平成25年 12月
定例会 平成25年12月
蓮田市議会定例会 第1日平成25年11月29日(金曜日) 議 事 日 程(第1号) 1 開 会 午前9時 2 開 議 3
会議録署名議員の指名 14番 島 津 信 温 議員 15番 小 山 由利江 議員 16番 栗 原 勇 議員 4 会期の決定 11月29日から12月19日までの21日間 5 諸般の報告 (1)
地方自治法第180条第1項の規定に基づく
専決処分 (2) 平成25年度
教育行政の
執行状況に関する
点検評価報告書 (3)
例月出納検査結果(平成25年9月分) (4)
地方自治法第121条の規定に基づく
説明者 6
特定事件の結果報告 7 本
定例会に提出された請願の報告 8 市長の
行政報告 9
市長提出議案の報告 10 議案第102
号~議案第117号の
一括上程 11 市長の
提案説明 12
次会日程報告 13 散 会午前9時01分開会・開議
出席議員(19名) 1番 和 久 井 伸 一 議員 2番 湯 谷 百 合 子 議員 3番 本 橋 稔 議員 5番 森 伊 久 磨 議員 6番 勝 浦 敦 議員 7番 中 野 政 廣 議員 8番 山 口 京 子 議員 9番 齋 藤 隆 宗 議員 10番 石 川 誠 司 議員 11番 山 口 博 史 議員 12番 山 口 浩 治 議員 13番 成 田 能 祥 議員 14番 島 津 信 温 議員 15番 小 山 由 利 江 議員 16番 栗 原 勇 議員 17番 岸 尾 悦 子 議員 18番 長 谷 部 芳 明 議員 19番 伊 勢 谷 憲 一 議員 20番 中 里 幸 一 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人 中 野 和 信 市 長 関 根 光 二 副 市 長 西 山 通 夫 教 育 長 増 永 隆 司 総 合
政策部長 大 竹 藤 男 総 務 部 長 長 谷 部 一 成 環 境
経済部長 中 野 政 夫 健 康
福祉部長 細 井 盛 賢 都 市
整備部長 渡 辺 一 人 西 口
開発部長 齋 藤 正 司 上 下
水道部長 細 井 良 江 会 計 管 理 者 宗 方 健 二 学 校
教育部長 大 塚 功 一 生 涯
学習部長 岡 野 和 男 消 防 長 丹 下 善 雄 監 査 委 員 事 務 局 長 兼
選挙管理委員会 事 務 局 長
事務局職員出席者 野 口 勝 夫 事 務 局 長 宮 野 俊 彦 次 長 山 崎 隆 副 主 幹 栗 原 栄 副 主 幹
△開会及び開議の宣告 (午前 9時01分)
○
和久井伸一議長 ただいまから、平成25年12
月定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
△
会議録署名議員の指名
○
和久井伸一議長 まず、
会議録署名議員を指名いたします。 14番 島 津 信 温 議員 15番 小 山 由利江 議員 16番 栗 原 勇 議員 以上、3名の方にお願いいたします。
△会期の決定
○
和久井伸一議長 次に、会期の決定の件を議題といたします。 本
定例会の会期につきましては、過日、
議会運営委員会を開き、ご協議を願っておりますので、その結果について
委員長の報告を求めます。
議会運営委員長 中里幸一議員 〔
議会運営委員長 中里幸一議員登壇〕
◎
議会運営委員長(
中里幸一議員) おはようございます。
和久井議長のご指名をいただきましたので、
議会運営委員会の協議結果の概要につきましてご報告を申し上げます。 去る11月22日に
議会運営委員会を開き、本
定例会の会期及び日程などにつきまして協議をいたしました。 その結果、会期は本日から来る12月19日までの21日間とし、その日程は既に配布されてありますとおり決定いたしました次第でございます。 なお、提案されます議案につきましては、それぞれ所管の
委員会に付託し、ご審査を願うことと決定をいたしました。 この
会期日程案にご賛同を賜りまして、円滑かつ効率的な
議事運営をお願いを申し上げまして、
委員長の報告とさせていただきます。
○
和久井伸一議長 お諮りいたします。 本
定例会の会期は、
議会運営委員長の報告のとおり、本日から来る12月19日までの21日間といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
和久井伸一議長 ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。
△諸般の報告
○
和久井伸一議長 この際、諸般の報告をいたします。 まず、市長から
地方自治法第180条第1項の規定に基づく
専決処分の報告がありましたので、お手元に配布しておきましたから、ご了承願います。 次に、
教育委員会委員長から平成25年度
教育行政の
執行状況に関する
点検評価報告書の提出がありましたので、お手元に配布しておきましたから、ご了承願います。 次に、
監査委員から平成25年9月分に係る
例月出納検査結果の報告がありましたので、お手元に配布しておきましたから、ご了承願います。 次に、本
定例会に
説明者として出席する者の職・氏名を一覧表としてお手元に配布しておきましたから、ご了承願います。
△
特定事件の結果報告
○
和久井伸一議長 次に、各
常任委員長並びに
議会運営委員長から閉会中の
継続審査となっておりました
特定事件の結果について、それぞれ報告書の提出がありましたので、お手元に配布しておきましたから、ご了承願います。
△本
定例会に提出された請願の報告
○
和久井伸一議長 次に、本
定例会に提出された請願につきましては、
請願文書表として配布しておきましたから、ご了承願います。
△市長の
行政報告
○
和久井伸一議長 これより、
行政報告を行います。 市長の発言を許します。
中野市長 〔
中野和信市長登壇〕
◎
中野和信市長 皆さん、おはようございます。
和久井伸一議長のお許しをいただきましたので、
行政報告をさせていただきますが、その前に一言ご挨拶を申し上げます。 本日は、議員の
皆様全員のご出席を賜りまして、平成25年12月
蓮田市議会定例会が開会できましたこと、まことにありがたく、深く感謝を申し上げる次第でございます。 当市を取り巻く状況、とりわけ
行財政運営は依然として大変厳しい状況が続いているところです。新年度の
予算編成も始まりました。
編成作業の中では、国や県の動向を注視しつつ現状をよく分析し、何をやるべきかしっかり見据えて、財政的な裏づけもよく考えて、当市の抱える
問題解決のために努力しているところでございます。ただいま
財政部局を中心に懸命に取り組んでおります。 市の業務は
総合行政、子育て、教育、
基盤整備を基本に
予算編成に
取り組み、
各種課題事業を具現化し、職員とともに一生懸命努力し、総力を挙げてこの難局を乗り越えて、まちの活性化に結びつけていかなければならないと考えております。今議会もそれぞれ重要な議案をたくさんお願いしてございます。どうか慎重ご審議いただきまして、ご議決、ご可決を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。 それでは、
行政報告をさせていただきます。
行政報告の項目につきましては、お手元に配布させていただきました全部で20件でございます。 まず初めに、平成26年度
予算編成方針について申し上げます。来年度の
予算編成方針につきましては、去る10月21日付けで、各部長等に通知をしたところです。 蓮田市を取り巻く状況は、人口の減少や
少子高齢化の進行など、急速に変化してございます。また、
財政状況は、長期にわたる税収の伸び悩みに加えまして、高齢化の進行による
社会保障費の増加などにより、厳しさを増しております。 このような状況の中で、
市民生活を守り、
まちづくりを推進するためには、これまで進めてきた
行財政改革をより一層徹底し、限られた財源を効率的、効果的に配分していかなければなりません。常に「最少の経費で最大の効果」を上げることを念頭に置いて、
取り組みます。 「新たな施策に対して予算が必要なときは、既存の予算を削減する。あるいは、新たな財源を確保する」という「
ペイ・アズ・ユー・ゴー原則」を踏まえて
予算編成を進めていく考えです。健全な
財政運営に留意し、限られた財源の重点的かつ効率的な配分を行いまして、第4次
総合振興計画の6つの
基本政策の推進を図るべく、
職員一人ひとりが自立的に行動し、その知恵と組織力を集結して「埼玉一」住みよい
まちづくりを進めるために、平成26年度
予算編成に取り組んでまいります。お手元に資料を配布させていただきました。 続きまして、
雅楽谷の
森フェスティバルにつきまして申し上げます。11月3日、日曜日、文化の日、「
雅楽谷の森を守ろう! 広めよう!」をスローガンに、「第5回
雅楽谷の
森フェスティバル」が
市役所市民広場を
メイン会場に開催されました。この
フェスティバルは、蓮田市
商工会青年部、
蓮田青年会議所の皆様をはじめ、
関係機関の方々が中心となって、
雅楽谷遺跡や
黒浜貝塚、黒浜沼など蓮田市の誇るべき歴史と文化の継承と、かけがえのない自然の保護を目的として開催されているものです。歌と踊りで豊作を祈り、うたげを催した縄文人に思いをはせて、
フェスティバルのテーマを「食」、「音」、「学」とし、各種の催し物が行われました。当日は天候にも恵まれまして、市内外から約1万人の方が来場し、楽しい秋の一日を過ごされました。 「食の村」では、「うたや
ぐるめ街」や、
パフォーマンスを見ながら温かいスープを振る舞う「
スープBAR」など、「音の村」では、
小学生バンドライブを皮切りに「ジュニアダンスフェスタ」、はすだ
広報大使「に
ゃんたぶぅライブ」など多種多様な
パフォーマンスが
ステージで繰り広げられ、「学の村」では
黒浜貝塚体験ツアーや
勾玉づくり、弓矢、
火おこしなどの
縄文文化の体験などが行われました。 会場では、本市と交流のある長野県松川町の特産品のリンゴ、宮城県南三陸町のホタテ、ワカメの
試食販売も行われました。
深津徹松川町長さんにもご参加いただきました。 また、この行事にあわせまして、蓮田市と白岡町の集積所や
環境センターへの直接持ち込みによって集められた資源物や衣服の中から、
リユース(再利用)可能な子供服を選別し、会場で
無償提供を行い、
リユース活動の推進と、今年4月に開館した
環境啓発施設「エコプラザ」の
開館PRを図りました。加えて、
PTA連絡協議会の主催で献血も実施し、150人の方のご協力をいただきました。蓮田市の
マスコットキャラクター「はすぴぃ」もお散歩隊とともに会場をめぐり歩き、
イベントを盛り上げました。 続きまして、第2回
蓮田マラソンについて申し上げます。11月16日、土曜日、晴天の秋空のもとで「第2回
蓮田マラソン」が開催されました。
蓮田ランタイズ主催による「
蓮田マラソン」は、「家族がひとつになる日」をテーマに、家族の皆さんが楽しみながら参加できる大会をめざして開催されたものであります。
黒浜公園及び
蓮田松韻高校前を起点として、10キロコース、3キロコース、500メートルの3コースが設けられ、市内外から約2,800人の
ランナーが登録、参加されました。
特別ゲストとしてお迎えした
公務員ランナーの
川内優輝さんは、3キロコースを走った後、表彰式や
写真撮影会にも参加され、多くの
来場者と交流を持たれました。 また、今年は蓮田市
マスコットキャラクターの「はすぴぃ」や、
蓮田特別支援学校のキャラクター「ハッシー」が登場したり、
市内飲食店による
テントブースや
仮面ライダーショーも
メイン会場で開催されるなど、小さなお子さんから大人まで約8,000人の方々に一日を楽しんでいただきました。さきに申し上げました
雅楽谷の
森フェスティバルと同様、蓮田市の活性化に大きくつながるものと期待しております。 続きまして、
東日本大震災関連の
取り組みについて申し上げます。まず、
蓮田市内への
避難者の皆さんへの支援についてでございますが、本年11月1日現在、
蓮田地区で7世帯、18人、
黒浜地区で7世帯、19人、
平野地区で1世帯、2人、合計15世帯、39人の方が
避難生活を余儀なくされております。
避難者への支援策として、
上下水道料金の
全額免除または減免について、復興になお時間を要すると見込まれることから、
免除期間を引き続き平成26年3月末まで延長しています。また、
避難者の皆様には、毎月の広報の配布にあわせ、職員が訪問し、
復興支援に係る情報等の提供を行っております。 続きまして、大気中の
放射線量についてでございますが、市役所、
小中学校、公園7箇所、保育園6箇所、
私立幼稚園5箇所で定期的に測定を行っているほか、市民の皆様から依頼のある地点の測定を行っているところであります。 現在までに毎時0.23
マイクロシーベルト以上の数値を示した箇所は、23箇所、61地点です。これらの地点については、
一定期間を置いた後の再測定と、再測定後も毎時0.23
マイクロシーベルト以上の場合には、個人のお宅については
除染方法の説明を行い、
公共施設の場合には土壌の入れかえ等を行っているところであります。 なお、平成24年9月以降は、新たな各所は確認されておりません。 続きまして、
給食食材等の
放射線量について申し上げます。
学校給食用食材の
不安解消に向け、
放射性物質検査を
外部委託検査と
自主検査により、継続して実施しているところであります。高精度な
ゲルマニウム半導体検出器による
外部委託検査では、主に野菜、牛乳、
ヨーグルト等のほか、給食丸ごと1食分の検査を行っております。 また、
簡易型シンチレーター型検出器による検査は、宮代町に設置している県の
貸し出し機器や、市役所内に設置された
消費者庁からの
貸与機器を使用し、主に肉類や魚介類を検査しています。 全ての検査結果につきまして、
放射性物質は「検出せず」となっており、市のホームページで随時公表しています。 なお、
保育園給食用食材の
放射性物質検査も、これに準じて実施しているところであります。 続きまして、
市民向けの
食品検査の実施について申し上げます。市民の安心・安全のため、
消費者庁から貸与された
放射性物質検査機器を使用し、市民の方が持ち込んだ食品の検査を引き続き実施しています。平成25年4月から10月までの期間に、12件の検査を行いました。 続きまして、市内の
農産物の検査結果について申し上げます。
放射性物質の
農産物への
影響調査につきましては、埼玉県が実施しております。8月30日にコメ、10月21日に大根、11月5日にソバ、11月12日に大豆、里芋、シュンギクをそれぞれ採取し、検査いたしました。結果はいずれも「検出せず」となっております。 続きまして、節電の
取り組みについて申し上げます。
東京電力福島第一
原子力発電所の事故以来、市役所では、市が管理する施設全体で、平成22年度同期比15%以上の
使用電力の削減を目標に、節電の
取り組みを行っております。今年は、節電の
重点実施期間である6月3日から10月31日までの期間において、平成22年同期比で17%の削減を図ることができました。市民の皆様のご理解、ご協力に感謝申し上げるとともに、今後も引き続き節電に取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして、平成25年蓮田市地域安全・
暴力排除市民大会及び地域安全に関する協定の締結について申し上げます。11月7日、木曜日、
総合市民体育館パルシーを会場に、「平成25年蓮田市地域安全・
暴力排除市民大会」を開催いたしました。これは、
蓮田市民の安心・安全をさらに推進するため、2年に1回、小中学生を対象に防犯・
暴力排除標語の募集を行い、
最優秀賞及び優秀賞を表彰するとともに、市民の安心・
安全活動の模範として地域安全に貢献された方々並びに団体に対し、表彰を行ったものでございます。 今回の
防犯標語の
最優秀賞には
黒浜西小学校6年の
野中敬次郎さんの「オレオレは オレじゃないよ 気をつけて」、また、
暴力排除標語の
最優秀賞には
平野中学校2年の
原田ひかるさんの「薬物を 自分で断ち切る 強い意志」が選ばれました。
最優秀賞となった標語は、横断幕や
のぼり旗等の防犯並びに
暴力排除の啓発品など、いろいろな機会に使わせていただきます。 また、防犯の推進に貢献された8名の個人の方と5団体を、
暴力排除の推進に貢献された6団体を表彰いたしました。 その後、第2部では、埼玉県
警察音楽隊と
カラーガード隊による
記念演奏を行いました。 大会には、ご来賓、
地域防犯推進委員、
自治会長並びに
防犯協会、
暴力排除推進協議会関係者など、300名を超える方々にご参加いただきました。 また、11月18日、月曜日には、蓮田市医師会、蓮田市
歯科医師会、蓮田市
薬剤師会、
岩槻警察署及び蓮田市との間で、地域安全に関する協定を締結いたしました。これは、3師会が
通常業務において犯罪等を確認したときなどに、警察等への通報や防犯等の啓発に積極的にご協力いただく内容のものとなっております。県内においてこのような形式の協定を締結するのは初めてとお聞きしております。今後、市も
岩槻警察署をはじめ3師会、
関係機関と協力・連携を取り合いながら、市民の安心・安全の向上に努めてまいりたいと考えております。 続きまして、
クリーン作戦の実施について申し上げます。蓮田市
自治連合会と蓮田市では、各
自治会や
市内小中学校、
蓮田松韻高校等のご協力をいただきながら、通学路を中心に、道路、公園、河川敷などに捨てられたごみを回収する市内一斉の
クリーン作戦を12月1日、日曜日に実施する予定であります。当日は午前8時から9時30分までの時間帯で実施する予定です。
小雨決行ですが、大雨等の場合には翌週の12月8日を予定しているところであります。 続きまして、第37回
全国育樹祭について申し上げます。「
公益社団法人 国土緑化推進機構」及び埼玉県主催による「第37回
全国育樹祭」の
式典行事が、11月17日、日曜日、
皇太子殿下をお迎えして、熊谷市の「彩の国くまがやドーム」で開催されました。
和久井市議会議長、
石川市議会副議長、
成田建設経済委員会委員長をはじめ、市内の
関係団体の役員の方、公募による市民の方、市職員とともに参加してまいりました。 今年の
全国育樹祭は、「育てよう みどりは未来の たからもの」を
大会テーマとし、
式典行事には、
全国各地で
緑化活動に取り組む約5,700人の参加の方々がございました。
緑化功労者の表彰や
活動発表、「みどりの再生」をテーマとした
アトラクションなどが行われ、最後に未来に向けたみどりの保護・感謝を呼びかけた
大会宣言があり、閉会されました。 続きまして、
コスモスまつり、
そばまつりについて申し上げます。市内各地域の
農業委員の方や
農業者団体などが中心となって行われる「
コスモスまつり」と「
そばまつり」が今年も盛大に開催されました。 「
コスモスまつり」は、10月に
江ケ崎地区、
閏戸地区、11月に
駒崎地区の市内3地区で行われました。
コスモスの
摘み取りをはじめ、
ミニコンサートやおはやし、和太鼓の演奏、
地元農産物の
直売等が行われました。 「
そばまつり」は、10月に
高虫地区で、11月に
黒浜地区で行われ、
手打ちそばの販売や
地元農産物の
直売等が行われました。
コスモスやソバの種まきや
イベントは、休耕田を利用したコメの
生産調整事業に伴い開始されたものでございますが、
都市近郊農業の振興と、市民との交流、また、
観光資源として、その果たす役割は大変重要でございます。引き続き支援に努めてまいりたいと考えております。 続きまして、
産業祭農業まつりについて申し上げます。「蓮田市
産業祭農業まつり」が11月23日、土曜日に
農業者トレーニングセンターで開催されました。 前日に行われた
農産物品評会には、キャベツ、白菜等の葉菜類や梨、柿等の果樹類、植木、花きなど831点の出品がございました。審査員による慎重な審査の結果、特に優秀なできばえであった作物には各種の賞が贈られました。表彰式は12月18日、水曜日に行う予定であります。
農業まつりの当日は、前日の品評会に出品された
農産物が即売され、また、
関係団体による
直売等も行われ、多くの市民の皆さんに購入いただくなど、盛況に開催することができました。
農業まつりは、市内の
生産者が丹精込めて栽培した
農産物の展示、販売を通じて、
生産者と市民の交流、農業の振興を図る大変重要な場でございます。引き続き、
実行委員会の皆様のご協力をいただきながら取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして、平成25年度
敬老会の実施結果について申し上げます。高齢者を地域で見守り、敬うことを目的に、今年も
自治会長や
民生委員などの皆様を中心に
実行委員会が組織され、市内13地区で
敬老会が開催されました。それぞれの会場で式典や
アトラクションにさまざまな企画、運営がなされ、盛大に実施されました。 なお、
参加状況につきましては、75歳以上の全対象者数6,816名のうち、
敬老会を開催した地区の
参加者数は2,303名でございました。参加率で33.8%になります。 続きまして、やさしさいきいき
フェスティバル開催結果について申し上げます。10月27日、日曜日、「第18回蓮田市やさしさいきいき
フェスティバル」が、多くのご来賓をお迎えし、
総合市民体育館パルシーで開催されました。この事業は、日ごろ地域で活躍されている保健・医療・福祉、
コミュニティ、
消費生活、子供会など72団体のご協力、ご参加をいただき、「
健康福祉まつり実行委員会」、「わくわく
広場実行委員会」、「
消費生活展実行委員会」、「
こどもまつり実行委員会」の合同で毎年開催されているものであります。 当日は晴天にも恵まれ、多くの
来場者でにぎわいました。
パルシー体育館館内では
各種健康相談や
体力測定、
ステージではダンスなどが披露されておりました。また、
多目的広場では、
農産物、植木、花き、
自主製作品などの販売や
介護相談、
交通安全啓発、
スタンプラリーなどが行われました。 今後も市民の皆様のご参加をいただきながら、
コミュニティづくりの推進に努めてまいりたいと考えております。 続きまして、
東北自動車道蓮田サービスエリア(新上り線)の
進捗状況について申し上げます。
東日本高速道路株式会社、
通称ネクスコ東日本では、
東北自動車「
蓮田サービスエリア」の利便性の向上や
交通安全対策の強化などを目的として、蓮田市
川島地区周辺に
上り専用の新たな
サービスエリアを建設するための
取り組みを行っております。11月上旬には、
周辺住民を対象に、2回目となる
説明会が実施されました。 土地の測量につきましては、11月上旬から12月上旬にかけて実施する予定であります。
外周道路のつけかえ協議につきましては、
外周道路の位置、幅員等について概略の協議が調ったところでございます。 市では、この新たな
サービスエリアの建設に伴い、
移転対象となる「蓮田はすの実作業所」の
移転事業に、
ネクスコ東日本と共同してただいま取り組んでいるところであります。 続きまして、
JR宇都宮線の
始発電車の繰り上げ、
最終電車の繰り下げを求める
要望活動について申し上げます。
JR宇都宮線の運行時間拡大を求めるため、10月2日、水曜日、東日本旅客鉄道株式会社本社を訪問し、宇都宮線の
始発電車の繰り上げ、
最終電車の繰り下げを早期に実現していただくよう要望書を提出してまいりました。
要望活動には、土屋厚生労働副大臣をはじめ
和久井市議会議長、
石川市議会副議長、
成田建設経済委員会委員長、森建設経済
委員会副
委員長、十川商工会副会長、土橋商工会副会長、商工会役員の皆様方、武内
自治連合会長、
自治連合会副会長の皆様にもご出席をいただきまして、JR本社の川野邊常務取締役をはじめとするJR職員と活発に意見交換を行ってまいりました。今後も、当市にとって数十年越しの悲願である課題の実現に向けて、積極的に実現をめざした
要望活動に取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして、地下鉄7号線建設誘致期成同盟会の活動状況について申し上げます。蓮田市が会長をしている「地下鉄7号線建設誘致期成同盟会」では、地下鉄7号線の建設促進及び延伸誘致に関して同盟会を構成する7市で、11月20日には埼玉県へ、11月25日には国土交通省へ要望してまいりました。 11月20日の埼玉県への要望には、役員の
和久井市議会議長、さいたま市の木下副市長、萩原市議会議長にもご出席をいただき、最初に県庁庁議室において塩川副知事に要望書を手渡し、要請してまいりました。その後、埼玉県議会議事堂議長応接室におきまして、細田県議会議長と、立ち会いをいただいた埼玉県議会地下鉄7号線延伸・沿線地域整備促進議員連盟の鈴木副会長、石井幹事長をはじめ、県議会議員4名の皆様にも要望書を手渡してまいりました。 また、11月25日の国への要望では、国土交通省で高木国土交通副大臣と瀧口鉄道局長に要望書を手渡してまいりました。国への
要望活動には、
和久井市議会議長、さいたま市の木下副市長、神埼市議会副議長にご出席をいただくとともに、土屋厚生労働副大臣、三ツ林衆議院議員、村井衆議院議員をはじめとし、関係する国会議員の秘書の皆様にもご出席をいただきました。 今後も本同盟会活動等を通じまして、答申区間である蓮田市までの延伸の早期実現に向け、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして、都市計画道路蓮田駅西口通線及び前口山ノ内線見直しに係る検討、協議内容について申し上げます。蓮田駅西口通線につきましては、大きな課題の県道さいたま栗橋線との交差点協議を、埼玉県警、杉戸県土整備事務所と重ねていたところであります。その結果、隣接する関山1丁目交差点の交差点改良を行いつつ、現計画のとおり整備を進めることで協議が調いました。 また、前口山ノ内線につきましては、現計画では県道さいたま栗橋線との交差点における交差角度が鋭角であることや、周辺地盤との高低差が発生するなど、問題が多数ございます。こちらにつきましては、県道さいたま栗橋線とどのように結節させるべきか、道路線形を含めまして、引き続き
問題解決に向けて
関係機関と調整を進めてまいることになりました。改善策を早急に見出してまいりたいと考えております。 続きまして、企業立地促進事業の
取り組みについて申し上げます。現在は、
高虫地区産業団地基本構想策定業務の中で調査、検討を行っているところであります。また、隣接する桶川市、杉戸県土事務所等の
関係機関との協議も進めているところであります。10月29日には、地元地権者の皆さんの発意により、高虫土地利用推進協議会が設立されました。今後、地元住民の方々と協議を重ねながら、当該地の産業団地基本構想を策定、具体化してまいりたいと考えております。 また、根金、井沼及び閏戸の各一部の工場・流通系指定区域についても、当該指定区域や指定用途等について再度見直しをしていきたいと考えております。 続きまして、蓮田市
小中学校音楽会について申し上げます。11月6日、水曜日、
総合市民体育館パルシーにおいて、市内小学校の児童約500名、中学校の生徒約200名が参加し、蓮田市
小中学校音楽会が盛大に開催されました。当日は350名以上の保護者の方や地域の方も鑑賞され、小学生には主に二部合唱と合奏を、中学生は混声三部合唱や混声四部合唱の発表がありました。どの学校も練習の成果を十二分に発揮し、保護者や地域の方々、他の学校の児童生徒に音楽の楽しさと感動を届け、それぞれの演奏終了時には大きな拍手が鳴り響きました。 続きまして、(仮称)蓮田市総合文化会館建設計画の
進捗状況につきまして申し上げます。蓮田市総合文化会館については、9月に基本設計の策定が終了したところでございます。これに基づき、現在はホールを中心とした詳細内容を盛り込んだ実施設計を進めているところでございます。11月28日、木曜日に開催した文化会館建設懇話会では、音響計画などについて、より具体的なご意見をいただいたところでございます。 実施設計の完了は、今年度中を予定してございます。引き続き、蓮田市にふさわしい文化会館の建設に全力で取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして、平成25年度消防特別点検について申し上げます。11月10日、日曜日、午前9時から
黒浜西小学校校庭で、
和久井市議会議長、石井県議会議員、坪
岩槻警察署長をはじめ市議会の皆様方、大勢のご来賓のご臨席のもと、平成25年度蓮田市消防特別点検を実施いたしました。当日は、消防団員105名、消防職員59名が参集し、服装点検、機械器具点検、消防団6個分団によるポンプ操法、元荒川での放水試験などの訓練を行いました。 また、表彰式では、公益財団法人埼玉県消防協会から優良消防団員、機関技能章、勤続章、家族顕彰、功労章などを33名の方が受章され、埼玉県消防協会蓮田支部からは、優良消防団員として20名の方が受章されました。 また、本年6月から進めておりました消防団第4分団詰所建設工事につきましては、11月22日に完成いたしました。旧詰所は12月中に解体する予定でございます。 最後になりますが、各部の主な事業の
進捗状況について申し上げます。 総合政策部関係では、蓮田市第4次
総合振興計画の
基本政策に位置付けられた施策を実施するための事業計画として、3か年実施計画をただいま策定中でございます。現在、次期計画期間である平成26年度から28年度までの3か年の事業計画案を来年2月策定に向けて鋭意努力しているところであります。 また、蓮田市のPRを行う「はすぴぃお散歩隊」は、4月から11月までの期間で市内外の
イベントに53回登場し、着ぐるみの貸し出しも17回となっているところであります。ストラップや缶バッジなどキャラクターグッズの販売も開始いたしまして、大変好評を博しているところでございます。今年のゆるキャラグランプリでは2万3,860票を獲得し、全国で総合107位、県内では10位と大健闘いたしました。今後ますます活動の輪を広げて、蓮田市の魅力の発信に努めてまいりたいと考えております。 また、はすだ
広報大使「にゃんたぶぅ」に新メンバーが加入し、11月1日、新メンバーの「しぃたぁさん」と「さとぴぃさん」のお二人を新たに大使として委嘱いたしました。5人組になりまして、さらにパワーアップした「にゃんたぶぅ」の活動が期待され、蓮田市のPRにつながるものと考えております。 また、蓮田市商工会との官民協働事業として、「はすだ市民便利帳」を発行いたしました。この冊子は、右から開くと商工会情報誌「ぐるっとはすだ」、左から開くと「はすだ市民便利帳」という両面表紙となっております。11月号の広報誌配布と一緒に配布したほか、一部の
公共施設への配置や、転入者向けの窓口配布を行っているところであります。市はゼロ予算で発行できました。一方、市内店舗などの利用者が増加し、商工業の振興にもつながるものと期待しております。 また、防災行政無線のデジタル化工事については、平成26年1月末完了をめざして進めております。また、聞こえにくい地域の増設については、今年度3箇所を予定してございます。今年のデジタル化工事完了時期に合わせて完成すべく、ただいま鋭意取り組んでいるところであります。 また、地域防災計画改定事業については、首都圏直下型地震の新たな被害想定のほか、内閣府から避難行動要支援者対策に関する指針が示されるなど、計画の改定内容が具体化してまいりました。委託業者も決定いたしましたので、蓮田市に合った地域防災計画の改定作業を進めていきたいと考えております。 また、振り込め詐欺の対策としては、昨今は自宅に押しかけてくる手渡し詐欺が多数発生していることを受けまして、蓮田市でも
岩槻警察署と連携して、市民への啓発にただいま努めているところであります。12月18日には歳末一斉キャンペーンを予定しており、積極的に関係者一同、市内一丸となって取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして、総務部の事業では、市長等の給料や議員の報酬額等について審議するため、特別職報酬等審議会を8月22日、10月21日、11月12日の3日間開催し、11月15日には答申が提出されました。答申内容を十分尊重しながら、関係する条例改正等の議案を3月議会に提出する予定で考えております。 また、市税等の収納及び滞納整理に積極的に取り組んでいるところでありますが、埼玉県との共同公売にも参加いたしました。また、管理職員による一斉臨宅納付勧奨の準備をただいま進めているところであります。 環境経済部関係では、蓮田中央小学校周辺約18ヘクタールにおける「ゾーン30整備事業」については、埼玉県公安
委員会による規制標識の設置にあわせまして、区画線などの路面標示に取り組んでおります。 また、10月30日、水曜日に、夕暮れどき、早目に自動車や自転車のライトを点灯する運動「タイム16:00ライトオン作戦」の出発式を、
関係機関や交通安全団体、黒浜中学校生徒の自転車隊を加えて実施いたしました。本年5月に発生した自転車にかかわる死亡事故以降、
蓮田市内での交通死亡事故ゼロが昨日現在で198日間継続となっているところであります。 また、環境学習館の1期工事については、10月28日に一般競争入札により業者が決定いたしました。年内には法的手続きを終了し、平成25年度内には建物を完成する予定でございます。 また、埼玉県の県営事業として平成20年度から実施している江ヶ崎・実ヶ谷地区約27ヘクタールの
基盤整備事業につきましては、平成24年度までに農地の区画整理を含む道路、用排水路整備の約9割が完了し、本年度は、現在約0.8キロメートルの排水路整備と、約2.3ヘクタールの暗渠排水整備を行っております。平成26年度に換地処分等を行い、全ての事業が完了する予定でございます。 続きまして、健康福祉部の事業では、老人福祉センターは耐震補強工事のため、10月1日から来年3月31日まで臨時休館させていただいております。休館中は、相互利用している白岡市の協力をいただきながら、週3回程度、白岡市老人福祉センターへの送迎バスをただいま運行実施しているところであります。 また、
民生委員・児童委員及び主任児童委員が11月末日をもって任期満了となります。一斉改選による就任式は12月1日に開催する予定であります。 続きまして、都市整備部関係では、蓮田駅自由通路改修工事については、現在自由通路及び改札内の床材の張りかえと天井材の工事を行っております。駅利用者の利便性向上のため引き続き工事を進め、年内の完成をめざしております。 また、荒川橋耐震補強左岸工事については、橋脚の補強工事を始めております。 また、河川・排水路整備事業については、緑町及び黒浜地内の雨水の現況調査を実施し、水害が発生する要因の解析を行いました。現在、浸水対策の検討及び黒浜調整池の基本設計を進めているところであります。 また、歩道等整備事業については、市道51号線のくぼ通りのバリアフリー化に関し、歩道にコンクリート平板ブロックを敷設する工事を進めているところであります。 また、埼玉県事業の県道上尾蓮田線道路改良事業については、関山3丁目地内、旧国道122号交差点東側の用地の埋蔵文化財の調査が終了いたしました。今後は、市においては下水道工事と水道工事を行い、その後、県において道路築造工事を予定しているところであります。 また、
公共施設の耐震診断・設計、耐震改修事業については、診断・設計が11件中9件終了し、2件が実施中でございます。また、改修につきましては、14件中4件が終了し、10件が実施中または発注の準備中となっております。 続きまして、西口開発部関係では、現在事業協力者の助言、提案を受けながら事業を進めているところであります。10月2日に株式会社久米設計と再開発ビル基本設計業務委託の契約を締結し、都市計画変更に必要な図面等の作成を行っております。 また、10月15日に株式会社都市環境研究所と「再開発事業に係る計画検討業務委託」の契約を締結し、今後の都市計画変更、事業計画変更のための各種検討を行っているところであります。 再開発ビル内の
公共施設につきましては、担当課による庁内会議で検討を進めております。この会議には事業協力者と設計事務所も参加し、検討を行っており、また、他市の駅前行政施設の視察も行っているところであります。今後、この会議において
公共施設の基本的なプラン及び業務内容の案を決定いたします。 駅西口駅前交通広場につきましては、平成25年3月に完成し、供用を開始いたしましたが、利用者の安全性及び利便性の向上等を考慮し、年内中に駅前広場入り口部に区画線を設置し、モニュメント、記念碑の台座周りにはプランター等を設置する予定でおります。 続きまして、学校教育部の事業につきまして申し上げます。耐震補強工事については、
黒浜西小学校の給食棟は8月に完了し、
黒浜西小学校体育館及び蓮田北小学校体育館は10月に完了いたしました。 蓮田中央小学校給食棟新築工事も順調に進み、平成26年1月末に完成の予定であります。 蓮田南中学校体育館の耐震補強工事は11月から始まりまして、完成は平成26年2月の予定でございます。蓮田中学校鉄骨校舎の耐震補強工事は、平成26年3月までに完成の予定で、現在鋭意取り組んでいるところであります。 また、空調の設置につきましては、小学校は理科室及び家庭科室に、中学校は理科室及び調理室に年度内設置の計画で現在進めているところであります。 生涯学習部の事業については、黒浜保育園の耐震補強工事につきましては、平成26年2月28日までの工期でただいま実施中でございます。工事期間中は、黒浜保育園の近くに送迎ステーションを設置し、送迎バスを運行し、閏戸保育園子育て支援センターで順調に保育を実施しております。 また、10月19日、土曜日には、市民体育祭を黒浜小学校と
総合市民体育館パルシー多目的広場の2会場で開催いたしました。
自治連合会を中心に、各スポーツ団体の協力のもと、2会場で約2,000人の方々のご参加をいただきました。 最後に、消防本部の事業でありますが、消防救急無線デジタル化事業については、本年6月20日に契約を締結し、現在デジタル無線機械室の改修及び無線用鉄塔の補強工事を実施しております。11月下旬から、車両にデジタル無線機及び車載情報端末装置の取りつけを開始しているところであります。 また、通信施設整備事業については、本年8月7日に契約を締結し、現在は司令室及び指令事務室を移転させ、新司令室及び機械室の改修を実施しているところでございます。また、12月からは各種通信機器が納品され、順次設置する予定でございます。 以上、20件につきまして
行政報告をさせていただきました。ありがとうございました。
△
市長提出議案の報告
○
和久井伸一議長 市長から議案の提出がありましたので、ご報告いたします。 議会事務局次長が朗読いたします。 〔事務局次長朗読〕
○
和久井伸一議長 ただいま報告いたしました議案は、配布しておきましたから、ご了承願います。
△議案第102
号~議案第117号の
一括上程
○
和久井伸一議長 市長から提出された議案第102号ないし議案第117号を一括して議題といたします。
△市長の
提案説明
○
和久井伸一議長 市長の
提案説明を求めます。
中野市長 〔
中野和信市長登壇〕
◎
中野和信市長 和久井伸一議長のご指名をいただきましたので、提出議案第102号から第117号までの提案理由を述べさせていただきます。 最初に、議案第102号「蓮田市
まちづくり基本条例」についてご説明申し上げます。 昨今、市政を取り巻く社会環境の変化や地方分権の進展によりまして、国から地方への権限移譲が進み、地方自治体の責務が年々増大しております。蓮田市が抱える地域の課題を解決するために、新たな仕組みづくりが必要となってまいりました。また、平成23年5月に
地方自治法の一部改正により、「基本構想」の策定義務が撤廃されました。蓮田市では、「基本構想」と、これに基づく「蓮田市
総合振興計画」を本条例に位置付けました。今後、さらに安心で安全な、より活力ある地域社会を実現することを目的に、
まちづくりの基本理念を定め、市民、議会、行政の3者の役割と責務を明らかにし、市民協働の
まちづくりを推進するため、本議案を提案するものであります。 続きまして、議案第103号「蓮田市情報公開条例の一部を改正する条例」についてご説明申し上げます。 本議案は、公文書の開示請求を行う者に対し当該請求に対する経費を設定し、開示請求及び開示実施に係る手数料の額を定めるものでございます。 内容といたしましては、現行無料である公文書の開示の請求及び公文書の開示の実施について、それぞれ有償とするものでございます。公文書の開示を請求する際の手数料の額は1件につき300円、公文書の開示を実施する際の手数料の額は、文書等の閲覧や写しの交付をする場合にあっては1面につき30円、録音及び録画をしたものの視聴や写しの交付をする場合にあっては1件につき300円とするものであります。また、公文書の開示請求者について「何人」とし、申請手続きの一本化を図るものであります。 なお、施行期日につきましては、平成26年4月1日とするものでございます。 続きまして、議案第104号「蓮田市個人情報保護条例の一部を改正する条例」についてご説明申し上げます。 本議案は、個人情報の開示の請求について、請求権者の拡大を図るため、所要の改正を行うものであります。 改正の主な内容は、未成年者または成年被後見人の法定代理人が本人にかわって請求できる規定を定めるものです。また、本人が死亡している場合に、当該本人の遺族が請求できる規定を定めるものです。 なお、施行期日につきましては、平成26年4月1日とするものであります。 続きまして、議案第105号「蓮田市こども医療費助成条例の一部を改正する条例」についてご説明申し上げます。 本議案は、保健の向上と福祉の増進を図るため、こども医療費の助成に係る所要の改正を行うとともに、規定の整備を行うものです。 改正の主な内容は、通院に係る助成対象となる子供の年齢が満12歳に達する日以後の最初の3月31日までとなっているものを、改正案では満15歳に達する日以後の最初の3月31日までに引き上げ、入院に係る助成対象となる子供の年齢と同様にすべく拡大するものであります。 なお、施行日につきましては、通院に係る助成対象となる子供の年齢の引き上げは平成26年4月1日から施行し、それ以外の改正点につきましては公布の日から施行するものであります。 続きまして、議案第106号「蓮田市路上喫煙の防止に関する条例」についてご説明申し上げます。 本議案は、道路等における喫煙マナー及び環境美化意識の向上を図ることにより、安全で快適な生活環境を確保するため、路上喫煙の防止を目的に提案するものであります。 路上での喫煙は、吸い殻の散乱による環境の美化を損ねる恐れがあるだけでなく、喫煙者が手に持ったたばこの火によるやけどや、衣類等が焦がされる等の恐れもございます。受動喫煙の問題もございます。このような問題を未然に防止するため、条例による路上喫煙の規制が全国的に広がっております。 条例の主な内容は、路上喫煙の防止、防止について必要な施策の実施、意識啓発、路上喫煙禁止区域の設定、路上喫煙禁止区域内の喫煙禁止、同区域内の違反者への指導などでございます。 続きまして、議案第107号「蓮田市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例」についてご説明申し上げます。 本議案は、消費税法等の一部改正に伴い、蓮田市農業集落排水処理施設条例の一部を改正するものでございます。 改正の主な内容は、「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律」が平成24年8月22日に公布され、平成26年4月1日から消費税率が5%から8%となることに伴い、農業集落排水処理施設使用料の改正を行うものであります。 続きまして、議案第108号「蓮田市公共下水道使用料条例の一部を改正する条例」についてご説明申し上げます。 本議案は、消費税法等の一部改正に伴い、蓮田市公共下水道使用料条例の一部を改正するものです。 改正の主な内容は、「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律」が平成24年8月22日に公布され、平成26年4月1日から消費税率が5%から8%となることに伴い、公共下水道使用料の改正をするものでございます。 続きまして、議案第109号「蓮田市水道事業給水条例の一部を改正する条例」についてご説明申し上げます。 本議案は、消費税法等の一部改正に伴い、蓮田市水道事業給水条例の一部を改正するものです。 改正の主な内容は、「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律」が平成24年8月22日に公布され、平成26年4月1日から消費税率が5%から8%となることに伴い、水道料金等の改正をするものです。 続きまして、議案第110号「指定管理者の指定について」ご説明申し上げます。 蓮田市総合市民体育館、
黒浜公園及び中道公園の指定管理者による管理が平成25年度末をもって終了いたします。平成26年度から期間2年間の業者選定を行うため、8月に公募を行い、2団体から申請がありました。これを受けて、10月には蓮田市総合市民体育館等指定管理者選定
委員会を開催し、申請者から管理運営方針、事業計画書、収支計画書などについて説明を受け、審査を行いました。その結果、「シンコースポーツ・むさしビルクリーナー共同事業体」を内定したところでございます。 つきましては、
地方自治法第244条の2第6項の規定に基づきまして、シンコースポーツ・むさしビルクリーナー共同事業体を蓮田市総合市民体育館、
黒浜公園及び中道公園の指定管理者として指定することについて議決をいただきたく、提案するものでございます。 続きまして、議案第111号「平成25年度蓮田市一般会計補正予算(第6号)」についてご説明申し上げます。 本議案は、埼玉一住みよい
まちづくりをめざし、市民の皆様の安全・安心と、子育て、教育、
基盤整備に重点を置き、
予算編成をしたところであります。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3億2,686万7,000円を追加いたしまして、予算総額を173億4,405万6,000円とするものでございます。 補正予算の主な内容について申し上げます。まず初めに、歳入ですが、市税につきましては、当初
予算編成時より景気回復の兆しが見られ始めまして、市民税所得割の増収が見込まれることから、1億3,516万6,000円の増額です。 また、平成24年度に、経済対策に伴う国の補正予算により創設されました地域の元気臨時交付金の交付限度額が確定したことに伴いまして、6,342万3,000円を計上しております。 地方債は、荒川橋耐震補強事業を進めるため、橋りょう耐震補強事業債1億650万円の増額です。 歳出につきましては、まず子育て分野において条例改正をお願いしてございますが、平成26年4月からこども医療費の通院の助成対象年齢を小学校終了までから中学校終了まで拡大することに伴い、電算システム改修経費や受給資格証などの作成経費が必要となります。その額279万円を計上してございます。また、各種ワクチン接種事業においては、利用者の増加が見込まれるため、増額しております。 次に、教育分野におきましては、来年度工事実施に当たり必要な小学校の特別教室空調設備の設計について130万円を、中学校の特別教室空調設備の設計について90万円をそれぞれ計上いたしました。 また、中央公民館駐車場用地は、今まで地権者のご協力により借用させていただいておりましたが、土地の取得について準備が整ったことから、関係経費を計上させていただきました。
基盤整備関係では、再開発ビルの整備推進に向けて必要な額2,030万円を蓮田駅西口第一種市街地再開発事業特別会計への繰出金として増額しております。 また、地域の元気臨時交付金を活用した街路灯LED化事業に係る経費として1,161万6,000円、また、根金、井沼、閏戸地域における工場・流通系指定区域の見直しに係る経費として470万円を、また荒川橋耐震補強事業に係る経費を増額計上しております。 このほか財政調整基金に4,850万5,000円の積み立て、
公共施設等整備基金に5,000万円の積み立てを行います。 繰越明許費の補正は、荒川橋耐震補強事業や根金等工場・流通系指定区域検討事業を進めるに当たりましては、事業整備に期間を要するため、計上させていただきました。 債務負担行為の補正は、図書館管理業務委託費や図書館コンピューターシステム借上料などについて本年度中に契約を締結する必要があることから、設定するものです。中央公民館駐車場整備事業費は、土地開発公社をして用地を取得するため、設定するものであります。また、庁舎管理業務委託費やシンクライアントシステム機器借上料は、平成26年4月から消費税率が8%に引き上げられることに伴い、限度額を変更するものです。契約に期間を要することから、他の債務負担行為に先行して計上させていただきました。 続きまして、議案第112号「平成25年度蓮田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」についてご説明申し上げます。 本議案は、歳入歳出予算の総額は変更せずに、歳出について、2款保険給付費、退職被保険者等高額療養費保険者負担金及び11款諸支出金、前年度の高齢者医療円滑運営事業費補助金の返還金を増額し、12款予備費を減額するものであります。 続きまして、議案第113号「平成25年度蓮田市介護保険特別会計補正予算(第3号)」についてご説明申し上げます。 本議案は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,045万9,000円を追加し、予算総額を37億1,281万8,000円とするものです。 主な歳入につきましては、2款国庫支出金、3款支払基金交付金、4款県支出金は、介護給付費負担金の増額によるものです。 6款繰入金は、介護給付費のほか、総務費の増額によるものです。 次に、歳出につきましては、1款総務費は総務管理費の増額、2款保険給付費は介護予防サービスや高額介護サービスの給付費の増額によるものです。 続きまして、議案第114号「平成25年度蓮田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」についてご説明申し上げます。 本議案は、歳入歳出予算の総額は変更せずに、歳出で1款下水道総務費の増額は、電算機器の交換、下水道事業運営費負担金のうち人件費分の増額、消費税確定申告額に伴う増額、電気料金の値上げ等に伴う光熱水費を増額し、4款予備費を減額するものです。 また、債務負担行為の補正については、消費税率等の変更に伴う限度額を増額するものです。 続きまして、議案第115号「平成25年度蓮田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」についてご説明申し上げます。 本議案は、消費税率等の変更に伴い、農業集落排水処理施設等維持管理業務委託費等について債務負担行為の限度額を変更し、増額補正いたしたく提案するものでございます。 続きまして、議案第116号「平成25年度蓮田都市計画事業蓮田駅西口第一種市街地再開発事業特別会計補正予算(第3号)」についてご説明申し上げます。 本議案は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,030万円を追加し、予算総額を1億4,320万1,000円とするものです。 まず、歳入について申し上げますと、2款繰入金は一般会計からの繰入金の増額です。 次に、歳出でございますが、1款再開発事業費は、事業費の委託料の増額でございます。 最後になりますが、議案第117号「平成25年度蓮田市水道事業会計補正予算(第3号)」についてご説明申し上げます。 本議案は、本年度末に契約が終了する浄水場維持管理業務委託及び水道事業徴収等業務委託につきまして、平成25年度内に新たに契約をする必要があることから、債務負担行為をお願いするものでございます。 以上、議案第102号から議案第117号までの提案理由につきましてご説明させていただきました。慎重ご審議のうえ、ご議決、ご可決賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
△
次会日程報告
○
和久井伸一議長 以上で、本日の日程は終了いたしました。 明11月30日及び12月1日は、休日につき休会といたします。 12月2日及び3日は、議案調査のため本会議は開きません。 来る12月4日は、午前9時から本会議を開き、提出議案に対する質疑を行います。 なお、提出議案に対し質疑のある方は、12月2日の正午までに発言通告を提出願います。 また、一般質問の発言通告書は、12月3日の午後4時までに提出願います。
△散会の宣告
○
和久井伸一議長 本日は、これにて散会いたします。 散会 午前10時17分...