────────────────────────────────────────────
△議題 ・
所管事務の
調査
○
委員長(
林恒徳君) それでは、
所管事務の
調査に入ります。
本日は、
執行部からの
報告事項がありませんので、
委員の
方々から
執行部に対し、お聞きしたいことがありましたら
お願いいたします。
◆
委員(
丸山覚君)
物価の高騰が非常に懸念されておりまして、私も個人の方とか、あるいは
中小零細事業所の
経営者の方だとか、いろいろな
方々の、各分野の御
意見を聞かせていただいているのですけれど、今所属しております当
委員会の中では、やっぱり
学校給食の
食材に対する
影響というのをどの
委員さんも恐らく心配されているのだろうなと思っています。細かい話はちょっと置いて、
食材に対する
影響についての御
見解と
対策の
考え方、細かい
お話ではなくて、そういった
大筋の話をちょっと聞かせていただければありがたいのですけれど。
◎
教育部学校教育担当部長(
山崎幹夫君)
給食は始まったばかりであり、今後、
物価の動きを注視してまいりたいと考えています。
◆
委員(
丸山覚君) もちろん
物価の
状況を注視していくのですけれども、
食材費が上がってきて、
業者さんなんかも恐らく大変なのだろうなというふうに、もちろん
保護者の方もですけど、
業者さんなんかも大変だろうなというふうに思うので、注視はもちろんしていただくのですけれども、
大筋の
考え方というのですか、その辺をもうちょっとお示ししていただけるとありがたいのですけれど。
◎
教育長(
飯野眞幸君) 先日、
記者会見がございまして、その際にも記者のほうから
給食費のことについての御
質問が出まして、そこで
市長からお答えいただきました。
市長の答弁も今
学校教育担当部長が
お話ししたような
状況で、今後の
物価の
動向をよく注視して対応していきたいということをおっしゃっていましたので、我々としても、そういう
見解の中で、今後いろいろあり得る部分を想定しながら対応していきたいというふうに思っております。現時点では以上のような答えになりますが、よろしく
お願いします。
◆
委員(
丸山覚君) 分かりました。デリケートな
お話でもあるというふうに思いますので、ただ納入していただいている
業者さんなんかの
状況とか御
意見もよく伺いながら、また
保護者の
方々の御
意見なんかも伺いながら、最善の対応をしていただきたい、ということを
お願いいたします。
◆
委員(
依田好明君) 同じような
問題意識なのですけれども、ロシアと
ウクライナの
小麦輸出の
比率が3割を超えているということで、特に小麦とかの
値上げは本当に必ずやってくるのだろうなという思いもあるわけなのですけれども。ただ、
地場の野菜なんかは価格が安定しているような面もありますので、そういった物の比重を今後高めるというような工夫は考えられるのでしょうか。
◎
教育部学校教育担当部長(
山崎幹夫君)
地場産の消費につきましては今までも取り組んでおりますが、今後も積極的な活用に努めていきたいと考えております。
◆
委員(
依田好明君)
栄養士さんも
メニューづくりに頭を悩ますとは思うのですけれども、ぜひこういう機会ですから、
地場の
比率を少しでも引き上げて、
給食費の
値上げにつながらないように頑張っていただければと思います。
◆
委員(
三島久美子君) 今の
質問に関連してなのですけれども、3月の本
常任委員会でも、
市長自ら
値上げをする
可能性がないとは言えないようなことを示唆するような表現があったような気がするのですが、でき得る限り、米粉を使ったパンを作るとか、
栄養士さんたちにそういった御尽力をしていただいて、その辺についてはなるべく
保護者に負担がかからないような
努力をしていただきたいということを、まず申し上げておきたいのですが、先ほど
依田委員が御
質問なさった、市内産、県内産も含めた
使用率というのは、今
高崎市は目標を決めて、なるべく
地産地消の観点から地元の
食材を使うという
方向性になっていると思うのですが、実際の
使用率が、どのくらい占めているのかを教えていただきたいと思います。
◎
教育部学校教育担当部長(
山崎幹夫君)
令和2年度の実績によりますと、約半分は
地場産を消費しているという
状況でございます。
◆
委員(
三島久美子君) 分かりました。かなり今まで
努力して積み上げてきて、少しずつ増やしていっているものと認識をしております。
ウクライナ情勢云々ということもありますので、ぜひとも
依田委員のおっしゃったように、なるべくほかのもので代替できる物があれば、その
地場産野菜とか
食材を活用して、
給食費の
値上げにつながらないような御尽力を
お願いしておきたいと思います。
給食に関しては以上で、もう一点よろしいですか。
次は、
新型コロナウイルスの関係でお伺いいたしますけれども、ここのところ、1週間前に比べるとやや減少しているとはいいながら、どうも
高崎市の
新規感染者が高止まり
傾向にあるのかなというふうに見ておりますけれども、
感染状況について、最近の
動向をちょっとお伺いしたいと思います。県内のほかの
市町村と比べると
人口規模は
高崎は多いのですけれども、3桁の日があったりとか、かなり
高崎の
感染者数が多いなという印象を受けるのですけれども、
高崎市では
濃厚接触者の取扱いについて保健所がしっかりと把握するのだという方針で、他の
市町村のような
やり方ではなくて、市がしっかりと
現状はやるという
方向性を示していますが、その
辺りが多少
影響しているのかなというふうに思ってはいますけれども、そういった最近の
高崎市の
感染状況についてお知らせいただきたいと思います。
◎
保健予防課長(
橋爪千秋君)
感染者数につきましては、3月末までが1万2,919人で、第6波と言われる1月から3月の
発生数が9,562人で全体の75%を占めております。最近の
状況につきましては、3月中旬以降、毎日約100人の
発生数で、依然として高い
数字を示しております。
年代別としては、先週の3日から9日の数値では、ゼロから10歳代が33%、20歳代が19%、30歳代と40歳代がそれぞれ14%、50歳代が10%、60歳以降が9%となっており、20歳代以下の
若年層が全体の52%を占めており、
若年者の
感染数が多い
傾向となっています。また、先ほど
濃厚接触者のことについても
お話しされておりましたが、
本市では、
陽性者に対して周りの人に症状が出たらすぐに受診するように周知しており、また検査できる
医療機関数も多いため
検査数も多くなっており、比例して
発生者数も多くなっていると推測しております。
◆
委員(
三島久美子君) 細かい
数字も含めて、ありがとうございます。先ほどちょっと
課長からも出ましたけれども、2月頃はかなりすごい状態になっていて、
高齢者の方の
重症化の
傾向が見られて、亡くなられるというケースもかなりうかがわれたのですけれど、最近は比較的に若い世代に多いということもあってか、
重症化の
傾向が今までとはちょっと違う
フェーズに来ているのかなというふうに思うのですけれども、その
辺りについて、
高崎市の
現状をどのように把握しているのかお答えいただきたいと思います。
◎
保健予防課長(
橋爪千秋君)
新型コロナウイルス感染症の
重症化リスクの因子となる疾患については、がんや
慢性腎臓病、
糖尿病、高血圧などの
基礎疾患のある方で、
令和4年1月以降に死亡された31名全ての方が
高齢者となっておりまして、また慢性的な
基礎疾患をお持ちの方であったということと、また
長期入院患者や施設入所された方が主な方となっております。
◆
委員(
三島久美子君) 最近では、
重症化というのはかなり落ち着いている
状況なのでしょうか。
◎
保健予防課長(
橋爪千秋君)
入院患者数は多いのですけれども、
重症化されている方というのはほとんどいらっしゃらない
状況です。
軽症者が多い
状況です。
◆
委員(
三島久美子君) 比較的、最近の
新規感染者を見ると、若い世代が多いということで、今
課長からもあったように
軽症者が多いと。そういう
流れがあってなのか、
若年層の
ワクチン接種は、1、2回目も含め、3回目の
接種がなかなか進んでいないというのが
現状だと思うのですけれども、直近で、その
辺りの
ワクチン接種率みたいなものを教えていただけるようであれば、
年代別で教えていただけるとありがたいのですけれども、
お願いいたします。
◎
新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(
真藤要一郎君) 4月10日現在の実績で申し上げます。
接種を2回終えた方に対する
接種率で申し上げますと、65歳以上の
高齢者は90.4%になっております。また、60から64歳が78.3%、続きまして50歳代が64.5%、40歳代が49.6%、30歳代が43.2%、20歳代が41.2%、それから、当初から
追加接種の対象になっておりました18歳、19歳に限って申し上げますと27.9%で、18歳以上の方の全体の
接種率が66.4%、2回終わった方のうち66%の方が
追加接種を終えられているという
状況でございます。
◆
委員(
三島久美子君) 先ほど細かい
数字を教えていただきましたけれども、やはり年齢が下がるごとに3回目の
接種というのが進んでいないのかなというふうに思っています。やはり
感染を抑えるというか、
重症化リスクも含めて、そのためにはやはり
接種というのが大切なのかなと私は思っているのですけれども、
本市では
若年層の
ワクチン接種を進めるためにどのような取組をしているのか、いろいろな
情報を得てはいるのですけれども、
常任委員会で改めて確認をさせていただきたいと思います。
◎
新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(
真藤要一郎君)
本市の全体の
接種率は今御説明申し上げましたように6割を超えてきておりまして、全国的な
接種状況から見ますと、早い進捗で進んでおります。
高齢者の方はほぼ
終了段階というふうに認識しておりまして、
委員御指摘のとおり、
若年層の
接種が課題であるというふうに認識しております。4月末までに、できるだけ一人でも多くの希望する方が
接種を受けられるように、
若年層の
方々が
接種しやすい場所とか時間に配慮するような形で
接種機会を確保したいということで、4月25日の週において、
高崎駅の西口に
臨時の
特設会場を設けるということと、
あと高崎経済大学の
キャンパス内にも
臨時の
接種会場を設けるということといたしました。また、
高崎経済大学以外の大学とか
専修学校につきましても、順次
キャンパス内での
接種を行う方向で、今調整を行っております。
それから、今月から
追加接種の
対象者が12歳に引き下がりまして、
ファイザーワクチンが使用できるということでございますので、
医療機関の
先生方の御協力を頂いて
ファイザーワクチンを使うと、
個別接種会場の
予約枠も調整して十分に今用意をさせていただいております。体制としては十分なものを確保しているというふうに考えておりますので、SNSとか安心ほっとメールとかの頻度を少し上げて、
若年層の方に
情報が届くように発信して、一人でも多くの方が早めに
接種ができるように取り組んでまいりたいというふうに考えております。
◆
委員(
三島久美子君) ありがとうございました。本当に、若い方たちはインターネットの
情報というのを非常に敏感に取り付けますので、様々な形での発信を
お願いして、一人でも多くの方が
接種されるということができるように御
努力いただきたいと思います。
そういった
努力と並行して、やはり、これから
大型連休に入っていく中で
人流、人の
流れが、当然、
愛郷ぐんまキャンペーンも含めて、いろんな形で増加していくということが想定できます。今、第6波が収束するかしないかの
流れの中で、そのまま第7波に突入するのではないかというふうに叫ばれていますし、新しいタイプのXE型というのですか、そういった
ウイルスの変種も出現している
状況の中で、これから本当に、より一層の警戒をしていく必要があるのだなと思っています。もちろん経済との両立というのがとても大切なことは十分承知しているのですけれども、やはり
人流が増える
流れになるこれからの時期に、
本市としては
市民に対していろんな形で
注意喚起なり、3密がどうしたとかそういうことだけではなくて、いろんな形で
注意喚起を行っていきながら、何ていうのですかね、この
感染の拡大を抑えていく
努力が必要だと思うのですけれども、その
辺りについて、
本市ではこれから先どのように取り組んでいくのか確認をさせていただきたいと思います。
◎
保健予防課長(
橋爪千秋君)
感染症対策としての基本は、石けんでの手洗いや
手指消毒、マスクの着用が主な基本となっております。また、
感染を防ぐために3つの密を避けることが重要で、密閉、密集、密接な場面を避けるような行動を心がけていたくような
お願いをしたいと考えております。また、
新型コロナワクチン接種についても、積極的に勧奨していきたいと考えております。
◆
委員(
三島久美子君) そこに尽きるとは思うのですが、特にこれから、先ほども申し上げましたけれども、新しい
フェーズに入っていく中で、今までどおりの
やり方でいいのか、またさらに強化していく必要があるのかというふうに私は思っているのですけれども、いろんな形で
市民の
皆様方にいろいろな
情報を提供して、ぜひ
コロナとの闘いにこれからも取り組んでいっていただきたいと、そのように
お願いをしておきます。
○
委員長(
林恒徳君) ほかにありませんか。
────────────────────────────────────────────
△
委員長挨拶
○
委員長(
林恒徳君) なければ、本
委員会は特別な案件がない限り、本日の
委員会が最後になると思いますので、私から一言御
挨拶を申し上げたいと思います。
委員の
皆さんと
執行部の
皆さん、そして各方面の
皆さんの御協力を得て、1年間
常任委員会を運営していくことができました。大変ありがとうございました。
コロナ禍の2年目ということで、この
常任委員会でもどういうふうに議論していけばいいかなというふうに思いながらもやってきたのですが、かなり、
委員の
皆さんからの活発な御
意見で、1年間通してやってくることができたかなというふうに思います。副
委員長にいろいろ御支援いただきながら1年間取り組めましたことを、改めて感謝申し上げまして、御礼の
挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)
────────────────────────────────────────────
△副
委員長挨拶
○
委員長(
林恒徳君) 次に、樋口副
委員長お願いします。
○副
委員長(樋口哲郎君) 皆様の御協力を得まして、1年間
委員長を支えながら、副
委員長という職責を全うすることができました。教育福祉という、本当に所管の広いところで、大変学ばせてもらいました。今後、今回の経験を議員活動に生かしていきたいと思います。1年間どうもありがとうございました。(拍手)
────────────────────────────────────────────
△閉会
○
委員長(
林恒徳君) 以上で本日の
教育福祉常任委員会を閉会いたします。
午後 1時54分閉会
高崎市議会
委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。
令和4年4月13日
教育福祉常任委員会 委 員 長 林 恒 徳...