守谷市議会 2019-03-06
平成31年決算予算特別委員会−03月06日-02号
平成31年決算予算特別委員会−03月06日-02号平成31年決算予算特別委員会
守谷市議会決算予算特別委員会
(第 2 号)
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平成31年3月6日 午前10時07分開会
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出 席 委 員
委 員 長 末 村 英一郎 君
副委員長 堤 茂 信 君
委 員 渡 辺 大 士 君
〃 砂 川 誠 君
〃 神 宮 栄 二 君
〃 浅 川 利 夫 君
〃 高 梨 隆 君
〃 渡 辺 秀 一 君
〃 長谷川 信 市 君
〃 青 木 公 達 君
〃 山 田 美枝子 君
〃 寺 田 文 彦 君
〃 高 梨 恭 子 君
〃 高 橋 典 久 君
〃 川 名 敏 子 君
〃 市 川 和 代 君
〃 佐 藤 弘 子 君
〃 伯耆田 富 夫 君
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議 長 梅 木 伸 治 君
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欠 席 委 員
な し
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出席説明者
保健福祉部長兼福祉事務所長 堀 浩 君
保健福祉部次長兼介護福祉課長兼福祉事務所次長
小 林 伸 稔 君
保健福祉部次長兼国保年金課長 椎 名 恵美子 君
社会福祉課長 飯 島 聡 君
社会福祉課長補佐 枝 川 仁 君
社会福祉課こども療育教室長 奥 岡 賀 子 君
児童福祉課長 滝 本 充 君
児童福祉課長補佐 前 川 優 子 君
児童福祉課主査 上 野 美津子 君
児童福祉課土塔中央保育所長 石 塚 浩 子 君
児童福祉課北園保育所長 塚 本 仁 子 君
児童福祉課地域子育て支援センター所長 石 川 葉 子 君
保健センター所長 小 林 龍 一 君
保健センター技正 高 田 明 美 君
保健センター所長補佐 新 島 肇 君
国保年金課長補佐 椎 名 均 君
介護福祉課地域包括支援センター所長 稲 葉 みどり 君
介護福祉課長補佐 森 山 範 彦 君
都市整備部長 古 谷 浩 一 君
都市整備部次長兼建設課長 飯 塚 俊 雄 君
都市計画課長 高 橋 幸 司 君
都市計画課長補佐 鈴 木 林 君
建設課長補佐 藤 原 義 訓 君
建設課長補佐 中 山 耕 一 君
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本会議に職務のため出席した者
議会事務局長 高 橋 弘 人
議会事務局係長 山 崎 隆 裕
議会事務局係長 望 月 理 恵
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議 事 日 程
平成31年3月6日(水曜日)
午前10時07分開会
1.付託案件
1)議案第34号 平成31年度守谷市一般会計予算
2)議案第35号 平成31年度守谷市
国民健康保険特別会計予算
3)議案第36号 平成31年度守谷市
後期高齢者医療特別会計予算
4)議案第37号 平成31年度守谷市
介護保険特別会計予算
5)議案第48号 平成31年度守谷市
介護サービス事業特別会計予算
6)議案第39号 平成31年度守谷市
農業集落排水事業特別会計予算
7)議案第40号 平成31年度守谷市水道事業会計予算
8)議案第41号 平成31年度守谷市
公共下水道事業会計予算
1.本日の会議に付した事件
1)議案第34号
2)議案第35号
3)議案第36号
4)議案第37号
5)議案第38号
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午前10時07分開会
○末村 委員長 おはようございます。決算予算特別委員会2日目を開催いたします。
本日の出席委員は18名であります。定足数に達しておりますので会議は成立いたします。
2日目ということで,円滑な議事進行へのご協力をお願い申し上げます。
また,執行部の皆様におかれましても,先に結論から述べていただくなど,ポイントを絞った簡潔的確な答弁にご協力いただきますよう,よろしくお願いいたします。
一般傍聴者の方におかれましては,許可のない発言や私語を慎むようお願いいたします。
本日議長がおられますので,ご挨拶をお願いいたします。
○梅木 議長 お気遣いありがとうございます。改めましておはようございます。
きのう総務,生活経済ということで,ちょっと歩みがのろかったのかなというふうに思いますので,いずれにしても,慎重な審議の中でもしっかりした集中審議をしていただいたのかなというふうに感謝をするところでございます。先ほど市長の165万ゲットというような話もございましたが,また違うところで,ゴーンさんが10億円の保釈金ということで,そんないろいろなニュースがございましたが,いずれにしましても,きょうもしっかり審議のほうをよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。
○末村 委員長 ありがとうございました。
それでは,保健福祉部所管の審査に入ります。内容説明者及び答弁者は挙手をし,職・氏名を述べてください。内容説明及び答弁は主に部長とし,補足的な説明,答弁のみ課長等にお願いします。なお,保健福祉部からも,事業評価に関して回答をいただいておりますが,保健福祉部所管の
介護保険料賦課徴収経費は11月に条例を改正し,平成31年度から暫定賦課徴収を廃止するとの回答を受けておりますので,申し伝えておきます。
それでは,議案第34号の審査に入ります。
保健福祉部長からの内容説明をお願いします。
堀部長,お願いします。
◎堀 保健福祉部長 おはようございます。よろしくお願いいたします。
それでは,一般会計の保健福祉部所管について,説明をさせていただきます。予算書に基づいて説明をさせていただきますが,予算説明書については,77ページから123ページに事業別内容を記載しておりますので,よろしくお願いいたします。
それでは,初めに,歳入の概要について,説明をさせていただきます。予算書15ページをお願いいたします。
恐れ入りますが,歳入歳出とも項を省略して説明をさせていただきます。
一番下の段で,款12分担金及び負担金,目1民生費負担金,節1社会福祉費負担金の1,654万円は,こども療育教室で実施する障がい児通所支援等に関する事業費の負担金となっております。同じく目1民生費負担金の節3児童福祉費負担金,2億8,747万円の主なものは,説明欄の保育所入所負担金2億4,120万1,000円で,保護者の方が負担をする保育料となっております。
次に,18ページをお願いいたします。
款14国庫支出金,目1民生費国庫負担金,節1社会福祉費負担金の5億1,950万1,000円は,障がい者自立支援給付事業に対する負担金が主なものです。負担率は2分の1となっております。
節2児童福祉費負担金6億2,348万4,000円は,児童扶養手当に対する国の負担金と民間保育所,認定こども園等の運営費に対する子ども・
子育て支援事業費負担金が主なものとなっております。
節3児童手当負担金8億5,756万円は,児童手当に対する国の負担金となっております。
節4生活保護費等負担金3億3,815万円は,生活保護者への扶助費支給に対する国の負担金です。負担率は4分の3となっております。
節5
国民健康保険事業費負担金5,169万6,000円は,保険基盤安定負担金の保険者支援分として,低所得者数に応じて保険税額の一部を公費で補填する国の負担金となっております。負担率は2分の1です。
次に,20ページをお願いいたします。
款15県支出金,目1民生費県負担金,節1社会福祉費負担金の2億5,365万円は,障がい者自立支援給付事業に対する負担金が主なものです。負担率は4分の1となっております。
節2児童福祉費負担金2億7,210万1,000円は,民間保育所,認定こども園等の運営に係る費用に対する県の子ども・
子育て支援事業費負担金が主なものです。
21ページをお願いいたします。
節3児童手当負担金1億8,542万3,000円は,児童手当に対する県の負担金です。
節5
国民健康保険事業費負担金の1億4,461万3,000円は,保険基盤安定負担金の保険者支援分と保険税軽減分として県が一部負担をするもので,保険者支援分の負担の率につきましては4分の1,保険税軽減分については負担率4分の3となっております。
節6
後期高齢者医療事業費負担金5,345万2,000円は,低所得者等の
後期高齢者医療保険料軽減分を県が一部負担するものです。負担率は4分の3となっております。
その下の段をお願いいたします。
目2民生費県補助金,節3医療福祉費補助金1億7,212万4,000円は,医療福祉費,これはマル福に対する県の補助金となっております。補助率2分の1です。
続きまして,歳出の総括について説明をさせていただきます。
恐れ入りますが,予算書の12ページにお戻りいただきたいと思います。
事項別明細書の保健福祉部関係の歳出額につきましては,款3民生費の総額から児童クラブの経費を除いた金額と款4衛生費のうち,保健センターの所管分,それから款10教育費の幼稚園費及び款12諸支出金の地域福祉基金を合わせたものとなっております。総額につきましては,92億1,911万6,000円となり,
一般会計歳出予算合計額の約39%を占めている状況となっております。
それでは,歳出の内容説明に移ります。
95ページをお願いいたします。
款3民生費,目1社会福祉費総務費の説明欄,60
国民健康保険特別会計繰出金の4億932万8,000円は,
保険基盤安定制度繰出金や事務費分を国保特別会計に繰り出すものです。
97ページをお願いいたします。
目2障がい福祉費の説明欄,13障がい者自立支援給付事業の10億1,504万5,000円は,障がい者,障がい児に対する介護給付や訓練等給付及び補装具の支給などの支援を行う経費となっております。
次に,106ページをお願いいたします。
目3老人福祉費の説明欄で,20地区敬老行事助成事業323万7,000円は,平成29年度から開始いたしました地域の皆様による開催をしていただいております地区敬老行事に助成金を交付するための費用です。なお,まちづくり協議会が設立しました大野地区及び北守谷地区,予算作成のときの状況になっておりますが,この後また高野等も設立されたようですけれども,今回の当初予算のほうにつきましては,
まちづくり協議会支援交付金から敬老行事にかかった費用は支給されるということになっていますので,とりあえず当初の予算の分につきましては,大野地区と北守谷地区への助成金を除いて計上している状況となっております。
目4老人医療費の説明欄で01
後期高齢者医療広域連合負担金3億8,109万8,000円は,
後期高齢者医療広域連合を運営維持していくための共通経費及び療養給付の市負担分となっております。
107ページをお願いいたします。
説明欄60
後期高齢者医療特別会計繰出金の1億642万8,000円は,事務費等の所要の財源を
後期高齢者医療特別会計に繰り出すものとなっております。
目5介護保険費の説明欄60
介護保険特別会計繰出金6億27万2,000円につきましては,介護給付費等の法定繰り出し分を介護保険特別会計に繰り出すものです。介護給付費繰り出しにつきましては,給付経費の12.5%となっております。また,地域支援事業繰り出し,介護予防事業につきましては,対象経費の12.5%,
地域支援事業繰出金包括的支援事業2事業につきましては,主に地域包括支援センターの事業に係る経費となっておりまして,19.25%を繰り出すものです。低所得者保健軽減繰出金ですけれども,消費税の引き上げに伴う低所得者の保険料の軽減措置に必要な公費,市の負担が25%となっています。これを介護保険特別会計に繰り出すものとなっています。国の法律改正後に,市の条例改正を予定しております。
その下の61
介護サービス事業特別会計繰出金の538万1,000円につきましては,一般会計から
介護サービス事業特別会計へ事務費に係る経費を繰り出すものとなっております。
次に,108ページをお願いいたします。
目6医療福祉費の説明欄02の医療費助成事業3億7,187万2,000円は,県の補助事業で調剤,入通院に係る医療費の一部を助成するものです。対象は妊産婦,小児,ひとり親家庭及び精神障がい者保健福祉手帳1級を含む重度心身障がい者の方となっております。なお,小児につきましては,通院費用の助成につきましては,中学3年生までが対象となっております。入院費用の助成につきましては,高校3年生まで対象となっている事業でございます。この助成制度には所得制限等の制限がございます。
その下,説明欄03の
すこやか医療費助成事業7122万3,000円は,所得制限等で医療費助成事業の対象とならなかった小児,妊産婦に対して市単独で助成を行うものです。
112ページをお願いいたします。
説明欄の一番下,07児童扶養手当支給事業2億3,924万3,000円は,児童を看護するひとり親等に対して支給をする手当となっています。
少し飛びまして,118ページをお願いいたします。
目2児童保育費,説明欄の01子ども・子育て支援給付事業15億446万3,000円は,主に私立保育園や認定こども園等への保育委託料となっております。
次に,119ページをお願いいたします。
説明欄12認証保育園委託事業2億1,841万2,000円は,認可保育所への入所が不承諾となった児童の保育を実施するため,市が認証した認可外保育所に保育を委託するものです。
次に,122ページをお願いいたします。
目3児童措置費の説明欄の01児童手当支給事業12億3,145万8,000円円は,児童を養育する保護者等への手当となっております。
次に,少し飛びまして,128ページをお願いいたします。
一番下の段,目5児童センター費1億1,008万6,000円は,説明欄の01市民交流プラザ,02南守谷児童センター,次ページの03の守谷駅前親子ふれあいルームの運営管理経費となっております。
132ページをお願いいたします。
中段の目2扶助費,説明欄の01生活保護事業4億5,170万円は,生活保護者に対し一定の基準に従い必要な保護を行い,最低限度の生活を保障するとともに,その自立を促進するものとなっております。
137ページをお願いいたします。
款4衛生費,目2予防費の説明欄04がん検診事業5,478万9,000円は,各種がんの早期発見,早期治療につなげるためのがん検診の経費となっております。
142ページをお願いいたします。
説明欄14妊婦健康診査事業6,392万1,000円は,妊娠中の病気の予防と,早期発見のための14回分の健診経費と産婦健診2回分の費用を助成するもので,妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を行うものです。
次に,143ページをお願いいたします。
説明欄18小児予防接種事業2億1,753万4,000円は,4種混合,ヒブ,小児肺炎球菌,麻疹,風疹,水痘,日本脳炎等の個別接種に対する委託料が主なものです。
149ページをお願いいたします。
目6保健センター費の説明欄02保健センター改修事業1億4,796万円は,施設の長寿命化を図るため,保健センターの屋根及び外壁工事を実施するものです。
大きく飛びまして,230ページをお願いいたします。
款10教育費,目1幼稚園費の説明欄01
私立幼稚園就園奨励費補助事業1億1,234万8,000円は,子ども・子育て支援新制度へ移行しない私立の幼稚園に在園する児童を持つ保護者の経済的な負担を軽減するために補助を行うものです。
以上で,平成31年度
一般会計予算保健福祉部所管についての説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○末村 委員長 ありがとうございました。以上で説明が終わりました。
質疑をお願いします。
では,佐藤弘子委員から,お願いします。
◆佐藤弘子 委員 3点伺います。
一つ目は,108ページの医療費助成ということで,国保3億7,187万2,000円なのですけれども,金額がふえているのですけれども,説明の中では,妊産婦あるいはひとり親というようなことでありましたけれども,こちらどの程度の利用を見込んでいるのか,伺いたいと思います。
○末村 委員長 椎名課長。
◎椎名 保健福祉部次長 よろしくお願いします。お答えいたします。
医療福祉のマル福についての該当の人数ということでよろしいでしょうか。マル福とすこやかとありますが,両方の人数を申し上げます。小児については,マル福は1万342人,すこやかが3,698人,母子がマル福で838人,父子がマル福78人,妊産婦でマル福が368人,すこやかが341人,重度障がいのマル福が373人,高齢の重度障がいのマル福が530人,これは年齢で65歳以上が高齢ということになります。あとは,18歳までの入院の拡大がありました。これに対しては,1,286人。18歳の高校生までは入院が対象になりますので,1,286人。重度障がいの今回4月から拡大をいたします精神の1級の手帳をお持ちの方が24人。これが受給者数ではなく該当者数の人数でございます。
以上です。
○末村 委員長 佐藤委員。
◆佐藤弘子 委員 かなり子供から高齢者までという範囲が広がっているのですけれども,実際には,私が注目したいのは,子供の入院費のみの高校生までが制度化されましたけれども,意外に多く含まれているということを感じたのですけれども,それで,これらは当然適用になるというふうに思うのですけれども,昨年度と比べて若干ふえているように思うのですけれども,その点は,どこの部分が多くふえているようになっているのでしょうか。わかれば。
○末村 委員長 椎名課長。
◎椎名 保健福祉部次長 昨年の予算と比較しますと,新たに高校生分とそれから重度障がいの,ここが制度を改正してふえておりますので,単純にその部分は増加となっております。
以上です。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 高校生はたしか入院が出るようになったと聞いていたのですけれども。通院は出ないのですよね。
○末村 委員長 椎名課長。
◎椎名 保健福祉部次長 守谷市のマル福は県の事業と,補助事業となっておりまして,県のほうで今は高校3年生までの入院のみが該当となっておりますので,それに合わせております。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 例えば,独自の事業とかで,近隣市町村で通院のほうも出しているような市町村というのはあるのですか。
○末村 委員長 椎名課長。
◎椎名 保健福祉部次長 県内には幾つかの市町村がございます。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 ちなみに,この近隣,茨城だと何市ぐらいがどのような感じで高校生のその入院ではなくて通院を出しているような事例があれば少しご説明をお願いします。
○末村 委員長 椎名課長。
◎椎名 保健福祉部次長 近隣ですと,取手市のほうは通院まで見るというふうになっております。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 それは市独自の予算でやっているのですか。
○末村 委員長 椎名課長。
◎椎名 保健福祉部次長 そうです。
○末村 委員長 では,佐藤委員,次の質疑をお願いします。
◆佐藤弘子 委員 次,伺います。説明書の中の103ページなのですけれども,守谷駅前親子ふれあいルームというのは,途中で委託先がかわりましたけれども,どういう状況なのですか,2,981万の事業費ということでありますけれども,どういった活動が主に力を入れているのか,伺います。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 親子ふれあいルームにつきましては,ことし1月末現在の数字で行きますと,1万2,955人,1日平均で44.5人の方が利用されております。昨年の同時期と比べまして,822人,平均でいうと2.7人増員しているということで,業者さんがかわったということもあって,あとイベントにつきましても,明日葉という会社が請け負ったのですが,そちらが体を動かすスポーツのほう,そちらが結構得意ということがありまして,年に数回ですけれども,そちらの職員さんを派遣していただいて,イベントをすると,そういうことも新たに事業として展開をしていただいております。今までのアクティオさんでやっていただく分を含めて,踏襲をしていただいているということですので,その点で好評を得ているのではないかと考えております。
以上でございます。
○末村 委員長 佐藤委員。
◆佐藤弘子 委員 この今の利用状況を伺いましたけれども,幼児とそれから学童児ということが分けられていないというふうに思うのですけれども,その数の中に,1日42人ということでございますけれども,幼児に対してはどのぐらいの量があるのか,そういう区分はされているのかどうか,伺います。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 幼児,未就学児につきましては,ゼロ歳から5歳までとしましては,全部で6,554人の方がお使いになっております。またそれに基づき,親御さんが5,882人ということで,ほぼ全体の9割以上がその小さいお子さんに来ていただいております。小学生につきましては,519人ということで,おおむねほとんど幼児と未就学児の方が利用されているという傾向がございます。
以上でございます。
○末村 委員長 佐藤委員。
◆佐藤弘子 委員 3問目伺います。3問目は,予算書の149ページの中で,保健センターが改修工事で1億4,799万計上しましたけれども,説明の中では外壁ということでございましたけれども,外壁だけでこんなにもかかるのかどうかという疑問を持ちましたので伺います。
○末村 委員長 小林所長。
◎小林 保健センター所長 よろしくお願いいたします。今ご質問のありました件なのですが,屋上と外壁のほうの工事を行う予定であります。それに伴いまして,電気工事の一部,出入り口のところの交換が60カ所,それに伴いまして,通気口が20カ所等を行う予定になっております。工期に関してなのですが,4月の下旬ぐらいの入札を行いまして,1年間をかけての工期で行う予定となっております。
以上となっております。
○末村 委員長 佐藤委員。
◆佐藤弘子 委員 今年度中にこれをやり終える状況なのかどうか。4月と言ったけれども,実際にはいつごろから取りかかるのですか。
○末村 委員長 小林所長。
◎小林 保健センター所長 今,実施設計の最後の部分を詰めておりまして,今のところ,それができ次第,早急に入札のほうに入りまして,行いたいと思っているのですが,4月の下旬ぐらいに,できれば業者等を決めればと考えております。工期につきましては,年度末いっぱいまでかかるというふうに予定しております。
以上です。
○末村 委員長 浅川委員,どうぞ。
◆浅川利夫 委員 保健センターについては,建てかえという話も出ているのかなと思うのですけれども,そうすると,今回改修工事をやればかなり長く使える可能性があるかなと思うのですけれども,その辺との兼ね合いというのは,どういうふうな形で考えているのでしょうか。
○末村 委員長 小林所長。
◎小林 保健センター所長 こちらにつきましては,今回の工事は近々に行う工事,診断を行ったところ,緊急に工事が必要だという形ですので,先ほど委員のご指摘がありましたとおり,長寿命化ということで,長く伸ばすような形で考えております。実際今ありました移転等につきましては,また改めて報告させてもらおうと思うのですが,今のところ,市長なんかとも相談したところ,やはりちょっと市民ニーズをつかまなければいけないということで,利用される方が本当に移転したほうがいいのかというのは,改めて調査させてもらいたいと考えております。それに伴いまして,移転した場合でも,どういう施設ができるかというのも検討したいと思っておりますので,とりあえずはまず近々に直せる箇所,移転した場合でも,何かしら使うような形になるとは思うのですが,そちらのほうも今後検討していくような形で考えております。
以上です。
○末村 委員長 青木委員,どうぞ。
◆青木公達 委員 保健センターで昨年度の予算説明書に,大規模改修工事のために実施設計工事のための実施設計を平成30年度に行い,平成31年度以降順次工事を実施するというふうに書いてあるのです。順次ということは,多分,31年度で1億4,700万やって,また続くのではないかというふうに思われるのですけれども,それはどうなのですか。
○末村 委員長 小林所長。
◎小林 保健センター所長 今ご意見ありましたとおり,平成27年度に建物診断調査を行いましたところ,やはり来年度行う屋上と屋根に加えまして,空調整備,エレベーター等の設備の修繕が必要だということが出ておりますので,この当初の時点では,5カ年かけて修繕を随時行っていくという形で計画をしておりました。ですので,やはり外壁等,屋上が終わった後も今後必要な箇所,エレベーター,あと空調なんかも実施を考えております。
以上です。
○末村 委員長 青木委員。
◆青木公達 委員 そうしますと,5カ年かけて直す総工費というのは,幾らを見積もっているのですか。
○末村 委員長 小林所長。
◎小林 保健センター所長 平成27年度のときには,約5億という試算が出ておりました。
以上です。
○末村 委員長 青木委員。
◆青木公達 委員 平成27年度移行は試算をしていないと,5億のままであるというふうに理解してよろしいですか。現時点で。多分これから変更があるということですけれども,現時点でも5億ぐらいの試算のままでいいと,そういう理解でよろしいですか。
○末村 委員長 小林所長。
◎小林 保健センター所長 おっしゃるとおりです。
○末村 委員長 続きまして,市川委員,お願いします。
◆市川和代 委員 2点お願いします。がん検診について,説明書は106ページです。がん検診,一つ一つということではなく,早期発見にどの程度つながっているのか,毎年やっている検診について,数年の推移を見て,早期発見にどれぐらいの患者さんの早期発見ができているのかということ。
それから,再検査が必要という方がいらっしゃると思うのですけれども,その再検査の受診率について伺います。
○末村 委員長 小林所長。
◎小林 保健センター所長 今のところ,それぞれのトータルという数字が出ないのですが,一番多いもので,肺がん検診ですと,検査が必要な方が6,096人中141人というのが平成30年となっております。まだちょっと細かい実績が出ていないので,平成29年度におきましては,受検者が6,369人,精検者が86名,率といたしましては1.4%,そのうちがんが発見されたという方が2名となっております。
以上です。
○末村 委員長 市川委員。
◆市川和代 委員 再検査も。あ,出ますか。
○末村 委員長 小林所長。
◎小林 保健センター所長 再検査の受診者,先ほどの肺がん検診で申しますと,平成29年が,82.6%となっております。平成30年はまだ現在出ておりません。
以上です。
○末村 委員長 市川委員。
◆市川和代 委員 それは,肺がん検診は一番高いところということでしたが,例えば,82%ぐらいの方は再診をしているということですが,再診をしない方に対して,どのような勧奨というか,されているのでしょうか。
○末村 委員長 小林所長。
◎小林 保健センター所長 こちらのほうに関しましては,県のほうから,国保連のほうから通知が来まして,その方に市からもう一度受けてくださいという話をさせてもらっています。
以上です。
○末村 委員長 市川委員。
◆市川和代 委員 させてもらっているのですが,最終結果が本来ならば,きちんと再診して,結果を見るというところまで行って,がん検診が結果として出るのではないかと思うところなのです。個人的に,大変だと思って行く人は,もちろんそれでいいのですが,行かない人に対して,どういう手だてをするのかということが,がん検診のやっぱり必要性だと思っていますので,その辺を,県のほうから言っていますよで終わってしまっているのではいかがなものかという思いがありまして,お伺いいたします。例えば,なぜ受けなかったのかまで把握できているのかどうかというものです。
○末村 委員長 小林所長。
◎小林 保健センター所長 今お話がありましたとおり,改めまして再通知を行ったり,あと電話でご相談させていただいて,受診を促すような形をとらせてもらっております。
以上です。
○末村 委員長 市川委員。
◆市川和代 委員 それでは,また引き続き同じようなことですけれども,特定健診の最新データに基づいて,講座を持っていただいたりとか,いろいろしていただいていると思うのです。非常に丁寧にやっていただいているという声も聞いていますが,それについても受診をされる方が,何割ぐらいいるのか,お伺いします。
○末村 委員長 椎名課長,お願いします。
◎椎名 保健福祉部次長 特定健診の受診率というようなところでよろしいでしょうか。平成30年度につきましては,52%でございます。
○末村 委員長 市川委員。
◆市川和代 委員 約半数ということですが,やはり保健センターで栄養指導だったり,いろいろしてくださっていると思うのです。健診全体に言えることですけれども,何のためにということだと,やはり大変でしょうけれども,追いかけていくということが,健診をしている意味だと思いますので,ぜひその辺も今後お願いしたいなという思いがありまして。
○末村 委員長 椎名課長。
◎椎名 保健福祉部次長 31年度,これは特別会計のほうで出てくるところなのですが,非常勤で保健師,栄養士を日数的にはわずかなのですけれども,雇用いたしまして,未受診者の対策を強化というところを考えております。今までは,なかなか人手がなかったものですから,電話での勧奨だけになっておりましたが,訪問というところを加えたり,あとは,例えば,通院が,お医者さんに行きながら,途中でやめてしまうというような方もいらっしゃるので,そこを最後まで受診するようにという,勧めるようなそういうふうな事業を行おうというふうに考えております。
○末村 委員長 次,川名委員,お願いします。
◆川名敏子 委員 4点,お願いいたします。予算説明書のほうでいいますと,98ページのところですが,保育所等の事故防止の推進補助事業なのですが,こちらの無呼吸アラーム1人当たり3万円かかるというふうに書かれておりまして,対象施設等人数について書いてございます,対象者の人数。3カ所足しますと160人で,3万円だと480万円になるのですが,今回予算360万ということで,全員につけるわけではないということなのか,これで足りるのか,ちょっと伺いたいと思います。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 ご質問のあった事故防止につきましては,3万円ということが上限になっております。その負担率としましては,4分の3ということで,国2分の1,市4分の1ですので,その分の市からお渡しするのは,4分の3の経費ということで,こちらの経費を計上させていただいているということです。これは,今年度,30年度9月に一度ご説明させていただいて,そちらの対象施設とあと次年度ということで,申し出をいただいたところの施設ということでのこの2カ年での補助ということで,考えているところでございます。
以上でございます。
○末村 委員長 川名委員。
◆川名敏子 委員 わかりました。
○末村 委員長 高橋委員,どうぞ。
◆高橋典久 委員 関連で質問させてもらいますけれども,これは対象施設というのは,施設からの申請があってやってもらっているという今の現状だと思うのですけれども,これ,ある施設とない施設があってはまずいのではないかと思うのです。積極的にこれ取り入れてくださいという姿勢で行かないと,自分の子供が通っている保育所はそういうのが余り興味がないからとか,つけなくていいと思っているからというのでは,ちょっとまずいのではないかなと思うのですけれども,そこら辺は園側の考え方と補助を出している市側で,どのような話し合いをされているのか,ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 今回,こちらの事業を始めるに当たりまして,市内の事業所さんに全て今回意向調査をさせていただいております。そちらの保育士さんの業務の軽減ということを図るために,積極的にということでのお話をさせていただいております。やはり,4分の1は,事業所さんのほうの負担ということもこちらも国のほうで決まっていますので,そちらのほうの周知もあわせて,勘案して,本当に必要なお子さんに対する個数を出してくださいということで,お願いしたのがこちらで把握している数字ということになっております。もう一度こちらのほうでもお声かけということも,予算の範囲内でさせていただくこともできるかと思いますが,今の段階で,今計上させていただいているのがその段階でございますので,今後そういうお声かけというのも,検討させていただきたいと考えております。
以上でございます。
○末村 委員長 高橋委員。
◆高橋典久 委員 わかりました。では,積極的に進めていっていただきたいと思うのと,これ国の補助が2分の1あるということで,言ってみれば,前にもいろいろな事業がありましたけれども,時限つきのものだとかという話は聞いていますか。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 この制度につきましては,単年度,単年度での予算を設定するというふうに国のほうはなっておりまして,数年間の期間つきということではなく,1年ごとの様子を見ながらということでの施策を実施しているというのが,国のほうの方針となっているようでございます。
以上でございます。
○末村 委員長 川名委員,2点目をお願いします。
◆川名敏子 委員 今のことでまた少し戻って申しわけないのですけれども,この備品については,ほかの子にも,その子が卒園というか,年齢を超えたら,再度使っていける園の備品となっていくものなのでしょうか。それとも,その方で終わるというふうに。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 今回,こちらの事業については,備品として計上させていただいておりまして,園のほうでも購入して使用していただくものについては,ずっと続けて使用していただくということで想定しております。
以上でございます。
○末村 委員長 川名委員。
◆川名敏子 委員 わかりました。では,2番目の質問です。説明書の112ページのところで,不妊治療費助成事業がございます。525万円ということなのですけれども,不妊治療している方から,大変1回の治療費が高額で助成が5万円では,なかなか何度もできないというような話も聞いています。現場のほうでは,1回に幾らぐらいかかるというふうに掌握していらっしゃるのでしょうか。現状の治療に。
○末村 委員長 高田技正。
◎高田 保健センター技正 不妊治療費の助成は,皆さんが申請してくるところで調査をしていますけれども,約11万から約111万円まで,平均で約41万円くらいの負担をしているのがここ近年のこちらでの調査で確認しているところです。
○末村 委員長 川名委員。
◆川名敏子 委員 私の知っている方も50万以上はかかっている,また,通院とか,遠い病院ですと,宿泊等もかかって大変だというふうに伺っています。今後,5万円,ずっと続いているわけなのですけれども,今後さらに増額等検討していくことは可能なのでしょうか。また,検討していらっしゃいますでしょうか。
○末村 委員長 高田技正。
◎高田 保健センター技正 昨年から県のほうが助成額を15万円から30万円に増額されて,男性不妊治療費なども15万円の助成が加算されています。そういう状況で,平均41万というところで,上乗せ助成はなく,今の時点では5万円助成というところを考えているところです。
○末村 委員長 川名委員。
◆川名敏子 委員 何人ぐらい利用されているか,最後にお聞きします。
○末村 委員長 高田技正。
◎高田 保健センター技正 30年度の状況をまだ手元に,途中ですので把握していないのですけれども,29年度に関しましては,延べ107名の方に利用していただいております。
○末村 委員長 川名委員。
◆川名敏子 委員 治療には,11万から111万まで振り幅もあるということで,とてもこれで十分とは言えない方もいらっしゃると思います。ぜひ現場の方の声をよく聞いて寄り添い,一律でないまた考え方も取り入れていただければよりよいかと思いますので,お願いします。
2番目の質問はこれで終わりにしまして,3番目は,説明書の119ページのところのひとり暮らしの高齢者の乳製品配布事業についてです。65歳以上のひとり暮らしの高齢者を定期的に訪問するということで,安否確認も含めて大変皆様から喜ばれている事業だと思います。これも,長く続けている事業でありまして,65歳が特別独居老人として高齢者としてケアしていかなければいけない年齢かどうかというところ,そろそろ見直しも必要なのではないかと。これ10年ですか,続けているものなので,安否確認は大切ですけれども,この見直し等については,考えていないでしょうか,また,ほかの事業でもまた高齢者は70歳からと見る等々の見直しもあるところですので,見直しを考えていらっしゃるかどうか,お聞きいたします。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 こちらの事業につきましては,今現在91名の方が利用されているということで,人数的にもかなり多いということがございますので,こういったサービスは引き続きやっていく必要があるかなというふうにはこちらでは認識しております。ただ,他市のほうでは,ひとり暮らしの方に対して,警備会社と契約をしまして,いなくなったときとか,そういうときに,警備会社の人が駆けつけるということをやっている市町村もありますので,そういうところは今後検討していきたいと考えています。
以上です。
○末村 委員長 川名委員。
◆川名敏子 委員 うちもヤクルトとか定期的に購入しているのですけれども,ヤクルトレディーはとても対応が丁寧で,やはり警備員の人が通報があったときに行くというのも,この定期的な訪問はとても血が通ったすてきな事業だと感じているところです。ただ,91名ということですが,これは申請した人だけが受けられるのか,ひとり暮らしの65歳以上の方全員が対象となっているのか,そういうふうにも思えないのですけれども,どれぐらいの割合の方に,また申請された方だけにお届けしているということなのでしょうか。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 基本的には,ひとり暮らしの高齢者の方ということで,当然ご本人がそれを承諾していただかないとなかなか届けてももらえないということもございますので,あくまで本人申請というふうな形になっております。
以上です。
○末村 委員長 川名委員。
◆川名敏子 委員 当初の目的からすれば,逆にひとり暮らしだけれども,この事業を知らないで,申請をしていなかったという人が多く見受けられるのではないかと。この数字から見て,思われます。その辺はしっかり精査いたしまして,承知の上で申請していないのか,知らなくて申請しなかったのか,また必要な人には声かけがされているのか,また年齢についても,今後考慮していくということが必要で,漫然と同じものをずっと続けているというのは,見直されたらよろしいかと思います。
以上です。
最後に,4番目の質問ですが,説明書次のページ120ページにありますひとり暮らしの高齢者緊急通報体制等の整備事業についても,同じようなことで,私の知り合いもやっている方がいますが,工事費等もかなり個人負担も,所得によってですけれども,かかって,高価なものと聞いています。平均1台幾らぐらいで取りつけられているのでしょうか。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 取りつけに係る経費としましては,6万1,000円ぐらい,費用としてはかかっております。
以上です。
○末村 委員長 川名委員。
◆川名敏子 委員 今はもっと安価で多機能で画面が出たりとか,見やすく使いやすいとか,そういったものもあるかと思います。平成2年から始めている同じ事業ですので,これについても再考する価値はあると思いますがいかがでしょうか。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 今現在利用者も36名ということで,全体の対象者からすると少ないかなというところもございますので,今後,いろいろ他市の事例とかも参考にしながら,見直していきたいと思います。
○末村 委員長 浅川委員,どうぞ。
◆浅川利夫 委員 関連なのですけれども,この通信機器はどういうふうな工事をするのか,接続方法,それをちょっとひとつ,お願いします。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 こちらは,このちょうど写真が載っている機器と電話機のほうを接続させる,つないで,使うような形になります。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 今の据えつけ電話というよりは,結構携帯が多いと思うのです。そのような現状に合ったような形での対応というものは。例えば,携帯でもこの機種を介して連絡ができるとか,そういう方法というのは,ちょっと考えがないのでしょうか。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 今現在,こちらNTTさんで出している機械というのが,本当に固定式の電話に接続するだけになっていまして,それで携帯と連動するようなシステムにはなっていないのです。ですので,ほかでそういった機種があれば,違う機種に変えるということも考えられますので,そこはちょっと今後勉強していきたいというふうに考えています。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 やはり友達なんかでも,確認したら,固定電話ではないと使えないよというようなことを言われたということなので,できる場合は,そういうふうに携帯でも使えるような形で早く取り込んでもらえれば,この使用人数も多くなるのかなと思いまして,よろしくお願いします。
○末村 委員長 神宮委員,どうぞ。
◆神宮栄二 委員 この利用者の人数と避難時要支援者との人数のダブりがあるかどうかをお聞きしたいのですが。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 名簿のほうとこちらの利用者とちょっと突合させていないものですから。済みません。利用者の人数ということでよろしいでしょうか。今31年の1月現在で36名の方です。
○末村 委員長 では,高橋委員,お願いします。
◆高橋典久 委員 1点お願いします。予算書15ページの保育所の入所負担金なのですけれども,昨年度と比べて昨年が3億100万円,31年度が2億4,100万円,これ単純に6,000万円減っていますけれども,この原因といいますか,理由というのをお聞かせいただきたいと思います。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 こちらの差額が大きく出たという理由の主なものにつきましては,ことしの10月から行われます保育の無償化によるものでの現年度分の負担金の減と見込んでこのような形で出させていただいたということでございます。
以上でございます。
○末村 委員長 高橋委員。
◆高橋典久 委員 それでは,個々のところを見ると,土塔中央保育所と北園保育所,これ公でやっている2園ですけれども,この園に関しては,大体1,000万前後の減額になっています。市内には12施設,また31年度からふえるという話で,どこの園もやっぱり1,000万前後の減ということになっていると考えてよろしいのでしょうか。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 10月からの無償化につきましては,3歳児以降が基本的に無償,あとゼロ歳から3歳については,非課税者が無償になるということで,国から通知を受けているところです。そのため,無償化に伴いまして,公定価格のお金に差額が生じますので,その分歳出のほうで多くお金のほうを充当しているということで,園のほうには負担が変わらないようにということで,こちらのほうでは計算したということになっております。ですので,先ほど委員,お話しになったことは,減額はされますが,手元に入るお金,園の手元に入るお金については変わらないということで,こちらでは考えております。
以上でございます。
○末村 委員長 では,高梨恭子委員,お願いします。
◆高梨恭子 委員 3点ほどお願いいたします。一つ目は,説明書の98ページ,保育所等業務効率化推進事業ということでお尋ねいたします。これは保護者と児童ごとに紙媒体で管理が行われているものをシステム化するという,システムを導入,ほとんどの保育所,小規模保育事業等々でこれを導入されるようですけれども,どういうものなのか,具体的にお願いいたします。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 こちらの業務の効率化につきましては,ICT化ということで,全てスマートフォンで管理をするとか,あとはパソコンでその登園の管理,児童票といいまして,今までの保育に係る計画や記録というものを電算化するということで,今まで手書きであったものをパソコンに落とすということの作業にかわってくるということでの支援となっております。保育士の負担を軽減するということで,国のほうで始めた施策となっておりまして,今までは紙媒体を電子媒体にかえていくということが基本的な変化だということで,ご承知いただければと思います。
以上でございます。
○末村 委員長 高梨恭子委員。
◆高梨恭子 委員 近隣他市の保育所でこのアプリの導入をしているのを見たことがあるのですけれども,保護者にとっても,電車の中とかでも見られる,自分の子供がどういう状況であるのかということがわかるということで,非常に助かっているというようなことですが,これの導入に対して,この金額で足りるのかどうか,その辺をお尋ねしたいと思います。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 現に今100万円という基準額で国から示されているものでございます。先に導入している園にお伺いしますと,金額は教えてはいただけなかったのですが,その内容によって,やはり取捨選択をした上で,オプションをつけると高くなってしまうということがありまして,100万円というところは妥当ではないかというようなお話をいただいているところではあります。ですので,どこまでその登園管理やタイムカードの管理を入れるかということによって金額が変わってくるのではないかということで,こちらでは考えておりますが,国のほうでも,100万円ということでのお話でございますので,この金額であれば,当分の情報管理は賄えるというふうに考えているというふうにこちらでも推察しているところでございます。
以上でございます。
○末村 委員長 高梨恭子委員。
◆高梨恭子 委員 わかりました。では,次の質問をいたします。
○末村 委員長 山田委員,どうぞ。
◆山田美枝子 委員 関連でいいでしょうか。保護者との連絡帳のやりとりなどについてという,これ,私,連絡帳って物すごい大事な紙媒体だと思うのですけれども,連絡帳そのもの自身をなくそうという傾向にあるということなのでしょうか。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 連絡帳をなくすということではなくて,あくまでも今まで紙で連絡帳を見ていたところをスマートフォンやメールというところで読むということになりますので,基本的には変わらないと考えております。
以上でございます。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 いや,全く変わると思いますけれども。連絡帳そのものは母子手帳と同じぐらい大事なものかなと,私は現場にいたので思うので,ちょっとその辺を注意していただきたいと思います。
○末村 委員長 高梨恭子委員。
◆高梨恭子 委員 では,二つ目の質問をお願いいたします。予算説明書の112ページ,子育て世代包括支援事業についてです。これは,保健福祉常任委員会においても,重点調査事業として今年度取り組んできたわけですが,説明も伺っております。その中で,ちょっと説明の中になかったことで,最下欄,一番下の欄の出生届提出に面接し,出産子育て支援プランの作成をするというふうにあります。妊婦と母子手帳交付時には,30分ずつ面談をして,ほぼ全妊婦と支援プランを作成しているということで,初年度にしては,大変充実した事業だと思っておりましたが,この出生届提出時の面談というのは,ちょっとこの文章を読んで初めて聞いたものですからお尋ねするわけです。これの出生届というのは,生後2週間以内に出すもので,主に夫とかあるいは身内の方が出されることが多いかと思うのです。その中で,このプランの作成をその場で言うのにどれくらいの時間を要しているのかということと,相手は誰を対象にこれをやっているのかということをお尋ねします。
○末村 委員長 高田技正。
◎高田 保健センター技正 出生届け出時の面接になりますけれども,今委員がおっしゃったように,夫が来ることが多いですけれども,今退院と同時にお母様も一緒にいらっしゃっているようなケースも少しふえてきているように聞いております。時間に関しましては,やはり夫とのやりとりでは細かいことまでは行きませんので,ほかの30分以上というようなことはないと思っております。短い時間になってしまいますけれども。出産後の状況や入院中,今現在の子育て支援,手伝ってくれる人がいるかどうかとか,里帰りしているかどうかとか,今の現状で状況をお聞きして,奥様のほうに伝えていただきたいことをプランのほうに入れてお渡ししているような状況です。
○末村 委員長 高梨恭子委員。
◆高梨恭子 委員 それは,予算説明書の109ページの新生児訪問事業にもつながっていくと思うのですけれども,この4カ月未満までの乳児と産婦に対して,保健師,保育士,委託助産師が家庭を訪問できるという,ここの連携というのはあるのか,どういうふうになっているのか,お願いします。
○末村 委員長 高田技正。
◎高田 保健センター技正 この支援プランの作成の中に,新生児訪問のご案内を再度入れまして,里帰りから戻るのはいつかとか,里帰り先への訪問も必要かどうかとか,入れておりますので,そのまま新生児訪問の日程調整などに流れていくということで,連携はとれております。
○末村 委員長 高梨恭子委員。
◆高梨恭子 委員 その中に,健康管理システムから対象者を把握しとありますが,この健康管理システムというのは,どういうものなのでしょうか。もう出生届を出した瞬間からこれがつくられて,個人的なファイルがどんどんつくられているのでしょうか。
○末村 委員長 高田技正。
◎高田 保健センター技正 出生と同時というか,この出生届け出の以前は,出生届け出時の面接をしておりませんでしたので,出生届の情報を生年月日と出生体重ぐらいの情報しかなくて健康管理システムのほうがスタートなのですけれども,今回届け出時の情報も入りますので,細かい情報がその出生届け出時の面接の応援プランの内容も加味して,健康管理システムのほうに入っていくようになっております。
○末村 委員長 高梨恭子委員。
◆高梨恭子 委員 わかりました。ありがとうございます。最後の質問です。予算書の119ページ,認証保育園委託事業の2億1,841万円についてなのですが,これは市が保育園に入れない人のために認証保育園にお願いする金額なのか,それともほかのものも入っているのか,内容についてお示しいただきたいと思います。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 認証保育園委託事業につきましての経費は,市が定めます委託経費としてお出しするものでありまして,不承諾になったお子さんに対して,市のほうからお出しする金額をお出ししております。あと,自己負担金というのもありますので,そちらは園のほうで直接業者様のほうからお金を徴収していただきまして,その合計が保育にかかる経費として,園のほうに入るという計算となっております。
以上でございます。
○末村 委員長 高梨恭子委員。
◆高梨恭子 委員 多分,ちょっと3万円程度の自己負担金で,それ以上にかかった場合,市が負担されていると思うのですけれども,この2億円というのは,では何人分になるのでしょうか。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 予算説明書にも延べ人数として書かせていただいておりますが,2,607人分ということです。一番多いのが,内訳として今延べ人数ですが,1歳児で898人分ということで見込んでおります。ゼロ歳児で行きますと,10万8,860円を委託の経費として1カ月支出しております。こちらから園のほうにお支払いしています。自己負担金としては3万円になります。1歳児につきましては,7万4,760円市のほうからお出ししまして,1歳児の親御さんからは3万円の自己負担金ということで徴収していただいているということでの計算となっております。ですので,それが積み重ねてということで,2,607人ということで計算しているところでございます。
以上でございます。
○末村 委員長 高梨恭子委員。
◆高梨恭子 委員 済みません,1歳児898名とおっしゃいましたが,認証保育園は市内に4園ですけれども,1園に200人以上も入っているという意味なのですか。それとも,他市とかにお願いしているのですか。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 済みません,そちらは年間の延べ人数ということで,お話しさせていただいたところでございます。ですので,実際に,今の段階で行きますと,認証枠としては,249人分の認証枠でございますので,そちらを毎月足していった数字ということで,今お話しさせていただいたところでございます。
以上でございます。
○末村 委員長 高梨恭子委員。
◆高梨恭子 委員 249人分を4で割っても,一つの園には60人行っているということですね。1歳児。そんなにキャパがあるのでしょうか。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 認証枠としましては,今四つの園にお願いしているところでございまして,一番多いところで,アネシスさんが,認証枠としては78人,一番少ないところでもなないろナーサリーさんが50人ということで,お預かりをいただいているというのが,今の定員枠でございます。
以上でございます。
○末村 委員長 高梨恭子委員。
◆高梨恭子 委員 ちょっと人数的によくわからないところがあるのですけれども,何しろ認証にお願いして,結構市が負担しているということで理解いたしました。ありがとうございました。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 今の関連で,認証保育園,本当にぎゅう詰めの現状,私は何度も見に行っているのですけれども,危険なくらいに保育者1人15人見なければいけないとかいう現状というのは,チェックしているのでしょうか,市として。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 認証保育園,認可外の保育施設については,市のほうから検査として,入っております。その際,市のほうからも,人数枠,あとは面積要件,あとはその保育に係るもの,あと給食に係るまで,全て確認をした上で,ご提供をしているというふうに考えております。
以上でございます。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 私の質問で3点伺います。予算書の122ページの児童手当支給事業12億3,000万なのですけれども,守谷市において,児童手当支給は具体的に何歳までは幾らとか,詳細を教えてください。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 児童手当につきましては,順次申し上げます。3歳未満が一律1万5,000円,3歳児以上から小学校就学前までが1万円,中学生が一律1万ということになっております。あと,お子さんの数によってもまた若干変わるのですが,1人当たりということですと,今のお話でございます。
以上でございます。
○末村 委員長 山田委員に申し上げますが,今の点とか,説明書に書いてありますので。質疑は控えていただければと思います。
◆山田美枝子 委員 ちょっと調べていなかったものですから済みません。何ページですか。
○末村 委員長 99ページです。
◆山田美枝子 委員 済みませんでした。トータルの人数も出ているのですね,では。トータルも聞きたかったのですけれども,子供の数を。
○末村 委員長 人数はないですね。
◆山田美枝子 委員 では人数を教えてください。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 31年2月現在としまして,全体の給付されている方については,6,164人でございます。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 ありがとうございました。では,次の2点目に行きます。説明書の85ページの生活保護事業なのですけれども,保護世帯が200世帯になっているのですけれども,単身世帯がこの中のどのくらいを占めるかを教えてください。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 単身の保護世帯の数でございますが,単身のほうが全体ではないのですが,高齢者の区分の中では単身のほうが95,そのうち高齢者が102というような状況でございます。そういう内訳でご理解のほういただきたいと思います。
◆山田美枝子 委員 ちょっとよくわからないのですけれども,95世帯ということですか。
◎飯島 社会福祉課長 高齢者の102世帯がうち高齢者で,そのうちの95世帯が単身世帯だというふうにご理解いただきたいと思います。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 では,残りの7世帯が高齢じゃない単身世帯ということですか。若い単身世帯を知りたいと思ったのですけれども。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 ちょっと時間的に手元とずれてしまうのですが,12月末の状況で申し上げますと,単身ですとうち170が単身になります。
◆山田美枝子 委員 さっき言っているのと全然数字が違うのですけれども。
◎飯島 社会福祉課長 そうですね。さっきは高齢者の枠の中で申し上げたもので,失礼いたしました。ちょっと時間軸が1カ月ずれてしまうのですけれども。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 保護世帯200世帯のうち,170が単身世帯ということですか。
◎飯島 社会福祉課長 そういうことでご理解いただきたいと思います。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 ちなみにその高齢者ではない単身世帯というのがどのくらいあるのかわかりますか。
○末村 委員長 山田委員,引けばいいのではないですか。
◆山田美枝子 委員 関連で言いたいことがあるものですから。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 170のうち100が高齢者ですので,それ以外のというのは70世帯になります。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 若い単身世帯に対するフォローアップが私はとても大事だと思うのですけれども,私の知っている例で,病気になってしまうとかというのが多いのですけれども,今訪問の,どのくらいの割でそこに訪問できているのかをちょっと伺いたかったのですけれども。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 訪問の割合ですが,その対象者の状況,病気をお持ちとか,就労がちょっととれない状況で在宅でいるとか,施設に入っていらっしゃるとかあると思うのですけれども,それによって格づけを行っているような状況でございます。通常ですと,若い世帯の単身の方ですと,3カ月に1度程度の訪問になるのかなというふうにご理解いただければと思います。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 3カ月に1度というのがちょっと長過ぎて,心身に障がいになっている人を知っているものですから,もうちょっと何とかならないかなと思ったもので聞きました。
あと,その保護率の分母というのは人口ですか。この保護率の0.37%というのは人口の中の,分母は人口ですか。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 保護率のほうは,こちらの説明書のほうに示してある常住人口のほうで割り返した率になりますので,その点でご理解いただきたいと思います。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 では,三つ目の質問なのですけれども,説明書79ページの福祉タクシー助成事業なのですけれども,この初乗り運賃相当額を助成しているようなのですけれども,初乗りって何キロなのでしょうか。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 ちょっとタクシーの初乗りのキロ数までちょっと存じ上げないのですけれども。助言いただいたところによりますと,2キロというところでございます。よろしくお願いします。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 2キロって,2キロでたどり着けなかった場合は,自分で払うということなのですか。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 この制度の趣旨からしますと,そういうふうになります。4年前にアンケートをとったところ,ご利用の形態として一番多かったのが初乗り料金で行けるところまで使うというパターンと1,000円から1,500円程度の支出が伴うという二極化のご利用のパターンが見られました。
以上です。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 何か重度の障がいのある方が2キロのところでおりて,その後歩くとか,やるとか,そういう行動をするってことですか。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 タクシーですので,使うところまではお使いになられているのかなと。要は,このタクシーの助成券制度というのは,万が一のときのための,基本的にはアンケートの中でも示された数字なのですけれども,公共交通機関をご利用いただいている方で,さらにこれを持っていくと,何かのときに安心してタクシーを呼べるなという備えの事業の施策でもございますので,そういう点で事業の趣旨をご理解いただけると助かります。よろしくお願いします。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 では,これに関して最後になりますけれども,今その福祉タクシーの会社というのは,何社あってどういう,名前はどういうのがあるのでしょう。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 現時点で登録しているのは,20社程度ございまして,こちらで市内でもよく聞かれるようなタクシー会社はほぼ登録されていると思いますので,山田委員のほうもお聞きになったことのある会社だと思いますので,その点でご理解いただきたいと思います。
○末村 委員長 神宮委員,どうぞ。
◆神宮栄二 委員 福祉タクシー券の利用については,非常に誤解があるのですけれども,タクシー会社等がお迎えに行った場合,既にもう2キロ距離が経過している場合があります。迎車料金は2キロまでつけていいということになっているので,初乗り運賃といえども,利用をスタートした時点で既に2キロを超えているというのが実態であります。ただし,駅だとか,ショッピングセンターで待っているタクシーはそこがスタートになりますので,迎車料金はありません。そういう制度の中で,この福祉タクシー券の利用者,重度障がい者だとか,あるいは高齢者の1人住まいだとかいうことを言われているのですけれども,今年度予算で常陸大宮市が利用範囲を撤廃した福祉タクシー券を実施しております。この通院等という利用範囲を制限することによって,利用者にとって使いづらい福祉タクシー券となっているのではないかと。これについては,現在進行していますデマンドタクシーと併用的に使われる方も多いと思うのですけれども,その辺について,この福祉タクシー券の利用範囲あるいは利用者の範囲を広げるような検討はなされなかったのですか。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 デマンドタクシーが今度始まるわけでございまして,それとの絡みとの検討という点でのお答えになります。実際のところ,両者の事業のすみ分けという言葉がいいかどうかあれなのですけれども,事業の整理というのは,実際のところ行ってきました。その中で,デマンドタクシーのほうは,65歳以上の高齢者の方を主に対象とされるということでスタートするわけですが,福祉タクシー助成券のほうでも,高齢者のほうは対象に入っております。また障がい者のほうも対象としているというようなところでございます。福祉タクシー券の高齢者については,いわゆる低所得者,非課税世帯の方を対象としている部分もございますので,そのような状況もデマンドタクシーとはまた違う福祉タクシーの県の助成の事業のほうの違いの部分なのかなと理解しています。また,目的,使い方ですけれども,実際のところは,公的な病院とか,お買い物とか,そういうところで使っている部分もありまして,また,病院を使う方については,市外のほうの病院をご利用になっているケースもこの福祉タクシー助成券の事業ではございます。そういう点では,エリア的には,縛りはございませんので,そういうすみ分けをまずデマンドタクシーのほうも1年間実証実験ということもありますので,そういう状況も踏まえて,福祉タクシー券の利用者に対しては,デマンドタクシーがスタートして,3カ月程度たったところで,あ,デマンド公共交通,失礼しました,そこを訂正させていただきたいと思います。その部分の利用が始まった時点で,福祉タクシー券の利用者に対しては,アンケートなどをとって,どういう取り組みが一番望ましい形になるのかをちょっと調査研究をしていきたいと考えております。
以上でございます。
○末村 委員長 神宮委員,どうぞ。
◆神宮栄二 委員 デマンド公共交通については,障がい者特例を設けておりません。それで,こういうデマンド公共交通の活性化協議会については,堀部長もずっと出ておられたはずです。今回のデマンド公共交通で拾えない部分を福祉タクシー券の適用範囲を広げるという形で検討はされなかったのでしょうか,それを聞きたい。
○末村 委員長 堀部長。
◎堀 保健福祉部長 私のほうも,公共交通のほうの協議会,分科会のほうに出させていただきました。さまざまな形で今モコバスの見直しということから,移動の手段という形でデマンド公共交通が提案されております。今神宮委員おっしゃったように,デマンド公共交通については,65歳以上という制限があるということと,それから車椅子が乗れないといったことが実態として出ております。これについても,やはり市全体としても,障がい者,高齢者,さまざまな形で障がいを持っている方々の移動手段について,検討しているところですが,まだまだデマンド公共交通,スタートして,またそれからも考えていかなければならないというふうに考えております。歩みとしてはちょっと遅いというところもあるかもしれませんけれども,さまざまな交通手段について,検討したところはありますが,実際にまだ,ではどうしようかというところまでは至っていない状況です。引き続き検討させていただき,また車椅子でも乗れるような交通手段ができればいいというふうに私も考えておりますので,神宮委員,ご指摘のとおり,また再度さらに研究してまいりたいと思っております。
以上です。
○末村 委員長 山田委員,どうぞ。
◆山田美枝子 委員 終わる予定でしたが,ちょっとこの福祉タクシー,先ほど飯島課長が,山田委員もご存じと言った20社とおっしゃいましたよね。私,20社なんか知らないのですけれども,市内に福祉タクシーとして利用できるタクシー会社が20社あるということなのですか。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 市外の取手とかつくばみらいとか,近隣の常総とかも入ってございますので。
○末村 委員長 堀部長。
◎堀 保健福祉部長 この福祉タクシーは,福祉タクシーということではなくて,福祉タクシー券です。ですから,チケットを使える会社が20社あるということでございます。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 では,ちなみに,市内だと何社ぐらいあるということですか。
○末村 委員長 山田委員,社名はいいですよね。
◆山田美枝子 委員 社名を聞きたいのです。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 ちょっと手元に事業者の一覧がないので,取り寄せまして,その中から守谷市内の事業所の名前を申し上げるような形をとらせていただきたいと思います。少々お時間いただきたいと思うのですが,よろしいでしょうか。
◆山田美枝子 委員 結構です。終わります。
○末村 委員長 では,続きまして,青木委員,お願いします。
◆青木公達 委員 2点ありますが,予算書と説明書で見つからなかったので,質問したいので,先ほどの山田委員のように後であったなということにならないように,今心配しているのですけれども,まず1点目です。1点目は,福祉避難所に関してなのですけれども,多分平成25年ぐらいに,3施設と福祉避難所の締結をしたと思うのですけれども,その後にほかに締結した施設はあるのかどうかというのを最初にお聞きしたいのですが。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 福祉避難所ということで,現在,市内で締結しております施設が全部で今七つございます。
○末村 委員長 青木委員。
◆青木公達 委員 それで,この七つの中に,実はなぜこんな質問をしているかというと,数日前の新聞に福祉避難所のホームページ等で公開している市町村ということでアンケートをしたら,半分ぐらいが公開していて,あと残り半分ぐらいは伏せているという記事があったのです。それで,その伏せている理由としては,その本当に必要なときに,避難所として公開しておくと一般の人もそこに避難してくる方が相当ふえるのではないかということを心配して,伏せていますということ,そういう記事があったので,この今七つとおっしゃいましたけれども,これはホームページ等で公開しているのかどうか,そこをちょっとお聞きしたいのですが。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 この七つにつきましては,公開のほうはしておりません。
○末村 委員長 青木委員。
◆青木公達 委員 していない理由は守谷市としては何か理由があるのですか。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 していない理由としましては,やはり有事の際に,こちらをオープンにしてしまうと,一般の方までがそこの施設に集中してしまうということになって,本来必要な方が使えないということの可能性がありますので,それで公開はしておりません。
○末村 委員長 佐藤弘子委員。
◆佐藤弘子 委員 関連で。これは重大な問題ですよね。災害時に起きたときに,その七つあるというふうに今回答しているようでありますけれども,実際には,年寄りばかりではないのです。子供だって障がいを持っている子がいるわけですし,その障がいの中身にも非常に幅が広いということでありますので,これは水戸市などは公開しているわけなのです。それで今小林課長が混乱するということを前提に知らせないというのはおかしいのではありませんか。きちっと制度をつくって,周知をすることが大事ではないでしょうか。それでないと,障がいを持った方が緊急時の避難に使えないということになりますけれども,そこら辺はどのように検討しているのか,伺いたいと思います。
○末村 委員長 必要な人にまで知らせないということではないと思うのですけれども。
◆青木公達 委員 いいですか。公開していないというのは,その一般にホームページ等で公開していないだけであって,その対象者には一応通知はしているという理解でいいですか。私はそう理解していたのですけれども。
○末村 委員長 その辺ちょっと,小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 今現在その七つにつきましては,特養であったりとか,本当に福祉施設というか,介護施設とかと今契約を結んでいるところでして,実際にその障がい者の方であったりとか,体の不自由な方がここに行くまでには,まず一番近くの例えば,普通の一般の避難所とか,そういったところに一度集まるというか,保護して,そこからここの施設に持っていくと,そういう流れになるかと思うのです。ですので,最初からこちらのほうをオープンにしてしまうと,一般の方まで本当に集まってしまって,実際に受け入れ人数とかでも7施設でも62名程度しか受け入れられないと,枠がちょっと少ないものですから,本当に限られた方だけにはなってしまうかと思うのですが,そういったことが懸念されますので,対象者には周知しているのです。
○末村 委員長 佐藤委員。
◆佐藤弘子 委員 だから,周知をするというのは,障がいを持っている人がそういう説明をする必要があるのではないかということなのだけれども,その必要もないのですか。ないというふうに考えて,その施設の利用をするということですか。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 障がい者の件ということで,お知らせする必要性はあります。福祉避難所の利用に当たっては,災害時のルールがまたございます。先ほど介護福祉課の次長が申し上げたとおり,最初は一般的な避難所に行って,市のほうがその避難所,保健室とか教室もありますので,そちらのほうでもクッションを入れてあげたりとか,いろいろ対応することによって,対応ができる可能性もあります。ただ,福祉避難所に入ることによって,介助者なんかもつくと思いますので,そちらの対応を要する特に重度の方については,そちらに市のほうから車で配車をしまして,お連れするというような流れになってきますので,こういう順番もございますので,あわせて改めて障がい者の方に,こういう制度,流れについても,周知する必要があると思いますので,今後障がい者のしおりというのを窓口で配ってございますので,それにプラスしてそういう部分についても,周知を図っていきたいというふうに考えております。ご理解お願いします。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 今の飯島課長の説明は,非常に意識の低い説明でびっくりいたしました。この福祉避難所がいつから言われていると思いますか。大震災の前ですよ。一番最初は阪神淡路大震災のときに,とても必要だということが決まりまして,もう最初から福祉避難所という名前で,最初からこっちに来てくださいと言われているもう段階なのです。それを守谷市はまず一般のところに行って,それから判断するみたいなことをご説明すると,非常に情けないし,発達障がいのお子さんを抱えているお母さんが,今の言葉を聞いたらショックを受けると思います。そんな段階ではないです。阪神淡路大震災,そして大震災を通して,いかに福祉避難所が大事だということをもう自治体自身が自覚しなくてはいけない段階です。私自身も一般質問したときに聞きました。本当に峰林荘とか,七福神とか,高齢者施設が福祉避難所だということを聞いただけで,まだ発達障がいの,最初からそういうところに,集団のところに行くことに不安なお子さんがいっぱいいる中で,もうちょっと明快な考え方をしていただきたいと思いますけれども,どう思いますか。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 障がい者,知的障がい者,精神の方の人数のほうもかなり数年でふえてきているような状況でございます。山田委員のご意見も踏まえまして,改めてこの福祉避難所のあり方というものを検討する方向ではおります。ただ,近くですと,伊奈養護学校とか,そういう大きい障がい者のための施設のご協力もいただきながら,改めてそういう施設と協定などが結べないかという検討は進めているところですが,なかなかその実現に至っていないような状況もございますので,今後も引き続きその大きい障がい者を受け入れられるような施設等との協定のあり方なども含めて,検討のほうを進めていきたいというふうに考えております。
○末村 委員長 神宮委員。
◆神宮栄二 委員 この福祉避難所に避難すると思われる対象人数を,どれぐらいの人数だと把握されているのですか,市のほうでは。恐らく青木委員が質問されたように,政令指定都市,県庁所在地でも,なぜ公表しないか,そこに集中してしまうと,例えば,62名の枠に1,000人が集中したら,これはパニックになってしまいますよね。だから公表しないのだということは先日の記事だったと思うのです。守谷市はでは,62名という枠に対して,何人が避難対象となるだろうということを想定して,この62名の枠を確保されているのか,お聞きしたい。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 対象者につきましては,在宅で障がいをお持ちの方であったりとか,介護度の重い方という話になるかと思うのですが,正確な人数というのは,申しわけありません,今現時点では把握しておりません。
○末村 委員長 少し調べられますか。
飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 直接的な部分の数字というわけではないのですが,避難行動要支援者,こちらの名簿の現時点での対象者なのですけれども,名簿が公表できる同意者と公表できない不同意者と合わせましても,2,007人というところです。同意者のみであれば1,471人,こちらの方が何らかの形で高齢者だったり,障がいであったり等の理由によりまして,名簿のほうに登録をいただいているという状況の方がおります。
以上です。
○末村 委員長 目安ということで,神宮委員,よろしいですか。はい。
砂川委員,どうぞ。
◆砂川誠 委員 関連でお願いいたします。今,要支援者が避難所に入ってきた場合のその見分け方,名簿で照らし合わせてお名前を聞いてというのもあるかもしれませんけれども,私も一般質問で質問しました外見では判断のつかない方,例えば,心臓に持病がある方というのもそういうものに含まれるかと思うのです。私,カードを推薦したのですけれども,それの現在の発行数とかというのがわかれば,教えていただきたいのですけれども。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 砂川委員おっしゃるように,ヘルプマーク,ヘルプカードでございますが,こちら大体合わせて発行するような形が多くなってございます。それぞれの件数を合わせましたところ,204名の方がそちらの交付を受けているというところです。ヘルプマーク,カードの使い道なのですけれども,災害時の避難所で提示いただくことによって,カードに詳細が書いてございますので,それを活用いただくこともお勧めするような形で周知をしているというようなところでございます。
以上です。
○末村 委員長 砂川委員。
◆砂川誠 委員 その204名の方で,さっきおっしゃった名簿,要支援者の名簿に入っている方というのは,ダブりはどうなのですか。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 一つ一つ潰しているわけではないのですが,どちらかというと,ヘルプマーク,カードのほうは,重度ではなくて,外に出ては歩けるのだけれどもという方が多いので,名簿の対象者も一部はいらっしゃるのですけれども,さほど多くないというような回答でよろしいでしょうか。失礼します。
○末村 委員長 では,青木委員,お待たせしました。
◆青木公達 委員 二つ目です。これは障がいを持つ子供の保育所,それから幼稚園に関しての質問なのですが,一つは,数年前に土塔保育所を閉鎖する,しないでもめたときに,やっぱり障がいを持つ子が,土塔保育園に2人か3人いたというように記憶しているのですけど,多分そのときには,幼稚園には,私立幼稚園にはお願いしているけれども,なかなか受け入れてくれないというお話があったというように記憶しているのですけれども,その辺の状況は今どうなっているのか,お聞きしたいのですけれども。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 公立保育所で,今現在お預かりしているお子さんで,障がいとしてこちらで支援をしている方については,合計で9名ございます。あと,私立幼稚園のほうで特別支援事業という事業を行っておりまして,そこでも障がいをお持ちのお子さんをお預かりしたときの補助としてお金を出しているのですが,そこでは現在のところ15名の方がこちらの対応となっていることを把握しております。
以上でございます。
○末村 委員長 青木委員。
◆青木公達 委員 そうすると,随分改善されたなという感じがするのですけれども,今待機児童が問題になっていますけれども,この障がいを持っている子で待機している児童というのはいるのか,いないのか,それも教えていただけますか。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 今回その入所の判定の中でも,やはり障がい児として加配をつけなければいけないお子さんということでは,リストアップされている方はおりますが,年齢によってやっぱり入る,入れないということがありまして,現在のところ3名ほどしか今回入所が決まってはございません。ほかの方については,お待ちいただくということで,今待機をしているというのが現状でございます。
以上でございます。
○末村 委員長 青木委員。
◆青木公達 委員 その待機している人数を知りたいのですけれども。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 6名になっております。
○末村 委員長 青木委員。
◆青木公達 委員 6名が今待機している状態だと。私が直接聞いたのは,20名前後いるというふうに聞いたのです。その障がいを持っているお母さんから。それで質問しているのですけれども,6名というのが多いのか少ないのかよくわからないのですけれども,多分子供を持っている親御さんからしてみれば,障がいをお持ちの方のほうが苦労は絶えないのだろうというふうに思うのです。その辺のところをどうするのか,この6名はあくまで待つのですか。それとも,何か工夫を凝らそうとしているのですか,その辺いかがでしょうか。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 毎年利用調整の段階においては,各保育所,民間の保育所も含めて,加配のお子さんとしてお受けいただくようできないかということで依頼をさせていただいているところです。また,加配が必要かどうかという判断につきましては,こちらとしましても,障がいの程度や日ごろの行動面ということで,必要であろうということが見込まれる方を中心に加配対象として挙げさせていただいております。また,自立できるような見込みがある方については,健常児というところでの枠の中で入所判定をさせていただいているというのが現状でございます。こちらとしましても,やはり受け入れをできるだけ多くしたいということもありますので,施設の中で改修とか含めて,現在のところ検討している段階で,これからふえていけるように,こちらでも努力しているところでございます。
以上でございます。
○末村 委員長 青木委員。
◆青木公達 委員 最後にもう一度確認したいのですけれども,待っているのは6名であって,20名みたいな,そんな人数はないというふうに理解してよろしいですか。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 ただいま申しました6名というのは,保育士が1対1でつかなければいけないお子さんということで,こちらでは考えているのが6名とお話しさせていただいております。20名と,今委員お話しのものについては,手帳をお持ちの方や今療育教室等に通われている方,あとは障がいとして,公表ということは差し控えたいという方もいるかもしれませんが,こちらの行政のほうで今申告していただいて,加配が必要だということでこちらで考えているのが6名ということでございますので,ご承知おきいただきたいと思います。
○末村 委員長 青木委員。
◆青木公達 委員 ちょっと言っていることがよくわからなかったのですけれども,そうすると,6名以外の障がいを持っている子は加配の対象にならないから,一般の健常者の待機児童の中に含まれているのだと,そういう理解でよろしいでしょうか。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 今委員のお話のとおりというところがメーンになってしまうのですが,やはり何かしらの支援が必要な場合もございますので,もし入所された方についても,随時それは保育士のほうで確認をしたりしていただいているところなのですけれども,今申告をいただいている方については,加配が必要だということは,こちらのほうで挙げさせていただいたのが6名ということですので,その方については,全くその支援が必要ないということではなく,あくまでも必要の度合いが高い方については,加配をつけたいということで,保育の安全を保つということが必要だと考えているのがその6名ということでリストアップしているところでございますので,そこはちょっと内容がもしかすると齟齬があるかもしれませんけれども,今そういう考え方で運用しているところでございます。
以上でございます。
○末村 委員長 青木委員。
◆青木公達 委員 ちょっとよくわからないのですけれども,加配が必要だと行政が認めているのは6名いると。待機児童の中の6名いると。それで,多分加配をつけるほどでもないけれども,障がいをお持ちの方はプラスアルファいると,そういう認識でいるという理解でよろしいですか。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 そのとおりでございます。
○末村 委員長 山田委員,どうぞ。
◆山田美枝子 委員 加配の保育士並びに幼稚園教諭なのですけれども,今何人ぐらいいるのかを,現実に,聞きたいのです。それで,私も幼稚園教諭のとき,自閉症の子を2回持ったことがあるのですけれども,そのときに,加配の保育士のお金というのが,年間100万その私立の幼稚園におりたのですけれども,今もそういうような金額の手当なのでしょうか。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 済みません,後半のほうのお話になっているのですが,加配の保育士さんに対する支援の対応ということで,市のほうから,加配の保育士さんに対しましては,民間保育所の運営補助事業というのがございまして,そちらのほうでの人件費の補助とかいうことをお願いしています。また,国のほうでも公定価格というものが設定されておりまして,条件によりますが,障がいをお持ちの方を支援する場合については加算がつくということでの手当もつけているところでございます。
あと,保育所のほうでの加配をつけている方になのですけれども,公立保育所では9名,こちらのほうでは対応しております。
以上でございます。
○末村 委員長 青木委員,どうぞ。
◆青木公達 委員 山田委員の質問を聞きながら感じていたのですけれども,先ほど3名は入所が決まっている,6名が待機状態,この差というのはどこで決めているのですか。その入所できる子供と待たなくてはいけない,普通の待機児童というのは,点数とか何かあるじゃないですか。この障がいを持っている子の場合にも同じなのですか。それとも違う判断基準があるのですか。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 入所の基準としましては,守谷市の基準としまして,やはり加配が必要なお子さんということで,受け入れするところの中で,加配がつけられるかということで,保育士の確保ができているかということ,あと,保育所の定員というところの枠もございまして,一番大きいのは,お子さんをお預かりできる保育士の人員を確保するというのが,それによっても加配がつけられるということで,民間保育所のほうでもそのようなお話をさせていただいて,できるだけお預かりできないかということで,お話をさせていただいているところでございます。
○末村 委員長 青木委員。
◆青木公達 委員 聞いているのは,障がいを持った子がAという子とBという子がいると。
○末村 委員長 滝本課長,簡潔に,結論から述べた答弁をお願いします。
◎滝本 児童福祉課長 済みません,失礼いたしました。その点数つけとしては,障がいをお持ちということでの点数づけはなくて,あくまでも受け入れの希望する園があるかということ,あとは何歳児かということで,こちらのほうで受け入れを決めているところでございます。
〔発言する者あり〕
○末村 委員長 どなたがお答えいただけますか。
滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 大変申しわけございませんでした。ちょっとこちらのほうで勘違いをした答弁をしてしまいましたので,簡潔に申し上げます。
加配の対象としましては,まず最初はお仕事をしている方やあとは家庭環境の状況を確認して点数化をさせていただきます。あとはその年齢ごとで受け入れをするお子さんによって,受け入れの人数が決まってくるということでございます。今回で申しますと,土塔と北園のほうで,加配ができるということで申し出をいただきまして,年齢もこの3歳児ということでしかお受けできないということでしたので,その3歳児の中で点数が高い方を中心にまずは決めさせていただいたということでございます。
以上でございます。
○末村 委員長 先ほどのタクシー会社,飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 先ほどのタクシー会社で,市内のタクシー業者の名称ということでございます。登録順に名称のほうを申し上げたいと思います。守谷タクシー,小川交通,関鉄県南タクシー,ふくろう福祉タクシー,以上でございます。
○末村 委員長 まもなく正午になりますので,ここで暫時休憩といたします。午後1時から再開いたします。
午前11時59分休憩
──────────────────────
午後 零時57分開議
○末村 委員長 休憩前に復し,会議を再開いたします。
質疑を続行します。
渡辺秀一委員,お願いします。
◆渡辺秀一 委員 では,2点お願いします。
まず最初に,予算説明書80ページ,予算書97ページ,障がい者自立支援給付事業なのですけれども,この中の予算書の扶助費の障がい福祉サービス給付事業と障がい児通所支援事業というのは,これ何事業者ずつあるのか。あと,利用人数を教えてください。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 最初に,事業サービスの提供事業者の数ですけれども,障がい福祉サービス事業所としては15事業所になります。こちら大人のほうのサービスになります。次に,障がい児通所支援事業所,こちら子供のほうのサービスの提供事業所でございますが,こちら10事業所となっているようなところでございます。
あと,利用の状況ですが,実人数ですね。延べではなくて。
○末村 委員長 少しまとめていただいて。
◎飯島 社会福祉課長 併用者はその中に含めて,ダブっていること。併用というのは,サービスはこっちのサービスとこっちのサービスといろいろとサービスの種類がありますので,複数のサービスを利用しているのですが,それはちょっと除くことができないので,それは重なった状況でご報告にはなってしまうのですが。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 何が最終的に知りたいのかというと,その実人数がふえてこの給付事業がふえているのか,どうなのかが,まずそこを知りたいので。サービスの内容のそのあれがふえて,給付がふえているのか,実人数がふえて給付もふえているのか,そこがどうなのかというのを,今,まず。
◎飯島 社会福祉課長 わかりました。
○末村 委員長 では,渡辺秀一委員,別の質問を。
◆渡辺秀一 委員 では,2番目,予算説明書91ページの保育人材確保事業なのですけれども,まず最初に保育人材就職支援事業のほうについて,今年度多分これ始まった事業だと思うのですけれども,その実績というのは,どのように開催して,実績,どのようなことをしたのか,お尋ねします。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 保育人材のこちらの支援事業なのですが,30年度の8月と12月に開催をしております。8月は22名の参加,12月は33名の参加ということで,計55名の方がこちらの事業に参加していただきました。
以上でございます。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 今春,その中で結果として何人守谷の保育園,幼稚園のほうに新規で入っていただいたのか。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 8月のほうと12月のほう,おのおの2名ずつで,計4名の採用となっております。
以上でございます。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 以前聞いたのですけれども,今保育士さん,紹介事業者みたいなほうに頼むと1人当たり紹介を受けるのに,本当に下手したら100万単位でかかるらしいのです。そういう意味で,昨年の90万ぐらいの事業で4名新しく新規で採用をできたというのは,これ滝本課長,午前中はつらかったと思いますけれども,午後は本当に私は非常に費用対効果のあるいいお仕事をされたのかなと思って,すばらしいと思います。
続きまして,これ新規になると思うのですけれども,保育士等市民税助成金事業なのですけれども,概要をまず教えていただきたいと思います。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 こちらの事業につきましては,来年度初めてということで,させていただきたいと今回ご提案させていただきました。今回こちらは,やはり先ほど申しましたとおり,ジョブフェアを開催して4名の参加をしていただいたというところとあわせて,今回は市民税の助成ということ,銘を打ちまして,なぜこちらをやったかと申しますと,やはりまずは就職をしていただくということを呼び水として,何か施策を展開したいということで考えました。その手段として,各市でやっているようなことであると,結構額も張るということと,あと費用対効果的には余り上がっていないというところの自治体もございましたので,まず私たちとしては,1年間,こちらにまず就職していただいて,あとは職場環境とか,そういうところは園のほうに努力をしていただいて,それを定着していただきたいという,きっかけをつくらせていただこうということになりました。そのためには,やはり財源として,市民税を納めていただくということですと,その分の相当額をまたお返しする,補助するというようなイメージで,今回7,000円ということで算出いたしまして,算出根拠とさせていただきました。30名ほどは見込ませていただいた上で,就職をしていただく呼び水としたいということで,今回させていただいたということでございます。
以上でございます。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 これ1年間のみなのですけれども,多分,最初それを,この事業を考えたときに,去年入った人なんか,損してしまうのではないかとか,ことしからの事業だと思うのですけれども,これは今後も1年間のみでずっと続けていく考えなのか。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 まずはその1年間というところの様子を見せていただいた上で,また今後検討というふうに考えておりますが,やはりまずは就職をしていただくということ,あとはジョブフェアでもアンケートであったのですが,お金よりもやっぱり職場環境ということで,そこを重視したいということも今回来場者さんの意見でございましたので,そこは園としても努力していただきたいということと,そのきっかけを市でもバックアップしたいということで,今回こういうふうにさせていただいたというところでございます。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 わかりました。大丈夫です。
○末村 委員長 飯島課長,まとまりましたか。お願いします。
◎飯島 社会福祉課長 障がい福祉サービス給付事業,こちらの利用人数なのですけれども,年度当初451人の実人数がございます。来年度の見込みとしましては,486人を見込みで予算のほうを作成しているという状況です。
続いて,子供のほうのサービスになります障がい児通所支援事業でございますが,こちらは168人当初のところ,179人で見込んでいるというところでございます。
以上です。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 そうしますと,そんなその利用人数的には大幅な伸びはやはりないのかなというのと,やはりそのサービスを受ける頻度がふえてきたので,予算がふえたという解釈でよろしいでしょうか。
◎飯島 社会福祉課長 そういう理解でよろしいかと思います。
◆渡辺秀一 委員 そうすると,この上限というのは,どこまで,そのサービスは青天井というか,受ければ受けるほど,この予算額は毎年毎年上がってしまうのか,どこかで歯どめをかけながら,そのサービスでも,これは認められませんよとか,そういうルール決めみたいなものをつくって,ある程度検討していくのか,その辺はどのように考えていますか。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 サービスの利用に当たっては,利用者のほうの条件が合えば,その利用については,市町村レベルで制限をかけますよという話はちょっとできないかと思います。ただ,国のほうでも,これはまさにおっしゃるとおり,青天井の部分がございますので,そういうような制限を加える施策等はないものかというような議論はされているようですが,近隣で聞いても,上限を設けているというような市町村レベルでの話は今のところまだ聞いてはいないという状況でございます。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 では,今のところどうしようもないと。わかりました。
○末村 委員長 次,神宮委員,回します。ではそこも含めて神宮委員,どうぞ。
◆神宮栄二 委員 私も同じ障がい者自立支援給付事業,29年が8億1,000万,30年予算が9億1,700万,31年が10億1,500万と毎年1億ずつ予算規模が上がってきている。負担割合が国50,県25,市が25ということですけれども,もう既に2億4,000円万になろうとしてきているわけです。先ほど渡辺秀一委員からも質問があった内容なのですが,この何の業務ということで,分かれている,この三つに区分けされた事業,障がい福祉,障がい児通所支援,それから補装用具給付,それから自立支援医療給付,この金額の割合はどのようになりますか。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 済みません,金額の割合とおっしゃったことでございますけれども,それは扶助費の中での補装具の給付事業,サービス給付事業,障がい児の通所支援等ございますけれども,その中での全体での割合というような解釈ですか。
◆神宮栄二 委員 そういうことです。
ちょっと時間がかかるようですから,次に進みます。
○末村 委員長 別な質問ですか。
◆神宮栄二 委員 関連した質問ですけれども,この障がい者自立支援給付事業については,これ市内の事業者だけではないはずです。市外の事業者について,当然実施されているものもある。そして,その市外の事業者を含めて,インボイス,請求書が守谷市を全て通っていないと。県のほうに行っているというぐあいに私はお聞きしています。ということは,その内容チェックができていないのではないかと思うのですけれども,その点はいかがですか。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 障がい者のサービスにかかわる給付においても請求書のチェック機能という部分で,お話のほうを理解いたしました。おっしゃるとおり,県のほうの国保連のほうから請求データのほうが専用の端末のほうに送られてきまして,そちらの内容を点検して,請求に基づいてお支払いするという仕組みではございますが,来年度新たにオクトパスといいます端末のほうを入れまして,そちらで専用の国保連から来ます請求事務の端末に専用のソフトを入れまして,そちらでチェックをするという機能を設けるということを考えてございます。近隣の市町村もそのシステムを導入し始めている状況がございまして,やはり人的な面ですと膨大なこの請求量になってくるわけで,必ずチェックというのが人的にはかなり限界になろうかというような状況になりますので,そのシステムの効果を見込んで,来年度導入を図りたいと考えているところでございます。
○末村 委員長 神宮委員。
◆神宮栄二 委員 今,請求書,インボイスのチェックの話をしたのですが,これは守谷市の事業者のみチェックされるのか,市外の事業者についても実際にやっておられる請求内容を現場等でチェックされた実績があるのかどうか,お聞きいたします。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 利用者が市外の事業所,利用者というのは,守谷の市民でございますけれども,利用者が市外の事業所を利用した場合,請求のほうは必然的に守谷市のほうに請求が回ってくる形になりますので,市外の事業所を利用した場合でも,守谷市のほうに請求が来ます。また,事業所のチェックでございますが,2年に1度,県と一緒に事業所のほうに立ち入りまして,事務内容等点検をしてございます。その中で,指摘事項などを改善していただくように,各事業所にはお願いをしているというようなやり方をしております。
以上です。
○末村 委員長 神宮委員。
◆神宮栄二 委員 この中の補装具費給付事業,例えば,コルセットであったりとか,義足であったりとか,そういったものが対象になってくると思うのですけれども,場合によっては車椅子というものも対象になるかもしれませんが,こういったものが,医師なり事業者が非常に表現が悪いですけれども,お話し合いをされていて,比較的必要性があるかどうかという患者の意向に反してつくられたり,あるいは購入させられたりしている事例があるのではないかという指摘がございます。本当にこの患者にとって,必要なのかどうか,この障がい者にとって必要かどうかを本人が判断するのではなくて,医者のほうから指示をされると。そうすると,必然的に事業者の人間がやってきて,採寸したり,型合わせをして,つくってしまう。本人は1割ですからと。必ずその事業者は言われるそうです。10万かかっても1万円ですと。車椅子でも大体安くて10万から15万ぐらいしますけれども,15万の最高機種のものを買っても1万5,000円の負担で済みますと。リースやそういったところから借りるよりもお得ですよという形で事業者のほうから勧められると。その残りの9割はこういった形で10億になってしまっているのではないかと。その辺を含めて,きちんと精査されているのかどうか。要は,この請求書を含めて,この事業のガバナンスがどうなっているのか,きちんとチェックされているのかどうか,PDCA,きちんとできているのかどうか,そこをお聞きしたいのです。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 補装具等の給付に当たりましては,委員おっしゃるとおり,医師の意見書に基づいて,それなりの補装具等の給付を受けるという仕組みではございます。医師のほうのその判断基準というものが明確にございまして,それに基づいて実施されているもので,必ず医師の意見書のほうは請求に当たりまして,目を通しているようなところもございます。補装具等の業者のほうから上がってきます請求書等も上がってきますので,そちら金額は個々の部分でその基準に基づいて動いているものと認識しているところでございます。
以上です。
○末村 委員長 神宮委員。
◆神宮栄二 委員 3番目のその自立支援医療給付事業,身体の障がいを除去,軽減する手術などの治療に要する医療費の一部を公費で負担するものとなっているのですけれども,これについての実績はいかがですか。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 大人のほうの医療の部分については,更生医療と申し上げますが,こちらのほうでは,29年度の実績になってしまいますが,こちらでは14件ございます。子供のほうの医療のほう,育成医療のほうでは,11件というような状況でございます。
以上です。
○末村 委員長 神宮委員。
◆神宮栄二 委員 この事業は児童手当に次いで,保健福祉部の中では2番目に大きな事業予算ではないかなと思って,非常に私自身もこれにかかわっているようなところが若干ありましたので,しつこく聞いています。事業者がふえて,また請求書が直接市の前を通らずに県のほうに行くという話も伺っております。先ほどデータとして送られてくるというのですけれども,非常にチェック機能というか,ガバナンスのコントロールが難しい事業ではないかと思っています。それを当て込んで事業者が急増したのが守谷市ではないかというぐあいに判断をしているものですから,その辺の事業者の十分なチェックがなされないと,先ほど渡辺秀一委員が言われたように青天井で毎年1億ずつふえていくというような事業になってしまう可能性があるので,質問等をさせていただきました。
続いて,もう1件質問がありますので,項目を変えます。
説明書の97ページ,保育所等事故防止推進補助事業,例の睡眠時の事故を防ぐために,29年度に補助事業を開始したとなっているのですが,前年度実績はゼロになっております。31年度予算で何か新たに新規事業のような形に見受けられますけれども,29年度に補助事業を開始して,これまでゼロだったのか,この事業については,非常に手が足りない,そういう保育事業の中で,子供が気がつかない間に呼吸をしなくなって亡くなっているという事故が何件かあって,即守谷市でも取り入れられたので,私は高く評価をしていたのですけれども,29年,30年,現状ゼロということでございましょうか。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 この予算説明書に書いてある前年度というのは,当初予算での比較になりますので,今回30年9月で補正をさせていただいた額でございます。ですので,反映はちょっと今回に関してはしていないというところですので,少し新規事業に見えてしまったというところも申しわけないというところがあるのですが,30年9月に補正をいただきまして,その後,今事業所のほうから最終的に実績やあとは見込みというところも以前聴取しておりますので,そこで年度末までには,支給をさせていただくということで,今準備を進めているところでございます。
以上でございます。
○末村 委員長 神宮委員。
◆神宮栄二 委員 何事業所が申請してきていますか。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 30年度は9事業所です。認可が六つ,認証が三つの事業所になります。
以上でございます。
○末村 委員長 神宮委員。
◆神宮栄二 委員 予算書の最後のほうに,対象施設として,保育所6カ所,認定こども園1カ所,小規模保育事業1カ所となって,8カ所になっているのですけれども,先ほど9カ所と言われたのですが。
○末村 委員長 滝本課長。
◎滝本 児童福祉課長 今,私申し上げましたのが,30年度の分になってございまして,31年度につきましては,保育所6カ所,認定こども園1カ所,小規模が1カ所ということでの支給ということで,今予算立てをしているところになっています。
以上でございます。
○末村 委員長 飯島課長。
◎飯島 社会福祉課長 申しわけございません。先ほど神宮委員からの事項で,障がい自立支援給付事業の扶助費でございます内訳の比率でございますが,予算書ベースで申し上げたいと思います。補装具費給付事業が1%,自立支援医療給付事業のほうが4%,障がい福祉サービス給付事業,こちらが76%,障がい児通所支援事業,こちらが19%というような内訳になっているところです。
以上です。
○末村 委員長 では,浅川委員,お願いします。
◆浅川利夫 委員 私のほうでは,小児予防接種事業について質問します。ページ数は予算書では143,説明書では110ページになります。表の中で,説明書のほうで,111ページの表の中で,小児予防接種ということで,15種類ほど書いてあります。その中で予防接種名とそれから予定確認数,延べ人数が書いてあるのですけれども,この予定延べ人数というのは,どういうふうな基準でしょうか。例えば,ヒブ接種については,予定延べ人数が2,569人というふうに書いてあるのですけれども,この予定人数の意味は。ものによっては2人とかあるのですけれども,その辺はどういうふうな表現で受け入れればよろしいのでしょうか。
○末村 委員長 高田技正。
◎高田 保健センター技正 予定延べ人数のことなのですけれども,例えば,ヒブというのは,4回接種をするような予防接種になっております。ですので,約600人ちょっとの出生数の方に対して,1歳までの中で4回接種になってきますので,600人の4回で,そこに点乳児など入ってきますので,2,569人くらいの接種人数,延べ人数になってくるというような算定でやっております。逆に,麻疹,風疹などは,その上にありますMRという接種,2回接種なのですけれども,子供のうちに2回接種なのですけれども,MRというのは,麻疹,風疹混ざった,混合ワクチンというもので,多くの方がやるのですけれども,中には風疹はかかってしまったので,はしかだけでいいですよというような方たちがもういるであろうということで,1名,2回接種するものですので,延べ人数で2というような予算の上げ方をしております。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 では,この予定延べ人数に対して,対象人数というのは全てわかっているのでしょうか。
○末村 委員長 高田技正。
◎高田 保健センター技正 おおよそゼロ歳児で打つものは,その年の母子手帳の交付数などから,およそ出生数を見込みまして,そこから算出しております。1歳児で打つものは,前年度の基準日を設けまして,そのときにゼロ歳でその次の年度で1歳になるであろう人数を統計上のほうから求めまして,対象人数を基準日を算定して出しております。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 この15種類については,費用負担は全部市のほうで持つのか,それとも何割かは個人負担になるのか。
○末村 委員長 高田技正。
◎高田 保健センター技正 下のほうのインフルエンザ助成に関しましては,任意接種の中で,助成額を決めておりまして,自己負担が発生するのですけれども,そのほかの予防接種に関しましては無料になっております。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 予防接種については,有効性とリスクという形で,特に一時問題になった子宮頸がん,ああいうような形で高校生とかそういう人が副作用が起きていろいろ問題になったわけなのですけれども,これもそういうことを含めて,なかなか接種しないというのもあろうかなと思うのですけれども,このヒブからその15まで,インフルエンザまで含めて,接種率というのは,どのくらいなものでしょう。一つ一つはなかなか難しいと思うのですけれども,最大接種率のいいものとか悪いもの,その辺でもちょっと教えてください。
○末村 委員長 すぐ出ますか。小林所長。
◎小林 保健センター所長 麻疹,風疹の予防接種率が手元にあったので,それだけお知らせさせていただきたいと思います。平成29年度の実績で97%となっております。
以上です。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 それは項目でいうと,一つだけですか。それとも全体的な意味で,97%が接種しているということでしょうか。
○末村 委員長 小林所長。
◎小林 保健センター所長 済みません,今手元にあるのが,麻疹,風疹のみになっておりますので,今すぐお答えできるのがその97%だけです。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 では,できれば,後で表なんかいただければ。いいですか。
○末村 委員長 堀部長。
◎堀 保健福祉部長 その資料は,後でということでよろしいでしょうか。
○末村 委員長 後ほどで。個別でいただければ大丈夫ということですか。
◆浅川利夫 委員 いや,できれば全体に配ってもらってと思うのですけれども,どうですか。要らなかったらいいです。
○末村 委員長 委員会として請求すると,一応,了承をとらないと。
◆浅川利夫 委員 ではいいです。
○末村 委員長 では,浅川委員,個別に後ほどご報告いただくということで。では,部長のほう,よろしくお願いいたします。
質疑を終結します。
以上で,議案第34号の保健福祉部所管の審査を終了します。
ここで特別会計の審査に関係しない職員は退出していただいて結構です。ありがとうございました。
〔執行部一部退場〕
○末村 委員長 次に,議案第35号 平成31年守谷市
国民健康保険特別会計予算の審査に入ります。
保健福祉部長から,内容の説明をお願いします。
堀部長。
◎堀 保健福祉部長 平成31年度守谷市
国民健康保険特別会計予算につきまして,説明をさせていただきます。
一般会計と同じように,予算書に基づき説明させていただきます。予算説明書については,177ページから180ページに事業内容を掲載しております。よろしくお願いいたします。
初めに257ページをお願いいたします。
歳入歳出予算事項別の明細書となっております。歳入歳出それぞれ51億7,642万2,000円で,前年度より7.2%の減となっております。
歳入で,款1国民健康保険税が,14億1,940万7,000円,6.1%の減となっております。
款5県支出金32億7,480万8,000円,こちらについては,7.1%の減となっております。
次に,258ページをお願いいたします。
歳出で,款2保険給付費,32億1,712万8,000円,こちらについては,前年比較7.5%の減となっております。
歳入についてご説明をさせていただきます。
259ページをお願いいたします。
款1国民健康保険税,目1の一般被保険者国民健康保険税の14億1,866万3,000円は,前年度と比較しますと5.8%の減となっております。
目2の退職被保険者等国民健康保険税の74万4,000円は,前年度と比較しますと88%の減となっております。退職者医療費制度の経過措置は今年度で終了となっております。
260ページをお願いいたします。
最下段になりますが,款5県支出金,目1保険給付費等交付金,節1普通交付金31億7,441万9,000円は,市が負担する保険給付費の全額が県から交付されるものです。
261ページをお願いいたします。
款7繰入金,項1他会計繰入金,目1一般会計繰入金4億932万8,000円は,保険基盤安定繰入金等の法定繰入金となっております。
続きまして,歳出についてご説明いたします。
266ページをお願いいたします。
款2保険給付費,目1一般被保険者療養給付費は28億862万1,000円で,2億2,460万7,000円の減となっております。給付費の設定は,過去2年間の実績をもとに推計をしているものでございます。
項2高額療養諸費,目1一般被保険者高額療養費は3億2,906万7,000円で,前年度より1,789万8,000円の減となっております。こちらも,過去2年間の実績をもとに推計をしているものです。
269ページをお願いいたします。
款3国民健康保険事業費納付金,項1医療給付費分,項2後期高齢者支援金等分,項3介護納付金分ですが,国保事業費納付金を県に納付するもので,合計で17億471万9,000円となっております。この金額については,県が市町村分を決定しているものです。
272ページをお願いいたします。
款5保険事業費,目1特定健康診査等事業費5,275万8,000円は,高齢者の医療の確保に関する法律に基づいて,40歳以上,74歳までの被保険者を対象に,平成20年度から実施しております特定健康診査・特定保健指導の経費となっております。
以上で,
国民健康保険特別会計予算の説明を終わりにいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
○末村 委員長 以上で説明が終わりました。
質疑をお願いします。
浅川委員。
◆浅川利夫 委員 予算には直接現時点としては関係が薄いのですけれども,今テレビなんかで超高額医療ということで,特にオーダーメードの医療とか,医薬品という形で,がん関係の中で今ニュースになっていると思うのですけれども,その中で,国の認証が受ければ,例えば,一つ5,000万円の薬があって,それの国の認証が受ければ,個人負担は60万で収まるというようなことで,これからそういうふうな可能性が多くなると。先ほどの別なところでも,青天井というか,1回の月に高額医療でかなり負担になると,もう国保に入ればそれだけで2億5,000万ですか,そういうふうになる可能性があると思うのです。そういうところというのは,将来的な保険,社会とそれから医療の進歩を見たときに,なかなか守谷市全体では対応できないと思うのですけれども,ほかとの情報交換とか,そういったものはどうなのでしょう。やっているのですか。
○末村 委員長 浅川委員,高額療養費の見込み,将来的な見込みということ。
◆浅川利夫 委員 そうですね。
○末村 委員長 椎名課長。
◎椎名 保健福祉部次長 今のところその具体的な何か情報というところはないのですけれども,こちらの運営が県のほうに国保の運営が30年度から改正されていますので,その辺の給付費や医療費については,県のほうで一体的に検討していくことになるかとは思うのですが。今のところは,申しわけないのですが,具体的にお答えするところはございません。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 わかりました。もう一つ,ちょっとまた今度は視点が違うのですけれども,今,どこでも外国人がかなりふえていると思うのですけれども,守谷の場合も,その保険の外国人の加入,そういうふうな状況はどういうふうになっているのかと,あわせて,3カ月の特例というのですか,今まで保険料を納めていないのだけれども,病気になったときに,3カ月か2カ月さかのぼって納めれば,保険が使えるというふうな制度があろうかなと思うのですけれども。その辺の件数とかあったら教えてください。
○末村 委員長 椎名課長。
◎椎名 保健福祉部次長 国保における外国人の被保険者についての状況をちょっとお話しします。世帯数は,外国人を含む世帯ということで,181世帯,被保険者数としては251人となっております。国保に加入されるのは,守谷にいらして,転入だったり,入国だったりがあると思うのですが,守谷に住民票を置いて,社会保険などに入らない場合には,もう全て皆さん国保のほうに加入されて,国保の保険を使っていただくということになります。
3カ月のというのは,申しわけありません,ちょっと不勉強で申しわけないのですが,ご質問,もう一度いいですか。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 何か保険料滞納とか,納めていなくて,そうすると,健康保険が使えないのですけれども,さかのぼって2カ月か3カ月納めれば,継続してまた一時的に使えるというふうな。
○末村 委員長 椎名課長。
◎椎名 保健福祉部次長 失礼しました。滞納している方には,短期保険証ということだと思うのですけれども,短い,通常は1年の有効期限の保険証をお出しするのですが,短い期限の例えば,1カ月だったりというようなもの,滞納していて,その期限が過ぎていても,さかのぼって例えば,2カ月分,3カ月分を納めていただければ,またその分1カ月先の有効期限の保険証をお出しするので,それを使えるというようなことだと思います。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 例えば,それをさかのぼって1カ月やったので,それ以降は毎月納めてくれればいいのですけれども,そうではなくて,また滞納していて,それの繰り返しということはあるのですか。
○末村 委員長 椎名課長。
◎椎名 保健福祉部次長 ございます。追いかけで,1カ月納め,1カ月出しという繰り返し,繰り返しという方は実際に,外国人に限らずいらっしゃいます。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 そうしたけれども,丸きり,それの対応というのは,何かあるのですか。そういうふうな制度が,そういうふうなものが使えるのであれば,やってしまおうかなというふうな。
○末村 委員長 椎名課長。
◎椎名 保健福祉部次長 短期保険証を持っても,また滞納したりすると,今度は資格証というものに変更するのです。それは,お医者さんにかかったときには,10割自己負担をしなければいけないという資格証というものに変更になってしまいます。そこがまた滞納することがペナルティー,また1段階上がるというような形になってきます。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 それ10割保障で,もしその人が払えなかったときには,どこが負担になるのですか。結局そうなると,生活保護か何かに変わるような形になるのですか。生活保護だと保険料も全てもう市が補助となるのですけれども,行く行くになると,そういう人たちは生活保護に頼らざるを得ないというふうな,将来的になるのかなと思うのですけれども,その辺の対応というのは。
○末村 委員長 椎名課長。
◎椎名 保健福祉部次長 確かに納められなくても,保険税はなくなりませんので,そうなると生活保護を申請することになるとは思うのですが,保険税は前年の所得をもとにしているので,前年度確かに所得があって,ある程度保険税がありました,その次の年に,例えば,会社が何かで勤められなくなりましたのときには,そういったときには,また特例措置なんかもあったりするのです。なので,本当に生活が苦しくて納められない方については,生活保護で救っていくようになると思うのですが,実際にその滞納世帯が何世帯かありますが,その中で国保の収納については,収納課のほうが主にまとめてやってくださっているので,細かいところまでわかりませんが,納税が厳しいときには,相談をしていただいて,納めてもらうような努力をしております。実はつい先日も短期保険証であった方が,過去のたまった分を納めていただいたりという事例もありますので,そういうふうなところで地道に滞納を減らしていくというようなところでしょうか。済みません。
○末村 委員長 神宮委員,どうぞ。
◆神宮栄二 委員 先ほど浅川委員の質問の中で,外国人という話があったと思うのですけれども,現在守谷市には約1,000名弱の外国人の方が常住して,もちろん住基に登録されているという意味ではないのですけれども,1,000人近くの方がいらっしゃる。それで,保険に加入されている方は,恐らく非常に少ないと思うのですけれども,そういった方の医療費,もし滞納,未払いになったりする場合があると思うのですけれども,何かそういう事業主に対して,この辺の保険に入る,そういったご指導はなさっているのですか。
○末村 委員長 椎名課長。
◎椎名 保健福祉部次長 指導というのはありませんが,大体今外国人の方がいらっしゃるのが,短期で研修などで,会社の事務員の方と一緒にいらっしゃることが多いので,言葉の行き違いなどもありますので,その日本人の事務員さんを通じて,滞納にならないように,研修が終わって,転出をして,違う市町村で暮らすという方がかなり多いので,その場合に,きちんと納めるようにということでお話はしていただくようにお願いしているところです。
○末村 委員長 佐藤委員。
◆佐藤弘子 委員 今度重症化させないために,糖尿病から移行していく腎臓病というのがふえているということで,ここにも書いてあるのですけれども,守谷市でのこの重症化を防ぐためにも,人工透析にしないということも含めて,実際にその人数なんかを把握しているのですか。これだけの予防のところで,糖尿病から腎臓病に移行してしまうような方がどのぐらいいるか,把握しているかどうか,伺いたいと思います。
○末村 委員長 椎名課長。
◎椎名 保健福祉部次長 特定健康診査の結果をもとに,その特定保健指導というものを指導していくのですが,30年度の途中の段階ですが,その特定保健指導の該当する方というのが,最初に済みません,では対象者から申し上げますと,特定健康診査の対象者は9,300人ほどおります。その中で,特定健診を受けていらっしゃる方が5,800人ほど。その中で,特定保健指導の対象とされる方,重症化しないようにという予防の対象になる方が620人ほどおります。その中で,ランクといいますか,放っておくとすぐに重症になってしまうような方とかというふうにランクをつけて,指導を行うようにしておりまして,ランクの高い方といいますか,それが500人ほどいらっしゃいます。この方について,時間をかけて指導をしていくというような対応をしています。
○末村 委員長 佐藤委員,今のは関連質問ではなくて,新たな質問ですので,ある際には,事前に挙手を願いたいと思いつつ,どうぞ。
◆佐藤弘子 委員 ごめんなさい。500人ぐらいいらっしゃるという今の答えなのですけれども,通知か何か出すようになっているのですか。確認したいのですけれども,こういう制度になっているものですから。
○末村 委員長 椎名課長。
◎椎名 保健福祉部次長 通知をしたり,あとは電話や訪問などの対応をしております。
○末村 委員長 山田委員,どうぞ。
◆山田美枝子 委員 180ページの表のその特定保健指導の県支出金が140万減っているのは何ででしょうか。
○末村 委員長 山田委員,それがわからないと審査できませんか。後ほどご報告ではだめですか。
椎名課長。
◎椎名 保健福祉部次長 済みません,少しお時間いただいて,後で報告させていただきます。
○末村 委員長 といっても,採決に入ってしまうのですけれども,山田委員,よろしいですか。
◆山田美枝子 委員 わからなければ,判断できません。
○末村 委員長 では,質疑を終結します。
これから自由討議を行います。
意見等のある委員は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○末村 委員長 自由討議を終結します。
これから討論を行います。
討論ある方は挙手をお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○末村 委員長 討論なしと認めます。
これから議案第35号を採決します。
本案に賛成の委員は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○末村 委員長 挙手多数です。よって議案第35号は原案のとおり可決されました。
次に,議案第36号 平成31年度守谷市
後期高齢者医療特別会計予算の審査に入ります。
保健福祉部長から内容の説明をお願いします。
堀部長,お願いします。
◎堀 保健福祉部長 守谷市
後期高齢者医療特別会計予算の内容について説明をさせていただきます。予算説明書につきましては,181ページと182ページに事業内容を掲載しております。よろしくお願いいたします。
それでは,286ページをお願いいたします。
歳入歳出予算事項別の明細書となります。歳入歳出それぞれ5億8,015万7,000円で,前年度より8.7%の増となっております。
288ページをお願いいたします。
歳入についてご説明させていただきます。
款1後期高齢者医療保険料,目1特別徴収保険料3億499万3,000円は,後期高齢者医療被保険者の年金から特別徴収される保険料となっております。
目2普通徴収保険料1億6,812万円は,納付書等による保険料となっております。
合計は,4億7,311万3,000円で,前年度比9.2%の増となっております。
款3繰入金,目1一般会計繰入金1億642万8,000円は,事務費や低所得者の保険料軽減分を一般会計から繰り入れるものです。
次に,歳出についてご説明いたします。
291ページをお願いいたします。
下の段で,款2
後期高齢者医療広域連合納付金,目1
後期高齢者医療広域連合納付金5億4,448万4,000円は,徴収した保険料と保険料軽減分を補填する公費繰り入れ分,それから茨城県
後期高齢者医療広域連合に納付するものであります歳出総額の93.9%を占めているものです。
簡単ですが,以上で
後期高齢者医療特別会計予算の概要説明となります。どうぞよろしくお願いいたします。
○末村 委員長 ありがとうございます。以上で説明が終わりました。
質疑をお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○末村 委員長 質疑を終結します。
これから自由討議を行います。
意見等のある委員は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○末村 委員長 自由討議を終結します。
これから討論を行います。
討論ある方は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○末村 委員長 討論なしと認めます。
これから議案第36号を採決します。
本案に賛成の委員は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○末村 委員長 挙手多数です。よって,議案第36号は原案のとおり可決されました。
次に,議案第37号 平成31年度守谷市介護保険特別会計予算の審査に入ります。
保健福祉部長から内容の説明をお願いします。
堀部長。
◎堀 保健福祉部長 平成31年度守谷市
介護保険特別会計予算の内容について,説明させていただきます。予算説明書は,183ページから193ページまでのところに事業別に記載しております。よろしくお願いいたします。
初めに,305ページをお願いいたします。
予算額につきましては,歳入歳出それぞれ34億3,437万6,000円で,前年度より1億681万9,000円,前年度と比較しますと3.2%の増となっております。
次に,307ページをお願いいたします。
歳入についてご説明いたします。
款1保険料は,65歳以上の方の第1号被保険者の保険料8億2,129万円で,前年度より1%の増となっております。
款3国庫支出金,項1国庫負担金,目1介護給付費負担金5億4,434万4,000円は,介護給付に対する国庫負担金で,負担率は居宅サービスに係る経費については20%,施設入所に係る経費については15%の交付率となっています。
款4支払基金交付金,項1支払基金交付金,目1の介護給付費交付金8億4,201万6,000円は,第2号被保険者の保険料で,介護給付費の27%が社会保険審査報酬支払基金から交付されるものです。
次のページをお願いいたします。
款5県支出金,項1県負担金,目1介護給付費負担金4億6,919万2,000円は,介護給付に対する県負担金で,負担率は居宅サービスに係る経費は12.5%,施設入所に係る経費につきましては17.5%となっております。
款7繰入金,項1他会計繰入金,目1一般会計繰入金,節1介護給付費繰入金3億8,235万2,000円は,介護給付費法定負担分の12.5%を一般会計から繰り入れるものです。
次のページをお願いします。
款7繰入金,目2基金繰入金,目1準備基金繰入金,説明の欄,節1介護給付費繰入金3億8,982万2,000円は,介護給付費法定負担分の12.5%を一般会計から繰り入れをするものです。
次のページをお願いいたします。
款7繰入金,目2基金繰入金,目1準備基金繰入金,節1準備基金繰入金6,934万9,000は,1号被保険者の介護保険料で,負担する介護保険給付費と地域支援事業等の給付費額の合計から,1号被保険者の保険料収入額を差し引いた額を準備基金から繰り入れるものです。
続きまして,歳出についてご説明をいたします。
314ページをお願いいたします。
款2保険給付費,項1介護サービス費につきましては,要介護1から要介護5までの被保険者に対する給付費です。総額は,次ページ中段の計の欄の28億5,063万8,000円となっております。前年度予算と比較しますと,3,660万1,000円の増加となっております。増額の主な理由としましては,居宅介護サービス給付費や居宅介護住宅改修費,居宅介護サービス計画給付費の増となっていまして,それぞれ給付費の実績に基づき計上をさせていただいております。
項2介護予防サービス費につきましては,要支援認定者に対する給付費で,総額は316ページ中段の計の欄,7,605万6,000円となっていまして,前年度予算に比べますと2,645万3,000円ふえている状況となりました。増額の主な理由としましては,介護予防給付費や介護予防住宅改修費,介護予防サービス計画給付費の増加によるものです。
その下をお願いいたします。
項3高額介護サービス費につきましては,要支援,要介護の被保険者が受けたサービスに係る利用者負担額が高額となる場合に,利用者の負担を軽減するために支給するものです。総額は計の欄の7,740万1,000円で,本年度の実績を踏まえて,前年度予算に比べますと389万3,000円減額している状況になります。
317ページをお願いいたします。
項5特定入所者介護サービス等費につきましては,施設介護サービスを利用する方のうち,低所得の方の食費,居住費の負担軽減を図るもので,総額は計の欄の9,602万2,000円となっております。
318ページをお願いいたします。
款3地域支援事業費,項1介護予防・生活支援サービス事業費につきましては,要支援1,2の認定者への介護事業所による訪問や通所サービスを実施するための経費で,次の介護予防ケアマネジメント事業は,要支援1,2の方のケアプラン作成の委託料となっております。総額は計の欄の5,802万7,000円で,前年度予算に比べますと,1,374万3,000円の増額となっております。
その下の項2一般介護予防事業費3,006万3,000円は,高齢者が要介護状況になることへの予防を目的としまして実施する事業に要する経費となっております。説明欄の01介護予防把握事業は要支援・要介護になる可能性の高い高齢者である特定高齢者を把握するため調査を行いまして,分析結果表と個々の状況に応じた介護予防の資料を送付いたします。また,状況に応じて,保健師や管理栄養士,歯科衛生士が訪問,電話による調査を行いまして,介護予防の利用を促している状況になります。
次の319ページをお願いします。
説明の欄,03地域介護予防活動支援事業84万2,000円は介護支援ボランティアポイント制度導入に伴い奨励金等の経費を新たに計上しております。
320ページをお願いいたします。
説明の欄04一般介護予防評価事業795万7,000円につきましては,2,021年度から3年間の第8期計画策定の基礎データとなるニーズ調査及び分析を業務委託するための経費となっており,新たに計上しているものです。委託料501万6,000円となっております。
最後に,334ページをお願いいたします。
継続費の設定となっております。
こちら2019年度の調査結果をもとに,2020年度には事業計画を策定するため,同一事業者による2カ年契約とすることで,円滑な計画策定業務が行われるよう,継続費を設定させていただいております。策定業務経費599万5,000円を計上しております。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○末村 委員長 以上で説明が終わりました。
質疑をお願いします。
では,神宮委員から,お願いします。
◆神宮栄二 委員 居宅介護支援費にかかわる特定事業所集中減算についてという案内がホームページ上に出されました,通知として。もう一度読み上げます。居宅介護支援費にかかわる特定事業所集中減算について。これが意味する内容は,予算のどの部分にかかわるのか,教えていただきたい。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 済みません,ちょっとお調べしますので,お時間ください。
○末村 委員長 神宮委員,別の質問ありますか。
◆神宮栄二 委員 ありません。
○末村 委員長 では,お調べいただいて。
山田委員,お願いします。
◆山田美枝子 委員 説明書の185ページの介護認定審査会経費というのが計上されていますけれども,今年度は何人ぐらいの審査が予定されて,この金額になったのでしょうか。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 大変お待ちどうさました。介護認定審査会のほうなのですけれども,月平均で大体23件ぐらい予定しておりますので,23から25件ということで,年間では大体1,700件ぐらい予定しております。あ,失礼いたしました,大変申しわけありません。年間72回開催しまして,1回当たり,平均で大体23回ぐらいを見越しております。年間では大体1,700件ほど審査件数を処理する予定となっております。
以上です。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 月23件ということですね。
◎小林 保健福祉部次長 月ではなくて,1回当たりの審査で23件ということです。
◆山田美枝子 委員 1件の審査って,どういう意味ですか。
○末村 委員長 1回の審査会で。
◆山田美枝子 委員 1回の審査会で23件ですか。
◎小林 保健福祉部次長 そうです。1回の審査会です。月6回やっておりますので,そのうちの1回当たり23件ぐらい処理しているということです。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 随分やっている,忙しい審査会ですけれども,介護認定を受けた人が,ちょっと変えたいと,介護が5になってしまったのだけれども,元気になったから。でも,なかなか返事が来ないということなのですけれども,そういうような申請者があった場合を対応しているわけですか。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 当然審査会のほうは,新規で介護の必要な方と,それから毎年1回更新をかけます。そのほかに,今ご希望で状態がよくなったとか,悪くなったとかということで,ご本人,もしくは家族のほうから認定の内容を変更したいという申請があれば,随時受け付けております。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 では,随時受け付けてくれているということですね。
◎小林 保健福祉部次長 そのとおりです。
○末村 委員長 では,川名委員,お願いします。
◆川名敏子 委員 説明書の189ページの地域介護予防活動支援事業の中で,ボランティアポイント制度を導入していくのは,新しい取り組みだと思うのですけれども,どれぐらいの人が登録してこれを活用していくか,目標とか想定とか,ありましたら教えていただきたいのと,あと登録される方に説明会とかそのようなものを計画しているのか,お聞きいたします。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 計画段階では50名ほどの方をボランティアとして受け入れたいと。隣の取手のほうの人口割合で大体200人ぐらい登録があったものですから,守谷市としては50を目標という形で想定をしております。また,こちらのボランティアの方が登録をするに当たりましては,市のほうで講習会を予定しております。年に4回予定しておりますので,その講習会を受けた方が登録できるというような仕組みになっていますので,よろしくお願いします。
○末村 委員長 川名委員。
◆川名敏子 委員 わかりました。
続きまして,受け入れ施設の登録というふうに書いてあるのですけれども,どのようなところが受け入れ施設として挙がっているのでしょうか。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 市内には,41の事業所がございます。今現在各施設のほうに受け入れ可能かどうかということで,調査をしているところでございます。正式な登録をこれから促すところでございます。
○末村 委員長 山田委員,関連をお願いします。
◆山田美枝子 委員 関連です。今のポイント制度,まだ周知が全然されていないみたいで,この間市民活動センターはボランティア団体がいつも出入りするところなのですけれども,そこの方が全く知らないということなので,まだ全く広報していないということでしょうか。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 広報はまだ行っておりません。これからになります。まず施設のほうの受け入れを決めて,それからボランティアの方を募集するというようなスケジュールでおります。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 では,もちろん市民活動支援センターは,ボランティア団体も何団体も登録しているので,そこを優先的にお願いしたいなと思うのですけれども。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 そういう団体がございましたら,そちらに率先して声をかけたいと思います。
○末村 委員長 では,佐藤委員,お願いします。
◆佐藤弘子 委員 介護にかかわる方が1万5,000人ぐらい見込んでいるそうでありますけれども,私は介護に当たりまして,いつも聞いてはいたのだけれども,成年後見人のことで伺いたいと思いますけれども,成年後見人がこれまで何人ぐらいかかわってきたのか,伺いたいと思います。
○末村 委員長 稲葉所長。
◎稲葉 地域包括支援センター所長 今のご質問で確認なのですが,成年後見人の人数ではなくて。
◆佐藤弘子 委員 成年後見人をつけましたという人が何人いらっしゃるのですかということ。
◎小林 保健福祉部次長 それは市長申し立てをした件数ということでよろしいのですか。
○末村 委員長 稲葉所長。
◎稲葉 地域包括支援センター所長 今年度,30年度の市長申し立ての件数は,現在のところ3件です。市長申し立てというのは,家族の申し立てが誰もいらっしゃらないと,いない場合には,市長が親族にかわって申し立てをするという制度で現在3件申し立てをしました。
○末村 委員長 佐藤委員。
◆佐藤弘子 委員 その申し立てに当たりまして,これは特定の専門職でなくてもいいというはずになっているのですけれども,その中身はどのようになっておりますか。例えば,親族とか,あるいは専門職,弁護士,税理士,司法書士というような割合はどうなっていますか。
○末村 委員長 佐藤委員,どの事業ですか。
◆佐藤弘子 委員 何ですか。どの事業ですかって,ここに書いてあるからやっている。事例が聞きたいから聞いているのです。
○末村 委員長 稲葉所長。
◎稲葉 地域包括支援センター所長 3件のうちの成年後見人になった方の職種ということでご質問のほうはよろしいでしょうか。
◆佐藤弘子 委員 職種というかその内容です。
◎稲葉 地域包括支援センター所長 今年度12月以降に3件申し立てを裁判所にしまして,1件が弁護士さんがつきました。もう1人が司法書士さんになるだろうと。これから,ほぼ決定なのですが,司法書士。もう1件も司法書士ですか,そういった弁護士さんと司法書士,専門の方で経験を持っている方が今回の3事例を持っていただいております。
○末村 委員長 先ほどの神宮委員への。
◎森山 介護福祉課長補佐 よろしくお願いします。先ほどの特定事業所集中減算についてなのですが,こちらは予算書でいいますと315ページの中段にあります款保険給付費,目でいいますと5番の居宅介護支サービス給付費というものの中に含まれるものになります。この特定事業所集中減算というものは,ケアプランを作成する居宅介護支援事業所という事業所があるのですが,その事業所が同一法人の中の例えば,訪問介護事業所であったり,通所介護事業所等に仕事を紹介した割合が80%を超えた場合に,減算の対象となるというものということになっておりまして,通常支払われるこの計画給付費の中から,差し引きして,減算した金額で給付が行われるということになりますので,予算としては,目5の居宅介護サービス計画給付費の中で処理されるというものになります。
○末村 委員長 神宮委員。
◆神宮栄二 委員 これは,ホームページの中に載せられたのは何か理由はあるのですか。これまでも定期的に半年に1回ということになっているのですけれども,定期的にこれは掲載されている内容ですか。
○末村 委員長 森山課長補佐。
◎森山 介護福祉課長補佐 この居宅介護支援事業所に関しましては,平成30年度から県の主導から市の主導ということで,権限が市のほうに移譲されております。その関係で,今年度から,そして減算の確認は年2回行うことになっております。
以上です。
○末村 委員長 では,質疑を終結します。
これから自由討議を行います。
意見等のある委員は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○末村 委員長 自由討議を終結します。
これから討論を行います。
討論ある方は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○末村 委員長 なしと認めます。
これから議案第37号を採決します。
本案に賛成の委員は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○末村 委員長 挙手多数です。よって,議案第37号は原案のとおり可決されました。
次に,議案第38号 平成31年度守谷市
介護サービス事業特別会計予算の審査に入ります。
保健福祉部長から内容の説明をお願いします。
堀部長,お願いします。
◎堀 保健福祉部長 守谷市
介護サービス事業特別会計の予算について,説明をさせていただきます。予算説明書につきましては,195,196ページをお願いいたします。
それでは,予算書の338ページをお願いいたします。
歳入歳出予算事項別明細書となっております。予算額につきましては,歳入歳出それぞれ1,627万1,000円です。前年度予算と比較しますと8.5%の増額となっております。
それでは,歳入について説明をさせていただきます。
340ページをお願いいたします。
款1サービス収入,項1介護給付費収入,目1介護予防支援サービス費収入1,088万9,000円は,要支援認定者に対する居宅介護予防費支援サービスへのサービス費収入となっております。
款2繰入金,項1他会計繰入金は,一般会計から事務費分を繰り入れるもので538万1,000円となっております。
次に,歳出について説明させていただきます。
341ページをお願いいたします。
款1総務費,項1総務管理費,目1一般管理費の説明欄01一般事務費745万8,000円の主なものは,非常勤職員の人件費,こちら介護支援専門員となっております。
次の342ページをお願いいたします。
款2サービス事業費,項1介護予防サービス費,目1居宅介護予防支援サービス費871万2,000円は,要支援認定者に対する居宅介護予防支援サービス業務の委託料となっております。
以上が,
介護サービス事業特別会計の概要となっております。よろしくお願いいたします。
○末村 委員長 以上で説明が終わりました。
質疑をお願いします。
佐藤委員,どうぞ。
◆佐藤弘子 委員 今年度のその予算の中では,これまでよりもかなり予算額がふえているのですけれども,これの内訳ですけれども,要支援1,2が入るのか入らないのかわからないですけれども,その区分を教えていただきたいと思います。要支援1が何人,2が何人と,そういう内容でございます。
○末村 委員長 小林課長。
◎小林 保健福祉部次長 12月末のデータでよろしいでしょうか。要支援1の認定者数が153名,要支援2の認定者の方が199名ということになります。
以上です。
○末村 委員長 質疑を終結します。
これから自由討議を行います。
意見等のある委員は挙手をお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○末村 委員長 自由討議を終結します。
これから討論を行います。
討論ある方は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○末村 委員長 討論なしと認めます。
議案第38号を採決します。
本案に賛成の委員は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○末村 委員長 挙手多数です。よって,議案第38号は原案のとおり可決されました。
以上で,保健福祉部所管の全ての審査が終了いたしました。ありがとうございました。
椎名課長。
ここで10分間休憩いたします。
午後2時16分休憩
──────────────────────
午後2時29分開議
○末村 委員長 それでは,休憩前に復し,会議を再開いたします。
議案第34号 都市整備部所管の審査に入ります。
内容説明者及び答弁者は挙手をし,職・氏名を述べてください。
内容説明及び答弁は主に部長とし,補足的な説明,答弁のみ課長等にお願いします。
それでは,都市整備部長から,内容の説明をお願いします。
古谷部長,お願いします。
◎古谷 都市整備部長 お疲れさまでございます。よろしくお願いいたします。
それでは,議案第34号 平成31年度守谷市一般会計予算の都市整備部所管につきまして説明させていただきます。まず予算書の12ページをお願いいたします。
歳出,款8土木費ですが,本年度予算額25億4,716万9,000円で,歳出総額の約10.9%となります。前年度と比較しますと,4億9,035万1,000円の23.8%の増となっております。主な増の理由ですが,市道整備改良事業と坂町清水線整備事業の増額によるものでございます。
それでは,歳入からページ順に主なものを説明させていただきます。
15ページをお願いいたします。
中段より下,項1交通安全対策特別交付金,目1交通安全対策特別交付金は880万6,000円で,そのうち430万6,000円が建設課の執行分になります。
17ページをお願いします。
項1使用料,上段の目5土木使用料,節1道路使用料3,706万4,000円は,東京電力,NTT,ガス会社等の事業者から徴収する市道等の占用料でございます。
節4市営住宅使用料1,455万7,000円は,薬師台市営住宅66戸分の使用料です。
18ページをお願いいたします。
中段の目4土木手数料,節1都市計画手数料322万6,000円の主なものは,屋外広告物許可申請手数料と開発許可等手数料でございます。
19ページをお願いいたします。
項2国庫補助金,下段の目4土木費国庫補助金,節1道路維持費補助金4,400万円は,西荻久保橋の修繕に充当するものでございます。
節2公園事業費補助金1,100万円は,けやき台公園,板戸井公園の施設改修に充当するものです。
節3街路事業費補助金1億1,000万円は,坂町清水線整備事業に充当するものです。
節4都市計画事業費補助金1億460万2,000円は,主に新守谷駅進入路の整備及び前川製作所前2115線の道路拡幅整備に充当するものでございます。
節5国土調査費補助金147万8,000円は,地籍調査業務に充当するものです。
節6集約都市形成支援事業費補助金579万1,000円は,立地適正化計画策定に充当するものでございます。
22ページをお願いいたします。
項2県補助金,下段の目6土木費県補助金,節1国土調査費補助金73万9,000円は,地籍調査事業の県補助金分です。
23ページをお願いいたします。
項3県委託金,下段,目4土木費県委託金,節2公園費委託金654万9,000円は,北守谷及び南守谷調整池の管理費用を県と市の協定により,管理費の10分の5相当額を県から受け入れるものでございます。
24ページをお願いします。
項1財産運用収入,目1財産貸付収入の説明欄の土地貸付料1,950万4,000円のうち,1,913万3,000円がアワーズもりやの敷地の貸付料となっております。貸し店舗貸付料1億2,374万5,000円のうち1億1,130万4,000円が,アワーズもりやの店舗等の貸付料です。
25ページをお願いいたします。
下段,項2基金繰入金,目5緑化基金繰入金1億5,367万1,000円は,主にふるさと納税として納税された分で,公園維持管理事業料及び河川調整池維持管理事業,保存緑地等事業に繰り入れるものでございます。
27ページをお願いいたします。
項4受託事業収入,目4土木費受託事業収入,節2公園管理受託事業収入628万7,000円は,せせらぎの小路の維持管理費で,平成31年度から3年間守谷市が管理するもので,つくばみらい市からの受託収入分でございます。
以上が主な歳入となってございます。
続きまして,歳出の主なものを説明させていただきます。
飛びまして,164ページをお願いいたします。
項1土木管理費,目1土木総務費,説明欄の下段,02道路管理事業1,509万5,000円の主なものは,13委託料で,165ページとなりますが,上段の道路台帳の補正更新を行う道路台帳管理業務が主なものとなっております。
説明欄中段,79職員給与関係経費は,建設課職員20名分です。
166ページをお願いします。
項2道路橋梁費,目1道路維持費,説明欄01道路補修事業の主なものは,側溝清掃,市道草刈り等の業務を委託する13委託料6,631万6,000円と167ページになりますが,15工事請負費1億5,664万7,000円で,予算説明書の129ページから130ページに記載してありますけれども,そのとおりふれあい道路,美園地内,ほか6カ所の舗装打ちかえ工事を行うものでございます。
02橋梁長寿命化修繕事業1億2,650万円は,西荻久保橋の修繕工事費です。
04守谷駅自由通路等維持管理事業4,152万4,000円は,守谷駅自由通路及び公衆用トイレの光熱水費と清掃委託料,エレベーター4基,エスカレーター8基の維持管理費及び定期修繕工事を行うものでございます。
168ページをお願いします。
目2道路新設改良費,説明欄01市道整備改良事業5億1,896万3,000円の主なものを説明いたします。
13委託料7,979万円は,大柏地内ほか2路線の設計,守谷スマートインターチェンジ概略検討業務及び市道211号線,これ前川製作所前なのですが,2路線の舗装調査費となっております。
15工事請負費1億6,838万8,000円は,予算説明書の133ページから134ページに記載してありますが,市道211号線ほか8路線分となってございます。
17公有財産購入費1億6,572万円は,市道211号線ほか2路線の用地取得費です。
22補償補填及び賠償金1億279万6,000円は,市道211号線の用地買収に伴う補償費4,559万9,000円が主なものとなっております。
169ページをお願いいたします。
項3河川費,目1河川総務費,説明欄02河川・調整池維持管理事業1億2,304万3,000円は,みずき野第1,第2調整池の汚泥清掃と市内各調整池や水路の草刈り料と15工事請負費7,687万9,000円で,主に乙子,高野雨水放流施設大野川合流部護岸補修工事を行うものでございます。
項4都市計画費,目1都市計画総務費,説明欄01都市計画庶務事務3,441万円の主なものは,170ページをお願いいたします。13委託料となっており,立地適正化計画策定及び都市計画マスタープランの見直し業務に関する経費及び新守谷駅周辺で実施を検討しております区画整理事業に関する調査費用となってございます。
171ページをお願いいたします。
説明欄上段,07アワーズもりや管理事業1億2,466万6,000円は,守谷駅東口のアワーズもりやに関する経費で,不動産仲介手数料及び建物賃借料となっております。
09公共交通運行事業6,678万7,000円は,主に守谷市地域公共交通活性化協議会等への負担金となっております。
172ページをお願いいたします。
79職員給与関係経費1億2,383万9,000円は,私と都市計画課職員15名分のものです。
目2公園費,説明欄02保存緑地等事業361万4,000円は,主に愛宕谷津約12.1ヘクタール分63名の土地賃借料及び保存樹木58本,保存緑地約78.1ヘクタール分の指定助成金となっております。
173ページをお願いいたします。
下段,05公園維持管理事業4億6,451万6,000円は,予算説明書の136ページから137ページに記載してありますとおり,市内公園の維持管理委託料が主なものでございます。
175ページをお願いいたします。
説明欄06公園施設改修事業4,290万4,000円は,けやき台公園及び板戸井公園の公園等及び園路等の施設改修工事が主なものでございます。
07公園まちづくり団体助成事業994万6,000円は,公園等の環境美化活動のため,75団体に花苗を配布するものと協働のまちづくりを推進するため,年間を通じて公園等の維持管理を行っていただいている団体に助成金を支給するもので,現在,プロムナード公園ほか25カ所を18団体にて維持管理をしていただいております。
08常総地方広域市町村圏事務組合負担金6,811万4,000円は,常総運動公園の管理運営に伴う負担金です。全体額としまして,土木費ですが,3億1,334万7,000円のうち,市町村負担分2億6,567万9,000円で,守谷市の負担は25.6%となってございます。
176ページをお願いいたします。
目5街路事業費,説明欄02坂町清水線整備事業2億6,542万1,000円の主なものは,工事費,用地買収費及び補償費となっております。
177ページをお願いします。
06新守谷駅自由通路線整備事業2,024万円は,水道復旧工事等の付帯工事費となっております。
項5住宅費,目1住宅管理費,説明欄01市営住宅管理事業495万6,000円の主なものは,委託料で445万3,000円は,一般財団法人茨城県住宅管理センターに管理委託するものです。
178ページをお願いします。
項6国土調査費,目1国土調査費,説明欄01国土調査事業579万9,000円は,赤法花地区と同地地区の地籍調査委託料です。
以上で,簡単ですけれども,都市整備部の平成31年度一般会計予算についての説明となります。よろしくお願いいたします。
○末村 委員長 以上で説明が終わりました。
質疑をお願いします。
では,伯耆田委員からお願いします。
◆伯耆田富夫 委員 今説明のあった地籍調査の件でお聞きしたいのですけれども,たしか去年から赤法花,同地地区が始まったと思うのですけれども,基本的にはこれ市内全体をやらなくてはいけないのではないかなと,そう思っているのですけれども,その進捗,今後の状況をちょっとお聞きしたいのですけれども。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 よろしくお願いいたします。地籍調査につきましては,現在は赤法花だけをしておりまして,来年度から同地が加わりまして,これが毎年2地区をすると。1地区が終わるのに,調査,現地立ち合い,法務登記ということで,3年かかるのです。それを年間繰り返していくということで,実施する場所は,区画整理,駅前とか,専門語でいうと,19条5項ということで,地籍調査と同等の成果がある地区ということで,駅周辺とか,守谷ひがし,それから松並というのはもうできていますので,そこは除外ということで,それで,それ以外のみずき野地区とか,開発行為で建ったところは,一番最後のほうに市街化調整区域を時計回りに回りまして,それが終わったら,みずき野とか,開発行為でやったところに着手するという計画でおります。
○末村 委員長 伯耆田委員。
◆伯耆田富夫 委員 では,20年ぐらいかかるのかな。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 今の状況では,目標では30年で終わらせたいなということで,計画を立ててございます。あとは予算の関係と人員で変わります。
以上です。
○末村 委員長 浅川委員,どうぞ。
◆浅川利夫 委員 この地籍,国土調査事業なのですけれども,実際に守谷市の負担というのは,相当金額,例えば,100万なら100万かかったとすれば,守谷市の負担というのはどのぐらいでしょうか。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 お答えします。
地籍調査についても,国の補助金が半分,そのほか県の補助金がありまして,それに対して,残りに対して,市については,守谷市の場合は,今後の状況によりますけれども,交付税で返ってくるということで,基本的には,全事業費の5%程度でできるということなのですけれども,あとは交付税の歳入でどう変わるかということになっています。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 若干補足させていただきます。国の補助が2分の1,県の補助が4分の1,残りの4分の1が市というような形になります。25%ですね。今,お話ししたとおり,交付税で戻ってきますので,5%なのですが,守谷市の場合は,25%と思っていただいたほうが間違いないかなと思っております。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 その5%と25%の差というのは,借金があるかないか,交付団体か非交付団体に該当するわけですか。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 そのとおりでございます。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 やはり,これは守谷市の財産というか,今後開発することについても,基本的に関係すると思うので,例えば,今のお話では30年というようなことで,今2地区3年かかるということなのですけれども,大体年間どのくらいの予算でやるのですか,今後。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 年間2地区を目標に設定しております。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 なかなかこれ補助事業なものですから,大体今年度と同じような経費で進めていくという形になります。それなので30年かかってしまうという,この補助事業がもっとつくようでしたらば,少しは短縮できるのですが,現在のところ,国,県とも調整しますが,今のベースではないかというようなお答えは出ております。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 ではこれ,守谷市も30年もかかるからもう少し早くということで,守谷市独自に予算を計上して,その後残りの75%を国,県からもらえるということではないわけなのですね。わかりました。
○末村 委員長 山田委員,どうぞ。
◆山田美枝子 委員 この地籍調査を委託している先の名前がわかったら教えてください。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 南海測量になります。
○末村 委員長 続けて,長谷川委員,お願いします。
◆長谷川信市 委員 1点お願いします。説明書の132ページの下段の市道整備改良事業なのですけれども,その内容説明の中に,守谷市スマートインターチェンジ概略検討業務の3,000万の予算が計上されていますけれども,これは業務内容を詳しく教えてほしいのと,上下線のスマートインターを意味しているのかを教えてください。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 それでは,スマートインターの委託の内容でございますけれども,まずスマートインターチェンジの需要予測,それからスマートインターの概略設計,それから本線,サービスエリアに接続許可に向けた検討,そのようなものを委託して作成していく,調査していくということになってございます。
あと,スマートインターチェンジの形状でございますけれども,今の段階で上下線を考えてございます。
○末村 委員長 長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 わかりました。これだけ予算をかけて図面を描くということでございますので,今後,1年でも早いスマートインターの着工を進めていくのか,それともその部分ではなくて,分析した,土地改良区も含めた流れで行くのか,どちらが先なのか。同じに行くのか,スマートが。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 この予算を立てるに当たって,昨年の7月に国土交通省と勉強会を開いてございます。その中で,こちらでつくれるものはつくって,ご用意して説明したのですが,今,委託しようとしているものが宿題という形になっていまして,それで今回予算化させていただきました。それと同時に,大野土地改良区の今区画整理事業構想なのですが,それと同時に進めるという指示がございまして,やっぱり便益がないと,スマートインターというのはつくれないという形になりますから,同時進行という形で指導を受けております。
○末村 委員長 浅川委員,どうぞ。
◆浅川利夫 委員 大野土地改良区のほうには,話というのは行っているのですか。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 ちょっとどのような形で企画のほうから行っているかわかりませんが,多分今度最終的にまた説明会というか,企画のほうで説明をさせていただくような段取りを今とっているところなのですが,そのときにはご説明はあるという形で認識しております。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 3月24日に,地域というか,地権者とそれから耕作者のほうに説明があるというような話は伺っているのですけれども,改良区のほうに対しては,その地権者の3月24日の説明会には,そのスマートインターチェンジの話は出るのですか,出ないのですか。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 予算化をしているというようなお話をさせていただくか,来年度ですね,予算化を提案しているというお話はあるかと思います。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 それは改良区に話がなくて,直接その場で話をするということですか。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 私は聞いているところなのですが,その前に理事会があると聞いております,改良区の。その理事会の中で,説明させていただいて,全体の説明会の内容も含めてですけれども,その中で判断をいただいて,改良区のほうで説明するという判断ならば,改良区のほうに説明した後に,地権者等に説明するというような考えでいるということで,企画のほうからは聞いております。
○末村 委員長 佐藤委員。
◆佐藤弘子 委員 かなり大きな開発というように思うのですが,概略がわかるところだけお願いします。今,大野土地改良区も含めてやるのだと,宿題というふうな言葉を使いましたけれども,ではここの開発に当たっては,どのぐらいの面積を要しているのかが一つと,それからその宿題も含めて,お金が当然かかわる問題でありまして,その工事費,これにかかわるようなお金をどのぐらい見込んでいるのか,開発を含めて。そこまでは出ているのか,いないのか。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 まず,スマートインターなのですが,スマートインターは今回概略設計までやりますので,そのときに概算工事費が出るような形になります。ですから,今現時点で幾らかかるというのは,なかなか言えない状況になってございます。
あと大野のほうも,多分全員協議会のほうで,企画のほうから説明があったと思うのですが,ある程度この範囲に絞っていきたいというような形での説明があったと思います。その中で,事業計画等を今後つくっていきますので,費用がどのぐらいかかるかというのも,ここで言えるような段階ではないということで,ご理解いただければと思います。
○末村 委員長 では,高梨 隆委員,お願いします。
◆高梨隆 委員 1点あります。予算説明書132ページ,この市道の整備改良事業について質問いたします。予算額だけを見ますと,前々年度は1億7,900万,前年度が2億2,700万,本年は一気に2億9,000万ほどふえていますけれども,これはどういう意味でしょうか。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 こちらに新たに計上したのが,前川製作所前の拡幅改良工事,それから補償費,用地買収等が入ってございます。それから,先ほどご説明しましたスマートインターチェンジ,新守谷駅へのアクセスの進入路道路の整備ということで入ってございます。それが主なものでございます。
○末村 委員長 高梨 隆委員。
◆高梨隆 委員 市道,毎年毎年,改良,整備改良に億単位のお金を使っているわけですけれども,大分市道も,守谷の周辺部にも,非常に道路整備が行き届いてきました。この調子で行くと,大体この4メートル未満の市道の改良とか,それから道路の配水のU字溝を設置する,そういうような工事は,守谷市内全般に関して,あと何年ぐらいかかる予定ですか。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 今回の事業の伸びに関しまして,若干説明させていただきますが,今回は新しい補助事業を導入できたということで,前川製作所前と新守谷駅の進入路が新しい補助を導入することによって,2分の1は補助金,あと用地買収費も3分の1が補助を使えるというような形になります。そのほか,そういうメニューに該当する市道はピックアップして,今後5カ年計画で補助事業を導入しながらやっていきたいと思ってございます。今まで,補助事業が導入できなかった,単独費で整備していた事業がそういうふうに新たな補助事業にエントリーして,事業採択を得ているというような形になっています。
委員の質問にあった,今後の道路改良となりますと,やはり要望が物すごくまだたまっております。多分,まだまだ未整備な道路というのは多くありますので,今現時点で何十年とかというオーダーを言い切れないというのが現実でございます。
○末村 委員長 高梨 隆委員。
◆高梨隆 委員 先ほど地籍測量の話が出ましたけれども,やはり20年,30年先ぐらいは見ておいたほうがいいのですか。
最後の質問です。ちょうど守谷市内には市道として4車線,新守谷駅前から板戸井のT字路まで4車線の道路があります。その道路だけが恐らくは中央分離帯がついた道路だと思います。最近,あちこち車で走っていると,例えば,294のバイパスなんかは,それはやっぱり中央分離帯の除草作業に相当のお金がかかるということで,最近の道路は味気ないのですけれども,中央分離帯をコンクリートで固めてしまっている道路が多いのですけれども,市はその新守谷駅前からの4車線道路には,そういう経費削減のために,そういうことは考えてはいないのですか。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 現在,草刈りをしてございますけれども,中央分離帯では,現在効果を確かめているのですけれども,成長抑制剤というのを散布して,伸びないようなものを試験的にやってございます。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 補足させていただきますが,やっぱり守谷市は緑というのが一番特徴でございますので,できる限り,公共施設等々,公共道路も含めて,市民の皆さんから苦情もあるのですけれども,どうにかご理解をいただきながら,緑は残していきたいと思っておりますので,よろしくお願いいたします。
○末村 委員長 では,神宮委員,お願いします。
◆神宮栄二 委員 2点ありまして,1点目は,アワーズもりやでございます。土地貸付料,予算書の26ページですか,歳入のほう。1,950万4,000円,今回からたしか自転車の92台が新規に追加になっていると思うのですけれども,この分は幾らになっていますでしょうか。従来自動車290台分の土地貸付料からプラスになっていると思うのですが,この自転車92台新たに新設されたはずです。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 今,ラック型の自転車駐輪場を用意しておりますが,それは整備費は,土地を貸し付けているというだけで,整備は事業者が行っております。それで,その土地貸付料ですが,年間40万円。残念ながら,あそこの学習塾がございまして,学習塾の生徒さんが自転車を利用して,6時間まで無料にしないと,学習塾がやっていけないということもありまして,一つの箇所だけ6時間無料,ほかのところは3時間無料というような形での料金体系になっていますので,そういう形で40万円程度というような形になってございます。
○末村 委員長 神宮委員。
◆神宮栄二 委員 その歳入の欄の下,貸店舗貸付料1億2,370万5,000円のうち,約1億2,100万がアワーズもりやの貸付料だと。アワーズもりやの管理事業が1億2,466万6,000円ですから,まだここで300万ほど差があるわけですけれども,この部分については,一番上4階のエ・ガーオの利用料を含めて,収支計算してみますと,どのようになりますか。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 済みません,先ほど40万円程度と言いましたが,50万ちょっとです。50万強ですね,訂正させていただきます。
あと,アワーズもりやにつきましては,議員の皆様にもいろいろ提示した資料につきましては,土地の使用料も含めた形で収支計算をさせていただいております。そうしますと,土地使用料を含めますと,577万1,000円の黒字という形になります。ですから,エ・ガーオを入れなくても黒字という形で。ただし,あと一つまだ空室がございますので,その空室の改善に向けて,今鋭意頑張っているというふうなところです。
○末村 委員長 神宮委員。
◆神宮栄二 委員 今,部長が黒字だと言われましたけれども,前家賃年1,500万分を事前に払っておりますので,この分は黒字だとは私な認定したくないと思います。
○末村 委員長 渡辺秀一委員,どうぞ。
◆渡辺秀一 委員 関連で,まず予算書の171ページの不動産仲介手数料というのは,これはどういったところに払うのか。予算で計上しているのですが。
○末村 委員長 高橋課長。
◎高橋 都市計画課長 今のご質問のその仲介手数料なのですが,今部長から説明のあったあきテナント,こちらに対して,もし決まった場合は,手数料が発生するということです。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 仲介に入った不動産屋さんに,そのテナントの仲介手数料として払うということですね。わかりました。
◎高橋 都市計画課長 そうです。それで,その会社なのですが,アワーズもりや全体を管理している,ダイワ情報サービス,こちらのほうで払う形になっています。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 そのダイワ情報サービスについて,ちょうど聞きたかったのです。その質問だったのですけれども,一体このダイワ情報サービスは年間どのぐらい支払いをしているのですか。済みません,では年間幾ら支払いした中でお願いしている多分管理とかもありますから,どういうお金が回っているのか,教えていただければ。
○末村 委員長 高橋課長。
◎高橋 都市計画課長 そのアワーズもりやの月々のテナントからの家賃,こちらの徴収,また水光熱費,こちらのそれぞれのテナントからの徴収等をしています。また,建物のふぐあい等があったときの管理,こちらも含めて,年間で190万ほどお支払いしています。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 それ以外は,このダイワ情報サービスは入るところは受け取っていないという,例えば,多分テナント1坪当たり幾らという単価があると思うのですけれども,その中の管理料を幾ら取るとか,そういったものは含まれていないというか,そういうものはとっていないという認識でよろしいですか。
○末村 委員長 高橋課長。
◎高橋 都市計画課長 今のその管理料の中での190万ということになります。それ以外はとっていないです。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 わかりました。では,何が言いたいかと,結論からここの話を言わせてもらいますと,市内にも,不動産業者さんが結構あると思うのです。なぜここに一括してお願いしなければいけないのか,言いかえれば,今,年間保守点検までやってもらっているというお話ですけれども,190万からお支払いしているのであれば,もう少しプロポーザルでも何でも,うち,手を挙げるよという業者さんももしかしたらいて,これが190万が150万,年間うちで請け負いますよというところもあるのではないかと,私は思うのですけれども,そういった検討というのは,今までされたことはあるのですか。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 一番当初に,T&Tというところが管理していたのですが,それでやっていけないということで,1年で頓挫されてしまいました。そのときに,全てを管理するというのは,市役所ではなかなか難しいということで,管理していただける方ということで,これは公募はしていないのですが,全てできるところには声かけをさせていただいて,それでもなかなか見つからない。最終的に,ダイワ情報サービスが一つだけ手を挙げたというような経緯がございます。そういう経緯の中で,管理委託費もチームアワーズというようなイメージで,皆さんもうけないでやってくださいということで,管理費についても縮減を徐々にしていきたというような経緯がございます。そういう中で,今190万という形になっているのですが,そのほか,なぜそういうプロポーザルができないかといいますと,この三菱UFJリースから建物を借りていまして,UFJリースの審査がかなり厳しい,そういう管理業務も。要するに,建物を管理しているものですから,そういう審査業務も厳しいということで,かなりハードルが高い大規模な事業者じゃないと,審査に合致しないというのもございますので,そういう審査基準の中で,公募をかけるというのはあるかもしれませんが,ちょっとなかなか市内の業者さんとか,そういうふうな形になりますと,その審査に合致できるかどうかというのは,なかなか難しいかなと思ってございます。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 それは三菱UFJから建物を市が借りている契約上,そういったことが書いてあって,なかなかできないということですか。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 建物のメンテナンス等々がダイワ情報サービスもUFJから委託を受けているのです。それなので,それだけの安い値段でできているというのもありますので,そこを分けていいのかどうかという今度議論になります。契約書上にはそんなことはうたっていないのですが,そういうところがUFJさんとの協議が必要で,そうすると,やっぱり一括管理のほうがいいよねとなれば,そういう審査のほうが引っかかってくるというような形になります。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 何でここの金額とかがもう少し収まればいいのかなと,やっぱりまだ空きテナントがまだあるという中で,やっぱりテナントの管理料というのも,当然そのテナントにはかかってきますので,そういったところもなるべく入ってもらえるようにするには,そういったところを少しでも削減したほうが,より空室率が下がるのではないかという趣旨なのですけれども,そういったことがいろいろ絡み合っているということがきょう一つわかったので。最後,今度,駐車のほうの三井不動産リアルティ,この自動車先ほど219台,これ現在毎月幾らで,年間幾らの収入があるのか。
○末村 委員長 高橋課長。
◎高橋 都市計画課長 まず駐車場のほうですが,毎月月額253万8,000円になります。そして年額で言いますと,3,045万6,000円となります。
そして,駐輪場でございますが,月額で言いますと,4万6,980円,年額で言いますと,56万3,760円となります。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 これ,駐輪場のほうも,契約が多分そろそろだと思うのですけれども,今後どのように考えているのか,お尋ねいたします。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 そのとおりでございまして,もうそろそろ5年契約更新時期になってきます。今までのやってくれないというので,一つというのも三井さんの協力でやっていただいたということもございますので,また収支も考えなければならないというのも一つでございます。そういう中から,今後どういうふうにしていくかというのは,まだ検討していませんが,公募をかけるのか,それともやはり同じように,随意契約で行くのかというのは,今検討段階でして,いずれにしても,家賃を幾らかでも上げてくれないかという交渉はさせていただいて,今回家賃を上げさせていただいたばかりだというのも。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 では,ここ数年でその家賃はどのように変わったのか,まずそこを教えていただけますか。あ,これは家賃じゃなくて,駐車。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 こちらにつきましては,やはり周辺の駐車場需要というのがいろいろありますので,上がり下がりしているというのが現実です。今現在,回復傾向なので,家賃の交渉をして,上げていただいたというような形になりますが,やっぱりいつもニーズによっては,上がり下がりをしながら,お互いに守谷市は損をしているといえば損をしているのかもしれませんが,三井さんのほうも損しない,もうけないぐらいの感じでやってくださいと。
◆渡辺秀一 委員 ここ3年の推移を。
◎古谷 都市整備部長 推移ですか。ちょっとそれは用意していませんので,調べて別途。
○末村 委員長 山田委員,どうぞ。
◆山田美枝子 委員 この建物を三菱UFJリースから借りているということなのですね。それで,平成21年から20年ということは,平成41年に全部返し終わるという計画,利息とともに。トータルで何か,最初建物の価格が20億で,最終的に40億ぐらいになると聞いていますけれども,そういうことなのでしょうか。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 大まかそのとおりです。
○末村 委員長 山田委員。
◆山田美枝子 委員 それでその今の駐車場,三井不動産リアルティという会社に,駐車場として貸して,実際に入ってくる駐車料金というのは,三井不動産リアルティが集金しているということですか。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 そのとおりです。
○末村 委員長 では,神宮委員,続きをどうぞ。
◆神宮栄二 委員 予算書166ページ,道路補修事業,13番委託料,清掃委託料で排水側溝清掃440万,清掃土砂処分,これは多分関連していると思われるのですが,排水側溝清掃,どこを何キロやられるのか,教えてください。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 側溝清掃でございますけれども,前年度の実績をもって計上してございまして,今年度は件数なのですけれども,11件発注してございます。場所と延長については,まだ集計してございませんので,別途報告いたします。
○末村 委員長 神宮委員。
◆神宮栄二 委員 440万で排水溝清掃ができる距離は何メートルですか。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 現在,側溝清掃については,清掃手間と処分費を別に計上してございます。今回の440でございますけれども,単価契約をして,メーター当たり幾らですよという単価契約をしていますので,その単価契約を割り返した数字でお答えさせていただいてよろしいでしょうか。それも調べて。今年度の実績でお答えさせていただきます。
○末村 委員長 神宮委員。
◆神宮栄二 委員 かつて,私はこれを一般質問で取り上げたことがあると思うのです。開口側溝と暗渠による側溝の単価についても,事前に私は一般質問で問い合わせ,回答をいただいています。その際に,28年度か,27年度,側溝清掃は全長300キロ以上に対して,わずか500メートルだったという回答を一度いただいております。この440万が前年度のものに引き続きということは,30年度も同程度の側溝清掃が行われたものと思われます。あわせてお答え願いたい。後で結構です。
○末村 委員長 では,そこも含めて後ほどお願いします。
では,砂川委員,お願いします。
◆砂川誠 委員 1点教えてほしいのですけれども,説明書の128ページ,道路維持事業補修事業等とあと次のページにも橋梁長寿命化修繕事業にも入っているのですけれども,国庫支出金として,国の交付金として入っている社会資本整備総合交付金というこの性質をちょっと教えてほしいのですけれども。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 こちらの社会資本整備総合交付金なのですが,昔は街路事業費補助金とか,土地区画整理事業補助金とか,そういう事業ごとに補助金の名称があって,国のほうの予算もそういうような予算になってございました。それを1本化,パッケージ化するということで,社会資本整備総合交付金ということで,一括でそのような名称になったものでございます。そういう交付金にしたのはなぜかといいますと,重点配分というようなもくろみがあったような形です。こちらの整備交付金を取得するためには,事前に整備計画というものをつくって,国の承認をいただくというような行為が必要になります。それは5カ年の整備計画ということで,費用も含めて,延長,整備内容等も含めての整備計画,あとは整備効果等も含めた形の事業計画になるのですが,それをもって初めて国の承認を得てから,今度要望ができるというような形になります。その中で,都市防災とか,防災交付金とか,いろいろな名称で細かく分かれておりますので,パッケージになっているのですが,ちょっと重点的にそういうような細かい名称があらわれているというような形になっています。
○末村 委員長 砂川委員。
◆砂川誠 委員 ちなみに,今回のこの交付金というのは,総額で幾らぐらいなのですか。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 総額というのは,今年度ではなくて,全体額という,5カ年の。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 まず,橋梁の長寿命化計画なのですけれども,28年度で補助金額で行きますと,5,441万円,それから平成29年度でいいますと,補助金の額ですけれども,3,575万円,それから30年度が合計で3億8,700万円と。合計で3億8,070万円となってございます。それから,坂町清水線でございますけれども,坂町清水線の27年度から始まってございまして,現時点で9,131万9,000円が坂町清水線で,補助金として入ってございます。29年,30年度については,坂町清水線のほうの取り組みのほうは採択になってございません。坂町清水線の総事業費でございますけれども,23億4,500万で計上してございます。
以上でございます。
○末村 委員長 砂川委員。
◆砂川誠 委員 この交付金なのですけれども,これ平成28年度から受けて,32年度までということでいいのですか。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 坂町清水線のほうで申し上げますと,27年から33年が一つのパッケージとなってございます。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 今度の新しい補助金,都市防災なのですが,こちらは,道路だけではなくて,防災倉庫とかそういうものにも該当できたりする補助金なのですが,そちらにつきましては,来年度,31年から5カ年計画,総事業費として21億円です。
○末村 委員長 浅川委員,お願いします。
◆浅川利夫 委員 二つあります。一つは,予算説明書の中で,128ページ,道路管理事業なのですけれども,この中で,道路台帳及び道路境界確定図ファイリングシステムの更新により,最新の市道の現況を的確に捉え,維持管理するということなのですけれども,この道路の境界線というのは,ほぼ確定しているのか,その辺どういうふうな感じになっているのでしょうか。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 道路の境界線は,道路台帳上は上から見た形の道路の絵は確定してつくってございますけれども,境界については,区画整理事業とか,先ほどご説明した19条5項並みの精度のものは,測量でもう決まっていますからやりませんけれども,ほかについては,ほとんど境界立ち会いをしながら決めていかないと道路は確定していないということになってございます。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 かなり台帳より道路幅が狭くなっているのが,守谷市の場合は多いのではないか,特に,市街に行くと,かなり,ここ1.8メートル道路だよ,2.7メートル道路でと高齢者とか現地の人は言うのだけれども,実際には,場合によっては半分もないような,そういうようなことが結構多いのですけれども,これは,確認というか,境界を決めるときには,その元台帳と現状の差がかなり出てくると思うのですけれども,そのときの確定の方法とか,そのもとからの台帳が優先的になるのか,それとも現状が優先的になって,市のほうで,一歩下がるとか,どちらかになると思うのですけれども,その辺は市はどのように考えているのでしょうか。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 2通りございまして,道路台帳で,この道路は何メートルですよという道路台帳で明示してございます。その根拠となるのが,道路台帳を62年に作成したのですけれども,そのときに,公図等の幅を見て,確定してございます。ですから,境界立ち会いするときは,道路の両側の人に立ち会っていただいて,道路の幅と位置を確定するという行為をしてございます。ですので,道路台帳にかかっている認定幅員が優先で境界画定をしてございます。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 先ほどちょっと出た国土調査事業,地籍簿,それが30年かかるという話。これの道路台帳の整備も大体似たような形かなと思うのですけれども,その事業的には。この道路のほうは,どのくらいの期間で整備する予定でしょうか。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 道路の確定は,地籍調査で同地,赤法花,動くのですけれども,その地区ごとに。その地区の中に,全ての筆をもう確定していきます。ですので,このときに,道路,水路,個人の宅地,それから筆を全て確定して,公図のほうも現況にあった公図に法務局に登記して,現況の長さと公図の長さが合う図面になります。それを逐次展開していきますので,道路だけを先に決めていくという行為ではなくて,まずは地区ごとに決めていくと。その中で,それ以外で個人の申請とかで,境界立ち会いの申請をした場合は,それを確定いたしまして,道路ファイリングのほうに保存すると。保管するという行為を現在してございます。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 実際に旧地区のほうでは一部でしょうが,やはり道路のほうが,はみ出した形で塀なんかつくった家があるというようなこともあるし,また,近くでもそういうようなことを目にしているのですけれども,そういうようなときの対策というのは,どうなのでしょう。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 境界立ち会いをもって初めてそこで確定して,家が出ている云々,当然ブロック塀が出ているというのはありますので,そのときには,まずは地主さんに境界を確認していただいて,それが出ているというのを認識していただいて,そのときに,今すぐ壊してということではなくて,まず出ているということを認識していただいて,道路境界を確定していく。その後に増改築とかにあわせて,下がるなどしてくださいよというようなお願いで,してございます。一方的に決まったので,どかしてください,こうしてくださいとなると,まとまりませんので,まずは出ている現況,どういうふうになっているかというのをご理解いただいて,承諾を得ていっているという,そういう立ち会い方をしています,難しいところは。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 では,二つ目の質問に入ります。
砂川委員のほうからも出たのですけれども,橋梁の長寿命化事業の件なのですけれども,守谷市には,その橋梁,どのくらいあるのか。それと同時に,全て守谷市が管理負担をしているのか,恐らく高速道路については,以前は全て市の管理でやらなくてはいけなかったのですけれども,今はかなり負担率を公団のほうで持ってくれたので,幾らか少なくなっているのではないかと思うのですけれども,その辺の対象の橋,どのくらいあるか,今つかんでいるのでしょうか。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 現在,守谷市のほうで長寿命化計画対象となっている全ての橋なのでございますけれども,61橋ございます。その中で,守谷市内には,県道がございますけれども,県道につきまして,県道にかかる橋梁,常磐道を渡っているとかいうのは県のほうの管理になってございます。守谷市が管理している認定かけかえですね,管理している道路の橋梁は守谷市ということに。ですから,例えば,役所の前の脇の常磐道にかかっている橋は県道なので県が管理してございます。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 今の浅川委員のほうから,国とNEXCOのほうから補助がもらえてそうでもないという話なのですが,こちらは橋梁長寿命化に伴っては,国から2分の1の補助は出ますが,管理費は,守谷市のみです。通常の管理は。NEXCOからは一切出ません。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 先ほど橋梁長寿命化の話で西荻久保,場所はちょっとわかりませんけれども1億2,600万かかるということなのですけれども,この長寿命化に関して,この場所とどういうふうな工事をやるのか,教えてください。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 場所は,西荻久保橋といいまして,新守谷駅前の4車線道路の橋がありますよね。4車線道路で常磐高速を渡っている橋があって,それは,もう長寿命化でやったのですけれども,その東京方面に向かった次の橋が西荻久保橋。ですから,消防署の脇の道というような位置関係になります。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 工事内容でございますけれども,剥落防止,それからクラック注入,それから,継ぎ手,道路の表面上の継ぎ手が傷んでいますので,それの交換を実施いたします。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 農道にもかなり橋がかかっていると思うのですけれども,こういう橋梁については,全て診断というのですか,そういうものは済んでいるのですか,それとも一部だけなのですか。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 先ほど申しました61橋ございまして,そちらについて,事前調査をして,それから長寿命化計画の中で計画していくということで進めてございます。
○末村 委員長 渡辺秀一委員,お願いします。
◆渡辺秀一 委員 予算書169ページの都市計画庶務事務の中の13委託料の立地適正化計画作成及び都市計画マスタープラン見直し業務委託料とその他の区画整理事業調査委託料,この二つについて,今年度どのような形で進めていくのかとその予算の内訳的なものを教えていただきたいと思います。
○末村 委員長 高橋課長。
◎高橋 都市計画課長 今三つのそれぞれの事業の内容ということなのですが,まず立地適正化計画なのですが,今年度今策定しているものと,来年度も引き続き策定をしていくのですが,こちらにつきましては,都市再生特別措置法,こちら平成26年度に創設されたものなのですが,これによって,住居や都市の生活を支える企業の誘導による日常生活に必要なサービス等が身近に存在するコンパクトなまちづくりを実現した計画をつくることになってございます。こちらを今年度,そして来年度になってつくっていくものでございます。来年度の金額としましては,1,158万3,000円の予算を計上しております。
また,都市計画マスタープランですが,こちらは,将来都市像を明らかにして,土地の利用や都市整備などの都市計画の基本的な方針を示すものでございまして,今現在の都市計画マスタープラン,こちら平成22年に策定したものなのですが,今般の社会情勢等を踏まえた上で,都市計画に反映させるものでございます。予算計上としましては,632万5,000円となっております。
この立地適正化計画と都市計画マスタープラン,合わせた形での発注をする予定でございます。
また,もう一つ土地区画整理の事業でございますが,
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 その前に。そうすると,これ二つ合わせて,コンサルなところを1社にお願いするという考えですか。
○末村 委員長 高橋課長。
◎高橋 都市計画課長 はい。合わせて。
そして,新守谷の区画整理のほうですが,こちら以前全協でも説明させていただきました新守谷駅周辺での区画整理に伴う業務でございまして,委託料としましては,1,606万7,000円の予算を計上してございます。こちらにつきましては,区画整理をするに当たって,物的条件の調査ということで,土地利用の状況とか,建物の利用状況,また,それに今後進めていく区画整理の街区や画地の設計ですとか,公園とか緑地,また上下水道等,これらについての配置計画等をつくっていくものでございます。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 この土地区画整理事業は,多分民間主導でやられると思うのですけれども,ある程度そこの手助けでやっていくという理解でよろしいのですよね。
○末村 委員長 高橋課長。
◎高橋 都市計画課長 今委員おっしゃるいとおり,民間というか,組合施工による区画整理ということで進めてはいるのですが,行政としても支援する形での計画として,まちづくりを進めていくということの計画です。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 区画整理事業は,事業計画とかスタート前の事前の調査というのが必要でして,そちらに対して,今回のものを設定させていただいております。事前にA調査,B調査,構想段階の調査になりますが,そういうものをここに入れているというような形になります。区画整理が成り立つかどうかも含めですね。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 その後の,それが終わった後の土地利用の用途的なものですけれども,以前全協の中で,物流関係とか,あとは立沢方面の工業専用地域とか隣接しているのでという話を聞きましたが,やはり谷和原インターに近いけれども,もう一つ,片方,先ほど長谷川委員のほうからお話がありましたように,野木崎下までスマートインターのほうのその辺の用途区域的にも,インター近いので,その辺と整合的にどのように考えているのか。もしかしたら用途的に似たようなものが二つできてしまうと,どちらかが埋まらないとか,その辺とか,ちょっと考えられる場合もありますので,その辺,どのように考えているのか。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 そちらは,産業フレーム等は,調査していまして,まだそれを入れても充足しないというような形になっていますので,そういうものはフレームの検証というものは,あわせて行っております。
○末村 委員長 先ほどの駐車料金の推移は出ましたか。
高橋課長。
◎高橋 都市計画課長 過去3年の駐車料金の推移ということで,こちら市としても年額での金額ということで,民間での。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 収入額30年度が3,045万6,000円,これが例えば,29年度は幾ら。
◎高橋 都市計画課長 25年度から今ずっと30年度の前まで一緒だったのですが,こちらは年額でいいますと2,645万7,000円ほどとなります。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 いつですか。
◎高橋 都市計画課長 先ほどの3,000万の金額につきましては,8月からの金額となっておりますので。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 昨年の8月まで。変わったのが。それまでは,月額でいうと幾らだったのですか。
◎高橋 都市計画課長 月額でいいますと220万4,000円ほどです。
◆渡辺秀一 委員 この8月に上がった理由というのはどういったあれをしたのですか。これ,私たちの議会側のほうも事業仕分けで,これも多分検討に入れたので,やっていただいて,その結果が出たのかなと思うのですけれども,最終的なまとめで話させていただきますが,先ほど神宮委員のほうもお話しありましたように,まだまだ過去に一時金として払って,先ほど部長のほうが,今年度は500万からの黒字になるといっても,まだまだ今まで払った分がありますし,やはり空室のところもなるべく入っていただきたいということは,トータル的な経費を落とす,もらえるものは1円でも多くもらう,これをやっぱり共通認識として考えていただきたい。過去に入ってくれないときに1社あったからとか,そういった理由でなあなあでやられるより,やはり過去にUFJがどこもやっていなくて,挙げてくれたから立てました,そのときの当時の話では,もうけるあれではないけれども,とんとんだ,その後からTRCが撤退したから,その分ずっと払っていた経緯がありますので,そういったことを考えれば,やはり民間業者ももうからなければ撤退しますし,そういったところを見て,1社しかいない,つらいときにやってもらったからというものではなく,そこは現実として捉えながら考えていただければなと思いますので,よろしくお願いします。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 議会のほうの事業評価を重く受けとめまして,全ての業者の見直しを一斉にやらせていただきました。その結果,先ほどの190万に減額したり,駐車場も値上げをしたり。あとはUFJリースのリース代を安くできないかという交渉をしたのですけれども,リース代本体はできないのですが,プライムレート分は大丈夫ですよというような報告を受けたり。ある意味,重く受けとめて,なあなあではなくて,社長まで行ったり,そういうことをやらせていただいた結果が今回の結果となっておりますが,今後も身を引き締めて,委員おっしゃったとおり,実行させていただければなと思ってございます。
○末村 委員長 渡辺秀一委員。
◆渡辺秀一 委員 毎月全協もありますので,こういう予算のときの年1回ではなく,こういうことが今月,先月ありましたと,随時報告を待っていますので,よろしくお願いします。
○末村 委員長 よろしくお願いします。
飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 先ほど神宮委員の質問がありました件でお答えさせていただきます。
まず今年度予算を計上いたしました金額でどれだけできるかということで,今年度の単価契約分の平均が1メートル当たり3,075円ですので,それを割り返しますと,1.4キロ清掃できるという形になってございます。それと,今年度の実績としまして,現在執行している額でございますけれども,419万8,000円ほど執行してございまして,そのトータルが1,365メートル実施してございました。予算上は単価契約ということで積算していますけれども,実際の実施に当たりましては,単価契約にない規格のものも当然ございますので,そちらについては,見積もりで対応してございますので,差は出てきてしまうという状態でございます。
以上でございます。
○末村 委員長 続きまして,川名委員,お願いします。
◆川名敏子 委員 説明書の126ページ,予算書は171ページなのですけれども,公共交通運行事業の中で,デマンド乗合交通を今回取り入れたわけで,それと従来のモコバスを2ルートに運行したということで,二つの事業が入っているわけですが,まとめて6,678万7,000円という事業費となっています。前年度に比べて,2,616万6,000円安くなっているわけなのですけれども,その二つの事業,モコバスとデマンド乗合交通に係る内訳,どういうふうになっているか。あと,タクシー3台を借り上げて,前の説明では1日1台2万円ぐらいの予算とあらあら聞いたのですけれども,1台どれぐらいかかっているのかをお知らせください。
○末村 委員長 高橋課長。
◎高橋 都市計画課長 モコバスの来年度予算,年額で3,600万ほどとなっております。また,デマンドのほうですが,3,000万ほどとなっております。そして,タクシー会社,市内の3業者に委託しているのですが,1日当たり各1台に対して2万円プラス消費税をお支払いするような形になります。
○末村 委員長 川名委員。
◆川名敏子 委員 それは車の利用と運転手を含んでということで。わかりました。それは,3,000万ということなので,1台1,000万と見まして,利用状況を見ながら,もし不足が多く生じている場合は,1台また1,000万で追加していくことが,今後ですけれども,可能ということでしょうか。
○末村 委員長 高橋課長。
◎高橋 都市計画課長 今回,1年間の実証実験という形で実施させていただくのですが,ただ,タクシー会社さん3社に,各社1台ずつ出していただくということで,協議に協議を重ねてここまで来たのですが,とにかくタクシー会社さん,県内でも一番忙しいという中で,あと人手不足等もございますので,また本当に実証実験の結果を踏まえた上で,協議して依頼することで成り立つかどうか,そのあたりも随時報告等させていただきまして,決めていきたいなと思ってございます。もちろん協議会のほうの協議を踏まえてでございますが。
以上です。
○末村 委員長 川名委員。
◆川名敏子 委員 3月の2日,3日と各地域で説明会があったと思うのですけれども,そのとき,同時に説明の後登録も可ということで,多くの方が参加されたと思うのですけれども,その手ごたえというか,どれぐらいの方が実際希望されて登録を始めているのか,わかる程度で教えてください。
○末村 委員長 高橋課長。
◎高橋 都市計画課長 3月の2日,3日で6カ所でデマンド乗合交通の利用方法,あとは登録方法,こちらについて説明会を行ったのですが,今現在把握しているところですと,申請が183件ございました。そしてその人数では,290名の方の申請をいただいています。この差というのは,もちろんご家族,夫婦で申請とかされたという形になっておりますので,そして,毎日数件ずつ申請のほうをいただいておりますので,これからもふえていくのかなと思っております。
以上です。
○末村 委員長 川名委員。
◆川名敏子 委員 最終的に何名ぐらいを想定していらっしゃるのか。利用の頻度にもよりますけれども,これより多く申し込まれると打ち切りとかそういったものはあるのですか。
○末村 委員長 高橋課長。
◎高橋 都市計画課長 打ち切りというものはないのですが,ただ,一般質問のほうでご質問いただいて。
○末村 委員長 川名委員。
◆川名敏子 委員 失礼しました。今は結構です。ありがとうございました。
○末村 委員長 神宮委員,どうぞ。
◆神宮栄二 委員 先ほど一次期登録者があったと思うのですけれども,地域的な人数の偏在といったらおかしいですけれども,どの地区がどの程度多かったか,少なかったか,わかれば教えてください。
○末村 委員長 高橋課長。
◎高橋 都市計画課長 ちょっと登録者の数では,済みません,把握はしていないのですが,説明会にお越しいただいたエリアでの人数のほうでよろしいですか。多かったところは,北守谷のほうでの文化会館での説明会場と,あとみずき野の郷州公民館での説明会,それぞれ58名の方がいらっしゃいました。
○末村 委員長 佐藤委員,お願いします。
◆佐藤弘子 委員 今の関連なのですけれども,市民からの声が届けられましたので,伺いますけれども,説明会に行きましたけれども,30分ぐらいで終わってしまって,何をどうするということがよくわからなかったというような声もあったのですけれども,今の説明ですと,290名も集まったということで,登録者もあったということで,手ごたえがあったというふうに執行部は見ているのかもしれないのですけれども,そういった声も寄せられているのですけれども,今後やっぱり実証実験が始まってしまうのですけれども,どういう形でもっとお知らせしていくお考えがあるか,まずそれだけ伺います。
○末村 委員長 高橋課長。
◎高橋 都市計画課長 当日の説明会のほうでは,説明自体は10分程度させていただきまして,その後延べ1時間半の中で受け付け等をさせていただいたのですが。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 説明会では,大体15分か20分ぐらい説明等々させていただいて,その後質疑応答という時間を設けまして,大体トータル三,四十分というような形の説明会になっています。その後申請受け付けという形で,トータル1時間半という時間でやらせていただきましたが,その申請受け付けの際にも個別相談はしておりますので,もしわかっていらっしゃらないということでしたらば,個別相談に来ていらっしゃらない方なのかなと,私は推測してございます。
◆佐藤弘子 委員 それはしていないかもしれないですね。
◎古谷 都市整備部長 あと今後の周知なのですけれども,広報もりや等々で,あと民生委員の方にも説明してくれというお話を受けて説明してございます。また,チラシを全世帯広報もりやと同時に配って,周知していきたいなと思っております。もちろんホームページもそうなのですが,もし個別に説明を受けたいということならば,出向いても説明するというような形の体制をとっていきたいと思っております。
○末村 委員長 佐藤委員。
◆佐藤弘子 委員 わかりました。そういう声が飛び交いましたから,伺いました。
私の質問は三つあります。一つには,予算書で177ページの新守谷駅の今度予算が2,000万ほどついているのですけれども,これだけお金をかけて,またさらに2,000万もかけて何をするのかということを伺います。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 お答えします。
予算に計上してございます工事費で1,944万円という数字でございますけれども,こちらは,進入路の工事をするために,自由通路まで行く進入路,それから橋梁を建てるときに,水路等を一時撤去してございますので,それを戻す費用,それから,駅前広場のほうのインターロック等も一時外していますので,そちらも含まれた数字でございます。本体のほうはもう終わってございます。
以上でございます。
○末村 委員長 佐藤委員。
◆佐藤弘子 委員 わかりました。本体は終わっているということで。
二つ目ですけれども,これは予算説明書の中の137ページになるのですが,これも市民から声が寄せられましたので,伺いたいのですけれども,今回公園の管理整備ということで,4億からの予算が組まれておりますが,四季の里の公園は幾らかかっているのですか。本当にここって,利用もされない,あともう一つは,やはりその治安が悪いというような声が寄せられているのですけれども,花の咲く時期が,大体1年間の中で一つ,二つあるかないかですよね,アヤメの時期がこの四季の里の中心ですから。そういう声の中で,幾らかかっているのかということと,それから本当に今,暗いし危ないというような声が寄せられているのですけれども,そういう部分はどのようにするのか,木を剪定するとか,そういうことが必要ではないかというふうに思うのですけれども。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 では2点目の暗いということで,以前の経緯でございますけれども,四季の里の外周のところ,駐車場に入っていくところが,一部暗い,それから落下する,木の枝が落ちるということで剪定した経緯もありますが,そのほかで暗いというのは,意見がこちらに来ていないので,もし,おわかりであれば,いただければ,調査して対応のほうはいたしますので。
それと1点目の委託金額でございますけれども,29年,30年,31年の3カ年で継続して一括で契約してございますので,その契約額の合計が1億2,868万2,000円でございます。
○末村 委員長 佐藤委員。
◆佐藤弘子 委員 3カ年で割って,四季の里の公園の費用が出るのですね。はい,ではそのように伝えます。
ではもう一つ,三つ目です。これも市民の声が寄せられたことで取り上げたのですけれども,くわがた公園はすごく利用しているという子供の声なのですけれども,近くにトイレがないので,トイレに行くのに,市民プラザまで走らなければならないのだそうです。そうすると,あそこは道路を渡らなければならないので,非常に大変というような声が寄せられたのが1点と,トイレの設置ですね。それから,二つ目には,時計の設置が欲しいなというこの二つが寄せられたのですけれども,こうした考えは全然ありませんか。
○末村 委員長 飯塚課長。
◎飯塚 都市整備部次長 現在,公園の設置基準としまして,大きい近隣公園,皆さんが遠くから集まるような公園には,トイレがついてはございますけれども,街区公園といいまして,近隣の方が使う公園には,現在トイレのほうは設置していないということでございます。
それともう1点,時計については,これについても同じなのですけれども,やはり遠くからお子様が集まると時計が必要なのですけれども,やはり住居,近くの方がちょこっと遊びに来るので時計はつけていない状況なのです。ただ,子供が帰る時間がわからないという要望がありまして,ある程度大きな近隣よりは小さいのですけれども,街区よりは大きい公園で要望がありましたので,そこで暫定的というか,試験的に小さい時計をつけてどうかという検証はいたしました。そういうことは実施していますので,その状況を子供さんの遊びの状況とか,どうかというのを検証して,時計のほうは検討していきたいなとは思うのですけれども,まずは実証実験でどうかというのはやってみたほうがよろしいかなと思います。
○末村 委員長 佐藤委員。
◆佐藤弘子 委員 そういう声はやっぱり聞くべきだと思う。トイレはやっぱりできないということですね。トイレはできないと。つくらないと言ったのですね。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 基準を設けてトイレを設置していますので,トイレはつくりません。ただ,一つだけお話ししますと,まちづくり協議会のほうで,そういうご意見もあるようなので,それは,そのときには検討させていただきますが,市として積極的にトイレをつくるという計画はありません。
○末村 委員長 浅川委員,どうぞ。
◆浅川利夫 委員 先ほど広報の中に,新交通関係のチラシを入れるということだったのですけれども,これは3月10日号に入れてもらえるのですか。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 今現在,3月25日号に掲載とチラシを予定しています。
○末村 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 4月1日から新交通に変わるのですよね。ちょっとその辺遅いのではないかなと思うのと,もう一つ,常に利用している人をその停留所に何らかの形で,ハーフマラソンでやったような形で,お知らせしたほうがいいのではないかなというようなことを提案はしているのですけれども,その辺はどうなのでしょう。
○末村 委員長 古谷部長。
◎古谷 都市整備部長 ご提案も受けたので,早急にということで,今提示が始まったところです。
○末村 委員長 質疑を終結します。
以上で,都市整備部所管の審査を終了します。ありがとうございました。
10分間休憩します。
午後4時00分休憩
──────────────────────
午後4時08分開議
○末村 委員長 休憩前に復し,会議を再開いたします。
議案第34号 教育委員会所管の審査に入ります。
内容説明者及び答弁者は挙手をし,職,氏名を述べてください。
内容説明及び答弁については主に部長とし,補足的な説明,答弁のみ課長等にお願いします。
それでは,教育部長から内容の説明をお願いします。
山崎部長,お願いします。
◎山崎 教育部長 よろしくお願いいたします。
平成31年度の教育委員会所管分の予算の概要についてご説明いたします。
予算書でご説明いたしますので,よろしくお願いいたします。なお,予算の説明書につきましては,142ページから176ページになりますので,よろしくお願いいたします。
それでは,ご説明いたします。
教育費の31年度の予算は,予算書6ページにありますように48億4,184万1,000円で,一般会計総額に占める割合は約20.7%となっております。この中には,児童福祉関連の幼稚園費が入っておりまして,また民生費に計上の児童クラブ経費が入っていないということから,これらを考慮した純然たる教育委員会の予算総額は49億5,346万9,000円となりまして,30年度当初と比較して18億9,372万4,000円,役62%の増額となっております。
増額の主な要因は,工事費関係で御所ケ丘小学校校舎改修事業,大野小学校屋内運動場改修事業が実施設計を終えまして,改修工事に入るため,また,中央公民館改修事業の31年度分の負担分でございます。また,新規事業といたしまして,黒内小学校舎増築事業,郷州小学校校舎改修事業の実施設計,守谷小学校改修事業,御所ケ丘中学校格技場改修工事,小中学校の図書教材等購入事務の中に,プログラミング教育に係る教材購入費を計上しております。
それでは,歳入に移らせていただきます。予算書の15ページをお願いいたします。
下段になりますが,款12分担金及び負担金,項1負担金,目1民生費負担金,節3児童福祉費負担金,説明欄の児童クラブ入所負担金は,通年利用及び長期休暇,これは,夏休み,冬休み,春休みでございますが,その利用分を含んだ負担金でございます。また,児童クラブ時間外保育一部負担金は土曜日及び長期休業期間等の早朝保育の負担金でございます。
19ページお願いいたします。
款14国庫支出金,項2国庫補助金,目2民生費国庫補助金,節2児童福祉費補助金の子ども・子育て支援交付金及び22ページの款15県支出金,項2県補助金,目2民生費県補助金,節4児童福祉費補助金の子ども・子育て支援交付金,こちらにつきましては,国が3,137万8,000円,県が同じく3,137万8,000円でございますが,放課後児童健全育成事業に対する国県補助金でございます。
23ページをお願いします。
上の枠で目7教育費県補助金,節3社会教育費補助金,放課後子ども教室推進事業費補助金1,762万5,000円は,放課後子ども教室運営に対する県補助金でございます。
その下の節4保健体育費補助金国民体育大会運営交付金1,292万円は,10月に開催いたします国民体育大会の大会経費,競技運営経費等に対する県補助金でございます。
次に,歳出に移らせていただきます。116ページをお願いいたします。
款3民生費,項2児童福祉費,目1児童福祉総務費の説明欄で,児童クラブ運営事業1億8,142万円のうち,13委託料で,117ページ上段になりますが,児童クラブ運営業務委託料は1億6,083万3,000円と216ページ下段にあります放課後子ども教室運営業務委託料,4,678万4,000円を合わせまして2億761万7,000円が合計の委託料となります。株式会社アンフィニというところに委託しております。
117ページの中段をお願いいたします。
松ケ丘小学校児童クラブ建設事業6,765万6,000円につきましては,松ケ丘小学校に児童クラブ1棟,これは,2クラブ分,2教室を増設するための建設に係る費用でございます。
181ページ,下段から教育費になりますので,お願いいたします。
款10教育費,項1教育総務費,目1教育委員会費209万4,000円は,教育委員会委員4人の委員報酬等でございます。
182ページで目2学校教育総務費は,学校教育課及び小中学校に共通する経費で,1億3,604万3,000円で,前年度と比べまして,892万6,000円の減額となっております。
186ページをお願いいたします。
目3教育研究指導費の2億1,179万1,000円は,指導室所管の経費で,前年度に比べ1,216万2,000円の増額となっております。これは,学校教育改革プランの実施を円滑にするための指導主事の増員,外国語指導助手,俗にALTと申しておりますが,その増員によるものでございます。指導主事は1人,ALTは2人の増員ということになります。
187ページの上段でございます。
04外国語教育推進事業6,856万1,000円については,主に外国語指導助手ALTの委託料になります。高学年の外国語科の時間増加に対応するため,先ほど申しました外国語指導助手2名を増員いたします。
その下の06学習支援ティーチャー等配置事業5,955万3,000円は,学習支援ティーチャー,語学指導協力員に対する報酬でございます。
その下,07学校教育研究・研修事業1,511万円は,主にICT活用支援業務委託料及び昨年度から開始いたしました若手教員サポート事業における指導員2名の報酬になります。
188ページをお願いいたします。
09総合教育支援センター事業でございます。1,583万9,000円は,主にセンター職員への報酬でございます。学校教育改革プラン,いじめ対策本部の設置を受け,いじめ問題に対するための相談員を1人増員し,積極的な支援を行ってまいります。
次,191ページをお願いいたします。
目4学校給食センター費の予算総額は7億6,313万1,000円で,前年度より1億9,924万9,000円の増額となっております。
192ページで,説明の欄の中段より下になりますが,03給食センター施設維持管理事業の主なものは,13委託料で清掃委託料,警備委託料,保守点検委託料,環境衛生委託料の費用でございまして,1,392万9,000円でございます。
193ページの下段で,04でございます。給食提供事業,こちらにつきましては,一律小中学校の児童生徒及び教職員等の給食に要する経費でございます。6,723人分,197日分でございます。
194ページをお願いいたします。
説明欄の中段より少し下になります。07学校給食センター改築事業,こちらは新規事業でございます。現在の施設は,調理能力が限界に来ておりまして,また,国が定める衛生管理基準を若干満たしていないという部分があることから,建てかえを行うものでございます。児童生徒の人数は今後も増加が見込まれ,また,衛生面にも問題があることから,デザインビルド方式で入札を行い,早急な改善と安心で安定的な運営を目指すものでございます。費用は,今年度予算と平成32年度から平成34年度まで,平成ではなくなってしまいますが,それまでの債務負担行為の限度額を合わせますと,35億8,902万5,000円でございます。平成31年度につきましては,設計,管理委託料,造成工事までの予算を計上させていただきました。なお,不動産鑑定委託料49万5,000円につきましては,候補地の地権者様と交渉するに当たりまして,不動産鑑定を行わないと正式に交渉ができないということで,この前も全員協議会でご説明させていただきましたが,急遽年度内に行うこととさせていただきました。したがいまして,来年度当初予算に計上してあります予算を減額させていただきたいというふうに考えておりますので,よろしくお願いいたします。また,今定例月議会で改築の予算を議決いただけますようでしたら,4月には用地費を補正予算で計上させていただきたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。
195ページ下段から小学校費になります。
目1学校管理費は,総額2億7,083万7,000円で前年度に比べ71万8,000円の減額となっております。内容の主なものは,市内の小学校9校の学校運営経費及び学校施設や設備等の維持管理に要する経費で,小学校管理事務,小学校施設維持管理事業,小学校管理備品購入事業,児童,教職員健診事業及び学校用務員の職員給与関係経費でございます。特に,本年度は,建築基準法に基づきます特殊建築物,これは不特定多数の者が利用する施設のことでございますが,その防火設備の定期報告に係る経費を計上してございます。
199ページ,下段でございます。
目2教育振興費は総額2億42万9,000円でございます。前年度に比べ2,014万円の増額となっております。内容の主なものは,教育指導に必要な経費の計上で,小学校教育振興事業,小学校図書教材等購入事業,小学校就学援助事業,小学校ICT教育環境整備事業,茨城県教育研究会特別支援学級負担金から成っております。
201ページ,中段で目3学校建設費の01御所ケ丘小学校校舎改修事業8億9,483万円は,30年度に実施設計を行いました御所ケ丘小学校校舎の改修工事を行うための費用でございます。
同じページの最下段の03大野小学校屋内運動場改修事業2億3,380万5,000円でございますが,同じく今年度30年度に実施設計を行った大野小学校屋内運動場の改修工事を行うための費用でございます。
202ページの上段でございます。
04黒内小学校校舎増築事業3,226万1,000円は,松並地区の人口増加に伴う児童増加に対応するため,12教室分の校舎増築工事を行うに当たり実施設計を行うための費用でございます。
その下の05郷州小学校校舎改修事業3,345万6,000円でございますが,こちらは昭和58年度建築の老朽化している郷州小学校校舎の改修工事を行うに当たりまして,やはり実施設計を行うための費用でございます。
その下07守谷小学校改修工事2,764万3,000円は,守谷小学校の外壁,廊下等の舗装改修を行うための費用でございます。
203ページからは中学校費になります。
目1学校管理費は,総額1億2,335万5,000円で,前年度に比べ552万6,000円の増額となっております。内容の主なものは,市内の中学校4校の学校運営経費及び学校施設や設備等の維持管理に要する経費で,中学校管理事務,自転車通学用ヘルメット購入補助事業,中学校施設維持管理事業,中学校管理備品購入事業,生徒職員健診事業,学校用務員の職員給与関係経費でございます。
207ページをお願いいたします。
中段で目2教育振興費1億3,652万6,000円は,教育振興事業,図書教材等購入事務,就学援助事業,ICT教育環境整備事業及び体育大会事業等の費用で,前年度と比べまして,1,142万2,000円の増額となっております。
210ページをお願いいたします。
中段で目3学校建設費,07御所ケ丘中学校格技場改修事業2,814万9,000円は,御所ケ丘中学校格技場の改修工事の設計監理委託料及び工事請負費でございます。
210ページの下段からは,社会教育費になります。
目1社会教育総務費2億3,361万1,000円は,前年度比で35万1,000円の増額となっております。
216ページをお願いいたします。
一番下で26守谷市民交流館維持管理事業587万5,000円は,平成31年度から所管が生涯学習課に移管となるため,教育費に計上されているものでございます。
219ページをお願いいたします。
下段でございます,目4公民館費の8億1,047万9,000円は,対前年比で5億5,430万3,000円の増額となっております。これは主に中央公民館の大規模改修工事の工事請負費及び監理委託料による増額でございます。
01公民館運営管理事業1億1,985万9,000円の主なものは,指定管理料でございます。
221ページをお願いいたします。
下段で目5図書館費の2億892万7,000円は,対前年度比で2,119万8,000円の増額となっております。これは,平成31年度から図書館を直営に戻し,学校図書館の充実を図るための経費増でございます。学校司書の配置時間の拡充や図書館に司書資格を持った学校図書館担当職員を配置するなど,図書館と学校図書館の連携を強化して,子供の読書環境や学習環境の向上に努めるものでございます。
225ページをお願いいたします。
下段で目1保健体育総務費でございます。4,193万8,000円は,対前年度比で661万1,000円の増額となっております。これは主に国民体育大会開催に伴い守谷市が実施する歓迎おもてなし花いっぱい運動,応援観戦に係る費用でございます。スポーツの振興につきましては,各種スポーツ大会の開催や体育協会やスポーツ推進委員との協働によりまして,多くの市民にさまざまなスポーツに楽しんでいただけるよう努めてまいりたいというふうに考えております。
以上,平成31年度教育委員会関係の予算で重点的なものの説明をさせていただきました。詳細につきましてはご質問によりご説明させていただきますのでよろしくお願いしたいと思います。
以上です。
○末村 委員長 ありがとうございました。
本日の審査はここまでとし,明日は教育委員会審査の質疑から再開したいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○末村 委員長 1点だけ,明日,全議案の採決が終了後,今年度の事業評価に対する総括を行いますので,各座長におかれましては,各分科会で取りまとめていただきました今年度の事業評価に関するスケジューリングですとか,調査手法に対する総括をご報告いただけるようにお願いいたします。口頭でのご報告で結構ですので。
本日の審査はこれで終了いたします。
午後4時30分閉会...