○
議長(
大森勝夫君)
町長。
◎
町長(
綿引久男君) この
特定目的基金なんですけれども、これは、以前は
財調などの
基金とは区別して国のほうでも
考えていたようなんですが、今は、要するにそれを別にするというと、この
基金の
積み立てを、
特定目的にしちゃうと実態が見えなくなってしまうということで、今はどうも聞こえてくるところによると、
特定目的基金も含めて、要するに
基金としていくらあるかということを基準にして判断するような
考えがあるというふうに聞いております。したがいまして、
特定目的基金であろうと
財調基金であろうと、要するに
基金としていくらあるのかということの結果を見て、今後配分について配慮するというような話が聞こえてきているんですが、ただ、国全体の
交付税の
予算額としては減らしてはいないと思います。ここ数年ほとんど、ほんの0.何%ぐらいの減ぐらいですけれども。 しかし、豊かな
自治体とそうでない
自治体と、さらに調整するために、その
基金のいっぱい持っているところは少し減らして、苦しいところに回そうと、そういう
考えはあるというふうには聞いております。
○
議長(
大森勝夫君) ほかに
質疑はありませんか。 11番、
佐藤正弘君。
◆11番(
佐藤正弘君)
全員協議会の中でも質問しましたけれども、改正前は前年度の
一般会計の
余剰金の10分の1以上を
積み立てるというので、それが現実に合わないというので今度改正するということですけれども、その
一般会計の
歳入歳出予算というのは、もう
年度予算、例えば94億の
予算を組むという段階で、
財政調整基金の規模というのはあらかじめ明確にしておくということなのかどうか、その点についてお聞きしたいと思います。
○
議長(
大森勝夫君)
財政課長。
◎
財政課長(
佐藤光保君) ただいまのご質問にお答えします。
財政調整基金の10%以上
積み立てるというような内容に
条例のほうはなっているかと思いますが、これは毎
年度大子町
一般会計剰余金の10分の1以上の額を
積み立てるとするというような、第2条にそういうふうな形で書いてあります。これにつきまして、
一般会計の
剰余金という形が書いてありますので、当初
予算にはこの
予算を組み込むことはできません。というのは、
剰余金の額の確定というのは
会計年度、
出納整理期間です。それが完了をするのが5月末でございますので、5月末にならないと
剰余金の額というのは確定できません。ということで、それ以降の
補正予算で
剰余金の額に応じて
積み立てるというのが一般的な
計上の仕方ということになります。 ですから、例えば、
平成29年度の3月31日の
専決予算の中で5,030万円を
積み立てております。これにつきましては、
平成28年度の
剰余金、これは5億円台の
剰余金があったということで、その10%を
積み立てたということで、逆に言うと、1年ずれるような形での
予算の
計上ということになります。
計上の仕方ということではそういう形になります。 以上です。
○
議長(
大森勝夫君) ほかに
質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○
議長(
大森勝夫君) お諮りします。
日程第1、
町長提出議案第88号、
本案は
原案のとおり決定することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
大森勝夫君)
異議なしと認めます。 したがって、
議案第88号は
原案のとおり可決決定しました。
---------------------------------------
△
議案第89号の
上程、
質疑、
採決
○
議長(
大森勝夫君)
日程第2、
大子町
教育支援センターの
設置及び
管理に関する
条例の一部を改正する
条例(
町長提出議案第89号)を
議題とします。
議案の
朗読を省略します。
質疑を許します。 〔発言する人なし〕
○
議長(
大森勝夫君) お諮りします。
日程第2、
町長提出議案第89号、
本案は
原案のとおり決定することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
大森勝夫君)
異議なしと認めます。 したがって、
議案第89号は
原案のとおり可決決定しました。
---------------------------------------
△
議案第90号の
上程、
質疑、
採決
○
議長(
大森勝夫君)
日程第3、
大子町
ふるさと創生基金の
設置、
管理及び
処分に関する
条例を廃止する
条例(
町長提出議案第90号)を
議題とします。
議案の
朗読を省略します。
質疑を許します。 〔発言する人なし〕
○
議長(
大森勝夫君) お諮りします。
日程第3、
町長提出議案第90号、
本案は
原案のとおり決定することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
大森勝夫君)
異議なしと認めます。 したがって、
議案第90号は
原案のとおり可決決定しました。
---------------------------------------
△
議案第91号の
上程、
質疑、
採決
○
議長(
大森勝夫君)
日程第4、
大子町
広域公園多
目的温泉プール管理運営基金の
設置、
管理及び
処分に関する
条例を廃止する
条例(
町長提出議案第91号)を
議題とします。
議案の
朗読を省略します。
質疑を許します。 〔発言する人なし〕
○
議長(
大森勝夫君) お諮りします。
日程第4、
町長提出議案第91号、
本案は
原案のとおり決定することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
大森勝夫君)
異議なしと認めます。 したがって、
議案第91号は
原案のとおり可決決定しました。
---------------------------------------
△
議案第92号の
上程、
質疑、
採決
○
議長(
大森勝夫君)
日程第5、
大子町
固定資産評価審査委員会委員の選任について(
町長提出議案第92号)を
議題とします。
議案の
朗読を省略します。
質疑を許します。 〔発言する人なし〕
○
議長(
大森勝夫君) お諮りします。
日程第5、
町長提出議案第92号、
本案は
原案のとおり
綿引章君に同意することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
大森勝夫君)
異議なしと認めます。 したがって、
議案第92号は
綿引章君に同意することに決定しました。
---------------------------------------
△
議案第93号の
上程、
質疑、
採決
○
議長(
大森勝夫君)
日程第6、
平成30
年度大子町
一般会計補正予算(第5号)(
町長提出議案第93号)を
議題とします。
議案の
朗読を省略します。
質疑を許します。 〔発言する人なし〕
○
議長(
大森勝夫君) お諮りします。
日程第6、
町長提出議案第93号、
本案は
原案のとおり決定することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
大森勝夫君)
異議なしと認めます。 したがって、
議案第93号は
原案のとおり可決決定しました。
---------------------------------------
△
委員会報告第5号の
上程、
質疑、
採決
○
議長(
大森勝夫君)
日程第7、
常任委員会審査報告(
委員会報告第5号)。 本
定例会において
産業建設委員会に付託した
陳情第3号
町道の
崩落危険箇所補修工事についての
陳情書は、お手元に配付したとおり
審査報告がありました。
審査報告を
議題とします。 お諮りします。 本件についての
委員長報告は、
会議規則第41条第3項の
規定によって省略したいと思います。ご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
大森勝夫君)
異議なしと認めます。 したがって、
委員長報告は省略することに決定しました。
質疑を許します。 〔発言する人なし〕
○
議長(
大森勝夫君) お諮りします。
委員会報告第5号は
報告書のとおり決定することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
大森勝夫君)
異議なしと認めます。 したがって、
委員会報告第5号は
報告書のとおり可決決定しました。
---------------------------------------
△
議員提出議案第7号の
上程、
質疑、
採決
○
議長(
大森勝夫君)
日程第8、
永源寺進入路の
補修工事についての
陳情に関する
決議(
議員提出議案第7号)を
議題とします。
事務局長に
議案を
朗読させます。
◎
事務局長(
塩田康子君) 命によって
朗読いたします。
永源寺進入路の
補修工事についての
陳情に関する
決議。
大子町では、故人を荼毘に付す場所として古くから
永源寺の敷地内を利用してきた。町は、昭和45年度に
永源寺敷地内に旧
火葬場を建設した際、
永源寺の
進入路を
火葬場への
進入路としても使用するため、
永源寺から土地の寄付を受け、昭和46年に
拡幅工事をし、
町道として
管理していたと推測される。昭和49年に
火葬場までの
進入路を
町道として登記されたことが、
公簿等から確認できる。そして、長年にわたり、
火葬場への
通行路として
町民に使用されてきた。
平成10年に
大子町
大字川山に
大子町斎場が完成し、旧
火葬場は解体撤去され、翌11年には長年借用していた
火葬場跡地を町が整備し、返還した経過がある。その後、
平成26年に旧
火葬場までの
町道路線としての認定は廃止となり、
永源寺までの
進入路は、
里道として町が
財産上
管理する道路となっている。
里道の
法面は民地であり、
永源寺の
管理で
もみじの植栽が施されている。 参道から境内に至るまで
もみじに囲まれた
永源寺に紅葉が訪れると、その秀逸した美しさが話題となり、町でもPRに協力し、「
もみじ寺」として秋の
観光名所となっている。毎年、紅葉時期には報道に取り上げられ、15,000人を超える
観光客が訪れており、町では
駐車場の確保と
周辺道路の
渋滞緩和策を講じている。 このたび、
永源寺の
進入路である
里道の
法面が植栽や
大雨等の影響で崩壊し、危険であるので
補修工事を要望する
陳情が、
永源寺壇信徒、
地元区長など1,126名の署名により
議会あてに提出された。 議会では、
現地視察を実施し、
法面の土が崩れ落ち、急斜面に植栽された樹木の根がむき出しになって落石のある状況を確認してきた。また、町の見解及び
陳情者からの意見を聴取し、大雨で崩壊した
法面からの
落石等により、
観光客等へ危険があることや、
地域住民が
永源寺を災害時の
避難所として希望しているので、
避難経路の
安全確保が必要であることを町が認識しており、当時、
町道拡幅のために削った土手が崩壊し始め、
通行者への危険を
陳情者が感じていることを確認した。 今回崩壊している
法面は、民地であり公費がかけられる土地ではないと認識している。しかしながら、
避難所となった場合の
避難経路として、また、
県内外から訪れる
観光客の
安全確保は必要であり、当時、
町道拡幅工事を施工した経過も踏まえながら、要望に沿うような方策を協議し、緊急かつ長期的に
通行者の安全を図るべきと
考える。 よって、
町民を代表する
大子町議会は、旧
火葬場が
町民に果たしてきた経過、災害の防止、
観光客及び
地域住民の安全の確保の観点から、
永源寺進入路法面の万全な対策を図ることを町へ要望する。 以上、
決議する。
平成30年11月22日。 茨城県
大子町議会。 以上、
決議文を
朗読いたしました。
○
議長(
大森勝夫君)
議員提出議案第7号は、
大子町議会会議規則第39条第3項の
規定によって、
提案理由の
説明を省略したいと思います。ご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
大森勝夫君)
異議なしと認めます。 したがって、
議員提出議案第7号は、
提案理由の
説明を省略することに決定しました。
質疑を許します。 〔発言する人なし〕
○
議長(
大森勝夫君) お諮りします。
日程第8、
議員提出議案第7号、
本案は
原案のとおり可決することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
大森勝夫君)
異議なしと認めます。
---------------------------------------
△
日程追加の件
○
議長(
大森勝夫君) お諮りします。 本日の
日程はお配りしたとおりですが、ただいま
町長から
議案第94号
財産の
無償貸
付けについて、
追加議案1件が提出されました。 この際、これらを
日程に追加し、直ちに
議題にしたいと思います。ご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
大森勝夫君)
異議なしと認めます。 したがって、
追加議案1件を
日程に追加し、直ちに
議題とすることに決定しました。
追加日程を配付します。
議案は先日配付したとおりです。 〔
資料配付〕
○
議長(
大森勝夫君)
配付漏れはありませんか。 〔発言する人なし〕
○
議長(
大森勝夫君)
町長から
提出議案等の
説明を求めます。
町長。 〔
町長 綿引久男君 登壇〕
◎
町長(
綿引久男君)
議案第94号
財産の
無償貸
付けについて。
本案は、
東京理科大学大子研修センターとして使用する
目的で、
学校法人東京理科大学に
平成31年1月5日まで
無償で貸し
付けている旧
茨城県立大子第二
高等学校の土地及び建物について、
無償貸与期間を
平成32年1月5日まで1年間更新するため、
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第6号の
規定により
町議会の議決を求めるものであります。よろしくご審議いただきたいと思います。
○
議長(
大森勝夫君)
説明漏れはありませんか。 〔発言する人なし〕
○
議長(
大森勝夫君)
町長からの
提出議案等の
説明は終わりました。
---------------------------------------
△
議案第94号の
上程、
質疑、
採決
○
議長(
大森勝夫君)
追加日程第1、
財産の
無償貸
付けについて(
町長提出議案第94号)を
議題とします。
議案の
朗読を省略します。
質疑を許します。 13番、藤田稔君。
◆13番(藤田稔君) 13番、藤田です。
東京理科大学大子研修センターについては、今まで何度も質問をさせていただきました。さかのぼるわけです。
平成20年ですか、私が
議員になった時代のころかと思います。その議事録読ませていただきましたけれども、そのときも
無償じゃなくて有償で貸し
付けたらいいじゃないかといろんな議論がありまして、賛成多数ということで
決議された部分はあります。そういう中で、今回10年たった中で、なぜ今回だけ1年になったのか。その協議はいつ理科大とやってきたのか、どういう場所でそういう協議してきたのか。その1年となった理由と場所、いつやったのか、まずお聞かせいただきたいと思います。
○
議長(
大森勝夫君)
町長。
◎
町長(
綿引久男君) まず、1年となった理由なんですけれども、これは今、東京理科大学におきましていろいろな附帯施設、研修所ですとか、そういったものを今、全体見直しをしているということで、その中で、やはり
大子のこの研修所もその全体の見直しの中の一つとして入っているので、全体の方針ができるのがあと1年かかるということですので、とりあえず1年ということにしてほしいというような話があったということです。 なお、交渉については電話とかメールとか、今、大体顔合わせて交渉するということよりもメールでのやりとりというのが非常に多くなっていますので、そういうことでの理由として聞いております。
○
議長(
大森勝夫君)
まちづくり課長。
◎
まちづくり課長(
保坂太郎君) 協議を行った日時ということですが、メールや電話等で町のほうから理科大の方針、町のほうとしては継続意向であるということで、都度都度お伝えはしていたんですけれども、その回答が来るのがちょっと待ってくれということをずっと言われていまして、最終的にこの申し出があったのが本当につい先ごろの話。日時については今押さえていないんですけれども、先日そういった知らせがあったということでございます。
○
議長(
大森勝夫君) 藤田稔君。
◆13番(藤田稔君) そういう中で、1年しか今、契約できない。その先は本当にわからない状態かなと思うんです。 そういう中で、9月の諸般の
報告の事項の中で、町の
考えといいますね、今後の方向性、理科大についての方向性、読ませていただきます。研修センターの立地により、学生が
大子町に訪れ、経済効果が生まれるとともに、地域と学生との交流事業も定着していることから、契約継続に向けて理科大と調整すると、9月ごろこれ言ってあったんですね。理科大生の夏休み期間以外の利用促進を検討すると、町内施設の割引券の配布などと。
町民の交流や健康増進に活用するため、今後、町においてグラウンドに芝生を養成し、グラウンドゴルフ場として使用できるように協議すると。さらに、
管理棟、旧
大子二高の寮、研修棟、旧
大子二高の校舎の空き教室について、将来的に町が活用することを検討すると。
大子清流高校の寮などとして活用を検討するというようなことを、町のほうから諸般の
報告ありました。これ1年、これから継続ということで、こういう町から出た今後の方針というのはどのように図っていくのか。1年で終わってしまって、また違うところにまた貸し
付けとか、そういう部分が出てくる可能性もありますし、戻っては申しわけないんですけれども、この役場の庁舎もあのところにつくればという
考えも、私この中で話しさせていただいたこともあります。そういう部分も早くわかれば検討できたのかなというふうに思うんですが、あわせてお伺いしたいと思います。
○
議長(
大森勝夫君)
町長。
◎
町長(
綿引久男君) ことしの9月時点で理科大のほうと問い合わせしたところ、まだ理事会で最終的な方向性が決まっていないので、もう少し待ってほしいということだったので待っていたんですが、つい先日、理事会としてとりあえず1年にして全体の見直しをすると、こういう回答があったということで来ております、経過としては。町としてあのままあの施設を芝生にして、もっと利用促進を図れるようなサッカーですとか、あるいはグラウンドゴルフ場として利用できるような、そういう方向にしたいというのは、これは今でも変わっておりません。 それから、将来、この1年で終わってしまうのか、それとも継続されるのかはまだわかりませんので、正式にどうこうということは言いませんが、延長するにしろ、しないにしろ、あの施設は重要な施設ですので、高校生の宿泊施設といいますか、あるいは滞在施設、要するに町外から来た生徒さんたちの、そういうのに利用できればなと、このように思ってはおります。 あそこを早くわかれば役場の庁舎の候補地としても検討できたんではないかというお話ありました。それにつきましては、やはりあそこを二高の跡地に、今の研修所のところに役場を持っていくのかどうかということについては、非常に私としては懐疑的な
考えを持っております。といいますのは、今の役場は、やはり中心市街地の活性化という大きな
目的も持ってここにありますので、それと全く離れてしまうところに役場を持っていくことについてはどうなのかなという気はしております。というのは、
大子中学校の昔の跡地、いわゆる中央公民館のグラウンド、あそこも候補として挙がりました。しかし、そこが候補としては挙がりましたけれどもだめだったのは、やはり中心市街地から離れてしまうだろうということで、現在の役場の敷地内に決まったという経過がございますので、あそこは残ったにしろ役場としての立地場所として、どうかなということはあったんではないかとは思っております。
○
議長(
大森勝夫君) 藤田稔君。
◆13番(藤田稔君) 今、
町長のほうから今後の方向性は変わらないということでありますけれども、メールとか電話等でその方向性というのは協議されていないと思うんです。契約は12月5日が多分期限だと思うんです、1カ月前で。それまでに協議して進めないで、きょう可決されて進んでしまえば、そのままでなってしまう可能性もあるんですよね。だから、メールとかそういうんじゃなくて、実際会って、こういう方向性も一緒に話すべきだと思うんです。話さないで契約というのもおかしいと思いますから、12月5日前にしっかりとそういう協議ができるかどうか。このグラウンドゴルフとかいろんな研修センターについての今後の町の
考えが。協議ができるかどうか。協議しなければ、私はあまりいい方向ではないと思います。町で示した部分で、町から提案されたんですからね、これ、諸般の
報告で。そういう部分を12月5日までにしっかり会って協議して、これをクリアできるような方向で持っていくかどうか、それお聞かせいただきたいと思います。
○
議長(
大森勝夫君)
町長。
◎
町長(
綿引久男君) 協議につきましては、直接顔合わせてやるか、メールでやりとりするかということなんですが、今、もう民間は顔合わせて協議するというのはだんだん少なくなっていまして、大部分がメールでのやりとりに今もうなってきているんです。 そういう流れの中で理科大と協議したんですけれども、ただ、理科大の担当のほうも理事会の方針が出ないうちはどうしようもないということだった。理事会の方針が、とりあえず1年間だけ延長して、その間に最終的にどうするか、全体のこういう施設、大学が持っている施設を1年の間にどういうふうにするかということを協議するということですので、具体的に行って話をしても理事会を通らなければ担当の部長であれ局長であれ、これ以上の回答は出てこないというのが現実ですので、議会のほうで、これから議会で承認していただいた後、向こうへ行って話をしても、正直言ってこれ以上の話というのは出てこないというのが今の現状ですので、こういう形で提案させていただいているというところです。
○
議長(
大森勝夫君) ほかに
質疑はありませんか。
町長。
◎
町長(
綿引久男君) 1月5日前までにというお話なんですけれども、必要があれば東京理科大のほうと協議はしっかりとしていきたいと思っております。
○
議長(
大森勝夫君) ほかに
質疑はありませんか。 15番、
吉成好信君。
◆15番(
吉成好信君) これは
平成20年のとき、9月議会だったと思うんですが、そのときに東京理科大へ
無償で貸すというような提案がされました。そのときに、私も貸すのに反対をしたわけでありますが、幾分でも金が取れる方向で
考えたらいいだろうと。その年の6月か7月だったと思うんでありますが、南魚沼市を視察してきたわけであります、合併したばかりです。3町で合併して、南魚沼市になったわけでありますが、そこで、3つの役場の中で2つが空いてしまったと。その空いてしまった、役場の3階議場をヤマト運輸のコールセンターに貸し
付けたわけであります。月100万であります。その下にある
駐車場も年間100万で貸すということで、1,300万入ってくるんだという話をしたと思うんでありますが、多分議事録があると思いますから後で見ていただければわかると思うんでありますが、そういうことで、利活用をしながら、ただの合併をしてそのまま置くんでなく、活用するということで、1,300万から収益になると。コールセンターも50人からの女性を採用して、東京から来た人はたった1人だったと。あとは地元採用だと。こういうことで、雇用の創出にもなったというような話を聞いてきたわけであります。 そういう点で、あそこの
大子二高の場所も、幾分でもいいからお金を取ったらいいでしょうと。お金を取らないと、ただで貸すとろくなものにならないと、いわゆる壊し放題です。修理はすると言っていますがもとどおりにはなかなかならない。そういうこともあるので、有償で貸したらいいでしょうという話もしたわけでありますが、今回も1カ月前ですから12月5日まではあるわけでありますので、それで1年ということでなく、いわゆる貸し
付けの場合には3年ないし5年ということが普通でありますから、1年というのは、やっぱり大学の経営が大変厳しいんではないかというようなことで、内容をひとつ調査してきて、1カ月前になるわけでありますから、あとの貸し
付けの方向を
考えてはどうかと。 また1年貸して、また理事会でということで、もう1年ということになっていく可能性もないわけでありますんで、今回1年というと貸し
付けについては私は反対をしたいと思っております。せめて、3年ないし5年ということで、後の整理をするといったってその辺のことはあっていいわけでありますので、まさに東京理科大は
大子町をなめているんではないかというような感もするわけでありますので、12月5日まで、4日ですか、1カ月前までにきちんとその辺を調査していただいて、再提案をしていただければと思っております。調査をするかしないか、ひとつその点でお願いをしたいと思います。
○
議長(
大森勝夫君)
町長。
◎
町長(
綿引久男君) 東京理科大につきましては、10年前に改修で約5億円を投資して改修したんです。そういうことで、現在も毎年4,000人前後の学生が利用をして、毎年2,000万以上の経済効果が
大子町に発生していると、こういうことですので、しっかりと今後継続していただくようにお願いをしたいとは思っておりますが、あくまでも理科大の方向性ですので、ただ、これがなくなるということになりますと、この毎年2,000万からの経済波及効果、飲食店などを中心とした、そういうのはなくなってしまうということもありますので、できるだけ1年ではありますけれども、承認していただいて、その後についてはさらに何年に延ばすかということは働きかけをしていきたいと思っております。 理事会でそういう方向性、これ
大子町の研修所だけではなくて、全体の施設の方向性の検討期間として1年ということになっておりますので、
大子の研修施設だけ結論が出ないうちの3年というのは、理事会としては恐らく打ち出せないんではないかなと、こう思っておりますので、とりあえず1年を延長して、その後何年にするかはしっかりとこの1年間を通じて働きかけをして、更新をしていきたいと思っております。
○
議長(
大森勝夫君)
吉成好信君。
◆15番(
吉成好信君) 更新の手続、あるいは3年になるようにはこれからというふうなことでありますけれども、とにかく理科大のパンフレット見ても
大子研修所は載っていないです。それほど、小ばかにされているわけですありますので、とにかく東京理科大はどういう
考えでここを借りて5億を投資したんだかよくわかりませんけれども、最初のときにはもっともうかる話をしたんです、町は。商店会からいろいろ買ってバーベキューをやったり何かして、2,000万どころではない話をしたわけでありますが、今は小っちゃくなっていわゆる2,000万の話であります。2,000万の話であればどこからでも町で節約すれば、2,000万ぐらいなるわけでありますので、余り後追いをしないのがいいと思うんであります。 そういうことで、皆さんでいろいろな議論もあろうかと思いますが、ここでひとつ暫時休憩をお願いしたいと思っております。動議としてです。私他
鈴木陸郎さんの同意を得て暫時休憩をお願いいたしたいと思います。
○
議長(
大森勝夫君) ただいま、3人の動議により暫時休憩の求めがありました。2人以上の動議により認めますので、暫時休憩を行います。
△休憩 午前10時50分
△再開 午前11時15分
○
議長(
大森勝夫君)
吉成好信君はもう一度発言ができますが。
吉成好信君。
◆15番(
吉成好信君) 暫時休憩をいただいてありがとうございました。 暫時休憩の中で、いろいろ
議員の皆さん方と協議をしたわけでありますが、1年間ということで東京理科大は延長の申し出があったということで、最悪の場合を
考えまして、議会としても、1年間かけて場所というよりも
大子二高の跡地について検討をしていくと。1年で断られた場合とか、あるいはそのまま継続していくという場合もあるわけでありますので、とにかく議会としては1年間かけて議論をしながらよりよい方向に向けていくという結論でありますが、執行部に対しても1年間かけてきちんと対応していただくと。 契約ですが、顔を見る契約をぜひやっていただきたい。こういう大きな
財産でありますので、ただメールでやったという、今はそうでありますけれども、いわゆる公的な部分の契約でありますので、ぜひ来ていただいてきちんとその辺は契約をしてもらえば、あと1年たったらばどういう方向になるかぐらいの、いわゆる世間話もできるわけでありますので、ぜひそういうことでお願いをしたいと思っております。町も議会も1年かけて、最悪の場合と継続の場合を
考えていくということでお願いをしたいと思っておりますが、いかがなもんでしょうか。お願いいたします。
○
議長(
大森勝夫君)
町長。
◎
町長(
綿引久男君) 跡利用につきましては、跡利用というのはもう当然1年で終わるということを前提になっちゃったんですけれども、跡利用につきましても町としても、先ほどちょっとお話ししましたように、幾つかの利用方法もあろうかとは思いますが、それにプラスアルファとして、さらにどういう利用方法ができるのかよく検討をしていきたいと思っております。体育館が2つもありますし、あれだけ広い敷地もありますので、何かもっと有効な活用ができればいいなと、こう思っておりますので、議会のほうとよく相談しながら検討を進めていきたいと思っております。
○
議長(
大森勝夫君) ほかに
質疑はありませんか。 11番、
佐藤正弘君。
◆11番(
佐藤正弘君) 佐藤です。 私もその10年前に約6町歩と1町歩の建物、固定資産税の部分もありますけれども、かなり大きな施設、それを
無償で貸すということはおかしいのではないかという反対の立場でやったわけですけれども、反対しました。実際に、理科大学がそこに来て、当初言われているような効果があったのかどうか。それと、10年は一区切りだと思うんですけれども、本来だったら有料、一定の額を取っていくと。多分、今の2,000万近くのお金というのは、施設
管理料とそこの賄いのお金を委託という形で出ているんだと思うんですけれども、そういう意味では有料というのも
考えられないのかどうかということ、その点についてお答え願いたいと思います。
○
議長(
大森勝夫君)
町長。
◎
町長(
綿引久男君) まず、効果なんですけれども、効果はかるのも非常に難しいんですが、金銭的な面からいきますと、委託料が当初が2,200万だったでしょうか、それで昨年からちょっとそれが下がって、少しだけ下がっていますけれども、そのほかにクリーニングですとか、あるいは飲食ですとか、最近は夜、店に食べに行くというのが多いと聞いて、年間3,000人から4,000人の生徒が来ていますけれども、その人たちも夜といいますか、店に買い物に行く、食べに行くというのは多くなっていると聞いております。そういう面での地域の波及効果というのは非常に大きかったなと。それから、もう一つは学生との交流です。これが以前、何度か大学の先生による地域の理科教室なども開催していただきましたし、それと、今、毎年吹奏楽の合宿が六、七十人、出入りもしますけれども、70人前後になりますか、毎年来て1週間ぐらい合宿して、さらに合宿した成果を、まいんで地元の
大子町の方に
無償で演奏を披露していると、それが定期公演になっています。もう第10回かな、ことし9回目ですか、の演奏会としてもう定着していると、そういうような交流も進んでおりますので、地域、人の交流という面ではかなりあるんではないかなと、こう思っております。
○
議長(
大森勝夫君)
佐藤正弘君。
◆11番(
佐藤正弘君) 私の感じたこの10年間では、やっぱり当初言われたような効果というのは見られなかったんじゃないかということと、
町民全体の中に東京理科大学の位置づけ、学生を初め一部の人たちは、あそこに理科大学の施設があって、学生さんたちが訪れているということは確かにわかっているかもしれませんけれども、まだまだ
公有財産を使って、それが町全体のものにはなってきていなかったんじゃないかということで、今後、例えば1年延長するという中でも、先ほど言われたように、こちらからどうなんですかと聞いたら、例えば理科大学のほうから、役員会とか理事会があるから1年待ってほしいと、1年の間、役員会で検討したいというような話ですけれども、積極的に用地を求めたり施設を求めるという場合は、5年、10年というのはもともと確保していると思うんです。そういう意味では、吉成
議員が言われたように、もし1年の期限つきで、それを十分必要ないというふうな結論になっている場合だってあるんで、その場合の対策というのは従来の発想からいうものじゃなくて、もっと全体的に町の発展のために重要な施設なので、そこへ寄与するような形も
考えていくようなのが必要ではないかと、もうダブりますけれども、思うんですけれども。だから、その点の部分が明確にする必要があるんじゃないかと思います。その点については、決意はどうなんでしょうか。
○
議長(
大森勝夫君)
町長。
◎
町長(
綿引久男君) 理科大の研修施設を町の発展のためにもっと寄与するようなという話なんですが、あの施設を今以上にどのような利用方法があるのか、ちょっと思いつかないんですけれども、先ほどちょっと言いましたような幾つかの小さい利用方法というのは、それはあります。しかし、今以上の利用方法、町に寄与できるような方法というのはちょっと見当たらないという意味なんですけれども。そういうのがあれば、それはそれでまた検討はしたいとは思いますが、そういう使用方法が浮かばない、ただ、もっと寄与するようにすべきだと言われても、あればやりますけれども、ただ思いつきでもっと寄与するようにしろと言われても、それはなかなか実現は難しいと思いますけれども。
○
議長(
大森勝夫君)
佐藤正弘君。
◆11番(
佐藤正弘君) 私が言いたかったのは、1年でもう契約更新しないよというのは十分可能性があるという段階の、今後の検討課題というのが必要じゃないかというふうに言ったわけですけれども、そういう意味ではそこを検討していかないとだめなんではないかと思います。 それと、先ほど言ったように、10年前、ただではだめだろうと反対したわけですけれども、この契約書の中でまた
無償でと書いてありますから、そういう意味では
考える余地がないのかどうか、その点についてお伺いしたいと思います。
○
議長(
大森勝夫君)
町長。
◎
町長(
綿引久男君) 10年前に
無償で貸し
付けしたということについては、理科大の使用計画聞いたときに、約5億円からの投資をして利用しますよと、そういう話がありましたので、それにプラスこちらで有料で貸し
付けることがどうかということもありました。あの当時、5億円の投資もします、それから毎年2,000万からの、当時2,200万だと思いましたけれども、
管理費を払いますと、そのほか食事なども全部地元の企業にお任せしますと、そういう条件だったんですよね。来れば地元との交流も行いますと、そういう条件だったですから、それならば
無償でもいいのかと。実は、あの当時それ以上のいい条件で貸せるような案件といいますか、そういうのは全くなかったわけです。ですから、その当時最も有利な条件を出してきた東京理科大との協定を結んで
無償化したわけですし、今後それを有償化できるか言われましても、恐らくそれは無理だと思います。そういうことです。
○
議長(
大森勝夫君) 4番、
菊池靖一君。
◆4番(
菊池靖一君) 契約書の中で返還にかかわる条件というのがあると思うんですけれども、この条件は、こちらから契約を解除した場合に、返還してもらったときのあそこの施設がどういうふうな形で返還されるのかというところを、ちょっとお聞きしたいと思います。
○
議長(
大森勝夫君)
町長。
◎
町長(
綿引久男君) これは、基本的には原状回復ということになっています。
○
議長(
大森勝夫君)
まちづくり課長。
◎
まちづくり課長(
保坂太郎君) 契約書上では、返還するときには、期日までに原状に復して返還しなければならないというふうになっております。この契約に関して疑義があるときは、両者協議の上定めることとされておりますので、実際には協議の上、施設の投資なんかも行っておりますので、そのあたりは協議の上決めることになると思っております。
○
議長(
大森勝夫君)
菊池靖一君。
◆4番(
菊池靖一君) 今のままで返すというような理解でよろしいんですよね、それは。 例えば、こちらから解除を申し出た場合、向こうもちょっと感情的になって、中はきれいにもとに戻す、何かそういう形で返しますよとか、その辺がちょっと契約上どういうふうになっているのか、そこのところちょっとお聞かせください。
○
議長(
大森勝夫君)
町長。