3 そ の 他
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出席委員等(12人)
委 員 長 大 河 原 吉 明 君 副委員長 松 本 賢 一 君
委 員 高 橋 淳 君 委 員 角 倉 邦 良 君
委 員 宮 原 田 綾 香 君 委 員 伊 藤 敦 博 君
委 員 丸 山 覚 君 委 員 石 川 徹 君
委 員 高 橋 美 奈 雄 君 委 員 丸 山 和 久 君
議 長 時 田 裕 之 君 副 議 長 大 竹 隆 一 君
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欠席委員(なし)
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説明のため出席した者
市長 富 岡 賢 治 君 副市長 兵 藤 公 保 君
副市長 齋 藤 逹 也 君 総務部長 曽 根 光 広 君
総務部次長 青 木 信 幸 君 秘書課長 岩 森 令 祐 君
企画調整課長(兼)
コンプライアンス室次長 企画調整課付課長田 中 晴 美 君
村 上 正 和 君
防災安全課長 中 村 剛 志 君
職員課長 渋 澤 康 行 君
情報政策課長 木 本 弘 幸 君
文化課長 小 峰 好 恵 君
文化課美術館副館長(兼)事務長
文化課染料植物園長
今 泉 公 彦 君 猪 狩 啓 子 君
スポーツ課長 津 久 井 光 明 君 広報課長 田 中 美 由 紀 君
財務部長 天 田 順 久 君 財政課長 矢 口 賢 君
管財課長 阿 久 澤 健 君 契約課長 新 井 博 君
市民税課長 高 橋 弘 之 君
資産税課長 井 上 英 光 君
納税課長 外 所 康 信 君
倉渕支所長 塚 越 好 博 君
倉渕支所地域振興課長 倉渕支所税務課長小 見 一 秀 君
石 川 明 彦 君
箕郷支所長 新 井 修 君
箕郷支所地域振興課長
藤 岡 勉 君
箕郷支所税務課長清 水 琢 磨 君
群馬支所長 山 田 史 仁 君
群馬支所地域振興課長 群馬支所税務課長
塚 越 直 樹 君 細 野 和 美 君
新町支所長 御 園 生 敏 寿 君
新町支所地域振興課長
戸 塚 和 也 君
新町支所税務課長藤 野 泰 宏 君
榛名支所長 太 田 直 樹 君
榛名支所地域振興課長 榛名支所税務課長福 島 康 秀 君
門 倉 直 希 君
吉井支所長 田 代 有 史 君
吉井支所地域振興課長
高 麗 和 男 君
吉井支所税務課長吉 井 み ど り 君
会計管理者 志 田 登 君
会計課長 井 田 安 彦 君
選挙管理委員会事務局長(併任)
曽 根 光 広 君
選挙管理委員会事務局次長 監査委員事務局長
上 野 和 男 君 吉 井 秀 広 君
消防局長 中 村 均 君
消防局次長 甘 田 明 広 君
総務課長 高 野 敦 君 予防課長 高 橋 健 二 君
警防課長 江 積 明 博 君
救急課長 黒 崎 信 男 君
通信指令課長 小 林 一 彦 君
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事務局職員出席者
庶務課長 庄 佳 子 議事課長 坂 口 圭 吾
議事課議事担当係長 議事課主任主事 生 方 万 喜 子
塚 本 秀 幸
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△開会
午前 9時57分開会
○委員長(
大河原吉明君) それでは、時間前ではありますが、ただいまから
総務常任委員会を開会いたします。
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△諸般の報告
○委員長(
大河原吉明君) この際、諸般の報告を申し上げます。
高橋 淳委員から、遅れる旨の連絡がありました。
なお、傍聴はあらかじめ許可してあります。
以上で諸般の報告を終わります。
────────────────────────────────────────────
△開議
○委員長(
大河原吉明君) それでは、本日の会議に入ります。
本日の会議は、お手元に配付の次第に従い進行いたします。なお、
補正予算議案の審査については、次第の裏面に記載のとおり進めたいと思います。
この際、委員会の運営上お願いします。本日の会議は、会議規則第118条第1項の規定により、委員1人当たりの発言時間を15分程度としたいと思いますので、委員からの質疑は内容を簡潔にされるとともに、議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いします。また、執行部は質疑の趣旨を的確に捉え、簡潔な答弁を行ってください。なお、発言に際してはマイクを意識し、聞き取りやすい質疑、答弁に努めてください。
以上、円滑な
委員会運営に御協力をお願いします。
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△議案の審査
議案第62号 財産の取得について(高
規格救急自動車)
議案第64号 高崎市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正について
議案第65号 高崎市
市税条例の一部改正について
議案第69号 令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第3号)(
所管部分)
○委員長(
大河原吉明君) それでは、議案の審査に入ります。
定例会議案を御用意いただき、45ページをお開きください。
議案第62号 財産の取得について(高
規格救急自動車)を議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。
◆委員(
高橋美奈雄君) この救急車は、説明によりますと東消防署に配属されるということでございます。救急車が新しくなるということは喜ばしいことだと思うのですが、よく高
規格救急自動車という言葉が使われるのですけど、今この何年かで、
コロナ対策だとか、また様々な救急の状況というものが変化しているのだろうというふうに思っています。その中で、高規格というものはこの時代の救急業務に対してどのような対応になっているのか、どのように高規格に変化しているのか、その辺についてお伺いをさせていただきたいというふうに思います。
◎
救急課長(黒崎信男君) 高
規格救急自動車とは、
救急救命士の資格を持った隊員が高度な応急処置を行うために必要な構造や設備を有する
救急自動車をいうものです。具体的には、心肺蘇生を必要とする患者に
気管チューブを入れたり、点滴やAEDによる
電気ショックを行えるものです。また、必要に応じて血圧や心電図の測定を行えるものです。
◆委員(
高橋美奈雄君) 分かりました。そうなりますと、高崎市
等広域消防局に配置されている救急車で、高規格というものはどのくらいの割合で配置されているのでしょうか。
◎
救急課長(黒崎信男君)
救急自動車の保有台数につきましては、現在、高崎市
等広域消防局では19台保有しております。
◆委員(
高橋美奈雄君) 台数ではなくて、高規格というものはどの程度配備されているのですかということなのですけど。
◎
救急課長(黒崎信男君) 現在、100パーセント保有しております。
◆委員(
高橋美奈雄君) 100パーセントですか、大変すばらしいと思います。
○委員長(
大河原吉明君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第62号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
大河原吉明君)
起立全員です。
よって、議案第62号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
49ページをお開きください。
議案第64号 高崎市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。
◆委員(
伊藤敦博君) 伺います。高崎市職員の
特殊勤務手当ということで、これは、令和2年から
新型コロナの感染が広がって、市民を守るために、主に
保健医療部の皆さんを中心に職員の方が大変な思いをされたと。それに対する特別手当ということで、日額で3,000円から4,000円が支給されてきたということは理解をしておりますけれども、この間、全体としてどういう職場の皆さんに、全体としてどのくらいの支給が行われたのか実績を教えてください。
◎
職員課長(渋澤康行君)
特殊勤務手当の支給対象となっていた部署としましては、
保健医療部の
保健予防課の職員が最も多くなっております。そういった職員が施設ですとか病院などにおいて
感染症患者や感染の疑いがある方と接触する業務のほか、
クラスターが発生した施設内で行う調査などの業務が対象となっておりました。それから、支給実績でございますが、年度ごとにお答えいたします。令和2年度が480件で金額は144万円、令和3年度が295件で金額は88万5,000円、令和4年度が326件で金額は97万8,000円、令和5年度が2件で金額は6,000円でございます。
◆委員(
伊藤敦博君) 金額が妥当かどうかというのは、私にはよく分かりませんけれども、本当に職員の皆さんは、ある意味防疫ということで、危険なところに行かれて、私生活を犠牲にされたり、いろいろな我慢を余儀なくされる中で職務を遂行されたこと、本当に感謝したいと思います。
もう一つ、この条例の中で、附則は令和6年7月というふうに区切られているのですが、コロナが収束した今どういう状況になっているのか、今後の見通しについても教えてください。
◎
職員課長(渋澤康行君) 本条例の改正案は、5月8日から
新型コロナウイルス感染症が5類の位置づけになったことから、
国家公務員につきましても
人事院規則の改正により手当が廃止されました。本市におきましても
国家公務員に準じて手当を廃止するものでございます。なお、今後感染症の位置づけが変わるなどして、これまでと同様の対応が必要となった場合には、国の動向を踏まえて速やかに対応してまいりたいと考えております。
◆委員(
伊藤敦博君) 今後の状況によっては見直しもあり得るということで、しっかりお願いしたいと思います。
○委員長(
大河原吉明君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第64号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
大河原吉明君)
起立全員です。
よって、議案第64号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
51ページをお開きください。
議案第65号 高崎市
市税条例の一部改正についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。
◆委員(
宮原田綾香君) まず、
森林環境税及び
森林環境譲与税について、どのような税かということと、使い方については所管外になると思うので、収入面において本市にはどういった影響があるのか、確認のため教えてください。
◎
市民税課長(
高橋弘之君)
森林環境税につきましては、市町村や都道府県が実施する森林の整備などを進めるための事業、施策の財源とするため、個人に対して賦課徴収する国税でございます。
森林整備に必要な地方財源を安定的に確保する観点から創設されたものと承知しているところでございます。
森林環境税につきましては、
市民税均等割の
納税義務者に課税されまして、令和5年度の
市民税均等割の賦課状況を参考に試算いたしますと、令和6年度には約18万9,000人が対象になると見込んでいるところでございます。1人当たりの年税額は1,000円でございますので、本市の課税額は1億8,900万円ほどを見込んでいるところでございます。そのうち、本市へ譲与、再配分される
森林環境譲与税は、群馬県の試算でございますが、9,000万円程度と見込んでいるところでございます。
◆委員(
高橋美奈雄君) 私も同じところなのですけど、基本的なことをお聞かせ願いたいというふうに思うのですけど、これはいつから徴収されるのですか。
◎
市民税課長(
高橋弘之君)
森林環境税は令和6年度から賦課徴収されるものでございます。
◆委員(
高橋美奈雄君) 令和6年度からということでございます。要は、今御説明にありましたように、簡単に言ってしまえば、
森林環境税を国で集めて
森林環境譲与税として、地方税として付与しますよということだろうというふうに思うのですけど、一方で、県の
ぐんま緑の県民税がありますよね。森林を守るということは同じようなものだというふうに思うのですけど、どのように違うのでしょうか。
◎
市民税課長(
高橋弘之君)
ぐんま緑の県民税につきましては、県の条例に基づきまして、群馬県内の奥山などの急傾斜地や林道から遠い
条件不利地の
森林整備、里山、竹林などの身近な
森林整備、あとは
ボランティア活動などに活用する財源として賦課徴収される県税となっております。一方で、
森林環境税につきましては、
森林経営管理制度の下で森林の整備に活用されるというものですけれども、
ぐんま緑の県民税の対象となる森林や事業内容とは異なるものでございまして、それぞれの目的に沿って課税されるものであると承知をしているところでございます。
◆委員(
高橋美奈雄君) それぞれ目的が違うのですよということでございます。それはそれで理解できました。
あとは、国税を市民税と併せて徴収ということでございますので、所得税が非課税になっていまして、住民税は支払っているという方もいらっしゃるというふうに思うのですけど、そういう方も全部1,000円というのは徴収になるのでしょうか。
◎
市民税課長(
高橋弘之君)
森林環境税が賦課徴収されますのは、市民税の均等割の
納税義務者となりますので、例えば
住宅ローン控除の適用などによりまして、所得税が課税されない場合であっても、
個人住民税の均等割が課税されるという場合がございます。そのような場合には、
森林環境税も
個人住民税と併せて賦課徴収されることとなるというものでございます。
◆委員(
伊藤敦博君) 内容についてはおおむね分かりました。市民18万9,000人に影響が出る、一人当たり1,000円、そして今
高橋委員からもありましたけれども、それ
プラスぐんま緑の県民税が延長になると700円ということで、均等に1,700円ずつ市民の税負担が増えるという理解です。たしかに、国税の問題であり、県民税の問題ですので、市としてあらがうことは難しいかもしれませんけれども、今の経済状況、とりわけ物価高騰がこれだけ進んで市民の皆さんが節約に節約を重ねている中で、一人当たり1,700円の増税というのは、いかがなものかと考えますけれども、もしこれに対して市のお考えがあれば教えてください。
◎財務部長(天田順久君) 今委員さんもおっしゃったように、あくまでも今回課税させていただく内容につきましては、国税、また県税ということでございますので、国、県の制度に基づいてなったものをこちらとしては事務を委託され、受けているというところでございます。また一方で、先ほど1,700円が増加ということでございましたが、現状、超過している復興財源に当たります1,000円のものが令和5年度で廃止されるというふうに承知しておりますので、そちらに関しましてのいってこいもございます。ただ、
ぐんま緑の県民税は引き続きということでございますけれども、そちらにつきましては各団体の取組ということもございますので、そちらを注視しながら適切に対応させていただきたいと考えております。
◆委員(
伊藤敦博君) はい、了解しました。
○委員長(
大河原吉明君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第65号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
大河原吉明君) 起立多数です。
よって、議案第65号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
63ページをお開きください。
議案第69号 令和5年度高崎市
一般会計補正予算(第3号)の
所管部分を議題といたします。
最初に、歳入の審査を行いますので、74ページをお開きください。
16
款国庫支出金 (質疑なし)
○委員長(
大河原吉明君) 76ページをお開きください。
20款繰入金 (質疑なし)
○委員長(
大河原吉明君) 続いて、歳出の審査を行いますので、78ページをお開きください。
2款総務費について御質疑ありませんか。
◆委員(
宮原田綾香君) 8目の
新町支所経費、支所1階
トイレ改修工事なのですけども、まずどのような改修になるのか御説明をお願いいたします。
◎
新町支所地域振興課長(戸塚和也君)
新町支所1階
トイレ改修工事につきましては、トイレの排水管に尿石がたまり、管が狭くなったことが原因で詰まってしまったため、古くなり、詰まっている排水管を交換し、併せて和式便器の洋式化、
チャイルドチェアや
ベビーシートなどを設置し、利便性の向上を図るものとなります。
◆委員(
宮原田綾香君) 排水管が古くなっているということですが、庁舎自体ももう築60年以上たっているということで、庁舎自体が古くなっているというような経緯があると思います。今後、庁舎自体の建て替えも検討をお願いできればと思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(
大河原吉明君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第69号の
所管部分を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
大河原吉明君)
起立全員です。
よって、議案第69号の
所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。
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△審査終了
○委員長(
大河原吉明君) 以上で本委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。
審査に当たり、円滑な
委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。
なお、
委員長報告の作成については私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
大河原吉明君) それでは、そのようにしたいと思います。
以上で本日の議題を終わります。
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△報告事項 ・高崎市
文化会館(他3施設)の管理に係る
指定管理者の候補者の選定等について
・高崎市体育施設の管理に係る
指定管理者の候補者の選定等について
○委員長(
大河原吉明君) 次に、報告事項に入ります。
最初に、高崎市
文化会館(他3施設)の管理に係る
指定管理者の候補者の選定等について説明をお願いします。
◎
文化課長(小峰好恵君) それでは、文化課から、高崎市
文化会館(他3施設)の管理に係る
指定管理者の候補者の選定等について御報告いたします。
お手元の資料を御覧ください。高崎市
文化会館ほか3施設につきましては、現行の指定期間が令和6年3月末日をもって満了いたしますことから、高崎市公の施設に係る
指定管理者の指定の手続等に関する条例に基づきまして、
次期指定期間に係る
指定管理者の候補者を選定する手続を実施するものでございます。
初めに、1の施設名称及び所在を御覧ください。施設名称は高崎市
文化会館、所在地は末広町23番地1、高崎市
少年科学館、同じく末広町23番地1、
群馬音楽センター、高松町28番地2、
高崎シティギャラリー、高松町35番地1の4施設でございます。
次に、2の
指定管理者が行う主な業務の範囲でございます。(1)の利用許可、その取消し、その他文化施設の利用に関することのほか、記載のとおりでございます。
次に、3の募集の方法及び理由でございます。これらの施設は、本市の
文化振興政策を具現化するに当たりまして重要な役割を担う施設で、施策を展開していくためには、市と
指定管理者が密接に連携しながら施設の維持管理を行い、事業内容の企画立案・実施等を市と一体となって行うなど、
指定管理者への継続的、積極的な関与が必要となることから非公募により選定するものでございます。特に経年劣化が著しい施設にありましては、市と協議をしながら適切な管理を必要とするものであり、長年の経験から積み上げてきたノウハウや安定的な人材、物的能力を有していることなどの理由により、現行の
指定管理者を基本として候補者の選定を進めてまいります。
お手数ですが、裏面を御覧ください。次に、4の現行の
指定管理者でございます。現行の
指定管理者は、公益財団法人高崎財団でございます。
次に、5の次期指定管理の期間でございます。期間は、令和6年4月1日から令和10年3月31日までの4年間の予定でございます。
次に、6の選定に係るスケジュールでございます。申請要項等の配布を7月3日から、申請書類の提出期限を8月31日まで、そして優先交渉権者の決定を10月上旬の予定で進めております。
最後に、7の
指定管理者の指定についてでございます。
指定管理者の指定に係る議案につきましては、係る手続を経た後に議会へ上程させていただきたいと考えております。
以上、簡単ではございますが、御報告とさせていただきます。なお、本資料は、委員会終了後、全議員に配付させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(
大河原吉明君) 説明は終わりました。
本件に対し、御質疑等がありましたらお願いします。
◆委員(
宮原田綾香君) 関連して、高崎市
少年科学館についてお伺いしたいと思います。中についてなのですけども、30点ほど常設展示があると思いますが、何年くらい経過したものがどのくらいの割合で今入っているのか、それぞれ教えていただければと思います。
◎
文化課長(小峰好恵君) 高崎市
少年科学館の常設展示は、ロボット展示、鏡のいろいろ、電気とエネルギー、音、その他、サイエンスシアターと大きく6つの分野で展示しております。常設展示物は約30台でございますが、
少年科学館開館の初期に導入したものは、開館から10年間に導入したものが11展示、そのうち開館当初のものは3展示となっております。
◆委員(
宮原田綾香君) 開館当初に導入したものが3展示、初期に導入したものが11展示、その他はその後に入れ替えているというような形でよろしいでしょうか。
◎
文化課長(小峰好恵君) そのとおりでございます。
◆委員(
宮原田綾香君) ありがとうございます。約半分が初期に導入されたままになっているかというふうに思うのですが、この施設には私も結構行きまして、雨の日などはお子さんを連れた方が結構来館されているというふうに思うのですが、科学の基本は変わらないのかもしれないのですが、もう少し新しいものを導入したりですとか、いつも工作など、そういった企画ものの努力をされているというのは見ていて分かるのですけども、常設展示のほうももう少し新しくしていただくとか努力していただくことで、子どもたちが科学に触れ合う機会を増やしていくこともできるかと思いますので、その点をぜひ御検討いただければというふうに思います。
○委員長(
大河原吉明君) ほかにありませんか。────なければ、本件を終結します。
次に、高崎市体育施設の管理に係る
指定管理者の候補者の選定等について説明をお願いします。
◎
スポーツ課長(津久井光明君) それでは、高崎市体育施設の管理に係る
指定管理者の候補者の選定等について御報告いたします。
お手元の資料を御覧ください。高崎市の体育施設のうち、指定管理が満了する施設につきまして、高崎市公の施設に係る
指定管理者の指定の手続等に関する条例に基づき、
次期指定期間に係る
指定管理者の候補者を選定する手続を実施するものでございます。
まず、施設名称及び所在ですが、(1)としましてナンバー1、高崎市城南野球場から、次ページのナンバー30、高崎市ソフトボール場までの計30施設が令和6年3月末日で現行の指定期間が満了となる施設でございます。(2)としまして、高崎市新町温水プール、高崎市新町下河原テニスコートの計2施設についても同様に令和6年3月末日で指定期間が満了となります。それぞれの施設の所在は、記載のとおりでございます。
次に、
指定管理者が行う主な業務の範囲ですが、管理施設の利用許可に関すること、管理施設等の維持管理に関すること、運営に関することとなっております。
募集の方法につきましては、(1)の30施設につきましては、目的、種類の異なる施設の特性を理解しながら、それらの施設の連携を図り、一元的に管理する必要があることから、優れた実績と専門的な知識、技術やその蓄積を持つ現在の
指定管理者を基本として、非公募により選定を進めてまいりたいと考えております。(2)の2施設につきましては、公募により選定を行います。
現行の
指定管理者でございますが、(1)につきましては、公益財団法人高崎財団が
指定管理者となっております。
次期指定管理の期間は、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間を予定しております。
選定に係るスケジュールでございますが、申請要項の配布を令和5年7月3日から開始しまして、申請書類の提出期限は令和5年8月31日までとしております。また、優先交渉権者の決定は令和5年10月を予定しております。
指定管理者の指定に係る議案につきましては、係る手続を経た後に議会へ上程させていただきます。
以上で報告を終わらせていただきます。なお、この資料につきましては、全議員に配付させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(
大河原吉明君) 説明は終わりました。
本件に対し、御質疑等がありましたらお願いします。────なければ、本件を終結いたします。
以上で報告事項を終わります。
────────────────────────────────────────────
△その他
○委員長(
大河原吉明君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。
なければ、この際委員の方々から執行部に対しお聞きしたいことがありましたらお願いします。
◆委員(丸山覚君) そうしましたら、最初に広報高崎について伺いたいことがございまして、まず中身の話になりますが、広報高崎は、私は内容が大変充実していると思っています。隅から隅まで私も読んでおります。ただ、市長もたまにおっしゃいますけど、高齢者の方々にとってはやっぱり字を読むのが少し大変かなというふうに思います。内容がすばらしいのでぜひ読んではいただきたいのですけども、そういった面もあるので、高齢者の方への取組として、音声読み上げなどの仕組み、こういったものはどうなっているでしょうか。
◎広報課長(田中美由紀君) 目の不自由な方など、障害のある方にも市の情報をお伝えするために広報の内容を音訳したCDやテープなどを希望者の方に配付しております。作成した音声データの一つの活用方法といたしまして、高齢者の方のニーズにも沿った仕組みを今後検討してまいりたいと思っております。
◆委員(丸山覚君) ぜひ御検討いただきたいのですが、御提案ですけども、試験的にやられてはどうかなと思っているのが、今は雑誌みたいなものにもついていますけども、コードみたいなものをスマートフォンで読み込むと内容を読み上げてくれるという機能がありまして、それを、広報高崎の全部につけるわけにはいかないと思いますので、何か試験的に1つでいいので、ぜひこれは読んでほしいなというもの1つにつけていただいて、そうすると市民の方から反響が来ると思いますので、その反響を分析していただいて、今後の材料にして、その読み上げ機能をどう使っていくのかというのを広報高崎でぜひ御研究していただければというふうにお願いを申し上げます。
これで1つ終わりまして、広報高崎でもう一つなのですが、選挙でいろいろな方とお会いしていく中で、少なからぬ人から託されたお話で、区長さんが主になりますけど、あと町内の役員の方が多かったのですが、広報を配付する負担が大きい、こういうお話なのです。でもこれはもう幹部職員の皆さんは御承知だと思うのですけど、今のやり方が今後、5年後、10年後に続けられるのかなと思うと、なかなか厳しいのではないのかなというふうに私個人は思っております。そういった中で、今後どういう方向性で配付の負担軽減を考えていくのかという、今ももう御検討されているとは思うのですけど、何かありましたら検討しているもののお話を少し聞かせていただきたいと思います。
◎広報課長(田中美由紀君) 区長さんには月2回の広報高崎の配付について大変御尽力いただいており、その中で配付の負担が大きいという声も伺っております。負担軽減策といたしましては、例えば新聞折り込みや配付業務の委託などの検討をしてまいりましたが、配付時間など、現在と同等の市民サービスを維持するための課題もあり、現在も検討しているところでございます。また、デジタル化が進む中でデジタルでの情報収集を日常的に行っている若い世代の方につきましての対応といたしましては、スマートフォンで広報高崎を閲覧できるようなシステムなど、デジタル配信の導入も視野に入れて研究を行っているところでございます。
◆委員(丸山覚君) ありがとうございます。私もその2つのどちらかかなと思っておりますが、個人的に言うとデジタルのほうが可能性的には高いかなというふうに思っております。
それに関連して、続いて質問させていただいていいですか。広報高崎の話はこれで終わりますが、5月16日の上毛新聞に生成AIの記事が掲載されておりまして、県内9市活用前向きという大見出しで書いてありました。高崎市は活用前向きという範疇に入っておりまして、記事によると今月中にも、今月というのは5月の話ですけど、試験利用を始めますというふうに記事ではなっております。この質問をさせていただくのに、まず生成AIの説明をしていただいてもいいですか。
◎
情報政策課長(木本弘幸君) 生成AIとは、大量のデータを学習し、利用者が求める文章や画像などを生成する人工知能システムの一種でございます。その中でも、チャットGPTは文書生成に優れるシステムで、企画書などの文書作成や様々なアイデア出しなど、多くの分野で活用が期待されております。一方、情報の正確性等、確認が必要となる部分もあります。しかしながら、今後AIの利用が一般的になることによって利用者の知識や経験が向上し、適切な利用ができるようになると考えております。
◆委員(丸山覚君) ありがとうございます。
それで、今月中にも試験利用を始めるというふうに書いてありますので、この試験利用の中身をちょっと御紹介いただきたいのですが。
◎
情報政策課長(木本弘幸君) 5月31日からチャットGPTの試験利用を開始いたしました。実施体制といたしましては、20代から30代の若手を中心とした男女で、幅広い分野の部署から募った28名で実施をさせていただいております。試験利用の内容といたしましては、通知文、マニュアル、Q&A等の文章のたたき台の作成や、文章の要約、企画等のアイデア出し、エクセルの関数作成等について様々な分野の業務で試すことにより、利活用の可能性を検証するものとなります。期間におきましては、9月末までとしまして、それまでに活用の具体例や今後の業務での応用等についてまとめたレポートを提出していただくことになっております。
◆委員(丸山覚君) ありがとうございます。
チャットGPTも含めて御説明いただきましたが、高崎市においては、今後デジタル技術、こういったものをどう活用していくのかという、そこの部分についてもちょっとお聞かせいただいてもいいですか。
◎
情報政策課長(木本弘幸君) 本市におきましては、新しいデジタル技術の利便性やリスクを適正に見極め、今後もチャットGPTに限らず、よいデジタル技術があれば有効性を考慮しながら活用し、市民サービスの向上や業務の効率化に努めてまいりたいと考えております。
◆委員(丸山覚君) 御答弁にもありますが、私も行政の分野でデジタル技術というのは欠かせないものに今後なってくるというふうに思うのです。最初の広報高崎の高齢者のお話のくだりのところもそうでしょうし、それから配付のところもそうでしょうし、行政課題をどういうふうにデジタルでうまく解決していくのか、そのときに必ずデジタルにはそぐわない方、肌が合わない方というのはいらっしゃるのでその方をどうするのかという、その辺を高崎市としてしっかり取り組んでいっていただきたいなというふうに思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
◆委員(
宮原田綾香君) 丸山委員の今の質問に関連する点もあるのですが、6月19日の上毛新聞に自治会の負担軽減についてというような記事が載っておりまして、高崎市は今年度区長の報酬額を増額するというようなことがありましたが、他市では区長さんを対象に実態や負担感などを詳細に調査するというふうにありますが、高崎市ではこのような調査などが今まで行われてきたのかと、今後行う予定があるのか、その点についてお聞かせください。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(
村上正和君) 統一的な調査というのは行っていないのですけれども、企画調整課の窓口、各支所の地域振興課の窓口、それから電話、そういったところにお問い合わせいただいた場合に、内容、実態をよく聞かせていただいて状況を把握しているというところでございます。
◆委員(
宮原田綾香君) 常にそういった窓口で意見をお聞きしているというようなことでしたが、まずは実態調査から始めるのも必要なことかなというふうに思いますし、他市でタブレットの貸与なども考えているというようなことがありまして、高崎市は今後報酬以外にどのようなことを検討しているか教えていただけますでしょうか。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(
村上正和君) タブレットの話も出ましたけれども、私もその自治体に直接聞きまして、そこの自治体では自治会長という名前で呼んでいるらしいのですけども、数名御紹介いただいて、実際タブレットをどうやって使っていらっしゃるかという聞き取りもしています。そんな中で、なかなかタブレットを使い切れていないというのが私の感想です。ですので、結局区長さん、もともとは町内会長さんですけれども、そういった方々の負担軽減という意味で言えば、やはり直接相談事をしっかりお聞きして、町内会長さんの部分の仕事であれば町内会でよく説明をしていただいて、協議していただいて少し仕事を減らすとか。あとは区長さんの部分であれば、私どもがお願いしている仕事でございますので、配付文書を少し精査してまたは回覧文書などを精査して仕事の負担を減らしていくということで地道にやっていきたいと考えております。
◆委員(
宮原田綾香君) 区長さんには結構高齢な方もいらっしゃると思いますので、私も見ていて多忙だなというふうに、あらゆる仕事を担っていただいているなというふうに感じております。タブレットがそぐわない部分もあるというようなことでしたが、丸山委員もおっしゃっていたとおり、今後のことを考えていくと、業務を減らしていくために何ができるのかを調査から始めるべきかなと思いますので、その点からお願いしたいというふうに思います。
もう一点よろしいでしょうか。もう一つすみません。牛伏山を花で囲むプロジェクトなのですけども、新聞報道のほうで、こちらも上毛新聞のほうで知ったのですが、どういった経緯で決まったのか説明をお願いできますでしょうか。
◎
吉井支所地域振興課長(高麗和男君) 吉井地域のシンボルとして地域住民から親しまれております牛伏山は、春には桜、梅雨時期にはアジサイが咲き誇り、訪れる人々の心を和ませております。そうした中で、牛伏山を花で囲むプロジェクトとして新たに2万平米を5年計画で整備し、四季折々の花木を植栽し、また地域住民やボランティアによる保全活動のイベントの開催によりまして、自然と人との触れ合い、人と人とのつながりを育むことを目的として令和6年度から令和10年度の5か年でしだれ梅とかハクモクレン、ハナモモなどの花卉の植栽に向け、今準備を進めているところでございます。
◆委員(
宮原田綾香君) 御説明いただきましてありがとうございます。5年で2,500万円というような事業になりますので、しっかり集客が見込めるような事業になるようによろしくお願いいたします
◆委員(角倉邦良君) まず、高崎城南球場の外野部分の人工芝化の必要性について御質問させていただきます。高崎城南球場は、県営の敷島球場と並んで高校野球も、最近では群馬ダイヤモンドペガサスなんかも含めて、大変使用頻度の高い球場になっております。それで、部分的に、今度もスコアボードが新しくなったのですけど、いろんな形で改修を進めていただいているわけでございます。そういった中で、外野の芝生について、今芝生を管理していただいている城南球場の職員やスタッフの皆さんが、懸命に芝生を養生していただいたり、いろんな形で整備をしていただいているのですが、ここ10年ぐらいということになるのですか、例えば高校野球でいえば春、夏、秋と公式の大会があるわけなのですが、外野にゴロが行ったときに相当イレギュラーが起こるということがあって、私が見ていたときでも、もう七、八年前だと思うのですが、夏の大会の3回戦、4回戦だったと思うのですけど、外野に行ったボールが跳ねて、さよなら逆転負けをしてしまったチームがあったというふうに記憶しているのです。その後、いろんな形で整備していただいているのですが、相当芝生も古くなっているということもあって、なかなか難しい状況になっているのかなと。そうであれば、外野の人工芝化ということを検討していただけないかなというふうに考えているのですが、いかがでしょうか。
◎
スポーツ課長(津久井光明君) 現在の城南野球場の芝の管理についてですけれども、シーズン中は二、三週間に一度のスポーツトラクターによる集草及び芝刈り、芝の補植などを行っております。また、翌年度の利用に向けて、12月初めから2月末までは芝の養生期間として使用制限をかけるなどして利用者の方に思い切りプレーをしていただけるよう整備をしております。また、天然芝につきましては、適度なクッション性があり、選手が安全に思い切ったプレーができるという特徴があることから、城南野球場外野の人工芝についての計画は特にございません。
◆委員(角倉邦良君) 特に高校野球の関係者あるいは指導者、監督さんからのお話を聞いて、私もしょっちゅう公式戦を城南球場に見に行っているのですが、外野にヒットでゴロが行った時に明らかに跳ねるというのが結構散見されているのです。実際、指導者さんたちの話を聞くと、城南球場の外野にゴロが来た時には本当に気をつけろということを試合前から選手のほうには言っているのだと聞いています。今、桐生市なんかも野球プロジェクトみたいなことで桐生の市営球場ないしは新しい球場を作ろうとしているわけなのですけど、今群馬県で言うと、高校野球の事例ばっかり出して申し訳ないのですが、関東大会なんかがあるときは、前橋の敷島球場と高崎の城南球場が一応メインになっているのです。来年も春の関東大会が群馬県で予定されているのですが、高崎の城南球場と前橋の敷島球場がメインになるというふうに聞いています。そういった大きな大会のときにその外野の芝生で問題が起こってしまうと、これもまたあんまりいいことではないなというように思っています。もちろん、今課長もおっしゃってくれたように天然芝というのは非常に体にいいわけなのですけど、今の野球で使っている人工芝なんかも昔の人工芝と相当変わって体の負担が前ほどあるわけではないし、プロ野球みたいに恒常的にみんなが使うわけではありませんから、試合での負担というのは外野を人工芝化したことによって、ペガサスでも社会人でもプロ野球でも高校野球でも軟式野球でも少年野球でも、そうあるというふうには思えないのです。そういう意味で、城南球場が桐生の球場に負けるなというふうな思いは全然ありませんけど、やはり高崎の城南球場と言えばとにかく群馬県の中の歴史を継承しているグラウンドになっているので、ぜひ外野の人工芝化について今後も検討していただきたいということを一つ要望させていただきます。よろしくお願いします。
あともう一つ質問なのですが、高崎地域が合併を幾つかの町村として十数年それぞれたっているわけなのですが、例えば吉井において、高崎と吉井が合併をして合併協定というものが結ばれ、そして新市基本計画ということで、2017年度まで、吉井地域でいえばこういったことを重点事業としてやっていきますよと。そして、それが高崎市の第6次総合計画に引き継がれていったわけでございます。基本的な認識で、ちょっと確認をしたいのですが、この合併協定だとかあるいは2017年度まで目指すといった新市基本計画というものは、例えば新市基本計画というのは2017年度に切れてしまっているのですけど、ここでやりきれなかったものについても、基本的にはやれたこと、やれていないことを引き続き今もやっているところもあると思うのですけど、この協定、あるいは新市基本計画というものは基本的には引き継がれているという、そういう認識でよろしいのでしょうか。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(
村上正和君) おっしゃるとおり現在第6次総合計画がございますけども、こちらの計画に基本的には引き継がれているということでございます。
◆委員(角倉邦良君) そうすると、第6次総合計画には書かれていないもので新市基本計画の中にあったものももちろんあるわけなのですが、基本的に、書かれてはいないけど、こういった事業内容だとか合併協定の課題克服というか、実現ということも含めて、それは引き継がれているという認識でよろしいのですか。
◎市長(富岡賢治君) 考え方は引き継がれてはいます。だけども、合併時にできましたその計画がそのまま今の時点ですぐダイレクトにやるということにはならないわけでございまして、そのときの状況とか時代が大分変わりましたから、それによって変形していかざるを得ないし、またすぐやらなくてはいけないかとか、2017年までにやると書いてあっても、それを今すぐにやらなくてはいけないかとか、時間的な忙しさというのはまた別ですから、考え方はかなりちゃんと引き継いでいると思います。私もそれぞれの地域によって新市基本計画でこういうことが書いてあったなということは、よく関係者から話を聞きますから、それは当然頭に、腹にも入っていることですけど、今すぐじゃあそのとおりやるかどうかということになると、また話は別でございますから、行政的ないろいろなことを考えながらやりたいと思っています。考え方はそんなに、なくなっているということではないです。
◆委員(角倉邦良君) ありがとうございます、市長。私も基本的に、新市基本計画の例えば吉井の部分なんかを見させてもらって、実際に重点といったところでこれはどうなのかなという中身のものももちろんあったわけです。今、市長が言っているとおりで、やはり5年、10年たっていけば、その必要性と緊急性、それと高崎市の財政なんかを考えていったときに、おのずと重点的な事業の配分というのは変わってくるということなので、認識としては、今、市長に言っていただいたことで僕はいいと思っているので、ここに書かれたことをその年度までに全部やれということではなくて、今、例えば合併をした吉井地域の中で必要性、緊急性の高いものについては随時、それは引き継がれているのだという認識について確認をしたかったのですが、それでよろしいですか。
◎市長(富岡賢治君) それで全く結構でございます。でも、本当にやらなくてはいけないかどうかというのは、今の時点でもう一回チェックしなくてはいけませんから、予算化したりするときに、議会に出すときには本当にこれでいいのだろうかというのは、その都度、点検するわけでございます。考え方は非常に大事にしますけれども、その文章をそのままやるかどうかということはまた別問題で、合併のためにそのとき皆さんが大変苦労をしてまとめたやつでございますから、それは大事にしなくてはいかぬとは思いますけど、それはそれぞれの時代と行政課題が少しずつ違ってまいりますから、それをよく踏まえながらやっていきたい、両方を横目に見ながらやっていきたいと思っています。
◆委員(角倉邦良君) ありがとうございます。必要なものについては、高崎市としてやるべきことはやっていくということだと思うので、重点事業のところにかつて書かれていたからといって、それが最優先でやらなくてはいけない課題ではないというふうに、私も吉井に住んでいる人間として、ここに書かれていることを今の現実に置き換えていくと、これは優先順位が低いのではないかという事業もありますので、優先順位の高いと認識されているところから、ぜひ進めていっていただけたらありがたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
○委員長(
大河原吉明君) ほかにありませんか。
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△閉会
○委員長(
大河原吉明君) なければ、以上で本日の
総務常任委員会を閉会いたします。
午前10時50分閉会
高崎市議会委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。
令和5年6月20日
総務常任委員会 委 員 長 大 河 原 吉 明...