高崎市議会 2023-09-27
令和 5年 9月 定例会(第4回)−09月27日-06号
令和 5年 9月 定例会(第4回)−09月27日-06号令和 5年 9月 定例会(第4回)
令和5年第4回
高崎市議会定例会会議録(第6日)
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令和5年9月27日(水曜日)
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議 事 日 程 (第6号)
令和5年9月27日午後1時開議
第 1 報告第 10 号 専決処分の報告について
第 2 議案第 95 号 令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定について
議案第 96 号 令和4年度高崎市水道事業会計及び高崎市
公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定について
議案第 99 号 請負契約の変更について(高崎市
高浜クリーンセンター建設工事)
議案第100号 請負契約締結について(高崎市新
労使会館建設工事)
議案第101号 請負契約締結について(高崎市新
労使会館建設電気設備工事)
議案第102号 請負契約締結について(高崎市新
労使会館建設空調設備工事)
議案第103号 市道管理に係る損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについて
議案第104号 交通事故による損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについて
議案第105号 高崎市
保健所関係使用料及び手数料条例及び高崎市
旅館業法施行条例の一部改正について
議案第106号 高崎市自然環境、景観等と
再生可能エネルギー発電設備設置事業との調和に関する条例及び高崎市
宅地造成等規制法関係手数料条例の一部改正について
議案第107号 令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第4号)
議案第108号 令和5年度高崎市
介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第109号 令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第5号)
第 3 請願第 4 号 日本政府に核兵器禁止条約への賛同と推進を求める意見書の採択について
請願第 5 号 ゆたかな学びの実現・教職員定数改善をはかるための2024年度政府予算に係る意見書の採択について
請願第 6 号
義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げをはかるための2024年度政府予算に係る意見書の採択について
第 4 議案第110号 高崎市
教育委員会教育長の任命同意について
第 5 議案第111号 高崎市教育委員会委員の任命同意について
第 6 議案第112号 高崎市
等公平委員会委員の選任同意について
第 7 議案第113号
人権擁護委員候補者の推薦について
議案第114号
人権擁護委員候補者の推薦について
議案第115号
人権擁護委員候補者の推薦について
第 8 議員提出第2号議案 議員派遣について(
広報委員会行政視察)
第 9 意見書案第3号
ブラッドパッチ療法(硬
膜外自家血注入療法)に対する適正な診療上の評価等を求める意見書
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本日の会議に付した事件
(議事日程に同じ)
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出席議員(38人)
1番 渡 辺 隆 宏 君 2番 横 田 卓 也 君
3番 高 橋 淳 君 4番 新 倉 哲 郎 君
5番 金 子 和 幸 君 6番 角 倉 邦 良 君
7番 宮 原 田 綾 香 君 8番 樋 口 哲 郎 君
9番 荒 木 征 二 君 10番 三 井 暢 秀 君
11番 大 河 原 吉 明 君 12番 青 木 和 也 君
13番 谷 川 留 美 子 君 14番 中 村 さ と 美 君
15番 後 藤 彰 君 16番 中 島 輝 男 君
17番 伊 藤 敦 博 君 18番 小 野 聡 子 君
19番 新 保 克 佳 君 20番 時 田 裕 之 君
21番 林 恒 徳 君 22番 青 柳 隆 君
23番 根 岸 赴 夫 君 24番 渡 辺 幹 治 君
25番 丸 山 覚 君 26番 白 石 隆 夫 君
27番 逆 瀬 川 義 久 君 28番 長 壁 真 樹 君
29番 大 竹 隆 一 君 30番 堀 口 順 君
31番 松 本 賢 一 君 32番 柄 沢 高 男 君
33番 石 川 徹 君 34番 後 閑 賢 二 君
35番 三 島 久 美 子 君 36番 高 橋 美 奈 雄 君
37番 丸 山 和 久 君 38番 柴 田 和 正 君
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欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
市長 富 岡 賢 治 君 副市長 兵 藤 公 保 君
副市長 齋 藤 逹 也 君 総務部長 曽 根 光 広 君
財務部長 天 田 順 久 君 市民部長 藍 美 香 君
福祉部長 石 原 正 人 君
福祉部子育て支援担当部長
千 明 浩 君
福祉部児童相談所担当部長 保健医療部長 水 井 栄 二 君
中 山 直 美 君
環境部長 清 水 弘 明 君 商工観光部長 福 島 貴 希 君
農政部長 只 石 恵 一 郎 君 建設部長 奥 野 正 佳 君
都市整備部長 清 水 博 幸 君 倉渕支所長 塚 越 好 博 君
箕郷支所長 新 井 修 君 群馬支所長 山 田 史 仁 君
新町支所長 御 園 生 敏 寿 君 榛名支所長 太 田 直 樹 君
吉井支所長 田 代 有 史 君 会計管理者 志 田 登 君
教育部長 青 柳 正 典 君
教育部公民館担当部長
川 嶋 昭 人 君
教育部学校教育担当部長 選挙管理委員会事務局長(併任)
大 澤 好 則 君 曽 根 光 広 君
代表監査委員 小 泉 貴 代 子 君
監査委員事務局長吉 井 秀 広 君
上下水道事業管理者 水道局長 牧 野 宏 之 君
内 田 昌 孝 君
下水道局長 大 塚 篤 君 消防局長 中 村 均 君
教育総務課長 小 池 郁 生 君
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事務局職員出席者
事務局長 大 河 原 博 幸 庶務課長 庄 佳 子
議事課長 坂 口 圭 吾
議事課議事担当係長
塚 本 秀 幸
議事課主任主事 生 方 万 喜 子 議事課主任主事 関 口 由 啓
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△開議
午後 1時00分開議
○議長(時田裕之君) これより本日の会議を開きます。
本日の会議は、議席に配付いたしました議事日程(第6号)に基づき議事を進めます。
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△日程第1 報告第10号 専決処分の報告について
○議長(時田裕之君) 日程第1、報告第10号 専決処分の報告についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
(教育総務課長 小池郁生君登壇)
◎教育総務課長(小池郁生君) ただいま議題となりました報告第10号について御説明申し上げます。
議案書(3)の1ページを御覧ください。本件は、地方自治法第180条第1項の規定により、議会の議決により市長において専決処分することができる事項として指定された権原に基づき専決処分したもので、同条第2項の規定により御報告するものです。
それでは、専決第17号につきまして御説明申し上げます。議案書の3ページを御覧ください。この事故は、令和5年7月26日午前11時30分頃、下室田小学校において
エンジン草刈り機にて作業中、小石を飛ばし、駐車中の車両を破損したものです。和解事項につきましては、記載のとおりでございます。損害賠償の額は17万7,022円です。
以上、専決第17号の説明とさせていただきます。
○議長(時田裕之君) 当局の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
以上で報告第10号を終わります。
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△日程第2 議案第 95号 令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定について
議案第 96号 令和4年度高崎市水道事業会計及び高崎市
公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定について
議案第 99号 請負契約の変更について(高崎市
高浜クリーンセンター建設工事)
議案第100号 請負契約締結について(高崎市新
労使会館建設工事)
議案第101号 請負契約締結について(高崎市新
労使会館建設電気設備工事)
議案第102号 請負契約締結について(高崎市新
労使会館建設空調設備工事)
議案第103号 市道管理に係る損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについて
議案第104号 交通事故による損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについて
議案第105号 高崎市
保健所関係使用料及び手数料条例及び高崎市
旅館業法施行条例の一部改正について
議案第106号 高崎市自然環境、景観等と
再生可能エネルギー発電設備設置事業との調和に関する条例及び高崎市
宅地造成等規制法関係手数料条例の一部改正について
議案第107号 令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第4号)
議案第108号 令和5年度高崎市
介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第109号 令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第5号)
○議長(時田裕之君) 日程第2、議案第95号 令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定について、議案第96号 令和4年度高崎市水道事業会計及び高崎市
公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定について及び議案第99号 請負契約の変更について(高崎市
高浜クリーンセンター建設工事)から議案第109号 令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第5号)、以上13議案を一括して議題といたします。
本案は、去る9月7日及び13日に総務、教育福祉、市民経済、建設水道の各常任委員会及び子育て支援・
定住人口増加対策、環境施設建設、
都市集客施設整備の各特別委員会にそれぞれ付託いたしました。このほど審査を終了し、各委員長から審査報告書が提出されましたので、報告を求めます。
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令和5年9月27日
高崎市議会議長 時 田 裕 之 様
総務常任委員会委員長 大河原 吉 明
教育福祉常任委員会委員長 青 柳 隆
市民経済常任委員会委員長 中 村 さと美
建設水道常任委員会委員長 樋 口 哲 郎
子育て支援・
定住人口増加対策特別委員会委員長
林 恒 徳
環境施設建設特別委員会委員長 丸 山 和 久
都市集客施設整備特別委員会委員長 根 岸 赴 夫
委員会の審査報告書
令和5年9月7日及び13日に委員会付託された下記事件を審査の結果、裏面のとおり決定したので、会議規則第109条の規定により報告します。
記
議案第 95 号 令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定について
議案第 96 号 令和4年度高崎市水道事業会計及び高崎市
公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定について
議案第 99 号 請負契約の変更について(高崎市
高浜クリーンセンター建設工事)
議案第100号 請負契約締結について(高崎市新
労使会館建設工事)
議案第101号 請負契約締結について(高崎市新
労使会館建設電気設備工事)
議案第102号 請負契約締結について(高崎市新
労使会館建設空調設備工事)
議案第103号 市道管理に係る損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについて
議案第104号 交通事故による損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについて
議案第105号 高崎市
保健所関係使用料及び手数料条例及び高崎市
旅館業法施行条例の一部改正について
議案第106号 高崎市自然環境、景観等と
再生可能エネルギー発電設備設置事業との調和に関する条例及び高崎市
宅地造成等規制法関係手数料条例の一部改正について
議案第107号 令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第4号)
議案第108号 令和5年度高崎市
介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第109号 令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第5号)
────────────────────────────────
付託議案の委員会審査結果
〇 総務常任委員会
┌────────┬───────────────────────────────┬─────┐
│ 議 案 番 号
│ 件 名
│ 審査結果 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第 95 号 │令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定について │ 全会一致 │
│ │(所管部分)
│ 認 定 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第107号 │令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第4号)(
所管部分) │ 全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
└────────┴───────────────────────────────┴─────┘
〇
教育福祉常任委員会
┌────────┬───────────────────────────────┬─────┐
│ 議 案 番 号
│ 件 名
│ 審査結果 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第 95 号 │令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定について │ 全会一致 │
│ │(所管部分)
│ 認 定 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第104号 │交通事故による損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定める│ 全会一致 │
│ │ことについて
│ 可 決 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第105号 │高崎市
保健所関係使用料及び手数料条例及び高崎市
旅館業法施行条例│ 全会一致 │
│ │の一部改正について
│ 可 決 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第107号 │令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第4号)(
所管部分) │ 全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第108号 │令和5年度高崎市
介護保険特別会計補正予算(第1号) │ 全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第109号 │令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第5号)
│ 全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
└────────┴───────────────────────────────┴─────┘
〇
市民経済常任委員会
┌────────┬───────────────────────────────┬─────┐
│ 議 案 番 号
│ 件 名
│ 審査結果 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第 95 号 │令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定について │ 全会一致 │
│ │(所管部分)
│ 認 定 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第107号 │令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第4号)(
所管部分) │ 全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
└────────┴───────────────────────────────┴─────┘
〇
建設水道常任委員会
┌────────┬───────────────────────────────┬─────┐
│ 議 案 番 号
│ 件 名
│ 審査結果 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第 95 号 │令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定について │ 全会一致 │
│ │(所管部分)
│ 認 定 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第 96 号 │令和4年度高崎市水道事業会計及び高崎市
公共下水道事業会計利益の│全会一致可│
│ │処分及び決算認定について
│決及び認定│
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第103号 │市道管理に係る損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定める│ 全会一致 │
│ │ことについて
│ 可 決 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第106号 │高崎市自然環境、景観等と
再生可能エネルギー発電設備設置事業との│ 全会一致 │
│ │調和に関する条例及び高崎市
宅地造成等規制法関係手数料条例の一部│ 可 決 │
│ │改正について
│ │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第107号 │令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第4号)(
所管部分) │ 全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
└────────┴───────────────────────────────┴─────┘
〇 子育て支援・
定住人口増加対策特別委員会
┌────────┬───────────────────────────────┬─────┐
│ 議 案 番 号
│ 件 名
│ 審査結果 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第 95 号 │令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定について │ 全会一致 │
│ │(所管部分)
│ 認 定 │
└────────┴───────────────────────────────┴─────┘
〇
環境施設建設特別委員会
┌────────┬───────────────────────────────┬─────┐
│ 議 案 番 号
│ 件 名
│ 審査結果 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第 95 号 │令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定について │ 全会一致 │
│ │(所管部分)
│ 認 定 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第 99 号 │請負契約の変更について(高崎市
高浜クリーンセンター建設工事) │ 全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
└────────┴───────────────────────────────┴─────┘
〇
都市集客施設整備特別委員会
┌────────┬───────────────────────────────┬─────┐
│ 議 案 番 号
│ 件 名
│ 審査結果 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第 95 号 │令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定について │ 全会一致 │
│ │(所管部分)
│ 認 定 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第100号 │請負契約締結について(高崎市新
労使会館建設工事)
│ 全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第101号 │請負契約締結について(高崎市新
労使会館建設電気設備工事) │ 全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第102号 │請負契約締結について(高崎市新
労使会館建設空調設備工事) │ 全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
└────────┴───────────────────────────────┴─────┘
────────────────────────────────
(
総務常任委員会委員長 大河原吉明君登壇)
◎
総務常任委員会委員長(大河原吉明君) それでは、総務常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。
去る9月7日の本会議において本委員会に付託された議案については、9月19日午前10時から審査を行いました。
質疑・答弁の主な内容ですが、議案第95号 令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定についての所管部分、一般会計歳入1款市税では、経常収支比率が前年度に比べて5.9ポイント上回った理由について質疑があり、市税や地方消費税交付金などが増加したが、普通交付税や臨時財政対策債などが減少し、全体として経常一般財源が落ちたこと、また扶助費や介護保険に関わる繰出金等の経費が増加したこと、さらに昨今のエネルギー価格の高騰により、市有施設の電気料が大幅に上昇したことが主な要因となっているとの答弁がありました。
歳出2款総務費1項総務管理費では、公金収納代行委託料が年々増額傾向にあるが、実績はとの質疑があり、令和4年度の実績は、コンビニ納付が57万9,848件、モバイルレジでの納付が530件、電子マネーでの納付が4万3,931件である。委託料の増加は、主に電子マネーでの納付が前年度に比べて約1万5,000件増えたことによるものであるとの答弁がありました。
また、Takasaki Free Wi−Fiの設置場所や利用状況について質疑があり、高崎駅周辺に3か所、榛名地域に4か所あり、令和4年度のアクセス件数は、高崎駅周辺が19万9,705件、榛名地域が8,491件であるとの答弁がありました。
2項文化スポーツ振興費では、くらぶちこども天文台で開催している天体観望会の内容と来場者数について質疑があり、天体観望会は、天体望遠鏡による星の観察と天文台スタッフが星空や星座を解説するもので、開館日には毎日実施し、令和4年度には4,489人が来場した。また、流星群の観望会を開催するほか、高崎駅西口ペデストリアンデッキにおけるまちなか観望会の開催や動画の配信など、積極的に天体情報の発信を行っているとの答弁がありました。
10款教育費9項大学費では、高崎経済大学の学生に対する修学支援制度や奨学金などの支援について質疑があり、修学支援制度は令和2年度に開始しており、令和4年度の実績は、入学金の免除を受けた学生が100人、授業料の減免、免除を受けた学生が362人で、支出額は1億5,932万5,400円である。また、市として奨学金制度はないが、修学支援制度の対象となる留学生、大学院生及び制度創設以前に入学した学生に対しては、大学独自で補助を行っているとの答弁がありました。
議案第107号 令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第4号)の所管部分、歳出2款総務費では、移住支援金事業費補助金の補正額の積算根拠について質疑があり、当初予算で66件の移住者を見込んでいたが、6月21日時点で申請件数が57件に達したため、前年度の実績やそれまでのペース等を踏まえるとともに、群馬県とも協議をし、単身が11件、世帯が27件、合計で4,050万円の増額補正をお願いするものであるとの答弁がありました。
以上が質疑・答弁の主な内容です。
続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第95号の所管部分は、起立採決の結果、全会一致をもって認定すべきものと決しました。また、議案第107号の所管部分は、起立採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。
(
教育福祉常任委員会委員長 青柳 隆君登壇)
◎
教育福祉常任委員会委員長(青柳隆君) それでは、
教育福祉常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。
去る9月7日及び13日の本会議において本委員会に付託された議案については、9月20日午前10時から審査を行いました。
質疑・答弁の主な内容ですが、議案第95号 令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定についての所管部分、一般会計歳入15款使用料及び手数料では、託児施設かしの木とけやきの利用状況について質疑があり、かしの木は延べ利用人数が1万202人で、1日の平均利用人数は約28人、平均利用時間は約5時間である。けやきは延べ利用人数が6,223人で、1日の平均利用人数は約17人、平均利用時間は1時間から2時間であるとの答弁がありました。
歳出3款民生費1項社会福祉費では、移動支援事業委託料の内容と実績について質疑があり、屋外での移動が1人では困難な障害者・児に対し、外出を援護するヘルパーを派遣し、移動の介助を行う事業である。散歩や買物、レクリエーションなどに利用でき、利用目的による制約が少ないことが特徴で、利用時間は原則一月25時間を上限としている。令和4年度は、54事業所の575人が利用したとの答弁がありました。
2項児童福祉費では、公立保育所の保育士確保事業と私立保育所振興事業の中にある保育士確保補助について、これらの成果をどう考えるかとの質疑があり、本事業により毎年一定数の保育士を確保していることから、保育人材の確保の一助になっているとの答弁がありました。
また、夜間・休日家庭児童相談委託料に関する夜間相談の実績と対応について質疑があり、電話相談は197件で、そのうち児童虐待の通告に関する相談が18件あった。事業者が相談内容を聞き取った上で、重度の緊急性のある事案はこども救援センターの職員に連絡し、職員が対応に当たっているとの答弁がありました。
議案第107号 令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第4号)の所管部分、歳出3款民生費では、病児・病後児保育施設予約システムとはどのようなシステムで、いつ導入になるのかとの質疑があり、市内施設の空き状況の確認や予約、キャンセルが利用者の携帯電話などでできるようになるシステムである。事業者との調整ができ次第、導入したいと考えているとの答弁がありました。
議案第109号 令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第5号)、歳出3款民生費では、私立保育所振興事業の園外活動用バス安全装置設置補助金について、これにより市内の幼稚園と保育園にある園児が乗る車両には全て安全装置がつくのかとの質疑があり、そのとおりであるとの答弁がありました。
以上が質疑・答弁の主な内容です。
続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第95号の所管部分は、起立採決の結果、全会一致をもって認定すべきものと決しました。また、議案第104号、議案第105号、議案第107号の所管部分、議案第108号及び議案第109号は、起立採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。
(
市民経済常任委員会委員長 中村さと美君登壇)
◎
市民経済常任委員会委員長(中村さと美君) それでは、
市民経済常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。
去る9月7日の本会議において本委員会に付託された議案については、9月21日午前10時から審査を行いました。
質疑・答弁の主な内容ですが、議案第95号 令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定についての所管部分、一般会計歳出2款総務費1項総務管理費では、女性元気サポート事業の相談内容について質疑があり、令和4年度の相談件数は243件であり、主な内容は、生活問題が159件と最も多く、続いて家庭問題が47件、対人関係が15件、精神保健が3件、就労関係が3件、健康問題が2件、その他が14件となっている。具体的な内容としては、生活困窮やDV、親族を亡くしたことによる苦しみといった相談があり、個々の相談内容に応じて必要な助言や情報の提供などを行っているとの答弁がありました。
4款衛生費2項環境衛生費では、太陽光発電システム導入補助の実績と交付件数の推移について質疑があり、平成21年度から14年間で延べ9,142件の補助を行っている。補助開始から累計設備容量は約41.5メガワットとなっており、約17万6,000トンの二酸化炭素排出量の削減につながっている。また、令和4年度の交付件数が204件であり、ここ数年は同程度の交付件数で推移しているとの答弁がありました。
6款農林水産業費1項農業費では、農畜産物振興研究の成果について質疑があり、梅の新たな効能として、体臭、特に加齢臭への効果を東海大学と共同で研究しており、令和3年度には予備試験を実施、令和4年度は本試験としての治験を実施した。梅を摂取することによる加齢臭への効果を研究結果として発表しており、地元企業が商品開発に興味を示し、研究しているとの答弁がありました。
2項林業費では、特用林産物生産活力アップ事業補助金の実績について質疑があり、令和4年度は吉井地域のシイタケ生産農家が導入したシイタケの菌床袋詰め機の支援を行ったとの答弁がありました。
7款商工費では、高崎ものづくり海外フェアの実施状況について質疑があり、令和4年度はタイ及びシンガポールにおいて実施した。シンガポールにおいては、ASEAN(アセアン)圏域最大規模となる製造業の国際展示会であるITAP(アイタップ)に3年ぶりに出展した。また、タイのバンコクにおいては、JICA(ジャイカ)、ジェトロの現地事務所や大使館関係者をはじめ、現地のメディア等を招待したPRイベントを開催し、本市のものづくり企業をアピールしたとの答弁がありました。
8款土木費2項道路橋りょう費では、通学路緊急対策工事について質疑があり、通学路の安全対策と危険箇所の除去を目的として、ハンプや狭窄の整備、側溝の蓋かけ、フェンスや車止め、ポストコーンの設置などを17小学校区の36か所で実施した。ほか、横断歩道や止まれの塗り直しと強調標示を延べ11小学校区で実施した。また、小学校20校に持ち運びが可能な可動式のバリケードを配備し、現在49基を活用してもらっているとの答弁がありました。
議案第107号 令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第4号)の所管部分、歳出2款総務費では、地域公共交通バリア解消促進事業補助金の補正理由について質疑があり、本補助金はタクシー事業者がユニバーサルデザインタクシーを購入する際に交付するものであり、昨年度はコロナの影響によるタクシー利用の落ち込みなどの事情により申請がなかったことから、当初予算では1台分の補助額を計上していたが、このたび3台分の申請をしたいという申出があり、2台分の追加を計上したとの答弁がありました。
以上が質疑・答弁の主な内容です。
続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第95号の所管部分は、起立採決の結果、全会一致をもって認定すべきものと決しました。また、議案第107号の所管部分は、起立採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。
(
建設水道常任委員会委員長 樋口哲郎君登壇)
◎
建設水道常任委員会委員長(樋口哲郎君) それでは、
建設水道常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。
去る9月7日の本会議において本委員会に付託された議案については、9月22日午前10時から審査を行いました。
質疑・答弁の主な内容ですが、議案第95号 令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定についての所管部分、一般会計歳出8款土木費1項土木管理費では、生活道路拡幅土地協力者報奨金の実績について質疑があり、建築基準法第42条第2項などにより道路後退が生じた土地を寄附していただいた方への報奨金で、令和4年度は190件支払ったとの答弁がありました。
3項都市計画費では、宿横手大沢線街路事業の進捗状況について質疑があり、令和4年度は文化財発掘調査を1,000平米、本線の築造工事を約118メートル実施した。将軍塚工業団地の東側、滝川右岸を起点として南へ約400メートルの第3工区の進捗状況は、令和4年度末時点で事業費ベース約31.1%であるとの答弁がありました。
また、市が管理する公園のトイレの個数とトイレの洋式化について質疑があり、令和4年度末の公園の数は517か所で、そのうちトイレが設置してある公園は140か所である。また、140か所のうち45か所が洋式トイレとなっているとの答弁がありました。
4項住宅費では、空き家緊急総合対策事業の実績と各支所地域における解体助成の件数について質疑があり、令和4年度の主な実績は、解体が97件、管理が51件、事務所・店舗改修が2件などとなっており、合計で192件、1億1,332万円助成した。また、各地域の解体件数は、旧高崎地域が62件、倉渕地域が2件、箕郷地域が7件、群馬地域が6件、新町地域が3件、榛名地域が9件、吉井地域が8件であったとの答弁がありました。
議案第96号 令和4年度高崎市水道事業会計及び高崎市
公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定について、水道事業会計では、本市の水道管の管種別の比率について質疑があり、令和4年度末の布設状況は、石綿セメント管が約3.5%、硬質塩化ビニール管が約19%、ダクタイル鋳鉄管が約68%、ポリエチレン管が約4%であるとの答弁がありました。
公共下水道事業会計では、管渠の更新や耐震化などの災害対策の取組について質疑があり、令和4年度は、既設管渠においては、長寿命化計画に基づき更生工事を実施した。また、水処理施設及びポンプ場においては、老朽化施設の更新を実施するとともに、浸水想定区域内にあるポンプ場2か所について、水害時に機能を維持するための耐水化に関する基本設計業務を行ったとの答弁がありました。
議案第103号 市道管理に係る損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについてでは、市内に今回の事故と同じような箇所があると思うが、その把握方法はとの質疑があり、市民からの通報をはじめ、本市と日本郵便株式会社との包括連携協定による郵便局職員からの通報などにより、穴や陥没などの道路損傷箇所の情報収集に努めている。また、通学路を含めた市内全体の定期的な道路パトロールを市職員が実施しているとの答弁がありました。
議案第107号 令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第4号)の所管部分、歳出8款土木費では、雨水対策工事の内容について質疑があり、危険箇所総点検により確認された箇所の浸水被害の軽減対策として、南大類町では水路改修工事を、吉井地域では水路築造工事を行うものであるとの答弁がありました。
以上が質疑・答弁の主な内容です。
続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第95号の所管部分は、起立採決の結果、全会一致をもって認定すべきものと決しました。また、議案第96号は、起立採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決及び認定すべきものと決しました。また、議案第103号、議案第106号及び議案第107号の所管部分は、起立採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。
(子育て支援・
定住人口増加対策特別委員会委員長 林 恒徳君登壇)
◎子育て支援・
定住人口増加対策特別委員会委員長(林恒徳君) それでは、子育て支援・
定住人口増加対策特別委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。
去る9月7日の本会議において本委員会に付託された議案第95号 令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定についての所管部分については、9月20日午後3時から審査を行いました。
慎重審査の上、起立採決をした結果、全会一致をもって認定すべきものと決しました。
以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。
(
環境施設建設特別委員会委員長 丸山和久君登壇)
◎
環境施設建設特別委員会委員長(丸山和久君) それでは、
環境施設建設特別委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。
去る9月7日の本会議において本委員会に付託された議案については、9月21日午後3時から審査を行いました。
質疑・答弁の主な内容ですが、議案第95号 令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定についての所管部分、一般会計歳入20款繰入金では、廃棄物処理施設整備等基金繰入金が当初予算と比較して大きく減額となっている理由について質疑があり、起債が充当率90%の一般廃棄物処理事業債から充当率100%の防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債に変更となったためであるとの答弁がありました。
さらに、基金の現在の残高と今後の運用計画について質疑があり、基金の現在の残高は約20億1,400万円である。今後の運用としては、現在の高浜クリーンセンターの解体工事等の費用の一部として活用する予定であるとの答弁がありました。
歳出4款衛生費3項清掃費では、高浜クリーンセンター建設事業における建設等工事費が当初予算と比較して約13億円減額となった理由について質疑があり、全国的な労務不足により、鉄筋工や型枠工の労働者の確保に苦慮したため、躯体工事等に不測の日数を要したことで工事の一部を令和5年度に繰り越したためであるとの答弁がありました。
議案第99号 請負契約の変更について(高崎市
高浜クリーンセンター建設工事)では、契約金額が増額する主な要因について質疑があり、労務単価及び資材単価の上昇を受け、インフレスライドを適用するためである。具体的には、鉄筋、鉄骨、コンクリート等の資材関係費が約10%上昇し、加えて作業員の労務費が約5%上昇したためであるとの答弁がありました。
以上が質疑・答弁の主な内容です。
続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第95号の所管部分は、起立採決の結果、全会一致をもって認定すべきものと決しました。また、議案第99号は、起立採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。
(
都市集客施設整備特別委員会委員長 根岸赴夫君登壇)
◎
都市集客施設整備特別委員会委員長(根岸赴夫君) それでは、
都市集客施設整備特別委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。
去る9月7日の本会議において本委員会に付託された議案については、9月22日午後3時から審査を行いました。
質疑・答弁の主な内容ですが、議案第95号 令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定についての所管部分、一般会計歳出5款労働費では、現在の労使会館に関するアスベスト含有調査の結果について質疑があり、建物の一部にアスベストが使用されていることが確認されたが、飛散防止処理が適正にされており、これまでの運営には支障がないものであった。今後の建物の解体に当たっては、法令を遵守し、除去作業を行う予定であるとの答弁がありました。
さらに、新労使会館の建設のために行った文化財発掘調査の結果について質疑があり、調査は令和5年3月に着手し、繰越しの手続を行い、7月まで実施した。平安時代の水田跡などが発掘され、現在は調査結果の取りまとめを行っているところであるとの答弁がありました。
議案第100号から議案第102号の3議案、請負契約締結についてでは、契約金額の財源の内訳について質疑があり、契約金額は令和5年度と6年度の2か年の建設工事の請負金額の総額である。財源の内訳については、補助率2分の1の国庫補助金が確保されており、補助裏については充当率90%の地方債を活用し、残りが一般財源となるとの答弁がありました。
以上が質疑・答弁の主な内容です。
続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第95号の所管部分については、起立採決の結果、全会一致をもって認定すべきものと決しました。また、議案第100号、議案第101号及び議案第102号は、起立採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。
○議長(時田裕之君) 以上で各委員長の報告は終わりました。
これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
通告に基づき、順次発言を許します。
最初に、23番 根岸赴夫議員の発言を許します。
(23番 根岸赴夫君登壇)
◆23番(根岸赴夫君) 議席番号23番 根岸赴夫でございます。ただいま議題となっております議案第95号令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定について及び議案第96号 令和4年度高崎市水道事業会計及び高崎市
公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定についての以上2議案については、各常任、特別委員会から全会一致で認定、また可決及び認定すべきものと報告がありましたが、新風会を代表いたしまして、賛成の立場から討論を行います。
新型コロナウイルス感染症が5類に移行してから5か月がたとうとしております。この間、社会経済活動はおおむね正常化し、人の流れも回復しつつあるように感じますが、一方で新型コロナウイルス感染症はいまだに収まらず、加えて季節外れのようなインフルエンザの流行など、感染症に対してまだまだ予断を許さない状況が続いています。さらに、豪雨やひょう害などの激甚化する自然災害の発生や記録的な夏の暑さ、物価高騰による生活への影響など、市民にとっては大変厳しく、先行き不透明な状況が続いていると感じております。このような中、本市はこれまで市民の安心・安全を守る施策、地域活性化、にぎわい創出を図る施策など、次々に展開してきました。令和4年度においても、高崎市がさらに魅力ある都市、活力ある都市になるための施策を実行し、着実に実績を上げられました。
それでは、令和4年度の決算認定に当たり、賛成の理由を順次述べてまいります。初めに、歳入についてですが、歳入の根幹をなす市税収入は全体で642億7,197万円と、前年比3.7%の増加となりました。これは、給与所得が増えたことによる市民税個人の増加や企業業績の回復による市民税法人の増加、また企業の設備投資の増加等による固定資産税及び都市計画税が増加したことによるものとのことであり、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況下においても、本市が独自に行ってきたビジネス活性化策や感染拡大に伴う様々な経済対策を積極的に実施してきた効果の現れと高く評価いたします。また、市税のほか、地方交付税や臨時財政対策債などの地方財源についても適切に確保し、その結果、歳入歳出差引額から45億円を財政調整基金へ積み立てることができたことは、健全な財政運営の取組として大変評価いたします。
次に、歳出ですが、「新しい高崎」の基本政策に沿って述べさせていただきます。まず、「教育と人づくり」では、くらぶち英語村の運営や外国語指導助手の全小・中学校への配置、高崎経済大学の学生の留学支援などの英語力の育成に引き続き取り組まれたほか、スクールソーシャルワーカーの増員やGIGA(ギガ)スクール構想の推進、そして新たに学校体育館への空調設備の設置など、教育環境の改善が推進されたことは高く評価いたします。
また、令和4年度に始められたヤングケアラーSOSサービス事業では、家族の介護や家事、きょうだいの世話などを行う子どものいる家庭へサポーターを派遣し、子どもたちの負担軽減を図るなど、全国に先駆けてヤングケアラーの問題に対処されたことは大変評価いたします。
次に、「産業の振興」では、中小企業経営安定化助成や職場環境改善助成、まちなか商店リニューアル助成、住環境改善助成など、市内中小企業の経営安定、市内経済の活性化につながる施策を継続して実施されました。また、ジェトロ群馬貿易情報センターやJICA東京高崎分室と連携し、市内事業者及び生産者の海外進出や販路開拓に貢献したほか、ビジネス誘致施策では、首都圏において本市の産業、文化及び観光等を広く発信し、高崎ブランドの推進を積極的に図られました。
農業分野では、市内農産物の生産拡大、販路開拓に取り組む活動への支援や、荒廃農地の整備等の支援、市内産フルーツの販売施設整備に向けた基本構想の策定など、本市の農業振興、ブランド力向上につながる取組を積極的に実施されました。
また、新しい施策として、市内中小企業に就職した若者に対しての就職奨励金の交付や新規就農者を総合的に支援する応援給付金など、本市独自の制度を創設し、市内中小企業の人材確保、農業の担い手確保を図られました。このように、ますます激化する都市間競争に対応するために、本市企業のさらなる成長、また新しいビジネスや産業の創造、雇用創出など、都市の集客力を高める取組が行われたことは大変評価いたします。
「文化と歴史を活かした創造的な高崎」では、高崎アートインキュベーションや高崎光のページェントなどの街中イベントの充実を図られたほか、市民スポーツパークの整備や、国際的、全国的な各種スポーツイベント等の開催支援など、文化スポーツの振興に積極的に取り組まれました。また、上野三碑の保存活動や、日高遺跡、箕輪城跡など、本市が持つ優れた歴史文化遺産の保存整備、発掘調査などにも引き続き取り組まれ、大変評価いたします。
次に、「やさしい眼差しに満ちた市政」ですが、子育て支援施策では、妊娠期から子育て中の保護者等の負担軽減を図る子育てSOSサービス事業や、定員増を目的とする私立保育所等の施設整備、年度途中の入所に備えた保育士雇用に係る人件費の支援といった待機児童ゼロに関する取組などを引き続き実施され、児童虐待事案への対応については、相談支援体制を強化するとともに、児童相談所の整備を推進されました。
障害者支援施策では、倉渕地域において付加価値の高い農産物を生産する就労支援施設の整備を進め、高齢者福祉施策では、介護SOSサービスや高齢者等あんしん見守りシステムの普及促進、おとしよりぐるりんタクシーの運行など、高齢者本人及び家族に寄り添った支援を継続的に実施されました。
また、保健医療施策では、救急搬送患者のたらい回しゼロの強化に向けた医療機関への支援や、市内医療機関における24時間365日の小児救急医療体制の継続、医療用ウイッグなどの購入費用の助成などを引き続き実施したほか、母子保健事業においては、妊婦健康診査に伴う自己負担額への助成や、年齢や回数制限を行わない不妊症治療に対する助成、
妊孕性温存治療及び冷凍保存に要する費用の助成など、本市独自のきめ細かい助成制度を実施し、妊産婦や子どもを産み育てることを望む方への支援を継続して図られたとともに、出産・子育て応援ギフトを市内限定で使用可能な高崎通貨で給付することにより経済的支援を一体的に行いました。
「新型コロナウイルス感染症への対策」では、専用病床の増床及び回復患者の転院受入れに対して助成するなどの医療提供体制の強化を図ったほか、新型コロナウイルス予防接種事業においては、医療機関での個別接種や市有施設での集団接種のほか、高崎駅西口や大学等への臨時接種会場の設置や大型商業施設へのワクチン接種巡回バスの運行など、市民の接種機会を確保されました。このように、福祉、保健、医療分野において、他市では類を見ないほど独自の施策を展開し、力強く取り組まれたことについて大いに評価いたします。
「合併した地域の個性を活かした魅力づくり」では、新型コロナウイルス感染症の感染予防対策を徹底した中で、榛名山ヒルクライムin高崎など地域資源を生かした各種イベントを開催したほか、新町駅のバリアフリー化を促進するため、バリアフリートイレを新たに設置するなど、地域の課題に積極的に取り組まれたことについて評価いたします。
次に、「安心・安全な地域社会づくり」ですが、防災対策では、頻発化している局地的豪雨等による浸水被害の軽減のため、緊急排水ポンプを設置したほか、新たな洪水浸水想定区域の公表に合わせてハザードマップを改定し、全世帯へ配付されました。
交通安全対策では、車両の速度抑制を促す路面段差等の整備や時間帯通行規制道路への可動式バリケードの配備、また道路の破損箇所の迅速な補修などが実施されました。
このほか、環境施策では、高浜クリーンセンターの建て替え工事の推進や高齢者等のごみ出し支援が実施されるなど、市民が安心・安全に暮らせる地域づくり、環境づくりが着実に進められ、大変評価いたします。
「大勢の人が歩き、賑わう街」では、全ての市民に高崎市民商品券を配付し、物価高騰の影響を受けている市民生活を支援するとともに、市内経済の活性化につなげられました。また、高崎まつりや高崎だるま市など、本市に大きなにぎわいをもたらすイベントを感染防止対策を徹底した上で積極的に開催されたほか、高崎芸術劇場及び高崎アリーナでの魅力ある文化事業やスポーツイベントなどを企画誘致するなど、コロナ禍にあっても本市のにぎわい創出に向けて力強く取り組まれたことは大変評価いたします。
さらに、JR信越本線北高崎駅と群馬八幡駅間の新駅設置や宮元町における優良建築物等整備事業に対する支援、そして優れた立地条件を有する、ポテンシャルの高い地域である堤ヶ岡飛行場跡地の調査など、本市のさらなる活性化に向けた取組について大いに期待しております。
続きまして、水道事業会計及び公共下水道事業会計についてですが、水道事業では、良質な水道水の安定供給のさらなる充実を図るため、送水管や配水管の布設などの水道管路網の整備や、浄水場取水ポンプ電気設備の更新などの施設改良事業等を実施し、公共下水道事業では、安全で快適な生活環境の確保のため、計画的に管渠布設事業を行い、結果、下水道普及率は77.2%になり、1万2,521メートルの汚水管渠及び178メートルの雨水管渠の布設並びに下水道管路施設長寿命化対策工事などを実施されました。両事業において市民の安心・安全な生活を維持するための事業を引き続き推進したとともに、企業債残高の縮減を図るなど、財政運営の健全化にも努めたことは高く評価いたします。
世界経済が不振な中において、本市の経営は全体として健全に推移していると判断いたしますが、財政需要は社会保障経費をはじめとして今後も一層の増大が見込まれ、市民サービスの多様化、事務事業の合理化が求められる中、さらなる効率化に努め、健全な行政運営を引き続き行っていただきたいと思います。
以上をもちまして、議案第95号及び議案第96号の2議案について、新風会を代表いたしましての賛成討論といたします。
○議長(時田裕之君) 次に、10番 三井暢秀議員の発言を許します。
(10番 三井暢秀君登壇)
◆10番(三井暢秀君) 議席10番 三井暢秀です。通告に基づきまして、議案第95号 令和4年度高崎市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定について及び議案第96号 令和4年度高崎市水道事業会計及び高崎市
公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定についての2議案について、市民クラブ6名を代表して賛成討論を行います。
新型コロナウイルス感染症は、5月に感染症法上の位置づけが5類に引き下げられましたが、この夏においては、例年ほぼゼロが続く季節性インフルエンザが同時発生し、市内の小・中学校でも、学級閉鎖が相次いでおります。まだまだ感染症対策については行政対応が求められており、市民への正確な情報発信は重要であります。
そのような中、社会情勢も自粛ムードが完全に薄まってきており、いかに経済を回していくのかが問われ、円安や原油、原材料費の高騰、人手不足など、市民生活や事業活動の現状はますます厳しさを増していると言っても過言ではありません。
さらに、コロナ融資を利用された方の多くは、既に元金措置期間が終了し、コロナ融資の返済がスタートしております。コロナの影響で十分に利益が回復していない企業もある中で融資の返済がスタートすれば、業績を圧迫することは明白であり、今後の資金繰りに不安を覚える企業の方も多いのではないでしょうか。市内においても、倒産する企業が出ていると聞いております。
この先行きが見えない社会情勢において、本市におきましては、融資制度などにより一層の充実を図り、これまで同様、市民や事業者に対しては本市で守るという強い気概を持った市政運営が強く求められているのだと考えます。
それでは、令和4年度の決算認定に当たり、幾つかの指摘もある中で賛成の理由を順次述べさせていただきます。
初めに、歳入についてから賛成の理由を述べさせていただきます。まず、市税収入は過去最高であり、前年度よりも22億円増えています。その要因については、決算認定についての報告で市長からも御説明がありましたが、市民税個人の増加や企業業績の回復による市民税法人の増加、また新型コロナウイルス感染症に係る中小企業者への特例措置の終了により、固定資産税及び都市計画税が増加したことなどが大きな要因でありますが、本市独自のビジネス活性化策や新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う経済対策を積極的に推進してきた効果であります。その結果として、45億円を財政調整基金に積み立てたことは大変評価すべき点であると思います。
一方で、財政力指数はここ数年落ち込んでおり、前年度に比べ0.011ポイント落ち込み、0.825となっております。また、経常収支比率は前年度に比べて5.9ポイント上回り、96.7%に推移しております。今後財政需要は社会保障関係費をはじめ、一層の増大が見込まれることから、財政の硬直化に対して懸念しております。今後も市民サービスの向上をはじめ、財政の適切な運用をお願いするところでございます。
次に、歳出について申し上げます。歳出では、特徴的な課題に特化し、各常任委員会における課題について討論を行います。
初めに、自治会、町内会等における地域コミュニティーの醸成について申し上げます。地域社会において重要な役割を担っている自治会、町内会等については、安心して暮らしやすい地域をつくるため、地域に関わる様々な団体や個人が自主的、主体的に活動を展開することが地域コミュニティーの醸成につながるものと考えております。常任委員会においても御指摘させていただきましたが、コロナ禍で停滞した地域コミュニティーの醸成を図るため、令和5年度予算において区長事務取扱経費にカンフル剤を入れていただきましたが、現在地域行政区の役員の担い手の確保が大変厳しい状況にあります。とりわけ区長職を委嘱されている町内会長の業務は困難であり、軽減されるどころか増加の一途であります。また、役員を増やし、業務分担を図るにしても、地域行政区の世帯数が不均衡な体制となっております。さらに、環境、防災、そして高齢者対策など、地域行政区が絡まなくてはならない課題は多様化し、解決も困難となってきています。
そのような中で、本市には現在529の町内会がありますが、1,773世帯の町内会、また18世帯のところも存在します。1,000世帯を超える町内会が20町内存在します。今後地域行政を円滑に進めるためには、世帯数の平準化が必要であります。市が画一的に規模を決定することは難しいものと考えておりますが、自治会や町内会の動向を踏まえ、早急な対応を強く要望いたします。
次に、青少年の健全育成について申し上げます。青少年の健全育成については、青少年の豊かな人間性を育むため、青少年が多様な体験活動を経験できる体制を整備し、活動の機会を増加させてきました。しかし、現在の町内会単位の子ども会育成会の組織率は247地区で46.7%と低減しております。そのような中で、活動していない子ども会育成会の校区数は18校区となっており、会の減少や活動休止が増えてきております。また、有価物の集団回収においても、子ども会育成会をはじめ多くの団体が取り組み、本市の資源の有効利用に大きく貢献しております。そうした実施団体数につきましても、平成30年度が503、新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年度は488、令和4年度は441と減少しています。地域行事などの取組にも大きな影響となってきております。本市としましても、上記に挙げた自治会や町内会の活動も含めて各地域の調査に積極的に取り組む必要があり、地域活動の見直しを検討し、青少年の健全育成が活発になるようなサポートを強く要望いたします。
次に、公用車の安全対策について申し上げます。公用車の老朽化は以前から指摘されており、令和6年度から本格的な入替えに着手するようでありますが、安全対策から考えてもドライブレコーダーの設置は重要であると考えます。現在公用車627台中3.7%に設置との回答がありました。また、公用バスにおけるドライブレコーダーの設置については、吉井支所のバスのみの設置であります。安全対策については、早急な取組が必要であり、補正予算を組み、早急な安全対策を施すよう取り組んでいただきたいと思います。
次に、バスの交通対策について申し上げます。バス交通対策事業では、市内循環バスをはじめとするコミュニティバスにおいて、令和5年1月に交通系ICカードの運用を開始するために車載器の取付けなどを行い、また市が運用しているナビゲーションシステムは今後GunMaaS(グンマース)との連携を視野に入れており、公共交通の利便性が図られています。しかし、バス利用者における地域の特性やニーズを的確に捉え、市内循環バスぐるりんをはじめとするコミュニティバス路線は、利便性の向上と効率化のための見直しを継続して行う必要があります。
また、高齢者や障害者をはじめとする交通弱者の日常的な移動手段については、福祉施策ともしっかりと連携し、より身近できめ細かな移動支援策の充実を図らなければなりません。地域路線を増やし、経路変更などを施し、好評を得ているおとしよりぐるりんタクシーは、倉渕における費用対効果を考慮するとともに、デマンドバスや自家用有償バスなど、地域の特性に合った交通の実施に向けて調査検討するよう要望いたします。
次に、本市における農業振興について申し上げます。高崎市農業振興計画では、地域や地元で生産された安全・安心で新鮮な農産物を市民の皆様に安定的に供給し、消費していただく地産地消の考え方を基礎とし、多様な農業による食料自給圏の形成、市民が育む高崎市農業を将来像としております。農地の集約化、集積とともに、新規就労者への支援を充実し、農地と担い手の課題の解決に取り組むとともに、高崎じまんをはじめとする販路拡大の取組については、一定の評価をいたします。
しかし、農業従事者の高齢化や後継者不足に加え、生産農地の減少、遊休農地の増加、なおかつ自然災害や地球温暖化の影響で農業を取り巻く環境は厳しいものとなっております。さらに、畑作における認定農業者への取組、補助政策は国や県にしかなく、昔ながらの補助事業が見られないのは本市の課題でもあります。本市の補助事業の整備を含め、農家所得の向上と、農業が魅力ある産業となるよう要望いたします。
次に、高崎ものづくり海外フェアについて申し上げます。令和4年度における高崎ものづくり海外フェアでは、先進的な企業の集まるシンガポールと既存の企業が集まるタイのバンコクでの実施とのことでした。本市の企業のほとんどが中小零細企業であり、そこには最先端ではなく、既存分野が多くを占めます。タイのバンコクでの情報をこのような企業に周知し、ものづくりのサポートに取り組むことをお願いいたします。
次に、各施設の老朽化や備品などの更新について申し上げます。各保育所の施設整備については、市長も優先度が高いと言われておりましたが、子どもたちの安全・安心のためにも早急に取り組むよう要望いたします。
また、長寿センターにおける建物の老朽化や備品の更新など、適宜整備を施していただき、さらに地区公民館においては、コロナ明けで利用者が低迷する中、来年度には全ての公民館でトイレの洋式化が図られると同時に、利用者のサービス向上に向けて、Wi−Fi整備はもとより、各公民館にモバイル端末を配置し、有効な市民サービスを提供していただきたいと考えます。
また、今夏は災害級の暑さで、9月になっても30度を超す気温であり、年々地球温暖化の影響で気温は上昇し続けております。そのような中で、学校給食室のエアコン整備については、給食調理員の健康と労働環境の改善を図るためにも、早急に実施することを要望いたします。
全体として、各施設の老朽化や備品などの更新については、緊急時に早急な対応を図ることは当然のことながら、壊れたら予備費で対応するのではなく、今後は実行計画を明確にし、優先順位を公表するとともに、議会にも見える形で執行することを要望いたします。
次に、学校教育について申し上げます。少子化が叫ばれる中、学校の統廃合による適正配置や、義務教育学校については今後の学校運営が重要な課題となります。学校規模に関する認識と検討については、統廃合前に教職員や保護者、地域住民の合意形成を行政が行い、意見を出し合うプロセスが重要になります。十分な検討をお願いいたします。
次に、中体連の出場補助金について申し上げます。令和4年度における関東中学校体育大会等出場補助金については1,188万188円でありました。これは、全国大会や関東大会への出場に補助金を出しておりましたけれども、令和5年度においては、関東大会の出場補助金については計上されておりません。頑張っている生徒たちのためにも予算づけをお願いいたします。
次に、道路橋りょう維持事業について申し上げます。道路及び橋梁の維持管理、補修等の社会資本整備については、積極的、弾力的な対応を図っていただいていることを大変評価いたします。5か年計画で行われている穴ぼこ改修大作戦は、緊急舗装工事費を前年度の2倍の2億円とし、道路の危険な陥没や穴ぼこの補修工事を行っていただいております。例年の2倍道路がきれいになることを期待しております。しかしながら、高崎市の規模ではまだまだ不十分ではないかと考えます。さらなる予算づけを要望いたします。
また、除草委託については、年1回の委託となりました。草木による繁茂は、年々進捗が早く、各地域から除草依頼が後を絶たなく、歩道に繁茂する草木は通行者の妨げとなり、事故やけが等の要因となります。そうしたことから、除草委託については年2回に戻すよう要望いたします。
次に、都市整備に関わるマスタープランについて申し上げます。都市計画を適切に作成し、実現していくためには、都市の現状や変化の様子などについて幅広くデータを集めて、これに基づいて計画を定める必要があります。そのため、おおむね5年ごとに、都市計画区域について、人口、産業、市街地面積、土地利用、交通量などの現状と将来の見通しについての調査を行っております。堤ヶ岡飛行場跡地については、堤ヶ岡飛行場跡地地区まちづくり基本調査委託料として令和4年度から検討が始まりました。全体で93ヘクタールが都市計画となる土地であり、68ヘクタールが農地、この68ヘクタールの農地のうち36ヘクタールが耕作地であるとのことでした。この土地については、現在多くが水田であり、国策である農地を畑作へ転用させるために、中山間部における耕作放棄地を活用することで、国と交渉などを行ってもらいたいと思います。また、近隣の地権者の意見をしっかりと聞き、魅力的な高崎に向けて計画的に発展させていただきたいと思います。
最後に、水道事業についてであります。水道事業は、市民への良質な水道水の安定供給のさらなる充実を図るため、布設事業を推進し、災害に強い水道づくりに努めていただきました。各地域における布設替えの進捗において、水道事業への影響が懸念されますが、今後も市民の公平性を図るためにも、水道料金の統一化を要望いたします。
以上2議案に対し、市民クラブとしての賛成討論といたします。
○議長(時田裕之君) 以上で通告に基づく討論は終わりました。
ほかに討論はありませんか。────討論を終結いたします。
これより採決を行います。
最初に、議案第95号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定です。
本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(時田裕之君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第95号は認定することに決しました。
次に、議案第96号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決及び認定です。
本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(時田裕之君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第96号は原案のとおり可決及び認定することに決しました。
次に、議案第99号から議案第109号、以上11議案を一括して採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決です。
本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(時田裕之君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第99号、議案第100号、議案第101号、議案第102号、議案第103号、議案第104号、議案第105号、議案第106号、議案第107号、議案第108号及び議案第109号は、いずれも原案のとおり可決されました。
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△日程第3 請願第4号 日本政府に核兵器禁止条約への賛同と推進を求める意見書の採択について
請願第5号 ゆたかな学びの実現・教職員定数改善をはかるための2024年度政府予算に係る意見書の採択について
請願第6号
義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げをはかるための2024年度政府予算に係る意見書の採択について
○議長(時田裕之君) 日程第3、請願第4号 日本政府に核兵器禁止条約への賛同と推進を求める意見書の採択についてから請願第6号
義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げをはかるための2024年度政府予算に係る意見書の採択について、以上3件を一括して議題といたします。
本件は、去る9月7日に総務及び教育福祉の各常任委員会にそれぞれ付託いたしました。このほど審査を終了し、各委員長から審査報告書が提出されましたので、報告を求めます。
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令和5年9月27日
高崎市議会議長 時 田 裕 之 様
総務常任委員会委員長 大河原 吉 明
委員会の審査報告書
本委員会に付託された請願の審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第142条の規定により報告します。
記
1 件 名 請願第4号 日本政府に核兵器禁止条約への賛同と推進を求める意見書の採択について
2 請 願 者 高崎市上並榎町634
原水爆禁止高崎協議会 理事長 平井 敏久
3 審査年月日 令和5年9月19日
4 審査結果 不採択とすべきもの
5 意 見 願意の趣旨に沿いかねる。
6 請願の措置 本委員会は、上記請願審査の結果、本会議において審査結果の旨を報告するものと決定した。
────────────────────────────────
令和5年9月27日
高崎市議会議長 時 田 裕 之 様
教育福祉常任委員会委員長 青 柳 隆
委員会の審査報告書
本委員会に付託された請願の審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第142条の規定により報告します。
記
1 件 名 請願第5号 ゆたかな学びの実現・教職員定数改善をはかるための2024年度政府予算に係る意見書の採択について
2 請 願 者 高崎市問屋町西二丁目1−12
群馬県教職員組合高崎総支部 総支部長 橋本 智之
3 審査年月日 令和5年9月20日
4 審査結果 不採択とすべきもの
5 意 見 願意の趣旨に沿いかねる。
6 請願の措置 本委員会は、上記請願審査の結果、本会議において審査結果の旨を報告するものと決定した。
────────────────────────────────
令和5年9月27日
高崎市議会議長 時 田 裕 之 様
教育福祉常任委員会委員長 青 柳 隆
委員会の審査報告書
本委員会に付託された請願の審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第142条の規定により報告します。
記
1 件 名 請願第6号
義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げをはかるための2024年度政府予算に係る意見書の採択について
2 請 願 者 高崎市問屋町西二丁目1−12
群馬県教職員組合高崎総支部 総支部長 橋本 智之
3 審査年月日 令和5年9月20日
4 審査結果 不採択とすべきもの
5 意 見 願意の趣旨に沿いかねる。
6 請願の措置 本委員会は、上記請願審査の結果、本会議において審査結果の旨を報告するものと決定した。
────────────────────────────────
(
総務常任委員会委員長 大河原吉明君登壇)
◎
総務常任委員会委員長(大河原吉明君) それでは、総務常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。
去る9月7日の本会議において本委員会に付託された請願第4号 日本政府に核兵器禁止条約への賛同と推進を求める意見書の採択については、9月19日午前10時から審査を行いました。
審査の主な内容ですが、本請願を採択することに賛成の意見として、ロシアの核使用宣言や北朝鮮の核開発により、核戦争を回避するための外交政策は核の抑止力ではないことが明らかであると言える。国際法として核兵器禁止条約が発効され、世界の流れが着実に発展している中、本来であれば核兵器廃絶の先頭に立つべき被爆国の日本政府は核保有国に忖度し、条約に後ろ向きの姿勢を続けている。本市は、核兵器廃絶平和都市宣言を掲げており、また核兵器禁止条約の批准を求める意見書は全国で661の自治体で採択され、県内でも6割の自治体が決議を上げていることからも、本請願を採択したいとの意見や、今年の8月6日、9日に広島県知事、広島市長、長崎市長が核の抑止論に依拠した安全保障体系は破綻しているという趣旨の発言をしている。安全保障というのは、国が第一義的なところもあるかもしれないが、自治体の観点からも賛同して推進していくべきであるとの意見がありました。
一方、採択に賛成ではない意見としては、核兵器廃絶という大きな目標にはとても共感し、賛成しているが、外務省が発表している核兵器禁止条約と日本政府の考えでは、核兵器の使用をほのめかす相手に対しては、通常兵器だけでは抑止を利かせることは困難であるため、日米同盟の下で核兵器を有する米国の抑止力を維持することが必要だと記載されている。核兵器禁止条約に参加すれば、米国による核抑止力の正当性を損なうことになるとの意見がありました。
以上が審査の主な内容です。
続いて、採決の結果について御報告いたします。請願第4号は、起立採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。
以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。
(
教育福祉常任委員会委員長 青柳 隆君登壇)
◎
教育福祉常任委員会委員長(青柳隆君) それでは、
教育福祉常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。
去る9月7日の本会議において本委員会に付託された請願については、9月20日午前10時から審査を行いました。
審査の主な内容ですが、請願第5号 ゆたかな学びの実現・教職員定数改善をはかるための2024年度政府予算に係る意見書の採択についてでは、本請願を採択することに賛成の意見として、教職員の多忙化を解消するため、また何より子どもたちのために国の責任で少人数学級の実現が必要だと考えるとの意見がありました。
一方、採択することに賛成ではない意見としては、請願内容は既に国と県で進めていることであり、本市においても、小学校1年生から2年生までは30人、3年生から中学校3年生までは35人と、既に3年前から運用されている。また、高崎経済大学附属高等学校においても35人学級の運用がなされている。政府予算に関する意見書を県を通り越して国に提出するということも少々難しいのではないかと思うとの意見や、学校現場では様々な問題や多くの課題を抱えていることは承知しているが、教職員定数は国から県へ、県から市町村に配分されるものであるため、市からではなく県から意見すべき問題だと思うとの意見がありました。
請願第6号
義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げをはかるための2024年度政府予算に係る意見書の採択についてでは、本請願を採択することに賛成の意見として、教育が全国どこでも平等に受けられるよう、国がしっかりと財政的責任を果たすべきだと考えるとの意見がありました。
一方、採択することに賛成ではない意見としては、国庫負担率については、小泉政権下の三位一体改革の中で下げられたが、当該経費については、地方交付税によって財源が確保されている。また、現在の物価高騰による対策や子育て世代への対策、少子化対策への支援の増額などを考えると、現実的に国が予算配分の中で国庫負担率を引き上げるのは無理であろうと思うとの意見がありました。
以上が審査の主な内容です。
続いて、採決の結果について御報告いたします。請願第5号及び請願第6号は、起立採決の結果、いずれも賛成少数で不採択とすべきものと決しました。
以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。
○議長(時田裕之君) 以上で各委員長の報告は終わりました。
これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
通告に基づき、順次発言を許します。
最初に、17番 伊藤敦博議員の発言を許します。
(17番 伊藤敦博君登壇)
◆17番(伊藤敦博君) 議席番号17番 伊藤敦博です。原水爆禁止高崎協議会から提出された日本政府に核兵器禁止条約への賛同と推進を求める意見書について、この請願に全面的に賛同する立場から、また核兵器廃絶のためにたゆみない努力を続けている市民の皆さんに敬意を示す立場から賛成討論をいたします。
広島、長崎の原爆投下の悲劇から78年目になります。今年も企画調整課の御尽力で、本庁1階ロビーや各支所において、この8月、平和パネル展を開催していただきました。そこでは、広島の高校生たちが被爆者から聞いた壮絶な体験談を絵にしたものが展示されました。改めて核兵器の使用がいかに非人道的な所業であるかが生々しく表現されていました。しかし、現在その記憶も被爆者の皆さんの高齢化によって風化してしまうことが危惧されています。
今、世界は新たな核戦争が勃発する危機にさらされています。言うまでもなく、その元凶となっているのがロシアのプーチンによる核兵器先制使用宣言であり、東アジアにおいては北朝鮮の核開発やロケット実験です。いずれも国連憲章に背く許し難い行為です。私たちは、こうした両国の暴走による核戦争を回避するために、現実的な外交政策を冷静に見極める必要があると考えます。
今ウクライナにおいては、アメリカを中心にNATO(ナトー)が軍事的支援を強めており、東アジアにおいては日米韓の軍事ブロックの強化により、北朝鮮の脅威に対する姿勢を強めています。いずれも軍事同盟による抑止力の強化が重要だというふうに声高に叫ばれています。
抑止力というのは何でしょうか。イギリスやアメリカでは、「deter」という単語がここに充てられています。オックスフォード辞典によれば、この「deter」という単語は恐怖によって思いとどまらせることというふうに訳されています。言うなれば、自国を侵害すれば広島や長崎のような悲劇を再び味わうことになる、そういう脅迫がいわゆる核による抑止力の本質ではないでしょうか。ロシアや北朝鮮の違法行為が明確にしたことは、核兵器を保有していれば平和を維持できるということではないということであり、核による抑止力、恐怖による抑止力、いわゆる核の傘によって戦争を回避することは不可能だということです。恐怖の威嚇による負の連鎖は、限りない核軍拡への道に続きます。
今年、広島、長崎でそれぞれ8月に開催された平和記念式典では、広島、長崎両市長、そして国連のグテーレス事務総長がそれぞれの言葉で核の抑止力からの脱却を訴えました。本来であれば唯一の被爆国として核兵器廃絶の先頭に立つべき日本政府は、いまだに核兵器保有国に忖度し、この条約には後ろ向きの姿勢を続けています。岸田首相は、今年広島で開催されたG7の実績を誇示していますけれども、核の抑止力を肯定してしまったこの広島宣言には被爆者の皆さんから大きな非難が発せられました。
本議会の議会運営委員会の中で、核兵器禁止条約の締約国会議に日本政府のオブザーバー参加を求める意見書が審議をされました。私も賛成です。この請願にもその中身が盛り込まれています。しかし、政府のほうは核兵器保有国と非保有国の橋渡しをするというふうに公言をしているにもかかわらず、岸田首相はオブザーバーですら出席を拒み続けています。そして、本議会においても、先ほどの意見書は残念ながら採択にはなりませんでした。
核兵器保有国が核軍縮に背を向ける中でも、2017年に国際法として採択された核兵器禁止条約を力にした世界の流れは着実に発展をしています。私は、今年の夏、ノーベル平和賞を受賞したアイキャン(ICAN)のスタッフのお話を聞く機会がありました。核兵器禁止条約を批准した今、各国の間で既に核廃絶や被爆者支援に向けた様々なワーキングチームが作業を進めており、歩みは着実に広がっていることがそこで報告されました。11月には第2回締約国会議が開催されます。そこでは、2026年に開催予定の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けての具体的な提案も検討されるというふうに言われています。
最後になりますが、被爆者の皆さんの最大の願いは日本政府による核兵器禁止条約の批准です。今、我が国の自衛隊は、核戦争も視野に入れた基地の強靱化を進めています。群馬県の山本知事も県内の施設を核シェルターにすると公言されています。私は、政府や自治体が果たすべき役割は、万が一核戦争が起こったらどうするという、そういう準備の前に、絶対に核戦争を起こさせないための外交努力が必要だというふうに考えます。核兵器禁止条約は、そのために大きな力を発揮する武器だというふうに確信しています。
本市は、昭和61年に全会派一致で市長からの核兵器廃絶平和都市宣言を可決いたしました。私は、こうやって全国の自治体が声を上げて政府を動かしていくことが民主主義の根幹であるというふうに考えています。議場におられる一人一人の議員の皆さんの良心に訴えたいと思います。私たちの子どもたちの未来に禍根を残すことのないよう、一日も早く核兵器を地球上からなくすために、この請願に御賛同いただけるよう心からお願いを申し上げまして、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。
○議長(時田裕之君) 次に、21番 林 恒徳議員の発言を許します。
(21番 林 恒徳君登壇)
◆21番(林恒徳君) 議席番号21番 林 恒徳です。初めに、請願第5号 ゆたかな学びの実現・教職員定数改善をはかるための2024年度政府予算に係る意見書の採択について、賛成討論を市民クラブ6人を代表して行います。
請願文書にもありますとおり、国も2021年の法改正により、段階的ではありますが、学級編制の標準を35人に引き下げることとなりましたが、これは中1ショックを和らげるために既に各都道府県が独自に実施しているものも含まれております。そこへの早期対応を図るため、速やかな財源の裏づけ、そういったものの必要性を感じております。また、政府内においても少人数学級の必要性は感じており、異次元の少子化対策の実現のためにも、6歳から18歳までの学校教育における対応改善は喫緊の課題であると言えます。
核家族化が進む中で、子育ての課題解決が少子化対策の重要な取組の一つですが、その中で学校教育現場への負担はとても大きく、日本の将来を支える子どもの育成に当たっては、現場を持つ基礎自治体からの発言が大変重要であると考えています。本市では、毎年群馬県や国に対して予算要望をしておりますが、学校現場では、人件費を中心とした学校運営の費用を群馬県が持っていることにより、なかなか本市の思うとおりに取組ができないジレンマを抱えております。
さらに、教職員の加配教員の配置については、少子化の中で前年度配置できていた学校が当年度はできないなど、現場の各校においても毎年の児童生徒数の状況に一喜一憂するなど、ゆとりを持った取組ができていないなど、不安な学校運営を多くの小・中学校で経験しております。
今回の請願は、国への意見書の提出を求めるものとして、1つ目には、中学校、高等学校の早期の35人学級の実現、2つ目には、学校の働き方改革のために、加配教員の増員などによる教職員定数改善の推進、3つ目には、学級編制基準の弾力的な運用になっています。現場を見ている議員の皆さんは、よく校長先生などからお話をお聞きすると思いますけれども、本市の実情を意見書として提出できるよう、皆さんに対し賛同を求め、賛成討論とさせていただきます。
続いて、請願第6号
義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げをはかるための2024年度政府予算に係る意見書の採択について、賛成討論を市民クラブ6名を代表して行います。
文部科学省のホームページでは、この義務教育費国庫負担制度について、「義務教育は、国民として必要な基礎的資質を培うものであり、憲法上の国民の権利、義務にかかわるものであって、国は、地方公共団体とともに義務教育にかかる費用を無償にし、国民の教育を受ける権利を保障する義務を負っています。そのため、国は義務教育費国庫負担制度により、義務教育に必要な経費のうち最も重要なものである教職員の給与費について、その3分の1を負担しています。このことにより、義務教育に対する国の責任を果たすと同時にこの制度を通じて全国すべての学校に必要な教職員を確保し、都道府県間における教職員の配置基準や給与水準の不均衡をなくし、教育の機会均等と教育水準の維持向上が図られています」とあります。
小泉政権の三位一体の改革でこの義務教育における国庫負担は2分の1から3分の1に削減されましたが、学校現場における人員の流動性、そして多様性に対応した教職員の確保は急務です。また、教職員の働き方改革、異次元の少子化対策に対処した児童生徒への対応などを考えた上で、改めて国の負担の再度構築が必要と感じます。交付税における補填等もあると聞いておりますけれども、そもそも交付税は不交付団体に出るものではなく、その年の国の税収状況により大きく変化するものであるため、財源の確保の観点からは、安心できる財源ではありません。そのため、従前どおり国庫負担を2分の1に戻し、弾力的な職員配置に対応した人員の確保のため、意見書の採択を求めます。よろしくお願いいたします。
○議長(時田裕之君) 以上で通告に基づく討論は終わりました。
ほかに討論はありませんか。────討論を終結いたします。
これより採決に入るわけですが、採決については請願ごとに行います。
最初に、請願第4号を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は不採択ですので、原案について採決いたします。
請願第4号を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(時田裕之君) 起立少数です。
よって、請願第4号は不採択と決しました。
次に、請願第5号を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は不採択ですので、原案について採決いたします。
請願第5号を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(時田裕之君) 起立少数です。
よって、請願第5号は不採択と決しました。
次に、請願第6号を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は不採択ですので、原案について採決いたします。
請願第6号を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(時田裕之君) 起立少数です。
よって、請願第6号は不採択と決しました。
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△日程第4 議案第110号 高崎市
教育委員会教育長の任命同意について
○議長(時田裕之君) 日程第4、議案第110号 高崎市
教育委員会教育長の任命同意についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
(市長 富岡賢治君登壇)
◎市長(富岡賢治君) ただいま議題となりました議案第110号 高崎市
教育委員会教育長の任命同意について、提案理由の御説明を申し上げます。
議案書(3)の5ページをお開きください。本案は、現在欠員となっております高崎市
教育委員会教育長に小林良江さんを選任させていただきたく、議会の御同意をお願いするものでございます。
小林良江さんは、高崎市栄町にお住まいで、68歳でございます。平成14年12月にハワイ大学マノア校大学院政治学研究科博士課程を修了後、ハワイ大学マノア校や西オアフ校で勤務された後、平成17年4月から群馬県立女子大学で勤務され、平成29年10月から同大学の学長を務められております。これまでの間、令和3年8月から内閣府男女共同参画推進連携会議の議員を務められているほか、令和3年10月からは群馬県産業教育審議会副委員長を務められるなど、男女共同参画や教育の分野において広く御活躍されております。
以上、御紹介申し上げましたとおり、小林良江さんは人格・識見とも高崎市
教育委員会教育長として適任であると思われますので、よろしく御審議の上、任命につきまして御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(時田裕之君) 提案理由の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(時田裕之君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。
これより議案第110号を採決いたします。
本案は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(時田裕之君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第110号は同意することに決しました。
────────────────────────────────────────────
△日程第5 議案第111号 高崎市教育委員会委員の任命同意について
○議長(時田裕之君) 日程第5、議案第111号 高崎市教育委員会委員の任命同意についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
(副市長 兵藤公保君登壇)
◎副市長(兵藤公保君) ただいま議題となりました議案第111号 高崎市教育委員会委員の任命同意について、提案理由の御説明を申し上げます。
議案書(3)の7ページをお開きいただきたいと思います。本案は、令和5年9月30日をもって任期満了となります高崎市教育委員会委員、重田 誠さんの後任としまして新井英夫さんを任命いたしたく、議会の御同意をお願いするものでございます。
新井英夫さんは、高崎市筑縄町にお住まいで、71歳でございます。昭和58年3月に新潟大学医学部を卒業後、群馬大学医学部附属病院や公立藤岡総合病院などで勤務された後、平成13年10月にあらいキンダークリニックを開業され、現在に至っております。これまで高崎市医師会理事を務められたほか、現在では南八幡小学校の学校医として本市児童・生徒の健康教育に御尽力いただいており、地域医療の充実と発展に大きく貢献をされております。
以上、御紹介を申し上げましたとおり、新井英夫さんは人格・識見とも高崎市教育委員会委員として適任であると思われますので、よろしく御審議の上、任命につきまして御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(時田裕之君) 提案理由の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(時田裕之君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。
これより議案第111号を採決いたします。
本案は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(時田裕之君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第111号は同意することに決しました。
────────────────────────────────────────────
△日程第6 議案第112号 高崎市
等公平委員会委員の選任同意について
○議長(時田裕之君) 日程第6、議案第112号 高崎市
等公平委員会委員の選任同意についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
(副市長 兵藤公保君登壇)
◎副市長(兵藤公保君) ただいま議題となりました議案第112号 高崎市
等公平委員会委員の選任同意について、提案理由の御説明を申し上げます。
議案書(3)の9ページをお開きください。本案は、令和5年9月30日をもちまして任期満了となります高崎市
等公平委員会委員、長井友之さんを再び選任いたしたく、議会の御同意をお願いするものでございます。
長井友之さんは、高崎市昭和町にお住まいで、67歳でございます。昭和54年3月に中央大学法学部を卒業後、平成4年4月から小林優公法律事務所に弁護士として勤務された後、平成11年1月にたかさき法律事務所を設立され、現在に至っております。これまでの間、日本司法支援センター群馬地方事務所副所長、群馬弁護士会副会長などを歴任されたほか、高崎市
等公平委員会委員といたしましては、平成19年10月に就任され、平成21年10月から委員長を務めていただいているところでございます。
以上、御紹介を申し上げましたとおり、長井友之さんは人格・識見とも高崎市
等公平委員会委員として適任であると思われますので、よろしく御審議の上、選任につきまして御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(時田裕之君) 提案理由の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(時田裕之君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。
これより議案第112号を採決いたします。
本案は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(時田裕之君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第112号は同意することに決しました。
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△日程第7 議案第113号
人権擁護委員候補者の推薦について
議案第114号
人権擁護委員候補者の推薦について
議案第115号
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(時田裕之君) 日程第7、議案第113号
人権擁護委員候補者の推薦についてから議案第115号
人権擁護委員候補者の推薦について、以上3議案を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
(副市長 兵藤公保君登壇)
◎副市長(兵藤公保君) ただいま議題となりました議案第113号から議案第115号までの3議案につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。
初めに、議案第113号
人権擁護委員候補者の推薦について提案理由の御説明を申し上げます。議案書(3)の11ページをお開きいただきたいと存じます。本案は、令和5年9月30日をもって任期満了となります人権擁護委員の後任として、清水則章さんを
人権擁護委員候補者として推薦いたしたく、議会の御同意をお願いするものでございます。
清水則章さんは、高崎市高浜町にお住まいで、67歳でございます。昭和50年3月に利根商業高等学校を卒業後、昭和51年4月より群馬県警察の警察官として勤務され、渋川警察署警備課長などを歴任され、平成29年3月に定年退職されております。警察を退職後は、民間会社で勤務されているほか、令和3年4月から2年間、高浜坂上地区の区長を務められております。
続きまして、議案第114号
人権擁護委員候補者の推薦について提案理由の御説明を申し上げます。13ページをお開きください。本案は、令和5年12月31日をもって任期満了となります人権擁護委員の後任として、塚越房江さんを
人権擁護委員候補者として推薦いたしたく、議会の御同意をお願いするものでございます。
塚越房江さんは、高崎市八千代町にお住まいで、65歳でございます。昭和56年3月に二松学舎大学文学部を卒業後、同年4月に小学校の教諭として勤務され、平成30年3月に定年退職されるまでの間、吉井西小学校校長、矢中中学校校長などを歴任されております。教員を退職後は、平成30年4月から2年間、吉井西幼稚園園長を務められ、令和2年4月から1年間、高崎市の防犯・青少年課で勤務され、青少年の悩み事の相談に応じられておりました。
続きまして、議案第115号
人権擁護委員候補者の推薦について提案理由の御説明を申し上げます。15ページをお開きください。本案は、令和5年12月31日をもって任期満了となります人権擁護委員の後任として、藤間一夫さんを
人権擁護委員候補者として推薦いたしたく、議会の御同意をお願いするものでございます。
藤間一夫さんは、高崎市飯塚町にお住まいで、61歳でございます。昭和59年3月に青山学院大学経営学部を卒業後、平成2年2月に藤間精錬株式会社に入社され、平成13年5月に同社の代表取締役に就任され、現在に至っております。これまでの間、平成25年5月から保護司を務められているほか、平成28年5月からは高崎市地区青少年問題連絡協議会副会長を務められております。
以上、御紹介申し上げました清水則章さん、塚越房江さん、藤間一夫さんにつきましては、いずれも人権擁護委員として人格・識見とも適任であると思われますので、推薦につきましてよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(時田裕之君) 提案理由の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(時田裕之君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。
これより議案第113号から議案第115号、以上3議案を一括して採決いたします。
本案は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(時田裕之君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第113号、議案第114号及び議案第115号は、いずれも同意することに決しました。
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△日程第8 議員提出第2号議案 議員派遣について(
広報委員会行政視察)
○議長(時田裕之君) 日程第8、議員提出第2号議案 議員派遣について(
広報委員会行政視察)を議題といたします。
本案は、会議規則第166条の規定により、広報委員会に所属する議員を本年11月7日、8日の両日、大分県大分市、大分県速見郡日出町に派遣するものです。
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議員提出第2号議案
議員派遣について
標記議員派遣を、次のとおり行うものとする。
令和5年9月27日提出
提出者
高崎市議会議員 樋 口 哲 郎
〃 後 藤 彰
〃 中 島 輝 男
〃 林 恒 徳
〃 根 岸 赴 夫
〃 丸 山 覚
〃 白 石 隆 夫
〃 逆瀬川 義 久
〃 石 川 徹
〃 三 島 久美子
議員派遣について
令和5年9月27日
会議規則第166条の規定により、次のとおり議員を派遣する。
1 令和5年度
広報委員会行政視察
(1)派遣目的 議会の広報広聴に関する調査のため
(2)派遣場所 大分県大分市、大分県速見郡日出町
(3)派遣期間 令和5年11月7日から8日
(4)派遣議員 広報委員会に所属する議員
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○議長(時田裕之君) お諮りいたします。
本案は、会議規則第36条第3項の規定により、提出者の説明及び委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(時田裕之君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は提出者の説明及び委員会付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。
これより議員提出第2号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(時田裕之君) 御異議なしと認めます。
よって、議員提出第2号議案は原案のとおり可決されました。
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△日程第9 意見書案第3号
ブラッドパッチ療法(硬
膜外自家血注入療法)に対する適正な診療上の評価等を求める意見書
○議長(時田裕之君) 日程第9、意見書案第3号
ブラッドパッチ療法(硬
膜外自家血注入療法)に対する適正な診療上の評価等を求める意見書を議題といたします。
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意見書案第3号
ブラッドパッチ療法(硬
膜外自家血注入療法)に対する適正な診療上の評価等を求める意見書
標記意見書を次のとおり提出するものとする。
令和5年9月27日提出
提出者
高崎市議会議員 樋 口 哲 郎
〃 後 藤 彰
〃 中 島 輝 男
〃 林 恒 徳
〃 根 岸 赴 夫
〃 丸 山 覚
〃 白 石 隆 夫
〃 逆瀬川 義 久
〃 石 川 徹
〃 三 島 久美子
ブラッドパッチ療法(硬
膜外自家血注入療法)に対する適正な診療上の評価等を求める意見書
交通事故、落下事故、暴力、スポーツなどによる全身への外傷等を原因として発症する脳脊髄液漏出症(脳脊髄液減少症)によって、日常生活を大きく阻害する様々な症状に苦しんでいる患者の声が、過去に全国各地から国へ数多く寄せられていた。平成18年に山形大学を中心に関連8学会が参加した厚生労働省研究班による病態の解明が進んだ結果、平成28年から脳脊髄液漏出症の治療法である
ブラッドパッチ療法(硬
膜外自家血注入療法)が保険適用となった。
その結果、高額な自費診療での治療を必要としていた患者が、保険診療として
ブラッドパッチ療法を受けることができるようになったが、患者の中には、保険適用(J007−2)の「起立性頭痛を有する患者に係るもの」という要件を満たさない人もいるため、医療の現場では混乱が生じている。
また、さらに本疾患の研究が進み、脳脊髄液の漏出部位は1か所とは限らず、頚椎や胸椎部でも頻繁に起こることが報告された。頚椎や胸椎部に
ブラッドパッチ療法を安全に行うためには、X線透視下で漏出部位を確認しながら治療を行う必要があるが、現状では診療上の評価の要件になっていない。
よって、国においては、これらの現状を踏まえ、公平で安全な
ブラッドパッチ療法の適用に向け、以下の事項について適切な措置を講ずるよう強く要望する。
記
1 脳脊髄液漏出症(脳脊髄液減少症)の症状において、約10%は起立性頭痛を認めないという公的な研究結果もあることから、算定の要件の注釈として「本疾患では起立性頭痛を認めない場合がある」と加えること。
2
ブラッドパッチ療法(硬
膜外自家血注入療法)の診療報酬において、X線透視を要件として、漏出部位を確認しながら治療を行うことを可能にするよう、診療上の評価を改定すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和5年9月27日
高崎市議会議長 時 田 裕 之
文部科学大臣
厚生労働大臣 あて
国土交通大臣
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○議長(時田裕之君) お諮りいたします。
本案は、会議規則第36条第3項の規定により、提出者の説明及び委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(時田裕之君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は提出者の説明及び委員会付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。
これより意見書案第3号を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(時田裕之君) 御異議なしと認めます。
よって、意見書案第3号は原案のとおり可決されました。
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△市長挨拶
○議長(時田裕之君) 以上で本日の日程及び今期定例会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。
この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。
(市長 富岡賢治君登壇)
◎市長(富岡賢治君) 令和5年第4回高崎市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。
本定例会におきましては、報告2件、令和4年度高崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算をはじめ、令和5年度高崎市
一般会計補正予算、高崎市
教育委員会教育長の任命同意など、議案21件を上程させていただきましたところ、議員の皆様には熱心な御審議の上、御議決、御同意を賜りまして、誠にありがとうございました。この場をお借りいたしまして、心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。
また、一般質問、各常任委員会、特別委員会におきましては、皆様方から多くの貴重な御意見や御指摘を頂きましたので、今後の市政運営に適切に反映させてまいりたいと考えております。
皆様方には、21日間、本当に御苦労さまでございました。重ねて心から厚くお礼を申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、お礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
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△閉会
○議長(時田裕之君) これにて令和5年第4回高崎市議会定例会を閉会いたします。
午後 2時52分閉会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
令和5年9月27日
高崎市議会 議 長 時 田 裕 之
副 議 長 大 竹 隆 一
議 員 高 橋 淳
議 員 根 岸 赴 夫...