草加市議会 2021-09-17
令和 3年 9月 総務文教委員会-09月17日-03号
菊 地 慶 太 副委員長 中 野 修 委員
大 里 陽 子 委員 関 一 幸 委員
斉 藤 雄 二 委員 飯 塚 恭 代 委員
西 沢 可 祝 委員
◇
欠席委員 なし
◇説明のため出席した者
多 田 智 雄
総合政策部長 山 村 一 晃
指導課長
柳 川 勝 巳
総務部長 板 橋 克 之
人権共生課長
高 橋 知 之
自治文化部長 金 子 友 弘
庁舎建設室長
青 木 裕
教育総務部長 飯 野 光 政
納税課長
川 西 潤 一
総合政策部副部長 浅 川 俊 晴
スポーツ振興課長
高 橋 浩 志 郎
自治文化部副部長 槇 吉 久 子
学校施設課長
菅 野 光 三
教育総務部副部長
◇委員会に出席した
議会事務局職員
渡 辺 睦 主査 中 村 聡 書記
岩 元 裕 志 主査
◇傍 聴 人 なし
午前10時00分開会
○委員長 ただいまから
総務文教委員会を開会いたします。
──────────◇──────────
○委員長 初めに、
会議録署名委員の指名を行います。
会議録署名委員は、
委員会条例第30条第4項の規定により、委員長において
大 里 陽 子 委員
関 一 幸 委員
を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
──────────◇──────────
○委員長 次に、
審査日程ですが、お手元に配付してあります
審査日程表(案)の順序で進めたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
──────────◇──────────
○委員長 次に、第80号議案 令和3年度草加市
一般会計補正予算(第7号)及び第95号議案 令和3年度草加市
一般会計補正予算(第8号)の審査方法についてお諮りいたします。
この議案につきましては、歳入・歳出については項ごとの審査を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
──────────◇──────────
○委員長 第80号議案 令和3年度草加市
一般会計補正予算(第7号)中、当
委員会付託部分を議題といたします。
まず、歳入の審査を行います。
10款1項
地方交付税の説明を求めます。
総合政策部長。
◎
総合政策部長 第80号議案 令和3年度草加市
一般会計補正予算(第7号)の歳入につきましては、
川西総合政策部副部長から御説明させていただきます。
○委員長
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長 1目
地方交付税の
普通交付税についてでございます。
普通交付税は、
基準財政需要額が
基準財政収入額を超える
地方団体に対して、その超える額、いわゆる
財源不足額が交付されるものでして、令和3年8月3日付けの埼玉県からの通知に基づき
増額補正するものでございます。
当初予算における
基準財政収入額の算定につきましては、国や県からの
伸び率等の情報や令和2年度の各
歳入計上額等を参考に約315億円程度と見積もったところでございます。
また、
基準財政需要額の算定につきましては、積算時点では令和3年度の単位費用、補正係数等が示されていない中での積算のため、令和2年度を算定のベースとし、約340億円程度と見積もったところでございます。
その結果、
基準財政需要額と
基準財政収入額との
差し引きにおいて24億8,000万円程度の不足額が生じると見積もり、当初予算に24億8,000万円を計上したものでございます。
交付決定されました算定の結果においては、
基準財政需要額では、
高齢者保健福祉費、
地域振興費などが当初積算を上回りましたが、
臨時財政対策債への振替額が約4億5,000万円の増額となった影響などで、
基準財政需要額全体で2億6,397万4,000円減の337億3,106万1,000円となりました。
一方、
基準財政収入額では、市民税の所得割、
法人税割、
地方消費税交付金などが当初積算を下回ったことなどから、
基準財政収入額全体で8億718万4,000円減の307億785万1,000円となり、
差し引き不足額が30億2,321万円となったものでございます。
その後、国から示された調整率を踏まえた結果、
交付決定額が29億9,994万8,000円となったことから、今回5億1,994万8,000円の
増額補正を行うものでございます。
また、令和2年度と比較いたしますと、
基準財政需要額では、
高齢者保健福祉費、
社会福祉費等は増額となりましたが、
臨時財政対策債への振替額が約20億円の増額となった影響などで7億3万1,000円の減額となり、
基準財政収入額につきましては、市民税の所得割、
法人税割の大幅な減額等により13億8,306万7,000円の減額となり、
基準財政収入額の減額が
基準財政需要額の減額を上回ったことから、前年度より交付額が6億7,736万4,000円の増となったものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
大里委員。
◆
大里陽子 委員 歳入10款1項1目
地方交付税の
普通交付税について、国の
地方財政計画において5.1%の伸び率とされていたところでありましたが、このたび補正により5億1,994万8,000円
増額補正をしています。
予算積算時よりも交付額が増加した理由について、もう少し詳しくお示しください。
○委員長
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長 令和3年度
予算積算につきましては、令和2年度の交付額である23億2,258万4,000円を基に
地方財政計画における伸び率5.1%増等を参考にして24億8,000万円、前年度比約6.8%増としたところでございます。
実際の交付額におきましては、令和3年8月3日付けの通知で決定したものであり、結果としては
地方財政計画の伸び率を大きく上回る約29.2%増、予算比で約21.0%増となる29億9,994万8,000円となったものでございます。
増額となった主な理由は、
基準財政収入額が減となったことであり、主な項目を申し上げますと、市民税の所得割で
予算比マイナス6億5,075万8,000円の減や、
市民税法人税割で4億1,347万4,000円の減などにより、結果として想定より大幅に
財源不足額が増加し、交付額が増加となったものでございます。
草加市では大きく増となりましたが、国の示す資料によれば、都市部以外の地域ではおおむね低い伸び率となっており、全国の合計額ではほぼ
予算どおりの伸び率となっております。これは
新型コロナウイルス感染拡大により企業の減収等の影響を強く受けた都市部について、特に交付税が多く配分されたものではないかと考えているところでございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 次に、御答弁で
地方財政計画の伸び率を大きく上回る約29.2%増とのことでしたが、他市ではどのぐらい増だったのか。他市状況をお示しください。
○委員長
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長 県内他市の状況につきましては、近隣の状況について申し上げます。
まず、越谷市が14.2%の増、川口市が18.7%の増、三郷市が14.5%の増、八潮市は今まで不
交付団体だったんですけれども、今年度からは
交付団体となって皆増となってございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、10款1項に対する質疑を終了いたします。
次に、14款2項
国庫補助金の説明を求めます。
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長 初めに、3目
衛生費国庫補助金、
健康増進事業費補助金につきましては、検診結果の利活用に向けた
情報標準化整備事業の実施に伴う
システム改修に対し補助金の交付が見込まれることから、572万円の皆増となるものでございます。国の補助率は3分の2でございます。
続きまして、4目
商工費国庫補助金、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(
産業振興課)につきましては、
緊急経済対策として
地域活性化事業を進めるための財源として1,560万円を活用し、皆増となるものでございます。
続きまして、6目
教育費国庫補助金、
学校施設環境改善交付金につきましては、令和4年度に予定していた中学校7校の
トイレ改修工事、中学校4校の
ブロック塀改修工事及び
花栗中学校の外壁・
屋上改修工事について、補助金の交付が見込まれることから1億8,905万6,000円の皆増となるものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
大里委員。
◆
大里陽子 委員 14款2項3目
衛生費国庫補助金の
健康増進事業費補助金572万円の
増額補正について、
コロナ禍で市民が大変な時期に、なぜ今の時期に補正なのかお示しください。
○委員長
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長 これは国から実施しなさいという通知を受けてのものでございまして、今年度、今の段階で草加市がやらなくては、いずれ草加市のほうの単費でやらないといけないというようなおそれもありますことから、今回
増額補正をさせていただいたということでございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 先ほどの説明で補助率が3分の2とのことですが、単費でやらなければいけないという御答弁が今ありましたけれども、これはどうしてもやらなければいけない事務なのでしょうか。自治体の裁量についてお伺いいたします。
○委員長
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長 これを実施するということにつきましては、
事業担当課のほうでこのシステムを導入する
メリットを検討したところでございます。
市民にとっての
メリットにつきましては、自己の検診結果が容易に確認することができるようになるため、例えば医療機関にかかる場合など、何らかの理由で過去の
検診情報が必要となった場合などには有効的な
情報収集が可能となると判断しております。また、市側にとりましても、今回の
システム改修により自治体間の
情報共有が可能となりますので、例えば転入された方など、過去の
検診情報の取得が容易になるものと考えまして、これは有益であると判断したことから、市費を3分の1入れて、3分の2は国費で実施しようという判断をしたところでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、14款2項に対する質疑を終了いたします。
次に、15款1項
県負担金の説明を求めます。
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長 5目
土木費県負担金、
市道拡幅工事費負担金につきましては、
手代橋負担軽減対策工事に伴う
道路拡幅の対象地である私有地の
用地取得費について、一部を埼玉県が負担することとなったことから641万3,000円の皆増となるものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、15款1項に対する質疑を終了いたします。
次に、15款2項
県補助金の説明を求めます。
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長 初めに、2目
民生費県補助金、
放課後子供教室推進事業費補助金につきましては、
新型コロナウイルスの
感染拡大防止により休止となった
放課後子ども教室について、休止期間中の
有償ボランティアスタッフに係る報償費を減額することに伴い、事業の財源としていた補助金を368万1,000円減額するものでございます。県の補助率は3分の2でございます。
続きまして、6目
土木費県補助金、
水辺周辺活用事業(
農業用水)補助金につきましては、
水辺環境整備工事について、清流の復活ややすらぎとにぎわいの空間創出により、
農業用水の再生を図る等の事業に該当するものとして補助金の
交付決定を受けたことから、6,600万円の皆増となるものでございます。補助率は2分の1以内でございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、15款2項に対する質疑を終了いたします。
次に、17款1項寄附金の説明を求めます。
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長 初めに、3目
土木費寄附金でございます。
みどりの
まちづくり基金寄附金につきましては、緑化保全を目的とした寄附を頂いたことに伴い、19万3,000円を追加するものでございます。
次に、
道路新設改良費寄附金につきましては、道路の整備など
まちづくりに関する事業を目的とした寄附を頂いたことに伴い、500万円の皆増となるものでございます。
続きまして、4目
衛生費寄附金でございます。
保健衛生総務費寄附金につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策を目的とした寄附を頂いたことに伴い、500万円の皆増となるものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、17款1項に対する質疑を終了いたします。
次に、18款1項
基金繰入金の説明を求めます。
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長 1目
財政調整基金繰入金についてでございますが、今後の
財政負担に備えるため、令和2年度の
決算剰余金等を活用し、当初予算から第6
号補正予算までに取り崩しを予定しておりました
財政調整基金のうち43億1,088万7,000円を取りやめるものでございます。
なお、この補正により、令和3年度末現在高は47億6,037万3,000円になる見込みでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
大里委員。
◆
大里陽子 委員 18款1項1目
財政調整基金繰入金について、
減額補正ですが、内訳と、
財政調整基金の取り崩しが43億円減となっておりますが、この内訳についてお示しください。
○委員長
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長
財政調整基金繰入金につきましては、
決算剰余金が生じたことに伴いまして、また、各
補正予算で
歳入歳出の
財源調整分といたしまして活用しているものでございます。よって、
財政調整基金の内訳というものは存在しないものでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、18款1項に対する質疑を終了いたします。
次に、19款1項繰越金の説明を求めます。
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長 1目繰越金についてでございますが、令和2年度決算の確定に伴いまして、
歳入歳出差し引き額58億331万円から、翌年度に繰り越すべき財源22億7,960万円及び当初予算で計上しております10億円を差し引いたものといたしまして、25億2,371万円を増額するものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、19款1項に対する質疑を終了いたします。
次に、21款1項市債の説明を求めます。
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長 初めに、3目土木債でございます。
道路整備事業債につきましては、
手代橋負担軽減対策工事に関連する
用地取得に伴い、3,140万円を追加するものでございます。次に、
水辺環境整備事業債につきましては、15款2項
県補助金で御説明いたしました
水辺周辺活用事業(
農業用水)補助金の
交付決定を受けたことに伴い、3,360万円を減額するものでございます。
続きまして、4目教育債でございます。
校舎等大
規模改造事業債につきましては、14款2項
国庫補助金で御説明いたしました
学校施設環境改善交付金を活用した中学校7校の
トイレ改修工事の実施に伴い、2億8,140万円を追加するものでございます。
次に、
学校施設整備事業債につきましては、同じく
学校施設環境改善交付金を活用した中学校4校の
ブロック塀改修工事及び
花栗中学校の外壁・
屋上改修工事に伴い、1億5,670万円を追加するものでございます。
続きまして、5目
臨時財政対策債につきましては、令和3年8月3日付けの埼玉県からの通知に基づき、4億5,420万円を増額するものでございます。
なお、
臨時財政対策債の
償還期間については、国の資金の場合20年で、
元利償還金については
全額地方交付税の
基準財政需要額に算入されるものでございます。
また、この補正により、令和3年度末現在高は358億9,368万9,000円になる見込みでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
大里委員。
◆
大里陽子 委員 21款1項市債の校舎等大
規模改造事業債と
学校施設整備事業債が
増額補正されておりますが、それぞれの充当率及び
交付税算入率についてお示しください。
○委員長
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長 まず、校舎等大
規模改造事業債の2億8,140万円でございますが、ちょっと複雑になっておりまして、
補助裏分と言われる1億4,690万円に対しましては、防災・減災、
国土強靱化緊急対策事業債で、充当率100%、
交付税措置50%。一方、単独分の1億3,450万円につきましては、
学校教育施設等整備事業債で、充当率は75%、
交付税措置50%。次に、
学校施設整備事業債の1億5,670万円についてでございますが、
補助裏分の9,950万円に対しましては、防災・減災、
国土強靱化緊急対策事業債で、充当率100%、
交付税措置50%、単独分の5,720万円に対しましては、
学校教育施設等整備事業債で、充当率75%、
交付税措置なしでございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 次に、市債の
臨時財政対策債について4億5,420万円の
増額補正ですが、令和3年度における
臨時財政対策債の占める割合についてお示しください。
○委員長
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長
普通交付税と
臨時財政対策債の合計に占める割合で申し上げます。
補正後の
普通交付税が29億9,994万8,000円で、
臨時財政対策債が42億1,425万5,000円となりましたので、
臨時財政対策債の占める割合は58.4%でございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、21款1項に対する質疑を終了いたします。
以上で、歳入の審査を終了いたします。
次に、歳出の審査を行います。
2款1項
総務管理費の説明を求めます。
庁舎建設室長。
◎
庁舎建設室長 2款1項8目
庁舎建設費の本
庁舎建設事業に係る補正について御説明申し上げます。
内容でございますが、令和元年9月に完了しました
西棟改修工事及び新
庁舎建設工事(
植栽工事)の
設計業務につきまして、
レイアウト変更等による
設計内容の見直しや、設計に係る
採用単価を最新の単価への
入れ替え等の
設計修正業務を行うため、新たに計上するものでございます。
補正理由につきましては、令和4年度中に
西棟改修工事及び新
庁舎建設工事(
植栽工事)の発注を予定しており、発注に当たり適正な
設計内容とするため、委託料といたしまして521万4,000円の増額をお願いするものでございます。
以上でございます。
○委員長
人権共生課長。
◎
人権共生課長 2款1項13目多
文化共生交流費の
平和事業について御説明申し上げます。
内容でございますが、
平和大使派遣に伴う旅費33万6,000円の減額をお願いするものでございます。
減額の理由につきましては、市内在住の
中学生男女各2名を広島市に
平和大使として派遣する予定でしたが、
新型コロナウイルスの感染が拡大しており、中学生の安全の確保が難しい状況であることから、派遣を中止したため、旅費につきまして減額の補正を行うものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
大里委員。
◆
大里陽子 委員 2款1項8目
庁舎建設費の本
庁舎建設事業の
実施設計等委託料521万4,000円の
増額補正について、本
庁舎西棟改修工事の発注に当たり、当初設計の修正を行うものとのことですが、どのような内容で、どのような見直しがされるのかお示しください。また、あわせてどのような
改築工事が行われるのかもお示しください。
○委員長
庁舎建設室長。
◎
庁舎建設室長 発注する委託の主な内容については、平成29年度から令和元年度において実施した草加市新
庁舎建設工事基本計画及び
実施設計業務委託で、この
業務委託では建設する新庁舎の設計に併せて、西棟の
レイアウト変更による壁、それから天井等の
内部改修、空調及び
換気設備等の
機械設備改修、それから
幹線動力等の
電気設備改修などの設計を行いました。
今回はこの
西棟改修工事設計を修正することになりまして、その内容でございますが、当初設計後における
レイアウトの再調整による変更に伴う改修、それから空調及び
換気設備、
電気設備の改修等の
各種内容の見直しなどを行っております。
それから、当初の設計から2年が経過し、
労務単価等が上昇していることを踏まえ、
設計内容書の
採用単価について最新の単価への入れ替えなどを予定しているところでございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 次に、
実施設計等委託料とあるが、この等については何が含まれているのかお示しください。
○委員長
庁舎建設室長。
◎
庁舎建設室長 令和4年度に発注を予定している新
庁舎建設工事の
植栽工事に関係する設計の修正を含むことから、この部分については等としております。
以上です。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 次に、スケジュールについてお示しください。
○委員長
庁舎建設室長。
◎
庁舎建設室長 本定例会において
補正予算の議決をいただきましたら、速やかに
設計修正業務委託の発注手続を進め、契約締結の上、令和4年6月末までの委託期間による業務を想定しているところです。この後、
西棟改修工事に係る
補正予算を令和4年9月定例会にて議案提出を行う予定で、
補正予算の議決をいただいた後、速やかに工事の発注事務手続を進めてまいります。
西棟改修工事の仮契約締結後、令和5年2月定例会におきまして、工事契約に係る議案提出を予定しており、契約に係る議決をいただいた後、令和5年5月に予定している新庁舎仮オープンに伴う移転後、速やかに工事着手し、令和5年度中の完成、備品等什器の搬入、移転を行った上、令和6年4月の供用開始を見込んでいるところでございます。
なお、新
庁舎建設工事(
植栽工事)につきましては、令和4年度中に工事発注を行う予定で、新庁舎が完成する令和5年1月の同時完成に向けて工事を進めてまいります。
以上です。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 次に、同事業での
補正予算書に設計単価入替とありますが、設計労務単価は反映されているのでしょうか、お示しください。
○委員長
庁舎建設室長。
◎
庁舎建設室長 当初の設計にて採用した労務単価は2年前の単価となりますので、現在の労務単価とは異なります。設計に採用されているもので、この2年間に単価が変わっているということで、この労務単価の修正を行っているところです。
以上です。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 次に、当初の設計労務単価と今現在の設計労務単価だとどのくらい上昇しているのかお示しください。
○委員長
庁舎建設室長。
◎
庁舎建設室長 この2年間で使用された単価の中で変動が最も大きかったものの労務単価は配管工で、約2.7%の増額となっております。
また、労務単価全体の平均上昇率については、この2年間の変動は約2.6%の増額となっております。
以上です。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、2款1項に対する質疑を終了いたします。
次に、2款2項徴税費の説明を求めます。
総務部長。
◎
総務部長 それでは、
納税課長から御説明を申し上げます。
○委員長
納税課長。
◎
納税課長 2款2項4目徴収費の補正につきまして御説明申し上げます。
収納管理事務事業における市税過誤納還付金予算につきまして、法人市民税の還付額が増となった影響により予算に不足が生じることから、3,046万5,000円の増額をお願いするものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
大里委員。
◆
大里陽子 委員 2款2項4目徴収費の収納管理事務事業について3,046万5,000円
増額補正ですが、
補正予算書にて法人市民税の還付額が増となった影響により、今後の過誤納還付金に不足が生じることからとのことですが、どのような還付状況かお示しください。
○委員長
納税課長。
◎
納税課長 令和3年度の法人市民税の還付状況につきましては、これまでに1法人で約558万円の還付が生じるなど、4月から6月にかけまして、前年度から金額で800万円の増額という状況でございます。主な還付内容につきましては、中間申告による納税額が事業年度終了後の確定申告税額を超過したことにより還付となったものでございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 次に、その積算根拠についてお示しください。
○委員長
納税課長。
◎
納税課長 令和3年6月末時点で、過去の執行状況を参考に7月以降の執行予定額を試算しまして、不足する額を積算しております。具体的には、6月末時点、予算現額1億円に対しまして、執行済額3,006万4,681円、予算残額6,993万5,319円、執行率については30.1%でございますが、過去5年度の執行状況から、7月以降に1億40万130円の執行を見込んでおりまして、
差し引き3,046万4,811円の不足が生じるものでございます。
なお、不足時期につきましては11月を見込んでおります。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、2款2項に対する質疑を終了いたします。
次に、2款8項スポーツ振興費の説明を求めます。
自治文化部長。
◎
自治文化部長 2款総務費、8項スポーツ振興費の
補正予算につきましては、
スポーツ振興課長から御説明を申し上げます。
○委員長
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長 それでは、2款8項スポーツ振興費につきまして御説明申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、オリンピック・パラリンピック事業において、8月に草加市がホストタウンとして受け入れを予定しておりましたコロンビア共和国パラリンピック水泳選手団による事前キャンプが中止になったことにより、予算計上しておりました草加市オリンピック・パラリンピック推進委員会への補助金1,104万円の減額をお願いするものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、2款8項に対する質疑を終了いたします。
次に、7款1項商工費の説明を求めます。
高橋
自治文化部副部長。
◎高橋
自治文化部副部長 それでは、7款1項商工費につきまして御説明申し上げます。
リフォーム事業が堅調な中、令和3年6月に国の設備投資支援として実施されている固定資産税の軽減措置が2年間延長されたことを受け、国の施策と連携しながら、市内中小企業、個人事業者等の設備投資をさらに後押しするため、
新型コロナウイルス感染症に係る
緊急経済対策の一環として、草加地域経済活性化事業実行委員会補助金につきまして1,560万円の増額をお願いするものでございます。
具体的な経緯でございますが、草加商工会議所、草加市工業連絡協議会、草加市で構成しております草加地域経済活性化事業実行委員会におきまして、市内リフォーム補助事業、モノづくりダイレクトセール事業及び市内事業所等設備投資支援事業を実施しております。
このうち市内リフォーム補助事業につきましては、申請受付が好調に推移するなど、実行委員会全体としましては、現時点でおおむね本年度の補助予算を消化する見込みとなっております。
このような中、本年6月に先端設備等の導入に係る固定資産税の優遇措置が2年間延長となりました。本市としましても、ウィズコロナ・アフターコロナを見据え、国の施策と連携しながら設備投資をさらに後押しすることを通じて、市内中小企業等の事業革新等を支援するために、主に市内事業所等設備投資支援事業に充てるため、補助予算追加の必要性を認め、当該実行委員会に対する補助金の増額をお願いするものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
大里委員。
◆
大里陽子 委員 7款1項2目商工振興費の
新型コロナウイルス感染症に係る
緊急経済対策事業1,560万円の
増額補正について、予算が組まれた経緯、積算根拠についてお示しください。
○委員長 高橋
自治文化部副部長。
◎高橋
自治文化部副部長
増額補正の経緯と積算根拠についてでございますが、
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で経済の低迷が懸念される中、国の設備投資支援として先端設備等導入計画を策定した事業者に対する固定資産税の軽減措置期間が2年間延長されたことを受け、本市としましても、国の施策と連携しながら、設備投資をさらに後押ししていく必要があると考えました。
地域経済活性化事業のうち、市内事業所等設備投資支援事業の現時点での申請状況が24件、約1,200万円となっておりますが、草加商工会議所の窓口における申請相談の状況などを踏まえますと、最終的な補助申請の件数が52件、補助総額が2,600万円となると見込まれることから、主にこの不足額に充てるため
増額補正を1,560万円お願いするものでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、7款1項に対する質疑を終了いたします。
次に、10款1項教育総務費の説明を求めます。
教育総務部長。
◎
教育総務部長 それでは、10款1項教育総務費につきまして、
指導課長から順次御説明申し上げます。
○委員長
指導課長。
◎
指導課長 10款1項3目学校教育費につきまして御説明申し上げます。
初めに、音楽教育推進事業につきましては、
新型コロナウイルス感染拡大防止の対応により、小・中学生を対象とした県及び市主催の音楽会等が中止になったことから、80万円の
減額補正をお願いするものでございます。
次に、学校体育推進事業につきましては、
新型コロナウイルス感染拡大防止の対応により、草加市青少年相撲大会等が中止になったこと、また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の無観客開催に伴い、学校連携観戦チケットの販売が中止となったことから、133万3,000円の
減額補正をお願いするものでございます。
説明は以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
大里委員。
◆
大里陽子 委員 10款1項3目学校教育費の学校体育推進事業のオリンピック・パラリンピック競技大会に関わる
減額補正とお聞きしておりますが、概要についてお示しください。
○委員長
指導課長。
◎
指導課長 学校体育推進事業における東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会学校連携観戦チケットの事業は、オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会がオリンピック・パラリンピックの競技観戦を通じ、次世代を担う子どもたちに一生の財産として心に残るような機会を提供することを目的とし、学校連携観戦チケットを埼玉県を通して各自治体に配布する事業でございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 次に、学校連携観戦チケットの購入費と種目の内訳についてお示しください。
○委員長
指導課長。
◎
指導課長 購入を予定しておりましたチケットの購入費は、1枚2,020円で754枚購入予定でございました。補助率は2分の1でございますので、合計76万1,540円でございます。
種目ごとのチケットの内訳につきましては、バスケットボールが462枚、サッカー218枚、陸上競技74枚の合計で754枚でございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 学校連携観戦中止に至る経緯と、観戦予定であった学校についてお伺いいたします。
○委員長
指導課長。
◎
指導課長 新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、令和3年6月に県から学校連携観戦チケットのキャンセル受付の照会があり、実施予定でありました8校のうち、小学校3校、中学校2校で各校の校長がキャンセルの判断をしております。
その後、令和3年7月12日から東京
オリンピック開催期間にかけて東京都に緊急事態宣言が発令され、また、埼玉県もまん延防止等重点措置の対象区域となったため、7月8日木曜日に観戦予定でありました3校について、市の校外行事実施基準に照らし合わせ、中止と判断したところでございます。
また、オリンピックが無観客で開催となったことを受け、令和3年7月14日には県から学校連携観戦チケットの中止の通知が届いたところでございます。
説明は以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 他市でも様々な市でこれについて中止の決定が行われていましたが、他市ではどのように中止にしたのか、どのような時期に中止の判断を下したのか、もし分かりましたらお示しください。
○委員長
指導課長。
◎
指導課長 近隣のチケット申し込みをしていた川口市、蕨市、戸田市、越谷市、吉川市について申し上げます。
まず、川口市につきましては、7月の県の通知、無観客になったという7月14日付けのその段階で中止を決定しております。また、蕨市につきましては6月15日、戸田市につきましては6月16日に判断をしていると聞いております。また、越谷市、吉川市につきましては、6月1日の県のキャンセルの受付の通知の段階でキャンセルを決めたというところで聞いております。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、10款1項に対する質疑を終了いたします。
次に、10款3項中学校費の説明を求めます。
学校施設課長。
◎
学校施設課長 10款3項1目学校管理費につきまして御説明申し上げます。
学校施設維持管理事業(中学校)につきましては、令和3年度
学校施設環境改善交付金を活用いたしまして工事を実施いたしますことから、2億2,663万6,000円の
増額補正をお願いするものでございます。
内容でございますが、中学校4校のブロック塀等改修工事及び中学校1校の外壁・
屋上改修工事を予定しており、工事監理
業務委託料といたしまして566万5,000円、学校施設整備工事費といたしまして2億2,097万1,000円、合計で2億2,663万6,000円でございます。
続きまして、10款3項3目学校建設費につきまして御説明申し上げます。
トイレ環境改善整備事業(中学校)につきましては、令和3年度の
学校施設環境改善交付金を活用いたしまして工事を実施いたしますことから、4億5,917万5,000円の
増額補正をお願いするものでございます。
内容でございますが、中学校7校の
トイレ改修工事を予定しており、工事監理
業務委託料といたしまして2,725万1,000円、学校施設整備工事費といたしまして4億3,192万4,000円、合計で4億5,917万5,000円でございます。
説明は以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、10款3項に対する質疑を終了いたします。
以上で、歳出の審査を終了いたします。
次に、継続費の補正の説明を求めます。
庁舎建設室長。
◎
庁舎建設室長 2款1項8目
庁舎建設費の本
庁舎建設事業の継続費補正につきまして御説明申し上げます。
本修正
業務委託に係る期間につきましては、令和4年6月末までの約8か月間を要しますことから、令和3年度から令和4年度の2か年継続費とする補正をお願いするものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、継続費の補正に対する質疑を終了いたします。
次に、
繰越明許費の説明を求めます。
学校施設課長。
◎
学校施設課長 繰越明許費の補正につきまして御説明申し上げます。
10款3項中学校費におきまして、学校施設維持管理事業(中学校)(ブロック塀等改修工事)で5,949万1,000円、学校施設維持管理事業(中学校)(外壁・
屋上改修工事)で1億6,714万5,000円、トイレ環境改善整備事業(中学校)で4億5,917万5,000円を翌年度に繰り越すものでございます。
繰り越しの理由でございますが、令和3年度の
学校施設環境改善交付金を活用し工事を実施いたしますが、当該交付金は翌年度への繰り越しも認められており、また、適正な工期を確保する必要があることから
繰越明許費の補正をお願いするものでございます。
説明は以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、
繰越明許費に対する質疑を終了いたします。
次に、
債務負担行為の補正中、当
委員会付託部分の説明を求めます。
菅野
教育総務部副部長。
◎菅野
教育総務部副部長 学務課に係る
債務負担行為の補正につきまして御説明申し上げます。
中学校で実施する学校給食推進事業におきまして、新田中学校を除く10校の学校給食調理
業務委託の契約期間が令和4年3月31日に終了することを鑑みまして、新たに令和4年度から3年間の
業務委託をするものでございます。
当委託につきましては、優良な事業者をいち早く確保し、令和4年4月1日から業務を実施する必要があることから、令和3年度中に契約に係る手続等を行うこととし、令和3年度から令和6年度までの4年間の
債務負担行為の設定期間とする補正をお願いするものでございます。
契約による支払期間といたしましては、令和4年度から令和6年度までの3か年で、総額で8億4,610万6,000円の
債務負担行為の補正をお願いするものでございます。
説明は以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、
債務負担行為の補正中、当
委員会付託部分に対する質疑を終了いたします。
次に、地方債の補正の説明を求めます。
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長 先ほど歳入の21款市債のところで御説明申し上げたところでございますが、
学校施設整備事業債につきましては、中学校4校の
ブロック塀改修工事及び
花栗中学校の外壁・
屋上改修工事に伴い、また、校舎等大
規模改造事業債につきましては、中学校7校の
トイレ改修工事の実施に伴い、それぞれ追加するものでございます。
道路整備事業債につきましては、
手代橋負担軽減対策工事に関連する
用地取得に伴い、
水辺環境整備事業債につきましては、
水辺周辺活用事業(
農業用水)補助金の
交付決定を受けたことに伴い、
臨時財政対策債につきましては、発行額の決定に伴い、それぞれ限度額を変更するものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、地方債の補正に対する質疑を終了いたします。
以上で、第80号議案中、当
委員会付託部分に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
○委員長 次に、第95号議案 令和3年度草加市
一般会計補正予算(第8号)中、当
委員会付託部分を議題といたします。
まず、歳入の審査を行います。
14款2項
国庫補助金の説明を求めます。
総合政策部長。
◎
総合政策部長 第95号議案 令和3年度草加市
一般会計補正予算(第8号)の歳入につきましては、
川西総合政策部副部長から御説明させていただきます。
○委員長
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長 今回の
国庫補助金における補正につきましては、全て
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でございますので、一括して御説明させていただきます。
こちらは令和3年8月20日付けで内閣府地方創生推進室から、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業者支援分の追加交付の限度額等について示しがあったことから、当該交付金を活用し、今回の交付限度額である1億3,308万7,000円を増額するものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、14款2項に対する質疑を終了いたします。
次に、18款1項
基金繰入金の説明を求めます。
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長 8目
新型コロナウイルス感染症緊急対策
基金繰入金につきましては、今回の
補正予算における財源といたしまして、
新型コロナウイルス感染症緊急対策基金から2,051万3,000円を繰り入れるものでございます。
なお、今回の補正により、令和3年度末現在高は1億3,680万6,000円になる見込みでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、18款1項に対する質疑を終了いたします。
以上で、歳入の審査を終了いたします。
次に、歳出の審査を行います。
7款1項商工費の説明を求めます。
自治文化部長。
◎
自治文化部長 7款1項商工費の
補正予算につきましては、高橋
自治文化部副部長から御説明をいたします。
○委員長 高橋
自治文化部副部長。
◎高橋
自治文化部副部長 それでは、7款1項商工費につきまして御説明申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、市内中小法人や個人事業者等の事業継続を支援するため、埼玉県感染防止対策協力金及び国の月次支援金等を受給した事業者に対し、一時支援金を給付する草加商工会議所の事業に対しまして補助を行うものでございます。
具体的には、三つの区分に分けて給付を行うものでございまして、まず一つ目に、まん延防止等重点措置区域に本市が指定されました4月28日以降、営業自粛等の要請等がなされた9月12日までの期間におきまして、埼玉県感染防止対策協力金を受給した飲食店等のうち、売上規模が同協力金の給付上限に達した事業者に対しまして、1日当たり4万円を給付いたします。
二つ目としまして、4月から8月までの期間におきまして、埼玉県酒類販売事業者等協力支援金等を受給した事業者に対しまして、一律20万円を給付いたします。
三つ目、最後でございますが、4月から8月までの期間におきまして、国の月次支援金等を受給した飲食店関連事業者、旅行宿泊事業者、医療福祉事業者等の事業者に対しまして、一律10万円を給付するものでございます。
これら三つの事業の実施に要する給付費及び事務費を計上し、事業を実施する草加商工会議所への補助金といたしまして、
新型コロナウイルス感染症に係る
緊急経済対策事業におきまして総額1億4,690万円の
増額補正をお願いするものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、7款1項に対する質疑を終了いたします。
以上で、歳出の審査を終了いたします。
以上で、第95号議案中、当
委員会付託部分に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
○委員長 次に、第96号議案 (仮称)
松原児童センター建設・(仮称)
松原テニスコート整備工事(外構・
植栽工事)請負契約の締結についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
自治文化部長。
◎
自治文化部長 第96号議案 (仮称)
松原児童センター建設・(仮称)
松原テニスコート整備工事(外構・
植栽工事)請負契約の締結につきましては、
スポーツ振興課長から御説明を申し上げます。
○委員長
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長 それでは、第96号議案 (仮称)
松原児童センター建設・(仮称)
松原テニスコート整備工事(外構・
植栽工事)請負契約の締結について御説明申し上げます。
この議案につきましては、児童センター及びテニスコートを整備することにより、児童の健全な育成を図るとともに、市のスポーツ振興に資するため、本工事の請負契約を締結するものでございます。
契約金額につきましては2億1,120万円、契約の相手方は高元・ムサシ特定建設工事共同企業体、契約の方法は一般競争入札でございます。
工事の概要でございますが、(仮称)松原児童センターにつきましては、敷地面積4,000㎡、(仮称)松原テニスコートにつきましては、敷地面積3,766.62㎡の中にそれぞれ駐車場及び駐輪場、防火水槽の設置や
植栽工事を行うとともに、テニスコートのエリアにはハードコート3面及び附帯設備を整備するものでございます。
工期につきましては、本契約締結の日から令和4年8月31日まででございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
大里委員。
◆
大里陽子 委員 第96号議案 (仮称)
松原児童センター建設・(仮称)
松原テニスコート整備工事(外構・
植栽工事)請負契約の締結についてお伺いいたします。
本会議場にて当議案の10工種と設計金額の内訳をお聞きしましたが、工作物工事1,283万776円と御答弁がありましたが、その内容についてお示しください。
○委員長
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長 本工事における工作物工事の内容につきましては、主に防火水槽の設置及びテニスコート内のサイン工事の内容でございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 次に、防球ネット工事3,485万3,143円について、高さ及び延長についてお示しください。
○委員長
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長 防球ネットの工事の関係でございますけれども、本工事における防球ネット工事につきましては、コート面を囲う形で設置させていただきまして、その高さにつきましては6m、延長につきましては192.2mでございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 次に、照明工事について1,389万4,082円との御答弁でしたが、具体的な内容についてお示しください。
○委員長
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長 本工事における照明工事の内容につきましては、2灯式LED投光機4基、1灯式LED投光機4基を設置するものでございます。
以上でございます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、第96号議案に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
○委員長 次に、第92号議案 埼玉県
都市競艇組合規約の変更についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
総合政策部長。
◎
総合政策部長 第92号議案 埼玉県
都市競艇組合規約の変更につきましては、
川西総合政策部副部長から御説明させていただきます。
○委員長
川西総合政策部副部長。
◎川西
総合政策部副部長 埼玉県
都市競艇組合規約の変更につきまして御説明申し上げます。
この議案は、埼玉県都市競艇組合において、地方公営企業法の規定を全部適用することに伴い、埼玉県
都市競艇組合規約の変更について協議するため、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。
以上でございます。
○委員長 執行部の説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、第92号議案に対する質疑を終了いたします。
暫時休憩いたします。
午前11時11分休憩
午前11時11分再開
○委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
──────────◇──────────
○委員長 討論を行います。
討論のある方は挙手をお願いいたします。
大里委員。
◆
大里陽子 委員 日本共産党の
大里陽子です。
それでは、討論いたします。
本委員会に付託された議案は4件、そのうち第80号議案に反対し、ほか全ての議案に賛成いたします。
まず、第80号議案 令和3年度草加市
一般会計補正予算(第7号)について反対の立場で討論いたします。
歳出2款1項8目
庁舎建設費の本
庁舎建設事業につきましては、本庁舎
西棟改修工事設計を修正するもので、
レイアウト再調整による改修、空調及び
換気設備、
電気設備改修等の各種の内容の見直しを行うとのことです。
次に、7款1項2目の
新型コロナウイルス感染症に係る
緊急経済対策事業、市内事業所等設備投資支援事業については、最終的な補助申請件数は52件、補助総額2,600万円を見込まれるとのことでした。今回の補正では、市民の暮らしを守る大切な一歩です。
次に、歳入10款1項1目の
普通交付税について5億1,994万8,000円の
増額補正です。令和3年度
予算積算について、令和2年度の交付額である23億2,258万4,000円、
地方財政計画の伸び率を大きく上回る約29.2%増、予算比で約21.0%増となり、29億9,994万8,000円になるとのことでした。
次に、歳入14款2項3目の
健康増進事業費補助金についてです。これはマイナポータルを活用し、
検診情報を本人が管理できる仕組みに市が管理する情報を自治体で共有するための
補正予算で、補助率については3分の2です。
反対の理由の第1に、プライバシーの侵害です。本人同意を得ずにデータを外部提供できる非識別加工情報、この危険性をまず指摘します。
また、個人情報保護法制の一元化は、自治体独自の個人情報保護条例に縛りをかけるとともに、政府が運営するオンラインサービス、マイナポータルを入口とした個人情報の集積は攻撃されやすく、一度漏れた情報は取り返しがつかなくなる、これをまず次に指摘いたします。個人情報保護の仕組みをデジタル技術の進捗に対応させることが急務であり、情報の自己決定権を保障することが今こそ必要です。
第2に、地方自治への侵害として、情報システムの共同化、集約で、自治体は国がつくる型に収まる範囲の施策しか行えない、これを指摘します。自治体独自の業務が行政の効率化、財政健全化を理由に削られていく、このことに懸念をします。さらに、強い権限を持つデジタル庁は、自治体にも予算配分やシステム運用に口を挟めるようになる、今回の予算措置はまさにそれです。
今回の
システム改修の対象となる
検診情報、これは最大の個人情報で、これを共有することは許されることではありません。
以上を指摘し、反対討論とさせていただきます。
○委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、討論を終了いたします。
──────────◇──────────
○委員長 直ちに採決を行います。
なお、採決につきましては、委員会付託表のとおり、議案番号の順序で行ってまいります。
初めに、第80号議案 令和3年度草加市
一般会計補正予算(第7号)中、当
委員会付託部分は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
○委員長 挙手多数であります。
よって、第80号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第92号議案 埼玉県
都市競艇組合規約の変更については、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
よって、第92号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第95号議案 令和3年度草加市
一般会計補正予算(第8号)中、当
委員会付託部分は、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
よって、第95号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第96号議案 (仮称)
松原児童センター建設・(仮称)
松原テニスコート整備工事(外構・
植栽工事)請負契約の締結については、原案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長 挙手全員であります。
よって、第96号議案は原案のとおり可決されました。
──────────◇──────────
○委員長 次に、閉会中の特定事件についてを議題といたします。
閉会中の特定事件の取り扱いについて御意見をいただきたいと思います。
意見のある方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、今定例会においては、閉会中の特定事件について付託を受けないということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
──────────◇──────────
○委員長 次に、
所管事務の質問を行います。
発言通告により発言をお願いいたします。
大里委員。
◆
大里陽子 委員 発言通告に従い、
所管事務の質問をさせていただきます。
順番は1点目、
納税事務について、2点目の財政については取り下げさせていただきます。
まず1点目、
納税事務についてです。
過去3年間の市税差し押さえと換価状況の推移についてお示しください。
○委員長
納税課長。
◎
納税課長 過去3年間の市税差し押さえと換価の状況の推移でございますが、平成30年度から令和2年度の実績でお答えします。
なお、件数につきましては、調書件数、金額につきましては、差し押さえが差し押さえ税額、換価は換価配当額でございます。
初めに、差し押さえでございますが、参加差し押さえを除きまして、平成30年度が2,122件、4億5,452万8,760円、令和元年度が1,911件、3億7,530万417円、令和2年度が1,046件、2億8,449万2,223円でございます。
次に、換価でございますが、平成30年度が1,899件、2億2,066万1,120円、令和元年度が1,725件、1億7,441万9,064円、令和2年度が1,009件、1億2,386万3,937円でございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 次に、換価の過去3年間の草加市における県内順位の推移についてお示しください。
○委員長
納税課長。
◎
納税課長 過去3年間の市税の換価に係る県内順位でございますが、令和2年度につきましては、現在、県で集計中のため、平成29年度から令和元年度で申し上げます。順位につきましては、40市中の順位でございます。
平成29年度が件数で4位、金額で3位、平成30年度が件数で4位、金額で3位、令和元年度が件数で5位、金額で5位でございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 40市中3位や4位や5位と高い順位とのことでした。
次に、過去3年間の換価債権等の財産別内訳と推移についてお示しください。
○委員長
納税課長。
◎
納税課長 過去3年間の市税に係る換価した債権等の財産別の内訳について申し上げます。件数は調書件数、金額は換価配当額でございます。
初めに、所得税還付金ですが、平成30年度が27件、236万9,831円、令和元年度が39件、265万6,549円、令和2年度が23件、122万9,575円でございます。
次に、生命保険ですが、平成30年度が165件、2,490万5,251円、令和元年度が141件、1,422万9,644円、令和2年度が104件、1,304万5,083円でございます。
次に、預貯金ですが、平成30年度が791件、8,708万3,648円、令和元年度が710件、7,790万6,851円、令和2年度が287件、4,601万9,074円でございます。
次に、給料ですが、平成30年度が801件、8,989万8,176円、令和元年度が699件、6,355万8,841円、令和2年度が454件、4,021万4,821円でございます。
次に、年金ですが、平成30年度が66件、751万5,719円、令和元年度が87件、902万5,741円、令和2年度が80件、729万729円でございます。
最後に、その他ですが、平成30年度が44件、710万1,195円、令和元年度が47件、647万3,738円、令和2年度が56件、1,367万1,186円でございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 次に、ここ数年の滞納整理の取組をどのように行ってきたのかお示しください。
○委員長
納税課長。
◎
納税課長 市税収入をより確保していくためには、調定額の大部分を占めます現年収納率を向上させていくことが重要でございまして、そのためにもここ数年は滞納繰越分の圧縮に努めております。この取組により滞納が解消されまして、滞納者、滞納額も減少していき、より現年分の納付がしやすい環境となり、現年収納率の向上につながっていくものと考えております。
具体的な取組ですが、納税相談や財産調査を通しまして、滞納されている方の生活状況や財産状況を十分に把握しまして、納付資力の有無を慎重に判断させていただき、納付していただけない方や納付困難な方に対しましては、滞納処分または滞納処分の執行停止などの納税緩和措置の適用を積極的に行い、スピード感を持って滞納整理を行っております。
また、滞納処分の執行停止につきましては、例えば差し押さえる財産が給料しかない場合、生活費など差し押さえ禁止額を除いて取り立てしても、滞納額によっては取り立てが終わるまで数年を要する場合がございます。また、その間、新規課税も発生し、さらに滞納が累積することとなります。
このような場合、目安として猶予制度で定める最長の猶予期間である2年間分の取り立てを行い、それを超える部分につきましては、納付資力がないものとして、滞納処分の一部執行停止を適用するなど、現在の担税力を見極めて行っているところでございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 次に、
コロナ禍における納税相談などの市民への対応はどのように行っているのかお示しください。
○委員長
納税課長。
◎
納税課長 コロナ禍におけます納税相談などの対応でございますが、
コロナ禍以前と同様、納税相談などでは丁寧な対応を心がけておりまして、収入状況や生活状況、完納に向けた納付計画などをお伺いしまして、必要に応じて徴収猶予や滞納処分の執行停止などの納税緩和措置についても御説明しております。
特に、令和2年度は
新型コロナウイルス感染症
緊急経済対策の税制上の措置としまして、1年間の時限措置として徴収猶予の特例制度が創設されたことから、積極的に内容や申請方法などにつきまして丁寧に御説明したところでございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 次に、
コロナ禍前後における差し押さえ、換価の対象となる方に違いがあるのかお示しください。
○委員長
納税課長。
◎
納税課長 コロナ禍前後におきまして、差し押さえや換価などの滞納処分の対象となる方に違いはなく、地方税法の規定上、督促状発布日から起算しまして10日経過した日までに完納しないときは差し押さえの対象となります。
なお、差し押さえを行う際は、財産調査を通して差し押さえ可能財産を把握するとともに、必要に応じて文書催告等による自主納付の奨励や計画に沿った納付状況となっているかなど、滞納者個々の状況を把握した上で、差し押さえの判断を行っているところでございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 先ほどの換価債権等の財産別内訳の年金のところで、令和2年度の件数が87件、これは平成30年度は66件だったんですけれども、
コロナ禍の中で年金は換価すべきなのかなどの議論はございましたでしょうか、お示しください。
○委員長
納税課長。
◎
納税課長 年金の差し押さえにつきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響により、支給される年金額が低下した事実というものが認められないことから、
コロナ禍前後における取り扱いに差はございませんが、納付困難な状況が認められる場合には、徴収猶予制度などの納税緩和措置について、適宜御案内しているところでございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 国の示しもあったと思うんですが、特別定額給付金や持続化給付金などの差し押さえは行っていないのかお示しください。
○委員長
納税課長。
◎
納税課長 いわゆる特別定額給付金に対する差し押さえでございますが、令和2年4月30日に成立、公布及び施行されました令和2年度特別定額給付金等に係る差押禁止等に関する法律におきまして、その差し押さえが禁止されているため、行えません。また、
新型コロナウイルス感染症対策として支給されたその他の給付金についても、その趣旨に鑑み、差し押さえは控えておりました。
さらに、令和2年度中の差し押さえにおきまして、預貯金口座の差し押さえの際には、当該給付金額等が振り込まれているか否かを金融機関から取引履歴を取り寄せた上で判断し、仮に当該給付金等が振り込まれていた場合は、その額の差し押さえを行わないなど細心の注意を払って行っておりました。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 次に、特別定額給付金と給料の両方が同一口座に振り込まれていた場合、どのように差し押さえを行っているのかお示しください。
○委員長
納税課長。
◎
納税課長 特別定額給付金と給料が振り込まれている場合の預貯金口座の差し押さえでございますが、草加市では給料振込先口座の差し押さえを行う際、滞納者の家族構成を考慮した上で、給料差し押さえに準じて、本人10万円、同一生計の親族1人につき4万5,000円の生活費相当額を残して取り立てしております。
また、差し押さえ後に直近取引履歴を確認し、特別定額給付金等の振込が確認できれば、給付相当額の取り立ては行っておりません。このため、単身世帯を例に申し上げますと、給料10万円、特別定額給付金10万円の合計20万円を残し、取り立てすることとなります。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 特別定額給付金が支給された期間の預金差し押さえと換価の状況、令和2年度預金差し押さえに占める割合についてお示しください。
○委員長
納税課長。
◎
納税課長 本市の特別定額給付金の給付につきましては、令和2年6月が給付のピークでございまして、その前後の5月から8月までの預金差し押さえ、換価の状況を申し上げます。
件数につきましては調書件数でございまして、金額につきましては、差し押さえが差し押さえ税額、換価が換価配当額でございます。
初めに、差し押さえでございますが、8件、662万5,565円でございまして、令和2年度の全預金差し押さえに対する割合は、件数で2.7%、金額で8.4%でございます。
次に、換価でございますが、5件、43万3,940円でございまして、令和2年度の全預金の換価に対する割合は、件数で1.7%、金額で0.9%でございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 次に、先ほどの換価債権等のところのその他についてですが、令和2年度のその他のところが56件、1,367万1,186円との御答弁がありました。これの具体的な内容についてお示しください。
○委員長
納税課長。
◎
納税課長 令和2年度の市税換価債権等のうち、その他の具体的な内容でございますが、主なものを申し上げます。件数は調書件数でございます。
初めに、換価配当後の残預金20件、177万1,005円、こちらは市が以前行った差し押さえの際に、差し押さえ額を上回った金額のうち、相手方に対しその支払い請求を市に行うよう通知したにもかかわらず、請求がなく、市でお預かりしている金銭をその後の滞納で差し押さえたものでございます。
次に、外注費10件、148万1,929円、こちらは個人事業主等が元請業者から請け負った業務に対して、元請業者から支払われる対価でございます。
また、このほか売掛金7件、205万9,600円、賃料4件、182万6,321円、診療報酬3件、216万8,296円などでございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 御答弁で、診療報酬3件、216万8,296円とのことでしたが、
コロナ禍で医療控え、受診控えなどが進んでいるときに、これはいかがなことかと思うのですが、差し押さえ財産の選定についてはどのように行っているのかお示しください。
○委員長
納税課長。
◎
納税課長 差し押さえを行う際は、財産調査により滞納者の資産状況を調査した上で、より換価しやすい債権などを中心に差し押さえを行っております。また、複数差し押さえ可能な債権などの財産が確認できた場合には、より滞納者に影響が少ない財産を考慮しまして選定を行っているところでございます。
以上でございます。
○委員長
大里委員。
◆
大里陽子 委員 不納欠損額の前年度比5割減の理由についてお示しください。
○委員長
納税課長。
◎
納税課長 令和2年度の市税不納欠損額は前年度から1億1,100万2,264円、56.6%の減額となりましたが、その要因は、ここ数年の滞納を長期化させない迅速な滞納整理により、滞納繰越分調定額が減少、いわゆる滞納額が減少し、滞納整理の対象が小さくなってきていることが要因の一つと考えております。
滞納整理は、納税相談や財産調査などを通し、早期に徴収の可否を見極め、差し押さえ等の滞納処分や滞納処分の執行停止などを迅速に判断して行っております。この取組により、滞納者の納付資力に見合った納付をしていただくことで、より滞納額の圧縮につながり、滞納処分の執行停止案件自体も減少していくこととなり、不納欠損額の減少につながっているものと考えております。
以上でございます。
○委員長 関連の質問はございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○委員長 ないようでございますので、
所管事務の質問を終了いたします。
──────────◇──────────
○委員長 以上で、
総務文教委員会を終了いたします。
午前11時39分閉会
委員長 井 手 大 喜
署名委員 大 里 陽 子
署名委員 関 一 幸...