令和 4年 6月
定例会(第2回) 令和4年第2回
大田原市議会定例会(第5号)議 事 日 程 (第5号) 開 議 令和4年6月22日 午前10時日程第 1 議案第43
号~議案第45号の
委員長報告、質疑、討論、採決
追加日程第1
追加議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
追加日程第2
議員案第4号の上程、質疑、討論、採決
追加日程第3
議員案第5号の上程、質疑、討論、採決 6月22日(水曜日) 出 席 議 員(19名) 1番 伊 賀 純 2番 秋 山 幸 子 3番 斎 藤 光 浩 4番 新 巻 満 雄 5番 前 田 則 隆 6番 大 塚 正 義 7番 菊 地 英 樹 8番 深 澤 正 夫 9番 櫻 井 潤 一 郎 10番 滝 田 一 郎 11番 大豆生田 春 美 12番 中 川 雅 之 13番 前 野 良 三 14番 髙 瀨 重 嗣 15番 菊 池 久 光 16番 君 島 孝 明 17番 引 地 達 雄 18番 髙 﨑 和 夫 19番 小 林 正 勝 欠 席 議 員(なし)
地方自治法第121条の規定に基づき出席した者の職氏名 市 長 相 馬 憲 一 総 合
政策部長 斎 藤 達 朗 経 営
管理部長 益 子 和 弘 保 健
福祉部長 益 子 敦 子 市 民
生活部長 松 浦 正 男 産 業
振興部長 藤 田 友 弘 建 設
水道部長 齋 藤 正 広 教 育 部 長 大 森 忠 夫 監 査 委 員 兼 藤 沼 誓 子 政 策
推進課長 磯 雅 史
選挙管理委員会 事 務 局 長 総 務 課 長 君 島 敬 財 政 課 長 鈴 木 浩 行 健 康
政策課長 松 本 通 尚 国 保
年金課長 五 月 女 真 黒 羽 支 所 長 佐 藤 文 晃 農 政 課 長 齋 藤 勝 芳 道 路 課 長 亀 山 義 和 上 下
水道課長 佐 藤 敏 明 会 計 管 理 者 山 下 部 恵 美 子 教 育
総務課長 高 野 浩 行 学 校
教育課長 明 澤 伸 宏 本会議に出席した
事務局職員 事 務 局 長 渡 邉 和 栄 課 長 長 谷 川 淳 係 長 藤 田 一 之 主 査 池 嶋 佑 介 主 査 土 屋 大 貴
△開議の宣告 午前10時00分 開議
○議長(
君島孝明) ただいま出席している議員は19名であり、定足数に達しております。 これから本日の会議を開きます。 説明のため出席を求めた者は、1ページの名簿のとおりであります。
議会書記も第1日と同じであります。
△
議事日程の報告
○議長(
君島孝明) 本日の
議事日程は、10ページの令和4年第2回
大田原市議会定例会議事日程第5号のとおりであります。
△議案第43
号~議案第45号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
君島孝明) それでは、日程に従い議事に入ります。 日程第1、議案第43号から議案第45号までの条例の一部
改正議案3件を
一括議題といたします。 これらの件については、それぞれ所管の
常任委員会に付託された議案でありますが、審査が終わり、議長に報告書が提出されております。
委員会審査報告書のとおりであります。順次審査結果の報告を求めます。 初めに、
総務常任委員長の報告を求めます。 9番、
櫻井潤一郎議員。 (
総務常任委員長 櫻井潤一郎登壇)
◆
総務常任委員長(
櫻井潤一郎) 去る6月15日の本会議において
総務常任委員会に付託されました
条例改正議案について、6月20日に
委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過及び結果についてご報告いたします。 議案第43号
大田原市
附属機関設置条例及び
大田原市特別職の職員等で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定については、市長の
附属機関として
大田原市
財政健全化検証委員会を設置するとともに、同
委員会委員の報酬の額を定めるため、関係する2つの条例を一括改正するものであります。 委員から、具体的な指標、趣旨、目的、
対象事業、調査の範囲、
予定期間についてとの質疑があり、執行部から、基金からの繰入れに頼らない
歳入歳出予算の編成をすること。利害に関係のない有識者、行財政に識見のある方で構成して諮ってまいりたい。委員の任期は2年とする。市の
単独補助金の執行に関して、目的を達成したものに関しては廃止できるように検証したいとの説明がありました。 また、目的をはっきりしてから立ち上げたらどうかとの質疑があり、執行部から、
市単独補助金を中心に、何を付随できるかを今後早急に掲げた上で実施してまいりたいとの説明がありました。 また、
委員会の開催は年5回で十分かとの質疑があり、執行部から、190項目を超える事業から選ぶ。予定では年5回実施して、令和5年度の予算に反映できればと思っているが、
委員会の
進捗状況によっては、次年度に
継続審議もあり得るとの説明がありました。 さらに、
実質公債費比率は年々改善されてきているので、ある意味
健全化されてきているのではないかとの質疑があり、執行部から、平成19年の合併以降、
普通交付税の増額、合併による有利な
補助金等が国から交付されてきましたが、その
財政措置終了後、それに見合う
予算削減がされない状況であった。
経常収支比率が
高止まりという財政の弾力性を失う可能性があったので、聖域のない
行財政改革を行った。
検証委員会において、
事業効果、費用対効果、
社会情勢と照らし合わせ、適合性を客観的な目で見ていただき、その結果をもって予算に反映するとの説明がありました。 最後に、委員から、時期尚早である。中身をもっと詰めてから議案を再提出したらどうか。第三者の目は必要であるという意見がありました。 慎重に審査した結果、起立による採決は
賛成少数であり、原案を否決することに決しました。 以上、ご報告いたします。 令和4年6月22日、
総務常任委員会委員長、
櫻井潤一郎。
○議長(
君島孝明) 次に、
民生文教常任委員長の報告を求めます。 14番、
髙瀨重嗣議員。 (
民生文教常任委員長 髙瀨重嗣登壇)
◆
民生文教常任委員長(
髙瀨重嗣) 去る6月15日の本会議において
民生文教常任委員会に付託されました
条例改正議案について、6月20日に
委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過及び結果についてご報告いたします。 議案第44号
大田原市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定については、大
規模自然災害で被災した場合に予想される
災害廃棄物の
大量発生に対し、適正かつ円滑で迅速な処理を行うため、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に設けられている
災害廃棄物処理施設を設置する場合の特例を適用させるために、政令で定める事項について条例に規定する必要があることから、条例の一部を改正するものです。 当
委員会で慎重に審査いたしました結果、一部改正について、
委員全員が改正の必要性を認め、
全員異議なく原案を可とすることに決しました。 以上、報告いたします。 令和4年6月22日、
民生文教常任委員会委員長、
髙瀨重嗣。
○議長(
君島孝明) 次に、
建設産業常任委員長の報告を求めます。 12番、
中川雅之議員。 (
建設産業常任委員長 中川雅之登壇)
◆
建設産業常任委員長(
中川雅之) 去る6月15日の本会議において、
建設産業常任委員会に付託されました議案について、6月20日に
委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過及び結果についてご報告いたします。 議案第45号
大田原市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定については、
市営住宅の老朽化に伴い、
政策空き家であります
野崎団地、
星ケ丘団地及び
ひばりケ丘団地については、新規の入居者を停止し、管理面及び安全面の確保の観点から取壊しを行うため、
大田原市
市営住宅管理条例の
関係部分を改正するものであります。 当局からの説明の後、委員からは、これらの団地については
大田原市
公共施設個別施設計画では廃止とされていますが、残りの物件に対しても解体を順次行う計画なのか、またその都度条例の改正を行うかとの質疑に対し、当局からは、これらの団地については全体を通して老朽化が進んでおりますので、退去の状況及び予算等を考え、早めの解体を行っていきたいとの答弁があり、また委員からは、
解体費用についての質疑に対し、当局からは、
コロナ感染症以前の試算では、おおむね1戸当たり100万円程度を見込んでいましたが、現在ではプラス1割以上上がる見込みであるとし、予算については
国土交通省からの補助等はありませんので、
市単独予算になりますとの答弁がありました。 慎重に審査した結果、
委員全員がその必要性を認め、
全員異議なく原案を可とすることに決しました。 以上、ご報告いたします。 令和4年6月22日、
建設産業常任委員会委員長、
中川雅之。
○議長(
君島孝明) 各
委員長報告に対する質疑を行います。 2番、
秋山幸子議員。
◆2番(
秋山幸子) 2番、
日本共産党の
秋山幸子でございます。私からは、議案第43号につきまして、
総務常任委員会、
櫻井委員長にお尋ねいたします。 本会議で市長が、
市長附属の
諮問機関である
大田原市
財政健全化検証委員会の内容を述べられましたが、
学校給食費無償化の廃止の方向を推進する懸念は拭い去れず、
総務常任委員会において具体的な話が出されたかお聞きします。
○議長(
君島孝明) 9番、
櫻井潤一郎議員。
◆
総務常任委員長(
櫻井潤一郎) お答えします。 そのような内容については質疑ございませんでした。 以上でございます。
○議長(
君島孝明) ほかに質疑がないようでありますので、質疑を終わります。 討論の通告がありますので、これを許します。 最初に、4番、
新巻満雄議員の発言を許します。 4番、
新巻満雄議員。 (4番
新巻満雄登壇)
◆4番(
新巻満雄) 4番、
大田原自民クラブの
新巻満雄です。私は、議案第43号
大田原市
附属機関設置条例及び
大田原市特別職の職員等で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案に賛成する立場から討論を行います。 市長が本会議に提出された議案第43号は、市長が公約の一つとして掲げる
財政健全化を実現する手段として、個々の事業の費用対効果を検証するため、公正・中立な立場である第三者で構成する
大田原市
財政健全化検証委員会を設置するとともに、委員の報酬を規定するものであります。法律に基づく
大田原市の
健全化判断比率は、算定以来基準を下回っているものの、毎年度の予算においては
歳出予算が
歳入予算を上回り、その
財源不足分を基金から補填し、編成を行っていることから、このままではその時々の必要な事業や新たな事業への着手が困難な状況になるのではないかと危惧していると説明がありました。 特に
財政調整基金の残高は、一般的に
基準財政規模の10%から20%が適正とされている中で、令和2年度決算の
標準財政規模に対する
基金割合が5.3%、令和3年度末の
基金残高が13億円程度となっており、適正な範囲に達しておらず、さらに
財政構造の弾力性を示す本市の
経常収支比率は、令和2年度決算で県内14市中13位と、
財政構造の硬直化が顕著となっているとの説明がありました。 このような状況を改善するためには、
歳出超過の解消に向けた事業の見直しは必要不可欠であり、私は公正・中立な立場である第三者で構成する
大田原市
財政健全化検証委員会の設置には賛成であります。本市におきましては、これまでも財政の
健全化を掲げ、様々な取組を実施し、その効果が見えてきておりますが、この流れを止めず、さらなる
健全化に向けた取組が必要であると感じております。私は、
利害関係のない有識者に検証を委ねることで、これまで内部の人間では気づかなかったことや、互いに遠慮して踏み込めなかった部分についても検証が可能になると考えております。 市長は、
財政健全化検証委員会を5名以内とし、
公認会計士、
学識経験者、弁護士、その他識見を有する方に委嘱し、
市単独補助金や
一般財源の持ち出しが多い事業を検証したいと述べられておりました。以前に開催された
事業仕分け実施委員会の目的と比較しましても、事業の見直しに向けた取組として行うものであり、何ら変わるものではありません。何よりも、
財政健全化に向けた取組を市当局が取り組もうとしていることは、多くの市民が望んでいるものと確信をしております。
大田原市
財政健全化検証委員会を設置することで、より実効性の高い
委員会として事業の見直しや無駄の削減に向けた活発な議論がなされ、
財政健全化の
維持向上に向けての新たな道筋が示されると強く感じております。 以上のことから、
議員各位のご賛同をお願い申し上げ、議案に対する私の
賛成討論といたします。 令和4年6月22日、
新巻満雄。
○議長(
君島孝明) 次に、7番、
菊地英樹議員の発言を許します。 7番、
菊地英樹議員。 (7番
菊地英樹登壇)
◆7番(
菊地英樹) 議案第43号に関して、私は先ほどの
委員長報告のとおり、原案に反対の立場から討論を行います。
地方公共団体の
財政健全化に関する法律に基づき、
早期健全化段階または
財政再建を目指す
地方公共団体は、
健全化判断比率により財政の
健全化を図ることを規定されております。市は、令和2年度の
財政状況を
監査委員の審査に付し、昨年の9月
定例会に意見書が提出され、11月2日に公表していますが、
実質赤字比率と
連結実質赤字比率については、赤字額が生じていないため該当なし、
実質公債費比率は法定の定める
早期健全化基準25.0%に対して6.4%、将来
負担比率は350.0%に対して64.9%と、ともに大きく下回っています。また、
資金不足比率は、
水道事業、
下水道事業ともに
資金不足額が生じていないため該当なし、さらに是正、改善に要する事項には、指摘すべき事項は特にないとし、法律に示されている
財政健全化を図る段階ではないことは明白であります。 また、市長は無駄と判断した事業名を具体的に求められた際、何についてという具体的なものは想定していない。特定の事業でこれが無駄ということは、頭の中にないという答弁をされています。さらに、委員の人選についても、私が選ぶのではなく、私から離れて行政のほうで選んでいただくような仕組みを取らせていただいていると発言をなさっています。
自治基本条例の
市民協働の精神、また
地方自治の根幹と言うべき予算の編成に対し、市長の目指す収支の均衡が保たれ、確実な
財政運営により適切な
行政水準が確保され、政策的な事業や緊急的な需要に対応できる弾力性を持つ持続可能な
財政運営の実現には、議会も協力を惜しみませんので、
条例改正については精査を行うべきであると考え、時期尚早と判断いたします。市長が求めている第三者による
検証委員会の設置については、より具体的な案を示され、次回の
定例会に上程されることを期待しております。 以上のことから、議案第43号の原案に反対します。
委員会審査を尊重し、良識ある
議員諸氏の賛同をお願い申し上げ、私の原案に対する
反対討論といたします。よろしくお願いいたします。 令和4年6月22日、
総務常任委員会副
委員長、
菊地英樹。
○議長(
君島孝明) それでは、順次採決いたします。 最初に、議案第43号については、
委員長報告は否決であります。原案に対して採決いたします。 議案第43号について、原案に賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
君島孝明) なしと認め、採決を確定いたします。
賛成少数であります。 よって、議案第43号
大田原市
附属機関設置条例及び
大田原市特別職の職員等で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定については、原案は否決されました。 次に、議案第44号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
君島孝明) なしと認め、採決を確定いたします。
賛成全員であります。 よって、議案第44号
大田原市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第45号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
君島孝明) なしと認め、採決を確定いたします。
賛成全員であります。 よって、議案第45号
大田原市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり可決されました。
△日程の追加
○議長(
君島孝明) お諮りいたします。 本日、市長から
追加議案1件、
菊池久光議員から決められた賛成者とともに
議員案2件が提出されました。この際、これらの件を
議事日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(
君島孝明) ご異議なしと認めます。 よって、
市長提出追加議案1件及び
議員案2件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
追加日程、
追加議案及び
議員案はモニターのとおりであります。
△
追加議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
君島孝明)
追加日程第1、
追加議案第1号 令和4年度
大田原市
一般会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
相馬憲一市長。 (市長
相馬憲一登壇)
◎市長(
相馬憲一) ただいま上程になりました
追加議案第1号についてご説明申し上げます。
追加議案第1号 令和4年度
大田原市
一般会計補正予算(第3号)については、
歳入歳出予算の補正でありまして、国の
コロナ禍における
原油価格・
物価高騰等総合緊急対策により創設された低所得の
子育て世帯に対する
子育て支援金、
原油価格・
物価高騰対策事業に係る経費、
生活困窮者自立支援金及び
住民税非課税世帯等に対する
臨時特別給付金、並びに
林業施設災害復旧に係る経費について、
補正措置を講じることといたしました。この結果、補正額は1億6,557万円の増額となり、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ313億4,753万円とするものであります。 次に、
補正予算の大要についてご説明申し上げます。総務費については、
燃料価格高騰の影響を受けている
地域公共交通等事業者に対する
事業継続のための
支援金の支給に係る経費について、
補正措置を講じるものであります。 民生費については、低所得の
子育て世帯に対する
子育て世帯生活支援特別給付金の支給に係る経費を追加計上するとともに、
新型コロナウイルス感染症及び
原油価格・
物価高騰の影響による
生活困窮者への
生活支援を行うため、
社会福祉協議会に対する補助金を追加計上し、また
申請期限の延長に伴う
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の支給に係る経費及び
住民税非課税世帯等に対する
臨時特別給付金の支給に係る
事務的経費について、
補正措置を講じるものであります。
農林水産業費については、飼肥料及び
燃料価格高騰の影響を受けている
認定農業者に対する
事業継続のための
支援金の支給に係る経費について、
補正措置を講じるものであります。 商工費については、
燃料価格高騰の影響を受けている
運輸事業者等に対する
事業継続のための
支援金の支給に係る経費について、
補正措置を講じるものであります。 教育費については、
原油価格及び
物価高騰の影響による
学校給食費の
保護者負担を抑制するため、
市立小中学校に対して、
学校給食食材費の
価格高騰分を補助する経費について、
補正措置を講じるものであります。
災害復旧費については、令和4年5月初旬の降雨により
法面崩落が発生した
林道塩の
草須佐木線の
災害復旧工事に係る経費について、
補正措置を講じるものであります。 これらの歳出に対する財源につきましては、
国県支出金、繰越金及び諸収入を充てるものであります。 詳細につきましては、
経営管理部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
君島孝明)
経営管理部長。
◎
経営管理部長(
益子和弘)
追加議案第1号 令和4年度
大田原市
一般会計補正予算(第3号)についてご説明をいたします。 (以下
細部説明)
○議長(
君島孝明) 説明が終わりましたので、質疑を行います。 10番、
滝田一郎議員。
◆10番(
滝田一郎) 2款1項13目についてお伺いいたします。 資料のほうはタブレット11ページと18ページになりますが、1,132万5,000円に関する
算出基礎、考え方というか、それについてお伺いいたします。
○議長(
君島孝明)
市民生活部長。
◎
市民生活部長(
松浦正男)
滝田議員の質問にお答えいたします。 こちらの交付金につきましては、県のほうで既にというか、今回導入するような
支援金なのですが、県のほうが
路線バス1台について40万円、
貸切りバス1台について20万円、
タクシーについては5万円という基準を設けております。市としましては、それの2分の1相当分ということで積算をいたしております。具体的に言えば、
路線バス20万円の16台分、
貸切りバス10万円の75台分、それと
タクシーにつきましては2万5,000円の25台分ということで積算しております。 以上です。
○議長(
君島孝明)
滝田議員。
◆10番(
滝田一郎) 概要は理解いたしまして、これに対して疑問というか、反対とかそういう意味合いではないのですけれども、参考までに
近隣市町とかで大体県の2分の1ということでやっているところが、例えば那須北とか、そういった調整もなされているのかお伺いします。
○議長(
君島孝明)
市民生活部長。
◎
市民生活部長(
松浦正男) お答えいたします。 路線とか、市町村を越えた路線なんかもございまして、当然に近隣の
那須塩原市さんとは支援額のほうを合わせようという話にはなっているのですが、
那須塩原市さんのほうが7月議会で上程するということですので、金額がぴったり合うかどうかというのはまだ分からないですが、合わせるような方向で担当者で調整をしております。 以上です。
○議長(
君島孝明)
滝田議員。
◆10番(
滝田一郎) ぜひとも調整を図っていただけるとありがたいなというふうに感じております。 次に、7款1項、すみません。資料で12ページと23ページなのですけれども、7款1項2目商工振興促進費でありますけれども、この2,024万円につきまして、先ほどの質問と同様にこの
算出基礎についてお伺いしたいと思います。
○議長(
君島孝明) 産業
振興部長。
◎産業
振興部長(藤田友弘) 新型
コロナ感染症の影響によります
燃料価格高騰の影響を受けた市内の
運輸事業者等に対して支援を行う事業となっております。こちらの
算出基礎ということでございますが、こちらにつきましては貨物自動車運送事業者の4月1日時点で保有している営業車両台数によりまして、交付額のほうは決定するというようなことで、現在
支援金の交付要綱のほうは策定の途中でございますけれども、
算出基礎に当たりましては、トラック協会さんからヒアリングを行いまして、そのヒアリングの内容によりまして、予算の範囲内で支援することといたしております。1台当たり2万円見当で積算をさせていただいているということでございます。 以上です。
○議長(
君島孝明)
滝田議員の質疑を終わります。 1番、伊賀純議員。
◆1番(伊賀純) すみません。燃料費価格高騰と、そういう理由でいろいろ補助が出るというのは承知をしておりますが、これは公共事業と、あと運輸関係という以外に影響を受けている業種がたくさんあると思うのですけれども、今後そういうほかの業種に対しての補助とか、そういうのをお考えかどうかお聞かせください。
○議長(
君島孝明)
経営管理部長。
◎
経営管理部長(
益子和弘) お答えいたします。 今後、新型コロナウイルス関連につきましては、国からの補助金もまだ残っておりますので、感染状況とか経済動向を見ながら、何が必要かというのをその時点で判断して、新たな事業を展開してまいる予定でございます。 以上でございます。
○議長(
君島孝明) 伊賀議員の質疑を終わります。 ほかに質疑はないようでありますので、質疑を終わります。 お諮りいたします。この件については、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(
君島孝明) ご異議なしと認めます。 よって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論を行います。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
君島孝明) 討論はないようでありますので、討論を終わります。 それでは、採決いたします。
追加議案第1号について、原案に賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
君島孝明) なしと認め、採決を確定いたします。
賛成全員であります。 よって、
追加議案第1号 令和4年度
大田原市
一般会計補正予算(第3号)については、原案のとおり可決されました。
△
議員案第4号の上程、質疑、討論、採決
○議長(
君島孝明) 次に、
追加日程第2、
議員案第4号を議題といたします。 事務局長が
議員案を朗読いたします。 (
議員案朗読)
○議長(
君島孝明) お諮りいたします。 この件については、会議規則第37条第3項の規定により、
提案理由の説明及び
委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(
君島孝明) ご異議なしと認めます。 よって、
提案理由の説明及び
委員会付託を省略することに決定いたしました。 質疑を行います。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
君島孝明) 質疑はないようでありますので、質疑を終わります。 討論を行います。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
君島孝明) 討論はないようでありますので、討論を終わります。 それでは、採決いたします。
議員案第4号について、原案に賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
君島孝明) なしと認め、採決を確定いたします。
賛成全員であります。 よって、
議員案第4号
大田原市議会改革活性化特別
委員会の設置については、原案のとおり可決されました。
△
大田原市議会改革活性化特別委員の選任
○議長(
君島孝明) これより設置された特別
委員会の委員の選任を行います。 お諮りいたします。特別
委員会の委員の選任については、
委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名したいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(
君島孝明) 異議なしと認めます。 よって、議長において指名いたします。 4ページの委員名簿のとおりであります。 事務局長が委員名を朗読いたします。
◎事務局長(渡邉和栄) 朗読いたします。
大田原市議会改革活性化特別
委員会の委員は、 前 田 則 隆 議員 大 塚 正 義 議員 菊 地 英 樹 議員 深 澤 正 夫 議員 櫻 井 潤一郎 議員 大豆生田 春美 議員 中 川 雅 之 議員 髙 瀨 重 嗣 議員 以上、8名であります。
○議長(
君島孝明) お諮りいたします。 ただいまの朗読のとおり指名したいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(
君島孝明) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしましたとおり特別
委員会の委員を選任することに決定いたしました。 ただいま選任された特別
委員会の委員は、休憩中に
委員会を開き、正副
委員長の互選を行い、その結果を議長に報告願います。
大田原市議会改革活性化特別
委員会は、応接室において行います。 それでは、暫時休憩いたします。 午前10時48分 休憩 午前10時58分 再開
○議長(
君島孝明) 会議を再開いたします。
△
大田原市議会改革活性化特別
委員会の正副
委員長の互選
○議長(
君島孝明)
大田原市議会改革活性化特別
委員会の正副
委員長の互選の結果について議長に報告がありましたので、事務局長が朗読いたします。
◎事務局長(渡邉和栄) 朗読いたします。
大田原市議会改革活性化特別
委員会の
委員長に 大豆生田 春美 議員 同副
委員長に 櫻 井 潤一郎 議員 以上であります。
○議長(
君島孝明) ただいまの朗読のとおり決定いたしましたので、ご報告いたします。
△
議員案第5号の上程、質疑、討論、採決
○議長(
君島孝明) 次に、
追加日程第3、
議員案第5号を議題といたします。 事務局長が
議員案を朗読いたします。 (
議員案朗読)
○議長(
君島孝明) お諮りいたします。 この件については、会議規則第37条第3項の規定により、
提案理由の説明及び
委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(
君島孝明) ご異議なしと認めます。 よって、
提案理由の説明及び
委員会付託を省略することに決定いたしました。 質疑を行います。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
君島孝明) 質疑はないようでありますので、質疑を終わります。 討論を行います。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
君島孝明) 討論はないようでありますので、討論を終わります。 それでは、採決いたします。
議員案第5号について、原案に賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
君島孝明) なしと認め、採決を確定いたします。
賛成全員であります。 よって、
議員案第5号 水田活用の直接支払交付金の交付対象水田の見直し方針に関する意見書の提出については、原案のとおり可決されました。 ただいま議決されました件の意見書については、議長において関係者に送付いたします。
△閉会の宣告
○議長(
君島孝明) 以上で本
定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 これをもちまして、令和4年第2回
大田原市議会定例会を閉会いたします。 午前11時01分 閉会...