△行政報告
○議長(小山覚君) 日程第3、行政報告を行います。 報告の申し出がありますので、発言を許します。 産業建設課長。 〔産業建設課長 田沼繁雄君登壇〕
◎産業建設課長(田沼繁雄君) おはようございます。それでは、行政報告をさせていただきます。 本日お手元にお配りさせていただいております有限会社、新しい村事業報告書でございます。 有限会社、新しい村につきましては、宮代町が出資しております法人でありますことから、地方自治法第243条の3第2項及び同法施行令第173条第1項の規定に基づきまして、その経営状況につき平成16年事業年度の有限会社、新しい村事業報告書を提出させていただくものでございます。 なお、詳細につきましては、後日改めまして全員協議会におきまして、本日配付させていただいております資料をもとにご報告をさせていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(小山覚君) 以上で行政報告を終わります。
---------------------------------------
△
議会運営委員会の委員長報告
○議長(小山覚君) 日程第4、
議会運営委員会の閉会中の特定事件の調査の件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。
議会運営委員会委員長。 〔
議会運営委員長 高岡大純君登壇〕
◆
議会運営委員長(高岡大純君)
議会運営委員会の高岡です。
議会運営委員会の行政視察研修についてご報告を申し上げます。
議会運営委員会は去る7月7日、議会だより
編集特別委員会の委員の皆さんにご同行いただき、宮城県利府町の議会運営について視察研修をいたしました。 研修先として利府町を選択した理由は、決算審査において特別委員会を設置し、議長を除く全議員で構成し、また一般質問においても質問時間30分と制限し、答弁においての時間は無制限となっているそうです。 以上の点を実践しているということからでございます。 視察に先立ちまして、6月22日に事前勉強会を行い、あらかじめ質問事項を通告をしておきました。 利府町は宮城県のほぼ中央に位置しておりまして、仙台市より北東へ12キロの地点に位置しております。東西に長く、約12キロ、南北に狭く7キロということで、総面積44.75ヘクタール、町の西部には宮城国体、ワールドカップが開催されましたグランデ21があり、中央部には約53万平米の敷地を有する
JR東日本鉄道新幹線車両基地があります。東部には日本三景、松島の玄関、表松島と呼ばれる美しい景観が広がります。 また、特産に利府といえば梨と言われるように、秋には利府街道に梨の直売所が建ち並び、観光梨園での梨狩りも大盛況とのことでございます。 人口は3万2,577人で、過去10年間、毎年上昇となっているそうです。この人口の増加は、仙台市の近郊に位置するため住宅団地の造成を順次行ってきているとのことでございます。予算規模は総額で147億8,300万円、一般会計では79億9,500万円、ちょうど当町の当初予算とほぼ同額のようでございます。 それでは、議会審議内容について特筆すべき事項につきましてご報告を申し上げます。 平成16年12月定例議会から一般質問の第1答目は、一般質問の当日に質問事項を書面で議員に示しているとのことでございます。これは一般質問の当日、答弁の概要書を町長からいただいて、これをもとに質問に沿った議論ができるよう配慮されるものということで、一般質問の答弁用紙導入についてのメリットとしては、答弁に対して筆記が要らないために、議論が集中してできるということで、大変画期的な有効な議会とのことでございます。 それから、決算審議では、
特別決算委員会を議長を除く全員で設置し、本会議場を利用し行っているそうです。委員会は、各委員会委員長が持ち回りで務め、答弁には町長は出席せず、課長、担当職員が質問、答弁、再質問、場合によっては3問に及ぶ答弁をするということです。 メリットとしては、自由闊達な議論ができること。行政全般にわたり全議員共通の認識を持つことができる。各委員会方式にない意義深い会議になるということのようでございます。審議終了後、各議案、採決を行います。委員長報告につきましては全議員共通に理解をされていますことから、ごく簡単に行うということでございます。議事録につきましては全質疑、答弁を議事録として作成し、記録として残すとのことでございます。 以上、利府町の議会運営について要点のみ申し上げ、
議会運営委員会の行政視察報告とさせていただきます。
○議長(小山覚君) 以上で委員長の報告を終わります。
---------------------------------------
△議会だより
編集特別委員会の委員長報告
○議長(小山覚君) 日程第5、議会だより
編集特別委員会の閉会中の特定事件の調査の件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。 議会だより
編集特別委員会委員長。 〔議会だより
編集特別委員長 角野由紀子君登壇〕
◆議会だより
編集特別委員長(角野由紀子君) 7番の角野でございます。 議会だより
編集特別委員会の視察研修についてご報告いたします。 議会だより
編集特別委員会は去る7月8日、
議会運営委員会の委員の皆さんにご同行いただき、宮城県加美町の
議会広報編集特別委員会を視察研修してまいりました。 視察に先立ち、6月21日に事前勉強会を行い、あらかじめ質問事項を通告しておきました。 加美町は、2年前の平成15年4月1日に宮城県の加美郡の中新田町、小野田町、宮崎町の3町が合併して誕生しました。宮城県の北西部に位置し、ブナなど豊かな森林を有する船形連峰を初めとする奥羽山脈を背に鳴瀬川、田川などが町を貫流しています。加美富士と呼ばれる薬莱山がそびえており、広大な扇状形に開けた平坦地は日本有数の穀倉地帯と言われている大崎耕土の一画をなしています。町の面積は約461平方キロメートルと宮城県では第二位の面積を有しています。人口は約2万8,000人です。豊かな自然環境に恵まれた条件を生かし、地域の均衡ある発展を大切に、公平・公正を基本理念として、安心・安全、活力あるまちづくりを進めているところです。 さて、加美町の議会だよりでありますが、合併後、創刊第5号にして
全国コンクール奨励賞を受賞しております。受賞作品である第5号は、表紙では、瞳輝く子供たちと桜の満開の写真を紙面いっぱいに組み合わせ、そこに桜の花びらを散りばめた斬新で生き生きとした躍動感あふれるものとなっております。 一般質問では20人の議員が登壇しており、2ページを3人で割り当てています。縦書き、横書きを駆使し、レイアウトを変えながらすっきりとまとめられています。 最終ページは、街角の原風景と題して、心の歌、昭和のメロディーをテーマに、町内の男性からの投稿文を掲載してあります。レトロな写真や色使いも加わって、懐かしさでほっとした気分にさせてくれます。 加美町議会は本年3月に合併後、初の選挙が行われ、議員数が49人から20人となり、編集委員も8人から6人へ改選されたところです。 研修では、議長を初め編集委員と事務局に対応していただきました。表紙の写真は特に被写体の視線を意識して撮影しているそうです。議会だよりの固いイメージを出さないように、あえて審議と関係のないものを載せるなど、あらゆる工夫をしてつくっているそうです。表紙と最終ページは同じ人がこだわりを持ってつくっているとのことでした。 一般質問は、通告者本人が原稿を400字以内にまとめて定例会最終日までに提出していますが、当町と違うところは、答弁の記事を執行部がつくっているところです。 編集までの流れについては編集会議の第1回目は、定例会開催1週間前で、議運の行われた次の日に開催されます。そこで記事や分担等を決めています。第2回目は、定例会終了後2週間、記事の推敲、レイアウト作成などを経て入稿します。第3回目に読み合わせ、レイアウトの再編成などをし、計4回の
編集委員会開催で仕上げています。合併により、
地域イントラネット整備が推進され、議場にもカメラ4台と編集端末機が備えつけられ、操作は事務局が行っています。議会の様子は学校以外の公共施設に生放送で放映されます。議会終了後1週間後には休憩などを省き、編集し直された議会中継がすべて見られるようになっています。 このような中、委員長からの抱負として、「町民に読まれる広報を目指していきます」との言葉に、活字としての情報化される議会だよりの位置づけを再認識し、町民にわかりやすく親しみやすい編集をしていかなければならないという使命を自覚させていただくことができました。 当町の議会だよりも編集委員全員、わかりやすく親しみやすい編集を心がけ日々努力をしておりますが、なお一層の精進を重ねてまいりたいと決意したところです。 なお、議会だより編集委員会は前日の7月7日、宮城県利府町を視察いたしましたので、あわせてご報告いたします。 以上で、議会だより
編集特別委員会の視察報告を終わります。
○議長(小山覚君) 以上で委員長の報告を終わります。
---------------------------------------
△議案第48号の上程、説明
○議長(小山覚君) 日程第6、議案第48号 専決処分の承認を求めることについての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(小山覚君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 榊原一雄君登壇〕
◎町長(榊原一雄君) 議案第48号 専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。 本議案は、さきの衆議院の解散に伴いまして、来る平成17年9月11日に執行される衆議院議員総選挙の執行経費に関し
一般会計補正予算の専決処分をさせていただくものでございます。 地方自治法第179条第3項の規定によりましてご報告を申し上げます。そして承認をお願いするものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小山覚君) 補足説明願います。 総務政策課長。
◎総務政策課長(西村朗君) それでは、議案第48号 専決処分の承認を求めることにつきまして補足してご説明申し上げます。 恐れ入りますが、お手元にお配りをさせていただいております平成17年度宮代町
一般会計補正予算書(専決第1号)の7ページ目の事項別明細書をごらんいただきたいと思います。 まず、歳入についてご説明申し上げます。 14款県支出金、3項県委託金、1目総務費県委託金でございますが、9月11日にとり行われます衆議院議員総選挙の執行に対しまして県から交付される委託金の増額でございます。 同様に、8ページ、9ページ目の歳出につきましても、2款総務費、4項選挙費、3目衆議院議員総選挙費にこれらに係る経費を計上させていただいております。 以上につきましては、衆議院の解散から選挙執行までに時間がなかったことから専決処分とさせていただいたところでございまして、地方自治法第179条第3項の規定によりましてご報告を申し上げ、承認をお願いするものでございます。 以上でございます。
○議長(小山覚君) これをもって提案理由の説明を終わります。
---------------------------------------
△議案第49号の上程、説明、監査結果の報告、委員会付託
○議長(小山覚君) 日程第7、議案第49号 平成16年度宮代町
一般会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。 〔事務局長朗読〕
○議長(小山覚君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 榊原一雄君登壇〕
◎町長(榊原一雄君) 議案第49号 平成16年度宮代町
一般会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。 本議案は、平成16年度宮代町
一般会計歳入歳出決算の認定をお願いするものでございます。 平成16年度の宮代町
一般会計歳入歳出決算につきましては、歳入合計104億3,475万231円、歳出合計103億8,854万3,458円でございます。 平成15年度と比較いたしますと、歳入につきましては8.72%の9億9,641万8,705円、歳出につきましては1.08%の1億1,393万3,404円それぞれ減額となっております。 また、歳入合計から歳出合計を差し引いた歳入歳出差引残額は4,620万6,773円でございまして、翌年度へ繰り越すべき財源1,656万1,999円を差し引いた実質収支額は2,964万4,774円となっております。 なお、翌年度へ繰り越すべき財源につきましては、さきの6月定例会におきまして繰越明許費繰越額、事故繰越し繰越額のご報告を申し上げたところでございます。繰越明許費繰越額につきましては、山崎山周辺環境整備事業及び都市計画道路備中岐橋通り線整備事業に、また事故繰越し繰越額につきましては、地区生活道路整備事業に充てるものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては収入役等より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小山覚君) 補足説明願います。 収入役。 〔収入役 島村孝一君登壇〕
◎収入役(島村孝一君) ただいま町長から提案説明のありました平成16年度宮代町
一般会計歳入歳出決算につきまして補足説明を申し上げます。決算書並びに主要な施策に関する説明書をご用意いただきたいと思います。 それでは、説明を申し上げます。 まず、決算書の5ページをごらんいただきたいと思います。 歳入でございますが、平成16年度一般会計歳入予算現額は歳入合計欄にございますように、107億5,383万844円でございます。これに対する調定額は106億4,518万1,404円、また収入済額は104億3,475万231円となっております。予算に対しまして調定額は1億864万9,440円の減となっております。予算に対する収入済額は右の段、予算現額と収入済額との比較にございますように、3億1,908万613円の減となりました。 なお、予算額に対する調定額割合は98.99%、収入済額の割合は97.03%となりました。 次に、9ページをお開きいただきたいと思います。 平成16年度の歳出でございますが、歳出合計欄にございますように、予算現額107億5,383万844円に対しまして、支出済額は103億8,854万3,458円でございます。予算額に対する支出済額の割合は96.60%となっております。 欄外になりますが、歳入合計104億3,475万231円から歳出合計103億8,854万3,458円を差し引きました残額は4,620万6,773円となりました。 恐れ入りますが、247ページをお開きいただきたいと思います。 247ページでございますが、実質収支に関する調書でございます。ただいま申し上げましたように、歳入総額104億3,475万円から歳出総額103億8,854万4,000円を差し引きました額は4,620万6,000円でございます。このうち翌年度へ繰り越すべき財源の繰越明許費繰越額1,470万6,000円及び事故繰越し繰越額185万6,000円を差し引きました残額2,964万4,000円が実質収支額でございまして、翌年度に繰り越されることになります。 次に、決算の内容につきまして事項別明細書に基づき補足説明をさせていただきます。 初めに、歳入決算でございますが、決算書の11ページをごらんいただきたいと思います。 1款の町税でございますが、予算額32億3,662万5,000円に対しまして調定額は35億965万8,427円。 また、収入済額は33億180万1,004円でございます。予算現額との比較で6,517万6,004円の増となっております。 町税収入は、前年度に比べますと、3,926万5,852円、1.2%の増収となりました。歳入総額に占めます割合は31.6%でございます。前年度の割合は28.5%でございましたので、3.1%の増加となっております。 町税収入を税目別に見ますと、1項の町民税は予算額15億1,619万8,000円に対しまして、収入済額は15億5,203万6,344円でございまして、3,583万8,344円の増収となりました。前年度に比べますと18万2,615円、0.01%の増収でございます。 次に、2項の固定資産税でございますが、予算額15億3,802万1,000円に対しまして、収入済額は15億5,199万3,901円でございます。1,397万2,901円の増収となりました。前年度との比較では2,911万49円、1.91%の増収でございます。 次に、3項の軽自動車税につきましては、予算額2,974万6,000円に対しまして、収入済額は3,011万100円で、36万4,100円の増収となりました。前年度比較では184万3,200円、6.52%の増収でございます。 次に、13ページをごらんいただきたいと思います。 4項の町たばこ税につきましては、予算額1億5,266万円に対しまして、収入済額1億6,766万659円でございまして、1,500万659円の増収となりました。前年度と比較いたしますと812万9,988円、5.10%の増収となっております。 次に、大変申しわけありませんが、前のページにお戻りをいただきたいと思います。 町税の徴収率でございます。税目別に備考欄に記載をさせていただいておりますが、町税全体で見ますと94.1%となりまして、前年度より0.3%上がっております。 次に、町税の不納欠損でございますが、税全体で1,722万3,947円の処分をさせていただきました。件数では281件、前年度に比べますと11件増加をいたしておりまして、金額で167万7,754円の増となってございます。税目別の処分件数でございますが、町民税個人分153件、法人分6件、固定資産税57件、軽自動車税65件でございます。 次に、13ページ、2款地方譲与税でございます。 予算額1億8,000万円に対しまして、収入済額は1億9,245万8,000円でございまして、1,245万8,000円の増となりました。項目別に見ますと、1項所得譲与税は、予算額5,800万円に対しまして、収入済額5,890万4,000円でございます。所得譲与税は16年度からの歳入でございまして、前年度の歳入はありませんでした。 2項自動車重量譲与税は、予算額9,000万円に対しまして、収入済額は9,839万4,000円で、839万4,000円の増でございます。前年度に比較いたしますと5.14%の増収となっております。 3項地方道路譲与税は、予算額3,200万円に対しまして、収入済額は3,516万円で、316万円の増となりました。前年度に比較いたしますと9.46%の増収となっております。 次に、15ページ、3款利子割交付金でございますが、予算額3,000万円に対しまして、収入済額は2,932万6,000円となり、67万4,000円の減でございます。前年度に比較いたしますと320万3,000円、9.85%の減収となってございます。 次に、4款配当割交付金でございますが、予算額500万円に対しまして、収入済額は636万6,000円となりまして、136万6,000円の増でございます。こちらも16年度から新たに交付されましたもので、前年度の収入はございませんでした。 次に、5款株式等譲渡所得割交付金でございますが、予算額300万円に対しまして、収入済額は752万2,000円となり、452万2,000円の増でございます。こちらにつきましても前年度は収入はありませんでした。 6款地方消費税交付金でございますが、予算額1億9,000万円に対しまして、2億4,163万9,000円の収入済みとなり、5,163万9,000円の増となりました。前年度比較でも2,512万2,000円、11.60%の増収となってございます。 次に、17ページ、7款自動車取得税交付金でございますが、予算額1億円に対しまして、収入済額は1億593万6,000円で、593万6,000円の増でございます。前年度に比較いたしますと996万6,000円、8.60%の減収となってございます。 次に、8款地方特例交付金でございますが、予算額1億3,517万円の収入となってございますが、前年度比較では987万4,000円、6.8%の減収となりました。 次に、9款地方交付税でございますが、予算額17億8,209万9,000円に対しまして、収入済額は18億2,231万6,000円でございまして、4,021万7,000円の増となりました。 別冊の主要な施策に関する説明書をちょっとごらんいただきたいと思いますが、そちらの26ページでございます。こちらに普通交付税と特別交付税が書いてございまして、普通交付税は予算額どおりの17億1,219万9,000円の収入です。特別交付税は1億1,021万7,000円の収入で、予算額に比較いたしますと4,021万7,000円の増収となったところでございます。 しかし、前年度に比較いたしますと、普通交付税で2億559万3,000円の減額となりました。また、特別交付税でも206万3,000円の減額となってございます。地方交付税全体では2億765万6,000円、10.23%の減収でございます。 次に、予算書にお戻りいただきたいと思います。 予算書19ページでございます。10款交通安全対策特別交付金でございますが、予算額600万円のところ664万1,000円の収入済みでございます。前年度比較44万5,000円の減収となってございます。 次に、11款分担金及び負担金でございますが、予算額8,410万1,000円に対しまして、収入済額は9,205万6,564円となりました。前年度に比べますと636万9,367円、7.43%の増収となってございます。16年度は野田堰改修工事の白岡町負担金がございました。 次に、12款使用料及び手数料でございますが、予算額5,095万5,000円に対しまして、収入済額は4,997万2,989円となってございます。前年度との比較でございますが、23万7,599円、0.47%の減収となりました。 1項の使用料につきましては1.87%の減収、23ページに移りますけれども、2項の手数料につきましても0.37%の減収でございます。 25ページにお移りいただきまして、3項の証紙収入につきましては1.40%の前年度比較増収となってございます。 次に、国庫支出金でございますが、予算額3億7,425万3,000円に対しまして、収入済額3億5,436万4,179円となりました。1,988万8,821円の減でございます。前年度と比較いたしますと3,933万3,606円、9.99%の減収となりました。 項目別に見ますと、1項国庫負担金、予算額2億3,094万1,000円のところ、収入済額は2億2,519万1,702円となりました。前年度との比較では4,981万1,067円、18.11%の減収となってございます。 主な内訳でございますが、1目民生費国庫負担金では、前年度と比較いたしますと4,986万9,454円、18.47%の減収でございます。 27ページでございます。 2節の児童福祉費負担金におきまして、宮代保育園の完成に伴い社会福祉施設等施設整備費負担金が減額となったものでございます。 また、9節、10節におきましては、小学校第3学年修了前特別給付が新たな収入となったものでございます。 2目の衛生費国庫負担金につきましては、前年度と比較いたしますと1.16%の増収となっております。 次に、29ページ、2項の国庫補助金でございますが、予算額1億3,248万5,000円に対しまして、収入済額は1億1,776万円でございます。前年度と比較いたしますと1,231万円、11.67%の増収となりました。 項目別に見ますと、1目の民生費国庫補助金におきまして、前年度比較122.82%の増収となりました。3目土木費国庫補助金ですが、収入済額9,587万6,000円は前年度より169.31%の増収となってございます。これは地方道路整備臨時交付金が増額となりましたものでございます。 4目の教育費国庫補助金は前年度より103万1,000円、8.38%の減収となりました。 次に、31ページ、3項国庫委託金でございますが、予算額1,082万7,000円に対しまして、収入済額は1,141万2,477円となりましたが、前年度に比較いたしますと13.84%の減収となってございます。 14款県支出金でございますが、予算額4億8,427万5,000円に対しまして、収入済額4億7,879万315円となりまして、548万4,685円の減となってございます。前年度と比較いたしますと4,579万8,374円、10.58%の増収となりました。 1項県負担金でございますが、予算額9,311万1,000円に対しまして、収入済額は9,294万8,199円でございます。16万2,801円の減でございます。前年度より2,931万4,800円、23.98%の減収でございます。 1目民生費県負担金、33ページの8節、9節の小学校第3学年修了前特別給付負担金が国庫負担金同様、新たな収入となってございます。 次に、35ページ、2項県補助金でございますが、予算額3億3,658万8,000円に対しまして、収入済額は3億2,865万9,159円となりまして、792万8,841円の減となりました。前年度との比較でございますが、9,812万2,463円、42.56%の増収となってございます。 県補助金を各目、節で見ますと、1目総務費県補助金は収入済額3,469万2,000円、合併協議会助成事業費補助金及び木のある生活空間づくり事業費補助金を受けたものでございます。 2目の民生費県補助金ですが、収入済額1億2,834万8,159円、前年度比較でございますが、1,738万2,901円の増収となっております。1節社会福祉費補助金で地域福祉推進支援モデル事業費補助金を新たに受けてございます。 37ページ、3目衛生費県補助金につきましては、382万1,000円の収入済みで、前年度からは637万6,000円の減収でございます。これは六花の完成によりまして保健衛生施設等施設整備費補助金が16年度はなくなったものでございます。 4目農林水産費県補助金でございますが、収入済額1億984万7,000円でございます。前年度に比較いたしまして、4,847万2,000円、78.98%の増収となりました。これは農村総合整備事業補助金の増額によるものでございます。 5目商工費県補助金でございますが、収入済額1,312万5,000円、前年度比較でございますが、1,333万6,438円、50.40%の減収となりました。これは緊急雇用創出基金市町村事業費補助金の減額によるものでございます。 39ページ、6目教育費県補助金ですが、収入済額3,882万6,000円、前年度比較3,481万9,000円の増でございます。 3節保健体育費補助金において、第59回国民体育大会競技施設整備事業費補助金、大会運営交付金、大会旗・炬火リレー補助金を受けたものでございます。 次に、3項県委託金でございますが、予算額5,457万6,000円に対しまして、収入済額5,718万2,957円でございます。前年度と比較いたしますと2,300万9,289円、28.69%の減収となりました。減収の主な理由ですが、1目総務費県委託金、1節総務管理費委託金におきまして、緑のトラスト保全地管理委託金の減、4節の選挙費委託金において衆議院議員総選挙委託金、県知事選挙委託金、参議院議員埼玉県選出議員補欠選挙委託金の減によるものでございます。 次に、41ページ、15款財産収入でございますが、予算額699万5,000円に対しまして、収入済額は787万1,645円でございます。87万6,645円の増となりました。前年度比較でございますが、2,000万6,641円、71.76%の減収となっております。 1項財産運用収入、43ページになりますが、2目利子及び配当金におきまして、基金利子の減少、それから2項財産売払収入におきまして、16年度は売り払いがなかったことによるものでございます。 次に、16款寄附金につきましては、収入済額10万円、一般寄附でございます。 次に、17款繰入金でございますが、予算額15億3,265万6,000円に対しまして、収入済額10億5,297万989円でございます。予算額に比べますと、4億7,968万5,011円の減になります。前年度との比較でございますが、7億4,297万2,791円の減でございます。 45ページ、1項他会計繰入金におきまして1億8,229万1,505円の増となりましたが、47ページ、2項の基金繰入金におきまして、9億2,596万4,246円の減収となりましたものでございます。基金繰入金1目の財政調整基金繰入金5億5,000万円、2目の土地区画整理事業推進基金繰入金を1,550万8,510円、3目の公共施設整備基金繰入金を9,873万4,605円、4目庁舎建設基金繰入金を1億4,092万668円、それぞれ取り崩し、繰り入れたものでございます。 次に、18款繰越金でございますが、予算額にほぼ同額の9億2,869万2,074円の収入済みでございます。これは備考欄に記載のとおり、平成15年度の繰越金1,626万6,230円と繰越明許費繰越金9億964万9,244円でございます。前年度に比較いたしますと5億4,205万9,627円、140.20%の増となっております。 次に、49ページ、19款諸収入でございます。予算額2億5,280万9,000円に対しまして、収入済額は2億4,955万6,472円でございます。325万2,528円の減となりました。前年度に比較いたしますと3,481万7,662円、16.21%の増収でございます。 3項の受託事業収入は前年に比較いたしますと648万8,830円の増収となりました。 2目の土木費受託事業収入では795万3,750円、幹線道路計画策定受託事業収入173万2,500円、橋りょう応急修繕受託事業収入で622万1,250円などを受託したものでございます。 51ページ、4項の雑入でございますが、前年度に比較いたしますと2,780万3,477円の増収となってございます。 3目の雑入では2,609万8,096円の増収となりました。2節学校給食費徴収金で222万8,657円の減収となりましたが、3節雑入におきまして2,680万8,396円の増収となりました。 雑入の増額の主なものでございますが、53ページの備考欄、4行目にございますが、太陽光発電新技術等フィールドテスト事業負担金、それから55ページですが、こちらも4行目、
公設宮代福祉医療センター運営健全化交付金前年度返還金、それから10行目になります。宮代町勤労者住宅資金貸付制度返還金、11行目の宮代町小口金融あっ旋制度返還金、下から3行目、合併協議会精算金、下から2行目、グリーン電力基金助成金、一番下の土地改良施設維持管理適正化事業交付金などが新たな増となったものでございます。 次に、57ページ、20款町債でございます。 予算現額13億7,120万円に対しまして、収入済額は13億7,120万円、同額でございます。前年度との比較では7億3,690万円、34.96%の減収となってございます。 59ページ、1目の土木債では5,660万円の減額、2目の減税補てん債におきましては7億1,680万円の増額となりました。 3目臨時財政対策債におきましては2億2,540万円の減額となってございます。 以上が歳入でございます。
○議長(小山覚君) ここで休憩します。
△休憩 午前11時18分
△再開 午前11時35分
○議長(小山覚君) 再開します。 休憩前に続いて、収入役。 〔収入役 島村孝一君登壇〕
◎収入役(島村孝一君) それでは、続きましてご説明を申し上げます。 ただいま歳入の全体を説明させていただきました。 次に、歳出の全体につきまして少し補足をさせていただきます。 大変恐れ入りますが、決算書の7ページをお開きいただきたいと思います。 歳出の款ごとにつきまして支出済額と前年度支出額の比較増減、増減割合を申し上げさせていただこうと思います。 まず、第1款議会費でございますが、支出済額は1億1,947万8,303円でございます。前年度との比較でございますが、1,159万1,447円、8.84%の減でございます。 次に、2款総務費は、21億5,784万889円でございますが、前年度比較でございます。2億3,691万6,565円、12.33%の増でございます。 次に、3款民生費でございますが、支出済額18億9,809万2,909円でございますが、前年度との比較では1,703万8,080円、0.89%の減でございます。 次に、4款衛生費でございます。支出済額9億1,311万4,377円、前年度との比較でございますが、14億1,246万1,418円、60.74%の減でございます。 次に、5款労働費でございますが、支出済額206万6,796円、前年度比では563万9,570円、73.18%の減でございます。 次に、6款農林水産業費でございます。支出済額4億4,965万4,979円、前年度との比較ですが、1億4,704万4,189円、48.59%の増でございます。 次に、7款商工費でございますが、支出済額2,995万2,292円、前年度との比較944万2円、23.96%の減でございます。 次に、8款土木費でございます。支出済額13億9,834万5,147円、前年度との比較、2,414万7,198円、1.76%の増でございます。 次に、9ページ、9款消防費でございます。支出済額5億167万1,612円、前年度との比較では2,577万3,024円、5.42%の増でございます。 次に、10款教育費でございますが、支出済額14億946万9,471円、前年度との比較1億7,429万8,282円、14.11%の増でございます。 次に、11款公債費でございますが、支出済額15億858万2,309円、前年度との比較では7億3,385万7,288円、94.72%の増でございます。 次に、12款諸支出金でございますが、支出済額は27万4,374円、前年度との比較ですが、20万567円、271.75%の増でございます。 最後に、13款予備費でございますが、予備費につきましては支出はございませんでした。 以上でございますが、支出の内容につきましては各担当課長から補足説明を申し上げることとしてございますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 ここで、主要な施策に関します説明書をちょっとごらんいただきたいと思います。3ページをごらんいただきたいと思います。 平成16年度
一般会計歳入歳出決算状況。 歳入の状況でございます。平成16年度一般会計決算におきます歳入合計は104億3,475万円でございます。このうち自主財源は56億8,302万1,737円でございます。自主財源と申しますのは、1款の町税、11款の分担金及び負担金、12款の使用料及び手数料、15款の財産収入、16款の寄附金、17款の繰入金、18款の繰越金、それに19款諸収入、これらを合わせましたもので、自前の財源ということになるわけでございます。歳入に対します自主財源の比率でございますが、54.46%となります。 財政力指数につきましてですが、同じく15ページにございます。こちらに財政指標等の状況という一覧があるかと思います。その6段目にありますとおり、0.641でございます。前年度が0.609でございますので、0.032ポイントの上昇となりました。 次に、10ページをごらんいただきたいと思います。 平成16年度一般会計決算歳出の目的別・性質別調書でございます。この中から義務的な経費でございます人件費、扶助費、公債費、これらを見ますと、1の人件費でございますが、合計額17億62万6,000円、支出に占める割合は16.37%でございます。4の扶助費ですが、6億9,453万6,000円、6.69%でございます。7の公債費におきましては15億857万9,000円、14.52%となってございます。これらの義務的経費でございますが、合わせますと37.58%でございます。 次に、投資的な経費でございますが、6の普通建設事業費になります。18億4,022万1,000円、17.71%となっております。その他の経費につきましては44.71%でございます。 平成16年度におきまして実施されました各事業につきましては、1ページにその概要が掲載してございます。 恐れ入ります。1ページをごらんいただきます。 16年度に実施しました主要な施策を申し上げますと、今後のまちづくりの土台となる事業を着実に推進するため、圏央道と並行して進められている都市計画道路備中岐橋通り線の用地買収に着手するほか、「農」のある街づくりの拠点である新しい村において、その仕上げとなる集落道路、水辺環境、景観保全並びに集落農園整備を行いました。 また、町民の皆様への行政サービスの向上と災害等が発生した場合の対策本部として、温かい、優しい、使いやすいを基本理念とする新庁舎をオープンするなど、まちづくりの基盤となる施設の整備を推進いたしました。 さらに、地球環境に優しいまちづくりをより推進するため、次世代を担う子供たちを対象にキッズISOによる環境教育の充実を図りました。教育の分野におきましては、子供たちの安全確保のための監視員を各校に配置するほか、きめ細かな学習環境を整備するため35人学級の編制と各小・中学校に補助教員を配置し、きめ細かな指導行う小・中学校学力向上推進事業などを行い、さらなる学校教育の充実を図りました。 以上、平成16年度におきまして実施させていただきました主な事業を申し上げましたが、終わりに、予算の執行状況につきまして申し上げさせていただきます。 大変恐れ入りますが、もう一度決算書の245ページをお開きいただきたいと思います。 ここの歳出合計欄予算現額107億5,383万844円に対しまして、支出済額は103億8,854万3,458円でございます。予算執行率は96.60%でございます。翌年度繰越額は繰越明許費の2,883万77円と事故繰越しの185万5,922円でございます。予算額から支出済額、翌年度繰越額を差し引きました不用額は3億3,460万1,387円でございます。歳出予算に対します不用額の割合は3.11%でございます。 なお、予算執行上、予備費を充用させていただきましたものは316万2,000円ございました。 また、予算の流用させていただきましたものは37件、2,673万4,000円でございます。 財産に関する調書につきましては、248ページから249ページに記載をさせていただきました。 以上で平成16年度
一般会計歳入歳出決算につきましての補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。ありがとうございました。
○議長(小山覚君) 続きまして、決算書に沿って、款ごとに各担当課長から詳細な補足説明を願います。 最初に、1款議会費。 議会事務局長。 〔議会事務局長 織原 弘君登壇〕
◎議会事務局長(織原弘君) それでは、議会費につきまして補足説明をさせていただきます。 決算書の61ページをごらんいただきたいと思います。 なお、主要な施策に関する説明書におきましては、80ページからになります。 1款の議会費、予算現額1億2,232万7,000円に対しまして、支出済額1億1,947万8,303円で、不用額284万8,697円でございます。 議会費の内容といたしましては、議会議員及び事務局職員の人件費、そして議会会議録及び議会だよりの印刷製本費等が主なものがございます。 それでは、主な不用額等の説明をさせていただきます。 まず、9節旅費の研修旅費につきましては、常任委員会視察研修において、合同実施等によりまして経費が少なくて済んだことによるもので、費用弁償につきましては、3月定例会等の費用弁償を新年度において過年度支出したことによるものでございます。大変申しわけございませんでした。 次に、63ページ、64ページをごらんいただきたいと思います。 10節交際費につきましては、それにふさわしい支出に努めたことによるものでございます。 11節の需用費におきましては、議会だより発行についてページ数が若干少なかったほか、会議録印刷製本について定例会の本会議数が当初見込より少なかったことによるものでございます。 また、例年と違っている点につきましては、12節の役務費の筆耕翻訳料でございますが、これは菊花展における議長表彰の賞状のいわゆる清書代でございます。 18節の備品購入費につきましては、委員会用のテープレコーダーが1台故障したため、需用費から2万円を流用し、買いかえと予備を含めて2台購入させていただいたものでございます。 なお、13年度から制度化された政務調査費につきましては、精算が次年度となっているため、平成15年度の精算分を平成16年度において議会政務調査費精算金として諸収入の雑入として入れているものでございます。 以上でございます。
○議長(小山覚君) ここで休憩します。
△休憩 午前11時56分
△再開 午後1時00分
○議長(小山覚君) 再開いたします。 2款総務費について。 総務政策課長。 〔総務政策課長 西村 朗君登壇〕
◎総務政策課長(西村朗君) それでは、歳出のうち総務政策課所管分につきまして、補足して説明をさせていただきます。 決算書63ページ、主要な施策に関する説明書82ページをお開きいただきたいと存じます。 まず、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございますが、予算現額5億3,768万5,000円、支出済額5億2,767万8,399円、不用額は1,000万6,601円でございます。 まず、1節報酬でございますが、これは産業医、町民相談員、情報公開・個人情報保護審査会委員に対します報酬でございます。 次に、決算書65ページの2節給料、3節職員手当等、4節共済費でございますが、これは町長、助役、収入役並びに旧改革推進室、旧総務課、旧総合政策課及び会計室の職員44名分の人件費でございます。 2節給料の不用額につきましては、育児休業職員に係る執行残でございます。 3節職員手当等の不用額につきましては、超過勤務手当が見込みを下回ったこと、並びに育児休業職員の各種手当の執行残でございます。 4節共済費の不用額につきましては、育児休業職員に係る執行残でございます。 次に、7節賃金でございますが、これは職員の病休や産休等に係る臨時職員を雇用した際の賃金でございます。 次に、8節報償費でございますが、これは町内78地区の区長、自治会長への手当が主な内容でございます。 次に、67ページの9節旅費でございますが、これは職員の旅費並びに情報公開・個人情報保護審議会委員、町民相談員の費用弁償でございます。 次に、11節需用費でございますが、主な支出の内容といたしましては、庁舎内で共通して使用している法令図書の加除に要した法令追録代並びに町例規集の印刷製本費等でございます。 次に、12節役務費でございますが、これは文書発送事務に係る郵送料が主なものでございまして、不用額につきましては、市内特別郵便による割引制度及び県の巡回郵便制度を有効活用いたしまして経費節減を図ったことによるものでございます。 次に、13節委託料につきましては、町内循環バス委託料を初め、文書管理システムの保守料、例規集データベースの更新委託料、顧問弁護士委託料、職員の研修委託料、健康診断の委託料などでございます。 なお、町内循環バス委託料につきましては、説明書88ページにございますとおり、平成15年度の途中より2台体制となり、平成16年度は年間約4万2,400人のご利用をいただいたところでございまして、前年度と比べ約1万2,000人、率にして約40%の利用増となっております。 次に、決算書69ページの14節使用料及び賃借料でございますが、主な内容といたしましては、文書管理システム及び例規執務サポートシステムの機器並びにソフトの借り上げのほか、ソフトウエアリース料といたしまして給与計算ソフトの使用料となっています。 また、自動車借上料につきましては、区長研修に伴うバスの借上料でございます。 次に、18節備品購入費でございますが、これは公印及び循環バスのバス停標識などを購入したものでございます。 次に、19節負担金、補助及び交付金でございますが、これは各種協議会、組合、協会等への負担金として支出をしているものでございます。 なお、コミュニティづくり推進事業補助金につきましては、説明書の84ページから86ページにございますように、各行政区に対し交付いたしました地域活性化資金交付金並びに各集会所にございますピンク電話に関する交付金でございます。 続きまして、決算書71ページ、説明書88ページの2目広聴広報費でございます。予算現額938万3,000円、支出済額796万417円、不用額142万2,583円でございます。 主な内容でございますが、まず10節交際費につきましては、町長の交際費として適正な支出に努め、必要最小限にとどめたことから、53万4,505円が不用額となっているところでございます。 次に、11節需用費でございますが、これは毎月1回発行しております広報みやしろに係る経費が主なものでございます。 次に、19節負担金、補助及び交付金でございますが、埼玉県町村会を初めとする各種負担金でございます。 続きまして、3目財政管理費でございます。予算現額1,286万5,000円、支出済額1,261万6,862円、不用額は24万8,138円でございます。 主な内容でございますが、次のページの11節需用費の印刷製本費につきましては、説明書の89ページにございますように、平成15年度の主要な施策の成果に関する説明書、平成17年度の予算書及び事業別概要書の印刷製本費でございます。 次に、25節積立金でございますが、財政調整基金につきましては、決算剰余金及び基金利子の積み立てでございまして、その他の基金については基金利子の積み立てとなっております。 なお、各種基金の平成16年度末日現在の状況につきましては、決算書の251ページ、252ページに記載してございますので、後ほどごらんをいただければと思います。 次に、5目財産管理費でございます。説明書は90ページからでございます。予算現額11億4,548万6,000円、支出済額11億2,913万4,675円、不用額は1,635万1,325円でございます。この科目に計上されておりますのは主に庁舎や公用車などの維持管理経費、それから新庁舎に関する経費でございます。 決算書の75ページになりますが、まず8節報償費につきましては、新庁舎の完成式典の際にお借りしました駐車場所有者への謝金でございます。 次に、11節需用費でございますが、消耗品費につきましてはコピー機や公用車などに係る消耗品でございます。燃料費につきましては公用車のガソリン代等でございます。また、光熱水費につきましては、庁舎の電気、ガス、上下水道の使用料となっております。修繕料につきましては、主に庁舎設備や備品の修繕及び新年度の組織改編に伴う案内板等の変更費用などでございます。 不用額の理由といたしましては、主に電気使用料が見込みよりも少なかったことによるものでございます。 次に、12節役務費でございますが、通信運搬費につきましては電話の使用料でございます。不動産鑑定料につきましては、借地をしておりました保健センターの敷地を買収するための鑑定料でございます。盗難保険料につきましては、パソコンの盗難保険でございます。 不用額の主な理由といたしましては、電話料及び公用車の管理費用が見込みよりも少なかったことによるものでございます。 次に、13節委託料でございますが、平成16年度につきましては、旧庁舎及び新庁舎にかかわる清掃や警備などの経費、町有バスの運転委託料並びに新庁舎の工事管理委託などでございます。 また、県の緊急雇用創出補助金を受けまして町所有の土地、建物の総点検を実施し、公有財産台帳の整備を行ったところでございます。その調査結果に基づきまして決算書の248ページにございます財産に関する調書を修正させていただいたところでございます。 不用額の主な理由でございますが、旧庁舎の管理委託費については新庁舎への移転日以後の分を減額したこと、また新庁舎に関連いたしまして建設工事の管理業務、建物管理業務及び事務所移転業務の入札差金等の執行残等によるものでございます。 次に、77ページの14節使用料及び賃借料でございますが、借地に対する借上料及びコピー機などの借上料でございます。 なお、機械警備システム借上料につきましては旧庁舎にかかわるものでございます。 不用額につきましては、コピー使用料及び借地に係る固定資産税及び国民健康保険税の影響額が見込みよりも少なかったことによるものでございます。 次に、15節工事請負費でございますが、主な支出といたしましては、前年度より繰り越しをさせていただきました新庁舎の建設工事でございます。 なお、庁舎等改修工事につきましては、旧福祉課棟の電源改修工事及び旧税務課棟を書庫として利用するに当たっての窓格子設置工事等でございます。 また、備考欄の2行目にあります庁舎建設工事につきましては、新庁舎建設に当たっての附帯的な工事でございまして、主なものを申し上げますと、太陽光発電工事、衛星通信、防災無線等の移設工事、それから電話や庁内LAN等の布設工事などでございます。 不用額につきましては、新庁舎建設工事にかかわる執行残でございます。 次に、18節備品購入費につきましては、新庁舎建設に伴う庁用備品の購入及び公用車5台を買いかえたものでございます。不用額につきましては、公用車購入に当たっての入札差金が主な理由でございます。 決算書の79ページになりますが、19節負担金、補助及び交付金につきましては、事業用地としての農地取得に伴います除斥決済負担金等でございます。 次に、22節補償、補填及び賠償金につきましては、先般6月議会におきまして行政報告をさせていただきました旧庁舎に設置をしてありました機械警備システムの中途解約に伴う賠償金でございます。 続きまして、6目企画費でございます。説明書では91ページからでございます。 予算現額9,711万5,000円、支出済額8,907万7,783円、不用額は803万7,217円でございます。 この科目の主な事業といたしましては、男女共同参画社会推進事業、政策調整事業、行政改革推進事業、まちづくり交流事業、「農」のある街づくり推進事業、生涯学習まちづくり推進事業、OA管理事業、統合型GIS事業、第3次総合計画進行管理事業、市町村合併推進事業、市民参加推進事業、公募制補助金制度運営事業でございまして、それぞれの事業の内容につきましては説明書の91ページから99ページにかけて掲載をさせていただいております。 まず、1節報酬でございますが、総合計画の進行管理をお願いをいたしました総合計画審議会委員への報酬、公募制補助金についての審査をお願いをしております補助金審査委員会への報酬並びに昨年4月から施行いたしました市民参加条例に基づく市民参加評価審査委員会委員への報酬となっております。 次に、8節報償費でございますが、説明書91ページにございます男女共生セミナーの開催に伴う講師謝金、公募制補助金制度の制度改革に伴う会議のメンバーへの謝金、説明書92ページにございますまちづくりアドバイザーへの謝金のほか、各種会議やセミナーにおける一時保育を設けた際の保育ボランティアへの謝金、あるいは男女共同参画社会推進会議メンバーへの謝金となっております。 次に、9節旅費につきましては、各種事業の職員旅費及び総合計画審議会委員の費用弁償でございます。 次に、11節需用費でございますが、消耗品費につきましては、主にプリンターのトナーなどのOA機器関連の消耗品でございます。印刷製本費につきましては、生涯学習便利帳や男女共生情報誌、フラフープなどの印刷経費となっております。修繕料につきましては、サーバーやパソコン等の修繕費用でございます。 次に、81ページの12節役務費でございますが、通信運搬費につきましては、役場庁舎と小・中学校を初めとする町内の公共施設を結びますネットワークの通信回線費でございます。 不用額の理由といたしましては、合併協議に基づきインターネット回線を既存のADSL回線から光回線ヘの変更を予定しておりましたが、合併が白紙となりましたことによりまして予算の執行を行わなかったものでございます。 次に、13節委託料でございますが、電算委託料につきましては、新庁舎の建設に合わせまして住民税等の基幹系システム及び証明書自動交付機の入れかえを行ったところでございます。 また、保守委託料につきましては、窓口系の電算システムや財務会計システム、それからインターネットなどの情報系電算システムの保守委託料でございます。不用額につきましては、電算システムの入れかえ業務に伴う執行残でございます。 次に、14節使用料及び賃借料につきましては、各種電算システムのハードウエア、ソフトウエアの使用料でございます。不用額につきましては、新庁舎に合わせて入れかえを行いました電算機器リース料の入札差金でございます。 次に、15節工事請負費につきましては、インターネット回線について既存のADSL回線の高速化を図ったところでございます。不用額につきましては、先ほども申し上げましたが、当初の予定では合併協議に基づきまして光回線に変更する予定であったものを中止したことによるものでございます。 次に、18節備品購入費につきましては、主にコンピューターウイルス対策ソフトの資格ライセンスを購入したものでございます。不用額につきましては、インターネット回線を光回線に変更する際には新規にルーターの購入を予定しておりましたが、これも合併の関係で中止をしたことにより不用額となったものでございます。 次に、19節負担金、補助及び交付金につきましては、各種協議会等への負担金並びに公募制補助金の確定額でございまして、公募制補助金につきましては、説明書の98ページにございますとおり、53団体に交付をさせていただいたところでございます。 また、合併協議会負担金の1,600万円につきましては、1市3町合併協議会の負担金として支出したもので、主に合併公約の策定、合併協議会だよりの発行並びに合併協議会の運営などに充てられたものでございます。 続きまして、決算書91ページ、説明書106ページの12目公平委員会費でございます。 予算現額5万7,000円、支出済額5万6,100円でございますが、これは公平委員会を開催した際の経費でございます。 続きまして、13目進修館費でございますが、予算現額6,898万1,000円、支出済額6,582万3,301円、不用額315万7,699円でございます。 2節給料、3節職員手当等、それから次のページの4節共済費につきましては、進修館2名分の人件費でございます。 7節賃金につきましては、オフィスサポーターの賃金でございます。 8節報償費につきましては、進修館で実施いたしましたコンサート、各種講座等に係る出演者の出演料、講師謝金等でございます。 なお、不用額につきましては、進修館コンサートの出演料が安価で契約できたことによるため、また講師謝金の発生しない進修館イベント講座を実施したためでございます。 次に、11節需用費につきましては、進修館運営管理に係る経費でございまして、不用額につきましては、主に光熱水費の節約等に伴うものでございます。 13節委託料でございますが、これは進修館の管理運営に係る清掃、各種保守点検、進修館屋上防水工事に伴う設計委託料等でございます。 次に、95ページの15節工事請負費でございますが、これは13節委託料でも申し上げましたが、進修館屋上の防水工事を実施したものでございます。不用額は工事の執行残によるものでございます。 18節備品購入費につきましては、折り畳み式長机30台、食堂設置の冷蔵庫2台等を購入したものでございます。 続きまして、14目諸費でございますが、予算現額365万5,000円、支出済額309万410円、不用額56万4,590円でございます。これは説明書108ページにもございますとおり、町内各集会所の修繕補助等の経費でございます。 続きまして、決算書103ページ、説明書119ページの4項選挙費でございます。 まず、1目選挙管理委員会費につきましては、選挙管理委員会の活動経費でございまして、予算現額156万7,000円、支出済額150万8,820円でございます。 次に、105ページの2目土地改良区総代選挙費でございますが、無投票であったことから、予算現額11万5,000円、支出済額11万1,156円でございました。 次に、107ページの3目参議院議員通常選挙費でございますが、予算現額1,104万5,000円、支出済額1,103万4,907円でございます。 次に、109ページ、4目住民投票費でございますが、これは参議院議員通常選挙と同時に行われました合併の是非を問う住民投票にかかった経費でございまして、予算現額219万1,000円、支出済額216万5,617円でございます。 続きまして、決算書109ページ、説明書122ページの5項統計調査費、1目統計調査総務費でございます。予算現額381万7,000円、支出済額334万3,632円、不用額は47万3,368円でございます。 主な内容といたしましては、説明書の122ページから123ページに掲載されておりますように、学校基本調査を初めとする7つの統計調査のほかに平成17年度に実施されます国勢調査の調査区の設定を行ったところでございます。 続きまして、決算書111ページ、説明書124ページの6項監査委員費、1目監査委員費でございます。予算現額71万円、支出済額62万3,178円でございます。これは監査委員にかかわるもので、平成16年度は例月出納検査を毎月1回、計12回、決算審査6日間、定例監査4日間などを実施いたしましたが、これらに係る監査委員の報酬、費用弁償のほか、埼葛監査委員協議会の負担金が主な内容でございます。 以上でございます。
○議長(小山覚君) 続いて、町民生活課長。 〔町民生活課長 篠原敏雄君登壇〕
◎町民生活課長(篠原敏雄君) それでは、2款総務費、1項総務管理費のうち町民生活課所管分につきましてご説明を申し上げます。 初めに、7目の交通安全対策費でございますけれども、決算書では81ページ、説明書では99ページから101ページでございます。 予算現額1,916万1,000円、支出済額1,822万8,786円、不用額93万2,214円でございます。前年比で91万2,556円の減となってございますが、これは15年度をもちましてチャイルドシート購入費補助金を廃止をさせていただいたことが主な要因でございます。 次に、ここの項目の主な内容でございますけれども、説明書の99ページ以降をごらんいただきたいと存じます。 交通安全対策事業といたしまして年4回の交通安全運動、道路反射鏡、道路標示、道路照明灯などの交通安全施設の整備、高齢者交通安全大会、交通事故により被害を受けた方に見舞金を支給いたします交通災害共済受託事業などを実施をいたしましたほか、通学路安全対策事業といたしまして道路標示工事を実施してございます。 また、放置自転車対策といたしまして、放置自転車の撤去及び処分のほか駐輪場の管理などを実施しております。交通指導員さんにつきましては通学路における指導のほか、交通安全意識の普及・啓発など1年を通して活動をいただいてございます。 決算書の方で前年度と比較をいたしますと、8節の報償費が22万円ほど減となっておりますが、埼玉県交通災害共済受託事業におきまして事務取扱に対する手当の単価が引き下げられたことが主な要因でございます。 次に、11節の需用費では51万円ほど増となっておりますけれども、防犯対策として防犯パトロール用のマグネットシートを作成したこと、交通安全指導員の方の被服が貸与規定に基づきます更新時期に重なったため、その費用分が増額となったこと、道路照明灯の修繕が前年度に比較して多かったこと、自転車対策事業におきまして駐輪場整備として砂利敷きを行ったことなどが主たる理由でございます。 19節負担金、補助及び交付金につきましては92万円ほど減となっておりますけれども、先ほど申し上げましたチャイルドシート購入費補助金を廃止をさせていただいたことが主な要因でございます。 次に、不用額の主なものでございますけれども、8節の報償費につきましては、交通安全対策協議会委員への謝金の支払い、及び交通安全母の会の方への活動に対する謝金の支払いが実績ベースで少なかったためでございます。 9節の旅費につきましては、交通指導員さんへの費用弁償及び交通機関を利用した出張が当初見込みよりも少なかったためでございます。 11節の需用費につきましては、道路照明灯の修繕が当初見込みよりも少なかったことが主な要因でございます。 13節の委託料につきましては、放置自転車の処分量が減少したこと、高齢者事業団によります自転車整理の活動実績が当初予定より若干減少したためでございます。 続きまして、8目の公害対策費でございますが、決算書では85ページ、説明書では101ページから103ページでございます。 予算現額349万9,000円、支出済額329万7,263円、不用額20万1,737円でございます。前年比で195万9,153円の減となってございますが、これはダイオキシン類の調査を町内の3カ所から2カ所に縮小したこと、及び入札により安価にて契約できたことが主な要因でございます。 主な内容でございますが、説明書の101ページ以降をごらんいただきたいと存じます。 公害防止対策事業といたしまして、町内の主要5河川の水質状況を把握するための水質調査、ダイオキシン類によります環境汚染状況を把握するため、町内2地点における大気中のダイオキシン類調査のほか、道路交通騒音交通量調査及び不法投棄対策などを実施してございます。 なお、環境調査結果につきましては、隼人堀川下流部におけるBOD(生物化学的酸素要求量)が基準値を若干上回りましたほかはすべて基準値以下となってございます。 また、不法投棄の処理件数につきましては、家電4品目を含めまして、前年度の33件から1件減少いたしまして32件となってございます。 決算書の方で前年度と比較いたしますと、13節委託料が195万円ほど減となってございますが、これは先ほど申し上げましたダイオキシン類調査の関係でございます。 次に、9目の環境管理費でございます。決算書では85ページ、説明書では103ページから104ページでございます。 予算現額539万6,000円、支出済額475万5,337円、不用額64万663円、前年比で97万1,891円の減となってございます。 主な内容につきましては説明書の103ページ以降をごらんいただきたいと存じます。 花のある街づくり事業におきましては、快適で潤いのある環境づくりのために花の種銀行の運営や花講座の開催、桜並木の管理などを実施しております。環境マネジメントシステム推進事業におきましては、ISO14001の定期維持審査を受けますとともに、環境基本計画や地球温暖化防止実行計画の進行管理を実施しております。 また、町民、事業者、町の3者が協働して環境問題に取り組む環境会議を運営し、宮代版エコライフチェックシートの作成と全戸配布、キッズISOへの支援のほか、今後の環境会議のあり方についての提言を含む報告書の作成などに取り組んでいただいたところでございます。 雨水貯留施設補助事業におきましては、雨水の有効活用を図るための助成事業を実施し、新設型2基分について補助金を交付してございます。 緑の推進事業におきましては、緑のトラスト保全地であります山崎山の保全管理のほか、保存樹木や生け垣設置に係る助成事業などを実施してございます。 なお、平成16年度におきまして、新たに保存樹木の指定が3件、保存生け垣の指定が1件ございました。 決算書の方で前年度と比較をいたしますと、13節委託料が94万円ほど減となってございますが、これは埼玉県からの緑のトラスト保全地管理委託が15年度をもって廃止されたことが主な要因でございます。 次に、不用額の主なものでございますけれども、13節の委託料につきましては、桜の木管理業務委託が見積もり合わせの結果、安価にて契約できたこと、また緑のトラスト保全第5号地草刈り委託料につきまして、町管理分に係る草刈りを職員で行ったことなどにより、当初見込みより管理委託経費が少なく済んだことによるものでございます。 19節の負担金、補助及び交付金につきましては、生け垣設置奨励補助金におきまして当初見込みよりも申請が少なかったことによるものでございます。 また、予備費の充用につきましては、雨水貯留施設整備事業補助金に不足が生じたため予備費を充てさせていただいたものでございます。 次に、10目の防犯対策費でございます。決算書では87ページ、説明書では105ページでございます。 予算現額1,663万円、支出済額1,628万4,132円、不用額34万5,868円、前年比で110万8,447円の増となってございます。 主な内容でございますが、説明書の105ページをごらんいただきたいと存じます。 防犯活動事業といたしまして、安全・安心なまちづくりを推進するため防犯灯の新設及び老朽化した防犯灯の器具交換、1戸1灯運動の啓発、公用車による防犯パトロールのほか、青色回転灯を装備した公用車による職員防犯パトロールを実施に向けました準備作業などを実施したところでございます。 なお、平成16年度から地区管理防犯灯をすべて町管理に移行してございます。 決算書の方で前年度と比較をいたしますと、11節需用費におきまして前年比586万円ほどの増となってございますが、これは地区管理防犯灯をすべて町管理に移行したことに伴い電気料が増となったこと、及び防犯灯の修繕料が100万円ほど増となったことによるものでございます。 15節工事請負費におきましては、27万円ほど増となってございますが、防犯灯の新設要望が見込みを上回ったものでございます。 19節負担金、補助及び交付金につきましては、500万円ほど減となってございますが、同じく地区管理防犯灯の町管理への移行に伴い、防犯灯の電気料に係る補助金が廃止されたこと、これが主な要因でございます。 次に、不用額の主なものでございますけれども、11節の需用費につきましては、防犯灯に係る電気料及び修繕数が当初見込みを下回ったためでございます。 次に、流用の理由でございますけれども、11節の需用費につきましては、防犯灯の町管理への移行に伴い予算額の不足が予想されたため流用させていただいたものでございます。 15節の工事請負費につきましては、防犯灯の新設要望が当初見込みを上回ることが予想されたため流用をさせていただいたものでございます。 次に、11目の防災対策費でございます。決算書では89ページ、説明書では105ページから106ページでございます。 予算現額690万9,000円、支出済額551万8,722円、不用額139万278円、前年比で16万3,187円の増でございます。 主な内容でございますが、説明書の105ページ以降をごらんいただきたいと存じます。 防災活動事業といたしまして、住民の防災意識の高揚並びに防災活動に関する技術や知識の習得などを図るため、須賀小学校におきまして地域防災訓練を実施したほか、防災行政無線設備や耐震性貯水槽などの維持管理などを実施してございます。 また、防災体制の強化対策といたしまして、自主防災組織の育成及び活動への支援を行っております。 なお、平成16年度におきまして、新たに7番目の組織といたしまして前原地区に自主防災組織が設立されまして活動を開始されてございます。 また、16年度におけます災害対応の状況でございますけれども、9月22日と10月5日には大雨洪水警報の発令に伴います警戒配備をしてございます。 また、10月6日には震度5弱の地震発生に伴う警戒配備、10月9日は台風22号、10月20日には台風23号それぞれの接近に伴います非常配備体制をとったところでございます。 決算書の方で前年度と比較をいたしますと、11節需用費が44万円ほど増となっておりますが、防災無線の蓄電池交換で85万2,000円の支出がございましたが、防災用備蓄食糧の更新が時期の関係で前年よりも少なかったためでございます。 18節の備品購入費につきましては、平成17年度の実施を目指しまして青色回転灯を購入したことが主な要因でございます。 19節負担金、補助及び交付金につきましては、防犯・防災体制推進事業補助金が37万円ほど減となっておりますが、これは自主防災育成事業におきまして資機材購入の補助申請が当初見込みを下回ったことが主な要因でございます。 次に、流用の関係でございますが、12節の役務費につきましては、防災倉庫内に備蓄されております浄水器の炭酸ガスボンベ4本ございますけれども、この高圧ガス容器所有者登録更新料に不足が生じたためでございます。 14節の使用料及び賃借料につきましては、庁舎移転に伴います防災無線移転工事を効率的に進めるため、役場庁舎と消防署の間に電話線を引いたことにより、その使用料が不足したためでございます。 なお、この費用につきましては工事に伴い発生した経費でございますので、後日、施工業者から町の方に納入をされてございます。 次に、不用額の関係ですが、11節の需用費につきましては、防災無線用の消耗品が安価で済んだこと、防災訓練に使用する予定であった消火器を水消火器で代用したため、中身の補充がなかったことなどが主な要因でございます。 19節の負担金、補助及び交付金につきましては、自主防災組織育成事業におきまして資機材の購入費補助金が当初見込みを下回ったためでございます。 続きまして、2款総務費のうちの2項徴税費についてご説明を申し上げます。 決算書の95ページをごらんいただきたいと存じます。説明書では108ページから114ページでございます。 予算現額1億6,873万7,000円、支出済額1億6,391万3,783円、不用額482万3,217円となってございます。支出済額は前年比1,485万349円、約10%の増となってございます。 初めに、1目の税務総務費でございますけれども、予算現額1億664万6,000円、支出済額1億372万5,791円、不用額292万209円でございます。 主な内容でございますけれども、税務課及び徴収対策室職員の人件費、徴税全般にわたる事務経費でございます。 97ページでございます。2節給料の職員数につきましては、組織改正などに伴いまして、平成16年10月から徴収対策室が設置されたことによりまして前年度より3人増の18人となってございます。 7節賃金におきましては、支出済額247万880円でございますけれども、前年比50万1,120円の増となってございます。増の要因でございますが、例年における徴税の賦課資料整理のための臨時職員に加えまして、育児休業職員の代替職員を雇用したことによるものでございます。 11節需用費におきましては支出済額105万7,415円で、前年比6万557円の減となってございます。消耗品費につきましては、「税」「地方税」などの月刊誌の購読料、ファイル等の事務用品の購入費でございます。 また、法令追録代につきましては、実務提要や質疑応答集など、また徴税に係る加除式図書の追録代でございます。 減の理由でございますけれども、バインダー等につきましてリサイクル可能な事務用品については極力購入を控え、節減に努めたことによるものでございます。 19節負担金、補助及び交付金につきましては、支出済額28万7,944円で、前年比1万2,823円の減となってございます。埼玉県や春日部税務署管内などの各種協議会等の負担金や分担金でございます。 減の理由でございますが、埼玉県市町村軽自動車税事務協議会に対する負担金におきまして、前年4月1日現在の課税客体数に生ずる負担金の単価が引き下げられたことによるものでございます。 なお、不用額につきましては、主に給料及び職員手当等において生じたところでございます。 また、賃金につきましては、職員で対応可能な時期には極力臨時職員の雇用を控えたことにより生じたものでございます。 続きまして、99ページ、2目の賦課徴収費についてご説明を申し上げます。 予算現額6,209万1,000円、支出済額6,018万7,992円、不用額190万3,008円でございます。 主な内容でございますが、8節報償費につきましては、支出済額5万円で、前年度と同額でございます。内容は、たばこ組合の奨励金でございます。 11節需用費につきましては、支出済額112万2,046円で、前年比1万7,797円の増でございます。消耗品費につきましては、各種課税台帳用のバインダーなど事務用品の購入、印刷製本費は町民税申告書用の窓あき封筒や償却資産の手引き、口座振替依頼書などの印刷経費でございます。 増となった理由でございますが、組織改正に伴いまして組織名称の変更に係るゴム印などの事務用品の購入によるものでございます。 12節の役務費につきましては、支出済額94万5,051円で、前年比2万2,463円の増となってございます。口座振替及び郵便振替件数の増加に伴いまして公金取扱手数料が増加したことによるものでございます。 13節委託料につきましては、支出済額4,620万728円で、前年比1,177万3,927円の増となってございます。平成18年度の評価替えに伴いまして、平成17年1月1日現在における固定資産税標準宅地151地点の鑑定評価のための評価替え調査委託料が増となったことによるものでございます。 14節使用料及び賃借料につきましては、支出済額396万180円で、前年と同額でございます。申告受付支援システム等の各種税関係の個別システムに係るソフトウエアのレンタル料及びシステム使用料でございます。 23節償還金、利子及び割引料につきましては、支出済額790万9,987円で、前年比60万303円の増となってございます。過誤納金還付引当金につきましては、金額、件数とも個別の状況により毎年度変動をしてまいりますけれども、昨年度は個人、法人町民税が減少したものの、固定資産税におきまして金額が増加したことによるものでございます。 なお、不用額につきましては、13節委託料の電算委託料において生じてございます。当初見込みでTKCに対します税システムの電算委託料につきまして納税義務者数や筆数等課税客体データ件数の増加を大きく見込んだところでございますが、結果的には積算より少なかったため不用額が生じたものでございます。 徴税費につきましては以上でございます。 続きまして、2款総務費の3項戸籍住民基本台帳費についてご説明を申し上げます。 決算書の101ページをごらんいただきたいと存じます。主要な施策に関する説明書は114ページから119ページでございます。 予算現額8,672万5,000円、支出済額8,252万1,109円、不用額420万3,891円となってございます。支出済額におきまして、前年比1,090万円ほど増額となってございますが、これは職員が2名増員となったことによる人件費の増が主な要因でございます。戸籍住民基本台帳費につきましては、戸籍住民基本台帳管理事業及び住民基本台帳ネットワーク整備事業の2つの事業で構成をされてございます。 初めに、戸籍住民基本台帳管理事業でございますけれども、ご案内のように、戸籍は個人の出生から死亡に至る重要な事項を登録、公証し、あわせて国籍を間接的に証明するものとなってございます。 また、住民基本台帳は住民の居住関係の公証、選挙人登録、その他住民に関する事務処理基礎を正確に提供するものとなってございます。具体的な事務といたしましては、戸籍謄本、抄本や住民票の写しの交付、出生や婚姻などの届け出の受理、外国人の登録事務、統計事務などが主な内容となってございます。 また、住民基本台帳ネットワーク整備事業でございますが、平成15年度から住民基本台帳ネットワークが本格稼働いたしまして、全国の市町村の住民基本台帳をネットワークで結ぶことによりまして、全国共通の本人確認が効率的に行われますとともに、電子自治体の基盤となっているものでございます。 なお、これらの事業の成果につきましては説明書に記載をしてございますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。 それでは、決算書に沿ってご説明を申し上げます。まず、7節の賃金でございますが、職員の育児休暇に伴います臨時職員の賃金でございます。 103ページでございます。 11節の需用費でございますが、前年比で99万円ほどの増となってございますが、これは戸籍類を保管してございます回転保管庫という書庫がございますが、これが故障いたしまして、その修理をしたことが主な要因でございます。消耗品費につきましては、住民票、印鑑登録証明書、戸籍謄抄本等の証明書用の改ざん防止用紙、住民カードの購入などでございます。印刷製本費につきましては、戸籍関係などの届け出用紙、各種申請書等の用紙印刷代、窓口用封筒代などでございます。 12節の役務費につきましては、住民基本台帳ネットワークシステムの調整作業に係る手数料でございます。前年比で67万円ほどの減となってございますが、15年度におきましては住民基本台帳ネットワークシステムの二次稼働によりまして、住民基本台帳カードの交付が開始をされることとなりましたことから、ICカードシステム設置作業等における調整経費の支出がございましたけれども、16年度におきましては住民基本台帳ネットワークシステムの追加調整作業のみとなったことによるものでございます。 また、不用額につきましては調整作業を当初3回必要と見込んでございましたが、結果的に2回で済んだことによるものでございます。 13節の委託料につきましては、前年比で50万円ほどの減となってございますが、これは住民基本台帳ネットワークシステムの二次稼働に伴いますテストに係る委託料が15年度限りであったことによるものでございます。電算委託料につきましては、主に住民マスターの更新料及び保存用住民票の作成委託料でございます。機器保守委託料につきましては、住民票等自動交付機の定期点検委託料が主なものでございます。電算機器保守委託料につきましては、除籍、現在戸籍システムソフトの保守及び戸籍システムソフト等の保守委託料でございます。住民基本台帳ネットワークシステム委託料につきましてはシステム機器の保守委託料となってございます。 不用額につきましては、住民基本台帳ネットワークシステム委託料の執行残及び機器保守の契約期間の短縮によるものでございます。 14節の使用料及び賃借料につきましては、備考欄にございますように、住民票等自動交付機などの機器類の借上料でございます。 18節の備品購入費につきましては、住民基本台帳カードに張りつけます写真を規定に合うように切断をするための写真カッターの購入費でございます。 19節負担金、補助及び交付金につきましては、越谷戸籍住民基本台帳事務協議会等の負担金となってございます。 以上でございます。
○議長(小山覚君) ここで休憩します。
△休憩 午後1時55分
△再開 午後2時15分
○議長(小山覚君) 再開します。 次に、3款民生費。 健康福祉課長。 〔健康福祉課長 折原正英君登壇〕
◎健康福祉課長(折原正英君) それでは、3款民生費のうち健康福祉課所管分につきまして補足説明をさせていただきます。 決算書の113ページをごらんください。主要な施策に関する説明書におきましては124ページから130ページまででございます。特に、前年度決算との増減及び16年度決算の特徴的な箇所について順次、各節ごとに増減理由、主な流用、不用額理由についてご説明申し上げます。 3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費は、予算現額8億3,325万円、支出済額8億1,968万1,592円、不用額1,356万8,408円でございます。 決算額につきましては前年度比較で1億5,558万124円の増額でございます。これは主に支援費を初めとする扶助費に係る分で、約3,000万円の増。国民健康保険特別会計への繰出金分で約1億2,000万円の増によるものでございます。 まず、社会福祉総務費におきましては身体及び知的機能に障害のある方への施設入所に係る委託料、重度の心身障害のある方への医療費と手当の支給を初め、心身障害による就労が困難な方の自立支援を行う福祉作業所、ひまわりの家、すだちの家の運営事業、在宅での重度障害のある方への経済的負担の軽減と自立促進を図るための福祉タクシー利用料金助成、また社会福祉協議会を初めとする福祉団体への助成、精神障害者への更生援護事業などが主なものでございます。 1節報酬でございますが、支出済額16万3,800円でございまして、福祉作業所入所選考委員会に係る分で3万9,000円、及び昨年度新たに民生、児童委員総改選があったため、民生委員、児童委員推薦会委員分として12万4,800円でございます。 116ページにお移りいただきたいと思います。 7節の賃金でございますが、合併による職員の県派遣、育児休業による補充として72万6,080円でございます。 8節の報償費でございますが、3万円の支出でございまして、これは本年1月、心の健康講演会として、現代社会とうつ病をテーマに開催をさせていただきまして、それに伴う講師謝金でございます。 9節旅費16万7,330円でございますが、職員旅費が12万1,130円で、職員に係る旅費、費用弁償として4万6,200円で、福祉作業所入所選考委員と民生委員、児童委員推薦会委員に係る分でございます。 11節需用費でございますが、158万5,248円でございます。13節委託料より9万円の流用は法令追録代が増加したためによるものでございます。 12節役務費でございますが、32万3,274円でございまして、前年比約11万円の増で、重度医療などの振り込み郵送に係る通信運搬費などが2款総務費の計上ではなく当該科目による計上によることとなったためによるものでございます。 13節委託料でございますが、8,243万496円でございまして、前年比570万5,306円の増額でございます。理由といたしましては、平成16年度は福祉作業所の運営委託料5,263万2,000円が指導員体制の強化の観点から、新たに指導員雇用による増431万1,000円。 118ページに移りまして、福祉タクシーの委託料475万8,400円が前年度より交付者数が32人、利用件数が556件増加したことにより41万9,210円の増、生活ホーム施設委託料348万6,800円ございますが、入居者が1名増したことによりまして75万8,000円の増などによるものでございます。 117ページにお戻りいただきまして、委託料の不用額270万8,504円でございますが、内訳といたしまして身体障害者援護事業で措置による施設入所がなかったためによる分で約61万円、同じく措置による入所がなかったため、知的障害者更生援護事業で72万6,000円、福祉タクシー利用料金助成事業で約27万円、障害者の措置分の短期入所がなかったためによる分で31万円などによるものでございます。 委託料による主なものといたしましては、116ページにお戻りいただければおわかりかと思うんですが、進行性筋萎縮症者療養等給付事業委託料874万4,128円で、2名分の筋ジストロフィー患者に対する措置費でございます。 恐縮ですが、118ページに移りまして、ホームヘルプサービス業務委託料4万2,605円ございますが、これは精神障害者、難病患者の方のホームヘルプサービス分で、前年比2万113円の増で、派遣世帯の増によるものでございます。 地域福祉推進委託料897万1,000円は、社会福祉協議会の委託料で、派遣法に基づく職員人件費でございます。 14節使用料及び賃借料でございますが、8万2,598円でございまして、福祉作業所に係る複写機借上料5万6,598円、福祉作業所の新しい村における農園使用料2万6,000円でございます。 18節備品購入費でございますが、11万8,980円でございまして、福祉作業所及び福祉交流センターに係る分でございます。 19節負担金、補助及び交付金でございますが、4,918万8,582円でございまして、前年比約9万円の減額でございます。 主な内容といたしましては、市町村障害者生活支援事業負担金として145万5,000円、これは久喜市にある社会福祉法人久喜同仁会に2市6町が委託し、在宅障害者への支援をし、障害者の自立と社会参加の促進を図ることを目的とするものでございます。幸手保健所管内精神障害者小規模作業所運営費等補助金53万6,564円で、前年比20万7,435円の減で、ともだちの家通所者が1名減によるものでございます。 119ページに移りまして、上から2段目でございますが、知的障害者ケアマネジメント事業負担金28万6,500円であります。これは社会福祉法人啓和会への2市6町での委託事業で、知的障害者・児への支援事業でございます。町社会福祉協議会の補助金として社会福祉推進事業補助金で2,865万8,000円、重度障害者居宅改善整備費補助金36万円は1件分でございます。 なお、県補助金には該当いたしませんでした。 精神障害者小規模であるMFアバンティーへの運営費補助金として精神障害者小規模作業所運営費補助金590万円で、前年比50万円の減でございますが、これは施設整備費補助金50万円がないためによるものでございます。 民生委員・児童委員活動費等補助金515万2,289円、精神障害者地域生活援助事業補助金126万6,000円、これは精神障害者のグループホーム入所に係る補助金で、前年比114万円の増でございますが、グループホーム利用者の増によるものでございます。 また、新たに地域福祉推進支援事業補助金400万円がございますが、これはNPO支援のための初年度備品に対する補助でございます。 118ページにお戻りいただきまして、不用額が284万6,418円ございますが、これは生活サポート事業において利用が見込みより少なかったためによる分で171万8,944円、民生委員・児童委員協議会の活動費補助金が見込みより下回ったためによることで、90万7,711円、重度障害者居宅改善整備費補助金が2名分予算化いたしましたが、1名分の利用しかございませんでしたことによって36万円などによるものでございます。 120ページに移りまして、20節扶助費2億2,893万9,513円でございまして、前年比3,044万8,224円の増額でございます。これは支援費などの増によるものでございます。 主な内容といたしまして、更生医療給付費442万948円で、前年比37万8,405円の減でございますが、心臓機能障害による手術の医療費の減と給付者の減によるものでございます。身体障害者補装具給付費235万7,782円で、前年比約10万円の増でございますが、これは給付者、修理者の増によるものでございます。更生訓練費3万9,400円は、前年比約3万円の減でございますが、これは対象者の減によるものでございます。 身体障害児補装具給付費325万7,337円で、前年比190万6,763円の増でございますが、これは給付者、修理者の増によるものでございます。重度障害児者日常生活用具給付費25万3,150円は、前年比12万5,050円の増で、やはり対象者の増によるものでございます。在宅重度心身障害者手当2,538万3,000円で、前年比70万2,000円の増で、これは延べ106人の対象者の増によるものでございます。 重度心身障害者医療費においては4,334万6,056円で、前年比305万2,333円の増で、対象者が31人の増、延べ対象件数の増加963件によるものでございます。重度障害者日常生活用具給付費128万9,481円で、前年比64万7,241円の増で、これは意思伝達装置、特殊寝台などの高額品目給付があったためによるものでございます。 重度身体障害者日常生活用具(補助具)給付費は4万5,964円で、前年比約11万円の減でございますが、利用が少なかったためによるものでございます。 次に、障害者の支援費に係る分の決算でございますが、更生援護施設入所者医療費250万2,912円で、前年比75万9,396円の増で、これは知的障害者の入所者が6人増によるものでございます。 施設訓練費支援費1億3,510万1,900円でございますが、これは前年比1,748万9,300円の増でございます。これは身体障害者に係る支援費分が前年比1名増で84万3,400円、知的障害者施設訓練費等の支援費分が前年比7人の増で、1,664万5,900円の増でございます。 なお、施設訓練費支援費1億3,510万1,900円は、内訳といたしまして身体障害者施設訓練等支援費分で、8名の入所分として2,608万円、知的障害者施設訓練費等支援費分で42名分の入所者分として1億901万2,400円でございます。 次に、居宅生活支援費として1,049万8,800円ございました。これは前年比616万8,120円の増でございます。内訳といたしましては、身体障害者のホームヘルプサービスの利用が5名分で、453万7,570円、前年比349万9,280円の増でございます。 また、内訳として知的障害者の居宅生活支援費といたしまして595万5,970円ございますが、これも前年比約270万円の増でございます。内訳として、ホームヘルプサービスの利用が6名分の利用で約76万円、短期入所として約203万円、前年比3名の利用の増ということでございます。グループホームの事業の中では約315万円で、約23万円の前年比の増ということでございます。内訳としまして、障害児居宅生活支援として5,260円ございました。 そして扶助費不用額475万9,487円ございますのは、重度医療関係で当初見込みよりも少なかったためによる分で約171万円、支援費関連で約196万円、あと身体障害者の方の更生医療が見込みより少なかったことにより約20万円、難病患者の日常生活の利用が少なかったことによる分で約16万円などでございます。 122ページに移りまして、23節償還金、利子及び割引料で91万5,953円ございまして、これは国・県への超過交付に係る返還分で、補装具に係る分、在宅福祉に係る補助金の分でございます。 続きまして、2目老人福祉費のうち健康福祉課所管分及び3目自然の森費について補足してご説明申し上げます。 決算書の121ページでございます。主要な施策に関する説明書では130ページからでございます。 2目老人福祉費でございますが、宮代町の高齢者が安心して老後が暮らせるよう在宅介護支援センター事業、緊急通報システム事業、高齢者健康づくり支援事業、自立生活支援ヘルパー事業、敬老会福祉事業、配食サービス事業、徘徊高齢者探索サービス事業、低所得者利用者負担対策事業などでございます。 予算現額4億6,947万5,000円で、支出済額4億6,146万5,758円、不用額800万9,242円となっています。支出済額で前年比2,860万6,331円の増となっておりますが、主な増額要因は介護保険特別会計への繰出金の増によるものでございます。 1節報酬でございますが、これは宮代健康福祉事業運営委員会委員の報酬でございまして、支出済額49万1,400円で、前年比17万1,600円の増でございます。16年度は事業内容が計画の進行管理となりましたが、支払い対象会議の増加によるものでございます。 2節、3節、4節などの人件費につきましては、高齢福祉担当職員3人、高齢者事業団事務従事職員1人を対象としております。 7節賃金でございますが、支出済額15万360円で、前年比5万9,070円の減でございますが、育児休業に伴う看護師の雇用賃金ですが、雇用期間の減によるものでございます。 8節報償費でございますが、支出済額32万円で、前年比9万5,000円の増でございまして、ふれあいデイサービスの体操指導回数の増加によるものでございます。 9節旅費でございますが、15万9,800円で、前年比6万4,440円の増となっており、これは主にみやしろ健康福祉事業運営委員会委員の費用弁償の増加によるものでございます。 決算書123ページに移らせていただきます。 11節需用費でございますが、支出済額213万502円で、前年比約3万円の減でございます。これは敬老会の対象者の減による赤飯、名簿の減によるものでございます。消耗品費、印刷製本費は主に敬老会の赤飯、名簿代などでございます。光熱水費は緑の森に設置しております在宅介護支援センターの水道料、ガス代でございます。修繕料2万5,674円は在宅介護支援センターの施設修繕代でございます。 不用額25万498円につきましては、敬老会事業における消耗品費等を初めとする経費の節減に努めたことによるものでございます。 12節役務費については、支出済額30万5,420円で、前年比約10万円の減となっております。これは緊急時通報システムの端末機が6台減少したことによるものと徘徊高齢者探索サービス現場急行手数料がなかったことによるものでございます。 主な内容としましては、緊急通報システム事業における端末機基本料及び端末機設置工事費として24万4,171円などでございます。 13節委託料3,773万2,652円で、前年比955万8,755円の増となっております。これは六花が前年度は開設後半年分の在宅介護支援センターの委託料でございましたが、16年度は通年化したことにより797万878円の増加、みやしろ健康福祉プラン策定業務コンサルタント委託料が新規に295万5,000円生じたためによるものでございます。 委託料の主な内容は先ほど申し上げました在宅介護支援センター運営委託料で、2,080万3,568円で、六花と緑の森に設置しております在宅介護支援センター運営委託料でございます。老人福祉施設措置委託料は185万3,204円で、養護老人ホームことぶき園に入所しておりました方の措置に係る委託料でございます。 配食サービス委託料は530万4,264円と、延べ825人の利用者で8,850食、委託先は町社会福祉協議会でございます。 みやしろ健康福祉プラン策定業務委託料は改定が予定されます宮代町高齢者保健福祉計画第3期介護保険計画に係るコンサルタント委託料が新規に生じたものでございます。 商品券発行等業務委託料424万7,500円は、敬老会対象者への商品券発行及び換金代ですが、商品券換金代がこのうち374万7,500円で、換金率は91%でございました。 不用額244万8,348円ございますが、老人福祉施設措置委託料入所者が1月にお亡くなりになったことによる減で41万4,796円、自立生活支援ヘルパー派遣事業利用者の2人のうち1人が介護保険サービスに移行し、その後新規利用者がいなかったためによる減で約15万円、配食サービスの容器購入がなかったこと、配達ボランティアに対する保険料が当初見込みを下回ったことによる分で約80万円、商品券の未換金、換金がされなかった分で36万円、約でございますが、によるものでございます。 決算書の125ページに移らさせていただきます。 14節使用料及び賃借料として106万9,135円で、緊急時通報システム機器借上料でございます。 なお、システム装置の設置台数は平成17年3月現在、66台でございます。 19節負担金、補助及び交付金は1,343万7,291円、前年比470万5,517円の増でございます。これは高齢者福祉推進事業補助金470万2,000円が社会福祉総務費より科目異動により計上されたためによるものでございまして、内容は高齢者事業団への補助金でございます。 本節の主な内容とましては、新規として緊急時通報システムセンターシステム入れかえ負担金19万8,771円で、これは緊急時通報システムセンターの機器入れかえに伴う経費を久喜地区消防組合の管轄市町の人口割、保有台数割で算出したものでございます。 町独自の低所得者施策でございます介護サービスの利用者負担助成金は、第1号被保険者の保険料、第1段階、第2段階の方、第2号被保険者である町民税非課税の方、計217人分の助成を実施したもので684万720円の支出でございます。このほかに老人クラブ活動助成金165万8,000円がございます。 不用額67万6,709円ございますのは、高齢者居宅改善整備費補助金が1件しか発生しなかったことによる残で、約32万円、介護サービス利用者負担助成金が当初見込みを下回ったためによる残で、約28万円などによるものでございます。 20節扶助費は3,115万5,196円で、前年比531万2,654円の減でございますが、要因は老人医療費の減によるものでございます。 本節の主な内容としましては、長寿祝い金が526万円で、前年比110万円の増、紙おむつ等介護用品支給費490万5,018円が前年比85万6,615円の増、延べ204人が増加したことによるものでございます。 訪問介護利用費は64万9,074円で、介護保険法の施行以前からホームヘルプサービスを利用されている方等への支援措置費用でございます。 不用額364万894円は主に老人医療費において見込みを下回ったことによるもの、家族介護慰労金の対象者がいなかったことによるものでございます。 23節償還金、利子及び割引料は246万6,000円でございます。これは埼玉県在宅福祉事業補助金の確定に伴い補助金の超過分を返還したものでございます。 28節繰出金でございますが、3億4,406万8,772円で、前年比2,268万8,099円の増でございます。うち介護保険特別会計繰出金の額は2億229万8,722円で、前年比2,349万1,099円の増額となっておりますが、これは介護給付費の伸び等により増加したものでございます。 次に、3目自然の森費でございますが、予算現額6,197万2,000円、支出済額6,121万1,930円でございまして、不用額76万70円でございます。この自然の森費は、ふれあいセンターの維持、管理、運営に係る経費で、児童館及び老人福祉センターの複合施設としての特色を生かし世代間の交流を図れる場所として、また来館者のニーズに合った各種事業、イベントの実施と施設の衛生維持管理に努めてきた経費でございます。 主要な施策に関する説明書では138ページからでございます。 2節給料から4節共済費などの人件費につきましては、前年比で減額となっておりますが、職員が1名減の4人になったことによるものでございます。決算書の127ページに移らさせていただきます。 7節賃金につきましては263万6,520円で、前年比52万5,220円の増となっておりますが、正職員の減に伴い臨時職員を増員したことによる増加でございます。 8節報償費につきましては51万4,222円でございまして、これはふれあいフェスティバルを初め各種教室事業に係る謝金、謝礼でございます。 9節旅費は支出がございませんでした。 11節需用費につきましては1,412万3,115円で、前年比286万4,765円の増となっておりますが、光熱水費の増、劣化診断により修繕箇所がふえたことよる増加が主なものでございます。需用費ではふれあいセンターの光熱水費、施設管理用品及びイベント用品等の購入、修繕料などを支出させていただいております。 13節委託料による流用につきましては、光熱水費の増加により流用させていただいたものでございます。16年度中にも国体による修繕工事を行ったところでございますが、ふろ場の給湯関係で漏水が発生し、今年度当初に根本的な改修を実施し、改善を図ったところでございます。 また、劣化診断による修繕の主な内容につきましては、浴槽の修理、エアコン室外機の修理、ボイラー交換、誘電灯バッテリー交換などでございます。 12節役務費は38万9,386円で、電話代などの通信運搬費、火災保険料などが主な内容でございます。浴槽検査手数料3万5,700円は、浴槽水の検査の実施経費でございます。 次に、13節委託料は1,111万8,674円で、前年度比25万6,516円の減でございます。これは入札による差額、除草回数の減によるものでございます。施設の清掃等につきましては太平ビル管理、芝生管理、除草委託については高齢者事業団、夜間警備については総合警備保障に委託しているところでございます。 決算書の129ページに移らさせていただきます。 14節使用料及び賃借料28万7,904円は通信カラオケの使用料でございます。 18節備品購入費は9万1,350円で、遊具室の玩具、ロビーのサイドテーブルの購入でございます。 19節負担金、補助及び交付金は2万1,000円で各種協議会等の負担金でございます。 以上、自然の森費に係る説明を終了いたします。 続きまして、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費についてご説明申し上げます。 予算現額1億40万7,000円、支出済額9,570万1,943円で、不用額470万5,057円でございます。 決算額につきましては、前年度比較で1,895万1,542円の増でございます。これはみやしろ保育園での2カ所目の子育て支援センター、一時保育、障害児デイのスタート、さらに民間保育園での12時間保育のスタート、小児医療、ひとり親医療費の増によるものでございます。 児童福祉総務費におきましては、子供の健全な成長と子供家庭を支援するための国納保育園に設置されております子育て支援センター、そして新たに開園しましたみやしろ保育園に併設されております同じく子育て支援センターの運営や、核家族化の進行や働く女性の支援として児童の健全育成を図るため、町内すべての小学校に整備されております学童保育所の運営、ひとり親家庭に対しての医療費の支給、小児医療の支給、民間保育所での低年齢児保育、12時間保育などの特別保育事業実施に係る運営費補助などが主なものでございます。 1節報酬でございますが、1,328万7,000円で、前年比155万4,000円の増となっております。これはみやしろ保育園の子育て支援センター事業のスタートに伴い、子育て指導員の1名増によるものでございます。 4節共済費174万9,831円は、6名の学童保育指導員に係る労災保険料、社会保険料などで、前年比約20万円の増でございます。これは子育て指導員1名増によるものでございます。 132ページに移ります。 7節賃金でございますが、762万8,340円で、前年比81万9,860円の増となっております。学童保育所の臨時職員賃金、子育て支援センターのサポーター分、障害児デイサービスサポーター分の合計となっております。みやしろ保育園にスタートしました子育て支援センターに係るサポーター分、学童保育所臨時職員数の増によるものでございます。 不用額54万6,660円ございますのは、子育て支援センターのサポーターが自己都合で退職した後の新規のサポーターが見つからない期間があったためによるものでございます。 8節報償費でございますが、141万8,500円で、前年比約25万円の増となっております。これはみやしろ保育園に係る相談業務の開始に伴い、育児相談員の謝金による増でございます。 9節旅費ですが、4万5,340円で、職員旅費に係るものでございます。 11節需用費で158万6,618円で、前年比約16万円の減で、これは学童保育所に係る修繕費の減によるものでございます。 12節役務費でございますが、57万4,676円で、前年比5万5,880円の増、これは小児医療費支払い通知に係る郵送料、児童傷害保険料の増によるものでございます。 13節委託料1,236万8,166円で、前年比230万4,410円の増で、これは次世代育成支援行動計画策定委託によるものでございます。民間学童保育所運営委託料767万4,000円は、かえで児童クラブに係る委託料です。健康診断委託料15万6,240円は、前年比約3万円の増で、受診者の増によるものでございます。 134ページに移りまして、使用料及び賃借料2万1,420円でございますが、前年比2倍となっておりますが、子育て支援センターがみやしろ保育園に新たにできたことによるモップの借上料の増によるものでございます。 19節負担金、補助及び交付金2,254万3,725円で、前年比907万3,575円の増でございます。これは特別保育事業補助金1,813万5,000円の中に百間保育園、姫宮保育園の2園の民間保育園において、今年度より12時間保育の開始に伴い、1園当たり511万9,000円の補助金があることによるものでございます。 民間保育所施設整備費補助金60万円、民間保育所給食費補助金240万円は、いずれも民間保育所支援のための補助金でございます。 20節扶助費3,407万4,327円は、前年比470万4,865円の増でございます。これはひとり親家庭等医療費分が対象者及び件数の増により約180万円の増、小児医療分が平成16年10月より通院が4歳児までと新たに拡大されたため、290万7,661円の医療費増によるものでございます。 不用額が307万5,673円ございますのは、ひとり親医療費が69万円、小児医療費が約238万円あり、当初見込みより医療費が少なかったことによるものでございます。 23節償還金、利子及び割引料は40万4,000円で、特別保育事業補助金返還金があるためによるものでございます。 続きまして、2項児童福祉費、2目児童措置費についてご申し上げます。 成果書では150ページでございます。 予算現額1億2,049万1,000円、支出済額1億2,036万3,444円、不用額12万7,556円です。決算額につきましては、前年度比較で3,537万3,984円の増でございます。児童措置費におきまして小学校3年生までの児童を養育している方に手当を支給する児童手当の費用が主な増によるものでございます。 20節扶助費でございますが、こちらは136ページでございますが、1億1,953万円で、前年比3,522万5,000円の増ということで、先ほど申し上げました児童手当法の改正で小学校3年生までが支給対象になって、拡大による増で、児童手当の対象延べ人数は2万1,178人で、6,358人の増となっております。 続きまして、2項児童福祉費、3目保育園費についてご説明申し上げます。 成果書では151ページでございます。 予算現額3億2,483万4,000円、支出済額3億1,969万2,266円、不用額514万1,734円で、決算額につきましては、前年比で2億5,330万5,034円の減でございます。これはみやしろ保育園に係る建設工事費がないことによるものでございます。 保育園費におきましては児童福祉法24条の保育の実施に基づき、児童の保育に欠けるところがある場合において町立保育園、町内の民間保育園及びその他の管外公私立保育所への入所を行いました。 1節報酬34万2,000円は、保育所の嘱託内科医、歯科医に係る報酬でございます。 138ページに移りまして、7節賃金でございます。2,867万115円で、前年比746万5,805円の増となっております。これはみやしろ保育園の移転、開園によりまして、園児定員の10名分の拡大による保育士サポーター分、ゼロ歳児保育担当看護師、新たにスタートした病後児保育に係る担当看護師サポーターの増によるものでございます。 8節報償費は支出ございませんでした。 9節旅費は17万3,580円で、職員旅費、保育所嘱託医の費用弁償でございます。 11節需用費996万2,846円で、前年比263万3,064円の減でございます。これはみやしろ保育園に係る賄い材料費が、平成15年度である前年度が4月から10月までの半年分、町直営で給食を賄っておりました関係上、その分の賄い材料費の減によるものでございます。 不用額が115万4,154円ございますのは、節電を初め消耗品費、光熱水費の節減等経費削減に努めたことによるものでございます。 なお、1目児童福祉総務費、11節より流用20万円、予備費18万9,000円ございますのは、国納保育園において、6月におきまして空調が壊れたためによる修繕料でございまして、38万8,500円支出せざるを得ず、緊急であったことから、やむを得ず支出をさせていただいたものでございます。 12節役務費53万1,543円でございますが、前年比約4万円の減でございますが、これは火災保険料において、旧西原保育園の火災保険料を15年度は4月から1月までの支払いがございましたけれども、16年度からは県町村会の火災保険にて対応の支払いとなり減となっております。 13節委託料1億5,551万3,575円で、前年比118万1,573円減なのは、管外保育所運営委託料において前年より委託児童が31人少ないことによるものでございます。 不用額が61万8,425円ありますのは、民間保育所運営委託において、民間保育所の入所児童が見込みより下回ったことによるものでございます。 主な内容といたしましては、給食委託料3,187万1,511円は、前年比786万7,524円の増で、これはみやしろ保育園は前年度6カ月間の委託でございましたけれども、16年度は1年間の委託となったことによるものでございます。 140ページに移りまして、民間保育所運営委託料、真ん中ほどでございますが、1億1,634万9,470円は、町内の民間保育園2園の運営委託料でございます。管外保育所運営委託料406万5,000円は、延べ52人の管外保育所運営委託料でございます。その他、電気、保安業務施設管理に係る委託料でございます。 14節使用料及び賃借料68万9,862円で、遠足に係るバス借上料40万9,500円などでございます。 16節原材料費4万9,350円は、国納保育園の園庭整地用土代でございます。 19節負担金、補助及び交付金は19万7,815円で、前年比25万6,235円の減でございまして、これはみやしろ保育園建設に係る公共下水区域外流入協力金がないためによるものでございます。そのほか内容的には各種協議会に係る負担金等です。 以上、民生費に係る健康福祉課所管の説明を終了させていただきます。
○議長(小山覚君) 続いて、町民生活課長。 〔町民生活課長 篠原敏雄君登壇〕
◎町民生活課長(篠原敏雄君) それでは、3款民生費のうち町民生活課所管分につきましてご説明申し上げます。 決算書の121ページをごらんいただきたいと存じます。 1項社会福祉費、1目社会福祉総務費のうち28節の繰出金でございます。国民健康保険特別会計への繰出金でございまして、前年比1億1,654万7,000円増の3億6,850万6,000円となってございます。国保会計におけます歳入不足を補てんするためのいわゆる制度外繰入金がふえたことが主な要因でございます。 次に、決算書の123ページをごらんいただきたいと存じます。 1項社会福祉費、2目老人福祉費の中にございます68歳、69歳の老人医療費支給事業についてご説明を申し上げます。説明書では130ページでございます。 決算書123ページの13節委託料の中の備考欄の7番目にございます老人医療費審査支払手数料77万8,961円でございますけれども、レセプト点検に伴います手数料でございます。内訳を申し上げますと、国民健康保険分が6,200件、69万1,915円、社会保険分が904件、8万7,046円でございます。 次に、125ページの20節の扶助費でございますけれども、こちらの備考欄の2番目にございます老人医療費の支出済額2,034万1,104円が該当となるものでございます。内訳を申し上げますと、現物給付分が国民健康保険分1,708万9,393円、社会保険分229万4,019円、また現金給付分につきましては95万7,692円でございます。 また、受給者数は255人でございまして、延べ支給件数は7,484件となってございます。 続きまして、決算書の141ページをごらんいただきたいと存じます。 3項の国民年金事務取扱費でございます。説明書の方は152ページから155ページとなります。 予算現額2,029万1,000円、支出済額1,997万5,976円、不用額31万5,024円でございます。支出済額のうち、主なものは職員3人の人件費でございまして、額にして1,911万7,467円、全体の95.7%を占めてございます。そのほかは国民年金事務全体に係る経費でございます。 2節給料から4節共済費につきましては、職員3名の人件費でございます。 7節賃金でございますが、職員の育児休業に伴います臨時職員の賃金でございます。 9節旅費につきましては、職員の研修会等への参加に伴う旅費でございます。 11節の需用費でございますが、支出済額29万8,545円でございまして、不用額が1万6,880円となってございます。消耗品費の関係につきましてはゴム印やファイルなどの事務用品を購入したものでございまして、印刷製本費につきましては趣旨普及用のパンフレットを購入したものでございます。 12節の役務費につきましては、国民年金事務用の端末用パソコンの回線使用料及び郵便料金等でございます。 13節の委託料につきましては、老齢福祉年金、障害福祉年金受給者世帯所得リストの計算料及び帳票等の印刷代でございます。 19節負担金、補助及び交付金につきましては、備考欄にございますように、各種協議会等への負担金でございます。 以上でございます。
○議長(小山覚君) 次に、4款衛生費について。 健康福祉課長。 〔健康福祉課長 折原正英君登壇〕
◎健康福祉課長(折原正英君) 健康福祉課で所管しております4款衛生費、1項保健衛生費のうち1目保健衛生総務費、2目予防費、4目医療対策について補足説明をさせていただきます。特に前年度決算との増減及び16年度決算の特徴的な箇所、順次、各節ごとに増減理由、主な理由、不用額理由についてご説明申し上げます。 決算書の143ページをごらんください。主要な施策に関する説明書では155ページでございます。 4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、予算現額1億5,574万1,000円、支出済額1億5,028万9,828円で、前年比420万1,318円の増額でございます。これは幸手市伝染病隔離病舎解体工事費用負担金が新たに発生したこと、人事異動による人件費の増によるものでございます。 保健衛生総務費におきましては職員の人件費や保健センターの維持管理費及び各種団体の負担金が主なものでございます。 1節報酬でございますが、104万8,715円で、町医への報酬です。 9節旅費は3万50円で、職員旅費でございます。 146ページに移ります。 11節需用費でございますが、366万5,807円で、前年比20万8,779円の増です。これは保健センターの劣化診断により保健センターの非常灯、誘導灯バッテリー交換工事等によるものでございます。 主な内容といたしましては、消耗品費として29万6,614円は事務用品、施設管理消耗品、献血の記念品などでございます。光熱水費206万7,436円は保健センターの電気、ガス、水道代です。修繕料120万4,862円は、保健センターは築19年を迎え、主なものとして自動ドア、外部ドアの施錠修繕、浄化槽修繕、冷温水ポンプ修繕、調理室漏水修繕などを行ったものでございます。 不用額72万6,193円につきましては、光熱水費を初め節減に努めたことと修繕工事が予算より安価にできたことなどによるものでございます。 12節役務費56万7,767円は、保健センターの電話代など通信費50万9,617円が主な内容です。 委託料252万8,524円は、保健センターの清掃、機械警備等の施設管理に係る委託料です。 14節使用料及び賃借料でございますが、40万374円は、テレビ受信料、コピー機借上料でございます。 15節工事請負費33万6,000円は、駐車場整備など保健センター改修等工事でございます。 18節備品購入費13万5,292円は、1節報酬より流用させていただきまして、ファイリングキャビネット2台を購入させていただいたものでございます。 148ページに移りまして、19節負担金、補助及び交付金は310万4,000円、主なものとしましては東部第一地区救急第二次医療体制分担金109万1,000円、幸手市伝染病隔離病舎解体工事負担金154万6,000円などでございます。 次に、2目予防費に移ります。 主要な施策に関する説明書では155ページ以降でございます。 予算現額1億1,200万5,000円、支出済額1億556万2,490円でございます。前年比415万9,062円の増でございまして、これは各種検診の受診者増による委託料の増によるものでございます。 予防費におきましては、町民の疾病の予防と早期発見に努めるための基本健診や各種がん検診、妊産婦、乳幼児などの各種健康診査、そして生活習慣病、予防改善指導などの健康教育、疾病の発生及び蔓延を予防するための各種予防接種などが主なものでございます。 また、肝炎ウイルス検診及び65歳以上の高齢者の方を対象としたインフルエンザ予防接種も実施いたしました。 1節報酬32万7,600円は、町歯科医に対する各種検診等の報酬でございます。 7節賃金224万8,000円は、各種検診に係る臨時職員、栄養士、看護師の賃金などでございます。 8節報酬費は181万2,200円は各種健康体操、1歳6カ月、3歳児健診などにおける言語聴覚士、心理相談員、歯科衛生士などの方に対する謝礼でございます。 9節旅費702万円は、医師等の各種検診に係る費用弁償で、不足を生じたため13節委託料より27万円流用させていただきました。 11節需用費390万911円は、前年比約17万円の増で、三種混合を初め各種ワクチン代、犬の鑑札、各種教室の賄い材料費でございます。 150ページに移りまして、印刷製本費87万2,077円ございますが、保健カレンダー、予診票初め各種検診に係る印刷物の印刷費用でございます。燃料費において健康相談や介護認定調査における訪問が増加したことによりまして、13節委託料から6,000円流用させていただきました。 12節役務費128万5,285円は、各種検診受診者に検診結果を通知した通信運搬費56万6,110円、医師技術料71万9,175円は、各種予防接種における技術料でございます。 13節委託料8,790万2,333円は、前年比432万2,892円の増でございます。これは主に個別接種委託料でございまして、上から5つ目でございますか、個別接種委託料2,368万2,664円によるもので、各種予防接種が公設福祉医療センターを含む指定医療機関において個別接種が可能となったこと、また住所地外の予防接種相互乗り入れ導入による個別接種者の増加により、高齢者インフルエンザ予防接種者の分も含め996万3,891円の増額となっております。 不用額437万667円は、当初、各種検診において見込んだ方よりも少なかったことによるものでございます。 主な委託料の内容としましては、結核健康診断委託料273万17円で、3,662人が受診、基本健診委託料では3,115万4,865円で、4,206人が受診、胃がん検診委託料1,194万8,927円で、2,690人が受診、子宮がん検診委託料323万4,350円では、新たに20歳以上が追加され、741名の受診、乳がん検診委託料478万3,377円においては、40歳以上にマンモグラフィー検査が新たに追加され、触診を含め1,405人が受診、そして大腸がん検診委託518万円は1,184人の方が受診されました。成人健診における基本健診、胃がん検診等の通知方法の変更をいたしましたが、2年目ということもあり受診者の増加がございます。 152ページに移りまして、14節使用料及び賃借料51万2,560円は、基本健診等のデータベース化をする電算機器リース料を今まで保健衛生総務費に計上しましたが、このたび補助金対象になるということで予防費の計上とさせていただきました。 18節備品購入費45万723円は、施設管理備品として24万8,598円で、薬品冷蔵庫自動温度記録計などでございます。教材備品20万2,125円はフードモデルなどの購入でございます。 19節負担金、補助及び交付金6万3,000円は、幸手保健所管内狂犬病予防連絡協議会負担金でございます。 23節償還金、利子及び割引料4万7,078円は平成15年度保健事業費国庫負担金交付額確定による返還金でございまして、やむを得ず13節委託料より4万8,000円流用させていただきました。 次に、決算書の153ページをごらんください。 4目医療対策費でございまして、主要な施策に関する説明書では173ページでございます。 予算現額2,482万2,624円、支出総額2,472万8,819円、不用額9万3,805円でございます。前年比14億5,072万1,575円の減でございます。これは
公設宮代福祉医療センターの建設が平成15年度あったことによるものでございます。 医療対策費におきましては、12年度に作成しました宮代町保健医療福祉施設整備基本計画に基づき、これから少子・高齢化社会に十分な対応ができるような保健・医療・福祉の包括的な複合施設でございます
公設宮代福祉医療センターに係る費用でございます。 8節報償費3万8,000円は、
公設宮代福祉医療センターの運営懇話会委員等への謝礼でございます。 12節役務費は10万50円でございまして、繰越明許費、18節の備品購入費より流用しまして、リフト付きワゴン車の登録手数料、自賠責保険料などでございます。 15節工事請負費11万7,075円は、六花の案内板設置工事代でございます。 18節備品購入費1,735万6,894円ですが、繰越明許費でございまして、医療施設備品としてパワーリハビリテーション機器、リフト付きワゴン車、電子内視鏡スコープ、自動錠剤供給装置などを購入させていただきました。 19節負担金、補助及び交付金707万9,000円では、公設福祉医療センターの運営健全化交付金として、診療所開設に伴う普通交付税に算入された額でルール分の支出でございます。 27節公課費3万7,800円は、リフト付きワゴン車の自動車重量税で、18節備品購入費の繰越明許費からの流用によりました。 以上、雑駁でございますが、健康福祉課で所管しております4款衛生費の補足説明を終了させていただきます。
○議長(小山覚君) 続いて、町民生活課長。 〔町民生活課長 篠原敏雄君登壇〕
◎町民生活課長(篠原敏雄君) それでは、4款衛生費のうち町民生活課所管分につきましてご説明を申し上げます。 決算書の151ページをごらんいただきたいと存じます。3目の環境衛生費でございまして、説明書では170ページから172ページでございます。 予算現額2,779万円、支出済額2,733万3,240円、不用額45万6,760円でございます。前年比で520万223円の減となってございますが、これは昨年ございました生活排水処理基本計画の見直し作業が15年度をもって終了となったことが主な要因でございます。 主な内容でございますが、説明書の170ページ以降をごらんいただきたいと存じます。 合併処理浄化槽設置推進事業におきましては、公共用水域の水質汚濁を防止するため、前年度と同数の39基の浄化槽設置に補助金を交付してございます。環境衛生事業におきましては側溝などの地区清掃、空き地環境の保全、犬、猫などの死骸の処理、環境問題に関する苦情処理などを実施してございます。 また、住民の皆様が利用されます広域利根斎場組合への管理運営経費を負担しております。 次に、決算書の方で前年度と比較をいたしますと、12節の役務費が22万円ほど減となってございますが、これはこれまで町の方で処理をしておりました県道等における犬、猫等の死骸処理を県が行うことになったことによるものでございます。 13節の委託料が420万円ほど減となってございますが、先ほど申し上げました生活排水処理基本計画の見直し作業が終了したことによりまして550万円ほど減となりましたが、一方で側溝等堆積物の運搬処分に係ります委託料が150万円ほど増となったことが主な要因でございます。 18節の備品購入費につきましては不法投棄や野焼きなどの現場状況を記録しておくためにデジタルカメラを購入したものでございます。 13節の委託料におきまして予備費の充用がございますけれども、これは側溝等清掃堆積物運搬業務委託におきまして堆積物の回収量が当初見込みを大幅に上回ることが予想される状況となりましたことから、緊急に予備費を充用させていただいたものでございます。 次に、不用額の関係でございますが、9節の旅費につきましては環境衛生事業に係ります県庁などへの出張が見込みより少なかったことによるものでございます。 12節の役務費につきましては、先ほど申し上げましたように、犬、猫等の死骸処理につきまして県道の関係は県が処理をするということになった関係でございます。 13節の委託料につきましては側溝等堆積物運搬業務委託につきまして予備費を充用させていただいたわけでございますけれども、結果的にはその後の回収量が見込みを下回ったことということでございます。 続きまして、決算書の155ページをごらんいただきたいと存じます。2項の清掃費、1目清掃総務費でございます。説明書では173ページから174ページでございます。 予算現額、支出済額ともに6億520万円でございます。前年比で3,510万円の増となってございます。内容は久喜宮代衛生組合の負担金でございます。 衛生組合におきましては、資源循環型社会の構築を目指しまして、きめ細かな分別によるごみの収集、資源回収を行いますとともに、管内住民の皆様のご協力をいただき生ごみの堆肥化に取り組んでいるところでございます。 宮代管内における状況を申し上げますと、資源回収量は4,282トン、前年比で363トン、9.3%の増でございます。ごみの収集量は6,590トン、前年比で113トン、1.7%の減、し尿収集量は705世代、1,354キロリットルで、前年比で87世帯、174キロリットルの減となってございます。 ごみの収集量が減少し資源回収量が増加するということは望ましい傾向と言えるわけでございますけれども、排出抑制の観点から申し上げますと、総排出量が250トン増加しているという状況がございまして、このあたりに課題があるのではないかと考えられます。 以上でございます。
○議長(小山覚君) ここで休憩します。
△休憩 午後3時20分
△再開 午後3時37分
○議長(小山覚君) 再開いたします。 次に、5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費、それぞれ産業建設課長。 〔産業建設課長 田沼繁雄君登壇〕
◎産業建設課長(田沼繁雄君) それでは、産業建設課所管分について補足説明させていただきます。 決算書155ページ、主要な施策に関する説明書では174ページをお開きいただきたいと思います。 まず、5款労働費、1目労働諸費でございますが、予算現額241万1,000円に対しまして、支出済額206万6,796円、不用額34万4,204円でございます。 労働事業の内容でございますが、宮代町勤労者住宅資金貸し付けにつきましては、16年度新たな借り入れの見込みがございませんでしたので、償還金を受けまして年度末の貸し付け残高が2,838万5,406円になってございます。 起業家創業支援事業につきましては、3本のメニューを展開いたしました。内容につきましては、前年度まで実施しておりました起業家の育成を目的といたしましたみやしろ起業家スクールのフォローアップセミナーを開講いたしました。 また、地域住民の能力等を活用いたしまして、地域の課題を解決するコミュニティビジネスセミナーもあわせて開講させていただきました。 宮代町産学官研究会におきましては、町に新たな産業分野を創出し、町内産業の活性化と雇用機会の確保を図ることを目的に、バイオマス利用による地域循環システムの実現をテーマに研究を進め、シンポジウムを開催し、3年間の研究報告をさせていただきました。 それでは、労働費の主な内容でございますが、8節報償費につきましては、産学官研究会の活動に係るコーディネーターへの講師謝金及びコミュニティビジネスセミナーに係る講師謝金、起業家スクールの講師謝金等と一時保育に対する保育ボランティアの謝金として支出したものでございます。 11節需用費につきましては、産学官研究会の活動に係る経費でございまして、バイオマス燃料製造実験に係る消耗品とエネルギー作物栽培の研究に伴います苗代などの消耗品等でございます。 なお、苗代につきましては、16節原材料費から一部流用させていただいたものでございます。 14節使用料及び賃借料でございますが、宮代町産学官研究会で実施しておりますバイオマス燃料製造施設のための土地借上料でございます。 16節原材料費でございますが、産学官研究会におけるバイオマス燃料製造実験に伴います研究材料費でございます。 続きまして、6款農林水産業費について説明させていただきます。 決算書につきましては157ページ、主要な施策に関する説明書につきましては175ページをお願いいたします。 予算現額4億5,916万8,000円に対しまして、支出済額4億4,965万4,979円、不用額822万1,521円でございます。 まず、1項農業費のうち1目農業委員会費でございますが、予算現額591万8,000円に対しまして、支出済額530万9,548円、不用額60万8,452円でございます。 農業委員会の特徴的な取り組みといたしましては、主要な施策に関する説明書に掲載させていただきましたとおり、前年度に継続して遊休農地解消に向けた活動を行わせていただきました。平成16年度は国体開催会場付近のコスモスの作付を中心に赤ソバなども景観づくりとして行ったところでございます。 農業委員会費につきましては、農業委員への報酬と農業委員会の運営に係る経費が主なものでございます。 そのほか8節報償費でございますが、農家基本台帳調査協力謝金は、農業委員会で実施いたします8月1日を基準とする小作地及び耕作地の状況把握等調査票の取りまとめに係る謝金といたしまして農家組合長に支出させていただいたものでございます。 また、小作料協議会委員謝金は、3年に1度改定する標準小作料について協議会においてご審議いただいたことによる委員謝金でございます。 次に、2目農業総務費でございますが、決算書159ページをお開きいただきたいと思います。 予算現額8,171万3,000円に対しまして、支出済額7,982万8,869円、不用額188万4,131円でございます。 農業総務費につきましては、旧農政商工課職員12名分の人件費が主なものでございます。 8節の報償費は、農家組合長へ年間を通した活動に対しまして謝金を支出させていただいております。 次に、3目農業振興費でございますが、決算書161ページをお願いいたします。主要な施策に関する説明書では177ページからでございます。 農業振興費につきましては、予算現額7,849万4,000円に対しまして、支出済額7,602万8,747円、不用額246万5,253円でございます。 農業振興費につきましては、「農」のある街づくりの理念に基づきました宮代マーケット計画推進事業を初めとした新しい村管理運営事業、新規就農者を育成支援するルーキー農業塾運営事業、農地流動化の促進、担い手農家の育成確保を目的とした農業経営基盤強化促進事業、また環境保全型農業推進事業や援農ボランティア、市民農園アドバイザーなどの宮代の農を支える人づくりのための市民農業大学推進事業等を実施したものでございます。 農業振興費の主な内容でございますが、8節報償費につきましては、市民農業大学における農家体験実習等に係る講師謝金やルーキー農業塾運営委員会などの委員謝金、また、ふるさと祭における出演者に対し謝金を支出したものでございます。 11節需用費でございますが、消耗品費は主に巨峰市等のイベント開催に係る経費でございます。 また、印刷製本費につきましては、イベント実施の際のポスター、チラシ作成費として支出したものでございます。 また、不用額につきましては、桜市が中止となったことによるものでございます。 12節役務費、信号雷打上手数料は、ふるさと祭の開催合図といたしまして花火を打ち上げたもので、その経費でございます。 13節委託料でございますが、ふるさと祭実施の際に配備いたしました警備員の委託料を初め、市民農業大学の宮東校の運営に係る委託料及びアンテナショップ、新しい村、ルーキー農業塾の運営に係る委託料でございます。 18節備品購入費でございますが、ルーキー農業塾備品はルーキー農業塾運営に必要な農作業用機械を購入したものでございます。 19節負担金、補助及び交付金でございますが、各種協議会の負担金及び農業経営、農業振興に必要な事業や農地流動化の促進、担い手農家の確保に必要な事業の補助金として支出したものでございます。 不用額につきましては、生産調整推進対策事業補助金として毎年度、水田農業土地利用の促進を図るため、主要作物等に対して補助を実施しているところで、平成16年度におきましてもソバ、大豆を奨励し、産地づくりを推進したところでございますが、予定に達しなかったことによるものでございます。 次に、4目農地費でございますが、決算書163ページをお願いいたします。主要な施策に関する説明書では181ページでございます。 4目農地費につきましては、予算現額1億599万5,000円に対しまして、支出済額1億454万6,371円、不用額144万8,629円でございます。 農地費の主な内容でございますが、8節報償費の藻刈謝金につきましては、地元で行っております用排水路の草刈りに係る謝金として支出したものでございます。 11節需用費でございますが、修繕料といたしまして農業用排水路に係る堰や防護さくなどの修繕を行ったものでございます。 13節委託料でございますが、町内の基幹用排水路の草刈り及びしゅんせつに係る委託料や用排水改良工事に伴う測量設計委託料が主なものでございます。 16年度は万年堰の老朽化に伴う補修整備工事の実施設計及び16年10月の台風により字川端地内大落古利根川右岸の農業用排水はけ口に位置する堤防の一部が崩壊した災害復旧工事の設計を実施したため、前年度に比較し増額となってございます。 15節工事請負費でございますが、用排水路施設の改良工事を実施しておりますが、16年度は万年堰と野田堰の改修工事を実施させていただいたほか、先ほど説明いたしました台風による被害である古利根川右岸の災害復旧工事を実施しましたことから、前年度に比較し増額となってございます。 不用額につきましては、請負残によるものでございます。 また、予備費を充用させていただいておりますが、これは字川端地内の災害復旧に際し緊急に仮復旧工事として対応させていただいたことによるものでございます。 続きまして、5目農村総合整備費につきましてご説明いたします。 予算現額1億8,704万8,000円に対しまして、支出済額1億8,394万1,444円、不用額181万5,056円でございます。 農村総合整備費につきましては、山崎山周辺環境整備事業といたしまして、新しい村内の集落道路7号線、水辺3号、芝生広場等の景観保全工事などの整備を実施したものでございます。 決算書の168ページをお開きいただきたいと思います。主要な施策に関する説明書では182ページからでございます。 農村総合整備費の主な内容でございますが、11節需用費の主な支出といたしましては、コンクリート境界くいの購入、登記印紙代などその他の事務費でございます。 12節役務費につきましては、園路用地取得に係る所有権移転登記事務の手数料でございます。 13節委託料でございますが、樹木管理委託料につきましては、立ち枯れした町有林の伐採業務委託料として支出したものでございます。 また、集落道路等の工事に伴います測量調査設計業務委託、及び昨年度まで工事いたしました道路関係の境界杭埋設業務の委託経費として支出したものでございます。 14節使用料及び賃借料につきましては、集落農園「結」の借上料でございます。 15節工事請負費の流用につきましては、当初、補償費で見ていた東武動物公園のネットフェンス移設費などを工事対応にしたことや、景観保全工事におきまして環境に配慮した設計にしたこと、架橋工事の際、仮設足場を設置したことなどが理由でございます。 17節公有財産購入費につきましては、集落道路に係る購入経費でございます。 22節補償、補填及び賠償費につきましては、集落道路整備工事に伴います電柱移転に係る補償費及び立木補償でございます。 23節償還金、利子及び割引料につきましては、平成12年度及び13年度に交付を受けました経営構造対策事業費補助金に関しまして、総務省の行政評価結果に基づき返還したものでございます。 続きまして、7款商工費でございますが、決算書169ページ、主要な施策に関する説明書につきましては183ページでございます。 商工費につきましては、予算現額3,061万2,000円に対しまして、支出済額2,995万2,292円、不用額65万9,708円でございます。 1目商工総務費でございますが、予算現額1,414万8,000円に対しまして、支出済額1,391万3,481円、不用額23万4,519円でございます。 商工総務費につきましては、旧農政商工課商工労政担当2名分の人件費が主なものでございます。 2目商工振興費でございますが、予算書の171ページをお開きいただきたいと思います。 予算現額1,604万8,000円に対しまして、支出済額1,571万7,291円、不用額33万709円でございます。 商工振興費の主な内容でございますが、まず1節報酬につきましては、町内の中小企業の経営安定のため実施しております小口融資のあっ旋審査会委員の報酬として支出したものでございまして、平成16年度につきましては1件申請があったものでございます。 8節報償費でございますが、町の特産品を認定し地域内外に広めていくとともに、新たな特産品を創出することを目的に実施しております「メイドインみやしろ」推奨品認定制度に係るアドバイザー謝金、及び新たな特産品企画に対する開発費の手当でございます。 11節需用費でございますが、予算書の173ページをお開きいただきたいと思います。 主なものといたしましては、「メイドインみやしろ」推奨品のPRカタログ及び推奨品認定ステッカーを印刷し作成いたしました経費でございます。 また、修繕料につきましては、「メイドインみやしろ」推奨品のPR看板を書きかえたものでございます。 19節負担金、補助及び交付金でございますが、商工業振興事業補助金といたしまして宮代町商工会への補助金でございます。 次に、3目消費者対策費でございますが、予算現額41万6,000円に対しまして、支出済額32万1,520円、不用額9万4,480円でございます。 消費者対策費の主な内容でございますが、複雑化する消費生活において増加している消費生活上のトラブルに対応するため、毎月2回相談員を配置し、消費生活相談の窓口を開設してございます。そのための相談員の報酬及び研修会参加費が主なものでございます。 続きまして、第8款土木費について説明させていただきます。 決算書では173ページ、主要な施策に関する説明書では184ページからでございます。 1項の道路橋りょう費につきましては、予算現額5億6,917万9,620円に対しまして、支出済額4億6,413万5,920円、不用額7,564万9,201円でございます。 1目道路橋りょう総務費につきましては、旧建設課7名分の人件費及び事務経費でございます。 13節委託料につきましては、法の規定による道路台帳の補正業務委託と地方分権推進の一環として昨年に引き続き実施いたしました法定外公共物譲与申請業務委託を行ったものでございます。 次に、2目の道路維持費でございますが、決算書177ページをお開きください。 13節委託料につきましては、街路樹の剪定、消毒、道路用地の草刈り及び道路修繕に伴う設計費と道路維持管理業務委託料でございます。 不用額につきましては、請負残によるものでございます。 15節工事請負費につきましては、舗装道路における点々修繕、下水道仮復旧箇所の舗装本復旧及び修繕でございます。 不用額につきましては、入札によります請負残でございます。 主要な施策に関する説明書は185ページでございます。 次に、3目道路新設改良費でございます。主要な施策に関する説明書は186ページからでございます。 12節役務費につきましては、姥ケ谷落整備に伴う和戸4丁目地内の町道第1196号線の永久境界杭埋設、字中島地内の町道第807号線など道路用地購入に係る登記事務手数料、不動産鑑定料は都市計画道路備中岐橋通り線に伴う不動産鑑定料でございます。 なお、不用額につきましては、登記事務が見込みより少なかったためでございます。 続きまして、決算書179ページをお願いいたします。 13節委託料につきましては、通学路、都市計画道路、地区生活道路などに伴う用地調査測量業務委託、都市計画道路整備に伴う建物物件調査等業務委託、地区生活道路整備、姥ケ谷落整備に伴う測量設計、実施設計の業務委託料でございます。登記事務委託料及び都市計画道路用地測量委託料につきましては、都市計画道路備中岐橋通り線に伴うものでございます。 なお、不用額につきましては、入札によります請負残及び未登記処理の用地測量が少なかったためでございます。 15節工事請負費でございますが、地区生活道路2路線及び姥ケ谷落整備につきましては、和戸5丁目地内において景観に配慮した道路整備を実施いたしまして、計画区間すべてを完了したところでございます。 また、けい畔用排水路築造工事につきましては、都市計画道路備中岐橋通り線に伴うもので、事業推進上必要となりましたことから、役務費及び委託料より流用させていただき実施したところでございます。 なお、不用額につきましては、入札によります執行残でございます。 17節公有財産購入費でございますが、都市計画道路備中岐橋通り線の道路用地購入、地区生活道路の用地購入、主要町道の用地購入及び建築後退用地を買収したものでございます。 なお、不用額につきましては、地権者の合意が得られなかった部分によるものでございます。 19節負担金、補助及び交付金につきましては、市道整備補助金2件、道路等後退用地分筆登記補助金6件分でございます。ここでの不用額につきましては、道路工事に伴う支障水道切り回し工事がなかったためでございます。 22節補償、補填及び賠償金につきましては、地区生活道路に伴う電柱等支障物件移転補償費、都市計画道路備中岐橋通り線に伴う植栽、門、さく等の補償でございます。 不用額につきましては、地権者の同意が得られず、道路用地を買収できなかったことに伴うものでございます。 次に、4目の橋りょう維持費でございますが、決算書の181ページ、主要な施策に関する説明書においては190ページをお願いします。 13節委託料につきましては、町道にかけられております橋の橋梁点検業務委託料及び大字和戸地内の無名橋、百間1丁目地内の河原橋における詳細設計業務委託料でございます。 15節工事請負費でございますが、大字和戸地内の無名橋、百間1丁目地内の河原橋における橋梁応急修繕工事でございます。 なお、不用額につきましては請負残でございます。 次に、5目の橋りょう新設改良費でございますが、19節負担金、補助及び交付金につきましては、埼玉県が実施した1級河川姫宮落川の改修に伴います柚の木橋かけかえ工事に係る費用の一部を負担したものでございます。 続きまして、2項都市計画費、1目都市計画総務費につきましては、主に旧都市計画課職員12名分の人件費、それから一般事務費でございますが、予算現額1億6,066万円に対しまして、支出済額1億2,311万8,181円で、不用額3,754万1,819円となってございます。 1節報酬でございますが、都市計画審議会等の報酬を見込んでおりましたが、開催がありませんでしたので、35万1,000円の不用額となってございます。 次に、183ページ、7節賃金につきましては、当初、都市計画基礎調査について臨時職員の賃金を予定しておりましたが、職員が実施したことから不用額となってございます。 8節報償費につきましては、彩の国埼玉都市づくりアカデミー参加者手当でございますが、参加者がございませんでしたので、不用額となっているところでございます。 9節旅費につきましては、職員旅費でございます。 11節需用費につきましては、消耗品等の一般事務費のほか、各種説明会経費、道仏土地区画整理推進事務所の管理費用でございます。 不用額につきましては、当初見込んでおりました会合が地元組織によりまして運営されたことによるものでございます。 12節役務費につきましては、各通知等の通信事務費や道仏土地区画整理推進事務所の電話料と浄化槽法定検査の経費でございます。 13節委託料のうち清掃委託料、警備委託料、浄化槽管理委託料につきましては、道仏土地区画整理推進事務所に係るものでございます。 また、都市計画道路春日部久喜線延伸業務委託につきましては、春日部市内の国道16号線までのルート作成に係るものでございます。 14節使用料及び賃借料につきましては、いずれも道仏土地区画整理推進事務所に係る経費でございます。 次に、185ページ、19節負担金、補助及び交付金につきましては、各種協議会などの負担金、それから道仏土地区画整理事業補助金及び負担金が主なものでございます。 不用額につきましては、土地区画整理事業において当初見込んでおりました委託料などが事業計画の変更に時間を要しまして計画どおり執行できなかったことによるものでございます。 25節積立金の土地区画整理事業推進基金積立金につきましては、利子分を積み立てたものでございます。 続きまして、2目下水道費につきましてご説明申し上げます。 予算現額7億7,875万4,000円に対しまして、支出済額7億7,560万5,504円でございます。 不用額につきましては、314万8,496円でございます。 主な内容でございますが、決算書187ページの13節委託料につきましては、排水路用地の草刈りや汚泥しゅんせつ、樹木の剪定及び消毒を行い適切な管理を実施したところでございます。 15節工事請負費につきましては、湛水対策として本田3丁目地内の排水路バイパス工事を実施したところでございます。 不用額につきましては執行残でございます。 28節繰出金につきましては、宮代町公共下水道事業特別会計への繰出金でございます。 続きまして、3目公園費でございますが、予算現額3,653万2,000円に対しまして、支出済額3,548万5,542円で、104万6,458円の不用額となっております。不用額は主に請負差金でございます。 まず、11節需用費は消耗品等の一般事務費のほか、はらっパーク宮代及び街区公園に係る電気料、水道料、そして修繕等の費用でございます。 12節役務費は、はらっパーク宮代や街区公園に係る管理経費でございます。 13節委託料でございますが、警備委託料、機器保守料、浄化槽維持管理委託料、公園維持管理業務委託料がはらっパーク宮代に係る管理経費でございます。 また、街区公園等維持管理業務委託料につきましては、街区公園51カ所の除草、樹木の剪定等の維持管理経費でございます。 15節工事請負費の街区公園補修工事につきましては、宮代台団地内にございます北遊水池公園の排水ポンプの修繕でございます。施設修繕工事費につきましては街区公園の遊具の修繕にかかったものでございます。 18節備品購入費につきましては、常用草刈り機及び手押し草刈り機などに係る備品を購入したものでございます。 19節負担金、補助及び交付金は、埼玉県都市公園整備促進協議会の負担金でございます。 以上で産業建設課所管にかかわる部分の補足説明とさせていただきます。
○議長(小山覚君) 9款消防費について。 町民生活課長。 〔町民生活課長 篠原敏雄君登壇〕
◎町民生活課長(篠原敏雄君) それでは、9款消防費についてご説明を申し上げます。 決算書では189ページ、説明書では193ページでございます。 予算現額5億181万2,000円、支出済額5億167万1,612円、不用額14万388円でございます。前年比で2,577万3,024円の増となってございますが、久喜地区消防組合の負担金の増が主な要因でございます。 内容でございますけれども、久喜地区消防組合の負担金並びに防犯・防災体制推進のための補助金でございます。消防組合の関係では、消防緊急通信システムが最新の設備に更新をされましたほか、宮代管内での整備状況といたしましては、消火栓整備といたしまして新規設置4カ所、修繕9カ所などとなってございます。 以上でございます。
○議長(小山覚君) 次に、10款教育費。 教育推進課長。 〔教育推進課長 岩崎克己君登壇〕
◎教育推進課長(岩崎克己君) 10款教育費につきまして補足説明をさせていただきます。 決算書では189ページから241ページでございます。主要な施策に関する説明書では194ページから235ページでございます。 まず初めに、決算書189ページをごらんください。 10款教育費、予算現額14億9,694万8,600円、支出済額14億946万9,471円、不用額8,747万9,129円、執行率94.2%でございます。 それでは、各項目に従いましてご説明申し上げます。決算書189ページ、1項教育総務費、1目教育委員会費、主要な施策に関する説明書では194ページでございます。 予算現額222万4,000円、支出済額173万8,183円、不用額48万5,817円、執行率は78.2%でございます。主な支出の内容は、説明書194ページにございますとおり、教育委員、障害児就学指導員の報酬及び委員の活動費用でございます。 決算書191ページをごらんください。 11節需用費では、印刷製本費におきまして就学時健康診断票や入学通知等の印刷、また「宮代町の教育」の発行等を行ったものでございます。 同じく決算書の191ページをごらんください。 2目事務局費、主要な施策に関する説明書では194ページから196ページでございます。 予算現額1億1,563万1,000円、支出済額1億1,452万6,244円、不用額110万4,756円、執行率99.0%でございます。 主要な支出の内容は、教育長及び職員の人件費のほか、各種委員謝金や各種負担金等でございます。 決算書の同じく191ページ、1節報酬が15年度と比較いたしまして162万円ほど増額となっておりますが、15年度まではさわやか相談員3名が県費で配置されておりましたが、16年度から2名のみの配置となったため、1名分を町費で賄ったためによるものでございます。 決算書の193ページ、8節報償費でございますが、説明書では195ページで、不登校対策として各中学校に配置しておりますボランティア相談員や和戸公民館のフレンドルーム相談員の謝金、また地域に開かれた特色ある学校づくりを推進するため、学校長の学校経営の支援を行う学校評議員謝金、町民みんなが先生事業における事業協力者謝金、さらに宮代町立小中学校一貫教育事業を推進するための推進委員会委員の謝金などでございます。 なお、決算書193ページ、8節報償費の不用額は40万円ございますが、これは主にボランティア相談員の活動日数が見込みを下回ったこと及び学校評議員の謝金が当初見込みを下回ったためでございます。 次に、決算書の195ページをごらんください。 3目教育振興費でございます。主要な施策に関する説明書では196ページから198ページでございます。 予算現額3,106万6,000円、支出済額3,043万9,383円、不用額62万6,617円、執行率98.0%でございます。主な支出の内容は、私立幼稚園就園奨励補助金でございます。各幼稚園別の金額につきましては、説明書196ページから198ページをごらんいただきたいと存じます。 決算書195ページ、1節報酬及び9節旅費におきまして、奨学資金貸し付け希望者がいなかったため、会議を開催しなかったことによりまして委員報酬及び委員費用弁償が全額不用額となっております。 また、8節報償費で各学校において謝金を要しない県職員等を講師に招いたことにより不用額が生じております。 また、19節負担金、補助及び交付金の不用額でございますが、これは私立幼稚園就園奨励費補助金と入学準備金補助金において対象人数の減などにより補助金交付決定額が見込みを下回ったことによるものでございます。 次に、決算書の197ページをごらんください。2項小学校費、1目学校管理費でございます。主要な施策に関する説明書では198ページから200ページでございます。 予算現額1億6,300万150円、支出済額1億5,069万5,748円、不用額1,230万4,402円、執行率92.5%でございます。 決算書197ページをごらんください。 11節需用費におきまして、340万円ほど不用額が生じておりますが、光熱水費等において節約等に努めたことによるものでございます。 次に、199ページをごらんください。 11節需用費の教育用図書費が460万円ほど増額となっておりますが、これは小学校の教科書が改訂されたため指導用の図書及び資料等を購入したためによるものでございます。 同じく12節役務費において52万円ほど不用額が生じておりますが、これは主に通信運搬費としての電話料並びに校医技術料で健診時の児童数が当初の見込みを下回ったためによるものでございます。 同じく13節委託料でございますが、警備委託料といたしまして説明書で200ページをごらんください。 児童等の健康管理及び安全対策事業といたしまして町内小学校4校にそれぞれ1名ずつ監視員を配置し、不審者の侵入を未然に防ぎ、児童等の安全を確保いたしました。 なお、不用額が35万円ほどとなってございますが、これは各小学校の警備委託料及び決算書201ページの学校環境整備委託料が当初の見込みを下回ったためでございます。 同じく14節使用料及び賃借料でございますが、不用額が710万円ほどとなってございます。これは電算機リース料において、小学校のコンピューター教室のコンピューターがリース期間満了となることから、年度内の導入に向けて学校等との調整を図ったところでございますが、見込みより時間等を要してしまい、契約開始時期がおくれたことによるものでございます。 15節工事請負費での小学校校舎等改修工事でございますが、工事内容につきましては劣化診断等に基づく改修工事が主な内容で、説明書198ページから199ページをごらんいただきたいと存じます。 決算書205ページをごらんください。 2目教育振興費でございます。主な施策に関する説明書では200ページから201ページでございます。 予算現額4,124万1,000円、支出済額3,814万2,332円、不用額309万8,668円、執行率92.5%でございます。 主な支出の内容は、7節の賃金で、説明書では201ページにございます小学校学力向上推進事業におきまして、各小学校に2名から3名の非常勤講師を配置し、きめ細かな指導を実施したものでございます。 なお、この賃金で不用額が61万円ほどとなってございますが、これは非常勤講師の雇用日数が当初の見込みを下回ったためでございます。 また、決算書の同じページの20節扶助費で不用額が192万円ほどとなってございますが、これは各小学校で就学援助費の支払いが見込みを下回ったためでございます。 続きまして、同じく205ページをごらんください。 3校中学校費、1目学校管理費でございます。主要な施策に関する説明書では201ページから203ページでございます。 予算現額1億3,490万1,450円、支出済額1億2,996万5,517円、不用額493万5,933円、執行率96.3%でございます。 決算書207ページをごらんください。 11節需用費で不用額が250万円ほどございますが、小学校費と同様に光熱水費等において節約等に努めたことによるものでございます。 また、12節役務費で不用額が56万円ほどございますが、これは主に通信運搬費としての電話料並びに校医技術料で、健診時の生徒数が当初の見込みを下回ったためでございます。 決算書209ページをごらんください。 13節委託料でございますが、一番上の警備委託料といたしまして、説明書203ページにございますように、生徒等の健康管理及び安全対策事業といたしまして、小学校と同様に町内中学校3校にそれぞれ1名ずつ監視員を配置し、不審者の侵入を未然に防ぎ生徒等の安全を確保いたしました。 決算書211ページ、15節工事請負費でございますが、工事内容につきましては、劣化診断に基づく改修工事が主な内容で、説明書201ページから202ページにございますので、ごらんいただきたいと存じます。 また、この工事請負費に不用額が78万円ほどございますが、これは各学校の改修工事に伴う工事請負差金によるものでございます。 続きまして、決算書213ページをごらんください。 2目教育振興費でございます。主な施策に関する説明書では203ページから204ページになります。 予算現額4,089万5,000円、支出済額3,751万948円、不用額338万4,052円、執行率91.7%でございます。 主な支出の内訳は、説明書203ページにございます中学校学力向上推進事業におきまして、各中学校に1名ずつ非常勤講師を配置し、きめ細かな指導を実施したところでございます。 なお、決算書213ページ、7節賃金で、不用額が79万円ほどございますが、これは非常勤講師の雇用日数が当初の見込みを下回ったためでございます。 また、決算書215ページ、9節旅費で、54万円ほど不用額がございますが、これは英語指導助手旅費におきまして、突然の帰国等に備えて3人分の旅費を計上しておりましたが、途中帰国者がいなかったことによるものでございます。 また、20節扶助費で95万円ほど不用額がございますが、これは各中学校で就学援助費の支払いが見込みを下回ったためによるものでございます。 続きまして、決算書の215ページをごらんください。 4項社会教育費、1目社会教育総務費、予算現額7,885万6,000円、支出済額7,731万6,550円、不用額153万9,450円、執行率98.0%でございます。主要な施策に関する説明書では204ページから207ページでございます。 社会教育総務費は社会教育活動全般を支える経費でございまして、7つの事業から構成されているところでございます。 同じく決算書215ページ、1節の報酬につきましては、社会教育委員及び社会教育指導に対するものでございまして、社会教育指導員の体調不良等により、休職等によりまして44万円ほどの不用額が生じております。 決算書217ページ、2、3、4節につきましては職員給与等、給与費8人分でございます。 8節報償費は寿大学人権講座あるいは星空観察会などの講師への謝金が主なものでございます。 9節旅費につきましては、職員交通費のほか社会教育委員の研修にかかわる費用弁償が主なものでございます。 11節需用費は、寿大学、成人式など各種催しにかかわる消耗品や人権文集の発行経費でございます。 13節委託料につきましては、文化祭の開催委託料が主なものでございます。 決算書219ページをごらんください。 14節使用料及び賃借料では、寿大学などの研修に伴いますバスの借り上げ経費が主なものでございます。 18節の備品購入費では、やむを得ず、急遽文化祭用の展示パネルに不足が生じたため、13節委託料より14万円の流用をさせていただき執行させていたところでございます。 19節負担金、補助及び交付金につきましては、人権等にかかわる各種研修負担金や埼玉県青少年の船参加負担金が主なものでございます。 次に、決算書219ページをごらんください。 2目公民館費、予算現額2,689万8,000円、支出済額2,481万1,183円、不用額208万6,817円、執行率92.2%でございます。 説明書では207ページから208ページでございまして、公民館活動を支援する経費と公民館を維持していく経費で構成されているところでございます。 決算総額が前年度に比較いたしまして1,500万円ほど増額となっておりますが、これは国体開催に伴いまして西原、和戸第二などの公民館の大規模改修などを実施したことによるものでございます。 経費はほとんどが管理計上的なもので構成されておりますが、主な節別では決算書221ページ、13節委託料で、公民館大規模改修に伴う設計や設計監理の委託費や新たに空調設備の保守点検を実施したための経費で、前年度に対しまして特異的に増額となっております。 また、68万円ほど不用額がございますが、公民館工事に伴い、工事期間中、清掃委託が不要になったことや設計監理料などで入札差金があったためでございます。 15節工事請負費では、西原、和戸第二などの公民館改修工事により増額となっているところでございます。 同じく、決算書の21ページをごらんください。 3目図書館費、主要な施策に関する説明書では208ページから214ページでございます。 予算現額1億2,663万6,000円、支出済額1億2,356万4,528円、不用額307万1,472円、執行率97.6%でございます。 主な事業の内容でございますが、説明書の209ページをごらんいただきたいと思います。 説明書の209ページの3といたしまして、図書館利用状況の(2)の入館者数22万8,530人、それと(4)の貸出者数11万6,253人、(5)の貸出冊数56万227点となっております。それぞれの数字を平成15年度と比較しますと、入館者数は5,623人増、率にいたしますと約2.5%の増となっております。貸出者数は5,160人の減、率にいたしまして約4.2%の減となっておりますが、平成16年度の開館日数が15年度に比べまして2日間少ないことを考えますと、貸出冊数は昨年度とほぼ同様となっております。 また、入館者数はプラスの約5,600人ということで、団塊の世代の方たちが定年期を迎え、そうした方たちの利用が確実に増加していることも1つの要因であると分析しております。 なお、平成16年度の貸出冊数のランキングを見てみますと、県内の市町村立図書館77館の中で第3位となっておりまして、平成15年度の第4位からランクアップしており、引き続き高いレベルのサービスを提供しております。 それでは、決算書の225ページをごらんください。 11節需用費では、修繕料におきまして、15年度に引き続き公共施設劣化診断に基づき地盤沈下等の影響による修繕を行いましたことにより、約337万円ほど増額となっております。 なお、46万円ほどの不用額が生じておりますが、光熱水費や印刷製本費の節約に努めたことによるものでございます。 また、12節役務費では、通信運搬費におきまして、電話料及びインターネット検索システム回線使用料において見込みを下回ったため、25万円ほど不用額が生じております。 13節委託料では、図書館システムの更新に伴うコンピューター機器の保守料が当初の見込みを下回ったことなどにより、10万円ほど不用額が生じております。 14節使用料及び賃借料では、平成17年3月に図書館システムの機器を更新いたしましたが、更新前の平成16年4月から平成17年2月までの11カ月間はリース期間終了後の機器を使用していたため、15年度に比べ大幅に減額となっております。 18節備品購入費では、図書1万530冊及び視聴覚資料591点を購入、並びに館内視聴のためのDVDプレイヤーを購入したものでございます。 なお、36万円ほどの不用額が生じておりますが、図書購入に当たりまして、リクエストの多い本の複本購入数を絞り込みをしたことにより生じたものでございます。 続きまして、決算書227ページ、4目文化財保護費、予算現額1,554万円、支出済額1,180万7,622円でございます。不用額373万2,378円、執行率76.0%でございますが、15年度ご議決をいただきました繰越明許費189万円につきましては、平成15年、16年両年度にわたり開発行為等に基づく試掘事業の件数が多かったため、16年度につきましても、やむなく金原遺跡報告書作成事業を見送ったため、11節需用費におきまして200万円ほど不用額が生じております。 説明書では214ページから215ページでございますが、文化財保護費につきましては郷土資料館で執行している事業のうち、文化財保護、埋蔵文化財発掘、全町博物館構想推進事業を構成するものでございます。 節別では1節の報酬は文化財保護委員にかかわるものでございます。 7節の賃金は発掘などのアルバイト賃金でございますが、当初、予算積算時は15年度の実績、34件を考慮した予算でしたが、実際の件数が26件だったため、116万円ほど不用額が生じております。 11節の需用費につきましては、子供体験講座等を初めとした各種消耗品などの調達経費でございます。 12節の役務費につきましては、電話料でございます。 13節の委託料では、古文書のマイクロフィルム化を継続的に進めているところでございます。 14節使用料及び賃借料は、発掘のための重機借上料でございますが、当初見込みを上回ったため、やむを得ず予備費から92万3,000円を充用させていただいたところでございます。 決算書229ページ、15節工事請負費では、文化財案内板2カ所の設置費でございます。 同じく決算書229ページ、5目資料館費、予算現額3,975万円、支出済額3,785万3,027円、不用額189万6,973円、執行率95.2%でございます。 説明書では215ページから219ページでございます。この費目につきましては常設展示場として、また博物館としての事業運営経費と職員3人分の給与費等で構成されているものでございます。全体的に管理費の抑制に努めたところでございます。 主な節別の内容でございますが、2、3、4節につきましては職員給与費でございます。 7節賃金につきましては、オフィスサポーターにかかわる賃金でございまして、15年度に比較いたしまして180万円ほど増額しておりますが、これは今までの町史に利用いたしました資料の分類整理を実施したことによるものでございます。 8節報償費につきましては、資料館講座に係る講師謝金でございます。 決算書231ページ、11節の需用費につきましては、資料館講座に係る教材の経費や管理経費で構成されております。 また、修繕料につきましては非常灯のバッテリー交換、階段の張りかえ等を実施したことにより増額となっております。このため修繕料に不足が生じたため、やむを得ず予備費から19万4,000円を充用させていただいたものでございます。 12節役務費につきましては、電話代、カーテンクリーニング、あるいはエレベーターの保守などの維持管理経費でございます。 13節委託料につきましては、清掃や警備あるいは設備の保守管理経費でございまして、75万円ほど不用額がございますが、植栽の管理を職員が行ったことなどにより、経費の節約に努めたことによるものでございます。 14節使用料及び賃借料につきましては、テレビ受信料やコピー機の借上料でございます。 15節工事請負費につきましては、館内の壁紙の張りかえを行ったところでございます。 18節備品購入費につきましては、展示室用のスポットライトを購入したものでございます。 19節負担金につきましては、各種研修会や協議会等にかかわるものでございます。 決算書の233ページをごらんください。 5項保健体育費、1目保健体育総務費、予算現額3億3,573万円、支出済額2億9,288万2,819円、不用額4,284万7,181円、執行率87.2%でございます。 説明書では219ページから233ページでございます。 支出済額は前年度に比較いたしまして1億300万円ほど、率にいたしまして54.7%の増額となっております。増額の主な理由でございますが、平成16年10月24日から27日まで第59回国民体育大会彩の国まごころ国体、アーチェリー競技会場としてはらっパーク宮代で開催されたことによるものでございます。 また、工事請負費で各施設を劣化診断結果に基づき改修、修繕工事等によるものでございます。 決算書233ページ、1節報酬では、体育指導員の定数は14名でございますが、8月末まで3名欠員となっていたため、9月1日より2名委嘱したことにより13名となりましたが、年度途中での補充等により7万3,000円ほど不用額が生じております。 7節賃金では総合運動公園のグラウンド整備を職員が実施したことにより賃金に61万円ほどの不用額が生じております。 8節報償費では参加希望者が少ないことから、ジュニアスキー教室を開催しなかったことによる指導者謝金の減及びスポーツレクリエーション教室の指導者が予定より安価で依頼できたことにより、37万円ほどの不用額が生じております。 9節旅費では、ジュニアスキー教室未開催による指導者等宿泊費の減及び体育指導員に欠員が生じたための費用弁償の減等により、61万円ほどの不用額が生じております。 235ページをごらんください。 11節需用費では、温水プールのボイラー故障により、やむを得ず13節委託料より403万4,000円を流用させていただき、急遽修繕を行ったものでございます。 また、総合運動公園及び勤労者体育センターの光熱水費の節約等により、198万円ほどの不用額が生じております。 12節役務費では、通信運搬費の節減等により、15万円ほど不用額が生じております。 13節委託料では、運動公園の雑草等除去委託料が効率的に安価で執行できたため、及び施設管理の業務委託契約がそれぞれ安価にて契約できたことにより、315万円ほど不用額が生じております。 237ページをごらんください。 14節使用料及び賃借料では、ジュニアスキー教室未開催及びハイキング等のバス代が安価にて契約できたことにより、86万円ほど不用額が生じております。 18節備品購入費では、新紙幣発行に伴い、やむを得ず13節委託料より323万円を流用させていただき、体育館、プール、勤労者体育センター用の券売機を3台購入させていただいたものでございます。 239ページをごらんください。 19節負担金、補助及び交付金では、第59回国民体育大会彩の国まごころ国体が終了したことによる宮代町実行委員会に対する補助金の精算等により、3,400万円ほどの不用額が生じております。 同じく、決算書239ページをごらんください。 2目学校給食費でございます。予算現額3億4,458万円、支出済額3億3,821万5,387円、不用額636万4,613円、執行率98.2%でございます。 主な支出の内容は説明書234ページにございますとおり、学校給食事業にかかわるものでございまして、主に学校給食の業務委託にかかわるものでございます。 決算書239ページをごらんください。 11節需用費の不用額は430万円ほどとなってございますが、これは小・中学校の学校給食の消耗品費としての賄い材料費が当初見込みを下回ったためでございます。 また、13節委託料の不用額が162万円ほどとなってございますが、これは学校給食委託の請負差金が出たためでございます。 以上で教育費の補足説明を終わらせていただきます。
○議長(小山覚君) 次に、11款公債費、12款諸支出金、13款予備費、それぞれ総務政策課長。 〔総務政策課長 西村 朗君登壇〕
◎総務政策課長(西村朗君) それでは、11款の公債費、12款の諸支出金、13款の予備費についてご説明申し上げます。 まず、11款公債費についてでございますが、恐れ入りますが、決算書の241ページ、説明書は235ページをお開きいただきたいと存じます。 予算現額15億1,060万円、支出済額15億858万2,309円、不用額は201万7,691円でございます。 この公債費につきましては地方債の償還のための元金と利子でございます。それぞれの償還額につきましては備考欄に記載のとおりでございまして、償還件数で申し上げますと、元金が92件、利子が128件でございます。 続きまして、決算書243ページ、12款諸支出金でございます。 予算現額27万5,000円、支出済額27万4,374円、不用額は626円でございます。 この科目は土地開発基金への積立金といたしまして基金利子相当額の繰り出しを行ったものでございます。 続きまして、13款予備費でございますが、備考欄にございます各費目に充当させていただいたものでございます。 決算書につきましては以上でございますけれども、ここで主要な施策に関する説明書について少し説明をさせていただきます。 恐れ入りますが、説明書の8ページ、9ページをごらんいただきたいと存じます。 こちらにございますものが一般会計決算の歳出に係る節別調書でございまして、歳出を議会費や総務費などの目的別に区分して、報酬や給料などの節別に集計したものでございます。 次に、10ページ、11ページをごらんいただきたいと存じます。 こちらは一般会計決算の歳出に係る目的別、性質別調書でございまして、歳出を議会費や総務費などの目的別に区分して人件費や物件費などの性質別に集計したものでございます。 次に、12ページ、13ページをごらんいただきたいと存じます。 こちらの表は地方債の現在高の状況並びに地方債の借入先別利率別の現在高の状況でございます。 平成16年度における新規発行額は13億7,120万円でございまして、借入利率は0.9%から1.4%となっております。 また、借入先別の件数でございますが、財務省が2件、日本郵政公社が1件、市中銀行等が1件、埼玉県市町村振興協会が1件、計5件となっております。 最後になりますが、18ページから78ページにかけましては歳出についての説明を、また80ページ以降には各費目の歳出の状況を事業別に主な成果を中心に記載してございますので、決算書とあわせまして参考にしていただきたいと存じます。 以上で平成16年度一般会計決算の補足説明を終わらせていただきます。ありがとうございました。
---------------------------------------
△会議時間の延長
○議長(小山覚君) ここで、あらかじめ時間延長いたします。 これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで監査委員から監査結果の報告を求めます。 松村代表監査委員。 〔代表監査委員 松村守朗君登壇〕
◎代表監査委員(松村守朗君) 監査委員の松村でございます。よろしくお願いいたします。 それでは、平成16年度宮代町一般会計決算審査意見についてご報告申し上げます。 地方自治法第233条第2項の規定により審査に付された平成16年度宮代町一般会計決算についての審査意見は次のとおりでございます。 1 審査対象 平成16年度宮代町一般会計。 2 審査期日 平成17年7月21日、25日、27日28日、8月3日にわたり山下委員とともに実施いたしました。 3 審査方法 審査に付された決算書及び附属書類等が適法に調製されているか、決算計数が正確であるか等について、関係帳簿との照合を行いながら担当職員に説明を求め、計数の正確性、予算執行の合法性について審査いたしました。 4 審査結果 審査に付された決算書及び附属書類は、ともに法令に準拠し作成されており、正確であること認めました。予算執行状況及び執行内容についても担当職員に説明を求め、証拠書類等を審査したところ、適正に執行されているものと認めました。 5 総括意見 1 平成16年度の経済状況、回復基調の中での足踏み状態。 当年度の我が国経済は、企業収益の改善、民間設備投資等の増加など景気は緩やかな改善基調ではありますが、原油、鉄鋼など素材価格の高騰、米国経済、中国経済の後退懸念等もあり、「踊り場」脱却には至りませんでした。 また、大企業の収益は回復してきているものの、中小企業や地方経済は依然厳しく、宮代町においても、一部大手企業の収益の改善が進んでいる事業所があるものの、多くの地元企業においてはいまだ大変厳しい状況が続いております。 決算状況。 決算状況は
一般会計歳入歳出決算書、主要な施策に対する説明書、添付してございます平成16年度決算の概要及び歳入歳出推移表のとおりとなっております。 歳入。 町税は平成13年度以降減少しておりましたが、平成16年度は33億円余りと前年度対比1.2%増加となりました。一部大手企業の業績向上による法人町民税、新増築分家屋の評価額増による影響などによるものとともに、新たに設置された徴収対策室の貢献によるところも大きく、大変好ましいものと評価いたします。 地方交付税は地方交付税制度の見直しなどにより平成11年を頂点に減少に転じており、平成16年度も10.2%減少し、今後も財政状態は大変厳しい状況が続くものと考えられます。 歳出。 歳出決算額は厳しい財政状況の中で職員一人一人が小さなことまで節約に心がけ、工夫、改善の努力により、経費節減、効率的な行財政運営に当たるとともに、都市計画道路備中岐橋通り線整備事業や山崎山周辺環境整備事業など将来へのまちづくりの基盤となる各種事業の展開や環境・福祉・教育の各分野のバランスに配慮した予算の重点配分により、第3次総合計画に掲げる優先的政策「輝き」「慈しみ」「創出」の実現に向け着実に実施されたことを評価いたします。 基金。 財政調整基金につきましては、平成13年度以来の取り崩しを行ったため、平成16年度末の残高は大幅に減少しております。また、その他の特定目的基金につきましては、新庁舎の建設により庁舎建設基金が、都市計画道路備中岐橋通り線の整備により公共施設整備基金がそれぞれ取り崩され、活用されております。 町税、地方交付税など歳入の減少が見込まれることから、今後も減少するものと考えられます。 町債。 別紙「地方債現在高の状況」のとおり、一般会計の町債の残高は平成15年末が86億4,962万3,000円でありましたが、平成16年度末には87億192万1,000円と0.6%の微増となっております。 まとめ。 宮代町では斉藤甲馬元町長の時代からの伝統であり、榊原町長も推進されている「身の丈にあった町づくり」を基本に、スリムな組織、効率的な行政運営に努力されてまいりました。 特に、榊原町長の改革へのしっかりとした方向性、取り組み、行動は全国的に注目を集めていると評価されております。これは宮代町の伝統、榊原町長の理念と指導力、町議会、町職員の協力、そして町民の皆様の参加とご理解の結果であり、私どもは監査委員として深く敬意と感謝を申し上げます。 しかしながら、財政調整基金も平成19年度には底をつくことが予想され、今後の財政状況は極めて厳しい状況であり、歳入拡大・歳出削減のための大改革を実行しなければならないものと考えます。 例えば、次の改革、見直しなどをする必要があるものと考えます。 1 町税の徴収率向上のための方策をなお一層推進する。 2 町議会においては自主的に議員定数の削減など改革に取り組んでいることに敬意を表します。さらに、審議の効率化・合理化の検討もお願いいたします。 3 各種委員会、審議会などの縮小、併合などによる簡素化の推進。 4 総人件費の削減のための方策。 ・成果主義による給与格差の拡大推進 ・調整手当の段階的廃止 ・支給実績のない特殊勤務手当の廃止 ・職員数の削減計画の継続推進 5 道仏地区土地区画整理事業の事業費削減のの工夫と早期完成。 6 入札制度の見直し。 7 小・中学校の統廃合の検討推進。 8 建設工事計画などの縮小・見直し。 9 指定管理者制度導入の推進。 10 各種契約の見直し、歳出削減の努力。 11 各種補助金・助成金の有効性・効果などの検討、見直し・縮小。 12 町主催及び共催行事の見直し・縮小。 13 住民に協力、支援していただく事業の拡充。 14 サービスの受益者負担の原則を推進し、無料あるいは特に低額のものについての再検討。 以上、多く検討事項を述べましたが、特に、「民でできることは民で」「町民のみなさまに財政状況をよくご理解いただく」ことにより円滑に合理的にスリムな行政運営に当たられるよう努力されることを望みます。 最後に、行政・財政については全職員が危機意識を持って当たるとともに、豊かで住みよいまちづくりのため、榊原町長を中心に全職員一丸となって邁進されることを望み、あわせて審査にご協力いただいた職員の皆様に感謝を申し上げ、審査意見といたします。ありがとうございました。
○議長(小山覚君) これより総括質疑に入ります。 本決算全般にわたり質疑を受けます。 念のため申し上げますが、質疑につきましてはこの後、付託予定となっております
決算特別委員会において行うものとし、この場ではご遠慮願います。 質疑はありますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小山覚君) 休憩します。
△休憩 午後5時01分
△再開 午後5時03分
○議長(小山覚君) 再開します。 質疑なしと認めます。 これをもって総括質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題になっております議案第49号 平成16年度宮代町一般会計歳入歳決算の認定については、議長を除く全議員をもって構成する
決算特別委員会を設置し、これに付託して審査することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(小山覚君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第49号 平成16年度宮代町
一般会計歳入歳出決算の認定については、議長を除く全議員をもって構成する
決算特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定しました。 なお、
決算特別委員会の正副委員長が選出をされておりますので、ご報告いたします。
決算特別委員会委員長、角野由紀子議員、
決算特別委員会副委員長、大高誠治議員。
決算特別委員会委員長。 〔決算特別委員長 角野由紀子君登壇〕
◆決算特別委員長(角野由紀子君) ただいま議長より委員会付託されました平成16年度宮代町
一般会計歳入歳出決算の認定につきまして、委員会において審議の上、後日ご報告申し上げます。
---------------------------------------
△延会について
○議長(小山覚君) 本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(小山覚君) ご異議なしと認めます。 よって、本日はこれで延会することに決しました。
---------------------------------------
△延会の宣告
○議長(小山覚君) 本日はこれにて延会いたします。 ご苦労さまでした。
△延会 午後5時05分...