戸田市議会 2024-03-06
令和 6年 3月定例会-03月06日-04号
〇
出席議員(26人)
1番 小金澤 優 議員 2番 みうら 伸 雄 議員 3番 佐 藤 太 信 議員
4番 宮 内 そうこ 議員 5番 むとう 葉 子 議員 6番 竹 内 正 明 議員
7番 三 輪 なお子 議員 8番 林 冬 彦 議員 9番 古 屋としみつ 議員
10番 野 澤 茂 雅 議員 11番 矢 澤 青 河 議員 12番 本 田 哲 議員
13番 石 川 清 明 議員 14番 峯 岸 義 雄 議員 15番 斎 藤 直 子 議員
16番 そごう 拓 也 議員 17番 浅 生 和 英 議員 18番 酒 井 郁 郎 議員
19番 花 井 伸 子 議員 20番 三 浦 芳 一 議員 21番 伊 東 秀 浩 議員
22番 山 崎 雅 俊 議員 23番 細 田 昌 孝 議員 24番 遠 藤 英 樹 議員
25番 榎 本 守 明 議員 26番 熊 木 照 明 議員
〇
欠席議員(なし)
〇説明者
菅 原 文 仁 市長 秋 田 大 輔 副市長 吉 野 博 司
企画財政部長
五 條 宏
市民生活部長 櫻 井 聡
健康福祉部長
秋 元 幸 子
こども健やか部長 早 川 昌 彦
都市整備部長
内 山 敏 哉
市長公室長
開 議 10時00分
△開議の宣告
○
石川清明 議長 これより本日の会議を開きます。
本日の
議事日程につきましては、お手元にお配りしたとおりでありますので、御了承願います。
△
市長提出議案第5号 戸田市
スポーツ推進条例 質疑
○
石川清明 議長
市長提出議案を
一括議題とし、質疑を行います。
議案第5号戸田市
スポーツ推進条例について、質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。
△
市長提出議案第6号 戸田市障がいを理由とする差別のない
共生社会づくり条例 質疑
○
石川清明 議長 議案第6号戸田市障がいを理由とする差別のない
共生社会づくり条例について、質疑の通告がありますので、発言を許します。
5番、
むとう葉子議員。
◆5番(
むとう葉子議員) 議案第6号戸田市障がいを理由とする差別のない
共生社会づくり条例について、質疑いたします。
(1)
パブリック・
コメントから寄せられた意見をどのように本条例に反映させたのでしょうか。
(2)第4条第2項に、市は、障がいのある人に対し、
合理的配慮の提供をしなければならないとありますが、どのように推進するのでしょうか。
(3)第8条に、市は、
共生社会づくりの推進のために、市民及び事業者からの相談に対する体制の整備を行うものとするとありますが、どのように進めるのでしょうか。お聞きいたします。
◎櫻井聡
健康福祉部長 議長。
○
石川清明 議長
櫻井健康福祉部長。
◎櫻井聡
健康福祉部長 議案第6号戸田市障がいを理由とする差別のない
共生社会づくり条例について、(1)
パブリック・
コメントから寄せられた意見をどのように本条例に反映させたのかについてお答えいたします。
本条例は、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律の趣旨である、障害の有無によって分け隔てられることなく相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消を推進することを内容に含んでいることや、ほかの複数の
共生社会に関する条例等と区別し内容や目的を伝わりやすくするという点から、いただいた御意見につきましては条例名に反映をさせております。
次に、(2)第4条第2項に、市は、障がいのある人に対し、
合理的配慮の提供をしなければならないとあるが、どのように推進するのかについてお答えいたします。
国において
合理的配慮とは、
行政機関等と事業者がその事務、事業を行うに当たり、個々の場面で障害者から社会的なバリアを取り除いてほしい旨の意思の表明があった場合に、その実施に伴う負担が過重でないときに、社会的なバリアを取り除くために必要かつ合理的な配慮を講ずることとされております。本市においては、これまでも想定される配慮については事前に準備をしつつも、さらに障害のある方から
合理的配慮についてお申出があった場合には話合いをして対応をしております。引き続き個々の場面ごとに障害のある方に寄り添って柔軟に対応し、
合理的配慮の提供を行ってまいります。
最後に、(3)第8条に、市は、
共生社会づくりの推進のために、市民及び事業者からの相談に対する体制の整備を行うものとするとあるが、どのように進めるのかについてお答えをいたします。
市内には
障害福祉課のほかにも、戸田市
障害者基幹相談支援センターや戸田市
障害者就労支援センター等、様々な
相談機関がございます。各
相談機関の主な役割等を分かりやすく周知するとともに、障害の有無にかかわらず、市民や事業者からの相談には引き続き
関係機関が連携し、協力して支援を行ってまいります。
以上でございます。
○
石川清明 議長 以上で質疑を終結いたします。
△
市長提出議案第7号 戸田市認知症とともに生きるあたたかい
まちづくり条例 質疑
○
石川清明 議長 議案第7号戸田市認知症とともに生きるあたたかい
まちづくり条例について、質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。
△
市長提出議案第8号 戸田市地域で
子育て支援を推進する条例 質疑
○
石川清明 議長 議案第8号戸田市地域で
子育て支援を推進する条例について、質疑の通告がありますので、発言を許します。
19番、
花井伸子議員。
◆19番(
花井伸子議員) それでは、議案第8号戸田市地域で
子育て支援を推進する条例について、質疑をさせていただきます。以下8点についてです。
(1)条例の策定に当たって、子供の意見の反映はどのように保障されたのか。
(2)
パブリック・
コメントへの回答がゼロ件であったが、市民などの意見の把握にどのように努められたのか。
(3)第2条、定義において、子供とは18歳未満の者及び社会的にその成長への支援が必要であると認められた者とされております。
こども基本法において、子供とは心身の発達の過程にある者とし、年齢を区切ることはしていません。本条例が18歳未満と一度区切りを設けた理由をお聞かせください。
(4)第3条、
基本理念はできるという規定になっており、子供の
人権保障としての
理念確保をどのように考えておられるか、お聞きします。
(5)第9条、計画の策定の体制についてお聞きいたします。
(6)第17条、
相談機能の充実についての
充実強化についてお聞きします。
(7)第18条、広報及び啓発についての今後の計画についてお聞きします。
(8)市の
独自条例の制定でありますが、施行日が公布の日となっているのはどうしてでしょうか、お聞きしたいと思います。
◎
秋元幸子 こども健やか部長 議長。
○
石川清明 議長
秋元こども健やか部長。
◎
秋元幸子 こども健やか部長 議案第8号戸田市地域で
子育て支援を推進する条例についての(1)
条例案策定に当たって子供の意見反映はどのように保障されたのかについてお答えいたします。
子供の意見を表明する機会等につきましては、
こども基本法において規定されており、本条例の策定過程においても、戸田市
子ども会育成連合会リーダー研修会の
参加児童や、
市内小中高校生の
児童生徒に加え、
市内公共施設を利用している
子供たちを対象に
アンケート調査を実施し、意見表明の機会の確保に努めたところでございます。
次に、(2)
パブリック・
コメントにおける市民の意見の把握についてお答えいたします。
パブリック・
コメントにつきましては、戸田市
市民パブリック・
コメント制度要綱に定められている公開場所9か所に加え、子供やその保護者が多く集まるプリムローズやこどもの国、
福祉保健センターの3か所においても実施し、
子育て世代からの意見聴取に努めたところでございます。
次に、(3)第2条、定義において、
本市条例が18歳未満と区切りを設けた理由についてお答えいたします。
子供については、児童の権利に関する条約が
対象年齢を18歳未満としていることや、民法の成年年齢が18歳に改正されたことなどを踏まえて、本条例においても原則として18歳未満としておりますが、社会的にその成長への支援が必要と認められるものを規定に加えることで、対象をより広く捉えることが望ましい場合など、18歳以上の人であっても子供に含むことができるよう規定したものでございます。
次に、(4)第3条、
基本理念ができる規定となっており、子供の
人権保障としての
理念確保をどのように考えているかについてお答えいたします。
子供の人権については、
日本国憲法や児童の権利に関する条約及び
こども基本法で保障されており、これらを踏まえ、本条例においては困難な
家庭環境などに置かれる子供を含む全ての子供が健やかに成長することができる
地域社会の実現に向けた
基本理念を制定したものでございます。
次に、(5)第9条、
計画策定の体制についてお答えいたします。
こども基本法では
市町村こども計画を定めることを規定しており、本市においても令和7年度から令和11年度までの
計画期間となる第3期戸田市子ども・
子育て支援事業計画、
こども計画を令和6年度中に策定する予定でございます。その際は、子供の
貧困対策計画、子ども・
若者計画等を統合し、子供施策について一体的に策定してまいります。
次に、(6)第17条、
相談機能の
充実強化についてお答えいたします。
妊産婦、
子育て世帯、子供の一体的な
相談機能を有する
こども家庭センターについては、令和5年度に他自治体に先駆けて設置したところですが、令和6年度からはこれに
福祉保健センターの
親子保健担当を加え、
親子健やか室として再編をすることで、さらなる一体的な
連携支援が行えるよう強化を図ってまいります。
次に、(7)第18条、広報及び啓発の今後の計画についてお答えいたします。
本条例の推進に当たっては、社会全体で子供を育むことの重要性やそれぞれの役割についての共通認識を持ち、理解や関心を深める中で協働して取り組むことが重要であることから、広報紙やホームページのほか、リーフレットの作成など様々な媒体を活用した
広報啓発活動を行ってまいります。
最後に、(8)施行日が公布の日となっている理由についてお答えいたします。
本条例につきましては、子供が自分らしく健やかに成長し、子育てを地域全体で応援していく機運を高めることを目的としているものであることから、速やかに実施するため施行日を公布の日とするものでございます。
以上でございます。
◆19番(
花井伸子議員) 議長。
○
石川清明 議長
花井議員。
◆19番(
花井伸子議員) それでは、2点について再質問をさせていただきます。
まず、(2)の
パブリック・
コメントへの回答がゼロ件であったと。市としてはこれまでの9か所に加えて子供が使う3か所を増やしたということだったんですけれども、それでも
コメントがなかったと。今度この議会に他
条例制定が何件か出ていますけれども、これらについては
パブリック・
コメント数件ありました。これについて、市としてどのように今後考えておられるのかということについてお聞きをしたいと思います。
それから、(6)の
相談体制ですけれども、相談の対応は大変、この間、虐待やひきこもり、それから障害の問題など様々な問題があるというふうに考えています。これらを一体的に相談できる窓口の設置が求められていると思いますけれども、これについてお聞きをしたいと思います。
◎
秋元幸子 こども健やか部長 議長。
○
石川清明 議長
秋元こども健やか部長。
◎
秋元幸子 こども健やか部長 初めに、
パブリック・
コメントでの意見についてでございますけれども、
パブリック・
コメントでの意見はございませんでしたが、条例案につきましては
児童福祉について識見を有する者、
児童福祉に関する事業に従事する者、公募による市民により構成される戸田市
児童福祉審議会において、様々な意見をいただきながら審議を重ね、答申をいただいたものでございます。また、
子供たちへの
アンケート調査なども行っており、いただいた意見を検討、反映しながら策定したものと考えております。
次に、一体的に相談ができる窓口の設置でございますが、市民の方からの相談につきましては、内容に専門性が求められ、国、県等の
支援制度も複雑かつ多岐にわたっておりますことから、より的確に対応するため、まずは担当窓口で
相談内容をお聞きし、必要に応じて
関係部署と連携を図りながら対応しているところでございます。また、どこに相談してよいか分からない、
相談内容が複層的で多岐にわたる場合などにつきましては、
福祉総合相談窓口に御相談いただき、1つずつ専門の窓口につなぎながら課題の解決に努めているところでございます。
◆19番(
花井伸子議員) 議長。
○
石川清明 議長
花井議員。
◆19番(
花井伸子議員) 最後に、
相談体制についてもう1点お聞きしたいと思います。
窓口に来られないという方々に、SNSでの
相談対応について考えておられるかどうかお聞かせください。
◎
秋元幸子 こども健やか部長 議長。
○
石川清明 議長
秋元こども健やか部長。
◎
秋元幸子 こども健やか部長 SNS等での相談につきましては、
相談内容に複雑な背景を持つものなど、的確な支援につなぐための課題もありますことから、現時点では実施しておりません。
なお、ひきこもりなど窓口に相談に来られない事情がある方につきましても、御家族からの相談や地域の見守り等において支援が必要と判断される場合には、
関係部署と連携し、
家庭訪問等を行っております。令和6年度からは
福祉保健センターにおいて新たに
臨床心理士が配置される予定となっておりますので、引き続き庁内で連携を図りながら
相談支援を充実させてまいります。
○
石川清明 議長 以上で質疑を終結いたします。
△
市長提出議案第9号 戸田市
水道事業及び
下水道事業の設置等に関する条例及び戸田市
監査委員条例の一部を改正する条例~同第13号 戸田市
犯罪被害者等支援条例の一部を改正する条例 質疑
○
石川清明 議長 議案第9号戸田市
水道事業及び
下水道事業の設置等に関する条例及び戸田市
監査委員条例の一部を改正する条例から議案第13号戸田市
犯罪被害等支援条例の一部を改正する条例まで、以上5件について、質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。
△
市長提出議案第14号
戸田市立学校屋外運動場夜間照明施設使用料条例の一部を改正する条例 質疑
○
石川清明 議長 議案第14
号戸田市立学校屋外運動場夜間照明施設使用料条例の一部を改正する条例について、質疑の通告がありますので、発言を許します。
12番、
本田哲議員。
◆12番(
本田哲議員) それでは、議案第14
号戸田市立学校屋外運動場夜間照明施設使用料条例の一部を改正する条例に質疑を行います。
(1)
空調使用料を1時間当たり500円と設定した根拠は。
(2)
体育館利用団体の理解は。
お伺いいたします。
◎五條宏
市民生活部長 議長。
○
石川清明 議長
五條市民生活部長。
◎五條宏
市民生活部長 議案第14
号戸田市立学校屋外運動場夜間照明施設使用料条例の一部を改正する条例について、(1)
空調使用料を1時間当たり500円と設定した根拠についてお答えいたします。
令和5年7月時点の1時間当たりの
体育館冷房電気料金試算額約765.1円を算定基礎とし、
空調設備は
体育館使用時に使用が想定される設備であることから、市の
公共施設使用料の考え方に準じ、
受益者負担割合である75%を乗じた設定としております。体育館の
施設規模や
空調設置台数、季節に応じて1時間当たりの
体育館冷房電気料金使用料は異なるところでございますが、
学校開放事業におけます
設備利用であるため、公平性の観点及び使用者における
使用料計算の簡便性を考慮し、1時間当たり500円の使用料を設定したものでございます。
次に、(2)
体育館利用団体の理解についてお答えいたします。
令和5年、夏季期間の高温状況に鑑み、
熱中症対策として、令和5年8月から9月にかけて
小中学校体育館空調設備の試行運用を実施し、
料金設定、温度設定、
納付方法等について
利用団体を対象とした
アンケートを実施いたしました。
アンケート結果では、
空調利用により
団体活動の中止等なく練習時間を確保することができた、
熱中症対策として有効だった、施設を快適に利用でき、
体調不良者も出なかった等の御意見をいただき、
使用料設定後の
利用規模については、約8割の団体から夏季のみ使用したい、約2割の団体からは冬季においても使用したいとの回答を得ております。
◆12番(
本田哲議員) 議長。
○
石川清明 議長
本田議員。
◆12番(
本田哲議員) 市民の皆さんの生涯
スポーツ推進の目的ですとか、あと今回、
熱中症対策という観点もあるかと思いますけれども、そういったところから
電気料金を全額市が負担する等の検討はなされてきたのか、お聞きしたいと思います。
◎五條宏
市民生活部長 議長。
○
石川清明 議長
五條市民生活部長。
◎五條宏
市民生活部長 スポーツ、
レクリエーション活動を推進するため、
学校開放事業を実施しておりますところでございますが、体育館の
使用団体は限られており、
空調設備使用時の
電気料金を新たに負担するに当たり、
体育館空調設備を使用する団体と使用しない市民との負担の公平性を確保する観点から、
空調設備使用料を設定するものでございます。
○
石川清明 議長 以上で質疑を終結いたします。
△
市長提出議案第15号 戸田市
重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例~同第38号 令和5年度戸田市
在宅介護支援事業特別会計補正予算(第3号) 質疑
○
石川清明 議長 議案第15号戸田市
重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例から同第38号令和5年度戸田市
在宅介護支援事業特別会計補正予算(第3号)まで、以上24件について質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。
△
市長提出議案第39号 令和6年度戸田市
一般会計予算 質疑
○
石川清明 議長 議案第39号令和6年度戸田市
一般会計予算について、まず、第1条、
歳入歳出予算中、歳出のうち款1議会費及び款2総務費について、質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。
款3民生費について、質疑の通告がありますので、発言を許します。
2番、
みうら伸雄議員。
◆2番(
みうら伸雄議員) それでは、通告に従いまして質疑をさせていただきます。
議案第39号令和6年度戸田市
一般会計予算、款3民生費、項1
社会福祉費、目4
高齢者福祉費、事業1
高齢者福祉事務費、節18
負担金補助及び交付金、
介護ロボット等導入支援事業についてお伺いいたします。
(1)
市内介護サービス事業所において
介護ロボットや
ICT機器の導入に至った経緯と目的について。
(2)
導入機器について。
(3)
介護ロボットの活用による効果について。
以上、3点、1回目の質疑とさせていただきます。
◎櫻井聡
健康福祉部長 議長。
○
石川清明 議長
櫻井健康福祉部長。
◎櫻井聡
健康福祉部長 議案第39号、事業1
高齢者福祉事務費、節18
負担金補助及び交付金、
介護ロボット等導入支援事業について、(1)の導入に至った経緯と目的についてお答えいたします。
介護従事者の
負担軽減などを図り、
介護従事者の確保及び定着につなげることを目的に、
介護ロボット等導入支援事業の導入に至ったところでございます。導入に当たっては、
市内介護サービス事業所に対し
アンケート調査を実施し、
介護ロボット等の導入に当たり市に期待することとして、
ICT機器を含めた費用助成や機器の
レンタルなどの声が多数ございました。このことから、
介護ロボットに加え
ICT機器の購入や
レンタル、
リース契約を
補助対象とし、1
事業者当たり10万円を上限に補助を行ってまいります。
次に、(2)の
導入機器についてお答えいたします。
介護ロボットについては、利用者の異常時に
介護従事者の腰痛の
負担軽減につながるものや、利用者が使用するベッドに設置したセンサーにより睡眠状態や呼吸状態の測定、離床時間が分かるなどの見守り機器の導入を、
ICT機器については
業務効率の向上につながる
タブレット端末の導入や介護に係る記録の作成、情報の共有など、
事務作業の効率化につながる
介護ソフトの
導入費用を想定しております。
次に、(3)の
介護ロボットの活用による効果についてお答えいたします。
介護従事者の
負担軽減が図られ、働きやすい職場環境にもなることで、
介護従事者の確保及び定着につながり、利用者に対する良好な
介護サービスの提供に資するものと考えております。
◆2番(
みうら伸雄議員) 議長。
○
石川清明 議長
みうら議員。
◆2番(
みうら伸雄議員) それでは、2点再質疑させていただきます。
どの程度の
市内介護サービス事業所に対して想定された
予算規模なのかを伺います。
もう1点は、
ICT機器導入に当たり特別な研修などが必要になるのかをお伺いいたします。
◎櫻井聡
健康福祉部長 議長。
○
石川清明 議長
櫻井健康福祉部長。
◎櫻井聡
健康福祉部長 初めに、どの程度の
市内介護サービス事業所に対して想定された
予算規模かについてお答えいたします。
市内介護サービス事業所につきましては、
介護サービス種別を問わず対象となりますことから、例えば
訪問介護、デイサービスなどの
在宅系サービス、
特別養護老人ホームなどの
施設系サービス等が対象となります。
補助対象となる
事業所数につきましては、令和5年10月現在でございますが、158事業所であり、令和6年度当初予算において20事業所を見込んでおります。
次に、
ICT機器導入に当たり特別な研修が必要になるかにつきましては、
補助対象となります
ICT機器につきましては、
業務効率の向上につながる
タブレット端末や
事務作業の効率化につながる
介護ソフト導入であり、一般的に流通しているものでございます。このことから、導入に当たって特別な研修をする必要はないものと考えております。
以上でございます。
○
石川清明 議長 款4衛生費について、質疑の通告がありますので、発言を許します。
2番、
みうら伸雄議員。
◆2番(
みうら伸雄議員) それでは、続けてになりますが、質疑をさせていただきます。
議案第39号令和6年度戸田市
一般会計予算、款4衛生費、項1保健衛生費、目2予防費、事業1感染症対策事業、節18
負担金補助及び交付金、予防接種助成費についてお伺いいたします。
(1)帯状疱疹ワクチン助成額決定の経緯は。
(2)市内でワクチン接種を受けられる医療機関はどこになるのか。
(3)4月1日から施行とのことだが、事前予約は可能なのか。
(4)市民への周知方法は。
以上、4点お伺いいたします。
◎櫻井聡
健康福祉部長 議長。
○
石川清明 議長
櫻井健康福祉部長。
◎櫻井聡
健康福祉部長 議案第39号、事業1感染症対策事業、節18
負担金補助及び交付金、予防接種助成費について、(1)帯状疱疹ワクチン助成額決定の経緯についてお答えいたします。
帯状疱疹ワクチンは、予防接種法に位置づけられていない、希望する方が受ける任意の予防接種であることから、接種費用は医療機関ごとに定められております。ワクチンは2種類あり、公開されている接種費用から見ると、生ワクチンが8,000円程度、2回の接種が必要な不活化ワクチンが4万円から5万円程度となっております。あわせて、既に助成を実施している近隣自治体の状況などを参考に検討いたしまして、本市では生ワクチンは4,000円、2回接種を行う不活化ワクチンは1回につき1万円、2回で2万円を上限に助成することとしたところでございます。
(2)ワクチン接種を実施している市内医療機関と(3)接種の事前予約につきましては、関連がございますので、一括してお答えいたします。
市内医療機関のうち、約40医療機関が帯状疱疹ワクチン予防接種を実施しておりますが、今後最新の情報を取りまとめまして、市ホームページに掲載をしてまいります。また、接種費用の助成につきましては、4月1日以降の接種が対象となりますが、予約方法やワクチン接種に関することにつきましては、医療機関ごとで運用が異なりますので、直接医療機関に問合せをしていただくこととなる旨を市ホームページ等で案内するなど対応をしてまいります。
(4)市民への周知についてお答えいたします。
市民への周知につきましては、戸田市保健ガイドへの掲載、広報、ホームページ及びSNSでの情報発信と
市内公共施設や医療機関等でのポスター掲示などにより周知を図ってまいります。
○
石川清明 議長 7番、三輪なお子議員。
◆7番(三輪なお子議員) それでは、同じく議案第39号令和6年度戸田市
一般会計予算、款4衛生費、項1保健衛生費、目6親子保健事業費、事業1親子保健事業、節12委託料、産後ケア事業、産後サポート事業及び
子育て支援アプリ導入業務について、質疑をさせていただきます。総括質問でも触れられておりましたので、答弁の重なることもあるかと思いますが、御了承願います。
(1)産後ケア事業の拡大について。
①事業拡大に至った経緯と事業の目的についてお伺いいたします。
②宿泊型及び通所型、それぞれについてお伺いいたします。
(ア)対象者、内容、実施場所について伺います。
(イ)実施担当者について伺います。
(ウ)予約体制、費用についてお伺いいたします。
(2)産後サポート事業について。
①事業の概要についてお伺いいたします。
②対象者についてお伺いいたします。
③サポートの種類についてお伺いいたします。
(3)
子育て支援アプリ、母子モの導入について。
①アプリ導入の目的とその効果についてお伺いいたします。
②アプリの詳細についてお伺いいたします。
以上、1回目の質疑をさせていただきます。
◎櫻井聡
健康福祉部長 議長。
○
石川清明 議長
櫻井健康福祉部長。
◎櫻井聡
健康福祉部長 議案第39号、事業1親子保健事業、節12委託料、産後ケア事業、産後サポート事業及び
子育て支援アプリ導入業務について、お答えいたします。
初めに、(1)産後ケア事業拡大、①事業拡大に至った経緯と事業の目的についてお答えいたします。
産後ケア事業は、国が宿泊型、通所型、居宅訪問型の事業形態をガイドラインで定めており、本市では令和4年7月から居宅訪問型事業を実施してまいりましたが、対象者が全産婦に拡大されたことや市民ニーズ等も踏まえまして、宿泊型、通所型事業を実施することとしたものでございます。これらの産後ケア事業について、産婦がそれぞれ希望する事業を選択し利用できることとなりますので、例えば宿泊型では看護師等の見守りにより安心して睡眠や休息が取れ、より心身の負担が軽減されるなど、それぞれの状況に合わせた産後ケアを実施することで、母子の心身のケアや子育ての不安の解消が図れるものと考えております。
次に、②宿泊型、通所型について、(ア)対象者、内容、実施場所についてお答えいたします。
宿泊型、通所型とも市内在住の産後1年未満の全産婦を対象としております。宿泊型は、利用者が医療機関や助産所等の実施施設に宿泊し、通所型は利用者が実施施設に通い、精神面のケア、体調の改善のための相談、指導、授乳、乳房ケア、育児相談、休息時間の確保など心身のケアや育児サポートを受けることができます。実施場所につきましては、宿泊型、通所型とも市内及び近隣自治体の医療機関、助産所等となります。
次に、(イ)実施担当者についてお答えいたします。
実施担当者につきましては、宿泊型、通所型を行う各医療機関及び助産所等の保健師、看護師、助産師となります。
次に、(ウ)予約体制、費用についてお答えいたします。
宿泊型、通所型とも令和6年度の
子育て支援アプリ、母子モの導入により、電子による利用申請に対応をしてまいります。なお、導入されるまでは利用申請書を提出いただき、利用施設との日時の予約調整を行います。費用につきましては、宿泊型は利用者負担額のうち1回当たり4万5,000円、通所型は利用者負担額のうち1回当たり1万1,000円を公費負担とし、市民税非課税世帯、生活保護世帯は利用者の負担額全額を公費負担とする予定でございます。
次に、(2)産後サポート事業について、①事業の概要についてお答えいたします。
産後ケア事業のほかに産婦のニーズに合わせたサービスを提供することで、心身のケアや
負担軽減を図る産後サポートプログラム事業として実施するものでございます。複数のサービスの中から希望するサービスを自由に選択し利用することができるもので、1人につき2万円分のクーポン券の配付を予定しております。
次に、②対象者についてお答えいたします。
対象者につきましては市内在住の産後1年未満の全産婦となります。
次に、③サポートの種類についてお答えいたします。
サポートメニューといたしましては、沐浴の指導やベビーマッサージ、SNSによる育児及び妊婦自身の心身に係る悩み等の相談、弁当宅配サービス等を予定しております。
次に、(3)
子育て支援アプリ、母子モの導入について、①アプリ導入の目的とその効果についてお答えいたします。
妊娠、出産後は、体調面や子育てで大変な中でも必要な各種手続などが多くございます。アプリの導入により各種申請の電子化、健診のデータ管理、電子母子手帳機能や
子育て支援情報のプッシュ配信などが可能となりますので、御活用していただくことで各種申請や事業利用の利便性が向上され、
子育て世帯の
負担軽減が図れるものと考えております。
次に、②アプリの詳細についてお答えいたします。
子育て支援アプリ、母子モの主な機能といたしまして、妊娠届出書、妊娠届出
アンケート、妊娠8か月
アンケート、産後ケア事業の各種利用申請書等の申請書の電子化機能及び電子化した各種申請書等の電子申請機能、お子さんの成長や乳幼児健診を電子データで記録し、アプリでいつでも確認できる電子母子手帳機能、
子育て支援情報や乳幼児健診、パパママ教室等の情報の個別配信及び一括発信機能、育児・子育て手技等の動画配信機能等がございます。
以上でございます。
◆7番(三輪なお子議員) 議長。
○
石川清明 議長 三輪議員。
◆7番(三輪なお子議員) それでは、産後ケア事業は全産婦の孤立を防ぐことが重要とされています。その点において、2点ほど質疑させていただきます。
産後ケア事業は、流産、死産された産婦の方も事業の対象となるのかどうか伺います。
次に、近年は核家族化し、またコロナ感染症の影響もあり、親らの親族から距離的に離れたところで妊娠、出産することがまれでなくなってきております。産後サポート事業の効果はどのように考えているのかお伺いいたします。
◎櫻井聡
健康福祉部長 議長。
○
石川清明 議長 櫻井部長。
◎櫻井聡
健康福祉部長 初めに、産後ケア事業の対象として流産、死産された方も対象となるかにつきましては、産後ケア事業につきましては、流産、死産された妊婦の方も事業の対象となります。
次に、産後サポート事業の効果はどのように考えているかにつきましては、産後サポート事業は産後ケア事業にないものや育児の支援につながるものをメニューとして提供することを予定しておりますので、産婦の幅広いニーズへの対応や育児支援の充実につながる効果があると考えております。
以上です。
○
石川清明 議長 以上で質疑を終結いたします。
款5労働費から款7商工費について、質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。
○
石川清明 議長 款8土木費について、質疑の通告がありますので、発言を許します。
16番、そごう拓也議員。
◆16番(そごう拓也議員) それでは、通告に従い質疑をいたします。
議案第39号令和6年度戸田市
一般会計予算、款8土木費、項2土木橋梁費、目1土木橋梁総務費、事業2道路補修事業、節12委託料、道路保守設計業務について質疑いたします。
(1)喜沢第一横断歩道橋撤去後の歩道部分について。
(2)車道部分について。
(3)安全対策について。
(4)町会意見の取り入れについて。
(5)時期について。
以上、5点をお伺いいたします。
◎早川昌彦
都市整備部長 議長。
○
石川清明 議長 早川
都市整備部長。
◎早川昌彦
都市整備部長 議案第39号、事業2道路保守事業、節12委託料、道路保守設計業務、(1)喜沢第一横断歩道橋撤去後の歩道部分から(4)町会の意見取り入れにつきましては、関連がございますので、一括してお答えいたします。
喜沢第一歩道橋は架設から55年が経過し、令和2年度に実施した点検、診断の結果、早期に対策を講ずべきとの判断、また昨年6月地元町会から、歩道橋により歩道が狭められていることから、歩道橋は撤去し、交差点改良を行ってほしい旨の要望を受けております。これらの状況を総合的に判断し、撤去などに関する委託料をお願いするものです。本業務は横断歩道橋の撤去及び喜沢1丁目交差点の設計を予定しているもので、歩道、車道、安全対策については、設計業務を進める中で実施内容が定まるものでございます。また、町会からの意見につきましては、本業務を実施することにより反映できると捉えております。
次に、(5)時期についてお答えします。
本業務を進める中で工事実施に必要となる作業日数、調整先が明らかとなります。
関係機関との調整に時間を要することとなりますが、できる限り速やかに取り組んでまいります。
◆16番(そごう拓也議員) 議長。
○
石川清明 議長 そごう議員。
◆16番(そごう拓也議員) それでは、再質問いたします。
設計業務を行う中でしっかりと町会等の地域の意見を聞きながら進めるべきだと思いますが、どうでしょうか。
◎早川昌彦
都市整備部長 議長。
○
石川清明 議長 早川部長。
◎早川昌彦
都市整備部長 町会、地域からの意見を聞いてほしいことについてでございますが、繰り返しとなりますが、町会、地域からの意見につきましては、本業務を実施することにより反映できると捉えております。
なお、町会、地域からの御意見につきましては参考とさせていただきますが、道路構造上、反映できないこともございます。
○
石川清明 議長 以上で質疑を終結いたします。
款9消防費について、質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。
○
石川清明 議長 款10教育費について、質疑の通告がありますので、発言を許します。
1番、小金澤優議員。
◆1番(小金澤優議員) それでは、通告に従いまして、質疑のほうをさせていただきます。
議案第39号令和6年度戸田市
一般会計予算、款10教育費、項4社会教育費、目3青少年育成費、事業1青少年育成事業、節11役務費、保険料について。
(1)こども110番の家の制度が子どもひなん所110番に改められましたが、前制度に引き続き協力していただいた方にも相応の補償が必要になってきます。今制度での保険料額と補償の内容をお聞きいたします。
◎
秋元幸子 こども健やか部長 議長。
○
石川清明 議長
秋元こども健やか部長。
◎
秋元幸子 こども健やか部長 款10、項4、目3、事業1青少年育成事業の節11、役務費、保険料について、子どもひなん所110番の保険料額と補償内容についてお答えいたします。
協力者の活動において被る人的、物的損害への損害保険の補償内容につきましては、死亡見舞金、後遺障害見舞金、入院見舞一時金、通院見舞一時金、建物損害見舞金、収容物損害見舞金があり、令和6年度の死亡見舞金については、現在の1,000万円から2,000万円に見直しを行う予定でございます。また、補償内容の見直しと今後の協力者の増加等を見込み、保険料の令和6年度当初予算額は26万8,450円で計上いたしております。今後も
子供たちが安心・安全に過ごせるまちを目指しつつ、協力者の方にも安心して活動を行っていただけるよう努めてまいります。
○
石川清明 議長 以上で質疑を終結いたします。
款11災害復旧費から款14予備費まで及び歳入並びに第2条継続費から第6条歳出予算の流用まで、質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。
△
市長提出議案第40号 令和6年度戸田市
国民健康保険特別会計予算~同第51号 令和6年度戸田市
下水道事業会計予算 質疑
○
石川清明 議長 議案第40号令和6年度戸田市国民健康保険特別会計予算から同第51号令和6年度戸田市
下水道事業会計予算まで、以上12件について質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。
以上をもって、議案に対する質疑は全部終了いたしました。
△陳情の上程(陳情第1号~同第4号)
○
石川清明 議長 これより陳情の上程に入ります。
件名につきましては、事務局長が朗読いたします。
◎安部孝良 議会事務局長 議長。
○
石川清明 議長 安部議会事務局長。
◎安部孝良 議会事務局長 朗読いたします。
陳情第1号年金制度における外国人への脱退一時金の是正を求める意見書の採択を求める陳情。陳情第2号選択的夫婦別姓制度の法制化を求める国への意見書の提出を求める陳情。陳情第3号国に対し離婚後の共同親権制度の導入を拙速に進めないように求める陳情書。陳情第4号「学校における犯罪から
児童生徒及び教職員を守る体制整備を求める」陳情。
以上でございます。
○
石川清明 議長 ただいま朗読いたしましたとおり、陳情4件を上程いたします。
なお、内容につきましては、さきに配付いたしました文書表のとおりでありますので、御了承願います。
△
市長提出議案並びに陳情の
委員会付託
○
石川清明 議長 次に、議案等の
委員会付託を行います。
議案第5号から同第51号まで及び陳情第1号から同第4号については、お手元に配付してあります
委員会付託一覧表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
【参照】巻末資料491ページ
△散会の宣告
○
石川清明 議長 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
本日はこれをもって散会いたします。
散 会 10時49分...