1の
対象物件でございますが、(1)の建物につきまして、旧
中央小学校11施設及び旧
広瀬中学校12施設の建物を
用途廃止いたしました。(2)の土地につきましては、旧
中央小学校の2筆及び旧
広瀬中学校の13筆を
用途廃止いたしました。
2の
用途廃止の理由でございますが、
跡地活用の検討を本格的に進める必要が生じましたことから、
教育財産としての用途につきまして、4月の
教育委員会定例会におきまして
用途廃止を決定いたしたものでございます。旧
中央小学校につきましては、私立の学校の設置を予定されておりまして、旧
広瀬中学校につきましては、新たな
地域クラブ活動や
中学校の
部活動地域移行の受入れも視野に入れた
スポーツレクリエーション活動を行う
市有スポーツ施設として活用する予定でございます。
3の
用途廃止後の措置についてでございますが、市長部局に引き継ぐ予定でございます。
次のページからは、
対象物件の詳細と配置図になってございますので、後ほどご覧ください。
◎ 質 疑
(
委員長)ただいまの報告について質疑がありましたらお願いしたいと思いますが、今回は第2回
定例会に
提出予定の案件も報告されております。つきましては、それらの案件については可否に関わるような発言とならないようご注意をお願いいたします。
それでは、質疑に入ります。
9 (2)前橋市
福祉作業所の設置及び管理に関する条例の改正について
【
新井美咲子委員】資料2の
福祉作業所については、今回移転と集約ということで、
地域活動支援センターという名前に変更になり、朝日町においては
こころというお名前がつきましたが、
地域活動支援センターという名前がついた経緯、また
こころと決まった経緯を教えていただけますでしょうか。
(
障害福祉課長)この
福祉作業所の、そもそもやっている事業の内容が、実は
障害者総合支援法に定める
地域生活支援事業の一つである、
地域活動支援センターの内容をやっておりますので、実質的にはその
事業内容と
施設名称を統合させるという意味合いもございます。
また、もう一点、
こころという名称の由来について説明させていただきたいと思います。こちらの名称を考えるに
当たりまして、まず第一には、この新しく施設を建てる場所がココルンシティの地であるということもございます。また、私どもの気持ちといたしまして、真心を込めて支援の
サービスを提供すること、また
障害者の社会との
交流機会等の提供によって、障害のあるなしに関係なく、誰もが心を通わせて、社会との
交流促進ができるようになりたいということもあります。また、親しみを込めて、平仮名と考えております。
【
吉田委員】第一
福祉作業所と第二
福祉作業所、第三
福祉作業所、これを移転、集約して設立すると伺っておりますけれども、第二
福祉作業所、また第三
福祉作業所を利用する方々にとっては、
移動手段や、また
移動方法なども変わってくると思います。
送迎サービスの検討なども必要だと思いますけれども、まだ
作業所利用者については送迎を行っていないということですが、今
送迎サービスの実施を検討されているのかどうか、伺います。
(
障害福祉課長)ご質問の案件ですが、
移動手段についてということでよろしいでしょうか。今の施設から遠くなるのですけれども、
地域活動支援センター、現在の
福祉作業所につきましては、やはり委員さんおっしゃるとおりに現在
送迎サービスは実施していない状況です。集約に伴って、通所の距離が長くなる
利用者も想定されること、また逐一
保護者の方には建設の段階から
説明会等を開かせていただいておりますが、その中でも
保護者の方から
送迎サービスの希望は寄せられておるところでございます。したがって、現時点では、特定の場所に集合していただいて、車両に乗車するという
バス停方式での
送迎サービスを検討している状況でございます。
【
吉田委員】送迎の実施が検討されているということで、これはよかったと思いますけれども、ぜひ
保護者の方々とコミュニケーションを取りながら、よりよい方法を検討していただきたいと思います。
次に、今度新しい施設に集約されるということですけれども、
利用者の方々の障害の程度とか内容によっては、例えば
移動経路の変化だったり、また新しい施設への適応、こういったところの関係でどうしても精神的に強い不安に襲われたりして、パニックになってしまうとか、やはりそういったことが起きるのではないかという心配の声も伺っております。ぜひここについては
指定管理者の
社会福祉協議会などとも連携しながら、
利用者やご家族への丁寧なフォロー、また
説明会は繰り返しやっているということなのですけれども、例えば事前の
内覧会とか、または
作業体験会とか、
写真つきの資料なんかで説明するなどしながら、
利用者やご家族の方に安心して新しい施設に移行していただけるようにしていくことも必要かと思いますけれども、このような検討があるのかどうか、伺います。
(
障害福祉課長)委員さんおっしゃるとおりに
利用者の方々は知的に障害があったりいたしますので、大きな環境の変化に対して非常にストレスを敏感に感じ取る方々であることは承知しております。施設の
事業方針であるとか、そういった処遇につきましては、
指定管理者である
社会福祉協議会はしっかりなさっているところでして、また
保護者の方につきましても、移転ということで、おっしゃるとおりに
説明会等は開き、不安を取り除くことはしております。また、今後施設が立ち上がって、10月末
完成予定なのですけれども、その後につきましての内覧ですとか、またご提案いただきました写真、図示でもって想像していただくということの取組につきましては今後検討していきたいと思います。ご提案ありがとうございます。
【
吉田委員】ぜひご検討のほどよろしくお願いいたします。
10 (5)
新型コロナウイルス感染症の
状況等について
【
新井美咲子委員】資料5の(6)番の
年代別の
発生割合が、10歳未満、10代が48.9%、39.0%と、ほかの年代と比べると非常に大きいという理由について、当局のお考えをお聞かせください。
(
保健予防課長)10歳未満のお子様の感染率が高い要因といたしまして、高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種が令和3年2月から開始されましたのに対しまして、5歳から11歳までの小児新型コロナウイルスワクチンの接種が令和4年3月、また6か月から4歳までのお子様については令和4年11月から開始されたため、開始時期、またお子様については接種率の低さ、こういったものが影響していると考えております。
【
新井美咲子委員】新型コロナウイルスワクチンの効果の理由をお聞かせいただきたかったので、よかったです。ありがとうございます。
【
吉田委員】
新型コロナウイルス感染症の状況について、最終の集計を報告されたということですけれども、5月8日現在で、
陽性者の確認数が累計7万8,614人、死亡者が累計195人ということです。
新型コロナウイルス感染症5類移行後は、全数把握から定点把握に変わりましたけれども、県の資料によると、5月8日から14日までの累計で、本市の報告数が40人、定点
当たりで3.08人という平均だったそうです。定点となる施設が市内で何施設設定されているのか。また、今後も引き続きやっぱり
新型コロナウイルス感染症の
発生状況については正確に把握していくことが必要だと思いますけれども、本市ではどのような対策を検討されているのか伺います。
(
保健予防課長)今後の定点把握につきましては、本市においては指定された
医療機関、市内で13か所ございます。今回県から40件ということで、今までの発生と定点の
医療機関の動向を見ますと、おおむね定点の
医療機関で14%が定点
医療機関からの発生の報告となっております。本市におきましては、引き続きこちらの定点把握で把握しました数値を注視していきたいと思っております。
【
吉田委員】次に、高齢者施設の状況について伺います。今回定点把握の対象に高齢者施設は含まれていないということですけれども、この高齢者施設の状況を把握するためには、一定規模の集団感染があるか、または施設内で死亡事例がない限り報告の必要はなくなったと伺っております。高齢者施設で今働いている方から伺ったのですけれども、施設内での感染というのは今も大小問わず起きていて、そういったこともあって、5類移行前よりも感染対策が現場ではより厳しくなったと、そういった施設もあるということです。正確な数字が分からなくなってしまう、とにかく
利用者さんを感染させてはいけないということで、職員の中での対策というのはかなり厳しくなっているとも伺っております。高齢者施設の職員の方もそうなのですけれども、
利用者さんの命を守る立場からも、現状における高齢者施設の中での
感染状況の把握や聞き取り調査なども行いながら、実態をしっかり把握していただいて、高齢者施設の支援など、必要な対策も検討していくことが必要になっていると思いますけれども、この点についてはどのようにお考えでしょうか。
(
保健予防課長)ご指摘の社会
福祉施設におきましては、感染の疑われる方が10人以上、または
利用者の半数以上発生した場合には、一定の要件に該当する場合、保健所に
発生届を報告することとなっております。また、高齢者施設への援助、支援ということでございますが、感染を未然に防ぐ観点から、今後チェックリストの配付、また計画的に施設の訪問指導を行う予定でございます。
【
吉田委員】ぜひこうした取組もしながら、施設の方々の意見や声なども丁寧に受け止めていただきたいと思います。
新型コロナウイルス感染症が高齢者や基礎疾患を持つ方にとって命を脅かす感染症であるというこの現状は、今も変わっていません。国は5類に移行していますけれども、
医療機関が経営上のダメージを受けることなく病床や医療体制を安定して確保できるようにしていくためにも、
医療機関への支援の継続やさらなる強化、取組を国や県にもぜひ市としても求めていただきたいと思うのですけれども、この点についてどのようにお考えか伺いたいと思います。
(
保健予防課長)ご質問の
医療機関への支援でございますけれども、国で
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業を実施しております。5月8日の5類移行後につきましてもこちらの事業は継続されます。具体的には感染対策の設備、防護服の確保、そういったものへの支援が継続される予定でございます。
【
吉田委員】やはり診療報酬上の支援とか、そういった具体的な収入上の対策というのも
医療機関にとっては大変切実だと思いますので、ぜひそういった声なども、
医療機関、また市医師会にも意見も聞きながら対応していただきたいと思います。
11 (6)
教育財産(建物及び土地)の
用途廃止について
【
吉田委員】昨日の市民経済常任委員会でも報告がありましたけれども、旧
広瀬中学校の利活用については、市有のスポーツ施設として、地域クラブの地域移行後の新たな施設などとしての受入れも視野に、教育委員会とも連携して検討していくと、このような報告もありましたけれども、この受入れに当たって、旧
広瀬中学校で受け入れる対象の
中学校とか、どんな部活動を受け入れるということになるのか、こういった検討が始まっているのか、また既に検討を進められているとしたらその協議状況なども含めて報告いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
(指導担当次長)やはり地域の部活動移行に関連しても非常に有効な施設かと思っておりますので、まだ具体的には決まっておりませんが、まずは市民の皆さんに対して広く対象にしているという施設、その中で、もし地域の部活動で、地域移行の中で使えるところがあれば、これからも少し検討していきたいと考えております。
【
吉田委員】児童生徒にとっても、また
保護者の方々にとっても非常に関心の強い、また心配されている部分もある分野かと思いますので、構想や計画、進捗状況はぜひ議会でも丁寧に報告いただきますようにお願いいたします。
(
委員長)ほかに質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
(
委員長)ないようですので、これで質疑を終了いたします。
◎ そ の 他
12 (1)
次期委員会の
開催日程について
(
委員長)次に、
次期委員会の
開催日程についてですが、6月は
定例会開催月であります。また、7月は例年同様、緊急案件がない限り開催しないこととし、8月に開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
(
委員長)それでは、案として8月22日、火曜日、午前10時から開催したいと思いますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
(
委員長)それでは、
次期委員会は8月22日、火曜日、午前10時から開催することといたします。
◎ 散 会
(
委員長)以上で本日の議題は全て終了いたしましたので、会議を閉じます。
(午前10時26分)
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