守谷市議会 2022-03-16
令和 4年 3月定例月議会−03月16日-03号
令和 4年 3月定例月議会−03月16日-03号令和 4年 3月定例月議会
令和4年守谷市議会
3月定例月議会会議録 第3号
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令和4年3月16日 午前10時00分開議
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1.出席議員 18名
議長 18番 高 橋 典 久 君 副議長 15番 寺 田 文 彦 君
1番 小 菅 勝 彦 君 2番 海老原 博 幸 君
3番 首 藤 太 亮 君 4番 田 中 啓 一 君
5番 山 本 広 行 君 6番 渡 辺 大 士 君
7番 砂 川 誠 君 9番 堤 茂 信 君
10番 高 梨 隆 君 11番 渡 辺 秀 一 君
12番 長谷川 信 市 君 13番 青 木 公 達 君
14番 山 田 美枝子 君 17番 高 梨 恭 子 君
19番 伯耆田 富 夫 君 20番 梅 木 伸 治 君
1.欠席議員
な し
1.出席説明者
市長 松 丸 修 久 君
副市長 田 中 健 君
教育長 町 田 香 君
市長公室長 浜 田 耕 志 君
総務部長 岩 田 賢 君
生活経済部長 飯 塚 俊 雄 君
保健福祉部長 椎 名 恵美子 君
都市整備部長 古 谷 浩 一 君
教育部長 宇田野 信 彦 君
教育部参事 奈 幡 正 君
上下水道事務所長 鈴 木 規 純 君
市長公室次長 浅 野 克 夫 君
総務部次長 川 村 和 彦 君
生活経済部次長兼
農業委員会事務局長 北 澤 盛 次 君
保健福祉部次長 稲 葉 みどり 君
保健福祉部次長 小 島 義 久 君
都市整備部次長 石 塚 成 美 君
教育部次長 小 林 伸 稔 君
会計管理者 滝 本 充 君
1.本会議に職務のため出席した者
議会事務局長 高 橋 弘 人
議会事務局長補佐 高 橋 哲 也
1.議事日程
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議 事 日 程 第 3 号
令和4年3月16日(水曜日)
午前10時00分開議
日程第1.諮問第1号及び議案第11号から議案第32号まで並びに請願・陳情について委員長報告
1.
総務教育常任委員長 長谷川 信 市 議員
2.
都市経済常任委員長 渡 辺 秀 一 議員
3.
保健福祉常任委員長 渡 辺 大 士 議員
4.
総合計画検討特別委員長 寺 田 文 彦 議員
5.
決算予算特別委員長 渡 辺 大 士 議員
討 論
採 決
日程第2.議員提出議案第3号
守谷市議会委員会条例の一部を改正する条例
日程第3.
総合計画検討特別委員会調査報告
日程第4.
決算予算特別委員会調査報告
1.本日の会議に付した事件
日程第1.諮問第1号及び議案第11号から議案第32号まで並びに請願・陳情について委員長報告
日程第2.議員提出議案第3号
日程第3.
総合計画検討特別委員会調査報告
日程第4.
決算予算特別委員会調査報告
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午前10時00分開議
○議長(高橋典久君) これから本日の会議を開きます。
ただいまの出席議員は18名です。
定足数に達しておりますので,会議は成立します。
日程に先立ちまして報告します。
3月2日に広報広聴特別委員会が開催され,正副委員長が互選されましたので報告します。
広報広
聴特別委員会委員長に渡辺秀一君,副委員長に首藤太亮君。
以上のとおり報告します。
それでは,日程第1,諮問第1号及び議案第11号から議案第32号まで並びに請願・陳情について委員長の審査経過報告を行います。
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△諮問第1号及び議案第11号から議案第32号まで並びに請願・陳情について委員長報告
○議長(高橋典久君) 初めに,
総務教育常任委員長長谷川信市君,登壇を願います。
長谷川信市君。
〔
総務教育常任委員長長谷川信市君登壇〕
◎
総務教育常任委員長(長谷川信市君) それでは,命によりまして,
総務教育常任委員会に付託されました案件の審査の経過と結果について報告申し上げます。
今定例月議会において当委員会に付託された案件は,議案8件です。
これらの案件を審査するため,令和4年3月9日午前10時から全員協議会室において,全委員出席の下,説明のため関係職員の出席を求め,委員会を開催しました。
審査は課ごとに行いましたが,議案番号順に報告いたします。
初めに,議案第11号 守谷市名誉市民の選定について報告します。
本案は,前守谷市長の会田真一氏に対して,第1号となる名誉市民の称号を贈るに当たり議会の同意を求めるものとの説明がありました。
委員から,名誉市民の称号を与えるに至った功績についての質疑があり,6期24年間にわたり,地方自治の振興と住民福祉の向上に寄与されたことによるものとの回答がありました。
自由討議において,委員から,選考に当たっての基準ははっきりしていない,称号を授与するのはもう少し検討したほうがよいとの意見がありました。
また別の委員から,今回の授与はとてもすばらしいことであり,長きにわたって会田氏が行った功績は一つ二つではない。選考する際の基準等については,将来的には選考委員会の設置も考えられるが,今回の案件については賛成であるとの意見がありました。
審査の結果,当委員会としては,賛成多数で同意すべきものと決しました。
次に,議案第12号 守谷市
地方創生応援基金条例について報告いたします。
本案は,いわゆる企業版ふるさと納税の寄附金を積み立てるために基金を設置することを目的とし,条例を制定するものとの説明がありました。
委員から,基金の現金の管理について有価証券の運用の考えについて質疑があり,基金への積立ては一時的で短期間と考えており,この条例も国からの指導の下策定したもので,細かい考察はしていないとの回答がありました。
審査の結果,当委員会としては,全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に,議案第13号 行政組織変更に伴う関係条例の整理に関する条例について報告します。
本案は,令和4年度から保健福祉部を健幸福祉部とこども未来部に分割することに伴い,保健福祉部と規定されている五つの条例を一括で改正するものと説明がありました。
委員から,健幸福祉部の「幸(しあわせ)」の漢字を使用することについて,市民が混乱する可能性について質疑があり,周知を十分行っていくとの回答がありました。
審査の結果,当委員会としては,全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に,議案第14号 守谷市表彰条例の一部を改正する条例について報告いたします。
本案は,表彰条例に基づく表彰のうち,自治功労者表彰及び一般功労者表彰の対象者の方々に贈呈している功労章,いわゆるバッジを廃止するため改正するものとの説明がありました。
委員から,これまでの功労章授与の実績について質疑があり,令和元年度に6人,令和2年度に2人,令和3年度は3人を予定しているとの回答がありました。
審査の結果,当委員会としては,全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に,議案第15号 守谷市財政事情書の作成及び公表に関する条例の一部を改正する条例について報告申し上げます。
本案は,財政事情書の公表時期及び方法を見直すため,条例の一部を改正するものとの説明がありました。
審査の結果,当委員会としては,全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に,議案第16号 守谷市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について報告いたします。
本案は,人事院が示した妊娠・出産・育児等と仕事の両立支援のために講じる措置に対応するため,会計年度任用職員の育児休業・育児部分休業の取得要件の緩和などの改正を行うものとの説明がありました。
委員から,育児休業の期間について質疑があり,育児休業については最長で3年間の取得が可能であるとの回答がありました。また,育児部分休業における給与について質疑があり,2時間の育児部分休業については無給であるとの回答がありました。
別の委員から,男性の育児休業の取得状況について質疑があり,令和3年度においては7人の対象者のうち5人が取得したが,短期間の取得になっていると回答がありました。
審査の結果,当委員会としては,全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に,議案第18号 守谷市特別職の職員の給与,報酬,議員報酬,旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について報告いたします。
本案は,非常勤の特別職であるスポーツ推進委員に対し,報酬区分を年額から日額に変更するとの説明がありました。
委員から,
新型コロナウイルス感染症の影響により活動日数は減っているのかとの質疑があり,会議や地域からの要請により活動があるため,ほぼ変わりはないとの回答がありました。
審査の結果,当委員会としては,全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に,議案第19号 令和3年度守谷市一般会計補正予算(第11号)については,課ごとに審査し,全ての審査が終了した後に採決しましたので,結果については,後ほど報告いたします。
初めに,秘書課所管について審査しました。
歳入で,一般寄附金は,2人の市民の方から市制施行20周年記念事業に対する寄附が寄せられたため増額するもの,
賀詞交歓会参加者負担金は,毎年1月に開催している賀詞交歓会について,
新型コロナウイルス感染症の拡大防止と参加者の健康と安全面を考慮し開催を中止したことにより減額するもの,歳出で,賀詞交歓会事業は,賀詞交歓会の開催を中止したことにより事業費を減額するもの,広報活動事業は,
新型コロナウイルス感染症の拡大の影響によりイベント等が中止になり,広報もりやに掲載する記事が減少したため印刷製本費を減額するもの,
シティプロモーション活動事業は,
新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により,予定していた事業等を中止・縮小したことにより事業費を減額するものとの説明がありました。
委員から,賀詞交歓会事業の開催可否の基準について質疑があり,基準はないが,今回の賀詞交歓会については新型コロナ感染症の第6波,第7波への備えが必要な状況であり,参加者の安全面を考慮したとの回答がありました。
続いて,企画課所管について審査しました。
繰越明許費補正の守谷駅
東口市有地利活用事業は,守谷駅
東口市有地利活用事業の開業が4月になるため,
開業オープニングイベント等の費用を繰り越すもの,第三次守谷市総合計画印刷製本は,総合計画の冊子の印刷が4月になるため費用を繰り越すものとの説明がありました。
歳入で,
地方創生推進交付金の減額及び
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の減額は,交付金の額が決定したものによるもの,オリンピック・
パラリンピック事業費補助金は,対象事業が実施できなかったことにより減額するもの,土地建物貸付収入は,守谷駅東口利活用事業用地の建設期間中の地代分を計上するため増額するもの,
地方創生応援税制寄付金は,いわゆる企業版ふるさと納税の寄附を受けたため増額するもの,事業参加負担金のうち,
レセプションパーティー参加者負担金は,オリンピック・
パラリンピック事業に係る当該事業が実施できなかったことにより減額するもの,企画政策庶務事務の主なものとして,令和2年度の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の実績額が交付額を下回り,交付金の返還が必要となるため増額するもの,歳出で,シェアハウス事業は,当初6棟借上げ予定のところ5棟の借上げであったことから減額するもの,
稲戸井調節池利活用検討事業は,利活用予定地の未買収部分の買収のめどが立っていないことから,利活用できる時期等が不明確なため今年度の実施を見送ったことにより減額するもの,オリンピック・
パラリンピック事業は,ホストタウン事業が終了し不用額が確定したため減額するものとの説明がありました。
委員から,シェアハウスの1棟分を減らした場所はどこなのかと質疑があり,新守谷地区であるとの回答がありました。
また別の委員から,土地建物貸付収入の内訳について質疑があり,守谷駅
東口市有地利活用事業,商業用地の建設期間中の地代であり事業期間中の地代の半額であるとの回答がありました。
続いて,財政課所管について審査しました。
地方債の補正は,6事業を変更し1事業を廃止するもので,変更については,起債対象事業費の確定に伴い限度額を変更するもの,廃止については,充当先事業の事業計画変更により起債を取りやめるものとの説明がありました。
歳入で,
新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金は,
新型コロナウイルス感染症の影響による固定資産税等の減税額が見込みを下回ったことにより減額するもの,普通交付税は,国の補正予算を受けた再算定の結果,交付決定額が増額になったもの,
ふるさとづくり寄附金は,寄附見込額の見直しにより減額するもの。
歳出で,
ふるさとづくり基金繰入金は,充当先の歳出予算額の変更及び財源の組替えにより減額するもの,市債は,起債対象事業費の確定に伴う限度額の変更等によるもの,
ふるさとづくり寄附金事業及び
ふるさとづくり基金費は,寄附見込額の見直しにより減額するもの,
新型コロナウイルス感染症緊急対策基金費は,
新型コロナウイルス感染症緊急対策として受けた寄附金を基金に積み立てるものとの説明がありました。
財政調整基金繰入金は,今回の補正予算で財源超過が生じたため減額するもので,今回補正後の財政調整基金の令和3年度末残高は,35億8,651万5,000円となる見込みとのことです。
委員から,12月の補正予算で増額した
ふるさとづくり寄附金を減額する理由について質疑があり,前回は秋頃までの前年度比伸び率を基に寄附額を見込んでいたが,寄附時期の全国的な平準化等により,守谷市でもその後の伸び率が鈍化したため,寄附見込額を見直したものとの回答がありました。
続いて,総務課所管について審査いたしました。
歳入で,茨城県
市町村事務処理特例交付金は,パスポートの発行件数の減少により交付金を減額するもの,常総
地方広域市町村圏事務組合職員派遣負担金は,令和3年度に守谷市から同組合に派遣している職員の給与等を精算し,同組合から返還を受けるものとの説明がありました。
委員から,パスポートの発行件数について質疑があり,令和元年度は2,788件,令和2年度は497件であるとの回答がありました。
続いて,管財課所管について審査しました。
繰越明許費補正の庁舎中庭修繕工事は,隣接する工事との調整に不測の時間を要したこと,
庁舎駐車場整備工事事業で,用地取得及び工事調整に不測の時間を要したため繰り越すものとの説明がありました。
歳出で,庁舎維持管理事務は,庁舎外壁改修工事に伴う業務及び工事が完了したことにより減額するもの,
普通財産維持管理事業は,保健センター北側にある旧バス車庫解体工事の施工範囲の見直しにより補償調査費及び工事費を減額するもの,公用車配置事務は,自動車任意保険料の確定やコロナ禍の影響により出張等が減少したことにより,有料道路利用料の減少及び備品購入費で事業費の確定により減額するもの,
委託バス運行調整事務は,コロナ禍の影響により,バスを利用する行事が減少したことにより減額するものとの説明がありました。
委員から,繰越明許費について質疑があり,
庁舎駐車場整備工事事業の繰越金は,駐車場の造成費用との回答がありました。
続いて,学校教育課所管について審査しました。
中学校教育振興事業は,
新型コロナウイルス感染症の急激な拡大を受け,スキー宿泊学習を中止したことにより生じたキャンセル料を市が負担するため増額するもので,財源は
地方創生臨時交付金を活用する予定であるとの説明がありました。
続いて,教育指導課所管について審査しました。
歳入で,小中学校の
GIGAスクールサポーター配置支援事業補助金は,令和3年度
公立学校情報機器整備費補助金の決定により増額するもの,歳出で,
学習支援ティーチャー等配置事業は,契約人数の確定により減額するもの,
中学校ICT環境整備事業は,令和2年度に導入したタブレット端末について,中学校の早期稼働を優先するため,小学校児童分を中学校生徒分へ配置換えを行ったことにより,今年度の導入が教職員分のみとなったため減額するものとの説明がありました。
次に,
学校給食センター所管について審査しました。
歳入で,学校給食費納付金は,学校の臨時休業期間中の給食費を減額するもの。
歳出で,賄い材料費は,同じく学校の臨時休業に伴い給食の提供を中止したことにより減額するもの,給食食材等補償金は,茨城県学校給食会を通じて納入されている主食の加工業者へ救済措置として,人件費,光熱水費等の経費部分を県内市町村が負担するもので,財源は,
地方創生臨時交付金を活用する予定であるとの説明がありました。
審査の結果,当委員会所管の議案第19号 令和3年度守谷市一般会計補正予算(第11号)について,当委員会としては,全員異議なく可決すべきものと決しました。
以上,今定例月議会に付託された案件の審査の経過と結果を申し上げ,議員各位の御賛同をお願いいたしまして,
総務教育常任委員会委員長報告といたします。よろしくお願いします。
○議長(高橋典久君) ここで暫時休憩をいたします。
午前10時20分休憩
──────────────────────
午前10時20分開議
○議長(高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開します。
総務教育常任委員長長谷川信市君。
◎
総務教育常任委員長(長谷川信市君) 私,7ページでいいんですかね,企画課所管についての報告の中で,増額という部分を減額と申し上げました。訂正いたします。増額でよろしくお願いします。
以上です。
○議長(高橋典久君) ただいまの
総務教育常任委員長の報告に対し,質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 質疑なしと認めます。
長谷川信市君の降壇を願います。
〔
総務教育常任委員長長谷川信市君降壇〕
○議長(高橋典久君) 次に,
都市経済常任委員長渡辺秀一君,登壇を願います。
渡辺秀一君。
〔
都市経済常任委員長渡辺秀一君登壇〕
◎
都市経済常任委員長(渡辺秀一君) それでは,命によりまして,
都市経済常任委員会に付託された案件の審査の経過と結果について報告申し上げます。
今定例月議会において,当委員会に付託された案件は,諮問1件,議案4件です。
これらの案件を審査するため,3月10日午前10時から全員協議会において,全委員出席の下,説明のため関係職員の出席を求め,委員会を開催しました。
審査は課ごとに行いましたが,議案番号順に報告いたします。
初めに,諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について報告します。
本案は,現人権擁護委員の海老原紀奈子氏を引き続き推薦するため同意を求めるものとの説明がありました。
審査の結果,当委員会としては,全員異議なく同意するべきものと決しました。
次に,議案第19号 令和3年度守谷市一般会計補正予算(第11号)について,課ごとに審査し,全ての審査が終了した後に採決しましたので,結果につきましては後ほど報告します。
続いて,都市計画課所管について審査しました。
繰越明許費の新守谷駅
周辺都市計画見直し案及び
都市計画決定図書作成業務及び大野地区(仮称)
守谷サービスエリアスマートインターチェンジ周辺複合産業拠点事業化検討業務は,
新型コロナウイルス感染症の影響により,関係機関協議や企業ヒアリング等に不測の日数を要したことから,繰り越すものとの説明がありました。
歳入の貸店舗貸付料は,
新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛等により,駐車場利用者の減少に伴い,契約額を引き下げたことにより減額するものとの説明がありました。
歳出の都市計画庶務事務の
都市計画見直し案作成業務及び
区画整理事業調査委託料並びに都市計画図修正業務は,委託料の確定により減額するもの,公共交通運行事業は,ノンステップバスの補助申請がなかったため減額するものと説明がありました。
委員から,都市計画庶務事務について,委託料の契約額が低額になっているものがあるが,業務に支障が出ていないかとの質疑があり,入札による契約終結時に受託者に確認して契約しており,支障となっていないこととの回答がありました。
続いて,建設課所管について審査しました。
繰越明許費補正の道路補修事業及び
橋梁長寿命化修繕事業は,隣接する工事や関係機関との調整に不測の日数を要したため繰り越すもの,市道整備改良事業,坂町清水線整備事業及び
みずき野大日線整備事業は,地権者との合意形成に不測の日数を要したため,補償調査費,工事費,公有財産購入費,補償補填及び賠償金を繰り越すもの,公園維持管理事業,公園施設改修事業及び西口大柏線整備事業は,
新型コロナウイルス感染拡大に伴い,計画策定に必要な予備調査業務に不測の日数を要したことにより繰り越すものとの説明がありました。
歳出の坂町清水線整備事業及び
みずき野大日線整備事業は,坂町清水線の用地交渉が進んだことにより,交渉が難航しているみずき野大日線との予算を組み替えるとの説明がありました。
委員から,市道整備改良事業で,前川製作所守谷工場の高速道路沿いの整備状況について質疑があり,前川製作所との契約及び近隣地権者の同意を既に得ており,工事については特に問題ないとの回答がありました。
また,坂町清水線整備事業の整備状況について質疑があり,2月末に全て境界が確定しており,今後,段階的に用地買収を進めていくとの回答がありました。
続いて,生活環境課所管について審査いたしました。
歳入の
原子力災害損害賠償金は,市が実施した放射線対策経費について,東京電力から賠償金が支払われたことにより増額するものとの説明がありました。
歳出で,環境啓発推進事業は,県補助金の交付額確定により減額するもので,財源は自立・分散型エネルギー設備導入補助金との説明がありました。
委員から,蓄電池設置補助の予算額に達してからの補助申請状況について質疑があり,数件の問合せがあったとの回答がありました。
続いて,総合窓口課所管について審査しました。
住基・戸籍事務の既存システム改修費用の増額は,マイナンバーカード所有者の転出・転入手続のワンストップ化のため,既存の住民記録システム改修をするもので,財源は,国庫補助金の社会保障・税番号制度システム整備費補助金で,システム改修には相応の工期を要することから,繰越明許費を追加し繰り越すものとの説明がありました。
続いて,経済課所管について審査しました。
繰越明許費の事業者支援一時金支給事業は,申請期限を3月末まで延長したことにより,一時金の支給が4月末まで見込まれるため繰越しするものとの説明がありました。
歳入の農業次世代人材投資(経営開始型)事業補助金は,1名の新規就農者の令和4年度前期分の補助金が令和3年度予算で前倒し交付されるため増額するもの。
歳出の水田農業構造改革対策事業,有害鳥獣駆除対策事業及び日本型直接支払制度事業は,補助金が確定したため減額するもの,土地改良事業各種負担金及びきらめき守谷夢彩都フェスタ支援事業は,事業が中止となったため減額するものとの説明がありました。
委員から,土地改良区の事業中止による今後の対応について質疑があり,市と土地改良区で協議するとの回答がありました。
続いて,市民協働推進課所管について審査しました。
まちづくり協議会推進事業の活動支援分野別交付金の財源は,一般財団法人地域活性化センターの地方創生に向けてがんばる地域応援事業助成金を申請した結果,2件のうち1件が不採択となったため減額するものであるとの説明がありました。
続いて,交通防災課所管について審査しました。
繰越明許費の消防施設整備事業は,用地買収に当たり地権者との合意形成に不測の日数を要したため繰り越すものとの説明がありました。
委員から,今後の消防団分団の統合方針について質疑があり,現在の分団数を維持していく方針であるとの回答がありました。
避難施設整備運営事業は,主に小中学校12校の体育館空調設備設計業務委託の入札差金によるもの,地域防災訓練活動育成事業は,補助金の申請件数の減少によるもの,街路灯整備管理事業は,街路灯電気代の確定により減額するものとの説明がありました。
消防団員活動事業は,令和2年度の退職団員数が少なかったことにより消防団員退職報償金を減額するもので,財源は消防団員等公務災害補償等共済基金であるとの説明がありました。
続いて,農業委員会所管について審査いたしました。
繰越明許費のタブレット購入は,納入見込時期が5月となるため繰り越すものとの説明がありました。
農業委員会運営事務は,タブレットを購入するため増額するもので,財源は県支出金の農業委員会による情報収集等業務効率化支援事業費補助金であるとの説明がありました。
委員から,使用目的について質疑があり,農地の現況調査や農家の意向調査などに使用するものとの回答がありました。
続いて,上下水道課所管について審査しました。
農業集落排水事業特別会計繰出金の減額は,農業集落排水施設に係る包括管理業務委託料の確定によるもの,公共下水道事業会計負担金の増額は,国から令和3年度の国庫補助金に係る追加補正予算が示されたため,令和4年度に予定していた雨水管路の耐震診断業務を前倒しするもの,下水道施設災害復旧事業の減額は,南守谷9号雨水幹線の災害復旧に係る費用の確定によるものとの説明がありました。
繰越明許費補正の公共下水道事業会計負担金は,排水樋管の塗装修繕工事における河川管理者との協議及び南守谷9号雨水幹線工事の工法決定や地元住民との調整に不測の日数を要したことによるもの,また,国の追加補正予算に伴い、雨水管路の耐震診断業務を前倒しで実施するもの,消火栓設置維持管理事業負担金は,配水管布設替工事に併せて行う消火栓の更新工事の完了が翌年度となることから繰り越すものとの説明がありました。
委員から,南守谷9号雨水幹線の場所について質疑があり,本町地内の常総生活協同組合付近との回答がありました。
審査の結果,当委員会所管の議案第19号 令和3年度守谷市一般会計補正予算(第11号)について,当委員会としては,全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に,議案第22号 令和3年度守谷市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について審査しました。
歳入歳出の一般会計繰入金及び農業集落排水施設維持管理経費の減額は,農業集落排水施設運転管理業務委託で予定していた定期修繕工事を、令和8年度以降の補助事業として実施するためとの説明がありました。
審査の結果,当委員会としては,全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に,議案第23号 令和3年度守谷市水道事業会計補正予算(第3号)について審査しました。
収益的収入の分担金収入の増額は,加入件数の増加によるものです。
収益的支出の受水費の減額は,当初の見込みより受水量が減少していることによるもの,修繕費,動力費及び固定資産除却費の減額は,それぞれ支出見込額が確定したことによるものです。
資本的支出の委託料の減額は,配水管布設替工事及び非常用自家発電設備更新工事に係る設計委託料の支出見込額が確定したことによるもの,工事請負費の減額は,水道施設包括管理業務で実施する更新工事の時期を見直したことによるものとの説明がありました。
委員から,分担金に依存した経営について質疑があり,県の水道加入促進事業の参画による受水費の減免等による費用抑制対策のほか,経営戦略の見直しなどで検討するとの回答がありました。
審査の結果,当委員会としては,全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に,議案第24号 令和3年度守谷市公共下水道事業会計補正予算(第5号)について審査しました。
収益的収入の雨水処理負担金及び国庫補助金の増額は,令和3年度の国庫補助金に係る追加補正予算が示されたため,令和4年度に予定していた耐震診断業務を前倒しで実施することによるもの,災害復旧負担金の減額は,南守谷9号雨水幹線の災害復旧に係る費用が確定したことによるものです。
収益的支出で浄化センター費の委託料の減額は,支出見込額が確定したことによるもの,修繕費の減額は,修繕を予定していた機器を令和8年度の更新工事として対応することとなったことによるもの,総係費の委託料の増額は,耐震診断業務を前倒しで実施するもの,固定資産除却費の減額は,予定していた汚水管布設替工事がなくなったことによるもの,災害による損失で工事請負費の減額は,南守谷9号雨水幹線災害復旧に係る費用が確定したことによるものです。
資本的収入で受益者負担金の減額は,利用申請件数及び賦課面積が見込みよりも少なかったことによるものです。
資本的支出で工事請負費の減額は,包括管理更新工事の計画変更及び汚水管布設替工事,汚水ます設置工事の支出見込額の確定によるものとの説明がありました。
委員から,下水道施設の更新費用について質疑があり,ストックマネジメント計画や経営戦略に基づき更新費用を平準化しているが,施設を保有している限り更新事業がなくなることはないとの回答がありました。
審査の結果,当委員会としては,全員異議なく可決すべきものと決しました。
以上,今定例月議会に付託された案件の審査の経過と結果を申し上げ,議員各位の御賛同をお願いいたしまして,
都市経済常任委員長の報告といたします。よろしくお願いします。
○議長(高橋典久君) ただいまの
都市経済常任委員長の報告に対し,質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 質疑なしと認めます。
渡辺秀一君の降壇を願います。
〔
都市経済常任委員長渡辺秀一君降壇〕
○議長(高橋典久君) 次に,
保健福祉常任委員長渡辺大士君,登壇願います。
渡辺大士君。
〔
保健福祉常任委員長渡辺大士君登壇〕
◎
保健福祉常任委員長(渡辺大士君) それでは,命によりまして,保健福祉常任委員会に付託された案件の審査の経過と結果について,報告申し上げます。
今定例月議会において当委員会に付託されました案件は,議案4件,陳情1件です。
これらの案件を審査するため,3月11日午前10時から,全員協議会室において,全委員出席の下,説明のため関係職員の出席を求め,委員会を開催しました。
なお,一般の方の3名の傍聴がありました。
審査は課ごとに行いましたが,議案番号順に報告いたします。
初めに,議案第17号 守谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について報告します。
本案は,法改正を伴う未就学児に係る均等割額の減額措置の導入,県運営方針の改定に伴い,賦課方式を3方式から2方式にするための税率の見直し及び県交付金を活用した小学生から高校生相当の被保険者に係る均等割額の減免措置の導入のための改正であるとの説明がありました。
委員から,県交付金を活用した負担軽減の取組は県内の他市町村も同様であるかとの質疑があり,使途は市町村判断となっており,対象や軽減割合については異なるとの回答がありました。
審査の結果,当委員会としては,全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に,議案第19号 令和3年度守谷市一般会計補正予算(第11号)については,課ごとに審査し,全ての審査が終了した後に採決しましたので,結果については後ほど報告いたします。
初めに,すくすく保育課所管について審査しました。
民生費国庫補助金の幼児教育・保育無償化実施円滑化事業費補助金の減額は,科目誤りのため民生費県補助金に組み替えるもの,歳出の子ども・子育て支援給付事業は,新設園の児童充足率が当初見込みより低かったため減額し,財源の国と県補助金も減額するもの,保育所整備事業は,事業の実施がなかったため,財源の国交付金とともに減額するもの,認証保育園委託事業は,小規模保育事業への移行及び利用児童数減少のため減額するものとの説明がありました。
続いて,のびのび子育て課所管について審査しました。
繰越明許費補正の子育て世帯臨時特別給付金事業は,事業の完了が令和4年度となるため繰り越すものとの説明がありました。
続いて,土塔中央保育所所管について審査しました。
土塔中央保育所運営事業は,保育所業務管理システムを令和4年度に導入することにしたため減額するものとの説明がありました。
委員から,導入予定システムの内容について質疑があり,スマートフォンを利用し保護者に情報を一斉配信するほか,登園管理などを行うものとの回答がありました。
また別の委員から,民間の保育所では既に活用されており,大変便利なシステムであるため,公立保育所においても早期に導入を求めるとの意見がありました。
続いて,保健センター所管について審査しました。
継続費補正の保健センター改修事業は,新型コロナウイルスワクチン接種の追加接種に伴い,事業期間を令和4年度と令和5年度に変更するものとの説明がありました。
感染症予防事業費等負担金は,国の内示額の変更のため増額するもの,乳幼児健康診査事業は,医療機関への一部委託を
新型コロナウイルス感染症拡大により取りやめたため,小児予防接種事業は,風疹抗体検査及び予防接種の受診者が少なかったため,それぞれ令和2年度国庫負担金に返還金が生じることから増額するものとの説明がありました。
続いて,国保年金課所管について審査しました。
歳入の国民健康保険事業費負担金は,保険基盤安定負担金確定による増額,医療福祉費補助金は医療福祉費等補助金交付申請に伴う減額,歳出の国民健康保険特別会計繰出金は保険基盤安定負担金確定による増額,後期高齢者健康診査事業は実績に基づく減額との説明がありました。
続いて,介護福祉課所管について審査しました。
介護保険特別会計繰出金は,保険給付費が当初より減少が見込まれるため減額するものとの説明がありました。
続いて,健幸長寿課所管について審査しました。
介護保険特別会計繰出金は,地域支援事業の介護予防事業に係る交付金の仕組みが変更になり減額するものとの説明がありました。
審査の結果,当委員会所管の議案第19号 令和3年度守谷市一般会計補正予算(第11号)について,当委員会としては,全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に,議案第20号 令和3年度守谷市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について報告します。
県補助金は,主に特定健康診査等負担金の確定による減額,特定健康診査等事業費は,
新型コロナウイルス感染症拡大による集団健診の受診控え等により,受診者及び保健指導対象者が減少したことによる減額,償還金及び還付加算金は,主に
新型コロナウイルス感染症拡大の影響による保険税減免に対する国庫補助の前年度精算により増額するものとの説明がありました。
審査の結果,当委員会としては,全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に,議案第21号 令和3年度守谷市介護保険特別会計補正予算(第4号)については,課ごとに審査し,全ての審査が終了した後に採決をいたしましたので,結果については後ほど報告します。
初めに,介護福祉課所管について審査しました。
第1号被保険者保険料は,被保険者数増加による増額,地域密着型介護サービス給付費及び特定入所者介護サービス費は,支出見込額が当初より減少が見込まれるため減額,それに伴い,各財源の負担割合に応じて減額,介護給付費準備基金費は,主に保険料収入額増加による増額との説明がありました。
委員から,保険料増額の理由について質疑があり,高齢化率の上昇による対象年齢の人口増加であるとの回答がありました。
次に,健幸長寿課所管について審査しました。
地域支援事業交付金は,事業対象経費に係る交付金の要件変更に伴う各財源の負担割合に応じた減額,保険者機能強化推進交付金と介護保険保険者努力支援交付金は,交付額の決定による増額,介護予防・生活支援サービス事業費と一般介護予防事業費は,充当財源を変更するものとの説明がありました。
審査の結果,当委員会としては,全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に,受理番号第1号 5歳から11歳への新型コロナワクチン接種における接種事業の見直し及び守谷市独自の未接種者への差別禁止条例制定を求める陳情について報告いたします。
執行部から,小児に対する新型コロナワクチン接種の現状について説明を受けました。
委員から,市はワクチン接種を勧めるのかと質疑があり,市としては,接種を希望する方には接種してもらいたいという回答がありました。
別の委員から,11歳以下で既に接種した方は何名いるのかとの質疑があり,10名程度との回答がありました。
別の委員から,接種後の副反応について質疑があり,現在のところ医療機関からの報告はないとの回答がありました。
自由討議で,委員から,ワクチン接種をしたい方だけに個別郵送するには慎重な議論が必要で,現時点では時期尚早であるとの意見がありました。
別の委員から,接種事業については,保護者の方の心配が多いが,接種を希望されている方もいるのでこのまま進めるのが妥当と考えるが,未接種者への差別禁止条例の制定については守谷市としても制定するべきであり,11歳以下の子供を持つ保護者の立場に立って,心配を少しでも回避できる環境を整えるのが適切であるとの意見がありました。
審査の結果,当委員会としては,賛成少数のため不採択とすべきものと決しました。
以上,今定例月議会に付託された案件の審査の経過と結果を申し上げ,議員各位の御賛同をお願いしたいと思います。
保健福祉常任委員会委員長報告といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(高橋典久君) ただいまの
保健福祉常任委員長の報告に対し,質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 質疑なしと認めます。
渡辺大士君の降壇を願います。
〔
保健福祉常任委員長渡辺大士君降壇〕
○議長(高橋典久君) 次に,
総合計画検討特別委員長寺田文彦君,登壇を願います。
寺田文彦君。
〔
総合計画検討特別委員長寺田文彦君登壇〕
◎
総合計画検討特別委員長(寺田文彦君) それでは,命によりまして,総合計画検討特別委員会に付託されました案件の審査の経過と結果につきまして,報告申し上げます。
今定例月議会において当委員会に付託された案件は,議案1件です。
この案件を審査するため,3月9日午後1時30分から,全員協議会室において,9人の委員出席の下,説明のため関係職員の出席を求め,委員会を開催いたしました。
なお,高梨 隆委員が欠席でした。
それでは,議案第32号 第三次守谷市総合計画の基本構想を定めることについての審査について報告します。
本案は,守谷市が目指す将来像を「水と緑のパワースポットもりや,持続・創造・進化するまち」として,これらを実現するための三つの柱にひと,地域自治,くらしの基盤を掲げ,SDGsの推進や第2期守谷市まち・ひと・しごと創生総合戦略の推進を基本方針としたグリーンインフラやスマートシティの推進,将来指標としての人口及び財政の見通し,土地利用の基本方針を定めたものとの説明がありました。
また,当委員会が提案した計画策定の背景等に関する記述の見直し,カーボンニュートラルや脱炭素社会の実現に向けた事項の必要性,ジェンダーやLGBTなど多様な個性や価値観を認め合う社会の実現に向けた取組,ヤングケアラーに対する支援等に対しては基本構想に係る記述内容を見直したほか,基本計画においてゼロカーボンシティの推進の明記,多様性と性的マイノリティーについて追加修正,ヤングケアラーを含む介護者全体を意識できる文言へ修正を行ったとの説明がありました。
委員から,基本構想は10年間と長い期間となるが,社会情勢の変化などでの見直しはあるのかとの質疑があり,5年ごとに見直しを行う基本計画で対応するとの説明がありました。
審査の結果,当委員会としては,全員異議なく可決すべきものと決しました。
以上,今定例月議会に付託された案件の審査の経過と結果を申し上げ,議員各位の御賛同をお願いいたしまして,
総合計画検討特別委員長報告といたします。よろしくお願いします。
○議長(高橋典久君) ただいまの
総合計画検討特別委員長の報告に対し,質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 質疑なしと認めます。
寺田文彦君の降壇を願います。
〔
総合計画検討特別委員長寺田文彦君降壇〕
○議長(高橋典久君) 次に,
決算予算特別委員長渡辺大士君,登壇を願います。
渡辺大士君。
〔
決算予算特別委員長渡辺大士君登壇〕
◎
決算予算特別委員長(渡辺大士君) それでは,命によりまして,決算予算特別委員会に付託されました令和4年度守谷市各会計予算の審査の経過と結果について,報告を申し上げます。
今定例月会議において当委員会に付託された案件は,議案第25号から議案第31号までの議案7件です。
これらの案件を審査するため,3月3日,4日の2日間,午前10時から全員協議会室において,全委員出席の下,説明のため関係職員の出席を求め,委員会を開催しました。
なお,一般の方1名の傍聴がありました。
令和4年度守谷市全会計予算の総額は456億7,336万5,000円で,前年度と比較して1億5,176万5,000円の減額,率にして0.3%の減であります。
一般会計予算の303億1,500万円は,前年度から6億5,000万円の減額,率にして2.1%の減になります。
それでは,審査の過程において各委員から示された主な質疑等について申し上げます。
まず最初に,庁内ネットワーク運営管理事務についてです。
委員から,庁内ネットワーク運営管理事務のDX推進サポート業務について,市として目指す業務内容について質疑があり,現在,委託会社から週3日,3名の常駐員を配置し,全課へのヒアリングを行い,デジタル化に向けた調査を行っている。引き続きの調査及びサポートや,市民向けとしては,市が保有するデータ等を利活用し,Morinfo(もりんふぉ)による個別最適なサービスの提供を目指し,現在,守谷市DX推進計画を作成中であるとの回答がありました。
次に,ゼロカーボンシティ推進事業についてです。
委員から,地球温暖化対策実行計画策定業務の内容について質疑があり,カーボンニュートラル実現のため区域施策編を策定するものであり,守谷市の状況等の基礎調査を行い,地球温暖化防止対策の具体的な施策をまとめていくとの回答がありました。
さらに,ゼロカーボンシティ推進事業の対象者について質疑があり,守谷市全域を対象としているため,企業のみならず,守谷市民も対象になるとの回答がありました。
次に,施設貸出事業についてです。
委員から,公共施設の新たな施設予約システム構築のため事業費が約1,800万円の増額になっているが,一から構築するシステムか既存のシステムを基に構築していくのかとの質疑があり,既存のシステムを利用しインターネット予約等利便性の向上を図っていくとの回答がありました。
次に,家庭児童相談事業についてです。
委員から,予算が減額になっていることについて質疑があり,委託契約をしていた相談員1名が契約満了により退職することと,システム改修が終了したためとの回答がありました。
別の委員から,相談件数,内容,相談員について質疑があり,令和3年4月から令和4年1月末までの相談件数は125件で,子育ての不安や不登校等,児童に関する相談全般を心理士,社会福祉士等の資格を持った専門職が受け付けており,相談内容に応じては関係機関と連携を図りながら対応しているとの回答がありました。
また,年々相談件数が増加しているのかとの質疑があり,相談件数に大きな増減はないとの回答がありました。
次に,国土調査事業についてです。
委員から,昨年度と比較して800万円増額となった理由について質疑があり,永泉寺付近の松並1地区26.5ヘクタール,ひがしクリニック慶友付近の松並2地区40ヘクタール,原町内会内の松並3地区19.9ヘクタールとなっており,面積の増加によるものとの回答がありました。
また,境界線の明確化を図るため,早めに地籍調査を進めてもらいたいとの要望が出されました。
次に,愛宕中学校屋内運動場改修事業についてです。
委員から,今回,教育費で愛宕中学校の体育館の改修工事の中で空調設備の整備を行うが,生活経済部の避難所施設整備事業でも体育館の空調設備の整備を行っているが,この予算の違いについて質疑があり,学校施設長寿命化計画に基づく大規模改修工事の実施が間近に予定される体育館は教育費の改修工事で対応し,その他の体育館は避難所施設整備事業で対応するもので,令和7年度までには全ての小中学校の体育館の空調設備が完了するとの回答がありました。
最後に,国民健康保険特別会計についてです。
委員から,今回の賦課方式変更に伴う変更内容及び国民健康保険税が増える世帯,減る世帯について質疑があり,これまでの算定方法は,所得割,均等割,平等割の3方式であったが,世帯に賦課される平等割が除かれ,所得割,均等割で賦課される2方式となる。実際の国民健康保険税については,守谷市においては,前年度と所得・世帯構成ともに同条件であれば全世帯が減額となり,国民健康保険税の比較では約4万4,600円の減額になるとの回答がありました。
以上,審査の結果,当特別委員会に付託されました案件は,議案第25号及び議案第29号から議案第31号が賛成多数,議案第26号から議案第28号は全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお,審査の過程で提起された問題点や意見を参考に限られた予算を効果的に執行されることを要望いたしました。
以上,
決算予算特別委員長報告といたします。
○議長(高橋典久君) ただいまの
決算予算特別委員長の報告に対し,質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 質疑なしと認めます。
渡辺大士君の降壇を願います。
〔
決算予算特別委員長渡辺大士君降壇〕
○議長(高橋典久君) 以上で各委員会の報告及び質疑が終わりました。
ここで10分間休憩をいたします。議場の換気をお願いします。
午前10時58分休憩
──────────────────────
午前11時08分開議
○議長(高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開します。
ここから討論,採決に入ります。
それでは,諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,諮問第1号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり同意することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立全員です。よって,諮問第1号は委員長報告のとおり同意することに決定されました。
次に,議案第11号 守谷市名誉市民の選定について討論を行います。
討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第11号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり同意することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立多数です。よって,議案第11号は委員長報告のとおり同意することに決定されました。
次に,議案第12号 守谷市
地方創生応援基金条例について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第12号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立全員です。よって,議案第12号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第13号 行政組織変更に伴う関係条例の整理に関する条例について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第13号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立全員です。よって,議案第13号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第14号 守谷市表彰条例の一部を改正する条例について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第14号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立全員です。よって,議案第14号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第15号 守谷市財政事情書の作成及び公表に関する条例の一部を改正する条例について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第15号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立全員です。よって,議案第15号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第16号 守谷市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第16号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立全員です。よって,議案第16号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第17号 守谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第17号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立全員です。よって,議案第17号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第18号 守谷市特別職の職員の給与,報酬,議員報酬,旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第18号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立全員です。よって,議案第18号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第19号 令和3年度守谷市一般会計補正予算(第11号)について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第19号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立全員です。よって,議案第19号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第20号 令和3年度守谷市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について討論を行います。
討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第20号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立全員です。よって,議案第20号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第21号 令和3年度守谷市介護保険特別会計補正予算(第4号)について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第21号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立全員です。よって,議案第21号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第22号 令和3年度守谷市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第22号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立全員です。よって,議案第22号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第23号 令和3年度守谷市水道事業会計補正予算(第3号)について討論を行います。
討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第23号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立全員です。よって,議案第23号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第24号 令和3年度守谷市公共下水道事業会計補正予算(第5号)について討論を行います。
討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第24号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立全員です。よって,議案第24号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第25号 令和4年度守谷市一般会計予算について討論を行います。
討論はありませんか。
それでは,山田美枝子君。
〔14番山田美枝子君登壇〕
◆14番(山田美枝子君) 議案第25号 令和4年度守谷市一般会計予算の反対討論をいたします。日本共産党の山田美枝子です。
令和4年度の一般会計予算の規模は303億1,500万円で,前年度と比較して6億5,000万円の減額,マイナス2.1%となっています。
2022年,現代の日本及び世界の状況は,
新型コロナウイルス感染症オミクロン株の感染などの疫病の拡大,ロシアのウクライナ侵略という戦争が始まり,地方自治体といえども,それらの影響下にあります。今こそ市民の現在の命と暮らしを守るための予算でなければなりません。
幸い守谷市は人口7万人に達し,生産人口も増加し,歳入の市民税も121億円,昨年度より7億5,000万円,6.6%の増加となっています。だからこそ,歳出の14%を占める教育費42億2,000万円の中身も重要です。
新規事業の総合教育支援センター事業のフリースペース支援員配置事業は,中学校4校に適応指導教室フリースペースを設置し,支援員配置の予算として1,053万円となっています。そのほかセンター長,検査員,相談員10名,いじめ対策指導員など合わせた予算4,600万円計上しています。
2020年度のデータでは,日本全国に不登校生徒は19万人に及ぶことが文科省で明らかにしています。我が守谷市も例外ではなく,現在,不登校児童数,小学校43名,中学校105名という事態です。小学校にもフリースペースを設ける必要があります。フリースペースなどに潤沢な予算をつけることは,児童生徒の伸びやかな成長を助け,学習支援,心理的支援,学校復帰支援につながり,教育費としても必要不可欠な予算になるはずです。
また,歳出予算の教育費の内容は,昨年に続き,校舎増築改修予算の金額が目を引きます。愛宕中学校改修4億2,000万円,守谷中学校増築4億9,000万円,守谷小学校改修工事1,900万円,御所ケ丘小学校改修工事1,700万円などです。学校は老朽化が進み改修工事は不可欠ではありますが,将来人口の減少を考えると,規模の縮小化,設備の縮小化などの検討がなされる必要を感じます。
また,今年度予算に,市役所庁舎増築改修工事の当初予算6,300万円が,まずは基本実施設計の予算として入りました。本体増築工事費用は,20億円余りと推察します。これは市民に広報されず,プロポーザル工事がなされました。市民の税金を使うなら,100万円でも市民の納得が必要です。今後開かれた行政にするためには,予算計画に一般市民の声の反映があってしかるべきです。地域社会を構成する市民の政治参加の権利の上から,今後の大きな課題です。
以上の考えから,今回の予算の反対討論とします。議員各位の御賛同をお願いいたします。
○議長(高橋典久君) 次,堤 茂信君。
〔9番堤 茂信君登壇〕
◆9番(堤茂信君) 議案第25号 令和4年度守谷市一般会計予算に対する賛成討論を申し上げます。
令和4年度守谷市一般会計予算の規模は,歳入歳出それぞれ303億1,500万円で,前年度の当初予算と比較すると6億5,000万円の減額,率にしまして2.1%の減となります。これは,平成28年度以来6年ぶりの減額予算となっております。
各事業は,令和4年度施策方針を踏まえた優先度の高い事業の選択が行われ,限られた財源を重点政策に配分,反映しているものと考えます。その重点政策は,「わくわく子育て王国もりや」,「いきいきシニア王国もりや」,「地域主導・住民主導による市民王国もりや」,「スマートデジタル王国もりや」の実現に向けたまちづくり,「王国もりや」の未来創りとなっております。
初めに,「わくわく子育て王国もりや」への主な対応予算では,多胎妊産婦等支援事業,子育て応援助成券などの新規支援事業や,各中学校内に適応指導教室となるフリースペースを設置し,専属支援員を配置しての学習支援,また,経年劣化が進んでいる小中学校施設改修事業による教育環境の充実が図られています。
次に,「いきいきシニア王国もりや」への主な対応予算の介護予防普及啓発事業では,各地域で高齢者が楽しく参加できるフレイル予防事業を展開し,高齢者の活動量の向上が図られています。
次に,「地域主導・住民主導による市民王国もりや」への主な対応予算では,まちづくり協議会活動支援分野別交付金を拡充し,新たに,子ども食堂開設運営分野,互助輸送分野,支え合い・助け合い分野の3分野に財政支援の強化が図られています。
「スマートデジタル王国もりや」への主な対応予算のデジタルトランスフォーメーション推進事業では,守谷市DX推進計画に基づき,市民の皆様が利便性向上や行政のデジタル化,効率化が図られています。
最後に,「王国もりや」の未来創りへの主な対応予算では,(仮称)守谷スマートインターチェンジ整備事業や,その周辺土地区画整理事業により,快適な道路ネットワークの実現及び産業系土地利用を推進していく点などが評価されます。
以上,申し上げました事業は令和4年度予算の一部ではありますが,優先順位の厳しい選択の中,重点政策に掲げられているフォープラスワンの守谷ビジョンの実現に向けた市民目線の予算となっております。
令和4年度におきましても,市執行部にはさらなる適正な予算執行をお願いをいたしまして,令和4年度守谷市一般会計予算の原案について賛成討論とし,議員各位の御賛同をお願いするものであります。
○議長(高橋典久君) 次に,田中啓一君。
〔4番田中啓一君登壇〕
◆4番(田中啓一君) ただいまより,議案第25号 令和4年度守谷市一般会計予算について,賛成の立場で討論をいたします。
令和4年度一般会計の予算額については303億1,500万円で,予算規模は前年比2.1%減,6億5,000万円の減額,6年ぶりの減額予算となりましたが,令和4年度は,第三次守谷市総合計画の開始年度となり,重要な起点となる年であります。全ての取組に対してSDGsやグリーンインフラ,カーボンニュートラル,デジタルトランスフォーメーションといった理念や技術等を入れまして,ウイズコロナの対応を図りつつ,様々な課題に対して積極的に取り組んでおり,将来を見据えたまちづくりに十分配慮された予算となっております。
市民目線に立った政策を実現するため,令和4年度における本市重点政策に掲げた,「わくわく子育て王国もりや」,「いきいきシニア王国もりや」,「地域主導・住民主導による市民王国もりや」,「スマートデジタル王国もりや」の実現に向けたまちづくりの4項目に,「王国もりや」の未来創りを加えたフォープラスワンの守谷ビジョンを実現に向け,それぞれの重点政策の推進に直結する施策を選定し,優先的に取り組む予算編成となっております。
各重点施策においては,「わくわく子育て王国もりや」の実現に向けたまちづくりでは,働きながら安心して子供を産み,楽しく子育てができ,その環境を整え,子供たちが笑顔で健やかにたくましく育つまちづくりを,「いきいきシニア王国もりや」の実現に向けたまちづくりでは,生涯活躍し,生きがいを持っていつまでも元気で暮らせるまちづくりを,「地域主導・住民主導による市民王国もりや」の実現に向けたまちづくりでは,地域の住民が主体性を発揮して,共に支え合い助け合い協力し合いながら,地域の活性化や課題解決に取り組むまちづくりを,「スマートデジタル王国もりや」の実現に向けたまちづくりでは,デジタルの活用により,一人一人のニーズに合ったサービスを選ぶことができ,多様な幸せが実現できる社会,誰一人取り残さない,人に優しいデジタル社会の実現に向け,守谷市が取り組む全施策において守谷市DX推進計画に基づくまちづくりを,「王国もりや」の未来創りは,守谷市が未来に向かって持続的に発展し,そのために投資していく豊かな資産を次世代につなぐまちづくりを,これを進める評価すべき予算編成となっております。
具体的には,子育て支援や健康づくりでは,新生児訪問事業で双子,三つ子の支援に691万1,000円,新型コロナウイルスワクチン接種事業に2億1,842万円を計上しております。
学校教育では,御所ケ丘小学校屋内運動場改修事業で施設設計に1,727万円,愛宕中学校屋内運動場改修事業に4億2,463万7,000円を計上しております。
防災対策では,避難施設整備運営事業で,今年度は,小中学校5校の屋内運動場の空調非常用電源の設置施工工事等に3億2,506万円を計上しております。
都市基盤の整備では,(仮称)守谷サービスエリアスマートインターチェンジ周辺地区
都市計画見直し案作成業務に1,191万3,000円,都市整備改良事業で,(仮称)守谷スマートインターチェンジ整備事業に2,200万円を計上しております。
財政運営では,
ふるさとづくり寄附金事業40億円の寄附金を見込んでおります。
このように,令和4年度一般会計予算につきましては,将来の守谷市のあるべき姿を見据え,守谷市のまちづくりを総合的,戦略的に進めるための配分がなされた評価すべき予算となっており,このような予算に賛成といたします。
最後に,新年度予算が,冒頭申し上げた,市長が掲げるフォープラスワンの守谷ビジョンの実現に向けたまちづくりなど,市民目線での市政実現に向け進めていただくことを期待するとともに,議員の皆様の御賛同をお願いし,予算原案について賛成の討論とさせていただきます。
以上です。
○議長(高橋典久君) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) これで議案第25号の討論を終わります。
これから,議案第25号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立多数です。よって,議案第25号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第26号 令和4年度守谷市国民健康保険特別会計予算について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第26号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立多数です。よって,議案第26号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第27号 令和4年度守谷市後期高齢者医療特別会計予算について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第27号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立多数です。よって,議案第27号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第28号 令和4年度守谷市介護保険特別会計予算について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第28号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立多数です。よって,議案第28号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第29号 令和4年度守谷市農業集落排水事業特別会計予算について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第29号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立多数です。よって,議案第29号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第30号 令和4年度守谷市水道事業会計予算について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第30号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立多数です。よって,議案第30号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第31号 令和4年度守谷市公共下水道事業会計予算について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第31号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立多数です。よって,議案第31号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,議案第32号 第三次守谷市総合計画の基本構想を定めることについて討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議案第32号を採決します。
本案は,委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立全員です。よって,議案第32号は委員長報告のとおり可決されました。
次に,請願・陳情について討論を行います。
受理番号第1号 5歳から11歳への新型コロナワクチン接種における接種事業の見直し及び守谷市独自の未接種者への差別禁止条例制定を求める陳情について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,受理番号第1号を採決します。
本件に対する委員長報告は不採択であります。
本件を採択することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立少数です。よって,受理番号1号は委員長報告のとおり不採択とすることに決定しました。
次,日程第2,議員提出議案第3号
守谷市議会委員会条例の一部を改正する条例を議題とします。
──────────────────────────
△議員提出議案第3号
守谷市議会委員会条例の一部を改正する条例
○議長(高橋典久君) 提出者から提案理由の説明を求めます。
議会運営委員長梅木伸治君,登壇願います。
梅木伸治君。
〔議会運営委員長梅木伸治君登壇〕
◎議会運営委員長(梅木伸治君) 提案の理由を申し上げます。
法案は,執行部の組織機構の変更に伴い,所要の改正を行うものです。
よろしく御審議の上,御決議のほどお願いを申し上げます。
○議長(高橋典久君) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 質疑なしと認めます。
梅木伸治君の降壇を願います。
〔議会運営委員長梅木伸治君降壇〕
○議長(高橋典久君) 議員提出議案第3号については委員会提出議案のため,守谷市議会会議規則第37条第2項の規定により,委員会付託を省略します。
これから討論,採決に入ります。
それでは,議員提出議案第3号
守谷市議会委員会条例の一部を改正する条例について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,議員提出議案第3号を採決します。
本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立全員です。よって,議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。
次,日程第3,
総合計画検討特別委員会調査報告を議題とします。
──────────────────────────
△
総合計画検討特別委員会調査報告
○議長(高橋典久君) 本件について,委員長の調査報告を求めます。
総合計画検討特別委員長寺田文彦君,登壇願います。
寺田文彦君。
〔
総合計画検討特別委員長寺田文彦君登壇〕
◎
総合計画検討特別委員長(寺田文彦君) 総合計画検討特別委員会における調査の経過と結果について,報告申し上げます。
当委員会は,令和2年9月定例月議会において,守谷市の未来と長期的なまちづくりの指針となる第三次守谷市総合計画の策定に当たって,議会として計画策定段階から積極的に関わり,市民の視点に立った計画とすることを目的に設置されました。
これまでの活動内容は,調査報告書に記載されているとおりですが,主な調査検討の経過と結果につきまして報告します。
まず,第三次守谷市総合計画に係る基本構想の策定段階においては,令和3年4月22日に委員会を開催して執行部からの説明を受けました。これに対して,令和3年4月27日に「第三次守谷市総合計画の基本構想に関する提案について」を市長に提出し,大局的な意見として「カーボンニュートラルや脱炭素社会の実現に向けたまちづくり」を提案したほか,「計画策定の背景」関係で1項目,「守谷が目指す未来像」関係で2項目,「将来指標」関係で1項目の全5項目を提案いたしました。
次に,第三次守谷市総合計画(案)の策定段階においては,令和3年12月15日に委員会を開催して執行部から説明を受け,同月20日には委員会を開催して,計画案に対する意見の取りまとめを行いました。その結果,翌21日に「第三次守谷市総合計画(案)に対する提案について」を市長に提出し,「基本構想」関係で2項目,「人口ビジョン」関係で2項目,「基本計画」関係で4項目の全8項目を提案しました。
執行部においては,これらの提案を踏まえて,第三次守谷市総合計画(案)を策定し,本定例月議会では「第三次守谷市総合計画の基本構想を定めることについて」が議案として提出され,付託先である当委員会においては原案可決との審査経過に至ったことで,調査を終了することとしました。
以上,総合計画検討特別委員会の調査結果報告とします。
なお,この委員長報告を最終報告とし,本日をもちまして当特別委員会の任を解くことについて,議員の皆様の御決議をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
○議長(高橋典久君) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 質疑なしと認めます。
寺田文彦君の降壇を願います。
〔
総合計画検討特別委員長寺田文彦君降壇〕
○議長(高橋典久君) これから本件を終了することについて討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 討論なしと認めます。
これから,
総合計画検討特別委員会調査報告を採決します。
本案は,委員長報告のとおり,お手元の調査報告をもって終了することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(高橋典久君) 起立全員です。よって,本件を終了することに決定しました。
次,日程第4,
決算予算特別委員会調査報告を議題とします。
──────────────────────────
△
決算予算特別委員会調査報告
○議長(高橋典久君) 本件について,委員長の調査報告を求めます。
決算予算特別委員長渡辺大士君,登壇願います。
渡辺大士君。
〔
決算予算特別委員長渡辺大士君登壇〕
◎
決算予算特別委員長(渡辺大士君) 決算予算特別委員会に付議されました,事業評価の実施方法に関する調査研究の件について,令和3年6月14日,7月13日,9月1日,10月12日及び令和4年2月17日,3月4日に委員会を開催し,協議を行いました。
令和2年度に事業評価の継続を決定し,令和3年度は,令和4年度から事業評価期間を2年間とし再開するため,事業の選定や評価方法,評価シートの様式,評価スケジュール等の調査・協議を行いました。
事業評価の期間を2年間にしたことに伴い,事業の選定及び調査研究をするための期間に多くを費やすことができ,より深く事業内容を理解した上で,慎重に審議し決定することが可能となります。また,事業評価シートの評価方法を6段階で点数評価を実施していたが,3段階の評価のみで点数評価を廃止することに変更し,会派ごとに作成していた事業評価シートは個人ごとの評価方法にしたことにより,個人の意見が反映されるよう変更をいたしました。
令和4年度から新たな仕組みの事業評価を実施し,市長等が執行した事業の成果について議会が事業評価を行い,予算編成に反映するよう議会として取り組むことといたします。
以上,決算予算特別委員会の事業評価の実施方法に関する調査研究について報告をいたします。
○議長(高橋典久君) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 質疑なしと認めます。
渡辺大士君の降壇を願います。
〔
決算予算特別委員長渡辺大士君降壇〕
○議長(高橋典久君) 以上で本定例月議会に付議されました案件の審議は全て終了しました。
ここで,市長から挨拶の申入れがありますので,これを許可します。
それでは,市長,お願いします。
◎市長(松丸修久君) 令和4年3月定例月議会の閉会に当たりまして,一言御挨拶を申し上げたいというふうに思います。
今定例月議会は,3月1日から本日16日までの16日間の期間がございました。その間,補正予算,また,条例改正,令和4年度の新たな予算も御審議をいただき,全てを可決していただきましたことに,心から御礼申し上げたいというふうに思います。
施政方針の中でも述べさせていただきましたけれども,今年は,守谷市市制施行20周年という節目の年でもあり,また新たな守谷の総合計画,皆様には御審議をいただき,多くの意見を頂戴をいたしましたけれども,第三次の守谷市総合計画の新たな出発の年にもなっております。
これまで多くの先人たちが,血のにじむような努力の中で,今日の守谷市の繁栄を築いていただきました。私自身,新たな年度を迎えるに当たりまして,もう一度初心に返って,この守谷を愛する気持ち,守谷愛を育みながら,市民の最大幸福を願いながら,市政運営に努めてまいりたいというふうに思っております。
今,世界的には,ウクライナの紛争,考えてもみなかったロシアの侵攻という人類の危機,そして新型コロナウイルスによる世界を席巻している新たな脅威,また,自然環境の世界を見れば,この大きな気候変動の中で,我々一人一人にはどうにもできないような状況が次から次へと起こっていく時代になってきております。
議会の皆さんはもとより,皆様の後ろにいる多くの市民の皆様とともに,これからのまちづくり,もう一度新たな気持ちになって,選択と集中,スピード感を持って,フォープラスワンの事業に邁進してまいりたいというふうに思いますので,今後とも皆様の御理解と御協力を切にお願いをいたしまして,私からの御礼の御挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(高橋典久君) お諮りします。
明日17日から5月29日までは休会としたいと思いますが,これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋典久君) 異議なしと認めます。
これで,令和4年守谷市議会3月定例月議会を終了します。
本日はこれにて散会します。
午前11時50分散会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
守谷市議会議長 高 橋 典 久
守谷市議会副議長 高 梨 恭 子
署 名 議 員 高 梨 隆
署 名 議 員 渡 辺 秀 一...