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12月20日-委員長報告・討論・採決-06号

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  1. 蓮田市議会 2019-12-20
    12月20日-委員長報告・討論・採決-06号


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    令和 元年 12月 定例会          令和元年12月蓮田市議会定例会 第23日令和元年12月20日(金曜日) 議 事 日 程(第6号)   1 開  議 午前9時   2 諸般の報告                                       (1) 地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分                   (2) 例月出納検査結果(令和元年8月分及び9月分)                    3 各常任委員会の審査結果報告(文書)                          4 議案第74号~議案第86号並びに請願の一括上程                    5 各常任委員長の審査経過報告(口頭)                             総 務 委 員 長  菊 池 義 人 議員                         民生文教委員長  高 橋 健一郎 議員                         建設経済委員長  木佐木 照 男 議員                      6 各常任委員長の報告に対する質疑                            7 討  論                                       8 採  決                                       9 市長追加提出議案の報告                               10 議案第88号~議案第99号の一括上程                        11 市長の提案説明                                   12 議案第88号~議案第99号に対する質疑                       13 議案第88号~議案第99号の委員会付託の省略                    14 討  論                                      15 採  決                                      16 特定事件の閉会中継続審査申し出の報告                        17 特定事件の継続審査決定                               18 市長の挨拶                                     19 閉  会                                    午前9時00分開議 出席議員(20名)   1番  湯  谷  百 合 子  議員     2番  福  田  聖  次  議員   3番  高  橋  健 一 郎  議員     4番  山  田  孝  夫  議員   5番  鈴  木  貴 美 子  議員     6番  近  藤  純  枝  議員   7番  関  根  香  織  議員     8番  山  田  慎 太 郎  議員   9番  北  角  嘉  幸  議員    10番  木 佐 木  照  男  議員  11番  秦     邦  雄  議員    12番  菊  池  義  人  議員  13番  勝  浦     敦  議員    14番  森     伊 久 磨  議員  15番  齋  藤  昌  司  議員    16番  中  野  政  廣  議員  17番  石  川  誠  司  議員    18番  栗  原     勇  議員  19番  榎  本  菜  保  議員    20番  船  橋  由 貴 子  議員 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  中  野  和  信  市     長    新  井     勉  副  市  長  西  山  通  夫  教  育  長    山  田  勝  利  総 合 政策部長  吉  澤  正  剛  総 務 部 長    折  原  宏  道  環 境 経済部長  猿  田  孝  二  健 康 福祉部長    関  根  守  男  都 市 整備部長  細  井  満  浩  都市整備部参事    竹  澤  立  也  都市整備部参事  山  崎     隆  上 下 水道部長    中  野  敦  一  会 計 管 理 者              監 査 委 員  毒  島  正  明  事 務 局 長 兼    高  橋  良  一  学 校 教育部長              選挙管理委員会              事 務 局 長  町  田  一  幸  生 涯学習部長    齋  藤  交  司  消  防  長 事務局職員出席者  宮  野  俊  彦  事 務 局 長    小  山     猛  次     長  進  藤  満  雄  主     幹    吉  田  孝  宏  副  主  幹  中  野  泰  孝  主     査 △開議の宣告                   (午前 9時00分) ○中野政廣議長 ただいまから、本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○中野政廣議長 この際、諸般の報告をいたします。  まず、市長から、地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分の報告がありましたので、お手元に配布しておきましたから、ご了承願います。  次に、監査委員から、令和元年8月分及び9月分に係る例月出納検査結果の報告がありましたので、お手元に配布しておきましたから、ご了承願います。 △各常任委員会の審査結果報告 ○中野政廣議長 各常任委員長から、審査結果について、それぞれ報告書の提出がありましたので、お手元に配布しておきましたから、ご了承願います。 △議案第74号~議案第86号並びに請願の一括上程 ○中野政廣議長 本定例会に市長から提出された議案第74号ないし議案第86号並びに請願を一括して議題といたします。 △各常任委員長の審査経過報告 ○中野政廣議長 これより各常任委員長から、審査の経過について、順次報告を求めます。  総務委員長 菊池義人議員          〔総務委員長 菊池義人議員登壇〕 ◎総務委員長(菊池義人議員) 皆様、おはようございます。12番、菊池義人でございます。中野議長のお許しをいただきましたので、総務委員会における審査経過の概要についてご報告を申し上げます。  本委員会に付託されました案件は、分割付託事項を含む議案4件であります。以下、審査の過程で論議のありました主なものについて申し上げます。  初めに、議案第74号「蓮田市会計年度任用職員の報酬等に関する条例」につきまして申し上げます。「第6条の手当の規定について、総務省の説明によると、期末手当、地域手当、通勤手当及び退職手当を支給できるとのことだが、蓮田市においても支給の対象となるのか」との質疑に対し、「第6条は、フルタイムの会計年度任用職員について規定しているものですが、同条第4項で地域手当、通勤手当、時間外勤務手当、休日勤務手当、夜間勤務手当及び期末手当を支給する旨を規定しているものです」との答弁がありました。  次に、議案第75号「地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例」につきまして申し上げます。「第4条で、26の職等を別表から削除するとのことだが、削除した後は、どのようになるのか」との質疑に対し、「廃止する職、会計年度任用職員へ移行する職、会計年度任用職員に当てはまらない職となり、会計年度任用職員に当てはまらない職については、現在、各所管課で職のあり方について検討、調整しております」との答弁がありました。  次に、議案第76号「蓮田市森林環境整備基金条例」について申し上げます。「森林環境税は、令和6年度から課税されるが、期限についてはどうか」との質疑に対し、「期限は定められておりませんので、恒久的なものとなっております」との答弁がありました。  また、「森林環境譲与税は、主に森林環境整備等に充てられるべきものだと思うが、森林が比較的少なく、人口が多い地域に多く配分されることも考えられるか」との質疑に対し、「国の基準では、私有林人工林面積に対する譲与基準は10分の5、林業就業者数に応じての区分は10分の2、人口に対しては10分の3となっていることから、森林を有しない市町村は、人口割での配分が多くなる状況です。しかしながら、森林環境税は、森林の整備のほか、木材の利用や森林環境教育を行うことで、森林を保全していく趣旨となっていることから、このような配分になっていると理解しております」との答弁がありました。  次に、議案第81号「令和元年度蓮田市一般会計補正予算(第4号)」の分割付託事項について申し上げます。歳入の関係につきましては、「土地売払収入は、井沼地内の道路と使用していない水路を売却するとのことだが、その面積は」との質疑に対し、「売り渡し面積は、1,188.42平方メートルです」との答弁がありました。  次に、歳出につきましては、まず危機管理課の関係で「台風19号の影響により自主避難所でブルーシートを使用したことから、新たに購入するとのことだが、使用済みのブルーシートはどうするのか」との質疑に対し、「使用済みのブルーシートは、衛生面の観点から、避難所での使用は難しいと考えますので、土のうの作成や防災訓練等で使用するなど、有効活用するための備蓄をしております」との答弁がありました。  次に、収納課の関係で、「市税等徴収嘱託員報酬2名分についての業務内容は」との質疑に対し、「庁舎内での調査・催告業務のほか、実際に臨宅しての調査・徴収業務も行います」との答弁がありました。  次に、電算課の関係で、「電算処理業務委託は、当初、マイナンバー制度全般に関する内容であったため、電算課で494万6,000円を予算要求したが、国から個別業務を対象とすることが示されたため、全額を減額し、所管課で484万円を要求するということか」との質疑に対し、「当初予算調製時は、国から概算が示されていましたが、今年度に入り、システム改修の詳細及び金額が示されたことにより、確定した金額を所管課で予算要求をするものです」との答弁がありました。  次に、会計室の関係で、「収納データを財務会計システムに取り込むための変換表の作成を委託することが主要で、令和2年度以降は、市職員が変換表を作成するのか」との質疑に対し、「今年度、作成を委託する変換表データ及び手順書をもとにして、令和2年度以降は市職員が作成し、処理を行います」との答弁がありました。  以上、申し上げてまいりました審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案4件について採決したところ、議案第74号につきましては、総員をもって、議案第75号、議案第76号及び議案第81号の分割付託事項につきましては、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、本委員会の報告を終わらせていただきます。 ○中野政廣議長 民生文教委員長 高橋健一郎議員          〔民生文教委員長 高橋健一郎議員登壇〕 ◎民生文教委員長高橋健一郎議員) おはようございます。3番、高橋健一郎でございます。議長のお許しをいただきましたので、民生文教委員会における審査経過の概要についてご報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は、分割付託事項を含む議案7件並びに請願1件であります。以下、審査の過程で論議のありました主なものについて申し上げます。  初めに、議案第77号「蓮田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」について申し上げます。「今回の条例改正で、所得割額の税率や均等割額が下がることにより、財政調整基金から取り崩す金額というのは、およそ7,000万円ということでよいか」との質疑に対し、「調定額ベースでおよそ7,000万円の減額を見込んでおります。減額分につきましては、基金等を取り崩すことで対応していきたいと考えております」との答弁がありました。  続きまして、議案第78号「蓮田市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。「災害援護資金の償還金を支払うことが著しく困難な場合は猶予することができるということだが、猶予期間が状況によって変わってくるということか」との質疑に対し、「病気で入院し働けないなどの場合、その状況に応じた猶予期間を検討していくことを考えております」との答弁がありました。  続きまして、議案第80号「指定管理者の指定について」申し上げます。「蓮田市立学童保育所指定管理業務仕様書中の業務基準のうち、土曜日の保育場所について、中学校単位で1箇所とすることも可とするとある。具体的にどこの学童保育所に集約するのか決まっているのか」との質疑に対し、「現在、検討課題として事業者と調整を進めているところです」との答弁がありました。  続きまして、議案第81号「令和元年度蓮田市一般会計補正予算(第4号)」の分割付託事項について申し上げます。初めに、健康福祉部所管事項では、福祉課の関係で、「心身障がい者福祉業務経費のうち、タブレット端末通信料について、このタブレットはもう配備されているのか」との質疑に対し、「現在、市民課にタブレット端末を配備しております。今回、社会福祉費寄附金の一部を使用させていただき、福祉課に配備するものです」との答弁がありました。  次に、教育委員会学校教育部所管事項では、教育総務課の関係で、「小学校施設維持管理事業のうち、工事請負費について、蓮田南小学校の校庭の砂ぼこりに対して山砂を入れる工事ということだが、子どもたちがいる間も工事期間が入ってしまう可能性がある。工事期間は大体いつごろを予定しているのか」との質疑に対し、「まず、当初予算で土が削れて危険な箇所を埋める作業を12月に、その後、今回の補正予算の承認がいただけた後、工事発注の手続きに入り、2月から3月にかけての期間になろうかと思いますが、学校とよく相談のうえ、学校運営に支障がないように進めていきたいと考えております」との答弁がありました。  また、「中学校施設維持管理費事業のうち、工事請負費について、蓮田南中学校の校庭防球ネットのかさ上げ等工事ということだが、台風などの災害に対し強い、安全性がしっかり確保できるものなのか」との質疑に対し、「業者に確認したところ、2メートル程度のかさ上げであれば、耐えられると聞いております」との答弁がありました。  次に、教育委員会生涯学習部所管事項では、子ども支援課の関係で、「母子保健事業のうち、電算処理業務委託費として、母子保健情報連携システムの改修は、母子手帳のデータを一元的に管理するということでよいか」との質疑に対し、「マイナンバー制度に基づくものになります。他市町村から蓮田市に転入してきた方のデータが一元化によって、蓮田市で確認ができるようになります。また、ご本人もマイナンバーカードをつくることでシステム上で自分の内容を確認することができます」との答弁がありました。  続きまして、議案第82号「令和元年度蓮田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」につきましては、「国保オンライン資格確認改修対応業務委託費について、マイナンバーカードを提示することで、医療保険加入者の資格の有無を確認できるよう、システムの改修に国が10分の10を負担するということだが、いつ補助金として市に来るのか」との質疑に対し、「既に改修に係る経費の報告済ですので、追って交付の通知が来るものと考えております」との答弁がありました。  続きまして、議案第83号「令和元年度蓮田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」につきましては、執行部の説明をもって了承いたしました。  続きまして、議案第84号「令和元年度蓮田市介護保険特別会計補正予算(第3号)」のうち、長寿支援課の関係で、「地域密着型サービス等整備助成事業において、3,129万8,000円の減額とあるが、減額の理由は」との質疑に対し、「当初、施設建設費の補助金及び施設建物内部の備品等購入への補助金として、県からの補助金を活用するということで予算計上しておりましたが、事業形態が県の補助金交付要綱の適合条件に合致しなくなったため、施設建設費への補助金のみを減額することになりました」との答弁がありました。  次に、在宅医療介護課の関係で、「債務負担行為について、南埼玉郡市在宅医療・介護連携推進事業のうち、一部を南埼玉郡市医師会に委託して設置する在宅医療の拠点とは何か」との質疑に対し、「南埼玉郡市医師会内の在宅医療サポートセンター独立行政法人国立病院機構東埼玉病院内の在宅医療サポートセンターでございます」との答弁がありました。  続きまして、請願第1号「小中学校への防犯カメラ設置に関する請願」について申し上げます。まず、「要旨に防犯や事故状況の記録とあるが、あくまでも防犯、事故対策を主目的として設置するということでよいか」との紹介議員への質疑に対し、「防犯カメラの設置は、請願の趣旨のとおり、防犯上のものということです」との答弁がありました。  また、「設置することになった場合は、録画機能のついたものにする考えでよいか」との執行部への質疑に対し、「そのとおりです。録画機能があることで、事件や事故の解決に向けての証拠になります。また、防犯カメラがあるということで、事件や事故の抑止につながっていくと考えております」との答弁がありました。  以上、申し上げてまいりました審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案7件並びに請願1件について採決したところ、議案第77号、議案第78号、議案第83号及び議案第84号は、総員をもって、議案第80号、議案第81号の分割付託事項、議案第82号は、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  また、請願第1号については、総員をもって採択すべきものと決しました。  以上で、本委員会の報告を終わらせていただきます。 ○中野政廣議長 建設経済委員長 木佐木照男議員          〔建設経済委員長 木佐木照男議員登壇〕 ◎建設経済委員長木佐木照男議員) おはようございます。10番、木佐木照男でございます。議長のお許しをいただきましたので、建設経済委員会における審査経過の概要についてご報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は、分割付託事項を含む議案4件であります。以下、審査の過程で論議のありました主なものについて順次申し上げます。  初めに、議案第79号「指定管理者の指定について」申し上げます。「指定管理者の応募について、2者しか手を挙げなかったということだが、募集要項に条件を狭めることがあったのではないか。例えば従業員数が何名以上、資本金が幾ら以上など、何らかの資格制限をしているのではないか」との質疑に対し、「指定管理者の申請の資格につきましては、類似業務を運営した管理実績があることなどの要件はありますが、特に従業員数や資本金などの資格制限はありません。そうした中で、今回の応募が2者であったということになります」との答弁がありました。  また、「自転車駐車場について、現在、どのぐらいの利用率になっているのか」との質疑に対し、「利用率につきましては、3施設ありますので、それぞれの施設で異なっております。駅東口第2駐車場と駅西口駐車場は、比較的安定した利用率となっておりまして、90%から95%程度で推移しております。また、駅東口第1駐車場につきましては、1階は安定しておりますが、2階が35%、屋上になりますと10%を切るような状況になっております」との答弁がありました。  続きまして、議案第81号「令和元年度蓮田市一般会計補正予算(第4号)」の分割付託事項について申し上げます。初めに、みどり環境課の関係で、「公園のトイレについては、いたずらをされるなど、管理が大変だという話を聞くが、今回の補正予算23万円で、今、故障しているところは全部直ると考えてよいか」との質疑に対し、「確かにいたずらは多いのですが、今回の場合は、老朽化ということですので、今、わかっている範囲では、今回の補正予算で全部直る予定です」との答弁がありました。  次に、農政課の関係で、「経営所得安定対策推進事業費補助金について、15万2,000円の減額理由は」との質疑に対し、「定額補助ということになっております。市の要因ではなく、国が決めた金額で減額されたものです」との答弁がありました。  次に、商工課の関係で、「蓮田ブランド事業について、チラシ・ポスターとあるが、どういうものか」との質疑に対し、「今年度末から来年度にかけまして、蓮田ブランドのキャッチコピーを募集することになりまして、そのお知らせということになります。一言で「蓮田は何々」のような形で表現していただきまして、それを蓮田ブランドの推進などに生かしていきたいと考えております」との答弁がありました。  次に、道路課の関係で、「今回の補正予算で、側溝清掃として200万円が計上されているが、これによりどのくらいの範囲を清掃できるのか」との質疑に対し、「側溝清掃は、市内全域を対象としております。範囲は指定しておりませんが、職員がパトロールで発見した場所、地元自治会長、市民の方から通報があった場所などを確認し、堆積量を見た上で清掃を行っていく予定です」との答弁がありました。  次に、産業団地整備課の関係で、「現在、環境影響評価調査計画書を策定中だが、これ以上金額が変わることはないため、今回減額補正をするということか」との質疑に対し、「そのとおりです。環境影響評価条例を所管しております埼玉県とも調整、確認をさせていただきましたが、既に素案としての環境影響評価調査計画書はできており、現在は縦覧も終わりまして、意見書の募集を行っているところです。今後、契約額の変更が生じないということで、今回減額補正をさせていただいたところです」との答弁がありました。  続きまして、議案第85号「令和元年度蓮田市水道事業会計補正予算(第2号)」について申し上げます。「9割は県水を買って、残りの1割を井戸から取水しているという話だが、今、実際使っている井戸は幾つあるのか」との質疑に対し、「今、稼働している井戸は、10箇所のうち6箇所です。また、10箇所の井戸のうち、水が出にくくなったり、ポンプの調子がよくないものを順次とめている状況にあります」との答弁がありました。  また、「水道事業徴収等業務委託給水装置関連業務において、貯水槽管理業務とあるが、この貯水槽は、どこを指しているのか」との質疑に対し、「貯水槽につきましては、例えばマンションや学校などにある受水槽のことです。本来それ自体の管理は、その所有者の方が行うものですが、貯水槽の維持管理が適切にされているかどうかの指導をする立場にありますので、そのための業務となります」との答弁がありました。  続きまして、議案第86号「令和元年度蓮田市下水道事業会計補正予算(第2号)」について申し上げます。「今回の補正予算で、特例的収入の補正後の金額が1億円余りとなっているが、要は1億円余りの未収金が今年度で計上されているということでよいか」との質疑に対し、「未収金につきましては、例月出納検査を受けた下水道事業の10月締めの段階で9,496万円の収入があります。したがいまして、この1億294万円全てが、今現在の未収金ということではありません」との答弁がありました。  以上、申し上げてまいりました審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案4件について採決したところ、全ての議案について、総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、本委員会の報告を終わらせていただきます。 ○中野政廣議長 以上で、各常任委員長の報告は終了いたしました。  暫時、休憩をいたします。          休憩 午前 9時30分          再開 午前 9時57分 ○中野政廣議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △各常任委員長の報告に対する質疑 ○中野政廣議長 これより、各常任委員長の報告に対する質疑を行います。  発言通告がございませんので、各常任委員長の報告に対する質疑は終結いたしました。
    △討論 ○中野政廣議長 続いて、討論を行います。  発言通告がありますので、順次これを許します。  18番 栗原勇議員          〔18番 栗原 勇議員登壇〕 ◆18番(栗原勇議員) おはようございます。18番、栗原勇です。日本共産党を代表して、議案第75号、議案第76号及び議案第81号に反対の立場から討論します。  初めに、議案第75号「地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例」について反対討論します。第4条の蓮田市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正するのところで、特別職の職員で非常勤のもの、会計年度任用職員となるもの、その他となるもの、項目として廃止されるものがあります。非常勤特別職でなくなるものとして、自治員や農家組合長などがありますが、2020年度からどのようになるのか不透明のまま賛成することはできません。職に見合う報酬、補助金などを早急に示すべきと求めて、反対討論とします。  次に、議案第76号「蓮田市森林環境整備基金条例」についてです。この条例の目的は、地球温暖化防止のために温室効果ガス排出量を削減していくこと。そのために、森林の整備及びその促進に関する施策に要する経費の財源に充てるために、新たに基金を設置するというものです。森林環境税として、年額1,000円を個人住民税の均等割に上乗せして、令和6年度から新たに課税するものです。期限は定められていません。森林を整備し、温室効果ガス排出は抑制していくべきと考えますが、以下の点から条例案に反対します。  反対理由の第1は、基金のもととなる財源がそもそも問題です。個人住民税の均等割は、所得割が非課税となる人にも一律の額で課税される逆進性の高い税であり、その均等割への一律額の上乗せは、低所得者の負担をさらに強めるものです。  第2は、譲与基準の人口指標の割合が3割とされ、人口の多い都市部に多額の譲与税が配分され、真に森林整備が必要な自治体に重点的に配分できない仕組みとなっています。  第3は、法人負担がありません。温暖化対策に必要な費用負担というならば、原因者である温室効果ガス排出企業に第一義的に負担を求めることが重要です。森林整備のための安定的な財源確保については、国の一般会計で行うべきものであり、1993年並みに森林予算を確保すれば、6,000億円の財源が確保できるとの専門家の意見もあります。森林環境譲与税制度が安定的な財源確保策としてふさわしいかどうかについて、林業経営の専門家からも疑義が示されています。以上の理由から、議案第76号に反対します。  次に、議案第81号「令和元年度蓮田市一般会計補正予算(第4号)」に反対の討論をします。歳入、14款2項3目1節保健衛生費補助金92万8,000円と歳出の4款1項1目13節の委託料、電算処理業務委託費484万円です。内容は、母子保健情報の利活用を推進するため、マイナンバー制度を活用し、乳幼児健康診断、妊婦健康診断、予防接種等の個人情報を一元的に確認できる仕組みを構築することとなっています。反対理由は、従来から使っている母子手帳に受診歴が記録されており、マイナンバーを使わなくても十分に間に合うこと。万が一母子手帳紛失の場合でも、担当のほうで履歴を記録してあるので、マイナンバーを使わなくても十分間に合うということです。  また、財源内容を見ると、国庫補助金が92万8,000円で全体の19%、市の負担額は391万2,000円で、全体の81%となっています。国の進める施策でありながら、市の持出額が余りにも多過ぎます。このシステムは、たびたび変えられ、システム変更のたびに市財政への負担が続きます。そもそもマイナンバー制度は、情報漏えいや国民監視などの弊害が明らかになっております。よって、日本共産党は、本議案に反対します。  以上で議案第75号、76号、81号に対しての反対討論を終わります。 ○中野政廣議長 19番 榎本菜保議員          〔19番 榎本菜保議員登壇〕 ◆19番(榎本菜保議員) 19番 榎本菜保です。日本共産党を代表して、議案第80号、82号に対して反対の立場から討論を行います。  まず初めに、議案第80号「指定管理者の指定について」に対する反対討論を行います。最初に、今回の内容について、基本協定書や指定管理業務仕様書を確認し、委員会でも多々質疑をした中では、1点特に気になる点がありました。学童指導員の雇用についてです。指定管理更新に万が一至らなかった場合における雇用の保証があらわされておりません。本人の責任が問われる事態や継続の意思がない場合を除いて、万が一の際には、その雇用の確保を保証すべきではないかと思いますし、また新たな指定管理者への移行時には、それまでの経験や処遇の反映を担保する旨をつけ加えるべきではないかと思っております。  さて、次に、今回の反対理由の主な観点に移ります。9月定例会において、日本共産党は、議案第52号「蓮田市立学童保育所設置条例の一部を改正する条例」に反対いたしました。その大きな理由としましては、全ての子どもが安心・安全な放課後の居場所を保障するのは、利益を第一目的とする民間企業ではなく、公的責任において市が行うべきとの観点です。子どもたちは、どんな地域、どんな家庭に生まれても、健やかに育つ権利が等しく保障されなければなりません。現行保育制度は、憲法第25条、健康で文化的な最低限度の生活保障、児童福祉法第2条、国と自治体の児童育成の責任、児童福祉法第24条、市町村の保育実施責任に基づいて、国と自治体の公的責任、最低基準の遵守、公費による財源保障と応能負担を制度の柱にしており、これは子どもにかかわる全ての制度の基本であり、子どもの権利保障、発達保障のためには、これらを堅持し、拡充することが不可欠です。  しかしながら、現在、政府が行っていることは、全ての子どもに切れ目のないサービスを保障するとしながら、保育の産業化を志向し、公的責任の縮小、最低基準の廃止、応益原則の導入による保護者負担増など、国民の願いとは逆行する方向を打ち出しています。公設公営には、国から補助金が出ず、民間には補助金が出るというのは、まさにそのことです。その結果、県内でも公設公営を掲げて保育を行う自治体がどんどん少なくなってしまいました。  そもそも学童保育所運営の課題として挙げられていた慢性的な指導員不足、常勤責任者の不在などは、これまで根本的な指導員への待遇改善が必要と求めてきました。もし保育が公設公営であることの意義を捉えて、しっかり話さなければ、ただ、今までと同じ条件で募集するだけではなく、条例を変えてでも正規職員の登用を考えて常勤責任者を置く。多様化している子どもたちに対応するための研修を行う。各学童や学校、保護者間の連携を深めるなど、賃金や労働時間、勤務体系等の改善等によって、その克服への道はもっとあったはずです。  今回の指定管理制度導入への経緯として、蓮田市立学童保育所運営改善検討委員会の会議録も見せていただきましたが、さまざまな可能性から最善策を探るとしながらも、第1回目の会議で出された要綱には、既に指定管理の文字があったようです。指定管理ありきとも言える流れには、残念としか言いようがありません。もちろん、その委員会での議論を否定するつもりはありませんし、今回選ばれた指定管理者の事業についてを否定するものではありません。皆さん真剣に子どもたちのことを考え、結論を出されたものと思います。ただし、4回開催された委員会討議の中で、市が保育を行うことのメリットや民間企業が保育を担うことのデメリットについてをもっと突っ込んで議論されていなかったことは、大変残念に思いました。  蓮田市は、公設公営を掲げて保育を頑張ってきた、県内残り5自治体のうちの1自治体でした。処遇改善の努力によって、人さえ確保できれば、市と指導員との協力、連携し、公設公営でよりよい保育ができたのではないかと思えてなりません。もう一度繰り返しますが、全ての子どもに質の高い保育を受ける権利を保障する保育制度や子育て支援施策の実現をするのは、子どもを心身ともに健やかに育成することを第一目的とする国や自治体の責任において、保育、子育て支援を拡充し、十分な財源を確保することを行うべきです。よって、日本共産党は、議案第80号に反対いたします。  次に、議案第82号「令和元年度蓮田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」について反対討論を行います。歳出1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、13節委託料、電算処理業務委託費201万3,000円です。内容は、2021年3月からマイナンバーカードを健康保険証として使えるようにし、オンライン上で被保険者資格を確認することができるようにするための改修を業務委託するものです。新たな仕組みでは、医療機関の窓口に設置する専用機器でマイナンバーカードの裏側のICチップを読み込み、保険診療の支払い審査を行う社会保険診療報酬支払基金などとつながっていて、同基金がカード所持者の健康保険証の情報を送信、医療機関が保険資格を確認できるようになるとのことです。  しかしながら、各医療機関での端末装置設置の普及が遅れれば、せっかく窓口に持っていっても意味がありませんし、今までの健康保険証が問題なく利用できますので、わざわざ紛失や個人情報漏えいのリスクを冒してマイナンバーカードを利用する必要はありません。仮に健康保険証の機能を盛り込んだものをなくしてしまったら、これまで以上に紛失したときのリスクが高まります。今の時代、何気なく写真に写った手のひらから指紋を取得し、他人に成り済ますことのできる時代です。必要以上にマイナンバーカードが閲覧される機会や回数が増えて、他者の目にさらされる機会が増えれば、大きなトラブルにもつながりかねません。そもそも国の進める施策でありながら、市財政への負担が大きく、国庫負担金がいつ来るのかが定かではありません。さらに、この改修対応業務には、もう一段階改修が予定されているとのことです。これ以上、市の負担を増やすわけにはいきません。よって、日本共産党は、本議案に反対いたします。  以上で、議案第80号、82号に対しての反対討論を終わります。 ○中野政廣議長 14番 森伊久磨議員          〔14番 森 伊久磨議員登壇〕 ◆14番(森伊久磨議員) 14番 森伊久磨でございます。議長のお許しをいただきましたので、私は請願第1号「小中学校への防犯カメラ設置に関する請願」に賛成の立場から討論いたします。  皆様にも凄惨な事件としてご記憶にあるかと思いますが、2001年、大阪府池田市の大阪教育大学附属池田小学校にて、児童8人が犠牲となる殺傷事件が起きました。以来、この事件をきっかけに、全国的に学校施設内への部外者の立入を厳しく規制したり、児童に防犯ブザーを携帯させたり、警備体制を強化するなどの方策をとる学校が増えました。また、この事件は、日本の学校が、それまでの地域に開かれた学校から、安全対策重視の閉ざされた学校に方針転換するきっかけともなったようです。今回の請願の趣旨である学校に防犯カメラを設置する自治体が増えたのも、この事件をきっかけとしており、近隣自治体においては、既に多くの自治体で小・中学校への防犯カメラが設置済みとなっております。  蓮田市においては、現在、全13校の小・中学校のうち、2校においてのみ設置されているだけで、しかもそれはPTAが独自に設置したもので、1校は録画機能のない1台のみ、もう一校でも4台ありますが、やはり録画機能のないものとなっております。近隣市の状況を見ると、1校当たり4台、しかも監視モニターと録画機能つきのものがほとんどで、防犯カメラの設置台数や設置場所等については、執行部のご判断に委ねるところですが、設置のご決断をいただいた暁には、ぜひとも他市の状況を参考にして、引けをとらないような設備としていただければと思います。今回の請願は、全小・中学校のPTA会長による組織であるPTA連絡協議会の会長を筆頭に、全小・中学校13校のPTA会長または副会長より署名のうえ、請願をいただいております。  請願の要旨にもありますように、私たちの宝である子どもたちが悲惨な目に遭わないように備えていくことは、私たち大人の重要な役目です。私たち議員も、いや、議員である前に一人の大人、そして親として、子どもたちの安全を守る本請願に全議員の皆様よりご賛同いただき、採択すべきものと決していただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○中野政廣議長 ほかに発言通告がありませんので、討論は終結いたしました。 △採決 ○中野政廣議長 これより順次採決いたします。  まず、議案第74号は、総務委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第75号は、総務委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第76号は、総務委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第77号は、民生文教委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第78号は、民生文教委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第79号は、建設経済委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第80号は、民生文教委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第81号は、各常任委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第82号は、民生文教委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第83号は、民生文教委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第84号は、民生文教委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第85号は、建設経済委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第86号は、建設経済委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  続いて、請願について採決いたします。  請願第1号は、民生文教委員長の報告のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、請願第1号は採択することに決定いたしました。  暫時、休憩いたします。          休憩 午前10時21分          再開 午前11時07分 ○中野政廣議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △市長追加提出議案の報告 ○中野政廣議長 市長から議案の追加提出がありましたので、報告いたします。  議会事務局次長が朗読いたします。          〔事務局次長朗読〕 ○中野政廣議長 ただいま報告いたしました議案は、配布しておきましたから、ご了承願います。 △議案第88号~議案第99号の一括上程 ○中野政廣議長 市長から追加提出された議案第88号ないし議案第99号を一括して議題といたします。 △市長の提案説明 ○中野政廣議長 市長の提案説明を求めます。  中野市長          〔中野和信市長登壇〕 ◎中野和信市長 中野政廣議長のご指名をいただきましたので、追加提出議案、議案第88号から議案第99号までの提案理由につきまして申し上げます。  初めに、議案第88号「蓮田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」につきましてご説明申し上げます。本議案は、市議会議員の期末手当について改正しようとするものでございます。  なお、この件につきましては、平成26年11月7日の「議会の議員の期末手当の額については、今後は、市職員の期末・勤勉手当の支給率と同率とすることが適当である」とする蓮田市特別職報酬等審議会のご答申を踏まえてお願いするものでございます。  改正の主な内容につきましては、第1条では、今年度の12月期支給の期末手当の支給割合について、現行の2.225月から0.05月引き上げまして、2.275月に改め、年間の支給割合を4.5月とするものでございます。  また、第2条では、令和2年度以降の期末手当の支給割合について、6月期は現行の2.225月を2.25月に、12月期は2.275月を2.25月に改めるものでございます。  施行日は、公布の日からでございます。  ただし、第1条は、平成31年4月1日から適用し、第2条は、令和2年4月1日から施行するものでございます。  続きまして、議案第89号「市長及び副市長の給与等に関する条例及び蓮田市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例」につきましてご説明申し上げます。本議案は、市長、副市長及び教育長の期末手当について改正するものでございます。  なお、この件につきましても、平成26年11月7日の「市長、副市長及び教育長の期末手当の額については、今後は、市職員の期末・勤勉手当の支給率と同率とすることが適当である」とする蓮田市特別職報酬審議会のご答申を踏まえてお願いするものであります。  改正の主な内容につきましては、第1条及び第3条では、今年度の12月期支給の期末手当の支給割合について、現行の2.225月から0.05月引き上げて、2.275月に改め、年間の支給割合を4.5月とするものでございます。  また、第2条及び第4条では、令和2年度以降の期末手当の支給割合について、6月期は現行の2.225月を2.25月に、12月期は2.275月を2.25月に改めるものでございます。  施行日は、公布の日からでございます。  ただし、第1条及び第3条は、平成31年4月1日から適用し、第2条及び第4条は、令和2年4月1日から施行となります。  続きまして、議案第90号「蓮田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」につきましてご説明申し上げます。本議案は、国の人事院勧告に準じて、市職員の給与について改正するものでございます。  改正の主な内容につきましては、第1条では、市職員の月例給について、初任給及び若年層に重点を置き、平均0.22%の引き上げを行うものでございます。勤勉手当については、支給割合を0.05月引き上げるものであります。これにより、期末・勤勉手当の年間支給割合を4.5月とするものであります。  第2条では、市職員の令和2年度以降の勤勉手当の支給割合について、6月期及び12月期、それぞれ0.95月に改めるものであります。  また、住居手当の対象となる家賃の下限額及び支給額の上限額を改定するとともに、持ち家を有する職員に支給している住居手当を廃止するものでございます。  ただし、住居手当につきましては、令和3年3月31日まで経過措置を設けてございます。  施行日は、公布の日からでございます。  ただし、第1条は、平成31年4月1日から適用し、第2条は、令和2年4月1日から施行となります。  続きまして、議案第91号「蓮田市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例」につきましてご説明申し上げます。本議案は、先ほどご提案申し上げました議案第90号「蓮田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」に準じまして、必要な改正をしたいので、提案するものであります。  改正の主な内容につきましては、持ち家を有する職員に支給している住居手当を廃止するに当たり、必要な改正を行うものであります。  ただし、住居手当につきましては、令和3年3月31日まで経過措置を設けてございます。  施行日は、令和2年4月1日でございます。  続きまして、議案第92号「令和元年度蓮田市一般会計補正予算(第5号)」、議案第93号「令和元年度蓮田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」、議案第94号「令和元年度蓮田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」、議案第95号「令和元年度蓮田市介護保険特別会計補正予算(第4号)」、議案第96号「令和元年度蓮田都市計画事業黒浜土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)」、議案第97号「令和元年度蓮田都市計画事業蓮田駅西口第一種市街地再開発事業特別会計補正予算(第2号)」につきましては、関連がございますので、一括してご説明申し上げます。  初めに、議案第92号「令和元年度蓮田市一般会計補正予算(第5号)」についてでございますが、本議案につきましては、歳入歳出それぞれ1,470万円を追加し、予算総額を202億3,250万円とするものでございます。  内容につきましては、議案第88号から議案第90号までご説明いたしました人事院勧告に準じた給与改定等に伴う人件費の補正でございます。  続きまして、議案第93号から議案第97号までの各特別会計補正予算でございますが、これらにつきましても一般会計と同様に、人事院勧告に準じた職員の人件費にかかわる所要の補正でございます。  続きまして、議案第98号「令和元年度蓮田市水道事業会計補正予算(第3号)」につきましてご説明申し上げます。本議案は、収益的支出予算及び資本的支出予算の増額補正をお願いするものでございます。これらにつきましても一般会計と同様に、人事院勧告に準じた給与改定に伴い、職員人件費を補正するものであります。  最後になりますが、議案第99号「令和元年度蓮田市下水道事業会計補正予算(第3号)」につきましてご説明申し上げます。本議案は、一般会計と同様に、人事院勧告に準じた給与改定に伴う職員人件費を補正するものであります。  予算第9条に定めた議会の議決を経なければ流用することができない経費といたしまして、職員給与費8,561万5,000円に補正するものであります。  以上、議案第88号から議案第99号までの提案理由につきましてご説明させていただきました。  本議案、追加議案という形でお願いすることになりました。事情ご賢察のうえ、慎重審議、ご可決賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。 ○中野政廣議長 暫時、休憩をいたします。          休憩 午前11時22分          再開 午後 零時59分 ○中野政廣議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △議案第88号~議案第99号に対する質疑 ○中野政廣議長 これより、議案第88号ないし議案第99号に対する質疑を行います。  発言通告がありますので、順次これを許します。  1番 湯谷百合子議員          〔1番 湯谷百合子議員登壇〕 ◆1番(湯谷百合子議員) 1番、湯谷百合子です。議案第88号「蓮田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第89号「市長及び副市長の給与等に関する条例及び蓮田市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例」について関連がありますので、あわせて質疑を行います。  今回の条例改正提案は、ともに期末手当をベースアップするというものであります。  そこで、お伺いいたします。(1)、期末手当ベースアップ提案の根拠は何か。  2としまして、特別職報酬等審議会を開かない理由は何か。  3問目、平成26年に開催されました特別職報酬等審議会答申、これをもとに市長は提案されているわけでありますが、この答申の有効期間はいつまでか。  以上、質問いたします。 ○中野政廣議長 吉澤総務部長          〔吉澤正剛総務部長登壇〕 ◎吉澤正剛総務部長 湯谷百合子議員のご質疑にお答えいたします。  初めに、期末手当の引き上げの根拠でございますが、先ほど提案説明でも申し上げましたが、平成26年11月7日の蓮田市特別職報酬等審議会の答申を踏まえたものでございます。  次に、特別職報酬等審議会を開かない理由は何かでございますけれども、特別職報酬等審議会は、条例に規定しております審議会の所掌事項、議員の報酬並びに市長、副市長及び教育長の給料の額の改正を行う際に開催するとなっております。今回の改正は、昨年と同様の期末手当の支給率の改正であったため、昨年と同じように開催をしておりません。  また、平成26年開催の特別職報酬等審議会の答申の有効期限でございますけれども、答申に有効期間はないと考えております。ただ、今後において、審議内容の重要性に鑑みまして、必要があれば開催していきたいと考えております。  以上でございます。 ○中野政廣議長 1番 湯谷百合子議員          〔1番 湯谷百合子議員登壇〕 ◆1番(湯谷百合子議員) 再質問をいたします。  (3)です。有効期間はないということでありました。そして、必要があれば開催するということでありましたが、ではそれでは次回、蓮田市において特別職報酬等審議会が開催されるのは、どのような必要性が生じたときでありましょうか。 ○中野政廣議長 吉澤総務部長          〔吉澤正剛総務部長登壇〕 ◎吉澤正剛総務部長 再度のご質疑にお答えいたします。  次回開くのはいつかというご質疑でございますけれども、今現在、予定はしておりませんが、審議会の所掌事項、先ほど申し上げましたが、議員の報酬並びに市長、副市長、教育長の給料の額の改正を行う際には、審議会を開催してご意見を伺いたいと考えております。  以上でございます。 ○中野政廣議長 ほかに発言通告がありませんので、議案第88号ないし議案第99号に対する質疑は終結いたしました。 △議案第88号~議案第99号の委員会付託の省略 ○中野政廣議長 お諮りいたします。  議案第88号ないし議案第99号につきましては、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○中野政廣議長 ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。  暫時、休憩いたします。          休憩 午後 1時05分          再開 午後 1時10分 ○中野政廣議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △討論 ○中野政廣議長 これより、討論を行います。  発言通告がありますので、順次これを許します。  1番 湯谷百合子議員          〔1番 湯谷百合子議員登壇〕 ◆1番(湯谷百合子議員) 1番、湯谷百合子です。議案第88号「蓮田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第89号「市長及び副市長の給与等に関する条例及び蓮田市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例」について、反対の立場から討論を行います。  例年、12月議会において、人事院勧告に伴う職員の給与改正の議案の提出がなされますが、同時に、特別職である議員、市長、副市長、教育長の期末手当の改正の議案も毎年のように提出されています。内容は、職員のベースアップに伴い、ベースアップするというものです。特別職の報酬に関しては、先ほどから何度も出ていますように、特別職報酬等審議会に諮問することになっていますが、平成26年に開催されました特別職報酬等審議会の答申内容、つまり特別職のベースアップは、職員に伴って同じように上げなさいというような答申ですね。そのような内容で既に5年も前の答申であるにもかかわらず、伝家の宝刀のごとく、また水戸黄門の「これが目に入らぬか」の印籠のごとく、蓮田市は使いまして期末手当のベースアップの根拠としているものであります。  本来なら、経済状況、また市の財政状況等を鑑み、議案提出の前に特別職報酬等審議会を開催し、ベースアップの有無や利率について審議すべきです。例えば新潟市は、毎年特別職報酬等審議会を開催しています。今年も10月29日に開催し、その議事録の概要等はホームページに公開されています。審議会委員からは、期末手当の引き上げは、市民感情や財政状況を考えると据え置きが妥当。また、構造的に将来的にも楽観視できない財政状況であり、据え置きが妥当。特別職は、成果を出すべき立場であり、労働の対価である一般職の給料とは考え方が違う。報酬額が他都市と比べて下位にあるとはいえ、相応の額と言える。そのような委員さんから意見が出されまして、結果、据え置きとすることが決まったということでありました。  また、草加市では、特別職報酬等審議会委員、この委員の市民委員ですね、これの公募に当たっては、20歳以上で今まで市の審議会等の委員になっていない人、これを公募しています。審議会を多々経てきた常連といった方ばかりを委員に選ぶのではなく、新しいフレッシュな視点、まさに市民感情を取り入れようとしているのであります。  私は、今までもベースアップに値する十分な審議がなされていないという理由から、特別職の報酬改正、この条例に反対してきましたが、今回も反対するものであります。市長、副市長、教育長、議員の報酬改正は、その成果に応じて市民の方々から、上げていいよというお墨つきをいただいてから改正すべきであり、お手盛りのベースアップ条例改正は不当であり、とても認められません。  以上、反対討論といたします。議員皆様のご同意をよろしくお願いいたします。 ○中野政廣議長 ほかに発言通告がありませんので、討論は終結いたしました。 △採決 ○中野政廣議長 これより順次採決いたします。  まず、議案第88号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第89号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第90号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第91号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第92号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第93号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第94号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第95号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第96号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第97号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第98号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第99号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  暫時、休憩いたします。          休憩 午後 1時18分          再開 午後 1時49分 ○中野政廣議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △蓮田駅西口第一種市街地再開発事業に関する特別委員会設置を求める動議の提出 ○中野政廣議長 ただいま9番 北角嘉幸議員外1名から蓮田駅西口第一種市街地再開発事業に関する特別委員会設置を求める動議が提出されました。  所定の賛成者がありますので、動議は成立いたします。 △日程の追加 ○中野政廣議長 この際、本動議を日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○中野政廣議長 ご異議なしと認めます。  よって、この際、蓮田駅西口第一種市街地再開発事業に関する特別委員会設置を求める動議を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 △動議の提案説明 ○中野政廣議長 提案者の説明を求めます。  9番 北角嘉幸議員          〔9番 北角嘉幸議員登壇〕 ◆9番(北角嘉幸議員)  9番、北角嘉幸です。議長のお許しをいただきましたので、蓮田駅西口第一種市街地再開発事業に関する特別委員会設置を求める動議につきまして、動議提出の理由説明をいたします。  私は、この6月、9月、12月定例会で西口再開発事業について一般質問を行いましたが、事業の内容は全く明確にならず、答弁も二転三転するひどいものでありました。特にこの12月定例会においては、9月までの説明を一転させ、市が作成している事業計画中の資金計画は、現在行われている事業と比較すべきものではないという趣旨の恐るべき答弁がなされました。本来、事業計画は、事業を行うアウトラインを示すもので、事業計画の中で収入、支出が確実に見込まれているものは、法令でこれを資金計画に明示するよう義務づけられております。つまり、事業計画中の資金計画は、事業を行う主体者の蓮田市が自らこれを定めていなければならないとするものであります。県の認可問題などではないわけであります。  この資金計画を見ますと、西口ビルの工事費58億円は、12億円の国と市の補助金、そしてマンション、テナントなどを売却した46億円で賄うようになっております。現に9月の都市整備部長の答弁では、権利床等整備金10億円は、12億円の国と市の補助金及びマンション、テナントなどの売却金46億円の中に含まれていると。日本語では理解のできない答弁をされてきました。ところが、この12月定例会では、権利床等整備金10億円について、現在進めている事業の中の資金計画とは比べられないと、こんな趣旨の話をし、資金計画上の位置付けをあたかも否定しているかのようなお話であります。おかしいではありませんか。答弁が変わっている。12月の答弁では、市が支払う権利床等整備金10億円を、事業計画の中の資金計画に書かなくていいようなこと、いいというような言いぶりです。もしそうであれば、法令違反の疑いがあるのではないですか。そもそも本件で採用した特定建築者制度は、都市再開発法の例外規定です。特定建築者制度を入れた場合、権利床の整備費として再開発事業者、今回は蓮田市になりますが、その負担金が発生しますが、蓮田市の事業計画の中には、どこにもそれが書いていないのです。ある日いきなり公募でこれが出てきたと、こういうことなのです。もともと想定した事業計画は、今やっていることと違うのではないですか。特定建築者制度を入れて、その事業計画は変わったのであれば、事業計画も変更しなければなりません。しかし、それをやっていないのではありませんか。事業計画と違うことを行っているのであれば、場合によっては違法工事になることさえありますでしょう。  また、権利床等整備金のうち、内装費3億円については、本来別事業で別に入札すべき案件です。市の執行部は、経済的で工期も短いという理由で、同時に公募をしました。しかし、これは市内の内装業者が独自に入札に参加する大切な機会を奪っております。しかも、この3億円については、提案時に明細が一切示されておらず、実質的に審議がされていないのではないですか。そして、その結果、東急不動産と随意契約されているのではありませんか。3億円の随意契約ですよ。東急と随意契約をすることが許されているかどうかは極めて疑問ではありますが、もしそれができるとした場合でも、公正な審査を経た場合に限られます。しかし、本件は、何も審査していない。こんな疑いが強いわけです。いや、審査のしようがありません。3億円の明細がないのだから。  さらに問題なのは、別事業と認めているわけですから、契約は本来別にする必要があります。3億円の契約を別にする必要があります。3億円もの内装工事であれば、蓮田市の条例によって議会の議決が必要でしょう。予算が通っただけでは足りません。議会の議決が必要です。そして、この3億円、内装工事費ですから、工事完了、検査後に支払うのが原則です。蓮田市のどの事業でも、委託事業をやって、そして検査後にお金を払う。検査をして、そしてちゃんとできましたねということで払っていく、これが普通であろうかと思います。しかし、今回の件では、去年2億5,000万円、今年5億円、そして7億5,000万円払う計画になっている。10億円のうち7億5,000万円。実際の数字はちょっと違いますが。ビルができてもいないのに、この内装工事費を一部支払うことになっているのではないですか。今、内装工事やっていますか。その工事もやっていないうちにお金を払うと、こういう疑いもあるわけであります。ビルもできてもいないのに、余計に内装工事を、場合によっては5,000万円先払いするということがあるのであれば、それは私は一つ大きな問題だと思っております。  最後に、一般質問でも触れましたが、10月1日、市内の業者が市長の名代だといって東急不動産に行っている。そんな話を私は耳にしました。そして、東急不動産の話では、この業者とは2016年、埼玉りそな銀行の紹介によって会ったと言っているのです。そこには、市役所の担当者と蓮田病院の方同席であったと、そういうふうな話をされている。市長は否定をされていますが真実は一体何なのか。この事業がどういうふうに行われているのか。私はそれをきっちりと解明する必要があると皆さんに申し上げているのです。ここで不正が行われてけしからぬと決めつけているわけではないのです。聞いてくる話がおかしな話ばかり聞こえてくる。だったら、その当事者、私が関係した当事者は、私が呼びます。そして、いろんな人に来てもらって、この議会できちんとしゃべってもらって、この事業がしっかりと行われているかどうかをもう一度検証する必要がある。私はそう考えて、この市の大切な事業を進めていくことを考えて、この特別委員会の設置を提案するものであります。どうか議員の皆さんのご同意を得たく、お願いを申し上げます。  以上で私の提案理由説明を終わります。ありがとうございました。 ○中野政廣議長 暫時、休憩いたします。          休憩 午後 1時58分          再開 午後 1時58分 ○中野政廣議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △動議に対する質疑 ○中野政廣議長 これより、動議に対する質疑を行います。  発言通告がありませんので、動議に対する質疑は終結いたしました。  暫時、休憩をいたします。          休憩 午後 1時58分          再開 午後 2時09分 ○中野政廣議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △討論 ○中野政廣議長 続いて、討論を行います。  発言通告がありますので、順次これを許します。  12番 菊池義人議員          〔12番 菊池義人議員登壇〕 ◆12番(菊池義人議員) 12番、菊池義人です。中野議長の許可を得ましたので、蓮田駅西口第一種市街地再開発事業に関する特別委員会の設置動議に対しまして、反対の立場から討論をさせていただきます。  皆様もご存じのとおり、今年の6月定例会と9月定例会でも動議が出され、否決されてきました。9月定例会の私の反対討論では、私なりに考え、できる限りわかりやすく、権利床等整備費等の説明をさせていただきました。多くの市民の方や多数の議員の方から、権利床等整備費10億円について、公益施設工事費約7億円、公益施設内装費約3億円について、わかりやすかったなどのご意見もいただいてまいりましたが、まだご理解していただけなかったみたいで大変残念です。  9月議会が閉会してから、私は多くの市民の方に権利床等整備費について説明をさせていただきました。あわせて、市が行う事業でございますので、蓮田市に対しても、西口再開発事業について、わかりやすく蓮田市民の方に、今までの事業の流れを説明するように求めてもまいりました。私が今回一番伝えたいのは、権利床等整備費10億円については、まず平成30年度蓮田都市計画事業蓮田駅西口第一種市街地再開発事業の特別会計予算、これは当時の議案第36号でございますが、予算書では351ページに記載されていますが、この議案は総員賛成で可決されております。  また、平成30年10月29日月曜日、臨時全員協議会の西口再開発課の施工協定についての説明で、施工協定の金額についての説明もしっかりと行われております。この臨時全員協議会は、蓮田駅西口第一種市街地再開発事業の特定施設建築物の整備にかかわる施工協定書(案)についての説明のため、そのためだけに開かれた臨時の全員協議会でございました。つまり、私が9月の定例会で、反対討論で当時議論をした方の名誉のためとあえて申し上げたのは、当時の議員が総員賛成で可決したからでございます。議場内の皆様にもう一度申し上げますが、権利床等整備費10億円については、平成30年3月定例会の第36号議案にて、総員賛成にて可決されている。そして、その内容については、令和元年9月定例会で私が反対討論の中で説明し、今定例会でも、今、私が説明したとおりでもございます。  私のしっかりとした反対の意思を皆様にお伝えするとともに、この動議に反対するようにお願い申し上げまして、私の反対討論とさせていただきます。 ○中野政廣議長 2番 福田聖次議員          〔2番 福田聖次議員登壇〕 ◆2番(福田聖次議員) 2番、福田聖次でございます。これより蓮田駅西口第一種市街地再開発事業に関する特別委員会設置を求める動議、これについて賛成討論を行います。  大きく私は3つの観点から賛成討論を行いたいと思います。これまで、先ほどもお話ありましたように、6月、9月、今回と3回目になるわけでございます。6月の段階で私は疑問を感じる人がいるのだから、やって明らかにすればいいではないか。私は何も疑問を感じていないけれども。このような趣旨を申し上げたと思います。疑問を感じるのだったらやればいいではないか。9月のときは、市長の答弁を聞いていまして、何かおかしいなと疑惑が高まりました。疑惑が高まったので、なおさらこれは開くべきだ、こう申し上げました。今回3回目です。最後に申し上げますが、ますます疑惑が高まりました。これは、私の感想でございます。  その前に、ただいまの反対討論も含めて、論理的に少しお話をさせていただきたいと思います。先ほどの反対討論の中で、これまで臨時全員協議会でしたっけ、やられてきたということですよね。それがこの案件、つまり北角議員が疑問視していることをきちんと議論をして、そしてこの案件に関して、この問題点に対して、これは今後一切議論すべきではないということを議論していたとは到底思えないのです。なぜならば、そのときにそのような問題提起があるはずがないわけですから。物事を、我々今、ここの議会にいるわけですが、我々この議会において、最もルールを厳格にして議論すべき場所だと思っております。日本の国内において、議論をする場、最もルールを厳格に適用して、論理的に議論する場、これが私は議会だと思っております。ならば、その議会のルールに基づいて、これは十分結審した、議論した、だから必要ないのだという結論が必要でありますが、果たしてどこにそれがあるのでしょうか。つまり、北角議員が問題提起する以前に議論したこと、決定したこと、それは未来を決定しているわけではありませんから。今、ここに北角議員が疑問を呈している。それに対して答えていくということは、新しい論点なわけであります。世の中のルールで、例えば裁判を例にとりますと、一審、二審、最高裁、そこで決まります。そこで決定です。議論の余地がありません。刑が確定するわけです。しかし、そこに新たな疑問点、そして新たな証拠が出てくれば、これは再審という道が開かれます。議会でも同じですよ。議論していない論点が出てきたら、これは議論すべきであります。したがって、この北角議員が要求している特別委員会設置を反対するという妥当性が私には見出すことができません。  それから、2点目ですが、その前に、ですから今の第1点目の結論は、これまで十分審議したのだというのは、私は主観であろうと思うわけであります。一方で、北角議員の特別委員会を設置してほしい。これも見方によったら主観かもしれません。であれば、両者公平に扱えば、それは当然十分審議を改めて行うべきだろうというのが私の考えでございます。そしてもう一つ、2点目でございますが、これは公益性の観点から私は賛成するものでございます。どうも話をいろいろ聞いていますと、何か今まで決まった、十分審議したのだと。だからもう必要ないのだということの裏には、余計なことをやって寝ている子を起こしたり、そうかどうかはわかりませんけれども、余計なことをやって、市のビッグプロジェクト、この進行の妨げになるのではないか。このようなニュアンスが何となく伝わってくるわけです。もしそのようなことを考えているとしたら、これは大きな間違えでございます。なぜならば、私は6月議会のときも申し上げましたが、私は執行部がこれおかしなことをやっているとは思っておりません。その点は北角議員とちょっと違うかもしれません。          〔何事か言う人あり〕 ◆2番(福田聖次議員) ただ、今はだんだんおかしいと思ってきていますが。話をもとに戻します。  何かそこで特別委員会をやって、いろいろやっていくと、この事業の進行に妨げになるのではないか、遅れるのではないかなと、そういうことをもしお考えだとすれば、これは大きな間違いです。なぜならば、正しいことをやっているのだから、障害になんかなるはずはないのです。正しいことをやっている。それが証明されました。ああ、よかった。これで終わるわけです。ところが、万が一そこにおかしなことが見つかったら、これは大変なことになります。でも、おかしなことはやっていないのですよね。では、反対する理由はないですよ。やればいい。そして、ほら、ごらんのとおりどこにも問題ないではないですか。北角さん、あなた何言っているのだ。こうなればいいではないですか。北角議員には申しわけないけれども、これが一番、議員にとっても、私はこれが一番ではないかなと思います。要するに真実を明らかにして、みんながこの事業に自信を持ってもらう。このためには、やはりこの特別委員会が必要である。これが2点目の理由です。  最後、3点目の理由、これは私の主観でございます。先ほど来、もう既に申し上げておりますが、第1回目、6月ですね、このとき私は賛成をしました。このときは、さほど疑問はないと申し上げました。そして、9月、疑問が増えてきた。このように申し上げました。その理由は、市長が私の質問に対して、審議拒否ととれるような、あなたと考え方が違うから答えない。このように答えました。おかしいではないかと。疑惑が深まりました。だから賛成しました。さらに賛成しました。今回はどうかと申し上げますと、この議会で私は、この西口再開発に関して、説明責任、果たす気がないのですか。明確に確認しました。ないと市長は答えました。びっくりしました。何の問題もないのであれば、説明すればいいではないですか。それを拒否するということは、面倒くさいのか、聞かれたくないのか、どちらかでしょう。どちらにしたって、いい考えだとは思いません。ますます疑問が深まりました。そして、北角議員の質問に対する回答の仕方、これを聞いていても、やはり疑問が深まりました。ですから、私はその点でも、この特別委員会はぜひとも開催すべきだと、このように考えて賛成する次第でございます。  以上でございます。 ○中野政廣議長 ほかに発言通告がありませんので、討論は終結いたしました。 △採決 ○中野政廣議長 これより採決いたします。  蓮田駅西口第一種市街地再開発事業に関する特別委員会設置を求める動議につきましては、本動議のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立少数〕 ○中野政廣議長 起立少数であります。  よって、蓮田駅西口第一種市街地再開発事業に関する特別委員会設置を求める動議は、否決されました。 △特定事件の閉会中継続審査申し出の報告 ○中野政廣議長 次に、議会運営委員長から、特定事件について閉会中の継続審査としたい旨の申し出がありましたので、お手元に配布しておきましたから、ご了承願います。  〔参照〕        閉会中における特定事件一覧表┌───────┬───────────────────────┐│委 員 会 名│   特  定  事  件  名       │├───────┼───────────────────────┤│議会運営委員会│(1)タブレットの導入と活用について       │└───────┴───────────────────────┘ △特定事件の継続審査の決定 ○中野政廣議長 お諮りいたします。  特定事件につきましては、議会運営委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査事項として議会運営委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○中野政廣議長 異議なしと認め、さよう決定いたしました。 △市長の挨拶 ○中野政廣議長 以上で、本定例会の議事は全部終了いたしました。  この際、市長から挨拶のため発言を求められておりますので、これを許します。  中野市長          〔中野和信市長登壇〕 ◎中野和信市長 中野政廣議長のお許しをいただきましたので、12月蓮田市議会定例会閉会に当たりまして、一言御礼のご挨拶申し上げます。  今議会の会期は、去る11月28日から本日まで23日間にわたる会期でございましたが、ご提案申し上げました議案全て原案のとおりご同意・ご可決を賜りました。まことにありがとうございました。  11月28日の開会のご挨拶でも申し上げましたが、ただいまは新年度予算編成作業の真っただ中でございます。当市の抱えるもろもろの課題解決のため、予算編成を通しまして、職員とともに一生懸命努力しているところでございます。総力を挙げて、まちの活性化に結びつけたいと考えております。  おかげさまで、蓮田駅西口第一種市街地再開発事業の共同ビル建設工事も、来年10月秋の完成をめざして順調に進んでいるところでございます。蓮田市といたしましては、全体的にも長きにわたった大きな課題事業も完了、あるいは解決し、新たな課題に向かって多岐にわたる事業が着実に、確実に動き出しているところでもございます。今年もさまざまな出来事がございました。自然災害、台風15号、19号、21号連続して襲来いたしましたが、その際には、市議会議員の皆様におかれましても、夜半、市役所へ駆けつけていただいた議員の皆様方、あるいは地元で各地域で活動された方々、大変ありがとうございました。  また、令和の始まりという新しい年号の記念の年でもございました。また、新たなまちづくりの中に中心となる事業の具体化等々、数え上げれば数え切れないほどの事業がただいま動き出しているところでございます。まさに市の行政、総合行政推進中であります。今後も、引き続き、「埼玉一 安心・安全なまちづくり」実現のため、多くの方々のご協力をいただきながら、また国や県の動向を確実に見きわめながら、各種事業を調整し、積極的に取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  結びに当たりまして、今年一年、議員の皆様にいろいろとお世話になりましたこと、心から感謝を申し上げますとともに、来る2020年、令和2年が、皆様にとりましてすばらしい年となりますよう、心からご祈念を申し上げ、12月蓮田市議会定例会閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。 △閉会の宣告
    ○中野政廣議長 これにて、令和元年12月定例会を閉会いたします。          閉会 午後 2時26分...