所沢市議会 > 2015-02-16 >
02月23日-01号

  • "近接地区"(1/1)
ツイート シェア
  1. 所沢市議会 2015-02-16
    02月23日-01号


    取得元: 所沢市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    平成27年  3月 定例会(第1回)               ◯招集告示所沢市告示第64号 平成27年所沢市議会第1回定例会を次のとおり招集する。   平成27年2月16日                           所沢市長  藤本正人                    記 1 期日  平成27年2月23日 2 場所  所沢市議会議場     -------------------------               ◯応招・不応招議員平成27年第1回定例会 応招議員    1番  脇 晴代議員       2番  矢作いづみ議員    3番  荒川 広議員       4番  島田一隆議員    5番  赤川洋二議員       6番  入沢 豊議員    7番  城下師子議員       8番  小林澄子議員    9番  平井明美議員      10番  谷口雅典議員   11番  松崎智也議員      12番  青木利幸議員   13番  近藤哲男議員      14番  石本亮三議員   15番  末吉美帆子議員     16番  浅野美恵子議員   17番  吉村健一議員      18番  植竹成年議員   19番  西沢一郎議員      20番  松本明信議員   21番  安田義広議員      22番  中 毅志議員   23番  大舘隆行議員      24番  荻野泰男議員   25番  杉田忠彦議員      26番  越阪部征衛議員   27番  村上 浩議員      28番  亀山恭子議員   29番  福原浩昭議員      30番  岡田静佳議員   31番  石井 弘議員      32番  浜野好明議員   34番  桑畠健也議員      35番  中村 太議員   36番  秋田 孝議員 不応招議員  なし平成27年第1回        埼玉県所沢市議会会議録号定例会-----------------------------------平成27年2月23日(月曜日)第1日 議事日程 1 開会 2 開議 3 議会運営委員長報告 4 会議録署名議員の指名 5 会期の決定 6 諸報告    報告第1号 現金出納検査報告書〔平成26年11月分・12月分・平成27年1月分・一般・特別・歳入歳出外現金・基金・水道・下水道・病院〕    報告第2号 定期監査結果について(報告)    報告第3号 専決処分の報告について    報告第4号 出席要求に基づく出席者の報告 7 請願・陳情の報告、委員会付託 8 市長提出議案の報告 9 市長提出議案の一括議題   (議案第1号~議案第48号) 10 市長施政方針及び提案理由の説明 11 議案の説明(先議分)   (議案第1号~議案第9号) 12 次会の日程報告 13 散会     -------------------------本日の出席議員  34名   1番   脇 晴代議員       2番   矢作いづみ議員   3番   荒川 広議員       5番   赤川洋二議員   6番   入沢 豊議員       7番   城下師子議員   8番   小林澄子議員       9番   平井明美議員  10番   谷口雅典議員      11番   松崎智也議員  12番   青木利幸議員      13番   近藤哲男議員  14番   石本亮三議員      15番   末吉美帆子議員  16番   浅野美恵子議員     17番   吉村健一議員  18番   植竹成年議員      19番   西沢一郎議員  20番   松本明信議員      21番   安田義広議員  22番   中 毅志議員      23番   大舘隆行議員  24番   荻野泰男議員      25番   杉田忠彦議員  26番   越阪部征衛議員     27番   村上 浩議員  28番   亀山恭子議員      29番   福原浩昭議員  30番   岡田静佳議員      31番   石井 弘議員  32番   浜野好明議員      34番   桑畠健也議員  35番   中村 太議員      36番   秋田 孝議員欠席議員      1名   4番   島田一隆議員地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長  藤本正人  市長           大舘 勉  副市長  中村俊明  経営企画部長       能登則之  総務部長  壱岐英昭  総務部危機管理監     三上昌美  財務部長  溝井久男  市民部長         本橋則子  福祉部長  本田静香  こども未来部次長     坂本博典  健康推進部長  桑原 茂  環境クリーン部長     守谷照雄  産業経済部長  小山 一  街づくり計画部長     高橋巳次  建設部長  山嵜裕司  会計管理者        北田 克  上下水道事業管理者職務代理者上下水道部長  加藤勝男  市民医療センター事務部長 教育委員会  大岩幹夫  委員長          内藤隆行  教育長  平野澄彦  教育総務部長       川音孝夫  学校教育部長 選挙管理委員会  松岡幸雄  委員長 農業委員会  西海静夫  会長 監査委員  中沢貴久  監査委員 公平委員会  二見 孝  委員長午前10時0分開会 出席議員    34名     1番    2番    3番    5番    6番    7番     8番    9番   10番   11番   12番   13番    14番   15番   16番   17番   18番   19番    20番   21番   22番   23番   24番   25番    26番   27番   28番   29番   30番   31番    32番   34番   35番   36番 欠席議員     1名     4番地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長       副市長      経営企画部長   総務部長 総務部危機管理監 財務部長     市民部長     福祉部長 こども未来部次長 健康推進部長   環境クリーン部長 産業経済部長 街づくり計画部長 建設部長     会計管理者 上下水道事業管理者職務代理者上下水道部長       市民医療センター事務部長 教育委員会委員長          教育長 教育総務部長            学校教育部長 選挙管理委員会委員長        農業委員会会長 監査委員              公平委員会委員長 △開会と開議の宣告 ○浅野美恵子議長 おはようございます。 出席議員が定足数に達しておりますので、議会は成立しております。 これより、平成27年所沢市議会第1回定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。  ----------------------------- △理事者の出席について ○浅野美恵子議長 初めに、出席要求に基づく出席者のうち、仲こども未来部長が本日都合により本会議を欠席し、かわって本田こども未来部次長が出席したい旨の通告がありましたので、御報告申し上げます。御了承願います。  -----------------------------議会運営委員長報告浅野美恵子議長 次に、議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長 吉村健一議員     〔17番(吉村健一議員)登壇〕 ◆17番(吉村健一議員) おはようございます。 議会運営委員長報告を申し上げます。 初めに、平成27年第1回定例会の会期日程等の協議のため、2月16日に委員会を開催しましたので、その協議の結果について御報告申し上げます。 会議の冒頭、大舘副市長から、今定例会に議案第1号から議案第48号までの議案48件を提出すること、そのうち議案第1号から議案第9号までについては先議でお願いしたいこと、また、最終日に人事案件2件のほか3件の議案を追加提出する予定である旨の発言がありました。 この発言を受けて、会期日程等について協議した結果、会期は本日2月23日から3月26日までの32日間とすることに決定いたしました。 議事日程につきましては、お手元に配付してあります日程表のとおりです。 一般質問の通告締切日時は3月2日の議案調査日初日の正午、議員提出議案の提出締切日時は3月12日の一般質問初日の午後5時となっておりますので、それぞれ御了承願います。 次に、議会運営に関する事項等の協議のため、1月14日、2月3日、2月16日に委員会を開催しましたので、その協議の結果について御報告いたします。 平成27年度当初予算案の審査のために予算特別委員会を設置することが了承され、今定例会に議員提出議案として提出することを確認いたしました。 なお、審査日程等については、日程表のとおりです。 次に、議会基本条例第13条に基づく政策討論会を開催しましたので、その結果について御報告いたします。 所沢市議会として4回目となる政策討論会は、2月7日に全員協議会室で開催され、「人口減少社会~2025年の所沢は~」をテーマに9人の議員が活発に意見交換等を行いました。当日は63人の方々に傍聴いただきました。この場をおかりしまして厚く御礼申し上げます。 以上で、議会運営委員長報告を終わります。 ○浅野美恵子議長 議会運営委員長の報告は終わりました。  -----------------------------会議録署名議員の指名 ○浅野美恵子議長 次に、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長から指名いたします。 18番 植竹成年議員 36番 秋田 孝議員 以上の2名の議員を指名いたします。  ----------------------------- △会期の決定 ○浅野美恵子議長 次に、会期の決定についてを議題といたします。 今定例会の会期は、本日から3月26日までの32日間としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○浅野美恵子議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。  ----------------------------- △諸報告 △報告第1号 現金出納検査報告書〔平成26年11月分・12月分・平成27年1月分・一般・特別・歳入歳出外現金・基金・水道・下水道・病院〕 ○浅野美恵子議長 次に、諸報告をいたします。 初めに、報告第1号、平成26年11月分・12月分・平成27年1月分・一般・特別・歳入歳出外現金・基金・水道・下水道・病院各会計の現金出納検査結果について、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、監査委員から報告がありましたので、印刷の上、お手元に送付してありますから、御了承願います。  ----------------------------- △報告第2号 定期監査結果について(報告) ○浅野美恵子議長 次に、報告第2号、定期監査結果について、地方自治法第199条第9項の規定に基づき、監査委員から提出がありましたので、お手元に送付してありますから、御了承願います。  ----------------------------- △報告第3号 専決処分の報告について
    浅野美恵子議長 次に、報告第3号、専決処分の報告について、地方自治法第180条第2項の規定に基づき、市長から報告がありましたので、印刷の上、お手元に配付してありますから、御了承願います。  ----------------------------- △報告第4号 出席要求に基づく出席者の報告 ○浅野美恵子議長 次に、報告第4号、地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による出席者の報告が市長及び各行政機関からありましたので、印刷の上、お手元に配付してありますから、御了承願います。  ----------------------------- △請願・陳情の報告、委員会付託 ○浅野美恵子議長 次に、請願・陳情で受理したものについては、文書表としてお手元に配付してありますので、御了承願います。 なお、文書表のとおり、所管委員会に付託をいたします。 〔参照〕-請願・陳情文書表-  ----------------------------- △市長提出議案の報告 ○浅野美恵子議長 次に、市長から議案の提出がありましたので、事務局長に報告させます。     〔事務局長朗読〕                              所文第127号                             平成27年2月23日  所沢市議会議長 浅野美恵子様                             所沢市長 藤本正人      議案の提出について  平成27年所沢市議会第1回定例会に別紙のとおり議案を提出します。       平成27年所沢市議会第1回定例会議案件名表議案第1号 平成26年度所沢市一般会計補正予算(第10号)議案第2号 平成26年度所沢市交通災害共済特別会計補正予算(第1号)議案第3号 平成26年度所沢市所沢都市計画事業狭山ケ丘土地区画整理特別会計補正予算(第2号)議案第4号 平成26年度所沢市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)議案第5号 平成26年度所沢市介護保険特別会計補正予算(第2号)議案第6号 平成26年度所沢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)議案第7号 平成26年度所沢市水道事業会計補正予算(第1号)議案第8号 所沢市温暖化対策基金条例を廃止する条例制定について議案第9号 所沢カルチャーパーク用地の取得について議案第10号 平成27年度所沢市一般会計予算議案第11号 平成27年度所沢市交通災害共済特別会計予算議案第12号 平成27年度所沢市所沢都市計画事業狭山ケ丘土地区画整理特別会計予算議案第13号 平成27年度所沢市国民健康保険特別会計予算議案第14号 平成27年度所沢市介護保険特別会計予算議案第15号 平成27年度所沢市後期高齢者医療特別会計予算議案第16号 平成27年度所沢市水道事業会計予算議案第17号 平成27年度所沢市下水道事業会計予算議案第18号 平成27年度所沢市病院事業会計予算議案第19号 所沢市地域公共交通会議条例制定について議案第20号 所沢市いじめ問題対策委員会条例制定について議案第21号 所沢市安全・安心な学校と地域づくり推進本部条例制定について議案第22号 所沢市職員の自己啓発等休業に関する条例制定について議案第23号 所沢市職員の配偶者同行休業に関する条例制定について議案第24号 所沢市教育委員会教育長の職務に専念する義務の特例及び勤務時間その他の勤務条件等に関する条例制定について議案第25号 地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律附則第14条第1項の規定による介護予防・日常生活支援総合事業の実施に関する条例制定について議案第26号 所沢市工場立地法地域準則条例制定について議案第27号 所沢市情報公開条例の一部を改正する条例制定について議案第28号 所沢市行政手続条例の一部を改正する条例制定について議案第29号 所沢市非常勤の特別職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について議案第30号 所沢市常勤の特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例制定について議案第31号 所沢市一般職員の給与等に関する条例等の一部を改正する条例制定について議案第32号 所沢市税条例の一部を改正する条例制定について議案第33号 所沢市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について議案第34号 所沢市手数料条例の一部を改正する条例制定について議案第35号 所沢市教育委員会委員定数条例等の一部を改正する等の条例制定について議案第36号 所沢市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例の一部を改正する条例制定について議案第37号 所沢市介護保険条例の一部を改正する条例制定について議案第38号 所沢市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について議案第39号 所沢市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について議案第40号 所沢市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について議案第41号 所沢市墓地等の経営の許可等に関する条例の一部を改正する条例制定について議案第42号 所沢市自転車駐車場条例の一部を改正する条例制定について議案第43号 所沢市企業立地支援条例の一部を改正する条例制定について議案第44号 所沢市建築基準法関係手数料条例の一部を改正する条例制定について議案第45号 所沢市消防団条例の一部を改正する条例制定について議案第46号 所沢市家庭保育条例を廃止する条例制定について議案第47号 公の施設の相互利用に関する協議について議案第48号 市道路線の認定について ○浅野美恵子議長 報告は終わりました。  ----------------------------- △市長提出議案の一括議題(議案第1号~議案第48号) ○浅野美恵子議長 それでは、市長から提出のありました議案第1号から議案第48号までを一括議題といたします。 〔参照〕-市長提出議案-  ----------------------------- △市長施政方針及び提案理由の説明 ○浅野美恵子議長 議案の朗読を省略し、直ちに市長から施政方針及び提案理由の説明を求めます。 藤本市長     〔藤本正人 市長 登壇〕 ◎藤本市長 本日ここに、平成27年所沢市議会第1回定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、御健勝にて御参集を賜り、新年度予算をはじめ市政における重要案件につきまして御審議いただきますことに、厚く御礼申し上げます。 施政方針を申し上げる前に、去る2月15日に、市民の総意をはかることを目的として、防音校舎の除湿工事の計画的な実施に関する住民投票が行われました。市民の皆様には、市政に参加いただき、心から感謝を申し上げます。 今後につきましては、結果をしっかりと受けとめ、分析し、財政状況なども考慮し、判断してまいりたいと考えております。 それでは、施政方針につきまして申し上げます。 私が市長に就任以来3年半、「動け所沢! 紡ごう!絆」を合言葉に、東日本大震災の「あのとき誰もが感じたあの思い」を原点に、未来の子どもたちにどんな社会を伝え、残していくのかを意識して市政に携わってまいりました。 1期目最終年度の予算編成を行うなかで、これからも実践者としての覚悟を持っていこう、と改めて思いを強くしているところです。 それでは、第1回定例会の開会にあたり、平成27年度当初予算をはじめ諸議案の御審議をお願いするに先立ち、市政運営に関する基本的な考え方と、予算並びに条例その他の議案につきまして、その概要を申し述べ、議員の皆様並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 さて、昨年を振り返りますと、フィギュアスケートの羽生選手のソチオリンピックでの金メダルの獲得、テニスでは錦織選手の全米オープンテニスでの準優勝、また、科学の分野では、赤崎教授・天野教授・中村教授によるノーベル物理学賞の受賞など、世界の舞台で日本人が大いに活躍した年でもありました。 昨今、とかく縮みがちな発想にとらわれている我が国ですが、前を向いて進んでいけば、きっと道は開ける、そう考えております。 本市でも、大きな動きがありました。 旧所沢浄化センター跡地株式会社KADOKAWAに譲渡。雇用や活性化の拠点が生まれ、譲渡代金は基金として繰り入れ、将来への原資とすることができました。また、所沢駅東口側には日本光電工業株式会社の技術開発部門が移転され、合わせて2,000人規模の雇用の場が創出されることとなり、障害者雇用の拡充も期待できます。 また、ずっと暫定利用に甘んじてきた第2市民ギャラリー用地でしたが、こちらも所沢中央病院に譲渡を決定、歳入の確保とともに、救急医療と地域医療のさらなる充実を図ることができました。 また、歳入確保という面では、国民健康保険税の税率改正を行い、国保財政の健全化も進めました。 市民が、まちづくりを我がこととして考え、参加し、汗していくための取組も進めています。市民の市政参加については、その前提として市の状況を知っていただく必要がありますので、「市政トーク」と題して市内各地を回り、私自身の言葉で市政の状況をお伝えしてまいりました。また、「所沢市地域がつながる元気な自治会等応援条例」を制定し、足元から行動しよう!一緒に参加して生きましょう!と、自治の原点、自治会・町内会活動を応援し、安心して暮らせる地域社会の実現を目指してきたところでもあります。さらに、さきの議会で御議決いただいた「所沢市市民参加を進めるための条例」も4月から施行となります。 また、未来(あす)を担う子どもたちへの教育環境の整備にも努めました。 先生の負担を減らして子どもたちと向き合う時間を増やすため、教育問題に詳しい弁護士より法的側面からの助言をいただくようしたほか、中学校に校務用コンピュータの追加配備も行いました。 また、確かな学力育成のため、実践研究の推進などを内容とする「学び創造プラン」を策定しましたし、近くの小・中学校で組んで自校給食を進める「親子方式」を、和田小学校と安松中学校、南小学校と南陵中学校の間で実施しました。 26年は、「マチごとエコタウン所沢構想」の元年でもありました。 構想にのっとり、小・中学校13校において屋根貸しによる太陽光発電設備を導入し、普段は環境教育の教材として、そして災害時には避難所となる小・中学校へ電力を供給する施設として運用を開始しました。また、電気自動車やプラグインハイブリッド車など、次世代自動車の普及に不可欠な充電設備を市民体育館に整備し、この1月から御利用いただいております。「『実践!省エネ』エコファミリー大賞」では、1,172人もの市民の参加がありましたし、北野一般廃棄物最終処分場の太陽光発電施設「とことこソーラー北野」では、予想以上の売電収入があがっております。 また、緑の保全と創出にも努めました。菩提樹池周辺を里山保全地域に指定するとともに、北中ふるさとの緑の景観地内の一部を公有地化して、緑地保全に「個人市民税の1%」を充てたいという目標を超えた、1.44%を充当したところでもあります。また、計画段階から地域の声を活かして進めてきた美原中央公園や岩崎公園といった公園の整備も行いました。さらに、市独自の取組である里山保全地域の指定やみどりのパートナー活動の推進が評価され、第34回緑の都市賞において「国土交通大臣賞」を本市は受賞することもできました。 また、福祉の分野では、長期的な展望に立った政策展開が必要であることから、地域福祉計画、障害者支援計画及び高齢者福祉計画・介護保険事業計画を改定しました。今後、将来を見据えた取組を進めてまいります。 また、高齢者に対しては、「トコロみまもりネット」など各種の見守り事業を拡充したほか、和ケ原商店街にて、高齢者等の困りごとをボランティアが手助けする、いわゆる「地域支え合いの仕組み」を始めたところでもあります。 子どもの支援の分野では、平成27年度から平成31年度までを計画期間とする「ところっこ すくすく サポートプラン」の策定を行ったほか、民間保育園3園を新設しました。そして何といっても、長年の懸案であった児童クラブと児童館生活クラブの保育料の統一化につきましても、これを果たすことができました。また、小児医療において、担当病院が不在であった月曜日を埋めることで、所沢地区、すなわち所沢市と狭山市と入間市でありますが、この所沢地区における、月曜日から金曜日までの小児の第2次救急医療体制を確保したところでもあります。 農業分野では、昨年2月の大雪によって被害を受けたパイプハウスなどや農作物に対し、速やかに支援を行いました。また、農地の有効利用を進めるため、「農地サポート事業」を引き続き行い、これまでに63件、約16haの農地の貸借、売買が成立し、農地活用を進めました。 財政の健全化に向けては、歳出の抑制も必要となります。職員人件費の削減について、職員の時間外・休日勤務の削減に向け時差出勤制度の試行などに取り組み、約4,300万円を削減しました。医療費の抑制につきましても、ジェネリック医薬品の利用を高め、その効果額は年間約6,000万円に及んだと推計しています。 こうして、任期最終年度を迎えるにあたり、昨年を振り返ってみますと、市長就任後、1年目、2年目で土地を耕し、一つひとつまいてきた種から、多くの方の御協力により、様々な取組が芽を出し、実をつけ、収穫を迎えるものも出てきた、そんな1年であったと感じています。 それでは、「市政運営の基本的な考え方」について、まず述べさせていただきます。 私の市政運営の原点、それは東日本大震災の記憶です。 大震災と原発事故を経験した私たち今の大人たちには、託された使命があるのです。それは、未来の子どもたちにどんな社会を伝え残していくか、しっかりと見定め、今動く、ということであります。 子どもたちに残していくべきは、「人と人との絆・支え合う力を強め、一人ひとりが人間力を発揮する社会」であり、「人と自然との共生が図られた社会」であると考えます。 市行政も、経済活動も、自治会活動も、みんなが楽しむ各種スポーツや文化活動も、実は「あなたと私が幸せになる」ためにあるのではないでしょうか。だから、みんなで参加して、みんなで考えて、ともに汗していきましょう!ということであります。きっとこれからの社会、人間力を発揮する「大きな社会で行く」ということからしか、世の中を切り拓く活路は見いだせないのでは、とも今は感じているところです。 市政運営においても、思いは同じ。2,100有余の市職員とともに同じ思いで、市民の新たな幸せのため、力を尽くしてまいります。 なお、具体的な政策につきましては、「文教都市 所沢」の実現を目指し、「教育」「環境」「福祉・自治」「文化・ブランド」「行政」の各分野に対する「5つの思い」を市政運営の柱とし取り組んでまいります。 続きまして、「予算編成の基本的な考え方」についてです。 日本経済におきましては、緩やかな回復基調が続いていると言われますが、一方では、個人消費には弱さがみられるようでもあります。国では、消費喚起や地域活性化に重点を置いた補正予算を打ち出し、経済の好循環の拡大を進めようとしています。 昨年、「2040年までに896の自治体が消滅する」といった衝撃的な増田レポートが発表されましたが、本市は違います。かといって油断はしてはなりません。切り詰めるところは切り詰め、投資すべきところには投資し、将来にツケを残さぬ厳しい覚悟が求められています。 そのようななか、本市の状況をみると、歳入の根幹である市税の増加を期待することは難しく、歳出面でも、社会保障経費を中心に民生費の増加が続いていますし、老朽化した公共施設の改修や修繕に要する費用も増加中で、引き続き厳しい財政状況にあります。 こうした状況のなか、平成27年度から、第5次所沢市総合計画後期基本計画が始動いたします。総合計画基本構想に掲げる将来都市像「所沢発 みどりと笑顔にあふれる自立都市」を実現するために、「あれもこれも」ではなく、「あれかこれか」で事業を絞り込んで、確実に実施していきます。 そして、未来の子どもたちにどんな所沢を残すのか、「未来(あす)を見つめ今を動く」、継承を意識し、機を見て敏に、そのような心構えで予算編成を行ったところであります。 それでは、平成27年度予算の概要を申し上げます。 一般会計では総額927億5,000万円となり、前年度比1.0%の増、また、特別会計・事業会計を加えた全会計の合計は1,794億1,810万8,000円となり、前年度比3.1%の増となりました。 はじめに「文教都市 所沢」の実現を目指す「5つの思い」に沿って主な施策を御説明申し上げ、続けて、所沢の成長に向けた施策につきまして御説明いたします。 なお、国の補正予算に伴って、平成27年度に繰り越して実施する事業もありますので、併せて御説明いたします。 1 「教育」 日本一、子どもを大切にするマチ 所沢 「5つの思い」の1番目は、「教育 日本一、子どもを大切にするマチ 所沢」であります。 私は、教育とは何か、と問われたときに、「教育とは人づくりであり、人を育てることが、国づくりの根幹である」と答えてまいりました。 その教育の最前線が、学校であります。熱いハートを持ち、そして時にはおっかなく、ともに笑い、励ましてくれる、そんな先生と子どもたちが一緒に学ぶ、あったかい学校環境を目指し、施策を進めております。 まず、公約の実現に向けて。 私が筆頭に掲げた公約「3学期制」が、教育委員会の御尽力により、27年度から「新たな3学期制」としてスタートいたします。 2学期制の良さである長いスパンで教育活動に取り組める点と、季節感ある生活とこまめな評価ができる3学期制のそれぞれの良さを活かした「新しい3学期制」が、所沢市内の全校で動きはじめます。各校では、この新しい3学期制のもと、地域や学校の実態、児童・生徒の心身の発達段階や、特性を十分考慮し、創意工夫を生かした特色ある教育課程の編成に取り組んでまいります。 隔週土曜日の学校開校につきましても、その実現に向けた取組を進めてまいります。 さらに、教育力とブランド力のアップを目指した、私立学校の誘致につきましても、今後関係機関との調整などを引き続き進めてまいります。 次に、学びの環境の向上についてです。 子どもたちの学力向上を目指し、学びの環境の整備としては、学校・家庭・地域それぞれが、「学力向上に向けた3つの目標」を踏まえた取組を推進し、地域総がかりで推進していきます。学校では先生方の資質向上を図るとともに、家庭では社会教育の分野と連携した取組を充実させ、地域では児童・生徒の地域行事への参加促進などを図ってまいります。 就任以来、拡充してまいりました、教育現場への人的な支援につきましても、引き続き取り組んでまいります。 先生方が、授業準備の時間や児童・生徒と向き合う時間をしっかり増やし、よりきめ細かい指導ができるよう、単独で授業ができる講師を市として配置します。講師は、配置校で授業の一部を担当し、校務の補助等も行います。 また、小・中学校の学校図書館の管理・運営を円滑に行い、一層の充実を図るため、図書館担当教員の補助として、臨時職員の学校司書を配置します。 いじめ、不登校、非行問題行動などの課題に対しては、児童・生徒、保護者、学校を支援し、特に「いじめ」については附属機関を設置し、いじめ根絶に向けた取組をさらに充実させます。また、小・中学校に配置している「心のふれあい相談員」は、引き続き配置し、相談活動や家庭訪問などを行います。 先生方が授業準備の時間や児童・生徒と向き合う時間を増やすため、人的支援以外にも新たな施策に取り組みます。 まず、事務作業の簡略化を目指し、児童・生徒の個人情報、成績等を基礎データとした小・中学校での文書等の作成や管理、生徒指導などをサポートするシステムを教育ネットワークに導入します。また、校務用コンピュータも小学校に追加整備を行い、小・中学校全校の先生に1台ずつの配備をいたします。 また、教育現場での今日的課題を踏まえ、子どもたちの豊かな心の育成のために、他市に誇る体制で各種研修事業を充実させ、引き続き先生方の資質向上を支援します。 次に、教育環境の充実について。 子どもたちの健やかな成長に向け、教育環境の充実にも努めていきます。 学校の設備や施設の多くは、経年による老朽化が進んでおり、計画的に改修を進めています。まず、トイレは、洋式化、バリアフリーや臭気対策、さらには給排水管の改修等を実施します。27年度は、小・中学校9校の改修工事を、そして、9校の設計を行います。 また、学校給食センターの負担の軽減を図るため、改修可能な既存の単独調理場を整備し、近隣の中学校給食の調理・配送を行う「親子方式」について、27年度は柳瀬小学校・柳瀬中学校で開始いたします。 所沢市弓道場につきましては、NPO法人所沢市弓道連盟が建設する新しい施設に、管理を含めて引き継ぎいたします。 「安全・安心な学校と地域づくり推進事業」におきましては、学校と地域が連携して危機管理体制を整え、学校内外での事故や事件の未然防止、地域の防犯体制の強化・登下校時の交通安全の推進を引き続き図ってまいります。 2 「環境」 エネルギーの自立、エコタウン 所沢 2つ目の私の思いは、「環境 エネルギーの自立、エコタウン 所沢」であります。 東日本大震災の時、誰もが感じたあの思いを決して忘れずに、「人と人との絆」「人と自然との関係性」を見つめ直し、自然と寄り添った生き方を模索していこう、との思いから、その指針、「マチごとエコタウン所沢構想」を策定いたしました。 この構想に基づき、エネルギーの自立やみどりを守り育てる取組、ごみを削減し、資源を大切にする取組について、さらに攻めの姿勢で行ってまいります。そこで、環境クリーン部環境総務課を環境政策課に改めるとともに、新たにマチごとエコタウン推進室を設置し、構想の一層の推進を図り、次世代を担う子どもたちに、ふるさと「所沢」のすばらしい環境を継承してまいります。 まず、スマートエネルギーの推進について。 エネルギーの有効利用を図る取組では、「『実践!創エネ・省エネ』スマートエネルギー補助事業」を創設し、家庭や事業所に太陽光や太陽熱、地中熱の利用システムなど、創エネ・省エネ機器の導入を進めてまいりました。27年度は、この事業を自治会・町内会の集会施設等へも進めてまいります。 また、昨年創設いたしました「マチごとエコタウン推進基金」を活用し、市域全体の道路照明灯約8,800灯のLED化を一括して実施し、電力消費量や二酸化炭素排出を少しでも減らします。併せて、自治会所有防犯灯のLED化にも本基金を積極的に活用し、事業の拡大を図ります。さらに、家族ぐるみで地球環境の大切さを考え、省エネ行動につなげていくため、引き続き、「『実践!省エネ』エコファミリー大賞事業」を実施し、家庭部門の温暖化対策を推進します。 次に、緑のまちづくりについてです。 市の魅力であるみどりを守り、未来の子どもたちに伝えていく取組も進めます。 市内に残された貴重な緑地を保全するため、里山保全地域等の指定を行うとともに、消失のおそれがある緑地の公有地化を図ります。 また、狭山湖周辺の魅力を存分に満喫していただくとともに、みどりの保全と創出の理解を促すため、様々な整備を行います。具体的には、散策者や観光客の安全確保を図る、人道橋の設置についての検討を進めるとともに、散策をより快適なものとするため、観光用トイレの改修を実施いたします。 さらに、みどりをより豊かにするため、「みどりのパートナー」として登録した個人や団体に対して、必要な情報の提供や緑化資材の助成等の育成・支援を行い、みどりの市民活動を推進いたします。 自宅の庭を公開する「とことこガーデン」も100軒を超えるなど、市民による主体的な活動が広がっております。引き続き、景観まちづくりモデル事業や景観市民活動クラブへの支援等を実施し、一層魅力ある所沢らしい景観まちづくりを推進してまいります。 また、武蔵野の景観をそのまま残し、子どもたちが自然と触れ合い、笑顔あふれる公園を目指す、所沢カルチャーパークにつきましては、造成工事、上下水道設備、電気設備等の基盤整備を行い、計画地南部の樹林地に、かまどや洗い場などの施設を備えるキャンプ場を整備します。 次に、一般廃棄物の減量と適切な処理について。 一般廃棄物の適切な処理のためには、市民一人ひとりが「もったいないの心」をもって行動していかねばなりません。例えば、市民の皆さんが毎日10gずつごみを減らせば、1年間で約8,300万円の経費が節減されます。啓発活動を積極的に行い、引き続きごみ減量に向けた取組を進めます。 まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」も、国内で年間500万tから800万t出ているといわれます。これは世界の食糧援助の2倍に当たるとか。現在、宴会のお開き15分前を「食べきりタイム」とするよう働きかけをしていますが、さらに、協力してくれる飲食店に、食べ残した食品を持ち帰るためのドギーバッグを配布するなど、一層の普及を図ってまいります。 また、5年ごとの改訂時期となっている「所沢市一般廃棄物処理基本計画」の改訂作業を進め、長期的な展望に立った一般廃棄物処理体制を整備します。 さらに、西部クリーンセンター長寿命化工事を引き続き実施するとともに、東部クリーンセンターについては、平成29年度からの長寿命化工事に向け、その準備を進め、ごみ処理体制の維持向上を図ります。 仮称第2一般廃棄物最終処分場の建設については、建設予定地の地元の方々に対し、御理解をいただけるよう、引き続き丁寧な説明を行ってまいります。 3 「福祉・自治」 人と人との絆を実感できるマチ 所沢 私の思いの3つ目は、「福祉・自治 人と人との絆を実感できるマチ 所沢」であります。 福祉の原点は、人と人が連帯し、支え合うことです。その思いを胸に抱き、子どももお年寄りも、みんなが幸せを感じながら毎日を過ごせるまちづくりを進めてまいります。 まず、人と人との支え合いによる福祉について。 「(仮称)所沢市こどもと福祉の未来館」は、子育て支援や子ども発達支援の機能などを併せ持ち、また、地域福祉の拠点として、平成28年度中の完成を目指します。 生活福祉の取組では、生活困窮者の実態や課題を把握するとともに、支援の仕組みを構築するため、生活困窮者自立相談支援モデル事業を実施していますが、4月からは、生活困窮者自立支援法の施行に伴い、「自立相談支援事業」、「住居確保給付金」の支給及び「学習支援事業」を実施します。 障害者支援については、重い精神障害のある方が住み慣れた地域で生活をしていくには医療と生活、両面での支援が必要であるため、医療・福祉スタッフがチームとなって支援する、精神障害者アウトリーチ支援事業を開始します。また、「所沢市立キャンバス」については施設の老朽化が著しいため、改修整備し、安全を図ります。 高齢者支援については、高齢者がいつまでも、いきいきと自立した生活をし、生きがいを持って暮らしていくことを目指す地域包括ケアシステムの構築を進めるため、医療、福祉、介護の連携強化を図り、各種取組を進めます。 また、会食や交流会などを通じ、閉じこもり予防などの介護予防を実現するとともに、高齢者の居場所を提供する「お達者倶楽部」の活動を支援したり、日々の暮らしを生きがいある健全で豊かなものにする「長生クラブ」の活動を引き続き支援してまいります。 また、市内14カ所の地域包括支援センターが中心となり医療、福祉、介護の連携強化を進めることで、高齢者や地域住民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ります。さらに、ひとり暮らし高齢者の見守り対策強化のため、「みまもり相談員」を増員いたします。 次に、子どもたちの笑顔のために。 子どもたちは、国の宝。子どもたちの笑顔のため、各種取組を進めてまいります。 まず、平成27年度よりスタートする子ども・子育て支援新制度に対応するため、支援事業計画の推進などを担当するこども政策課及び保育園と幼稚園を管理する保育幼稚園課を新設いたします。 新たに、「ところっこ子育てサポート事業」として、保育士経験の豊かな職員を配置し、保育園、幼稚園などの入園相談、一時預かりや病児保育など様々なサービスの利用にあたって、それぞれの家庭の状況に応じた相談に、必要な情報提供・助言を行うとともに、関係機関との連絡調整を図ってまいります。 保育施設については、市立富岡保育園が27年度末までに建替えを終えますが、耐震性を確保した木造設計や地中熱を活用した空調の負荷を低減する換気設備など本市初めての取組により、自然を活かした施設として生まれ変わる予定です。 民間保育園についても、新たに2園の整備を進め、受入れ児童数を拡大してまいります。 放課後の留守家庭児童対策及び全児童対策を総合的に行う新たな放課後児童対策事業につきましては、教育委員会と連携し、地域の協力を得て、27年度より中富小学校で実施いたします。また、児童クラブの設置を条例で規定し公の施設としたことに伴い、児童クラブの運営を指定管理により進めてまいります。 障害のある子どもたちへの支援につきましては、児童発達支援センターである松原学園において、新たに、地域で暮らす障害児やその家族からの相談及び近隣事業所への支援方法等の助言を行う「障害児地域生活サポート事業」を実施します。 また、児童福祉法に基づく障害児通所支援事業についても着実にこれを進めてまいります。 子育てをめぐる社会環境が変化しているなか、保護者の育児不安の軽減も重要です。 妊産婦及び乳児(新生児)のいる家庭を保健師等が訪問し、養育環境などを把握し、情報を提供したり、必要なサービスにつなげることで、子育てでの孤立化や乳児虐待を未然に防いでまいります。また、乳幼児健康診査、健康相談事業等で乳幼児の発育や育児環境などに心配がある母子について、専門スタッフが関わり、経過観察、相談対応をして引き続き乳幼児の健全育成、育児支援を図ってまいります。 小児初期救急医療につきましては、市域全体において、昼間・夜間・深夜全ての時間帯での体制が確立したことから、今後は、安定的な維持と事業の継続に努めてまいります。 続いて、市民の健康を守るための取組についてです。 市の保健事業や地域保健医療施策の役割をより明確にするとともに、生涯を通じた心身の健康づくりや、地域に必要な医療連携体制の整備を一層推進することを目指し、27年度中に、「所沢市保健医療計画」を策定いたします。 また、国民健康保険制度をこれからも維持していくためには、これまで以上に特定健診などの予防事業を効果的、効率的に行う必要があるため、健康推進部に国民健康保険業務を移管します。 また、糖尿病性腎症等の重症化リスクが高い被保険者に対し生活指導等を行うことで、被保険者の病状維持及び改善を図るとともに、医療費の抑制を図ってまいります。 地域保健対策の推進に向けましては、平成26年度末に廃止される保健センター老人デイサービスセンターの跡施設について施設改修を行い、機能の充実を図ります。救急医療と地域医療についても、引き続き整備を進めてまいります。 市民のがんによる死亡率を減少させるため、胃がん・肺がん・大腸がん・乳がん・子宮頸がん検診を、また、感染症の発生及びまんえんを予防するための各種予防接種事業を引き続き実施してまいります。 さらに、市民医療センターでは、地域医療連携事業として在宅医療を行っている開業医等と一層の協力関係をつくり、在宅医療の充実を図ってまいります。 次に、地域コミュニティの醸成についてです。 自治とは、自分たちのまちを自分たちで、悩み、考え、汗をかいて、みずから治めていく営みであります。その始まりとなる存在が自治会・町内会といった地域コミュニティなのだと考えます。共助による地域の人々のつながり、絆を実感できるまちづくりを目指して、地域コミュニティの支援に取り組んでまいります。 人と人との絆を大切にし、互いに支え合い助け合う地域づくりを推進するため、地域内の団体で構成する「地域づくり協議会」に対して交付金の交付などで支援し、11行政区での設立を目指します。 また、「所沢市地域がつながる元気な自治会等応援条例」の周知や自治会・町内会の活動のPRを行って、先進的事例を共有し、今後の活動に活かしていけるよう、自治会等を応援してまいります。 4 「文化・ブランド」 文化の風 薫るマチ 所沢 次に、「文化・ブランド 文化の風 薫るマチ 所沢」であります。 自治体間で、魅力を競う時代となりました。本市にあるすばらしい資源を有効に活用し、まちをさらに活性化させてまいります。 まず、所沢ブランドの推進についてです。 これについては、「所沢らしさ」を確立するとともに、「誰もが選ぶまち」所沢の実現を目指し、民間事業者や有識者からの意見も取り入れながら進めていきます。 市の活性化に向けた庁内横断的なプロジェクトも引き続き進めてまいります。 東京オリンピック・パラリンピックプロジェクトチームにおきましては、世界最大のイベント、何十年に一度の大きなチャンスとこれをとらえ、市民体育館など優良体育施設や国立障害者リハビリテーションセンターの所在地としての環境を活かし、大会の成功と市の活性化につなげていく取組を市民とともに進めてまいります。 「音楽のあるまちづくり」の定着、推進については、庁内横断プロジェクトチームを中心とし、「音まち推奨制度」やまちなかコンサートの実施、音まちMAPの活用など、様々な取組をさらに進めてまいります。 航空発祥の地であることも、本市の大きなブランドです。航空発祥の歴史を伝える建造物が解体される予定のため、調査を行い、その記録を保存し、後世に伝えてまいります。 また、個性的な商店街は、まちの顔であり活力の源でもあります。引き続き、魅力ある商店街づくり推進のための経費について補助し、商店街の振興と活性化を図ります。和ケ原商店街では、当補助金を活用し日常の買い物に不便を感じている地域への出張商店街を実施します。 観光事業としましては、26年度に養成した「所沢市観光コンシェルジュ」がガイドを始めます。これにより文化・歴史について後世に語り継ぐとともに、来訪者等に旧町や航空公園などの観光スポットを案内してまいります。 市のイメージマスコット「トコろん」。これについては、イベントやメディアへの参加、各種グッズの作成・販売等により、さらなる市の知名度アップ、イメージアップを図ってまいります。 次に、文化の風 薫るマチの実現についてであります。 本市の文化的魅力を輝かせ、「文化の風 薫るマチ」の実現を目指して、文化芸術に関する課を独立させ、新たに文化芸術振興課を市民部に設置いたします。 市民文化センターミューズは、文化芸術振興の拠点となる施設であり、質の高い音楽を提供できると海外アーティストからも評価をいただいている市の誇れる資源であります。27年度も26年度に引き続き、市民からの要望の多かった洋式トイレへの改修を実施してまいります。 そして、農のあるまちづくりについてです。 農業を取り巻く環境が年々厳しさを増しているなか、首都近郊という有利な立地条件や地域の農資源を活かしながら、誰もが土に親しみ、農と身近に触れ合うことができる「農のあるまちづくり」を進めてまいります。 また、担い手の育成・確保の観点から、新規就農者の経営の早期安定化と農業経営の法人化や農業生産法人等の規模拡大に対し支援を行ってまいります。 また、生産者や農作物と触れ合っていただき、所沢農産物のすばらしさを実感していただく新たな取組を進め、農産物の消費拡大を図ってまいります。 5 「行政」 超親切な市役所 所沢 私の思いの5つ目は、「行政 超親切な市役所 所沢」です。 市民からの御意見を取り入れながら、市職員ともども、みずからが実践者になるという気概と勇気により、市政に取り組んでまいります。 まず、市民から学ぶとして、市民の生きた声を伺うために実施している3つの事業は、これを継続してまいります。 その1つ「市長のこんにちは訪問事業」は、率先した活動を行っている市民団体や先進的な取組を行っている事業者等の現場を訪問し、各団体の活動内容についてこれを学び、広く紹介しているものです。 また、「未来(あす)を見つめ、今を動く!タウンミーティング開催事業」では、テーマを設定して市民と意見交換しており、そこで出された意見や提案につきましては、市政に反映するよう努めているところでもあります。 さらに、昨年度から実施している「市政トーク」についても、引き続き実施し、市民に直接市政の課題をお伝えしてまいります。 次に、超親切な市役所の実現に向けてであります。 「超親切」とは、「公務員は市民のためにある」という気持ちを忘れず、市民の立場に立って可能な限りのおもてなしを行うこと、誠実に市民と接することであると考えます。 市民課や国保年金課において実施している第2、第4土曜日開庁は、試行段階であった市民税課や収税課を新たに本格実施に加え、市民の利便性を高めてまいります。 併せて、上下水道部におきましても、「所沢市上下水道お客様センター」を設置し、第2、第4土曜日に料金業務を行ってまいります。 また、職員のボランティアによる市役所周辺の落ち葉掃きや雪かき、傘のレンタル事業など、創意工夫による取組を引き続き進めてまいります。 次に、行政経営についてです。 動く所沢を、継続的かつ確実に実現していくためには、限られた資源のなかで、戦略的に自立した行政を行っていかねばなりません。 「有言実行で元気の出る行革」をコンセプトとした「第5次行政改革大綱」の計画期間が平成27年度で終了となることから、行政経営推進委員会の意見を伺いながら、行政経営の考え方を示す新たな大綱の策定を進めます。 また、公共施設の老朽化や人口構成の変化に伴い、公共施設をいかに管理・運営していくかが全国的に大きな課題となっております。27年度は、インフラを含む公共施設全てについて、総合的かつ計画的な管理を推進するための計画を策定いたします。 6 「所沢成長作戦!」 人を呼び込み 歳入アップでマチの成長を! 以上「5つの思い」を実行し、市民の幸せを高めていくためには、前提として、まちの成長が不可欠であります。 「所沢成長作戦!」。市民とともに、市の可能性を最大限に引き出してまいります。 まず、新たな発想でまちを動かしますについてです。 地方自治においても環境の変化は著しく、経済活動と同様に、過去にとらわれない、これまでにない発想を持つことが必要となってまいりました。 さらなる市の成長に向け、事実に基づいた分析と確かなプランを作るべく、本市の人口の現状と将来の展望を提示する「人口ビジョン」を策定し、これを踏まえ今後5カ年の目標や施策の基本的方向、具体的な施策をまとめた総合戦略を策定します。 また、第3回目となる「『所沢を動かす!』みんなのアイデアコンテスト」を実施し、自由な発想による提案を募集し、それを実施することで、「所沢を動かす」という参画意識を高め、新たなまちづくりにつなげてまいります。 次に、交通政策の展開についてです。 公共交通は、移動手段にとどまらず、まちの機能の根幹に関わる役割を持ちます。27年度より、経営企画部内に交通政策室を設け、市の公共交通政策を一元的に取り扱ってまいります。また、新たに「地域公共交通会議」を設置し、地域公共交通政策について、市民の方や事業者を含めた議論の場としてまいります。 西所沢駅西口整備につきましては、改札口開設に向け、関係権利者の了解を得ながら用地測量等を実施してまいります。 米軍所沢通信基地の返還については、東西連絡道路部分及び基地内米軍一部施設の建築・取壊し等の詳細な設計を行ってまいります。 次に、産業の活性化について。 平成26年は、株式会社KADOKAWA及び日本光電工業株式会社の本市への進出が決まり、所沢の未来に大きな期待がふくらんだ年となりました。この勢いを引き継ぎ、さらなる産業の活性化につなげてまいります。 企業誘致につきましては、工業用地創出にかかる基本構想等に基づいて関係機関との調整を進め、地権者の意向を踏まえながら開発手法や事業主体を検討するとともに、その進捗状況により企業への誘致活動に取り組んでまいります。 商業の活性化に向けましては、地域経済と商店街の活性化を図るため、所沢商工会議所が実施する「ところざわプレミアム付商品券」の発行事業を支援してまいります。 また、子育てを支援し、家族の絆づくりを応援するため、三世代同居のための住宅リフォームを行う場合に、工事費用の補助及び勤労者を対象とする融資の利子補給率の上乗せを開始いたします。 そして、新しいまちの顔づくりについてです。 所沢駅周辺は、市民にとっても来訪者にとっても、まちの顔でありましょう。未来に向けて、新しい顔づくりを進めてまいります。 所沢駅西口地区については、関係権利者の意向を踏まえた土地区画整理事業の事業計画決定を行うとともに、市街地再開発事業の都市計画決定手続きを進めてまいります。この事業は、平成11年に土地区画整理法等が改正されてから埼玉県内では事例がない、土地区画整理事業と市街地再開発事業の一体的施行となります。 日東地区では、所沢東町地区第一種市街地再開発事業の事業計画認可・組合認可に向けた行政間協議や組合に対する助言・支援を行うとともに、地区の街づくりの骨格となる道路の整備計画案についても、住民、関係権利者等の意向を確認しながら事業を進めてまいります。 また、旧市役所庁舎及び旧文化会館について、当該地域の現状や課題、経済状況や民間ニーズなどを踏まえ、その有効な活用策について一体として調査検討を行い、将来のまちづくりにつなげてまいります。 北秋津・上安松地区につきましても、地権者組織の準備組合による土地区画整理事業の取組を支援し、所沢駅近接地区にふさわしい街づくりを進めてまいります。 最後に、安心・安全なまちづくりと都市基盤の整備についてです。 暮らしの基礎となる安心・安全なまちづくり、そして、まちの成長の基礎となる都市基盤についても、ともに整備を進めます。 命を懸けたボランティア、消防団に対しましては、埼玉西部消防組合の消防救急無線がアナログからデジタル通信方式に切り替わることに合わせ、消防車両及び詰所等にデジタル無線受令機を配備するほか、安全確保のための装備、団員双方向の情報伝達が可能な装備などの充実を図ってまいります。 災害への備えとしては、防災行政無線が聴こえない地域の解消を図るため、放送塔を10基増設するほか、飲料水の確保のため、耐震性貯水槽を南小学校に設置します。また、災害時要援護者に対する支援が適切に行われるよう、登録台帳を作成し、地域住民の協力のもと、情報の伝達や安否確認、避難支援などが地域のなかで効果的に実施できる体制を整備してまいります。 災害に強い住環境の整備を促進するため、建築物の所有者等が実施する耐震診断や耐震改修に対しては引き続き補助金を交付して、費用負担の軽減を図ってまいります。また、市営住宅愛宕山団地1号棟及び3号棟の耐震改修工事を行います。これにより、市営住宅の耐震化が全て完了することとなります。 さらに、災害に強いライフラインを構築するため、上水道につきましては、震度6強程度の大規模地震にも耐えられるよう浄水場の配水池の耐震化を順次進めます。また、水道管網の中心となっている口径400mm以上の大口径管などの更新事業を進めるとともに、渇水や災害時などにも安定給水できるよう、自己水源である取水施設の保全に取り組んでまいります。 下水道につきましても、重要な下水道施設の耐震化を図る「防災」、被害の最小化を図る「減災」を組み合わせた地震対策事業を進めるとともに、第3期市街化調整区域下水道整備事業として、平成27年度から31年度までの5年間で、事業対象区域約126haに対して汚水管の布設を進めてまいります。また、老朽化が原因で事故などが起きないように下水道長寿命化対策調査を行い、施設の延命化とライフサイクルコストの縮減に向け取り組んでまいります。 また、犯罪のない社会の実現に向けた地域安全活動を実施し、市民の防犯意識の高揚を図るとともに、犯罪を起こさせにくい地域環境づくりを引き続き進めてまいります。 北野下富線道路築造事業につきましては、交通渋滞の緩和のため、外環状線として位置づけされた幹線道路を整備するもので、都市計画道路松葉道北岩岡線からラーク所沢前の市道3-5号線までの延長470mの区間、及び国道463号小手指陸橋北交差点から県道所沢狭山線までの延長1,122mの区間について整備を進めます。 松葉道北岩岡線道路築造事業につきましては、県道川越所沢線北所沢町交差点から北野下富線までの延長736mの区間について、整備を進めてまいります。 入間市と連携して整備する新設道路の一部である市道4-1366号線整備事業につきましては、用地取得を進めていきます。 県道久米所沢線歩道整備事業につきましては、東住吉交差点から北へ延長140mの区間、バスも通るなか、歩行者が危険でありました歩道を整備するものです。本市として、県より委託を受け用地取得業務を実施してまいります。 下安松の清流苑地区においては、災害時等に1本の橋だけでは不安だ、という声がありました。26年度には概略設計をしましたが、27年度は所沢とつながる第二の橋の測量及び詳細設計を行います。また、上安松の松戸橋についても、歩行者が安全に渡れるよう歩道の設置に向けた調整を行ってまいります。 以上、平成27年度の主な施策につきまして、御説明いたしましたが、引き続き、歳入予算の主なものにつきまして、御説明申し上げます。 まず、一般会計についてです。 市税につきましては、景気の動向等を踏まえて推計し、504億7,909万1,000円を計上いたしました。 地方消費税交付金につきましては、昨年4月からの消費税率引き上げに伴う増加を見込み、47億5,000万円を計上いたしました。 地方交付税につきましては、これまでの実績や収入額などの見込みを踏まえ、普通交付税9億円、特別交付税1億9,200万円、合わせて10億9,200万円を計上いたしました。 国・県支出金につきましては、補助制度の活用を積極的に進め、国庫支出金154億5,722万6,000円、県支出金57億8,020万6,000円を計上いたしました。 そのほか、市債につきましては、起債対象事業等を十分に勘案して、各種建設事業債を26億7,290万円、臨時財政対策債を22億円、合わせて48億7,290万円を計上いたしました。 また、歳入歳出の差引に伴う財源不足額を財政調整基金からの繰り入れで補ったところであります。 なお、特別会計及び事業会計につきましても、それぞれの事業に応じた事業収入、国・県支出金、繰入金などの収入につきまして、実績を勘案のうえ計上しております。 次に、御提案申し上げております平成26年度3月補正予算の概要につきまして、御説明申し上げます。 初めに、議案第1号「平成26年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」につきましては、ところざわプレミアム付商品券発行補助事業など、国の補正予算による「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用する事業について、事業費の追加と繰越明許費をお願いするものであります。また、富岡保育園建替えの建設費や不足する事業費の追加、併せて、国・県などの補助事業の確定によるものや、事業実施に基づく各費目の執行不用額などを調整するための減額につきましても、これを計上したところであります。 この結果、補正額は15億6,301万4,000円の増額となり、補正後の予算額は1,014億6,561万円となるものであります。 なお、補正予算の財源につきましては、国庫支出金、県支出金、繰入金、市債などの追加をさせていただいております。 また、予算第2条で継続費の補正、第3条で繰越明許費、第4条で債務負担行為の補正、第5条で地方債の補正をお願いしております。 次に、議案第2号から議案第6号までにつきましては、それぞれの特別会計における、国庫補助金等の決定や事業費の確定等に伴う補正を行うものであります。 また、議案第7号につきましては、所沢市水道事業会計の継続費の補正を行うものです。 続きまして、条例その他の議案につきまして、御説明申し上げます。 初めに、条例関係について御説明いたします。 まず、新規制定といたしまして、「所沢市地域公共交通会議条例」など、議案第19号から議案第26号までの8件を提案しております。 次に、一部改正といたしまして、「所沢市情報公開条例」など、議案第27号から議案第45号までの19件を提案しております。 次に、条例廃止といたしまして、議案第8号「所沢市温暖化対策基金条例」及び議案第46号「所沢市家庭保育条例」の2件を提案しております。 次に、その他の議案でありますが、財産の取得といたしまして、議案第9号「所沢カルチャーパーク用地の取得について」を、議案第47号は「公の施設の相互利用に関する協議について」を、議案第48号については「市道路線の認定」をそれぞれお願いするものであります。 なお、提案理由等につきましては、それぞれに記載したとおりであります。 以上、平成27年度における市政運営の基本方針と、提出いたしました諸議案につきまして、その概要を申し上げました。 私は、これまで「動け!所沢 紡ごう!絆」のフレーズで思いを伝えてまいりました。 私がまいた種が、3年の時を経て、芽を出し、実をつけ、収穫を迎えたものも多くございます。また、その実が、再び種となり、所沢市の「未来(あす)」のために、大地に根を張って、やがて大きな緑に覆われたまちになることを願ってやみません。 私は、市民とともに、市職員と心と力を合わせ、ともに汗をかき、新しい日本における市民の新しき幸せのため、所沢の未来(あす)のために、引き続き全力を尽くしてまいります。 議員各位におかれましては、何とぞ慎重審議のうえ、御議決賜りますようお願い申し上げ、平成27年度の施政方針演説並びに提案理由の説明とさせていただきます。 御清聴まことにありがとうございました。(拍手起こる) ○浅野美恵子議長 以上で、市長の施政方針及び提案理由の説明は終わりました。  ----------------------------- △議案第1号~議案第9号の先議の決定 ○浅野美恵子議長 ここで、お諮りいたします。 上程議案のうち、議案第1号から議案第9号までについて、先議することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○浅野美恵子議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。  ----------------------------- △議案の説明(先議分) ○浅野美恵子議長 それでは、議案第1号から議案第9号までを一括議題とし、担当者の説明を求めます。 初めに、中村経営企画部長     〔中村俊明 経営企画部長 登壇〕 ◎中村経営企画部長 それでは、経営企画部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 関係する議案は、議案第1号「平成26年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」でございます。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の44ページをお願いいたします。 1款議会費、01議員費、1節報酬、01議員報酬500万円の減及びその下の3節職員手当等、08期末手当147万円の減でございますが、議員の欠員により減額をお願いするものでございます。 次に、その下の9節旅費、01費用弁償105万円の減でございますが、執行残が生じたものでございます。 次に、同じページの03議会事務費、13節委託料、53会議録作成委託料150万円の減でございますが、会議録のページ数の減少により減額となったものでございます。 次に、45ページをお願いいたします。 2款総務費、08情報化推進費、12節役務費、02手数料797万9,000円の減及び次の14節使用料及び賃借料、06事務機器借料276万4,000円の減、その下の09電子計算事務費、12節役務費、02手数料176万円の減及び次の13節委託料、52テープ保管委託料30万円の減、その下の53システム維持管理委託料1,840万円の減、次のページ上段の14節使用料及び賃借料、32汎用機ソフトウェア使用料100万円の減でございますが、いずれも契約差金が生じたものでございます。 次に、その下の35日本語ラインプリンター使用料20万円の減でございますが、システムのオープン化により、汎用機用プリンターの使用料が見込みを下回ったものでございます。 次に、同じページ下段の01広報事務費、7節賃金、01臨時職員賃金150万9,000円の減でございますが、職員の育児休業期間が短縮されたことによりお願いするものでございます。 次に、その下の13節委託料、69ホームページシステム再構築業務委託料1,281万1,000円の減でございますが、契約差金が生じたものでございます。 次に、48ページをお願いいたします。 48ページ下段の01市政計画事務費、13節委託料、55地方版総合戦略等策定支援業務委託料928万円でございますが、平成26年11月28日に施行されましたまち・ひと・しごと創生法によりまして、地方公共団体における人口の現状と将来の展望を提示する地方人口ビジョンの策定と、それを踏まえた今後5カ年の目標や施策の基本的方向、具体的な施策をまとめた地方版総合戦略の策定が求められております。こうしたことから、策定に必要な人口動態の調査、分析等を行うとともに、地方版総合戦略の策定の支援を専門のコンサルタントに委託するものでございます。 この事業につきましては、国の地域住民生活等緊急支援のための交付金を活用して実施するものでございますが、この交付金につきまして簡単に御説明いたします。 恐れ入りますが、議案資料ナンバー1の19ページ及び20ページの地域住民生活等緊急支援のための交付金の概要をごらんください。 本交付金につきましては、平成26年12月に閣議決定された、まち・ひと・しごと創生総合戦略の地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策の具体的な施策として、国の平成26年度補正予算により創設されたものでございます。 交付金の目的でございますが、地方公共団体が実施する地域における消費喚起や生活支援策の支援、また、地方公共団体による地方版総合戦略の早期かつ有効な策定とこれに係る施策の実施を支援するものでございます。 本市への交付限度額でございますが、地域消費喚起・生活支援型として2億5,500万円、また、地方版総合戦略の策定と関連施策の実施を支援する地方創生先行型として9,300万円の計3億4,800万円となっております。 今回、交付金活用事業といたしまして7つの事業を予定しておりますが、各事業の詳細につきましては、それぞれ担当部長より御説明申し上げます。 恐れ入りますが、歳出予算説明書に戻っていただきまして、48ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の21ページを御参照ください。 下段の02行政管理費、13節委託料、55旧市役所庁舎跡地等活用調査委託料998万円でございますが、旧市役所庁舎の老朽化が進み、また、隣接する旧文化会館は利用されていないという状況の中、これらの施設が市の中心部に位置していることもありますので、中心市街地の活性化に資するような形での将来的な活用に向けて、先ほど申し上げました地域住民生活等緊急支援のための交付金を活用いたしまして調査、検討を行うものでございます。 恐れ入りますが、予算書に戻っていただきまして、7ページをお願いいたします。 第3表繰越明許費でございます。 2款総務費の1行目、地方版総合戦略等策定事業及び2行目の旧市役所庁舎跡地等活用事業でございますが、26年度中の事業の完了が困難でありますことから繰越明許をお願いするものでございます。 経営企画部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○浅野美恵子議長 次に、能登総務部長     〔能登則之 総務部長 登壇〕 ◎能登総務部長 それでは、総務部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 議案第1号「平成26年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の45ページをお願いいたします。 上段の2款総務費、04文書事務費、13節委託料、66オンデマンド印刷機保守委託料119万4,000円の追加及び14節使用料及び賃借料、17コピー使用料46万4,000円の追加でございますが、庁内共用の印刷機でありますオンデマンド印刷機及びコピー機について、それぞれ使用枚数が当初の見込みよりふえましたことから増額をお願いするものでございます。 続きまして、同じく、45ページ中段の2款総務費、07職員厚生費、4節共済費、04臨時職員社会保険料381万8,000円の減でございますが、これにつきましては、臨時職員等が加入します社会保険料の算定基礎額である標準報酬額の合計が当初の見込みより少なかったことから減額をお願いするものでございます。 次に、同じ節の05臨時職員労働保険料115万円の減でございますが、これにつきましては、労働保険料の算定基礎となる臨時職員の賃金支給額が当初見込みより少なかったことから減額をお願いするものでございまして、職員厚生費としましては合計で496万8,000円の減になるものでございます。 次に、51ページをお願いいたします。 上段の2款総務費、01災害支援対策費、9節旅費、02普通旅費31万4,000円の追加でございますが、岩手県大槌町へ2名の職員を派遣しており、被災地における復興事業が本格化してきたことに伴い、派遣先での業務の引き継ぎが必要となったため、派遣旅費の追加をお願いするものでございます。 次に、53ページをお願いいたします。 2款総務費、01農業委員会委員選挙執行費、計465万1,000円の減でございますが、昨年7月に執行いたしました農業委員会委員一般選挙執行額が確定したことに伴いまして減額をお願いするものでございます。 続きまして、恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、9ページをお願いいたします。 第4表債務負担行為補正でございます。 2行目の期日前投票所建物借料でございますが、統一地方選挙等執行事業の一環として、所沢駅西口に期日前投票所を新たに1カ所設置することに伴い、債務負担行為の追加をお願いするものでございます。 なお、期間及び限度額につきましては、記載のとおりでございます。 総務部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○浅野美恵子議長 次に、壱岐総務部危機管理監     〔壱岐英昭 総務部危機管理監 登壇〕 ◎壱岐総務部危機管理監 それでは、危機管理課所管の議案につきまして御説明申し上げます。 議案第1号「平成26年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の73ページ上段をお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の42ページを御参照ください。 9款消防費、01消防団費、8節報償費、31消防団員退職報償金65万円の追加でございますが、当初、今年度中の退職者を32名と予定しておりましたところ、年度末までに1名増の33名となる見込みであるため増額をお願いするものでございます。 次に、下段の01災害対策費、15節工事請負費、33防災行政無線更新工事及び38防災行政無線増設工事、合わせまして2,935万8,000円の減でございますが、更新工事及び増設工事とも、それぞれ契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の18節備品購入費、11災害対策用備品購入費540万円の減でございますが、臨時災害放送局用FM装置等の災害対策用備品の購入において契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の19節負担金補助及び交付金、47耐震性貯水槽整備費負担金216万6,000円の減でございますが、今年度、伸栄小学校での耐震性貯水槽設置工事事業及び来年度、南小学校に設置予定の耐震性貯水槽設計業務について、上下水道部に委託する負担金に差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 危機管理課所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○浅野美恵子議長 次に、溝井市民部長     〔溝井久男 市民部長 登壇〕 ◎溝井市民部長 それでは、市民部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 説明の順序でございますが、初めに、一般会計補正予算、次に、特別会計補正予算の順で御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 それでは、初めに、議案第1号「平成26年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の49ページをお願いいたします。 上段の2款総務費、05新所沢コミュニティセンター費、15節工事請負費、02施設改修工事(施設整備事業分)502万2,000円の減でございますが、新所沢コミュニティセンターの受変電設備改修工事につきまして契約差金が生じましたので減額をお願いするものでございます。 次に、下段の01交通対策費、11節需用費、01消耗品費9万2,000円の追加及び18節備品購入費、02事業用備品費36万5,000円、合わせて45万7,000円でございますが、有限会社新星配管工業様、日本道路株式会社埼玉営業所様、ところざわ自動車学校レストランポールポジション様、一般社団法人埼玉県自動車整備振興会所沢支部様、所沢タクシー協議会様から、交通事故防止啓発に役立ててほしい旨の御寄附をいただきましたので、寄附者の御意向に沿いまして、交通事故防止のための啓発品、交通安全教室用備品等を購入するものでございます。 次に、その下の19節負担金補助及び交付金、72交通遺児手当4万円の追加でございますが、交通遺児手当受給該当者の増により追加をお願いするものでございます。 次に、その下の75超低床ノンステップバス導入促進事業費補助金255万8,000円の減でございますが、埼玉県におきましてバス事業者の申請額に対し56.26%の調整率が生じたことによりまして、市負担分が減額したことから不用額が生じましたので減額をお願いするものでございます。 次に、50ページをお願いいたします。 上段の02自転車対策費、13節委託料、56自転車保管場所管理委託料146万円の減でございますが、契約差金が生じましたので減額をお願いするものでございます。 次に、下段の02消費者対策費、7節賃金、01臨時職員賃金208万9,000円の減でございますが、職員の配属により、臨時職員1名分が不用となりましたので減額をお願いするものでございます。 次に、52ページをお願いいたします。 下段の02戸籍住民基本台帳事務費、11節需用費、01消耗品費129万6,000円の減でございますが、住民基本台帳カードの作成枚数の減により減額をお願いするものでございます。 次に、その下の13節委託料、52住民記録システム等改修委託料806万2,000円の減及び68住民基本台帳ネットワークシステム運用支援委託料111万4,000円の減並びに75窓口業務等委託料106万3,000円の減でございますが、いずれも契約差金が生じましたので減額をお願いするものでございます。 次に、56ページをお願いいたします。 上段の3款民生費、02拠出年金事務費、13節委託料、52住記系システム等改修委託料633万円の減でございますが、年金生活者支援給付金の支給に関する法律による年金システム及び介護システムの改修におきまして、当初見込んでいた改修内容に変更が生じたことに伴い、不用額が見込まれるため減額をお願いするものでございます。 次に、57ページをお願いいたします。 中段の02国民健康保険特別会計繰出金、28節繰出金、31国民健康保険特別会計へ繰出(保険基盤安定保険税軽減分)977万6,000円の追加でございますが、保険税軽減対象となる被保険者数が当初見込みより増加したことに伴いお願いするものでございます。 次に、その下の32国民健康保険特別会計へ繰出(運営費分)9億9,027万2,000円の追加でございますが、国民健康保険特別会計の財源調整を行うため追加をお願いするものでございます。 次に、その下の33国民健康保険特別会計へ繰出(職員給与費等分)300万円の減でございますが、総務事務費の共同電算処理委託料の減額によりお願いするものでございます。 次に、その下の34国民健康保険特別会計へ繰出(出産育児一時金分)1,000万円の減でございますが、保険給付費の出産育児一時金の減額によりお願いするものでございます。 次に、その下の35国民健康保険特別会計へ繰出(財政安定化支援事業分)1億956万7,000円の追加でございますが、この繰出金は保険者の責めに帰することのできない特別の事情がある場合に限定的に一般会計から繰り出すものでございますが、県より平成26年度国保財政安定化支援事業繰入基準額が示されましたことからお願いするものでございます。 次に、その下の36国民健康保険特別会計へ繰出(保険基盤安定保険者支援分)142万3,000円の追加でございますが、保険税軽減対象となる被保険者数が当初見込みより増加したことに伴いお願いするものでございます。 次に、63ページをお願いいたします。 4款衛生費、05斎場運営費、15節工事請負費、01施設改修工事187万6,000円の減でございますが、斎場の自動昇降機改修工事につきまして契約差金が生じましたので減額をお願いするものでございます。 恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、9ページをお願いいたします。 第4表債務負担行為補正でございます。 1行目の市内循環バス運行に関する協定書に基づく損失補償でございますが、バス事業者と1年間の運行協定を締結しておりますが、平成26年度内に翌年度の協定を締結する必要がございますことから債務負担行為をお願いするものでございます。 なお、限度額につきましては、平成27年度当初予算額の1億3,639万8,000円とするものでございます。 次に、議案第2号「平成26年度所沢市交通災害共済特別会計補正予算(第1号)」をお願いいたします。この補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,327万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,084万2,000円とするものでございます。 初めに、歳出から御説明申し上げます。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の8ページをお願いいたします。 2款事業費、01共済見舞金、19節負担金補助及び交付金、41共済見舞金1,327万円の追加でございますが、歳入の繰越金の増額分が会費収入の減額分を上回るため、調整をお願いするものでございます。 次に、歳入につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、戻りまして、6ページをお願いいたします。 上段の1款共済会費収入、1目共済会費収入、1節共済会費収入409万9,000円の減でございますが、加入者が当初見込みを下回ることになりましたので減額をお願いするものでございます。 次に、下段の2款繰越金、1目繰越金、1節前年度繰越金1,736万9,000円でございますが、前年度繰越金の額の確定に伴いお願いするものでございます。 続きまして、議案第4号「平成26年度所沢市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」をお願いいたします。この補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億805万8,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ385億1,541万1,000円とするものでございます。 初めに、歳出から御説明申し上げます。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の13ページをお願いいたします。 1款総務費、01総務事務費、13節委託料、57共同電算処理委託料300万円の減でございますが、当初見込みより処理件数が減少することが見込まれますことから減額をお願いするものでございます。 次に、14ページをお願いいたします。 上段の2款保険給付費、01一般被保険者療養給付費、19節負担金補助及び交付金、31一般被保険者療養給付費3億8,400万円の減及びその下の34入院時食事療養費800万円の減でございますが、いずれも当初見込みより件数及び1件当たりの額が減少することが見込まれますことから減額をお願いするものでございます。 次に、下段の01診療報酬審査委託費、13節委託料、51審査委託料400万円の減でございますが、当初見込みより件数が減少することが見込まれますことから減額をお願いするものでございます。 次に、15ページをお願いいたします。 上段の01一般被保険者高額療養費、19節負担金補助及び交付金、31一般被保険者高額療養費1億2,800万円の減及び下段の01出産育児一時金、19節負担金補助及び交付金、28出産育児一時金1,500万円の減でございますが、いずれも当初見込みより件数が減少することが見込まれますことから減額をお願いするものでございます。 次に、16ページをお願いいたします。 3款後期高齢者支援金等、01後期高齢者支援金でございますが、一般会計からの繰入金の補正に伴いまして財源変更をお願いするものでございます。 次に、17ページをお願いいたします。 4款前期高齢者納付金等、01前期高齢者納付金、19節負担金補助及び交付金、41前期高齢者納付金505万8,000円の減でございますが、納付額の決定によりお願いするものでございます。 次に、18ページをお願いいたします。 6款介護納付金、01介護納付金でございますが、一般会計からの繰入金の補正に伴いまして財源変更をお願いするものでございます。 次に、19ページをお願いいたします。 8款保健事業費、01特定健康診査等事業費、13節委託料、51特定健康診査等委託料7,500万円の減でございますが、当初見込みより受診件数が減少することが見込まれますことから減額をお願いするものでございます。 次に、20ページをお願いいたします。 10款諸支出金、01補助金等返還金、23節償還金利子及び割引料、61国庫補助金等返還金3億1,400万円の追加でございますが、過年度の国庫補助金の交付額の確定に伴いお願いするものでございます。 次に、歳入につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、6ページをお願いいたします。 上段の2款国庫支出金、1目療養給付費等負担金、1節現年度分1億2,657万4,000円の減でございますが、先ほど歳出で御説明いたしました一般被保険者療養給付費及び一般被保険者高額療養費の減額補正に伴う国庫負担分として計上するものでございます。 次に、その下の3目特定健康診査等負担金、1節特定健康診査等負担金2,500万円の減でございますが、先ほど歳出で御説明いたしました特定健康診査等委託料の減額補正に伴う国庫負担分として計上するものでございます。 次に、中段の1目財政調整交付金、1節財政調整交付金1億7,210万2,000円の減でございますが、療養給付費等負担金の補正に伴う普通調整交付金の減及び特定調整交付金、その他特別の事情がある場合のうち経営努力分、いわゆる特特分の交付が受けられないことが確定したためお願いするものでございます。 次に、下段の4款前期高齢者交付金、1目前期高齢者交付金、1節現年度分10億8,496万4,000円の減でございますが、交付額の決定によりお願いするものでございます。 次に、7ページをお願いいたします。 中段の5款県支出金、2目特定健康診査等負担金、1節特定健康診査等負担金2,500万円の減でございますが、先ほど歳出で御説明いたしました特定健康診査等委託料の減額補正に伴う県負担分として計上するものでございます。 次に、下段の1目県財政調整交付金、1節県財政調整交付金2,754万4,000円の追加でございますが、療養給付費等負担金の補正に伴う普通調整交付金の減及び資格適用適正化等の事業に係る交付額の増による特別調整交付金の増が見込まれるためお願いするものでございます。 次に、8ページをお願いいたします。 8款繰入金、1目一般会計繰入金、1節保険基盤安定繰入金(保険税軽減分)977万6,000円の追加及びその下の2節保険基盤安定繰入金(保険者支援分)142万3,000円の追加でございますが、それぞれの繰入金が確定したためお願いするものでございます。 次に、その下の3節職員給与費等繰入金300万円の減でございますが、先ほど歳出で御説明いたしました総務事務費の共同電算処理委託料の減額に伴いお願いするものでございます。 次に、その下の4節出産育児一時金等繰入金1,000万円の減でございますが、先ほど歳出で御説明いたしました保険給付費の出産育児一時金の減額に伴いお願いするものでございます。 次に、その下の5節その他一般会計繰入金、01運営費繰入金9億9,027万2,000円の追加でございますが、国民健康保険特別会計の財源調整のため、一般会計から繰り入れるものでございます。 次に、その下の02財政安定化支援事業繰入金1億956万7,000円の追加でございますが、平成26年度国保財政安定化支援事業繰入基準額の確定に伴い、一般会計から繰り入れるものでございます。 市民部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○浅野美恵子議長 次に、本橋福祉部長     〔本橋則子 福祉部長 登壇〕 ◎本橋福祉部長 それでは、福祉部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 初めに、一般会計補正予算、次に、特別会計補正予算について説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 初めに、議案第1号「平成26年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の54ページをお願いいたします。併せて、議案資料ナンバー1の25ページを御参照ください。 3款民生費、07障害福祉総務費、19節負担金補助及び交付金、78重度障害者自動車ガソリン費補助金184万9,000円の追加でございますが、補助件数が増加したためお願いするものでございます。 次に、その下の08障害者支援費、23節償還金利子及び割引料、66平成21年度障害者自立支援給付費国庫負担金返還金44万1,000円及び67平成21年度障害者自立支援給付費県負担金返還金22万1,000円でございますが、平成21年度に発生した訓練等給付費の不正請求に係る返還金の納入が終了したことにより、国及び県に返還するものでございます。 次に、その下の73平成25年度障害者自立支援給付費国庫負担金返還金673万4,000円及び74平成25年度障害者自立支援給付費県負担金返還金336万7,000円でございますが、実績額の確定により、国及び県に返還するものでございます。 次に、その下の12中国残留邦人生活支援費、23節償還金利子及び割引料、61平成25年度生活保護費等国庫負担金返還金から64平成25年度中国残留邦人生活支援費負担金返還金までの合計189万9,000円でございますが、これらにつきましては、実績額の確定により、国及び県に返還するものでございます。 次に、55ページをお願いいたします。 03老人医療費、19節負担金補助及び交付金、45埼玉県後期高齢者医療療養給付費負担金4,691万7,000円の減でございますが、埼玉県後期高齢者医療広域連合における本年度の給付実績から、療養給付費の年間見込額が当初見込額を下回りますことから減額するものでございます。 次に、その下の07介護保険特別会計繰出金、28節繰出金、32介護保険特別会計へ繰出(事務費分)1,482万3,000円の減でございますが、社会保障・税番号制度導入に伴う介護保険システム修正に係る費用に変更が生じたため、介護保険特別会計への繰出金を減額するものでございます。 次に、その下の08後期高齢者医療特別会計繰出金、28節繰出金、31後期高齢者医療特別会計へ繰出(保険基盤安定分)931万円の追加でございますが、埼玉県後期高齢者医療広域連合から本年度の保険基盤安定納付金の算定額が示され、納付額が確定したためお願いするものでございます。 次に、56ページをお願いいたします。 01老人福祉センター費、7節賃金、01臨時職員賃金436万円の減でございますが、雇用実績により残額が見込まれますことから減額をお願いするものでございます。 次に、11節需用費、01消耗品費25万1,000円の追加でございますが、併せて、議案資料ナンバー1の26ページを御参照ください。 所沢明るい社会づくりの会東地区様から、社会福祉のためにと20万円の寄附がございましたので、寄附者の意向に沿い、老人福祉センターに必要な物品を購入するため、所要の予算をお願いするものでございます。 次に、15節工事請負費、02施設改修工事(施設整備事業分)124万2,000円の減でございますが、老人福祉センターうしぬま荘の施設改修工事につきまして契約差金が生じたものでございます。 次に、その下の02老人憩の家費、13節委託料、53所沢市立老人憩の家管理委託料170万9,000円の減でございますが、老人憩の家8施設の指定管理者との協定締結に当たり契約差金が生じたものでございます。 次に、少し飛んで、61ページをお願いいたします。 02生活保護事務費、23節償還金利子及び割引料、61平成25年度生活保護費等国庫負担金返還金から63平成25年度生活保護費県負担金返還金までの合計4億1,568万円でございますが、これらにつきましては、実績額の確定により、国及び県に返還するものでございます。 次に、その下の財源変更でございますが、472万4,000円につきましては、生活困窮者等面接相談事業に係る補助金について、国庫補助から県補助に変更されたため財源変更をお願いするものでございます。 次に、恐れ入りますが、前に戻りまして、6ページをお願いいたします。併せて、議案資料ナンバー1の23ページ及び24ページを御参照ください。 第2表継続費補正でございます。 仮称総合福祉センター建設事業につきましては、建設用地内において地中障害物が見つかったため、障害物の撤去及び地盤改良工事が必要となりますことから、事業年度を平成28年度までとし、継続費につきましては2億5,200万円増額いたしまして、補正後の総額を30億5,587万円といたし、また、年割額は記載のとおりとするものでございます。 続きまして、議案第5号「平成26年度所沢市介護保険特別会計補正予算(第2号)」をお願いいたします。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,482万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ198億849万7,000円とするものでございます。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の8ページをお願いいたします。 1款総務費、01総務事務費、13節委託料、53介護保険システム修正委託料1,482万3,000円の減でございますが、社会保障・税番号制度の導入に伴う介護保険システムの改修内容に変更が生じたことによるものでございます。 恐れ入りますが、前に戻りまして、6ページをお願いいたします。 歳入でございます。 7款繰入金、1項他会計繰入金、4目その他一般会計繰入金、1節事務費繰入金1,482万3,000円の減でございますが、ただいま歳出で御説明いたしました介護保険システム修正委託料を減額するものでございます。 次に、議案第6号「平成26年度所沢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」をお願いいたします。歳入歳出予算の総額にそれぞれ931万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ37億6,878万9,000円とするものでございます。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の8ページをお願いいたします。 2款後期高齢者医療広域連合納付金、01後期高齢者医療広域連合納付金、19節負担金補助及び交付金、44保険基盤安定納付金931万円の追加でございますが、埼玉県後期高齢者医療広域連合から本年度の保険基盤安定納付金の算定額が示され、納付額が確定したものでございます。 恐れ入りますが、前に戻りまして、6ページをお願いいたします。 歳入でございます。 3款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金、1節保険基盤安定繰入金、01保険基盤安定繰入金931万円の追加でございますが、ただいま歳出で御説明いたしました保険基盤安定納付額が確定したものでございます。 福祉部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。  ----------------------------- △休憩の宣告 ○浅野美恵子議長 上程議案に対する担当者の説明の途中ですが、暫時休憩いたします。午前11時57分休憩  -----------------------------午後1時0分再開 出席議員    34名     1番    2番    3番    5番    6番    7番     8番    9番   10番   11番   12番   13番    14番   15番   16番   17番   18番   19番    20番   21番   22番   23番   24番   25番    26番   27番   28番   29番   30番   31番    32番   34番   35番   36番 欠席議員     1名     4番地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長       副市長      経営企画部長   総務部長 総務部危機管理監 財務部長     市民部長     福祉部長 こども未来部次長 健康推進部長   環境クリーン部長 産業経済部長 街づくり計画部長 建設部長     会計管理者 上下水道事業管理者職務代理者上下水道部長       市民医療センター事務部長 教育委員会委員長          教育長 教育総務部長            学校教育部長 選挙管理委員会委員長        農業委員会会長 監査委員              公平委員会委員長 △再開の宣告 ○浅野美恵子議長 再開いたします。 休憩前に引き続き、会議を進めます。  ----------------------------- △議案の説明(先議分) ○浅野美恵子議長 上程議案に対する担当者の説明を続けます。 それでは、本田こども未来部次長     〔本田静香 こども未来部次長 登壇〕 ◎本田こども未来部次長 それでは、こども未来部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 議案第1号「平成26年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」をお願いいたします。 恐れ入りますが、57ページをお願いいたします。併せて、議案資料ナンバー1の27ページを御参照ください。 下段の3款民生費、07ひとり親家庭等医療対策費、20節扶助費、41ひとり親家庭等医療費634万9,000円の追加でございますが、受診実績が当初見込みを上回りましたことから増額をお願いするものでございます。 次に、58ページをお願いいたします。併せて、議案資料の31ページを御参照ください。 08放課後児童健全育成費、13節委託料、53児童クラブ子育て支援事業委託料3,780万円でございますが、児童クラブにつきましては、平成27年度から指定管理者制度による利用料金制といたしましたことから、低所得者世帯等に対する減免額などにつきまして事業者に委託料として支払うものでございます。 なお、本事業につきましては、国の地域住民生活等緊急支援のための交付金、補助率10分の10を活用し実施するものでございます。 また、財源内訳の中の一般財源81万円の減につきましては、平成26年度に実施いたしました放課後児童クラブ環境整備事業についての県補助金が追加となりましたことから財源変更をお願いするものでございます。 次に、09子ども・子育て支援対策推進費、19節負担金補助及び交付金、71私立幼稚園預かり保育事業費補助金136万円の追加でございますが、併せて、議案資料の28ページを御参照ください。 こちらにつきましては、私立幼稚園における時間外保育の利用児童数及び夏休みなど長期休業期間中に本事業を実施する園が当初の見込みよりふえましたことから増額をお願いするものでございます。 次に、10障害児福祉費、19節負担金補助及び交付金、34障害児相談支援給付費299万6,000円の減でございますが、利用実績により減額をお願いするものでございます。 その下の35障害児自立支援医療費負担金153万円の追加でございますが、併せて、議案資料の29ページを御参照ください。 本事業は、身体に一定の障害がある児童を対象として、障害の軽減等を目的に手術など治療を受ける際、医療費を支給する制度でございますが、給付実績が当初見込みを上回ることから増額をお願いするものでございます。 なお、負担割合につきましては、国が2分の1、県及び市がそれぞれ4分の1でございます。 その下の73特別支援学校放課後児童対策事業費補助金767万3,000円の減でございますが、補助対象事業所が児童福祉法に基づく障害児通所支援事業へ移行したことに伴い減額をお願いするものでございます。 その下の23節償還金利子及び割引料、61過年度分障害者自立支援給付費国庫負担金返還金44万円及びその下の62過年度分障害者自立支援給付費県負担金返還金22万円でございますが、平成21年に発覚した不正請求に伴い、国及び県へ負担金を返還するものでございます。 なお、この返還金につきましては、平成24年度から平成26年度までの3年間でございますので、今年度で終了となります。 次に、11児童家庭相談費、13節委託料、31療育支援訪問委託料141万7,000円の減でございますが、利用者数が当初の見込みを下回りますことから減額をお願いするものでございます。 次に、59ページをお願いいたします。併せて、議案資料の33ページ及び34ページを御参照ください。 上段の01児童福祉運営費、13節委託料、31民間保育園保育実施委託料5,831万3,000円の追加及びその下の33所沢市立東所沢保育園管理委託料271万8,000円の追加でございますが、国の保育単価の増額に伴いましてお願いするものでございます。 次に、18節備品購入費、02事業用備品費1,080万円と次の60ページでございますが、02保育園運営費、18節備品購入費、02事業用備品費513万円の追加の合計1,593万円につきましては、議案資料の32ページを御参照願います。 本事業につきましては、時間外保育を受ける際の保護者の負担軽減とともに、各園での集計事務等の効率化を図るため、国の地域住民生活等緊急支援のための交付金を活用し、タイムレコーダーを導入するものでございます。 次に、恐れ入りますが、59ページに戻りまして、議案資料につきましては35ページを御参照ください。 上段の01児童福祉運営費、19節負担金補助及び交付金、75特別保育事業費補助金291万6,000円の追加でございますが、本事業の利用児童数の増加が見込まれますことからお願いするものでございます。 次に、下段の01ひとり親家庭福祉対策費、23節償還金利子及び割引料、68平成25年度母子家庭等対策総合支援事業費国庫補助金返還金20万1,000円、その下の69平成25年度児童入所施設措置費等国庫負担金返還金8万円及び70平成25年度児童入所施設措置費等県負担金返還金4万円でございますが、いずれも平成25年度の補助金及び負担金が確定したものでございます。 次に、60ページをお願いいたします。併せて、議案資料の36ページを御参照ください。 03保育園施設費、18節備品購入費、02事業用備品費270万円の追加でございますが、保育園の厨房機器で、耐用年数が過ぎたことからふぐあいが発生している食器洗浄機などについて更新を行うものでございます。 次に、04保育園建設費、13節委託料、54富岡保育園建設工事監理委託料795万9,000円及びその下、15節工事請負費、36富岡保育園建設工事2億6,790万5,000円の合計2億7,586万4,000円でございますが、併せて、議案資料の37ページを御参照ください。 富岡保育園の建て替え事業に伴い、新園舎の建設工事のための費用をお願いするものでございまして、国の森林整備加速化・林業再生事業費補助金を活用して実施するものでございます。 次に、05児童発達支援センター費、18節備品購入費、02事業用備品費21万円でございますが、併せて、議案資料の30ページを御参照ください。 こちらにつきましては、所沢明るい社会づくりの会東地区様から、児童福祉のためにと御寄附をいただきましたことから、寄附者の御意向に沿いまして、松原学園の室内遊具を購入するためお願いするものでございます。 次に、06児童館運営費、7節賃金、01臨時職員賃金470万円の減でございますが、生活クラブにおける加配職員の賃金に不用額が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 戻りまして、7ページをお願いいたします。 第3表繰越明許費でございます。 3款民生費、2項児童福祉費の児童クラブ子育て支援事業、その下の時間外保育環境整備事業及び富岡保育園建替え事業でございますが、先ほど御説明いたしましたとおり、いずれも国の交付金及び補助金を活用し平成27年度に事業を実施いたしますことから繰越明許をお願いするものでございます。 次に、9ページをお願いいたします。 第4表債務負担行為補正でございます。 3行目の事務機器等借料及び使用料につきましては、平成27年4月から中富小学校で実施いたします放課後児童対策一体運営事業のコピー機についてお願いするものでございます。 次に、4行目の指定管理者に伴う施設管理委託料でございますが、4月からスタートいたします子ども・子育て支援新制度により、所沢市立東所沢保育園委託料の追加分についてお願いするものでございます。 なお、期間、限度額につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。 こども未来部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○浅野美恵子議長 次に、坂本健康推進部長     〔坂本博典 健康推進部長 登壇〕 ◎坂本健康推進部長 健康推進部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 所管の議案は、議案第1号「平成26年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」でございます。 それでは、歳出予算説明書の62ページをお願いいたします。 4款衛生費、03保健医療対策費、13節委託料、51健康づくり情報冊子作成委託料143万7,000円の減でございますが、情報冊子の作成委託業務において契約差金が生じましたことからお願いするものです。 次に、その下の05歯科診療事業費、18節備品購入費、02事業用備品費126万2,000円の減につきましては、歯科診療所あおぞらの診療用機器の購入におきまして契約差金が生じましたことからお願いするものです。 続きまして、下段の01保健事業費、13節委託料、52がん検診委託料6,009万3,000円の減でございますが、当初予算におきまして、胃がん・肺がん・大腸がん・乳がん・子宮頸がん検診の受診者数を前年度と同様に積算しておりましたが、この診療者数が下回るものと見込まれますことから減額をお願いするものです。 続きまして、64ページをお願いいたします。 下段の03母子保健事業費12万8,000円の財源変更でございますが、今年度実施いたしました妊娠・出産に関する講演会等に対しまして、埼玉県の地域少子化対策強化交付金が交付決定されましたことからお願いするものです。 なお、この補助金につきましては、埼玉県少子化対策推進事業として、市町村が実施する結婚、妊娠、出産、育児に関する事業に対して交付されるものです。 以上で、健康推進部所管の議案説明を終わります。 ○浅野美恵子議長 次に、桑原環境クリーン部長     〔桑原 茂 環境クリーン部長 登壇〕 ◎桑原環境クリーン部長 それでは、環境クリーン部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 説明の順序でございますが、初めに、補正予算を、次に、条例の順で御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 初めに、議案第1号「平成26年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」、歳出予算説明書の63ページをお願いいたします。 4款衛生費、02公害対策費、7節賃金、01臨時職員賃金179万7,000円の減でございますが、職員の配属に伴い、1名分の臨時職員賃金が不用になりましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の04みどり推進費、8節報償費、33市民の森奨励金277万5,000円の減でございますが、これまで、市民の森のうち若狭山の神市民の森は、固定資産税、都市計画税の額に相当する額と土地使用料の合算額を奨励金として有償契約をしておりましたが、所有者の方に無償契約の合意をいただきましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、17節公有財産購入費、61保全緑地用地購入費213万6,000円の減でございますが、東狭山ケ丘保全配慮地区内の北中ふるさとの緑の景観地の一部、約4,802㎡の取得に当たりまして、購入額が当初見込みを下回りましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の財源内訳の269万8,000円でございますが、市民の森等管理委託料のうち、荒幡富士市民の森、若狭地蔵市民の森及び若狭山の神市民の森の萌芽更新及び植栽につきまして、県の身近なみどり保全・創出市町村支援事業補助金の対象となり、交付決定されましたことから財源変更をお願いするものでございます。 なお、補助率は2分の1を限度とするものでございます。 次に、06緑の基金積立金、25節積立金、31緑の基金積立50万1,000円の追加でございますが、団体や個人の方からいただきました寄附金及び募金47万円並びにふるさと応援寄附金3万1,000円を緑の基金に積み立てるものでございます。 なお、この結果、年度末における緑の基金の積立残高は約9億3,000万円となる見込みでございます。 次に、07温暖化対策基金積立金、25節積立金、31温暖化対策基金積立2万円の追加でございますが、昨年7月に開催いたしましたライトダウンイベントの際、来場者からいただきました温暖化対策基金への募金を積み立てるものでございます。 次に、64ページをお願いいたします。 上段の08マチごとエコタウン推進基金積立金、25節積立金、31マチごとエコタウン推進基金積立5,242万8,000円の追加でございますが、所沢市温暖化対策基金条例の廃止に伴い、基金の積立残高3,273万9,000円と容器包装再商品化合理化拠出金受入金1,968万9,000円をマチごとエコタウン推進基金に積み立てるものでございます。 次に、65ページをお願いいたします。 02塵芥処理費、13節委託料、52一般廃棄物収集運搬業務委託料1,038万6,000円の減及び53一般廃棄物処分等業務委託料1,000万円の減でございますが、いずれも契約差金が生じたことにより減額をお願いするものでございます。 次に、その下、03東部クリーンセンター費、13節委託料、78リサイクルプラザ施設運転業務委託料116万2,000円の減及び83焼却施設法定等点検業務委託料619万2,000円の減、15節工事請負費、02施設改修工事(施設整備事業分)212万円の減でございますが、いずれも契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の財源内訳の544万9,000円でございますが、東部クリーンセンターで行いました廃棄物の放射性物質濃度検査につきまして、国の廃棄物処理施設モニタリング事業費補助金の対象となり、交付決定されましたことから財源変更をお願いするものでございます。 なお、補助率は10分の10でございます。 次に、04西部クリーンセンター費、11節需用費、07光熱水費593万2,000円の追加でございますが、電気料金の単価の上昇に伴い不足が見込まれますことから増額をお願いするものでございます。 次に、13節委託料、97焼却施設法定等点検業務委託料270万円の減でございますが、契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 その下の財源内訳の401万1,000円でございますが、東部クリーンセンターと同様、廃棄物処理施設モニタリング事業費補助金が国から交付決定されましたことから財源変更をお願いするものでございます。 次に、66ページをお願いいたします。 上段の01し尿処理費、11節需用費、11薬剤費265万3,000円の減でございますが、し尿及び浄化槽汚泥の搬入量が少なかったことに伴い、薬剤使用量も当初見込みより少なくて済みましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、22節補償補填及び賠償金、31し尿収集運搬業者廃業及び減車補償金700万4,000円の減でございますが、「公共下水道の普及によるし尿収集、運搬許可業者の汲み取り業務量の減少に伴う補償」についての協定書により算出した金額をもとに補償額について業者と協議を重ねた結果、金銭補償額のおおむね15%を減額することで合意をいただいたことにより、不用額が生じたため減額をお願いするものでございます。 次に、下段の01減量・リサイクル推進費1,509万9,000円の財源変更でございますが、古紙類、布類の売払単価上昇により、有価物売払収入の増額が見込まれますことから財源変更をお願いするものでございます。 次に、その下の02減量・リサイクル啓発費、7節賃金、01臨時職員賃金130万円の減でございますが、当初見込んだ勤務日数より少なかったため減額をお願いするものでございます。 次に、恐れ入りますが、戻りまして、9ページをお願いいたします。 第4表債務負担行為補正でございますが、5行目の東部クリーンセンター焼却施設運転業務委託料、その下の東部クリーンセンターリサイクルプラザ施設運転業務委託料及びその下のし尿処理施設運転管理等業務委託料(所沢市衛生センター)でございますが、この3件の廃棄物処理施設の運転管理業務につきましては、施設の安定した運営管理業務を実施するに当たり専門技術者を長期間確保する必要があること及び事務の効率化、経費の削減が図られることから複数年契約を行い、債務負担行為の期間を平成27年度から平成29年度までとするものでございます。 それぞれの限度額につきましては、記載のとおりでございます。 続きまして、議案第8号「所沢市温暖化対策基金条例を廃止する条例制定について」をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー1の51ページを御参照ください。 条例廃止の趣旨でございますが、温暖化対策基金条例の目的を包含するマチごとエコタウン推進基金が昨年9月に創設されたことに伴いまして、本条例の廃止をお願いするものでございます。 なお、附則でございますが、第1項につきましては条例の施行日を、第2項におきまして、本基金に属する現金及び有価証券をマチごとエコタウン推進基金に引き継ぐ旨を規定しております。 環境クリーン部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○浅野美恵子議長 次に、守谷産業経済部長     〔守谷照雄 産業経済部長 登壇〕 ◎守谷産業経済部長 それでは、産業経済部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 議案第1号「平成26年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」をお願いいたします。 68ページをお願いいたします。 上段の02農業委員会事務費、7節賃金、01臨時職員賃金117万円の減ですが、任用に係る補助金の交付決定が8月となり、1年を予定しておりました任用期間が6カ月となったことに伴い減額するものでございます。 次に、同じページ、下段の01農業振興対策費、8節報償費、31農業基盤整備協力報償998万8,000円の減ですが、報償額につきまして、近傍土地の直近の売買価格などを勘案し、当初見込みより低い額としたことから減額するものでございます。 次に、その下の19節負担金補助及び交付金、93営農開始給付金375万円の追加ですが、併せて、議案資料ナンバー1の38ページを御参照ください。 本給付金につきましては、青年の就農意欲の喚起と就農後の定着を図るため交付しているところでございますが、今般、国の緊急経済対策に係る平成26年度補正予算が成立したことに伴い、本年4月から12月までに給付金の支払い時期が到来する継続者3名に対し本年度中に給付するものでございます。 次に、その下の94農業災害緊急支援補助金4,312万6,000円の減をお願いいたします。 本補助金につきましては、昨年2月の大雪により被害を受けた農業者に対する支援ですが、生産力維持のための肥料等の購入費に対する助成額が当初見込みを下回ったため減額するものでございます。 次に、その下の02園芸特産物振興費、19節負担金補助及び交付金、90狭山茶凍霜害防止対策事業費補助金559万2,000円の減ですが、防霜ファンの設置者及び設置台数が当初見込みを下回ったことから減額するものでございます。 次に、69ページをお願いいたします。併せて、資料の40ページを御参照ください。 上段の01商業振興費、19節負担金補助及び交付金、87ところざわプレミアム付商品券発行事業補助金3億5,500万円ですが、消費者の購買意欲を喚起し、地域経済の活性化を図るため、所沢商工会議所が実施いたしますプレミアム付商品券発行事業に対し補助金を交付するものです。 なお、販売額は10億円、プレミアム率が30%、発行総額は13億円でございます。 次に、その下の02工業振興費ですが、併せて、資料の39ページを御参照ください。 02工業振興費、19節負担金補助及び交付金、75三世代同居リフォーム資金補助金200万円です。現在、市内産業の活性化と市民の居住環境の向上を図るため、住宅リフォーム資金補助事業を実施しているところでございますが、これに加え、高齢者の孤立防止や子育て支援、ひいては家族の絆の再生と定住促進を図るとともに、住宅関連産業を中心とした地域産業の活性化を図ることを目的とし、三世代同居のために住宅改修工事を行う場合にその費用の一部を補助するものです。 次に、同じページ下段の01観光事務費ですが、併せて、資料の41ページを御参照ください。 01観光事務費、11節需用費、06修繕料1,800万4,000円の追加ですが、狭山湖第1駐車場に隣接する建設後20年を経過いたしました観光用トイレについて、ユニバーサルデザインに配慮した改修を行うものです。 なお、ただいま御説明申し上げましたプレミアム付商品券発行補助事業、三世代同居リフォーム資金補助事業、狭山湖観光用トイレ改修事業の3事業につきましては、それぞれ平成27年度予算において実施することを計画しておりましたが、国において地域住民生活等緊急支援のための交付金が創設されたことに伴い、前倒しで実施するものでございます。 恐れ入りますが、戻っていただきまして、7ページをお願いいたします。 第3表繰越明許費でございます。 6款農林水産業費、1項農業費、農業災害緊急支援事業から次のページ1行目の7款商工費、1項商工費、狭山湖観光用トイレ改修事業までの5件ですが、それぞれ年度内に事業が完了しないことから繰越明許をお願いするものでございます。 なお、繰越額については、それぞれ記載のとおりでございます。 産業経済部所管の議案の説明は、以上でございます。 ○浅野美恵子議長 次に、小山街づくり計画部長     〔小山 一 街づくり計画部長 登壇〕 ◎小山街づくり計画部長 それでは、街づくり計画部所管の議案につきまして御説明を申し上げます。 説明の順序でございますが、初めに、一般会計補正予算、次に、特別会計補正予算の順で御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 それでは、初めに、議案第1号「平成26年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の72ページをお願いいたします。 8款土木費、01中心市街地整備費、13節委託料、43所沢駅ふれあい通り線予備設計等業務委託料1,115万6,000円の減でございますが、契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 その下の19節負担金補助及び交付金、73所沢東町地区市街地再開発事業費補助金9,090万円の減につきましては、再開発準備組合から、資金計画の調整に時間を要し事業スケジュールの変更が生じたとの報告があり、今年度末までに組合設立の認可、事業計画の認可、補助金の交付申請及び交付決定等の諸手続を行うことが困難な状況となりましたことから減額をお願いするものでございます。 以上で、一般会計を終わりまして、続きまして、議案第3号「平成26年度所沢市所沢都市計画事業狭山ケ丘土地区画整理特別会計補正予算(第2号)」をお願いいたします。 恐れ入りますが、2ページをお願いいたします。 第1表継続費補正でございます。 継続費の総額142億4,267万5,000円は変わらず、議案として提出しております平成27年度当初予算案が調いましたことに伴いまして、平成27年度以降の年割額を表のとおり変更するものでございます。 所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○浅野美恵子議長 次に、高橋建設部長     〔高橋巳喜次 建設部長 登壇〕 ◎高橋建設部長 それでは、建設部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 説明の順序ですが、初めに、補正予算、次に、所沢カルチャーパーク用地の取得についての順で御説明申し上げます。 それでは、議案第1号「平成26年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」をお願いいたします。 歳出予算説明書の70ページをお願いいたします。 8款土木費、上段の02道路橋りょう管理費、11節需用費、07光熱水費369万4,000円の追加でございますが、市が管理いたします道路照明灯の電気料金につきまして、電気料が上昇したことにより予算に不足が生じるため追加をお願いするものでございます。 続きまして、中段をお願いいたします。 01道路新設改良等工事費でございます。市道2-210号線ほか2路線の拡幅用地購入につきましては、国からの社会資本整備総合交付金を活用し整備を行うものですが、交付金の配分が当初予算額に満たないことになりましたことから財源変更をお願いするものでございます。 次に、その下の01橋りょう新設改良費ですが、がんばる地域交付金160万3,000円が新たに交付されましたことから財源変更をお願いするものでございます。 続きまして、歳出予算説明書71ページをお願いいたします。 02街路事業総務費、13節委託料、16除草作業委託料188万3,000円の減でございますが、契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 その下の04北野下富線道路築造費、13節委託料、15物件調査委託料115万2,000円の減につきましては、契約差金が生じましたこと、また、権利者との交渉が進まず一部の調査ができなかったことから減額をお願いするものでございます。 次に、15節工事請負費、31道路築造工事921万4,000円の減につきましては、契約差金が生じましたこと、また、工事の一部を延期したことにより減額をお願いするものでございます。 次に、17節公有財産購入費、32用地購入費(土地開発公社買戻分)1,247万3,000円の減につきましては、買い戻し額が当初予算を下回ったことから減額するものでございます。 22節補償補填及び賠償金、02物件移転等補償料200万円の減につきましては、用地の取得が遅れていることに伴い、電柱の移設が一部未執行となりましたことから減額をお願いするものでございます。 続きまして、下段をお願いいたします。 05松葉道北岩岡線道路築造費でございます。17節公有財産購入費、52用地購入費4,297万円の減、22節補償補填及び賠償金、02物件移転等補償料2,014万5,000円の減につきましては、一部権利者との交渉が年度内の合意に至らないことから減額をお願いするものでございます。 恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、8ページ、第3表繰越明許費をお願いいたします。 8款土木費、4項都市計画費、北野下富線道路築造事業1,980万円につきましては、用地の取得に時間を要し、工事着手が遅れたため年度内の工事の完成が難しいことから、予算の一部につきまして繰越明許をお願いするものでございます。 次に、議案第9号「所沢カルチャーパーク用地の取得について」をお願いいたします。 恐れ入りますが、併せまして、議案資料ナンバー1の53ページにつきましても御参照願います。 本件は、平成26年2月に土地開発公社が先行取得した所沢市大字下新井字中台1350番1の山林、面積2,160㎡と大字下新井字中台1351番2の山林、面積2,853㎡、合計面積5,013㎡を8,641万7,710円で、所沢カルチャーパークの用地として土地開発公社から一括買い戻しをするもので、予定価格2,000万円以上で、かつ1件当たりの面積が5,000㎡以上の土地の取得でございますことから、所沢市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 建設部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○浅野美恵子議長 次に、平野教育総務部長     〔平野澄彦 教育総務部長 登壇〕 ◎平野教育総務部長 それでは、教育委員会所管の議案の説明を申し上げます。 議案第1号「平成26年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」でございます。 74ページをお願いいたします。 上段の10款教育費、02教育委員会事務局総務費、4節共済費、04臨時職員社会保険料510万4,000円の減及びその下の05臨時職員労働保険料150万5,000円の減でございますが、社会保険料の算出のもととなる標準報酬月額が当初の見込みより少なかったこと及び労災保険料の保険料率が当初の見込みより低かったことから減額をお願いするものでございます。 次に、下段の03教育センター費、13節委託料、41所沢市教育情報化推進計画策定支援業務委託料260万4,000円の減でございますが、所沢市教育情報化推進計画を策定するためのコンサルティング業務委託において契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、75ページをお願いいたします。 上段の02小中学生文化スポーツ振興基金積立金、25節積立金、31小中学生文化スポーツ振興基金積立20万円の追加でございますが、株式会社ルミアン代表取締役 井上泰幸様から御寄附をいただきましたことから、寄附者の御意向に沿いまして、小中学生文化スポーツ振興基金に積み立てるために追加をお願いするものでございます。 次に、下段の02小学校運営費、14節使用料及び賃借料、31教育用コンピュータ等借料469万7,000円の減でございますが、小学校の教育用コンピュータ機器等の更新において契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の03小学校施設維持管理費、13節委託料、43トイレ改修工事設計委託料444万8,000円の減でございますが、小学校6校のトイレ改修工事の設計委託において契約差金が生じましたことから減額するとともに、併せて、事業確定に伴い財源変更をお願いするものでございます。 次に、その下の15節工事請負費、02施設改修工事(施設整備事業分)4,203万2,000円の減でございますが、小学校5校の施設改修工事において契約差金が生じましたことと併せ、並木小学校体育館屋根・外周塗装改修工事契約が不調となり、工事を執行することができなかったことから減額をお願いするものでございます。 次に、76ページをお願いいたします。 下段の03中学校施設維持管理費、13節委託料、43トイレ改修工事設計委託料125万2,000円の減でございますが、中学校3校のトイレ改修工事の設計委託において契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の44木質化工事設計委託料369万5,000円の減でございますが、中学校2校の校舎内装木質化工事の設計委託において契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 また、右の財源内訳の欄の地方債850万円の減額でございますが、国の平成27年度予算配分の関係から、当市が来年度予定していた校舎内装木質化工事を含む環境改善関連事業は不採択との方針が示され、財源確保が困難になりましたことから、当該工事を平成28年度以降に延期することといたしました。これに伴いまして、設計と工事が一連の施設整備とみなされず、設計費の一部に施設整備事業債を充当できなくなりますことから財源変更をお願いするものでございます。 次に、その下の15節工事請負費、02施設改修工事(施設整備事業分)1,544万4,000円の減でございますが、中学校2校の施設改修工事において契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、77ページをお願いいたします。 上段の02社会教育総務費の財源変更でございますが、人権教育推進事業に対して、県の市町村人権教育指導研修事業補助金が交付されることとなりましたので財源変更をお願いするものでございます。 次に、下段の02公民館施設維持管理費、13節委託料、02警備委託料358万1,000円の減でございますが、公民館12館の機械警備委託において契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の55公民館施設管理業務委託料132万円の減でございますが、公民館12館の施設管理業務において契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の72地域交流センター総合管理業務委託料426万3,000円の減でございますが、中央公民館がございます地域交流センター総合管理業務委託において契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の15節工事請負費、02施設改修工事(施設整備事業分)1,242万円の減でございますが、富岡公民館の空調設備改修工事において契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、78ページをお願いいたします。 上段の02図書館運営費、13節委託料、10事務機器等保守委託料123万5,000円の減でございますが、所沢図書館本館及び各分館の事務機器等保守委託において契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の03図書館施設維持管理費、13節委託料、58地域交流センター総合管理業務委託料160万円の減でございますが、所沢分館がございます地域交流センター総合管理業務委託において契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、下段の03体育施設運営費、13節委託料、71市民体育館総合管理業務委託料117万8,000円の減でございますが、市民体育館総合管理業務委託において契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、79ページをお願いいたします。 03学校給食運営費、13節委託料、53学校給食調理業務委託料894万1,000円の減でございますが、自校給食11校の調理業務委託において契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の04学校給食施設費、15節工事請負費、01施設改修工事734万4,000円の減でございますが、柳瀬小学校給食室の改修工事において契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の02施設改修工事(施設整備事業分)415万8,000円の減でございますが、第1学校給食センターの改修工事において契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 教育委員会所管の議案説明は、以上でございます。 ○浅野美恵子議長 次に、三上財務部長     〔三上昌美 財務部長 登壇〕 ◎三上財務部長 それでは、財務部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 議案第1号「平成26年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」をお願いいたします。 初めに、歳出予算説明書の47ページをお願いいたします。 上段の2款総務費、01財政事務費、13節委託料、51財務会計システム維持管理委託料280万8,000円の減でございますが、26年度に入れかえました事務用パソコンにつきまして、当初、ウインドウズ8を予定しておりましたが、ウインドウズ7を導入いたしましたことから、財務会計システム改修費用が不用となりましたので減額をお願いするものでございます。 次に、下段の01財産維持管理費、13節委託料、16除草作業委託料550万円の減及びその下の60浄化センター沈殿池清掃業務委託料229万円の減でございますが、いずれも浄化センター跡地の譲渡の完了に伴い不用額が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 その下の15節工事請負費、31第2市民ギャラリー解体等工事318万4,000円の減でございますが、設計内容の見直しにより不用額が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の05ふるさと応援基金積立金、25節積立金、31ふるさと応援基金積立277万8,000円の追加でございますが、ふるさと応援の御寄附をいただきましたので積み立てを行うものでございます。 次に、51ページをお願いいたします。 下段の01市民税等賦課事務費、13節委託料、56税務帳票類作成委託料258万9,000円の減、その下の02資産税賦課事務費、13節委託料、56固定資産土地評価支援業務委託料172万8,000円の減でございますが、いずれも契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、03徴収事務費、23節償還金利子及び割引料、31市税等過誤納還付金及び還付加算金1,000万円の追加でございますが、市税の税額更正等による還付の増加に伴い追加をお願いするものでございます。 次に、少し飛びまして、80ページをお願いいたします。 12款公債費、01利子、23節償還金利子及び割引料、41総務債から一番下の57臨時財政対策債までの合計1億2,943万4,000円の減でございますが、平成25年度債の借入利率を当初2.5%で見込んだところ、0.11%から1%の利率で借り入れを行うことができましたので、それぞれ減額をお願いするものでございます。 以上で、歳出の説明を終わらせていただきます。 恐れ入りますが、前に戻りまして、13ページをお願いいたします。 2歳入でございますが、事業費の増減等に伴う歳入につきましては歳出の説明と重複いたしますので、それ以外の部分を中心に御説明させていただきます。 それでは、初めに、上段の1款市税、2目法人、1節現年課税分の3億492万2,000円の追加でございますが、今年度のこれまでの実績等を踏まえまして追加をお願いするものでございます。 続きまして、中段の14款使用料及び手数料、2目衛生手数料、2節清掃手数料、02一般廃棄物等処分手数料1,920万円の追加でございますが、一般廃棄物の搬入量の増加に伴うものでございます。 次に、14ページをお願いいたします。 下段の15款国庫支出金、1目総務費国庫補助金、2節総務管理費補助金、11がんばる地域交付金160万3,000円でございますが、国の平成25年度補正予算により上下水道部が実施いたしました東部浄水場配水池1号耐震補強工事及び埼玉県が実施いたしました荒川右岸流域下水道事業の所沢市の負担額につきまして国より交付されるものでございます。 次に、18ページをお願いいたします。 下段の18款寄附金、2目総務費寄附金、1節総務管理費寄附金、03ふるさと応援寄附金280万9,000円の追加でございますが、市内及び市外の方から8件の御寄附をいただいたものでございます。 次に、19ページをお願いいたします。 下段の19款繰入金、1目財政調整基金繰入金4億9,036万円の追加でございますが、財源調整のためお願いするものでございます。その結果、現時点での財政調整基金残高は約24億1,000万円となる見込みでございます。 そのほかの基金繰入金につきましては、事業費の確定などに伴います繰入金の追加または減額でございます。 次に、20ページをお願いいたします。 上段の21款諸収入、4目雑入、1節総務雑入、29自転車駐車場指定管理者変動納付金173万円の追加でございますが、指定管理者の平成25年度決算が確定したことに伴いまして、余剰が生じたため納付されるものでございます。 次に、3節衛生雑入、16放射性物質検査費用等賠償金受入金7,903万4,000円でございますが、東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故に伴い、東京電力から賠償金を受け入れるものでございます。 次に、下段の22款市債、3目民生債から次のページの8目教育債までにつきましては、それぞれ国庫補助金や事業費の追加及び確定等に伴い、増額または減額をお願いするものでございます。 次の9目臨時財政対策債1億7,000万円の追加でございますが、今回の補正予算に当たりまして、財源不足を補うため臨時財政対策債を活用いたしたく追加をお願いするものでございます。 恐れ入りますが、前に戻りまして、10ページをお願いいたします。 第5表地方債補正でございます。 先ほど歳入の市債の中で御説明いたしましたとおり、起債対象事業費の確定や追加等に伴いまして限度額の変更をお願いするものでございます。 なお、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、表記のとおりでございます。 以上で、所管の議案の説明を終わらせていただきます。 ○浅野美恵子議長 次に、北田上下水道事業管理者職務代理者上下水道部長     〔北田 克 上下水道事業管理者職務代理者上下水道部長 登壇〕 ◎北田上下水道事業管理者職務代理者上下水道部長 それでは、上下水道部所管の議案につきまして御説明を申し上げます。 議案第7号「平成26年度所沢市水道事業会計補正予算(第1号)」をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー1の49ページを御参照ください。 本補正は、いずれの項目につきましても、2ページに記載しております継続費の減額によるものでございます。概要といたしましては、平成26年度及び平成27年度の継続費として計上しております第一浄水場監視制御装置更新工事につきまして、請負契約の締結に伴い、総額及び年割額の減額をお願いするものでございます。 それでは、恐れ入りますが、1ページより順に御説明いたします。 まず、第2条に定められました業務の予定量につきましては、(4)主要な建設改良事業の施設整備改良事業を7,134万円減額するものでございます。 次に、第3条に定められました収益的収入及び支出につきましては、第1款水道事業費中の第2項営業外費用を522万9,000円追加するものでございます。これは工事費の減により消費税申告の際の控除税額も減となるため、消費税を追加するとともに、消費税の算定に伴い会計処理上生じる雑支出を減額するものでございます。 次に、第4条に定められました資本的収入及び支出につきましては、2ページ冒頭のとおり、第1款資本的支出、第1項建設改良費を7,134万円減額するものでございます。 恐れ入りますが、1ページに戻っていただきまして、これによりまして資本的収入が資本的支出に対し不足する額は26億4,179万円となりますことから、補填財源の内訳を過年度分損益勘定留保資金を21億3,388万6,000円に、当年度分消費税資本的収支調整額を1億5,879万7,000円にそれぞれ改めるものでございます。 恐れ入りますが、再度2ページをお願いいたします。 第5条に定められました継続費につきましては、第一浄水場監視制御装置更新工事の総額を3億3,780万円から9,201万6,000円に減額するとともに、各年度の年割額を変更するものでございます。 以上で、上下水道部所管の議案の説明を終わらせていただきます。 ○浅野美恵子議長 以上で、担当者の説明は終わりました。  ----------------------------- △次会の日程報告 ○浅野美恵子議長 以上をもって、本日の日程は終わりました。 明24日は午前10時より本会議を開き、日程に従い議事を進めます。  ----------------------------- △散会の宣告 ○浅野美恵子議長 本日は、これにて散会いたします。 長時間、大変お疲れさまでした。午後2時9分散会  -----------------------------...