平成30年 9月 定例会(第3回) 平成30年第3回
筑西市議会定例会会議録 第1号平成30年9月5日(水) 午前10時開会 平成30年第3回
筑西市議会定例会議事日程 第1号 平成30年9月5日(水)午前10時開会第1 会期の決定第2 議案第116号 財産の取得について 議案第117号 市道路線の廃止について 議案第118号 市道路線の認定について 議案第119号 筑西市議会議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部 改正について 議案第120号
地方独立行政法人茨城県西部医療機構の設立に伴う関係条例の整備に関する条例 の制定について 議案第121号 筑西市職員の退職管理に関する条例の制定について 議案第122号 筑西市特別職の職にある者で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の 一部改正について 議案第123号 筑西市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について 議案第124号
筑西市手話言語条例の制定について 議案第125号
筑西市立幼稚園条例の一部改正について 議案第126号 平成30年度
筑西市一般会計補正予算(第4号) 議案第127号 平成30年度
筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 議案第128号 平成30年度
筑西市介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第129号 平成30年度
筑西市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号) 議案第130号 平成30年度
筑西市病院事業債管理特別会計予算 議案第131号 平成29年度
筑西市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について 認定第 1号 平成29年度筑西市一般会計及び
特別会計決算認定について 認定第 2号 平成29年度
筑西市水道事業会計決算認定について 認定第 3号 平成29年度
筑西市病院事業会計決算認定について (以上19案一括上程)第3 請願第 2号 教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採 択を求める請願本日の会議に付した案件 日程第1 会期の決定 日程第2 議案第116号ないし認定第3号 日程第3 請願第2号 出席議員 1番 小倉ひと美君 2番 三澤 隆一君 3番 藤澤 和成君 4番 森 正雄君 5番 保坂 直樹君 6番 田中 隆徳君 7番 稲川 新二君 8番 小島 信一君 9番 大嶋 茂君 10番 石島 勝男君 11番 増渕 慎治君 12番 仁平 正巳君 13番 真次 洋行君 14番 尾木 恵子君 15番 外山 壽彦君 16番 金澤 良司君 17番 箱守 茂樹君 18番 藤川 寧子君 19番 堀江 健一君 20番 秋山 恵一君 21番 赤城 正德君 22番 榎戸甲子夫君 23番 三浦 譲君 24番 鈴木 聡君 欠席議員 な し 説明のため出席した者 市長 須藤 茂君 副市長 石井 正君 教育長 赤荻 利夫君 市長公室長 大和田 浩君 総務部長 菊池 雅裕君 企画部長 稲見 博之君 税務部長 新井 善光君 市民環境部長 鈴木 建國君 保健福祉部長 中澤 忠義君 経済部長 須藤 忠之君 土木部長 猪瀨 弘明君 上下水道部長 柴 武司君
中核病院整備部長 相澤 一幸君 会計管理者 谷中 茂美君
市民病院事務部長 市村 雅信君 教育部長 小野塚直樹君
農業委員会事務局長 中林 正貴君 秘書課長 鈴木 敦史君
議会事務局職員出席者 事務局長 國府田 弘君 書記 鈴木 徹君 書記 田崎 和彦君 〔議長 金澤良司君議長席に着く〕
○議長(金澤良司君) おはようございます。 これより平成30年第3回
筑西市議会定例会を開会いたします。 ただいまの出席議員は24名であります。よって、会議は成立いたしております。 これより本日の会議を開きます。 まず、会議規則第88条の規定により、会議録署名議員に1番 小倉ひと美君、19番 堀江健一君を指名いたします。 次に、報告事項を申し上げます。地方自治法第121条第1項の規定に基づく出席要求による出席者及び
事務局職員出席者は、お手元に配付した文書のとおりであります。 議長会等の報告については、お手元に配付した文書のとおりであります。 それでは、視察研修の報告について、直ちに報告を求めます。 初めに、
経済土木委員会委員長 小島信一君。 〔
経済土木委員会委員長 小島信一君登壇〕
◆
経済土木委員会委員長(小島信一君) 平成30年7月20日、経済土木委員長、小島信一。 7月18日、19日に視察研修を行いましたので、ご報告申し上げます。 研修場所、出席者、研修目的については、記載のとおりでございます。 研修総括について申し上げます。 1、富士市
産業支援センターは、平成20年8月に開設。公設民営で、運営を民間事業者に委託。中小企業の専門的なことについて相談に乗り、指導する
ビジネスコンサルティングによる課題解決型の支援を行っている。人員体制は、常勤のセンター長、小出宗昭氏のほか、7名の専門家が非常勤で週二、三日勤務しており、相談件数は年間4,000件を超えている。富士市の単独事業であるが、
ビジネスマッチング等、他自治体の企業、人材との相乗効果も見込めるため、県内の企業、人材であれば相談可能としており、富士市が約7割、県内自治体が約3割である。特徴は、いかに販路を拡大するか、セールスポイントは何か、ターゲットは何か等の知恵を出すことであり、いかにお金をかけずに売り上げをアップさせるかに注力しています。実に7割の企業において売り上げがアップしており、大きな成果を上げていた。 2、交流人口は、地域活性化の不可欠な要因であり、三島市では交流人口の確保のため、平成25年に
観光戦略アクションプランを策定。ガーデンシティプロジェクトによる回遊性向上、
スマートウエルネスシティ観光戦略、富士、箱根、伊豆との連携、三島野菜や三島うなぎ等の地域ブランド化の推進など7つを観光戦略の基盤としている。
伊豆フルーツパークや
三島スカイウォークが開業、順調に入場者を確保していることもあり、平成28年度にはプラン策定時の目標数値であった交流人口700万人を達成している。本来、観光客に宿泊を伴う滞在をしてもらうのが理想であるが、周辺には富士山や箱根、熱海など観光地も多い。現状では交通の利便性を生かし、市内観光施設の周遊や食べ歩きにより、少しでも市内で消費してもらうことを中心にプランも考えられており、ターゲットを絞った取り組みがなされていました。 以上、報告申し上げます。
○議長(金澤良司君) 次に、
議会運営委員会委員長 真次洋行君。 〔
議会運営委員会委員長 真次洋行君登壇〕
◆
議会運営委員会委員長(真次洋行君) おはようございます。 平成30年8月3日、議長、金澤良司殿。
議会運営委員会委員長、真次洋行。 視察・研修報告書。標記の件について、下記のとおり実施したので報告します。 記といたしまして、研修日、研修場所、出席者、研修目的については、記載のとおりでございます。 次に、研修総括について申し上げます。 初めに、山形市。議会報告会は年1回、2日に分けて4会場ずつ8会場で19時より開催。実施体制は班単位とし、班構成議員は
常任委員会委員長が班長になり、副班長は班長と異なる常任委員会の副委員長がなる。また、女性議員が各班に1人以上、会場が議員個人の地元の地区にならない等の配慮をし、4つの班を編成し実施していた。発言は個人意見の表明ではなく、議会の結論を答弁することを原則としている。終了後は、担当議員が報告書を作成し、
議会運営委員会委員長に提出。議会運営委員会において班から提出された報告書をもとに報告を行った後、全議員へ報告書の写しを配付し、参加者からの意見内容等を全議員で共有することを行っていた。 次に、福島市。議会報告会は年に2回、4カ所で各常任委員会から2名以上参加の4班体制で実施。第1部を議会報告会、第2部を意見交換会とし、ポスターやチラシ等で参加者を募っている。参加者は少ないが、その分多くの方から意見をもらえるメリットもある。報告会終了後は各班長より議長へ報告書を提出し、
議会ホームページで公開している。 議会基本条例の進捗管理については、議長が毎年4月に施行状況を管理するため、具体的な確認事項を提示し、議会改革検討会に諮問する。議長は答申を速やかに会派代表者に報告し、会派で検討後、再度議会改革検討会で審議し、必要に応じて議会基本条例に関する見直しの手続をとる等、検討を重ね議会運営に生かしていた。 以上、研修報告を申し上げました。
○議長(金澤良司君) 以上で視察研修報告を終わります。 監査委員から例月出納検査の結果について報告がありました。 また、
スピカ・
アセット・
マネジメント株式会社の経営状況についての報告がありましたので、それぞれの写しをお手元に配付いたしております。 本定例会に提出する議案につきましては、市長から送付されております。 筑総務第146号 平成30年9月5日筑西市議会議長 金 澤 良 司 様 筑西市長 須 藤 茂 平成30年第3回
筑西市議会定例会提出議案等の送付について 平成30年第3回
筑西市議会定例会に、別記議案等を提出するため、別添のとおり送付します。 別 記
市長提出議案等目録(平成30年第3回
筑西市議会定例会) 議案第116号 財産の取得について 議案第117号 市道路線の廃止について 議案第118号 市道路線の認定について 議案第119号 筑西市議会議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改 正について 議案第120号
地方独立行政法人茨城県西部医療機構の設立に伴う関係条例の整備に関する条例 の制定について 議案第121号 筑西市職員の退職管理に関する条例の制定について 議案第122号 筑西市特別職の職にある者で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一 部改正について 議案第123号 筑西市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について 議案第124号
筑西市手話言語条例の制定について 議案第125号
筑西市立幼稚園条例の一部改正について 議案第126号 平成30年度
筑西市一般会計補正予算(第4号) 議案第127号 平成30年度
筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 議案第128号 平成30年度
筑西市介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第129号 平成30年度
筑西市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号) 議案第130号 平成30年度
筑西市病院事業債管理特別会計予算 議案第131号 平成29年度
筑西市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について 認定第 1号 平成29年度筑西市一般会計及び
特別会計決算認定について 認定第 2号 平成29年度
筑西市水道事業会計決算認定について 認定第 3号 平成29年度
筑西市病院事業会計決算認定について
○議長(金澤良司君) また、本日の日程は、お手元に配付した日程表のとおりであります。 次に、
議会運営委員会委員長に議会運営委員会の協議結果についての報告をお願いいたします。
議会運営委員会委員長 真次洋行君。 〔
議会運営委員会委員長 真次洋行君登壇〕
◆
議会運営委員会委員長(真次洋行君) それでは、議会運営委員会の結果についてご報告いたします。 円滑な議会運営を図るべく、去る8月31日午前10時から当委員会を正副議長室に招集し、正副議長出席のもとに開催いたしました。慎重に審査した結果、次のとおり決定いたしました。 初めに、会期でございますが、9月5日から9月27日までの23日間といたします。 次に、決算の審査につきましては、12名の委員で構成する決算特別委員会を設置し、2日間で審査することが決まりました。 次に、日程について申し上げます。本日5日は開会、議案上程、説明、請願の委員会付託。9月7日、10日、11日、12日、13日は一般質問。14日は議案質疑、質疑終了後、議案の委員会付託、また決算特別委員会の設置及び同委員会委員の選任。18日は総務企画委員会。19日は福祉文教委員会。20日は経済土木委員会。21日、25日は決算特別委員会。26日は議会運営委員会。27日は委員長報告、質疑、討論、採決、閉会となります。 なお、9月6日、8日、9日、15日、16日、17日、22日、23日、24日は休会となります。 次に、一般質問についてでございますが、9月7日、10日、11日、12日は4人ずつ、13日は3人の質問者を予定して、午前10時から行います。 次に、議案質疑を予定されている議員は事務局で聞き取りを行いますので、あす9月6日午後3時までに通告願います。 なお、本会議における議案質疑でございますが、申し合わせにより、常任委員会及び決算特別委員会での審査が可能な議案への質疑はなるべく控えていただきますようご協力をお願いします。 次に、最終日に市長提出議案に対する討論の通告をされる方は、9月26日の正午までに賛成討論、または反対討論をする旨を通告願います。 以上、これら決定事項を遵守され、円滑な議会運営にご協力をお願いし、委員長報告を終わります。
○議長(金澤良司君) これより議事日程に入ります。 日程第1 「会期の決定」についてを議題といたします。 お諮りいたします。今定例会の会期は、
議会運営委員会委員長報告のとおり本日から9月27日までの23日間といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(金澤良司君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は23日間と決定いたしました。 なお、今後の日程については、後刻文書をもって配付いたさせたいと存じます。 この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。 須藤市長。 〔市長 須藤 茂君登壇〕
◎市長(須藤茂君) 皆さん、おはようございます。平成30年第3回
筑西市議会定例会の開催に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 初めに、平成30年7月豪雨において初めて大雨特別警報が出されてから、あすで2カ月となります。いまだに多くの方が避難生活を強いられ、また亡くなられた方は221名、住家の全半壊等が1万9,735棟と甚大な被害となりました。友好都市であります岡山県高梁市においても、行方不明者が1名、住家の全半壊等が309戸、浸水、土砂被害が131戸と大きな被害に見舞われております。本市における高梁市への支援につきましては、水、食料等の支援物資の提供に加え、7月7日から19日まで6回にわたり計35名の職員を派遣し、
筑西広域消防本部の職員とともに、主に給水活動に当たったところであり、高梁市の市民の方々からは感謝のお手紙などを多数頂戴しております。被災された皆様が一日も早く平穏な生活を取り戻すことができますよう、心よりお祈り申し上げます。 次に、平成29年度の決算についてご報告申し上げます。一般会計の決算額につきましては、歳入総額が前年度比2.5%減の434億6,080万3,000円、歳出総額は前年度比3.6%減の409億2,360万9,000円となり、歳入歳出差引額は25億3,719万4,000円、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は21億9,069万8,000円の黒字決算となっております。 特別会計につきましては、8会計全体で歳入総額が前年度比1.4%減の292億6,916万6,000円、歳出総額は前年度比0.6%減の280億3,482万円となっております。普通会計決算における主な財政指標につきましては、財政構造の弾力性の判断基準となる経常収支比率が、前年度の95.8%から2.7ポイント改善し93.1%となっております。これは普通交付税や
地方消費税交付金などの一般財源が増加となっていることによるものでございます。財政健全化法に基づく健全化判断比率につきましては、4指標全てにおいて比率の算定が始められた平成19年度から引き続き早期健全化基準を下回っており、財政の健全化が保たれております。 また、積立金現在高につきましては、減債基金や特定目的基金を取り崩したことによりまして、前年度比2.9%減の90億2,710万8,000円、普通会計の地方債現在高は前年度比1.8%減の400億3,898万3,000円となっております。現状では、財政運営の健全性はおおむね維持されているものと考えております。 しかしながら、少子高齢化を背景とした社会保障関連経費のさらなる増加、茨城県
西部メディカルセンターの運営支援を初め、道の駅整備事業などの重要施策の推進、公共施設や公共インフラの老朽化対策などの諸課題に計画的に対応するため、多額の財源を必要とする一方で、合併に伴う普通交付税の算定の特例、いわゆる合併算定替えによる交付額が段階的に縮減されていることや、基幹的収入である市税収入が楽観視できない状況にあることを踏まえますと、今後も厳しい財政状況が続くものと予想されます。引き続き財政規律を緩めることなく、将来を見据えた効率的で計画的な行政運営、健全な財政運営に努めてまいりたいと存じます。 次に、今年度の主な事務事業の進捗状況等についてご報告申し上げます。まず、新
中核病院整備事業について申し上げます。建物本体工事及び外構工事につきましては工事が完了し、先月15日に建物の引き渡しを受けたところでございます。工事の施工に当たりまして、地域の皆様や議会、医師会、各関係機関の皆様に多大なご協力をいただき、無事に工事の完成を迎えることができましたことを厚く御礼申し上げます。 今月16日には関係者を招待し、竣工記念式典をとり行い、新病院の完成を広く周知してまいります。翌日の17日には内覧会を開催し、地域の皆様にもごらんいただく予定でございます。 一方で、今月3日には県内で初となる
地方独立行政法人の設立が認可されました。そのほかの各種申請、届け出につきましても、10月1日の開院に向け、関係機関との調整が大詰めを迎えているところでございます。 開院時の常勤医師につきましては、26名体制でスタートいたします。そのうち5名が寄附講座の教員であり、来年1月には1名の常勤医師に赴任いただく予定であります。また、常勤医師を配する予定の診療科は、内科、外科、小児科、整形外科、皮膚科・形成外科、眼科、耳鼻咽喉科、救急科、泌尿器科の9診療科であります。今後も引き続き医師の招聘に努めてまいります。 なお、開院時の診療科目につきましては、さきの9診療科に麻酔科、脳神経外科、小児外科、放射線科、婦人科の5診療科を加えた14診療科を予定しております。この5診療科の医師につきましては、麻酔科の常勤を除き、開院時は非常勤医師での運営となります。茨城県
西部メディカルセンターの開院は、地域の皆様にも非常に高い関心が寄せられております。スムーズな開院が迎えられますよう、万全の体制で臨む所存でございますので、引き続きご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。 次に、道の駅整備事業について申し上げます。地方創生の拠点と位置づける道の駅整備事業につきましては、建物、外構等の建設工事に関し、過日の臨時議会における議決を受け、相手方と正式に契約を締結いたしました。今後は、オープンに向けて着実に工事を推進してまいります。 また、運営会社である第三セクター、株式会社ちくせい夢開発の設立手続につきましては、先月15日に下館公証役場による定款の認証を受け、各発起人からの出資金の払い込みをいただき、本日、設立登記の申請を行っております。なお、直売所で販売する加工品等の出荷者募集につきましては、9月3日から10月31日の期間で募集を開始したところであります。
公共施設適正管理事業について申し上げます。
公共施設適正管理事業につきましては、公共施設の維持管理業務の効率化と維持管理水準の向上を目的とする
公共施設包括管理業務委託の導入について、5月下旬から受託事業者の公募を開始いたしました。先月初旬に書類審査による第1次審査を、23日に
プレゼンテーションによる第2次審査を行い、優先交渉権者を決定したところでございます。今後は、優先交渉権者と契約締結に向けた業務内容の詳細協議を行うとともに、現在業務を委託している市内事業者等への説明会を開催してまいります。 次に、指定管理者制度について申し上げます。今年度に指定期間が満了となりますあけの
元気館等複合施設及び市立図書館について、引き続き指定管理者による管理運営を行うため、7月下旬から一般公募による指定管理者の募集を開始いたしました。今月下旬から申請書類の受け付けを行い、10月上旬から書類審査による第1次審査、10月中旬には
プレゼンテーションによる第2次審査を経て、指定管理候補者を選定し、第4回市議会定例会に指定管理者の指定に関する議案を提出する予定であります。 次に、
自主防災組織支援事業について申し上げます。この事業は、自主防災組織の育成に資するものとして、自主防災組織の活動に要する資機材及び備蓄食料の購入に係る経費や防災士の資格取得に要する経費に対し、補助金を交付するものであります。このうち防災士の資格取得補助につきましては、広報紙等により募集をしたところ5名の応募がありました。そのうち2名は防災士研修講座を修了し、現在防災士の登録中であります。3名は今後研修講座を受講する予定であります。また、
自主防災組織等リーダー育成・
連携促進支援事業につきましては、河間地区を本事業の対象地区と決定し、地区内のリーダーにお集まりいただいて、危険個所を把握する検討会や防災講演会を開催したところであります。今後は防災対策の検討会を開催し、参加者との討議を経て避難誘導看板を設置していく予定であります。 次に、
運転免許自主返納支援事業について申し上げます。
運転免許自主返納支援事業の開始から5カ月経過したところであり、助成を受けられた高齢者の方は4月から8月まで計97名であります。今後さらに事業を周知し、自主返納をしていただける方をふやすことにより、高齢者による交通事故の抑止につなげてまいります。 次に、健康づくり都市宣言について申し上げます。健康の維持、増進は、健やかな暮らしの基礎となります。そして、健康づくりは、市民一人一人が自主的に取り組むことはもちろんのこと、家族ぐるみ、地域ぐるみで推進することが必要であります。このことから、10月1日付で「ちくせい健康づくり都市」を宣言し、市民との協働による健康づくり施策をさらに推進してまいります。 次に、ことぶき荘老人ホームの民営化について申し上げます。当老人ホームにつきましては、民営化に当たり第2回市議会定例会において関係議案の議決をいただいたところであります。その後、移譲先法人との契約等を進め10月1日付で民間移譲することといたします。今後、当老人ホームの運営を円滑に移行できるよう、遺漏なく事務を進めてまいります。 次に、先端設備等導入計画の認定について申し上げます。中小企業の生産性向上に向けた設備投資を後押しする生産性向上特別措置法が、本年6月6日に施行されました。この法律に基づき、市町村が導入促進基本計画を策定し、国の同意を得ること及び条例において新規取得する償却資産に係る固定資産税の課税標準を3年間ゼロにすることを前提として、その市町村に所在する中小企業者は先端設備等導入計画を策定し、市町村の認定を受けることで、さきの固定資産税に係る特例措置や国の一部補助事業の優先採択、民間金融機関の融資を受ける際の信用保証に関する支援が受けられるようになります。本市におきましても、これらの手続を経て、現在、市内の中小企業者から先端設備等導入計画の認定申請を受け付けております。これにより市内の産業発展のため、中小企業者の支援の強化に取り組んでまいります。 次に、観光客誘致拡大事業について申し上げます。ことしも下館祇園まつりを皮切りに、灯ろう流し、小貝川花火大会、川島地区花火大会、そして下館盆踊り大会と下館の四大夏まつりが盛大に行われました。また、明野地区であけのひまわりフェスティバル、関城地区でどすこいペアが開催され、多くの方々に筑西市の夏をお楽しみいただきました。そして12月には、今年の最後のイベントであります小栗判官まつりが開催されます。市内外から多くのお客様にご来場いただき、楽しんでいただけますよう、市民の皆様とともに大いに盛り上げてまいります。 次に、農産物ブランド化推進事業について申し上げます。市内で生産される農産物の魅力を生かしてブランド化を図ることにより、本市の知名度、イメージを向上させるとともに、産地活性化と農家所得向上を目指し、本事業を実施してまいります。今年度は、昨年策定いたしましたマスタープランに基づき、筑西ブランド農産物の認証を初め、主要駅でのPRイベントやラジオ広告等のさまざまなメディアを活用したプロモーション展開を計画しております。 また、二宮尊徳ゆかりの自治体である北海道豊頃町との互産互生事業の取り組みを昨年に引き続き実施いたしました。ことしはこだますいかに加え、新たに梨の出荷をいたしましたところ、北海道の地元新聞に取り上げられるなど知名度は向上しており、販売数量もこだますいかは昨年に比べ倍増となり、梨は販売開始後、即完売と大好評でございました。今後も効果的なアクションプランにより、関係機関等と連携を図りながら、市農産物のブランド力向上に努めてまいります。 次、茨城県西農業共済組合等が事業主体となって実施している農林航空防除につきましては、水稲の安定生産に大きく寄与しておりますことから、市及び県が農林航空防除費用の一部を支援することで、水稲生産の維持、発展と農家の負担軽減を図っているところでございます。本年における実施状況でございますが、イネ縞葉枯病に対する防除につきましては、6月21日、22日の2日間において約4,500ヘクタールを実施いたしました。また、いもち病やカメムシ等に関する病害虫防除につきましては、7月24日から30日までの間に約6,400ヘクタールを実施したところであります。 次に、小学校空調設備整備事業について申し上げます。ことしの猛暑は、災害的な暑さと認識しており、児童の暑さ対策として小学校の普通教室に空調設備を整備し、児童の健康管理と学習環境の向上を図ってまいります。今年度に小学校20校の実施設計を委託しておりますので、新年度には全ての小学校の普通教室において空調設備の工事に着手できるよう課題を整理し、しっかりと事業の推進に努力してまいります。 次に、しもだて美術館の企画展について申し上げます。9月17日まで「安野光雅絵画展絵本の世界」を開催いたしておりますが、この展覧会に続きまして9月29日から12月16日まで「息を呑む繊細美切り絵アート展」を開催いたします。この展覧会は、日本を代表する切り絵作家11人の作品を関東で初めて一堂に展示するものでございます。個性豊かなさまざまな作品をぜひごらんいただきたいと存じます。 最後に、今議会への提出議案等について申し上げます。財産取得議案1件、市道路線議案2件、条例議案7件、補正予算議案4件、平成30年度予算議案1件、企業会計未処理分利益剰余金処分議案1件でございます。また、平成29年度各会計の決算認定が3件と、これに伴う議案外報告が2件ございます。議案等の内容及び提案理由など詳細につきましては、各担当から説明いたしますので、十分ご審議の上、賛成賜りますようお願いを申し上げます。 以上で終わります。
○議長(金澤良司君) 次に、日程第2 議案第116号「財産の取得について」から認定第3号「平成29年度
筑西市病院事業会計決算認定について」まで、以上19案を一括上程いたします。 直ちに説明を求めます。 初めに、議案第116号について、鈴木市民環境部長。 〔市民環境部長 鈴木建國君登壇〕
◎市民環境部長(鈴木建國君) 議案第116号「財産の取得について」ご説明申し上げます。 消防ポンプ車を更新するため、下記のとおり、財産を取得することについて、筑西市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 記といたしまして、1、購入物品及び数量、消防ポンプ自動車3台でございます。2、契約の方法、指名競争入札。3、取得予定価格5,220万円。4、相手方、筑西市木戸233番地5、枝輪業商会代表、枝孝弘でございます。 平成30年9月5日提出でございます。 なお、財産取得の契約売買につきましては、平成30年8月9日に入札を実施し、翌8月10日に仮契約を締結したところでございます。 次に、次ページをお開き願います。消防ポンプ自動車3台の購入概要でございます。 1、請負名、消防ポンプ自動車の購入、消防ポンプ自動車3台、消防ポンプ車艤装1式、消防ポンプ車取付品・積載品及び附属品1式。2、納入場所、筑西市役所消防防災課。3、請負者、枝輪業商会。4、予定価格、5,354万3,280円。5、落札金額、5,220万円。6、落札率、97.49%。7、納入期限、平成31年3月22日。8、契約方法は指名競争入札でございます。9、契約の目的につきましては、購入後20年以上が経過し、老朽化した第24分団、第35分団、第41分団の消防ポンプ自動車を更新するものでございます。 10、仕様概要につきましては、品名はCD―1型消防ポンプ自動車。数量は3台。シャシは、平成30年式1トン級、国産で新車のトラックシャシでございます。総排気量は2,900㏄以上、駆動方式は2輪駆動、変速機はオートマでございます。なお、車両総重量につきましては3.5トン未満となり、ことし発売の新型車両でございます。その他については、記載のとおりでございます。 なお、旧車両につきましては、キャビン側面の筑西市消防団第24分団、第35分団、第41分団等の文字を完全に消去し、廃車の手続をしていただいた上で、本市の指定した場所まで回送し、公売に供するものでございます。 11、入札経過につきましては、指名通知日、平成30年7月24日。入札、平成30年8月9日。仮契約、平成30年8月10日でございます。 12、予定価格の設定につきましては、総重量3.5トン未満の新型車両の開発、製造元であるメーカー1社の見積もりにより、予定価格5,354万3,280円といたしました。 13、入札結果につきましては、合計8社が入札に参加し、以上のような結果となりました。 消防ポンプ車につきましては、定期的な更新を行い、消防活動に支障がないよう万全を期しているところでございます。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、議案第117号及び議案第118号について、猪瀨土木部長。 〔土木部長 猪瀨弘明君登壇〕
◎土木部長(猪瀨弘明君) 議案第117号「市道路線の廃止について」ご説明申し上げます。2ページをお開き願います。 廃止路線数は明野地区12路線の廃止でございまして、廃止の延長は5,857メートルでございます。調書番号1番、明8―0579号線、調書番号2番、明8―0754号線、調書番号3番、明8―0883号線、調書番号4番、明8―0884号線、調書番号5番、明8―0885号線、調書番号6番、明8―0886号線、調書番号7番、明8―0888号線、調書番号9番、明8―1350号線、調書番号10番、明8―2209号線、調書番号11番、明8―2225号線及び調書番号12番、明8―2255号線につきましては、つくば明野北部工業団地造成に伴い、路線の全部または一部の開発区域内に含まれるため、廃止するものでございます。 調書番号8番、明8―0915号線につきましては、路線の一部の公共用財産の用途廃止に関する協議が終了いたし、用途廃止申請が提出されましたので、廃止するものでございます。各路線の起点、終点及び延長、幅員については、記載のとおりでございます。 次のページが、市道廃止路線位置図でございます。 次のページからが、市道路線廃止図でございます。 続きまして、議案第118号「市道路線の認定について」ご説明申し上げます。2ページをお開き願います。 認定路線数は、下館地区1路線、明野地区7路線及び協和地区1路線の認定でございまして、認定延長は3,215.75メートルでございます。調書番号1番、下5ブロック869号線、調書番号9番、協3530号線につきましては、開発行為により造成した土地の道路部分を市道として認定するものでございます。調書番号2番、明8―0579号線、調書番号5番、明8―2209号線、調書番号6番、明8―2255号線及び調書番号8番、明8―2342号線につきましては、議案第117号においてつくば明野北部工業団地造成に伴う開発区域に該当しなかった道路部分を市道として再認定するものでございます。調書番号3番、明8―0888号線につきましては、議案第117号における調書番号7番及び12番のつくば明野北部工業団地造成に伴う開発区域に該当しなかった部分について、合わせて1つの路線として再認定を行うものでございます。調書番号7番、明8―2341号線につきましては、つくば明野北部工業団地造成により新たに整備された外周道路部分を市道として認定するものでございます。調書番号4番、明8―0915号線につきましては、議案第117号において用途廃止に該当しなかった道路部分を市道として再認定を行うものでございます。各認定路線の起点、終点及び延長、幅員については、記載のとおりでございます。 次のページが、市道認定路線位置図でございます。 次のページからが、市道認定図でございます。 以上でございます。どうぞよろしくお願いします。
○議長(金澤良司君) 次に、議案第119号から議案第123号について、菊池総務部長。 〔総務部長 菊池雅裕君登壇〕
◎総務部長(菊池雅裕君) 議案第119号「筑西市議会議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について」ご説明いたします。 今回の改正は、公職選挙法の一部を改正する法律が平成29年6月21日に公布され、平成31年の統一地方選挙に合わせて同年3月1日から施行されることによるものでございます。 改正内容でございますが、市議会議員選挙において候補者の政策等を有権者が知る機会を拡充するため、候補者において選挙運動のためのビラの頒布が可能となり、一定の金額の範囲内で公費負担することができることとするものでございます。 まず、第1条では、法の趣旨について規定するものでございます。現行では、市長選挙に限られたビラの公費負担について、市議会議員の選挙にも適用できるよう改正したものでございます。 次に、第2条は公費負担の範囲を規定するものであり、第1条の改正と同様に、選挙運動用ビラについて市長選挙の場合に限っていたものを市議会議員の選挙にも適用できるよう改正したものでございます。なお、頒布できる選挙運動用のビラの枚数については4,000枚を限度とし、公費負担の限度額単位については市長の選挙と同様に1枚当たり7円51銭でございます。 最後に、附則といたしまして、この条例の施行期日を平成31年3月1日とするものでございます。 次に、議案第120号「
地方独立行政法人茨城県西部医療機構の設立に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」ご説明いたします。 この条例は、
地方独立行政法人茨城県西部医療機構の設立に伴い関係する条例の一部を改正し、または廃止するものでございます。なお、この条例に関しましては、複数の部局に関連しておりますが、私のほうから一括してご説明させていただきます。 まず第1条は、筑西市情報公開条例の改正でございます。筑西市情報公開条例の定義に公文書の開示を行う実施機関として、本市が設置した茨城県西部医療機構を加えるものでございます。 次に、第2条は、筑西市個人情報保護条例の改正でございます。筑西市個人情報保護条例の定義に、固有、個人情報の開示を行う実施機関として本市が設置した茨城県西部医療機構を加え、これに伴い診療に係る個人情報である診療情報の開示についての規定を加えるものでございます。 次に、第3条は、筑西市職員の分限に関する条例の改正でございます。茨城県西部医療機構の設立に伴い、筑西市民病院が廃止されることから、病院等の職員が職務上密接な関係がある上位の資格を取得する場合に、休職を認める条項を削るものでございます。 次に、第4条は、筑西市職員の定年等に関する条例の改正でございます。茨城県西部医療機構の設立に伴い筑西市民病院が廃止されることから、筑西市民病院の医師の定年について定める条文を削るものでございます。 次に、第5条は、筑西市職員の給与に関する条例の改正でございます。茨城県西部医療機構の設立に伴い、筑西市民病院が廃止されることから、医療職給料表及び医療職給料表等級別基準職務表を削り、それに伴い関係する条項について所要の改正をするものでございます。 次に、第6条は、筑西市特別会計条例の改正でございます。茨城県西部医療機構の借入金を管理するための特別会計を設置するものでございます。 次に、第7条は、筑西市医療監の設置に関する条例の廃止でございます。茨城県西部医療機構の設立に伴い、医療監の職を廃止するため、根拠となる当該条例を廃止するものでございます。 次に、第8条は、筑西市夜間休日一次救急診療所条例の改正でございます。現在の夜間休日一次救急診療所における診療料は、筑西民病院の診療料の額に準ずることとしておりますが、筑西市民病院が廃止されることから、国が定める診療料の算定の方法によること等の規定を加えるものでございます。 なお、附則でございますが、第1項は施行日を平成30年10月1日とするものであり、第2項は、この条例の施行前に第5条による改正の適用を受ける医療職職員に係る平成30年9月30日までの勤務に対する給与の支給については、この条例の施行により医療職の給料表等が廃止された後も、なお当該給料表等の規定による旨の経過措置を定めるものでございます。 次に、議案第121号「筑西市職員の退職管理に関する条例の制定について」ご説明いたします。 職員の退職管理につきましては、地方公務員法及び
地方独立行政法人法の一部を改正する法律が、平成28年4月1日に施行され、地方公務員の退職管理に関する規定が新たに設けられたところでございます。改正後の地方公務員法では、退職後に営利企業等に再就職した職員が、在職時の職務に関して影響力を行使することを規制し、公務の公正な執行を確保することを目的としており、各地方公共団体が必要と認める場合には、所要の措置を講ずることとされていることから、今回新たに条例を制定するものでございます。 それでは、条例の内容についてご説明をいたします。第2条では、再就職者による依頼等の規制について規定しております。地方公務員法により、全ての再就職者は当該地方公共団体と営利企業等との間で締結される売買、賃貸、請負、その他の契約、処分等に関する事務について、離職前5年間の職務に関する現職職員への働きかけを離職後2年間規制しております。これに加えて第2条では、国の部長または課長相当職についていた再就職者、いわゆる管理職の職員について、離職前5年より前に、その職についていたときの職務に関する現職職員への働きかけを離職後2年間規制するものでございます。 次に第3条では、任命権者への届け出について規定しております。地方公務員法により、地方自治体は条例で定めるところにより、再就職者に対して再就職情報の届け出を義務づけることができるとされております。これに基づき管理または監督の地位にあった職員は、営利企業等の地位についた場合、再就職情報の届け出を離職後2年間義務づけるものでございます。 最後に、附則といたしまして、この条例の施行期日を平成31年4月1日とするものでございます。 次に、議案第122号「筑西市特別職の職にある者で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」ご説明いたします。 今回の条例改正につきましては、非常勤特別職の報酬額を規定する別表第2の改正となります。まず、別表第2第2項において、筑西・桜川地域公立病院等再編整備推進協議会及び筑西・桜川地域公立病院等再編整備建設委員会に係る委員を削るものでございます。これらの協議会及び委員会は、
地方独立行政法人茨城県西部医療機構の設立により、その役目を終えるものでございます。 次に、同じく別表第2第2項に、地域医療推進アドバイザーとして主任アドバイザー及びアドバイザーの報酬を加えるものでございます。この地域医療推進アドバイザーは、地域医療の充実を図るため、保健、介護、福祉等に関する情報の分析及び助言を行うものでございます。 なお、附則でございますが、この条例改正の施行期日を平成30年10月1日とするものでございます。 最後に、議案第123号「筑西市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について」ご説明いたします。今回の条例改正につきましては、茨城県西部医療機構の設立並びに筑西市立ことぶき荘老人ホームの民間移譲に伴い、関係する特殊勤務手当に係る規定を削り、または改めるものでございます。 まず、第2条の改正でございますが、特殊勤務手当の種類のうち、医療業務手当、ラジウム治療室看護手当及び夜間看護手当を削るものでございます。これは筑西市民病院の医療職に対して支給していた手当であり、茨城県西部医療機構への移行により支給対象者がいなくなることから関係各号を削るものでございます。また、それに伴い、各手当の支給対象者を定める第10条から第12条までを削り、あわせて手当の額を定める別表第2につきましても削るものでございます。 次に、第5条の改正でございますが、筑西市立ことぶき荘老人ホームの民間移譲により、福祉施設業務手当の支給対象施設から養護老人ホームを削るものでございます。また、それに伴い、各号を削り、支給対象者を市立保育所及び市立認定こども園に勤務する保育所に改めるものでございます。 最後に附則でございます。医療業務手当に関する経過措置を定めた第4項から第11項までを削り、この条例改正の施行期日を平成30年10月1日からとするものでございます。 私からの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前11時 1分 再 開 午前11時15分
○議長(金澤良司君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 議案第124号について、中澤保健福祉部長。 〔保健福祉部長 中澤忠義君登壇〕
◎保健福祉部長(中澤忠義君) 議案第124号「
筑西市手話言語条例の制定について」ご説明いたします。 1ページをごらん願います。初めに、前文でございます。この前文は、
筑西市手話言語条例の制定趣旨を設定するものでございます。1ページの最後の行から2ページにかけて朗読させていただきます。 わたしたち筑西市は、聾者の歩んだ歴史やその文化に向き合い、手話が言語であることの認識に基づき、手話への理解を深め、全ての市民の人権が守られ、地域で支え合い、お互いの個性と人格を尊重し合って共に生きる社会を実現するため、この条例を制定するものです。 次に、第1条は目的になります。この条例は、市の責務並びに市民及び事業者等の役割を明らかにし、全ての市民が心豊かに共生することのできる地域社会の実現に寄与することを目的としております。 第2条は、市民の定義を定めております。 そして第3条は、基本理念でございます。全ての市民が相互に人格及び個性を尊重し合いながら、心豊かに共生することができる地域社会の実現を目指し、手話を使用する者の意思疎通を行う権利を尊重することを基本理念としております。 第4条、第5条では、市の責務、市が実施する施策を定めております。 そして第6条は、手話を学ぶ機会の確保として、市は、市民が手話を学ぶことができる機会の確保と、学校において児童生徒及び教職員に対して手話を学ぶ機会の提供に努めることを定めております。 3ページをごらんください。第7条は災害時の対応、第8条は財政上の措置、第9条は市民の役割、第10条は事業所等の役割、そして第11条は医療機関の役割を定めております。 最後に、附則でございます。本条例は、公布の日から施行することとしております。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、議案第125号について、小野塚教育部長。 〔教育部長 小野塚直樹君登壇〕
◎教育部長(小野塚直樹君) 議案第125号「
筑西市立幼稚園条例の一部改正について」ご説明申し上げます。 筑西市立協和幼稚園を平成32年3月31日限り廃園にするため、条例を一部改正するものでございます。 改正の内容でございますが、幼稚園の名称及び位置を規定する条例第3条の表中、協和幼稚園の項を削るものでございます。 なお、附則としまして、この条例は、平成32年4月1日に施行するものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、議案第126号について、稲見企画部長。 〔企画部長 稲見博之君登壇〕
◎企画部長(稲見博之君) 議案第126号「平成30年度
筑西市一般会計補正予算(第4号)」につきましてご説明を申し上げます。 予算書の1ページをごらんいただきたいと存じます。第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ25億8,126万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ462億1,508万4,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 (地方債の補正) 第2条 地方債の追加は、「第2表 地方債補正」による。 続きまして、企画部所管の補正予算についてご説明を申し上げます。恐れ入ります。12、13ページをお開き願います。 事項別明細書の歳入でございます。款15国庫支出金、項2国庫補助金、目2総務費国庫補助金、節12電算費補助金、説明欄、社会保障・税番号制度システム整備費補助金におきまして、442万8,000円の増額をお願いするものでございます。これは社会保障・税番号制度におけるマイナンバーカードの記載事項の充実のためのシステム整備費補助金が増額となるものでございます。 続きまして、款18項1寄附金、目2節1総務費寄附金、説明欄、総務費寄附金において、53万8,000円の増額をお願いするものでございます。これは平成30年7月豪雨災害で被災をいたしました友好都市であります高梁市への義援金としてのご寄附でございます。 ページを返していただきまして、14、15ページをお開き願います。同じく目11節1ふるさと納税寄附金、説明欄、ふるさと納税寄附金におきまして1,000万円の増額をお願いするものでございます。これはふるさと納税において、高梁市への義援金を代理受領したものでございます。この代理受領は、被災自治体にかわりまして寄附金受領書発行などの事務を行い、被災自治体の事務の軽減を図るものでございます。本日現在の受領額は403件で、816万6,010円でございます。この代理受領は、9月末まで受け付ける予定でございます。 続きまして、款20項1目1繰越金につきまして、今回の補正予算に伴います財源として9億340万5,000円の増額をお願いするものでございます。 続きまして、16、17ページをお開き願います。歳出でございます。款2総務費、項1総務管理費、目5財産管理費、節25積立金のうち説明欄、基金管理費において3,100万円の増額をお願いするものでございます。10月1日に民営化がされますことぶき荘老人ホームの土地の売払収入を財政調整基金に積み立てるものでございます。 同じく目6企画総務費、説明欄、ふるさとイメージアップ事業におきまして107万7,000円の増額をお願いするものでございます。これは市公用車につくば地域図柄入りナンバープレートを導入し、さらなる地域の知名度向上を図るため委託料57万7,000円を、また平成30年10月及び来年の2月に行われますダイヤモンド筑波に対するおもてなしイベントの開催に伴いまして、会場となります母子島遊水地への臨時駐車場を整備するために、工事請負費50万円の増額をお願いするものでございます。 同じく目14電算費、節13委託料、説明欄、住民情報システム運営管理事業において442万8,000円の増額をお願いするものでございます。これは歳入でもご説明申し上げましたが、社会保障・税番号制度におけるマイナンバーカードの記載事項の充実を図るためのシステム整備費が増額となるものでございます。 同じく目15諸費、節26寄附金、説明欄、平成30年7月豪雨災害被災者支援事業において1,053万8,000円の増額をお願いするものでございます。これは歳入でご説明をいたしました高梁市への一般からの義援金並びにふるさと納税による代理寄附金を送金するための予算の増額でございます。なお、ふるさと納税の代理寄附金につきましては、歳入歳出とも1,000万円の補正予算を計上させていただきましたが、このうち実績額を高梁市に送金することとしてございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、鈴木市民環境部長。 〔市民環境部長 鈴木建國君登壇〕
◎市民環境部長(鈴木建國君) 議案第126号「平成30年度
筑西市一般会計補正予算(第4号)」のうち、市民環境部所管の補正につきましてご説明申し上げます。 6ページをお開き願います。第2表、地方債補正。1、追加でございます。被災者支援システム整備事業の限度額340万円を追加するものでございます。詳細につきましては、歳出でご説明申し上げます。 12、13ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の歳入でございます。款15国庫支出金、項4交付金、目3民生費交付金、節1社会福祉費交付金、説明欄の細節3、国民年金システム改修交付金、補正額75万6,000円の増額補正をお願いするものでございます。 次に、14、15ページをお開き願います。款21諸収入、項6雑入、目6雑入、節14雑入(消防)、説明欄の細節2消防団員退職報償金1,674万6,000円の増額補正をお願いするものでございます。こちらにつきましては、平成29年度に退職された消防団員48名分に係る退職報償金として、消防団員等公務災害補償等共済基金からの歳入となるものでございます。 次に、款22市債、項1市債、目9消防債、節2災害対策債、説明欄の細節5、被災者支援システム整備事業債340万円の増額補正をお願いするものでございます。事業内容につきましては、歳出でご説明申し上げます。 次に、16、17ページをお開き願います。歳出でございます。款3民生費、項1社会福祉費、目3国民年金費、節13委託料、説明欄、住民情報システム(国民年金)改修経費75万6,000円の増額補正をお願いするものでございます。事業内容でございますが、国民年金法等の一部を改正する法律において、次世代育成支援の観点から国民年金第1号被保険者が出産を行った際には、出産前後の一定期間の国民年金保険料が免除される制度に改正されることとなりました。これに対応するために、住民情報システムの改修に係る委託料として歳入と同額を計上するものでございます。 続きまして、24、25ページをお開き願います。款9消防費、項1消防費、目2非常備消防費、節8報償費、説明欄の消防運営事務費でございますが、平成29年度に退職された消防団員48名分の退職報償金として、歳入と同額の1,674万6,000円の増額補正をお願いするものでございます。この消防団員退職報償金は、筑西市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例に基づきまして、勤続5年以上の団員に対し、在職年数及び階級に応じて支払うものでございます。平成29年度の退職報償金支給対象者の内訳でございますが、5年以上10年未満の団員が19名、10年以上15年未満の団員が13名、15年以上20年未満の団員が7名、20年以上25年未満の団員が1名、25年以上30年未満の団員が3名、30年以上の団員が5名で、合計48名となっております。 次に、款9消防費、項1消防費、目5災害対策費、節19負担金補助及び交付金、説明欄の災害対策事業347万3,000円の増額補正をお願いするものでございます。この事業費につきましては、今年度、県及び43市町村が共同整備を行う被災者生活再建支援システムの県に対する負担金額が確定したことから、増額補正をお願いするものでございます。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、中澤保健福祉部長。 〔保健福祉部長 中澤忠義君登壇〕
◎保健福祉部長(中澤忠義君) 議案第126号のうち、保健福祉部所管の補正予算についてご説明いたします。 初めに、12ページ、13ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書、2、歳入でございます。款13分担金及び負担金、項2負担金、目3民生費負担金、節1社会福祉費負担金、説明欄11、老人ホーム生活費負担金928万円の減及び12、老人ホーム事務費負担金2,422万8,000円の減額補正をお願いするものでございます。これは10月1日をもって、ことぶき荘老人ホームを民間に移管することによる半年分のことぶき荘老人ホームに係る運営費と事務費負担金の減額でございます。 続きまして、款15国庫支出金、項1国庫負担金、目3民生費国庫負担金、節1社会福祉費負担金、説明欄42、介護保険料低所得者軽減負担金762万7,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは介護保険制度による低所得者の介護保険料軽減に伴う国庫負担金の交付決定による増額でございます。 同じく項2国庫補助金、目3民生費国庫補助金、節1社会福祉費補助金、説明欄32、介護保険システム整備費補助金162万円の増額補正をお願いするものでございます。これは平成30年度介護保険制度改正に伴うシステム改修に対する補助金でございます。 続きまして、項4交付金、目3民生費交付金、節2児童福祉費交付金、説明欄11、子ども・子育て支援整備交付金726万4,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは放課後児童クラブ整備事業に対する国の負担割合が大きくなったことによるものでございます。 続きまして、款16県支出金、項1県負担金、目3民生費県負担金、節1社会福祉費負担金、説明欄33、介護保険料低所得者軽減負担金381万3,000円の増額補正をお願いするものでございます。国庫負担金と同様、介護保険制度による低所得者の介護保険料軽減に伴う県費負担金の交付決定によるものでございます。 同じく項4交付金、目3民生費交付金、節2児童福祉費交付金、説明欄7、子ども・子育て支援整備交付金269万7,000円の減額補正をお願いするものでございます。これは放課後児童クラブ整備事業に対する県の交付金でございますが、先ほど説明したとおり、国の負担割合が大きくなったことにより、県の交付金を減額するものでございます。 続きまして、款17財産収入、項2財産売払収入、目1節1、説明欄1、不動産売払収入3,100万円の増額補正をお願いするものでございます。これはことぶき荘老人ホームの運営を本年10月1日に民間に移管するに当たり、敷地を民間移管先へ譲渡するものでございます。 続きまして、款18項1寄附金、目3節1、説明欄1、民生費寄附金100万円の増額補正をお願いするものでございます。これは雨引観音代表役員、川田興聖様から子育て支援のための指定寄附でございます。 次に、14ページ、15ページをお開き願います。款19繰入金、項1目1節1特別会計繰入金、説明欄3、介護保険特別会計繰入金1億5,311万3,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは平成29年度介護保険特別会計の決算が確定したことによる介護給付費等に係る一般会計繰出金の精算分でございます。 続きまして、款21諸収入、項6目6節6雑入、説明欄38、県西総合病院組合医療収入5億3,425万2,000円、同じく39、県西総合病院組合その他収入1,904万7,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは県西総合病院組合が9月末日をもって解散するに当たり、筑西市が承継する事務、病院事業の清算に関する未収金の額を計上するものでございます。 同じく説明欄40、県西総合事務組合退職手当等還付収入8億5,000万円の増額補正をお願いするものでございますが、病院組合職員の退職手当負担分として、これまで県総合事務組合から支出していた分の還付金収入で茨城県西部医療機構へ引き継ぐものでございます。これは県西総合病院事務組合から県の総合事務組合に退職手当の負担金として支出していたものの還付金収入となります。 16、17ページをお開き願います。3、歳出でございます。款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費、説明欄、民生費職員給与関係経費のうち、補正額の財源内訳において老人ホーム事務費負担金3,739万8,000円を減額し、一般財源に振りかえるものでございます。これは歳入の分担金負担金でご説明いたしましたように、ことぶき荘老人ホームの民間移管にかかわるものでございます。 同じく目5老人福祉費、説明欄、介護保険特別会計繰出金1,525万8,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは介護保険制度による低所得者の保険料軽減に伴う公費負担分について、介護保険特別会計へ繰り出すものでございます。 18、19ページをお開き願います。同じく説明欄、介護サービス事業特別会計繰出金38万7,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは平成29年度介護サービス事業特別会計の決算が確定したことによる介護居宅サービス事業費等に係る一般会計繰出金の精算分でございます。 続きまして、目6老人ホーム費、説明欄、老人ホーム管理事業270万2,000円、老人ホーム運営事業2,546万9,000円、老人措置参画事業2,000円、老人ホーム扶助費928万円は、それぞれ減額補正をお願いするものでございます。これは当初予算で1年分の予算を計上しておりましたが、ことぶき荘老人ホームの民間移管が10月1日と確定したことから、予算額の半年分を減額するものでございます。 続きまして、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費、説明欄、スピカビル子育て支援施設管理運営事業100万円の増額補正をお願いするものでございます。これは指定寄附を受け、キッズコーナー「ちっくんひろば」に3歳未満の小さなお子さんにも安全に遊んでいただけるソフトプレーガーデンハウスの設置、教育絵本の配備、そして子供用簡易トイレを整備し、施設環境の充実を図るものでございます。 同じく目2児童措置費、説明欄、保育士確保促進事業286万7,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは市内の民間保育所が認定こども園に移行する際の手続を支援するため、補助金を交付するものでございますが、当初3法人300万円を予定していたところ、6法人から申請があったことから、増額補正をするものでございます。 同じく説明欄、放課後児童クラブ整備事業187万円の増額を補正するものでございます。これは市内吉田にございますたけのこ保育園が実施しますたけのこ保育園放課後児童クラブの改築に対する費用の一部を補助するもので、歳入でご説明したとおり、国の負担割合が大きくなったことによるものでございます。 続きまして、20ページ、21ページをお開き願います。款4衛生費、項1保健衛生費、目4保健センター管理費、説明欄、あけの元気館管理運営事業48万1,000円の増額補正をお願いするものでございます。これはあけの
元気館等複合施設が建築基準法の一部改正により、特殊建築物定期検査を行うものでございます。 同じく目5地域医療対策費、説明欄、県西総合病院組合清算事業5億8,595万円の増額補正をお願いするものでございます。これは6月議会でご承認をいただきました県西総合病院組合の解散に伴う事務の継承に基づき、債権及び債務の処理に係る経費を計上するものでございます。 22、23ページをお開き願います。同じく説明欄、地域医療推進事業117万8,000円の増額をお願いするものです。10月1日には茨城県
西部メディカルセンターが開院し、市では健康づくり都市宣言を行う予定となっております。地域医療の充実及び生活習慣病予防事業や母子保健事業など各種事業の効果的な推進と普及を図るため、地域医療の現状分析と予測、各種事業への助言等を行います専門家を地域医療アドバイザーとして委託する経費でございます。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、猪瀨土木部長。 〔土木部長 猪瀨弘明君登壇〕
◎土木部長(猪瀨弘明君) 一般会計補正予算(第4号)のうち、土木部所管の補正についてご説明申し上げます。 初めに、6ページをお開き願います。道路維持課の補正に関連の第2表、地方債補正でございます。道路長寿命化事業のため、6,530万円の起債補正をお願いするものでございます。これは公共施設等適正管理推進事業債を道路維持補修事業の工事費に充当するものでございます。 次に、歳入でございます。14、15ページをお開き願います。款18項1寄附金、目8節1土木費給付金、説明の欄、一番上、1、土木費寄附金に100万円の増額補正をお願いするものでございます。これは市民の方から道路関係指定の寄附をいただきましたので、道路維持補修事業の道路維持補修工事に充当し、地元の道路改修工事を予定しているものでございます。 同ページ、款22項1市債目8土木債、節2道路橋梁債、説明の欄、下から2行目、12、道路長寿命化事業債6,530万円は、起債補正に伴う歳入の増額補正をお願いするものでございます。 続きまして、歳出でございます。22、23ページをお開き願います。款8土木費、項2道路橋梁費、目1道路橋梁総務費、説明の欄、道路橋梁一般事務事業におきまして50万円の増額補正をお願いするものでございます。これは公用車修繕及び積雪時のスタッドレスタイヤ交換が必要となることから、10台分を計上させていただくものでございます。 次に、目2道路維持費、説明の欄、道路維持管理費225万円の増額補正をお願いするものでございます。これは大雪など降雪対策としまして、ことし1月から2月の塩化カルシウム散布数700袋では大変に不足したことから1,300袋と、保安灯つきカラーコーン30個を購入するものでございます。 次に、その下、説明の欄、道路維持補修事業に2億9,000万円の増額補正をお願いするものでございます。補正の事業内容、節15工事請負費2億4,000万円は、市内全域の舗装の傷みが激しい道路につきまして、12カ所、2,360メートルの大規模維持補修工事を予定しております。そのほかに98カ所、6,290メートルの生活道路の小規模の維持補修及び修繕工事を行うための予算でございます。今年度施工できない要望箇所につきましては、来年度以降、また当初予算で対応を考えているところでございます。 節16原材料費の5,000万円は、道路維持補修工事に必要な砕石、アスファルト合材及び側溝等の二次製品の原材料費でございます。 次に、その下、説明の欄、国補道路維持補修事業に1,000万円の補正をお願いするものでございます。これは国の補助要綱改正、補助率が55%から50%に変更となりましたので、補助金内示に伴う補正でございまして、委託料と工事請負費の増額補正をお願いするものでございます。 次に、土木課に関する補正でございます。同じく22、23ページ、目3道路新設改良費、節13委託料、説明の欄、一番下、玉戸・一本松線整備事業でございます。これは玉戸・一本松線の地元説明会を7月19日に生涯学習センターにて実施しましたところ、道路整備の早期完成を地元から強く要望が出されたのを受けまして、玉戸・一本松線の早期完成を目指すため,路線測量に基づく道路予備設計を前倒ししまして基本設計委託料としまして3,237万円の増額補正をお願いするものでございます。 以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いします。
○議長(金澤良司君) 次に、柴上下水道部長。 〔上下水道部長 柴 武司君登壇〕
◎上下水道部長(柴武司君) 議案第126号のうち、上下水道部所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。 16ページ、17ページをお開き願います。事項別明細書の歳出でございます。款2総務費、項1総務管理費、目5財産管理費、説明欄の団地排水建設事業基金積立事業に744万3,000円の増額補正をお願いするものでございます。この基金は、毎年度大田郷駅前、鷹ノ巣、幸町の3団地の排水処理施設使用料から施設の維持管理費等を差し引いた額の積み立てを行い、団地排水施設の老朽化対策等に活用していくためのものでございます。平成29年度の団地排水処理施設にかかわります決算額の確定に伴い、平成29年度分として積み立てるべき額が4,248万6,640円となりました。このうち平成29年度に3,504万4,000円を積み立てしておりますので、その不足額を積み立てするために今回増額補正をお願いするものでございます。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、相澤
中核病院整備部長。 〔
中核病院整備部長 相澤一幸君登壇〕
◎
中核病院整備部長(相澤一幸君) 議案第126号のうち、中核病院整備部所管の補正予算についてご説明申し上げます。 12ページ、13ページをお開き願います。事項別明細書2、歳入でございます。款18項1寄附金、目4節1衛生費寄附金315万8,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは
地方独立行政法人、茨城県西部医療機構の施設整備運営にかかわる指定寄附としてお申し込みいただきました個人7件、法人2件、合計9件分でございます。 続きまして、20ページ、21ページをお開き願います。3、歳出、款4衛生費、項1保健衛生費、目5地域医療対策費、説明欄、西部医療機構運営支援事業15億1,673万8,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは10月1日開院予定の西部医療機構職員共済組合負担金4,112万7,000円、西部医療機構補助金6億105万1,000円、西部医療機構出資金8億7,456万円でございます。 説明は以上です。よろしくお願い申し上げます。
○議長(金澤良司君) 次に、小野塚教育部長。 〔教育部長 小野塚直樹君登壇〕
◎教育部長(小野塚直樹君) 議案第126号のうち、教育委員会所管の補正予算についてご説明申し上げます。 最初に、14、15ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の歳入でございます。款21諸収入、項6目6節2雑入、説明欄の雇用保険掛金受入金2,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは嘱託職員報酬月額の改定により、雇用保険掛金受入金の増額をお願いするものでございます。 続きまして、24、25ページをお開き願います。歳出でございます。中段の款10教育費、項3中学校費、目2中学校教育振興費、説明欄の中学校特別活動助成事業として500万円の増額補正をお願いするものでございます。この増額をお願いする理由でございますが、1つ目としまして本年度の中学総合体育大会時において、昨年同様、本市の部活動の成績が非常によく、9月からの新人戦を考慮しますと、バス借上料の不足が見込まれることから、300万円の増額補正をお願いするものでございます。 2つ目としまして、中学総合体育大会におきましてソフトボール部を初め剣道部、陸上部などが関東大会、そして全国大会に出場しました。当該部活動に対し、交通費や宿泊費に係る費用を助成する補助金が不足しますことから、200万円の増額補正をお願いするものでございます。 次に、款10教育費、項5社会教育費、目3公民館費、節13委託料、説明欄の下館地区公民館改修事業1,730万円の増額補正をお願いするものでございます。これは下館地区公民館のうち五所公民館、河間公民館、大田公民館、嘉田生崎公民館は、新耐震基準が導入された昭和56年以前に建築された建築物でありますことから、施設利用者の安全を第一に考え、耐震性を調査し、実態及び現状を把握するものでございます。 次に、同じく説明欄の関城地区公民館改修事業1,205万円の増額補正をお願いするものでございます。この関城地区公民館の3公民館、関本公民館、河内公民館、黒子公民館は、同じく新耐震基準が導入された昭和56年以前に建築された建築物でありますことから、下館地区公民館と同様、耐震性を調査し、実態及び現状を把握するためのものでございます。 続きまして、款10教育費、項5社会教育費、目6美術館費、説明欄の美術館管理事業におきまして、節1報酬、嘱託学芸員の報酬45万8,000円の増額をお願いするものでございます。これは、この4月から嘱託学芸員の勤務形態を週4日から5日勤務に変更しましたことにより、筑西市嘱託職員の任用等に関する規則に定める月額報酬を12万円から16万円に引き上げましたので、その不足分の増額補正をお願いするものでございます。 また、これにあわせまして節4共済費、社会保険料の事業者負担分6万6,000円の増額補正をお願いするものでございます。 続きまして、款10教育費、項6保健体育費、目2体育施設費、説明欄の体育館等施設改修事業に4,753万3,000円の増額補正をお願いするものでございます。この関城体育センターと明野体育センターにつきましても、昭和56年の新耐震基準導入以前に建築された施設でありますので、施設の構造的強度を調べ、想定される地震に対する安全性、受ける被害の程度を判断するための経費として委託料に関城体育センター耐震調査委託料491万円と明野体育センター耐震調査委託料455万円の増額補正をお願いするものでございます。 次に、下館総合体育館は建築後17年が経過しており、空調機、冷温水発生機、ボイラー、送風機の監視や運転をコントロールします中央監視盤が経年劣化により、その表示がふぐあいを起こしまして、諸設備の監視及び操作ができなくなるとの報告を受けました。また、地下ピット内に配管されています給湯管が経年劣化や多湿性により腐食が進み、漏水等が起きやすい状況でございます。そのため、老朽化した施設を改修するための経費として委託料に中央監視装置更新工事設計委託料111万5,000円と給湯管更新工事設計委託料108万円、工事請負費に中央監視装置更新工事費1,528万2,000円と、次のページの給湯管更新工事費2,059万6,000円の増額補正をお願いするものでございます。 教育委員会所管補正予算の説明は、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午後 0時 4分 再 開 午後 1時
○議長(金澤良司君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 議案第127号から議案第129号について、中澤保健福祉部長。 〔保健福祉部長 中澤忠義君登壇〕
◎保健福祉部長(中澤忠義君) まず、議案第127号「平成30年度
筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」につきましてご説明いたします。 この補正予算は、歳入歳出にそれぞれ1億7,849万2,000円を追加する補正予算でございます。それでは、10ページ、11ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書、2、歳入でございます。款8項1繰越金、目2節1その他繰越金、説明欄1、前年度繰越金1億7,429万5,000円の増額補正をするものでございます。これは平成29年度国民健康保険特別会計の決算が確定したことに伴い、歳入歳出差引額4億8,425万円のうち、歳出に係る経費の財源として増額するものでございます。 続きまして、款9諸収入、項4雑入、目9療養給付費等交付金、節9過年度分、説明欄2、療養給付費等交付金過年度分419万7,000円を増額補正するものでございます。これは退職者療養給付費等事業の平成29年度の実績に対して、昨年度交付された金額が不足していたことから、今年度追加交付されるものでございます。 続きまして、12ページ、13ページをお開き願います。3、歳出でございます。款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費、説明欄、国保総務一般事務費284万8,000円を増額し、国保に関係するシステム改修等を委託するものでございます。 次に、款9諸支出金、項1償還金及び還付加算金、目3説明欄、償還金1億7,564万4,000円の増額補正でございます。これは平成29年度の国民健康保険療養給付費負担金の確定により、超過して交付された交付金を国に返還するものでございます。 続きまして、議案第128号をごらんいただきたいと思います。議案第128号「平成30年度
筑西市介護保険特別会計補正予算(第1号)」でございます。この補正予算は、歳入歳出にそれぞれ4億8,745万9,000円を追加するものと、また新たに債務負担行為を設定する補正予算でございます。 6ページをお開き願います。第2表、債務負担行為でございます。事項欄、下館東部・南部地区地域包括支援センター運営委託、期間は平成31年度、限度額は4,400万円でございます。現在、地域包括支援センターは、市直営で1カ所、委託として社会福祉協議会が関城、明野、協和地区に対して1カ所、社会福祉法人征峯会が下館西部・北部に対して1カ所、計3カ所を設置しているところです。平成31年度、下館東部・南部地区に対して地域包括支援センターを市直営から民間に委託するための債務負担行為をお願いするものでございます。委託業者の選定につきましては、公募型プロポーザル方式を実施することで予定しております。 続きまして、12ページ、13ページをお開き願います。2、歳入でございます。款1保険料、項1介護保険料、目1第1号被保険者保険料、節1現年度分特別徴収保険料1,212万8,000円の減額、同じく節2現年度分普通徴収保険料312万7,000円の減額補正をお願いするものでございます。これらは第1号被保険者で介護保険料10段階のうち、第1段階に属する低所得者の保険料を公費負担することにより、減額するものでございます。 続きまして、款8繰入金、項1一般会計繰入金、目2その他一般会計繰入金、節3保険料公費負担分繰入金1,525万5,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは介護保険制度による低所得者の保険料軽減による公費負担分の繰り入れによるものでございます。 次に、款9項1目1節1繰越金、説明欄1、前年度繰越金4億8,745万9,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは平成29年度の介護保険特別会計の決算額が確定したことに伴い、歳入歳出差引額5億4,008万9,000円から当初予算計上額5,263万円を差し引いた額を前年度繰越金として計上するものでございます。 続きまして、14ページ、15ページをお開き願います。3、歳出でございます。款2保険給付費、項1目1介護サービス等諸費、説明欄、介護サービス等給付事業でございますが、補正額の財源内訳の欄、低所得者の保険料軽減分を公費負担分として1,525万5,000円の財源を振りかえるものでございます。 続きまして、款5項1目1基金積立金、説明欄、介護給付費準備基金積立事業2億182万6,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは平成29年度介護保険料のうち、歳出の介護保険給付費等へ充当しなかった余剰分などを積み立てるものでございます。 続きまして、款6諸支出金、項1償還金及び還付加算金、目2償還金、説明欄、償還金1億3,251万9,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは平成29年度介護保険給付費等が確定したことに伴い、補助金等の精算により、国、県及び社会保険診療報酬支払基金に返還額が生じたことから、補正をお願いするものでございます。 続きまして、項3繰出金、目1一般会計繰出金、説明欄、一般会計繰出金1億5,311万4,000円の増額補正をお願いするものでございます。これにつきましても介護給付費等の確定に伴う精算により、一般会計繰入金に返還額が生じたことから、補正をお願いするものでございます。 続きまして、議案第129号をごらんいただきたいと思います。議案第129号「平成30年度
筑西市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)」につきましてご説明いたします。 この補正予算は、財源の組みかえをお願いするものでございます。6ページ、7ページをお開き願います。歳入歳出予算事項別明細書、歳入でございます。款6繰入金、項1目1節1一般会計繰入金、説明欄1、居宅介護サービス事業分38万7,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは平成29年度介護サービス事業特別会計の決算が確定したことに伴い、歳入歳出差引額が161万3,000円となり、当初予算額の200万円から38万7,000円の不足が生じたため、一般会計からの繰入金を増額するものでございます。あわせて款7項1目1節1、説明欄1、繰越金38万7,000円を減額するものでございます。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、議案第130号について、相澤
中核病院整備部長。 〔
中核病院整備部長 相澤一幸君登壇〕
◎
中核病院整備部長(相澤一幸君) 議案第130号「平成30年度
筑西市病院事業債管理特別会計予算」についてご説明申し上げます。 今回、新たに特別会計を設置いたしましたが、先ほど議案第120号、第6条にて説明がございましたように、
地方独立行政法人茨城県西部医療機構の借入金を管理するための特別会計でございます。移行前に借り入れした病院事業債を西部医療機構から市への貸付金元利収入とし、市から借り入れ先に同額の元利償還金を支出するものでございます。 予算書の1ページでございます。 (歳入歳出予算) 第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,249万9,000円と定める。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成30年9月5日提出でございます。 8ページ、9ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書、2、歳入でございます。款1諸収入、項1目1貸付金元利収入、節1西部医療機構貸付金元利収入293万6,000円、節2西部医療機構貸付金利子収入956万3,000円をお願いするものでございます。 続きまして、10ページ、11ページをお開き願います。3、歳出、款2項1目1公債費、説明欄、地方債償還元金293万6,000円、地方債償還利子956万3,000円をお願いするものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、議案第131号について、柴上下水道部長。 〔上下水道部長 柴 武司君登壇〕
◎上下水道部長(柴武司君) 議案第131号「平成29年度
筑西市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」ご説明申し上げます。 平成29年度
筑西市水道事業会計で生じた剰余金を別記のとおり処分したいので、地方公営企業法第32条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 ページを返していただきたいと存じます。別記、平成29年度筑西市水道事業剰余金処分計算書でございます。表中上段右側に記載してございますが、平成29年度筑西市水道事業の決算におきまして、5億7,161万1,346円の未処分利益剰余金が生じました。このうち1億9,533万2,760円を議会の議決を経て資本金に組み入れをさせていただくものでございます。この組み入れにつきましては、過去において補助金等を活用して整備いたしました水道施設のうち、当該補助金にかかわる部分の減価償却見合い分を長期前受金戻入として収益化しておりますので、この収益金は現金を伴わない帳簿上の収益でございますので、財産上の整合を図るために資本金に組み入れをさせていただくものでございます。 なお、表の下段に記載してございますが、処分後の資本金残高は42億8,080万7,631円に、また繰越利益剰余金となります未処分利益剰余金残高は3億7,627万8,582円となります。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 以上で議案第131号までの説明を終わります。 次に、認定第1号から認定第3号までの決算の説明に入りますが、これらにつきましては決算特別委員会を設けて審査をお願いしたいと存じますので、最初に谷中会計管理者から総括的な説明を願い、その後、各部長からそれぞれ所管の事業効果を中心に簡潔に説明願います。 それでは、総括的な説明につきまして、谷中会計管理者。 〔会計管理者 谷中茂美君登壇〕
◎会計管理者(谷中茂美君) 認定第1号につきましてご説明申し上げます。 平成29年度筑西市一般会計及び
特別会計決算認定について。 地方自治法第233条第3項の規定により、平成29年度下記各会計決算を、監査委員の審査意見をつけて、別冊のとおり議会の認定に付するものでございます。 記といたしまして、 1 平成29年度筑西市一般会計歳入歳出決算 2 平成29年度筑西市国民健康保険特別会計歳入歳出決算 3 平成29年度筑西市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 4 平成29年度筑西市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算 5 平成29年度筑西市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算 6 平成29年度筑西市下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算 7 平成29年度筑西市駐車場事業特別会計歳入歳出決算 8 平成29年度筑西市介護保険特別会計歳入歳出決算 9 平成29年度筑西市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算 平成30年9月5日提出でございます。 私からは別冊の平成29年度筑西市歳入歳出決算書及び平成29年度主要施策の成果説明書に基づきまして、総括的な説明をさせていただきます。 まず、主要施策の成果説明書の2ページ目をお開き願います。各会計別決算の推移でございます。平成29年度における一般会計及び各特別会計の決算額につきましては、中ほどの欄に記載のとおりでございます。上段が歳入決算額、中段が歳出決算額、下段が歳入決算額から歳出決算額を単純に差し引いた形式収支の額となっております。 まず、歳入でございますが、一般会計が434億6,080万3,000円、前年度と比較しますと2.5%の減、国民健康保険特別会計から介護サービス事業特別会計までの8つの特別会計の総額で申しますと、292億6,916万6,000円、1.4%の減となっております。一般会計と特別会計を合わせました歳入総額は、727億2,996万9,000円で2.1%の減となります。 次に、歳出でございますが、一般会計が409億2,360万9,000円、前年度と比較しますと3.6%の減、特別会計の総額が280億3,482万円で0.6%の減、一般会計と特別会計を合わせました歳出の総額は689億5,842万9,000円で2.4%の減となります。 形式収支につきましては、一般会計では25億3,719万4,000円となりました。特別会計の形式収支につきましては、総額で12億3,434万6,000円でございますので、一般会計、特別会計を合わせました形式収支につきましては37億7,154万円となります。 続きまして、恐れ入りますが、別冊の歳入歳出決算書の1、2ページ目をお開き願います。一般会計の歳入に係る主な項目といたしましては、款1市税の収入済額が149億291万9,397円、法人市民税、固定資産税等の増により、前年度に比較しますと3億132万9,105円、率にいたしまして2.1%の増となっております。 次に、3、4ページをお開き願います。款11地方交付税の収入済額が75億780万6,000円、普通交付税の増収により、前年度と比較しますと1億6,923万円、率にいたしまして2.3%の増となっております。 款16県支出金の収入済額が43億1,930万1,024円で、前年度と比較しますと5億1,352万9,070円、率にいたしまして13.5%の増となっております。これは新
中核病院整備事業費補助金等の増によるものでございます。 次に、5、6ページをお開き願います。款19繰入金の収入済額は8億7,902万77円で、前年度と比較しますと10億7,934万4,783円、率にいたしまして55.1%の減となっております。これは財政調整基金繰入金等の減によるものでございます。 款22市債の収入済額が37億4,930万円で、前年度と比較しますと6億8,050万円、率にいたしまして15.4%の減となっております。これはスピカビル本庁舎等改修事業債の減によるものでございます。 次に、7、8ページをお開き願います。歳出に係る主な項目では、前年度と比較して増となったものといたしましては、款4衛生費、支出済額が58億7,134万2,521円、7.4%の増、款5労働費の支出済額が12万6,120円、11.5%の増、款7商工費の支出済額が2億6,507万45円、9.0%の増。 次の9、10ページの款8土木費の支出済額が41億6,096万2,596円、9.8%の増、款10教育費の支出済額が39億1,470万5,865円、2.2%の増、款11災害復旧費の支出済額が3,177万6,000円、49.0%の増、款12公債費の支出済額が45億9,761万7,367円、1.8%の増などでございます。 恐れ入りますが、7、8ページにお戻りいただきまして、前年度と比較して減となった項目といたしましては、款2総務費の支出済額が51億5,592万4,097円、27.3%の減、款3民生費の支出済額が138億363万7,836円、2.5%の減、款6農林水産業費の支出済額が12億4,004万3,442円、12.0%の減、次の9、10ページの款9消防費の支出済額が16億1,422万5,895円、3.0%の減となっております。 以上、決算の概要につきましてご説明申し上げましたが、詳細につきましては各担当部長より説明がございますので、ご審議の上、認定賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 続きまして、認定第1号のうち一般会計について、まず稲見企画部長。 〔企画部長 稲見博之君登壇〕
◎企画部長(稲見博之君) 企画部所管の決算の概要についてご説明を申し上げます。 恐れ入ります。平成29年度主要施策の成果説明書3ページをお開き願いたいと思います。まず、財政の観点から、普通会計の決算概要についてご説明を申し上げます。普通会計とは、国が行っております決算統計に用いる会計区分でございます。本市の場合は一般会計と、それから八丁台土地区画整理事業特別会計のうち、街路事業がこれに該当いたします。 まず、1の決算規模でございます。平成29年度普通会計の決算は、歳入432億5,864万5,000円で、前年度対比で2.6%減となります。歳出総額は407億2,145万1,000円で、前年対比で3.7%の減となりました。 続きまして、収支の状況でございます。下の表とあわせてごらんいただきたいと思います。実質収支は21億9,069万8,000円の黒字となりました。また、平成29年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引きました単年度収支につきましても1億2,852万4,000円の黒字となっております。収支が安定していることを示しております。さらに、この単年度収支に平成29年度におきます財政調整基金の増減を加味いたしました実質単年度収支につきましても1億7,109万4,000円の黒字となりました。 続きまして、6ページをお開き願います。性質別歳出の状況でございます。こちらも下の表とあわせてごらん願いたいと思います。平成29年度の特徴といたしましては、扶助費や補助費等積立金などが増となったものの、投資的経費や繰出金が減となりましたことによりまして、全体では3.7%の減となりました。主なものでございますけれども、扶助費では子ども・子育て支援事業の増、補助費等では新中核病院建設事業に係る病院事業会計の補助金、積立金では地域医療推進事業基金、こういったものが増の主な要因でございました。減の主な要因でございますけれども、投資的経費のうちスピカビル本庁舎等改修事業の減、こういった単独事業の減、それから繰出金では国民健康保険特別会計繰出金の減などがございました。 7ページをごらんいただきたいと思います。普通会計における財政諸指標の状況でございます。特に説明欄の下から2番目、表では7項目めの経常収支比率をごらんいただきたいと思います。この経常収支比率は、主に財政の硬直化を示す指標でございますけれども、平成29年度におきましては分母となる歳入経常一般財源の中で、普通交付税あるいは
地方消費税交付金等が増加いたしましたことによりまして、前年度比2.7%ほど改善をいたしまして93.1%となりました。しかしながら、依然として高い状況になっております。 また、説明欄の一番下、積立金残高でございますが、予算調整のための減債基金を取り崩しましたことによりまして、前年比2.9%減の90億2,710万8,000円となりました。 続きまして、8ページをお開き願います。こちらは財政健全化指標の状況でございますが、後ほど議案外報告においてご説明をさせていただきますので、ここでは割愛をさせていただきます。 続きまして、9ページをお願いいたします。社会保障施策に要する経費のうち、地方消費税の充当についての表でございます。詳細は省略いたしますけれども、一番下段をごらんいただきたいと思います。社会保障費の総額は、一番左にございますとおり169億9,126万9,000円でございます。このうち一番右側に記載のとおり、7億2,909万7,000円が地方消費税の引き上げ分として財源化したものでございます。 続きまして、企画部所管の主要事業についての説明をさせていただきます。成果説明書の13ページをお開き願います。コミュニティバス運行事業でございます。決算額は3,285万5,080円でございました。本事業は、下館駅北口と筑波山を結ぶ広域連携バス、それから下館駅南口と筑西遊湯館を結びます地域内運行バスの運行を行ったものでございます。広域連携バスは平成29年10月1日から本格運行を開始したところでございます。地域内運行バスは10月1日から実証実験運行を開始したところでございます。利用実績でございますが、広域連携バスにつきましては1日16便で、年間で3万3,267人、1日当たり91.14人のご利用をいただきました。1便当たりは5.7人となってございます。また、地域内運行バスでございますが、10カ月間の半年間で5,233人、1日当たり28.75人、1便当たり1.8人でございました。いずれのバスも利用者は右肩上がりにふえてきている状況で、公共交通として定着してきているものと考えております。 続きまして、14ページをごらんいただきたいと思います。若者・子育て世代住宅取得応援事業でございます。決算額は1億1,400万円でございました。本事業は、定住促進と人口減少の抑制のために、市内に住宅を取得した若い世代に対しまして、50万円の奨励金を交付したものでございます。交付実績は年間で228件、このうち市内在住者が185件、転入者が43件でございました。転出者を抑制するとともに、子育て世代の定住の促進に寄与できたものと考えてございます。 続きまして、15ページをお開き願います。多世代同居等住宅支援事業でございます。決算額は120万円でございました。本事業は、子育て環境及び高齢者が安心して暮らせる住環境の向上を図るものでございます。1世帯当たり20万円の奨励金を交付したものでございます。交付実績は6件でございまして、こちらも若者子育て世代と高齢者が安心して暮らせる住環境の向上に寄与できたものと考えております。 以上が企画部所管の決算概要でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、大和田市長公室長。 〔市長公室長 大和田 浩君登壇〕
◎市長公室長(大和田浩君) 市長公室所管の決算概要についてご説明申し上げます。 決算書の88ページをごらんいただきたいと思います。備考欄、下段になります。住民参加型まちづくりファンド補助事業、決算額1,907万2,000円でございます。この事業は、財団法人民間都市開発推進機構から拠出されました5,000万円と、市民の皆様からの寄附金等を活用しまして、市民団体等が自主的に行う魅力あるまちづくり活動、またまちの活性化等に資する事業に対し助成するものでございます。平成29年度につきましては、ハード事業4件、ソフト事業3件の助成を行いました。 次に、90ページをお開き願います。備考欄中段の企業立地促進事業、決算額1,905万7,014円でございます。この事業につきましては、市内への企業誘致を促進し、工業振興を図るとともに、雇用機会の増大や地域の活性化を図ることを目的としたもので、平成29年度につきましては企業2社に対しまして筑西市企業立地促進条例に基づき固定資産税相当額の奨励金を交付いたしました。 次に、92ページをお開き願います。備考欄下段、広報事業、決算額2,259万2,991円でございます。この事業は、主に広報紙「ピープル」の発行と市のホームページの管理等を行うものでございます。なお、「ピープル」とホームページに掲載しております広告によりまして、506万円の収入を得ております。この金額につきましては、「ピープル」15日号の1年間の印刷費に相当いたします。 次に、94ページをごらんください。備考欄上段、筑西市魅力発信事業でございます。決算額395万1,028円です。この事業は、市の豊かな自然や観光資源などをあらゆる媒体を通して発信することで、市の知名度アップを図り、交流人口の増加や定住促進を図ることを目的とした事業でございます。平成29年度につきましては、ケーブルテレビやプロモーションビデオを活用し、市の観光やイベント、食に関する情報などを発信いたしました。プロモーションビデオにつきましては、「ちくダンス」というタイトルをつけまして市民と市長、職員約100人が参加し、制作したものです。また、市の魅力をSNS、ユーチューブなどを利用し市の知名度アップに努めました。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、菊池総務部長。 〔総務部長 菊池雅裕君登壇〕
◎総務部長(菊池雅裕君) 総務部所管の決算の概要についてご説明申し上げます。 主要施策の成果説明書の11ページをお開き願います。事業名、明野庁舎整備事業、決算額は1億1,117万9,462円でございます。平成27年度から4カ年で整備を進めてきました明野庁舎整備事業は、平成29年3月に新庁舎が完成し、3カ年目となる平成29年度は旧庁舎の解体工事及び庁舎の附帯施設である車庫、倉庫等の建築工事を実施いたしました。なお、この工事は、平成29年度内の完成を見込んで進めてまいりましたが、車庫、倉庫等の建築につきましては、降雪及び除雪作業により工程がおくれてしまったことにより、年度をまたぎ平成30年4月13日に完成となっております。なお、この事業は、平成30年度の外構工事をもって一連の整備が完成するものでございます。 次に、12ページをごらん願います。事業名、筑西消防署川島分署建設用地取得事業でございます。決算額は3,767万4,000円でございます。老朽化が顕著で手狭であった筑西消防署川島出張所を筑西広域市町村圏事務組合消防本部が実施主体となり、新たな場所に移転し、分署を建設するための用地取得に対し、分賦金を支出したものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、新井税務部長。 〔税務部長 新井善光君登壇〕
◎税務部長(新井善光君) それでは、税務部所管の決算概要につきましてご説明いたします。 一般会計歳入歳出決算書1ページ、2ページをお開き願います。初めに歳入ですが、最上段、款1市税の欄でございます。予算現額141億3,967万6,000円、調定額156億5,107万7,373円、収入済額149億291万9,397円で、一般会計歳入に占める割合は34.3%となってございます。予算現額に対する収入済額は7億6,324万3,397円の増で、率にして5.4%の増でございます。また、市税の徴収率は95.22%でございます。前年度94.62%と比較しますと0.6ポイントの増となっております。収入済額を前年度と比較いたしますと3億132万9,105円の増で、率にして2.1%の増でございます。 続きまして、市税の内訳を項目別にご説明いたします。項1市民税の収入済額は66億1,915万3,387円、対前年比1億2,237万9,236円の増でございます。 次に、項2固定資産税の収入済額は67億7,463万4,453円、対前年比267万8,155円の増でございます。 次に、項3軽自動車税の収入済額は2億8,455万903円、対前年比1,165万5,041円の増でございます。 次に、項4市たばこ税の収入済額は7億7,870万7,529円、対前年比3,983万2,666円の減でございます。 最後に、項6都市計画税の収入済額は4億4,587万3,125円、対前年比444万9,339円の増でございます。 収入増減の主な要因でございますが、市民税につきましては市内大手企業の業績回復に伴う法人市民税の収入増でございます。固定資産税につきましては、工場や倉庫等、家屋新築の増加並びに太陽光発電施設等の償却資産が増加したことなどによるものでございます。市たばこ税につきましては、喫煙本数の減少による収入減でございます。 続きまして、不納欠損額につきましては、2ページ最上段にありますように9,749万7,427円でございます。対前年比3,324万5,616円の減でございます。財産皆無、生活困窮、居所不明など今後も徴収の見込みが立たないなどの理由から、地方税法の規定に基づき処分を行ったものでございます。 最後に、収入未済額につきましては6億5,066万549円で、対前年比4,958万1,084円の減でございます。 続きまして、歳出についてご説明申し上げます。106ページをお開き願います。106ページ中段から112ページ中段までが、税務部所管の歳出でございます。106ページ中段、項2徴税費の支出済額は、2億2,064万1,251円でございます。対前年比2,531万7,754円の減でございます。これは3年ごとに行われます固定資産の評価がえに伴う鑑定評価業務委託経費が主な減額分でございます。 その下、目2賦課徴収費の支出済額2億2,046万3,251円につきましては、備考欄の収納徴収事務費から112ページ、備考欄中段の地方税等電子申告参画事業までの13の事業体系で構成される市税の賦課徴収にかかわる経常経費でございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、鈴木市民環境部長。 〔市民環境部長 鈴木建國君登壇〕
◎市民環境部長(鈴木建國君) 市民環境部所管の決算概要につきまして主要施策の成果説明書によりご説明申し上げます。 主要施策の成果説明書の16ページをお開き願います。防犯カメラ設置管理事業、決算額259万9,200円でございます。この事業は、下館駅周辺に防犯カメラを設置することで、安全安心な暮らしの実現を図っていくものであり、平成29年度から3カ年で整備を行う計画となっております。昨年度は下館駅南口広場に5台設置いたしました。これにより下館駅南口の犯罪抑止に寄与しているところでありまして、3月20日の稼働から現在までに警察署へ6回画像を提供しております。 次に、17ページをお開き願います。空家等対策事業、決算額78万4,250円でございます。この事業は地域住民に深刻な影響を及ぼしている管理不全空き家への適正管理依頼、指導などを行い、また利活用可能な空き家については、空き家バンクを通じて移住、定住を促進するものでございます。内訳としましては、筑西市空家等対策協議会委員報酬、旅費、消耗品、委託料でございます。なお、委託料につきましては、空き家データ作成業務委託料43万2,000円でございます。 次に、34ページをお開き願います。避難所機能強化事業、決算額1,291万1,992円でございます。この事業は、災害発生時に通常の電話がふくそうして使えなくなった場合に、避難所となる市内小中学校の体育館において、家族や知人等の安否確認を行うことを目的に、優先的に発信できる特設公衆電話を設置するものでございます。電話配線の工事自体はNTT東日本が行うため、これに伴う配管工事を市が行いました。事業費は681万4,800円となります。なお、その他の主な事業といたしまして、明野防災広場敷地購入費504万5,000円が含まれております。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、中澤保健福祉部長。 〔保健福祉部長 中澤忠義君登壇〕
◎保健福祉部長(中澤忠義君) 保健福祉部所管の決算につきましては、民生費及び衛生費において約149億4,000万円を支出しております。そして、その大部分は社会保障関係事業費で占められております。このような中で平成29年度は第6期介護保険事業計画に基づき、社会福祉法人による特別養護老人ホーム整備への補助事業を実施しましたので、ご説明いたします。 主要施策成果説明書の18ページをお開き願います。事業名は社会福祉施設整備費補助事業、補助額は2,787万5,000円でございます。事業の内容、成果につきましては、70床の特別養護老人ホームを整備することにより、入所待機者の解消を図り、介護を必要とする高齢者が、住みなれた地域で生活が継続できるよう支援体制を確保していくとともに、要介護状態がより重度化して居宅における生活が困難となった場合でも、介護を受けながら安心して生活を送ることができる環境整備を促進するものでございます。 補助対象事業者は、社会福祉法人関耀会、所在地は西方1667番地、定員は70名でございます。開設日は平成29年7月1日でございます。なお、施設整備の総事業費は15億8,000万円でありまして、この事業に対しましては県から別途2億2,300万円の補助金が交付されております。 説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、須藤経済部長。 〔経済部長 須藤忠之君登壇〕
◎経済部長(須藤忠之君) 経済部所管の主要施策の決算概要についてご説明申し上げます。 主要施策の成果説明書の21ページをお開き願います。農林航空防除支援事業、決算額2,204万5,794円でございます。水稲の病害虫に対する航空防除への支援に加え、米の減収につながるイネ縞葉枯病の被害が年々拡大していることから、茨城県西農業共済組合等が実施する航空防除への支援を拡充し、水稲産地の維持、発展を図りました。対象面積でございますが、病害虫防除が4,750ヘクタール、イネ縞葉枯病対策が2,598.5ヘクタールで、それぞれ10アール当たり300円を助成させていただきました。 次に、22ページをお願いします。農業排水路整備事業、決算額3,269万4,905円でございます。市が管理する小規模排水路等の排水能力を向上させるため、排水路等補修工事及び水辺環境用地植栽管理等を実施しましたことにより、湛水被害の解消を図り、農業生産性の向上と安全安心な地域づくりに寄与しました。 次に、23ページをお開き願います。商業活性化補助事業、決算額428万1,020円でございます。市民団体等が実施する商業地域のにぎわい創出のためのイベントや中小企業者の販路拡大、技術伝承のための取り組み、また空き店舗を利用した新規出店者等へ補助金を交付することにより、商業の活性化及び商業者等の育成、支援を図りました。 次に、24ページをお願いいたします。プレミアム商品券発行助成事業、決算額1,993万3,164円でございます。プレミアム10%を含むプレミアム付き商品券を1万9,600セット販売し、市内における消費喚起を図るとともに、市内商業者等の活性化に寄与いたしました。 次に、25ページをお開き願います。観光資源開発事業、決算額1,548万6,102円でございます。筑西市の魅力を県内外に広くPRするため、観光パンフレットや観光ガイドマップ、多言語対応パンフレット等を作成するとともに、ホームページ等を活用した情報の発信を行いました。また、各種観光PRに努めるとともに、観光推進のためのアクションプランに基づいたモニターツアーやおもてなしセミナーなどを実施しまして、観光資源の発掘活用に努めました。 次に、26ページをお願いいたします。観光客誘致拡大事業、決算額3,033万7,887円でございます。下館祇園まつり、どすこいペア、あけのひまわりフェスティバル、そして小栗判官まつり等の開催を支援し、地域活性化を図るとともに、観光客の誘致拡大に努めました。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、猪瀨土木部長。 〔土木部長 猪瀨弘明君登壇〕
◎土木部長(猪瀨弘明君) 土木部所管の一般会計における決算概要についてご説明申し上げます。 主要施策成果説明書をごらんください。主要施策の成果説明書27ページをお開き願います。まず初めに、道の駅整備課、事業名、道の駅整備事業でございます。決算額3億3,043万8,391円でございます。平成29年度における筑西市道の駅の事業内容でございますが、委託業務としまして筑西市「道の駅」管理運営計画策定等支援業務委託では、道の駅の管理運営を第三セクターが実施するため、管理運営計画を策定しております。 筑西市「道の駅」実施設計業務委託については、テナント出店者との調整や魅力ある道の駅とするためのレイアウトの見直し等で時間を要したこともあり、委託期間を延長し、平成30年度へ委託料の明許繰り越しを行っております。 筑西市「道の駅」開設準備包括業務委託につきましては、株式会社東武宇都宮百貨店からの駅長派遣のための業務委託でございます。 筑西市「道の駅」造成・水路布設工事管理業務委託につきましては、造成水路布設工事の管理業務であり、造成工事完了に合わせて委託料を支払うため、逓次繰り越しをしております。 そのほかの業務としましては、用地購入のため、筑西市道の駅用地測量業務委託、不動産鑑定評価見直し業務委託を行っております。工事につきましては、平成29、30年度の継続工事で、筑西市「道の駅」造成・水路布設工事を発注し、市整備駐車場部分の造成及び水路、用水路のつけかえを行っておりますが、平成29年度は前払金を支払い、残金を逓次繰り越ししております。 公有財産の購入、補修につきましては、常陸河川国道事務所と用地購入の基準を統一し、市整備部分の地権者13名17筆分の用地購入及び物件補償を行っており、平成29年度10月16日、臨時議会の議決をもって本契約となっております。 最後の負担金につきましては、上下水道部に依頼した道路整備地までの上水道管及び下水道管布設整備工事の負担金でございます。 次に、土木課における主要施策の成果説明を行います。28ページをお開き願います。事業名、スピカビル周辺道路整備事業でございます。決算額6,058万8,000円でございます。スピカビルへの本庁舎移転に伴い、市民の利便性、安全安心の確保を図るために周辺道路の整備を行ったもので、工事設計積算委託と本庁舎周りの歩道部延長233メートル、庁舎北側車道部延長136.2メートルの道路整備工事を実施したものでございます。 次に、29ページをお開き願います。事業名、新中核病院周辺道路整備事業でございます。決算額1億1,719万7,519円でございます。新中核病院では、茨城県
西部メディカルセンターへのアクセス道路の整備にかかわる土地評価及び補償物件調査を行い、用地購入と物件補償を実施しました。また、道路用地に雨水管及び配水管の埋設工事を実施しましたが、分筆登記時に土地収用がおくれたことにより、当該年度内に工事完了が困難となり、平成30年度へ工事繰り越ししたものでございます。 次に、30ページをお開き願います。事業名、田宿猫島線整備事業でございます。決算額4,156万7,485円でございます。本線は主要地方道石岡筑西線より、つくば明野北部工業団地へアクセスする主要路線であり、田宿・猫島線整備にかかわる道路詳細設計、用地測量、さらには土地評価及び補償物件調査を行い、用地購入と物件補償を実施したものでございます。 次に、31ページをお開き願います。事業名、一本松・茂田線整備事業(B区間)でございます。決算額1億3,995万1,644円でございます。B区間は、下館ゴルフ倶楽部入り口から主要地方道筑西つくば線までの整備であり、道路用地として所有している土地の除草作業と設計積算業務を行いました。また、道路改良につきましては、平成28年度から繰り越しした工事延長300メートルと平成29年度工事としての延長226.9メートルの道路改良舗装工事の2件、また関連工事8件を実施したものでございます。これにより一本松・茂田線整備が完了し、全線開通することができました。 次に、32ページをお開き願います。事業名、排水路整備事業でございます。決算額5,121万9,720円でございます。排水整備としましては、折本、稲野辺、深見地内の整備を行いました。さらに、去年に続き深見集落外の茨城県
西部メディカルセンターから接続する排水路整備延長343.7メートル及び大塚地内の排水路整備延長676メートルを実施したものでございます。 次に、都市整備課における主要施策の成果を説明申し上げます。33ページをお開き願います。事業名、小川線街路整備事業、決算額8,920万9,472円でございます。小川線は、小川・女方線と小川・川島線を結ぶ延長587メートルの東西道路でございます。主な内容といたしましては、補償調査委託、土地評価委託、用地買収に伴う用地購入費及び物件移転補償費1件を実施したものでございます。 そのほか主要施策の説明書以外の事業につきましては、決算書にて説明を行います。道路維持課所管の一般会計における決算概要についてご説明申し上げます。決算書235ページ、236ページをお開き願います。款8土木費、項2道路橋梁費、目2道路維持費、備考欄中段、道路維持補修事業、決算額4億9,080万2,334円でございます。事業内容は、市民の生活の市道の維持補修で、1年間の要望件数は1,435件でございまして、請負工事や現業職員による直営の補修を行った経費でございます。 次に、その下の備考欄、国補道路維持補修事業、決算額2,559万6,000円でございます。この事業により、市内2カ所の主要幹線道路の舗装切削、オーバーレイなど道路維持補修工事を実施しました。 次に、決算書239ページ、240ページをお開き願います。款8土木費、項2道路橋梁費、目2橋梁維持費、備考欄中段、橋梁長寿命化事業、決算額2億853万2,559円でございます。事業内容につきましては、市内にあります橋長2メートル以上の314橋について点検を実施しました。橋梁補修設計につきましては、大橋、下岡橋、外塚橋の3橋については補修設計業務委託を行いました。そのうち大橋につきましては、平成29年度中に補修工事を実施しております。橋梁の撤去としましては、深見橋、東榎生橋の2橋の橋梁撤去工事を実施しました。また、平成28年度からの繰り越し事業としまして大関橋の橋梁補修工事を平成29年5月19日、新大橋補修設計業務委託を平成29年6月16日に完了しております。 以上が土木部所管の一般会計における決算概要でございます。よろしくお願いします。
○議長(金澤良司君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午後 2時11分 再 開 午後 2時25分
○議長(金澤良司君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 柴上下水道部長。 〔上下水道部長 柴 武司君登壇〕
◎上下水道部長(柴武司君) 上下水道部所管の決算概要につきましてご説明申し上げます。決算書によりご説明をさせていただきます。 決算書の185ページ、186ページをお開き願いたいと思います。備考欄中段より少し下にあります浄化槽設置促進事業でございます。本事業は、公共水域の水質汚濁防止と良好な生活環境の確保を図るために、公共下水道認可区域外及び農業集落排水整備区域外において、合併処理浄化槽の設置及び単独処理浄化槽からの転換に対して補助金を交付することにより、合併処理浄化槽の設置促進を図るものでございます。決算額は前年度比22.8%増の7,931万円でございました。補助の実績でございますが、通常型と高度処理型を合わせました合併処理浄化槽174基の設置及び既存の単独処理浄化槽42基の撤去に対して補助金を交付したところでございます。 続きまして、決算書の249ページ、250ページをお開き願いたいと思います。備考欄中段にございます団地排水施設維持管理事業から下段にあります団地排水還付金事業でございます。本事業は、大田郷駅前、鷹ノ巣、幸町の各団地の排水処理施設を適切に維持管理し、放流先であります河川及び用水路の水質環境を保全するためのものでございます。決算総額は前年度比1.1%増の3,602万1,327円でございます。事業費の主なものにつきましては、処理施設の光熱水費及び施設管理委託料でございます。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、相澤
中核病院整備部長。 〔
中核病院整備部長 相澤一幸君登壇〕
◎
中核病院整備部長(相澤一幸君) 中核病院整備部所管の決算概要についてご説明申し上げます。 主要施策の成果説明書19ページをお開き願います。事業名、新
中核病院整備事業、決算額22億5,599万4,830円でございます。この事業は、茨城県地域医療再生計画に位置づけされた筑西、桜川両市の公立病院を再編統合するため、基本構想、基本計画に基づき、茨城県
西部メディカルセンターの整備に取り組んでおります。 ページ中ほど、平成29年の主な事業でございますが、丸3つ目、補助金を病院事業会計に支出し、建物本体、外構工事、情報機器工事等を実施いたし、契約を締結いたしました。新
中核病院整備事業費補助金21億3,913万5,566円、その下、建設支援業務委託3,918万2,400円、統合支援業務委託6,285万6,000円でございます。委託内容につきましては、記載のとおりでございます。 次に、地域医療連携の構築といたしまして、医師会、市民団体の代表者等を会員とする筑西・桜川地域医療懇談会を4回実施いたし、また両医療監、事務局が真壁医師会会員の107医療機関を個別訪問し、新病院の概要や2人主治医制の意見交換を行い、情報共有、地域の医療連携を図ってまいりました。 また、筑波大学附属病院・自治医科大学合同茨城県西部地域臨床教育センターの設置に伴う協定を両大学と平成30年1月31日に締結いたしました。4月に筑西市民病院に設置し、10月の開院に合わせ茨城県
西部メディカルセンターに移設する予定でございます。 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(金澤良司君) 次に、小野塚教育部長。 〔教育部長 小野塚直樹君登壇〕
◎教育部長(小野塚直樹君) 教育委員会所管の決算概要についてご説明申し上げます。 主要施策成果説明書をごらん願います。初めに、35ページをお開き願います。小中一貫教育推進事業、決算額120万5,277円でございます。この事業は、小中一貫教育のモデル校に選定された明野中学校区の取り組みを参考として、全ての中学校区で部活動体験や授業体験などを実施したもので、主にバス借上料でございます。 また、筑西市学校の在り方検討委員会からの答申を受け、明野中学校区及び下館北中学校区の学校のあり方について協議、検討し、説明会を開催いたしました。 次に、36ページをお開き願います。学校図書館司書配置事業、決算額877万6,081円でございます。この事業は、市内小中学校に学校図書館司書を配置し、図書などの貸し出し、返却業務や館内の環境整備に努め、児童生徒の読書活動への意欲向上に取り組んだものです。平成29年度は、司書を前年度の8名から10名に2人増員いたしました。 次に、37ページをごらんください。小学校空調設備整備事業、決算額1,128万1,464円でございます。この事業は、児童の暑さ対策として小学校の普通教室などに空調設備を整備することで、児童の健康管理と学習環境の向上を図るため、平成29年度に基本設計業務委託を実施いたしました。 次に、38ページをお開き願います。小学校施設環境整備改修事業、決算額2,284万9,560円でございます。この事業は、学校施設の老朽化対策として計画的に大規模改造工事を実施し、安全安心で快適な教育環境を確保するものでございます。平成29年度は養蚕小学校東校舎、嘉田生崎小学校西・北校舎、小栗小学校北校舎の大規模改造工事の実施設計業務委託を実施いたしました。また、非構造部材の耐震化対策といたしまして、外装材の落下防止や設備機器などの落下、転倒防止など、児童の安全確保、防災機能の強化を図りました。 次に、39ページをごらんください。小学校防犯カメラ整備事業、決算額4,324万3,200円でございます。この事業は、防犯カメラシステムを整備し、不審者などの侵入を防止し、児童が安全に、安心して生活、学習できる教育環境を整備するため、市内20校全ての小学校におきまして防犯カメラシステムを導入するために、実施設計委託及び整備工事を実施したものでございます。 次に、40ページをお開き願います。歴史・文化資源活用推進事業、決算額37万6,255円でございます。この事業は、歴史・文化資源であるにいばりの里に所在する新治廃寺跡や市立農業資料館を一体的に有効活用し、歴史交流拠点として市内外にPRし、文化財の保護とともに地域の活性化、にぎわいの創出を図ることを目的としたものでございます。小学生向けにパンフレットを作成したほか、ロゴ入りの缶バッジを作成し、配布いたしました。 次に、41ページをごらんください。茨城国体開催準備事業、決算額300万円でございます。この事業は、第74回国民体育大会筑西市実行委員会負担金により行っております。事業概要としまして、平成31年度に行われます茨城国体剣道競技会を開催するため、実行委員会や各専門委員会などを開催いたしました。また、広報啓発活動としましてカウントダウンボードを設置するほか、駅南口広場に三角塔看板を、下館中学校と下館西中学校に横断幕を設置いたしました。 次に、42ページをお開き願います。学校給食センター整備事業、決算額9,160万5,045円でございます。この事業は、学校給食の充実と効率的な運用を図るため、下館学校給食センターの給食提供管内にある自校式給食室の解体及び跡地整地を実施したところでございます。また、協和学校給食センターの廃止に伴い、協和地区の小中学校、幼稚園の給食を受け入れするために、新たに下館、明野両センターの施設の改修及び備品の購入を行ったところでございます。 次に、43ページをごらんください。明野学校給食センター給食用品購入事業、決算額1,074万4,754円でございます。この事業は、平成30年度から協和地区の中学校及び協和幼稚園の給食を編入するため、新たに食缶や食器類を購入いたしました。 以上が教育委員会所管の主な事務事業の概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、中林
農業委員会事務局長。 〔
農業委員会事務局長 中林正貴君登壇〕
◎
農業委員会事務局長(中林正貴君) それでは、農業委員会事務局の決算概要につきましてご説明申し上げます。 決算書の193ページをお開き願います。中段の目1農業委員会費でございます。右ページに移りまして、支出済額1,941万5,665円でございます。主な経費につきましてご説明いたします。備考欄、農業委員会費及び、その下の農業委員報酬経費でございます。農業委員につきましては、委員定数が旧制度に基づいて32名でございましたが、改正農業委員会法に基づく改選により、3月28日付で24名の農業委員が任命され、また新たに10名の農地利用最適化推進委員が委嘱されました。 主な取り組みとしましては、農業生産力の増進及び農業経営の合理化を推進し、農業の健全な発展に寄与することを目標に事務を進めているころでございます。定例総会を毎月1回開催しておりまして、平成29年度の農地法に基づく許認可事務審議件数は812件でございました。 次に、農業委員等選考事業でございます。平成30年3月27日の農業委員の任期満了に伴い、新制度に基づいた農業委員候補者を選任するために、候補者選考委員会を設置する必要が生じたことによるものでございます。 次に、196ページでございます。農業者年金受託事業でございます。農業者特別行政法人、農業者年金機構より年金事務を受託しているものでございまして、平成29年度末の農業者年金加入者数につきましては、旧制度が677人、新制度が120人となっている状況でございます。 説明は以上になります。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、国民健康保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計について、中澤保健福祉部長。 〔保健福祉部長 中澤忠義君登壇〕
◎保健福祉部長(中澤忠義君) 初めに、国民健康保険特別会計の決算概要についてご説明いたします。 主要施策成果説明書44ページをお開き願います。国民健康保険事業につきましては、加入者が安心して医療が受けられるよう、必要な保険給付等の実施と保険財政の健全化に努めてまいりました。決算状況でございますが、歳入決算額は143億1,290万4,078円、対前年度比5.72%の減となっております。歳出決算額は138億2,864万7,233円で、対前年度比で4.94%の減となっております。そのうち保険給付費は約80億7,000万円でございます。歳入歳出差引額は4億8,425万6,845円でございます。詳細につきましては、記載のとおりです。 続きまして、後期高齢者医療特別会計の決算概要でございます。主要成果説明書45ページをごらんください。後期高齢者医療制度については、75歳以上の高齢者等が安心して医療が受けられるよう努めるとともに、保険料収納や被保険者証の交付を通じて制度の周知を図っております。決算状況でございます。歳入決算額は20億8,677万709円で、対前年度比6.16%の増となっております。歳出決算額は20億7,715万5,734円で、対前年度比6.87%の増となっております。歳入歳出の差引額は961万4,975円でございます。詳細につきましては、記載のとおりです。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、公共下水道事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計について、柴上下水道部長。 〔上下水道部長 柴 武司君登壇〕
◎上下水道部長(柴武司君) 初めに、公共下水道事業特別会計の決算概要についてご説明申し上げます。 主要施策の成果説明書46ページをお開き願います。公共下水道事業につきましては、市民の生活環境の改善及び公共用水域の水質保全に資するために、本市では下館地区を単独公共下水道、関城地区を鬼怒・小貝流域関連公共下水道、明野・協和地区を小貝川東部流域関連公共下水道として、施設の維持管理及び計画的な整備を進めるとともに、接続率の向上に努めているところでございます。平成29年度末の整備面積は1,148.68ヘクタール、処理人口は3万5,176人でございます。 平成29年度の決算状況でございますが、歳入決算額は前年度比0.4%増の24億5,334万4,653円、歳出決算額は前年度比0.1%増の23億2,811万9,925円でございました。 なお、款ごとの歳入歳出決算額及び主な事業につきましては、(2)から(4)に記載したとおりでございます。 次ページをお開き願いたいと思います。主な事業のうち、下水道企業会計移行事業についてご説明申し上げます。歳出決算額は582万828円でございました。本事業は、公共下水道事業を安定的かつ持続的に経営していくために、平成32年度から公営企業会計を導入しようと平成28年度から移行作業に取り組んでいるところでございます。平成29年度は資産を把握するために、過去に取得をいたしました固定資産の調査等を行ったところでございます。 次ページをお開き願います。公共下水道建設事業でございます。歳出決算額は3億8,984万2,239円でございました。工事費の内訳でございますが、平成29年度事業費の表、右側の合計欄に記載しましたとおり、管渠工事費で2億4,455万1,960円、整備した面積では5.51ヘクタールでございました。また、処理場改築工事につきましては、長寿命化計画に基づき下館水処理センターの設備更新工事に8,814万6,360円、そのほか汚水ます設置に1,641万3,840円、工事費合わせて3億4,911万2,160円でございました。これによりまして、平成29年度末の整備状況は表に記載のとおり、認可面積1,510.4ヘクタールに対しまして、整備済み面積が1,148.7ヘクタール、整備率で申しますと76.1%でございました。地区ごとの整備状況等につきましては、記載のとおりでございます。 続きまして、農業集落排水事業特別会計の決算状況につきましてご説明申し上げます。主要施策の成果説明書49ページをごらんいただきたいと思います。農業集落排水事業は、農村地域の生活環境の改善及び農業用用水路の水質保全に資するため、本市では現在、河間北部地区の整備を進めているところでございますが、現在、26地区の施設の維持管理及び接続率向上に努めているところでございます。平成29年度末の整備面積は1,002ヘクタールでございます。処理人口は1万7,283人でございます。 平成29年度の決算状況でございますが、歳入決算額は前年度比3.8%減の10億8,482万9,144円、歳出決算額は前年度比2.8%減の10億6,523万2,588円でございました。なお、款ごとの歳入歳出決算額等につきましては、(2)から(4)に記載したとおりでございます。 次ページをお開き願います。主な事業のうち、農業集落排水企業会計移行事業につきましてご説明申し上げます。歳出決算額は1,121万9,504円でございました。本事業も先ほど申し上げました公共下水道同様、平成32年度から公営企業会計を導入するための移行作業でございます。 続きまして、次ページをごらん願いたいと思います。河間北部地区農業集落排水処理施設建設事業でございます。歳出決算額は3億788万780円でございます。事業の概要でございますが、対象集落は奥田、下高田、落合、蒔田の4集落でございます。計画人口は880人、計画戸数は225戸でございます。事業計画の期間でございますが、平成25年度から平成31年度までの7年間を予定してございます。 平成29年度の事業内容でございますが、処理施設の下部工事及び2,936.9メートルの管路布設工事を行ったところであります。これによりまして、布設を予定しております管路延長の91.8%が整備済みとなったところでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別会計及び駐車場事業特別会計について、猪瀨土木部長。 〔土木部長 猪瀨弘明君登壇〕
◎土木部長(猪瀨弘明君) 土木部所管の特別会計における決算概要を説明いたします。 主要施策成果説明書52ページをお開き願います。上段、下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業でございます。歳入決算額3億466万5,797円、歳出決算額2億5,071万5,484円でございます。区画整理事業費の主な事業内容としましては、下段の市単八丁台土地区画整理事業、決算額1億2,634万893円でございます。各地整備や都市計画道路中館・八丁線整備に伴う測量、地質調査、実施設計、事業収束に向けての出来形確認測量、面積28.3ヘクタール、境界点の設置、換地計画作成といった換地処分準備にかかわる委託業務また区画道路整備に伴う側溝布設、延長48メートル、保留地公売に伴う整地工事を実施したものでございます。 次に、53ページ、駐車場事業特別会計でございます。歳入歳出決算額は6,656万9,824円でございます。主な事業内容としましては、下館駅前駐車場、下館駅東駐車場、下館駅前広場駐車場管理費及び駅前駐車場改修事業で実施しましたエレベーター改修工事でございます。 以上が土木部所管の特別会計でございます。どうぞよろしくお願いします。
○議長(金澤良司君) 次に、介護保険特別会計及び介護サービス事業特別会計について、中澤保健福祉部長。 〔保健福祉部長 中澤忠義君登壇〕
◎保健福祉部長(中澤忠義君) 初めに、介護保険特別会計の決算概要についてご説明いたします。 主要施策成果説明書54ページをお開き願います。歳入決算額は89億1,857万9,084円で、対前年度比3.7%の増となっております。歳出決算額は83億7,849万465円で、対前年度比4.8%の増となっております。歳入歳出差引額は5億4,008万8,619円でございます。詳細につきましては、記載のとおりでございます。 続きまして、介護サービス事業特別会計の決算概要でございます。主要成果説明書56ページをごらんいただきたいと思います。歳入決算額は4,150万2,655円で、対前年度比17.6%の減となっております。また、歳出決算額は3,988万8,792円で、対前年度比10.7%の減となっております。歳入歳出の差引額は161万3,863円でございます。詳細につきましては、記載のとおりでございます。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 以上で認定第1号についての説明を終わります。 次に、認定第2号について、柴上下水道部長。 〔上下水道部長 柴 武司君登壇〕
◎上下水道部長(柴武司君) 認定第2号「平成29年度
筑西市水道事業会計決算認定について」、地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成29年度
筑西市水道事業会計決算を、監査委員の審査意見をつけて別冊のとおり議会の認定に付するものでございます。 それでは、水道事業会計の決算概要についてご説明申し上げます。主要施策の成果説明書57ページをお開き願います。本市の水道事業につきましては、筑西市水道ビジョンに基づき健全な事業経営に努めるとともに、市民の皆様に安全かつ安定した水道水の供給をするため、水質管理及び施設の維持管理、整備等を行うとともに、営業収益の増収に努めているところでございます。 平成29年度の決算状況でございますが、まず経営活動に伴い発生する収支を示した収益的収支でございます。水道料金等の水道事業収益は、前年度比2.3%増の23億517万6,856円、受水費や動力費等の水道事業費用は前年度比2.6%増の19億5,149万1,337円でございました。差し引き3億5,368万5,519円の黒字でございました。なお、平成29年度の純利益は、税抜きで3億292万3,185円でございました。 次に、施設の整備等に要する収支を示した資本的収支でございます。企業債などの資本的収入は、前年度比76.8%増の5億6,463万7,200円、建設改良費等の資本的支出は前年度費24.8%増の13億9,943万6,263円でございました。差し引き8億3,479万9,063円の不足額が生じたところでございます。この不足額につきましては、表の下に記載したとおり、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに過年度分の留保資金で補填をしたところでございます。 次に、平成29年度の主な事業についてご説明いたします。創設事業のうち、成田浄水場施設更新工事費に2億1,853万8,000円、内容につきましては非常用発電機設備更新及び発電機室の築造工事でございます。 次に、創設事業の配水管布設工事費に8,779万2,120円、新たに2,232メートルの配水管を布設いたしました。また、石綿セメント管更新事業に2億1,956万6,160円、4,839メートルの布設がえを実施したところでございます。 次に、主な業務実績でございますが、平成29年度末の給水人口は9万1,688人、普及率は89.7%でございました。なお、損益計算書などの財務諸表、事業報告書、決算附属書類につきましては、別冊の平成29年度
筑西市水道事業会計決算書に記載をしてございますので、ご確認願いたいと存じます。 説明は以上となります。よろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 次に、認定第3号について、市村
市民病院事務部長。 〔
市民病院事務部長 市村雅信君登壇〕
◎
市民病院事務部長(市村雅信君) 認定第3号「平成29年度
筑西市病院事業会計決算認定について」、地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成29年度筑西市病院事業会計決算を、監査委員の審査意見をつけて別冊のとおり議会の認定に付するものでございます。 病院事業会計は、昨年度と同様、筑西市民病院運営分と新中核病院を合わせた決算書となっておりますので、一括してご説明申し上げます。決算概要についてご説明申し上げます。 主要施策の成果説明書58ページをお開き願います。まず、筑西市民病院運営分でございますが、昨年度に引き続き内科医4名を中心とした常勤医師8名体制で診療を行いました。また、茨城県
西部メディカルセンター運営を見据え、地域包括ケア病床を試行的に稼働いたしました。 決算状況でございます。初めに、収益的収支の病院事業収益は、前年度比3.8%増の19億7,182万1,170円に対しまして、病院事業費用は前年度比1.8%増の18億9,786万1,077円で、差し引き7,396万93円の黒字決算となっております。 次に、資本的収支でございます。こちらは筑西市民病院運営分と中核病院整備分とが含まれております。資本的収入は、前年度比で12.5%増の38億6,487万9,200円、資本的支出は前年度比6.3%増の38億5,659万8,706円でございます。差し引き828万494円が不用額となっております。 続きまして、成果説明書の20ページをお開き願います。病院事業分の新中核整備事業でございます。決算額38億1,574万5,200円でございます。主な整備概要は、建設の本体工事、外構工事、情報機器工事、さらに医療機器、情報機器の整備等を実施してございます。 なお、病院事業会計決算の損益計算書などの財務諸表、事業報告書、決算附属書類につきましては、別冊の平成29年度筑西市病院事業会計決算書に記載しておりますので、ご確認願いたいと存じます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 以上で説明を終わります。 次に、議案外報告2件について報告を求めます。 「平成29年度決算に基づく地方公共団体の財政の健全化に関する法律による健全化判断比率の状況について」及び「平成29年度決算に基づく地方公共団体の財政の健全化に関する法律による資金不足比率の状況について」、稲見企画部長。 〔企画部長 稲見博之君登壇〕
◎企画部長(稲見博之君) 議案外報告2件につきましてご説明申し上げます。 「平成29年度決算に基づく地方公共団体の財政の健全化に関する法律による健全化判断比率の状況について」及び「平成29年度決算に基づく地方公共団体の財政の健全化に関する法律による資金不足比率の状況について」でございます。 次ページをお開き願います。まず、健全化判断比率の状況でございます。平成29年度決算に基づく健全化判断比率を監査委員の意見を付して報告するものでございます。 表をごらんいただきたいと思います。まず、表の上段には当市の比率を、また下段の括弧書きには国が定めました早期健全化基準を表示してございます。 まず、実質赤字比率でございますが、一般会計において収支が黒字となりましたことから、この比率は算出されません。続きまして、次の連結実質赤字比率でございます。こちらも一般会計、特別会計、公営企業会計ともに収支が黒字でありましたので、算出はされません。次の実質公債費比率は、当市の借入金の返済額の大きさを当市の財政規模に対する割合であらわしたものでございます。前年度より0.3ポイント下がりまして8.3%となりました。 最後に、将来負担比率でございますが、当市の借入金など現在抱えている負債の大きさを当市の財政規模に対してあらわしたものでございます。こちらも前年度より1.0ポイント下がりまして、41.7%となりました。平成29年度決算に基づきます財政健全化判断比率につきましては、いずれの比率も早期健全化基準を下回っておりまして、次ページ記載の監査委員の意見においても、3枚目にありますとおり、健全な比率となってございます。 続きまして、次ページをお願いいたします。特別会計における資金不足比率の関係でございます。平成29年度決算に基づく資金不足比率を監査委員の意見をつけて報告するものでございます。水道事業会計、病院事業会計、公共下水道事業特別会計、農業集落排水事業特別会計、下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別会計、いずれの会計ともに資金不足はなく、比率はございません。 標記の企業会計等の決算につきましては、いずれの会計におきましても資金不足の比率は出ておりません。しかしながら、次ページに添付の監査委員の経営健全化審査意見書の3枚目、3、審査の結果の是正改善に要する事項の欄にご指摘がありますとおり、いずれの会計におきましても一般会計からの繰入金によるところが大きく、特に病院事業会計につきましては一般会計から多額の繰入金を受け、資金不足比率の基礎数値となる流動負債を軽減し、経営を行っている状況でございます。地方公営企業として、より積極的な経営改善に努めまして、今後も健全経営を行ってまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(金澤良司君) 以上で、議案外報告2件の報告を終わります。 次に、日程第3 請願第2号「教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願」を上程いたします。 本件は、請願文書記載のとおり、関係常任委員会に付託いたします。 なお、この際お諮りいたします。今後の日程はお手元に配付した会期日程表のとおり、9月6日休会、7日本会議、8日、9日休会、10日、11日、12日、13日、14日本会議、15日、16日、17日休会、18日、19日、20日常任委員会、21日決算特別委員会、22日、23日、24日休会、25日決算特別委員会、26日議会運営委員会、27日本会議という日程にご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(金澤良司君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。 議案質疑に対する通告でございますが、通告用紙をお手元にお配りしてあります。通告時に議会事務局で聞き取りを行います。あす9月6日の午後3時まで、時間厳守の上、通告されますようお願いいたします。 本日の会議は、これにて散会いたします。 ご苦労さまでございました。 散 会 午後 3時13分...