◆22番(榎戸甲子夫君) タイヤ欠損の場合は、タイヤが落ちるのですから、軽4輪であれ中型車であれ、そこそこの穴でないとタイヤに傷がつくはずがありません。私も車に乗っていますから。そこで、あまり長くなってしまいますが、担当部長に、毎年起きているのです、こういう事故は。その事故の起きている箇所というものの件数というか、どの方面に多いのか。私は養蚕地区に住んでいますが、養蚕地区内の道路欠損でこういう事例がないのです。こんなことを言っては何ですが、南西方面に多いのです。今回布川ですが。今までの3年、5年のこういった記録をもう一度精査してください。と同時に、では、その穴が、欠損箇所が何で起きるのかというのは、あなた、考えたことありますか。
○議長(増渕慎治君) 阿部土木部長。
◎土木部長(阿部拓巳君) お答えいたします。 道路の欠損による事故、道路上の事故、穴だけではないのですけれども、年間大体3件から10件ほど起きております。それで平成27年度が4件、28年度が3件、29年度が6件、30年度が10件、令和元年度が4件、11件と、前回ご報告させていただいた側溝のずれとかいう事故もありまして、あとは穴が多いということで、穴埋めについては年間何百箇所となくやっているような状況でございます。 穴につきましては、やはり交通が集中している、もしくは集中しないところでも路肩に土が流れる、そういったことで起こると考えておりますけれども、今回の穴につきましては、現地を確認しまして、タイヤの破損状況、あと現地の穴がやはりえぐれて、アスファルトでぎざぎざしているような状況がありまして、そういったものも確認しまして、現地で担当がしっかりとここの事故で間違いないかということで確認して対応したような形でございます。 以上でございます。
○議長(増渕慎治君) 22番 榎戸甲子夫君。
◆22番(榎戸甲子夫君) 部長の今の対応の説明は、行政職の対応の仕方です。でも道路を造るのは行政ではないでしょう、道路を補修したり、道路をいろいろやるのは業者です。道路の路盤造りからアスファルト工事から、様々な道路に関する工事は業者なのです。その業者が、業者を選定しろとは言いませんが、しかしあなた方がこういったことが数多く出ないことにするためには、これは道路の補修工事や道路新設工事においても、全てにおいて監理監督はあなた方の責任です。なぜエリアごとに事故の欠損の数が大きく違うというのは、私はその道路を補修したり、造ったりする業者の責任にあるというふうに考えているのです。ですからそこまで考えなければ、あなた方が補修、事故の後の対応をどんなによくやっても、そもそも工事をする業者の方々の誠意というか、完璧な工事をしなければこんなことになるのです。どう考えています。
○議長(増渕慎治君) 阿部土木部長。
◎土木部長(阿部拓巳君) お答えいたします。 今回の事故の箇所に特化して申しますと、こちらについてはかなり前、ちょっと年数は分からないのですけれども、最近舗装したところではなくて、かなり以前に舗装したところの認定外道路ということでございまして、舗装の状況を見ると、舗装してから何十年もたっているようなところかと見受けられます。そういったことで、土木部道路維持課、もしくは土木課でやる新設改良舗装、あとは修繕については、当然路盤の状態とか、そういったものも見ながら業者にも指導して、適切な修繕ができるような形で対応しているところでございますけれども、さらに議員ご指摘のように、そういった例えば補修してもなかなかうまくいかないということもあるかとは、ゼロではないかと思いますので、そういったものも含めて、再度そういった道路については対応しながら、確認しながら、あとはその原材料をもって職員が埋めるということもありますので、そういった対応でよろしいのかどうかという、そういったものを含めて対応については検討していきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(増渕慎治君) 22番 榎戸甲子夫君。
◆22番(榎戸甲子夫君) 私も本業が土木建設業ですから、いろいろな情報が入ってくるのですが、やはり部長、今やっている業者の方々、AとかBとかCとかあります。実際工事するのはどの請負で、直接工事するのはどの会社でというのまで、あなた方は把握していなければ、もしかすると手抜きかもしれない。何でか、同じ箇所で、老朽化は当然しますから、交通量の多い少ないもあります。でも、頻繁に起きるようなところであれば、今の部長の答弁は、老朽化が進んでいたと、これは当たり前の答弁でしょうが、でも同じ年数たってもきちんとしているところと、もちろん地盤の軟弱部と高いところの差があります。ただここで私は行政の監理監督するあなた方に申し上げたいのは、やはり工事の監理監督というのを業者任せにしないで、下請であろうと、孫請であろうと、やっている現場をつぶさに見て、隅々に。筑西市の南の、西のほうにしか起きないという事実があるのですから、今後の課題として徹頭徹尾の、ましてや道路の穴でタイヤが破損するという事例は、自分でも運転しているから分かるでしょう。とんでもない、進路変更や何かして、もしそこに児童の列があった場合には、そこに飛び込むようなことがあるのです、タイヤ破損するという事故は、でしょう。 右に飛べば対向車にぶつかる、左に行けば歩行者に当たってしまうかもしれない、建物に当たってしまうかもしれないというタイヤの欠損の事故なのです。私だって乗っていて分かるのです。ですからそういうのが、これは文字でいえば、何となく安い、高いはありますけれども、でも事故というのはスピードによっては、建物や人や対向車両に大変なダメージを与えるという、そういう事故につながりかねないと思うような故障をしているのです。 ですから、あなた方がもっと厳しく事故が起きる前に、工事を毎年毎年やっています。その工事の際にもっと業者と打合せをして、10年たってもそんな頻繁に穴が起きないように、そのようにお願いをして終わります。よろしくお願いします。
○議長(増渕慎治君) ほかに。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(増渕慎治君) それでは、質疑を終結いたします。 次に、日程第3 議案第75号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」を上程いたします。 直ちに説明を求めます。 須藤市長。 〔市長 須藤 茂君登壇〕
◎市長(須藤茂君) 議案第75号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」、ご説明いたします。 本市の区域の人権擁護委員が任期満了となるため、下記の者を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。 記といたしまして、住所、筑西市宮後1014番地1、氏名、市村ちい子氏、昭和29年6月29日生まれでございます。市村ちい子氏につきましては、菊地富壽氏が令和3年12月31日をもって任期満了となるため、後任の候補者として推薦するものでございます。任期につきましては、令和4年1月1日から令和6年12月31日までの3年間でございます。参考といたしまして、裏面に経歴書を記載しておりますので、ご参照願います。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(増渕慎治君) 以上で説明を終わります。 質疑を願います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(増渕慎治君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(増渕慎治君) ご異議なしと認め、これより採決いたします。 議案第75号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」、原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(増渕慎治君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。 次に、日程第4 議案第76号「工事請負契約の締結について」から認定第2号「令和2年度
筑西市公営企業会計決算認定について」まで、以上11案を一括上程いたします。 直ちに説明を求めます。 初めに、議案第76号について、古幡教育部長。 〔教育部長 古幡成志君登壇〕
◎教育部長(古幡成志君) 議案第76号「工事請負契約の締結について」ご説明いたします。 令和3年7月12日付けで条件付き一般競争入札に付した明野五葉学園整備工事について、下記により契約を締結するため、議会の議決を求めるものでございます。 記といたしまして、1、契約の目的、明野五葉学園整備工事。2、契約金額、36億1,900万円。3、契約の相手方、株木・鈴縫・田中・大内特定建設工事共同企業体。代表構成員としまして、水戸市吉沢町311番地1、株木建設株式会社茨城本店、専務執行役員本店長、黒江俊郎。構成員としまして、日立市城南町1丁目11番31号、鈴縫工業株式会社、代表取締役、鈴木達二。筑西市藤ケ谷2075番地、株式会社田中工務店、代表取締役、田中邦明。筑西市小川1453番地、大内建設株式会社、代表取締役、大内康意でございます。 次に、参考資料についてご説明申し上げます。参考資料の1ページをお開き願います。明野五葉学園整備工事の概要についての資料でございます。主な部分をご説明いたします。 工事場所は、筑西市倉持1138番地でございます。工期は、本契約の効力を生ずる日の翌日から令和5年12月28日まででございます。なお、工事の請負契約につきましては、8月10日に開札、8月12日に仮契約を締結したところでございます。 整備概要ですが、構造・規模は、前期課程校舎が鉄筋コンクリート造3階建て、7,466.66平方メートル、前期課程屋内運動場が、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造平屋建て、989.88平方メートル、合わせまして、合計面積8,456.54平方メートルでございます。 工事概要としては、校舎及び屋内運動場建築工事、外構工事、既存校舎の改修工事でございます。 各室計画としては、前期課程校舎に普通教室19室、特別支援教室9室、特別教室として理科室、音楽室、図工室、家庭科室、外国語教室、メディアセンター、多目的教室。管理諸室として、職員室、校長室、保健室、配膳室を設置いたします。 続きまして、2ページが鳥瞰図、3ページが配置図、4ページから7ページが平面図、8ページが立面図でございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、議案第77号について、渡邉税務部長。 〔税務部長 渡邉千和君登壇〕
◎税務部長(渡邉千和君) 議案第77号「筑西市税条例の一部改正について」ご説明いたします。 今回の条例改正につきましては、国が定める特定都市河川浸水被害対策法等の一部を改正する法律及び産業競争力強化法等の一部を改正する等の法律、これらがそれぞれ公布されたことに伴い、筑西市税条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容でございますけれども、附則第10条の2第25項につきましては、先端設備等に対する特例措置の適用期限の延長及び適用法令の移管等についてでございます。 新型コロナウイルス感染症への対応といたしまして、その影響を受けながらも新規に設備投資を行う中小企業者等への支援が、令和2年度末をもって適用期限を迎えることから、その適用期限を2年間延長し、令和5年3月31日までとするほか、計画認定の根拠法令を「生産性向上特別措置法」から「中小企業等経営強化法」に移管し、同項を同条第26項とするものでございます。施行日につきましては、公布の日からでございます。 また、このことにより生じました同条中第24項を第25項とする項ずれの整備、さらに新たに第24項といたしまして、近年大規模な水害が各地で発生している状況を踏まえ、民間事業者等による雨水貯留浸透施設の整備を推進するため、雨水貯留浸透施設の課税標準を価格の3分の1とする特例措置を、令和6年3月31日までの間に限り講じる条文を追加するものでございます。こちらの施行日につきましては、特定都市河川浸水被害対策法等を改正する法律の施行の日からでございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、議案第78号について、古幡教育部長。 〔教育部長 古幡成志君登壇〕
◎教育部長(古幡成志君) 議案第78号「
筑西市立幼稚園条例の廃止について」ご説明いたします。
筑西市立幼稚園条例を廃止する条例。
筑西市立幼稚園条例は廃止する。附則の第1項といたしまして、施行期日、この条例は令和6年4月1日から施行する。 今般の廃止条例提出につきましては、明野幼稚園を取り巻く現状としては、少子化の進行や3歳児からの幼児教育・保育の無償化、明野地区における民間の保育事業者の充実などにより、近年入園児数が著しく減少している状況がございます。これらの状況に鑑み、令和5年度末をもって閉園といたしたく、当該条例を廃止する条例を提出するものでございます。 なお、明野幼稚園閉園後は、認定こども園せきじょうにおいて、公立の幼稚園教育、保育施設としての役割を担ってまいります。 また、附則の第2項において、幼稚園等に関する規定を削るため、筑西市特別職の職にある者で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行います。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、議案第79号について、伊坂経済部長。 〔経済部長 伊坂保宏君登壇〕
◎経済部長(伊坂保宏君) 議案第79号「
筑西市産業振興条例の制定について」ご説明申し上げます。 初めに、制定の経緯についてでございます。近年の人口減少をはじめ、コロナ禍の影響により社会環境や経済情勢が変化する中で、市内の産業であります農業、工業、商業を振興し、発展させていくために、市民、事業者、経済団体、行政が一丸となり、共通認識の下、産業の振興に取り組んでいくことが必要であると考えるため、新たに条例を制定するものでございます。 次に、条例の概要についてでございます。第1条では、本条例制定の目的を規定しています。「この条例は、本市における産業の振興の基本となる理念等を定め、市、事業者及び経済団体の責務、市民の役割等を明らかにすることにより、本市の産業基盤の安定及び強化並びに地域内経済の循環及び活性化を図り、もって市民生活の向上に資することを目的とする。」ものでございます。 第2条では、本条例で使用される用語の定義について規定しております。 第3条では、基本理念等を規定しております。第1項では、基本理念として、「産業振興は、事業者の自主的かつ主体的な努力及び創意工夫のもと、市、事業者及び経済団体並びに市民がそれぞれの役割及び責務において相互に連携し、協力することにより推進されなければならない。」と規定し、次の2ページの第2項では、「産業振興は、前項の基本理念に則り、次に掲げる方針に基づいて行わなければならない。」として、第1号から第6号までの基本方針を規定しております。 第4条では、市の責務を規定しております。「市は、基本方針に基づき、次に掲げる」第1号から第9号までの「産業振興に関する施策の実施に努めるものとする。」としております。 第5条では、事業者の責務を規定しております。事業者は、基本方針に基づき、次に掲げる第1号から第7号までの「事業等を実施するよう努めるものとする。」としております。 次の3ページの第6条では、経済団体の責務を規定しております。「経済団体は、基本方針に基づき、次に掲げる」第1号から第6号までの「事業等を実施するよう努めるもの。」としております。 第7条では、市民の役割を規定しております。「市民は、産業振興が自らの生活の向上に寄与することを理解し、本市の区域内における消費活動及び市又は経済団体が実施する産業振興に関する施策、事業等に協力するよう努めるものとする。」としております。 第8条については、協議等について規定しております。 最後に、附則でございますが、この条例は、公布の日から施行するものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) ここで休憩といたします。 休 憩 午前10時53分 再 開 午前11時15分
○議長(増渕慎治君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、議案第80号について、まずは山口企画部長。 〔企画部長 山口信幸君登壇〕
◎企画部長(山口信幸君) 議案第80号「令和3年度
筑西市一般会計補正予算(第7号)」についてご説明をいたします。 予算書の1ページを御覧いただきたいと存じます。(歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億2,184万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ458億3,399万円とする。 2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。(繰越明許費) 第2条 地方自治法213条第1項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表 繰越明許費」による。(債務負担行為の補正) 第3条 債務負担行為の追加は、「第3表 債務負担行為補正」による。(地方債の補正) 第4条 地方債の追加及び変更は、「第4表 地方債補正」による。 令和3年9月1日提出でございます。 続きまして、企画部所管の補正予算についてご説明をいたします。14ページ、15ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。まず、款15国庫支出金、項2国庫補助金、目2総務費国庫補助金、節2総務管理費補助金、説明欄2、マイナポイント事業費補助金180万3,000円の増額でございます。こちらは国のマイナポイント事業の期間延長、これは10月から12月まで3か月間延長となります。このことに伴いまして国庫補助金の増額をするものでございます。 次に、款18項1寄附金、目11節1ふるさと納税寄附金、説明欄1、ふるさと納税(一般)5,950万円の増額と説明欄2、ふるさと納税(使途指定)1億1,050万円の増額は、総額といたしまして1億7,000万円のふるさと納税の増額を見込み、予算の増額をお願いするものでございます。 16ページ、17ページをお開き願います。款19繰入金、項2目1節1基金繰入金、説明欄26、合併振興基金繰入金4万4,000円の減額は、合併振興基金繰入金を充当していた地域創生学生交流事業に、企業版ふるさと納税が充当されることから、過充当となります基金繰入分を減額するものでございます。 次に、款20項1目1節1繰越金、説明欄1、前年度繰越金につきましては、今回の補正予算に伴う収支調整によるものでございます。9,592万6,000円の増額をお願いするものでございます。 続きまして、18、19ページをお開き願います。3、歳出でございます。款2総務費、項1総務管理費、目5財産管理費、説明欄、基金管理費に1億1,050万円の増額をお願いするものでございます。内訳といたしまして、地域づくり振興基金積立金9,350万円の増額は、ふるさと納税の使途指定の増額分を見込み、その分を追加させるものでございます。同じく板谷波山記念館施設整備等事業基金積立金1,700万円の増額につきましても、ふるさと納税の使途指定の増額分を見込み、その分を追加させるものでございます。 次に、目6企画総務費、説明欄、ふるさと納税推進事業に1億671万5,000円の増額をお願いするものでございます。こちらもふるさと納税の増額が見込まれることから、ふるさと納税寄附者に対する返礼品の経費などの増額をするものでございます。 同じく説明欄、筑西市自治体ポイント活用推進事業に180万3,000円の増額をお願いするものでございます。歳入でご説明させていただきましたが、国のマイナポイント事業の期間延長3か月間によりまして、マイキーID設定支援委託料を増額するものでございます。 次に、目7地方創生費、説明欄、地域おこし協力隊導入事業に56万円の増額をお願いするものでございます。国の制度改正により、地域おこし協力隊の報償費が増額されたことなどによる増額でございます。 次に、目17諸費、説明欄、償還金に1,140万1,000円の増額をお願いするものでございます。これは過年度分の国庫支出金、県支出金につきまして、超過交付された額を返還するための増額となります。なお、その財源といたしまして、多面的機能支払事業交付金についての各組織からの返還金を見込んでいるところでございます。 企画部所管の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、相澤人口対策部長。 〔人口対策部長 相澤一幸君登壇〕
◎人口対策部長(相澤一幸君) 議案第80号のうち、人口対策部所管の補正予算についてご説明申し上げます。 14、15ページをお開き願います。2、歳入でございます。款18項1寄附金、目12節1企業版ふるさと納税寄附金120万円の増額補正をお願いするものでございます。これは企業版ふるさと納税寄附金としまして、令和3年5月21日に10万円のご寄附を2件、令和3年5月31日に100万円のご寄附を1件受領したことによるものでございます。これらのご寄附により、特定財源におけるその他を増額し、一般財源を減額する財源更正でございます。 ご寄附をいただいた企業は2社でございます。1社目でございます。茨城県水戸市元吉田町1077番2、ウルノ商事株式会社、代表取締役社長、宇留野正義様、寄附額は20万円でございます。寄附の理由につきましては、御社は学校給食を中心に幅広く業務用食材を取り扱う会社として、平成5年伊讃美地内に北関東支店を設立され、長年筑西市にお世話になっており、この地域に貢献したく、小学校入学祝い金支給事業及び中学校入学祝い金支給事業を応援したい、そのことからそれぞれに10万円、合計の20万円のご寄附に至ったものでございます。 次に、2社目でございます。東京都中央区日本橋本町1丁目5番4号、高橋カーテンウォール工業株式会社、代表取締役社長、高橋武治様、寄附額は100万円でございます。寄附の理由につきましては、御社は主に外壁用コンクリート製品の製造、設計を事業とする会社として、平成18年に下館第一工業団地、西山田地内に事業所、下館工場を設立されており、次世代を担う若者のために地域創生学生交流事業を応援したい、その思いから寄附に至ったことでございます。心より感謝申し上げる次第でございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、熊坂市民環境部長。 〔市民環境部長 熊坂仁志君登壇〕
◎市民環境部長(熊坂仁志君) 議案第80号のうち、市民環境部所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。 16、17ページをお開き願います。2、歳入でございます。款21諸収入、項6目6雑入、節14雑入(消防)、説明欄2、消防団員退職報償金1,637万2,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは令和2年度に退職された消防団員45名分に係る退職報償金として、消防団員等公務災害補償等共済基金からの歳入となるものでございます。予算要求時には退職団員数が未確定であったことから、今回増額補正をお願いするものでございます。 続きまして、22、23ページをお開き願います。3、歳出でございます。款9項1消防費、目2非常備消防費、節7報償費、説明欄、消防運営事務費でございますが、歳入と同じく令和2年度に退職された消防団員45名分の退職報償金として、歳入と同額の1,637万2,000円の増額補正をお願いするものでございます。この消防団員退職報償金は、筑西市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例に基づきまして、勤続5年以上の団員に対し、在職年数及び階級に応じて支払うものでございます。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、平間保健福祉部長。 〔保健福祉部長 平間雅人君登壇〕
◎保健福祉部長(平間雅人君) 議案第80号のうち、保健福祉部所管の補正予算についてご説明いたします。 14、15ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。款15国庫支出金、項1国庫負担金、目3民生費国庫負担金、節1社会福祉費負担金、説明欄42、介護保険料低所得者軽減負担金192万4,000円の増額をお願いするものでございます。これは令和2年度の低所得者に対する介護保険料軽減額の確定に伴う国の負担金の追加交付金でございます。 次に、款16県支出金、項1県負担金、目3民生費県負担金、節1社会福祉費負担金、説明欄33、介護保険料低所得者軽減負担金96万2,000円の増額をお願いするものでございます。これは令和2年度の低所得者に対する介護保険料軽減額の確定に伴う県の負担金の追加交付金でございます。 次に、その下、項2県補助金、目4衛生費県補助金、節1保健衛生費補助金、説明欄41、地域ケア基盤整備推進事業費補助金119万3,000円の増額をお願いするものでございます。詳細につきましては、歳出にてご説明させていただきます。 次に、16、17ページをお開き願います。款19繰入金、項1目1節1特別会計繰入金、説明欄2、後期高齢者医療特別会計繰入金2,486万5,000円の増額をお願いするものでございます。これは令和2年度後期高齢者医療特別会計の決算が確定したことによる一般会計繰出金の精算分でございます。詳細につきましては、議案第81号「令和3年度
筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」でご説明いたします。 次に、その下、説明欄3、介護保険特別会計繰入金1億1,023万4,000円の増額をお願いするものでございます。これは令和2年度の介護給付費等の確定したことによる一般会計繰出金の精算分でございます。 次に、その下、説明欄4、介護サービス事業特別会計繰入金627万4,000円の増額をお願いするものでございます。これは令和2年度介護サービス事業特別会計の決算が確定したことによる一般会計繰出金の精算分でございます。 続きまして、18、19ページをお開き願います。3、歳出でございます。款3民生費、項1社会福祉費、目5老人福祉費、節27繰出金、説明欄、介護保険特別会計繰出金650万8,000円の増額をお願いするものでございます。これは令和2年度の低所得者に対する介護保険料軽減額の確定に伴う国、県及び市の公費負担精算分でございます。 次に、20、21ページをお開き願います。款4衛生費、項1保健衛生費、目4保健センター管理費、説明欄、あけの元気館修繕事業109万8,000円の増額をお願いするものでございます。これはあけの元気館レストラン内の厨房設備機器、ガスフライヤー、ガステーブル、ゆで麺機、コールドテーブル、冷蔵庫の更新でございます。当設備は開館当時の設備になり、約20年を経過しており、着火しない場合や温度の調節が安定しないことから、レストラン利用者への料理の提供に影響が出る状況にあります。また、火災等の事故が起こる可能性があるため、利用者、調理者への安全から厨房設備機器の更新を行うものでございます。 次に、その下、目5地域医療対策費、説明欄、地域医療推進事業179万1,000円の増額をお願いするものでございます。これは在宅における療養環境の向上と地域包括ケアの推進のため、訪問看護事業所、在宅療養支援診療所等が行う在宅医療に必要な機器や車両の購入を支援するための補助金でございます。対象経費のうち財源としましては、歳入の県補助金で計上しました地域ケア基盤整備推進事業費補助金として、県が2分の1を補助し、市が4分の1を補助し、県と市を合わせて4分の3を補助するものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、岡本こども部長。 〔こども部長 岡本はるみ君登壇〕
◎こども部長(岡本はるみ君) 議案第80号のうち、こども部所管の補正予算についてご説明申し上げます。 補正予算書6ページをお開き願います。第2表、繰越明許費でございます。款3民生費、項2児童福祉費、認定こども園せきじょう整備事業として8,811万円の繰越明許費をお願いするものでございます。これは認定こども園せきじょう整備事業に係る基本・実施設計委託料でございます。 続きまして、8ページをお開き願います。第4表、地方債補正、1、追加でございます。これは認定こども園せきじょう整備事業に係る基本・実施設計の財源として市債を活用するため、限度額5,780万円の追加をお願いするものでございます。 続きまして、14ページ、15ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書、2、歳入でございます。款15国庫支出金、項4交付金、目3民生費交付金、節2児童福祉費交付金、説明欄12、子ども・子育て支援交付金に420万円の増額補正をお願いするものでございます。 その下、款16県支出金、項4交付金、目3民生費交付金、節2児童福祉費交付金、説明欄8、子ども・子育て支援交付金に420万円の増額補正をお願いするものでございます。これらは放課後児童クラブ整備事業の事業費に対する国、県からの交付金でございます。 次に、16ページ、17ページをお開き願います。款22市債、項1市債、目3民生費、節2児童福祉費、説明欄3、認定こども園せきじょう整備事業債として5,780万円の増額補正をお願いするものでございます。 続きまして、歳出についてご説明いたします。20ページ、21ページをお開き願います。款3民生費、項2児童福祉費、目2児童措置費、説明欄、放課後児童クラブ整備事業に1,260万円の増額補正をお願いするものでございます。これは関城西小学校で実施しております放課後児童クラブに新たに1クラスを増設しようとするものです。この事業に対しては、財源として国、県、市、それぞれ3分の1となっております。 続きまして、目5認定こども園費、説明欄、認定こども園せきじょう整備事業に8,814万円の増額補正をお願いするものでございます。これは施設の老朽化等に伴う認定こども園の整備に係る基本・実施設計委託料等でございます。 説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、伊坂経済部長。 〔経済部長 伊坂保宏君登壇〕
◎経済部長(伊坂保宏君) 議案第80号のうち、経済部所管の補正予算についてご説明申し上げます。 初めに、8ページをお開き願います。第4表、地方債補正、2、変更でございます。県営かんがい排水事業において、限度額2,110万円に110万円増額し、2,220万円に変更するものでございます。これは事業費の一部が、防災・減災、国土強靱化緊急対策事業債の適用となったことによるものでございます。 次に、16、17ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書、2、歳入でございます。款21諸収入、項6目6雑入、節8雑入(農林)、説明欄26、多面的機能支払事業交付金返還金としまして、346万6,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは多面的機能支払事業の活動組織において、令和2年度末に不用額が生じたため、活動組織から返還されたものでございます。 同じく、説明欄29、農業経営継承・発展等支援事業費補助金としまして、350万円の増額補正をお願いするものでございます。内容につきましては、歳出にてご説明いたします。 続きまして、下の段、款22項1市債、目6農林水産業債、節1農業債、説明欄3、県営かんがい排水事業債としまして、110万円の増額補正をお願いするものでございます。これは防災・減災、国土強靱化緊急対策事業債の適用に伴う起債の増額分でございます。 次に、20、21ページをお開き願います。3、歳出でございます。款6農林水産業費、項1農業費、目3農業振興費、節18負担金補助及び交付金、説明欄、農業経営継承・発展等支援事業、説明欄65、その他補助金(農林)、農業経営継承・発展等支援事業費補助金としまして、700万円の増額補正をお願いするものでございます。内容といたしましては、令和3年度に創設されました国の補助事業であり、令和2年1月1日以降に地域の中心経営体である先代農業者から、経営に関する権利の移譲を受けた後継者が、経営発展に対する計画を策定し、経営に基づく取組の達成が実現可能であると見込まれる場合には、必要となる経費について100万円を上限に補助するものでございます。本事業の国の支援は、市による2分の1の財源負担が条件とされるため、国、市が一体となり、2分の1ずつの負担をすることで、事業の活用を標榜する農業後継者による経営発展の取組を支援いたします。 次に、下の段、同じく目6農地費、ページを返していただきまして、説明欄、かんがい排水事業(田谷川堰)につきましては、経営かんがい排水事業債の増額による財源振替の変更でございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(増渕慎治君) 次に、阿部土木部長。 〔土木部長 阿部拓巳君登壇〕
◎土木部長(阿部拓巳君) 議案第80号のうち、土木部所管の補正予算についてご説明申し上げます。 22ページ、23ページをお開き願います。3、歳出でございます。初めに、款8土木費、項2道路橋梁費、目1道路橋梁総務費、説明欄の道路橋梁維持管理経費、節12委託料におきまして、500万円の増額補正をお願いするものでございます。内容といたしましては、自治会からの要望が年々増加しており、職員による除草作業を行っている状況のため、お願いするものでございます。 続きまして、目2道路維持費、説明欄の道路維持補修事業に2億円の増額補正をお願いするものでございます。内訳といたしまして、初めに、節14工事請負費1億2,000万円につきましては、生活道路及び排水路等の維持、修繕工事を順次行っておりますが、先ほど申しましたように、年々増加する自治会の要望に対応し、安全な道路を維持するため増額をお願いするものでございます。 次に、節15原材料費8,000万円につきましては、道路及び側溝の補修工事に必要なアスファルト合材や砕石及び側溝等の二次製品を市で購入し、工事の際、この製品を現場に支給して工事費の縮減に努めるものでございます。 以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、大林上下水道部長。 〔上下水道部長 大林 弘君登壇〕
◎上下水道部長(大林弘君) 議案第80号のうち、上下水道部所管の補正予算についてご説明申し上げます。 14ページ、15ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書、2、歳入でございます。款15国庫支出金、項4交付金、目4衛生費交付金、説明欄11、循環型社会形成推進交付金(浄化槽設置)に429万8,000円の増額補正をお願いするものでございます。 次に、款16県支出金、項2県補助金、目4衛生費県補助金、説明欄22、浄化槽設置費補助金に1,149万5,000円の増額補正をお願いするものでございます。これらにつきましては、歳出で浄化槽設置促進事業の補正を組みましたので、その財源となるものでございます。 続きまして、18ページ、19ページをお開き願います。3、歳出でございます。款2総務費、項1総務管理費、目5財産管理費、説明欄、団地排水建設事業基金積立事業に1,063万1,000円の増額補正をお願いするものでございます。これにつきましては、令和2年度の団地排水処理施設に係ります決算に伴い、積み立てるべき額が4,313万7,097円に確定し、このうち令和2年度に3,250万7,000円を積立てしておりますので、その差額分を積み立てるため増額補正をお願いするものでございます。 続きまして、20ページ、21ページをお開き願います。款4衛生費、項1保健衛生費、目6環境保全総務費、説明欄、浄化槽設置促進事業に1,963万1,000円の増額補正をお願いするものでございます。これにつきましては、申込者の増に伴い予算額に不足が見込まれることから、申込者全員に補助したく、増額補正をお願いするものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、古幡教育部長。 〔教育部長 古幡成志君登壇〕
◎教育部長(古幡成志君) 議案第80号のうち、教育委員会所管の補正予算についてご説明申し上げます。 6ページをお開き願います。第3表、債務負担行為補正、1、追加でございます。事項名、ICT支援員配置業務委託、期間は令和4年度から令和8年度まで、限度額は7,534万8,000円に消費税及び地方消費税額を加算した額の範囲として債務負担行為の設定をお願いするものでございます。 市内小中学校においてICT教育の充実を図るため、ICT機器を活用した授業の支援、ハードウエア、ソフトウエアの活用に関する校内研修の支援、ICT機器の障害が発生した場合の一次対応等を行うICT支援員を配置するための業務委託でございます。 続きまして、14、15ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。款16県支出金、項3委託金、目10教育費委託金、節1義務教育費委託金、説明欄26、オリンピック・パラリンピック教育推進事業委託金7万9,000円の増額補正をお願いするものでございます。これはオリンピック・パラリンピックの普及推進を図るとともに、スポーツの機運の醸成を図り、児童生徒が生涯にわたって豊かなスポーツライフを継続する知識や能力を育てることを目的に、県の委託により実施する事業でございます。詳しくは歳出にて説明させていただきます。 次に、同じページの款18寄附金、項1寄附金、目10教育費寄附金、節1教育費寄附金、説明欄1、教育費寄附金100万円の増額補正をお願いするものでございます。これは市内の株式会社ヤマイチ様から、教育関係事業への指定寄附として100万円のご寄附をいただきましたことから、増額補正をお願いするものでございます。 次に、22、23ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の3、歳出でございます。款10教育費、項1教育総務費、目3教育指導費、節12委託料、説明欄、教育
情報化整備事業費について8,288万7,000円の減額補正をお願いするものでございます。これは先ほど6ページの債務負担行為補正でご説明させていただきましたICT支援員配置業務委託について、令和3年度予算に5年分の委託料を計上しておりましたが、次年度以降に係る委託料分を債務負担行為に変更するため、本年度予算から減額補正をお願いするものでございます。 続きまして、同じく款10教育費、項2小学校費、目1小学校管理費、節17備品購入費、説明欄、小学校運営関係費に60万円の増額をお願いするものでございます。これは歳入でご説明いたしました教育関係事業への指定寄附金により、小学校にコピー複合機2台を購入しようとするものでございます。 次に、その下側、目2小学校教育振興費、説明欄、オリンピック・パラリンピック教育推進事業に7万9,000円の増額をお願いするものでございます。これは歳入でご説明いたしました県の委託事業により、上野小学校において、パラリンピックの正式種目であるボッチャ競技の知識や技術を習得し、オリンピック・パラリンピックの普及推進を図るため、報償費として、茨城県ボッチャ協会に依頼する講師謝礼4万円、需用費として、ボッチャ用ボールセット購入費3万9,000円の増額補正をお願いするものでございます。 次に、24、25ページをお開き願います。款10教育費、項3中学校費、目1中学校管理費、節17備品購入費、説明欄、中学校運営関係費に40万円の増額をお願いするものでございます。これは歳入でご説明いたしました教育関係事業への指定寄附金により、中学校にコピー複合機を購入しようとするものでございます。 続きまして、同じページ、款10教育費、項6社会教育費、目5図書館費、節12委託料27万5,000円、節14工事請負費363万円、説明欄、図書館施設改修事業といたしまして、390万5,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは図書館内壁面東側上部に設置されております排煙窓が、経年劣化により開閉不良となっていることから、改修のための設計委託料と排煙窓改修工事費について補正をお願いするものでございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、議案第81号から議案第83号まで、平間保健福祉部長。 〔保健福祉部長 平間雅人君登壇〕
◎保健福祉部長(平間雅人君) 議案第81号「令和3年度
筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」についてご説明いたします。 初めに、1ページを御覧願います。(歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,780万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ24億5,969万2,000円とする。 2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年9月1日提出でございます。 この補正予算は、令和2年度における後期高齢者医療特別会計の決算に伴い、広域連合への精算金額に関わる補正予算でございます。 10ページ、11ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。款4項1目1繰越金、節1説明欄1、前年度繰越金2,780万4,000円の増額をお願いするものでございます。これは令和2年度後期高齢者医療特別会計の決算に伴い、繰越金が確定したことによるものでございます。 次に、12、13ページをお開き願います。3、歳出でございます。款2項1目1後期高齢者医療広域連合納付金、節18負担金補助及び交付金、説明欄、後期高齢者医療保険料納付金293万9,000円の増額をお願いするものでございます。これは令和2年度の後期高齢者医療保険料精算により、後期高齢者広域連合へ納付する保険料の増額分でございます。 次に、款3諸支出金、項1繰出金、目1一般会計繰出金、節27繰出金、説明欄、一般会計繰出金2,486万5,000円の増額をお願いするものでございます。これは歳入で計上しました前年度繰越金2,780万4,000円から、後期高齢者医療広域連合に納付する保険料精算分293万9,000円を差し引いた額2,486万5,000円を、後期高齢者医療特別会計から一般会計へ繰り出すものでございます。 次に、議案第82号「令和3年度
筑西市介護保険特別会計補正予算(第1号)」についてご説明いたします。 初めに、1ページを御覧願います。(歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億3,303万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ93億3,868万8,000円とする。 2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年9月1日提出でございます。 この補正予算は、令和2年度の介護保険事業における低所得者介護保険料軽減に関わる公費負担、また介護給付費等の確定に伴う補正予算でございます。 10ページ、11ページをお開き願います。款4国庫支出金、項2国庫補助金、目10地域支援事業交付金、節1介護予防事業交付金、説明欄2、過年度分介護予防事業交付金13万2,000円の増額をお願いするものでございます。 その下、款6県支出金、項2県補助金、目1地域支援事業交付金、節1介護予防事業交付金、説明欄2、過年度分介護予防事業交付金8万2,000円の増額をお願いするものでございます。これら2つは、令和2年度の介護予防日常生活支援総合事業費の確定に伴う国及び県負担金の追加交付金でございます。 次に、款8繰入金、項1一般会計繰入金、目2その他一般会計繰入金、節3説明欄1、保険料公費負担分繰入金650万8,000円の増額をお願いするものでございます。これは令和2年度の低所得者に対する介護保険料軽減負担額の確定に伴う国の公費負担精算分、県の公費負担精算分及び市の公費負担精算分を合わせて介護保険特別会計に繰り入れるものでございます。 次に、款9項1目1節1繰越金、説明欄1、前年度繰越金2億2,631万5,000円の増額をお願いするものでございます。これは令和2年度介護保険特別会計の決算に伴い、繰越金が確定したことによるものでございます。 次に、12、13ページをお開き願います。3、歳出でございます。款5項1目1基金積立金、節24積立金、説明欄、介護給付費準備基金積立事業1,627万9,000円の増額をお願いするものでございます。これは令和2年度の介護給付費等の確定に伴う介護保険料の介護給付費等への未充当分を積み立てるものでございます。 次に、款6諸支出金、項1償還金及び還付加算金、目2償還金、節22償還金利子及び割引料、説明欄、償還金1億652万4,000円の増額をお願いするものでございます。これは令和2年度の介護給付費等の確定に伴う国庫支出金返還金、県支出金返還金及び社会保険等診療報酬支払基金返還金でございます。 その下、項3繰出金、目1一般会計繰出金、節27繰出金、説明欄、一般会計繰出金1億1,023万4,000円の増額をお願いするものでございます。これは令和2年度の介護給付費等の確定に伴う一般会計への繰出金でございます。 次に、議案第83号「令和3年度
筑西市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)」についてご説明いたします。 初めに、1ページを御覧願います。(歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ627万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ847万4,000円とする。 2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年9月1日提出でございます。 この補正予算は、指定管理制度により運営しております明野デイサービスセンターやすらぎの決算の確定に伴う補正予算でございます。 10、11ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。款8項1目1節1、説明欄1、繰越金627万4,000円の増額をお願いするものでございます。これは令和2年度介護サービス事業特別会計の決算に伴い、繰越金が確定したことによるものでございます。 次に、12、13ページをお開き願います。3、歳出でございます。款2諸支出金、項3繰出金、目1一般会計繰出金、節27繰出金、説明欄、一般会計繰出金627万4,000円の増額をお願いするものでございます。これは繰越金の増額分を一般会計へ繰り出すものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) ここで休憩といたします。 休 憩 午後 0時 3分 再 開 午後 1時 9分
○議長(増渕慎治君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、議案第84号について、大林上下水道部長。 〔上下水道部長 大林 弘君登壇〕
◎上下水道部長(大林弘君) 議案第84号「令和2年度
筑西市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」ご説明申し上げます。 令和2年度
筑西市水道事業会計で生じた剰余金を別記のとおり処分したいので、地方公営企業法第32条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 裏面を御覧願います。別記、令和2年度筑西市水道事業剰余金処分計画書でございます。表中、上段右側に記載してございますが、令和2年度末における未処分利益剰余金の残高は、7億1,652万7,011円でございます。これは令和2年度の純利益2億3,282万104円と、前年度繰越利益剰余金4億8,370万6,907円の合計額でございます。この未処分利益剰余金のうち1億9,220万3,374円を、議会の議決をいただき、資本金に繰入れをさせていただくものでございます。この繰入れにつきましては、過去におきまして補助金等を活用して整備をいたしました水道施設のうち、当該補助金に関わる部分の減価償却見合い分を長期前受金戻入として収益化してございますが、この収益は現金を伴わない帳簿上の収益でございますので、第3条の整合を図るために資本金に組入れをさせていただくものでございます。 なお、表の下段に記載してございますが、処分後の資本金残高は48億5,926万2,021円、また繰越利益剰余金となります未処分利益剰余金残高は5億2,432万3,637円となります。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 以上で議案第84号までの説明を終わります。 次に、認定第1号及び認定第2号の決算の説明に入りますが、これらにつきましては、決算特別委員会を設け、審査をお願いしたいと存じますので、まず、認定第1号につきましては、会計管理者から総括的な説明をいただき、その後、各部長からそれぞれの所管の事業効果を中心に簡潔に説明を願います。 それでは、総括的な説明につきまして、菊池会計管理者。 〔会計管理者 菊池 勇君登壇〕
◎会計管理者(菊池勇君) 認定第1号につきましてご説明申し上げます。 令和2年度筑西市一般会計及び特別会計決算認定について。 地方自治法第233条第3項の規定により、令和2年度下記各会計決算を、監査委員の審査意見をつけて、別冊のとおり議会の認定に付するものでございます。 記といたしまして、 1 令和2年度筑西市一般会計歳入歳出決算 2 令和2年度筑西市国民健康保険特別会計歳入歳出決算 3 令和2年度筑西市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 4 令和2年度筑西市下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算 5 令和2年度筑西市介護保険特別会計歳入歳出決算 6 令和2年度筑西市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算 7 令和2年度筑西市病院事業債管理特別会計歳入歳出決算 令和3年9月1日提出でございます。 私からは、別冊の令和2年度筑西市歳入歳出決算書及び令和2年度主要施策の成果説明書に基づきまして、総括的な説明をさせていただきます。 まず、主要施策の成果説明書の2ページをお開き願います。各会計別決算の推移でございます。令和2年度における一般会計及び各特別会計の決算額につきましては、中ほどの欄に記載のとおりでございます。各会計区分、上段が歳入決算額、中段が歳出決算額、下段が歳入決算額から歳出決算額を単純に差し引いた形式収支の額となっております。 まず、歳入でございますが、一般会計が559億9,102万8,000円、前年度と比較しますと26.7%の増、国民健康保険特別会計から病院事業債管理特別会計までの特別会計の総額で申しますと、230億8,805万6,000円、15.7%の減となっております。一般会計と特別会計を合わせました歳入総額は、790億7,908万4,000円で、10.5%の増となります。 次に、歳出でございますが、一般会計が536億8,362万2,000円、前年度と比較しますと25.2%の増、特別会計の総額が223億1,126万4,000円で13.3%の減、一般会計と特別会計を合わせました歳出総額は、759億9,488万6,000円で10.8%の増となります。 形式収支につきましては、一般会計では23億740万6,000円となります。特別会計の形式収支につきましては、総額で7億7,679万2,000円でございますので、一般会計、特別会計を合わせました形式収支につきましては30億8,419万8,000円となります。 続きまして、恐れ入りますが、別冊の歳入歳出決算書の1ページ、2ページをお開き願います。歳入でございます。一般会計の歳入に係る主な項目で、前年度と比較して増となったものといたしましては、款7地方消費税交付金の収入済額が22億4,394万2,000円で、前年度と比較しますと4億362万3,000円、率にいたしまして21.9%の増となっております。これは地方消費税増税分の増によるものでございます。 次に、3ページ、4ページをお開き願います。款11地方交付税の収入済額が80億1,467万3,000円で、前年度と比較いたしますと8億8,842万円、率にいたしまして12.5%の増となっております。これは農災復興特別交付税等の増によるものでございます。 款15国庫支出金の収入済額が180億5,263万828円で、前年度と比較しますと125億2,485万9,548円、率にいたしまして226.6%の増となっております。これは
特別定額給付金給付事業費補助金及び新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等の増によるものでございます。 恐れ入りますが、1ページ、2ページにお戻り願います。歳入に係る主な項目で、前年度と比較して減となったものといたしましては、款1市税の収入済額が149億3,077万316円で、前年度と比較しますと4億6,326万713円、率にいたしまして3.0%の減となっております。これは法人市民税等の減によるものでございます。 次に、5ページ、6ページをお開き願います。款19繰入金の収入済額が3億1,823万9,665円で、前年度と比較しますと5億3,104万4,218円、率にいたしまして62.5%の減となっております。これは基金繰入金等の減によるものでございます。 款20繰越金の収入済額は13億3,076万9,662円で、前年度と比較しますと5億3,084万168円、率にいたしまして28.5%の減となっております。 款22市債の収入済額は49億2,120万円で、前年度と比較しますと10億1,820万円、率にいたしまして17.1%の減となっております。これは道の駅整備事業債及び学校整備事業債等の減によるものでございます。 次に、7ページ、8ページをお開き願います。歳出でございます。一般会計の歳出に係る項目で前年度と比較して増となったものといたしましては、款2総務費の支出済額が176億9,017万243円で、前年度と比較しますと123億9,260万4,632円、率にいたしまして233.9%の増となっております。これは
特別定額給付金給付事業及び新型コロナウイルス感染症対応地方創生事業等の増によるものでございます。 款4衛生費の支出済額が44億7,638万3,498円で、前年度と比較しますと4億7,008万9,408円、率にいたしまして11.7%の増となっております。これは筑西広域市町村圏事務組合分賦金等の増によるものでございます。 次に、9ページ、10ページをお開き願います。款9消防費の支出済額が18億1,823万1,755円で、前年度と比較しますと1億4,825万191円、率にいたしまして8.9%の増となっております。これは防災行政無線整備事業等の増によるものでございます。 恐れ入りますが、7ページ、8ページにお戻り願います。歳出に係る項目で前年度と比較して減となったものといたしましては、款1議会費の支出済額が2億5,466万6,975円で、前年度と比較しますと1,986万1,115円、率にいたしまして7.2%の減となっております。 款7商工費の支出済額が2億3,918万1,588円で、前年度と比較しますと1億1,431万8,008円、率にいたしまして32.3%の減となっております。これは消費税増税対策としてのプレミアム商品券発行事業等の減によるものでございます。 次に、9ページ、10ページをお開き願います。款8土木費の支出済額が37億606万2,042円で、前年度と比較しますと14億1,970万1,964円、率にいたしまして27.7%の減となっております。これは道の駅整備事業等の減によるものでございます。 款10教育費の支出済額が50億6,372万3,878円で、前年度と比較しますと7億120万822円、率にいたしまして12.2%の減となっております。これは小学校空調設備整備事業等の減によるものでございます。 以上、決算の概要につきましてご説明申し上げましたが、詳細につきましては各担当部長より説明がございますので、ご審議の上、認定賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 続きまして、認定第1号のうち一般会計について、まず、山口企画部長。 〔企画部長 山口信幸君登壇〕
◎企画部長(山口信幸君) それでは、企画部所管の決算の概要につきましてご説明を申し上げます。 まず、財政の観点からでございます。普通会計決算の概要につきましてご説明をさせていただきます。恐れ入りますが、令和2年度主要施策の成果説明書の3ページをお開き願います。初めに、3、普通会計決算の概要でございます。普通会計とは、地方財政を比較分析するために国において行っております地方財政状況調査に用いられる統一的な会計区分ということでございます。本市の場合は、一般会計に八丁台土地区画整理事業特別会計のうち街路事業を加えたものという形になります。 それでは、(1)の決算規模を御覧いただきたいと思います。令和2年度の普通会計の決算額は、歳入総額で558億3,585万4,000円、対前年度比で117億9,582万3,000円、率にいたしますと26.8%の増でございます。歳出総額は535億2,848万2,000円、対前年度比では108億1,990万4,000円、率にいたしまして25.3%の増となってございます。これは主に
新型コロナウイルス感染症対策によるものでございます。 次に、(2)、決算収支でございます。下の表と併せて御覧いただきたいと存じます。実質収支は21億1,629万円の黒字となってございます。また、令和2年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた単年度収支も9億4,485万6,000円の黒字となっております。さらに、単年度収支に令和2年度における財政調整基金の増減などを加味しました実質単年度収支につきましても、9億4,522万5,000円の黒字となっております。 続きまして、4ページから5ページの(3)、歳入、(4)、歳出の目的別の説明につきましては、ただいまの会計管理者の説明と重複いたしますので、説明を省略させていただきます。 続きまして、6ページをお開き願います。(5)、歳出の性質別の状況でございます。こちらも下の表と併せて御覧いただきたいと存じます。令和2年度の特徴といたしまして、物件費や補助費等、投出資・貸付金などが大きく増となっております。一方で、繰出金や投資的経費などは減となりましたけれども、全体的には前年度比25.3%の増となってございます。増となった項目でございますけれども、新型コロナウイルス感染症拡大の対応が主なもので、物件費では新型コロナウイルス感染症対応地方創生事業、補助費等では特別定額給付金事業、投出資・貸付金では下水道事業、農業集落排水事業への出資金、こういうところで増になってございます。 次に、減となった主な項目でございますけれども、繰出金では、下水道事業と農業集落排水事業の公営企業会計適用によりまして、各会計への支出科目が、これまでの繰出金から補助費等に変更となったことにより、減となってございます。また、投資的経費につきましては、道の駅整備事業や小学校空調設備整備事業などの完了によりまして、減となってございます。 続きまして、7ページをお開き願います。4の普通会計財政指標の状況でございます。特に説明欄の下から2番目、下の表でいきますと、中ほどの7項目めに経常収支比率というところがございますので、ご確認をいただきたいと思います。この経常収支比率は、主に財政の硬直化を示す指標と言われております。令和2年度におきましては、分子となります経常的な歳出が減少する一方で、分母となります臨時財政対策債などの歳入、つまり経常一般財源が増えたことによりまして、前年度と比較して1.7ポイント減少し、91.8%となってございます。 また、説明欄の一番下です。下の表では9項目の積立金現在高を御覧いただきたいと思います。こちらは合併振興基金や公共施設整備基金、森林環境基金などを新たに積み立てたことによりまして、5億8,799万1,000円増の93億4,331万1,000円となってございます。なお、このうち財政調整基金は44億5,251万9,000円確保してございます。 次に、8ページを御覧願います。5、財政健全化指標の状況でございますが、こちらは後ほど議案外報告において報告をさせていただきますので、こちらの説明は割愛をさせていただきます。 続きまして、9ページをお開き願います。6、社会保障施策に要する経費のうち、地方消費税引上げ分の充当についての表でございます。詳細の説明につきましては省略をさせていただきますが、一番下段の合計の欄を御覧いただきたいと思います。社会保障施策の歳出の総額は156億2,127万3,000円でございます。このうち、その一番右側に記載しております11億7,584万円が、地方消費税引上げ分として財源化したものでございます。 続きまして、10ページでございます。令和2年度の普通会計による決算状況をまとめました決算カード、これは総務省の統一様式、全国統一様式でございます。こちらを参考として掲載してございますので、こちらにつきましては後ほどご確認をいただきたいと思います。普通会計の全ての決算状況が一目で分かる資料となってございます。 続きまして、企画部所管の令和2年度の主要施設の概要についてご説明をさせていただきます。まず、総括的な話でございますけれども、企画部は、企画課、財政課、情報政策課の3課で構成してございます。企画部全体では52事業を所管してございまして、決算総額は61億415万2,182円、予算の執行率は97.5%となっております。主に総合計画の振興管理、事務事業評価、移住定住、公共交通、ふるさと納税、それから統計業務の円滑な実施、健全な財政運営、基金、地方債の適正管理、そして各情報システムの安定運営に努めてきたところでございます。 それでは、主要施策成果説明書の14ページをお開き願います。初めに、定住促進住宅取得支援事業でございます。決算額は1億4,184万385円でございます。本事業は、2つの奨励金制度で構成をされております。1つ目は、若者・子育て世代住宅取得奨励金であり、定住促進と人口減少の抑制のために市内に住宅を取得した若者・子育て世代に対しまして50万円の奨励金を交付したものでございます。交付実績は年間274件でございます。そのうち市内在住者の申請が210件、転出となります市外からの申請が64件ございました。転出を抑制するとともに、子育て世帯の定住の促進に寄与できたものと考えております。 2つ目は、多世代同居住宅取得等奨励金であります。子世帯の転入に伴う多世代同居を支援するために、住宅の取得、または増改築を行った所有者に対して20万円の奨励金を交付したものでございます。交付の実績は年間で24件でございます。多世代同居を支援し、定住の促進に寄与できたものと考えております。 続きまして、16ページをお開き願います。テレワーカー養成事業でございます。決算額は103万7,300円でございます。本事業は、多種多様な働き方の一環として、インターネットを活用した在宅勤務の啓発及びそれに従事するテレワーカーを養成するためにセミナーを開催したものでございます。昨年度は新型コロナの影響がありまして、全てオンラインによる開催となりました。養成セミナーの段階では22名の参加がございましたが、最終的に全てのセミナーに参加いただいた方は8名ということでございます。セミナーは3部構成で行っております。 続きまして、17ページを御覧いただきたいと思います。公共交通対策事業でございます。決算額は1億1,698万5,140円でございます。本事業は、公共施設、医療機関、商店街等への外出に不便を来している交通弱者の移動手段を確保し、交通不便地域に係る課題の解消を図るとともに、市民交流の促進、商業の活性化及び環境に配慮したまちづくりを推進するものでございます。デマンド交通システム「のり愛くん」の運行や広域連携バス、地域内運行バス、道の駅循環バスの運行を行ったほかに、令和2年10月から新たに筑西・下妻広域連携バスの実証実験を開始したところでございます。昨年度の利用実績につきましては、下の表にまとめてございます。新型コロナウイルスの影響によりまして、利用者数は前年度と比べ減少しておりますが、
新型コロナウイルス感染症対策の徹底によりまして、利用者の安心安全を確保することで、利用者減を最小限にとどめることができ、当初予定した予算の範囲内で事業を完了することができております。 最後に、38ページ、39ページをお開き願います。まずは38ページでございます。新型コロナウイルス感染症対応地方創生事業でございます。この事業は複数の部署に関わりますが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用している関係もございますので、関連がございますことから、私のほうから一括して説明をさせていただきます。 筑西市におきましては、先回関係各課の協力によりまして、
新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、下の表のナンバー1、防災支援事業から次のページになります。ナンバー32、成人祝い給付金までの32事業を実施し、子供から高齢者までの幅広い市民や飲食店をはじめとする多くの事業者の支援を行い、感染拡大や経営支援を実施してまいりました。決算額では19億5,042万1,103円でございます。内訳といたしまして、国庫補助金、国庫支出金、県支出金、合わせまして14億8,463万883円の収入がございました。それから一般財源でございます。市の持ち出しでございますが、1億6,472万4,254円充当させていただいているところでございます。 なお、令和2年度の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、12億2,769万円となっておりまして、この事業をはじめとする新型コロナウイルス感染症関連事業に、交付金全額を充当させていただいているところでございます。コロナ禍における市民生活の不安解消や地域経済の活性化等に効果のあったものと考えております。 以上が企画部関係の決算の概要でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、渡辺市長公室長。 〔市長公室長 渡辺貴子君登壇〕
◎市長公室長(渡辺貴子君) 市長公室所管の決算概要につきましてご説明申し上げます。 主要施策の成果説明書により説明いたします。13ページをお開きください。事業名、合併振興基金活用事業、決算額6万6,480円でございます。この事業は、筑西市合併振興基金を活用し、市民団体等が実施する地域活性化の取組に対し、事業費の一部を助成することにより、協働のまちづくりの推進を図るものでございます。令和2年度は、事業の広報周知及び及び募集を行い、選定委員会を開催いたしました。採択されたソフト事業3件とハード事業7件は、令和3年度に事業を実施いたします。 次に、18ページをお開き願います。事業名、筑西市魅力発信事業、決算額365万6,263円でございます。この事業は、筑西市のPR動画をインターネットで発信するほか、テレビ番組とのタイアップを企画するなど、様々な手段で市の魅力をPRすることにより、交流人口の増加や定住促進を図るものでございます。 事業の成果でございますが、テレビ番組の活用として、2つの地上波テレビの旅番組とタイアップし、地元のグルメや観光情報などを発信いたしました。また、フェイスブックやLINE上にPR広告を掲載することにより、筑西市LINE公式アカウントの友達登録数の増加やダイヤモンド筑波のAR広告を茨城新聞に掲載するなど、筑西市の魅力を広くPRすることができました。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、高島総務部長。 〔総務部長 高島健二君登壇〕
◎総務部長(高島健二君) 総務部所管の決算概要についてご説明を申し上げます。 主要施策の成果説明書の12ページをお開き願います。事業名、スピカビル本庁舎等改修事業、決算額は4,732万2,242円でございます。この事業は、下館庁舎に配置されている消防防災課及び情報政策課を本庁舎へ移転させ、本庁舎機能を集約することで、迅速かつ一体的な災害対応の強化と行政運営の効率化、市民の利便性の向上を図ることを目的として、令和2年度から令和3年度の継続事業により、執務環境の整備を実施しているものでございます。令和2年度は消防防災課の移転に係る執務室や防災システム機器室などの改修工事を実施いたしました。 次に、37ページをお開き願います。事業名、
特別定額給付金給付事業、決算額は103億7,543万2,843円でございます。この事業は、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、1人当たり10万円の特別定額給付金を給付し、家計への支援を行ったものでございます。給付対象者10万3,720人に対しまして、10万3,479人に給付し、給付率は99.76%でございました。100%給付できなかった要因としましては、未申請、死亡、居所不明などによるものでございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、相澤人口対策部長。 〔人口対策部長 相澤一幸君登壇〕
◎人口対策部長(相澤一幸君) 人口対策部所管の決算概要についてご説明申し上げます。 決算書によりご説明をさせていただきます。決算書27、28ページをお開き願います。歳入でございます。款15国庫支出金、項4交付金、目2総務費交付金、節14地方創生推進交付金、予算現額1,682万2,000円に対し、収入済額1,444万771円でございます。これは地方創生事業推進のための交付金であり、令和2年度においては、企画部で4事業、経済部で1事業、計5つの事業が該当しております。交付率は事業費の2分の1でございます。 続きまして、85、86ページをお開き願います。歳出でございます。款2総務費、項1総務管理費、目7地方創生費、備考欄、人口ビジョン・総合戦略検証事業、決算額は44万6,205円でございます。 主な歳出をご説明申し上げます。節1報酬、2、委員報酬3万9,100円につきましては、人口ビジョン・総合戦略検証のための意見聴取を目的とした有識者会議の委員報酬でございます。 節10需用費、1、消耗品費31万265円につきましては、プリンタートナー代等の事務費でございます。 続きまして、87、88ページをお開き願います。備考中、中段にございます地域創生学生交流事業、決算額191万8,017円でございます。主な歳出といたしまして、節7、1、報償費44万6,400円につきましては、ちくせい若者まちづくり会議構成員謝礼37万8,000円、並びにまちづくり会議開催時の講演者などへの講師謝礼6万8,400円であります。 続きまして、節11役務費、3、広告料97万9,000円につきましては、令和3年2月27日付の茨城新聞に「筑西市の宝物見つけました」と題し、参加学生全員が筑西市の魅力をそれぞれに発見し、撮影した写真を一括掲載した広告掲載料でございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、渡邉税務部長。 〔税務部長 渡邉千和君登壇〕
◎税務部長(渡邉千和君) 税務部所管の決算概要について、決算書によりご説明させていただきます。 一般会計歳入歳出決算書1ページ、2ページをお開き願います。歳入でございます。最上段、款1市税、予算現額144億7,497万5,000円、調定額155億4,505万1,927円、収入済額149億3,077万316円でございまして、一般会計の歳入に占める割合は26.7%となっております。また、予算現額に対する収入済額は4億5,579万5,316円、3%の増でございます。なお、市税の徴収率は96.05%、前年対比0.46ポイントの減となっております。 続きまして、市税の歳入内訳を税目別にご説明いたします。同じページになります。項1市民税の収入済額は59億6,076万2,218円、対前年比4億5,363万2,533円、7%の減でございます。 次に、項2固定資産税の収入済額は74億4,137万7,835円、対前年比1,194万4,607円、0.2%の減でございます。 次に、項3軽自動車税の収入済額は3億2,356万5,282円、対前年比1,500万5,101円、4.9%の増でございます。 次に、項4市たばこ税の収入済額は7億6,145万6,325円、対前年比1,252万4,363円、1.6%の減でございます。 最後に、項6都市計画税の収入済額は4億4,360万8,656円、対前年比16万4,311円、0.04%の減でございます。 収入増減の主な要因でございますが、市民税につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響などによる市内企業の業績不振等に伴う法人市民税の収入減でございます。軽自動車税につきましては、主に4輪軽自動車の増加による収入増でございます。 続きまして、不納欠損額についてでございますが、2ページ最上段にありますように5,165万8,393円でございます。対前年比330万5,427円、6%の減でございます。財産皆無、生活困窮、居所不明など、今後も徴収の見込みが立たないなどの理由から、地方税法の規定に基づき処分を行ったものでございます。 最後に、収入未済額につきましては5億6,262万3,218円、対前年比6,129万7,216円、12.2%の増でございます。主な要因といたしましては、新型コロナウイルス感染症の影響による徴収猶予の増によるものでございます。収入につきましては以上でございます。 続きまして、歳出についてご説明申し上げます。111ページ、112ページをお開き願います。111ページ上段、項2徴税費、目1税務総務費、支出済額18万2,000円のうち、備考欄1行目、事業名、税収納推進参画事業の支出15万円につきましては、各種協議会への負担金等でございます。 続きまして、その下、目2賦課徴収費、支出済額1億7,529万395円につきましては、備考欄の事業名、収納徴収事務費から、116ページ、備考欄上段、事業名、地方税等電子申告参画事業までの10の事業体系で構成されており、税の収納業務の電算処理委託料、市民税、固定資産税等の電算処理委託料など、市税の賦課徴収に係る経費でございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、熊坂市民環境部長。 〔市民環境部長 熊坂仁志君登壇〕
◎市民環境部長(熊坂仁志君) 市民環境部所管の決算概要についてご説明申し上げます。 私からは、主要施策の成果説明書に基づき説明させていただきます。初めに、主要施策の成果説明書の24ページをお開き願います。事業名、筑西広域市町村圏事務組合参画事業(ごみ・し尿)、決算額16億6,649万1,000円でございます。この事業は、筑西市、結城市及び桜川市で構成する筑西広域市町村圏事務組合の事業のうち、ごみ及びし尿の処理業務の分賦金を支出し、生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図るものです。 内訳は、ごみ処理施設に9億8,989万3,000円、し尿処理施設費に6億7,659万8,000円でございまして、令和2年度はごみ処理施設のリサイクルプラザ基幹的設備改良事業、し尿処理施設の基幹的設備改良事業をそれぞれ実施して、施設の長寿命化、機能性の向上、省エネルギー化を図るとともに、CO2排出量を削減することなどにより、生活環境に配慮した施設となることに寄与いたしました。 次に、29ページをお開き願います。事業名、消防団員活動用装備品購入事業、決算額537万9,880円でございます。この事業は、消防組織法による消防団員服制基準及び消防団の装備の基準に基づき、消防団員の活動用装備品を整備し、災害現場等で活動する消防団員の安全の確保と併せて、装備品の充実強化により地域防災力の向上を図るものでございます。 消防団員の消火活動中の安全を確保するため、8種類の装備品のほか、近年全国的に風水害を中心とする災害が多発化、激甚化していることを鑑み、消防団員にライフジャケット(救命胴衣)を新たに配備し、河川、水辺等における警戒活動時の安全の確保を図りました。 次に、30ページをお開き願います。事業名、防災行政無線整備事業、決算額1億2,064万8,000円でございます。この事業は、災害が発生した場合、その規模や発生地点等の災害情報を速やかに地域住民等に伝達する必要があるため、災害情報の伝達手段の確保を目的として、耐用年数が超過する防災行政無線システムを新設整備したものでございます。また、防災行政無線システムの整備に合わせ、付随するJアラート、茨城県防災情報ネットワークシステム等の機能移転も実施したところでございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、平間保健福祉部長。 〔保健福祉部長 平間雅人君登壇〕
◎保健福祉部長(平間雅人君) 保健福祉部所管の主要施策の決算概要についてご説明申し上げます。 一般会計決算額は、民生費及び衛生費において約103億8,080万円を支出しておりますが、その大部分は社会保障関係事業費で占めております。 初めに、主要施策の成果説明書の23ページをお開き願います。事業名、西部医療機構運営支援事業、決算額9億9,688万4,048円でございます。事業の内容及び成果につきましては、法令に基づきまして西部医療機構に対し補助金等の交付を行いました。詳細につきましては、記載のとおりでございます。 次に、42ページをお開き願います。事業名、
新型コロナウイルス感染症対策事業、決算額7,237万4,253円でございます。事業の内容及び成果の表の1段目、
新型コロナウイルス感染症対策事業(除菌液の配布)でございますが、これは市民の方への除菌液配布を行ったものでございます。配布は4月に市内小学校、5月から7月は本庁舎等で実施いたしました。また、工事請負費につきましては、小学校での配布当日は雨天により、一部の小学校の駐車場の校庭の状態が悪くなったため、補修工事を実施したものでございます。 次に、2段目、
新型コロナウイルス感染症対策事業(マスクの配布)でございますが、これは新型コロナウイルス感染症の感染が拡大している中、マスクが手に入りにくかった状況において、感染防止を図り、市民の安心安全に寄与するため、洗って使える布製マスクを市民1人1枚ずつ配布したものでございます。 次に、同じく3段目、
新型コロナウイルス感染症対策事業(庁内感染防止)でございます。これは各部署における事業で、感染症対策に使用する手指消毒液や除菌用のペーパータオル、フェースガード等の購入に充てたものでございます。また、来庁者の感染症対策のため、備品購入としましてサーマルカメラを本庁舎、図書館、体育館、あけの元気館へ設置し、また空気清浄機を本庁舎各フロア窓口へ設置したものでございます。 次に、4段目、
新型コロナウイルス感染症対策事業(高齢者等検査)でございますが、これは一定の高齢者や基礎疾患を有する方について、新型コロナウイルス感染症の感染拡大や重症化を予防するため、本人の希望により新型コロナウイルス感染症の検査を行う際の経費の一部を助成したものでございます。市内11か所の医療機関に委託し、検査を行ったものでございます。これらの詳細につきましては記載のとおりでございます。 次に、同じページ下段の表、事業名、新型コロナウイルスワクチン接種事業、決算額2,432万5,665円でございます。これは令和3年2月に承認されたコロナウイルスワクチン接種を、厚生労働省が提示する手引に図り、希望する市民に対して実施できる体制を整備するものでございます。 主な内容としましては、既存システムとワクチン接種記録システムの連携を図るための健康管理システム改修委託料として347万6,000円、市及び医療機関の連携したワクチン接種予約システムの整備、運営など、予防接種予約受付等委託料として1,654万4,935円、医療機関においてワクチンを保管するための超低温冷蔵庫の購入及び管理のためのワクチン管理体制整備委託料として59万3,912円でございます。その他詳細につきましては記載のとおりでございます。 次に、43ページをお開き願います。事業名、新型コロナウイルス感染症検査事業、決算額3,690万7,607円でございます。これは新型コロナウイルス感染症の感染が拡大する中、さらなる感染を防ぐため、令和2年5月19日より真壁医師会の協力の下、夜間休日一次救急診療所の巡回診療として、筑西市民病院跡地においてPCR検査を実施したものでございます。また、令和2年11月15日からは、筑西市臨時地域外来検査センターとして引き続き検査を実施しており、現在も継続中でございます。詳細につきましては記載のとおりでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) ここで休憩といたします。 休 憩 午後 2時 6分 再 開 午後 2時18分
○議長(増渕慎治君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、岡本こども部長。 〔こども部長 岡本はるみ君登壇〕
◎こども部長(岡本はるみ君) こども部所管の決算概要についてご説明いたします。 決算額は、一般会計のみで約56億7,000万円となっておりまして、一般会計歳出総額の約10.6%を占めております。昨年度は認定こども園や放課後児童クラブなど、市内の子育て支援施設等に対して、新型コロナウイルス感染防止に関する情報提供、感染拡大防止に要する財政的な支援を行いました。 主な事業については、主要施策の成果説明書にてご説明いたします。19ページをお開き願います。事業名、誕生祝い金事業、決算額は9,190万3,209円でございます。令和2年度からの事業です。市民の方がお子さんを出産した際に、誕生祝い金として1人当たり20万円を支給いたします。お子さんの誕生を祝福するとともに、子育てを始めるに当たっての経済的負担の軽減を図りました。詳細については記載のとおりでございます。 次に、20ページをお開き願います。事業名、こども家庭総合支援拠点運営事業、決算額は374万9,949円でございます。子育て支援や母子保健などに関する専門の相談員を配置いたしまして、家庭が抱えている問題の解決や悩みを軽減するとともに、子供たちの健全育成を図りました。また、要支援、要保護家庭への支援体制を強化いたしまして、児童の虐待や家庭内のDVなどを未然に防ぎ、家庭の安全安心な生活の確保を図りました。 次に、21ページをお開き願います。事業名、婚活支援事業、決算額は11万2,000円でございます。人口減少対策の一環といたしまして、独身の男女がいばらき出会いサポートセンターに入会した際に負担した金額の一部の助成、また婚活支援団体が開催する婚活パーティー経費の一部を補助いたしました。ただ昨年度はコロナ禍のために婚活パーティーの開催がなかなかできずに、1団体のみとなっております。 次に、22ページをお開き願います。事業名、多子世帯保育料軽減事業、決算額は8,280万1,020円でございます。多子世帯が抱える子育てに関する大きな経済的負担を軽減するために、年齢制限や所得制限などを撤廃し、2人目以降のお子様が保育施設の利用に当たり負担いただいた保育料の全額を補助することにより、子供を産み育てやすい環境づくりを推進し、ひいては人口減少に歯止めをかけることを図りました。詳細につていては記載のとおりでございます。 次に、こども部における
新型コロナウイルス感染症対策事業関連事業でございます。40ページをお開き願います。事業名、保育所等
新型コロナウイルス感染症対策事業、決算額は3,803万2,746円でございます。認定こども園や放課後児童クラブなどの子育て支援に関わる施設に対しまして、感染防止を目的とした備品の購入経費の一部を補助することにより、子育て支援施設の経営状況を逼迫させることなく、施設における感染拡大防止を図りました。 次に、下段2行目、母子保健
新型コロナウイルス感染症対策事業、決算額は219万8,930円でございます。これも母子保健事業の実施に当たりまして、感染防止を目的とした備品を購入するとともに、市が産後ケアを委託している病院における感染防止対策等の経費の一部を補助することにより、安全安心に母子保健事業を実施しつつ、新型コロナウイルス感染拡大防止を図りました。 次に、41ページをお開き願います。事業名、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業、決算額は1億3,257万2,324円でございます。これは新型コロナウイルス感染症の影響を受けた独り親世帯に対して、子育て負担の増加や収入の減少などにより、特に大きな困難が心身に生じることを踏まえ、特別給付金を支給することで経済的及び精神的な負担軽減を図りました。 次に、同じページ下段、事業名、子育て世帯臨時特別給付金給付事業、決算額は1億2,490万48円でございます。新型コロナウイルス感染症の影響を受けている児童手当を受給している子育て世帯の生活を支援するために、児童手当の対象となるゼロ歳から15歳までの児童1人当たりに対して1万円を給付いたしました。そのことにより子育て世帯の経済的な負担軽減を図りました。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、伊坂経済部長。 〔経済部長 伊坂保宏君登壇〕
◎経済部長(伊坂保宏君) 経済部所管の決算概要についてご説明申し上げます。 主要施策の成果説明書の25ページをお開き願います。事業名、観光資源開発事業、決算額、1,367万3,127円でございます。この事業は市の魅力を県内外へPRするとともに、観光資源の発掘や交流人口の拡大を図り、観光客誘客等につなげることを目的とした事業でございます。 令和2年度における観光資源開発事業の事業内容及び成果でございますが、観光資源調査・発掘事業748万円の主な実績としましては、観光おもてなしセミナーの開催や在日外国人を対象としたモニターツアーの催行などでございます。観光パンフレット等の作成197万7,800円は、各種ガイドマップの作成や散策マップの製作費でございます。その他近隣市町村とのバスツアーや、東日本旅客鉄道と連携し、駅からハイキング等を実施いたしました。 次に、38ページ、39ページをお開き願います。事業名、新型コロナウイルス感染症対応地方創生事業、これにつきましては、先ほど企画部から一括して説明がありましたが、そのうち経済部所管の事業についてご説明申し上げます。 初めに、12、13番、プレミアム付商品券発行事業(第1弾)、(第2弾)、決算額合計6億9,177万8,016円でございます。この事業の内容は、プレミアム商品券を発行、配布し、家計の支援及び地元商店、飲食店等の支援を行ったものでございます。 次に、14番から24番、感染症拡大防止協力金から融資応援給付事業までの決算額合計2億9,447万6,000円につきましては、国、県の給付金の上乗せ分の支給や経営を支えるための事業者等への補助金、給付金等でございます。 次に、25番から27番、貸切バス旅行支援事業から旅行事業者支援事業までの決算額合計1,039万136円につきましては、貸切りバス事業者への補助や観光施設の備品購入等でございます。 次に、43ページをお開き願います。下段の事業名、
新型コロナウイルス感染症対策中小企業支援事業、決算額1,087万5,000円でございます。この事業は県が
新型コロナウイルス感染症対策として実施する中小企業事業継続応援貸付金の一部を市が負担した事業でございます。対象者は1年以上事業を営み、売上高等が前年同月と比べ50%以上減少するなどして、金融機関等の融資を受けられなかった事業者でございます。限度額200万円、貸付け件数は24件でございます。 以上が経済部所管の一般会計における決算概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、阿部土木部長。 〔土木部長 阿部拓巳君登壇〕
◎土木部長(阿部拓巳君) 土木部所管一般会計における決算の概要についてご説明申し上げます。 主要施策の成果説明書の26ページをお開き願います。事業名、玉戸・一本松線整備事業、決算額2億3,179万2,913円でございます。本路線は、市の中心を迂回する内環状線として整備を行うものであり、昨年度詳細設計、境界測量、用地測量及び国道50号側からの進入路を確保する工事を実施し、昨年6月には事業進捗説明会を実施いたしました。また、用地買収関連の補償物件調査、不動産鑑定、土地評価を実施し、用地購入を実施いたしました。 次に、27ページを御覧ください。事業名、鬼怒川緊急対策プロジェクト関連事業、決算額6,545万3,280円でございます。堤防管理用道路に接続するアクセス道路及び内水・冠水対策のため排水路を整備するとともに、かわまちづくり計画予定地の整備を行い、排水路整備予定の買収済み用地の除草管理を実施いたしました。 次に、28ページをお開き願います。事業名、小川線街路整備事業、決算額1億4,565万5,577円でございます。小川線は、小川・女方線と小川・川島線を結ぶ延長587メートルの東西路線でございます。主な内容といたしまして、公有財産購入、道路改良舗装工事149.2メートル、交差点改良工事221.6メートルを実施いたしまして、供用を開始しております。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、大林上下水道部長。 〔上下水道部長 大林 弘君登壇〕
◎上下水道部長(大林弘君) 上下水道部所管の決算概要につきましてご説明申し上げます。 決算書によりご説明させていただきます。183ページ、184ページをお開き願います。備考欄下段の浄化槽設置促進事業でございます。本事業は、合併処理浄化槽の設置及び単独処理浄化槽から転換する方に対しまして補助金を交付し、公共用水域の水質保全及び生活環境の改善を推進するものでございます。決算額は、前年度比7%増の1億892万5,360円でございます。補助実績でございますが、合併処理浄化槽152基の設置、既存の単独処理浄化槽78基の撤去及び宅内配管工事71件に対しまして、補助金を交付したところでございます。 続きまして、213ページ、214ページをお開き願います。備考欄上段の農業集落排水事業会計補助事業でございます。本事業は、農業集落排水事業会計に、職員の人件費や企業債償還金などの補填財源として3億8,938万9,000円を繰り出しました。 続きまして、243ページ、244ページをお開き願います。備考欄上段の下水道事業会計補助事業でございます。本事業は、下水道事業会計に、職員の人件費や企業債償還金などの補填財源として11億4,917万1,000円を繰り出しました。 次に、その下の団地排水施設維持管理事業から246ページの団地排水還付金事業につきましては、団地排水施設の管理費でございます。これらの事業は、大田郷駅前、鷹ノ巣、幸町の各団地における排水処理施設を適切に維持管理し、放流先であります河川及び用排水路の水質を保全するためのものでございます。決算額は前年度比0.9%減の4,053万5,020円でございます。事業の主なものにつきましては、処理施設の光熱水費及び施設管理委託料でございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、古幡教育部長。 〔教育部長 古幡成志君登壇〕
◎教育部長(古幡成志君) 教育委員会所管の決算概要についてご説明申し上げます。 主要施策の成果説明書31ページをお開き願います。小学校入学祝品支給事業、決算額3,148万6,785円でございます。この事業は、小学校の新入学児童に入学祝い品を贈呈し、子育て世帯の定住促進による人口増加と子供たちの健全育成を願うとともに、保護者の負担軽減を図るものでございます。入学祝い品としてランドセルを贈呈していた事業を拡充し、ランドセル及びノート、クレヨンなどの学用品等を市内に住所を有する令和3年度新入学児童に贈呈し、子育て世帯の負担軽減に寄与いたしました。 次に、32ページをお開き願います。小学校施設環境整備改修事業、決算額3億3,563万8,059円でございます。この事業は、小学校施設の老朽化対策として計画的に大規模改造工事等を実施したものでございます。令和2年度は中小学校南校舎、河間小学校西校舎の大規模改造工事を実施し、児童生徒の快適な環境を確保いたしました。 次に、33ページをお開き願います。
明野地区義務教育学校整備事業、決算額9,360万1,200円でございます。この事業は、系統性・連続性のある教育を行うために、明野地区小学校5校と明野中学校を統合し、施設一体型の義務教育学校を整備し、令和6年4月開校を目指すものであります。令和2年度は実施設計、用地測量、地質調査を委託いたしました。 次に、34ページをお開き願います。中学校入学祝品支給事業、決算額1,555万2,691円でございます。通学用ヘルメット及び英和辞典、大学ノートなどの学用品を市内住所のある令和3年度新入学生徒に贈呈し、子育て世代の負担軽減に寄与いたしました。 次に、35ページをお開き願います。中学校施設環境整備改修事業、決算額1億7,552万7,000円でございます。この事業は、中学校施設の老朽化対策として大規模改造工事等を実施したものでございます。令和2年度は協和中学校屋内運動場及び卓球場の大規模改造工事を実施し、生徒等の快適な教育環境を確保いたしました。 次に、36ページをお開き願います。地区公民館改修事業、決算額3億8,716万3,026円でございます。この事業は、建築年数30年を超える地区公民館施設の老朽化に伴い、利用者が安心安全に使用できるよう修繕改修等に努め、施設の維持管理を図るものでございます。令和2年度は、昭和56年以前の旧耐震基準で建築した地区公民館の河間、嘉田生崎、五所の3公民館の小学校施設との複合化再整備工事及び大田公民館の耐震補強工事を実施し、また利用を中止している旧公民館3館の解体、駐車場整備の実施設計を委託いたしました。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、田所
農業委員会事務局長。 〔
農業委員会事務局長 田所秀一君登壇〕
◎
農業委員会事務局長(田所秀一君) 農業委員会事務局所管の決算概要につきましてご説明申し上げます。 決算書の191ページ、192ページをお開き願います。上段の目1農業委員会費、予算現額3,104万4,000円に対しまして、支出額合計2,992万7,598円でございます。主な経費につきましてご説明いたしますので、備考欄を御覧いただきたいと思います。 初めに、備考欄の上段にあります農業委員会費でございますが、支出額は47万7,692円となっております。農業委員会を運営するための旅費、需用費、委託料等の支出となっております。 次に、その下、農業委員等報酬経費でございますが、支出額は2,333万1,203円で、農業委員定数24名(うち1名欠員)と農地利用最適化推進委員定数20名(うち1名欠員)の報酬となっております。なお、昨年度におきます総会での審査案件処理件数は、年間で874件となっております。 次に、その下、農業委員等選考事業ですが、支出額は4万9,400円で、選考委員会委員5名の報酬でございます。農業委員が令和3年3月27日で任期満了を迎えることから、候補者の募集を行いましたところ、定数24名に対し26名の応募がございました。選考委員会を2回開催しました2日分の報酬でございます。 次に、194ページをお開き願います。備考欄中段にあります農地集積意向調査事業でございますが、支出額は323万9,972円となっております。農地の利用、集積集約化を着実に推進するため、農地1筆ごとの現在の利用状況や今後の意向等について調査を実施いたしました。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、国民健康保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計について、平間保健福祉部長。 〔保健福祉部長 平間雅人君登壇〕
◎保健福祉部長(平間雅人君) 初めに、国民健康保険特別会計の決算概要についてご説明いたします。 主要施策の成果説明書44ページをお開き願います。国民健康保険事業につきましては、国民健康保険の加入者が安心して医療を受けられるよう、必要な保険給付等の実施と保険財政の健全化に努めてまいりました。決算状況でございます。歳入決算額107億3,504万6,267円で、対前年比5.35%の減となっております。歳出決算額103億9,013万888円で、対前年比7.1%の減となっております。そのうち保険給付費は約72億8,000万円でございます。歳入歳出の差引額は3億4,491万5,379円でございます。国民健康保険の被保険者数は年々減少している状況でございます。詳細につきましては記載のとおりでございます。 次に、後期高齢者医療特別会計の決算概要についてご説明いたします。 45ページを御覧ください。後期高齢者医療制度は、被保険者証の交付や保険料収納の際に制度の周知を図り、75歳以上の高齢者等が安心して医療が受けられるよう努めております。決算状況でございます。歳入決算額24億743万2,867円で、対前年比6.73%の増となっております。歳出決算額23億7,962万8,951円で、対前年比7.52%の増となっております。歳入歳出の差引額は2,780万3,916円でございます。後期高齢医療保険制度の被保険者数は年々増加している状況でございます。詳細につきましては記載のとおりでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別会計について、阿部土木部長。 〔土木部長 阿部拓巳君登壇〕
◎土木部長(阿部拓巳君) 土木部所管特別会計における決算概要についてご説明申し上げます。 主要施策の成果説明書の46ページをお開き願います。会計名、下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別会計、歳入決算額2億2,898万1,086円、歳出決算額7,068万5,231円でございます。令和2年度は、市単八丁台土地区画整理事業として事業収束に向けて換地処分準備に係る業務委託、また道路改良舗装工事、整地工事などを実施したものでございます。 なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、換地処分に必要となる審議会等の開催ができないなど、事業に遅延が生じたことにより、1億4,343万5,000円につきまして、令和3年度へ繰り越しております。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、介護保険特別会計及び介護サービス事業特別会計並びに病院事業債管理特別会計について、平間保健福祉部長。 〔保健福祉部長 平間雅人君登壇〕
◎保健福祉部長(平間雅人君) 初めに、介護保険特別会計についてご説明いたします。 主要施策の成果説明書47ページをお開き願います。歳入決算額88億1,383万5,393円で、対前年比0.7%の減となっております。歳出決算額85億7,433万780円で、対前年比0.6%の減となっております。歳入歳出の差引額は2億3,950万4,613円でございます。詳細につきましては記載のとおりでございます。 次に、介護サービス事業特別会計の決算概要についてご説明いたします。主要施策の成果説明書49ページをお開き願います。決算状況でございます。歳入決算額は838万3,019円で、対前年度比152.9%の増となっております。歳出決算額は211万円で、対前年比22.2%の減となっております。歳入歳出の差引額は627万3,019円でございます。 これにつきましては、明野デイサービスセンターやすらぎを指定管理者制度により運営しておりますが、デイサービスによる収益が見込めることから、指定管理を行う事業者から固定納付金及び変動納付金を納めていただくこととして協定を結んでおります。令和2年度は利用者の増により収益が増え、固定納付金のほか変動納付金430万9,983円を納めていただきました。 また、監査・公平委員会から指定管理者の監査の際に、経理等について指摘をいただき、指定管理者と協議をしましたところ、令和元年度中の収支について修正があったことから、過年度分の変動納付金136万9,113円も納めていただいております。詳細については記載のとおりでございます。 次に、病院事業債管理特別会計の決算概要についてご説明いたします。主要施策の成果説明書50ページをお開き願います。令和2年度においては、
地方独立行政法人茨城県西部医療機構に関わる整備に要する起債償還の管理に加え、新型コロナウイルス感染症に関わる特別減収対策企業債を市が起債し、西部医療機構へ貸与を行っております。歳入歳出ともに決算額は8億9,437万7,706円となっております。詳細につきましては記載のとおりでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 以上をもちまして、認定第1号についての説明を終わります。 次に、認定第2号について、大林上下水道部長。 〔上下水道部長 大林 弘君登壇〕
◎上下水道部長(大林弘君) 認定第2号「令和2年度
筑西市公営企業会計決算認定について」、地方公営企業法第30条第4項の規定により、令和2年度
筑西市水道事業会計決算、令和2年度筑西市下水道事業会計決算及び令和2年度筑西市農業集落排水事業会計決算を監査委員の審査意見を付けて、別冊のとおり議会の認定に付するものでございます。 初めに、水道事業会計の決算概要についてご説明申し上げます。主要施策の成果説明書51ページをお開き願います。 水道事業につきましては、市民の皆様に安全でおいしい水道水を安定的に供給するため、水質管理、水道施設の整備及び維持管理を図ったところでございます。令和2年度の決算状況でございますが、まず、経営活動に伴い発生する収支を示しました収益的収支でございます。水道料金や一般会計補助金などの水道事業収益は、前年度比2.4%増の23億6,134万5,175円、受水費や動力費などの水道事業費用は、前年度比0.7%増の20億4,039万1,568円で、差引き3億2,095万3,607円の黒字決算となりました。なお、令和2年度の純利益は、税抜きで2億3,282万104円でございます。 次に、施設の整備等に要する収支を示しました資本的収支でございます。企業債などの資本的収入は、前年度比6%増の8億6,910万3,000円、建設改良費や企業債償還金などの資本的支出は、前年度比2.2%増の15億7,055万9,504円で、差引き7億145万6,504円の不足額が生じたところでございます。この不足額につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに過年度分損益勘定留保資金で補填をいたしました。 次に、令和2年度の主な事業についてご説明いたします。創設事業のうち成田浄水場施設更新工事等に3億9,510万9,000円、配水管布設工事等に3,718万5,500円、石綿セメント管更新事業に4億366万9,200円、緊急時連絡管整備事業に1億1,806万3,000円で、それぞれ工事を実施したものでございます。そのほか主な業務等については、記載のとおりでございます。 続きまして、下水道事業会計の決算概要についてご説明申し上げます。52ページを御覧願います。 下水道事業につきましては、公衆衛生の向上や公共用水域の水質保全等に資するため、管渠整備、処理場施設整備及び施設の適切な維持管理を図ったところでございます。なお、下水道事業会計につきましては、令和2年4月1日から地方公営企業法の一部を適用し、公営企業会計に移行したことにより、従来の会計と形式が異なるため、前年度との比較対照ができませんので、ご理解を賜りたいと存じます。 令和2年度の決算状況でございますが、まず経営活動に伴い発生する収支を示しました収益的収支でございます。下水道使用料や一般会計補助金などの下水道事業収益は17億6,178万311円、流域下水道事業維持管理負担金や施設管理委託料などの下水道事業費用は16億7,430万3,782円で、差引き8,747万6,529円の黒字決算となりました。なお、令和2年度の純利益は、税抜きで7,715万5,354円でございます。 次に、施設の整備等に要する収支を示しました資本的収支でございます。一般会計補助金や企業債などの資本的収入は8億3,734万7,200円、建設改良費や企業債償還金などの資本的支出は12億9,815万6,265円で、差引き4億6,080万9,065円の不足額が生じたところでございます。この不足額につきましては、企業会計移行初年度のため引継ぎ金で補填をいたしまた。 次に、令和2年度の主な事業についてご説明いたします。枝線管渠工事などの管路施設建設改良費で2億8,047万9,375円、処理場内の機械設備改築工事などの処理場施設建設改良費で1億4,050万3,000円の工事等を実施したものでございます。そのほか主な業務実績については、記載のとおりでございます。 最後に、農業集落排水事業会計の決算概要についてご説明申し上げます。53ページをお開き願います。 農業集落排水事業につきましては、農業用用排水の水質保全と農村地域の生活環境の改善に資するため、処理施設の整備及び維持管理を図ったところでございます。なお、農業集落排水事業会計につきましても、下水道事業会計と同様に、令和2年4月1日から地方公営企業法の一部を適用し、公営企業会計に移行したことにより、従来の会計と形式が異なるため、前年度との比較対照ができませんので、ご理解を賜りたいと存じます。 令和2年度の決算状況でございますが、まず、経営活動に伴い発生する収支を示しました収益的収支でございます。農業集落排水使用料や一般会計補助金などの農業集落排水事業収益は9億2,192万3,743円、処理施設の光熱水費や維持管理委託料などの農業集落排水事業費用は8億9,596万7,059円で、差引き2,595万6,684円の黒字決算となりました。なお、令和2年度の純利益は、税抜きで2,917万7,281円でございます。 次に、施設の整備等に要する収支を示しました資本的収支でございます。受益者分担金や一般会計補助金などの資本的収入は1億7,239万3,312円、建設改良費や企業債償還金などの資本的支出は2億9,244万9,189円で、差引き1億2,005万5,877円の不足額が生じたところでございます。この不足額につきましては、企業会計移行初年度のため引継ぎ金で補填をいたしました。 次に、令和2年度の主な事業についてご説明いたします。中継ポンプ場のポンプ交換工事などの管路施設建設改良費で701万2,500円、処理場内の機器類交換工事などの処理場施設建設改良費で1,872万3,100円の工事等を実施したものでございます。そのほか主な業務実績については記載のとおりでございます。 なお、損益計算書などの財務諸表事業報告書、決算附属書類につきましては、別冊の令和2年度筑西市公営企業会計決算書に、水道事業、下水道事業会計及び農業集落排水事業会計ごとに記載してございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いをいたします。
○議長(増渕慎治君) 以上で説明を終わります。 次に、議案外報告4件について報告を求めます。 初めに、「令和2年度決算に基づく地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定による健全化判断比率について」及び「令和2年度決算に基づく地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定による資金不足比率について」、山口企画部長。 〔企画部長 山口信幸君登壇〕
◎企画部長(山口信幸君) 議案外報告4件のうち2件につきまして説明をさせていただきます。 「令和2年度決算に基づく地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定による健全化判断比率について」及び「令和2年度決算に基づく地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定による資金不足比率について」でございます。 初めに、健全化判断比率の状況を御覧いただきたいと思います。各比率が記載されている報告資料を御覧いただきたいと思います。地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、令和2年度決算に基づく健全化判断比率を、監査委員の意見を付けて報告するものでございます。 比率でございますが、表を御覧いただきたいと思います。表の上段には本市の比率を、また下段には、括弧書きで国が定めた早期健全化基準をそれぞれ示してございます。 まず、実質赤字比率でございますが、一般会計において収支が黒字でございますので、この比率は算定されません。次に、連結実質赤字比率でございますが、こちらも一般会計、特別会計、公営企業会計ともに収支が黒字であることから、こちらも算出されません。次の実質公債費比率でございます。本市の借入金の返済額の大きさを本市の標準財政規模に対する割合で示したものでございます。前年度より0.3ポイント減少し、8.4%となり、早期健全化基準を大きく下回っております。国の基準を大きくクリアしているということでございます。 最後に、将来負担比率でございます。本市の借入金の現在抱えている負債の大きさ、こちらを本市の標準財政規模に対する割合で表したものでございます。こちらも前年度より3.0ポイント減少し、64.5%となり、早期健全化基準を大きく下回っております。こちらも国の基準を大きくクリアしているということでございます。 次のページに添付してございます監査委員の財政健全化審査意見書の3枚目、最後のページを御覧いただきたいと思います。3の審査の結果の(3)是正改善を要する事項にありますとおり、いずれも健全な比率となっており、「指摘すべき事項は特にない。」とのご意見をいただいているところでございます。 続きまして、2つ目の報告資料を御覧いただきたいと思います。企業会計などにおける資金不足比率の状況でございます。地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、令和2年度決算に基づく資金不足比率を、監査委員の意見を付けて報告するものでございます。 水道事業会計、下水道事業会計、農業集落排水事業会計、下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別会計、いずれの会計におきましても資金不足はなく、その比率はございません。 しかしながら、次のページに添付してございます監査委員の経営健全化審査意見書の3枚目、最後のページでございます。3の審査結果の(3)是正改善を要する事項にありますとおり、水道事業会計を除く2企業会計と1特別会計について、一般会計からの繰入金によるところが大きくなっていることが指摘されております。地方公営企業といたしまして、独立採算制の原則を踏まえて、より積極的な経営改善に努めて、引き続き健全運営に心がけてまいりたいと考えております。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 次に、「
地方独立行政法人茨城県西部医療機構の令和2年度における業務の実績に関する評価の結果について」及び「
地方独立行政法人茨城県西部医療機構の中期目標の期間の終了時に見込まれる中期目標の期間における業務の実績に関する評価の結果について」、平間保健福祉部長。 〔保健福祉部長 平間雅人君登壇〕
◎保健福祉部長(平間雅人君) 議案外報告のうち、「
地方独立行政法人茨城県西部医療機構の令和2年度における業務実績に関する評価結果について」ご説明いたします。 令和2年度の業務実績に関する評価結果(全体評価・大項目評価)に関する資料の1ページを御覧ください。こちらには全体評価を記載してございますが、中期目標、中期計画の達成に向けておおむね計画どおりに進んでいると考えております。第1期中期計画期間の第3年度である令和2年度は、コロナ禍の中においても安定した稼働状態を得るべく奔走し、また、地域医療を支える中核病院としての役割を果たすため、急性期と新型コロナウイルス感染症への対応を両立させるべく、奮闘した年度でありました。 救急受入れに関しましては、全体の応需率、筑西広域管内の救急搬送に対する応需率ともに前年度より向上しており、コロナ禍においても急性期対応の実績を伸ばし、2次救急医療機関としての貢献度を高めております。 また、新型コロナウイルス感染症対応につきましては、新型コロナウイルス感染症重点医療機関として、新型コロナウイルス感染患者や感染疑い患者の対応に当たったことは高く評価できるものと考えております。 このほか在宅医療に関しましても、地域の診療所や訪問看護ステーションと新たな連携グループを発足させるなど、在宅医療の拠点として地域へ貢献しようという意欲が伺えております。 一方、経営面においては、診療の分類による医療費の算定方法を導入することで、入院及び外来診療単価は、目標値を超えることができたものの、目標である203床全床稼働の体制整備が遅れており、コロナ禍にあって地域医療を支える中核病院の責務を全うするためにも、安定した経営基盤を構築することを強く求めております。 なお、この資料の2ページ以降の大項目評価及び別冊の小項目評価につきましては、この全体評価の詳細となっております。 続きまして、
地方独立行政法人茨城県西部医療機構の中期目標の期間の終了時に見込まれる中期目標の期間における業務の実績に関する評価の結果につきましてご説明いたします。 この評価につきましては、茨城県西部医療機構の中期目標期間の最終年度である令和3年度に、令和2年度までの業務実績と令和3年度の業務実績の見込みを合わせ、中期目標達成の見込みを評価するものです。中期目標期間の最終年度に見込みによる評価を行うことで、次期中期目標の策定、法人の組織、業務の見直しに反映させることを目的としております。
地方独立行政法人茨城県西部医療機構の中期目標期間の終了時に見込まれる中期目標期間の業務実績に関する評価結果第1期の資料の1ページを御覧ください。こちらには全体評価を記載してございます。総じておおむね計画どおりに進捗しており、第1期中期目標期間においては、全体として中期目標をおおむね達成するものと見込んでおります。中期目標期間を通して評価できる事項は、救急受入れ、新型コロナウイルス感染症対応、在宅医療についての取組でございます。 救急受入れにつきましては、開設当初から力を入れており、不応需を減らすための改善がなされ、応需率が向上しております。新型コロナウイルス感染症対応につきましては、新型コロナウイルス感染症重点医療機関として感染症患者や感染疑い患者に対応しております。在宅医療につきましては、筑西診療所が体制強化を図るとともに、地域の医療機関と連携グループを発足するなど、地域の在宅医療の拠点の一つとなっております。 一方、経営につきましては、開設以来経常収支の赤字が続き、経営基盤の安定化は大きな問題であり、中期目標の達成は困難であることが見込まれることから、財政内容の改善について注視する必要があると判断しております。 資料の3ページ以降は、法人の総括と課題、項目別の状況となっております。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(増渕慎治君) 以上で、議案外報告4件の報告を終わります。 次に、日程第5 請願第3号「教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願」を上程いたします。 本件は、請願文書の記載のとおり、関係常任委員会に付託いたします。 なお、この際お諮りいたします。今後の日程は、お手元に配付した会期日程表のとおりで、ご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(増渕慎治君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。 次に、議案質疑に対する通告でございますが、通告用紙をお手元にお配りしてあります。通告時に事務局で聞き取りを行います。明日9月2日の午後3時まで、時間厳守の上、通告されますようお願いいたします。 本日の会議は、これにて散会いたします。 お疲れさまでございました。 散 会 午後 3時20分...