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03月16日-07号

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  1. 宮代町議会 2005-03-16
    03月16日-07号


    取得元: 宮代町議会公式サイト
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    平成17年  3月 定例会(第1回)         平成17年第1回宮代町議会定例会 第20日議事日程(第7号)                平成17年3月16日(水)午前10時00分開議     開議日程第1 会議録署名議員の指名について     ●議案の委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、採決日程第2 議案第2号 平成17年度宮代町国民健康保険特別会計予算について日程第3 議案第3号 平成17年度宮代町老人保健特別会計予算について日程第4 議案第4号 平成17年度宮代町公共下水道事業特別会計予算について日程第5 議案第5号 平成17年度宮代町農業集落排水事業特別会計予算について日程第6 議案第6号 平成17年度宮代町介護保険特別会計予算について日程第7 議案第7号 平成17年度宮代町水道事業会計予算について     ●議案の上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決日程第8 議案第8号 平成16年度宮代町一般会計補正予算(第5号)について日程第9 議案第9号 平成16年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について日程第10 議案第10号 平成16年度宮代町老人保健特別会計補正予算(第2号)について日程第11 議案第11号 平成16年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について日程第12 議案第12号 平成16年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について日程第13 議案第13号 平成16年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第3号)について日程第14 議案第14号 平成16年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)について日程第15 議案第15号 宮代町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例について日程第16 議案第16号 宮代町農業集落排水処理施設条例について日程第17 議案第17号 宮代町農業集落排水事業受益者負担金に関する条例について日程第18 議案第19号 宮代町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について日程第19 議案第20号 職員の職務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について日程第20 議案第21号 宮代町福祉交流センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について日程第21 議案第22号 宮代町長寿祝金条例の一部を改正する条例について日程第22 議案第23号 宮代町介護保険条例の一部を改正する条例について日程第23 議案第24号 公設宮代福祉医療センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について日程第24 議案第25号 埼玉県市町村消防災害補償組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約変更及び財産処分について日程第25 議案第26号 埼玉県市町村消防災害補償組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の規約変更について日程第26 議案第27号 埼玉県市町村交通災害共済組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約変更及び財産処分について日程第27 議案第28号 埼玉県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約変更及び財産処分について日程第28 議案第29号 埼玉県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の規約変更について日程第29 議案第30号 彩の国さいたま人づくり広域連合を組織する地方公共団体の数の減少について日程第30 議案第31号 彩の国さいたま人づくり広域連合の規約変更について日程第31 議案第33号 宮代町固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて      閉議出席議員(20名)   1番   唐沢捷一君       2番   合川泰治君   3番   西村茂久君       4番   加納好子君   5番   木村竹男君       6番   大高誠治君   7番   角野由紀子君      8番   高柳幸子君   9番   加藤幸雄君      10番   丸藤栄一君  11番   柴山恒夫君      12番   高岡大純君  13番   川野昭七君      14番   横手康雄君  15番   山下明二郎君     16番   飯山直一君  17番   野口秀雄君      18番   小河原 正君  19番   榎本和男君      20番   小山 覚君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      榊原一雄君   助役      柴崎勝巳君  収入役     島村孝一君   教育長     桐川弘子君  総務担当参事改革推進室長   町民生活担当参事生活環境課長          山野 均君           篠原敏雄君  健康福祉担当参事兼福祉課長   技監兼工事検査室長          折原正英君           横田英男君  教育次長兼教育総務課長     教育次長兼学校教育課長          岩崎克己君           戸田幸男君  総務課長    田沼繁雄君   総合政策課長  岡村和男君  税務課長    菅井英樹君   町民サービス課長                          斉藤文雄君  健康課長    森田宗助君   介護保険課長  吉岡勇一郎君  農政商工課長  小暮正代君   建設課長    鈴木 博君  都市計画課長  中村 修君   会計室長    金子良一君  水道課長    福田政義君   社会教育課長  青木秀雄君  総合運動公園所長          谷津国男君本会議に出席した事務局職員  参事兼議会事務局長       書記      熊倉 豊          織原 弘  書記      浅野菜津紀 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(小山覚君) おはようございます。 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(小山覚君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(小山覚君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、議長において、15番、山下明二郎議員、16番、飯山直一議員を指名いたします。--------------------------------------- △議案第2号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小山覚君) 日程第2、議案第2号 平成17年度宮代町国民健康保険特別会計予算についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。 町民経済委員長。     〔町民経済委員長 加納好子君登壇〕 ◆町民経済委員長(加納好子君) 4番、加納です。 過日、本会議の中で町民経済委員会に付託されました議案第2号 平成17年度国民健康保険特別会計予算審議について、審議の結果を報告いたします。 予算書133ページをお開きください。 歳入歳出それぞれ26億6,322万4,000円、前年比2,457万6,000円、率にして0.9%の増です。 歳入の主なものは、国民健康保険税が10億5,820万6,000円、歳入総額の39.7%を占めています。 国庫支出金は7億8,087万6,000円、これは歳入総額の29.3%です。療養給付費等交付金が4億3,110万6,000円、繰入金は2億5,273万円が入ります。国庫支出金が前年比13.4%減となっていることと、繰入金が前年比2億249万6,000円の減、率にして44.5%の減となっていることが特徴と言えます。後で、概要書で説明いたします。 では、事業別概要書に沿ってご報告いたします。 123ページです。 1款国民健康保険税のうち1目一般被保険者国民健康保険税、この款は前年比若干増となっています。現年度課税分の徴収率は、例年は90%でしたが、徴収対策室が設置されたことにより、徴収率を91%に設定しましたとのことでした。「たったの1%か」との質問が出ましたが、16年度は主に滞納分を徴収した。17年度は現年度分ということで、そうポイントを大きくできないということでした。 その下の2目退職被保険者健康保険税は、徴収率98%を見込み2億4,259万5,000円と、前年比4,753万5,000円の増となっております。 滞納繰越分の収入は、細い囲みが2つありますが、細い囲みの中で1目、2目、つまり一般、退職被保険者、両方合わせて1億円計上です。徴収対策室設置の効果を見込んでです。 2款国庫支出金療養給付費等負担金、現年度分についてはマイナスになっています。医療費に応じて国保財政の健全な運営のため、国から交付されます。 質問で、減額の説明が求められました。答えとしましては、療養給付費負担金は、1目一般被保険者の医療費が過去3年の実績でマイナスになっている。医療費の支出の減に伴って減とした。 2目老人保健医療費拠出金負担金についても、医療費の減に伴い減になったということです。つまり、医療費は下がっているということです。 質問で、「老人保健の制度が変わって3年目になるけれども、その影響があるのか」という質問です。答えとして、国庫支出金は支出に伴い国が4割負担するもので、制度改正の影響ではない。老人保健制度は今移行中でありますが、今のところ影響は見えない。また、「個人の負担に影響はないか」との質問も出ましたが、個人の負担にも影響はないとのことです。 124ページ、一番上の高額医療費共同事業負担金も若干マイナスになっています。 同じく124ページ、2段目、普通調整交付金はかなりの増になっていますが、これについてお答えは、全国の市町村の格差を緩和するため交付されている。医療費が出ている割には保険収入が少ないところとかに出ているが、これは決算ベースに基づいてこの金額を出したということです。 125ページ、4款県支出金の一番上ですが、基本事業補助金は、胃がん検診、基本健診などの受診者の増を見込んで増となりました。 次に、127ページ、9款諸収入の一番上、退職被保険者保険税延滞金も、17年度は大きく39万4,000円の増を見込んでいます。 以上、歳入のところで大きく変わったところだけ申し上げました。 歳出に移ります。 概要書128ページ、1款総務費の委託料は、コンビニなどで収納できるシステム、その委託料です。 2款保険給付費、全体に言えることは、一般被保険者の保険給付費がマイナス、退職被保険者の給付費においてプラスになっているということです。 132ページ、1目出産育児一時金は150万円の減ですが、特徴として、結婚年齢が高くなり、出産件数も減っているので実績に基づき減額したそうです。ここは増額になった方がいいですね。 では、主な質問をご紹介します。 質問です。「歳入概要書の126ページ、その他繰り入れで、今年度は1億円となっています。医療費が若干下がってはいるが、16年度の医療費から見てこれで足りるのか」という質問がありました。 答えとしましては、一般被保険者の医療費が伸びていないのと、もう一つ。徴収対策室設置による効果で財源が確保できそう、それで1億円を計上したということです。滞納繰越金で1億円というと、前年度の倍ということです。 質問で、3款老人医療費拠出金について説明が求められました。 老人医療費拠出金は、平成14年9月から平成18年10月まで5カ年で対象を70歳から75歳まで、1歳ずつ引き上げています。対象者が減っているのと、拠出金割合が減ってきているということです。国保で納める拠出金が減額になってきています。 ここをもう少しご説明しますと、平成14年までは老人医療費の財源割合は、国保が70%、公費、すなわち国・県、町が30%を出していました。これを5年かけて18年までに50対50にもっていく計画だそうです。拠出金の割合が徐々に減ってきています。老人医療費も減ってきていますが、拠出金割合も減ってきている。こういうことはわかっていますが、制度改正の移行期間でちょっと見えにくいということです。 委員から質問がありまして、「医療費が安くなったのか、健康が増進されたのか、医療機関にかかる人が減ってきているのか、医療給付費が減額になっているのはどういうことか」と、ざっくばらんな質問も出ました。 答えは、ばらばらであって何とも言えない。過去5年間を見ても年度ごとにまちまちで、病名もばらばらである。延べ件数はふえている。言えることは、町外に行っていた人が、六花ができたので戻ってきたなど、医療機関の変更はあり得る。国保の被保険者はふえている。こういうことはわかっています。 もう少し説明してもらうと、医療費について平成12年度から平成16年度を見てみますと、12年度までは右肩上がりで医療費が伸びていました。しかし、介護保険の影響か、そのころから医療費が下がってきている。平成14年度は15%も下がりました。診療報酬も医療費も、ここへ来て下げ傾向です。そういった傾向を見て、平成17年度は一般被保険者の療養給付費を抑えてみた。いろいろな事態があるから、一概にこれで間に合うとは言い切れない、慎重にこの推移を見ていくとのことでした。 そのほか、「受益者負担を導入するのは国保の趣旨に合わないのではないか、原点に戻るべき」というご意見もありました。また、感想として、「運営協議会メンバーの年齢層は高くないか」、こういった感想もありました。 以上のような審議が行われました。何事にも前向き思考の町民経済委員会のメンバーは、数字にあらわれている、特に一般被保険者の医療費の減は明るい材料なのか、それとも受診抑制が起こっているのか、どういう傾向なのかを探りたい質問だったわけです。しかし担当課も、まだ見えない、はっきり言えたらどんなにいいかといったところでした。 言えることは、老人保健法の改正で対象年齢が下がる、そうするとその分、対象から外れた人が国民健康保険の方に入ってくる。被保険者がふえる。一方、歳入で申し上げましたように、老人医療費の負担割合が5対5に変わってきます。老人保健とリンクしているところで移行期間ではありますが、今はなかなか見えない部分があるのでしょうか。といったところが審議の中で委員会が得た感触です。とりあえず、国保については、下を向いてばかりの情報だけですので、医療費の下げ傾向を少し明るい材料と見たいところであります。 この後、討論に入りました。賛成討論1、反対討論1がありました。 続いて、採決に入り、賛成多数で議案第2号 平成17年度国民健康保険特別会計予算は、町民経済委員会では原案のとおり可決されました。 委員の皆さんで補足がありましたらお願いいたします。     〔「なし」と言う人あり〕 ◆町民経済委員長(加納好子君) これで報告を終わります。 ○議長(小山覚君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 加藤議員。 ◆9番(加藤幸雄君) おはようございます。議席9番の加藤です。 私は、議案第2号 2005年度、平成17年度宮代町国民健康保険特別会計予算案について、本案に反対する立場で討論をいたします。 2004年度、平成16年度は国保税5%引き下げ最後の3年目の年ということもありまして、一般会計からの繰り入れ増で国保税を据え置きました。17年度においてもそれを続けることは大いに評価するものであります。また、これまで個人負担なしで基本健診、胃がん検診を実施してきたこと、資格証明書は発行せず、短期保険証も全く呼び出しに応じない人に限定してきたことなどは、疾病の早期発見や医療の保障に有効に作用してきたところであり、評価してまいったところであります。 しかしながら、施政方針表明において、17年度においては国保運営のあり方そのものについて、原点に立ち返って検討してまいりたいとしながら、国保事業の一つである検診事業に個人負担導入を先行させることはいかがなものでありましょうか。国保の原点と言うなら、それは国保法第1条の社会保障と国民保険の増進に寄与すること、ここに原点があるはずであります。個人負担導入による影響は、他市町の経験から15%程度の受診減があったとの説明がなされました。これは、国保の原点に反するもので、早期発見をおくらせて、医療費のさらなる増大さえももたらすこととなります。 審議の過程で、医療費の伸びが停滞あるいは漸減傾向となっているとの説明がありました。国保財政にとっては好ましいようにも思えますが、手放しで喜んでいられない状況があります。それは、70歳以上の患者負担が定額制から1割、または2割負担に引き上げられたことなどによって、医者に行かない、行ってもある程度の治療で我慢するという受診抑制が全国的に広がっている反映を含むものだからであります。 冒頭申し上げたとおり、一般会計からの繰り入れの引き続く実施と、国保税据え置きは評価するものでありますが、受益者負担の名目で検診事業に個人負担を先行導入することは、国保の原点において容認できないので、本案に反対するものであります。 参考資料から、被保険者や国保税の滞納が急激に増加しつつあり、かつ高齢化も一層進んでいることが読み取れます。原点からの検討は財源と税負担だけにとどまらず、加入者の状況等も含めた真に総合的な検討が必要であるということをつけ加えて、反対討論といたします。 ○議長(小山覚君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 飯山議員。 ◆16番(飯山直一君) 16番、飯山です。 私は、議案第2号 平成17年度宮代町国民健康保険特別会計予算につきまして、賛成の立場で討論いたします。 国民健康保険は、国民皆保険制の中核として社会保障制度の重要な役割を担い、地域医療の確保と住民の健康維持増進に大きく貢献してきました。しかしながら、国民健康保険は少子・高齢社会が進展する中にあって、高齢者を多く抱え、その一方では、経済・社会情勢などの変化を受け、無職者や低所得者などの増加による保険税収入の減少により、その財政運営は危機的状況にあります。 このような状況の中、国においては安定的で持続可能な医療保険制度の構築を図るため、医療保険制度体系に関する基本方針を示し、議論を進めております。そのような状況下において、当町の平成17年度国民健康保険特別会計予算でありますが、歳入の39.7%を占める国民健康保険税につきましては、長引く不況の影響なども重なり、国保税算定の基礎となる1人当たり基準総所得金額については伸びが期待できない状況であります。 しかし、10月の徴収対策室の創設により、滞納繰越分について積極的に滞納整理を進めていることで、6,740万円の増収を見込んでいるということであります。また、国庫支出金については、一般被保険者の医療費の減に伴い3.4%の減となっているものの、医療給付費等交付金については、退職被保険者等の医療費の増に伴い44.2%の増を見込んでいます。 次に、歳出では、全体の65%を占める保険給付費においては1.3%増ということであります。歳入でも申し上げましたが、一般被保険者の医療費が減となる一方、退職被保険者等の医療費が増となっており、医療技術の進歩などによる増加傾向は今後も続くものと思われます。 また、保険事業面では、平成17年度からは受益と負担の公平確保の面から、基本健診等の個人負担金を徴収するということでありますが、国民被保険者に対しての基本健診、胃がん健診、受診見込み数をふやすなど、健康保持、疾病予防の観点から、被保険者へのサービス向上を図るものと聞いております。 平成17年度においては、国保財政運営を図るための制度がえの繰入金を1億円にとどめ、あわせて税率改正の検討も行いながら、適正なる事務の執行につなげるものとのことであり、私も国民健康保険加入者の1人として、今後もなお一層の財源の確保に努力されることをお願いして、本案について賛成いたします。 以上です。 ○議長(小山覚君) 次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第2号 平成17年度宮代町国民健康保険特別会計予算についての件を挙手により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔挙手多数〕
    ○議長(小山覚君) 挙手多数であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第3号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小山覚君) 日程第3、議案第3号 平成17年度宮代町老人保健特別会計予算についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。 町民経済委員長。     〔町民経済委員長 加納好子君登壇〕 ◆町民経済委員長(加納好子君) 4番、加納です。 過日、本会議の中で町民経済委員会に付託されました議案第3号 宮代町老人保健特別会計予算審議の審議結果をご報告申し上げます。 歳入歳出ともに19億8,886万7,000円で、3億1,331万3,000円の減、率にして13.6%の減です。 予算書169ページ、概要書は141ページをお開きください。 歳入から申し上げます。 1款支払基金交付金、1目医療費交付金老人保健医療費交付金は、17年度11億4,477万2,000円で、3億5,435万2,000円の減となっております。国保の方の報告で申し上げましたが、国保の拠出金は徐々に減っております。老人保健医療費交付金は、負担率が変更になって基金からの交付金が下がってきています。平成14年10月から5年間で段階的に負担割合が変わるわけですが、かわりに交付負担率が高くなっていきます。そして、平成19年度予算からは、負担率50対50という予算立てになります。国の方では、平成20年からの高齢者制度に向けて検討を始めているということでした。 審査支払手数料交付金は854万2,000円で、111万6,000円の減です。明細書の減少によります。 2款国庫支出金、1項国庫負担金、医療費国庫負担金は5億4,561万2,000円、2,800万9,000円の減となっています。負担割合により国から交付されています。 4款一般会計からの繰入金は、17年度は1億5,267万9,000円、前年比7,713万7,000円の増、大きく102%の増となりました。 歳出に移ります。 予算書172ページです。 歳出のうち、医療諸費がほとんどを占めております。1款、2款で歳出の99.1%を占めているとのことです。 総務費の中で金額が変わったものを少し申し上げます。 13節委託料のうち電算委託料が大きく減額となっているのは、診断件数が減っていることからです。医療費も減っていますが。 一方、レセプト点検委託料ですが、今年度283万5,000円、16年度を見ますと264万1,000円と、少し17年度が増となっています。「医療費が減っているのにレセプト点検がふえているのはどういうことか」という質問に、入院件数がかなりふえているからだということです。点検料は、入院と通院では単価が違うのですが、点検料金が17年度は逆転したということです。 医療費は減少傾向、入院件数はふえている、こういうことも特徴として留意する必要がありそうです。実績からはじき出した数字の医療費は減っていますが、制度の移行期でこの影響は見えてこないというのが委員会の印象でした。 以上の審議を経て、採決に入りました。 反対討論が1つありました。賛成3、反対1で、委員会におきましては原案のとおり可決されました。 委員の皆様から補足がありましたらお願いいたします。     〔「なし」と言う人あり〕 ◆町民経済委員長(加納好子君) 以上で報告を終わります。 ○議長(小山覚君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 加藤議員。 ◆9番(加藤幸雄君) 議席9番の加藤です。 私は、議案第3号 2005年度、平成17年度宮代町老人保健特別会計予算案について、本案に反対する立場で討論をいたします。 老人保健は2002年10月に自己負担が定額から1割ないし2割負担とされ、その結果、病院に行かない、通院を減らすなど受診抑制が全国に広がっています。受診抑制は病気を重症化させ、医療費を増大させる結果をもたらします。 また、老健対象を70歳から75歳へ段階的に移しております。2005年度は72歳、73歳未満が対象外とされます。この人たちの医療費が国保からの支払いとなるため、国保財政を圧迫することとなります。 国の制度とはいえ、国の支出を削減するために患者と自治体の負担を強化する方針に貫かれた内容であり、容認できませんので、反対であります。 以上です。 ○議長(小山覚君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第3号 平成17年度宮代町老人保健特別会計予算についての件を挙手により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔挙手多数〕 ○議長(小山覚君) 挙手多数であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第4号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小山覚君) 日程第4、議案第4号 平成17年度宮代町公共下水道事業特別会計予算についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。 建設土木委員長。     〔建設土木委員長 小河原 正君登壇〕 ◆建設土木委員長(小河原正君) 18番、建設土木委員長の小河原です。 建設土木委員会に付託されました平成17年度宮代町公共下水道事業特別会計予算について、審議の概要を報告いたします。 まず、予算書181ページ、事業別概要書147ページを開いてください。 平成17年度公共下水道事業特別会計予算額は、14億6,787万5,000円になっており、16年度と比較して4億4,432万7,000円の増額になっています。 主な増額の理由としまして、道仏地内区画整理事業に伴いまして、中央第一排水路の切り回し工事と下水管の布設と桃山台の認可事業の拡大に伴いまして、工事費による増となっているところであります。 今、報告した内容については、すべて補助対象事業とのことであります。 予算書138ページを開いてください。 歳入について説明をさせていただきます。 第1款分担金及び負担金、第1項負担金、1目下水道事業負担金は、本年度予算716万5,000円になっており、前年度と比較すると688万8,000円の減額になっています。理由といたしましては、前年度は滞納1,000万円の60%収納を見込んでいたが、今年度は実績に基づきまして400万円減額したためであります。 区分1、受益者負担金291万5,000円は、下水道事業受益者負担金です。この内容は、3カ年にわたっての負担金で、内訳として15年度賦課分の5期、6期分、16年度賦課分の3期、4期分、17年度賦課分の1期、2期分であるとのことであります。 区分2、滞納繰越分400万円は、先ほど説明したように、昨年までは6割ぐらい収納を見ていましたが、実際に6割に満たないので、現実的な数字として繰越分の25%を見込んでいるところであります。 質疑では、払わなくなった場合はどうなるのか、またどのように督促をしているか等々の話も出されたところであります。町の考え方は、トータルで1,700万円ぐらいある中で、確かに払えない人もいるが、勘違いをしていて水道と同じと思い、使用してから払えばよいと思っている人もいるようであります。現在の対応は、督促、電話臨宅を行い、また分割払いの相談も行っているとのことであります。 今後は不納欠損をしないように、対策として、戦略会議で検討していくとのことでした。 区分3、公共下水道施設使用負担金25万円は、公共下水道使用負担金として、春日部市から負担されるものであります。これは、宮代側の飛び地に3軒分の春日部市民がいるためであります。 第2款使用料及び手数料、第1項使用料、1目下水道使用料は、本年度予算1億8,980万6,000円になっていまして、前年度と比較しまして859万4,000円の増額になっています。この理由といたしまして、下水道に接続した件数が増加したためです。 区分1、下水道使用料1億8,770万4,000円を見込んでいますが、前年度より比例して増になっているとのことであります。 区分2、滞納繰越分の210万円は、前年度のまでは科目設定でしたが、本年度は実際の繰り越し分が見込まれるとのことであります。 第2項手数料、1目下水道手数料は、本年度12万1,000円になっています。説明欄の指定工事店登録手数料12万円は、6,000円掛ける指定工事20店分の内容です。業者の指導は、年に1回説明会を行っているそうであります。 第3款国庫支出金、第1項国庫補助金、1目下水道事業国庫補助金は、本年度2億円は前年度より1億7,000万円の増額です。この増額理由は、道仏地区と桃山台の排水管と雨水管の下水道事業に補助されるものであります。事業費の2分の1補助されます。 次に、予算書184ページ、事業別概要書151ページです。 第4款繰入金、1目一般会計繰入金は、本年度予算額6億9,207万9,000円になっていまして、前年度と比較いたしまして669万8,000円の減額になっています。減額の理由は、補助金、起債等がふえたので、一般会計の繰入金が若干減になっています。 同じページの第5款繰越金、第6款諸収入は科目設定です。 第7款町債、1目下水道事業債は、本年度予算額3億7,870万円になっていまして、前年度と比較いたしまして2億7,920万円の増額になっています。これは、説明欄の公共下水道事業債3億6,240万円、算出方法は補助金の2分の1、残りの2分の1について事業債の90%が使えるそうであります。これについて再度説明いたしますが、例えば4億円の事業債の2分の1、2億円が補助金、残りの2分の1が町負担となり、それの90%が起債対象になるとのことです。また、それ以外のプラスとして、単独事業分の95%起債発行ができる内容だそうであります。 下段の流域下水道事業債1,630万円は、中川流域下水道が窒素、リン酸の高度処理で工事が410万円増額になったと説明されました。 次に、歳出に入りたいと思います。 予算書185ページ、事業別概要書152ページになります。 第1款公共下水道費、第1項下水道管理費は、本年度予算額1億164万6,000円になっています。前年度と比較しまして4,341万1,000円の減額になっています。 1目下水道総務費は、本年度予算6,767万1,000円となっていまして、前年度と比較しまして96万円の減額になっています。理由といたしましては、人件費等にかかわるものです。給与はふえていますが、超過勤務で前年度より50%の減になっているそうであります。 区分9、旅費の職員旅費6万2,000円は、前年度より50%ぐらいの減になっています。 区分11、需用費98万5,000円は、前年度より40%の減になっています。説明欄の消耗品費15万1,000円は、作業服代と法令の追録代と図書購入費が減になっているそうであります。 予算書186ページの印刷製本費83万4,000円は、残があるものは印刷を控えると報告されました。 区分、役務費40万円のうち説明欄の通信運搬費23万円は、郵便料です。コンピューター調整手数料16万9,000円は受益者負担金をシステム化してきちんと整理するためであるとのことです。 区分13、委託料1,164万9,000円のうち下水道使用料徴収業務委託料1,152万3,000円は、昨年より5万9,000円の減になっていますが、徴収業務を水道課に委託している内容であります。 区分14、使用料及び賃借料25万2,000円は、先ほど説明したシステム化と同じ内容であります。 ここで、質疑の中で出された問題ですが、コンピューターと電算の違いについて聞かれたところであります。向こうの機械は電算で、うちの機械がコンピューターと解釈しているそうであります。 区分19、負担金、補助及び交付金410万6,000円と区分23、償還金利子及び割引料3,000円は、前年度と同額です。 区分の公債費の消費税及び地方消費税700万円については、そのうち消費税は、使用料、工事費、また補助金、繰入金に係るもので、特定収入になります。地方消費税は、消費税のもとになったものに1%の税率がかかるというものだそうであります。 2目施設管理費は、今年度予算3,397万5,000円は、前年度と比較して4,245万1,000円の減額になっています。この減額理由は、前年度東姫宮管渠補修工事と第一中継ポンプ場の機械修繕工事及び取りつけ管修繕工事が終了したためで、大幅に減額になっているとのことです。 区分11、需用費695万5,000円のうち説明欄の消耗品費8万1,000円は、ポンプ場の事務用品です。燃料費12万7,000円は、ガソリン、重油等で、前年度より8,000円の増額になっています。 光熱水費403万8,000円は、前年度より36万円の減額になっていまして、第一、第二中継所とマンホールポンプ場の電気料です。修繕料270万9,000円は、公共升修繕とポンプ場の自家発電の修繕費です。 区分12、役務費95万9,000円は、電話代、車両保険、第一、第二ポンプ場の火災保険、クレーンの保守点検料になっています。 この中で、質疑で保険料の見直しチェックはしているかどうかが問われたところであります。この件は、総務課で一括で行っている。町村会と提携しているのでかえって安いそうであります。 区分13、委託料1,857万3,000円のうち警備委託料79万4,000円と安全保安業務委託料33万4,000円、消防施設保安点検委託料4万9,000円は、前年と同額で第一、第二ポンプ場の関係であります。 施設管理業務委託料1,424万8,000円は、第一、第二中継ポンプ場、マンホールポンプ場、笠原排水機場の関係ですが、前年度より人件費が下がっているので安く契約でき、26万4,000円減額できたとのことであります。 下水道台帳作成業務委託料231万円は、前年度工事が減ったため30万円減額になっています。委託会社はパスコという会社であるとのことであります。 質疑では、委託料の契約はもう少し安くできないものか等々が出されたところでありますが、いろいろ厳しい状況でありますので、参考見積もりはいただいて検討しているとのことであります。 区分15、工事請負費745万6,000円については、先ほど説明したように、前年度補修工事がありましたので、本年度は3,900万円減額になっています。 区分、原材料費3万2,000円は、前年度より75万1,000円の減額になっています。本年度は公共升等の残があるため、購入しなくても済むとのことです。 次に、予算書187ページ、下段、事業別概要書153ページを開いてください。 第2項下水道新設改良費の1目管渠等新設改良費は…… ○議長(小山覚君) 休憩します。 △休憩 午前10時46分 △再開 午前11時00分 ○議長(小山覚君) 再開します。 引き続き、建設土木委員長。 ◆建設土木委員長(小河原正君) それでは続けさせてもらいます。 区分15から再度説明させてもらいます。 区分15、工事請負費745万6,000円については、先ほど説明しましたように、前年度は補修工事がありましたので、本年度は3,900万円減額になっています。 区分16、原材料費3万2,000円は、前年度より75万1,000円の減額になっています。本年度は公共升の残があるため購入しなくても済むとのことであります。 次に、予算書187ページの下段、事業別概要書153ページを開いてください。 第2項下水道新設改良費の1目管渠等新設改良費は、本年度予算額6億1,323万8,000円になっていまして、前年度と比較いたしまして4億7,464万9,000円の増額になっています。理由としては、管渠布設工事の関係で、和戸、桃山台と道仏区画整理地内の工事費、同じく道仏区画整理地内の排水路布設工事等を行うためであります。 区分15、工事請負費5億9,692万5,000円のうち説明欄の県道本復旧工事262万5,000円は、16年度和戸地内の汚水管工事を実施した舗装工事であります。汚水幹線築造工事1億2,600万円は、16年度に行いました、先ほど説明しました、その先の桃山台に向かう宮代第1号幹線築造工事推進工事400メートル分であります。 枝線布設工事9,450万円は、道仏区画整理地内第6号汚水幹線枝線布設工事300メートル分であります。 公共升取りつけ工事630万円は、40カ所を予定しているとのことであります。 排水管整備3億6,750万円は、道仏区画整理地内に第8号排水路布設工事分ですが、工事方法はボックスカルバートで行うそうであります。 予算書188ページの区分19、負担金、補助及び交付金1,595万5,000円のうち説明欄の支障水道管切り回し工事負担金525万円は、水道工事を行うとき生じた場所の負担金です。 道路復旧費負担金700万円は、町道部分に下水管を埋設した場合、一般会計で支払う負担金だそうであります。 私道内共同排水施設設置事業補助金367万5,000円は、16年度は実績がないが、100メートル分の7割補助を予定しているそうであります。これも質疑の中で幾つか話が出たのですが、特に共同で設置する場合、話し合いがつかなければ、いろいろないきさつ等もあるようでありますが、どうなっていくのかということも出されたところです。いろいろそういう問題があるときは、話し合いがつかなければ申請しないようであります。時には各個人で設置申請するようであります。 次に、区分22、補償補てん及び賠償金23万8,000円は、前年度と同額ですが、これは管渠工事に伴う補修であります。 次に、予算書188ページ、事業別概要書153ページですが、第2款流域下水道、第1項下水道管理費、1目施設管理費1億660万9,000円は、前年度と比較しまして710万円の増額です。増額の理由としましては、説明欄の中川流域下水道建設1,641万9,000円の関係ですが、窒素、リン酸の処理ができる高度処理をするため、409万4,000円増額になっているそうであります。 下段の維持管理費負担金9,019万円は、前年度より300万6,000円の増額になっておりまして、下水道の接続が増加すると負担も増加するということであります。 第3款公債費の1目元金の本年度予算額3億4,270万6,000円は、前年度より1,302万4,000円の増額ですが、これは5年間の据え置き期限が過ぎ、新たに償還がふえたためだそうであります。2目の利子は起債がピークを超えたので、本年度は903万5,000円の減額になっておるところであります。 前年度債242万7,000円については、16年度分の起債がどこから借り受けるか、まだ許可がおりていないため前年度債としたとのことであります。 第4款諸支出金は科目設定です。 第5款予備費は、前年度より200万円増額して500万円計上しております。この増額理由は、マンホールポンプが供用開始して10年が過ぎているため、故障した場合500万円程度の費用が必要となるためとのことであります。 先ほど説明した中で、道仏地区と桃山台地区の工事の場所については、この図面を後でごらんになっていただければわかると思いますので、後でごらん願いたいと思います。 以上ですが、質疑の中で出されたものを幾つかまた報告させてもらいますが、公共下水道の水洗化率についていろいろ質疑をしたところであります。 宮代町公共下水道は整備率が308ヘクタールのうち供用開始水洗化率は88%となっているそうです。下水道法では、くみ取りの場合は3年、水洗・浄化槽は速やかに接続するということになっているそうであります。早く接続することによって財政に余裕が出てくることも考えられますので、どうしても早く接続してもらいたいわけであります。しかし、現実的には強制的な指導はなかなかできないようでありますが、毎日、1日1件ぐらいは申請が出ているので、今後、水洗化率もふえてくると思われると報告がされております。 以上、報告を終わりますが、質疑終了後、討論、採決をいたしましたが、討論はありませんでした。挙手による採決の結果は、全員賛成で可決されたところであります。 以上ですが、各委員さんの補足がありましたら補足をお願いしたいと思います。     〔「なし」と言う人あり〕 ◆建設土木委員長(小河原正君) では、終わります。 ○議長(小山覚君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 野口議員。 ◆17番(野口秀雄君) 17番、野口でございます。 議案第4号 平成17年度宮代町公共下水道事業特別会計予算について、賛成の立場で討論をいたします。 平成17年度宮代町公共下水道特別会計予算額は、歳入歳出ともに14億6,787万5,000円であり、平成16年度予算と比較して2億4,432万7,000円の増額、率にして43.4%の増となっております。 公共下水道事業は、平成16年度までに認可区域の整備がほぼ完了したことにより、受益者負担金716万5,000円は前年度に比べ49%と大幅な減額となりましたが、整備が進んだことにより接続者の増が見込まれ、下水道使用料は1億8,980万6,000円と、4.7%の増となっています。しかし、受益者負担金716万5,000円のうち400万円が滞納繰越し分となっており、徴収体制の強化にさらなる努力を要望するものであります。 平成17年度の主な事業は、新たに認可区域を拡大した桃山台団地の汚水を取り込むため、16年度に引き続き大字和戸地内に第1号幹線築造工事として400メートルが整備されます。また、道仏区画整理地内に第8号排水路布設工事として500メートル、第6号汚水幹線枝線布設工事として300メートルが整備されます。このことは、緊縮財政にあってもなお下水道の整備を促進し、もって生活環境の改善と公共用水域の水質保全に寄与しようとする町当局の積極的な姿勢として高く評価できるものであります。 言うまでもなく、公共下水道が果たす役割は大きく、各家庭からの生活雑排水を速やかに排除し、清潔で快適な生活環境が実現するとともに、河川、海などの公共用水域の水質が改善され、自然環境も保全されるわけであります。 また、近年では潤いや安らぎを得る場としての親しみやすい水辺の要求や水への関心が高まり、安全な飲み水への要請、頻発する渇水問題など、水を取り巻く社会状況は非常に複雑になってきており、望ましい水循環、水環境の創出に向けて一層の下水道の積極的な取り組みが期待されております。 こうしたことから、今後におきましても下水道全体事業計画の計画的な整備促進を願うものであります。しかしながら、下水道の建設には膨大な費用もかかることも事実であります。今後におきましても下水道事業における維持管理、経費改修に努めるとともに、投資的効果を最大に生かすべく、下水道処理区域における各世帯の接続についてもなお一層努力されることを希望いたしまして、本案の賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(小山覚君) ほかに討論はありますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) これをもって討論を終了いたします。 これより議案第4号 平成17年度宮代町公共下水道事業特別会計予算についての件を挙手により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(小山覚君) 挙手全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第5号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小山覚君) 日程第5、議案第5号 平成17年度宮代町農業集落排水事業特別会計予算についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。 建設土木委員長。     〔建設土木委員長 小河原 正君登壇〕 ◆建設土木委員長(小河原正君) 18番の建設土木委員長の小河原です。 建設土木委員会に付託されました平成17年度宮代町農業集落排水事業特別会計予算について、審議の結果の概要を報告いたします。 まず初めに、訂正をお願いしたいと思います。 予算書212ページをお開き願いたいと思います。 数字を直すわけではないのですが、第4款予備費の件です。本会議での説明は、今年度予算3,024万5,000円のところ、前年度同額の200万円計上したと説明しておりますので、3,024万5,000円が正しいので訂正をしておきたいと思います。説明が違っていたということです。訂正を願いたいと思います。数字はそのままでいいです。 それでは、予算書205ページ、事業別概要書155ページをお開き願いたいと思います。 平成17年度宮代町農業集落排水事業特別会計予算額は、本年度予算額1億3,837万3,000円になっていまして、前年度予算額より1億7,454万3,000円の減額です。 主な減額の理由は、処理施設建設が16年度に終了したため事業が減になったためであります。 予算書の207ページ、事業別概要書157ページですが、まず、歳入の第1款分担金及び負担金、第1項分担金、1目農業集落排水事業分担金6,480万円は、説明欄にありますように受益者分担金です。この件は、17年度より供用開始となる受益を受ける世帯などに当該事業を要した費用の一部を世帯一律に受益者負担分として徴収するものであります。 第2款使用料及び手数料、第1項使用料、1目農業集落排水使用料451万円は、世帯数216世帯と人数648人を見込んでいるとのことであります。こちらの使用料につきましては、平成17年度から供用開始ということもあり、農業排水施設を使用することになるため、その施設の維持管理費等の一部の使用料を世帯人数割で徴収するものであります。 質疑の中で、次のような説明もありました。 分担金は今定例会に条例案を提出するようになっておりますが、事業費の額の率で負担をいただくことになっている。本来、事業全部が終わったときに条例を出せばよいかもしれませんが、途中から始まることから、今までの決算額、これから終わるまでの事業費の計算をしてみてみると、約34万円ぐらいの負担額をいただかなけばならないようでありますが、分担金は組合として工事が始まるときから予定していまして、約30万円ぐらいだろうと積み立てをしていたところだそうであります。組合と役員の方々と相談をいたしまして、30万円が限度かなということで条例は出してあると、質疑の中で出されたところであります。 また、使用料も組合の方々と相談して基本料金を200万円、1世帯1人300円を条例化する。この料金は、公共下水道よりは結果的には高くなっているようでありますが、近隣と同じようにしたようでありますが、高くても利用者には了解されているそうであります。 次に、予算書209ページ、事業別概要書159ページの歳出の説明に移りたいと思います。 第1款農業集落排水費、第1項農業集落排水管理費は、本年度予算額2,339万2,000円となっていまして、前年度と比較して1,731万6,000円の増額になっています。 1目農業集落排水総務費は本年度予算749万7,000円となっていまして、前年度と比較して142万1,000円の増額となっています。増額の理由といたしまして、稼働に伴う経常的な必要経費と本年から徴収を委託する役務費が増になるためであります。 予算書210ページの区分委託料の農業集落排水使用料徴収業務委託料57万6,000円は、2カ月に1回の徴収を水道課に委託するとのことであります。 2目施設管理費1,589万5,000円は、本年度新設された項目であります。処理施設稼働に伴う諸経費の内容です。 区分13、委託料は、これから入札を行うとのことですが、汚泥処分委託料367万5,000円は、当初計画で久喜宮代衛生組合へ運ぶことで話がついているようであります。ただし、運搬方法がまだ決まっていないとのことであります。 第2項農業集落排水事業、1目農業集落排水新設改良費は、本年度予算額7,333万円になっていますが、前年度より2億2,247万円減額になっています。減額理由は、処理場建設が完了したためであります。 区分15の工事請負費の排水管整備工事費5,410万円は、本年度予定している西粂原地区の工事であります。 区分、負担金、補助及び交付金のうち支障水道管切り回し工事負担金525万円は、水道事業へ負担するものであります。 道路本復旧費負担金800万円は、前年度工事町道分であります。 区分22、補償補てん及び賠償金の支障物件移転補償費と家屋等補償費は管渠工事に伴うものであります。 第2款公債費は、本年度予算額1,140万5,000円になっていまして、前年度より236万6,000円増額になっています。総額の公債費は5億2,144万5,000円で、前年度と比較して3,894万1,000円の増になっているとのことであります。 予算書212ページの第4款予備費は、本年度予算額3,024万5,000円は前年度と比較して2,824万5,000円の増額になっています。本年度は歳入が歳出を大きく上回るため、予備費として計上したとのことであります。 以上、説明を終わりますが、委員会で討論、採決の結果を報告いたしますが、討論はありませんでした。 挙手による採決の結果は、全員賛成で可決をされたところであります。 以上の内容で、委員さんの方々で補足がありましたらお願いしたいと思います。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 野口議員。 ◆17番(野口秀雄君) 17番、野口でございます。 議案第5号 平成17年度宮代町農業集落排水事業特別会計予算について、賛成の立場で討論をいたします。 近年、西粂原地区は農家と非農家の混住化が進み、生活雑排水などの流入により農業用水の水質が著しく悪化していることから、農業用水の水質保全と生活環境の向上を図るため、平成10年度から計画区域面積34.1ヘクタール、計画人口1,350人により農業集落排水事業を導入し、快適かつ文化的な環境づくりに向けて努力をしてきたところであります。 このたび、3月25日に行われる西粂原農業集落排水処理施設の落成式に次いで、4月から計画区域内280戸のうち216戸が供用開始されます。この間、計画区域内の住民の方々のご理解、ご協力に敬意を表するとともに、供用開始により、この地域のみならず周辺地域の環境保全に大きく貢献するものと高く評価するところであります。 また、建設に当たりましては、近年の財政事情により県補助金が思うようにつかない中ではありますが、計画全域が一日も早く供用開始できるよう努力していただくとともに、今後、さらなる適正な事業運営を推進されますよう期待いたしまして、本案の賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(小山覚君) ほかに討論はありますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第5号 平成17年度宮代町農業集落排水事業特別会計予算についての件を挙手により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(小山覚君) 挙手全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 ここで休憩します。 なお、この後、議会運営委員会を開きますので、議会運営委員の方は集会室に移動いただきたいと思います。 以上です。 △休憩 午前11時30分 △再開 午後1時00分 ○議長(小山覚君) 再開します。--------------------------------------- △議会運営委員会報告 ○議長(小山覚君) 高岡議会運営委員長から、先ほどの議会運営委員会の審議結果の報告をお願いします。     〔議会運営委員長 高岡大純君登壇〕 ◆議会運営委員長(高岡大純君) 議会運営委員会の高岡です。 午前中、議会運営委員会を開催いたしましたので、ご報告申し上げます。 お手元に配付したとおり、34号から38号まで5議案が追加提案されますので、よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(小山覚君) ここで休憩します。 △休憩 午後1時02分 △再開 午後1時03分 ○議長(小山覚君) 再開します。--------------------------------------- △議案第6号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小山覚君) 日程第6、議案第6号 平成17年度宮代町介護保険特別会計予算についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。 文教厚生委員長。     〔文教厚生委員長 大高誠治君登壇〕 ◆文教厚生委員長(大高誠治君) 6番議員の大高でございます。 それでは、過日、本会議の中で文教厚生委員会に付託されました平成17年度宮代町介護保険特別会計予算の審議につき、ご報告申し上げます。 平成17年度宮代町介護保険特別会計予算歳入歳出ともに、それぞれ11億8,445万6,000円で、前年度と比較いたしますと5,361万5,000円、率にいたしまして4.7%の増となっております。 それでは、予算書230ページをお開きください。 歳入、1款介護保険料、1項介護保険料、1目第1号被保険者保険料の17年度の予算額は2億2,086万4,000円で、前年度と比較いたしますと807万5,000円増で、率にして3.8%の増でございます。 特別徴収保険料と普通徴収保険料の割合でございますが、それぞれの人口比率により特別徴収分、いわゆる年金から天引きされる方の分を、第1号被保険者約6,000人のうち80%程度と想定し、また、老齢退職年金の支給額が月額1万5,000円に満たない方や、転入や、65歳以上になられたばかりで新たに資格取得された方などの普通徴収の方を第1号被保険者全体の約20%と想定しているとのことでございます。 こちらは介護保険のサービスを利用される場合は、心身の状況を調査し、要介護認定を行います。この判定を行うのは医師や歯科医師、薬剤師や保健福祉分野の専門家からなる介護保険認定審査会がございまして、当町の場合、週1回開催しております。かかる経費の主なものは、介護認定審査会委員18人分の報酬、費用弁償、主治医意見書作成料等でございます。 ここからは事業別概要書でお願いいたします。 172ページに進みます。 4項認定調査費事業でございますが、174万2,000円を計上しております。これは要介護認定を行う方に町の保健師などが申請者に伺い、お体の状況等を調査させていただく事務に係る経費と臨時職員の賃金を減額し、66万7,000円の減でございます。 続きまして、5項趣旨普及事業でございます。11万6,000円を計上しております。政府の趣旨普及のためのパンフレット等でございます。平成16年度は介護保険被保険者証の一斉更新に伴い、同封するパンフレットの経費が計上されましたが、17年度はそれがないために26万2,000円の減でございます。 173ページ、2款介護給付費でございますが、総額11億48万6,000円になっておりますが、介護サービス諸費、155ページの2項介護支援サービス諸費、177ページの3項その他諸費、高額介護サービス等費給付事業それぞれの事業に割り振ることとなっております。 各事業への割り振りにつきましては、それぞれの実績を踏まえて行っております。16年度と比較して4,782万3,000円、4.5%の増額となっております。本町におきましては、高齢者率も17.2%となっており、要介護認定者の720人を超えており、そのため介護保険給付費も年々増加をしておりますが、介護保険事業計画の推定した額の範囲内でおさまっておりますので、ふえてはいるが、健全な体制が保たれております。 各事業の内容でございますが、要介護認定を受けた方が在宅における介護サービスや特別養護老人ホーム等の施設利用者、入院等サービス等を受け、利用した際の福祉用具購入及び住宅改修を行った際に支給する9割分の介護給付費やケアプランの作成に関する10割分の保険給付費でございます。こちらは特殊な給付費として、それぞれの事業に反映され、計上されております。 178ページに進ませていただきます。 3款1項財政化安定基金拠出金納付事業でございますが、105万8,000円を計上しております。これは県が設置しました基金に県、市町村がそれぞれ拠出した基金を積み立てまして、介護サービス事業に万が一赤字が発生した場合に、この基金からの借り入れを行い、その赤字を補てんするものでございます。 続きまして、4款基金積立金につきましては、40万1,000円を計上しております。これは、決算を行い、介護給付費に係る介護保険収入に剰余金が発生した場合には、準備資金に積み立てまして次年度以降の財源に回すものでございます。 事業別概要書179ページ、5款公債費は一時借入金の利子といたしまして11万5,000円昨年と同額です。 一時借り入れ金として最高額5,000万円を行った場合発生する利子分を見込んだものでございます。 6款諸支出金は前年と同額、20万円とさせていただくものです。主な内容は第1号保険者の介護保険の負荷徴収を行っているところでありますが、前年度において転出若しくは、死亡により本町被保険者の資格を失ったために過納となった保険料を翌年度において還付するものでございます。 事業別概要書180ページ、7款予備費でございますが1,000万円を計上しておりますが、これは緊急上やむ得ない場合に対応をさせていただくものでございます。 ここで委員からの質疑がありましたので、ご報告をいたします。 介護相談員を増員する予定とのことであるが、活動内容が変わるのか、また、施設訪問の相談人数に比べて、在宅訪問の相談人数が少ないようであるが、なにか理由があるかとの質問に対して、介護相談員を増員する理由は、町内に介護保険施設などが増えてきたためであり、増員してもその活動内容は変える予定はないとのことです。 また、施設を訪問すれば1回で何十人の話を聞くことができるが、在宅訪問では1人に1時間程度かかる場合もあるので、なかなか数をまわれきれないという事情もあるとのことでした。 介護相談員が増員されれば、在宅訪問も充実させたいと考えているとのことでした。 また、介護保険料普通徴収の収納率が低下しているが、滞納繰越されている保険料は徴収できるのかとの質問に対しては、保険料を長期間滞納されている方には臨宅などを行い、制度の趣旨をご理解いただけるよう努めてまいりたいと考えているとのことでございます。 また、歳出予算に一時借入金への利子と予備費が計上されているが、万が一予算が不足した場合、借入先はどこに行うのか、予備費を先に使うのか、との質問に対しては、借入れを行うと利子が発生してしまうため、予備費を先に使うことになるが、現在町の介護保険財政は計画の範囲内で推移していることから、赤字になる可能性は低いと思われるとのことでございます。 また、要介護認定の訪問調査の時、たまたま体調が良かったような場合は介護度が低く出てしまうと思うので、1回きりの調査ではなく、何回か調査を行わないと正確な判断ができないのではないかとの質問に対しては、介護保険制度においては認定調査は1回実施することになっているが、調査時に体調が良い時は、悪い時の状態も聞き取り、特記事項として記載し審査に反映されるとのことでございます。 以上で、介護保険特別会計に関する審議を終了いたしました。続いて、討論はございませんでしたので、直ちに採決に入り、採決の結果、全員賛成で原案どおり可決されましたことをご報告申し上げて、文教厚生委員会の報告を終わります。 なお、各委員さんから補足説明がございましたらお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長(小山覚君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第6号 平成17年度宮代町介護保険特別会計予算についての件を挙手により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(小山覚君) 挙手全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第7号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小山覚君) 日程第7、議案第7号 平成17年度宮代町水道事業会計予算についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 建設土木委員長。     〔建設土木委員長 小河原 正君登壇〕 ◆建設土木委員長(小河原正君) 18番、建設土木委員長の小河原です。 建設土木委員会に付託されました平成17年度宮代町水道事業会計予算につきまして、審議した内容を説明いたします。 予算書の1ページを開いてください。 第2条につきましては、平成17年度業務予定量です。ここに記載してあるとおりでありますので、ここの関係については、よく目を通してもらいたいと思います。 これに基づきまして、平成17年度において実施します主な建設改良事業費は、配水管路など整備拡張のほか老朽管更新事業及び浄水場施設設備事業などとなっています。 次に、予算規模ですが、第3条の収益的支出と2ページ、第4条の資本的支出の合計額は10億714万3,000円になりまして、前年度と比較しますと、金額にして393万7,000円、率にしまして0.4%の減となっています。これは、主に収益的支出における原水及び浄水費や支払い利息の減によるものとなっています。 第3条の収益的収支及び2ページにあります第4条の資本的収支の内容については、22ページにあります。 22ページをお開きください。 平成17年度宮代町水道事業会計予定実施計画明細書により説明いたします。 初めに、収益的収入及び支出について説明いたします。 これは、当該年度における事業の経営活動に伴い発生すると予想されるすべての収益と、それに対応するすべての費用を計上したものです。 なお、この内容は消費税込みです。 収入については、1款事業収益として7億174万5,000円を計上しています。前年度と比較して62万3,000円の増となっています。これは、主に給水収益の増を見込んだことによるものでございます。このうち1項営業収益、1目給水収益では前年度と比較しまして90万7,000円増の6億4,152万2,000円を計上しています。これは節水意識の向上や社会情勢の変化などにより、有収水量の減少が続いていましたが、前年度において給水件数及び有収水量の増が見込まれるなど若干の増加傾向にあると思われるため、当年度において有収水量を前年度と比較して2万9,000立方メートル増の385万6,000立方メートルと見込んでいます。 また、量水器使用料につきましても、前年度においてアパートや宅地造成による増が見込まれるため、前年度と比較して230件増の1万3,069件分を見込んでいます。 2目分担金、1節目的別分担金については、前年度と同様の貸家30軒分、建て売り20軒分を見込んでいます。これによりまして、前年度と同額の346万5,000円を計上しています。 2節口径別分担金についても、前年度と同様の計130軒分を見込んでいます。これにより、前年度と同額の4,095万円を計上しています。 3目その他営業収益については、主な内容として2節手数料、3節雑収益です。2節手数料については、指定給水装置工事業者の指定手数料でして、今後も新たに申請される方が予想されることから10件分を見込んでいます。また、給水装置工事の設計審査及び工事検査手数料についても、それぞれ130件分を見込んでいます。 3節雑収益については、下水道事業より委託されています下水道使用料徴収事務委託料、農業集落排水事業からの委託が予定されています。農業集落排水使用料徴収事務委託料、久喜地区消防組合から消火栓維持管理費、町一般会計から委託されています町内3カ所の飲料水兼用貯水槽維持管理費などでございます。貯水槽維持管理費などの減が見込まれるため、前年度と比較して11万4,000円減の1,482万4,000円を計上しています。 次に、予算書23ページに移ります。 2項営業外収益については、受取利息などの減少が見込まれるため、前年度と比較して17万円減の13万4,000円を計上しています。このうち1目受取利息及び配当金1万円、2目消費税還付金1万円は科目の設定でございます。 また、3目雑収益の11万4,000円については、企業資産有効活用の観点からの土地賃貸料収入などになっております。 3項特別利益2万円については、1目固定資産売却益1万円、2目過年度損益修正益1万円でして、科目の設定です。 次に、24ページを開いてください。 支出について説明いたします。 1款営業費用として7億5,089万円を計上しています。前年度と比較しまして1,179万5,000円の減となっています。これは、主に原水及び浄水費や支払い利息の減を見込んだことによるものであります。このうち1項営業費用、1目原水及び浄水費ですが、前年度と比較して982万6,000円減の2億5,479万3,000円を計上しています。 主な内容としましては、人件費1名分、委託料、動力費、受水費などです。また、主な増減といたしましては、県水受水量の減に伴い自己水が増となり、これに伴いまして11節薬品費の増、県水受水量の減に伴います12節受水費の減などでございます。 12節受水費については、県営水道から供給を受けています水道水の料金で、受水量については取水による地盤沈下対策や渇水による給水制限回避などのため、前年度は日量6,200立方メートルを受水していましたが、年々配水量の減少が続いていること、また、取水施設に十分な余裕があることなどから、県企業局と調整を図った結果、当年度は300立方メートル減の日量6,900立方メートルになっています。 なお、前年度の当初予算での県水受水量は日量7,400立方メートルを計上していましたが、その後の調整により平成16年度の受水量については、日量7,200立方メートルとしています。 なお、宮代町の給水に対する県水受水量は65.2%になっておるところであります。 次に、25ページに移ります。 2目配水費及び給水費では、前年度と比較しまして65万1,000円減の5,051万9,000円を計上しています。主な内容としては人件費3名分、委託料、修繕費、路面復旧費、材料費などです。また、主な増減は、経費節減による4節備消耗品費、7節修繕費の減などでございます。 3目総係費については、前年度と比較して318万3,000円減の7,939万4,000円を計上しています。主な内容は、26ページの法定福利費などを含めた人件費4名分、備消耗品費、委託料、27ページの負担金などになっています。主な増減は、料金システムの契約に伴う7節備消耗品費、13節賃借料の減などです。 料金システムについては、平成14年度末に5年のリース契約が終了していましたが、経費節減のため2年間単年度契約として再度の契約を延伸したことにより、特にハード部分が値下がりし、安価で契約できる見込みとなりました。 4目減価償却費については、有形固定資産の減価償却費でして、前年度と比較しまして53万1,000円減の2億5,222万1,000円を計上しています。減価償却費については、老朽管更新事業及び配水池改修工事など、前年度に実施した建設改良事業に伴い発生するものです。工事の減少に伴い減となったものであります。 5目資産消耗費については、260万円増の291万円を計上しています。これは、固定資産の更新に伴う除却費などで、当年度更新を予定しています施設の残存価値による増を見込んでいます。 6目その他営業費用2万円は雑支出ですが、科目の設定です。 次に、28ページを開いてください。 2目営業外費用については、前年度と比較して454万8,000円減の1億993万円を計上しています。このうち1目企業債に伴う支払い利息については、前年度と比較して539万7,000円減の9,734万8,000円を計上しています。前年度1件の償還が終了したので、大幅な減となっています。 2目消費税については、課税支出建設改良費に対し、課税収入です。給水収益などの方が多く、当年度も納付額の発生が見込まれるために、前年度と比較して84万9,000円増の1,257万2,000円を計上しています。 3目雑支出1万円は科目の設定です。 3項特別損失310万3,000円については、1目1節固定資産売却損を1万円。 2目1節過年度損益修正損については、不納欠損などが見込まれる前年度と比較して234万4,000円増の309万3,000円を計上しています。不納欠損の増については、国の時効消滅に対する解釈が変わりまして、自治法による公共施設使用料についての5年から民法の商取引としての2年となったために、当年度においては、対象年度4年分の滞納料金を計上しています。 4項予備費については、不測の事態に備えるため、前年度200万円増の500万円を計上しています。 29ページに移らせてもらいます。 消費税込みの建設収支予算の資本的収入及び支出についてです。 1款資本的収入では総額として、前年度と比較して12.8%の減、金額にして233万円減の1,591万円を計上しています。前年度に比較して減となっていますが、この理由については、久喜地区消防組合からの消火栓設置工事費負担金などの減によるものです。建設改良事業については、第5次拡張事業の前期分が終了したこと、また老朽管更新事業や第一浄水場の改善事業がほぼ完了したことにより、支払い利息の発生を抑え、経営の安定を図るため、企業債の借り入れを行わず、補てん財源の充当によって整備を進めているとのことであります。 1項負担金、1目工事負担金については、農業集落排水工事及び下水道工事に伴う配水管布設がえ工事の負担金などで、前年度と比較して233万円減の1,090万円を計上しています。これは主に消火栓設置工事などの減によるものであります。 2項補助金、1目国庫補助金については、水道水源開発等施設整備補助金として、前年度と同額の500万円を計上しています。これは老朽管更新事業への国庫補助金です。 3項固定資産売却代金、1目固定資産売却代金1万円は科目の設定です。 次に、30ページに移ります。 続いて、資本的支出ですが、1款資本的支出では総額としまして、前年度と比較して3.3%の増、金額にして785万8,000円増の2億4,925万3,000円を計上しています。これは、主に元金償還金の増によるものです。 1項1目建設改良費については、前年度比2.8%の減、金額にして335万円減の1億1,665万円を計上しています。これは、主に配水管整備事業の減によるものです。 なお、建設改良工事の内容としましては、安定給水の確保を図るため実施しています第5次拡張事業のうち、前期分は終了していますが、引き続き推進しています。老朽管更新事業、農業集落排水工事及び下水道工事に伴う配水管布設がえ工事など配水管整備事業として4,665万円、また、水道施設の耐震化、老朽化などの観点から進めています浄水場改修事業のうち第二浄水場高圧受電設備改修工事など、浄水場施設整備事業として7,000万円を計上しています。 なお、工事箇所については建設土木委員会の資料に載っておりますので、後でごらんいただければと思います。 2項企業債償還金、1目元金償還金については、過年度に借り入れた企業債償還に伴う据え置き期間が過ぎ、新たに償還金が発生するため、前年度と比較して1,185万9,000円増の1億2,535万7,000円を計上しています。財務省財政融資資金へ7,014万8,000円を、公営企業金融公庫へ5,520万9,000円をそれぞれ償還するものです。 3項1目固定資産購入費、1節機械及び装置574万6,000円については、量水器1,382台分の購入費です。また、2節車両運搬具150万円は、国の排気ガス対策により給水車と兼用しています作業用トラックの使用期限が切れますことから、この代替車両の購入費です。 大変申しわけございませんが、2ページに戻っていただきたいと思います。 第4条にあります資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額2億3,334万3,000円については、過年度分損益勘定留保資金2億2,744万5,000円及び当年度消費税資本的収支調整額589万8,000円で補てんするものです。 第5条の一時借入金の限度額については、5,000万円となっています。 第6条の流用禁止項目は、職員給与費6,640万1,000円、公債費7万円を計上しています。 次に、3ページに移らせてもらいます。 第7条の棚卸資産の購入限度額については、500万円を計上しています。 4ページから6ページまでは、平成17年度宮代町水道事業会計予算実施計画でございます。 次に、7ページを開いていただきたいと思います。 平成17年度宮代町水道事業会計資金計画について説明します。 なお、当該計画は消費税込みです。 平成17年度末の予定額は、受け入れ資金予定額16億6,195万6,000円に対して、支払い資金予定額9億3,528万6,000円を予定していますが、受け入れ資金総額から支払い資金総額を差し引きました7億2,667万円が残高になっています。 次に、8ページから12ページまでが職員の給与費明細書です。 13ページは債務負担行為に関する調書でして、内容については平成17年度から5年間のリース契約を結び、業務を行うための窓口処理用電算機の賃借料になっています。 14ページを開いてください。 平成17年度宮代町水道事業予定貸借対照表について説明いたします。 これは、企業の財政状況を明らかにするために、町水道事業が保有するすべての資産、負債、資本を総括的に表示したものです。 なお、消費税抜きです。 まず、資産の部としましては、有形固定資産合計と無形固定資産合計を合わせました固定資産合計では58億4,201万9,000円。 15ページに移りまして、流動資産合計では8億549万1,000円。固定資産合計と流動資産合計合わせました資産合計では66億4,751万円になっています。 負債の部では、固定負債合計と流動負債合計と合わせた負債合計で1億5,505万2,000円。 次の16ページにかけての資本の部では、自己資本金合計と借入資本金合計を合わせました資本金合計で29億744万3,000円となる予定です。 16ページ、6の剰余金ですが、剰余金のうち(1)の資本剰余金では、イの寄附金から受け送り財産評価額までの資本剰余金合計として33億3,033万3,000円、(2)の利益剰余金では、イに減債積立金として8,700万円、利益積立金として4,070万9,000円、建設改良積立金として2億円になっています。 なお、(2)の利益剰余金のうち、2に当年度末処理欠損金として総額1億1,953万9,000円ありますが、内訳としましては、17ページに記載してありますが、平成16年度宮代町水道事業予定損益計算書の下段、18ページになりますが、この下段にあります当年度純損失6,248万6,000円に、本予算書に載せていませんが、平成17年度純損失見込額5,705万3,000円を加えた総額です。 また16ページに戻っていただきたいと思いますが、なお、当年度未処理欠損金については、(2)の利益剰余金のうち、ロの利益積立金及びハの建設改良積立金などにより処分をする予定でございますとのことです。 次に、資本剰余金合計と利益剰余金合計を合わせた剰余金合計は35億3,850万3,000円、資本金合計と剰余金合計を合わせた資本合計は64億4,594万6,000円、これによりまして15ページの下段にあります負債合計と16ページの下段にあります資本合計を合わせた負債資本合計は66億4,751万円となり、15ページ上段の資産合計と一致するものです。 次に、17ページから18ページまでは平成16年度の予定損益計算書です。 19ページから21ページまでは平成16年度の予定貸借対照表になっています。 以上ですが、当年度の事業についても、前年度に引き続き安定給水確保の観点から、建設改良事業を積極的に推進する。経営状況を勘案し、可能な限り経営の安定化を図り、事業を進めるための予算編成と説明があったところであります。 質疑の中では、特に報告しておきたいことは、有収量の関係とか、あと大口の水道料金の使用の問題について出されていますので報告します。 有収量は大分、以前から見るとよくなっていると。水道料金の使用については、東武動物公園は年々減少して、ピーク時より3,500万円ぐらい減っているそうであります。日本工業大学も半分ぐらい減少している。これが減少していなければ、大分この宮代町の水道予算も楽になるというか、大分助かるというようなことも言われているようであります。 あと、先ほど申し上げました建設土木委員会で配付されていると思います図面については、後でごらん願いたいと思います。 今、報告したことをもとに、討論、採決に入りましたが、討論はありませんでした。 挙手による採決の結果、全員で可決されたところであります。 以上ですが、委員さんの補足がありましたらお願いしたいと思います。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 加藤議員。 ◆9番(加藤幸雄君) 9番議員の加藤です。 私は、日本共産党議員団を代表して、議案第7号 平成17年度宮代町水道事業会計予算案について、本案に反対する立場から討論をいたします。 まず初めに、生活に欠かせない上水道に消費税をかけている問題であります。消費税は所得の少ない人ほど負担が重い不公平税制であります。その税率5%をそののまま転嫁していることは、不況から町民の暮らしを守る観点からも容認できません。 収益的収支は5,614万円の赤字となる予定であります。この帳簿上の赤字が水道料金値上がりにつながることから、私どもは口径別、目的別分担金のほかに、工事負担金についても収益的収支に入れて会計の安定を図るように提起をしてまいりました。 当年度の工事負担金が1,090万円であります。この1,090万円の収益的収入への措置をとりましても赤字を全部吸収できませんから、一般会計からの支援も求められるところであります。 上水道事業は暮らしに欠かせない安全な水を供給する重要な公共的役割を持ちますので、一般会計から支援するのは当然であることを指摘して、反対といたします。 ○議長(小山覚君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 野口議員。 ◆17番(野口秀雄君) 17番、野口でございます。 平成17年度宮代町水道事業会計予算について、賛成の立場で討論いたします。 まず初めに、当初予算のうち収益的収入及び支出において5,705万3,000円の純損益が見込まれておりますが、これは事業収益のうち営業収益において、近年減少が続いている給水収益が微増にとどまっていること、また、これに対し、事業費用のうち営業費用においては、県水受水量の大幅削減による原水及び浄水費の減、経費節減による配水及び給水費や総計費の減など、経費の削減に努めているにもかかわらず、これまでの積極的な建設改良事業の結果により、減価償却費が高額になっていること。また、営業外費用においても企業債の借り入れに伴う支払いの利息が高額となっていることなどによるものであり、やむを得ないものであると思うところであります。 これらに対して、建設改良事業においては老朽管更新事業の推進により、老朽管については残り3%となり、ほぼ完了したことなどを勘案し、水道事業経営の安定化などの観点から、前年度に引き続き分担金を全額収益的収入に予算計上するなど、さらなる経営の安定化を図っていることがうかがうことができます。 また、業務サービスにおいては、水道施設情報管理システムの積極的な活用による適切な施設管理や、業務サービスの一層の向上を図るため、委託業務の推進など事務事業の合理化を図りながら、さらに多様化する水道事業への期待にこたえるため水道モニター事業を初め、災害に備えるため各浄配水場における水量確保のほか、町内3カ所にある飲料水兼用貯水槽の水質管理の強化や防災井戸協力の家事業に伴う家庭用井戸の調査や水質検査など、積極的な事業の展開を図っていることがうかがえます。 次に、資本的収入では、工事負担金や国庫負担金などの積極的な活用により収入の確保を図り、企業債の借り入れを行うための努力をしていることもうかがえます。また、資本的支出では、地震などの災害に対応するための老朽管更新事業を初めとする配水管整備事業として、石綿管約330メートルの更新や、安定給水の確保を図るため新設管約200メートルの布設のほか、第二浄水場の高圧受電設備改修工事を予定するなど、積極的に水道施設の建設改良工事を推進していることがうかがえます。 以上、平成17年度予算は、将来にわたり安全で安定した水道水の供給のために積極的な建設改良事業を進めるとともに、企業経営では欠かすことのできない事務の合理化や業務のサービスに取り組んでいる予算であると評価をし、本案の賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(小山覚君) ほかに討論はありますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 討論なしと認めます。 これもって討論を終了いたします。 これより、議案第7号 平成17年度宮代町水道事業会計予算についての件を挙手により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔挙手多数〕 ○議長(小山覚君) 挙手多数であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 ここで休憩します。 △休憩 午後2時03分 △再開 午後2時20分 ○議長(小山覚君) 再開します。--------------------------------------- △議案第8号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小山覚君) 日程第8、議案第8号 平成16年度宮代町一般会計補正予算(第5号)についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(小山覚君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第8号 平成16年度宮代町一般会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。 本議案は、歳入歳出予算の補正、繰越明許費の設定並びに地方債の補正につきましてお願いするものでございます。 まず、歳入歳出予算の補正でございますが、既定の予算額から歳入歳出それぞれ3億1,493万2,000円を減額いたしまして、総額を98億870万5,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の主な内容でございますが、歳入につきましては、町税などを増額させていただくほか、基金繰入金などについて減額させていただくものでございます。 歳出につきましては、教科書改訂に伴う必要経費などを計上させていただくほか、事業費の確定等に伴い予算の整理をさせていただくものでございます。 次に、繰越明許費でございますが、山崎山周辺環境整備事業並びに都市計画道路、備中岐橋通り線整備事業の2事業に係る経費の一部につきまして、平成17年度への繰り越しをお願いするものでございます。 次に、地方債でございますが、3事業に係る借り入れ限度額の補正をさせていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小山覚君) 補足説明願います。 総合政策課長。 ◎総合政策課長(岡村和男君) それでは、議案第8号 平成16年度宮代町一般会計補正予算(第5号)につきまして、補足してご説明申し上げます。 なお、このたびの補正予算は年度末の補正でございますことから、歳入歳出ともに事業費の確定あるいは事業の実績に基づき補正をさせていただくものが大部分でございますので、そうしたものについては概略の説明とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 それでは、事業別明細書に沿ってご説明申し上げますので、恐れ入りますが、補正予算書の11ページをごらんいただきたいと思います。 まず、歳入からご説明申し上げます。 1款の町税、1項町民税については、一部の業種において業績が回復傾向にありましたことから、法人税割が増収となるものでございます。 2項の固定資産税でございますが、土地につきましては、宅地などの負担調整による引き下げ率等が当初の見込みより少なかったこと、家屋については、新築分の評価が当初の見込みを上回ったこと、また、償却資産については、一部の業種において業績が回復し、設備投資が当初の見込みより進んだこと、以上の理由によりまして、それぞれ増収となるものでございます。 次に、9款地方交付税については、交付税の原資となります国税の増収に伴いまして、普通交付税の追加交付の決定がありましたことから、増額補正するものであります。 次に、11款分担金及び負担金の1項負担金でございます。1目民生費負担金の2節児童福祉費負担金につきましては、学童保育所の保護者負担金において、月額保育料基準額における階層区分が当初の見込みよりも全体的に下回ったことから、減収となるものでございます。 2目農林水産業費負担金については、野田堰改修工事の負担金としまして、見沼代用水土地改良区の負担が追加となりましたことから、増額させていただくものでございます。 13款国庫支出金、1項国庫負担金でございますが、1目民生費国庫負担金、1節の社会福祉費負担金の身体障害者更生援護施設委託費負担金、老人福祉施設措置費負担金並びに12ページの知的障害者施設措置費負担金につきましては、入所者もしくは利用者が当初の見込みを下回り、対象経費が減額となりますことから、各負担金を減額するものでございます。 3節から5節及び9節並びに10節につきましては、いずれも児童手当にかかわる負担金でございまして、支給対象者及び支給額の確定に伴い補正するものでございます。 8節の保険基盤安定負担金については、国民健康保険税の軽減措置に対するものでございまして、額の確定に伴い増額するものでございます。 次に、2項国庫補助金、1目民生費国庫補助金でございますが、1節社会福祉費補助金については、利用者が当初の見込みを下回りましたことから、それぞれ減額させていただくものでございます。 4目の教育費国庫負担金につきましては、いずれも額の決定に伴う減額でございます。 次に、13ページになりますが、14款県支出金、1項県負担金でございます。1目民生費県負担金の1節社会福祉費負担金については、国庫負担金と同様に入所者もしくは利用者が当初の見込みを下回り、対象経費が減額となりますことから、それぞれ負担金を減額するものでございます。 3節と4節及び8節と9節については、国庫負担金と同様、いずれも児童手当にかかわる負担金でございまして、支給対象者及び額の確定に伴い補正するものでございます。 7節保険基盤安定負担金については、額の決定に伴うものでございます。 次の3目地方分権推進交付金につきましては、交付金額の確定によるものでございます。 続きまして、2項県補助金、2目民生費県補助金でございますが、13ページから14ページにかけましての1節社会福祉費補助金の各補助金については、いずれも利用者が当初の見込みを下回ったことによる対象経費の減額に伴う補助金の減でございます。 なお、埼玉県在宅高齢者生活サポート事業費補助金については、県の補助制度の廃止に伴う減となっております。 4節児童福祉費補助金のうち放課後児童対策事業費補助金については、交付額の決定による増でございます。また、特別保育事業費補助金については、対象事業費の減額に伴うものでございます。 次に、4目の農林水産業費県補助金でございますが、1節農業費補助金のうち農業委員会交付金及び農業経営基盤強化対策事業費補助金については、交付額の決定により減額するものでございます。 県費単独土地改良事業補助金については、宮東地区における台風災害の復旧工事費が補助採択されたことなどによる増額でございます。 また、数量調整円滑化推進事業費補助金については、これまでの2分1補助から定額補助に変更となりましたことから、増額するものでございます。 みんなで農業支援プロジェクト促進費補助金については、遊休農地を活用した菜の花プロジェクトの環境保全農園など、宮代町産学官研究会のバイオマス宮代の活動が評価され、補助採択されたものでございます。 次に、5目商工費県補助金の埼玉県緊急雇用創出基金市町村事業費補助金については、対象事業となります公有財産管理台帳整備事業費の確定により減額するものでございます。 次に、15ページになりますが、6目教育費県補助金については、第59回国民体育大会に関する補助金などの額の決定によるものでございます。 次に、3項県委託金、1目1節の総務管理費委託金については、埼玉県が保有しております緑のトラスト保全地第5号地の管理委託先が、これまでの町から財団法人さいたま緑のネットワーク協会に変更となりましたことから、減額するものでございます。 次の4節選挙費委託金並びに5節統計調査費委託金については、いずれも事業費の確定に伴う減額あるいは増額となっています。 15款財産収入、1項財産運用収入、2目利子及び配当金でございますが、いずれも基金利子の見込みによる増額でございます。 16ページをお願いいたします。 17款繰入金、1項他会計繰入金でございますが、2目老人保健特別会計繰入金については、老人保健特別会計における財源更正による減額でございます。 次に、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金については、このたびの補正に伴う財源調整といたしまして、基金からの繰り入れを減額するものでございます。 4目庁舎建設基金繰入金については、新庁舎の建設に当たる財源が確定しましたことから、減額するものでございます。 次に、19款諸収入、3項受託事業収入については、都市計画道路春日部久喜線の春日部市への延伸計画の策定経費が確定したことに伴い、春日部市の負担分を減額するものでございます。 4項雑入でございますが、1節実費弁償金については、空き地環境保全受託金としまして、除草の受託面積が当初見込みを下回りましたことから、減額するものでございます。 3節雑入の宮代町勤労者住宅資金貸付制度返還金並びに宮代町小口金融融資あっせん制度返還金については、これまで市中銀行等に預託しておりました貸付金を毎年度預託と返還を行うこととしたものでございます。また、財団法人埼玉県市町村振興協会市町村交付金については、市町村振興宝くじでありますオータムジャンボ宝くじの収益金の一部について、人口などを基準に交付されるものでございまして、交付額の確定に伴い増額するものでございます。 20款町債でございますが、1目土木債の姥ケ谷落整備事業については、事業費の確定に伴い減額するものでございます。また、都市計画道路備中岐橋通り線整備事業については、事業計画の変更に伴いまして減額をさせていただくものでございます。 2目減税補てん債については、借入金の確定に伴うものでございます。 次に、歳出でございますが、18ページをごらんいただきたいと思います。 初めに、1款の議会費でございますが、3節職員手当等につきましては、昨年2月の議員改選に伴い、議員の期末手当において在職期間割合分に応じた支給額となりましたことから、不用額について減額をするものでございます。 14節使用料及び賃借料については、常任委員会の視察研修を合同により実施いたしましたことから、不用額を減額するものとなっております。 次に、2款総務費、1項総務管理費でございます。1目の一般管理費については、平成17年度の職員採用を見送ったことにより、11節需用費の職員被服費を減額したほかは、いずれの経費におきましても当初の見込みを下回ったことによるものでございます。 2目広聴広報費、11節需用費の印刷製本費については、広報みやしろの契約単価が安価で済んだことと、発行ページ数が当初の見込みを下回ったことによるものでございます。 3目財政管理費については、各種基金への利子分の積み立てでございます。 5目の財産管理費でございますが、13節委託料については、公有財産管理台帳の整備完了に伴う執行残でございます。また、15節工事請負費については、庁舎建設工事の請負差金を減額するものでございます。 次に、6目企画費でございますが、1節の報酬及び9節旅費につきましては、それぞれ審議会等の開催回数が当初の見込みを下回りましたことから不用額を減額するものでございます。 8節の報償費については、まちづくりアドバイザー制度の利用が当初見込みを下回ったほか、男女共生セミナー検討委員会の委員数が当初の見込みを下回ったことにより、減額するものでございます。 19節負担金及び交付金については、平成16年度における公募制補助金の交付額の決定に伴う減額でございます。 次に、8目公害対策費でございますが、13節委託料の環境汚染調査委託料の減額については、ダイオキシン類等濃度調査分析業務における調査箇所数を3カ所から2カ所に見直したことと、競争入札により安価にて実施できたことによるものでございます。 9目の環境管理費については、歳入の中でもご説明申し上げましたが、県が保有します緑のトラスト保全地第5号地の管理委託先が今年度から財団法人さいたま緑のネットワーク協会に変更となりましたので、関係経費を減額するものでございます。 11目防災対策費でございますが、11節需用費については、防災行政無線のバッテリー交換におきまして、定期点検時に行うなど執行経費の見直しにより不用額が生じたものでございます。また、19節負担金、補助及び交付金の防災行政無線周波数移行準備事業負担金については、1市3町の合併協議と重なりましたことから、県と調整の上、17年度に先送りすることとしたものでございます。 13目進修館費の13節委託料については、いずれも請負差金の減でございます。 次に、2項徴税費でございますが、2目賦課徴収費の13節委託料については、固定資産税の評価替え業務におきまして、標準宅地鑑定値の見直しなどにより、調査委託料に請負差金が生じたものでございます。 次に、4項選挙費でございます。2目の土地改良区総代選挙費から21ページになりますが、4目の住民投票費につきましては、いずれも選挙等の執行経費に執行残が生じましたことにより、減額するものでございます。 次の5項統計調査費については、各統計業務の事業費確定による執行残の減でございます。 次に、3款民生費、1項社会福祉費でございます。1目の社会福祉総務費でございますが、7節賃金については、人事異動に伴い臨時職員の採用期間を短縮したことによる執行残でございます。 13節委託料における各種委託料の減額については、いずれも利用者が当初の見込みよりも少なかったことによるものでございます。 22ページに移りまして、19節負担金、補助及び交付金の各種補助金並びに20節扶助費の各経費におきましても、申請件数や対象者数が当初の見込みを下回ったことにより減額するものでございます。 28節繰出金の国民健康保険税特別会計繰出金については、保険基盤安定負担金など繰り出し基準に基づく額の確定に伴い、特定財源が増額となりましたことから、基準外繰り出しに相当する額を減額するものでございます。 次に、2目の老人福祉費でございますが、みやしろ健康福祉プランの策定にかかわる委員会の開催回数が当初の見込みを下回りましたことから、1節報酬並びに9節旅費を減額しております。また、7節賃金については、ふれあいデイサービス事業におきまして、産休職員の復帰に伴い、臨時看護師の採用期間を短縮しましたことから減額するものでございます。 12節役務費の緊急時通報システム事業通信費については、利用者が当初の見込みを下回りましたことから不用額を減額するものでございます。 13節委託料でございますが、一番下にございますみやしろ健康福祉プラン策定業務コンサルタント委託料については、請負差金の減でございまして、その他の委託料については、利用者もしくは入所者が当初の見込みを下回ったことによる減となっております。 14節使用料及び賃借料の緊急時通報システム機器借上料についても、利用者が見込みを下回ったことによるものでございます。 19節負担金、補助及び交付金の減額については、いずれも利用実績が当初の見込みを下回ったことによるものでございます。 20節扶助費の家族介護慰労金につきましても、当初の見込みより実績が下回ったため減額するものでございます。 28節繰出金の老人保健特別会計繰出金については、老人保健特別会計の財源更正による増額でございます。また、介護保険特別会計繰出金の減額については、事務費等の減によるものでございます。 次に、3目自然の森費でございますが、12節役務費及び13節委託料については、それぞれ執行残の減でございます。 24ページをお願いいたします。 2項児童福祉費、1目の児童福祉総務費でございますが、13節委託料の民間学童保育所運営委託料については、就学援助費の支給対象者がおりましたことから、かえで児童クラブに対する委託料を増額するものでございます。 19節負担金、補助及び交付金の特別保育事業補助金については、民間保育所における低年齢児の入所者数が当初の見込みを下回りましたことから減額するものでございます。 20節扶助費の小児医療費については、医療費にかかわる申請が当初の見込みを下回りますことから減額するものでございます。 次に、2目児童措置費の20節扶助費の各手当等につきましては、児童手当にかかわるものでございますが、いずれも認定者数が当初の見込みを下回ったため減額するものでございます。 3目保育園費、13節委託料の民間保育所運営費委託料の減額につきましては、実際の入所児童の年齢構成が当初の見込みと相違したことから、委託料が減額となるものでございます。 次に、4款衛生費、1項保健衛生費でございます。3目の環境衛生費の12節役務費については、犬等の運搬手数料が当初の見込みを下回りますことから減額するものでございます。 また、13節委託料の雑草等除去委託料につきましても、除草面積が当初の見込みを下回りましたことから減額するものでございます。 次に、5款労働費については、県支出金の財源更正とあわせまして、起業家創業支援事業の事業実績に基づき、講師並びに保育ボランティアの謝金を減額するものでございます。 次に、25ページの6款農林水産業費、1項農業費でございます。2目農業総務費については、農業委員会に対する県補助金の確定に伴う財源更正でございます。 3目の農業振興費につきましては、それぞれ事業実績見込みによる不用額の減となっております。 4目の農地費でございますが、28節農業集落排水事業特別会計繰出金については、入札による請負差金等の減額に伴い、繰出金を減額するものでございます。 5目の農村総合整備費でございますが、23節償還金利子及び割引料については、平成12年度及び13年度に交付を受けました経営構造対策事業費補助金に関しまして、総務省の行政評価結果に基づき返還するものでございます。 次に、8款土木費、1項道路橋梁費でございます。3目道路新設改良費の13節委託料については、町道259号線及び都市計画道路宮代通り線に関連する不用額でございます。 15節工事請負費については、今回整備を見合わせました町道252号線、259号線関連の工事費及び姥ケ谷落整備の執行残を減額するものでございます。 17節公有財産購入費については、都市計画道路備中岐橋通り線並びに町道252号線の整備に関連して、それぞれ事業計画等の見直しにより減額するものでございます。 19節負担金、補助及び交付金の農地転用除籍決済負担金については、用地購入実績に伴う減額でございまして、また、私道整備補助金については事業実施に基づく不用額でございます。 4目の橋梁維持費、13節委託料については、橋梁詳細設計業務委託料の請負差金でございます。 26ページをお願いいたします。 5目の橋梁新設改良費でございますが、19節負担金、補助及び交付金については、県事業の柚の木橋かけかえ工事に関連いたしましての家屋等の事後調査経費負担金でございますが、負担金の額の確定に伴い減額するものでございます。 次に、同じく土木費の2項都市計画費でございます。まず、1目都市計総務費でございますが、13節委託料の東武動物公園駅周辺まちづくりの調査業務委託料については、事業計画の見直しにより、また、和戸駅西側地区の区画整理推進事業業務委託料については、事業が地元運営となりましたことから、それぞれ減額するものでございます。 道仏地区の用途地域地区計画策定業務委託料については、道仏地区の区画整理事業の進捗状況を勘案し、計画策定業務を先送りとしたものでございます。また、都市計画道路春日部久喜線延伸業務委託料については、事業費の確定に伴うものでございます。 25節積立金については、土地区画整理事業推進基金の利子の積み立てでございます。 続きまして、2目下水道費でございますが、15節工事請負費については、本田地区における湛水防除対策工事の請負差金の減でございます。 28節繰出金については、公共下水道事業特別会計におきまして、受益者負担金の減額が見込まれる一方で、管渠等の新設改良事業費の減額に伴いまして繰出金を減額するものでございます。 次に、3目の公園費についてでございますが、それぞれ街区公園並びにはらっパーク宮代における公園維持管理経費の執行残でございます。 次に、27ページからの10款教育費でございます。 まず、1項教育総務費でございますが、2目の事務局費、8節報償費については、町民みんなが先生推進事業における事業協力者が当初の見込みを下回ったことによるものでございます。また、3目教育振興費の19節負担金、補助及び交付金については、いずれも対象者が当初の予定を下回る見込みとなりましたことから減額するものでございます。 次に、2項小学校費並びに3項中学校費については、いずれも事業の実績見込みに基づき、それぞれ減額するものでございます。 なお、2項小学校費の1目学校管理費の11節の需用費でございますが、平成17年度からの教科書の改訂に伴いまして、教師用教科書及び指導書を事前に準備するための購入経費を新規に計上させていただくものでございます。 次に、4項社会教育費でございますが、1目社会教育総務費、3目の図書館費及び28ページになりますが、5目の資料館費につきましては、いずれも事業実績見込みによる減額でございます。 なお、4目の文化財保護費につきましては、補助金の交付決定に伴う財源更正でございます。 次に、5項保健体育費でございますが、1目の保健体育総務費については、国体関連経費の執行残でございます。また、2目学校給食費につきましては、給食委託料の執行残でございます。 次に、11款公債費につきましては、前年度債、つまり平成15年度債の借入利率等の確定に伴いまして、利子が減額となるものでございます。 続きまして、12款諸支出金につきましては、土地開発基金への利子分の繰り出しとなっております。 以上が歳出の補正でございます。 恐れ入りますが、ページを戻っていただきまして、6ページをごらんいただきたいと思います。 6ページの繰越明許費でございます。今回繰り越しをお願いいたしますのは2件でございます。まず、山崎山周辺環境整備事業につきましては、今年度において総合案内板の設置を予定しておりますが、その案内板に四季折々の風景写真を掲示し、わかりやすい案内板とするため、事業完了後の作業が発生することとなりますことから、平成17年度への繰り越しをお願いするものでございます。 次に、都市計画道路備中岐橋通り線整備事業でございますが、用地買収に当たり関係地権者と交渉を進めておりましたところ、工作物の移転について年度内の完了が見込めない状況となりましたことから、平成17年度への繰り越しをお願いするものでございます。 続きまして、7ページをごらんいただきたいと思います。 地方債の補正でございますが、地方債の変更といたしまして、都市計画道路備中岐橋通り線整備事業については、事業計画の見直しにより、また姥ケ谷落整備事業については、事業費の確定により、それぞれ限度額の補正をお願いするものでございます。また、減税補てん債につきましては、許可予定額の決定に伴い限度額の変更をお願いするものでございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(小山覚君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はありますか。 丸藤議員。 ◆10番(丸藤栄一君) 1点だけわからないというか、説明不足だと思いますのでお願いしたいと思います。 事項別明細書では24ページの3目保育園費の民間保育所運営費委託料について、2,230万円ですね。この金額の減額について、先ほど何か年齢構成の相違とかという説明、そういうふうに聞こえたのですが、この点について詳しい説明をお願いしたいと思います。その点だけ。 ○議長(小山覚君) 丸藤議員の質疑に答弁願います。 健康福祉担当参事。 ◎健康福祉担当参事兼福祉課長(折原正英君) それでは、ご説明させていただきます。 24ページでございますけれども、民間保育所運営委託料ということで、今回2,230万円の減額ということでございます。これにつきましては、百間保育園の運営委託料が900万円、姫宮保育園の運営委託料が1,330万円ということで、いわゆる運営委託が減ということでございます。 その原因と申しますのは、当初予算の想定では、年間延べ900人ということで想定をしておりましたけれども、実際は788人の入所しかいなかったということで減額と。しかし、これは4月から8月までは定員の25%増しまで入所可能でございますけれども、25%までいかなかったということでございますけれども、9月以降は定員が25%までいずれの保育園も満たしたということでございます。しかし、百間保育園の方が実際には金額が少ないわけでございますけれども、その理由と申しますのは、やはり低年齢児の入所といったものはいわゆる単価が高いということでございまして、人数的には百間保育園の方が実際に少ないわけでございますけれども、その単価の関係の差でもってこのような形で差が出てくるということでございまして、姫宮保育園は年間900人ですけれども、定員は817人ということで想定いたしました。そういったいわゆる入所単価、児童の年齢が低いほど単価は高いというような形でございまして、その関係が出てくるということでございます。 以上です。 ○議長(小山覚君) 丸藤議員。 ◆10番(丸藤栄一君) わかりました。ありません。 ○議長(小山覚君) ほかに質疑ありますか。 加納議員。 ◆4番(加納好子君) 4番、加納です。 18ページの企画費の中の(仮称)男女共生セミナー検討委員会委員謝金ですが、具体的な進捗状況と、それから、17年度かなり後退したような予算編成となっていますが、今後、どういうふうにこれが進展していくのか、ちょっとそのアウトライン、それから16年度の説明をお願いしたいと思います。 ○議長(小山覚君) 加納議員の質疑に答弁願います。 総合政策課長。 ◎総合政策課長(岡村和男君) お答え申し上げます。 男女共生セミナーの関係でございますけれども、16年度の取り組みといたしましては、ご承知のように、男女共同参画社会推進会議というものを設置いたしまして、内容といたしましては、公募の方、それから識見者の方ということで6名の市民参加によって会議の方を設置させていただきました。その会議の中でご検討いただきまして、共生セミナーといたしましてコーチングという講座と、それから講演をもう1カ所実施したわけでございますけれども、最初の予定では、15名以内の方で会議の方を構成しようということで募集をかけたのですが、最終的には6名の方しか集まらなかったというようなこともございます。 今後、来年度におきましても当会議を中心といたましてセミナーとか情報誌の発行、企画、こういったものを通じまして、今後とも男女共同参画の社会を推進するということについて取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(小山覚君) 加納議員、再質疑ありますか。 ◆4番(加納好子君) ありません。 ○議長(小山覚君) ほかに質疑ありますか。 西村議員。 ◆3番(西村茂久君) 議席番号3番、西村でございます。 1点だけご質問をいたします。 25ページの土木の道路橋梁費でございますが、今、ご説明を受けたわけですが、13の委託料、15の工事請負費、17の公有財産購入費、それらは大体関係していると思うのですが、主要町道の252、259、宮代通り線に絡む内容だと思うのですが、その中で工事請負費の所要町道整備工事、それから公有財産購入費の道路用地購入費1億630万円、これの対象道路を教えてください。 以上です。 ○議長(小山覚君) 西村議員の質疑に答弁願います。 建設課長。 ◎建設課長(鈴木博君) お答え申し上げます。 工事請負費の方の主要町道整備工事、これにつきましては、東地内の259号線に係るものでございます。 17節公有財産購入費でございますけれども、路線が備中岐橋通り線、それから252号線、259号線の関係でございます。このうち9,000万円につきましては、備中岐橋通り線の関係でございまして、鑑定の結果、価格が安く出たということだというふうに聞いております。 以上でございます。 ○議長(小山覚君) 西村議員、再質疑ありますか。 西村議員。 ◆3番(西村茂久君) 私の認識不足かもわかりませんが、今、公有財産の道路用地購入費について、備中岐橋線と252、259が内訳としてお話しいただいたのですが、その中で大きい備中岐橋線の9,000万円について、これは見込みより下回ったというふうに私は今お聞きしたのですが、そうなんですか。 ○議長(小山覚君) 西村議員の再質疑に答弁願います。 都市計画課長。 ◎都市計画課長(中村修君) お答え申し上げます。 備中岐橋通り線の公有財産購入費につきましては、当初3億円を予定してございました。鑑定と、それから買える面積等で2億1,000万円と、本年度契約部分につきましては2億1,000万円と確定いたしますので、9,000万円減ということでお願いしております。 以上でございます。 ○議長(小山覚君) 西村議員、再々質疑ありますか。 ◆3番(西村茂久君) 終わります。 ○議長(小山覚君) ほかに質疑ありますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕
    ○議長(小山覚君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第8号 平成16年度宮代町一般会計補正予算(第5号)についての件を挙手により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(小山覚君) 挙手全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第9号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小山覚君) 日程第9、議案第9号 平成16年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(小山覚君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第9号 平成16年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ3,825万5,000円を追加いたしまして、総額を27億7,016万5,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の主な内容でございますが、歳入のうち、国庫支出金につきましては、前年度療養給付費等負担金の確定に伴いまして、追加交付額を計上するものでございます。療養給付費等交付金につきましては、退職者被保険者等療養給付費の増額に伴いまして、この財源となる分を増額させていただくものでございます。繰入金につきましては、保険基盤安定負担金及び財政安定化支援事業分の額の確定に伴う分を計上させていただくものでございます。 次に、歳出でございますが、保険給付費につきまして今後必要となる医療費を見込みまして、退職被保険者等療養給付費を増額させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小山覚君) 補足説明願います。 町民サービス課長。 ◎町民サービス課長(斉藤文雄君) 議案第9号 平成16年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、補足説明させていただきます。 補正予算の内容につきましては、事項別明細書に従いましてご説明申し上げます。 37ページをお開きいただきたいと存じます。 歳入でございますが、第2款国庫支出金、第1項国庫負担金、1目療養給付費等負担金でございますが、平成15年度療養給付費等負担金追加交付額の確定によりまして、603万3,000円の増額でございます。 第3款療養給付費等交付金、第1項療養給付費交付金につきましては、退職被保険者等療養給付費の増額に伴う交付金の増額でございまして、3,800万円の増額でございます。 第7款繰入金、第1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金でございますが、577万8,000円の減額でございます。 1節保険基盤安定繰入金、保険税軽減分でございますが、平成16年度の繰入額の確定によりまして、353万3,000円の増額でございます。 2節保険基盤安定繰入金、保険者支援分でございますが、こちらも平成16年度の繰入額の確定によりまして、19万8,000円の増額でございます。 3節職員給与費等繰入金でございますが、一般管理事業の事務費の増加に伴う繰入金の増額によりまして、25万4,000円の増額でございます。 5節財政安定化支援事業繰入金でございますが、平成16年度の繰入額の確定によりまして、622万4,000円の増額でございます。 6節その他一般会計繰入金でございますが、特定財源の増額に伴いまして、1,598万7,000円の減額でございます。 続きまして、38ページの歳出でございます。 第1款総務費、第1項総務管理費、1目一般管理費、11節需用費でございますが、法令追録代の確定に伴い2万7,000円の増額でございます。 13節委託料でございますが、庁舎の住所が変わりましたため、国民健康保険被保険者証及び訂正シールを作成します電算委託料22万7,000円の増額でございます。 28節繰出金は科目設定でございます。 第2款保険給付費、第1項療養諸費、1目一般被保険者療養給付費は、財源更正でございます。 2目退職被保険者等療養給付費、19節負担金、補助及び交付金につきましては、退職被保険者等療養給付費の増加に伴い3,800万円の増額でございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(小山覚君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はありますか。 加藤議員。 ◆9番(加藤幸雄君) 9番議員の加藤です。 1点お願いしたいのですけれども、38ページの歳出のところで、繰出金、出産費基金繰出金、科目設定とご説明がございましたけれども、当初予算、それから、この補正が第3号ですから、1号、2号で補正されていなかったものが、この基金繰出金1,000円の科目設定ということなんですが、この間のいきさつについて、ちょっとご説明をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(小山覚君) 加藤議員の質疑に答弁願います。 町民サービス課長。 ◎町民サービス課長(斉藤文雄君) 大変失礼いたしました。こちらの繰出金につきましては、利子分で訂正させていただきたいと思います。申しわけございません。 ◆9番(加藤幸雄君) 科目設定ではなくて。 ◎町民サービス課長(斉藤文雄君) 科目設定ではなく、利子分の積み立てということでご訂正をお願いします。 申しわけありませんでした。 ○議長(小山覚君) 加藤議員、再質疑ありますか。 ◆9番(加藤幸雄君) ありません。 ○議長(小山覚君) ほかに質疑ありますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第9号 平成16年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についての件を挙手により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(小山覚君) 挙手全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 休憩します。 △休憩 午後3時16分 △再開 午後3時30分 ○議長(小山覚君) 再開します。--------------------------------------- △議案第10号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小山覚君) 日程第10、議案第10号 平成16年度宮代町老人保健特別会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(小山覚君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第10号 平成16年度宮代町老人保健特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額から歳入歳出それぞれ3億7,276万2,000円を減額いたしまして、総額を20億6,382万8,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の主な内容でございますが、歳入のうち、支払基金交付金及び国庫支出金につきましては、医療給付費等の減額に伴いまして、この財源となる分を減額させていただくものでございます。 次に、歳出でございますが、医療諸費につきましては、今後必要となる医療費等を見込みまして減額させていただくものでございます。また、諸支出金につきましては、一般会計繰入金に係る財源更正でございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小山覚君) 補足説明願います。 町民サービス課長。 ◎町民サービス課長(斉藤文雄君) 議案第10号 平成16年度宮代町老人保健特別会計補正予算(第2号)につきまして、補足説明させていただきます。 45ページをお開きいただきたいと存じます。 歳入でございますが、第1款支払基金交付金、第1項支払基金交付金、1目医療費交付金につきましては、歳出の医療諸費において当初予算で算出基礎の誤りがございまして、過大に積算した額が8,604万3,000円、また、医療諸費の減額に伴う交付金が2億14万9,000円の減額で、合わせて2億8,619万2,000円を減額するものでございます。 2目審査支払手数料交付金につきましては、歳出の審査支払手数料の減額に伴うものでございまして、106万8,000円の減額でございます。 第2款国庫支出金、第1項国庫負担金、1目医療費国庫負担金につきましても、医療諸費の減額に伴いまして7,925万円を減額するものでございます。 第3款県支出金、第1項県負担金、1目医療費県負担金につきましても、医療諸費の減額に伴いまして1,981万2,000円を減額するものでございます。 46ページの第4款繰入金、1目一般会計繰入金につきましては、医療諸費の補正等に伴うものでございますが、医療費繰入金は当初予算算出基礎の誤りがございましたため、1,981万3,000円の減額、及び財源更正によります8,604万3,000円が増額、差し引き6,623万円の増額でございます。 事務費等繰入金につきましては、財源更正に伴い5,267万円の減額、医療費繰入金及び事務費等繰入金を合わせまして、差し引き1,356万円の増額でございます。 47ページの歳出でございますが、第2款医療諸費、第1項医療諸費、1目医療給付費につきましては、当初予算においての算出基礎の誤り、また前年度に比べまして20%増で見込みましたため、決算見込みも考慮いたしまして2億9,770万6,000円を減額するものでございます。 2目医療費支給費につきましても、医療給付費と同様に、医療費支給費の減額に伴い2,132万円の減額でございます。 3目審査支払手数料につきましては、審査支払手数料の支払い見込額の減額に伴うもので、106万8,000円の減額でございます。 第3款諸支出金、第2項繰出金、1目一般会計繰出金の5,266万8,000円の減額につきましては、財源更正でございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(小山覚君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はありますか。 西村議員。 ◆3番(西村茂久君) 3番の西村です。 補正の額が極めて多い。その理由として算出上のミスがあったということなんですが、歳出における医療給付費、この2億9,776万6,000円というふうに当初算出したわけですけれども、これは20%増で見たと、こういうことなのですか。もう少し、どういう算出をしたのかというところをお聞かせいただければ幸いですが。 以上です。 ○議長(小山覚君) 西村議員の質疑に答弁願います。 町民サービス課長。 ◎町民サービス課長(斉藤文雄君) お答え申し上げます。 平成16年度の当初予算につきましては、その前の年、過去3カ年の医療費の伸び率を、実績等を勘案しまして20%増ということで、当初見込んだところでございます。それで、現時点におきましては、医療費の伸びが緩やかである、また、見込みによって下回ったことによりまして、大幅な減額をさせていただくものでございます。 以上でございます。 ○議長(小山覚君) 西村議員、再質疑ありますか。 西村議員。 ◆3番(西村茂久君) 3カ年の伸びの実績を見て20%増で算出をしたと。たまたま今年度においては緩やかな増ではなくて、これは減だと思うのですけれども、そういう形になったと。そうすると、これは20%増を見たというのが誤りではなくて、実績がそういう形、つまり3カ年の伸びにいかずこうなったという説明が妥当なのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。 以上です。 ○議長(小山覚君) 再質疑に答弁願います。 町民サービス課長。 ◎町民サービス課長(斉藤文雄君) お答え申し上げます。 老人保健医療の受給対象者は減少傾向にございます。当時見込んだときには、医療費についてもわずかながら右肩上がりになっていたというような状況で、現在見てみますと、そんなに医療費は伸びていないというような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(小山覚君) 西村議員、再々質疑ありますか。 西村議員。 ◆3番(西村茂久君) くどいようなんですが、これはもう説明の問題ですから、実際にはこの補正をしなければいけないわけで、いいのですけれども、算出の誤りであったということになれば、これは、それを算出した職員がどうであったかということになるわけで、そうではなくて、これは実績がそういう形になったのだという説明をしなければ、極めておかしい話になってしまうと思うのです。 町民サービス課長は、その点、これまでの説明にこだわっていらっしゃるのですけれども、あくまでこれは実績がこうであったということで、一つの流れの中で実はこうだったということで説明をされた方がよろしいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(小山覚君) 再々質疑に答弁願います。 町民サービス課長。 ◎町民サービス課長(斉藤文雄君) お答え申し上げます。 過去3カ年の実績を参考にいたしまして積算させていただきました。 以上でございます。 ○議長(小山覚君) ほかに質疑ありますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第10号 平成16年度宮代町老人保健特別会計補正予算(第2号)についての件を挙手により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(小山覚君) 挙手全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第11号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小山覚君) 日程第11、議案第11号 平成16年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(小山覚君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第11号 平成16年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額から歳入歳出それぞれ3,706万8,000円を減額いたしまして、総額を11億1,314万2,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容でございますが、事業費の確定に伴うものでございまして、歳入につきましては、下水道事業受益者負担金、滞納繰越分、国庫補助金、一般会計繰入金及び町債の減額を、歳出につきましては、公共下水道費の減額が主なものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小山覚君) 補足説明願います。 建設課長。 ◎建設課長(鈴木博君) 議案第11号 平成16年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、補足説明させていただきます。 補正の内容につきましては、事項別明細書により説明させていただきます。 まず、歳入から説明させていただきます。 55ページをお願いいたします。 1款分担金及び負担金、1項負担金、1目下水道事業負担金でございますが、344万8,000円を減額し、1,060万5,000円とさせていただくものでございます。これは、受益者負担金で655万2,000円の増額、滞納繰越分で1,000万円の減額によるものでございます。それぞれ年間実収入見込みによるものでございます。 2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道使用料でございますが、589万円を追加し、1億8,710万2,000円とさせていただくものでございます。これは、年間実収入見込みによる増額によるものでございます。 2項手数料、1目下水道手数料につきましては、45万6,000円を追加し、45万8,000円とさせていただくものでございます。これは、責任技術者及び排水設備指定工事店の登録によるものでございます。 3款国庫支出金でございますが、620万円を減額し、2,380万円とさせていただくものでございます。これは、今年度補助対象としていた工事が確定したことによるものでございます。 次に、56ページをお願いいたします。 4款繰入金でございますが、1,369万6,000円減額し、7億3,464万1,000円とさせていただくものでございます。これは、工事費の確定に伴う減額でございます。 6款諸収入でございますが、3項雑入、1目雑入において、493万円を増額させていただくものでございます。これは、消費税の還付金でございます。 2款町債でございますが、2,500万円を減額し、7,450万円とさせていただくものでございます。これは、起債対象事業費減額による公共下水道事業債2,430万円の減額及び流域下水道事業の確定により流域下水道事業債70万円の減額によるものでございます。 続きまして、歳出につきまして説明させていただきます。 57ページをお願いいたします。 1款公共下水道費、1項下水道管理費、1目下水道総務費につきましては、569万2,000円を減額させていただくものでございます。内容は、9節旅費の職員旅費、11節需用費の消耗品費、製本品費の減、12節役務費の郵便料の減、27節公課費における消費税の確定申告による減額でございます。 次の2目施設管理費につきましては、90万4,000円を減額させていただくものでございます。内容は、16節原材料費の公共升材料費の減、18節備品購入費の町用車購入費の減額でございます。 次に、2項下水道新設改良費、1目管渠等新設改良費でございますが、3,047万2,000円を減額し、1億4,911万8,000円とさせていただくものでございます。これは、13節委託料におきまして、設計委託の委託料の確定、15節工事請負費におきまして、枝線布設工事費が確定したための減額でございます。また、19節負担金、補助及び交付金において、支障水道管切り回し工事負担金及び道路本復旧負担金の負担金額が確定されたことにより、また私道内共同排水設備設置事業補助金及び水洗便所等改造資金融資あっせんにつきましては、当初見込みより申請が少なかったために減額させていただくものでございます。 次に、2款流域下水道費、1項下水道管理費、1目施設管理費につきましては、財源更正でございます。 続きまして、58ページにかけましての3款公債費、1項公債費、2目利子につきましても財源更正でございます。 以上でございます。 ○議長(小山覚君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はありますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第11号 平成16年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についての件を挙手により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(小山覚君) 挙手全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第12号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小山覚君) 日程第12、議案第12号 平成16年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(小山覚君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第12号 平成16年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額から歳入歳出それぞれ1,059万8,000円を減額いたしまして、総額を3億2,062万円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容でございますが、事業費の確定に伴うものでございまして、歳入につきましては、一般会計繰入金の減額及び町債の減額をさせていただくものでございます。 歳出につきましては、農業集落排水費並びに公債費を減額させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小山覚君) 補足説明願います。 建設課長。 ◎建設課長(鈴木博君) それでは、議案第12号 平成16年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、補足して説明申し上げます。 補正の内容につきましては、事項別明細書により説明させていただきます。 まず、歳入から説明させていただきます。 67ページをお願いいたします。 2款繰入金、1項繰入金、1目一般会計繰入金でございますが、959万8,000円を減額し、4,098万7,000円とさせていただくものでございます。これは、事業費の確定に伴い、財源の組み替えを行ったことにより増減となったものでございます。 5款町債でございますが、100万円を減額し、1億2,280万円とさせていただくものでございます。これは、農業集落排水事業に係る起債対象事業費が減ったため、農業集落排水事業債が減額となったものでございます。 続きまして、歳出につきまして説明させていただきます。 68ページをお願いいたします。 1款農業集落排水費、2項農業集落排水事業費、1目農業集落排水新設改良費でございますが、1,000万円を減額し、2億9,580万円とさせていただくものでございます。減額の内容につきましては、15節工事請負費でございまして、県道本復旧工事の500万円減額と入札の請負差金による管路工事費を500万円減額させていただくものでございます。 なお、今年度予定しておりました管路工事は発注契約済みでございます。 次に、2款公債費、1項公債費、1目利子につきましては、59万8,000円を減額し、633万8,000円とさせていただくものでございます。これは、借入利率確定による利子の軽減によるものでございます。 以上でございます。 ○議長(小山覚君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はありますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第12号 平成16年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)についての件を挙手により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(小山覚君) 挙手全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第13号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小山覚君) 日程第13、議案第13号 平成16年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(小山覚君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第13号 平成16年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額から歳入歳出それぞれ103万2,000円を減額いたしまして、総額を11億8,313万2,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の主な内容でございますが、歳入につきましては、一般会計予算からの繰入金を減額させていただくものでございます。また、歳出につきましては、事業費の確定により介護保険事業の運営に係る経費を減額させていただくものでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はありますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。     〔「13号の提案理由のところ、間違っていないですか」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 休憩します。 △休憩 午後4時04分 △再開 午後4時08分 ○議長(小山覚君) 再開します。 介護保険課長。 ◎介護保険課長(吉岡勇一郎君) 失礼いたしました。 提案理由に誤記がありましたので、訂正させていただきます。歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億8,313万2,000円とさせていただくものでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小山覚君) これより質疑に入ります。 質疑はありますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第13号 平成16年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第3号)についての件を挙手により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(小山覚君) 挙手全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第14号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小山覚君) 日程第14、議案第14号 平成16年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(小山覚君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第14号 平成16年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 本議案は、宮代町水道事業会計予算の収益的支出のうち、営業費用につきまして962万6,000円減額いたしまして、6億4,182万2,000円とさせていただくものでございます。 内訳といたましては、県水受水量の変更に伴う原水及び浄水費の減額473万6,000円及び窓口用電算機器の交換時期の変更に伴う総係費の減額489万円によるものでございます。また、営業外費用につきましては、営業費用の減額に伴い消費税の支払額がふえると見込まれるため、45万9,000円増額の1億1,493万7,000円とさせていただくものでございます。 次に、資本的収入のうち補助金につきましては、国庫補助金の確定により200万円増額いたしまして、700万円とさせていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小山覚君) 補足説明願います。 水道課長。 ◎水道課長(福田政義君) それでは、平成16年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)について、補足して説明を申し上げます。 1ページをお開きいただきたいと存じます。 第1条につきましては、総則でございます。 第2条につきましては、事業費用のうち営業費用の減額に伴い、事業費の既決予定額7億6,968万5,000円に対しまして916万7,000円を減額し、事業費用予定額を7億6,051万8,000円とさせていただくものでございます。 第3条につきましては、条文中の資本的収入において、不足する額2億2,315万5,000円を2億2,115万5,000円に、その補てんする財源としての過年度分損益勘定留保資金2億1,706万5,000円を2億1,506万5,000円に、それぞれ改めさせていただくものでございます。これは、資本的収入既決予定額1,824万円に対しまして200万円を増額し、資本的収入額を2,024万円とさせていただいたことによるものでございます。 8ページをお開きいただきたいと存じます。 平成16年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)実施計画明細書により、内容についてご説明申し上げます。 なお、消費税込みでございます。 補正内容といたしましては、町長の提案説明にもございましたように、収益的収入において、1款事業費用、1項営業費用、既決予定額6億5,144万8,000円のうち、1目原水及び浄水費のうちの12節受水費473万6,000円、3目総係費のうちの7節備消耗品費265万9,000円、13節賃借料223万1,000円をそれぞれ減額させていただくものでございます。 12節受水費につきましては、年々配水量の減少が続いており、また、取水施設に十分な余裕があることから、平成16年度におきましては、前年度までの1日当たりの受水量7,500立方メートルから500立方メートル減の1日当たり7,000立方メートルでの受水を希望し、県企業局と調整を行った結果、当初予算計上の時点では100立方メートル減の1日当たり7,400立方メートルの受水量となっておりましたが、その後、引き続き調整を行った結果、最終的には300立方メートル減の1日当たり7,200立方メートルの受水量となったため、これに伴う減額でございます。 7節備消耗品費及び13節賃借料の減でございますが、窓口用電算機器につきましては、平成14年度末に5年のリース期間が終了しておりましたが、経費節減のため平成15年度及び平成16年度につきましては、同種機材による単年度契約として経費の節減を図ったところでございます。しかし、電算機器も7年目を迎えますと、老朽化に伴います故障発生時の修理用部品の供給に問題があるため、年度途中に一部機器の交換費用が発生した場合や、新たな契約を結ぶことが必要となった場合を考慮し、その費用を計上させていただいたものですが、年度末を迎え、その費用が不用となったため減額をさせていただくものでございます。 また、2項営業外費用、既決予定額1億1,447万8,000円のうち2目消費税につきましては、既決予定額1,172万3,000円に対し、45万9,000円を増額し、予定額を1,218万2,000円とさせていただくものでございます。消費税につきましては、前述の受水費及び備消耗品費並びに賃借料の減額に伴い、納付額の増が見込まれますことから増額をさせていただくものでございます。 9ページをごらんいただきたいと存じます。 次に、資本的収入でございますが、1款資本的収入のうち2項補助金、1目国庫補助金につきましては、既決予定額500万円を予定しておりましたが、事業費の増に伴い、老朽管更新事業に対する国庫補助金が増となったため200万円を増額し、700万円とさせていただくものでございます。 次に、2ページから3ページまでは平成16年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)実施計画でございます。 それから、4ページは平成16年度宮代町水道事業会計資金計画でございます。 5ページから7ページまでは平成16年度宮代町水道事業予定貸借対照表でございまして、消費税抜きでございます。 以上でございます。 ○議長(小山覚君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はありますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第14号 平成16年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)についての件を挙手により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(小山覚君) 挙手全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △延会について ○議長(小山覚君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小山覚君) 異議なしと認めます。 よって、本日これで延会することに決しました。--------------------------------------- △延会の宣告
    ○議長(小山覚君) 本日はこれで延会いたします。 ご苦労さまでした。 △延会 午後4時20分...