参事兼
税務課長 菊 池 進
財政課長 仲 山 信 之
管財課長 橋 本 陽 夫
財政課総務主幹 小 林 宣 夫
管財課財産活用推進室長 菅 俣 宗 良
6
出席を求めた
参考人 なし
7
会議に付した事件
(1)
経営管理部所管事項
ア
付託議案の
審査及び
採決
8 その他の
必要事項 なし
────────────────────
午前10時06分
開会
○
山形修治 委員長 ただいまから
県政経営委員会を
開会いたします。
本日の
会議録署名委員に、
日向野委員、松井委員を指名いたします。ご了承願います。
最初に、
執行部への
出席要求についてであります。本日の
委員会において
説明のため
出席を求めました者は、
配付資料のとおりであります。
これより議事に入ります。
今
臨時会議において議長から本
委員会へ
付託のありました
経営管理部所管の第1
号議案及び第2
号議案を一括して議題とし、
審査に入ります。
なお、
質疑については、全ての
説明終了後に行うことといたしますので、ご了承願います。
それでは、
執行部の
説明を求めます。
説明は着席のままで結構です。
金田経営管理部長。
◎
金田 経営管理部長 今回提出をしております第1
号議案予算案でありますが、知事から本
会議でご
説明申し上げましたとおり、
県税の
減収が見込まれるために25億円の
減額補正を行うものであります。
あわせて増収が見込まれる
地方譲与税減収補てん債を追加計上するものであります。
さらに、
歳出不用額の
整理を行いまして、
財政調整基金10億円の取り崩しの取りやめを行う内容のものでございます。
第2
号議案は、
県税条例等の一部
改正でありますが、国の
税制改正に伴いまして、
法人事業税、
自動車税、
狩猟税などについて
改正を行うものであります。
以下詳細につきましては、
財政課長及び
税務課長からご
説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○
山形修治 委員長 仲山財政課長。
◎
仲山 財政課長 財政課でございます。
資料の1ページをお願いいたします。
第1
号議案平成30年度
一般会計補正予算(第4号)に係ります
歳入予算につきましてご
説明を申し上げます。
まず、(1)の
性質別内訳でございますが、
太線囲みの
B欄が今回の
補正額となっております。
上から1の
自主財源が35億円の
減額、中ほどやや下の2
依存財源でございますが、24億2,500万円の増額でございまして、一番下の
合計欄のところをごらんいただきますと、10億7,500万円の
減額補正となっております。
補正後の
予算総額でございますが、
右隣C欄の
合計欄のとおり、7,969億4,218万円でございます。
続きまして、2ページをお願いいたします。
(2)の
歳入明細でございますが、第1款の
県税につきましては後ほど
税務課からご
説明を申し上げます。
第3
款地方譲与税でございますが、1項
地方法人特別譲与税につきましては、
譲与額の確定に伴いまして9億2,500万円を増額するものでございます。
続きまして、第12
款繰入金でございますが、
説明欄に
記載のとおり、
財政調整基金の取り崩しの一部10億円を取りやめるものでございます。
次に、第15款県債でございますが、
県税の
減収が見込まれるため、
減収補てん債を15億円増額するものでございます。
なお、この
補正によりまして、
平成30年度末時点の
県債残高は1兆1,263億円余、このうち
臨時財政対策債を除きますと5,742億円余となる
見込みでございます。
以上が
歳入予算のご
説明でございます。
続きまして、3ページをお願いいたします。
今回
補正を行います
歳出予算につきましては、
経営管理部関連のみでございます。
主なものについてご
説明申し上げます。
まず、
財政課でございますが、
備考欄に
記載のとおり、
公債償還費の利子の
減額や
予備費、
一般管理経費の
執行残の
減額を行うものでございます。
次に、下から3段目、
税務課でございますが、
県税の
減収に伴いまして市町村に交付する
交付金が
減額となるため
補正を行うほか、
事業の
執行見込みを踏まえまして
減額整理をするものでございます。
このほか
人事課、
管財課につきましても、同様に
事業の
執行見込みを踏まえて
減額を行わせていただきます。
歳出予算の
補正額は、
B欄の一番下の行の
合計欄のとおり、10億7,500万円の
減額でございます。
財政課からの
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
山形修治 委員長 菊池参事兼
税務課長。
◎
菊池 参事兼
税務課長 税務課でございます。
第1
号議案平成30年度
栃木県
一般会計補正予算の
歳入のうち
県税と、第2
号議案栃木県
県税条例等の一部
改正についてご
説明いたします。
恐れ入りますが、お手元の
資料の2ページの(2)
歳入明細の第1款
県税の表をごらんください。
表の
補正額の欄の一番下に
記載のとおり、25億円の
減額補正をお願いするものでございます。
その
内訳は、1項の
県民税のうち、
個人県民税につきましては、
上場株式の
配当等の
支払いを受ける人に課される
配当割、
株式等の
譲渡益の
支払いを受ける人に課される
株式等譲渡所得割につきまして、昨年末の株価の急落に伴いまして前回の
通常会議で合わせて8億円の
減額補正をお願いしたところでございますが、実際に申告納入された税額が
見込みを下回ったために、さらに合わせて7億円の
減額補正をお願いするものでございます。
1項の
法人の
県民税と2項の
法人の
事業税につきましては、
企業業績の伸びが鈍化しまして
見込みを下回ったため、それぞれ6億円の
減額をお願いするものでございます。
4項の
不動産取得税につきましては、
不動産取引が低調で
見込みを下回ったため、6億円の
減額をお願いするものでございます。
お手数ですが、おめくりいただきまして、4ページをお開き願います。
第2
号議案栃木県
県税条例等の一部
改正についてご
説明いたします。
1の
改正の趣旨でございますが、今回の
税制改正による
地方税法等の
改正に伴い、所要の
改正をするものでございます。
2の
改正の概要でございますが、まず(1)の
自動車税関係でございます。
本年10月に
消費税率が10%に引き上げられることに伴い、
自動車市場の
活性化や需要の
平準化等を図るため、
車体課税の
見直しが行われます。
アの
自動車税種別割の
税率引き下げでございますが、
平成31年10月1日以降に
初回新規登録を受けた
自家用乗用車の
税率を表に
記載のとおり1,000円から4,500円引き下げるものでございます。
イの
自動車税種別割の
グリーン化特例(
軽課)の
見直し等でございますが、
現行制度を2年間延長した上で、
平成33年4月1日以降は
適用対象を
電気自動車等に限定するものでございます。
ウの
自動車税環境性能割の
税率軽減は、
平成31年10月1日から
平成32年9月30日までの間に取得した
自家用乗用車の
税率を臨時的に1%軽減するものでございます。
次に、(2)の
法人事業税関係でございますが、大都市に
地方法人課税の
税収が集中する構造的な問題を解決するため、
現行の
地方法人特別税を廃止して
特別法人事業税が創設されることになりました。
このため、
地方法人特別税の廃止により適用されることとなる
法人事業税の
本則課税の
税率を引き下げるものでございます。
次に、(3)の
狩猟税関係でございますが、
狩猟者登録の
申請日前1年以内に本県の区域を
対象とする
鳥獣保護管理法に基づく
許可捕獲等を行った者の
狩猟税の
税率を2分の1にする
特例措置の
適用期限を
平成36年3月31日まで5年間延長するものでございます。
3の
施行期日等でございますが、一部を除き
平成31年4月1日を予定しております。
税務課の
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
山形修治 委員長 以上で
説明は終了いたしました。
ただいまの
説明に対して
質疑がありましたら、お願いいたします。
松井委員。
◆
松井正一 委員 1点だけ所見を伺いたいと思います。
内容的には、今のご
説明で十分わかったのですが、今回
県税収入が
県民税・
事業税含めて25億円
減収という
意味での
補正減になったということでございますが、その
理由等についてはご
説明があったとおりなんですが、同時期にもう既に議決にはなっておりますが、
平成31年度の当初
予算もつくってきたという
意味では、今回の
減収の傾向を受けとめて
平成31年度の当初
予算に対する影響がちょっと心配されるのですが、その辺についての受けとめはどんな感じでしょうか。
○
山形修治 委員長 仲山財政課長。
◎
仲山 財政課長 平成31年度の
予算の
税収につきましては、国の
地方財政計画等に基づきまして今年度よりも20億円ほどプラスで見込んだところでございます。景気の
動向につきましては、昨今の
報道によりますと、若干
頭打ち感が見られるとの
報道もございますが、今後、
海外経済の
動向も踏まえまして、
十分動向も見させていただきたいと考えてございます。
税収につきましては、引き続き
県税事務所の職員、市町と連携しまして、徴収に向けて努力をしていくことで対応してまいりたいと考えております。
○
山形修治 委員長 よろしいですか。(「はい、わかりました」の声あり)
ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ声あり)
○
山形修治 委員長 なければ以上で
質疑を終了いたします。
これより
付託議案の
採決を行います。
経営管理部所管の第1
号議案及び第2
号議案を一括して
採決することにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ声あり)
○
山形修治 委員長 ご
異議がありませんので、一括して
採決いたします。
本案は、それぞれ
原案のとおり決定することに
賛成の
委員の
挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○
山形修治 委員長 挙手全員であります。
したがって、
本案はそれぞれ
原案のとおり可決されました。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。
これをもちまして
県政経営委員会を
閉会いたします。
午前10時18分
閉会...