本庄市議会 2019-12-04
12月04日-02号
令和 元年 第4回 定例会
令和元年本庄市議会第4回
定例会議事日程(第2日)令和元年12月4日(水曜日) 1、開 議 2、日程の報告 3、請願の
常任委員会付託 4、市長提出議案に対する質疑、一部議案の即決 第76号議案ないし第101号議案 5、市長提出議案の
常任委員会付託省略 6、市長提出議案に対する討論、採決 第93号議案、第94号議案 7、市長提出議案に対する質疑 第95号議案ないし第101号議案 8、市長提出議案の
常任委員会付託 9、次会日程の報告 第 3日 12月 5日(木曜日) 休 会 第 4日 12月 6日(金曜日) 休 会
総務常任委員会 厚生文教常任委員会 第 5日 12月 7日(土曜日) 休 会 土曜休会 第 6日 12月 8日(日曜日) 休 会 日曜休会 第 7日 12月 9日(月曜日) 休 会
建設産業常任委員会 第 8日 12月10日(火曜日) 休 会 第 9日 12月11日(水曜日) 休 会 17号バイパス及び
幹線道路整備対策特別委員会 第10日 12月12日(木曜日) 休 会 第11日 12月13日(金曜日) 休 会 第12日 12月14日(土曜日) 休 会 土曜休会 第13日 12月15日(日曜日) 休 会 日曜休会 第14日 12月16日(月曜日) 休 会 第15日 12月17日(火曜日) 休 会 第16日 12月18日(水曜日) 休 会 第17日 12月19日(木曜日) 本会議 午前9時30分 10、散 会〇出席議員(21名) 1番 内 田 英 亮 議員 2番 矢 野 間 規 議員 3番 山 口 豊 議員 4番 山 田 康 博 議員 5番 門 倉 道 雄 議員 6番 巴 高 志 議員 7番 清 水 静 子 議員 8番 小 暮 ち え 子 議員 9番 冨 田 雅 寿 議員 10番 堀 口 伊 代 子 議員 11番 粳 田 平 一 郎 議員 12番 柿 沼 光 男 議員 13番 柿 沼 綾 子 議員 14番 広 瀬 伸 一 議員 15番 田 中 輝 好 議員 16番 岩 崎 信 裕 議員 17番 高 橋 和 美 議員 18番 小 林 猛 議員 19番 町 田 美 津 子 議員 20番 早 野 清 議員 21番 林 富 司 議員 〇欠席議員(なし)〇
事務局職員出席者 大 屋 正 信 事務局長 横 尾 好 宣 次 長 兼 議事係長 高 柳 充 志 庶務係長 吉 田 憲 明 主 任〇説明のための出席者 吉 田 信 解 市 長 今 井 和 也 副 市 長 勝 山 勉 教 育 長 山 下 部 勝 企画財政 部 長 中 山 秀 明 総務部長 反 町 光 弘 市民生活 部 長 原 史 子 福祉部長 岡 野 美 香 保健部長 木 村 章 寿 経済環境 浜 谷 恒 平 都市整備 部 長 部 長 福 島 好 則 上下水道 高 橋 利 征 教 育 部 長 委 員 会 事務局長 清 水 宏 秘書課長12月4日午前10時00分開議
△開議の宣告
○田中輝好議長 ただいまから本日の会議を開きます。 これより議事に入ります。
△日程の報告
○田中輝好議長 この際、日程の報告をいたします。 本日の議事日程は、印刷の上、お手元に配付しておきましたから、ご了承願います。
△請願の
常任委員会付託
○田中輝好議長 これより請願の
常任委員会付託を行います。 本定例会において受理した請願につきましては、請願文書表としてお手元に配付しておきましたとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
△市長提出議案に対する質疑、一部議案の即決
△第76号議案ないし第101号議案
○田中輝好議長 次に、第76号議案ないし第101号議案、以上26件を一括議題といたします。 これより議案に対する質疑に入ります。
△第76号議案
○田中輝好議長 まず、第76号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 21番、林 富司議員。 〔21番 林 富司議員登壇〕
◆21番(林富司議員) 第76号議案 本庄市
空家等対策協議会条例について質疑をいたします。 議案2ページの第8条なのですけれども、8条には、「委員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、同様とする」ということで、これは委員は大変重い荷を背負うと思うのですけれども、もしこの秘密を漏らしてしまった場合には罰則はあるのかどうか。あるいは、条例では罰則ということは求めてはいけないかどうか、その点についてお伺いします。
○田中輝好議長 都市整備部長。 〔浜谷恒平
都市整備部長登壇〕
◎浜谷恒平都市整備部長 林 富司議員のご質疑にお答え申し上げます。 守秘義務規定を設けさせていただきましたけれども、それについてどのような対応という話なのですけれども、罰則の規定というのはございません。そもそもこれを書いたのは、空き家を検討するに当たっては個人情報が含まれますので、当然特別職の委員の方にも、そこら辺を守ってもらいたいということで書いていることでございます。罰則規定はないのですけれども、そういった情報があるということは事務局からも再三お伝えさせていただいて、注意いただくということで今考えておりますので、ご理解いただければと思います。 以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 17番、高橋和美議員。 〔17番
高橋和美議員登壇〕
◆17番(高橋和美議員) 第76号議案 本庄市
空家等対策協議会条例について質疑をさせていただきます。 最初の第2条、所掌事務なのですけれども、「協議会は、次に掲げる事項について協議する」ということで、2項目にわたって協議する内容を記しておりますけれども、そのほかにも、私は空き家等の適正な管理及び利活用に関する事項についての協議、そして特定空家等の措置に関する協議も入れる必要があると思いますけれども、いかがでしょうか。 それと、第3条、組織ですけれども、10人の構成メンバーで組織するというふうになっていますが、その中で識見を有する者、地域団体の関係者とはどのような団体を想定しているのか、お尋ねいたします。 それから、この空家対策の計画、計画策定までの期間及び経費をどの程度見込んでいるのか、お尋ねいたします。 以上です。
○田中輝好議長 都市整備部長。 〔浜谷恒平
都市整備部長登壇〕
◎浜谷恒平都市整備部長 高橋和美議員のご質疑にご説明申し上げます。3つあったかと思います。 まず、1つ目でございます。協議会での協議は、条例に書いてあるもの以外のものも含まれるのではないのかということでございますけれども、国が定めた空家等対策の推進に関する特別措置法、長いので、略して、これから空家特措法と呼ばせていただきますけれども、それの第6条第1項では、市町村は空家等対策を定めることができるとされています。その計画を定める事項としては、議員ご指摘の空家等の適正管理だとか、あとは利活用及び特定空家等の措置に関する事項も定められていることから、今後策定予定である
空家等対策計画にも盛り込む予定でございます。条例によりますとおり、協議会は空家等対策の策定及び計画内容の実施に伴う協議を行うこととさせていただいておりますことから、空家等の適正管理、利活用及び特定空家等の措置に関する事項につきましても協議していただきます。 2つ目、組織の話でございます。識見を有する者、地域団体の関係者とはどのような団体を想定しているのかということでございますけれども、空家特措法第7条第2項において、協議会の構成員は市町村長、地域住民、市町村の議会の議員、公務、不動産、建築、福祉、文化等に関する学識経験者、その他市町村長が必要と認める者をもって構成することとされております。本市における協議会の構成につきましては、識見を有する者として、弁護士、司法書士、行政書士、不動産協会、建築士会の皆さん等、地域団体の関係者としては自治会連合会、その他市長が認める者として
社会福祉協議会、商工会議所から推薦いただいた方を想定しております。 3つ目でございます。現在、計画策定までの期間及び経費をどのように見込んでいるのかというところでございますけれども、本市では平成30年度に庁内組織として本庄市
空家等対策委員会を立ち上げ、空き家等に関する部長を委員として、本市の空き家対策等について検討してまいりました。 また、委員会の下部組織として部会を設置し、本庄市
空家等対策計画の策定についても検討を行っておりまして、現在、素案まで策定済みとなっております。今後、協議会が設置されました際には、素案について協議いただき、
パブリックコメントを行った後、目標ですけれども、令和2年秋口には計画を公表していきたいと思ってございます。経費につきましては、委託業務を行う予定はございませんので、
協議会委員報酬6,200円と、あと10名を今想定していまして、2回、その程度を見込んでいるということでございます。 以上でございます。
○田中輝好議長 17番、高橋和美議員。
◆17番(高橋和美議員) 第2条の所掌事務の中で、私は、あと2項目をつけ足すべきではないかということを申し上げたのですけれども、私、いろんなところを調べていて、マニュアルにされたものがあって、それがこのままあったのです。それで、本庄市はこれが抜けているなと思って指摘させていただきました。 空家等対策の計画をつくるに当たっては、特定空家、これはすごく重大な課題になると思うのです。だから、私はこれはやっぱり所掌事務として協議する内容に値するのではないかと思います。計画の中にはもちろん盛り込まれるかもわかりませんけれども、これは慎重にしっかりと協議する必要性から、この事務の中に入れるべきかなというふうに考えております。 それから、組織、10人の構成メンバー、さっきおっしゃっていただきましたけれども、識見を有する者、ちょっと数えられなかったのですけれども、5人ぐらい言われたのでしょうか。あと市長が入って、地域団体が自治会ですね。それから、地域住民というのが自治会を指すわけですね、ということは。あと民生委員さんとか入らないのですか。福祉の関係で、それを指摘する声もあったのですけれども、その辺はいかがなのでしょうか。 そうすると、何か10人を超えそうな気がするのですけれども、10人でおさまりますか。いかがでしょうか。地域住民というところで、私はどういう関係団体がどうかなということで疑問に思ったのですけれども、自治会が地域住民を代表するということですね。民生委員さんとかはどうなのかなと思ったのですけれども、いかがでしょうか。 それから、今回はコンサル入れないで、計画を自前でやるということで、非常にすごいなと思います。今まで全ての計画がコンサル頼みだったので、これがすごく画期的だというふうに受けとめました。だけれども、いろいろ空き家等の調査とかあるわけですから、専門性を有するものもあるのですけれども、それは委員会の中で、協議会の中でこれは解決するものなのでしょうか。実際に汗を流して調査する、そういう人たち。協議をするのは机上の協議であって、実際に調査する人たちは専門性を持った人たちがいらっしゃるということでしょうか。
○田中輝好議長 都市整備部長。 〔浜谷恒平
都市整備部長登壇〕
◎浜谷恒平都市整備部長 高橋和美議員の再質疑にご説明申し上げます。 3点あったかと思います。まず1点目でございます。条例の第2条のところ、特定空家等は特に重要なものだから条例に定めたほうがいいのではないのかというふうなご質疑かと思います。繰り返しになりますけれども、この協議会というのは、空家特措法に基づいて、国の基準に基づいて行っていくということで、繰り返しになりますけれども、特定空家等というのは我々も非常に重要なことだと思っておりまして、そこについてはこの今の
空家等対策計画の策定、対策の推進の中に含まれるというふうに思ってございますので、ご理解いただければなと思います。 あと、2点目のメンバーについて、民生委員さんの話が出たと思うのですけれども、今、福祉関係で想定しているのは、
社会福祉協議会の皆さんには入っていただこうというふうに思っております。あと、先ほど弁護士、司法書士、行政書士、不動産業界等々、名前は挙げさせていただいたのですけれども、今考えているのは弁護士、司法書士、行政書士の中で1人、これは法務の関係です。あとは、不動産、建築関係で、ここも挙げた中で10人に入るような。そこについては、ほかの自治体でもいろいろと事例がありますので、そこら辺を参考にしてこれから定めてまいりたいと思いますので、ご理解いただければと思います。 あと、3点目です。自前でやる、今回は業務発注をしないというところなのですけれども、実はこれについては、これも空家特措法の絡みで、国からこの空家の対策計画等を定めるためのマニュアルというのが出ておりまして、これが非常に丁寧に書いております。そういったものが十分参考になるというふうに思っておりますので、それを活用することと、あとは専門的な知識等については、これは協議会の中でのそれぞれの識見を有する人たちからの意見等を踏まえながら進めていきたいと思ってございますので、ご理解いただければと思います。 以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第77号議案
○田中輝好議長 次に、第77号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 5番、門倉道雄議員。 〔5番
門倉道雄議員登壇〕
◆5番(門倉道雄議員) 第77号議案 本庄市緑の
基本計画審議会条例について質疑いたします。 本条例の審議会は、高崎市、草加市、吉川市等が施行しております保存樹林、保存生垣の指定を希望する市民が市に申請し、それを審議する会と理解してよろしいでしょうか。伺います。
○田中輝好議長 都市整備部長。 〔浜谷恒平
都市整備部長登壇〕
◎浜谷恒平都市整備部長 門倉道雄議員のご質疑にご説明申し上げます。 本条例は、本庄市の緑の保全及び緑化の推進に関する基本計画、これも長いので、これから緑の基本計画と略させていただきますけれども、緑の基本計画を策定するため、市長の諮問に応じ、計画の策定及びその他必要な事項を調査審議し、市長に答申を行う審議会を設置するために定めるものでございます。 緑の基本計画の策定に際しましては、本市の緑の現況調査や緑の機能別分析等により課題の整理をまず行って、その後に緑の将来像、目標の設定、緑地の配置方針、その後に実現のための施策ということを検討していきたいと思ってございます。その過程の中で、本市において保存樹木のような制度を導入する可能性についても調査、検討する予定ということでご理解いただければと思います。 以上でございます。
○田中輝好議長 5番、門倉道雄議員。
◆5番(門倉道雄議員) ということは、前の前の段階ということですね。都市緑地法は、昭和48年、受けて、高崎市ではその11月、昭和48年11月1日に施行されているのです。高崎市緑化条例があります。近隣にもよいお手本がありますので、スムーズに市長に対しての答申ができると思います。どのような
タイムスケジュールで計画されているのか、お伺いします。
○田中輝好議長 都市整備部長。 〔浜谷恒平
都市整備部長登壇〕
◎浜谷恒平都市整備部長 門倉道雄議員の再質疑にご説明申し上げたいと思います。 保存樹木、これは十分私も存じておりまして、こういうふうな制度を検討するときには、高崎市の緑化条例、私も読んでおりますけれども、そういったものなど、あとほかにも他市の手法みたいなものがあるかと思いますので、そういうのを参考にしてまいりたいと思っておりますので、ご理解いただければと思います。 あと、
タイムスケジュールですけれども、まず今年度は緑の現況調査、分析結果を取りまとめ、市としてどういうところが今問題、課題として上がっているのかというところを整理した上で、審議会は来年度からの着手と考えておるのですけれども、諮問しながら、緑の将来像、目標の設定、緑地の配置方針、実現のための施策、繰り返しになりますけれども、そういったものを検討し、令和3年3月、来年度中に計画書を取りまとめるということで進めたいと思いますので、ご理解いただければなと思います。以上でございます。 令和2年度中です、失礼いたしました。ということでよろしくお願いいたします。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 19番、
町田美津子議員。 〔19番
町田美津子議員登壇〕
◆19番(
町田美津子議員) 第77号議案 本庄市緑の
基本計画審議会条例につきまして質疑をいたします。 第3条のところで、「審議会は、委員15人以内で組織する」とございます。公募による市民ということが含まれております。したがって、お聞きいたします。この公募による市民とは何人ぐらいを想定していらっしゃるのかにつきましてお聞きいたしたいと思います。 以上です。
○田中輝好議長 都市整備部長。 〔浜谷恒平
都市整備部長登壇〕
◎浜谷恒平都市整備部長
町田美津子議員のご質疑にご説明申し上げます。 公募による市民というのを何名程度を考えているのかということなのですけれども、これからまたいろいろと詰めなくてはいけないところがあるのですけれども、現時点では一応3名程度の委員の方をお願いしたいと思ってございます。 以上でございます。
○田中輝好議長 19番、
町田美津子議員。
◆19番(
町田美津子議員) 公募による市民は3名程度とお答えをいただきましたけれども、なぜこの質疑をしたかと申し上げますと、やはりどの審議会も各団体の方たちにご努力をいただくということで、どの審議会にも同じような方たちのご努力をいただくというようなことが見られております。どの審議会も同じようなメンバーの方たちにご努力をいただいていると。それは、執行部の皆様も検討していただいていると思いますが、そのところをやはり画期的に審議会を活気づけていくということにおきましては、公募による市民はやはり目的あるいは意識が高いところで、皆様問題意識を持っていただいている方が出ていただいているわけですけれども、公募による市民をやはりふやしていただくことが必要かと思いますけれども、その点について、3名ということで、これはどのようなことで3名なのか、お聞きしたいと思います。 以上です。
○田中輝好議長 都市整備部長。 〔浜谷恒平
都市整備部長登壇〕
◎浜谷恒平都市整備部長
町田美津子議員の再質疑にご説明申し上げます。 公募による市民というのをもっとふやしたほうがいいのではないのかというふうなお話ですけれども、まず本庄市審議会等の
委員公募実施要綱というのがございまして、その中で委員会等の委員数と、あと公募による委員数というのが関係づけされております。今回15人ということで予定しておりますけれども、その場合には3名程度というふうな形になっておりますので、それも含めて進めていくと。ちなみに、あとは、市民だけではなくて、例えば公園の愛護会の方だとか、そういった活動されている方だとか、そういった方々にも入っていただいて、より闊達な議論が進むように進めていきたいと思っていますので、ご理解いただければと思います。 以上でございます。
○田中輝好議長 19番、
町田美津子議員。
◆19番(
町田美津子議員) それでは、お聞きしておきたいと思います。 公募による市民は、いつ、どのような方法で、どのように公募していくのかにつきましてお聞きしておきたいと思います。 以上です。
○田中輝好議長 都市整備部長。 〔浜谷恒平
都市整備部長登壇〕
◎浜谷恒平都市整備部長
町田美津子議員の再々質疑にご説明申し上げたいと思います。 公募の方法につきましては、現在検討しておりまして、この場ではちょっとご説明できないのですけれども、ほかの審議会、あとは他自治体の事例を踏まえて対応していきたいと思いますので、ご理解いただければと思います。 以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第78号議案
○田中輝好議長 次に、第78号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 17番、高橋和美議員。 〔17番
高橋和美議員登壇〕
◆17番(高橋和美議員) 第78号議案 本庄市競進社模範蚕室の設置及び管理に関する条例について質疑をさせていただきます。 まず、設置、第1条についてですけれども、「本庄市が所有又は管理する文化財を保存し」のこの文言ですけれども、本庄市が所有及び管理するというほうが的確かと思いますけれども、いかがでしょうか。 それから、今回、本庄市文化財施設設置及び管理に関する条例が廃止されるわけですけれども、その第1条の設置の文言が、そのまま新設されるミュージアムの条例の設置の文言と同じになっています。もともとの設置の目的は、
歴史民俗資料館、競進社模範蚕室の設置のためのものだったわけです。ならば、競進社模範蚕室の設置についても廃止する条例の文言、例えば歴史資料、民俗資料などの収集、保管を行い、これらの資料の活用を図り、教育、学術及び文化の発展に寄与するために、この部分は継承すべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。 それから、第3条、「競進社に、館長及びその他必要な職員を置くことができる」となっておりますけれども、それならば第4条として館長の職務も入れるべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。 以上です。
○田中輝好議長
教育委員会事務局長。 〔
高橋利征教育委員会事務局長登壇〕
◎
高橋利征教育委員会事務局長 高橋和美議員のご質疑にご説明申し上げます。 まず1つ目の第1条の「又は」という表現、今現在「所有又は管理する」ということになっている部分を「及び」にということのご質疑でございますけれども、こちらにつきましては、まず競進社模範蚕室の関係というか、付随する文化財で、例えば市が所有権を持たずに管理をする文化財ということが生じた場合、養蚕関係で寄託を受けて、例えば競進社の中で展示をしてほしいと、そういった、要するに市が所有権を持たないで管理をすると。そういった文化財が生じた場合に適切に対応がとれるように規定をしたということで、ここにつきましては「又は」という表現を使わせていただきました。 2点目の質疑の中で、例えば歴史資料とか民俗資料、要するに本庄早稲田の杜ミュージアムのほうで規定をしているこの趣旨の部分が、競進社の条例の中にも必要ではないかというご質疑でございますけれども、このような歴史資料とか民俗資料、そういったものの収集、保管とか、またその資料の活用を図るとか、教育、学術、文化の発展に寄与すると、こういった機能につきましては、本庄早稲田の杜ミュージアムがその機能を今後担っていくということで、その機能は
歴史民俗資料館から、次に、本庄早稲田の杜ミュージアム、こちらが引き継ぐということで、競進社につきましては今回こちらに書かせていただいた趣旨ということ、第1条でさせていただいております。 次に、3点目の第3条で職員につきましても、その後に第4条として館長の職務が規定として必要ではないのかということでございますけれども、こちらの館長、職員もそうなのですけれども、職務につきましては、この条例の第8条の委任規定を受けた規則の中で規定をしていきたいということで考えております。そういったことで、今回この条例の中ではそういった職務が規定をしていないと。あくまでも規則のほうで規定をしていきたいということでございます。 以上でございます。
○田中輝好議長 17番、高橋和美議員。
◆17番(高橋和美議員) 私が今指摘したところで、「本庄市が所有又は管理する」ということについては、市が所有権を持たずに管理する施設もあるということだったのですが、この条例は本庄市の競進社模範蚕室に特定した条例であるということで、ほかにそういう所有権は持たないけれども、管理するものがあるかもわからない、そういう場合もあるかもわからないですけれども、これは競進社というものに特定された条例であるということで、私は「及び」のほうが適切だろうというふうに思って質疑をさせていただきました。 それから、廃止される条例です。文化財施設設置及び管理に関する条例の設置の第1条の文言がそのままミュージアムのほうに記載されていて、こっちのほうの競進社のほうにはそれが全くないということなのですけれども、そういう歴史資料あるいは民俗資料などの収集、保管はミュージアムのほうに引き継ぐということですけれども、競進社そのものは残っているのだから、ミュージアムの中に競進社は入らないわけですから、そういう機能は競進社としては残っているというふうに私は思っているのですけれども、いかがでしょうか。 それから、館長の職務です。館長の職務については、委任の中でそれを規定するということですけれども、私が今回この質疑をさせていただいたのは、塙保己一記念館の設置及び管理に関する条例の中では、職員の規定を設けながら、館長の職務も規定されているのです。だから、その辺の整合性について疑問に思ったから質疑させていただきました。塙保己一記念館では館長というのは、きちっとこういう職務だということが規定されているのです。その違いはどうなのでしょうか。
○田中輝好議長
教育委員会事務局長。 〔
高橋利征教育委員会事務局長登壇〕
◎
高橋利征教育委員会事務局長 高橋和美議員のご質疑にご説明を申し上げます。 競進社模範蚕室のほうで、建物だけという話なのですけれども、実際、中で繭関係のものというのも実際には展示したりしております。そういったことで競進社は、具体的にどういったものを、これで市が所有者権持たずに管理をすることになるものがあるのかということについて、実際にそういったケースも考えて、そういったことが発生することも考えまして、「又は」ということで、あくまでも市は所有はしていない、所有権はないのですけれども、競進社で管理をするというものが今後発生、そういったものが出てきたことに対応できるようにということで、「又は」ということで使わせていただいております。 また、もともとの条例の第1条にありました歴史資料とかそういったものを収集とか保管、そういったものについて、こちらも競進社でも同じようなことをやるのではないかと、そういったご質疑なのかと思いますけれども、あくまでもそういった歴史資料とか民俗資料とか、そういった収集、保管、またそれを教育とか学術とか文化の発展に寄与する、そういったことを機能として実際に行ってまいりますのは本庄早稲田の杜ミュージアムということになりますので、そういったことで、やはり同じような機能を2カ所で持つということよりは、本庄早稲田の杜ミュージアムでそのような機能を実際に担っていくほうが望ましいということで、この条例につきましてはこのような設置の規定とさせていただいております。 また、職員の関係ですけれども、先ほど塙保己一記念館のほうに職員というか、館長の規定があるのではないかというご質疑でございますけれども、あくまでもやはり館長の職務につきましては、先ほども申し上げたとおり、通常はやはり規則のほうでいろいろ規定をしていくということで考えております。確かにそういった違いはあるということはご指摘なのですけれども、規則のほうで規定をしていきたいということで考えております。 以上でございます。
○田中輝好議長 17番、高橋和美議員。
◆17番(高橋和美議員) ちょっと局長の説明で聞き取れなかったり、理解できなかったりしたのですけれども、競進社は本庄市が所有し、管理するものであるということは間違いないのですよね。それで、もしそういう所有または管理するのが、所有権が本庄市ではなくて、ほかの人のものを管理する場合があることを想定しての条例だというふうにおっしゃったのでしょうか。その辺が非常にちょっとわかりづらかったのですけれども、私が申し上げたいのは、そういう場合があるかもわからない。発生するかもわからない。しかし、これは競進社という限られた、特定された施設に対する条例であるので、あるかもしれないというようなことは考えずに条例はつくったほうがいいのではないかというふうに思います。 それから、ミュージアムが新しくつくられるに当たって、そちらのほうに設置の目的が移行したというのでしょうか、継承されたというか、それはそれで、私はミュージアムとしての役割というのがあるのだと思います。だけれども、競進社は競進社として、最初に廃止になった条例の中に掲げられたものがそのままミュージアムに全て行くのではなくて、競進社としての歴史的、民俗的な資料というのは、それはきちっと保存し継承していくべきものだと思うのですけれども、その辺のものがこの設置というのがすごく単純というのか、簡素化され過ぎていて、競進社というものの機能を理解しづらいというふうに思ったので、指摘させていただきましたけれども、いかがでしょうか。
○田中輝好議長
教育委員会事務局長。 〔
高橋利征教育委員会事務局長登壇〕
◎
高橋利征教育委員会事務局長 高橋和美議員のご質疑にご説明申し上げます。 競進社模範蚕室、建物だけの管理ではないかということでございますが、実際には中で展示もしてある部分もあります。それで、市が所有権を持たずに管理をするというもの。例えば実際に繭、養蚕の関係の何かそういったものを所有している方が競進社で展示をしてほしいとか、そういう寄託を受けて、そういったものを展示するとか管理してほしいという、そういったケースを想定したときのために、そういったことがあるときのために今回は、先ほど来ご説明申し上げましたとおり、「又は」ということで、あくまでも市に所有権がないのですけれども、管理をするものがある場合のために「又は」ということで使わせていただいております。 それと、あと2点目の、もとの条例の第1条の趣旨が、こちらでも、競進社のほうでも必要ではないのかというご質疑なのですけれども、やはりいろいろとそういった収集、文化財とか歴史資料、そういったものを収集、保管をして、さらにそれを活用していって、学術とか文化の発展のためにそういった活用、そういうことをやるのは、どちらかというか、どこか1カ所ということで、その機能は新しくできる本庄早稲田の杜ミュージアムに引き継ぎたいということで考えておりますので、競進社のほうも似たようなことだということで、結局そういった市の文化財を活用して学術とか文化の発展のために、そういった機能を担うのは本庄早稲田の杜ミュージアムだということで規定をさせていただいたということで、競進社模範蚕室につきましても、あくまでもそういったこれまでの養蚕の歴史とか、そういったものを具体的に伝えていきたいということで、市としての文化財をどう活用していくかという機能については早稲田の杜ミュージアムということで考えているということでございます。 以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 10番、堀口伊代子議員。 〔10番 堀口伊代子議員登壇〕
◆10番(堀口伊代子議員) 第78号議案 本庄市競進社模範蚕室の設置及び管理に関する条例について質疑をいたします。 第4条の休館日についてですが、月曜日が休館日となっております。月曜日が休日の場合は翌日が休館日となっておりますが、やはりこれは非常に間違いやすいのではないかと思いますので、今まで火曜日に来てしまったとかいったような、そういった例はございませんでしょうか。これは塙保己一記念館もそうなのですけれども。また、休日の場合の翌日は開館するといった、そういった議論というのはあったのでしょうか。 以上、お伺いいたします。
○田中輝好議長
教育委員会事務局長。 〔
高橋利征教育委員会事務局長登壇〕
◎
高橋利征教育委員会事務局長 堀口伊代子議員のご質疑にご説明申し上げます。 条例の第4条のところの規定の月曜日、その日が休日に当たる場合は、また1日ずれるという規定ということなのですけれども、実際に塙保己一記念館で同じような規定になっているのですけれども、火曜日に、月曜日が祝日だったために休館になって、来てしまった方がいるかどうかということなのですけれども、実際にそういった方がいらっしゃるかどうかという把握は正直できておりません。場合によって、来られた方もいらっしゃるかもしれません。ただ、基本的には月曜日が休みなのですけれども、その日が祝日だと来られる方、逆にそこが休みなので来られる方もいらっしゃるということで、そこの日は開館をして、休みが1日ずれるということで考えております。 以上でございます。
○田中輝好議長 10番、堀口伊代子議員。
◆10番(堀口伊代子議員) ご説明いただきましたが、この話をしたのは、渋沢栄一記念館の場合ですと、年末年始の休日しかなくて、年に何回かは休館日というのがあるのですけれども、そういったことも配慮しまして質疑いたしましたが、月曜日が休館日はいいのですが、やっぱり祝日の場合は翌日はあけてもいいのではないかとちょっと思ったのですが、そういったことをもう一度検討というのはされる予定はございますでしょうか。
○田中輝好議長
教育委員会事務局長。 〔
高橋利征教育委員会事務局長登壇〕
◎
高橋利征教育委員会事務局長 堀口伊代子議員のご質疑にご説明申し上げます。 月曜日の休日の関係なのですけれども、現状ではこのような休館ということで規定はしておりますけれども、第2項のほうで、必要がある場合にはその辺を変更できるという規定もありますので、またそれはいろいろ状況等も考えていきたいということで考えております。 以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第79号議案
○田中輝好議長 次に、第79号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 13番、柿沼綾子議員。 〔13番 柿沼綾子議員登壇〕
◆13番(柿沼綾子議員) 第79号議案 本庄早稲田の杜ミュージアムの設置及び管理に関する条例について質疑をいたします。 まず、第1条中の民俗資料についてですけれども、これは古い農機具だとか、そういったたぐいの、いわゆる民具というのですか、そういうものはこの場所に展示されるようになるのでしょうか。 それから、もう一点ですが、このミュージアムの中で、ミュージアムというとそこでグッズの販売をよくやっていますよね。博物館というか、美術館というか、そういうところでは。そういうことは行われるのか、お伺いします。
○田中輝好議長
教育委員会事務局長。 〔
高橋利征教育委員会事務局長登壇〕
◎
高橋利征教育委員会事務局長 柿沼綾子議員のご質疑にご説明申し上げます。 古い農機具などの民具は展示されるかどうかということでございますけれども、本庄早稲田の杜ミュージアムでは展示スペースが限られていることから、常設での展示は予定はしておりません。今後、学校教育との連携やご要望に応じて、ごらんいただけるような工夫、一つの例として特別展示などがございますが、ごらんいただけるような工夫をしてまいりたいと考えております。 なお、現在は旭民具収蔵庫におきまして民具の収蔵展示を行っておりまして、学校団体等の見学も受け入れておりますので、またこの収蔵庫の活用なども図ってまいりたいと考えております。 また、次に本庄早稲田の杜ミュージアムでグッズの販売は行うのかどうかということでございますが、他の自治体にある博物館などでは、そこで展示している文化財の図録やクリアファイル、ポストカードなどの販売が行われて、好評となっているようです。ミュージアムでも、現在展示図録の販売を予定しております。そのほかクリアファイルとか、ポストカードなどグッズとして人気の高い商品につきましても今後検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○田中輝好議長 13番、柿沼綾子議員。
◆13番(柿沼綾子議員) そうすると、図録やクリアファイルということでしたけれども、この中に「ミュージアムに、館長及びその他必要な職員を置くことができる」とありますが、その販売は職員などが行うというふうに理解してよろしいのでしょうか。
○田中輝好議長
教育委員会事務局長。 〔
高橋利征教育委員会事務局長登壇〕
◎
高橋利征教育委員会事務局長 柿沼綾子議員のご質疑にご説明申し上げます。 グッズの販売ということで、売るところの誰か職員なりということは当然必要ですので、実際に職員なり、あるいはどういった、またこれは人の話にもなるのですけれども、臨時というか、いろいろケースもありますけれども、少なくとも販売する以上はそこに職員がいるということで販売をしていくということになります。 以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 9番、冨田雅寿議員。 〔9番 冨田雅寿議員登壇〕
◆9番(冨田雅寿議員) 第79号議案 本庄早稲田の杜ミュージアムの設置及び管理に関する条例について、第1条について質疑いたします。 郷土についての歴史資料、考古資料、民俗資料、行政資料及び各種資料の収集、保管、調査及び研究等々、ここに書いてありますが、以前、ほかの議員が一般質問でれんが蔵との絡みをお伺いしたときに、答弁として、このミュージアムには古いほう、江戸時代とか古いほうを置くと。れんが蔵のほうに近世のを置くという答弁があったのですが、れんが蔵との絡みはどういうふうに考えているのか。ミュージアムだけで書いてありますけれども。れんが蔵は指定管理者になってしまっていますが、その辺の置くものの選定は、どなたがどうやるのか、お伺いいたします。
○田中輝好議長
教育委員会事務局長。 〔
高橋利征教育委員会事務局長登壇〕
◎
高橋利征教育委員会事務局長 冨田雅寿議員のご質疑にご説明申し上げます。 歴史民俗資料館の機能は本庄早稲田の杜ミュージアムに移転をします。そして、特に今、歴史民俗資料館にあります中山道を中心とする近世以降の資料につきましては、中山道近くということで、旧本庄商業銀行煉瓦倉庫におきまして活用するのが望ましいということで考えております。こちらにつきましては、現在、煉瓦倉庫については指定管理者が管理をしておりますので、指定管理者ともご協力をいただきながら、そちらの煉瓦倉庫に展示エリアを設置することで考えております。ただ、展示はあくまでも本庄早稲田の杜ミュージアムの展示の一部と考えまして、本庄早稲田の杜ミュージアムのほうで管理は行ってまいります。 以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第80号議案
○田中輝好議長 次に、第80号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 4番、山田康博議員。 〔4番 山田康博議員登壇〕
◆4番(山田康博議員) 第80号議案 本庄市文化財施設設置及び管理に関する条例を廃止する条例について質疑いたします。 議案の提案理由として本庄市立
歴史民俗資料館廃止とありますが、長きにわたった資料館としての役目は終えましたが、県指定文化財、旧本庄警察署としての役目に切りかわるというふうに思います。今後の行方として観光目的の内覧などの予定があるのであれば、当然維持管理、予算や新たに条例も必要になってくるかというふうに思います。その辺の見通しをお聞かせください。 あわせて、
歴史民俗資料館あっての本庄市指定文化財田村本陣の門についてもお伺いしたいと思います。 以上です。
○田中輝好議長
教育委員会事務局長。 〔
高橋利征教育委員会事務局長登壇〕
◎
高橋利征教育委員会事務局長 山田康博議員のご質疑にご説明申し上げます。
歴史民俗資料館を廃止した後の話ということなのですけれども、
歴史民俗資料館の今後につきましては、県指定の文化財、旧本庄警察署として、当面の間、外観を保存し、見学をしていただくということで考えております。管理という点で申し上げますと、実際、閉館後に、現在検討しているところなのですけれども、清掃業務として、週2回程度、中で清掃を考えております。そのようなことで、清掃の方が中に入るということで、空気の入れかえとか点検にもつながるものと考えております。あくまでも資料館につきましては、田村本陣の門もそうなのですけれども、外側から見ていただくと。外観保存して、外から見ていただくということでは考えております。 以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第81号議案
○田中輝好議長 次に、第81号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第82号議案
○田中輝好議長 次に、第82号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 1番、内田英亮議員。 〔1番 内田英亮議員登壇〕
◆1番(内田英亮議員) 第82号議案 本庄市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について質疑いたします。 この議案は、これまで暦年単位で付与していた職員の休暇について、年度単位で付与できるよう条例を改めるものですが、これまで暦年だったものを年度付与に改める理由について、なぜこれまで暦年だったのか。どうして年度に改めるのか。それぞれ理由があってのことだと思いますので、具体的にお聞かせください。 以上です。
○田中輝好議長 総務部長。 〔中山秀明総務部長登壇〕
◎中山秀明総務部長 内田英亮議員のご質疑にご説明を申し上げます。 休暇の取り扱いについて、なぜ今まで暦年だったのか。また、なぜ今、年度にするのかというご質疑でございますけれども、まず、なぜ今まで暦年としていたのかという点につきましては、これはいろいろ調べてまいりましたけれども、明確な根拠というのは見つかりませんでした。ただし、調べております中で想定できましたことは、例えば今回対象といたします年次有給休暇でございますけれども、労働者の労働条件の最低基準を定めております労働基準法の中で、年次有給休暇というのは採用から6カ月後に10日、その後、年数がふえるに準じて日数もふえていくと、そういうような規定がされておりまして、その採用の日というのはいろいろございますので、1年の始まりが1月1日がスタートなのか、4月1日がスタートなのか、そういった制約というのがこの法律の中では定められていないということがございます。 また、地方公務員に関しましては、勤務条件につきましては、地方公務員法の第24条に規定をしておりまして、国や他の地方公共団体とのバランスを失しないように給与以外の勤務条件につきましては条例で定めるというふうにされております。このことで、国、県が暦年で定めているということから、同様に暦年で当初定めたものと、そういうふうに推測をしております。 次に、なぜ年度に変更するのかという点につきましては、現在、内部事務システムという庶務のシステムを導入する準備をしておりますけれども、令和2年度から実際に運用を開始するという予定でございまして、そこの中でいろいろ休暇の事務処理というのを見直しをしておりましたところ、暦年管理ですとか年度管理、そういったものが混在をしているということが判明いたしました。人事異動ですとか、予算管理ですとか、そういった多くの事務処理が、現在は年度で処理をされているということから、全ての休暇については年度管理をするということで事務処理の効率化を図ることができまして、また人事異動後の個々の職員がそれぞれの職場で計画的に休暇が取得できるようになりまして、取得率の向上も期待できるということから、今回改正をしたいというふうに考えたものでございます。 なお、国、県につきましては、現在も暦年でございますけれども、県内では40市中22市が年度のほうに切りかわっておりまして、徐々に年度管理をしている自治体がふえているというような状況でございます。 以上でございます。
○田中輝好議長 1番、内田英亮議員。
◆1番(内田英亮議員) 明確な根拠はわからなかったということなのですけれども、確かに年度でも暦年でも、付与されるのは、新入社員の場合は違う、新入職員というのですか、違うと思いますけれども、年数たっている人にとっては、そんなに変わらないなとは思うのですけれども、私がちょっと心配しているのは、先ほど部長のほうが言っていた計画的にとるということは、今いる職員は暦年単位の中で計画的にとっているはずなのに、その新しく年度でとることによって計画的にとれるという理由というか、何が違うのかなという、どっちにしろ同じですよね。だから、そこのところは理由にならないのではないのかなというのが一つと、もう一つは、ことしから企業とか、あるいは使用者に対して、有休を5日必ずとれというふうになっています。まさかその5日が達成できないから、今回変えるのではないかなという懸念を持ったので、まさかそういうことではないですよねというのを2点目としてお伺いします。
○田中輝好議長 総務部長。 〔中山秀明総務部長登壇〕
◎中山秀明総務部長 内田英亮議員の再質疑にご説明を申し上げます。 1点目でございますけれども、暦年と年度でそれほど変わらないのではないかというお話でございますけれども、人事異動が4月ということになっておりまして、新しい職場に参りますと、前の職場とやはり環境が異なるということがございます。なかなか年次有給休暇がとりやすい職場、とりにくい職場というのがございますので、暦年の中で計画的にとって、現在はとっておる職員が多いと思いますけれども、年度管理にすることで、1年度間で自分の業務とあわせて休暇のほうを計画的にとれると。そういうメリットがあるのではないかということで考えております。 それから、有給休暇の5日の指定でございますけれども、民間の労働基準法の中では、5日を時季指定ということで、ここは義務化をしております。この労働基準法の規定につきましては、地方公務員には適用になりませんけれども、その法律の施行と同時に本庄市でも5日間は必ずとるように、職場の中で計画的に有給休暇をとってくださいということでお願いをしております。これは、今回の年度で改正をするということと5日間とれないということの関係というのはございませんが、実際には年次有給休暇の取得率でございますけれども、平成27年の記録では、1人当たり職員の平均が約8日でした。それが29年の記録ですと9.3日か9.4日ぐらいまで伸びて、毎年少しずつですけれども、伸ばしております。これは職場の環境改善等に取り組んでいるということでございますので、5日がとれないということで今回の条例改正をしたということではないということでご理解いただきたいと思います。 以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第83号議案
○田中輝好議長 次に、第83号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第84号議案
○田中輝好議長 次に、第84号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第85号議案
○田中輝好議長 次に、第85号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第86号議案
○田中輝好議長 次に、第86号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 5番、門倉道雄議員。 〔5番
門倉道雄議員登壇〕
◆5番(門倉道雄議員) 第86号議案 本庄市体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について質疑いたします。 本条例の提案理由となっております本庄市民体育館を廃止するとありますが、その根拠とその
タイムスケジュールをお示しください。
○田中輝好議長
教育委員会事務局長。 〔
高橋利征教育委員会事務局長登壇〕
◎
高橋利征教育委員会事務局長 門倉道雄議員のご質疑にご説明申し上げます。 市民体育館の廃止の根拠と
タイムスケジュールということでございますが、まず市民体育館を廃止する根拠ということなのですけれども、市民体育館は昭和53年3月に建築されて、既に41年が経過しております。近年、雨漏りとか壁のひび割れとか、そういった建物の老朽化や照明器具等が天井からおろせなくなったために照明灯が交換できないなど設備のふぐあいが生じておりました。このような老朽化が進行している本庄市民体育館の現在の状況を把握して今後の対応を検討するために、今年度老朽度調査というものを実施しております。 その調査では、1つとして、雨漏りによります鉄骨のはりにさびが発生をして、そのさびが進行して鉄骨の断面欠損に至る可能性があると。それと、2つ目として、天井の浮き天井の斜め材による支持がないということで、大地震時に天井ボードの落下のおそれがあるということと、旧耐震設計のために鉄骨の部分の耐力不足が考えられるといった報告がございました。 また、もう一つ、本庄市の公共施設再配置計画におきましては、体育館は本庄地域と児玉地域にそれぞれ1施設の配置を基本とするという配置の考え方のもとに市民体育館につきましては廃止をしたいということで考えたところでございます。 以上、老朽化の進行、それと体育館の適正な配置、そして旧耐震施設であるということ等踏まえまして、教育委員会といたしましては、令和2年3月31日をもちまして閉館をして、閉館後に解体をしたいということで、今回議案として提出させていただいたところでございます。 今後の
タイムスケジュールということですけれども、令和2年3月31日に閉館した後に、令和2年度に解体の設計、令和3年度に実際に解体の工事を予定しております。 以上でございます。
○田中輝好議長 5番、門倉道雄議員。
◆5番(門倉道雄議員) 先ほど
タイムスケジュールをお話しされましたけれども、実際解体が始まるのは令和3年度からということでよろしいですね。 きのう示された補正予算の中に本庄総合公園体育館アリーナ床補強・改修工事が上げられております。床が陥没するという不測の事態を受けて、体育施設を活用する市民の方々の利便性を考慮して、令和2年度は解体設計ということでありますけれども、市民体育館を修理する間の半年ほど延命できないでしょうか。伺います。 それと、市民体育館を今まで使っていた利用団体への周知、それと利用に対しての振り分けに関しては徹底されているのか、伺います。
○田中輝好議長
教育委員会事務局長。 〔
高橋利征教育委員会事務局長登壇〕
◎
高橋利征教育委員会事務局長 門倉道雄議員のご質疑にご説明申し上げます。 総合公園のシルクドームのアリーナの関係があるということで、市民体育館を半年間延命できないかということでございますけれども、先ほど今回廃止をしたいという理由の中にいろいろと老朽度の調査をした結果、やはりふぐあいがあるということと耐震をしていないということを踏まえまして、施設を管理していく教育委員会といたしましては、利用者の皆様に施設を安心して安全に利用していただきたいということをやはり一番に考えております。そのようなことから、市民体育館の廃止を延期することは現時点ではできないと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 また、もう一点、市民体育館を利用している方、団体ということになるのですけれども、そういった方につきましては、既に説明をさせていただいて、ほかの学校の小中学校の体育館とか、シルクドーム、エコーピア、いろいろ移っていただくということで調整は済んでおります。終了しているということでございます。 以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 19番、
町田美津子議員。 〔19番
町田美津子議員登壇〕
◆19番(
町田美津子議員) 第86号議案 本庄市体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきまして質疑をいたします。 まず、現在、本庄市民体育館を解体するということの……
○田中輝好議長 町田議員、これは所管ですけれども。
◆19番(
町田美津子議員) そうですか。失礼いたしました。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△休憩の宣告
○田中輝好議長 この際、休憩いたします。 休憩後の会議は、午前11時25分から再開いたします。 午前11時16分休憩 午前11時36分開議
△開議の宣告
○田中輝好議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
△市長提出議案に対する質疑(続き)
△第87号議案
○田中輝好議長 議案質疑を続行いたします。 次に、第87号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第88号議案
○田中輝好議長 次に、第88号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 1番、内田英亮議員。 〔1番 内田英亮議員登壇〕
◆1番(内田英亮議員) 第88号議案 指定管理者の指定について質疑いたします。 今回、新しくなった本庄市インフォメーションセンター及び自転車等駐車場について、3団体からの応募があり、審査の結果、TMO本庄が指定管理者の候補として議案に上程されています。第88号議案資料の5、審査結果に評価項目と各団体の点が記載されていますが、この点について7点質疑いたします。 まず、3、利用者への対応において、3.5の評価を得ている関東メンテックスが、5、本業務②、インフォメーションセンター運営業務、6、本業務③、自転車等駐車場運営業務において、他2団体より低評価あるいは同評価となっておりますが、どちらもメーンは利用者への対応であると想定できます。なぜこのような結果になったのか、その評価の根拠や理由を伺います。 次に、6、本業務③、自転車等駐車場運営業務において、TMO本庄が他2団体より0.5ポイント評価が高いのは、どのような評価の根拠や理由があるのか、伺います。 次に、7、本業務④、施設・設備の維持管理業務とは何を指すか。評価の基準はどのようなものか、具体的にお答えください。 次に、12、対象施設の管理運営に関する理解度の評価をどのようにしたのか。何をもって理解していると判断したのか、その基準を伺います。 次に、13、施設運営能力について、関東メンテックスのみ、他2団体より2ポイント低い評価ですが、この評価の基準と、他2団体は何が評価をされたのか。あるいは、されなかったのかを伺います。 次に、14、経営の安定性について、シェイクハンドグループが他2団体より2.2ポイントも低い評価ですが、この評価の基準と経営の安定とは何を評価しているのか、伺います。 次に、16、緊急対応能力とは何を指すか。評価の基準はどのようなものか、具体的にお答えください。 以上です。
○田中輝好議長 企画財政部長。 〔山下部 勝企画財政部長登壇〕
◎山下部勝企画財政部長 内田英亮議員のご質疑にご説明申し上げます。 指定管理の選定に当たっての各評価項目の基準といいますか、それをどのような形で基準を定めたのかというようなことかと思います。個々に細かい点が議員のほうからご質疑あったわけですけれども、総じた形の中で少しご説明させていただきたいと思います。 まず、利用者への対応という点があったかと思います。3項目め、それから5項目め、6項目め、7項目め等々であるかと思いますけれども、まず利用者への対応でございますけれども、利用者への対応の考え方、あるいは接遇等の考え方が適切に表記されているかどうかというような視点で判断をさせていただいたということでございます。それで、その中でも特に接客に力を入れていることが伝わるとか、社内の研修体制、そういったことなどがわかるような形でという点については評価が上がっている部分があるというふうに考えてございます。 それから、5項目めかと思うのですけれども、インフォメーションセンターの運営業務ということでございますけれども、インフォメーションセンター、ここのところについては、インフォメーションセンターの運営に関して、適切な事業計画というのですか、そういったものがしっかりと提案されているかどうか。それから、利便性の向上策というのが提案されているかどうかというような視点で評価させていただいたということでございます。中には、電子マネーの活用である、あるいは外国語への対応、それからネットワークの活用とか、あるいはそういったネットワークの活用での取り組みというようなことが評価の中では高い評価を得たところがあるという点はあったかというふうに思います。 それから、6項目めの本業務の自転車等駐車場運営業務でございますけれども、ここにつきましては、自転車等の駐車場の運営に関しまして、ここもやはり適切な事業計画、あるいは利便性の向上策がしっかりと提案書の中に記述されているかどうか。あるいは、ヒアリングといいますか、その中でそういったことに対しての適切な考え方をお持ちになっているかどうかというような点を視点として見させていただきました。そういった中では、幾つかの現状の問題点の整理がされている点だとか、そういったことが評価のプラス面では出ていたところがあったということでございます。 それから、7項目め、本業務の施設・設備の維持管理業務という項目でございますけれども、ここに関しては、施設・設備の維持管理に関しまして適切な事業計画が提案されているかどうかというような視点で見させていただきました。この施設管理に関しましては、やはり蓄積されているノウハウといいますか、そういった点が豊富であるとか、ノウハウをしっかりお持ちになっているかどうかというような点が一つ加点といいますか、評価の対象になってくるような部分があったというふうに見ております。 それから、12項目めだった、対象施設の管理運営に対する理解度という点かと思いますけれども、この点につきましては、その施設の持つ、設置していく目的等々に対して、プレゼンテーション、面接、ヒアリング等々において、的確に質疑対応をされているかどうかというような点を視点として評価させていただいたということでございます。プラス面の中では、事業運営について、非常に本庄駅のすぐ近くということで、本庄市の顔にもなる部分でありますので、その事業運営に関しての熱意等があるような団体のところは比較的高い点が上がったというようなことが挙げられるかと思います。 それから、13の施設運営能力のところですけれども、これは2者がかなり大きな点をとっていまして、1者がかなり低かったということでございますけれども、ここの視点につきましては、類似施設の管理運営実績があるかという点で評価させていただきました。この指定管理を行っていくのに当たって、実際に地方自治体の指定管理等々の管理運営の実績があるかどうかという点で、今回評価させていただいたということでございます。そういったことで点数の差が出てきているのかというふうに思います。 それから、14番の経営の安定性でございますけれども、ここのところについては、施設の管理運営の実績といいますか、類似施設の管理運営の実績ということなのですけれども、経営の安定性ということでございますので、財務的な資料をもとに評価させていただいております。財務評価のほうで資料として対象とさせていただいたのが、過去3年間の貸借対照表、それから損益計算書、それからキャッシュフロー計算書等を参考にさせていただきまして、過去3年間における債務超過、あるいは純損失、あるいはキャッシュフローでのマイナス面が発生しているかどうかといったような視点で評価させていただいたということでございます。 それから、最後、16番の緊急対応能力という点でございますけれども、ここの点につきましては、緊急時の連絡体制、対応策というものが提案書の中にしっかりと記述されているかどうかというような視点で評価させていただいたということでございます。 説明につきましては以上でございます。よろしくお願いします。
○田中輝好議長 1番、内田英亮議員。
◆1番(内田英亮議員) わかるような、わからないような説明で、もう一度させていただきますけれども、まず本業務④です。施設・設備の維持管理業務のところで、ノウハウがあるかとか、蓄積されたものがあるかという話でしたけれども、ということは、TMO本庄も、シェイクハンドも、関東メンテックスも、そんなに変わらないわけです。関東メンテックスが0.2高いのかな。このノウハウと蓄積がどの団体もあるということなのですかね。最近できたばかりの団体に、どういうふうにノウハウがあると判断しているのか、ちょっとよくわからないのですけれども、ノウハウとか蓄積というのはどういうものを指しているのかというのをまず1点お伺いします。 それから、対象施設の管理運営に対する理解度のところで、熱意があると、そういうことを感じたところは高い評価だというような、今ご説明がありましたけれども、そもそも熱意がないと応募してこないわけで、熱意がある、熱意がないというものの判断基準というのはどういうものなのかなというのがよくわからないというのが2点目。 3点目が、施設運営能力というところで、類似施設の管理……
○田中輝好議長 内田委員に申し上げます。議案書の内容に関しての質疑に徹してください。議案書に出ていない固有名詞の取り扱いについては慎重にお願いいたします。
◆1番(内田英亮議員) わかりました。 施設運営能力のところで、類似施設の管理運営実績があるか、ないかというような話がありましたけれども、ということは、1団体だけ2.0ということは、ここだけ類似施設の管理運営実績が乏しくて、残りの2団体は類似施設の管理運営実績があるというように判断してよろしいでしょうか。 その次、経営の安定性というところで、最近できた団体が3.0で、前からあるところも3.0で、1つが0.8なのですけれども、財務資料を見てという話をしていましたけれども、1点は、最近できたところの財務状態はどうやって判断したのかというところ。 2つ目は、一つは株式会社で、もう一つはそういう株式ではない会社なので、規模というか、全然違うと思うのです。その辺をどういうふうに評価に反映しているのかという、以上の点をお伺いします。
○田中輝好議長 企画財政部長。 〔山下部 勝企画財政部長登壇〕
◎山下部勝企画財政部長 内田英亮議員のご質疑にご説明申し上げます。 まず、施設・設備の維持管理業務のところで、項目的には4番といいますか、7番のところでちょっとご説明させていただきましたところかと思うのですけれども、ここのところで言っています本業務の①、②、③、④というところまででございますけれども、これについての、特に施設管理、施設・設備の維持管理業務につきましては、適切な事業計画が提案されているかどうかというような点で評価をさせていただいたと。特に施設・設備の維持管理でございますので、ここのところはノウハウというものがあるか、ないかというところの視点が評価を得た部分で上がっていたということでございます。そういったところが一つの点で、ある程度高い評価を得たところがあったと。これは評価している評価者のほうが複数人おりますので、そういった点ですぐれているというふうに評価した人もいるということでございます。結果的にこの点数につきましては、その評価する人の平均をとって出しているということでございますので、全体的にはこういう形になるわけですけれども、先ほど言いました施設・設備の維持管理に関しましては、ノウハウ等が豊富なところがあるというところは比較的高い点数をとっていたというところがあるということでご理解いただければというふうに思います。 それから、12番の対象施設の管理運営に対する理解度というところなのですけれども、ここについては、ヒアリングあるいはプレゼンテーションの説明の中において、先ほど申し上げましたけれども、的確な質疑対応を行っているかどうかというような視点で評価をさせていただいたのですけれども、先ほどご説明の中に、事業運営に対しての熱意を感じたというようなお話をちょっとさせていただいたのですけれども、議員のほうからご指摘いただきましたとおり、こういったところに応募していただく業者につきましては、全て熱意は持っているというのはご指摘のとおりだというふうに思います。 ただ、特に事業の運営、それぞれに対して各業者においては、特にこんなところに力を入れていきたいのだというようなところがあったということで、特色を特に出していたところというのは比較的高い評価を出した。それから、ヒアリングあるいはプレゼンテーションの中で、なかなか的確な対応ができないところも一部あったというようなことで、そこのところはマイナスになっていたということで、おっしゃるとおり熱意についてはどこの応募者に対してもあったわけですけれども、特にあったところは、そういったところで点数にあらわれたのではないかというふうに思っております。 それから、施設運営能力という点でございますけれども、ここについては4点と2点の差があるということでございますけれども、実際に2者は実績として受託から完了までということで、昨年度までにそういった実績を持っているという施設があったことで、4点がついているということでございます。 それから、1者については2点ということでございますけれども、ここについては、現在受注はしておるのですけれども、まだ完了までいっていないということがございまして、配点の中で実際に受託の実績まで上がったところ、完了しているところについては2点を上げさせていただいて、まだ受注途中のところについては、受注の実績はあるのですけれども、まだ完了までいっていないということで、1点という差がついたということで、それが2カ所ありましたので、2点ということ。ほかの候補者につきましては、2カ所とも実際に完了までいっているというようなことがございましたので、4点という結果になったということでございます。 それから、経営の安定性という点だったかと思うのですけれども、ここにつきましては、議員のほうからのご指摘にございました、会社といいますか、その団体の形態、それから新しくできたところ、それから過去においての実績等々がある団体によってはその差があるのではないかということかと思います。その点についてなのですけれども、ここのところでは先ほど言いました財務諸表、3表の中で、過去においていろんな債務超過等が発生しているか、していないかという点で見させていただきました。発生していなければ加点をする。発生している場合については加点がない。それから、資料がない場合についても加点がないというような形で評価をさせていただいたということでございます。 団体の状況によっては、ここのところの違いがあるのではないかということでございますけれども、安定性という点では、この3表を用いまして、現時点でどういう状況になっているかということで加点方式で採点させていただいた結果がこういうことであるということでございます。 以上でございます。
○田中輝好議長 1番、内田英亮議員。
◆1番(内田英亮議員) 最後に、これは指定管理者選定委員会で、先ほど部長が言ったように、それぞれが評価を、複数人で評価をしてこの点がついているということだと思いますけれども、この指定管理者選定委員会の委員はどう選ぶのかというのが一つと、もう一つは……
○田中輝好議長 内田議員に申し上げます。議案質疑……
◆1番(内田英亮議員) それでは、やめよう。以上で結構です。
○田中輝好議長 取り消しでよろしいですね。
◆1番(内田英亮議員) はい。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 17番、高橋和美議員。 〔17番
高橋和美議員登壇〕
◆17番(高橋和美議員) 第88号議案 指定管理者の指定について質疑をさせていただきます。 8件あるのですけれども、最初にTMO本庄の構成団体とその代表者名についての説明をお願いいたします。 2番目に、指定管理料5,555万5,000円の根拠についてお伺いしたいと思いますけれども、4つの施設の管理をされているわけですけれども、それぞれの管理料は幾らの算定がされているのか。インフォメーションセンター、本庄駅南口自転車駐車場、本庄駅南口バイク駐車場、本庄駅北口自転車駐車場、それから駐車場の収入の見込みはどうなっているのか。観光物産販売所の収入額の見込みは幾らでしょうか。 それから、審査項目の9番、民間活力による賑わいと交流の創出事業はどのような事業が提案されていますか。 それから、カフェ、スタジオの具体的な計画についてお尋ねいたします。 その使用料は指定管理者が払うのか、スタジオとかカフェを借りた人が払うのか、説明をお願いいたします。 それから、今回サウンディング型市場調査を行われたわけですけれども、その結果がどういう効果を生んだのか、お尋ねいたします。
○田中輝好議長 都市整備部長。 〔浜谷恒平
都市整備部長登壇〕
◎浜谷恒平都市整備部長 高橋和美議員のご質疑にお答え申し上げます。多く8点ありますので、順番に説明させていただきます。 まず、1つ目です。TMO本庄の構成団体と代表者名ということで、TMO本庄、全部で3団体で構成されております。1つ目はNPOまちの駅ネットワーク本庄、代表の方が阿奈正子氏、代表理事でございます。構成団体の2つ目が株式会社ユニオンインターナショナル、代表が茂木正氏、代表取締役の方でございます。構成団体3が株式会社サイセンで、代表者が金子章氏で、代表取締役ということになっております。 2つ目でございます。指定管理料の根拠ということで、これは提案された内容の内訳ということで理解しておりますが、まず指定管理料とは、施設の管理運営に当たり、施設の使用料収入で不足する分について市から支払いを受けるものであり、応募に当たり指定管理者候補者が施設全体の収支を見積もった上で市に提案するものということでございます。 次に、提案があった管理料や収入の見込みについて説明申し上げます。まず、収入からお答えさせていただきます。質疑にもあった駐車場の収入見込みは、これは年間で3,400万円ということで提案がありました。それから、観光物産販売所の収入見込みについては、年間で約130万円という提案がございました。これに加えて市から支払える指定管理料というのが年間1,111万1,000円という形になりますので、合計で約4,600万円と。これが収入になります。支出の見込みでございますけれども、これはまずインフォメーションセンター、運営のための費用ということで、主に人件費なのですけれども、年間で約1,400万円。あとは自転車等駐車場の運営に関するための人件費ということで、これが約1,000万円。あと施設全体、これは光熱費だとか、点検だとか、そういったもので約2,100万円ということで、これで大体4,500万円という形で見込まれております。これらの金額は全て指定管理者候補者からの提案に基づくものと。繰り返しになりますけれども、本庄市公の施設指定管理者選定委員会において適正に審査されたものでございます。このような形で収支は設定されているということでございます。 続きまして、次は審査項目の9番、民間活力による賑わいと交流の創出事業は、どのような事業が提案されたのかということでございますが、まずはカフェ、スタジオの具体的な計画ともかぶるかと思いますので、まず飲食店のカフェについてなのですけれども、これは提案のコンセプトとしては、フラワーショップを併設したカフェダイニングバーというふうな形で提案は上がってきているということで、自然との調和をコンセプトに地元の農産物農家や花卉農家と連携し、自然豊かな地域を発信するというふうな形で、時間帯ごとにモーニング、ランチ、ディナーみたいなものを出していくというふうなことと、あとは高校生の職場体験の場にするだとか、そういった提案もあったということでございます。 スタジオについては、市民が気軽に小商いやアピールできる場というのをコンセプトに、趣味や特技を生かした駅ゼミ、これはカルチャースクールということなのですけれども、あとセミナーワークショップ、あとは地元企業の商品やサービス、活動を紹介するブース、朝市、夕市などテーマをもったマルシェ等々を考えておられるということでございます。 あと、使用料についてはどうするのかということなのですけれども、これは行政財産使用料ということで指定管理者が支払う形になります。 最後に、サウンディングの効果ということでございまして、サウンディングというのは、この応募する前に実現性を高めるために本事業に関心を持つ民間事業者を公募し、対応を実施したということなのですけれども、これは平成31年、ことしの4月にやっております。効果としては、これはハード関連、ソフト関連、ともに多くの意見をいただいて、その中について南口複合施設の改修内容だとか、あとは指定管理の業務手法に反映させたということなのですけれども、細かいところは、これは提案ということなので、アイデアの部分もあるので、詳細は言えないですけれども、大きくは案内の仕方の話、どういうふうに案内していくのかみたいな話だとか、あとはデザインの話だとか、あとは防犯の話だとか、それからあとはトイレの工夫だとか、そんなことについて提案をいただいているということでございます。 以上です。
○田中輝好議長 17番、高橋和美議員。
◆17番(高橋和美議員) 指定管理料の根拠というのはわかりました。収支とんとんということで理解いたしました。 それで、カフェ、スタジオの使用料は指定管理者が払うということなのですけれども、そうすると指定管理料の中でそれを相殺できなかったのかなというふうに思うのですけれども、普通は指定管理料の中にそれを含めてするのが自然ではないですか。指定管理料を払っていながら、まだその上に上積みしてカフェとスタジオの使用料を払えというのは、ちょっとその辺の整理ができなかったのかどうか、お尋ねします。 それから、サウンディング型市場調査の効果というのがハード、ソフト含めて、案内の仕方だとか、デザインだとか、トイレの工夫とかをアドバイスいただいたと。私はサウンディング型市場調査というのは、もっと大がかりなことだと思っていたのです。というのは、カフェとかスタジオの提案がここから調査によって提案されたのかなと思ったのですけれども、それは違いますか。ちょっとその辺のところ、お願いいたします。
○田中輝好議長 都市整備部長。 〔浜谷恒平
都市整備部長登壇〕
◎浜谷恒平都市整備部長 高橋和美議員の再質疑にお答え申し上げます。 まず、1つ目でございます。カフェ、スタジオ等の収入等について、まず今回の指定管理料というのは公の施設の部分です。インフォメーションセンターと、あと自転車駐車場、そこの部分であって、カフェとスタジオというのは民間活力によるにぎわいの場の創出ということで、別途定めております。そこはご案内かと思うのですけれども、そこの部分について、収入について、当然このカフェだとかスタジオで今は想定された収支考えておられますけれども、その中で、例えば過大な収入が発生した場合だとか、そういったところについては、市と協議の上、市や利用者への還元策や施設維持の向上策みたいなものを検討していただくということで対応していただきたいということは、これは募集要項にも書かせていただいておりますので、そこら辺踏まえて、よりよい南口の複合施設になるように進めてまいりたいと思っておりますので、ご理解いただきたければなと思います。 あと、サウンディング調査でございます。確かにこれ、こういった施設をつくるときに何か配慮しなくてはいけないことがありますかみたいなことで聞いていますので、そこに何か制約を設けたということは、聞くときにはなかったのですけれども、実際、今の運営の中で生かされているというのは主に、先ほど説明したような自治体の運営のところの話が中心ということでご理解いただければと思います。 以上でございます。
○田中輝好議長 17番、高橋和美議員。
◆17番(高橋和美議員) カフェとスタジオが行政財産使用料の発生するという考え方のもとで言われたので、指定管理者に管理運営を任せるわけです。全体を、複合施設。なぜそこだけが使用料発生するのか、非常に理解に苦しむところなのです。その中で、指定管理の中でそれを含めてしまえばよかったのではないかと思うのです。同時に思うのは、例えば文化会館だって、レストランは指定管理料の中に入っているわけです。それから、つきみ荘の厨房だって、別個に行政財産使用料は取っていない。その辺の整合性というのはどうなのかなと思います。 それから、サウンディング型市場調査で、案内の仕方とか、デザインだとか、トイレの工夫、これは指定管理者は自分たちで十分に決められることで、わざわざ市場調査するほどのことでもないというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
○田中輝好議長 都市整備部長。 〔浜谷恒平
都市整備部長登壇〕
◎浜谷恒平都市整備部長 高橋和美議員の再々質疑にお答え申し上げます。 まず、1点目でございます。指定管理者の使用料と、あと行政財産使用料というのを同じにしたほうがいいのではないかということでございますけれども、あくまでも公の施設とそれ以外のところということで、公の施設については指定管理者の使用料で、カフェ、スタジオについては、これは行政財産使用料ということで、それぞれ別途分けるということで、それはもう施設の目的というのですか、そういったものは異なるところもありますので、あと支出も違いますので、そういったことでご理解いただければなと思います。 あと、サウンディング調査につきましては、これは繰り返しになりますけれども、あくまでも今の話の中で、そんなのは業者はわかるのではないかという話があったのですけれども、ちょっと細かいことは言えないのですけれども、やはり運営面だとか、施設を事前に整備するのはどうなのかというのは、やっぱり実際私も中身を見て、非常に参考になっているところがあるということはご理解いただければと思います。いずれにしましても、南口複合施設が本庄市のまちの顔になるように、これから精いっぱい、全庁挙げて頑張っていきたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いします。 以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 10番、堀口伊代子議員。 〔10番 堀口伊代子議員登壇〕
◆10番(堀口伊代子議員) 第88号議案 指定管理者の指定について質疑をいたします。 先ほど収入と収支のご説明がありましたが、この中にカフェを運営するとなるとテーブル等の備品が必要だと思います。こういったところの部分というのは、指定管理者がみずからこの中から購入するのか。市が用意をするのか。その辺の説明をお願いいたします。
○田中輝好議長 都市整備部長。 〔浜谷恒平
都市整備部長登壇〕
◎浜谷恒平都市整備部長 堀口伊代子議員のご質疑にご説明申し上げます。 カフェだとか、あとはスタジオの中の備品だとか、そういったものというのはどちらが整備するのかということなのですけれども、これにつきましては、提案の前に、我々がどういうふうな施設を整備するのかというのをお示しした上で対応しています。具体的には、カフェだったら厨房設備関係です。冷蔵庫だとか、食器洗浄機、電気フライヤーのような、我々の目的をかなえるために必要なものについては、これは市のほうで事前に整備するという形をとっているということでご理解いただければと思います。 以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第89号議案
○田中輝好議長 次に、第89号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第90号議案
○田中輝好議長 次に、第90号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 13番、柿沼綾子議員。 〔13番 柿沼綾子議員登壇〕
◆13番(柿沼綾子議員) 第90号議案 本庄地域定住自立圏の形成に関する協定の変更について質疑をいたします。 久しぶりに定住自立圏が出てきたかなと思うのですけれども、この定住自立圏の説明と今回の変更点について、簡潔明瞭に説明をいただければと思います。
○田中輝好議長 企画財政部長。 〔山下部 勝企画財政部長登壇〕
◎山下部勝企画財政部長 柿沼綾子議員のご質疑にご説明申し上げます。 2点あったかと思います。まず1点目ですけれども、定住自立圏についてでございますけれども、この制度は平成20年に総務省のほうにおきまして制定された定住自立圏構想推進要綱に基づくもので、平成21年の4月からスタートした制度でございます。圏域を制定するわけですけれども、圏域内におきまして中心となる中心市と、それから近隣の市町村がみずからの意思で1対1で協定を締結して圏域を形成していくという制度でございます。中心市と近隣市町村は、相互に役割を分担しまして、連携、協力することによって、圏域全体での必要な生活機能等々を確保する定住自立圏構想を推進して、圏域全体の活性化、また定住の受け皿を形成していくというふうにされております。 本市におきましても、平成21年9月、制度のスタートが4月でしたが、本市におきましては9月に中心市宣言を行いまして、近隣の町との協定を結び、定住自立圏として現在圏域の生活機能の強化、それから結びつきやネットワークの強化及び圏域マネジメント能力の強化といった3分野の政策分野におきまして連携し、取り組んでいるというところでございます。 次に、今回の協定書の改定でございますけれども、何点かございます。まず1点目ですけれども、生活機能強化にかかわる生活分野におきまして、一部でございますけれども、文言の整理をさせていただいたというのが1点でございます。 それから、2点目ですけれども、同じく生活機能強化にかかわる分野ですけれども、在宅医療・介護連携の推進という項目を新たにつけ加えさせていただきました。これは、この圏域の住民が住みなれた地域で自分らしい暮らしができるよう関係機関と連携して在宅医療、介護を一体的に提供するために必要な支援を行うというふうにしてございます。4市町におきまして連携して、現在も取り組んでいるわけでございますけれども、その一つとしては、本庄市児玉郡在宅医療・介護連携推進事業協議会の設置などが挙げられるかと思います。これらこういった動きもある中において、地域における医療、介護の連携の重要性に鑑みまして、定住自立圏の協定書にもしっかりと位置づけ、今後も推進していくというふうな形でつけ加えさせていただいているということでございます。 それから、3点目のことですけれども、また追加でございますけれども、地域密着型サービスの相互利用支援でございます。これにつきましては、原則事業所が所在する市町の被保険者の方のみが利用できることとなっているわけですけれども、相互に利用することができるように、この4市町圏域内での利便性の強化を図っていきたいということを目的に協定書のほうに追加をさせていただきたいということでございます。 続きまして、観光の振興の分野ですけれども、圏域内の観光資源の発掘、また現存する観光資源に磨きをかけ、圏域内の活性化と交流人口の増加を目指すために、表現のほうを追記させていただいたということでございます。具体的な一つの例でございますけれども、圏域内での自転車ルートマップの作成などにも取り組んでいけたらというふうに考えております。圏域内の観光資源をめぐるルートの選定などに取り組めればというふうに考えているところでございます。 それから、文化財の保護、利活用の推進という点ですけれども、これは圏域の持つ歴史や文化の魅力向上、発展を図るために文化財の適切な保護、保存に努め、文化財や展示施設、イベント等の情報の発信強化を図っていきたいということで、今回追加をさせていただいているということでございます。具体的には、本庄早稲田の杜ミュージアムの設置等々もある中において、圏域における企画展の開催なども考えられればというふうに考えているところでございます。 それから、最後の点ですけれども、結びつきやネットワークの強化にかかわる分野でございますけれども、スマートインターチェンジの整備、特に美里町のところにおきましてはスマートインターチェンジの整備が完了したと。寄居スマートインターチェンジの整備が完了したということもございますので、今回削除させていただくということでございます。 なお、この4市町の圏域内におきましては、もう一カ所、上里スマートインターチェンジも整備が進んだわけでございますけれども、インターチェンジにアクセスする道路の整備につきましては、なお引き続き取り組んでいく必要があるだろうということで、上里町のスマートインターチェンジにつきましてはアクセス道路の整備ということを引き続き行っていきたいということで残っているということでございます。 説明については以上でございます。
○田中輝好議長 13番、柿沼綾子議員。
◆13番(柿沼綾子議員) 今の説明をお聞きしまして、この定住自立圏の構想のそもそもの目的のようなことについては余り触れられていない説明だったかなと思ったのですけれども、私の理解としては、平成のこの合併ができなかった中で、ある程度、ここら辺でしたら本庄市児玉郡ということで、大体8万とか10万ぐらいかな、この地域で一緒に何かできることはないかというようなことで定住自立圏というような考え方が出てきて、この辺だと秩父でもそのような形で定住自立圏構想のもとに今進んでいるという、そんなふうに思っているのですけれども、それでよろしいのか。 それから、この協定を結んで、ずっと進めてきた中で、この間、財政的な支援というのはどのくらい進められてきたのかについて説明をお願いいたします。
○田中輝好議長 企画財政部長。 〔山下部 勝企画財政部長登壇〕
◎山下部勝企画財政部長 柿沼綾子議員の再質疑にご説明申し上げます。 まず1点目のことですけれども、現在、議員のほうからもご紹介いただきましたとおり、埼玉県内におきましては本庄市と秩父市が今定住自立圏を制定しておりまして、形成しているということでございます。おっしゃるとおり、この圏域の活性化と定住人口を図っていくというようなことで、この定住自立圏というものが形成されていると。中心市が中心になりまして関係市町と協力して行っていくということで、地域の活性化ということを目指していくということでございます。 それから、2点目の財政的な支援ということでございますけれども、発足が本庄市の場合については、先ほどご説明申し上げましたとおり平成21年の9月に本庄市は中心市宣言を行っておりますけれども、具体的には平成22年度から事業のほうがスタートしております。それで、当初平成22年のときには、本庄市のほうに特別交付税での措置ということでございました。それで、およそ年当たり3,000万円程度が交付される、交付税の中に算入されるということで続いてきたわけですけれども、平成26年に推進要綱のほうに改正がございまして、交付税の対象がふえまして金額のほうが増額されまして、平成26年度以降は7,600万円から7,800万円程度で現在は推移しているということでございます。これは単純に合計いたしますと、概数でございますけれども、この平成22年からの中では約5億円程度の特別交付税の措置があったのではないかと、概数でございますけれども、計算できるのではないかと考えてございます。 説明については以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 19番、
町田美津子議員。 〔19番
町田美津子議員登壇〕
◆19番(
町田美津子議員) 第90号議案 本庄地域定住自立圏の形成に関する協定の変更につきまして質疑をいたします。 先ほどご説明をいただいておりましたけれども、私のほうでは、まず産業振興の観光の振興の関係のところでお聞きいたします。まず、観光の振興を図るために観光資源の発掘及び磨き上げ並びに観光情報を共有化するというふうに規定されております。そこで、お聞きをいたしますけれども、観光資源の発掘作業、発掘事業を共同で行うとの協定なのか、この内容につきまして詳しく説明をいただきたいと思います。 それと、この次に文化財の関係でございますけれども、文化財の中で、圏域の持つ歴史や文化の魅力向上、発展を図るため、文化財の適切な保護・保存に努めるというふうに規定されておりますけれども、この各市町の文化財の保護、保存につきましては、上里町につきましては上里町図書館内の上里町歴史資料館、そして美里町では美里町遺跡の森資料館というところで、確実に安全を図り、保護、保存が行われておりますが、そのような関係のところから、本庄市におきましてはミュージアムということが今出ておりますが、この保護と保存につきましてはどのような協定の中での意義を持っているのか。どういうことなのか、詳しく説明をいただきたいと思います。 それから、本庄市が企画立案を担うということ、そして他の町はそれに協力をするということが記されておりますけれども、そのことにつきましても詳しい説明をいただきたいと思います。 以上です。
○田中輝好議長 企画財政部長。 〔山下部 勝企画財政部長登壇〕
◎山下部勝企画財政部長
町田美津子議員のご質疑にご説明申し上げます。 大きく2点あったかと思います。まず、観光面についてと、それから文化の面という2点かというふうに思います。まず、観光の面ですけれども、現在もそうなのですけれども、児玉郡市内、本庄市、児玉郡3町のほうで、実際にこの圏域内におきまして広域観光の推進事業ということで、幾つかの事業等も進められております。観光情報の共有化事業であるとか、それから合同観光キャンペーン事業、あるいは地域の特産品の開発事業、そういったこと等々につきましても、この圏域内の中で進められてきてはいるわけでございますけれども、さらに、先ほどもご説明申し上げましたけれども、いろんな観光資源というものが圏域内にございますので、それらを、現在、はやっております自転車を活用してルートを回っていただくというようなことも必要ではないかというようなことから、観光について少し力を入れていきたいということで、改めて表記を強くさせていただきまして、今後、観光にこの圏域内で取り組んでいきたい。今まで行っておる観光推進事業に加えて、さらに観光の資源を利活用できるような形で協定書の中に表現を加えて推進していきたいということで、今回追加をさせていただいたということでございます。 それから、2点目の文化の面でございますけれども、ここにおきまして、今現在、1市3町の中での圏域内での課題といいますか、これが発掘調査によって出土した文化財の活用ということが、本庄市のみならず関係町におきましても一つの課題になっている。それをどういうふうに知らしめていったらいいだろうかということが課題になっているということでございます。これらを一つの市や町で行うのではなくて、この圏域において過去においてどんな出土がされているかということも一緒に整理することによって、より発信力が高まってくるだろうというようなこともございまして、今回、本庄市が中心市となりまして、早稲田の杜ミュージアム事業というような形で取り組んでいけたらということから、今回そういう形をとらせていただいたということでございます。 本庄市におきましては、事業の企画立案、展示の準備ということで、ミュージアムを中心に行っているわけでございますけれども、関係町につきましては、出土品といいますか、出品資料の選択、搬入、あるいは公開講座における講師の派遣、あるいはギャラリーでのトークといいますか、説明、案内人といった方をそれぞれ担当していただくということで、役割を持ちながら、この地域での文化の振興に定住自立圏で一致協力して進めていきたいということで、今回上げさせていただいたということでございます。 説明は以上です。
○田中輝好議長 19番、
町田美津子議員。
◆19番(
町田美津子議員) ただいまのご説明をいただきましたうちでは、観光資源では発掘及び磨き上げ並びに観光情報を共有化するとともにというふうに示されておりますけれども、ただいまの説明では、ともに3町と一緒に発掘事業を行うとか、磨き上げ事業を行うということには説明はなかったです。したがって、ここのところの観光資源の発掘及び磨き上げということは、ただいまの説明の中でありませんでした。含まれておりませんが、これについてはどういうことなのか。発掘作業を一緒に行うのか、ともに3町と。磨き上げ事業を一緒に行うのかどうかについては、改めてお聞きしておきたい。明らかにご説明いただきたいと思います。 それと、まずミュージアムの関係を中心としてというご説明だったと思います。そうしますと、3町はこの協定によって、このミュージアムの中の企画展、あるいはいろんな事業に対して協力をしていくということの協定の中身ということの理解を、今説明いただいた中ではそのように理解をいたしましたけれども、そういうことでよろしいのでしょうか。お聞きをしたいと思います。 以上です。
○田中輝好議長 企画財政部長。 〔山下部 勝企画財政部長登壇〕
◎山下部勝企画財政部長
町田美津子議員のご質疑にご説明申し上げます。 まず1点、観光のところでございますけれども、観光資源の発掘及び磨き上げということでございますけれども、議員もご承知のとおり、この圏域内におきましてはさまざまな観光資源というものがあろうかと思います。それぞれの地域におきまして、従来から伝承されてきている文化、それから建物あるいは見る場所等々、さまざまなものがあるかと思うのですけれども、そこをまた改めて、この圏域の中で発掘といいますか、再発見をして、それをどんなふうな見せ方をしたら市内外の人たちに来ていただいて見ていただけるか、そういったことをこの圏域の中において整理をしていこうということでございます。決して何か新たなものをということよりも、現在あるものをいかに整理をして対外的に出していけるかということを整理したいということでございます。そうすることによりまして、単独の市町でやっていることよりかは、連携が深まることによって、市外から来ていただく方の交流人口といいますか、そういうのもふえてくるのではないかということで、今回定住自立圏の協定書の中に盛り込んでいきたいということでございます。 それから、早稲田の杜ミュージアムの文化の関係でございますけれども、これは先ほど議員のほうからご説明いただいたとおりでございます。ただ、これはそれぞれ現在、先ほど議員のほうからご説明いただきました各3町のほうでもそれぞれいろんな展示等々はやられているかと思います。それはそれで尊重していくべきであるかと思います。ただ、この圏域の中で1市3町が共同して対外的に発信していける、文化を伝えていくということをやることによって、より効果が上がるものがある場合については、ここのところで取り上げていくということでございますので、ご理解いただければというふうに思います。 説明については以上でございます。
○田中輝好議長 19番、
町田美津子議員。
◆19番(
町田美津子議員) ご説明いただきましたけれども、先ほどのご説明の中では、圏域の中での発掘、それから再発見ということにつきましてご説明がありましたけれども、そのご説明からは、やはり発掘という作業も、ともに1市3町でこの協定の中で行っていくというふうに私は理解しましたが、それでよろしいのかどうか、1点お聞きをしたいと思います。 それから、収集と保存につきましても、やはり3町での保存、そして本庄市での収集、保存ということは責任を持って行わなければならないというふうに思いますけれども、収集、保存につきましても、この定住自立圏構想の中で行われていくのかどうか。行われていくとすれば、どのように行われていくのかにつきましてご説明いただきたいと思います。 以上です。
○田中輝好議長 企画財政部長。 〔山下部 勝企画財政部長登壇〕
◎山下部勝企画財政部長
町田美津子議員のご質疑にご説明申し上げます。 先ほどもご説明申し上げましたとおり、これは観光資源の発掘ということでございますので、現在ある、余り光を浴びていないところと言ったらいいのでしょうか、そういった観光に供するようなものがある場合については、それを改めて皆さんに知らしめるためにどんなふうにしていったらいいだろうかというようなことを1市3町で協力してやっていきたいということでございます。特に何か掘り起こすとかというようなことではなくて、現在ある観光資源というものを1市3町で協力して、対外的にどんなふうに発信していったらいいかということでご理解いただければありがたいなというふうに思います。 説明については以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第91号議案
○田中輝好議長 次に、第91号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第92号議案
○田中輝好議長 次に、第92号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第93号議案
○田中輝好議長 次に、第93号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第94号議案
○田中輝好議長 次に、第94号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 13番、柿沼綾子議員。 〔13番 柿沼綾子議員登壇〕
◆13番(柿沼綾子議員) 第94号議案 専決処分の承認を求めることについてですが、台風19号の災害対策のための補正予算を専決処分したということでありますけれども、被災住宅の状況や被災した道路の関係についての説明と支出される額の使途、そして歳入の内訳などについて詳しく説明をお願いします。
○田中輝好議長 都市整備部長。 〔浜谷恒平
都市整備部長登壇〕
◎浜谷恒平都市整備部長 柿沼綾子議員のご質疑にご説明申し上げます。 専決処分の話でございます。まず、冒頭は、第94号議案について若干説明させていただきたいと思います。この議案につきましては、10月12日に上陸した台風19号による被害に早急に対応するため、令和元年度本庄市一般会計補正予算(第4号)について、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、その承認を求めるものでございます。 台風の通過後、職員によるパトロールや、あと市民の皆様からの通報により被害箇所を確認し、これら専決、10月23日の時点で把握した被害を早急に対応するための補正予算ということでご理解いただければと思います。 まず、款3民生費、項4災害救助費につきましては、これは住宅に関するもの、款11災害復旧費、項1公共施設災害復旧費については、これは道路、橋梁、水路などの公共土木施設に関するものになりますので、それぞれ順に説明させていただきたいと思います。 まず、住宅につきましては、専決処分の10月23日の時点で、児玉町の蛭川、金屋において10世帯の床上浸水を確認いたしました。この款3民生費、項4災害救助費につきましては、床上浸水をした10世帯のうち、要件に合致かつ所有者が希望する場合に住宅の応急修理を行うものとなっております。今回の台風では本市も災害救助法の適用を受けており、災害救助法による救助の一つ、住宅の応急修理というのがありますけれども、それに位置づけられるというものでございます。 この手続というのは、まず被災者が市に対して住宅の応急修理の申し込みを行います。その後、市が業者名簿に記載した施工業者に応急修理を依頼し、災害救助法による応急限度額の範囲で、市が直接費用を支払うというものになります。補助限度額を超える費用につきましては自己負担となるという形でございまして、この補助限度額というのが1世帯当たり59万5,000円で、補助額につきましては、これを10世帯分ということで、記載のとおり595万円ということになっております。あと、財源につきましては、これは全額災害救助法による県支出金となっております。 続きまして、道路、橋梁、水路などの公共施設についてご説明申し上げます。市内の道路や橋梁、水路につきましては、道路の路肩崩れや土砂崩れによる道路の通行どめ、舗装の陥没、橋梁の損傷や護岸の崩れ、また水路ののり面の崩壊や道路上の土砂堆積など、実に多くの被害が発生し、先ほどと同じように専決処分の10月23日の時点では、対応しなければならない公共土木施設の被害が88カ所と確認いたしております。公共事業の復旧に関する費用につきましては、ちょっと長いのですけれども、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法という国庫補助金、これはよく今ニュースでも流れている災害の申請だとか、そういうふうなものだということで理解いただければと思うのですけれども、この補助金を受ける要件の一つに、1カ所当たりの工事費が60万円以上というのがございます。今、予算で計上させていただいた7,900万円というのは、まずこの60万円に該当しない被災箇所の復旧工事、これは早急にやらなくてはいけないと。補助要件に該当する60万円以上の被災箇所については、これは補助を受けるための調査設計。中身が非常に甚大なものがあるので調査設計をしなくてはいけないということで、この2つに分かれているという形になってございます。まず、補助要件に該当しない被災箇所につきましては、先ほど申し上げたとおり、88カ所のうち74カ所が60万円以下ということになっておりまして、そこの復旧費として74カ所、60万円以下なので50万円ということで3,700万円を計上したということでございます。 次に、補助要件に該当する被災箇所につきましては、これは残りの14カ所となっておりますので、これは設計コンサルタントに発注する分ということで14カ所。残りの14カ所掛ける300万円ということで計上しているというふうな形でございます。財源は全額、公共事業費災害復旧費を充てております。 以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△市長提出議案の
常任委員会付託省略
○田中輝好議長 お諮りいたします。 ただいま議題となっております第93号議案及び第94号議案、以上2件につきましては委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 ご異議なしと認めます。 よって、第93号議案及び第94号議案、以上2件につきましては委員会付託を省略することに決しました。
△市長提出議案に対する討論、採決
△第93号議案
○田中輝好議長 これより第93号議案に対する討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより第93号議案を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 ご異議なしと認めます。 よって、第93号議案は原案のとおり同意されました。
△第94号議案
○田中輝好議長 次に、第94号議案に対する討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより第94号議案を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 ご異議なしと認めます。 よって、第94号議案は原案のとおり承認されました。
△休憩の宣告
○田中輝好議長 この際、休憩いたします。 本日午後の会議は、午後1時30分から開きますので、同時刻までにご参集願います。 午後零時46分休憩 午後1時30分開議
△開議の宣告
○田中輝好議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
△市長提出議案に対する質疑
△第95号議案
○田中輝好議長 議案質疑を続行いたします。 次に、第95号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 5番、門倉道雄議員。 〔5番
門倉道雄議員登壇〕
◆5番(門倉道雄議員) 第95号議案 令和元年度本庄市一般会計補正予算(第5号)について質疑いたします。 4ページ、第2表、繰越明許費補正、款10教育費、項6保健体育費、体育施設管理運営事業(本庄総合公園体育館アリーナ床補強・改修工事)、工事費1億1,595万8,000円について、どのような工事をされるのか。また、工期はどのくらいかかるのか。市民が利用できないのは、いつからいつまでになるのかを伺います。
○田中輝好議長
教育委員会事務局長。 〔
高橋利征教育委員会事務局長登壇〕
◎
高橋利征教育委員会事務局長 門倉道雄議員のご質疑にご説明申し上げます。 本庄総合公園体育館のアリーナの床の補強・改修工事の工事の内容と工期、それと市民の方が利用できない期間ということでご説明を申し上げます。まず、工事内容ですけれども、本庄総合公園体育館のアリーナの床を補強し、現在フローリングの床になっておりますけれども、こちらをシート床に改修する工事請負となっております。まず、こちらは当初、他の市町村等で発生しております体育館の床材の剥離による負傷事故を受けて、フローリングの床から負傷事故が起こらないシート床への改修を検討しておりました。そういった中で、8月17日にメーンアリーナの倉庫の出入り口のところが、重さ約1.5トンの移動式のバスケットゴールが通ったときに床が陥没してしまいまして、他の箇所でも起こり得るため、早急の床の補強が必要になりまして、シート床への改修とあわせて実施するものでございます。 具体的には、現在のフローリングの床を取りまして、その下を補強いたします。また、そこのところに二重の板、合板を2枚張るという形で、さらにその上に、先ほど申し上げましたシートを張るという工事内容になっております。 どれくらいの工期ということになるのですけれども、こちらにつきましては3カ月を予定しております。期間といたしましては、現在、年明けの令和2年の7月から10月までの間、約3カ月ということで工期はかかるものと考えております。また、その期間は使えないのですけれども、特に時間帯とか、アリーナは当然改修工事しますので、終日使用はできません。ただ、そのほかのトレーニングルーム、多目的室、会議室等は利用は可能な状況になっております。 以上でございます。
○田中輝好議長 5番、門倉道雄議員。
◆5番(門倉道雄議員) 3カ月使えないということですけれども、先ほどの市民体育館の件にも関連するのですけれども、シルクドームの利用団体への周知と移動する割り振りに関しては徹底してやられているのでしょうか、伺います。
○田中輝好議長
教育委員会事務局長。 〔
高橋利征教育委員会事務局長登壇〕
◎
高橋利征教育委員会事務局長 門倉道雄議員のご質疑にご説明申し上げます。 シルクドームが3カ月使えなくなるということで、そこで今現在使っている利用団体の方との調整ということでございますけれども、今利用されている団体の方には、エコーピアとか小中学校の体育館を利用していただくように案内をして、できるだけ不便をかけないようにしていきたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと思います。 以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 1番、内田英亮議員。 〔1番 内田英亮議員登壇〕
◆1番(内田英亮議員) 第95号議案 令和元年度本庄市一般会計補正予算(第5号)のうち、21ページ、3歳出、款1議会費、項1議会費、目1議会費、13委託料、議場映像音響設備等更新構築業務委託料について質疑いたします。 平成4年に導入した機器の更新については、経年劣化に伴う、やむを得ない支出であると認識しておりますが、更新予定の議場カメラについては平成25年度に導入したものであり、まだ劣化が認められません。また、1台カメラを新設する計画ですが、なぜカメラを1台ふやす必要があるのか。どのような目的や要望からカメラをふやすのか、伺います。 加えて、現在のカメラを残置して2台のままとし、支出を抑えることは不可能なのか。あるいは、カメラを1台のみの新設とするためにはどうすればいいのかも伺います。 また、現在は実施されていませんが、今後、もしインターネットを活用した生中継をしようと決した場合を見越して、今回の改修で生中継も対応できるのか、伺います。 2つ目として、今回の改修で、さきに導入されたタブレットの電源確保の問題、つまり議員各席に電源ソケットを配備する計画があるのか。採決ボタンを議員各席につける際にあわせてやるかどうかもあわせて伺います。 以上です。
○田中輝好議長 局長。 〔大屋正信事務局長登壇〕
◎大屋正信事務局長 それでは、内田英亮議員のご質疑に対する説明をさせていただきます。 まず、議場のカメラにつきましてでございます。皆さんごらんいただくと、後ろに1台、それからこちらに1台。2台のカメラが今設置されております。このカメラにつきましては、対外的に今一般質問の映像のみを配信をしているような状況でございます。一般質問のときは、演壇と質問席に議員さんが立ちますので、後ろのカメラと前の右側のカメラだけで、特に支障なく映すことができるのですが、今後インターネットの生配信等をした場合に、それとあと、一般質問だけでなく全日程を配信した場合につきましては、例えば左側にお座りの議員さんのほうにつきましては、カメラから非常に遠い位置になっていまして、なおかつ角度も非常に見づらい角度という形がありますので、もう一台、こちら側の、右側のほうに設置をさせていただいて、正面からなるべく映すというようなことで対応を考えています。カメラにつきましては、まだ2つのカメラは平成25年に設置をしておりますので、そのまま使うことができますので、新設につきましては1台ということで考えております。 それから、次にインターネットの生配信にこのシステムの改修で対応できるのかというご質疑なのですが、基本的にシステムの更新の機器をそのまま使います。ただ、それだけですと生配信には対応できませんので、パソコンを新たに1台設置いたしまして、画像をエンコードすることによって、それを光回線に乗せるということで生配信というものが成立します。光回線を引く作業も必要になるという形になります。ですので、パソコン1台と光回線を引く、それがこのシステム改修にプラスして必要になるということでございます。 それから、あとコンセントの関係ですけれども、現状ではコンセントの設置については考えておりません。理由といたしましては、現状、多分皆さん、タブレットにつきましては、朝充電すると多分1日以上、2日ぐらいはもつようなことになると思いますので、もし万が一、充電切れのようなことがあれば、一応事務局でモバイルバッテリーというのを用意させていただこうと思っていますので、それによって対応をしていただければと思います。 説明については以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 13番、柿沼綾子議員。 〔13番 柿沼綾子議員登壇〕
◆13番(柿沼綾子議員) 第95号議案、2019年(令和元年)度本庄市一般会計補正予算(第5号)について質疑をいたします。 まず、23ページの生活保護費支給事務費157万9,000円の詳しい説明をお願いします。 また、26ページ、体育施設管理運営事業1億1,595万8,000円ですが、先ほどは繰越明許のところで説明をいただいて、ある程度、説明があったなと思うのですけれども、私がここで質疑をしたいのは、市民体育館が3月で、もう使えなくなって、そこで今まで活動していた人は、既にどこでやるかということが決まっています。その中で、市民体育館にいた人で、このシルクドームに今度そちらでやることになったところがありますけれども、その人たちというのは、まだ今度の3月までは使っているわけで、ずっと使っていた人たちではありませんので、今度変わって行く人たちのそういう全ての団体にも、要するに4月からはお引っ越しして、そちらでやることになっていたのに、そう思っていたやさきに使えませんよと、その人たちにはなるわけですので、そのことが全ての団体に知らせてあるのかということをもう一度確認したいと思います。 そして、調整、エコーピアなど、ほかの体育館などに案内したという返事がありましたけれども、それは全て代替のところは可能になっているのか。そこについてお願いいたします。 というのは、遠くなってしまって、今まで市民体育館で使っていた人が、今度はシルクドームに変わるということになって、遠くて行けないから、やっていたスポーツ、卓球クラブをもうやめると言ってやめた方もいらっしゃるのです。本当にそれはそういうことも聞いていますので、そのあたりもよく確認したいと思います。お願いします。
○田中輝好議長 福祉部長。 〔原 史子福祉部長登壇〕
◎原史子福祉部長 柿沼綾子議員のご質疑にご説明申し上げます。 生活保護費支給事務費の
生活保護業務システム改修業務委託料は、国の制度改正に伴うシステムの改修並びにOSのサポート終了に伴う業務委託を行うもので、157万9,000円を補正するものでございます。 内容といたしましては、改修業務4点ございまして、1点目でございます。1点目が、平成30年度に創設された進学準備給付金情報がマイナンバー情報連携の対象となることにより、生活保護システムの改修が必要となることにより59万4,000円。2点目でございます。2点目が、生命保険会社への生活保護法第29条に基づく調査の照会様式を全国統一化するため、生活保護システムの改修が必要となるための費用としまして33万円。3点目でございます。3点目が、被保護者調査の調査項目追加に伴い、生活保護システムの改修が必要となる経費といたしまして30万8,000円。4点目が、生活保護システム用のパソコンのOSのサポート体制が今年度の1月で終了することによるグレードアップに要する経費といたしまして34万6,500円となっております。 以上でございます。
○田中輝好議長
教育委員会事務局長。 〔
高橋利征教育委員会事務局長登壇〕
◎
高橋利征教育委員会事務局長 柿沼綾子議員のご質疑にご説明申し上げます。 市民体育館からシルクドームに移られた団体ということで、議員のお話にあるとおり遠くなったとか、そういったことで大変ご迷惑をおかけしているところではございます。市民体育館からシルクドームに移っていただいた団体は、全部で調整をして16団体がシルクドームのほうに移っていただいたところでございます。また、確かに移っていただいて、また7月ぐらいから3カ月使えないということで、またその辺は大変ご迷惑をおかけすることになると思っております。どの程度お話ししているかということなのですけれども、この後、予算が通りましたら、団体のほうにまた改めてお願いをしていきたいということで考えております。 以上でございます。
○田中輝好議長 13番、柿沼綾子議員。
◆13番(柿沼綾子議員) 最初のほうの生活保護費のシステム改修のことなのですけれども、こちらのほうの入学準備金の関係で改修するというお話でしたけれども、この給付金の対象人数など、もう少しそのあたりを詳しく説明をお願いいたします。 そうすると、もう一つのシルクドームのほうですけれども、この後、新しく今度そちらに行った16団体には、3カ月というか、4月からあるので、その期間にいろいろお話をしていくようなことでしたけれども、これはこちらのほうも代替のところはお話をしていけば、最後までその間の場所の確保ができるのか。責任を持つと言うと変ですけれども、温かくいろいろ補助してもらえるのかどうか、そこをもう一度お願いいたします。
○田中輝好議長 福祉部長。 〔原 史子福祉部長登壇〕
◎原史子福祉部長 柿沼綾子議員の再質疑にご説明申し上げます。 新しく進学準備給付金制度でございますが、こちら平成30年の生活保護法の改正により新設された制度でありまして、平成30年度より給付のほうが始まっております。内容といたしましては、生活保護世帯の子供の大学等への進学を支援するものでございまして、自宅から通学する場合には10万円の一時金、また下宿する場合には30万円の一時金を支援するものです。現在、本庄市内では1名の子供さんが使われております。対象となっております。 以上でございます。
○田中輝好議長
教育委員会事務局長。 〔
高橋利征教育委員会事務局長登壇〕
◎
高橋利征教育委員会事務局長 柿沼綾子議員のご質疑にご説明申し上げます。 工事の関係で移動というか、移っていただく場合に可能なのかとか、そういったお話でございますけれども、エコーピアや小中学校の体育館ということでお願いをしてまいるところなのでございますけれども、例えば一つのケースとして、3カ月ですけれども、曜日を変わっていただくとか、あるいは活動していただく時間とか、その辺も調整させていただいて、可能な限り丁寧に対応はしていきたいということで考えております。 以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 17番、高橋和美議員。 〔17番
高橋和美議員登壇〕
◆17番(高橋和美議員) 第95号議案 令和元年度本庄市一般会計補正予算(第5号)について質疑をさせていただきます。 7件あります。最初に、債務負担行為についてお尋ねいたします。最初の5ページ、インフォメーションセンター及び自転車等駐車場指定管理業務5,560万円、第88号議案で指定管理者の指定についての参考資料では提案額5,555万5,000円となっていますけれども、4万5,000円の差は何なのか、説明をお願いいたします。 それから、9ページ、保育所賠償補償保険6万円は今までになかったと思うのですけれども、この保険を掛ける理由についてお尋ねいたします。 それから、8ページ、成年後見推進業務委託310万円、まずこれは140万円ふえていることの理由と、それからこれは後見ほっとラインの委託事業なのかどうか、その辺を確認したいと思います。 10ページ、幼児歯科健診業務委託328万円、昨年よりも632万円の減額の理由は。 10ページ、医療関係の補助金の債務負担行為が4事業となっていますが、昨年は北部医療圏救命救急センター運営事業費等補助金も対象になっていました。来年度は債務負担行為でなくてもいいという理由についてお尋ねいたします。 10ページ、本庄児玉看護専門学校事業補助金、昨年も債務負担行為で出てきたときに、私は令和元年度の単年度の補助だと思っていましたが、これは何年までの協定になっているのか、お尋ねいたします。同時に、この使途については、事業報告、事業決算の報告はされているのかどうか、お尋ねします。来年度、地域で看護師として就職する人はどれぐらいいるのか、把握しているのならば教えてください。 26ページの説明欄、体育施設管理運営事業、先ほど2人の議員から質疑がありました。3カ月の工期の期間ということで、その間は利用できないという答弁だったのですけれども、工期が7月から10月までということは、これは4カ月の計算ではないかと思うのですけれども、3カ月なのでしょうか。どうなのでしょう。 それで、今回議決されれば即工事に入ってもいいと思うのですけれども、なぜ7月なのか。もっと早めることは不可能なのかということをお尋ねしたいと思います。 以上です。
○田中輝好議長 経済環境部長。 〔木村章寿経済環境部長登壇〕
◎木村章寿経済環境部長 高橋和美議員のご質疑にご説明申し上げます。 インフォメーションセンター及び自転車駐車場の委託業務でございますけれども、5,560万円と債務負担上では設定をしておりまして、第88号議案の指定管理料の資料につきましては5,555万5,000円というふうになっている、その差の説明でございますけれども、債務負担行為の限度額を設定するに当たりまして、限度額ということもございまして、1万円未満につきましては切り上げて設定をさせていただいているところでございます。このことにつきましては、ほかの債務負担につきましても限度額について同様の考え方で設定をしているところでございます。今回、指定管理料として5年間で5,555万5,000円となりますので、これを1年にいたしますと1,111万円1,000円となりますことから、1年分の1万円未満を切り上げますと1,112万円となります。この1,112万円の5年分ということで5,560万円としたものでございます。 以上でございます。
○田中輝好議長 保健部長。 〔岡野美香保健部長登壇〕
◎岡野美香保健部長 高橋和美議員のご質疑にご説明申し上げます。 私からは4点ご説明をさせていただきます。最初に、保育所賠償補償保険の保険を掛ける理由についてご説明申し上げます。2カ所の公立保育所におきまして、万が一、事故等によりまして児童が入院等した場合及び市に損害賠償の責任が生じた場合に備え、債務負担行為によりまして2つの保険に加入するものでございます。これまでも2カ所の公立保育所におきまして同様の保険に加入しておりましたが、前年度より手続を行うため債務負担行為の設定をさせていただいたものでございます。ご理解を賜りたいと存じます。 2点目でございますが、幼児歯科健診業務委託でございます。これは本庄市児玉郡歯科医師会に加入する歯科医療機関において、3歳半から4歳の児及び4歳から5歳の児を対象とし、歯科健診及びフッ化物の塗布を行うものでございます。昨年度より減額となりましたのは、想定より受診者がふえていないことが原因でございます。令和2年度につきましては、受診者数を対象者の3割程度と見込みまして設定をいたしました。 続きまして、医療関係の補助金の債務負担行為が4事業となったという件でございます。北部医療圏救命救急センター運営事業費補助金、こちらが今回債務負担行為になっていないという理由でございますが、こちらの北部医療圏救命救急センター運営費等補助金につきましては、本庄市の属する北部保健医療圏内の三次救急病院であります深谷赤十字病院の救命救急センターへ北部保健医療圏の8市町で補助を行っているものでございます。こちらは協定書の締結は行わず、補助金交付要綱に基づいて事業を行っております。今年度は債務負担行為の設定は行わず、歳出予算の中でご審議いただくものと整理させていただきましたので、ご理解をいただければと存じます。 続きまして、本庄児玉看護専門学校事業補助金でございますが、こちらにつきましては、看護人材の育成及び地域の医療機関や介護福祉施設への看護師の就職を支援し、地域医療の充実を図るため、本庄市児玉郡医師会立本庄児玉看護専門学校の行う就学支援、学習及び実習支援等の看護師を養成する事業に対して、本庄市、児玉郡で補助を実施するもので、平成31年より開始いたしました。協定書につきましては、単年度のものを締結しております。しかし、こちらの医療資源の確保と看護人材の育成等の目的を鑑みまして、ある程度、数年度の補助事業となると考えているところでございます。 使途につきましての事業報告、事業決算についてでございますが、補助金は平成31年度から実施いたしましたので、事業報告、事業決算等につきましては、まだ報告されておりません。2月以降にご報告をいただく予定となっております。 また、来年度、地域で看護師として就職する人数の報告につきましても、実績報告書等の提出時に報告をいただく予定でございまして、まだ把握をしておりません。 以上でございます。
○田中輝好議長 福祉部長。 〔原 史子福祉部長登壇〕
◎原史子福祉部長 高橋和美議員のご質疑にご説明申し上げます。 成年後見推進業務委託、こちら140万円増額した理由でございます。昨年、後見ほっとライン運営業務委託として計上させていただきましたが、あわせまして従来から
社会福祉協議会に委託して実施している市民後見推進業務委託、こちらは市民後見養成講座等になります。それと市民後見相談業務委託につきましても、4月1日から委託を開始するため、各事業を成年後見推進業務委託として一体的に債務負担を計上させていただいたものでございます。 以上でございます。
○田中輝好議長
教育委員会事務局長。 〔
高橋利征教育委員会事務局長登壇〕
◎
高橋利征教育委員会事務局長 高橋和美議員のご質疑にご説明申し上げます。 まず、工期の関係ということで、7月から10月の間で、こちらではこの期間内で約3カ月ということで考えております。 それと、工事がなぜ早く進められないのか、そういった理由でございますけれども、こちらにつきましては、床に張りますビニールシート、シート床ということで床に張りますシートが、こちらは屋内スポーツ用のビニールシートというものでございます。特にシルクドームではバスケットボールの、例えばBリーグの大会などが時々開催されておりまして、今後もさまざまな全国レベルの大会などが予想されておりますので、そのような国際的な公認をとっているというもので、例えば長岡市の体育館とか、函館市とかの体育館とかでも使用しているビニールシートで、名称としてはタラフレックスというシートを利用することとしております。このタラフレックスというシートは受注生産となっておりまして、受注後3カ月ほどかかるものでございます。そのようなことから、この後、いろいろ入札の手続とかして契約した後に、実際にはシートの発注ということになりますので、やはりシートをつくるというところで、そこで3カ月はどうしてもかかってしまうということで、工期をそこのところで、その辺が工事になるということで設定をさせていただいたところでございます。 以上でございます。
○田中輝好議長 17番、高橋和美議員。
◆17番(高橋和美議員) 保育所の賠償補償保険、今までも掛けていたけれども、債務負担行為でお願いしたいという。今まで掛けていて普通の予算でやっていて、何で今回債務負担行為になったのか、疑問なのですけれども、する必要があったのかどうか、お尋ねします。 それから、成年後見推進業務委託の中には後見ほっとラインの経費は含まれていないということでよろしいですか。 〔「含まれている」と言う人あり〕
◆17番(高橋和美議員) 含まれていますか。 それで、私、後見ほっとラインの経費が含まれているなら、ちょっとその状況ですけれども、今、はにぽんプラザの3階の市民団体の利用する部屋でされていますよね。それで、1件当たりの相談が1,000円というふうに聞いています。そうすると、朝からずっと夕方まで詰めていて、1日1件もあったり、なかったりするような状況の中で、それが本当に効果的なのかというような疑問を持っているのですけれども、その辺の見直しとかいうのはないのでしょうか。 それから、幼児歯科健診業務委託なのですけれども、3割程度を見込んでいたということなのでしょうか。今回は3割程度見込んだから半額ぐらいの減額になったということなのでしょうか。それならば、歯科健診というのは私は幼児にとっては非常に大事だと思うのですけれども、もう少し啓発とかというものを考えるべきではないかというふうに思いますけれども、どうでしょうか。 それから、医療関係の補助金のことですけれども、ことしからは北部医療圏救命救急センターの運営事業費の補助金は予算の中でと言われたのですけれども、従来はずっとこちらのほうで債務負担行為でやっていたのが、何で令和2年から一般会計の予算になるのかな、ちょっと疑問なのですけれども、その辺はいきさつについてお尋ねします。 それから、本庄児玉看護専門学校事業補助金についてですけれども、まだ今、年度途中だから、実績も事業決算も出ていないと。来年、何人残るかも把握していないということでしたけれども、3年度の協定の中で最初に協定を結ぶときには、専門学校の授業形態といいますか、授業の内容について多分お聞きして、それならば1,000万円は郡市で出そうということになったのだと思うのですけれども、では、単年度、専門学校はどれぐらいの赤字だったのかなという気がするのですけれども、その辺までつかんでいますか。きちっとつかんで、それならば1,000万円、郡市で補填しようではないかという意図なのかなというふうに思うのですけれども、どうなのでしょうか。 それから、体育施設の管理運営事業ですけれども、特別のスポーツ用のシートの床だから、受注生産に3カ月かかるということなのですけれども、では、ここで12月で決定したら、もし仮に決定したら、1月からすぐに早急に取りかかってもいいのではないかと思うのですけれども、7月まで延ばすことないと思いますけれども、いかがでしょうか。
○田中輝好議長 保健部長。 〔岡野美香保健部長登壇〕
◎岡野美香保健部長 高橋和美議員のご質疑にご説明申し上げます。 まず、1点目の保育所賠償補償保険を今回債務負担を組ませていただきました理由でございますが、確かにこれまでも公立保育所におきまして同様の保険に加入させていただいておりました。実際、この手続を行うのに確実に前年度より余裕を持って行うために今年度債務負担行為を設定させてもらったものでございます。 続きまして、幼児歯科健診業務委託につきましてでございますが、令和2年度、今回の債務負担につきまして、今までの受診率が上がらないという現状を踏まえまして、対象者に対しての3割程度というふうに見込ませていただいております。議員ご指摘のとおり歯科健診は大切なもので、法定で行っております最終3歳で行っている健診以降も継続したいという趣旨で、こちらの健診を始めさせていただいておりますので、今後受診率が上がるように、さまざまな取り組み、または分析も含めまして行ってまいりたいと存じますので、ご理解を賜りたいと存じます。 もう一点の医療関係の補助金の北部医療圏救命救急センター運営事業費補助金でございますが、こちらは8市町で補助事業を行っていますが、この救命救急センターに対しての補助を実際にどの程度の金額を必要なものとして行っていくかを毎回こちらの市町で調整し、日赤とも調整をして行っております。こちらは三次救急に関しましては、日赤の病院の責務として実施をしていただいているものでございますので、この債務負担行為を結ばないことで救命救急センターの機能が維持できないというものではございません。ただ、運営するに当たって地域から必要な補助をということですので、市町での協議の結果、自治体の金額等を定め補助を実施してまいりますので、今年度は債務負担という形をとらないで、次年度の新年度の予算に加えさせていただいております。 もう一点の本庄児玉看護専門学校の事業補助金でございますけれども、こちらは単年度の協定となっております。実際に本年度からこちらは補助事業として実施をさせていただいておりまして、なかなか看護学校での学生が定着しない、または国家資格を取るのになかなか十分な合格率がない等も含めまして、実際の人材を確保していくために事業、いろいろな取り組みを行っていくところを私たち市町で援助していこうというものでございます。今年度の予定事業といたしましては、国家試験の対策支援事業や外部講師の雇用事業、3学年合同研修や医療機関の実習支援事業、オープンスクール等の学校紹介事業等、具体的に事業も計画をして実施をしていただいているところでございます。実際に今年度の事業報告、事業決算をいただきまして、また市町、医師会等含め協議しまして、実際の補助、どの程度継続していくかも含めまして検討してまいりたいと存じております。 以上でございます。
○田中輝好議長 福祉部長。 〔原 史子福祉部長登壇〕
◎原史子福祉部長 高橋和美議員の再質疑にご説明申し上げます。 成年後見事業、後見ほっとライン事業につきましては、後見の杜に委託したものを市内NPOであります後見こだまが再委託にて相談事業を行っております。議員ご指摘のとおり、なかなか相談件数がふえない状況であります。成年後見事業につきましては、実際の利用につきましても、まだまだ啓発が必要な段階ではないか、なかなか成年後見事業の利用件数というものが伸びない中で、まだまだ啓発が必要な時期ではないかと思っております。現在のほっとラインの利用状況等から見ましても、実施方法については十分な検討が必要なことは十分承知しておりますので、新年度の実施に当たりましても委託事業者等と検討を進めてまいりたいと思いますので、ご理解賜りたいと思います。 以上でございます。
○田中輝好議長
教育委員会事務局長。 〔
高橋利征教育委員会事務局長登壇〕
◎
高橋利征教育委員会事務局長 高橋和美議員のご質疑にご説明申し上げます。 補正予算が成立してすぐに発注したらどうかというお話でございますけれども、やはり工事を発注し、契約するに当たりましては、当然入札なり、そういったさまざまな手続がございます。どうしても、そういった契約に至るまでの入札とか、そのような手続で数カ月はどうしても経過をしてしまうということで、そのような実際に入札なり契約、そしてその後、実際に工事ということになるのですけれども、そのような事前の準備等も含めて工期はその辺も検討してこの時期にさせていただいているところでございます。 以上でございます。
○田中輝好議長 17番、高橋和美議員。
◆17番(高橋和美議員) 本庄児玉看護専門学校の補助金についてですけれども、3年度と聞き間違えたので、単年度の契約というか、協定ということなのですね。ということは、一年一年、その専門学校の授業の状況を見ながら判断していくのかなというふうに思いますけれども、まだ事業報告も何もわからない中で、来年度も補助しようということなのですね。そういうことでよろしいのでしょうか。 私、3年度ならば、決まったことだから、やむを得ないのかなと思ったのですけれども、単年度となると、やっぱり専門学校の状況なり、改善しているかもわからないし、その辺はわからないですけれども、そういうところの判断かなと思っているのですけれども、いかがでしょうか。 それから、先ほど学生の定着とか、国家資格が取れない中で、それに対しての支援と言われましたけれども、そのカリキュラム、こういうものに支援するのだよというカリキュラムは専門学校のほうで示されたものを、そういうもの使ってくださいということなのでしょうか。 それから、体育施設の管理運営事業なのですけれども、入札までさまざまな契約があったりして、事前の準備が必要だということなのですけれども、では、仮に12月で議決されて、1月から5月あるいは6月まで、そんなに時間を要するものかなというふうに思うのですけれども、もう少し早めることはできないでしょうか。シルクドームはあれだけの施設ですので、それぞれの団体が季節ごとに使う計画を立てているわけです。その中で使えないのかという団体も出てくるわけです。だから、なるべく早目にできないかというふうに思っているのですけれども、いかがでしょうか。
○田中輝好議長 保健部長。 〔岡野美香保健部長登壇〕
◎岡野美香保健部長 高橋和美議員のご質疑にご説明申し上げます。 本庄児玉看護専門学校事業の補助金でございますが、済みません。滑舌が悪くて聞き取りづらくて申しわけございませんでした。単年度事業でございます。こちらに関しまして、最初にご説明をさせていただきましたが、人材育成、医療資源の確保という目的に伴うものでございますので、単年度で結論が出るというふうには、市町そろいまして考えておりません。ですが、これをどこまで継続するかにつきましては、今後、それぞれの事業報告等をいただきまして、結果も含めまして検討を進めてまいりたいと思っておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 カリキュラムに関してでございますが、実際、通常組んでいる授業のカリキュラムのほかに、学生たちが継続できるような支援、講師の雇用等も含めましてでございますが、そのあたりを新たな取り組みを学校のほうで考えていただいたもの等含めまして、今年度はそれを実施していただくということで、市町合意いたしまして補助をさせていただいているものでございます。事業につきましても、今回の結果を踏まえて、また検討してまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。
○田中輝好議長
教育委員会事務局長。 〔
高橋利征教育委員会事務局長登壇〕
◎
高橋利征教育委員会事務局長 高橋和美議員のご質疑にご説明申し上げます。 少しでも早めることはできないかということのご質疑でございますけれども、やはり工事発注するに当たりまして、入札とかもある程度、余りきつきつのスケジュールということではなくて、標準的なスケジュールといったことで検討しております。そのような中で、やはりどうしてもシートをつくるのに3カ月というところで、これが新年度になるか、ならないかぐらいということになってしまうのではないのかなということで考えております。早めてほしいというご質疑でございますけれども、やはり想定しているこのような事務スケジュールで実施をしていきたいと考えております。 以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 21番、林 富司議員。 〔21番 林 富司議員登壇〕
◆21番(林富司議員) 債務負担行為の補正の件ですけれども、11ページの本庄方面隊第5分団器具置き場の設置ということで、これができるわけですけれども、地元も大変関心を持って、林、いつできるのだとか、どうなのだと聞かれるので、改めてお聞きしたいと思うのですけれども、一応令和2年度ということで計画を立てておると思うのですけれども、いつごろ発注というのですか。まだしていない状況で、わからないのですけれども、いつごろ発注して、いつごろでき上がるかということをお聞きしたいと思います。わかる範囲内で結構ですけれども、地元のほうで大変関心があって、いつできるんだ、林と聞かれたときに、知りませんでは、ちょっと私も立場上、困るんで、ぜひひとつその辺よろしくお願いいたします。
○田中輝好議長 市民生活部長。 〔反町光弘市民生活部長登壇〕
◎反町光弘市民生活部長 林議員のご質疑にご説明申し上げます。 本庄方面隊第5分団の器具置き場の関係でございます。これにつきましては、例年、通常当初予算のほうで計上させていただいているものでございますけれども、今回、公共工事の発注施工時期の平準化ということで、債務負担行為を活用させていただいて発注を行うということで、議員のほうからもご指摘ございますように関心が高いということでございますので、早目、早目に発注をさせていただいて、工事のほうもスムーズに進められればということでやっているものでございます。通常ですと、これは令和元年度内に契約等を進めることができますので、契約準備等を進めることができますので、通常、早目、夏場ごろまでにはできるのではないかというふうに考えておりますけれども、工事の関係もございますので、はっきりしたことは申し上げられませんが、いずれにいたしましても早くできますように頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上でございます。
○田中輝好議長 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第96号議案
○田中輝好議長 次に、第96号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第97号議案
○田中輝好議長 次に、第97号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第98号議案
○田中輝好議長 次に、第98号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第99号議案
○田中輝好議長 次に、第99号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第100号議案
○田中輝好議長 次に、第100号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
△第101号議案
○田中輝好議長 次に、第101号議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○田中輝好議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で議案に対する質疑を終了いたします。
△市長提出議案の
常任委員会付託
○田中輝好議長 これより議案の
常任委員会付託を行います。 付託につきましては、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 なお、今回多岐にわたる議案質疑がございました。申し合わせ事項により、各常任委員会におきましては本会議における議案質疑に出されました質疑と同様の質疑は行うことができませんので、各常任委員長の皆様におかれましてはお取り計らいのほどよろしくお願いいたします。
△次会日程の報告
○田中輝好議長 以上で本日の日程を終了いたします。 この際、次会の日程を報告いたします。 明12月5日から12月18日までの14日間は本会議を休会といたします。 12月19日は午前9時30分から本会議を開き、一般質問を行います。 なお、一般質問通告書は12月5日の正午までにご提出をお願いいたします。
△散会の宣告
○田中輝好議長 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 午後2時28分散会...