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令和 元年11月11日全員協議会−11月11日-01号

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  1. 春日部市議会 2019-11-11
    令和 元年11月11日全員協議会−11月11日-01号


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    令和 元年11月11日全員協議会−11月11日-01号令和 元年11月11日全員協議会. 開催期日  令和元年11月11日(月) 2. 開催場所  全員協議会室 3. 出席者   (1) 議 員(29名)       井 上 英 治    酒 谷 和 秀    榛 野   博       坂 巻 勝 則    卯 月 武 彦    大 野 とし子       石 川 友 和    水 沼 日出夫    佐 藤   一       松 本 浩 一    今 尾 安 徳    並 木 敏 恵       金 子   進    鬼 丸 裕 史    滝 澤 英 明       永 田 飛 鳳    吉 田   稔    山 口 剛 一       古 沢 耕 作    木 村 圭 一    鈴 木 一 利       荒 木 洋 美    河 井 美 久    海老原 光 男       栄   寛 美    岩 谷 一 弘    小久保 博 史       栗 原 信 司    中 川   朗       ( 欠席: 山崎 進 、会田 幸一 、武 幹也 )   (2) 執行部(12名)
          石川 市長       種村 副市長       佐藤 副市長       中島 総合政策部長       宇内 財務部長       木村 総務部長       渡辺 建設部長       青木 都市整備部長       松村 鉄道高架担当部長       寺林 総合政策部参事公共施設事業調整課長       落合 公共施設事業調整課新本庁舎整備担当課長       小峯 公共施設事業調整課新本庁舎整備担当主幹   (3) 議会事務局(5名)       白 子 高 史    高 橋 弘 道    中 村 匡 則       大和田   潤    小 堺   順 4. 傍聴者 (0名) 5. 議題  ◎春日部市本庁舎整備実施設計(案)中間概要版について  春日部市議会議長 金 子   進 開会 10:00 ○金子 議長   ただいまから、全員協議会を開会いたします。  初めに、市長の挨拶を願います。  ◎市長の挨拶 ◎石川 市長   本日、全員協議会の開催に当たり、一言ご挨拶申し上げます。  議員の皆様方には、大変お忙しい中、貴重なお時間を頂戴いたしまして、まことにありがとうございます。また、本庁舎整備基本設計時には、貴重なご意見またご理解をいただき、重ねて御礼申し上げます。  さて、現在本庁舎整備につきましては、実施設計を鋭意進めているところでございます。こうした中、これまでいただいた議員の皆様からの意見や市民懇談会市民意見提出手続等における意見を受けての検討を進めてまいりました。さらに、議会改革検討特別委員会でのご協議いただいたのを反映、基本設計、本設と発展させていく地点からの検討、食堂を含めたまちのコモンスペースの検討などを進めてまいりました。これにより、平面設計につきましては、確定に向けた最終段階を迎えているところでございます。本日は、最終段階の平面計画並びにまちのコモンスペースの考え方を中心に春日部市本庁舎整備実施設計(案)中間概要版としてご説明をさせていただきたく、開催をお願いするものでございます。詳細につきましては、総合政策部長から説明申し上げますので、ご協議のほどをよろしくお願い申し上げます。  ◎春日部市本庁舎整備実施設計(案)中間概要版について ○金子 議長   本日の議題は、お手元に配付のとおり、報告事項1件です。  春日部市本庁舎整備実施設計(案)中間概要版についてを議題といたします。  本件について、説明を求めます。  なお、説明については、着席してお願いいたします。 ◎中島 総合政策部長   それでは、春日部市本庁舎整備実施設計(案)中間概要版につきまして、説明をさせていただきます。  〔発言する者あり〕 ◎中島 総合政策部長   それでは、議員の皆様には、大変貴重なお時間をいただきまして、まことにありがとうございます。  現在新本庁舎整備につきましては、実施設計を進めており、平面計画の確定に向けた最終段階となっているところでございます。平面計画につきましては、これまでに基本設計などで実施した議会全員協議会市民懇談会市民意見提出手続などでいただいたご意見、さらには、今年度実施いたしました各派ヒアリングを踏まえ、稼働開始や動線などの確認に伴う見直しや基本設計コンセプトの考え方をさらに発展させるための見直しなどを行い、設計に反映する作業を進めてまいりました。また、まちのコモンスペースにつきましても、周辺のにぎわいの創出に寄与するように、最終的な考え方を取りまとめて設計に反映したところでございます。本日は、その内容につきまして、春日部市本庁舎整備実施設計(案)中間概要としてご説明させていただくものでございます。  それでは、お手元の資料1、春日部市本庁舎整備実施設計(案)中間概要版をごらんください。  この資料につきましては、昨年度ご説明をいたしました春日部市本庁舎整備基本設計概要版に、最終段階の平面計画、まちのコモンスペースの考え方を反映させ、それに伴い、必要な追記等を行ったものでございます。  初めに、平面計画の説明をさせていただきます。  本日は、基本設計時の平面計画から見直しした点を中心に説明をさせていただければと思います。  なお、各階フロアにつきましては、基本設計のコンセプトでもございます課の編成変えにも融通がきく、無柱の執務空間という考え方をさらに発展させたものとなっているところでございます。  それでは、大変恐れ入りますが、2ページをごらんください。  右側4、将来の可能性を見据えた「融通と効率性を備えた」庁舎において、下段にイメージ図を追加しております。そのイメージの上側になりますが、このイメージ図は、従来の無柱空間の考え方をさらに発展させるため、各階フロアの中心に、エレベーター、階段、トイレなどを集約し、そのエリアを柱や壁により囲って強固なコアをつくります。例えると建物の中心に大黒柱を立てるようなイメージになるものでございます。これにより、図でお示ししたとおり、コアの前後左右に18メートルの無柱空間をつくることが可能となり、外壁沿いだけに柱が立つ構造となるところでございます。こうしたことにより、基本設計時にあった待合ロビー等の柱をなくすことが可能となったところでございます。  なお、各部各課の配置は、これにより、中央コアを囲むような配置となったところでございます。  それでは、ページをおめくりいただきまして、8ページ、平面計画をごらんください。  最初に、左側の1階でございます。  この図の左側部分を新築棟、右側部分を既存棟という名称を使わせて、説明をさせていただきたいと思います。  新築棟上部エスカレーターエントランスホールと記入したエリアに、シティセールスエリアを配置いたします。これは、まちのコモンスペースを利用する方、行政手続で市役所に来られる方など、多くの皆様の利用を考慮するものでございます。また、基本設計時にはエントランスに配置をしていましたまちのコモンスペースを独立させて、図面上部のまちなかひろばに、ギャラリーと食堂カフェを配置しております。また、この飲食スペースは、厨房を持ったスペースに見直しをしております。  なお、まちのコモンスペースにつきましては、後ほど詳細に説明をさせていただければと思います。  次に、ページ右側、2階でございます。  まず、左側の新築棟でございます。  こちらでは、図面左上に、市役所を訪れた人が休憩するスペースを、新たにまちのリビングとして設置をいたしました。ここでは、休憩スペースとして、また受付呼び出しモニターを設置することで、窓口混雑時にゆったりお待ちいただく場所として利用いただくことを想定しているところでございます。  次に、図面右上には、現在の別館5階と同規模の会議室を、市民開放を考慮して、この2階に配置をしているところでございます。  次に、右側、既存棟でございます。ここでは、市政情報室や交通防犯課などで実施している相談員による市民相談業務を、さらなるプライバシーの配慮の観点から新たに集約する形で図面下側に配置をしております。また、新築棟上側には、まちのコモンスペースとして、(仮称)こどもライブラリーを設置しているところでございます。  次に、ページをおめくりいただきまして、9ページをお開きください。  ページ左で、3階となります。  左側、新築棟でございますが、ここでは、2階から移動したこども未来部を図面左側に配置し、その直近に、図面では上部中央に、現在の約4倍の大きさに拡充した子育て世帯包括支援センターを配置いたします。また、その隣には、まちづくりや行政運営を進めていくための基本となる市民参加、市民の皆様のご意見をお聞きする広聴業務、情報公開を所管する課をまとめて配置するため、市民参加推進課シティセールス広報課を配置し、その斜め下側に市政情報室を配置いたします。さらに、エレベーターが停止した場合のアクセス性を考慮し、基本設計時には4階に配置をしていた災害対策本部を、図面右側中央に配置をしているところでございます。  続きまして、図面右側、既存棟でございます。こちらでは、市民窓口を可能な限り3階までに配置するため、基本設計時には新築棟4階に配置をしておりました環境経済部を配置いたします。  次に、ページ右上、4階となります。  図面左側、新築棟でございますが、災害時に初期対応を行う建設部、都市整備部、また多くの避難所を所管している教育委員会、そして防災対策課を同一階とし、連携や機能性を高める配置といたします。また、管理部門間の連携を考慮し、右側既存棟には総務部を配置する考えでございます。  続きまして、ページ左下、5階となります。  図面左側、新築棟でございますが、議会エリアに加えて、中庭を挟んで市長公室エリアを配置させていただきました。これは、現庁舎の設計コンセプトである行政と議会を別棟としながらも、有機的に結合させ、調和させることをポイントとして同一階に配置するという考え方を継承したものとなっているところでございます。また、設置に当たりましては、基本設計時に5階に配置していたテラスや吹き抜けなどの見直しにより、必要な床面積を確保いたしました。また、中庭につきましては、決められた必要緑化面積達成のために、基本設計時に予定していた5階テラスの緑化エリアを活用したものとなっているところでございます。  それでは、恐れ入りますが、もう一枚の資料の2の1をごらんいただければと思います。  そちらの図面は、新築棟5階フロアを拡大したもので、さきの議会改革検討特別委員会でご説明をさせていただいた資料に、市長公室エリアを追加したものでございます。  図面左側、議会エリアにつきましては、議場への出入り口を1カ所から現行どおり2カ所にするために、建物の構造上、議場の位置を見直す必要が生じたため、議会エリア内の見直しを行ったところでございます。構成といたしましては、図面上側が傍聴ロビー、図書室、トイレとなる傍聴者の中心のエリア、その下側が議員の皆様が活動するエリアとしております。図面中央、議会事務局左脇の通路がメーン通路となり、図面左側に議場、全員協議会室、右側には正副議長室、議員応接室を配置し、通路の先には議員控室、その脇には理事者控室と委員会室1から委員会室3を配置する構成とさせていただいております。委員会室を起点として必要な場所にすぐ行ける動線とさせていただいたものでございます。  なお、議会エリア全体では、現行と比較いたしまして約1.75倍の面積となります。また、図面右側、市長公室エリアにつきましては、現行とほぼ変わらない市長公室構成となっていますが、政策課とあわせて、その隣に財政課を配置する予定となっているところでございます。  それでは、ページをおめくりいただきまして、資料の2の2をごらんください。  議場の平面図となります。  これまでの議会改革検討特別委員会でのご協議を受けて、取りまとめをさせていただいた議場平面図(案)となっているところでございます。  全体の構成といたしましては、図面上部のように、傍聴席、議場を含めまして、緩やかな段差の平面構成となっております。また、傍聴席には、親子室4席、車椅子席を配置し、傍聴ロビーも十分な広さを担保しているところでございます。  それでは、大変恐れ入りますが、資料1にお戻りをいただきまして、11ページの外観計画をお開きください。  イメージ図の一番上、市役所通り側正面より見たイメージをごらんください。議会エリア右が最上階となるところでございます。まちとのつながりという点で、議会フロア傍聴ロビー側を中がうかがえる意匠とすることで、つながりを感じる外観としているところでございます。  それでは、ページをお戻りいただきまして、9ページをごらんください。  図面右側、5階の既存棟について、ご説明をいたします。  ここでは、管理部門間の連携を考慮し、総合政策部を配置する予定でございます。さらに、同時に多くの職員が打ち合わせすることができるように、ミーティングスペースを新たに設置いたします。  次に、ページ右下、PHとなっていますが、屋上の部分でございます。  ここでは、現在検討を進めている建物設備の置き場やソーラーパネルの設置場所となるものでございます。  以上、ここまでが平面計画の説明となります。  続きまして、まちのコモンスペースの考え方について、説明をさせていただきます。  恐れ入りますが、5ページにお戻りいただければと思います。
     ページの左側、上から5行目、まちのコモンスペースとはというところをごらんいただければと思います。  まちのコモンスペースとは、一般的には身近な人たちの交流の場という意味となります。新庁舎に設置するまちのコモンスペースは、身近な人たちの交流が緊密なコミュニケーションとなり、住みやすさにつながり、ひいてはまちの活力につながることを目指して設置をさせていただくものでございます。  具体的には、身近な人たちを、同じ活動、趣味などを持つ人たちと捉えて、主にこうした団体やグループの活動を発表する場としてのギャラリー、身近な人たちを同じライフステージの人たちと捉えて、主に子育て家族を対象とするこどもライブラリー、これらを補完するまちなか広場、まちのコモンスペースで生まれた交流をさらに深めていただくための場としての食堂で構成するもので、こどもから大人までが集える場といたします。また、こうした場で行われる市民活動を、まち行く人々や来庁舎の方々がうかがえるよう、開放的な空間として、多くの方に興味を持っていただく計画としているところでございます。  具体的には、ごらんいただいているページ中央右側イメージ図を載せております。市民活動を感じてもらうために、前面部分の一部に強化ガラスを使った建物意匠となり、まちなか広場と一体感となるよう、独立棟として計画をしております。また、このことにより、大変恐れ入りますが、次のページ6ページをごらんいただければと思います。左側となります屋外エリアにあるイメージ図の下側の記載のとおり、新庁舎では、武里内牧線から向かって左側のエリアが行政手続として市民を迎えるエリアとなり、右側がまちのつながり、多様な市民利用を促すエリアとなり、まちのにぎわいを創出する役割を同時に担う市役所に生まれ変わるものでございます。  以上が、まちのコモンスペースの説明となります。  先ほど説明いたしました平面計画、そしてただいまご説明いたしましたまちのコモンスペースの考え方を反映させるため、1ページ、整備方針、2ページ、基本設計コンセプト、3ページ、景観計画、6ページ、全体ゾーニング、10ページ、断面計画、11ページ、外観計画について、追記等を行っております。恐れ入りますが、後ほどごらんをいただければというふうに思います。  以上が本日の説明となります。ご審議のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 ○金子 議長   ただいまの説明に対し、質疑等を求めます。 ◆井上 議員   ちょっと図面を見るので、座りながらの質問にしていただけたらと思います。  まず、東棟に移したことによって、幾らぐらい金額的に浮くのかどうか。東棟も新しくつくり直した場合、どのぐらいするのかをお伺いしたい。それから、新しい建物について、震度7は大丈夫なのか、震度6ぐらいなのか。耐震度合い、それをお伺いしたいと思います。あと、全部質問していいですか。1つずついったほうがいいですか。 ○金子 議長   それで区切りましょうか。 ◎中島 総合政策部長   まず、旧市立病院東棟を活用することでの削減効果につきましては、19億円のコスト削減を見込んでいるというところでございます。しかしながら、今本庁舎の、新しい新棟のほうの具体的な積算というのがまだ進んでおりませんので、最終的には、その辺が確定次第、またお示しをしていきたいというふうに思います。  続きまして、震度7に対応しているのかという耐震基準、建築基準法の耐震基準をしっかり満たしていますので、基本的には耐えるものというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◆井上 議員   ありがとうございました。  次に、順番が違って申しわけないんですが、全体像がありますよね。道路側から建物を見た場合の図面が、11ページの上のほう、右側の上のほうです。全体像が見えるんですけれども、率直に言って、これはまだ実施計画なんでこれから計画をしているのかもしれませんけれども、これ、越谷市役所と言っても草加市役所と言っても同じなんですよ。春日部市役所というところのコンセプトはどこに見えるのかなと、全体像の中の。見たら、ああ、これは春日部の市役所だと。例えば、ちょっとクレヨンしんちゃんが壁に写るとか、あるいは春日部市の「春」ですよね。春という丸い文字を囲んで、マークで、春日部のマークみたいなのがありますよね。あれを壁際にどかんとやって、右から見ても左から見ても春日部の市役所だと、こういうふうにわかるマークを。春日部の市役所だということがわかるようにしていただきたいというのが1つ。  次は、また。 ◎中島 総合政策部長   外観の意匠につきましては、これから、景観条例もございますので審議会等でしっかりと調整していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆井上 議員   次、エレベーターエスカレーターについてお伺いしたいんですけれども、エレベーターは、大きさはどれぐらいか想像できないんで、現在と同じぐらいの大きさかどうか。車椅子で来た場合に、車椅子が2台、駅のエレベーターなんかだと車椅子2台入ったらぎりぎりで、ほかの人が乗れないという状況があるわけですけれども、大きさはどのぐらいにしているのかなというところです。  それから、エスカレーターは、この図面で見ると1階から2階に上がることになっていますけれども、水害対策で自動車を1階に置くというのはわかるんですよ。2階へエスカレーターに乗っていくのはいいんですけれども、この図面でいうと、2階から3階、3階から4階はエスカレーターがないというふうに見えるんです。例えば3階なり4階なりも一般の市民が来るわけですので、包括センターか何かが入るのかな。市包括センターが入る予定になっていますから、市民は、2階だけで終わらない、3階、4階に行くと思います。そのときに、エスカレーターはないのかよという声が出るというふうに僕は思っています。  エスカレーターの大きさですけれども、病院が、医療センターからエスカレーターのカバー、ここからついています。大概エスカレーター見ると、医療センターエスカレーターの大きさの倍があるんです。そうなると、ちょっと広すぎて、脇を駆け上っていく人が必ず出てくるわけです。危ないので、医療センターの幅の大きさぐらいで、地図で見ると2つ上るようになってますけれども3つぐらいにして、混雑時には、真ん中のやつを上でも下でもスイッチ入れかえれば上下の切りかえができると。鉄道なんかのエスカレーターはそうなっていますよね。上りだけではなくて、下りだけじゃなくて、スイッチ入れれば上下ができるとなっていますから。この図面で見ると2つしかないので、3階4階まで延ばす必要性と、それから幅について、ちょっと教えてください。 ◎中島 総合政策部長   まず、エレベーターの大きさにつきましては、現在検討中ですが、基本的には今のエレベーターより一回り大きいものを考えてございます。また、エスカレーターは2階までではないかということでございますが、現在の本庁舎が4階までが基本的な市民の方が来ていただけるという形でございますので、基本的には3階以上はエレベーターで上がっていただくことを想定しております。余り待ち時間がなく運行ができるのかなというふうに考えてございます。エスカレーターの大きさにつきましては、現在の病院と同じ程度のものを現在検討しているというところでございます。1台ずつ、行って帰って。  〔「上下ですね」と言う人あり〕 ◎中島 総合政策部長   上下1台ずつ。  以上でございます。 ◆井上 議員   やっぱりエスカレーターは、上下2本じゃなくて3本、しかも上のほうに、さっき言った包括センターか何か、市民が利用する、相談に来る部署があるわけなんで、ぜひ4階ぐらいまではエスカレーターで上れるというふうに計画をしていただきたいと思います。現在でも、現市役所でもエレベーターが2台ありますけれども、上下行くときに待つこと、待つこと。しかも現在の場合は、エレベーターに荷物を、手押し車で資料を運ぶようになっていますから、1つの階にとまっている時間が長いんです。今度の計画だと貨物だけのエレベーターがあるのでその辺は緩和できるのかなと思いますけれども、2台というのは、例えばロビンソンが昔ありましたけれども、ロビンソンでも結局エレベーター2基だと待ち時間が長くて、結局エスカレーターのほうへ行っちゃうんですよ、お客さんが。だから、その辺も考えていただきたいというふうに思います。  それから、職員の机なんですけれども、大きさ、現在どうなのかわかりませんけれども、これからはパソコン常識でしょうから、資料を見る机とパソコンを扱う机と、右と左、真ん中と右、あるいは真ん中と左という形でのスペースが十分とれるのかどうか、そこをお伺いしたい。 ◎中島 総合政策部長   今回のテーブルにつきましては、大判型を採用しまして、多少サイズが融通がきく。基本的には1人の職員間を1100ミリで設定を考えているというところでございます。今の職員もパソコンを見ながら、タブレット的なものでとか導入も考えられますので、十分な大きさがあるのかなというふうには考えているところではございます。  以上でございます。 ◆井上 議員   最後ですけれども、子供の図書館のところが、ページがあったと思いますけれども、それから食堂がありましたけれども、市民の会議室なんかがありますけれども、これを全部つくるとなると、東口にある図書館とか文化会館とかいう設備が、西口の市役所のほうに来ると。ですから、簡単に言えば、西口に新しく公民館をつくると、市役所の中に、こういうイメージです。東口の、今後の話でしょうけれども、図書館とか、教育センターの中にある図書館みたいなところが想像されるんですけれども、教育センターのところの図書館はほとんど人が来ていませんよね。利用がないということです。こんな小さな図書館を新しい市役所につくって、観客が来るのかどうか、僕は非常に疑問です。ですから、その辺を展望がどうなのかを教えていただきたいというふうに思います。  食堂は、これは多分業者さんをどこか募集するんでしょうけれども、土日も開放して、駐車場も開放してという考えがあるのかどうかをお伺いしたい。  以上です。 ◎中島 総合政策部長   まず、こどもライブラリーの内容でございますが、庄和図書館にあります児童図書絵画室を参考に検討しております。  なお、今回新本庁舎開館時には教育委員会も新棟4階に開庁されることから、連携を密にし、考えていきたいというところでございます。  また、駐車場の利用等々の休日につきましては、食堂とかが休日も営業ができるようにというふうに、別棟にしているということもございます。当然駐車場等の開放についても、それにあわせて使っていただくと。また、説明いたしましたが2階のところの会議室を市民開放を考えてございますので、それにあわせて駐車場の開放もしていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ◆井上 議員   子供の図書館のことについて、今の教育センターの子供図書館もほとんど使われていませんよということの答えがなかったんですけれども、どのぐらいの用途があると見込んでいるのか、需要。しかも、土日は閉めるわけでしょう、土日は。こどもライブラリー、土日に子供が来るわけないじゃないですか。 ◎中島 総合政策部長   先ほど説明をいたしましたとおり、こどもライブラリーも別棟で独立をしてございますので、土曜日日曜日も使えるようにしていきたいというふうに考えてございます。  教育センターの図書室につきましては、いろいろ評価があるかもしれませんが、我々としては十分に使われているというふうに考えてございます。また、こどもライブラリーについてもしっかり土日使えるように、また貸し出しもできるように考えていきたいというふうに考えてございますので、しっかりした利用をしていければというふうに捉えているところでございます。  以上でございます。 ○金子 議長   ほかにございますか。 ◆古沢 議員   基本コンセプトの一番最初になります、誰もが利用しやすい庁舎というが1点だけ確認したいんですが、トイレは、職員さんもそうですし、市民の方も利用する非常に大事なところだと思うんですが、大体多機能トイレとセットであるんですが、一般市民の方が利用するだろう、8ページにありますが、平面図を見ると、コモンスペースから近いトイレ、そこに多機能トイレというのがあって、事前に説明を受けたときには、これ入るというご説明だったんですが、またちょっとこれ、ここに入っていないんので、確認をしたいんですが。 ◎中島 総合政策部長   1階のトイレということでよろしいかと思いますが、こちらにつきましては多機能トイレを設置する考えですが、申しわけございません、図面には記載がございませんが、設置する考えでございます。当然まちなか広場ということで、休日イベントを想定してございますので、そういった観点から、そういった施設は必要であろうというふうに我々も考えているところでございます。  以上でございます。 ◆古沢 議員   詳細なご説明、ありがとうございます。  きょうはこれでいいんですが、資料ということなので、つくり直すというか、多機能トイレ、1階のところにも修正しておいていただけるという認識でよろしいでしょうか。 ◎中島 総合政策部長   今後、新年になりますと市民説明会なども開いていきたいと思いますので、その際には、しっかりと記載をさせていただければというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◆大野 議員   まず、1つは8ページ、相談室という、真ん中です。ごめんなさい、最初に、こどもライブラリーやギャラリーなど、私は文化的にも、市民の居場所という点もありましたけれども、大変そこはいいようにやっていただければいい方向性になるんじゃないかと、私はここは評価したいと思います。会議室も、前にちょっと見てきたんですけれども、視察で、市民が会議できる場所というのは市民にとって大変重要ですから、そこは、市民が使いやすいという大前提のもとによく進めてもらいたいという立場を一つ評価する、その点にいたしましては。  8ページ、2階のところのつくり方に、ど真ん中にある相談室、集中して設置し、各課共有利用とありますけれども、以前9月議会、武議員の質疑で質問したと思うんですけれども、例えばお葬式なんかで、いろんな手続が必要なときには、ワンストップというんですか、そこの1カ所で、職員が来ると。税務課から市民課から、必要な手続は、市民が座っていれば、いろんな課が来るという形の、そういうワンストップを設置してほしいというご提案があったと思いますが、私もちょうど同じ時期に、そういう市民からのご要望がありまして、新庁舎設計の際には、そういうこともしっかり入れてもらって提言していきますよと言っておきましたので、そういうお考えはあるのかということが1つです、質問は。  もう一つは、職員がお昼に食事をするところ、ちょっと私は理解が不十分で申しわけないんですけれども、よくわからないんですけれども、今現在市民がお昼の時間に行きますと、職員がご飯を食べているときがありますよね。今の机は仕方がないんですけれども、市民からすると、「すみません」と言ったときに、食べているものだから、一瞬ちょっと冷たいというか、しらっとした雰囲気があったりして、市民からは、食べているところにわざわざ来たわけじゃないんですけれども、そうじゃなくて、昼休みに人が多少少ないのは仕方ないとは思っていますけれども、食べるところは別にあるんでしたか。その辺は、今後も同じように、新庁舎も昼休みは職員が自分の席で食べるようになっているのでしょうか。お願いします。 ◎中島 総合政策部長   まず、1点目の市民相談の関係でございます。ワンストップという考え方の中で、こちら、2階の新築棟、総合案内がございますが、そちらで振り分けをさせていただきながら、相談が主な方につきまして、特にプライバシーに配慮しなければいけない方につきまして、こうした相談室をしっかり利用していただければと。しっかりご案内をして、またそこのところに、どうしても相談員ではわからないとかいうものにつきましては、原課の職員に来ていただいて対応するとか、そこは臨機応変に、少し関係課と調整していきたいというふうに考えてございます。  また、食事の関係でございますが、例えば2階新築棟の図面8ページをごらんいただければと思います。そこの図面の一番南側というか下側に、窓際に、四角く記載がなっている、これ実はテーブルでございます。その上に、四角い箱みたいなのがずっと並んでいるのは、これは書庫でございまして、いわゆる市民側から見えない書庫の裏側のところがバックスペースのようになってございまして、こちらのほうで食事ができたり、あるいはちょっとした打ち合わせができるというようなテーブルを窓側に配置をしているというところでございます。また、既存棟の5階、ミーティングスペースをつくるというお話をしたと思うんです。こちらでも、お昼のときは食事をご利用いただければというふうに考えておるというところでございます。  以上でございます。
    ○金子 議長   ほかにございますか。 ◆木村 議員   2点ほどお伺いしたいんですが、資料の2の2で、上方のほうなんですけれども、先日の会議で議員さんが、車椅子について、バリアフリーに対して非常に大切だということで、今回断面図のほうを見ますと、若干段差があっておりまして、フリースペースにスロープをつくらないスタイル、その都度設置をする形になっているんですけれども、この間、富山市議会のほうにもお伺いさせていただいたところ、議員席に段差がついているんですけれども通路だけスロープになっているとか、そういった設計もしていただいたところでもありますので、そういったところを含めて、今後その辺の、もう一度議論するとか、そういった余地はあるのかどうか、それをお伺いしたいと思います。  もう一点は、2ページのほうの下のほうに書いてありますけれども、雨水の利活用ということで、2ページのほうに一言書いてありますけれども、12ページのほうに雨水槽が並んでいるんですけれども、雨水の利活用ということで、水は大切な資源だと思いますので、そういった部分の中で、今回2ページのほうのトイレで利活用ということでなっているんですけれども、トイレで利用した場合、雨水槽が例えば満杯になったときは、大体何回分ぐらい相当で想定されているのかなとか。もしくは、水の何立米ほど貯留を設計されているのか、そういったところ、どう検討されているのか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ◎中島 総合政策部長   まず、議場のスロープの関係ですが、いただいたご意見につきましては、議会改革特別委員会のほうでも、ちょっとご提示をさせていただければというふうには考えてございます。  また、雨水の関係ですけれども、基本的には公共施設でございますので、開発行為を行ったときに、面積に対しまして950トンの一次処理をしないといけないというのがございますので、基本的にはその数字は確保しないといけない形と。申しわけございません、正確な数字は出しておりませんが、その割合は否めない。それをいかに利活用していくかということで、これはまた、この設計の中で進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆木村 議員   わかりました。  1点目の議場については、まだ議会改革で、若干そこら辺は、まだ少し変更ということで、わかりました。  じゃ、雨水については、先ほどの950トンのところで、それだけ貯められる施設があるということで、しっかりと滞りなく建設を進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○金子 議長   ほかにございますか。 ◆松本 議員   前よりもはるかによくなったんじゃないかなと、そういう感想を持ちました。特に市民参加といいますかまちのコモンスペースということで、食堂、カフェや、それからギャラリー、こどもライブラリー、そして会議室、こういうものを市民が利用できると。こういう施設ができるということは非常にいいことだなと思いました。まさに市民参加という観点の施設になってくると、よくなったなというふうに思っております。  そこで、まず1つは、災害に強いかという問題ですけれども、建物としては災害に強いんでしょうけれども、これ、平面図ですけれども、外構の関係で、市役所通りとか水が来るわけですよね。病院のときには、大きなますを入れたために水が来なくなったというかそういうことがあったんですけれども、そういうことについて、やはり市役所も重要な中心機能を持たなきゃいけない、災害時に。そういう点では、避難所にも利用される可能性が高いわけですよね。そういうことで、市民がここに避難されるということもあると思うんで。  しかし、市役所は水害に守られても、ここに来られなければなんの意味もないわけなので、少なくとも、そういう今改修しているからだけれども、少なくとも市役所に近づけるような、外構などを大きくして掃除するとか、そういうふうにすればいいんじゃないかと思うんですけれども、そういう考え方は今検討されているのかどうか、お聞きしたいと思います。  それから、2点目は、非常にいいところ、ギャラリー、こどもライブラリー、まちのリビング、そして、会議室は、能率的に困っているんですよね、少なくて。なかなかとれないんですよ、商工振興センターもなくなっちゃったんで。そこで、ここに会議室ができたり、こどもライブラリーができたりするので、本当にいいことだなと思うんですけれども、できるだけ、利用料金は安くしていただきたいということです。公民館並みということもあるかもしれないんですけれども、できれば自由に使えるような。特に西口のあそこのところ、高いんです、料金が。  それから、生活支援課は、2階にあるんだとすれば相談室のそういう役割を果たすのかなと思うんですけれども、生活支援課は2階になるんでしょうか。相談をしたときに、プライバシーの問題があるといろいろあるわけですけれども、大分部屋があるので、そうなればこれ最高だなと思います。  それから、最後に、会議室やギャラリーの利用人数、最高でどのぐらい入れるのかなと。仕切りができれば非常にありがたいと思うんですけれども、その辺のところ。それから、使うのは職員の皆さんですから、職員の皆さんの意見を十分聞いたと思うんですけれども、これはどういうふうな取り組みでしょうか。 ◎中島 総合政策部長   まず、雨水処理の考え方でございますが、議員ご指摘のとおり、周りが水が出てしまって来れないようではというところでございます。これにつきましては、雨水全体としてどういう対応をするかというところの中では、ご承知のとおり、会之堀川をしっかり監視をさせていただいております。当然開庁までには、全面のところについては、しっかり改修が終わるということで調整をしているところでございます。  なお、外の水を庁舎内に例えば貯留をするという考え方につきましては、これは、ご承知のとおり地下の部分に基礎等々が出ていますので、余り深く掘り下げられないということがございまして、貯留施設を庁舎内に、決められた、先ほど説明しました雨水処理以外のものを貯留するというのは難しいのかなというふうに考えているというところでございます。  また、会議室の利用料金、こちらにつきましては、他の施設等々をしっかり参考にしながら、突出しないような形で設定をしていきたいというふうに考えてございます。  また、生活支援課の相談室の関係でございますが、生活支援課につきましては、図面の8ページをごらんいただければと思います。8ページの右側の図面、既存棟にありますが、下側のほう、相談室と書いてあるのが、プライバシーに配慮してというお話をしましたが、上側にも相談室というのがございます。これが、生活支援課独自の相談室ということで設置をさせていただいているというものでございます。  あと、職員の意見を聞いたかというお話がございました。これにつきましては、8月と9月に、基本設計時もやっていますが今回実施設計に合わせまして、改めて各課ヒアリングを行ったところでございます。現在10月に、その対応状況についてもしっかり各課にフィードバックをしたというところでございます。  あと、ギャラリーの大きさにつきましては、178平方メートルぐらいを予定してございます。180人ぐらいの椅子が、椅子だけですけれども並べられるのかなというふうには考えているところでございます。  あと、会議室の大きさにつきましては、今別館の5階が全部会議室になって、反対側を見ていただくと、それと同じ大きさを想定しているというところでございます。  以上でございます。 ○金子 議長   ほかにございますか。 ◆卯月 議員   11ページの図面を見ていただきたいと思いますけれども、免振装置について、私これまでいろんな建物の免振装置を見てまいりましたけれども、全て地下にあったんですが、この図面を見ると、地下ではなくて駐車場のほうの天井に近いところにあるように見えるんですけれども、1階を駐車場にして、壁がないと、それだけでも強度的に大丈夫なのかなと。十分な強度を持たせる設計をされているんだと思いますが、想定外ということもあり得るわけですので、できるだけ強い構造にしていく必要があると思うんです。そうすると、高い位置に免振装置をつけるよりも、下のほうにつけたほうが、下の部分の、駐車場部分の柱も支えることになるので、この図面のように高いところにあると、駐車場部分の柱は免振装置の外ということになって、強度的に問題が出てくるんじゃないかなと。なぜ地下につけずに上につけたのか。 ◎中島 総合政策部長   今回の新築棟につきましては、中間免振ということで、1階のピロティの駐車場の上のところに免振装置をつけて、その上を免振するというような形。下は耐震された駐車場になるというところでございまして、現在1階がピロティで駐車場になっているケースというのは、これが一般的な手法なのかなというふうに考えてございます。新しくできました桶川市役所なども1階がピロティで2階以上が執務室になっていますが、同様の形態になっているところでございます。技術的にもしっかり確立された工法であるというふうに認識をしているところでございます。  以上でございます。 ○金子 議長   ほかにございますか。 ◆今尾 議員   今の12ページなんですけれども、耐震、免震構造のこととか洪水対策のことだとかで、対応がしっかりできているのかなと思うんですが、1点だけ、私この図面を見たときに、風の通り道が、中央階段のところで吹き抜けに上に上がっている自然風光ということですけれども、万が一火事になったときに、避難経路というのは階段だけになってしまうのか。そこに対する対策とかは、どのようになっているのか教えてください。 ◎中島 総合政策部長   こちらの風の経路につきましては、新築棟の経路でございますが、実際にないことを願っていますが、そういう火事とか発生した場合には、当然既存棟と全てフロアがつながっておりますので、既存棟の階段から逃げることも可能であるということで、2方向というのがしっかりとられているというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○金子 議長   ほかにございますか。  〔「なし」と言う人あり〕 ○金子 議長   よろしいですか。  ほかに質疑等はございませんか。  〔「はい」と言う人あり〕 ○金子 議長   なければ、以上で、春日部市本庁舎整備実施設計(案)中間概要版についての質疑等を終結いたします。  これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。  ◎市長の挨拶 ○金子 議長   市長の挨拶を願います。 ◎石川 市長   本日は、春日部市本庁舎整備実施計画(案)中間概要版についてご協議をいただき、まことにありがとうございました。  本日議員の皆様から賜りました貴重な意見等を十分に尊重させていただき、今後も新本庁舎の実施設計を進めてまいりたいと考えております。今後におきましても、議員の皆様方のより一層のご指導、ご協力をお願い申し上げ、閉会の挨拶といたします。本日は、大変ありがとうございました。 ○金子 議長   以上で全員協議会を閉会いたします。 閉会 10:53...