宮代町議会 2010-09-27
09月27日-06号
平成22年 9月 定例会(第4回) 平成22年第4回宮代町議会定例会 第33日議事日程(第6号) 平成22年9月27日(月)午前10時00分開議 開議 議事日程の報告日程第1 会議録署名議員の指名について ●議案の訂正日程第2 議案第68号 平成22年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第1号)の訂正について ●議案の上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決日程第3 議案第71号 工事請負契約の締結について ●議案の委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、採決日程第4 議案第48号 平成21年度宮代町
一般会計歳入歳出決算の認定について日程第5 議案第49号 平成21年度宮代町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第6 議案第50号 平成21年度宮代町
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について日程第7 議案第51号 平成21年度宮代町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第8 議案第52号 平成21年度宮代町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第9 議案第53号 平成21年度宮代町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第10 議案第54号 平成21年度宮代町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第11 議案第55号 平成21年度宮代町水道事業会計決算の認定について ●議案の委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、採決日程第12 議案第56号 宮代町都市計画税条例について ●請願の採決日程第13 請願第2号 都市計画税による増税の中止を求める請願書 ●議案の質疑、討論、採決日程第14 議案第57号
宮代町立学校給食センター設置及び管理条例の一部を改正する条例について日程第15 議案第58号 宮代町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について日程第16 議案第59号 宮代町都市公園条例の一部を改正する条例について日程第17 議案第60号 宮代町
障害児就学支援委員会条例の一部を改正する条例について日程第18 議案第61号 指定管理者の指定について日程第19 議案第62号 工事請負契約の締結について日程第20 議案第63号 平成22年度宮代町一般会計補正予算(第1号)について日程第21 議案第64号 平成22年度宮代町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について日程第22 議案第65号 平成22年度宮代町
老人保健特別会計補正予算(第1号)について日程第23 議案第66号 平成22年度宮代町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について日程第24 議案第67号 平成22年度宮代町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について日程第25 議案第68号 平成22年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第1号)について日程第26 議案第69号 平成22年度宮代町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について日程第27 議案第70号 平成22年度宮代町
水道事業会計補正予算(第1号)について日程第28 議会広報委員会の閉会中の継続調査の件について日程第29 議員派遣について 町長あいさつ 議長あいさつ 閉議 閉会出席議員(14名) 1番 唐沢捷一君 2番 石井眞一君 3番 金子正志君 4番 宮原一夫君 5番 榎本和男君 6番 丸藤栄一君 7番 加藤幸雄君 8番 関 弘秀君 9番 角野由紀子君 10番 飯山直一君 11番 赤塚綾夫君 12番 合川泰治君 13番 中野松夫君 14番 小河原 正君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人 町長 庄司博光君 副町長 真砂和敏君 教育長 桐川弘子君 代表監査委員 松村守朗君 会計管理者兼会計室長 総務政策課長 折原正英君 岩崎克己君 町民生活課長 吉岡勇一郎君 福祉課長 織原 弘君 保険健康課長 岡村和男君 産業建設課長 田沼繁雄君 教育推進課長 篠原敏雄君 上水道室長 森田宗助君本会議に出席した事務局職員 議会事務局長 鈴木 博 書記 青木 豊 書記 根岸敏美
△開議 午前10時00分
△開議の宣告
○議長(小河原正君) おはようございます。 ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
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△議事日程の報告
○議長(小河原正君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
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△会議録署名議員の指名
○議長(小河原正君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、議長において5番、榎本和男議員、6番、丸藤栄一議員を指名いたします。
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△議案第68号の訂正について
○議長(小河原正君) 日程第2、議案第68号 平成22年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第1号)の訂正についての件を議題といたします。 議案第68号 平成22年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第1号)の訂正について、既に配付しているとおり、町長から訂正請求書の提出がありました。 提案者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第68号 平成22年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第1号)の訂正について、ご説明申し上げます。 先般、8月26日に提出いたしました議案第68号 平成22年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、基金繰入金の補正額に誤りがありましたことから、別紙議案の訂正請求書のとおり訂正をお願いするものでございます。 このたびは、このような訂正をお願いすることになり、まことに申しわけございません。心からおわびを申し上げる次第でございます。 以上でございますが、訂正の内容につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明を願います。 保険健康課長。
◎保険健康課長(岡村和男君) それでは、議案第68号 平成22年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第1号)の訂正の件につきまして、補足説明を申し上げます。 大変恐れ入りますが、説明に当たりまして、先日あらかじめ配付をさせていただきました訂正後の補正予算書及び正誤表をご用意いただきたいと存じます。 それでは、正誤表により、今回訂正をさせていただく箇所についてご説明をさせていただきます。 恐れ入りますが、正誤表の3ページをごらんいただきたいと思います。 今回訂正をお願いいたします箇所につきましては、正誤表3ページの上の表の部分でございます。表の右側が訂正前の数字でございまして、左側が訂正後の数字となっております。 歳入の7款繰入金、2項基金繰入金、2目
介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金の補正額が今回訂正をお願いする箇所でございまして、補正額579万7,000円を500万7,000円に訂正をさせていただくものでございます。 この基金につきましては、平成21年度の介護報酬のプラス改定に伴いまして、介護保険料の上昇を抑制する目的で、国から交付された交付金を積み立てたものでございますが、既に平成21年度においても取り崩しを行っておりまして、平成21年度末時点での基金残高は579万7,000円となっておりました。 その後、平成22年度の当初予算におきまして、さらに79万円を繰り入れておりましたので、本来であれば今回の9月補正では、当初予算に計上した79万円を差し引いた額500万7,000円を繰入金として計上しなければならないところを、誤って579万7,000円としてしまったところでございます。 その結果、補正後の額が実際の基金残高よりも79万円多い予算となってしまいましたことから、今回正しい補正額であります500万7,000円に訂正をお願いするものでございます。 なお、お手元の正誤表にございますように、基金繰入金の訂正に伴いまして、関連する部分も連動して変更が必要となってまいりますので、あわせて訂正をさせていただきたいと存じます。 恐れ入りますが、正誤表の1ページをごらんいただきたいと思います。 1ページの一番上の部分でございます。 今回の訂正に伴いまして、第1条の関係でございますが、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ7,965万5,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ17億7,422万2,000円というふうに訂正をさせていただきたいと存じます。 以上でございますが、このたびは私どもの不手際からこのような訂正をお願いすることになり、まことに申しわけございませんでした。今後はこのようなことのないよう適切な事務処理に努めてまいりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。
○議長(小河原正君) これをもって、提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。議案第68号 平成22年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第1号)の訂正についての件は承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第68号 平成22年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第1号)の訂正については承認されました。
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△議案第71号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第3、議案第71号 工事請負契約の締結についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第71号 工事請負契約の締結について、ご説明申し上げます。 本議案は、中央第14排水路・第6号汚水枝線整備工事(22-1)の請負契約の締結の承認をお願いするものでございます。 この工事は、道仏土地区画整理地内の基盤整備に合わせまして、下水道整備の工事を実施するものでございます。 過日、一般競争入札を執行させていただきましたところ、株式会社幸和組が1億1,980万円で落札いたしましたので、これに消費税を加えました1億2,579万円を請負額として工事請負契約を締結させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明を願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) 議案第71号 工事請負契約の締結につきまして、補足してご説明申し上げます。 本議案は、過日9月1日に一般競争入札を行い、議会の議決に付すべき契約及び取得又は処分に関する条例に定めるところにより、工事請負契約の締結の承認をお願いするものでございます。 現在、道仏地内におきましては、組合施行による土地区画整理事業を進めておりまして、その進捗に合わせて中央第14排水路の雨水管整備工事及び宮代第6号汚水管線の汚水管整備工事を行うものでございます。 それでは、初めにお手元に配付いたしました資料の2ページをごらんいただきたいと思います。 工事場所の確認をさせていただきます。 図面中央の位置により左右に横断する道路が新橋通り線でございます。その新橋通り線を縦に横断している道路が宮代通り線でございます。新橋通り線から図面下の南側の箇所について、今回図で示しております赤線の汚水管渠と青線の雨水函渠の整備を行うものでございます。 資料1ページをごらんいただきたいと思います。 工事名は、中央第14排水路・第6号汚水枝線整備工事(22-1)でございます。この工事は、道仏土地区画整理地内の中央第14排水路の雨水函渠636.4メートルと第6号汚水管枝線の汚水管渠1,067.3メートルの整備工事を実施するものでございます。 施工内容についてでございますが、雨水工事につきましては、
強化プラスチック複合管の丸管とコンクリート製のボックスカルバートを布設いたします。丸管の
強化プラスチック複合管につきましては205.1メートルでございます。ボックスカルバートにつきましては、延長431.3メートルでございます。 汚水工事につきましては、丸い管の塩ビ管直径200ミリで、延長は1,067.3メートルでございます。 雨水管と汚水管を布設するに当たり、すべて開削工法で工事を行うものでございます。 次に、資料3ページの標準横断図をごらんいただきたいと思います。 道路予定地に雨水管と汚水管を隣接して布設する工事でございます。 雨水管と汚水管の離れは最小40センチメートルでございまして、同時に布設する予定でございます。 次に、資料4ページの入札結果表をごらんいただきたいと思います。 この工事につきましては、9月1日に入札参加希望9社による一般競争入札を執行させていただきましたところ、株式会社幸和組が1億1,980万円で落札し、これに消費税を加えました1億2,579万円を請負額として契約を締結させていただくものでございます。 なお、議会の承認をいただきました後、契約を締結し、平成23年3月31日を履行期限とさせていただくものでございます。 以上、補足説明とさせていただきます。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 丸藤議員。
◆6番(丸藤栄一君) 議席6番議員の丸藤でございます。 まず、私も議運のメンバーですので、この工事請負契約の締結については、追加で行われるということは承知したんですが、ちょっと今、朝来て、一番最初のほうに入っているものですから、私は、従来追加のものは町提案の一番最後のほうというふうに理解していたものですから、今提案されましたのでいたし方ないんですが、これからは、できればそういうふうにしていただければという要望を申し上げて質問させていただきます。 まず、この土地につきましては、以前からも言われていますように地盤沈下もある地域、また、さらに今のゲリラ豪雨等々の状況のもとで、雨水管なんですが、これで大丈夫なのかどうか、その点確認をさせていただきたいと思います。それが第1点。 それから、第2点は、一般競争入札で9社で行われたということで、落札が、入札額が1億1,980万、消費税込みで1億2,579万円ということなんですが、予定価格が2億656万5,500円と、この差については悪いとは申し上げませんが、この差についてはどういうふうにとらえていいのか、その辺の説明もお願いしたいと思います。 以上2点。
○議長(小河原正君) 丸藤議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) 質問にお答え申し上げます。 まず、1点目の雨水管について、この設計で大丈夫かということでございますが、これにつきましては、道仏の状況を踏まえまして
地盤沈下対策プレロード工事を実施しておりまして、その工事に合わせて対策を講じております。したがいまして、これらに対応できるような形となっております。 それから、落札金額についてでございますが、予定価格との差についてどうとらえているのかということでございますが、確かに、議員ご指摘のとおり、低い落札金額となっております。この低い落札金額につきましては、調査基準価格というものがございまして、その基準価格を割ったものにつきましては、役所の中の業者選定委員会の中で中身につきまして審査を行っております。 その審査の内容につきましては、この工事が、そこの業者でこの金額で大丈夫かどうか、この中身を審査しているわけですが、その結果は大丈夫であると。どのようなことで大丈夫かといいますと、業者から出された内容につきましては、1つとして、この業者は工事を今持っていないと。それで、人も抱えており、機材もすべて自分のところで持っていると。難しい工法ではなく、開削工法で自分のところですべてできてしまうので、その分利益を得なくても一生懸命やりたいというようなことから、このような金額で実施させていただきたいということで来ております。そのようなことを審査いたしまして、これは大丈夫であろうということで今回の契約に至ったところでございます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 丸藤議員。
◆6番(丸藤栄一君) 雨水管につきましては、道路地盤対策に合わせてということで大丈夫だということですが、ちなみに、今、雨水管がこういうところに布設されているのは、この程度の雨水管を布設されているのか、その点もお聞きをしたいと思います。 それから、これからは、検討されているということですので、心配はないと思うんですが、何せゲリラ豪雨、かなり、今までの考え方とは、また違った雨量が起きておりますので、その点も本当に大丈夫なのか、その点はきちっとされたのかどうか、もう一度お聞きしたいと思います。 それから、入札額の関係でありますけれども、これまで従来ですと、かえって予定価格に近い金額だと談合に近いのかなということもありまして、ですから、私は、この金額が、そういった点からすれば、かなり開いておりますので、そういう心配はないかと思いますが、今説明された内容、基準があって中身をきちっと審査した。しかも自分のところで、外に外注することなく、これは当たり前なんですけれども、できるということで、しかし、ある程度、業者としても地元でありますし、ある程度の利益はなければいけないと思うんですが、ちょっとその辺度外視したような答弁があったんですが、本当にそれで大丈夫なんでしょうか、地元の業者の育成というのもありますので、その点どういうふうに見ておられるのか、その点だけもう一度答弁お願いしたいと思います。
○議長(小河原正君) 丸藤議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 まず、雨水管の関係でございますが、これは図面を見ていただきたいと思いますが、ここの開発につきましては調整池を設けておりまして、雨水につきましては調整池に一たん入るようになってございます。ここにつきましては、他の市街化区域のご質問等もございましたが、それと違いまして、新たに整備されるところに合わせて排水の関係も決めておりますことから、よほどのことでない限りは大丈夫だというふうに思っているところでございます。通常の雨等では心配ないというふうに思っております。 それから、落札の関係でございますが、これにつきましては業者のほうで一般競争入札で金額を提示されて、この内容につきまして町のほうで、業者選定委員会のほうで審査しておりまして、業者がどの程度利益を出すのかどうかというのは審査してございません。適切に行われるかどうかとかいうことで、できるかどうかということで審査しておりまして、できるというふうに判断したところでございます。 以上です。
○議長(小河原正君) 丸藤議員。
◆6番(丸藤栄一君) 確認なんですが、調整池が、これが満杯になった場合は、当然姫宮落がということになりますね、それだけ。
○議長(小河原正君) 丸藤議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 調整池のはけ口は姫宮落でございます。 以上です。
○議長(小河原正君) ほかに質問。 榎本議員。
◆5番(榎本和男君) 5番、榎本です。 前段者の質問に関連するんですが、雨水のほうは最終的に調整池に入るということのご答弁がありました。 調整池のほうは、仕上がりのほうは、これと合わせてできるのかどうか確認したいと思います。 それと、ここプレロードを合わせというようなご答弁もありましたが、ここ入っているところはプレロードが既に終わり、住宅地のレベルはもう設定されているのか。 と申しますのは、まだ盛り土等がしてあった場合、それを盛り土、レベルに合わせて出すわけですよね。そのときに、もう配管等にダンプ等の圧力かかった場合に影響があるのかなという心配もありますので、まして、開削工法でやるということなので、そこを土の運搬車等が行った場合にかなり影響が出る心配がありますので、その点を確認したいと思います。 それと、あと3点目といたしまして、この図面を見てみますと、1カ所雨水管が汚水管と平行でないところがありまして、道路上でないところを通っている雨水管があるように感じますので、その辺の説明をお願いいたします。 それと、あと、汚水管が宮代通り線に2本入っていますが、ほかの汚水管とは接続が、将来やるのでしょうか、今もう既に入っているのでしょうか、つながりがないんで、その辺の説明をお願いいたします。
○議長(小河原正君) 榎本議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 調整池の工事でございますが、これは道仏の区画整理組合と調整して今後行われることになってございます。時期につきましては、まだ確定してございません。これからということです。 それから、プレロード工法の住宅地のレベルの関係でございますが、これにつきましては道仏の組合のほうと調整してございまして、今現在はすべて計画のレベルに達しているものではございませんが、それに合わせながら、こちらの雨水排水路、それから汚水排水路、これの工事を行うということになってございます。これから調整しながらやるということです。 それから、宅地内に入っているような雨水管ということでございますが、これにつきまして、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。 それから、宮代通り線の汚水管につきましては、今回ここのところをやりますが、まだ今後続いて汚水管工事ございますので、それに合わせて道仏の組合と調整をしながら、できるところをやっていくということで、ここのところは計画をしているところでございます。 宅地内の雨水管につきましては、今確認いたしますので、少し時間をいただきたいと思います。
○議長(小河原正君) じゃ、休憩します。
△休憩 午前10時30分
△再開 午前10時33分
○議長(小河原正君) 再開いたします。 答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) 大変失礼しました。 公園の中ということで、公園の中に雨水管を設置するということになってございます。 以上です。
○議長(小河原正君) 榎本議員。
◆5番(榎本和男君) 再質問いたします。 雨水の件なんですが、宅地のレベルも同時に合わせていくようなご答弁がありました。ただ、道路よりも宅地の部分のほうが普通区画整理事業でやる場合、若干高いのではないのかなと。そういう場合は、雨水は道路のほうへ流れ込むと。ということは雨水管に水が流れる。ということは、そのはけ口である調整池の必要性が増すと思います。 先ほどの前段者の答弁にありましたように、集中豪雨があった場合、宅地造成中であっても雨は降るし、レベルが、住宅地のほうが高くて、雨水管のほうがレベルが多分低いと思いますが、そこへ水がたまって、そこが行き先がなければ、周りにあふれるというような状態ができるんで、一刻も早く調整池は必要かなと思いますが、その辺の確認をお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(小河原正君) 榎本議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 議員申されるとおり、確かに今現在でも、宅地造成中の雨につきましては非常に大変な対策をしているところでございまして、雨水管を整備して調整池が整備されないと、ゲリラ豪雨等来たときに、すべて完成すれば問題はないんですけれども、途中大変なことになるんではないかというようなご質問でございますが、確かにそのとおりでございまして、それにつきましては直接、姫宮落のほうに今のところは排出をさせていただいておりまして、その対策は、この宅地の中等を通りながら落とさせていただいているような、既存の排水路を使わせて落とさせていただいているような形になっております。 ですから、調整池ができなくても、今のところは、工事中につきましては既存の排水路を使って姫宮落に直接落とさせていただいているので、浸水にはならないような形で対応させていただいているところです。 しかしながら、低いところにつきましては、ご指摘のように、水が宅地のほうに押し寄せてきたり、出入りに不自由したりというようなことはあるわけですが、そこにつきましては、道仏の職員と、あと住宅供給公社等もおりますので、そちらと工事業者とみんな出て対応しているところでございます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) ほかに質疑はありませんか。 飯山議員。
◆10番(飯山直一君) 10番の飯山です。 2点ばかり質問させてください。 前段者のところでも出たんですが、通常の雨ではあふれないというお話されました。これ、調整池、もう完成後の住めるような状態になったときに、設計値としては何ミリの雨だと、雨で設計しているのかお伺いいたします。何ミリだったら大丈夫かということですね。 それと、もう一つ、これ、もしこれが議会で承認されれば、契約ということになるんですが、契約後に工事に入ります。入ったときに、工事に関して途中検査というのがあると思うんですが、これは何回、どのような形で、まただれが立ち会って行うのかお願いいたします。 以上、2点お願いいたします。
○議長(小河原正君) 飯山議員の質問に答弁願います。 ちょっと休憩いたします。
△休憩 午前10時38分
△再開 午前10時42分
○議長(小河原正君) 再開いたします。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 調整池の雨のとき調整池の容量の設計ということでございますが、これにつきましては開発の基準がございまして、ヘクタール700トン、プラス湛水深ということでございます。 それから、工事が始まってから途中の検査の回数、それからだれが行うのかということでございますが、これにつきましては、今回の工事につきましては5回から6回の検査が必要になるということでございます。 それから、その検査を行うのは監督員が主となりますが、監督員プラス、途中の中間払い等の検査につきましては町から指定された検査員ということになります。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 飯山直一議員。
◆10番(飯山直一君) じゃ、再質問させてください。 今700トンと、あと通常深水ということで対応しているということなんですが、あそこ全体で見て、通常1時間に50ミリとか100ミリとかって計算があるんですが、700トンというのは、おおよその、そうすると我々は何ミリというと、大体、ああこれは豪雨だとか本当にすごいなとかとわかるんですが、その辺ので何ミリという数字の基準に置きかえたらどうなのかというのを一つ教えてください。 あと、もう一つは、検査が5、6回行われると。この監督員というのはどなたを指すのか。それから、町から指定する検査員というのはどういう方を指すのか教えてください。 以上です。
○議長(小河原正君) 飯山直一議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 通常の何ミリという、雨が何ミリ降ったらというような、置きかえて言ってくれというご質問でございますが、これは、調整池をはかり出すときのものではございませんで、通常の、例えば今回の雨水排水路、設計するに当たって、何年確率の何ミリの雨が降ったときに対応できるようなことでやるかということでございますが、これは通常5年確率の50ミリでございます。 この調整池につきましては、浸水箇所、要するに水が、田んぼの中でも水がたまる地域というのがありまして、その地域を開発する場合は、ヘクタール何トンの調整池が必要だということがございまして、これは河川に一気に流す前に一旦ためなさいというようなことで、その基準が先ほど申し上げましたヘクタール700トンということでございます。ですから、その基準に合わせてつくっているということでございます。 それから、監督員につきましては、産業建設課の下水道の担当のほうを監督員としてございますが、今回のここの工事につきましては道仏の区画整理組合のほうにお願いしていることから、区画整理組合の職員が監督員となる予定でございます。 それから、検査員につきましては町で指定した検査員、町の職員でございます。技術にたけた職員ということになります。 以上です。
○議長(小河原正君) 飯山直一議員。
◆10番(飯山直一君) 再々質問させてください。 そうすると、50ミリという一応目安が今出ました。ちょっと先ほどの説明では、ちょっとあやふやなんで、これだったら大丈夫なんですね。今の設計というか環境が変わらず、例えば、あのほかの地区が埋め立てて、田んぼじゃなくなったとか、そういう環境は別にして、今の状態の完成だったら大丈夫なのかお伺いします。 それと、もう一つは、今言った監督者は下水道の担当者、それから町の指定というのは、やはり町の方がやるとおっしゃっていましたですが、この方たちはいずれも、いわゆる技官、いわゆる技術者のそういう資格を持っている方が当然当たると思うんですが、その辺確認したいと思います。 以上です。
○議長(小河原正君) 飯山直一議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 監督員につきましては工事を担当している者でございます。それから、検査員につきましても、資格を有している者と有していない者と両方ございます。ただ、その職に応じて経験している者ということで、内容について把握している者が検査員になり監督員になってございます。 以上です。
◆10番(飯山直一君) もう一つ、その50ミリの……。今の現況として、調製池が50ミリというふうに、あふれないとおっしゃったんですが、これは間違いなく、ほかのところが開発されて田んぼから宅地になってしまったと、そのほかのところがね。そういうことは影響は別にして、これは50ミリというのは、確実に言い切れるあれでよろしいんですね、その点。
○議長(小河原正君) 答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) 5年確率の50ミリといいますのは、これは造成をしたりするときに、開発をするときに、この確率で設計していきませんと排水の基準を満たさないということで、国の補助対象にもなりませんし、その補助対象をクリアするためにも、これはそれで設計しているところでございます。現況は、今はそれではできておりません。ですから、これで整備することによって、通常の雨、これはゲリラ豪雨というのがどの程度で降るかわかりませんが、通常、今の基準からすると、これで大丈夫だということになってございます。
○議長(小河原正君) ちょっと飯山議員、3問終わっているんですけれども。答弁漏れね。
◆10番(飯山直一君) 今のやつは、私の質問に明確に答えてなかったんで、ちょっと今。 通常の雨だったら大丈夫だということじゃなくて、50ミリなら50ミリのあれで大丈夫ですかと聞いたんですよ。それの答えが欲しいんですけれどもね。
○議長(小河原正君) 答弁漏れですね。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) 議員申されるとおりでございます。 5年確率50ミリの雨であれば、もう大丈夫だということです。
◆10番(飯山直一君) わかりました。
○議長(小河原正君) ほかに質疑ありませんか。 宮原議員。
◆4番(宮原一夫君) 4番議員の宮原です。 2つあります。 1つは、工事延長L=1,704メートルと1,067.3メートル、この違いについて教えてください。 2番目、4ページなんですが、特殊マンホールを雨水管につきまして10カ所設置するわけですけれども、落札をいたしました残る8社、これについては特殊マンホールを使うというような見積もりで出てきたんでしょうか。 以上、2つ教えてください。
○議長(小河原正君) 宮原一夫議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 マンホールにつきましては、町で設計してございまして、それを提示したものでございますので、どこの業者も、それは提示されたものをもとにしまして積算してございますので、どこが入れているとか入れていないとかということではなくて、それは設計の中に入っているということでございます。 それから、延長についてでございますが、この延長につきましては資料の1ページに記してあるとおりでございます。 申し上げますと、工事延長が1,704メートル、小数点以下整理してございますが、それで雨水函渠工、
強化プラスチック複合管600ミリ、28.6メートル、以下1,000ミリ、これが88.5メートル、1,100ミリ、これが88.0メートル、合わせて205.1メートル、ボックスカルバートがここに記載してあるとおりでございます。そのほかもここに記載してあるとおりでございますが。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 宮原一夫議員。
◆4番(宮原一夫君) 今のL=1,704メートルについて再質問をいたしますが、四捨五入をした金額1,704メートルを工事請負契約書に記載をして押印するのかどうかという質問をさせていただきます。
○議長(小河原正君) 1点だけですね。 宮原一夫議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 工事延長の1,704メートルにつきましては、端数は整理させていただいておりますが、工事の請負契約の中では設計書がついてございますので、これは端数まで全部入ってきます。 以上です。
○議長(小河原正君) 宮原一夫議員。
◆4番(宮原一夫君) 今の質問なんですが、工事請負契約書というのを見たことありませんけれども、この工事延長L=1,704メートルというのが記載されていて、そして、この1ページに内訳がずっと書いてありますね。これも一緒に併記してあるということでよろしいんでしょうか。
○議長(小河原正君) 宮原一夫議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 議会の資料として提出させていただいておりますのは工事の概要でございまして、わかりやすく書かせていただいているものでございます。ですから、契約する内容につきましてはすべてが書かれているものでございます。細かく詳細に書かれている。要するに、表にこういうものがついているということではございませんで、すべてが設計の中身に入っているということでございます。 以上です。
○議長(小河原正君) ほかに質疑ありますか。 課長が向こうへ着いたらお願いします。 赤塚綾夫議員。
◆11番(赤塚綾夫君) 11番の赤塚ですが、何点かお伺いいたします。 各企業が積算する場合に、それぞれ建築士がやるのかどうかわかりませんけれども、正しい言葉は忘れましたが、これらの企業では、埼玉県の経営診断、経営事項診断とかというのがあると思うんですが、それはすべての業者が何位以上なのか、それをお伺いするのと。 それから、先ほど丸藤議員から質問があって、1億1,900万じゃ、ばかに安いじゃないかということの答弁に、材料等いろいろなものがすべてそろっているので安くできましたと。利益を度外視して入札価格を提示したということなんですが、ちょっと心配したのは、議案第62号では、これも一般競争入札なんですが、入札結果は5,000万以下なんですが、最低で入札した中村建設さん、同じ業者がここへ出てきているんですが、9社と7社の違いはあるんですが、一番安く入札していたところが、こっちの71号では一番高いんですよね。それぞれの積算するときの各業者では、それなりの優秀な人が積算すると思うんです。だけど、今回の71号は、一番安いところと一番高いところの差額がすごくある。 その一番高いところが、62号では一番安くとっているというのは、同じ一般競争入札であっても、競争入札だから指名されるんですが、何とも言えない、談合臭く見えるんですけれども、まず談合したとは言わないと思いますが、本当にこの順番で価格が出てきているのかどうか、不思議でしようがないんですが、その点をまず1点目にお伺いします。
○議長(小河原正君) 以上ですね。
◆11番(赤塚綾夫君) 1点目をお願いします。
○議長(小河原正君) 赤塚綾夫議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 まず、1点目の業者、一般競争入札の条件ということだと思いますが、業者のランクにつきましては、今回は町外につきましてはAランクの業者、それから、町内におきましてはBランク以上の業者、それで、一般競争入札の対象市町村の範囲につきましては、杉戸県土整備事務所での一般競争入札の条件と同じにさせていただきました。このようなことから、この区域で対象となる業者につきましては16社ございます。その16社の中から、今回、申し出があった業者といいますのが今回のこの業者でございます。 それで、今回議案として出されているほかの62号の案件でございますが、この業者が今回のこの工事につきましては非常に高い金額を入れているという議員のほうのご指摘でございますが、これにつきましては、各業者が、その工事に見合った金額をおのおのの会社で積算して応札しておりますことから、どこの業者が高いとか低いとかということではございませんで、談合問題等のご指摘もありますが、ないというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 赤塚綾夫議員。
◆11番(赤塚綾夫君) あと1点だけお伺いします。 この業者を指名するのは、例えば16社のうち9社を指名したんですが、指名したというか申し込まれたということなんですけれども、これは組合で最終的に決めたのかどうか、それだけお伺いして終わりにします。
○議長(小河原正君) 赤塚綾夫議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 一般競争入札といいますのは、だれが入札してもよろしいと。ただ、その基準がございますので、今回のAランク、Bランク、そのような基準を設けまして、それに該当する業者につきましては、すべて参加資格があるということで、今回の入札につきましては、一般競争入札とはいえ、範囲を制限させていただいた一般競争入札であるというようなことで、一切業者を指定しているようなことはございません。 以上です。
○議長(小河原正君) ほかに質疑ありますか。 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) 7番議席の加藤ですが、私は、工事の安全面からお尋ねするんですけれども、すべて開削工法でやるということでしたけれども、ここの道仏の区画整理地内、地盤が軟弱だということで、今、圧をかけて何とか固めているんですけれども、それでも工事が心配ですので、この深さ、どれぐらい深く掘るんでしょうか。また幅はどれほど削るんでしょうか、そのことをお聞きするんですけれども、こういう軟弱地盤でのこうした工事で、時折あってはならない崩落事故といいますか、壁が崩れてしまって埋まってしまったというような事故があるものですから、その点、その心配ないのかどうかということで伺います。 以上です。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 地盤の対策の関係でございますが、これにつきましてはプレロード工法を行うことによって大丈夫だということでご理解いただきたいというふうに思います。 それから、開削工法につきましては、資料の断面図がございまして、この横断図の中には縦の深さ書いてございませんが、これにつきましては、一番大きいもので1,500、1,200というボックスカルバートになってきます。1,200のボックスカルバートを入れるときに、これ土かぶりが1メートルとして考えて、約2.2メートル、しかしその基礎がございますので、2.5メートルぐらいは掘るような形になろうかというふうに考えております。それは、構造物の大きさによって深さは変わってくる。深いところでそのような形になろうかというふうに思います。 以上です。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) 今、圧をかけて固めているから大丈夫だというお話なんですけれども、擁壁といいますか、削ったところ、それに壁をつけないと危ないと思うんですよ。その安全対策というのは十分されるんでしょうか、その点心配ですので。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 開削工法で、壁を押さえる矢板で一般的には押さえるわけですが、これはすべて行っていきますので、そのような心配はないというふうにご理解いただいて結構だと思います。
◆7番(加藤幸雄君) 安心しました。
○議長(小河原正君) ほかに質疑ありますか。 関弘秀議員。
◆8番(関弘秀君) 8番議員の関でございます。 先ほど、調整池の件で、組合のほうで行うということでお伺いしたんですけれども、こちらのほうは業者のほうは決定しているのか。また、あと工期のほう教えていただきたいと思います。
○議長(小河原正君) 関弘秀議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 調整池の工事につきましては、まだ未定でございまして、これは組合のほうで発注するものでございますので、工期につきましてもまだ未定でございます。
○議長(小河原正君) 関弘秀議員。
◆8番(関弘秀君) わかりました。 まだ未定ということは、こちらの工事のほうが先行して始まって、その後調整池のほうにかかるということになるんですかね。というと、やっぱり防災のというか、そういう部分で非常に心配な部分があるかと思って、いつぐらいというのも全然わからない感じなんですかね。
○議長(小河原正君) 関弘秀議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 この調整池の工事につきましては、先ほどもお答えさせていただきましたが、近いうちに対応していくという予定となってございます。 以上です。
○議長(小河原正君) ほかに質疑ありますか。 〔発言する人なし〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(小河原正君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) これをもって討論を終了いたします。 これより議案第71号 工事請負契約の締結についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで休憩いたします。
△休憩 午前11時10分
△再開 午前11時25分
○議長(小河原正君) 再開いたします。
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△発言の訂正
○議長(小河原正君) 日程第4に入る前に、先ほどの議案の答弁に誤りがありましたので、訂正の発言を許します。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) 大変申しわけございません。訂正させていただきたいと思います。 道仏土地区画整理組合で行っております調整池の工事の関係でございますが、私、まだ工事は発注してないということでお答えさせていただきましたが、発注しておりまして、予定では、これから追加発注をして、全部調整池の完成をさせるのが今年度の末、3月31日をもって今年度を完成させる予定であるということでございます。ですから、そのような形でご理解いただきたいと思います。 以上でございます。
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△議案第48号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第4、議案第48号 平成21年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。 〔決算特別委員長 石井眞一君登壇〕
◆決算特別委員長(石井眞一君) 決算特別委員長の石井眞一でございます。 それでは、決算特別委員会の審査結果を報告いたします。 本委員会に付託されました議案第48号 平成21年度宮代町
一般会計歳入歳出決算の認定について、本件は審査の結果、賛成多数で原案どおり認定されましたので、ここにご報告申し上げます。
○議長(小河原正君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 丸藤栄一議員。
◆6番(丸藤栄一君) 議席6番議員の丸藤でございます。 私は、日本共産党議員団を代表して、議案第48号 2009年度平成21年度一般会計決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 まず、2009年度途中で、自公政権から民主党政権にかわりましたが、一昨年秋以降、日本経済はかつて経験したことのないスピードで悪化しました。派遣切りで職と住居を同時に失う労働者が急増し、資金繰りの悪化や仕事の減少で中小企業が苦しめられるなど、国民はまさに悲鳴を上げています。しかし、こうした国民の悲鳴にこたえるどころか、日本経済の脆弱さの根本にある大企業中心、アメリカ言いなりの経済路線は変わらず、そのツケを消費税増税で国民に押しつけるレールを敷こうとしました。 貧困と格差が急速に広がり、生活不安を訴える人が過去最高の7割を超え、自殺者は年間3万人を超えています。こういうときだからこそ、基礎自治体である町が住民の暮らしを支え、福祉を守るという地方自治法でも定められた本来の役割を発揮しなければならないのです。 こうした中、本案は昨年10月、榊原前町長から庄司新町長にかわった年度であります。その2009年度一般会計歳入決算額は、93億3,607万円、前年度比4.1%の増、歳出決算額は88億8,497万円、前年度比10.6%の増、歳入歳出差し引き額は4億5,110万円となっております。そのうち、繰越明許費と自己繰り越しが1億2,443万円でありますので、実質収支額は3億2,666万円となりました。 私どもは、決算特別委員会の中で、住民こそ主人公という立場から住民の目線でチェックし、決算の分析を行ってまいりました。 3万4,000町民の暮らしと福祉、利益を守った予算執行となったのかどうか、これが問われています。こうした見地に立って、今期定例会の中で審議してまいりました。 本案の中には、地区移管に合わせた集会所耐震改修事業、あるいは不十分ではありますが、国保加入者の負担軽減を図る措置、つまり国保事業に対する法定外繰入額などの予算措置が講じられました。しかし、決算全体を分析するならば、町民の目線に立って見た場合、どうしても容認できない問題が含まれていることを指摘せざるを得ません。 それでは、以下、反対する基本的な問題点を述べます。 第1は、財政構造の硬直度を示す経常収支比率は95.5%と、県内24町村中で下から2番目となっていることであります。県は、25日に2009年度の県内64市町村の普通会計決算と公営企業決算ともに速報値を発表しました。これによりますと、2009年度財政の健全化については実質赤字比率は赤字なし、連結実質赤字比率は赤字なし、両方とも黒字のため早期健全化基準をクリアしております。 収入に対する借金返済額を示す実質公債費比率は12.0%、早期健全化基準25%をクリア、県内24町村中で14番目。一般会計の地方債残高や公社などを含めた負債で町が将来支払う可能性のある負担額を比率化した将来負担比率は96.8%となり、早期健全化基準350%未満で健全性を示す結果となっております。こちらは県内24町村中で18番目であります。 ところが、経常収支比率は、前年度より若干、1.3ポイント増とはいえ95.5%と、財政運営上注意を要する90%を超え、同じく県内で下から2番目となっております。経常収支比率の上昇は義務的経費、つまり人件費や扶助費、公債費など経常的支出の割合がふえ、この比率が高くなるほど投資的経費に充当する財源の余裕がなくなり、財政の硬直化が進むことを意味します。町も認めているように改善が必要であります。 私は、町の財政状況が総じて悪化している事実を、今後の方向と対策について、次の2点を提案します。 それは、第1に、町の負債残高の圧縮を図り、税金など一般財源は町民の暮らしと福祉に回すこと、第2に、身の丈に合った行財政運営に徹すること。不要不急事業は行わないこと。これを基本とした町政運営を強く求めます。 第2は、身の丈を超える開発事業の結果、多額の税金が投入されることによって、町民に新たな負担増が行われることであります。2009年度では9,004万円の支出で、うち一般財源は5,319万円となりました。しかし、この間の審議の中で特に道仏土地区画整理事業に多額の税金を投入する事実が明らかになりました。道仏土地区画整理事業は、開発による戸数を800世帯と見込み、当該地区の人口を2,600人も増加させる計画となっております。当該開発事業の事業費は、総額55億100万円となっております。このうち町負担額は36.5%に及び、総額20億700万円に上ります。これに2009年度までに8億8,900万円もの税金をつぎ込み、2010年度以降は11億1,900万円もの町民から新たな負担、都市計画税を導入してまで町がつぎ込む計画であります。 しかも、この財政計画は、当該事業の保留地が処分されるという前提の計画であります。万が一保留地処分に支障を来すことになるならば、町の負担額はさらに上回ることになります。こうした多額の税金をつぎ込む開発事業が果たして本当に必要だったのか、今その根本が問われていると言わざるを得ません。 町民の税金は、地方自治体の使命である住民の命と健康を守る政策にこそ使うべきではないでしょうか。したがって、道仏土地区画整理事業においては、以前から指摘してきたように凍結が必要であることをこの際明確にしておきます。 第3は、新たな負担増、学校給食費の値上げの問題です。今の不況は今後さらに深刻な不況になると言われております。そうであるならば、不況にあえぐ町民生活を守り、応援するための特別対策が町に求められております。ところが、それとは逆に、学校給食費の値上げが行われました。しかも小中学校ともであります。 また、保育料については、行革推進会議の提言などにより、2000年から2007年度まで毎年値上げされ、国基準の80%まで引き上げられました。特に宮代町では3歳児以上の保育料が高く、県内でトップクラスであります。お母さんたちの悲鳴が聞こえております。安心して子供を産み育てられるようにするために、保育料は、少なくとも県内平均まで引き下げを求めるものであります。 今、茨城県の大子町のように、学校給食費や保育料を無料化にする自治体がふえている中、宮代町がこれまで言ってきた子育て支援や人に優しいまちづくりの理念はどこへ行ったのでしょうか。住民に負担増を押しつける姿勢が目立っております。 第4は、今大きな社会問題となっている、一生懸命働いても普通の暮らしができないワーキングプアを行政がつくっている問題であります。 宮代町が雇用している臨時職員は、時給780円で働いております。これでは到底普通の暮らしは不可能であります。それどころか、町内のパート職員の劣悪な時給を下支えするという悪影響を及ぼしております。町の時給は町の外郭団体及び業務委託にかかわる職員の時給を抑えるという役割も果たしております。こうした行政によるワーキングプアを是正するために、臨時職員の時給780円を引き上げるべきであります。 最後に何点か申し上げます。 総務費の環境管理費において、ISO14001の管理を前年度から自己宣言とし、支出の削減を図っているのは前進であります。また、防犯対策費で町内の防犯灯すべてを5年計画でLEDの照明にかえていくとのことで、明るさが向上し、将来的に電気料の節約も見込めるなどが講じられております。 民生費では、障がい者の暮らしをサポートするため手話講習会を開催、あるいは学童保育の充実を図るなどの成果が見られます。ただ、学童保育については、指導員の身分は、現在非常勤特別職の扱いでありますが、正規職員として採用して、身分と生活を保障するよう求めます。仕事柄、勤務形態は変則でありますが、指導のための準備期間を認めるべきであります。 衛生費では、各種検診を無料とすることを求めます。 有料化から各種検診の受診率が低下し、その後回復しつつありますが、早期の発見と医療費の削減のためには受診を高めることは必須であります。また、環境衛生の面で、地域で行っている側溝清掃を町で実施するよう求めます。 労働産業関係では、見るべき成果がありません。 現下の経済不況のもとで、国の経済対策を受け入れているものの、町独自の雇用対策はありません。また、町内の失業者、求職者の状況調査も実施しておりません。 農業費では、相変わらず水田転作強化の方向で進んでおります。食料自給率が世界最低水準の日本で、米づくりをこれ以上衰退させていいのでしょうか。総合商社の経済研究所も、世界の食料自給バランスは崩れやすい状態が続いている。人口の多いインドや中国で食料消費が旺盛で、トウモロコシ輸出国だった中国は、ことし2010年度は130万トンを輸入する見込みで、恒常的に輸入国になる兆候もあります。ロシアは干ばつ被害で穀物輸出禁止に乗り出しております。 世界では、金を払えば食料は買える時代は終わっております。日本は米の過剰を前提にした農政を転換して、食料自給率引き上げを急ぐべきだという声を上げております。自治体としても考えるべき緊急課題であります。 土木費の公園費の中で、2年に1回公園遊具の安全点検を実施し、必要に応じて対応しているのは事故防止上有効と評価するものです。 教育費では、学校教育で不登校対策、英語指導助手を活用して小学校から英語に親しむよう工夫していること、小中とも1クラス30人を目安に非常勤講師を配置して学力向上を図っていることなど評価するものであります。しかし、人権教育ではさまざまな人権問題、差別の解消としながら、その中心は、いまだ同和問題が位置づけられております。各協議会への負担金を見直し、宮代町の人権教育のあるべき姿を再考するよう求めます。 公民館有料については、生涯学習の拠点として幅広い町民の活動を支援する観点から見直しし、無料に戻すべきと考えます。また、時間帯の見直しも図るべきであります。 図書館の利用状況については、2009年度の人口1人当たり貸し出し冊数については、引き続き県内市町村立図書館の中で高い水準を保っております。しかし、図書館については、当年度から今年度にかけて指定管理者導入の再検討を行っておりますが、利益を追求する民間企業にはなじまないので、私どもはその必要はないと考えます。 以上の点を指摘しまして、本案の反対討論を終わります。
○議長(小河原正君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 中野松夫議員。
◆13番(中野松夫君) 議席番号13番、中野です。 議案第48号 平成21年度一般会計決算の認定について、賛成討論を行います。 まず、歳入について申し上げます。 平成21年度決算では、主要財源である町税は35億8,700万円余りであり、対前年度比で2.5%、金額では9,300万円ほどの減となっておりますが、個人所得や法人利益の減少、また固定資産税の評価がえに伴う減少などが影響しております。 税収の半分を個人町民税に依存する当町においては、少子高齢化や景気などの社会環境の変化が町税に直接大きく影響してきており、町財政を取り巻く環境は厳しい状況にあると認識しております。 町税について、収納率は全体でも95.3%に達しており、徴収対策室設置以来、納税推進と徴収の強化に取り組んできた成果であると考えます。今後も歳入の確保はもとより、税の公平負担の観点からも滞納額の削減や徴収率アップにきめ細やかな対応での努力を望みます。 なお、財政調整基金からの繰入金は2億4,500万円であり、残高を踏まえると、継続的な自治体運営からは基金に依存しない体質にすることは重要課題であると考えます。 次に、歳出について申し上げます。 申すまでもなく、税金はいかに住民のために効果的に無駄なく使われたかについて評価する必要があると考えます。 平成21年度一般会計歳出の決算額は88億8,400万円余りであり、対前年度比では10.6%の増となりましたが、これは国の政策としての定額給付金や緊急経済対策などによるものであり、一時的な増額と見なければならないと言えます。 この中で、扶助費は8億7,000万円余りで、対前年度比で4.0%、額にして3,300万円の増加となっており、高齢化がこれからも進むことからも、今後増加の傾向は続くものと予測されます。 安心・安全分野では、防災対策として自主防災組織の新規設立や人材の育成に取り組んだ結果、組織数を大幅にふやし、世帯数ベースでの組織率は90.5%になるなど、災害への備えを強化したとのことであり、地域の住民ともどもの成果であると考えます。 さらに、今後はこれらの組織の維持活動の支援にも力を入れてもらいたいと思います。 そして、宮代ひやりマップにおける危険箇所改善工事の実施など、暮らしと安全を守るための積極的な取り組みに努めております。 また、自転車の放置の防止については、なかなか徹底し切れないところですが、姫宮駅西口駐輪場の有料化整備とともに放置自転車の撤去、また、そのリユースなど、町なかの良好な環境の維持にも努めてきています。そして防犯灯のLED化が進められましたが、今後とも積極的に、計画的に推進してもらいたいと思います。 次に、重点分野である福祉や子育て支援の分野では、福祉作業所の法定施設への移行のための施設改修などの環境整備、利用者への支援などの充実に努めております。 また、子育てでは、学童保育所の収容人員増加への対応、相談による子育て不安の解消などに積極的に努め、子育て家庭への支援を図るなど、埼玉県の地域子育て応援タウン第1号の認定にふさわしい対応がなされたと思います。 さらに、教育分野では、非常勤講師を各学校に配置し、きめ細かな指導を行い、学力検査では全国水準を上回る結果を得るなど、学力向上に一定の成果を上げています。 郷土資料館においては、常設展示室内に島村盛助コーナーが新設されました。また特別展として「宮代の水害」が開催され、多くの町民の方が宮代の当時の災害状況を目で確認し、水害の認識を新たにできたものと思います。 図書館では、子供読書活動優秀実践図書館として文部科学大臣賞を受賞したのは、ボランティア団体との連携によるふだんの活動が評価されたもので、図書館活動の成果と思います。 次に、将来世代に引き継ぐための基盤整備については、東武動物公園駅周辺の整備に向けた協議が進められましたが、特に西口については整備方針が打ち出され、平成24年度には工事に取り組めるよう準備を進めると具体的日程が出るまでになったのは、かねてからの懸案であった西口整備がいよいよ動き出すことであり、宮代町にとっても大きな前進であると期待するものです。 主要な成果だけを上げましたが、限られた財源から選択と集中により、住民にとってより有効に施策を実施した結果であり、改善の指摘も聞くところではありますが、施策遂行の成果として評価するものです。 21年度末の財政調整基金の残高は8億6,600万円余りであり、20年度からは1億円、一昨年の19年度からは4億円の減少となっています。基金は今後も減少するのは明らかであり、厳しい財政運営になることが予測されます。監査委員の決算審査意見として、聖域なき改革の実施が必要との項目があります。我々議員、職員とも心して取り組まなければならないと思っております。 今は健全ということですが、危機は目前に迫っているとも言えます。この危機感を持ちながらも、今後も引き続きこれまで以上に住んでよかったと言えるまちづくりが進められることを期待し、賛成討論とします。 以上です。
○議長(小河原正君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(小河原正君) ありませんね。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(小河原正君) 賛成討論もなしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第48号 平成21年度宮代町
一般会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(小河原正君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。 ここで休憩いたします。
△休憩 午前11時54分
△再開 午後1時00分
○議長(小河原正君) 午後の部を再開いたします。
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△議案第49号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第5、議案第49号 平成21年度宮代町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。 〔決算特別委員長 石井眞一君登壇〕
◆決算特別委員長(石井眞一君) 決算特別委員長の石井です。 それでは、決算特別委員会の審査結果を報告いたします。 本委員会に付託されました議案第49号 平成21年度宮代町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、本件は審査の結果、賛成多数で原案どおり認定されましたので、ここにご報告申し上げます。
○議長(小河原正君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) 議席7番の加藤です。 私は、日本共産党議員団を代表して、議案第49号 2009年平成21年度宮代町国民健康保険特別会計決算の認定について、本案に反対する討論を行います。 国保の加入者は5,777世帯であります。このうち実数で1,187世帯、率で10.5%、国保税が高過ぎて払い切れず、5世帯のうち1世帯が払えないでいることが明らかになっております。しかも、国保加入者1人当たりの平均所得は180万8,000円と、住民税課税者の平均所得が315万3,000円であることからも、国保加入者の所得は、この57%にしかすぎず、低所得者で占められている実態も明らかになりました。 そうした中で、2009年度国保会計は、昨年3月の国保税条例の改定により、国保税のうち40歳から64歳の人の介護保険料を所得割額0.7%から1.3%に、均等割額8,000円から1万1,000円に引き上げたものを内容に含んでおります。このときは介護分のみの引き上げでありましたが、現在国保運営協議会で本体である医療分保険税の引き上げも検討されております。長引く経済不況のもと、職を失い、低収入に陥った人が加入してくる状況で、国保税引き上げは加入者の暮らしをさらに悪化させるものですので、本決算の認定に反対するものであります。 以上です。
○議長(小河原正君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第49号 平成21年度宮代町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(小河原正君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。
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△議案第50号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第6、議案第50号 平成21年度宮代町
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。 〔決算特別委員長 石井眞一君登壇〕
◆決算特別委員長(石井眞一君) それでは、決算特別委員会の審査結果を報告いたします。 本委員会に付託されました議案第50号 平成21年度宮代町
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、本件は審査の結果、全員賛成で原案どおり認定されましたので、ここにご報告申し上げます。
○議長(小河原正君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第50号 平成21年度宮代町
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。
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△議案第51号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第7、議案第51号 平成21年度宮代町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。 〔決算特別委員長 石井眞一君登壇〕
◆決算特別委員長(石井眞一君) それでは、決算特別委員会の審査結果を報告いたします。 本委員会に付託されました議案第51号 平成21年度宮代町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件は審査の結果、全員賛成で原案どおり認定されましたので、ここにご報告申し上げます。
○議長(小河原正君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第51号 平成21年度宮代町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。
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△議案第52号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第8、議案第52号 平成21年度宮代町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。 〔決算特別委員長 石井眞一君登壇〕
◆決算特別委員長(石井眞一君) それでは、決算特別委員会の審査結果を報告いたします。 本委員会に付託されました議案第52号 平成21年度宮代町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件は審査の結果、全員賛成で原案どおり認定されましたので、ここにご報告申し上げます。
○議長(小河原正君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第52号 平成21年度宮代町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。
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△議案第53号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第9、議案第53号 平成21年度宮代町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。 〔決算特別委員長 石井眞一君登壇〕
◆決算特別委員長(石井眞一君) それでは、決算特別委員会の審査結果を報告いたします。 本委員会に付託されました議案第53号 平成21年度宮代町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、本件は審査の結果、賛成多数で原案どおり認定されましたので、ここにご報告申し上げます。
○議長(小河原正君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) 議席7番の加藤です。 私は、日本共産党議員団を代表して、議案第53号 2009年平成21年度宮代町介護保険特別会計決算の認定について、本案に反対する討論を行います。 当年度は、介護保険第4期計画の初年度でありました。第4期3年間のスタートに当たり、介護給付費準備基金と国の介護従事者処遇改善交付金を使って1号被保険者の保険料を据え置きとしました。自治体によっては、さらに踏み込んで保険料引き下げを実現したところもありました。高齢者の暮らしを支える視点からは準備基金は残っていたのですから、これらに学ぶべきと指摘をしておきたいと思います。 また、第4期では、国は、介護従事者の収入となる介護報酬を3%引き上げましたが、これについては、介護事業者の約7割が、ほとんど効果がないとしていました。逆に、利用者にはその分が利用料金の負担増としてはね返ったのであります。介護事業者及び介護従事者の収入を保障することは、介護サービスを充実させる上で必須条件でありますが、そのことが即保険料、利用料に転嫁されるようでは介護保険の根幹が問われていると言えましょう。 日本共産党は、ことし介護保険について全国調査を行いました。 介護事業所への調査では、1割の利用料や食費、居住費の全額自己負担など重い負担を理由にサービス利用を抑制している人がいるとの答えが76.2%に上りました。要介護認定について、実態を反映しない「問題点がまだある」が83.6%、ヘルパー派遣などを行う訪問介護事業所の7割が人材不足としておりました。 政府が昨年度行った3%の介護報酬引き上げについても、先ほど述べたように、67.3%がほとんど効果がないとしています。自治体への調査では、国民の保険料、利用料負担は限界として、国庫負担増額を求める要望が最も多く、約5割に上っています。全国42万人に上る特別養護老人ホームの待機者問題は、依然深刻で、2県、20市区が解消の見通しがないと回答しています。 これらは、調査で浮かび上がったほんの一端でありますが、これらの反省点を踏まえた上で、国においても、自治体においても、介護保険制度を大もとから見直すべき、このことを強調して、本案に反対といたします。 以上です。
○議長(小河原正君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第53号 平成21年度宮代町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(小河原正君) 起立は多数であります。 よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。
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△議案第54号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第10、議案第54号 平成21年度宮代町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。 〔決算特別委員長 石井眞一君登壇〕
◆決算特別委員長(石井眞一君) それでは、決算特別委員会の審査結果を報告いたします。 本委員会に付託されました議案第54号 平成21年度宮代町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、本件は審査の結果、賛成多数で原案どおり認定されましたので、ここにご報告申し上げます。
○議長(小河原正君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) 議席7番、加藤です。 私は、日本共産党議員団を代表して、議案第54号 2009年平成21年度宮代町後期高齢者医療特別会計決算の認定について、本案に反対する討論を行います。 本制度は、一昨年4月の実施前からつぎはぎだらけの見直しが繰り返されてきました。保険料の軽減措置は7割、5割、2割軽減に加え、9割軽減も導入され、批判の強かった年金からの強制天引きは口座振り替えも可能となりました。初めから手直しが続くのは、本制度が多くの問題を含むからであります。しかも、高齢者の増加に伴い、保険料は2年ごとに値上げされ、際限のない負担増になっていきます。受けられる医療も上限を設け、差別する高齢者いじめの骨格は何ら変わっておりません。こんなひどい制度は廃止するほかありません。 今、政府内で検討されている新しい制度なるものは、本制度の問題点はそのままに、被保険者を65歳以上に拡大するだけと批判の強いものです。 後期高齢者医療制度は廃止すべきことを強調して、本案の反対討論といたします。 以上です。
○議長(小河原正君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第54号 平成21年度宮代町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(小河原正君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。
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△議案第55号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第11、議案第55号 平成21年度宮代町水道事業会計決算の認定についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。 〔決算特別委員長 石井眞一君登壇〕
◆決算特別委員長(石井眞一君) それでは、決算特別委員会の審査結果を報告いたします。 本委員会に付託されました議案第55号 平成21年度宮代町水道事業会計決算の認定について、本件は審査の結果、全員賛成で原案どおり認定されましたので、ここにご報告申し上げます。
○議長(小河原正君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第55号 平成21年度宮代町水道事業会計決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。 暫時休憩いたします。
△休憩 午後1時23分
△再開 午後1時23分
○議長(小河原正君) 再開いたします。
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△議案第56号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第12、議案第56号 宮代町都市計画税条例についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 都市計画税調査特別委員会委員長。 〔都市計画税調査特別委員長 関 弘秀君登壇〕
◆都市計画税調査特別委員長(関弘秀君) 議席番号8番、都市計画税調査特別委員長の関でございます。 都市計画税調査特別委員会では、議案第56号 宮代町都市計画税条例についてを付託されたところでございます。 初めに、審議の方法について申し上げます。 本件につきましては、既に本会議において説明済みでしたが、資料の追加提出もあり、追加資料の説明を受けた後、直ちに質疑を行ったところでございます。 質疑終了後、討論、採決を行いました。 討論につきましては、反対討論、賛成討論ともに本会議の席上にて行うとの意見でした。 その後、議案第56号 宮代町都市計画税条例についてについて採決を行ったところ、賛成多数と認め、議案第56号 宮代町都市計画税条例については、都市計画税調査特別委員会においては可決と決したところでございます。 以上でございますが、委員の方から補足がございましたらお願いいたします。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 丸藤栄一議員。
◆6番(丸藤栄一君) 議席6番議員の丸藤でございます。 私は、日本共産党議員団を代表して、議案第56号 宮代町都市計画税条例について、反対の立場から討論を行います。 都市計画税は、都市計画事業や土地区画整理事業に要する費用に充てられる目的税です。提案された都市計画税の概要ですが、都市計画税賦課の対象となるのは市街化区域及び条例で定める区域に土地、建物などの資産を所有する方が対象となります。税率は0.2%、都市計画税の税額の試算でございますが、土地が150平米、これは4,800円、建物が110平米で、新築の場合1万9,300円、築10年の場合1万4,700円、築20年の場合1万500円と試算されております。 私どもは、今、計画中、あるいは進行中の都市計画事業の中には町民にとって必要な事業もありますので、すべてに反対というわけではありません。しかし、同時に今回、今定例会に町民から都市計画税による増税の中止を求める請願書も提出されております。 それでは、以下、反対する理由を述べます。 第1は、身の丈を超える開発事業の結果、多額の税金が投入されても、なお足らず、都市計画税の導入による町民への新たな負担増が行われるということであります。この間のタウンミーティングや全員協議会、一般質問、都市計画税調査特別委員会などでの審議の結果、特に道仏土地区画整理事業に多額の税金が投入される事実が明らかになりました。 道仏土地区画整理事業はバブル期に計画されたもので、総事業費は途中で増額修正され、総額55億100万円となっております。このうち町負担額は36.5%の総額20億700万円に上ります。これに2009年度までに8億8,900万円もの税金をつぎ込み、2010年度以降は11億1,900万円もの新たな負担、都市計画税を導入してまでつぎ込む計画であります。 開発による戸数を800世帯と見込み、当該地区の人口を2,600人も増加させる壮大な計画となっております。宮代台の人口は約2,200人なので、それ以上の町をつくり出そうという計画であり、町民からは、実現の可能性が疑わしい、開発は厳しいのではないかという声が当初からありました。しかも、この財政計画は、当該事業の保留地が処分されるという前提の計画です。万が一保留地処分に支障を来すことになるならば、町の負担額はさらに上回ることになるわけであります。 こうした多額の税金をつぎ込む開発事業が果たして本当に必要だったのか。今その根本が問われていると言わざるを得ません。町民の税金は、地方自治体の使命である住民の命と健康を守る政策にこそ使うべきではないでしょうか。 私ども日本共産党議員団は、以前から、計画を一時凍結して見直しが必要であるということは明らかと主張してまいりました。この際明確に指摘しておきます。 第2は、まちづくりは、本来住民の意思に基づいて行われるものではないでしょうか。 ことし3月、町が行った住民アンケート調査結果が報告されました。それによりますと、今後の都市開発のあり方については、「開発を積極的に行うことで拡大成長型のまちづくりを進める」28.1%よりも、「開発は最小限にとどめ、既存施設の有効活用等による持続可能なまちづくりを進める」56.9%のほうが2倍以上高くなっているという結果が出ました。しかも、今後のまちづくりについては、安心して老後を迎えられる福祉の充実した町、安心して子供を育てられる子育て環境の整備された町など、福祉分野が上位を占めています。こうした町民の意思に基づいたまちづくりを進めるべきではないでしょうか。 第3は、長引く景気低迷のもと、町民の所得は減少しています。このようなときに水道料金の大幅値上げに続く都市計画税の導入は、町民の家計に大変な負担と影響を及ぼすのは間違いありません。 都市計画税は、都市計画区域として指定されている市街化区域内の土地や家屋の所有者に対して課税する税金です。今、町では、納税者の実に68%、約7割の方が年間所得200万円以下で占められております。低所得者が増加している事実を示しております。21日の調査特別委員会で行われた質疑で明らかになりました。宮代町で住民税が課税されている納税者は1万4,745人、このうち課税所得が200万円以下の人は9,942人、率にして68%を占めております。それだけ貧困と格差が拡大していることを裏づけています。しかも、住民は既に固定資産税として税を負担しております。同じ土地や家屋にさらに税金をかけることになりますが、個人で住むための土地や家屋は収入を生み出すわけではありません。所得がなくても課税する性格の税金であるだけに、低所得者にとっては大きな負担であり、生活を圧迫するものです。 相次ぐ公共施設使用料の有料化や値上げなどの負担増に続き、6月から水道料金の値上げが行われたばかりです。こうした負担がふえる一方で、収入は減るばかりであります。特に高齢者にはわずかな年金による生活のため、税が重くのしかかります。今、医療や年金などの社会保障が後退する中で、日々安心にと願って暮らしている住民に、さらに新たな税負担を求めることは、地方自治体の本来の役割からもますます遠く離れたものとなります。これに対し、町は苦渋の選択とか断腸の思いと型どおりの答弁をしますが、生活者からの視点が全く見られません。 私ども日本共産党議員団は、今、計画中あるいは進行中の都市計画事業を見直して、歳出抑制を図るべきと考えます。したがって、新たな税負担となる都市計画税の導入は中止ですべきです。 我が日本共産党議員団は、都市計画税の導入によって町民に対する新たな負担増は許さない。その上で住みよいまちづくり、郷土宮代町づくりのために、広範な町民の皆さんと協力、協働の輪を大きく広げ、全力で取り組んでいくことを表明し、討論を終わります。 以上です。
○議長(小河原正君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 合川泰治議員。
◆12番(合川泰治君) 議案第56号 宮代町都市計画税条例について、賛成の立場から討論をさせていただきます。 都市計画税導入の背景としては、やはり財政難からであり、その要因として大きく3点が上げられました。 1点目は、小泉政権下における三位一体改革、これは自治体に権限が移譲され、裁量が拡大されたものの、それに見合う財源が来なかったことによるもので、2点目は、少子高齢化による人口構造の変化による扶助費の増加です。3点目は、下水道、国保事業などへの繰出金にあり、ここ10年間で2億円から8億円と4倍に膨れ上がっております。これらを要因として、経常収支比率が高くなっており、財政の硬直化につながっています。 こうしたことから、町では、平成17年から公共改革プログラムによる歳入歳出の見直しを進め、その結果、毎年度2億5,000万円の財政効果を得ることができました。さらには、人件費の1割削減を目指し、職員200人体制に向かい着手しているところでもありますが、景気が低迷していることもあり、また水道料金の値上げも重なっていることから、新たな負担をお願いすることによって苦しい立場に立たされている方々がいることも事実であると認識しております。 しかしながら、町財政は、決算ベースで毎年1億から2億円程度の不足が生じており、その穴埋めのため財政調整基金を取り崩している状況にあり、その基金も平成15年の23億円をピークに年々減少し、現在では8億円程度にまで落ち込んでおります。この先の見通しを考えましても、高齢化率が23.6%と、近隣自治体の中で一番高いことや、依然とした少子高齢化による人口構造の推移などを踏まえると、将来的に決して明るい展望を持ち得るものではありません。 そこで、これら打開策として、平成14年2月に認可を受け、組合施行による道仏土地区画整理事業に着手しており、現在の進捗率35.7%としながらも、平成27年度の完成を目指し取り組んでいるところであります。また、同事業は、平成19年に策定されました都市計画事業整備計画の中にも位置づけられ、さらには町から4億円の事業費拠出が見込まれている東武動物公園駅西口周辺の開発があり、同駅東口周辺の開発においても協議会が発足し、検討に当たっているところです。 このほか各道路整備などを含め、向こう10年間で32億円の財源が必要であるとされています。これらの事業目的は、言うまでもなく、将来を見据えた町の活性化策であり、定住人口の増加を見込んだものであります。都市計画税の導入なく現状にて推移した場合、いずれ基金は底をつき、都市計画税調査特別委員会での説明のとおり、町独自で実施している福祉タクシーなどの事業を初め、町民の方々へのサービスは縮減せざるを得ず、そのことによって、今まで培ってきた町の魅力が失われ、人口減少に拍車をかけないとも言い切れません。 また、公共施設のあり方について、東洋大学の先生に分析をお願いしているところでもあることや、町には核となる産業がないことも指摘されてはきましたが、町で実施されてきました各施策については、その時代ごとの価値観によって形づくられてきたものであり、今日の価値観を当時に当てはめて考えることはできないのではないでしょうか。だからこそ、これからどうするかを、今を生きる我々責任ある立場の人々が将来を見据え、真摯に取り組んでいく必要があると考えます。 最後に、都市計画税は一般的な自主財源と違い、あくまでも目的税として基準財政需要額には含まれず、地方交付税の減額の対象にはならないことから、大きなメリットの一つであると言えます。導入後は、さきに上げた事業が実りあるものとなるよう、議会及び執行部として互いの責務をしっかり果たすとともに、時に後ろを振り返り、苦難に遭遇する方々に手を差し伸べることも忘れず、怠らず、この宮代町の未来を前途あるものとし、その歴史に歩みを添えるべきと考え、本案について賛成といたします。
○議長(小河原正君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 金子正志議員。
◆3番(金子正志君) 議席番号3番、金子正志です。 賛成の立場から討論したかったのですが、残念ながらできません。反対の立場から討論いたします。 この決算書、二十数年ぶりに見ました。初めて見たのが27年前です。そのときは、本当に宮代町は町の姿も決算書も、とても若々しいものでした。しかしながら、この決算書、本当に愕然としました。いつから宮代町は、こんなに年老いて、こんなにも病んでしまったのか。なぜなんだろう、どうしたらいいんだろう、そういつも考えています。 ことしの4月に母が部屋で転んで骨にひびが入り入院しました。中島の消防署の4人の隊員の皆さんに本当にお世話になりました。それから、六花にお世話になり、また六花の中で転んで骨を折り、また入院して、そして退院して、今また六花でリハビリを繰り返しております。先日母に、今度の誕生日で幾つになるんだと聞いたら、もう60だよ、長生きし過ぎちゃったね。私が90のお祝いを自宅でしようね、自宅に帰ってしようねと言ったら本当にうれしそうな顔をしました。 大変悲しいことですが、人の命には限りがあります。しかし、町の命に限りがあってはいけないはずです。残念ながら宮代町の財政は破綻に向かって一直線です。 公共改革など努力しているのはわかります。また、道仏地区を見ると、車で走っても、電車の窓から眺めても、宮代町復活のかすかな兆しは感じます。しかしながら、私の結論としては手おくれです。手術が必要なほど重症になってしまったのに、薬ぐらいでごまかしている、そんな状況に感じます。 宮代町の過去と現在と、それから町が立てた見通し、この3つの観点から、どうしても都市計画税には賛成できません。 笠原小学校から30周年の案内が来ました。私の4番目の娘が桐川校長先生にお世話になって、そして今度の1月に成人式を迎えます。笠原小ができた昭和56年、29年前、そのときの私のレポートです。昭和56年から60年の人口増加の割合を見ると、宮代町は県平均を下回り埼葛では最低となっています。町内で300人も誕生していた赤ちゃんは55年から減少を続け、今では130人と激減、小中学校の子供たちを見ると、5年後には30%も少なくなってしまいます。小学校では3,018人から2,079人に、中学校では2,019人から1,394人に、4つの小学校で教室は合計108室あります。そのうち38教室が空き教室になってしまうのです。自然増だけに頼っていたら、宮代町は急速に高齢化し、活力のない町となってしまうでしょう。 優良住宅街をふやすために、道路、公園、下水道の整備を進めることが緊急の課題なのです。私がちょっと町に参加しただけでわかります。職員の方々は宮代町の今の姿は30年前にわかっていたことと思います。反省をしないとミスを繰り返します。今の宮代町は反省をしないまま進もうとしている。 ここに総合グラウンドのことも書いてあります。町では、完成後の利用者を66万人と見込んでいます。今の利用者数、多分これの70%ぐらい低いと思います。100点満点の30点。完全に失敗でしょう、見込み違い。 そのときに、補助金がもらえるんだからつくらなくては損だよと言ったんです。そして、るーばん、同じでしょう、補助金がついたんだからやらなくては損だよ。ミスは繰り返すんです。どこかで反省してストップしなくてはいけない。その結果が、進修館、ふれあいセンター、新しい村、はらっパーク、図書館、資料館、ぐるる、いきがいセンター、毎年4億円の自費です。 そして、職員の皆さん、給料少なくしたとはいえ、手当を全部合わせれば4億円ぐらいもらっていると思います。生かし切れていないこの施設、4億円。 それから、少なくしたとはいえ、まだまだ生活給のほかに4億円もの手当をいただいている。ここに思い切って手をつけずに、都市計画税の導入だけを先にする。やはり順番が違うと思います。 今、東洋大学に調査をお願いしているんでしたら、その結果が出てから都市計画税の導入を考えましょう、これだったら筋道わかります。 あるいは基本計画、またつくっているはずです。それができて、宮代町の将来像がはっきりしてから、こういうことをしたいんで都市計画税を導入したい、これでしたら町民の理解も得られるかもしれません。しかし、なすべき手順をしていない。議員の皆さんにお願いです。ぜひ反対していただきたい。よろしくお願いいたします。 続いて、将来の見通しについてです。 まず、宮代町の問題は、55歳から64歳の人口の山が通過した後に次の人口の山が訪れないということです。つまり、税金を払ってくれる人がないんです。宮代町にウルトラCはない。本当に破綻に向かって一直線なんです。この人口の山が定年を迎えた後に、宮代町財政を支えていくはずの納税者が他市町と比較して急激に減少する。 2010年、今以降も急激に減少し続けていくため、宮代町行政が現行の体制を今後も維持し続けていくことは不可能であることを示しています。という図がここにあります。ここから推定される、宮代町が財政健全化団体に指定されるおそれが最も高い期間は平成24年から平成27年になりますが、それ以降も納税人口の減少に歯どめがかからないだけでなく、社会保障受給人口が増加し続けていくため、財政悪化速度が想像を超えるような事態が長期間続いていくに違いありません。 平成19年度決算によると、実質公債費比率11.7%ですが、この数字は平成19年度直前3年間の平均であり、宮代町の場合には、平成20年度から納税者人口の急激な減少により税収が急激に落ち込むことが確実であるため、4年後の平成24年度にはこれらの数字が極端に悪化することは確実です。 また、先日も都市計画委員会で追加資料が出ましたけれども、道仏地区の見通し、これも甘過ぎた。固定資産税が3億円入る。いつ3億円入る、日付が入っていない。日付が入っていないことを話し合ったってしようがないでしょう。つまり、今1億4,000万円取るということは完全に死んだ金なんです。払い損。それをごまかすために、ああいう資料つくったとしか思えない。やってはいけないことですよ。いつまでに何をやるか、必ず入れてくださいね。 最後に、反対理由を読み上げます。 宮代町は、水道料金を値上げした。続いて都市計画税導入を考えている。しかし、増税の前になすべきことがある。財政危機の原因究明と健全化の提案と実行だ。 1、道路、住宅政策のおくれ。 町は、平成2年の総合計画で10年後の人口を5万人とした。しかし、20年後の今、3万3,427人とわずかに減少。計画どおり5万人となれば、その町税で数億円の増収も可能であったろう。 人口減少は商工業にも悪影響を及ぼした。小売業年間販売額は166億円から120億円と27%もダウン。製造品出荷額は143億円から95億円と34%もダウン。箱物より道路、住宅政策を着実に進め、人口増、税収増を優先すべきであった。20年間の失政の説明がない。 2番、2町合併の失敗。 平成16年10月、2町合併は宮代町の判断で失敗した。合併特例債は、10年間で約222億円と試算があった。この222億円の活用で駅前道路の拡幅や新橋通り線の杉戸への延伸など、都市基盤整備が進んだはず。町の判断ミスで両町民の失ったものははかり知れないほど大きいのです。 3番、さらなる行革を。 町民に負担を求める前に、行政コストのさらなる削減は考えられないか。先に町民に負担を求めるのはいかがであろうか。 総合運動公園、図書館などの運営を民間委託しても、職員はそのまま役場に残る。民間の厳しさに比べ甘過ぎる。 4、事業仕分けを。 道路行政を後手にし、箱物をつくり、ふれ愛センター、資料館、はらっパークなどの施設、管理運営費だけで毎年約4億円もの負担。 町は、これから10年間は納税人口は減り、高齢者はふえる。行政運営は年々難しくなる。都市計画税導入だけでは目先の対応でしかない。行革と事業仕分けで3億円の財源確保が必要。 5、2町合併でコスト削減は8億円可能。 これは20年ぐらい前に私が町内にまいたものです。 東武動物公園駅から歩いて行ける範囲に役場が2つも必要でしょうか。数十億円もの税金を使うわけです。つくるべきか、つくらないべきか、スタートから町民みんなで考えたいものです。 杉戸、宮代の2つの役場から半径3キロメートルの円を描くと、そのほとんどが重なります。埼玉県内で1つの駅に役場が2つもある地域がほかにあるでしょうか。21世紀まで、あと1,495日、1つの地域で行政を効率的に運営することが今求められているのではないでしょうか。 宮代町は、合併するといいながら立派な庁舎をつくりました。財政調整基金、生きたお金の使い方だったか、無駄遣いだったか、考えてみたいと思う。 5番、2町合併でコスト削減は8億円可能。 生活圏が一体の杉戸、宮代。合併して役場を1つにすると、行政コスト約8億円の削減が可能。都市計画税で毎年1億4,000万円の増税か、コスト削減で8億円の財源確保か。 町の未来のために、そして町民の皆様のために、どちらの方法が適切か、今ここで立つか立たないか、宮代町の分かれ道です。 以上で反対討論を終わりにいたします。
○議長(小河原正君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 赤塚綾夫議員。
◆11番(赤塚綾夫君) 議席11番の赤塚でございます。 議案第56号 宮代町都市計画税条例について、賛成の立場から討論いたします。 今、なぜ導入が必要なのか。私から思えば遅きに失したと思っております。 日下部町長当時、宮代町でもいよいよ公共下水道事業を始めるとの提案説明がありました。説明では、市街化区域内だけとのこと。その地域は市街化調整区域に比べて利便性、快適性が向上し、一遍にして生活環境が改善され、土地の利用価値が上がるなど、利益を大きく受けることができるとの説明でした。事業費は一般会計から繰り入れるとのことでした。そのとき私は申し上げました。環境整備といえども、一般会計からの繰り入れは町民から見れば不公平であると意見を述べました。が、通りませんでした。よって、不愉快が募るばかりでした。 そこで、私は、都市計画税とは目的税であること、地方税法の中に、都市計画税第702条に、目的税として各自治体で決めることができるとありました。私は、そこで他の町村に先駆けて導入すべきだと呼びかけましたが反対されました。反対の理由は、多数の議員から、どこの町村も導入していないとか、なじまないとかで一喝され、反対されたのであります。そのときの光景が今でもまぶたに映ります。あれから二十数年たちます。そのような理由で、今なぜ導入が必要なのか、ゆえに私から思えば、遅きに失したと申し上げたのであります。 平成17年から始めた公共改革2005で、各種団体への補助金の削減を初めとして、無駄をなくし2億5,000万円の財源の縮小が図られましたが、少子高齢化を初め、教育、医療、介護など社会保障関連の支出が増大する一方で、ますます自主財源が乏しくなりました。このような財政状況になり得ることは、前々町長や前町長も町政運営上の責任者であったが、都市計画税は一部の町民にご負担をかけることになるので、承知の上で避けて通り抜けてきたものとしか考えられません。そのような悪状況の中で、庄司町長が思い切って都市計画税導入を提案された勇気と英断に、私は敬意を表するものであります。 当町の行財政の状況にかんがみれば、町民の将来を、次世代を担う後世のために禍根を残すことはできないと思います。小さくてもきらりと光るまちづくりを見据えた都市計画税導入計画です。現在のままでの延長では、町民の、長生きしてよかった、安心・安全のまちづくりができないと判断され、町民の将来のために、町長は都市計画税導入に決意を示したものと思われます。 少子高齢化の現在、国からの交付税、県からの補助金等々は減額状況です。しかも町税の徴収率は、96%は県内一に近いほど優秀ですが、逆に高齢化率は23.6%と県内でも高過ぎです。それにより、経常収支比率が96.8%では、行政運営は困難です。しかも、財政力指数が0.693は最悪です。このような状況では、夕張に続く破綻状況が見え隠れしていると判断されます。 議会議員は住民の代表であります。したがって、住民の立場に立って物事を判断しなければならないと思いますし、また、議会は2元代表民主制ですから、首長と対等に担うべきであり、よって、議会運営の最高規範でなければならないと思います。 町長も議員も町民から選ばれた代表者でありますが、それぞれの立場は異なります。議会は多人数による合議制の機関であり、町長は属人性の機関であります。したがって、町民の意思を町政に的確に反映させるために、町民にとって最良の意思決定を導く共通の使命が課せられているのであります。 都市計画税導入に反対で否決された場合、短期計画の都市計画事業の32億円の財源を一般会計から捻出することは、市街化区域以外の町民から不公平だと猛反発が浴びせられると考えられます。それは、今まで生きてきたサービスが縮減されることにつながります。都市計画事業が計画どおり実現することは、その地域内の保有する方々の保有資産税等は負担が多く課せられますが、反面、著しく生活環境が整備され、土地の利用価値を大きく受けることができます。したがって、都市計画税は一部の町民に負担をおかけすることになりますが、負担金だと思わず、自分たちの生活環境をよくするための分担金なのだと理解いただきたいと思います。 このような逼迫した財政状況ですから、我々議員の責任は重大です。反対したい気持ちもわからないわけではありませんが、町民の将来、20年、30年先をお考えになり、賛成されることを祈る気持ちで申し上げました。 以上のことを申し上げまして、私は、議案第56号 都市計画税条例導入に賛成討論といたします。 以上です。
○議長(小河原正君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第56号 宮代町都市計画税条例についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(小河原正君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。 ここで休憩いたします。
△休憩 午後2時07分
△再開 午後2時24分
○議長(小河原正君) 再開いたします。
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△請願第2号の採決
○議長(小河原正君) 日程第13、請願第2号 都市計画税による増税の中止を求める請願書の件を議題といたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第13、請願第2号 都市計画税による増税の中止を求める請願書については、既に議決されました日程第12、議案第56号 宮代町都市計画税条例についてと相反する内容でありますので、議決不要といたします。 よって、日程第13、請願第2号 都市計画税による増税の中止を求める請願書は不採択されたものとみなすことにしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(小河原正君) 返事がないんですが、異議なしと認めてよろしいですね。 〔「はい」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 異議なしと認めます。 よって、請願第2号 都市計画税による増税の中止を求める請願書は不採択とされたものとみなします。
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△議案第57号の質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第14、議案第57号
宮代町立学校給食センター設置及び管理条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本案は、既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第57号
宮代町立学校給食センター設置及び管理条例の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第58号の質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第15、議案第58号 宮代町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本案は、既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第58号 宮代町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第59号の質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第16、議案第59号 宮代町都市公園条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本案は、既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) 7番の加藤ですけれども、少しお願いをしたいと思います。 説明のときに、町外利用者の割り増し利用料金を廃止をして、広く使えるようにしたいというようなことでしたけれども、また、そういう町外からの利用者の要望にもこたえるということでしたけれども、近隣の同じような施設でもって、こういう措置がなされているのかどうか、そのあたりをちょっとご説明ください。お願いします。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員の質問に答弁を願います。 答弁者いないの、産業建設課長。 ちょっと時間かかりますか。どちらが答弁いたしますか。 総務政策課長。
◎総務政策課長(折原正英君) それでは、お答え申し上げます。 近隣市町の増使用料ということで、宮代町については今現行増使用料は3倍ということになっております。そこで、今回改正をさせていただくということなんですが、これはいろいろ各市町によってばらばらですけれども、久喜市が2倍、幸手市、蓮田、白岡2倍、あと春日部市も1.5倍から2倍というようなことでございます。 それで、基本的に宮代町の場合は、町内在住、在勤、在学は、申し込みについては3カ月前、それ以外は2カ月前ということで、他の春日部から久喜、幸手、蓮田については優遇制度はなしです。それで杉戸町もなし。白岡町の都市公園については、近隣7市町は2カ月前、それ以外は1月前ということであります。基本的には2倍ないし3倍、そしてまた優遇制度が近隣ではほとんどない。しかし宮代町は設けているというような状況でございます。 以上です。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) 私が聞きたいのは、宮代町は町外者の利用を町民と同じ額にするということなんですよね。ほかでこういう施設を持っている町では、今2倍とかありましたけれども、そのままなんでしょうか。お互いに相談をして、じゃ、みんなそろえて一般にしようやという、そういうことではなかったんでしょうか。その近隣の動向というのを教えていただきたいんです。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員の質問に答弁願います。 総務政策課長。
◎総務政策課長(折原正英君) それでは、お答え申し上げます。 今回上程をさせていただいたものは、いわゆる田園都市づくり協議会とか、そういったもの以外の、広域で以外の市町の利用ということでございますけれども、基本的にほかの市町が、それ対してどう対応したかというのについては、ちょっと資料がないんで、申しわけございませんけれども、わかりかねるということでご了承いただきたいと思います。 以上です。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) じゃ、宮代町だけが割り増し料金を廃止して、ほかは現行のままとしますと、ほかの町の利用者が宮代に集中してくるという可能性はあるわけですよね。その点で、使ってくれるのは町としてはありがたいんですけれども、そのバランスがどうなってしまうのかなという心配が一つあるんですけれども、ほかの町と相談をして下げるということではないんですね。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員の質問に答弁願います。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) 再質問にお答え申し上げます。 今回のいわゆる利根広域が廃止をされたことによって、今回こういった見直しをお願いをしているわけなんですけれども、基本的に利根広域という、そういった広域行政圏があった当時は、まず町民の料金があって、町外はまず利根広域圏があって、それ以外があったという。だから、町民が1とすると、利根広域は2倍、それ以外は3倍料金。ただ、ご案内のように、利根広域が解散をされましたので、今は町民料金と3倍料金だけが残っておる、そういった状況になっています。 ということで、その3倍料金を残しておくことが果たしてどうなのかということで、今回見直しをご提案をさせていただいてもらっているわけなんですが、要はその3倍料金ところというのが、今まで利根広域で2倍でお使いいただいていた方が、今度3倍料金になってしまう方もいらっしゃるわけなんですね、現実は。そうすると、やはり今まで2倍料金で使えたのに3倍料金はちょっと高いから何とかならないかという、そういったご要望というか、お話も聞いています。 ということで、ただ2倍料金というのがありませんから、そうすると町民と同じ料金にしてしまうしかないんですけれども、そういうことで料金は多少引き下げにはなるんですが、数多くお使いいただくことで、料金収入を何とか減らさないようにしていこうというのが今回の趣旨でございます。 それで、町民以外の方がたくさん来ることによって、町民が使いづらくなるんじゃないかとか、そういったご心配があるかと思うんですが、先ほど申し上げましたように、町民は3カ月前から予約ができます。それ以外は2カ月前ということで、そこに1カ月間有利な部分がありますので、町民の方が使いづらくなってしまうとか、そういった心配は今のところないのかなというふうに考えております。 それと、あとは近隣との比較で申し上げますと、いわゆる町民、市民と同じ料金でお使いいただきますよというのは、田園都市づくり協議会と東部中部都市連絡協議会、この市町につきましてはお互いに相互利用協定を結んでいますので、そこの施設についてはいずれのところでも、そのところの町民、あるいは市民と同じ料金で宮代町の町民の方もお使いいただけると、そういった状況でございます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) ほかに質疑ありませんか。 角野由紀子議員。
◆9番(角野由紀子君) 9番の角野です。 今、課長から説明がございましたが、昨年の12月議会で利根広域がなくなったということで、暫定的な条例改正ということで、その利根広域分の2倍をそのままなくしてしまったということを私たちは議決したと思うんです。それが22年3月31日まで、今の2倍の行田、加須、羽生、利根広域以外だったところは、とりあえず22年3月31日までは現行料金の2倍でいきますということで、多分4月から3倍じゃ嫌だということで、そういう要望が来たんだなということはわかりました。 この中で、提案理由で、一層の利用促進を図るためということと、また、提案理由の説明の中で、増収増益につなげるという、そういう説明をいただきましたが、ちょっとお伺いしたいんですが、一層の利用促進を図るための効果というか町民サービスに対する利用促進を図るための効果ということと、あと指定管理者との関係では何か変わりがあるのかどうか、お伺いします。
○議長(小河原正君) 以上ですか。 角野由紀子議員の質問に答弁を願います。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) ご質問にお答え申し上げます。 まず、料金を一律町民と同じにすることによっての集客の効果ということなんですけれども、これにつきましては先ほど申し上げましたように、利根広域圏の方々が、これまで2倍だったものが3倍になってしまったということで利用しにくいという声が実際ございますので、それが町民と同じ料金になることによりまして、これまで以上にご利用していただけるのかなと、そういった効果はあるのかなというふうに思っております。 それから、それ以外の地域のところにおきましても、料金が安いということで使ってみようかと、そういった効果もあるのかなというふうに思っております。 ただ、やはり町民のための施設というのが大原則ですから、町民の方の利用に支障が出るような、そういったことがあってはいけないと思っておりますので、その辺はこれから注意深く見ていく必要はあるというふうに思っております。 それから、指定管理の関係で申し上げますと、現在ミズノに指定管理をお願いしているわけですが、指定管理者のほうにおきましても、やはり今以上に数多く利用していただくためには、今の料金体系ですと、ちょっと難しい面があるので、できればフラットな料金体系でやらせてほしいと、そういった指定管理者からの要望もございます。 指定管理者におきましては、いわゆる単なる貸し館業ということではなくて、ミズノという企業の持っている力をいろいろ活用して、さまざまな自主事業を展開をしております。これは大変好評でございまして、非常にたくさんの方にご利用いただいておりますので、こうした自主事業をさらに拡大とか、内容を充実させるとか、こういうことをさらに重ねていきまして、より一層多くの方にぐるるを利用していただけるような、そういった取り組みをしていきたいと私どもも思っておりますし、指定管理者のミズノもそのように考えております。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 角野由紀子議員。
◆9番(角野由紀子君) 再質問をさせていただきますが、22年度の町政施政方針の中で、メインの第1ということで、基本的な重点事業ですが、公共改革の徹底というのがございます。この公共改革と、今の田園都市づくりと東部中央都市はもともと町民と一緒でしたし、その外側の人たちを呼び込むためというのは、町長の交流人口をふやすという、その目的のほうが大きいのかなというふうにちらっとは思うんですが、その辺、施政方針の公共改革との関連、お答えいただきたいと思います。
○議長(小河原正君) 角野由紀子の質問に答弁を願います。 総務政策課長。
◎総務政策課長(折原正英君) それでは、お答え申し上げます。 公共改革と申しますのは、当然歳入確保ということの一つでございます。先ほどお話が担当課長のほうからありましたように、やはり町外、特に町外の中でも利根広域外、外れて加須とか行田とかさいたま市とか、そういったほうの住民の方の利用を促進することによって、今まで以上にある意味では利用促進を図って、そして、ある意味では今よりも歳入の確保を図るというようなことの趣旨の答弁があったと思うんですけれども、それがある意味では歳入の確保につながるものというふうに期待するとともに、町としましても、そのような形につなげるような努力をしていきたいというふうに思います。 以上です。
○議長(小河原正君) ほかに質疑ありませんか。 榎本和男議員。
◆5番(榎本和男君) 5番、榎本です。 前段者の質問と重なる部分がありますが、今おっしゃるように増収増益という形で、確かに下げた以上に利用が多ければ、確かにメリットはあるのかなと思いますが、果たして、利根広域とか広い範囲からそれほどの人数が来るのか。近隣の市町は今までどおりですし、それ以外のところを下げた、3倍か2倍にするか、それはわかりませんが、要するに2倍でも倍以上の利用者がなければ、利益は上がりません。3倍でしたら3倍以上の利用者が来なければ利益は上がりません。 ただ、それだけ利用者が来るということは、逆に言えば、町民の利用を圧迫するということも考えられます。この施設は宮代町の施設であり、その応分の負担以上に宮代町が出ている分があると思います。要するに収入と支出以上に宮代町はコストをかけているわけです。それが利益上がっているんなら大勢来てもいいですが、その利益の範囲で見たら、逆にマイナス面が出てくるのかなと。要するに、利用者が多ければ、先ほど指定管理の話もありましたが、指定管理のほうにも影響が出てくるでしょうし、補修の問題も、やはり使えば使うほど補修の必要も出てくるわけで、その部分は宮代町として負担するわけです。ですから、多少料金安くして人がふえたからメリットがあるということにはならないのかなと思いますが、その辺のことで増収増益の益の部分がどのぐらいあるとして判断したのか、その益の部分について、コストと負担と利益の部分の関係についてお尋ねいたします。
○議長(小河原正君) 榎本和男議員の質問に答弁願います。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) それでは、ご質問にお答え申し上げます。 確かに議員さんおっしゃるように、たくさんの方が使うことによって施設の傷みが早くなるとか、確かにそういった点はあるとは思います。ただ、基本的に、例えば人数が倍になったとか3倍になったとか、そういう極端なことがない限りは、通常、現在使っている中で出てくる傷みですとか、そういったものへのいわゆるコスト的な部分については余り変わらないのかなというふうに感じています。 ですから、ある程度、現状で使っているよりも、多少ふえたとしても、基本的なコストは変わらないであろうと。逆に、お客様が、利用者がふえることによって使用料がふえてくるというふうに期待をしているわけでございます。また、ミズノのほうではさまざまな自主事業をやることによって、さらに利用者をふやしていく、リピーターをふやしていくということで、ミズノにとっては自主事業に伴う収益部分を少しずつでもふやしていきたいと。 行く行くそうした収益部分が指定管理料の削減のほうにつなげられるような状況が生まれてくれば、そこら辺は指定管理料の引き下げという交渉もしやすくなるのかなといったようなことを期待をして、今回提案をさせていただいたということでございます。 それから、町民の利用の圧迫云々につきましては、先ほど申し上げましたように、一応町民の方が3カ月前、それ以外の方は2カ月前ということは、1カ月間先に予約ができるという有利性がございますので、そういう点で町民の方に大きな迷惑をおかけするようなことにはならないのかなというふうには考えております。
○議長(小河原正君) 榎本和男議員。
◆5番(榎本和男君) 再質問いたします。 今ご答弁ありましたが、相互利用でしたらお互いということで納得できるんですが、そこまでして何で広くよその町の人まで利用しなくてはならないのか。要するに、まだ利益が多く上がって、要するに今、財政厳しいんで、少しでも収入を上げようという考えであって、そういった大幅な利益が見込めるのであればやむを得ないのかなと思いますが、そういったことも確実でない中で、なぜ多く広げて利用を図らなくてはならないのか。 やはり、これは町民の施設でありますので、その辺を明確にした上でやるべきではないのかなと。要するに目的が大勢の人に利用してもらいたいからというお話がありますが、なぜ大勢の人に利用してもらわなくてはならないのか、その辺がよくわからないんで説明願います。
○議長(小河原正君) 榎本和男議員の質問に答弁を願います。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) 再質問にお答え申し上げます。 なぜ料金下げてまで町外の利用を促進しようとするのかということでございますけれども、施設は、利用者が例えば10人しかいなくても、100人いても、施設としては、そこでオープンしているわけでございまして、あけた以上、できるだけたくさんの人に使っていただいたほうが、いわゆる効率がいいわけでございます。 今現在、ぐるるの稼働状況がどうかといいますと、要するに、ほとんど100%で、これ以上お客さん来ると困ってしまうとか、そういう状況では全くございません。まだまだ余裕がたくさんございますので、そういう状況であれば、より多くの方にお使いいただいて使用料収入につなげていったほうがいいというふうに判断をしたものでございます。 実際、町外利用者につきましては、そんなに多くはございません、現実問題としては。平成21年度で申し上げますと、町外利用者は約2.6%ということでございますので、数的にはそんなに多くない。ですから、これが仮に倍になったとしても5%ぐらい、そんな状況でございますので、町民の方が、町外者がふえることによって迷惑をこうむるとか、そういったことにはならないと思いますし、使用料の増収にもつながっていくのかなというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 榎本和男議員。
◆5番(榎本和男君) 町外利用者ということで、確かにプールの約半分近くが久喜市の利用者が多いということで、その場合は近隣ですから、それ以外のところ0.5%、その部分が値段を下げて、それが3倍以上でなければ、下げて広くやるメリットがないんで、ただ、利益が下がって人がふえたというだけに終わってしまうのかなと思いますが、その辺の確証があっての改正かどうか、再度伺います。
○議長(小河原正君) 榎本和男議員の質問に答弁願います。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) 再質問にお答え申し上げます。 今回料金をフラット化することによって、いわゆる町外利用者が2倍以上ふえる確信があるのかというご質問でございますけれども。
◆5番(榎本和男君) 町外じゃなくて、今まで3倍になったところが多くなるかと。町外は、近隣は今までどおりですから関係ないので、要するに3倍のところが3倍以上なければ合わないということです。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) 3倍、料金、先ほど申し上げましたように、利根広域行政圏があったときは、1倍、2倍、3倍料金ということで、利根広域行政圏が解散したことによって、今現在は1倍と3倍料金が残っているということなんですね。要するに、3倍料金のところの利用がどれくらあるかというと、正直申し上げて3倍料金のところの利用というのはそんなにないんです、現実は。 今までの2倍料金のところの方は結構いらっしゃったと。利根広域行政圏で、いわゆる田園都市から外れるところです、そこら辺のところはある程度あったということですから、今回料金をフラット化することによって、従来の利根広域の2倍料金でお使いいただけた方が3倍料金になってしまったために、離れていくところを引きとめて、なおかつリピーターをふやしていこうというのが今回の趣旨でございますので、確信があるかと言われますと、ちょっと何とも申し上げられないんですが、趣旨としてはそういうことでございます。
○議長(小河原正君) ほかに質疑ありませんか。 関弘秀議員。
◆8番(関弘秀君) 8番議員の関でございます。 今のちょっと関連にもなってくるんですけれども、先ほどの分で近隣の部分で2倍で取っていらっしゃるところもあるということで、今回の分では、そのかわりにフラットにしてということで話が上がっているんですけれども、その途中の分で、案として、2倍の案というのはなぜ出なかったのかなというか、そういう部分を1点お伺いしたい部分があるんですけれども。
○議長(小河原正君) 関弘秀議員の質問に答弁願います。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) お答え申し上げます。 今回の料金の見直しを検討する中で、いわゆる2倍料金の設定を残す、そうした議論はどうだったのかというご質問かと思いますが、そういった視点からの議論もございました。結果的にフラットにしてしまいましょうということにしたわけですが、仮に2倍の料金設定を残すとすると、考え方としては、田園都市と東部中央以外のところを2倍として残すという形になります。ですから、今までの利根広域のところは変わらない。利根広域以外の3倍のところが2倍になってくるという形になるわけですね、仮に2倍料金を残すとすると。 ですが、今回その見直しで今回提案させていただいているのは、そういったものを全然なくして、もうフラットにしてしまいましょうということなんですが、そもそも田園都市と東部中央が同じ料金なんですね、フラットなんですね、お互いに。町以外で、じゃ、どういったところの利用が多いかという実態として申し上げれば、やはり田園都市とか東部中央、いわゆる近隣ですよね、そこの方が多いのが実態で、そこの部分は、もうそもそもフラットですから、そうすると、じゃ、2倍料金を残したことによる収益面ではどうなのかというのを考えたときには、そもそもの数がそんなに多くないのだから、仮にフラットにしてしまっても、お客さんの数をふやすことでカバーできるであろうという考え方をしたものでございます。 したがいまして、一番の客層が多いところは、近隣のいわゆる田園都市、東部中央ですから、料金総体で見たときにはそんなに大きな影響はないということで、今回ご提案をさせていただいたということでございます。 ですから、全く議論しなかったということではございませんが、結果としては、すべてフラットにしてしまったほうがお客様にとってもわかりやすいし、いわゆる就労収入、総体から見たときには、そんなに大きな影響はないだろうということで、こういう提案をさせていただいたものでございます。
○議長(小河原正君) ほかに質疑ありませんか。 中野松夫議員。
◆13番(中野松夫君) 13番、中野です。 ちょっと確認なんですが、今まで話出ている中で、ぐるるのプール、具体的にはそれが上げられているんですが、条例では、ぐるるとはらっパークがあります。予約の点ですけれども、町民に不利にならないように3カ月前、2カ月前ということですが、ぐるる施設、それから、はらっパーク施設、両方とも予約については、そのようなタイムラグを置いているんでしょうか、その点を1点確認いたします。 それから、この施設は、ご承知のとおり、利用料ということでもって無料だったのを有料化してきた経緯があります。町としましても指定管理料並びに修繕等の維持費も出費が必要ということで、そういう点では、相互に利用する場合は別ですけれども、そうでないならば、ある程度の格差があってもしかるべきかなという感じもいたします。 今、格差を解消して収入増を図ろうと、一層の利用促進が目的ということではありますが、ふえた場合には指定管理者からの町への還元もありそうだというふうなお話ですが、その辺のところ、見込みとして実際に町への還元をどの程度見込んでいるのか、考えがありましたらお聞かせください。 以上、2点です。
○議長(小河原正君) 中野松夫議員の質問に答弁願います。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) お答え申し上げます。 今回の料金のフラット化によって、お客様の数がふえて使用料がふえる。その結果、指定管理料にどれぐらい還元できる見込みがあるのかというご質問かと思うんですが、これは先ほどほかの議員さんからもありましたけれども、本当に確信があるのかと言われると、ちょっと私も自信はないんですが、お客様がふえることで、もちろんふえるような努力も必要ですけれども、ふえることによって使用料が増収になれば、基本的に指定管理料は維持管理に必要な経費から使用料収入を除いた額を指定管理料としてお支払いするというのは基本的な考え方としてありますから、使用料がふえることによって指定管理料を減らしていくことができる、そういった可能性はあるということでございます。 ただ、それが、じゃ、本当にできるのか、どれぐらいの額になるのかと言われますと、ちょっと現時点では何ともお答えができないんですが、そうなるように町としても努力する必要がございますし、ミズノにも、そういう視点から頑張っていただきたいというふうには思っております。
○議長(小河原正君) 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) すみません。答弁漏れがございました。 ぐるるとはらっパークの町民と町民以外の予約の関係については、町民が3カ月前、それ以外は2カ月前ということで同じ取り扱いでございます。
○議長(小河原正君) ほかに質疑ありますか。 〔発言する人なし〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第59号 宮代町都市公園条例の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(小河原正君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第60号の質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第17、議案第60号 宮代町
障害児就学支援委員会条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本案は、既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) 議席7番の加藤です。 1点、確認をしたいと思うんですが、改正前の条例ですと、所掌事項が、障がいの種類によって、学校の名前が載っているわけですが、それが変えられまして、一般的な、一般的というか、ご説明でありました特別支援学校に一本化するということなんですけれども、今までのこの委員会の仕事というのは、全く変わらないと思っていいんでしょうか、そのことだけ確認をさせてください。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員の質問に答弁願います。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) お答え申し上げます。 議員さんのご質問の中でありましたように、この就学支援委員会の役割ですとか、やるべきことにつきましては全く変わりございません。同じでございます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第60号 宮代町
障害児就学支援委員会条例の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第61号の質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第18、議案第61号 指定管理者の指定についての件を議題といたします。 本案は、既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 榎本和男議員。
◆5番(榎本和男君) 5番、榎本です。 5点ほど質問いたします。 指定管理者の説明会においては13者が来ましたが、実際、指定管理の応募は2者と少なくなっております。もしこの辺についての理由等がご説明できましたらお願いいたします。 2点目といたしまして、ここに公的施設へのブックポストの設置ということが書かれておりますが、何カ所ぐらいを予定して応募されたのか、その辺を伺いたいと思います。 3点目として、新たなサービスとしてICタグの導入、図書亡失確認ゲートの設置というふうに示されておりますが、この場合、この所有権というのは140万円相当が経費削減できるというふうになっていまして、これは別に、この分を町が出すというふうにはなっていなくて、向こうの負担でやられるというふうに思うんですが、その場合、所有権はどうなるのかお願いいたします。 4番目といたしまして、蔵書構成の選定基準というのはどのように行うのかお願いいたします。 5点目として、教育委員会との話し合いになると思いますが、購入リストのチェックというのはどのように考えていらっしゃるのか。また、教育委員会と、この業者との協議会的なものも定期的に設置なさるのかどうか伺います。 以上です。
○議長(小河原正君) 榎本和男議員の質問に答弁を願います。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) それでは、順次ご質問にお答えを申し上げます。 まず1点目の説明会には13者来たわけでございますが、実際に応募があったのは2者ということで、その辺の理由といいますか背景というご質問でございますけれども、これにつきましては、私どもも正直、少し残念には思ったところでございます。13社の参加がございましたので、3社あるいは4社ぐらいは提案をしていただけるのかなというふうに期待をしておりましたので、ちょっと残念ではあったんですが、しかし、応募された2社ともに実績を持っております企業でございまして、それぞれの提案の内容につきましても、私どもの期待にこたえるものであったという点につきましては、よかったというふうに思ってございます。 そこで、応募が少なかった要因でございますけれども、現場説明会には参加をされたものの、実績を持たれていない企業さんもございました。それと、指定管理料などの条件面におきまして、ちょっと厳しいと受けとめられた企業さんもあったようでございますので、そうした点が要因ではないかというふうに私どもは受けとめてございます。 次に、2点目のブックポストの場所の関係でございますけれども、これは基本的に公共施設に設置をしていきたいという提案でございます。ただし、人が配置をされていない公共施設、例えば公民館などがそうですが、そういったところにつきましてはちょっと設置が難しいというお話でございますので、基本的に人が配置をされている公共施設で、設置について支障がない部分については積極的に設置をしていきたいと、そういったご提案でございます。 次に、3点目のICタグの導入と、それから、いわゆるそれを利用したゲートの設置の関係でございますが、これはICタグを導入することによりまして、いわゆる持ち去りとか、そういったものが防止をできるわけでございまして、図書館における蔵書やCDとか、そういった視聴覚機材、資料ですか、そういったもののいわゆる持ち去り等を防止するために非常に有効な手段でございます。 今回は、ちょっと経費の関係で、新たに購入するものについてのみ、とりあえずICタグを導入していくという提案になってございますけれども、こちらにつきましては、いずれも、ゲートの設置を含めまして、指定管理料の中で設置をするということでございますので、これは所有権については町のものということでございます。 次に、4点目の蔵書の選定基準ということでございますが、こちらにつきましては町立図書館をいわゆる設置をしました当時に、いわゆるどういった蔵書を収集なりしていくのかといったような基本的な町の方針というものを定めてございます。今回指定管理に移行させていただくことになりました際には、町の基本的な方針を踏まえた上で町と指定管理者とでいろいろと相談をしながら、蔵書の選定基準みたいなものを新たにつくるといいますか、協議をしながら進めていきたいというふうに考えております。したがいまして、購入リストのチェックにつきましても、いわゆる指定管理者にすべて丸投げということではなくて、町の基本方針というものがございますので、そうしたものを踏まえた上で、職員が定期的に指定管理者と調整をしながら、こうした購入リストのチェックとかそういったものもしていきたいというふうに考えております。 また、指定管理者と町との定期的な協議会ということではないんですけれども、これは、町の職員が定期的に図書館に行きまして、定例会的な打ち合わせ、そういったものは当然やるつもりでおりますし、また、町では指定管理者のいわゆるモニタリングもやっておりますので、当然この図書館につきましても、そうしたモニタリングは実施をしてまいります。 また、今回提案を申し上げております図書館流通センターにおきましては、いわゆる自分たちでもって、お客様満足度調査ですとか内部監査ですとか、そういったものも総合的に自分たちで自主的にやられているということでございますので、そうした点につきましても、町としては、例えばどういった内容でアンケートをやるのかとか、自主監査につきましても内容を、例えば結果をきちんと報告を受けて、内容的にどうなのかとか、そういったチェックもきちんとしていきたいと、このように考えておるところでございます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 榎本和男議員。
◆5番(榎本和男君) 再質問いたします。 指定管理者の選定結果から漏れていますが、先ほど述べました2社が応募ということで、説明会ですと、13者の中の2者だった東電通とリブネットが共同で応募されています。この辺のことについて、もしおわかりでしたら。別々に説明会で来たのが、なぜ共同で応募なされたのか、その辺で点数もちょっと低かったのかどうかわかりませんが、その辺のところをもしわかったらお願いしたいと思います。 もう1点は、今いる現在職員以外の図書館の関係者、オフィスサポーターも含め、ボランティアの方もいらっしゃると思いますが、その今後の引継ぎとか、そういったものについてはどのような考えでいたのかお願いいたします。
○議長(小河原正君) 榎本和男議員の質問に答弁願います。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) 再質問にお答えを申し上げます。 まず、企業体で今回応募されたのが東電通とリブネットという企業体なんですけれども、説明会の際には、特段企業体を予定している場合には企業体として説明会に来てほしいとか、そういったご案内はしてございませんので、いずれも一応単体企業として説明会には参加をされております。ただ、企業の業務内容とかを見たときに、これは場合によると企業体として組んで応募されてくるところもあるのかなというような予想はしてございました。そうした中で、今回東電通さんとリブネットさんで企業体を組まれて応募をされてきたということでございます。 それから、2点目のOSさんと、それからボランティアさんの関係でございますけれども、こちらにつきましては、いわゆる今回ご提案を差し上げております図書館流通センターにおきましても、ボランティアさんはとても大事なものだし、これからもぜひ一緒に町立図書館の管理運営をお手伝いいただけるんであれば、ぜひお願いをしたいと、このように申しております。 それから、オフィスサポーターさんにつきましても、やはり地元の雇用とか、そういった関係もございますので、引き続き図書館流通センターのOSさんとして仕事がしたいということであれば、それは全く無条件ということはないかもしれませんが、一応勤務形態とか勤務時間とかございますので、一応面接等はさせていただくけれども、できるだけ、そういったOSさんの方にも引き続きお手伝いをいただきたいと、そういったお考えはお持ちでございます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) ほかに質疑ありませんか。 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) 7番の加藤ですが、幾つかお願いをしたいと思うんですが、まず、この株式会社図書館流通センターそのものについてお尋ねをしたいと思うんですけれども、どのような会社かということなんです。 まず、資本金が2億6,605万ということなんですけれども、株主について伺いますけれども、株主さんはどういう方が主な株主になっているんでしょうか。そういったところをお示ししていただきたいと思うんですけれども。 それから、本来の仕事はどういう業務が本来業務なのでしょうか。 また、社員数ですけれども、何人の社員を抱えているのか、お願いをしたいと思うんです。 図書館業務の実績ということで、全国では指定管理118館やっていると。それから業務委託が123館受けているということなんですけれども、この指定管理については、例えば窓口業務だけだとか部門を区切ってする場合もあると思うんですよ。それとも全部受けると、そういったこともあると思うんですね。ですから、指定118、業務委託123、その中の内容についてわかればお願いしたいと思うんです。 それから、ここに、こちらの提案内容というのがありますけれども、(1)の経営方針の中で②人づくり、まちづくりの原動力となる図書館とあるわけです。大きな目標だと思うんです。特に、いい本をたくさん読めば人材もそれなりに育っていくと思うんです。そういったことで大いなる目標としてはわかるんですけれども、具体的に、じゃ、この人づくり、まちづくりの原動力となる図書館というと、どういうようなイメージをこの会社は持っているのか。 それから、③の持続可能な図書館運営ということで、確かに5年契約したんだけれども、2年で挫折したとか、そういうことは困るんですけれども、この具体的なイメージはどのようなものなのかお願いしたいと思うんです。 (2)の運営意欲ということで、①の宮代町のまちづくりに対する理念に賛同しとあるんですが、我が町のまちづくりに対する理念、これは、この業者さんはどのようにとらえていらっしゃるか、お願いしたいと思います。 それから、②図書館専門業者として蓄積された云々とありますけれども、そうしますと、この株式会社図書館流通センターというのは図書館専門の事業を行ってきたということになりましょうか、先ほどの質問との兼ね合いでお願いしたいと思うんです。 それから(4)の勤務体制、いろいろ役割があって、それぞれ館長1名から専門シェアタイムスタッフということなんですけれども、いずれの日も9人体制で行うようですけれども、こういう人たちをどう配置をするのか、そのところはつかんでいらっしゃるでしょうか。 それから、4ページの(13)その他の提案等ということの中で、③の企業の社会貢献セクションと連携した事業ということなんですけれども、これは、この指定管理にしたいという、図書館流通センターを指すのでしょうか、この企業というのは。お願いしたいと思います。 それから、幾つか事例があるんですけれども、これまでに指定管理を導入した図書館で、そこに働いていた人を入れかえ、総取りかえしてしまったとか、あるいはそこにいた重要な仕事をしていた人を継続して雇ったんだけれども、給料を安くしたとか、あるいは残業代が払われなくなってしまったとか、こういうトラブルも幾つかの事例があるようなんですけれども、この図書館流通センターでは、そうした人事に関するトラブルはあったのかなかったのか、その辺お願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(小河原正君) ここで休憩いたします。
△休憩 午後3時26分
△再開 午後3時40分
○議長(小河原正君) 再開いたします。 加藤議員の質問に対して答弁を願います。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) それでは、ご質問に順次お答えを申し上げます。 初めに、株式会社図書館流通センターについてのお尋ねで、株主はというご質問でございますけれども、この図書館流通センターは、持ち株会社CHIグループというものがございまして、そこの会社の傘下企業となっております。したがいまして、株主は100%CHIグループということになります。なお、このCHIグループと申しますのは、大日本印刷株式会社が中心となって設立をされた持ち株会社でございまして、主な株主を申し上げますと、大日本印刷が52.28%、株式会社東販が6.14%、CHIグループ従業員持ち株会が5.34%、こういった状況でございます。 次に、業務の内容でございますけれども、主な業務ということで申し上げますが、1つには、書籍及び雑誌の販売、2点目として、書籍の情報収集及び情報の検索、受注発注用機械、可読データの作成及び販売、3点目として、ビデオ、CD、DVD等の視聴覚資料の販売、4点目として、図書館管理運営業務の受注及び代行、5点目として、図書館の設計、運営管理、システムに関するコンサルタント業務、6点目として、指定管理者制度に基づく公共施設の管理、7点目として、インターネットを利用した情報提供及び物品販売並びにこれらに関する技術のコンサルタント業務、こういったものがございます。 ということで、本来業務が何かということでございますけれども、図書館の管理運営はもちろんでございますけれども、そういった図書館にかかわるような書籍資料、視聴覚資料、そういったもろもろの業務に携わっているというふうにご理解をいただければよろしいのかなというふうに思います。 次に、社員数でございますけれども、こちらにつきましては、2010年1月期でのデータということで、正社員、それから契約社員、パート、アルバイト社員すべて含めまして3,816名という数字が公表されてございます。 次に、4点目の実績関係で指定管理が全国で118館、それから業務委託が123館ということでございますけれども、指定管理につきましては、ご案内のように、その施設のすべてを市町村にかわって代行しているということでございますので、指定管理の場合はすべての業務というふうにご理解をいただければよろしいかと思います。 次に、業務委託の関係につきましては、窓口業務ですとか、その他いろいろ業務があろうかと思います。そこら辺どういった範囲の業務委託をどれぐらいの数やっているかということにつきましては、ちょっと私どももそこまでは調べてございませんので、ご容赦いただきたいと思います。 次に、今回の補足資料でお示しをしました提案内容についてのご質問でございますけれども、まず経営方針の中で、人づくり、まちづくりの原動力となる図書館、もう一つは持続可能な図書館運営ということについて、どういったものなのかというお尋ねでございますけれども、こちらにつきましては、ちょっと長くなってしまうかもしれませんが、業者からの提案書をちょっと読ませていただいて答弁にかえさせていただきます。 まず、人づくり、まちづくりの原動力となる図書館ということですが、これは2つございまして、1つは、自立する人づくりを通して町民とともに図書館をつくるということがございます。これを読みますと、私たちは、図書館において町民がみずから調べ行動すること、町民が相互につながり合うことは人づくりの基本であると考えます。 宮代町では、まちづくりや町民が参加しやすい環境づくりを進めており、町民のまちづくりへの参加活動が盛んです。このような町民参加は地域力を高める大きな原動力となっています。宮代町のまちづくりの取り組みを基本に、その中核を担うことが期待される図書館においても、広く町民の意見を募り、ボランティア活動や参加企画を通して、町民のネットワークや地域のコミュニティ活動がさらに活発になるよう支援を行います。 また、今後は団塊の世代の社会参加への意欲の高まりが予想されることから、その条件整備を進めるとともに、さまざまな世代のつながりを深めることを支援してまいりますとございます。 次に、宮代町の特色を生かした宮代町の目指すまちづくりに寄与するという点につきまして、宮代町第4次総合計画策定方針には、今ある強みを最大限に生かす、「農」のあるまちづくり等、地域の特色を生かしたまちづくりが提唱されています。新しい村や日本工業大学など町内関連施設や大学との連携においては、新しい企画や発想が必要と考えます。建築が特徴的な進修館や笠原小学校と図書館資料との相互企画など、町内の資源を活用した取り組みをご提案いたします。 このような宮代町の特色を生かし、行政と民間のパートナーシップを完結し、町民との協働による図書館運営を通じて宮代町のまちづくりに貢献したいと考えます。 こういった提案でございます。 次に、持続可能な図書館運営ということでございますけれども、こちらにつきましては、1つはIC機器に加え電子図書館等の導入に柔軟に対応するということがございまして、町民への高度な図書館サービスを実現するため、図書館ICシステムを段階的に導入をします。情報機器や電子図書館導入の検討など、将来を見据えた運営に努めます。電子図書館は、図書館流通センターを含む関連企業で検討を進めており、その開発動向に合わせ、今後、より具体的なサービスをご提案してまいりたいと思っております。図書館専門企業として、これまで培ってきたノウハウ、資源、人材を生かし、民間企業ならではの先進的な技術提案をしていきます。私たちは、こうした新たな技術の導入に対応するスタッフの高度な人材育成を通して図書館の利用を活発にしていきます。 もう一つは、人口減少、超高齢化社会に対応する持続可能な図書館運営ということでございまして、宮代町では、平成47年までの25年間で約7,000人が減少、65歳以上の高齢者が5人に2人近くになると推計し、人口減少、超高齢化社会の到来を予測しています。この5年は、その準備期間であり、少子化対策や子供の育成、高齢者の社会参加の誘導等が求められます。時代に即した高齢者サービスや充実した講座、企画の開催、選書、資料収集の工夫など、多彩なサービスや取り組みによって魅力ある図書館の運営を行ってまいります。 子供たちの読書や、みずから調べる活動を支援することは、宮代町が将来にわたって町民自治を実現するために重要な取り組みであると考えます。宮代町立図書館は、子供の読書活動優秀実践図書館として、平成21年に文部科学大臣賞を受賞するなど、子供の読書活動推進に力を入れている図書館です。今後は積極活動を継続するとともに、さらに学校図書館との連携や調べ学習の取り組みなどを積極的に取り入れることをご提案いたします。 図書館流通センターの関連団体であるNPO図書館の学校は、毎年、調べる学習コンクールを開催しており、私たちはコンクールの支援を通じて、子供にとって図書館をより身近なものとして位置づけるとともに、みずからが調べるといった活動の広がりを支援してまいります。 私たちは、こうした高齢者や子供だけでなく、図書館が町民一人一人の生涯にわたって、みずから調べ行動する力をはぐくむことを支援していけるよう、社会変化に対応した持続可能な図書館運営を行ってまいりますというものでございます。 次に、運営への意欲の関係で、宮代まちづくりの理念に賛同しというところでございますけれども、こちらにつきましても、TRCからの提案がございますので、こちらをちょっと読ませていただきます。 このたび、私たちが宮代町立図書館の管理運営を希望したのは、歴史ある緑豊かな宮代町に住んでみたい、住んでよかったと思えるまちづくりに賛同し共感したからでございます。そして、私たちの図書館専門企業としての経験や蓄積を生かしつつ、このすばらしい宮代町立図書館の運営を継承、発展させ、地域の自立と地域の活性化に貢献させていただきたいと考えるからです。簡単に申し上げると、こんなことでございます。 次でございますが、図書館の専門業者であるのかということでございますけれども、これは、先ほど申し上げましたように、いわゆる会社の業務内容を見ていただければ、図書館に非常に専門的にかかわりを持ってこれまで業務を営んできている会社であるということがおわかりいただけるかと思います。 次に、勤務体制の関係で、職員の採用の関係のお尋ねでございますけれども、職員の体制としては館長、それから館長を補佐する立場の者、それからパートさんとかという構成になってまいります。館長の位置づけにつきましては、やはり非常に重要でございまして、図書館流通センターにおきましても、館長のいわゆる採用選考に当たっては非常に重要視をしてございまして、今後、仮にこの議案をご承認いただいて、正式にTRCにお任せするということが決定しましたならば、そうした視点から館長候補者等の採用に向けて選考を進めていかれるんだろうというふうに思ってございます。こうした館長候補者につきましては、TRCの社内の人間だけでなく、外部において、そうした館長にふさわしい人材等についても広く募集をしながら選考をこれまでしてきているようでございます。 それから、パートさん等につきましては、先ほど前段の議員さんからもございましたけれども、現在町の図書館にオフィスサポーターとして働いていただいている方々につきましても、引き続きやりたいということでありますれば、先ほど申し上げましたように面接等はさせていただくということでございますけれども、なれていらっしゃるわけでございますし、また地元の方でもございますから、TRCとしても、そういう方には、ぜひ引き続きそこで働いていただきたいと、そういったお考えでございます。 それから、その他の提案の中で、企業の社会貢献セクションとの連動ということでございますけれども、ここで言っております企業というのは、いわゆるTRC以外の企業のことでございまして、社会貢献ということでさまざまな企業がさまざまな社会貢献活動をされております。そうしたものの中で、図書館のいわゆる催しとして、うまく取り込めるようなものがあれば、そういった企業との連携によって、そうした社会貢献事業を町立の図書館のほうに持ってきてというような、そういった考え方でございます。 それから、最後のお尋ねで指定管理を導入したことによっての人事に関するトラブル云々ということでございますけれども、これにつきましては、TRCのほうからそういったお話は聞いてございません。議員さんがおっしゃられたんですから、恐らくそういった事例があったことはあったんでしょうが、私どもとしては、TRCにおいてそうした事例があったということは聞いてございません。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) 実現になるかどうかはわかりません。 勤務体制で聞いたんですけれども、館長あるいは館長補佐、そして臨時の職員さんで対応するんだということなんですけれども、私が聞いているのは、この平日9人、土日祝日も9人体制ということなので、この9人の割合というか、館長が1人で、あと補佐が1人だとか、あと臨時さんが7人張りつくとか、そういう日々の体制のことを聞いているんですけれども、それはまだこれが契約がならないと考えていないということなんでしょうか、その点お願いしたいと思います。 それから、人事の面で、この図書館流通センターについて、そうしたことは聞かない、聞いていないということなんですけれども、こちらから人の雇用についてはしっかりやってほしいとか、そうした申し入れはされているんでしょうか。 もう一つ、さっき落としたんで聞きますけれども、いただいている資料の提案内容というのは、これはもう担当と流通センターのほうでのやりとりの中で、多分分厚い提案書をいただいていると思うんですけれども、契約となりますと、やっぱりあちらからの提案だけではなくて、町が示している指定管理者の募集要項、これを見て、各業者さんがいらっしゃったと思うんですけれども、さて、2社からの提案で、この図書館流通センターが一応候補になっているんですけれども、その中で実際に宮代町の図書館、管理運営していただくに当たって、細かい、こういうこと、こういうこと、こういうことというのを定めた仕様書があると思うんですよ。その仕様書で契約を行う、契約というか、この2社が、それに合わせた提案をしてきているんだと思うんですけれども、その仕様書はどのようになっているんでしょうか、その点お願いしたいと思います。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員の質問に答弁願います。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) 再質問にお答えを申し上げます。 まず、勤務体制の関係でございますけれども、今回提案をいただいた中での職員配置の関係を申し上げますと、館長が1名、館長補佐が3名、それから、それ以外のスタッフが8名、合わせて12名でございます。これが、いわゆる。
◆7番(加藤幸雄君) それはわかる。書いてあるから。この中で日々の配置をどうされるのかということなんですよ、すみません。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) ローテーションを組みまして、平日、土日祝日ともに9名ずつ配置をされていくと。必ず館長か、館長を補佐する、中でも特にチーフとなる立場の人のどちらかが必ずいるような体制を組むということでございます。ということでよろしいでしょうか。
◆7番(加藤幸雄君) はい。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) それから、2点目の人事トラブルの関係で、申し入れはということでございますけれども、これは基本的なこととしまして、やはりそうした人事面でトラブルがあるというのはよろしくないわけでございますので、そうしたことがないようにということは、町としてもきちんと相手方にはお話をしたいと思っております。 それから、仕様書の関係でございますけれども、これは契約をする際に改めてきちんとそうした仕様書なりをつくりますけれども、現在、いわゆる提案をお願いする段階におきましては、業務要求水準書というものを、これは、今現在こういうことをやっていますよというものをお示しをしております。さらに、それ以上のものを提案してくださいという条件で提案をいただいておりますので、実際の契約の際には、そうした業務要求水準書をベースに新たにご提案をいただいた内容のもので仕様書を改めてつくって契約をしていくと、こういう形になるかと思います。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) 人事のことなんですけれども、私が調査したところでは、あるケースなんですけれども、指定管理者導入をした図書館で、それまで図書館の運営に重要なポストでかかわっていた人なんですが、その人は引き続き雇用にはなったんですけれども、その方が図書館の運営面で、こうしたほうがいいんじゃないでしょうかという提案をしたんですけれども、そしたら、それが生意気だというので首を切られてしまって、裁判ざたになっていると、こういう理不尽なケースもあるんですよね。そんなことは起きないことを願いますけれども、そういう際に残業代が支払われないとか、給料が安くなってしまったとか、いろんなケースがあるんですよ。そういうときに、トラブルが起きているんだなということをつかめば、町としてどうなっているんだと。きちんと働く人にもいいようにしなさいよという指導はできるんでしょうか、お願いします。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員の質問に答弁願います。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) 再々質問にお答えを申し上げます。 ある事例ということで議員さんがお話をされましたけれども、宮代の図書館の場合には、多分これは当てはまらないだろうと思うんです。といいますのは、宮代の図書館は、町の職員と、あとOSさんだけでやっていますので、町の職員が引き揚げてきますと、そこに指定管理者が入ってくると。ですから、あとはそのOSさんの待遇云々というお話になるのかなとは思うんですが、先ほど来申し上げておりますように、そのOSさんとかボランティアさんとか、そういった方は大切にしたいという基本的なお考えをお持ちですし、また、いわゆるパートさんの時間給というんですか、そういった待遇面につきましては、町よりも若干いい条件になっておるようでございますので、議員さんが心配されるようなケースは、恐らく町の図書館においてはないのかなというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(小河原正君) ほかに質疑ありませんか。
◆7番(加藤幸雄君) 指導できるかどうかということはだめなんですか。
○議長(小河原正君) 答弁漏れ、指導の問題ですって。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) 失礼しました。 私どもと指定管理者との間できちんと協定書というか契約を結びますので、そこの中で不都合な点があれば、それは当然町のほうからきちんと指導なり何なりはしていく、そういうことでございます。
○議長(小河原正君) ほかに質疑ありませんか。 宮原一夫議員。
◆4番(宮原一夫君) 4番議席の宮原です。よろしくお願いいたします。 図書館と、それから共同事業体総合評価、随分開きがあるなという、そういう見方で幾つか質問をさせていただきます。 まず、2つあるんですが、事前に応募をされてきた会社には、宮代町の図書館ビジョンという冊子がありますね、あれを事前にお渡しをされて読んでもらったんだろうと私は見ているんです、思っているんですけれども、いかがでしょうかということが1つです。 それから、2番目は選定方法、これ1ページの右側に書いてありますが、「非常に劣る」、この表現がちょっと気になるんですけれども、零点から始まって非常によいが4点ですから、その差が4点ということで納得はしているんですけれども、非常に劣るというのは、やっぱりどう見ても、評点方法としてはちょっと困るなと。困るというか、余り適切な評点方法ではないのかなというふうに思っておりますんで、この選定方法については、どこから引っ張ってきた方法なのか、それを教えていただきたいということであります。 それから、もう一つは、5つの評価項目については、評価点数を2倍にしたと、こういうふうに書いてございますけれども、この選定方法については、先ほどの図書館ビジョンと同じように応募をされてきた業者には事前にお示しをされているんだろうなと思いますけれども、その辺はいかがでしょうか。 それから、4番目なんですが、委員の構成、町職員4名、識見者2名、公募市民2名、合計8名なんですけれども、このグループごとに1人当たりの平均を出していただいて、図書館と、それから共同事業体、それぞれ教えていただきたいという質問です。それぞれ1人当たりに平均点で出した場合に、どのようになったのか、質問をさせてください。 それから、最後の質問は、重点項目が5つありますね。満点448、図書館が347、共同事業体が272、これがもし、もしの質問は余りよくないのかもしれませんけれども、もし、この重点項目の2倍というその評価をしなければ、どのように最終的にはなったのかということなんです。 それから、ついでにちょっと申し上げますけれども、私、昔の人間のせいか、この800点満点を100点満点に直すと大体どんな点数になるのかなというふうにいつも置きかえるわけですけれども、参考までに申し上げておきますと、図書館800点満点を100点満点に直すと77点、小数点はちょっと除いておりますけれども。それから共同事業体が59点、50点をいずれにしても超えていますんで、まあまあかなという評価を個人的にはちょっとしていたんですが、参考までに、昔の方式で申しわけないんですけれども、教えていただきたいと。 以上が質問です。
○議長(小河原正君) 以上ですね。
◆4番(宮原一夫君) はい。
○議長(小河原正君) 宮原一夫議員の質問に答弁願います。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) それでは、ご質問に順次お答えを申し上げます。 初めに図書館ビジョン、これを応募された会社のほうに事前に配付をされたのかということでございますけれども、これはいわゆる説明会に13社来ましたけれども、これを募集する際に、インターネット上に募集要項と業務要求水準書、それと図書館ビジョン、すべて閲覧できるような形で募集をかけておりまして、実際おいでになったところにも、それをお渡しをして提案を求めていると。ですから、図書館ビジョン、業務要求水準書、それから募集要項ですか、これは3冊セットでお渡しをして、それを踏まえた上でご提案をいただいたということでございます。 それから、選定方法で、点数づけで5段階評価で零点から4点ということで、1点から5点というのも当然あるかと思いますが、この選定方法につきましては、宮代町で指定管理者制度を導入する際に、こうした点数づけを初めて設定したんですけれども、そのときから5段階評価で零点から4点という形でやらせていただいています。 これをどこから引っ張ってきたのかどうかということですが、そこまでちょっと私も確認はしていないんですが、一応この制度設計をする際には改革担当のほうで職員がいろいろと調べて制度設計をしておりますので、場合によると、どこかにそういった事例があるかもしれませんが、私はそこまでちょっと把握をしておりませんので、ちょっとお許しをいただきたいと思います。 それから、5つの評価項目を2倍にしているということでございますけれども、こちらにつきましては、図書館ビジョンに基づく提案という項目がございまして、5項目あるわけですが、こちらについて点数を2倍にさせていただいたということでございます。 なぜ、ここの部分を2倍にしたのかといいますと、図書館への指定管理者導入の目的が、大きくは、やはり住民サービスの向上、それから、もう一つは、できたらコストの削減、これが2つあるわけです。住民サービスの向上につきましては、やはり図書館ビジョン、いわゆる将来の図書館はどうあるべきなのかというものがビジョンとしてございますので、これを実現したいと。そのための提案をぜひしてほしいと。ですから、その提案については、町としては2倍の点数づけをしますということでございます。 ちょっと、お待ちください。
○議長(小河原正君) 暫時休憩いたします。
△休憩 午後4時13分
△再開 午後4時13分
○議長(小河原正君) 再開いたします。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) 失礼しました。 業者の方には、この図書館ビジョンについての提案というのは、町として非常に重要視はしていますということはお話しはしておりますけれども、点数を倍にするということまではお話しはしてございません。 それから、委員の構成で8名の点数、これを平均点でやるとというお話なんですが、それでは図書館流通センターの平均点はちょっと出してないんですけれども、100点満点で何点であったかという点数を申し上げることでよろしいでしょうか。 〔「いや、電卓があればすぐ出ると思いますが」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 再質問で、後でまた質問してください。 答弁できるところまでしてください。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) ちょっと次にいきまして、5点目の重点項目、これを2倍の点数づけをしなかった場合どうなるのかということでございますけれども、こちらの評価項目が全部で20項目ございます。この20項目すべてにおいて図書館流通センターが企業体の点数を上回っておりますので、仮にこの重点項目を2倍評価をしなかったといたしましても、図書館流通センターの点数が上回る結果になるということでございます。 それから、100点満点に置きかえた場合の点数につきましては、先ほど議員さんがご質問の中で触れておりましたように、図書館流通センターが約77点ですか、それで企業体が約59点、そういう点数になるんであろうというふうに思います。これはちょっと後で確認をいたします。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 宮原一夫議員。
◆4番(宮原一夫君) それでは、再質問をさせていただきます。 評価点数を2倍にした、2倍にする、これは事前にお話しはされていないというご答弁でしたけれども、その理由を、その根拠を教えてください。 それから、次は委員の構成で、町職員、識見者、公募市民、これの1人平均、それぞれグループごとに足し算して読んでおれば平均点が出てくるわけですけれども、それを図書館と共同事業体に分けて教えていただきたい。 それから、3番目は、電卓をお持ちだろうと思いますけれども、総合評価800点を100点に直した場合、これは大体8で割ればすぐ暗算で出てくるんですけれども、重点項目の合計点、満点が448ですね、これで割っていただいて参考までに教えていただきたい。 以上3つです。
○議長(小河原正君) 宮原一夫議員の質問に答弁願います。 教育推進課長。 暫時休憩します。
△休憩 午後4時18分
△再開 午後4時35分
○議長(小河原正君) 再開いたします。 答弁を願います。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) それでは、再質問にお答えを申し上げます。 初めに、1点目の重点項目のうち、図書館ビジョンにかかわる部分について、点数を倍づけするということにしたわけですが、その点について業者のほうに伝えてなかった理由というお尋ねでございますけれども、どういった評価をするかについては、一応町のほうで決めさせていただくということが基本的にまず一つございます。それと、どういった提案内容にしていただくかということについて、要するに、ここの部分を点数を倍にしますよということを相手方にお知らせすることで、逆に点数をとろうとかするために、そこに偏ったような提案をされてくるのもちょっといかがなものかといったこともございましたので、点数の配分までは伏せておいて、素のままでご提案をいただいたほうがいいだろうということで、こうした方法をとらせていただいたものでございます。 次に、点数についてのお尋ねでございますけれども、候補者選定委員会につきましては町職員4名と識見者お二人、それと公募の委員さんお二人ということで構成はさせていただきました。それぞれのグループごとの点数でございますけれども、町職員4名の平均点は図書館流通センターが74.3、それから代表してリブネットと申し上げますけれども、こちらが54.5、それから識見者お二人の平均は、図書館流通センター71.5、リブネット60.5、次に、公募委員お二人の平均ですが、図書館流通センターが90点、リブネットが70点となってございます。 次に、重点項目の点数でございますけれども、重点項目は、図書館ビジョンを含めまして9項目ございます。こちら満点をとりますと56点になります。素の点数で申し上げますと、平均点、図書館流通センターが43.4ポイントということで、これは100点満点に換算しますと77.5になります。リブネットにつきましては56点満点で34、これを100点満点に換算しますと60.7ということでございます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 宮原一夫議員。
◆4番(宮原一夫君) それでは、最後の質問、よろしくお願いいたします。 1番目の再質問の理由につきましては、よくわかりました。 それから2番目、町職員、識見者、公募市民、これのそれぞれの1人当たりの平均点も教えていただきましてありがとうございました。感想を述べる立場にはございませんので、私なりに思うことはあるんですけれども、質問の形式にはいたしません。 それで、最後の質問なんですが、今、最後に言っていただいたのが、私の質問と少し違っているのかなという、ちょっと心配事があるんですが、要は、重点項目倍にしましたよね。それを倍にしないでTRCと東電通と単純にバッと教えていただきたかったということなんですが、わかりませんか。
○議長(小河原正君) 暫時休憩します。
△休憩 午後4時39分
△再開 午後4時40分
○議長(小河原正君) 再開いたします。 答弁を願います。 宮原一夫議員の質問の答弁をお願いします。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) 再質問にお答え申し上げます。 ただいま手元に資料がございませんので、後ほど資料を作成しまして提出をさせていただきます。
○議長(小河原正君) ほかに質疑はありませんか。 丸藤栄一議員。
◆6番(丸藤栄一君) 議席6番議員の丸藤でございます。 何点かお聞きしたいと思います。 まず1点は、先ほど加藤議員が図書館流通センターの正職員、それから契約社員、アルバイト、合わせて3,816名ということなんですが、正社員は何人になっているのか。 それから、もう一つは、これはちょっと大事なことなんで、これまで全員協議会等々で指定管理導入に当たっていろいろ説明されました。ただ、直営と指定管理との差で、コスト削減ですよね、その分をサービス向上に充てるということで言われてきたんですが、全協のときに、これまで言っていたコスト削減の額と大幅に修正されて提案さたと思うんですが、ちょっと復習になりますけれども、その点についての経過説明をきちっとこの場でしていただきたい。それがもう1点でございます。 それから、先ほどから点数のことも言われているんですけれども、この候補者選定評価結果なんですけれども、トータルしますと、それぞれ620、全項目の合計点479ということで、分母は幾つになるんでしょうか。それで、それぞれ点数はついているんですけれども、分母が幾つなのか説明をお願いしたいと思います。 特に7番目については倍という話も言っているんですけれども、そうすると、どういうふうになるのか、その点お聞きをしたいと思います。 それから、もう1点は、今、選定なんですけれども、これまで図書館協議会での指定管理者制度導入についての話し合いがあったと思うんですが、その中での経過、どういう経過があったのか、特徴だけでもわかればお示し願いたいと。 以上4点。
○議長(小河原正君) 丸藤栄一議員の質問に答弁願います。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) それでは、ご質問に順次お答えを申し上げます。 まず、1点目のTRCの従業員数の関係で、職員数トータル3,816人のうち正社員は何名かというお尋ねでございますけれども、こちらにちょっと資料持ち合わせておりませんので、後ほど調べまして報告をさせていただきたいと思います。 次に、2点目の全協でもお話しをさせていただいてきましたが、いわゆるコスト削減として見込んだ額が全協での報告の中で大きく変わってしまったということがございました。 これにつきましては、要するに人件費の見方が実態に合っていなかったということで、当初の人件費の見込み方が非常にまずかったと。その結果、いわゆるコスト削減見込み額が大幅に減ってしまったということで、この点につきましては大変申しわけなく思っております。 次に、選定結果の中での、いわゆる点数の分母の関係でございますが、こちらは1人の委員さんが満点をつけますと100点満点になります。委員さん8人でございますので、合計が800点、満点ですと800点になるということでございまして、800点満点中でそれぞれの点数が、図書館流通センターが620点、東電通、リブネットが479点だったということでございます。 それから、重点項目の中の、いわゆる図書館ビジョンの関係の提案内容につきましては、点数を2倍にしております。 重点項目は全部で9項目ありまして、その中のうちの5項目を点数を倍にさせていただいたということでございますけれども、これにつきましては、前段の議員さんへのお答えでもありましたけれども、やはりこれからの図書館、どうあるべきかというのを示したものが図書館ビジョンでございますし、ぜひそういう図書館になってほしいというのが町民の願いでもあろうと思っております。 したがいまして、その図書館ビジョンの実現できるような提案について、やはり重点化をして評価をしたいという思いで、このような点数づけをしたものでございます。 次に、選定の関係で、図書館協議会での議論がどうであったのかというお話でございますけれども、こちらにつきましては、図書館協議会では図書館ビジョンの策定に関しまして中心的に役割を担っていただきましたけれども、いわゆる指定管理の導入をすべきかどうかということにつきましては、正式な議論というのはしてございません。したがいまして、図書館協議会として正式な議論はしていないわけでございますけれども、図書館ビジョンを策定していく中での会議の合い間ということになりますけれども、そうした中で図書館に指定管理を導入することについての委員さんのお考えとかご意見、そういったものはお伺いをしてございます。 それを申し上げますと、利用者が利用しやすくなるのであれば指定管理も悪くはないというご意見、それから、今までどおりのボランティア活動ができるのか少し不安がある、あるいは、町の職員とのかかわりがなくなるのはどうかなと。あるいは、現在よりもサービスが低下しないのが指定管理の最低条件であると。あるいは、仮に指定管理となって民間企業が運営しても、町としての図書館のあり方というのは変わってはいけないんではないかと。こういったお考え、ご意見をいただいておるところでございます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 丸藤栄一議員。
◆6番(丸藤栄一君) 議席6番議員の丸藤でございます。 再質問させていただきます。図書館流通センターの正職員の数については、では、後でお示し願いたいと思います。 それから、直営と指定管理のコスト削減の関係でございますが、全員協議会とはいえ、導入に至って随分コスト削減が大きく示されれば、それだけ単純に考えた場合、サービス向上に反映されるということで、かなり議員さんの気持ちも傾くと思うんですけれども、それが人件費の見方が実態と合っていなかったという理由で、いとも簡単に変えられ、しかも、こんなに苦労してあれこれやって、直営から指定管理にする理由があるのかな。そんなにコスト削減になってないわけですから、その辺はどうしても指定管理にするんだという、その辺の理由が、当初はコスト削減ということであったんでしょうけれども、精査しているうちに、そんなに大差なければ、今のままでいいんじゃないかという考えもあるんですけれども、そういった点でもう一度、その辺の指定管理導入するに至った決定的なものというのはどういうことなのか、再度お聞きしたいと思います。 それから、もう1点の評価結果なんですが、先ほど8人で800点というのはわかるんですけれども、これ単純に計算すると20項目、5項目が倍だとすると、25で割ると32なんですよ。だから、32点満点で、例えばTRCが施設設置目的の達成、これが①が26点、②が26点、そうすると32分の26なんですかというふうに思うんですけれども、いかんせん、そういうふうに書かれていないので、一体何点で26点なのかということでお聞きしたんですが、先ほどの答弁ですと、全体で8人で100点ずつで800、それの単純な合計なんでしょうか。 そうすると、これは一つ一つが項目になっていて、点数つけるようになっていますよね。そうすると、非常に点数つけづらいんじゃないかなというふうに思うんですけれども、その辺どういうふうに点数つけられたのか、その点もう一度申しわけないんですが、お尋ねしたいと思います。 それから、もう1点ですよね。 図書館協議会の関係で、図書館協議会としては指定管理制度導入について正式な議論はしていないと。ただ、委員さんの考え、意見等は聞いているということが先ほど示されましたが、これはやはり図書館ビジョンだけではなくて、現実の問題、図書館を指定管理にするに当たって、やっぱりきちっと議論すべきではないのかなと思うんですけれども、なぜあえてしなかったのか。 委員さんの考え、意見等については、それなりの考え方や意見を示されましたが、もっともだと思うんですけれども、やはりきちっとこの中で議論すべきだと思うんですけれども、なぜしなかったのか、そこまでしなくてもいいという理由があれば示していただきたい。 以上です。
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△会議時間の延長
○議長(小河原正君) まずここで、あらかじめ時間延長をいたします。
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○議長(小河原正君) 丸藤栄一議員の質問に答弁を願います。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) それでは、再質問にお答えを申し上げます。 初めに、1点目のなぜそうまでして指定管理を導入する、そのメリット、理由というご質問でございますけれども、これまでも何度も申し上げてまいりましたが、要するに、まず今後の図書館どうあるべきかという議論から再スタートをさせていただいたわけです。そうした議論の中で、さまざまな方のお考え、ご意見をお聞かせいただきながら図書館ビジョンというものができてきたわけでございます。そのビジョンというのは、つくって終わりということでは当然ありませんので、じゃ、そのビジョンに示された図書館のあるべき姿をどう実現していったらいいのかという話になるわけでございます。そのときに、じゃ、直営のままで、あの図書館ビジョンに書かれた内容のものが果たして実現していくことができるのか、多分今の体制では無理だと思います。そのための職員の増員ですとか設備関係の投資ですとか、そういったものが当然必要になってくると思いますので、これまで以上のコストがかかるということになります。一方、指定管理を導入した場合、少なくともコストはふやすことなく、そうした図書館ビジョンの実現を図ることは可能であろうというふうに考えたわけでございます。 ということで、じゃどれぐらいのコスト削減、サービス向上が見込めるのかということで、いわゆる指定管理者にお願いした場合のコスト計算をさせていただいて、結果的に途中でちょっと人件費の見誤りとかがありまして、コスト削減の金額そのものについては少なくなってしまいましたが、結果として、少なくとも最低600万円は今よりもコスト削減をしますと。それで、コストを削減した上で、今やっていないこと、できないことを新たなサービスとして提供していくことができると。そのこれまでやってこなかった新しいサービスについては、全協でもご説明申し上げましたけれども、コスト計算できるものだけでも七百数十万円の効果が期待できると。コスト試算ができないものについても、その他のサービスがあるということで、合わせれば千三百数十万円以上のコスト削減と同等の効果を受けることができたというふうに考えております。 したがいまして、指定管理の導入の考え方というのは、やはり住民サービスを今以上によくして、その図書館ビジョンの実現を図っていくんだということと、あとはコスト削減につなげていくということでございますので、ご理解をいただければと思います。 それから、評価の点数のつけ方の関係でございますけれども、これは項目数でいいますと、全部で20項目ございます。そのうち9項目は重点項目としております。さらに、そのうちの5項目、これは図書館ビジョンにかかわる部分については点数を倍にしますということなので、単純に、その倍にした部分を、項目を倍というふうに考えれば25項目の評価というふうに考えることもできるわけですね。1項目当たりの満点が4点、要するにゼロから1、2,3、4でございますので、25項目掛ける4で満点が100になるということでございます。 この点数のつけ方については、これも全協等で申し上げてきましたけれども、「非常に劣る場合」、「劣る場合」、「標準」、それから「いい場合」、「非常にいい場合」ということで5段階評価ということにしておりますので、平均の2点ですと、25項目というふうに換算した場合、50点が標準点になるということで、それが8人ですから400点。400点とれれば標準点ということでございます。 それから、図書館協議会の関係でございますけれども、図書館協議会には協議会としての役割がございまして、やはり図書館というのはどうあるべきかとか、そういった視点からご議論いただくのが図書館協議会の役割であるというふうに思っております。 したがいまして、そのどうあるべきかという図書館を実現していくための手段、方法につきましては、これは行政側できちんと考えるべき事柄であろうというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 丸藤栄一議員。
◆6番(丸藤栄一君) 質問ではありませんけれども、これ以上の答弁は出ないと思いますので。 ただ、1点だけ、最後の図書館協議会の関係ですけれども、私は、図書館協議会に実際傍聴に行った方の話を聞きますと、指定管理制度の導入については、先ほど議論はしていないということなんですが、ほとんど指定管理制度導入ありき、そういう中で話し合いが進んでいるというふうな話を聞いておりますので、ちょっと、やはりそういった今後の図書館の直営か指定管理に変えるかどうかというのは大きな問題ですので、当然議論があってしかるべきと思いますけれども、私の聞く範囲では、そういう話も聞いておりましたので、ちょっといかがなものかなというふうに思います。 結構でございます。終わります。
○議長(小河原正君) ほかに質疑はありませんか。 金子正志議員。
◆3番(金子正志君) 3番、金子です。 議案第61号関係資料の6ページについて質問なんですけれども、収入なんですけれども、ぐるるとか公民館とかは有料なのに、何で図書館は無料なのか疑問に思うんですけれども、この答えは町が答えることなんですか、それとも指定管理者の方が答えるものなのか。簡単に言えば、3年平均で年間45万冊貸し出しがあるんですけれども、ということは100円取ったって、4,500万になるわけで、全部の経費の半分ぐらいは回収できる。 通常健康な人が病気になっても3割自己負担するわけです、病気になっても。これは健康な人が本を読むわけですから、やはり最低でも3割ぐらいは負担しても、受益者負担、当然じゃないかなと思うのが当然じゃないかなと思うんです。ただはだめなんですよ、何でも。身銭を使うと勉強になるの、本当に。ですから、50円いただいても2,000万になるわけですから、そうすると2,200万になるんで、3割ぐらいの回収になる。50円ぐらいはいただいてもいいんじゃないかな。あるいは大人が100円で子供が10円でもいいですし。そういったことは、どなたが検討していいものなんですか。あるいは図書館の法律で、図書館は貸本屋業をやってはいけないという法律でもあるんですか。すごく初歩的な質問で申しわけないんですけれども。
○議長(小河原正君) 金子正志議員の質問に答弁を願います。 教育推進課長。
◎教育推進課長(篠原敏雄君) お答えを申し上げます。 図書館が無料、原則ということはなぜなんだというご質問なんですが、図書館の設置につきましては図書館法という法律が実はございます。その17条に入館料等というものが規定をされておりまして、公立図書館は入館料その他図書館資料の利用に対するいかなる対価も徴収してはならないと。要するにお金を取ってはだめだというのが図書館法で定められております。 ただし、図書館内にあるホールですとか、そういったものの施設の利用については、それはまた別の話ですから、それは有料でお使いをいただいているということでございます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 金子正志議員。
◆3番(金子正志君) わかりました。
○議長(小河原正君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) 議席7番、加藤です。 私は、日本共産党議員団を代表して、議案第61号 指定管理者の指定について、本案に反対する討論を行います。 本案は、町立図書館の管理運営を株式会社図書館流通センターを指定管理者に指定して委託しようとするものであります。指定管理者導入のための図書館設置及び管理条例の改定の審議の際にも指摘しましたが、社会教育施設である公立の図書館の運営に指定管理者の導入は、長期的視野に立った運営が難しく、なじまないと2008年通常国会の中で当時の文部科学大臣が表明し、かつその審議過程におきましても、指定管理の適用を肯定する意見もなかったものであります。 また、指定管理者制度導入の大きな眼目とされるサービスの向上と経費節減でありますが、サービス向上については、これまでに導入した施設の経過を見ましても、直営と大差ないようで、指定管理候補の提案内容を見ましても、開館日と時間が若干拡大されるくらいでしょうか。 問題となりますのが、経費の削減であります。 図書館の利用は原則無料で、この運営から利益を生み出すことはできません。どこで利益を出すのか、それは人件費を削るしかありません。このことはこれまで説明されてきた中で明らかになっています。 これまでの説明資料の中では、契約社員4人と臨時職員を配置とのことですが、賃金等若干の見直しが行われていますが、それでも低賃金であることは変わりありません。全員協議会で示された資料でも、経費の削減は人件費にのみ期待されているわけであります。 官製ワーキングプアを生み出す指定管理はすべきではないことを申し上げて反対討論といたします。
○議長(小河原正君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 合川泰治議員。
◆12番(合川泰治君) 議案第61号 指定管理者の指定について、賛成の立場から討論させていただきます。 平成22年第2回定例会において、議案第10号 宮代町立図書館設置及び管理条例の一部を改正する条例が可決され、その後指定管理者の募集を行い、2社から申請があったものの、選定の結果、総合評価が一方では800点中479に対して、800点中620点ということで株式会社図書館流通センターが選ばれています。その提案内容を見てみますと、例えば金曜日を除く平日では開館時間が午後6時までだったものが午後7時まで、土日祝日では、現行午後5時までだったものが午後6時まで延長されるなど、開館時間の改善やインターネットでの貸し出し予約、レファレンス受け付けの実施を初め、図書館専用のICタグの導入や子供の読書活動の推進と、小中学校との連携として、図書館を使った調べるコンクールの実施などが計画されており、各種自主事業の拡充が図られるなど、このほか上げれば切りがないほどですが、これらは町が掲げる図書館ビジョンの趣旨とも合致しており、町民サービスの向上に資するものと考えます。 こうしたことから、図書館流通センターの手がける先行事例の中では、物流の変更により、これまでより新刊図書を早く利用者に提供できるようになっていることや、図書資料の購入を指定管理者の図書館流通センターで直接納入することで値引き分を資料費に還元できることを初め、全館で共通に開催できる企画展示事業を図書館流通センター本社が企画することで、比較的簡単に全国規模の企画展示事業を行うことが可能となることや、窓口対応がよくなったという、実際の利用者の声も多数あるようです。これらの事業は町独自ではなかなかできるものではなく、民間会社である図書館流通センターならではのものといえ、そのノウハウが十分反映されるものと期待されます。 また、図書館流通センターの実績としては、日本全国において指定管理118館、業務委託123館と財政基盤も安定しており、埼玉県内においても伊奈町立図書館、富士見市立中央図書館、吉川市立図書館があります。さらには直営でのコスト9,351万円に比べ、指定管理者が運営を行った場合8,114万円と、1,237万円のコストダウンが見込まれることから、今日の経済状況にかんがみ、また財政が逼迫し、都市計画税という新たな負担を町民の皆様にお願いしている中で、その後のモニタリングの重要性については言うまでもなく、町民の方々へのサービス向上に資するものとして、でき得る限りの方策は積極的に採用すべきと考えます。 よって、本案について賛成といたします。
○議長(小河原正君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 榎本和男議員。
◆5番(榎本和男君) 議席5番、榎本です。 議案第61号 指定管理者の指定について、賛成の立場から討論いたします。 宮代町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例及び宮代町立図書館設置及び管理条例に基づき、募集、選定された株式会社図書館流通センターを指定管理者とする議案です。 指定管理者の応募が最終的に2社となり、そこでの選択でやや不満がありますが、選定基準400点を上回り、800点中620点であり、十分期待にこたえる選択といえます。 公立図書館への指定管理者制度の導入には慎重な自治体も多く、その背景には、ほかの公共施設と異なる図書館独自の特異性、図書館は営利で成立する業務ではないという点があります。 図書館サービスには無料の原則があり、収益を生む事業ではないことから、制度的矛盾があるとされてきました。それには、長期的に基づき将来必要とされる本を収集するなど、図書館員には専門的知識や経験が不可欠であり、3年から5年で契約が変わる指定管理者による運営は、人材育成の弊害が大きいと言われていることから来ていると言われています。しかし、この点こそ、宮代町図書館運営の最大の問題点であろうと私は思っています。 図書館設置から15年がたち、より一層の利便性、高度情報化への対応が求められています。そこでの人員育成をどう行うか。職員200人体制を目指す中で、専門的知識、経験を持つ職員をどう配置するか、そこでの職員の異動をどうするか、それらにこたえる必要があると思います。これら専門的知識、経験を有する人材育成の点からも、指定管理者の5年の契約時の問題点、継続性をクリアできれば、専門業者による運営のほうがより図書館ビジョンに合う運営が図れると思います。 今回指定された株式会社図書館流通センターの提案内容、(2)の運営意欲、②で図書館専門業者として蓄積された知識、技術、組織を最大限発揮し、図書館業務のさらなるサービスアップを実現とあり、(4)勤務体制②では、司書率50%以上を目指した配置などは宮代町の問題点を解決できる提案であり、さらに図書館ビジョンに基づく提案も期待できます。 また、図書館運営のかなめである資料費は、全国的に減少しているとされていますが、増額の提示を踏まえた上での応募であり、さらに開館時間の統一と延長、開館日数の増加を行った上での約600万円の経費削減が見込めることなど評価できると思います。株式会社図書館流通センターが指定管理者となっている吉川市の市立図書館を議員有志で視察いたしましたが、現場スタッフ、責任者を交えての意見交換で、現場スタッフからは、いろいろな意見が出せ、意見が反映され、やりがいが出た、明るい面がふえたといった声が聞かれ、前向きな姿勢が見てとれました。別な面での導入効果が確認できたと思います。同じ業者の指定であり、同様の効果も期待できると思います。 横浜市では、20年12月議会で市立山内図書館への導入が提案されましたが、横浜市は政令市で図書館の規模も大きく、全国有数のすぐれたサービスを行っている、影響が大きいなど、検討が必要として継続審査でしたが、厳しい財政状況の中、図書館事業として継続的、安定的な運営を図る手段として指定管理者制度の活用が有効であるとして、22年3月議会で指定管理者制度の導入を可決しております。 財政的にも規模的にも小さな宮代町においては、このたびの指定管理者による運営は、横浜市以上の効果があるのではないかと思うところです。 以上、株式会社図書館流通センターの指定により、今まで以上に町民ニーズに対応したサービスの充実が図られ、経費削減を行い、かつ中身の濃い図書館運営が行われるものと思い、賛成討論といたします。
○議長(小河原正君) ほかに賛成討論ありますか。 〔発言する人なし〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第61号 指定管理者の指定についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(小河原正君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第62号の質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第19、議案第62号 工事請負契約の締結についての件を議題といたします。 本案は、既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) 議席7番の加藤です。 1点、中村建設さんが4,480万円で落札をしておりますけれども、対予定価格比で見ますと72.8%なんですね。きょう朝一番でやりました追加議案の中で、この調査基準価格を下回った場合に、庁内で審査をするということだったんですけれども、この場合どういう審議が行われたのかご説明ください。その1点です。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 この案件につきましても、前段の案件と同様でございまして、調査基準価格を割った金額が提示されておりまして、この金額につきましては内容を審査させていただいております。 この内容につきましては、同様に適切であるということで提出させていただいておりますが、審査の内容につきましては前段の工事業者と同様に、工事業者のほうで自前のものを使いながら経費を節減して対応するということでされております。 そのようなことから、適切に対応できるものと判断させていただいているものでございます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) ほかに質疑ありませんか。 宮原一夫議員。
◆4番(宮原一夫君) 4番議席の宮原です。 開札が7月14日になされておりますけれども、この工事の必要性、言いかえますと、だれがいつごろ、このふぐあいを発見したのかということと、今の質問は、ちょっと取り消します。
○議長(小河原正君) 宮原一夫議員の質問取り消しといたします。 再度、宮原一夫議員。
◆4番(宮原一夫君) 中村建設さんが4,400万円、金子建設さんが5,700万円、相当の開きがあるんですけれども、中身については私わからないんですが、町としてどうしてこんな開きがあるのか、概略でも結構ですから教えていただきたいと思いますが。
○議長(小河原正君) 宮原一夫議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 提示された入札額に開きがあって、この開きがどうしてあるかということのご質問でございますが、これにつきましては、建設業者のほうで適切な額として提示しているものでございますので、どうして開きがあるか、そこの中身の分析についてはしてございません。 以上でございます。
○議長(小河原正君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第62号 工事請負契約の締結についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第63号の質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第20、議案第63号 平成22年度宮代町一般会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本案は、既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 榎本和男議員。
◆5番(榎本和男君) 5番、榎本です。 35ページの公園等環境管理事業の15節工事請負費について質問いたします。 ここは身代神社の身代池の親水空間の再生整備事業というふうに伺っております。目的はある程度理解できるんですが、この工事を行う理由、それと必要性についてお願いしたいと思います。 ここは宮代町の宮代の名前の由来になった宮代のシンボル的な神社でありまして、そこを整備するということは大賛成なわけですが、その経緯をお聞きしたいと思います。
○議長(小河原正君) 榎本和男議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 親水空間再生工事、この工事につきまして、工事を行う理由と必要性というご質問でございますが、この工事につきまして、ここの工事場所でございます身代神社のわきの池でございますが、ここは町有地でございます。それで、周りにフェンスがしてございまして、過去におきましては地元の皆さんが管理をされていたものと思われますが、しばらくの間、管理されていないような状況が続きまして、さまざまな方から、池につきまして何とか管理できないだろうかという要望がございました。そのような状況を踏まえて、町単独で行うだけではなくて、県のほうの補助事業として行えるかどうかというのを検討を重ねてまいりました。 そのようなことから、このたび県のほうで採択をいただきまして、そのような状況を踏まえて補助事業として今回実施をさせていただくというものでございます。 現状を見ていただきますと、ヨシ等がかなり生い茂っておりまして、治安上もよろしくないと。また衛生上もよろしくないというような状況がございまして、町といたしましても適切な管理を行いながら、地元の皆さんにも、管理につきましては対応していただけるよう協議を重ねながら、今回実施をする運びとなったものでございます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 榎本和男議員。
◆5番(榎本和男君) 再質問いたします。 今のご答弁ですと、町有地であるということを確認できました。ということは、町に管理責任があるということで、町がきちんと管理すると。それと地元の人ともこれから協議を諮るということで、これからの管理というのが非常に大事だと思いますので、その辺を確認したいと思います。 それと、もう一つは、650万という予算が計上されていますが、どのような整備をなさるのか。 今現在は、フェンスで囲まれているというようなご答弁がありましたが、人が使えるような形にするのか、その姿がちょっと設計図がなくて見えてない。ただ、予算は650万というふうに計上されていますので、その辺のところをお聞きいたしたいと思います。 また、それには設計が必要だと思いますので、設計のほうはどうなさるのか、設計込みの工事請負費なのか、その辺も確認したいと思います。 以上です。
○議長(小河原正君) 榎本和男議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答えを申し上げます。 町有地でございまして、町に管理責任があるのはそのとおりでございますが、公園等におきましても、地元の皆さんと話し合いながら、地元の管理できるもの、また町で管理しなければならないもの、これらを区分して管理をしてございます。そのようなことから、ここの場所につきましても地元の関係者の皆さんとお話し合いを詰めて、日常的な管理、それから施設そのものの管理、これらの管理区分等は地元と話し合いながら、今後詰めてまいる。既に、地元の方からもお話をいただいておりますし、また、これらを調整して適切な管理をしていきたいというふうに思っております。 また、この地元といいますのが、実はちょうど境目でございまして、区域としては宮代の学園台団地に入るわけですが、もともとは大字須賀地内でございます。また、神社には氏子さんたちもございます。このようなことから、そのような関係者の方と話し合いを詰めているということでございます。 それから、どのような整備をしていくかということでございますが、整備につきましては、現状のヨシを撤去するのが第一の目的、それから、蓮池と言われておりまして、蓮が中に咲いております。この蓮が何とか生かせないかというようなお話もいただいております。そのようなことを考えております。また、周りのフェンスにつきましては、もうちょっと周りの人たちに親しみの持てるようなフェンスにできないだろうかというようなことで改良を考えております。主にはそのようなことでございます。 それから、設計につきましては計上してございませんが、これは直営で職員が設計、積算し、工事を発注する予定としてございます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 榎本和男議員。
◆5番(榎本和男君) 大体概要がわかりましたが、設計するに当たって、やっぱり地元の意見も十分取り入れて、お互いが使いいいような設計というか空間にすべきだと思いますが、その点について確認で終わりたいと思います。
○議長(小河原正君) 榎本和男議員の質問に答弁願います。 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 設計については地元の意見も取り上げてということでございますが、先ほど申し上げました管理につきましても地元と協議を詰めているところでございますが、その中で、あわせてどういう池にしていくか、これも一緒に地元の方とお話をさせていただいておりますので、地元の意見は取り入れていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(小河原正君) ほかに質疑はありませんか。 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) 議席7番の加藤です。 何点かありますが、よろしくお願いします。 まず、予算書の11ページです。 個人町民税の均等割、この説明で納税義務者数の減とありますけれども、具体的にどういうことなのかご説明ください。 同じページの13款国庫支出金の民生費補助金、生活・介護支援サポーター養成事業補助金ということで、これは歳出のほうでありますと、21ページになりますけれども、この養成事業をやって、説明では、住民を対象とした講習会ということなんですけれども、この講習を受けますと、どういう資格が取れるのか、また、資格はないけれども、どういう仕事ができるのか、ホームヘルパーとどういう違いがあるのか、その辺ご説明ください。 土木費の国庫補助金で、まちづくり交付金ということなんですが、これは歳出の32ページ、道仏の区画整理関係なんですが、プラス補正の交付額の決定ということですけれども、このいきさつをご説明ください。 一番下、県の支出金、民生費、県補助金のところで、赤ちゃんの駅市町村設置事業費補助金ということなんですが、130万円いただきます。これは歳出のほうで24ページに載っておりますけれども、どういう事業なのか、町の施設にこういうものをやるらしいんですけれども、具体的に、赤ちゃん連れていった人が、そこで授乳させたりおむつをかえたりできるようなスペースをつくるのかなという想像はしているんですけれども、お願いをしたいと思います。 歳出、25ページをお願いします。 学童保育所運営事業のところで、非常勤特別職の社会保険料が増額なんでしょうか、説明ですと、社会保険料率の改定ということなんですけれども、このいきさつをお願いしたいと思います。 それとあわせて、19ページのほうなんですけれども、総務費の人件費のところで人件費の補正がありましたね。ここで人事異動と共済負担金率の改定というのがあります。この共済負担金と、今お聞きをした社会保険料の料率の改定というのは関係していると思うので、そのいきさつをお願いしたいと思います。 児童福祉対策事業のところで、保育所親支援推進事業費補助金ということで、これは新規事業のようですけれども、中身は、民間保育所2園でどういうことをする事業なんでしょうか、お願いします。 31ページなんですが、農地費の土地改良事業の中で、委託料と工事請負費なんですけれども、この補正理由のところで、農業用排水路附帯工事の実施ということで、これは宮東地内の農業用排水路なんですけれども、この附帯工事というのは何なんでしょうか。 委託料の説明のところで、用排水路委託料というのが237万円になっているんですけれども、何を委託するんでしょうかということをお聞きします。 以上お願いします。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員の質問に答弁願います。 町民生活課長。
◎町民生活課長(吉岡勇一郎君) 11ページの個人町民税の均等割のご質問にお答え申し上げます。 納税義務者数の減ということで、補正減をさせていただいておりますが、当初1万6,381人ということで想定をさせていただいたところ、8月の時点で1万6,227人ということで、154人程度の差が生じておりましたので、こちらの1万6,227人をもとに均等割の算定をさせていただいたものでございます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 福祉課長。
◎福祉課長(織原弘君) それでは、お答え申し上げます。 歳入では11ページ、歳出におきましては24ページ、25ページになりますけれども、赤ちゃんの駅市町村設置事業費補助金ということの内容でございますが、この内容につきましては、その目的が、子育て家庭が安心して外出できるよう公共施設等における赤ちゃんの駅を設置する市町村に対し、その費用の一部を補助することにより、すべての家庭が安心して子供を育てることができるような環境を整備することを目的とするということになっております。 具体的には、先ほど議員さんのほうからお話がありましたように、施設の一角に、そういったおむつ交換とか授乳の場所を設けるというものでございます。具体的には、公共施設10施設、13カ所を予定しております。 それと、学童保育の社会保険料の関係でございますが、これにつきましては非常勤特別職の社会保険料ということで、指導員が8名おりますけれども、その方の分のいわゆる事業所負担を町のほうで計上しているものでございます。これにつきましては、当初計上していたわけでございますが、社会保険料率の改定に伴いまして、その差額を今回補正でお願いするものでございます。 それと、同じく24、25ページにございます児童福祉対策事業の保育所親支援推進事業費補助金でございますが、これにつきましては親の養育力向上を図るために、保育所での親支援の取り組みを促進することを目的とした事業でございます。具体的には、対象となるのが私立の保育所に限ってということになっております。 この事業の具体的な内容につきましては、基本事業と選択事業というのがございまして、この事業をセットで企画されたものについて補助が出るという内容になっております。この基本事業の一つのは、保護者の保育参加推進事業として、年間行事等を除く行事等で、保護者が直接保育に加わる事業等の複数回の実施ということになっております。それと、基本事業のほかに選択事業というのがありますが、具体的には地域の人材活用事業ということで、地域の人材を保護者の保育参加のためのサポーターとして活用する事業と、あるいは小学校との連携強化事業ということで、地元の小学校との交流や小学校教諭との意見交換など、保護者が子供の就学に向けての不安解消や準備の必要性を理解するための事業、こういったものが基準となっております。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 保険健康課長。
◎保険健康課長(岡村和男君) お答え申し上げます。 11ページの民生費の国庫補助金の関係で、生活介護支援サポーター養成事業でございますけれども、この事業を受講した方が資格が取れるのかというご質問かと思いますけれども、この事業につきましては、今後高齢化が進んでいく中で、地域全体で高齢者の方を支えていく仕組みづくりを進めていくと、そういった担い手を確保する事業ということでございまして、この事業を受けたからといって直接資格に結びつくというものではございません。一定の福祉とか介護に関する知識、また技術等を身につけていただく、そういった方を育てていって、なかなか行政では手が回らないといったことを地域全体で支えていくためのサポーターを養成していく講座ということでご理解をいただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 総務政策課長。
◎総務政策課長(折原正英君) それでは、お答え申し上げます。 人件費の関係でございますけれども、今回の4月1日付の人事異動に伴いまして予算の組み替え等をさせていただくというようなことで、今回9月補正をさせていただくわけでございます。 そういった中で、特に当初では見込めなかったということで、退職者、そしてまた亡くなった職員もいるということで、その関係の退職手当の増額であるとか、育児休業取得者の未支給分の確定による増額、あと、実際に全体としては今回の補正は全改定を合わせてですけれども、給料自体はさっき言ったような事情で減額546万7,000円、職員手当も103万5,000円の減額なんですが、一方、共済費の負担金が1,269万9,000円ということで、合わせまして全会計ですけれども、約619万7,000円の増額と。しかし、それがなぜ増額になるかということになりますと、ご案内のとおり、公務員の数が、正直いって減ってまいりまして、かつ給料も減っているということで、団塊世代の退職、他の市町村もそうなんですが、いわゆる共済組合の関係がかなり経営が厳しいというようなことで、実際に一般職でいきますと、短期負担金ということで、例えば病気したとか、そういったようなもので、1,000分の1.7が負担金として増額になっていると。あるいは長期給付でも1,000分の4.7125、介護保険の負担金も1,000分の0.7というようなことで、かなり増額、負担増ということにもなっています。そういったような事情で、今回負担金の増額も合わせて、増額としてはなってございます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 産業建設課長。
◎産業建設課長(田沼繁雄君) お答えを申し上げます。 11ページのまちづくり交付金の関係でございますが、これにつきましてはまちづくり交付金が予定より多く内示いただきましたので、それに伴います財源更正でございます。これは、歳出のほうで、32、33ページの道仏土地区画整理事業のところで、補助金1,100万円ということで計上させていただいているものでございます。 次に、31ページの土地改良事業でございますが、農業用排水路附帯工事の実施ということで、その附帯工事とはというご質問でございますが、今回の工事につきましては、フェンスの改修が主なものでございまして、水路に附帯するものとして附帯工事等させていただいております。 それから、用排水路委託料についてのご質問でございますが、この中身は用排水路改良工事の実施設計測量でございます。名称について、紛らわしい名称とも存じますが、ご理解いただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) まず、25ページの非常勤特別職の社会保険料、料率の改定ということで、これの指導員さん8人の事業所負担ということはわかりましたけれども、さっき職員さんの共済保険料率が説明ありましたけれども、そういった数字的なものでどれぐらい変わったのかなという、そのあたりをご説明いただけるとありがたいです。 歳入の11ページ、歳出の21ページの生活・介護支援サポーター養成事業ということで、どういう仕事ができるのかということで、高齢化に伴って、地域で支える、そうした方向に向かいたいんでしょうか、隣近所のおじいちゃん、おばあちゃんを地域で、またその家族で支えるというのはいいことだと思うんですけれども、将来的には、こういうことをやっていきますと、どうしてもつまずかせてしまったり、転ばせてしまったり、そういうこともあるわけですね。講習を受けたとしても素人なもんですから、そういう危険もあるということで、保険なり、そういう保障するような仕組みづくりも将来的には必要なのかなと思うんですけれども、この点では、これは国の補助金だものですから、国はどういうふうに考えているのか、そのあたり説明していただくとありがたいです。 町税の個人住民税の均等割、対象人数が減っているということなんですけれども、これはやっぱり収入の減なんでしょうか、そのことをお願いしたいと思います。 以上かな。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員の質問に答弁願います。 町民生活課長。
◎町民生活課長(吉岡勇一郎君) 均等割の関係でお答え申し上げます。 予算書にございますように、先ほど申し上げました154人の対象納税義務者が減少することによりまして45万1,000円の減額が見込まれるというような内容でございます。 以上でございます。
◆7番(加藤幸雄君) それはさっき聞いたんです。2番目に聞いたのは、収入減が理由なのかということです。違うんですか。
○議長(小河原正君) 再々質問でお願いいたします。 ほかに答弁の人。 総務政策課長。
◎総務政策課長(折原正英君) それでは、お答え申し上げます。 社会保険料率の関係の率のことだと思いますけれども、平成22年度から雇用保険料率については、21年度が、事業主負担が1,000分の7だったんですが1,000分の9.5ということで雇用保険料率が変わっているということでございます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 保険健康課長。
◎保険健康課長(岡村和男君) お答え申し上げます。 サポーターの関係でございますけれども、この事業について、事故とかあった場合の保険の対応、それについての国の考え方というご質問かと思いますけれども、今回のサポーターの養成事業につきましては、一定の介護とか福祉の技術等を身につけていただいて、将来の担い手となっていただこうと、そういう方をサポーターとして養成していこうということでございますけれども、受講していただいた後には、登録だとかをしていただくと。それで今後、そういった介護等の場面でご活躍いただくという考えでございますけれども、具体的には、受講していただいた後の、どういったところで活動していただくとか、活躍していただくとか、そういうことについてはまだ、今後の検討課題となっておりますので、直接的に、まだ、何かに携わって事故等が発生するといったことはまだ、すぐには発生しないということで、今後、登録等をしていただいて、具体的な活躍の場というものがはっきりしてきた段階では、そういった事故等についての対応もあわせて検討していきたいと、このように考えております。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 再々質問、加藤議員ありますか。 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) 町税の均等割の人数が減ったという、その理由は引っ越してしまったんでしょうか。
○議長(小河原正君) 1点だけですか、質問。
◆7番(加藤幸雄君) はい。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員の質問に答弁願います。 町民生活課長。
◎町民生活課長(吉岡勇一郎君) 大変失礼いたしました。お答え申し上げます。 均等割の関係でございますが、均等割のかからない方ということで、一定額の所得以下の方ということで収入が減少したことによるものというふうに思われます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第63号 平成22年度宮代町一般会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第64号の質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第21、議案第64号 平成22年度宮代町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 本案は、既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) 63ページです。3款の後期高齢者支援金等ですけれども、この19節の負担金のところで、病床転換支援金ということで載っております。これは減額になっておりますが、この病床転換、国のほうでは療養ベッドを少なくしろというふうな指導を強めておるわけですけれども、宮代での病床転換について、実態はどのようになっておりましょうか、お願いしたいと思います。 67ページ、諸支出金で、事業の確定によって国庫への返還金があります。それにしても6,000万以上で額が大きいんじゃないかと思うんですけれども、これについてご説明いただければと思います。よろしくお願いします。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員の質問に答弁願います。 暫時休憩いたします。
△休憩 午後5時58分
△再開 午後6時10分
○議長(小河原正君) 再開いたします。 加藤幸雄議員の質問に答弁を願います。 保険健康課長。
◎保険健康課長(岡村和男君) お答え申し上げます。 63ページの病床転換の支援金の関係でございますけれども、町内には、いわゆる療養病棟というものはございませんということでご理解をいただきたいと思います。 それから、2点目の67ページになります。国庫支出金の返還がかなり多額ではないかということでございますけれども、これにつきましては、例年精算に伴いまして2,000万円前後の返還が生じておりますけれども、今回は約6,000万ということで、かなり返還金が多くなっております。 その理由でございますが、国保の加入者につきましては、一般の被保険者と退職の被保険者というものがございますけれども、退職の被保険者につきましては、国保税等支払基金からの交付金ということで賄われているということでございまして、退職の被保険者扱いをすることで一般の被保険者の国保税への影響が緩和できるといった制度でございます。これにつきましては、21年度に国の指導等もございまして、一般の被保険者から退職の被保険者への職権の適用を実施をしたところでございます。これに伴いまして、支払基金からの交付金につきましては、その職権適用によってその都度増額の交付がされておりますけれども、国庫の負担金、いわゆる定率の国保負担の34%につきましては翌年度の精算になるということで、今回職権適用によっての返還金が新たに4,000万円ぐらい増額になっているということで、例年よりかなり多額の返還が生じているというところでございます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) すみません。初めに、ちょっと漏らしてしまったので追加で申しわけないですけれども、64ページ、65ページの第6款介護納付金なんですが、これが減額になっております。これが金額が確定だということはわかるんですけれども、この介護納付金の原資といいますと、国保税の介護分が原資だと思うんですけれども、この減額される700万円余り、この処理はどのようになるんでしょうか、そんなことをお願いしたいと思います。
○議長(小河原正君) 加藤幸雄議員の質問に答弁願います。 保険健康課長。
◎保険健康課長(岡村和男君) 65ページの、64ページ、介護納付金が約700万円ほど減額ということでございますけれども、これにつきましては平成20年度の精算額が確定したことに伴い減額ということでございますが、対象となる第2号の被保険者ですか、この方々の数が減少しているというところでございます。 その処理ということでございますけれども、これは法定で決まった納付金ということでございますので、これにつきましては今回減額ということでございます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第64号 平成22年度宮代町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第65号の質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第22、議案第65号 平成22年度宮代町
老人保健特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本案は、既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第65号 平成22年度宮代町
老人保健特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第66号の質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第23、議案第66号 平成22年度宮代町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本案は、既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第66号 平成22年度宮代町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第67号の質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第24、議案第67号 平成22年度宮代町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本案は、既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第67号 平成22年度宮代町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第68号の質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第25、議案第68号 平成22年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本案は、既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第68号 平成22年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第69号の質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第26、議案第69号 平成22年度宮代町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本案は、既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第69号 平成22年度宮代町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第70号の質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第27、議案第70号 平成22年度宮代町
水道事業会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本案は、既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 加藤幸雄議員。
◆7番(加藤幸雄君) 議席7番の加藤であります。 日本共産党議員団を代表して、議案第70号 平成22年度
水道事業会計補正予算について反対討論を行います。 本案は、3月定例会における給水条例の一部改定、つまり水道使用料の引き上げその他及び人事関連で給料と各種手当の増額を受けての補正であります。 異動に伴う人件費の改定は当然の措置と考えます。水道使用料の引き上げについては、私どもは反対しております。反対の理由は3月の討論で述べたとおりであります。水の使用料金収入を増額することが主な内容でありますことから、本案には反対であります。 以上です。
○議長(小河原正君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第70号 平成22年度宮代町
水道事業会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(小河原正君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議会広報委員会の閉会中の継続調査の件について
○議長(小河原正君) 日程第28、議会広報委員会の閉会中の継続調査の件についてを議題といたします。 議会広報委員長から、会議規則第75条の規定により、お手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。議会広報委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) ご異議なしと認めます。 よって、議会広報委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
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△議員派遣について
○議長(小河原正君) 議員派遣についての件を議題といたします。 お諮りいたします。議員派遣については、お手元に配付した別紙のとおり派遣したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) ご異議なしと認めます。 よって、お手元に配付した別紙のとおり派遣することに決定しました。
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△町長あいさつ
○議長(小河原正君) 以上をもって、本定例会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。 ここで町長、あいさつをお願いします。
◎町長(庄司博光君) 平成22年第4回宮代町議会定例会の閉会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。 今期定例会は、去る8月26日に開会以来、本日まで33日間にわたりまして決算の認定や都市計画税条例の制定、指定管理者の指定など、極めて重要な案件につきまして慎重なるご審議を賜り、いずれも原案のとおりご議決、あるいはご承認をいただきました。心から厚くお礼を申し上げます。 今期中、議員の皆様方から賜りましたご意見、ご提言などにつきましては、これを重く受けとめまして今後の町政運営に努めてまいる所存でございます。 これから、さわやかなよい時期を迎えるわけですが、季節の変わり目でもございます。どうか議員の皆様方におかれましては健康に十分ご留意いただきまして、引き続き町政のために一層のお力添えを賜りますよう心からお願い申し上げまして、言葉足りませんが、お礼を兼ねましての閉会のあいさつとさせていただきます。 大変ありがとうございました。
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△閉議の宣告
○議長(小河原正君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 会議を閉じます。
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△閉会の宣告
○議長(小河原正君) これにて平成22年第4回宮代町議会定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。
△閉会 午後6時25分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 平成22年 月 日 議長 小河原 正 署名議員 榎本和男 署名議員 丸藤栄一...