所沢市議会 2022-06-09
06月09日-02号
令和 4年 6月 定例会(第2回) 令和4年 第2回 埼玉県
所沢市議会会議録第2号
定例会-----------------------------------議事日程(第2号)令和4年6月9日(木曜日) 午前10時0分 開議・午前11時55分 散会日程第1 議案第39号から議案第48号まで 質疑 1番
矢作いづみ議員 肥沼建設部長 14番
植竹成年議員 前田福祉部長 井上危機管理監 肥沼建設部長 26番 村上 浩議員
林市民医療センター事務部長 千葉教育総務部長 市川総務部長 6番 城下師子議員 当麻財務部長
磯上下水道局長 32番 中村 太議員
肥沼建設部長 藤本市長 10番 長岡恵子議員
肥沼建設部長 磯上下水道局長 千葉教育総務部長 7番 小林澄子議員 当麻財務部長 31番
浅野美恵子議員 磯上下水道局長 20番 石本亮三議員
井上危機管理監 関係委員会付託 -------------------------本日の出席議員 31名 1番
矢作いづみ議員 2番 天野 敦議員 4番 佐野允彦議員 5番 石原 昂議員 6番 城下師子議員 7番 小林澄子議員 8番 平井明美議員 9番
末吉美帆子議員 10番 長岡恵子議員 11番 大石健一議員 12番 入沢 豊議員 14番
植竹成年議員 15番 川辺浩直議員 16番 亀山恭子議員 17番
粕谷不二夫議員 18番 青木利幸議員 19番 島田一隆議員 20番 石本亮三議員 21番 荻野泰男議員 22番 杉田忠彦議員 23番 谷口雅典議員 24番 西沢一郎議員 25番 福原浩昭議員 26番 村上 浩議員 27番 中 毅志議員 28番 大舘隆行議員 29番 松本明信議員 30番
越阪部征衛議員 31番
浅野美恵子議員 32番 中村 太議員 33番 秋田
孝議員欠席議員 なし地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長 藤本正人 市長 中村俊明 副市長 井上 典 危機管理監 鈴木哲也 経営企画部長 市川博章 総務部長 当麻靖男 財務部長 前田広子 福祉部長 町田真治
こども未来部長 瀬能幸則 健康推進部長 並木和人
環境クリーン部長 肥沼宏至 建設部長 平田 仁
上下水道事業管理者 磯 稔 上下水道局長 林 誠
市民医療センター事務部長 教育委員会 中島秀行 教育長 千葉裕之 教育総務部長午前10時0分開議 出席議員 31名 1番 2番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 10番 11番 12番 14番 15番 16番 17番 18番 19番 20番 21番 22番 23番 24番 25番 26番 27番 28番 29番 30番 31番 32番 33番 欠席議員 なし地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長 副市長 危機管理監 経営企画部長 総務部長 財務部長 福祉部長
こども未来部長 健康推進部長
環境クリーン部長 建設部長
上下水道事業管理者 上下水道局長
市民医療センター事務部長 教育長 教育総務部長
△開議の宣告
○
大石健一議長 おはようございます。 出席議員数が定足数に達しておりますので、議会は成立しています。 これより、本日の会議を開きます。 -----------------------------
△日程第1 議案第39号から議案第48号まで
△質疑
○
大石健一議長 それでは、日程第1、議案第39号から議案第48号までを一括議題とし、質疑を行います。 質疑は、抽選順により、順次指名いたします。 初めに、1番
矢作いづみ議員
◆1番(
矢作いづみ議員) おはようございます。 それでは、私は議案第48号「市道路線の廃止について」伺ってまいります。 今回廃止の市道路線4-443号線の一部ということなんですけれども、今使われていない部分が廃止ということです。市道4-444号線にはフェンスが立てられているようですけれども、廃止に至る経緯をまず確認したいと思います。お願いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
肥沼建設部長
◎
肥沼建設部長 お答えいたします。 経緯でございますけれども、本路線につきましては、隣接地権者から道路の一部区間を一体利用したいとの意向が示され、当該区間については道路としての利用実態がなく、また、廃止について地域の同意が得られております。また、周辺の交通に支障がないことから、本定例会におきまして廃止ということでお願いしているものでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 1番
矢作いづみ議員
◆1番(
矢作いづみ議員) そういった経緯で廃止ということなんですが、市はこの部分を売却するというふうに聞いておりますが、売却する場合の価格の設定はどのようにされるのでしょうか。また、参考までに路線価も伺いたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
肥沼建設部長
◎
肥沼建設部長 お答えいたします。 当市におきましては、所沢市道路の売払い及び交換に関する要綱というものがございます。そちらの規定に従いまして、鑑定評価を行い、価格を決定してまいります。今御質疑をいただいた路線価でございますが、路線価につきましては1㎡当たり11万円ということで確認しております。 以上でございます。
○
大石健一議長 1番
矢作いづみ議員
◆1番(
矢作いづみ議員) 路線価は1㎡当たり11万円ということですが、不動産鑑定をなさるということで、これは土地の利用価値などが大きく影響してくるものと思いますけれども、一般的に路線価と
不動産鑑定価格、どちらが高いのかということが分かれば伺いたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
肥沼建設部長
◎
肥沼建設部長 お答えいたします。 土地の価格というのは、形状であったり周辺の環境で様々に変化するものでございますが、一般的には路線価よりも高くなるというふうな形で認識しているところでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 1番
矢作いづみ議員
◆1番(
矢作いづみ議員) 分かりました。 これまで様々な土地の売却などが市としても行われてきていたかと思いますが、もし分かればなんですけれども、これまで市が売却した土地の価格ですが、路線価で売却した場合が多いのか、
不動産鑑定価格で売却した場合が多いのか。どちらが高いのかというようなことがわかれば、ざっくりでいいですので伺いたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
肥沼建設部長
◎
肥沼建設部長 お答えいたします。 先ほど御案内いたしました所沢市道路の売払い及び交換に関する要綱というものがございます。そちらの第6条というものがございまして、第6条におきまして、まずは
不動産鑑定評価額を基に決定するというものが定められておりまして、その中で路線価ですね、ただし売払いを行おうとする道路の近傍類似の土地の
固定資産税評価額が不動産鑑定に係る費用を下回るときは、当該近傍類似の土地の
固定資産税評価額を基に決定することができるというふうに規定されておりますので、そのような形で実施しているところでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 次に、14番
植竹成年議員
◆14番(
植竹成年議員) 私のほうからは、議案第40号「令和4年度所沢市
一般会計補正予算(第3号)」から3点お伺いいたします。 まず初めに、
議案資料ナンバー2の14ページ、
生活困窮者自立支援金支給事業について、ここでは福祉部長にお伺いいたします。 まず、今回これは申請期間の延長ということに伴い追加される予算ですけれども、まず初めに、この
緊急小口資金等の特例貸付を利用できない世帯が今回この支給の対象者と初めにあります。この特例貸付が利用できない世帯とはどのような世帯を指すのかお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
前田福祉部長
◎
前田福祉部長 お答えいたします。
緊急小口資金等の特例貸付を利用できない世帯につきましては、総合支援資金の再貸付を借り終わった世帯、総合支援資金の再貸付が不承認となった世帯及び総合支援資金の再貸付の相談をしたものの申込みに至らなかった世帯が該当となります。また、本年1月以降につきましては、総合支援資金の初回貸付を借り終えた世帯も含まれるものでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 14番
植竹成年議員
◆14番(
植竹成年議員) この
緊急小口資金等をもう既に再度の貸付を終えた方が、ここは最終的にまたこの自立支援金を利用しようということなんですけれども、それでは、この自立支援金を支給してもらうためには、またここでも一定の要件を満たす世帯とあります。この要件とは具体的にどのような要件なのかお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
前田福祉部長
◎
前田福祉部長 お答えいたします。
自立支援金支給要件につきましては、収入、資産、求職活動等の要件がございます。 まず、収入要件としましては、収入が市民税均等割が非課税となる収入額の12分の1の額と生活保護の
住宅扶助基準額の合計額、こちらを合わせたものを超えないこととなります。例としまして、単身世帯では13万1,700円、2人世帯では18万7,000円を超えないこととなります。 また、資産要件としましては、資産が
市民税均等割額が非課税となる収入額の12分の1の額の6倍以下となりまして、単身世帯では50万4,000円、2人世帯では78万円以下となります。 また、
求職活動等要件といたしましては、
公共職業安定所に求職の申込みをし、誠実かつ熱心に求職活動を行うこととなっておりまして、なお、就労による自立が困難であり、
支援金支給終了後の生活の維持が困難と見込まれる場合には生活保護の申請を行うこととなります。 以上でございます。
○
大石健一議長 14番
植竹成年議員
◆14番(
植竹成年議員) この就労、資産、収入、そういったような要件がここでも課せられているところで、なかなかこの自立支援金の申請及び支給に至るまでのハードルというものが高いのかなと感じるところなんですけれども、今回、この見込みの数が810世帯としていますが、実際これまで期間の延長をされていますけれども、実績についてお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
前田福祉部長
◎
前田福祉部長 お答えいたします。 令和4年3月末現在の支給決定件数でございますが、初回支給分が294件、再支給分96件で、合計390件でございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 14番
植竹成年議員
◆14番(
植竹成年議員) さっきの
緊急小口資金等については再貸付以降できないということなんですけれども、この事業、この自立支援金の事業については、支給期間を終えた場合、再度の申請及び支給が可能としているものなのかお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
前田福祉部長
◎
前田福祉部長 お答えいたします。
生活困窮者自立支援金の受給期間が終了した受給者から令和4年8月31日までに再支給の申請があった場合は、一定の要件に該当した方に対し、一度に限り再支給をすることができるものでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 14番
植竹成年議員
◆14番(
植竹成年議員) 分かりました。 続きまして、
新型コロナウイルス感染症における
自宅療養者食糧支援事業について、ここは危機管理監にお伺いします。
議案資料ナンバー2の16ページです。 埼玉県が実施する
配食サービスを補完する上で、市として
配食サービスを行う、もう既に行っていますが、どのような環境にある自宅療養者がこのサービスを利用できるものとしているのか。例えば高齢者世帯としているのか、それとも単身世帯の方のみが利用できるものなのか。どのような方が市の独自の
配食サービスを利用できるとしているのかお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
井上危機管理監
◎
井上危機管理監 お答えいたします。 県の
配食サービスを受ける方は、
新型コロナウイルス感染症の陽性者で外出を制限された自宅療養者が対象となっております。 この条件を踏まえまして、本市の
配食サービスにつきましては、県の
配食サービスを申し込んでいらっしゃる方、近隣に知人や親類等がおらず食糧の支援等が受けられない方、また、所沢市の支援物資の内容を承知した方、こういった方が所沢市に申込みをされた場合に利用が可能でございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 14番
植竹成年議員
◆14番(
植竹成年議員) 所沢市に申し込まれた方と今ありましたけれども、実際にこの
配食サービスを利用するに当たって、今、対象となり、そして必要とする方はどのような手続を行い、このサービスを始めるものなのか。直に担当課に電話一本でこのサービスの開始ができるものなのか、どのような経緯をもってサービスが開始されるのかお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
井上危機管理監
◎
井上危機管理監 お答えいたします。 まず県のほうに、先ほど申し上げましたとおり県のほうに申請をするというのが先なんですが、そこから御説明しますと、
新型コロナウイルスの陽性判定を受けた場合、自宅療養となった方には保健所から御本人に連絡がいきます。ここで聞き取りが行われまして、外出制限により買い物等ができず食糧支援が必要という場合には、そこで県の
配食サービスの申込みを行います。その方には保健所から所沢市の食糧支援についても御案内がありまして、所沢市の食糧支援を希望される場合については、改めて市に電話等で申し込んでいただく。こういうことで市の食糧支援を受けることができます。 以上でございます。
○
大石健一議長 14番
植竹成年議員
◆14番(
植竹成年議員) それでは、ここでは
災害対策用備蓄品が不足することからと、議案資料にあるんですけれども、新たに支援物資を購入するという上で、この支援物資の購入については災害対策用の備蓄品として購入するものなのか、それとも食糧支援として必要な物資を購入するものなのか。どのような観点なのかお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
井上危機管理監
◎
井上危機管理監 お答えいたします。 コロナの影響で最近、ここ2年間、防災訓練の炊き出し訓練ができなくなった関係で、これまで備蓄品であるアルファ米等を活用して支援を行ってまいりましたが、今回の補正予算でお願いしている分につきましては、備蓄品ではなく食糧支援として必要な物資を購入するものでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 14番
植竹成年議員
◆14番(
植竹成年議員) 1日当たり約20人分の
配食サービスを実施する、もう既にしているということなんですけれども、1日20人分と聞くと非常に多く感じるところです。市としてこの20人、現状20人というのは増加傾向にあるのか、それとも実際ピークと比べ減少傾向にあるのか。どのような傾向に今あるのかお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
井上危機管理監
◎
井上危機管理監 お答えいたします。 令和4年2月のピーク時と比較しますと、
配食サービスを受ける人数につきましては減少しておりますが、ここ数か月の傾向としましては横ばいの状況となっております。 以上でございます。
○
大石健一議長 14番
植竹成年議員
◆14番(
植竹成年議員) 所沢市では、1セットを2日から3日分としています。これを実施している他市においては5日から7日分、1週間分というところをセットにして
配食サービスを実施しているところが意外と多かったりしているんです。この辺の2日から3日分というものは実際所沢市においては事足りている、そのような認識があるのかお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
井上危機管理監
◎
井上危機管理監 お答えいたします。 県の
配食サービスの補完事業でありまして、現状では配食までの期間が2、3日ということでございますので、充足されているものと考えております。 なお、追加の要望があった場合、県の配食が遅れる等で追加の要望があった場合には、状況に応じて対応しております。 以上でございます。
○
大石健一議長 14番
植竹成年議員
◆14番(
植竹成年議員) 分かりました。 最後に、北秋津・
上安松地区都市緑地保全事業(
クラウドファンディング)について、ここでは建設部長にお伺いいたします。
議案資料ナンバー2では21ページです。 用地購入費及び用地の維持管理費を募るものとして、
購入型クラウドファンディングとあります。この購入型の
クラウドファンディングとはどのようなものなのか。
クラウドファンディングについてはいろいろな形があると思うんですけれども、購入型というのはどういうものなのか、まず初めに、ちょっと初歩的なことでお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
肥沼建設部長
◎
肥沼建設部長 お答えいたします。
クラウドファンディングでございますが、英語でクラウドは群衆、ファンディングは資金調達ということなので、群衆から資金調達する手法、そういったことを
クラウドファンディングと言いますが、その中で
購入型クラウドファンディングでございますが、プロジェクトありますね、1つの事業の趣旨に賛同していただいた支援者の方が、その支援した金額の対価として価値ある物品やサービスを受け取ることができるというのが
購入型クラウドファンディング、そのほか、
購入型クラウドファンディング以外でございますが、寄附型、融資型、株式型がございますが、いずれも購入型のように物品等を受け取ることができないということになっております。そういう点で大きな違いがあるというふうに考えております。 以上でございます。
○
大石健一議長 14番
植竹成年議員
◆14番(
植竹成年議員) そうしますと、この支援を今回協力していただいた方へ「となりのトトロ」の背景画の複製画を提供するとしています。そう考えると、ふるさと納税のようなシステムと感じるところで、この事業をあくまでもふるさと納税ではなく
購入型クラウドファンディングとすることについてお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
肥沼建設部長
◎
肥沼建設部長 お答えいたします。 今御案内のありましたふるさと納税でございますが、ふるさと納税の制度の検討は実はさせていただきました。過程で検討させていただいたんですが、ふるさと納税というのは、所沢市に住民登録がある市民の方に対しては返礼品として複製画をお渡しすることができない。また、返礼品は地場産であるなどの制約がございました。 今回は
株式会社スタジオジブリから提供いただいた背景画を活用という観点から、そういったことで、せっかく御支援いただいてもその活用ができないということがありましたものですから、ふるさと納税については難しいものということで考えました。一方で、
購入型クラウドファンディングであれば、市内外問わず、広く緑地保全に賛同いただいた支援者の方に対して複製画をお渡しすることが可能となりますことから、今回、
購入型クラウドファンディングにて御支援を募りたい、そういったふうに考えているものでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 14番
植竹成年議員
◆14番(
植竹成年議員) 広く市民の方にもこのような形のサービス提供といったような観点で、この購入型の
クラウドファンディングということになったのかもしれませんけれども、今回、緑の基金積立というものについては、2,500万円とここに議案資料にもあるんですけれども、この
クラウドファンディングを実施する上で、ある程度市民から、また、多くの住民から募る目標値、金額といったものが本来設定されているのかなと思うんですけれども、改めて、今回その辺の目標値についてお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
肥沼建設部長
◎
肥沼建設部長 お答えいたします。 今回の
クラウドファンディングでは、複製画1,000セット分の全てを御支援いただくことを目標としております。こういったことから、目標額については2,500万円、そちらが今回の目標ということで進めていきたいと思います。 以上でございます。
○
大石健一議長 14番
植竹成年議員
◆14番(
植竹成年議員) 分かりました。 募集期間80日程度として、複製画が1,000セットとしています。例えば、やはり「となりのトトロ」というネームバリューから考えると非常に人気の高いものなのかなと思うところで、1か月程度で既に1,000セットにもう達してしまったというような状況になった場合、さらに追加する、そのセットについては追加するものなのか、それとも達した時点でこの事業については終了してしまう。そのようなことになるのかお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
肥沼建設部長
◎
肥沼建設部長 お答えいたします。 現時点では、今回のプロジェクトは終了となります。しかしながら、今御案内いただいて、例えばその動向であるとか状況であるとか反響であるとか御要望などいただきました際には、改めて検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○
大石健一議長 14番
植竹成年議員
◆14番(
植竹成年議員) 最後、この
購入型クラウドファンディング、今様々確認、またお伺いしたいんですけれども、このような事業というのは所沢市において過去にも前例があるものなのか、それとも市として初めての今回取組としているものかお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
肥沼建設部長
◎
肥沼建設部長 お答えいたします。 市として実施した事例はございませんが、平成31年3月に
フランス航空教育団来日100周年
記念イベント所沢実行委員会が、記念の植樹イベントについて支援を募った事例がございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 次に、26番 村上 浩議員
◆26番(村上浩議員) それでは、私のほうからは議案第41号と議案第44号、2件についてお伺いをしていきたいと思います。 議案第41号「令和4年度所沢市
病院事業会計補正予算(第1号)」、事業概要調書については
議案資料ナンバー2の26ページになりますので、よろしくお願いいたします。 この事業、いわゆるコロナの検査ができる、そういった機器を買うということですけれども、この検査機器は
新型コロナウイルスだけ対応ということなんでしょうか。お示しください。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
林市民医療センター事務部長
◎
林市民医療センター事務部長 お答えいたします。 このたび購入いたします機器につきましては、遺伝子解析によりましてウイルスや細菌を検査するものでございます。そのため、
新型コロナウイルス以外におきましても、MRSAでございますとか結核診断に用いる抗酸菌などの検査にも使用可能でございます。さらに、今後の
新型コロナウイルスの変異株への対応もできるのではないかと考えているところでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 26番 村上 浩議員
◆26番(村上浩議員) では、具体的にこの検査はどのような方が、具体的に資格を持った方がされるのか。この辺お示しいただきたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
林市民医療センター事務部長
◎
林市民医療センター事務部長 お答えいたします。 PCR検査に当たりましては、まず、鼻から検体の採取を行うこととなりますが、こちらにつきましては医師または看護師が行っております。採取後の検体を検査しますのは当センターの臨床検査技師でございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 26番 村上 浩議員
◆26番(村上浩議員) ヒアリングの中で、検査できる検体の数、1回で4検体というふうにお伺いしましたけれども、いわゆる今の発熱外来に対応できるような、そういった能力はないのではないかというふうに考えますが、現状における活用方法についてお伺いしたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
林市民医療センター事務部長
◎
林市民医療センター事務部長 お答えいたします。 発熱外来に来られますのは発熱やせき等の症状がある方でございますので、こちらの患者様に対しましてはPCR検査ではなく抗原検査を行うことを基本としております。当センター内でPCR検査を実施いたしますのは、基礎疾患をお持ちであるなど早急に対応する必要がある場合でございますとか入院の受入れの場合を想定しております。新しい機器を導入することによりまして検査体制が強化されますと、必要に合わせまして院内でより多く検査を実施することが可能となるというものでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 26番 村上 浩議員
◆26番(村上浩議員) 具体的にPCR検査は、大体1日、日量ですね、どのぐらいの数を見込んでいるのかお伺いしたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
林市民医療センター事務部長
◎
林市民医療センター事務部長 お答えいたします。 検査数につきましては、今後の感染状況にもよりますので何とも申し上げられないところはございますが、処理能力といたしますと現在は1日当たり10検体を検査できておりますが、新しい機器を購入いたしますと1日当たり30検体の検査ができるようになるというものでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 26番 村上 浩議員
◆26番(村上浩議員) 実際にここで予算が可決した後に、具体的に購入して稼働する時期というのはいつ頃なんでしょうか。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
林市民医療センター事務部長
◎
林市民医療センター事務部長 お答えいたします。 メーカーによりますと、現在、発注した後、納品まで3か月程度かかるということでございます。予算をお認めいただきましたら、なるべく早期に契約、発注したいと考えておりますので、納品となり次第、即稼働していきたいと考えております。 以上でございます。
○
大石健一議長 26番 村上 浩議員
◆26番(村上浩議員)
新型コロナウイルスが感染拡大しているときによく聞く話が、その機器を買うとかなり利益が出るというような、例えば普通の検査会社でも導入をすると利益がかなり上がるというような話を聞いています。今回この機械を買って検査をすることによって、医療センターとしての収入増というのはどの程度見込んでいるのかお伺いしたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
林市民医療センター事務部長
◎
林市民医療センター事務部長 お答えいたします。 まず前提といたしまして、今回、検査体制の強化する趣旨といたしますと、病院の収益増ではございませんで、検査結果判明までの時間をなるべく短くしたいというものでございます。 収入面につきまして、新しい機器を活用した場合での院内の検査と検査会社に委託した場合の病院の利益、こちらを比較いたしますと1件当たりでは数百円程度の違いとなります。1日20検体と想定いたしますと1か月当たり10万円程度病院の収益が改善するという計算になるものでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 26番 村上 浩議員
◆26番(村上浩議員) ありがとうございます。自由診療じゃないので利益はそんなに上がらないということですね。 最後、1点だけ、これはもう少し早い導入の検討をできなかったのかについて最後にお伺いしたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
林市民医療センター事務部長
◎
林市民医療センター事務部長 お答えいたします。 第5波を含みます昨年の12月までの期間におきましては、翌日までに検査結果が判明しておりましたので、その当時は委託及び現有機器での対応が可能と判断しておりました。しかしながら、年明け以降の第6波の感染拡大期におきましては、検査件数が爆発的に増加いたしまして、委託しております検査会社におきまして結果判明までに日数を要することとなりました。現在の感染状況は一定の落ち着きをみせているところでございますが、今後予想されます再度の感染爆発に備えまして検査体制を強化する必要があると判断いたしまして、今回の補正予算をお願いするというものでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 26番 村上 浩議員
◆26番(村上浩議員) それでは、議案第44号「所沢市立松井公民館LED化及び空調設備改修工事請負契約締結について」ですが、まず、単純なんですけれども、この資料の中で工事概要の中身をみますと空調設備が対象の主な工事ということになっておりますが、LED化という言葉が頭についている理由をお示しいただきたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 お答えいたします。 本市は、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにするゼロカーボンシティを宣言しております。現在、脱炭素への取組は本市の大きな柱となっておりますことから、それを前面に打ち出す意味も込めまして、あえてLED化を頭につけたものでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 26番 村上 浩議員
◆26番(村上浩議員) 所沢市の大きな方針の上でLED化を前面に出したということだと思います。 この締結に向けてなんですが、予算が可決された以降の入札に係る手続は、これはどこが行っているんでしょうか。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 お答えいたします。 予算が可決された後、工事の設計部門を経まして、入札等契約に係る一連の事務につきましては総務部契約課が行っております。 以上でございます。
○
大石健一議長 26番 村上 浩議員
◆26番(村上浩議員) それでは、契約を実際に担当している担当部長にお伺いしていきます。 まず、入札の手法として指名参加とか一般競争入札、類型がいろいろあると思うんですが、今回、一般競争入札にした理由についてお伺いしたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。 市川総務部長
◎市川総務部長 お答えいたします。 本市におきましては、設計金額が500万円以上の工事につきましては原則として一般競争入札によることとしているものでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 26番 村上 浩議員
◆26番(村上浩議員) 一般競争入札のいわゆる告示という行為があるんですけれども、この方法は具体的にどのように行っているのかお伺いしたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。 市川総務部長
◎市川総務部長 お答えいたします。 本庁舎及びまちづくりセンター11か所に設置しております掲示場にて告示をまず行います。また、併せまして、市ホームページ、それから埼玉県電子入札システム内の情報公開システムにおいて告示文書を掲示しております。 以上でございます。
○
大石健一議長 26番 村上 浩議員
◆26番(村上浩議員) この事業、先ほど言いましたけれどもLED化及び空調設備改修という工事の名称がついているわけでして、概要の中身をみると、いわゆる空調設備、それから建築工事、電気設備工事、様々な工事が中に入っているわけですけれども、我々素人から考えていくと、LED化とかとくると電気工事ではないかとかと一般的に思うんですが、具体的には告示の要旨の中にこういった業者、業種とか、何かこういった会社とか、そういう分野が掲示はされているんだというふうに思うんですけれども、今回の入札資格の、いろいろな分野、工事のありますけれども、本工事の入札に当たっての入札参加の資格というのはどういったものがあるのかをお示しいただきたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。 市川総務部長
◎市川総務部長 お答えいたします。 今の業種に関しての入札参加の要件ということでのお尋ねですので、そこに特化してお答えしますと、その事業所の業種の区分は管工事業の区分であって、級別区分がAというようなことを要件としております。 ただいま電気工事も含んでいるというようなお話がございましたが、全体の工事の中で空調と電気工事の割合が空調のほうで4分の3を超えるような割合になっておりますので、今回、管工事業ということで設定をしたということでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 次に、6番 城下師子議員
◆6番(城下師子議員) それでは、質疑を行います。 私は、議案第40号「令和4年度所沢市
一般会計補正予算(第3号)」です。歳入のほうでお聞きしたいと思います。8ページをお願いします。 8ページの国庫支出金の部分なんですが、こちらに
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金ということで1,860万円、今回補正ということなんですが、これは昨年も国のほうから臨時交付金という形で幾らか所沢市にも配分があったと思うんですけれども、まず、先日、国の補正予算が通りましたよね。国の補正予算における当市の交付の総額は大体幾らになるのか。これを確認したいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。 当麻財務部長
◎当麻財務部長 お答えいたします。
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、国において繰越しをしております交付限度額が現在約7億7,000万円ございます。本補正予算において、そのうち1,860万円を充当しておりますことから、残りは約7億5,000万円でございます。ただいま御案内のあった国の補正ということなんですが、またそれに加えまして新たに原油価格・物価高騰対応分として約8億円の交付限度額が国から示されましたことから、合わせて約15億5,000万円が今後活用できる限度額でございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 6番 城下師子議員
◆6番(城下師子議員) 分かりました。 それでは、次に参ります。 次は、議案第43号「所沢都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例制定について」になります。資料は
議案資料ナンバー2の41ページ、それからヒアリングの際に配付されました所沢市上下水道事業運営審議会についてということで、こちらからも幾つかお聞きをしたいと思います。 今回、北秋津・上安松・若松町の下水道整備、ここは組合施行で区画整理が行われております。そこのエリアに入らなかった方たちに対して下水道を整備するということで、それに対する受益者負担金を、前回の平成11年度の流域第4負担区の際の700円から900円に改定しますという提案だと思います。 それでお聞きしたいと思いますけれども、区画整理事業に入るか入らないか、この市役所でも8階の大会議室を使いまして組合の方たちが、当時、住民説明会を何回か開かれました。私も参加したんですけれども、まず1点目、土地区画整理事業の対象とならない既存宅地の戸数ですね、それぞれ北秋津、上安松、若松町、戸数はどれぐらいあるのかお示しいただきたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 審議会で検討を行ったときに使用しました令和3年5月の数字でございますが、土地区画整理事業の対象外で今回の下水道整備事業の対象となる戸数、家屋数は、北秋津・上安松地区合わせまして233戸、若松町地区で215戸、合計で448戸でございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 6番 城下師子議員
◆6番(城下師子議員) ありがとうございます。 北秋津・上安松で233、それから若松町で215ということでした。この2つの区画整理地域外の今回対象となっている方々については、下水道の整備状況はどうなっているんでしょうか。整備されている戸数及び未整備戸数についてお示しいただきたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 今回対象区域内の下水道接続状況でございますが、こちらも令和3年5月の数字となりますが、北秋津・上安松地区では全233戸のうち下水道に接続済みの家屋が129戸、未接続の家屋が104戸、若松町地区では215戸の全てが下水道に接続済みとなっている状況でございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 6番 城下師子議員
◆6番(城下師子議員) 分かりました。 それで、土地区画整理事業に向けた住民説明会で、既存宅地の地権者に対しては下水道受益者負担についてどのような説明がされたんでしょうか。お願いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 土地区画整理事業に向けた住民説明会の時点では、土地区画整理事業の対象とならなかった方々に対する下水道整備事業を行うか否かまだ決まっていなかったことがありましたため、下水道事業受益者負担金についての説明はその時点では行っておりません。 以上でございます。
○
大石健一議長 6番 城下師子議員
◆6番(城下師子議員) なぜこれを聞いたかというと、私も実は説明会を何回か傍聴させていただきました。それで、この議案が出て、ヒアリングを受けて、議場で議案説明を聞いた際に、私自身も聞いた記憶がなかったので地域の該当する方たち何人かにお聞きしましたところ、今回その負担が発生するということは全く知らなかったということだったんです。しかし既に、先ほど御答弁いただいたように、北秋津・上安松については129戸、それから若松町については215戸全てが下水道がつながっているということでは、今回その受益者負担金が、どういう形で払いますよとか、そういったことというのは一度も御説明はされていなかったという理解でよろしいでしょうか。確認したいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 先ほど御答弁申し上げたとおりで、区画整理事業の説明をする時点では決まっておりませんでしたものですから、説明について行っておりません。 以上でございます。
○
大石健一議長 6番 城下師子議員
◆6番(城下師子議員) 分かりました。 次に参ります。 所沢市上下水道事業運営審議会の委員です。今回、諮問・答申で、答申を受けて6月定例会に提案という形になっています。私も答申書を読ませていただきました。議事録も読ませていただきました。それで、上下水道事業運営審議会の委員には居住者の参加の枠はあったのでしょうか。確認したいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 今回の対象事業区域の住民の方々の意見をできるだけ反映させるという目的で、北秋津町内会と若松町会にお願いをしまして、それぞれの自治会から事業の対象区域、対象地区にお住まいの方を1名ずつ代表者として推薦いただきまして、この2名の方を臨時委員として運営審議会に参加していただきました。 以上でございます。
○
大石健一議長 6番 城下師子議員
◆6番(城下師子議員) 分かりました。 議事録も読ませていただいたんですが、それでちょっと確認したいと思います。 今回、流域第4負担区を700円、これは私も今回本当に勉強になったんですけれども、1期のときに上下水道事業運営審議会のメンバーとして第5負担区の受益者負担金をけんけんがくがくしながら決定したことを思い出しましたけれども、市街化区域の負担金ということでは平成11年、流域第4負担区が行われて、それ以降、今回20何年ぶりになるわけですね。 それで、流域第4負担区、700円から900円に引き上げるということで、審議会の中でもそれぞれ説明をされておられました。市は所沢なりにすごく努力されているというのも議事録を読ませていただいて分かりました。負担率ということで16.4%ということが至るところに出てきているんですが、この16.4%の根拠となるものは何かお示しいただきたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 単位負担金額の算出に用いました負担率16.4%につきましては、今回対象となる下水道整備事業の区域が、議員が説明していただいたとおりで市街化区域でございますことから、直近で市街化区域の整備を行いました流域第4負担区のそのときの算出に用いました数字が16.4%でございましたので、負担の公平性というところからこの数字を踏襲したというところでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 6番 城下師子議員
◆6番(城下師子議員) 確かに平成11年度の、このとき第4負担区については負担区面積が212.8haなんです。今回は10.7haですよね。面積は全然規模が違います。だけれども16.4%の負担率を使っているということで、私もいろいろ議事録を読みながら気がついたことをお聞きしたいと思うんですけれども、そうすると、やはり対象となる既存宅地の地権者の方たちには説明もされていなかった。でも、もう既に住まれて何十年というふうに経過されているという中で、ここで新しく受益者負担金が発生するとなると、なかなか大変な状況になるのかなというふうに、私も何人かの方の御意見を聞いたらそう思ったんですけれども、まず、その負担率16.4%を使ったとするならば、面積は全然違うわけですね、第4と今回の第9については。これ当初、部内での議論の中で700円で提案するというような議論はあったんでしょうか。最初からもうなかったんでしょうか。ちょっとその辺確認したいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 局内での検討でございますが、これまでの負担区での計算で、事業費を概算といいますか出しまして、それに対して割合を掛けてお願いする負担金額を決めていくわけでございますが、そういった検討の中で行いましたので、700円ということではなくて、やはり事業費を出して。また、議員は今回はエリアが小さいんだけどというお話をされたんですが、その小さいことによって、より比較的正確といいますか、ぶれのない数字で事業費が出せたと思っておりますので、局といたしましては、その負担率を掛けて900円が妥当な線であろうということで審議会のほうには提案といいますか提示したところでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 6番 城下師子議員
◆6番(城下師子議員) 分かりました。 例えば、900円ですよね、1平米単価。これ議事録でも平米よりも坪数でやったほうが分かりやすいんじゃないか、住民の方はというようなやり取りがあるんですけれども、あそこは結構小さい30坪ぐらいの戸建てが多いんです。そうすると大体、単純に計算して幾らぐらいの、これ1回払うんですね。だから幾らぐらいになりますか確認したいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 30坪、約100㎡と考えますと、平米当たり900円でございますので900掛ける100ということで9万円。30坪ですと大体9万円ぐらいがお願いする負担金となります。 以上でございます。
○
大石健一議長 6番 城下師子議員
◆6番(城下師子議員) 分かりました。 それで、議事録で、これ共同や個人で、若松町なんか特に全て入っているとおっしゃっていましたよね。北秋津も半分は入っているということで、既に入っている方たちについての数を把握していますかという質疑に対して、担当の方が若松町においてはほとんどの方が既に下水に接続されているわけですけれども、当時、昭和54年頃から平成14年頃に、下水に接続するに当たって寄附金を納めた方がいらっしゃると。そのような方については市がリストを持っていますということの答弁されているんです。 そうすると、この方たちは何人いらっしゃって、この当時の寄附金というのは幾ら納めてあるのか。例えば、それを平米単価にすると幾らぐらいになるのかというのはお分かりになりますか。もし分かればで結構ですのでお願いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 申し訳ありませんが、数字につきましては、本日、リストといいますか資料を持ってきておりませんのでお答えできないんですが、局に戻れば全て記録がございますので、どなたから幾ら寄附を受け取ったかということは記録で残っております。 以上でございます。
○
大石健一議長 6番 城下師子議員
◆6番(城下師子議員) 分かりました。 そのときの納めた寄附額と今回の900円との整合性ですよね、何かその辺がどうなっているのか。私も議事録を読むまで分からなかったのでお聞きしたんですが、それはまた後ほどお願いします。 それから、既に布設されている私管もありますよね。私、大分前に資料要求で図面をもらったことがあったんです、いろいろ相談があって。そのときに、居住されている方たちに、この管は皆さんの管みたいですよという話をしたら、知らなかったんですよ、住んでいる方はそういう認識ないんですよ。 だから、今回の議事録の中でも結構私管が市の基準口径、200mmでしたか、以下のものが結構入っていますと。それについては所沢市が受けて対応しますというやり取りもあるんですけれども、まずそこから住民の皆さんに説明していくということは、私、本当に大変な作業だなと、皆さんの今後の対応も本当に大変だなというふうに思っているんですが、既に布設されている私管の扱いについては今後どうなっていくんでしょうか。お願いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 既に布設されております私管、個人管でございますが、市に寄附していただくようにお願いいたしまして、その個人管の価値を算出しまして受益者負担金から減額させていただくという予定でございます。 また、個人で布設したその個人管でございますが、管の口径、これまでは細いものについては寄附として受け取らないということもありましたが、今回の地区につきましては全て寄附で受入れをいたしまして、管の口径が細かったり、また老朽化しているなどの管につきましては、寄附をしていただいた後に市で更新の工事を行ったり、また、維持管理を行ってまいります。 以上でございます。
○
大石健一議長 6番 城下師子議員
◆6番(城下師子議員) いろいろ担当としてもその辺の配慮はしっかりとされていくということで御答弁いただきました。 それで、若松町地域、北秋津・上安松もそうですけれども、とりわけ若松町については既に住んで何十年という、50年近く住んでいらっしゃる人もいるのかな。そうなると、やはり高齢者世帯が増えているんです。先ほど30坪で9万円ということで、年金生活に入っている方が多いものですから、今、物価の高騰、それから今月から年金も、通知それぞれ届いている方たちは実感されていると思いますけれども、年金は下がっています。そういう中で9万円の額をどうやって捻出するか非常に頭を悩ませる部分になるかと思うんです。 そういう意味では、今後、議事録にもありましたけれども、住民説明会も予定されているということと、分納相談、これはもうきちんと対応していただかないとなかなか厳しいかなというふうな率直な思いです。その辺についての対応方についてはどのように進めていかれるんでしょうか。御答弁いただきたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 今後のスケジュールも併せて御案内したいと思いますが、10月に北秋津小学校と若松小学校をお借りして住民説明会を行いまして、11月以降に受益者申告書の提出を受付いたします。そのときに個別相談などを行ってまいります。そして、年が明けまして来年4月には受益者負担金決定通知書を、また5月には納入通知書をお届けする予定でございます。 なお、受益者負担金の納入は令和5年度から令和9年度までの5年間で、1年当たり4回に分けて、合計20回に分割して納めていただくこととなりますが、高齢ですとか納付が困難な方につきましては、分納相談など丁寧に個別に対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○
大石健一議長 6番 城下師子議員
◆6番(城下師子議員) 分かりました。 それで、これは答申書の附帯意見のところにこのように書いてあります。これから下水道に接続される方々には、受益者負担金以外に生じる費用負担等についても説明を行ってくださいというふうに書いてありました。その受益者負担金以外に生じる費用負担等というのはどういうものを指しているのかというのが分からなかったので、お示しいただきたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 今、下水道に接続されていないお宅、浄化槽等をお使いの方ですと、浄化槽を撤去して直接下水管のほうに接続することになりますが、そういった費用は個人負担でお願いすることになりますので、そういった費用について新たな、今回の受益者負担金以外にも費用が発生しますよということで、丁寧な説明をするようにということで審議会で附帯意見をいただいたというところでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 6番 城下師子議員
◆6番(城下師子議員) 分かりました。 今、審議会、協議会は議員が参加していないので、傍聴するか議事録かでやり取りを把握するしかないんですけれども、先ほど地域の代表が2人参加されているというふうにおっしゃっていましたよね。その中で、まちが全然こう、もう若松町とか北秋津もそうですが、大分変わってきますよね。新しい居住者が来て、人口も増えていくということでは、委員はこのように言っています。従来から住んでいる方と新たに入ってこられた方が分断されるようなことを懸念していますと。住民説明会でもそのような説明をしっかりと対応してくださいと。 区画整理地内の方は受益者負担がないわけですね。区画整理事業の中で全部対応するので。でも、それじゃない今回対象となっている既存宅地の方たちは、ずっと長く住んでいて、今回これでまたお金を払っていかなきゃいけないという、そういうこともあるので、先ほど、きめ細やかな対応をされるということも説明ございましたので、その点についてはしっかりとやっていただきたいと思います。また、今日ちょっと答えられなかった部分については、また後ほどお願いしたいと思います。 以上で、質疑を終わります。
○
大石健一議長 次に、32番 中村 太議員
◆32番(中村太議員) それでは、私からは議案第40号「令和4年度所沢市
一般会計補正予算(第3号)」、北秋津・
上安松地区都市緑地保全事業(
クラウドファンディング)についてということで何点かお伺いしたいと思います。 まず、この事業の実施に至る経緯、どうして始まったのかというところについて御説明をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
肥沼建設部長
◎
肥沼建設部長 お答えいたします。 本事業の経緯でございますが、簡単になってしまいますけれども、もともとこの事業、北秋津・
上安松地区都市緑地保全事業という事業がございました。そちらはこちらのみどりを保全していくために森を購入していくという事業でございます。令和3年から令和8年にかけて、おおよそ18億円で購入していくというものなんですが、そちらを市費で購入していくに当たり、
株式会社スタジオジブリのほうから提供いただいた背景画、「となりのトトロ」の背景画を活用する、その購入する資金に充てるために提供いただいたものですから、それを活用するということを考えたときに、今回の購入型の
クラウドファンディングであれば背景画の活用もできますし、多くの方にも御賛同いただけるのではないかというふうに考えまして今回御提案させていただいている次第です。 以上でございます。
○
大石健一議長 32番 中村 太議員
◆32番(中村太議員) では、スタジオジブリのほうからどうぞお使いいただいて結構ですよという話が先にあったのか、それとも市のほうが何らかの御協力をしていただけないでしょうかというお話をしたのか。この辺については分かりますか。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
肥沼建設部長
◎
肥沼建設部長 お答えいたします。 所沢市のほうで、みどりを保全していく。こちらの場所が「となりのトトロ」の作者である宮崎 駿監督がそちらを歩いて構想を練ったということから、そういった経緯のある場所でございます。そういった場所だったものですから、それに対して市がみどりを市費を投入して守っていくんですという話を聞いて、市の姿勢に賛同いただいたというんですかね、それで、であればスタジオジブリのほうから協力したいという旨の申出があって、背景画をぜひ活用していただきたいというような話があってお預かりしているものでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 32番 中村 太議員
◆32番(中村太議員) では、スタジオジブリのほうから働きかけがあったという理解をさせていただきました。 先ほど植竹議員のほうからも少し、ふるさと納税と
クラウドファンディングのことについて説明があったんですが、ふるさと納税というのは市民が自分の住所がある場所にした場合は返礼品がもらえない。ただ、税額控除というのはたしかあるのかなと思っているんですが、
クラウドファンディング、とりわけ購入型の
クラウドファンディングというのは税額の控除というのはないですよね。ですから、その物自体を買うということで、その支援者に対しての控除というのはないという記憶なんですが、その辺は確認をさせていただきたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
肥沼建設部長
◎
肥沼建設部長 お答えいたします。
購入型クラウドファンディングにつきましては、そのような控除はございません。 以上でございます。
○
大石健一議長 32番 中村 太議員
◆32番(中村太議員) だから、
クラウドファンディングという名前がついているんですが、実質は販売に近いわけです。この辺というのはスタジオジブリとしては、お金自体が森を守るということで使われるわけだから問題ないのかもしれないですけれども、その辺のことについてお互いの見解の一致というのはできているのかなというのがちょっと心配で、その辺についてはいかがですか。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
肥沼建設部長
◎
肥沼建設部長 お答えいたします。 このような
購入型クラウドファンディングに至った経緯についても、提供いただいているスタジオジブリのほうとは綿密に協議をさせていただいております。そういった中で、手法といたしまして、先ほども御答弁申し上げましたが、今回の
購入型クラウドファンディングに至ったということでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 32番 中村 太議員
◆32番(中村太議員) 所沢市というのは、2017年ぐらいだったでしょうか、当時の新聞記事を見ましたけれども、ふるさと納税をやめたわけですよ、返礼品。それはふるさと納税の趣旨から逸脱した返礼品の競争があって、ふるさとを思う気持ちからの寄附というものじゃなくなってきたからやめるといって、返礼品のことについては廃止をしたわけです。 多分その主な理由というのは2つあって、1つは、地方自治体が得る税収の総額というのが、返礼品競争をし続けるとみんな返礼品に消えてしまって、地方自治体は結果的に得をしないんじゃないかということ。それから、もう1つが、人の心を物でつるというのは駄目なんじゃないかという話があったと思うんです。
クラウドファンディングだろうが、ふるさと納税だろうが、前者についてはふるさと納税と違うので、今回の
クラウドファンディングによって地方自治体全体が受ける税収の総額というのは変わらないですから、全く問題がないと思うんですけれども、後者については、これは同じなんじゃないかなと。 結局、愛情がなかろうが物が欲しいという人が買ったということは、所沢市がふるさと納税の返礼品廃止したときに私はよくやったと思ったんです。だけど、これ結局、上安松・北秋津の森を全く見たことのない人も、トトロに愛情がない人も、投機で買う人も、某オークションに売ってしまう人も買っちゃう可能性があるわけです。そうしたら、それはふるさとを愛する気持ちは関係なくなっちゃうし、結果的に森がそのお金で助かるんならいいというなら、ふるさと納税もいいということで同じなんじゃないですか。 その辺の考え方の整合性、この辺はどういう形なんでしょうか。これは市長のほうがいいですかね。どうですか。どちらでもいいんですけれども、よろしくお願いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
肥沼建設部長
◎
肥沼建設部長 お答えいたします。 考え方ということなんですけれども、私といたしましては、今回、先方のスタジオジブリのほうから提供いただいた背景画ですので、そちらを何とか活用したい。せっかくの提供いただいた背景画を活用したい。それで、そういったことから今回
購入型クラウドファンディングに行き着いたわけですけれども、確かに購入型ということなので、今御指摘のように物を売っているのではないかという御指摘はあろうかと思いますが、私どもとすると、御提供いただいた背景画を活用するにはこの方法しかなかったというのが現実のところでございます。要は活用するにはこの方法しかなかった。そういうことです。 以上でございます。
○
大石健一議長 次に、藤本市長
◎藤本市長 そういう、物でつっているんじゃないかという光を当てると、いかにも結果的にそういうふうに見えるというところの御指摘、そういう御指摘なんですけれども、そう見ようと思えば確かに見えるのかもしれないですけれども、全然心が違いまして、まず、この今回のスタジオジブリからの御協力いただいているものについては物じゃないと思っているんです。本当に純粋なるお礼です。私は、所沢市の姿勢に賛同して、ふるさと納税に対して入れていただける人に対しては全部お礼、ちゃんとお名前書いてお礼を書いているんですけれども、その1つだと思っています。 スタジオジブリも、どこにも売っていませんし、こういうみんなでみどりを大切にしていこう、トトロが生まれた場所、その構想を練った場所のみどりを、区画整理というので少なくなっちゃうんだけれども、それでも大切にしていこうというのに自分たちも何か協力していくよと言っていただいて、では何なのかというときに、この5枚の絵がだんだん決まっていくわけですけれども。 そもそも一等最初は、ただの寄附、このトトロの生まれた森、構想を練った宮崎 駿さんが散歩して構想を練ったこの場所のみどりをみんなで、所沢市の市民はもちろんのこと、よその県民もそう、もしかしたらよその国の人もそう。トトロが好きな人たちみんなで守ろうよという、ただ税金で買うんじゃなくて、みんなで守ろうよ、参加していこうよという、その形をつくれればいいよねと思って、御寄附をいただければと思っていました。 でも、そこにスタジオジブリからの御厚意もあって、そうすると、それは市が御寄附いただくときは市民は参加できない。ふるさと納税として、もしもそういう何かお礼を出すと参加できない。いや、それはちょっと、市民こそこういう気持ちに賛同してくれるだろうと。 このお礼なんだって私たちは言いたいわけだけれども、それは物ですよという、今度はふるさと納税というシステムができてしまったことによって、これは物であるとか、これは地場産のものではないとか、地場産のものでなければ所沢市民に渡すことはできないとか、既に純粋に寄附でみんなで参加して守ろうという、単純にそれで最初考えていたんですけれども、ふるさと納税というシステムができてしまったことによって、そこからの制限があり、そして、さらに
クラウドファンディングというシステムができてしまったことで、そこからの制限もあって今こういう形になったというのが実際のところです。 以上です。
○
大石健一議長 32番 中村 太議員
◆32番(中村太議員) 当然、その物じゃないという言葉を先ほど市長がおっしゃっていましたけれども、私は当時、ここでふるさと納税の議論はあまり深掘りはしませんけれども、当時たしかに制限がなかったものだから、地方自治体が過激な競争をふるさと納税の返礼品に対して行っていて、あれは本当にやめたほうがいいと私も思っていたので、当時の決断を大変評価をしたわけです。 ただ、所沢市としてみれば、当時は例えば望遠鏡とか双眼鏡とか牛肉とか遊園地のチケットとかありましたよね。あれは私は物だとは思っていなくて、むしろ所沢市をPRできるいい機会だと思ったし、今は返礼品の枠内も3割と地場産というのが決まっているので、これができるんだったらふるさと納税もできるんじゃないかな。議会からもそういう意見が結構あったんですけれども、そういうことを思った所感で、ふるさと納税の話はやめておきますが、ぜひ市長、今そういったお気持ちがあったので、これやはり本当に守りたいなと思っている人に買ってほしいですよね。何かオークションサイトとか出ていたら嫌ですよね。率直にもう1回、市長、その辺のお気持ちを伺いたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。 藤本市長
◎藤本市長 そのように思っています。そして、
クラウドファンディングと同時に、純粋に寄附をするよという、これが寄附すると、こちらに寄附するとふるさと納税という扱いになっちゃうんですけれども、そういうような受入れの仕方も門戸を開いて、広く呼びかけていければいいなと、多くの方の御参加があればいいなと思っています。
○
大石健一議長 32番 中村 太議員
◆32番(中村太議員) 部長、何かそういう気持ちを試す、買う人の気持ちを試す、大変失礼な言い方ですけれども、何かできないですかね。オークションに出さないでくださいとか、そういうのは当然記載されると思うんですけれども、ただの投機目的が絶対出てくるの分かっているんですけれども、それってやはり森にも
株式会社スタジオジブリにも大変申し訳ない話だと思うんです。 我々の気持ちもそうじゃないと思うので、そこはこう、お金を集めるということはすごい大変だし大切なことなんですけれども、何かこうね、ただ募集します、販売しますというと、はっきり言って
購入型クラウドファンディングもECサイトというパソコンで店やっているのと一緒なんですよ。それはやはり俺たちは違うんだぞというところを何か示せないかなと思うんですけれども、私も今こんなこと言っていて案はないんですが、部長、何かありますか。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
肥沼建設部長
◎
肥沼建設部長 お答えいたします。 現時点では私どものほうでも的確な案というものはないんですけれども、今お話のあったように、同様に私どものほうでも、転売目的であるとかそういったことは、提供いただいたスタジオジブリもありますし、そういったことは対策は講じていきたいと考えておりますが、現時点ではありません。しかしながら、一生懸命考えて、そういった森を守るという本来の趣旨で提供、支援いただけるような形で進めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○
大石健一議長 次に、10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 通告に従いまして、順次質疑いたします。 私は、議案第40号「令和4年度所沢市
一般会計補正予算(第3号)」、43号「所沢都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例制定について」、44号「所沢市立松井公民館LED化及び空調設備改修工事請負契約締結について」質疑いたします。 初めに、議案第40号の北秋津・上安松地区都市緑地保全計画(
クラウドファンディング)についてお伺いいたします。 なお、こちらは、私、令和2年の9月定例会でも質問をさせていただいたこともありますので質疑いたします。先ほど植竹議員も何点か質疑されていたので、かぶっていない範囲で質疑いたします。 今回の北秋津・
上安松地区都市緑地保全事業における
クラウドファンディングは、まず、どのような概要になっていらっしゃったのでしょうか。確認のためお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
肥沼建設部長
◎
肥沼建設部長 お答えいたします。 今回の
クラウドファンディングでは、
株式会社スタジオジブリから提供いただいた背景画5点をB4サイズの複製画として作成し、その複製画5枚に額縁を1つつけたものを1セット2万5,000円として設定し、御支援をいただく予定であります。 開始は、準備期間を置いて9月頃と考えております。頂いた支援金につきましては、緑の基金に積立て、緑地の用地購入費として充当してまいります。 以上でございます。
○
大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 確認になりますが、都市緑地保全計画は公園整備も想定されるのでしょうか。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
肥沼建設部長
◎
肥沼建設部長 お答えいたします。 現時点におきましては、緑地に沿う形で隣接する公園が整備されますことから、取得した緑地を公園として整備することは考えておりません。 以上でございます。
○
大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 都市緑地保全計画が完了した後、
クラウドファンディングをしていただいた方をかみの山に招待をしてイベント等を開催してもよいのかなと思いますが、御検討いただけますでしょうか。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
肥沼建設部長
◎
肥沼建設部長 お答えいたします。 現時点では事業実施前でもございます。そういった状況でもございますことから、用地取得後について具体的に考えてはおりませんが、御提案のあったイベントに限らず、支援をいただいた方々に対し何かできるか検討してまいりたい、そのように考えております。 以上でございます。
○
大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) ありがとうございます。 続きまして、議案第43号、所沢都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正についてお伺いいたします。議案書の1から3ページ、
議案資料ナンバー2の39から42ページになります。 先ほど城下議員がたくさん伺っていたので、聞くところがあまりなくなってしまったので、残りをお伺いいたします。 今回のこのような工事は過去にも何度かあったかと思いますが、納付率はどれぐらいなのでしょうか。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 平成27年度から令和元年度に実施いたしました流域第7負担区のときの受益者負担金の納付率は99.19%でございまして、また、その後、令和2年度から実施しております、現在やっておりますが、流域第8負担区の納付率は、令和4年3月31日時点の数字でございますが99.07%でございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) ありがとうございます。 今回の整備箇所は、北秋津・上安松・若松町と多岐にわたりますので、工事が早く終わるところは早く終わると思いますが、こちらの地域は、大体5年間のうちの、この辺りの地域の工事はいつ頃実施しますといったようなお知らせも今後されるのでしょうか。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 整備の予定時期でございますが、今後開催してまいります住民説明会等でお知らせしたいと考えております。 以上でございます。
○
大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) ありがとうございます。 続きまして、議案第44号「所沢市立松井公民館LED化及び空調設備改修工事請負契約締結について」お伺いいたします。議案書の1ページと
議案資料ナンバー2の43ページから47ページです。 議案資料について、建築工事一式の中にグリーンカーテンの設置を含むということがありますが、どのように設置されるのでしょうか。また、効果についてお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 お答えいたします。 松井公民館ホール前のギャラリーには、上部に太陽光を直接取り入れるためのガラス製のトップライトが設置されております。グリーンカーテンは、このトップライトの部分にネットを張りまして、つる性の落葉植物を植えてネットにはわせるものでございます。 効果につきましては、夏場は太陽光を遮り、室内の温度上昇を抑える。冬場は落葉いたしますので、太陽光によって室内が温められる効果を見込んでおります。 以上でございます。
○
大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) ありがとうございます。 LED化及び空調設備改修につきましてお伺いいたします。 半導体不足とのお話をいろいろなところで伺います。今回の議案でも、塵芥収集車の納車が遅れて繰越明許になっているというような状況になっておりますので、そういうことで工事への影響が出ることは予想されておりますでしょうか。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 お答えいたします。 LED化の工事、それから空調設備の工事ともに、この半導体不足の影響は少なからずあるものと認識しております。現状の各機器における納期につきまして営繕課を通して確認いたしましたところ、LED照明で約2か月、個別の空調機器で約2か月、冷温水発生機で約5か月の通常より納期がかかるという情報を得ております。今後におきましても、まだ不透明な部分がございますけれども、公民館を御利用いただいている方々に極力御不便をおかけしないよう努めてまいります。 以上でございます。
○
大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) ありがとうございます。 今回の工事の金額は2億1,096万円になりますが、半導体の値上がりも予想されます。値上がりした場合はどのようになるのでしょうか。確認のためお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 お答えいたします。 半導体を使用した製品や工事材料の価格に著しい変化が生じ、請負代金が不適当となった場合には、建設工事標準請負契約約款の規定に基づきまして、工事代金の変更等適切に対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○
大石健一議長 次に、7番 小林澄子議員
◆7番(小林澄子議員) 私のほうは、議案第39号「専決処分の承認を求めることについて(所沢市税条例の一部を改正する条例)」と議案第42号「所沢市税条例等の一部を改正する条例制定について」で質疑をさせていただきます。 第39号では
議案資料ナンバー2の8ページです。図表の真ん中の欄、固定資産税の関係なんですけれども、そこでは(2)省エネ改修住宅に係る減額措置、既存住宅に省エネ改修工事を行った場合の固定資産税の減額措置について、対象住宅の範囲を拡大するとともに、適用期限の延長、対象工事の変更等を行うものということで、改正前と改正後のがありますけれども、改正前についてですけれども、初めに、令和3年度と令和4年度の対象になる件数と軽減税額は幾らだったのかということでお伺いをいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。 当麻財務部長
◎当麻財務部長 お答えいたします。 令和4年度の実績につきましては、対象件数が3件、軽減税額が約4万3,000円となっております。令和3年度の実績につきましては、対象件数は3件、軽減税額が約6万2,000円となっております。 以上でございます。
○
大石健一議長 7番 小林澄子議員
◆7番(小林澄子議員) ありがとうございます。 この数というか件数についてなんかは、当初の見込みと比較してみたらどういうふうに思っていらっしゃいますでしょうか。お伺いします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。 当麻財務部長
◎当麻財務部長 お答えいたします。 特に件数の見込みというのはございませんでした。
○
大石健一議長 7番 小林澄子議員
◆7番(小林澄子議員) すみません、ちょっと聞こえなかったんでけれども。
○
大石健一議長 答弁を求めます。 当麻財務部長
◎当麻財務部長 失礼いたしました。 この制度に関して、特に具体的に何件程度申込みがあるかということは見込んではおりませんでした。 以上でございます。
○
大石健一議長 7番 小林澄子議員
◆7番(小林澄子議員) すみませんでした。再度の御答弁で。 次に、工事費用の最低、最高の金額というのはどのぐらいになっているのかということで、これについてもやはり見込みということではあまり考えてはいらっしゃらなかったですかね。お伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。 当麻財務部長
◎当麻財務部長 お答えいたします。 過去の実績はある程度ございますけれども、将来に向けてどの程度影響があるかということは、この制度個別に見込んではございません。 以上でございます。
○
大石健一議長 7番 小林澄子議員
◆7番(小林澄子議員) 私のほうでもう一度、令和3年度と4年度の、このときの工事費用がどのぐらいになっているのか。それの最低と最高金額についてお伺いしたかったんですけれども。再度お願いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。 当麻財務部長
◎当麻財務部長 お答えいたします。 実績につきましては、令和4年度はこの省エネ改修工事に係る最低額は約68万円、最高額は約138万円となっておりました。令和3年度の実績でございますが、最低額は約73万円、最高額は約216万円となっております。 以上でございます。
○
大石健一議長 7番 小林澄子議員
◆7番(小林澄子議員) ありがとうございます。 次に、その下の欄ですね。固定資産税の関係ですけれども、宅地等に対する固定資産税等の特例措置の関係になります。 これが
新型コロナウイルス感染症対策による経済への影響を踏まえ、令和4年度の1年限りというふうにしているわけなんですけれども、この令和4年度の1年に限りとの中で、商業地等に係るという、商業地等とはどういう地目で、適用範囲はどのぐらいになってくるのかお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。 当麻財務部長
◎当麻財務部長 お答えいたします。 今回の商業地の概要でございますが、主に上昇率が高い地域を指しまして、当市におきましては所沢駅周辺であるとか土地区画整理事業地内などがございます。また、対象となる地目といたしましては、店舗や倉庫等の事業用地、また駐車場等の雑種地及び山林などが該当いたします。 以上でございます。
○
大石健一議長 7番 小林澄子議員
◆7番(小林澄子議員) ありがとうございます。 それで、今回その商業地等に係るところについては2.5%ですけれども、そうしますと住宅用地については何%になるのかお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。 当麻財務部長
◎当麻財務部長 お答えいたします。 住宅用地につきましては今回改正をお願いした特例措置の対象外でございますので、従前どおり負担調整率は上限は5%となっております。 以上でございます。
○
大石健一議長 7番 小林澄子議員
◆7番(小林澄子議員) ありがとうございます。 次に、議案第42号になります。
議案資料ナンバー2の38ページになります。所沢市税条例等の一部改正です。 個人市民税の2段目、(2)住宅借入金等特別税額控除の対象期間及び限度額についてなんですが、そこからお伺いいたします。 初めに、ここでは当面の経済状況等を踏まえというふうにしているんですけれども、どういうふうにこの状況というのを解釈されているのかお伺いいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。 当麻財務部長
◎当麻財務部長 お答えいたします。 当面の経済状況でございますが、国全体が
新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受ける中、消費者の住宅取得環境は厳しさを増しており、また、内需の柱となる住宅投資を引き続き喚起する必要もある状況と理解しております。また一方で、2050年のカーボンニュートラル実現に向け、省エネ住宅の促進も必要な状況にあると捉えております。 以上でございます。
○
大石健一議長 7番 小林澄子議員
◆7番(小林澄子議員) ありがとうございます。 次に、改正前、控除限度額が7%、これは最高13万6,500円ですね。対応されたのは何件になるのかお伺いをいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。 当麻財務部長
◎当麻財務部長 お答えいたします。 令和3年度は約5,700件該当がございました。 以上でございます。
○
大石健一議長 7番 小林澄子議員
◆7番(小林澄子議員) そうしますと、今度の改正後の税収の見込みなどについてお伺いしたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。 当麻財務部長
◎当麻財務部長 お答えいたします。 個人住民税で控除できます住宅ローン控除額は、住宅ローンの残高や所得税に適用される控除額、また、所得税の課税所得など様々な要素によって決まることから、こちらも改正後の税額控除の見込みは予測は困難でございます。 なお、令和3年度における税額控除額は約3.8億円ございまして、これは全額国からの地方特例交付金で補填されております。 以上でございます。
○
大石健一議長 7番 小林澄子議員
◆7番(小林澄子議員) ありがとうございます。 非常にちょっと申し訳ない、ヒアリングで通告してなかったんですが、(1)のほうで、これは株の関係ですね、取引の場合ですよね。株式等の配当等の課税に関してなんですけれども、ここでは公平性の観点からというふうにしているんですけれども、具体的にはどういうことなのか御説明をいただければと思います。よろしくお願いします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。 当麻財務部長
◎当麻財務部長 お答えいたします。 様々ございますけれども、主なものとしては、例えば所得税のほうでは申告を選択して源泉徴収税の還付を受けるというようなことができる一方、住民税のほうは申告不要とすれば、例えば国民健康保険税や介護保険料の算定に算入されないなど、それぞれの扱いが違うことによって、それぞれ一番有利な方法を選ぶことができましたが、主にそういった分野で不公平、不均衡が生じていたと認識しております。 以上でございます。
○
大石健一議長 次に、31番
浅野美恵子議員
◆31番(
浅野美恵子議員) 私は、議案第43号「所沢都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例制定について」何点かお聞きいたします。用意していた聞こうと思いました質疑、先ほどの城下議員、長岡議員でほとんど質疑が行われたので、大体いろいろ分かったんですが、さきにヒアリングしていないことを聞きながら思いついたので、局長には申し訳ありませんが突然にお聞きしたいと思います。 ここにおきまして、所沢市上下水道事業運営審議会というのが開かれました。私も、住んでいる地域のお隣の地域ですので知人や友人が多くて、その人たちは下水につながっていない方で浄化槽を御利用の人で、早くしてくれ、いつ説明会を開くのと聞かれていたので、その審議会に傍聴に行きましたが、たしか2回だったでしょうか審議会は。すみません、そこをお聞きいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 審議会につきましては、令和3年8月から令和4年2月までの間で合計4回開催いたしました。 以上でございます。
○
大石健一議長 31番
浅野美恵子議員
◆31番(
浅野美恵子議員) 私が傍聴したのは最後のほうの2回でしたが、たしかこの地域の若松町内会の会長と北秋津町内会の会長ではないですが中心になる役員の理事が入っていたと思いますが、委員2人入っていましたよね。確認です。すみません。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 議員おっしゃるとおりで、若松町内会、北秋津町内会から推薦をしていただいた方を代表者として、臨時委員として参加していただきました。
○
大石健一議長 31番
浅野美恵子議員
◆31番(
浅野美恵子議員) 私が傍聴した限りでは、1㎡900円の負担金が決まったことが、大体決まったのを持ち帰ってもう1回話し合ったような気がしますが、傍聴の範囲ではそのお二人の該当する委員から反対意見は出ていなかったと思いますが、持ち帰ったことでの何か、町内会の代表だからって全ての住民の代表ではないと思いますが、何か900円に対する反対意見とか出ましたか、この審議会で。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 第2回の審議会で金額を提示したときに、一度お持ち帰りいただいて各町内会等で説明をして、もし何か意見があれば第3回までの間でお持ちくださいということで御案内して、そういった審議を進めたわけでございますが、実際には特に、先ほど申し上げたとおりで、負担の公平性とか、そういった金額の設定の仕方について説明をしたところ、そういった反対というようなことはございませんで、実際、御自身の土地だと大体幾らかかるのかなといった、具体的な金額についてやはり気にされることが多かったようでございますが、金額の負担感についても、それぐらいなら妥当といいますか、仕方がないかなという感じで御納得いただいたような話を伺ったところでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 31番
浅野美恵子議員
◆31番(
浅野美恵子議員) 先ほどの例だと、大体戸建てが多い地域だと思いますが、30坪で9万円ぐらいの負担だとお聞きしました。そういう方が多いと思いますが、たしか若松町のほうに大きなゴルフ場とかあったと思いますが、あのぐらい大きくなると負担金というのはどのぐらいになるのかということと、5年間で20回払いということですが、長く負担金を払い続けると利子がつくのか。その2点お聞きいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 該当地区は小さな戸建て、小さいといいますか普通の戸建てが多いんですが、一番大きなところは家屋でなくて事業を行っている土地がございまして、負担金額は約600万円程度になると見込んでいるところでございます。 5年間に分割して、1年間に4回に分割して合計20回でお支払いいただくんですが、この条例等で定められた期間内で納めていただく20分割については、延滞金等についてはつきません。 以上でございます。
○
大石健一議長 31番
浅野美恵子議員
◆31番(
浅野美恵子議員) 分かりました。ありがとうございます。 それで、城下議員の質疑で、北秋津・上安松地区は233戸中129戸がもう既に本管につないでいるということと、若松町地区は215戸全てつながっているということですが、この調整区域の段階で、逆線引きとはいえ本管につながっていたということが、なぜかなと思ったんですが、なぜつながっていたのかということと、その以前に、そのときつなげたときに何か負担金とかを頂いたのか。その辺をお聞きしたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 北秋津地区でありますと、例えば北側にコーポラスですとか、もう既に先に市街化として指定して下水を整備した地区がございまして、その排水を流すための管路を南のほうに布設しましたので、その管路沿いにお住まいの方は、近くですので調整区域だったけれどもつないだということでございます。御自身の負担でつないでいただいたということでございます。 また、若松町につきましては、自立支援局秩父学園等ございまして、やはりその排水を流すための管路が南のほうに延びておりまして、その管路に近いところ、近くにお住まいの方が御自身といいますかミニ開発とかで管をつなぎまして、調整区域だったけれどもつないだというところでございます。 それと、負担金といいますか分担金、計画区域でない場合は今は分担金という形で負担をお願いしているところでございますが、当時、その昭和の古い時期のことですと、まだ所沢市としましては調整区域の整備だけ行っておりませんので、そういったところから分担金というか、お金を頂くという仕組みがございませんでしたので、特にこういった形での負担金とか分担金といった形での御負担はお願いできなかったというところでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 31番
浅野美恵子議員
◆31番(
浅野美恵子議員) 分かりました。ありがとうございます。 都市計画税もお払いになっていない中での下水道がつながっていて、今回つなげることで負担金ということなので、町内会役員の方の委員の方からは反対とかが出なかったのかというのがよく分かりました。 それで、例えば今つながっている地域、先ほど、何か管の太さが違うということを聞きましたが、つながっている世帯の方が、もうつながっているから新しくしないでいいとか、そういう負担金を払わなくていいだろうというお話というのはあり得るのでしょうか。やはり全て道路も新しくなった下に埋めた本管に、全て新しい市の用意した管で世帯はつなげなくてはいけないのでしょうかお聞きいたします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えいたします。 今後、説明会を行っていく中では、様々そういった御意見といいますかお話も伺うことになるかとは思いますが、下水道整備区域となりましたからには負担金のほうはお願いしなければならないんですが、管につきましても、やはり昭和50年とか古い時期の管もございまして、もし市に寄附しないとなれば、管も細いとすると詰まってしまえば御自身の費用で管の清掃をしなければならないとか、また、管が老朽化すれば御自身の負担で工事をして布設替えをしなければならないという事態になってしまいますが、今回整備区域となることによりまして、細い管でも市のほうでは寄附としてお受けいたしまして、しっかりと更新作業ですとか管理を行ってまいりますので、そういった説明を丁寧に申し上げまして、御理解をいただいて事業のほうを進めていきたいと考えているところでございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 31番
浅野美恵子議員
◆31番(
浅野美恵子議員) 身近な区画整理というのが初めてなもので、一生懸命考えたことが少なくて、住民みたいな質疑をいたしますが、浄化槽を使っている方は浄化槽を、本管につながったことで廃棄というんですかね、撤去しなくてはいけないのか。また、そういう撤去するにも費用がかかると思いますが、そういう御相談というのは大きな会場ではなかなか相談しにくいと思いますが、個別の、10月の説明会の後、受付を11月からということですが、そういう個別の相談というのは十分受けていただけますよね。それをお聞きしたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
磯上下水道局長
◎
磯上下水道局長 お答えします。 説明会の中で、浄化槽等の撤去の費用ですが、概算になりますが御案内したりとか、また個別の相談、また、市のほうでは水洗化に際しましてお金の貸付制度なども設けておりますので、そういった説明を併せて丁寧にさしあげていきたいと考えております。 以上でございます。
○
大石健一議長 次に、20番 石本亮三議員
◆20番(石本亮三議員) 質疑させていただきますが、議案第41号「令和4年度所沢市
病院事業会計補正予算(第1号)」のほうは村上議員に聞かれてしまったので聞きませんで、議案第40号「令和4年度所沢市
一般会計補正予算(第3号)」のほうは歳出予算説明書17ページで議案資料は16ページの
新型コロナウイルス感染症における
自宅療養者食糧支援事業511万8,000円ですが、こちらも植竹議員に聞かれてしまった部分があるので、残ったところで伺って、1項目伺いたいと思います。 所沢市が提供されている食糧は、ヒアリングでお聞きしたところ1個130円というふうにお聞きしました。どうも他市ではもっと高い食糧を提供していたような御説明もあったんですが、周辺他市では所沢市と比較してどれぐらいの値段の食糧を提供されていたのでしょうか。所沢市が提供している金額というのは高いほうなのか低いほうなのか。
井上危機管理監、よろしくお願いします。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
井上危機管理監
◎
井上危機管理監 お答えいたします。 周辺市に確認しましたところ、1人分、これは2、3日分ですが、食糧のセットの作成及び市への納品を業務委託をしているということで、1セット当たり約2,800円と伺っております。一方で、所沢市は1セット当たり約1,300円で実施をしておりますが、これはセットの作成を職員で対応するなど、人件費や配送料等の事業費を抑えているものと考えております。 こうした状況の違いから単純な比較はできませんが、食糧支援の内容としましては、例えば、みそ汁がついているくらいの差はあるかもしれませんが、食材の質につきましては大きな差はないものと認識しております。 以上でございます。
○
大石健一議長 20番 石本亮三議員
◆20番(石本亮三議員) では、直営と委託の差ということで、分かりました。 議案資料のほうでは、所沢市社会福祉協議会のほうでも提供を併せて行っているというふうに記されていますが、社協のほうではどのようなものが提供されているんでしょうか。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
井上危機管理監
◎
井上危機管理監 お答えいたします。 社会福祉協議会のほうから提供いただいているものにつきましては、主にレトルト食品や粉末タイプのスポーツ飲料、このようなものを提供いただいております。 以上でございます。
○
大石健一議長 20番 石本亮三議員
◆20番(石本亮三議員) 議案資料の16ページ左下のほうに、県と締結した「
新型コロナウイルス感染症の自宅療養者に係る連携事業に関する覚書」に基づきと記されていますが、伺いたいのは、この事業に関して、この覚書の内容はどういう内容なんでしょうか。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
井上危機管理監
◎
井上危機管理監 お答えいたします。 覚書の内容ということでございますが、連携事業といたしまして、
新型コロナウイルス感染症の自宅療養者に係るパルスオキシメーターの貸与と食糧支援が対象となっています。この対象事業の実施に当たりまして、その対象となる自宅療養者の個人情報を提供するという内容でございます。 以上でございます。
○
大石健一議長 20番 石本亮三議員
◆20番(石本亮三議員) 議案説明の際とこの資料を見ていて、私、一番この次の質疑で聞くことを疑問に思ったんですが、今回の事業というのは県の事業を補完する事業だというふうな内容の御説明があったと思うんですが、議案資料の歳入のところを見ると国庫支出金しか出ていないわけです。 この新型コロナの臨時交付金というのは非常に使途が結構自由に使えるということで、先日も朝のワイドショーでこの使途について特集を組まれているぐらいな交付金ですから、ある程度所沢市としては残っていればいろいろなコロナ対策にも使えるわけですが、伺いたいのは、本来これは県から補助金とかそういう事業費の支給があるべきと私は思ったんですが、なぜ県から補助金等がないのでしょうか。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
井上危機管理監
◎
井上危機管理監 お答えいたします。 本事業につきましては、県の事業である
配食サービスの提供に日数を要することから、自宅療養者の食糧支援を充実させるための市独自の事業として開始した経緯がございます。県と市が連携して自宅療養者への充実を図ったものでありますので、県の補助金等はないものと考えております。 以上でございます。
○
大石健一議長 20番 石本亮三議員
◆20番(石本亮三議員) 先ほど植竹議員の質疑の中で、この事業というのは県のほうは陽性者を対象としていて、市で行うほうは陽性者の同居の御家族を対象にしているというふうな御答弁があったと思うんですが、この議案資料に書かれていますけれども、令和3年9月から
災害対策用備蓄品を提供しているというふうなことで、9月から行っているわけですが、昨年9月からというと、この間、感染者数が増加した時期というのもあったわけです。 そこで伺いたいのは、何日届かなかったことがあったんでしょうか。また、どれぐらいの御家庭に最大届かなかったのか。私の身近な方も食糧が届かなかったという切実なお声を聞いたので、そこを確認させていただきたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
井上危機管理監
◎
井上危機管理監 お答えいたします。 今御説明あったとおり、保健所に確認しましたが、県ではピーク時である令和4年2月頃は
配食サービスの提供までに1週間から10日程度かかっていたということで回答をいただいておりますが、件数につきましては把握はしていないということでございました。 今御質疑の市の支援の遅れということだと思いますが、市としましては、受付日当日または翌日に配達を行っておりますので、届かなかったということはございませんでした。 以上でございます。
○
大石健一議長 20番 石本亮三議員
◆20番(石本亮三議員) では、次の質疑を最後の質疑といたしますが、コロナの感染者、今いろいろ収まってきているところもあるわけですけれども、今後も感染状況によってはこの食糧支援を求める人数というのは上下する可能性があるということは言うまでもありません。 今後、あってほしくはないんですけれども、今後食糧支援を求める人数が増加したときに、市としてどのような対応を現時点で想定されているのか。その際は予算的には、この財源として予備費の活用で対応していく御予定なのか。そこを確認させていただいて議案質疑を終わりたいと思います。
○
大石健一議長 答弁を求めます。
井上危機管理監
◎
井上危機管理監 お答えいたします。 食糧支援を必要とする件数が増加した場合の市の対応ということだと思いますが、市といたしましては、件数にかかわらず必要な世帯には食糧支援を続けてまいりたいと考えています。予算が不足する事態になった場合ということでございますが、これは基本的に補正予算で対応するという想定でおります。 以上でございます。
○
大石健一議長 20番議員の質疑は終わりました。 以上で、質疑を終結いたします。 -----------------------------
△
関係委員会付託
○
大石健一議長 それでは、ただいま議題としています議案第39号から議案第48号までについては、付託表のとおり所管委員会に付託します。 〔参照〕-議案付託表- -----------------------------
△次会の日程報告
○
大石健一議長 以上をもって、本日の日程は終わりました。 明10日から13日までは委員会開催、一般質問調査等のため本会議を休み、来る14日午前9時より本会議を開きます。 -----------------------------
△散会の宣告
○
大石健一議長 本日は、これにて散会します。 お疲れさまでした。午前11時55分散会 -----------------------------...