高崎市議会 2023-12-11
令和 5年 12月11日 総務常任委員会−12月11日-01号
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出席委員等(12人)
委 員 長 大 河 原 吉 明 君 副委員長 松 本 賢 一 君
委 員 高 橋 淳 君 委 員 角 倉 邦 良 君
委 員 宮 原 田 綾 香 君 委 員 伊 藤 敦 博 君
委 員 丸 山 覚 君 委 員 石 川 徹 君
委 員 高 橋 美 奈 雄 君 委 員 丸 山 和 久 君
議 長 時 田 裕 之 君 副 議 長 大 竹 隆 一 君
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欠席委員(なし)
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説明のため出席した者
市長 富 岡 賢 治 君 副市長 兵 藤 公 保 君
副市長 齋 藤 逹 也 君 総務部長 曽 根 光 広 君
総務部次長 青 木 信 幸 君 秘書課長 岩 森 令 祐 君
企画調整課長(兼)
コンプライアンス室次長 企画調整課付課長田 中 晴 美 君
村 上 正 和 君
防災安全課長 中 村 剛 志 君 職員課長 渋 澤 康 行 君
情報政策課長 木 本 弘 幸 君 文化課長 小 峰 好 恵 君
美術館副館長(兼)事務長
染料植物園長 猪 狩 啓 子 君
今 泉 公 彦 君
スポーツ課長 津 久 井 光 明 君 広報課長 田 中 美 由 紀 君
財務部長 天 田 順 久 君 財政課長 矢 口 賢 君
管財課長 阿 久 澤 健 君 市民税課長 高 橋 弘 之 君
資産税課長 井 上 英 光 君 納税課長 外 所 康 信 君
倉渕支所長 塚 越 好 博 君
倉渕支所地域振興課長
石 川 明 彦 君
倉渕支所税務課長小 見 一 秀 君 箕郷支所長 新 井 修 君
箕郷支所地域振興課長 箕郷支所税務課長清 水 琢 磨 君
藤 岡 勉 君
群馬支所長 山 田 史 仁 君
群馬支所地域振興課長
塚 越 直 樹 君
群馬支所税務課長細 野 和 美 君
新町支所長 御 園 生 敏 寿 君
新町支所地域振興課長 新町支所税務課長藤 野 泰 宏 君
戸 塚 和 也 君
榛名支所長 太 田 直 樹 君
榛名支所地域振興課長
門 倉 直 希 君
榛名支所税務課長福 島 康 秀 君 吉井支所長 田 代 有 史 君
吉井支所地域振興課長 吉井支所税務課長吉 井 み ど り 君
高 麗 和 男 君
会計管理者 志 田 登 君 会計課長 井 田 安 彦 君
選挙管理委員会事務局長(併任)
選挙管理委員会事務局次長
曽 根 光 広 君 上 野 和 男 君
監査委員事務局長吉 井 秀 広 君 消防局長 中 村 均 君
消防局次長 甘 田 明 広 君 総務課長 高 野 敦 君
予防課長 高 橋 健 二 君 警防課長 江 積 明 博 君
救急課長 黒 崎 信 男 君
通信指令課長 小 林 一 彦 君
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事務局職員出席者
事務局長 大 河 原 博 幸 議事課長 坂 口 圭 吾
議事課議事担当係長 議事課主任主事 池 田 光 輝
塚 本 秀 幸
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△開会
午前 9時59分開会
○委員長(
大河原吉明君) それでは、ただいまから
総務常任委員会を開会いたします。
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△諸般の報告
○委員長(
大河原吉明君) この際、諸般の報告を申し上げます。
傍聴はあらかじめ許可してあります。
以上で諸般の報告を終わります。
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△開議
○委員長(
大河原吉明君) それでは、本日の会議に入ります。
本日の会議は、お手元に配付の次第に従い進行いたします。なお、
補正予算議案の審査については、次第の裏面に記載のとおり進めたいと思います。
また、会議規則第118条第1項の規定により、委員1人当たりの発言時間を15分程度としたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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△議案の審査
議案第121号 公の施設(高崎市
文化会館等)の
指定管理者の指定について
議案第122号 公の施設(高崎市
城南野球場等)の
指定管理者の指定について
議案第123号 公の施設(高崎市
新町温水プール等)の
指定管理者の指定について
議案第140号 高崎市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について
議案第141号 高崎市特別職の職員の期末手当の支給に関する条例及び高崎市
教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正について
議案第143号 令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第6号)(所管部分)
議案第146号 令和5年度高崎市
牛伏ドリームセンター事業特別会計補正予算(第1号)
○委員長(
大河原吉明君) それでは、議案の審査に入ります。
定例会議案を御用意いただき、51ページをお開きください。
議案第121号 公の施設(高崎市
文化会館等)の
指定管理者の指定についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第121号を起立により採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
大河原吉明君) 起立全員です。
よって、議案第121号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
53ページをお開きください。
議案第122号 公の施設(高崎市
城南野球場等)の
指定管理者の指定についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。
◆委員(
宮原田綾香君) この指定管理の中に、
城南プールと上並榎の
テニスコートが入っているので、関連してお伺いしたいのですが、この夏に
城南プールに行ってみましたが、
ロッカールームやシャワーなどがかなり老朽化しているように思います。また、上並榎の
テニスコートについては、コートやトイレ等は改修してもらったようですが、
クラブハウスがかなり老朽化しているというようにお聞きしています。整備のほうは市の責任であるため、指定管理をお願いする際には、ある程度整備して受け渡すべきだというふうに思うのですが、その辺りの今後の方針について教えてください。
◎
スポーツ課長(津久井光明君) 初めに、
上並榎庭球場の
クラブハウスについてですが、昭和58年のあかぎ国体の
ソフトテニス競技の会場となることから、昭和57年6月に建設されたものです。
クラブハウスの中には、事務室、会議室、トイレ、更衣室、シャワーなどが整備されています。この
クラブハウスは、主に競技団体の会議で利用されることが多く、更衣室などの利用は年間数えるほどとなっています。これまでの工事としては、令和3年度に全16面の
砂入り人工芝化を完了し、令和4年度には
クラブハウス裏にあるトイレの便器の洋式化、手洗い改修、照明設置などを行い、明るく衛生的なトイレへ改修いたしました。
次に、高崎市
城南プールについてですが、昭和12年に50メートルプール、昭和51年に25メートルプール、幼児プールを開場いたしまして、建設後86年を経過しております。平成21年に
ろ過循環配管工事、平成25年に
更衣室棟屋根補修工事、令和3年に配管改修及びトイレの洋式化工事を行っており、経年劣化が見られる
コースロープなどの備品類は随時交換などの維持管理を行ってまいりました。
各施設とも老朽化していることは認識しておりますが、他の体育施設とのバランスも考えながら研究してまいりたいと考えております。
◆委員(
宮原田綾香君) 適切な改修等は行っていただいているということですが、
城南プールはトイレの洋式化とかも見ましたが、更衣室がちょっと、お母さん方がお子さんを連れていってというふうに考えると、もう少してこ入れしていただければという部分もあります。市の施設として保有している限りは、どうぞその辺りも考えていただければと思います。
○委員長(
大河原吉明君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第122号を起立により採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
大河原吉明君) 起立全員です。
よって、議案第122号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
57ページをお開きください。
議案第123号 公の施設(高崎市
新町温水プール等)の
指定管理者の指定についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。
◆委員(高橋淳君) 新町の
温水プールと、併せて
テニスコートについて御質問させていただきます。
この夏、私も実際に施設を訪れて、プールとジムを利用させていただきまして、その際に館内の掲示物で様々な企画が実践されているということを拝見いたしました。
そこでお伺いしますが、新町の
温水プール、
テニスコートでは、通常の営業のほかにどのような企画やイベントが開催されておりますでしょうか。
◎
スポーツ課長(津久井光明君) 今年度の
施設イベントとしてですが、
新町温水プールでは七夕やハロウィン、
クリスマス会、隣接する
下河原テニスコートでは桜を見ながらのヨガ教室、
たこ揚げ体験など、
指定管理者により趣向を凝らした四季折々のイベントが開催されております。お子さん、お孫さんを連れてイベントに参加するなど、様々な年代の方が施設を利用しやすくなる企画を実施しております。
◆委員(高橋淳君) 御回答いただきありがとうございます。様々な企画が実施されているということが分かりました。新町の
温水プール、
テニスコートにおいては夜間や通年での営業を行っておりますので、お子さんや地域の皆さんが参加したくなるような企画を季節や時間に合わせて開催していただけるように、今後も期待いたします。
これは新町の
温水プール、
テニスコートに限った話ではないのですが、物価や燃料費の高騰で、公共施設の運営については金銭面で非常に苦しいという実情もございます。企画や運営については指定管理をお願いしている部分もあるかもしれませんが、高崎市としてできるサポートや協力を積極的にお願いいたします。広報のデジタル版の発行や高崎市公式ラインというものもありますので、今までは紙面の面積に限りがあったかと思いますが、デジタルになることで、そういったものもなくなります。金銭面を今までよりも抑えた広報というものも可能となってきますので、引き続き何とぞよろしくお願いいたします。
◆委員(
宮原田綾香君) 今の高橋委員の質問に関連しますが、新町の
温水プールなのですが、光熱費が高騰する中で、指定管理を受ける方のほうもかなり厳しい状態が予測できるかというふうに思うのですが、予算編成時期なので、物価高騰分を考慮しているか、その辺りのお考えを教えていただければと思います。
◎
スポーツ課長(津久井光明君)
新町温水プールは、日本国内の燃料費及び電気料の高騰によりまして、
指定管理料の基本となる収支計画を大幅に上回る支出が生じているのが現状でございます。今回の
指定管理者の募集を行った際には、現行の
指定管理料から今後の物価上昇分を考慮し、新たな
指定管理料の上限金額を設定しております。
◆委員(
宮原田綾香君) 物価高騰分を考慮していただいているという点が分かりました。確認でしたので、以上となります。
○委員長(
大河原吉明君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第123号を起立により採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
大河原吉明君) 起立全員です。
よって、議案第123号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
93ページをお開きください。
議案第140号 高崎市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。
◆委員(
宮原田綾香君)
会計年度任用職員の遡及適用についてお伺いしたいのですが、一般職員は令和5年4月に遡る遡及適用があると思うのですが、この辺りを支給する考えはあるか教えてください。
◎職員課長(渋澤康行君)
会計年度任用職員のうち嘱託職員につきましては、報酬の額が
行政職給料表の給料月額を基に設定されておりますので、今回のように
行政職給料表の改定があった場合には、嘱託職員の報酬月額についても同様に改定されることになります。なお、昨年度までは当該年度での改定は行わず、翌年度からの改定としてまいりましたが、今年度、国からの通知により、
会計年度任用職員の給与改定については正規職員に準じて改定することを基本とするようにとの考え方が示されましたので、今年度から嘱託職員につきましても正規職員と同様に、4月に遡及して給与改定を実施する予定となっております。
◆委員(
宮原田綾香君) 今年度は、正規職員と同様に適用というふうなことが確認できましたので、以上になります。
◆委員(伊藤敦博君) 今
会計年度任用職員については答弁がありましたので、一般質問でも幾つか処遇改善をお願いしましたけども、そういうことが反映されているということで一つ安心したのですが、もともとの話として、今回の人事院勧告に基づく職員の処遇改善がどういうふうになっているのか、概要について御説明いただきたいと思います。
◎職員課長(渋澤康行君) 職員の給与改定の概要について、正規職員に関して申し上げますが、これまでと同様に国家公務員の給与改定に準じて改定を行うものでございまして、給料表を国家公務員に適用される給料表と同様に平均で1.1%引き上げ、4月に遡及して適用することとし、また期末手当と勤勉手当の支給率をそれぞれ0.05
月分引き上げ、
期末勤勉手当の年間支給率を現在の4.4月分から4.5月分とするものでございます。
◆委員(伊藤敦博君) ベースアップが行われ、
期末勤勉手当についても昇給が行われるということで、了解しました。
○委員長(
大河原吉明君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第140号を起立により採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
大河原吉明君) 起立全員です。
よって、議案第140号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
111ページをお開きください。
議案第141号 高崎市特別職の職員の期末手当の支給に関する条例及び高崎市
教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第141号を起立により採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
大河原吉明君) 起立多数です。
よって、議案第141号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
115ページをお開きください。
議案第143号 令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第6号)の所管部分を議題といたします。
最初に、歳入の審査を行いますので、130ページをお開きください。
16
款国庫支出金 (質疑なし)
○委員長(
大河原吉明君) 132ページをお開きください。
19款寄附金から
21款繰越金まで (質疑なし)
○委員長(
大河原吉明君) 続いて、歳出の審査を行いますので、136ページをお開きください。
1款議会費について御質疑ありませんか。
◆委員(
宮原田綾香君) 全てにかかってくることなので、この最初で質問させていただければと思うのですが、本会議の場でも
人事異動等により総額がマイナス7億円との説明があったかと思います。給与改定で3億円増額、
人事異動等でマイナス7億円ということで、なぜ人事異動しただけでマイナス7億円になるのか、その辺りの説明をお願いいたします。
◎職員課長(渋澤康行君) 人件費の減額の主な理由でございますが、まず1点目として当初予算に計上した職員数よりも実際に配置された職員数が少なかったということで、当初予算との比較で正規職員が19人減少となったことが主な理由の1点目でございます。また、主な理由の2点目としましては、職員が育児休業を取得したり、病気のため休職したことにより給料等が減額になったことによるもので、実際の人数でございますが、今年度育児休業を取得あるいは取得予定の職員が105人で、また今年度病気などの理由により休職した職員が14人でございまして、これらの職員の給料等が減額となったことが主な理由の2点目でございます。
◆委員(
宮原田綾香君) 176ページの、配置がもともとされるはずだった職員の方のうち、19人分がまず少ないということで分かりました。業務が多忙な課もあるかと思いますので、人事配置、この辺りをお願いできればと思います。
○委員長(
大河原吉明君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
2款総務費について御質疑ありませんか。
◆委員(
高橋美奈雄君) この
国際交流事業で
ウクライナ選手団を受け入れるということですが、このことに関しては本当に私は大賛成なのですけど、今回の
ウクライナの選手団の受入れというのは、
ウクライナが次回の
オリンピックに向けてなのか、それともまた別の目的で選手団がいらっしゃるのか、その辺についてもし分かればお知らせ願いたいというふうに思います。
◎文化課長(小峰好恵君) 8月に行われました世界選手権におきまして、
オノプリエンコ選手と、あと団体が五輪出場権を得たということもありまして、高崎で今まで2回の受入れを経験いたしまして、そのときに安心して練習できた高崎で、またパリ五輪に向けて集中して練習したいという希望がありまして、ヘッドコーチから高崎市に協力依頼があったものでございます。
◆委員(
高橋美奈雄君) 次回の
オリンピックに向けて、
ウクライナ側からの要請があったということで、私は大変これはいいことだなというふうに思います。
ウクライナとの交流も図れるし。この合宿中、またあれですか、高崎市の子どもたちとの交流等も計画されているのですか。
◎文化課長(小峰好恵君) 受入れ期間中は、市民との交流や市内の
新体操チームとの合同練習なども行われる予定となっております。
◆委員(
高橋美奈雄君) 了解しました。ぜひそのような形で進めていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。
◆委員(
宮原田綾香君) まず1点目ですが、今の高橋委員の
ウクライナ選手団のことに関連してなのですけども、2,500万円という金額がついているのですが、この財源についてどのようになっているか教えていただけますでしょうか。
◎文化課長(小峰好恵君)
ウクライナ新体操選手団への支援につきましては、
ふるさと納税においても支援を受け付けているところでございます。
ウクライナ選手団受入事業委託料2,500万円の財源につきましては、
ウクライナ新体操選手への
ふるさと納税である
ふるさと応援基金寄附金が280万円、それと一般財源が2,220万円でございます。
◆委員(
宮原田綾香君)
ふるさと納税も活用されているということで、ぜひ広報のほうで頑張っていただければというふうに思います。
続けていいでしょうか。この下にある広報広聴事業についてなのですが、需用費が増額ということで、増額の要因について確認させてください。
◎広報課長(田中美由紀君) 広報高崎の発行に係る紙代等、原材料費の高騰によるものでございます。
◆委員(
宮原田綾香君) 物価等も上がっていると思いますので、確認でした。ありがとうございます。
続きまして、143ページの2款2項5目になりますが、ここに
榛名体育館アリーナ照明改修とありますが、この改修工事はどのようなことになるか、内容をお願いします。
◎
スポーツ課長(津久井光明君) 榛名体育館の照明ですが、アリーナ内に全部で80灯ありますが、平成29年、30年に約10か所の修繕を行いました。現在修繕を必要としている箇所が入り口から中央にかけて集中しておりまして、体育館の照明基準500ルクス以上になるよう、10か所程度修繕するものです。
◆委員(
宮原田綾香君) 照明の改修を続けているということで、これからもお願いします。以上、確認になりました。
○委員長(
大河原吉明君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
146ページをお開きください。
3款民生費 (質疑なし)
○委員長(
大河原吉明君) 162ページをお開きください。
8款土木費 (質疑なし)
○委員長(
大河原吉明君) 続いて、債務負担行為の審査を行いますので、前に戻っていただき、122ページをお開きください。
債務負担行為の補正 (質疑なし)
○委員長(
大河原吉明君) これより議案第143号の所管部分を起立により採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
大河原吉明君) 起立全員です。
よって、議案第143号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。
229ページをお開きください。
議案第146号 令和5年度高崎市
牛伏ドリームセンター事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
初めに、歳入の審査を行いますので、234ページをお開きください。
歳入 (質疑なし)
○委員長(
大河原吉明君) 続いて、歳出の審査を行いますので、236ページをお開きください。
歳出 (質疑なし)
○委員長(
大河原吉明君) これより議案第146号を起立により採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
大河原吉明君) 起立全員です。
よって、議案第146号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
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△審査終了
○委員長(
大河原吉明君) 以上で本委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。
審査に当たり、円滑な委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。
なお、委員長報告の作成については私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
大河原吉明君) それでは、そのようにしたいと思います。
以上で本日の議題を終わります。
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△その他
○委員長(
大河原吉明君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。
なければ、この際委員の方々から執行部に対しお聞きしたいことがありましたらお願いします。
◆委員(伊藤敦博君) 2つ伺いたいことがあるのですが、まず先日連絡いただきました広報高崎の電子版の発行について幾つか確認させていただきたいと思います。まだ制度設計中だとは思いますが、現在分かっているところまでで教えてください。現在広報は市内の区長さんや班長さんに一生懸命配ってもらっているわけですが、今現在のまず発行状況について教えていただきたいと思います。
◎広報課長(田中美由紀君) 毎月1日号、15日号の2回、各回約16万6,000部発行しております。
◆委員(伊藤敦博君) ありがとうございました。今回、広報を2回のうち1回は電子化するというお話なのですけれども、区長さんたちの負担を軽減するという話も伺っているのですが、電子化をする主な目的について確認させてください。
◎広報課長(田中美由紀君) 広報配付に係る区長業務の負担軽減を図るものでございます。
◆委員(伊藤敦博君) とすると、単純に考えると、1回は紙で発行して、1回はインターネット上で発行するということになるのですが、当然紙で読むものと、インターネットまで拾いにいくものとで拾い方も変わってくるわけですが、同じものを紙と電子版にするのか、あるいはさっき高橋委員からインターネットを使うことによって新しいコンテンツを盛り込むことができるのではないかという話もありましたが、現在の計画ではその辺はどういうふうに計画されているのでしょうか。
◎広報課長(田中美由紀君) 再度の御質問にお答えいたします。
紙面広報では、これまで1日号と15日号でお知らせしていた2回分の情報を1回に集約し、これまでと同様、市民の皆様に市政情報やお知らせなどの適切な情報発信を図ってまいります。デジタル広報につきましては、毎月1日に発行する紙面広報の内容等を、画像や動画などデジタルの特徴を生かした内容で発信してまいります。
◆委員(伊藤敦博君) 理解しました。必要な情報については、月1回の紙の情報で提供されるということなのですが、やっぱり心配されるのは、インターネットにたけていない、パソコンやスマホをまだ保有していない高齢者の方がいらっしゃったり、いわゆるデジタル難民ということで、もしかするとそういう人たちが取り残されてしまうのではないかという懸念があるのですが、その辺についてはどうお考えでしょうか。
◎広報課長(田中美由紀君) デジタル広報では、紙面広報で掲載した内容等を発信いたしますので、デジタル機器を所有していない方におかれましても紙面広報を御確認いただくことで、ほとんどの情報が得られるようにしてまいります。
◆委員(伊藤敦博君) 了解しました。その辺についても、しっかりとした配慮をよろしくお願いします。
取りあえず1回終わります。
◆委員(
宮原田綾香君) 伊藤委員と同じように広報についてなのですが、今詳細をお伝えいただきまして、すごく市民の方からも反響をいただいております。
そこで、私のほうからちょっと確認させていただきたいのが、予算編成時期になりますので、来年度広報の改編をすることで、今説明がありましたが、1回分の紙面の厚さなど、こういうところが変わってくるのかということを確認したいのが1点と、もう一つ、配付が2回から1回に変わることで、どのくらいの経費の圧縮、そういった面につながるのかどうかというのを教えていただければと思います。
◎広報課長(田中美由紀君) 広報が1回になるということで、情報を1回に集約することで情報量が増えるのですけれども、ページ数が過剰に増加しないよう、内容の構成等を工夫しながら作成してまいります。費用についてですが、紙面広報を月1回にすることで、印刷費などの経費節減を図ることができると考えております。
◆委員(
宮原田綾香君) 説明ありがとうございます。もう本当に年齢問わず、若い方からも配付している区長さんや年配の方からも、広報が変わるということですごく期待の声を頂いております。情報面も工夫してということで、スマホで見る方、紙面で見たい方、そういったすみ分けがこれから大事になってくるかと思いますので、ぜひ、すごく変わるときは変わるのだなというふうに期待しておりますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(丸山覚君) そうしましたら、防災に関して1つ質疑させてください。
大分前の上毛新聞だったと思いますけども、高崎市に国のほうでコインぐらいの大きさのセンサーを設置しますと。河川の水位を把握するというのは非常に重要なことですので、そのコインの大きさのセンサーのほうをちょっと説明していただいていいですか。
◎
防災安全課長(中村剛志君) ワンコイン浸水センサを設置した経緯でございますけども、国土交通省が実施しているワンコイン浸水センサ実証実験につきまして、太陽誘電の浸水センサーが採用されることとなり、太陽誘電から地元である高崎市に、モデル地区として太陽誘電と共同参画しませんかと、令和5年2月にお誘いをいただきました。これを受け、関係部局と設置場所等を検討し、設置に至ったものでございます。
その浸水センサーがどのようなものかということでございますけども、浸水センサーは、センサーが反応した場合にセンサーからメールなどで発報されるものではなく、基本的には職員が国の管理システム、ワンコイン浸水センサシステムを確認し、浸水していれば設置したセンサーの色が変わるというような仕組みになっております。
◆委員(丸山覚君) 御説明ありがとうございます。要は太陽誘電さんのということで、高崎市もどうですかというお話を頂いたと。何か画面を見ているとぱっと分かるというのは、要するに高崎市が見に行かないと、向こうから勝手に通知が来るというものではないという御理解でよろしいのでしょうか。
◎
防災安全課長(中村剛志君) そのとおりでございまして、発報されてメールが来るというものではなく、浸水の時点では、そのシステムをこちらがずっと監視しているような状況で、浸水したかどうかを確認しているというような状況でございます。
◆委員(丸山覚君) 分かりました。大変なことになるわけですが、浸水が心配なときは、ずっとそれを注視していなければいけないということになるわけですけども、国のほうでもそういったセンサーだとか、以前水位計といって、高崎市の中小河川にも、沖電気工業さんの機械だったと思うのですが、随分小さなところにも水位計がついて、要するに水位の管理というのがうんと充実してきたと思うのですが、ちなみにこのコインの大きさのセンサーというのはどういったところにつけるもので、報道があってから大分たって、もうついているとは思うのですけど、どんなところにつけているのかというのをちょっと教えてもらってよろしいでしょうか。
◎
防災安全課長(中村剛志君) 浸水センサーの設置場所につきましては7か所に設置しておりまして、1つ目が元島名の調整池、2つ目がスマートインターチェンジ産業団地2号調整池、3つ目が山名調整池、4つ目が小八木町の地下道、5つ目が上佐野第一地下道、6つ目が上佐野第二地下道、7つ目の五輪田地下道ということで、以上7か所に設置しているところでございます。
◆委員(丸山覚君) 分かりました。調整池ですね。それからあと地下道だとかアンダーパスみたいなところですか。前よく市長さんが、職員が行って、体で防ぐのだというお話をされていて、心強かったのですが、それでもセンサーがついて、集中的に監視するのだとは思うのですが、職員が行って対応するというのも続くのでしょうか。
◎
防災安全課長(中村剛志君) 一応今回試験的に設置させていただいたわけでございますけども、通常の業務の中で、危険箇所につきましては浸水がある場合に限らず、いざというときには職員がそこに張りつくような状況になるかと思います。
◆委員(丸山覚君) 分かりました。それは機械なので、万全ではないと。やっぱり人がついていていただけるとより安心ですので、ただいい機械ができましたので、ぜひ監視しながら使っていただければと思います。
◆委員(角倉邦良君) まず、吉井の消防についてでございます。吉井町が高崎市と合併して、吉井地区は多野藤岡の消防組合の枠の中に入っているわけでございます。多野藤岡広域市町村圏振興整備組合があって、その中での消防費ということなのですが、高崎市のほうもその吉井分について負担金の支払いをしていただいているわけなのですが、その積算の根拠について御説明いただければと思います。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(村上正和君) 多野藤岡広域市町村圏振興整備組合におきます構成市町村の負担金の分賦割合でございますけれども、これは同組合規約第13条第2項に規定してございまして、負担金の分賦割合はその都度組合議会において議決により定めるとされております。
具体的に申し上げますと、消防費に係る負担金でございますが、組合構成市町村の前年度の普通交付税の算定に用いられた消防費の基準財政需要額、本市におきましては吉井地域に係る当該額をみなし算定額として持ちますけれども、この基準財政需要額に70%を乗じて得た額となりますけれども、この額が消防費を下回る場合には、不足分について、不足額の10%を消防署数割、90%を消防職員数割により算出することとなっております。
◆委員(角倉邦良君) 高崎市の負担額としては4分の1ぐらいを負担しているということなのですが、火事があった場合に、高崎市吉井町でございますが、多野藤岡消防にお世話になっていて、吉井町の消防署も非常に老朽化が進んでおります。これは要望ということなのですが、振興整備組合のほうで総会を開いて議論されるのだとは思うのですが、消防職員が寝泊まりするところも相当古くなっていて、風がピューピュー入ってくる、窓が落っこちてしまうのではないかという状況になっておりますので、ぜひこれは要望として、改修のお願いを高崎市のほうから振興整備組合のほうにもしていただけたらありがたいというふうに思います。これは要望でございます。
続きまして、同じく吉井地域の吉井文化会館の改修でございます。吉井文化会館も外から見るとれんが造りですごいなという建物になっているのですが、中に入ってみると相当古い、30年、40年たつものになっております。その文化会館の隣接地域のところに郷土資料館、あと吉井体育館、あるいは公民館等もあるのですが、ぜひともこういったところの改修、とりわけ文化会館の改修を進めていただきたいのですが、せめて最優先の課題として、トイレの改修をぜひお願いしたいなというふうに思っております。吉井町の時代に文化会館の大ホールも、なぜかトイレをホールの階段の下のほうに造ったということでございます。利用者もやっぱり年配の方が増えているので、大ホールを使った場合も小ホールのほうのトイレに移動するということなのですが、その小ホールのトイレも相当な老朽化が進んでおりまして、ぜひとも改修をお願いしたいと。周辺の隣接地域の資料館や体育館や、あるいは公民館のほうのトイレも相当古くはなっているのですが、せめて小ホール、一応お金を取って使わせていただいているということもあるので、いろいろなところの改修を今進めていただいているのですが、トイレをぜひ最優先で改修していただきたいという声が住民から届けられております。その辺についてはいかがでしょうか。
◎文化課長(小峰好恵君) 吉井文化会館は昭和54年に開館した施設であり、老朽化が目立つところでございます。施設や設備の老朽化に伴い、故障や不具合が確認された場合は可能な限り対応し、維持管理に努めているところでございます。利用者の方に快適な環境を提供できるよう、施設の現状や利用状況等も考えながら修理、修繕を図っているところでございます。
トイレにつきましては、男性用、女性用それぞれ2基ずつの洋式トイレを開館以来設置したほか、最近では平成30年に大ホール1階に多目的トイレを設置しております。今後状況をよく見極めて、必要に応じて修繕及び洋式化を図ってまいりたいと考えております。
◆委員(角倉邦良君) ぜひ必要なので、トイレからよろしくお願い申し上げます。
最後になるのですが、オスプレイの問題についてでございます。屋久島沖で米軍のCV−22オスプレイが墜落して、既に乗務員の8人の方がお亡くなりになっているという記事が出ております。群馬県高崎市の相馬原演習場にも米軍のオスプレイが、あるいは陸上自衛隊の持っているオスプレイも飛来しております。細かいことはあまり言わないのですが、MV−22、CV−22、これが米軍のものとなっており、V−22は陸上自衛隊ということでございます。担当課のほうからオスプレイの相馬原演習場における最近の訓練履歴ということで、平成28年度、令和2年度、令和3年度、令和5年度ということで、横田基地からMV−22が2度、そして令和3年度からは陸上自衛隊のV−22が飛来しているということでございます。
高崎市として市長のお名前で、日米共同訓練、あるいはV−22の自衛隊の訓練に関係して要望書を上げていただいているのですが、この要望の中で、例えば航空機の参加の場合はその飛行ルートについては市街地などの住宅集落の上空を避け、住民の不安につながらないように努めていただきたいとか、飛行時間、飛行高度についても、住民生活に影響ないように十分配慮していただきたい等の様々な要望を防衛大臣のほうに提出していただいておりますが、この要請について防衛省のほうから何らかのお答えはあったのでしょうか。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(村上正和君) これまで相馬原演習場へのオスプレイ飛行に関しまして、先ほど委員もおっしゃったように、国に対して、1つは国の責任において徹底した安全対策を講じること、もう一つは市民生活に支障を来さないように配慮することということで要請を行ってきております。具体的に、国から個別具体の回答というのはございませんけれども、当然私どもの要請をしっかりと受け取っていただいて、十分御配慮いただいているというふうに認識しております。
◆委員(角倉邦良君) そうすると、飛行ルート等については、事前にこのルートを行きますよみたいな、そういうことについての口頭での報告もなかったという認識でよろしいのでしょうか。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(村上正和君) 飛行ルートに関しましては、私どもに情報提供はございません。
◆委員(角倉邦良君) とにかくこのオスプレイは、CV、MV、V、全て構造的には同一構造ということで、基本設計も同じということで、米軍のほうも全世界的にこのオスプレイの運用について中断して、今調査しているということでございます。そして、一部マスコミによると、あと何年か先にはこのオスプレイはもう造らないということも出ておりました。
私のほうからぜひ要望として、これは要するに相当安全の問題というのが憂慮されると。少しこの何年かの死亡事故を見ただけでも、2022年に米軍のMV−22でノルウェーで4人亡くなり、2022年にカリフォルニアで同じMV−22で5人亡くなり、さらに2023年、今年になってからはオーストラリア沖で8人が亡くなり、そして今回のこのCVの事故ということでございます。このオスプレイも複雑な構造でございます。離陸するときは下から回って、上に上がっていって、ちょっと止めて、羽をこういうふうに縦にして落ちながら行くということで、前々から輸送機としても非常に効果が高いと言われてきたのですが、これだけこの2年で30人近くの米軍の兵士の方が亡くなっているということでございますが、これが本当に町うちに落ちてしまえば、これは大変なことになるということでございます。これからまた飛来する可能性があります。そのときには、ぜひとも高崎市として、この要請をさらにしていただくと同時に、もう少し突っ込んでいただいて、せめて飛行ルートだけは事前に明らかにしていただくようにお願いしたいというふうに思うのですが、いかがでしょうか。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(村上正和君) この自衛隊の訓練につきましては、国防に関することでございますので、私どもとすれば先ほど申し上げたとおり、市街地の上を飛ばないですとか、それから夜間の飛行を控えてくださいとかということで、市民生活に影響を及ぼすもの、またその安全管理については要請していくつもりでございますけれども、飛行ルートの部分につきましては国の考え方に沿って、当然私どもの意向を聞き取っていただいた上で判断していただくものと理解しております。
◆委員(角倉邦良君) もう担当の方は御存じだと思うのですけど、日本の国内で、米軍であれ、自衛隊であれ、国土交通省に事前に届出をして、有事であれば別ですけど、平時の訓練においては、本来で言えば飛行ルートは明確にしなければいけないという国内法の縛りの枠の中に米軍も自衛隊もあるわけでございます。そういった意味で、その飛行ルートを明らかにしないこと自体が極めて不誠実であると。日本国憲法の枠の中にオスプレイが入っていないということは、これは極めて私は遺憾だというふうに思っております。そこのことも含めて対応していただければありがたいというふうに思います。
質問はこれまでなのですが、最後に地元の問題で要望を1つだけ。牛伏山の頂上に行くと、パノラマ270度で大変風景がきれいでございます。これを夜間もぜひ見たいという声もございます。しかし、残念なことなのですが、40年ぐらい前に吉井町も相当暴走族の元気な人たちがいて、牛伏山に夜は行けないように、午後5時でシャットアウトするという形になってしまっています。ぜひとも牛伏観光、これからもいろんな形であるのだとは思うのですが、牛伏山の夜間の通行についても試行的に、週1日でもいいので、夜間の開放ということを御検討いただければありがたいかなと吉井支所のほうにお願いしたいと思います。地元の区長のほうには、私のほうからも投げかけてはいるのですが、ぜひとも吉井支所のほうからもお声がけをいただけたらありがたいと思います。
◆委員(伊藤敦博君) 私もちょっと安全保障の問題について、国の専管事項だと言われるとあれなのですが、質問したいのですが、今角倉委員のほうからオスプレイの問題がありました。相次ぐ事故の結果、当面の飛行停止と生産中止ということが今報道されているので、やっとそこまで来たかという感はあるのですけれども、私も一般質問や請願の討論で、繰り返し高崎市民の上空にオスプレイを飛ばすなという論陣を張らせていただきましたけれども、本市からも防衛省やアメリカに対して、高崎市の市街地上空を飛ばすなという要請は確かにされているのですが、2018年の日米合同演習のときには、全くその我々の要請を無視して、高崎市の市街地のど真ん中を連日オスプレイが飛ぶということがありましたので、今後の問題も含めて、そういうことに対しては厳しい抗議をするというぐらいの、市民の命と安全を守るために、そういう腹積もりを持っていただきたいと思います。
話が戻りますけれども、11月15日から26日、相馬原演習場でヴィジラント・アイルズ23という日本とイギリス陸軍の合同軍事演習、実動訓練が行われていますけれども、知らない人も多いのではないかと思います。まずこの訓練の内容と規模、目的について、議員のほうにはデータが出ているのですが、報告をお願いしたいと思います。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(村上正和君) 先月相馬原演習場において実施されました日英共同訓練の内容についてでございますけれども、防衛省からの説明によりますと、まず目的でございますが、陸上自衛隊の作戦遂行能力、戦術技量の向上を図るとともに、自由で開かれたインド太平洋のビジョンを共有するイギリスと実動での共同訓練を実施することにより、陸上自衛隊と英国陸軍との相互理解、信頼関係の促進を図ることということになっております。
また、期日ですけれども、11月15日から26日の12日間、内容は潜入、それから偵察訓練でございます。規模でございますけれども、陸上自衛隊員が約200人、英国陸軍約200人の規模で共同訓練を実施したと伺っております。
◆委員(伊藤敦博君) ありがとうございます。となると、そういう事前の情報提供が本市にあったというふうに考えてよろしいですか。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(村上正和君) 北関東防衛局から事前に概要説明がございました。また、防衛省のホームページにも情報公開がございました。
◆委員(伊藤敦博君) 産経新聞では、陸上自衛隊と英国陸軍による共同訓練、ヴィジラント・アイルズが15日、群馬県の相馬原演習場などで始まった。日英の円滑化協定、RAAを初めて適用し、イギリス陸軍から過去最大規模の約200人、陸自と合わせて600人が参加する。軍事的威圧を強める中国を念頭に、準同盟国と位置づける英国のインド太平洋地域への関与を強め、抑止力向上につなげるというふうに報道されています。
企画調整課長の話もありまして、この目的は中国を対象にしているのです。その訓練内容は、防衛省のホームページとかからもうかがわれるように、相手陣内に攻め込む、そのきっかけをつくっていくという、そういう訓練で、今回イギリス軍で参加しているのはイギリス陸軍第16空中強襲旅団戦闘団ということで、大変勇ましい部隊が本県に来て自衛隊を鍛えるという訓練になっているようですけども、そもそもなぜ日本がイギリスと軍事演習をするのかということに対しても、市民の皆さんは大きな疑問を持っているし、この間フランスやオーストラリアとも軍事演習進めていますけれども、本当に今市民の皆さんの中に、いよいよ戦争のきな臭い臭いがしてきたと。これは軍事演習だけでなくて、今月か来月になりますが、土地利用規制法でも相馬原駐屯地は特別注視区域に指定されるということで、住民の方々は単にヘリコプターが朝ぶんぶん飛んでうるさいというだけでなくて、本当に大丈夫なのだろうかという、非常に不安に思っていらっしゃると思いますので、安全保障は国の専管事項だというふうに問題を避けることなく、市民の安心と安全を確保するために市としてできる限りの努力をお願い申し上げます。
○委員長(
大河原吉明君) ほかにありませんか。
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△閉会
○委員長(
大河原吉明君) なければ、以上で本日の
総務常任委員会を閉会いたします。
午前10時55分閉会
高崎市議会委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。
令和5年12月11日
総務常任委員会 委 員 長 大 河 原 吉 明...