◆
委員(
三島久美子君) 同じ
事業をやるのが一番簡単ですものね。ただ、
長期とか中期とか、やっぱりしっかりとした展望を持って、
お金があるから使えばいいとか、そういう話ではなくて、本当に有効に、将来にわたって
子どもたちが喜ぶような、孫子の代まで残るようないい
意味での
有効活用をしていただきたい。この問題は、ぜひとも取り組んでいただきたい問題だということを強く
指摘をして終わります。
○副
委員長(
三井暢秀君) 1点
お願いいたします。私からは、
上信電鉄の
鉄道事故の
関係でお話をさせてもらいたいのですけれども、午前中の
市民経済常任委員会でも、
設置理由だとか、
国土交通省が入って今後の
検討をしていると聞いたのですけれども、私が思うには、今本市でできる
対策をやってもらいたいというのが
1つお願いであります。その
理由としては、やはり
事故が起こってから
国土交通省が入って、今まで
事故検討報告ですか、そういうものが出るに当たっては、多分1年とか相当長い時間がかかるというふうに思っているのです。その時点で
対策を打って何かをするというよりも、本市が今できることを行ってもらいたいなという思いがあります。
そこで、
建設部についても
鉄道事業に関わる
設備部分だとかというのは
予算上できないという
理由から、市でできる市道を使った一旦停止だとか、ゲートはできるかどうか分かりませんけれども、そういったものは設置できるのかなと。これから研究していく、取り組んでいくということでありますけれども、
建設部でちょっとお聞きしたいのですけれども、そこに設置できるようなものというのは何があるのか、今どのような
考え方なのかお聞かせいただきたいと思います。
◎
管理課長(小野澤俊彦君) 軌道敷内と道路と、
鉄道事業者と道路管理者とで対応はありますけども、市内21か所ございます第4種踏切と言われているものなのですけども、見通しが悪くないか、また注意看板が設置してあるかどうかなど、今後
調査、確認を行いまして、また
鉄道事業者とその辺の確認、
協議をしまして、適切な対応をしていきたいと思います。主に注意喚起の道路標識であったり路面標示、また見通しの悪いところへのミラーの設置だったり、ミラーの大型化、また草が伸びているところの草刈りなどの対応をして、安全管理に取り組んでまいりたいと考えております。また、ゲートであったり遮断機のない警報機、第3種踏切と呼ばれているものについては、また
鉄道事業者の設備になり得るものですので、その辺も
協議しながら対応していきたいと考えております。
○副
委員長(
三井暢秀君) ありがとうございます。ぜひ積極的な
検討で設置していただいて、生活道路というのが1つキーポイントであると思います。毎日通る方、ふだん通らない方もいらっしゃると思うのですけれども、やはり何かしら注意喚起をしていく、また周知をしていくということが大事だと思います。先ほども言ったのですけど、国は即刻何かを対応するということは多分しないと思うのです。そこの間というのは、設置するまでに期間がかかるということなのです。そういった面からも本市がやはり一歩前に進んでもらって
対策を行っていただきたいというふうに思いますし、またこういった
場所において議論できるような形を
お願いしたいというふうに思います。本当に安全は大事だと思いますので、
市民の命を守る取組を行っていただきたいというふうに思います。
◆
委員(
三島久美子君) 今
管理課長から答弁があったけど、ちょっと部長も手挙げていたので、やっぱり部長の立場でも答弁いただいたほうがいいかなと。聞かせてください。大事な問題です。
◎
建設部長(
奥野正佳君) 私も、ほぼ同じなのですけど、やはり今
委員さんもおっしゃったとおり踏切に接している道路は市道でして、生活道路になっているわけなのです。今後の
対策も行政指導というか、
鉄道事業者の意見だとか
地域の意見だとかをやっぱり聞いて、どういう安全
対策ができるのかというのをこれから
協議しながら
対策のほうを考えていきたいと思いますので、現時点では何ができるというのは言えないのですが、やっぱり安全
対策というのは必要だと思いますので、今後詰めていきたいと思っていますので、よろしく
お願いいたします。
◆
委員(
三島久美子君) 踏切のことだけど、
国土交通省がうんと言わなければ
改良できないのですか。というか、
お金さえ出せばいいという問題ではないのですか。
◎
建設部長(
奥野正佳君) 多分
委員さんのおっしゃっているのは、第1種踏切の警報機と遮断機のついている踏切への
改良だと思うのですけども、そちらは一般的には国の補助を受けて、国が多分2分の1か3分の1の補助が出るのです。
鉄道事業者さんの経営状態によって補助率が変わってくるのですが、それによって
鉄道事業者のほうが踏切の
改良を進めるという
事業になっています。それと併せて、市のほうはどういう形で支援できるかというのは、これから
検討する内容だと思うのですが、基本的には国のほうの補助で一緒にしていくということになると思います。
◆
委員(
三島久美子君) もう終わりますけど、では
高崎市が1,000万円を出すからやってというのはあり。1,000万円でできると書いてありましたよね、何かに。
◎
建設部長(
奥野正佳君) 1,000万円というのは、
高崎市の負担の部分だと思うのですけど、実際には多分もっとかかるのだと思うのです。恐らくですけど、踏切の
改良には
国土交通省の補助と、
あとは
鉄道事業者の負担なんていうのもありますので、その辺も実際幾らするのかというのも応じて、
あと費用負担が幾らになるのかちょっと現時点で分かりませんが、それによって3者なり、国、県、
鉄道事業者なりが合意した上で第1種踏切の
改良にしていこうというふうに進んでいくのだと思います。現時点ではどうなるか分かりませんが、一応そんな流れになると思います。
◆
委員(
三島久美子君) ちょっと新聞記事の受け売りだったのだけど、市が出す
お金ではなくて、踏切
改良に1,000万円と書いてあって、もっと安いやり方があるという違った方法論で、遮断機と警報機がなくても、何か三井
委員がおっしゃったような押してやるやり方とか。そういうことなので、ぜひ迅速に、
高崎市の財力をすればそこら辺は重要なことなので、
お金を逆に出すべきだと思っているので、頑張ってやっていただきたいと思います。
○
委員長(
樋口哲郎君) ほかにありませんか。
────────────────────────────────────────────
△
委員長挨拶
○
委員長(
樋口哲郎君) なければ、本
委員会は特別な案件がない限り、本日の
委員会が最後になると思いますので、私から一言御
挨拶申し上げたいと思います。
まずは、1年間本当にお世話になりました。本日をもちまして無事
委員長の職を全うすることができました。これもひとえに三井副
委員長をはじめ
委員の皆様、
執行部の皆様、事務局の皆様の御協力のたまものと感謝申し上げます。今後は、ここで学んだこと、経験したことを生かして、引き続き議員活動をしていきたいと思いますので、よろしく
お願いいたします。1年間お世話になりました。(拍手)
────────────────────────────────────────────
△副
委員長挨拶
○
委員長(
樋口哲郎君) 次に、三井副
委員長、
お願いします。
○副
委員長(
三井暢秀君) 1年間大変お世話になりました。樋口
委員長の下、何かサポートできたのかなというふうに思うのですけれども、
委員の皆様の活発な議論の下、建設
水道の取組が前に進んでいるなというふうに実感をしております。これも
執行部の皆さんをはじめ、支えている事務局の皆さんも含めてですけれども、そういう御協力があってこそだというふうに思っています。今後、私も
市民福祉の向上を目指して取り組んでまいりたいというふうに思っております。1年間大変ありがとうございました。(拍手)
────────────────────────────────────────────
△閉会
○
委員長(
樋口哲郎君) 以上で本日の
建設水道常任委員会を閉会いたします。
午後 1時57分閉会
高崎市議会
委員会条例第30条第1項の
規定によりここに署名する。
令和6年4月11日
建設水道常任委員会 委 員 長 樋 口 哲 郎...