潮来市議会 > 2023-12-14 >
12月14日-04号

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  1. 潮来市議会 2023-12-14
    12月14日-04号


    取得元: 潮来市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    令和 5年 12月 定例会(第4回)     令和5年第4回潮来市議会定例会議事日程(第4号)                      令和5年12月14日(木)                      午前10時開議日程第1 市政一般に関する通告質問-----------------------------------出席議員(15名) 議長16番   箕輪 昇君   副議長 7番   小峰 進君    1番   和田直子君       2番   佐々木 徹君    3番   志村 一君       4番   石田裕二君    5番   阿部慶介君       6番   兼平直紀君    8番   飯田幸弘君       9番   平田健三君   10番   飯島康弘君      12番   笠間丈夫君   13番   藤崎忠徳君      14番   薄井征記君   15番   今泉利拓君欠席議員(1名)   11番   田崎 清君-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長        原 浩道君   副市長       庄司敦子君   教育長       横田直樹君   市長公室長兼総務部長                               塙 誠一君   市民福祉部長福祉事務所長     建設部長      常井俊宏君             榊原 徹君   環境経済部長    吉川秀樹君   教育部長      石神弘幸君   都市建設課長    草野吉広君   社会福祉課長    沼田武男君   財政課長      小沼 豊君   企画政策課長    河瀬由香君   総務課長      村田政子君   観光商工課長    大崎優一君   学校教育課長    村田慎一郎君  企業立地戦略室長  酒井 進君   秘書課長      濱野一也君   高齢福祉課長    下河和之君   環境課長      安藤正幸君   子育て支援課長   実川治子-----------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長    打越伸是君   局長補佐      山田晴美君   書記        小林 肇君   書記        大塚麻菜美----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(箕輪昇君) 皆さん大変ご苦労さまです。 これから本日の会議を開きます。 ご報告いたします。11番、田崎清議員から、会議規則第2条により欠席の届出がありましたのでご報告いたします。 ご報告いたします。本日、説明のため出席した執行部の職員は、原市長以下、ただいま着席のとおりです。                         (午前10時00分)-----------------------------------市政一般に関する通告質問 ○議長(箕輪昇君) これより議事日程に入ります。 日程第1、市政一般に関する通告質問を行います。 通告質問については、質問事項ごとに初めの質問は大項目を一括で質問し、一括で答弁願います。 再質問がある場合は、項目ごとに一問一答方式により行います。また、質問については、議会会議規則を遵守の上、質問願います。 参考までに申し上げます。質問は簡単明瞭に、答弁は的を射てお願いします。また、質問は市民の立場に立ち的確に行い、議題の範囲を超えないこと。同一議題については3回までとするものです。ただし、答弁の内容によってはこれを超えて認める場合もあります。質問内容が重複する場合は、考慮の上、お願いしたいと思います。-----------------------------------和田直子君 ○議長(箕輪昇君) それでは、1番、和田直子議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 和田議員。     (1番 和田直子君 登壇) ◆1番(和田直子君) 1番、和田直子です。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして順次質問をさせていただきます。 まず、大項目1点目です。DVや児童虐待相談体制について伺います。 11月12日から25日は、女性に対する暴力をなくす運動という期間でございました。潮来市役所でもパープルリボンを結ぶ木を設置するなど、啓発に取り組んでいただいたところです。また、11月は児童虐待防止推進月間でもございました。 12月に入って、こうした啓発の期間は終わったわけですけれども、今この瞬間にも暴力に苦しんでいる方はいらっしゃると思います。助けを必要とされている市民の皆様が少しでも早く確実に相談窓口支援団体などにつながっていけるよう、常に努力をしていかなければならないというふうに思っています。 そこで、伺います。 1点目、DV相談体制について伺います。相談窓口の受付時間や受付方法などはどのようになっているのか伺います。 2点目です。児童虐待について、同じく、相談体制相談窓口の受付時間、受付方法などを伺います。 3点目、潮来市ホームページでの周知について伺います。 ホームページの中に、困ったときの相談あるいは各種相談など相談窓口一覧のページがございます。この一覧になっているのは非常にいいなというふうに思うのですけれども、この一覧の中、窓口の名称が相談内容と結びつきにくかったり、相談方法が分かりにくいものがあるように感じます。こういったページを見つける方、DVや虐待の相談を検索したり、そのページにたどり着いている方というのは、相談だったり行政の助けを必要とされている方の可能性が高いのかなというふうに思います。困っている方がページを見たときに、そのホームページの閲覧が相談に確実につながるようにするためには、名称や表記の方法に工夫が必要だと感じますが、表記方法掲載内容の見直しはどのように行っているのか伺います。 4点目です。様々な年齢や国籍の方が潮来市のホームページを閲覧される可能性があると思います。そういった点を考慮して、国や県など潮来市以外の相談窓口や緊急の場合の対応の仕方、連絡先なども一覧に記載してはどうか伺います。 以上、4点です。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 榊原市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(榊原徹君) それでは、まず第1点目、相談体制につきましての受付時間、窓口、受付方法等についてご答弁申し上げます。 本市におきましては、パートナー等における暴力行為、DV(ドメスティックバイオレンス)等の相談などの対応は、潮来市男女共同参画総合相談窓口において、専任の相談員による直通電話での相談を受け付けているところです。相談対応の主管課は子育て支援課となっております。相談日は、毎月第2、第4木曜日の午後1時から5時までとなっております。また、専任相談員による電話相談日以外でも電話相談は受け付けており、いずれも秘密を厳守し、問題解決のための助言に当たるとともに、相談の内容によっては警察等の関係機関と連携を図りながら、困難を抱えている方の支援につながる体制を取っております。 2点目でございます。児童虐待相談体制について、相談窓口の受付時間、受付方法についてご答弁申し上げます。 本市では、令和4年4月より子育て支援課内に子ども家庭総合支援拠点を設置し、家庭相談員を含む4名で、児童虐待相談等を含む、子育てに関する相談体制を整えております。相談受付時間は、平日午前8時30分から午後5時15分までとなっております。主な受付や相談方法は、直接来庁しての相談や電話での相談となります。直通電話も設置してございます。さらに、状況に応じて相談員の訪問による相談を受けることも可能となっています。事前に相談内容やご都合のよい日など相談員と調整をしていただくことで、スムーズな支援を行うことができるものと考えております。 また、児童虐待かもしれないと思ったときには、児童相談所虐待対応ダイヤル189(いちはやく)での電話通報の手段もございます。24時間、児童虐待等の相談に応じております。さらに、茨城県で実施している親子のための相談LINEでは、お子さんや保護者がLINEで気軽に相談することが可能となっております。 3点目でございます。市ホームページにおいて、各種相談窓口や相談などの表記方法及び掲載内容の見直しをどのように行っているのか、ご質問にご答弁申し上げます。 子育て支援に関する相談窓口などにつきましては、市ホームページトップページにある「くらし・手続き」から「各種相談」のページに子ども家庭総合支援拠点男女共同参画相談窓口カテゴリーを設け、連絡先や相談内容相談方法等を掲載しております。また、トップページ「保健・福祉」から「母子家庭・父子家庭・寡婦福祉」のページに、そして「困ったときの相談」から母子・父子自立支援員や民生委員、主任児童委員等相談相手方が掲載されている状況となっております。 表記や掲載内容については、各課において必要な事項を随時更新しております。議員ご指摘にあるように、各種相談窓口の名称や相談先のカテゴリーが分かれているため検索に時間を要する場合もあると考えております。市民が調べやすく、見やすくすることで必要な相談窓口につながると考えますので、今後関係部署と課題共有をしながら、分かりやすい表記への変更や掲載内容等の整理などをしてまいりたいと考えております。 4点目でございます。市以外の相談窓口や緊急の場合の対応、連絡先等も記載してはどうかというご質問にご答弁申し上げます。 現在、潮来市ホームページの掲載におきましては事案ごとに説明をするスタイルで掲載をさせていただいており、その中では、それぞれの事案と関係する国や県をはじめ、関係機関や団体等のホームページ、または関係事項記載ウェブページへのリンクを張るなどしながら、できるだけ閲覧されている方の求める情報へつながるよう配慮しているところでございます。ご提案の相談先一覧も分かりやすさへの一つの方法として検証させていただきながら、より分かりやすいホームページの運営に努めてまいりたいと考えております。 市ホームページでは、現時点でもグーグル翻訳による多国籍語への翻訳や、音声読み上げ機能なども掲載されておりますが、さらに幅広い年齢層や多国籍の方々による閲覧も想定した情報発信の在り方を、関係部署との連携を図りながら研究してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 1点目のDV相談受付窓口について再質問いたします。 平日、第2、第4木曜日の1時から5時までということで、それ以外でも電話相談を受け付けているということでしたけれども、それ以外というのは恐らく平日昼間ということになろうかと思うんですけれども、平日昼間以外の相談についてはどのように受け付けているのか伺います。 ○議長(箕輪昇君) 再質疑、答弁願います。 実川子育て支援課長。 ◎子育て支援課長実川治子君) それでは、DV関係、平日以外ということで、休日または夜間、こちらの相談の場合についてご答弁させていただきたいと思います。 平日、夜間の場合につきましては、茨城県で設置している茨城県配偶者暴力相談支援センター、俗に女性相談センターとも申します。こちらや、茨城県の警察が設置している茨城県女性専用相談電話、こちらで電話相談来所相談を受け付けております。配偶者暴力相談支援センターにつきましては、平日9時から夜の9時まで、また休日につきましては9時から午後5時までとなっております。警察のほうで受け付けている女性専用相談電話、こちらにつきましては女性警察官が24時間対応をしております。 以上となります。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 潮来市以外の社会資源を活用しながら相談に当たっていただいているということで、ありがとうございます。 再々質問ですけれども、先ほどのDV相談、主に男女間の暴力についてDVというふうに言うことが多いわけですけれども、ドメスティックバイオレンス、身近な人からの暴力ということで、家庭の中ですと高齢者に対しての虐待、暴力ですとか、障害をお持ちの方が家庭の中でちょっと不利益な状況に置かれるというようなことも想定されるのかなというふうに思います。障害者や高齢者の方への暴力への相談というのはどのようになっているのか伺います。 ○議長(箕輪昇君) 榊原部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(榊原徹君) それでは、高齢者や障害者というようなご質問でございます。そちらのほうにご答弁申し上げますが、まず、障害者への虐待の問題ですが、こちらにつきましては社会福祉課のほうで対応をさせていただいております。社会福祉課内に潮来市障害者虐待防止センターを設置してございます。平日は職員が勤務時間、8時半から17時15分まででございますが、通報及び相談について対応をしてございますし、また窓口に来庁された方につきましても随時対応しております。また、休日及び夜間の通報、これにつきましては潮来市障害者虐待防止センターへ連絡が入り、そういうような電話も設置をしてございますし、また夜間については警備保障会社へ電話が転送されて、一次受付を行った後に、担当課のほうに通報が入るというようなシステムで対応をさせていただいております。その対応につきましては、担当職員が折り返しの連絡をしながら、状況に応じて事実確認の調査を行うなどのような流れというような形になっているところでございます。 また、高齢福祉課のほうでは高齢者に対する虐待の対応をしているところでございます。高齢者のドメスティックバイオレンス、あるいは虐待等の相談は潮来市高齢福祉課内で行うとともに、潮来市の地域包括支援センター、こちらの窓口で相談を受けてございます。こちらは、両窓口とも8時半から17時15分までというような形になっています。直接窓口での対応をさせていただく、あるいは電話での対応というような形でございます。夜間での緊急時等々につきましては、ガードマンのほうで対応していただいて連絡をいただくというような体制でございます。また、潮来市の高齢者総合相談センター、これが福楽園とあやめで、2か所で24時間体制で相談を受け付けるというような体制で対応をしてございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 続いて、3点目の再質問に移りたいと思います。 1点目、2点目の相談体制については潮来市、それから市外のものも合わせて24時間、夜間、休日も対応してくださっているということなので、やはりホームページ等でその情報がきちんと行き届くということがとても重要になっているのかなというふうに思います。各部署で随時見直しを行っているということだったと思うんですけれども、見直しについてはどのような内容で行っているのでしょうか。例えば、リンクが切れているとか法令が変わって内容が違うよというようなことは当然確認をされていると思うんですけれども、先ほど榊原部長からの答弁でトップページから暮らし・手続きにというようなお話がございましたけれども、実際グーグルで検索をいたしますとトップページに飛ぶということは割と少なくて、各種一覧ですとか相談窓口のページに直接飛ぶということも実際は多いなというふうに感じています。どういった経路でホームページに皆さんがたどり着いているのかということなども考慮して全体を見直されているのかどうか伺います。
    ○議長(箕輪昇君) 再質疑、答弁願います。 濱野秘書課長。 ◎秘書課長濱野一也君) 先ほどのご質問の中で、各課のページのほうにどういう経路で飛んでいるかにつきまして、内容といたしまして1個1個ちょっと調べるしかないものですから、経路に関しましてはちょっとホームページ管理者側のほうでは、一つ一つ調べれば分かることは分かります。ただ、その中で関係する課、今回の質問ですと福祉関係部門、高齢と子育て、社会福祉課のほうで表現方法をホームページ上で分かりやすい表現法にできるよう、秘書課のほうと併せまして今後調整はしていきたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) よろしいか。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 流入経路については調べれば分かるけれども、現在はされていないということかと思います。リンク切れとか法令の内容が違わないかというのは、随時ということで、各課の担当のみで確認をしているということでしょうか。すみません、再々質問です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁願います。 濱野課長。 ◎秘書課長濱野一也君) 各課のホームページに関しましては、年度当初に秘書課の情報戦略室のほうから通知のほう、確認のほういたしまして、法令等の更新があるかとか、あと、リンク先が変わっているかどうかの確認は通知のほうさせていただいております。その後、各課のほうでホームページの確認のほうをしていただいております。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 4点目の再質問に移ります。 今ご答弁をいただきましたように、全体を見直して、年に一度であったり、法令が改正されるようなタイミングで見直しをしていただいているんですけれども、様々な方がホームページを見る、24時間いつでも見られるということで、様々な背景の方が見ます。行政の文言に慣れていない方が大半だと思うんです。DV相談窓口については男女共同参画総合相談窓口、市役所でお仕事をされている方は、これがDV相談だなということはぴんとくると思うんですけれども、一般市民の方はこういった言葉に慣れていないので結びつきにくいのかなと思います。そういった点を踏まえて、例えば定期的に市民の方にモニターのような方を募って、見づらいところ、分かりにくい文言等がないかというのを、市の職員だけではなくて、市民の皆様にもご協力をいただいてチェックをして、それを基に、より皆さんに情報が伝わりやすいホームページにしていくというようなことが可能ではないかなと思いますけれども、そういうモニター制度のようなことを取り入れてはいかがかということについてお答えいただけますでしょうか、お願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 濱野課長。 ◎秘書課長濱野一也君) モニター制度に関しまして答弁いたします。 モニター制度に関しましては、現在、潮来市のほうでは行っておりません。どのような形のものが市民に分かりやすいのかというのも含めまして、他県、他市のほうを調査いたしまして、今後はちょっと研究してまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) ぜひ、今後もより見やすいホームページを目指して、情報提供していただければなというふうに思います。 大項目2点目に移ります。 大項目2点目、潮来市高齢者等ごみ出し支援事業について伺います。 先日、ある市民の方から回覧板でこの高齢者等ごみ出し支援事業というのがある、そういうチラシが回っていたので、これはありがたい制度だなということで市役所に問合せをしたと。問合せをしたけれども、この制度は市内に身寄りのない方の制度ですというふうに説明を受けましたと。その方は、そういう制度であればそのように明記する、あるいは回覧板などで広く呼びかけないでほしかったというようなお話をされていました。実施要項や回覧されたチラシを確認させていただきましたけれども、市内に親族がいない方が対象というふうには記載されておりませんでしたので、この質問をさせていただきます。 まず1点目、本事業を利用されている方や利用しようかなというふうに検討されている方、相談が窓口やお電話等であるかと思いますけれども、そういった場合に、この制度は市内に親族が居住しているかどうか、そういうことを確認して、対象であるかどうかということを確認、判断に使っているのか。具体的には、市内にご家族、ご親戚がお住まいですかというような質問をされているのか。います、いませんというお返事に対して、そうであれば対象になりますねとか、なりませんねというようなご案内をされているのか。 2点目です。公開されている事業対象チェックシートには、近隣に家庭ごみの搬出を手伝ってもらえる方(親戚、隣人)がいないという項目がございます。念のための確認ですけれども、ここでいう近隣というのは潮来市内のことを指しているのでしょうか、伺います。 3点目です。手伝ってもらえる方という表現があるのですけれども、この手伝ってもらえる方なのかどうかというのは誰がどのように判断しているのでしょうか。申請者からの聞き取りなのか、近隣やご親戚の方に実際に手伝えますかというふうに確認をしているのか。誰がどのように判断しているのか伺います。 4点目です。公開されているQ&Aには、現在ごみ出しができている方は対象になりませんという文言がございます。申請の記載例にも、ヘルパーさんが時間外に持ち帰ってごみを捨てているというような例の記載がございました。ごみ出しができている方は対象にならないというのは至極もっともなことだと思いますし、ちょっとおっくうだなと思いながらもごみ出しができる方、特に高齢者の方などはごみを出すという行為を続けていただくことが機能維持、今できることを維持するという面からとても適切な判断だと思うのですけれども、このごみを出せているのかどうかという判断はどのようにしているのでしょうか。何を言いたいかと言いますと、このお声を寄せてくれた方が体が少し不自由なので、近隣の集積所まで行って帰ってくるのに2時間以上かかってしまう。転倒すると立ち上がることもできないかもしれない、そういう状態だというふうにおっしゃっておりました。ですけれども、結果としては時間内にごみは出ている。ごみ出せていますよねとなってしまうのでしょうか。ごみ出しは、現在何とか続けているけれども、本当に厳しいんですというようなお声があったときに、ごみが出せているのかどうか、この判断を誰がどういう基準で行うのでしょうか。 以上、4点伺います。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 吉川環境経済部長。 ◎環境経済部長吉川秀樹君) それでは、ただいまのご質問、1点目、対象者かどうかの判断について答弁させていただきます。 高齢者社会を迎えている現在、当市においても独り暮らしや高齢者世帯が増えております。当事業は、生活ごみを集積所まで運ぶことが困難で、かつ支援者がいないなど、こういった条件に該当する世帯に対し、個別にごみを回収する支援事業でございます。ご質問の市内に親族が居住しているかを事業対象者かどうか判断に使っているかでございますが、親族の居住場所に限らず、ごみ出しを手伝ってもらえる方がいるのかどうか、これを確認することが判定の情報の一つとなってございます。 2点目です。近隣が潮来市内かについて、近隣のことを指すのかということについて答弁させていただきます。 当事業の事業対象チェックシートでございますが、事業の対象者かどうか申請前に確認していただくため、「はい」または「いいえ」の2択で簡素化して作成したものでございます。この中で、質問の近隣とは潮来市内のことを指すのかということですが、市内とは限定しておりません。この設問は、手伝ってもらえる方がいるのかいないのかを確認することが重要でございますので、近隣がどこまでというようなことは限定をしておりません。 3点目でございます。手伝ってもらえる方かの判断について答弁させていただきます。 申請するに当たっては、事前に事業対象チェックシート事業対象者になるかどうか確認をしていただいております。利用申請書が提出された後、日時を調整して申請者宅に担当のケアマネジャーとともに環境課職員が訪問いたします。その際には、申請者本人、場合によっては身内の方、または手伝っている方などに同席をいただいて、申請内容に基づいて聞き取り調査を行い、対応をすることとしております。手伝ってもらえる方がいるかどうかは、この訪問により聞き取り調査において確認をさせていただいております。 4点目でございます。ごみを出せているかの判断について答弁させていただきます。 質問事項の3でも答弁しましたように、職員と申請者を担当しているケアマネジャーが同席の上、訪問による聞き取り調査を行い、専門知識のあるケアマネジャーからの情報を参考にし、最終的には市が判断をしております。実際の判断基準といたしましては、ごみ袋を持った状態で転倒やふらつかないなどの危険がなくごみ出しができるかが前提となりますので、例えの回答といたしましては、出せていないということになります。また、市内のごみ集積所は約1,300か所ございます。自宅から離れていても片道10分以内の場所に設置してあるんだろうと思っています。もしも自宅から2時間もかかるような身体状況の方であれば、要介護や要支援の認定を受けていないような方であれば、福祉部門と情報共有をさせていただいて対応させていただきたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 1点目の再質問いたします。 市内に親族が居住しているかどうかというのは判断基準にはなっていないということでした。この質問のきっかけになった件は、つまり誤解が生じている、市役所からの説明と受け手側の理解がちょっと違っていたのかなと思います。この件、実は私もそんなわけはないだろうと思ってケアマネさんに尋ねてみたんです。こういうことがありましたけれども、きっと誤解をされているのではないかと思うんで、どうでしょうかと。ケアマネさんも同じご理解でした。市内に親族がいる場合には、健康なというか、元気な親族がいる場合には対象にならない。やっぱりそんなわけはないだろうと思って別なケアマネさんに伺ったところ、やはり市内にいるかどうかというのを、この担当している方が申請されるかどうかの一つの基準として捉えているご様子でした。何人かいるというふうになってくると少し不安なわけです。この方がたまたま誤解してしまったというよりは、しかも複数の中にケアマネさんがいらっしゃいますので、潮来市として説明をした、このように説明をしたと思っていることと、市民の方が理解されている内容というのがもしかしたらずれているのかもしれないなというふうに感じます。 高齢化が進む中で、非常に独り暮らしをされる高齢者の方にとっては大事な事業だと思いますので、ぜひ正しく理解をしていただいて、必要な方には漏れなく利用していただけるようにしていきたいなと思うのですけれども、どうでしょうか。ケアマネさんがもしかしたら誤解をされているかもしれない、市民の方が問合せたときに誤解を、この方以外にも誤解されている方がいらっしゃるかもしれないというふうに思うわけですけれども、原因というか、こういう誤解が生まれないためにどのように、少し改善をしていただければなと思うんですけれども、どのような改善方法が可能なのか伺いたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 安藤環境課長。 ◎環境課長(安藤正幸君) ただいまの議員の再質問について答弁させていただきます。 どうしても人の会話上、そごが生じるのは仕方がないことだと思いますが、年に何回かケアマネジャーさんを含んだ方々と会合を持って、説明会等に出席させていただいたりしております。どうしても、そこで説明が完全にできるというのはなかなか難しいことでございますので、今後も丁寧な説明をしながら、もし双方とも疑義が生じた場合は、一般市民の方でも当然のごとく市の環境課にご質問のほうをしていただければ、その都度対応させていただきたいなと思っています。どうしても、こういう事業ですので、なかなか一般の方もご理解されるのは難しい内容もございますので、そこら辺は丁寧に対応させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) 私のほうから答弁させていただきます。 和田議員のおっしゃるとおり、この制度の趣旨をしっかりとご理解していただいていないのかなという部分もあろうと思いますので、この制度自体は、できるだけ多くの方にこの制度を利用してもらいためにこの制度をつくったもんですから、要項とかいろいろあるんですけれども、柔軟に運用していただいて、できるだけ困っている人に、できるだけ多くの方にご利用いただくというところが目的になっております。ケアマネジャーさん、それから民生委員、その他福祉に関係する方々に再度このごみ出し支援の制度の概要をしっかりとご説明させていただきたいと思いますし、予算のほうも、当初予算では80万、100万ぐらいが500万ぐらいいくのかなと思っていましたけれども、全然そこまで到達しておりませんので、しっかりと、周知が足りないものだろうと思いますから、周知徹底していきたいと思います。 私からは以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 和田議員。 ◆1番(和田直子君) ただいま市長から、困っている方、できるだけ多くの方に利用していただきたいというお言葉をいただきまして、ぜひ市民の方にも潮来市として独り暮らしの高齢者の方をはじめとした困っている方に寄り添う市役所だということが伝わるといいなというふうに思います。 再々質問なんですけれども、周知徹底はもちろんこれから進めていただくということですが、特にケアマネジャーさんにできるだけ早く、近隣というのが潮来市内というように誤解をされている件が実際にあったわけですので、そういうことではないというのを、なかなか集まってというのは難しいでしょうけれども、特にケアマネさんがキーになるかなと思いますので、年度内に一度、手伝ってもらえない場合にはご相談に応じます、こういう制度ですよということを再度周知していただくということは可能でしょうか、伺います。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 吉川部長。 ◎環境経済部長吉川秀樹君) 今ご質問いただいた表現的なもの、近隣だとかというような言葉に関して、正しい理解ができるように早急にケアマネジャーさん等に周知をさせていただきたいというように思います。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) ケアマネさんにまず正しく理解していただければ、きっとそこから市民の方にもどういう制度かというのがきちんと伝わるのかなと思います。 質問はこれで終わるんですけれども、この制度、鹿行地域でもいち早く取り組んだ、非常に先進的で優れた事業だというふうに思いますので、先ほど市長のご答弁にもございましたけれども、ぜひ必要な方に漏れなく届くようにしていただきたいというふうに思います。 1番、和田直子の質問を以上で終わります。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、1番、和田直子議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は10時50分を予定いたしております。なお、全員がそろいましたら再開をしたいと思います。 暫時休憩いたします。                         (午前10時43分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、そろいましたので、休憩前に引き続き再開いたします。                         (午前10時48分)----------------------------------- △平田健三君 ○議長(箕輪昇君) 9番、平田健三議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 平田議員。     (9番 平田健三君 登壇) ◆9番(平田健三君) 9番、平田健三です。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い、順次質問いたします。大項目4項目になりますので、よろしくお願いいたします。 まず、1点目でございます。広域連携の強化について。 近隣市との広域連携は、将来の本市の発展に大変重要な取組であります。特に観光での東国水郷観光4市、潮来、鹿嶋、香取、神栖の今後の取組強化が求められます。 そこで、2点お伺いいたします。 1点目、4市の東国水郷観光振興について、現状と今後の取組をお伺いします。 2点目、今後、本市として鹿嶋、神栖市と観光振興以外の広域連携が特に大事と思いますが、市の見解をお伺いします。 以上、2点です。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 吉川環境経済部長。 ◎環境経済部長吉川秀樹君) それでは、私からは1点目の4市の東国水郷観光振興について、現状と今後の取組について答弁させていただきます。 令和3年度まで水郷三都観光推進協議会の名称で活動しておりました観光推進協議会に、令和4年度、神栖市が正式加盟したことによりまして、名称が東国水郷観光推進協議会と新たな名称に変更をされ、4市の広域連携による活動がスタートいたしました。 現在の取組といたしましては、協議会のロゴマークを新たに作成し、そのほか、4市の魅力を盛り込んだ小冊子を作成しております。これにつきましては、関東近郊に配布をしております。また、各市で活動中の観光ボランティアに対しまして、ガイド研修会の実施などを行っております。 今後につきましては、東国三社参りと水郷観光を組み合わせた観光のコンテンツ開発や磨き上げ、国内外から訪れる観光客のためのフリーWi-Fiなどの利便性向上や協議会ホームページの充実と情報発信の強化、ガイド研修の充実など、引き続き4市での連携を図りながら、広域観光振興に取り組んでまいります。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 塙総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(塙誠一君) 私のほうからは、2点目の本市として鹿嶋、神栖市と観光振興以外の広域連携が大事と思うがにつきまして答弁申し上げます。 広域連携については、鹿嶋市、神栖市を含め、近隣市との連携は、観光振興を含め、非常に重要であり、メリットも大きいものと認識してございます。 現在、潮来市における広域連携の主な状況としましては、福祉分野におきましては地域病院群輪番制病院運営事業に補助をし、市民がいつでも安心に医療を受けられるよう近隣自治体と連携し、夜間、救急医療体制の充実に取り組んでおります。また、令和4年1月には環境部門におきまして資源循環型社会の形成に向けた「ボトルtoボトル」、ペットボトルのリサイクルの実施について、鹿行地域と企業とで鹿行サスティナブルエリアの構築に向けた協定を結んでおります。このほか、鹿行広域事務組合が開催します職員共同研修等にも参加をしているところでございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆9番(平田健三君) この広域連携については、今後、潮来の将来を考えるに当たって大変重要な取組と思います。現在、潮来市含めて、人口の減少、大型店舗の閉鎖、多くの市民の方が潮来の行く末を心配されております。このままでは大変な状態になると。そういう意味では、潮来市単独ではなかなかできない事業もいっぱいあります。今答弁がありましたように、病院の問題、また広域路線バスや高齢者の交通弱者の問題、またごみ処理問題等々、単独でできない課題がいっぱいございます。先日、新聞を見ますと、神栖市では息栖神社周辺の整備ということで、しっかり観光4市で連携を取っていこうという新聞もございました。 そういう意味では、我が潮来市も潮来駅、あやめ園が今では中心でございます。そういう意味では、今後このあやめ園をどうか市民の憩いの場として、また簡単に子供連れで訪れるような、また市外の方や県外の方もサイクリスト、観光客が休憩やお茶を飲みながら、また観光のお土産が買えると、そういう観光の交流施設拠点が今後必要だろうというふうに私は思います。予算があります。いろんな市民に聞くと、潮来はお金がないので何もできないという、こういう苦言をいただきます。そういう意味では、しっかりとした生きたお金を使うのが将来の潮来の姿だと思います。そういう意味で、国庫の補助金や、もしそういう施設に森林を使うんであれば森林環境譲与税の活用もできます。もっと潮来が元気になるように、そういう取組をしていただきたいということを提案したいと思いますが、市の見解をお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 再質疑、答弁願います。 吉川部長。 ◎環境経済部長吉川秀樹君) それでは、ただいまのご質問の答弁となります。 しっかりとした拠点ということでございますが、今平田議員言われましたように、いろんな施設が考えられますけれども、そういった施設の整備には当然費用もかかってくるというようなことでございますので、まずはしっかりとした計画だとかをつくりながら、国、県、いろんな事業を利用して、そういった拠点となるようなところにつなげていきたいというような思いでございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆9番(平田健三君) それでは、大きな2番目に移ります。企業誘致の推進についてでございます。 「未来につながる街」潮来市企業立地ガイド、こういう立派な立地ガイドがございます。この中に、様々に内容が書かれてあります。東関東自動車道の延伸に伴って企業誘致の取組の強化が今後求められると思います。 そこで、2点お伺いいたします。 1点目、潮来インター周辺地区、須賀地区、稲井川地区、県道水戸神栖・潮来佐原線の4地区の企業誘致、現状をお伺いします。 2点目、東関東自動車道の延伸に伴い、今後の沿線の誘致・取組、そういう計画が必要と思いますが、市の見解をお伺いします。 以上、2点です。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 酒井企業立地戦略室長。 ◎企業立地戦略室長(酒井進君) それでは、1点目でございます。潮来インターチェンジ周辺地区など、4地区における企業誘致の現状についてご答弁申し上げます。 初めに、潮来インターチェンジ周辺地区では、物流、流通拠点として企業誘致を進めており、これまでに6社が立地してございます。本地区は、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律、いわゆる地域未来投資促進法における重点促進区域に位置づけており、事業所を新増設した場合には、適用条件を満たすことで固定資産税の課税免除などの支援制度を活用することができます。今後の企業誘致活動では、インターチェンジに近接している本地区の優位性や支援制度の活用などをさらに発信しながら、重点的に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、須賀地区では製造、研究拠点として企業誘致を進めており、現在1社が立地している状況です。本地区は、市街化区域内の準工業地域に指定されており、製造業などの立地誘導が可能な地区であり、また先ほど申し上げました潮来インターチェンジ周辺地区と同様に、地域未来投資促進法の重点促進区域に位置づけてございます。現在、本地区内に位置する市道1671号線の一部付け替え等の計画を進めていることから、本地区の製造、研究拠点としての機能強化を図りながら、さらなる企業立地の推進に努めてまいります。 次に、稲井川地区では商業拠点として企業誘致を進めており、現在3社が立地してございます。本地区は、市街化区域内の準住居地域に指定されていますが、加えて、地区計画を策定し、より効果的な土地利用の誘導を図っているところです。既に立地している大規模商業施設を中心に、生活利便施設のさらなる立地に向けて、地元地権者の皆様で組織された須賀曲松下開発協議会の皆様とともに連携を図りながら、企業誘致の推進に努めてまいりたいと考えてございます。 最後に、県道水戸神栖線・潮来佐原線沿線地区では、物流、流通、沿道サービス拠点として企業誘致を進めてございます。本地区は、市街化調整区域に該当し、そのほとんどが現況農地として活用がされてございます。このため、開発等の手続には一定程度の時間を要するなど企業様側のニーズに十分対応できないなどの課題もございます。今後の企業誘致を進めるに当たりましては、開発手続方法の案内支援等、こういったことについて研究をしてまいりたいと考えているところです。 続きまして、2点目でございます。 東関東自動車道の延伸に伴う今後の企業誘致の取組計画についてご答弁申し上げます。 現在、東関東自動車道水戸線、潮来・鉾田間の整備が進められており、令和7年度から令和8年度に全線開通を予定してございます。潮来市といたしましても、広域的な高速道路ネットワーク網が形成されることによって、新たな物流拠点など、企業ニーズのさらなる増加に期待をしているところでございます。このような企業ニーズに対応するためにも、旧牛堀町区域内に新たな産業拠点の確保を検討しております。今年度は、産業用地基本計画の策定作業を進めているところです。 今後は、地権者の皆様を対象にしたアンケート調査や意向調査、さらに開発手法などの具体的検討を進め、事業化に向けた検証を行ってまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆9番(平田健三君) ただいまの答弁で、周辺地域の企業誘致の現状をお伺いしました。また、令和7年から令和8年度に東関道が延伸になって、そのチャンスも今来ているということでございます。 潮来市は企業も少なく、勤め先がどうしても隣の神栖、鹿嶋市に依存せざるを得ません。そういう意味では、今後最大のチャンスと捉えていいかと思います。そういう意味では、本当に、市長、先頭に立ってこの企業の誘致、この沿線の開拓をしていかなければ、ますます潮来が取り残されるということでございますので、市長の見解を求めます。 ○議長(箕輪昇君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) 私のほうからお答えを申し上げます。 見解ということでございますけれども、市長の今年度の所信表明にものせたと思うんですけれども、企業誘致をする上では、やはり企業が来ていただけるまずは場所、土地を確保しなくちゃならない、このことに全力を挙げていくということでございます。牛堀地区の活性化も含めて、7年度、8年度には全線開通します。その時期に合わせて、開発手法はこれからの話になってきますけれども、企業誘致推進室のほうも戦略室としてしっかりと人員も配置して今活動しています。職員のほうもほぼ毎日のように企業訪問したり、開発費をどうするか、そういったところを毎日のように検討しております。最大のチャンスと議員がおっしゃるとおり、この機会を逃すと企業誘致は難しいだろうというのが目に見えております。潮来市の全体の土地の面積からいうと、しっかりとした土地を確保できるのが実際には牛堀地区しかございませんので、そこでしっかりと確保した上で、社会資本整備に係る費用もかなりかかると思いますけれども、将来の潮来市のために、何としても企業誘致の土地の確保を進めていきたいと考えております。ご理解を賜りたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 平田議員。 ◆9番(平田健三君) それでは、大きな3番目に移ります。 国道51号バイパス工事の進捗と今後の整備方針についてでございます。 国道51号は、千葉市と水戸市を結ぶ主要な幹線道路でございます。しかし、本市においては常に交通渋滞が発生している現況でございます。交通渋滞の緩和と交通事故減少や、より安全・安心のために国道51号バイパス工事が現在進められております。 そこで、3点お伺いいたします。 1点目、国道51号バイパス工事の進捗状況をお伺いします。 2点目、今後の整備方針についてお伺いします。 3点目、平成10年9月に提出されました大塚野隧道拡幅について、潮来町議会において採決されましたが、その後の経過等についてお伺いいたします。 3点、よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 常井建設部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) 1点目の国道51号バイパス工事の進捗状況についてご答弁申し上げます。 国道51号の潮来バイパスは、平成20年に都市計画が決定された上戸から洲崎までの延長7.3キロメートルの都市計画道路でございます。このうち、小泉から洲崎の延長2.5キロメートルが事業化となり、平成14年には延方西から洲崎までの延長1.3キロメートルが供用し、現在、残る小泉から延方西までの延長1.2キロメートルについて整備を実施しているところでございます。 事業の進捗につきましては、事業主体である国土交通省常陸河川国道事務所に確認しましたところ、現在、小泉南地区等の調査設計、用地取得、関係機関との協議等が完了した箇所から順次工事を実施しており、令和5年3月末時点での事業進捗率は約89%とのことでございます。 2点目の今後の整備方針についてご答弁申し上げます。 国道51号潮来バイパスは、市内の交通渋滞の緩和や歩行者の安全性の向上のため早期の全線開通が望まれているところでありますが、現在、延長7.3キロメートルのうち、上戸から小泉までの4.8キロメートル区間が未事業となっております。そのため、関係市の首長、議長や関係国会議員、県会議員とで構成する国道51号鹿嶋・潮来バイパス建設促進期成同盟会にて、残る区間を早期に事業化となるよう毎年要望活動を実施しておるところでございます。今年度も、この同盟会の現会長である原市長を筆頭に、8月に地元選出国会議員をはじめ、国交省、財務省、関東地方整備局へ関係市町とともに要望してまいりました。今後も引き続き早期全線事業化、早期全線開通について強く国に要望してまいります。 3点目の大塚の隧道拡幅の議会採決後の経過についてご答弁申し上げます。 大塚野隧道拡幅につきましては、平成10年9月に潮来町議会にて採決された後、実施に向けた調査検討を数度行ってきましたが、多額の予算が必要となること、また地権者からの同意を得られなかったことなどから、整備の実現には至っていない状況でございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆9番(平田健三君) それでは、1と2の再質問を行います。 この51号バイパス、全長7.3キロということで今進められています。毎年国に要望活動、早期の要望活動をしているということでございます。およそなんですけれども、この全線開通というのはいつ頃とか、途中からある程度できるよとか、そういう見通しがあればちょっとお伺いしたいんですけれども。 ○議長(箕輪昇君) 再質疑、答弁願います。 常井部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) 再質問にお答えします。 まず、神宮橋から現道の51号までは今事業化をしておりまして、工事を実施しているところです。その完成時期というのは、ちょっとまだ国からは示されておりませんので、まだ未定となっておりますが、工事を進めて、なるべく早く開通してもらうよう、その工事の開通も含めて要望をしてまいります。また、残りにつきましてはまだ事業化もしていない状況ですので、まずは全線開通というよりかは、まずは事業化をしてもらうということが一番だと思いますので、そのための要望活動を毎年、しっかりとしてまいりたいと思っております。 ○議長(箕輪昇君) 平田議員。 ◆9番(平田健三君) それでは、3番目の再質問をいたします。 先ほど、経過については、大塚野隧道拡幅、よく分かりました。 市としては今後どのようにするのかお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再質疑に答弁願います。 常井部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) 再質問にお答えします。 先ほどの答弁でお答えしましたが、市単独事業として隧道を整備することにつきましては、莫大な費用がかかる上に、昨今の原材料の高騰とか燃料高騰を踏まえますと、ますます難しい状況であろうと考えているところでございます。また、隧道の整備に着手を、仮にですけれども、仮に隧道の整備を市が着手してしまいますと、数年単位でほかの道路整備が一切できなくなるおそれが生じることが考えられます。したがいまして、市としましては、隧道の管理というのは国がやってございます。持ち物も国です。ですので、市事業じゃなくて国の事業として実施していただければなと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 平田議員。 ◆9番(平田健三君) 今答弁がありましたように、何とか早期の拡幅を願いますけれども、市が隧道に着手すると他の道路整備がますますできなくなってしまう。これちょっと大きな問題になります。何としても国に整備しなくても、もし市が整備するんであれば、市の持ち出しがゼロになるよう、そういう補助金を提案してもらうとか、市の状況を十分に国に説明して、一刻も早く隧道が拡幅できるように願っております。答弁は要りません。 それで、大きな4番目に移ります。 60歳以上のシニア世代の活躍についてでございます。 60歳以上のシニア世代の方が、地域で何かしたい、社会貢献をしたいと、これまで培った経験や技術を生かした今後の居場所探しが重要であります。現在、潮来市、社会福祉協議会、高齢者老人クラブ、シルバー人材センター、ボランティアへの参加の各種団体へ、さらには趣味を生かしたサークル活動等々、多岐にわたります。今後、シニア世代が活躍する地域づくりが求められます。 そこで、3点お伺いいたします。 1点目、シニア地域デビューするための居場所探しや情報提供、この現状をお伺いいたします。 2点目、地域で何かしたいと考えるシニア世代の方に手引書みたいな、何かできるのかなと、こういうことをちょっと提案したいと思います。 3点目、これ介護予防とか介護に絡むんですけれども、ボランティアポイントの制度導入を取るべきと思いますが、市の見解をお伺いします。 3点、よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 榊原市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(榊原徹君) それでは、まず1点目でございます。シニア地域デビューするための居場所探しや情報提供の現状についてご答弁申し上げます。 シニア世代、いわゆる60歳以上の世代の方が地域活動や社会貢献活動を始めることを意味するシニア地域デビューに関わっての居場所探しや情報提供の現状でございますが、高齢福祉課では高齢者クラブや悠々塾、高齢者大学事業でございますが、講座のご案内、健康アップ教室、これはシルバーリハビリ体操教室でございます。これらのご案内を通じて行っているところでございます。社会福祉課潮来市社会福祉協議会におきましては、ボランティアセンターを中心に、シニア世代の方のみならず、自分に合った活動等の居場所探しや情報提供などを実施しているところでございます。 2点目でございます。 地域デビュー手引書等が必要だと思うがということにご答弁を申し上げます。 全国的に生産年齢人口の減少と高齢者人口増加の傾向が進む中で、基盤となる地域コミュニティを中心として地域の人間関係や社会関係性の希薄化が危惧されております。シニア世代の方々のみならず、誰もが暮らしている地域の中で、役割や生きがいを持ち、社会貢献など活躍できることは地域福祉の向上や活力ある地域づくりのため非常に重要なことであると考えております。本市といたしましても、シニア世代の方々をはじめ、誰もが自分の経験、知識、また趣味などを生かしながら、新たなチャレンジができ、さらに充実した活動に取り組めるよう支援等に努めるとともに、そのきっかけづくりを含め、関係機関と連携を図りながら取り組んでまいりたいと考えてございます。議員からご提案いただきました地域デビュー手引書についても、先進事例等を含め、研究をさせていただきたいと考えております。 3点目でございます。ボランティアポイントの制度導入についてご答弁を申し上げます。 議員提案のボランティアポイントにつきましては、現在、かすみ保健福祉センターで取組を進めております健幸ポイント事業、この中でボランティア活動がポイントとして加算されるシステムとして運用をされているところでございます。この取組の検証等も行いながら、シニア世代の地域デビューにつきましても、先行事業から得られた教訓等を生かすとともに、シニア世代が活躍する地域づくりにどう生かすことができるのか調査研究をさせていただきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆9番(平田健三君) このシニア世代の方が地域で何かしたい、貢献したいということは、本当にこのシニア世代の方の生きがいともなります。そういう意味で、全国自治体で様々な取組がされております。本市においても、あやめまつり等、様々なイベント運営についてもボランティアの方に大変お世話になっております。しかしながら、今答弁があったように、高齢化等で減少傾向にございます。そういう意味では、今後そういう方が本当によりよく、多くの方が参加できるような、高齢者が活躍できるような、そういう相談センターみたいなものをちょっと今後設置してはどうかという提案でございますが、市の見解をお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 榊原部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(榊原徹君) ただいまのご提案につきましても、今後高齢者の方々が地域の中で生き生きと暮らしていける、またそれを通じて地域コミュニティの醸成も図られるような、そういった形になるようなシステムづくりの一つのご提言として受け止めさせていただきながら、今後そういった関係機関での議論の中で検討をしながら、そういうようなところの窓口、そして受け皿等をどうしていくのかについては、私どものほうでそちらのほう進めてまいりたいというふうに考えています。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 平田議員。 ◆9番(平田健三君) これで9番、平田健三の質問を終わります。 今日、任期4年の最後の定例会の最後の質問ということで、本当に引き締まる思いでございました。言いつつも、今回の4つの項目は今後の潮来市の行く末を考える大事な質問でありますので、どうか前向きに検討できればと思いますので、よろしくお願いします。 以上で、9番、平田健三の質問を終わります。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、9番、平田健三議員の質問が終わりました。 本日予定していた一般通告質問は以上です。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(箕輪昇君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次会は、明日12月15日金曜日午前10時から本会議を開き、議案等に対する質疑及び委員会付託を行います。 本日はこれにて散会といたします。 大変ご苦労さまでした。                         (午前11時22分)...