大子町議会 > 2018-11-22 >
11月22日-05号

  • "目的温泉プール"(/)
ツイート シェア
  1. 大子町議会 2018-11-22
    11月22日-05号


    取得元: 大子町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    平成30年 11月 定例会          平成30年第4回大子町議会定例会議事日程(第5号)                  平成30年11月22日(木)午前10時開議 日程第1 大子財政調整基金設置管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例町長提出議案第88号) 日程第2 大子教育支援センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例町長提出議案第89号) 日程第3 大子ふるさと創生基金設置管理及び処分に関する条例を廃止する条例町長提出議案第90号) 日程第4 大子広域公園目的温泉プール管理運営基金設置管理及び処分に関する条例を廃止する条例町長提出議案第91号) 日程第5 大子固定資産評価審査委員会委員の選任について(町長提出議案第92号) 日程第6 平成30年度大子一般会計補正予算(第5号)(町長提出議案第93号) 日程第7 常任委員会審査報告産業建設委員会)(委員会報告第5号) 日程第8 永源寺進入路補修工事についての陳情に関する決議議員提出議案第7号)本日の会議に付した事件 日程第1から日程第8まで議事日程のとおり 追加日程第1 財産無償付けについて(町長提出議案第94号)出席議員(15名)      1番  菊池富也君     2番  須藤 明君      3番  藤田英夫君     4番  菊池靖一君      5番  櫻岡義信君     6番  中郡一彦君      7番  岡田敏克君     8番  大森勝夫君      9番  金澤眞人君    10番  齋藤忠一君     11番  佐藤正弘君    12番  鈴木陸郎君     13番  藤田 稔君    14番  野内健一君     15番  吉成好信欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長        綿引久男君   副町長観光商工課長事務取扱                               和田宗介君   教育長       佐藤 卓君   会計管理者会計課長                               緑川富子君   総務課長      深谷雄一君   まちづくり課長   保坂太郎君   財政課長      佐藤光保君   税務課長      椎名信一君   農林課長農委局長 町島弘幸君   建設課長      藤田隆彦君   福祉課長地域包括支援センター所長 健康増進課長    菊池光子君             神長 敏君   生活環境課長    国谷康夫君   町民課長      矢田部信彦君   教育委員会事務局長 山崎仙一君   水道課長      塚田孝夫君   消防長       根本正一君職務のため出席した者の職氏名   事務局長      塩田康子    書記        鴨志田 修 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長大森勝夫君) 皆さん、おはようございます。 ご報告いたします。ただいまの出席議員数は15人です。 定足数に達していますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △諸般の報告議長大森勝夫君) 地方自治法第121条第1項の規定により、町長、副町長教育長会計管理者総務課長ほか関係各課長、局長、消防長の出席を求めています。---------------------------------------議事日程報告議長大森勝夫君) 日程はお配りしたとおりです。---------------------------------------議案第88号の上程質疑採決議長大森勝夫君) 日程第1、大子財政調整基金設置管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例町長提出議案第88号)を議題とします。 議案朗読を省略します。 質疑を許します。 4番、菊池靖一君。 ◆4番(菊池靖一君) この財政調整基金条例の改正というのは、今までも何度か話伺っていますけれども、やはり地方基金が多過ぎるというような、そういう問題で、今回こういう条例改正の動きになったのかなと思っておりますけれども、この財政調整基金に関しては、国のほうでも財務省総務省もそれぞれ意見の違いというのがありまして、財務省では、やはりこういう基金が多過ぎるという、だから、少しちょっと調整しようかという考えがある一方で、総務省では、やはり各自治体行政改革などを行って、その結果として残ったものを将来のために貯めているんだというようなことで、そういう議論がある中で、まだまだ財政調整基金を今後、国として、要は国から出すお金を減らしていくかというような、そういう動きにはまだなっていないというような感じはするんですけれども、今までのこの話の中では、国から少しずつそういうことをやっている、勧告まではいかないでしょうけれども、そういう話があるというような話は聞いてはいるんですけれども、その辺ちょっと確認をしたいんですけれども、この財調に関して、実際国からどのような話が来ているのかということと、近隣というかほかの自治体でも財調に関してはかなりの蓄えがあると思うんですけれども、ほかの自治体の動向などはどういうふうになっているのかということをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○議長大森勝夫君) 財政課長。 ◎財政課長佐藤光保君) ただいまのご質問にお答えいたします。 財政調整基金基金残高でございますが、国から正式な文書というものは届いておりません。県を通して市町村に伝えられているということでございまして、先ほど議員がおっしゃったように、地方基金残高が多いということと国の借金が多いということで、国が借金しているのに地方基金を貯め込んでいるという実態から、交付税等基金残高に応じて減額するようなニュアンス、はっきりとしたものは言っておりませんが、そういうような内容で各市町村県内市町村、全市町村に対してそういうような話を県のほうから受けております。 ただ、最新の情報としまして、先週ですか、県の職員とそのことについてお話をしたときに、平成31年からは交付税での減額を考えるというようなお話があったところなんですが、先週お伺いしたところによると、今のところそれについては決定されていないというようなことでございますので、すぐに基金残高に応じて交付税が減額されるというようなことはないのかなというふうに思っております。 なお、今回のこの議案についてですが、基金残高に応じて条例を改正するということではなくて、町の予算計上の仕方として現状に合わせるということでありまして、それと、今言った基金残高と今回の条例改正とは同じではありません。 以上です。     〔「近隣市町村」と言う人あり〕 ◎財政課長佐藤光保君) 近隣市町の状況ですけれども、近隣基金の状況としましては、基金残高比率というものが、大子町は県内で11番目に高いということで、多いと言ったほうがいいですか、ということで、県内、ちょっと近隣は調べておりませんが、大子町としては県内では11番目に基金残高比率ですけれども、額は各市町村によって予算規模が違いますので額ではお話できませんが、比率で言うと大子町は県内で11番目ということになります。 以上です。 ○議長大森勝夫君) 4番、菊池靖一君。 ◆4番(菊池靖一君) ということは、前の話だと、やっぱり今の財調の標準な形というのは、標準財政規模でしたか、あれの10%というふうな話をされて、その10%というと、大子町の場合は6億ぐらいが妥当なところだろうというような話もありました。それに向けて少しずつ財調を減らしていくというふうな話もありましたけれども、今の考えのお話だと、まだそこまで急に減らしていくという考えはないということでいいのかと思うんですけれども、この件に関しては、やはり今の公共施設老朽化とか、あとは災害における対策とか、そういったために貯めてある基金というふうに思っておりますけれども、これが国で全てそれを賄ってくれるんであれば問題はないと思うんですけれども、やっぱりそういう状況になっていない中では、まだまだ基金というのは必要になってくると思うんですけれども。 もう一点聞きたいんですけれども、特定目的のために積み立て基金というのもあると思うんですけれども、今後やっぱり財調が多いんじゃないかと言われるような中において、特定目的基金というものを創設して、そっちのほうで積み立てるというような、そういう考えはあるかどうか、ちょっと最後にお聞かせください。 ○議長大森勝夫君) 財政課長。 ◎財政課長佐藤光保君) 特定目的基金一般財源基金一般財源基金と申しますと財政調整基金、それから減債基金、この2つが一般財源基金と言われております。それ以外のものについては特定目的基金と言われております。 今回、庁舎建設基金につきましては、いわゆる特定目的基金でありまして、庁舎を建設するための基金ということで庁舎を建てるための資金に充てるわけですが、そのほかに、今年度から積み始めております文化振興基金、これにつきましては、武藤文化振興基金がございましたが、1億円という金額で寄附していただいたものを使っておりましたが、これが今年度で枯渇するということで、大子町にとっても文化に関係する基金は必要ではないかということで、新たに文化振興基金をつくったわけですけれども、そのような形で基金特定目的に合わせた基金というのは必要ではないかなと思っておりますし、また、そういうものについては積み立てていきたいと思っております。 以上です。 ○議長大森勝夫君) 菊池靖一君。 ◆4番(菊池靖一君) 私、ちょっと聞き方まずかったかもしれないですけれども、例えば、その財調の中で使うために災害であるとか、あとは公有財産のこれからの修理だとか、そういった目的でのやっぱり特定基金という、財調とは別に、そういった形の基金積み立てとか、そういう考えはあるかどうか。
    議長大森勝夫君) 町長。 ◎町長綿引久男君) この特定目的基金なんですけれども、これは、以前は財調などの基金とは区別して国のほうでも考えていたようなんですが、今は、要するにそれを別にするというと、この基金積み立てを、特定目的にしちゃうと実態が見えなくなってしまうということで、今はどうも聞こえてくるところによると、特定目的基金も含めて、要するに基金としていくらあるかということを基準にして判断するような考えがあるというふうに聞いております。したがいまして、特定目的基金であろうと財調基金であろうと、要するに基金としていくらあるのかということの結果を見て、今後配分について配慮するというような話が聞こえてきているんですが、ただ、国全体の交付税予算額としては減らしてはいないと思います。ここ数年ほとんど、ほんの0.何%ぐらいの減ぐらいですけれども。 しかし、豊かな自治体とそうでない自治体と、さらに調整するために、その基金のいっぱい持っているところは少し減らして、苦しいところに回そうと、そういう考えはあるというふうには聞いております。 ○議長大森勝夫君) ほかに質疑はありませんか。 11番、佐藤正弘君。 ◆11番(佐藤正弘君) 全員協議会の中でも質問しましたけれども、改正前は前年度の一般会計余剰金の10分の1以上を積み立てるというので、それが現実に合わないというので今度改正するということですけれども、その一般会計歳入歳出予算というのは、もう年度予算、例えば94億の予算を組むという段階で、財政調整基金の規模というのはあらかじめ明確にしておくということなのかどうか、その点についてお聞きしたいと思います。 ○議長大森勝夫君) 財政課長。 ◎財政課長佐藤光保君) ただいまのご質問にお答えします。 財政調整基金の10%以上積み立てるというような内容に条例のほうはなっているかと思いますが、これは毎年度大子一般会計剰余金の10分の1以上の額を積み立てるとするというような、第2条にそういうふうな形で書いてあります。これにつきまして、一般会計剰余金という形が書いてありますので、当初予算にはこの予算を組み込むことはできません。というのは、剰余金の額の確定というのは会計年度出納整理期間です。それが完了をするのが5月末でございますので、5月末にならないと剰余金の額というのは確定できません。ということで、それ以降の補正予算剰余金の額に応じて積み立てるというのが一般的な計上の仕方ということになります。 ですから、例えば、平成29年度の3月31日の専決予算の中で5,030万円を積み立てております。これにつきましては、平成28年度の剰余金、これは5億円台の剰余金があったということで、その10%を積み立てたということで、逆に言うと、1年ずれるような形での予算計上ということになります。計上の仕方ということではそういう形になります。 以上です。 ○議長大森勝夫君) ほかに質疑はありませんか。     〔発言する人なし〕 ○議長大森勝夫君) お諮りします。 日程第1、町長提出議案第88号、本案原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第88号は原案のとおり可決決定しました。---------------------------------------議案第89号の上程質疑採決議長大森勝夫君) 日程第2、大子教育支援センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例町長提出議案第89号)を議題とします。 議案朗読を省略します。 質疑を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長大森勝夫君) お諮りします。 日程第2、町長提出議案第89号、本案原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第89号は原案のとおり可決決定しました。---------------------------------------議案第90号の上程質疑採決議長大森勝夫君) 日程第3、大子ふるさと創生基金設置管理及び処分に関する条例を廃止する条例町長提出議案第90号)を議題とします。 議案朗読を省略します。 質疑を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長大森勝夫君) お諮りします。 日程第3、町長提出議案第90号、本案原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第90号は原案のとおり可決決定しました。---------------------------------------議案第91号の上程質疑採決議長大森勝夫君) 日程第4、大子広域公園目的温泉プール管理運営基金設置管理及び処分に関する条例を廃止する条例町長提出議案第91号)を議題とします。 議案朗読を省略します。 質疑を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長大森勝夫君) お諮りします。 日程第4、町長提出議案第91号、本案原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第91号は原案のとおり可決決定しました。---------------------------------------議案第92号の上程質疑採決議長大森勝夫君) 日程第5、大子固定資産評価審査委員会委員の選任について(町長提出議案第92号)を議題とします。 議案朗読を省略します。 質疑を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長大森勝夫君) お諮りします。 日程第5、町長提出議案第92号、本案原案のとおり綿引章君に同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第92号は綿引章君に同意することに決定しました。---------------------------------------議案第93号の上程質疑採決議長大森勝夫君) 日程第6、平成30年度大子一般会計補正予算(第5号)(町長提出議案第93号)を議題とします。 議案朗読を省略します。 質疑を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長大森勝夫君) お諮りします。 日程第6、町長提出議案第93号、本案原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第93号は原案のとおり可決決定しました。---------------------------------------委員会報告第5号の上程質疑採決議長大森勝夫君) 日程第7、常任委員会審査報告委員会報告第5号)。 本定例会において産業建設委員会に付託した陳情第3号 町道崩落危険箇所補修工事についての陳情書は、お手元に配付したとおり審査報告がありました。 審査報告議題とします。 お諮りします。 本件についての委員長報告は、会議規則第41条第3項の規定によって省略したいと思います。ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、委員長報告は省略することに決定しました。 質疑を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長大森勝夫君) お諮りします。 委員会報告第5号は報告書のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、委員会報告第5号は報告書のとおり可決決定しました。---------------------------------------議員提出議案第7号の上程質疑採決議長大森勝夫君) 日程第8、永源寺進入路補修工事についての陳情に関する決議議員提出議案第7号)を議題とします。 事務局長議案朗読させます。 ◎事務局長塩田康子君) 命によって朗読いたします。 永源寺進入路補修工事についての陳情に関する決議。 大子町では、故人を荼毘に付す場所として古くから永源寺の敷地内を利用してきた。町は、昭和45年度に永源寺敷地内に旧火葬場を建設した際、永源寺進入路火葬場への進入路としても使用するため、永源寺から土地の寄付を受け、昭和46年に拡幅工事をし、町道として管理していたと推測される。昭和49年に火葬場までの進入路町道として登記されたことが、公簿等から確認できる。そして、長年にわたり、火葬場への通行路として町民に使用されてきた。 平成10年に大子大字川山大子町斎場が完成し、旧火葬場は解体撤去され、翌11年には長年借用していた火葬場跡地を町が整備し、返還した経過がある。その後、平成26年に旧火葬場までの町道路線としての認定は廃止となり、永源寺までの進入路は、里道として町が財産管理する道路となっている。里道法面は民地であり、永源寺管理もみじの植栽が施されている。 参道から境内に至るまでもみじに囲まれた永源寺に紅葉が訪れると、その秀逸した美しさが話題となり、町でもPRに協力し、「もみじ寺」として秋の観光名所となっている。毎年、紅葉時期には報道に取り上げられ、15,000人を超える観光客が訪れており、町では駐車場の確保と周辺道路渋滞緩和策を講じている。 このたび、永源寺進入路である里道法面が植栽や大雨等の影響で崩壊し、危険であるので補修工事を要望する陳情が、永源寺壇信徒地元区長など1,126名の署名により議会あてに提出された。 議会では、現地視察を実施し、法面の土が崩れ落ち、急斜面に植栽された樹木の根がむき出しになって落石のある状況を確認してきた。また、町の見解及び陳情者からの意見を聴取し、大雨で崩壊した法面からの落石等により、観光客等へ危険があることや、地域住民永源寺を災害時の避難所として希望しているので、避難経路安全確保が必要であることを町が認識しており、当時、町道拡幅のために削った土手が崩壊し始め、通行者への危険を陳情者が感じていることを確認した。 今回崩壊している法面は、民地であり公費がかけられる土地ではないと認識している。しかしながら、避難所となった場合の避難経路として、また、県内外から訪れる観光客安全確保は必要であり、当時、町道拡幅工事を施工した経過も踏まえながら、要望に沿うような方策を協議し、緊急かつ長期的に通行者の安全を図るべきと考える。 よって、町民を代表する大子町議会は、旧火葬場町民に果たしてきた経過、災害の防止、観光客及び地域住民の安全の確保の観点から、永源寺進入路法面の万全な対策を図ることを町へ要望する。 以上、決議する。 平成30年11月22日。 茨城県大子町議会。 以上、決議文朗読いたしました。 ○議長大森勝夫君) 議員提出議案第7号は、大子町議会会議規則第39条第3項の規定によって、提案理由説明を省略したいと思います。ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、議員提出議案第7号は、提案理由説明を省略することに決定しました。 質疑を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長大森勝夫君) お諮りします。 日程第8、議員提出議案第7号、本案原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長大森勝夫君) 異議なしと認めます。---------------------------------------日程追加の件 ○議長大森勝夫君) お諮りします。 本日の日程はお配りしたとおりですが、ただいま町長から議案第94号 財産無償付けについて、追加議案1件が提出されました。 この際、これらを日程に追加し、直ちに議題にしたいと思います。ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、追加議案1件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定しました。 追加日程を配付します。議案は先日配付したとおりです。     〔資料配付〕 ○議長大森勝夫君) 配付漏れはありませんか。     〔発言する人なし〕 ○議長大森勝夫君) 町長から提出議案等説明を求めます。 町長。     〔町長 綿引久男君 登壇〕 ◎町長綿引久男君) 議案第94号 財産無償付けについて。 本案は、東京理科大学大子研修センターとして使用する目的で、学校法人東京理科大学平成31年1月5日まで無償で貸し付けている旧茨城県立大子第二高等学校の土地及び建物について、無償貸与期間平成32年1月5日まで1年間更新するため、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第6号の規定により町議会の議決を求めるものであります。よろしくご審議いただきたいと思います。 ○議長大森勝夫君) 説明漏れはありませんか。     〔発言する人なし〕 ○議長大森勝夫君) 町長からの提出議案等説明は終わりました。---------------------------------------議案第94号の上程質疑採決議長大森勝夫君) 追加日程第1、財産無償付けについて(町長提出議案第94号)を議題とします。 議案朗読を省略します。 質疑を許します。 13番、藤田稔君。 ◆13番(藤田稔君) 13番、藤田です。 東京理科大学大子研修センターについては、今まで何度も質問をさせていただきました。さかのぼるわけです。平成20年ですか、私が議員になった時代のころかと思います。その議事録読ませていただきましたけれども、そのときも無償じゃなくて有償で貸し付けたらいいじゃないかといろんな議論がありまして、賛成多数ということで決議された部分はあります。そういう中で、今回10年たった中で、なぜ今回だけ1年になったのか。その協議はいつ理科大とやってきたのか、どういう場所でそういう協議してきたのか。その1年となった理由と場所、いつやったのか、まずお聞かせいただきたいと思います。 ○議長大森勝夫君) 町長。 ◎町長綿引久男君) まず、1年となった理由なんですけれども、これは今、東京理科大学におきましていろいろな附帯施設、研修所ですとか、そういったものを今、全体見直しをしているということで、その中で、やはり大子のこの研修所もその全体の見直しの中の一つとして入っているので、全体の方針ができるのがあと1年かかるということですので、とりあえず1年ということにしてほしいというような話があったということです。 なお、交渉については電話とかメールとか、今、大体顔合わせて交渉するということよりもメールでのやりとりというのが非常に多くなっていますので、そういうことでの理由として聞いております。 ○議長大森勝夫君) まちづくり課長。 ◎まちづくり課長保坂太郎君) 協議を行った日時ということですが、メールや電話等で町のほうから理科大の方針、町のほうとしては継続意向であるということで、都度都度お伝えはしていたんですけれども、その回答が来るのがちょっと待ってくれということをずっと言われていまして、最終的にこの申し出があったのが本当につい先ごろの話。日時については今押さえていないんですけれども、先日そういった知らせがあったということでございます。 ○議長大森勝夫君) 藤田稔君。 ◆13番(藤田稔君) そういう中で、1年しか今、契約できない。その先は本当にわからない状態かなと思うんです。 そういう中で、9月の諸般の報告の事項の中で、町の考えといいますね、今後の方向性、理科大についての方向性、読ませていただきます。研修センターの立地により、学生が大子町に訪れ、経済効果が生まれるとともに、地域と学生との交流事業も定着していることから、契約継続に向けて理科大と調整すると、9月ごろこれ言ってあったんですね。理科大生の夏休み期間以外の利用促進を検討すると、町内施設の割引券の配布などと。町民の交流や健康増進に活用するため、今後、町においてグラウンドに芝生を養成し、グラウンドゴルフ場として使用できるように協議すると。さらに、管理棟、旧大子二高の寮、研修棟、旧大子二高の校舎の空き教室について、将来的に町が活用することを検討すると。大子清流高校の寮などとして活用を検討するというようなことを、町のほうから諸般の報告ありました。これ1年、これから継続ということで、こういう町から出た今後の方針というのはどのように図っていくのか。1年で終わってしまって、また違うところにまた貸し付けとか、そういう部分が出てくる可能性もありますし、戻っては申しわけないんですけれども、この役場の庁舎もあのところにつくればという考えも、私この中で話しさせていただいたこともあります。そういう部分も早くわかれば検討できたのかなというふうに思うんですが、あわせてお伺いしたいと思います。 ○議長大森勝夫君) 町長。 ◎町長綿引久男君) ことしの9月時点で理科大のほうと問い合わせしたところ、まだ理事会で最終的な方向性が決まっていないので、もう少し待ってほしいということだったので待っていたんですが、つい先日、理事会としてとりあえず1年にして全体の見直しをすると、こういう回答があったということで来ております、経過としては。町としてあのままあの施設を芝生にして、もっと利用促進を図れるようなサッカーですとか、あるいはグラウンドゴルフ場として利用できるような、そういう方向にしたいというのは、これは今でも変わっておりません。 それから、将来、この1年で終わってしまうのか、それとも継続されるのかはまだわかりませんので、正式にどうこうということは言いませんが、延長するにしろ、しないにしろ、あの施設は重要な施設ですので、高校生の宿泊施設といいますか、あるいは滞在施設、要するに町外から来た生徒さんたちの、そういうのに利用できればなと、このように思ってはおります。 あそこを早くわかれば役場の庁舎の候補地としても検討できたんではないかというお話ありました。それにつきましては、やはりあそこを二高の跡地に、今の研修所のところに役場を持っていくのかどうかということについては、非常に私としては懐疑的な考えを持っております。といいますのは、今の役場は、やはり中心市街地の活性化という大きな目的も持ってここにありますので、それと全く離れてしまうところに役場を持っていくことについてはどうなのかなという気はしております。というのは、大子中学校の昔の跡地、いわゆる中央公民館のグラウンド、あそこも候補として挙がりました。しかし、そこが候補としては挙がりましたけれどもだめだったのは、やはり中心市街地から離れてしまうだろうということで、現在の役場の敷地内に決まったという経過がございますので、あそこは残ったにしろ役場としての立地場所として、どうかなということはあったんではないかとは思っております。 ○議長大森勝夫君) 藤田稔君。 ◆13番(藤田稔君) 今、町長のほうから今後の方向性は変わらないということでありますけれども、メールとか電話等でその方向性というのは協議されていないと思うんです。契約は12月5日が多分期限だと思うんです、1カ月前で。それまでに協議して進めないで、きょう可決されて進んでしまえば、そのままでなってしまう可能性もあるんですよね。だから、メールとかそういうんじゃなくて、実際会って、こういう方向性も一緒に話すべきだと思うんです。話さないで契約というのもおかしいと思いますから、12月5日前にしっかりとそういう協議ができるかどうか。このグラウンドゴルフとかいろんな研修センターについての今後の町の考えが。協議ができるかどうか。協議しなければ、私はあまりいい方向ではないと思います。町で示した部分で、町から提案されたんですからね、これ、諸般の報告で。そういう部分を12月5日までにしっかり会って協議して、これをクリアできるような方向で持っていくかどうか、それお聞かせいただきたいと思います。 ○議長大森勝夫君) 町長。 ◎町長綿引久男君) 協議につきましては、直接顔合わせてやるか、メールでやりとりするかということなんですが、今、もう民間は顔合わせて協議するというのはだんだん少なくなっていまして、大部分がメールでのやりとりに今もうなってきているんです。 そういう流れの中で理科大と協議したんですけれども、ただ、理科大の担当のほうも理事会の方針が出ないうちはどうしようもないということだった。理事会の方針が、とりあえず1年間だけ延長して、その間に最終的にどうするか、全体のこういう施設、大学が持っている施設を1年の間にどういうふうにするかということを協議するということですので、具体的に行って話をしても理事会を通らなければ担当の部長であれ局長であれ、これ以上の回答は出てこないというのが現実ですので、議会のほうで、これから議会で承認していただいた後、向こうへ行って話をしても、正直言ってこれ以上の話というのは出てこないというのが今の現状ですので、こういう形で提案させていただいているというところです。 ○議長大森勝夫君) ほかに質疑はありませんか。 町長。 ◎町長綿引久男君) 1月5日前までにというお話なんですけれども、必要があれば東京理科大のほうと協議はしっかりとしていきたいと思っております。 ○議長大森勝夫君) ほかに質疑はありませんか。 15番、吉成好信君。 ◆15番(吉成好信君) これは平成20年のとき、9月議会だったと思うんですが、そのときに東京理科大へ無償で貸すというような提案がされました。そのときに、私も貸すのに反対をしたわけでありますが、幾分でも金が取れる方向で考えたらいいだろうと。その年の6月か7月だったと思うんでありますが、南魚沼市を視察してきたわけであります、合併したばかりです。3町で合併して、南魚沼市になったわけでありますが、そこで、3つの役場の中で2つが空いてしまったと。その空いてしまった、役場の3階議場をヤマト運輸のコールセンターに貸し付けたわけであります。月100万であります。その下にある駐車場も年間100万で貸すということで、1,300万入ってくるんだという話をしたと思うんでありますが、多分議事録があると思いますから後で見ていただければわかると思うんでありますが、そういうことで、利活用をしながら、ただの合併をしてそのまま置くんでなく、活用するということで、1,300万から収益になると。コールセンターも50人からの女性を採用して、東京から来た人はたった1人だったと。あとは地元採用だと。こういうことで、雇用の創出にもなったというような話を聞いてきたわけであります。 そういう点で、あそこの大子二高の場所も、幾分でもいいからお金を取ったらいいでしょうと。お金を取らないと、ただで貸すとろくなものにならないと、いわゆる壊し放題です。修理はすると言っていますがもとどおりにはなかなかならない。そういうこともあるので、有償で貸したらいいでしょうという話もしたわけでありますが、今回も1カ月前ですから12月5日まではあるわけでありますので、それで1年ということでなく、いわゆる貸し付けの場合には3年ないし5年ということが普通でありますから、1年というのは、やっぱり大学の経営が大変厳しいんではないかというようなことで、内容をひとつ調査してきて、1カ月前になるわけでありますから、あとの貸し付けの方向を考えてはどうかと。 また1年貸して、また理事会でということで、もう1年ということになっていく可能性もないわけでありますんで、今回1年というと貸し付けについては私は反対をしたいと思っております。せめて、3年ないし5年ということで、後の整理をするといったってその辺のことはあっていいわけでありますので、まさに東京理科大は大子町をなめているんではないかというような感もするわけでありますので、12月5日まで、4日ですか、1カ月前までにきちんとその辺を調査していただいて、再提案をしていただければと思っております。調査をするかしないか、ひとつその点でお願いをしたいと思います。 ○議長大森勝夫君) 町長。 ◎町長綿引久男君) 東京理科大につきましては、10年前に改修で約5億円を投資して改修したんです。そういうことで、現在も毎年4,000人前後の学生が利用をして、毎年2,000万以上の経済効果が大子町に発生していると、こういうことですので、しっかりと今後継続していただくようにお願いをしたいとは思っておりますが、あくまでも理科大の方向性ですので、ただ、これがなくなるということになりますと、この毎年2,000万からの経済波及効果、飲食店などを中心とした、そういうのはなくなってしまうということもありますので、できるだけ1年ではありますけれども、承認していただいて、その後についてはさらに何年に延ばすかということは働きかけをしていきたいと思っております。 理事会でそういう方向性、これ大子町の研修所だけではなくて、全体の施設の方向性の検討期間として1年ということになっておりますので、大子の研修施設だけ結論が出ないうちの3年というのは、理事会としては恐らく打ち出せないんではないかなと、こう思っておりますので、とりあえず1年を延長して、その後何年にするかはしっかりとこの1年間を通じて働きかけをして、更新をしていきたいと思っております。 ○議長大森勝夫君) 吉成好信君。 ◆15番(吉成好信君) 更新の手続、あるいは3年になるようにはこれからというふうなことでありますけれども、とにかく理科大のパンフレット見ても大子研修所は載っていないです。それほど、小ばかにされているわけですありますので、とにかく東京理科大はどういう考えでここを借りて5億を投資したんだかよくわかりませんけれども、最初のときにはもっともうかる話をしたんです、町は。商店会からいろいろ買ってバーベキューをやったり何かして、2,000万どころではない話をしたわけでありますが、今は小っちゃくなっていわゆる2,000万の話であります。2,000万の話であればどこからでも町で節約すれば、2,000万ぐらいなるわけでありますので、余り後追いをしないのがいいと思うんであります。 そういうことで、皆さんでいろいろな議論もあろうかと思いますが、ここでひとつ暫時休憩をお願いしたいと思っております。動議としてです。私他鈴木陸郎さんの同意を得て暫時休憩をお願いいたしたいと思います。 ○議長大森勝夫君) ただいま、3人の動議により暫時休憩の求めがありました。2人以上の動議により認めますので、暫時休憩を行います。 △休憩 午前10時50分 △再開 午前11時15分 ○議長大森勝夫君) 吉成好信君はもう一度発言ができますが。 吉成好信君。 ◆15番(吉成好信君) 暫時休憩をいただいてありがとうございました。 暫時休憩の中で、いろいろ議員の皆さん方と協議をしたわけでありますが、1年間ということで東京理科大は延長の申し出があったということで、最悪の場合を考えまして、議会としても、1年間かけて場所というよりも大子二高の跡地について検討をしていくと。1年で断られた場合とか、あるいはそのまま継続していくという場合もあるわけでありますので、とにかく議会としては1年間かけて議論をしながらよりよい方向に向けていくという結論でありますが、執行部に対しても1年間かけてきちんと対応していただくと。 契約ですが、顔を見る契約をぜひやっていただきたい。こういう大きな財産でありますので、ただメールでやったという、今はそうでありますけれども、いわゆる公的な部分の契約でありますので、ぜひ来ていただいてきちんとその辺は契約をしてもらえば、あと1年たったらばどういう方向になるかぐらいの、いわゆる世間話もできるわけでありますので、ぜひそういうことでお願いをしたいと思っております。町も議会も1年かけて、最悪の場合と継続の場合を考えていくということでお願いをしたいと思っておりますが、いかがなもんでしょうか。お願いいたします。 ○議長大森勝夫君) 町長。 ◎町長綿引久男君) 跡利用につきましては、跡利用というのはもう当然1年で終わるということを前提になっちゃったんですけれども、跡利用につきましても町としても、先ほどちょっとお話ししましたように、幾つかの利用方法もあろうかとは思いますが、それにプラスアルファとして、さらにどういう利用方法ができるのかよく検討をしていきたいと思っております。体育館が2つもありますし、あれだけ広い敷地もありますので、何かもっと有効な活用ができればいいなと、こう思っておりますので、議会のほうとよく相談しながら検討を進めていきたいと思っております。 ○議長大森勝夫君) ほかに質疑はありませんか。 11番、佐藤正弘君。 ◆11番(佐藤正弘君) 佐藤です。 私もその10年前に約6町歩と1町歩の建物、固定資産税の部分もありますけれども、かなり大きな施設、それを無償で貸すということはおかしいのではないかという反対の立場でやったわけですけれども、反対しました。実際に、理科大学がそこに来て、当初言われているような効果があったのかどうか。それと、10年は一区切りだと思うんですけれども、本来だったら有料、一定の額を取っていくと。多分、今の2,000万近くのお金というのは、施設管理料とそこの賄いのお金を委託という形で出ているんだと思うんですけれども、そういう意味では有料というのも考えられないのかどうかということ、その点についてお答え願いたいと思います。 ○議長大森勝夫君) 町長。 ◎町長綿引久男君) まず、効果なんですけれども、効果はかるのも非常に難しいんですが、金銭的な面からいきますと、委託料が当初が2,200万だったでしょうか、それで昨年からちょっとそれが下がって、少しだけ下がっていますけれども、そのほかにクリーニングですとか、あるいは飲食ですとか、最近は夜、店に食べに行くというのが多いと聞いて、年間3,000人から4,000人の生徒が来ていますけれども、その人たちも夜といいますか、店に買い物に行く、食べに行くというのは多くなっていると聞いております。そういう面での地域の波及効果というのは非常に大きかったなと。それから、もう一つは学生との交流です。これが以前、何度か大学の先生による地域の理科教室なども開催していただきましたし、それと、今、毎年吹奏楽の合宿が六、七十人、出入りもしますけれども、70人前後になりますか、毎年来て1週間ぐらい合宿して、さらに合宿した成果を、まいんで地元の大子町の方に無償で演奏を披露していると、それが定期公演になっています。もう第10回かな、ことし9回目ですか、の演奏会としてもう定着していると、そういうような交流も進んでおりますので、地域、人の交流という面ではかなりあるんではないかなと、こう思っております。 ○議長大森勝夫君) 佐藤正弘君。 ◆11番(佐藤正弘君) 私の感じたこの10年間では、やっぱり当初言われたような効果というのは見られなかったんじゃないかということと、町民全体の中に東京理科大学の位置づけ、学生を初め一部の人たちは、あそこに理科大学の施設があって、学生さんたちが訪れているということは確かにわかっているかもしれませんけれども、まだまだ公有財産を使って、それが町全体のものにはなってきていなかったんじゃないかということで、今後、例えば1年延長するという中でも、先ほど言われたように、こちらからどうなんですかと聞いたら、例えば理科大学のほうから、役員会とか理事会があるから1年待ってほしいと、1年の間、役員会で検討したいというような話ですけれども、積極的に用地を求めたり施設を求めるという場合は、5年、10年というのはもともと確保していると思うんです。そういう意味では、吉成議員が言われたように、もし1年の期限つきで、それを十分必要ないというふうな結論になっている場合だってあるんで、その場合の対策というのは従来の発想からいうものじゃなくて、もっと全体的に町の発展のために重要な施設なので、そこへ寄与するような形も考えていくようなのが必要ではないかと、もうダブりますけれども、思うんですけれども。だから、その点の部分が明確にする必要があるんじゃないかと思います。その点については、決意はどうなんでしょうか。 ○議長大森勝夫君) 町長。 ◎町長綿引久男君) 理科大の研修施設を町の発展のためにもっと寄与するようなという話なんですが、あの施設を今以上にどのような利用方法があるのか、ちょっと思いつかないんですけれども、先ほどちょっと言いましたような幾つかの小さい利用方法というのは、それはあります。しかし、今以上の利用方法、町に寄与できるような方法というのはちょっと見当たらないという意味なんですけれども。そういうのがあれば、それはそれでまた検討はしたいとは思いますが、そういう使用方法が浮かばない、ただ、もっと寄与するようにすべきだと言われても、あればやりますけれども、ただ思いつきでもっと寄与するようにしろと言われても、それはなかなか実現は難しいと思いますけれども。 ○議長大森勝夫君) 佐藤正弘君。 ◆11番(佐藤正弘君) 私が言いたかったのは、1年でもう契約更新しないよというのは十分可能性があるという段階の、今後の検討課題というのが必要じゃないかというふうに言ったわけですけれども、そういう意味ではそこを検討していかないとだめなんではないかと思います。 それと、先ほど言ったように、10年前、ただではだめだろうと反対したわけですけれども、この契約書の中でまた無償でと書いてありますから、そういう意味では考える余地がないのかどうか、その点についてお伺いしたいと思います。 ○議長大森勝夫君) 町長。 ◎町長綿引久男君) 10年前に無償で貸し付けしたということについては、理科大の使用計画聞いたときに、約5億円からの投資をして利用しますよと、そういう話がありましたので、それにプラスこちらで有料で貸し付けることがどうかということもありました。あの当時、5億円の投資もします、それから毎年2,000万からの、当時2,200万だと思いましたけれども、管理費を払いますと、そのほか食事なども全部地元の企業にお任せしますと、そういう条件だったんですよね。来れば地元との交流も行いますと、そういう条件だったですから、それならば無償でもいいのかと。実は、あの当時それ以上のいい条件で貸せるような案件といいますか、そういうのは全くなかったわけです。ですから、その当時最も有利な条件を出してきた東京理科大との協定を結んで無償化したわけですし、今後それを有償化できるか言われましても、恐らくそれは無理だと思います。そういうことです。 ○議長大森勝夫君) 4番、菊池靖一君。 ◆4番(菊池靖一君) 契約書の中で返還にかかわる条件というのがあると思うんですけれども、この条件は、こちらから契約を解除した場合に、返還してもらったときのあそこの施設がどういうふうな形で返還されるのかというところを、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長大森勝夫君) 町長。 ◎町長綿引久男君) これは、基本的には原状回復ということになっています。 ○議長大森勝夫君) まちづくり課長。 ◎まちづくり課長保坂太郎君) 契約書上では、返還するときには、期日までに原状に復して返還しなければならないというふうになっております。この契約に関して疑義があるときは、両者協議の上定めることとされておりますので、実際には協議の上、施設の投資なんかも行っておりますので、そのあたりは協議の上決めることになると思っております。 ○議長大森勝夫君) 菊池靖一君。 ◆4番(菊池靖一君) 今のままで返すというような理解でよろしいんですよね、それは。 例えば、こちらから解除を申し出た場合、向こうもちょっと感情的になって、中はきれいにもとに戻す、何かそういう形で返しますよとか、その辺がちょっと契約上どういうふうになっているのか、そこのところちょっとお聞かせください。 ○議長大森勝夫君) 町長
    町長綿引久男君) 契約上はあくまでも原状に回復ということになっております。貸し付け時の原状に復して返還するということになっております。 ただ、工作物を無償で甲に寄附することができるということも一言入っていますので、工作物を増設、もしくは修繕したものについては、無償で返還することができるということには一応はなっております。ただ、どこまでが工作物なのかというのでいいますと、うちのほうで必要だと思ったのは工作物は無償でもらうこともできるということです。室内のを全部改修しましたから、それは工作物ではないと思うんです。宿泊施設に改修しちゃったんです、教室を。だから、それは工作物じゃないので、うちのほうは原状に復せと言えば原状に復して、うちのほうがどうしても使うからそのままでいいよと、向こうもそれでいいよと言えばそのままもらえるということです。 ○議長大森勝夫君) 菊池靖一君。 ◆4番(菊池靖一君) 実際は、理科大の施設というのは39の宿泊施設があるんですよね。2つの浴室があって156席あるホールが1つあるということで、今いろいろな1年かけてというような話の中で、どういうふうにして使っていくのかという話もありましたけれども、こういったものはかなりこれから有効に使っていけるんではないかなと思いますので、逆に言えば図書館などもできるんじゃないかなということも考えられますので、そういうことを考えると、現状のまま返してもらうような、そういう話を条件の中でつけていけばいいんじゃないかなと思うんですけれども、その点、最後にお聞かせください。 ○議長大森勝夫君) ほかに質疑はありませんか。 答弁ですか。 まちづくり課長。 ◎まちづくり課長保坂太郎君) 返還となった場合の対応についての協議、これについても、そういった決定になった場合は1年間かけて調整することになりますので、町として有益な方向で次の活用も視野に入れた調整が、その場合にはできればと思っております。 ○議長大森勝夫君) ほかに質疑はありませんか。     〔発言する人なし〕 ○議長大森勝夫君) お諮りします。 追加日程第1、町長提出議案第94号、本案原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長大森勝夫君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第94号は原案のとおり可決決定しました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長大森勝夫君) 以上をもちまして、本定例会に付された案件の審議は全て終了しました。 これにて平成30年第4回大子町議会定例会を閉会いたします。 大変ご苦労さまでした。 △閉会 午前11時32分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 平成30年  月  日        議長        署名議員        署名議員...