平成30年 9月 定例会 平成30年9月
蓮田市議会定例会 第1日平成30年8月28日(火曜日) 議 事 日 程(第1号) 1 開 会 午前9時 2 開 議 3
会議録署名議員の指名 12番 島 津 信 温 議員 13番 菊 池 義 人 議員 14番 木佐木 照 男 議員 4 会期の決定 8月28日から9月27日までの31日間 5 諸般の報告 (1) 平成29年度
一般会計継続費精算報告 (2) 平成29年度決算に基づく
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告 (3) 地方自治法第121条の規定に基づく説明者 6 市長の行政報告 7
市長提出議案の報告 8 議案第54号~議案第76号の一括上程 9 市長の提案説明 10 監査委員の決算審査結果報告 11 監査委員の報告に対する質疑 12
次会日程報告 13 散 会午前9時00分開会・開議 出席議員(20名) 1番 湯 谷 百 合 子 議員 2番 山 口 浩 治 議員 3番 田 中 秀 行 議員 4番 勝 浦 敦 議員 5番 山 口 京 子 議員 6番 中 野 政 廣 議員 7番 齋 藤 昌 司 議員 8番 齋 藤 隆 宗 議員 9番 本 橋 稔 議員 10番 高 橋 健 一 郎 議員 11番 鈴 木 貴 美 子 議員 12番 島 津 信 温 議員 13番 菊 池 義 人 議員 14番 木 佐 木 照 男 議員 15番 栗 原 勇 議員 16番 船 橋 由 貴 子 議員 17番 岸 尾 悦 子 議員 18番 石 川 誠 司 議員 19番 中 里 幸 一 議員 20番 伊 勢 谷 憲 一 議員 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人 中 野 和 信 市 長 新 井 勉 副 市 長 西 山 通 夫 教 育 長 山 田 勝 利 総 合 政策部長 増 田 和 詔 総 務 部 長 小 林 裕 環 境 経済部長 小 川 金 悟 健 康 福祉部長 根 立 美 佐 子
健康福祉部参事 関 根 守 男 都 市 整備部長 治 田 敬 人
都市整備部参事 竹 澤 立 也
都市整備部参事 中 田 美 稔
都市整備部参事 采 澤 修 八 上 下 水道部長 安 西 勝 美 会 計 管 理 者 山 野 井 重 雄 監 査 委 員 高 橋 良 一 学 校 教育部長 事 務 局 長 兼
選挙管理委員会 事 務 局 長 町 田 一 幸 生 涯 学習部長 齋 藤 交 司 消 防 長
事務局職員出席者 宮 野 俊 彦 事 務 局 長 折 原 宏 道 次 長 進 藤 満 雄 副 主 幹 吉 田 孝 宏 主 査
△開会及び開議の宣告 (午前 9時00分)
○
石川誠司議長 ただいまから、平成30年9月定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
△
会議録署名議員の指名
○
石川誠司議長 まず、
会議録署名議員を指名いたします。 12番 島 津 信 温 議員 13番 菊 池 義 人 議員 14番 木佐木 照 男 議員 以上、3名の方にお願いいたします。
△会期の決定
○
石川誠司議長 次に、会期の決定の件を議題といたします。 本定例会の会期につきましては、過日、
議会運営委員会を開き、ご協議を願っておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。
議会運営委員長 山口浩治議員 〔
議会運営委員長 山口浩治議員登壇〕
◎
議会運営委員長(
山口浩治議員) おはようございます。石川議長のご指名をいただきましたので、
議会運営委員会の協議結果の概要につきましてご報告申し上げます。 去る8月21日に
議会運営委員会を開き、本定例会の会期及び日程などにつきまして協議をいたしました。 その結果、会期は本日から来る9月27日までの31日間といたし、その日程は、既に配布されてありますとおり決定をした次第でございます。 なお、提案されます議案のうち、議案第54号の人事に関する案件は、
議案質疑終了後に委員会の付託を省略し、表決を願うことといたしました。 その他の議案につきましては、各所管の委員会に付託し、ご審査を願うことと決定をした次第でございます。 この会期日程案にご賛同を賜りまして、円滑かつ効率的な議事運営をお願い申し上げまして、委員長の報告とさせていただきます。
○
石川誠司議長 お諮りいたします。 本定例会の会期は、
議会運営委員長の報告のとおり、本日から来る9月27日までの31日間といたしたいと存じますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
石川誠司議長 ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。
△諸般の報告
○
石川誠司議長 この際、諸般の報告をいたします。 まず、市長から、平成29年度
一般会計継続費精算の報告がありましたので、お手元に配布しておきましたから、ご了承願います。 次に、同じく市長から、平成29年度決算に基づく
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告がありましたので、お手元に配布しておきましたから、ご了承願います。 次に、本定例会に説明者として出席する者の職・氏名を一覧表としてお手元に配布しておきましたから、ご了承願います。
△市長の行政報告
○
石川誠司議長 これより、行政報告を行います。 市長の発言を許します。 中野市長 〔
中野和信市長登壇〕
◎
中野和信市長 皆さん、おはようございます。
石川誠司議長のお許しをいただきましたので、行政報告をさせていただきますが、その前に一言ご挨拶を申し上げます。 本日は、議員の皆様全員のご出席を賜りまして、平成30年9月
蓮田市議会定例会が開会できましたこと、まことにありがたく、深く感謝を申し上げる次第であります。 今年は、6月から、連日猛暑日が続く年となりました。また、7月初旬にかけては、西日本を中心に降り続いた大雨が甚大な被害をもたらした年ともなりました。被災されました各地域の皆様に対しましては、心からお見舞いを申し上げます。 8月26日、日曜日には、平成30年度埼玉県・蓮田市
総合防災訓練、第39回九都県市
合同防災訓練・埼玉県会場が、
総合市民体育館パルシー及び
総合文化会館ハストピア周辺を主会場として実施いたしました。多くの皆様のご参加、ご協力のもと、大規模な訓練を無事に終了することができました。多くの方々のご尽力に対しまして、心から感謝を申し上げる次第であります。 今年は、台風が早いペースで次々と発生しております。当市としても、今回の九都県市
合同防災訓練での経験を生かしまして、引き続き関係機関との協力、連携を深めながら、安心安全なまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。 市政運営につきましては、依然として大変厳しい状況下にありますが、鋭意努力し、積極的な行財政運営に努めているところです。「
埼玉一安心・安全な街づくり」実現のため、国や県の動向を確実に見きわめながら、多岐にわたる各種事業を調整し、職員一同懸命に取り組んでいるところです。今議会も、前年度の各
会計決算認定をはじめ、重要な議案をたくさんお願いしてございます。どうか慎重審議いただき、ご同意、ご可決、ご認定を賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。 それでは、行政報告をさせていただきます。行政報告の項目につきましては、お手元に配布させていただきましたが、全部で25件ございます。 まず初めに、平成30年7月
豪雨被災自治体に対する支援状況について申し上げます。 この度の豪雨災害により、お亡くなりになられた方々や、そのご遺族の皆様に対して、謹んでお悔やみ申し上げます。また、被災されました地域の皆様に対しましても、心よりお見舞いを申し上げます。 蓮田市が実施した、または実施している被災地への支援についてご報告申し上げます。 まず、7月13日、金曜日に、
埼玉レスキューライオンズクラブにより、子ども用及び大人用のおむつなど約4,600枚を広島県呉市に搬送していただきました。また、7月15日、日曜日には、埼玉はすだ支援隊により、土のう袋約1,600枚を岡山県総社市に、
ブルーシート約100枚と2リットル入りの保存水270本を広島県三原市に搬送していただきました。 募金活動といたしましては、7月10日、火曜日から、
市役所総合案内、福祉課窓口をはじめ、
中央公民館等の公共施設、合計10箇所に募金箱を設置して義援金の受け付けを行っております。これまでに
日本赤十字社に送金した義援金は、51万5,466円となっております。 また、7月17日、火曜日には、はすだ広報大使「にゃんたぶぅ」と蓮田市マスコットキャラクター「はすぴぃ」が、蓮田駅自由通路にて募金活動を実施いたしました。おおむね1時間の活動ではございましたが、7万363円の義援金が集まり、これらも
日本赤十字社に送金いたしました。 また、7月13日、金曜日からは、
ふるさと納税ポータルサイトに開設された被災自治体の特設サイトを活用し、広島県三原市にかわり、納付書や
寄附金受領証明書の発行等の事務手続きを行う「
代理寄附受付」を開始いたしております。 三原市は、はすだ広報大使「にゃんたぶぅ」のメンバーである森田桂介さんの出身地であり、広報紙の交換等、自治体間でもつながりのあることから、蓮田市で「
代理寄附受付」の事務をさせていただいております。 8月26日、日曜日現在、入金が確認された寄附金は650件、1,357万6,088円となっております。これらの寄附金は、全て三原市に送金いたします。 被災された皆様が、安全で平穏な日々を取り戻せるよう、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。 続きまして、平成29年度工事並びに委託業務の入札結果について申し上げます。 配布資料を申し上げております。お手元に配布いたしました一覧表は、契約検査課で入札を執行いたしました平成29年度工事及び委託業務でございます。これまでは、設計金額が500万円を超える案件を報告しておりましたが、平成30年1月以降に執行した入札から、工事につきましては設計金額が130万円を超える入札、委託業務につきましては設計金額が50万円を超える入札となっております。 工事の入札件数は41件で、全て電子入札で実施いたしました。このうち、市内業者の受注件数は35件でした。入札方法につきましては、
一般競争入札が23件、
指名競争入札が18件です。 次に、委託業務の入札件数は58件で、このうち28件を電子入札で実施しました。市内業者の受注件数は19件でした。入札方法につきましては、
一般競争入札が1件、
指名競争入札が57件です。 続きまして、第7回
蓮田マラソンについて申し上げます。 11月24日、土曜日、今年で7回目となる
蓮田マラソンが、黒浜公園を中心会場として開催されます。 蓮田市の活性化、まちおこしを目的として、また家族のきずなを一層深めることをめざして、
蓮田ランタイズが主催し、市内各団体、多数の方々の協力のもと開催されます。 応援ゲストとして、
ボストンマラソンで優勝された川内優輝さんをお招きするとともに、市内外のプロの職人がスイーツのできばえを競う「スイーツバトル」も同時開催されます。 このイベントには、毎回多くのご来場者があり、蓮田市の活性化、イメージアップに大いにつながるものと期待しております。 続きまして、第39回九都県市
合同総合防災訓練・埼玉県会場の開催について申し上げます。 8月26日、日曜日、平成30年度埼玉県・蓮田市
総合防災訓練、第39回九都県市
合同防災訓練・埼玉県会場を、
総合市民体育館パルシー及び
総合文化会館ハストピア周辺を主会場として、市内各所で実施いたしました。 当日は、朝から猛暑の中、主催者であります
上田清司埼玉県知事をはじめ、ご来賓の皆様や関係者等を含め、約8,000人の参加がございました。順調に訓練を終了することもできました。訓練にご参加、ご協力を賜りました数多くの団体の皆様、市民の皆様には心から感謝を申し上げます。 主な訓練といたしましては、主会場では、
救出救助訓練や
ライフライン復旧訓練、
防災体験訓練などを行いました。また、その他の会場では、避難所開設・運営訓練や
帰宅困難者対応訓練、災害時
医療機関対応訓練などを行いました。 多くの方にご参加をいただきました。この防災訓練を通じまして、より一層、
関係機関相互の協力の円滑化が図られたものと考えております。 また、
住民一人ひとりが、日常及び大震災発生時において「自らが何をすべきか」を考えるよい機会となり、地域における自助・共助の意識高揚と知識の向上が図られたものと考えております。 今回の九都県市
合同防災訓練での経験を生かし、今後も「
埼玉一安心・安全な街」をめざして、関係機関との協力・連携を深めながら、地域の防災力向上に努めてまいりたいと思います。 続きまして、
東日本大震災関連の
取り組み状況について申し上げます。
東日本大震災の発生から、間もなく7年半を迎えようとしております。避難者は、当初の約47万人から約6万人まで減少しておりますが、今なお、震災は収束していない状況にもあります。 本年8月1日現在、蓮田地区6世帯22人、黒浜地区3世帯8人、平野地区1世帯2人、合計10世帯32人の方々が避難生活を余儀なくされております。 市では、「
埼玉一安心・安全な街」をめざし、市民生活の安全を確保するため、放射線量の測定や除染作業などの対策を引き続き行っております。 避難者への支援策では、市職員が訪問し、復興支援に係る情報等の提供や、
上下水道料金の全額免除または減免を実施しています。 大気中の
放射線量測定については、基準を超える新たな箇所は確認されておりません。また、給食食材等及び
市民向け食品の
放射性物質検査についても、いずれも
放射性物質は検出されておりません。 市内の農産物の
放射性物質検査は、埼玉県が実施しております。7月2日に発表されました第1四半期分の調査結果の中では、4月19日、木曜日に蓮田市で採取したタケノコについて調査がありましたが、
放射性物質は検出されておりません。 続きまして、第29回はすだ
市民まつりについて申し上げます。 恒例の第29回はすだ
市民まつりが、8月18日、土曜日、のくぼ通りで開催されました。当日は天候に恵まれ、午前10時30分から開会式が行われ、平野小学校及び
黒浜小学校児童による
鼓笛隊パレード、市内各団体による
市民参加イベント、商工業者などのテント村への出店などで、祭りは盛り上がりました。 また、ここ数年、参加していただいております長野県松川町、宮城県南三陸町、福島県石川町に加えまして、近隣からは、さいたま市岩槻区、春日部市、草加市、八潮市、三郷市にもご参加をいただき、
友好交流事業に貢献していただきました。 ステージでは、各団体による踊りや演奏、太鼓などが披露されました。午後2時からは、36チーム、総勢約810名の踊り手により、
蓮田音頭ヤングバージョンや、よさこい、盆おどりなどが祭りを盛り上げました。 午後7時からは、
商工会青年部による光のパレードが行われ、今年、新たにお披露目となった「はすぴぃみこし」では、多くの子どもたちが参加されました。当日は、日差しは強かったのですが、天候には恵まれて、参加者の出足も早く、
実行委員会の発表では、約5万5,000人の人出があったと伺っております。ご尽力されました
土橋克美実行委員長をはじめ実行委員の方々、またご協力をいただきました多くの関係団体、市民の皆様に深く感謝を申し上げます。 続きまして、「はすだ
特産品フェアin蓮田SA2018」について申し上げます。 9月1日、土曜日、
蓮田サービスエリア上り線において、
東日本高速道路株式会社NEXCO東日本、はすだ観光協会、蓮田市商工会、蓮田市果実連合会及び
南彩農業協同組合のご協力をいただき、「はすだ
特産品フェアin蓮田SA2018」を開催いたします。 農業関係では、蓮田産の梨・彩玉と豊水のPRと販売が、商工関係では、蓮田市商工会が特産品として開発した梨のコンポートやアイスのほか、乾麺、はすぴぃせんべい及びはすぴぃグッズのPRと販売が行われます。 また、蓮田市
特産品街頭キャンペーン実行委員会、
NEXCO東日本及び埼玉県
警察本部高速道路交通警察隊の共催により、「蓮田特産のおいしい梨を食べて、事故ナシ!」をキャッチフレーズに、
交通安全キャンペーンを同時開催し、500個の甘くてジューシーな豊水をドライバーの皆様に無料で配布いたします。
蓮田サービスエリアは、蓮田の特産品を多くの方々にPRできる貴重な場所ですので、今後も地域活性化のためのイベントとして、継続して開催してまいりたいと考えております。 続きまして、第10回雅楽谷の
森フェスティバルの開催について申し上げます。 11月3日、土曜日の文化の日、市役所、市民広場をメイン会場に、第10回雅楽谷の
森フェスティバルが開催されます。 このイベントは、蓮田市
商工会青年部、
一般社団法人蓮田青年会議所の皆様をはじめ、関係機関の方々が中心となって、盛大に開催されております。 今回も、テーマを「食・音・学」として、各種の催しが行われます。 「食の村」では、市内外の話題の飲食店による「うたやグルメ村」や、商工業者による「うたやテント村」などが並び、「音の村」では、太鼓の演奏を皮切りに、
ダンスステージや
小学生バンド、に
ゃんたぶぅのコンサートなど、多種多様なパフォーマンスが行われます。「学びの村」では、毎年恒例の
黒浜貝塚体験ツアーや勾玉づくり、火おこし、発掘体験など、さまざまな縄文文化の体験が行われます。 また、本市と交流のある長野県松川町や、宮城県南三陸町からの参加も予定されております。 また、
蓮田白岡環境センターに集められた資源物や衣服の中から、リユース(再利用)可能な子ども服の無償提供を行う
リユース活動、
環境啓発施設エコプラザのPR、
PTA連絡協議会主催による献血も行われます。 今年は第10回の節目の年ということで、記念のイベントも企画されていると伺っており、例年以上の盛り上がりが予想されます。多くの方々がご来場されることを期待しております。 続きまして、自殺予防及び特定健診・
がん検診街頭キャンペーンについて申し上げます。 9月10日の
世界自殺予防デーに合わせ、9月6日、木曜日に
蓮田駅前広場において、
自殺予防啓発街頭キャンペーンを行います。 また、今年度実施している特定健診及びがん検診の受診率向上を目的とした啓発もあわせて行います。 自殺予防につきましては、一人ひとりが周囲の方への細やかな異変、変化に気づき、声をかけることが予防の大きな一助になると言われております。引き続き、継続して周知・啓発に取り組んでまいります。 また、特定健診につきましては、受診率が例年40%前後で推移しております。集計中である平成29年度分につきましても、同様となる見込みです。受診率の向上をめざします。 がん検診につきましても、例年同様の受診者数で推移しております。市民の健康の維持管理に向けて、周知・啓発に取り組んでまいります。
キャンペーン当日は、
市議会議員の皆様、
健康づくり推進員の皆様、広報大使にゃんたぶうなど、多くの方々にご協力をいただき、のぼり旗を立てて、啓発品等を配布しながらPRに努めてまいります。 続きまして、第23回やさしさいきいき
フェスティバルの開催について申し上げます。 10月28日、日曜日、
総合文化会館ハストピア及び
総合市民体育館パルシーを会場に、第23回蓮田市やさしさいきいき
フェスティバルが開催されます。 この催しは、日ごろ、地域で活躍されている保健・医療・福祉、コミュニティ、消費生活などの団体、およそ60団体の皆様のご協力、ご参加をいただき、昨年は雨のため中止となりましたが、毎年開催されているものでございます。 館内では、団体活動のパネル展示、
各種健康相談や体力測定、どきどきホールのステージでは、ダンスなどが披露されます。 また、
屋外グラウンドでは、食べ物の販売、農産物、植木・花き、手づくり品などの販売や介護相談、
交通安全啓発、
スタンプラリーなどが行われます。 続きまして、
在宅医療推進フォーラムの開催について申し上げます。 11月17日、土曜日、午後1時30分から、
総合文化会館ハストピアを会場として、
在宅医療推進フォーラムを開催いたします。 医療や介護を必要とする状況になっても、住みなれた自宅で暮らし続けることについて、市民の皆様に考えていただく機会となることを目的として実施いたします。 第1部は、講談師の田辺鶴瑛さんによるご講演をいただき、第2部では、はすだ広報大使の和田琢磨さんをコーディネーターに迎え、医療・介護の専門職による
パネルディスカッションを行います。 また、会場では在宅生活に役立つ介護用品・介護食品の展示も行います。 続きまして、地下鉄7号線建設誘致に向けた
取り組み状況について申し上げます。 蓮田市長が会長を務める地下鉄7号線
建設誘致期成同盟会の平成30年度総会を、7月18日、水曜日に蓮田市役所で開催いたしました。当日は、国会議員の秘書、県議会議員をはじめ多くのご来賓のご臨席をいただき、盛大な総会となりました。 本年度も構成市で連絡・調整を図りながら、国・県等に対しまして、答申区間の早期整備や羽生市までの延伸について、積極的に要望活動を実施すること等が確認されました。 今後も、地下鉄7号線
建設誘致期成同盟会や
埼玉高速鉄道線延伸首長会議を通じまして、
埼玉高速鉄道線の利用促進や、沿線の
都市基盤整備の促進に努めるなど、答申区間である蓮田市までの早期延伸に向け、積極的に取り組んでまいります。 続きまして、蓮田駅東口から
総合市民体育館パルシー及び
総合文化会館ハストピアまでの
シャトルバス運行について申し上げます。 蓮田駅東口から
総合市民体育館パルシー及び
総合文化会館ハストピアまでの
シャトルバスにつきましては、これまで多くの利用者の方々からご要望をいただいておりました。4月19日、木曜日には、
朝日自動車株式会社に要望書を提出していたところです。 この度、
国土交通省関東運輸局から
朝日自動車株式会社に対し、新規路線の認可がおりました。 このことにより、土曜日、日曜日、祝日を中心にパルシー、
ハストピアで開催される
各種イベント等に合わせ、順次
シャトルバスの運行が可能となりました。 具体的な運行日程、時間、方法等につきましては、現在、調整を進めておりますが、最初の運行は、
ハストピアで9月13日、木曜日開催の「
ワンコイン寄席」となっております。 続きまして、蓮田駅ホームの
内方線付き点状ブロックの設置について申し上げます。 市では、これまでJR東日本に対し、さいたま市、白岡市、久喜市、蓮田市で構成する
JR宇都宮線整備促進連絡協議会を通じまして、ホームからの転落事故を防止するための対策の充実について、要望を行ってまいりました。 この度、蓮田駅では、7月に、視覚障がい者がホームからの転落を防止する対策として、「
内方線付き点状ブロック」の設置が行われ、完了したところでございます。 「
内方線付き点状ブロック」とは、点字の突起のほかに、ホーム側に線状の突起をつけたブロックで、ホームの内側であることを、つえや足で判別できるものでございます。 今後も、全ての利用者が安心して快適に利用できる鉄道の環境整備に努力してまいります。 続きまして、蓮田駅西口再開発事業の進捗状況について申し上げます。 再開発ビル内の公益施設について、市役所関係各課と検討を重ねてまいりましたが、詳細設計がおおむね完了いたしました。また、建築確認申請等の各種行政手続きも進めているところでございます。 今後は、特定建築者の東急不動産株式会社と10月末ごろに施工協定を締結し、11月の再開発ビル着工、2020年秋ごろの完成に向け、積極的に事業推進を図ってまいります。 続きまして、蓮田市・松川町小学生交流事業について申し上げます。 蓮田市・松川町小学生交流事業として、7月30日、月曜日、31日、火曜日に、長野県松川町に小学6年生24名が訪問し、松川町の小学生22名と交流を深めました。 両市町の紹介をし合ったり、フォレストアドベンチャー体験をしたり、松川町の家庭でホームステイをして、楽しみながらお互いの親交を深めました。2日目には、協力しながら自然体験とカレーづくりを行い、交流・親善を図ることができました。また、蓮田市の未来を担う小学生の皆さんのリーダー性を育むという目的も達成することができました。 松川町、松川町教育委員会の皆様方及び受け入れに当たりましてご協力いただきました松川町の各ご家庭の皆様、関係の皆様方に深く感謝を申し上げます。 続きまして、蓮田市の未来を語る子ども議会について申し上げます。 8月3日、金曜日に、市内の小学生16名が参加し、「蓮田市の未来を語る子ども議会」を市議会議場をお借りして行いました。 児童は、蓮田市のよりよい未来を創造するために質問を考え、一人ひとりが子ども議員として堂々と質問いたしました。その質問に対し、市執行部もわかりやすく丁寧に答弁いたしました。 児童の皆さんの感想には、「はすぴぃは、さびしい気持ちじゃなくてよかったです」、「答弁は思った以上に長くて驚いたけど、今ある空き家をどうするかを聞けてよかったです」、「将来、蓮田市役所の職員になりたいです」、「今日、学んだことを思い出しながら、蓮田市の役に立てることをしたいと思います」など、素直な感想がつづられておりました。所期の目的を達成することができたと考えております。ご協力いただきました関係の皆様方に、深く感謝を申し上げます。 続きまして、中学生国際親善訪問団派遣事業について申し上げます。 7月29日、日曜日から8月6日、月曜日まで、市内の中学生19名と引率者3名をオーストラリア・クイーンズランド州ゴールドコースト市に派遣いたしました。 生徒の皆さんは、ホームステイをしながら、現地のマジュラバ小学校とアランデル小学校に通い、ホストバディーと一緒に授業を受け、文化交流などを行いました。文化交流会では、茶道や折り紙を教えたり、歌に合わせたダンスを披露したりして交流を深め、現地の児童、職員に好評だったと伺っております。 生徒の皆さんは、現地校の校長先生をはじめ、先生方やホストバディーの温かい心配りのおかげで、言葉の壁を越えて、オーストラリアの学校や家庭での生活に溶け込み、貴重な異文化体験をすることができました。 生徒は、引率者とともに、安全・健康に過ごし、国際親善及び人材育成の両面で所期の目標を達成し、大きな成果を上げたものと考えております。ご協力いただきました関係者の皆様方に、深く感謝を申し上げます。 続きまして、中学校部活動における関東大会・全国大会への出場について申し上げます。 資料をお配りしてございます。第49回関東中学校バドミントン大会が8月7日、火曜日から9日、木曜日まで、茨城県ひたちなか市で開催され、男子及び女子団体戦に、蓮田南中学校から男女それぞれ7名が出場いたしました。また、女子ダブルスに、蓮田南中学校3年の八角真帆さん・加賀谷空実さんペアと、同じく3年の鹿毛野乃花さん・秋葉夢来さんペアが出場いたしました。 結果は、団体戦は男女ともにベスト8に進出しました。ダブルスでは、八角さん・加賀谷さんペアは第5位、鹿毛さん・秋葉さんペアは第3位となり、2組とも8月18日、土曜日から21日、火曜日に山口県山口市で行われました全国大会に出場いたしました。 結果は、八角さん・加賀谷さんペアは準決勝で惜敗、第3位となりました。鹿毛さん・秋葉さんペアは2回戦で惜敗いたしました。 第53回関東中学校バレーボール大会が8月8日、水曜日から10日、金曜日まで、深谷市及び本庄で開催され、蓮田南中学校女子バレーボール部12名が出場いたしました。 結果は、2回戦で惜敗し、ベスト16となりました。 第42回関東中学校水泳競技大会が8月8日、水曜日から10日、金曜日まで、山梨県甲府市で開催され、蓮田中学校3年の本田遥香さんが100メートルと200メートルのバタフライに出場されました。 結果は、100メートルは第10位、200メートルは第29位でございました。 第46回関東中学校卓球大会が8月8日、水曜日から10日、金曜日まで、神奈川県相模原市で開催され、男子団体戦に蓮田中学校男子卓球部7名が出場いたしました。 結果は、予選リーグで惜しくも敗退でした。 第46回関東中学校陸上競技大会が8月8日、水曜日に、千葉県千葉市で開催され、平野中学校2年の小山翔也さんが1,500メートルに出場しました。 結果は、第2位でございました。 また、小山さんは、8月18日、土曜日から21日、火曜日まで、岡山県岡山市で開催されました第45回全国中学校陸上競技選手権大会に、1,500メートルと800メートルに出場されました。 結果は、1,500メートルで見事決勝に進出し、第12位となり、800メートルは惜しくも予選で敗退いたしました。 第58回全国中学校水泳競技大会が8月17日、金曜日から19日、日曜日まで、岡山県倉敷市で開催され、黒浜西中学校2年の古俣桜さんが100メートル背泳ぎに出場しました。 結果は、第10位でございました。 詳細は、お手元の資料のとおりでございます。 続きまして、ALT(外国語指導助手)の交代について申し上げます。 蓮田市内の小・中学校に配置しておりますALT、外国語指導助手は、5名のうち2名が交代し、1名を新規で任用し、合計6名となりました。 退任しましたのは、オーストラリアから来ておりましたナザー・ニセリオさんと、
英国(イギリス)から来ておりましたウィッティントン・ジェニファーさんです。 後任には、今回も総務省、外務省、文部科学省及び財団法人自治体国際化協会の協力のもとに実施され、信頼性のあるJETプログラムによる招致を行い、オーストラリアからラザラス・ジャックさんとナー・シンシャ・マリリンさん、英国からはドカティ・ジェニファーさんを迎えました。3人とも、日本に高い関心を持って、日本で働くことを非常に楽しみにしておられます。 中学校では日本人英語教師との共同授業において、小学校では国際理解教育や外国語科や外国語活動において、英語教育の一層の充実のために活躍してくれるものと期待しております。 続きまして、東保育園改築工事の進捗状況について申し上げます。 6月定例会におきまして契約議決をいただきましたので、6月27日に株式会社内藤ハウス埼玉営業所と本契約を締結いたしました。工事開始に伴う近隣住民説明会を、6月23日、土曜日に中央公民館において開催し、7月17日、火曜日から仮囲いを設置して本格的な改築工事を進めております。 今後も近隣住民の皆様に配慮しながら工事を進め、来年4月1日の開園に向け、事業を進めてまいります。新しい保育園は、定員60名で、一時保育室も整備する予定です。 引き続き、安心して子どもを産み、育てられる環境づくりの推進のため、子育て支援施設の充実を図ってまいります。 続きまして、国指定史跡黒浜貝塚第4期整備工事について申し上げます。 7月2日に、第4期整備工事の契約を締結いたしました。 工事は、「国指定史跡黒浜貝塚整備基本構想・基本計画」に基づき行い、「宿浦のムラ」部分を8月1日から着工しております。主な工事内容は、杉を中心とした樹木の伐採を行っております。 また、「低地の生活の場エリア」は、9月上旬から着工いたします。主な工事内容は、つる棚・ベンチの設置、電気配管、園路舗装を行います。 引き続き、整備完成に向け、事業を進めてまいります。 続きまして、市民体育祭の開催について申し上げます。 10月21日、日曜日、
総合市民体育館パルシー多目的広場において、市民体育祭が開催されます。平成28年度からは、1つの会場で、蓮田、黒浜、平野の3地区合同の開催となっております。 ただいまは、自治連合会や各スポーツ団体、地域の皆様の連携のもと、
実行委員会を組織して、開催に向けて準備を進めているところです。 続きまして、第30回埼玉県消防操法大会について申し上げます。 8月4日、土曜日、第30回埼玉県消防操法大会が、埼玉県消防学校において行われました。 この大会は、「自分たちのまちは、自分たちで守る」という精神で、地域防災力のかなめとして活動する消防団員の技術の向上と、士気の高揚を図ることを目的に開催されております。 大会に出場した蓮田市消防団代表の第4分団は、蓮田
市議会議員の皆様、各分団団員等の大勢の皆様のご声援を受けて、一致団結をした日ごろの鍛錬を余すところなく発揮されました。財団法人埼玉県消防協会からは、健闘をたたえ、竿頭綬が授与されました。 最後になりますが、各部の主な事業の進捗状況について申し上げます。 総合政策部では、株式会社西武ライオンズとの連携協力に関する基本協定の締結についてでございますが、蓮田市と株式会社西武ライオンズでは、互いに持つ資源を有効に活用し、協働して事業に取り組むことで、地域社会の発展や市民福祉の向上に寄与することを目的に、7月3日、火曜日に「連携協力に関する基本協定」を締結いたしました。 今後は、「スポーツ振興」、「青少年の健全育成」、「地域振興」という3つの柱でお互いの関係性を強めて、イベントの共催や球団マスコットの派遣等、さまざまな協働事業を展開してまいりたいと考えております。 蓮田駅オリジナル発車メロディを活用したシティセールスについてでございますが、11月3日、土曜日に開催予定の雅楽谷の
森フェスティバルに合わせて、10月5日、金曜日から30日間、市のオリジナル音楽を、蓮田駅の発車メロディとして流します。市を代表するイベントの開催を周知するとともに、蓮田駅を利用する大勢の方々に興味・関心を持ってもらうことで、市のブランド力向上につなげます。発車メロディには、広報大使にゃんたぶぅの歌う「雅楽谷の森~蓮田のタカラ~」を使用いたします。 今後も、JR蓮田駅と協力し、シティセールスを推進してまいります。 総務部では、シルバー人材センター事務所等の建設についてでございますが、市役所西側の庁舎敷地内に、シルバー人材センター事務所と市役所会議室及び倉庫の建設を予定しております。本年度は、建物の本設計と、文化財の発掘作業を行っているところでございます。 環境経済部では、交通安全対策についてでございますが、岩槻警察署並びに関係機関・団体の協力により、春の全国交通安全運動、夏の交通事故防止運動の街頭
キャンペーン等を実施いたしました。平成30年3月10日以降、市内での交通死亡事故ゼロが、8月27日現在で171日間継続中でございます。ご協力いただいている皆様に感謝申し上げます。 都市整備部では、一般県道蓮田鴻巣線歩道整備事業に係る説明会の開催でございますが、JR岩槻第一踏切から蓮田駅東口黒浜線までの県道蓮田鴻巣線歩道整備について、7月25日、水曜日に埼玉県と共同で事業説明会を開催いたしました。現在の県道の両側に2.5メートルの歩道を整備し、総幅員を12メートルとすることや、今年度中に境界点の確認を行いたいことなどの説明を行いました。
蓮田サービスエリア(新上り線)建設工事の進捗状況でございますが、現在は、ランプ線周辺の盛り土工事や雨水調整池の工事などが進められているところでございます。 東北道を横断する川島地区と桜台地区を結ぶ、2箇所のカルバートボックスを延長する工事につきましては、工事に支障となる水道管、通信ケーブル、電力ケーブル等の地下埋設物の移設工事が終わりました。 東京側のカルバートボックスの延長工事については、5月に着手したところでございます。また、宇都宮側のカルバートボックスにつきましては、夏休み期間を利用して工事に着手しております。 休憩施設新築工事、舗装工事、上下水道工事、受変電設備工事、街路灯工事については、今年度に入り請負業者との契約が整い、7月から順次工事に着手しております。 高虫西部地区産業団地の進捗状況でございますが、現在、整備区域内にある埋蔵文化財包蔵地の試掘調査を行っております。また、国・県等と、都市計画と農林漁業との調整を行うための協議資料の作成を進めております。 また、平成29年度に桶川市との行政界が確定したことにより、土地区画整理事業の施行に必要な地形・地物・土地利用の状況等の測量、区域の地区界を明確にするための測量を実施いたします。 組合土地区画整理事業の施行に向け、今年度中に組合準備会の設立をめざします。 上下水道部では、平成30年度老朽管更新工事でございますが、蓮田市の水道事業は、昭和43年に給水を開始してから約50年が経過しておりまして、新しい水道管に入れかえる更新工事の時期を迎えております。 今年度は、浄水場の出口から市道55号線、旧122号でございますが、までの延長約220メートルについて、市内では最大規模となる口径500ミリの水道管の更新工事を行います。現在、着工のための準備を進めており、平成31年3月に完成する予定でございます。 学校教育部では、「はすだっ子ペンの達人!」事業でございますが、本事業はシティセールスの一つとして、市職員から提案された事業でございます。日本書写技能検定協会の硬筆書写技能検定を、市内全小学校6年生及び全中学校2年生に公費で受験してもらうものでございます。今年度及び次年度の対象学年の児童生徒にテキストを配布し、授業、朝学習、夏休みの宿題等、各校で積極的取り組んでおります。 また、8月13日、月曜日から8月17日、金曜日まで、市役所ロビーにて本事業に係る硬筆展も開催いたしました。11月半ばには、各学校で検定試験を実施する予定でございます。 生涯学習部では、
総合文化会館ハストピアの運営についてでございますが、12月16日、日曜日に「佐藤しのぶソプラノリサイタル」を開催いたします。日本を代表するプリマドンナで知られる佐藤しのぶさんの歌声を、ぜひお楽しみいただければと思います。 消防本部では、応急手当普及員講習についてでございますが、この事業も職員提案制度で提案されたものでございます。小・中学校が連携して、救急講習の普及啓発、推進を図ろうとするものでございます。 8月2日、木曜日、8月3日、金曜日の2日間にわたり、市内小・中学校の教職員24名を対象に応急手当普及員講習を実施いたしました。今年度は、平野小学校をモデル校として、普及員資格を取得した教職員が、小学校5年生と6年生を対象に公開授業を実施し、救急講習の普及啓発を図っていただきます。 以上25件につきまして、行政報告を申し上げました。ありがとうございました。よろしくお願いします。
○
石川誠司議長 暫時、休憩いたします。 休憩 午前 9時56分 再開 午前10時10分
○
石川誠司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
△
市長提出議案の報告
○
石川誠司議長 市長から議案の提出がありましたので、報告いたします。 議会事務局次長が朗読いたします。 〔事務局次長朗読〕
○
石川誠司議長 ただいま報告いたしました議案は、配布しておきましたから、ご了承願います。
△議案第54号~議案第76号の一括上程
○
石川誠司議長 市長から提出された議案第54号ないし議案第76号を一括して議題といたします。
△市長の提案説明
○
石川誠司議長 市長の提案説明を求めます。 中野市長 〔
中野和信市長登壇〕
◎
中野和信市長 石川誠司議長のご指名をいただきましたので、各議案の提案説明を申し上げます。 初めに、議案第54号「蓮田市公平委員会委員の選任について」申し上げます。 本議案は、蓮田市公平委員会委員、中野諭氏の任期が、平成30年9月20日で満了となりますので、再び同氏を同委員に選任することにつきまして、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、提案するものです。 中野氏は、現在、蓮田市公平委員会委員を1期務めている方で、適任でございますので、議会のご同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第55号「蓮田市長の選挙におけるビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例」につきまして申し上げます。 本議案は、蓮田市議会議員の選挙における候補者が、蓮田市長の選挙と同様に、一定の金額の範囲内で、選挙運動用ビラを公費で作成することとしたいので、提案するものです。 改正の主な内容は、条例の名称を「蓮田市長の選挙におけるビラの作成の公営に関する条例」から「蓮田市議会議員及び蓮田市長の選挙におけるビラの作成の公営に関する条例」に改めるとともに、選挙運動用ビラの作成の公営等に係る規定を改め、蓮田
市議会議員選挙運動用ビラについて、候補者1人につき、
選挙管理委員会に届け出た2種類以内のビラの4,000枚を上限に、公費負担とするものでございます。 施行日は、平成31年3月1日とし、施行日以後、その期日を告示される選挙から適用となります。 続きまして、議案第56号「蓮田市公民館設置及び管理条例の一部を改正する条例」につきまして申し上げます。 本議案は、中央公民館関山分館の改修に伴い、所要の改正をしたいので、提案するものです。 改正の主な内容は、中央公民館関山分館の位置を、地番表示から住居表示へ改めるとともに、公民館の日曜日及び休日の開館時間の変更、及び中央公民館関山分館の使用料に、「小会議室C」及び金額を追加するものでございます。 施行日は、平成31年3月1日です。ただし、第2条の改正規定及び附則第2項の規定は、公布の日から施行します。 続きまして、議案第57号「蓮田市重度心身障害者医療費助成条例の一部を改正する条例」につきまして申し上げます。 本議案は、埼玉県の重度心身障害者医療費支給事業補助金交付要綱の一部改正に合わせ、所要の改正をしたいので、提案するものです。 改正の主な内容は、蓮田市重度心身障害者医療費の助成に係る要件に、所得制限の規定を追加します。県と同様に、国の特別障害者手当の所得基準に準拠するものとし、当該所得の範囲は、対象者のみの所得といたします。 また、蓮田市重度心身障害者医療費の受給資格の登録や、受給者証の交付等の必要な手続きについて、規定を整備するものです。 施行日は、平成31年1月1日からです。ただし、この条例の施行の際、現に受給者証の交付を受けている場合、当該所得制限に係る規定は、次回の一斉更新時である平成34年10月1日から施行となります。 続きまして、議案第58号「平成30年度蓮田市一般会計補正予算(第1号)」について申し上げます。 本議案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億1,650万円を追加し、予算総額を184億450万円とするものです。 初めに、歳入の主なものにつきまして申し上げます。 普通交付税は、交付額の決定に基づき、2億7,658万7,000円の増額です。 繰越金は、決算剰余金の確定により、5億6,870万3,000円増額となりました。 地方債は、臨時財政対策債の発行可能額の確定に伴い、臨時財政対策債を増額しました。また、前年度繰越金を活用し、保育所建設事業債、ほ場整備事業債、道路整備事業債、関山分館整備事業債を減額したことから、全体で2億3,351万8,000円の減額となりました。 次に、歳出の主なものについて申し上げます。 子育て分野では、子どもの貧困対策について地域の状況に応じた計画を策定するため、実態調査を行うための予算を計上いたしました。また、児童扶養手当の全部支給の所得限度額の引き上げに伴い、支給額の増額に要する経費について計上いたしました。 教育分野では、小学校のブロック塀の調査点検を行うための費用を計上いたしました。6月18日に、大阪府北部を中心に発生した地震では、ブロック塀の損壊により、児童が亡くなるという大変痛ましい事故がありました。児童・生徒の安心・安全を第一に考え、同様の事故を未然に防ぐため計上いたしました。 さらに、市民の皆様の生活に直結する基盤整備事業といたしまして、舗装道路の補修に力を入れるとともに、生活に深くかかわる生活道路の整備事業や・河川、排水路のしゅんせつ事業等についても予算配分を行いました。 財政調整基金には4億5,000万円の積み立てを行い、公共施設等整備基金に6,000万円の積み立てを行います。 債務負担行為の補正につきましては、小学校給食調理等業務委託費や、庁用自動車借上料について、本年度中に契約を締結する必要があるため、設定するものです。 地方債の補正は、臨時財政対策債の発行可能額の確定などに伴い、限度額の変更を行うものです。 続きまして、議案第59号「平成30年度蓮田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。 本議案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億5,669万円を追加し、予算総額を69億9,066万6,000円とするものです。 初めに、歳入についてでございますが、6款繰入金は、職員の人事異動に伴う事務費繰入金を減額するものです。 7款繰越金は、前年度繰越金の増額です。 次に、歳出でございますが、1款総務費は、人事異動に伴う職員手当等を減額し、国保事業報告システム機能改修に対応するため、電算処理業務委託費を増額するものです。 3款国民健康保険事業費納付金は、平成30年4月2日に納付金額が決定したため、所要の額を補正するものです。 5款保険事業費は、臨時雇用費の増額です。 6款基金積立金は、平成29年度決算に伴い、保険給付費支払基金へ積み立てるものでございます。 8款諸支出金は、平成29年度の保険給付費の確定に伴う精算返還金でございます。 続きまして、議案第60号「平成30年度蓮田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。 本議案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ489万7,000円を追加し、予算総額を9億1,819万5,000円とするものです。 まず、歳入でございますが、5款繰越金は、平成29年度決算に伴う繰越金の増額です。 6款国庫支出金は、保険料軽減特例に係るシステム改修についての補助金の増額です。 次に、歳出ですが、1款総務費は、後期高齢者医療保険料軽減特例の平成31年4月施行分に係るシステム改修費の委託費の増額です。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は、広域連合への保険料等の納付金の増額です。 3款諸支出金は、一般会計繰入金の精算に伴う一般会計繰出金の増額です。 続きまして、議案第61号「平成30年度蓮田市介護保険特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。 本議案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億5,526万5,000円を追加し、予算総額を49億6,844万9,000円とするものです。 まず、歳入ですが、2款国庫支出金は、普通調整交付金の増額です。 3款支払基金交付金は、介護給付費交付金の過年度分の増額です。 4款県支出金は、地域支援事業交付金の現年度分の増額です。 6款繰入金は、一般会計及び基金からの繰入金の減額です。 7款繰越金は、前年度繰越金の増額です。 次に、歳出ですが、1款総務費は、総務管理費の減額及び介護認定審査会費の増額です。 3款基金積立金は、平成29年度決算に伴い、介護保険給付費準備基金に積み立てるものです。 4款地域支援事業費は、包括的支援事業・任意事業費の増額です。 5款諸支出金は、平成29年度介護給付費等の確定に伴う精算返還金及び一般会計への繰出金です。 続きまして、議案第62号「平成30年度蓮田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。 本議案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,721万3,000円を追加し、予算総額を13億5,902万4,000円とするものです。 まず、歳入ですが、4款繰入金は、職員給与費など人件費分の増額です。 5款繰越金は、前年度繰越金の増額です。 7款市債は、汚水管きょ築造に伴う道路舗装本復旧工事の公共下水道事業債の増額です。 次に、歳出ですが、1款下水道総務費は、職員給与費など人件費分の増額と、西城・西新宿地区汚染管渠調査及び補修業務委託や維持管理に伴う工事費の増額です。 2款下水道事業費は、汚水管きょ築造に伴う道路舗装本復旧工事の増額です。 4款は、予備費の増額です。 5款諸支出金は、一般会計への繰出金です。 続きまして、議案第63号「平成30年度蓮田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。 本議案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ366万5,000円を追加し、予算総額を1億9,652万円とするものです。 まず、歳入ですが、4款繰入金は、職員給与費など人件費分の増額です。 5款繰越金は、前年度繰越金の増額です。 次に、歳出ですが、1款総務費は、職員給与費など人件費分の増額です。 4款は、予備費の増額です。 続きまして、議案第64号「平成30年度蓮田都市計画事業黒浜土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。 本議案は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ847万9,000円を減額し、予算総額を2,617万7,000円とするものです。 まず、歳入ですが、1款繰入金は、一般会計繰入金の減額です。 3款繰越金は、前年度繰越金の増額です。 次に、歳出ですが、1款土地区画整理事業費は、人件費の減額です。 2款諸支出金は、一般会計繰出金の増額です。 3款は、予備費の増額です。 続きまして、議案第65号「平成30年度蓮田都市計画事業蓮田駅西口第一種市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。 本議案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,551万円を追加し、予算総額を6億4,214万2,000円とするものです。 まず、歳入ですが、3款繰入金は、一般会計繰入金の増額です。 4款繰越金は、前年度繰越金の増額です。 次に、歳出ですが、1款再開発事業費は、総務費の職員給与費の増額と、事業費の工事請負費及び委託料の増額です。 続きまして、議案第66号「平成30年度蓮田市水道事業会計補正予算(第1号)」についてご説明申し上げます。 本議案は、収益的支出予算の増額補正及び資本的支出予算の減額補正をお願いするものです。 これらは、人事異動に伴う人件費の増減によるものでございます。 続きまして、議案第67号「平成29年度蓮田市一般会計歳入歳出決算認定について」申し上げます。 本議案は、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、内田薰、山口京子両監査委員の決算審査の意見書を付して、本定例会に提案するものです。 平成29年度の決算につきましては、お手元に配布してございます「蓮田市一般会計歳入歳出決算書」及び「決算に係る主要な施策の成果に関する説明書」に記載されているとおりでございます。おかげさまで、本当に多方面にわたり、多様な事業を推進することができました。 まず、決算の規模ですが、平成29年度の一般会計の決算総額は、歳入202億4,863万9,456円、歳出190億6,441万3,058円となり、前年度と比べますと、歳入では18億8,840万2,878円、率にして10.3%、歳出では16億586万7,664円、率にして9.2%と、それぞれ増額となっております。 次に、決算収支のうち、歳入総額から歳出総額を差し引いた形式収支は11億8,422万6,398円で、前年度の形式収支と比べますと、2億8,253万5,214円、率にして31.3%の増額となっております。 実質収支につきましては、形式収支から繰越明許費等による翌年度に繰り越すべき財源の2億9,552万2,778円を差し引いた額で、8億8,870万3,620円の黒字となっております。 単年度収支につきましては、平成29年度の実質収支額から前年度の実質収支額を差し引いた額で、1億7,945万4,436円の黒字となっております。 実質単年度収支は、財政調整基金への積立額5億3,516万4,000円を黒字要素とみなして、財政調整基金取り崩し額2億8,000万円を赤字要素とみなして、単年度収支に増減したものでございますが、平成29年度におきましては4億3,461万8,436円の黒字となっております。 以上が平成29年度の収支の状況でございます。 次に、地方公共団体の財政分析をする上で重要な指標となる主な指数を申し上げます。他の地方公共団体と比較ができます普通会計ベースの指数で説明いたします。 まず、財政力指数ですが、これは一般的に当該団体の財政力を判断するもので、大きいほど財政力が高いとされるものでございますが、平成29年度は0.771となっており、前年度と同率となっております。 次に、経常収支比率ですが、この指数は、経常的に一般財源として収入された額のうち、歳出の経常経費に充てられた一般財源の割合を示すもので、この比率が低いほど投資的事業等に充てられる財源が多く、財政構造に弾力性があるとされる指標です。臨時財政対策債を経常一般財源扱いとした場合では、平成29年度は87.7%となっております。 次に、後年度において財政負担の生ずるものとして、地方債や債務負担行為があります。平成29年度末の地方債の現在高は152億4,604万7,752円で、前年度と比較して4億3,014万7,486円の減額となっております。 また、土地開発公社等による債務負担行為の額は21億9,393万9,917円で、前年度と比較して9,193万6,143円の減額となっております。 公債費比率は4.5%、前年度よりも0.4ポイント低下しております。 また、債務負担行為を含む公債費比率は4.9%となっており、前年度よりも0.3ポイント低くなっております。 地方債現在高及び債務負担行為については、今後も十分に留意をしながら財政運営に努めてまいりたいと考えております。 なお、歳入歳出決算の詳細につきましては、「事項別明細書」や「決算に係る主要な施策の成果に関する説明書」をごらんいただければと存じます。 以上、平成29年度蓮田市一般会計歳入歳出決算における概要及び普通会計べ一スでの指数について申し上げました。 平成29年度は、多岐にわたって事業を行ってまいりました。 安心して子どもを産み、育てられる環境づくりを推進するため、中央保育園の改築や、蓮田ねがやど学童保育所、黒浜南学童保育所を増設し、東保育園の建てかえ工事にも着手いたしました。 また、児童生徒の安心・安全を第一に考え、黒浜西小学校校舎屋上防水工事を実施し、黒浜中学校校舎の耐力度調査を行い、また平野中学校旧校舎の外壁等改修工事設計を行いました。 さらに、市内小中学校全普通教室にエアコンを設置するための事業や、街路灯のLED化などの事業も完了いたしました。 景気は緩やかな回復基調が続いているとのことですが、なかなか末端自治体まではその影響は感じられず、今後も厳しい行財政環境が続くことが予想されます。「
埼玉一安心・安全な街づくり」を確実に進めるため、重要な事務事業を積極的に実行し、市民の皆様のご要望に応えられるよう努力してまいります。 続きまして、議案第68号「平成29年度蓮田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」申し上げます。 まず、歳入についてでございますが、歳入総額は87億8,988万1,345円です。 主なものを申し上げますと、1款国民健康保険税は、前年度と比較し7.1%減少しております。 2款国庫支出金は、保険給付費に対する国庫負担金などです。 4款前期高齢者交付金は、国保・被用者保険間で前期高齢者に係る医療費負担の不均衡を財政調整するものです。 6款共同事業交付金は、埼玉県国保連合会が運営する共同事業で、高額な医療費に対する交付金です。 次に、歳出ですが、歳出総額は82億3,307万2,114円です。 主なものを申し上げますと、2款保険給付費は、前年度と比較し1.8%増加しております。保険給付費は、医療費の支払いなどでございます。 3款後期高齢者支援金等は、各医療保険者が後期高齢者医療制度に対し、財政支援をするものです。 7款共同事業拠出金は、高額な医療費に対し、保険者からの拠出金により、埼玉県内の市町村国保間で費用負担の調整を図るものです。 8款保健事業費は、特定健康診査等事業費などでございます。 続きまして、議案第69号「平成29年度蓮田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」申し上げます。 まず、歳入についてですが、歳入総額は8億4,421万5,200円です。 主なものを申し上げますと、1款後期高齢者医療保険料は、特別徴収及び普通徴収により、被保険者の方から納付していただいた保険料です。 3款繰入金は、事務経費及び保険基盤安定に対する一般会計からの繰入金です。 次に、歳出でございますが、歳出総額は8億5,069万8,892円です。 主なものを申し上げますと、1款総務費は、保険料の収納に関する郵送料・手数料などの役務費及び電算委託費などでございます。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は、被保険者の方から徴収した保険料及び保険基盤安定分として、広域連合に負担金として納付したものでございます。 続きまして、議案第70号「平成29年度蓮田市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」申し上げます。 まず、歳入についてですが、歳入総額は47億9,711万7,120円です。 主なものを申し上げますと、1款保険料は、第1号被保険者の介護保険料です。 2款国庫支出金は、介護給付費に対する国庫負担金と、地域支援事業費などに対する国庫補助金です。 3款支払基金交付金は、介護給付費に対する交付金と、地域支援事業費に対する交付金です。 4款県支出金は、介護給付費に対する県負担金と、地域支援事業費に対する県補助金です。 6款繰入金は、介護給付費、地域支援事業費及び介護保険制度運営に必要な事務費や、人件費に対する一般会計からの繰入金と、介護保険給付費準備基金繰入金でございます。 次に、歳出ですが、歳出総額は45億6,055万3,920円です。 主なものを申し上げますと、1款総務費は、第1号被保険者の保険料賦課や、要介護認定に係る事務費などです。 2款保険給付費は、介護保険サービスの利用に伴う給付費や、高額介護サービス等費及び介護施設入所者などの食費・住居費負担に対して補足的に給付する特定入所者等介護サービス費などでございます。 3款基金積立金は、平成28年度決算に伴う介護保険給付費準備基金積立金です。 4款地域支援事業費は、介護予防・生活支援サービス事業費、一般介護予防事業費、地域包括支援センター運営事業や在宅医療・介護連携推進単独事業、配食サービス事業などの包括的支援事業・任意事業費でございます。 5款諸支出金は、過年度保険料の過誤納還付金と、補助金等返還金及び一般会計繰出金でございます。 続きまして、議案第71号「平成29年度蓮田市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」申し上げます。 まず、歳入についてですが、歳入総額は12億9,978万556円です。 主なものを申し上げますと、1款分担金及び負担金は、受益者負担金です。 2款使用料及び手数料は、下水道使用料などでございます。 4款繰入金は、一般会計からの繰入金です。 5款繰越金は、前年度からの繰越金です。 7款市債は、土木債として、下水道事業債と資本費平準化債でございます。 次に、歳出でございますが、歳出総額は12億624万7,447円です。 主なものを申し上げますと、1款下水道総務費は、職員の人件費、維持管理費の委託料及び中川流域下水道維持管理費負担金などでございます。 2款下水道事業費は、公共下水道事業及び特定環境保全公共下水道事業の委託料や、工事請負費、中川流域下水道建設費負担金でございます。 3款公債費は、公共下水道事業債、特定環境保全公共下水道事業債、中川流域下水道事業債の償還金でございます。 続きまして、議案第72号「平成29年度蓮田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」申し上げます。 まず、歳入についてですが、歳入総額は1億9,663万6,645円です。 主なものを申し上げますと、1款分担金及び負担金は、受益者分担金です。 2款使用料及び手数料は、処理施設の使用料です。 3款繰入金は、一般会計からの繰入金です。 4款繰越金は、前年度からの繰越金でございます。 次に、歳出でございますが、歳出総額は1億8,175万864円です。 主なものを申し上げますと、1款総務費は、人件費、処理施設の維持管理費などでございます。 2款事業費は、農業集落排水整備事業の工事請負費です。 3款公債費は、農業集落排水事業債の償還金でございます。 続きまして、議案第73号「平成29年度蓮田都市計画事業馬込下蓮田土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について」申し上げます。 蓮田都市計画事業馬込下蓮田土地区画整理事業特別会計は、事業として一定のめどがついたため、残金の全額を繰出金として一般会計に繰り出しし、特別会計を閉鎖しましたことをご報告申し上げます。 まず、歳入についてでございますが、歳入総額は5,593万9,519円です。 主なものを申し上げます。1款保留地売却収入は、付け保留地2区画の分割納付分です。 2款繰入金は、一般会計からの繰入金です。 3款清算徴収金は、換地処分に伴う権利者から徴収する現年度分と過年度分の清算徴収金です。 4款繰越金は、前年度繰越金です。 次に、歳出でございますが、歳出総額は5,593万9,519円です。 主なものを申し上げますと、1款土地区画整理事業費のうち、1項の管理費は、役務費の通信運搬費、人件費などでございます。 2款諸支出金は、最終的に一般会計へ繰り出した繰出金4,724万7,245円でございます。これをもちまして、馬込下蓮田土地区画整理事業特別会計は閉鎖となりました。 続きまして、議案第74号「平成29年度蓮田都市計画事業黒浜土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について」申し上げます。 まず、歳入についてでございますが、歳入総額は2億3,897万2,417円です。 主なものを申し上げます。1款繰入金は、一般会計からの繰入金です。 2款清算徴収金は、換地処分に係る清算徴収金です。 3款繰越金は、前年度繰越金です。 次に、歳出でございますが、歳出総額は2億2,412万713円です。 主なものを申し上げます。1款土地区画整理事業費のうち、1項の管理費は、委託料と人件費などでございます。委託料の内容は、清算金徴収交付事務及び保留地所有権移転登記嘱託書や、租税特別措置法説明書を作成する業務委託を行ったものでございます。 2款清算交付金は、換地処分に係る清算交付金です。 続きまして、議案第75号「平成29年度蓮田都市計画事業蓮田駅西口第一種市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算認定について」申し上げます。 まず、歳入についてでございますが、歳入総額は17億7,356万2,846円です。 主なものを申し上げますと、1款財産収入は、実験駐車場の一時貸付料等でございます。 2款繰入金は、一般会計からの繰入金です。 3款繰越金は、前年度からの繰越金です。 4款諸収入は、預金利子でございます。 次に、歳出でございますが、歳出総額は17億5,240万124円でございます。 主な内容ですが、1款再開発事業費、1項総務費は、職員給与費等でございます。 2項事業費は、西口再開発ビル整備推進事業に係る補償、補てん及び賠償金で、施行者である市から、権利者である市へ支払う権利変換補償費等でございます。 2款公債費は、市債の元金及び利子の償還金でございます。 最後になりますが、議案第76号「平成29年度蓮田市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について」申し上げます。 初めに、平成29年度の水道事業の給水状況について申し上げます。給水戸数は2万6,021戸、給水人口は6万1,952人で、普及率は99.7%でございます。 これに伴う年間総配水量は711万6,580立方メートル、年間総有収水量は612万8,712立方メートルで、有収率は86.1%でございました。 平成29年度の主要事業といたしましては、平成28年度に引き続き、大字黒浜地内の市道1号線におきまして、耐震化を兼ねた老朽管の更新工事を実施し、工事完了を迎えました。 また、浄水場内のナンバー9配水ポンプの更新、ナンバー3配水池の水位計更新も実施し、これにより、配水に係る不慮の事故等の不安要素は確実に減少いたしました。 次に、財務状況ですが、消費税込みの収益的収入は12億5,139万4,592円で、前年度に比べて6,444万1,952円の増となりました。 一方、収益的支出は11億1,833万209円で、前年度に比べ438万7,959円の増となりました。 この結果、収益的収支において、税引き前の収入と支出を差し引き、1億3,306万4,383円の利益を得ることができました。なお、税引き後の純利益は1億2,587万9,400円です。 次に、消費税込みの資本的収支につきましては、収入8,128万1,760円に対し、支出は3億3,859万8,446円で、この収支不足額の2億5,731万6,686円は、当年度分消費税及び地方消費税に係る資本的収支調整額、過年度及び当年度分損益勘定留保資金で補てんいたしました。 次に、剰余金の処分について申し上げます。平成29年度に水道料金の改定を実施したことによりまして、今後の財政計画の見通しが立ちましたので、平成26年度の地方公営企業会計基準の見直しに伴って生じた9億337万5,344円を資本金に組み入れます。 また、その他の繰越利益剰余金及び平成29年度純利益相当額、合わせて4億8,437万4,912円を、今後管路等の施設更新を進めていくために、建設改良積立金に積み立てます。 大変失礼いたしました。2つございまして、議案第59号の国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の中で、歳出のくだりで、6款基金積立金は、平成29年度決算に伴い、「保険給付費支払基金に積み立て」と申し上げましたが、「財政調整基金に積み立て」でございます。おわびして訂正させていただきます。 もう一つが、議案第69号の後期高齢者の決算認定の議案でございますが、歳入総額を「8億5,421万」と申し上げるところを「8億4,421万」と申し上げてしまいました。 両2件につきまして、おわびして訂正させていただきます。 以上、議案第54号から議案第76号までの提案理由につきまして説明させていただきました。 慎重ご審議のうえ、ご同意、ご可決、ご認定を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
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石川誠司議長 暫時、休憩いたします。 休憩 午前11時01分 再開 午後 1時01分
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石川誠司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
△監査委員の決算審査結果報告
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石川誠司議長 この際、報告をいたします。 内田薰・山口京子、両監査委員から平成29年度決算審査意見書及び行政監査結果報告書が市長に提出されましたので、その写しを配布しておきましたから、ご了承願います。 これより、監査委員から決算審査結果について報告を求めます。 内田薰代表監査委員 〔内田 薰代表監査委員登壇〕
◎内田薰代表監査委員 ただいま議長からご指名をいただきました内田薰でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 報告をさせていただきます前に、一言ご挨拶を申し上げます。 去る6月の定例会におきまして、議員皆様方のご同意を賜りまして、監査委員に再任させていただくこととなりました。もとより浅学非才の身でございますが、職務を果たせるよう誠心誠意努めてまいりたいと存じますので、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。 それでは、報告をさせていただきます。山口監査委員との合議により作成いたしましたお手元の意見書に基づき、報告をいたします。 まず、1ページをお開きください。決算審査及び行政監査の視点でございます。蓮田市は、人口減少や高齢化により、将来の市税収入について厳しい状況が予想されています。その一方で、社会保障費の増加、待機児童対策、
都市基盤整備や公共施設の老朽化対策などさまざまな課題への対応が求められております。 第4次総合振興計画の最終年度となる平成29年度の決算状況は、「子育て・教育・基盤整備」を柱とした主要事業の取り組みとして、中央保育園の建てかえ工事、蓮田ねがやど及び黒浜南学童保育所の増設、小中学校普通教室へのエアコンの設置及び利用開始、
総合文化会館ハストピア北側の市道48号線道路整備等それぞれの事業が実施されておりました。 決算審査に当たっては、一般会計、特別会計、水道事業会計の決算書及び決算書付属書類が関係法令に準拠して作成されているか、また、予算の執行状況は、地方自治法や地方財政法などに基づいて適正かつ効率的に執行されているかを主眼に実施いたしました。 また、各部・課から提出された決算審査資料に基づき、事務事業執行部の関係職員へ「内部統制とコンプライアンスが浸透しているか」、「随意契約は適切に行われているか」、「予算は予算執行計画に沿って執行されているか」などをヒアリングで確認いたしました。 なお、財政指標でもある財政力指数、経常収支比率、経常一般財源等比率、義務的経費比率、公債費負担比率、人件費比率などについても確認いたしました。 次に、5ページに移らせていただきます。第1の審査の対象、第2の審査の期間、第3の審査の方法は、記載のとおりでございます。 なお、工事審査といたしまして、中央保育園改築工事、これは外構工事も含めてでございます、及び市道48号線道路改良工事を対象として実施いたしました。当該工事の施工から完成検査までの書類審査や現地調査を行いました。 続きまして、6ページでございます。第4、審査の結果でございます。各会計の歳入歳出決算書、事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は、いずれも関係法規に準拠して作成されており、各計数は適正であると認められました。 次に、7ページの第5、決算の概要について申し上げます。 最初に、1、総括、(1)、全体の収支でございます。一般会計及び特別会計の9会計を合わせた総決算額は、歳入が382億5,474万5,104円で、前年度対比11.4%の増額となっております。歳出は361億2,919万6,651円で、前年度対比11.6%の増額となっております。 歳入決算額から歳出決算額を差し引いた形式収支額は21億2,554万8,453円でございます。この形式収支額から翌年度への繰越財源3億1,611万1,778円を差し引いた実質収支額は18億943万6,675円の黒字でございます。 なお、この実質収支額から前年度の実質収支額17億6,212万9,105円を差し引いた単年度収支額は4,730万7,570円の黒字となっております。 次に、8ページでございます。一番上のグラフは、一般会計と特別会計を合算した実質収支額は、平成20年度からの10年間の推移でございます。その下の(3)、歳入決算、(4)は歳出決算の概要でございます。 次の9ページは、(5)、決算の推移でございます。①は財政収支構造の推移、②は各会計別の歳出決算額の推移、③は主な税収入及び地方交付税の推移について、それぞれ平成25年度からの5年間を表記したものでございます。 続きまして、10ページの(6)、地方債その他負債残高でございます。当市の借入金残高を各会計別に表にしたものでございます。 次に、11ページでございます。下の大きなグラフは、一般会計における地方債の目的別現在高の10年間の推移表でございまして、臨時財政対策債が10年間で112.6%増と大きな伸びを示しております。 次に、12ページから13ページは、健全な財政運営のための6つの財政指標の過去5年間の推移でございます。平成28年度と比べますと、数値は横ばいとなっているものもありますが、改善されたものもございます。今後も財政運営の硬直化につながらないよう、動向を注視していく必要があると考えます。 次に、14ページから16ページでございます。これらの表は、普通会計の歳入、歳出などを市民1人当たりに換算した表でございまして、参考までに、類似団体などの近隣の桶川市、鶴ヶ島市、久喜市、幸手市及び白岡市の平成28年度の状況をあわせて表記したものでございます。 次に、17ページに移らせていただきます。各会計別の決算状況でございます。 最初に、一般会計でございます。上から3行目になりますが、歳入決算額は202億4,863万9,456円で、前年度対比10.3%の増額となっております。 歳出決算額は190億6,441万3,058円で、前年度対比9.2%の増額となっております。 形式収支額は11億8,422万6,398円で、翌年度への繰越財源2億9,552万2,778円を差し引いた実質収支額は8億8,870万3,620円の黒字となっております。 また、実質単年度収支額も4億3,461万8,436円の黒字でございます。 なお、下段のグラフは、実質収支額と実質単年度収支額の10年間の推移でございます。 続きまして、18ページからは歳入・歳出決算の状況でございます。款別の主な増減額の理由につきましては、以下、18ページから36ページに記載いたしましたので、恐れ入りますが、のちほどごらんいただきたいと存じます。 また、資料の69ページには、市税の状況を掲載いたしました。市税の収入未済額は2億1,681万8,000円、不納欠損額は3,909万円でございます。 恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、37ページになります。各特別会計の歳入歳出決算の状況でございます。 まず、37ページは、国民健康保険特別会計でございます。 歳入決算額は87億8,988万1,345円で、前年度対比0.9%の増額、歳出決算額では82億3,307万2,114円で、前年度対比2.1%の増額で、歳入、歳出ともに増額でございます。 翌年度繰越財源はございませんので、実質収支額は5億5,680万9,231円の黒字となっております。 続きまして、38ページの下段ですが、国民健康保険税の収納率などでございます。 39ページの最初の表のとおり、収入未済額は4億4,825万3,000円でございます。また、不納欠損額は8,081万1,000円で、5年間の合計では、3番目の表のとおり、3億8,893万8,000円となっております。 続きまして、(3)、歳出決算の概要について申し上げます。 支出の主な内訳といたしましては、下の表のとおり、保険給付費が47億7,189万円で、前年度対比1.8%の増額、後期高齢者支援金などが8億3,961万円で、前年度対比2.4%の減額、次の40ページになりますが、基金積立金が5億9,001万円で、前年度対比46.8%の増額となっております。なお、過去3カ年の医療給付状況は、次の表のとおりでございます。 続きまして、41ページでございます。後期高齢者医療特別会計でございます。 歳入決算額は8億5,421万5,200円で、前年度対比8.7%の増額でございます。歳出決算額は8億5,069万8,892円と、前年度対比9.6%の増額でございます。 翌年度繰越財源はございませんので、実質収支額は351万6,308円の黒字となっております。 続きまして、44ページになりますが、介護保険特別会計でございます。 歳入決算額は47億9,711万7,120円で、前年度対比5.8%の増額でございます。歳出決算額は45億6,055万3,920円で、前年度対比5.2%の増額でございます。 これも、翌年度繰越財源はございませんので、実質収支額は2億3,656万3,200円の黒字となっております。 次に、45ページになりますが、未収入額及び不納欠損額について申し上げます。 介護保険料の収納率は97.7%で、前年度と同様でございます。未収入額は2,084万円で、前年度に比べ72万円の増加となりました。また、不納欠損額は564万円で、前年度よりも69万円の減少となりました。 保険料の公平な負担と迅速な対応並びに徴収努力が求められるものでございます。 次に、46ページでございます。第1号被保険者の状況でございます。被保険者数は1万9,120人で、前年度対比396人、2.1%の増加となりました。 次の中ほどの表でございますが、要支援者も含めました要介護度別の認定者数で、平成29年度末は2,704人で、前年度より18人、0.7%増加しております。 続きまして、47ページの下水道事業特別会計でございます。 歳入決算額は12億9,978万556円で、前年度対比1.9%の減額で、歳出決算額は12億624万7,447円で、前年度対比3.9%の減額でございます。 形式収支額は9,353万3,109円で、翌年度への繰越財源10万円を差し引いた実質収支額は9,343万3,109円の黒字となっております。 次に、48ページでございます。受益者負担金と下水道使用料の未納対策及び接続率の向上についてでございます。収納率では、中ほどの表の合計欄のとおり、事業全体では98.6%であります。受益者負担金や下水道使用料は、健全な下水道事業の運営には不可欠であり、公平負担の原則からも、受益者や使用者に理解を求めながら、収納事務にはなお一層の努力を望むものでございます。 続きまして、50ページの農業集落排水事業特別会計でございます。 歳入決算額は1億9,663万6,645円で、前年度に比べて3.4%の減額でございます。また、歳出決算額は1億8,175万864円で、前年度に比べ3.7%の減額となりました。 形式収支額は1,488万5,781円で、翌年度への繰越財源800万円を差し引いた実質収支額は688万5,781円の黒字となっております。 次に、受益者分担金と使用料の収納状況について申し上げます。 51ページ上段の表になります。受益者分担金では、収入済額が231万1,000円で、収納率は97.3%で、前年度よりも1.2ポイント低下しております。使用料では、収入済額が4,795万2,000円で、収納率は92.0%で、前年度に比べ0.4ポイント上昇しております。 また、一番下の表は、各地区の接続率でございます。全地区の事業対象戸数は1,311戸で、接続戸数は1,054戸、接続率は80.4%となっております。 以上の状況から、分担金や使用料の歳入確保とともに、接続率の向上に向けて引き続き地元の方々のご協力をいただきながら、改善を図っていく必要がございます。 また、各施設の供用開始の時期は、上平野処理区が平成9年、高虫処理区が平成10年、駒崎・井沼処理区が平成14年、そして根金・貝塚処理区が平成20年となっておりまして、処理施設やマンホールポンプなどの老朽化が課題となっており、これらにつきましても早急な対応が必要と考えられます。 続きまして、53ページでございます。蓮田都市計画事業馬込下蓮田土地区画整理事業特別会計でございます。 歳入決算額は5,593万9,519円で、歳出決算額も同様でございます。 平成29年度で特別会計は閉鎖となり、一般会計への繰出金は4,724万7,245円となりました。清算金の収納率は、現年度分が99.2%で、過年度分は27.0%であります。 また、保留地所有権移転登記の全869件のうち、未登記件数が残り5件となり、清算金の収納業務も進捗しておりますが、これらの課題の解決に向けて早急に取り組むことを望むものでございます。 続きまして、55ページの蓮田都市計画事業黒浜土地区画整理事業特別会計でございます。 歳入決算額は2億3,897万2,417円で、前年度対比19.5%の増額、歳出決算額は2億2,412万713円で、前年度対比84.5%の増額でございます。 翌年度繰越財源はございませんので、実質収支額は1,485万1,704円の黒字となっております。 換地処分後の清算金の収納率は97.8%となり、保留地の所有権移転登記は、全263件中243件の登記が終了しており、未登記は20件でございます。事業終了へ向けて、清算金事務及び登記事務の正確かつ速やかな対応を望むものでございます。 続きまして、57ページの蓮田都市計画事業蓮田駅西口第一種市街地再開発事業特別会計でございます。 歳入決算額は17億7,356万2,846円で、前年度対比1,145.5%の増額、歳出決算額は17億5,240万124円で、前年度対比1,245.1%の増額でございます。 形式収支額は2,116万2,722円で、翌年度への繰越財源1,248万9,000円を差し引いた実質収支額は867万3,722円の黒字となっております。 再開発ビルについては、特定建築者を決定し、基本協定及び敷地譲渡契約を締結いたしました。今後、平成30年11月工事着工、平成32年秋ごろの完成に向けて、関係権利者や周辺住民などへの情報提供を積極的に行い、より一層の事業推進に期待するものでございます。 続きまして、59ページから61ページにかけましては、第6、基金の概要でございます。各基金の平成29年度中の増減高と年度末現在高でございます。のちほどごらんいただきたいと存じます。 続きまして、62ページから63ページでございますが、一般会計・特別会計決算審査及び行政監査における「むすび」でございます。 決算審査の結果を踏まえ、以下、指摘事項及び提言要望事項を述べさせていただきます。 最初に、第1、指摘事項といたしまして、1、出納事務についてでございます。 人事給与管理事業において、延滞金9万9,800円を支出しておりました。この延滞金は、
市議会議員の平成28年6月報酬分の所得税を平成28年7月11日までに納付すべきものを、平成29年6月1日に納付したことによる延滞税と不納付加算税であります。支出に当たりましては、遺漏等がないよう細心の注意を払い、適正な出納事務を行うよう指摘するものであります。 続きまして、第2、提言要望事項でございます。 最初に、1、予算の執行管理についてでございます。 今年度の一般会計の決算における不用額は6億1,488万円で、前年度より1億858万円多くなっております。不用額の中には、扶助費や年度末に精算の行われる事業なども含まれており、3月補正予算の編成時期との関係から確定数値の把握の難しさもありますが、年度当初の契約における執行残を減額補正していないものや、以前にも申し上げましたが、増額補正しながら結果として補正額を超える不用額が生じているものも見受けられました。また、歳入においても、年度途中で歳入が予算額を超えているにもかかわらず増額補正をしていないものが見受けられました。予算執行計画を有効に活用して、常に計画と実績を比較することにより、適正な予算の執行管理を行うよう要望するものであります。 続きまして、2、収納率と不納欠損額についてでございます。 今年度の市税における収納率は、現年度分が99.4%で、前年度より0.2ポイント上昇しており、滞納繰越分においても43.3%で、前年度より18.0ポイント上昇しております。これは、収納課職員の地道な努力によるものであり、評価できるものでございます。 しかしながら、国民健康保険税は、現年度分が94.7%で、前年度より0.2ポイント上昇していますが、滞納繰越分は15.6%で、前年度より2.9ポイント低下しております。不納欠損額においては、市税が3,909万円で、前年度より470万円増加、国民健康保険税は8,081万円で、前年度より2,140万円増加しております。公平な税負担及び財源の確保の観点から、不納欠損額の減少に向けての取り組みを期待するものであります。 また、近年では収納課だけではなく、課税担当課においても臨宅訪問など収納率向上に向けた取り組みを行っており、今後も継続していくことを要望いたします。 続きまして、3、契約書についてでございます。 消防課の「救急ワークステーション研修に関する契約書」を確認したところ、支払い時期が記載されておりませんでした。蓮田市契約規則第25条第2項において、契約書には契約金の支払いの時期及び方法を記載しなければならないと規定されていることから、蓮田市契約規則に基づいた契約書を作成するよう要望いたします。 続きまして、4、随意契約についてでございます。 複数の課において、随意契約の際に1者見積もりで落札率が100%の契約が多く見受けられました。蓮田市契約規則及び契約実務マニュアルには、設計金額または契約見込額が10万円、修繕にあっては30万円でございます、以下の契約をするときは、見積書の徴取は1者以上とすること。また、予定価格の作成を省略することができるとあり、この規定に準じた随意契約ではありますが、設計金額と同額で契約することは、契約者が提示した金額で契約していることになること。また、地方自治法第2条第14項の観点からも、落札率を下げる取り組みを行うことを望むものであります。 一方、蓮田市シルバー人材センターとの契約においても、落札率が100%の契約が多く見受けられましたが、見積額を予定価格とするのではなく、再精査したうえで予定価格を積算し契約をすることにより、落札率を下げている課があったことから、この取り組みが全庁的に行われることを期待するものであります。 続きまして、5、入札事務についてでございます。 中央保育園建てかえ工事の入札において、埼玉県電子入札共同システムに入札に関する情報の公開を行ったところ、誤って設計金額が表示されていましたが、入札執行前に気づき入札を中止し、新たな設計金額において入札を執行しておりました。蓮田市では、適正な競争性を確保する観点から、平成28年4月1日から全ての入札・随意契約において、設計金額の事後公表を行うこととしていることから、入札事務に際しては、慎重かつ適正に執行するよう要望いたします。 続きまして、6、補助金についてでございます。 市から補助金の交付を受けている2団体の収支決算書を確認したところ、補助金を交付する担当部長及び課長が同団体の監事になっておりました。補助金の適正交付の観点から、規約について見直しを検討するよう要望いたします。 次に、65ページから74ページまでは、資料として、人口分析、財源明細、市税の状況、滞納繰越しの状況などを掲載いたしましたので、恐れ入りますが、のちほどごらんいただきたいと存じます。 続きまして、77ページからの水道事業会計でございます。 審査は、一般会計、各特別会計と同様に、7月12日から8月20日まで、水道事業会計決算書類によりまして、計数の正確性と予算の執行が効率的かつ計画的に行われていたかを主眼として審査いたしました。 第4の審査の結果でございますが、諸決算書類は関係法令に準拠して作成され、予算は効率的に執行されておりました。なお、剰余金処分計算書(案)の資本金への9億337万円の組み入れ及び建設改良積立金へ4億8,437万円の積み立ては、現在の財務状況、設備状況を考慮したときに、適切な処分方法と考えます。 次に、第5、決算の概要でございます。 1、業務の概要でございます。 給水人口は、前年度に比べて172人減少した6万1,952人で、給水戸数は254戸増加した2万6,021戸でございます。また、年間配水量は、前年度に比べ13万6,364立米増加して711万6,580立米でございます。 次に、78ページと79ページは、予算の執行状況でございます。 収益的収入の決算額は12億5,139万4,592円で、執行率は100.6%、収益的支出の決算額は11億1,833万2,009円で、執行率は97.8%でございます。 次に、79ページになりますが、資本的収入の決算額は8,128万1,760円で、執行率は99.1%、資本的支出の決算額は3億3,859万8,446円で、執行率は92.7%でございます。 次に、80ページの経営状況でございますが、当年度の純利益は1億2,587万9,400円の黒字でありまして、前年度対比では105.2%の増益となっております。 経営状況の明細につきましては、中ほどの表のとおりでございます。内容につきましては、これものちほどごらんいただければ幸いでございます。 次に、(2)の収益の状況でございます。営業収益11億472万円のうち、給水収益は10億3,098万円で、前年度対比6.5%の増額でございます。 増額の要因といたしましては、使用水量が増加したこと及び料金改定によるものでございます。81ページの表のとおり、全体として、使用水量、料金収入ともに増加となっております。 次に、その他営業収益の給水加入金の収入は1,979万円で、前年度対比14.2%の減額となっております。これは、給水加入金の加入件数が313件で、前年度対比46件、12.8%減少となったことが主な減額の理由でございます。 次に、83ページ、(3)費用でございます。営業費用10億1,337万3,931円のうち主なものは、原水及び浄水費が4億8,474万円で、前年度対比0.5%の増額、配水及び給水費は1億1,053万円で、前年度対比4.1%の減額となっております。 次に、85ページの財政状況でございます。借方の資産では、建物は減価償却により2,065万円の減額、また構築物も8,610万円の減額となっております。これは、老朽管更新工事及び舗装本復旧工事、これは市道1号線でございます、などにより8,723万円の増額でございますが、減価償却により1億7,334万円減額となったためでございます。 機械及び装置は、3,628万円増額であります。これは、浄水場ナンバー9配水ポンプ更新工事などにより7,308万円増額となりましたが、減価償却により3,681万円減額となったことによるものでございます。 工具器具及び備品は、156万円減額となっておりますが、これは水道管理システムデスクトップパソコン及びモニターの購入により25万円増額していますが、減価償却によりまして、180万円減額となったことによるものでございます。 また、流動資産のうち、現金預金は1億193万円の増額ですが、増額の要因は、資本的収支の不足額2億5,732万円に対し、現金の支出を伴わない減価償却費などが2億6,411万円、当年度純利益が1億2,588万円あることなどによるものでございます。 なお、借方と貸方の表は、86ページと87ページのとおりでございますので、内容につきましては、のちほどごらんいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、88ページの水道事業会計の決算審査及び行政監査の「むすび」でございます。審査の結果につきましては、77ページに記載したとおりでございます。審査の結果を踏まえ、以下、提言要望を述べさせていただきます。 1、経営の効率化についてであります。 今年度の水道事業収益は11億6,392万円で、前年度対比5,940万円の増額、一方で水道事業費用は10億3,804万円で、前年度対比512万円の減額であります。また、使用料金収入である給水収益は10億3,098万円で、前年度の給水収益9億6,825万円に比べると6,274万円の増額であります。 この事業収益及び給水収益の増額要因は、平成29年10月に実施された料金改定によるものであると考えられ、今後は水道事業費用を給水収益で賄えるような改善が期待されますが、蓮田市水道ビジョンの基本目標「持続可能な事業経営」実現のため、今後も経営の効率化を図り、継続的に利益を確保して、安定した事業経営が持続できるよう要望するのでございます。 次に、2、管路更新、これは耐震化事業の財源確保と事業推進について申し上げます。 管路耐震化計画に基づき、平成26年度から継続してきた市道1号線老朽管更新工事が今年度で終了いたしました。今後は、さらに蓮田市水道ビジョンの基本目標「強靱な水道」をめざし、重要管路の更新及び耐震化に着手する予定とのことであります。老朽管の更新事業や基幹管路の耐震化は、安全・安心で良質な水の供給、また、震災時における水の安定供給の確保がされることになります。 将来における更新事業費用の財源確保のため、料金改定が実施されておりますが、今年度の当年度未処分利益剰余金は、純利益の1億2,588万円を加えて13億8,775万円という状況であります。この利益剰余金を、今後必要な建設改良工事などの財源として確保し、この財源を有効に活用して、管路更新事業を着実に、効率的かつ効果的に推進するよう要望いたします。 続きまして、3、有収率の改善についてでございます。 今年度の有収率は86.1%、年間配水量711万6,580立米でありまして、これに対し前年度の有収率は87.1%で、前年度より1.0ポイント低下となっておりますが、これは冬場に予想以上の凍結による漏水があり、配水量が著しく増加したことが要因として考えられます。 今年度の漏水調査での漏水発見件数は44件で、前年度の38件と比べると6件増加となっておりますが、今後はこれまで調査していない地域への調査範囲拡大や、路面音聴調査などの調査方法の検討、また発見困難である老朽管漏水対策への取り組みを行い、一件でも多く早期の漏水発見に努め、修繕工事などに迅速に対応することが重要であります。貴重な水資源を無駄にしないためにも、より一層の原因究明に取り組み、有収率の改善を要望するものであります。 次に、4、予算の流用について申し上げます。 事業費用の営業外費用、消費税及び地方消費税の支出において、3月に1,149万円の増額補正措置を行いましたが、さらに不足が生じたために、193万円を予算流用しておりました。多額の不足が生じた際は、原則的に議決した後に執行すべきであります。予算の執行に当たっては、予算執行計画を十分に活用して執行管理を行い、予算流用は必要最小限とするべきであります。 次に、5、資金運用について申し上げます。 今年度の営業外収益の受取利息は72万円でありますが、前年度の37万円と比較すると34万円の増額であります。これは、水道課職員の適切な資金運用の結果であり、評価するものであります。資金運用に当たっては、予算執行計画と整合性を図りながら資金管理を行い、金融情勢や金融機関の財務状況を精査研究し、さらに安全かつ有利な運用により、少しでも使用者に還元できるよう要望するものでございます。 91ページからは、資料として、主な契約、企業債の概況、決算の推移などを掲載いたしましたので、恐れ入りますが、のちほどごらんいただきたいと存じます。 以上で、平成29年度一般会計、特別会計、水道事業会計の決算審査及び行政監査の報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。 それから、ただいまの報告、その中で、私、報告をちょっと間違えましたので、おわびして訂正をさせていただきます。 報告書の78ページでございます。②の収益的支出でございますが、決算額は「11億1,833万209円」でございますが、これを「11億1,833万2,009円」というふうに申し上げました。大変失礼いたしました。おわびして訂正させていただきます。ありがとうございました。
○
石川誠司議長 暫時、休憩いたします。 休憩 午後 1時56分 再開 午後 1時56分
○
石川誠司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
△監査委員の報告に対する質疑
○
石川誠司議長 これより、監査委員の報告に対する質疑を行います。 発言通告がございませんので、監査委員の報告に対する質疑は終結いたしました。
△
次会日程報告
○
石川誠司議長 以上で、本日の日程は終了いたしました。 明29日ないし31日は、議案調査のため本会議は開きません。 9月1日及び2日は、休日につき休会といたします。 来る3日は、午前9時から本会議を開き、提出議案に対する質疑を行います。 なお、提出議案に対し質疑のある方は、8月30日の正午までに発言通告書を提出願います。 また、一般質問の発言通告書は、8月31日の午後4時までに提出願います。
△散会の宣告
○
石川誠司議長 本日は、これにて散会いたします。 散会 午後 1時57分...