平成30年 12月 定例会(第4回) 平成30年桶川市議会第4回定例会 第14日平成30年12月12日(水曜日) 議事日程(第5号) 第1 開議 第2 議事日程の報告 第3 一般質問 1番 新妻 亮議員 7番 北村文子議員 2番 江森誠一議員 第4 散会午前9時30分開議 出席議員(19名) 1番 新妻 亮 2番 江森誠一 3番 佐藤正広 4番 星野充生 5番 新島光明 6番 新井孝雄 7番 北村文子 8番 佐藤 洋 9番 岡野千枝子 10番 岡安政彦 11番 糸井政樹 12番 相馬正人 13番 渡邉光子 14番 島村美貴子 15番 仲又清美 16番 岩崎隆志 17番 保坂輝雄 18番 加藤ただし 19番 市川幸三 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人 市長 小野克典 副市長 松本幸司 理事兼総務部長 堀口 守 秘書室長 廿樂和彦 企画財政部長 安田直弘 市民生活部長 川辺吉展 健康福祉部長 桐生典広 都市整備部長 曽田信行 教育長 岩田 泉 教育部長 肥土耕一
選挙管理委員会 会計管理者 白根 勉 柳川達郎 委員長 本会議に出席した事務局職員 事務局長 上島奈穂子 係長 歌川千鶴 主査 大郷博之 主任 高柳 誠 技術員 高橋英夫
△開議の宣告(午前9時30分)
○議長(佐藤洋議員) 直ちに本日の会議を開きます。
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△議事日程の報告
○議長(佐藤洋議員) 本日の議事日程につきましては、お手元に配付してありますので、ご了承願をお願いいたします。
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△一般質問
○議長(佐藤洋議員) 日程第3、一般質問を行います。 1番、新妻亮議員。 〔1番
新妻亮議員登壇〕
◆1番(新妻亮議員) では、皆さん、改めましておはようございます。議席番号1番、新風クラブの新妻でございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。 けさ、ニュースを見ていまして、きょうは漢字の日ということで、ことしをあらわす1文字がきょう発表されるということで、それを聞いてもうそんな時期かという、ことし1年終わってしまうのだなと思ったのと同時に、2019年に向けてしっかりと準備をしていかなければいけない、そんな時期にも来ているのだなというふうに思って、きょう一般質問のほうをさせていただきます。 きょう、一般質問に関しましては、大きく分けまして3つ、1つ目は選挙について、2つ目がキャリア教育について、そして3つ目がスポーツにおけるまちづくりについて、この3つを質問させていただきます。どれもしっかりとこれを取り組んでいけば、よいまちづくりができていくという思いを持って質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 では、まずは大きな1番、選挙についての質問をさせていただきます。こちらは、まず投票率向上に向けた市の取り組みについて伺わせていただければと思います。2019年度に多くの選挙が予定をされていますが、その選挙についてどのように市として投票率向上に向けて取り組んでいくのかという点を伺わせていただければと思います。 まず、(1)番といたしまして、2019年度予定されています選挙について。 ①、2019年度予定されている選挙は何かを伺います。 そして、②、予定されている選挙の前回の投票率について伺わせていただきます。こちら、期日前投票、年代別の数字がわかる資料の提出をお願いしております。 そして、③番、投票率について市の見解を伺います。 (2)番といたしまして、投票率向上に向けた市の取り組みについて。 ①、今までの取り組みについて。 ②、来年度に向けた取り組みについて伺わせていただきます。 そして、2番、キャリア教育についてです。1999年に学校教育と職業生活との接続不足を改善するため、
中央教育審議会がキャリア教育の提唱したことが始まりとなり、ことしで19年目を迎えるキャリア教育ですが、子供たちの成長にとって、私としてはとても意味のある教育であると考えております。しかし、雇用形態の変化、そして少子高齢化、グローバル化などに伴い、日本社会の構造が大きな転換期を迎えることや、日本の子供たちの学習に対する積極性が世界の中でも低く、働くことに対して不安を抱えたまま職業につくことで、社会に適応できない若者が増え、子供たちを取り巻く環境の大きな変化を考えますと、キャリア教育のあり方というものをもう一度考えるべきときが来たのではないかという思いがありまして、きょう質問をさせていただきます。 まずは、大きな1番といたしまして、キャリア教育について。 ①、その意味と具体的な取り組み、そして今後の展望について伺わせていただきます。 また、②、地域との連携について伺わせていただければと思います。 そして、③、昨今
アントレプレナーシップ教育というものも多くの場所で取り組まれているかと思いますが、その違いについて伺わせていただければと思います。 そして、大きな3番といたしまして、スポーツにおけるまちづくりの推進ということで質問をさせていただければと思います。来年から、2019年、そして2020年、2021年、ゴールデン・
スポーツイヤーズと呼ばれる大きなスポーツの大会が行われ、スポーツをするということに関しましては、非常に取り組みについてもいろんなところで今されているところであります。この3カ年で多くのところからいろいろな観光客であったり、またこれを見に来る人、またスポーツを取り組む人というのが多く増える中で、これは本当にスポーツの大会だけというふうに捉えるのではなく、例えば海外のPRであったり、また健康、スポーツ、文化の部分で大きく使われるものではないか。また、人材育成、あとは国際貢献にもつながるというお話をいろいろ聞いております。そうなってきますと、では市としてこれをどのように捉えていってまちづくりを推進していくのか。これをチャンスとして捉えていただいて、まちづくりをしていっていただきたいと思っておりますので、きょう質問をさせていただければと思います。 1番といたしまして、ゴールデン・
スポーツイヤーズを生かした地域活性化と地域課題の解決について質問させていただきます。
①、スポーツ振興の面でこの3カ年をどのように捉えているのかを質問させていただきます。 そして、②といたしまして、健康、福祉の面でどのように捉えているのかを伺わせていただければと思います。 そして、③といたしまして、市全体としてこれをどのように捉えていくのか、また生かしていくのかを質問させていただければと思います。 また、2番といたしまして、各種団体との連携と今後の展望について伺わせていただければと思います。 ①、他市との連携について、現状と今後の展望について伺います。 ②、地域団体との連携について、現状と今後の展望を伺います。 ③、企業との連携について、現状と今後の展望を伺います。
④、日本体育大学との連携について、現状と今後の展望を伺います。 そして、(3)番、スポーツ環境の整備についてです。多くの方がスポーツを取り組みたい、取り組み始めるタイミングでもあるかと思いますので、その点についてしっかりと環境整備していくことも大切であると思い、今回質問をさせていただきます。 ①、スポーツによる
まちづくり推進のために、総合的戦略構築のために、
スポーツコミッションの設立を望むが、市の見解を伺わせていただきます。 そして、
②、ウオーキング等がしやすい道路や遊歩道の整備や、個人で参加できる場の提供、誰もがスポーツに親しみやすい
ユニバーサルデザインの環境整備が必要となるが、その点について市の見解を伺わせていただければと思います。 これをもちまして1回目の質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(佐藤洋議員)
選挙管理委員会委員長。 〔
柳川達郎選挙管理委員会委員長登壇〕
◎
柳川達郎選挙管理委員会委員長 おはようございます。お答え申し上げます。 大きな1番、投票率向上に向けた市の取り組みについて、まず(1)、①、2019年度予定されている選挙は何かでございますが、実施される選挙を任期満了日の順に申し上げますと、
埼玉県議会議員一般選挙、
参議院議員通常選挙、埼玉県知事選挙及び
桶川市議会議員一般選挙となっております。 次に、②、予定されている選挙の前回の投票率についてでございますが、お手元に資料を配付させていただきました。資料は先ほどの4つの選挙が、前回実施された際の期日前投票者数及び投票率、年代別投票率と全体の投票率の順にお示ししておりますので、後ほどごらんいただければ幸いでございます。 次に、③、投票率について市の見解でございますが、選挙の種類や年度によって違いはあるものの、投票率は全体的に下降傾向にあるほか、国政選挙に比べ市や県の選挙は総じて投票率が低い状況であります。このことにつきましては、民主主義の健全な発展の観点などからも憂慮すべきことであると受け止めております。 次に、(2)、投票率向上に向けた市の取り組みについて。 ①、今までの取り組みについてでございますが、投票率向上を目指した環境づくりとして、平成28年から入場券の裏面に宣誓書を記入することができるようにし、選挙人が投票にかかわる待ち時間の短縮に努めたことや、より投票しやすい場として、おけがわマインに期日前投票所を新たに設置したことなどの取り組みを進めてきたところでございます。 次に、②、来年度に向けた取り組みについてでございますが、投票率が下降傾向にあることは、本市のみならず、全国的な問題となっており、選挙啓発や主権者教育のあり方などを含め、大きな課題として認識しているところでございます。投票率を向上させる即効性のある取り組みは非常に難しいところでございますが、引き続きこれまでの取り組みを継続してまいりたいと存じます。 以上でございます。
○議長(佐藤洋議員) 教育部長。 〔肥土耕一教育部長登壇〕
◎肥土耕一教育部長 おはようございます。 続きまして、大きな2、キャリア教育についての(1)、その意味と具体的な取り組み、今後の展望についてお答え申し上げます。 平成29年に告示された新学習指導要領によると、キャリア教育とは、児童生徒が学ぶことと自己の将来のつながりを見通しながら、社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる資質、能力を身につけていくこと。すなわち、自分らしい生き方を実現するための力を育むこととされております。学校においては、体験活動等を中心として、全教育活動を通して発達の段階に沿った計画的、継続的なキャリア教育を進めているところでございます。 今回の学習指導要領の改訂では、小学校から高等学校までのつながりが明確になるように整理され、上級学校への進学指導や漠然と将来の夢を描く指導や就職活動の支援という狭い意味での進路指導から、社会とのかかわりの中で働くことの現実を知ったり、必要な資質、能力を身につけたりしながら、自己実現に向けて努力できるようにするという広い意味を持つものであるという認識を持って指導に当たる必要があるとされております。教育活動全体を通して行うものですので、具体的に取り組みの全てはご紹介できませんが、教育委員会として支援させていただいている事業といたしましては、桶川市
中学生社会体験チャレンジ事業として3日間職場体験活動を行っております。また、
進路意識啓発事業といたしまして、講師の方から生き方を学ぶふれあい講演会などが挙げられます。今後も教育委員会では、こうしたキャリア教育の核となる体験活動等の支援を行ってまいりたいと思います。 続きまして、(2)、地域との連携についてお答え申し上げます。キャリア教育は、子供たちに将来の生活や社会、職業などとの関連を意識させ、キャリア発達を促すものであることから、地域との連携は欠かせないものであると考えております。桶川市
中学生社会体験チャレンジ事業におきましても、毎年多くの地域の企業、商店等にお世話になり、体験活動をさせていただいております。 この事業の実施に当たり、市内の社会貢献団体の代表者やPTAと各中学校の代表者による推進委員会を設け、体験活動の内容やご協力いただける事業所の募集についてなどを協議いたします。本年度も7月から11月にかけて市内の各中学校で実際の体験活動が行われ、現在まとめに入っているところでございます。昨年度の実績を申し上げますと、参加生徒数651名、協力事業所数延べ181件となっております。各団体の呼びかけのおかげで、
新規受け入れ事業所も増えて、子供たちの充実した体験活動を推進することができております。 続きまして、(3)、
アントレプレナーシップ教育との違いについてお答え申し上げます。キャリア教育は、先ほど述べましたように全教育活動を通して生きる力の醸成を目的としております。 次に、アントレプレナーとは起業家という意味で、キャリア教育と重なる部分もあると考えられますが、
アントレプレナーシップ教育は特に子供たちにチャレンジ精神、創造性、探究心などの起業家精神と情報収集、分析力、判断力、実行力、リーダーシップや
コミュニケーション能力といった起業家的資質を養う教育でございます。新学習指導要領の主体的、対話的で深い学びの推進と方向性を共有するものであると考えております。各教科での課題解決的な学習に加え、模擬会社の設立、新商品の開発体験、販売体験などの擬似的な体験や、起業家を講師として学ぶ機会をつくるなど、実践的な学びも含む教育でございます。現在、桶川市内の小中学校でキャリア教育の一環として行われている活動の中で、体験活動の部分は
アントレプレナーシップ教育としての視点を持ったものであると考えております。 続きまして、大きな3、スポーツによる
まちづくり推進のための総合的戦略の構築についての(1)、ゴールデン・
スポーツイヤーズを生かした地域活性化と地域課題の解決についての
①、スポーツ振興の面でどのように捉え、生かしていくのか、②、健康福祉の面でどのように捉え、生かしていくのか及び③、市全体としてどのように捉え、生かしていくのかについては、一括してお答え申し上げます。日本では、2019年の
ラグビーワールドカップ、2020年の
東京オリンピック・パラリンピック、2021年の
関西ワールドマスターズゲームズと、今後3年間スポーツの一大イベントが開催されます。このようなことから、現在本市としましては、来年度開催される
ラグビーワールドカップ大会や2年後の東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会に向けた機運の醸成につながるような事業を実施しております。 ご質問いただきましたスポーツ振興や健康福祉の面では、オリンピック・
パラリンピック競技種目だけではなく、小さい子供、高齢者や障害のある方でも参加できる
レクリエーション種目の事業なども実施していくことで、幅広い年齢層を対象にし、ふだんスポーツや運動に親しむことが少ない方にも、この機会に改めて体を動かす楽しさやすばらしさに気づいていただき、少しでもスポーツや運動を始めるきっかけになればと考えております。また、市全体の取り組みとしましても、せっかくの機会ですので、地域活性化につながるような事業としてどのようなことができるか、引き続き近隣市の実施状況などの情報収集を行い、庁内の関係部署と情報の共有を図ってまいります。 次に、(2)、各種団体との連携と今後の展望についての①、他市との連携について、現状と今後の課題についてお答え申し上げます。議員もご存じとは存じますが、
各種スポーツ団体は近隣市や県内の
地域ブロックごとに大会を開催し、ふだんより他市との交流を図っております。また、本市の取り組みとしましては、日体大との連携がございます。日体大は本市を含め、全国54の自治体と同様の協定を締結しております。このような中で、日体大としても協定を締結している自治体同士の連携は重要であるという認識から、年に1度日体大の企画により、協定に基づく活動成果などを紹介し、情報交換や共有を行う場として
自治体フォーラムを開催しております。先月開催された
自治体フォーラムの中では、日体大の
世田谷キャンパスを活用し、日体大の学生との交流にあわせて、山口県岩国市と広島県呉市の子供たちがスポーツによる交流を図ったという事例も紹介されました。本市としましても、このような事例を参考にしながら、日体大との連携事業を通して新たな自治体間の連携や交流について模索しているところでございます。 次に、②、地域団体との連携について、現状と今後の展望についてお答え申し上げます。現在、地域のさまざまな団体がスポーツの教室や大会を主催、共催するなど、地域のスポーツ振興にご尽力いただいております。本市としましても、各団体の取り組みに対し後援し、連携協力させていただいております。今年度の特徴的な取り組みの一つとしましては、桶川市青年会議所との連携がございました。県内に本拠地を置く
プロサッカーチームである
浦和レッドダイヤモンズの地域貢献事業の一つであるサッカー教室の開催につきまして、本市としましても場所の提供などで協力させていただきました。今後も引き続き桶川市青年会議所を初め、他の地域団体とも、市民のスポーツ振興につながるような事業について連携協力を図ってまいります。 次に、③、企業との連携について、現状と今後の展望についてお答え申し上げます。現在、連携を図っている企業としましては、コカ・コーラボトラーズジャパンと郵便局がございます。郵便局につきましては、本年11月15日に桶川市と桶川市内郵便局との包括連携に関する協定に基づく連携事業となります。各社からおけがわ
スポーツフェスティバルやオケちゃん駅伝競走大会などのイベントの開催におきまして、飲料水や参加賞の提供、企業のゆるキャラの参加など、子供たちの参加を促すための手法の一つとしてご協力いただいております。今後も引き続き地元企業との連携を推進してまいります。 次に、
④、日本体育大学との連携について、現状と今後の展望についてお答え申し上げます。平成28年11月に日体大と体育・スポーツ振興に関する協定を締結以後、さまざまな分野で連携し、講師の派遣や学生の派遣を通して、スポーツ振興などにつながるような事業を実施しております。連携事業の実績としましては、この2年間で未就学児の親子を対象とした事業、小学生を対象とした事業、高齢者を対象とした事業などの内容で35件程度実施しております。今後も引き続き市民のニーズに合った連携事業を推進してまいります。 (3)、スポーツ環境の整備についての①、スポーツによる
まちづくり推進のための総合的戦略の構築のために、
スポーツコミッションの設立を望むが、市の見解についてお答え申し上げます。スポーツ庁では、
地域スポーツコミッションをスポーツによる地域活性化の推進役として挙げており、地方自治体、スポーツ団体、観光産業などの企業等が一体となり、する、見る、支えるスポーツやスポーツを観光資源としたツーリズム等による地域活性化に取り組む組織とされております。現時点では、大規模なスポーツ大会の誘致やプロチームや大学などのスポーツ合宿、キャンプの誘致などの実現については難しいと判断しておりますが、今後どのような方法で取り組むことができるか、引き続き情報収集に努めてまいります。 次に、
②、ウオーキング等がしやすい道路や遊歩道の整備や個人で参加できる場の提供など、誰もがスポーツに親しみやすい
ユニバーサルデザインの環境整備が必要と考えるが、市の見解についてお答え申し上げます。議員ご指摘のとおり、健常者や障害者にかかわらず、誰もがいつでもどこでもスポーツや運動に親しむことができる
ユニバーサルデザインの環境整備は、非常に重要であると認識しております。今後も引き続き市全体の取り組みとして、庁内の関係部署と連携しながら
ユニバーサルデザインの環境整備に努めてまいります。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) ご答弁のほう、ありがとうございました。 では、まずは選挙の投票率向上について再質問のほうをさせていただければと思います。資料の提出もどうもありがとうございました。この資料を見てみますと、各選挙ごとに投票率の差というものがあるように思います。この差をどのように考えられているか、市の見解を伺わせていただければと思います。
○議長(佐藤洋議員)
選挙管理委員会委員長。
◎
柳川達郎選挙管理委員会委員長 お答えいたします。 各選挙の投票率の差について市の見解はでございますが、国政選挙の投票率が高い要因といたしまして、新聞やテレビを初めとするマスコミ媒体への露出の多さなどが考えられるところでございます。次いで、選挙人にとっても身近な選挙となる市政選挙、そして県政選挙の順に投票率が下がっていく傾向でございます。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) ありがとうございます。 投票率と同時に年代別でも少し投票率の差があるのかなというふうに思うのですが、この点に関してはどのようにお考えでしょうか。
○議長(佐藤洋議員)
選挙管理委員会委員長。
◎
柳川達郎選挙管理委員会委員長 お答えいたします。 年齢別の投票率の差について、市の見解はでございますが、60代前後の投票率が高く、20代、30代の投票率が低い傾向にあります。全国的な傾向と同様の状況でございます。また、10代の投票率が高いことから、20代になっても継続して投票していただけるものなのか、注目してまいりたいと存じます。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) 私も10代の選挙率高かったということは、これから少し未来があるのかなというふうに思っているのですが、そうなりますとほかの層の方たちも選挙に行って、1票をしっかりと投じていただきたいというところにはなるのですが、国政選挙は投票率高くて、身近な選挙のところが少し低くなってしまっているところもありまして、桶川市の多分転入者も多くいらっしゃるかと思っております。転入者の方たちが自分たちの選挙となるときに、どこに投票に行ったらいいのかであったり、いつ選挙があるのかというのは、なかなか情報をキャッチしてまでいくというのは難しいところがあるのかなとは思っているのですが、例えば転入者の方などに向けて選挙の案内だったり、投票所の案内というのはどのようにされているのか伺わせてください。
○議長(佐藤洋議員)
選挙管理委員会委員長。
◎
柳川達郎選挙管理委員会委員長 お答えいたします。 転入者への選挙及び投票所の案内についてでございますが、選挙及び転入の時期によって、桶川市で投票を行うか、前住所地で投票を行うか混乱が生じやすいことから、現在のところ転入者に対して特段の案内はしていない状況でございます。しかしながら、議員がおっしゃるとおり積極的に情報提供することで、選挙人の投票行動に結びつくと考えられることから、転入者に対してどのような情報提供ができるか、近隣等の取り組みを参考にしながら検討してまいりたいと存じます。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) ありがとうございます。 では、そういったこともやっていただきながらなのですが、あとは期日前投票などでも投票するというところも、最近多くなってきているのかなと思います。今は期日前投票がマインでのみというふうになって、期日前投票の場所というのが少し限られている場所ではあるのですが、例えば新しく坂田のコミュニティセンターなどが今回できる運びになりますが、そういったところで期日前投票の場所ができるところを増やすという意味で、何かそこでできるようにしていただくような取り組みなどをお考えか伺わせていただければと思います。
○議長(佐藤洋議員)
選挙管理委員会委員長。
◎
柳川達郎選挙管理委員会委員長 お答えいたします。 坂田コミュニティセンターで期日前投票などができるようにならないかでございますが、来年度オープンが予定されている坂田コミュニティセンターには、公共施設や駐車場が整備されると伺っております。投票環境の向上に向け、まずはオープン後の人の流れや利用状況などを見定めさせていただき、期日前投票所もしくは選挙当日の投票所として活用できるものか、関係機関と協議を進めてまいりたいと存じます。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) ぜひ状況を見ていただいて、いい運びになればと思っております。やはり投票している人が多くいますと、私もしなければいけないのかなというふうな思いになるのかなというふうに思っておりますので、ぜひそこの取り組みはお願いできればと思います。 では、この件に関しては最後の質問とさせていただくのですが、前回私のほうも投票率を上げるために幾つか案というものを提示させていただきましたが、その案の進捗状況というのを少し伺わせていただければと思います。その際、伺わせていただいたのが、投票券を提示すれば、例えば市内のお店で割引を受けられるであったり、また移動が困難な方というのもいらっしゃるというふうに伺っております。そういった方への移動支援。また、上尾市さんのほうが行いました選挙への児童同伴のお願いの紙を配布をしていただくというところがありましたので、そこの件、伺わせていただければと思います。
○議長(佐藤洋議員)
選挙管理委員会委員長。
◎
柳川達郎選挙管理委員会委員長 お答えいたします。 前回提案させていただいた案の進捗状況についてでございますが、まず投票券提示による割引、いわゆる投票済み証による割引でございますが、議員からの提案を受けまして、市内の事業者にお声がけをさせていただいているところでございます。投票率の向上に資するよう、今後も引き続き協議を進めてまいりたいと存じます。 また、移動支援についてでございますが、ご自宅などから投票所までの移動困難者を対象としたいわゆる移動支援の取り組みにつきましては、主に人口の少ない山間部や人口減などの影響で投票所の数が減少している自治体などにおいて実施の事例がございます。桶川市を含め、近隣自治体での導入事例はまだございませんが、今後も高齢者人口の増加が想定されることから、移動支援につきましては他市の動向や導入に伴う課題等を踏まえながら、引き続き検討させていただければと存じます。 最後に、選挙への児童同伴のお願いでございますが、主権者教育の一環として、児童生徒を同伴した投票について、小中学生の保護者に依頼できるものなのか、現在関係する部局と協議を進めているところでございます。来年度予定されております選挙において実施ができるよう、前向きに検討してまいりたいと存じます。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) ありがとうございました。前向きな答弁もいただきましてありがとうございます。 ここまでしなくてはいけないのかなということも実際あるかと思うのですが、やはり投票率の低下というのは、これからのまちづくりに対して非常に危惧される部分であるのかなというふうに思っています。先日、議会改革の部分で視察をさせていただいて、いろいろ今取り組みをして議会も市民と近くなる、そういったことを取り組んでいる市などもたくさんあります。私たちもそういった努力をしなければいけないとは思っているのですが、この選挙に行くことで何が変わるのだろうというのを、問題点を持ってしっかりと行ってくれる市民が増えるということが、本当にまちづくりにとっていいことなのかなと思っておりますので、ぜひその点の改革というものをしていっていただければと思います。どうもありがとうございました。 では、キャリア教育について再質問のほうをさせていただきます。先ほど中学校でのキャリア教育の取り組みというのは伺わせていただいたのですが、小学校におけるキャリア教育、どのようなことがされているか伺わせていただければと思います。
○議長(佐藤洋議員) 教育部長。
◎肥土耕一教育部長 小学校におけるキャリア教育についてお答えを申し上げます。 現在、小学校でも進路指導・キャリア教育全体計画というものを各学校つくりまして、全教育活動を通じて取り組んでおるところでございます。一例を申し上げますと、例えば学級活動や道徳を中心に自己を理解する力、自己を管理する力、また人間関係を形成する力を培っておるところでございます。また、小学校でも中学校や高等学校で行っている文化祭に相当するようなけやき祭り、あさひっ子まつり、日出谷フェスティバルなどというお祭りの企画を通して、課題を解決する力につながる取り組みを行っているところでございます。 また、社会科においては、3年生で桶川市、それから4年生で埼玉県というふうに地域の産業、文化、歴史について学びまして、社会科見学などの体験学習も行って、学ぶことや働くことの目的や将来を設計する力を身につけられるように取り組んでいるところでございます。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) ありがとうございます。 小学校からこういった教育をされているということなのですが、これも市の見解というか、キャリア教育の適齢期というのはいつごろから始めるのがいいのかなというのを、お考えあれば伺わせていただければと思います。
○議長(佐藤洋議員) 教育部長。
◎肥土耕一教育部長 キャリア教育につきましては、学習指導要領にのっとって、小学校から体系的に発達の段階に合わせたキャリア教育を進めていくことが重要であるというふうに考えております。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) ありがとうございます。 では、その点を含めて
アントレプレナーシップ教育の件で伺わせていただければと思うのですが、先日福島県の楢葉町という町がありまして、原発が近くにあって一旦避難をされて、最近子供たちが戻ってきたというような状況で、町の一つの事業というのを見に行きました。そこでは、模擬企業というのをつくりまして取り組みをしております。子供たちが町の将来というのを思って、また夢を持って、将来的な起業を促進するために
アントレプレナーシップ教育というのを推進を行っていたと。そこで、子供たちがいろいろな商品をつくって、日本橋にふくしま館というのがあるのですが、そこで実際に売るという作業をしていました。 このような事例なのですが、実社会において、今必要とされている
アントレプレナーシップ教育というものが、事業を起こす起業家の精神というのを培う取り組みとして注目をされていると私は思っているのですが、本市においても例えば商工会であったり各種団体と協力をして、このような取り組みというのは本当に学ぶだけではなくて、身になるような教育というのが行えないかというのを伺わせていただければと思います。
○議長(佐藤洋議員) 教育部長。
◎肥土耕一教育部長 現在、中学校の3年生で社会科の公民的分野の学習をしますが、その中で起業体験に近い学習というのがございまして、「私たちのくらしと経済」という単元の中で「コンビニエンスストアの経営者になってみよう」、導入の段階でこういったテーマがございます。また、最後の少し発展的な課題というのでしょうか。そういった中で「コンビニエンスストアのお弁当を企画しよう」、そういうテーマで経営者の視点を含んだ学習を行っているところでございます。そういう学習を通して、地域と連携して事業を行っていくということが大切ではないかというふうに考えています。 また、文部科学省のほうで平成28年から起業体験推進事業ということで、モデル校を全国で数校委嘱しまして研究を進めておりますので、そういった取り組みの成果も今後注視してまいりたいと存じます。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) 今、そういった教育もしていただいているということなのですが、ただこの教育の中で例えば地域を知り、歴史を知るということも、私の中で最近桶川市の歴史を知るという講座というか、そういったものに参加をさせていただいて、このまちがどういうふうな成り立ちを持って、どういうふうにして発展をしていったのかというのを伺いました。そういったものを聞くと、改めて、もしかするとこういったものがこの桶川市にとっては必要なのではないかというものも、一緒に学ぶことができるのかなというふうに思っております。それは本当にキャリア教育であったり
アントレプレナーシップ教育の中でも非常に有効であるのかなと思っているのですが、こういった歴史であったり地域を知るということも、こういったことを学ぶ機会というのがあるか伺わせていただければと思います。
○議長(佐藤洋議員) 教育部長。
◎肥土耕一教育部長 例えば地域で働く方の話をお聞きしたりとか、地域の産業の歴史を学んだりするということは、キャリア教育あるいは
アントレプレナーシップ教育の中で大変有効だというふうに考えております。具体的には、小学校での事例でございますけれども、現在1、2年生の生活科の授業の中で、身近な公共施設あるいは商店などを実際に見学に出かけています。また、3年生の社会科の授業では、桶川市の郷土学習研究委員会というところで作成しております「おけがわ」という地域学習のための副読本を通して学習をしております。また、地域の歴史学習の一環ということで、歴史民俗資料館の見学あるいはその場での説明を受けるというような学習を展開しているところでございます。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) ありがとうございます。 私もその際に伺わせていただいたのが、なぜ桶川市はこんなにうどん屋さんが多いのかというのを伺わせていただいて、そういうことかというのを学んで、となるとうどん屋さんて一つ商売になるのかなというふうなことを少し思いました。いろんな地域を知って、そのDNAではないですけれども、遺伝子というものは多分地域の中にあるはずなので、それが桶川市にとって起業しやすいまちなのか、起業家を生み出しやすいまちなのかというふうに思ったときに、非常に起業家を生み出しやすいまちとしての遺伝子はあるのかなというふうに感じるところがありましたので、ぜひ
アントレプレナーシップ教育というのを大切にしていただきたいというところもあり、質問させていただきました。 最後に、自分の将来を考えた職業観であったり勤労観を育てるキャリア教育というのも、大変重要だとは思っておりますが、それに加えて自分らしい生き方を実現する、社会の生きる力として起業というものをキャリアの選択肢として、主体的に行動や活動できる人材育成も私としては大切かと思っています。起業というものをキャリアの選択肢にするというのは、なかなかしづらいものではあるかもしれないのですが、先ほど言ったようにこのまちにはそういった遺伝子は私はあると思っていますので、その点について本市の見解を伺わせていただいて、この件の質問は閉じさせていただきます。
○議長(佐藤洋議員) 教育部長。
◎肥土耕一教育部長 今の子供たちが、この後成長しまして社会の担い手となるころには、いろいろな社会情勢の変化から、この先予測困難な時代になるというふうなことも言われております。また、今後10年後、20年後には、今ある職業の半数程度の職業がなくなる可能性もあるのだというような話も聞いたことがございます。そういった中で新しい職業を生み出し、起業するという選択肢も視野に入れられるように、体験活動等を通してこうした社会の変化に主体的にかかわることができる、いわゆる生きる力を子供たちに育んでいくということは、大変大切なことであるというふうに認識しております。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) ありがとうございます。 最後、要望という形になってしまうかと思うのですが、最近ニュースなどいろいろ見ていた中で春日部市のほうが、もう情報キャッチされているかと思うのですが、未来を育む奨学金ということで、子供たち、小中学生の例えばスポーツであったり、こういうことをやりたいから、こういうふうな支援をしてほしいというような自分たちがプレゼンテーションをして、最大で100万円の奨学金がつくというようなことを取り組みをされているというニュースを見ました。まだ応募段階であって、これからのことにはなっていくのですが、こういった夢があることも桶川市としてはぜひ取り組んでほしいと思います。それをすることによって、必ずこういったキャリア教育であったり、その中の
アントレプレナーシップ教育であったりが生かされて、自分たちを表現していくということにもつながっていくのかな。また、学習、こういうことをしたら、こういったチャンスがあるかもしれないということにつながっていくのかなというのもありますので、ぜひ今後こういったことも検討していただければなと思っております。 では、最後にスポーツによるまちづくりの推進のための総合的戦略の構築について再質問させていただければと思います。機運の醸成ということがいろいろ答弁の中でありましたので、質問させていただければと思うのですが、先月、上尾市のほうがオーストラリアの空手のチームの事前キャンプ地になったというふうなニュースを私のほうは見ました。近隣地域として何か一緒に取り組んだりすることができないのかというのも思ったところなのですが、そういった何か連携した事業など行う予定があれば伺わせてください。
○議長(佐藤洋議員) 教育部長。
◎肥土耕一教育部長 現在のところは、他市との連携ということの予定ということでは予定していないところでございます。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) 非常に近いということがありますし、どういうふうな経路で日本に来るかわかりませんが、もしかすると圏央道を使って桶川加納インターをおりて上尾に向かうかもしれない。そんなこともありますので、ぜひ何か一緒にできれば、機運の醸成というのになるのかなというふうに思いますので、声をかけていただければと思います。 また、それに付随してというわけではないのですが、埼玉県のホームページに埼玉県版ホームステイホストファミリー大募集というものの案内を見ました。これはオリンピックの選手のご家族であったりをホームステイさせてあげましょうということでの募集であったのですが、こちらは例えば桶川市のほうで、これは埼玉県のほうで出していましたが、桶川市のほうでも市民の方にご案内などを出したのかを伺わせてください。
○議長(佐藤洋議員) 教育部長。
◎肥土耕一教育部長 ただいまご質問にございました埼玉県のホストファミリー大募集についてですけれども、埼玉県のほうから広報掲載の依頼がございましたので、「広報おけがわ」の9月号に掲載をして、市民の皆様へ周知を図ったところでございます。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) ありがとうございます。 こちらは反応とかというのはあったりしましたでしょうか。
○議長(佐藤洋議員) 教育部長。
◎肥土耕一教育部長 県のほうの募集ということもございまして、こちらのほうには反応ということでは特につかんでいないところでございます。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) わかりました。 ただ、オリンピックというのは、多分来てスポーツを見て盛り上がるというのもあると思うのですが、こういった取り組みをいろいろやっていくことによって文化を知れるということも、非常にオリンピックを日本でやる意味があるのかなと思っています。これからこういうのがどれぐらいあるかわからないのですが、積極的に情報の発信というのをしていっていただければというふうに思っております。 次に、運動やスポーツを始めるきっかけづくりというのが、多分いろいろな手法を使っていただいて、市民向けに発信をしていただいているかと思うのですが、例えばなのですけれども、そういったものをきっかけをつくった中で、スポーツができる場所はどれぐらいあるのだろうなと。グラウンドとかというのに限らず、わかる範囲で伺わせていただければなのですが、例えば市内全ての公園で球技というのはできますでしょうか、それを伺わせていただければと思います。
○議長(佐藤洋議員) 都市整備部長。
◎曽田信行都市整備部長 球技ができる公園でございますが、都市公園のうち城山公園及び朝日中央公園につきましては、野球などの球技を行うことが可能となっております。ほかの公園につきましては、野球などの球技は行うことはできませんが、小さな子供が遊ぶようなボール遊びは行うことができますので、ご利用いただければと思います。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) そうしますと、今都市公園のお話が出ましたのでなのですが、多分個人でキャッチボールができる場所というのは少ないのかなと思います。昔であれば、多分広場があって、そこに子供たちが集まって、スポーツをするという環境が当たり前にあったと思うのですが、今危険を排除するであったりで、キャッチボール、サッカーなどの球技は禁止してくださいというふうなものがあったりします。そうなってしまいますと、せっかくきっかけをもらったとしても、例えば団体に所属しなくてはいけない。少年団に入らなければいけない。ただ、今なかなか少年団に入れる子たちも少なくなっています。大人でも集まってちょっとキャッチボールしようよと言われても、球技禁止なのですとなってしまうと、そういったチャンスというのはなくなってしまうのかなと思っているのです。そうなりますと、市として団体の所属の有無であったり、年齢層、また障害のあるなしにかかわらず、一過性のものではなくて、継続して参加できる場所というものも提供してくる必要が私はあるのかなというふうに思っているのですが、その点について市の見解を伺わせていただければと思います。
○議長(佐藤洋議員) 教育部長。
◎肥土耕一教育部長 本市としましては、今後スポーツ推進委員を中心に、パラリンピックの種目になっておりますボッチャのような健常者と障害者が一緒に参加できるような、そういった教室が開催できないかということで現在検討しておるところでございまして、継続して参加できる場の提供として、気軽に参加できる教室、そのほかにも開催できないかどうか、今後また検討の上推進してまいりたいと考えております。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) ぜひ推進のほうについては、取り組みお願いできればと思います。 また、これは少し要望になりますが、公園のあり方というのも、例えば指定管理者の制度を使っているのであれば、何時から何時まではキャッチボール、球技をできる時間にするであったり、それをしっかりとそこの指定管理の方にお願いをし、安全管理をしてもらう。安全管理をすれば、実際にボールを投げる方向であったり、そこに人が歩く方向というのをしっかり見ていって安全管理をしていけば、決して危ないものになるという考えにはならないのかなと思いますので、ぜひ来年から3カ年でスポーツをやるきっかけというのが増えるかと思いますので、そういったところも今後考えていただければと思います。 先ほど機運の醸成の部分で、
ラグビーワールドカップとオリンピックの部分はあったかと思うのですが、ワールドマスターズゲームなどへの機運の醸成というものは、今後行う予定があるか伺わせていただければと思います。
○議長(佐藤洋議員) 教育部長。
◎肥土耕一教育部長 ご質問のワールドマスターズゲームズ2021関西でございますけれども、この大会は4年ごとの開催で、おおむね30歳以上のスポーツ愛好者であれば、誰でも参加できるというような生涯スポーツの国際総合競技大会となっておりまして、アーチェリー、陸上競技など全34競技、58種目が行われるというふうに聞いております。今後、この大会の共催者であります日本スポーツ協会などからさまざまな情報提供があると思いますので、市民の皆様に周知するとともに、改めてスポーツへ興味を持ってもらい、スポーツを始めるきっかけになるような取り組みを進めてまいりたいと存じます。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) ぜひ推進をしていただければ、そちらも広報などしっかりしていただければと思います。 それにはちょっと理由がありまして、1個質問させていただきます。先ほど、スポーツ振興について社会福祉の部分で伺おうと思ったのですが、一括になってしまったので、改めて伺わせていただければと思います。スポーツ振興というのは、私はこれからの社会保障費の抑制というものに非常に効果的であると考えておりますが、市の見解を伺わせていただければと思います。
○議長(佐藤洋議員) 教育部長。
◎肥土耕一教育部長 ただいまご指摘をいただきましたとおり、スポーツや運動をふだんから行うことで、健康の維持あるいは健康寿命が延びるというふうにされておりますので、少なからず社会保障費の抑制効果はあるのではないかというふうな認識をしております。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) そうしますと、多分少年団に入っていたり、小さいお子さんとかであれば、比較的そういったスポーツの大会などの情報というのはキャッチしやすいのかと思うのですが、私たち世代と言ったらあれなのですが、20代、30代、あとは40代などになってきますと、なかなかスポーツというのを始めるきっかけも少ないと思いますし、またどういった大会に出れるのかなという情報というのが少しキャッチしづらい部分もあるのかなというふうに思っています。先ほどのワールドマスターズゲームズで関西のほうが盛り上がりを見せておりまして、関西では今関西スポーツイベントサイトシーイング2017、2018という冊子をつくりまして、大阪だけではなくて、その近隣地域でもどういった大会が行われているのか、そしてそこの見どころなどをしっかり書いてあるパンフレットのようなものも配っております。 そこまでしてくださいというわけではないのですが、例えば桶川市だけではなくて近隣地域との連携をしまして、スポーツの大会であったり、そういうのを一括して情報提供できるようなものがあれば、スポーツ人口というのが非常に増えてくるのかなと思っているのですが、その点について見解を伺わせてください。
○議長(佐藤洋議員) 教育部長。
◎肥土耕一教育部長 現在、「広報おけがわ」の「いっしょにDOですか」というコーナーの中に「ちょっと気になるとなりまち」というコーナーを設けて、近隣市であります北本市や鴻巣市と連携をしまして地域情報を共有化することで、桶川市民の皆様が参加できるスポーツイベントを含めたさまざまな情報を掲載しているところでございます。 また、他市町村から桶川市民が参加できる情報として、いろいろなご案内が郵送などで届く場合もございますので、その際には本庁舎の情報コーナーでありますとか、スポーツ振興課のカウンター等に配備をしまして、市民の方に情報提供できるような体制をとっております。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) ありがとうございます。 そうした他市との連携というところで、また少し質問させていただければと思うのですが、
スポーツコミッションの部分で、今大規模なスポーツ大会の誘致であったり、スポーツ合宿、キャンプ地の実現というところは少し難しいというふうなお話がありましたが、これは原因としては施設的な問題でしょうかというふうに伺わせていただければと思います。
○議長(佐藤洋議員) 教育部長。
◎肥土耕一教育部長 例えば東京2020のキャンプ地の誘致につきましては、本市の体育施設がキャンプ地としての備えるべき要件を満たすまでに至らない。また、市内に大規模な宿泊施設も備わっていないというような理由もございまして、断念をしているところでございます。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) わかりました。 今の答弁で、では施設をつくりましょうであったり、そういったことを私は言うつもりではなかったのですが、近隣の地域を見てみますと、例えば上尾市には大きな野球場があったり、鴻巣市にもプロ野球を呼べるような大きな野球場があったりします。そう考えたときに、まちづくりの質問をさせていただきますと、交通の要衝であると。桶川市は圏央道が2つあって、交通の要衝であるというようなよく答弁をいただいていたところだったので、そしてまた日体大との連携があると。日体大との連携があるということを、他市の議員さんなどにお話をしますと、非常にうらやましがられます。そういった私たちはもしかしたらほかの市にないものを持っているのかなというふうに思っていると同時に、ほかのまちにあるものをうらやましがるのではなくて、それを一緒に協力をし合って相互利用していくことによって、そのまち、そしてその近隣地域が発展をしていくのかなというふうに考えています。 今回、こういったスポーツというのが機運が高まっているところでありますので、例えばですけれども、日体大であったり、各スポーツ団体なども埼玉県多くあります。そういうところから積極的に情報の収集をして、大会であったり、合宿のプロデュースを桶川市が中心に行っていき、広域でこのまちのスポーツ、そして健康の増進というものを仕掛けていく立場に私はなっていただきたいと思っておりますが、市の見解というのを伺わせていただければと思います。
○議長(佐藤洋議員) 教育部長。
◎肥土耕一教育部長 先ほども申し上げましたように、広報での他市の競技のご紹介ですとか、そういうことも通じまして、他市ともこれまでも連携しておりましたので、今後も引き続き近隣の市町の中で、スポーツ振興に係る事業の推進について意見交換あるいはまずは情報収集に努めながら進めていきたいと思います。
○議長(佐藤洋議員) 新妻亮議員。
◆1番(新妻亮議員) ぜひ積極的にしていただいて推進をしていただければと思います。 スポーツというものは、持っている可能性というのは本当に私は大きいと思っていますし、先日フィギュアで金メダルを取った紀平選手などを見ていましても、若い世代が夢を持って何かするということは、本当にいいのかなというふうに思っております。私たちが持っているものというのをしっかりともう一回、何がそういった私たちが持っている武器なのかというのを改めて感じながら、まちづくりというものをしっかりとしていっていただければと思います。それが2019年、いいスタートを切れればと思っておりますので、ぜひお願いいたします。 これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(佐藤洋議員) 以上で1番、新妻亮議員の質問を終了いたしました。 暫時休憩いたします。
△休憩 午前10時33分
△再開 午前10時34分
○議長(佐藤洋議員) 休憩前に引き続き会議を行います。
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○議長(佐藤洋議員) 次、7番、北村文子議員。 〔7番 北村文子議員登壇〕
◆7番(北村文子議員) 改めまして、おはようございます。足元の悪い中、傍聴の皆様、ご苦労さまでございます。ありがとうございます。 それでは、一般質問させていただきます。 まず、1点目、ごみ処理の見通しについて、透明性と見通しのある市の対応を伺います。現在、稼働中のごみ処理施設は、地元との協定で来年3月末で閉鎖されます。中部資源循環組合との共同処理を目指し、桶川市は2022年に新施設稼働の予定ですが、現在計画地や8市町村と住民との間で訴訟を抱えており、先行きは不透明となっております。順調にいっても、3年間は他の自治体に依存しなければならないという見通しの暗い状況に陥っているわけです。 そこで、来年4月からの一般廃棄物の受け入れ先はどこなのか、100字以内でお答えください。なぜかというと、市民生活部長はいつもそれぞれの協定というか、約束を守っていただけないので、今回前議会をカウントしましたら1,000字以上オーバーしておりました。そこで、ぜひお守りいただきたくお願いをいたします。 次に、裁判は現在稼働している中部環境センターの建設時の反対運動や強行建設の結果、裁判所との和解が成立し、現在のごみ処理施設の地区には、ここは吉見町大串地区といいますが、には新施設は建設しない。増設もしないというものがありました。ところが、この和解を無視し、隣接地が新ごみ焼却施設の予定地として進んでおります。しかし、その決定に関しては、いまだ不透明なままであります。 そこで、中部資源循環組合における廃棄物処理施設の予定地はどのように決まったのか、300字以内でお答え願います。 次に、大きな2点目、旧飛行学校の整備工事について伺います。旧飛行学校から引揚者寮となっていた建物は既に解体され、新たに組み立てと造作の整備工事が一般競争入札に付されております。一般競争入札で4億4,000万円が行田市の大野建設株式会社に落札されたわけですけれども、入札告示の資格条件の審査がいいかげんだったということを9月議会で指摘をしました。 そこで、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律、また建設業法などを守っているか反省を求めたいと質問いたします。まず、告示の条件ですが、本件入札の公告日までに木造建築工事15年以上か文化財建造物修復工事(近代木造洋風建築)の実務経験と管理技術者資格を有する者であることとあったものを、監理技術者である長嶋氏の経歴は、たった43カ月しか実務経験を証明しておりません。これに対し市民生活部長は前議会で、その間ずっとコンスタントに木造の建築工事を実施していたということで、資格を有すると判断しましたと答弁しました。現場代理人について、コンスタントと判断した材料、証拠を提出し、説明を願いたいと思います。200字以内でお願いをいたします。 また、特記仕様書と異なる契約もあり、改めて特記仕様書はどんな存在なのか、総務部長にお願いをいたします。 次に、監督員の守るべきことは何なのか、400字以内でお願いをいたします。 次に、3点目、新庁舎についてですが、いまだ解決していない明確に答弁できない諸問題について、きちんとした対応を求めるため質問いたします。 まず1点目、コンクリートひび割れの調査についてですが、9月議会で指摘をしました詳細測定、カーペット等の張り物の下、はり等の構造体などについて、総務部長は9月議会で、議員心配のとおり、はり等についてのひび等については、確認できるところについては確認をさせていただいて、今後も善処はしていきたいというふうに考えておりますと答弁しました。そこで、調査結果を資料をもとに説明をお願いいたします。 また、3点目、免震基礎のコンクリート養生不足が判明しているわけですが、基礎を含めた周辺の構造体はどの程度のひび割れがあるか、図面と表で説明をお願いいたします。 次に、4点目、工事監理者、施工者とのこのクラックについて話し合いの結果というのはどのようになっているのか伺います。 次に、(2)、現在問題になっている免震オイルダンパーの不正事件について伺います。10月16日ですが、KYB株式会社及びカヤバシステムマシナリーが製造した免震・制震オイルダンパーの国土交通省大臣認定についての不適合ということで、事件が発表されました。その後、私は心配で担当課に行ったのですが、桶川は大丈夫ですよというお返事をいただいたその翌日になります。10月23日です。光陽精機株式会社が製造し、株式会社川金コアテックが出荷する免震・制震ダンパーの試験数字の書きかえについてという発表がありました。桶川市は、この川金コアテックの製品なわけですけれども、大変心配しております。 そこで、新庁舎にどのような影響があるのか。また、保証期間、設計、工事監理者、施工者との話し合いはどのようになっているのかをご説明いただきたいと思います。 以上で1回目の質問を終わります。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。 〔川辺吉展市民生活部長登壇〕
◎川辺吉展市民生活部長 おはようございます。 大きな1、ごみ処理の見通しについて、順次お答え申し上げます。 ①、来年4月からの一般廃棄物の受け入れ先はどこかでございますが、先番議員さんにもご答弁申し上げたところですが、近隣団体につきましては、さいたま市、川島町、蓮田白岡衛生組合の3団体と基本合意書の締結をしたところでございます。 次に、②、中部資源循環組合における廃棄物処理施設の予定地はどのように決まったかでございますが、平成25年3月に発足しました組合の前身であります埼玉中部広域清掃協議会に設置されました埼玉中部広域清掃協議会建設検討委員会から現在の建設予定地である吉見町大字大串字中山在地区が適地であると認められるとの提言を踏まえ、平成26年3月26日の埼玉中部広域清掃協議会において決定したものでございます。その後、平成27年4月1日に埼玉中部資源環循環組合となり、途中川島町が組合に加入し、現在に至っているものでございます。 続きまして、大きな2の旧飛行学校整備工事に関するご質問にお答え申し上げます。 初めに、(1)の①、現場代理人についてお答え申し上げます。判断材料、証拠としましては、開札後、落札候補者となった大野建設株式会社より提出された配置予定技術者の経歴書でございます。その経歴書をもって、コンスタントに15年以上の木造建築工事の実務経験を有していることを判断したものでございます。経歴書は市の所定の書式でございまして、工事歴の一番上には15年以上前の実績の記入があり、そこから下に向かって定期的に木造建築工事を行っていることがわかるものでございます。市の考え方としましては、累積を求めているのではなく、15年以上の間木造建築工事を経験していることとしております。提出された経歴書は1996年10月から22年間の木造工事を行っている経歴書であることから、問題ないとしたものでございます。 次に、(1)の③、監督員の守るべきことについてでございますが、監督員は地方自治法第234条の2の規定によりまして、契約の適正な履行を確保するため、必要な監督を行うものでございます。今回の復原整備工事において、監督員につきましては桶川市建設工事請負契約約款第9条第2項に規定されている3つの権限の範囲内で監督を行っております。1つ目は、この契約の履行についての受注者または受注者の現場代理人に対する指示、承諾または協議、2つ目は設計図書に基づく工事の施工のための受注者が作成した詳細図等の承諾、3つ目に設計図書に基づく工程の管理、立ち会い、工事の施工状況の検査または工事材料の試験もしくは検査でございます。このように監督員が守るべきことは、契約の適正な履行を確保するために与えられた権限の範囲内で厳正かつ公平に必要な監督を行うことであると認識しております。
○議長(佐藤洋議員) 総務部長。 〔堀口守総務部長登壇〕
◎堀口守総務部長 おはようございます。 大きな2、旧飛行学校整備工事の(1)の②、特記仕様書とはどんな存在かについてでございますが、特記仕様書とは共通仕様書、いわゆる標準仕様書を補足するものでございまして、工事に固有の技術的な要求や施工に関する明細を定めた書類でございます。 次に、大きな3、新庁舎についての(1)の①、ひび割れの調査の状況についてでございますが、7月の点検から継続的な観察をさせていただいておりますが、ご質問いただきました詳細な調査や新たな部分の点検にはまだ至っていない状況でございます。このようなことから、本日はこれらに関する資料をご用意することができませんので、ご理解を賜りたいと存じます。ご質問にございました部分の確認や既に確認した部分の追跡なども含めまして、9月議会にてお伝えいたしましたとおり、今後も施設の維持管理とともに継続的に点検等を続け、必要に応じ措置を講じてまいりたいと考えておるところでございます。 次に、②、免震装置の基礎を含めた周辺の構造体の状況についてでございますが、本日お手元にA3判の資料をご用意させていただいておりますので、ごらんいただきたいと存じます。お配りいたしました資料は、さきの9月議会にて提出をさせていただきました図面に平成29年12月議会にてご質問をいただいておりました直下の免震装置などの位置を重ね合わせた図面でございます。 なお、ご質問にございます免震装置周辺のコンクリートの状態につきましては、職員が免震層に入りまして目視による確認を行ったところ、クラック等の異常は認められませんでした。 次に、③、工事監理者、施工者との話し合いの結果についてでございますが、さきにもお答えいたしましたとおり、今後も経過を継続的に観察していく必要があるとのことでございます。現在、竣工から間もなく1年を迎えようとしているところでございますが、市といたしましては設計者、工事監理者及び施工者と連携して今後も継続的に施設の点検を行い、ふぐあいが生じている部分があれば、必要に応じ対応策を講じていきたいと考えておるところでございます。このことに関しましては、これまでも設計者、工事監理者及び施工者に伝えておりまして、建物の設計や工事の施工に関する当事者として理解をしているものと考えておるところでございます。 次に、(2)、現在問題となっている免震オイルダンパーの不正事件の①、新庁舎への影響についてでございますが、事件の概要といたしましては、発注者の要求に基づき大臣認定品の基準よりも精度を高めた製品の供給が予定されていたものの、製品検査データを差しかえて供給したものでございます。議員ご質問にございますように、不正事件を起こしたメーカーの免震ダンパーが、この庁舎にも使用されておりまして、最初に発生いたしました他社の事件により、国土交通省が全メーカーに調査を命じたことで判明したものでございます。この件につきましては、既に調査結果が公表されておりまして、桶川市の庁舎にこのようなものが使用されているということはございませんでした。 市の対応といたしましては、事件発生後、メーカーに直接問い合わせ、対象でないことは確認しておりますが、現在もメーカーのほうでは再調査中ということでございまして、メーカーからは調査終了後、改めて説明をさせていただきたいという回答をいただいておるところでございます。 最後に、②、保証期間、設計、工事監理者、施工者との話し合いについてでございますが、免震に関する部材には保証期間が特に示されてはございません。しかしながら、かわりに所有者には適切なメンテナンスを定期的に行うことが求められております。設計者等には、関係者から新たな情報が得られた場合には市に連絡をいただくなど、情報共有を図るよう伝えておるところでございます。
○議長(佐藤洋議員) ここで暫時休憩いたします。
△休憩 午前10時49分
△再開 午前11時05分
○議長(佐藤洋議員) 休憩前に引き続き会議を行います。 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) 続きまして質問を行います。 まず、ごみ処理についてですが、予定地について先ほどのご答弁で25年3月の広域清掃協議会で決めて、それから27年4月に組合の設立があったと言いましたけれども、実は施設の候補地は決定していないのです、組合は。なぜかというと、組合の設立は違法という審査請求を埼玉県に住民が出しました。総務省に訴えたわけですけれども、その理由として36年前に二度と焼却施設の場所に新設、増設はしないというものに反して、協議会を経て組合を設立したと。だから、そういう場所を決めた組合は違法だというふうに訴えたわけです。 ところが、埼玉県は弁明で、組合設立と候補地選定は別の問題だと。施設の場所は組合が決定するもので、いまだ決まっていないと。要するに、それは組合設立してからというふうに県が弁明しているわけです。そうなのか、組合ではちゃんと決めなければいけないのかということを私も初めて知ったわけですけれども、しかし組合設立以後、議案は出ていないです。だから、決まっていないのです。協議会から組合に決まった事柄がどうこうということも検証されていない。ですから、いつ決まったのかということについてどういうふうに考えているのでしょうか。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 市としましては、先ほど答弁しましたとおり、協議会で決定して組合のほうで進めていると認識しております。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) ですから、そこが一番問題で、ファジーなまま何となくあの場所だよというふうにして強引に進めようとしている。アセスもあの場所だということで進めようとしていますが、実際には組合の手続は経ていない。そのことは裁判の争点にもなっていますので、そこのところは私たちもしっかり踏まえたいと思います。 ところで、市長ですが、11月25日の久しぶりにお出になった正副管理者会議、たくさんご発言もされたということなので、どのようなことが話し合われたのか、手短にご説明いただけますか。
○議長(佐藤洋議員) 市長。
◎小野克典市長 正副管理者会議につきましては、裁判についての弁護士の先生からの説明と、あとは今年度用地取得のほうの予算計上されておりましたけれども、管理者のほうから地元に対してもう少し丁寧に説明等対応しながら進めたいということで、若干来年度へ1年用地取得のほうが延びるということもありまして、私どもといたしましてはこれ以上計画が予定より稼働が延びるようなことがないようにということで、その点については9市町村認識は一致したというような、そういったような内容の会議でございました。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) そうすると、管理者である吉見町長としては、用地買収について丁寧にやりたいので少し延ばしたいと。ほかの自治体はそうはいかないと、そういう感じでもめたというか、食い違いがあったというふうに理解してよろしいでしょうか。
○議長(佐藤洋議員) 市長。
◎小野克典市長 食い違いがあったということではなくて、用地の件については吉見町さんにも大変ご苦労いただいておりますことから、引き続き一日も早い稼働を目指して取り組みを進めていただきたいというふうにお願いをしたということで、その辺については9市町村が一定の合意というか、同じ思いで確認ができたというふうに、私はそういうふうに認識しております。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) きょうは現地の方もお見えになっていますが、裁判で和解があって、死者まで出た大変な騒動だったのに、また同じことが繰り返されるのかという、いわば人権問題にもかかわってくるわけですが、実は環境アセスメント、先日広聴会、ちょうど議会の初日に桶川の広聴会だったので、私も出れないので、その前々日の吉見町のほうに広聴会に出てまいりました。そこでアセスメント、これがアセスメントの準備書と調査結果なのですが、これを見ますと現地の吉見町の計画地、土壌が結構高い状況なのですけれども、そのことについてご説明できますか。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 申しわけありませんが、把握しておりません。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) 環境アセスメントのことについて伺うということを通告しておりましたので、そういうお答えというのは非常に残念です。こういう図面を私は広聴会のときつくりました。この赤いのが計画地です。オレンジが今ある施設。この計画地なのですけれども、土壌が異常に高い。そして、埼玉県の平均値だったらわかりますか。土壌の埼玉県内の平均値はどのくらいかわかりますか。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 済みません。把握しておりません。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) 少なくとも組合に加入している行政側というのは、環境アセスメントの埼玉県の主催者でもあって、これを全部一応読んでいただかなければいけない立場だと思うのです。私もそんなに全部読んでいるわけではないですけれども、流して読んでいて、要するに大気はそれほど高くないのですが、土壌がすごく強くなっている。ということは、大気は拡散するけれども、戻ってきて土壌の隣の計画地が一番、EAの1というところなのですけれども、アセスメントはそんなに近くでやっていないのです。ところが、環境アセスメントの数値と現中部環境が毎月はかっている数値とは、乖離がかなりあるということです。 吉見ですが、その計画地なのですけれども、2万7,000ピコグラム、テクノロジーでTEQであらわしますと33ということになっています。埼玉県の平均値はおよそ0.35とか0.2、一番高いところで、戸田の笹目北町というところで同じ33。これは物すごい交通量の多いところで、排気ガスが多くて一番苦しいところ、日本の中でも一番高いところの数値で33なのです。それと同じ土壌汚染を示しているわけです。つまり、そこのところに、この周辺もやはり同じような汚染があるわけですから、また同じ場所につくろうという、住民に対して人権侵害だと私は思います。 桶川市の環境センターも多分そういう問題があるかもしれませんけれども、それをやめたのですから、同じことを考えなければいけないのに、あえて住民を無視して踏みつけるようにしてどんどん進めるというこの組合の姿勢、加入しているからそれでいいという話ではないのです。そういうことをやって裁判になっているわけですから、私はその辺の人権感覚というのを行政としても考えなければいけないというふうに思います。 では、次を申し上げますけれども、一般廃棄物処理基本計画、12月6日にパブリックコメントが終了いたしました。私も当日か前の日に出したあれがあるのですが、まずはホームページ、この処理基本計画を探すと、サーチには出てくるのです。それで、クリックするとこれです。見当たりません。つまり、一般廃棄物処理基本計画がつい最近できたばかりなのに、どこにも見えない。そういうこともさもありなんと思って、私は一応保存しておきました。けさプリントしてきましたが、そういう状況になっているというのはどういうことですか。これは広報の担当、秘書室長どうでしょうか。
○議長(佐藤洋議員) 秘書室長。
◎廿樂和彦秘書室長 ただいまのホームページのふぐあいについてお答えいたします。 パブリックコメントに対する意見が書き込めないというお話をいただいたというのは、担当のほうから聞いております。担当のほうで確認したところ、そのようなふぐあいは確認できなかったということでございます。 以上でございます。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) それはないでしょう。私も最終日と、あと何かの日に、クリックをするとメールでご送信の方はこちらをどうぞと、クリックをするとやはり出なくなるのです。そういうこともあり、もう一つはパブコメという欄をクリックすると、ほかのパブコメ事業は入っているのに、そして今第四次男女共同参画基本計画、それのパブコメ募集していますよね。その案は入っているのに、その次がこの一般廃棄物処理基本計画というのが全然出ないです。つまり、市民が今誰も見れない状況です。そういう状況ってどうなのですか。パブコメ終わったから、全部削除という話ではないですよ。それだけ、では済みませんが、パブコメの意見は何件ありましたか。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 パブコメに対するご意見のほうは3件ほどございました。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) つまり、たったの3件です。議会でもごみの減量化とかいろいろ言っても、この内容について問題であるというふうに本来なら指摘すべきだとは思いますけれども、行政の役割とかいろいろ書いてあります。でも減量に対しての数値も私は間違っているというふうに、要するに中部資源循環組合の数値と数値が合わないのです。そういうこともあって、たった3人しか出さない桶川の現状です。よその町に預けるのに。よその町では、ダイオキシンとか何とかで苦しんだり心配がいっぱいあるのに、市民は3人だけ。私と私の知り合い2人です。そういう状況というのは、やはりホームページもちゃんとしないからです。それも含めて、ごみの処理について、環境についての姿勢がすごくおろそかだと思います。そこのところは、今後ホームページでまたごみ処理基本計画もちゃんとアップしていただきたいし、そういう間違っているところも直していただきたいと思います。 その中でもっと重要なのは、現環境センターについて、解体しなければならないはずです。それなのに、それについて触れていない。環境センターの解体はしなければいけないというふうに書いてあるだけで、今後10年間の計画です、ごみ処理基本計画。10年間の間、あの環境センターは何もしないというふうに書いてあるわけです、結局は。そういうことでよろしいのでしょうか。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 環境センターにつきましては、現在まだ中部のほうの竣工のほうが確定していませんので、それに合わせてそちらの整備のほうは進めていきたいと考えております。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) 全く関係ないです、ごみはあそこに持ち込まないわけですから。今ある施設を解体、ダイオキシンがいっぱいの施設の解体をするというのは、物すごく大変なのだというのはよくわかっていますよね。何十億というふうにお金がかかる。しかも、施設も風圧にしたりとか、いろんな施設もやらなければいけない。それについて検討もなければ何もない。もっとおかしいのは、私驚いたのですけれども、今ごみの減量化をしないと、分別をしないと、他市に持っていくごみを断られるおそれがありますと書いてある。だから、ごみを減量化すると書いてあるのです。そんなばかな話ないでしょう。ごみは最初から減量化です。なるべく環境に負荷を与えないような基本計画にしなければいけないのに、ない。それが今の桶川の姿勢で、組合に任せてしまえばいい、そういう姿勢だからこういうことになるのです。 私、済みません。市長にもう一度伺いたいのですが、やはりダイオキシンは心配なのです、近所の人も。あの現施設には、それなりに濃いという状況がデータにも出てきてしまっている。それにもかかわらず強行に進めていくという姿勢をおとりになるのか。その辺はみんなで協調していくと言いますけれども、私は市長の考えをぜひ伺いたいと思います。
○議長(佐藤洋議員) 市長。
◎小野克典市長 環境アセスにつきましては、吉見町のほうで現在行っていただいているわけでございまして、私どものほうに、まだ現状として詳細に組合のほうに報告というのがないわけでございますけれども、重大な案件があれば、事業進捗にも影響するような案件があれば、また組合のほうにもその旨報告あると思いますが、現状としては、その辺の詳細な報告は受けていないというのが現状でございますので、ご理解いただければと思います。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) これで最後にしますが、環境基準0.6を、ダイオキシンはその下だからいいのだというのがこのアセスメントです。いわゆる合わせメントですよね。ところが、鳩山ですか、0.01の基準にするとか、川越はもっと低い基準にする。そういう取り組みが埼玉県内でどんどん行われているのに、この組合の施設はそうはなっていない。それでいて現地の人たちはとても長い間、36年間も環境悪化、不安におびえながら暮らしているのに、まだそれをやろうとしているというのは、これは私たち全体の問題として考えなければいけないと思いますので、環境基準を下回っているからいいという話にはなりません。全国でも著しく高いというこの地域のことを、やはりぜひ今後は共通問題として考えていただきたいと。これは答弁要りませんので、お願いいたします。 次に、済みません。議長、新庁舎のほうから先にやっていいですか。
○議長(佐藤洋議員) 結構ですよ。
◆7番(北村文子議員) 新庁舎の問題ですけれども、先ほど免震層に入ったらクラックはなかった。どことどこに入りました。この地図の中で説明をしていただきたいと思います。
○議長(佐藤洋議員) 総務部長。
◎堀口守総務部長 免震層に入った職員の関係でございますが、38本免震層が今ございまして、一応38本の周りを全て確認をしたというふうには聞いております。 以上です。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) それは、免震層の中だけですよね。その周辺にあるコンクリートとか、その辺は確認はしていないですね。床とかはりとか。
○議長(佐藤洋議員) 総務部長。
◎堀口守総務部長 当然免震層、下は床がございますので、免震層の床等については確認をさせていただいております。 以上です。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) そうなると、ここの前議会ではりの全部出していただきましたけれども、そこのクラックというのは、全部構造体に全く影響ないというふうに考えてよろしいのでしょうか。
○議長(佐藤洋議員) 総務部長。
◎堀口守総務部長 何回か議会でご答弁申し上げておりますけれども、免震層自体のところにないということでございますので、例えば2階の部分の暖房の上に置いたコンクリートのひびとかというのは、特に構造体自身のほうには影響ということはないだろうというふうにご答弁申し上げているところでございます。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) 同じ図面で、この真ん中の9本がコンクリートの養生不足です。その下の右端一番下に、そこのところにいっぱい亀裂がありますけれども、それはどういうふうに考えたらよろしいのですか。
○議長(佐藤洋議員) 総務部長。
◎堀口守総務部長 主にこの図面で申し上げますと下の部分になるのでしょうか。クラックのほうが多い。この辺は、もともと躯体の部分の上に冷暖房の設備が入った上に押さえのコンクリートをしている部分の、その押さえのコンクリートの部分にクラックが生じているというのが現状でございますので、そのような状況で、この部分に関しては押さえコンクリートの部分にクラックが入るというのは、そういう状況だというふうになっております。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) この免震層の中に入ったのいつですか。
○議長(佐藤洋議員) 総務部長。
◎堀口守総務部長 議員のほうから過去にもご質問いただいておりますので、12月に入ってから確認をさせていただいたところでございます。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) つまり質問通告があってからお入りになったということなのですね。それで、だからといって、この免震装置が、今後コンクリートの養生不足があったから、それで絶対大丈夫という話にはならないというふうに思います。クラックも、このじゅうたんの下、真ん中のところですよね、オイルダンパーがあるところ等々は調べていないというところですね。それから、駐車場のはりにも白化現象で相当な亀裂も入っていると。そういうものについて、構造体として全く関係ないという話にはならないので、そこのところについては引き続き調査をしていただくことと、それから施工監理であった日本設計、それから施工者の大成建設、そちらとどういうような話し合いになっているのかお知らせいただきたいと思います。
○議長(佐藤洋議員) 総務部長。
◎堀口守総務部長 議員からご指摘、ご心配をいただいている内容につきましては、我々も誠心誠意今まで取り組みをさせていただいておりまして、設計者、施工者も含めて打ち合わせをさせていただきまして、経過観察をしながら、しかるべき時期にはまた調査をするとか、それで調査をした後に必要あれば何らかの措置をとるということで設計者、施工者ともずっと協議を続けております。 以上でございます。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) その協議は、記録はとっていますか。
○議長(佐藤洋議員) 総務部長。
◎堀口守総務部長 設計者、施工者も、ほかの部分の現場等に行ったりもしておりますので、電話ですとかメールでやりとりをしている部分等もございますので、特に桶川に来ていただいて、その場で協議をしているということではないので、記録というものに関しては特にとってございません。 以上です。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) そんなメールや電話でなくて、36億、37億払ったのですから、払ってしまったら、それでもう知らないよという話ではないのです。一番大事なのは、瑕疵なのか、それと経年劣化との違いはどうなのかということのその区別をつけないと、今後に何かあったときに、施工者に直させるということができなくなります。ですから、そこにまず3者に来ていただいて、3者というか、こちらもあれですけれども、協議をして、それで記録をとって、経年劣化と瑕疵の違いについてもきちんと話し合いをして、その後、今後について1年後、2年後、3年後を見たときに、この時点でおかしかったら直しますよというようなきちんとした協議記録をとってください。どうでしょうか。
○議長(佐藤洋議員) 総務部長。
◎堀口守総務部長 毎回毎回来ていただいて協議というのは、なかなか難しいものでございますけれども、調査を議会のときに終わったら来ていただいたり、あるときにはきちんと来ていただくことになっておりますので、その都度その都度確認はさせていただきたいと思っております。 以上です。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) 私の知る限りでは、7月25日の連絡書以外は、まだそういう形の正式な協議はしていないと思います。桶川の建物で、やっぱり我々の財産なのです。そこをきちんとしていただかないと、いや、皆さん忙しいからなんていう話ではないのですから、大きな買い物をしたわけで、それについての話し合いというのをきちんと記録をとり、そして経年劣化と瑕疵の違いというものをはっきりしていただいてということを議会で質問したからやるというのではなくて、黙っていてもやらないと、それはやる気がないのかなというふうに思います。その辺について、きちんとお願いをしたいと思います。答弁、再度お願いします。
○議長(佐藤洋議員) 総務部長。
◎堀口守総務部長 この件につきましては、北村議員を初め議員の皆様からもいろいろご心配等をいただいておりますので、もちろん継続的に調査をさせていただいて、当然瑕疵担保責任というのが施工者のほうにもございますので、先ほど議員のご質問がございました瑕疵担保なのか、経年劣化なのかというところも見きわめながら調整をさせていただきたいと思います。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) 次に、オイルダンパーの話です。こんなにオイルダンパーがいっぱいあるのだなというのも改めて知ったのですが、先ほどのご答弁ですと、調査結果によって桶川には関係ないというようなご答弁したけれども、そうはいかないです。このオイルダンパーの検査というのは、現地に行って確認をしていると思うのですが、いつ、誰が行ったのか教えてください。
○議長(佐藤洋議員) 総務部長。
◎堀口守総務部長 オイルダンパー、今図面のほうにもちょっとお示しさせていただいた12カ所ございます。これの製品の検査ということでございますけれども、平成29年1月に検査を行ってございます。場所につきましては、このご質問にございました川金ホールディングスというところがございまして、そちらのほうの免震ダンパーの製造会社でございます。光陽精機株式会社というところの茨城県のつくばの工場でございます。 以上でございます。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) 誰が行ったか教えてください。
○議長(佐藤洋議員) 総務部長。
◎堀口守総務部長 大変失礼いたしました。市の職員が、当時の担当が2人行っております。それと、設計会社のほうから3名、それと施工会社のほうから2名ということで、当時検査を行っております。 以上です。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) これだけ大事なもので、工事検査室は行っていないのですか。
○議長(佐藤洋議員) 総務部長。
◎堀口守総務部長 工事検査室のほうは、同行はしておりません。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) これも工事検査室が当然行っていると思ったのですが、それでは検査に行ったのはたった1個ですよね。全部12本見ているわけではないと思うのですけれども、その辺はいかがですか。
○議長(佐藤洋議員) 総務部長。
◎堀口守総務部長 検査の内容ということでございます。ちょっと図面でわかりづらくて恐縮でございますけれども、幾つかの検査を幾つかのダンパーでそれぞれやっておりまして、順に申し上げます。まず、寸法と外観の検査というのが、この図面の一番左側にあるダンパーで検査をしております。それと、そこから右に1個と言ってよろしいのでしょうか、一番上段になりますけれども、上段の左から2つ目のダンパーにつきましては、性能検査を行っております。 それと、静動作検査というのがございまして、こちらについては同じく上段の今性能検査をやったダンパーの右の1つ隣のダンパーで行ってございます。 最後に、外観の検査を、これは右からちょっとごらんいただきたいのですが、右から横に並んでいるダンパーがございます。一番右側のダンパーと言ったらよろしいのでしょうか、横に並んでいる一番右のダンパーを、こちらは溶接部の欠陥等の確認をさせていただいているところでございます。 検査の内容は以上でございます。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) そうすると、現地で何本も見たということになるのか、それともこちらに来てから検査をしているのか、どちらですか。
○議長(佐藤洋議員) 総務部長。
◎堀口守総務部長 1本のダンパーで全てというわけではないものですから、現地でこの4本の検査をしてきたというふうに考えていただければ結構でございます。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) その中で、今回の問題になっている仕様書の中で桶川市が要求した水準と、国土交通省はそれでいいと言った水準とのやはり乖離があるということで、川金コアテックはいろいろと取りかえているわけですよね。さいたま市では12本もうとりかえたという、11月23日の新聞記事がありますけれども、その分の性能検査というのは、桶川市は全部自信があるのですか。それやったのですか。関係ないというふうな言い方をしたので、その辺はすごく気になっているのです。 川金ホールディングスは、先日、私のほうからお教えしたのですが、国土交通省が5項目を約束をしていました。川金はやっぱりホームページで0120の相談窓口もつくりましたし、それからお客様に対しては丁寧に製品の説明をするということも、問い合わせも受けるということを言っております。この辺について、まず12本が全部仕様書の確認をしていないのははっきりしているので、桶川のも絶対大丈夫ということはまだ確定はしておりません。そこのところを大丈夫というふうに答弁してしまうのはちょっとおかしいなというふうに思っているのですが、これについての川金コアテックなり、日本設計なり、大成建設とどのような話になっているでしょうか。それは書面でありますでしょうか。
○議長(佐藤洋議員) 総務部長。
◎堀口守総務部長 この免震ダンパーの問題でございますけれども、メーカーのほうには直接問い合わせをさせていただきまして、私も大丈夫だというご答弁は多分、まだ現在調査中ですというふうに、というのは、最近はないのですけれども、日を追って対象のものが出てきたりしておりますので、現時点で私のほうから絶対大丈夫ですということについては、なかなか言えない部分があります。それは議員のご指摘のとおりでございます。恐らくメーカーのほうが今、全部調査をしておりますので、再調査中というご答弁をさせていただいていると思います。まず1点、川金の調査した中では、桶川市のものは該当にならなかったというのは、現時点でということでご理解をいただければと思います。今後、再調査をして出てきたりする場合には、また川金のほうから説明があるというふうに理解しておりまして、それは施工者、設計者とも協議をさせていただいて、何かがあったらこちらに連絡を至急いただきたいというふうな調整をさせていただいております。なお、この辺については、特に文書として調整をしている部分は残ってはおりません。 以上です。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) この問題について、やっぱり市民でも心配をしている人もいます。ここはホームページで、こういう状態の事件が起きたけれども、国交省から指導も出たけれども、桶川市はこういう状態ですと。それは最終的に大丈夫になりましたまで経年的にホームページで公開をして、クラックの部分も含めて今の新庁舎についてのいろんなご心配についてでも何でもいいです。そういう部分を設けて、オープンにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(佐藤洋議員) 総務部長。
◎堀口守総務部長 なかなかダンパーの件について、該当になった自治体は公表しております。桶川市は該当になっていないものですから、市民の皆様に不安を与えてもいけないかなということで、特に公開のほうは控えておりますけれども、ちょっと議員のご指摘に関しましては中で検討をさせていただいて、市民の皆さんにご説明ができるということを考えてみたいというふうには思っております。 以上です。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) 次に、飛行学校に行きます。資料をきょう配らせていただきました。①をごらんください。まず、現場はこういう感じで看板が張られております。その中の看板だけをアップしたものですが、まず最初の私どもが9月16日に撮影したもので、黄色の部分に現場が無と書いてあるのですが、そこの無というのはどういうことでしょうか。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 こちらにつきましても誤りがあったところを訂正させていただきました。申しわけありません。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) それから、ちょっと驚くべきことで、現場の責任者がかわりました。そのかわったのが、私どもがわかったのが11月25日に撮影したのですが、真ん中の写真です。斎藤英司さんという方にかわりました。ところが、資格番号については、前の長嶋さんの番号が表示されている。私どもの指摘で慌てて、そちらで直されたということだと思いますけれども、1カ月半もの間、こういう状態が続くというのはどういうことでしょうか。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 こちらにつきましては、早急に直してくれということは伝えてありましたけれども、うちのほうで現場のほうを確認していなかったということがありまして、1カ月以上おくれてしまったこと、まことに申しわけありませんでした。
○議長(佐藤洋議員) 北村文子議員。
◆7番(北村文子議員) ここ建設業法の基本です。それから、工事請負契約の中にもこれが書かれている。しょっちゅう現場に行っているのに、こういうことに気がつかない。それは私、本当に真面目に仕事やっているのかなという気がしています。監督員が長嶋さんから斎藤さんにかわりました。その理由は何でしょうか。それと日付もお願いします。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 現在は、特定原材料27品目を使っていないワカメご飯のほうを備蓄している状況でございます。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) このワカメご飯1食だけということですね。わかりました。 それと次に、アレルギー対応の非常食の備蓄状況なのですが、これ自主防災会への備蓄というのは、現状どうなっていますか。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 自主防災会の備蓄につきましては、各自主防災会のほうで行っておりますので、市のほうから食料品の備蓄については、提供のほうは行っておりませんので、どのようなものが置いてあるかについては把握していない状況にございます。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) それでは確認ですが、このアレルギー対応の非常食については、各自主防災会のほうで市に依頼するなり何らかの形で備蓄するというようなやり方をとってくれということでよろしいですか。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 アレルギー対応の備蓄品につきましては、指定の避難所のほうで備蓄してありますので、もし災害等が起こってそちらに来られない場合には、うちのほうから配給しに行くというような状況でございます。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) 各自主防災会のほうで、それが欲しいのですという場合は対応してくれますね。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 災害時のことでよろしいですか。 〔「そうそう」と言う人あり〕 災害時は、そのような対応をする形になっております。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) いや、だから自主防災会のほうで備蓄をしたいのだという場合に、それは可能ですか。もう一度。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 自主防災会での備蓄につきましては、各自主防災会で自主的に備蓄しているものでございますので、市としましては指定避難所のほうで備蓄をしていて、もし災害時には、そちらのほうに持っていくという状況でございます。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) わかりました。 次に、防災マップの見直しの件です。これ前にも何回か市民生活部長にはお話をさせていただいております。今回、31年度の4月には配布できるのかなというような答弁をいただきました。ただ、またこれ内容的には、前回平成25年3月に作成したものとそんなに変わらないのかなというようなマップのようでございますが、ただ、これから非常に災害が増える中において、やはり地震ですとか、水害ですとか、各地によって災害状況がかなり差が出てくると思うのです。そんな中で、この災害状況に応じた地区別の防災マップというものもやはりこれから考える必要があるのではないかと思うのですけれども、その辺のちょっとお考えをお聞かせください。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 市のほうで用意しております防災ガイドマップにつきましては、当初一番最初にこのようなマップができた状況を申しますと、開発等が行われて、こういうところには家は建たないのではないかというようなところに家が建つような状況の中で、このようなマップをつくって、転入者等がそういうところに家を建てると危険ですよということを示すことが目的でできたと考えております。現在は、そういう状況ではなくて、議員ご指摘のとおり、地域の方が避難等をするために必要なマップとしての活用のほうが重要になってきていると思いますので、そういう点では先ほどの避難所マニュアル等と一緒の形で、どういう形ができるか今検討しているところでございます。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) 市民生活部長にも上尾市さんですとか、鴻巣市さんの災害マップはごらんになっていただいていると思うのです。非常に細かく作成されています。やはりああいうようなマップを私はこれからつくるべきだと思いますが、ごらんになっていただいていると思うのですが、ちょっと感想をお聞かせください。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 上尾市さんとか鴻巣市さんの昨年度からつくられたものだと思うのですけれども、私ども夏ごろ見て、担当のほうには、うちのほうもこんな感じでできるのというのは確認しました。うちのほうは見直しなので、前回の内容を塗りかえるだけになってしまいますというような回答だったので、現時点では新しく見直す状況ではございますけれども、議員ご指摘のような点も踏まえて、どのような形でマップができるかについては、改めて考えていきたいと考えております。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) ぜひああいったマップを今後ご検討していただきたい。確かにお金はかかりますけれども、そういった点についてはぜひいいものを作成していくというお考えで、これからやっていただけたらありがたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。 それから、来月、地域防災訓練が開催されますけれども、ここで防災訓練に当たって大きく防災監というものを置く中で、今後の防災訓練も大きく変わっていく要素があるのかなという点で、もし今後、来月開催される防災訓練に当たって見直された点があったら、ちょっとお聞かせください。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 来月、来年の1月19日、土曜日に桶川東小学校で開催される防災訓練につきましては、地域防災訓練という形で、昨年度は総合防災訓練ということで連携を図っている防災関係機関等の訓練を中心に行いました。今回は、地域密着型ということで、住民の方に参加していただくのをメインとして考えております。訓練内容としては、情報伝達訓練をして、その中で避難所をどう開設していくか、また今回新しく入れたのが福祉ボランティアによる福祉ボランティアの受け入れ訓練というのを実施したいと考えておりますので、そういう点では、新しいところとしてはそのようなところでございます。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) ありがとうございます。 本市も防災監という方が来ていただいて、これからどんどん防災に当たってのいいところを出していこうと今やっているわけですから、ぜひ今後ともそういった防災訓練について、市民のためのよりよい防災訓練にしていただくようにひとつ心がけていただきたいと思います。 それから、何点かちょっと防災関係でお伺いします。本市は、防災士という取得者なのですが、これは人数もそうなのですけれども、実はちょっとまた上尾市さんを挙げてまことに恐縮なのですけれども、上尾市さんの場合は、防災士の取得者が約70名おられるということでございます。毎年毎年講習を行って、10人から15人講習を行うようです。この講習費だとか受験料というのですか、これが6万円かかるそうです。この6万円を全額補助されているそうです。上尾市は、平成24年から防災士の育成に力を入れているのです。去年、これは平成29年7月に、上尾市防災士協議会というものを立ち上げております。そんな中で、地域の防災力の強化に貢献しているという内容でございますけれども、桶川市、この防災士は何名おられますか。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 桶川市における防災士でございますけれども、今年度から採用しました危機管理防災監も防災士の資格は持っております。また、昨年度より桶川市におきましても防災士を増やしていこうということで、防災士取るのに、まずは消防団員の方からお願いしていこうということで、昨年度は1名の方が取得していただきました。今年度は13名の方が、今資格取得手続を行っているところでございます。そういう点では、あとその他、桶川市そのものでわかっている人数ということは、消防団員以外は把握しておりません。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) ありがとうございます。そうなのです。我が地域の消防団の方も、防災士、できれば取りたいなという方もいるのです。ただ、どうすればいいの、どういうやり方なのと、こう来るのです。だから桶川市も率先してやっぱりそういった防災士は、こういうことをやれば全部市のほうで受け付けしてやりますよという、そういったものをやっぱり周知してあげないと、消防団の方いっぱいいるわけですから、184名からいるのですから、そういう方々にももっと周知をしていただいて、桶川市にも防災士の取得者を育てるという意味では、私は絶対これから必要だと思うのですけれども、今後、防災士の取得の周知の仕方というのですか、その辺はいかがですか。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 現在は、消防団員を中心に進めていきたいというのがあります。消防団員の方は、水防等の防災実務経験もありますので、技術と能力と両方備えていただくことによって地域の安全を守れると思っています。消防団員の方がなるほうが、資格取得がしやすいという部分がありますので、そういう点では資格取得できる方を消防団のほうで選んでいただいて、毎年受けていただくような形をとっていきたいと考えております。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) その辺はひとつ徹底して、この桶川市も防災士を一人でも多く育てていくというような形でお願いをしたいと思います。 それから、やはり市民生活部長にちょっとお願いしたいのが防災ラジオ、これちょっとやりましょう。どうですか。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 ご質問の防災ラジオにつきましては、市販されている防災ラジオではなくて、防災行政無線が使えるラジオのことかと考えます。こちらにつきましては、現在、防災行政無線のデジタル化というのを行っておりまして、防災無線の内容につきましては電話応答装置をつけて確認できるようなことを今考えているところでございます。そういう点でちょっとデジタル式の防災ラジオにつきましては、非常にアナログ式に比べると高額であるという点がありますので、そういう点では少し検討のほうをさせていただければと思います。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) 確かに高額といえば高額なのですけれども、他市においても例えば多少の金額、お金をご負担いただくというようなやり方とか、貸与するとかいろいろ、全世帯にというわけに、すぐにはいかないと思うのですけれども、ご高齢のおひとり暮らしの方とか、障害児を持つ家庭ですとか、やはりそういったところを優先的に防災ラジオを提供するというようなやり方も私はこれから考えていただくのがいいかなと思うのですけれども、確かに今、非常にうちもこういった防災面では、今まで以上のすぐれた機能を持っていますけれども、やはり防災ラジオがあると気持ち的にある程度安心感が出るのかなという点もありますので、ぜひ防災ラジオの購入、これを検討していただいて、来年、再来年からひとつ予算に組み入れられるような形はとれないかどうか、もう一度お答えください。
○議長(佐藤洋議員) 市民生活部長。
◎川辺吉展市民生活部長 現在、防災行政無線のデジタル化を行っております。その中で、デジタル化したことによって、無線以外でも聞くことができる方が増えてくれば、それでカバーできるようでしたら、それでカバーしたいというのを考えておりますし、それでもカバーし切れない部分につきましては、議員ご質問のとおり、いろいろな方法を検討していきたいと考えております。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) よろしくお願いをしたいと思います。 それでは、次に大きな2番です。圏央道の側道についてお伺いをいたします。先ほど答弁の中で、道路表面の管理とございました。この道路表面の管理というのは、もう一度お聞かせください。
○議長(佐藤洋議員) 都市整備部長。
◎曽田信行都市整備部長 道路表面の管理でございますけれども、圏央道の下だとか上だとか通っている側道と側道をつなぐような部分になりますけれども、そちらの部分につきましては、底地はもうネクスコ東日本のままと、表面の乗っている道路なり舗装なり側溝ですか、そういったものの管理をしていくという意味で表面管理という言葉を使わせていただきました。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) わかりました。 それと、桶川市が管理する範囲の中で、元荒川から荒川まで東西にあるわけですが、この側道の管理は何キロぐらいになりますか。
○議長(佐藤洋議員) 都市整備部長。
◎曽田信行都市整備部長 国からの資料によりますと、荒川から元荒川までの桶川市が移管を受けます側道は、圏央道の北側、南側、横断部を合わせまして約14キロメートルでございます。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) ありがとうございます。この14キロメートル、管理という形になるのですが、ただ東西、川田谷地区、日出谷地区、それから加納地区、五丁台、分けてちょっと私はお話をさせてもらうのですが、やはり今、川田谷地区の荒川沿いのほうの側道を見ますと、ほとんど防犯灯、それから路面標示されているのです。この路面標示されているところのこれは、どこが整備をされたのか、ちょっとお聞かせください。
○議長(佐藤洋議員) 都市整備部長。
◎曽田信行都市整備部長 路面標示につきましては、ネクスコ東日本及び大宮国道事務所で整備したものでございます。また、先ほど言った防犯灯につきましては、市のほうでネクスコ東日本及び大宮国道事務所のほうの了解を受けまして、周辺の状況を確認した上で、必要に応じて整備したものでございます。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) それと、植樹帯や除草なのですが、これ植樹帯については非常に上日出谷地区の側道に大きく植樹帯がございます。この植樹帯や除草の管理、こちらはどちらになりますか。
○議長(佐藤洋議員) 都市整備部長。
◎曽田信行都市整備部長 植樹帯でございますけれども、国道17号の加納交差点からべに花ふるさと館前までの市道4号線は、植樹帯の管理は市のほうで除草等を行うことになります。それ以外の先ほどご質問あった上日出谷の植樹帯につきましては、圏央道の緩衝帯ということで整備しておりますことから、市に移管されないでネクスコ東日本の管理となります。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) わかりました。これらの植樹帯を市で管理という話になると、かなりの量になりますので、その辺はネクスコのほうで管理をするということで、よかったかなと思います。 それと次に、移管時期と、その後の安全対策のほうなのですが、川田谷地区、五丁台地区の一部で、まだ側道が未整備になっておりますけれども、これは平成31年4月までには全て完了するのでしょうか。
○議長(佐藤洋議員) 都市整備部長。
◎曽田信行都市整備部長 川田谷地区と五丁台地区ということでございますが、両地区につきましても安全施設を含めまして側道のほうは、あの形で完了しているというところでございます。しかしながら、市道13号線から北本市境の上日出谷地区の一部につきましては、現在工事のほうを行っておりまして、平成30年度中に完了する予定と伺っております。また、国道17号の加納交差点からべに花ふるさと館入り口前までの市道4号につきましては、来年度、平成31年度中に工事を完了する予定というふうに伺っております。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) わかりました。 それと、特に側道とはいえ、幅員が結構広いのです、上日出谷地区を見ても。これ非常に両面通行というのですか、対向車線で通行を今やっていますけれども、センターラインの標示とか、これは今後どうなるのですか。
○議長(佐藤洋議員) 都市整備部長。
◎曽田信行都市整備部長 センターラインの標示基準といたしましては、歩道のある路線では道路幅員6.5メーター以上、歩道のない道路では7メーター以上の道路幅員がないとセンターラインを引くことはできないと伺っております。圏央道の側道につきましては、それ未満でございますので、条件を満たす車道の幅員がございませんということで、センターラインを引くことはできないと伺っております。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) そういう決まりは確かにあるのですが、これ一方通行にはならないのですか、お考えはどうでしょう。
○議長(佐藤洋議員) 都市整備部長。
◎曽田信行都市整備部長 側道を一方通行にする考えはあるのかということでございますけれども、圏央道整備の説明会で周辺住民の皆様のご意見のほうをお伺いしましたところ、利便性等を考慮しますと、一方通行にするよりも対面通行のほうがよいというご意見でございましたので、現時点では対面通行のままで、一方通行にする考えはございません。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) わかりました。 それで、側道についてちょっと最後の質問なのですが、全体的な側道の整備なのですけれども、これどこまでネクスコで整備をされて市に移管されるのか、ある程度路面標示や防犯灯やそういったものをしっかりつけて市のほうに移管していただくのか、その辺は受け入れるまでのどのような今後の整備状況になっていくのでしょうか。
○議長(佐藤洋議員) 都市整備部長。
◎曽田信行都市整備部長 舗装や道路側溝等の構造物及び路面標示などを含めまして、側道に関する機能が十分に機能する状態になった上で、市のほうに移管されるという予定でございます。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) わかりました。市に移管された後も、その辺の安全対策についてはしっかりとやっていただくように、よろしくお願いをしたいと思います。 それでは、3番に行きます。江川調節池についてです。橋のかけかえ工事について、完成時期については今答えられないというようなお話でございます。ただ、一応調節池の整備については、31年3月までというような一つの区切りというものもありますので、そういった点から考えますと、この橋のかけかえ工事もある程度の完成時期は予定がつくのではないかと、私はそう思っていますので、その辺は大体何年ごろの予定でいるかというようなこともちょっとお答えできればありがたいのですが、いかがでしょうか。
○議長(佐藤洋議員) 都市整備部長。
◎曽田信行都市整備部長 先ほどの1回目の答弁とちょっとまた重複してしまいまして申しわけございませんけれども、来年度から基礎の工事に着手しまして、少しでも早く完成するようお願いしているところでございますが、現時点で完成時期のほうをいつですよという話はすることはできないというふうに伺っておりますので、ちょっとご理解いただきたいと思います。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) それと、この3213号線の幅員は何メートルになりますか。
○議長(佐藤洋議員) 都市整備部長。
◎曽田信行都市整備部長 3213号線、調節池の南側で東西に交通する道路でございますけれども、橋梁かけかえを行いまして、現況の道路幅員のほうが4.7メーターぐらいでございますけれども、それが9.5メーターに広がる予定でございます。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) 9.5メーターに広がるというようなことでございます。そこで、この橋のかけかえ工事、この費用は、これは河川の整備ですから県のほうの負担ということでよろしいですか。
○議長(佐藤洋議員) 都市整備部長。
◎曽田信行都市整備部長 どちらの河川改修でも同じなのですけれども、現況の橋の幅員分までは河川の整備のほうで行えるのですけれども、拡幅分につきましては、市の道路管理者のほうの負担になりますので、幅員が拡幅された部分については、その割合に応じて負担を両者でするという形になります。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) そうしますと、3213号線の拡幅が9.5メーターになるというようなことですけれども、この拡幅工事の工事費についての負担についてはどうなのですか。
○議長(佐藤洋議員) 都市整備部長。
◎曽田信行都市整備部長 拡幅分は、市のほうで拡幅する割合に応じてお支払いすることになります。額のほうは、ちょっと手元にはございません。 〔「額はいい」と言う人あり〕 よろしいですか。ということで、もとの幅員に対する増えた分の幅員ということで、その割合に応じて市のほうで負担することになります。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) わかりました。よろしくお願いいたします。 続いて、この調節池の中の現在まだ耕作されている方がおりますが、これは何名で、今後の対応はどうなりますか。
○議長(佐藤洋議員) 都市整備部長。
◎曽田信行都市整備部長 現地のほうで状況を見ていますと、2カ所ほどまだやっているのかなというのは私のほうも見て確認しております。用地買収につきましては、事業を行っている北本県土整備事務所のほうでやっておりますけれども、市のほうにも話があった場合には、全面的に協力しながら、一刻も早い取得に向けて協力してまいりたいと考えております。
○議長(佐藤洋議員) 江森誠一議員。
◆2番(江森誠一議員) ありがとうございます。2カ所ほどまだ耕作されている方がいらっしゃいますので、その辺も県と協力しながら、速やかな買収ができるような体制をとっていただきたいと思います。 それから、上流部、これは榎戸橋までの整備予定なのですけれども、河道改修はこれから2期工事がありますけれども、この上流部の榎戸橋を含めた、そしてまた2期工事の河道改修を含めたこの整備計画、何年ぐらいの計画でおられるのか、わかる範囲でお答えください。