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1. 高崎市議会 2024-06-21
   令和　６年　　６月２１日　子育て支援・定住人口増加対策特別委員会−06月21日-01号

   
   取得元: 高崎市議会公式サイト
   最終取得日: 2024-09-15
   令和　６年　　６月２１日　子育て支援・定住人口増加対策特別委員会−06月21日-01号令和　６年　　６月２１日　子育て支援・定住人口増加対策特別委員会 　　令和６年高崎市議会子育て支援・定住人口増加対策特別委員会会議録 　　──────────────────────────────────────────── 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和６年６月２１日（金曜日） 　　──────────────────────────────────────────── 　　　　　　　　　　　　　子育て支援・定住人口増加対策特別委員会次第 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和６年６月２１日（金） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第１委員会室　午前１０時 １　議　　題 （１）議案の審査 　　　議案第８５号　令和６年度高崎市一般会計補正予算（第２号）（所管部分） ２　そ の 他 　　──────────────────────────────────────────── 出席委員等（１１人） 　　委 員 長　　　林　　　　　恒　　徳　　君　　　　　副委員長　　　荒　　木　　征　　二　　君 　　委　　員　　　横　　田　　卓　　也　　君　　　　　委　　員　　　高　　橋　　　　　淳　　君 　　委　　員　　　宮 原 田　　綾　　香　　君　　　　　委　　員　　　青　　柳　　　　　隆　　君 　　委　　員　　　丸　　山　　　　　覚　　君　　　　　委　　員　　　白　　石　　隆　　夫　　君
   　　委　　員　　　大　　竹　　隆　　一　　君 　　議　　長　　　後　　閑　　賢　　二　　君　　　　　副 議 長　　　新　　保　　克　　佳　　君 　　──────────────────────────────────────────── 欠席委員（なし） 　　──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者 　　市長　　　　　　富　　岡　　賢　　治　　君　　　副市長　　　　　兵　　藤　　公　　保　　君 　　副市長　　　　　曽　　根　　光　　広　　君　　　総務部長　　　　水　　井　　栄　　二　　君 　　企画調整課長（兼）コンプライアンス室次長　　　　財務部長　　　　天　　田　　順　　久　　君 　　　　　　　　　　村　　上　　正　　和　　君 　　財政課長　　　　矢　　口　　　　　賢　　君　　　市民部長　　　　藍　　　　　美　　香　　君 　　人権男女共同参画課長　　　　　　　　　　　　　　市民課長　　　　宮　　嶋　　一　　央　　君 　　　　　　　　　　佐　　藤　　　　　勉　　君 　　福祉部長　　　　石　　原　　正　　人　　君　　　福祉部子育て支援担当部長 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　千　　明　　　　　浩　　君 　　福祉部児童相談所担当部長（兼）児童相談所　　　　こども家庭課長　清　　水　　　　　学　　君 　　準備室長　　　　中　　山　　直　　美　　君 　　保育課長　　　　星　　　　　季　　有　　君　　　こども救援センター所長 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山　　本　　晋　　也　　君 　　こども発達支援センター所長　　　　　　　　　　　保健医療部長　　只　　石　　恵 一 郎　　君 　　　　　　　　　　石　　塚　　卓　　也　　君 　　保健予防課長　　森　　山　　貴　　子　　君　　　健康課長　　　　内　　田　　　　　睦　　君 　　商工観光部長　　福　　島　　貴　　希　　君　　　産業政策課長　　瀧　　本　　和　　正　　君 　　商工振興課長　　宇 津 木　　金 刀 也　　君　　　教育長　　　　　小　　林　　良　　江　　君 　　教育部学校教育担当部長　　　　　　　　　　　　　教職員課長　　　岡　　田　　朝　　夫　　君 　　　　　　　　　　依　　田　　哲　　夫　　君 　　学校教育課長　　松　　村　　久　　美　　君 　　──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者 　　事務局長　　　　大 河 原　　博　　幸　　　　　　庶務課長　　　　庄　　　　　佳　　子 　　議事課長　　　　坂　　口　　圭　　吾　　　　　　議事課議事担当係長 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　塚　　本　　秀　　幸 　　議事課主任主事　池　　田　　光　　輝 　　──────────────────────────────────────────── △開会 　午前　９時５７分開会 ○委員長（林恒徳君）　定刻前ですけれども、ただいまから子育て支援・定住人口増加対策特別委員会を開会いたします。 　　──────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○委員長（林恒徳君）　この際、諸般の報告を申し上げます。 　傍聴はあらかじめ許可してあります。 　以上で諸般の報告を終わります。 　　──────────────────────────────────────────── △開議 ○委員長（林恒徳君）　それでは、本日の会議に入ります。 　本日の会議は、お手元に配付の次第に従い進行いたします。なお、補正予算議案の審査については、次第の裏面に記載のとおり進めたいと思います。 　また、会議規則第118条第１項の規定により、委員１人当たりの発言時間を15分程度としたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 　　──────────────────────────────────────────── △議案の審査 　議案第８５号　令和６年度高崎市一般会計補正予算（第２号）（所管部分） ○委員長（林恒徳君）　それでは、議案の審査に入ります。 　定例会議案を御用意いただき、91ページをお開きください。 　議案第85号　令和６年度高崎市一般会計補正予算（第２号）の所管部分を議題といたします。 　最初に、歳入の審査を行いますので、104ページをお開きください。 　23款市債　（質疑なし） ○委員長（林恒徳君）　続いて、歳出の審査を行いますので、106ページをお開きください。 　２款総務費について御質疑ありませんか。 ◆委員（横田卓也君）　すみません。児童相談所準備室経費の次世代育成支援対策施設整備交付金返還金で50万2,000円の返還金が発生することになったようなのですが、その理由をお伺いします。 ◎福祉部児童相談所担当部長［兼］児童相談所準備室長（中山直美君）　当該交付金については、工事の入札前に交付申請をする必要があり、昨年度分の交付金については、既に概算払いで国からの交付を受けておりました。今回の補正については、入札後の差金と年度末の実際の工事の出来高により交付額に変更が生じたため、返還するものです。 ◆委員（横田卓也君）　内容については分かりました。確認ですので大丈夫です。 ○委員長（林恒徳君）　ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。 　３款民生費　（質疑なし） ○委員長（林恒徳君）　続いて、地方債の審査を行いますので、前に戻っていただき、96ページをお開きください。 　地方債の補正　（質疑なし） ○委員長（林恒徳君）　これより議案第85号の所管部分を起立により採決いたします。 　本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　（賛成者起立） ○委員長（林恒徳君）　起立全員です。 　よって、議案第85号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。 　　──────────────────────────────────────────── △審査終了 ○委員長（林恒徳君）　以上で本委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。 　審査に当たり、円滑な委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。 　なお、委員長報告の作成については私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 　　　　　　　　　　　　　　　　　（「異議なし」と呼ぶ者あり） ○委員長（林恒徳君）　それでは、そのようにしたいと思います。 　以上で本日の議題を終わります。 　　──────────────────────────────────────────── △その他 ○委員長（林恒徳君）　次に、その他として執行部から何かありましたらお願いいたします。 　なければ、この際委員の方々から執行部に対し、お聞きしたいことがありましたらお願いいたします。 ◆委員（丸山覚君）　４月23日だったと思いますが、本特別委員会で、奈良市の児童相談所に視察に行ってまいりました。奈良市は、２年前の令和４年４月に中核市として４番目に児童相談所を開設したということで、担当者の方から直接お話をお聞きすることができて、大変参考になりました。そこで、今まさに本市でも児童相談所の開設に向けて準備を進めているところですが、視察で気になった点について、何点か確認させていただければと思います。最初に、児童相談所の所長さんに１番大変なことは何ですかというふうに伺ったところ、人材確保ですというふうにおっしゃっておりました。児童相談所の開設前には、職員募集に多くの応募があったということなのですけども、開設後になるとほとんど応募がないというふうにおっしゃっておりました。理由を聞きましたら、オープニングスタッフには人が集まりやすい傾向があるということを担当者の方がおっしゃっておりました。本市でも同様の現象が起きるとすれば、できるだけ優秀な方をオープン前に確保しておく必要があるというふうに思われますので、現時点での人材確保の状況を教えていただければと思います。 ◎福祉部児童相談所担当部長［兼］児童相談所準備室長（中山直美君）　人材確保の状況ですが、必要な資格職のうち、正規職員についてはおおむね９割を確保できております。今後は会計年度任用職員について、広く公募してまいりたいと思います。 ◆委員（丸山覚君）　ありがとうございます。奈良市の人口を見ますと35万人ぐらいの都市ですけれども、奈良市の児童相談所に限ったことではなくて、全国の児童相談所で人材不足が続いているというふうに聞いています。給料などの待遇のよいところに人が流れるようですので、職員の処遇について検討してもらって、高崎市の児童相談所でも人材不足に陥らないよう、今から十分な人材を確保していってほしいというふうに思っております。 　次にもう一点なのですが、奈良市の児童相談所では常勤の弁護士を２名配置しておりまして、大変助かっているというふうにおっしゃっておりました。なかなか納得してくれない保護者の方も、面談で弁護士さんが同席して、弁護士さんから説明をしていただくと納得してくれるというようなお話をされていました。何より常に弁護士がいて、職員が相談できるということで、安心して思い切った支援もできるというふうにお話をされておりました。高崎市の児童相談所では、弁護士の配置についてどのように予定されているのか伺います。 ◎福祉部児童相談所担当部長［兼］児童相談所準備室長（中山直美君）　国の配置基準でも児童相談所には弁護士の配置が求められておりますが、児童福祉法の改正により、来年度から児童相談所での児童の一時保護に際し、裁判所が要否を判断する司法審査が設けられます。このことからも、しっかりと子どもを守っていける経験と実績、そして気概のある弁護士の人選について進めてまいりたいと考えております。 ◆委員（丸山覚君）　これから児童相談所の運営にも、司法の権限がますます入ってくると思いますので、職員も慣れない中で大変だと思います。兵庫県明石市の児童相談所でも、開設当時から弁護士さんを複数名配置して業務に当たっているというふうに聞いておりますので、ぜひ高崎市も、先ほど部長から力強いお言葉を頂きましたけども、優秀な弁護士さんを、優秀というのは、ただ単に業務能力が高いというだけではなく、市長さんがよくおっしゃっている熱い心を持った弁護士さんを雇っていただいて、子どもたちをしっかりと守ってほしいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆委員（宮原田綾香君）　１点、プレパパママ教室とマタニティレッスンについてお聞きしたいと思うのですけども、受けたくてもちょっと受けられないというような御意見がありまして、予約が取りにくい状況と聞いているのですけども、コロナ禍以前と５類移行後とを比べてどうかと、令和６年度にどのくらいの人が受講できる見込みになっているのかというのを教えていただけますか。 ◎健康課長（内田睦君）　初めてママになる妊婦とその夫を対象としたプレパパママ教室並びにマタニティレッスンは予約制となっておりまして、令和６年度のプレパパママ教室の受講可能組数は552組で初妊婦の約46％、マタニティレッスンの受講可能組数は432組で初妊婦の約36％を受け入れる予定となっておりまして、コロナ禍以前の実績であるプレパパママ教室423組28.9％、マタニティレッスン132組9.0％を上回る受入れ対応となります。 ◆委員（宮原田綾香君）　コロナ禍以前よりも大分改善していただいているというような状況だとは思うのですけども、どうしても初めての子育てとなると受講してみたいというようなことを考えている方が多いようでして、今の数字だと、プレパパママ教室は約半分の方が、マタニティレッスンは約36％の方が受けられる状況になっている見込みだというようなお話なのですが、今後さらなる改善の方法がもしあるようでしたら教えていただけますか。 ◎健康課長（内田睦君）　コロナ禍以前は妊婦向けの教室を産科医療機関でも対応しておりましたが、コロナ禍により医療機関のサービスは中止となり、一時的に支援のニーズが高まっておりました。現在、産科医療機関におきます妊婦向けの教室も再開し始めている状況もございますので、今後は予約の取りにくさについても改善されると考えております。今後の状況を見ながら、受講人数の拡大方法につきまして対応していきたいと考えております。 ◆委員（宮原田綾香君）　民間の病院の協力も得ながら、ぜひ多くの人が受けられるように、また、高崎地域と合併地域とで行っていただいているようですが、職員の方もお忙しいとは思うのですけども、ぜひ複数回の開催曜日を設けていただきますように要望いたします。 ◆委員（横田卓也君）　１点なのですけど、児童虐待案件の今後の対応についてお伺いしたいというふうに思います。児童相談所の建設工事も着々と進んできておりますが、児童相談所が開設されますと、児童相談所の職員は最前線に立ち、子どもの命を守っていただかなければならないと。しかし、児童相談所の職員だけでは児童虐待を未然に防いだり、発見することは非常に難しいのかなと。私もこの特別委員会の委員として奈良市の児童相談所への視察に行ってまいりましたが、児童虐待への対応には地域や保育園、学校などの協力がとても重要になってくるという話もされておりました。現在でも、本市は主としてこども救援センターが虐待対応に当たっておりますが、児童相談所の開設に向けて、地域を巻き込んだ形で児童虐待を防止していくために取り組んでいることがあればお伺いしたいというふうに思います。 ◎こども救援センター所長（山本晋也君）　本市では、これまでに児童虐待の早期発見、早期対応につなげるため、保育園の園長、小・中学校の校長先生をはじめ、民生・児童委員、主任児童委員を対象とした研修を実施し、児童虐待への御理解と御協力を求めてきたところでございます。今後につきましては、児童相談所の開設に向けて、区長さんへの研修を予定しているほか、児童虐待への理解を深めていただくための研修や啓発などを市内全域で行い、区長さんをはじめ地域の方々に御協力をいただきながら、高崎市全体で子どもを守れる体制づくりに取り組んでいきたいと考えております。 ◆委員（横田卓也君）　御回答ありがとうございます。児童虐待の未然防止、早期発見、早期対応には、地域住民の人たちであったり、関係各所が児童虐待の知識をしっかりと持って、子どもたちを見る目を多くしていくということが非常に大事なのかなというふうに思います。今後も、児童虐待に関しての研修、啓発活動の実施と地域との連携の形がより強固なものになるように、児童相談所の開設準備と並行して非常に大変かなというふうに思いますが、取組をぜひお願いしたいというふうに思います。 ○委員長（林恒徳君）　ほかにありませんか。 　　──────────────────────────────────────────── △閉会
   ○委員長（林恒徳君）　なければ、以上で本日の子育て支援・定住人口増加対策特別委員会を閉会いたします。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　午前１０時１２分閉会 高崎市議会委員会条例第３０条第１項の規定によりここに署名する。 　　令和６年６月２１日 　　　　　　　　　　　　子育て支援・定住人口増加対策特別委員会　委 員 長　　林　　　　　恒　　徳...