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令和 6年 6月定例会-06月13日-05号

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  1. 戸田市議会 2024-06-13
    令和 6年 6月定例会-06月13日-05号


    取得元: 戸田市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-17
    令和 6年 6月定例会-06月13日-05号令和 6年 6月定例会              6月定例会 第15日(6月13日) 令和6年6月13日(木曜日) 第15日議事日程 1.開 議 1.一般質問通告の取り消し 1.(続)一般質問  19番 花井伸子議員  9番 古屋としみつ議員  12番 本田哲議員 1.散 会 〇出席議員(25人) 1番 小金澤   優 議員  2番 みうら 伸 雄 議員  3番 佐 藤 太 信 議員 4番 宮 内 そうこ 議員  5番 むとう 葉 子 議員  6番 竹 内 正 明 議員 7番 三 輪 なお子 議員  9番 古 屋としみつ 議員  10番 野 澤 茂 雅 議員 11番 矢 澤 青 河 議員  12番 本 田   哲 議員  13番 石 川 清 明 議員 14番 峯 岸 義 雄 議員  15番 斎 藤 直 子 議員  16番 そごう 拓 也 議員
    17番 浅 生 和 英 議員  18番 酒 井 郁 郎 議員  19番 花 井 伸 子 議員 20番 三 浦 芳 一 議員  21番 伊 東 秀 浩 議員  22番 山 崎 雅 俊 議員 23番 細 田 昌 孝 議員  24番 遠 藤 英 樹 議員  25番 榎 本 守 明 議員 26番 熊 木 照 明 議員 〇欠席議員(1人) 8番 林   冬 彦 議員 〇説明者 菅 原 文 仁 市長    豊 島 浩 明 副市長   戸ヶ崎   勤 教育長 住 野 昌 洋 危機管理監  吉 野 博 司 企画財政部長 櫻 井   聡 健康福祉部長  秋 元 幸 子 こども健やか部長 早 川 昌 彦 都市整備部長  渡 邉 昌 彦 水安全部長 川 和 田 亨 教育部長  内 山 敏 哉 市長公室長  開 議 10時00分 △開議の宣告 ○石川清明 議長  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元にお配りしたとおりでありますので、御了承願います。 △一般質問通告の取り消し ○石川清明 議長  この際、御報告いたします。  本日1番目に一般質問を予定しておりました林冬彦議員でありますが、本日欠席のため、会議規則第51条第4項の規定により、林議員の通告は効力が失われたことから、一般質問は行わないこととなりましたので、御了承願います。 △(続)一般質問 ○石川清明 議長  一般質問を続行いたします。  順次、発言を許します。  19番、花井伸子議員。(拍手) ◆19番(花井伸子議員) 朝の一番というのは大変緊張しています。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、通告順に従いまして、一般質問を行います。  件名1の教育行政についてお聞きをいたします。  戸田市教育委員会は2015年度より産官学民と連携した教育改革として、SEEPプロジェクトを推進されています。教育長が長く考えてこられたことというふうにおっしゃっておられる3K、経験、勘、気合のみで互いに納得し合ってしまう文化を変えたいと、個性的な経験や考えのみに左右されることなく、データ等を基にアカウンタビリティーを確保するとともに、それらが温かみを持ちながら人の判断をサポートする教育を進めたいというお考えに基づいて、2019年に大きな柱の一つとしてEBPM、エビデンスベースでの政策づくりを立案的に進めることを目的とした戸田市教育政策シンクタンクを設置されました。様々な研究を実施してこられました。2021年度からは教育総合データベースについて検討を行ってこられ、同年9月にデジタル庁が創設されたことにより、個人情報の適切な取扱いを確保した上で、地方自治体において教育、保育、福祉、医療などのデータを、分野を超えて連携させ、プッシュ型の支援に活用する際の課題を検証するための子供の各種データの連携による支援実証事業が開始されました。戸田市は2022年4月に実証事業の実施団体として採択をされたところです。  戸田市教育委員会でこの間発行してこられた教育研修録やEBPMの推進について、2022年12月に公表されました教育データの利活用に関するガイドライン教育総合データベースの進捗状況、また、戸ヶ崎教育長も委員として参加しておられます文部科学省の第20回有識者における教育データの利活用に関しての中間まとめの会議が本年3月13日に開かれております。議事録要旨などを読ませていただいたところです。委員の方々からもデジタルディバイド問題、また、教育データの利活用における目的、基本方針、ガバナンス、一次利用、二次利用の問題や個人情報の保護について、保護者や市民の方々からも意見が出されております。また、疑問も出されております。こうした声にお応えするため、以下の点について質問をさせていただきます。  (1)の本市の教育総合データベースの進捗状況について、①4つの目的である、誰一人取り残されない、子供たち一人一人に応じた支援の実現、EBPM(EIPP)の推進、新たな知見の創出、関係機関の連携促進について、現状をお聞きしたいと思います。  ②分析から見えてきたことと今後の課題について、③今後の取組についてお聞きをいたします。  次に、教育シンクタンクにおける外部アドバイザーについてお聞きをしたいと思います。  先月、私のところに戸田市に子供を通わせている保護者ですということでお電話がありました。花井議員はこの間、戸田市の教育シンクタンクアドバイザーとなっておられる方が社会的に大変問題のある発言をされて、様々なところ、ネットで炎上していると。そういう方にこの間、5年間ですか、こうした発言が繰り返される中で、本市が外部アドバイザーを変わらず委嘱しているということについて、どう考えていらっしゃいますかというふうなお電話がありました。私はそのときに、申し訳ありませんと、私にはそのことの認識が全くなく、存じ上げなかったということで、早速ネットで様々検索をしたところです。確かに一般的にちょっと考えられない発言であるなというふうに思いました。高齢者に対して集団自決すればいいと、切腹すればいいよ的な発言をされているということが分かりました。私は、これは大変問題であるというふうな認識から、以下の点について質問をさせていただきたいと思います。  ①学識経験者などから教育長が委嘱することになっていますが、選定はどのように行われているのか、②外部アドバイザーのうちのお一人がこうした過去の発言の内容について報道されているけれども、外部アドバイザーとして起用することについての戸田市の見解は、③今後の起用の見直しについて、お聞きをしたいと思います。  (3)本市のオルタナティブ・プランについてお聞きをいたします。  さきの3月議会でも、今、全国で注目をされている、文部科学省のモデルとなっているCOCOLOプラン、このモデルとなった本市のオルタナティブ・プラン、全国から大変注目をされ、視察も殺到しているという状況です。3月議会でもその状況をお聞きしたところです。あれからその後のこの事業、現場における変化等、お聞きをしたいと思います。  ①様々な学びの場の選択肢になるそれぞれの現状と課題及び今後の展開についてお聞きをします。  ②ぱれっとルームの充実についてお聞きをいたします。 ◎川和田亨 教育部長  議長。 ○石川清明 議長  川和田教育部長。 ◎川和田亨 教育部長  件名1、教育行政について、(1)の教育総合データベースの進捗状況についてお答えいたします。  ①について、昨年12月には教育総合データベースの一部データを可視化したダッシュボードについて、市内全ての小中学校での活用を開始いたしました。これにより、誰一人取り残されない、子供たち一人一人に応じた支援の実現や、EIPPを推進し、データを子供たちの支援に活用する取組を進めているところでございます。  次に、新たな知見の創出といった観点では、教育総合データベースを活用して、各学校の特徴的な傾向について学校訪問で管理職と共有を図る等の取組を進めているところでございます。  福祉部局との連携という観点では、支援を要する子供のケース会議等において活用を進めております。  また、本事業を進める上では、個人情報について高い知見を有し、国内外で活躍されている有識者にアドバイスいただき、国に先駆けて教育データ利活用ガイドラインを策定するとともに、ホームページで公開し、全国からも大変注目を受けております。これにより、個人情報保護法に基づいた安全管理措置等を講じるとともに、本事業の概要や希望者の個人情報をデータベース上から削除する、いわゆるオプトアウトについて保護者向けの通知で案内したり、広報誌で周知したりするなど、プライバシーにも配慮しながら取組を進めております。  次に、②について、今後、問題の発見後に対応を開始するのではなく、子供たちのSOSを早期に発見し対応するといった先手の対応に転じていくためには、データの質と量高めていく必要がございます。課題としては、搭載データの多くは、年一回や毎月など、取得頻度が少ないことや、データを取得してからタイムリーに教育総合データベースに反映できていないことが挙げられます。また、市職員によるデータの加工や連携作業に係る負担も課題となっております。  次に、③について、これまで述べてきた課題を踏まえ、今後に向けて教育総合データベースへのタイムリーな情報連携を実施してまいります。また、ダッシュボードのさらなる活用に向けて、研修等の機会を捉え、情報交換や好事例の横展開を図るなど、教職員にもメリットを実施してもらい、ダッシュボードが様々な場面で当たり前に使われることを目指してまいります。  これまで子供たちのSOSをキャッチすることについては、教師や保護者などの子供を取り巻く大人の気づきだけに頼っておりました。データを活用することで、判断の精度を上げたり補完したりすることにより、誰一人取り残されない教育の実現に向けて、子供の思いに寄り添ってまいります。  (2)の教育政策シンクタンクにおける外部アドバイザーについてお答えいたします。  まず、①について、戸田市教育政策シンクタンク設置要綱に基づき、本市が進める教育政策について、教育、法律、情報、経済などの各専門分野から指導及び助言をいただくため、各分野に高い知見を有する方に依頼し、教育長が委嘱をしております。  次に、②、③については関連がありますので、一括してお答えいたします。  アドバイザリーボードの各学識経験者等については、あくまでも各専門分野の観点から本市の教育委員会が取り組む教育政策全般について、指導及び助言をいただいているものでございます。これまで6回のアドバイザリーボードにおいても、各学識経験者から専門的な視点で貴重な御意見をいただいており、問題のある発言はなかったと認識しております。このため、現在、本市が進めている教育総合データベースの構築等について、引き続き指導及び助言をいただきたく、現時点で見直すことは考えておりません。  本市の教育政策の進捗を多くの方に御覧いただくアドバイザリーボードは、会議や議事録を公開して行っておりますので、議員をはじめ、多くの方に引き続き本市の取組を御覧いただければと考えております。  (3)のオルタナティブ・プランの①多様な学びの場の選択肢、それぞれの現状と課題、今後の展開についてお答えいたします。  戸田型オルタナティブ・プランに基づき、全ての学校で教職員や管理職、スクールカウンセラースクールソーシャルワーカー等も関わりながら、チームで児童生徒の支援に当たっております。  校内のサポートルームとして、各小学校にはぱれっとルームが設置されており、令和5年度は市内全体で94件の利用がございました。  昨年度は市内に設置の教育センターすてっぷに加え、8月から西部福祉センター内に通称西すてっぷを開設いたしました。西部地区の学校の児童生徒が自宅から通いやすくなるなど、より学びにアクセスしやすい環境となっております。こちらは令和5年度末の段階で、合わせて35名の登録がございました。  また、埼玉県教育委員会との連携の下、県立戸田翔陽高校内に設置しております、不登校生徒支援教室いっぽについても継続しており、昨年度は6名の登録がありました。今年度も市内各中学校を介して御案内し、4月に生徒と保護者を対象とした説明会を実施したところでございます。  さらに、NPO法人と連携した取組もございます。オンラインを活用したシェア型教育支援センターroom-Kでの支援につきましても、昨年度は13名の継続的な利用がございました。今年度も引き続き実施しているところでございます。  必要とする児童生徒や保護者にこれらの多様な学びの場の情報を確実に届けることに注力しておりますが、さらに充実させることが引き続きの課題であると捉えております。そのため、広報誌やSNS、保護者や地域の方を対象としたシンポジウムの機会を通して、情報発信を行っております。加えて、児童生徒等のニーズに応じた学びの場を案内できるよう、市内各小中学校の教職員に対して、不登校に対する理解を深める研修も行っております。  ②のぱれっとルームの充実についてお答えいたします。  ぱれっとルームは、市教育委員会作成活用ガイドラインの下、児童の居場所、生活や活動の場としての共通認識を図りながら、効果的な活用を進めております。小学校スクールサポーターによる開室を週4回行っているほか、スクールサポーター不在時は、管理職や教職員が対応をしております。これまでの活動を通して、ぱれっとの名のとおり、それぞれのぱれっとルームの特色が見られるようになってきました。各校で蓄積してきた、それぞれのよさを市内全体へ広げていくため、教育相談担当小学校スクールサポーターを対象とした研修を通して、各校の取組を共有する機会を設けております。  あわせて、本市での戸田型オルタナティブ・プランの柱の一つである不登校を科学する取組として、民間や大学の教授等、専門的知見を有する方々を不登校対策ラボラトリーぱれっとラボ外部研究員として委嘱しております。「ぱれっとラボ外部研究員でございますが、ぱれっとラボではぱれっとルームの効果的な運用に向けた指導、助言もいただいており、その内容については、3月に戸田市教育研究集録にも掲載し、各学校等へ周知し、活用しております。  引き続き誰一人取り残されない教育の実現に向け、教職員の負担軽減の観点も鑑み、戸田型オルタナティブ・プランの推進に努めてまいります。  以上でございます。 ◆19番(花井伸子議員) 議長。 ○石川清明 議長  花井議員。 ◆19番(花井伸子議員) ありがとうございます。  それでは、順次、再質問をさせていただきます。答弁と少々前後するところもあるかと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。  まず、可視化されるデータの一つとして、朝、子供たちがパソコンを最初に開いて、心の天気をぽちっとすることから始まります。これで、今の子供たちの心や体の調子を表現して、先生方がこれを読み取るというものですが、実際に子供たちに聞いてみました。毎日のこの作業がパソコンを初めて使う1年生にとってはとても負担であること、また、元気でなくても、毎日元気というふうに押しておけば間違いがないということで、習慣、日常化して元気という部分のお天気を押す。雨の日は、これは天候で雨が降っているということですが、雨マークを押す子もいると。こうした状況、心の状況と合っているのかと、こういう状況を先生たち御存じかどうかということ、そして、こうしたデータで子供たちの日々の様子の変化が可視化できるかということを甚だ疑問に思ったところです。どのように読み取っておられるかお聞きをしたいと思います。 ◎川和田亨 教育部長  議長。 ○石川清明 議長  川和田部長。 ◎川和田亨 教育部長  本市で策定している教育データの利活用に関するガイドラインでは、こうしたツールはあくまでも教職員等の気づきや判断をサポートするツールとして位置づけているところでございます。学校では、これまでも実施している日常の観察や様々なアンケートも含め、子供たちの回答はあくまでも一つのデータとして捉えており、回答結果をうのみにすることはございません。御指摘の元気でなくても元気と回答するなどという状況もデータとして蓄積していくことで、その子供の新たな気づきを得ることになる可能性があるものと考えております。  いずれにいたしましても、担任等の教師が感じる子供たちの表情や様子、これらもこれまでどおり大切にするとともに、学習面や生活面等の情報、そして、新たに加わる教育情報データも踏まえながら、組織的に子供たちを支援する体制づくりを進めてまいります。 ◆19番(花井伸子議員) 議長。 ○石川清明 議長  花井議員。 ◆19番(花井伸子議員) あくまで一つのデータとしてこれをうのみにすることはないということを確認させていただきました。ぜひ組織的、今おっしゃった総合的に見るということをしっかりとやっていただきたいというふうに思います。朝のホームルームというのは一日の始まりで、一番大切な時間であるというふうに思っているところです。先生方は、私が言うまでもないことだと思いますけれども、子供たち一人一人の表情を朝しっかりと御覧になっていただいて、確認することから始めていただきたいというふうに要望しておきたいと思います。  次に、最も問題視されています個人情報保護についてです。  市は国に先駆けて、教育データ利活用ガイドラインを策定しておられます。ホームページでも公表しておられて、こうした関係の学習会などにも参加しても、本市の先進的な取組が大変評価されているところです。指針になっているというふうに聞いております。  そこで、本市の教育データ利活用の基本的の方針というものを読ませていただきました。そこには教育は技術に優先すると、子供たち一人一人に応じた支援の実現にあるとされており、データベースが人間に判断を貸与するということではなく、あくまでも教職員等の気づきや判断をサポートするツールとして位置づける必要があると、データは必ずしも万能なものではなく、データ化する必要のないもの、データではかれていないものが存在することを常に意識すべきであるというふうに書かれていました。  2つ目として、差別的取扱いの禁止も定められていました。教育データの利活用により、例えば特別支援学級や通級による指導の対象とすべき者を地位的に選別したり、いじめっ子を予測するなど、児童生徒個々のふるい分けを行ったり、差別的な取扱いや不適正な利用につながることのないようにすると、教育データの利活用は本人や保護者の理解、納得の上で行われる必要があり、望まない形で行われることによって、個人が権利、利益の侵害を受けることのないようにする必要があると、差別的取扱いの禁止もきちっと定められていました。  また、3つ目として、内心の自由の保障もされています。教育データの利活用により、心情や価値観などのうち、本人が外部に表出することを望まない内面の部分を可視化することがないようにするとうたわれています。  また、4つ目として、教育の機会均等と水準の維持、向上ということがうたわれていました。しっかりとしたデータの目的というものが、基本方針が定められているということ、これは全国でも大変評価をされているということの理由がしっかりとつかめたところです。こうして約5年間の教育シンクタンクにおける有識者の方々との研究、検討の中においてつくられた基本方針がしっかりと貫かれるように強く望むところです。  また、教育データ利活用に際しての具体的措置に関しましても、個人情報保護措置の実施、安全管理、関係者に対する丁寧な説明と定められており、答弁でもありましたように、既に実施されているオプトアウトについて、これも通知され、広報等で周知されております。問題はこうした内容を同様に認識して保護者がおられるか、認識して回答されているかということ、また、データベースに搭載する個人情報を申請によって削除する、オプトアウト申請、これをどの程度、皆さん理解をされたのかということです。これも数人の方に聞き取りを行いました。  オプトアウト申請は実際にどのぐらいあったのかということをまずお聞きしたいと思います。 ◎川和田亨 教育部長  議長。 ○石川清明 議長  川和田部長。 ◎川和田亨 教育部長  学校で活用を開始した令和5年12月から令和6年5月までに、市内小中学校全体でごく僅かな件数のオプトアウトの申請がございました。  以上でございます。 ◆19番(花井伸子議員) 議長。 ○石川清明 議長  花井議員。 ◆19番(花井伸子議員) ごく少数はあったということで、貴重なものなんですね、これね。  それで、聞き取りをした方々の中には、これを例えば読んだと、理解したという方はほとんどおられませんでした。1名、読みましたよという方がおられました。具体的にダッシュボードにはどんなデータが集約されているのかといった状況も全く分からないという方もおられました。これは市も、教育委員会も言っておられますが、こうしたことは繰り返し繰り返し丁寧に保護者に周知する必要がある、情報提供するのが望ましいというふうに書かれております。これを引き続き周知に努めていただきたいというふうに要望しておきたいと思います。よろしくお願いします。  次に、教育データ利活用に関する有識者会議の中でも意見が出されておりましたが、教育現場におけるデジタルディバイド、ジェネレーション問題は本市においても存在するのではないかと思います。こうした点におけるフォローはどのように行われているのか、お聞きしたいと思います。 ◎川和田亨 教育部長  議長。
    ○石川清明 議長  川和田部長。 ◎川和田亨 教育部長  学校で運用を開始した昨年12月に操作方法や個人情報の取扱い上の留意事項等にも言及した操作マニュアルを作成し、送付いたしました。また、教職員向けの研修会をオンラインで3回に分けて実施するとともに、当該研修はオンデマンド配信も行っております。この操作マニュアルや研修動画については、ダッシュボードの掲載ページから常時参照できるようにしております。今年度から戸田市に着任する等、ダッシュボードの操作に不慣れな教職員もいることから、今年度も継続して研修を実施してまいります。  また、現場の意見を聞いてダッシュボードを育てていきたいと考えておりますことから、活用している教職員の意見等をしっかりと聞きながら、簡単な操作でデータの意味や分析結果を理解できるダッシュボードとなることを目指し、改善を進めてまいります。  以上でございます。 ◆19番(花井伸子議員) 議長。 ○石川清明 議長  花井議員。 ◆19番(花井伸子議員) 今年1月に行われました戸田市教育フェスティバルで講演をされたGoogle for Educationの小出氏が研究集録で、GIGAスクール構想において、どんな思いで端末を使い、授業を行い、子供たちに向き合っておられるのか、これ、教師の方々がですね、苦しまれている先生が多いのではないかと問いかけられております。VUCA時代を生き抜くには、従来の硬直思考ではなく、成長思考が必要になると、変化を許容する心、現状を把握する心、そして、正確な情報のデータが重要であると述べられているところです。実際の講演をお聞きしまして、急速なICTの利活用には、先生方はついていけないというふうに断定的におっしゃっておられて、教育現場へのGoogle for Educationのリソースをと締めくくられたことには、ある意味現実的、求められているところでもありますけれども、しかし、大変違和感が拭えない部分がありました。  今後も検索等に不慣れな先生方への研修を継続していかれるということですが、教育DXの導入によって、教職員の先生方の様々な負担の軽減につながるというふうなことも教育委員会はおっしゃっています。反対に、これが、一層負担が増えると、強いては、例えば離職者につながるというようなことがないよう、子供たちはもちろんですが、教職員も保護者も誰一人取り残されない教育の実現を進めていっていただきたいというふうに思います。  全国に先んじて開始されたGIGAスクール、そして、戸田市教育委員会が各種専門家の方々と連携した教育改革の研究は猛スピードで、目的とされている子供たちを真ん中にした、誰一人取り残されない、子供たち一人一人に応じた支援に対して、実際に現場の教職員や子供たちがどうなのか、保護者はどう感じているのか、こうしたことも検証する必要もあるというふうに考えております。よろしくお願いしたいと思います。  次に、(2)に移ります。先ほど申し上げました外部アドバイザーについて、まとめてお答えをいただきましたので、こちらもその点について再質問をさせていただきたいと思います。  これまで6回のアドバイザリーボードにおいても、専門的な視点で貴重な意見をいただいており、問題のある発言はなかったということから、引き続き見直すお考えはないという御答弁でした。  私は御本人に直接お会いしたことはありませんので、様々、ネットで飛び交っております情報を基に質問をさせていただきたいというふうに思います。  2023年1月11日にツイッターで突然、集団自決という物騒な単語がトレンド入りをしていると、イェール大学教授で経済学者の成田悠輔氏が過去に発言した内容が原因だと。成田氏は4年ほど前から高齢化社会への対応策として、高齢者の集団自決、集団切腹に、これを繰り返し言及しておられるということです。あるインタビューでは、こういった表現は議論のためのメタファー、隠喩だと説明しておられるそうですけれども、そうとは理解されにくい文脈も多々あるというふうに書かれておりました。  こうしたことを受けて、日本のマスメディアはその後、一定鎮火はしたようですけれども、2023年、去年の2月にアメリカのニューヨークタイムズが成田氏の発言は特定の年齢層の人々に対する排除の思想につながるのではと問題提起をしています。これに追随して、世界各国のメディアもこうした報道をしているということで、反対にそれが日本にまた戻ってきて、大きな話題になり、物議を醸し出しているようです。そこで、例えばイェール大学の公式サイトにある成田氏のプロフィールには、成田氏の見解は彼個人のものであり、イェール大学の見解を表すものではないというふうにきちんと記述が追加されたということが書かれていました。  その後、2024年の3月初頭に、キリンビールがウェブ広告に成田氏を起用したのが過去の集団自決発言に批判が集まり、何千件も来たそうです。不買運動が起きて、これを受けて、過度な表現があったと説明をし、広告を削除したそうです。  また、3月15日には国会で岸田文雄総理に対して、れいわ新選組の山本太郎氏から、この集団自決発言に対する見解を問われました。岸田首相は極めて不適切と答えられ、また、成田氏が農水省や財務省の広報に起用されていることの是非を問われて、一般論として広報活動の人選はより慎重でなければならないと答えられておりました。  加えて、財務省の広報「ファイナンス」7月号では、成田氏の集団自決の発言は社会的な引き際の問題、世代交代であるとし、広げれば終末医療や死生観などの生物的引き際、社会保障との財源の話までつながるというふうに語ったそうです。  こうした、ネットの報道ですけれども、報道を受けて、私は改めてこの方が教育委員会としての外部アドバイザーにふさわしいのか、専門的な知見があるのならば、こうした方を引き続きアドバイザーに起用することが教育委員会としての見識なのかということをお聞きしたくて質問をさせていただいたところです。  この教育シンクタンクの設置要綱というのがありまして、これは教育長が委嘱をするということで、その委嘱をする際にどのように検討をされたのかということ、外部アドバイザーの発言を教育委員会は認識しているのか、認識したのはいつだったのか、問題発言のあるこの方の再起用をなぜしたのか、見直しについてこれまで検討したことはないのかどうかについてお聞きをしたいと思います。 ◎川和田亨 教育部長  議長。 ○石川清明 議長  川和田部長。 ◎川和田亨 教育部長  いつ認識したかにつきましては、具体的な日時は不明でございますが、報道等を通じて把握はしております。  アドバイザリーボードの各委員は、アンバサダー、広報大使、イメージキャラクターなどとして委嘱しているものではございません。あくまで、各分野において、日本のみならず、世界的にも評価されている専門的知見から本市の教育政策をアナライズしていただくことのみをもって委嘱しており、引き続き御指導いただきたいと考えております。  また、委員の方々については、シンクタンクのアドバイザーとして教育内容に関することではなく、主にデータの分析で御意見をいただいており、児童生徒に直接関わるようなこともございません。  いずれにいたしましても、各委員はその道の第一人者であり、非常に多忙な中でこれまで本市の教育政策に関わっていただいております。既に複数名の方が委員を辞退されており、今後も本業との兼ね合いなど、個別の事情によっては継続的に引き受けていただけないケースもあり得るものと考えております。  以上でございます。 ◆19番(花井伸子議員) 議長。 ○石川清明 議長  花井議員。 ◆19番(花井伸子議員) アドバイザリーボードの委員は広報大使など、イメージキャラクターなどとは違うと、その分野において、日本のみならず、世界的にも評価されている専門的知見から委嘱をしているということで問題はないとの御見識でした。  加えて、今後、個別の事情によって継続的に引き受けていただけないケースもあり得るものと考えるということでしたけれども、今回、私に訴えられてこられたお子さんのお母さんは、こうした発言を繰り返し繰り返しされている方を本市の教育改革のアドバイザーに委嘱することへの教育委員会の見識を問われたものです。専門的知見から委嘱をしているのだから問題ないとのお答えには、私も大変残念に思うところです。  この間もツイッターなどでトーク番組などにも出演をされているということで、小中学生20名と対話をしている動画も出ているそうです。私は見てはおりません。こうした中で、質問した少年が、成田さんはよく老人は自害しろとか言っているじゃないですかと、老人は実際、撤退したほうがいいと思うんですけれども、そういうときに老人が自動的にいなくなってしまうシステムをつくるとしたら、どうやってつくりますかというふうに問いかけられて、成田氏は、結構あり得る未来社会像じゃないかと思っていると、そういう社会を描いた映画もありますよと、この間、幾つかある、そういった内容の映画を紹介されて、そんな感じの社会を考えることができると、それがいいのかどうかというと、それは難しいけれども、それがよいと思うなら、そういう社会をつくるために頑張ってみるのも手なんじゃないかというふうに話されているそうです。  これを見られた病院の院長さんが、成田さんの話は比喩的表現としては分かりやすいが、例えが悪過ぎと。人間ではなく、感情のない冷たい人工知能のように思えたと、今回、成田氏の発言は高齢の親を持つ世代として、私は決して許せない、高い知識を持つ成田氏が子供たちに向かって、老人が自動的にいなくなるシステムはあり得る話と、それを目指してもという発言は、未熟な子供たちに話しては駄目です。もっと別の表現を考えてほしかった、参加した子供たちが、こうした思想を正しいと考えないか心配だというふうに書かれていました。  こうしたいろんな方たちが数々の心配をしておられる方です。ぜひ継続的に引き受けていただけないケースもあるかもしれないという消極的な態度ではなく、今後こうした問題のある、問題発言をされた方は、私は外部アドバイザーとして起用をされることについてやめていただきたいというふうに要望させていただきます。  次に、3つ目の質問に入ります。本市のオルタナティブ・プラン、大変注目をされていて、不登校で苦しむ児童生徒の居場所、それから、保護者の方々が相談できる居場所などが充実してきており、さらに周知されることで、利用も伸びてきたということです。将来的には、私は全国で今、どんどんと増えている不登校児童生徒が減っていくことを願っているところです。こうした発展にもぜひつながっていってもらいたいと思っています。  そこで、②のぱれっとルームについてです。校内にこうした居場所を設置したということで、これも全国から大変注目をされています。週4日開室しているということでしたけれども、学校によっては週2日しか開いていないと、また、各学校の環境の違いがあり過ぎるのではないかという苦情をいただきました。  そこで、資料要求をしていただきました資料では、全小学校が週4日開室しているということになっており、予算もついているところです。ところが、実態は半分しか開いていないところもあると。閉まっているときは校長室で過ごしているということでした。スクールサポーターは少なくとも定められた週4日の配置ができるように、ぜひこれは充実をしていっていただきたいというふうに思います。  できれば、これは保護者の方からの要望ですけれども、学校開校の5日間、開室できるように検討していただきたいというふうな要望が出ておりますので、お伝えしておきたいと思います。よろしくお願いします。  次に、件名2に入ります。件名2の子供に関する相談体制の強化について、お聞きをいたします。  (1)第4次戸田市教育振興計画の進捗状況の報告において、障害児相談支援利用者数及びこども家庭相談の状況が急速に増えていることが見受けられます。体制の強化が求められているのではないかと思いますけれども、これについて、質問をさせていただきます。 ◎櫻井聡 健康福祉部長  議長。 ○石川清明 議長  櫻井健康福祉部長。 ◎櫻井聡 健康福祉部長  件名2、子供に関する相談体制の強化について、(1)第4次戸田市教育振興計画の進捗状況報告における障害児相談支援利用者数についてお答えいたします。  障害児通所支援の支給申請には、児童福祉法の規定により、原則として、児童の心身の状況や環境、保護者の意向などの事情を勘案し、利用するサービスの種類、内容を記した障害児支援利用計画案を作成し、提出する必要がございます。その利用計画案を作成するサービスである障害児相談支援の利用者数につきましては、令和2年度444件、令和3年度519件、令和4年度612件となっております。  障害児相談支援の利用者数の増加の要因として、発達障害における連携を例に挙げますと、乳幼児健康診査や子育てルームでの相談対応により、発達障害あるいは発達に心配のあるお子さんを早期に把握し、相談対応を行うことで、御家族が療育の必要性を理解し、障害児通所支援等の早期療育につながったことから、結果として、障害児相談支援の利用者が増加したものと考えております。  利用者数は増加しているところではございますが、障害児支援サービスの提供につきましては、現在、市内には障害児相談支援を実施している事業所が9か所あり、障害児通所支援の利用希望者がいずれかの事業所を利用し、障害児支援サービスを利用されていることから、相談には対応できている状況でございます。 ◎秋元幸子 こども健やか部長  議長。 ○石川清明 議長  秋元こども健やか部長。 ◎秋元幸子 こども健やか部長  続きまして、こども家庭相談の状況についてお答えいたします。  こども家庭相談には、児童の発達、養護相談から児童虐待に関する相談まで、様々なものがございますが、いずれも予約の必要なく、電話、面談、家庭訪問等により行っております。また、各関係機関との連携につきましても、戸田市要保護児童対策地域協議会により、庁内関係部署や児童相談所等の関係機関が児童相談に対する共通認識と情報共有を図り、相談の状況に応じて適切な担当部署につなぐことで的確な支援を行えるよう、連携して対応しているところでございます。  相談の対応状況につきましては、電話、面談、家庭訪問等で対応した活動延べ件数で把握しており、令和2年度が1万3,194件、令和3年度が1万3,797件、令和4年度が1万4,820件となっております。増加の要因につきましては、相談窓口が市民に広く周知されるとともに、職員配置等による体制強化により、活動回数が増えたことによるものと考えております。  体制強化につきましては、本市としても、児童福祉法改正に先駆け、令和5年度にこども家庭センターの先行設置を行うなど、積極的に行ってきており、職員の増員に加え、児童相談の対応において、より的確な助言を受けられるよう、児童相談所の勤務経験がある者を児童家庭相談スーパーバイザーとして新たに配置いたしました。  また、令和6年度には、こども家庭センターにおける児童福祉と母子保健の連携をより強化するため、組織改正により、親子保健部門をこども健やか部に編入した親子健やか室を新たに設置し、妊産婦から全ての子育て世帯への一体的、包括的な支援を行えるよう、体制の強化を図ったところでございます。  今後につきましても、相談者に寄り添い、よりきめ細やかな相談対応や支援につなげられるよう、関係機関との連携や体制の強化を図ってまいります。 ◆19番(花井伸子議員) 議長。 ○石川清明 議長  花井議員。 ◆19番(花井伸子議員) 障害福祉課のほうにお聞きしたいと思います。  障害児の状況把握をする上で、学校との連携は不可欠だと思いますけれども、どのようなケースでどのような対応を行われているかということをお聞きしたいと思います。 ◎櫻井聡 健康福祉部長  議長。 ○石川清明 議長  櫻井部長。 ◎櫻井聡 健康福祉部長  学校との連携が必要なケースでは、障害福祉課職員や相談支援事業所担当相談員が学校を訪問し、状況把握を行うケースもございます。  また、学校と障害児に対する支援として、児童福祉法に基づく障害児通所支援サービスの一つに保育所等訪問支援がございます。保育所等訪問支援とは、障害児支援に関する知識及び経験、技術を有する訪問支援員が保育所や学校等の集団生活を営む施設を訪問し、障害児や職員に対して、集団生活適応のための専門的な支援を行うサービスとなります。  今後とも、障害児が円滑な学校生活を送れるよう、障害児の状況に応じて、適切なサービスを提供し、関係機関との連携を図ってまいります。 ◆19番(花井伸子議員) 議長。 ○石川清明 議長  花井議員。 ◆19番(花井伸子議員) ありがとうございます。保育所等訪問支援員の方は、保育所等というとこで、保育所だけでなく、学校も訪問していただいて、しっかりお子さんの様子を見ていただいているということでした。今、大変子供たちが増えています。ぜひ細やかな対応がしっかりと図っていただけるようにと引き続きお願いしたいと思います。  それから、次に、子育て相談についてお聞きをしたいと思います。  今、お話の中で、この間、第4次教育振興計画の進捗状況における様々な相談件数が増えているということの理由として、こども家庭センターが体制強化して設置をされたということで、相談を受ける体制が強化されたことにより、相談も増えているということがうかがえたところです。  まず、お聞きしたいのが、こども家庭相談の実件数はどうなのかということについて、それから、相談者の内訳、どうなっているのかということをお聞きしたいと思います。 ◎秋元幸子 こども健やか部長  議長。 ○石川清明 議長  秋元部長。 ◎秋元幸子 こども健やか部長  こども家庭センターの実件数につきましては、令和2年度が714人、令和3年度は711人、令和4年度は724人と横ばいの状況でございましたが、令和5年度は、こども家庭センターを先行設置したことで、母子保健担当や関係機関との連携が強化されたこともあり、891人に増加いたしました。  また、相談者の内訳は、約4割が家族からの相談となっており、約6割が学校や保育所、児童相談所、警察等の関係機関からの相談となっております。 ◆19番(花井伸子議員) 議長。 ○石川清明 議長  花井議員。 ◆19番(花井伸子議員) 具体的にはどのような相談内容が多いのでしょうか。 ◎秋元幸子 こども健やか部長  議長。 ○石川清明 議長  秋元部長。 ◎秋元幸子 こども健やか部長  相談内容といたしましては、御家族からの相談は、保護者の離婚や親子関係の悪化などの家庭環境の問題、親への反抗やスマホ、ゲーム依存など、子供の性格や行動上の問題、育児、しつけなどがおおむね7割を占めております。  また、学校や保育所等の関係機関からの相談は、ほとんどが児童虐待通告あるいは児童虐待の疑いのある家庭についての相談となっております。 ◆19番(花井伸子議員) 議長。 ○石川清明 議長  花井議員。 ◆19番(花井伸子議員) このような相談内容、ケースを受けた場合、具体的にどのような対応、引継ぎをしておられるかということをお聞きしたいと思います。 ◎秋元幸子 こども健やか部長  議長。 ○石川清明 議長  秋元部長。 ◎秋元幸子 こども健やか部長  相談対応といたしましては、当日あるいは予定を調整した上、電話、面談、家庭訪問にて保護者等から相談を丁寧にお聞きし、内容によっては、子供から直接お話を聞く場合もございます。  また、相談に対する助言をしただけでは解決できない困難ケースも多く、その場合には、子供が所属している学校や保育所、また児童相談所、警察等の関係機関や関係部署と連携を図りながら、問題解決へ向けた支援を継続的に実施するなど、相談者に寄り添った対応を行っております。 ◆19番(花井伸子議員) 議長。 ○石川清明 議長  花井議員。 ◆19番(花井伸子議員) ありがとうございます。この間、様々なケースの子育てに関する相談が大変増えてきています。私たちは専門家ではありませんので、窓口につなぐわけなんですけれども、専門的なアドバイスや検査が必要と思われるケースも大変増えてきています。他の機関を紹介されたけれども、いっぱいで2か月待ち、3か月待ちと、多いといいますか、長いものになると半年待ちというところもあるそうです。一足飛びに解決できなくとも、相談はいつでもどこでも身近なところで相談できること、ほっとできる居場所が必要であるというふうに感じているところです。長期に待たされて、疲れ切っている保護者の方々も見受けられます。ぜひそれぞれの部署がそうした保護者の方々のよりどころとなれるよう、望むところです。  相談する方は非常に消極的といいますか、あまりに相談し過ぎることで自分がクレーマーだと思われていやしないかというような心配もされています。こども家庭センターの設置により、体制が強化されて、さらに教育総合データベースにより、学校、保健、福祉、医療の連携がこれまで以上にやりやすくなります。相談件数も増えているということで、今後に大いに期待するところです。よき解決へとつながりますよう、ぜひよろしくお願いします。  これで終わります。(拍手) ○石川清明 議長  この際休憩いたします。  休 憩 11時00分  開 議 11時10分 ○石川清明 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  9番、古屋としみつ議員。(拍手) ◆9番(古屋としみつ議員) みらいの会の古屋としみつです。一般質問をさせていただきます。
     まず初めに、件名1、災害避難所の受入れ体制について。戸田市では、荒川からの洪水等、甚大な水害での災害の場合、市内から出る、早期に北の高台へ避難するよう、洪水ハザードマップにて呼びかけています。市内は崩壊状態になるので、さいたま市等、高台に避難するようにと取り決められています。今回は地震などにより、市内避難所に避難するように決められていることについて質問いたします。  戸田市ハザードマップによれば、市内には、被災者の住宅が確保されるまで一時的に生活する本拠地となる指定避難所、安全を確保するために一時的に避難する指定緊急避難所、通常の避難生活が困難な高齢者や障害者などの災害時要配慮者を受け入れる福祉避難所が37か所あります。東日本大震災や今年発生した能登半島地震などを見てみると、近年の被災地での避難期間が長くなるケースが増えてきています。戸田市においては、主に市内小中学校の体育館などが避難所となっておりますが、避難所の運営はとても重要なものとなっています。今回、障害を持った御家族の方々から実際に避難する場合、どこに避難したらよいのか、障害を持った家族を受け入れてもらえるのだろうか、市は障害者の避難を考えてくれているのかなどの御相談がありました。  現在、戸田市では災害時の障害者の避難について、どのような受入れ体制を取っているのでしょうか。(1)障害者の避難についてお尋ねします。  続きまして、(2)ペットの避難について。私は今年の2月に本市が開催したペット同行避難訓練に娘の愛犬トナちゃんと参加しました。実際の災害を想定し、ペット同行避難者カード記入、応急手当レクチャーやクレート訓練を実施するほか、ペット防災グッズの展示やパネル展示ブース、フォトスポットなどを設置するなど、とても充実した訓練となっておりました。  一方、能登半島地震などで実際の災害時では、ペットとの避難の難しさが見受けられ、課題となっています。本市においてのペットの避難について、どのような体制を取っていますか、お尋ねいたします。 ◎住野昌洋 危機管理監  議長。 ○石川清明 議長  住野危機管理監。 ◎住野昌洋 危機管理監  件名1、災害避難所の受入れ体制について、(1)障害者の避難についてお答えいたします。  本市では、例年、避難所となる施設の職員、自主防災会、市職員の3者で顔合わせを行っており、各避難所における避難者の受入れスペース等について、事前に打合せを行っております。  御質問のございました障害をお持ちの方の避難につきましても、この打合せの中で話し合っており、要配慮者用のスペースを設けるなどの配慮を行い、受入れ体制を整えているところでございます。  次に、(2)ペットの避難についてお答えいたします。  先ほどの避難所での顔合わせにおきまして、ペットの受入れにつきましても、打合せを行っております。  地震時の避難所では様々な価値観やアレルギーを持つ人が共同生活を営むことを考慮し、避難スペース内へのペットの持込みは原則禁止とし、ペット専用のスペースを設けるなどの対応により、受入れの体制を整えているところでございます。  以上でございます。 ◆9番(古屋としみつ議員) 議長。 ○石川清明 議長  古屋議員。 ◆9番(古屋としみつ議員) ありがとうございます。  それでは、再質問させていただきます。  まず、(1)障害者の避難について。福祉避難所は災害時に高齢者や障害者、妊婦、乳幼児らを受け入れる避難所です。2022年には全国に2万5,356か所あるとされています。読売新聞オンラインによれば、1995年の阪神大震災で必要が指摘され、2007年の新潟県中越沖地震などでは一定の機能を発揮したとされましたが、東日本大震災では被害地が広範囲で支援が足りなかった、熊本地震では住民の多くが場所を知らず、周知不足が課題に上がったとのことです。能登半島地震においては、ある自治体では福祉避難所が25か所指定されていました。そのうち2か所の開設準備を進めていました。しかしながら、職員不足などから、正式に受入れ開始のめどはなかなか立たなかったとのことです。NHK防災によれば、実際は家族と車の中などで生活を余儀なくされていたケースも多数あったとのことです。  障害を持った方々の家族も含め、避難するということは平常時から心配事となっています。本市では、障害者を対象とした訓練はどのように行われているのでしょうか。 ◎住野昌洋 危機管理監  議長。 ○石川清明 議長  住野管理監。 ◎住野昌洋 危機管理監  令和4年度戸田市総合防災訓練において、避難行動要支援者避難支援制度に御登録いただいている方を対象といたしまして、各自主防災会にて避難訓練等を実施したところでございます。  一方で、自主防災会の区域内に同制度の登録者がいらっしゃらないなどの理由により、訓練をまだ実施していない自主防災会もある状況でございます。  以上でございます。 ◆9番(古屋としみつ議員) 議長。 ○石川清明 議長  古屋議員。 ◆9番(古屋としみつ議員) 自主防災会ごとに行うというのは非常に重要なことで、地域をよく知っている方々で地域を守るという点においては必要なことだと思うんですけれども、しかし、母体である町会の加入率も50%程度という状況や、実際の被害、例えば能登半島などの実際の被害の状況を見た場合、自主防災会のみの枠組みだけではなく、もうちょっと広い視野で市としても積極的に行っていかなければ、災害時にしっかりとした対応が取れないのではないかと考えます。  障害者を対象とした避難の計画や周知、訓練が不足していると考えますが、いかがでしょうか。 ◎住野昌洋 危機管理監  議長。 ○石川清明 議長  住野管理監。 ◎住野昌洋 危機管理監  今年度の新たな取組といたしまして、こちらは障害者のみを対象とした訓練ではございませんが、ファミリー層や若年層、時間的余裕のない方や障害を抱えているなどの理由により、会場へ足を運ぶことが難しかった方々が御自宅で気軽に参加できるリモート型のデジタル防災訓練を実施する予定にしております。  以上でございます。 ◆9番(古屋としみつ議員) 議長。 ○石川清明 議長  古屋議員。 ◆9番(古屋としみつ議員) デジタル訓練、避難訓練とのことですが、内容的には災害の知識などを学ぶ学習目的のものであり、私がお話しさせていただいているのは、実際の災害のときにすぐに行動が取れるために、平常時から動いてみる訓練のことをお話しさせていただいております。他自治体では災害の状況からも分かるように、市が積極的に対応していかなければならないことだと考えますので、災害に対する想像力を持って積極的に取り組んでいただきたいと要望いたします。  続きまして、(2)のペットの避難について再質問させていただきます。  ペットの避難ですが、市では同行避難訓練を実施しましたが、参加者家族の方々は同伴避難を希望されている声も多く、同行というのはペットをケージなどの籠に入れて1か所に集めて置いておくという方法で、同伴というのは家族と一緒に暮らすという避難の方法なんですけれども、その対応も考えていかなければならないのではないかと考えております。  能登半島地震では、甚大な被害があった石川県の珠洲市では、ペットと飼い主が一緒に過ごすことができる避難所が開設されています。しかし、愛犬や愛猫、猫ですね、などと同伴できる避難所は少なく、課題となっています。避難所となる飯田公民館の室内には、プライベート空間を確保するためのテントが並べられ、毛布がかけられた段ボールベッドやペット用のハウスなどがあります。ペットフードやトイレ用の砂、ケージなどの支援物資も受け取ることができるそうです。しかしながら、このような避難所の受入れ可能数は少なく、多くは車中泊をしているのが実態です。報道等においても、校庭や公園などにテントを張ったり、車で避難したりする様子が見受けられますが、本市での対応はどのようになっているのでしょうか。 ◎住野昌洋 危機管理監  議長。 ○石川清明 議長  住野管理監。 ◎住野昌洋 危機管理監  現在の避難所における避難者の受入れスペースとしては、屋内運動場や会議室等を利用することを想定しておりまして、テントを張ったり、車両を駐車したりするスペースを設けてはおりません。  一方で、現在、内閣府におきまして、個々の事情により避難所以外に避難する際の被災者への対応につきまして、車中泊向けのスペースですとか在宅避難者の支援拠点を事前に指定することなどを盛り込んだ指針を年内に策定すると聞いております。  本市におきましても、この国の指針を参考に、対応を検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆9番(古屋としみつ議員) 議長。 ○石川清明 議長  古屋議員。 ◆9番(古屋としみつ議員) 国の指針を待つとのことですが、本市でも他自治体の災害の検証もできると思います。今日にでも災害が起こる可能性がありますので、待ったなしだと考えております。現在、テントや車での避難を想定してないとのことですが、他の事例からも分かるように、実際は多くの住民がテント泊や車中泊を余儀なくされています。  今後、このような状況を想定し、テント泊や車中泊の訓練を実施したらいかがと思いますけれども、お伺いいたします。 ◎住野昌洋 危機管理監  議長。 ○石川清明 議長  住野管理監。 ◎住野昌洋 危機管理監  訓練の実施につきましても、先ほどの国の指針を参考に、実施することを併せて検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 ◆9番(古屋としみつ議員) 議長。 ○石川清明 議長  古屋議員。 ◆9番(古屋としみつ議員) 繰り返しになりますけれども、市としても独自で計画や訓練は実施ができると考えますので、前向きに御検討ください。  今回、障害者の方々やペットを持った方々に関しての質問でしたが、災害時の避難は様々な想定をしなければならないと考えております。日頃の訓練をすることにより、課題が見えてきます。また、他自治体の災害事例をしっかりと検証して、市として、国を待つのではなく、積極的に取り組んでいただくことが市民の方々の不安感を和らげ、安心感を少しでも持ってもらえることにつながると考えております。  今日にでも起こるかもしれない災害です。積極的に災害避難の受入れ体制の整備に取り組んでいただきたいと、要望といたします。  件名2、笹目川周辺の管理について。川の管理については、これまでも質問しておりますか、今回は笹目川についての質問をさせていただきます。  笹目川上流はさいたま市に流域を持つ、県南部の流域治水上、重要な県管理の河川です。現在、北戸田駅周辺の整備が進んでいますが、北戸田駅から続く笹目川の整備は、治水、自然環境の面からもますます重要なものになっています。  私ごとですが、ここ2年ほどで、気がつくと10キロほど体重が増えていまして、これまでのスーツがきついというか、着られなくなってしまいました、クリーニングから戻ってくると、一部伸びている部分がありますと注意書きがついてくるようになり、スーツって伸びるんだと驚いていたところです。これでは着るものもなくなるという危機感と健康面においてもよくないと決心、減量活動に突入しました。そこで、毎日の運動として、笹目川の遊歩道をウオーキング、そしてランニングを開始、現在、10キロの減量に成功し、体型も元に戻り、スーツも助かりました。健康面では血液検査も全て基準値内という状況で、笹目川に大変感謝しているところです。  近隣の皆様にとって、自然を感じることのできる重要な空間であり、川沿いの散策など、市民の心を豊かにしてくれる場所、運動の場であったりと、それぞれの思いのある大切な場所です。現在、北戸田駅をウォーカブルとして整備する計画を進めているところです。川沿いを人々が集う空間として守り、大切にしていきたい、そんな思いから質問させていただきます。  (1)右岸側遊歩道の木製の柵について、このことについては、令和3年3月、3年前なんですけれども、定例議会で質問をさせていただきました。右岸の笹目川遊歩道にある木製のくいは腐食して倒れたり抜けたりしていました。資料1の一番左側の令和3年2月のものです。木製のくいを地面に打ちつける構造では、また、すぐに腐食してしまう、耐久性のある方法に変えられないだろうかと提案させていただきました。安全面からも急ぐ必要があり、暫定的に木製での修繕をしていただきました。それが資料1の令和3年3月の写真です。木柵については、県と調整しながら変更する方向で検討すると御答弁をいただいたところですが、3年ほど経過した現在、懸念していたとおり、資料1の右側の令和6年2月、くいは腐食して倒れたり抜けたりしています。一部分、20メートルですが、擬木柵への改修を実施していることは確認していますが、ほとんどがそのままの木柵です。擬木柵は資料1の、これが右側の令和6年6月のものです。  現在の状況と今後の改善策をお伺いいたします。  続きまして、(2)左岸側遊歩道のフットライトについて、左岸側、芦原地区側ですが、遊歩道に沿って埋め込まれているライトがあります。夜になるとタイル製の遊歩道からの光はとてもきれいで、幻想的です。以前から消えている箇所があり、最近では消えているライトがとても多くなっています。資料2の写真が消えているフットライト、ちょっと分かりにくいんですけれども、タイルと並んで同じように四角いライトが埋め込まれています。近隣の皆様からは、管理が全くできていないなというお声をいただいているところですが、私自身も夜間のウオーキングやランニング中にとても気になっております。長い間の日々の放置は全く管理されていないのではと感じてしまいます。左岸側遊歩道の足元ライト、フットライトの現状と管理についてお尋ねいたします。  続きまして、(3)遊歩道の樹木について、毎年恒例で近隣の方々から御指摘をいただいている箇所があります。右岸側遊歩道と川の境にキンメツゲやヒラドツツジなどの樹木が植栽されています。毎年夏頃になると、遊歩道にせり出してきて、比較的広めの遊歩道は半分以上のスペースを埋められてしまいます。ここは、歩行者はもちろん、自転車も走ります。遊歩道の幅がとても狭くなってしまい、擦れ違うのもやっとで、大変危険な状況になります。毎年同じ時期に地域の方々に同じ御指摘を受け、それを受け、市で剪定作業をしていただいています。毎年、この繰り返しです。毎年、同じ御指摘を受けて作業しているのでは、管理できているとは言えません。場当たり的な対応でなく、計画的な管理が必要と考えますが、いかがでしょうか、お尋ねいたします。 ◎渡邉昌彦 水安全部長  議長。 ○石川清明 議長  渡邉水安全部長。 ◎渡邉昌彦 水安全部長  件名2の笹目川周辺の管理について、(1)右岸側遊歩道の木製の柵についてお答えいたします。  笹目川右岸にある北部橋付近から谷口橋付近までの木製の柵につきましては、平成24年度から平成27年度までの4年間で、県、市、地域住民、関係団体との協働により、地域のまちづくりと連携した川の再生を行う笹目川まるごと再生プロジェクトにて整備したところでございます。  木製の柵につきましては、構造的に強いコンクリート製の擬木柵などに比べると、損傷が早く、補修などの修繕が頻繁に発生しておりますことから、損傷の激しい箇所については、令和4年度コンクリート製の擬木柵に一部交換を開始し、令和5年度についても、引き続き交換を予定していたところでございます。しかしながら、令和5年度、笹目川の管理者である県において、緊急の治水対策として、堤防のかさ上げ工事を実施することが決定し、工事箇所が擬木柵の設置予定箇所と重なることが判明いたしましたことから、現在、擬木柵の設置を見合わせているところでございます。  今後につきましては、今年度予定されている県のかさ上げ工事完成後に現場状況を確認し、必要箇所について、改めて擬木柵の設置を進めてまいりたいと考えております。 ◎早川昌彦 都市整備部長  議長。 ○石川清明 議長  早川都市整備部長。 ◎早川昌彦 都市整備部長  次に、(2)左岸側遊歩道のフットライトについてお答えします。  左岸側に設置したフットライトの管理につきましては、区画街路等の新たな設置・検討を行う際に合わせて、日没後、市職員が既存区画街路灯やフットライトの点灯確認作業を実施しております。また、市民から区画街路灯やフットライトが点灯していないとの連絡を受けた場合においても現地確認を行っております。フットライトにつきましては、川のまるごと再生プロジェクト推進事業「水辺に親しむ、近づく」の事業趣旨にふさわしい川づくりを進めるため、また、平成25年1月、笹目川の管理者である埼玉県土整備事務所から、プロムナード部分については、新たな転落防止柵の設置は原則認めないとの通知があったことから、転落防止柵を設置しない代替案として、危険を未然に防止する手段の一つとしてフットライトを設置いたしました。  しかしながら、プロムナード完成後、市民からやはり危険であるとの声や、改めて、埼玉県土整備事務所からも何か対策を実施してほしいとのお話があったことから、平成29年3月、擬木とロープによる転落防止対策を実施しております。このことから、フットライトは当初の役割を終えておりますので、点灯しない箇所につきましては、撤去も含め、対策を講じてまいります。  次に、(3)遊歩道の樹木についてお答えします。  右岸側の遊歩道につきましては、樹木の管理について、業務委託により、年1回、樹木の選定及び年2回除草作業を実施しております。近年、樹木の繁茂により歩行空間が狭くなる前に剪定してほしいという声が多く寄せられておりますことから、今年度は、樹木の繁茂状況を確認した上で、例年より早い5月末に剪定、除草を実施いたしました。  今後におきましても、樹木の繁茂状況に注意しつつ、実施のタイミングを調整するなど、工夫しながら、適切な維持管理に努めてまいります。 ◆9番(古屋としみつ議員) 議長。 ○石川清明 議長  古屋議員。 ◆9番(古屋としみつ議員) それでは、再質問をさせていただきます。  (1)の木製の柵について、県の工事があり、設置を見合わせているとのことですが、資料1の令和6年2月の写真のように、木柵は既に倒れたり、抜けたりしている状態です。このままの状況では危険だと考えます。対応はどのように考えておられますでしょうか、お尋ねいたします。 ◎渡邉昌彦 水安全部長  議長。 ○石川清明 議長  渡邉部長。 ◎渡邉昌彦 水安全部長  本年3月、河川課職員によるパトロールを行い、損傷した木製の柵につきましては、補修を実施いたしましたが、今後、工事着手までの期間におきましても、引き続き職員によるパトロールを実施し、適宜、必要な補修を行ってまいります。 ◆9番(古屋としみつ議員) 議長。 ○石川清明 議長  古屋議員。 ◆9番(古屋としみつ議員) 日々の生活において、地域の方々が深く関わっている川です。安全面からも、計画性を持った管理を進めてください。  続けます。比較的耐久性のあるコンクリート製の木を装った柵、いわゆる擬木での対応を進めるとのことですが、擬木に限らず、耐久性があり、安全性を高める別の方法で設置を進めていくことも考えられますが、いかがでしょうか。 ◎渡邉昌彦 水安全部長  議長。 ○石川清明 議長  渡邉部長。 ◎渡邉昌彦 水安全部長  右岸側遊歩道の木製の柵につきましては、地域の皆様の意見を踏まえ、川をより身近に感じ、親しみやすい空間への整備をコンセプトに設置した経緯がございます。このことから、今後に設置する柵の在り方につきましても、地域の皆様の意見を反映させて、川と歩行空間の連続性を確保しつつ、遊歩道を利用する皆様への安全対策を講じるべく、笹目川とことん活用連絡会の中で検討を行ってまいります。 ◆9番(古屋としみつ議員) 議長。 ○石川清明 議長  古屋議員。 ◆9番(古屋としみつ議員) いずれにしましても、3年前からあまり改善されてないと思います。今回こそは改善に向けて、御答弁いただいたとおり、対応をお願いいたします。  続きまして、(2)フットライトについて、職員の方が点灯確認を行ったり、市民の方々からの御指摘を受けているとのことですが、現状、何個のライトが、設置していて、そのうち何個が消えているのか。また、今までに修繕した箇所は何か所あるのか、お尋ねいたします。 ◎早川昌彦 都市整備部長  議長。 ○石川清明 議長  早川部長。
    ◎早川昌彦 都市整備部長  当初設置したフットライトは、全部で406個あり、令和6年5月末現在、消えているフットライトは102個ございます。特に谷口橋周辺に集中していることを確認しております。また、修繕につきましては、これまでにフットライトが何らかの原因により4個破損しましたが、プロムナードには、縦断的に連続照明灯を設置しておりますので、フットライトを撤去し、アスファルト舗装などを行い、プロムナードとしての機能を維持しております。 ◆9番(古屋としみつ議員) 議長。 ○石川清明 議長  古屋議員。 ◆9番(古屋としみつ議員) 約400個中100個も不具合が起きていまして、全体の4分の1のライトがつかないという状況の中、4個の破損箇所をアスファルトで、暫定的だと思うんですけれども、埋めているとのこと、これでは、やはり管理してないのではないかという御指摘を受けます。  続けます。点灯してない多くのライトは、いつまでにどのような対応をお考えでしょうか、お尋ねいたします。 ◎早川昌彦 都市整備部長  議長。 ○石川清明 議長  早川部長。 ◎早川昌彦 都市整備部長  フットライトは当初の役割を終えていますので、具体的な修繕時期は定めておりませんが、今後は、市民の誤解を招かないよう、集中して消えている箇所を優先し、適宜対応してまいります。 ◆9番(古屋としみつ議員) 議長。 ○石川清明 議長  古屋議員。 ◆9番(古屋としみつ議員) 優先順位をつけて修繕していただくことの御答弁、ライトが点灯しているかどうかははっきりしています。消えたままの放置ですと、管理してないことになります。管理体制を整え、フットライトの修繕を進めていただきたい、このことが笹目川の環境向上につながると考えます。要望といたします。  続きまして、(3)遊歩道の樹木について、今年は例年より早めの剪定を進めていただいているとのこと、私も今年の状況を注視していますが、ただ現在の管理では、手入れの回数が少ないと思われるのですが、いかがでしょうか。 ◎早川昌彦 都市整備部長  議長。 ○石川清明 議長  早川部長。 ◎早川昌彦 都市整備部長  作業時期を調整しながら実施した後の繁茂状況や笹目川の管理者である埼玉県土整備事務所が実施を予定している堤防かさ上げ工事などによる植樹帯への影響について、まずは見極めてまいりたいと考えます。 ◆9番(古屋としみつ議員) 議長。 ○石川清明 議長  古屋議員。 ◆9番(古屋としみつ議員) 今年の状況を見ながら、来年以降の管理を改善していただけるとのこと、ぜひ近隣の方々から毎年同じような御指摘を受けないよう、計画的な樹木の管理体制を整えていただきたいと思います。  今回、笹目川周辺の管理について質問させていただきました。遊歩道の柵のこと、フットライトのこと、樹木のこと、どの管理ができていなくても、大切な笹目川の価値が低下してしまいます。私も笹目地区環境対策協議会、また笹目川とことん活用連絡会の一員として、川清掃を行ったり、にぎわいの持てるような場の創設、また、地域の方々がより親しめるような場となるよう活動してまいります。  これで一般質問を終わります。(拍手) ○石川清明 議長  12番、本田哲議員。(拍手) ◆12番(本田哲議員) それでは、通告に従いまして一般質問を行います。  件名1、本町青少年の広場の整備について、まずお伺いいたします。  この本町青少年の広場は、ボールが使用できる広場として、2007年、平成19年1月にオープンしたものです。私たち日本共産党戸田市議団は、当時、多くの子供たちから、バスケットボールやサッカーなど、ボールを使って思い切り遊びたいなどの声を受け、花井議員を中心にボール遊びができる広場の整備をと繰り返し一般質問で取り上げてきました。そして、当時、戸田公園駅周辺まちづくり用地の一部を暫定利用する形で、とちのき広場として整備をされました。オープン当初から多くの子供たちを中心に利用される広場となりました。現在は、戸田公園駅まちづくり用地から行政財産となっているところです。私も、この公園を利用する子供たちが当時、5メートルの防球ネットであったところから、ボールが菖蒲川に入ってしまい、そのボールを取るために、子供たちが菖蒲川の護岸に降りていることを目にすることがあり、防球ネットを高くすることを議会で求めてきたのを思い出します。市内でいち早く整備された本町青少年の広場の整備について、以下2点について、まずお伺いします。  ①広場の修繕状況はどのようになっているでしょうか。  ②降雨後、広場に大きな水たまりが数か所できている現状が見受けられます。降雨後、すぐに広場が利用できるよう、修繕すべきと考えますが、市の見解をお伺いいたします。 ◎秋元幸子 こども健やか部長  議長。 ○石川清明 議長  秋元こども健やか部長。 ◎秋元幸子 こども健やか部長  件名1、(1)本町青少年の広場の整備についての①広場の修繕状況についてお答えいたします。  ボールを使って、安全・安心で、自由に遊べる当該広場の人気は高く、多くの市民の皆様に御利用いただいております。破損や不具合等が生じた際には、その都度、修繕を行っており、直近5年では防球ネットのかさ上げをはじめ、フェンスやゴール修繕、ダスト舗装など、計12件の修繕を実施し、安全に御利用いただけるよう努めているところでございます。  次に、②降雨後、すぐに広場が使用できるよう修繕すべきではないかについてお答えいたします。  広場の管理において、ダスト舗装面の整地やトンボかけなどは定期的に行っておりますが、日々の激しい運動で石灰ダストが徐々に削られてくると、バスケットゴールの下やフットサルゴールの手前などに水たまりができやすく、降雨後、一時的に利用ができない状況となることがございます。利用の中で石灰ダストが削られることについては、避けられない状況ではございますが、広場の地面の状態や利用状況などを定期的に確認しながら、修繕等の実施について、適宜対応していくとともに、グラウンドコンディションを降雨後なるべく早めに整えられる舗装方法等についても検討してまいります。 ◆12番(本田哲議員) 議長。 ○石川清明 議長  本田議員。 ◆12番(本田哲議員) それでは、再質問いたします。  修繕につきましては、随時対応しているということで、資料要求いたしまして、過去の修繕状況ですね、平成24年から令和5年までの修繕の内容を資料として頂きました。防球ネットの修繕ですとか、ベンチの修繕、今回質問しております広場内のダスト舗装の修繕等もやられております。頂いたこの資料によりますと、フットサルコート前、バスケットコート周辺の石灰ダストの修繕の舗装は令和3年に実施をされております。この修繕から大分年数がたっております。参考資料も用意しまして、雨が降った後の広場の水たまりの状況もお示しさせていただいております。かなりもう広範囲に水がたまっているような状況になっております。令和3年の石灰ダストの舗装から数年たっておりますので、いま一度、この広場の石灰ダストの整備もしっかりと予算をつけて、修繕をする時期に来ているのではないかと思いますが、その点について答弁をお願いいたします。 ◎秋元幸子 こども健やか部長  議長。 ○石川清明 議長  秋元部長。 ◎秋元幸子 こども健やか部長  本町青少年の広場の全面的な修繕につきましては、今後、グラウンドの状態、状況を確認し、水はけのよいグラウンドの舗装方法等について研究した上で、予算措置について検討してまいります。  また、現状、降雨後に水たまりができやすい箇所がありますので、そうした部分については、可能な範囲で本年度中に石灰ダストの舗装修繕を行ってまいります。 ◆12番(本田哲議員) 議長。 ○石川清明 議長  本田議員。 ◆12番(本田哲議員) 今の答弁、本年度中に石灰ダストの舗装修繕行っていただけるという答弁でした。ありがとうございます。  ボールが使える広場ということで、貴重な遊び場になっておりますので、適宜、様々な修繕もやっていただいているところですが、今回、質問いたしました広場の石灰ダストの舗装ですね、ぜひ答弁いただいた内容で実施していただきたいと思います。件名1を閉じます。  続いて、件名2の歩道上に設置されている車止めの撤去の検討についてお伺いをいたします。  本町4丁目の戸田南小学校東側で、オリンピック通りから電話局通りの南北間の子供たちの通学路となっている道路の歩道に設置されている車止めの撤去について要望が届いております。こちらも、同じ参考資料として写真を示しておりますので、御参照ください。  撤去を求めている方の理由といたしましては、以前、車椅子を利用している母親を病院に連れていく際にこの歩道を使用していた方です。車椅子で通行できないことはないんですけれども、バリアフリーの観点から考えると、撤去してもよいのではないかという御意見でした。  そこで、(1)といたしまして、撤去について検討すべきと考えますが、市の見解についてお伺いをいたします。 ◎早川昌彦 都市整備部長  議長。 ○石川清明 議長  早川都市整備部長。 ◎早川昌彦 都市整備部長  件名2、歩道上に設置されている車止め、(1)撤去について検討すべきと考えるが、市の見解についてお答えします。  戸田南小学校東側道路の歩道部分に設置している車止めにつきましては、歩道への車両の侵入を防止し、歩行者の安全性を向上させるために設置しているものでございます。職員が現地にて車止め設置箇所の有効幅員を測定したところ、それぞれの箇所において、少なくとも1メートルは通行できる幅を確認しており、歩道上で車椅子使用者が通行できる寸法を満たしていることから、早急に全ての車止めを撤去するという予定はありません。  なお、電話局通りの横断歩道手前において、視覚障害者誘導用ブロックの近くに設置されている車止めにつきましては、できる限り速やかに撤去をいたします。  今後、舗装の老朽化や道路附属物の破損などにより、当該路線を改修する際には、バリアフリーの観点から車止めの撤去も合わせ、検討してまいりたいと考えます。 ◆12番(本田哲議員) 議長。 ○石川清明 議長  本田議員。 ◆12番(本田哲議員) 再質問いたします。  子供たちの通学路にもなっている歩道でありますので、今ほど部長からありましたけれども、歩道への車道の進入を防ぐ、歩行者の安全性を向上させる、本当に必要な車止めだと私も思っております。そういった上で、こういった歩道上に車止めが今回設置されている場所を質問しているんですけれども、いま一度、車止めを設置する基準というのがあるのかどうか、どういったお考えの下で歩道の真ん中であったり、少し車椅子が通行できるように、ちょっと幅を変えて設置していたりですとか、そういった基準等は何かあるのか、確認をさせてください。 ◎早川昌彦 都市整備部長  議長。 ○石川清明 議長  早川部長。 ◎早川昌彦 都市整備部長  車止めは、交差点内における歩道の開口部をはじめ、狭窄部や屈曲部、歩行者空間への車両乗り入れ防止や駐停車の排除を目的に設置しています。市が管理する道路は、道路構造令及び道路構造令施行基準に準拠しており、道路構造令の開設と運用を参考に、現場状況に応じて設置しているところです。なお、交差点内における歩道開口部の対策は、令和3年3月、防護柵の設置基準・同解説と合本のボラードの設置便覧を参考にしております。 ◆12番(本田哲議員) 議長。 ○石川清明 議長  本田議員。 ◆12番(本田哲議員) そういった参考も含めて、ここ数年で新たに車止め等を設置した場所というのは市内どれくらいあるのでしょうか。 ◎早川昌彦 都市整備部長  議長。 ○石川清明 議長  早川部長。 ◎早川昌彦 都市整備部長  令和元年5月に起きた大津市における園児の交通死亡事故を受け、園児の散歩コースを点検し、その結果を踏まえて、令和2年度に市内40か所の交差点に車止めを設置いたしました。また、令和3年6月に発生した千葉県八街市の交通死亡事故を受け、埼玉県が市や警察と連携して、小中学校等における通学路の安全総点検を行い、市内で安全対策が必要な箇所の対応として、令和3年度に1か所、令和4年度に3か所、交差点内の歩道に車止めを設置しております。 ◆12番(本田哲議員) 議長。 ○石川清明 議長  本田議員。 ◆12番(本田哲議員) 今いただいた答弁の中で、今回質問で示している、このような歩道上に設置をされているという箇所は、今、御答弁いただいた設置箇所の中でありますでしょうか。 ◎早川昌彦 都市整備部長  議長。 ○石川清明 議長  早川部長。 ◎早川昌彦 都市整備部長  手元にちょっと資料はないんですけれども、交差点の箇所になりますので、歩道の部分も含めて設置している箇所はございます。 ◆12番(本田哲議員) 議長。 ○石川清明 議長  本田議員。 ◆12番(本田哲議員) 分かりました。  安全対策としての車止めが設置されているということです。  それで、参考資料の写真を見ていただきたいんですけれども、こちらのこういった擬木といいますか、こういうのを模倣して作られている車止めになっておりまして、大変ちょっと高さも低く、茶色い色になっておりまして、夜も視認しづらいという状況もあります。撤去がされないということの上での安全対策として、より安全対策を講じるということで、夜間対策として反射テープ等をつけたりですとか、車止めがあるというふうに認識ができるような措置というのは何か取れないでしょうか。 ◎早川昌彦 都市整備部長  議長。 ○石川清明 議長  早川部長。 ◎早川昌彦 都市整備部長  道路照明灯により夜間においても車止めを認識できる照度は確保されていますが、さらなる安全対策として、車止めに反射テープを巻いてまいりたいと考えます。 ◆12番(本田哲議員) 議長。 ○石川清明 議長  本田議員。 ◆12番(本田哲議員) 今回質問しました場所は、南小に通う子供たちの通学路になっている歩道です。子供たちの安全を守るという意味では、車両の進入禁止、防止のための車止めが設置されていることは十分大切なことだと思います。片一方、今回要望いただきました方は、別な観点から撤去を求められているわけなんですけれども、1回目の、部長の答弁があったように、その時々の道路の状況ですとか、歩行者の安全確保の必要性を検証した上でということで、様々な撤去も併せて検討してまいりたいということだったので、ぜひとも今後の、今日質問しました場所の状況も確認していただきながら、今後、検討していただければと思いますので、要望して、件名2を閉じたいと思います。  続いて、件名3、戸田公園駅周辺まちづくり用地の暫定利用について質問いたします。  (1)戸田公園駅周辺まちづくり用地の暫定利用については、4月12日の文教・建設常任委員会においてサウンディング型市場調査を実施するとの報告が行われております。そこで、以下2点についてお伺いいたします。  ①サウンディング型市場調査の内容と実施目的は、どのようなものか。  ②調査期間中に市民に開放した活用方法も検討すべきと考えますが、市の見解をお伺いいたします。 ◎早川昌彦 都市整備部長  議長。 ○石川清明 議長  早川都市整備部長。 ◎早川昌彦 都市整備部長  件名3、戸田公園駅周辺まちづくり用地の暫定利用、(1)、①サウンディング型市場調査の内容と実施目的についてお答えします。  本年1月に実施したまちづくり用地の暫定利用公募が不調になったため、再公募に向けて対象地における利活用の可能性や方法などに関して、民間事業者等から幅広く意見を聞くことを目的にサウンディング型市場調査を実施することといたしました。  実施内容につきましては、暫定利用に関心のある法人、または法人グループを対象に、前回公募時の暫定利用条件を踏まえ、対象地の利用内容や利用する上での課題、条件設定、さらに暫定利用条件を緩和した場合の利用方法などに関して、対面によるヒアリング形式で御意見を伺っております。サウンディング調査に興味をいただいた事業者が3者おり、5月22日から5月29日までの期間でヒアリングを実施したところです。今後、必要に応じて、追加ヒアリングを行うことも予定しておりますが、内容につきましては、企業ノウハウ等に関わりますので、現時点においてはお答えすることはできません。  次に、②調査期間中に市民に開放した活用方法も検討すべきとの考えに対する市の見解についてお答えします。  一時的な市民利用を行う場合においても、一定規模の整備を行う必要があり、また、暫定利用が決定した際には、再び、更地に戻す必要があります。市といたしましては、対象地の有効活用をできる限り早く行うために、本年4月、文教・建設常任委員会で報告させていただいたスケジュールのとおり、9月末には暫定利用者を決定したいと考えています。そのため、調査期間中の開放は予定しておりません。 ◆12番(本田哲議員) 議長。 ○石川清明 議長  本田議員。 ◆12番(本田哲議員) 委員会で報告をしていただいたサウンディング型市場調査について、改めて内容について、議場で部長のほうから答弁いただきました。委員会の議事録も読ませていただきましたけれども、ほぼ全委員の方からこの調査について様々な御意見が出されていました。この戸田公園駅周辺まちづくり用地は、市の市有土地でありまして、市民にとっても貴重な財産であると私は認識をしております。そのような土地の暫定利用は、多くの市民が利用できるよう整備されることが重要であると考えます。そのことは市も同様な考えであると思います。  1回目の戸田公園駅周辺まちづくり用地の暫定利用公募の結果は申込みゼロ件でした。しかし、そのときに掲げた利用内容の条件は、1つとして、子供たちが生き生きと過ごせる場所が確保できるもの、2つとして、幅広い市民の健康づくりやまちづくりとして、にぎわい創出に寄与するもの、3つとして、地域防災力の向上や避難できる場所となるもののいずれかを含めることとなっていました。この3つの利用内容は市有土地の活用として、市民の立場に立った活用条件であると私は考えております。
     現在、サウンディング型市場調査中であり、暫定利用者が決定するかどうかはまだ分かりませんけれども、仮に、今回も申込みがゼロ件という結果になったならば、市として、市民が出入りできるよう、必要最低限の整備を行い、1回目の公募で掲げました、先ほど読み上げました3つの条件内容で活用できるよう整備をしていただきたいと思います。  再質問いたしませんけれども、サウンディング型市場調査で結果が出るのか分かりませんけれども、いずれにしましても、一日も早く市民に活用できるよう、まちづくり用地の整備を進めていただきますことを要望しまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。(拍手) △散会の宣告 ○石川清明 議長  以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。ありがとうございました。   散 会 12時00分...