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09月02日-02号

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  1. 宮代町議会 2003-09-02
    09月02日-02号


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    平成15年  9月 定例会(第5回)          平成15年第5回宮代町議会定例会 第5日議事日程(第2号)                 平成15年9月2日(火)午前10時00分開議     開議日程第1 会議録署名議員の指名について     ●議案の上程、提案理由の説明、監査結果の報告日程第2 議案第72号 平成14年度宮代町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第3 議案第73号 平成14年度宮代町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について日程第4 議案第74号 平成14年度宮代町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第5 議案第75号 平成14年度宮代町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第6 議案第76号 平成14年度宮代町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第7 議案第77号 平成14年度宮代町水道事業会計決算の認定について     ●議案の上程、提案理由の説明日程第8 議案第78号 平成15年度宮代町一般会計補正予算(第2号)について日程第9 議案第79号 平成15年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について日程第10 議案第80号 平成15年度宮代町老人保健特別会計補正予算(第1号)について日程第11 議案第81号 平成15年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について日程第12 議案第82号 平成15年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について日程第13 議案第83号 平成15年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第1号)について日程第14 議案第84号 平成15年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)について日程第15 議案第85号 宮代町老人医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について日程第16 議案第86号 工事請負契約の締結について日程第17 議案第87号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて日程第18 議案第88号 埼玉県市町村交通災害共済組合を組織する地方公共団体の数の増加及び規約の一部変更について      閉議出席議員(21名)   1番   唐沢捷一君       2番   加納好子君   3番   林 恭護君       4番   野口正男君   5番   高柳幸子君       6番   角野由紀子君   7番   小山 覚君       8番   木村竹男君   9番   榎本和男君      11番   神田政夫君  12番   加藤幸雄君      13番   丸藤栄一君  14番   柴山恒夫君      15番   赤塚綾夫君  16番   高岡大純君      17番   木村晟一君  18番   野口秀雄君      19番   野口秀夫君  20番   小林新一君      21番   山下明二郎君  22番   横手康雄君欠席議員(1名)  10番   大高誠治君地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      榊原一雄君   助役      柴崎勝巳君  収入役     島村孝一君   教育長     桐川弘子君  監査委員            総務担当参事合併推進室長          松村守朗君           山野 均君  町民生活担当参事生活環境課長 健康福祉担当参事兼福祉課長          篠原敏雄君           折原正英君  技監兼工事検査室長       教育次長兼教育総務課長          横田英男君           岩崎克己君  総務課長    田沼繁雄君   総合政策課長  岡村和男君  税務課長    並木一美君   町民サービス課長                          斉藤文雄君  健康課長    森田宗助君   介護保険課長  吉岡勇一郎君  農政商工課長  小暮正代君   建設課長    鈴木 博君  都市計画課長  中村 修君   会計室長    金子良一君  水道課長    福田政義君   学校教育課長  飯野幸二君  社会教育課長  青木秀雄君   総合運動公園所長                          谷津国男君本会議に出席した事務局職員  事務局長    織原 弘    書記      熊倉 豊  書記      元井真知子 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(横手康雄君) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(横手康雄君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(横手康雄君) 日程に入るに先立ち、報告事項がございます。 大高議員におかれましては、本日とあした、議会欠席の連絡を受けておりますので報告いたします。 以上をもって、報告を終わります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(横手康雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、議長において3番、林恭護議員、4番、野口正男議員を指名いたします。--------------------------------------- △議案第72号の上程、説明、監査結果の報告 ○議長(横手康雄君) 日程第2、議案第72号 平成14年度宮代町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(横手康雄君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) おはようございます。 それでは、議案第72号 平成14年度宮代町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。 本議案は、平成14年度宮代町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定をお願いするものでございます。 平成14年度の国民健康保険特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入合計22億5,097万8,012円、歳出合計20億6,934万905円となっております。歳入合計から歳出合計を差し引いた歳入歳出差引残額は1億8,163万7,107円でございまして、前年度と比較いたしますと5,072万3,000円の増となっております。 主な内容でございますが、歳入につきましては、国民健康保険税の収入が前年度と比較して3.3%増加しております。これにつきましては、被保険者の増等に伴うものでございます。 また、国庫支出金につきましては、療養給付費等負担金の減額などによりまして、前年度と比較しますと1.2%の減となっております。 歳出につきましては、保険給付費及び老人保健医療費に係る拠出金並びに介護納付金が主なものでございますが、歳出合計に占める割合は96%となっております。 なお、これら医療費の伸びにつきまして、前年度と比較いたしますと、一般被保険者におきましては11.9%の減、退職被保険者では3.5%の増、老人保健医療費拠出金で24.3%の増となっております。 国民健康保険を取り巻く情勢は依然として厳しい状況にある中で、引き続き保険税負担の公平を図ることはもとより、今後における財政状況、財政見込みを勘案しながら適正な国保運営に努めてまいりたいと考えております。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(横手康雄君) 補足説明願います。 町民サービス課長。 ◎町民サービス課長(斉藤文雄君) 平成14年度宮代町国民健康保険特別会計決算につきまして補足説明をさせていただきます。 決算書の251ページをお開きいただきたいと存じます。主要な施策に関する説明書は221ページから239ページまででございます。 決算書の251ページでございますが、平成14年度宮代町国民健康保険特別会計の歳入合計は22億5,097万8,012円でございます。255ページの歳出合計では20億6,934万905円で、歳入歳出差引残額は1億8,163万7,107円でございます。歳入合計を前年度と比較いたしますと、金額にして5,572万2,734円の増額で、率にして2.5%の増でございます。また、歳出合計では494万9,734円の増額で、率にしまして0.24%の増でございます。歳入歳出差引残額では、前年度と比較いたしますと、金額にして5,077万3,000円の増額で、率にして38.8%の増でございます。 詳細につきましては257ページの事項別明細書でご説明申し上げます。 1款国民健康保険税でございますが、予算現額9億707万4,000円に対しまして、調定額13億2,341万4,687円で、前年度と比較しますと6.46%、収入済額9億3,491万2,315円で、前年度と比較しますと3.27%の増でございます。不納欠損額は2,028万3,965円で、収入未済額は3億6,821万8,407円でございます。 1目一般被保険者国民健康保険税でございますが、予算現額7億4,869万7,000円に対しまして、収入済額は7億5,067万515円でございます。予算現額と収入済額との比較につきましては197万3,515円の増額でございます。これは、現年度分におきまして85万7,822円の増額、滞納繰越分におきましては111万5,693円の増額となっております。また、徴収率は現年度分が88.4%で対前年度比0.3%の減、滞納繰越分が10.3%で対前年度比1.4%の減でございます。 次に、2目退職被保険者等国民健康保険税でございますが、予算現額1億5,837万7,000円に対しまして、収入済額は1億8,424万1,800円でございます。予算現額と収入済額との比較につきましては2,586万4,800円の増額でございます。これは、現年度分におきまして2,525万100円の増額、滞納繰越分におきましては61万4,700円の増額でございます。徴収率は現年度分が98.8%で対前年比0.9%の減、滞納繰越分が36.7%で対前年度比6%の増でございます。 なお、平成14年度の一般被保険者分と退職被保険者分を合わせました現年度分の徴収率は90.3%でございます。前年度分の徴収率90.6%より0.3%減少しております。 国民健康保険税の不納欠損額は2,028万3,965円でございまして、前年度より44件増加の202件を不納欠損処分させていただいたところでございます。 次の2款国庫支出金につきましては、予算現額7億2,936万1,000円に対しまして、収入済額6億8,724万6,117円でございます。予算現額と収入済額との比較につきましては4,211万4,883円の減額でございます。 1項国庫負担金でございますが、予算現額6億8,074万4,000円に対しまして、収入済額6億1,317万2,117円でございます。予算現額と収入済額との比較につきましては6,757万1,883円の減額でございます。これは、歳出の2款保険給付費のうち、一般被保険者療養給付費が予算に対しまして支出済額が減額となっております。それに伴いまして療養給付費等負担金におきましても減額となったものでございます。 次に、259ページの2款国庫補助金でございますが、予算現額4,861万7,000円に対しまして、収入済額7,407万4,000円でございます。予算現額と収入済額との比較につきましては2,545万7,000円の増額でございます。これは、1節普通調整交付金におきまして2,408万4,000円増額となっております。普通調整交付金につきましては、市町村間における財政力の不均衡を調整するために交付されるものでございまして、対象収入額に対し、対象需要額の医療費が上回った場合に交付されるものでございます。 2節特別調整交付金の収入済額は792万3,000円で、137万3,000円の増額でございます。特別調整交付金につきましては、保健事業の中で総合健康指導事業生活習慣ドックを実施したことなどによる補助金でございます。 次に、3款療養給付費交付金でございますが、予算現額2億4,857万2,000円に対しまして、収入済額は2億4,598万5,000円でございます。予算現額と収入済額との比較につきましては258万7,000円の減額でございます。これは退職被保険者医療給付費等交付金で、退職被保険者にかかわる医療費から保険税を控除した額が社会保険診療報酬支払基金より交付されるものでございます。 4款県支出金でございますが、予算現額238万6,000円に対しまして、収入済額103万7,000円でございます。予算現額と収入済額との比較につきましては134万9,000円の減額でございます。これにつきましては、人間ドック等健康づくり事業に対する補助金でございます。 261ページをお開きいただきたいと存じます。 5款連合会支出金でございますが、介護保険の導入に伴い、国保中央会より保険税収納率低下などに対し、保険税収納率対策給付金として交付されていたものでございますが、13年度までの交付になりましたため収入はございませんでした。 次に、6款共同事業交付金でございますが、予算現額3,545万5,000円に対しまして、収入済額3,535万4,171円でございます。予算現額と収入済額との比較につきましては10万829円の減額、前年度に比べますと141万6,666円の減額でございます。 国民健康保険の制度は、保険者が市町村単位のため、小規模な地域保険となっておりまして、高額医療費が発生しますと保険者の負担が急増いたしまして、財政の安定化が損なわれやすい状況にあります。この状況を緩和するため、県内すべての市町村が支払った医療費の規模に応じまして拠出金を出し合い、高額医療費が発生した市町村に一定の割合で交付金を交付するという共同事業でございます。 次の7款財産収入は7,526円の収入でございます。これは、国民健康保険支払基金及び出産費基金の利子でございます。 8款繰入金でございますが、2億1,149万1,658円の収入済額でございます。前年度と比較しまして3,695万7,130円の増額でございます。これは、1目一般会計繰入金が90万1,130円の増額で、263ページの1節保険基盤安定繰入金、2節職員給与費等繰入金、3節出産育児一時金繰入金、4節財政安定化支援事業繰入金、5節その他一般会計繰入金となっております。 2項基金繰入金は前年度と比較いたしまして3,605万6,000円の増額でございます。 次に、263ページでございます。 9款繰越金でございますが、2目その他繰越金は1億3,086万4,107円で、平成13年度からの繰越金でございます。 10款諸収入でございますが、408万118円の収入でございます。保険税延滞金は130万9,900円、預金利子は8,825円でございます。 3項雑入につきましては、265ページから267ページにかけてでございますが、276万1,393円の収入でございまして、主なものといたしましては、一般被保険者及び退職被保険者の第三者納付金でございます。 続きまして、歳出につきましてご説明申し上げます。 269ページをごらんいただきたいと存じます。 1款総務費でございますが、予算現額5,055万3,000円に対しまして、支出済額4,854万283円でございます。 1目一般管理費は、人件費並びに事務的経費でございます。 271ページをごらんいただきたいと存じます。 2項徴税費につきましては795万5,766円の支出でございます。保険税の賦課徴収に係る経費でございます。 続きまして、273ページの3項運営協議会費につきましては60万384円の支出でございます。運営協議会の運営に係る経費でございます。 4項趣旨普及費につきましては71万5,575円の支出でございます。国民健康保険制度の趣旨普及を図るためのパンフレット等の印刷代でございまして、窓口でお渡ししたり、納税通知書などの送付時に同封いたしました。 2款保険給付費でございますが、予算現額14億4,229万7,000円に対しまして、支出済額12億6,508万8,531円、対前年度比7.37%の減でございます。不用額は1億7,720万8,469円で、主なものにつきましては、1目一般被保険者療養給付費で1億2,965万640円と、275ページの2目退職被保険者等療養給付費で3,473万3,536円でございます。 主要な施策に関する説明書の233ページをごらんいただきたいと存じます。 区分2の医療費、2、保険者負担分(1)被保険者1人当たり総医療費は、一般被保険者分が15万4,461円で、前年と比較しますと15.2%の減、退職被保険者等分では26万8,073円で、6.5%の減となっております。 また、(2)受診回数では、一般被保険者分が8.1回、退職被保険者等分が14.7回で、前年度と比べ若干減っております。 (3)の被保険者1人当たり受診日数につきましては、一般被保険者で14日、退職被保険者等分では24.6日となっております。 また、(4)1件当たり診療費では、一般被保険者分は1万9,045円で、前年度と比較しますと11.5%の減、退職被保険者等分では1万8,182円で、前年と比較しますと3.6%の減となっております。 (5)の1日当たり診療費では、一般被保険者分が1万834円で、前年度と比較しますと2.3%の減、退職被保険者等分では1万725円で、前年度と比較しますと0.77%の増となっております。 3、老人保健法による医療費につきましては、全体では16億6,887万9,000円で、前年度と比較しますと7.1%の増となっております。 234ページの(3)被保険者1人当たり総医療費は63万4,796円で、前年度と比較しますと0.6%の増、金額にして3,749円の増額でございます。 恐れ入りますが、決算書の275ページをごらんいただきたいと存じます。 2項高額療養費でございますが、支出済額1億1,655万5,228円で、前年度に比べまして金額にして557万4,580円減額で、率にしますと4.56%の減でございます。 次に、277ページの4項出産育児諸費、1目出産育児一時金でございますが、支出済額1,350万円で、前年度に比べまして30万円の増額で、件数は1件増加しまして45件でございます。支給額につきましては1件30万円でございます。 5項葬祭諸費、1目葬祭費につきましては1,550万円で、前年度に比べまして250万円の増額で、件数は25件増加しております。支給額につきましては1件10万円でございます。 次に、3款老人保健拠出金でございますが、予算現額6億107万5,000円に対しまして、支出済額6億107万4,201円でございます。 279ページをごらんいただきたいと存じます。 老人保健対象者の被保険者の医療費拠出金が大部分を占めるわけでございますが、前年度と比較いたしますと1億1,635万1,284円の増額で、率にして24.3%の増でございます。 4款介護納付金につきましては1億2,689万6,512円の支出済額で、対前年度比6.7%の増でございます。平成12年度から実施されました介護保険の保険料のうち、第2号被保険者の国民健康保険の被保険者が負担する分でございます。 続きまして、5款共同事業拠出金につきましては、共同事業交付金で交付される財源といたしまして、国民健康保険団体連合会に拠出いたしました1,661万3,674円でございます。対前年比5.6%の増でございます。 281ページの6款保健事業費につきましては、支出済額が821万3,231円でございます。1目疾病予防費につきましては、支出済額541万4,200円でございます。予防事業といたしまして、コンピューターによる健康調査、基本健診、胃がん検診を実施いたしました。また、人間ドックの受診者に補助をいたしました。1人当たりの限度額は2万5,000円でございまして、28人の方が受診をいたしました。 2目保健衛生普及費につきましては、支出済額159万211円でございます。健康優良家庭の表彰、医療費通知などの経費でございます。 283ページの3目保養所費につきましては120万8,820円の支出済額でございます。国民健康保険に加入している方の健康の保持・増進を図る目的で、保養所の指定及び保養所の利用助成費といたしまして補助金を支給しております。 9款諸支出金につきましては、支出済額291万4,473円でございます。 1項償還金及び還付加算金でございますが、保険税の還付金が235万5,600円、3目償還金は退職者医療交付金の13年度の精算に伴いまして超過交付額を返還したものでございます。 10款予備費につきましては、286ページから288ページの備考欄にございますように、それぞれ充用させていただいております。 以上でございます。 ○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで、監査委員からの監査結果の報告を求めます。 松村代表監査委員。     〔代表監査委員 松村守朗君登壇〕 ◎代表監査委員(松村守朗君) おはようございます。 それでは、平成14年度宮代町国民健康保険特別会計決算審査についてご報告申し上げます。 地方自治法第233条第2項の規定により、審査に付された平成14年度宮代町国民健康保険特別会計決算についての審査意見は、次のとおりでございます。 審査の対象。平成14年度宮代町国民健康保険特別会計。 審査の期日。平成15年7月22日に、小林新一委員とともに実施いたしました。 審査の方法。審査に付された決算書及び附属書類等が適法に調製されているか、決算計数が正確であるか等について関係帳簿との照合を行いながら担当職員に説明を求め、計数の正確性、予算執行の合法性について審査いたしました。 審査の結果。審査に付された決算書及び附属書類はともに法令に準拠して作成されており、正確であることを認めました。予算執行状況及び執行内容についても担当職員に説明を求め、証拠書類等を審査したところ、適正に執行されているものと認めました。 総括意見。1、国保加入率。宮代町の人口は前年度と比較して減少しましたが、人口の高齢化、離職者の増加などにより国民健康保険の加入者は536人増加し、国保加入率は32.5%から34.3%増加し、国保の重要性はますます大きくなっております。 総医療費。総医療費は15億6,904万9,000円となり、国保加入者の増加にもかかわらず前年度と比較して1億4,687万9,000円、率にして8.8%の減少となり、被保険者1人当たりの受診回数も減少いたしました。 歳入額。国保での調定額は13億2,341万4,687円となり、前年と比較して8,031万5,776円増加し、保険税収入済額も9億3,491万2,315円となり、2,957万7,391円増加いたしました。調定額に対する徴収率は、現年課税分と比べて滞納繰越分の徴収率が低いため、70.6%と引き続き2.2ポイント低下しております。 実質収支。平成14年度決算において歳入歳出差引残高から一般会計繰入金法定外2,934万3,000円、基金繰入金8,568万6,000円、前年度繰越金1億3,086万4,107円を除いた実質収支は6,425万6,000円の赤字となっております。赤字額は昨年度と比較して2,152万3,000円減少しております。 まとめ。国民健康保険特別会計の財政運営には種々方策を検討・実行され、適正に行われたものと認められます。制度的にできることは限られているとは思いますが、厳しい財政状態の中、今後とも徴収率の向上、総医療費の抑制策など、町一丸となって運営改善努力・工夫をお願いいたします。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(横手康雄君) ご苦労さまでした。--------------------------------------- △議案第73号の上程、説明、監査結果の報告
    ○議長(横手康雄君) 日程第3、議案第73号 平成14年度宮代町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(横手康雄君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第73号 平成14年度宮代町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。 本議案は、平成14年度宮代町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定をお願いするものでございます。 平成14年度の老人保健特別会計の歳入歳出決算につきましては、歳入合計19億2,381万8,330円、歳出合計19億1,080万8,709円となっております。歳入合計から歳出合計を差し引いた歳入歳出差引残額は1,300万9,621円でございます。歳出における医療費総額は18億9,773万1,254円となっておりまして、歳出合計の97.2%を占めております。前年度と比較いたしますと3%の増加となっております。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(横手康雄君) 補足説明願います。 町民サービス課長。 ◎町民サービス課長(斉藤文雄君) 平成14年度宮代町老人保健特別会計決算につきまして補足説明をさせていただきます。 決算書の291ページをお開きいただきたいと存じます。主要な施策に関する説明書は241ページから247ページまででございます。 平成14年度宮代町老人保健特別会計の歳入合計は19億2,381万8,330円でございます。293ページでございますが、歳出合計は19億1,080万8,709円でございます。歳入合計を前年度と比較いたしまして6,747万7,468円の増額、3.6%の増でございます。歳出合計は前年度と比較いたしまして9,202万6,565円の増額、5.06%の増でございます。歳入歳出差引残額は1,300万9,621円で、前年度と比較いたしまして2,454万9,097円の減額でございます。 295ページの事項別明細書に従いましてご説明申し上げます。 1款支払基金交付金につきましては、予算現額14億1,734万6,000円に対しまして、収入済額12億7,102万1,293円でございます。前年度と比較いたしまして887万4,280円の減額で、歳入に占める割合は66.1%でございます。 2款国庫支出金につきましては、予算現額4億318万8,000円に対しまして、収入済額3億9,324万2,411円でございます。前年度と比較いたしまして2,261万9,889円の増額で、歳入に占める割合は20.4%でございます。 2項国庫補助金のうち、老人医療費適正化対策事業補助金につきましては、レセプト点検事業に対する補助金でございます。老人医療推進特別事業費補助金でございますが、14年度の新たな補助金で高額医療費支給事務に係るシステム整備に対する補助金でございます。 301ページの歳出で、1款総務費の13節委託料、備考欄の電算委託料159万4,142円の支出がございますが、このうち33万3,000円が補助対象額でございまして、補助率3分の1を乗じた11万1,000円の収入でございます。 続きまして、3款県支出金につきましては、予算現額1億66万7,000円に対しまして、収入済額1億160万2,000円でございます。前年度と比較いたしまして1,078万8,000円の増額、11.88%の増で、歳入に占める割合は5.3%でございます。 297ページの4款繰入金につきましては、収入済額1億1,855万円でございまして、前年度と比較いたしまして606万5,000円の増額、5.39%の増で、歳入に占める割合は6.2%でございます。 5款繰越金につきましては、収入済額3,755万8,718円で、前年度繰越金でございます。 6款諸収入につきましては、収入済額184万3,908円で、町預金利子、第三者行為納付金、不当利得等返納金でございます。 続きまして、301ページの歳出でございますが、1款総務費につきましては、予算現額800万8,000円に対しまして、支出済額714万5,301円でございます。前年度と比較いたしまして86万5,716円の増額で、1.14%の増、歳出に占める割合は0.4%でございまして、老人保健事務に係る事務的経費でございます。 2款医療諸費につきましては、予算現額20億2,135万3,000円に対しまして、支出済額18億6,540万9,741円でございます。前年度と比較いたしまして5,414万9,939円の増額で、率にして2.99%の増、歳出に占める割合は97.6%でございます。 303ページの3款諸支出金につきましては、予算現額3,825万4,000円に対しまして、支出済額3,825万3,667円で、支払基金交付金等の超過分の償還金及び一般会計への繰出金でございます。 次に、主要な施策に関する説明書の246ページをごらんいただきたいと存じます。 区分1の受給者の状況でございますが、1の(3)受給者総数は3,272人で、前年度と比較いたしまして62人の増加で、率にして1.9%の増となっております。 また、247ページの区分3、総医療費につきましては7万1,130件で、18億5,773万1,254円でございまして、前年度と比較いたしますと、件数で7,456件の増加、率にいたしますと11.7%伸びております。前年度と比較いたしまして5,348万1,026円の増額で、2.96%上回ったところでございます。 以上でございます。 ○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで、監査委員からの監査結果の報告を求めます。 松村代表監査委員。     〔代表監査委員 松村守朗君登壇〕 ◎代表監査委員(松村守朗君) 平成14年度宮代町老人保健特別会計決算審査意見についてご報告申し上げます。 地方自治法第233条第2項の規定により、審査に付された平成14年度宮代町老人保健特別会計決算についての審査意見は、次のとおりでございます。 審査の対象。平成14年度宮代町老人保健特別会計。 審査の期日。平成15年7月22日に、小林新一委員とともに実施いたしました。 審査の方法。審査に付された決算書及び附属書類等が適法に調製されているか、決算計数が正確であるか等について関係帳簿との照合を行いながら担当職員に説明を求め、計数の正確性、予算執行の合法性について審査いたしました。 審査の結果及び意見。審査に付された決算書及び附属書類はともに法令に準拠して作成されており、正確であることを認めました。予算執行状況及び執行内容についても担当職員に説明を求め、証拠書類等を審査したところ、適正に執行されているものと認めました。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(横手康雄君) ご苦労さまでした。 ここで休憩とします。 △休憩 午前10時45分 △再開 午前11時00分 ○議長(横手康雄君) 再開します。--------------------------------------- △議案第74号の上程、説明、監査結果の報告 ○議長(横手康雄君) 日程第4、議案第74号 平成14年度宮代町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(横手康雄君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第74号 平成14年度宮代町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。 本議案は、平成14年度宮代町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定をお願いするものでございます。 平成14年度の公共下水道事業特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入合計10億495万5,433円、歳出合計9億2,644万923円でございます。歳入合計から歳出合計を差し引いた歳入歳出差引残額は7,851万4,510円となっております。 平成14年度の事業内容でございますが、枝線工事による面整備につきまして、約0.9ヘクタールを整備させていただきました。その結果、平成14年度末における総整備面積は約308.8ヘクタールとなっております。なお、事業認可整備面積に対する進捗率は98.6%でございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(横手康雄君) 補足説明願います。 建設課長。 ◎建設課長(鈴木博君) それでは、議案第74号 平成14年度宮代町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算につきまして、補足して説明させていただきます。 決算書の310ページをお開きください。 歳入合計は10億495万5,433円、歳出合計は9億2,644万923円、歳入歳出差引残額は7,851万4,510円でございます。平成14年度決算を前年度決算と比較いたしますと、歳入におきましては、金額にいたしまして1億4,592万456円、率にいたしまして13%の増でございます。歳出におきましても、金額にいたしまして6,785万6,766円、率にいたしまして7.9%の増となっております。 それでは、決算書の312ページをお開きください。事項別明細書により説明させていただきます。主要な施策に関する説明書では258ページからとなっております。 まず、歳入につきましてご説明申し上げます。 1款分担金及び負担金でございますが、下水道事業受益者負担金条例に基づきまして、平成14年度までに賦課いたしました対象区域内の受益者負担でございまして、収入済額3,118万3,750円となっております。前年度と比較いたしまして62.7%の減となっております。 このうち、平成12年度から平成14年度賦課分の現年度収入済額につきましては2,907万2,100円で、収入未済額は265万3,900円となっております。滞納繰越分収入済額につきましては190万4,800円で、収入未済額は1,380万700円となっております。また、公共下水道施設使用料負担金につきましては、平成14年度より当町と隣接する春日部市の住民が利用した当町施設の使用料を春日部市より負担金として納付されたものでございます。 2款使用料及び手数料でございますが、1項使用料につきましては下水道の使用料でございまして、収入済額1億8,112万9,608円となっております。前年度に比較いたしまして4.4%の増となっております。これは下水道使用件数の増加によるものでございます。 このうち、下水道使用料、現年度収入済額につきましては1億7,879万9,549円、収入未済額は229万2,781円となっております。また、滞納繰越分収入済額につきましては232万7,909円。今回平成9年度分の不納欠損が21件、7万280円ありましたので、収入未済額は71万2,360円となっております。 2項手数料につきましては下水道手数料でございまして、責任技術者の指定、新規8名、更新24名の登録手数料及び排水設備指定工事店の指定、新規8社、更新14社の登録手数料でございます。 次の314ページにかけましての3款繰入金につきましては一般会計からの繰入金でございまして、収入済額6億8,079万5,000円となっております。前年度に比較いたしまして31.3%の増となっております。 4款繰越金につきましては平成13年度決算の確定による繰越金でございまして、収入済額は3,045万820円となっております。 次に、5款諸収入でございますが、1項延滞金、加算金及び過料につきましては、受益者負担金の延滞金29件、38万円でございます。 2項町預金利子につきましては、収入済額2,255円でございます。 3項雑入につきましては、公共下水道区域外流入協力金1件、22万500円となっております。 次ページの4項受託事業収入につきましては、公設宮代福祉医療センターの排水を取り込むための下水道工事の負担金1,284万1,500円となっております。 6款町債につきましては、公共下水道事業債、流域下水道事業債といたしまして財務省資金運用部及び公営企業金融公庫から借り入れたものでございます。収入済額は6,750万円で、前年度に比較いたしまして32.7%の減となっております。 7款国庫支出金につきましては国の補正予算により採択となった事業でございまして、年度内完成は厳しいことから繰越明許をしておりますので、収入はございませんでした。 続きまして、歳出につきましてご説明申し上げます。 318ページをお開きください。 1款公共下水道費、1項下水道管理費、1目下水道総務費につきましては、予算現額5,887万4,000円、支出済額5,760万1,448円でございます。この内容につきましては、職員5名分の人件費、埼玉県市町村職員退職手当及び日本下水道協会等の負担金並びに消費税の納付等でございます。前年度に比較いたしまして、下水道総務費につきましては10%の増となっております。 決算書320、321ページをお開きください。主要な施策に関する説明書では262ページでございます。 2目施設管理費でございますが、予算現額7,426万1,000円、支出済額7,230万377円でございます。この内容につきましては、宮代第一及び第二中継ポンプ場及び管路等の維持管理でございます。主なものといたしましては、11節需用費はポンプ場の光熱水費、計器の修繕等でございます。なお、不用額につきましては光熱水費の電気料が見込みより少なかったためでございます。 次に、322、323ページをお願いいたします。 13節委託料は中継ポンプ場管理業務及び管路の雨水浸水調査等委託料でございます。ほかに、管路情報等の照会に迅速に対応でき、かつ事務の効率化の目的から下水道台帳のデジタル化を図ったものでございます。 15節工事請負費は舗装復旧工事及びポンプ場の修繕工事等でございます。ポンプ場の修繕工事は、第一中継ポンプ場のポンプ2基中1基のオーバーホールを実施しております。 続きまして、322ページから325ページにかけての2項下水道新設改良費、1目管渠等新設改良費でございますが、予算現額5億5,383万9,000円、支出済額8,430万2,249円、明許繰越費4億5,000万円でございます。支出済額で前年度と比較いたしますと26.4%の減となっております。内容でございますが、13節委託料につきましては、公共下水道事業区域の見直しに伴う変更認可申請等の業務委託料及び第一中継ポンプ場のポンプ及び機械設備等増設工事の設計委託料でございます。 14節委託料及び賃借料につきましては、隼人堀沿いの字東地内の宮代第1号汚水幹線の管渠布設用地の借上料でございます。 15節工事請負費でございますが、枝線布設工事費、公共枡取りつけ工事費、枝線布設がえ工事費でございます。なお、ここで不用額が生じておりますが、理由といたしましては、詳細設計により事業量が見込みより少なくなり、かつ入札及び随意契約により請負額が見込みより安価でできたためでございます。枝線布設工事による面整備につきましては、百間六丁目地内約0.9ヘクタールの整備を行いました。これにより平成14年度末の総整備面積は約308.8ヘクタールとなり、事業認可面積313ヘクタールに対する進捗率は98.6%となっております。 19節負担金補助及び交付金につきましては、下水道工事に伴う水道管の切り回し負担金、私道内共同排水設備設置事業補助金1件分、町道本復旧費負担金等でございます。なお、ここで不用額が生じておりますが、この理由といたしましては、私道内共同排水設備設置事業補助金の申請及び水道管切り回し負担金が当初見込みより少なかったためでございます。 次に、2款流域下水道費、1項下水道管理費、1目施設管理費でございますが、予算現額1億741万8,000円、支出済額1億420万5,151円でございます。内容といたしましては、中川流域下水道の建設負担金及び汚水処理費としての維持管理負担金でございます。前年度とほぼ同額となっております。なお、ここで不用額が生じておりますが、この理由といたしましては、中川流域下水道建設負担金について見込みより少なかったためでございます。 次に、324ページから327ページにかけての3款公債費でございますが、予算現額5億8,617万3,000円、支出済額5億8,548万878円となっております。前年度に比較いたしまして5.5%の増となっております。これは、過年度に借り入れました下水道事業債の元金償還の据置期間が過ぎ、新たに償還金が発生したことによるものでございます。 1項公債費、1目元金につきましては、財務省資金運用部及び総務省簡易保険局並びに公営企業金融公庫より借り入れた資金に対する元金の償還で、支出済額2億5,988万1,513円となっております。 次のページの2目利子につきましては、財務省資金運用部及び総務省簡易保険局並びに公営企業金融公庫より借り入れた資金に対する利子の償還で、支出済額は3億2,559万365円となっております。 4款諸支出金につきましては、支出済額2,255万820円となっております。これは、前年度からの繰越金を一般会計へ繰出金として支出したものでございます。 5款予備費につきましては、予算現額300万円で、1款公共下水道費、1項下水道管理費、2目施設管理費へ79万8,000円の充用がございました。 最後に、財産に関する調書につきましては決算書329、330ページに、平成14年度末地方債現在高の状況につきましては主要な施策に関する説明書255ページにそれぞれ掲載されておりますので、あわせてごらんをいただきたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで、監査委員からの監査結果の報告を求めます。 松村代表監査委員。 ◎代表監査委員(松村守朗君) 平成14年度宮代町公共下水道事業特別会計決算審査意見について申し上げます。 地方自治法第233条第2項の規定により、審査に付された平成14年度宮代町公共下水道事業特別会計決算についての審査意見は、次のとおりでございます。 1、審査の対象。平成14年度宮代町公共下水道事業特別会計。 2、審査の期日。平成15年7月22日、小林新一委員とともに実施いたしました。 審査の方法。審査に付された決算書及び附属書類等が適法に調製されているか、決算計数が正確であるか等について関係帳簿との照合を行いながら担当職員に説明を求め、計数の正確性、予算執行の合法性について審査いたしました。 4、審査結果及び意見。審査に付された決算書及び附属書類はともに法令に準拠して作成されており、正確であることを認めました。予算執行状況及び執行内容についても担当職員に説明を求め、証拠書類等を審査したところ、適正に執行されているものと認めました。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(横手康雄君) ご苦労さまでした。--------------------------------------- △議案第75号の上程、説明、監査結果の報告 ○議長(横手康雄君) 日程第5、議案第75号 平成14年度宮代町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(横手康雄君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第75号 平成14年度宮代町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。 本議案は、平成14年度宮代町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定をお願いするものでございます。 平成14年度の農業集落排水事業特別会計の歳入歳出決算につきましては、歳入合計2億1,792万9,618円、歳出合計2億692万2,048円となっております。歳入合計から歳出合計を差し引いた歳入歳出差引残額は1,100万6,952円でございます。 平成14年度の事業内容でございますが、西粂原地区におきまして管路工事を2,094.8メートル実施させていただきました。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 申しわけございませんが、一部訂正をさせていただきます。 歳入歳出差引残額は1,100万7,570円でございます。訂正をさせていただきます。 ○議長(横手康雄君) 補足説明願います。 建設課長。 ◎建設課長(鈴木博君) それでは、議案第75号 平成14年度宮代町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算につきまして、補足して説明申し上げます。 決算書の331、332ページをお開き願います。 歳入合計は2億1,792万9,618円でございます。次のページをお開き願います。歳出合計は2億692万2,048円でございまして、歳入歳出差引残額は1,100万7,570円でございます。平成14年度決算を前年度決算と比較いたしますと、歳入におきましては、金額にいたしまして2,171万9,496円の増、率にいたしまして11.1%の増でございます。歳出におきましては、金額にいたしまして2,342万1,353円の増、率にいたしまして12.8%の増となっております。これは県からの補助金が増額となったためでございます。 決算書の335、336ページをお開き願います。事項別明細書により説明させていただきます。 それでは、まず歳入につきまして説明させていただきます。 1款県支出金でございますが、農業集落排水事業補助金として9,240万5,000円となっております。前年度に比較いたしまして9.3%の増となっております。 2款繰入金につきましては一般会計からの繰入金でございまして、収入済額は3,901万3,000円となっております。前年度に比較いたしまして42.6%の増となっております。 3款繰越金につきましては平成13年度決算の確定による繰越金でございまして、収入済額は1,270万9,426円となっております。 次に、4款諸収入でございますが、1項町預金利子につきましては、収入済額は2,192円でございます。 5款町債につきましては、農業集落排水事業債といたしまして財務省政府資金運用部及び公営企業金融公庫から借り入れたものでございます。収入済額は7,380万円でございます。前年度に比較いたしまして6.2%の増となっております。 続きまして、歳出についてご説明いたします。 決算書の339、340ページをお開き願います。 1款農業集落排水費の内容でございますが、1項農業集落排水管理費、1目農業集落排水総務費につきましては、予算現額888万円、支出済額847万5,900円でございます。この内容につきましては、職員1名分の事務経費として人件費及び埼玉県市町村職員退職手当組合並びに日本農業集落排水協会等の負担金等でございます。前年度に比較いたしまして42.6%の増となっております。 次のページ、341、342ページをお開き願います。 2項農業集落排水事業費、1目農業集落排水新設改良費でございますが、予算現額1億9,012万5,000円、支出済額1億8,104万9,950円でございます。前年度に比較いたしまして9.3%の増となっております。 13節委託料につきましては、汚水処理場変更設計業務委託及び排水管路整備工事設計業務委託費として866万2,000円でございます。 15節工事請負費でございますが、排水管路整備工事として1億3,717万2,000円でございまして、予備費より61万2,000円充用させていただいております。この内容につきましては、主要な施策に関する説明書の274ページに掲載されておりますので、あわせてごらんをいただきたいと思います。平成14年度の管路工事は2,094.8メートル実施いたしまして、過年度施工分と合わせて7,181メートルとなり、全体の計画管路延長1万319メートルに対しまして69.6%となっております。 19節負担金補助及び交付金につきましては、排水管路整備工事に伴う道路本復旧負担金と水道管の切り回し負担金といたしまして3,521万5,950円でございます。ここで不用額が出ておりますが、当初予定していた支障水道管切り回し工事負担金が少なかったためでございます。 22節補償補てん及び賠償金につきましては支出はありませんでした。 2款公債費、1項公債費、1目元金でございますが、予算現額122万6,000円、支出済額122万5,422円となっております。これは平成10年度、11年度、財務省政府資金運用部の特例措置分借入資金に対する元金の償還でございます。 次のページの343、344ページをお開き願います。 2款公債費、1項公債費、2目利子でございますが、予算現額360万1,000円、支出済額346万1,350円となっております。これは、財務省政府資金運用部及び公営企業金融公庫より借り入れた資金に対する利子の償還でございます。 3款諸支出金、1項繰出金、1目一般会計繰出金につきましては、予算現額1,271万円、支出済額1,270万9,426円となっておりまして、予備費より1,000円充用させていただいております。これは、前年度からの繰越金を一般会計へ繰出金として支出したものでございます。 4款予備費につきましては、1款農業集落排水費、2項農業集落排水事業費、1目農業集落排水新設改良費へ61万2,000円と3款諸支出金、1項繰出金、1目一般会計繰出金へ1,000円充用しております。 最後に、実質収支に関する調書につきましては決算書345ページ、財産に関する調書につきましては346、347ページ、それから平成14年度末地方債現在高の状況につきましては主要な施策に関する説明書271ページにそれぞれ掲載されておりますので、ごらんをいただきたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで、監査委員からの監査結果の報告を求めます。 松村代表監査委員。 ◎代表監査委員(松村守朗君) 平成14年度宮代町農業集落排水事業特別会計決算審査意見についてご報告申し上げます。 地方自治法第233条第2項の規定により、審査に付された平成14年度宮代町農業集落排水事業特別会計決算についての審査意見は、次のとおりでございます。 1、審査の対象。平成14年度宮代町農業集落排水事業特別会計。 審査の期日。平成15年7月22日、小林新一委員とともに実施いたしました。 審査の方法。審査に付された決算書及び附属書類等が適法に調製されているか、決算計数が正確であるか等について関係帳簿との照合を行いながら担当職員に説明を求め、計数の正確性、予算執行の合法性について審査いたしました。 審査の結果及び意見。審査に付された決算書及び附属書類はともに法令に準拠して作成されており、正確であることを認めました。予算執行状況及び執行内容についても担当職員に説明を求め、証拠書類等を審査したところ、適正に執行されているものと認めました。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(横手康雄君) ご苦労さまでした。--------------------------------------- △議案第76号の上程、説明、監査結果の報告 ○議長(横手康雄君) 続きまして、日程第6、議案第76号 平成14年度宮代町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(横手康雄君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第76号 平成14年度宮代町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。 本議案は、平成14年度宮代町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定をお願いするものでございます。 平成14年度の介護保険特別会計の歳入歳出決算につきましては、歳入合計9億428万5,561円、歳出合計8億9,572万1,648円でございます。歳入合計から歳出合計を差し引いた歳入歳出差引残額は856万3,913円でございまして、前年度と比較いたしますと3,768万9,526円の減となっております。 歳入につきましては、介護保険料の収入総額が1億6,782万2,680円で、前年度と比較いたしますと39.6%の増加となっております。これは介護保険制度開始当初、ご案内のように政府が実施いたしました介護保険制度の円滑な導入のための特別対策として、平成13年9月まで保険料の減額の措置が講じられておりました。この減額の取り扱いがなくなりました平成14年度と平成13年度を比較いたしますと、結果として徴収した保険料が増加したということでございます。 歳出につきましては、保険給付費等介護保険に係る事務経費が主なものでございます。歳出における保険給付費総額は7億7,671万8,798円ということで、歳出合計の86.7%を占めております。前年度と比較して19.5%の増加となっております。 今後も高齢化に伴い介護サービスの利用が増加することが予測されますことから、公設宮代福祉医療センターを初めとした介護サービス提供基盤の充実を図り、高齢者の皆様が安心して生活ができるよう、引き続き適正な介護保険事業の運営に努めてまいりたいと考えております。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(横手康雄君) 補足説明願います。 介護保険課長。 ◎介護保険課長(吉岡勇一郎君) それでは、平成14年度宮代町介護保険特別会計決算につきまして、補足して説明させていただきます。 決算書348ページをお開きいただきたいと思います。また、主要な施策に関する説明書につきましては275ページから297ページでございます。 決算書、介護保険特別会計の歳入合計は9億428万5,561円で、歳出につきましては8億9,572万1,648円でございます。歳入歳出差引残高は856万3,913円でございます。歳入合計を前年度と比較いたしますと3,227万4,218円、3.7%の増となっております。また、歳出合計では6,996万3,744円、8.5%の増となっております。差引額では3,768万9,526円の減となっております。 詳細につきましては354ページの事項別明細書により説明申し上げます。 まず、第1款の介護保険料でございますが、予算現額1億6,070万8,000円に対しまして、調定額1億7,078万5,675円で、収入済額は1億6,782万2,680円でございます。前年と比較しますと39.6%の増額となっておりますが、先ほど町長から説明いたしましたとおり、介護保険制度開始当初、政府が実施いたしました介護保険制度の円滑な導入のための特別対策により、65歳以上の方の介護保険料につきましては、平成12年4月から9月までは徴収せず、平成12年10月から平成13年9月までの1年間は半額を徴収しておりました。このため、平成13年度は本来徴収する保険料の4分の3となり、また平成14年度からは本来徴収する保険料の全額となりますことから大きく増加しているものでございます。なお、289万2,195円の収入未済額が発生しております。 介護保険料の内訳でございますが、現年度分特別徴収保険料の予算現額が1億2,848万7,000円で、調定額1億3,144万3,400円に対しまして、収入済額1億3,147万6,500円となっております。年金から直接天引きさせていただきますため収入未済はなく、徴収率は100%となっております。 次に、現年度分普通徴収保険料でございますが、予算現額が3,212万1,000円で、調定額は3,806万7,500円に対しまして、収入済額3,584万1,430円でございます。収入未済額が222万6,070円発生しております。徴収率は94.2%となります。 現年度分全体の徴収率は98.71%となりまして、前年度と比較しまして0.38%減少しております。主要な施策に関する説明書282ページの下段のとおりでございますが、保険料の額が本来の額になったことなどが影響していると考えております。 また、滞納繰越分の普通徴収保険料でございますが、予算現額10万円、調定額127万4,775円に対しまして収入済額は50万4,750円でございます。徴収率は39.6%となります。 次に、第2款支払基金交付金になりますが、予算現額2億8,270万7,000円に対しまして、収入済額は2億5,561万280円でございます。支払基金交付金につきましては、40歳から64歳までの方の介護保険料になりますが、医療保険と一緒に徴収され、社会保険診療報酬支払基金に集められたものが介護保険者に交付されるものでございます。交付率は保険給付費の33%となります。 次に、第3款国庫支出金でございますが、予算現額1億8,320万6,000円に対しまして、収入済額は1億6,891万5,700円で、予算現額と収入済額の比較は1,429万300円の減でございます。国庫支出金のうち、国庫負担金の介護給付費負担金につきましては介護給付費に係る国の負担分で、給付費の約20%が交付されます。 国庫補助金の調整交付金につきましては、市町村間の格差是正のため、高齢化率や高齢者の所得状況を勘案して交付されるものでございます。交付率の平均は給付率の5%でございますが、本町は全国的に見ればまだ高齢化率も低く、所得状況も高いため、交付率は1.2%程度となっております。 事務費交付金につきましては、要介護認定事務に関する交付金でございます。また、介護保険事業費国庫補助金につきましては、平成15年4月からの介護報酬改定に伴うシステム改修に係る補助金でございます。 次に、第4款県支出金でございますが、予算現額1億609万1,000円に対しまして、収入済額は1億106万600円で、予算現額と収入済額の比較は503万400円の減でございます。 県支出金のうち、県負担金の介護給付費負担金につきましては介護給付費に係る県の負担分で、給付費の12.5%が交付されます。 県補助金の介護保険事業費補助金につきましては、介護相談員の事務に対しまして交付される介護サービス適正実施指導事業費補助金でございます。 県委託金の事務費委託金につきましては、制度上介護保険の被保険者とならない40歳から64歳までの生活保護受給者につきまして、県の福祉事務所が生活保護費の中の介護扶助を給付する場合の要介護認定を町が受託して行うものでございます。 次に、第5款財産収入でございますが、予算現額6,000円に対しまして、収入済額は2,029円でございます。こちらは、介護保険給付費準備基金利子でございます。 次に、第6款繰入金でございますが、予算現額1億8,682万3,000円に対しまして、収入済額は1億6,458万7,352円で、予算現額と収入済額の比較は2,223万5,648円の減でございます。 繰入金のうち、介護給付費繰入金の現年度分につきましては介護給付費に係る町の負担分で、県と同様、給付費の12.5%の負担となります。 その他一般会計繰入金につきましては、介護保険事務職員の人件費や事務費等を一般会計から繰り入れるものでございます。 また、基金繰入金につきましては、介護保険給付に係る費用が不足した場合に、前年度以前の剰余金を積み立てた介護保険給付費準備基金を取り崩して繰り入れを行うものでございます。予算額2,212万円を計上しておりましたが、平成14年度は給付費に不足が生じなかったため、基金からの繰り入れは行っておりません。 次に、第7款繰越金でございますが、予算現額4,625万4,000円に対しまして、収入済額は4,625万3,439円で、予算現額と収入済額の比較は561円の減でございます。こちらは前年度の決算により生じました繰越金を受け入れるものでございます。 次に、第8款諸収入でございますが、予算現額1,000円に対しまして、3万3,481円を収入しております。こちらは、介護保険特別会計における町預金利子及び過誤納返納金によるものでございます。 引き続き、歳出につきましてご説明申し上げます。 362ページをごらんください。 第1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、予算現額4,861万1,000円、支出済額4,784万9,576円でございます。内容につきましては、介護保険事務担当職員7名分の人件費及び事務費でございます。前年度と比較いたしまして788万8,204円の減額となっておりますが、主に担当職員1名減となったことによるものでございます。 次に、2目介護相談費につきましては、予算現額405万6,000円、支出済額370万650円でございます。内容につきましては、平成12年度に国のモデル事業の採択を受けて開始いたしました介護相談員事業に係るものでございます。前年度と比較いたしまして14万4,211円の増額となっております。14年度も6名体制で施設訪問に加えまして在宅訪問も本格的に開始し、介護保険サービス利用者の不平不満や疑問などを早期に発見し、その解決に努めてまいったところでございます。このため、本町におきましては大きな問題が発生することもなく、サービスの質の向上に寄与できていると考えております。 次に、2項徴収費につきましては、予算現額330万6,000円、支出済額266万9,609円でございます。内容につきましては、介護保険料の賦課徴収に係る経費でございます。前年度と比較いたしまして64万9,678円の減額となっております。 次に、3項介護認定審査会費につきましては、予算現額919万7,000円、支出済額803万331円でございます。内容につきましては、要介護認定にかかわる経費でございまして、毎週1回開催しております認定審査会の委員報酬や審査会資料となります医師の意見書の作成料等が主なものになります。平成14年度におきましては49回の審査会を開催し、延べ753件の判定を行っております。前年度と比較いたしまして1万5,401円の減額となっております。 次に、4項認定調査費につきましては、予算現額18万2,000円、支出済額10万2,375円でございます。内容につきましては、本町では要介護認定に係る訪問調査は原則町の保健師等が行っておりますが、遠方に入所や入院中の方につきましては現地の施設や居宅介護支援事業者等に調査を依頼し、事務の効率を図っており、これに係る委託料でございます。平成14年度におきましては35件の委託を行っております。前年度と比較いたしまして6,699円の増額となっております。 次に、5項趣旨普及費につきましては、予算現額20万2,000円、支出済額6万4,998円でございます。内容につきましては、介護保険制度の利用の方法や最新のサービス提供事業者の情報を利用者へ提供するための経費でございます。前年度と比較いたしまして3万4,172円の減額となっております。 ○議長(横手康雄君) ここで昼食休憩といたします。 △休憩 午前11時56分 △再開 午後1時00分 ○議長(横手康雄君) 再開します。 休憩前に引き続きまして、補足説明を願います。 介護保険課長。 ◎介護保険課長(吉岡勇一郎君) 引き続きまして、補足説明をいたします。 決算書は368ページでございます。 2款保険給付費でございます。保険給付費に係る予算現額は8億3,639万2,000円、支出済額は7億7,671万8,798円で、前年度と比較して1億2,690万5,827円、19.5%の増額となっております。これは、本町も全国的な例に漏れず高齢者人口が急増し、介護保険サービス利用者が増加してしているものでございます。 1項介護サービス等諸費、1目居宅介護サービス給付費につきましては、支出済額3億7,207万194円でございます。内容につきましては、要介護認定で要介護になった方が訪問介護や通所介護、短期入所などの在宅サービスを利用したことによる保険給付費でございます。詳細につきましては、主要な施策に関する説明書291ページからが保険給付費となっておりますので、ごらんいただきたいと存じます。 次に、2目特例居宅介護サービス給付費につきましては、緊急やむを得ない場合、要介護認定申請前にサービスを利用した場合の保険給付費でございますが、利用者がなかったため不用額となっております。 次に、3目施設介護サービス給付費につきましては、支出済額3億5,723万4,236円でございます。内容につきましては、介護保険施設へ入所された方への保険給付費でございまして、平成14年度末現在で、介護老人福祉施設、いわゆる特別養護老人ホームは50名、介護老人保健施設が45名、介護療養型医療施設が11名、合わせて106名の方が入所しております。 次に、4目特例施設介護サービス給付費でございますが、こちらも要介護認定申請前の緊急やむを得ない場合の施設入所サービス利用にかかるものでございますが、利用者はいらっしゃいませんでした。 次に、5目居宅介護福祉用具購入費につきましては、支出済額180万3,339円でございます。内容につきましては、在宅の方が簡易便座等、給付対象となる福祉用具を購入した場合の保険給付費でございます。 次に、6目居宅介護住宅改修費につきましては、支出済額613万2,650円でございます。内容につきましては、在宅の方ができる限り自立した生活が可能となるよう廊下の段差をなくしたり、手すりの取りつけや浴室、トイレの改修を行った場合の保険給付費でございます。 次に、7目居宅介護サービス計画給付費につきましては、支出済額2,804万4,700円でございます。内容につきましては、在宅サービスを利用する場合、ケアマネジャーに1週間単位でどのようなサービスを利用するかケアプランを作成してもらいますが、これに係る保険給付費でございます。 また、8目特例居宅介護サービス計画給付費につきましては、緊急やむを得ない場合のケアプランの作成に係る保険給付費でございますが、利用者はいらっしゃいませんでした。 次に、2項支援サービス等諸費、1目居宅支援サービス給付費につきましては、支出済額で536万8,702円でございます。内容につきましては、要介護認定で要支援になった方が訪問介護や通所介護、短期入所などの在宅サービスを利用したことによる保険給付費でございます。 2目特例居宅支援サービス給付費につきましては、緊急やむを得ない場合、要介護認定申請前にサービスを利用した場合の保険給付費でございますが、利用者がいなかったため不用額となっております。 次に、3目居宅支援福祉用具購入費につきましては、支出済額4万8,564円でございます。内容につきましては、在宅の方が簡易便座等、給付対象となる福祉用具を購入した場合の保険給付費でございます。 次に、4目居宅支援住宅改修費につきましては、支出済額59万7,834円でございます。内容につきましては、在宅の方ができる限り自立した生活が可能となるよう廊下の段差をなくしたり、手すりの取りつけやトイレの改修を行った場合の保険給付費でございます。 次に、5目居宅支援サービス計画給付費につきましては、支出済額122万2,000円でございます。内容につきましては、要支援と判定された方のケアプラン作成に係る保険給付費でございます。 次に、6目特例居宅支援サービス計画給付費につきましては、支出済額1万3,000円でございます。内容につきましては、ケアプラン作成を行う居宅介護支援事業者のうち、法人格を持っていないために県の指定を受けることができないが、設置基準を満たしている場合、所在地の市町村が基準該当事業者として認めることにより、介護サービスを提供することが可能となります。これに該当する事業者の利用があったための保険給付費でございます。 続きまして、3項その他諸費、1目審査支払手数料につきましては、支出済額144万2,370円でございます。内容につきましては、介護保険給付請求書の審査等を行っている国保連合会に対しまして支払う手数料でございます。 次に、4項高額介護サービス等費につきましては、支出済額が274万1,209円でございます。内容につきましては、介護サービスの利用料が高額にならないよう、所得に応じて一定の額を超えた部分を利用者にお戻しするものでございます。 次に、3款財政安定化基金拠出金でございますが、支出済額は357万3,617円でございます。内容につきましては、各保険者の介護保険財政基盤の安定を図るため各都道府県に設置されました財政安定化基金に拠出するものでございます。 次に、4款基金積立につきましては、支出済額3,463万8,374円でございます。内容につきましては、介護保険財政に剰余金が発生した場合に、次年度以降の財源とするため介護保険給付費準備基金に積み立てを行うものでございます。 5款公債費の支出はございませんでした。 次に、6款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、3目償還金につきましては、支出済額385万2,845円でございます。こちらは、介護給付費及び認定事務費交付金の決算剰余金を国や県に返還したものでございます。 また、2項繰出金、1目一般会計繰出金につきましては、支出済額1,446万4,000円となっておりますが、こちらも介護給付費及び事務費の決算剰余金を一般会計に返還したものでございます。 7款予備費も支出はございませんでした。 以上で補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(横手康雄君) ここで休憩します。 △休憩 午後1時11分 △再開 午後1時12分 ○議長(横手康雄君) 再開します。 以上をもちまして、提案理由の説明を終わります。 ここで、監査委員からの監査結果の報告を求めます。 松村代表監査委員。 ◎代表監査委員(松村守朗君) 宮代町監査委員、松村守朗、宮代町監査委員、小林新一。代表して私松村より、平成14年度宮代町介護保険特別会計決算審査意見について申し上げます。 地方自治法第233条第2項の規定により、審査に付された平成14年度宮代町介護保険特別会計決算についての審査意見は、次のとおりでございます。 審査の対象。平成14年度宮代町介護保険特別会計。 審査の期日。平成15年7月24日。 審査の方法。審査に付された決算書及び附属書類等が適法に調製されているか、決算計数が正確であるか等について関係帳簿と照合を行いながら担当職員に説明を求め、計数の正確性、予算執行の合法性について審査いたしました。 審査の結果。審査に付された決算書及び附属書類はともに法令に準拠して作成されており、正確であることを認めました。予算執行状況及び執行内容についても担当職員に説明を求め、証拠書類等を審査したところ、適正に執行されているものと認めました。 総括意見。介護保険事業は施行後3年目となり、急速に進む高齢化社会のもと、趣旨の普及、相談及び支援サービスの充実など、事業の重要性、期待はますます大きくなってきており、サービスの利用者も増加してきております。 歳入。介護保険の保険料については、制度施行当初の特別対策も終わり本来の保険料となり、収入済額では1億6,782万680円と、前年比39.6%増加いたしましたが、徴収率は普通徴収分において1.53ポイント減少したため、全体としてはわずかですが停滞しております。 歳出。保険給付費は7億7,671万8,798円となっており、前年度と比較して1億2,690万5,827円、率にして19.5%増加いたしました。利用者の増加、サービスの増、充実とともに町の負担は増加しており、制度上町負担分と事業費分とを合わせて一般会計より1億6,458万7,352円の繰入金を充てました。 まとめ。宮代町は全国的に見ると人口構成の若い町であり、介護保険制度の利用者は居宅保険サービスにおいては338人、施設介護サービスにおいては102人となっており、合計では前年と比較して14%の増加の440人となっております。今後は、高齢化の急速な伸びとともに、利用者、保険給付費も大きくふえるものと見込まれます。 健康で明るい老後の生活、家庭での介護負担軽減、そして介護保険特別会計の円滑な運営のためにも、介護相談事業、在宅サービス、施設サービスなど、サービスの質と内容の一層の充実を図り、町民の期待にこたえていただきたい。 また、介護保険特別会計の収支も悪化が予想されるので、急務の適正化、事務改善などを常時行いつつ、事業を進めていただくようお願いいたします。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(横手康雄君) ご苦労さまでした。--------------------------------------- △議案第77号の上程、説明、監査結果の報告 ○議長(横手康雄君) 日程第7、議案第77号 平成14年度宮代町水道事業会計決算の認定についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(横手康雄君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第77号 平成14年度宮代町水道事業会計決算の認定についてご説明申し上げます。 本議案は、平成14年度宮代町水道事業会計決算の認定をお願いするものでございます。 平成14年度の水道事業会計の決算におきまして、収益的収入及び支出では、収益的収入が税抜きで7億226万4,096円、収益的支出が税抜きで7億3,663万1,203円となりまして、3,436万7,107円の当年度純損失を生じたところでございます。この純損失の3,436万7,107円につきましては、利益積立金で補てんさせていただく予定でございます。 次に、資本的収入及び支出では、資本的収入が税込みで4,041万2,200円、資本的支出が税込みで2億6,248万6,586円となっておりまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億2,207万4,386円は、過年度分損益勘定留保資金1億8,121万468円、それと当年度分損益勘定留保資金3,486万1,028円及び当年度消費税資本的収支調整額600万2,890円で補てんさせていただいたところでございます。 平成14年度における業務量でございますが、給水人口は3万4,213人で、前年度に比べまして0.6%減となっております。また、年間総給水量は425万8,151立方メートルで、前年度に比べまして1.8%の減となっているところでございます。 主な建設改良工事といたしましては、第一浄水場塩素設備改修工事、老朽管布設替え工事などを行ったところでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(横手康雄君) 補足説明願います。 水道課長。 ◎水道課長(福田政義君) それでは、平成14年度宮代町水道事業会計決算報告について、補足して説明を申し上げます。 初めに、平成14年度における水道事業の概況についてご報告申し上げます。 本町の水道事業は、安全で良質な水道水を供給するために、諸施設の整備改修を推進しているところでございます。当年度におきましても、老朽化した配水管の更新、浄水場及び水源の改修など災害に強い水道施設の整備に努めてまいりました。 決算報告書の35ページをお開きください。本年度の業務量からご説明申し上げます。 本年度の業務量につきましては、給水人口3万4,213人で、前年度と比較し215人の減でございます。 給水件数につきましては1万2,605件で、前年度と比較し16件の増でございます。 年間給水量につきましては425万8,151立方メートルで、前年度と比較し7万6,287立方メートルの減でございます。 年間受水量でございますが、これは県水の受水量でございまして、年間273万2,856立方メートルを受水しております。県水につきましては1日当たり7,500立方メートルの契約で受水をしております。受水率につきましては、給水における県水と自己水の比率でございまして、年間給水量の減少に伴い、64.2%が県水、35.8%が自己水となっております。 有収水量につきましては393万5,037立方メートルで、前年度と比較し4万9,360立方メートルの減となっております。有収率につきましては、前年度に比較し0.5%向上の92.4%でございます。有収率の向上につきましては、老朽管更新工事の推進による漏水量の減少のほか、量水器及び配水流量計の交換による精度の向上などによるものでございます。 次に、平成14年度宮代町水道事業決算報告書についてご説明申し上げます。 最初に、消費税込みの経常的収支決算である収益的収入及び支出についてご説明申し上げます。なお、消費税抜きの決算につきましては、17ページから23ページにかけましての平成14年度宮代町水道事業会計収益費用明細書をごらんいただきたいと存じます。 それでは、2ページに戻ってご説明申し上げます。2ページをお開きください。 収益的収入では、第1款事業収益予算額7億4,661万2,000円に対し7億3,706万6,863円の決算額で、954万5,137円の減となっております。このうち、第1項の給水収益及び分担金などの営業収益では、予算額7億4,626万8,000円に対し7億3,652万6,321円の決算額で、974万1,679円の減となっております。これは、主に宅地分譲などの増により分担金収入は見込みを上回っておりますが、水道使用料が見込みを下回ったことによるものでございます。 第2項の預金利息などの営業外収益では、予算額32万4,000円に対し53万5,766円の決算額で、21万1,766円の増となっております。これは、主に公用車破損に伴う修理代としての車両保険収入があったことによるものでございます。 第3項の固定資産売却益などの特別利益では、予算額2万円に対し決算額は4,776円で、1万5,224円の減となっております。この特別利益につきましては、年度区分のあいまいなどにより発生した過年度分の水道水使用料でございます。 3ページをごらんください。 収益的支出では、第1款の事業費用予算額7億8,792万円に対し、7億6,543万1,080円の決算額で、2,248万8,920円の不用額を生じております。このうち、第1項の営業費用では、予算額6億5,988万5,000円に対し6億3,801万6,676円の決算額で、2,186万8,324円の不用額を生じております。これは、主に原水及び浄水費のうち、動力費及び薬品費、委託料などのほか、配水及び給水費のうちの委託料及び修繕費、路面復旧費、材料費などが見込みを下回ったことによるものでございます。 第2項の営業外費用は、主に支払利息などでございまして、消費税納付額が見込みを上回ったため、予備費から248万9,000円を充当させていただいております。予算額1億2,726万2,000円に対し1億2,716万446円の決算額で、10万1,554円の不用額を生じておりますが、これは支払利息の残などでございます。 第3項特別損失では、予算額26万2,000円に対し25万3,958円の決算額で、8,042円の不用額でございます。これは、固定資産売却損の発生がなかったことなどによるものでございます。 第4項の予備費につきましては、第2項の営業外費用で248万9,000円を充当させていただいております。 4ページをお開きください。 次に、消費税込みの建設収支決算である資本的収入及び支出についてご説明申し上げます。 なお、消費税抜きの決算につきましては、24ページから25ページにかけましての平成14年度宮代町水道事業会計資本収支明細書をごらんいただきたいと存じます。 4ページにお戻りください。 それでは、収入についてご説明申し上げます。 第1款の資本的収入では、予算額5,825万8,000円に対し決算額は4,041万2,200円で、1,784万5,800円の減となっております。このうち、第1項の農業集落排水工事などに伴う負担金では、予算額4,824万8,000円に対し決算額は3,041万2,200円で、1,783万5,800円の減となっております。これは、農業集落排水工事に伴う配水管布設がえ工事などが見込みを下回ったことによるものでございます。 第2項の老朽管更新工事などに伴う補助金につきましては、予算額1,000万円に対し、決算額も同額でございました。 第3項の固定資産売却代金につきましては、有形無形固定資産の売却代金として計上したものですが、予算額1万円に対し、決算額はございませんでした。 続きまして、支出についてご説明申し上げます。 5ページをごらんください。 第1款の資本的支出では、予算額2億9,605万3,000円に対し決算額は2億6,248万6,586円で、3,356万6,414円の不用額を生じております。このうち、第1項の浄水場改修工事や配水管の新設及び老朽管更新などの建設投資に要する経費である建設改良費では、予算額1億9,941万6,000円に対し決算額は1億6,647万2,900円で、3,294万3,100円の不用額を生じております。これは、他事業の工事に伴う配水管布設がえ工事などの減及び入札などの差金によるものでございます。 建設改良工事の主な内容といたしましては、第一浄水場内の塩素設備改修工事のほか、配水管布設がえ工事などでございますが、配水管布設がえ工事のうち、老朽管更新工事につきましては749メートル、それから配水管布設工事につきましては1,122メートル、水源からの送水管でございます導水管更新工事につきましては643メートルの布設を実施したところでございます。この結果、平成14年度末配水管における老朽管残存距離につきましては5,165メートル、残存率につきましては3.95%となっております。 建設改良工事の内容につきましては、決算報告書の31ページから33ページにかけましての建設改良工事の概況の中で詳しく記載しておりますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。 5ページにお戻りください。 第2項の企業債の元金償還にかかわる分の経費である企業債償還金では、予算額9,601万5,000円に対し決算額は9,601万3,686円で、1,314円の不用額でございます。この償還金は、平成14年度分償還金として財務省財政融資資金及び公営企業金融公庫へそれぞれ償還したものでございます。 次に、第3項の量水器などの固定資産購入費では、予算額62万2,000円に対し、決算額はございませんでした。量水器につきましては、在庫及び修理品により賄えたことによるものでございます。 以上、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億2,207万4,386円は、当年度分損益勘定留保資金1億8,121万468円、及び当年度分損益勘定留保資金3,486万1,028円、並びに当年度消費税資本的収支調整額600万2,890円で補てんさせていただいたものでございます。 6ページをお開きください。 平成14年度宮代町水道事業損益計算書についてご説明申し上げます。 これは、企業がその期間中、いかなる経営活動によってどれだけ効果が上がったかを知り、これに基づいて過去の経営を検討し、将来の方針を立てるための報告書でございます。なお、消費税抜きでございます。 まず、営業収益では、水道水及び量水器の使用料である給水収益が大口需要家による使用料の減などにより、前年度に比較し1.8%減の6億2,150万9,270円となっております。分担金6,242万円は目的別及び口径別分担金でございまして、前年度に比較し34.4%の増となっております。これは、給水申し込み件数が前年度に比較し、目的別分担金で192%、口径別分担金で19.2%とそれぞれ大幅に増となったことによるものでございます。 その他営業収益1,778万2,871円は、下水道使用料徴収業務委託料、配水管切り回し工事負担金、消火栓維持管理費などでございますが、下水道工事や農業集落排水工事に伴う給配水管切り回し工事の減少により、前年度に比較し13%の減となっております。この結果、営業収益は前年度に比較し0.4%減の7億171万2,149円となっております。 次に、営業費用のうち、原水及び浄水費は、職員給与費や浄水場維持管理業務委託料、水質検査手数料、浄水場及び各取水井の電気料、県水受水費などでございまして、委託料を初め手数料、動力費などの減により、前年度に比較し2.7%減の2億3,767万4,701円となっております。 配水及び給水費は、職員給与費や水道施設情報管理システムの補正業務、非常用貯水槽点検業務などの委託料及び給配水管の修繕費や路面復旧費などでございまして、職員給与費は増となっておりますが、委託料及び修繕費、路面復旧費などの減により、前年度に比較し11.4%減の6,089万5,756円となっております。 総係費は、職員給与費や法定福利費、上下水道料金徴収事務委託料、職員退職手当負担金、電算機リース料などでございまして、職員給与費を初め備消耗品費や印刷製本費、通信運搬費負担金などの減により、前年度に比較し2.8%減の7,347万3,063円となっております。 減価償却費は定額法による有形固定資産の減価償却費でございまして、建設改良事業の推進に伴い、前年度に比較し3.7%増の2億4,965万4,314円となっております。 資産減耗費は有形固定資産のうち使用によって滅失したものや使用に耐えなくなったものを除却したものでございまして、建設改良事業の減などにより、前年度に比較し69%減の173万2,955円となっております。 その他営業費用につきましては、発生はございませんでした。 したがいまして、営業費用額は、前年度に比較し1.8%減の6億2,343万789円となっております。 営業外収益では、受取利息、配当金が預金利率の低下などにより、前年度に比較し49.4%減の21万7,552円となっております。 7ページの雑収益は土地賃借料などでございまして、公用車破損に伴う修理代としての車両保険収入があったことにより、前年度と比較し180%増の32万9,619円となっております。 したがいまして、営業外収益は、前年度に比較し0.2%減の54万7,171円となっております。 次に、営業外費用のうち支払利息につきましては、前年度企業債の償還が1件終了したことなどにより、前年度に比較し1.4%減の1億1,273万8,846円となっております。 雑支出につきましては、他会計からの収入に伴う仮払消費税でございまして、消費税維持管理費が給配水管修繕原因者負担金の減などにより、前年度に比較し40%減の20万7,610円となっております。 したがいまして、営業外費用は、前年度に比較し4.1%減の1億1,294万6,456円となっております。 特別利益につきましては、過年度分の給水収益として4,776円が発生しております。 特別損失につきましては、前年度に比較し35.1%減の25万3,958円が発生しております。これは、水道料金などの不納欠損でございます。 以上により、営業収益7億171万2,149円に営業外収益54万7,171円を加えたものから、営業費用6億2,343万789円に営業外費用1億1,294万6,456円を加えたものを差し引きますと、経常費用として3,411万7,925円となりました。さらに、経常損失に特別利益4,776円から特別損失25万3,958円を差し引いた24万9,182円を加えますと、当年度純損失として3,436万7,107円となり、平成14年度の損益収支につきましては、平成13年度に引き続き赤字となっております。 この最も大きな理由としては、営業収益においては節水意識の向上に伴う給水収益の大幅な減、営業費用においては建設改良事業の推進に伴う減価償却費の増などによるものでございます。 8ページをお開きください。 平成14年度宮代町水道事業剰余金計算書についてご説明申し上げます。 これは、利益剰余金及び資本剰余金がその年度中にどのように増減変動したかの内容を示す報告書でございます。なお、消費税抜きでございます。 利益剰余金の部からご説明いたします。 減債積立金につきましては変動がなく、平成14年度末残高は8,700万円でございます。 利益積立金につきましては、前年度2,452万1,261円を欠損金へ繰り入れとして処分させていただいたため、平成14年度末残高は1億770万5,683円でございます。 8ページから9ページにかけましての建設改良積立金につきましては変動がなく、平成14年度末残高は2億円でございます。 したがいまして、積立金合計は3億9,470万5,683円でございます。 また、9ページの欠損金でございますが、前年度未処理欠損金2,452万1,261円につきましては、利益積立金から繰り入れし処分させていただいたため繰越欠損金年度末残高はございませんが、当年度における純損失3,436万7,107円が新たに当年度未処理欠損金として発生しております。 10ページをお開きください。 次に、資本剰余金の部についてご説明いたします。 これは、資本取引から生ずる剰余金でございまして、建設または改良などのため、当該企業が過去から現在に至るまでの企業外部から資本金調達以外の方法によって繰り入れたものを表示したものでございます。 まず、寄附金につきましては、当年度は発生はいたしませんでした。 補助金につきましては、当年度952万3,810円発生し、当年度末残高は5億3,666万4,025円となりました。 工事負担金は、当年度2,896万4,000円発生し、当年度末残高は17億8,128万9,717円となりました。 11ページの目的別分担金及び口径別分担金につきましては、平成11年度から全額収益的収入へ計上しております。 受贈財産評価額につきましては特に発生はなく、給付金から受贈財産評価額までの残高合計額32億8,494万2,042円が翌年度繰越資本剰余金となりました。これは、16ページの平成14年度宮代町水道事業貸借対照表の中ほどにございます資本剰余金合計額と一致するものでございます。 12ページをお開きください。 平成14年度宮代町水道事業欠損金処理計算書(案)についてご説明申し上げます。 これは、平成14年度に発生した未処理欠損金について、平成14年度決算後の処理状況を表示するものでございます。なお、消費税抜きでございます。 先ほど、剰余金計算書の中でご説明いたしましたように、当年度未処理欠損金として3,436万7,107円発生いたしました。この未処理欠損金につきましては、8ページの剰余金計算書の中ほどにございます利益積立金1億770万5,683円から繰り入れし、処分させていただくものでございます。 13ページをごらんください。 引き続きまして、平成14年度宮代町水道事業貸借対照表についてご説明申し上げます。 これは、平成14年度末における水道事業が保有するすべての資産、負債、資本を総括的に表示したものでございます。なお、消費税抜きでございます。 まず、資産の部につきましては、固定資産のうち、有形固定資産として建物、配水管などの構築物、機械及び装置、車両運搬具、工具、機具及び備品、また14ページの無形固定資産としての電話加入権などの減価償却額を控除した固定資産現在高は、有形固定資産合計が62億6,914万5,021円で、無形固定資産合計が23万6,800円となっておりますので、固定資産合計としては62億6,938万1,821円でございます。なお、詳細につきましては、26ページの固定資産明細書をごらんいただきたいと存じます。 14ページをお開きください。 次に、資産のうち、流動資産は現金預金、未収金、貯蔵品など流動資産合計では8億4,109万100円となっておりますので、資産合計としては71億1,047万1,921円でございます。 続きまして、負債の部につきましては、固定負債のうち修繕引当金が3,700万8,034円、15ページの流動負債のうち建設改良工事などの未払金が1億6,525万3,477円、臨時用の水道代としての前受金が26万9,874円、下水道使用料などの預かり金が1,596万7,677円となっておりますので、負債合計としては2億1,849万9,062円でございます。 15ページの資本の部につきましては、資本金のうち自己資本金が2億3,906万1,067円、借入資本金のうち企業債が30億763万1,174円となっておりますので、資本金合計としては32億4,669万2,241円でございます。 企業債の内容につきましては、27ページから28ページにかけましての企業債明細書をごらんいただきたいと存じます。 次に、15ページから16ページにかけましての剰余金につきましては、先ほど剰余金計算書、資本剰余金の部で述べましたとおり、寄附金、補助金、工事負担金、目的別分担金、口径別分担金、受贈財産評価額を合わせた資本剰余金合計は32億8,494万2,042円でございます。 16ページ中ほどの利益剰余金では、先ほど剰余金計算書、利益剰余金の部で述べましたとおり、減債積立金が8,700万円、利益積立金が1億770万5,683円、建設改良積立金が2億円となっておりますので、当年度未処理欠損金3,436万7,107円を差し引いた利益剰余金は3億6,033万8,576円でございます。さらに、資本剰余金合計に利益剰余金合計を加えた剰余金合計は36億4,528万618円でございます。 したがいまして、15ページの資本金合計と16ページの剰余金合計の合計である資本合計は68億9,197万2,859円となりますので、先ほど述べました15ページ中ほどの負債合計2億1,849万9,062円と合わせますと、負債資本合計は71億1,047万1,921円となり、14ページの中ほどにございます資産合計と一致するものでございます。 次に、17ページから23ページまでは平成14年度宮代町水道事業会計収益費用明細書でございます。 それから、24ページから25ページまでは平成14年度宮代町水道事業会計資本収支明細書でございます。 26ページは固定資産明細書でございます。 それから、27ページから28ページは企業債明細書でございます。 それから、29ページから最後の39ページまでが平成14年度宮代町水道事業報告書でございます。 以上でございます。 ○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで、監査委員からの監査結果の報告を求めます。 松村代表監査委員。 ◎代表監査委員(松村守朗君) 宮代町監査委員、松村守朗。宮代町監査委員、小林新一。代表いたしまして、私松村より、平成14年度宮代町水道事業会計決算審査意見についてご報告申し上げます。 地方公営企業法第30条第2項の規定により、審査に付された平成14年度宮代町水道事業会計決算についての審査意見は、次のとおりでございます。 審査の対象。平成14年度宮代町水道事業会計。 審査の期日。平成15年6月23日。 審査の方法。審査に付された決算報告書及び事業報告書の計数等について関係帳簿及び証拠書類等と照合を行いながら担当職員に説明を求め、計数の正確性、予算執行の合法性、企業の経済性等を主眼として審査いたしました。 審査の結果及び意見。審査に付された決算報告書及び決算附属書類はともに法令に準拠して作成されており、正確であると認めました。また、企業会計原則及び手続の準拠性、継続性に従って、処理は妥当と認めました。 総括意見。水道事業の経営状況は大変厳しい状況が続いておりますが、経営改善努力を推進していることを認めます。平成7年度からの給水収益及び事業収益の推移は別紙のとおりでございます。添付してございます。 給水収益は年々減少しておりますが、事業費用は7億円台を上下しており、差引純損益では平成7年以降毎年悪化しておりましたが、14年度は赤字幅を縮小することができました。 事業収益、事業費用及び純損失(税抜き)。平成14年度の業務量は給水人口3万4,213人、前年度比0.6%減、給水件数1万2,605件、前年度比0.1%増、年間総配水量425万8,151立方メートル、前年度比1.8%減となりました。総収益は7億226万4,096円となっており、前年度と比較し255万533円、率にして0.4%増収となっております。これは、給水収益は減収でありましたが、分譲住宅等の申し込みが多く、分担金収入が増加いたしたためでございます。これに対し、事業費用は7億3,663万1,203円であり、前年度と比較して1,635万1,225円、率にして2.2%の減少となっており、経費の節減に努めた結果があらわれたものと認められます。その結果、当年純損失は3,436万7,107円となり、赤字幅は1,890万1,758円の大幅な改善となりました。 資本的収支(税込み)。資本的収入は工事負担金と国庫補助金で4,041万2,200円であり、前年度比245万3,470円の減少であります。資本的支出は建設改良費が1億6,647万2,900円、率にして44.6%と大きく減少したことにより、全体で2億6,248万6,586円、前年度と比較して1億2,684万2,427円の減少となりました。この結果、資本的収支総額は2億2,007万4,386円となり、減価償却費などの内部留保費にて補てんすることができ、新規の企業債の発行は不要でありました。今後とも、新規の大きな建設改良費の見込みはないと思われるので、企業債の償還に不安はないと考えます。 まとめ。水道事業は職員1人当たり、また給水人口、配水量などの支出で見ても効率的、合理的に運営され、総合的に判断し、平成14年度も経営は適正に行われたものと認められます。しかし、本事業の経営状況は施設利用率が低いなど構造的問題点もあり、今後一段と厳しさも増してくるものと思われます。今後とも、町一丸となって安全でおいしい水の安定供給、サービスの向上、経営改善のため一層の工夫、努力をお願いいたします。 以上でございますが、決算審査に当たりましては、大変お忙しい中、職員の皆様には決算審査にご協力いただき行うことができました。感謝申し上げます。ありがとうございました。 以上にてご報告を終わります。ありがとうございました。 ○議長(横手康雄君) 松村監査委員さん、ご苦労さまでした。 ここで休憩とします。 △休憩 午後1時58分 △再開 午後2時15分 ○議長(横手康雄君) 再開します。--------------------------------------- △議案第78号の上程、説明 ○議長(横手康雄君) 日程第8、議案第78号 平成15年度宮代町一般会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(横手康雄君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第78号 平成15年度宮代町一般会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ2億8,725万9,000円を追加いたしまして、予算の総額を103億9,335万3,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の主な内容でございますが、歳入につきましては、地方特例交付金及び普通交付税を交付額の確定に伴いまして、それぞれ減額をさせていただくものでございます。 国庫支出金につきしまては、公的個人認証機器、合併処理浄化槽に関する補助金並びに町道地方道路整備に関する交付金をそれぞれ増額させていただくものでございます。 県支出金につきましては、合併浄化槽並びに園芸振興に関する補助金を増額させていただくほか、参議院埼玉県選出議員補欠選挙に係る委託金を計上させていただくものでございます。 次に、繰入金につきましては、各特別会計並びに庁舎建設基金からの繰入金を計上させていただくほか、財政調整基金繰入金を減額させていただくものでございます。 繰越金につきましては前年度繰越金を、諸収入につきましては雇用保険料個人負担金積立金をそれぞれ計上させていただくものでございます。 また、町債につきましては、臨時財政対策債を増額させていただくものでございます。 次に、歳出でございますが、人件費につきましては4月1日付の職員の人事異動に伴いまして、特別会計への繰出金とあわせまして各費目の関係経費を増減させていただくものでございます。 総務費につきましては、新庁舎建設に関する経費のほか、公共施設の劣化診断、公的個人認証機器並びに参議院埼玉県選出議員補欠選挙に関する経費などでございます。 また、民生費につきましては、平成14年度の事業確定に伴います国・県支出金の返還金、各種障害者施策に関する負担金、次世代育成支援対策に関する経費並びに管外保育所の運営に関する経費などでございます。 衛生費につきましては、合併処理浄化槽設置に関する経費でございます。 また、農林水産業費につきましては、園芸振興に関する補助金並びに万年堰の調査経費でございます。 土木費につきましては、道路の舗装修繕、通学路並びに地区生活道路の整備経費でございます。 また、教育費につきましては、小・中一環教育を推進するための推進委員会の運営経費並びに学力検査の実施経費、発掘用機材の借り上げ経費などでございます。 次に、債務負担行為の補正でございますが、新庁舎の建設事業につきまして追加設定させていただくものでございます。 また、町債の補正につきましては、普通交付税の確定に伴いまして、臨時財政対策債の限度額を補正させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(横手康雄君) 補足説明願います。 総合政策課長。 ◎総合政策課長(岡村和男君) それでは、議案第78号 平成15年度宮代町一般会計補正予算(第2号)につきまして、補足説明をさせていただきます。 恐れ入りますが、補正予算書の11ページになりますけれども、事項別明細書をごらんいただきたいと存じます。 まず、歳入についてご説明を申し上げます。 6款の地方特例交付金でございますが、恒久的減税に伴います地方税の減収の一部を補てんするために交付されるものでございますが、額の確定に伴いまして減額をさせていただくものでございます。 7款の地方交付税でございますが、こちらも普通交付税の額の確定に伴いまして減額をさせていただくものでございます。普通交付税につきましては、当初予算の編成時に国や県からの情報等を参考に試算したところでございますが、当初予算を下回る結果となったところでございます。 次に、11款国庫支出金、2項国庫補助金でございますが、1目総務費国庫補助金につきましては、公的個人認証機器の導入経費に対する補助金でございます。 3目衛生費国庫補助金につきましては、設置経費の増加が見込まれます合併浄化槽に対する補助金でございます。 4目土木費国庫補助金につきましては、地方道路整備臨時交付金の補助率が当初の100分の50から100分の55に変更になりましたことから補正をさせていただくものでございます。 次に、12款県支出金、2項県補助金でございますが、3目衛生費県補助金につきましては、国庫補助金と同様に合併処理浄化槽の設置に対する補助金となっております。 4目農林水産業費県補助金につきましては、ひょう害などを未然に防止するための補助金でございまして、果樹生産組合に対して交付されるものでございます。 12ページをお願いいたします。 12款県支出金、3項県委託金、1目総務費県委託金でございますが、参議院の埼玉県選出議員補欠選挙が執行されることに伴い交付されるものでございます。 次に、15款繰入金、1項他会計繰入金につきましては、1目の老人保健特別会計繰入金から4目の介護保険特別会計繰入金まで、いずれも特別会計における前年度の決算剰余金を一般会計に戻していただくものでございます。 同じく15款繰入金の2項基金繰入金でございますが、1目財政調整基金繰入金につきましては、前年度からの繰越金などがありますことから、歳入歳出予算の調整のために減額をさせていただくものでございます。 6目庁舎建設基金繰入金につきましては、これまで合併との関連で一時延期をさせていただきました新庁舎のあり方について一定の方向性が示されましたことから、今回その関連経費の計上に当たり基金の一部を充てさせていただくものでございます。 13ページをお願いいたします。 16款繰越金につきましては、前年度繰越金でございます。 17款諸収入、4項雑入、3目雑入につきましては、産休代替職員等の臨時職員にかかわる雇用保険料の個人負担分となっております。 次に、18款町債、1項町債、5目臨時財政対策債でございますが、これにつきましては交付税総額の減額分を補てんするために発行される地方債でございまして、普通交付税の額の確定に合わせまして地方債の額も確定されましたことから、今回増額をさせていただくものでございます。 以上が歳入でございます。 続きまして、歳出についてご説明申し上げます。 14ページをごらんいただきたいと存じます。 初めに、人件費の関係でございますが、各費目の中の給料、職員手当等共済費につきましては、この4月の人事異動に関連して補正をさせていただくものでございます。このため、人事異動に伴います予算の整理でございますので、恐れ入りますが、人件費の関係につきましては説明を省略させていただきたいと存じます。 それでは、15ページをごらんいただきたいと思います。 2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございますが、中ほどにございます7節賃金につきましては、各箇所において病休や産休職員の発生により人員に不足が生じた場合に対応させていただくためのものでございまして、これまでの執行状況等を勘案し、増額をさせていただくものでございます。 19節負担金補助及び交付金につきましては、平成14年度定年退職者の特別負担金の増額分となっております。 次に、3目財政管理費の25節積立金につきましては、地方財政法第7条の規定に基づきまして、平成13年度決算剰余金の2分の1に相当する額を財政調整基金として積み立てるものでございます。 次に、5目財産管理費でございますが、8節報償費、11節需用費並びに13節委託料の中の工事設計委託料につきましては、新庁舎の建設に関する経費でございます。それから、公共施設劣化診断委託料でございますが、町内の各公共施設におきましては、築年数の経過により老朽化が進んでいるところでございまして、町民の皆様が施設を利用するに当たり、常に良好な状態を確保しなければならないと考えております。このため、町内の小・中学校を初め、各公共施設の劣化の状況などの調査、把握を行いまして、今後の施設修繕や改修に向けた計画を作成するためのものでございます。 次に、6目企画費につきましては、公的個人認証機器の購入及びその設置のための経費となっております。 次に、17ページをお願いいたします。 2項徴税費、1目税務総務費のうち7節賃金につきましては、担当職員の産休並びに育児休暇に伴います臨時職員の配置に要する経費となっております。 次に、3項戸籍住民基本台帳費でございますが、恐れ入りますが18ページをお開きいただきたいと思います。7節賃金につきましては、公的個人認証制度の施行や窓口におけます本人確認事務など事務量の増加が予想されますことから、臨時職員の賃金を計上させていただくものでございます。 また、11節需用費並びに13節委託料につきましては、災害等により窓口のコンピューターが使用不能となった場合を想定いたしまして、住民票や印鑑証明の発行ができますよう、関係帳簿を整理するための経費となっております。 次に、4項選挙費、6目参議院埼玉県選出議員補欠選挙費の各費目につきましては、当該選挙の執行に要する経費を計上させていただいたところでございます。 次に、19ページになりますが、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費でございます。19節負担金補助及び交付金につきましては、まず市町村障害者生活支援事業負担金でございますが、障害をお持ちの方を対象とした生活支援事業といたしまして、これまでは国庫補助事業として久喜市など2市6町が共同で事業委託を行っていたところでございますが、国庫補助負担金の一般財源化に伴いまして、今後は地方交付税措置されることになりましたことから、事業の運営経費について構成市町がそれぞれ負担することとなったものでございます。 次の知的障害児ケアマネジメント事業負担金につきましては、これまで国がモデル事業として行ってまいりましたものを、平成15年度からは2市6町による広域での事業として継続させるための負担金となっております。 20ページをお願いいたします。 上段の23節償還金利子及び割引料につきましては、平成14年度分の身体障害児補装具給付費にかかわる国庫負担金、身体障害者保護費にかかわる県負担金及び県補助金の額の確定に伴います返還金となっております。 28節繰出金につきましては、国民健康保険特別会計における人件費、事務費等の補正に伴います繰出金の増額でございます。 次に、2目老人福祉費でございますが、23節償還金利子及び割引料につきましては、平成14年度の埼玉県老人医療費支給事業並びに埼玉県在宅高齢者生活サポート事業に対する補助金の額の確定に伴います返還金でございます。 次の28節繰出金でございますが、老人保健特別会計繰出金につきましては、平成14年度分の医療給付費の精算に伴います返還金及び事務費の補正による繰り出しでございます。 また、介護保険特別会計繰出金につきましては、人件費並びに事務費の補正に伴います繰出金の減でございます。 次に、21ページになりますが、3目自然の森費のうち7節賃金につきましては、担当職員の退職に伴います臨時職員の配置に要する経費でございます。 2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、13節委託料につきましては、次世代育成支援対策推進法に基づく市町村行動計画を作成するに当たりましてのニーズ調査を実施するための経費となっております。 次に、3目保育園費でございますが、22ページをお願いいたします。7節賃金につきましては、みやしろ保育園の開設にあわせましてゼロ歳児の定員の拡大や1歳児の入所増が見込まれますことから、職員の配置基準に従いまして看護師の配置並びに保育士を増員するための経費となっております。 13節委託料につきましては、管外の保育所への入所につきまして追加要望がございましたことから、管外保育園への入所を委託するための経費を増額させていただくものでございます。 次に、3項国民年金事務取扱費でございますが、23ページの上段にございます7節賃金につきましては、担当職員の産休並びに育児休暇を取得することに伴います臨時職員の配置に要する経費となっております。 次に、4款衛生費、1項保健衛生費、3目環境衛生費でございますが、19節負担金補助及び交付金につきましては、合併処理浄化槽の設置申請件数の増加が見込まれますことから増額をさせていただくものでございます。 24ページをお願いいたしたます。 6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費でございますが、19節負担金補助及び交付金につきましては、歳入の際にも申し上げましたように、ひょう害などの未然防止対策事業といたしまして果樹生産組合に対して交付する補助金でございます。 次に、4目農地費、13節委託料でございますが、大字和戸地内にございます万年堰におきまして、本年度当初に不具合が生じ、緊急修繕を行いましたところ、専門家から設備の老朽化について指摘を受けましたことから施設全般にわたって調査・点検を行うための経費となっております。 28節繰出金につきましては、農業集落排水事業特別会計におきまして人件費並びに事務費の補正に伴う繰出金でございます。 続きまして、8款土木費でございますが、26ページをお願いいたします。1項道路橋りょう費、2目道路維持費でございますが、15節工事請負費につきましては、大字西粂原地内において実施しております農業集落排水工事に伴う町道77号線の本復旧工事の経費を当初予算に計上していたところでございますが、道路側溝の機能が低下していることが判明いたしましたことから、本復旧工事にあわせて修繕するための経費を増額させていただくものでございます。 19節負担金補助及び交付金につきましては、東武動物公園駅東口ロータリー内の舗装の痛みが激しいため、利用者の安全と利便性を考慮いたしまして、東武鉄道による修繕費用の一部を負担するものでございます。 次に、3目道路新設改良費でございますが、15節工事請負費につきましては、本年度におきまして用地買収と詳細設計を実施しております字中、西原地内の町道40号線におきまして関係する地権者から早い時期での工事着工を望む声が多く、また、通学路として利用されている路線でございますので、その整備工事にかかわる経費を計上させていただくものでございます。 17節公有財産購入費でございますが、字中島地内の町道148号線につきましては一部借地により整備しているところでございますが、関係する地権者から買い取りの申し出がございましたことから、購入経費について増額をさせていただくものでございます。 27ページに移りまして、2項都市計画費、2目下水道費につきましては、公共下水道事業特別会計におきまして人件費並びに下水道幹線整備経費の補正に伴う繰出金の増でございます。 続きまして、28ページをお願いいたします。 10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費でございますが、8節報償費、11節需用費につきましては、須賀小・中学校における小・中一貫教育を推進するための委員会を町民参加により行うための経費でございます。 次に、2項小学校費、2目教育振興費、並びに29ページになりますが、3項中学校費、2目教育振興費でございますが、それぞれ13節委託料につきましては昨年度に実施いたしました基礎学力定着度調査をより発展させまして、多面的な学力の達成状況と課題を把握するための経費といたしまして、学力検査委託料を計上させていただいております。なお、7節賃金につきましては、基礎学力定着度調査の採点を行うための経費として臨時職員賃金を計上していたところでございますが、今回学力検査の委託によりまして不用となりますことから減額するものでございます。 次に、4項社会教育費でございますが、30ページをお願いいたします。3目図書館費でございますが、7節賃金につきましては、担当職員の産休並びに育児休暇に伴います臨時職員の配置に要する経費となっております。 次の4目文化財保護費でございますが、14節使用料及び賃借料につきましては、開発行為に伴います試掘並びに発掘調査の増加によりまして、予算に不足が生じる見込みとなりましたことから、関係する経費を増額させていただくものでございます。 以上が歳出でございます。 続きまして、債務負担行為の補正についてご説明申し上げます。 恐れ入りますけれども、ページを戻っていただきまして6ページをごらんいただきたいと思います。 今回、債務負担行為としてお願いいたします事項は新庁舎の建設事業に関するものでございまして、限度額に関しましては、庁舎建設基金の残高13億6,700万円を限度額として設定させていただきまして、その範囲内で新庁舎を建設してまいりたいと考えているところでございます。設定期間につきましては、平成16年度中の完成を予定しておりますことから、平成15年度から平成16年度までとさせていただくものでございます。 続きまして、7ページをごらんください。 地方債の補正でございますが、先ほど歳入のところでご説明したところでございますが、普通交付税の額の確定に伴いまして臨時財政対策債の発行限度額も確定いたしましたことから今回増額補正をさせていただくものでございます。 以上で、一般会計補正予算の補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第79号の上程、説明 ○議長(横手康雄君) 日程第9、議案第79号 平成15年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(横手康雄君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第79号 平成15年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 本議案は、既定予算額に歳入歳出それぞれ5,987万4,000円を追加いたしまして、総額を24億5,391万1,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容でございますが、歳入につきましては、老人保健拠出金、介護納付金及び本年度から国・県支出金の補助対象となりました高額医療費共同事業拠出金の確定等に伴いましての財源でございます。国庫支出金1,619万9,000円及び県支出金1,577万1,000円をそれぞれ増額させていただくものでございます。 共同事業交付金につきましても、国・県支出金の負担率等の確定に伴い998万8,000円の減額、職員人件費等の補正に伴いまして一般会計繰入金912万4,000円の増額、また基金繰入金につきましては、平成14年度末の基金残高に合わせまして3,000万円の減額をさせていただくものでございます。 繰越金といたしましては、平成14年度決算繰越金のうち5,876万8,000円を計上させていただくものでございます。 また、歳出につきましては、総務費といたしまして、本年4月1日付の職員人事異動に伴いまして775万9,000円の増額及び被保険者証郵送に係る経費136万5,000円、合わせて912万4,000円を増額させていただくものでございます。 また、保険給付費といたしましては、葬祭費支給見込み件数の増により400万円を増額させていただくものでございます。 また、老人保健拠出金といたしまして、医療費拠出金及び事務費拠出金納付額の確定によりまして、合わせて1,431万9,000円を増額させていただくものでございます。 介護納付金につきましては、納付額の確定により477万3,000円を減額させていただくものでございます。 また、共同事業拠出金につきましても、納付額の確定により3,645万4,000円を増額させていただくものでございます。 また、保健事業費といたしましては、人間ドック受診補助対象者の見込み増に伴い30件分、75万円を増額させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(横手康雄君) 補足説明願います。 町民サービス課長。 ◎町民サービス課長(斉藤文雄君) 平成15年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、補足して説明させていただきます。 補正予算の内容につきましては、事項別明細書に従いましてご説明申し上げます。 45ページをお開きいただきたいと存じます。 歳入でございますが、第2款国庫支出金、第1項国庫負担金、2目療養給付費等負担金377万7,000円の増額でございます。増額理由でございますが、歳出でもご説明申し上げますが、歳出の第3款老人保健拠出金の金額が確定いたしましたこと、また第4款介護納付金の確定による減額によりまして老人保健医療費拠出金負担金が568万6,000円の増額、介護納付金負担金が190万9,000円の減額で、差し引き377万7,000円の増額でございます。 3目高額医療費共同事業負担金につきましては、歳出の第5款共同事業拠出金の拠出金額の確定によりまして1,289万9,000円の増額でございます。 第2項国庫補助金、1目財政調整交付金につきましては、歳出の第4款介護納付金の確定によりまして47万7,000円の減額でございます。 第4款県支出金、第1項県補助金、4目高額医療費共同事業補助金につきましては、歳出の第5款共同事業拠出金の確定によりまして287万2,000円の増額でございます。 第2項県負担金、1目高額医療費共同事業負担金につきましては、歳出の第5款共同事業拠出金の確定によりまして1,289万9,000円の増額でございます。 46ページの第5款共同事業交付金、第1項共同事業交付金、1目高額医療費共同事業交付金につきましては、高額医療費共同事業国庫支出金、県支出金の確定による財源調整でございまして、998万8,000円の減額でございます。 第7款繰入金、第1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金につきましては、主に人件費の補正により912万4,000円の増額でございます。 第2項基金繰入金、1目国民健康保険支払基金繰入金につきましては、基金の取り崩しがございましたため3,000万円減額させていただくものでございます。 第8款繰越金につきましては、前年度の繰越金の一部5,876万8,000円を財源に充てさせていただくものでございます。 47ページの歳出でございますが、第1款総務費、第2項総務管理費、1目一般管理費につきましては912万4,000円の増額でございます。内訳でございますが、人件費の補正に伴いまして775万9,000円の増額、12節役務費の国民健康保険被保険者証の郵送方法を普通郵便から配達記録郵便に変更するため136万5,000円増額するものでございます。 48ページの第2款保険給付費、第2項高額療養費、1目一般被保険者高額療養費につきましては、財源更正でございます。 第5項葬祭諸費、1目葬祭費でございますが、当初140件分で1,400万円を見込み計上させていただきましたが、既に60件、600万円を支給しておりまして、今後不足が見込まれますことから40件分を追加して400万円増額するものでございます。 第3款老人保健拠出金、第1項老人保健拠出金、1目老人保健医療費拠出金、2目老人保健事務費拠出金でございますが、それぞれの拠出金額の確定によりまして増額するものでございます。 第4款介護納付金でございますが、介護納付費納付金の確定によりまして477万3,000円を減額するものでございます。 第5款共同事業拠出金でございますが、高額医療費共同事業医療費拠出金の確定によりまして3,645万4,000円を増額するものでございます。 第6款保健事業費でございますが、人間ドック受診補助金を当初30件で75万円を見込み計上させていただきましたが、既に29件で71万7,325円の支出がございまして、さらに30件分の75万円を増額させていただくものでございます。 以上でございます。 ○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第80号の上程、説明 ○議長(横手康雄君) 日程第10、議案第80号 平成15年度宮代町老人保健特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(横手康雄君) ここで休憩いたします。 △休憩 午後2時56分 △再開 午後3時15分 ○議長(横手康雄君) 再開します。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第80号 平成15年度宮代町老人保健特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 本議案は、既定予算額に歳入歳出それぞれ2,767万1,000円を追加いたしまして、総額を22億7,617万6,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容でございますが、歳入につきましては、平成14年度老人保健医療給付費の国庫負担金、県負担金の返還及び事務費に係る一般会計繰入金として1,466万2,000円を、平成14年度決算の剰余金1,300万9,000円を繰越金として計上させていただくものでございます。 また、歳出につきましては、老人保健電算業務委託に係る一般管理費で28万3,000円、支払基金交付金等超過分償還金として1,437万9,000円、また平成14年度決算剰余金1,300万9,000円を一般会計への繰出金としてそれぞれ計上させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(横手康雄君) 補足説明願います。 町民サービス課長。 ◎町民サービス課長(斉藤文雄君) 平成15年度宮代町老人保健特別会計補正予算(第1号)につきまして、補足して説明させていただきます。 59ページをお開きいただきたいと存じます。 歳入でございますが、第4款繰入金、1目一般会計繰入金1,466万2,000円の増額でございます。増額理由でございますが、平成14年度老人保健医療給付費、国・県負担金に返還金が生じたため町負担分として一般会計から繰り入れさせていただくものでございます。 第5款繰越金でございますが、14年度の決算剰余金を繰り越しするものでございます。 60ページの歳出でございますが、第1款総務費、1目一般管理費の電算委託料28万3,000円の増額でございますが、これは老人保健の更新に伴う事務委託料の不足が見込まれますことから増額させていただくものでございます。 第3款諸支出金、第1項償還金、1目償還金につきましては、支払基金交付金等超過分償還金1,437万9,000円の増額でございますが、平成14年度老人医療給付費等国庫負担金及び県負担金の精算に伴い償還するものでございます。 第2項繰出金、1目一般会計繰出金の1,300万9,000円につきましては、一般会計負担分の14年度決算剰余金を繰り出しするものでございます。 以上でございます。 ○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第81号の上程、説明 ○議長(横手康雄君) 日程第11、議案第81号 平成15年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(横手康雄君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第81号 平成15年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 本議案は、既定予算額に歳入歳出それぞれ5,903万9,000円を増額し、総額を10億3,391万7,000円とさせていただくものでございます。 歳入につきましては、職員給与費等の人件費及び桃山台地区への下水道工事に係る設計等業務委託費の補正に伴う一般会計繰入金602万5,000円の増額、また桃山台地区への下水道工事に係る設計等業務委託費として下水道事業債2,450万円を増額させていただくものです。 また、繰越金といたしまして、平成14年度決算における剰余金2,851万4,000円を増額計上させていただくものでございます。 次に、繰り出しにつきましては、本年4月1日付の人事異動に伴う人件費を465万2,000円増額し、また桃山台地区への下水工事に係る調査測量設計業務委託費を2,587万3,000円計上し、さらに平成14年度における剰余金2,851万4,000円を一般会計への繰出金として増額計上させていただくものでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第82号の上程、説明 ○議長(横手康雄君) 日程第12、議案第82号 平成15年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(横手康雄君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第82号 平成15年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 本議案は、既定予算額に歳入歳出それぞれ2,255万2,000円を追加いたしまして、総額を2億8,983万5,000円とさせていただくものでございます。 歳入につきましては、農業集落排水事業補助金630万円の増額に伴う一般会計繰入金174万5,000円と、農業集落排水事業債350万円を増額計上させていただきました。 また、繰越金といたしまして、平成14年度決算における剰余金1,100万7,000円を増額計上させていただくものでございます。 次に、歳出でございますが、職員給与費等の人件費5万4,000円の増額及び農業集落排水事業補助金の増額に伴い農業集落排水新設改良費1,149万1,000円を増額計上し、また平成14年度における剰余金1,100万7,000円を一般会計への繰出金として増額計上させていただくものでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第83号の上程、説明 ○議長(横手康雄君) 日程第13、議案第83号 平成15年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(横手康雄君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第83号 平成15年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ881万8,000円を追加いたしまして、予算の総額を10億8,311万6,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の主な内容でございますが、歳入につきましては、介護保険料のうち40歳から64歳までの第2号被保険者の分となる交付金につきまして、過年度の不足分として740万7,000円を受け入れるものでございます。 また、職員の人事異動に伴います人件費に係る一般会計繰入金を807万2,000円減額いたし、また事務的経費の増額に伴う繰入金を92万円増額させていただくものでございます。あわせて繰越金につきましては、平成14年度決算の確定に伴いまして856万3,000円を計上させていただくものでございます。 次に、歳出でございますが、総務費につきましては、本年4月1日付の職員の人事異動に伴いまして人件費を増額させていただくものでございます。 また、職員の産休にかかるオフィスサポーターの賃金を新たに計上させていただくものでございます。 また、基金積立金につきましては、次年度以降の介護保険給付費に充てるため介護保険給付費準備基金への積立金を計上させていただくものでございます。 また、諸支出金といたしまして、平成14年度介護保険給付費の確定に伴う国庫補助金及び県負担金の超過分といたしまして返還金176万3,000円、並びに平成14年度事務経費に係る決算剰余金及び保険給付費における町負担金の超過分といたしまして1,228万3,000円を一般会計への繰出金として計上させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(横手康雄君) 補足説明願います。 介護保険課長。 ◎介護保険課長(吉岡勇一郎君) それでは、平成15年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、補足して説明させていただきます。 お手元の補正予算書87ページをお開きいただきたいと存じます。 1条におきましては、既定の歳入歳出予算の総額をそれぞれ881万8,000円増額させていただき、総額をそれぞれ10億8,311万6,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容につきましては、91ページからの事項別明細書に従いましてご説明させていただきます。 それでは、歳入から説明いたします。予算書の93ページをお開きいただきたいと存じます。 まず、2款支払基金交付金につきましては740万7,000円を増額させていただくものでございます。こちらは、前年度の介護給付費が確定いたしましたことに伴い、過年度分の不足額を計上するものでございます。6款繰入金につきましては715万2,000円を減額させていただくものでございます。こちらは、まず本年4月1日付での人事異動に伴い807万2,000円を減額させていただくものでございます。また、あわせて介護保険担当職員の産休に伴うオフィスサポーター賃金として92万円を増額させていただくものでございます。 次に、7款繰越金でございますが、平成14年度介護保険特別会計決算の余剰金を繰越金といたしまして856万3,000円を計上させていただくものでございます。 続きまして、歳出予算につきご説明いたします。恐れ入りますが、補正予算書の94ページをお開きいただきたいと存じます。 1款総務費でございますが、715万2,000円を減額させていただくものでございます。内容につきましては、1項総務管理費、1目一般管理費におきまして、本年4月1日付の人事異動に伴う人件費関係の予算を807万2,000円減額させていただくものでございます。また、職員の産休に係るオフィスサポーターの賃金といたしまして92万円を増額させていただくものでございます。 続きまして、補正予算書95ページになりますが、4款基金積立金、1項基金積立金につきましては、予算額を192万4,000円増額させていただくものでございます。内容につきましては、保険給付費に係る前年度決算剰余金のうち、前年度における保険給付費の確定に伴い、第1号被保険者に納めていただきました介護保険料分につきまして次年度以降の介護保険事業が円滑かつ安定的に運営できますよう介護給付費準備基金に積み立て、保険給付費の財源に不足が生じた際の財源とさせていただくものでございます。 次に、6款諸支出金でございますが、176万3,000円を計上させていただくものでございます。内容につきましては、平成14年度の介護保険給付費の確定及び事業の確定に伴い、県の負担金及び国・県の補助金等におきまして交付額の超過が生じておりますことから、それぞれの返還金を計上させていただくものでございます。内訳につきましては、県支出金返還金といたしまして89万6,000円、認定事務費返還金といたしまして44万2,000円、県補助金返還金といたしまして42万5,000円でございます。 次に、2項繰出金につきましては1,228万3,000円を計上させていただくものでございます。内容でございますが、平成14年度の介護保険特別会計における事務的経費並びに2款保険給付費における決算剰余金のうち、町負担分の繰入超過分を一般会計への繰出金を計上させていただくものでございます。内訳につきましては、事務的経費分といたしまして482万4,000円、保険給付費の町負担分といたしまして745万9,000円でございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第84号の上程、説明
    ○議長(横手康雄君) 日程第14、議案第84号 平成15年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(横手康雄君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第84号 平成15年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 本議案は、宮代町水道事業会計予算の収益的支出のうち、営業費用につきまして、本年4月1日付の人事異動等に伴う職員給与費の増により211万4,000円を増額し、6億6,612万6,000円とさせていただくものでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第85号の上程、説明 ○議長(横手康雄君) 日程第15、議案第85号 宮代町老人医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(横手康雄君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第85号 宮代町老人医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 本議案は、埼玉県老人医療費支給事業補助金交付要綱の一部が改正されたことに伴い、宮代町老人医療費の支給に関する条例の一部を改正するものでございます。 主な改正内容でございますが、平成16年1月1日施行にかかわる支給対象者年齢の部分について、宮代町内に住所を有する昭和9年1月2日から昭和10年12月31日までに生まれた者とした点でございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(横手康雄君) 補足説明願います。 町民サービス課長。 ◎町民サービス課長(斉藤文雄君) 宮代町老人医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について、補足説明させていただきます。 国の老人保健制度との整合性を図るため、埼玉県老人医療費支給事業補助金交付要綱の一部改正に伴いまして、宮代町老人医療費の支給に関する条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容でございますが、宮代町老人医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例、新旧対照表をごらんいただきたいと存じます。 第2条の対象者でございますが、「68歳以上の者」、これを「昭和9年1月2日から昭和10年12月31日までに生まれた者」に改正するものでございます。 第2条第2項第1号では、「69歳の者にあっては、老人保健法の規定による医療を受けることができるまでの間」、これを「69歳の者にあっては、社会保険各法又は国民健康保険法に規定する70歳に達する日の属する月の翌月以後の医療を受けることができるまでの間」に改正するものでございます。 これは、70歳以上の老人医療費支給事業対象者につきましては、高齢受給者の一部負担金割合が老人保健医療受給者と同じに設定されていますことから、補助対象から除いたところでございます。しかし、高齢受給者の受給開始が誕生月の翌月の1日となっているため、平成15年4月に行った改正では、69歳の誕生月に所得金額が47万円を超えて対象とならなかった方が70歳の誕生月に47万円を超えなかった場合、高齢受給者証を交付されるまでの間は受給資格を有することとなりました。そこで、従来と同様の対応とするために改正するものでございます。 第3条第1項につきましては、裏面になりますが、「指定老人訪問看護の利用の状況、同法第28条の規定による一部負担金の算定方法その他の事情を勘案して厚生労働大臣が算定方法により算定した額」、これを「当該指定老人訪問看護につき平均老人訪問看護費用額を勘案して厚生労働大臣が定める基準により算定した額に同法第28条第1項各号に掲げる場合の区分に応じ、同項各号に定める割合を乗じて得た額」に改正するものでございます。 これは、老人訪問介護の利用料の算定方法の文言を老人保健法に合わせるものでございます。 第2項につきましては、一部負担金の区分の取り扱いについて規則で定める規定でございまして、規則では70歳未満の老人医療に該当する世帯は、本人と配偶者の所得で負担割合を判定いたしまして一部負担金を1割とするものでございます。70歳以上の受給者につきましては、社会保険各法または国民健康保険法に定められた負担割合の区分は各保険者が発行する高齢受給者証によって確認するという内容でございます。 第3項につきましては、一部負担金及び利用料の限度額を規則で定めるものでございます。 以上でございます。 ○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第86号の上程、説明 ○議長(横手康雄君) 日程第16、議案第86号 工事請負契約の締結についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(横手康雄君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第86号 工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。 本議案は、姥ケ谷落整備工事の請負契約の締結の承認をお願いするものでございます。 この工事は、姥ケ谷落の景観整備に先立ちまして、和戸5丁目地内の姥ケ谷落を暗渠化するものでございます。 過日、指名競争入札を執行させていただきましたところ、株式会社幸和組が5,745万円で落札いたしましたので、これに消費税額を加えました6,032万2,500円を請負額として工事請負契約を締結させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(横手康雄君) 補足説明願います。 建設課長。 ◎建設課長(鈴木博君) 議案第86号 工事請負契約の締結につきまして、補足して説明申し上げます。 本議案は、過日7月30日に入札を行い、議会の議決に付すべき契約及び取得又は処分に関する条例に定めるところにより、工事請負契約の締結の承認をお願いするものでございます。 お手元に配付いたしました資料の1ページをごらんいただきたいと思います。 工事名は、姥ケ谷落整備工事15の1でございます。 工事箇所といたしましては、和戸5丁目地内でございまして、今回お諮りする箇所は資料の2ページの位置図に表示してある区間でございます。 この姥ケ谷落は、和戸4、5丁目地内の主要雨水幹線に位置づけられておりまして、この地区の重要な排水路となっております。これを地中化することによって広くなった上部空間を有効利用し、近隣の住民に潤いと安らぎを与え、安全で景観性豊かなコミュニティ道路として整備することを目的としております。 次に、工事対応につきましてご説明申し上げます。資料の1ページと3ページの断面図をごらんください。 まず、施工延長は198.7メートルで、主な工事内容といたしましては、既設の水路を撤去しまして、そこにボックスカルバートを198.7メートル設置します。ボックスカルバートの大きさは内径の幅が1.5メートルで、高さが1.3メートルから1.4メートル、長さが2メートルのものになります。続いて、ボックスカルバートの両側に浸透トレンチを計397.4メートル設置します。浸透トレンチとは粒の粗い砕石の層の中に穴のあいた塩ビ管を設置いたしまして、雨水を浸透させ、はけ切れない水をボックスカルバートに流す仕組みになっております。これらの構造物の工事が完了しましたら、その上に路盤工を576.2平方メートルつくりまして完成となります。 1ページの工事の対応の中で舗装工となっておりますが、舗装工の一部の路盤工のことでございまして、砂利舗装となります。仕上がりは和戸4丁目と同じ状態になります。 次に、資料の4ページの入札結果表をごらんください。 入札の結果はこのとおりでございまして、株式会社幸和組が5,745万円で落札し、これに消費税額を加えた6,032万2,500円を請負額とし、契約を締結させていただくものでございます。 なお、姥ケ谷落整備は今年度に和戸4丁目地内が完成いたしまして、来年度には5丁目地内が完成し、全線開通となる予定でございます。 以上でございます。 ○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第87号の上程、説明 ○議長(横手康雄君) 日程第17、議案第87号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(横手康雄君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第87号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてご説明申し上げます。 本議案は、人権擁護委員戸田加代子氏の任期が平成15年9月30日に満了となることから、引き続き委員の候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。 戸田氏の経歴につきましては、お手元の資料のとおりでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第88号の上程、説明 ○議長(横手康雄君) 続きまして、日程第18、議案第88号 埼玉県市町村交通災害共済組合を組織する地方公共団体の数の増加及び規約の一部変更についての件を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(横手康雄君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榊原一雄君登壇〕 ◎町長(榊原一雄君) 議案第88号 埼玉県市町村交通災害共済組合を組織する地方公共団体の数の増加及び規約の一部変更についてご説明申し上げます。 本議案は、平成15年12月1日から埼玉県市町村交通災害共済組合に本庄市を加入させることに伴いまして、同組合規約の変更の協議をいたしたく、地方自治法第290条の規定に基づきまして、この案を提出するものでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(横手康雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(横手康雄君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 △散会 午後4時00分...