20款繰入金から
23款市債まで (質疑なし)
○委員長(
三井暢秀君) 続いて、歳出の審査を行いますので、106ページをお開きください。
2款総務費について御質疑ありませんか。
◆委員(
伊藤敦博君) 総務費の1項
総務管理費20目総務諸費について伺います。
107ページの上から2行目、
農林課経費ということで
農業次世代人材投資事業補助金返還金ということで、歳入のほうにもありましたけれども、84万円が返還金として計上されています。議案の説明の中では離農者がいたという話を伺っていますが、まずこの
次世代人材投資事業の概要、それから今回残念ながら返還金が発生した理由について御説明いただきたいと思います。
◎
農林課長(
吉岡雄一郎君)
農業次世代人材投資事業は、担い手の確保を図るため、新たに農業を始めた
新規就農者の経営の安定を図ることを目的として、就農後、最大で5年間、年間150万円まで支援する
国庫補助事業でございます。また、今回離農された方は平成29年度に新規就農された農業者さんで、令和4年に離農したことから補助要綱の規定に従いまして、本人の承諾の下、全額返還となったものでございます。
◆委員(
伊藤敦博君) せっかく農業を志して、志半ばで離農されたというのは大変残念なことだと思います。5年間、150万円補助を頂けるというのは大変ありがたい事業で、個人名を挙げたらあれですけれども、金子議員の息子さんもこの事業のおかげで今農業で一本立ちして立派に働いていらっしゃいますので、これからもしっかりと新しい農業人材の育成をお願いしたいと思います。
○委員長(
三井暢秀君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
108ページをお開きください。
4款衛生費 (質疑なし)
○委員長(
三井暢秀君) 110ページをお開きください。
6
款農林水産業費 (質疑なし)
○委員長(
三井暢秀君) 112ページをお開きください。
7款商工費について御質疑ありませんか。
◆委員(
伊藤敦博君) 本市では、
中小企業対策に非常に熱を入れていただいているということを存じ上げていますけれども、1項の商工費の中で2つ伺いたいと思います。
まず、一番上の
職場環境改善事業補助金ということで、一般質問で後藤議員の質問もありましたし、この委員会でも繰り返し説明を受けているので、内容については伺いませんけれども、今回
補正予算として5,000万円が計上されているということで、本年度の申込み状況について説明をお願いします。
◎
商工振興課長(
宇津木金刀也君) 本年度は、4月1日から4月12日までの期間に申請の受付を行いました。
職場環境改善事業補助金につきましては、
申請件数92件、
補助申請額ベースでは約2億円の申込みがございました。
◆委員(
伊藤敦博君) ありがとうございました。約2億円の申請があったということです。
続けて、
まちなか商店リニューアル助成金についても同じ質問したいと思います。この事業は長くやっていただいて、毎年予想を上回る応募が来て、今回も補正が3,000万円ということですけれども、この申込み状況についても御報告をお願いします。
◎
商工振興課長(
宇津木金刀也君)
まちなか商店リニューアル助成金の申請状況でございますが、
申請件数は528件、
補助申請額ベースで約4億2,200万円の申込みがございました。
◆委員(
伊藤敦博君) もともと3億円から始まった事業ですけれども、今、年間4億円を超えるということで、事業者の皆さんから、大変ありがたい事業だというふうな声も聞いておりますので、ぜひ今後、来年度、再来年度に向けてもこの枠を引き続き確保していただきたいというふうに思います。
◆委員(荒木征二君) 7款1項は、2つ合わせて。私どもも繰り返しお聞きしているところですが、是非は別として、大変大きな金額が動く事業ですので、改めて今回につきましても、この両事業でどういった効果が測定されるというか、どんな効果が今現在把握されているかを確認させていただきたいと思います。
◎
商工振興課長(
宇津木金刀也君)
職場環境改善事業補助金と
まちなか商店リニューアル助成金、両事業の効果につきましては、両制度とも対象の工事や備品購入は
市内事業者に限定しておりますので、
補助交付額の倍以上の事業費が
市内事業者に循環しており、市内経済の活性化につながっているものと思っております。また、本制度を御活用いただいた
市内事業者の方々からは、店舗の外観や内装が刷新されたことで、
顧客満足度の向上や来店客の増加、
売上げアップにつながったとか、店舗の環境が改善されたことで働きやすくなり、
業務効率化が図られ、従業員の満足度が向上した。また、本制度が後押しとなって、
事業継続に踏み切ることができたなどの声を多数頂いております。中でも、
まちなか商店リニューアル助成事業におきましては、
空き店舗へ新規出店される際に助成制度を活用する事業者も多数あり、
中心市街地における
空き店舗の解消等に結びついており、これらも含めまして事業の効果と捉えているところでございます。
◆委員(荒木征二君) これだけの金額なので、もちろん経済効果が大きいというのは容易に想定されるところですし、課長のお話のとおり、様々な事業者に恩恵が及んでいるのだろうと想像できます。
ただ、これも繰り返し申し上げていますけれども、これだけの事業ですので、市民の皆様にこういった定性的なところだけではなくて、定量的に数字で把握できるような形で効果をきちんとお示しするということで、やっぱり納得性が高まると思います。今御答弁の中で、例えば事業費がこれだけ動きましたとか、
空き店舗に新規出店がありましたなど、とてもすばらしいことだと思うのですけれども、
空き店舗に何店舗入りましたとか、事業費でいうと、簡単に言うと倍の8億円が動いていますよなどということを、一度整理の意味で効果をきちんと市民の皆様にどこかの
タイミングでお示しいただくことで、やっぱりとてもすばらしい事業だなということであれば、市民の皆さんも納得していただけるというふうに思いますので、そちらにつきまして研究のほうを進めていただくようにお願いいたします。
◆委員(逆
瀬川義久君) ちょっと、同じところなのですけれども。先ほどの質疑の
職場環境改善事業補助金の関係ですけれども、
申請件数が92件ということだったのですが、当初予算の範囲内では何件くらいの方を支援できそうなのか、また
補正予算では何件ぐらいの方を予定しているのかお知らせいただきたいと思います。
◎
商工振興課長(
宇津木金刀也君)
申請件数全体のうち、現時点で
書類審査待ちや審査中の件数、また
交付決定済みの
補助申請額の平均値などから試算いたしまして、当初予算額では約50件の交付を見込んでおります。また、
補正予算額につきましては、
補助申請額ベースでの当初予算と不足分を全て計上しているものではなく、審査を進める中で滞納等により要件を満たさない場合や、対象外の経費も多数計上されていることから、交付額は抑制されているところでございます。したがいまして、これらの審査状況やこれまでの
事業実績を参考に5,000万円の
補正予算を見込みまして、申請をいただいた多くの事業者に対し補助ができるものと考えております。
◆委員(逆
瀬川義久君) ありがとうございます。
同じくその下の
まちなか商店リニューアル助成金についても、先ほどの質疑で
申請件数が528件ということだったのですけれども、当初予算の範囲内では何件くらいの方で、
補正予算では何件くらいの方が支援できそうかというところをお知らせいただきたいと思います。
◎
商工振興課長(
宇津木金刀也君) 先ほどの
職場環境改善事業補助金でお答えさせていただきましたが、これまでの審査状況や
事業実績等を参考に、
申請件数全体のうち、当初予算額では約450件の交付を見込んでおります。また、3,000万円の
補正予算を見込みまして、申請をいただいた多くの事業者に対し補助ができるものと考えております。
◆委員(逆
瀬川義久君) すみません、細かいところまでありがとうございます。
まちなか商店リニューアル助成金なのですけれども、以前は補正が議案として出てくるときは9月の議会が多かったように記憶しております。それが最近は6月のこの
タイミングで補正が出てくるということで、年度末までの工事の完了とかいろんなことを考えると、申請者にとってもこの6月の
タイミングというのはいいことだなというふうに思います。また、回数的にも今は2回目、3回目というのも大丈夫になっておりますから、やる気のある事業主に対しての後押しになっているということで、そういう意味ではすばらしい取組だなと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
○委員長(
三井暢秀君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
続いて、地方債の審査を行いますので、前に戻っていただき、96ページをお開きください。
地方債の補正 (質疑なし)
○委員長(
三井暢秀君) これより議案第85号の
所管部分を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
三井暢秀君) 起立全員です。
よって、議案第85号の
所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。
119ページをお開きください。
議案第86号 令和6年度高崎市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
最初に、歳入の審査を行いますので、124ページをお開きください。
歳入 (質疑なし)
○委員長(
三井暢秀君) 続いて、歳出の審査を行いますので、126ページをお開きください。
歳出について御質疑ありませんか。
◆委員(
中島輝男君) 総務費の
一般管理費の
通知作成封入等委託料と
国民健康保険システム改修委託料なのですけれども、提案説明では
マイナンバーカードの
保険証利用の促進に関わる経費との説明があったのですけれども、具体的にどのような内容なのかお伺いいたします。
◎
保険年金課長(
高橋宏樹君) 本委託料ですけれども、国の依頼によりまして、全ての被保険者に対し、
国民健康保険制度の
データベースに登録されている御本人の保険の
加入者情報とその方の個人番号、いわゆる
マイナンバーの下4桁をお知らせする通知の送付に係る経費でございます。まず、
通知作成封入等委託料ですけれども、通知をプリント作成する費用及び通知の封入、封緘に係る費用でございます。また、
国民健康保険システム改修委託料ですけれども、通知に被保険者の氏名や保険の記号番号などの
加入者情報と、登録されている
マイナンバーの下4桁をプリントするための
システム改修に係る経費でございます。国では本通知を被保険者に送付することによりまして、情報の正確性を担保し、全ての方に安心して
マイナンバーカードを保険証として利用していただけるようにすることを目的に、全ての
医療保険の保険者に依頼を発出してございます。
なお、本市の国保では8月中旬の発送を予定してございます。
◆委員(
中島輝男君) ありがとうございます。国からの依頼で、国保の被保険者の方に、
マイナンバーカードと保険証が
データベース上で間違いなくつながっていますよというお知らせをすることで、
マイナ保険証の利用促進につなげるための事業だというふうに理解いたしました。現在この
マイナンバーカードに保険証をひもづけしている方は本市でどのくらいいるのかお伺いします。
◎
保険年金課長(
高橋宏樹君) 本市の
国民健康保険の被保険者での
マイナ保険証の
利用登録者数は、4月15日現在のデータになるのですけれども、全被保険者6万7,789人のうち4万782人、割合にして約6割の方が登録してございます。
◆委員(
中島輝男君) 分かりました。現在の登録者数は約6割ということで、ちょっと確認なのですけれども、御説明の中では被保険者の方に通知するということで、その登録されている6割の方と、登録されていない4割の方全員に通知するという認識でよろしいでしょうか。
◎
保険年金課長(
高橋宏樹君) そのとおりでございます。
ただし、
国民健康保険ですけれども、世帯単位での管理という形で事務をさせていただいていますので、国保の被保険者のいる全ての
世帯主宛てに通知を発送させていただくことになります。今回全ての被保険者にお知らせすることで、国のほうでは、既に利用登録している方には改めてデータの正確性を確認していただくとともに、まだ利用登録していない方に対しましては、安心して
マイナ保険証として利用できることを認識していただきまして、
マイナ保険証の利用促進につなげる目的で全ての保険者に対して依頼を発出してございます。
◆委員(
中島輝男君) よく分かりました。
最後に確認なのですけれども、この手続はスマートフォンなんかでできると思うのですけれども、高齢者の方で持っていないだとか、やり方が分からないというような方は、
マイナ保険証の利用の申込みについてはどのようにしたらいいのか確認させてください。
◎
保険年金課長(
高橋宏樹君)
マイナ保険証の利用申込みですけれども、スマートフォンやパソコンからマイナポータルを利用して申し込めるほか、セブン銀行のATM、それから医療機関や薬局に設置してございます、
マイナ保険証を読み取る顔認証つきのカードリーダーからでも申込みをすることができるようになっています。
また、高齢者などでスマートフォンをお持ちでないなど、御自身での利用申込みが困難な方には、保険年金課、それから各支所の市民福祉課の窓口でも、
マイナンバーカードと暗証番号を御用意いただければ申込みの支援をさせていただいてございます。
◆委員(
中島輝男君) ありがとうございます。分かりました。本当に御高齢の方、私も含めてなのですけれども、よく分からない方がいらっしゃると思うのです。そういう方にはぜひ丁寧に対応していただきたいというふうに思います。
◆委員(
伊藤敦博君) 同じ項目について質問をします。
今、中島委員の質問の中で、
マイナンバーカードへ移行するための理解を促進するために今回の書類を送付するというふうになっていますけれども、御存じのとおり、まだまだ市民の多くの皆さんが不安を抱えています。先ほど6割ということもありましたけれども、まだ4割の方は
マイナ保険証のひもづけがされていないという状況です。
そういう中で、御存じだと思いますけれども、政府というか、河野大臣は、今年の12月2日をもって現行の保険証は廃止というか、移管というか、なくすのだというふうにおっしゃっていまして、今回の通知発送はその部分も含めた理解促進が目的だということだと思うのですけれども、その一方で、現行の保険証は、また7月に発送になるのだと思います。8月から新しい保険証が利用できるようになると思うのですが、これとの整合性で、では新しい保険証は12月2日以降、どうなってしまうのかという問題と、12月以降に今度新しく国保に加入する人もそれなりにいると思うのですが、そうした方については保険証の扱いがどういうふうになるのかを確認させてください。
◎
保険年金課長(
高橋宏樹君) 12月2日から
マイナ保険証を基本とする仕組みに移行した後の、現行の保険証の取扱い等ということでお答えさせていただきますけれども、まず今年度の一斉更新で交付する8月からの保険証につきましては、国の通知によりまして、法施行時点で有効な保険証はその時点から最長1年間使用することができることとする経過措置が設けられてございますので、原則、有効期限である令和7年7月31日まで使用することができます。また、12月2日以後、新規に加入した方で
マイナ保険証の利用登録をしていない方に対しましては、現行の保険証と同等の内容を記載した資格確認書を交付することとなってございます。
◆委員(
伊藤敦博君) 現行の保険証が来年の7月末まで有効だということを確認させていただきました。少し安心される方もいらっしゃると思いますけれども、いずれにせよ、そうなると来年の8月1日からはその保険証も使えなくなってしまうということで、
マイナ保険証がないと病院に行けないのではないかという心配をされる市民がいますが、その後の措置について教えてください。
◎
保険年金課長(
高橋宏樹君)
マイナ保険証の利用登録をしていない方などへの令和7年8月1日以後の対応ですけれども、来年度の一斉更新時におきまして、先ほど御説明いたしました資格確認書を交付させていただく予定でございます。国の通知で、当分の間、
マイナ保険証を有していない者、その他保険者が必要と認めた者に職権で資格確認書を交付する運用とするとされてございますので、県内の市町村の国保におきましては統一した形で、原則は令和8年7月31日まで有効の資格確認書を交付する予定でございます。
◆委員(
伊藤敦博君) ありがとうございました。今の制度でも取りあえず令和8年7月末までは、
マイナ保険証を持っていなくても従来どおり医療機関にかかれるということですが、議会でも何度か取り上げていますけれども、
マイナ保険証というのは本来任意事業であるはずなのに、今回強権的に保険証を取り上げたいということで。今世論調査でも廃止を求める声が33%、少なくとも延期すべきだという声が40%ということで国民の間にはまだまだ大きな不安があります。それは御存じのとおり、様々な医療機関でのトラブルだとか、ひもづけの誤りだとか、口座のトラブルだとか、そういうものが全く払拭されていないのにもかかわらず、12月2日で、ぶつんと保険証を廃止してしまうという国の方針に大きな問題があるのではないかと思います。今回の
補正予算については、地方自治体があらがうのは難しいというのは十分理解していますけれども、あえてそうした不安を抱えている市民もたくさんいるという立場で、本議案に反対の立場を持ちたいと思います。
○委員長(
三井暢秀君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第86号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
三井暢秀君) 起立多数です。
よって、議案第86号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
────────────────────────────────────────────
△審査終了
○委員長(
三井暢秀君) 以上で本委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。
審査に当たり円滑な委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。
なお、委員長報告の作成については私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
三井暢秀君) それでは、そのようにしたいと思います。
以上で本日の議題を終わります。
────────────────────────────────────────────
△その他
○委員長(
三井暢秀君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いいたします。
なければ、この際、委員の方々から執行部に対しお聞きしたいことがありましたらお願いしたします。
◆委員(
中島輝男君) 環境に関するイベントとして、今月の1日、もてなし広場での環境フェアと、8、9日の両日の環境月間に関連するイベントが市のリユースセンターで開催されています。私もお邪魔させていただいたのですけれども、それぞれの開催状況と、どのような成果があったのかをお知らせください。
◎
一般廃棄物対策課長(金澤大作君) 環境フェアは、環境啓発イベントとして例年6月5日の環境の日に合わせて行っており、今年度は6月1日の土曜日にもてなし広場を中心に開催いたしました。もてなし広場のステージでは、高松中学校吹奏楽部の演奏や環境
クイズ、各ブースの市民団体や企業による環境活動の紹介、リサイクルバザーやフリーマーケットなど様々な催しを行い、当日は出展ブースに行列ができるほどたくさんの方に御来場をいただきました。また、市民団体、企業、環境保健協議会など53団体、約300人の方々に
中心市街地の清掃活動を実施していただきました。さらに、市庁舎南側ピロティーにおきまして、古着、古本や使用済み小型家電のドライブスルー回収を行い、翌週の6月8日の土曜日と9日の日曜日にリユースセンターで実施いたしましたイベントでも、古着、古本、使用済み小型家電の回収を行いまして、環境フェアと合わせまして、古着、古本4,790キログラム、小型家電4,670キログラムを回収いたしました。
リユースセンターのイベントでは、このほかにも粗大ごみ処理券を利用して排出された粗大ごみのうち、まだ使えるものを公開展示し、希望者へ抽せんにより無料で譲り渡す事業、捨てるために費用が必要な廃タイヤなどを安価で回収する事業、また昨年度から新たに実施し御好評頂いております、植木鉢などの素焼きのものの交換会を実施いたしました。素焼きのものの交換会には約3,400キログラムの植木鉢などが持ち込まれ、そのうち約1,500キログラムをお持ち帰りいただき、最終処分場で埋立処理される廃棄物を大幅に減量することができました。御利用いただいた方からは、素焼きの植木鉢などは買うと高いものもあるので、無料でもらえるととても助かる。交換会はごみの減量につながるすばらしい取組なので、次回もぜひ参加したいなどの声を頂きました。環境部では、例年環境に関するイベントを開催し、ごみの減量に努めておりますが、これからも趣向を凝らしたイベントにより、一層のごみ減量化に取り組んでまいります。
◆委員(
中島輝男君) 丁寧な御報告ありがとうございました。本当に各イベントとも盛況だったようで、何よりだと思います。
私も今年の3月議会でごみの減量化について一般質問させていただきましたが、市民の皆様に向けての啓発活動であるこのようなイベントを通じて、環境について関心を持っていただいて、ごみの減量化、ごみの再利用、再資源化の実践を促すことは本当に重要な取組だというふうに思っています。引き続きのお取組をお願いします。
私もリユースセンターにお邪魔して、うちの古い小型家電や古着の回収をしていただきました。そして、まだ使えるリユース品の譲渡会ですか、あれの抽せんにもちょっと応募したのですが、今回見事に外れまして。次回は11月にあるようなので、またそちらでもチャレンジしようかなというふうに思っていますので、11月にまたよろしくお願いいたします。
◆委員(
伊藤敦博君) 私もごみの問題についてちょっと2点伺いたいと思います。
私の不勉強だけで質問するとしたら大変申し訳ないのですけれども、私の地域で今月からペットボトルと、それから空き缶を潰さずに出してくださいという通達が流れていたのです。従来は、私は潰して出すものだと思っていたのですが、この辺がどういうふうに変わったのか、御説明ください。
◎
一般廃棄物対策課長(金澤大作君) ごみステーション等に排出していただきましたペットボトルや飲料缶は高浜クリーンセンター等の処理施設で圧縮し、俵のように一定の大きさに成形します。潰していない状態のほうがそれぞれかみ合うので成形しやすいのですけれども、手や足で潰した程度のものは問題なく成形することができますので、本市ではペットボトルや飲料缶を潰しても、潰していなくても、御自分の排出しやすい状態で排出していただければ大丈夫です。
◆委員(
伊藤敦博君) ありがとうございました。潰しても潰さなくてもどちらでもいいということなので、多分中島委員とか私は空き缶の量があるので、これから夏で大変暑くなってペットボトルの量も増えると思うのですけれども、取りあえずどちらでもいいということで理解しました。
もう一つ、分かっていそうで分かっていないのが、ペットボトルのキャップの取扱いなのですけれども、改めてその区分について教えてください。
◎
一般廃棄物対策課長(金澤大作君) 本市では、ペットボトルのキャップは燃やせないごみとなります。理由といたしましては、本市のごみ処理施設では焼却炉内の温度を850度から950度に保っておりますけれども、ペットボトルのキャップはポリプロピレンなどのカロリーの高い素材を使用しており、ビニール袋などにまとめて出していただきますと、それをまとめて焼却しますと周辺の温度が高くなって、焼却炉内の壁面を傷めてしまうので、燃やせないごみとさせていただいております。
◆委員(
伊藤敦博君) ペットボトルのキャップをまとめて出すと炉が傷むということを初めて知りました。勉強になりました。
私の地域では、ペットボトルは小学校のほうでまとめて回収してリサイクルに出すという環境的な運動もしておるので、こちらに出すようにはしているのですけれども、こうした問題についても、ぜひ市民の関心に応えられるよう、広報等で周知していただければと思います。
◆委員(荒木征二君) 私からも一点だけ、高チャリの発見通報についてちょっとお聞かせいただきたいというか、御提案というか。私の家は石原地域なのですけれども、お恥ずかしながら石原地域も高チャリの放置が大変というか多くて、私も気がつくたびに0120のフリーダイヤルで通報するようにしています。ただ、高チャリって、へんぴなところに放置されているというか、分かりやすいところにあればいいのですけれども、何かアパートの駐輪場にしれっと置いてあったりとかして、どこにあるというのを伝えるのがなかなか難しいことがよくあるのです。例えばアパートの駐輪場にあると分かったときに、そのアパートの住所が分かれば一発で知らせられるのでしょうけれども、なかなか住所なんか分からない。通りがかりに見かけただけというときに、0120に電話して、あの角を曲がって、橋を渡って、あそこのマンションにあったのですよと言うのですけれども、なかなか伝わりにくいなというのを私も何度か経験していますし、私の知人もちょっとそれで途中で嫌になってしまったなんていう話も聞いたりしております。高崎市公式ラインも始まったところなので、ラインで通報できる、例えば地図上にピンを打って、ここに今高チャリが乗り捨てられていますよというピンを押して、ぴゅっと送信してあげるというのはどうかなと思うのですけれども。多分受け取る側のステーションの方も、地図上でここにあるのかということが一発で分かると思いますし、煩わしいと言ったらちょっとまずいのかもしれませんけれども、あの電話をかけてのやり取りも、なかなか面倒なところもありますので、そういう手間も省けてくるかなというふうに思いますし、高チャリを見かけたのだけれども、通報するのがちょっと面倒くさいなみたいなことがもっと減るのかななんていうふうにも思っています。せっかくうまく回っている公式ラインですので、これを使ってうまく通報システムができないかななんて思っているのですが、その辺ちょっと御見解をいただければと思います。