○議長(榎本和男君) 小河原議員。
◆2番(小河原正君) 2番の小河原です。 今、事件撤回請求書というのを読んだんですけれども、この内容だけでは十分理解できないので、もう少し具体的に何で撤回をするのか、内容をちゃんと教えてもらいたいと思うんです。せっかく個人情報を守るという大事な議案を、私たちはこれはいいことをやってくれるなと思って審議してきたわけですよ。それを一部の誤りがあるということで撤回というのは、その一部の誤りというのは何だかさっぱりわからないし、具体的に説明してもらわないと、これに対して。
○議長(榎本和男君) 休憩します。
△休憩 午前10時34分
△再開 午前10時39分
○議長(榎本和男君) 再開いたします。 追加日程第1として直ちに議題にすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 異議なしと認めます。 よって、議案第6号 宮代町
個人情報保護条例の一部を改正する条例についての撤回についての件を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに決定しました。 休憩します。
△休憩 午前10時40分
△再開 午前10時41分
○議長(榎本和男君) 再開いたします。
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△議案第6号の撤回についての上程、説明、採決
○議長(榎本和男君) 追加日程第1、議案第6号 宮代町
個人情報保護条例の一部を改正する条例についての撤回についての件を議題といたします。 議案第6号 宮代町
個人情報保護条例の一部を改正する条例についての撤回についての理由を求めます。 副町長。 〔副町長 矢嶋行雄君登壇〕
◎副町長(矢嶋行雄君) 議案の撤回につきましてご説明を申し上げます。 平成21年2月26日に提出させていただきました議案のうち、議案第6号 宮代町
個人情報保護条例の一部を改正する条例につきましては、2度にわたり訂正をさせていただいております。議会にご提案申し上げる議案として不適切でございまして、再度見直しが必要であると判断をいたしました。このため、
宮代町議会会議規則第20条第1項の規定によりまして、議案の撤回につきまして議会の許可をお願いするものでございます。 このたび提出議案の撤回に至りました経緯を重く受けとめております。また、議会運営に多大なご迷惑をおかけしただけではなく、議員の皆様方を初め、町民の皆様方のご信頼を大きく損なうこととなり、大変申しわけなく、心からおわび申し上げます。 今後におきましては、このような間違いが起きないよう事務執行のあり方をしっかりと再点検いたしまして、チェック機能の強化を図り、再発防止に全力を尽くしてまいりますので、何とぞご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 以上、議案の撤回につきましてご説明を申し上げました。何とぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(榎本和男君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第6号 宮代町
個人情報保護条例の一部を改正する条例についての撤回についての件は、許可することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 異議なしと認めます。 議案第6号 宮代町
個人情報保護条例の一部を改正する条例についての撤回についての件は許可することに決定いたしました。
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△議案第17号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(榎本和男君) 日程第2、議案第17号 平成21年度宮代町
国民健康保険特別会計予算についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。
教育福祉産業委員長。 〔
教育福祉産業委員長 角野由紀子君登壇〕
◆
教育福祉産業委員長(角野由紀子君) 議席10番、角野でございます。 過日、
教育福祉産業委員会に付託されました議案第17号 平成21年度宮代町
国民健康保険特別会計予算について、審議の概要並びに結果をご報告いたします。 予算の概要につきましては、議案上程説明の際にありましたので、ここでは省略させていただきたいと思います。 歳入の主な質疑では、「国保税の収納率を何%に見込んでいるか、また収納率の推移はどうか」については、一般被保険者の現
年課税普通徴収分が90.5%、退職被保険者等の現年度分が99.1%と見込んでいる。一般被保険者の現年度分として、平成18年度決算で90.4%、平成19年度決算で90.9%、平成20年度では12月末現在で90.5%で、直近の収納率の見込みを計上したとのことであります。 「退職被
保険者等保険税が前年度比988万8,000円減となっているが、理由は」について、退職被保険者の資格が平成20年度から74歳以下から64歳以下に引き下げられたことにより、20年度当初予算では対象者数700人を見込んでいたが、実際には540人となったため、21年度予算は減額を見込んでいるとのことであります。 「国保税介護分の引き上げは、現下の経済情勢を考えるといかがなものか」については、国保介護分の不足額4,000万円全額を被保険者に求めることは、被保険者に負担が大き過ぎるため、今回激変緩和措置として半分の2,000万円分を引き上げた。町の財政状況が厳しく、平成21年度末の
財政調整基金残高は5億7,000万円の見込み、平成21年度予算の当基金繰入額は4億6,000万円の現実を踏まえなければならない。よって、やむなく改定するものであるとのことであります。 「2款の国庫支出金の国庫負担割合が引き下げられており、公費負担が引き下げられている。その動きを具体的に説明してほしい」については、療養給付費等に対する定率国庫負担の割合は、平成16年度までは40%、平成17年度に36%、平成18年度以降34%となった。引き下げ分については、税源移譲により都道府県において
財政調整交付金として補てんされるようになった。埼玉県では、前年度の定率国庫負担の交付実績に基づき交付されており、1年おくれによる補てんとなっている。なお、公費負担の割合については、国庫負担34%、国の
特別調整交付金9%、県の調整交付金7%、合計50%となっており、公費負担の割合に変更はないとのことであります。 「
前期高齢者交付金の減の理由は」については、積算根拠となる前期高齢者1人当たりの給付見込額において、平成21年度は平成20年度の概算交付における積算根拠の額を踏まえて、
前期高齢者交付金の額を見込んだため、平成20年度における概算交付での前期高齢者1人当たりの給付額は、当初予算における見込額を下回っているとのことであります。 「県支出金の
財政調整交付金では、
定率国庫負担減額分を補てんする基準は」について、平成17年度までの
定率国庫負担割合が40%を基準に、その差である6%を補てんするもの、6%分の係数が0.17647であるとのことであります。 「6
款共同事業交付金における前年度比較において、
高額医療共同事業交付金では減、
保険財政共同安定化事業交付金では増となっているが、その理由は」については、
高額医療共同事業負担金では、1件80万円以上の高額医療費の発生状況に応じて交付されるもの、前年度の実績を踏まえ、計上した。また、
保険財政共同安定化事業交付金については、1件30万円を超える医療費において、8万円から80万円までの医療費が対象、前年度の実績を踏まえ、計上した。対象となる給付費が増加していると見込まれるとのことであります。 歳出についての主な質疑では、「一般被
保険者療養給付事業等については、
ジェネリック医薬品に対する町の取り組みの予定は」について、医療費削減は国保にとって非常に重要な課題として認識しており、
ジェネリック医薬品の普及拡大は、医療費削減に多大な効果があると考えている。先日、厚生労働省から
ジェネリック医薬品の普及拡大について通知があった。町薬剤師会と調整を図りながら検討していくとのことであります。 「出産育児一時金支給事業について、前年度と比べ大幅な減となっているが、理由は」について、平成20年度の実績が平成19年度と比べて大きく減少していたため、21年度予算では前年比405万円の減を見込んで1,520万円としたとのことであります。
特定健康診査等実施事業について、特定保健指導の実施予定については、特定保健実施率は平成20年度では実施率10%となっているが、平成21年度は15%を予定している。実施体制については、平成20年度は動機づけ支援を食生活改善の観点から、
管理栄養士積極的支援を町保健師が行っている。平成21年度は動機づけ支援は状況によっては外部委託も予定しているとのことであります。 「介護納付事業について、介護納付金が前年度比減となっていることと国保税介護分の引き上げの整合性は」については、介護納付金は前々年度分の精算額と当年度分の概算額の合算となっているので、単純に前年度と比較はできない。2号被保険者数が減少していることにより、介護納付金は減となっているが、本来必要な額に対する不足額は生じている。予算書の一般財源欄にある約8,500万円が国保税として必要な額であり、現行の税率ではそのうち4,000万円が不足するので、税率改正をするということである。 「一般被
保険者療養給付金事業について、一般被
保険者療養給付費が前年度比5,231万3,000円の増、退職被
保険者等療養給付費が前年度比5,542万9,000円の減となっていることの関連は」について、65歳から74歳の退職被保険者が平成20年度から一般被保険者に移行したことによる被保険者数見込みが20年度は700人を見込んでいたが、21年度は540人を見込んでいることによるものとのことでございます。 「
後期高齢者支援納付事業について、前年度比5,772万4,000円の増となっている理由は」については、平成20年度は11カ月分で積算していたが、平成21年度は12カ月分で積算しているためとのことであります。 以上のような審議結果を踏まえ、討論、採決に入りました。 討論はなく、議案第17号 平成21年度宮代町
国民健康保険特別会計予算についての件は、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決されました。 以上、報告させていただきます。
○議長(榎本和男君) これをもって委員長の報告を終了いたします。 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 中野議員。
◆11番(中野松夫君) 議席11番、中野です。 議案第17号 平成21年度宮代町
国民健康保険特別会計予算について、賛成の討論を行います。 本件の介護納付事業に関連しましては、議案第4号
国民健康保険条例の一部を改正する条例にもありますように、平成21年度は保険税のうち、介護分についての見直しが行われ、所得割では0.7%が1.3%に、均等割は8,000円が1万1,000円にそれぞれアップします。 しかし、さきの4号議案討論でも述べましたが、この改正は、1として年額4,000万円ともなる不足額の解消を図ろうとするものであり、しかもその2分の1相当分であること、しかも残り2分の1は一般会計からの繰り入れによる補てんであること、2として改正後の数字も近隣市町と比較して、その平均並みかそれ以下の水準であること、3として
国民健康保険運営協議会の平成20年12月の答申からも妥当であるとしていることなどから、改正はやむを得ない状況にあるとしたところです。 また、保険給付費を見ますと、平成20年度と比較し約1.2%の増となり、被保険者の増加と高度医療による経費の増加とあわせ、当面この傾向は続くものと考えられます。 法定外繰り入れの状況は、平成21年度当初予算は1億500万円ほどであり、対前年度比では2,150万円の増となっています。しかし、前年度で見ると、20年度当初予算は8,300万円でしたが、9月補正後では2億5,000万円と予算総額に占める割合は6.7%と大幅にふえています。19年度決算で見ると4.5%であり、1人当たりでは1万2,000円となり、近隣の市町と比較してもトップクラスの多さです。それだけ財源が不足しているということになると言えますし、21年度においてもさらなる増も懸念されます。 一方、収納率は現年度分と滞納繰越分とを合わせて78%であり、これも近隣市町ではトップクラスであり、頑張っていると言えると思います。 しかし、収納率が高いにもかかわらず、法定外繰り入れも近隣市町と比較して多いというのは、何か課題があるとすれば検討が必要ではないかというふうにも思います。 なお、特定健康診査、特定保健指導など、さらには出産育児一時金はさきの
産科医療補償制度の開始に合わせて38万円の支給となり、これら事業は継続して実施となりますが、さらに充実した内容にして進めてもらいたいと思います。 いずれにしろ、
国民健康保険制度は、構造的課題があるものの、安心の暮らしを守る医療制度とあわせ、今後とも継続して安定した運用に努めることを要望いたしまして、賛成討論といたします。 以上です。
○議長(榎本和男君) ほかに討論はありませんか。 加藤議員。
◆8番(加藤幸雄君) 議席8番の加藤です。 本件につきましては、議案第3号の国保税条例の一部改正のところで述べましたように、国保税の値上げ、この部分で反対でございますので、本案に反対でございます。 以上です。
○議長(榎本和男君) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第17号 平成21年度宮代町
国民健康保険特別会計予算についての件を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(榎本和男君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 休憩いたします。
△休憩 午前10時56分
△再開 午前11時10分
○議長(榎本和男君) 再開いたします。
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△議案第18号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(榎本和男君) 日程第3、議案第18号 平成21年度宮代町
老人保健特別会計予算についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。
教育福祉産業委員長。 〔
教育福祉産業委員長 角野由紀子君登壇〕
◆
教育福祉産業委員長(角野由紀子君) 議席番号10番、
教育福祉産業委員長の角野でございます。 過日、
教育福祉産業委員会に付託されました議案第18号 平成21年度宮代町
老人保健特別会計予算について、審議の経過と結果をご報告いたします。 去る3月12日10時より、204会議室において審議をいたしました。 「
老人保健特別会計はいつまで残るのか」の質疑では、診療報酬の請求権の消滅時効が診療月の翌々々月から起算して3年となっている。このため、特別会計としては制度改正後3年間残すことになり、その後は一般会計の中で処理することになるとのことであります。 討論はなく、議案第18号 平成21年度宮代町
老人保健特別会計予算についての件は、採決の結果、全員賛成にて原案のとおり可決されましたことをご報告させていただきます。
○議長(榎本和男君) これをもって委員長の報告を終了いたします。 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第18号 平成21年度宮代町
老人保健特別会計予算についての件を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(榎本和男君) 起立全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
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△議案第19号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(榎本和男君) 日程第4、議案第19号 平成21年度宮代町
公共下水道事業特別会計予算についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。
教育福祉産業委員長。 〔
教育福祉産業委員長 角野由紀子君登壇〕
◆
教育福祉産業委員長(角野由紀子君) 議席番号10番、
教育福祉産業委員長の角野でございます。 過日、
教育福祉産業委員会に付託されました議案第19号 平成21年度宮代町
公共下水道事業特別会計予算につきまして、審議の経過並びに結果をご報告申し上げます。 主な質疑の内容でございますが、「桃山台地区の供用開始に向けての整備状況、世帯数、負担金について」の質疑では、桃山台地区340世帯の管渠整備は完了しており、4月1日の切りかえを予定している。受益者負担は第3負担区となり、1平米当たり430円であるとのことであります。 「使用料の積算根拠、回収率について」の質疑では、前年度実績に4月から供用開始になる桃山台地区と新規接続世帯を加算したもので、増加する約400万円は桃山台地区によるもの、回収率の推移についてはまだ算出していないが、使用料の伸びを考慮すると、前年度と変わりないと思うとのことであります。 「繰入金対策について」の質疑では、19年から21年にわたる繰上償還により、5%以上の高利子なものについて償還するなどの対策により、削減に努めているとのことであります。 「諸収入の道仏地区土地区画整理からの受益者負担金を徴収する理由」については、現在組合管理地なので道仏土地区画整理組合との協定書に基づき、協力金として徴収するもの。面積は、2万2,526平方メートルで、負担金の単価は1平米当たり570円とのことであります。 「借換債の効果について」は、3年間の臨時特例措置による5%以上の高利な地方債が対象となる。市中銀行から2%前後の低利子により、年間約1億円程度の経費削減になるとのことであります。 「不明水とはどういうものか。調査の方法は」については、水道の量水器から調定した下水道の排水量と県が設置した汚水幹線の量水器による排水量に大きな差が生じている。要因としては、管渠のひび割れや雨水の流入が考えられることから、管渠の中にテレビカメラを入れて映像と煙による方法で調査するとのことであります。 「調査区域と不明水の率は」については、調査区域は宮代台地区で、不明水の率は15%程度とのことであります。 「管渠の整備について、和戸3、4丁目地内は、これまで河川法の規制により整備されなかったが、その経緯は」については、当該地区は河川敷地が狭く、堤防の管理上規制があったが、規制緩和により敷設可能となったとのことであります。 「施設修繕費についての内訳は」については、第1、第2中継ポンプ場を遠隔操作するために必要な計器類、電子計器類、ケーブル等であるとのことであります。 「下水道事業は大幅な赤字だが、何か対策を考えているか」については、繰上償還をしている。今後、繰り入れを軽減する財源としては、都市計画税の導入によることが考えられる。また、企業会計を採用し、経営的観点に立ち、運営する方向性が示されているとのことであります。 「市街化区域は平成21年度で道仏地区を除き100%の整備となるが、認可区域外市街化調整区域での下水道接続について、今後の整備予定は」については、厳しい財政状況から、まず市街化区域を整備していく。調整区域内であって宅地に隣接する道路に下水道の管渠が敷設されており、かつ埋設深度が浅く、接続に特に支障のない場合は、区域外流入で県の許可により可能となるとのことであります。 以上のような審議結果を踏まえ、
教育福祉産業委員会に付託されました議案につきまして、討論、採決を行ったところでございます。 討論はなく、全員賛成で原案のとおり可決されました。 以上で報告を終わります。
○議長(榎本和男君) これをもって委員長の報告を終了いたします。 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第19号 平成21年度宮代町
公共下水道事業特別会計予算についての件を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(榎本和男君) 起立全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
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△議案第20号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(榎本和男君) 日程第5、議案第20号 平成21年度宮代町
農業集落排水事業特別会計予算についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。
教育福祉産業委員長。 〔
教育福祉産業委員長 角野由紀子君登壇〕
◆
教育福祉産業委員長(角野由紀子君) 議席番号10番、
教育福祉産業委員長の角野でございます。 過日、
教育福祉産業委員会に付託されました議案第20号 平成21年度宮代町
農業集落排水事業特別会計予算につきまして、審議の経過並びに結果をご報告申し上げます。 質疑の内容でございますが、「受益者分担金は幾らか、未納はあるのか、また使用料について」の質疑では、分担金が30万円で、当初の計画世帯、組合員から納金は完了している。新規加入者のための科目設定である。使用料は基本料として2,000円で、さらに1人300円を加算したものとなる。例えば、世帯数3人の場合、1カ月2,900円とのことであります。 以上のような審議結果を踏まえ、
教育福祉産業委員会に付託されました議案につきまして、討論、採決を行ったところでございます。 討論はなく、全員賛成で原案のとおり可決されました。
○議長(榎本和男君) これをもって委員長の報告を終了いたします。 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第20号 平成21年度宮代町
農業集落排水事業特別会計予算についての件を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(榎本和男君) 起立全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
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△議案第21号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(榎本和男君) 日程第6、議案第21号 平成21年度宮代町
介護保険特別会計予算についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。
教育福祉産業委員長。 〔
教育福祉産業委員長 角野由紀子君登壇〕
◆
教育福祉産業委員長(角野由紀子君) 議席番号10番、
教育福祉産業委員長の角野でございます。委員長報告をさせていただきます。 過日、
教育福祉産業委員会に付託されました議案第21号 平成21年度宮代町
介護保険特別会計予算につきまして、審議の経過並びに結果についてご報告申し上げます。 「歳入の主な質疑では、介護保険制度における費用負担の構成は」については、原則として国が25%、県が12.5%、町が12.5%、60歳以上の第1号被保険者が20%、40歳から64歳の第2被保険者が30%となっているとのことであります。 「第1号被保険者と第2号被保険者の負担割合はどのように変わってきたか」については、平成12年からの第1期が第1号被保険者17%、第2号33%、平成15年からの第2期では第1号18%、第2号32%、平成18年からの第3期が第1号19%、第2号31%、平成21年度からの第4期が第1号20%、第2号30%となっている。この割合は、全国の人口構成比により国が決定しているとのことであります。 滞納状況についての質疑があり、資料を配したところです。「滞納者に対しては、恒久的に取り立てを行うのか、それとも税金と同じように時効があるのか」については、介護保険の徴収については、基本的に税法に準じることとなっているが介護保険法上、2年で時効となってサービス利用時に自己負担割合がふえることになる。また、行方不明者や死亡者については、後になって本人や遺族が見つかることも想定されるため、即座に時効することはないとのことであります。 「介護保険徴収時、制度拒否した人への対応は」については、臨宅時等に制度説明を行い、理解を求めるが、それでも納付拒否した場合は、制度上2年で時効となり、介護サービスを使うときに自己負担分が1割から3割に引き上げられることになるとのことであります。 「第2款支払基金交付金、4款国庫支出金が減となっている理由は」については、当初予算は、介護保険事業計画をもとに要求しているが、第3期事業計画においては、大きな制度改正により新規事業がたくさんあり、実績もなかったことから、安全を期して費用を高目に見積もっていた。第4期事業計画においては、それらの事業の実績をもとに精査を行い、結果として第3期の最終年度より第4期の当初年度の事業費が減となった。このため、歳入においても負担割合で算出している負担金等が減となっているとのことであります。 「第9款の介護予防支援事業収入の減の理由は」については、要支援認定者のケアプランは、原則地域包括支援センターが作成することになっているが、外部に委託することも認められている。この収入は、ケアプラン作成の対価である介護報酬の収入であるが、平成20年度までは委託分も町が一度収入し、町から委託先へ支払いを行っていたが、平成21年度からは国保連合会から委託先の事業者へ直接支払われることになった。このため、歳入としては減となっているとのことであります。 次に、歳出についての主な質疑では、「1款総務費の中の介護認定審査会運営事業の役務費のその他役務費の内訳は」については、介護認定審査会の資料として利用する主治医意見書作成料である。1件当たり新規在宅5,000円、新規施設4,000円、継続在宅4,000円、継続施設3,000円とのことであります。 「審査件数のうち、変更申請の件数の割合はどれくらいか」については、全体の5%とのことであります。 「平成21年度から認定調査方法が変更するが、詳細について説明を」については、ポイントは3つある。 1点目は、認定調査方法の見直しで、現制度では調査員の主観によるばらつきも一部認められるため、調査日当日の事実確認を重視し、認定調査員のテキストの改正が行われている。 2点目は、介護認定ソフトの改定であり、現在の判定は平成13年に実施した実態調査の内容を基本としている。調査項目が多いことや、要支援2と要介護1の振り分けが難しいため、最新のデータに基づくソフト開発を行い、調査項目を82から74項目に見直した。 3点目は、認定審査会における審査方法の見直しである。認定調査の特記事項や主治医意見書をもとに審査会が判定を行うのが審査会委員テキストを改正し、審査判定にばらつきが出ないように判定の方法を統一したとのことであります。 「第2款保険給付費の第6項高額医療合算介護サービスについて説明をしてほしい」については、医療費が高額になった場合で、月額の限度額を超えた場合は超えた分を高額療養費として、介護サービス費が高額になった場合は、介護保険から月額の限度額を超えた分を高額介護サービス費として支給されるが、平成20年4月から、同じ世帯で医療費、介護サービス費、両方の自己負担が高額になった場合、両制度を適用した上で自己負担額を年間で合算し、定められた年額の限度額を超えた分が国民健康保険と介護保険から比率に応じて支給される制度とのことであります。 「第3款地域支援事業費の中の介護予防普及啓発事業の介護予防事業の委託料について説明を」については、65歳以上の一般高齢者を対象にしたますます元気塾の委託経費であるとのことであります。 「高齢成年後見制度利用支援事業の平成21年度以降の利用状況と20年度の実績は」については、高齢成年後見制度は、65歳以上の高齢者で本人の判断能力が不十分で、かつ親族がいない方の財産等の管理保護を目的とし、町が家庭裁判所に後見人の申し立てを行う制度である。20年度は実績はないが、21年度以降については、ひとり暮らしの高齢者がふえており、利用がふえると考えているとのことであります。 「第4款では、介護保険給付費準備基金積立事業において基金残高の推移はどうなるのか、どう予想されるのか。また、次期介護保険料が据え置きとなることで一定の評価はしているが、基金をもっと取り崩して値下げもできるのでは」については、平成20年度末基金残高が1億5,558万3,264円で、平成21年度末残高が1億5,282万9,264円となると予想している。基金の残高については、幾らあれば安心という目安は立てにくいが、宮代町の状況としては、第4期の財政期間中、町内に定員120人の特別養護老人ホーム1つと、定員80人の老人保健施設が1つ開所する予定である。委員会資料の17ページにもあるとおり、入所施設ができ、入所者が増加すると1人当たりの給付費はかなり高額になる。また、高齢者人口の急増に伴い、高齢化率は県内15位となっており、さらにはひとり暮らし老人や高齢者のみの世帯も急増している。このような状況から、町としてはある程度の蓄えは必要であると考えているので、理解をお願いしたいとのことであります。 「介護保険施設がふえると、どのくらい給付がふえるのか」については、全体で把握していないが、例えば委員会資料の17ページに介護老人保健施設における1人当たり1カ月の費用平均額が29万5,709円と掲載されている。この額を12倍して1年間の額を利用人数で掛けてもらえば、おおむねの額かわかるとのことであります。 以上のような審議結果を踏まえ、
教育福祉産業委員会に付託されました議案につきまして、討論、採決を行ったところでございます。 討論はなく、賛成多数で原案のとおり可決されました。
○議長(榎本和男君) これをもって委員長の報告を終了いたします。 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 加藤議員。
◆8番(加藤幸雄君) 議席8番の加藤です。 日本共産党議員団を代表して、議員第21号 2009年度平成21年度
介護保険特別会計予算案について、本案に反対する立場で討論をいたします。 介護保険は、4月から第4期計画に入ります。本予算は、その初年度、平成21年度予算であります。 第4期3年間の第1号被保険者の保険料は、準備基金と国からの介護従事者処遇改善交付金を原資とする臨時特例基金の取り崩しにより、据え置きとします。2期、3期と引き上げてきた1号被保険者保険料を据え置くことは、現下の経済状況、高齢世帯の暮らしの実態から見て評価するものです。 介護給付費準備基金は、介護サービスの給付費の2割に使われるべき1号被保険者の保険料が使われずに介護保険財政に残ったものですから、この残額でさらに踏み込み、引き下げを実現していただきたい。このことを要望するものでございます。 予算案に反対する理由は、国の介護給付費削減の方針にそのまま従っている点であります。 介護保険制度を創設以降、増大する介護給付を抑制、削減しようとさまざまに抑制策をとってきましたが、とりわけ第3期計画からは、介護認定を軽度にする、軽度認定者の介護給付を少なくする、訪問介護、通所介護、福祉用具などの厳しい利用制限などが横行しています。また、各自治体に介護給付の適正化計画をつくらせて、国基準以上のサービスは厳しく制限し、ケアプランを作成するケアマネジャーたちにもその指導を徹底してきました。第4期計画もその方針を踏襲するものでしかありません。予防重視、自立支援と言いながら、その中身は介護の取り上げに過ぎません。 予算案では、介護予防サービス給付費が前年比32%減となっています。利用実績を勘案したものですけれども、要支援に当たる人たちが余りに利用していない状況を示すものにほかなりません。 これまでも、私どもは基準を厳格に適用するだけでは高齢者の暮らしを守れないこと、高齢者一人一人の暮らしの実態を見て、それぞれに合ったサービスを提供するべきと提言してきました。しかし、当局は持続可能な制度とする必要だとか、本当に介護を必要とする方にサービスを提供する、そういう言い方で、高齢者一人一人に合わせる手厚い介護を拒否してきました。 第4期からは、さらに介護認定調査のやり方も変更されます。調査項目が少なくされるなど、介護現場から実態を無視した認定がふえるとの強い批判を受けて、厚労省は一部見直しを先日発表しましたが、新基準に欠陥があることを同省みずから認めざるを得なくなったことを意味しています。そして、見直しの内容も、利用者の心配に照らして全く不十分です。 10年前、家族介護から社会で支える介護へとの理念からスタートした制度は、社会保障切り捨ての構造改革のもとで、負担増と介護取り上げによって家族介護の負担は今も重く、1年に14万人が家族の介護のために仕事をやめているのが現実です。給付がふえると即保険料、利用料引き上げとなる根本矛盾を解決するために、国負担分を大幅増額するよう、強く要求するべきことも強調して、本案に反対といたします。 以上です。
○議長(榎本和男君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 飯山議員。
◆12番(飯山直一君) 12番、飯山です。 議案第21号 平成21年度宮代町介護保険特別会計歳入歳出予算について、私は委員長の報告を踏まえ、賛成の立場で討論いたします。 介護を行う家族の高齢化、核家族化による子供の同居率の低下、働く女性の増加等により、家族だけで介護することが困難になってきたことから、だれもが直面する介護を国民みんなで支える仕組みとして介護保険制度が導入され、平成21年度で10年目になると思います。 社会全体で支える制度として定着を見せる一方、国においては介護報酬の見直しを初め、介護従事者の処遇改善と人材確保等のために、いろいろな取り組みがなされてきております。 特に、宮代町は県内70市町村中、15位という極めて高齢化率の高い町とのことであります。今後においても急速な高齢化率の上昇が予想されるとのことでありますが、町内の介護保険サービスの基盤整備状況においては、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、地域密着型サービス有料老人ホーム等を初め、さまざまなニーズに応じた多様な施設サービス、在宅介護サービス等が充実してまいりました。 宮代の高齢者が安心して老後が迎えられる今回の介護保険事業計画に基づいた平成21年度
介護保険特別会計予算は、介護保険給付準備基金からの適切な繰り入れにより、中長期的な視野に立った堅実で安定的な運営が図られる内容と確信します。 中でも、税制改正の影響を勘案し、介護保険料の特段階制度を設けた介護保険料であること、低所得者対策として、特定入所者介護サービス費及び町独自の介護サービス利用者負担制度の積極的活用がされていること、特定高齢者把握事業において効率的に運用を図っていること、今後急増する認知症高齢者に対するケアの充実の観点から、認知症サポーター制度を取り入れることなど、創意と工夫のあとが感じられる内容の予算となっております。 以上のことから、今後ますます進む高齢化社会に向け、宮代町の高齢者の皆さんが安心して老後が迎えられるよう、介護保険制度のさらなる充実と保険給付費の適正化を求め、私の賛成討論といたします。 以上です。
○議長(榎本和男君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第21号 平成21年度宮代町
介護保険特別会計予算についての件を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(榎本和男君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
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△議案第22号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(榎本和男君) 日程第7、議案第22号 平成21年度宮代町
後期高齢者医療特別会計予算についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。
教育福祉産業委員長。 〔
教育福祉産業委員長 角野由紀子君登壇〕
◆
教育福祉産業委員長(角野由紀子君) 議席番号10番、
教育福祉産業委員長の角野でございます。委員長報告をさせていただきます。 過日、
教育福祉産業委員会に付託されました議案第22号 平成21年度宮代町
後期高齢者医療特別会計予算につきまして、審議の結果並びに主な質疑についてご報告申し上げます。 主な質疑でございますが、「保険料を特別徴収から口座振替に変更した人数は」について、平成20年10月からが28人、12月からが10人、平成21年2月からが1人、4月から12人、合計51人が特別徴収から口座振替に変更する手続をとった。口座振替の変更は、今後も受け付けを行うとのことであります。 「滞納繰り越し分40万円あるが、滞納者の人数は」については、滞納者数を積算根拠とした予算ではなく、平成20年度の現年度分の滞納額200万円、収納率を20%と見込み、予算計上したとのことであります。 「被保険者証の大きさは運転免許証と同じくらいの大きさだが、紛失する人や被保険者証と知らず捨ててしまう人が多いと聞いている。大きさの変更はないのか」については、埼玉県の広域連合では、当初の様式決定に当たって、被保険者証を財布に入れ持ち運ぶことや、現行の国民健康保険の被保険者証の大きさなどを考慮して、カード型の被保険者証とした。様式を変更するにはシステム改修が必要であり、多額の費用を要するため、現在のところ変更する予定はないとのことであります。 以上のような審議を踏まえ、
教育福祉産業委員会に付託されました議案につきまして討論、採決を行ったところであります。 討論はなく、賛成多数で原案のとおり可決されました。 以上で委員長報告を終わります。
○議長(榎本和男君) これをもって委員長の報告を終了いたします。 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 加藤議員。
◆8番(加藤幸雄君) 議席8番の加藤です。 日本共産党議員団を代表して、議案第22号 2009年度
後期高齢者医療特別会計予算案について、本案に反対する討論を行います。 本制度が始まって1年が経過しました。この制度に対する批判が高まる中で、舛添厚生労働大臣は、昨年9月、突如国民がきちんと支持しないような制度は大胆に見直すべきだと表明しました。 ところが、設置した検討会は、今月17日にまとめた報告書で、制度の検討に際して、高齢者の意見を十分に聞かなかったと認めたものの、見直しの中身は後期高齢者の名称を速やかに見直すことが必要としただけで、マスコミは一斉に「見直し打ち出せず、見解一致は名称変更のみ」と報じました。 昨年4月の実施前から継ぎはぎだらけの見直しが繰り返されてきました。保険料の軽減措置は7割、5割、2割軽減に加え、9割軽減も導入され、批判の強かった年金からの強制天引きは口座振替も可能になりました。しかし、軽減措置はいずれは廃止されるものであります。しかも、保険料は2年ごとに値上げされ、際限のない負担増になっていきます。受けられる医療も上限を設け差別をする、高齢者いじめの骨格は何ら変わりません。こんなひどい制度は廃止するほかありません。 後期高齢者医療制度が始まる前から、4野党共同で廃止法案が国会に提出され、昨年6月に参院で可決をされました。 私ども日本共産党は、制度廃止に全力を尽くすことを表明して、本予算に反対するものであります。 以上です。
○議長(榎本和男君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 賛成討論なしと認めます。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第22号 平成21年度宮代町
後期高齢者医療特別会計予算についての件を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(榎本和男君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
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△議案第23号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(榎本和男君) 日程第8、議案第23号 平成21年度宮代町
水道事業会計予算についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。
教育福祉産業委員長。 〔
教育福祉産業委員長 角野由紀子君登壇〕
◆
教育福祉産業委員長(角野由紀子君) 議席番号10番、
教育福祉産業委員長の角野でございます。委員長報告をさせていただきます。 過日、
教育福祉産業委員会に付託されました議案第23号 平成21年度宮代町
水道事業会計予算につきまして、審議の経過並びに結果をご報告申し上げます。 主な質疑としては、「上水道事業経営審議会のメンバーはいつごろ決定するのか」については、経営審議会の委員は公募による委員3名、大口利用者から2名、地区代表である区長から5名、識見者2名となる。募集については、5月の広報で周知するとのことであります。 「宮代町の水道水の評判はどうか。水道事業体でペットボトル入りの水道水を販売しており、イメージアップを図っているが、当町ではそのような考えはないか」については、水道水は特に問題なく給水を行っている。一部の末端地域で濁りが出る場合があるので、定期的に洗管作業を実施している。ペットボトル入りの水は、他社に委託してつくることから非常にコストがかかることから、現状では考えていないとのことであります。 「平成21年度予算計上した事業には、水道ビジョンに記された計画をどれくらい反映させているか」については、百間3、4丁目地内の配水管布設がえ工事は石綿管の更新工事であり、水道ビジョンの中期実施方針に記された老朽配水管路の計画的更新に該当する事業であるとのことであります。 「アスベスト管はどれくらい残されているか」については、百間3、4丁目地内の配水管布設がえ工事延長230メートルを完了すると、アスベスト管の割合は総配水管路の3.1%となるとのことであります。 「アスベスト管の残っている地区はどこか」については、配水管については道仏地区、そのほかは第一浄水場の水源井戸の導水管であるとのことであります。 「口座振替の割合はどれくらいか」については、水道料金の納入については、金融機関への口座振替と納入通知書の発行により収納している。口座振替は手数料が1件当たり5円から10円だが、納入通知によるコンビニから納入された場合、1件当たりの手数料は57円かかってしまい、さらに納入通知書の郵送料もかかることから、経費の削減を図るため、口座振替を推進している。その結果、83%となっているとのことでございます。 「量水器購入費とあるが、契約の方法は。また単価は」については、平成20年度より指名競争入札を行い、契約している。単価については、平成19年度と20年度の口径13ミリと20ミリの量水器では、19年度口径13ミリが1,800円、20ミリが2,600円、20年度は13ミリが2,380円、20ミリが3,380円で、すべて税抜き価格であるとのことであります。19年度と20年度に大きな差が生じているのは原料となる銅が19年から20年にかけて高騰したため、量水器の価格に影響したとのことであります。 「不納欠損については、どの金額か」については、19ページに記載されている過年度分損益修正損である。平成21年度予算額96万7,000円だが、平成16年度調定分である。調定件数は例月分で164件で、金額が77万4,948円、精算分が71件で19万1,105円、合計235件、96万6,089円である。使用者数でいくと137名であるとのことであります。 不納欠損の理由としては、上水道利用者は住民登録していない人や個人事業者の利用者が数多くいる。このような人が料金を支払わずに転出し、その後給水停止となり、転出先不明のため徴収できず不納欠損になってしまうケースが大半を占めている。租税のような財産の差し押さえや町外転出ということで給水停止の措置もできないことから、徴収に至らないケースがあるとのことであります。 「薬品費の値上がり率はどれくらいになっているか」については、次亜塩素酸ナトリウムの購入については、19%ほど値上がりを見込んで予算計上しているとのことであります。 「21年度の主な取り組みで、上水道審議会の中に料金収入による財源確保を図る方策とあるが、その意味は料金値上げ方向を探るということか」については、水道事業を取り巻く環境は非常に厳しい状況にある。まず、施設の老朽化、昭和34年に水道事業が創設されて50年、最も古い施設は建設後50年を迎え、老朽化による施設更新が課題となっている。 2つ目は、料金収入の低迷である。主な原因は、少子・高齢化とともに節水意識向上により、水の需要は低下している。 3つ目として、効率的な事業の運営。職員の削減、ベテラン職員の退職という環境で、今後どのような形で、今以上の民間委託を進めていくかという課題がある。 4つ目として、口径別料金体系への移行。県内においては、口径別68%、用途別29.3%となっている。利用者の公平性という観点から、現在の用途別から口径別料金体系への移行の課題がある。このような背景のもと、安定した財政運営を進めるためには何をすべきかを審議してもらうため、上水道経営審議会を開催するとのことであります。 「県の受水費の方向性は。21年度予算ベースの給水原価は」については、県の受水費については、22年度までは現状の単価で進めていくと聞いている。給水原価については186円37銭とのことであります。 以上のような審議を踏まえ、
教育福祉産業委員会に付託されました議案につきまして討論、採決を行ったところでございます。 討論はなく、全員賛成で原案のとおり可決されました。
○議長(榎本和男君) これをもって委員長の報告を終了いたします。 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第23号 平成21年度宮代町
水道事業会計予算についての件を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(榎本和男君) 起立全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 休憩いたします。
△休憩 午前11時56分
△再開 午後1時00分
○議長(榎本和男君) 再開いたします。
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△議案第26号の質疑、討論、採決
○議長(榎本和男君) 日程第9、議案第26号 平成20年度宮代町
一般会計補正予算(第6号)についての件を議題といたします。 本案は既に上程、説明済みであります。これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第26号 平成20年度宮代町
一般会計補正予算(第6号)についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(榎本和男君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第27号の質疑、討論、採決
○議長(榎本和男君) 日程第10、議案第27号 平成20年度宮代町
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 本案は既に上程、説明済みであります。これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第27号 平成20年度宮代町
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(榎本和男君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△請願第1号の委員長報告、質疑、討論、採決