平成30年 9月 定例会(第3回) 平成30年第3回
鉾田市議会定例会会議録 第3号 平成30年9月7日 午前10時00分開議 出 席 議 員 議 長 12番 井 川 茂 樹 君 9番 水 上 美智子 君 副議長 10番 入 江 晃 君 11番 岩 間 勝 栄 君 1番 髙 埜 栄 治 君 13番 米 川 宗 司 君 2番 井 川 倫 士 君 14番 友 部 政 德 君 3番 渡 辺 拓 哉 君 15番 山 口 德 君 4番 亀 山 彰 君 16番 田 口 清 一 君 5番 二重作 茂兵衛 君 17番 堀 田 正 衛 君 6番 郡 司 功 君 18番 石 津 武 吉 君 7番 小 沼 勝 君 19番 高 野 衛 君 8番 根 嵜 眞 君 20番 倉 川 陽 好 君 欠 席 議 員 な し 出 席 説 明 者 市 長 岸 田 一 夫 君 健 康 福祉部長 金 沢 覚 君 副 市 長 寺 門 利 幸 君
旭市民センター長 飯 島 衛 君 教 育 長 石 﨑 千惠子 君
大洋市民センター長 小 沼 三 男 君 総 務 部 長 関 谷 公 律 君 会 計 管 理 者 松 金 邦 行 君 市 民 部 長 二重作 勝 君 教 育 部 長 小 沼 富 男 君 産 業 経済部長 鈴 木 賢 君 上 下 水道部長 中 根 衛 君 建 設 部 長 寺 家 喜 重 君
農業委員会事務局長 飯島與治右衛門 君
出席事務局職員 事 務 局 長 方波見 隆 雄 庶 務 係 長 豊 田 隆 弘
事務局長補佐兼 和 泉 経 義 書 記 会 沢 かおり 議 事 調査係長 議 事 日 程 第 3 号 平成30年9月7日(金曜日) 午前10時00分
開議開議日程第1 諸般の報告日程第2 一般質問 1.本日の会議に付した
事件議事日程に同じ 午前10時00分開議
△開議の宣告
○議長(井川茂樹君) おはようございます。 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成30年第3回
鉾田市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。
△諸般の報告
○議長(井川茂樹君) 日程第1 諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定に基づき説明のため出席した者は、市長ほか13名でありますので、報告いたします。
△一般質問
○議長(井川茂樹君) 日程第2 これより一般質問を行います。 順次質問を許します。なお、重複質問は省略願います。また、執行部答弁は簡単明瞭にお願いいたします。
倉川陽好君。 〔20番
倉川陽好君登壇〕
◆20番(
倉川陽好君) おはようございます。20番倉川でございます。 北海道で大地震があり、6名の方が亡くなり、多くの行方不明者や多くの被害が出ております。東北大震災のときに、私も目の前の鹿行大橋が崩落して、そしてとうとい命が失われたことがあります。本当に北海道の方にも心よりのお悔やみとお見舞いを申し上げ、一般質問を始めたいと思います。 それでは、通告に基づきまして、一般質問を始めます。現在茨城県の
太陽光発電施設の設置数は全国で上位にランクされているようです。要因は平たん地で、ゴルフ場等が多いためが要因のようです。これらの設置条例は、どのようになっているでしょうか。これらの施設は、寿命が20年とも言われているようですが、老朽化したときの問題は、どのように取り組むのか。 大洋地区では三十数年前にミニ別荘が乱立状態に建てられ、当時の先輩の議員さんにこれらのことを聞いたら、山が売れて、そのお金で住宅を建て直している状況なので、それらが難しいと言われましたが、あれから30年、老朽化し、一部は廃屋状態の現状であります。それらを考えたとき、太陽光等の条例を設置すべきと思いますが、これらの対策について、市の考えをお尋ねいたします。 そして、市が商工会と太陽光施設の賃貸関係を結んでおりますが、これらの内容と契約者、そして会社等はどのようになっているのかお尋ねいたします。 2点目に、
米づくり農家への取り組みについてお尋ねします。国の今年度予算は、米の生産調整の仕組みを大きく見直すための米政策関連の予算に重点配分したのが特徴とのことですが、そしてこれらの新対策として、
収入保険制度や水田活用の直接
支払い交付金の増額をするとのことですが、これらの取り組みに鉾田市では今年度国のほうから専門のプロが部長として来ておりますので、これらについては何ら鉾田市のためのどのようなことができるのか、よろしくご答弁をお願いいたします。 3点目に、
小学校維持管理についてお尋ねします。市内の小学校が20校から4校に、今学校統合が進められています。来年度は、鉾田市2校目の
鉾田南小学校が開校予定です。そして、大洋地区、旭地区と順次小学校建設が進められる予定です。それらの効果で、施設維持費や人件費はどのくらい削減になりますか。 そして、学校統合により、児童の通学もバスでの送迎が中心になると思いますが、これらの送迎費用等は現在の
鉾田北小学校と同様のシステムになるのか。そして、将来の市の教育予算はどのように変化していくのか、お尋ねします。以前、公の施設については、総務省のほうから見直しをしろとの、鉾田市にも来ていると思いますので、これらについては学校が4校になって、閉校した学校がそれでどのような形でこれからやっていくのか、それらについても詳しくお尋ねしたいと思います。 4点目に、鉾田市第2次総合計画の策定、1年が経過しました。これらの進捗状況についてお尋ねします。前市長は、平成19年に鉾田市総合計画を、そして将来像を「いのち」と「くらし」の先進都市と定め、事業に取り組んできました。そして、それらを検証し、新たな総合計画を平成28年に第1回の
ワーキングチームで基本方針を協議、6月27日に計画審議会、委員の委嘱、
スケジュール等を協議し、平成29年の…… 〔何事か呼ぶ者あり〕
◆20番(
倉川陽好君) いや、みんなによう聞こえるようにやっぺと思って、だめだのどばかり渇いちって。 そして、
目玉的観光施策の鹿行広域DMOの設立がありますが、鹿行5市を中心に、DMOの立ち上げということのようでありますが、これらの内容について、3点お尋ねします。 1点、5市を中心とは、どのような内容なのか。これらの内容について。 2点、この計画書は鬼沢市長が審議会に委任して審議され、鬼沢市長が議会に報告されたと思いますが、これらについては審議委員会の委員は議会から派遣された委員長であります。そして、その中には4名の議員が入っていたと思います。これらの職員派遣等が今回の議会で否決されましたが、鹿行5市で出資し、設立したDMOはどうなるのか、お尋ねいたします。 5点目に、鉾田・行方・潮来広域の
ごみ処理施設計画についてお尋ねいたします。平成20年から3市での広域化に向けて協議し、進められてきた施設計画が全員協議会で説明がありましたが、当初の計画では平成32年完成で進められてきた計画が、どのようなことでだめになったのか。それらの最大の要因は何だったのか、10年も協議し、この責任問題はどのようになっていくのか。ましてこれは鉾田市からも職員が派遣され、鉾田市、行方市、潮来市から3市派遣され、行方市に事務所が設置され、10年間やってきました。そうすると、職員の給料だけで、鉾田市からも500万円ぐらい出たら、10年で5,000万円ですよ。それで用地も決まらない、反省もしないというような結果に対して、これらについてはどのような説明をしてこれから進めていくのか、お尋ねいたします。
○議長(井川茂樹君) 倉川君の質問に対し答弁を願います。市民部長。
◎市民部長(二重作勝君) 1点目の条例の整備についてでございますが、現在県内では土浦市、古河市など8市が条例を制定しておりますが、内容は開発行為や森林法など開発法令の遵守、豊かな自然環境の保護などを目的としております。事業規模の要件は異なりますが、指導内容については茨城県
太陽光発電施設の適正な設置・管理に関する
ガイドラインとほぼ同じ内容となっております。 本年に条例を制定しました北茨城市では、大規模な災害に備え、出力が500キロワット以上または5,000平米以上の事業面積となるものについては、計画書の確認が終了した時点で、施設の運用、災害時及び廃止後の措置に関する協定の締結を事業所に対し申し入れる内容となっております。 本市においては、森林法、
埋蔵文化財関係など個別の法規制につきましては、所管する課で対応をしてございますが、関係各課と連絡調整を行っております。また、出力が50キロワット以上の施設については、先ほど申し述べた件で策定しました
ガイドラインに基づき、特に事業者に対して隣接地に配慮するよう指導しているところでございます。 今後情勢を踏まえながら、事業者に対しては適切な管理を指導していくため、要綱等の法令等の整備を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 それでは、2点目の老朽化した場合の対策についてでございますが、
太陽光発電施設の…… 〔「1項目ずつやってくださいよ。1項目3回ってことになってい るから、1項目の中に3つあっても、それは1回で、トータル で説明してくれればいいことであって、それを1回ずつやって いったら9回分になっちゃうよ」と呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) それはそれで。いいです。 はい。
◎市民部長(二重作勝君) 失礼しました。 2点目の老朽化したときの対策についてでございますが、
太陽光発電施設の設置を国に申請する場合、廃止する際の発電設備の取り扱いに関する計画が適切であることが要件となっております。そのため、事業計画の段階で、終了後の設備を適切に処分できる計画かどうかを国が確認し、事業認定がおりる手続になっております。 また、県が策定しました
ガイドラインでも処分に関することが盛り込まれておりますので、既に設置された施設におきましても、
ガイドラインに基づいて適切に管理を行うよう指導してまいります。 先ほどもお答えしましたが、事業者に対して適切な管理が、指導していくための要綱等の整備を今後進めてまいります。以上でございます。 〔何事か呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) 借地も。 では、総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) それでは、市有財産の
太陽光発電施設の賃貸借契約についてご答弁申し上げます。
鉾田商工ソーラー発電株式会社とは、平成24年12月27日に契約を締結しまして、年間128万2,500円、貸し出し面積が1万…… 〔「面積はいいよ」と呼ぶ者あり〕
◎総務部長(関谷公律君) いいですか。それで、貸付期間は平成25年3月から平成35年の2月末の10年間の契約となってございます。契約書によりますと、
試用期間満了後は、10年以内で契約更新が可能であると。さらに、更新する場合には事前で文書で申請を受けることになってございます。また、契約満了時には、現状に回復して市に返還するという内容になってございます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 倉川君。
◆20番(
倉川陽好君) 今の現状を余り見ていないのかなというような気がしますね。例えば太陽光やっている場合にも、土地だけを借りてやっている人と、自分の土地に設置している人と、2つあると思いますね。それで、例えば会社が倒産したらば、逃げられたら終わりでしょう。あと責任ないんですね。普通アパートなんかでも、貸した場合には敷金の制度ありますよね。最終的な何、どうなるのか。それと、今心配されているのは、あの太陽光の施設が1つずつ放置されたときに、さわったら感電するというような危険性もあるというようなことも聞いていますよね。あれだけで発電するわけだから。そういうような問題とか、あと農地の真ん中とか、山の急傾斜の場合には、例えば面積によっては、調整池とか、いろんなものあるでしょうけど、排水設備。なかった場合に、今度の大雨だとか、いろんな問題が出てきたときに、どのように対応していくのか。だから、これから鉾田市では条例つくるわけですから、答弁は結構ですから、そういうような危険な何を盛り込んで、地権者の同意も必要だというようなことも考えて、ぜひ進めていただければいいのかなと思います。 それとあと、市に貸したのは、何かちょっと前に茨城新聞にも載ったんだけど、あれ20年契約で貸したんでしょう。今10年と言ったけど。それで、20年契約で、2,500万とかと言っていましたよね。あの新聞に載ったのでは、多分そうだと思いますよ。 それとあと、固定資産税が、鬼沢市長が当時説明した中では、20年で1,500万円入るというようなこともありました。それで、あの土地に関しては、大洋村時代に地域の住民の人らが、運動公園か何かつくるために寄附してもらったやつなんですよ。それが全然、ヒマワリが植わって、きれいになって、これいいねとやったらば、その後すぐ太陽光が建っちゃったので、それらの問題もあるし。それで、固定資産税が入るというけど、建物でない場合の固定資産税というのは償却資産ですよね。20年間の償却資産で、そのまま入りますか。
○議長(井川茂樹君) 総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) ご答弁申し上げます。 議員おっしゃるとおり、
太陽光発電施設は償却資産ということで、当時新聞では20年間で2,350万円ということで発表があったと思っております。当初では、
パネル設置費用につきましても工事費として見込んで、3億円で発表したということで、実際には
太陽光発電施設についてはリース契約だそうです。その関係で、
鉾田商工ソーラー発電株式会社からでは、現状の計算では20年間で1,077万9,000円という形になってございます。それで、そのリース会社のほうから
太陽光パネル分がほぼ同額入ってくるということを聞いてございます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 倉川君。
◆20番(
倉川陽好君) あれは、まして当時の市長が、商工会長とそういうことを相談して、新聞報道までしてやった中で、今のと全然違っちゃっているんでしょう。私らも余り言えないんですよ。鬼沢市長のときは、常に賛成討論やっていた立場で。そこまで見抜けなかったから、本当に。亀山さんも商工会の副会長やっているけど、わかんないと思うよ、本当に。会長と市長がやって、それで地元の企業が潤うように、地元の会社に工事させる。それでやったのが、リースだなんて一言も書いていなかったですよ、あのころ。だから、岸田さんが、まだ1年生でいろいろ言われて、詐欺だとかなんとかって言われているけど、大丈夫だよ、十何年やっている人が、そこらの程度だから。 だから、ぜひこれらの問題については、回答書をよく精査して出していただければと思いますので、答弁は今日はいいです。
○議長(井川茂樹君) 2点目に、よろしいですか。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。
産業経済部長。
◎
産業経済部長(鈴木賢君) 米政策についてご答弁申し上げます。 米政策でございますが、平成30年度から制度の改正がございました。いわゆる減反対策の交付金でございます米の直接
支払い交付金が廃止となりました。あわせて国では主食用米の価格安定を図るため、飼料用米や加工用米等の新規需要米の作付を引き続き推進してございまして、平成30年度予算について、これらの対策の増額をしてございます。 市といたしましては、こうした変更になった制度の周知を図りまして、また国の方針に沿った
新規需要米生産の取り組みに対しまして、市独自の上乗せ助成を行い、米価安定の対策や米生産農家への助成を行ってございます。 また、今申し上げました対策は
経営所得安定対策という中でやっておりますけれども、米、麦、大豆等につきまして、販売収入額が
標準的収入額、基準となる額を下回った場合に補填される
収入減少影響緩和交付金、これが従来から活用されてございます。これと同じような制度ということで今度始まるのが、議員ご指摘の
収入保険制度でございますが、これまで実施していた
農業共済制度、これにかわるものでございますけども、自然災害の収入減を対象としていたもので、かつ対象品目を限定的でやった
農業共済制度にかわりまして、品目の枠にとらわれず、単価の下落とか、そういったことも含めた収入減も対象として、その一定の
セーフティーネットとして機能するものでございます。 こうしたことで、農家が安心してリスクをとって、さらなる経営発展のための取り組みをどんどんチャレンジするような形で応援できるようになりました。
加入推進自体はですね、
農業共済組合が行ってございますが、市としても積極的に推進したいものと考えておりますので、チラシ等で周知等をしてございます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 倉川君。
◆20番(
倉川陽好君) 本当に国の施策と何と、また県でも100ヘクタール以上の大規模農家のいろんな農業法人を短期間で育成する方法とか、
茨城モデル水稲メガファーム育成事業を今年度スタートするようでありまして、やはりそういうような大型農業の方はいいんですけど、大洋の湖岸地区は小さい農家の方が多くて、それで現役のやっている方が、私らと同年くらいの方が多いんです。それで、一番その人らの課題が、トラクターとかの機械が壊れちゃったので、修理代が30万円も50万もかかっちゃうから、やめちゃったと。それで、大型農業をやっている人らに委託しているというような話も今現実にあるんですね。だから、よくなんだけれども、いろんな形での補助金、例えばあるけど、農家の方の
ビニールハウスとか、物を買うとか何かの場合には結構補助金が出るんだけど、そういう零細農家の方らに対する補助金、修理代のそういう助成とか何か、これは市で考えるべきではないかなと思うんですよね。 これから先、あと30年たったら、100万人も人がいなくなってしまうというような時代で、高齢者が頑張ってくれなかったら、地域の産業は成り立たないという中で、本当に
産業経済部長が、ぜひ鉾田に行って、鉾田の現状に合わせて、零細農家の方に対する補助事業をやってきたというように胸を張って帰れるようなことをぜひ考えてやっていただければと思います。答弁はいいです。
○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。 教育部長。
◎教育部長(小沼富男君) それでは、3項目め、1点目の統合4校の維持費や人件費についてご答弁申し上げます。 小学校の統合が完了して4校になると、消防設備や受水槽の点検、合併浄化槽やオイルタンクの清掃検査、さらには老朽化による修繕工事など、現時点での試算では約6,000万円の費用の減少が見込まれます。また、人件費につきましては、教職員給与は茨城県で負担していますが、市で雇用しています配膳員は、年額約1,000万円の費用の減少が見込まれております。 次に、2点目のバスの送迎費用等についてご答弁申し上げます。バスの送迎費用につきましては、現在
鉾田北小学校では年額6,772万5,000円、
鉾田南小学校では年額1億3,017万4,000円、計画の段階の大洋中学校区統合小学校と旭中学校区統合小学校では、それぞれ年額6,600万円を見込んでございます。平成37年4月以降の費用を現在の契約額で算出した場合には、年額で約3億3,000万円を見込んでございます。 また、
送迎システムにつきましては、
鉾田北小学校では2事業者と運行契約を締結しております。期間は、平成28年4月1日から平成33年3月31日までの5年間で、運行ルートは11路線、運行台数は中型バス10台と小型バス1台、1日の運行は基本的に朝1回、帰り2回で運行しております。 それから、
鉾田南小学校では、3事業者と本年8月2日に運行契約を締結しまして…… 〔「細かい数字はいいよ」と呼ぶ者あり〕
◎教育部長(小沼富男君) 期間は、平成31年4月から平成36年の3月31日までの5年間でございます。 運行ルートは19路線、運行台数は大型バス2台、中型バス11台、小型バス6台、1日の運行は基本的には朝1回、帰り2回の運行となってございます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 倉川君。
◆20番(
倉川陽好君) 平成26年に総務省の大臣通達で、国においては公共施策の老朽化対策が大きな課題になっておるので、
地方公共団体においては厳しい財政が続く中で、今後人口減少等により公共施設の利用状況が変化していく、早急に公共施設等の全体的な状況を把握し、長期的な視点で更新、統廃合、長寿命化などを計画的に行うことにより、財政負担の軽減、平準化するとともに、公共施設の最適な配置を実現することが必要になっているということで、このようなことがあったので、十何校の学校が4校になっちゃうわけですから、それの維持費とか、いろんなのも安くなると思うんですよね。 それとあと、一番今鉾田市で課題は、弱者の交通、高齢者とかいろんな方の、それをバスの中の契約の、何年、何年と言ったけど、バスの契約を1日何時間でやるか、朝の契約と夜だけの、帰るだけの契約でやって、昼間は頼まないからいいんですよというようなタクシー方式にするのか、それとも1日トータル的に頼むんであれば、1日に1回か2回、その地域の老人の人らを、買い物難民の方を救うという一つの新しい施策になるのかなと思いますので、これらについてはそういうような意図で質問をしたんですけど、これはなかなかね、なんなので、ぜひ私がここに行ってやるということではないので、まだまだ来年の3月、そして大洋は4年先ぐらいになるので、旭はもっとその先ですので、ぜひこれらの問題については、学校だけの交通機関としてでなくて、同じ1日頼むんであれば、全ての市民の方が安心して頼めるような
交通システムなりをぜひ考えてほしいと思います。これらについて、市長、何か答弁でありましたら。1回で終わると、また言われるから。
○議長(井川茂樹君) 市長。
◎市長(岸田一夫君) 今倉川議員のほうからありましたけれども、やはり今公共交通のいろんな検討委員会等立ち上げておりますんで、その部分で、今議員から提言がありましたことにつきましては、その会議等におきまして、また私どもの方針の中にも入れて検討していきたいと思います。以上です。
○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁を願います。
産業経済部長。
◎
産業経済部長(鈴木賢君) 鹿行DMOの関係でご答弁申し上げます。 まず1点目、鹿行DMOにおいて鹿行5市を中心に進める内容についてご答弁申し上げます。基本計画に示されております鹿行広域DMOでございますが、鹿行5市を中心に設立に向けて協議を進められまして、本年1月に鹿行5市及び地域企業3者によりまして、アントラーズホームタウンDMOとして設立され、4月より事業を開始してございます。 DMOでは、地域と協働した観光、地域づくりを目的といたしまして、サッカー合宿等の誘致などを軸としたスポーツツーリズムを中心に、そのほかにも鉾田市や行方市での農業体験といった各種の多種多様な観光資源を組み合わせながら、鹿行地域の交流人口の拡大を図っていくとしてございます。このDMOの取り組みについてでございますが、6月議会でもご答弁申し上げましたとおり、鉾田市に何かメリットが享受できるような事業を進めていくということがまず大事なことでございますけども、他の市等が企画している事業もございますので、鹿行地域の官民が協力して事業を進めていくというこのDMOの取り組みは、せっかくこういうのができ上がったものでございますので、こうした他市が企画しているような企画についても、当市として積極的に移行した他市の観光商品にも関与して、いろいろ提言、提案等していきたいと考えております。以上でございます。 〔何事か呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) 2点目やる。先にやっちゃって。
◎
産業経済部長(鈴木賢君) 済みません、申しわけありません。 3点目、鹿行DMOの職員派遣等の条例の否決と今後の鹿行DMOについてということでご質問いただいている件についてご答弁申し上げます。6月議会にてご提案いたしました職員の派遣等に関する条例の一部改正についてでございますが、アントラーズホームタウンDMO事務局に職員を派遣することが当市のメリットとなると考え、ご提案をさせていただいたところでございます。 現在職員は派遣はしてございませんが、DMOとの連携を深め、DMOを鉾田市の観光振興の起爆剤として活用できるよう模索しているところでございます。現在はDMOにおいて、各市企業の担当者による月2回の会議が開催されてございます。DMO事務局、鹿行地域の他の4市、その他3者の企業とも積極的なコミュニケーションを図りまして、DMO事業の方向性等を注視しながら、鉾田市の強みを生かした商品開発等の実現につなげていきたいと考えてございます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 倉川君。
◆20番(
倉川陽好君) 時間なくなっちゃう。いいや。 アントラーズができたときに、ホームタウンって、結局最初鉾田市と行方市は入んなかったんですよね。それで、後日おくれて入って、これにもホームタウンで500万円ずつ払ったんですよね。それで、その当時は鉾田市のほうにアントラーズの入場券が何枚か来て、議会のほうにも何枚かあげますかと言ったそうですけど、議会のほうにはそういう話は一回もなくて、執行部のほうでどのようになされていたのかはわかりませんけど、そういうような経緯があるほど、ましてアントラーズの、サッカー場で鉾田市の何があって、いろんなイベントをやったりして盛り上がっている。これは鉾田市だけでなくて、今は稲敷市とか、あっちのほうも結構入ってやっているのですよね。だから、そのようにアントラーズに対するこういう効果というのはあるし、まして来年国体、オリンピックというような中で、一番盛り上がる時期にどうなのかなと。 それで、過日ここの鉾田市でアントラーズの来た人が、入場券配っていましたよね。高齢者の65歳以上の方にって、玄関入ったところで。あれは、どこの人だかわかりますか。アントラーズの会社の方ではないんですよね。神栖市の職員なんですよ。だから、このDMOも鉾田市が何年も続けていくということではなくて、交代でいくというのは暗黙の了解みたい。なので、これで切っちゃったときに、よその町村なにがどうなるのかなと。例えば鉾田市がもういいからといったときに、アントラーズのほうでは、では行方市さんにお願いしますかとか、そういうことになってきたときにも、いろんなのにありますよね。そうすると、あとずっともう鉾田市さんは入れないと、職員派遣。というような何もありますので。 あと、民間の企業にも出資しているのがどうのこうのと言いますけど、鉾田市で民間の企業に出資している最大のところはどこですか。あわせてお尋ねします。
○議長(井川茂樹君) 総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) 株式会社ですから、アントラーズに対しては出資者とか、あとは大洗鹿島線を運営している鹿島臨海鉄道、そういったものが民間株式会社が多い出資をしていると思っております。
○議長(井川茂樹君) 倉川君。
◆20番(
倉川陽好君) 最大の出資者は、茨城県の食肉公社ではないですか。あれ民間ですよね。あれには2,000万円から3,000万円ぐらい入っているんではないかな。やっぱり鉾田市は養豚は主要産業ですから、そこら辺は当然だと思いますし、そういうふうなことで、いろんなことがあるので、やはり今、市がある程度補助金とか何か、民間の企業流すのには、これはしようがないと思う。商工会なんかだって、どのくらい行っているということになったら、いろんなことあるでしょう。だから、さっきも余り聞かなかったのだけれども、償却資産の問題だって、20年ぐらい入るというけど、恐らく10年ぐらいでペケになってしまうと思う。だから、そこらのところをもう少し職員の人らが勉強して、議会でみんなに提案しちゃったけど、これで果たして大丈夫なのか、大丈夫ではないのかというのに対してもやっぱりよく精査して、後日、よく岸田市長はやるよね、間違えましたというように、文書、こういうことが正確ですって、この前も来たけど、あんなふうに素直にやってくれれば、議会と執行部は二元代表制の場でありますので、そのような形で堂々と議会の場で議論して、鉾田市がよくなるように取り組んでいくのが議員の役目でもありますので、ぜひそのようなことを、私が答弁漏れがあったとかなんて言いますけど、それ以上聞いても答弁できないと思ったから私やめたので、ぜひそこらのところ勘案して、これから答弁ください。最後でいいです。 次の質問に。
○議長(井川茂樹君) 5点目の答弁を願います。 市民部長。
◎市民部長(二重作勝君) 鉾田・行方・潮来3市のごみ処理施設の経過につきましては、平成20年7月に3市で廃棄物対策連絡協議会を設立し、広域処理施設建設の検討を進めてまいりました。その後、平成24年5月に3市による一般廃棄物広域処理促進協議会が設立されました。平成25年10月には構成3市でごみ処理広域化施設建設候補地の推薦を依頼し、平成27年4月に各市3候補地、合計9候補地が推薦されました。 平成28年1月には3市の副市長、担当課長などをメンバーとしましたごみ処理施設建設候補地選定委員会におきまして、各市1カ所、合計3カ所に候補地の絞り込みを行いました。平成28年4月には鹿行広域事務組合にごみ処理施設建設準備室を設置し、候補地3カ所において調査、検討、協議を行ってきたところでございます。その後1カ所の候補地につきまして変更が生じ、再提出がなかったことから、建設用地の選定には至っておりません。本年7月17日に潮来市長より事業に伸展が見られず、潮来市では早期の施設建設が必要であることを理由に、離脱する旨の申し出があったところでございます。残る鉾田市、行方市では、基本構想の策定など、広域で取り組む事業ではなくなることから、3市の共同処理を取りやめることとしたものでございます。 事業がおくれた要因でございますが、先ほど申し上げたとおり、事業がおくれた要因としましては、絞り込みが行われました3市の候補地のうち1カ所の候補地に変更が生じ、候補地の再提出がなかったことから、建設用地の選定ができなかったことでございます。これまで建設に向け協議を進めてまいりましたが、建設用地の選定が至らず、共同事業の取りやめとなることにつきましては、構成する行方市、潮来市、鉾田市3市にそれぞれの責任があると思っております。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 倉川君。
◆20番(
倉川陽好君) 非常に市民部長、今年になって大変だろうけれども、これ10年計画の中で進めている中で、一番最初は茨城県がごみの計画は10カ所選定して、鹿行に1カ所ということで進めたんですよね。その当時は鹿嶋市、神栖市さんは景気がよくて、固形燃料化は俺らがつくるんだと。それで、燃すところも住金だとか火力発電、いろいろあるから大丈夫だってやって、それで鹿嶋市、神栖市さんが抜けてしまったので、鹿行3市、潮来市と行方市と鉾田市になったのですよね。それで、当初は行方市の市長が、国際電電の跡、あそこに建てるのだということでやって、それが市長選の選挙の争点になって、今の鈴木市長が反対だということでご破算になっちゃったんですよね。それで、私と堀田さんらとかと、いろんな関係で12回くらい委員会出ましたけど、その中で潮来市さんは積極的でしたよ。潮来市だったらいつでも受けると。ただ、潮来市が遠いからということで反対していた人がいたみたいですよね。鉾田市だか行方市だかわかりませんけど。 それで、今のごみ処理施設の問題点の中で、一番当時クリアしたのは潮来市ですよね。24時間稼働で。行方市と鉾田市は8時間稼働で、一番ダイオキシンとかいろんなものが発生しやすい、そのような中でも、地元の人には8時間だということでやっちゃって、進めてきて、だから行方市さんでなくて、潮来市さんはそのかわりに地域の住民の人らに温泉施設もつくりましたよね。あれ今どこでもやっているんではないですか。この間、秦野市、私も見てきましたけど、2市でやっていて、あれ1カ月フル稼働ですよね。それで、太陽光どころでなくて、その熱量を東京電力に売って、3億円からの収入があると。それで、なおかつ地域の住民の人らに温泉施設とか、いろんな学習施設なんかをつくっているんですよね。 だから、私も何回かのときに行方市で言ったときに、場所なかったら大洋村でいいですよと、私札で受けますよと思って発言したんですよ。そのときには、老人ホームが古くなっているので、どこに建てるかというのもあったので、そんだったら焼却場つくるかわりに、大洋村に老人施設もつくってもらえればいいなと思って提案したんですけど、何ら回答がないまま終わったんですけど。それで、これ20年までに用地の選定を決めるというのは当初計画にあって、その選定のメンバーは、幸い部長らではないのだよね。副市長が中心になってやったのだよね。それらに対しての議事録か何かありますか。
○議長(井川茂樹君) 市民部長。
◎市民部長(二重作勝君) そのときには、3市で行方市北浦庁舎で事務局を構えてまして、ですので実際的には今私の手元には、その議事録のほうはございません。 〔「手元になくたっていいんだけど、別に持っているの」と呼ぶ者 あり〕
◎市民部長(二重作勝君) 今ここにはございません。 〔何事か呼ぶ者あり〕
◎市民部長(二重作勝君) 当時の議事録はございます。つくってございますので、申しわけございません。私の手元にはないというような表現でしたけれども、その議事録はございます。以上です。
○議長(井川茂樹君) 倉川君。
◆20番(
倉川陽好君) だから、これ多分部長らがやったら、えらい責任になりますよ。だから、当時のトップは、1年間何も考えなかったということですよ。それで、これはさっきの総合計画だって、750万円のコンサルタント料を入れて、アントラーズのなにもペケになっちゃっているし、このごみ焼却場も、私会議に行って、堀田さんも行ってるから知っているけど、コンサル会社がガーガー言っているので、私随分やり合いましたよ。だから、市から出向した職員が500万円ずつもらったとして、10年で5,000万円の損害、コンサル会社にも500万円から1,000万円やったら、幾ら投資して、多分今度のなんで、500万円が積立金だから返してくれるというけれども、当初計画したのを全部返してくれるなら話はわかるよね。それがないのでしょう。 それとあと、これやはり広域議会にも責任あるんだよね。広域議会で、当時鹿嶋市と行方市は、うちのほうではあるからって蹴ったけど、これ広域議会の仕事だからね。まるっきりこの3市の委員会でやったことに振っちゃっていて、今広域の首長誰ですか。でしょう。だから、それはわからないのだったら、どんどんやっていったほうがいいよ。私はよくわかりませんけど、当時の状況どうだったんですかと。だから、私はあのときにも知っているけど、言いましたよ。何で行方市が事務所なのに、そこの入り口に大型焼却場反対の看板が3枚ぐらい立っている。どういうわけなんだと言ったら、行方市の職員、何と言ったと思いますか。誰が立てたんだっぺと言うから、ばかなこと言ってんでねえって言ったの。市有地に個人の人が立てられるわけあんめって。周也が立てたんでないかって、俺言いましたよ。本当に私は市民のためになることだったら、自分は憎まれてもいいと思ってっから、どこの議会でもやりましたけど、ぜひ、来年の7月まで寿命がないんだけど、やはり議員というのは市民から選ばれたんだから、堂々と発言して、そごがあったらどうなんだとかということもありますけど、ぜひこういうことで、私が言った中で、最終的な責任は誰と誰にあると思いますか。
○議長(井川茂樹君) 市民部長。
◎市民部長(二重作勝君) 先ほども申し上げたとおり、誰々がというより、3市の責任だと思っております。以上です。
○議長(井川茂樹君) 倉川君、3回終わっていますので。
◆20番(
倉川陽好君) まだ時間10分あるんだわ。ぜひこれらの問題については、職員の人は最終責任はないんだよね。最終的に責任持つのは岸田市長がトップなんだよ。そうすると、用地選定委員になったのは石﨑副市長、それで平成32年に落成するってオーケー出したのは鬼沢市長なんだから、トップの責任はどうなのかということもぜひ考えて、ぜひこれからいろんなものを進める上において、議員だけの責任でなくて、議員は一生懸命提案しても、首長がやらないと言ったらそれで終わりなんですから、ぜひその点をよく頭の中に入れて、これからのお考えについて岸田市長から答弁もらえれば。あと10分ありますから、10分しゃべっていいですよ。
○議長(井川茂樹君) いや、もう質問事項が終わりましたので。 〔「議長は、こういう大事な問題は、時間だからじゃなくて、回数 でやりましたけど……」「議事整理権」「終わります」と呼ぶ者 あり〕
○議長(井川茂樹君) 以上で倉川君の質問を終了いたします。 10分間休憩いたします。 午前10時51分休憩 午前11時02分開議
○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 根嵜 眞君。 〔8番 根嵜 眞君登壇〕
◆8番(根嵜眞君) 皆さん、ご苦労さまです。8番根嵜 眞です。通告順に沿って一般質問をさせていただきます。 太陽光発電設備の設置状況を伴う課税について、管理対策についてを伺います。再生可能エネルギーの導入の推進を図るため、国は平成24年7月から公定価格買い取り制度を開始し、太陽光発電を中心に再生可能エネルギー導入が全国的に急速に拡大しております。 茨城県は、平成28年4月末時点で、新規認定分と移行認定分の導入、容量の合計数値は177万1,343キロワット、全国順位1位を示しております。これは、資源エネルギー庁のホームページであります。また、鉾田市は市町村別太陽光発電の設置数、平成28年6月時点で、10キロワット以上でございますが、県42市町村中5番目の認定数ということになっているようであります。 鉾田市における
太陽光発電施設の設置については、売電価格の下落や開発可能地区の減少により飽和状態にあるものと推察されます。しかし、経済産業省、資源エネルギー庁の既に申請、そして認可を受けた数はまだ多くあるものと思われます。現段階で、認定数と航空写真に基づく課税状況の差はどのくらいになっているでしょうか、伺います。今後どのように課税をしていくか伺います。 2番目、環境省は全国で急増する大規模太陽光発電所、メガソーラーに対して、法律に基づく環境評価、アセスメントを義務づける方向で検討を始めているとのことです。本市は、太陽光設置に関して、地域の自然環境及び生活環境への配慮、災害防止などのために、設置管理について適正な方法として、茨城県土地開発事業の適正化に関する指導要綱に基づく申請並びに
太陽光発電施設の適正な施設管理に関する
ガイドラインに基づく協議をするというふうになっているようです。茨城県土地開発事業の適正化に関する指導要綱を、簡単でよろしいんですが、伺いたいと思います。 また、県の
ガイドラインに基づく申請は、平成27年度から平成29年度、それぞれ何件あったか伺います。 本市では、施設近隣の市民生活や自然環境に配慮して、どのような対応をしてきたかを伺います。 3番、
太陽光発電施設設備の管理責任及び売電終了後の設置、撤去並びに跡地管理、課税についてを伺います。
太陽光発電施設の名義については、FIT法に基づく
太陽光発電施設設備に設置すべき標識からも、土地所有者が設置するとは限らず、調査しますと少ないように見受けられます。土地だけ借りて売電者が設置する場合、投資目的に設置する場合など、さまざまなケースが存在します。このような管理責任が曖昧になることで、排水問題や記録的短時間大雨などにより、土砂流出などに対する行政指導はどのように行っているかを伺います。 さらに、マスコミで報道されているように、太陽光発電関連会社が倒産なども相次ぎ、その後の対応、あるいは売電終了後撤退した後、撤去処理等の指導についてはどのように考えているかを伺います。撤去後、放置の土地の課税はどのように課税するかを伺います。 大きな2番目として、学校跡地利用の具体的な方策決定の進捗状況についてを伺います。平成28年度から
鉾田北小学校が新設され、統合による新しい学校の姿がスタートしました。学校の跡地利用方針は、本来であれば統合前に策定すべきと考えますが、鉾田市はおくれながらも、平成28年度にまとめました。内容は、基本的な進め方は明示されております。この方針に基づき、各校の具体的な計画を策定すればよいと思われますが、その姿は一向に見えておりません。 また、一部地域住民に跡地利用希望のアンケートをとっていただいておりますが、具体的な敷地設置の管理運営を考えるとき、地域住民代表等による検討委員会を立ち上げ、要望等をまとめるべきではないかと思われます。現時点で決定している跡地利用について、学校ごとに具体的な利活計画を示していただきたいと思います。 2番目、学校跡地利用方針に基づく本市以外の公共公益団体等活用移行の紹介、情報を確認するということでありましょうけれども、またもしくは公開要望調査等の実施状況についてであります。市有財産最適活用委員会、平成29年度以降の開催実績とその協議内容についてを詳細にお答えいただきたいと思います。さらに、学校跡地利用方針の5、検討の進め方、跡地利用の検討手順に基づき、公共公益的団体等活用移行及び民間事業者等活用移行について、照会もしくは公開要望調査等について、どのように取り組んできたかを伺います。 質問席で行います。
○議長(井川茂樹君) 根嵜君の質問に対し答弁を願います。市民部長。
◎市民部長(二重作勝君) 初めに、申請件数と実際の設備の乖離でございますが、主な理由としましては、償却資産の申告の際に、2件以上の設備を1資産として申告している場合と、あとは申請されても整備されていないものがあると思っておりますので、ご指摘のとおり、その分が乖離となっていると思います。 また、鉾田市におきましては、毎年空中写真を活用して太陽光発電設備の設置状況を確認を行って、土地所有者及び認定者に対して申告を促す通知を発送しております。発電が行われている資産に対して、適切に漏れのないように課税を行っているところでございます。以上です。
○議長(井川茂樹君) 根嵜君。
◆8番(根嵜眞君) 鉾田市内の太陽光施設の事業状況案によりますと、代表者、管理者の住所は鉾田市以外の方々が多く見受けられます。課税について詳しく伺いますけれども、鉾田市は一般の工場敷地、住宅用地で、工場用地は住宅用地でないので軽減されず、100%課税と思われます。
太陽光発電施設の設置敷地の土地の課税を近隣の住宅の何%としておりますか、伺います。 また、参考までに、近隣の市町村の課税状況について、どのようになっているかも伺いたいと思います。
○議長(井川茂樹君) 市民部長。
◎市民部長(二重作勝君) 申しわけございませんが、手持ちで資料はございませんので、ちょっと今資料はございません。申しわけございません。
○議長(井川茂樹君) 根嵜君。
◆8番(根嵜眞君) これについては、ちょっと課税についてですから。
○議長(井川茂樹君) 市民部長。
◎市民部長(二重作勝君) 申しわけございません。土地の賦課でございますが、おおむね宅地の3割で賦課をしてございます。また、鹿行管内の状況でございますが、鹿行管内では鹿嶋市で10%から30%、行方市で60%、神栖市では20%から30%、潮来市では60%程度、検討中でございますが、そのような状況でなっております。申しわけございません。
○議長(井川茂樹君) 根嵜君。
◆8番(根嵜眞君) 近隣の市町村の課税率ということで伺いましたけれども、そこら辺も参考にして、これから課税についてはお願いをしたいと思います。 次、お願いします。
○議長(井川茂樹君) 市民部長。
◎市民部長(二重作勝君) 2点目の件でございます。茨城県の土地開発事業の適正に関する指導要領では、1万平方メートル以上の土地開発について、市の開発許可申請が必要でございます。また、5ヘクタール以上の土地開発につきましては、茨城県の許可が必要となっておりますが、茨城県が
ガイドラインを策定しました平成28年10月以降で、まず先ほどの指導要領に基づく1ヘクタールを超えます土地開発を行った事例は、平成30年7月現在で平成28年度、平成29年度、平成30年度と1件ずつの合計3件でございます。また、
ガイドラインに基づく届け出件数でございますが、平成28年度で鉾田市で13件、茨城県全体が218件でございます。平成29年度につきましては、茨城県全体が404件、鉾田市が11件でございます。市の対応としましては、この
ガイドラインに基づいて設置業者に指導を行っておりまして、今後も同様に指導していくこととしております。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 続けて。市民部長。
◎市民部長(二重作勝君) 3点目についてお答えします。 3点目の
太陽光発電施設の管理責任及び売電終了後の施設の撤去についてでございますが、
太陽光発電施設の設置を国に申請する場合に、廃止する際の発電設備の取り扱いに関する計画が適切であるかが要件となっております。事業計画の段階で、終了後の設備を適切に処分できる計画かどうかを国が確認をしているところでございます。また、茨城県の
ガイドラインでも、管理責任においては発電事業者が適切に維持管理することとなっておりますので、今後も適切に指導してまいりたいと思っております。 先ほども倉川議員にお答えしましたが、事業者に対して適切な管理を指導していくための要綱等の整備を進めてまいりたいと思っております。なお、太陽光発電設備の売電終了後の課税については、そのまま用途変更がない限り、売電がされていたときと同様、雑種地の課税となります。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 根嵜君。
◆8番(根嵜眞君) では、質問いたします。鉾田市にこれだけ多くの太陽光発電があっても、指導要綱と
ガイドラインに基づく申請協議は多くない。地域の生活環境、自然環境を守るためにも、条例が必要であると。先ほど同僚議員からもありましたけれども、条例制定はするということでよろしいのでしょうか、それとも、まだいいのです、要綱ということを部長はおっしゃられたのかなと。そこら辺でありますが、そこもはっきりしていただきたい。 また、環境保護と太陽光発電の共存をどういうふうに考えていくのかということについて伺いたいと思います。
○議長(井川茂樹君) 市民部長。
◎市民部長(二重作勝君) まず、条例か要綱かというようなことで、先ほども各市で条例を制定しているものについて、内容的には、正直なところ言って要綱とほとんど変わらない内容となっておりますので、私どものほうとしては、まずそういう要綱等で整備を進めても、条例とも変わらないのではないかというようなことで、要綱の整備を進めていきたいと思っております。 あと、2点目の環境保全のお話ですけれども、これは当然議員さんご指摘のとおり、今も指導の中でも、周辺のところに迷惑がかからないようにというようなことと、一番多いのは、そのままつくって、そのままで雑草が生い茂っていて、隣に迷惑がかかったり、あと大雨が降って、その排水が適切に処理されていなくて、ほかに流れてしまっていると、そういうのもございます。そういったところも踏まえて、その自然環境の調和、そういったものは当然その要綱、条例の中にも、当然要綱等の中でもそういうものはうたってまいりたいと考えております。以上でございます。 〔「次、お願いします」と呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁を願います。総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) それでは、小学校跡地の具体的な利活用についてご答弁申し上げます。 鉾田市学校跡地利用基本方針において、学校跡地の利用に当たっての最優先順位となるのは、公共的事業、本市事業による利活用ということになっていますので、まずもってそれを検討を進めていきたいと考えております。 その進めるに当たりましては、閉校となった各小学校ということではなく、全20小学校、市全体として考慮しまして、どのように整理していくかと。本市として、行政目的でどこを使うかということで検討してまいりたいと考えてございます。 なお、現在庁内各課における利活用方針について意向照会をしているところでございます。今年度中にそれを精査して、まとめてまいりたいと思います。 〔「これ学校のほうに行きましたけども、3番目のほうがまだ終わ っていないんですよね。3番目。3番目、まだ終わっていない です」「さっき続けたから」「続けてと言ったのは、その2番目 の2つお願いしましたやつに対して、すぐお願いしますと言っ ただけですから。3番目お願いします」と呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) 3番目は答弁していますね、市民部長。根嵜君。
◆8番(根嵜眞君) さっき2番目の同じ質問をしたんですね。それに対してお答えをもらっていなかったんで、次にお願いしますって。次のやつもお願いしますって言ったの。3番目は、まだ終わっていないんです。まだ時間はありますから、どうぞやってください。
○議長(井川茂樹君) 質問の、根嵜君には、お尋ねします。3番目の質問ということで、市民部長は答弁をしております。3番目。それで、2番目の2つ目のやつということで、今根嵜議員がお尋ねなんですけど、その件に関しても答弁していますよね。 〔「もう一回伺います」と呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) 根嵜議員、これに関しましては終わっていますので、次のことで。 〔「まだ質問は終わっていないです」と呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) いや、今学校のほうの質問は結構ですけど、この前段は質問と質疑が終わっていますので、それに関しましては。 〔「終わっていないと思うんですが」「終わったんだよ」「それじゃ、 いいです。議長がそう言うんでは。次にお願いします」と呼ぶ 者あり〕
○議長(井川茂樹君) はい、終わっていますんで。学校のほうのやつは、今第1項目め、総務部長が答弁しましたので、また根嵜議員のほうからあれば。2回目です、今度は。 〔「根嵜さん、再質問できるんだから、やれよ」と呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) できますよ。小学校の、今度大きい見出しの2番の1番のほうの、今総務部長が答弁1回しましたので。2回目の質問は、根嵜議員のほうからで結構です。 〔「では、結構です。次にお願いします」と呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) 次に行ったら、一番最後に行きますよ。 〔「いいですよ」と呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) では、総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) それでは、2項目め、2番目の公共、公益的団体への意向調査、それと公開要望調査の実施状況についてご答弁申し上げます。 先ほどご答弁申し上げましたように、非常におくれている状況にございますので、まずは行政目的でどこに利活用していくかという方向性をまず示していきたいと考えておりますので、現状では公共公益的団体等への意向照会等は行っていないという状況でございます。将来的には公共施設30%削減を目標を考えてございますので、まずは行政目的で、どこを使うかを整理していきたいと考えてございます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 根嵜君。
◆8番(根嵜眞君) まだ行っていないという答弁でございますけれども、これはかなりおくれていますですね。これ、副市長、平成28年10月に策定した鉾田市学校跡地利用基本方針を検討の進め方にうたわれている鉾田市有財産最適活用検討委員会の委員長ということでございますね。これに対して、委員長として庁内の転用、照会をやっていないということでありますけども、それらについては担当からやはり全然話を、引き継ぎはされていないんでしょうか。そこら辺について伺いたいと思います。 また、これから先、副市長はこの取り組みについてどのように進めていくか、詳しく委員長としてご説明をいただきたいと思います。
○議長(井川茂樹君) 副市長。
◎副市長(寺門利幸君) 今お尋ねの鉾田市有財産最適化活用検討委員会につきましては、直接私は前任の方から、口頭ではなくて文書でやりとりをさせていただいて、引き継ぎを受けたという状況でございます。ですから、直接この内容について、今までの経緯等については、直接は文書だけでお話を聞いているわけで、文書で確認をしているわけでございますけども、今後につきましては、先ほど総務部長が答弁を差し上げましたように、現在の行政、市のほうでの活用について調査を進めておりますので、その後、公的あるいは公共的な団体等についても、どういう形でやるのかということについては調査をして、進めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 根嵜君。
◆8番(根嵜眞君) 市長に伺いたいと思うんですが、やはりこれは行方市とか、大洗町もどんどん進めているというふうに伺っております。そういう中で、やはりおくれているのをどう取り戻していくか、また本当に精度の高い仕事をしていかなきゃならないんだと思うんですよね。それには、やはり副市長を中心に、今取りまとめをするということでありますんで、そこに、昨日も一般質問でいろいろ出ましたけど、選択と集中ということでありますけども、そういうやはりこれは本当の、これから先本当に多くの学校跡地、廃校ができるわけでありまして、この使い方によっては、鉾田市のまちづくりに貢献するか、それともマイナスになるか、これは大変なところなんだと思いますんで、そこら辺を考えたときに、また戦力がね、まちづくり推進課ですか、戦力をアップしたということでありますけど、足りないようであれば、このときに合わせてやっぱり戦力を拡充して、やっぱり進めていかなきゃならないというふうに思いますんで、そこら辺のですね、市長の考え方をお伺いいたしたいと思います。
○議長(井川茂樹君) 市長。
◎市長(岸田一夫君) 近隣の町村の話が出ましたけど、前向きに行くんであれば、どんどん、どんどん、近隣町村にとらわれず、もっともっと大きな視点でやってみたいと思います。以上でございます。 〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) 以上で根嵜君の質問を終了いたします。 水上美智子君。 〔9番 水上美智子君登壇〕
◆9番(水上美智子君) 議会を傍聴いただき、大変にありがとうございます。9番水上美智子です。ただいまより通告順に従い、5項目9点の一般質問を行います。 1項目、酷暑対策について。1点目、消防庁のホームページによると、この7月に熱中症で搬送された人は5万4,220名になり、昨年が2万6,702名でしたので、2万7,518人も多かったそうです。本市においても、30度を超える猛暑日が6月は6日間、7月は24日間、8月は12日間ありました。そこで、鉾田市内においてこの夏熱中症で緊急に病院に搬送された方は何名いましたか、お伺いします。 2点目、低所得者や障がい者の方に空調機器を設置するための融資制度の助成を考えていただけないか、お伺いします。 3点目、熱中症110番などの相談できる窓口を開設していただけないか、お伺いします。 4点目、近年家庭で手軽に楽しめるキットとなったのがミストシャワーです。本体は安価で入手ができ、設置は水道の蛇口かホースに接続できる。屋外であればどこでも使用できます。学校施設において、屋外での活動のときなど、熱中症にならない予防の対策の一つとして、ミストシャワーの設置の導入を提言しますので、お伺いします。 2項目、ヘルプカードについて。障がい者や難病患者、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていることが外見からわからない、自分からうまく伝えられない方々が緊急時や災害時に周りの人に支援や配慮をお願いしやすくするための情報を伝えるカード、ヘルプカードの導入を検討していただきたいので、お伺いします。 3項目、防災、減災対策について。いつどこで起こるかわからない地震を初め、台風や大雨などの自然災害、本年7月の西日本豪雨災害は14府県で200名を超える方がお亡くなりになり、平成に入って最悪の豪雨災害となりました。 また、台風21号や6日の午前3時ごろ発生した北海道での震度7の揺れを観測した地震で、土砂崩れや家が倒壊し、多くの方々が被災されました。犠牲となられた皆様に、慎んで哀悼の意を表しますとともに、被災されました皆様に心からお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧を願います。 今回全国の公明党議員が、地域の方々に防災、減災についてアンケート調査を行いました。その結果、地域において危険で改善が必要な場所として、3割以上の方が空き家、道路、河川における対策が急務であるとの答えが出ました。傾斜地においては、17.6%が改善が必要であるとの答えでした。 そこで、1点目、本市の河川地域においての防災対策をお伺いします。 2点目、本市の急傾斜地地域での防災対策についてお伺いします。 4項目、インスタ映えする観光スポットについて。本市の観光スポットにおけるインスタ映えする絶景スポットを市のホームページやSNS等を活用して積極的に世界に発信して、観光客が訪れるような取り組みをしてはいかがかと考えますので、お伺いします。 5点目、子ども議会について。鉾田市が誕生して間もなく13年目になります。子ども議会開催の提言は、今までに何回か質問をし、検討していただきましたが、いまだ実施はされていません。本市の未来を担う子どもたちの視点で、本市の課題や提言ができる場をつくっていただきたいと考えますので、教育長と市長の考えをお伺いします。 以上で1回目の質問を終わります。
○議長(井川茂樹君) 水上君の質問に対し答弁を願います。総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) 1項目、1点目の酷暑対策の熱中症の救急搬送についてご答弁申し上げます。 鹿行広域事務組合消防本部に確認したところによりますと、6月から8月の3カ月間における熱中症の疑いがある症状で、救急搬送された方は58名おりました。これは、昨年同時期が24名ということでございますので、本年のほうが34名ふえているという状況でございます。年齢層といたしましては、やはり10代以下のお子さん、それと60代以上の方で全体の約6割を占めているということだそうです。搬送された方につきましては、ほとんどが軽症でありまして、重症や死亡に至った方はいないということでございます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 水上君。
◆9番(水上美智子君) それでは、再質問させていただきます。 今部長のほうから、熱中症にかかられて搬送された方が58名、そしてその中に6割で10代以下の方、また60代以上の方がいらっしゃるということで、詳しく説明をいただきました。ありがとうございます。本当にこの熱中症、実は私も8月にボランティア活動をしておりまして、これが熱中症なのかなとなりました。そこで感じたことで、本当に毎日が、先ほども言いましたけど、鉾田市内におきまして30度を超える日が本当に過去にない日が続いたことですね。部長もしっかりとその点は対応していると思うんですけども、やはりこの熱中症、これは本当に自分自身が気をつけなければならないということは第一なんですが、その中でやはり本当に、私広報紙、ちょっとけさも秘書課からいただきまして、7月、8月の広報紙を再度見させていただきましたが、きっと防災行政無線でも、この熱中症に対してきっと注意喚起をされてはいると思います。皆さん聞いております。それはそれで、本当に市が一生懸命かからないように、もうこの熱中症を予防すれば、本当に予防が大事なんだよということを注意喚起してくださったと思いますが、やはりこの広報紙を利用して、この7月、8月の広報紙に一つもそのことが、文言が書いておりません。本当にすばらしい広報紙です。もう本当に、各どこの自治体を見てもすばらしい広報紙だと私は自負しておりますけども、ここにやはりこの文字で、熱中症というのは予防すれば死に至らないし、もし仮になったとしても、このような対処をしましょうということで、この広報紙をぜひ利用してほしいんですよ。それが利用されていなかったことが残念なんですけども、そのことに関して、部長、何か答弁ありましたらお願いします。
○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(金沢覚君) 広報紙の周知につきましてですが、今後は今年の状況を踏まえて、早目に周知に努めたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(井川茂樹君) 水上君。
◆9番(水上美智子君) 今総務部長に向けて一生懸命訴えたんですが、済みません、健康福祉部長、申しわけありません。市の広報紙ということで、部長にちょっと答えをいただければと思ったんですけど、しっかり健康福祉部長が今後対応していきたいということなんですけども、やはりこの夏、本当にもう昨年より倍以上の方が緊急搬送されました。そういう意味では、何度も言いますけど、自分自身が一番注意をしなければいけないんですけども、なかなかそうできない方が、いろんな手だてを使って、ツールを使って、この熱中症を予防できる、そういう体制をしっかりとつくっていただきたい。これは年代を問わずに、そういう意味では今後ともこの広報紙、よろしくお願いいたします。 〔「総務部長」と呼ぶ者あり〕
◆9番(水上美智子君) ちょっと待ってください。では、総務部長。
○議長(井川茂樹君) 答弁を求めますか。
◆9番(水上美智子君) では、よろしくお願いします。
○議長(井川茂樹君) 総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) 広報紙につきましては、製作については政策秘書課のほうでございます。しかしながら、記事につきましては、基本的にはそれぞれ担当課から上げてきてもらったやつをまとめるというのが広報、行政に対するお知らせページはそういうことですので、私のほうからもそういった本当に注意するべきことは、各担当部のほうには申し上げたいと思います。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁願います。健康福祉部長。
◎健康福祉部長(金沢覚君) ヘルプカードの導入の件でございますが、先ほど議員よりヘルプカード……
○議長(井川茂樹君) 違う、違う。低所得。
◎健康福祉部長(金沢覚君) 済みません、大変失礼しました。済みません、大変申しわけございませんでした。 低所得者、障がい者の方々に対する融資制度に関してのご質問でございますが、本市独自の空調機器の設置を目的としました融資制度はございませんが、鉾田市社会福祉協議会が窓口となってございます生活福祉資金貸付金制度では、福祉資金、福祉費、または緊急小口資金で貸し付けを受けられる場合がございます。貸し付けに当たりましては、一定の条件もございますので、詳しくは鉾田市社会福祉協議会にご相談をいただきたいと存じます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 水上君。
◆9番(水上美智子君) 本当にこの夏は、屋外でも大変厳しい暑さだった、その中でも本当に昼夜を問わずに大変暑い日が続いたということで、本当に地域を歩いていまして、もうエアコンが設置したいんだけど、なかなか予算的に厳しいと。そういうことで、こういう質問に至りました。 そういう中で、今貸付制度はちゃんと社会福祉協議会のほうに窓口はありますという答弁でありましたけど、なかなかそれを知っている方と知らない方、これもやはりしっかりと情報公開を市としても、該当する方にきちんとわかるような制度をしっかりとしてほしいと思いますけど、その点、部長お願いします。
○議長(井川茂樹君) 答弁求めますか。
◆9番(水上美智子君) はい、お願いします。
○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(金沢覚君) ご指摘いただいた点を踏まえて、周知に努めてまいりたいと思います。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 水上君。
◆9番(水上美智子君) 早期に対応するという答弁であったと思います。そういう意味でも、本当にしっかりとこのエアコンを設置をすれば、本当に体調も悪くならずに済む方もたくさんいらっしゃると思います。それに一定の条件があるということで部長からも答弁いただきましたので、そういう方々の聞き取り、またアンケートの、どなたでもやるというわけではありませんけども、しっかりと聞き取りをして、早急な対応をお願いしたいと思います。 次、お願いします。
○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。健康福祉部長。
◎健康福祉部長(金沢覚君) 熱中症の相談窓口の設置についてのご質問でございますが、暑さが際立った7月、8月、熱中症に関し、数件電話による相談がございました。本市といたしましては、各種の健康診断や教室等の幅広い年齢層の参加者に対し、保健師からの注意喚起とリーフレットの配布を実施するとともに、防災無線、ホームページ、SNSなどを通じて、市民の皆様に熱中症に対する注意喚起や情報提供に努めてまいりました。今後も保健センターでは気軽に相談できる窓口として、さまざまな健康相談に対応してまいりたいと考えております。 議員ご要望の熱中症の相談につきましては、鉾田保健所と連携をしながら、健康相談の一環として対応させていただきたいと存じます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 水上君。
◆9番(水上美智子君) 茨城県におきましても、7月27日、県議会公明党が大井川知事に熱中症予防の緊急要望書としまして、この相談窓口の開設を要望させていただきました。そういう経緯もありまして、ぜひ本市としてもということで、今回質問をさせていただきました。 先ほど保健センターを初め、さまざまな対応をされているという答弁ではありましたけれども、またこれも一つの相談窓口の開設をしっかりと情報を、皆さんがわかるようにするための、今回熱中症110番という一つの解説をしていただければ、もっともっとそういう市として、スピーディーな対応ができるのかなと思いますので、今後しっかりとまた担当の方と対応していただきまして、来年はまた、今までもやってきた以上に、この熱中症の相談する場を強化していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。答弁はないかと思いますので、提言して終わります。 次、お願いいたします。
○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁願います。教育部長。
◎教育部長(小沼富男君) それでは、1項目、4点目のミストシャワー導入についてご答弁申し上げます。 ミストシャワーの導入につきましては、これまでもご質問をいただいております。今までは、エアコンがないため、水上議員からご要望のあった固定式の扇風機で対応させていただきました学校もありました。しかし、ミストシャワーの導入に当たっては、冷却効果が一時的であることなど、検討の余地があるということで、導入までには至っておりませんでした。現在では、全国的に熱中症対策としてエアコン整備が進んでおりますので、本市においても全小中学校にエアコンを設置する計画で作業を進めております。 今後エアコン整備が整うまでの対策としまして、涼しい場所に避難するとか、小まめに水分を補給するなどといった予防対処法の普及啓発を図るとともに、学校側に熱中症対策に万全を期するように指導してまいりますので、現在のところミストシャワーの導入は考えてございません。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 水上君。
◆9番(水上美智子君) 今部長の答弁によりますと、エアコン整備に力を入れていきますので、このミストシャワーの設置は必要ないという答弁の理解をさせていただきました。このエアコンというのは屋内ですよね。私は屋外の活動のときに、このミストシャワーの設置はやはり重要ではないかと思います。もう本当に部長も今回感じたと思います。もう酷暑です。猛暑ではなく酷暑です。そういう中で、本当に子どもたち、小学生、今運動会の練習しております。中学校は、今度の土曜日が体育祭なので、今練習に励んでいると思います。本当にこのミストシャワー、部長調べていただきましたでしょうか。そんなに設置するのに予算はかからないと思います。 そういう意味で、やっている学校はまだまだこの辺では少ないかもわかりませんが、やはり本当に子どもたちの側に立てば、このミストシャワーの設置、これは私は喫緊の課題だと思いますが、そういう意味で、今のところはやらないという答弁ではありましたけども、やはり子どもの、児童生徒の側に立ってやれば、これは絶対必要だと思いますが、答弁をお願いします。
○議長(井川茂樹君) 教育部長。
◎教育部長(小沼富男君) それでは、お答え申し上げます。 このミストシャワーの金額などにつきましても、実際にネットのほうで調べましたらば、議員おっしゃるとおり、簡易なものであれば5,000円からということで、ポンプ式ですと約10万円以上ということで、金額的にはばらつきがございます。 議員がおっしゃるとおり、エアコンの場合には屋内ということで、確かにそう考えますが、あとは、このミストシャワーの場合には屋外のそうした対策ということで、それで今取手市のホームページから見まして、見ているんですけれども、体育の授業なんかに使って、一時的にやるということで、そうしますと体育館での、屋外での授業ですとそこに集まってきて、その授業の時間がなくなってしまうと、そういう話も聞きました。でも、近隣の、今後状況をとりあえず把握してみたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。検討させてもらいます。
○議長(井川茂樹君) 次の項目に答弁願います。健康福祉部長。
◎健康福祉部長(金沢覚君) 先ほどヘルプカードの内容につきましては、先ほど議員よりご説明いただいておりますので、この場での説明は省かせていただきますが、このような取り組みは社会全体に周知するためにも、県内全域での広域的な実施が必要と考え、茨城県の動向を見ながら導入時期を検討してきたところ、本年6月に茨城県が各自治体に事業導入に向けた調査を行ったところ、水戸市を初め、12の市町村での導入が決まりました。このことを踏まえまして、当市としましても導入に向けて検討を行っていたところでございましたが、昨日の茨城県議会におきまして、同内容の質問に対する大井川知事の答弁では、平成31年度導入を表明しました。これに伴い、同日県障害福祉課からも各市町村に対して、今後のかかわり方や対応に関する依頼がありましたことから、連携して事業を推進してまいりたいと考えてございます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 水上君。
◆9番(水上美智子君) 私もけさほどの茨城新聞を見させていただきまして、県がヘルプマークの配布へ、来年度からという大きな記事が載っておりました。そういう意味では、本当に大井川知事も、これは先ほど部長も言いましたけども、これは各市町村が別々ではなくて、県全体でやるべきことだという答弁でありましたので、そのとおりだと思います。その中で、大井川知事も早急に来年度から配布するということで述べていただきましたので、安堵はしておりますけども、やはり本市としましても、今年度は無理かもわかりませんが、少しでも早い対応をお願いしたいということで、本当に必要な方にとっては、いざというときにこのヘルプカードがあれば周りの方が気づいてくださるという、本当に大事なことがありますので、ぜひこれからも前向きにできるように県と連携をしながら、ホームページでもダウンロードもできるというふうに記事も載っておりましたので、対応をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 次、お願いいたします。
○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁願います。総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) それでは、3項め、1点目の河川地域の防災対策につきましてご答弁申し上げます。 洪水や津波による浸水想定と避難所情報及び防災関連情報をまとめました洪水津波ハザードマップを対象地域の方へ配布をしているところでございます。また、市ホームページにも掲載するなど、水災害への防災意識の高揚を図っているところでございます。 先日の台風13号というように風水害のおそれがある場合には、直ちに災害警戒体制を整備して、早目早目の対応を行っているところでございます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 水上君。
◆9番(水上美智子君) まずは、河川の防災対策についてということで、早目早目の対応をしているということで、部長のほうから今答弁がありました。本市における河川、これは私ホームページで本市の地域防災計画を見させていただきました。その中に、北浦は洪水予報河川の指定がしてあり、巴川は水位情報周知河川の指定、そして浸水想定区域の指定は北浦と巴川が指定されておりました。そういう中で、特にこの浸水想定区域、これが大変に、いざというときに大事になってくるのではないかと思いました。そういう中で、この住民に周知を図る避難態勢ですね、これはしっかりと部長を先頭にできているとは思いますけれども、その整備がやはり今後重要になってくるのかと思います。 その地域防災計画の中に、3つの伝達方法が掲載されておりました。1つに、防災行政無線と広報車による市内広報、2点目に消防団による市内巡回、3点目に自主防災組織を活用した個別伝達とありました。この中には、きっと今戸別受信機、防災、ラジオの活用を初め、また鉾田市メールの発信、また防災無線のテレホンサービスなども、それも活用して、しっかりと市民に周知徹底をされていると思いますが、たまたま先日台風13号のときなんですが、私すぐ大洋公民館のほうに伺いました。それは、FMかしまを聞いておりまして、FMかしまが、潮来市と鹿嶋市が避難所を設定しましたよという放送を聞いたんですね。そこに鉾田市ってなかったんです。私がそれは聞き漏らしたのわかりません。担当の課長に聞きましたら、鉾田市もちゃんと入っていますよ、FMかしまで流していますよと聞いたんですけども、そのときに、では鉾田市はどうなっているんだろうと思いまして、すぐにある一人のご婦人がとても、いつも台風のときに心配な方がおりまして、ひとり暮らしの方なんですけども、その方にお電話をしましたら、台風が必ず13号、鉾田市の上空近くを通るという、そういう情報でしたので、避難をしたいということで、私大洋公民館を今回避難場所になっているということで、市の職員も3名ですか、対応してくださいまして、本当にすばやく市は避難所を開設したなということがわかったんですけども、そういう中で、一人のまたご婦人に会ったんで、その帰りに、次の日ちょっとその方を迎えに行きました。その方は、海岸の近くに住んでいる方なんですけども、歩いてあの大風の、大雨の中をこの大洋公民館に一人来て、そして帰りは私がちょっと、自宅の近くまで送ってきたんですけども、やはりそういう体験を、経験をしまして、やはり本当に一人一人に伝達が届いているのかなというのが今回疑問に思いまして、一人一人に届くということはなかなか難しいかもわかりませんが、その人は本当に高齢者の方でありましたので、遠くに住んでいる娘さんに連絡をしたら、明るいうちに避難したほうがいいよということで、大洋公民館のほうに出向いたという経緯があります。 そういう中で、私が何を言いたいかといいますと、このしっかりと地域…… 〔「まだやってねえよ」と呼ぶ者あり〕
◆9番(水上美智子君) 済みません。よろしいですか。済みません。
○議長(井川茂樹君) どうぞ。
◆9番(水上美智子君) ちょっと何か……
○議長(井川茂樹君) 静粛に願います。
◆9番(水上美智子君) 済みません。何を言いたいかといいますと、この地域防災計画がしっかりと載って、市としてありますけども、本当に市民の方に徹底をしなければ意味がないんではないかなと感じましたので、今回質問に至りました。そういう中で、やはりこの高齢者やひとり暮らしの方、また障がい者の方、本当にいざというときに手を差し伸べなければいけない方々にしっかりと伝達体制ですね、これをしていただきたいと思いますので、その点部長から何か答弁がありましたらお願いいたします。
○議長(井川茂樹君) 総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) 伝達方法、今先ほど水上議員が言ったとおり、防災行政無線、個別受信機というか、防災ラジオも屋内にございます。そのほか今言われたFMかしまとかNHK、茨城放送、そういったところにすぐ避難所開設情報等は、うちのほうは送っているところでございます。 それとあわせまして、今回の場合は風が強く、防災無線が聞きにくいということで、避難準備情報を出した段階で、避難情報確認班という形で班を編制しまして、無線をつけている車を走らせて避難情報を発生したところでございます。そのほか消防団と協力してもらって巡回、そういったこともしてございました。 今回につきましては、台風が若干それましたので、水害のほうは心配なかったと。河川情報等は常に見ておりまして、心配がなかったことで、今回避難準備情報を出したのは、急傾斜地、傾斜地域、土砂災害警戒が心配される地域のみを避難準備情報を出したということで、その辺を集中的に巡回をしたというところでございます。 そのほか高齢者等の要支援者につきましては、福祉部のほうで要支援者台帳に基づきまして個別対応をしてきたところでございます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 午後1時まで休憩いたします。 午後 零時01分休憩 午後 1時00分開議
○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 水上君。
◆9番(水上美智子君) 次の質問をお願いいたします。
○議長(井川茂樹君) 次の項目に答弁を願います。総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) それでは、2点目の傾斜地域での防災対策につきましてご答弁申し上げます。 土砂災害の発生のおそれの箇所や区域を示した土砂災害ハザードマップを作成してございます。それを対象となる地域の皆様のほうへ配付しているとともに、ホームページのほうにも掲載をしているところでございます。 参考までに、土砂災害警戒区域につきましては、茨城県が指定している87カ所ございます。その中で、特に住民に被害が発生するおそれがある土砂災害警戒区域には83カ所となってございます。先ほどの答弁とダブりますが、13号の際は土砂災害警戒状況が発せられる前に、明るいうちにということで避難準備情報を発令させていただきました。今後も早目早目の対応をしていきたいと考えてございます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 水上君。
◆9番(水上美智子君) それでは、再質問をさせていただきます。 危険箇所の対象地域、これは県の調べによりますと、鉾田市内で87カ所、そのうちの83カ所が一応重点的に危険箇所であるということの答弁で理解してよろしいでしょうか。そういう中で、現在県の委託を受けて、そこの整備などを行っている箇所、その87カ所中に施工の箇所の進捗状況がどのようになっているのか、そこを把握されているかどうかということで、またその今後もし進捗状況がわからなかった場合なんですけども、未整備の箇所の計画をどのようにとり行っていくか、県のほうから伺っているかどうかをお伺いします。
○議長(井川茂樹君) 建設部長。
◎建設部長(寺家喜重君) それでは、急傾斜地崩壊危険区域に指定されている箇所でございますけれども、県で整備している危険箇所は25カ所、県で指定ですね、区域に指定しているが25カ所でございまして、この危険箇所のうち整備しているのが、県でやっておりまして、20カ所完了しております。今年度は、七軒町と大洋の中居の根畑地区というんですかね、そこの2カ所を整備する予定と伺っております。あと、残りの3カ所につきましては、今の2カ所が終わり次第、順次進めていくと思われます。市としましては、危険区域の対策がスムーズに実施できますよう、県と協力していきたいと考えております。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 水上君。
◆9番(水上美智子君) 今具体的な答弁をいただきました。今回部長もご存じのように、いつどこで地震、また大雨による被害、その地域に住んでおられる方にとっては、本当にもう夜も眠れない日々、また日中もそういう怖い思いをされる経験をされると思います。この中で、25のうち20カ所がもう完了されていて、本年度は2カ所、七軒町と中居、そのほか3カ所も順次県と対応してやっていくということなので、一つ一つ全て工事を完了するには予算が伴いますが、この予算は、前倒しでもいいですから、しっかりと県と協議しながら、早急な対応をお願いしたいと思います。 そういうことで、それをお願いし、部長のほうは答弁いただきました。これで3回目ですね。では、提言として、市長によろしいでしょうか、この場をおかりしまして。市長、初日ですね、この議会の定例会の初日に、行政報告をされました、私たちに。その中で、台風13号にも、私たちにそのときの市の対応を細かく述べていただきました、丁寧に。そういう中で、すぐに災害対策本部を設置し、有事の際においては早急な対応をされたということの話を伺いました。本当にその市長のお話を聞いたときに、もう空振りでもいいから早期の対応をするんだという、その意思を聞いて安心はしましたけれども、先ほどこの急傾斜地については部長のほうから答弁いただきまして、順次検討、対応しているということなので、市長のほうからもしっかりとこの鉾田地区にはこれだけの危険箇所があるんだということをしっかりと踏まえながら、県と協議をして早急な対応をお願いしたいと思います。そういうことで、提言ということでよろしくお願いいたします。 次の質問をお願いいたします。
○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。
産業経済部長。
◎
産業経済部長(鈴木賢君) 私からは、インスタ映えする観光スポットについてのご質問に関してご答弁申し上げます。 ホームページやSNSを活用し、多くの方に鉾田市にお越しいただく取り組みはとても重要なことと考えておりまして、現在観光協会におきましてホームページ、フェイスブックを通じた観光PRを行っているところでございます。 いわゆるインスタ映えするスポットについては、景観のよい見ばえのする場所のほかにも、華やかな色使いなどで非日常、意外性、ストーリー等を感じられるような場所や食べ物、雑貨等が好まれて撮影されているようです。 議員のご指摘を踏まえまして、今後は観光協会でインスタグラムのアカウントを取得した上で、市内のそのようなスポットの発掘に取り組み、インスタ映えも意識した効果的な観光情報の発信に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 水上君。
◆9番(水上美智子君) それでは、再質問をさせていただきます。 今回私のこの質問のきっかけをなりましたのは、ちょっと小さくてわかりませんが、香川県三豊市というところにあります父母ヶ浜海岸というところがあります。そこの新聞報道を私も目を通しまして、鉾田市にとってこれだと思ったので、今回この通告をさせていただきました。 この父母ヶ浜海岸、本当に小さくて申しわけありません。これホームページからとった写真でありますけども、今までは人もまばらな海岸だったんです。それがある市の女性職員が写真を撮って、その友人がSNSに投稿したところ、もう一気に世界にこの写真が、情報が広がりまして、今では台湾からもツアーが組まれ、そしてもう日中も大勢の方が、学生初め多くの方がそこの海岸に、ちょっとここではわかりづらいですけど、ちょうどこの砂だまりができまして、そこが本当に天空を映し出す鏡のような光景だということで有名になりました。後でホームページ見ていただきますと、きれいな写真が投稿されていますが、そういう意味で、私たちにもすばらしいこの大竹海岸を初め、鹿島灘海岸があります。そこにおきまして、ぜったいちょっと工夫すればすばらしい光景になるんではないかな。本当に先日も、私お盆で…… 〔何事か呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) 静粛にお願いします。
◆9番(水上美智子君) 大竹海岸に海水浴に行きました。そのときの写真がこの、済みません、この3枚あるんですけども、これが写真なんです。こちらは初日の出なんです、大竹海岸の。このときも、このお盆のときも大勢の方が来ていました。あの駐車場がもういっぱいです。部長行かなかったと思いますけども。今年のお盆、行きましたか。 〔何事か呼ぶ者あり〕
◆9番(水上美智子君) そうですか。もう駐車場が今満車で、でもよく見ますと、じっくりは見ていませんけども、他県ナンバーが多かったと思います。 そういう意味では、みんなこの猛暑の中、少しでも見に行って休もうという家族連れの方が大変来てにぎわっておりましたので、そういう意味で、私たちのすばらしいこういう自然の資源がありますので、そこを今回三豊市では一女性職員がこういうきっかけでなりましたけども、部長を先頭に、やっぱりすばらしい鉾田市内の観光スポット、絶景スポットを、このSNSを通じて取り組んでいただければなと思って今回質問させていただきました。 そういうことで、今のお話を踏まえて、部長、何かご意見ありましたら答弁をお願いいたします。
○議長(井川茂樹君)
産業経済部長。
◎
産業経済部長(鈴木賢君) 議員おっしゃるとおりだと思います。私もよそ者と言えばよそ者でございますので、地元の皆さんが何げなく見ている風景、この中にも観光に使えるような素材があるのかと思っております。そういったスポットの発掘、これが非常に大事、また既存の大竹海岸、これもさっきの三豊市の海岸は、見せ方によりまして大きく観光客を伸ばしたという実績でございます。そういったちょっとした工夫で幾らでも観光客を呼ぶ工夫はできるのかと思っておりますので、今後とも、私もそうですし、商工観光課の職員も一丸となって、こういった新たな観光資源の発掘、それと既存の観光資源の上手な活用方法、これは引き続き精いっぱい一丸となって検討していきたいと思っております。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 水上君。
◆9番(水上美智子君) ありがとうございます。今回この三豊市のすごいところは、この観光交流局というところがあるんですけども、徹底してこのホームページで、このすばらしさを紹介しております。まずは、絶景のこのスポットの見どころのカレンダーを載せております。また、絶景フォトの撮り方まで詳しく載せております。もうそこは徹底しております。そういう一つ一つの市の職員のこのやる気が世界に、皆さん見ている側が感じて、そこに行ってみたいなと。先ほども言ったかもわかんないですけど、台湾からツアーも組まれたという、そういうことでありますので、もうぜひ市の観光協会を中心に、また先ほど言われましたけど、フェイスブック、またホームページでPRをしていきますという答弁もありましたので、しっかりとこの海岸だけではなく、鉾田市には本当に先ほど部長が言われましたように、すばらしい魅力ある食べ物、そして場所、もうさまざまあると思いますのでしっかりとPRをしていただける一つの手だてとして、交流人口がふえて、鉾田市がもっともっと有名になるように、これは余談でありますけども、鉾田市の市長の動画も見まして、もう本当に動画見た方、私の知人、友人、親戚一同、みんな大笑いしております。それは、いい意味で大笑いです。すばらしいということで、大根と大根の間からを顔をのぞかせている顔が、済みません、すばらしいという、受けておりました。それぞれ受け方は違うかと思いますけれども、やっぱり徹底して市長もやるからには、部長も一緒にタッグを組んで鉾田市のPRをしていただきたい、そう思いますので、よろしくお願いいたします。以上で終わります。
○議長(井川茂樹君) 次の質問ですか。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。 教育長。
◎教育長(石﨑千惠子君) それでは、5項目めの子ども議会についてご答弁申し上げます。 次代を担う子どもたちが市議会や市政の仕組みについて学び、地域やまちづくりへの理解を関心を高めることは、大変大事なことだと認識しております。現在小学校社会科では、未来の鉾田のまちづくりについて考えたり、中学校社会科では市の課題について調べたり、政治参加の方法について学習をしたりしております。その成果を発表する場としてご提案いただきました子ども議会は、有効と考えております。 教育委員会といたしましては、来年度から実施する方向で検討してまいりたいと思います。市長からもご理解いただいておりますので、議長を初め、議員の皆様方にもご理解のほどよろしくお願いいたします。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 水上君。
◆9番(水上美智子君) ありがとうございます。 本当に教育長、今前向きに来年度からこの子ども議会を取り上げていただけるという答弁をいただきました。本当茨城新聞を見るたびに、ここの市でも、あそこの市でも、本当に真剣にこの議会、未来ある子どもたちがこの自分たちの住んでいるまちをもう本当に提言したり、いろんな課題を提言したり、そういうのを読むたびに、なぜ鉾田市ではという、そういう思いでおりました。今回、来年度からやるという答弁をいただきましたので、しっかりとこの事業が成功するように、そして担当教育長を初め、教育部長、また担当の諸先生方、各学校の関係の皆様、大変大変この事業に対して苦労されると思いますが、苦労は全て鉾田市の未来のためになる、そういう思いでおりますので、私たちというか、私自身も一市民として、また一議員として、しっかりとこの事業が成功できるように応援していきたいと思います。ありがとうございました。 市長にも一応通告しておりますが、教育長だけの答弁だとあれなので、最後市長に、もし市長からこの私の通告に対しまして答弁がありましたら、よろしくお願いいたします。
○議長(井川茂樹君) 市長。
◎市長(岸田一夫君) 水上議員の成果が出ているのかなと、石橋をたたくようですけど。実は、この件につきましても、やはり私も副市長も教育長も、教育部長等も含めましての、よく精査をして、教育長のほうから答弁したとおりでございます。当然私も議員活動させていただいて、また今市長という立場にさせていただいている状況の中で、やはり子どもたちもいろんな部分で経験したり、そういう視点を持って、鉾田市の行政並びに全般的にかかわってもらえればなという思いでございますんで、先ほど石﨑教育長が言ったとおりでございますんで、ご理解のほどを、皆様方もご理解のほどをよろしくお願いします。以上でございます。 〔「以上で終わります。ありがとうございました」と呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) 以上で水上君の質問を終了いたします。 亀山 彰君。 〔4番 亀山 彰君登壇〕
◆4番(亀山彰君) 4番亀山 彰です。議場、モニター傍聴の皆さん、傍聴ご苦労さまです。昨夜は市長、議長も出席しておりましたが、就任して1年目を迎える大井川知事を励ます会が盛大に開催されました。チェンジ、チャレンジを掲げて当選した大井川知事は、就任後もチェンジ、チャレンジの精神でスピード感を持って県庁改革や新たな政策を進めるという挨拶があり、県民として安心しております。来賓の挨拶の中で、新知事誕生に向けて応援した県議会も、緊張感を持った関係で茨城県を牽引しているということもあり、チャレンジがパフォーマンスや暴走でないと確信し、新しい茨城県に期待するわくわく感に浸ったすばらしい会でした。 2カ月後に同じチェンジを掲げて誕生した岸田市長はどうでしょうか。鉾田改革は進んでいますか。議会との緊張感は同じだと思いますが、チャレンジの部分は思うように進んでいないように私は感じます。岸田丸2年目に向けて、どのように舵をとるか、期待を込めて質問をさせていただきます。 1項目め、市長の仕事についてお伺いいたします。昨日の同僚議員からも質問がありましたが、歯に着せて伺うと答弁がありませんので、ストレートに質問をさせていただきます。大変激務と思われる市長職ですが、市長として行わなくてもよい仕事も行っていると思われます。鹿行広域組合など、市長として受けなくてはならない充て職的な職務は仕方なく当然ですが、市内の健康づくり財団、シルバー人材センター、観光協会、社会福祉協議会など、市長みずからがトップに立たなくてもよい団体や、鉾田市から補助金などの交付金を受けている団体のトップに立っていることについて違和感を感じますので、お伺いいたします。 1点目、現在鉾田市長は多くの団体のトップになっているようですが、岸田一夫個人を除く鉾田市長としてトップに就任している団体を伺います。 2点目、トップに就任している団体には鉾田市から補助金等公金を支出しているか、支出総額もお伺いいたします。 3点目、当て職的に就任しているようだが、ただでさえ激務である市長職に弊害にならないか、率直な市長の今の気持ちを答弁していただきたいと思います。 2項目め、子育て支援について伺います。子育て支援政策は、少子高齢化、人口減少問題を抱える鉾田市にとって喫緊の課題であり、総合的、全庁的に取り組む課題だと思います。昨日の質問、答弁でも、スクールバス保護者負担軽減策を行うとすばらしい答弁がありましたが、しかし条例改正を来年度4月に目指すとは、何ともはやお粗末なのかなと思います。そもそもスクールバス無償化は市長の公約であり、昨年12月定例議会に上程されましたが、条例案の不備や東小スクールバスとの整合性で紛糾し、否決となりました。いわば執行部の失態でせっかくの子育て支援策が否決になったのであります。総論賛成、各論反対で、私を含め泣く泣く反対した議員がたくさんいたのです。市民が主役を掲げる市長ですから、今年3月の新年度予算に盛り込まれると期待していましたが、残念ながら一円も予算にはついておりませんでした。本当に残念です。これまでも市長に軽減策を提言させていただいておりますが、来年度4月からではなく、議会も市民も納得いかないと思います。いま一度一考いただきたく、質問させていただきます。
鉾田北小学校、旭東小学校スクールバスの受益者負担金軽減策は行わないのか。また、
鉾田南小学校のスクールバス運行はどのように行うのか、ご質問いたします。 この議会開会日に、鉾田市運動部活動のあり方に関する方針の冊子が全議員に配付されました。スポーツ庁の
ガイドライン、茨城県教育委員会の運営方針を受けて製作したと思われますが、部活動の問題は最近茨城新聞でも3日続けて掲載されるなど、非常に注目を浴びております。鉾田市では、生徒数の減少により、部活の種類の減少によって、生徒たちの選択の自由も奪われています。その反面、先生たちの間では、顧問の押しつけ合いになっていると危惧する校長先生もおります。競技志向や働き方改革などの観点からも、現場の先生方から賛否両論も上がっております。いずれにしても同じ鉾田市内でも一辺倒の対応ではままならないことであり、市長、教育長の手腕が問われると思いますので、2点目として中学校の部活動において、市長は外部コーチを活用していくと言っているが、具体的に進んでいるのか、またどのような形で行うのかお伺いいたします。 この議会一般会計補正予算にも、涸沼ラムサール条約にかかわる施設等の整備事業が上程され、いよいよ涸沼周辺の整備が始まると期待しております。ラムサール条約登録されてから、鉾田市、茨城町、大洗町、3市町によるラムサール条約登録湿地ひぬまの会が発足され、誘客促進事業や環境学習などの事業展開をしております。私も商工会の代表としてメンバーに加わっておりますが、今年度総会において、地域連携DMO移行のための調査研究が承認されました。本年度も残り半年なのですが、一向に事業の進展が見られませんので、お伺いいたします。 本年度ラムサール条約登録湿地ひぬまの会では、地域連携DMO意向調査研究等が主な事業でありますが、本年度の計画、進捗状況についてお伺いいたします。 我々議員は、この一般質問60分間で自分の理想とするまちづくりに向けて質問や提言をしております。議会にある常任委員会でさえ、所管以外には答弁をいただけないのが現状であります。答弁をいただける貴重な一般質問ですので、執行部は市民の皆様の幸せ念頭に、誠心誠意お答えいただきたいと思います。3項目6点、議会のルールに基づき、1点ごと答弁をお願いいたします。 再質問に対しては、質問席で行います。
○議長(井川茂樹君) 亀山君の質問に対し答弁を願います。総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) まず、市長が団体の長についている数ですが、現時点におきましては16団体となっております。代表的なところは、先ほど亀山議員からご指摘があったように、市が実施している公益財団法人の鉾田市健康づくり財団、公益社団法人シルバー人材センター、社会福祉法人鉾田市社会福祉協議会、そういったものが主でございます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 亀山君。
◆4番(亀山彰君) 16団体あるということで、ぜひ市民の皆さんにわかりやすく議会をやっていく、これ議会でも、我々も心がけていることであります。今の水上さん、そして同僚の渡辺さんもフリップを使って説明もしました。ぜひこういう団体があれば、事前に資料を提出するとか、フリップにまとめて出すとか、皆さんが聞きやすい、わかりやすい答弁をお願いしたいというふうに思っております。 近隣では、大洗町の観光協会は、ガルパンで活躍している大里君は旅館の店主で、40代です。また、ふるさと納税で有名な境町の観光協会長、道の駅駅長を兼務している野口君もお茶屋さんで、50歳の経営者であります。先ほど言った市町村では、観光協会長を初め、民間からいろいろ就任しているというふうに聞いておりますが、市長はどのように考えておりますか、お願いいたします。
○議長(井川茂樹君) 市長。
◎市長(岸田一夫君) 昨日も髙埜栄治議員にも申し上げたとおり、やはり長がつくにはちょっと不適切な部分があるという場合もありまして、また今亀山議員が言ったとおり、やはり民間の経験者等の、本当にすばらしい人材があれば、特にこの後も出てきますけど、健康づくり財団等の約2億円近いお金を支出する部分につきましては、早急に民間の方や力ある方にかわっていきたいなと思っているところであります。最近、後に出る答弁のやつを先に話していますけど、一応そういうことです。以上です。 〔「次の」と呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) 次の項目に対し答弁願います。総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) 続きまして、市長が長についている団体の市からの補助金等の交付金、支出の現状でございます。市長が団体についている団体で交付金の支出につきましては、補助金、委託費合わせた形でご答弁申し上げたいと思いますが、平成29年の実績で、総額で3億9,653万円、約4億円となっております。平成30年度の支出予定額としましては、4億831万円の予定となってございます。大きなところで申し上げますと、健康づくり財団のほうへ約2億円、社会福祉協議会へ7,000万円、シルバー人材センターへ1,700万円ということで、この3つの法人に対して約3億円ぐらいが行っていると、その4億円のうち。あと、観光協会等には130万円、防犯協会等に150万円という形で支出がなされております。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 亀山君。
◆4番(亀山彰君) 今総額が出てまいりましたが、やはり市長から市長がトップの団体に補助金の助成するというのは決していいことではないのかなというふうに思っています。市長も今後精査していくというお話を聞いたのですが、どうしても市長がその会の会員であると、皆さんがいい意味でそんたくして、市長にやってもらったほうがいいんではないかということでなっていく。それをやはり職員の皆さんが、そうではなくて民間から出すような努力を今までしなかったのかなというふうに感じております。ぜひその辺、本当に絶対すばらしい成果がなかなか生まれづらいと思うんですよね。お金を出す市長が自分で受けて、そこでやらせるということは、非常に努力する姿勢がなかなか見えてこないのかなというふうに思っています。なかなか厳しい財源の中で市民サービスをしていく上で、住民サービスを向上させるためには、やはり各団体が本来であれば自走できるように補助をしていくというのが本来の行政のあり方なのかなというふうに思っております。 なかなか自走できないのであれば、トップが市長であれば、予算も削られないだろうというような考えで進んでいってしまっているのかなというふうに考えるんですが、総務部長はこれまで、今16団体あるという中で、本当に市長がトップでなければいけないというふうな団体は、総務部長の感覚で幾つあるように感じていますか、お願いいたします。
○議長(井川茂樹君) 総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) お答えいたします。 基本的に、亀山議員おっしゃるとおり、必ずしも市長でなければならないというものはないのかなと思っています。ただ一つ、防犯協会に関しましては、市長がなるという規約上の位置づけがなされていると。そういう団体もあります。これは、規約を直せばほかの方でもできると思うんですが、防犯協会に関しては、市と警察の密接性ということもあるのかなとは思うんですが、そのほかの民間団体につきましては、基本的に市長でなければならないということはないと考えてございます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 亀山君。
◆4番(亀山彰君) では、次お願いします。
○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁を願います。市長。
◎市長(岸田一夫君) それでは、答弁申し上げます。 私は、昨年の11月13日の市長就任以降、市民の負託に応えるべく、市政運営の基本方針である6つの基本政策を掲げた中で、これまで全力をもって市政運営に当たってきたのは自負しております。市長の職務についても、日程を細かく調整した中で、できる限り多くの会議や各種行事に出席できるよう努めているところであり、今後もこれまでと同様に、全力で市政運営に当たっていきたいと考えておりますので、団体の長についてということでの弊害は全く感じておりません。 また、規約等の位置づけもあり、一概には言えませんが、各団体の長につくことにより、団体運営の力添えとなることに関しては、これからも意欲を持って取り組んでいきたいと感じておりますが、前段での亀山議員ご指摘の補助金や委託費等の公金の支出先となっている団体においては、中には利害の相反するような関係性を持つものもあろうかと思いますので、市が出資している法人、特に鉾田健康づくり財団については、より民間感覚を持った運営が必要であると考えており、適任の方にお願いしたいと考えております。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 亀山君。
◆4番(亀山彰君) 本当にそのように、今早急には無理としても、精査していただいて、いい人材を見つけていただいて、進めていっていただきたいというふうに思っております。 本当に皆さん、これまで市長に、トップに、いろいろそんたくではないですが、気を使い過ぎていたのかなというのが非常にあります。そのそんたくの中で言わせていただければ、通告とはちょっとずれるんですが、教育長、これまで校長先生を市内でも小学校、中学校で経験されているかと思います。今度の週末、体育祭が行われます。これまで鉾田市では、中学生の体育祭では競技を中断して市長の挨拶がありました。市長は、今年どういうふうに思っているかわかりませんが、教育長は校長先生のときの立場で、競技をとめて挨拶するこの鉾田市について、どのように感じていたか。差し支えない範囲でお願いしたいと思います。
○議長(井川茂樹君) 教育長。
◎教育長(石﨑千惠子君) 競技をとめるにいたしましても、子どもたちの競技意欲が失せないような、そういう間をうまく使ってとめていたかと思います。ただ、市長さんに来ていただいて、子どもたちに励ましの言葉をかけていただく、このことにも私は校長として一定の教育効果を感じておりました。以上でございます。 〔「次、お願いします」と呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。教育部長。
◎教育部長(小沼富男君) それでは、2項目、1点目のスクールバスの負担軽減策及び運行についてご答弁申し上げます。
鉾田北小学校スクールバスの利用料金につきましては、問題点を精査した上で、来年4月の実施に向けて条例改正案を提案したいと考えております。また、旭東小学校のスクールバスに対する補助規定についても、同時に見直しを行ってまいります。 次に、
鉾田南小学校スクールバスの運行については、19路線で運行いたします。この入札については、本年7月27日に実施しまして、8月2日に請負業者と業務委託契約を締結したところでございます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 亀山君。
◆4番(亀山彰君) 昨日の答弁と同じような形で、4月からということを考えているというお話なんですが、昨年12月に市長が就任して最初の議会で、1月1日から変えたいと。一刻も早く軽減をしたいんだというお話があって上程したかと思います。市長、いかがでしょうか。本当にもう少し前倒しして、この軽減策をやっていくという気持ちはあるのか、それとも年度初めから軽減するという形で、今部長の答弁、もちろん部長と市長は一体ですが、心の中では、私は市長は一刻も早くやりたいというふうに思っていると思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(井川茂樹君) 市長。
◎市長(岸田一夫君) 私の方針は、先ほど教育部長から申したとおりでございまして、ご理解のほどよろしくお願いします。以上です。
○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。教育長。
◎教育長(石﨑千惠子君) それでは、2点目の中学校部活動における外部コーチの活用についてご答弁申し上げます。 現在市内4つの中学校、合わせて11名の方にボランティアの外部コーチとして、運動部活動の運営にご協力いただいているところでございます。これからも学校の要望に応じて、専門的な知識や技能があり、教育的な配慮について十分ご理解いただける方に運動、部活動へのご協力を呼びかけていきたいと考えております。 また、現在県では運動部活動指導員配置事業を実施しております。この事業では、指導員が非常勤特別職の立場で報酬がつくことになり、教員である顧問にかわって単独で指導することができますことから、教員免許状を利用された経験がある、あるいは日本スポーツ協会の指導者資格を保有しているなどの資格が必要になります。 今年度、本市では運動部活動指導員は活用しておりませんが、現在来年度の活用に向けて、各中学校に要望等の調査を実施しているところでございます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 亀山君。
◆4番(亀山彰君) 来年に向けて、今探しているという理解でよろしいんですか。学校の要望を聞いてこれから探すということ、今お話あった対象の先生ですか、教員の免許を元持っていたとかあるって先生方は、この市内、市外合わせて、市外合わせちゃうとあれですが、結構、教育長の頭の中でいいと思うんですが、対象になってくれる人が、こういう人がいるなという人が何名かいるのか、それともまだ漠然として、ないのか、その辺についてお願いしたいと思います。
○議長(井川茂樹君) 教育長。
◎教育長(石﨑千惠子君) この指導員として私がお願いしたい方は数名、正直1、2名というところでございます。なので、先ほど議員さんからもお話がありましたように、学校、特に中学校に要望を聞いて、活用したいかどうかと。あわせて対象になる方がいるかどうかの調査もしているところでございます。
○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁を願います。総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) それでは、ひぬまの会についてご答弁申し上げます。 先ほど亀山議員から言われましたように、5月30日に開催しましたひぬまの会の総会において、今年度、DMOへの移行、仮登録申請を目指し、DMOの仮登録申請を目指して、DMOへの意向調査、研究、そういった可能性調査をする事業計画が承認されました。その後の進捗状況につきましては、昨日というか、先日、今回の事業計画、9月から来年の1月まで5回にわたって勉強会を開催するという旨の通知がございました。その中では、事業計画、DMOの事業計画の策定、それと地域事業者との合意形成、組織体制といった内容について勉強会を開催していくというような内容になってございます。 今後やっぱりDMOに移行するためには、まずは涸沼の湿地の保全及びその生息する植物の保全、ラムサール条約の趣旨をもとに、一方で多くの観光客を集客して、稼げる観光地化を進めること、その戦略と方法を十分協議していく必要があると考えてございます。その点を十分踏まえた上で、本勉強会に鉾田市としても参加していきたいと考えてございます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 亀山君。
◆4番(亀山彰君) この議会のルールで、私が一般質問した後に、私のところにもこの会費の通知が来ました。全く半年間何の音沙汰もなくいたので、質問させていただいたんですが、質問したらやるのかなというふうに思うぐらいに来たんですが、この事業の、鉾田市も含め、各3市町から190万円ずつ、570万円の予算を集めて、つぎ込んでいる事業であります。その大半である400万円をこのDMO化、地域連携、DMOの意向調査、自走できる団体になるため、そのための加速化交付金だとも私は理解しておりますんで、非常に大切な事業だと思うんですね。私も涸沼の周辺に住んでいる一員として、なおさら思うんですが。 非常に、私が今回質問させていただいたのは、どうしても幹事が茨城町ということもあって、鉾田市の職員さんは、何か任せている感が非常にあるなと思って今回質問させていただきました。本当に今年ですか、この補正予算でも、涸沼周辺の事業について予算も組まれております。その辺、どのようにやっていくか、意気込み等を市長から聞きたいと思います。
○議長(井川茂樹君) 市長。
◎市長(岸田一夫君) まず、先ほど言った、亀山議員がおっしゃったとおり、茨城町の小林町長が会長ということで、私が副会長ということで、中心はやはり茨城町が事務的ということで、議員さんのほうから質問があったのは、当然茨城町町長のほうにも多分身に入っていると思うんで、積極的にやってくれるんではないかなと。私どももお話ししますけども、またうちの職員もどんどん発破をかけます。 また、最後の質問でございますけど、やはり先ほどもいろいろな議員の皆様から、この鉾田市の自然の豊かさ、鹿島灘あり、涸沼あり、そして北浦ありというところで、本当に一番すぐ使えるのは何かと。やっぱり自然を生かした観光という部分があるのかなと思いますんで、補正予算も組ませていただきましたんで、これからも鹿島鹿行地区の北部の発展ということで考えておりますので、以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 亀山君。
◆4番(亀山彰君) ぜひ今言ったように、自然環境に恵まれた鉾田市を生かして、アントラーズを囲んだDMOもありますし、この涸沼を囲んだDMO、2つのDMOが本当に自走できて、この地域の発展につながるよう市長に邁進していただくようにお願いいたしまして質問を終わります。
○議長(井川茂樹君) 以上で亀山君の質問を終了いたします。 10分間休憩いたします。 午後 1時45分休憩 午後 1時56分開議
○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 入江 晃君。 〔10番 入江 晃君登壇〕
◆10番(入江晃君) こんにちは。大変午後の眠い時間になってまいりました。元気一杯やって、眠気を吹き飛ばしていきたいなと思いますんで、よろしくお願いいたします。 西日本豪雨、台風21号、さらに昨日の北海道地震で、残念ながらお亡くなりになられた方にお見舞いを申し上げます。また、被害に遭われた皆様にもお見舞いを申し上げ、一日も早い復旧復興をお祈りいたします。 それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。初めに、鉾田市のご当地ナンバーの製作についてお伺いをいたします。以前にも質問をした記憶がありますが、市長もかわり、来年度は国体も開催されます。鉾田市においては、山岳競技のクライミング、これはオリンピックにも採用が決まり、期待をしております。ラグビーのワールドカップも開催をされることになっております。平成の年号も変わります。世界中が楽しみにしているオリンピック・パラリンピックも次の年度、2020年です。PR大好きの岸田市長、歴史に残る大変大事なときを迎えます。ほこまるナンバーの製作をぜひとも進めていただけないか、市長の考えをお聞きいたします。 次に、国体の運営体制についてお伺いいたします。クライミングの競技は、選手団も多くはないので、さほどの心配はないのでしょうが、来年開催です。スタッフ体制はどのようにしていくのか、人数等も含め、早目早目の体制づくりが必要と思いますが、現在の進捗状況を知りたいので、お願いをいたします。 続いて、避難訓練についてお伺いいたします。近年は、自然災害が急増しています。西日本豪雨では、残念ながら多くの死亡者を出してしまう悲惨な状況になってしまいました。誰の責任というわけではありませんが、早目早目の対応が要求されます。各自治体が避難訓練を実施をしています。鉾田市も一部で避難訓練を計画していたが、都合でできなかったと市長の報告がありましたので、やる気はわかりました。できれば、早急に市民全体に行き渡る実施計画を立てて実践してほしいが、市の考えはどうか、お伺いをいたします。 2点目に、鉾田市においては、原子力における避難訓練も想定されますが、こちらについてはどうなのか、関係機関はそれなりの取り組みはしてきたと思いますが、どのように進めていくのか、市の考えをお聞きいたします。 続いて、中学生海外派遣事業について伺います。大変よい事業であると評価をいたしますので、成果と今後の課題やさらなる取り組みについてお伺いいたします。市長からも報告がありましたが、より具体的な答弁をお願いいたします。 最後に、SDGsの取り組みについてお伺いいたします。初めて聞く方もいると思いますが、国連は地球を取り巻くあらゆる課題の解決を目指し、持続可能な開発目標、SDGsを2015年9月の国連サミットで全会一致で採択されました。SDGsは貧困や飢餓の根絶、環境保全といった17項目の目標が設定され、2030年までの達成を目指します。日本政府も主要な先進国に先駆けて、具体的な実施指針を決定しました。今後地方自治体でもこのSDGsを達成するため、努力が強く望まれてまいります。自治体や学校、企業なども取り組みを進めております。茨城県においても新たな総合計画の策定に向けた取り組みを加速化しておりますが、鉾田市においての取り組みはどのようにしていくのかをお伺いいたします。
○議長(井川茂樹君) 入江君の質問に対し答弁を願います。市民部長。
◎市民部長(二重作勝君) 市町村のPR、地域活性化、納税意識の向上などを目的として、市町村のキャラクターや観光資源をデザインしました原動機付自転車のナンバーを導入しておりますのは、鹿嶋市、神栖市など県内で17市町が導入しております。現在鉾田市をPRするため、各事業を展開しておりまして、その一環としましても、ほこまるなどデザインを利用しましたナンバーの導入を進めてまいりたいと思っております。製作単価は、これまでと比べまして3倍以上かかりますが、鉾田市の認知度が高まり、ナンバー導入によるPR効果も期待できることからも、費用対効果も高いと思っております。導入時期につきましては、来年度を予定しております。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 入江君。
◆10番(入江晃君) もういきなり来年度から進めるということで、もうこれ以上聞くことはないんですけれども、しっかりと取り組んでいただいて、さらに、もう来年のオリンピックに向け、また国体に向けて、大きく鉾田市を前進させていただければありがたいと思います。すばらしい答弁をいただきましたので、これ以上はありません。 次、お願いします。
○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。教育部長。
◎教育部長(小沼富男君) それでは、2項目の国体の運営体制についてご答弁申し上げます。 鉾田市で開催するスポーツクライミング競技の運営体制につきましては、大きく2つの体制に分かれ、協議の進行や運営を担当する競技役員と会場全体の運営を担当する協議会係員でございます。競技役員としましては、クライミング競技の競技団体であります茨城県山岳連盟を中心に、日本山岳スポーツクライミング協会及び近県・後催県山岳連盟の協力をいただきまして、体制づくりを進めているところでございます。 協議会の運営体制としましては、本年4月に副市長を本部長としたいきいき茨城ゆめ国体鉾田市庁内推進本部を庁内に設置し、大会に向けた組織体制及び協議会の運営体制等を協議しているところでございます。協議会の役員としましては、市職員及び高校生や一般ボランティア等を中心として、今後市内のスポーツ関係者にも協力を依頼してまいりたいと考えております。 競技役員、協議会係員の人数としましては、競技役員144名、協議会係員200名程度を予定しております。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 入江君。
◆10番(入江晃君) では、今これからボランティアも募っていかなくてはならないと思うんですけども、その辺で、要するにもう来年ですので、要するに鉾田市で国体が開かれるのは何年ぶりですか。もうなかなか一生の間に携われない、そういう中で、そういうことをどうしてもお手伝いしてみたいとか、かかわりたいとか、そういう方もたくさんいらっしゃると思うんですね。ですから、当然専門的なやつも必要なんですけれども、もう限られた人数ですから、もう選ばれなくちゃそこにも入れない、そういうのもあるんですけども、盛り上げる意味も含めて、もうちょっと大勢の方にお手伝いをいただくような流れをまず組んでいただければいいのかなと思うんですよ。でないと、ただ見に行くこと自体も現実厳しくなってしまうような気がするんですね。ですから、そういうものを含めて、例えば小学生に見せるのか、しっかり学校にはクライミングの、ボルダリングではなくて、ちゃんと設置してありますよね。一生懸命頑張っている。そういうきちっとしたものも国体として見られれば大きな成果につながるし、そういうことなんで、もうちょっとその辺を踏まえて、かかわる人数を、そうなるといろいろと出費もかさむかもしれませんけれども、ボランティアということをきちっと前面に出して、なるべくお金をかけないで、皆さんに参加いただいてという流れができればありがたいと思う。 それが1点と、例えば体育協会の皆様、いろんな競技持っています。全く関係ないのがほとんどですよね。クライミングなんかないから、ここは。でも、そういう方たちもやっぱり参加したいと思っているわけです。スポーツ推進員は数限られていますけれども、専門的にこれやってきているし、これもやっぱりかかわりたいと思っていると思うんですね。ですから、そういう方たちも中心に、いろんな部署をつくって進められれば、もっともっと盛り上がるんではないかなと思うので、余り要請依頼がまだ来ていないという話をお伺いしたので、運営体制どんなふうにしていくのかなと思って、心配だったもんで質問いたしました。その辺はどのように考えているか、もう一度、部長お願いします。
○議長(井川茂樹君) 市長。
◎市長(岸田一夫君) 今入江議員のほうからのお言葉、まさしく本当に今メジャーなスポーツなのに、今余り鉾田市民に知られていないと。我々も一生懸命行政もやっているんですけど、知られていない状況ということだと思うんですけども、本当に入江議員もいろんなスポーツですか、体育協会とか、いろんな部に入っておりますけど、そういう関係者に限らず、やはり多くの市民の皆様方に参加して、興味持ってもらうには、やはりいろんな部分でオープンにして、ボランティア的な活動をしていただければということで、もう一度精査して、そういう部分は対応したいと思います。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 入江君。
◆10番(入江晃君) では、もう市長、今取り組んでまいるということだったんで、ぜひとも記念に残る鉾田市のクライミングの国体の大会にしていただきたいなと。それに、もう何年たっても、俺もあそこにかかわっていたんだなというようなことが、今でもオリンピックで聖火を持った人がいるんですね、やった人が。もう私より年上ですけども、物すごくそれを誇りにしているわけですよ。何年たってもね。これ一生続くわけですよ。そこまでいかないにしても、そういうものだってやっぱり必要なのかなと。やりたくてもできないわけですよ。もう一回だけですからね。だから、そういうことをきちっとやってもらいたいと思いますんで、さらに念を押していきたいと思います。 では、次お願いします。
○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) それでは、避難訓練についての1点目です。自然災害に関する避難訓練についてご答弁を申し上げます。先ほど入江議員からお話があったように、市域全体を対象とした避難訓練などにつきましては、県内の市町村でも実施しているという状況はございます。しかしながら、規模が大きくなればなるほど参加人数も動員的になってしまったり、かなりイベント的な要素も高くなってしまうのかなということも懸念してございます。それで、住民意識の防災の啓発については、効果が大きいと考えておりますが、実際の発災時の行動パターンとして、実効性については余り期待できないのかなとも考えているところでございます。 そういう意味で、防災対策はみずから考え、行動し、地域の人たちがともに助け合うといった自助、共助が有効であるというふうに考えてございます。まずは、市長が冒頭でありましたように、単位地区における自主防災組織で防災意識を高める、勉強会が必要ではないかと考えているところでございます。来年1月の区長会議等において地域防災についての勉強会を開催して、まず自主防災組織についての意識を区長さん方に高めてもらいたいなと考えてございます。 また、防災訓練につきましては、そういった自主防災組織を中心に、区単位とか、あるいは今の学区単位程度で、本当に地域での防災訓練を重ねていって、実際実効性があるような防災訓練を考えていきたいと思っております。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 入江君。
◆10番(入江晃君) 今部長がおっしゃったとおりだと思うんですけども、要するに災害、ここは本当にいろんな台風が来ていますけども、大雨もそんなになくて、台風も影響がなくて、地震も東日本以来はそんなにない、そういう状況になっています。ぼうっとしているのかなと思うんですよ、現実は。いつ来るかわかりません、これ。ですから、そういう意味では、例えば今行政としてはそういう思うかもしれません。ただ、一般の方は、もし何かあったときに、私はどこへ避難するのかというのがわかっていないと思うんですよ、現実は。いいですか。今回は放送されて、場所はいろんな大きい公民館とか、旭のセンターとか、大洋のですよね。では、その下はどこなの。各小学校とか、そういう形でしょう。私は、一体どこへ逃げればいいのかということが、市民一人一人がわかっていないと思うんですよ。もしそういうことがあったにしても、いざとなったときに、では動けるかといったら、動けないんですよ、現実は。 だから、全部一斉にやれとは私言っていませんよ。市民全体に行き渡るというのは、さっき言ったように、では区長さんを中心に、例えば今月はどこどこの区とどこどこの区が実践してみたいと。全員が参加しなくてもいいでしょうよ。現実はやりますから。例えば私のほうに来れば、例えば鹿田の区で今回実施しますと。区長のほか班長さんもいるわけですよ。そういう人たちがいざなったとき、どうやって行動するのか、そこのさっき言った自助は当たり前で、共助の部分で、ではどこに誰が住んでいて、どうなのかという部分がわかっていれば。こういうことがあったんです、昔。近所で大震災が起きました。私も自転車で回りました。一件ひとり暮らしのおじいさんがいなかった。皆さん大騒ぎ、どうしちゃったんだろうと。後で気がついたら、その前の日に病院に行って入院していたと。そういう情報が入っていなかったから、それはよかったんですけども、そういうことが周りが全部わかっていれば非常にありがたいんですけども、そういうことで、まだこれは例になるかどうかわかりませんけども、一人一人が自分がどうするんだという、また自助、確かに言っているとおりなんで、まずそれを覚えてもらって、では現場は避難する場所をきちっと最初にわかっていれば、そこに行けると思うんですね。そういうことを一回でも訓練をしておけば、これはやっぱり違うんですよ。ですから、例えば今言ったように、区長さんと連絡をとって、各できるところからで結構です。自分の住んでいる区からでいいですよ。区長さんを中心に、参加人数は実際少なくてもいいです。時間とか内容によっては、全員は参加できないと思いますから、そういう体制をぜひとってもらって、早急に一度やってもらいたいんですよ。 これは、何でこう言うかというと、私どもアンケートをとりました、アンケートを。防災のやつですね。そうしたら、やはり避難訓練なんでやったことねえな、どう行っていいかわからないという人がほとんどなんですよ、はっきり言って。区長が悪いと言っている人がいるけど、そうではなくて、区長も充て職だから、頑張る人もいるし、いろいろいらっしゃるわけですよ。そういうことを言っているんではなくて、全員がそれを意識できるような体制をとってもらいたいということなんですよ。 そういうことで、具体的に進められるかどうか、ちょっとその辺、市長、部長含めて結構ですけど、ちょっとご答弁いただければ。
○議長(井川茂樹君) 総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) 議員おっしゃるとおりでありまして、どこに誰が住んでいるか、あるいはいざそういった発災のときに、そういった要配慮者がどこにいるのかというのがやっぱり地域でわかっていて、すぐに、それは共助の部分ですから、助けに行く。そういった体制が理想だと思っています。そういうのをモデル地区みたいなのを指定しまして、そういった本当に地区の防災計画みたいなのをつくっていきたいなと思っております。それに基づいて、具体的な行動をしていかなければ、今言ったようにどこに行くのか、誰がどこにいるのかもわからないということになってしまいますので、そういうのをまずモデル地区で始めていって、議員がおっしゃるように、そういう形で進めていければなと思っております。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 入江君。
◆10番(入江晃君) では、もう一つそれに加えて、避難所の運営体制、これは大体職員の方が担う形になっていますか。地元の方も出てもらってやるのか。そういうことを実際、これも職員の方だって、どこの運営に携わるのか、いざというときに。当然これ一番本庁が大事なんで、ここもスタッフ必要なんですけども、現実避難所の訓練、避難所の運営体制を実際やってみないと、どうなのかねと思うんですよ、現実。それは、担当する職員の方たちが。だから、そういうことがきちっとわかっていれば、もう即対応ができると思うんです。 本当にここ災害少ないので、意外と甘く考えていると思うんですけど、本当に西日本豪雨のようなばっと来たら、もう間に合わないと思うんですよ。ですから、そういう体制を、市長が言っていたように、空振りでもいいからやるんだという、その思いがきちっとなっていれば大事だと思うので、そういう避難所運営についてのほうについては、お考えはどうですか。ちょっとわかれば。
○議長(井川茂樹君) 総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) 避難所につきましては、東日本大震災以降法改正ありまして、指定避難所と、緊急時いっとき避難場所ということで、そういう枠組みになりました。緊急時は、発災後3日程度の避難所と。その後は集約して、指定避難所に集めていくということになってございます。 東日本大震災のときは、大体1,000人程度の避難がありました。そういう中で、全部で51カ所程度の避難場所というのは指定してございますが、実際には各小学校に、全体でいうと20ぐらいに避難者が集まったと。発災後すぐですね。そういう場合は、本当に2~3人の体制ですが、職員が張りついて、東日本大震災は対応をしました。その後、3つぐらいの、先ほど言った旭地区、大洋地区、鉾田地区に1カ所ずつ、避難所を集約して体制に当たったというような経験をしてございます。発災直後は、本当にボランティアとか、そういうのはなかなか難しいと思うんで、職員が2名ぐらいの体制で各避難所に行くという体制をして、長期間にわたった場合は、東日本大震災のときもボランティアということで、食生活改善推進員さんなんかのお手伝いもいただきました。そういったことで、ボランティアの活用もしていかなければならないと、そういう体制もとっていきたいと考えてございます。以上でございます。 〔「次、お願いします」と呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) 次の項目に対し答弁を願います。総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) 次は、原子力の避難訓練についてでございます。 本市は、ご承知のとおり東海第二原子力発電所から約30キロ圏内、いわゆるUPZ圏内に市内の北部地域のエリア的には3分の1の区域がUPZ圏内に入っているという状況にございます。 そういう中で、原子力災害広域避難計画を策定しているところでございまして、過日鹿嶋市のほうと協定を結ばせていただきました。現在のところは、災害時における行動や避難場所、そういったものを示した広域避難ガイドマップを作成しております。 原子力災害の場合は、この行動パターンというのがございます。実際の風向きとか何かで、実際の汚染度といいますか、そういうぐあいによって、場合によっては屋内退避で待っていたような場合もございます。そういったやつで、気持ち的には一斉に逃げてしまうんですが、そういう場合は渋滞になって、かえって汚染してしまうというのがありますので、そういった、こういうときは屋内待避とか、あるいはこういう段階になったらどこどこに逃げるという、そういう行動パターンを今作成しているところでございます。 そういった行動パターンを策定して、この区域の方々にちょっと勉強会などを開催して、説明をしてまいりたいと思います。これも本当に広域的な避難、実際に例えばスクリーニングポイントへ行ってはかる、そして除染の場所に行って除染をするというようなこともありますので、これこそ本当に訓練をしないと、行動パターンをよくつくってしないと、なかなか動けないと思いますので、まず行動パターンについてよく精査をして、検討をしているところでございます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 入江君。
◆10番(入江晃君) では、当然これ大事なことなんで、ぜひお願いしたいと思っています。 東海村でしたっけ、もう既に代表の方が避難訓練やったと。これ当然風向きとかいろいろあって、パターンがいろいろあるということなんですが、まずは市民の方に周知しなくちゃいけない、最初はもう家の中にまず避難してくださいよと。そうなるわけですよ。次に、ではどうするんだと。その情報網はどうするんだとか、いろいろと確かに出てくるわけですよ。このマップ的な部分、避難経路というようなものは、いつごろ、これは市県全体で進めている状況だと思うんで、鉾田市だけでどうこうというのは非常に難しいんですけども、現実市独自でここまでというのは多分できると思うんですね。だから、早目早目にちょっと手を打っていただきたいなと思うし、それがないことが一番なんですけども、もしそういうことがあったときに、いつ起こるかわかりません。現実はどんなことがあるかわからない。ですから、そういう部分では、早目早目の手を打ってもらいたいと思っているし、そこのところはちょっとまだ心配なんですね。 パニックになってしまっては、もう大変なことに確かになりますので、まず市民の人一人一人が原子力災害のときはこうなんだよということをきちっとわかるような周知をまず先にしてもらいたい。そこをちょっと、いつごろまでにこれをつくられる予定なんですかね。これさっき言うのは、これハザードマップ、いろんな地震のマップができています。これもいろいろ小学校を統合したりなんかしていて、もう新たなものを随時つくっていきますという話ししています。これだって、実際きちっと見て、市民の方がいるかといったら、意外とわからない人も多いんですね。地域地域によっては、もう場所も違うから、いろんなところでこれもやっている。同じように、原子力も、では家には最初避難しました、次の連絡がいつ来るのか、次どこに逃げるのか、うちのほうは何か、鉾田農高あたりの話をちょっと聞いたんですけども、ではそこに行って、またあれをして、さらに今度鹿嶋市に行くんだとかいう、そういう流れということがまだ発表できないのか、つくっている途中だからとかという部分がちょっと、必要かなと思うんですけど、いつごろ目標にこれができる予定ですか。それだけちょっと聞かせてください。
○議長(井川茂樹君) 総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) 基本的に、避難場所については大体この地区はここというのはできてきました。ただし、こういう場合、要は大洗のほうからも逃げてきます。水戸からも逃げてくるとかということで、そういう部分の全体的な調整、あるいはバスの手配、バスが何台確保するか、そこまでやらなければ、なかなか本当に本格的な実効性のある計画にはならないと思っております。現実的には非常に難しい計画にはなるというふうには思っていますが、まず前段として、行動パターンとして地域が、ここへ乗って、ここでバスに乗るよとか、そういうのを何とか今年度中をめどにつくっていきたいなと思っております。以上でございます。 〔「わかりました。次、お願いします」と呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁願います。市長。
◎市長(岸田一夫君) それでは、ご答弁申し上げます。 中学生海外派遣事業の成果についてでございますが、派遣生につきましては、訪問先であるオーストラリア、ケアンズにおいて、ホームステイや学校訪問などを通じて、外国の文化や自然のよさを理解するとともに、日本の文化や生活習慣のよさに改めて気づくことができたものと感じております。また、派遣生の帰国、報告にもありましたが、その国の文化をより深く理解するためには、自身の英語能力をもっと高める必要があるとの報告を受け、英語に対する学習意欲を感じたところでございます。このことから、中学生という多感な時期に、海外派遣事業を通して、国際的な感覚を養う機会を提供できたことは大きな成果であると考えております。 また、今後の課題としましては、派遣生が在学している各中学校において、海外派遣で体験した内容をほかの多くの生徒にも知ってもらうための報告会や、在校生が自分も海外派遣事業に参加したいという気持ちを高めさせる機会を設けることが必要であると考えております。 なお、今後の取り組みについてでございますが、翌年度以降についても引き続き中学生海外派遣事業を継続してまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 入江君。
◆10番(入江晃君) これ大変すばらしい事業だと思っておりますし、最初から私もこれは賛成でございました。ただ、10名限定ということで、ちょっとハードルが高いのかなという部分がちょっと懸念をしておりました。受け入れ先の都合、それから旅費の都合いろいろあると思うんですけども、ぶっちゃけ報告会、私も参加させてもらいまして、彼ら、彼女たちはすばらしい体験を積んできたということで、生き生きと発表いたしておりました。すばらしい事業なんですけども、そこで来年も引き続きやるというのはわかりました。 問題は、この枠を広げられるかどうかということだと思うんですね。鉾田市に住んでいる中学生全員対象でやっていただいて、どんな形でこの人選をしたのか、いろいろとあるのか、その辺も、どこまで聞いて、どこまで答えられるのかちょっとわかりませんけども、これ募集したときに、どのくらいの人が参加の応募に応じて、その中で10名限定という、どういう流れでやってきたのか、それもし答えられれば、どうしてもいろいろと問題があって、そこまでは出せませんというんだったらやむを得ないです。そこら辺、ちょっとまず聞いて、次、来年度はこれをふやすことができるのか、枠を20にするとか、30にするとか、年に1回ではなくて、都合がつけばランダムでやりたいとか、要するに中学生全員にはちょっとこれ行き渡らないとは思うんですね。当然保護者負担も必要でしょうから。どこまで枠を来年度は広げられるか、そこまでも踏まえて、ちょっとお聞きできればありがたいんですけど。
○議長(井川茂樹君) 総務部長。
◎総務部長(関谷公律君) それでは、選考までの流れでございます。応募がありましたのは、31名でございました。それで、面接の段階で、1名が部活の関係で辞退ということで、選考を受けた生徒さんは30名でございました。30名については、まず書類審査といいまして、書類に応募動機とか、いろいろ自分はこういうことをやってきたと書いていただきました。それで、書類選考といいますか、書類のほうも採点させていただきました。 あわせまして、面接、選考委員会、副市長を委員長としまして選考委員会を組織しまして、30名全てから約15分程度ずつ面接を行いました。それで、それぞれの採点基準等に応じまして、5人ですが、それの合計点数で上位10名を選んだという状況でございます。 実際は面接をやってみて感じることでは、本当にもっと行かせたいという生徒は正直いたのは事実でございます。枠組みをどうするかというのは今後検討していく、ふやすかどうかというのは今後検討していくことでございますが、市長の方向としては、何人にするかは別にして、もう少し枠は拡大したいという考えがございますので、その辺は検討していきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(井川茂樹君) 市長。
◎市長(岸田一夫君) 特に私の公約である海外派遣ということで、前もお話ししたとおり、やはり最初に集まってきたときの結団式のときの子どもの顔、そして帰国したときの顔、また一般、普通のところで会ったときの顔、本当に子どもたちが生き生きしているなと。そういう部分で、やはり来年度は当然入江議員見てもらったとおり、本当に子どもたちが輝いているということで、またそのほかに、ほかから私たちも、僕たちも今度行きたいなという話も聞いておりますので、そういう波及効果がございますんで、枠につきましてはもっとふやしたいなと思ってございます。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 入江君。
◆10番(入江晃君) では、ぜひとも最初から10名はちょっとハードル高いなと思ったんで、予算の関係もありますけども、今の状況を見て、これは逆に可能であれば、もうたくさんの子どもたちに行かせてあげたいなと私は思います。ですから、もうできる限りの対処をしていただいて、これ対象は中学3年生だけということになっているんですか。2年生、3年生だけ。2年、3年でね。そうすると、チャンスは2回しかない。その中に選ばれるのにはどうしたらいいかという部分も当然出てきてしまうので、できる限り枠を広げていただきたいと思いますので、お願いしたいと思います。 では、これ提言ということで、次お願いします。
○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁願います。市長。
◎市長(岸田一夫君) それでは、ご答弁申し上げます。 SDGsでございますが、誰ひとり取り残されない持続可能な社会の実現を目指すという観点において、2015年の国連サミットにおいて採択された開発目標であり、現在日本においてはアクションプランを決定し、少子高齢化やグローバル化の中で実現できる豊かで活力ある未来像という方針により、8つの優先課題を掲げ、日本ならではのSDGsモデルを構築しているところでございます。 こうした取り組みは、「いのち」と「くらし」の先進都市を掲げる当市にとって自由な視点であると考えております。具体的な取り組みにつきましては、国や県の政策を注視していかなければなりませんが、市が推進する計画の方向性とSDGsの考え方は共有できるものが多くあるものと認識しており、今後市の抱える課題において、参考としていくべき取り組みであると考えております。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 入江君。
◆10番(入江晃君) これは、国連参加国全会一致で決めて、本当に地球全体をみんなでよくしていこうという大きな目標でございます。その中に、これ17項目、ちょっとまだ時間あるので、ご紹介いたしますけども、このSDGsで掲げる17項目は、貧困をなくそう、飢餓をゼロにしよう、全ての人に健康と福祉、質の高い教育をみんなに、ジェンダー平等を実現しよう、安全な水とトイレを世界中に、エネルギーをみんなに、そしてクリーンに、働きがいも経済成長も、産業と技術革新の基盤をつくろう、人や国の不平等をなくそう、これ数字言わなかったんですけど、今10番目です。住み続けられるまちづくりを、12番目で、つくる責任、使う責任、13番目に気候変動に具体的な対策を、14番目が海の豊かさを守ろう、15番目が陸の豊かさも守ろう、16番目が平和と公平、公正を全ての人に、17番目がパートナーシップで目標を達成しようという、聞いていてもよく、いつも聞くような言葉だと思うんですけども、これをどうしたらみんなで実現していくか。要するにこの基本をモットーに、行政でも学校でも取り組んでいければ、すばらしいものが生まれてくるのかなということで、各国が取り組んでいくということで、日本においても結構やっております。 この平成30年度は、29行政が任命になっています。茨城県ではつくば市がこの認定を受けていると思うんですけども、あとは東京の学校でこれを実践した方の講演をお聞きしたんですけども、大変すばらしい。このSDGsをさらに進めるのには一番何が大事かというと、やはり教育なんですね。この教育にこれを取り込んでいければ、すばらしい効果が生まれますよということで、実践体験をお伺いをいたしました。今日ここでいろいろと、私もこのSDGsに熟知しているわけでもございませんから、しっかり取り組んでいきたいとは思っておりますので、今後ずっとこの課題を目標に、市をよくするためにどうしていったらいいかを、行政の中でもこれに取り組みながらやっていきたいなと思っています。 基本、教育長も新しくなりましたので、このSDGsの考え方を基本に教育を進めていただければ大変ありがたいと思いますので、教育長、もしこのSDGsについては、どのようにお考えか確認して、また次の議会で質問していきたいなと思っているんで、ちょっとご所見をお伺いしたいと思います。
○議長(井川茂樹君) 教育長。
◎教育長(石﨑千惠子君) 今入江議員のほうからお話がありました17項目、大変すばらしいものだと思っております。学校教育活動全体の中で取り入れて、その考え方を取り入れて進められるように、今後検討してまいりたいと思います。以上でございます。
○議長(井川茂樹君) 入江君。
◆10番(入江晃君) では、最後になると思いますんで。何か余り聞いたことない言葉だと言う人もいると思うんですが、これはやはり今本当に自然災害がこんな形で襲いかかってくるという思いなんですけども、やはりこれは温暖化の現象が大きな原因になっているのかなと思っています。そういうことで、もう世界中が地球人としてしっかりと取り組んでいく。でも、そう言ったって、それをまとめられない。であるならば、私たち自分、地元の生きている、この地元をしっかりとよくしていくことが世界につながっていくのかな、そんな思いがいたします。ですから、一番基本的には、この教育の中でしっかりとこのSDGsの考え方を取り組んで、実践していただければ非常にありがたいなと思いますので、市長、ここのところもう一言、思いを聞かせていただければありがたいと思います。
○議長(井川茂樹君) 市長。
◎市長(岸田一夫君) 本日最後の答弁かなと思うんですけど、入江議員が申し上げた部分につきましては、先ほど石﨑教育長が申し上げたとおり、教育の現場では取り入れてもらえるのかなという思いで、私も本当に今よく話をお伺いした中でも、私も同様に、本当に私たち地球の一人一人がいろんな部分をやらなければ、今大事な、大変な時期に来ているのかなと思ってございますんで、私たちもともに邁進したいと思います。以上でこざいます。 〔「以上で終わります」と呼ぶ者あり〕
○議長(井川茂樹君) 以上で入江君の質問を終了いたします。 一般質問を終結いたします。
△散会の宣告
○議長(井川茂樹君) 以上で本日の日程は終了いたしました。 次会は、12日定刻から会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 午後 2時37分散会...