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  1. 戸田市議会 2023-05-30
    令和 5年 6月定例会-05月30日-01号


    取得元: 戸田市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-17
    令和 5年 6月定例会-05月30日-01号令和 5年 6月定例会              6月定例会 第1日(5月30日) 令和5年5月30日(火曜日) 第1日議事日程 1.開 会 1.開 議 1.会議録署名議員の指名 1.議会運営委員長報告 1.会期の決定 1.閉会中継続審査事件に関する各委員長報告並びに質疑 1.閉会中調査事件に関する各委員長報告の承認について 1.市長提出議案等の一括上程(報告第1号 専決処分の報告について~同第12号 令和4年度戸田市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について、市長提出議案第43号 訴訟上の和解について~同第57号 令和5年度戸田市一般会計補正予算(第5号)) 1.市長挨拶並びに提出議案等の総括説明 1.報告第1号 専決処分の報告について(専決第1号 道路上の看板による物的損害事故に係る損害賠償の額) 説明 1.報告第2号 専決処分の承認を求めることについて(専決第2号 戸田市税条例の一部を改正する条例) 説明 1.報告第3号 専決処分の承認を求めることについて(専決第3号 戸田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例) 説明 1.報告第4号 専決処分の承認を求めることについて(専決第4号 令和5年度戸田市一般会計補正予算(第3号))、同第5号 令和4年度戸田市一般会計継続費繰越計算書の報告について 一括説明 1.報告第6号 令和4年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計継続費繰越計算書の報告について 説明
    1.報告第7号 令和4年度戸田市下水道事業会計継続費繰越計算書の報告について 説明 1.報告第8号 令和4年度戸田市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について 説明 1.報告第9号 令和4年度戸田市新曽第一土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について、同第10号 令和4年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について 一括説明 1.報告第11号 令和4年度戸田市水道事業会計予算繰越計算書の報告について、同第12号 令和4年度戸田市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について 一括説明 1.市長提出議案第43号 訴訟上の和解について 説明 1.市長提出議案第44号 令和5年度戸田市一般会計補正予算(第4号) 説明 1.市長提出議案第45号 戸田市人と動物との共生社会の推進に関する条例 説明 1.市長提出議案第46号 戸田市税条例の一部を改正する条例 説明 1.市長提出議案第47号 戸田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、同第48号 戸田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 一括説明 1.市長提出議案第49号 戸田市建築基準法等関係事務手数料条例の一部を改正する条例 説明 1.市長提出議案第50号 戸田市火災予防条例の一部を改正する条例 説明 1.市長提出議案第51号 庁舎スロープ改修等工事請負契約について~同第56号 財産の取得について 一括説明 1.市長提出議案第57号 令和5年度戸田市一般会計補正予算(第5号) 説明 1.報告第1号 専決処分の報告について(専決第1号 道路上の看板による物的損害事故に係る損害賠償の額)、報告第5号 令和4年度戸田市一般会計継続費繰越計算書の報告について ~同第12号 令和4年度戸田市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について 一括質疑 1.市長提出議案第43号 訴訟上の和解について、同第44号 令和5年度戸田市一般会計補正予算(第4号) 一括質疑、委員会付託 1.市長提出議案に関する各委員長報告並びに質疑 1.市長提出議案第43号 訴訟上の和解について、同第44号 令和5年度戸田市一般会計補正予算(第4号) 一括討論、一括採決 1.散 会 〇出席議員(25人) 1番 小金澤   優 議員  2番 みうら 伸 雄 議員  3番 佐 藤 太 信 議員 4番 宮 内 そうこ 議員  5番 むとう 葉 子 議員  6番 竹 内 正 明 議員 7番 三 輪 なお子 議員  8番 林   冬 彦 議員  9番 古 屋としみつ 議員 10番 野 澤 茂 雅 議員  11番 矢 澤 青 河 議員  12番 本 田   哲 議員 13番 石 川 清 明 議員  14番 峯 岸 義 雄 議員  15番 斎 藤 直 子 議員 16番 そごう 拓 也 議員  17番 浅 生 和 英 議員  18番 酒 井 郁 郎 議員 19番 花 井 伸 子 議員  20番 三 浦 芳 一 議員  21番 伊 東 秀 浩 議員 22番 山 崎 雅 俊 議員  23番 細 田 昌 孝 議員  24番 遠 藤 英 樹 議員 26番 熊 木 照 明 議員 〇欠席議員(1人) 25番 榎 本 守 明 議員 〇説明者 菅 原 文 仁 市長    秋 田 大 輔 副市長   戸ヶ崎   勤 教育長 住 野 昌 洋 危機管理監  吉 野 博 司 企画財政部長 山 上 睦 只 総務部長  五 條   宏 市民生活部長 香 林   勉 環境経済部長  櫻 井   聡 健康福祉部長 秋 元 幸 子 こども健やか部長  早 川 昌 彦 都市整備部長 飯 島 昌 一 市民医療センター所長  後 藤 英 明 市民医療センター事務長 渡 邉 昌 彦 水安全部長  佐々木 敏 典 消防長 川和田   亨 教育部長  石 橋 功 吏 行政委員会事務局長 内 山 敏 哉 市長公室長  開 会 10時03分 △開会と開議の宣告 ○竹内正明 議長  ただいまから令和5年6月戸田市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元にお配りしたとおりでありますので、御了承願います。 △会議録署名議員の指名 ○竹内正明 議長  次に、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、9番古屋としみつ議員、10番野澤茂雅議員、11番矢澤青河議員を指名いたします。 △議会運営委員長報告竹内正明 議長  次に、議会運営委員長の報告をお願いいたします。  13番、石川清明議員。 ◎石川清明 議会運営委員長  それでは、議会運営委員長報告を申し上げます。  去る5月23日に議会運営委員会を開催し、今定例会の会期等について協議をいたしましたので、その結果を御報告申し上げます。  今定例会に提出されます議案は、報告案件12件、先議案件2件、条例案件6件、一般案件6件、予算案件1件の計27件であります。  当委員会といたしましては、諸般の日程等を勘案の上、会期を協議いたしました結果、本日から6月19日までの21日間と決定した次第でありまして、会期の内訳につきましてはお手元に配付してあります会期日程の御参照をお願いいたします。  なお、先議案件2件につきましては、本日、報告案件に対する質疑後、先議案件に対する質疑、委員会付託を行い、休憩中に4常任委員会を開催。委員会審査終了後に本会議を再開し、委員長報告から採決までを行う手順とさせていただきましたので、御了承いただきたいと思います。  以上を申し上げ、議会運営委員長報告といたします。 △会期の決定 ○竹内正明 議長  次に、会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。今定例会の会期は、ただいまの議会運営委員長の報告のとおり本日から6月19日までの21日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○竹内正明 議長  御異議なしと認めます。よって、会期は、21日間と決定をいたしました。 △閉会中継続審査事件に関する各委員長報告並びに質疑 ○竹内正明 議長  これより閉会中の継続審査事件を一括して議題といたします。  各委員長から、順次、報告を求めます。  総務常任委員長、20番、三浦芳一議員。 ◎三浦芳一 総務常任委員長  皆さん、おはようございます。  ただいまから総務常任委員長報告を申し上げます。  当委員会は、年間活動テーマを戸田市における防災対策について及び(仮称)ありがとう条例の制定についての2件としておりますが、去る5月16日及び17日の2日間にわたり愛媛県松山市及び愛媛県宇和島市におきまして防災の取組についてそれぞれ視察してまいりましたので、その概要及び検証結果について御報告をいたします。  初めに、松山市の防災の取組について申し上げます。  松山市は、全世代型防災教育として小学生から高齢者まで全ての世代における防災リーダーの育成に取り組んでいます。例えば、防災士の養成事業として高校生、大学生、幼稚園・保育園の先生、児童クラブなど様々な職域の方々への養成を進めており、防災士の数は8,000人以上と全国1位になっています。  また、マイタイムラインの普及で逃げ遅れゼロを目指す松山逃げ遅れゼロプロジェクトを新たに開始しています。例えば、教育委員会などと連携して全ての中学1年生にマイタイムラインの作成を行っています。また、地域での普及を進めるために全地区でマイタイムラインの講師を養成する研修を行ったり、福祉施設や学校などの各施設と地域が連携して施設版タイムラインの作成を進め、自力避難が難しい施設を支援しています。  さらに、松山市ではマイタイムライン防災アプリの運用を今年度から開始しています。このアプリは、デジタル版タイムラインを作成し家族と共有したりすることができるものであり、今後さらに普及させていきたいとのことでした。  当委員会における松山市の視察の検証結果を申し上げますと、それぞれの世代に対する防災教育がしっかりしており、それが防災士の数が日本一という成果につながっているのではないかとの意見や、子供たちがタイムラインを作成しそれを各家庭に持ち帰ることで家族の防災意識が高まっていくことから、本市においてこのような取組ができるとよいとの意見、地域の防災関係団体による協議会の設置や民間企業等の地域防災への参画など横の連携がしっかりしており、まち全体で防災意識が高まっていると感じたという意見などがありました。  続きまして、宇和島市の防災の取組について申し上げます。  宇和島市は、防災のアプリ開発に力を入れております。市の公式アプリである「伊達な宇和島安心ナビ」は観光モード健康モード子育てモード、そして防災モードの4つの機能があります。その中の防災モードでは、オフライン対応避難場所等へのナビ機能やスマートフォンGPS機能と連動した個別具体的な避難行動の支援機能など、災害発生時に活用できる様々な機能があります。また、クイズ形式で楽しく防災を学べる防災学習機能や津波発生時にどこまで浸水するか分かる「ARハザードマップ」といった機能も備えており、平時による利用も促進しています。なお、このアプリは防災、健康、子育てなど平時から多方面で活用されており、ダウンロード数は市の人口の半数を超えているとのことです。  一方、アプリに限らず多様な情報伝達手段も備えており、聴覚障害者向けファクスサービスコミュニティーFMと連携した防災ラジオ、屋外放送した内容を電話で確認できるテレフォンサービスなど、可能な限り全ての方が情報を入手できるような体系としています。  このほかにも防災推進アドバイザーや元自衛官である地域防災マネジャーの採用、消防団員でもある市職員によるドローン航空隊の結成など、組織力の高さがうかがえました。  当委員会における宇和島市の視察の検証結果を申し上げますと、宇和島市は防災ラジオを全戸配布したり、アプリで避難情報が分かるようにするなど情報伝達手段が充実しており、災害時に自分が避難すべきかどうか分かることは市民の安心にもつながるとの意見や、他部署と連携しながらアプリ開発を行い様々な情報を取得できるようにするなど、市としての防災に対する意識が非常に高いと感じたとの意見。防災の情報は非常に重要な部分であり、避難所の状況などを一目で見て分かるような情報の連携が必要であることから、デジタルを活用した取組が戸田市でも進められればとの意見などがありました。  以上、視察の概要及び検証結果について申し上げましたが、詳細につきましては議会事務局保管の資料の御参照をお願いいたします。  最後に、執行部より戸田市で市税条例の一部を改正する条例の専決処分について及び令和5年度戸田市一般会計補正予算(第3号)に関わる専決処分についての報告を受けたことを申し添え、総務常任委員長報告といたします。 ○竹内正明 議長  文教・建設常任委員長、14番、峯岸義雄議員。 ◎峯岸義雄 文教・建設常任委員長  皆さん、おはようございます。  文教・建設常任委員長報告を申し上げます。  当委員会は、年間活動テーマであります学校における防犯体制の強化に関する調査の一環として、去る5月9日及び10日の2日間にわたり関西大学初等部及び大阪教育大学附属池田小学校をそれぞれ視察してまいりましたので、その概要及び検証結果について御報告いたします。  初めに、関西大学初等部について申し上げます。  関西大学初等部は、大阪府高槻市にある私立の小学校です。この学校は平成22年4月に高槻ミューズキャンパス内に設立され、教頭先生から地域の中でも随一の防犯体制を誇るとの説明をいただきました。  まず警備ですが、関西大学初等部の敷地への出入りには北門と西門の2か所の門があり、どちらの門にも付随して警備詰所が設置されていました。警備詰所において受付、記帳することでIDカードを手渡され、敷地内への立入りを許可しているとのことです。また、警備詰所とは別に防災、防犯の拠点となる「防災センター」も備えており、24時間有人の体制で警備を含め施設の一括管理がなされておりました。  次に設備ですが、関西大学初等部の建物の出入口はオートロックが施されており、専用のカードを保有していない者は建物に出入りすることができない仕組みとなっております。また、建物には約70台の防犯カメラがついており、有事の際は建物内の至るところについている非常用ブザーや内線電話を用いることで速やかに非常事態を知らせることができるとの説明がありました。
     次に防犯アイテムですが、関西大学初等部の先生方は学校にいる間、常に笛を携帯しており、有事の際には笛を吹くことで緊急事態を周囲に知らせることができるとの説明がありました。また、生徒には防犯ホイッスル防犯ブザーが配られており、有事の際はそれを扱うとのことです。  最後に、関西大学初等部では生徒の登校・下校時において教育後援会、鉄道、バス会社、所管の警察、鉄道警察、地域における「かけこみ110番」との協力による見守りや学校内の緊急時における体制の整備がなされており、非常に高い防犯体制を確立している学校でした。  当委員会における関西大学初等部の視察の検証結果を申し上げますと、教職員の笛の携帯はすぐに取り組めるのではないか、防犯アイテムのうちネットランチャーは比較的簡単かつ安全に取り扱えるとの御説明をいただいたことから、本市も検討すべきではないか。視察先から教えていただいた、入ろうと思わない、入らせない、入られたときどのように対処するかという3つの観点から防犯体制の強化を検討すべきではないかという意見がありました。  続きまして、大阪教育大学附属池田小学校について申し上げます。  大阪教育大学附属池田小学校は、大阪府池田市にある国立の小学校です。この小学校では、かつて平成13年6月8日に不審者による襲撃を経験しており、事件から22年を経過した今日でも事件の記憶を風化させることなく語り継ぎ、学校の安全管理意識を高く保っております。  まず警備ですが、池田小学校の敷地への出入りは正門の1か所のみに限定されておりますが、門の付近に整備された警備詰所で受付、記帳をすることでIDカードが渡され、敷地内へ立入りを許可していましたのは先ほどの関西大学初等部と同様でした。また、警備詰所の警備員は門の警備以外にも適宜巡回し、敷地内の警備にも当たっているとのことでした。  次に設備ですが、事件当時使っていた旧正門は閉鎖され、各種センサーにより監視を行っていました。また、各学年の教室が見渡せる位置に「先生コーナー」を設け、先生はそこで事務仕事を行うことで教室に近づく人に注意を払えるという環境が整備されていました。また関西大学初等部同様、建物入り口オートロック防犯カメラ、校内各所の非常用ブザーが備え付けられており、職員室内の監視盤で防犯カメラとブザーの監視が行われていました。  次に教職員の役割分担と訓練ですが、池田小学校では教職員を5つの班に分け、本部、初動対応、児童対応、救助、救護といった役割分担の下、年に5回の組織的な訓練を実施しているとのことでした。また、訓練のシナリオは担当者のみが知っており、参加者には明かされていない中で訓練を行うという非常に実践的な訓練を行っていました。訓練後には訓練の目的や結果を共有し、反省を次の課題にするという徹底した取組となっていました。また資料としては学校教育の手引、校内安全規則不審者対応マニュアルなど整備されており、さきの訓練時に資料に基づいた対応を行い、訓練の振り返りに併せて資料の確認と改善を加えるという好循環を生んでいました。  最後に、かつて起こった事件の検証ですが、池田小学校ではかつて経験した凄惨な事件を詳細に検証し、犯人はどこから侵入しどのような経路をなぞり何が起こったのかというのを明らかにした上で、学校のハードな面とソフトな面の両面で対策を講じてきたとの御説明がありました。  当委員会において大阪教育大学附属池田小学校の視察の検証結果を申し上げますと、池田小学校の取組を手本とし、防犯体制や手引の整備、安全教育をすべきではないか。池田小学校と比較して、本市の学校に足りていない部分を補っていくべきではないか。スリッパ、サンダルではなく運動靴を履くことや教職員の机の向きを部屋の入り口に向けることなど、すぐに取り入れられることから取り組むべきではないか。池田小と同じく犯人はどこからどのように侵入したのかなど、本市で起こった事件を検証、分析、共有し、対策を講じるべきではないかという意見が出ました。  以上、視察の概要及び検証結果について申し上げましたが、詳細につきましては議会事務局保管の資料の御参照をお願いいたします。  最後に、執行部より新曽第二土地区画整理事業地内の物的損害事故に係る専決処分の報告についての報告を受けたことを申し添え、文教・建設常任委員長報告といたします。 ○竹内正明 議長  健康福祉常任委員長、7番、三輪なお子議員。 ◎三輪なお子 健康福祉常任委員長  おはようございます。  それでは、健康福祉常任委員長報告を申し上げます。  当委員会は、年間活動テーマを子ども・若者の支援についてと定めております。その調査の一環として、去る5月2日に発達支援について東京都日野市を、15日にはヤングケアラー支援についてさいたま市へそれぞれ視察してまいりましたので、その概要及び検証結果について御報告いたします。  初めに、日野市の発達支援について申し上げます。  まず、日野市では福祉分野と教育分野が一体となった切れ目のない総合的な相談や支援を実施するために、平成26年4月に発達・教育支援センター「エール」を開設しております。これにより、ゼロ歳から18歳までの発達面、行動面、学校生活面において支援を必要とする子供や子供の育ちについて不安のある保護者、関係機関に対して継続した育ちのサポートが行われております。  次に、「エール」の特徴として3点あります。1点目は、発達や教育に係る相談支援の窓口が一本化されており、分かりやすい相談・支援体制が構築されております。2点目は、福祉と教育の連携による切れ目のない支援が実施されております。3点目は、約70名の多様な専門職による総合支援が実施されております。  次に、組織体制について申し上げます。  当初、障害児施設の再編ということで検討が始まったそうですが、子供のライフステージに合わせて、切れ目ない支援をするには、就学前からだけではなく、学齢期と一体となって支援できる義務教育機関が重要であると考え、福祉分野と教育分野の関係者が一体となり、市長部局の子ども部と教育委員会教育部のそれぞれに発達・教育支援課を設置し、職員は併任という形を取って福祉と教育の一体化がなされております。  次に、支援体制について申し上げます。  発達相談・支援と特別支援教育に関する総合相談支援としており、それらをつなぐものとして発達・教育支援システムを入れ、カルテを一本化して情報共有がされております。これは「エール」を中心に作成する福祉と教育が一体となった個別の支援計画で、これまで未就学児は就学前の情報として個別の支援計画があり、学齢期に上がると学校で教育支援計画がそれぞれ別々に作成されていたとのことであります。それが一本化され、切れ目のない支援が実現されております。また、このシステムは民間を含めた保育園、幼稚園、市内の小中学校76拠点に導入されており、小中学校においては校務支援システムと連携しているとのことで、教員の負担軽減にもなっているとのことでありました。  さらに、来年度には子ども家庭支援センターを核とした子ども包括支援センターが開設されるとのことであり、さらに「エール」での支援の重要性が高まるものと期待されております。  当委員会における日野市の視察の検証結果を申し上げますと、保護者にとって「エール」が大変頼りになる存在になっていることに感銘を受けるとともに、福祉と教育の連携の重要性を感じたとの意見や、専門職が行う感覚統合指導室というトレーニングルームも完備されており、きめ細やかな支援がされていたとの意見、総合的に切れ目のない個別支援シートによる管理により「エール」の設置目的であるゼロ歳から18歳までの支援を30歳まで可能としているとともに、それをシステム化することで関係機関との情報共有を可能としている点においては、本市でも取り入れていただきたいとの意見がありました。  続きまして、さいたま市のヤングケアラー支援について申し上げます。  さいたま市では、令和4年7月1日にさいたま市ケアラー支援条例が施行され、それに係る事業としてヤングケアラー訪問支援事業ヤングケアラー支援に関する研修会、ヤングケアラー相談窓口の周知を行っております。また、さいたま市社会福祉事業団指定管理者として管理運営を行っている児童センターにおいてもヤングケアラー支援を行っております。  具体的に申し上げますと、初めに、ヤングケアラー訪問支援事業については、ヤングケアラーの日常生活における負担軽減を目的に訪問支援員を派遣するもので、令和4年9月から実施されています。各区役所に設置された子ども家庭総合支援拠点がその必要性について判断し、利用の案内、調整等を行っています。支援内容は主に家事で、1回1時間程度の訪問を週に一、二回行っているとのことでありました。なお、訪問支援員の派遣について、家計の負担は無料とのことでありました。  次に、ヤングケアラー支援に関する研修会につきまして、昨年度においては元ヤングケアラーの当事者の方からの体験談を講演いただくとともに、ヤングケアラーの基礎知識について研修を実施したとのことでありました。今年度においては、子供に接する機会の多い関係機関の方に対しヤングケアラーに対する認知度を高め、理解につながる研修会を実施する予定とのことでありました。  次に、ヤングケアラー相談窓口の周知については、子ども家庭総合支援拠点において相談を受け付けている旨を周知するためチラシ等を作成し、子供やその保護者が多く集まる場所に掲示をしているとのことでありました。今年度はさらに飲食店のテーブルにステッカーの貼付けを行うということを予定しており、より幅広い層の方々への広い周知を検討しているとのことでありました。  続いて、さいたま市社会福祉事業団が行っている市内18館ある児童センターにおけるヤングケアラー支援について、同事業団では令和3年度にケアラー支援宣言をしており、広報・啓発活動を行うとともに、各種相談やサロン活動による集いの場の提供を通じて、ケアラー、ヤングケアラーを支援しているとのことでありました。  まず、ヤングケアラーの支援に当たる職員がどのような疑問や不安を抱えているかを明確にするためにアンケート調査を実施し、その結果、職員が抱える不安や疑問の解消や各児童センターでの対応の統一を目的としたヤングケアラー支援検討会議が立ち上がっております。検討会議の具体的な取組内容は、1点目が児童厚生員、職員を対象とした研修の実施、2点目は子供向け相談箱の設置、3点目は地域における啓発活動となっております。  1点目の研修では、ヤングケアラー支援の在り方について共通理解を図り、これまでの支援の中で実践してきたことと今後の支援に生かせる事柄について考察することを目的に実施されたとのことです。  2点目の子供向け相談箱の設置について、さいたま市立の全ての小中高等学校全168校、全児童生徒約10万4,000人一人一人へのSOSカードが配付されております。このSOSカードを児童センターに設置された相談箱に投稿することで、地域の児童の居場所になっている児童センターにおいてヤングケアラーの問題をいち早くキャッチし、関係機関の支援に結びつけているとのことでありました。  3点目の地域における啓発活動は、地域の関係機関に向けてケアラー支援宣言団体であることの周知及び啓発を行うとともに、支援に向けての連携を伝える取組を行っているとのことでありました。  当委員会におけるさいたま市の視察の検証結果を申し上げますと、事業団が独自でケアラー支援宣言を表明したきっかけは、現場で働く方たちの声からだったとのことであり、本市においても現場の声を聞きながら支援につなげてほしいとの意見や、本市においても研修会の実施や啓発に力を入れてほしいとの意見、発達支援と同様、部局を横断した横の連携が必要ではないかとの意見がありました。  以上、視察の概要及び検証結果について申し上げましたが、詳細につきましては議会事務局保管の資料の御参照をお願いいたします。  最後に、執行部より、新型コロナウイルスワクチン接種事業の進捗報告について、令和5年戸田市一般会計補正予算(第3号)、子育て世帯生活支援特別給付金支給事業に係る専決処分について、保育所の待機児童数について及び学童保育室の待機児童数について、以上4件の報告を受けたことを申し添え、健康福祉常任委員長報告といたします。 ○竹内正明 議長  市民生活常任委員長、17番、浅生和英議員。 ◎浅生和英 市民生活常任委員長  おはようございます。  市民生活常任委員長報告を申し上げます。  当委員会は、年間活動テーマであります町会・自治会と行政の関係についてに関する調査の一環として、去る5月17日に東京都町田市におきまして町内会・自治会活動の支援についてを視察してまいりましたので、その概要及び検証結果について御報告いたします。  町田市の町内会、自治会については団体数が311団体あり、加入率はこの5年間の推移として毎年1%程度下がっており、2017年度の53.6%から2022年度は47.6%であるとのことです。  町内会、自治会と市との関わりについては、町内会、自治会への回覧、掲示物の配付のほか活動補助金の交付を行っているとのことです。また、町内会、自治会を取りまとめている地区連合会が10団体あり、市政運営の重要なパートナーとして、町田市町内会・自治会連合会と共催で地域課題等に関する意見交換の場として市政懇談会を毎年開催しているとのことです。  次に、加入促進の取組については、町内会、自治会から役員の負担や加入するメリットを感じないなど様々寄せられている意見を踏まえ、加入促進チラシの配布、町田市町内会・自治会連合会のホームページの運営支援、新築マンションへの町内会、自治会設立説明会の開催などを実施しているとのことです。中でも特徴的な取組として、令和4年9月にデジタル町内会「いちのいち」を開設し、町内会、自治会のデジタル化の推進に取り組んでいるとのことです。  「いちのいち」の目的については大きく3点あり、1点目は町内会、自治会の情報伝達をデジタル化し、回覧の仕分や配布など役員の負担軽減をしているとのことです。市からの回覧物を電子化して月2回配信しているほか、町内会内の資料の共有も電子化しているとのことです。  2点目は、町内会・自治会内の情報交換、情報共有を進め、活動の活性化を目指しているとのことです。「いちのいち」にはグループ分けができるコミュニティー機能があり、町内会・自治会単位のほかサークル活動などの情報発信や参加者確認機能などがあり、手軽に情報共有やつながりを持つことができるとのことです。  3点目は、町内会・自治会未加入者に向けて町内会情報を発信することで加入促進を図ることです。機能として、未加入者もこのデジタル町内会の情報を一部見ることができるようにして、未加入者への加入促進に向けたPRができる加入促進機能を搭載しているとのことです。そのほかにも、有料機能になりますが、災害時の見守り機能としてどこに避難しているなどの安否確認ができる機能もあるとのことです。  加入促進については、スタートからまだ1年未満であるため効果は検証できていないが、今後も「いちのいち」を広げていくためにデジタル弱者が取り残されないよう、市職員によるスマホ教室を行うなどの支援を行っていきたいとのことでした。  当委員会における町田市の視察の検証結果を申し上げますと、町田市でも加入率の低下や役員の成り手不足など本市と同様の課題を抱えている中で市が先導してデジタル化を図っていることは評価できるという意見や、「いちのいち」を活用してイベントの情報発信や参加者募集を行うことでコミュニティーの活性化が期待できるという意見、またデジタル化により若い世代を中心に裾野が広がっていくとよいなどの意見がありました。  以上、視察の概要及び検証結果について申し上げましたが、詳細につきましては議会事務局保管の資料の御参照をお願いいたします。  最後に、執行部よりプレミアム付電子商品券に係るスケジュールについて、戸田市人と動物との共生社会の推進に関する条例(案)に係るパブリック・コメントの結果について、インターネット上の誹謗中傷等の防止へ向けた取組について及びボール公園における訴訟の控訴審での和解について、以上4件の報告を受けたことを申し添え、市民生活常任委員長報告といたします。 ○竹内正明 議長  まちづくり・交通対策特別副委員長、18番、酒井郁郎議員。 ◎酒井郁郎 まちづくり・交通対策特別副委員長  榎本委員長が不在のため、副委員長である私から委員長報告をさせていただきます。  当委員会の調査事項について御報告いたします。  当委員会の調査事項は、もともと①まちづくりに関する調査、②新幹線・埼京線及び環境空間に関する調査、③その他公共交通等に関する調査となっておりました。  しかしながら、本来特別委員会は内容が2以上の常任委員会にまたがるなどの重要な特定の案件について期間を限定し設置されるものであることから、去る5月23日の議会運営委員会において、まちづくりに関する調査を複数の常任委員会にまたがる案件でありますまちなかウォーカブルに関する調査に改めることを諮り、承認を得ましたので御報告いたします。  常任委員会とのすみ分けといたしましては、予算・決算審査につきましては所管の常任委員会が、報告案件については当委員会が対応することといたします。  なお、執行部におかれましては、予算・決算審査に関わる案件報告がある際には所管の常任委員会への資料提供等について御配慮くださいますよう、よろしくお願いいたします。  また、今後まちづくりの範疇で新たに取り組む案件が出た際には、今回と同様の流れをもって特定案件を調査事項として追加し、委員長報告いたします。  以上申し上げまして、まちづくり・交通対策特別委員長報告といたします。 ○竹内正明 議長  以上をもって各委員長の報告は終わりました。  これより各委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。  (「質疑なし」という人あり) ○竹内正明 議長  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。 △閉会中調査事件に関する各委員長報告の承認について ○竹内正明 議長  これより各委員長報告の承認の件についてお諮りをいたします。  各委員長の報告は、これを承認することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○竹内正明 議長  御異議なしと認め、各委員長の報告は、承認することに決定をいたしました。 △市長提出議案等の一括上程(報告第1号~同第12号、市長提出議案第43号~同第57号) ○竹内正明 議長  これより市長提出議案等の上程に入ります。  今定例会に提出されました議案等は、27件であります。  件名を事務局長が朗読いたします。  安部議会事務局長。 ◎安部孝良 議会事務局長  朗読いたします。  報告第1号専決処分の報告について、報告第2号から第4号専決処分の承認を求めることについて、報告第5号令和4年度戸田市一般会計継続費繰越計算書の報告について、報告第6号令和4年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計継続費繰越計算書の報告について、報告第7号令和4年度戸田市下水道事業会計継続費繰越計算書の報告について、報告第8号令和4年度戸田市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、報告第9号令和4年度戸田市新曽第一土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について、報告第10号令和4年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について、報告第11号令和4年度戸田市水道事業会計予算繰越計算書の報告について、報告第12号令和4年度戸田市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について、議案第43号訴訟上の和解について、議案第44号令和5年度戸田市一般会計補正予算(第4号)、議案第45号戸田市人と動物との共生社会の推進に関する条例、議案第46号戸田市税条例の一部を改正する条例、議案第47号戸田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第48号戸田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第49号戸田市建築基準法等関係事務手数料条例の一部を改正する条例、議案第50号戸田市火災予防条例の一部を改正する条例、議案第51号庁舎スロープ改修等工事請負契約について、議案第52号芦原小学校教室棟(含給食調理場)増築等工事請負契約について、議案第53号から第56号財産の取得について、議案第57号令和5年度戸田市一般会計補正予算(第5号)。  以上でございます。 ○竹内正明 議長  ただいま朗読いたしましたとおり、報告第1号から同第12号まで及び議案第43号から同第57号まで、以上27件を一括議題といたします。 △市長挨拶並びに提出議案等の総括説明 ○竹内正明 議長  市長挨拶並びに議案等の総括説明を求めます。  菅原市長。 ◎菅原文仁 市長  おはようございます。  本日、ここに令和5年6月戸田市議会定例会を招集いたしましたところ、竹内正明議長をはじめ議員各位におかれましては御多用の中、御参集をいただき、諸議案について御審査を賜りますことに厚く御礼を申し上げます。  それでは、今回提案いたしました議案等につきまして概要を御説明申し上げます。  本定例会に提案いたしました案件は、報告案件12件、先議案件2件、条例案件6件、一般案件6件、予算案件1件の合計27件でございます。  初めに、報告案件につきましては専決処分の報告が1件、専決処分の承認を求めるものが3件、その他令和4年度の一般会計継続費繰越計算書の報告など8件の合計12件でございます。  次に、先議案件につきまして御説明申し上げます。  議案第43号につきましては、ボール公園起因事故に係る国家賠償請求について訴訟上の和解をするため、議会の議決を求めるものでございます。これは控訴審の和解期日までに御議決をいただく必要があることから、先議にて御審議いただきたいものでございます。  議案第44号につきましては、歴史的な物価高騰からあらゆる世代の市民生活を守る緊急支援として本市が独自で実施する事業を計上した一般会計補正予算でございます。また、家計への負担がさらに高まる中、日常生活における行動変容を促し、市民が省エネや節エネを推し進められるよう戸田暮らしトランスフォーメーションを実施し、この未曽有の物価高騰を市民と共に乗り越えていきたいと考えております。この議案第44号は、いち早く緊急支援を実施するために先議にて御審議いただきたいものでございます。  次に、条例案件につきましては、戸田市人と動物との共生社会の推進に関する条例の新規制定が1件、戸田市税条例の一部を改正する条例などの一部改正条例が5件の合計6件でございます。  次に、一般案件につきましては、庁舎スロープ改修等工事などの請負契約が2件、財産の取得に関する案件が4件の合計6件でございます。  最後に、予算案件につきましては、3月に発生した美笹中学校の事件を受けて取りまとめた子供を守る学校と地域での安全対策などに係る一般会計補正予算が1件でございます。
     以上、今回提案いたしました議案等の概要について御説明を申し上げました。  詳細につきましては、それぞれの担当から説明をいたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 △報告第1号 専決処分の報告について(専決第1号 道路上の看板による物的損害事故に係る損害賠償の額) 説明 ○竹内正明 議長  これより議案等の詳細説明に入ります。  順次、説明を求めます。 ◎早川昌彦 都市整備部長  議長。 ○竹内正明 議長  早川都市整備部長。 ◎早川昌彦 都市整備部長  報告第1号専決処分の報告について御説明いたします。  議案書No.1の1ページから2ページを御覧ください。  本案は、新曽第二土地区画整理事業地区内の物的損害事故に係る損害賠償につきまして専決処分を行いましたので、関係法令に基づき報告を行うものでございます。  事故の概要につきまして御説明いたします。  令和5年3月2日午後6時20分頃、とだ自動車学校の北側にある市道第7047号線の戸田市大字新曽字小玉17番地先において、市が設置した簡易看板が強風により吹き飛ばされ、走行していた車両に接触し損傷したものでございます。  損害賠償の相手方は運送会社の配送トラック、損害賠償の額につきましては15万6,200円を支払うことで示談が成立しております。  なお、損害賠償金につきましては、市が契約しております賠償責任保険から全額支払いとなります。  今後はこのような事故が起きないよう、管理を徹底してまいります。  以上で報告第1号の説明を終わります。 △報告第2号 専決処分の承認を求めることについて(専決第2号 戸田市税条例の一部を改正する条例) 説明 ◎吉野博司 企画財政部長  議長。 ○竹内正明 議長  吉野企画財政部長。 ◎吉野博司 企画財政部長  報告第2号専決処分の承認を求めることについて御説明申し上げます。  議案書3ページから10ページまででございます。本件は、令和5年度税制改正により地方税法等の一部を改正する法律が令和5年3月31日に公布されたことに伴い、戸田市税条例の一部を改正する条例について、地方自治法の規定に基づき同年3月31日に専決処分いたしましたので、その報告をし、承認を求めるものでございます。  今回改正となった税目は、固定資産税、都市計画税及び軽自動車税でございます。  それでは、お手元に配付いたしました参考資料1、改正概要及び参考資料2、新旧対照表によりまして主な改正点について申し上げます。  まず、参考資料1、表中、税目欄、固定資産税、都市計画税、項目①につきましては、地域決定型地方税制特例措置、いわゆるわがまち特例に係る改正でございます。  マンションの管理の適正化の推進に関する法律に規定する管理計画認定マンションなど、一定の要件を満たすマンションのうち長寿命化に資する大規模修繕工事を実施した場合における固定資産税の減額措置の規定を加えるものでございます。  また、令和5年3月末に特例措置の期限が到来するものについて、適用期限を延長するものでございます。該当条文につきましては、参考資料2、新旧対照表6ページから10ページにかけての附則第8条の2及び第8条の3でございます。  次に、税目欄、軽自動車税、項目②につきましては、軽自動車税種別割について、燃費性能等に優れた自動車の普及を促進する観点から、燃費性能等に応じて軽減税率を適用するグリーン化特例について現行の措置を延長するものでございます。該当条文につきましては、参考資料2、新旧対照表15ページから19ページにかけての附則第14条でございます。  次に、項目③につきましては、税制改正により引用法令の条文の変更等に伴う規定の整備及び文言整理を行うもので、該当条文につきましては表に記載のとおりでございます。  最後に、各改正の施行日につきましては、令和5年4月1日とするものでございます。  以上でございます。 △報告第3号 専決処分の承認を求めることについて(専決第3号 戸田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例) 説明 ◎櫻井聡 健康福祉部長  議長。 ○竹内正明 議長  櫻井健康福祉部長。 ◎櫻井聡 健康福祉部長  報告第3号専決処分の承認を求めることについて御説明申し上げます。議案書No.1の11から13ページでございます。本件は、令和5年度税制改正により地方税法施行令の一部を改正する政令が令和5年3月31日に公布されたことに伴い、戸田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について地方自治法第179条第1項の規定に基づき同年3月31日付で専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものでございます。  今回の令和5年度税制改正における国民健康保険税の改正では、中低所得層への配慮を行いつつ高所得者に応分の負担増を求めるとして、国民健康保険税の課税限度額及び軽減判定基準額の見直しが行われることとなりました。  それでは、改正内容について御説明いたします。  報告第3号参考資料、新旧対照表1ページ上段の第2条を御覧ください。本条においては、後期高齢者支援金等の課税限度額を20万円から22万円に改めるものでございます。  次に、同ページ下段から2ページにかけまして第21条は保険税の減額に関する規定ですが、減額後の保険税額にも限度額が適用されるため、第2条と同様に改めるものでございます。  また、低所得者軽減の対象を拡大するため、5割軽減の判定基準となる所得を算出する際の算定基準額を28万5,000円から29万円に、2割軽減の算定基準額を52万円から53万5,000円に改めるものでございます。  次に、3ページから9ページにかけまして本則の第23条の2並びに附則の第2項から第4項、第6項、第7項、第10項、第11項、第15項及び第16項に関しましては、国が提示した改正例に沿って規定の文言整理を行うものでございます。  また、附則でございますが、施行期日を令和5年4月1日とし、適用区分は令和5年度以後の年度分の国民健康保険税について適用とするものでございます。  以上で報告第3号の説明を終わります。 ○竹内正明 議長  この際、休憩いたします。  休 憩 10時59分  開 議 11時10分 ○竹内正明 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  詳細説明を続行いたします。 △報告第4号 専決処分の承認を求めることについて(専決第4号 令和5年度戸田市一般会計補正予算(第3号)) △報告第5号 令和4年度戸田市一般会計継続費繰越計算書の報告について 説明 ◎吉野博司 企画財政部長  議長。 ○竹内正明 議長  吉野企画財政部長。 ◎吉野博司 企画財政部長  報告第4号専決処分の承認を求めることについて御報告申し上げます。  議案書の14ページをお開き願います。本件につきましては地方自治法第179条第3項の規定による報告であり、子育て世帯生活支援特別給付金支給事業に係る経費について、15ページの専決処分のとおり令和5年度戸田市一般会計補正予算(第3号)といたしまして令和5年4月14日に専決処分をさせていただきましたことから、その承認を求めるものでございます。  16ページをお開き願います。第1条、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ1億5,555万2,000円を追加し、総額を606億4,768万7,000円とするものでございます。  それでは、18ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書に基づき歳出から御説明申し上げます。  20ページをお開き願います。款3民生費、項2、目2児童福祉運営費、17子育て世帯生活支援特別給付金支給事業につきましては、物価高騰等に直面する低所得の子育て世帯への支援として児童扶養手当受給者や住民税非課税の子育て世帯等に対し、児童1人当たり5万円の子育て世帯生活支援特別給付金を支給することに伴う扶助費及びそれに付随する事務費でございます。  次に、歳入でございます。19ページにお戻り願います。款15国庫支出金、項2、目2民生費国庫補助金、節2児童福祉費補助金につきましては、子育て世帯生活支援特別給付金支給事業に係る新型コロナウイルス感染症セーフティーネット強化交付金の交付見込額の計上でございます。  以上でございます。  続きまして、報告第5号令和4年度戸田市一般会計継続費繰越計算書の報告について、地方自治法施行令第145条第1項の規定により御報告申し上げます。  議案書25ページでございます。令和4年度一般会計予算、款8土木費、項3河川費、上戸田川整備工事につきましては、令和4年度から令和5年度にわたる継続工事でございます。本工事と併せて整備を実施している新曽第二土地区画整理事業の新曽第二地区(仮称)3号橋築造工事の進捗の遅れにより工事工程の遅延が発生したことから、4,257万6,000円の繰越しを行うものでございます。  以上でございます。 △報告第6号 令和4年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計継続費繰越計算書の報告について 説明 ◎早川昌彦 都市整備部長  議長。 ○竹内正明 議長  早川都市整備部長。 ◎早川昌彦 都市整備部長  報告第6号令和4年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計継続費繰越計算書の報告について御説明いたします。  議案書No.1の26ページを御覧ください。今回報告させていただきますのは、令和4年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計予算、款2事業費、項1事業費の工事1件に係る継続費繰越計算書でございます。  事業名、(仮称)3号橋築造工事につきましては、令和4年度から令和5年度にわたる継続工事でございます。鋼管ぐいの製造に不測の日数を要したため、3,200万円の繰越しを行うものでございます。  以上で報告第6号の説明を終わります。 △報告第7号 令和4年度戸田市下水道事業会計継続費繰越計算書の報告について 説明 ◎渡邉昌彦 水安全部長  議長。 ○竹内正明 議長  渡邉水安全部長。 ◎渡邉昌彦 水安全部長  報告第7号令和4年度戸田市下水道事業会計継続費繰越計算書の報告について御説明いたします。  議案書の27ページでございます。本件は、令和4年度戸田市下水道事業会計、款1資本的支出、項1建設改良費における委託1件に係る継続費繰越計算書の報告でございます。  事業名、戸田市雨水貯留管築造工事委託につきましては、台風等の浸水被害対策として北大通り地下に内径6メートル、長さ約920メートル、貯留量約2万6,000立方メートルの雨水貯留管を築造する事業でございます。  本事業は令和3年度から令和6年度までの継続事業でございますが、シールドマシンに係る仕様の変更、資材調達の遅延に伴う製作期間の延長等により事業費の年度内執行が困難となりましたことから、委託料9億4,400万9,000円を繰り越したものでございます。  以上、地方公営企業法施行令の規定に基づく報告でございます。 △報告第8号 令和4年度戸田市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について 説明 ◎吉野博司 企画財政部長  議長。 ○竹内正明 議長  吉野企画財政部長。 ◎吉野博司 企画財政部長  報告第8号令和4年度戸田市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、地方自治法施行令第146条第2項の規定により御報告申し上げます。  議案書28ページをお開き願います。初めに、款2総務費、項1総務管理費、庁舎広場改修工事につきましては、入札不調により年度内での工事完了が困難となったことから、事業費3,617万円を繰り越したものでございます。  次に、款3民生費、項1社会福祉費、保養所管理運営事業につきましては、保養所解体工事において、当初想定し得なかった埋蔵物が土の中から発見されたことにより年度内での工事完了が困難となったことから、事業費9,884万6,000円を繰り越したものでございます。  次に、款4衛生費、項1保健衛生費、新型コロナウイルスワクチン接種事業につきましては、令和4年度に実施した接種費用の一部を令和5年度に支払う必要があることから、事業費887万7,572円を繰り越したものでございます。  次に、款8土木費、項2道路橋梁費、道路補修事業につきましては、美女木1丁目、笹目北町、早瀬1丁目の道路補修について年度内での工事完了が困難となったことから、事業費7,322万7,000円を繰り越したものでございます。  次に、項3河川費、さくら川整備事業につきましては、護岸改修工事において工事用の電力の引込み及び既存コンクリート護岸撤去の不測の日数を要し年度内の工事完了が困難となったため、事業費1億8,528万4,000円を繰り越したものでございます。  次に、項4都市計画費、都市計画道路前谷馬場線整備事業及び新曽中央地区都市整備事業につきましては、地権者との調整が難航し物件移転補償等調査積算業務等の年度内での業務完了が困難となったため、事業費2,366万8,000円及び2,002万7,370円をそれぞれ繰り越したものでございます。  次に、款9消防費、項1消防費、防災意識開発等事業につきましては、配布するリーフレットの納品が遅延したことにより、配布業務において必要な期間を確保できず年度内での業務完了が困難となったため、事業費75万9,000円を繰り越したものでございます。  次に、款10教育費、項2小学校費、戸田南小学校教室棟増築工事基本計画・設計業務につきましては、既設屋外プールの撤去、給食調理場の設置などの新たな設計や基本計画の作成業務を追加したことにより年度内での業務完了が困難となったことから、事業費5,578万7,500円を繰り越したものでございます。  以上でございます。
    △報告第9号 令和4年度戸田市新曽第一土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について △報告第10号 令和4年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について 説明 ◎早川昌彦 都市整備部長  議長。 ○竹内正明 議長  早川都市整備部長。 ◎早川昌彦 都市整備部長  報告第9号令和4年度戸田市新曽第一土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について御説明いたします。  議案書No.1の29ページを御覧ください。今回報告させていただきますのは、令和5年3月定例会で繰越明許をお願いいたしました款2事業費、項1事業費、事業名、建築物等補償事業費及び宅地整備事業についてでございます。  初めに、建築物等補償事業費につきましては、地権者の物件移転が遅れ年度内での移転の完了に至らないため、918万184円を繰り越したものでございます。  続いて、宅地整備事業につきましては、入札の不調により不測の時間を要したため、2,007万9,000円を繰り越したものでございます。  続きまして、報告第10号令和4年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について御説明いたします。  議案書No.1の30ページを御覧ください。今回報告させていただきますのは、令和5年3月定例会で繰越明許をお願いいたしました款2事業費、項1事業費、事業名、建築物等補償事業費及び宅地整備事業についてでございます。  初めに、建築物等補償事業費につきましては、地権者の物件移転が遅れ年度内での移転の完了に至らないため、6,119万5,107円を繰り越したものでございます。  続いて、宅地整備事業につきましては、工事に支障となる物件の移転などに不測の時間を要したため954万8,000円を繰り越したものでございます。  以上で報告第9号及び第10号の説明を終わります。 △報告第11号 令和4年度戸田市水道事業会計予算繰越計算書の報告について △報告第12号 令和4年度戸田市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について 説明 ◎渡邉昌彦 水安全部長  議長。 ○竹内正明 議長  渡邉水安全部長。 ◎渡邉昌彦 水安全部長  報告第11号令和4年度戸田市水道事業予算繰越計算書の報告について御説明いたします。  議案書の31ページでございます。本件は、令和4年度戸田市水道事業会計、款1資本的支出、項1建設改良費における建設工事等8件に係る予算繰越計算書の報告でございます。  事業名、令和4年度配水管布設No.2工事につきましては、入札不調に伴う工期の変更により工事請負費357万円を繰り越したものでございます。  次に、事業名、令和4年度東部浄水場3号配水ポンプ吐出弁及び逆止弁更新工事につきましては、入札不調に伴う工期の変更により工事請負費1,628万円を繰り越したものでございます。  次に、事業名、令和4年度配水管更新No.2工事、同No.3工事及び同No.5工事につきましては、いずれも施工業者の確保に時間を要したこと及び交通事情を勘案した1日当たりの施工延長短縮に伴う工期の変更により、各工事請負費合わせて1億3,074万6,000円を繰り越したものでございます。  次に、事業名、令和4年度配水管更新No.4工事につきましては、ステンレス鋼管の工場製作に時間を要したことに伴う工期の変更により、工事請負費3,591万円を繰り越したものでございます。  次に、事業名、令和4年度ガス工事に伴う配水管撤去工事につきましては、入札不調に伴う工期の変更により、工事請負費599万4,000円を繰り越したものでございます。  最後に、事業名、令和4年度送水管更新基本設計業務につきましては、管網解析に係るファイルデータの確認及び修正作業の発生に伴う業務期間の変更により、委託料3,465万円を繰り越したものでございます。  以上、地方公営企業法の規定に基づく報告でございます。  続きまして、報告第12号令和4年度戸田市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について御説明いたします。  議案書の32ページでございます。本件は、令和4年度戸田市下水道事業会計、款1資本的支出、項1建設改良費における建設工事等4件に係る予算繰越計算書の報告でございます。  事業名、令和4年度公共下水道雨水築造(その1)工事につきましては、資材調達の遅延及び工程の見直しに伴う工期の変更により、工事請負費8,777万5,600円を繰り越したものでございます。  次に、事業名、令和4年度公共下水道雨水築造(その2)工事につきましては、取付け管等の追加施工に伴う工期の変更により、工事請負費6,226万円を繰り越したものでございます。  次に、事業名、令和4年度公共下水道汚水築造(その2)工事につきましては、想定外の地質であることが判明したことによる地盤改良工等の追加施工に伴う工期の変更により、工事請負費1億3,125万3,100円を繰り越したものでございます。  最後に、事業名、令和4年度下水道管路調査等業務につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による作業員の確保が困難となったことに伴う業務期間の変更により、委託料4,037万円を繰り越したものでございます。  以上、地方公営企業法の規定に基づく報告でございます。 △市長提出議案第43号 訴訟上の和解について 説明 ◎香林勉 環境経済部長  議長。 ○竹内正明 議長  香林環境経済部長。 ◎香林勉 環境経済部長  議案第43号訴訟上の和解について御説明申し上げます。  議案書33ページでございます。本案は、ボール公園において男性が蹴ったサッカーボールが防球ネットの破損箇所を擦り抜け、腰に直撃し傷害を受けたとして提起された訴訟の控訴審において、訴訟上の和解をするため関係法令の規定に基づき提案するものでございます。  初めに、事件の経過について御説明いたします。  相手方は、平成31年4月13日、本市が管理するボール公園付近の道路を歩行していた際、同公園内にいた男性の蹴ったサッカーボールが同公園に設置された防球ネットの破損部分を擦り抜け左腰部に当たったことにより梨状筋症候群等の傷害を受けたと主張し、国家賠償法第2条第1項に基づき、本市に対し損害賠償金2,242万8,805円及びこれに対する遅延損害金の支払いを求め、さいたま地方裁判所に訴えを提起いたしました。  その後、裁判期日を経ましてさいたま地方裁判所は当該請求の一部を認容し、本市に対し74万8,980円及びこれに対する平成31年4月13日から支払い済みまで年5分の割合による金員の支払いを命じる旨の判決をしましたが、相手方はこれを不服とし控訴を提起したことから、本市も令和5年2月臨時会において議決をいただき附帯控訴を提起いたしました。  その後の裁判において東京高等裁判所から示された和解案について合意が図られる見込みとなったことから、和解に向けた手続を進めることとなったものでございます。  それでは、議案書33ページを御覧ください。1の事件名及び2の当事者は記載のとおりでございます。  次に、3の和解内容でございますが、(1)につきましては、被控訴人は控訴に対し本件解決金として100万円の支払い義務のあることを認めるものでございます。  (2)につきましては、被控訴人は控訴人に対し前号の金員を令和5年6月末日限り、控訴人が指定する口座に振り込む方法で行う。ただし、振込手数料は被控訴人の負担とするものでございます。  (3)につきましては、控訴人はその余の請求を放棄するものでございます。  (4)につきましては、被控訴人は本件ボール公園の適切な維持管理に努めるものでございます。  (5)につきましては、控訴人と被控訴人の間には本件に関し本和解内容に定めるもののほかに何ら債権債務がないことを相互に確認するものでございます。  (6)につきましては、訴訟費用は本件及び第一審とも各自の負担とするものでございます。  次に、和解理由につきましては、控訴人が裁判所からの和解案に応じたため、控訴人と被控訴人の間の紛争を早期に解決すべく和解しようとするものでございます。  なお、解決金及び訴訟費用につきましては、事故が発生したとされる当時に市が加入していた賠償責任保険により支払われることとなっております。  以上で説明を終わります。 △市長提出議案第44号 令和5年度戸田市一般会計補正予算(第4号) 説明 ◎吉野博司 企画財政部長  議長。 ○竹内正明 議長  吉野企画財政部長。 ◎吉野博司 企画財政部長  議案第44号令和5年度戸田市一般会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。  議案書No.2の補正予算書1ページをお開き願います。  第1条において今回補正をお願いしておりますのは、既定の歳入歳出にそれぞれ7億2,777万5,000円を追加し、総額を613億7,546万2,000円とするものでございます。  それでは、3ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書に基づき歳出から御説明申し上げます。  6ページでございます。款2総務費、項1、目12交通対策費、1交通対策事務費につきましては、物価高騰への支援として市内のシェアサイクル利用者に対して実施する期間限定の割引クーポンの配信等のための委託料の計上でございます。  次に、款3民生費、項1、目4高齢者福祉費、3高齢者敬老事業につきましては、例年2,000円分の商品券を贈呈している敬老祝い品に物価高騰への支援分として8,000円分を増額し、計1万円分の商品券を送付することによる報償費等の増額でございます。  次に7ページ、目11、1電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金につきましては、住民税非課税世帯への重点対策として実施する令和5年度の住民税非課税世帯及び家計急変世帯に対する給付金等の計上でございます。  次に8ページ、項2、目2児童福祉運営費、1施設型給付事業及び9ページ、13私立幼稚園事業につきましては、物価高騰への支援として民間保育所及び私立幼稚園を利用する子の給食費無償化の実施に伴う補助金の計上でございます。  次に、15こどもの居場所づくり事業につきましては、物価高騰への支援として子ども食堂やこどもの居場所事業を実施している団体へ食料配布等を実施するための需用費の計上でございます。  次に10ページ、18認可外保育施設運営支援事業につきましては、物価高騰への支援として認可外保育施設を利用する子の給食費の無償化の実施に伴う補助金の計上でございます。  次に、目4保育園費、1保育園管理運営費につきましては、給食費の無償化に伴う財源補正でございます。  次に、款4衛生費、項3、目1環境保全費、2環境企画調整事業につきましては、物価高騰への支援として光熱水費節約に役立つ節エネガイドの全戸配布や市内小中学生への冷感タオル配布、節約宣言を行った市民3,000人に対して抽せんで500円のクオカードを進呈するための需用費等の計上でございます。  次に11ページ、款7商工費、項1、目2商工振興費、4商工団体事業につきましては、物価高騰への支援としてプレミアム付商品券のプレミアム率を20%から30%に引き上げることに伴う補助金の増額でございます。  次に12ページ、款10教育費、項6、目1学校給食センター費、2学校給食センター管理運営費につきましては、物価高騰への支援として小中学校に通う全ての子の給食費の無償化の実施に伴う財源補正、市外小中学校へ通う児童等に対する助成金等の計上でございます。  次に、目2単独校給食費、1単独校調理場管理運営事業につきましては、給食費の無償化に伴う財源補正でございます。  次に、歳入でございます。4ページにお戻り願います。  款15国庫支出金、項2、目1総務費国庫補助金、節1総務管理費補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付見込額の計上でございます。  次に、款20、項1、目1、節1繰越金につきましては、歳出に対する歳入の不足に係る前年度繰越金の計上でございます。  次に、款21諸収入、項5、目1給食事業収入、節1給食センター給食事業収入及び節2単独校給食事業収入につきましては、給食費の減免に伴う歳入の減額でございます。  次に5ページ、項7、目4、節2雑入につきましては、保育園幼児組主食代及び保育園幼児組副食代の減免に伴う歳入の減額でございます。  以上でございます。 △市長提出議案第45号 戸田市人と動物との共生社会の推進に関する条例 説明 ◎香林勉 環境経済部長  議長。 ○竹内正明 議長  香林環境経済部長。 ◎香林勉 環境経済部長  議案第45号戸田市人と動物との共生社会の推進に関する条例につきまして御説明申し上げます。  議案書34ページでございます。  初めに、本案を提案するに至る経緯について申し上げます。  動物を飼う人が増えていることに伴い、ペットの適正管理が不十分な飼い主も増えていくことが見込まれるため、ペットそのものの命を貴ぶこと、ペットが人に迷惑を及ぼすことがないことなど、人と動物との調和の取れた共生社会を進めていくことを目指し、条例を制定するものでございます。  それでは、議案書34ページを御覧願います。  第1条、目的につきましては、人と動物との調和の取れた共生社会を推進することとしております。  次に、第2条、定義につきましては、動物とは人が飼養する動物、つまりペットとしております。  次に、第3条、基本理念につきましては、市や市民等や飼い主は動物の命を尊ぶものとした上でそれぞれの責務を果たし、互いに連携を図ることとしております。  次に、第4条、市の責務につきましては、必要な施策の策定や実践に努めること。  第5条、市民等の責務につきましては、市の施策に協力することとしております。  次に、第6条、飼い主の責務につきましては、第1項でその飼養する動物の適正な管理、第2項で関連する法令の遵守、第3項で周辺の生活環境への配慮、第4項で飼養を終えるときの努め、第5項で繁殖に関する適切な管理についてそれぞれ定めております。  次に、第7条は災害への備えについて、第8条は国等との連携について、第9条は民間団体との協働について、第10条は委任となっております。  最後に、附則につきましては公布の日をもって施行することとしております。  以上で議案第45号の説明を終わります。 △市長提出議案第46号 戸田市税条例の一部を改正する条例 説明 ◎吉野博司 企画財政部長  議長。
    竹内正明 議長  吉野企画財政部長。 ◎吉野博司 企画財政部長  議案第46号戸田市税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  議案書36ページから38ページまででございます。  本案は、令和5年度税制改正により市税条例の改正を行う必要がありますことから、先ほど御説明いたしました専決処分で改正したものを除く部分につきまして、戸田市税条例の一部を改正するものでございます。  今回改正のある税目は、個人市民税及び軽自動車税でございます。  お手元に配付いたしました参考資料1、改正概要及び参考資料2、新旧対照表によりまして主な改正点について申し上げます。  初めに、参考資料1の表中、税目欄、個人市民税、項目①につきましては、森林環境税の課税が令和6年度に開始されることに伴い、個人市民税の賦課徴収に係る規定の整備を行うものでございます。該当条文につきましては、参考資料2、新旧対照表3ページから9ページにかけての第24条、第27条、第30条、第33条の2でございます。  続きまして、項目②につきましては、年初に提出する給与所得者の扶養親族等申告書において前年の申告内容と異動がない場合には記載事項を簡素化し、異動がない旨を記載すればよいことにするものでございます。該当条文につきましては、参考資料2、新旧対照表1ページから3ページにかけての第22条の3の2でございます。  続きまして、税目欄、軽自動車税、項目③につきましては、道路交通法の一部を改正する法律により、原動機自転車から区分して新たに定義された特定小型原動機付自転車、いわゆる電動キックボードに係る税率を2,000円とし、令和6年度以降の軽自動車税種別割に適用するものでございます。該当条文につきましては、参考資料2、新旧対照表11ページの第65条でございます。  続きまして、項目④につきましては、燃費不正等により環境性能割等の納付税額に不足が生じた場合、当該不正を行った自動車メーカー等に納税義務を負わせる特例規定について、加算割合を10%から35%に引き上げるものでございます。該当条文につきましては、参考資料2、新旧対照表の11ページ及び12ページの附則第13条の4、第14条の2でございます。  次に、項目⑤につきましては、税制改正により引用法令の条文の変更等に伴う規定の整備及び文言整理を行うもので、当該条文につきましては表に記載のとおりでございます。  最後に、各改正における施行日は各制度の開始日に合わせ、参考資料1の施行日欄に記載のとおりとするものでございます。  以上でございます。 △市長提出議案第47号 戸田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 △市長提出議案第48号 戸田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 説明 ◎秋元幸子 こども健やか部長  議長。 ○竹内正明 議長  秋元こども健やか部長。 ◎秋元幸子 こども健やか部長  議案第47号戸田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  議案書39ページを御覧ください。本案は、厚生労働省令の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことから、所要の改正を行うものでございます。  それでは、参考資料の新旧対照表を御覧ください。  第25条につきましては、厚生労働省令で定める保育所保育指針の制定権限がこども家庭庁の設置に伴い移管されたことから、厚生労働大臣を内閣総理大臣に改めるものでございます。  また、附則の施行期日につきましては、公布の日から施行するものでございます。  以上で議案第47号の説明を終わります。  続きまして、議案第48号戸田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  議案書40ページを御覧ください。本案は、内閣府令の特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部が改正されたことから、所要の改正を行うものでございます。  それでは、参考資料の新旧対照表を御覧ください。  1ページの第15条及び4ページの第44条につきましては、内閣府令で定める保育所保育指針の制定権限がこども家庭庁の設置に伴い移管されましたことから、厚生労働大臣を内閣総理大臣に改めるものでございます。  次に、第48条につきましては、内閣府令の改正に合わせまして文言の整理を行うものでございます。  そのほか、第35条、第36条、第51条及び第52条につきましては、こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法令の整備に関する法律により、子ども・子育て支援法第19条第2項が削除され、内閣府令においても同様の改正が行われたことから、引用条文の条項ずれをそれぞれ改めるものでございます。  最後に、附則の施行期日につきましては、公布の日から施行するものでございます。  以上で議案第48号の説明を終わります。 △市長提出議案第49号 戸田市建築基準法等関係事務手数料条例の一部を改正する条例 説明 ◎早川昌彦 都市整備部長  議長。 ○竹内正明 議長  早川都市整備部長。 ◎早川昌彦 都市整備部長  議案第49号戸田市建築基準法等関係事務手数料条例の一部を改正する条例について御説明いたします。  本案は、都市の低炭素化の促進に関する法律施行規則及び建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律施行規則の改正により、低炭素建築物の認定及び性能向上計画の認定における評価方法の見直し等が行われたことに伴い手数料を改正する必要が生じたため、所要の改正を行うものです。  それでは、議案第49号参考資料新旧対照表を御覧ください。  初めに1ページ、別表3、低炭素化促進法関係事務手数料について御説明いたします。  1の項、低炭素建築物新築等計画認定申請手数料第1号イ、ウについては、評価の単位を住戸数から床面積に変更すること等に伴い改正するものです。  次に、3ページの第2号から5ページの第5号までの各ア、イについては評価方法が変更されたこと、建築物の用途と床面積に応じて手数料を変更することに伴い改正するものでございます。  次に、6ページからの2の項、低炭素建築物新築等計画変更認定申請手数料については、先ほど説明しました1の項と同様の改正を行うものです。  続きまして10ページ、別表第4、建築物省エネ法関係事務手数料について御説明いたします。  11ページ、2の項、建築物エネルギー消費性能向上計画認定申請手数料、第3号、ア、イについては評価方法が変更されたこと、建築物の用途と床面積に応じて手数料を変更することに伴い改正するものです。  次に、第4号、ア、イ、12ページの第5号、ア、イについては、第3号を追加することに伴い号ずれを整理するものです。  次に、3の項、建築物エネルギー消費性能向上計画変更認定申請手数料につきましては、先ほど説明いたしました別表第4の2の項と同様の改正を行うものとなります。  次に14ページ、6の項、建築物エネルギー消費性能認定申請手数料第3号、イ(ア)については、省令の改正に伴い文言等の整理を行うものです。  最後に、戻りまして1ページの附則でございますが、施行期日を公布の日とするものでございます。  以上で議案第49号の説明を終わります。 △議案第50号 戸田市火災予防条例の一部を改正する条例 説明 ◎佐々木敏典 消防長  議長。 ○竹内正明 議長  佐々木消防長。 ◎佐々木敏典 消防長  議案第50号戸田市火災予防条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  本案は、総務省令である対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部を改正する省令及び火災予防条例(例)の一部が改正されたことに伴う所要の改正でございます。  それでは、お手元の議案第50号参考資料、戸田市火災予防条例新旧対照表により主な改正内容について御説明申し上げます。  新旧対照表1ページの第11条の2、急速充電設備については、第1項において急速充電設備の定義の見直しを図るとともに、設置する際の位置、構造及び管理する基準を新たに追加し、併せて基準の細目を改正するものでございます。  次に、新旧対照表3ページ中段の第16条、避雷設備については文言の整理でございます。  次に、新旧対照表3ページ下段の第23条、喫煙等については、第3項及び第4項において喫煙等に係る標識及び図記号に関する規定を改正するものでございます。  最後に、附則として施行期日は公布の日から施行としておりますが、第11条の2の急速充電設備の規定につきましては、令和5年10月1日から施行するものでございます。また、急速充電設備に関する経過措置につきましては、この条例の施行の際、現に設置され、または工事されている急速充電設備については従前の例によるものといたします。  以上で説明を終わります。 △市長提出議案第51号 庁舎スロープ改修等工事請負契約について △市長提出議案第52号 芦原小学校教室棟(含給食調理場)増築等工事請負契約について △市長提出議案第53号 財産の取得について(戸田市立小学校大型提示装置(プロジェクタ型)等機器一式) △市長提出議案第54号 財産の取得について(戸田市立中学校大型提示装置(プロジェクタ型)等機器一式) △市長提出議案第55号 財産の取得について(災害対応特殊救急自動車) △市長提出議案第56号 財産の取得について(消防ポンプ自動車) 説明 ◎山上睦只 総務部長  議長。 ○竹内正明 議長  山上総務部長。 ◎山上睦只 総務部長  議案第51号庁舎スロープ改修等工事請負契約について、議案第52号芦原小学校教室棟(含給食調理場)増築等工事請負契約について、議案第53号から56号までの財産の取得については関連がございますので、一括して御説明申し上げます。  議案書は51ページから68ページでございます。これらの議案につきましては、一般競争入札を執行しそれぞれ落札者と仮契約を締結いたしましたので、関連法令の規定によりまして議会の議決をお願いするものでございます。  それでは、内容について、順次、御説明申し上げます。  初めに、議案第51号庁舎スロープ改修等工事請負契約についてでございます。議案書は51ページから53ページまででございます。  工事場所は戸田市上戸田1丁目18番1でございます。工事内容につきましては、庁舎スロープの解体に伴う敷地内の再整備工事でございます。契約金額につきましては、消費税及び地方消費税を含めまして2億7,060万円でございます。工期につきましては、議会の議決後本契約を締結いたしますが、本契約締結日の翌日から令和6年2月28日まででございます。契約者につきましては、さいたま市浦和区領家5丁目12番20号、中島建工株式会社代表取締役、中島道宏でございます。  次に、工事の概要につきましては、議案書52ページに参考として記載しております。  入札の結果につきましては、議案書の53ページに記載しております。令和5年2月24日に一般競争入札を執行し、開札の結果、中島建工株式会社が落札したものでございます。  続きまして、議案第52号芦原小学校教室棟(含給食調理場)増築等工事請負契約につきまして御説明申し上げます。議案書は54ページから56ページまででございます。  工事場所は戸田市大字新曽字芦原1961外でございます。工事内容につきましては、芦原小学校教室棟(含給食調理場)の増築等に伴う工事でございます。契約金額につきましては、消費税及び地方消費税を含めまして10億9,615万円でございます。工期につきましては、議会の議決後本契約を締結いたしますが、本契約締結日の翌日から令和6年10月31日まででございます。契約者につきましては、さいたま市北区日進町1丁目319番地、株式会社佐伯工務店代表取締役、安藤正浩でございます。  次に、工事の概要につきましては、議案書55ページに参考として記載しております。  入札の結果につきましては、議案書の56ページに記載しております。令和5年3月2日に一般競争入札を執行し、開札の結果、株式会社佐伯工務店が落札したものでございます。  続きまして、議案第53号財産の取得について(戸田市立小学校大型提示装置(プロジェクタ型)等機器一式)につきまして御説明申し上げます。議案書は57ページから59ページまででございます。  納入場所につきましては、市立小学校11校でございます。仕様内容につきましては、大型提示装置が326台でございます。契約金額につきましては、消費税及び地方消費税を含めまして1億9,063万1,760円でございます。納入期限につきましては、令和6年3月31日でございます。契約者につきましては、東京都千代田区外神田6丁目15番12号、富士電機ITソリューション株式会社代表取締役、及川弘でございます。  次に、取得財産の概要につきましては、議案書の58ページに参考として記載しております。  入札の結果につきましては、議案書の59ページに記載しております。令和5年4月26日に一般競争入札を執行し、開札の結果、富士電機ITソリューション株式会社が落札したものでございます。  続きまして、議案第54号財産の取得について(戸田市立中学校大型提示装置(プロジェクタ型)等機器一式)につきまして御説明申し上げます。議案書は60ページから62ページでございます。  納入場所につきましては、市立中学校5校でございます。仕様内容につきましては、大型提示装置が143台でございます。契約金額につきましては、消費税及び地方消費税を含めまして8,362万680円でございます。納入期限につきましては、令和5年8月31日でございます。契約者につきましては、東京都千代田区外神田6丁目15番12号、富士電機ITソリューション株式会社代表取締役、及川弘でございます。  次に、取得財産の概要につきましては、議案書の61ページに参考として記載しております。  入札の結果につきましては、議案書の62ページに記載しております。令和5年4月26日に一般競争入札を執行し、開札の結果、富士電機ITソリューション株式会社が落札したものでございます。  続きまして、議案第55号財産の取得について(災害対応特殊救急自動車)につきまして御説明申し上げます。議案書は63ページから65ページまででございます。  納入場所につきましては、戸田市消防本部でございます。仕様内容につきましては、高規格救急自動車専用車両1台、艤装、取付け品、積載品及び附属品一式でございます。契約金額につきましては、消費税及び地方消費税を含めまして2,227万5,000円でございます。納入期限につきましては、令和5年12月25日でございます。契約者につきましては、埼玉県戸田市美女木3丁目9番地の1、埼玉トヨタ自動車株式会社戸田店店長、秋山忠雄でございます。  次に、取得財産の概要につきましては、議案書の64ページに参考として記載しております。  入札の結果につきましては、議案書の65ページに記載しております。令和5年4月26日に一般競争入札を執行し、開札の結果、埼玉トヨタ自動車株式会社戸田店が落札したものでございます。  続きまして、議案第56号財産の取得について(消防ポンプ自動車)につきまして御説明申し上げます。議案書は66ページから68ページまででございます。  納入場所につきましては、戸田市消防本部でございます。仕様内容につきましては、消防ポンプ自動車1台、艤装、取付け品及び附属品一式でございます。契約金額につきましては、消費税及び地方消費税を含めまして2,101万円でございます。納入期限につきましては、令和5年10月31日でございます。契約者につきましては、東京都港区芝5丁目36番7号、三田ベルジュビル19階、株式会社モリタ東京支店支店長、山北忠司でございます。  次に、取得財産の概要につきましては、議案書の67ページに参考として記載しております。  入札の結果につきましては、議案書の68ページに記載しております。令和5年4月26日に一般競争入札を執行し、開札の結果、株式会社モリタ東京支店が落札したものでございます。  説明は以上でございます。
    市長提出議案第57号 令和5年度戸田市一般会計補正予算(第5号) 説明 ◎吉野博司 企画財政部長  議長。 ○竹内正明 議長  吉野企画財政部長。 ◎吉野博司 企画財政部長  議案第57号令和5年度戸田市一般会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。  議案書No.3、補正予算書1ページをお開き願います。第1条において今回補正をお願いしておりますのは、既定の歳入歳出にそれぞれ2億7,511万6,000円を追加し、総額を616億5,057万8,000円とするものでございます。  第2条、債務負担行為の補正につきましては、別表により御説明申し上げます。4ページをお開き願います。初めに、第2表、債務負担行為補正につきましては、追加となる中学校有人警備業務について複数年度における事業の実施に伴う債務負担行為の設定でございます。  続きまして、5ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書に基づき歳出から御説明申し上げます。9ページでございます。款2総務費、項1、目6財産管理費、2庁舎管理費につきましては、物価高騰により労務単価等が高騰したことに伴う工事積算業務委託料及び工事請負費の増額でございます。  次に、目21DX推進費、1地域情報化推進事業につきましては、デジタル田園都市国家構想推進交付金の交付に伴う財源補正でございます。  次に10ページ、項3、目1戸籍住民基本台帳費、3住民基本台帳費につきましては、マイナポイント設定支援窓口の設置期間延長に伴う委託料の増額でございます。  次に、款3民生費、項1、目9、1住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金事業及び11ページ、目10、1電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金につきましては、国庫補助金の返還金の計上でございます。  次に、項2、目2児童福祉運営費、15こども居場所づくり事業につきましては、子供の居場所情報の検索閲覧、地図表示や投稿機能を有したこどもの居場所ポータルサイト開設のための委託料の計上でございます。  次に、18認可外保育施設運営支援事業につきましては、令和5年4月から保育施設等の事業者に対して送迎バスに安全装置の設置が義務づけられたことに伴い、安全装置を設置した保育施設等事業者に対する補助金の計上でございます。  次に12ページ、項3、目1生活保護総務費、2生活保護事務費につきましては、市が葬祭を執行した者のうち慰留金品が生じその相続人が存在しない方について、家庭裁判所に相続財産清算人の選任申立てを実施するための役務費の増額、及び生活保護法による保護の基準改正に伴う生活保護システムの改修のための委託料の増額でございます。  次に13ページ、款4衛生費、項1、目2予防費、2新型コロナウイルスワクチン接種事業につきましては、県が実施していた個別接種促進のための支援事業について、令和5年度から各市町村において設置体制確保事業の中で実施することに伴う報償費の増額でございます。次に、目4環境衛生費、2環境衛生事務費につきましては、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費補助事業費の交付に伴う財源補正でございます。  次に14ページ、款8土木費、項1、目2交通安全対策費、1交通安全普及啓発事業につきましては、自転車用ヘルメットの着用が努力義務化されたことに伴い、自転車用ヘルメット購入費の一部を補助するための補助金等の計上でございます。  次に、款10教育費、項1、目3教育指導費、1学校教育指導事業及び15ページ、3教職員研修費につきましては、市内小中学校からの提案事業に対して補助を実施するための補助金及び市内モデル校の教員研修の高度化と、市教育委員会主催研修の高度化を推進するための補助金等の計上でございます。  次に16ページ、項2、目2学校建設費、1小学校施設整備事業につきましては、新曽小学校の増築等工事におけるインフレスライド積算業務及び芦原小学校の増築等工事における労務単価の高騰に伴う特例措置請求金額の積算業務委託料の増額でございます。  次に17ページ、項3、目1学校管理費、1中学校管理運営費につきましては、校務災害により負傷した教員を補助するため、教育支援補助員を配置するための報酬等の増額でございます。  次に、2中学校施設管理費につきましては、学校敷地内への不審者侵入防止対策を実施するため、美笹中学校敷地外周部のフェンスを設置するための需用費の増額及び市内全中学校へ警備員を配置するための委託料の増額でございます。  次に、4中学校教育振興費につきましては、地域運動部活動推進事業の実施に伴う委託料の増額でございます。  次に18ページ、項4、目3青少年育成費、1青少年育成事業につきましては、既存のこども110番の家を整理、統合し、新たに子どもひなん所110番として地域で子供たちを見守る体制を強化するための需用費等の計上でございます。  次に、目5図書館費、2図書館管理運営費につきましては、デジタル田園都市国家構想推進交付金の交付に伴う財源補正でございます。  歳出につきましては以上でございます。  次に、歳入でございます。6ページにお戻り願います。  款15国庫支出金、項2、目1総務費国庫補助金、節1総務管理費補助金につきましては、個人番号カード交付事務費、マイナポイント事業費補助金及びデジタル田園都市国家構想推進交付金の交付見込みに基づく計上でございます。  次に、目2民生費国庫補助金、節2児童福祉費補助金につきましては、保育対策総合支援事業費補助金の交付見込みに基づく増額でございます。  次に、節3生活保護費補助金につきましては、生活保護システムの改修に伴い交付される生活保護適正化事業の交付見込額に基づく増額でございます。  次に、目3衛生費国庫補助金、節1保健衛生費補助金につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費の交付見込額に基づく増額でございます。  次に、目5教育費国庫補助金、節2小学校費補助金及び7ページ、節3中学校費補助金につきましては、教員研修の高度化に資するモデル開発事業の交付見込額に基づく計上でございます。  次に、款16県支出金、項2、目3衛生費県補助金、節1保健衛生費補助金につきましては、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費補助事業費の交付見込みに基づく計上でございます。  次に、目5教育費県補助金、節1教育総務費補助金につきましては、地域運動部活動推進事業補助金の交付見込額に基づく計上でございます。  次に、款19繰入金、項1、目6、節1未来の学び応援基金繰入金につきましては、基金に積み立てたクラウドファンディング等の寄附金を事業の財源とするための繰入金の計上でございます。  次に、款20、項1、目1、節1繰越金につきましては、歳出に対する歳入の不足に係る前年度繰越金の計上でございます。  次に8ページ、款21諸収入、項7、目4、節2雑入につきましては、生活保護事務に係る相続財産清算人の選任申立て費用返還金の計上でございます。  以上でございます。 ○竹内正明 議長  以上で議案等の説明は全部終了いたしました。 △報告第1号 専決処分の報告について(専決第1号 道路上の看板による物的損害事故に係る損害賠償の額) △報告第5号 令和4年度戸田市一般会計継続費繰越計算書の報告について △報告第6号 令和4年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計継続費繰越計算書の報告について △報告第7号 令和4年度戸田市下水道事業会計継続費繰越計算書の報告について △報告第8号 令和4年度戸田市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について △報告第9号 令和4年度戸田市新曽第一土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について △報告第10号 令和4年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について △報告第11号 令和4年度戸田市水道事業会計予算繰越計算書の報告について △報告第12号 令和4年度戸田市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について 質疑 ○竹内正明 議長  これより報告第1号専決処分の報告について及び報告第5号令和4年度戸田市一般会計継続費繰越計算書の報告についてから同第12号令和4年度戸田市下水道事業会計予算繰越計算書の報告についてまで、以上9件を一括議題とし、質疑を許します。質疑はありませんか。  (「質疑なし」という人あり) ○竹内正明 議長  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。 △市長提出議案第43号 訴訟上の和解について △市長提出議案第44号 令和5年度戸田市一般会計補正予算(第4号) 質疑、委員会付託竹内正明 議長  これより議案第43号訴訟上の和解について及び議案第44号令和5年度戸田市一般会計補正予算(第4号)についてを先議いたします。  初めに、議案第43号に対する質疑を許します。質疑はありませんか。  (「質疑なし」という人あり) ○竹内正明 議長  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第44号に対する質疑を許します。質疑はありませんか。  (「質疑なし」という人あり) ○竹内正明 議長  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案の委員会付託を行います。  議案第43号については市民生活常任委員会に、議案第44号については各常任委員会にそれぞれ付託いたします。  この際、休憩いたします。  休 憩 12時16分  開 議 14時45分 ○竹内正明 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 △市長提出議案に関する各委員長報告並びに質疑 ○竹内正明 議長  議案第43号訴訟上の和解について及び議案第44号令和5年度戸田市一般会計補正予算(第4号)を一括議題といたします。  各委員長から、審査結果について報告書が提出されておりますので、お手元に配付しておきましたから御了承願います。  各委員長から、審査の経過並びに結果について報告を求めます。  総務常任委員長、20番、三浦芳一議員。 ◎三浦芳一 総務常任委員長  それでは、総務常任委員会が付託を受けました議案第44号令和5年度戸田市一般会計補正予算(第4号)のうち、当委員会所管部分について審査経過及び結果を御報告申し上げます。  委員から、歳入の国庫支出金のうち新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てる対象事業について質疑があり、執行部から本交付金は住民税非課税世帯への現金給付のほか、敬老祝い品の増額分、15歳までの給食費無償化、子供の居場所の実施団体等への支援及びプレミアム付商品券のプレミアム率の引上げに充てるとの答弁がありました。  そのほかにつきましても種々質疑を交わし審査した結果、本案の当委員会の所管部分につきましては異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、総務常任委員長報告といたします。 ○竹内正明 議長  文教・建設常任委員長、14番、峯岸義雄議員。 ◎峯岸義雄 文教・建設常任委員長  文教・建設常任委員会が付託を受けました議案第44号令和5年度戸田市一般会計補正予算(第4号)の当委員会所管部分につきまして、審査経過及び結果を御報告申し上げます。  総務費の交通対策費について、シェアサイクルの割引クーポンの配布について、委員会から、本件に併せてヘルメットの補助や自転車マナーの遵守を関連づけて周知する予定があるかについて質疑があり、執行部から、割引クーポンの配布に併せてヘルメット補助、自転車安全啓発についてホームページや広報を活用し呼びかけていく旨の答弁がありました。  また、委員から、割引クーポンの発行部数の見込みについて質疑があり、執行部から昨年の実績値からシェアサイクルが普及してきていること、割引クーポン配布のキャンペーンを行うことによる増加を見込んだとの答弁がありました。  次に、教育費の学校給食センター費及び単独校給食費における学校給食費の無償化等について、委員から、令和6年3月までとのことだが、令和6年4月以降はどのように検討しているのかについて質疑があり、執行部から、今回は物価高騰による緊急支援であり、国のほうでは無償化を検討する等の動きがあるため、社会情勢も踏まえて検討していく旨の答弁がありました。  また、委員から、市外の小中学校に通っている生徒も対象とのことだが、その給食費はどのように見込んでいるのかについて質疑があり、執行部から、市立小中学校の給食費を基準にし、その相当額を支給する旨の答弁がありました。  そのほかにつきましても種々質疑を交わし審査した結果、異議なく本案の当委員会所管部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、文教・建設常任委員長報告といたします。 ○竹内正明 議長  健康福祉常任委員長、7番、三輪なお子議員。 ◎三輪なお子 健康福祉常任委員長  それでは、健康福祉常任委員会が付託を受けました議案第44号令和5年度戸田市一般会計補正予算(第4号)のうち当委員会所管部分について、審査経過及び結果を御報告申し上げます。  民生費の電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金では、委員から、給付対象となる世帯への周知方法について質疑があり、執行部から、市広報及びホームページでの周知を検討しているとの答弁がありました。  これに対し、委員から、家計急変世帯への周知については納税の窓口と庁内で連携を図っていただきたい旨の意見がありました。  次に、こどもの居場所づくり事業において、物価高騰等により食に困っている子育て世帯への支援について、委員から、支援の対象となる世帯について質疑があり、執行部から、支援の利用については食に困っている世帯であれば誰でも対象となるが、必要性が高い方に行き渡るように児童扶養手当の通知とともに周知を図るとの答弁がありました。  そのほかにも種々質疑を交わし審査した結果、本案の当委員会所管部分は異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、健康福祉常任委員長報告といたします。 ○竹内正明 議長  市民生活常任委員長、17番、浅生和英議員。 ◎浅生和英 市民生活常任委員長  市民生活常任委員会が付託を受けました先議案件2件の審査結果を御報告いたします。
     初めに、議案第43号訴訟上の和解については、委員から、和解内容にあるボール公園の適切な維持管理について質疑があり、執行部から、指定管理者である戸田市水と緑の公社とパトロール等で連携し、公園施設が良好な状態に保たれるよう適切に維持管理していきたいとの答弁がありました。  以上、審査の結果、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第44号令和5年度戸田市一般会計補正予算(第4号)のうち、当委員会所管部分につきまして申し上げます。  衛生費の環境保全費における節エネガイド作成、配布と節約宣言事業について、委員から、スケジュール及び節約宣言の内容に関する質疑があり、執行部から、節エネガイドの作成、配布の全体のスケジュールについては7月20日頃までに配布を完了し、夏季期間に取り組んでいただけるよう実施していくこと。また、節約宣言については身近で効果的な取組を紹介し、温室効果ガスの削減などに賛同し取り組むことを宣言いただくものであり、7月20日頃から8月末までを宣言期間とし、10月までにクオカードを進呈していくとの答弁がありました。  これに対し、委員から、節約宣言の検証の実施について質疑があり、執行部から、検証までは難しいが、賛同いただいた方を中心に機運を高めていきたいとの答弁がありました。  そのほかの費目につきましても種々質疑を交わしたところでありますが、審査の結果、本案の当委員会所管部分につきましては、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、市民生活実行委員長報告といたします。 ○竹内正明 議長  以上をもって各委員長の報告は終わりました。  これより各委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。  (「質疑なし」という人あり) ○竹内正明 議長  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  討論通告受付のため、休憩いたします。  休 憩 14時56分  開 議 14時56分 ○竹内正明 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 △市長提出議案第43号 訴訟上の和解について △市長提出議案第44号 令和5年度戸田市一般会計補正予算(第4号) 討論、採決 ○竹内正明 議長  これより討論、採決に入ります。  議案第43号訴訟上の和解について及び議案第44号令和5年度戸田市一般会計補正予算(第4号)について、討論の通告がありませんので討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案2件に関する各委員長の報告は、原案可決であります。  本案2件は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○竹内正明 議長  御異議なしと認めます。よって、本案2件は、各委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。 △散会の宣告 ○竹内正明 議長  以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。  散 会 14時57分...