毛呂山町議会 > 2015-12-03 >
12月03日-03号

  • "県人事委員会勧告制度"(1/1)
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  1. 毛呂山町議会 2015-12-03
    12月03日-03号


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    平成27年  第4回(12月) 定例会         平成27年第4回(12月)毛呂山町議会定例会議 事 日 程 (第3号)                        平成27年12月3日(木曜日)午前9時30分開議日程第 1 町政に対する一般質問日程第 2 後日日程の報告出席議員(14名)     1番   下  田  泰  章  議員    2番   平  野     隆  議員     3番   澤  田     巌  議員    4番   牧  瀬     明  議員     5番   弓  田  茂  樹   議員    6番   佐  藤  秀  樹  議員     7番   荒  木  か お る  議員    8番   千  葉  三 津 子  議員     9番   村  田  忠 次 郎  議員   10番   岡  野     勉  議員    11番   小  峰  明  雄  議員   12番   高  橋  達  夫  議員    13番   長  瀬     衛  議員   14番   堀  江  快  治  議員欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者の職氏名   井  上  健  次   町  長      粟  田     博   教 育 長   川  村  和  男   総務課長      岡  野  昭  弘   企画財政                兼 秘 書                   課 長 兼                広報課長                   情報推進                兼選挙管                   室  長                理委員会                書 記 長   大  野     勉   管財課長      大  澤  邦  夫   税務課長                兼 福 祉                会 館 長   小  室  晴  久   住民課長      村  本  英  明   福祉課長   小  峰  裕  次   高 齢 者      村  田  眞  一   子 ど も                支援課長                   課 長 兼                                       保育所長                                       兼 児 童                                       館 長 兼                                       学童保育                                       所  長   田  口  雄  一   保  健      古  野  秀  喜   生活環境                センター                   課  長                所  長   松  原     啓   産業振興      疋  田  浩  一   まちづく                課 長 兼                   り 整 備                農  業                   課  長                委 員 会                事務局長   小  室  唯  男   会  計      岡  田  忠  彦   水道課長                管 理 者                兼 会 計                課  長   村  木     功   教育総務      小  堺  広  司   学校教育                課 長 兼                   課  長                歴史民俗                資料館長   伊  藤     清   生涯学習      吉  田  英  夫   学校給食                課 長 兼                   センター                中央公民                   所  長                館 長 兼                東 公 民                館  長   小  室  富  保   スポーツ                振興課長                兼 総 合                公園所長                                              本会議に出席した事務局職員   秋  葉  幹  史   事務局長      横  田  光  明   副 局 長   田  中  永  子   主  任 △開議の宣告 ○堀江快治議長 ただいまの出席議員数は14名であります。  定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。                                      (午前 9時30分) △発言の取り消し及び一部訂正 ○堀江快治議長 一般質問に入る前に、昨日の一般質問において下田議員から発言の申し出がありますので、特にこれを許します。  下田議員。                 〔1番 下田泰章議員登壇〕 ◆1番(下田泰章議員) おはようございます。昨日の私の一般質問の中で不適切な発言がありましたので、取り消しをしたいので、許可されるようお願いします。並びに字句に誤りがありました。5分団に役場職員数が2名と申しましたが、3名に修正したいので、許可されるようお願いいたします。 ○堀江快治議長 お諮りいたします。  ただいまの訂正の申し入れにつきましては、許可することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀江快治議長 ご異議なしと認めます。  よって、下田議員からの発言の訂正を許可することに決定いたしました。  なお、取り消し箇所につきましては、後刻調査の上、処置することにいたしますので、ご了解願いたいと思います。 △町政に対する一般質問 ○堀江快治議長 日程第1、町政に対する一般質問を行います。  順次質問を許します。                                                       ◇ 弓 田 茂 樹 議員 ○堀江快治議長 弓田茂樹議員。                 〔5番 弓田茂樹議員登壇〕 ◆5番(弓田茂樹議員) 5番、弓田茂樹でございます。議長より発言許可をいただきましたので、町政に対する一般質問をさせていただきます。私からは3問、計5点について質問いたします。  1問目、電源利用について伺います。本町が運営されておりますスポーツ・レクリエーション施設については、毛呂山町が打ち出しております「スポーツ健康都市宣言の町」として、現在相応の施設数と充実した設備保有により、十分な管理運営をなされていると捉えておりますが、さらなる施設利用者のさまざまな利用ニーズに応えるべく、それら施設における電源利用について、町としてのお考えをお伺いいたします。  2問目、企業誘致について伺います。東部の企業誘致先については、さきの全員協議会においてご報告をいただきましたように、昨今動きがあるようでありますが、毛呂山町が指定しております企業誘致先には東部、南部と2か所ありますが、その進捗状況及び問題点並びに課題点についてお伺いいたします。  3問目、職員給与について伺います。職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、昨年度3月議会において継続審議、続く本年度6月議会否決により、廃案となりましたことは承知しているところではございます。  1点目としまして、今後職員給与に関して、人事院勧告との関係をどのように町としては考えていかれるのかをお伺いいたします。  2点目としまして、2回にわたる上程のもと、その審議の際に、ラスパイレス指数を上げていくにはどのような手法があるのか議論を行ったが、その方法論を町は今現在どのように捉えているのか伺います。  最後になります。3点目、以前新聞等で不適切な特殊勤務手当の支給事例が批判を浴びていたことがあります。本町ではそのような事例はないと信じておりますが、批判を受けるような実態はないかどうか。また、その他の手当等も適正であるか。  以上を質問させていただきます。  以上でございます。 ○堀江快治議長 小室スポーツ振興課長。                 〔小室富保スポーツ振興課長登壇〕 ◎小室富保スポーツ振興課長 弓田議員の1問目、スポーツ・レクリエーション施設における電源利用についてのご質問につきましてお答え申し上げます。  スポーツ・レクリエーション施設の電源でございますが、総合公園を初め管理棟などが備わっている施設、それからグラウンド関連では総合公園グラウンド大類グラウンド大類ソフトボールパークのフィールド周辺にコンセントボックスが設置されており、コードリールを利用するなどして7施設で電源利用が可能であります。そのほか電源が利用できないのは2施設でございます。  電源をご利用になる場合は、予約あるいは申請時に申し出ていただきまして、内容により許可をしております。電源を利用するケースとしては、主に大会などの開閉会式の音響等でご利用いただいております。また、電源の利用がないときは、コンセントボックスを施錠しており、体育館などの利用者に対しましても、平等な利用の確保、適正な運営を行うため、個人的な電源利用はご遠慮いただいております。ご理解を賜りたいと思います。 ○堀江快治議長 岡野企画財政課長。                 〔岡野昭弘企画財政課長登壇〕 ◎岡野昭弘企画財政課長 ご質問の2問目、企業誘致につきましてお答え申し上げます。  最初に、企業誘致における現在の進捗状況でございますが、東部地区につきましては、企業3社と土地の売買契約が締結され、残り1区画につきましても現在交渉中とのことで、近いうちには全て埋まる予定でございます。実際の操業開始につきましては、株式会社木屋製作所が平成28年10月に操業開始予定であり、他の企業につきましては、現段階では具体的な計画が示されていない状態であり、操業開始の時期は未定でございます。  一方、南部地区でございますが、都市計画法第34条第12号に基づく区域指定を行ってから、町に対して企業からの問い合わせ等が複数ございましたが、企業が希望している面積や造成費用、地権者との契約形態などの条件がなかなか合致せず、そのため具体的な話まで進展しておりません。現在、立地を希望する企業の間口を広げるため、予定建築物に商業施設を含めるための準備を進めているところでございます。  次に、問題点並びに課題につきましては、東部地区は企業誘致が終了する段階になっている一方、南部地区においては、全力で企業誘致を進めておりますが、いまだ誘致できていない点が問題点として挙げられます。今後におきましては、南部地区の企業誘致の推進を図るとともに、新たな企業誘致を進めるためのエリアの検討をさらに推進していく所存でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。  以上でございます。 ○堀江快治議長 川村総務課長。                 〔川村和男総務課長登壇〕 ◎川村和男総務課長 第3問目、職員の給与についてのご質問につきましてお答え申し上げます。  まず1点目の人事院勧告との関係をどのように考えていくのかということにつきましてお答え申し上げます。毛呂山町職員の給与改定につきましては、これまで国の人事院勧告及び埼玉県の人事委員会勧告に基づき、近隣市町の動向も踏まえながら給与改定を行ってきたところでございます。  地方公務員法には、給与に関する基準といたしまして、職務給の原則、均衡の原則及び情勢適応の原則といった給与決定の3原則が定められており、給与決定の根本基準と言われております。この3原則のうちの1つ、均衡の原則は、職員の給与は、生計費、国及び他の地方公共団体の職員の給与、民間事業の従事者の給与、その他の事情を考慮して定めなければならないとされております。  また、給与制度につきましては、公務としての類似性を重視するため、国家公務員の給与制度が基本となるものであります。  人事院勧告制度、埼玉県人事委員会勧告制度とも、労働基本権制約の代償措置として、情勢適応の原則に基づき、適正な給与を確保する機能を有するものであり、今後もこれらに基づいて給与改定の実施が適切であると考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。  次に、2点目のラスパイレス指数を上げていく方法論を町はどのように捉えているかとのご質問につきましてお答え申し上げます。ラスパイレス指数につきましては、職員構成を学歴別、経験年数別に区分し、地方公共団体の職員構成が国の職員構成と同一と仮定して算出されるものでございます。毛呂山町のラスパイレス指数につきましては、平成26年度の指数が94.6であり、県内市町村と比べても、62団体中55位と低い水準でございます。  このラスパイレス指数を上げるための方法には、通常の昇給以外に職員全体を対象としたいわゆる特別昇給というものが考えられますが、規則上、これは認められるものではございません。また、依然として厳しい経済状況が町民の皆様の生活にも大きく影響している中で、職員全体の給与を上げることにつきましては、町の財政状況等も考慮しますと、非常に厳しい状況であると認識しております。  このたび、給与制度の総合的見直しを実施するために、7級制を導入した新たな給料表の議案を上程しております。国と同水準の給料表でありますので、ラスパイレス指数に大きな影響があるとは考えにくいところではございますが、今後は昇格に必要な経験年数等について検討していく所存でございますので、ご理解いただきたいと存じます。  次に、3点目の特殊勤務手当の支給についてお答え申し上げます。特殊勤務手当は、著しく危険、不健康又は困難な勤務その他の著しく特殊な勤務で、給与上特別の考慮を必要とし、かつその特殊性を給料で考慮することが適当でないと認められるものに従事する職員に対し、その勤務の特殊性に応じて支給するものでございます。  本町の特殊勤務手当は、感染症の患者又は感染症の疑いのある患者の救護等に従事した際に支給される防疫業務手当、行旅病人、同死亡人、変死人の処置に従事したときに支給される行旅病人、同死亡人等処置手当、突発事故に対応するため週休日又は休日に待機を命じられた職員に支給される待機手当の3種類のみです。いずれも適正な支給がされていると認識しております。  また、その他の手当につきましても、給与条例主義の原則に基づきまして適正に支給を行っておりますので、ご理解いただきたいと存じます。  以上でございます。 ○堀江快治議長 弓田茂樹議員。 ◆5番(弓田茂樹議員) それでは、順次再質問をさせていただきます。  まずは、スポーツ振興課長電源利用可能施設につきましては、先ほどのご答弁に施設名を挙げていただきました。では、電源利用ができない2施設とは、どこのグラウンドのことか、差し支えなければお伺いいたします。
    ○堀江快治議長 小室スポーツ振興課長。                 〔小室富保スポーツ振興課長登壇〕 ◎小室富保スポーツ振興課長 再質問にお答えいたします。  電源が利用できないグラウンド2施設につきましては、岩井グラウンド目白台グラウンドの2施設でございます。 ○堀江快治議長 弓田議員。 ◆5番(弓田茂樹議員) これは利用者からすると、利用するグラウンドによって電源利用が可能である、なしというのはいかがなものかという私の提案です。利用者目線での平等性について町はどのようにお考えなのでしょうか。 ○堀江快治議長 小室スポーツ振興課長。                 〔小室富保スポーツ振興課長登壇〕 ◎小室富保スポーツ振興課長 再質問にお答えいたします。  平等性を問われますと、全施設同じような附属設備が完備されれば一番よろしいかと思いますが、各施設の規模、実施競技種目などによりまして、これまで整備状況が異なっております。この辺に関しましては、ご理解いただきたいと思います。  また、電源がないグラウンドでは、乾電池で使用できる拡声器またはワイヤレスアンプを無料で貸し出しを行っております。  以上です。 ○堀江快治議長 弓田議員。 ◆5番(弓田茂樹議員) 少し調べさせていただきました。毛呂山町体育施設に関する条例またはその施行規則において、電源利用に関する条例がないようでございます。そのため、利用者はどの施設を利用すれば電源があるのか、利用者側からは見えていない部分が大いにあろうかと思います。先ほどのご答弁の中に、過去利用者の利用意向には対応されていただいておるようでございますが、現在利用者からの使用願いの対応は条文化されていない、先ほどお話しさせていただいたように。今現在どのような手続で電源使用をさせているといいますか、電源利用を許可しておるのでしょうか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 小室スポーツ振興課長。                 〔小室富保スポーツ振興課長登壇〕 ◎小室富保スポーツ振興課長 再質問にお答えをいたします。  電源をご利用になる場合は、予約あるいは申請時に申し出ていただきまして、その時点で何をご利用したいのか、明確にした上で判断をしております。なぜならば、一例を申し上げますと、川角グラウンドでの契約電力は10アンペアでございます。消費電力に限りがございますので、その辺のところはご理解いただきたいと思います。 ○堀江快治議長 弓田議員。 ◆5番(弓田茂樹議員) 実績で電源利用を使うことは可能だというお話、実績もあるということをお話しいただきました。  では、過去のその実績に伴う電源使用料、電気を使うことによって、当然料金がかかるはずです。そちらの使用料は、過去どのような扱いをされてこられたのでしょうか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 小室スポーツ振興課長。                 〔小室富保スポーツ振興課長登壇〕 ◎小室富保スポーツ振興課長 再質問にお答えいたします。  現行の附属施設が備わっている大類グラウンドなどの放送器具の使用料は無料でございます。また、電源使用料につきましては、現時点で特に定めておりません。ご理解いただきたいと思います。 ○堀江快治議長 弓田議員。 ◆5番(弓田茂樹議員) 全ての施設で使うことは可能だと。しかしながら、その電源使用料は取っていない。当然だと思います、条例に載っておりませんので。  では、今後受益者負担及び平等な利用の確保の観点より、電源使用料をいただきつつ、どのグラウンドを利用しても、同じ環境でスポーツを楽しんでいただくために、電源利用不可であるその2施設への電源確保について町としての見解をお聞かせください。 ○堀江快治議長 小室スポーツ振興課長。                 〔小室富保スポーツ振興課長登壇〕 ◎小室富保スポーツ振興課長 再質問にお答えいたします。  今現在、電源利用のケースにつきましては、大会あるいはイベントの開閉会式のときの音響設備の利用がほとんどであります。今現在、電源利用ができない岩井グラウンド目白台グラウンドにつきましては、今後利用者のニーズが高まれば、検討してまいりたいと考えております。 ○堀江快治議長 使用料はどうなの。 ◎小室富保スポーツ振興課長 失礼いたしました。使用料、電気使用料に関しましても、今後検討してまいりたいと存じます。よろしくお願いいたします。 ○堀江快治議長 弓田議員。 ◆5番(弓田茂樹議員) ご検討いただけるというお話、回答のほうをいただきました。使用料、私のほうも町の施策として、使用料をどのように取っていくかというのは、これ大変難しいものではないかなというふうに考えます。例えば1時間使ったら受益者負担、時間で区切るのか、それとも借りようが、使おうが、使わなかろうが一律取る、そういったこともいろいろと考えると、確かにこれは難しい話でありますが、しかしながら、私が申し上げているのは、あくまでも平等な観点です。例えばその2施設、今現在使っておるのが、恐らくスポーツ少年団の方たちが主に利用されているというふうに見ております。そのスポ少を例に挙げさせていただきますが、いわゆるスポーツ少年団、毛呂山町のスポーツ少年団が使用する際には、施行規則第4条において、使用料の減免措置をいただいていることは、私も承知しております。しかしながら、スポーツ少年団の活動箇所、いわゆるグラウンド、活動グラウンド、活動施設、というのは、このチームは、この施設で活動しますという見えないルール、いわゆる決まり事のような、そんなものがあるようでございます。ですから、ある特定のチームが電源を利用したいが、ほかの施設に行けばいいではないか、こういった考えも当然あるかもしれません。施設のあるところを使っていただければ、それは当然町としてはいいかもしれません。しかしながら、このスポーツ少年団というのは、固定している、活動箇所が固定されているということが現実あります。  また、使用料の減免措置をいただいているということで、余りわがままも言えないのだというようなお話も聞いたことはあります。いわゆるこういった希望が声なき声となっておるのです。どのグラウンドを利用しても、平等であるべきと私は思います。5年後の2020年には東京オリンピックが開催されます。大会組織委員会は、野球、ソフトボール等を追加種目として提案することを決めておるようです。中でも日本のソフトボールにおいては、2013年一部リーグにおいて、これは女子の部です。首位打者賞に輝いた森さやかさん、彼女は本町毛呂山町出身であることは公知の事実であろうと思います。彼女のような将来オリンピックで活躍するであろう子供たちの環境整備は我々の責務と考えます。  最後に、町長、平成27年度施政方針のメーンタイトルがこうであります。「町民の町民による町民のための行政を目指して」であります。その中にも2期目の取り組みとして、さまざまな事項を掲げられております。その中に、「スポーツ健康都市宣言の町に恥じない環境整備」とあります。いかがでしょうか。森さやかさんのようなオリンピックに出るような選手育成のために、バッティングマシーンも使いたくても使えない電源設備のないグラウンド、スポーツ健康都市宣言の町に恥じない環境整備に値する事案だと思いませんか。町長、ご答弁をお願いします。 ○堀江快治議長 井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 弓田議員の再質問にお答えをいたします。  今の質問の中の趣旨の中で、その私の政策についても触れていただきました。確かにそのとおりでございます。今、この森さやか選手がお話になって出ましたけれども、本当に毛呂山町のこの選手の方々の活躍、これはすばらしいものがあります。特に今はもうリオデジャネイロ内定を決めております瀬戸大也選手、そしてその瀬戸大也選手を追っているのが、川角中学校でしたけれども、今は高校生になりましたけれども、川中にいた本庄君、ジュニアオリンピックで400メートル個人メドレーで優勝しました。そして、ことしの1月18日に天皇杯、広島市で行われました都道府県駅伝、この2区を走ったのが橋本龍君、これも川角中学校でございました。今、高校生であります。そして、この夏に北海道大会、全日本の中学校で走り高跳びの毛呂山中学校の佐藤俊平君、全日本で、全日本というか、中学生で1位になりまして、優勝しまして、ここで日本オリンピック協会、いわゆるJOCからオリンピック強化選手ということで認定をされました。こうやって数えますと、今、毛呂山町では世界に、いわゆるオリンピックに対応できる、こういう選手の方々、若い期待の持てる選手が瀬戸選手を含めると5人もいるということ、これは本当に全国的に見ても、3万5,000の人口のこの毛呂山町で5人もそういう世界に通用する選手がいるというのは、ほかには類を見ないというふうに思っております。  そういった意味では、このスポーツ健康都市宣言であったり、あるいは数年前に川角中学校の生徒が新幹線を掃除した、あるいは毛呂山中学校の生徒が踏切に閉じ込められたおばあちゃんを助けた、こういう子供たちの善行、こういったこと全てがこの60年の毛呂山町の歴史の中でどんどん育んでいる、あるいはそういう芽が出ていると、動いているということ、これは本当に町を挙げて喜ぶべきお話でございます。そういうことも全て加味をしまして、今、弓田議員のお話のように、グラウンドにおいては平等ではないではないかというお話、確かに今2施設がそういう電源が使えないような状況でございますので、これについては、1か所については、トイレの関係が近くにあって、その関係の電源が今は撤去されているような話でございますけれども、これについては何らかの対処ができるのかなというふうに思っております。  そして、もう一つが目白台のグラウンド、これについては近くに給食センターがあるわけでありますから、こういったところをうまく活用できないかなというふうにも思っておりますので、今後全てのところでこの競技あるいはそういった活動、子供たちの少年のスポーツ、こういったことに関して、平等にこの町が対応できるように、これについてはしっかりと取り組んで、できるだけ早い段階でお応えができるように、あるいはそういう結果が出せるようにというふうに思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。  以上です。 ○堀江快治議長 弓田議員。 ◆5番(弓田茂樹議員) 続いて、企業誘致について2問目に移らせていただきます。企画財政課長、お願いいたします。  東部地区において4区画の計画で進んでおることは承知しておりますが、企業3社が決定し、残り1区画もほぼほぼ見通しがついておられるというような答弁でございました。これにつきましては、非常に町民の皆様にとりましても、大変明るいお話であります。平成21年10月に企業誘致促進のため条例化されてから今日に至るまで重要課題であったわけであります。それが完了の見込みとご答弁いただきました。職員の皆様は、それは大変なご苦労があったことと思います。そして、さらには新たな企業誘致を進めるために、エリア検討を推進するとも先ほどの答弁にありました。  そこで、再質問をさせていただきます。新たなるエリア検討というのは、東部の誘致が完了することに伴うものなのか、いわゆるそもそも指定した既存のエリアが埋まらないと、次にほかのエリアを指定することができないのかということをお伺いいたします。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 用途地域の所管でございますまちづくり整備課のほうからお答え申し上げます。  ご質疑の指定したエリアが埋まらないと次へ進めないのかというご質問だと思いますが、都市計画法第34条第12号の指定面積につきましては、町規則で上限20ヘクタールと定めてございます。現在、指定面積は12.6ヘクタールでございますので、追加の指定は可能となってございます。しかしながら、区域の指定につきましては、一定程度の面積、地権者の意向、土地利用形態など、さまざまな諸要件がございます。また、第5次総合振興計画におきましても、活性化エリアにつきまして、主要県道、幹線町道周辺など新たなエリアの設定を推進し、今後の企業誘致のために、新たな区域指定に向けてただいま準備を進めているところでございますので、ご理解いただきたいと存じます。 ○堀江快治議長 弓田議員。 ◆5番(弓田茂樹議員) では、今ほどの再質問の再答弁にまとめますと、あと7.4ヘクタールについては、すぐにでもこれは指定をすることは可能だということでよろしいのですか。そこをもう一度だけお聞かせ願います。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 質問にお答えします。  残りの上限20ヘクタールで12.6が既に指定してある。7.4ヘクタールの余裕があるということでございますが、面積的に、数字的にはその数字の余裕がございますが、ただいまお答え申し上げましたとおり、新たなところを指定した場合、その地権者さんの意向とか、土地利用の形態、また農地の関係等がございますので、それらを検討した上での指定となりますので、面積の余裕イコールすぐ指定というふうにはなかなか進まない状況でございまして、現地の状況等をよく勘案しての指定となりますので、ご理解いただきたいと存じます。 ○堀江快治議長 弓田議員。 ◆5番(弓田茂樹議員) それでは、次に行きます。  東部地区において企業3社と土地の売買契約が締結されたとご答弁をいただきました。その企業3社と締結を行った相手方というのは、毛呂山町なのでしょうか、それとも誘致区域の土地所有者なのでしょうか、そこをお聞かせ願います。 ○堀江快治議長 岡野企画財政課長。                 〔岡野昭弘企画財政課長登壇〕 ◎岡野昭弘企画財政課長 再質問にお答えいたします。  東部地区の企業3社の土地の売買契約を締結した相手方でございますが、相手方は現在の土地所有者でございます。  以上でございます。 ○堀江快治議長 弓田議員。 ◆5番(弓田茂樹議員) では、南部地区においてももし企業が来ていただけたとしたならば、そのときその企業と契約を交わすのは、東部地区と変わりあるのでしょうか。契約の相手はどなたになるのですか、お聞かせ願います。 ○堀江快治議長 岡野企画財政課長。                 〔岡野昭弘企画財政課長登壇〕 ◎岡野昭弘企画財政課長 再質問にお答えします。  南部地区につきましても、東部地区と同様、土地所有者との契約ということでございます。  以上でございます。 ○堀江快治議長 弓田議員。 ◆5番(弓田茂樹議員) 今のお話を踏まえて、平成25年5月1日付で誘致区域の、南部ですね、これは。土地所有者から商業施設をぜひという趣旨の要望書が上がったというふうに聞いておりますが、それは本当のことなのでしょうか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 岡野企画財政課長。                 〔岡野昭弘企画財政課長登壇〕 ◎岡野昭弘企画財政課長 再質問にお答え申し上げます。  ご指摘いただきましたのは、平成25年5月1日付でございまして、南部地区の地権者から南部地区指定区域における企業誘致についてという要望書が提出されたところでございます。要望書の内容につきましては、町の南の玄関である南部地区につきまして、商業施設を含めて検討し、優良企業が名乗りを上げてくれることにより、町の雇用促進と町のイメージアップ、そして町の活性につながるという内容でございました。  以上でございます。 ○堀江快治議長 弓田議員。 ◆5番(弓田茂樹議員) ただいまのご答弁を総括させていただくと、いわゆる所有者側は、商業系の企業をも希望しておるという考えになろうかと思います。さらに、それらを踏まえ、平成21年10月1日にこの毛呂山町企業誘致促進条例を施行したのは承知しております。当初は工業系のみでありました。その約3年後の平成24年11月に物流施設を追加したことをも承知しております。  本年27年になり、今回の商業施設の追加の準備を進めているということであるようです。この企業誘致は、本町にとりまして最重要施策の一つであるとも言えます。現にさきに説明いただきました総合振興計画、総合戦略の中でも、企業誘致の推進には力を入れていくとの説明でありました。経過を見ますと、21年、24年、本年27年と3年ベースで企業誘致の受け皿を広げておるように見られます。私は、しっかりと条例の趣旨である企業誘致の促進を行政として全うしておられると思いますが、町としてのこのご見解はいかがですか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 再質問にお答えします。  3年ごとに指定用途を見直ししている件についてでございますが、平成21年4月、企業誘致エリアを工業施設として区域指定をいたしました。平成24年11月に流通業務、工業施設と変更いたしまして、さらに商業施設について準備を進めているところでございます。社会経済情勢の変化から、企業の進出形態も変わってきており、区域指定の用途の見直しを進めているところでございます。  また、南部地区は毛呂山区間において、平成24年2月に飯能寄居線バイパスの開通により、沿線地域の活性化が期待されているところでございます。雇用の創出、税収の確保、さらには地域の活性化のため、企業誘致の間口を広げ進めていきたいと考えております。ご理解賜りたいと存じます。 ○堀江快治議長 弓田議員。 ◆5番(弓田茂樹議員) これは確認のため再度質問させていただきます。  南部地区に商業施設の追加を準備を整えているというふうなことであります。これにつきましては、法的には何ら問題はないのか、あるのかお伺いいたします。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 お答えします。  南部地区の活性化エリアの指定でございますが、町が定めます土地利用計画に即して指定すると条例で定めてございます。町の振興計画の土地利用構想におきまして、活性化エリアは、商業や観光、製造業、流通業、教育、研究機関など周辺環境と調和した土地利用を推進しますとなっていることから、商業系の建築物についての追加は可能となるものでございます。  以上でございます。 ○堀江快治議長 弓田議員。 ◆5番(弓田茂樹議員) 商業施設の追加については、何ら法的に問題はないということのようでございますね。この企業誘致について、毛呂山町商工会名で商業施設の追加に反対するかのような意見広告が12月1日の新聞の折り込みに入っておりました。こちらでございます。町としてこの辺の内容について情報は持たれておるのでしょうか、今現在。お伺いいたします。 ○堀江快治議長 岡野企画財政課長。                 〔岡野昭弘企画財政課長登壇〕 ◎岡野昭弘企画財政課長 再質問にお答えいたします。  12月の新聞折り込みでございますが、企画財政課といたしましては、特に事前に情報というのは承知しておりませんでした。  以上でございます。 ○堀江快治議長 弓田議員。 ◆5番(弓田茂樹議員) 企業誘致についてでございますので、しっかりとこの辺につきましても、調べのほうは私させていただきました。毛呂山町商工会のホームページを拝見しますと、その中に「商工会とは、商工会法に基づき設立され、埼玉県知事の許可を受け、地域振興に積極的に関わる団体です」とあります。では、地域振興とはどういったことなのか、これも調べさせていただきました。「地域振興とは、それぞれの地域の特性を生かしながら、人々が住み、働き、学び、遊ぶといった暮らしの総合的な環境を整え、地域の活力を引き出し、またはつくり出していくことであり、多様な主体の参画と協働により個性豊かで誇りの持てる魅力ある地域づくりを進めていくことを目的としています」とあります。町の用途指定に対し、埼玉県知事の許可を受け活動されておる団体が反対活動ともとれるようなことを行うことは考えにくいのですが、私は。さらには、「地域振興に積極的に関わる団体です」とうたっております。地域振興とは、先ほど述べました中に、「多様な主体の参画」とうたっております。今、町が戦略としてこれから南部地区において企業誘致の間口を広げようとしているところへ、それを逆行する行為であるかと私は考えます。私の意見はどうなのでしょうか。正しいのでしょうか、それとも違っておるのでしょうか、考えをお聞かせいただきます。 ○堀江快治議長 井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 弓田議員の再質問にお答えをいたします。  担当課長というか、課長からお答えにくいお話でしたので、私のほうから今のお話について、答弁になるかどうかわかりませんけれども、弓田議員のご主張は非常に法的な考え方であったり、大変多岐にわたっての考え方で、大変参考にもなりますし、町もそういうことで進めているわけでございます。あくまでもこれは段階を踏みながら、しっかりとさまざまな課が、企画財政であり、あるいは産業振興であり、あるいは税務課であり、各担当部署が介して、そしてどういうことだろうかということを進めながら出した結論、これについて政策、町の政策として進めてきた。そして、私も選挙のときに何枚かのいわゆる政策、公約を掲げました。その中に工業系、物流系に商業系を加えるというふうなことをたびたび書かせていただきました。新聞折り込みのものもあります。それから、全戸のポスティングによる講演会活動によるものもございました。あるいは告示の後のいわゆる選挙のチラシ、これにも書かせていただきました。  こういうことで、3回にわたって企業誘致の関係については、雇用促進あるいは税収確保、こういったものの上から工業系、物流系に商業系を加えてこれから企業誘致していきますということ、これを選挙公約に掲げたわけでございますので、これに従って今進めているということ、いわゆるそれは有権者の皆様から審判をいただいたということでございますので、お答えになっているかどうかわかりませんけれども、ある意味、弓田議員の今の質問に対しては、いろいろと私たち町が進めているとおりのお話だということで、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○堀江快治議長 弓田議員。 ◆5番(弓田茂樹議員) 町の予算書というのを見させていただきました。毎年一定額の補助金をこの毛呂山町商工会へ補助しております。この意見広告を町内に新聞折り込みするためには、それ相応の金額が必要となります。また、印刷費用も同様であります。こういった費用の支出はどこから出ているのか。毛呂山町商工会名において広告されております。商工会員皆様への承諾は取りつけておるものなのか、さまざまなことを考えると心配でなりません。  また、さきにお話しした商工会法の内容も調べてみました。その中の第6条2項に、「商工会は、特定の個人又は法人その他の団体の利益を目的として、その事業を行ってはならない」と明文化されております。この意見広告から見えてくるのは、工業と流通はよいが、商業はだめと言っているのですよ、商業はだめと。これは商業という一つの特定したもののことです。埼玉県知事の許可を受け活動されておる商工会という団体であります。こういった法律的にもさまざまな心配を私はしております。こういったことを町として当然のうちにご見識はあると思いますが、今後の南部地区及び新たなるエリア検討と企業に向け、さらなる地域経済の発展と町の総合戦略でうたっております。これは議会としてもしっかりと町とともに進めていきたいと思っておりますが、町として商工会への説明はどのような今後対応をされていくのか、簡単でお願いいたします。 ○堀江快治議長 この際、暫時休憩といたします。                                      (午前10時25分) ○堀江快治議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午前10時27分) ○堀江快治議長 では、休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  岡野企画財政課長。                 〔岡野昭弘企画財政課長登壇〕 ◎岡野昭弘企画財政課長 再質問にお答えいたします。  今後の商工会に対しての考え方でございますが、今後も引き続きできる限り理解をいただくよう努力をいたしまして、粛々と進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 △発言の一部訂正 ○堀江快治議長 弓田議員。 ◆5番(弓田茂樹議員) 再質問の前に、先ほどの私の再質問の中で、議会としてもしっかりとというような文言の中で、議会でとめてしまっているようでございます。正しくは議会人として、私という意味です。議会人としてしっかりと町とともに進めていきたいと思っておるということで、抜けてあったようです。訂正のほどをお願い申し上げます。  続けてよろしいですか。 ○堀江快治議長 議長において処置します。 ◆5番(弓田茂樹議員) 続けさせていただきます。  3問目になります。職員給与について。これにつきましては、この質問を通告をさせていただいた後に、この質問に関する議案が本議会で上程をされております。さらには、その議案が委員会付託ともなっておりますため、ここでは詳細な再質問は私のほうでは泣く泣く控えさせていただきますが、1点だけ。  先日、職員の懲戒処分の説明をいただきました。ここではその内容につきましては、あすの質問事項にもされておる方がいらっしゃいますので、私からは掘り下げることはいたしませんが、今回質問をさせていただいておりますこの職員給与に関しましては、町民の皆様が大変関心を持っておられることであります。3月及び6月議会で継続審議、そして否決となった案件であります。否決ということは、人事院勧告に背き、国及び埼玉県が給与減額になったのにもかかわらず、毛呂山町は減額改正を受け入れなかったということであります。その受け入れなかった理由として、職員の士気、モチベーションをさらに高めるためとしてきましたが、確かに井上町長は上程することにより、人事院勧告に従う意思表示をしました。                                                  採決の結果は否決となったものでございます。この議案は、議会が真っ二つに分かれた、それだけ重要な案件でありました。この議会とは、数の世界のお話です。否決としたのは我々議会の意思となります。町民の皆様より、議会は何をしておるのだとお叱りをいただくことは私は覚悟しております。今後町といたしましても、反対議員の理由にもあったように、職員の皆様にはさらなる高みへと期待を込めているわけであります。しっかりとした住民サービスの向上に今後努めていただきたいと思いますが、このご見解を町長、お願いいたします。 ○堀江快治議長 暫時休憩してください。                                      (午前10時32分) ○堀江快治議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午前10時46分) △発言の取り消し ○堀江快治議長 一般質問を続行いたします。  弓田議員。 ◆5番(弓田茂樹議員) ただいまの私の再質問において一部不適切な発言がありましたので、これを取り消しをお願いいたしたいと思います。 ○堀江快治議長 ただいま弓田議員から申し出のあった部分については、後日議長において精査をし、取り消しをさせていただきます。 ○堀江快治議長 以後続けてください。  井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 弓田議員の再質問にお答えをいたします。  人事院勧告については、しっかりと対応していきたい。また、議会からお示しをされました毛呂山町の職員の給与の関係について、今回上程しているわけでございますけれども、これについてもいろいろと考えながら対応してきたところでございます。ご意見等を伺いながら、そしてこの町にふさわしい給与体系あるいはそれによって職員のモチベーションが上がるように、また職員もそうでありますけれども、町民皆様からご理解賜れるような、そういった仕組みをしっかりと整えてまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○堀江快治議長 この際、11時まで休憩といたします。                                      (午前10時49分) ○堀江快治議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午前11時00分)                                                       ◇ 荒 木 かおる 議員 ○堀江快治議長 一般質問を続行いたします。  荒木かおる議員。                 〔7番 荒木かおる議員登壇〕 ◆7番(荒木かおる議員) 7番、荒木かおるでございます。議長より発言のお許しをいただきましたので、町政に対する一般質問をさせていただきます。  1問目は、もろバスについてです。もろバスの停留所となっている場所で、運行当初と状況が異なり、変更することが好ましい箇所が見られますが、ご所見を伺います。  2問目は、災害廃棄物処理計画についてお伺いいたします。本年5月から環境省では「大規模災害発生時における災害廃棄物対策検討会」を定期的に開催するなど自治体に処理計画の策定を促しております。本町では処理計画をどのように進められているかお伺いをいたします。  3問目は、学童保育所についての質問です。共働き家庭やひとり親家庭が増加している中で、放課後や学校休業日に「安全で安心な生活」を求める声は高まっており、学童保育の整備は社会的な課題となっております。そのような中、本町の川角学童保育所では、定員以上の児童生徒が利用されております。今後町としてどのようにお考えかお伺いをいたします。  4問目は、安心安全なまちづくりという観点から、2点お伺いいたします。  1点目、国土交通省は、災害時におけるトイレ機能の確保が被災者の健康確保に重要であることを踏まえ、マンホールトイレの整備を促進するため、マンホールトイレの整備に向けた指針案を取りまとめました。以前にも質問をさせていただいたマンホールトイレの導入についてですが、毛呂山町の避難所にぜひ整備を進めるべきと考えますが、ご見解をお伺いいたします。  2点目、秋にはどの自治体も防災の日に合わせ防災訓練を行っておりますが、近隣の市町のエリアメールが私の携帯にも届きました。毛呂山町においても9月13日に防災訓練が行われたわけですが、なぜかエリアメールが届きませんでした。どのような理由でなかったのかお伺いいたします。  以上を私の一般質問とさせていただきます。 ○堀江快治議長 岡野企画財政課長。                 〔岡野昭弘企画財政課長登壇〕 ◎岡野昭弘企画財政課長 荒木議員のご質問の1問目、もろバスについてのご質問にお答え申し上げます。  もろバスは、平成26年10月から一般乗合旅客自動車運送事業者の運行によりまして、運行ルートの見直しを図りまして、車両を3台にふやした上で、有料化として運行しているところでございます。  有料化の運行に伴い見直したバス停につきましては、葛貫公会堂、第二分団車庫、川角駐在所の3か所を廃止し、新たに大類、若山2丁目、毛呂山台会館前の3か所を新規にバス停として設置して現在運行を行っております。今回の有料化によるもろバスの見直しは、駅や商業施設、病院等の主要拠点へのアクセス利便性を向上させ、これまで乗車オーバーの発生が常態化していたルートを改編し、もろバスを使いたい人が必要なときに確実に使える状況を確保し、従前よりも運行間隔を短縮化させることで、往復利用など利用シーンを拡大し、有料化による利用者数の減少を抑制することをコンセプトとして実施をいたしました。  現在のバス停に対する住民からの要望等は、バス停の位置の変更や山間部の奥のほうまでバス停を設置してもらいたいなどの要望がございます。一方では、乗車数の少ないバス停を廃止して、里コースのバス停を増加してほしいとの要望もございます。  本町では、現在のもろバスの運行見直しは、有料化になってから中間年度での平成29年10月からの見直しを予定しております。もろバスの運行を見直す場合には、住民アンケート等も実施し、住民の意見を反映した見直しを予定しております。しかしながら、利用者個人によってバス停の位置についても希望は異なり、それぞれの使い方によって希望するコースも異なります。公共交通の運行につきましては、利用状況を踏まえた町内の均衡のとれた運行が必要であるため、全てのニーズに応えることは難しいことでございますが、今後の見直しのときには幅広い意見を調査していく所存でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。  以上でございます。 ○堀江快治議長 古野生活環境課長。                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕 ◎古野秀喜生活環境課長 2問目の災害廃棄物処理計画のご質問につきましてお答え申し上げます。  議員ご指摘のとおり、平時の枠組み・対策では対応できない大規模災害発生時においても、遺漏のない対策を講じていくことの必要性から、現在環境省が主体となり、検討が重ねられているところでございます。その中で「大規模災害発生時における災害廃棄物対策行動指針」が11月16日に策定され、市町村の役割として、災害廃棄物処理計画等を平時に策定し、それを踏まえ仮置き場の設置や災害廃棄物の処理についての具体的な処理方法を定めた災害廃棄物処理の実行計画を作成することが盛り込まれています。  町では現在、毛呂山町地域防災計画の中で災害廃棄物の仮置き場候補地等や行動指針を記載した廃棄物処理計画が盛り込まれており、被災した場合における環境衛生の保全と早期復興を図るための指針となっております。  埼玉県と県内市町村及び一部事務組合で組織されている埼玉県清掃行政研究協議会を通して、自治体同士の相互支援協定を締結しているほか、埼玉県一般廃棄物連合会と災害廃棄物等の処理の協力に関する協定も締結しております。  現在、環境省や埼玉県から災害廃棄物処理の実行計画に関する特段の通知はない状況ですが、関東地域ブロックや埼玉県の計画等との整合性に留意することが「大規模災害発生時における災害廃棄物対策行動指針」で示されているように、大規模災害対策では県や他の自治体との緊密な連携と調整が重要になり、以後、環境省及び県から指針にのっとった行動計画等の作成が求められるものと想定しております。  今後は、埼玉県からの通知等を踏まえ、埼玉西部環境保全組合や町消防防災係と連携を密にし、一朝有事の際には万全な対応ができるようにしていきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○堀江快治議長 村田子ども課長。                 〔村田眞一子ども課長登壇〕 ◎村田眞一子ども課長 第3問目、学童保育所についてのご質問にお答え申し上げます。  学童保育所は、就労等により保護者が昼間家庭にいない児童を対象に、放課後や学校休業日に安全な生活の場を確保し、適切な遊びや指導を行っております。  近年、共働き世帯やひとり親世帯等の増加に伴い、その需要は高まってきております。また、本町では以前から6年生までの児童を受け入れておりましたが、平成27年4月1日に施行されました子ども・子育て支援新制度において、入所対象児童が小学校3年生から6年生まで法律的にも拡大されたところでございます。  川角学童保育所は、平成10年4月1日に開所し、川角小学校及び光山小学校の児童を対象に受け入れてまいりました。平成27年11月1日時点の登録児童数は、川角小学校は57名、光山小学校36名、合計93名で、入所定員60名をはるかに超える大規模クラブとなっております。また、場所的にも、両小学校からの距離も長く、通所にも時間がかかっている状況でございます。  町では、今年度岩井学童保育所の狭隘さを解消するため、毛呂山小学校の余裕教室を利用させていただき整備いたしました。川角学童保育所についても、保育環境は同様となっていることから、状況の改善を図っていかなければならないと考えております。今後は教育委員会等関係機関と協議を重ねながら、児童の安全確保と良好な保育環境の早期整備に努めてまいる所存でございますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○堀江快治議長 川村総務課長。                 〔川村和男総務課長登壇〕 ◎川村和男総務課長 第4問目の安心安全なまちづくりにつきましてお答え申し上げます。  1点目、災害対応型マンホールトイレについてでございますが、地震などの災害が発生したときには、電気や水道がとまり、家庭や避難所で水洗トイレが使用できなくなる可能性があります。このことにより、衛生環境が悪化し、住民の生活や健康面にも大きな支障が生じ、精神的なストレスの原因にもつながっていくと考えられます。  このような不測の事態に備え、小中学校への災害対応型マンホールトイレの導入につきましては、関係機関と協議しながら、設置工法や設置費用等を調査研究し、各避難所に合った災害時のトイレ・衛生対策を検討してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。  続いて、2点目の防災訓練でのエリアメール配信についてでございますが、議員ご指摘のとおり、本町では防災訓練開始前にエリアメールを使用しての住民への周知は行っておりません。その理由といたしましては、住民の方の身体や生命を脅かす災害発生時または災害が発生されるおそれがある場合のみ使用する運用としていたためです。しかしながら、最近では防災訓練開始前にエリアメールで周知を行っている市町村が多くなってきておりますので、本町でもエリアメールでの配信訓練として全町民に防災訓練開始前のエリアメールを配信していきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 △発言の一部訂正 ○堀江快治議長 荒木かおる議員。 ◆7番(荒木かおる議員) 再質問に入らせていただく前に、登壇の際に学童保育の児童生徒という発言がありましたけれども、児童と訂正をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◆7番(荒木かおる議員) では、再質問をさせていただきます。  まず、もろバスについてですけれども、私も地域の方とお話をさせていただいて、いろいろなもろバスに対してのご意見を伺います。それで、待ち合い場所に雨が降っているときに、雨にぬれてしまうとか、あとちょっと座る場所がないとかという要望をいただくのですけれども、ちょっとここできょうはご紹介をしたいことがあります。人口減少、超高齢化社会を迎え、中心市街地や地域拠点、公共交通沿線に都市機能を集約する集約型まちづくりが必要になっております。このため、埼玉県では公共交通を利用することで、誰もが歩きやすく、地域とつながりやすいまちを目指し、官民が連携した出歩きやすいまちづくり、バスでつなぐ、人がつながる事業として、「バスまちスポット」、「まち愛スポット」という2つの取り組みを実施しております。  「バスまちスポット」では、1がバス停留所の近くで、バスを気軽に待つことができる施設、おおむね50メートル圏内にバス時刻表を提示または配布、3、ステッカーを掲示ということで、ステッカーはこういうステッカーが公共施設や商店に張ってあるのです。私、坂戸のある病院に行ったら、これが張ってあって何だろうと思って調べたら、こういうことがあって、患者さん、その病院の前は停留所なのです。その停留所で待合室をお貸しして、バスを待っている間、待合室でどうぞ待っていてください。トイレも使っていいですよという取り組みなのです。  「まち愛スポット」という取り組みは、バス停留所まで歩くときに、休憩できる施設、これもおおむね500メートル圏内、あとベンチや椅子を設置、3、ステッカーを掲示ということで、対象施設は商店、コンビニエンスストア、病院、金融関係、公共施設等に登録をしていただき、協力をしていただきます。本町も公共交通を利用しやすくすることで、誰もが出歩きやすく、地域とつながりやすいまちを目指して、官民が連携した出歩きやすいまちづくり、バスでつなぐ、人がつながるこの事業に参加してはいかがと考えますが、ご所見をお伺いいたします。 ○堀江快治議長 岡野企画財政課長。                 〔岡野昭弘企画財政課長登壇〕 ◎岡野昭弘企画財政課長 再質問にお答えいたします。  議員ご指摘のとおり、埼玉県では都市機能を集約する集約型まちづくりのために、公共交通を利用しやすくすることで、誰もが出歩きやすく、地域とつながりやすいまちを目指し、官民が連携をいたしまして、出歩きやすいまちづくり事業といたしまして、「バスまちスポット」、「まち愛スポット」登録制度と、あとそれとバス情報の集約と公開という2つの取り組みを現在推進しているところでございます。  このうち「バスまちスポット」と「まち愛スポット」登録制度につきましては、既に県内で約240施設というものは登録されておりまして、近隣では坂戸市、日高市、川島町などが導入をしているところでございます。この登録制度は、バス停ですとか、運行経路の変更が特に必要がないということ、また既存のバス停の周辺施設と連携することにより、利用者と商店、コンビニエンスストアや病院、金融機関、公共施設等お互いの相乗効果が図れるため、本町といたしましても、まず公共施設から先行して登録をさせていただき、その後、町内の多くの民間施設に参加していただくよう呼びかけていきたいと考えております。ご理解を賜りたいと存じます。  以上でございます。 ○堀江快治議長 荒木議員。 ◆7番(荒木かおる議員) 平成29年の10月から見直しということをさっきご答弁あったのですけれども、この事業はこれまで待たなければできないことなのでしょうか、それともすぐに登録をすればできるものなのでしょうか、お伺いいたします。両方、この事業です。「まち愛スポット」と。 ○堀江快治議長 岡野企画財政課長。                 〔岡野昭弘企画財政課長登壇
    岡野昭弘企画財政課長 再質問にお答えをいたします。  先ほど1回目の答弁の平成29年10月というのは、もろバスの運行の見直しでございまして、こちらの今ご指摘いただきました「バスまちスポット」、「まち愛スポット」とはまた別な制度でございます。こちらにつきましては、早急に検討してまいります。  以上でございます。 ○堀江快治議長 荒木議員。 ◆7番(荒木かおる議員) やさしい町づくりのためにぜひ早期にこの事業を登録していただいて、実施できるようにしていただきたいと思います。  それで、では2問目の災害廃棄物の質問をさせていただきます。環境省は、昨年の10月からことしの3月に全国の市区町村にアンケート形式で調査を行っております。全国の市区町村の99%に当たる1,716自治体がこの調査に回答をしております。  まず、本町はこのアンケート調査に参加をしているか、していないかお伺いいたします。 ○堀江快治議長 古野生活環境課長。                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕 ◎古野秀喜生活環境課長 再質問にお答えいたします。  環境省のアンケート調査に参加しているかとのご質問でございますが、平成26年10月21日付で「災害時における廃棄物処理対策に係るアンケート調査について」との依頼文書がございまして、こちらのほう、毛呂山町も回答してございます。よろしくお願いします。 ○堀江快治議長 荒木議員。 ◆7番(荒木かおる議員) では、アンケートの内容なのですけれども、巨大地震や土砂災害で発生する瓦れきなどの災害廃棄物の処理計画を策定済みの市区町村は、全体の33%にとどまることがこの調査でわかっております。市区町村に計画策定の義務はありませんが、環境省では廃棄物処理は市区町村の業務で、災害時に混乱するおそれがあるとして、早期の作成を要請しております。処理計画は、自治体が巨大地震などの自然災害に備え、瓦れきや土砂といった廃棄物の収集方法や仮置き場の候補地などをあらかじめ定めるといったものです。廃棄物の仮置き場の候補地リストは、策定済みが24%、残りの50%は作成も検討もしていないとの調査結果でした。本町の候補地リストについての作成状況はいかがか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 古野生活環境課長。                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕 ◎古野秀喜生活環境課長 再質問にお答え申し上げます。  廃棄物の仮置き場の候補地でございますが、地域防災計画の中での災害廃棄物処理の計画の中で、公有地を2か所候補地として示してございます。  以上でございます。 ○堀江快治議長 荒木議員。 ◆7番(荒木かおる議員) 済みません。場所もお聞きしたかったのですけれども、場所はおわかりになりますか。 ○堀江快治議長 古野生活環境課長。                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕 ◎古野秀喜生活環境課長 失礼しました。お答え申し上げます。  1か所は川角町民グラウンドでございます。もう1か所は西戸グラウンドの西側になります町有地でございます。  以上でございます。 ○堀江快治議長 荒木議員。 ◆7番(荒木かおる議員) これは私はすごいことだなと思いました。全体の24%の中にこの候補地を挙げている毛呂山町が入っているというのは、とても計画に対して前向きですごいことだなという、もう感動いたしました。ありがとうございます。  それで、処理計画の策定状況なのですけれども、今、策定をするようにということで、策定中が全体の4%、今後策定する予定が32%です。予定をしていない、何もしていないという市区町村が32%だそうですけれども、本町はこの策定状況はどのようなふうになっているのかお伺いいたします。 ○堀江快治議長 古野生活環境課長。                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕 ◎古野秀喜生活環境課長 お答え申し上げます。  本町の災害廃棄物の処理計画の策定状況とのご質問でございますが、先ほど申し上げましたように、毛呂山町地域防災計画の中で、災害廃棄物の処理について示してございます。また、今後関東地域ブロックで行動計画ですとか、策定された際には、そちらとの整合性で将来的には見直す必要があれば見直していきたいと、そんなふうに考えております。よろしくお願いします。 ○堀江快治議長 荒木議員。 ◆7番(荒木かおる議員) まだ11月16日に指針を出されたということで、これからだと思うのですけれども、東日本大震災でも膨大な災害廃棄物が発生し、この間の常総市の川の洪水でも廃棄物が発生しました。もうその処理のおくれが復旧・復興に支障を来しております。災害廃棄物は、さまざまなごみが混ざり合って処理が悩みの種になっております。混乱を最小限に控えるためにも、処理計画の策定率を高めていく必要があると思います。毛呂山町も今後いつ、どのような災害が起きて災害廃棄物が出るようなことになることはあってはいけませんけれども、そういうときのために混乱のないように今から計画策定されることを要望いたします。よろしくお願いいたします。  では、学童保育の再質問をさせていただきます。現在、川角小学校の児童は、川角学童までの長い距離を移動しております。各小学校の敷地内または近距離の位置がまず理想だとは思うのですけれども、現状の川角学童の狭隘と安全性を考えると、川角小学校と光山小学校単位で分離するべきでは、それが理想だと私思いますけれども、お考えをお伺いいたします。 ○堀江快治議長 村田子ども課長。                 〔村田眞一子ども課長登壇〕 ◎村田眞一子ども課長 荒木議員の再質問にお答え申し上げます。  先ほど答弁させていただきましたとおり、川角学童保育所は大規模な学童保育所運営となっております。議員ご指摘のとおり、通所の距離も川角小学校から長く、安全面についても今後十分な考慮は必要であると感じております。整備の目標といたしましては、現学童保育所を分離し、理想的には小学校単位という学童が好ましいと考えております。当面、川角小学校の児童という形で整備の必要があると考えますが、これについては町の財政サイドと財政のそういった調整はもとより、どこに整備するのか、またその地理的、さらにどの程度の規模でという物理的条件というのが大きな整備課題であると考えます。  そういう中で、現状考えなくてはいけないことは、児童の利用スペースと合わせて、送迎の保護者さんの送迎スペース、これも兼ね合っていなくてはならないというふうにも考えてございます。そういった一体的な学童利用計画ということを早期に策定することが優先課題であると考えておりまして、この整備を進めるに当たっては、教育委員会と関係機関、ご指導、ご協力をいただきながら、十分に検討を重ねて最良の体制を決定してまいりたい、そんなふうに考えておりますので、ご理解をよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○堀江快治議長 荒木議員。 ◆7番(荒木かおる議員) では、分離で考えたときに、一番の早期実現に向けての課題はどんなことがあるか、川角学区に学童保育をつくる場合の課題をお伺いいたします。 ○堀江快治議長 村田子ども課長。                 〔村田眞一子ども課長登壇〕 ◎村田眞一子ども課長 再質問にお答え申し上げます。  川角学童保育所の早期実現ということでございますが、先ほども答弁させていただきましたように、教育委員会サイドとの十分な打ち合わせ、協議というのが大前提となってまいります。その前に子ども課サイドでまずやるべきこととしましたら、現状小学校の空き教室、それから敷地内の活用スペース、これも他の関係機関との協議もございますが、そのほかに周辺の整備のほうもできるかどうかというところに私どもの今の仕事の早急にするべきところがあるのかなと考えてございます。現状把握も急務に必要と考えておりますので、進めたいと考えております。よろしくお願いします。 ○堀江快治議長 荒木議員。 ◆7番(荒木かおる議員) 近隣の市町でお聞きしたところによると、学童保育の利用について、空き店舗を利用しているところもあるとお聞きしますけれども、これについて本町ではどうお考えかお伺いいたします。 ○堀江快治議長 村田子ども課長。                 〔村田眞一子ども課長登壇〕 ◎村田眞一子ども課長 再質問にお答え申し上げます。  近隣の空き店舗利用ということでございますが、近隣では日高市が実施しております。日高市は全部で11学童保育所がある中の現在2学童保育所が30名から40名程度の定員で空き店舗利用をしております。こういった形で、現状川角小学校を分離整備する上では、土地あるいはある空き店舗利用というのも考えなくてはならないのかなとこちらでも痛感しております。  以上でございます。 ○堀江快治議長 荒木議員。 ◆7番(荒木かおる議員) 近年では、全国的に共働き家庭や父子家庭、母子家庭が増加傾向にありますけれども、本町でも同様かと思いますけれども、川角学童の登録者数については、前年度と比較していかがでしょうか。また、各学童保育所の登録数はいかがかお伺いいたします。 ○堀江快治議長 村田子ども課長。                 〔村田眞一子ども課長登壇〕 ◎村田眞一子ども課長 再質問にお答え申し上げます。  現在の川角学童保育所の登録児童数につきましては、5月1日のデータでございます。こちらは26年度が110人、本年度が115人で前年度と比較して増加しております。ここ数年でもこの時点の登録者は110人前後でございまして、夏休みを過ぎますと、20人程度退園という形になりまして、大体90人前後というところが川角学童の現状でございます。また、ほかの岩井、泉野学童保育所につきましても、ここ数年80人という登録数を数えております。  以上でございます。 ○堀江快治議長 荒木議員。 ◆7番(荒木かおる議員) いずれにしても多い状態ですけれども、教育長にお伺いいたします。  目白台の3丁目、4丁目は、川角小学校に通学をしております。3丁目、4丁目は、現在もまだ開発をされていて、今後も川角小学校の生徒がふえる傾向にあると思われますけれども、各学校児童数の今後の推移はいかがか。川角小学校について、ほかの学校についても推移をお伺いいたします。 ○堀江快治議長 粟田教育長。                 〔粟田 博教育長登壇〕 ◎粟田博教育長 荒木議員の再質問につきましてお答えいたします。  まず、町内各小学校の児童数と学級数の推移でございますけれども、学級数につきましては、通常学級と特別支援学級を合わせた数で申し上げさせていただきます。今年度10月1日現在、毛呂山小学校では443人、16学級、川角小学校につきましては、405人、14学級、光山小につきましては、283人、14学級、泉野小につきましては、462人、18学級でございます。この児童数の推移でございますが、6年後、平成33年の児童数の推計でございます。毛呂山小学校、323人、14学級、川角小学校、386人、14学級、光山小、208人、10学級、泉野小学校、337人、13学級の予定でございます。学級数につきましては、県の学級編制基準等の変更がない場合ということで試算させていただきました。これが10年後、平成37年度になりますと、これも推計でございますけれども、毛呂山小学校が279人、学級数でいいますと約14学級、川角小学校が333人、これも14学級、光山小につきましては、173人、これはもう学級数は単学級で、特別支援学級を入れても9学級、それから泉野小学校が、これが一番児童数の減少が大きい学校でして、10年後でございますが、269人で14学級でございます。  以上でございます。 ○堀江快治議長 荒木議員。 ◆7番(荒木かおる議員) 推移をお聞きすると、児童数は減ってくる。減少するのは間違いありませんけれども、子育てしやすい環境をつくるには、学童保育は必ず必要なものです。今現在、その川角学童が定員で、待機児童というのはこの毛呂山町ではいかがなのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○堀江快治議長 村田子ども課長。                 〔村田眞一子ども課長登壇〕 ◎村田眞一子ども課長 再質問にお答え申し上げます。  学童保育所の待機児童につきましては、定員はオーバーしておりますが、ご要望どおり入所希望があれば、そちらのほうに登録させていただいております。  以上でございます。 ○堀江快治議長 荒木議員。 ◆7番(荒木かおる議員) 入所希望があれば入所をさせているということで、まだまだこれから共働き家庭がふえる可能性があるということは、どんどん、どんどんふえる可能性、今現在ですよ、現在ふえる可能性はあるということですよね。ということは、ではまた教育長にお聞きしたいのですけれども、川角小学校の余裕教室、今年度毛呂山小学校が余裕教室を使って学童保育を来年度から始めますけれども、川角小学校については、そういう利用の仕方はできないのかお伺いいたします。 ○堀江快治議長 粟田教育長。                 〔粟田 博教育長登壇〕 ◎粟田博教育長 荒木議員の再質問についてお答え申し上げます。  余裕教室の活用の考え方ということだろうというふうに思いますけれども、余裕教室につきましては、平成27年度、今年度ですけれども、川角小の余裕教室は2教室ございます。そのほかの小学校につきましても、毛呂山小学校がご案内のとおり、ことし余裕教室を活用しての学童ということで活用をしていただきましたけれども、毛呂山小学校がそれを除きまして2教室、光山小が7教室、泉野小が2教室、合計13教室ございます。  これらの余裕教室の活用の考え方でございますが、教育委員会といたしますと、やはり1つは教室につきましては、学校教育の目的達成を最優先と考えておりますが、ただこの余裕教室の活用に際しまして、地域住民等の要望等を考慮しまして、この学校教育の目的以外に活用する場合の優先順位というものを教育委員会では決めてございます。  その優先順位でございますけれども、まず1番目が防災備蓄庫などの防災関連施設、それから2点目が学童保育室などの子育て支援施設、3つ目がPTAだとか、あるいは学校応援団あるいは地域の皆さんの交流の場などの地域に根差した活動拠点、それから4点目に、それ以外の社会福祉だとか、生涯学習だとかの公共利用というふうに考えております。余裕教室の学校教育以外の活用につきましては、その用途に合わせた転用費用だとか、あるいは利用者の利便性などのさまざまな課題があることは承知しております。しかし、今後につきまして、こういう課題を担当課等と十分連携を図りながら解決して、余裕教室を町づくりに有効に活用できるよう努力してまいる所存でございます。  以上でございます。 ○堀江快治議長 荒木議員。 ◆7番(荒木かおる議員) では、余裕教室をもし学童保育に利用できた場合のお話ですけれども、それについて、そうなった場合の川角その周辺の課題、駐車スペースも課題になると思うのですけれども、一番の課題は、やはり駐車スペースが課題となるのでしょうか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 村田子ども課長。                 〔村田眞一子ども課長登壇〕 ◎村田眞一子ども課長 再質問にお答え申し上げます。  今、教育長さんがお話しいただきましたように、余裕教室等がご利用できれば、児童のそういったスペースは確保できますが、今度は安全面から見て、保護者様の送迎という形で、現状が全く学校内に教室を整備したとしても、さてどこに、今までない環境が生まれてくるわけでございますので、一番は一体的な、保護者さんの送迎も含めた形の学童の整備というのが一番必要かと思っております。  以上でございます。 ○堀江快治議長 荒木議員。 ◆7番(荒木かおる議員) では、また数のことになりますけれども、保育園の入所を今度見込んだ学童保育所の今後の見通しをお伺いいたします。 ○堀江快治議長 村田子ども課長。                 〔村田眞一子ども課長登壇〕 ◎村田眞一子ども課長 再質問にお答え申し上げます。  今後の見通しということでございますが、少子化の影響ということでございますが、保育園の入所につきましては、徐々に減少するという形でちょっと推測はしておったのですが、現状保育園の入所数は横ばいあるいはやや増加傾向というような状況に転じております。この延長線上を考えますと、いろんなご家庭の事情、状況等があろうかと思いますが、一気に学童保育所が増加するというわけでもなく、ただ大きく減少することは考えられないかなということでございます。  また、その少子化ということで、徐々には減っていくもののこの受け入れについては、その小学校のそれぞれの地域単位というので、通学区に指定された中で学童保育所の入所のほうを決定させていただいておりますので、このように3学童の現状、入所数等地域の情勢によってその増減幅はいろいろ出てくるかと思っております。いずれにいたしましても、現状では大規模の学童保育所でございます。おかげさまで岩井学童保育所も議員様のご協力、ご理解のもと、本年度整備できました。ありがとうございました。次の段階は、やはり川角学童の整備ということでございますので、現状を真摯に受けとめまして、早期に方向性が見出せればと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○堀江快治議長 荒木議員。 ◆7番(荒木かおる議員) 今のその川角学童の状況から見て、川角小学校のお子さんが距離を歩いてくる、その安全性と安全面を考えても、今のままではちょっと無理があるのではないかなという気がします。これ今までの再質問のご答弁をいただきましたけれども、最終的に町長はその学童保育、今の状況についてどう思われるか、今後の思いをお伺いいたします。 ○堀江快治議長 井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 荒木議員の再質問にお答えをいたします。  川角学童についてご指摘いただいておりますけれども、今、企業のほうも大分動いていて、早いところは来年の10月からというようなお話、あるいはそれ以外のリネンの会社のほうもできるだけ早い操業を始めたいというふうな希望もございます。ということは、そこで雇用が生まれる。雇用が生まれるのであれば、当然お子さんを預けて働きたいという、そういった家庭が出てくる。これは当然のお話であって、そして経済効果が生まれるわけでありますから、これを整える、これは町の一つのこの進める政策の中でございます。  川角学童は、その今の狭隘さの中で、できるだけ早く整えなければいけない。これは町としても一つの課題というふうに思っておりますし、そして何よりも一番は、子供の安心安全でありますので、こういったものを加味しながら、そして毛呂山小学校内につくりました学童、これにおける課題等が見えておりますので、こういったことも含めまして、これからの川角学童のあり方あるいは川角小学校区における学童保育、これについてできるだけ早い検討と、そしてできるだけ早い設置、これを進めてまいります。  以上です。 ○堀江快治議長 荒木議員。 ◆7番(荒木かおる議員) ぜひ早い設置を目指していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  では、最後にマンホールトイレについてお伺いいたします。災害対策基本法に基づき、中央防災会議が作成する防災基本計画では、市町村は避難所の生活環境を確保するため、必要に応じ仮設トイレやマンホールトイレを早期に設置すること等が定められております。大規模災害、地震や津波の発生時には、建物被害やライフラインの被害により、避難所等に人が集中をし、かつ既存のトイレが使用不可になる事態が起こって、衛生状況の悪化だけでなく、排せつを我慢するために飲食制限を行うことによる健康被害の事例が報告をされております。  このように住民の生命と公衆衛生という観点から、発生時におけるトイレ対策の重要性が改めて認識をされております。震後における下水道が果たすべき機能の一つに、トイレの使用の確保があり、避難所等における災害用トイレの設置については、下水道部局以外が対応する事例が多く、町としても災害時における適切な災害用トイレの調査配備計画を事前に準備する必要があります。  東日本大震災による震災関連死の死者の数は約3,331人であり、その多くが60歳以上の高齢者でした。復興庁の震災関連死の原因として、市町村から報告のあった事例には、避難所における生活の肉体的、精神的疲労が全体の33%を占め、その中に断水でトイレを心配し、水分を控えたという事例が紹介されております。災害時における快適なトイレ環境を整備することは、命にかかわる重要な課題として認識すべきです。食べれば必ず排せつがあり、排せつがなければ健康な状態を維持することはできません。我慢することで健康を損ね、場合によっては命を落とすこともあります。そのような事態に陥らないようにするために、水や食料の備蓄、支給を行うことのみならず、快適なトイレ環境の整備、運用を行うことは重要な課題であります。  2年前に私このマンホールトイレの導入について質問させていただきましたけれども、おおよそどのくらいの財源が必要か、調査はしていただいていると思います。どのくらい必要なのかをお伺いいたします。 ○堀江快治議長 川村総務課長。                 〔川村和男総務課長登壇〕 ◎川村和男総務課長 再質問にお答えいたします。  平成25年6月の定例会であったと記憶しておりますが、マンホールトイレについてのご提言をいただきましたが、県内で実施している市のほうに確認いたしましたところ、設置する種類あるいは規模、さらには設置する場所等により、いろいろ費用は異なってくるとのことですが、約1,000万から2,000万程度かかるのではないかというお話を伺っております。  また、マンホールトイレには、下水道へ直接放流する直接放流型と、それから一時的に汚水をためて下水道に放流する一時貯留型、それから下水道に放流しない貯留型などがあるということで、設置する種類あるいはトイレの数、設置場所などにより金額が大きく変わってくるものと考えます。今後さらに調査研究を進めてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 ○堀江快治議長 荒木議員。 ◆7番(荒木かおる議員) 下水道組合にどのくらいかかるのかお聞きしたところ、そんなにはかからないという回答をいただいたのですけれども、これはまたその機種によって、どういう取りつけ方かによってまた変わってくると思うので、ぜひ組合と協議をしていただいて、よく金額を調べていただいて、ぜひ導入を進めていただきたいと思います。  町長には以前質問させていただいたときに、とても前向きなご答弁だったと記憶しております。この国の指針が発表されたということで、今後の町長のご見解をお伺いしたいと思います。 ○堀江快治議長 井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 再質問にお答えをいたします。  マンホールトイレについては、マンホールのふた、これはマンホールのふたを外せば大きな穴ですから、そこにそのままトイレというわけにはいかない。いわゆる今、担当課長から話があった1,000万とかいうのは、このマンホール、よくマンホールは道にありますけれども、このマンホールに対していわゆる枝を出すわけです。枝をつないで、そこにそのトイレにふさわしい口径のものを立ち上げる。例えば3つ必要であれば3つ、あるいは4つというふうに立ち上げて、ここの排せつ物が流れるようにためてあるプールの水、こういったものを流して本管のほうの下水のほうに送ると、このシステムがいわゆる今お話になっているある程度の金額が張るものということでございます。  その下水道組合が言っているマンホールのトイレの形状については、多分ふたの関係について取り替えて、そしてその穴の上に置く、あるいはその囲いをする。ただ、これだと道でありますから、これは非常に危険なわけです。ですから、いろんなことがわかってきた中で、やはりどういうものを設置していくか、これについては非常に今の枝をつくるというのは高額なものでありますから、これについてもできる場所とできない場所がありますので、こういったことを加味しながら、設置できる場所あるいは設置をしやすいように再度段階を追って確保する、こういったことを進めていくようかなというふうに思っております。決して前向きな考え方は変わっておりませんので、実現できるような段階を踏んでいきたいというふうに思っておりますので、ご理解賜りたいというふうに思います。  以上です。 ○堀江快治議長 この際、午後1時15分まで休憩といたします。                                      (午前11時58分) ○堀江快治議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 1時15分)                                                       ◇ 千 葉 三津子 議員 ○堀江快治議長 一般質問を続行いたします。  千葉三津子議員。                 〔8番 千葉三津子議員登壇〕 ◆8番(千葉三津子議員) 8番、千葉三津子でございます。議長のお許しをいただきましたので、町政に対する一般質問をさせていただきます。  1問目といたしまして、高齢者の支援対策として、厚生労働省が進めている認知症施策5カ年計画(オレンジプラン)について、本町の進捗状況及び現状と課題についてお伺いいたします。  2問目といたしましては、排水路の整備対策についてお伺いいたします。台風の豪雨により、町道第3311号路線が溢水し、住宅が床下浸水の危機に見舞われました。4年前の初めての定例議会で一般質問をさせていただきましたが、今回の溢水は尋常ではありませんでした。温暖化が進む中で、抜本的に排水路の見直しが必要と考えます。地域住民の生活道路であり、通学路であること、そして何よりも住民の安全と財産を守るためにも、早急な排水対策が必要と考えますが、本町のお考えをお伺いいたします。  3問目といたしまして、自転車の安全利用対策についてお伺いをいたします。自転車の道路交通法の一部を改正される法律が本年6月に施行され、施行後約6か月が経過いたしました。まだまだ具体的な改正法の内容を知らない町民が多いのが実態ではないでしょうか。そこで、今後もハード面、ソフト面の両面から、自転車の安全利用について対策を進める必要があると思います。そこで、次の3点についてお伺いいたします。  1点目といたしまして、本町の自転車マナー等の向上についての取り組みについてお伺いをいたします。  2点目は、規制標識のうち、「自転車専用」及び「自転車及び歩行者専用」の標識の設置状況についてお伺いいたします。  3点目といたしまして、国は平成24年11月、「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」、「自転車ネットワーク計画」など自転車通行空間計画について提言を行っていますが、本町の今後の取り組みについてお伺いをいたします。  4問目といたしまして、児童生徒の健康管理についてお伺いいたします。児童生徒の健康は、「学力」や「豊かな心」を支える土台としてとても重要です。近年、子供たちの「食」を取り巻く環境は、大きく変化し、孤食や個食、基本的な食習慣が身についていないなど、またさまざまな事情で家族と食事をとる機会が減少しており、偏った食事になることも懸念されます。体力づくり、健康の維持は食と運動が重要と考えます。そこで、次の4点についてお伺いいたします。  1点目といたしまして、児童生徒の体力向上の取り組みについてお伺いいたします。  2点目は、健康的な食生活を送れる人を育てる食に関する指導はされているのか。されているとしたらどのようにされているのかお伺いいたします。  3点目といたしまして、家庭(保護者)との情報の共有及び連携はどのようにされているのかお伺いいたします。  4点目といたしましては、児童生徒の身体検査の結果についてお伺いいたします。  以上を私の一般質問とさせていただきます。 ○堀江快治議長 小峰高齢者支援課長。                 〔小峰裕次高齢者支援課長登壇〕 ◎小峰裕次高齢者支援課長 千葉議員のご質問の1問目、高齢者の支援対策の厚生労働省が進めている認知症施策5カ年計画(オレンジプラン)について、本町の進捗状況及び現状と課題につきましてお答え申し上げます。  全国で認知症の人は、平成24年で約462万人と、65歳以上高齢者の約7人に1人と推計されていました。また、その予備群として推計される約400万人を合わせますと、約4人に1人が認知症の人またはその予備群とも言われております。  今後、高齢化の進展に伴い、団塊の世代が75歳以上になる平成37年には700万人を超え、65歳以上高齢者の約5人に1人にまで増加する見込みと推計されております。  これを踏まえ、国では平成24年に策定した「認知症施策推進5カ年計画」を改め、ことしの1月に国家戦略として新オレンジプランを策定しています。新オレンジプランは、「認知症になってもその人の意思が尊重され、できる限り住みなれた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けること」ができる社会の実現を目指すことを基本的考え方としており、その町づくりの実現には、国を挙げた取り組みが必要との考えから、公正労働省を中心に内閣官房、内閣府、警察庁等の省庁が共同して策定してございます。  本町の新オレンジプランに基づく取り組み状況でございますが、疾病への理解を深めるために、認知症サポーター養成講座を実施しております。平成27年9月現在、町のサポーター数は1,281人となっております。また、平成26年度には本人やその家族の介護の道しるべとなる「認知症ケアパス」を作成し、本年7月からは、本人、またその家族への支援といたしまして、地域包括支援センターを中心としたオレンジカフェや認知症疾患医療センターとの連携によります相談会をそれぞれ開催しているところでございます。  次に、本町の課題でございますが、「認知症ケアパス」の作成やサポーター養成講座等を行い、住民や医療、介護関係者への理解を深めるための普及・啓発に努めておるところでございますが、まだまだ理解が十分とは言えず、介護する家族の負担は大きく、受診をするという行為につながりにくい現状がございます。  本町といたしましても、認知症の人の増加に伴い、より一層予防等の施策を推進する必要があるものと認識しております。  今後も認知症の人ができる限り住みなれた地域で自分らしく暮らし続けるために必要としていることに対し的確に応えていくため、住民向けの講座や関係各機関とのさらなる連携を図りながら、高齢者の支援施策に取り組んでまいりたいと考えております。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 ご質問の2問目、排水路の整備対策についてお答えいたします。  ご質問の町道第3311号路線でございますが、この路線は光山小学校に通う児童の通学路になっておりまして、また道沿いには住宅が建ち並び、地域住民の生活道路でもあります。現地は南側より雨水が流れ込んでくる地形で、さらに道路形状がくぼ地となっているため、雨水が集中して流入してしまう状況でございます。道路の排水施設は側溝がないため、集水ますで雨水を拾い、暗渠排水管で東側町道へ雨水を流すような処理方法となっておりますが、集中豪雨のようなまとまった雨が降りますと、下流側の排水処理が追いつかず、道路が冠水してしまいます。  ご指摘をいただいてから、台風やゲリラ豪雨などの際は、この箇所のパトロールによる道路状況の確認や枯れ葉、汚泥の除去といった道路冠水を防ぐための排水を流す作業を行ってまいりましたが、ことしの9月の台風18号では、予想以上の雨量が長時間降り続いたため、道路上に約40センチの雨水がたまってしまった状態となり、隣接する住宅では床下浸水被害の危機に見舞われる状況であったため、西入間広域消防組合による排水作業を実施いたしました。  このような状況を解決すべく抜本的な排水対策を施すため、現地調査を実施したところ、下流の町道側溝も大雨時には満水状態となり、さらにその下流の排水管は、線路を横断して光山小学校脇の大型水路へつながっている状況でありました。この状況を見ますと、流末の排水整備では抜本的解決にならないと判断し、1か所に集中しないよう排水経路の分流による対策を検討し、工事につきましては、本年度中に実施できるよう進めてまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。  次に、ご質問3問目の3点目、自転車通行空間計画についてお答えいたします。国土交通省では、平成24年に「安全で快適な自転車利用創出ガイドライン」を策定し、安全で快適な自転車通行空間を効果的、効率的に整備することを目的に、自転車ネットワーク計画の策定を推進しております。  自転車ネットワーク計画の策定につきましては、埼玉県内でも2市が計画を策定済みで、8市町が計画を検討中または今後計画を進めていく予定となっている状況でございまして、約20%が計画への取り組みを進めているところでございます。  毛呂山町の自転車通行空間の取り組みでございますが、自転車通行空間の整備は、断片的ではなく、連続性の確保が重要でございます。また、自転車通行帯等の整備には道路上の自転車空間を確保するための道路幅員も必要なことから、整備が困難であることが現状でございます。町ではすぐに自転車ネットワーク計画を策定することは難しい状況ではございますが、昨今の自転車の普及や自転車利用者の安全を踏まえまして、3月に開通しました長瀬駅前野久保線の整備に伴い、青白の標示で、自転車用の通行スペースを設置するなどの道路幅員が確保できるところにつきましては、自転車通行空間の整備をしたところでございます。  今後の道路整備につきましても、歩道の確保や自転車空間の整備を合わせて盛り込み検討してまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○堀江快治議長 古野生活環境課長。                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕 ◎古野秀喜生活環境課長 3問目の自転車の安全利用対策の1点目と2点目のご質問につきましてお答え申し上げます。  自転車マナー等の向上についての取り組みでございますが、常日ごろから交通安全を図るため、各学校において行われる交通安全教室や年4回の交通安全街頭キャンペーン、また交通安全母の会が中心となって開催しております親子自転車教室など、さまざまなイベントを通じて自転車のマナーアップや交通ルールの遵守について警察と連携しながら啓発活動に取り組んでいるところでございます。  また、平成27年6月1日に改正道路交通法の一部が施行されたことにより、町では自転車に関する主な改正点について、ホームページや広報もろやまへの掲載、また各自治会へのチラシの回覧等による周知活動に加え、各学校へは教育委員会を通じて制度の周知を依頼するなど啓発活動を行っております。  次に、規制標識の設置状況でございますが、西入間警察署に確認したところ、町内にある自転車専用道は、3月に開通しました長瀬駅前野久保線の1か所でございます。また、自転車及び歩行者専用道につきましては、県道では2路線8区間、町道では町田箕和田線と長瀬駅南通線の2路線4区間でございます。それぞれの区間につきましては、自転車通行可の標識が設置されております。自転車に対する道路交通法改正などの交通を取り巻く環境の変化などを踏まえ、警察署等の関係機関と連携し、継続的に啓発活動を行っていくことが重要であると認識しておりますので、今後も交通ルールの徹底や自転車のマナーの向上に向けた効果的な広報活動に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○堀江快治議長 小堺学校教育課長。                 〔小堺広司学校教育課長登壇〕 ◎小堺広司学校教育課長 千葉議員の4問目の1点目から4点目につきまして、順次お答え申し上げます。  まず1点目の体力向上について、児童生徒が健康であることは、「学力」や「豊かな心」を支える土台として大変重要であり、規則正しい食生活の上に、体を動かすことの大切さを学んでいく必要があります。教育委員会といたしまして、児童生徒の体力向上、健康の保持増進を図ることを目的として体力向上推進委員会を年間3回実施して、健康に係る諸調査の分析や体育授業の充実について研究しております。また、小中学校体育連盟が「運動量」、「授業規律」、「生涯を支える体づくり」を大切にして授業研究会を実施し、児童生徒の体力向上を図っております。  2点目の健康的な食生活を送れる人を育てる食に関する指導につきまして、子供たちがみずからの食事や健康について興味関心を持てるよう、小中学校を通して、各教科、学級活動、道徳及び児童会・生徒会活動で「食に関する指導」を行っております。小学校では、地域の方の協力を得て、全ての学校で5・6年生を対象に田植え・稲刈り体験を行い、食にかかわる人々のさまざまな活動に支えられていることや感謝の気持ちが深まるよう指導しております。家庭科では、バランスのよい食事について栄養素を学んで調理実習を実施し、特に中学校では栄養バランスを考えたお弁当づくりを通して主体的に食習慣や食文化についても学んでいます。また、栄養教諭や養護教諭と連携した授業で、規則正しい生活や体力づくりなども含めて、生きる上で大切なことをわかりやすく子供たちに教えております。  3点目の家庭・保護者との情報の共有及び連携につきましては、教育委員会とPTA連合会が連携して「早寝・早起き・朝ごはん」運動を啓発して食育の推進を図っております。小学校で行われる田植え・稲刈り体験には、保護者にも協力・参加していただき、家庭、地域と連携して食に関する理解を深めております。各学校で実施する学校保健委員会では、講師を招聘して食育の重要性についてお話をいただき、家庭への協力を呼びかけながら、家庭の教育力向上を図っております。また、給食センターから毎月配布される「給食便り」では、献立に地場産物を多く取り入れていることや、家庭でも簡単につくれるレシピを紹介しております。今年度給食センターは、第10回全国学校給食甲子園のメニューコンクールに応募し、埼玉県の代表として地場産物を生かした献立が認められ、日本一おいしい給食を目指しております。これらの方法で、家庭、保護者との情報を共有し、食育を啓発していきたいと考えております。  4点目の身体検査等の関連でございますが、家庭の教育力の低下によって、発達状態に顕著な差が出る事例はございません。ただし、子供たちの中に、自分でスナック菓子やお弁当、カップ麺等を買って食べ、炭水化物の多い食生活をすることにより、長期休業明けに体重がふえ過ぎてしまう例や、食事が整わず体重が減ってしまう例もございます。これらのケースでは、養護教諭が家庭と連携をとりながら定期的にアドバイスをしたり、生活習慣の改善のために、医療機関を紹介しております。  教育委員会といたしまして、今後とも食育の重要性について、学校・家庭・地域と連携し、子供たちがみずからの力で健康について考え、正しい食事がとれるよう指導してまいります。また、関係各機関と連携を図りながら、多くの機会と場を利用して、家庭・保護者の食に関する理解が深まるように努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。 ○堀江快治議長 千葉三津子議員。 ◆8番(千葉三津子議員) それでは、随時再質問をさせていただきます。  まず、小峰高齢者支援課長に再質問をさせていただきます。本町の認知症サポーター数は、9月現在で1,281人とのことですが、開催方法としてはどのように周知され、これまでにどのくらい養成講座を行ったのでしょうか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 小峰高齢者支援課長。                 〔小峰裕次高齢者支援課長登壇〕 ◎小峰裕次高齢者支援課長 再質問にお答えいたします。  認知症サポーター養成講座につきましては、平成21年度に初めて開催をさせていただいております。以来、ことしの9月末までに一般住民の皆さんあるいは役場内、銀行、病院、福祉施設などにおきまして、計46回の講座を開催いたしております。始めた当初につきましては、年1回程度の開催ということでございましたが、今年度は10回程度予定しておりまして、既に8回の講座が修了しております。  それから、周知の方法でございますが、広報もろやま、町のホームページへの掲載は当然のことでございます。スーパーあるいは町内各施設へのポスターの掲載等、こういったことによりまして、一般住民の方にも周知を図っているというところでございます。今後につきましては、学校や企業等にも対象を広げまして、より多くの方々にこの養成講座を受講していただけるよう働きかけてまいりたいと考えております。 ○堀江快治議長 千葉議員。 ◆8番(千葉三津子議員) 本年3月議会での私の一般質問でもお伺いをいたしましたが、本年1月に公表された新オレンジプランの要綱の中に、小中学校で認知症サポーター養成講座を開催するとありましたが、当町では、どのようになっているのでしょうか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 小峰高齢者支援課長。                 〔小峰裕次高齢者支援課長登壇〕 ◎小峰裕次高齢者支援課長 お答え申し上げます。  認知症につきましては、先ほど申し上げましたように、今後も増加が予想されているといったところでございますが、そういった方々を支えるため、小中学校のころからそういった知識や、あるいは理解を深めていくということが大変重要なことであるというふうに認識しております。そのような中で、小中学生向けの講座の開催につきましては、現在教育部局と調整を図っている最中でございますので、ご理解を賜りたいと思います。 ○堀江快治議長 千葉議員。 ◆8番(千葉三津子議員) 近隣でも越生町、鳩山町でも既にもう小中学校で認知症サポーター養成講座を開催していると聞いております。毛呂山町としてもぜひ早急に養成講座を開催していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  また、認知症対策は、早期診断・早期対応が重要であると思います。2018年までに全市町村に配置するこの早期診断・対応のための医師や看護師などが自宅に訪問する初期集中支援チームの配置については、検討委員会を設置し検討を行っていくとのことでしたが、その後の進捗状況をお伺いいたします。 ○堀江快治議長 小峰高齢者支援課長。                 〔小峰裕次高齢者支援課長登壇〕 ◎小峰裕次高齢者支援課長 お答え申し上げます。  認知症初期集中支援チームの配置に向けまして、今年度認知症施策総合推進会議を設置いたしました。7月から2回ほど会議を開催しております。その会議の中で、今年度中に認知症初期集中支援チーム、これを配置する予定で検討を進めてございます。チームの構成員につきましては、認知症疾患医療センターの医師、そして相談員、地域包括支援センター職員、そういった方々を予定しているところでございます。 ○堀江快治議長 千葉議員。 ◆8番(千葉三津子議員) 認知症の早期発見、また相談員のための強化にもつながる認知症簡易チェッカーの導入のお考えはございますでしょうか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 小峰高齢者支援課長。                 〔小峰裕次高齢者支援課長登壇〕 ◎小峰裕次高齢者支援課長 お答え申し上げます。  認知症簡易チェッカー、これは認知症のおそれのある方、そういった方の早期発見に用いる方法といたしまして、そういったもの、あとチェックシート等の簡単に自宅でできると、あるいは集団で行うもの、幾つかそういうものがございます。県内の自治体におきましても、そういうものが導入され始めてきております。また、医療機関が診断用として使用している、そういったものもございます。議員のおっしゃるチェック何でしたっけ。 ◆8番(千葉三津子議員) 簡易チェッカー。 ◎小峰裕次高齢者支援課長 チェッカー、それでございますが、県内の幾つかの市町村でホームページ上で民間企業の認知症簡易チェックサイト、こういったところにリンクを張りまして、住民に対しますチェックシステム、そういった活用を図っているような状況でございます。このチェックサイトにつきましては、パソコンあるいは携帯電話、スマートフォンから利用することができます。サイト内でのチェックを終えますと、認知症の簡易的な診断、その結果とともに専門の相談機関あるいは市町村の地域包括支援センターの連絡先が表示されるといった機能を有しているようなところでございます。  このシステムの導入につきましては、早期発見に有効であるということは認識しておるところでございまして、今後利用実態あるいはその効果などを検証しながら、導入について検討してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。 ○堀江快治議長 千葉議員。 ◆8番(千葉三津子議員) 先日、埼玉医科大学主催の厚生労働省老健局局長の三浦公嗣先生による「地域包括ケアと大学の役割」というテーマで講演があり、私も参加させていただきました。そこで、本年4月より取り組みを開始した地域医療介護サービス資源の把握は、平成30年4月には全ての市町村で実施とありましたが、当町では今後どのように進めていかれるのかお伺いいたします。 ○堀江快治議長 小峰高齢者支援課長。                 〔小峰裕次高齢者支援課長登壇〕 ◎小峰裕次高齢者支援課長 お答え申し上げます。  本年4月より取り組みを開始いたしました地域医療介護サービスの資源の把握、これにつきましては、現在医師会及び介護事業所等々の協力のもと、これも今年度中にホームページ等で公表する予定で進めさせていただいております。今後の事業の進捗に合わせて、情報を随時更新いたしまして、関係者間で共有していきたいと思っております。それとともに地域住民への普及啓発を図っていくというふうな考えでございます。 ○堀江快治議長 千葉議員。
    ◆8番(千葉三津子議員) それでは、次の再質問に移らせていただきます。  疋田まちづくり整備課長にお伺いをいたします。雨水が1か所に集中しないよう、排水経路の分流による対策を検討し、工事を実施とのことですが、具体的にはどのような工事になるのでしょうか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 お答えします。  ご質問の工事内容でございますが、住宅が建ち並んでいるすぐ東側の町道第3311号路線と3312号路線の交差部で、豪雨時には南側から流入してくる雨水をそこで拾いまして、北側へ分流するものでございます。この対策は9月の台風18号の際に、現場で職員が水の流れを実際に確認しておりまして、それを踏まえての対策工事となりますので、十分の効果はあると考えておりますので、ご理解賜りたいと思います。 ○堀江快治議長 千葉議員。 ◆8番(千葉三津子議員) 豪雨に際してこの町道第3311号路線のように、町内で冠水してしまった町道はほかにはございますでしょうか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 お答えします。  ほかの町道の冠水箇所でございますが、町道につきましては、西大久保地内、町道第2221号路線というところがございます。また、町道ではございませんが、坂戸市境玉林寺地内、県道ときがわ坂戸線が一部冠水するような状況が現在把握しておる状況でございます。いずれにしましても、各関係箇所と調整しながら、対策のほうを今対応しているところでございます。  以上でございます。 ○堀江快治議長 千葉議員。 ◆8番(千葉三津子議員) この冠水ということは、町民の皆様にとって大変な部分でありますので、早急な対応をお願いしたいと思います。  この台風の際に、町道第3311号路線の冠水の件では、町長も住民の方に早急に対処していきたいと言われたと聞いております。排水対策についての町長のお考えをお伺いいたします。 ○堀江快治議長 井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 千葉議員の再質問にお答えをいたします。  実際私も2回、前回の春先の件と、そしてこの9月のときに現地を視察をいたしました。ちょうど水の一番多いときで、私の長靴も非常に長いものを履いていきましたけれども、それがかろうじてというふうな形で歩きましたけれども、特に住民の皆さんにできるだけ早い措置をとりますと。というのも春先のときに、もう担当課のほうで対処の仕方、こういったものは考えていた。そして、今回の9月でその水の流れ、上からおりてくる水の流れ、こういったものもそのときに確認をできたわけでありまして、より的確な対処が今回できるかなというふうに思っております。そういったことで、この件につきましては、本当に早い段階で排水のその工事、こういったものを進めてまいりたいというふうに思います。  以上です。 ○堀江快治議長 千葉議員。 ◆8番(千葉三津子議員) それでは、古野生活環境課長にお伺いいたします。  さまざまなイベントを通じて、自転車のマナーアップや交通ルールについて警察と連携しながら啓発活動に取り組んでおられるようですが、今後何か新しい違った啓発活動等のお考えはございますでしょうか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 古野生活環境課長。                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕 ◎古野秀喜生活環境課長 再質問にお答えいたします。  新しい啓発活動の考えはということでございますけれども、今のところ目新しい考えは持ち合わせてはございませんけれども、例えば駅前や大手スーパーの駐輪場ですとか、あるいは産業まつり等の町内のイベント、まだまだ啓発活動にふさわしい場はあろうかと思いますので、今後啓発の方法ですとか、そういったことを検討してまいりたいと思っております。 ○堀江快治議長 千葉議員。 ◆8番(千葉三津子議員) 今、課長のご答弁のように、さまざまなところで啓発するのは、大変重要なことだと思います。自転車に関する主な改正点とか、そういったマナー、ルール等を町営の駐輪場や、また各学校の自転車置き場にわかりやすく掲示するということはお考えはございますでしょうか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 古野生活環境課長。                 〔古野秀喜生活環境課長登壇〕 ◎古野秀喜生活環境課長 お答え申し上げます。  駐輪場への掲示物ということでございますけれども、毎日自転車を利用している方々が目に触れる方法として、効果が期待できると思いますので、今後ふさわしい方法を検討したいと思っております。 ○堀江快治議長 千葉議員。 ◆8番(千葉三津子議員) ぜひ前向きによろしくお願いいたします。  また、この自転車通学の生徒の皆さんの自転車保険について、現在はどのようになっているのかお伺いいたします。 ○堀江快治議長 小堺学校教育課長。                 〔小堺広司学校教育課長登壇〕 ◎小堺広司学校教育課長 千葉議員の再質問にお答えいたします。  議員ご指摘のとおり、児童生徒の自転車利用時におけるマナーの向上と交通安全は重要な課題であり、万が一に備えることもこれからの時代には求められます。登下校時や部活動時に自転車を利用して転倒などによりけがをした場合は、学校の管理下として児童生徒全員が加入しているスポーツ振興センターの災害給付対象となり、医療費が助成されます。ただし、最近報道等で聞かれる児童生徒が加害者となった場合、現状といたしましては、埼玉県PTA安全互助会のあっせんする自転車保険が保険対象としており、各学校のPTA役員の方が入学説明会や4月に要綱を配布して紹介し、各家庭の判断で任意に加入しております。このことにつきましては、まず自転車を利用する児童生徒がしっかりルールを守り、マナーを自覚することが大切であります。今後自転車安全保険の重要さが増してくると考えられますが、まずは学校、家庭、地域が連携して、児童生徒の自転車利用時における安全を守るように努めてまいりたいと考えます。 ○堀江快治議長 千葉議員。 ◆8番(千葉三津子議員) 課長がおっしゃられたように、昨今歩行者を巻き込む事故が多発しているのは言うまでもありませんけれども、この保険に入ることの重要性も本当に大事なことだと思います。親任せと言っては何なのですけれども、親任せではなく、学校主体で推進していただければと思いますので、今後よろしくお願いいたします。  続きまして、小堺学校教育課長にお伺いいたします。体力向上推進委員会を年3回実施され、健康に係る諸調査の分析や体育授業の充実について研究をしておられるようですが、ここ数年で重立った取り組みはございますでしょうか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 小堺学校教育課長。                 〔小堺広司学校教育課長登壇〕 ◎小堺広司学校教育課長 再質問にお答えいたします。  体力向上推進委員会の重立った取り組みにつきましては、埼玉県の実施する新体力テストで、町や県の課題であるボール投げや50メートル走を向上させる各校の効果的な取り組みを紹介して、授業研究会の中で実践することにより、成果を上げることができました。また、小学校と中学校が1校ずつ授業を公開して、体力向上に結びつく魅力ある授業づくり、授業規律の確立、生涯にわたり運動好きな児童生徒を育成することについて協議いたしました。特に養護教諭や保健主事と連携して、心身の健康を醸成する保健教育も充実させることができました。今後も学校と連携して児童生徒の体力づくりに努力してまいります。 ○堀江快治議長 千葉議員。 ◆8番(千葉三津子議員) 学校給食の食べ残しの変化等は調査されておりますでしょうか。また、学校給食の児童生徒、保護者からの評価については、具体的に意見の聞き取り等はされておりますでしょうか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 小堺学校教育課長。                 〔小堺広司学校教育課長登壇〕 ◎小堺広司学校教育課長 再質問にお答えいたします。  学校給食の食べ残しの変化等につきましては、毎年1校を選定し、6月と11月に残量調べを実施しております。小学校と中学校を1年交代で選定し、小学校は3年から4年生、中学校は全学年を対象に実施しております。残量調べの結果は、学校保健委員会などの場で適宜報告させていただいております。また、評価につきましては、PTAの試食会終了後に、PTAの方がアンケート調査を実施しております。アンケート結果には試食会を通じて感じたことや家庭で子供から聞いた感想などが記載されており、学校給食センターの大変貴重な意見として拝見させていただいておるところでございます。 ○堀江快治議長 千葉議員。 ◆8番(千葉三津子議員) 吉田給食センター所長にお伺いをいたします。  食べ残しについての結果は、どのように学校給食に反映されているのでしょうか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 吉田学校給食センター所長。                 〔吉田英夫学校給食センター所長登壇〕 ◎吉田英夫学校給食センター所長 千葉議員の再質問につきまして、学校給食センターから給食の食べ残し調査についてお答え申し上げます。  この調査は、特定の1週間につきまして残量を把握するものでございまして、その週の献立内容によりまして、よく食べてくれる場合とそうでない場合がございます。このため、単純比較できるものではございませんが、傾向といたしましては、肉、魚類は比較的よく食べておりまして、野菜類が比較的多く残っている状況でございます。  調査結果の反映につきましては、人気メニューのカレーに豆を入れるなどの工夫を行っておりまして、なるべく野菜類を食べていただけるように努力をしております。  以上でございます。 ○堀江快治議長 千葉議員。 ◆8番(千葉三津子議員) 今年度給食センターは第10回全国学校給食甲子園のメニューコンクールに応募して、埼玉県の代表として、地場産業を生かした献立が認められ、日本一おいしい給食を目指しているとのことですが、すばらしい取り組みだと思います。さらには、2020年東京五輪・パラリンピックが開催されるに当たり、食から国際感覚を身につけてもらえるように、また異国の食文化を学ぶことや、異国の料理をテーマにした給食を提供する学校もあると聞いております。このような取り組みはいかがでしょうか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 小堺学校教育課長。                 〔小堺広司学校教育課長登壇〕 ◎小堺広司学校教育課長 再質問にお答えいたします。  学校給食センターでは、キムチチゲやミネストローネ、ボルシチなど世界のさまざまな国の料理を献立に加えておりますが、現在のところこれらの献立についての紹介は行っておりません。今後、世界のさまざまな国の献立が提供される月には、「学校給食センターだより」などを活用して、献立の紹介をしてまいりたいと考えております。 ○堀江快治議長 千葉議員。 ◆8番(千葉三津子議員) 吉田給食センター所長にお伺いいたします。  献立にキムチチゲなど世界のさまざまな国の料理を加えられておられるようですが、単品ではなく、1日の献立全てを異国料理にするというお考えはございますでしょうか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 吉田学校給食センター所長。                 〔吉田英夫学校給食センター所長登壇〕 ◎吉田英夫学校給食センター所長 再質問にお答えいたします。  1日の献立を異国の料理にすることにつきましてお答え申し上げます。給食の献立につきましては、栄養のバランスですとか、食材の費用面など、こういったことも考慮する必要がございます。1食全てを異国の料理にすることはかなり厳しい面もございますけれども、可能な限り多くの品数を提供してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 ○堀江快治議長 千葉議員。 ◆8番(千葉三津子議員) 「きょうの給食は本当に楽しかった。ほかの国の料理も食べてみたい」と給食を通じて世界各国の食を学べる機会になればと私は思います。ぜひ取り組みをお願いしたいと思います。  さて、日本では子供の6人に1人が貧困状態にあると言われております。そこで、貧困状況にある子供たちに対し、おいしい食事、幸せな時間、地域とのつながりを提供する「子ども食堂」の試みが全国各地に広がりを見せていると伺っておりますが、当町ではこのような取り組みをどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。 ○堀江快治議長 小堺学校教育課長。                 〔小堺広司学校教育課長登壇〕 ◎小堺広司学校教育課長 再質問にお答えします。  議員ご指摘の子供の貧困につきまして、教育委員会といたしましても、重要な課題と捉え、就学援助の充実により、保護者を支援しているところでございます。町内各学校においては、給食の時間を食事の場とするだけでなく、仲間と一緒においしくいただく大切な時間であることや、つくってくださる方や地域の食材を提供してくださることへの感謝もあわせて指導しております。「子ども食堂」は、一人っきりで食べることや市販のお弁当の栄養バランスなどの課題を捉えた実践でありますが、教育委員会といたしまして、栄養教諭や学校栄養士と連携して、食育に係る授業を行い、バランスのよい食生活について指導してまいりたいと思います。今後「子ども食堂」の取り組みにつきまして、全国的な動向を見据え、就学援助制度利用の保護者や児童生徒の実態を把握しながら研究してまいります。 ○堀江快治議長 千葉議員。 ◆8番(千葉三津子議員) 公明党は、子供の健全育成と全国民の健康推進を目指し、食育の重要性を訴えてきました。2005年7月には、公明党の推進で国や自治体に食育運動の展開などを求める食育基本法が施行され、現在に至っております。  最後に、粟田教育長に食育についてのお考えをお伺いいたします。 ○堀江快治議長 粟田教育長。                 〔粟田 博教育長登壇〕 ◎粟田博教育長 千葉議員の再質問につきましてお答えいたします。  児童生徒の体力づくり、あるいは健康の維持増進には、食と運動が重要であることは議員ご案内のとおりでございます。近年、偏った栄養摂取、朝食欠食など食生活の乱れや肥満、痩身傾向など子供たちの健康を取り巻く問題が深刻化してきております。また、食を通じて地域等を理解することや、食文化の継承を図ること、自然の恵みや勤労の大切さなどを理解することも重要なことでございます。  こうした現状を踏まえまして、先ほど議員ご指摘にありました食育基本法や、あるいは食育推進計画が国により策定され、子供たちに食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけることができるよう、学校において積極的に食に関する指導に取り組んでいるところでございます。  一方、食の原点であります家庭の食卓のあり方についても、さまざまな問題が取りざたされております。一番の問題は、成長途中にある子供たちが大人より影響を受けやすく、後々改善することが難しいと言われている問題だろうと考えております。議員がご指摘いただきましたいわゆる「コショク」につきましては、1人で食べる「孤食」、それから自分の好きなものをおのおのが食べる「個食」、そして自分の好きな固定したメニューしか食べない「固食」、それから食べる量が少ない「小食」、そして最近ではパンやパスタなどの粉を使った主食を好むいわゆる「粉食」、こうした問題がさまざまございます。こうした食習慣を解決するために、家庭での今取り組んでおります「早寝・早起き・朝ごはん」運動とともに、家族が食卓を囲んでともに食事をしながらコミュニケーションを図る、ともに食べる食、共食、これらを可能な限り推進し、基本的な生活習慣と望ましい食習慣が身につくよう働きかけてまいりたいと存じます。  教育委員会といたしましては、今後とも学校での食に関する指導の充実、家庭、地域と連携した食に関するさまざまな取り組みを通しまして、将来の毛呂山町を担う健康でたくましい子供たちの育成に向けて努力してまいりたいと思います。 ○堀江快治議長 千葉議員。 ◆8番(千葉三津子議員) 今日の児童生徒が抱え、直面しているさまざまな心と身体の健康課題に適切に対処していくためにも、学校の教育活動と家庭(保護者)の皆様の連携が必要不可欠と考えます。児童生徒の心と体を育む連携をお願いいたしまして、私の一般質問を終わります。 ○堀江快治議長 この際、2時30分まで休憩といたします。                                      (午後 2時12分) ○堀江快治議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 2時30分)                                                       ◇ 村 田 忠次郎 議員 ○堀江快治議長 一般質問を続行いたします。  村田忠次郎議員。                 〔9番 村田忠次郎議員登壇〕 ◆9番(村田忠次郎議員) 9番、村田忠次郎です。議長よりお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。  4月の選挙において、町長は掲げた公約とともに多くの町民から期待されて当選しました。さらに、これは井上町長並びに職員の1期目における行政運営について、高い評価があってのことと思います。それだけに町長は、町民と約束した公約を議会の協力をいただき、実現させる責任があります。町長は、掲げた公約の実現に向けて職員と一体になって粉骨砕身努力していただくことを期待します。  私は、川のまるごと再生事業が行われている箇所を何回か見て回りました。いまだ工事の進捗が見られないところがあります。担当に聞いてみますと、そこはやらないというか、省いたというか、そういうことでありました。予定どおり全てを今年度中に終えることができるのか、本当に心配をしております。川のまるごと再生プロジェクトについて質問をさせていただきます。  このプロジェクトは、越生町と協力して提出した計画であり、両町民の期待は大変大きいものであると思っています。前課長を初め担当課の職員の皆さんが大変一生懸命にこの計画に取り組み、非常に短い時間ではありましたけれども、すばらしい計画ができ上がって、県でプレゼンテーションが行われました。県下たくさんの市町から手が挙がってプレゼンテーションが行われたわけですけれども、その中でこの毛呂山町と越生町の案に対しても評価があり、採択をされました。非常に大事なことであります。  この事業は、井上町長1期目のいろんな大きな事業があったわけですけれども、その中でも目玉的な重要なものだというふうに私は思っております。このプロジェクトが、この今25年度、26年度、27年度と3年間をかけて実現に向けて動いているわけですけれども、まだまだ十分ではないところもありますので、質問をさせていただきます。  1番目、この事業の目的について改めて伺います。  2番目、この事業の進捗状況について伺います。  計画どおりに進行していることはどういうことであるか。  それから、計画どおりに進行していないことはどういうことか。  それから、進行していないことの原因は何か。問題点は何か。  当初の計画からの大きな変更点はどんなことなのか。  これは、内容が川のその例えば堰堤を直すだけとか、そういうものではありません。その地域文化のこれからの発展とか、あるいは産業の発展とか、それからそこを使う人たちの心の憩いの場とか、いろんな大きな目的があるわけです。ですから、計画が全て実行されなければ、当初の目的が達成されないわけです。それについてのこの見通しについて、達成への見通しについて伺います。  それから、2番目に、大変2014年2月には大雪が降りました。救急車両の通過もできなくなるほどの大雪が降り、多くの人に影響を与えました。これから冬を迎えるに当たり、大雪対策について伺います。  1つ目で、埼玉医科大学や国際医療センターもあって、大雪の中でも命を守るために救急車両は走らざるを得ません。大雪時の除雪計画について伺います。  2つ目、大雪時の陸の孤島となった山間地域の雪害対策について伺います。  3つ目、児童生徒の通学路の除雪について伺います。  以上、大きく2点伺います。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 村田議員の1問目、川のまるごと再生プロジェクトについてお答えいたします。  まず、事業の目的でございますが、この事業は「清流の復活」、「やすらぎと賑わいの空間創出」を2つの柱に1つの川の上流から下流までをまるごと再生し、「川の国埼玉」の実現を目指すことを基本コンセプトに進められている事業でございます。この事業の特色といたしましては、ただ越辺川を整備するということだけではなく、ソフト・ハード事業も含めて、町づくり全体の中で、越辺川に人を呼び寄せ、活性化して盛り上げていく趣旨の事業でございます。地域が参加して一緒に事業提案、検討を図るため、「越辺川まるごと再生プロジェクト毛呂山町部会」を設置しまして、町部会または地元の説明会を開催した中で、皆様の意見をもとに整備計画を策定してまいりました。  進捗状況で計画どおりに進行していることでございますが、平成25年度から事業を進め、工事につきましては、県で予算化をし、発注をしており、26年度宮下橋付近の多目的広場、階段護岸の設置、27年度におきましては、武蔵越生高校テニスコート付近から越辺川橋下流の遊歩道整備、残りの岡本団地から松貫橋間の遊歩道整備工事につきましては、12月の発注予定とのことでございます。  毛呂山町においては、西戸グラウンド西側にトイレの建て替え工事を発注したところでございます。  次に、事業を進める中で計画どおりに進行していないこと、その問題点や当初の計画からの変更点でございますが、毛呂山町内の越辺川につきましては、河川改修が未整備のため、河川のかなりの部分が民地というところがございます。また、河川改修や技術的な問題、安全面、地元との調整などを考慮いたしまして、当初の計画から変更を余儀なくされているところもございます。大きな変更点といたしましては、遊歩道のルートの変更や重殿広場の整備、鎌倉街道の歴みち整備の計画等の実現が難しくなったところでございます。  当初の目的達成への見通しでございますが、ハード面で本年度は埼玉県が河川区域内の遊歩道整備工事を施工中でございまして、町におきましても、先ほど申し上げました西戸グラウンド西側のトイレの建て替え工事を施工し、各施設の整備につきましては、来年度完成を目標に進めてまいります。  ソフト面では、整備後の維持管理につきまして、ことし8月に社会福祉協議会の事業としまして、ボランティアを対象とした宮下橋上下流の河川区域内の除草清掃活動の事業展開をいたしました。今後もボランティア事業や地域のかかわりなど積極的に取り入れて事業展開をし、当初の事業目的に沿うよう努めてまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。  ご質問の2問目、大雪への対策についてお答えいたします。平成26年2月に観測史上記録的な大雪となり、道路を車両が通行できない、さらに徒歩でも外出ができないという、まさに豪雪といった状況となり、多くの方に影響を与えました。  大雪時の除雪計画でございますが、まず除雪箇所につきましては、議員ご質問のとおり、除雪の際は緊急車両の通行など県道を含めた幹線道路や緊急輸送道路の除雪が最優先となります。  この幹線道路等の交通機能を確保するために、県道管理者の埼玉県と各市町が連携を図り、平成26年度に埼玉県飯能県土整備事務所並びに管内の市町で構成された「埼玉県飯能県土整備事務所管内道路除雪連絡協議会」を設置いたしました。その協議会の中で「雪氷作業計画」を作成し、今後の大雪時に備え、広域的な情報の共有、優先除雪道路の選定、雪捨て場などを設定し、効果的な除雪作業を円滑に実施できるよう準備をしているところでございます。  また、前回の除雪依頼につきましては、毛呂山町建設業協会へ依頼し、重機による除雪作業を実施したところではございますが、積雪量も異常な状態で、除雪作業に数日間を要することとなってしまいました。そこで、本年は除雪作業の強化を図るため、毛呂山町建設業協会以外の建設業者や重機を有して除雪ができる方へ除雪作業に携わっていただくよう調整を図り、対応してまいりたいと考えております。  次に、山間地域の雪害対策でございますが、毛呂山町においても権現堂地区に5軒ほど取り残された地域がございました。車で行けるようになるには4日ほど要しました。山間部の積雪量は、平地部より多く、倒木等で道路が塞がれ、非常に時間もかかる状況でございます。そのような中で、まずは住民の安否を確認すべく、総務課において平成26年度に衛星電話を配備したものでございます。住民の状況確認と並行し、早急に対応できるよう努めてまいりたいと思います。  次に、通学路の除雪でございますが、除雪作業が始まりますと、残雪が路肩に寄り歩道・路肩が確保できない状態となります。まずは車道を確保し、その後歩道・路肩の対応となり、その間車道に出るなど危険な状態になります。降雪時には状況により休校となるため、その間に通学路の確保ができるよう教育委員会と連携し対応してまいりたいと考えております。  大雪時には、幹線道路や緊急輸送道路の確保、重機による除雪作業が必要でございます。降り始めからの除雪対応に取り組めるよう、これからの降雪シーズンに備え、手配を円滑に行い、各担当課と十分な調整を図り、取り組んでまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○堀江快治議長 村田忠次郎議員。 ◆9番(村田忠次郎議員) それでは、何点か再質問をさせていただきます。  川のまるごと再生については、本当に最初から大きな期待を持っていましたし、今でもそうであります。これは単に先ほど申し上げましたけれども、川の整備だけではない。その地域の住民、それから産業、観光、歴史、文化、そういったものをまるごとに再生させる、そういった大きな力があるはずです。  ところが、今回報告にもありましたけれども、何か所か重要なところが抜けています。実現できそうにありません。このことについては、これが全てやっぱり達成されないと、当初の計画、そこで描いた目標が十分に達成されません。ですから、おくれてもいいから、これはこれから先継続して町としてもそこに力を入れていく必要があるのではないかと思うのですけれども、その点については課長、いかがでしょうか、伺います。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 再質問にお答えします。  今、議員ご指摘のとおり、計画の中で実現が不可能になった計画箇所がございます。そちらを継続してということでございますが、河川区域内においては、県において遊歩道の整備等実現している状況でございますが、先ほど答弁したとおり、重殿広場、鎌倉街道等が一部未着手となっております。事業年度は平成25年から27年の3か年となっておる状況でございますが、こちらの3年間は県のほうで河川区域内の整備を実施していただく3か年となっておりまして、事業的には河川区域外において継続して町でこの事業まるごと再生について、引き続き利用者等の状況を見ながら、さらにつけ足すような状況も考えられますので、今回できなかったものについては、遊歩道等の利用者等、また見まして、さらにこのできなかった2点について検討してまいりたいと思いますので、ご理解願いたいと思います。 ○堀江快治議長 村田議員。 ◆9番(村田忠次郎議員) ありがとうございます。続けていくということで安心をしたところですけれども、当初計画したことが実現できそうもないということ、いろんな事情があってですけれども、そういったときに県はそのことについて了解していますか、伺います。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 再質問にお答えします。  県は了解しているかということでございますが、県発注工事等を行う際に、県と打ち合わせをしてございます。用地等河川区域外の事業に関しては、町のほうで準備するということになっておりまして、それらが整わなくなった状況において、県に報告して、事業を進めている状況でございますので、逐一報告はしておる状況でございます。 ○堀江快治議長 村田議員。 ◆9番(村田忠次郎議員) なかなか進まないことの原因として、理由としてですか、土地が地権者が個人がいたりとか、そういった非常に難しいのだということ、それから河川の整備が十分に今までできていなかったとか、そういうことがあるのですけれども、本当ならば計画を立てる段階でそれはわかったわけですけれども、それについてはいいとして、これからそれも含めて先ほど課長おっしゃったように、引き続きという、続いてこのことについて計画どおりの方向に、これ実現の方向に向けるということでいいでしょうか。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 お答えします。  本プロジェクト事業につきましては、越辺川沿いが河川改修が済んでいない。また、先ほど申し上げましたとおり、その底地が民地のところがあるということで、河川改修が済んでいないことがありますので、この今回の川のまるごと再生の工事と手戻りにならないような事業計画もしてございます。そういう関係もございまして、全てが遊歩道がつくれなかったり、そういう状況が生じていますので、遊歩道が整備したところ、できたところの利用状況とか、そういうのを確認しまして、今後の計画で予定していたものが、これからどういう展開をしていくか、よく観察をしながら進めていきたいかと思いますので、ご理解いただきたいと思います。 ○堀江快治議長 村田議員。 ◆9番(村田忠次郎議員) 私たちは本当にある面では勝手なことを言って、私は申しわけないです。「たち」は抜かします。申しわけないのですけれども、担当課としては本当にこういった地権者を相手にするとか、いろいろ大変だろうと思います。しかし、一番最初に描いたこの計画ですから、そこに少しでも近づけて、ちょっと時間をかけてでもそれが実現するようにしていただきたいというふうに思います。その苦労というのはよくわかります。しかし、ぜひそういったことを心がけていただきたい。このままにしておくということは望ましくないというふうに思います。  それから、特に重殿淵のところです。あそこは地権者、あそこに田んぼを持っている人がいるのですけれども、寄附してもいいよと言ったそうです。でありながら、その計画が、あの重殿淵あたりの整備計画が進まなかったというのですけれども、そのことについてはどのような経緯でそうなっているのかを教えていただきたいと思います。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 お答えします。  重殿の広場に関しては、地元の説明会を実施してございます。その際に地元から出た意見でございますが、広場は今、借地として公園の形態をしている状況で、それよりもまず別の案件、アクセス道路なのですが、そちらの整備を優先してもらいたいということで、そういう意見がございまして、現在公園の形としてあるので、そちらは整備しなくてもいいという意見をいただいているところでございます。 ○堀江快治議長 村田議員。 ◆9番(村田忠次郎議員) あそこに行ってみますと、重殿淵というこの記念というか、場所を示す石とか、立派なものがあるし、その裏には越辺川が流れていて、本当にいい場所です。そして、あの手前には広場があるのですけれども、あの広場もこっち側、東側あるとあそこに行って憩えるというか、そういうこともできるのではないかというふうに思います。ましてや、寄附をしてもいいという人がいるわけですから、ぜひ町もそれをもらってできたほうがいいのではないかなというふうに思いました。  それから、もう一つ、あそこのところに入っていく道路なのですけれども、幼稚園のほうへ行く広い道から、あそこへ曲がって入ってくるところ、どなたの土地かわかりませんけれども、あそこに鉄のパイプが立っていて、非常に車で曲がりづらいのです。中へ行くと幾らか広がっているのですけれども、非常に瓶の首みたいなものですから、あそこのところをどうにかならないだろうかと。あの辺も一体に私は重殿淵の整備というふうに思っていたのですけれども、違ったのでしょうか。あそこが含まれていなかったのでしょうか、伺います。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 お答えします。  その鉄のパイプで規制をしているところの関係なのですが、あそこは前久保土地改良区の圃場整備がございまして、あの中は農道の組成、道路構造がなっておりまして、大量に車が来るようにはつくってございませんので、多分その鉄のバイプで規制がしてあるのだと思われます。  川のまるごと再生につきましても、エリアとしては岡本団地の前を抜けまして、下水道組合のほうへ松貫橋へ抜ける範囲でございますので、あそこの圃場全域というわけではございません。 ○堀江快治議長 村田議員。 ◆9番(村田忠次郎議員) あそこが整備されないということが決まったわけですけれども、今度はではほかの、町の費用を使ってでも、あの道路の拡幅とか、そういったものも一緒にできればいいのではないかと。それから、あそこのところの奥へ入ったところに、町の文化財のお地蔵様が建っていますよね。ああいったところもあるので、あの辺一帯も整備できたほうが私はいいのだろうと。流鏑馬のときにも、あそこは裏を通るのですけれども、やっぱりお客さんはあそこを通りますので、できれば安全面を考えると、あそこも整備されたほうがいいだろうなというふうに思いました。  それから、続いて鎌倉街道のほうについて質問させてもらいます。この川のまるごと再生事業の重要なこととして、鎌倉街道とその資料館、古墳群、あの辺を一体としたエリアというものを非常に重いものとして見たわけです。多分そのことについては、岡野課長も思い出しておられると思うのですけれども、一生懸命努力されたわけですから、ですからなのですが、あそこが省かれるということは、私は非常に残念なのですけれども、このことについてなぜそうなったのか伺います。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。  課長、ちょっとあそこと言ってもわからないから、場所を、目安言ってくれないかな。あそこだ、ここだと言っても、俺らは見ていないからわからないのだ。目安だけ言ってください。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 お答えします。  鎌倉街道等の場所でございますが、川角リプラの東側、堂山下橋がございます。そのさらに東側、大類グラウンドと養護学校の間、そちらが鎌倉街道が走っているところでございます。そちらと今回の川のまるごとをつなぐ予定でございました。川の遊歩道から来まして、各遺跡をめぐるということで、フットパスコースということでプランがなされておったところでございます。こちらは文化財ということで、期間的に調査に時間も要すること等がございまして、計画期間、25年度から27年の間では時間的制約もございまして、かなり難しい状況になってしまった状況でございます。全延長が計画も鳩山の今川橋から越生の越生大橋まで約4キロございます。そちらの歩道整備、あとは町で担当した松貫橋の人道橋、あとは西戸グラウンドでのトイレの建て替え等町で手当てしたところはしたわけでございますが、こちらも鎌倉街道は町の負担でやるということだったのですけれども、時間的と、あとその他の用地の関係がございまして、今回ちょっと実現に至らない状況になってしまった状況でございます。 ○堀江快治議長 村田議員。 ◆9番(村田忠次郎議員) あそこだ、そこだと言って混乱させましたけれども、資料館の周りです。あの辺一帯が文化ゾーンというのでしたか、歴史ゾーンですか、として指定されているわけです。それで、あの辺、あの辺と言っては何ですけれども、その文化ゾーン内は、やっぱり今回の先ほど申し上げましたけれども、川のまるごと再生のときに、その地域を結ぶ非常に重要なものとして見ていたわけです。それが省かれるというのは、これはさっきも申し上げたけれども、これは腑抜けになってしまうというか、実際にさっきこの目的は、川の整備、清流の復元と、それと気持ちがさっき課長からの話がありましたけれども、「やすらぎと賑わいのある空間の創出」ということでありまして、片方が欠けてしまうことになるのです、目標の。2点描いたとすれば、その1点が欠けてしまうという、そのくらいに私は重いこととして受けとめています。  それでは、このままでよしとしてしまうと、これは本当に県にあのとき一生懸命プレゼンテーションしてくれた担当の課の人たちあるいは係の人たちのためにも申しわけないし、それからあのときは多くのまちが手を挙げたわけで、その中で毛呂山、越生が採択されたわけで、ほかのまちに対して申しわけないという気があります。なので、これからのこのことについては、これからどうするかというのについては、町長、どうですか、これ。伺います。 ○堀江快治議長 井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 村田議員の再質問にお答えをいたします。  川のまるごと再生事業、昨年の2月にそのいわゆるくわ入れというか、そういったことが式典があって、それまで大分期間が25年度からというわけでありましたけれども、そのスタートが少しずれてしまって始まりました。そして、その内容の中で県の考えていたまるごと再生、当然越生、毛呂山で手を挙げさせていただいて、プレゼンもやったわけでありますけれども、その管理の関係については、地域で行ってもらいたいというふうな県の意向、この関係について大変地域の皆さんがそれでは困るというようなお話であったり、あるいはではその費用はどうするのだといったことが大分クローズアップされたことは経緯にあります。  先ほどの鎌倉街道の関係があったり、あるいは今川橋、苦林の鳩山との橋ですけれども、この下流150メーターぐらいから県が始まるわけです、堤においては。そこから下は荒川上流河川事務所の管轄になりますから、国なのですけれども、そこの今川橋の下150メーターぐらいのところから、県のほうの県土整備事務所が、県が行っておると。そこから本当だったらばきれいに直してくるわけでありますけれども、今お話ししたように、地域の負担というのは、非常にこの整備の後考えられてくると。その関係で非常に地域の方々もこれについてはもろ手を挙げてというふうな雰囲気では実際なかったなというふうに思っております。重殿においても、トイレ等をそこに設置するというふうな計画があったわけでありますが、それではそのトイレを誰が掃除をしたり、管理をするのだというようなお話が上がったり、それではあの地域の方々がそれはここではつくらないでほしい、あるいはもし何かあったときには困るというようなこともあって、そういった広場の整備、こういったものもそこを削るようになってしまったという背景がございます。  今後については、この3か年で行う県の事業でございますけれども、一旦よく見直して、そしてここは遊歩道のような整備を、あるいはいずれは本当は自転車でずっと川に沿って行けるように県は考えていたようでありますけれども、そういったことが今後可能なのか、あるいはそれだけの整備効果が今後町が負担することによってできるのか、この辺をしっかりとこの担当課あるいは町として考えて、そして議会のほうにもいろいろとご指摘いただきながら進めてまいる、そういうふうな考えでございます。とりあえず県の今進めていること、そしてこれについては先ほどお話ししたように、町がやらなければいけない部分、今回もトイレのほうを宮下橋のところにつくりますけれども、西戸グラウンドのところにつくりますけれども、こういったこと一つ一つをしっかりと完了させて、その次のステップへまた進めてまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。 ○堀江快治議長 村田議員。 ◆9番(村田忠次郎議員) 地元の意向というのですか、そういったこともあったり、これから先その管理をどうするかとか、いろんなこともそれはよくわかります。でも、そのことについては、本来ならば当初からわかっていたわけです。あるいは調べて、調べというか、そのつかめたはずだと思うのです。でも、それはいいとしても、そういうふうに変わってきたのならば、これはやっぱり変わってきたのだったら、このでかい計画ですから、これはやっぱり議会にも、私たちにも知らせてもらったほうがいいと私は思っていたのです。この当初の計画というのと、それからこれは変更というのを課長からいただきまして見たときに、随分違いがあるということです。これでは一番最初に努力した課はどこへ行ってしまったのだ。申しわけないではないかというふうに思ったのです。  それで、私たちも期待したわけですから、毛呂山町、いろんな事業の中で、やっぱり新しい町長になって、ひとつ実現に向かって動いているぞという、そういったものを示す重要なことだったと私は思っています。ですから、そういった意味でも、残念だなというふうに思っています。  それでは、続いてトイレがなかなか入札ができなかった。不調に終わったという話を聞きました。今、いろいろな土木関係の仕事もそんなに多くはないわけなのに、何で不調になったのか、ちょっと伺います。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 お答えします。  不調の原因でございますが、こちらでお示しした予定価格に達しなかったということで、業者さんの積算とは合わないということで、落札いただけなかったということだと理解しております。  以上でございます。 ○堀江快治議長 村田議員。 ◆9番(村田忠次郎議員) そういうことなのでしょうけれども、そんなに価格低く見積もってというか、役場としてはやったのでしょうが、低くても景気は余りよくないので、仕事が少ないので、落札はするのではないかなというふうに思いますけれども、そうでないので、素人で余りこんなことは言えませんけれども、何回だめになったのですか、これは。済みません。伺います。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 お答えします。  不調になった入札は1回でございます。  以上です。 ○堀江快治議長 村田議員。 ◆9番(村田忠次郎議員) はい、わかりました。  それでは、トイレがなるべく早くのうちにいいものができるように期待をしたいと思います。ありがとうございます。  それから、続きまして、この工事が本当に先ほど一番最初に申し上げましたように、計画がそっくりが実現しなければ、この事業の目的は達成できないのだということなので、時間をかけても、さっき課長言っておりましたけれども、町で続けてできることは続けてやっていくという方向でお願いをしたいというふうに思います。せっかくの事業ですので、大事にしていただきたい、そのように思います。  続きまして、大雪のことについてですけれども、本当に心配しました、この前のときは皆さんご存じのとおり。救急車両も通過もできないという、それで病院に行く救急車も川越のほうから来たのが途中でとまってしまったとか、そんなことがありました。その後聞いていませんけれども、命を落とされたのかというふうに思うと、道路の整備と、それから除雪のことについてのやっぱり準備、もちろん計画とか、それから分担、どこの会社がどういうところの除雪をするとか、そういったことがきちっとしていないとこういうことが起きるのだというふうに思いました。         毛呂山町建設業協会や、それから建設業協会以外とも会議を開き、協力依頼していますということですけれども、               雪が本当にいつ降ってもおかしくない時期に入りました。打ち合わせとか、あるいはお願いとか、そういったことはもう済んでいるのでしょうか。会議を開いて、もうそういったことは済ませてありますか、伺います。 ○堀江快治議長 暫時休憩してください。                                      (午後 3時11分) ○堀江快治議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 3時12分) △発言の取り消し
    ○堀江快治議長 一般質問を続行いたします。  村田忠次郎議員。 ◆9番(村田忠次郎議員) ただいま不適切な発言がありました。議長に削除をお願いします。 ○堀江快治議長 後ほど議長において削除をさせていただきます。 ○堀江快治議長 では、続けてください。  村田議員。 ◆9番(村田忠次郎議員) 課長の話では、権現堂のほうに5軒陸の孤島になったということがありました。あと、ほかでも聞いてみましたところ、鎌北湖の奥のほうとか、それから滝ノ入の入のほうとか、そういったところでも本当に何日も不便をしたということ、もちろんほかのところでもそうですけれども、あちらのほうには除雪車は入っていかないのです。いかなかったと思うのですけれども、どうでしょうか、どこまで除雪車は入っていったのですか、伺います。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 お答えします。  26年2月の豪雪につきましては、積雪量がもう予想を超える量でございまして、平地から山間地へ上がっていくわけでございますから、手前から順次雪かきをしながら人家のあるところまで向かっていく状況で、時間がかなりかかる状況でございました。 ○堀江快治議長 村田議員。 ◆9番(村田忠次郎議員) どこまで行ったかというのは、余りにも失礼な質問だったと思いますけれども、一番上のほうにいて不便な人がいるわけで、分担をちゃんとして、建設業組合等にお願いをして、ここからここまでとか、ここからここはどこの会社だとかというふうにして、しっかりと分担をしておけば、そういったなるべく早いうちに解決できるのではないかなというふうに思いました。  それから、ちょっと話は違うのですけれども、滝ノ入の静山荘あたりから、場所は言ってもいいのですよね。静山荘あたりからその上、入まで行くところですけれども、川に沿って道がありますね。非常に冬寒い空気が上からおりてくる。なかなか路面が凍結してしまって、それが解けない。そういったことがあるということで、なかなか子供たちも非常に危険で、心配だという話も、向こうには本当に幾人かしかいないのですけれども、話がありました。子供ばかりではなくて、買い物にもなかなか行くのに大変だという話がありました。ぜひそこのところについても、産業振興課でしょうか、少し早目に対策を練っていただいて、あそこに木がこういうふうに生い茂っていますけれども、その辺についてはどんなふうに予定がありますか、伺います。 ○堀江快治議長 松原産業振興課長。                 〔松原 啓産業振興課長登壇〕 ◎松原啓産業振興課長 村田議員の再質問にお答えいたします。  ただいまのご指摘のありました静山荘手前あたりの付近のところの木々に対してのことだと思います。今年度林道のほうの事業におきまして、間引きといいますか、そのような事業がございますので、その事業の中で今年度計画しておりますので、ご理解のほうをよろしくお願いいたします。 ○堀江快治議長 村田議員。 ◆9番(村田忠次郎議員) 松原課長のほうで早くに進めてもらうということで、本当にありがたく思います。町民が不便をしたり、危険にさらされるということがあってはなりませんので、ぜひできるところから進めていただくのはありがたいなというふうに思います。  それから、町に頼むばかりではなくて、町民としても昔は子供が学校へ行くといったときには、雪かきをしたものです。雪掃きといいましたか、こういうのをつくる。そういうこともやはり働きかけをしなければ、町にだけ頼っているというのはやっぱり望ましくはないというふうに思うのです。自助、共助、公助ではないですけれども、やっぱり自分たちでもできることはやろうという、そういう空気をもっとつくらなくてはいけないのだなと、この大雪でもって私は本当に思っています。もう一遍やはりそういったことを広報等でもって啓発したらどうでしょうかということを思います。疋田課長、ぜひそのことをどうにかやれるでしょうか、ちょっと伺います。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 お答えします。  降雪時によるそういう自助、共助、公助のことでございますが、こちらで働きかけることもなく、雪の多いときには、皆さん自分のうちの前とかやっていただいている状況で、さらにその手に負えない部分がまちづくり整備課とか、産業振興課に回ってくるものだと理解しております。本当に皆さんの力をかりないと除雪がままならない状況だったもので、豪雪、かなりの積雪量だったもので、本当にパニック状態になって、除雪の手がなかなか細かいところまで回らなかった状況でございますので、そういうときには区長さん等もお願いする状況が出るかと思いますので、その辺はご理解いただきたいと思います。 ○堀江快治議長 村田議員。 ◆9番(村田忠次郎議員) どんなに時代が進んで、いろんな機械が発展しても、やっぱり町が本当に隅々まで手をかけるということはできない。それで、やっぱり自分たちでやるべきことはやる。そして、子供たちの安全のためには、保護者が動くというのもとても大事だし、地域の人たちが手を出していくということも大事なことです。そういった支え合いの文化、地域というふうなものをもう目標としていくということも大事なことだろうと思います。ですから、ぜひ進めていただきたい。  それから、ちょっとこれは別ですけれども、建設業の組合の人たちにお願いをする、機械を出してくれというのは、これは契約してあるわけですか、契約しておくのですか。 ○堀江快治議長 疋田まちづくり整備課長。                 〔疋田浩一まちづくり整備課長登壇〕 ◎疋田浩一まちづくり整備課長 お答えします。  建設業組合との契約でございますが、毎年単価を決めまして、12月に会議を持ちまして、契約をして依頼するものでございます。 ○堀江快治議長 村田議員。 ◆9番(村田忠次郎議員) それでは、できる限り分担をして、費用がかかるでしょうけれども、この前のようなときには、この地域住民の安全のため、子供たちの安全のためにぜひしっかりとした除雪をお願いしたいというふうに思います。  まとまりませんけれども、以上で質問を終わりにします。ありがとうございました。 △後日日程の報告 ○堀江快治議長 本日はこの程度にとどめます。  明12月4日は、午前9時30分から本会議を開き、町政に対する一般質問を行います。 △散会の宣告 ○堀江快治議長 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。                                      (午後 3時22分)...