八潮市議会 > 2013-06-18 >
06月18日-04号

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  1. 八潮市議会 2013-06-18
    06月18日-04号


    取得元: 八潮市議会公式サイト
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    平成25年  6月 定例会(第2回)          平成25年第2回八潮市議会定例会 第16日議事日程(第4号)                 平成25年6月18日(火曜日)午前10時開議 日程第1 諸報告       o議長 日程第2 一般質問       18番 鹿野泰司議員       19番 森下純三議員        9番 池谷和代議員       14番 瀬戸知英子議員        2番 朝田和宏議員本日の会議に付した事件 議事日程のとおり 出席議員(22名)    1番   福野未知留議員   2番   朝田和宏議員    3番   矢澤江美子議員   4番   森 伸一議員    5番   大久保龍雄議員   6番   大山安司議員    7番   宇田川幸夫議員   8番   中嶋善文議員    9番   池谷和代議員   10番   郡司伶子議員   11番   岡部一正議員   12番   戸川須美子議員   13番   小倉順子議員   14番   瀬戸知英子議員   15番   服部清二議員   16番   吉田準一議員   17番   豊田吉雄議員   18番   鹿野泰司議員   19番   森下純三議員   20番   武之内清久議員   21番   荻野清晴議員   22番   柳澤功一議員 欠席議員(なし) 説明のための出席者   多田重美   市長        斎藤順一   副市長                           まちづくり                           企画部長   石黒 貢   教育長       豊田修由                           兼選挙管理委員会                           書記長   宇田川浩司  税財政部長     秋山 隆   ふれあい福祉部長   戸澤章人   健康スポーツ部長  田中輝雄   くらし安全部長                           市民活力推進部   深井 章   市民活力推進部長  村上誠弥                           理事   吉野公一   建設部長      高木哲男   都市デザイン部長   堀間 清   会計管理者     成嶋豊次   水道部長          監査委員事務局長   中村豊孝             山下宏久   教育総務部長          兼公平委員会   榎本 隆   学校教育部長    豊田勝次   消防長 事務局職員出席者                           参事兼   田中 勉   事務局長      吉原敏夫                           議事調査課長   鈴木 浩   議事係長      鈴木 武   調査係長   奥 訓子   調査係主査 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○森伸一議長 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員数は22名で定足数に達しております。 よって、平成25年第2回八潮市議会定例会第16日目は成立いたしました。 直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △諸報告 ○森伸一議長 日程第1、諸報告であります。 本定例会に説明員として、追加提出の通知がありました者の職氏名をお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 以上で諸報告を終わります。--------------------------------------- △一般質問 ○森伸一議長 日程第2、一般質問であります。 順次発言を許可します。---------------------------------------鹿野泰司議員 ○森伸一議長 18番、鹿野泰司議員より質問の通告を受けております。 鹿野泰司議員の発言を許可します。 18番。          〔18番 鹿野泰司議員 登壇〕 ◆18番(鹿野泰司議員) おはようございます。 議長の指名がありましたので、通告に従いましてお聞かせをいただきたいと思います。 初めに、質問事項1、「川の消火基地」整備についてであります。 本年2月19日の埼玉新聞1面トップに、「川の消火基地整備へ、川口市など県南6市域。震災時、取水可能に」との記事が掲載をされました。質問要旨に書きましたように、県は今年度当初予算に川の消火基地整備事業として、県南部の6市域を対象に初年分として8,000万円計上とのことです。同時に、国も中川や綾瀬川など直轄河川に3年間で20カ所の整備を予定との内容であります。 県のホームページでは、本事業の効果として、震災時において消火栓が使用不能となっても、河川沿いの市街地で消火のための送水が可能となり、大規模火災での延焼防止に寄与できるとしています。 そこで、質問要旨①ですが、この事業は県南部の川口、戸田、蕨、草加、三郷、そして八潮市域を流れる河川を対象に整備することとされております。新聞報道では、今年度は伝右川(川口、草加)、笹目川(戸田)、大場川(三郷)など9河川、35カ所を整備すると紹介されておりますが、八潮市への検討状況はどのようになっているのでしょうか。 要旨2についてです。国も、中川や綾瀬川などに同施設を設置するとしておりますが、中川への設置に当たっては潮止橋付近への設置を求めたいと思いますが、いかがでしょうか。 次に、質問事項2、公契約条例についてです。 国土交通省は、本年3月29日付で平成25年度公共工事設計労務単価についてとの文書を発表しました。これによれば、農林水産省及び国土交通省が平成24年10月に実施した公共事業労務費調査に基づき、平成25年度当初からの公共工事の工事費の積算に用いるための平成25年度公共工事設計労務単価を決定したとされ、平均で約15%の引き上げを行ったとしております。 同時に、この新しい労務単価を公共工事の積算に当たって、速やかに適用するよう求めております。さらには、本年4月4日には平成25年度公共工事設計労務単価についての運用に係る特例措置についてとの通知が国土交通省より出されております。これによれば、平成25年4月以降に平成24年度公共工事設計労務単価を適用して積算した設計価格に基づき契約した工事についても、新労務単価に変更契約できるとされております。そして、その変更後の請負金額の求め方まで示されているわけであります。 そこで、要旨三つについてお聞かせをいただきたいと思います。 要旨1についてです。八條小学校、潮止中学校の校舎他耐震補強及び大規模改修建築工事契約が本議会初日に可決をされておりますが、本工事契約には平成25年度労務単価は反映されているのでしょうか。反映されていないとしたら、今後どのように考えているのでしょうか。 要旨2です。建設産業は、重層的な下請構造が賃金、下請単価の切り下げを支える形となっていると言われております。設計労務単価の引き上げが末端の労働者にも反映できるようにすることが発注者に求められていると思います。発注者として、現場労働者の賃金実態の把握が必要ではないでしょうか。 要旨3ですが、公契約条例制定そのものについてです。これについては、これまでも議論をしてきたし、また国に対しても八潮市議会としても意見書を送付するなどしてきました。先ほど紹介した3月29日付の文書においても、技能労働者等への適切な水準の賃金の支払い等を促進していただけるようお願いいたしますとの内容が書かれております。 このような状況を担保していく上でも、公契約条例の制定が必要ではないでしょうか。同条例を考えるべき時期にきているのではということにつきましてお聞かせをいただきたいと思います。 次に、質問事項3、町名変更についてお聞きをいたします。 要旨1についてです。昨年9月議会で、南部地区整理事業区域内の町名変更見直しに関する請願書が多数決で可決をされましたが、請願項目として3点言われておりました。 すなわち、1、南部東・中央・西といった区画整理区域ごとに一つの町名で統一するのではなく、区域内を分けて従来の大字名を残すこと。2つ目、区画整理事業における換地処分の際、住居表示を適用しないこと。3、区画整理事業によって土地の位置が変わっている場所における境界設定については、必ずしも幹線道路を境界とすることにこだわらず、もとの大字の範囲をできるだけ残し設定すること。その際、境界付近の土地については地権者の意思を最大限尊重して、換地後の地名を決定することが3つの請願項目でありました。 その後、この請願項目につきまして、どのような検討がされてきたのか、検討状況についてご説明をいただきたいと思います。 要旨2です。「事件は現場で起きている」というセンテンスがありましたが、この問題にあっても地域住民の意向という「原点」に立ち返った対応が必要ではと思っております。確かに、どのような地名にするかということについてアンケート調査が行われてまいりました。したがって、町名案策定に当たって、根拠のある案が出されたということについては理解をしますが、今日ではより町名変更ということについて主体的に考えることのできる状況になっていると思っております。 よって、前議会でも同様趣旨の質問をしているところですが、策定委員会の議事録等の資料を付しての説明会やアンケートをすべきではないでしょうか。 以上です。 ○森伸一議長 18番、鹿野泰司議員の質問に対する答弁であります。 質問事項1、「川の消火基地」整備について、質問要旨1の①、②についての答弁を消防長。 ◎豊田勝次消防長 質問事項1、質問要旨1の①についてお答えします。 平成7年の阪神・淡路大震災では、水道管が破断したため消火栓を使用できず、河川を土壌や瓦れきでせき止めて消火用水として取水した経緯があります。埼玉県がまとめた地震被害想定調査では、東京湾北部地震が発生すると冬の夕方で風速15メートルという最悪のケースで、住宅が密集している県南部の6市域(川口市、戸田市、蕨市、草加市、三郷市、八潮市)を中心に計2万8,485棟が焼失、火災による死者600人を超えると試算されています。この数字は県内でも突出しているため、この6市域を流れる都市河川において災害時の消防水利として「川の消火基地づくり」を埼玉県の事業として推進する予定です。 「川の消火基地」の整備対象としては、この6市域を流れる県が管理する14河川(垳川、伝右川、大場川)としています。川沿いの道路等で消防ポンプ車の作業場所が確保できる地点に、扉付きフェンス、階段通路、取水ピットを整備し、看板で位置を明示することになっています。 この事業を推進するため、平成25年3月18日に第1回「命をつなぐ川の消火基地づくり連絡調整会議」が開催されました。その会議に参加した本市を含む6市の自治体に、埼玉県が管理する河川に設置できる場所の調査依頼があり、本市としては垳川に消防ポンプ車が作業できるような場所5カ所を選定し、埼玉県に報告をいたしました。埼玉県県土整備部河川砂防課に確認したところ、垳川については本年度に設置予定を検討していると伺っております。 次に、質問要旨1の②についてお答えします。 埼玉県県土整備部河川砂防課では、中川や綾瀬川など国が管理する直轄河川について、国土交通省にも協力をいただき、利用可能な箇所を選定すると伺っています。本市としては、埼玉県との会議等の機会を捉えて、潮止橋付近を含め、中川、綾瀬川への設置場所を埼玉県へ提案していきたいと考えております。 以上でございます。 ○森伸一議長 次に、質問事項2、公契約条例について、質問要旨1の①についての答弁を教育総務部長。 ◎山下宏久教育総務部長 質問事項2、質問要旨1の①についてお答えいたします。 耐震化年度計画に基づき、平成25年度は八條小学校の校舎教室棟東西、及び体育館、潮止中学校の校舎及び体育館の耐震補強工事並びに大規模改修工事を計画し、工期を少しでも早く確保し、夏休み期間中の工事を円滑に進めるため、本定例会において先議いただき、契約を締結させていただきました。 この2校の工事に当たりましては、平成24年度東日本大震災復興特別会計予備費を活用した国の補助事業で、平成25年第1回八潮市議会定例会の補正予算により繰越明許させていただいたものです。 内容としましては、平成24年度に工事の実施設計業務を行い、平成24年度単価にて積算したものでございます。現在までのところ、受注者からの新労務単価に伴う協議についての要求はございませんが、今後要求があった場合には受注者のお話を聞きながら検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 以上です。 ○森伸一議長 次に、質問要旨1の②、③についての答弁を税財政部長。 ◎宇田川浩司税財政部長 質問事項2、質問要旨1の②についてお答えいたします。 本市が発注する建設工事等の設計労務単価につきましては、原則として埼玉県の設計単価に基づき計算されております。この埼玉県の設計単価は、農林水産省及び国土交通省の公共工事設計労務単価、いわゆる2省協定労務単価に基づいております。 一般競争入札の公告及び指名競争入札の指名通知時におきましては、入札参加時の注意喚起文書の文面に、本市の設計労務単価が2省協定労務単価に基づいていることに十分留意し、労働者への適正な賃金の支払いについて配慮することを受注者の責務として明記しております。 また、平成25年度からは建設工事の入札における最低制限価格の導入範囲を拡大し、建設業退職金共済制度履行状況確認事務についても、従来の共済証紙の購入状況報告書に加えて、共済証紙の貼付実績報告書の提出をも求めることとしたところであり、これらの取り組み等により本市の発注する建設工事等の現場労働者については、十分な賃金や雇用環境の確保が図られているものと認識しているところでございます。 そこで、質問事項にございます現場労働者の賃金実態を直接把握することにつきましては、工事業者と労働者との個別の雇用契約関係に市が関与することとなり、発注者の権限を超越した行為となりますことから、実施することは困難であると考えております。 次に、質問要旨1の③についてお答えいたします。 公契約制度につきましては、ご承知のとおり平成21年に千葉県野田市が全国で初の公契約条例を制定したことを契機に、神奈川県川崎市、相模原市、東京都多摩市、国分寺市、渋谷区で制定され、直近では平成24年12月に神奈川県厚木市で制定されたところでございます。 この条例は、本来は国がILO第94号条約を批准し、公契約関連法規の整備を行った上で、各自治体がその権限の範囲内で条例等の制定を行うべきところを、低入札価格により労働者賃金の低下を招く状況を防止するため、国や都道府県に先駆けて先導的に取り組んでいくという考えのもとに制定されたものと伺っております。 本市における公契約制度の導入につきましては、公契約の適用範囲や受注者と労働者との雇用関係に対し、本来の地方自治の範囲内で市が関与できる根拠や基準が明確にされた上で、適正な労働条件の確保や労働環境の整備に必要な施策を検討するため、国におけるILO第94号条約の批准と公契約関連法規及び地方公共団体への準用規定の整備が特に重要かつ必須であると考えております。 したがいまして、ILO第94号条約の批准、公契約関連法規の整備といった国の動向に十分注視するとともに、今後も先導して公契約条例を制定した他自治体の条例の運用状況等につき、引き続き情報収集をしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○森伸一議長 次に、質問事項3、町名変更について、質問要旨1、2についての答弁を都市デザイン部長。 ◎高木哲男都市デザイン部長 質問事項3、質問要旨1についてお答えいたします。 八潮南部地区の町名変更につきましては、平成23年第1回定例会で議決し、設置されました附属機関「八潮南部地区町名策定委員会」において慎重に議論を重ね、平成24年3月5日に市長へ答申されたところでございますが、同年8月に垳町会長及び垳を守る会の代表者の連名で「南部地区区画整理事業区域町名変更見直しに関する請願書」が提出されました。 請願の内容としましては、南部地区の歴史的地名を残していただきたいとして、1点目として、南部東・中央・西といった区画整理事業区域ごとに一つの町名で統一するのではなく、区域内を分けて従来の大字名を残すこと。 2点目として、区画整理事業における換地処分の際、住居表示を適用しないこと。 3点目として、区画整理事業によって土地の位置が変わっている場所における境界設定については、必ずしも幹線道路を境界とすることにこだわらず、もとの大字の範囲をできるだけ残し設定ること。その際、境界付近の土地については、地権者の意思を最大限尊重して換地後の地名を決定することとなっております。 この請願につきましては、平成24年第3回定例会において、採択すべきとして議決されたところでございます。 市といたしましては、このような状況を受けまして、南部地区に関係する9町会・自治会長と日程等について調整を行い、町会ごとに町名変更の必要性、策定委員会での策定経緯、採択された請願の内容及び今後の予定等につきまして、昨年の11月から順次説明をさせていただき、垳町会を除く8町会・自治会への説明会が終了したところでございます。 さて、ご質問の請願にあった3項目の検討状況でございますが、まず請願内容の1点目につきましては、策定委員会における検討状況、8町会・自治会への説明会でのご意見、近隣市の事例による調査結果等から検討してまいりました。 まず、策定委員会での検討状況についてですが、町名を策定していく検討過程において、歴史的観点の意見を踏まえながら十分に検討を行っていること。また、最終的な候補選定に当たっても、歴史的な背景を踏まえ、将来の八潮の発展性もイメージしながら検討されております。 次に、8町会・自治会への説明会では、地区内には飛び地や入り組んだ大字があるため、従前の大字をそのまま残すには無理があり、わかりやすいほうがよいとの意見を数多くいただいております。 最後に、近隣市の事例について調査した結果をご報告申し上げます。 まず、草加市の新栄、長栄、清門地区の既成市街地における土地区画整理事業において、従来の大字名を活用し、町名変更を行った事例でございます。 草加市に確認しましたところ、こちらの地区は従前の大字界がおおむね主要な道路に設定されており、土地区画整理事業の施行後におきましても道路配置に変更がなく、大字界もわずかな変更で対応できたことから、従前の大字名をほぼそのまま使用することができた事例でございます。 したがいまして、本市の南部地区のように大字界が設定されている道路等のほとんどが廃止になる新市街地地区の事例とは全く異なるものでございます。 次に、本市の南部地区と同様な事例についてご報告申し上げます。 吉川市のJR吉川美南駅周辺の市街化調整区域を開発した新市街地地区の土地区画整理事業において、町名を変更した事例でございます。 この地区は、南部地区と同様に、大字界が設定されていた従前の道路等が廃止され、新たな道路等が設置されることにより、従前の大字界と新しい道路等が一致しないケースでございます。 町名の策定につきましては、本市同様、町名を策定するための検討委員会を設置して検討が行われ、議論の中では「新しい街なのだから新たな町名にすべき」という意見と「従前の大字名を残すべき」との両方のご意見があったと伺っております。 しかしながら、最終的には検討委員会において「新たな町名」である「美南」に決定したということでございました。 また、TX沿線であり、隣接する三郷市の場合におきましても、町名を策定するための検討委員会を設置して検討が行われ、「新たな町名」を決定し、今回の6月議会に議案として上程したとの情報をいただいております。 このような調査検討の結果を踏まえますと、現在飛び地や入り組んだ形状となっている南部地区を請願のとおりに現在の大字区域に分けて大字名を残すことにつきましては、そこに住んでいる住民の皆様、そしてこれから新しく住民となる方々の将来の利便性を考えた場合、やはり現実問題として難しいものがあると考えているところでございます。 次に、請願内容の2点目についてですが、本市におきまして住居表示は実施していないことから、当然のこととして適用はしないものでございます。 次に、請願内容の3点目についてですが、土地区画整理事業では道路等の公共施設の新設、廃止等が行われ、新設された道路等により宅地が整然と区画されます。このことにより、従前の大字界をなるべく生かすこととした場合は、民地上になってしまった従前の大字界を新設された道路等に境界を変更することになります。そのため、一街区における面積の割合から、従前使用していた大字名ではなく、隣接する大字名を使用しなければならないケースが数多く発生いたします。 さらに請願では、その際の境界付近の土地については対象となった地権者と個別に交渉し、地権者の意思を最大限尊重しながら、換地後の地名を決定してほしいということでございますが、地区内にはこのような対象箇所が数多く存在しており、従前の大字名をそのまま使用したいとする方、また隣接する大字名を望む方、さらには新たな町名を望む方など、さまざまなご意見が想定されますことから、個別にご意見を伺いながらの大字区域の設定は困難であると考えております。 次に、質問要旨2についてお答えします。 策定委員会の議事録等の資料を付しての説明会や、再度アンケートをすべきではということでございますが、昨年11月から行いました8町会・自治会への説明会におきましては、策定委員会における検討内容や意見等につきまして、策定経緯や町名変更の必要性も踏まえて説明してきたところでございます。 また、アンケートにつきましても、策定委員会が町名を検討していく段階において、南部地区に関係する土地所有者、市民の皆様、地元中学生などに対しアンケート調査を実施しております。最終候補案に対するアンケートにつきましては、その地名地番を使用する土地所有者等の皆様からの回答として、南部3地区の平均で約4割、南部中央地区で約5割という多くの皆様から回答をいただいております。 策定委員会では、これらのアンケート結果等を踏まえ、慎重に議論し、最終決定された経緯がありますことから、改めて議事録等の資料を付しての説明会や、再度アンケートを実施するということは考えておりませんので、ご理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○森伸一議長 18番。
    ◆18番(鹿野泰司議員) それぞれ再度お聞かせをいただきたいと思います。 初めに、質問事項1の関係です。今、お話ありましたように垳川で5カ所、今の答弁でいきますと今年度あれですかね、垳川については5カ所設置される方向で進んでいると、5つ全部できるのかはちょっとあれですけれども、まずその辺。 あと、時間あれなんで、もう一つ一緒に聞いちゃうんですけれども、垳川には大場川ですとか、それにつきましてもちょっと検討状況お聞かせください。 ○森伸一議長 18番議員の再質問に対する答弁であります。 質問事項1、質問要旨1の①についての答弁を消防長。 ◎豊田勝次消防長 再質問にお答えいたします。 まず、1点目としまして、垳川に市としては5カ所を要望したわけでございますが、今後、県の職員が現地調査をしまして、実際何カ所できるかはちょっと今のところは不明でございます。消防といたしましては、極力、一つでも多く設置していただきたいという要望をする予定でございます。 また、2点目でございますが、垳川以外の河川のほうにも今後、消防としては設置箇所を探っていき、県のほうに要望していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○森伸一議長 18番。 ◆18番(鹿野泰司議員) 垳川以外でもということで、大場川、あと伝右川が西袋のほうで若干ですけれども、距離的にはわずかなんですけれども、接しているということがあります。そっちのほうも、ぜひ、特に西袋地域は工場地帯と、それから下大瀬、古新田地域は住宅密集地でありますので、ぜひ要望を県のほうにお願いしたいなと思います。 それから、消火基地そのものの設置場所ということで、いろいろ条件があるのかなと思っているんです。県のホームページ見ましても、車を止めて絵なんかも出ているわけなんですけれども、基本的にはそばまでポンプ車が行かれないと話にならないというふうに思うんです。それで、いわゆる川と消防ポンプ車を設置する条件みたいなことについて、ちょっとご紹介いただきたいと思うんです。 例えば、ポンプ車が水面から吸い上げる、揚水、そういう問題ですとか等々あるのかなと思いますが、ちょっとその辺につきましてご紹介いただきたいなと。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を消防長。 ◎豊田勝次消防長 再質問にお答えいたします。 基本的には、河川に接している幅員6メートル以上の道路、こちらを消防自動車の配置場所、それにその近くにフェンスを設けて、消防隊員の出入り口を確保する。それにつなげて、階段も取りつけないといけないわけですけれども、それで河川のほうに取水用のピットをつくる、そのような県のほうの見解でございました。 しかしながら、場所によりましては消防自動車の停車位置の確保等もありますので、その辺はまた現地の状況によって変わってくるのかなというふうに考えております。 それから、消防自動車から水面までの落差なんですが、4.5メートル以内、それから消防自動車から水面までは20メートル以内というような県のほうの見解がございます。 以上でございます。 ○森伸一議長 18番。 ◆18番(鹿野泰司議員) わかりました。 では、要旨2のほうにいきます。 直轄河川、中川、綾瀬川の関係です。設置場所そのものにつきましては、これからとのようなお話であります。そこで、この中川、綾瀬川に設置する、今と同じような話になるんですけれども、何か国のほうからこういうところがいいですよみたいな、そういう場所選定の案をつくるに当たっての条件みたいなことできているのかどうかということにつきまして、最初にお聞かせください。 ○森伸一議長 同要旨、②についての答弁を消防長。 ◎豊田勝次消防長 再質問にお答えいたします。 国のほうから、この事業に対しまして各自治体のほうには直接というか、文書等、連絡等は一切入っておりません。今回、国のほうでこのような事業も考えているというのは、県のほうからの情報でございまして、県の会議が来月、7月に第2回の会議を予定しているということですので、その辺で何か情報が入るのかなというふうに考えております。 以上でございます。 ○森伸一議長 18番。 ◆18番(鹿野泰司議員) そういうことですので、7月の会議を経てということですので、またその時点でいろいろご検討いただけるのかなと思うんですけれども、1回目に話しましたように潮止橋近くというのは、あそこ前にも違う問題で一般質問したことあるわけなんだけれども、潮止橋のところは大瀬のところは川のところに下りていく坂が昔からのやつが、今はきれいになりましたけれども、あるわけなんで、消防自動車がその辺、いわゆる川岸近くまで行くことができるのかなというふうに思ったわけなんです。 ですから、先ほどですと、水面とのポンプと高さが4.5メートル以内というようなお話もありましたけわけなんで、そういうことでいうと非常に揚水の高さもクリアできるし、またつくり方にもよりますけれども、ポンプ車1台ということじゃなくて、2台、3台と、ここだけが何台も止まれるということじゃありませんけれども、そういう条件、いろいろ考えられるのかなというふうに思っているんです。 そういうことで、国へ要望する際、検討していきたいというようなお話ですので、ぜひお願いしたいなというふうに、その点については思います。 同時に、多目的利用はできるのか、要するに火事のとき以外使えるのか。同時に、もうちょっとより広く、目的外使用みたいな感じになるけれども、そういうふうな形にはできるのか、この辺につきましてお聞かせいただけるでしょうか。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を消防長。 ◎豊田勝次消防長 再質問にお答えいたします。 多目的に活用できるかということでございますが、私のほうもちょっと県のほうに、そのような件で問い合わせをさせていただきました。しかしながら、県のほうはですね、万が一事故があった場合、責任問題がございますので、消防隊の専用空地というか、活動できることしか、まだ今のところは考えていないということでございました。 先ほど、議員のほうからご質問がありました県のほうで整備する場合には、当然中川を指定するわけですけれども、中川の場合ですと堤防上が道路ということでございます。議員のほうからもお話がございましたとおり、水面のほうにポンプ車を移動させないと不可能なのかなというふうに考えております。そういった場合に、やはり余り広い空地をとりますと、一般人の進入で万が一事故があった場合には、やはりこれはもう管理は八潮市が管理するわけですので、市の責任ということも考えられますので、消防とすれば、これは消防隊専用の施設なんですよということをアピールしたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○森伸一議長 18番。 ◆18番(鹿野泰司議員) 県議会の報告なんかを見ていますと、いわゆる地元消防団ですね、地元に限らないかもしれないけれども、そういう消防団の皆さんの意見も聞きながら、連絡調整を図りながらというような報告になっていますけれども、そういうことでいうと関係者にもちろんなるわけなんですけれども、そういう使用の仕方もできるというふうに言われていますので、多目的ということでいえば、こういう点につきましては多目的の範疇に入るかどうかというのはありますけれども、この辺につきましてはぜひ消防団とも連絡調整をしながら考えていってもらいたいなと思います。 それから、今安全のお話がありました。極めて当然の話だし、非常にまた大事な問題かなと思うんです。特に、中川は感潮河川だから、大潮とね、要するに干満の差が激しい。あるいは台風なんかになりますと、大水きまして、潮止橋の辺でも岸の近く、大潮というのは岸の近くまできますけれども、どういう位置に消火基地を設置するのか、高さはどのくらいの消防空地をつくるのか、いろいろクリアしなくちゃいけない問題はあるのかなというふうに思ってはいるんです。 ただ、前に話、違う問題でしましたけれども、いわゆる防災基地という関係です。そういうことでいえば、あれもやっぱり安全性ということについていえば、十分検討された結果つくられているのかなというふうに思うんですよ。ですから、そういうことでいうと、先行する別の施設でありますけれども、川岸に割とね、三郷のあれもそうですけれども、割と大規模なものがつくられているわけなので、ぜひそんなことも参考にしていきながら、検討しておいてもいいのかなと思っているんです。 これは、一つ消防だけの問題だけじゃなくて、市としてどういうふうにしていくのか、消火基地そのものは県が10分の10でやるというふうに言っているわけで、ここに違う用途、違うものを使えるようにといえば、一般財源のという話になってくるわけなんですけれども、ぜひこの辺につきましては市としても、この整備に垳川とか全部が対象になるかというのは別ですけれども、特に中川なんかですと違う用途にも考えることができるというふうに思いますので、ぜひこの辺は市全体としても検討しておいてもいい課題なのかなというふうに思うんですけれども、ちょっとこっちのほうでお考えをお聞かせください。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁をまちづくり企画部長。 ◎豊田修由まちづくり企画部長 再質問にお答えいたします。 川の消火基地ですか、これをもっと市民が活用ができるようなというようなちょっと意味合いで捉えたんですけれども、ただいま消防長からもお話がありましたように、川の消火基地につきましては県の事業ということでございますので、中川あるいは綾瀬川につきましては国の直轄河川ということでございますので、まだ検討段階ということを伺っております。 まずは、場所の選定を行い、その場所に国からの占用許可というんですか、これを取ってから進めるというふうに伺っております。埼玉県のほうでは、既に水辺再生100プランというのがあるようでございまして、こちらの親水地点であれば今ご提案ありましたような違う用途の整備もできる場合もあるかもしれないということを伺っておりまして、ただ整備方法などにつきましては連絡調整会議等で調整すると伺っておりますので、ご提案のようなものが要望できるようであれば、関係課と協議してまいりたいというふうに思っております。 ○森伸一議長 18番。 ◆18番(鹿野泰司議員) 連絡調整会議というお話ありましたけれども、聞いてみますと消防と防災と河川関係というところの方々が出ているようです。ぜひ、企画の関係の方々も入る中で検討していったらいいのかなというふうに思いますので、ぜひこれは要望ということでお考えください。 次に、質問事項2の公契約の問題です。 初めに、学校の関係です。一番最後のほうで、受注者のほうから要求があった場合には契約変更の協議、契約変更というか、あれですけれども、いわゆるそういう趣旨のお話があったかなというふうに思っているんですけれども、その判断そのものは教育委員会独自の判断なのか、市としての判断なのか、ちょっと最初にお聞かせください。 ○森伸一議長 質問事項2、質問要旨1の①についての答弁を教育総務部長。 ◎山下宏久教育総務部長 これは、各契約担当がやるのかなと思いますが、工事等を持っている関係の人間といいますか、協議はしてございまして、そういう申し出があった場合はやるという方針が出ております。 以上でございます。 ○森伸一議長 18番。 ◆18番(鹿野泰司議員) ということは、それぞれの事業課が工事請負契約約款ですか、これに基づいてやるというふうに理解をしていいわけですね。 そこで、ちょっと契約のほうに、担当のほうにお聞きをしたいわけなんですけれども、同様の工事ですね、要するに今年度契約した事業、ちょっと市のホームページを見てみますと、4月3日指名分で44本、4月17日指名分で33本、5月8日、この辺になると恐らくちゃんとなっているのかなと思うんですけれども、いずれにしても年度当初でかなりの本数でもって契約されているわけですけれども、これら契約が先ほど言った旧単価でされているのか、あるいは新単価で契約し直されているのか、積算し直されているのか、その辺につきまして、まずご紹介いただきたいなと思います。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を税財政部長。 ◎宇田川浩司税財政部長 再質問にお答えいたします。 平成24年度の旧労務単価で工事積算して、平成25年の4月1日以降に入札を行った工事案件についてですが、これは今回の議案になっています八條小学校、潮止中学校の耐震補強大規模改修、その工事以外に水道部の施設課で舗装復旧及び配水管布設に関する工事が17件、それから建設部の道路治水課で道路維持工事が1件、合計18件が旧労務単価で積算しているということでございます。 以上です。 ○森伸一議長 18番。 ◆18番(鹿野泰司議員) ちょっと確認しますけれども、区画整理や下水道でも一定数の契約やられていると思うんですけれども、そちらは新しい単価で見直ししたというふうに理解をしていいわけですか。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を税財政部長。 ◎宇田川浩司税財政部長 再質問にお答えいたします。 今、議員のほうからお話ございました下水道、区画整理につきましては、新労務単価で積算しているということでございます。 以上です。 ○森伸一議長 18番。 ◆18番(鹿野泰司議員) 今、水道が17本、道路治水で1本と、これが旧労務単価で積算したものが4月1日以降、契約をしているという紹介あったわけですけれども、それぞれどんなふうな考え方で今いるのか、要するに国土交通省の通知との関係でですね、ちょっとお考えというか、今どういうふうになっているのか、現状につきましてご紹介いただきたいと思います。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を税財政部長。 ◎宇田川浩司税財政部長 再質問にお答えいたします。 今回の労務単価の引き上げの対応についてでございますが、先ほど教育総務部長がちょっと触れていましたように、既に4月に関係部長を集めた庁内の会議におきまして、今回の労務単価の引き上げの内容の説明、これは国交省から出された資料、そういったものに基づいて内容の説明、それから工事発注の担当部長間の間での情報交換、それからあと共通認識の確認を行っているところでございます。 それで、なお今回、旧労務単価で工事積算した、先ほど申し上げました18件、これらにつきましては6月17日現在、昨日現在で全ての請負業者から旧労務単価に基づく契約を新労務単価に基づく契約に変更するための請負代金額の変更の協議の請求、これは4月8日できています国交省のものでございますが、その協議の請求が全ての業者からきていると伺っているところでございます。 以上です。 ○森伸一議長 18番。 ◆18番(鹿野泰司議員) そういうことですね、教育委員会との関係でいくと、工事契約約款に基づいて変更するというようなお話が確認したところですが、今の税財政部長の話でいくと、国交省の通知に基づく特例措置、4月8日付ですね、25年度設計労務単価の運営に係る特例措置という文書が出ているわけですけれども、この特例措置に基づく文書に基づいて見直しをしているということでいいわけですね。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を税財政部長。 ◎宇田川浩司税財政部長 再質問にお答えいたします。 そのとおりでございます。 以上です。 ○森伸一議長 18番。 ◆18番(鹿野泰司議員) そうしますと、この特例措置は行政のほうにもそうですし、業者の皆さん方にも同じ文書を渡していると、同じというか、こういうふうになったよというんで渡しているというふうに言われているわけです。 それで、ちょっと八潮市がどんなふうな形で公になっているのかというのが、ホームページ等見ていても見えてこないんですね。要するに、何が言いたいかというと、要するに4月8日付の国土交通省の文書に基づいて特例措置を契約課としてですね、契約として八潮だったら八潮市はこういうふうにしますよというものが、結構よそはインターネット見ていると結構文書にして出ているんです。県内でも、和光市のを持ってきましたけれども、平成25年度労務単価運用に係る対応についてということで、特例措置の内容等含めまして、また契約金額の変更についても、こういうふうにして算出するんだというような言い方でもって出ているわけなんですけれども、こういう特例措置というのは市のほうから改めて業者の皆さんに言っているのでしょうか。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を税財政部長。 ◎宇田川浩司税財政部長 再質問にお答えいたします。 今、鹿野議員からお話ございました4月8日付の国交省からの文書の中には、建設業の団体の長宛てということで、こういった請負代金の変更ができるような取り扱いができますよというような通知が行っているところでございますので、私どもとしてはこういった通知もその団体のほうに行っていますので、改めて今回通知というか、一斉に周知するということはしなかったというところでございます。 以上です。 ○森伸一議長 18番。 ◆18番(鹿野泰司議員) 建設省の通知文書を見ますと、第2、対象工事という項目があるわけですけれども、ここで見ますと平成25年4月1日以降に契約を行う工事のうち、旧労務単価を適用して予定価格を積算しているものが対象工事だということで、その次が大事なところかなというふうに私思ったわけなんです。 なおということなんですけれども、1つは落札者決定通知後の工事にあっては、落札者に対して本特例措置に基づいた対応が可能であることを説明した上で契約を行うということで、今年度から労務単価こうなったから、新労務単価で積算し直したやつで契約再度できますよということを説明をしなさいと。 それから、契約後の工事にあっては、受注者に対して本特例措置に基づいた対応が可能であることを説明するというふうに書いてあるんです。 それで、請負代金の変更は、じゃどういうふうにするのかというんで、式も載っているわけです。これは協議して、業者の方から協議して決めるという性格ではなくて、要するにもうそういうふうにしなくちゃいけないというふうに書いてある文書だとなっているんじゃないですか。協議してじゃなくて、要するに違う文書を見ますと、新しい契約額はどういうふうにするんだということで式が出ているわけです。要するに、旧労務単価のところを新労務単価に直して、改めて積算し直しをして落札率を掛けて新しい契約金額にしなさいというのがね、国土交通省のいろんな資料の中の出てくるわけですよ。 そういうことを考えますと、私が今言ったような見方、考え方がこの国土交通省の文書の趣旨じゃないのかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を税財政部長。 ◎宇田川浩司税財政部長 再質問にお答えいたします。 今、鹿野議員からおっしゃいました4月8日付の通知の中の第2の対象工事のところで、そういった説明がございますが、今回私どものほうが先ほど答弁いたしましたように、工事の案件というのが合計で18件ですか、限られているというのと。それから、あとこれも繰り返しになりますが、関係団体の長宛てに同じような文書が行っていると。それから、あと先ほども申し上げました全ての旧単価で契約した工事の請負業者から、そういった申し出といいますか、協議の請求がきているということでございますので、こちらからの働きかけをやる前に請求がきているということが実情といいますか、実態でございますので、改めてそういった通知はしないと。 今後におきましては、当然先ほども答弁の中で申し上げました契約の中で、入札の注意事項というのがちょっと申し上げましたが、その中には八潮市の公共工事については農林水産省及び国土交通省が使っている工事積算費用に、いわゆる2省協定に基づいて積算しておりますので、この点に十分留意して労働者の適切な賃金の支払いについて配慮するよう努めなければならないと、こういった文言を書いた文書も併せて提示しておりますので、それで対応できるのかなというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○森伸一議長 残り時間に注意してください。18番。 ◆18番(鹿野泰司議員) ちょっとですね、きた文書が十分部内で検討されているのか、ちょっと今のお話聞いていると、疑問に思うところもあるわけなんですけれども、ぜひこういう文書は行政ですからね、おろそかにすることは当然ないわけなんだけれども、やはり疑問のところについては関係各所へ、基本的には県の通知きているということに八潮の場合はなっているみたいですから、県に問い合わせするとかですね、ぜひその辺は運用きちんとできるようにしてもらいたいなと思います。 それから、今賃金の話がありました。技能労働者へ適切な水準の賃金の支払い等をということでお願いも文書の中にあるからというようなことだったんですけれども、調べてみますとこの問題、要するに基本的には末端の労働者の賃金を引き上げるために労務単価を変えたわけです。ですから、これが末端の現場の労働者にきちんと反映できたかどうかということが大事な問題になるわけです。 要旨2との関係になるわけですけれども、これについても書いてあるからいいだろうという水準でいいのかということがやっぱり問われると思うんですよ。先ほど、民民の契約ということで、前にも同じような質問をしたときに同じような答弁でしたので、前と変わっていないわけなんだけれども、これをどうするのかということについても関心持ってもらいたいと思うんです。やはりこれについても調べてみますと、誓約書を出させているところが多いんですね。県段階でも、誓約書を出させているところがあります。 ちょっと足立区のやつをいただいてきているんですけれども、この中にいわゆる足立の場合には特例措置というのをきちんと契約のほうで運用指針をつくって公表しているわけです。その最後のところで、技能労働者の賃金水準引き上げの確認という項目がありまして、契約変更協議の際、技能労働者の賃金水準引き上げに関する誓約書の添付を求めるということで、その誓約書のひな型がホームページに出ているわけです。残念ながら、誓約書を出したからちゃんとなったかという確認のすべはどうするのかなというのはあるわけなんですけれども、少なくてもこの労務単価の引き上げの目的にしたものが担保されることについて、契約のほうは関心を払うべきだと思うんですけれども、いかがですか。 ○森伸一議長 同要旨②についての答弁を税財政部長。 ◎宇田川浩司税財政部長 再質問にお答えいたします。 今、鹿野議員からご提案のございました足立の、そういったものについては今後取り入れられるものについてはやっていきたいというふうに考えておるところでございます。 以上です。 ○森伸一議長 18番。 ◆18番(鹿野泰司議員) 取り入れられるものはということですので、ぜひ取り入れられるように検討いただきたいと思います。 同時に、もう一つ求めておきたいのは、国土交通省がプレスリリースというので、ことしの6月11日に新労務単価フォローアップ相談ダイヤルを開設しますということで、実際に今言ったような内容ですね。これで言いますと、元請事業者、下請事業者、技能労働者等、さまざまな立場の皆さんの現場の生の声や情報を聞かせていただくようにしたということで、相談ダイヤルを開設したと。要するに、労務単価、元請事業者になれば、先ほど言ったような契約の変更ができるようになったとか、そういうことになると思うんですけれども、現場の労働者の声も聞くようにしているというようなことでありますので、市としてもこの辺考えてもらいたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。国交省がやっているからいいというふうに思うのかどうかわかりませんけれども、お願いします。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を税財政部長。 ◎宇田川浩司税財政部長 再質問にお答えいたします。 今、お話がございました国交省のフォローアップ相談ダイヤル、これにつきましては文書をいただいておりまして、内容については承知しているところでございます。 以上です。 ○森伸一議長 18番。 ◆18番(鹿野泰司議員) わかりました。 ○森伸一議長 残り50秒。 ◆18番(鹿野泰司議員) 50秒。 じゃ、1点だけ聞きます。 町名変更ね、市としては当初の案を1度は議会にかけて採決求めると、その後は考えると、こういう考え方でしょうか。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を都市デザイン部長。 簡潔にお願いします。 ◎高木哲男都市デザイン部長 再質問にお答えいたします。 今のところ、策定委員会から答申を受けておりますので、それに基づいて議会に提出させていただきたいということでございます。 以上でございます。 ○森伸一議長 以上で、鹿野泰司議員の質問並びに質問に対する答弁を終わります。 会議の途中ですが、ここで10分間の休憩をいたします。 △休憩 午前11時01分 △再開 午前11時13分 ○森伸一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。---------------------------------------森下純三議員 ○森伸一議長 一般質問を続行いたします。 次に、19番、森下純三議員より質問の通告を受けております。 森下純三議員の発言を許可します。 19番。          〔19番 森下純三議員 登壇〕 ◆19番(森下純三議員) 議長から発言の許可がございましたので、通告に従いまして一般質問させていただきます。 今回取り上げさせていただきますのは、平成24年の第4回定例会で取り上げさせていただいた問題の続きになりますので、よろしくお願いいたします。 質問事項1、投票率向上対策についてお伺いいたします。 質問要旨1として、20歳代の投票立会人の募集が締め切られました。それについて4点お伺いいたします。 ①として、応募状況について。 ②市議選の立会人は再度募集するのでしょうか。 ③今回の結果についての感想をお願いいたします。 ④として、衆議院選挙にはどのように対応するのか。 よろしくお願いいたします。 ○森伸一議長 19番、森下純三議員の質問に対する答弁であります。 質問事項1、投票率向上対策について、質問要旨1の①から④についての答弁を選挙管理委員会書記長。 ◎豊田修由選挙管理委員会書記長 質問事項1、質問要旨1についてお答えいたします。 初めに、①の応募状況についてお答えいたします。 20歳代の投票立会人の応募状況でございますか、締切日の5月31日現在では男性5名、女性6名の計11名の方々から応募がありました。その応募の年齢構成を申し上げますと、20歳が4名、21歳が1名、24歳が2名、25歳が1名、28歳が2名、29歳が1名となっております。 次に、②の市議選の立会人は再度募集するのでしょうかについてお答えいたします。 現在、11名の投票立会人の方々より応募があり、本年度内に執行される選挙の投票立会人として登録いたしました。今後は、応募いただいた方々のご都合をお聞きし、町会・自治会から推薦される方々との調整を図った上で、ご自分が選挙人名簿に登録された投票区の投票立会人として選任されることになります。 ご質問の市議選の立会人は再度募集するのかとのことですが、参議院議員通常選挙が仮に7月21日に執行されますと、1カ月半後に9月8日執行の市長選挙及び市議会議員一般選挙が予定されております。 また、参議院議員通常選挙において投票立会人に選任されない場合や、ご自身が何らかの都合により投票に立ち会うことができない場合等が想定されますので、次回の市長選挙及び市議会議員一般選挙の投票立会人の募集は再度行わず、現状の応募の方々の中で選任してまいりたいと考えております。 次に、③の今回の結果についての感想はについてお答えいたします。 今回の投票立会人の応募の結果では、過去の応募状況に比べ、多くの方々に応募をいただきました。この状況は、選挙期日の3カ月前から投票立会人の募集を行ったことで、ご自分の都合と予定している参議院議員通常選挙の選挙期日の日程がうまく調整できたことが結果にあらわれたものと感じております。 最後に、④の衆議院選挙にはどのように対応するかについてお答えします。 任期満了を伴う選挙では、選挙期日が決定していなくとも、おおよそ選挙期日の日程を想定することができますので、応募による投票立会人の募集は選挙期日の3カ月前に行うことができます。 しかしながら、昨年執行しました衆議院議員総選挙にもありましたように、解散から選挙期日までの期間が30日間ですと、応募による投票立会人の募集をする期間がなく、短期間に行われる事務量も増大して、突発的な選挙執行でありますと、応募による投票立会人の募集の対応は困難であると考えます。 したがいまして、衆議院議員総選挙におきましては、3カ月前の投票立会人の募集は難しいと考えております。このため、衆議院議員の解散が報じられた際には、募集方法等につきまして検討してまいりたいと存じます。 以上でございます。 ○森伸一議長 19番。 ◆19番(森下純三議員) それでは、質問させていただきたいと思います。 質問要旨に沿ってやるわけですけれども、ちょっと基本的なことといたしまして、八潮市内の投票所の数を確認したいと思いますので、よろしくお願いします。 ○森伸一議長 19番議員の再質問に対する答弁であります。 質問事項1、質問要旨1についての答弁を選挙管理委員会書記長。 ◎豊田修由選挙管理委員会書記長 投票所につきましては、市内には21カ所でございます。 ○森伸一議長 19番。 ◆19番(森下純三議員) 21カ所ということは、その1カ所に3人ということで、投票立会人は市内で63人ということでよろしいんでしょうか。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を選挙管理委員会書記長。 ◎豊田修由選挙管理委員会書記長 そのとおりでございます。 ○森伸一議長 19番。 ◆19番(森下純三議員) 先ほどの答弁で、応募状況はちょっと多くなったというようなことを言われていましたけれども、昨年の衆議院はともかく、一番喫緊の選挙の投票立会人の数というのはわかりますでしょうか。一番最新、最近というかな。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を選挙管理委員会書記長。 ◎豊田修由選挙管理委員会書記長 再質問にお答えいたします。 前回応募をかけたときは、平成23年7月31日執行の県知事選挙でございまして、このときは4名の方の応募がございました。 ○森伸一議長 19番。 ◆19番(森下純三議員) 喫緊の4名から11名にふえたということで、選管はふえたといえば確かにふえてはおりますけれども、目標といいますか、狙いとか、63人いるうち理想というか、何か狙いがあるかどうか、その辺をお尋ねいたします。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を選挙管理委員会書記長。 ◎豊田修由選挙管理委員会書記長 再質問にお答えをいたします。 20歳代の投票立会人を選任することの狙いというんですか、そういったものにつきましては、まずは投票立会人を体験することによりまして、選挙に対する意識の高揚と、ご自分を取り巻く多くの皆さんと接する中で選挙の大切さというんですか、こういったものをアピールしていただくことを目的としておりまして、そのため選挙管理委員会としましては1投票区に1名ずつ、合計ですと21名の方々が選任され、配置することが理想的ではないのかというふうに思っております。 ○森伸一議長 19番。 ◆19番(森下純三議員) 何ごとも目標を持ってやらないと、そういうことが達成できないと思いますので、その目標がきちんとあるのであれば、最低でも21名をという、その線をキープしていただきたいなと思います。 この問題初めて取り上げたのは、たしか平成14年ぐらいで大分前ですけれども、そのときは17名、第1回目のとき、これやって私が提案して第1回のときは、たしか17名だったと思います。それで平均年齢が、新聞にも載りましたけれども、立会人さんの平均年齢が六十三、四から40歳後半まで下がったということで、大きく取り上げられたんです。その後、ずっとやっていただいていると思っていたんですけれども、いつの間にか一けたになってしまって、そういった点で前回と今回でもう1回もとに戻ったほうがいいんじゃないかなという思いで、ここに取り上げさせていただいていますので、今書記長言われたようにきちんと目標を持ってやっていただきたいなと思います。 あと、もう一つつけ加えさせていただければ、その当時、職員の方も結構協力して、これはいい制度だということになって、職員の方々はうちの娘にも言っておいたよとか、知り合いにも頼んでおいたよというね、そういう声が当時は上がっていたんですよ。でも、今回は全然上がってこなかったので、やっぱり単なる仕事になっているのかなと、心が込もってないなという、そういう印象受けていますので、心の込もった政策をやっていただきたいなと、このように思います。 応募状況はそれで、②にいきたいなと思いますが、市議選の立会人は今回の応募された方でやるということなんですけれども、確かに時間がないというのはよくわかります。でも、やっぱりそれは丁寧にやったほうがいいんじゃないかなと思うんですよ、丁寧に。何かこう事務手続だとか時間だとか、そういうことは言いたくなりますけれども、参議院は参議院、市議会議員は市議会議員、その都度やったほうがね、それでそれが果たして本当に不可能な時間なのかということを考えると、要するに丁寧にという意味でいかがでしょうか、市議選もう1回募集してもいいんじゃないかなと、まだ3カ月以上ありますのでと思いますが、いかがでしょうか。 ○森伸一議長 同要旨②についての答弁を選挙管理委員会書記長。 ◎豊田修由選挙管理委員会書記長 再質問にお答えいたします。 投票立会人依頼につきましては、今年度から選挙期日の3カ月前ということで募集をさせていただきました。今、ご提案のように参議院の終了後、再度募集をかけたらどうだというようなご提案かと思いますが、先ほど申し上げましたように参議院議員選挙を仮に7月21日ですと、1カ月半後にまた市長選挙及び市議会議員選挙があるということでございまして、実際には選挙管理委員会を開催をして、各町会のほうに依頼もしなくてはいけない時期もございますので、そうなりますとなかなか募集をかける期間が短くなりますので、そういうことを考えますと今回の1カ月半の中ではなかなか難しいというふうに判断しているところでございます。 ○森伸一議長 19番。 ◆19番(森下純三議員) まあ、そういう答弁なんでしょうけれども、何も参議院選挙が終わってから募集かけることはないわけですよね。7月に入ってすぐ募集かければいいだけの話で、それは選挙は選挙の運動をやりながら、募集は募集の運動をやりながら、そうすると時間が取れますよね、その辺の工夫についてはいかがでしょうか。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を選挙管理委員会書記長。 ◎豊田修由選挙管理委員会書記長 再質問にお答えいたします。 確かに、考え方としましては参議院議員選挙、これから告示等もあるんですが、その期間にまた次の市長選挙あるいは市議選の募集をかけたらどうだというようなご提案かと思いますが、実際にはなかなか参議院がまだこれから選挙期日が決まって準備していく中でですね、さらにその次の選挙の募集をかけるということになりますと、非常に事務局としてもちょっと混乱するというようなこともございますので、今回につきましては今回応募をいただいた中からお願いしていきたいというふうに思っております。 ○森伸一議長 19番。 ◆19番(森下純三議員) みずから汗を流すことを目指していただきたいなと、このように思います。楽な方向へ走っていくと、決していい結果が出ないんじゃないかなと思いますので、よく考えて、今回これ以上言いませんけれども、その辺よろしくお願いいたします。 質問要旨の③に入りますけれども、今も再三答弁いただいていますが、町会と連携しながらということなんですが、この二十歳代の立会人を募集することについて、町会の方の声が上がっていたらご紹介いただきたいと思います。 ○森伸一議長 同要旨③についての答弁を選挙管理委員会書記長。 ◎豊田修由選挙管理委員会書記長 再質問にお答えをいたします。 投票立会人につきましては、その投票区の選挙人の代表ということで、以前から町会・自治会の中からご推薦をいただく方法をとっているということでございます。そのため、町会・自治会によっては投票立会人の輪番制が組まれている場合であるとか、あるいは以前から引き続き投票立会人をお願いしていて、なかなかお断りすることが困難な場合があるというような実情がございます。 そのような実情がある中で、公募による20歳代の投票立会人の登録者を優先的に推薦していただく場合もございますので、町会・自治会におかれましては20歳代の投票立会人を選任することにつきましては、十分理解をいただけるものと認識しております。 ○森伸一議長 19番。 ◆19番(森下純三議員) 今後も、町会と協力してやっていかなきゃいけないということですけれども、あと④、これ衆議院とここにはうたってあるんですけれども、今後ということで一応全体的に考えて、締切日が今回の場合は5月30日だったですね、立会人の締め切り、確かに何でも締め切りはなきゃいけないんですが、締め切りの期間をもう少しぎりぎりまでできないのかなということも考えているんですけれども、2カ月ぐらい前でも、場合によっては1カ月ぐらい前でもいいんじゃないかと、そう思ったりするんですが、その辺の募集期間の延長というか、締め切り期間の延長についてどのように、今後の取り組みとして。
    ○森伸一議長 同要旨④についての答弁を選挙管理委員会書記長。 ◎豊田修由選挙管理委員会書記長 再質問にお答えいたします。 確かに、衆議院議員の選挙につきましては、当然解散されるというような場合が多いようでございますので、それに対応できるような形を今後検討してまいりますけれども、ただいまのご提案ありましたように例えば3カ月にこだわらないで、2カ月前、1カ月前もできるんであるようであれば、そういったことも検討させていただきたいと思います。 ○森伸一議長 以上で、森下純三議員の質問並びに質問に対する答弁を終わります。---------------------------------------池谷和代議員 ○森伸一議長 次に、9番、池谷和代議員より質問の通告を受けております。 池谷和代議員の発言を許可します。 9番。          〔9番 池谷和代議員 登壇〕 ◆9番(池谷和代議員) 議長の指名がありましたので、質問事項4点にわたって一般質問いたします。 質問をする前に、訂正をお願いいたします。質問要旨についてですが、よろしくお願いいたします。 質問事項2の不法投棄のところですが、要旨の2行目のところで、「車両通行禁止区域」というふうに記しているわけですが、これを訂正お願いいたします。「この先、通り抜けできません。八潮市」と表示されております。こういうふうに訂正をお願いいたします。 それでは、質問いたします。 質問事項1、道路環境整備についてお願いいたします。 質問要旨1、市道0410号線の歩道のU字溝のふたが不安定なものの点検と補修の整備、これについて伺いたいと思います。 質問要旨2、八潮金町線、もとファミリーマートのあった交差点から潮止橋手前までの区間について伺います。 ①歩道がマウントアップ工法になっている部分の改修で、通行者の安全確保をぜひしていきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 それから、②この区域で自転車の通行の確保。大変危険な事態が何件か起きております。この確保について伺います。 ③道路照明が1基だけありますが、近所にありましたガソリンスタンドも移転したため、道路も大変暗く、マウントアップの道路の凹凸が見えづらくて大変危険な思いを皆しております。早急な道路照明灯の設置をお願いしたいと思いますが、伺いたいと思います。 質問事項2、ゴミの不法投棄対策について伺います。 質問要旨1、大場川土手の不法投棄、この不法投棄の場所は大場川マリーナから南公園の区間を主に言っております。この間の不法投棄が絶えません。この区域は、八潮南公園からは、「この先、通り抜けできません。八潮市」と表示されています。表示どおりに通り抜けできないようにすべきと考えますが、対策を伺います。 質問事項3、保育所の入所について伺います。 質問要旨1、現時点の待機児童数を伺います。 質問要旨2、待機児童のカウントの仕方は、国基準に準じているのか。もし、そうであれば見直しをしていく見通しがないかどうか伺います。 質問要旨3、今後の対策について伺います。 質問事項4、風疹予防接種について伺います。 質問要旨1、風疹が流行し、妊婦が罹患すると、胎児に障害を及ぼすこともあるとして、予防接種を受けることが勧められています。県内で、予防接種補助が実施されている自治体は26市町村、これはこれを提出した時点です。現在では37、きょうを入れて38になると思いますが、38市町になっております。本市での実施の見通しについて伺います。 以上、よろしくお願いいたします。 ○森伸一議長 9番、池谷和代議員の質問に対する答弁であります。 質問事項1、道路環境整備について、質問要旨1及び2の①から③についての答弁を建設部長。 ◎吉野公一建設部長 質問事項1、質問要旨1についてお答えいたします。 ご質問の市道0410号線は、埼玉県より移管を受け、平成16年3月25日に市道の路線として認定し、本市において維持管理を行っているところでございます。 当該路線の区域としましては、県道八潮越谷線の八幡小学校前交差点を起点とし、県道平方東京線の中央交番前交差点を終点とする幅員7.52メートルから13.23メートルで、歩道の幅員は平均1.20メートル、延長851.92メートルで旧県道松戸草加線でございます。 ご質問の不安定なU字溝ぶたの点検と補修整備でございますが、埼玉県より移管を受ける際に、がたつき及び破損等がありましたことから、部分的にふたの取りかえなど補修を施していただいたところでありますが、経年劣化や破損等も見受けられますことから、点検調査を実施し、緊急を要する箇所については適切な処置を施し、今後も維持管理の充実に努めてまいりたいと考えております。 次に、質問要旨2の①、②、③について順次お答えいたします。 八潮金町線につきましては、首都高速6号三郷線下の県道八潮三郷線から新中川橋が完成して、新県道松戸草加線が開通したことにより、県道八潮三郷線から三郷市戸ケ崎の市境までの約1,800メートルを将来、市が維持管理を引き継ぐことから、平成22年10月1日に市道0450号線として道路認定をさせていただいたところでございますが、引き継ぎのための工事が完了していないため、現在も埼玉県越谷県土整備事務所におきまして維持管理を行っているところでございます。 初めに、①の八潮金町線のファミリーマートのあった交差点から、潮止橋手前までの区間の道路構造につきましては、両側に歩道があり、全体の幅員が10.1メートル、車道幅員が6.50メートル、潮止橋に向かって右側の歩道がマウントアップとなっており、その幅員が1.3メートル、左側はフラットで幅員が2.3メートルとなっております。 このマウントアップの改修等につきまして、越谷県土整備事務所に伺いましたところ、潮止橋の改修に合わせて、この区間の改修を行う予定とのことですが、利用状況などを踏まえ、先行して改修することも検討しているとのことでございました。 次に、②の自転車通路の確保につきましては、本路線の車道幅員が6.5メートル、歩道幅員が1.3メートル及び2.3メートルと狭いため、既存道路内に自転車通路(自転車専用レーン)を確保することは困難であるとのことでございました。 最後に、③の道路照明灯の設置でございますが、道路照明灯は局部照明としておりますことから、交差点、暗い箇所、歩道、夜間の交通上、急激なカーブで危険と思われる箇所などに設置を検討していくとのことでございました。 市といたしましても、歩道の危険な箇所の改修や道路照明灯の設置など、交通安全度を高めるため、積極的に要望をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○森伸一議長 次に、質問事項2、ゴミの不法投棄対策について、質問要旨1についての答弁を建設部長。 ◎吉野公一建設部長 質問事項2、質問要旨1についてお答えいたします。 ご質問の道路は、市道8086号線で、大場川の堤防敷きを埼玉県から河川占用許可を得て、昭和58年6月15日に認定された路線でございまして、大字大瀬1785番地先を起点とし、大字古新田102番地先を終点とする総延長378.55メートルで、幅員3.6メートルから5.4メートルの道路として市が管理している道路でございます。 ご質問にございます車両の通行制限の立て看板につきましては、「この先通り抜けできません」と表示されており、これは昭和50年代に車両の通行に支障があったことから、注意喚起を促すために設置されたものと思われます。 その後、砂利等を敷いて通行ができるように整備してきましたが、幅員が狭く、車両の通行が容易でないことから、そのまま設置されているものと思われます。 現在の道路状況としましては、幅員3.6メートルのアスファルト舗装となって車両が通行できますことから、通行制限等の規制を設けることは大変難しいと考えております。 このようなことから、既設看板の表示内容を道路状況に合わせて変更したいと考えております。 不法投棄につきましては、現地に不法投棄禁止を促す看板が設置されていますが、堤防面の除草なども一つの方策と考えますので、堤防の管理者でございます埼玉県(越谷県土整備事務所)に除草等の維持管理をお願いしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○森伸一議長 次に、質問事項3、保育所の入所について、質問要旨1から3についての答弁をふれあい福祉部長。 ◎秋山隆ふれあい福祉部長 質問事項3、質問要旨1についてお答えいたします。 現時点での待機児童数でございますが、ご案内のとおり平成25年4月に民間の認可保育所「けやきの森保育園やしお」及び「八潮かえで保育園」を開設したことで、保育所の定員数が180名増加したことから、平成25年5月末において国の基準に基づく待機児童は発生していない状況でございます。 なお、参考までに5月末における保育所全体の空き児童数、いわゆる残りの入所枠を各年齢ごとに申し上げますと、ゼロ歳児が2名、1歳児が7名、2歳児が3名、3歳児が19名、4歳児が38名、5歳児が45名、合計で114名という状況でございます。 続きまして、質問要旨2についてお答えいたします。 待機児童数の把握の仕方につきましては、全国一律で実施する厚生労働省の調査基準において示されております「保育所入所待機児童の定義」に基づき把握するものでございます。 この調査基準には、待機児童数の把握における注意点が明記されており、その一部を申し上げますと、1、保護者が求職中の場合については、求職活動の内容によって保育に欠けると判断できない場合、待機児童数には含めないこと。 2、保育所以外の場で適切な保育を行うために実施している家庭保育室において保育されている児童については、待機児童数には含めないこと。 3、他に入所可能な保育所があるにもかかわらず、特定の保育所を希望し、保護者の私的な理由により待機している場合には、待機児童数には含めないことなどが示されております。 ご質問の待機児童数の把握の仕方の見直しにつきましては、国の基準に基づくものであり、現時点において基準の大幅な変更を確認しておりませんので、今後も引き続き現行の基準に基づき適切に把握してまいりたいと考えております。 続きまして、質問要旨3についてお答えいたします。 今後の対策でございますが、市といたしましては子ども・子育て新制度に基づき、保育の需要等を把握するためのニーズ調査を今年度に実施する予定でございます。このニーズ調査の結果を踏まえ、平成26年度に予定する「子ども・子育て支援事業計画」策定の中で待機児童対策などを検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○森伸一議長 次に、質問事項4、風疹予防接種について、質問要旨1についての答弁を健康スポーツ部長。 ◎戸澤章人健康スポーツ部長 質問事項4、質問要旨1についてお答えいたします。 従来、風疹は乳児や小学校の低学年に多く発生していましたが、10歳以上の割合が以前に比べて多く、特に20代から40代後半の感染者報告数が増加しており、中でも30代男性の割合が多くなっています。 また、大人が罹患しますと、乳幼児に比べて症状が重く、特に妊娠初期の妊婦が風疹に感染すると、難聴、心疾患、白内障等のいわゆる先天性風疹症候群児が出生する可能性が高いことが知られています。このため、妊娠を予定または希望している女性や妊娠している女性の夫などを対象に、予防接種費用の一部を助成している自治体もございます。 埼玉県においては、患者数の推移を見極め、費用の助成をするか判断するとの見解を示しております。一方で、県内では5月末現在、33市町で独自に風疹の予防接種費用の一部助成を行うとしたことを承知しております。 本市では、現在のところ任意予防接種となります大人の風疹予防接種につきましては、接種費用の補助を行う予定はございませんが、今後、国・県等の状況を踏まえ、対応を検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。 以上でございます。 ○森伸一議長 会議の途中ですが、ここで昼食のため午後1時まで休憩をいたします。 △休憩 午前11時47分 △再開 午後1時00分 ○森伸一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続行いたします。 9番。 ◆9番(池谷和代議員) 再質問させていただきます。 まず、道路整備について伺います。 市道0410号線、このU字溝のふたなどが不安定なもの、点検等ということでお願いをして、この前ちょっと見ましたら、ずっと八幡小学校のところから八潮歯科の辺までは大分補修がなされていまして、ずれた段差とか、そういうものを随分補修していただいているということを見ました。 ちょっと気になっているのは、コンクリートの床版というのか、その周りがすり減らないように金属で囲ってあるものがありまして、それがコンクリートのほうはすり減って、金属板だけ四角い板が出っ張っていまして、それが結構邪魔しているような気がするところがあるんですが、なかなかその改修というのは難しいんでしょうか、ちょっとそこの点だけ伺います。 ○森伸一議長 9番議員の再質問に対する答弁であります。 質問事項1、質問要旨1についての答弁を建設部長。 ◎吉野公一建設部長 お答え申し上げます。 議員おっしゃるとおり、ある程度ふたのほうは交換していただいておりますが、道路の北側のほうは比較的多く交換されておりまして、南側の歩道のほうですか、こちらのほうががたつきや議員がおっしゃるふたのほうですか、周りが鋼製というか、そういったもので囲まれているものが多く見受けられます。そういったものについては、鋼製の部分が摩耗に強いということで、コンクリートの部分だけがすり減ったものと思われます。これにつきましては、再度現場のほうを調査いたしまして、適時新しいというか、がたつきまたは交換等を行っていきたいと存じます。 以上でございます。 ○森伸一議長 9番。 ◆9番(池谷和代議員) 丁寧に見ていただいていると思うんですけれども、ぜひそのところだけやっぱり1センチもないんですけれども、出っ張っているというか、そういう5ミリくらいかと思うんですが、非常にそれがあちこちで私自身は気になっていますので、ぜひ歩行者がこけてしまわないように、よろしくお願いしたいと思います。引き続き、よろしくお願いしたいと思います。要望いたします。 それから、2番目の八潮金町線、潮止橋の手前のほうなんですが、もう新しくできたセブンイレブンの近所のこと、先から潮止橋の辺なんですが、この辺でなぜ、これもまた何度も何度も言い続けてきたことなんですが、再度言ったかといいますと、年配の方が自転車は駄目だといって、マウントアップのほう乗り上げちゃったんですね、それでひっくり返って頭だけ道路側に出て、それでもう本当に自動車が続けてこなかったからよかったようなものの、あれ大きい大型トラックでも来ていれば引かれていただろうと。あれをいつまで放っておくんだというふうに、ご近所の方からまた言われまして、それで再度、何度も言い続けてきたことだなと思ったんですが、また再度質問いたしました。 確かに、あそこは自転車で走っちゃまずいところなんで、そこら辺の注意喚起もしなくちゃいけないんですが、マウントアップは本当に若い方も夜走ると、おっかなくてしようがないとおっしゃっていますので、これを取ることが今非常に難しいということで、県土整備事務所のほうも潮止橋の改修に合わせてということなんですが、それを待っているといつのことかわからない。この改修を行うことを、さっきのお話ですと先行して改修することも考えなくはないというふうなお話があるんですが、その点についてもうちょっと突っ込んだお話ができていたらお聞かせいただきたいと思うんですが。 ○森伸一議長 質問要旨2、①についての答弁を建設部長。 ◎吉野公一建設部長 再質問についてお答えいたします。 鉄道が開業しましてから、確かに通行の量がふえておりまして、通行の安全確保の観点からもスロープ部分の改修につきましては、対応策が必要と思いますが、これにつきましては、まず現地のほうを調査を実施していただくのとともに、その対応を検討いただくよう埼玉県のほうに私どもとしましても働きかけていきたいと思います。 以上でございます。 ○森伸一議長 9番。 ◆9番(池谷和代議員) 本当に、ちょっと放っておけない状態なので、早急によろしくお願いしたいと思います。県と、こういう実態をぜひお伝え願いたいと思うんです。何人か本当にひっくり返っている、橋の辺でもひっくり返っているというか、だから若い方が頸椎損傷で本当にいまだに、二、三年たってもまだ復帰しないという方もいらっしゃいますし、本当にちょっと危険なんで、対策を早急に考えなくちゃいけないなと思っております。ぜひ、こういう実態を強力にお伝え願ってと思います。 あと、自転車道路の確保も難しいということなんですが、こちらから行くと左側ですか、平らなほうをもう少し何とかして、自転車と歩行者の区分ができないかと思うんですが、そういうこともお伝え願いたいと思います。ここでいろいろ言っても、県と一緒になってやっていただくしかないんで、こういう実態があるということをお伝え願いたいと思います。要望いたします。 3点目に、道路照明なんですけれども、恩田ガソリンがなくなりまして、あんなに暗いもんだとは思わなかったんですが、本当に暗くて凹凸がほとんど見えないんです。自転車で松戸のほうにまで帰る方もいらっしゃるんですが、本当に怖いというふうな若い方もおっしゃっていました。道路照明のほうは早急につけていただくことはできるんでしょうか。1基だけでは駄目だと思うんですが、その辺いかがでしょうか。 ○森伸一議長 同要旨③についての答弁を建設部長。 ◎吉野公一建設部長 お答え申し上げます。 道路照明のほう、今、議員おっしゃるとおり現場のほうですか、夜間通りますと大変暗いところもございますので、こちらのほうも埼玉県のほうに早急に対応できるよう要望してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○森伸一議長 9番。 ◆9番(池谷和代議員) ぜひ、市民アンケートをとったときも、そういう要望がとても多いので、よろしくお願いしたいと思います。 2番目の不法投棄のほうにいきます。 これは、平成16年3月にやはり不法投棄の問題で質問をしております。やっぱり一番死角になるところなんでしょうね、南公園へ行く途中のところなんですが、もう本当にひどいときには蛍光灯を何百本とか、それから廃材がこのごろ多いですね、同じ業者が立て続けにここのところ3回ほどやっております。その前も、拾い上げてはやっていたんですが、やっぱりごみがごみを呼ぶということでやっていたわけですが、ただ本当にモラルもない、お金もないということでやっていくのかもしれないんですが、本当に困ったものだと思っております。 せっかく皆さん、散歩で気持ちよく歩いているところをごみがごろごろしているわけです。上げておくと、市のほうが処分をしてくださって、この間も本当に力添えをいただいているわけですけれども、今度そうすると県のほうがそういう状況だということを全く把握していないということで、全部上げておくのもこれは問題なのかなというふうな気がしているんですけれども、以前もやっぱり環境整備をしながらやっていく方法が必要ではないかということで、やりとりを市としましたときに、この区域が大場川河川空間の管理計画を作成して、敷地特性を踏まえ計画の方針、導入の内容など、規模の検討をしているというようなことの中で、大場川マリーナ周辺整備の基本計画というのがあったということが初めてわかったんですけれども、その後ずっと質問していなかったという、こちら側の問題もあるんですが、大場川マリーナから南公園までの散策路の計画提案というのが県のほうでもされていたんですが、途中で用地買収が難しいという話までは聞いたんですが、これがどうなったか、県のほうでわかるようでしたら、お話願いたいと思うんですが。 ○森伸一議長 質問事項2、質問要旨1についての答弁を建設部長。 ◎吉野公一建設部長 再質問についてお答え申し上げます。 現在、どのような状況にとのことでございますが、現状につきましては私のほうでは把握しておりません。現状を見る限り、その計画が進展しているかどうか、その辺はまた県のほうに照会してみたいと思います。 以上でございます。 ○森伸一議長 9番。 ◆9番(池谷和代議員) 全く、じゃ県のほうもわからないというふうに、全くそれは身に覚えがないとおっしゃるのかどうか、その辺まではわかりませんでしょうか。ちょっとどういう言い方だったのか、もう少し詳しくお伝え願えますか。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁をもう一度、お願いします。 建設部長。 ◎吉野公一建設部長 お答え申し上げます。 整備計画のその後につきましては、私どものほうでも改めてというか、照会しておりませんので、ここで再度尋ねていきたいと思います。 以上でございます。 ○森伸一議長 9番。 ◆9番(池谷和代議員) わかりました。お願いいたします。 当面の対策として、何か県と協議されている、さっき草刈りですか、そういうのは出ておりましたが、草の刈り方も最近本当に雑なんですね、いろいろ大変なんだとは思うんですけれども、ちょっとその辺いかがでしょうか、それだけの対応ではと思っているんですが。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を建設部長。 ◎吉野公一建設部長 再質問についてお答え申し上げます。 まず、大場川の堤防の管理部分でございますが、八潮市としましては道路として占用しております道路部分、この部分を管理するようにしておりまして、堤防ののり面ですか、こちらのところにつきましては埼玉県で管理するようになっております。埼玉県のほうでは、議員おっしゃるとおり年に2回ほど除草をしているということで、ことしにつきましては8月の末ごろまた実施していくとの予定でございます。 県でも、この区域につきましては不法投棄があるということはですね、こちらからも連絡しておりますので、今後不法投棄の対策につきましては、市のほうも協力して取り組んでいきたいと思います。 以上でございます。 ○森伸一議長 9番。 ◆9番(池谷和代議員) それぞれの仕事があるんで、県は県になると思うんですが、ぜひ強力に市のほうからも、私たちも通報をどんどんしていこうと思っているんですけれども、よろしくお願いしたいと思います。 次、保育所の問題を再度質問いたします。 保育所については、今年度けやき、それからかえで、180人の定員が増加した。きちんとした認可保育所ができたということでは、本当によかったというふうに市の対策についても思っているわけですけれども、ただ私の周りで入りたいけれども、入れないという方が結構いらっしゃるんですよ。それで、その落差は何だろうということから、ちょっとこれも質問させていただいているんですけれども、さっき、確かに4月当初は本当に待機者ゼロであったんだろうと思うんですけれども、その時点でも入れない方も何人かいらしたんでしょうか。申し込んだけれども、入れなかったという方の国の基準ではなくて、申し込んだけれども、入れなかったという方、どのくらいいらっしゃるかわかりますでしょうか。 ○森伸一議長 質問事項3、質問要旨1についての答弁をふれあい福祉部長。 ◎秋山隆ふれあい福祉部長 今のご質問ですと、国の基準でなくて入れなかった方、つまり例えばご自身が希望している保育所があって、そこが希望しているんだけれども、入れなかったという方でよろしいでしょうか。 国の基準で入れなかったということは、保育に欠けていないという状況ですので、そういった方は今回の待機児童数には入っていないんですけれども、例えば国の基準で保育に欠けるんだけれども、実際に私はAという保育所に入りたい、だけれども、Aという保育所があいていないというために入れなかったという方はいらっしゃるんですけれども、そういったその人数であれば、私どもで把握しておりますが。 ○森伸一議長 9番。 ◆9番(池谷和代議員) 言い方がちょっと不十分だったので、再度言わせていただきます。 そういう例も、そういう場合もあるかもしれませんが、例えば仕事を探しているのは認めませんよね、待機児童としては、今の国の基準でいくと。でも、本人は預けるところがはっきりしないと、就職きちんとできないんです、探すことができないわけですよね。だから、そのところで出したけれども、入れなかった人も含めて、もちろん希望のところも入れなかったという人も含めて、ちょっと両方で概算でいいんですけれども、お願いします。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁をふれあい福祉部長。 ◎秋山隆ふれあい福祉部長 再質問にお答えいたします。 概算ということでございますので、まず1つ目の大体どのくらいの方が求職していて入れなかったかというのをおおよそですけれども、大体50名程度の方はいらっしゃったというふうに伺っております。 ただ、その求職活動ということでございますけれども、やはり申し込み時にいろいろ聞き取り調査をしながら、状況を把握しておるところでございますけれども、そのときはまだ保育に欠けない状況と、要はまだ就職されていませんので、そういった方は待機児童には含まれていないという状況でございます。 それから、あと先ほど言いました特定の保育所、ご自分が希望する保育所が、ご自身は保育に欠けるという条件の中で、特定の保育所に入りたいということで待機なされている方の数につきましては、27名の方がいらっしゃいます。 以上でございます。 ○森伸一議長 9番。 ◆9番(池谷和代議員) わかりました。 50名ぐらい出したけれども、入れないということですね。 もう一つ、ちょっとお聞きしたいのは、お知らせいただいた要旨1のところでゼロ歳児が今2名あきがある、1歳児が7名、2歳児が3名あきがあるということでお知らせいただいたんですけれども、低年齢のほうだけでいいんですが、地域的にはどの辺の保育所があきがあるのか、ちょっと教えてください。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁をふれあい福祉部長。 ◎秋山隆ふれあい福祉部長 再質問にお答えいたします。 いわゆる低年齢児で、残りの入所枠があるというところにつきまして、その保育所につきまして保育所名と、それから年齢と人数、あるところについて申し上げます。 まず、八條保育所でございますが、2歳が1名、それから中央保育所が1歳が1名、それから南川崎保育所がゼロ歳が1名、それから古新田保育所が1歳が6名、駅前保育所が2歳が1名、それからけやきの森保育所やしおがゼロ歳児が1名、八潮かえで保育園が2歳児が1名ということで、ゼロ、1、2だけをお伝えしました。 以上でございます。 ○森伸一議長 9番。 ◆9番(池谷和代議員) 全体的にゆったりしているということで、その点はありがたいことだと思うんですけれども、前、中央保育所に見せてもらいに行ったときに、お昼寝している最中、足の踏み場もないような状態で寝ていましたから、1.1倍とか1.2倍とかって入れて、そういうのが解消されて本当にそういう点ではありがたいと思うんですが、ただ今希望するところに入れなかった方も、それは27名ほどいらっしゃるということですね。 今ちょっと見ますと、古新田なんかが6名、1歳児ですけれども、ということでやはりなかなかそちらまで行くのは厳しいという状況もあるかと思いますので、そういう方も含めて待機児童というふうに見ていくのは当然のことかなというふうに私としては思うんですが、今この数え方、待機児童をどう見るかというところで、横浜方式というんだそうですけれども、国の基準そのものでいく形が通ってきているんですが、これを見直していこうと、純粋に希望のある方をどのくらいいるのかという、それがやっぱり実態を把握することになるんだということで、そろそろそういう見直しがちょこちょこですが、まだ東京の杉並とか、それから隣の草加市でも、そういうふうな見方でやり始めているようです。 やっぱり2001年までは、そういうカウントの仕方をしていたわけで、それ以降、子供さんが保育園の希望がふえてきて、こういう国の基準が決まってきて、市としてもこの基準でやっていくということなんでしょうけれども、やはりこれから八潮市もまだ新しい住宅がいっぱい建って、子供さんも生まれていく中で、やっぱり潜在的な希望というのは多いかと思います。 ですから、その辺でもうちょっとこの見直しを市として検討したことがあるかどうか、待機児童のカウントの仕方というのを、ちょっとそれを伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○森伸一議長 同事項、質問要旨2についての答弁をふれあい福祉部長。 ◎秋山隆ふれあい福祉部長 再質問にお答えいたします。 先ほど、50名程度の方が申請されたけれどもということで、その方たちは決して入れないということではなくて、保育に欠けるという状況ではなかったということで、それについては待機というわけではないわけなんですけれども、先ほど繰り返しになりますけれども、保育の需要の対策については保育に欠けるか欠けないかというところが一つの基準ということで、やはりそれも国が定めている基準によって。潜在的な保育の数をもって、例えば設備を認可保育所等設置してしまうと、これが定員割れとか、そういったことになるというように考えております。これについては、今後、八潮市の保育のニーズの潜在的なものも含めて、対策については原則として平成26年度に予定しております子ども・子育て支援事業計画策定の中で、検討していくということになります。 ただし、今現在、保育に欠ける、つまり入所の基準については、国の基準に従っているという状況でございまして、これの人数によって対策を今とっているということでございます。 以上でございます。 ○森伸一議長 9番。 ◆9番(池谷和代議員) 現在、保育に欠ける状態ではないとおっしゃいますけれども、現在仕事をしているという証明がなければだめだということなわけですから、よく議員団でも話すんですけれども、鶏が先か卵が先かって。結局、預けるところがはっきりしなければ、就職活動もできないわけですよね、何の保証もなくやれないわけです。だから、そこのところをやっぱり再度、市としても検討していただければということで、これは要望にいたしますけれども、ぜひご配慮願いたいと思います。 もう一つ、お聞きしたいところですが、検討はまだされていますか。 ○森伸一議長 要旨3についての答弁をふれあい福祉部長。 ◎秋山隆ふれあい福祉部長 再質問にお答えいたします。 先ほど、求職活動をされている方が入れないというような状況がございました。やはりその方がですね、求職活動をされて就職に至れば、保育に欠くという状況になりますけれども、その間のことですけれども、八潮で一時保育の充実をしておりまして、こういうところで認可保育所2カ所においても合計16名の方が預かれるというふうなことがございまして、こちらを利用していただいて、一時的に保育をしていただいて、その間に求職活動をしていただくということもできるのかなということで、その辺については我々としても対策の一つとして考えてございます。 以上でございます。 ○森伸一議長 9番。 ◆9番(池谷和代議員) 現に、私の周りでちょっとご主人の仕事が減ってきたと、自分も何とか仕事をしたいけれども、申し込みに行っても、これはだめだと、今現状保育に欠けるとは言わないということで、そういう堂々めぐりをしている方が結構いらっしゃるんですね。あちこちで聞くと、50人ぐらいというのはよくわかるんですが、そういう方がいらっしゃるというところをどうするかというところがね、きちんとやっぱり働いていただいて、税金を納めていただければ、市だって損はしないんだろうというふうに思うんですが、ぜひその辺、今後検討していただきたいと思います。 主に、低年齢児の保育の需要が必要になっていると思うんですが、この辺については対策どんなふうに考えているか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。上のほうは、まだ100人ぐらいあきがあるんで、幼稚園に行かれる方もいらっしゃるし、それはそれで大事なことなのでと思うんですが、よろしくお願いします。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁をふれあい福祉部長。 ◎秋山隆ふれあい福祉部長 再質問にお答えいたします。 繰り返しとなりますけれども、保育需要の対策につきましては平成26年度に予定する子ども・子育て支援事業計画の中で対策の中で検討していきたいということでありますけれども、議員がおっしゃいました低年齢児の保育需要の対策でございます。 先ほどのお話もございましたが、3歳以上のあき児童数が102と、保育所における受け入れ体制が保育需要を大きく上回っているという状況でございますので、低年齢児の保育を対象とする、できれば家庭保育室などの小規模保育を活用していくことが今のところ有効ではないかなというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○森伸一議長 9番。 ◆9番(池谷和代議員) できたら、やっぱり広い面積で子供も本当に広い庭で遊べて、泥んこ遊びやら砂遊びもできるところが一番いいとは思うんですが、当面そういうところも使わざるを得ない場合もあるかと思います。私自身も、そういうところを利用してもきましたのですが、そうすると本当に高い保育料なんですね、ほとんどお給料が、安月給のが吹っ飛ぶというような状態なんですが、ここについてやっぱり本当に同じ低年齢児なのに、片方は減免もちゃんとあり、家庭保育室だと全くないんでしんどいという声を聞くんですが、それについての対策はその後検討状況いかがでしょうか。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁をふれあい福祉部長。 ◎秋山隆ふれあい福祉部長 再質問にお答えいたします。 入所における個人の負担をいかに軽減するかというふうなことでございますけれども、これにつきましても今後事業対策、計画がございます。そこでいろいろな関係者の方々がいらっしゃいますので、その方々のご意見を伺いながら対応について調査研究してまいりたいというふうに存じます。 以上でございます。 ○森伸一議長 9番。 ◆9番(池谷和代議員) ぜひ、本当に切実な問題ですので、来年ニーズ調査も行われるということですから、そういう中で一緒に検討していっていただければと思います。ぜひよろしくお願いしたいと思います。 それでは、風疹のほうの対策について質問いたします。 きのうも12番議員のほうからもお話がありまして、先ほども登壇したときに、私がこの質問を出した時点では26市町で接種補助が行われていたわけですけれども、もうあっという間に27市になっていたんですね、埼玉県内ですが、きょう川口市ということも聞きまして28市、ちょっと同じことを聞くまいとは思ったんですが、きのう副市長の12番議員の質問に対して非常に危機感を持ったんです。 これでいいのかなということなんですが、ある医療生協のほうの中で、こういうふうに書いてありました。風疹が大流行し、社会問題になっていますということで、この風疹はウイルスに感染してから発症するまでの潜伏期が14日から21日と長く、感染しても発症しないことがある病気です。免疫を持たない妊婦さんが、知らぬ間に風疹に感染し、生まれてくる赤ちゃんが先天性風疹症候群にかかることがないようにするためには、社会全体が風疹に対する免疫を持たなくてはなりませんというふうに書いてあります。 妊娠を望む若い女性だけではなく、周囲の方々も免疫をつけていくということが大事だというふうになっていて、結局、妊娠している方は知らない間に感染していることもあるということがあるわけです。それは本当に怖いことで、妊婦さんのその間の、妊娠している間のプレッシャーとかストレスということを考えての副市長のお考えだったかなと思って、非常にちょっと、いろんな考えなくちゃいけないことがあるからあれなんですが、ちょっとこれまずいなというふうに思ったんです。 それで、県内の状況をきのうちょっとインターネットで見てみましたら、25年度1月から6月の9日ぐらいまでの間で累積の罹患者が453人だそうです。去年と比較すると、前年の同時期に4人だったそうです。だから、110倍くらいふえているんです。特に、かかっている方が20代から30代の方で、大体六、七割になるそうです。 そういうふうなことも見まして、これは並みのことじゃないなというふうに私も思いました。これについて、どういうふうに、また副市長にお聞きするのはあれですが、いかがでしょうか、ちょっとそういう緊急事態になってきているのかなという感じがして、本人が努力してもだめだし、厚生労働省のチラシにも、こういうふうに書いてあるんですね。こんなのが入っていたんですけれども、厚生労働省と文部科学省で出しているんですけれども、感染力の強いはしか(麻疹)は空気を介して人から人へと移るため、手洗いやマスクだけでは予防できません。ワクチンの接種だけが感染を防ぐただ一つの方法ですというふうに、これになっているんですね。 だから、ちょっとやっぱり本当に、これは個人の問題のようなお話に聞こえたんですが、その辺、副市長もう一度お考えを、不十分な聞き方だったかもしれないんで。 ○森伸一議長 質問事項4、質問要旨1についての答弁を副市長。 ◎斎藤順一副市長 再質問にお答えいたします。 この風疹の問題、きょうもお昼にちょっとニュースを見ておりましたら、やはり昨年に比べて4倍ほど患者がいるというようなことで報道はされていたところでございますけれども、やはり今確かに風疹にかかっている方大勢いらっしゃるわけでございますけれども、その中でのいわゆる本人ですね、きのうも私のほうで申し上げさせていただきましたけれども、風疹にかかる中には、これから妊娠あるいは出産しようと、こういった方についてはある程度やはり事前の準備というんですか、そういった予防接種を含めて、そういう必要があるのではなかろうかというようなことで、この考え方の一つとして申し上げさせていただいたところでございます。 もう一つとして、私考え方を申し上げましたのは、やはり風疹というのは妊婦さんだけかかるんじゃなくて、ほかの方もかかるわけでございますので、そういった点を考えれば、やはりそのことによって市民生活だとか、そういったところに大きな影響を来すというようなことであれば、これはそのまま放置することはできないでしょうというようなことで、やはりその辺については国であるとか、あるいは県であるとか、そういったところがこの風疹に対する考え方というものを方向性として出してくるのではないかというふうに思っております。 ただ、いわゆる東京都であるとか、あるいは神奈川県であるとか、そういったところであれば、これは助成をしていきますよというような問題もございますけれども、埼玉県の状況なんかを見てみますと、やはり患者数の推移、そういったものを見た上でこの問題については考えていくというようなことでございますので、やはりこの辺の、言うなれば助成金というんですか、補助金の関係だとか、あるいは助成金の関係、この辺についてはもう少しその辺の状況を見きわめた上で対応させていただきたいと、こんなふうなところで答弁をさせていただいたところでございます。 以上です。 ○森伸一議長 9番。 ◆9番(池谷和代議員) いろいろお考えになっているのはわかりますが、まだ個人の努力のようなお話に聞こえて仕方がないんですが、きょうも先天性風疹症候群のおそれのある子供さん抱える方が厚生労働省に国の補助をということを言いに行っています。もちろん、国からの、神奈川県ではやっぱり同じくらいの100倍くらいの感染率が増加しているんで、非常事態宣言をして県が補助金を出し始めました。 今、副市長からもお話がありましたけれども、非常事態というふうに捉えてやっているわけですけれども、だからきのうのお話とダブりますけれども、本当に妊婦がお腹に子供を抱えて、例えば勤務のある方もいらっしゃるでしょう、電車の中にも乗らなくちゃいけない。そういうときに、やっぱり何というんですか、個人の努力だけでは済まされない部分があるわけですから、そのところを県に言っていくにしても、ちょっと市の姿勢がね、もうちょっときちんと言っていく認識をするというところが、まだ私には余り十分に感じられないところがあるわけですが、この草加管内での今の状況、罹患率わかりますでしょうか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を健康スポーツ部長。 ◎戸澤章人健康スポーツ部長 再質問にお答えいたします。 草加保健所からのいただいております情報ですと、ことしに入って第1週から第23週、6月9日までということなんですけれども、累積患者届出数は21人というふうにお聞きしております。内訳としますと、10代の男性が2人、女性が1人、20代で男性が3人、女性が5人、30代で男性が4人、40代で男性が4人、50代で男性が1人、60代で男性が1人と、合計、男性が15人、女性が6人、合計21人というふうな情報をいただいております。 ◆9番(池谷和代議員) この草加管内ではこれから、まだそれほど数がということ、昨年との比較はわかりますでしょうか。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を健康スポーツ部長。 ◎戸澤章人健康スポーツ部長 申しわけございません、昨年のデータは今持ち合わせてございません。 ○森伸一議長 9番。 ◆9番(池谷和代議員) それでは、ちょっと市の対応をやっぱりきちんと、たとえ金額が、近隣では今3,000円から5,000円ぐらいの補助になっています。その金額をどうこう、金額の問題もありますが、やはり市として今補助をするつもりはないということであれば、この風疹に対しての対応ですか、その辺はどういうふうにお考えになっているか、市としての対応、できる範囲がありますけれども、県、国と一緒にやっていかなくちゃいけないことですが、市として今当面何をお考えになっているかわかりますか。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を健康スポーツ部長。 ◎戸澤章人健康スポーツ部長 お答えいたします。 今現在、ホームページ等で感染に対する注意等を呼びかけております。今後も、引き続きそのような対応をしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○森伸一議長 9番。 ◆9番(池谷和代議員) ホームページだけでしょうか、もうちょっとそれを広げて注意喚起ということは、ほかには考えておられないんでしょうか。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を健康スポーツ部長。 ◎戸澤章人健康スポーツ部長 あと、母子手帳の配付の際に、そういったような注意の喚起もしております。 以上でございます。 ○森伸一議長 9番。 ◆9番(池谷和代議員) もっといろんなところで、この問題を広げていく、掲示板だけでこれではしようがないのかもしれませんけれども、やっぱりもう少し注意喚起を広げていくために、いろんな場所を使っていく必要があると思うんですが、今母子手帳ぐらいでしょうか、その辺はこれから検討されていく余地はありますでしょうか、伺います。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を健康スポーツ部長。残り1分半ですので、端的にお願いします。 ◎戸澤章人健康スポーツ部長 母子手帳配付の際に、保健センターでいろいろお話させていただいているんですが、そのほかも今後どんな啓発の仕方があるか検討してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○森伸一議長 以上で、池谷和代議員の質問並びに質問に対する答弁を終わります。---------------------------------------瀬戸知英子議員 ○森伸一議長 次に、14番、瀬戸知英子議員より質問の通告を受けております。 瀬戸知英子議員の発言を許可します。 14番。          〔14番 瀬戸知英子議員 登壇〕 ◆14番(瀬戸知英子議員) 議長の指名がございましたので、通告書に基づき一般質問を行います。 質問事項1、風疹予防接種助成金について。この問題については昨日、そしてきょうということで、たくさんの議員さんが質問されております。埼玉県内の市町村において、風疹の予防接種に対する助成事業を始めるところが多くなっております。久喜市、幸手市においても、妊娠が見込まれる19歳から49歳の女性と妊娠中の女性の配偶者に風疹単独と麻疹、そして風疹混合ワクチンの助成を始めました。八潮市においても、早急に行うべきと考えますが、市の考えを伺います。 質問事項2、みどりのカーテンについて。先日の八潮の広報にも1面、みどりのカーテンが写真で掲載されておりました。今、エコ対策としてゴーヤやヘチマを植えるみどりのカーテン事業が全国的に広まっています。お隣の三郷市では、市全体の事業として取り組んでおります。八潮市においても、市民の皆さんに種を提供などして、広がっていただきたいと思いますが、市の考えを伺います。 質問事項3、自主防犯組織に対する保険料の助成について。八潮市には、犯罪からまちを守ろうとする自主防犯組織のボランティア団体があります。その皆さんが腕章をつけたり、ベストを着用して市内をパトロールしていただいているわけですが、しかし皆さん不安材料がありまして、泥棒と出会ったらどうしようとか、事故が起きたらどうしようとかという不安が少なくありません。それに備え、保険に加入するわけですが、全て自己負担となっています。保険料を助成するなり、何らかのサポートが必要かと思いますが、市の考えを伺います。 ○森伸一議長 14番、瀬戸知英子議員の質問に対する答弁であります。 質問事項1、風疹予防接種助成金について、質問要旨1についての答弁を健康スポーツ部長。 ◎戸澤章人健康スポーツ部長 質問事項1、質問要旨1についてお答えいたします。 昨年から風疹が全国的に増加傾向にあり、特に20代から40代後半の感染者報告数がふえていることから、東京都や神奈川県などのように大人の風疹の予防接種費用の一部助成を始めている自治体もございます。 埼玉県においては、患者数の推移を見きわめ、費用の助成をするか判断するとの見解を示しております。 一方で、県内市町の中には独自に風疹ワクチン接種費用の一部助成を始めている自治体もございます。 本市では、現在のところ任意予防接種となります大人の風疹予防接種につきましては、接種費用の助成を行う予定はございませんが、今後、国・県等の状況を踏まえ、対応を検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。 以上でございます。 ○森伸一議長 次に、質問事項2、みどりのカーテンについて、質問要旨1についての答弁をくらし安全部長。 ◎田中輝雄くらし安全部長 質問事項2、質問要旨1についてお答えいたします。 緑のカーテンにつきましては、冷房によるエネルギーの使用を削減する省エネルギー効果や植物の光合成による二酸化炭素吸収効果、建物やコンクリートに熱を蓄積させないヒートアイランド緩和効果などのほか、涼感やいやしといった視覚的な効果をもたらすものであるとされ、近年では一般の家庭においても身近な温暖化対策として全国的に広まってきているものであります。 また、これらの取り組みについて、三郷市においては第4次三郷市総合計画において、緑による快適環境の創造を重点テーマに掲げ、省エネと地球温暖化防止を目的に、平成20年度から取り組んでおり、その事業の一環として平成24年9月2日には、三郷市及びNPO法人緑のカーテン応援団主催により、全国における緑のカーテンに関するさまざまな事例紹介や有識者の講演等を通じて、より一層の普及発展を図ることを目的に、第6回全国緑のカーテンフォーラムinみさとを開催したところと伺っております。 さて、本市における取り組みとしましては、地球温暖化対策やISO14001環境マネジメントシステムの一環として、水道部や保育所等の公共施設において緑のカーテンを設置しているところであります。また、水道部におきましては、平成25年6月3日から7日までの間、市役所本庁舎ロビーにおいて水道週間に関する展示を行い、ゴーヤによる緑のカーテンについてパネル展示や水道部で採取したゴーヤの種を配布して、市民への啓発を行ったところであります。 今後につきましても、公共施設におきまして引き続き普及を図るとともに、三郷市を初めとする他市における緑のカーテンに関する取り組み状況や市民へ広く普及させるための調査研究を行い、市のイベント等の機会を通じて啓発を図ってまいりたいと存じます。 以上でございます。
    ○森伸一議長 次に、質問事項3、自主防犯組織に対する保険料の助成について、質問要旨1についての答弁をくらし安全部長。 ◎田中輝雄くらし安全部長 質問事項3、質問要旨1についてお答えいたします。 本市における刑法犯認知件数及び人口1,000人当たりの犯罪率は、平成23年が1,726件で犯罪率は20.74%で県内ワースト2位、平成24年が1,532件で犯罪率は18.19%で県内ワースト3位、また平成25年が4月末現在468件で犯罪率は5.56%で県内ワースト3位と極めて憂慮すべき状況にあります。 このような状況を踏まえ、本市におきましては治安維持と犯罪抑止の観点から、今年度、八潮駅北口を中心に防犯カメラ20基を設置して犯罪抑止力の向上に努める計画であります。 一方、身近な犯罪の防止につきましては、警察力のみに頼るものではなく、市民一人一人が防犯に対する意識を高め、みずからが「自分の安全は自分で守る」「自分たちの地域は自分たちで守る」という考えのもと、自主防犯を基本とした地域ぐるみの防犯活動としまして、自主防犯組織を結成し、地域における自主防犯組織によるパトロール活動を実施しているところであります。 現在、自主防犯組織の結成状況は、草加警察署に届け出をしている組織が48団体あり、このうち現在活動している組織は43団体であります。 市では、これらの自主防犯活動を支援するため、パトロール時の腕章や帽子、ベストや懐中電灯などの防犯用品を貸与するとともに、毎年防犯講習会を開催して防犯組織の役割や安全な防犯活動の実施方法などを学んでいただいているところであります。 さて、ご質問の事故に対する保険料の助成につきましては、既に全ての市民を対象に市の主催、共催事業やボランティア活動参加中の事故に対し、保険金が支払われる全国市長会の市民総合保険に加入している状況であります。 しかしながら、これまで自主防犯組織に対して保険制度への加入の有無や補償内容等の説明が不十分であったことなどを踏まえ、今後各自主防犯組織に対して、この保険制度の周知に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○森伸一議長 14番。 ◆14番(瀬戸知英子議員) ご答弁ありがとうございました。 再質問いたします。 まず、質問事項1の風疹予防接種ですけれども、お二人の議員さんがきのう、きょうと質問してくださっていますので、データ的なことは大体もう出たと思います。 再度、副市長にお尋ねしたいんですけれども、副市長ね、やっぱりこのワクチンというのは免疫効果を高めましょうということなんですよ。先ほどから、きのうのご答弁の中で、自分の安全の中の問題としてという、そういうお言葉が何回か出ていましたけれども、それじゃ妊婦さんだけを守ればいいのかということでは私ないと思うんです。そうですよね。 実は、きょうすごいデータが出たというので、私びっくりしたんですけれども、日本でもうことしになって風疹の患者が1万102名を超えたという、すごい数になっています。やっぱり地域感染させないためには、予防接種しかないんですよ。 私、副市長が言った自分の身は自分で守るということは、妊婦さんは注意してくださいよと、私はそういうふうな意味合いにしかとれなかったんです。そうすると、社会全体で赤ちゃんや妊婦を守っていこうという、守っていかなくてはならない、命を守っていかなくてはならないという、そういった考え方というのはどこにいってしまうんでしょうね。再度お尋ねいたします。 ○森伸一議長 14番議員の再質問に対する答弁であります。 質問事項1、質問要旨1についての答弁を副市長。 ◎斎藤順一副市長 再質問にお答えいたします。 ただいまお話をいただいたとおり、やはりこの問題というのは非常に大きな問題であると、これは私自身も常々思っているところでございます。 ただ、いわゆる助成金の問題とか、あるいは補助金の問題、こういう問題になりますとですね、やはり行政で行うべきもの、あるいは市民の方々にしていただくこと、そういったところで行政の守備範囲というものが、多分こういう問題の中に大きく出てくるのではないか。もっと言うなれば、やはり税金の使い方をどうすべきかという、こういうふうな非常に大きな多分問題に発展するようなですね、この問題というのははらんでいるのではないかなというふうに思っております。 したがいまして、昨日、またあるいはきょうということで私のほうで答弁させていただいてありますけれども、やはりこの事態は憂慮すべき事態であるけれども、その患者の推移だとか、そういったところを見たときに、どこまで今の中で行政として範囲の中で考えるべきものなのか、あるいは市民の方々にその辺について十分理解をした上で、言葉がね、私ちょっときのう自助という言葉を申し上げさせていただきましたけれども、いわゆる自分でその辺の準備をしていただくとか、あるいは身を守っていただくとか、そういったこともいわゆる行政の守備範囲の中で考えたときの一つのものとしてあるのではないかなというような観点から、私きのうから述べさせていただいているところでございますので、決してこれをこのまま放置するというのではなくて、また国のほうでも恐らく先ほど申し上げました1万102名ですか、これを超えるような数字が出ていると、これは昨年に比較しても4倍を超えるような多分数字だと思いますけれども、そういった数字が出ておりますので、多分厚生労働省としてもこの数字をどう捉えるかというのは多分大きな問題として考えているのではないかなというふうに思っております。 そこで、この問題をじゃ市で、だからとって市でですね、ここですぐに助成する、あるいは補助金を出す、こういったことではなくて、やはりもう少し私どもとすれば、これから夏場にかけて下火にもなるという話もございますけれども、もうちょっと様子を見させていただいた上で、この問題については考えさせていただきたいと、こういったことで答弁をさせていただいているところでございます。 以上です。 ○森伸一議長 14番。 ◆14番(瀬戸知英子議員) 国の動向も私は大事だと思います。もちろん、市の財政のこともありますし、市のお金を使うわけですから、考えていかなければならないと思いますけれども、でもですね、国がやってくれない、県もやってくれないから市がやらなきゃいけないということもあると思います。 埼玉県でもやってくれませんよね、でも自分たちのまちで動き出した自治体がたくさんあります。そして、実は幸手市、集団接種を始めました。しかも、枠を23歳ではなくて19歳から49歳です。幸手市は立ち上がったんですね、国を待っていないんですよ、県を待っていないんですよ、幸手市は動き出したんです。 ですから、八潮市もいろんなご事情はあると思いますけれども、これだけ多くの議員さんも風疹に対しての一般質問を行っているわけですから、動向を見きわめてというご返事ではなくて、もっと前向きに考えていただけたらありがたいと思いますので、要望をお願いいたします。 次、質問事項2、みどりのカーテンですけれども、私が一番最初に緑のカーテンやりましょうよと言ってから、水道部の方たちは本当に一生懸命、ゴーヤを植えていただいて広めていってくださったことに感謝いたします。おかげで、随分広まったと思います。 先日、水道まつりでも種を配ったということですので、これからももっともっとたくさんの種を一般の人たちに広く行き渡るようにお願いしたいと思います。ぜひとも、子供さんに、子供さんが環境問題に関心を持つということはとても大事なことですので、まず緑のカーテンから環境問題について考えていただきたいなというふうに思いますので、もっともっと啓蒙活動をして広げていただくことを要望いたします。 次に、質問事項の3ですけれども、保険があったんですね。市の窓口に行っても、それから草加警察に行っても、保険のことはご説明なかったんです。自分たちで入ってくださいというふうなお話だったものですから、じゃどうしようかということで皆さんで頭を抱えていたんですけれども、やっぱりもう少し皆さんにわかるように、窓口ですぐ答えられるようなシステムをつくっていただけたらありがたいと思います。要望で結構です。 以上で終わります。 ○森伸一議長 以上で、瀬戸知英子議員の質問並びに質問に対する答弁を終わります。 会議の途中ですが、ここで10分間の休憩をいたします。 △休憩 午後2時03分 △再開 午後2時16分 ○森伸一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。---------------------------------------朝田和宏議員 ○森伸一議長 一般質問を続行いたします。 次に、2番、朝田和宏議員より質問の通告を受けております。 朝田和宏議員の発言を許可します。 2番。          〔2番 朝田和宏議員 登壇〕 ◆2番(朝田和宏議員) 議長から発言の許可がありましたので、通告書の内容に従い一般質問を行います。 まず初めに、質問事項1、風疹ワクチン接種費用の助成についてお聞きします。 この件に関しては、昨日の戸川議員、きょうの池谷議員、瀬戸議員の八潮市議会2001年当選組、3期生がそれぞれ質問されており、私も3期生の一人として私なりの見解を述べながら質問をさせていただきます。 さて、全国の風疹の患者数は、今月2日までの半年間で9,408人に達し、きょうのお昼の報道では1万人を超えるという大変大きな非常事態となっております。最近の1週間でも患者数は増加し、関西や首都圏を中心に全国で感染の拡大が続いております。これから風疹の流行期でもある夏を迎えることを考慮した場合、早急な対応策を講じることが必要と考えます。 さらに、本市は多くの市民が人口密度の高い首都圏へ通勤していることを考えても、一刻も早い対策を講じることを要望いたします。 そこで、質問1として風疹の感染拡大を受けて、県内の自治体でも風疹ワクチン接種費用の助成を実施するケースがふえています。今後、本市でもワクチン接種費用の助成を実施する考えについてお聞きいたします。 次に、質問事項2、学力向上についてお聞きします。 現在、本市では3年生以上の児童生徒を対象に、授業の補充学習や朝自習、家庭学習のための教材、「八潮BasicⅠ・Ⅱ」を使用しています。こちらが現物でございますが、こちらはまず、これが基礎学、これは3年生、4年生用の基礎学力問題集、そしてこちらが同じく3年生、4年生用の発展問題集です。 そこで、次の2点についてお聞きをいたします。 ①それぞれの学校での活用方法について、主な活用方法についてお尋ねをいたします。 ②どの程度、基礎学力が向上しているのかなど、検証をする必要があると感じますが、教育委員会としての見解をお聞きいたします。 次に、質問事項3、TX高架下の活用についてお聞きします。 2005年8月24日、つくばエクスプレスが開業し、ことしで間もなく開業8年目を迎えようとしています。開業当時、1日当たりの路線全体乗車人数は約15万人であったものが、2012年には30万人を突破、また同様に八潮駅の乗車人数は1日平均6,600人だったのが2012年では約1万6,200人と急増しており、今後さらに駅利用者の増加が見込まれていると言われています。 そこで、質問要旨1として、今後本市の魅力あるまちづくりを進めるためにも、市内を走るつくばエクスプレスの高架下部分をどのように使用するのか、重要なコンセプトの一つではと考えます。 そこで、この場所を管理している会社側、つくばエクスプレスに対して具体的な活用方法等を提案、提言する必要があると思いますが、市の見解をお聞きいたします。 最後に、質問事項4、ご当地プレートの導入についてお聞きします。 まず初めに、ご当地プレートとは、原動機付バイクの課税標識、(通称)ナンバープレートを市町村ごとにユニークな形状や図柄にしたものであり、最初にご当地プレートを導入したのは2007年、愛媛県松山市であり、市の職員が特区制度を検討している際に浮上したアイデアであり、規制緩和をする必要がなく、現法のままできることから、実行されたとのことです。 その後、同様な動きが全国に広まり、2013年6月3日現在、45都道府県210市町村で導入済みとなっております。ちなみに、埼玉県でも64市町村中28市町村が導入されており、近隣では隣の三郷市が昨年の5月にご当地プレートが誕生しております。 そこで、質問要旨1として、原付バイクの課税標識、(通称)ナンバープレートの図柄や形状を自治体の観光PRやイメージキャラクター等を採用する取り組み、ご当地プレートをする自治体が増加しています。今後、本市でも同様な取り組みを行い、まちへの愛着や観光PR等を推進する考えについてお聞きをいたします。 以上で1回目の質問を終了いたします。 ○森伸一議長 2番、朝田和宏議員の質問に対する答弁であります。 質問事項1、風疹ワクチン接種費用の助成について、質問要旨1についての答弁を健康スポーツ部長。 ◎戸澤章人健康スポーツ部長 質問事項1、質問要旨1についてお答えいたします。 昨年から風疹が全国的に増加傾向にあり、特に20代から40代後半の感染者報告数がふえていることから、東京都や神奈川県などのように大人の風疹の予防接種費用の一部助成を始めている自治体もございます。 埼玉県においては、患者数の推移を見きわめ、費用の助成をするか判断するとの見解を示しております。一方で、県内市町の中には独自に風疹ワクチン接種費用の一部助成を始めている自治体もございます。 本市では、現在のところ任意予防接種となります大人の風疹予防接種につきましては、接種費用の助成を行う予定はございませんが、今後国・県等の状況を踏まえ、対応を検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。 以上でございます。 ○森伸一議長 次に、質問事項2、学力向上について、質問要旨1の①、②についての答弁を学校教育部長。 ◎榎本隆学校教育部長 質問事項2、質問要旨1の①についてお答えします。 子供が授業の内容がわかり、学ぶことが楽しいと感じ、毎日元気に学校に通い、次代を担う八潮の子供たちを育成するためには、基礎学力の確実な定着、向上を図ることは極めて重要であると考えております。 教育委員会では、平成22年4月に基礎学力の定着を図るための問題集「八潮BasicⅠ」を児童生徒に配布し、効果的な活用について教員が構成員となっている小中一貫教育推進委員会の中の「まなび部会」で議論を重ねてきたところでございます。また、応用・発展的な内容を掲載した問題集「八潮BasicⅡ」を平成24年度に作成し、今年度から活用を開始いたしました。 八潮Basicの主な活用方法でございますが、BasicⅠにつきましては、授業が始まる前の朝自習の時間や児童生徒がみずから課題や学習内容を選択して取り組む「えらべる科」の時間、国語や算数・数学の授業、放課後や長期休業日の補習及び家庭学習で活用しております。BasicⅡの活用につきましては、BasicⅠと同様の活用方法に加えて、テスト前の勉強や入試対策で有効活用できるものと考えております。 質問要旨1の②についてお答えいたします。 基礎学力の定着を確認するために、3校の中学校ではBasic活用後、確認テストや検定試験を実施しております。 議員ご指摘のとおり、本市の基礎学力の向上についての検証は必要であり、教育委員会といたしましては現在、県で実施しております基礎的基本的な学習内容の習得状況を調査する「教育に関する3つの達成の目標」の調査結果を一つの指標として検証を行っているところでございます。 特に、BasicⅠの活用状況につきましては、各学校の実態に応じて、全ての小中学校でさまざまな機会を捉えて活用されていることから、基礎学力の向上に大きく寄与しているものと考えております。 今後、国・県で行う学力学習状況調査等の結果を有効に活用するなど、検証に努めてまいりたいと存じます。 以上でございます。 ○森伸一議長 次に、質問事項3、TX高架下の活用について、質問要旨1についての答弁を都市デザイン部長。 ◎高木哲男都市デザイン部長 質問要旨3、質問要旨1についてお答えします。 初めに、本市におけるつくばエクスプレスの鉄道延長は、足立区との都県境から三郷市との行政境まで約5.1キロメートルとなっております。そのうち、河川や地下部分等により高架下利用のできない部分があり、また駅舎やTXアベニューなど、既に利活用が図られている部分を合わせた延長が約2.7キロメートルございますことから、想定される高架下利用が可能な延長は約2.4キロメートルとなります。 鉄道会社以外での高架下の現在の活用状況といたしましては、八潮駅利用者等の利便性を図るため、駅付近にて4カ所の駐輪場を整備し、多くの市民の方などに利用されているところでございます。 さて、ご質問のつくばエクスプレス高架下の具体的な活用方法でございますが、その活用条件等につきまして、つくばエクスプレスを運営している首都圏新都市鉄道株式会社に確認をいたしましたところ、高架下は経営上、大変重要な資産であり、鉄道会社としても今後周辺の街並みが成熟してきた段階において、積極的に収益事業を展開していきたいとのことでございました。 なお、地元市への貸し出しにつきましては、鉄道施設に影響を及ぼさないよう利用することが前提であり、周辺のまちづくりに貢献する施設等であれば、利用形態、管理方法などといった点を踏まえ、相談に応じることは可能とのことでございました。 市といたしましても、高架下の空間は市民によるまちづくり活動を進めていく上でも、大変有効なスペースであると認識しております。今後、その高架下の具体的な活用方法が見えてまいりましたら、鉄道会社に対し提案してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○森伸一議長 次に、質問事項4、ご当地プレートの導入について、質問要旨1についての答弁を税財政部長。 ◎宇田川浩司税財政部長 お答えいたします。 原動機付自転車の課税標識を独自の形状やデザインとするもの、いわゆるご当地プレートにつきましては、地域振興や観光振興を目的に取り組みが行われ、本格的な導入の第1号は平成19年7月の松山市であると言われております。その後、全国的に拡大し、近年、導入団体がふえているところでございますが、一般財団法人日本経済研究所の調べによりますと、平成25年6月3日現在、全国で200の団体で導入が決定されているところでございます。埼玉県内では19団体が導入しており、近隣では三郷市が平成24年5月に導入しております。 ご当地プレートの効果といたしましては、まちへの愛着が深まることや観光PRの推進などが挙げられますが、一方でナンバープレートの作製費用が割高になるといった課題もございます。作製費用は、通常1枚100円程度でございますが、独自に作製する場合には発注枚数等にもよりますが、その3から4倍になることが見込まれます。 最近導入いたしました団体の幾つかにお伺いしたところ、独自の形状で作製しました三郷市では、型代が157万5,000円、作製費が1枚420円、鴻巣市では型代が50万円、作製費が1枚378円ということでございました。また、通常の形状でデザインのみ変えております深谷市では1枚294円、白岡市では1枚404.25円ということでございました。 本市における取り組みの考えでございますが、ご当地プレートを導入することにより、まちへの愛着が深まることや、例えばイメージキャラクターのPRといった効果が期待されるところでございます。しかしながら、導入に当たりましては市民の間での機運の盛り上がりや、市民の皆様のご理解をいただくことが重要であると考えております。 また、本市にはハッピーこまちゃんや花桃、小松菜、獅子舞、川の風景といった観光資源、産業資源等もございますので、ご当地プレートとして何を採用するのか、どのように決めるかといったことも考える必要がございます。こうしたことから、市としてどのように取り組んでいくか、先ほど申し上げました費用面の課題等を含め、総合的に検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○森伸一議長 2番。 ◆2番(朝田和宏議員) それぞれご答弁ありがとうございました。 再質問をさせていただきます。 まず、再質問、質問事項1の風疹ワクチンの接種費用助成について再質問をさせていただきます。 この問題は、先ほど私以外の3人の方がいろいろ説明されておりますので、多少重複するところもあるかと思いますが、ご容赦いただきたいと思います。 まず、担当課としての考え方なんですけれども、先ほど私と前の方の質問の中で、草加保健所管内では21名の方が発症されているということで、今後これがどのように流行が爆発的な流行になるのか、それとも沈静化するのか、これはなかなか難しいと思うんですが、ただ一般的に夏がピークだというふうなことで言われている中で、担当としては今後この感染の拡大について懸念はどうでしょうか、どのように考えられているでしょうか、まずはちょっとお聞きしたいと思います。 ○森伸一議長 2番議員の再質問に対する答弁であります。 質問事項1、質問要旨1についての答弁を健康スポーツ部長。 ◎戸澤章人健康スポーツ部長 お答えいたします。 議員今おっしゃられたように、例年夏場を過ぎますと、だんだん下火になるという話も聞いておりますので、そういった傾向が今年もあるのではないかなと理解しているところでございます。 確かに、新聞等でも東京、神奈川、かなり多く発生しております。ただ、埼玉県は先ほどもご質問の中にもありましたけれども、件数とすると例年よりは多いんですが、この第23週時点で453人と、東京等と比べますとかなり少ない数字となっているというような現状もございます。草加の保健所管内は、またその中でも特に少ないというような、なぜかというのはちょっと私どももわかりませんが、そういった事情がございます。 ただいま申し上げましたように、今後の推移につきましては例年どおりではないかなと、希望的な観測ではございますけれども、思っております。 ○森伸一議長 2番。 ◆2番(朝田和宏議員) わかりました。 続いて、再質問をさせていただきます。 このいろいろね、助成するしないはさておいて、今の現状、本市の場合は草加八潮医師会という団体が管轄をしているわけなんですけれども、それを含めて、あとは草加保健所ですか、そういったところの考え方ですね。確かに、今埼玉県内というふうなことで、東京から比べると患者数は少ないというふうな感じも私もしているんですが、ただ先ほど私登壇したときに申し上げましたけれども、本市は都内へお勤めに行っている方がかなり多いわけですよ。今回も、いろいろなデータを見ますと、やっぱり患者の8割近くが男性ということで、要するにもう都内は人口密度も高いわけですし、この風疹というのは皆さんもご承知のとおり飛沫感染といって、要するに人込みが多ければ多いほど感染しやすいというふうな中で、医師会とか保健所の見解というのはどうなんでしょうか、その点は何か協議はされているでしょうか、もしわかりましたら教えてください。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を健康スポーツ部長。 ◎戸澤章人健康スポーツ部長 男性の場合は、確かに抗体化が低いということで、感染しやすいというような話はお伺いしております。ただ、今後の対応について具体的な協議は今のところしてございません。 ○森伸一議長 2番。 ◆2番(朝田和宏議員) わかりました。 続いて、市民の声ボックス、または担当のほうに、やはりこれだけ本市以外の市町村が埼玉県内でも半数以上助成している中で、そういう助成をしていただきたいという声は何件くらい寄せられているか、ちょっとデータがあるでしょうか。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を健康スポーツ部長。 ◎戸澤章人健康スポーツ部長 お答えいたします。 現在、市民の声ボックスに寄せられている件数は3件、ただ直接保健センターのほうに電話というのは毎日のようにございます。 以上です。 ○森伸一議長 2番。 ◆2番(朝田和宏議員) すみません、ちょっと確認をしたいんですけれども、保健センターのほうには毎日あるという、それはどのくらいか数わかりますか。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を健康スポーツ部長。 ◎戸澤章人健康スポーツ部長 1日一、二件ということだそうです。 ○森伸一議長 2番。 ◆2番(朝田和宏議員) わかりました。 続いて、再質問ということでお尋ねをいたしますが、先ほど私以外の3人の議員の方も同じ共通認識なのかなというふうに思っています。また、質問されていない方も、やはりそのやりとりを聞いていて、同じく感じているのかなというふうに思いますけれども、近隣市がやっているからやれということではなくて、もう本当に近隣市でも実施をしている。 一方、こういった見方もできるんです。つくばエクスプレスの沿線を地図上に落として、三郷市の場合は今後やるというふうな方向性ですけれども、現時点で要は助成をするというふうなことを表明していないのは、うちの市だけなんですね、ほかの市はほとんど茨城とかでも、千葉、そういった自治体も助成をしているところもありますし、今後するというふうな状況の中で、果たしてこれでいいのかなというふうに私は感じるわけなんです。 先ほど、副市長の答弁の中で行政には守備範囲があるというふうなお話もしました。もちろん、私はそれは大前提だと思いますし、やっぱり行政でできること、それも十分私は理解しているんですけれども、そこでぜひこの問題は私は市のトップである市長に、まずは考え方をちょっとお聞きしたいんですが、そもそも論になりますけれども、この問題は私はやはり国が責任があると思うんですよ。なぜかというと、それは皆さんもご承知のとおり学校での予防接種が1977年から94年は女子中学生というふうなことで対象になって、その時期に予防接種を受ける機会がなかった男性が感染しているというふうなことが今回のことに背景があるわけですよ。 確かに、国がやらないからというふうな考え方もありますけれども、国がやらない、埼玉県もなかなか腰が重いという中で、やはり事前の策として私は地方自治体がしっかりやって、要するにそれをやったからって感染が全て100%防げるものではないと思いますけれども、じゃこういった助成制度があるんだから受けてみようという、やっぱりそのきっかけになると思うんですよ。 こういったことを踏まえても、多分同じ答弁になるのかもしれませんが、まず市長は今回のことに関してどのようにお考えかお尋ねをいたします。よろしくお願いいたします。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を市長。 ◎多田重美市長 お答えをいたします。 まず、ずっと議論聞いていて、私不思議だなと思っているのが1つ感じました。それは、隣の市がやっているから、それからみんなやっているから、何で八潮がしないんだと、そういう捉え方というか、質問の仕方がほとんどでございます。それ自体、わからないわけでもないです。 じゃ、この風疹の予防のために皆さんが働いて納めた税金を出す理由がないと、これは出せないわけです。隣の市が出したから、みんなが出したから、つくばエクスプレス沿線で八潮だけが残っているから、出さないのはおかしいじゃないかという、私はその議論がどうもちょっと違和感を感じます。これは正直な話でございます。 それで、例えば、もしですよ、今回の対象となっている方というのは、20代、30代、40代の働き盛りの男性が90%だというわけですよ。今、市はいろんな医療の助成をやっておりますけれども、やはり一番税金を出して皆さんが納得いくのは、本当に困っている弱者の皆さんですよね、まずそれ。 例えば、小さなお子様とか、まだ学校に行っている子供さんたちとか、それから全く収入のない高齢者の皆さんとか、そういう人たちに、これは3,000円なり5,000円でも出してやらないとかわいそうじゃないかと、そういう議論でしたら、なるほどなと、私はそう思います。 ところが、一応第一線で働いて、収入を得ている人たちに、市民の働いてきた税金をどういう理由で助成するかということの視点も考えていく必要があるんではないかなというふうな感じで、どうもそれがちょっと気になるところでございまして、私の考え方としてはその辺がちょっと引っかかるところでございまして、この問題につきましては先ほど話したとおり、やはり国が第一にする、国は国民の健康管理、特にワクチン行政については全て国が牛耳っているわけでございますので、国が適切に判断して我々を指導するというのが本来のあり方ですよね。 だから、その辺を国なり県がどのように考えているかは私ちょっとわかりませんけれども、やはり適切な指導して、国も出すから自治体も少し出してくれないかと、こういう議論だったらわかりますけれども、やはりその辺もうちょっと本当に税金を出す人の立場、それを使う立場のこともしっかりと考えていかないと、じゃインフルエンザも全部出せという話になりますよね、そういう状況になりますと。 今、市も民生費が100億円を突破しておりますよね、このままの状況だとほとんどの予算が民生費でもう賄わざるを得ないと、こういうような状況でございますので、やはり少しでも出したいというのはこれ、副市長も私も同じでございますけれども、ある程度しっかりとその根拠を考えていって、出すことに対してはある程度納得いく形で出すというのが、これはやっぱり私の基本的なスタンスでございます。ご理解をいただきたいなと思います。 ○森伸一議長 2番。 ◆2番(朝田和宏議員) 今、最後にご理解をいただきたいということで、確かに市長さんともなれば、いろいろな課題があって、それだけはできないということも私は十分、市議の立場ですけれども、理解をしております。 ただ、確かに先ほど市長が近隣がやっているからというふうなこともね、だからというのはどうかなというふうにお話されていましたけれども、今回の場合は確かに国がしっかり責任をとらなくちゃいけないというのが大前提ですけれども、それが実際行われていない中で、じゃ近隣の自治体が協力して、なるべくそれを感染するリスクを1%でも下げようという、私はそういった考え方も必要なのかなというふうに思うんですよ。 確かに、市民から納めていただいた税金の使い方というのは非常に難しいと思います。Aさん、Bさんという方が2人いらっしゃれば、Aさんはこれはいいことだと、Bさんはいやけしからんと、やっぱりそういった話もありますけれども、ただ私は今回はちょっと大げさな言い方になりますけれども、やっぱり市長として政治的な判断でやることによって、もし仮にこれで八潮がこのままの状態で助成はしませんと、実際かかった接種費用を自分で出せば、それはわかりますよ、それは。でも、今回患者の8割が男性ということで、これはちょっとうがった見方かもしれませんけれども、男性というのはなかなかこういうものに関してちょっと足が遠のくというんでしょうか、なかなかみずから行こうと感じているのは私は少ないと思うんです。 ですから、今回の助成をすることによって、これは助成するのが目的じゃなくて、この風疹をしっかりここでストップさせるんだという、やっぱり私は手段の一つだと思いますので、そういった観点も私は必要なのかなというふうに思いますけれども、端的に聞きますけれども、現時点では市長としては今後助成はしないというお考えなのか、まずはお聞きしたいと思います。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を市長。 ◎多田重美市長 今、朝田さんも助成をするのが目的でないというような表現をされておりましたけれども、私は今回の一番大切なのは今言ったとおり男性が8割から9割ですよね、それ働いている人たちですよね、ほとんど。例えば、ここで3,000円とか5,000円の助成金を出したとしても、果たしてお医者さんのところに行くかどうかという、一番大切なのは国が音頭を取って、とにかく対象者の年齢の人たちは会社のほうで、勤め先のほうで大きな状況になっているから、ぜひ病院に行って風疹の注射を受けるような、そういう体制をつくれと、そういうことが一番大切なんじゃないですかね。 私は、補助金を出したからどうのこうのというような今の状況じゃないような感じを受けます。今、出すとか出さないとかということで、そういう点からもやっぱり本来最も効果のあるやり方をしながら、国なり県がどういうふうに立ち回っていくかと、その対応を見ながら、うちのほうも考えるということでございますので、今出すとか出さないとかという結論めいたことは言うつもりはございませんので、その辺はどうも朝田さんは男性の立場だから、勤め人としてのですね、どうしたらお医者さんに行けるかという、そっちのほうの体制に少し声を上げたほうがいいんではないでしょうか。 以上です。 ○森伸一議長 2番。 ◆2番(朝田和宏議員) 理解しましたということが、なかなか私は言えないんですが、確かに国とか、そういうふうなものはわかります。市長がおっしゃったように、3,000円なり5,000円の助成を出して、果たしてどれだけの人が行くかということも、もちろんこれもどこまで効果があるかというのはわかりませんけれども、ただこういったものはベストのことはできなくても、やっぱりベターなことを粛々とやることも、こういう事態だからこそ私は必要なのかなというふうに感じておりますけれども、例えば仮定で話をしてはいけませんけれども、本市の場合は草加と医師会が一緒ですけれども、草加市が助成をしますというふうな方向性を示したとします。その時点でも、本市はやらないんでしょうか、市長はどうお考えでしょうか。 それを言うと、また隣がやったからという議論になりますけれども、その点に関してはどうお考えでしょうか。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を市長。 ◎多田重美市長 どうも私の考え方をご理解できないようでございますけれども、例えば我々執行責任者の一人の立場で言えば、今回の皆さんの一般質問の中でも、八潮メセナがですね、今にも器具が壊れちゃって大変な状況になっていると、これは一体どうするんだと、こういう話も出ていると。また、水路がふたをかけないと、いつ交通事故に遭うのかわからないような状況だから早くしろと。また、早く橋を架けないと、また区画整理が早く進まないと、市民の皆さんが困るじゃないか、実施設計ができないじゃないかと、たくさんのご要望がもう出ておりますようですね。それを一つ一つお聞きしがら、何が最も今八潮にとって一番優先的に最優先で取り組んでいかなければならないのが何なのかということを常に我々は考えているわけですよ。 ですから、市民の皆さんが自分たちでできるところだけは何とかやってもらって、どうしてもできないところをとにかく最優先で一生懸命頑張りますよと、こういうことでやらせてもらっておりますので、ぜひその辺、お気持ちはわかりますけれども、ぜひ国の動向をよく見ながら、県の考え方なりをよく見ながら、市の懐具合と市民要望の重要度を認識しながら取り組んでいきますので、ぜひご理解をいただきたいと思います。 ○森伸一議長 2番。 ◆2番(朝田和宏議員) なかなか、この議場でやるとかやらないとかという、そういう話は公式見解になってしまいますので、なかなか言えない部分があるのかなというふうに思いますけれども、私が感じているのは八潮というのはすごくポテンシャルが高いまちだと思うんですよ。これだけ都心に近いし、自然もそれなりに残っていると。そういう市でありながらですよ、これを言うと、またないものねだりと言われるかもしれませんけれども、本格的な児童館はない、子ども医療費に関しても埼玉県でも非常に低いレベルですよね。ましてや、産科も誘致をしたけれども、なかなか難しいという中で、本当にこれでこの先、八潮は急激に高齢化が進むわけですから、もちろん高齢化が全て悪いということじゃなくて、そういった人たちを支える若い人たちにどんどん、どんどん住んでいただくという、こういった取り組みをしていかなければ、幾ら便利だからといっても、じゃつくばエクスプレスに乗れば、あと5分、10分乗れば、もっと環境のいいところもあるかもわかりませんし、そういう子育てが充実しているとか、教育が充実しているというね、そういうところにもしかすると吸収されてしまうということもありますので、これはそれに比べれば小さな問題かもしれませんけれども、ぜひ私は一つのまちが市民に対する思いやりというんでしょうか、そういったものの一つだと思いますので、ぜひこの件に関しては国とか県の動向を待つのではなくて、ぜひ早急に何らかの対応をしていただきたいということを要望させていただきます。 次に、質問事項2、学力向上についてお伺いをいたします。 私も、これ拝見させていただいて、中身も先生方がつくられて、非常によくできているなと、お金を出して市販のものを買ってしまえば、それまでですけれども、八潮で子供たちを教えている先生が八潮の課題をしっかり捉えて問題つくっているなというふうに思って、これからこれに満足するのではなくて、発展していただきたいなということで今回質問させていただいたんですが、一部これを使っている先生の方から、ちょっと大きさとか厚さとか、例えばこれ開きますと家庭学習チェック表とかというのがあるんですよ。要するに、家に持って帰って保護者の方にサインをしてもらって、返してくるということなんでしょうけれども、これ持ち帰りするのにちょっと低学年とかには重いとか大きいと、私は一部の声かもしれませんけれども、聞いているんです。 であれば、例えば今後よりこれを活用してもらうには、お金はこれもかかってしまいますけれども、一つの考え方としてはバインダーみたいなのにすれば、そのページだけとか、それを持ち帰らせて翌日持って返って閉じてやると。それで、それにきちんと保護者の印なり何かつけてもらって返ってくればいいわけですから、やはりそういった工夫というのも、これから特に基礎学力問題集は必要なのかなというふうに思いますけれども、そういったことに関して教育委員会は現場からどうでしょうか、学校のほうから、そういった声聞いていればご紹介をいただきたいと思います。 ○森伸一議長 質問事項2、要旨1の①の再質問に対する答弁を学校教育部長。 ◎榎本隆学校教育部長 再質問にお答えいたします。 このBasicの活用について、いろいろさまざまなところで活用しているところですけれども、家庭で少しでも勉強する機会がふえて、さらに基礎学力、応用力も含めて学力が向上するようにという教員の熱い思いで英知を結集してやっとできたと。これについては、予算措置も含めて、これは議会でご理解、ご支援をいただいてやっとできたかなと思っております。 例えば、今できたばかりですので、まだ現場からの声はさほど多くはありませんけれども、車に例えるとプレートナンバーが840で、技術者の心血を注いで新車がやっとできたということかと思っております。今後、ユーザーのご意見等には十分耳を傾けながら、必要があればモデルチェンジをしていくということも十分これは今後検討する大きな課題の一つかなと思っております。 以上でございます。 ○森伸一議長 2番。 ◆2番(朝田和宏議員) わかりました。 同じく①について再質問をさせていただきます。 現在、本市では3年生、4年生からということで取り組みをしているんですけれども、先日ある学習塾を経営されている方からちょっとお話を聞いて、ああそうなのかというふうに思ったんですけれども、特に小学校、要するに基礎学力を学ぶ場ですけれども、低学年のときにかなりつまずく子が多いんですよねというふうな話があって、どういうことかなというふうに聞きますと、学習指導要領が変わって、具体的なちょっとお話をしますと、小学校2年生でもかなり、今まで本来3年生で教えていたものが2年生で教えているケースがふえておりますよね。やっぱりそういうところで、3年生で教えるものが2年生に入ってきているわけですから、一つ一つの問題を解く、要するに授業のスピードがかなり速くなっているということなんですね、そこでつまずくケースがあるんですよねというお話を聞いたんです。 そうなのかなと思って、ちょっとインターネットで調べまして、これは大手の教育研究開発センターがデータをとると、小学校2年生でかなり、例えば算数にしても、ほかの教科もそうかもしれません。特に算数は、かなり複雑な問題が入ってきて、そこでわからなくなって3年生に上がってくるということで、こういったことを考えると今後、せっかくこういったすばらしい問題集をつくったわけですから、2年生のものも、そういったことを考慮すると発展的につくっていくのも一つなのかなというふうに思いますが、現場からはそういう余り、2年生というのは、何年生からというのは難しいと思いますけれども、その点に関してはどのように、何か声をお聞きしているようでしたら、教えていただきたいと思います。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を学校教育部長。 ◎榎本隆学校教育部長 再質問にお答えいたします。 今、特に2年生がというご指摘があって、2年生にかかわって、特に学力云々という言葉はですね、現場からはさほど耳には入っておりません。というよりは、やはり何年生であろうと担任を持てば、もうそのクラスの子供たちが40人いれば40人、一人も積み残すことなく学習内容を習得させて、何とか次の上の学年へということがまず大前提になっております。 特に、小中一貫教育という手法を取り入れて、小学校1年生を担任していても、9年間で義務教育の学習内容を何とか身につけさせたいという思いが、まずは一番強いかなというふうに思っております。 ですので、現場では、確かに子供によっては理解をするのにさほど時間をかけない子もいますし、授業時間を超えて、かなり時間を要して習得するという子供もさまざまなので、学校現場ではそれこそ休み時間であるとか、放課後であるとか、時間をうまく取りながら、学校によっては校長先生が検定、いわゆる例えば掛け算九九の最終的な合格の通知を出したり、さまざまな工夫をして何とか全員が学習内容が習得できるようにというようなことで、まずは取り組んでいます。 ただ、このBasicの内容に関して言えば、これは3年生以上ですので、今後1、2年生の学年が必要かどうかも、これは含めて今後の課題かなと思っておるところでございます。 以上でございます。 ○森伸一議長 2番。 ◆2番(朝田和宏議員) 分かりました。 もちろん、この八潮Basicが全てではありませんので、いろいろな取り組みをされて、本市の基礎学力を特に向上されるいろいろな取り組みをされると思いますので、一つの考え方としてぜひひとつ低学年から始めていただくことを要望させていただきます。 続いて、②についてなんですが、ちょっと全体的な考え方として、教育委員会がさまざまな形で本市の学力の向上ということで、埼玉県で行っている3つの達成目標なんかを見ても、数年前はちょっと残念な結果でしたが、ここ数年は県平均を超えているケースがかなり多くなって、確実に私はそういう基礎学力というのが高まってきているんではないかなというふうに思いますけれども、そういったことをやることによって、また新たな課題というんでしょうか、やっぱりそれは出てくると思うんですよ。進化をすればするほど、次に新たな課題というか、問題が出てくると思いますので、今後、本市の教育というふうな、ちょっと大きなテーマになってしまいますけれども、特に学校の教育の中で何が一つ課題というか、キーワードになっているか、もし教育委員会でそういった議論をされているのであれば、ご紹介をいただきたいと思います。 ○森伸一議長 同要旨②の再質問に対する答弁を学校教育部長。 ◎榎本隆学校教育部長 再質問にお答えいたします。 基礎学力が上がったという成果については、小中一貫教育の手法を取り入れたことは確かにきっかけにはなっておりますけれども、さまざまな取り組みを小中一貫教育以外でも取り組んで、それで基礎学力が上がってきたと。それは、目標が明確であったと、とにかく基礎学力と、あと不登校児童生徒を解消しようという目標、いわゆる達成課題が明確であったからこそ成果もあらわれ、また新たな課題が見えてくるというふうに認識はしております。 具体的には、埼玉県が学習状況調査ということで、基礎学力、応用力も含めてテストを、調査をしておりますけれども、国語や算数、数学においても基礎学力は県平均とそこそこ差はございませんけれども、応用力、特に国語では文章を読む力、物語であろうが説明文であろうが、文章を読む力、また算数、数学では計算では県平均と変わりませんけれども、いわゆる基礎的な内容は変わりませんけれども、図形問題、いわゆる思考力ですよね、そこら辺がやはり約5ポイントから6ポイント前後下回っていると。 もう一つ、アンケート調査では家庭で全く勉強をしないというポイントについても、県平均を下回ってくるということが出ています。応用力、発展力含めて、家庭での取り組みと、ここら辺が新たに課題として見えてきたところかなというふうに思っていると。手法については、十分これから検討してまいりたいというふうに思っております。その一つとして、今回BasicⅡの問題集をつくって取り組み始めたというところでございます。 以上でございます。 ○森伸一議長 残り時間注意してください。 2番。 ◆2番(朝田和宏議員) わかりました。 今の今後の課題とか、いろいろなことを踏まえて、ぜひ久しぶりに教育長、ご答弁いただきたいんですが、教育のトップとしてこれを今度は、小中一貫をしっかりやっていくということもわかりますけれども、どこに今の部長のお話を聞いた中で、本市の教育はまずここに力を注ぐべきかというものが何かありますでしょうか。先ほど、目標が大切だということだったんですけれども、もし率直な考えでも結構ですので、ご紹介いただきたいと思います。 ○森伸一議長 再質問に対する答弁を教育長。 ◎石黒貢教育長 お答えをしたいと思います。 今、部長が答弁をいたしましたけれども、私は教育ということにおいて、これでいいということはない。ですから、今基礎学力が県平均を上回ってきているんだ。ただし、応用力はまだまだ。じゃ、ここの部分をどういうふうに改善をしなくちゃいけない。これは教育は人なんですね、1時間1時間の授業、これをいかに充実させるか、これが本市の大きな課題。ですから、私どもは学校訪問をして、1時間たっぷり授業を見て教員を指導する、その繰り返しをやっております。 ただ、このことについても、すぐに成果はなかなか出ないのが現状。今、部長からありました家庭学習が県平均のおよそ、詳しくいえば倍ぐらいやっていない、倍近い。部長、遠慮して言わなかったんです。例えば、県は5.4%、全くしない、八潮は小学校9.1です。中学校へ行っても同じ結果。じゃ、学校と家庭がどのように連携をしていくのか、このことも私は大きな課題であると思っております。 いつも私、いろんなところで言います。部長、教育長と大分時が過ぎましたけれども、いろんな方に八潮は人を育てなくちゃいけない、あるいは八潮の教育は低いと、平気で八潮に住んでいる方から、そういう声をたくさん聞きました。そうではなくて、こういうふうに頑張っているんだ、みんなで八潮で今学んでいる子供たちを盛り上げていこうよ、褒めて、そして認めていく。こういうことも私、学校と家庭、地域、市会議員の皆さん方と一緒になってやっていきたいと思っております。 もう少し時間をください。頑張ってやりたいと思います。 以上でございます。 ○森伸一議長 2番。 ◆2番(朝田和宏議員) わかりました。 私も市議会議員となって間もなく12年ですけれども、自分がどういう質問をしたかなと、この前ちょっと振り返ったとき、当初はちょっと申しわけありませんけれども、不登校だとか、そういった本当に教育以前の問題がここで議論されていましたけれども、ここ数年はそうではなくて、今、教育長が話されたように違う次元で議論になっているのかなということで、やはりそれはいいことだというふうに思いますし、現状に甘んじることなく、やっぱり人を育てるということを主眼に置いていただいて、これからもそれはいろいろな部分で、私は別に今すぐ結果出せというんではなくて、やっぱり木とかと一緒ですね、長い年月をかけていかなければ、立派な木は育たないと思いますし、丈夫な根は張らないと思いますので、ぜひその点に関してはよろしくお願い申し上げます。 最後に、TXの高架下の活用についてということで、ちょっと質問させていただきます。 仮に、その場所を市が、TX側ではなくて市が何らかの形で使いたいというふうになったときに、こういったものはいい、こういったものはだめという何か規制は、まずあるんでしょうか、その点について簡潔にわかればお願いいたします。 ○森伸一議長 質問事項3、要旨1についての答弁を都市デザイン部長。 ◎高木哲男都市デザイン部長 再質問にお答えをいたします。 鉄道会社のほうに確認をいたしましたところ、こういった用途についてはいいとか悪いとか、そういったことは基本的にはないということでございまして、まず市としてその活用方法の検討段階において、その設置活用させていただきたいというものがいいかどうかというですね、そういった協議をさせていただきたいということで伺っております。 以上でございます。 ○森伸一議長 2番。 ◆2番(朝田和宏議員) わかりました。 当然の話ですけれども、あの場所は上に屋根というか、囲うものがありますので、考え方によってはいろいろな使い方ができると思いますので、ぜひその点についてはよろしくお願い申し上げます。 最後に、ご当地ナンバープレートということで、費用がかかるというふうなことでお話がございました。確かに、そういったものをつくればお金もかかりますけれども、ただそれをかかったお金を要するに広告料、要するにそういったものがついているバイクが市内はもちろん、市外で走ることによってどのくらいの経済効果があるのかというのはわかりませんけれども、そういった部分で考えれば比較的安価でできるんではないかなというふうに思いますので、ぜひその点についてはご検討をしていただきたいことを要望させていただきます。 ○森伸一議長 以上で、朝田和宏議員の質問並びに質問に対する答弁を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○森伸一議長 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 大変ご苦労さまでした。 △散会 午後3時16分...