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令和 5年  9月 決算特別委員会−09月05日-03号

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  1. 草加市議会 2023-09-05
    令和 5年  9月 決算特別委員会−09月05日-03号


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    令和 5年  9月 決算特別委員会−09月05日-03号令和 5年  9月 決算特別委員会         令和5年草加市議会一般会計決算特別委員会会議録(第3回) ◇開会年月日  令和5年9月5日(火曜日) ◇開催の場所  第1・2・3委員会室 ◇付議事件   第51号議案 令和4年度草加市一般会計歳入歳出決算の認定について 午前10時00分開会 ◇出席委員 12名   田  中  宣  光   委員長          広  田  丈  夫   委員   森        覚   副委員長         矢  部  正  平   委員   藤  原  み ど り   委員           並  木  正  成   委員   菊  地  慶  太   委員           吉  沢  哲  夫   委員   河  合  悠  祐   委員           松  井  優 美 子   委員   平  山  杏  香   委員           鈴  木  由  和   委員 ◇欠席委員  なし
    ◇説明のため出席した者   山  中  崇  之   自治文化部長       北  條  博  隆   文化観光課長   坂  田  幸  夫   健康福祉部長       湯  淺  和  宏   スポーツ振興課長   杉  浦  め ぐ み   子ども未来部長      浅  川  俊  晴   スポーツ施設整備室長   長  峯  春  仁   自治文化部副部長     名  倉     毅   福祉政策課長   赤  澤  武  志   健康福祉部副部長     関  口  岩  生   生活支援課長   三  浦  健  一   長寿支援課長       長  堀  直  人   障がい福祉課長   浅  井  晃  子   子ども未来部副部長    池  田  義  明   健康づくり課長   藤  倉  智  弘   みんなでまちづくり課長  鈴  木  峰  生   子ども育成課長   山  田  賢  治   産業振興課長 ◇委員会に出席した議会事務局職員   麻  生  拓  弥   書記           中  村     聡   書記   平  島  瑞  月   書記           柳  沢  章  仁   書記   浅  井  悠  太   総括担当主査 午前10時00分開会 ○委員長 ただいまから一般会計決算特別委員会を開会いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 初めに、傍聴については、随時許可することにいたしますので、御了承願います。  ──────────◇────────── ○委員長 なお、本日の審査は、歳出中、自治文化部に係る部分からの審査となりますので、よろしくお願いいたします。  ──────────◇────────── ○委員長 自治文化部に係る部分の審査を行います。  初めに、自治文化部の決算概要について総括説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 それでは、自治文化部に係ります令和4年度一般会計決算の概要について総括説明を申し上げます。  令和4年度決算における自治文化部の人件費を除く予算現額は28億8,294万1,861円で、支出済額は26億61万4,378円となっており、執行率は90.2%でございます。  なお、2款8項1目スポーツ振興費におきまして、スポーツ施設整備事業における市民温水プール建設等工事監理業務委託料274万1,000円、市民温水プール建替工事設計単価入替業務委託料130万1,000円、市民温水プール建設等工事費1億962万1,000円を、また2款9項1目文化振興費におきまして、アコスホール維持・管理事業における舞台及び客席照明LED化工事監理業務委託料167万7,000円、同工事費2,344万1,000円を令和5年度へ繰り越しております。  次に、令和4年度決算における主な内容でございますが、まず、総務管理費につきましては、市民協働により地域コミュニティの醸成を図ることや、市民の表彰に関することに要した費用でございます。なお、草加ふささら祭りをはじめとするまちのにぎわいを創造する各種イベント等への支援につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、令和3年度に引き続き事業の中止を余儀なくされたことから、前年度中に減額補正をしております。  次に、スポーツ振興費につきましては、市内体育施設の整備や管理運営をはじめ、各種大会の開催等、スポーツ振興やスポーツを通じた健康づくりの推進に要した費用でございます。  次に、文化観光費につきましては、アコスホールや草加市文化会館の管理運営や施設設備等の改修、草加松原国際俳句大会の授賞式等の文化芸術活動の推進及び草加松原の魅力を活用した観光事業を推進するために要した費用でございます。  次に、農業費につきましては、地場農産物のPRや都市農業振興基本計画に基づくアクションプランを推進するとともに、農地を適正に維持し、本市の農業振興を推進するために要した費用でございます。  次に、商工振興費につきましては、商店街の活性化やリノベーションまちづくりをはじめ、創業支援や市内事業所の優れた技術をPRするモノづくりブランドの認定、産業労働力の創出並びに地域経済の活性化等に要した費用でございます。  なお、農業費及び商工振興費につきましても、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、一部イベントを中止することとなりましたが、農業祭に関しては、感染防止対策を講じ、規模を縮小して実施させていただきました。  一方で、地域経済の下支えとともに、ウィズコロナ・アフターコロナを見据え、社会経済構造の変化に対応するため、市内中小企業等の経営革新の後押しをしていく観点から、本市独自の緊急経済対策事業を実施したところでございます。  以上が自治文化部の決算概要でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 執行部の総括説明が終わりました。  次に、2款1項総務管理費のうち、自治文化部に係る部分の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 それでは、2款1項総務管理費のうち、自治文化部に係る部分について御説明申し上げます。  11目市民協働費につきましては、予算現額は2億9,263万円、支出済額は2億7,392万2,225円、執行率は93.6%でございます。  主な内容としましては、新里地域ふれあい広場整備工事に伴う環境事後調査等に要した費用、町会・自治会や草加市コミュニティ協議会に対する補助金や助成金の交付、市民交流活動センターの管理運営に要した費用、コミュニティセンター及びミニコミュニティセンターに係る指定管理など、地域コミュニティの活性化や市民活動の推進並びに市民の自治意識の高揚を図るために要した費用でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  町会・自治会に関することを質問させていただきます。  この令和4年度の掌握団体数、そして加入率はどのくらいかお聞きしたいと思います。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 まず、町会数でございますが、118団体でございます。  町会・自治会の加入率につきましては、令和5年1月1日現在で46.05%の加入率となっております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  河合委員。 ◆河合悠祐 委員  表彰事業の内容、内訳、あと記念品等あったのかについてお伺いします。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 表彰事業についてでございますが、本市の自治の振興や公共の福祉に貢献された功績が顕著な方々を市政功労賞として表彰式典を開催し、また優れた文化スポーツ活動により、草加市の文化スポーツの振興に貢献し、その功労が特に顕著な方に文化賞などの贈呈を実施するものでございます。  市政功労者表彰につきましては、各分野から内申がございまして、審査会に図り、令和4年度は75名、8団体、合計83件でございます。こちらの方を表彰させていただきました。  また被表彰者に対しましては、アコスホールにて授賞式を行い、表彰と記念品として、草加の地場産業である革製のふくさ、こちらを贈呈させていただきました。  文化賞につきましては、令和4年度は文化観光課から内申がございました日本を代表するハープ奏者であり、元国際ハープフェスティバル音楽監督の篠崎史子様、こちらを決定いたしまして、市役所にて授賞式を行ったほか、国際ハープフェスティバルにて花束贈呈を行いました。文化賞は昭和63年度に制定後28人目の受賞者となっております。また賞金10万円と皮革製の記念品、賞状を贈らせていただきました。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  先ほど部長のほうから総括的な説明がございました。したがって、自治文化部のほうは御案内のとおり事業的な役割をしているというようなことだろうというふうに思うんです。したがって、先ほど述べられましたように28億8,000万円という予算に対しまして執行率が数十%減っているという形で、よく執行率は100に近いということでありますけれども、しかし、行財政運営のためには、これは100使われては困ってしまう、そういう点で事業的な内容におきまして10%残ったということは、これは大変いいことだという気がします。  そこで、これだけの事業を展開をいたしました令和4年度につきまして、これだけの金を使って諸事業をやる中で、草加市に対しまして、経済効果、これはどのくらいあったのか。そして、これを生かしまして令和5年度への予算要求をしたんだろうというふうに思うんです。これをどういうふうに生かして90%、さらには先ほど言ったように経済効果、これがどういうふうに波及したのか、それをまず御答弁していただきたいというふうに思います。  さらにもう一つ、先ほど来、これは決算でございますから、どうあるべきか、そして来年度への流れはどういうふうにすべきかというのが決算の在り方なんですよ。したがって、補助金等々、こういうことも言われました。どうも補助金というのはおざなりな形でなっているんじゃないか、こういうような形で、この辺について最少の経費で最大の効果を上げる、さらには行政の効果よりも経済効果、補助金も含めてですよ、経済効果のほうに波及しなければならない補助金というふうに私は捉えております。  したがって、その補助金等の問題について、法律上の問題について収支報告書等、こういうものをきちっと捉えて、そして厳密にやってきたのかどうか、そして令和5年度へつないだのかどうか、その辺を明らかにしていただきたい。 ○委員長 自治文化部長。 ◎自治文化部長 吉沢議員からいただきました自治文化部全体の経済効果なんですけれども、経済効果については数字的に、誠に申し訳ございませんが数字は出ておりません。  また令和4年度、90%の執行率で、それを令和5年度にどう生かしていくかということにつきましては、もちろん自治文化部については市民と一緒に協働して、いろいろな団体と共に事業を行っております。そこの団体も物価高騰等でいろいろと事業をやるにしても、非常に苦しい、支出的に苦しい面もございますけれども、補助金の令和5年度の予算については現状維持のままで、上げたりすることは一切できませんでした、正直。  今後、お金について補えない部分については、自治文化部、職員がいますので、職員がその団体等、お金ではない支援を、ともに事業を展開していくよう心がけていくつもりでございます。  また補助金の決定については、もちろん吉沢委員おっしゃられたとおり収支報告書等をいただいて、補助の確定をするときに、きちっとそこは精査しております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  先ほど私が述べたように、28億円も使って、いろいろな形で展開をしていると。相当これは、最初のほうですから多くは語りませんけれども、1年もたっているわけですよ。というのは、検証をする意味で、当然、次年度への予算編成を、予算要求をするときには経済効果等をきちっと捉えて、そしてこのくらいあったと。だから増減をどうしましょうかというのが決算の在り方なんだよ、あなた方。そうじゃないの。分かりません、それじゃ通らないんだよ。何のための決算なんだ。  ただ、数字を並べて、あそこはどうですか、ここはどうですかと。それはあなた方が執行をやったんだから、当然答えられるのは当たり前なんだ、そんなことは。  だから、一番大事なのは、市民の皆さんがどういうふうに捉えて、そして次年度へどういうふうに予算措置をしていくかというのが決算なんですよ。  補助金の問題だって、当然、それは地方自治法で決まっているんじゃないの、財政法で。財政法で決まっているんじゃないの、ちゃんと。収支報告書を出して、それをプラスマイナスをして、そしてどうあるべきか、減らすべきなのか、あなたは現状維持だと言ったけれども、いろいろ問題はあるわけですよ。補助金をもらいたいために、これはどうですか、ああですかというような形で、補助金をもらっていると。そういううわさまで聞いているんですよ。だから私はそういうふうに言っているんですよ。  そういう点で、経済効果について、この問題について、当然、1年たっているんですから、当然これは数字の積み上げ、経済状況の動向、こういうものを考えたときには、当然出すのが当たり前なんですよ。厳密には出さなくてもいいから、出してくださいよ。出してください。 ○委員長 自治文化部長。 ◎自治文化部長 経済効果なんですけれども、28億円の中に建設費等も、そのスポーツ施設の整備とか、いろいろな部分も入っていて、一概に経済効果というか、その数値が出ない部分がございます。  しかし、吉沢委員がおっしゃるとおりですので、今後、その辺については事業をきちっと検証する中で、どのぐらいの事業効果があるかということは検証していきたいというふうに思います。  以上でございます。  ──────────◇────────── △資料の要求 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  答えになっていないんだよ。建設費も含まれると。建設に含まれたから、建設事業をやって、完了したら経済効果出ているんだ、そこで。経済効果は趣旨そのもの、そしていろいろな形で、いろいろな角度から効果というものは出てくるんですよ。だから、そういう点でイロハのイまで分からないようじゃしようがない。もう一回答弁して、資料でいいですから、資料を出してください。  委員長、お願いします。この件については、非常に大事な問題で、そして今後、草加市にとってプラスになる問題でございますから、資料要求を、時間がたってずっといってしまって皆さんに迷惑がかかってしまうから、私はそんなことはしたくありませんから。要するに、審議を促進をさせる、さらに進めさせるために千歩譲るから、だから皆さんに諮って、重要な問題ですよと。だから、皆さん、いかがですかと、こういう中で諮ってください。 ○委員長 吉沢委員、経済効果に関する資料の要求ということでよろしいでしょうか。 ◆吉沢哲夫 委員  はい。 ○委員長 執行部、ただいま要求のあった資料は提出できますか。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 用意させていただきます。 ○委員長 お諮りいたします。  ただいま吉沢委員から資料の要求がございましたが、委員会として資料を要求することでよろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
     よろしくお願いいたします。   〔9月22日配付〕  ──────────◇────────── ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  それでは、先ほどの地方自治法にもちゃんと書いてあるように、補助金の問題ですけれども、これは恐らく収支の問題等々、こういうような形で恐らく全部とっているんだろうというふうに私は思いますけれども、その辺はどうなんでしょうか。  そして、不要、さらに必要、こういうような問題について、次年度以降に対して、そして検討はなされたのかどうか。そして、全ての補助金について、先ほど収支報告書、そういうものを出させてやっているのかどうか、その辺をお尋ねしたいというふうに思います。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 みんなでまちづくり課が所管している補助金ないし助成金等につきましては、収支報告書のほうの提出を受けて、正確に内容を審査いたしまして、助成のほうしております。  次年度につきましても令和4年度の決算を参考に、収支の内容を提出させて、精査して、支出のほう考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  広田委員。 ◆広田丈夫 委員  みんなでまちづくり会議を令和4年度は4回開催したと思うんですけれども、その内容についてと、あとそれを次年度にどうやって生かすのか、それをお示しください。 ○委員長 みんなでまちづくり課長。 ◎みんなでまちづくり課長 みんなでまちづくり会議につきましては、昨年度につきまして市民同士の話し合いの場ということで、まずSDGsの視点から、2030年に向けた草加のまちづくりについて意見を頂戴いたしました。  また総合政策課のほうの協力をいただきまして、みんなでまちづくり会議スピンオフ企画、これからの草加の話をしようということで、学生の方、若い方の参加を得て、この会を開かせていただきました。  次年度に向けては、特に若者の声、こちらを非常に大事に思っておりますので、若者中心のみんなでまちづくり会議、そして今まで参加していただいている登録員の皆様、こちらの皆様とともに対話ができる会議にしたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、2款1項のうち、自治文化部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  次に、2款8項スポーツ振興費の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 それでは、2款8項スポーツ振興費のうち、自治文化部に係る部分について御説明申し上げます。  1目スポーツ振興費につきましては、人件費を除く予算現額は8億5,689万3,861円、支出済額は6億8,365万2,876円、執行率は79.8%でございます。  主な内容としましては、体育施設管理運営等の指定管理や、そうか公園クラブハウストイレ改修工事などのスポーツ施設及び地域グラウンド等の維持管理に関することのほか、市民温水プール建て替え及び松原テニスコート整備などに要した費用の支出やスポーツフェスティバル、市民体育祭などの各種スポーツ大会等の開催、草加松原太鼓橋ロードレース大会実行委員会やスポーツに係る全国大会等への参加補助金等の交付並びに団体の育成に係る助成金の交付など、スポーツ振興やスポーツを通じた健康づくりの推進に要した費用でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  菊地委員。 ◆菊地慶太 委員  令和4年度における松原テニスコートの設置工事の進捗状況についてお伺いします。 ○委員長 スポーツ施設整備室長。 ◎スポーツ施設整備室長 松原テニスコート設置工事の令和4年度における進捗状況でございますが、令和4年12月に全ての工事が完了して、令和5年1月から供用開始させていただいているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  広田委員。 ◆広田丈夫 委員  スケートボードパーク基本構想等策定業務委託を行っていると思うんですが、その内容についてお示しください。 ○委員長 スポーツ施設整備室長。 ◎スポーツ施設整備室長 内容についてでございますが、スケートボードパークを整備するに当たりまして、関係法令の整理や他事例の調査、音に関する調査などを通じまして、市内全域を見渡す中で適地の選定を行うとともに、整備内容の検討を行ったものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  ロードレース大会についてですが、参加人数や規模、詳細を教えていただきたいと思います。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 ロードレース大会につきましては、全体で1,716名の参加がございました。例年よりコロナウイルス感染症の影響により若干規模を縮小して開催しましたので、今回の数字となっているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  鈴木委員。 ◆鈴木由和 委員  1目のスポーツ振興費の中の、スポーツ指導者養成・団体育成事業がありますよね。341万6,909円、このスポーツ指導者養成ですから、当然、何かを学びながら何かを得てもらうということでやられているんだろうと思います。この内容と、そして成果、効果、どのように考えているのかお示しください。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 指導者育成・養成につきましては、様々な社会体育団体ということで、それぞれの競技団体等、またスポーツを通した健康づくりに関する指導者の育成ということで、様々な講習会、それから社会体育団体としての位置づけになっている団体さんについては大会等、それから普及事業等を行っていただいていることから、社会体育団体につきましては、補助金、それから指導者の養成講座につきましては講習会の開催を行っているところで、なかなか市の職員ではできないところを市民と協働して行っている。今後についても協力をいただきながら、スポーツの振興につなげていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  河合委員。 ◆河合悠祐 委員  記念体育館空調設備設置工事設計業務委託料という1,164万円程度のものがあるんですが、この業者名は分かりますか。 ○委員長 スポーツ施設整備室長。 ◎スポーツ施設整備室長 こちらの空調設備設置工事設計業務委託の請負業者につきましては、株式会社松下設計でございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  矢部委員。 ◆矢部正平 委員  市北東部スポーツ推進地区整備事業委託料について伺います。  これは地権者との交渉補助業務等と書いてあるんですけれども、内容とどのくらいの割合の話が進んでいるのかも併せて伺います。 ○委員長 スポーツ施設整備室長。 ◎スポーツ施設整備室長 令和4年度につきまして、用地取得の交渉補助業務ということで主にさせていただいてございますが、令和4年度末の用地の取得状況は、約6割の用地を取得させていただいたところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井優美子 委員  学校体育施設・地域グラウンド開放事業の中で、開放施設管理委託料の委託先と内訳をお示しください。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 開放施設管理委託でございますが、草加中学校の体育館、それから金明専用グラウンド・ゴルフ場、それから瀬崎グラウンドの受付や日常管理、管理運営を行っていただくものでございまして、委託先については草加市スポーツ協会のほうが委託先になっているものでございまして、金額的には536万6,579円、一括して委託しているというものになっています。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井優美子 委員  委託先はスポーツ協会ということで分かりました。この内訳は出ていると思うんですけれども、内訳をお願いいたします。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 開放施設管理委託の内容につきましては、スポーツ協会に一括して委託しているものですから、内訳のほうが、今、手元にはございませんで、先ほど申しました金額が内容になっております。  以上でございます。  ──────────◇────────── △資料の要求 ○委員長 松井委員。 ◆松井優美子 委員  委員長、すみませんが、内訳の資料をいただきたいと思います。 ○委員長 執行部、ただいま要求のあった資料は提出できますか。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 資料のほうは用意させていただきます。 ○委員長 お諮りいたします。  ただいま松井委員から資料の要求がございましたが、委員会として資料を要求するということでよろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  よろしくお願いいたします。   〔9月22日配付〕  ──────────◇────────── △資料の要求 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  質問をしていると長くなりますから、資料要求です。  ここに令和4年度分としてスケートボードパークの基本構想の委託料、さらにはその下に市北東部スポーツ推進地区整備事業委託料と出ていますよね。この地区の買収、担当者、買収は今、全体で場所はここですと、例えば公園の裏側ですとか、さらにここを予定している、この位置を予定していると。そして、買収済みはこことここなんだと。そして、次年度の予定している買収箇所はここなんだと。スケートボードパークはこの辺につくるんだと。何平米でどういうふうにつくるんだというようなことで、請負契約に出ているようですけれども、それを見れば分かるんですけれども、これは決算ですから、そういう形で出してもらって、そして、これはなぜそういうふうに言うかというと、議員の皆様に共有してもらいたい。皆のものですから共有してもらいたい。市民の皆さんにも共有してもらいたい。草加市はこういうものをつくるんですよ。今、こういう形になっているんですよ。だから理解してくださいという形ですけれども、それをちょっと要求をしていただきたいんだけれども、諮っていただきたいと思います。 ○委員長 吉沢委員、御確認させていただきます。  北東部のスポーツ施設の計画用地、令和4年度に買収済み用地取得段階、なおかつ令和4年度に取得が検討されている地域の資料でよろしいでしょうか。 ◆吉沢哲夫 委員  はい。 ○委員長 執行部、ただいま要求のあった資料は提出できますでしょうか。  自治文化部長
    自治文化部長 御用意させていただきます。 ○委員長 お諮りいたします。  ただいま吉沢委員から資料の要求がございましたが、委員会として資料を要求するということでよろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  よろしくお願いいたします。   〔9月22日配付〕  ──────────◇────────── ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井優美子 委員  江戸川広域運動公園維持管理負担金が非常に金額が大きいわけですけれども、この内容と草加市民といいますか、草加市も含めてですけれども、この江戸川広域運動公園への関わりといいますか、令和4年度の部分では市民の利用とかはどういうふうになっていたんでしょうか、お示しください。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長 江戸川広域運動公園につきましては、市の施設として野球やソフトボール、こういったものをやる場所がなかなか確保は難しいということから、吉川地区の江戸川の河川敷をお借りしまして、草加市と越谷市で維持管理をしておるところでございます。9面あるんですが、草加市が9面中5面をお借りしているというものになっております。  昨年度の利用の状況としますと、使用件数でいうと815件、それから使用人数については1万9,470名が使用していただいているということになっております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  河合委員。 ◆河合悠祐 委員  先ほど記念体育館空調設備設置工事の設計の業者についてお伺いしましたが、松下設計という御答弁でしたけれども、市内の業者なのかということが1点と、それと工事はまた別の会社だと思うんですけれども、エスシーエスという会社ですかね。その工事する業者との関係というか、例えば子会社であるとか、何か資本関係があるとか、そういった関係はあるのかについてお伺いします。 ○委員長 スポーツ施設整備室長。 ◎スポーツ施設整備室長 こちらの株式会社松下設計につきましては、市外の業者でございます。  工事は別の会社ということで、請負業者がおりますけれども、その関連性については、子会社とかそういった関係ではないと伺ってございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、2款8項に対する質疑を終了いたします。  次に、2款9項文化観光費の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 それでは、2款9項文化観光費のうち自治文化部に関わる部分につきまして御説明申し上げます。  初めに、1目文化振興費につきましては、人件費を除く予算現額は3億9,176万4,000円、支出済額は3億5,711万3,332円、執行率は91.2%でございます。  主な内容としましては、アコスホールや草加市文化会館の指定管理、施設設備等の改修のほか、おくのほそ道草加松原国際俳句大会の授賞式、奥の細道サミットin草加実行委員会への補助、草加市美術展の開催等に要した費用でございます。  次に、2目観光費でございます。  2目観光費につきましては、予算現額は2,952万1,000円、支出済額は2,204万4,437円、執行率は74.7%でございます。  主な内容としましては、草加市観光案内所の新設に伴う設置工事や運営業務、「おくのほそ道の風景地 草加松原」の名勝PR用フラッグ、観光啓発用ノベルティグッズ、まち歩きマップ作成等の啓発物の作成及び草加市観光協会、草加宿神明庵運営協議会、なかね和舟の会への補助金や助成金に要した費用でございます。  次に、3目国際・都市山村交流費でございます。  3目国際・都市山村交流費につきましては、予算現額は328万8,000円、支出済額は141万3,778円、執行率は43.0%でございます。  主な内容としましては、草加市国際交流協会に対する補助金のほか、姉妹都市である福島県昭和村への体験ツアーに係る業務委託等に要した費用でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  奥の細道について質問させていただきます。  奥の細道サミットin草加、この規模と開催経緯、そして参加団体数についてお聞きいたします。 ○委員長 文化観光課長。 ◎文化観光課長 奥の細道サミットに関する件について御答弁いたします。  まず、奥の細道サミットにつきましては、奥の細道紀行300年を契機に、昭和63年度からゆかりのある全国の加盟自治体が毎年輪番で会議や記念イベントを実施しておるものでございます。  こちら、組織の規模でございますが、令和5年3月時点で45団体が加盟しております。今回、昨年度草加で開催いたしました奥の細道サミットin草加でございますが、こちらは平成5年に一度草加で開催され、29年ぶりに草加市で開催をいたしました。  こちらの内容については、実際に開催に当たっては、市民を含めた実行委員会を立ち上げさせていただきまして、事業を実施したものでございます。  コロナウイルスの影響で一部の行事は中止となりましたけれども、一般公開行事としまして各種講演会等を実施いたしまして、多くの方々に奥の細道の魅力に触れていただいたということでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  河合委員。 ◆河合悠祐 委員  観光推進事業の草加松原和舟舟行事業補助金について、令和4年度における事業内容についてお示しください。乗船者数等も含めてお願いします。 ○委員長 文化観光課長。 ◎文化観光課長 観光推進事業の和舟の舟行事業についてでございます。  こちら昨年度につきましては、予定としては全7回実施をする予定ではございましたけれども、天候の関係で1回中止となりましたので6回実施という形になっております。実際に乗船いただいた方の人数としましては、昨年度は337人の方に乗船をいただいております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  広田委員。 ◆広田丈夫 委員  さっきのとちょっと関連するんですけれども、奥の細道サミットのテーマは何だったんでしょうか。 ○委員長 文化観光課長。 ◎文化観光課長 奥の細道サミットin草加でございます。こちらのテーマでございますが、こちらサブタイトルというものがついてございまして、「HAIKUは世界語」というサブタイトルがついております。こちらは、実際に草加市は国際俳句大会ですとか、あるいは奥の細道を世界に広めましたドナルド・キーン先生とのゆかり等々がございます。  こうしたことから、俳句というものが日本だけでなく国際的に活用されている文化のものであるということから、実行委員会としてサブタイトルをつけさせていただきまして、これを基に様々な記念イベントを実施いたしました。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井優美子 委員  草加市観光協会補助金、それから草加松原観光活用事業補助金の内訳と、神明庵運営協議会助成金の内訳をお願いいたします。 ○委員長 文化観光課長。 ◎文化観光課長 まず、観光推進事業の中の観光協会への補助金についてでございます。  補助金の決算の金額としては355万円の補助金を支出したものでございます。こちらは、観光協会の各種を担っていただいております観光事業、こちらに資する経費について負担をしたものでございます。  それから、草加松原観光活用事業補助金、こちらにつきましては、草加松原夢祭り実行委員会の補助金として150万円を支出したものでございます。こちらは夏の期間に草加松原のライトアップを行う夢祭り、こちらを実施する際にかかる費用、こちらを補助したものでございます。  続きまして、神明庵運営協議会への助成金でございますが、こちらが金額のほうが370万円、こちらを支出しております。  内訳としましては、こちらの団体さんが各種おもてなし事業を行っていただいておりますので、そちらにかかる各種経費について補助をしたものでございます。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井優美子 委員  草加市観光協会補助金と神明庵運営協議会助成金の内訳をお聞きしております。内訳を金額も加えてお示しください。 ○委員長 文化観光課長。 ◎文化観光課長 観光協会の金額の部分の内訳等でございますが、主なものとしまして、草加魅力アップの事業としまして、松のこも巻き事業、こちらがおよそ87万円、それから朝顔市、こちらの実施に係る費用としておよそ68万円、また草加の四季観光写真コンクール、こちらの開催に係る費用として37万円ほどということで伺っております。各種、詳細の費用もございますが、そちらの金額を合計しまして補助をさせていただいたものでございます。  続いて、神明庵運営協議会のほうの内容の内訳でございますけれども、主な部分としましては、運営責任者の方の賃金、こちらが118万円ほど、それから運営ボランティアさんが多数いらっしゃいますので、そちらの方々への謝礼金としまして132万円ほどを支出しております。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井優美子 委員  観光協会のほうも金額が出ているわけですので、主なものというよりも内訳ということでお聞きした場合はきちっと内訳をお示しいただくものだと思います。  それから、神明庵運営協議会助成金も、最初、おもてなし事業の金額と言いましたけれども、もう一度お聞きしたら賃金や謝礼とか出てきているわけですけれども、内訳とお聞きしたときはきちっと内訳を御答弁いただくものだと思いますけれども、その辺、部長、どのように考えますでしょうか。 ○委員長 自治文化部長。 ◎自治文化部長 松井議員のおっしゃるとおりでございます。失礼しました。今後気をつけますのでよろしくお願いいたします。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。  ──────────◇────────── △資料の要求 ◆吉沢哲夫 委員  それでは駄目なんだよ。今後、気をつけますでは駄目なんだよ。決算なんだから。だから、やっぱり決算というのはいかに大事かなんですよ。部長が言うように補助金についてはプラスはないというふうに言っても、松井委員が言うようにクエスチョンマークを持たれるようでは駄目なんですよ。明朗会計でなければ駄目なんですよ。だから、自治法には書いてあるでしょう。自治法上から言えば、当然、収支報告書を出さなければいけないんですよ。収支報告書を。あなた、もらっていると言ったでしょう。  だから、それを明らかにするためには、当然、今後、気をつけますじゃなくて、私のほうからその問題については。  委員長、この神明庵と、さらには観光協会の補助金、これについて収支報告書、これを提出するようにお取り計らいをお願いしたいというふうに思っております。神明庵運営協議会助成金、それから観光協会補助金、この二つを明確にいたしましょうよ。  これも前に、私も、あなたが部長ではないときに、やっぱり神明庵じゃない、観光協会、何か取ったんですよ。そうしたら、何だ、これは、こういう問題があったんですよ。だから、ちょうど松井委員が言ってくれたから、やっぱりずぶずぶじゃ駄目だから、きちっとしましょう。  そういうような形で、そのために我々は投票してもらって、それで出て来ているんですから。そういうような形でお願いしたい、こう思っています。よろしくお願いします。 ○委員長 執行部、ただいま要求のありました草加市観光協会補助金並びに神明庵運営協議会助成金の収支報告書は提出できますでしょうか。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 出させていただきます。 ○委員長 お諮りいたします。  ただいま吉沢委員から資料の要求がございましたが、委員会として資料を要求するということでよろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
     よろしくお願いいたします。   〔9月22日配付〕  ──────────◇────────── ○委員長 ほかにございますか。  平山委員。 ◆平山杏香 委員  2目観光費の観光推進事業ですが、観光案内所がマルイの1階に令和4年10月1日にオープンしたとのことですけれども、年度末までの半年間の利用者数と、その効果をお示しください。 ○委員長 文化観光課長。 ◎文化観光課長 観光案内所の開設後の状況でございます。  昨年の10月にオープンしてから昨年度末の3月までについてですが、およそ1万人の方に御来所をいただきました。観光案内所のほうに来られた方は、マルイにお買物に来られたついでにということでお越しいただく方も多数いらっしゃいまして、そのような方々には市の観光情報、パンフレットやチラシなど積極的にお配りして、市の情報に触れていただけるように取組を行っております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  ちょっと関連するんですけれども、そもそもの移転の経緯について御説明をお願いいたします。 ○委員長 文化観光課長。 ◎文化観光課長 草加市観光案内所の開設までの経緯につきましては、草加駅の耐震化工事に伴いまして、令和4年9月末をもって草加市物産・観光情報センターが廃止されることになりまして、交通の玄関口でもある草加駅周辺において、新たな観光案内所の拠点を確保する必要が生じました。このことから、草加駅から近く、本市の主要観光ルート上で高い事業効果が期待できる候補地としまして、草加マルイ1階のイベントスペース、こちらを候補地として選定をさせていただきました。  その後、株式会社マルイさんと事前に協議をさせていただき、御了承いただいたということから、令和4年10月にこの場所に開設をさせていただいたという経緯でございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  矢部委員。 ◆矢部正平 委員  文化会館の維持管理のところで、漸草庵について伺います。  利用者数、件数も少ない、文化会館と比べて少ないように思うんですけれども、収入と維持管理と支出のバランスはどうなのかということと、利用促進のためにどういった努力をされたのか伺います。 ○委員長 文化観光課長。 ◎文化観光課長 文化会館の漸草庵についての御質疑についてお答えいたします。  こちらの運営状況についてでございますが、漸草庵につきましては、草加市の文化協会さんに対して指定管理でお願いしている中のうちの一部として、漸草庵の運営をしていただいております。  中身としては、お休み処として広く御利用いただく部分と、貸館として和室をお貸しして活用いただくという中身になっておりますが、こちらのほうで今把握している内容としましては、お休み処として運営いただいておりますので、こちらの状況として、文化協会のほうからの報告として伺っておりますのは、事業収益としては225万円ほどを収益として、そこから事業費が141万円ほどを要しているということで、差し引き80万円程度、こちらがお休み処の収益ということで伺っております。  それから、漸草庵についての利用促進策でございます。  こちらの施設は令和元年からスタートいたしまして、初年度、スタート直後にコロナウイルスの影響がありまして、令和2年度から昨年度まで、何かしらの制限ですとか、あるいは自粛という部分で利用に影響が出ている期間が多くございました。  人数としましては、昨年度、お休み処として御利用いただいたのが4,067人、和室として御利用いただいたのが2,453人、合計6,520人の方に漸草庵について御利用いただいたということで伺っております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  昭和村への体験の交流事業なんですけれども、前にも私、指摘したというふうに思うんですけれども、体験交流事業の業務委託料なんですよ。委託でいいのか。こういう形で、委託で合法性はどうなんだ、こういうことをただしたことがあるんです。直っているかと思ったんですが、また委託料が出てきたんですね。人を乗せて、そして運送するんですよ。運送するんですから、輸送するんですから、当然、観光バスなんですよね。ところが委託になってしまっている。委託になっているということは、指名しているということなんです。競争性がないということなんですよ。  そういうので、これでいいのかなと。去年、おととしの決算だと思ったんですが、出したんだけれども、またこれが出てきているから、その辺はどうなんでしょうか。ちょっとお尋ねしたいというふうに思います。 ○委員長 文化観光課長。 ◎文化観光課長 昭和村の体験ツアーの委託についての答弁をさせていただきたいと思います。  以前、御指摘をいただきましたけれども、こちらの体験ツアーにつきましては、やはり市民の方を乗せて、昭和村にお連れして様々な体験をいただくということでの事業でございまして、こちらのツアーについては、やはり安全性ですとか、それから平成28年度に観光庁から出ておりますけれども、輸送サービスや宿泊サービスでの手配等々については、旅行業法という部分で旅行業者として取り扱うような形での通知がありましたので、その通知を基に業務委託をして実施をしているという経緯でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  今言ったのは一定の理解はできる。業者というのは、市内業者育成と言っているでしょう。市内業者育成と皆さん言っている。1者じゃおかしいじゃない。競争させろと言っているんじゃない。普通は競争なんです。競争になってしまうと委託じゃない。おーい、頼むぞと言っているのと同じなんです。そのおーい、頼むと言われたらおいしいから、幾らでもやりたいですよ。手法なんです。方法論なんだよ。  1者でやるのはちょっとクエスチョンマークじゃないのと。手法で変えればいい、変えられるんだから。面倒くさいとかどうのこうのと、例えば言ったとするならば、役所が指導すればいい、役所の事業なんだから。役所が窓口になる、そうしたら。役所が窓口だったら競争できる。五十何万円でしょう、1回か2回でしょう。できるんじゃないの、役所で。受付だとかそういうのはできるんでしょう。そのために知恵を働かせて、そしてクエスチョンマークがないように、そして次年度に移るんだよ、これが決算なんだよ。同じことを誰だって、2回も3回も同じことを、楽だからやれば、幾らでもできる。それじゃ駄目なんだよ。それじゃ進展がないでしょう。  最少の経費で最大の効果を得る。知恵を働かせる。私は前にもこの問題を提起をしているわけだから、また同じものが出てきた。進展がない。ということはこれでいいんだろうと思っている。これでいいと思っていないから、市民は言うんですよ。市民にそういうことを指摘されたら、謙虚な形で役所は考えなくては。これでいいんだと突っぱねては駄目だよ。  そう言いながら、文化観光課長、そういうふうに私の質疑にいろいろあって答弁していながら、また同じことを繰り返してやっているんだよ。どうなんですか、その辺。お願いします。 ○委員長 文化観光課長。 ◎文化観光課長 御指摘のとおり委託業者と我々、主催者が草加市でございますので、我々との役割分担という部分について、しっかり今後、再検証させていただいて、それぞれの役割分担をしっかりしながら、ツアーを実施できるように検討していきたいというふうに考えております。  また、こちらの契約につきましては、昨年度は公募型の簡易競争契約ということで実施をしておりまして、今回2者のほうから応募いただいて、より低額であった業者さんとの契約という形で進めさせていただきました。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  要するに、令和4年度の決算、そして、今度は令和5年度、これは一定の理解はできるけれども、これだと了とされません。したがって、手法を変えて、そして令和5年度にさせると、こういうような方法にしなければしようがないんじゃないの。幾ら、あなた、弁解しても、弁解できません。  一番やりやすいからそれでいいだろう。それじゃ誰だってできる。我々だってできるんですよ。その知恵を働かせるのが役人なんだよ。  我々の質問に対して、こうやる、ああやるといっても、逃げの答弁だ、それは。  だから、この決算をするときに、おかしいなと思いながら決算をしたんだから、そのじくじたる思いをもう一回答弁してくださいよ。 ○委員長 文化観光課長。 ◎文化観光課長 こちらのツアーの委託業務に関する部分につきましては、御指摘いただいたようにその手法の部分について、しっかりと検証させていただいて、これまでの経緯と、それから今後、皆さんに御納得いただけるような手続というところを改めて検討させていただいて、今後、手続等検討して進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  それじゃ、終わるけれども、もう一回、例えば業者としては、私が質疑した中で、同じ業者だったのか、ほかの業者だったのか、その点を一つ聞いて終わりにしたいというふうに思っています。 ○委員長 文化観光課長。 ◎文化観光課長 契約させていただいた業者さんにつきましては、令和3年度と同様の業者さんに契約をさせていただきました。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  河合委員。 ◆河合悠祐 委員  観光事業がもろもろあると思うんですが、これらの事業に市外の方々がおおむねどれぐらい来られているのかというのは調べられていますでしょうか。 ○委員長 文化観光課長。 ◎文化観光課長 観光に関わる草加市の様々なイベントに対しての入込観光客数というところで数字を取らさせていただいております。こちら昨年度、令和4年度は合計しますと24万5,732人という数字、こちらが草加市の入込観光客数として各種報告をさせていただいている数字となります。  ただ、こちらの数字につきましては、市民の方か市外からお越しいただいた方かの区別の部分はちょっと難しい部分がございますので、合計した人数という形になっております。  以上でございます。 ○委員長 河合委員。 ◆河合悠祐 委員  去年も同じ質問、ほかの委員さんからされていると思うんですね。去年も市内、市外の区別まで扱っていないというお答えをされていて、いや、これぐらい予算を使っているんだから検証は必要ですねと同じことを言われていると思うんです。さきの吉沢委員のお話もあったとおり、それだと全然進歩がないというか、やっぱり去年指摘されているわけですから、何かしら令和4年度においてアクションしなければいけないんじゃないかと思うんですけれども、何かちょっとでも、去年もRESASとか使えばいいじゃないですかと言われているわけですから、何かそういうアクションをされたのか、お金がかかるから無理だとかということもあるかもしれませんけれども、何かしらのアクションをされたのかについてお伺いします。 ○委員長 文化観光課長。 ◎文化観光課長 入込観光客数の内訳につきましては、河合委員さん御指摘のとおりRESASという国の主導したシステムがございまして、そちらで数字が捉えられるというものの仕組みが確かにございます。我々のほうもそちらの内容については、当然確認はさせていただいてはおるんですけれども、現在のところ、こちらのシステムを使って明確に市外の方がどれほど来られているかというところについて、まだ捉えることはちょっと難しくて、その辺の部分について、我々の調査研究の部分もまだ不足している部分もございますので、そこは引き続きもう少し調査させていただいて、算出できる方法がないかどうか、引き続き検討させていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、2款9項に対する質疑を終了いたします。  次に、6款1項農業費のうち、自治文化部に係る部分の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 それでは、6款1項農業費のうち、自治文化部に係る部分について御説明申し上げます。  初めに、3目農業振興費につきましては、予算現額は1,767万2,000円、支出済額は1,373万2,174円、執行率は77.7%でございます。  主な内容としましては、地産地消マップの作成や庭先販売施設改修等補助事業など、都市農業振興基本計画におけるアクションプランの実施や農業振興協議会への補助をはじめ、農産物の地産地消の推進に向けた取組など、本市の都市農業を推進するために要した費用でございます。  次に、4目農地費でございます。  4目農地費につきましては、予算現額は1,605万5,000円、支出済額は1,311万9,407円、執行率は81.7%でございます。  主な内容としましては、葛西用水路伏せ越し施設などの維持管理委託、農業用排水路浚渫事業に対する補助等、農業用水路を適正に維持管理するために要した費用でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  地産地消マップについてです。こちらの活用方法、また反応についてお聞きしたいと思います。 ○委員長 長峯自治文化部副部長。 ◎自治文化部副部長 地産地消マップにつきましては、令和4年度は1万2,000部を作成をさせていただいたところでございます。配付につきましては、市内の市役所、それから公共施設、それから市内の小学校、小学校は3年生から6年生を対象にした児童・生徒にも配付し、地場農産物を知っていただく機会を創出したところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  広田委員。 ◆広田丈夫 委員  ちょっとそれに関連したことなんですけれども、そこに地産地消マップで、まず庭先販売農家と、あと使用推進店が載っていると思うんですけれども、それが増えているか、減っているのか。令和3年度と比較して増えているのかということを教えていただきたいんですけれども。 ○委員長 長峯自治文化部副部長。 ◎自治文化部副部長 庭先販売農家につきましては、令和4年度は62件でございまして、令和3年度は64件でございますが、令和3年度に比較して2件の減となっているところでございます。  地場産農産物の使用推進店につきましては、令和4年度は26店舗となっておりまして、令和3年度と比較して増減はございません。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  菊地委員。 ◆菊地慶太 委員  今の地産地消マップの件なんですけれども、先ほど発行部数が1万2,000部ほど作成されたということですけれども、令和3年度では1万3,000部だったと思うんですけれども、1,000部減った理由がもしあれば教えてください。
    ○委員長 長峯自治文化部副部長。 ◎自治文化部副部長 部数につきましては、小学校の配付部数はほぼ変更はございませんが、市内公共施設等で配付した部数に残部が生じたものですから、減部したものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、6款1項のうち、自治文化部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  次に、7款1項商工費のうち、自治文化部に係る部分の説明を求めます。  自治文化部長。 ◎自治文化部長 それでは、7款1項商工費のうち、自治文化部に係る部分につきまして御説明申し上げます。  2目商工振興費につきましては、予算現額は12億7,511万8,000円、支出済額は12億3,561万6,149円、執行率は96.9%でございます。  主な内容としましては、民間主導、公民連携によるリノベーションまちづくりを推進する草加駅周辺等市街地活性化事業や、商店街元気倍増事業並びに草加の地場産業のPRや活性化に関することのほか、市内で生産される優れた特徴のある製品を認定し、紹介する草加モノづくりブランド認定事業、企業の展示会等への出展の支援などの企業活動の活性化に向けた支援事業、企業の労働力の創出や生産性の向上を支援する市内産業労働力創出事業のほか、草加市創業支援等事業計画に基づく創業支援など、域内経済循環の活性化を図るために要した費用でございます。  さらに、新型コロナウイルス感染症に係る緊急経済対策事業として、プレミアム付商品券事業、原油・原材料等の価格高騰を受けた市内中小企業等に対して支援するための給付事業の実施、市内農商工団体などが迅速な事業売り上げ回復を目指し取り組む事業に対し支援するための補助事業の実施、さらに市内リフォーム補助事業、市内事業所等設備支援事業を実施する草加地域経済活性化事業実行委員会に対する補助などを実施し、地域経済の下支えや事業活動の継続を支援したほか、経営革新チャレンジ支援事業などを通じて、ウィズコロナ・アフターコロナを見据えた市内中小企業等の経営革新を後押しするために要した費用でございます。  以上でございます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  プレミアム付商品券についてお聞きいたします。  こちら令和2年度から毎年継続されていると思いますが、それぞれの年度の発行部数、そして倍率、そして、参加企業数の推移を教えていただきたいと思います。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 プレミアム付商品券の令和2年度、3年度、4年度における商品券の発行部数と金額、あと事業者数でございます。  令和4年度の商品券発行部数におきましては、13万冊でございます。令和2年度、令和3年度につきましては10万冊でございます。  事業者数につきましては、令和2年度が1,218事業者、令和3年度が1,220事業者、令和4年度が1,138事業者でございます。  当選倍率につきましては、令和4年度につきまして2.01倍でございます。  以上でございます。 ○委員長 藤原委員はそれぞれの倍率を聞かれていました。それぞれの年度の倍率もお願いします。  ──────────◇────────── △答弁の保留 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 令和2年度、令和3年度につきましての倍率のほうが、ちょっと手持ち資料にございません。調べさせて、後で回答させていただきます。 ○委員長 藤原委員、答弁保留ということでよろしいですか。 ◆藤原みどり 委員  はい。 ○委員長 それでは、先に進めさせていただきます。  ──────────◇────────── ○委員長 ほかにございますか。  藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  今の御答弁の中で、企業数が令和4年度は令和3年度よりも減っていたように聞き取ったんですけれども、この減少の理由というのはございますでしょうか。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 令和3年度から4年度にかけて業者数のほうが減った理由でございますが、令和3年度におきまして、コロナでなかなか使われなかった事業者さんがあったということで、令和4年度、手を挙げなかった事業者さんがいたため減ったものとなっております。  以上でございます。 ○委員長 藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  では、あわせて利用済数といいますか、利用されたパーセントはどのくらいでしょうか。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 使用された換金状況でございますが、発行金額が16億9,000万円に対しまして、換金したものが16億8,084万9,000円で、換金率は99.5%でございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井優美子 委員  商店街元気倍増事業補助金がございますけれども、ちょうど令和4年度はコロナ禍の3年目でございましたので、元気倍増事業は大切だったと思いますけれども、どういう事業が行われて、補助金がどのように支払われたのかお伺いいたします。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 商店街元気倍増事業補助金でございますが、こちら商店及び商店街の活性化を促進するための事業を行う商店、商業団体のほうに支出したものでございます。  種類でございますが、にぎわいづくり事業と、あと街路灯維持管理事業、また空き店舗活用事業と商店街環境整備事業のほうに対して補助金のほう交付しているものでございます。  にぎわいづくり事業におきましては、街バルイベントを開催したり、スタンプラリーを実施した商店街があったり、抽選会、あとはセールを行った商店街がそれに要した費用でございます。  また、街路灯維持管理事業につきましては、街路灯の電気代について補助金を出したものでございます。  にぎわいづくり事業の決算額につきましては、728万6,000円、街路灯維持管理事業につきましては395万6,000円、空き店舗活用事業につきましては103万4,000円、商店街環境整備事業につきましては6万3,000円、合計で1,233万9,000円でございます。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井優美子 委員  この事業は何か所で行われて、今、にぎわいづくりということで空き店舗やいろいろ御答弁いただきましたけれども、この事業への参加された市民の方はどのぐらいおられたのか、予測でまたお示しいただきたいと思います。事業をやったわけですから。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 まず、商店街の加盟している数でございますが、27ございまして、にぎわいづくりの事業の補助金を交付した団体数が17ございます。どれだけの市民がこちらの商店街に来られたかということで聞きますと、数字のほうをもらっているわけではないので、一つ草加駅前一番通り商店街で行われた子どもたぬき絵コンクールでは、720名の児童からコンクールの絵が集まったというような報告も受けてございます。  そのほか、様々な、一番通り春まつりで500人の方が来たとか、そういうような報告を受けておりますので、それぞれの加盟店、売り上げ等、あとにぎわいの向上につながったものと考えられます。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井優美子 委員  にぎわいのほうが17か所ということで、電気代はしようがありませんけれども、空き店舗やバルで、それぞれにぎわいというか、商店街の元気倍増が目的でこの事業をされたと思うんですけれども、やっぱりその事業をされた商店街のところにきちんと確認といいますか、やっぱり見に行っていないで、それぞれ報告を受けたということでの御答弁でしょうか。この商店街元気倍増事業補助金は大きいです、1,230万円。そういう意味ではちょっと御答弁が不十分だと思いますけれども、いま一度御答弁をお願いいたします。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 全ての補助を受けた商店街が実施したにぎわいづくり事業のほうを確認できたわけではございません。一部見に行ったものもございますが、全てを確認しているものではございませんが、また、商店会長等に確認して事業の効果を伺ったものもございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  平山委員。 ◆平山杏香 委員  2目商工振興費のリノベーションまちづくり事業委託料が1,093万8,070円だと思いますけれども、委託内容をお示しください。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 リノベーションまちづくりに関する業務委託料の内容でございますが、二つ、リノベーションまちづくり支援業務委託料とリノベーションまちづくり事業委託料の2種類がございます。  リノベーションまちづくり支援業務委託料につきましては、リノベーションまちづくりを効果的に、効率的に実施できるよう、事業の総合プロデュースを業務として、主な四つの内容の委託でございます。事業全体の進捗に関する指導及び助言をしていること、家守会社の育成に関すること、公共空間利活用に関する支援業務として公共空間利活用及び民間事業と公共事業の連携に関する助言を随時行っております。また、企業版リノベーションスクールの開催に向けた啓発講演会を令和4年度は実施したものでございます。  また、リノベーションまちづくり事業委託料のほうにつきましては、草加リノベーションまちづくり啓発活動まちの学校、リノベーションスクール、マーケットの学校の開催をいたしまして、そちらのほうを委託し実施したものでございます。  また、まちの学校等開催に当たってのチラシの作成、印刷、草加リノベーションまちづくりに係る広報物ということで冊子、そちらのほうを作成したものを委託したものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  矢部委員。 ◆矢部正平 委員  地場産業振興事業の草加せんべい販売促進事業補助金、これ50万円、海外販路開拓事業ということで、内容を詳しく教えていただきたいのと、海外販路ということで、せんべいというものが海外でどういう評価を受けているのかということも併せて伺います。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 草加せんべい販売促進事業補助金でございますが、こちらのほうにつきましては、市内の草加せんべい事業者が実施する海外販路開拓や、訪日外国人観光客に向けたPR事業を支援する補助金となっておりまして、令和4年度におきましては、有限会社大馬屋さんがこの補助金を利用しましてヨーロッパへの輸出促進事業を実施し、これについて支援したものでございます。  内容につきましては、欧州における販売拡大を目的として、ドイツ・フランクフルトで開催されるマイン祭りフェスティバル2022及びスロベニア、ゴルニャ・ラドゴナで開催された令和4年度スロベニア2022ゴルニャ・ラドゴナ国際農業・食品フェアの日本パビリオン出展に参画したものでございます。  海外に向けての販路はなかなか難しいものでございますが、現時点ではスロベニアの輸出に向けて、開発のほう進んでいるというふうに伺っております。  以上でございます。 ○委員長 反応もお聞きしたと思うんですけれども。  産業振興課長。 ◎産業振興課長 反応でございますが、恐らく味覚というのは日本人と外国の方、違うと思います。今もその外国人の味覚に合うようなせんべいづくりをしているというような形で事業のほうを進めてございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  おせんべい屋さんへの補助金なんだけれども、これは組合のほうから要求があって、そして補助金を支出したのか。さらには、草加市独自がそういう、例えば外国のほうへ行くんだからというような形で補助をするよというふうに言ったのか、その辺はっきりしないんだけれども、どうなんですか。お答えください。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 こちらの補助金につきましては、オリンピック・パラリンピック2020の契機に合わせまして、市と協議会が少しでも海外の方に販路を見せるということで始めた補助金でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  オリンピックのほうに含まれていると。その中の合算の一つの補助金だと、こういうことですか。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 オリンピックをあくまでも契機といたしました補助金として創出したものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  何でせんべいが出てくるんですか。 ○委員長 産業振興課長。
    ◎産業振興課長 オリンピックというものでインバウンドが期待できて、そこでせんべいのほうを海外のほうに紹介する一つとして捉えたものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  ちょっと分からないな。  もう一回よく説明してくれる。市民は納得しないよ、それでは。オリンピックに関わって、そして、せんべいが出てきて、世界的に販路を広げるという形で、その金を使われている。  じゃ、要するにオリンピックの中の予算の中の一つの補助金として位置づけて、そういう位置づけでいいんですか。販路のためにそれを使ったというふうに判断していいんですか。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 産業振興課のほうでも、せんべいの販売の促進するというような目的がございます。そのときに、東京オリンピック2020がございましたので、そのオリンピックを利用するというか、契機にいたしまして、そこで販路の拡大を目指したもので、オリンピックの補助金の中に含まれているものではなくて、オリンピックを契機に海外にせんべいを広めたいためにこちらのほうを活用したものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  そうすると、オリンピックの予算のほうの中の予算を活用したというふうに捉えていいんですか。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 オリンピックに係る予算とはまた別で計上したものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  なるほど、率直に言ってくれればいいんですよ。別に計上したのだったら。そういうふうに言うからおかしくなってくるんですよ。  そうすると、販路を広げるために外国に行ったと。そのために補助金を出したと。  だから、先ほど言ったように、それは組合のほうからそういうような形で要求したのか、個人じゃ駄目ですから、草加市がそういうふうにしてくださいと、こういうふうに言ったのか、ここへ戻ってくるんですよ。どうなんですか。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 オリンピックを契機にということで、予算は別にして、またこれを契機に市とせんべいの協議会のほうで話し合いを行いまして、補助金のほうを設けたものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  どういう方が販路を広めるために行ったんですか。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 市内のおせんべい屋さんでこちらの補助金を活用したものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  どういう方が行ったんですかと聞いている。団体のどういう方が行ったんですかということですよ。例えば役職だとするならば。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 令和3年度であればせんべい振興協議会の会長さん、あといけだ屋さん、また山香さん、大馬屋さんもこちらのほうの補助金を利用しております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  その50万円というのは上限なんですか。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 50万円は上限になります。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  収支とか、そういうのは役所としては調査をしたんですか。出して出しっ放しですか。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 補助金なので実績報告のほうをいただいております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  内訳はどうなっていましたか。  ──────────◇────────── △答弁の保留 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 申し訳ございません。今、手持ちがこちらのほうにございません。後で用意させていただきます。 ○委員長 吉沢委員、答弁保留ということでよろしいですか。 ◆吉沢哲夫 委員  決算ですから、大事ですから。  これは、決算委員会をやっているんですよ。これだけの職員さんがいるわけ、補助で。何が出ても分かるような形で、答弁というのは、職員、頼むぞ。そういう形で捉えて、そして持っていなくてはいけないんですよ。そうじゃないですか。あなた方が提案しているんですよ。我々が審議しているんですよ。だからしっかりしてくださいということでよろしくお願いします。  それで、先ほどの答弁保留、お願いします。 ○委員長 それでは、先に進めさせていただきます。  ──────────◇────────── ○委員長 ほかにございますか。  河合委員。 ◆河合悠祐 委員  ふるさと納税推進事業で、他市ではクラウドファンディング型ふるさと納税を導入している自治体がありますけれども、令和4年度草加市でもクラウドファンディング型ふるさと納税の導入について、具体的に進んでいるのかについてお伺いします。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 令和4年度、ガバメント企業型クラウドファンディング導入に向けた他自治体の先進事例の調査及びふるさとチョイス主催の研修を受講したほか、今年度、令和5年度なんですけれども、令和6年度からの本格導入に向け、クラウドファンディングにより受けた寄附金を原資とする補助金の交付のための制度設計、ガバメントクラウドファンディングを市全体で活用するため、講師を招き庁内研修を開催したところでございます。  ただ、令和4年度ではないんですけれども、今年の6月の台風2号に伴う災害復旧のため、ふるさとチョイスで災害専用のガバメントクラウドファンディングを実施したものでございます。  以上でございます。 ○委員長 令和4年度だけの説明で結構です。  ほかにございますか。  鈴木委員。 ◆鈴木由和 委員  2目の企業支援・育成事業の中で、企業立地の促進の奨励金の件があると思うんです。行政報告書を見ると、交付の事業者数が2件となっています。この2件はどこなんでしょうか。それぞれの奨励金額を教えてください。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 企業立地促進奨励金につきましての令和4年度の対象業者でございますが、共立食品株式会社と株式会社ロピア・ホールディングスの2社となっております。  金額につきましては、共立食品のほうが328万4,000円、ロピア・ホールディングスが500万円でございます。  以上でございます。 ○委員長 鈴木委員。 ◆鈴木由和 委員  2件ということで、このほかに申請された事業者というのはあったんでしょうか。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 令和4年度についてはございません。  以上でございます。 ○委員長 鈴木委員。 ◆鈴木由和 委員  そうしたら、また、この行政報告書を見ると、この奨励金の目的が、市内産業の振興及び雇用の拡大となっています。それはそうだというふうに思うんです。これをやっぱり奨励金を出す以上は、しかも2社ということで分かっているわけですから、この理由を当てはめたときに、市としてこの奨励金を出すことによる費用対効果をどのように考えているんですか。具体的にお願いします。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 共立食品につきましては令和2年度から操業しているところでございますが、こちら新しい工場で雇用者数も87名、ロピア株式会社のほうでは令和4年度からの操業になりますが、180名の方が従業員としてこちらのほう働いておりまして、また両社とも商工会議所への加入もしているような状況で、成果が出ているものと考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  河合委員。 ◆河合悠祐 委員  創業支援事業についてですが、創業者の業種別の内訳、特に増えている業種等あれば教えていただけますでしょうか。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 令和4年度、創業者の業種別の内訳でございますが、令和4年度では創業塾を受けた一般的な創業希望の方で、50名の方が創業のほうしておりますが、サービス業が22件、建設業が14件、小売業が10件、卸売業が2件、製造業のほうが2件となっております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  広田委員。 ◆広田丈夫 委員  行政報告書を見ると、2番の草加駅周辺等市街地活性化事業のところで、第2回リノベーションスクール@やつかということで、本スクールが11月11日から3日間開催されておりまして、これが具体的に幾つのグループがプレゼンテーションを行って、その後、活用というか、どういう形でつなげていくのかをお示しください。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 第2回リノベーションスクール@やつかの件でございますが、公共空間の利活用と創業希望者の実際のビジネスプランを基軸としたまちづくりの二つの提案をいただいたものでございます。  公共空間を活用する提案につきましては、谷塚駅西口地区市街地整備事業、まちづくり用地を利用する人の使う人の視点から用地の使い方を地域の人たちと考え、12月にこたつを公共空間に広げまして、地域の人と交流する場をつくるイベントを開催したものでございます。  もう一つの創業者希望のビジネスプランを基軸にしたまちづくりプランの提案につきましては、谷塚で地域と関わりを持った創業を目指すユニットメンバーの実際のビジネスプランを基軸に、ユニットメンバーが何もないまち谷塚という考えを見つめ直して、自分たちがわくわくしながら暮らせる谷塚の楽しみ方を演劇形式で谷塚ネガティブ劇場として提案したものでございます。  二つの案件でございますが、いずれも谷塚の活性を目指す思いを持ち続けながら、それぞれのペースで今現在も進めております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  創業支援事業につきまして、女性創業スタートアップ事業というものがございますが、こちらの事業について詳細をお願いいたします。 ○委員長 産業振興課長。 ◎産業振興課長 女性創業スタートアップ事業「わたしたちの月3万円ビジネス」の事業内容でございますが、自分の得意なことや趣味を生かしたビジネスづくり、負担の少ない日数で月に3万円を稼ぐことを目指すものでございます。  令和4年度につきましては、講座受講申し込みを促す説明会の実施、連続講座には12名の方が受講しまして、全6回の講座企画運営のほか、講座終了後のフォローアップ面談、フォローアップ講座の企画運営を実施したものでございます。  以上でございます。
    ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、答弁保留部分を残しまして、7款1項のうち自治文化部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  暫時休憩いたします。 午後 零時01分休憩 午後 1時05分再開 ○委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  ──────────◇────────── △答弁保留の答弁(7款1項) ○委員長 7款1項における答弁保留部分の答弁を求めます。  産業振興課長。 ◎産業振興課長 貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。  まず、一つ目なんですけれども、プレミアム付商品券の当選倍率でございます。令和2年度につきましては3.90倍、令和3年度につきましては2.61倍でございます。  以上でございます。  続きまして、2点目、草加せんべい販売促進事業補助金の内訳でございます。この補助金につきましては、総事業費の3分の2以内、上限が50万円までとなっております。令和4年度の事業の内訳としましては、総事業費が181万7,573円で、内訳ですが、一般会計となります渡航費が61万8,956円、一般管理費となります宿泊費が94万7,516円、備品代11万7,768円、人件費となります通訳費が13万3,333円となります。  以上でございます。 ○委員長 藤原委員、吉沢委員、よろしいでしょうか。 ◆藤原みどり 委員  はい。 ◆吉沢哲夫 委員  はい。 ○委員長 以上で、7款1項のうち自治文化部に対する質疑を終了いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 以上で自治文化部に係る部分の審査を終了いたします。  次に、健康福祉部に係る部分の審査を行います。  初めに、健康福祉部の決算概要について総括説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 それでは、初めに、令和4年度一般会計決算における健康福祉部に関わる総括説明を申し上げます。  健康福祉部では、社会保障制度に対応した生活保護、生活困窮者の自立支援、高年者・障がい者への支援、介護保険、介護予防や医療、健康に関することなど、様々な事業を弾力的に取り組んでございます。  令和4年度におきましては、新型コロナウイルス感染症への対応を継続的に図る中、市民の社会福祉の向上を目指して、緊急性や必要性を考慮し、事業を実施してまいりました。  主な取組といたしましては、新型コロナウイルスワクチン接種や住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の給付など、コロナ禍に対応するための国の方針に基づいた事業を迅速に進めるとともに、地域共生社会を推進するため、重層的支援体制整備事業の実施、生活困窮者に対する支援や高年者の介護予防、障がい者の自立支援のほか、市民の健康の維持、増進に係る事業などを実施してまいりました。  健康福祉部全体の決算額といたしましては、人件費を除きますと、予算現額311億8,891万8,108円に対しまして、執行済額278億5,155万9,796円でございます。執行率は89.3%、令和3年度決算額と比較いたしまして13億4,966万6,794円の増額、率にして約5%の増となってございます。  以上が令和4年度決算における健康福祉部の総括的な説明でございます。 ○委員長 執行部の総括説明が終わりました。  次に、3款1項社会福祉費のうち健康福祉部に係る部分の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 それでは、3款1項社会福祉費につきまして御説明申し上げます。  3款1項社会福祉費につきましては、1目から4目、6目から9目が健康福祉部の所管でございます。  人件費を除きまして、予算現額165億1,656万9,108円に対しまして、支出済額146億8,861万2,101円、執行率といたしまして88.9%でございます。  初めに、1目福祉総務費についてでございます。  人件費を除きますと、予算現額は1億5,746万8,000円、支出済額は1億4,084万8,112円、執行率は89.4%でございます。  福祉総務費につきましては、地域福祉活動推進事業などの3事業がございます。  主な内容といたしまして、草加市社会福祉協議会、草加市民生委員・児童委員協議会など、社会福祉に関する活動を推進する団体に対する補助、社会福祉活動センターの管理運営、社会福祉法人の認可、指導、監査に関する事務などに要した費用となってございます。また、令和4年度から実施しております重層的支援体制整備事業に係る委託に要した費用もございます。  次に、2目高年者福祉費でございます。  予算現額は32億1,661万4,000円、支出済額は31億3,083万5,647円、執行率は97.3%でございます。老人施設入所委託事業など8事業がございまして、高年者に関わる福祉サービスに要した費用となってございます。  主な内容といたしまして、老人施設入所委託事業、配食サービスなどの高年者在宅生活支援サービス事業のほか、物忘れが気になる高年者に脳の健康度チェックを受けていただく認知症検診事業や、すこやかクラブなどを支援する高年者団体支援事業、敬老をお祝いするための高年者敬老事業に要した費用でございます。そのほか後期高齢者医療の関係といたしまして、後期高齢者医療特別会計への繰出金や後期高齢者医療広域連合への負担金に加え、健康診査委託等に要した費用となってございます。  次に、3目介護保険費でございます。  人件費を除きますと、予算現額は29億4,474万円、支出済額は29億1,329万49円、執行率は98.9%でございます。  介護保険特別会計繰出金など7事業がございまして、主な内容としまして、介護保険特別会計に対する繰出金、地域包括支援センター委託事業や生活支援体制整備事業のほか、本市が独自で実施しております介護サービスの利用者負担額補助や介護職員資格取得支援事業補助などに要した費用となってございます。  次に、4目障害福祉費でございます。  予算現額は50億8,434万8,000円、支出済額は48億969万4,154円、執行率は94.6%でございます。  自立地域生活支援事業など10事業がございまして、障がい者に関わる福祉にサービスに要した費用となってございます。  主な内容といたしまして、障がい者の自立と社会参加のために相談支援などを行う自立地域生活支援事業や福祉タクシー・自動車燃料費補助事業、障害福祉団体補助事業などに要した費用でございます。また、在宅生活を支援するものとして、特別障害者手当等の支給や重度心身障害者医療費支給事業などに要した費用となってございます。  さらに、障がい者の更生援護として、自立した在宅生活を支援するための居宅介護や短期入所、自立支援医療などの居宅系サービス及び入所による施設生活や入所による自立訓練の支援などの施設系サービスを行う自立支援給付事業や障害者居住支援体系の整備事業などに要した費用となってございます。  次に、6目社会福祉施設費でございます。  予算現額は5億140万8,000円、支出済額は4億4,885万3,783円、執行率は89.5%でございます。  事業といたしましては、社会福祉施設管理運営事業、障害社会福祉施設管理運営事業の2事業でございます。  主な内容としまして、養護老人ホーム松楽苑や総合福祉センターであいの森、障害福祉サービス事業所つばさの森などの社会福祉施設の管理運営に要した費用となってございます。  次に、7目国民年金費でございます。  人件費を除きますと、予算現額は795万8,000円、支出済額は746万5,653円、執行率は93.8%でございます。  主な内容といたしまして、法定受託事務でございます国民年金に係る加入、喪失及び受給などの受付やこれらに係る相談、広報活動等に要した費用となってございます。  次に、8目国民健康保険費でございます。  人件費を除きますと、予算現額は18億5,206万7,000円、支出済額は13億1,591万5,200円、執行率は71.1%でございます。  内容といたしましては、国民健康保険特別会計への繰出金でございます。  最後に、9目臨時給付費でございます。  予算現額は27億5,196万6,108円、支出済額は19億2,170万9,503円、執行率は69.8%でございます。  内容といたしましては、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金及び電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金の支給に要した費用となってございます。  以上、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  菊地委員。 ◆菊地慶太 委員  1目の福祉総務費の地域福祉活動推進事業の避難行動要支援者支援計画についてですが、令和4年度末における登録者数と令和4年度の新たに申請された方の人数についてお伺いいたします。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 登録者数なんですけれども、令和4年度末というか、随時システムで更新されていってしまいますので、直近の令和5年8月1日現在の登録者数で申し上げますと1,076人となっております。ちなみに、令和4年度中に新たに登録した人数につきましては、55名でございます。  以上でございます。 ○委員長 菊地委員。 ◆菊地慶太 委員  同じところですけれども、登録対象者となる方はどのような方で、対象者数は市内に何名ぐらいいらっしゃるのか、把握されていれば教えてください。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 まず、登録となる対象者でございますが、日常的に支援が必要な方や見守る方がいない単身・準単身者を基準といたしまして、一つ目として、要介護3以上の方、二つ目としまして、身体障害者手帳をお持ちの方のうち上肢のみの障がいを除く1級から3級までの方、三つ目といたしまして、療育手帳◎  A、A、Bの方、四つ目といたしまして、精神障害者保健福祉手帳1級または2級の方、五つ目としまして、単身・準単身にかかわらず、特別障害者手当の受給資格認定を受ける方が対象となっておりまして、対象と思われる方につきましては、令和4年度につきましては、491件の方に各案内のほうを送らせていただいております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  部長のほうから先ほど総括的な説明を受けました。でっかい事業で大変だね。  これを見ると、歳出の民生費全体の構成比で45.8%、前年度より0.4%プラスという形で、先ほど部長のほうから全体の目のほうをお知らせをいただいて、89.3%ですね。民生費が40億円何がしから、残念というか、これが正しいというか分かりませんけれども、不用額が34億6,541万8,453円出てしまったと。これは、いいかどうかは分かんないよ、財政運営上、100じゃ困る。100なんていうのはあり得ないし。そこで、先ほど目ごとに説明を受けたんだけれども、高いところは高いですよね。低いところは60何%もありますよね。これはどういう状況なのかということ。  それで、これだけの金を使って不用額が34億円出たと。先ほど、いろいろな形で、いろいろな角度から事業展開をしている。これは、何ていうのかな、福祉政策の中で最たる施策の、我々も望んでいるところなんです。そして、特に、令和4年度決算をやる中で、部長を頂点として、費用対効果をどういうふうに判断をしたのか。新旧もある、継続が多いんだけれども、費用対効果を知りたいと、こういうふうに思っているんです。それは、何ていうのかな、パーセンテージの低さというのは人の問題もあるのかなと。人が足りない、多い、増減の問題、こういうものは令和4年度はどうだったのか、こういうことも考えられるんじゃないかと私は思っているんです。だから、この金は何で、そして執行状況が進んでいなかったとか、だから、令和5年度はそれじゃいけないからというんで改善の方向に向いて予算を取ったのかどうかということを考えなくちゃならないんです、これは決算ですからね。  そういう状況を考えたときに、執行率がこういうふうな形で、40億円の中で3億何千万円ですから、微々たると言えば微々たるんですけれども、しかし、全体を執行していくにおいては、一定の執行をしないと市民の皆さんは了としないんじゃないだろうか、こういうふうに私は思っているんですよ。ですから、先ほど言うとおり、繰り返すけれども、費用対効果はどうだったのか。増減があるけれども、人の数全体の、要するに、人員の数、そういう数の問題はどうだったのか、こういうことをひとつお願いしたい。  そういうことで、まずもって、大枠的なことをお示ししていただいて、細かいところは、また後から逐一質問をしたいと、こういうふうに思っているところでございます。よろしくお願いします。 ○委員長 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 健康福祉部の様々な事業に御理解いただきまして、誠にありがとうございます。職員に代わりましてお礼申し上げます。  まず、執行率のお話でございますけれども、令和4年度はまだ新型コロナウイルスの感染が大きかったものですから、正直申し上げまして、予定していたイベントですとか事業が、人が集らないだとか、感染予防対策だとか、そういったところでなかなかできなかった部分がございます。そういったことも、執行率の低下といいますか、あまり伸びなかった理由というふうに考えてございます。  それから、大きなものは繰出金です。国民健康保険の繰出金、予算現額ではかなりの、毎年何十億円と予算を頂いているところ、これに関しては、国民健康保険制度の運営の状況を見守る中、最低限の執行ということで努めさせていただいたところでございます。  あと、費用対効果ということなんですけれども、委員さんも御理解いただいているとおり、このところ、健康福祉に関しては様々な動きがございます。その中の動きとして、重層的支援体制整備事業ですとか、あとは健康寿命の延伸ですね。そういったところで、今後、健康福祉部は、10年後、20年後を見据えて新たな仕掛け、仕組みづくりが必要となっている、今はその過渡期というふうに捉えてございます。  そのため、今年度4月からきくの里の機能転換を図ったりですとか、あとは、そよかぜの森、昨年度、既に定員に近い利用をいただいているところですので、令和4年度中においては、施設の機能転換を図るとともに、健康の分野については、健康づくり課から保健センターを課扱いにということで、より弾力的、機動的に課題を捉えて施策に反映できるよう取り組んできたところです。そういったところで、なかなか数字として効果というものは見えにくいところはございますけれども、将来等を見据えての取組としては、令和4年度、職責に応じた能力といいますか、取組はできたものと考えてございます。  さらに、人員ですね。健康福祉部の人員ということで、これまで述べましたとおり、これからもいろいろな事業が国から下りてくるものもございますし、コロナのように社会情勢を勘案しながら立ち上げていく政策等も十分考えられるところでございます。それらを見据えますと、やはり、人員の逼迫といいますか、職員は頑張ってやっておりますけれども、やっぱり、疲労感といいますか、疲弊をしているところが正直なところでございます。それについては、令和4年度の取組も踏まえまして、令和5年度、令和6年度、さらに人事担当部局のほうとも調整を図りながら、体制の強化を図っていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  金のない中で45%も行っちゃっているというような形で、私は、いつも、福祉ばかりじゃなくて、ほかのことも全部計算しながら見ているのですけれども、やっぱり、決算上は、あなたもそこにずっといるから御案内のとおり、令和3年度、令和4年度を平均して、精査をしながら、積み上げていったり、下げていったりしているわけ。そうすると、やっぱり、何ていうのかな、自治体というのは草加市だけじゃないですね。草加市だけが満足すりゃいいというんじゃないですよね。隣接する自治体、こういうところの比較も、決算は、ほかを比較しながら決算をして、そして令和5年度につないでいくという、これが基本なんですよね。それを令和4年度については、ほかの自治体の問題についてはどう捉えたか、その辺はどうなんだろうか。 ○委員長 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 他自治体と比較して、草加市の令和4年度の決算状況、取組はどうなのかという御質疑でございますけれども、近隣であれば、越谷市であるとか春日部市、同規模の人口数と、本来であれば比較して進めるところではございます。ただ、個々の内容については、大まかにといいますか、詳細に把握してはございません。ただし、これから取り組むべきところ、先ほども御説明申し上げました重層的支援体制整備事業ですとか、介護予防と保健事業の一体化事業というところが新しい取組でありますので、それらにつきましては、近隣の状況等も把握しながら、こちらからも情報提供を行ったり、あるいは他市町村から学ぶべきところは学んだりしながら、情報共有を図りながら取り組んでいるところでございます。
     以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  平山委員。 ◆平山杏香 委員  2目の高年者福祉費の高年者敬老事業で、敬老祝金3,143万円とのことで、88歳で3万円、99歳で5万円がそれぞれ現金支給されていると思いますが、1,015件とのことで、こちらの年齢ごとの内訳を教えてください。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 敬老祝金のそれぞれの人数の内訳でございます。  まず初めに、88歳でございます。こちらが966件、続いて、99歳が49件、合計で1,015件でございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  矢部委員。 ◆矢部正平 委員  障がい者の施設だったり事業者さん、決算で前年度と比較して増えたのか減ったのか、また、どういった区分の障がい者の施設だったり、事業者さんの変化の内容を教えていただければと思います。 ○委員長 障がい福祉課長。 ◎障がい福祉課長 令和4年度で増えた福祉事業所の数と利用者の状況ということでございますけれども、まず、福祉事業所に関しましては、障がい福祉サービス事業所の数で申し上げますと、主立ったところで申し上げますと、例えば、居宅介護の事業所であれば、令和3年度末は25だったものが令和4年度末が34ということで、9か所増えております。また、共同生活援助、グループホームですが、こちらが、令和3年度末の状況で11か所だったものが、令和4年度末で14か所ということで3か所増えております。また、生活介護事業所、つばさの森なんかも含みますけれども、令和3年度末で10か所だったものが、令和4年度末で13か所となっているところでございます。  また、利用が多かったサービスというものでございますけれども、これも障がい福祉サービスに関連してでお話しをさせていただきますけれども、増加があったものの主立ったもので御説明させていただきますと、まず、共同生活援助、グループホームに関しましては、延べ利用者数で申し上げますと、令和3年度が2,021人であったものが令和4年度が2,369人ということで、延べ利用者数で348人の増。また、いわゆる福祉的就労でございますけれども、就労継続支援B型事業の事業所でございますが、令和3年度の延べ利用者数が2,625人だったものが、令和4年度においては3,118人ということで、こちらが493人の増。また、就労移行支援という一般就労を目指した訓練を行う事業でございますけれども、こちらの延べ利用者数が、令和3年度において847人だったものが、令和4年度において1,095人ということで、248人の増となっております。  主立ったものに関しては以上でございます。 ○委員長 矢部委員。 ◆矢部正平 委員  全体的に増えているということは分かりました。  さらに、本市において、障がい者の施設がまだまだ足りない状況なのか、特定のこういった分野がまだ足りていないというのがあれば教えていただきたいのですけれども、それとも、もう飽和状態なのか、ちょっと分からないので教えてください。 ○委員長 障がい福祉課長。 ◎障がい福祉課長 実際に、今のサービスの状況が足りているのか、足りていないのかという状況でございますけれども、特に、今、計画相談支援ということで、障がい福祉サービスを利用する際にサービス等利用計画をつくる事業所に関しては、ここが非常に不足しているという状況でございます。そのほかに関しましても、不足しているというのが分かりづらいものがあるんですけれども、例えば、先ほど申し上げた共同生活援助、グループホームなどにつきましては、実際、ニーズがないように見えましても、施設が増えると供給に対して需要がついてくるというような状況がございます。  主立った状況としては以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  4目の自立地域生活支援事業についてお聞きします。  扶助費には日中一時支援事業が含まれていると思いますが、前年度決算と比較して利用登録者数、延べ利用回数、登録事業所数をお示しください。 ○委員長 障がい福祉課長。 ◎障がい福祉課長 自立地域生活支援事業のうち、扶助費に係る日中一時支援事業の利用登録者数、延べ利用回数、登録事業所数についてでございますが、利用登録者数は、令和3年度末時点で103人、令和4年度末時点で102人でございまして、1名減少してございます。また、延べ利用回数につきましては、令和3年度は224回、令和4年度は291回で、67回増加をしております。最後に、登録事業所数につきましては、令和3年度末時点、令和4年度末時点とも10か所で増減はございません。  以上でございます。 ○委員長 藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  日中一時支援事業について重ねてお伺いします。令和4年度当初予算と比較して執行残がどの程度あったのかお示しください。 ○委員長 障がい福祉課長。 ◎障がい福祉課長 日中一時支援事業につきまして、令和4年度の当初予算に対する執行残ということでございますけれども、当初予算が159万9,000円であるのに対しまして、決算が85万4,010円ということでございまして、執行残が74万4,990円で、執行率が53.4%となってございます。  以上でございます。 ○委員長 藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  日中一時支援事業を私もちょっと質問させていただいたんですけれども、令和4年度当初予算の半分近くが執行残となっている、そういった状況があるということで、ニーズがとても高い事業であるのに利用が伸びない理由について、市としてはどのように捉えているのかお示しください。 ○委員長 障がい福祉課長。 ◎障がい福祉課長 日中一時支援事業の利用が伸びない理由についてでございますけれども、日中一時支援事業の登録事業所数が少ない状況であるほか、事業所において、夕方の時間帯の預かりや送迎に対応できる人材の確保も困難であることから、十分に御家族の就労支援などを行うことができる体制が整備できていない現状でございます。そのため、事実上、緊急時の受け入れなどが中心の利用となっておりまして、就労支援などを前提とした多くの利用に至っていない、伸び悩んでいるというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井優美子 委員  地域福祉推進委託料のところをお聞きしたいと思います。  地域福祉推進委託料の委託先、それから、委託料の内訳をお聞きしますと事業が出てくると思うんですけれども、その事業を担当された方々はどういう方なのか、そして、令和4年度の実績はどういうものがあったのかお伺いいたします。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 地域福祉推進委託料の内訳というか、委託内容を、まず最初に申し上げます。地域福祉推進委託料につきましては、三つの委託がありますので、それぞれの委託名と委託先から申し上げたいと思いますので、よろしくお願いします。  まず、一つ目としましては、アウトリーチ等を通じた継続的支援及び多機関事業業務委託料、これにつきましては、社会福祉協議会のほうに委託をしておりまして、契約額といたしましては2,078万3,000円となっております。  二つ目の委託内容としましては、重層的支援体制整備事業における参加支援事業及び地域づくり事業業務委託ということで、こちらにつきましては、社会福祉法人福祉楽団のほうに委託をしておりまして、こちらの契約額につきましては853万6,000円となっております。  最後に、三つ目の委託といたしましては、中核機関整備事業業務委託ということで、こちらにつきましては、社会福祉法人社会福祉協議会のほうに委託しておりまして、契約額といたしましては1,131万1,000円となっております。  こちらの委託先の担当者といいますと、まず、最初のアウトリーチ等を通じた継続的支援及び多機関事業業務委託料、こちらは社会福祉協議会なんですけれども、こちらにつきましては、社会福祉士、精神保健福祉士、またはそれに準ずる資格を有する者等ということで、こちらは、よく言われるコミュニティソーシャルワーカー3人分の委託となっております。  次に、重層的支援体制整備事業による参加支援及び地域づくり、こちらは、社会福祉法人福祉楽団さんにお願いしている委託につきましても、対象となる方につきましては、同じ、先ほど申し上げました社会福祉士、精神保健福祉士、またはそれに準ずる資格を有する者という形で委託のほうをお願いしております。  三つ目の中核機関整備事業業務委託料といたしましては、こちらにつきましては社会福祉協議会さんのほうに委託をしていまして、職種とかそういったものは特に要しない形での委託となっております。  令和4年度の事業実績で申し上げますと、まず、一番初めに申し上げました社会福祉協議会のほうに委託しておりますCSWのほうの関係なんですけれども、こちらにつきましては、相談業務等をメインにしておりまして、相談業務としましては、延べ相談件数、こちらにつきましては3,160件ありました。そのうち新規の相談数につきましては、277世帯からの相談がございました。  次に、参加支援、地域づくりの業務実績ですが、参加支援の福祉楽団のほうには、相談件数としまして、令和4年度、延べ件数としまして266件ございました。  最後に、中核機関、こちらのほうの委託の実績といたしましては、相談業務としまして、令和4年度につきまして、延べ人数としまして573人からの相談を受けております。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井優美子 委員  大変御相談の件数が多いということで、令和4年度これだけ活動を頑張ってやってこられたのではないかと思うんです。これだけ件数が多いんですけど、相談の中で、解決といいますか、相談だけ受けてそのままではいけませんので、その辺はどうだったのかお伺いいたします。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 社会福祉協議会さんのほうに委託しておりますアウトリーチ等を通じた継続的支援の事業、コミュニティソーシャルワーカーさんの件で例を申し上げますと、先ほど、相談件数が新規で277件ありまして、なかなか複雑・複合化した相談がありますので、その年度内で完結するというものではないので、前年度から引き継いでいる相談を含めまして、昨年度、終結、一応終わった件数といたしまして137件ございました。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  河合委員。 ◆河合悠祐 委員  2目の高年者在宅生活支援サービス事業に関してですが、いろいろなサービスがあると思うんですけれども、まず、生活管理指導短期宿泊委託料とおしゃべりボランティア事業補助金の内容を簡単に教えていただきたい。  それから、それ以外にも高年者・障がい児(者)移送サービス委託料、配食サービス委託料、訪問理容サービス委託料、寝具洗濯乾燥消毒サービス委託料などがありますけれども、高齢化社会ということで、こういったサービスを受けておられる方の人数、金額も増えていくのかなと思うんですけれども、10年前と比べて増加傾向にあるのか、人数と金額についてお伺いできますでしょうか。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 まず、生活管理指導短期宿泊及びおしゃべりボランティア、こちらの事業内容について御説明申し上げたいと思います。  初めに、生活管理指導短期宿泊でございますが、こちらは、基本的な生活習慣でございましたり社会適応が難しい65歳以上の高年者の方を、養護老人ホーム松楽苑で一時的に宿泊をしていただき、生活習慣改善でございましたり体調管理をしながら、自立した生活に戻るために支援する事業でございます。  続きまして、おしゃべりボランティア事業でございます。こちらにつきましては、60歳以上の日中独居を含む独り暮らし高年者、こちらの方を対象に、社会福祉協議会に登録しているおしゃべりボランティアが、月2回、最大2時間を限度といたしまして自宅を訪問させていただきまして、おしゃべりや傾聴を行うものでございます。なお、こちらについては、平成30年度までは市から社会福祉協議会に委託しておりまして、令和元年度から実施主体を社協として、市は、必要な経費を補助金として支出しているものでございます。  続いて、10年前と比べて在宅生活支援サービスの中で、件数だったり人数が多いところをピックアップしてみたいと思います。配食サービスが一つございまして、こちらは、平成25年度との比較でございます。委託料といたしましては、平成25年度が1,308万5,026円でございましたところ、令和4年度におきましては1,622万2,200円ということで、約300万円増加になっているものでございます。  続いて、寝具洗濯乾燥消毒サービスでございます。こちらは、平成25年度43万6,000円でございましたが、令和4年度におきましては118万円でございます。  次が、ねたきり老人手当、こちらが、平成25年度で申し上げますと、予算が454万5,000円でございましたが、令和4年度の実績でいうと494万5,000円となってございます。  増額の主たる事業については以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井優美子 委員  地域福祉計画策定実態調査業務委託料がございますけど、この委託先と、どういう実態調査をされておられるのか、この内容をお聞きいたします。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 地域福祉計画策定実態調査業務委託料ですが、こちらの内容につきましては、来年度からの地域福祉計画策定に当たっての、事前の市民の意識とか、そういったものを聞くアンケート調査となっております。  委託先としましては、Next−i株式会社さいたま支店となっております。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井優美子 委員  そのアンケートの項目を幾つか挙げてください。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 失礼しました。  まず、アンケートとしましては、市民調査としまして2,000件を送っております。また、市民活動団体調査としまして420件、福祉サービス提供事業所調査としまして263件、民間企業調査としまして719件送らせていただきました。  このようなアンケートの一般市民の調査におきましては、地域福祉の考え方や地域活動やボランティア活動に対する課題や参加するための条件を把握するとともに、市民に対して、福祉に関する要望や制度の周知を目的とした内容となっております。地域活動団体調査につきましては、地域福祉の考え方や福祉分野と福祉分野以外の活動団体が連携するために必要な環境を把握することなどを目的とした内容となっております。福祉サービス提供事業所に対する調査につきましては、地域貢献活動の取組状況や今後の取組意向、取り組むための条件を把握することを目的とした内容となっております。また、民間企業に対しましては、地域貢献活動への取組状況や今後の取組意向、取り組むための条件などを把握する調査となっております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  2目の認知症検診事業についてお伺いいたします。  対象者数と受検者数、そして受検率がお分かりになりましたらお示しください。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 認知症検診事業の対象者でございます。認知症検診は65歳以上の方が対象になりますので、草加市内にお住まいの65歳以上の方ということで、6万1,747人の方が対象になります。令和4年度におきまして、1,705人の方にお受けいただいておりまして、これが自動的に一次検診の方でございます。そのうち要精密検査と判定された方が630人いらっしゃいまして、さらに、そのうち474人の方が精密検査を実際に受診されたということでございます。ちなみに、受診率でございますけれども、2.8%でございます。  以上でございます。 ○委員長 藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  1目なんですけれども、草加市民生委員・児童委員協議会に対する補助金というのがありますが、今、民生委員さんがすごく少なくなっているというお話を伺っておりますが、欠員はありましたでしょうか。 ○委員長 福祉政策課長。 ◎福祉政策課長 民生委員・児童委員、主任児童委員の定数なんですけれども、今現在、定数につきましては309人となっております。それに対しまして、3月末現在、民生委員・児童委員のほうが231人、主任児童委員が20人、計251人で、欠員が58人という状況になっております。  以上でございます。 ○委員長 藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  それに対しての働きかけというか、補充についての対策というのはどのようなことをやっていただいているのでしょうか。 ○委員長 福祉政策課長。
    ◎福祉政策課長 対策といたしましては、いろいろな活動団体さん、例えば、昨年度だと、草加市PTA連合会さんにお邪魔したりしまして、身近にそういった民生委員にふさわしいような人がいるようでしたら紹介してくださいということで、そういったことをやったりとか、なかなか難しいんですけれども、市の職員の退職者で市内在住の方には、一応、こういった民生委員がありますのでぜひという形で、お声がけ、案内、そういったものを送るような形で対応しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井優美子 委員  高年者プラン策定実態調査業務委託料がございますけれど、この委託先と、令和4年度、実態調査をされたわけですけれども、この実態調査をされた結果、どのようなことが出てきたのか、分かったのか、多いものからお示しいただきたいと思います。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 高年者プラン策定実態調査業務委託の業務委託先でございます。委託先は、株式会社グリーンエコでございます。  続いて、調査結果から何が分かったかというところでございますが、主に、調査結果の一例といたしまして、リスクのある一般高年者の状況といたしまして、口腔機能、認知機能、それぞれの低下や、鬱傾向の高年者が増加傾向にあります。これらの分野における介護予防事業がますます求められること、また、ケアマネジャーの視点から、現在の介護サービスでは生活維持が難しくなっている利用者のうち約4割の方が、在宅サービスの改善により生活の維持が引き続き可能であると考え、改善に必要なサービスとして、ショートステイ、訪問介護、訪問入浴、定期巡回サービス等の在宅サービスの充実を挙げております。その他、高年者人口の増加に伴い、施設等でより多くのみとりを担う役割が求められていること、介護人材の確保など、様々な課題が把握できたものでございます。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井優美子 委員  この調査は、グリーンエコさんですけれども、どういう方たち。これは、訪問して、それとも郵送でやられたのか。そして、今いろいろな御答弁がございましたけれども、郵送の部分で今御答弁いただいたようなことが判断できるのかどうか。訪問していませんからね。  そういう意味で、これから調査したのを、令和4年度調査しまして、その結果を踏まえて、令和5年度に向けて高年者プランを策定していくんだと思いますけど、調査的に、高年者の調査として十分だったのかどうかという部分で、介護予防とか、今いろいろ御答弁ありましたけど、リスクのあるだの、いろいろな在宅サービスだとか、この辺、郵便でやるという部分にいかがなものか。令和4年度、この調査をするという上で、在宅で心配な高年者が増加していますよね。この辺の調査の仕方の部分は、決してよしと言えるものではなかったと思うんですけど、この結果を踏まえて令和5年度の計画を考えたのかと思いますけど、今の御答弁は、郵送で送られてきたもので統計を取っての御答弁かと思うんですけど、その辺に関して、いま一度、この実態調査を委託しての調査はどうだったとお考えになられますか、お答えいただきたいと思います。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 高年者プランのアンケート調査における調査方法、手法についてでございますけれども、手法につきましては、郵送による調査ということでございます。  また、調査の内容でございますけれども、松井委員さんのおっしゃるとおり、きめ細やかにどこまで調査ができるものかというところで一つ課題がございます。今回につきましては、それぞれ、介護を実際に受けていらっしゃる方だけではなく、地域の元気な高年者の方や介護事業所にお勤めの方々といった方の視点からも意見も頂戴したものでございます。  具体的に申し上げますと、調査の種類が7種類ございまして、順に申し上げますと、日常生活圏域ニーズ調査、こちらは、要介護認定を受けていない65歳以上の方を対象にしたものでございます。次に、在宅介護実態調査、こちらは、介護認定者のうち在宅生活の人を対象としたものでございます。次に、在宅生活改善調査、こちらは、居宅介護事業者、小規模多機能の管理者及びケアマネジャーさん向けのアンケート調査でございます。次に、居所変更実態調査は、住宅型の有料老人ホームを含む介護施設向けのアンケートでございます。次に、介護人材実態調査は、市内の介護事業所の介護職員さん向けの調査でございます。次に、第2号被保険者調査は、55歳から64歳までの方を対象としたものでございます。最後に、在宅医療介護連携調査、こちらが医療機関、介護事業所、居宅介護支援事業所向けの調査でございまして、合計で5,516件の配布を行ったものでございます。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井優美子 委員  今ちょっとお聞きして、ある程度安心したんです。なぜかというと、高年者の方に直接、さっき申し上げましたけど、高齢鬱とか認知症になり始めている人とか、本人宛てに行ったときに、字も見えないし、内容も理解できない。3万円の給付にしても、何の通知が来たのか分からないというお電話がたくさんあるんです。だから、今、介護施設の方、ケアマネジャーさんとか、いろいろなところに調査が送られているということですので、そちらのほうが確かかなと思いますけど、ちょうど去年のあたりは2040年問題とかいろいろ言われているときで、本当に、この調査というのが、去年の時点で、やり方というのを本当に考えてやらないといけないと盛んに言われていたときでしたので質疑させていただきましたけれども、それなりに結果を出されているようですので、令和5年度に向けてこの結果をぜひ生かしてやっていただきたいと思いますが、その辺のお考えはいかがでしょうか。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 まさに、令和5年度、今年度に、次の期間の介護保険事業計画と高年者福祉計画を将来を見据えた計画にするために行ったアンケート調査でございますので、結果をしっかり反映させた形で計画策定をしてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  矢部委員。 ◆矢部正平 委員  基幹相談支援センターの委託先と委託内容、委託料の内訳、働いている職員の方の人数と、資格とかが必要なのか、スキルがあるのかどうかと、今働いている方に対して配置基準とか、何人足りているとか、足りていないとかも分かれば教えてください。 ○委員長 障がい福祉課長。 ◎障がい福祉課長 基幹相談支援センターに関わる御質疑について順次御答弁申し上げます。  まず、基幹相談支援センターの委託内容についてでございますけれども、地域における相談支援の中核的な役割を担うために、総合的かつ専門的な相談支援の実施、あとは地域の相談支援体制の強化の取組、障がい者等に対する虐待防止及び早期発見のための関係機関との連絡調整や権利擁護について、総合的かつ効果的、効率的に実施するという事業を委託しております。  委託先は、社会福祉法人草加市社会福祉事業団でございます。  あとは人数についてでございますけれども、職員体制としましては、令和4年度の状況でございますけれども、全体で8人という状況でございます。一部兼務職員もございますけれども、8名体制で実施をしておるところでございます。  あと、望ましい資格というところで、必須ということではないのですけれども、相談支援専門員、社会福祉士、精神保健福祉士、保健師等が望ましいということになってございます。  以上でございます。 ○委員長 矢部委員。 ◆矢部正平 委員  必ずそういう資格を持っていなきゃいけないというわけではないという御答弁だったんですけれども、有資格者の方がそこで働いている賃金と、片や民間で働いていたときの賃金の格差ってどれぐらい開いているものなのか、本市のほうが多いのか少ないのか、分かれば教えてほしいんですけれども。 ○委員長 障がい福祉課長。 ◎障がい福祉課長 民間法人も様々ございますので、正直、上がったか下がったかというところに関しては何とも言えないというところでございます。大変恐縮ですが、そのような答弁でございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  4目の自立地域生活支援事業についてですが、手話通訳者派遣・養成委託料が前年度に比べると増額というふうに聞いておりますが、こちらの理由と事業内容についてお聞きしたいと思います。 ○委員長 障がい福祉課長。 ◎障がい福祉課長 手話通訳者派遣・養成委託料、まず、事業内容というところでございますけれども、聴覚障がい者の方が生活上必要とする情報を入手し、不自由なく生活できるよう、手話通訳者の派遣、手話通訳者の養成を行うものでございます。  なお、前年度決算と比較して増額ということでございますが、その理由でございますけれども、手話通訳の充実を図るために、委託先である草加市社会福祉協議会におきまして専任手話通訳者1名を増員したことなどによりまして人件費が241万7,977円増額になったことや、各養成講座を運営する際の感染症対策として、手話通訳を必要としている方が通訳者の口元が見えるようにできる透明マスクを購入したことなどによるものでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  河合委員。 ◆河合悠祐 委員  7目国民年金費についてですが、国民年金保険料の納付率を前年比でお伺いしたいのと、納付率というのが増加傾向にあるのか減少傾向にあるのかというのを、過去10年、全部おっしゃっていただかなくていいのですけれども、およそ10年を見たときに増加傾向にあるのか減少傾向にあるのかということと、あと、国民年金を払わない人もおると思うのですけれども、払う人を増加させるための施策は令和4年度でどういうことをされたのかについて、3点お伺いします。 ○委員長 赤澤健康福祉部副部長。 ◎健康福祉部副部長 まず、草加市の国民年金の保険料の納付率についてでございますが、草加市の国民年金保険料の納付率につきましては、令和4年度の国民年金保険料の納付率は70.4%でございまして、前年度の令和3年度の67.9%と比較しますと2.5ポイント上昇しているところでございます。  また、10年前との比較ということで申しますと、10年前が50.3%でございましたので、それから徐々に毎年少しずつ上がっているという状況でございます。  また、納付率上昇に向けての取組についてでございますが、基本的には、国民年金の保険料につきましては年金事務所のほうで担当しておりまして、その中で、草加市としましても、広報ですとか、その辺の連携を図りながら協力をしているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  長寿支援課のほうで、地域包括支援センター、2億3,298万4,119円が支出されているという形で、8か所あって、職員の充足率、特にケアマネジャーの動向、これはどういうふうな形になっているか、その辺をちょっとお知らせしてくれる。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 ケアマネジャーの動向でございますけれども、3職種の中の一人でございまして、8地域包括支援センター、全て充足しているものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  職員は充足率100%ということ。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 全体の職員の充足状況でございますけれども、草加安行地域包括支援センターが、これは主任ケアマネジャーさんではないのですけれども、3職種の1名及びプランナーが1名欠員でございます。また、谷塚西部地域包括支援センターでは、プランナーが1名欠員でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  令和4年度の決算では2か所のところが足りなかったということですね。令和5年度に向けて頑張るということだな。じゃ、先ほど言うケアマネジャーのほうは、充足率は定員いっぱいでいいということ。それをもう一回教えていただける。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 3職種におけるケアマネジャーにつきましては、充足をしているものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  充足をしているということですね。  去年のことなんだけれども、足りないと、ほかから借りていると、そういうことを聞き及んだんだよ。1か所のところな、今はどうか分かんないけどな。それは大変だなということで、いないからほかで借りたんだとか、そういう形で言われたんです。そうすると、草加市には、ケアマネジャーはどのぐらい在籍しているんですか。登録はないの、そういうの。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 恐れ入ります、ケアマネジャーの市内の数でございますが、こちらは統計がございません。申し訳ございません。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  ケアマネジャーによって相当助かっている方もいるんですよ。だから私は言っているんですよ。そうすると、全部そういう形で、令和4年度は2か所足りなかった。ケアマネジャーは定数だというふうに捉えていいわけね。令和5年度は聞けねえからさ。分かった、そういうことで、そこは努力してもらわなくちゃしようがないということですね。  それから、先ほどもちょっと申し上げたというふうに思うんですけれども、項目をずっと見ると、福祉は大変ですよね。助成金だ、さらには補助金だ、交付金だ、それによって市民が守られているというような感じですよね。補助金等、もちろんこれはあなたのところばかりじゃないんだけれども、あなたのところでやっている形でほかは言いたくないけれども、整理しなくちゃならないところがいっぱいあるんだわ、正直言って。金がないないと言っているんだからさ。  これを項目的に見ると、補助金が、要綱や、さらには、何て言うのかな、規則、規約、これによってできるんだろうというふうに私は思うんです。でかい事業課の一つぐらいの金の出ているところもあるし。だから、そういう点で、一つひとつは申し上げないけれども、整理整頓をしていくためには、きちっと精査する必要があるというふうに思っているんです。前年度の補助金等を見ると、大体同じく出ているんですよ。そうすると、今度は令和5年度も同じなんだよ。それじゃ駄目なんだよ。何のために決算をやっているんだというんですよ。そういうところから、最少の経費で最大の効果を生むためには、財源を生ませると、そのための決算なんだよ。そうじゃない、みんな頭に入れておいて。そういう形で決算をして、そして、財政運営をみんなで考えていくということを考えなくちゃいけないんだよ。  先ほども自治文化部のほうで私は話をしたんですけれども、補助金等ですから、返すやつはないと思うんです。だから、収支報告等をきちっと取るような形で、そして、お互いに理解し合いながら、草加市も大変なんだからこうしてくださいよとか、それでいいわけなんですよ。そういうような形で今回の決算はやったのかどうかということをまず聞きたいね。その辺はどうなんですか。 ○委員長 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 吉沢委員さん御指摘のとおり、補助金の効果、目的です。毎年度、当たり前のことですけれども、各団体さんと調整しながら、まずは、その必要額はどうなのか、それをやることによってどういう効果があるのか、それらを検証しながら予算積算をさせていただいて、年度を通して執行した後、やった内容、品目、額、それを各部内、各課、所管する補助金については精査をさせていただいているところです。  今後につきましても、吉沢委員さんがおっしゃるとおり、どういう内容をやっているか把握することは当然なんですけれども、今後を見据えて、補助金というのはどうあるべきかということも含めて、しっかりと相手方と確認しながらやっていくべきだと私も思いますので、そのように取り扱いさせていただきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井優美子 委員  すこやかクラブ(老人クラブ)補助金なんですけれども、すこやかクラブ(老人クラブ)補助金は何名分なんでしょうか。老人クラブの皆さんがおっしゃるには、50人いないと補助金が出なくて、50人いて1人幾らの補助金が出るというお話で、老人クラブは、高齢者でも非常に年齢の高い人たちが入っておりまして、ずっと補助金のほうを上げていただきたいとお願いしているというお話をされているんですけれども、令和4年度、皆さんのお願いといいますか、その辺がこの211万3,785円に反映されているのかどうか。  老人クラブというのは町会ごとにありますので、本当に何とか歩けるような年齢の高い方も、月1回の老人クラブを楽しみに行かれて、そして、年会費1,200円とか1,400円ぐらいですから、月1回に、本当にささやかなお弁当とお茶菓子を買ってやっても年会費は半年しかもたないんですって。町会から幾らか補助を頂いて、そして、こちらから頂く補助で1年間のお弁当とかお茶菓子を買ってやっているということで、この老人会へ来れなくなった、見えなくなったというと、もう介護サービスの対象者になっています。それで、来られていることで安否確認もやってあげているんですよ、みんなで。だから、この老人クラブがあるということの意味合いはすごく大きいんですよ。ずっとやっていかれるように考えて検討してあげなければいけなかったと思うんですけど、どうも、令和4年度の決算の金額を見るとそのままになってきているように思うんですけど、御答弁をお願いいたします。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 すこやかクラブ(老人クラブ)補助金についてでございます。まず、対象となる会員の人数でございますけれども、令和4年度で2,228人でございます。また、クラブの規模でございますけれども、以前は1クラブ50名というくくりがございましたが、現状では約20名程度ということになってございます。それと、会員お1人に対しての補助金額でございますけれども、こちらは現在950円でございます。  以上でございます。 ○委員長 松井委員。 ◆松井優美子 委員  すいませんけど、そういうふうに、今20名のくくり、1人950円の補助ということですけど、それが全然浸透されていないんですよね。ですから、本当に町会の役員さんが、50名いなきゃ困るだろうといって名前だけ、みんな高齢者ですから名前を貸せますけれども、そういう形で人数の枠をつくっていたり、ちょっとそういう無理があるといいますか。だから、そういう意味では、非常に大きな役割のある老人会に対してもう少しその辺を検討してほしかったなと。この辺、令和5年度に向けてどういうふうな検討をされているのかというのをお願いします。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 地域の声ということで、私どものほうにも多数寄せられている御意見もございますので、そういった御意見と併せて、例えば、補助金の今のお話など、誤解があってはいけませんので、すこやかクラブの理事会なりで、職員が赴いて丁寧に御説明をさせていただいておりますので、引き続き、今回の御指摘を踏まえまして、次回に生かしていきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  よく吉岡議員がそのことで、ふれあいの里ででっかいバスを巡回させて、それでこういう言葉を使っていたね、空気を運んでいる、人間じゃなくて、こういう表現をちょっとしていたよね。そこで、今度小さいバスになったんだよ。いいのか悪いのか分かんない。燃料をちょっと食うだけで、そんなに変わりないんだよ。小さい車だと乗れなくなっちゃうんだよね。市民いわく、一生懸命草加市ために働いてきたんだから、何もそのぐらいけちるなよと。いろいろな人がいるんだよ。駄目だって言う人もいるし、いいって言う人もいるし、費用対効果を考えれば、費用はでかい車のほうがちょっと燃料代がかかる。燃料代だけだ、運転手は同じだ。これは、でっかいほうのやつだ、まだ小さくなってないね、小さくなってからの決算ですね。  そうすると、今までのバスと費用の件で幾ら削減できたのか、これがまず一つ。そして、小さいバスになったら人が乗れなくなっちゃった、そのデメリットが出ちゃった。そのデメリットはどうするんだ。費用はちょっと削ったよ、だけれども人間が乗れなくなっちゃった。人間が乗らなくなるどころか、コースが変わっちゃった。例えばの話が、草加の西、東に来ていたやつが、今度は西にしか来なくなっちゃった。東はなくなっちゃった。小さいバスになってからだから令和4年度だよね。そういうのは、今までのやつとどういうふうにして、市民サービスをしようとしてやったにもかかわらず、なぜそんなになっちゃったのか。回数も少なくなっちゃった。でっかいバスから小さいバスにしたんだから、恐らくこれは違うと思うんですよ。  だけれども、それ以外に、今度はデメリットが大きくなっちゃっているということを考えたときに、市民サービスとして、一生懸命草加市のために働いて、余暇を楽しむためにバスに乗って風呂に行く、レクリエーションに行く、できなくなっちゃった。役所はどうするんだ、こういうふうに言っているんだ、私に。決算委員会でやってくださいよ。それはやるがな、当たり前の話だよ。
     だから、それはどういうことなの。でっかいバスと小さいバスの金額の差はどうなっているんですか。同じなら同じでいいよ、違ったら違った。そして、そのコースが変わっちゃったけど、それはどうなんだ。そして、メリットはない、デメリットばっかりだ。デメリットになっちゃった。それは、草加市民の高齢者の皆さんにどういうふうに話をする、我々に答弁する、我々から市民に言う、それがどういうふうに返ってくるか。答弁してください。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 まず、一つ目の大型バスからマイクロバスへ変更した経費の金額の差でございますけれども、金額の差としては、約124万円削減できたものでございます。  続きまして、コースが変わったこと、それとデメリットについて、まとめてでございますけれども、確かに、市民の皆様の声として、コースが変わって、今まで近くにあった停留所がなくなったということで問い合わせを多数いただいている実態はございます。一方で、コースを増やすことによって、吉沢委員がおっしゃったような、空バスという言葉を使っていいかどうかはあれなんですけど、その空バスの運行が増えてきてしまうという悪循環も想定しておりまして、現状では、途中下車なしの主要駅から施設までの直行便としたものでございます。なお、そのコースの選定に当たりましては、利用実績の多いところを踏まえまして、こちらの直行便とさせていただいたものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  そういう点では、金額的には、費用は少し少なくなった。だけれども、空バスという言葉を使った、空気だ。その空気があるから、それもなくなるような形で、そして、市民の皆さんに理解をいただくというような形にしたんですという形で、車はそうすると何台なんですか。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 車両に関しては、であいの森とふれあいの里で1台ずつで運行してございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  前は。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 であいの森とふれあいの里で、1台ずつ運行してございました。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  であいの森とふれあいの里で1台ずつ、前もであいとふれあい、今もであいとふれあい1台ずつ、同じだといこうことね。すると、不便地域だけがマイナスになっちゃったという形だよね。いいんだよ、それだったらそれで、市民の皆さんに言うんだから。不便になったけれども124万円浮いたんだよと、皆さんどう思いますか、これは我々の判断なんだよ。あなた方がそういう答弁をしているんだから、決算なんですから。予算だったら何でそういうことをしないんだと言えるけれども、決算なんだからしようがない。不便は我慢してくださいよと、これでいいんだね。 ○委員長 長寿支援課長。 ◎長寿支援課長 今多数御意見をいただく中で、大変心苦しいところでございますが、市民の皆様の御迷惑をおかけしている声というところは真摯に受け止めまして、また、バスの送迎につきましては、今後の施設の利用状況等も鑑みまして、継続的に検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  これは関連だから言わせてよ。アンケートを取った。利用している人にだけ取れば、それでよくなっちゃうんだよ。全然関係ない人にもある程度、乗るか乗らないか分からない、アンケートというのはそういう人にも取らないと駄目なんだよ。公平平等にならないんだよ。そういうふうに言っているんだよ、その人は。あなたが言う、要するに、乗客じゃなく市民各位には、心苦しいことですけれども、草加市は124万円浮くんだ、だから御理解くださいと。バスの回数については、それは心苦しいという形ですけれども、皆さんそういうことなんですよということですよね。そういうことでいいんですよね。市民にそういうことを言ってもいいんですよね。だって答弁しているんだ。決算ですから、来年は来年でまたやるわけですから、だから、そういうふうな形で124万円浮いたと。心苦しいけれども、アンケートを取ってそういう形になったのを御理解ください、こういうことですよね。部長、そうだね、分かった。じゃ、そういうことでいいよ。 ○委員長 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 吉沢委員さん御指摘のとおり、バスについてはいろいろと課題もございまして、いろいろ苦悩しながら現在の形態をとっているところでございます。マイクロバスに規模を小さくしたりですとか、あとは経路については、いろいろアンケートを取りながら、また、実態としては駅から施設のほうに行く方もかなり多かったものですから、その辺を優先順位をつけさせていただいて、現状のやり方となったところでございます。これについて御不便を感じる方も市民の皆さんはいらっしゃるかと思いますけれども、その辺は御理解いただきたいと存じ上げます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、3款1項のうち健康福祉部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  次に、3款3項生活保護費の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 それでは、3款3項生活保護費について御説明申し上げます。  人件費を除きます予算現額84億5,978万7,000円に対しまして、支出済額は81億2,025万3,665円、執行率は96.0%でございます。  初めに、1目生活保護総務費でございます。  人件費を除きますと、予算現額は3億1,745万4,000円、支出済額は2億8,637万2,381円、執行率は90.2%でございます。  事業といたしましては、生活保護関係事業と生活困窮者自立支援事業の2事業でございまして、主な内容として、生活保護の実施に係る収入や資産、扶養等の各調査に要する事務、電算システムの借り上げ、健康管理支援事業などに要した費用でございます。また、生活困窮者の自立支援といたしまして、自立に向けた相談業務、就労準備支援や子どもたちの学習支援、住居確保給付金、生活困窮者自立支援金の支給業務などに要した費用となってございます。  次に、2目扶助費でございます。  予算現額は81億4,233万3,000円、支出済額は78億3,388万1,284円、執行率は96.2%でございます。  生活保護事業の1事業でございまして、主な内容として、生活扶助、住宅扶助、医療扶助などの生活保護の扶助に要した費用となってございます。  以上、御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  生活保護、ここは2級地ですね。行政報告書によると、令和4年度における生活保護月平均受給者数は、3,348世帯、4,059人で保護率は1.64%でしたと。生活保護受給者の自立を助長する適正な援助、指導を行いましたと。助言、指導をきちっと行いましたか。  そこで、まず、県内における草加市の保護率の順位は何番目なのか。一番高いところは何%でどこなのか、そして、一番低いところはどこなのか、何%なのかお知らせください。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 草加市の生活保護受給者の方の市民人口に対する割合、これは保護率と申しますが、こちらは、県内では5位となっております。1位の市でございますが、こちらは蕨市となっておりまして、2.08%の保護率となっております。生活保護の保護率が一番低い市でございますが、こちらは白岡市となっておりまして、保護率につきましては0.58%でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  1.64%で5位ということでございます。これは、その人の生活状況ですから、最低限の生活は国が保障すると、こういうことになっているのですから、これはやむを得ません。貧困の問題とかそういうのは、これを見ると、5位ということは随分上ですから、草加市民も大変なんだなと、こういうふうに我々は思わざるを得ない、こういうふうに思っております。  そこで、全体の扶助費の中で医療扶助が何%になるか、金額にして幾らになるのか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 令和4年度の生活保護費の扶助費のうち、医療扶助費の、まず金額からお答え申し上げます。医療扶助費の金額でございますが、36億348万1,030円でございます。なお、全体の扶助費におけますパーセンテージでございますが、約46%でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  これを見ても、御案内のとおり、生活保護扶助をうけると医療扶助も受けられるという形で、約50%と、そこまでは行かないけどな、こういうふうになってしまうんだ。ですから、やっぱり、生活保護の基準だと言い、クエスチョンマークで考えていろいろやると、こういうような形になる場合があるという証明になってきちゃうことなんです。  そこで、草加市も、相当厳密な、申請者に対して助言、指導、さらには、いろいろ指導しながら受け付けるだろうと、こういうふうに思うけれども、草加市が令和4年度に、これは駄目ですと、要するに、基準の中に入っていませんという形で帰ってもらった、不受理になった人はどのくらいの人数がいるんですか、1年間で。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 令和4年度の生活保護申請におけます不受理件数という御質疑でございましたが、生活保護の場合は、基本的に申請権を侵害することはできませんので、生活保護を申請されたいという市民の方がいらっしゃった場合には、申請をお受けいたします。それに基づきまして新規調査をした結果、やむを得ず却下と、吉沢委員さんがおっしゃいましたように、結果的に不受理に近い形になる件数でございますが、18件でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  不受理じゃなくて却下、どっちが正しいんですか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 却下が正しい用語でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  それで、このような却下された中で、弁護士等を連れて来ていただいて、そして受理をしていただいたという方は、この中にいるんですか、いないんですか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 18件の却下をさせていただいたうち、弁護士を連れて来た方はいらっしゃらなかったということでございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  よく新聞紙上で騒がれて、そして記載されていたように、外国人が来て申請をされた人についても、日本人同様扱っているだろうというふうに私は思うんですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 外国人の方への生活保護の開始といいますか、適用についてお答え申し上げますと、外国人の方も、一定の条件をクリアしている方につきましては、生活保護が行政措置として適用されるという形になっております。具体的には、草加市内に外国人登録をされていらっしゃるということが1点目で、2点目が、ビザ、在留資格についての部分なんですが、基本的には、定住者などのビザをお持ちの方につきましては、行政措置といたしまして生活保護が適用されるものでございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  要件を満たした外国人は何人なんですか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 条件を満たしている外国人の方は、令和4年度の数字で申し上げますと175名でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  そうすると、175人が要件を満たした人で、受給されている方というですか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 令和4年度につきましては、175人の方が、世帯で申しますともう少し少なくなるんですが、生活保護の申請意思を示されまして、令和4年度は受給が開始されたという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  175人の金額は幾らぐらいになりますか、全体で、家族を含めて。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 吉沢委員さんの御質疑をお踏まえさせてただいきまして、概算で御答弁をさせていただきます。  1人世帯の方につきましては、本市におきましては、月約12万円ぐらい生活保護費が支給されるものでございます。もし、お子さんがお1人いらっしゃって、お子さんが小学生ぐらいと仮定いたしまして、御夫婦といたしました場合には、概算でございますが、約25万円ぐらいの金額でございますので、単純計算で約250万円から300万円ぐらいの月々の生活扶助費、住宅扶助費は出ていたものと考えられます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  鈴木委員。 ◆鈴木由和 委員  今、吉沢委員の質疑に対しての答弁を聞いていて分かったのが、却下になったのが18件、保護決定した数が175人ということなので、そもそも、令和4年度の生活保護の新規の相談件数及び申請者数、そして保護廃止世帯件数を教えていただけますか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 令和4年度の生活保護の相談件数でございますが、1,176件でございます。  続きまして、申請件数でございますが、546件でございます。生活保護の開始件数は501件でございます。生活保護の廃止件数は418件でございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  生活保護の全体の金額の中で、草加市の持ち分、支出金は幾らなんですか。 ○委員長 生活支援課長。
    ◎生活支援課長 ホームレスの方など、いわゆる草加市内で現在地保護ということで保護される方の場合は埼玉県が負担する場合もあるのですが、申し訳ございません、概算で大変恐縮なんですが、生活保護、草加市内で、居宅ということでアパート等を構えていらっしゃる方につきましては、4分の3が国から交付金ということで頂けております。残りの約4分の1に相当する額が、本市の一般財源として持ち出しとなりますので、約20億円が草加市の負担となっております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  埼玉県は入っていない。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 いわゆる現在地保護ということで保護させていただいた場合の埼玉県の負担金でございますが、1億683万4,000円でございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  菊地委員。 ◆菊地慶太 委員  1目の生活困窮者自立支援事業の子どもの学習支援事業についてお伺いいたします。  こちらは、令和3年度のときは、申請したけれども、途中で待機になったというふうに認識しております。職員さんの御努力で、その待機は途中で解消されたというふうに認識しておりますが、令和4年度は、申請して待機があったのかどうかお伺いいたします。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 令和4年度の子ども学習支援事業のお子さんの待機でございますが、待機はございませんでした。  以上でございます。 ○委員長 菊地委員。 ◆菊地慶太 委員  同事業についての質疑ですけれども、令和4年度は、受け入れ定員は何名だったのか、令和3年度と比較して拡大があったのかどうかお伺いいたします。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 令和4年度の子どもの学習支援事業の受け入れ定員でございますが、140名でございます。令和3年度につきましては110名でございますので、令和3年度と比較しますと、令和4年度は30名の増員となっております。  以上でございます。 ○委員長 菊地委員。 ◆菊地慶太 委員  これはすごく大事な事業だと私も思っております。同事業についてなんですけれども、令和4年度、どのような成果があったというふうに捉えているのかお伺いいたします。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 子どもの学習支援事業の令和4年度の効果でございますが、主に三つあると考えております。  一つ目の効果でございますが、小学生につきましては、家庭訪問を通じまして、学習支援員が根気よくそれぞれの子どもたちの状況に合わせた学習支援を行ったことによりまして、子どもたち個々人の差はございますが、学習に取り組むきっかけづくりができたと考えております。小学生につきましては、基礎学力を向上させることができ、特に、国語におきまして学習効果を上げることができました。また、中学3年生におきましては17名の方が高校に進学、高校3年生につきましては3名の方が大学に進学するなどの成果を得ることができたと考えております。  二つ目でございますが、学習教室や家庭訪問を通じまして学習支援員と信頼関係を築いていく中で、子どもたちに保護者や学校の先生以外の大人と相談ができる場所を提供できたことでございます。  最後の効果でございますが、子どもたちに、家庭、学校以外の三つ目の居場所といたしまして子どもの居場所を提供できたことでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  河合委員。 ◆河合悠祐 委員  同じく生活困窮者自立支援事業についてでございます。  菊地委員が今おっしゃられたとおり、私も非常に重要な事業であると思っているんですが、残念なことに、市民の方から私のほうにクレームをいただいております。非常にお怒りなので取り扱わないわけにいかないなということで、一般質問でも取り扱おうと思って、今、生活支援課の方とやり取りさせていただいているのでお分かりかと思うんですが、そこでお伺いします。  生活困窮者自立支援金支給業務委託料が記載されていて、ほかの項目でも委託料とありますけれども、こちらは生活支援課から外部に委託されているかと思います。学習支援委託に関してはNPO法人キッズドアさん、それ以外は社会福祉協議会だと思うんですが、NPO法人キッズドアさんの対応は非常にいい、社会福祉協議会さんの対応が悪いというふうな声をいただいております。  そこでお伺いしたいんですが、まるごとサポートSOKAの相談の数と職員の数をまずお伺いしたいんです。その趣旨は、要するに、相談の数に比して職員の数が非常に少ないとかということになると、当然、職員さんも1人だとなかなか抱え切れないということになってきて、一人ひとりの対応が悪くなるとかということも考えられるので、まず、その数を示していただいた上で、今の体制で十分かということをまずお聞きしたいのが1点目です。  それから、委託している業者を最初に選定したときの選定方法についてお伺いしたいのが2点目です。  それから、3点目に、そうやってクレームを受けているので、例えば、すごくクレームが多いとかということであれば、その事業者に委託していること自体がそもそもいいのかということになってくるので、場合によってはほかの事業者に変えるということもあり得るのかもしれませんし、そもそも、生活支援課のほうで直営でやるということもいいのかもしれませんし、そういう感じで、今委託している業者への評価というのを定期的にしないといけないと思うんです。1年に1回なのか分かりませんけれども、その評価というのは、どれぐらいの頻度で、どういった評価がされているのかについて、3点目にお伺いします。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 まるごとサポートSOKA、本市の生活困窮者自立相談支援窓口に関する御質疑につきまして、順次お答え申し上げます。  まるごとサポートSOKA、こちらは生活困窮者自立相談支援窓口でございまして、河合委員さんがおっしゃられましたとおり、こちらは相談窓口ということでございますが、職員体制でございますが、令和4年度は6名体制で実施をしております。内訳を申し上げさせていただきますと、主任相談員が1名、相談支援員兼就労支援員が5名の合計6名でございます。  続きまして、まるごとサポートSOKAで受けました相談実績についてお答えいたします。令和4年度の相談実績でございますが、新規相談受け付け数が586件、プラン作成件数が412件、相談支援件数は266件、就労増加した件数が164件でございます。  続きまして、河合委員さんが御質疑いただきましたとおり、まるごとサポートSOKAの受注者は、社会福祉法人草加市社会福祉協議会となっております。こちらの社会福祉法人への選定の理由でございますが、まるごとサポートSOKAにつきましては、平成27年からスタートした窓口でございます。こちらは、特命随意契約で契約をスタートさせていただいております。特命随意契約をさせていただきました理由でございますが、生活に困窮されている方は、多様で複合的な課題を抱えていらっしゃいます。生活に困窮されている方の生活全般に関する御相談や支援につきまして、地域の社会資源を活用しながら多様な支援展開を行うことが必要であると考えております。その中で、社会福祉法人草加市社会福祉協議会につきましては、生活資金の貸付事業など、生活困窮者に対する支援を実施し、福祉に関する相談や支援に精通をしております。このため、特命随意契約をさせていただいたものでございます。  続きまして、業務委託を行っておりますまるごとサポートSOKA、受注者、草加市社会福祉協議会への評価でございますが、こちは、業務委託ということで、年間契約ということでさせていただいている事業でございます。こちらは、年度末に、1年度間の相談をされた状況とか、その成果につきまして、生活支援課の担当職員のほうで評価をさせていただいているところでございます。実際、今、職員体制6名ということで御答弁をさせていただきました。現状の新規相談件数からいたしますと、職員は充足しているものと考えております。  以上でございます。 ○委員長 河合委員。 ◆河合悠祐 委員  3点目の社会福祉協議会への評価というのはどうなんですかね。十分に仕事をしているというふうに評価されているんでしょうか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 まるごとサポートSOKAの業務の内容、実際の1日における業務、1年間における業務もそうでございますが、まるごとサポートSOKAそのものの窓口の場所が、私ども生活支援課と同じ窓口の中にございます。場所につきましては、仮庁舎としてお借りしておりますNTTビルの1階にございます。実は、私のおります課長席の隣の隣がまるごとサポートSOKAの6名の方の席となっておりまして、私が自席にいる限り、まるごとサポートSOKAの職員の方がどういった市民の方の対応をされているのかというのが、ほぼ手に取るように分かるような状態でございます。私の話をさせていただいて恐縮なんですが、私も、以前、生活保護のケースワーカーを6年間させていただいておりました。そういったことを鑑みましても、毎日、まるごとサポートSOKAの職員は、アウトリーチといいまして、訪問調査ですとか、そういった訪問が必要な場合には、すぐ、ぱっと現場に行かれていること、また、電話にも真摯に丁寧に対応されていらっしゃること。  基本的には6名で充足しておりますということで河合委員さんに答弁しましたが、実は、まるごとサポートSOKAの相談業務につきましては、現在予約制でさせていただいております。しかしながら、予約制だということを分からずいらっしゃる相談者の方も当然いらっしゃいますので、そういった方につきましても、予約制ですと御説明しながら丁寧に対応させていただいているところでございまして、私が所属長として見させていただいている限りにおきましても、6名の職員の方は、昨年度は私はおりませんでしたが、現在の方を見させていただきますと、非常によくやっていらっしゃるということで、頭の下がる思いでございます。  以上でございます。 ○委員長 河合委員。 ◆河合悠祐 委員  この内訳についてなんですけれども、生活困窮者自立支援事業の中の内訳、生活困窮者自立支援金支給業務委託料と就労準備支援業務委託料と自立相談支援委託料、それぞれ約3,000万円から4,000万円の委託料になっていますけれども、この三つの金額のそれぞれの中身、内訳について詳しくお伺いしてもいいですか。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 御質疑いただきました委託料の内容につきまして、順番にお答えいたします。  最初に御質疑いただきました生活困窮者自立支援金支給業務委託料でございますが、こちらは、国の制度としてございました生活困窮者自立支援金支給事業におきまして、生活に困窮されている方から出されました申請書類の審査ですとか、そういった給付金の交付に至る、そういった業務に対する委託料でございました。  続きまして、二つ目に御質疑いただきました就労準備支援事業の委託内容でございますが、就労準備支援事業につきましては、生活に困窮されている方を対象といたしまして、就職活動をするに当たりまして、例えば、履歴書の書き方ですとか採用面接の練習、採用面接会場への同行、採用先、様々な企業様への企業見学とか、基本的な生活習慣でございますが、例えば、朝ちゃんと起きられるかどうか、3食食事がとれているかどうか、そういったところも含めまして、就労面接、または採用されて働き出してからも支援をさせていただいている業務委託内容でございます。  3番目の質疑につきましては、生活困窮者自立相談支援窓口のまるごとサポートSOKAの内容でいただいたかと思うんですが、こちらの業務委託の内容でございますが、生活の困り事や不安を抱えている方からの御相談を受けまして、専門の相談員が一人ひとりの生活状況に合わせて、どのような支援が必要なのかを御相談者の方と一緒に考えて、具体的な支援プランを作成し、相談者に寄り添いながら、他の専門機関と連携して解決に向けた支援を行う業務につきまして委託を行っている内容でございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  まるごとサポートSOKAの窓口のことなんですけれども、先ほど課長が言うように、頭が下がるぐらい一生懸命やっているということですよね。受け方、取り方なんですけれども、どうしても、何ていうのかな、うまくいかないと、市民というのはお怒りをしますよね。  そういう点で、本来の姿としては、全国的に展開をしているわけですけれども、言ってみれば、草加市がやらなくちゃいけないことを社会福祉協議会にやってもらっているわけですよ。それで、河合委員が言うように、相当お怒りですよね。これの職員は、誰でも同じなんですけれども、聞きたいんですけれども、体制の問題ですからこれは重要なんです。社会福祉協議会の職員なのか、さらには、社会福祉協議会が臨時的に入れた職員なのか、その辺の度合いなんだけれども、その辺はどういうふうに感じていますか。そこなんだ、問題は。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 吉沢委員さんから御質疑いただきましたまるごとサポートSOKA、業務委託先であります社会福祉協議会の職員さんの配置といいますか、立ち位置みたいな形で御質疑いただいたかと思うんですが、まず、資格の面からお答えをさせていただきますと、基本的には、社会福祉士に準じた資格を持っていらっしゃるということが、こちらの業務委託の仕様に入れさせていただいております。  また、先ほど特命随意契約の理由でもお答えさせていただいたんですが、社会福祉協議会という組織が、草加市全体におきまして地域に根づいた活動をされていらっしゃる組織であると考えておりまして、草加市役所、市としてはなかなか難しいようなことも、地域に出て行って、地域にお住まいの方とうまく調整したり支援を行える機関であると考えておりまして、実際、まるごとサポートSOKAに配置される職員の方につきましては、正規職員の方6名ということで配置をされておりますので、現在のまるごとサポートSOKAの姿が、草加市の職員であります私ども生活支援課、まるごとサポートSOKAの受注者である草加市社会福祉協議会、また生活保護との関連性から鑑みても、今、すごくうまく生活困窮者の方のサポートをできているのではないかと、そのように感じております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  社会福祉協議会の正規の職員なんですね。 ○委員長 生活支援課長。 ◎生活支援課長 吉沢委員さんのおっしゃるとおりでございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、3款3項に対する質疑を終了いたします。  暫時休憩いたします。 午後 3時34分休憩 午後 3時55分再開 ○委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  3款4項災害救助費の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 それでは、3款4項災害救助費につきまして御説明申し上げます。  1目災害救助費でございますが、予算現額は93万1,000円、支出済額は15万7,102円、執行率は16.9%でございます。  主な内容としまして、不幸にして火災等に被災された方への災害見舞金の支給などに要した費用でございます。  以上、御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、3款4項に対する質疑を終了いたします。  次に、4款1項保健衛生費のうち健康福祉部に係る部分の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 それでは、4款1項保健衛生費のうち、健康福祉部に係る部分について御説明申し上げます。  4款1項保健衛生費につきましては、1目、2目、4目が健康福祉部の所管でございます。人件費を除きますと、予算現額は45億1,163万1,000円に対しまして、支出済額は33億4,253万6,928円、執行率は74.1%でございます。  初めに、1目保健衛生総務費でございます。  人件費を除きますと、予算現額は6,001万8,000円、支出済額は5,471万6,591円、執行率は91.2%でございます。  事業といたしましては、健康づくり啓発事業、地域医療体制支援等事業など3事業でございます。主な内容としましては、各種保健事業に伴う医師に対する報酬や救急医療体制の整備、また、保健衛生に関する各種団体に対する補助、一般社団法人草加八潮医師会が埼玉県から委託により開設した地域検査センターの支援などに要した費用でございます。  次に、2目予防費について御説明申し上げます。  予算現額は43億8,515万8,000円、支出済額は32億2,181万7,894円、執行率は73.5%でございます。母子保健事業などの7事業でございまして、主な内容としまして、妊婦健康診査、乳幼児健康診査などの母子保健事業、予防接種事業、疾病の早期発見・早期治療を目的とする各種がん検診などの健康増進事業、そのほか、保健センターの管理運営、子育て世代包括支援センターの運営や新型コロナウイルスワクチン接種事業に要した費用でございます。  次に、4目診療所費でございます。  予算現額は6,645万5,000円、支出済額は6,600万2,443円、執行率は99.3%でございます。  主な内容としましては、救急医療体制整備事業として、子ども急病夜間クリニックの運営に要した費用となってございます。
     以上、御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、4款1項のうち健康福祉部に係る部分に対する質疑を終了いたします。  次に、4款3項病院費の説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長 それでは、4款3項病院費につきまして御説明申し上げます。  1目病院費でございます。  予算現額は17億円、支出済額は17億円、執行率は100%でございます。  内容といたしましては、病院事業会計への繰出金でございます。  以上、御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  病院費ですけれども、17億円支出をされました。これは正しい決算ですか。 ○委員長 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長 病院費の支出でございます。今回17億円ということで、前年度比で1億円減ということなんですが、この病院事業会計繰出金につきましては、吉沢委員さん御存じのとおり、法律で地方公営企業法の第17条の2に規定される繰出金となりまして、いわゆる市立病院のほうで担わなければならない不採算部門への繰出金ということで、適正な繰り出しだということで考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  整合性はどうやって図ったんだ。その病院だよ。病院の決算をどう思っているんだ。 ○委員長 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長 令和4年度の市立病院の決算につきましてですが、市立病院のほうから頂いた資料を基に分析したところ、私のほうで考えたところ、実際には、令和4年度当初予算を組むときには、令和4年度は新型コロナウイルスの影響が少し落ち着くであろうというところで、新型コロナウイルスの関連の県からの補助金を見込まずに、逆に、入院患者さん、それから外来患者さんが少しずつ増えていくだろうという見込みで予算を立てたということを伺ってございます。しかしながら、実際に令和4年度に入りますと、コロナウイルス感染症の影響がまだありまして、令和4年度、今回の決算ベースでは、入院患者数のほうが延べ人数で前年比5,700人ほどの減となってしまったところだと伺ってございます。  しかし、一方で、コロナ関連の県の補助金につきましては、およそ19億円の収入が継続してあったということですので、それのトータルで、病院の純利益のほうが11億円出ているというところを伺っております。ただ、その11億円の純利益が出ても、先ほどお話ししたとおり、法律で定められた不採算部門に対する市からの繰出金になりますので、その目的が少し異なりますので、市からの繰出金の17億円の支出は適正であったと考えてございます。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  何でも、相手のほうから説明をされ、そして、よく積算もしないで「はいそうですか」と、こういうことだから草加市の母体が苦しくなっちゃうんだよ。そう思わない。私は前から指摘をしているんですよ、これは。分かるでしょう、私が言っているの。見込み違いと言うんだ、こういうの。17億円を出すのには、きちっと精査してください。あなたが言う、地方公営企業法だから、出すのは当たり前だという考えはやめてくれよ、そうでしょう。だから私は言っているんですよ。  病院だって大黒字だ。監査報告も見たでしょう。ここのところ2〜3年が黒字に転じていると、これを見たって分かるんだ。そうしたら、自分たちで積算をして、病院には悪いけれども、相手は、いかに、どのようにしてもらおうかということばかり考えているんだから。だから、そういうような形で、決算はきちんと精査をして、そして、とにかく、ある程度までいったら戻してもらうというような、そのぐらいの気持じゃなくちゃ、とてもじゃないけれども運営できないんだよ。自分で経営者になったつもりでやりなさい。  そういうような形で、向こうから計算をされて、そして、これだけくださいよと言えば、幾らか減っただけだ。20億円ぐらいもらいたかったんだ、そうでしょう。20億円と言われたんだから、そうでしょう。私が駄目だ駄目だと、こういうふうに言っているものだから、じゃ、おぼしめし的に3億円減らしましょう、こうなったんだよ。だから、令和5年度の決算においてはきちっとやってもらわなくちゃ困るんですよ。  これは正しいと、こういうような形であなたは言ったけれども、基本論ばかり説明をして、地方公営企業だから、第4条予算、第3条予算はもらって当たり前なんだという考えはやめてほしい。それは、もうとにかくやっていけないというんだったらいいんだよ、出したって、市立病院なんだから。でも、黒字に転じようとしているのに20億円だ、そんなのあるか。だから、ほかの事業が国でも何でもできなくなっちゃうんだよ。そういうような形で、本当に、この決算についてはきちっと精査をして、向こうの出したやつを正しかったんだというような感じでいては困るんだ。もう一回答弁。 ○委員長 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長 2年前の決算委員会でも、吉沢委員さんから同じように、この繰出金の金額については精査して、しっかり、本当に必要な金額を繰り出すべきだというお話を伺いしたところでございます。  今回、この3年間は、御存じのとおりコロナの関係の補助金が、特に額も、今回19億円近いんですけど、20億円前後出ている年が多かったというところで、その金額を踏まえて黒字になったというところがあるのが、ここ3年間の推移と見てございます。  なので、市としましては、それを踏まえて繰入金の金額を決めるわけではございませんけれども、確かに、おっしゃるように、余剰が出たのであれば市のほうにお返しいただくというような考え方ももちろん理解できるところではございますが、その辺は、今回のコロナの3年間の特例的な収入の部分を勘案しないと、なかなかこの先、将来的なところを見据えると難しい部分もございますので、コロナ禍が終わった今年度、来年度あたりの市立病院の運営状況をしっかり確認させていただく中で、今後の市の繰出金のありようとか考え方をもう一回改めて考えていきたいと思ってございます。それは、財政担当課と健康づくり課と一緒に考えていきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長 吉沢委員。 ◆吉沢哲夫 委員  地方公営企業ですから、企業ですから、一時借り入れということも考えられる。これだってできるんですから、そういうことを提案しながらこれから決算に臨んでいきたいということで、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長 肝に銘じてしっかりやっていきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、4款3項に対する質疑を終了いたします。  以上で、健康福祉部に係る部分の審査を終了いたします。  次に、子ども未来部に係る部分の審査を行います。  初めに、子ども未来部の決算概要について総括説明を求めます。  子ども未来部長。 ◎子ども未来部長 令和4年度の子ども未来部の決算概要について御説明申し上げます。  令和4年度におきましては、子どもたちと子育て中の家庭のために良質な環境をつくること、次世代を担う全ての子どもが健やかに育まれることを目標とするとともに、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、感染予防及び拡大防止策に重点を置きながら、児童青少年施設の運営や各事業を実施してまいりました。  主な取組としまして、児童手当、こども医療費などの支給による子育て世帯への恒常的経済支援のほか、新型コロナウイルスの影響による収入減や物価高騰などに対応する緊急的経済支援、子育てに関する様々な支援を必要とする保護者の方への相談対応、障がいや発達に心配のある子どもへの療育やサービス、給付等による支援、保育園及び放課後児童クラブの待機児童対策、公立保育園舎の計画的な耐震補強工事、松原児童青少年交流センターの建設や児童発達支援センターあおば学園の建設に係る業務などを行いました。  決算額でございますが、人件費を除きまして、予算現額175億3,766万5,153円に対しまして、執行済額156億9,241万9,746円で、執行率は89.5%でございます。なお、令和5年度に繰り越している事業が幾つかございますので、繰り越しを除いた執行率は93%でございます。  概要につきましては、以上でございます。 ○委員長 執行部の総括説明が終わりました。  次に、3款2項児童福祉費の説明を求めます。  子ども未来部長。 ◎子ども未来部長 3款2項児童福祉費について御説明申し上げます。  1目から6目までございますが、順に掲載されておりますので、御覧いただければと思います。  初めに、1目児童福祉総務費でございます。  人件費を除きまして、予算現額94億5,601万6,000円に対しまして、執行済額87億7,012万9,179円で、執行率は92.7%でございます。  なお、新型コロナウイルス感染症による影響を受けた子育て世帯を対象に子ども1人当たり1万5,000円を支給する子育て世帯応援給付金の支給に係る費用2,517万4,000円を令和5年度に繰り越しておりまして、繰り越しを除いた執行率は93.1%でございます。  主な内容でございますが、子育て応援事業、幼稚園就園奨励のための補助、障害児家庭支援事業、こども医療費・ひとり親家庭等医療費の助成、児童扶養手当、児童手当、子育て世帯応援給付金等の支給などに要した経費でございます。  次に、2目保育園費でございます。  予算現額52億5,080万7,000円に対しまして、執行済額は48億4,729万5,456円で、執行率は92.3%でございます。  なお、せざき保育園耐震補強工事監理業務委託料466万7,000円、せざき保育園耐震補強工事費5,896万1,000円を令和5年度に繰り越しておりまして、繰り越しを除いた執行率は93.4%でございます。  主な内容でございますが、公立保育園の管理運営、民間認可保育所及び家庭保育室等に対する委託や補助などに要した経費でございます。  次に、3目児童館費でございます。  予算現額9億1,636万3,153円に対しまして、執行済額は8億8,543万6,850円で、執行率は96.6%でございます。なお、松原児童青少年交流センター「ミラトン」の備品購入費1,082万5,000円を令和5年度に繰り越しておりまして、繰り越しを除いた執行率は97.8%でございます。  内容は、児童館・児童センターの管理運営や松原児童青少年交流センターの建設等に要した費用でございます。  次に、4目児童福祉施設費でございます。  予算現額9億3,278万4,000円に対しまして、執行済額は8億2,741万9,138円で、執行率は88.7%でございます。  内容は、放課後児童健全育成事業における児童クラブの管理運営に係る委託料などの経費でございます。  次に、5目子育て支援センター費でございます。  予算現額9億296万2,000円に対しまして、執行済額は2億9,638万9,108円で、執行率は32.8%でございます。なお、あおば学園建設工事監理業務等委託料1,448万円、同建設工事費5億5,463万7,000円を令和5年度に繰り越しておりまして、繰り越しを除いた執行率は88.8%でございます。  内容は、子育て支援センター及び児童発達支援センターの管理運営や児童発達支援センターあおば学園の建設等に要した経費でございます。  次に、6目青少年育成費でございます。  予算現額7,873万3,000円に対しまして、執行済額は6,575万15円で、執行率は83.5%でございます。  主な内容でございますが、冒険遊び場事業、放課後子ども教室の推進、青少年活動の推進に関する事業、勤労青少年ホームの管理運営などに要した経費でございます。  以上でございます。御審議をよろしくお願いいたします。 ○委員長 執行部の説明が終わりました。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  河合委員。 ◆河合悠祐 委員  3款2項2目保育園費の公立保育園運営事業についてお伺いいたします。  待機児数、保留児数の令和4年度における数字を前年比でお示しください。 ○委員長 浅井子ども未来部副部長。 ◎浅井 子ども未来部副部長  4月1日おける待機児童数でございますが、令和3年4月1日、国基準で待機児童1名、令和4年4月1日で13人となっておりまして、12人の増となっております。  以上でございます。 ○委員長 河合委員。 ◆河合悠祐 委員  公立保育園の定員割れの園数、児童数についても前年比でお示しください。 ○委員長 浅井子ども未来部副部長。 ◎浅井 子ども未来部副部長  令和4年4月1日現在で定員割れをしている公立保育園についてでございますが、園数としては16園1分園、合計で340人分の定員割れとなっているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 河合委員。 ◆河合悠祐 委員  例年言われているようなことかと思うんですけど、保育士不足ということで、令和4年度において、公立保育園で保育士の人材確保に向けてどのようなことをされてきたのか教えてください。 ○委員長 浅井子ども未来部副部長。 ◎浅井 子ども未来部副部長  令和4年度、会計年度任用職員を保育課のほうで募集をかけていたところでありますが、確保策としましては、市の広報への掲載、あるいはホームページへの掲載、そのほか、ウェブ広告等を活用したものでございます。  以上でございます。 ○委員長 河合委員。 ◆河合悠祐 委員  長年の課題だと思うんです、保育士不足というのは。広報であったり、ホームページだったりウェブ広告ということをおっしゃっていましたけれども、そこをいかに工夫して、お金をかけずに採用していくかというところが一番腕の見せどころだと思うんです。  今ウェブ広告と言われたので、具体的にどういった広告をかけられているのかというのをお伺いしたいのと、今、人材系のサービスというのはいろいろあって、アプリであったり、本当にいろいろなサービスがあると思うんですけど、そういう新しいものを令和4年度で取り入れようとされたのか、検討されたことがあるのかということについてお伺いします。要は、例えば、人材エージェントとか、サイトだけじゃなくて、いろいろなサービスがあると思うんですけど、そういったことも、例えばエージェントについても検討されたのかについて教えてください。 ○委員長 浅井子ども未来部副部長。
    ◎浅井 子ども未来部副部長  ウェブ広告に関しましては、無料の広告となっておりまして、具体的には、インディードを活用したものとなってございます。それ以外での新たな試みというのは、現時点では実施できていない状況にはなっております。  以上でございます。 ○委員長 河合委員。 ◆河合悠祐 委員  ほかの手段を考えられない理由というのは何なのでしょうか。これは毎年のように言われていることだと思うんですけど、いろいろな議員から一般質問とかでも言われていると思うんですが、そこをなぜもっと突き詰めて考えないのかについて教えてください。 ○委員長 浅井子ども未来部副部長。 ◎浅井 子ども未来部副部長  会計年度任用職員と正規職員のほうで、正規職員につきましては、職員課のほうで、県などで実施している就職フェアなどの活用などもやっているようではありますけれども、実際に何を見て応募されているかというと、会計年度任用職員に関しましては、やはり、市の広報を見ましたという方が、実際にこちらのほうに連絡が来る方が多いというところと、あとは、就職フェアのほうが、コロナ禍であって、集団の就職フェアにも実際に行きましたという方のお声が聞かれなかったというところで、現在、会計年度任用職員、正規職員とともに、職員課のほうと協力して、今後どうした策が取れるかというところは、検討は今後も改めてしていく必要があると考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  松井委員。 ◆松井優美子 委員  つどいの広場事業、これは、子育てをされている親子さんに大変喜ばれている事業なんです。それで、令和4年度は、つどいの広場は何か所で行われて、運営主体はどこだったのか。それと、補助金が、どういうものに関してこの金額が出ているのか、その内訳もお示しください。 ○委員長 子ども育成課長。 ◎子ども育成課長 つどいの広場につきましては、市内の5か所の公共施設と4か所の民間施設で実施しております。令和4年度につきましては、2万1,040組の親子の方に御利用いただいているところでございますが、そのうち民間事業者で実施いただいている部分につきましては、4か所のうち2か所が草加市シルバー人材センターに運営をいただいておりまして、1か所が特定非営利法人さくらんぼ、もう1か所がNPO法人子ども広場草加おやこ劇場となっております。  こちらの補助金につきましては、総額で4,086万1,453円支出しているところでございます。こちらのつどいの広場の場所ごとに補助額を申し上げますと、まず、旭町にございます親子のひろば「のび〜すく旭町」、こちらが1,244万6,833円、谷塚にございます草加市つどいの広場きらりん、こちらが949万4,400円、青柳にございます親子のひろば「のび〜すく青柳」、こちらが1,057万96円、弁天にございますつどいの広場ばぶハウス、こちらが、補助金交付額が835万124円となっております。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  藤原委員。 ◆藤原みどり 委員  4目放課後児童健全育成事業についてお伺いいたします。  令和4年度における児童クラブの登録人数、そして待機の方がいらっしゃるようでしたら待機人数を教えていただきたいと思います。 ○委員長 子ども育成課長。 ◎子ども育成課長 令和4年4月1日時点での入室児童数につきましては、1,963人でございます。それで、待機が令和4年4月1日時点で691人、そのうち682人が、待機児童対策として実施しております第2児童クラブに入室しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。  河合委員。 ◆河合悠祐 委員  3款2項6目青少年育成費の放課後子ども教室推進事業について、内容を詳しく教えてください。 ○委員長 子ども育成課長。 ◎子ども育成課長 放課後子ども教室の内容でございますが、こちらは、放課後や学校の休業日に、小学校を使用しまして子どもたちの安全・安心な居場所を設けまして、地域の方々の参画を得ながら、子どもたちが地域社会の中で心豊かで健やかに育まれる環境づくりを推進するものでございます。  以上でございます。 ○委員長 河合委員。 ◆河合悠祐 委員  放課後子ども教室の1回の平均参加児童数について、直近の3年分を教えていただけますか。 ○委員長 子ども育成課長。 ◎子ども育成課長 放課後子ども教室の1回の平均参加児童数につきましては、令和4年度が約27人でございます。令和3年度につきましては、平均で30人、令和2年度につきましては、平均28人でございます。  以上でございます。 ○委員長 ほかにございますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○委員長 ないようでございますので、3款2項に対する質疑を終了いたします。  以上で、子ども未来部に係る部分の審査を終了いたします。  ──────────◇────────── ○委員長 お諮りいたします。  本日は以上で終了したいと思いますが、よろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  また、明日は市民生活部からの審査の予定となっておりましたが、台風への対応を考慮し、都市整備部、建設部の順に審査を行い、その後は、市民生活部から組織順部局別に審査を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。  ──────────◇────────── ○委員長 以上で、本日の一般会計決算委員会を終了いたします。 午後 4時32分閉会...