治家に対する市民の不信はますます増幅されるばかりです。政治と政治家への信頼をどう回復するのか、我々地方議員にも問われていると考えます。 よって、公正で市民に開かれた政治を実現するために、政治倫理の確立が求められるのは当然です。今回、公正で開かれた政治の実現のため、政治倫理の確立、言いかえれば、自己の利益や特定の者の利益を図るために権限の乱用、あるいはその地位を利用して便宜を図ることなどの行為を議員がみずから規制することが必要であります。 宮代町議会議員政治倫理条例及び施行規則を議員全員一致でこの12月定例議会において議員提出議案として上程することができたことこそ、まさに議会改革が着実に進行していることの市民に対するあかしであると確信するものであります。 さて、行政は公正でなくてはなりません。そして、行政のチェック機関である議会の構成員たる議員は、市民の信託を受けた身分であり、いささかも私欲のために行政に介入するなどの行為は、厳に慎まなければなりません。疑惑を招くことのないよう、身を律して行動しなくてはなりません。これは、ひとえに政治家個人の倫理観の確立に求められるのですが、さらに、議員は、公職者として不偏的な基準に基づく行動が求められると考えるものです。 本条例案の骨子を説明させていただきます。 まず、第1条では、制定の趣旨を述べています。町全体の代表者として、また奉仕者として政治倫理に外れることをあらかじめ防止する政治倫理基準を定めることを定め、市民への信託にこたえ、民主的な町政の発展に寄与することを目的としています。 政治倫理のあり方を示すため、第3条で5つの政治倫理基準を設けました。この基準には、政治的または道義的批判を受けるおそれのある寄附を受けないことや、町との請負などその地位を利用して行われる不正や違法と思われる利権行為の禁止を列挙しました。また、その親族等の範囲も規定しました。 さらに、第5条には、請負契約等に関する遵守義務を明記しました。 第4条は、調査請求の手続を規定しております。 第6条には、政治倫理特別委員会の設置と調査の手順を定めました。 第8条で調査結果の通知、第9条で調査結果の措置を規定しました。 続きまして、宮代町議会議員政治臨時施行規則についてでございますが、これは、本条例に基づきまして、申請、通知、報告の具体的な運用手続を規定しております。 今、国でも県でも、政治家と金にまつわる疑惑はマスコミをにぎわせています。政治への信頼回復を図ることは、政治家の大きな責務です。ぜひ宮代町議会においても、この議会議員政治倫理条例が制定されるよう、議員各位のご賛同をお願いして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本議案に対する質疑はありませんか。 赤塚議員。 ◆11番(赤塚綾夫君) 11番の赤塚です。 大変厳しい条例のような気がしてなりませんが、県内でこのような条例を定めているところは何市町ぐらいあるんですか。 ○議長(小河原正君) 赤塚議員の質問に答弁願います。 合川委員長。 ◆議会基本条例策定特別委員長(合川泰治君) ご答弁申し上げます。 正確に幾つということを把握はしておりませんが、近隣では幸手市、杉戸町等々が見受けられまして、私ども委員会で検討するに当たっては、近隣の条例を参考にさせていただいたところでございます。 以上です。 ○議長(小河原正君) 赤塚議員、再質問はありますか。 赤塚議員。 ◆11番(赤塚綾夫君) 幸手市と杉戸町、正確ではないが今、わかっているのはそれだけということなんですが、他の市町でこの条例を制定していないということは、まだふぐあいがあるんじゃないのかなというふうに感じます。特に候補者になる人に対する条例が非常に厳しいんではないかなと、このように思いますので、その辺が少子高齢化の今の時代、特に宮代町は人口3万3,000人程度で、立候補するときにいろいろな条件があると思うんですが、その辺の条件というのはどういうふうになりますか、教えていただきたいと思います。 ○議長(小河原正君) 赤塚議員の質疑に答弁願います。 合川委員長。 ◆議会基本条例策定特別委員長(合川泰治君) ご答弁申し上げます。 選挙に関する立候補に対してどのような制限がもたらされるかということかと受けとめましたが、原則、選挙に出るというのはだれでも立候補はできます。そして、その中でも議員になる際に、町との請負等々の契約、そうした町との取引業者となることはできなくなります。そして、条文の中では、それが2親等まで及ぶということが規定されておりますので、町との取引以外のところで商売をなさって立候補する、そういったことは幾らでも可能かと思われますが、この政治倫理の条例の趣旨からいっても、町との取引を議員が行うべきではないだろう、そうした趣旨のもと、今回提案させていただくものでございます。 以上です。 ○議長(小河原正君) 赤塚議員、最後の質問。 赤塚議員。 ◆11番(赤塚綾夫君) ちょっと話を聞いたんですが、町との契約関係だとか、補助金等が出されている団体の役員は立候補ができないというような話を伺ったんですが、町のいろいろな団体がありますが、町から補助金としてもらっている団体の役員というと、やはりその団体の有識者という感じがするので、その人たちの立候補することを制約するような、制限するような内容なのかなと感じてなりません。 ですから、候補者になってほしいという人たちも、例えば区長さんなんていうのは立派な役職ですよね、その地区で推薦された。現時点で区長の人が立候補した、落選すれば問題ないんでしょうけれども、当選した場合、その役を解かなければならないのか。 それから、商工団体、商工会長が仮に、あるいは副会長が仮に商工会から推薦されて立候補した、それで当選したら、会長をやめなければならない。後任の会長を選ぶのは大変です。任期もありまして、任期途中で当選なんかしてやめたときは、臨時総会や何かいろいろな、その団体の組織から見て大変なことになると思うので、余り私は芳しくないなと思っているんですけれども、その点についてどうなんでしょうか。当選したら、やはりおりなければだめかどうか。 ○議長(小河原正君) 以上でよろしいですか。 ◆11番(赤塚綾夫君) はい。 ○議長(小河原正君) では、答弁願います。 合川委員長。 ◆議会基本条例策定特別委員長(合川泰治君) ご答弁申し上げます。 第3条第3項で規定している役員のことをお聞きされているものと思っておりますが、この規定している役員とは、正副会長、団体内で利益誘導できる可能性のある役職の方を指してございます。 本条例の大きな趣旨は、客観的に見て、議員の立場を利用して政治倫理に反した行為をしていると思われないことです。この条文の役員の定義は、議員の皆様の自覚、責任に頼る部分が大きいかと思っております。 確定的に言えるのは、正副会長の就任はご辞退していただくことと、各議員個人のこの条文に対する認識でございます。ですが、その就任について困った場合は、それぞれ個々の事案として議会議長に相談をいただければと思っております。 そして、立候補して当選された際には、今言った正副会長、これはご辞退いただくこととなります。 以上で終わります。
    ○議長(小河原正君) ほかに質疑ありますか。 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 同じところなんですけれども、第3条第1項の(5)、町との請負契約。例えばですけれども、敬老会で赤飯を納めている業者、あるいは町民運動会で景品を出している業者、そういったところの若社長が立候補したら、もう赤飯を納めることもできなくなるし、景品を納めることもできなくなるということなんですか。細かいけれども。 ○議長(小河原正君) 金子議員の質問に答弁願います。 合川委員長。 ◆議会基本条例策定特別委員長(合川泰治君) はい、そういうことになります。 ○議長(小河原正君) そういうことだそうです。 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 例えば町から補助金をもらっているコミ協、体協、文協ありますけれども、例えば私のテニス連盟、テニス連盟も補助金をもらっています。そうすると、補助金をもらっている団体は立候補してはだめなんですか。 ○議長(小河原正君) 答弁願います。 合川委員長。 ◆議会基本条例策定特別委員長(合川泰治君) ご答弁申し上げます。 立候補をしていけないということは、どの団体に限らず、そういったことは一切ございません。議員になった場合にそういったところの正副会長なり、ほかに役職の名前がついていれば、原則としてはやはりご辞退いただくのが望ましいかとは思いますが、ただ、その補助金を受ける団体が補助金の割合が相当に大きかったり、そういった個々の事案、仮に今言われたテニスでスポーツで単純に場所を借りる補助金だけ受けているとか、そういったところであれば、さして客観的に問題はないのではないかという、そうした判断のもとに各議員の皆様が決断をしていただくということで定めたものでございます。 以上です。 ○議長(小河原正君) 金子議員、最後の質問ありますか。 金子議員。 ◆3番(金子正志君) そうしましたら、例えば民生委員とか、消防団とか、交通指導員とかはいかがなんですか。 ○議長(小河原正君) 答弁願います。 合川委員長。 ◆議会基本条例策定特別委員長(合川泰治君) 今、金子議員からのご質問にご答弁いたします。 例えば消防団、これは正副団長にはつくことができない。これは原則として、補助金団体の正副会長という立場にある方は原則ご辞退いただくということは、これはもう委員会の中で確定的に決まっていることでございまして、そして、その他の役員の部分については、その個々の団体のさまざまなケースがあるかと思いますので、そうした場合には議会議長に相談をいただくなりして、その中で個々に判断を議会がしていくということになるかと思います。 以上です。 ○議長(小河原正君) ほかに質疑ありますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑はなしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。合川委員長、ご苦労さまでした。 これより討論に入ります。 初めに、議員議案第4号 宮代町議会議員政治倫理条例についての件について討論をお受けします。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 赤塚議員。 ◆11番(赤塚綾夫君) 議員提案第5号 宮代町議会議員政治倫理条例施行規則について。 ○議長(小河原正君) 第4号のほうなんですが、まだ。5号は次になりますが。 ◆11番(赤塚綾夫君) もう一回。 ○議長(小河原正君) はい、赤塚議員。 ◆11番(赤塚綾夫君) 議員提案第4号 宮代町議会議員政治倫理条例について、申しわけないですが、反対の立場から討論をいたします。 メンバー、賛成者をみると、まるっきり議会運営委員のメンバーのように。     〔「いや、違うよ」と言う人あり〕 ◆11番(赤塚綾夫君) 違う、ああそうか。特別委員会になっているんですが、今、お話を聞いていますと、今の議員たちの立場を考えて、自分のことを考えて厳しいものを出しているような気がしてなりません。 うわさによれば、消防団副団長も出たいとかという話も聞きますので、その人たちは2月の選挙には、これが通れば出られなくなるんだなと感じます。 そういう意味で、宮代町のこれから発展させるための議員の範囲を狭くしていくような条例のような気がしてなりません。それでは、町の将来はますますなくなっていくんではないかな、暗い存在になっていくんではないかなと感じまして、喜べないので反対します。 以上です。 ○議長(小河原正君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆6番(丸藤栄一君) 議席6番の丸藤でございます。 私は、日本共産党議員団を代表して、宮代町議会議員政治倫理条例について賛成の立場から討論を行います。 地方政治の不正、腐敗は後を絶ちません。他の自治体で公共工事や職員採用に絡んで、三役や議員の収賄事件が起きております。また、刑事事件にはならないまでも、これら要職者が職権や地位を利用して私利を図る例も少なくありません。 こうしたことが地方政治をむしばみ、住民の政治不信を招いております。最近、政治倫理条例を制定する自治体がふえてきました。基本的にこの条例は、住民を代表する公職者がその権限や地位の影響力を不正に行使して、私利を図ることを禁じております。 政治倫理条例は、1983年、大阪府堺市で初めて制定されました。そのきっかけは、収賄事件で有罪判決が確定した一市議の居座りでした。辞職を求める陳情も議会で握りつぶされた中で、市民が直接請求で制定させた、そういった経緯があるというふうに伺っております。 それから、約28年たって、今、先ほども言いましたように、政治倫理条例は多くの自治体に広がりました。どの自治体にも情報公開条例はあります。これは、行政情報を公開することによって、行政執行の適正を確保し、不正を防止するための条例であります。政治倫理条例と情報公開条例は、清潔で開かれた公正な地方政治、行政を実現するための車の両輪であります。 近隣の自治体でも、市や町が発注する工事請負契約に関し、議員が関与している問題が取りざたされております。地方自治法は、議員の公正な職務の執行と議会の公正な運営を確保する趣旨から、議員が地方公共団体と請負関係に立つことを禁止しております。これは、第92条第2項、議員は、法の趣旨に沿って公共工事等の契約に当たって、住民から疑念、不信を招いてはならず、清潔・公正な職務執行が厳しく求められております。 宮代町では、こうした問題が生じることがないよう念頭しつつ、その効果を確保するため、私ども日本共産党議員団は、議員の政治倫理条例の必要性を説いてまいりました。 また、さきの2月22日、議長あてにも、私ども宮代町議会議員政治倫理条例の制定に関する申し出をしてきたところでございます。こうした中での本案が制定されることに心から賛成して討論といたします。 以上です。 ○議長(小河原正君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議員提案第4号 宮代町議会議員政治倫理条例についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(小河原正君) 賛成多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議員議案第5号 宮代町議会議員政治倫理条例施行規則についての件について討論をお受けします。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。     〔「休憩」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 1人いなくなってしまったので、休憩をいたします。 △休憩 午後3時45分 △再開 午後3時57分 ○議長(小河原正君) 再開いたします。 これより議員議案第5号 宮代町議会議員政治倫理条例施行規則についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員議案第6号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第23、議員議案第6号 宮代町議会基本条例についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 合川泰治議員。     〔議会基本条例策定特別委員長 合川泰治君登壇〕 ◆議会基本条例策定特別委員長(合川泰治君) 議会基本条例策定特別委員会の委員長の合川です。 ただいま提出されました議員提出議案第6号 宮代町議会基本条例は、議会基本条例検討特別委員会の全議員を提出者としています。 本条例制定の意義を議員全員で再確認し、市民の皆様に本議会の決意を示す意味をも含め、宮代町議会基本条例の提案理由の説明を行います。 初めに、提案に至る経緯を述べます。 平成12年、地方分権一括法が施行され、国の機関委任事務制度が廃止されて、地方議会の果たす役割は大きく広がり、その責任も重くなりました。 平成18年、北海道の栗山町において、議会基本条例が制定され、積極的に議会改革に取り組まれていることが注目されました。この動きは他市町にも広まり、当町も平成22年には議会運営委員会で千葉県流山市を調査しています。 これらの動きを受けて、平成22年6月に議会基本条例検討特別委員会を設置し、町内在住者であります大東文化大学法学部、中村昭雄教授を招いて研修会を行いました。これまで18回の委員会等で会議を積み重ね、議会懇談会、定例会での中間報告などを経て、市民の皆様からも貴重なご意見を伺いました。 さらに、平成23年11月には、宮代町議会基本条例を市民の皆様にお示しして、パブリックコメントを募集するなど、数々の検討を重ねて本日に至っております。 本条例の骨子ですが、本条例制定の目的は、議会議員の活動原則を明らかにするとともに、議会と市民及び町長との関係、並びに議会に関する基本的事項を定めることにより、地方自治の本旨に基づく市民の負託に的確にこたえ、市民参加による豊かな活力あるまちづくりに寄与することです。 議員の活動原則においては、議員相互間の自由な討議を尊重すること、市民の意見を的確に把握することなどを明記しています。 市民との関係では、情報公開の徹底や市民への説明責任を果たすこと、必要に応じ、市民との議会懇談会を行うことなどを明記しています。 町長等との関係では、町長等の職員が許可を得て質問できる反問権について明記しています。総合計画を議会の議決事件とし、あらかじめ議会への説明の義務を明記しています。 ほかは、各委員会等の原則公開、参考人制度、公聴会制度の十分な活用、議員研修の充実、議会広報での市民への周知、議会図書室の充実、議員としての高い倫理的義務の保持など、重要な項目を定めています。これらの事項は、ほとんどがこれまでの議会改革の中で実行してきたものであり、今回はっきりと明記することにより、確固たる議会の意思を示したものであります。 以上、これまでの経緯と本条例の概要と特筆すべき事項を挙げました。 時代は、世界的な変動の風を受け、大きく転換しつつあります。その中で地方自治体がその存在を確かなものとし、地域における市民の福祉の向上と町政の発展に寄与するためには、町長とともに市民の直接選挙により選ばれた二元代表制の一翼を担うべき議会が重要となっており、その役割と責務がますます増大してきています。 そのために、議員全員は全力を尽くす覚悟でありますが、その責任を果たすためには、より一層市民に開かれた議会となり、民意を的確に反映させるべきであります。 また、行政監視能力や政策立案能力を高め、町長とのよい意味での緊張関係を保持することも重要です。 これらの結果として、市民に信頼され、より存在感のある議会を築き上げるために、この基本条例を制定するものです。 この基本条例は、あくまで出発点であります。これまで多くの先輩議員の方々の議会改革の努力の上に、これからの議員各位の努力の積み重ねが中身をつくっていくものであることを締めくくりの言葉といたしまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。委員長、ご苦労さまでした。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議員議案第6号 宮代町議会基本条例についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △意見書案第5号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第24、意見書案第5号 防災会議に女性の視点を取り入れることを求める意見書(案)の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 角野由紀子議員。     〔9番 角野由紀子君登壇〕 ◆9番(角野由紀子君) 9番、角野でございます。 宮代町議会会議規則第14条の規定により、防災会議に女性の視点を取り入れることを求める意見書(案)を提出させていただきます。 平成23年12月9日提出。 提出者、角野由紀子。 賛成者、飯山直一議員、榎本和男議員、唐沢捷一議員、石井眞一議員、関弘秀議員、合川泰治議員、中野松夫議員、金子正志議員。 それでは、この文面を読んで提案理由とさせていただきます。 防災会議に女性の視点を取り入れることを求める意見書(案)。 国の防災基本計画には、2005年に「女性の参画・男女双方の視点」が初めて盛り込まれ、2008年には「政策決定過程における女性の参加」が明記されました。この流れを受け、地域防災計画にも女性の参画・男女双方視点が取り入れられつつありますが、具体的な施策にまで反映されているとは必ずしも言えません。 中央防災会議の「東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会」が、平成23年9月28日にとりまとめた報告においても、防災会議へ女性委員を積極的に登用し、これまで反映が不十分であった女性の視点を取り入れることへの配慮が盛り込まれています。 よって、政府におかれましては、防災会議に女性の視点を反映させるため、以下の項目について速やかに実施するよう強く要望します。 1、中央防災会議に少なくとも3割以上の女性委員を登用すること。 2、地方防災会議へ女性委員を積極的に登用するため、都道府県知事や市区町村の長の裁量により、地方防災会議に有識者枠を設けることを可能とする災害対策基本法の改正を速やかに行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 あて先は、内閣総理大臣、野田佳彦様、総務大臣、川端達夫様、内閣府特命担当大臣、平野達男様、内閣府特命担当大臣、連舫様です。 よろしくお願いいたします。 ○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。ご苦労さまでした。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより意見書案第5号 防災会議に女性の視点を取り入れることを求める意見書(案)の件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △請願第2号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第25、請願第2号 宮代町立小中学校保育園給食放射能対策を求める請願書の件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 教育福祉産業委員長。     〔教育福祉産業委員長 石井眞一君登壇〕 ◆教育福祉産業委員長(石井眞一君) 議席番号2番、教育福祉産業委員長の石井眞一でございます。 教育福祉産業委員会に付託されました請願第2号 宮代町立小中学校保育園給食放射能対策を求める請願書についての審議概要につきましてご報告申し上げます。 まず初めに、審議の方法につきまして申し上げます。 まず、紹介議員から請願趣旨等について説明をお願いし、その後、質疑を行ったところでございます。質疑終了後、討論、採決を行いました。 それでは、請願第2号についての主な質疑をご報告いたします。 宮代町立小中学校保育園給食放射能対策を求める請願書につきましては、次のとおり質疑がなされました。 去る12月6日午前10時より、議会室において審議を行いました。出席者は、教育福祉産業委員7名でございます。 まず、紹介議員である加藤議員に説明を求めました。紹介議員から請願の趣旨が読み上げられ、その後、若干の補足説明がありました。 質疑では、ここに1-3まで具体的に対策があるが、当委員会としてはさらに掘り下げた形でやったほうがいいのではないかという考えで質問する。食品であらゆる自治体はいろいろな方法で食品の検査をしている。12月1日で厚生労働省が給食1キロ40ベクレル以下を目安と、翌日これを提出したが、町の答弁でも500ベクレルでこれは基準値を通っているから安全だというような答弁があったが、やはり松本市長も1キロ40ベクレル以下を提案しているし、一応、厚生労働省もこういった数字が出ているので、はかっただけで終わってしまったら、流通しているものが安全だということなら高い数字で通ってしまう。やはり最低40ベクレル以下を町としては望むというような方法も必要ではないかと思う。その点をお聞きしたいにつきましては、放射線というのは、一生生活している中でも宇宙線という形で受けている。ただ、それは避けられない部分で、福島第一原発の事故で、なるべく身体には余計な放射線は受けないほうがいい。特に子供たちは発達の関係で先ほど言った食品安全委員会が甲状腺とか白血病とか、そいう心配があるから、なおさら受けないほうがいいと言っているので、100ミリシーベルトがいいとか、50ミリシーベルトが大丈夫とか、40、20、それなら大丈夫だと国が基準値を出しているが、さらにそれ以下は絶対受けないほうがいい。とにかく、一部にしても、受けた場合にどこかの細胞の遺伝子が傷つくことがあるわけで、本当に受けることは極力抑えるべき。この意見には大賛成であるとのことでした。 2番目として、食品の2問目で、「放射線量程度が少ない食材を選定し」とあるように、1つの例だが、つくば市は日立アロカメディカル製の機械を使い、翌日に使用する食材の中から二、三品目を選定して、結果が翌日午後4時までと何品目か食材を選定して検査しているところがある。その日に結果が出なければ食べてしまうから、品目によっては高い少ないものがある。厚生労働省のレベルを丸ごとミキサーにかけて検査するという方式も検討しているとある。 横須賀方式は、学校給食の一部ではなく、全部をまとめてミキサーにかけて放射線を測定する。10月26日の報道で東大の早野先生が奨励している方式だ。 掛川市では、12月からこういった方式で実施するということで、1週間分まとめてミキサーで測定器にかける。この費用が測定器、ミキサー等周辺機器を含め210万円、この費用の2分の1が補助。安全・安心のための学校給食環境整備事業ということで補助金が出る。210万円だが、外部でやれば時間がかかる。これを買っていただければ、宮代町はセンター方式1カ所なので1カ所でできる。これから各市町も給食の検査が入ってくる。検査するところもふえてくるが、なかなかすぐ検討はできない。宮代町は1カ所だから1つくらい買っていいのでは。委員会で検討し、要望するべきと思うについては、確かに食材が納品されるのは土曜日の朝だから、それから1キロ、2キロはかって検査機械を持っていってはかるのは難しいと思う。横須賀では全部の給食を1週間まとめてはかるやり方をしている。1週間分まとめてはかることができるが、どの食材に入っていたのかがわからないということもある。実際に子供たちがどれくらい被曝しているのか、1週間まとめて出せればいいと思う。機械ですが、おっしゃるようにセンター方式で1カ所でつくっている、1,000万円を超えるような機械ではないようだから、200万円ぐらいで買えるなら1台そろえてもいいのではないかと思うとのことでございました。 放射線測定を県内や近隣でうまい方法で独自でやっている自治体はあるのか。横須賀は先ほど言った。食材の検査をやっているのは、さいたま市、戸田市、所沢市、蕨市、中央の市。準備しているのは、川口市、和光市とのことでした。 3番にあるように、消費者国民センター経由というのが無償で貸与する検査機器借り受けを申請することですが、これは申請して今、何か自治体が測定器を買うような話の内容であったが、これは借りられるということで、借りることということを申請して、借り受けできないというものかにつきましては、1期分は終わっている。9月の終わりくらいに1期は締め切った。その後、また貸し出しするという申請を受け付けているとのことでした。 消費者庁所管ということなので、全国的な話だと思うので、そうすると都道府県、自治体で我々町から申請して借り受けて専従して使えるのか。この状況がわからない。消費者庁の8月8日のホームページを見たら方針が出ている。都道府県、市町村に対しても放射線検査機器の貸与、研修等を行う。その他、国民生活センターあるいは県のホームページには通達が出ていない。どの通達が出ているのかわからない。要求したがなかなか出てこないような感じがする。申請するには構わないが、申請しっぱなしというのはどうかなと思う。その辺の現況状況はについては、確かに貸してくれる数に限りはあるかもしれない。もうこれでいっぱいですと言われれば借りられないわけで、早く聞いてみることと、とにかくだめということであったら、早急に町のほうで手配するべきとのことでした。 以上のような審議経過をたどり、討論を行いました。反対討論賛成討論はありませんでした。討論終了後、請願第2号 宮代町立小中学校保育園給食放射能対策を求める請願書について採決を行ったところ、賛成全員と認め、請願第2号は教育福祉産業委員会において採択と決定したところでございます。 以上でございますが、委員から補足がありましたらお願いします。 以上です。 ○議長(小河原正君) これをもって委員長の報告を終了いたします。 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 ご苦労さまでした。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 榎本議員。 ◆5番(榎本和男君) 5番、榎本です。 請願第2号 宮代町立小中学校保育園給食放射能対策を求める請願書に賛成の立場から討論いたします。 この請願は、「子供たちの将来に責任を持たなくてはならないのは、今の大人です。可能な限り被ばくしないという環境をつくるのが急務です」と、これまで以上の対策を宮代町に求めています。 被曝防止について、議員有志も6月議会終了後、子供たちを守る放射線量測定実施の要望書を提出し、園庭、校庭の放射線量の測定を求めました。町も6月13日、15日に町内の保育園、幼稚園、小中学校、一部の公園を測定し、簡易測定器の参考値ではありますが、年間被曝量の平常時の基準値を下回る数字であることがわかりました。 これは、あくまで外部被曝に関しての数値であり、その後、食材の中の放射性物質による健康に与える影響、内部被曝の問題が、特に子供たちに与える影響が懸念され、学校給食などの放射線測定が求められました。 長野県松本市の菅谷市長は、チェルノブイリ原発事故で発症した甲状腺がん患者を5年半、ベラルーシで治療した経験から、「いち早く自治体のトップとして市民を守るのは当たり前。そのために自分で判断し、金を使ってでも守っていくもの」と述べています。 給食の食材について、内部被曝は避けなければならない。食材についても放射線の影響を考慮して選択しているとのことで、その後、ウクライナの基準値、キロ当たり40ベクレル以下の基準値を挙げております。私も6月議会の一般質問で放射能内部被曝の防止について、学校等の給食に対する対策について質問し、食品は暫定基準値500ベクレル以下であれば市場に流通する。子供は大人の3倍から10倍の放射線量の影響を受けると言われていることから、放射線量の低い産地や地元産の食材を使用し、産地名や食材の公表をするべきと求めましたが、答弁は、市場に流通しているものは安全と考える。給食だけでは内部被曝防止の効果はわからない。産地の指定は風評被害を招くおそれがあるとのことでした。 しかし、この請願のように、子供の安全を願う多くのお母様方の運動などにより、厚生労働省は食品による内部被曝の放射線量を年5ミリシーベルトから年1ミリシーベルトにする方針を示し、12月1日の文部科学省の定例記者会見で、森ゆうこ副大臣は、小中学校の給食の食材に含まれる放射性物質について、最低でも40ベクレルまで検出できる機器の購入を求め、1キログラム当たり40ベクレル以下を目安にするように、全国の都道府県教育委員会に求める考えを明らかにしました。 その後、解釈をめぐり混乱がありましたが、12月6日、中川文部科学大臣は、40ベクレルは機器選定の目安とするが、国が来春の食品の新基準を設けるまでは、安全の目安として40ベクレルとの見解を示しました。 このように、国も給食についての基準は、より安全を求め、厳しいほうに進んでおります。しかし、現在、流通している食材は、500ベクレル以下とされており、40ベクレル以下の食材に対応するには、改めて測定する必要があります。しかし、今回、国の購入補助の事業が示されましたが、事業費は1億円にとどまり、1都県当たり5台分しかなく、自治体の検査ニーズにこたえるには不十分と言われます。 既にこの国の方針を待たず、放射性物質を独自に測定する自治体もふえつつあり、神奈川県横須賀市や先ほど述べた松本市などのように、調理済みの給食1食分を丸ごとミキサーにかけ、放射性物質を調べる検査を導入する自治体もふえていると言われます。町で購入して検査すれば、より速やかに測定ができるのではないでしょうか。 今も放射性物質の放出はとまったわけではありません。量は少ないかもしれませんが、毎日放出され続け、先日は放射能汚染水が海に流れたとの報道がありました。放射性物質はなくらず、種類によっては何十年、何百年、何千年以上残ります。このような状況下にあるこれからの未来を担う子供たちの健康を守る上からも、内部被曝はできるだけ少なく、放射能の累積が少しでも少なくなるようにするのが私たちの使命と思います。 そのためにも、先ほど松本市長のお言葉を述べましたが、この請願の意図を酌み、行政として最大限の対策をとることが何よりも重要な最優先課題と思い、賛成討論といたします。 ○議長(小河原正君) 次に、本案に反対討論の発言を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆6番(丸藤栄一君) 議席6番の丸藤です。 私は、日本共産党議員団を代表して、願第2号 宮代町立小中学校保育園給食放射能対策を求める請願について、本請願を採択することに賛成する討論を行います。 東京電力福島第一原発の大事故による放射能汚染は、東日本全域にわたり農水産物、畜産物の汚染被害も広範にわたっております。国は、食品で500ベクレル以上は市場に流通させない措置をとっていますが、その網をくぐり抜けて流通してしまう事故も起きており、国民の不安が広がっています。 9月議会での私の一般質問での町が言う「市場に流通しているものは安全」との主張は、完全な裏づけがなされていない状況です。放射能被曝は、可能な限り受けないほうがよく、特に子供では大人より影響を受けやすいとの指摘もあります。 放射能に汚染された食品による内部被曝は、長期にわたるものですから、汚染された食品は摂取しないことが原則であります。 特に学校や保育園での給食は、とりわけ注意が必要で、そのためにも必要に応じた食材や給食の放射能測定を実施すべきです。 先進例では、測定する方法はいろいろであります。よりよい方法で実態把握に努め、町民の不安を払拭していただきたいことを申し上げて、賛成の討論といたします。 ○議長(小河原正君) 次に、反対討論の発言を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を認めます。     〔発言する人なし〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより請願第2号 宮代町立小中学校保育園給食放射能対策を求める請願書の件を起立により採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は採択であります。 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本請願は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。 暫時休憩いたします。 △休憩 午後4時29分 △再開 午後4時30分 ○議長(小河原正君) 再開いたします。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(小河原正君) ただいま加藤議員ほか9名から決議案第1号 宮代町立小中学校保育園給食放射能対策を求める決議(案)の件が提出されました。 お諮りいたします。これを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) ご異議なしと認めます。 よって、決議案第1号 宮代町立小中学校保育園給食放射能対策を求める決議(案)を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △決議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 追加日程第1、決議案第1号 宮代町立小中学校保育園給食放射能対策を求める決議(案)の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 加藤幸雄議員。     〔7番 加藤幸雄君登壇〕 ◆7番(加藤幸雄君) 議席7番の加藤でございます。 決議案第1号 宮代町立小中学校保育園給食放射能対策を求める決議(案)について提案をさせていただきます。 提出者は、私、加藤幸雄でございまして、賛成者に唐沢議員、榎本議員、石井議員、宮原議員、角野議員、金子議員、中野議員、丸藤議員、合川議員の方々に賛成者となっていただきました。 文案を読み上げて提案としたいと思います。 宮代町立小中学校保育園給食放射能対策を求める決議(案)。 食品中の放射性物質が健康に与える影響について、食品安全委員会は、7月26日、作業部会による評価書案を公表した。その中心点は、「放射線による健康への影響が見いだされるのは、通常の一般生活において受ける放射線量を除いた生涯における追加の食品から摂取する累積線量として、おおよそ100ミリシーベルト以下と判断した。そのうち、小児の期間については、甲状腺がんや白血病といった点で感受性が成人より高い可能性がある。」としている。評価書案に対して食品安全委員会に寄せられた意見には、「生涯累積線量100ミリシーベルトは高すぎる。年1ミリシーベルトにすべき。」などの批判がある。 また、厚生労働省は、飲料水と食品中の放射性物質の暫定規制値を定め(食品の放射性セシウムで500ベクレル/kg)、これを上回る食品は、流通させない措置をとっている。しかし、これをすり抜けて流通してしまうケースもあり、国民に不安が広がっているのが実態である。 給食材料は、食品の中で教育上最も配慮すべきものであり、子どもたちの健康を守り、町民の不安を解消するために、町でも給食材料の放射能測定を実施する必要がある。 文部科学省は、東日本の17都県の教育委員会に、食品1kgあたり40ベクレル以下の基準を示している。また、国費補助を受けて測定機器を購入し、測定結果を公表することを求めている。 宮代町においては、学校・保育園給食の食材の産地公表、放射能の測定実施・公表などの対策を講じることを求めるものである。その際、食材の調達は、委託先と共に産地、放射能検査の情報を確認し、必要に応じて独自で検査を実施すること、先進の例を参考として、安価で正確な測定方法によって実態を把握するよう要望する。 以上を決議する。 平成23年12月9日、宮代町議会。 以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 どうもご苦労さまでした。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより決議案第1号 宮代町立小中学校保育園給食放射能対策を求める決議(案)の件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △請願第3号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小河原正君) 日程第26、請願第3号 住宅リフォーム助成制度創設に関する請願書の件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 教育福祉産業委員長。     〔教育福祉産業委員長 石井眞一君登壇〕 ◆教育福祉産業委員長(石井眞一君) 議席番号2番、教育福祉産業委員長の石井眞一でございます。 教育福祉産業委員会に付託されました請願第3号 住宅リフォーム助成制度創設に関する請願書についての審議概要についてご報告申し上げます。 初めに、審議の方法について申し上げます。 まず、紹介議員の請願趣旨等についての説明をお願いし、その後、質疑を行い、質疑終了後、討論、採決を行ったところでございます。 それでは、審議の経過と結果につきまして申し上げます。 去る12月6日午後1時より、議会室において審議を行いました。出席者は、教育福祉産業委員7名でございます。 まず、紹介議員である加藤議員に説明を求めました。紹介議員から請願の趣旨が読み上げられ、その後、若干の補足説明がありました。 その後、質疑に入りました。主な質疑について報告申し上げます。 4行目に管轄地域が宮代町、白岡町、杉戸町となっているが、宮代支部の管轄が3つになっていることで、他の町にも今回こういう請願を出しているのかについては、それはちょっとわからないが、白岡は過去4年やっていて、今やめている。また始めるということで、役場の中で検討中。杉戸町についてはわからない。管轄地域というのは、宮代、白岡、杉戸町、ここの建設業者が集まって1つの宮代支部をつくっているとのことでした。 今回、一般質問でも紹介議員が聞いているが、どんな答弁だったのかについては、宮代では、耐震診断と工事もこれに補助の制度がある。住宅に関しては制度をつくって、その他にもいろいろ相談窓口もあるし、貸し付けもある。当局の答えでは、いろいろ制度をつくっているので、この請願のようにリフォーム助成制度は考えていないとの答弁。ただ、経済効果については十分あることはわかっているとの答弁とのことでございました。 国のほうの第3次補正予算でこういう予算が出ている。住宅エコポイント、節電をしなければいけない節電・耐震に対してことしの7月で全部切れた。それと、経済効果もあるし円高対策、日本が沈んでいる中で二重窓エコポイント制度が復活した。それが今、国でやっている第3次補正予算が入ってきているが、その推移を見たほうがいいのではないかと思うがについては、二重窓についてはそうかもしれない。リフォームについてはいろいろある。国の政策としては、これまでは、自分の家や個人の資産だから応援はしない状況だった。これからは、長く住める住宅にしていこうという政策に変わってきた。長く住むためには、初めから柱の太いがっちりした家をつくればよいのだが、そうもいかない。今まで住んできた家を何とか長持ちさせたい。リフォーム制度は有効な手段だと思う。エコポイント、電気を使わないでいろいろ自然の力を利用するのも大切だと思う。初めにお金がかかかることだから、とのことでございました。 第3次補正予算で今回、お金が出る。リフォーム全国一律、今回の第3次補正予算で上限30万円、外壁10万、床5万、屋根・天井3万、内窓設置・外壁窓設置7,000から1万8,000円、ガラス交換2,000から7,000円、バリアフリー上限5万、太陽光発電システムの導入5万、耐震15万、それ以外の新築は被災地当たり1戸30万、それ以外の地域は一般20万、第3次補正予算が出ているようだ。これが11月21日から12年の12月末まで工事着手、第3次補正予算に入っている。国でそれだけできる。町は財政が苦しいので、もっと宣伝したほうがいいのではないかとの意見が委員からも寄せられました。 今まで既存の制度と比較してどういうことなのか説明してほしいについては、既存の制度は耐震がある。宮代でもかわらが随分壊れたが、あれは耐震工事のうちに入るが、そのほかに急な階段を上りやすく緩い勾配にしていくとか、廊下を広げるとか、床面を張りかえたりだとか、いろいろなことがあると思う。年をとったときにおふろに一人で入れるようなふろに変えたいとか、いろいろなことが考えられるとのことでした。 今、具体的な例があったが、この制度は弱者を対象としたものなのか。そうでなくて、元気な人が大きく住みかえたいとかあるわけで、あらゆる人を対象にした制度なのか。特に上限はないのかについては、利用する人の制度をつくるのは町だが、上限はつけたくない。こういう工事はだめだとかはしないほうがいいと思う。使いやすい制度にしてほしいというのがあるとのことでした。 新座市の例で、50万円以上の5%との例もあるが、埼玉土建一般労働者組合宮代支部ということで、宮代、白岡、杉戸となっているが、宮代町の助成制度をつくった場合、対象としては宮代町の業者に限るのかどうか確認したい。リフォームといっても、壁紙の張りかえからビフォー・アフターのような大規模な改築のように範囲が広い。何万から何百万円、具体的な例だと10万円ぐらいになっているが、どのくらいを対象としているのか。年収に対する所得制限はないのかについては、所得制限はやっていない。このねらいは、町の経済を活性化するのがねらい。その点でも制限は設けていない。助成制度をやるというのは、町内の建築業者さんを使うというのが条件。できれば町内の業者さんを使うのであれば、材料屋さんも町の業者も使う。それは町の考え方次第だと思う。他の町だと、助成率5%で5万から10万の上限がある。助成率と上限額はいろいろある。工事代は制限がないとのことでございました。 宮代町は工事の上限を設けるのかどうかについては、上限額を決めるのは町の考え方。希望としては工事の上限額をつけなくてもいいのではないのかと思う。業者さんの支援にもなるし、回り回って町の財政につながってくるという大きな効果があるとのことでした。 宮代町は介護の必要のある方、障がい者などのバリアフリー、耐震診断だとかが必要な弱者の住民をサポートする形での助成制度は、既に行っている。それによって建築業者もそれなりの仕事を請けている。今回の助成の目的は、住民サポートよりは建築業者の仕事を増すイメージ。町は財政厳しい中で特にその少ない財源を持ってくるのか。住民が公平に納得するような形で、一方に偏った補助はいかがなものか。確かに景気、不景気の中でそれ以外の町内業者も苦しいわけだから、それに対するサポートがない。既に耐震とかバリアフリー化である程度、目的は住民サービスという形で受けている。ほかの業者にそういったものがない中、さらにというのは不公平ではないのかについては、そういうふうには考えていない。今の制度があるのではないかと言うが、今の制度で工事をすると、町内業者の指定はない。町内業者を使ったときに補助しようという制度であるとのことでした。 以上の審議経過をたどり、討論を行いました。反対討論賛成討論はありませんでした。討論終了後、請願第3号 住宅リフォーム助成制度創設に関する請願書について採決を行ったところ、賛成少数と認め、請願第3号は教育福祉産業委員会において不採択と決したところでございます。 以上です。 ○議長(小河原正君) これをもって委員長の報告を終了いたします。 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 ご苦労さまでした。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する賛成討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆6番(丸藤栄一君) 議席6番の丸藤です。 私は、日本共産党議員団を代表して、請願第3号 住宅リフォーム助成制度創設に関する請願について、本請願を採択することに賛成する討論を行います。 今、地域を元気にする中小業者支援、仕事興しとして住宅リフォーム助成制度が注目されております。既に埼玉県内では4割の自治体が実施し、八潮市では昨年、制度を拡充したところ、利用が急増し、地域経済にカンフル効果をもたらしております。 住宅リフォーム助成制度は、住宅をリフォームしたい住民に自治体が一定額の補助をするものです。工事を地元の中小零細建築業者に発注していくため、建設不況で仕事が減って困っている業者も、また、住民からは、助成制度のあるこの機会に思い切って家をリフォームしたいと歓迎されて、一石二鳥の効果がもたらされているというものであります。 住宅リフォーム制度は、県内26自治体が実施し、全国でも175自治体、これは2010年11月末であります、に広がっております。秋田県は、県がリフォーム緊急支援を行っております。八潮市は、2002年度から住宅改修資金補助制度を実施していましたが、年間の利用はゼロから17件にとどまっていました。昨年、市内の業者が行う改修・増築工事で10万円以上20万円未満の場合は工事費の50%を、20万円以上の場合は一律10万円に助成額を拡充、対象も畳がえ、クロスの張りかえ、建具・断熱サッシ等の内装工事を加え、申請の簡素化も行いました。その結果、昨年10月15日の受付開始から3週間余で約300件の申し込みがあり、予定していた予算額3,000万円に達しました。業者の受注額は1億円を超え、地域経済の活性化に貢献しております。 このように住宅リフォーム助成制度は、地域の皆さんに喜ばれ、自治体にとっても定住者誘致、消費喚起、雇用創出、財政強化などといった大きなメリットを持つものです。地域が活性化し、それが持続可能な形で次の世代に引き継がれていくことは、私たち自身、地域に暮らす住民としての願いでもありますので、本請願の賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(小河原正君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより請願第3号 住宅リフォーム助成制度創設に関する請願書の件を起立により採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立少数〕 ○議長(小河原正君) 起立少数であります。 よって、本請願は不採択とすることに決定しました。--------------------------------------- △会議時間の延長 ○議長(小河原正君) ここであらかじめ時間延長をいたします。---------------------------------------議会運営委員会の閉会中の継続調査の件について ○議長(小河原正君) 日程第27、議会運営委員会の閉会中の継続調査の件についてを議題といたします。 議会運営委員長から、会議規則第75条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) ご異議なしと認めます。 よって、議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。---------------------------------------議会広報委員会の閉会中の継続調査の件について ○議長(小河原正君) 日程第28、議会広報委員会の閉会中の継続調査の件についてを議題といたします。 議会広報委員長から、会議規則第75条の規定により、お手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。議会広報委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) ご異議なしと認めます。 よって、議会広報委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △議員派遣について ○議長(小河原正君) 日程第29、議員派遣についての件を議題といたします。 お諮りいたします。議員派遣については、お手元に配付しました別紙のとおり派遣したいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小河原正君) ご異議なしと認めます。 よって、お手元に配付しました別紙のとおり派遣することに決定しました。 ○議長(小河原正君) 以上をもって、本定例会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。 暫時休憩します。 △休憩 午後4時53分
    △再開 午後4時54分 ○議長(小河原正君) 再開いたします。--------------------------------------- △教育長あいさつ ○議長(小河原正君) ここで教育長からあいさつの申し出があります。 教育長。 ◎教育長(桐川弘子君) 失礼いたします。 私、教育長、桐川弘子は、平成24年1月31日をもって任期満了となります。最後の議会でございますので、大変お疲れのこととは存じますが、一言お礼の言葉を述べさせていただきます。 私は、平成15年4月、春日部市や宮代町で校長として3校を8年間経験し、退職2年前に教育長に就任いたしまして、以来8年10カ月という長い期間、教育行政に携わってまいりました。 その間、議会は35回ございまして、議員の皆様方にはさまざまご質問をいただいてまいりましたが、おかげさまでその都度、改めて課題に気づいたり、見直しを図る必要性や推進している状況をお話しできたりと、さらなる教育行政の推進を図ることができました。 その教育行政の中で、私が取り組んできたことについてお話をさせていただきます。 まず、就任したとき、大きな課題がございました。それは、前年、小中一貫教育を推進することが町で決定しておりまして、現場にどうおろすのかの1年目に当たっておりました。推進するに当たりましては、学校が隣接する須賀小中学校から始まりましたが、試行錯誤を繰り返しながら、モデル校として定着をさせ、5年前から他の2校の中学校区でも導入し、今や他市町に先駆けた宮代町独自の小中一貫教育が定着いたしました。 そのためには、学校経営の中に小中一貫教育が位置づけられなければなりません。私の一つの方策として、校長が交代するときに3月中に半日かけて小中一貫教育について説明し、4月当初の校長の第一声の中に位置づけてもらったことです。それは、就任当初から小中一貫教育の意識を高く持って、学校経営に当たっていただくことが重要であったからでございます。 同じく、その年の議会でありがたいことに、少人数学級の実現をという要望書が議会で採択されまして、学年ごとに1学級30人を超えたら、1人非常勤講師を配置するという制度を実施することができましたことは、各学校、大変感謝をしております。 なお、人の配置は、まず予算化でございますが、予算を生かすためには、実際に学力向上につなげることが肝要でございまして、それは教育長たる私の仕事でございました。そのために、小中学校の教職員の仕事を軽減するのではない。あくまでも非常勤講師の配置は、子供一人一人の学力向上のために配置するということで、学力向上対策委員会を年4回程度実施いたしまして、各学校の取り組みをお互い参考にし合いながら、非常勤講師の効果的活用を図り、学力アップを図ってまいりました。おかげさまで、学習状況調査におきましては、埼玉県内におきましても、全国におきましてもずっと上位に位置してございます。 また、榊原前町長のマニフェストに、「島村盛助氏を顕彰して、国際性豊かな人材育成を」という件につきましては、まずは、子供たちに知らしめるために道徳の資料を作成し、授業で取り上げました。子供たちは、町の偉人として必ず島村盛助について学び、郷土に誇りを感じていきます。郷土資料館に盛助コーナーもでき、県内に強くPRをしてまいりまして、現在、取り上げていただいております。 また、道徳資料第2弾としては、須賀小学校区の「どんぐりピアノ」、第3弾といたしましては、宮代町の環境シンボルとしての「山崎山」を完成させ、子供たちが地域の中で末永く地域を守っていく感性を育てようというのがねらいでございました。郷土資料がこのようにあるのは、宮代町特有のことでございまして、各学校道徳教育に関心を示し、一昨年から埼玉県あるいは文部科学省から研究委嘱を受け、県内の教員を集め、研究発表を行ってまいりました。 町教育委員会におきましても、昨年から3年間の研究委嘱を文部科学省から受け、郷土資料の作成やコミュニティ協議会と連携してあいさつ運動等を展開しております。来年度が最終年度となりますが、私といたしましては、今年度でほぼ達成した思いでございますし、埼玉県教育委員会や東部教育事務所からも大きな評価をいただいているところでございます。 また、小学校に英語活動が実施され4年目になりますが、町では各小学校に日本人の英語指導助手を配置してくださいまして、他市町より先進的な取り組みとなりました。 そこで、小中一貫教育の町といたしまして、小学校6年生と中学校2年生が一堂に会し、英語発表会を開催し、今年度で4年目となりました。既に町の恒例行事として定着し、島村盛助への敬愛の心と英語への関心意欲を高めてございます。 時間もございませんので、学校教育のみしか申し上げられませんでしたが、生涯学習分野におきましても、総合体育館、図書館の指定管理への移行、体育協会、文化協会への事務委託等、さまざま改革もございました。 現在、小中学校7校一体となって宮代教育のさらなる発展に鋭意努力をいただき、おかげさまで学校の状況は最高によい状況で、安定が図られてございます。そのような状況の中で、任期を全うすることができましたのは、議員の皆様方の温かいご支援があったらばこそと深く感謝を申し上げます。 私といたしましては、悔いはございません。健康にも恵まれまして、全く病気もせず、病気で休んだことは30年近く一日もございません。そして、すばらしい力のある教育委員会のスタッフにも恵まれまして、充実した日々でございました。 本来なら、既に退職している年齢ではございますが、こうして学校教育に携わり、事業について熱く語る日々があり、大好きな宮代町の子供たちの教育にかかわれましたことは、何より幸せなことでございました。 議員の皆様方には、私のような者を最後まで信頼していただきまして、心からお礼と感謝を申し上げます。 なお、今後、私の後任としての教育長には、広い視野と高い見識、また決断力とリーダーシップのある人物が任命されますことを心からご祈念を申し上げます。 議員の皆様方におかれましては、健康に留意されまして、宮代町発展のためにますますのご活躍をされますよう、心からお祈り申し上げましてお礼の言葉といたします。 最後に、議会中、長答弁で議会にご迷惑をおかけしたこともございましたが、真摯にお答え申し上げましたことゆえとお許しをいただきたいと思います。 また、本日も最後までご清聴いただきまして、感謝を申し上げます。本当に大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ○議長(小河原正君) ありがとうございました。---------------------------------------町長あいさつ ○議長(小河原正君) 町長、あいさつをお願いします。 町長。 ◎町長(庄司博光君) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今期定例会におきましては、補正予算や指定管理者の指定を初め、諸議案につきまして慎重なるご審議を賜り、お礼と感謝を申し上げる次第でございます。 また、議案審議の中で、あるいは一般質問におきまして、議員の皆様からいただきましたご意見、ご提言などにつきましては、今後の町政運営に当たり、これを十分尊重させていただき、誠心誠意努めてまいりたいと考えております。 さて、本年もいよいよ押し迫ってまいりまして、特に緊急案件のない限り、本日をもってことしの納めの議会となります。また、今議会が議員在任中における最後の定例議会となるわけでございますが、議員の皆様におかれましては、これまでの間、町政に対し、ご支援とご協力をいただき、心からお礼を申し上げますとともに、町民の福祉の向上と町政の発展のために注がれました皆様方のご尽力に深く敬意を表する次第でございます。 私は、平成21年10月に町長に就任いたしましたが、自立した元気な町を目指すためには、財政基盤の安定が必要不可欠なことから、水道料金の改定や都市計画税の導入につきまして、議会に提案させていただきました。町民の皆様にとって、新たなご負担をお願いしたわけでございますが、町民の皆様のご理解、ご協力、そして議員の皆様の将来を見据えたまちづくりへの深いご理解のもと、ご議決をいただき、改めて感謝を申し上げる次第でございます。 これからも宮代町が真の豊かさを享受し、住み続けたい町であることを目指し、市民、議会、行政がともに協力し、町政運営に取り組んでまいる所存です。 つきましては、町政に豊かな経験と深い愛情を持っておられます議員の皆様におかれましては、来年の選挙後も引き続き諸課題の解決と各種政策の推進に当たっていただくことを願ってやまないところでございます。 ただ、後進に道を譲られ、勇退なされる方もあるやに伺っております。町にとりましてまことに残念でございますが、今後、たとえ町議会の議席を離れられましても、在任中と変わらぬご指導とお力添えを賜りますよう、お願い申し上げます。 年末ということで、大変気ぜわしく、また寒さも一段と加わってまいります。議員の皆様におかれましては、どうぞ健康に十分ご留意いただきまして、よいお年をお迎えになられますようお祈り申し上げ、閉会に当たってのお礼のあいさつとさせていただきます。 大変ありがとうございました。--------------------------------------- △閉議の宣告 ○議長(小河原正君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 会議を閉じます。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(小河原正君) これにて平成23年第5回宮代町議会定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。 △閉会 午後5時07分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。  平成23年  月  日         議長      小河原 正         署名議員    宮原一夫         署名議員    榎本和男...