潮来市議会 > 2023-06-08 >
06月08日-04号

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  1. 潮来市議会 2023-06-08
    06月08日-04号


    取得元: 潮来市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    令和 5年  6月 定例会(第2回)          令和5年第2回潮来市議会定例会議事日程(第4号)                       令和5年6月8日(木)                       午前10時開議日程第1 市政一般に関する通告質問-----------------------------------出席議員(16名) 議長16番   箕輪 昇君   副議長 7番   小峰 進君    1番   和田直子君       2番   佐々木 徹君    3番   志村 一君       4番   石田裕二君    5番   阿部慶介君       6番   兼平直紀君    8番   飯田幸弘君       9番   平田健三君   10番   飯島康弘君      11番   田崎 清君   12番   笠間丈夫君      13番   藤崎忠徳君   14番   薄井征記君      15番   今泉利拓欠席議員(なし)-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   副市長       庄司敦子君   教育長       横田直樹君   市民福祉部長福祉事務所長     教育部長      石神弘幸君             榊原 徹君   観光商工課長    大崎優一君   社会福祉課長    沼田武男君   企画政策課長    河瀬由香君   生涯学習課長    吉川増夫君   総務課長補佐    高品喜昭君   企業立地戦略室長  酒井 進君   上下水道課長    森内 浩君   高齢福祉課長    下河和之君   農業委員会事務局長 遠矢博明君   財政課長補佐    大川裕正君   都市建設課長補佐  松崎秀光君   都市建設課長補佐  峰松剛志君   -----------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長    打越伸是君   局長補佐      山田晴美君   書記        小林 肇君   書記        大塚麻菜美----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(箕輪昇君) 皆さん大変ご苦労さまです。 これから本日の会議を開きます。 ご報告いたします。本日説明のため出席した執行部の職員は、庄司副市長以下、ただいま着席のとおりです。                         (午前10時00分)-----------------------------------市政一般に関する通告質問 ○議長(箕輪昇君) これより議事日程に入ります。 日程第1、市政一般に関する通告質問を行います。 通告質問については、質問事項ごとに、初めの質問は大項目を一括で質問し、一括で答弁願います。 再質問がある場合は、項目ごとに一問一答方式により行います。また、質問については議会会議規則を遵守の上、質問願います。 参考までに申し上げます。質問は簡明に行い、議題の範囲を超えてはならないこと、また同一議題については3回までとする。ただし、答弁の内容によっては、これを超えて認める場合もある。質問は市民の立場に立ち的確に、答弁は簡単明瞭に的を射てお願いいたします。-----------------------------------石田裕二君 ○議長(箕輪昇君) それでは、4番、石田裕二議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 石田議員。     (4番 石田裕二君 登壇) ◆4番(石田裕二君) ただいま議長の許可をいただきました。4番、石田裕二でございます。通告書に基づき質問させていただきます。 今回の6月定例会におきましては、3月議会に引き続き本市の防災対策、併せて第7次総合計画後期計画関連企業誘致及び道路、交通環境政策についてお伺いをしておきたいと思います。よろしくお願いいたします。 まず、防災対策でございますが、今月の2日の夜中から3日未明の豪雨、既にこのような台風と梅雨前線による大雨の被害を受けております。一昨日、さきの議員が本市のあやめ園の浸水被害も報告があったところでございます。県内の取手市では600世帯の浸水被害があり、市民の助け合いでボランティア活動による家財の運び出し、片づけが本番を迎えているところでございます。現在は、市内に限っていたボランティアを茨城県、千葉県に拡大して募っているところです。 このように災害被害の対応は、まず地域の助け合いから始まっています。既に台風シーズンを迎えたところでありますが、まず今年の自主防災組織活動支援の取組をお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 答弁願います。庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) ただいまの石田議員自主防災組織活動支援の取組についてご答弁申し上げます。 今年度の自主防災組織活動支援でございますが、令和5年度潮来市区長会事業の一環といたしまして、6月25日日曜日、潮来公民館において茨城県防災危機管理課から講師を派遣していただきまして、区長を対象とした潮来市自主防災組織リーダー研修会を開催いたします。本年度は区長の切替えの年でございますので、新しい区長の皆様に自主防災組織につきまして理解を深めていただける機会となっております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆4番(石田裕二君) 再質問させていただきます。 昨日も議員から日の出地区の自治会の存続の危機に直面している、加入率と今後の運営が問題となっているという発言がありました。日の出地区が顕著な状況でありますが、他地区も同様の課題を抱えております。 そこで、地域コミュニティ自主防災組織についてお聞きしたいと思います。 防災意識の醸成、助け合いや区加入率相互関係についてどのように市としては捉えるか、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) ただいまの石田議員のご質問にご答弁申し上げます。 議員がおっしゃられるように、確かに区の加入率が低下している。そして地域コミュニティの大切さというものもございます。まずは、ただ先ほど申し上げましたとおり、区長会という自主防災組織の基幹となる組織もございますので、そちらでご理解をいただいて、そして今後、11月に防災訓練等もございますので、そういった中で市民の方に少しでもそういった自主防災の大切さというものを理解していただけるような取組ができればと考えている次第でございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆4番(石田裕二君) やはり自治会と自主防災組織の根幹となる組織が区長会というご認識だということでございます。 そこで再々質問をさせていただきますが、昨日の議員の質問の中で、流域治水の対策の緊急避難を要する場合においてと水害の場合の緊急避難緊急避難の場合の避難所は各集会所なんですね、副市長の答弁では、日頃からデジタルハザードマップを意識して、さらに個別のマイタイムラインを設定することによって、とにかく自助の必要性述べられていたところでございます。 しかしながら、逃げ遅れないように、一人でもそういう人を出さないためには、例えば高齢者の方、身体の不自由な方、妊婦さんもいるでしょう。避難をするときに助けを必要とする方が当然いるわけですね。いわゆる自助から共助という話になります。遠くの親戚より近くの他人ということで、日頃のお付き合いがあったりとか、これが地域コミュニティだと思います。 自主防災組織については、災害対策基本法第5条による住民の隣保協同の精神に基づく自発的な防災組織であるということでございますが、課題としては高齢化になっているとか、役員が不足しているとか、マンネリ化しているとか、いろいろ課題がありますけれども、その課題に対する方策としては、今回6月25日に予定しているリーダーの育成、これが1つ大きなものがあります。もう一つが他の組織との連携ですとか、一番大きいのは行政の支援になろうかと思っております。 本市の自主防災組織につきましては、これは平成7年度頃だと思うんですけれども、当時、自主防災組織化していこうということで、担当の係の方が、私も同じ課にいたんですけれども、1年かけて各区を回って、自主防災組織の必要性を解き、意識を高め、全区に組織化していった、そういう経緯があります。市のほうでは、防災倉庫を設置したり、各区に非常食を支援したりと、そういうことをしてきたところなんです。 ところが、このコロナ禍で3年半の空白、役員も代わる、知らない者同士が引き継ぎをするということで、全然これが機能しなくなりつつあろうと。そこで、リーダー研修とかそういう取組になっていこうと思うんですけれども、区長さんにあまり負担をかけると区長さんも大変ですから、そこで行政の支援が必要だと思います。 そこで、私の提案なんですけれども、DXの担当者を民間から委嘱、契約なのかどうかですけれども、新たにそういう専門の方を入れたと。やはり地域コミュニティ支援ということで、防災対策には例えば消防署のOBとか、あるいは区長さんでしっかりやられている方、そういう方でももし市役所のほうで働いてくれるような方がいれば、そういう方を支援員として雇うということも一つの方法だと思います。職員が昼働いて、夜まで説明に行くというのは大変ですから、そういう役割分担をしながら、組織として対応していくと。DX戦略室企業誘致戦略室というのを設置しましたけれども、ここでコミュニティ支援戦略室の設置とか、そういう組織化も必要だと思いますし、人員の確保もいろんな方を募るということを提案していきたいと思いますが、これは組織運営に係ることですので、市長からぜひお聞きかせいただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) ただいまの再々質問にご答弁申し上げます。 いろいろ多岐にわたるご提言をいただきましてありがとうございます。 まず、先日の大雨のときの対応について補足させていただければと思うんですが、先日の大雨のときには、確かに先ほど申し上げました6月25日のこういったリーダー研修会の前ということでございましたので、市のほうで先導的に、前川沿川の方々にご理解いただけるようにということでパトロール車を回して取りあえず逃げていただく、緊急避難ということで呼びかけのほうをさせていただいた次第でございます。 また同時に、まだ区長様のほうも代わられたばかりかとは思いますけれども、区長会、それから民生委員児童委員の方にも、このような状態なのでということでご連絡を差し上げて、取りあえずその場をしのいだという状況でございました。 議員がおっしゃられますように、確かに自助だけではなくて、こういった共助も大切であると思いますし、またそういったものを築き上げていくためには、行政としての支援というのが何よりも大切だと感じている次第でございます。ですので、組織、人員の配置ということでのご提言でございますが、この辺は周辺市町村、それから各自治体の先進地等を研究させていただいて、その後研究を進めてまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆4番(石田裕二君) ぜひよろしくお願いしたいと思います。 近隣の市町村ということもありますが、千葉県では、やはり自主防災組織というのを非常に大切にしているんですね。そこで自主防災組織の大切さということでネットでも出ていますけれども、とにかく自助・共助ということを念頭に千葉県ではしっかりと対応、茨城県でもやられていると思いますけれども、千葉県はちょっと見た限りでは非常に先進的な取組をしているということをぜひ参考にしていただければと思います。 2点目に入らせていただきます。 潮来市の企業誘致及び地場産業の支援についてということでお伺いをいたしますが、潮来市第7次総合計画では本施策が、5-4というところで新産業雇用の項ですが、現在の課題において工業用地の不足がうたわれています。また、法規制によって企業誘致が進んでいない状況となっていると。 そこで、次の3点を伺うものでございます。 1つ目として、潮来工業団地拡幅計画もしくは新たな工業団地の計画はどのように進められているのかお伺いをいたします。 2点目でございます、須賀曲松下稲井川地区計画企業誘致の状況及び課題を伺います。 3点目であります。地場産業工業用地の引合い、建てたいんだというようなことがあるのか、お伺いをしておきたいと思います。よろしくお願いします。
    ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 答弁願います。 酒井企業立地戦略室長。 ◎企業立地戦略室長(酒井進君) それでは、1点目でございます。 潮来工業団地拡幅計画もしくは新たな工業団地の計画はどのように進められているのかについてご答弁申し上げます。 現在、東関東自動車道水戸線、潮来・鉾田間の整備が進められ、仮称ではありますが、麻生インターチェンジの設置が計画されています。そのような中で、旧牛堀町区域を対象に新たな産業拠点の形成、いわゆる工業団地のような形の形成に向けた計画づくりを進めてまいりたいと考えているところでございます。 今年度は、昨年度実施しました産業拠点開発検討調査業務の成果を基に、産業用地基本計画の策定に取り組んでまいります。計画の策定に当たっては、特に立地基準事業手法及び事業収支等を十分に検討した上で事業化の可能性を検証してまいりたいと、そのように考えてございます。 また、検討を進めるに当たっては、庁内組織として産業用地基本計画策定委員会を設置し、年5回程度の開催を予定してございます。既に第1回委員会を5月9日に開催したところです。なお、業務発注につきましては6月、今月中の入札契約に向けて、ただいま準備を進めているところでございます。 続きまして、2点目、須賀曲松下稲井川地区計画企業誘致の状況及び課題についてご答弁申し上げます。 須賀曲松下稲井川地区計画区域企業誘致の状況については、令和元年6月に大型スーパーが立地して以降、令和4年4月に一般貨物運送事業者様の立地、次いで本年3月にドラッグストアが創業を開始してございます。これまで稲井川地区計画における区域の整備、開発及び保全の方針に基づきまして立地誘導を図るとともに、地元地権者の皆様で組織された須賀曲松下開発協議会開発動向に関する情報共有に努め、対応してきたところでございます。 一方で、本地区における課題でございますが、この区域内に約4.2ヘクタールの未利用地がございます。こういったことから、地元協議会の皆様からも早期に土地利用を図りたいといったご意見をいただいているところです。引き続き稲井川地区計画開発方針に基づきまして商業施設等の立地を誘導するとともに、地元協議会の皆様と連携しながら情報収集に努めてまいりたいと考えております。 続いて、3点目でございます。 地場産業工業用地の引合いはあるかについてご答弁申し上げます。 地元事業者様からは工業用地を求めるご相談を幾つか受けてございます。2つの例としまして、まず、そのうちの1つ目なんですが、工場移転のため市街化区域内の工業用地を求めるケース、そして2つ目としましては市街化調整区域内における既存の工場の敷地拡張に伴い工業用地を求めるケース、この2つのケースどちらも既存の工場そのものが手狭になってしまったという要因を抱えているものなのかなというふうに分析をしているところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆4番(石田裕二君) それでは、幾つか1点目から順次質問をさせていただきますが、1について、まず質問させていただきますけれども、工業用団地の拡幅についてです。 現時点で新たな企業誘致をするために工業団地を計画して、実際に募集をする段階というのは、これは粗々で結構でございます、5年先、10年先とかいうスパンになろうかと思うんですけれども、おおよそどのくらいになりますかね。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 酒井室長。 ◎企業立地戦略室長(酒井進君) ただいまの再質問にご答弁申し上げます。 石田議員のほうから粗々でもよろしいということでしたので、あくまで我々が今想定している範囲でということでご理解をいただきたいと思います。 仮に今後、この工業用地が事業化されて、全ての造成や引渡しが完了するというのは令和10年から11年を想定してございます。そうしますと、その前段で石田議員がおっしゃっている募集の時期というのが入ってくるかと思うんですが、いわゆる造成前の段階で企業様が入るというようなところをやはり担保しなければ造成に踏み切るのはなかなか難しいのかなというふうに考えております。ですので、やはり募集の時期といいますのは、企業ニーズの調査を実施したり、地権者様のご理解をいただいていたり、あとは基本設計実施設計、そういったタイミングになってくるものなのかなと思いますので、何年後とははっきりこの場では申し上げられないんですが、少なくとも数年の中ではそういったタイミングがおのずと出てくるものなのかなと、そのように考えているところです。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆4番(石田裕二君) そうなりますと、現時点では工業用地がその計画上でも不足しているという状況、さらに、法規制によって工業用地以外のところの立地というのは難しい状況だということ。さらに、新たな計画をしている段階で、これから早くても工場を建てられるのは8年後、9年後くらいになりますよね、その間対応できないという話になる。これは計画ですから、しようがない。これを念頭に置いて、この後、最後にまた全体的にこれについては問うていきたいと思います。 2の須賀曲松下のほうに移らせていただきますが、再質問でございます。 商店名を言っちゃって大変申し訳ないんですけれども、ショッピングセンターあとドラッグストア、運送業が入っていると。4.2ヘクタールまだ未利用地だという話でした。そこで、沿道サービス産業、いわゆるサービス産業を誘致するということでやっていきたいということなんですが、そこで課題があると思うんですね、沿道サービスというのは交通量がなければなかなか張りつかない。例えばファミレスは潮来にありませんから、ファミレスを持ってこようと思っても、なかなか無理だというところがありますから、そこら辺の見解、具体的な課題点としてはどうでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 酒井室長。 ◎企業立地戦略室長(酒井進君) ただいまの再質問にご答弁申し上げます。 沿道サービス立地集積を図るためには、やはり交通量、そういったところも十分に勘案してという趣旨でのご質問かと思います。 今現在の須賀曲松下のこの稲井川地区計画、皆様もご承知のとおり、前川沿いに新たな道路として市道1655号線が通っていまして、そこの沿線のいわゆる商業施設の立地を推進しているという状況でございます。今ご指摘のところで見解を伺うということでございましたが、なかなか道路整備の方針や、そういったところを企業室として所管している部分ではございませんので、何ともはっきりは申し上げられないんですが、やはり我々としましては地元協議会の皆様にも、例えば道路交通量が商業圏として成り立つエリアなのかとか、そういったところも含めて地権者様のご意見なんかも参考に、そういった方針化に向けた一つの材料として整備はしてまいりたいなと、そのように考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆4番(石田裕二君) 企業立地のほうとしては、交通的な話というのはなかなかこれは難しい話、ただ、当然ながら交通量が必要だと沿道サービスの場合はそういう見解だということです。その後の大項目の質問にこれが関わってきますので、念頭に置いていただければと思っております。 3について再質問をさせていただきます。 先ほど来、工業用地の確保がなかなか難しいという現時点であります。そうしますと、新たに宅地ですとか、宅地だって工場が建てられるわけじゃないんですね、要件が必要ですから。山林あるいは農地を開発するという、工場ですからある程度の面積が必要だということになってまいります。 2件の引合いがあると、工場の増設と移設、次の世代に承継していくんだとか、あるいは事業を拡大していくんだと、地場産業の方々とすればそういう思いだと思うんですが、そこで障害となる許認可、開発行為の手続ですとか、あるいは工場を建てようと思ったら道路幅が狭いとか、いろんな要件が合わないものが出てくると思います。そこで地場産業の支援ということで相談の受付を今されていると思うんですが、いろんな手続の支援ですとかも含めて、なるたけ早く希望をかなえてあげたい、地元産業に。そういう支援をしていければなと私は思うんですね。 例えば、今、学校の撤去計画がされておりますから、統廃合によって学校用地が活用できる場合も出てくるでしょう、そういうようなことも含めて地場産業の支援として、ただ相談に乗るだけじゃなくて、工場立地に向けた支援というものをチームとして企業立地戦略室だけじゃなかなか、これは農政も入ってくるし、森林法も入ってくるし、開発行為になれば当然建設関係も入ってくるわけですから、そういうチームとして支援していく、そういう体制というのが必要だと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 酒井室長。 ◎企業立地戦略室長(酒井進君) ただいまの再質問にご答弁申し上げます。 まず、やはり議員おっしゃったように、既存事業事業継承という非常に大きな課題というのもあるのは事実だと思いますし、我々としてもそういったところは重く受け止めて、そういったところにどのように施策をつなげるかというのは非常に重要なことだというふうにまず考えております。その上で、ただいま跡地利用、例えば学校の跡地利用といったところも検討してはどうかという部分、こちらに関しては、今のところ私のところではっきりとご答弁はできないんですが、もちろん研究をしていきたい一つの材料として受け止めさせていただきたいと思います。 それと、あわせまして、とりわけ現在、市街化調整区域敷地拡張に困っている事業所様が非常に今後目立ってくるかもしれないというふうに想定してございます。先ほど議員のほうがおっしゃってくださったように、そのためにはやはり開発許可制度農地転用許可制度、そういったものがセットになってまいりますので、それらを所管する都市建設課や農政課、農業委員会、そして我々企業立地戦略室が一体となって、ワンストップでのご相談に、まずはすぐ親身にご対応できるような対応を、これまでも、これからも対応してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆4番(石田裕二君) いろんな望みがかなうように、例えば商工会とか、南部工業とか、そういう組織もありますんで、情報共有しながら地元企業の支援をお願いしたいなと思っております。 それでは、大項目3のほうに移ります。 これは、先ほどの市道の1655号線が関わってきますので、念頭に置いて3点目をお聞きいただければと思います。 本市の主要計画における道路交通環境の取組についてお伺いをいたします。 現在、第7次総合計画後期計画及び都市マスタープランの策定を進めているという状況ですが、次の4点についてお伺いをいたします。 1点目でございますが、主要道路の新設及び拡幅の場合、総合計画及び都市マスタープランにおける課題の整理及び施策の見解をお伺いいたします。 2点目ですが、東関東自動車道水戸線、国道51号バイパス整備による延方地区、道の駅から51号に抜ける横断がありますので、この分断がされていると。その対応策をお伺いいたします。 次に、市道の拡幅、2点であります。 現51号線NTT交差点から市民プール、大洲地区、日の出に抜ける市道の拡幅計画があるのかお伺いをいたします。 4点目、現51号線、大野屋食堂、小泉から前川運動公園に抜ける市道2-26号線の拡幅計画をお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。答弁願います。 河瀬企画政策課長。 ◎企画政策課長河瀬由香君) それでは、主要道路の新設及び拡幅の場合、当該計画における課題の整理及び施策の展開についての質問にお答えさせていただきます。 まず、第7次総合計画後期基本計画につきましては、今年度策定に向けて取組を進めているところでございます。第7次総合計画前期基本計画の中では、第7章土地利用、基盤整備分野、基本施策7-3道路交通環境の中で、主な課題として東関東自動車道水戸線、国道51号バイパスの早期供用を目指すとともに、これらを地域活性化に活用する必要があることなどが挙げられております。 また、施策の展開方針としては、東関東自動車道水戸線や国道51号バイパス、国道355バイパスの整備を推進するとともに、市街地や拠点とのアクセス道路整備を進めること、施策7-3-2市内生活道路の整備では、広域道路や県道整備と連携しながら市内の生活道路の整備を推進すること、施策7-3-3安心安全な道路環境づくりでは、生活空間における生活利便性や安全性を確保するため狭隘道路の整備や道路側溝の蓋かけなど、環境整備に取り組むことなどが位置づけられております。 今後は、市民アンケートをはじめ、団体へのヒヤリング、パブリックコメントを通して幅広く市民の皆様のご意見をお聞きしながら、後期計画策定に取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) 都市マスタープランにおける課題の整理及び施策の展開についてご答弁申し上げます。 マスタープランは市総合計画等の上位計画を基に将来の都市像を描き、そのために必要となる土地利用や都市施設などの都市計画に関する基本方針を定めるもので、主要道路については国や県の計画等の広域幹線道路との整合を図りながらマスタープランに位置づけることになります。 今年度、マスタープランの改定を予定しており、令和3年度に実施した都市計画基礎調査等により土地利用状況等の可視化を実施しながら、課題や目標を立て、アンケートやオープンハウス、パブリックコメント等により市民の意見を取り入れながら市のまちづくりの将来像について計画を策定してまいります。 続きまして、2点目、延方地区の分断の対応策につきましてご答弁申し上げます。 延方地区を通過する東関東自動車道水戸線及び国道51号バイパスは、延方地区を東西方向に縦断することになり、今までのように平面的な移動ができなくなる箇所がございます。このような箇所の対応策といたしまして、高速道路と国道51号バイパスの横断部では地域間の通行に配慮し、平面ではなく立体交差で道路構造は歩道付きで片側1車線の計2車線と現道よりも拡幅し、さらには横断部への利便性向上のために側道も整備することとしております。 続きまして、3点目でございます。 市道(潮)1級12号線の拡幅計画についてご答弁申し上げます。 市道(潮)1級12号線の拡幅計画があるかにつきましては、この路線につきまして幹線道路ではございますが、現時点では計画のほうはございません。 続きまして、4点目、市道(潮)2級26号線の拡幅計画についてご答弁申し上げます。 市道(潮)2級26号線につきましては、小泉地区の国道51号と延方小学校から下りてくる市道(潮)1級1号線との交差点から前川運動公園を通る日の出地区の県営潮来浪逆アパート脇へと至る全延長約2.5キロメートルの道路でございます。この路線のうち、国道51号から前川運動公園までの約1キロメートルにつきまして潮来市国土強靭化地域計画において災害時の道路ネットワークを構築する道路として位置づけられております。 このようなことから先行して、まずは国道51号から東関東自動車道横断部までの約250メートル区間を優先整備区間として国の補助を活用しながら整備してまいります。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆4番(石田裕二君) それでは、再質問させていただきます。 まず、1について再質問させていただきますが、現在の第7次総合計画前期基本計画の中を見ますと、須賀曲松地区の地区計画ですが、いわゆる須賀下のところに関する記述がほとんどないんですよね、これ自体には。後期でどういうふうに見直されていくのかなんですけれども、この須賀曲松地区というのは、国道51号は平面交差から立体交差にして分断を避けたということがありますが、51号線沿いにはホームジョイ、ホンダ、ワークマン、アオキ、100円ショップ、さらにラーメン街道と呼ばれるほど飲食店が多い地域です。 さらに、先ほどの須賀曲松下の地区計画のエリアでは、ベイシア、コスモス、ウエルシア、しまむら、いわゆる潮来では一番大きなサービス産業の集積地区だと思います。そこで、先ほど記述がないということで、ここの地区をどういうふうに今後していくんだろうということ、前期ではなかったものが後期ではどういうふうに見直しが、ある程度ここにはスポットを当ててもいいんじゃないなかと思うんですね、道の駅とか、あるいはサッカーグラウンドもあそこにありますし、道路も含めてもう少し重点的な総合計画での位置づけが必要じゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 河瀬課長。 ◎企画政策課長河瀬由香君) それでは、質問にお答えします。 前期基本計画の中の第7章のところでは、土地との利用、基盤整備等位置づけられております。その中で、今、後期計画策定に当たりましては、過去5年間の課題をきちんと整理して、今後後期に反映させるべきというふうに私どもも考えております。 道路につきましては、議員おっしゃいますように、非常に人の移動であったり、物流だったり、産業・観光振興、交流というような部分では非常に地域経済活動に寄与する道路の整備になってくると思いますし、今、地区としても見直すべき部分、今後、ニーズに応えていく必要があるのかなというふうに私どもも考えております。 その部分につきまして、今後の地域の発展に関しましては、しっかりこの後期計画を策定する中で、市民の皆様にご意見をお聞かせいただいたり、団体等のヒアリング、アンケート、そしてパブリックコメント等を通して皆さんのニーズに合わせてバランスのいい発展ができますような後期計画の策定に取り組んでまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆4番(石田裕二君) それでは、最後になります。 最後の再々質問として全体的な話をさせていただきたいと思いますが、第7次総合計画の中で、土地利用基本構想図というのがあるんですね。これを見ていただければ分かると思うんですが、ここの延方地区からのエリアには道の駅いたこ、さらに水郷バスターミナルのハブ化構想、須賀曲松下の地区計画、日本一の水路のまち基本計画、前川沿いがありますから。さらに、先ほども申し上げたサービス産業の集積、51号バイパスについては立体交差になっていますんで分断は解消されていますが、その下の、いわゆるプールの延方甲の地区から道の駅までの交通網としての誘導がある程度必要ではないかなと思います。 そこで、先ほども申しましたサッカーのグラウンドも今非常に利用されていて、大型バスも行ったり来たりするんですよね。あそこでNTTからサッカー場まで結構大型バスが行き来したりとか往来があって、あそこもスポーツツーリズムというものをこれからやっていこうと。あのエリアというのはもう少し循環する交通網を再検討する必要があるんじゃないかなと私は思っております。 1つには、先ほどのサービス産業の4.2ヘクタールの誘致のためには、ベイシアさんの前面の道路、1655線、あれはプールのところで切れているんですよね、切れていて、その先は大型は行けないような状況、ですから交通としては遮断されている状況になっております。そこから延びる農地の間の市道1204は51号バイパスにタッチするんですが、ここをまず拡幅していく必要があるだろうと。そしてさらに、道の駅方面に向けて鹿島からの往来、道の駅にもここの道路を使って須賀曲松下のベイシアの前の通りに抜ける、そういうもっと大きな、高いところからこちらの土地利用の基本構想図を見ていただいて、それで現時点で新たな後期計画、総合計画都市マスタープランの中で、しっかりと10年後、20年後を見据えた道路計画あるいは土地利用計画をぜひお願いしたいと思っています。いかがでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 全体の再々ですか。 答弁願います。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) 石田議員再々質問にご答弁申し上げます。 大変貴重なご意見いただきまして、ありがとうございます。 今回は、議員もご存じのとおり、第7次総合計画のほうは後期計画ということでございますので、改定できる部分が限られてしまいますけれども、ただいま議員からいただきましたご意見を参考とさせていただきながら、ただ土地利用等につきましては周辺にお住まいの方々のご意見、それから有識者のご意見、そういったものも大切でございますので、パブリックコメント、先ほど担当のほうから申し上げましたけれども、様々なご意見を聞きながら、また議員からご提案いただいたご意見も参考としながら進めてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆4番(石田裕二君) ちなみに再質問でございますんで、質問はするつもりはありませんが、ただ最後に、パブリックコメントという話が出ましたけれども、パブリックコメントというのはでき上がった後に聞くんで、なかなか変えられる要素が少ないんですね。ですから、本当に鷹の目という見地で、課題をしっかりともう一度、今あるからそのままでいいやということじゃなくて、将来に向けてもう少し大胆に構想を練っていただいてもよろしいのかなという感じがしますので、そこら辺はぜひ再検討をお願いしたいなと。工期が限られているということはありますけれども、ただ課題として引き継ぐことは可能ですから、今回できなくても、やはりこうあるべきだったろうというふうなことをつけ加えたりとか、将来、10年後、20年後、あるいはもう少し先も見据えて全体計画を練っていただきたいと思っています。 私は、須賀曲松下だけを言っているわけじゃなくて、全体として委託をどうバランスよくやっていくか、そういうことをぜひお願いしたいなと思います。 これで4番、石田裕二の質問を終りにさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、4番、石田裕二議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は11時を予定しておりますが、全員がそろいましたら再開したいと思います。----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 暫時休憩いたします。                         (午前10時51分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、全員そろいましたので、休憩前に引き続き再開いたします。                         (午前10時59分)-----------------------------------阿部慶介君 ○議長(箕輪昇君) 5番、阿部慶介議員の質問を許可します。 議員は質問席に移動願います。 阿部議員。     (5番 阿部慶介君 登壇) ◆5番(阿部慶介君) 5番、阿部慶介、議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問させていただきます。 余談は短くということなので、先日、僕の同級生の息子さんから連絡がありまして、都内の駅や飛行機とかそういうところで、最近、潮来の広告をよく見ると、潮来市は広告に力を入れているんですねというLINEが僕のところに来まして、ああ、そうですよと返して、潮来の宣伝をぜひ都内のほうでもよろしくお願いしますとそのお子さんに伝えたんですけれども、僕、それを聞いたときにすごくうれしかったです。市役所の関係各所の皆様、それからまた各協力団体の皆様が努力されている結果だなというのが、都内にいる元潮来の方々にそうやって伝わっているということがすごくうれしかったので、ご報告がてらお伝えさせていただきました。 それでは、質問させていただきます。 1、市民ボランティア道路公園維持作業報償費について。 潮来市では、市民の皆様が地域のボランティアを行ったときに、市に作業報告をし、報償費として1人につき500円謝礼をしていただいております。令和2年12月定例会でも質問させていただきましたが、再度質問させていただきます。 ①令和3年度と令和4年度の年間の道路公園維持作業報償費の作業報告者数は何名ですか。 ②平成11年7月から対応している報償費を引上げてはどうですか。 以上2点、よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 答弁願います。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) 阿部議員からご質問いただきました道路公園維持作業報償費の報告者数についてご答弁申し上げます。 それでは、道路公園維持管理に係ります令和3年度と令和4年度の年間実績についてご説明させていただきます。 令和3年度の実績といたしましては、市内28の地区において71回実施され、合計で2,732名の方に協力をいただいております。また令和4年度は32の地区におきまして73回実施され、合計で2,671名の方にご協力いただいております。 一方、日の出地区の復興記念時の維持管理作業ですが、令和3年度の実績といたしましては5地区において450名の方にご協力をいただき、また令和4年度は5地区、449名の方にご協力いただいております。 続きまして、2点目でございます。 報償費500円を引上げてはいかがかというご質問にご答弁申し上げます。 これまで市といたしましては、地域にお住まいの皆さんにボランティアとして公園や道路の環境美化活動にご協力をいただいている中で、休憩のお茶代として1人当たり500円の報償費をお支払いさせていただいております。報償費の引上げにつきましては、最近の物価上昇がございますが、お茶代として賄えられていると思われることや、鹿行5市におきまして報償費の引上げは行っていないことから、当市におきましても現時点では現状維持でお願いしたいと考えております。 なお、今後も、昨今の急激な物価上昇や近隣市町村の動向を踏まえまして、報償費の引上げについては研究してまいりたいと思います。ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆5番(阿部慶介君) それでは、①のほうの再質をさせていただきます。 令和3年は71回で2,732人、令和4年は73回の2,671人、かなり多くの方がボランティアにご協力いただいているということだと思います。ただ、正直、高齢化も進んでいますし、区の加入率も低くなっていることもありますので、年々、ボランティアに参加される方も今後少なくなっていくのではないかと考えます。 そういった中で、市のほうでは、そういったボランティアの方々が少なくなっていく中で、何か対策みたいのは考えられていますでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 松崎建設課長補佐。 ◎都市建設課長補佐(松崎秀光君) 阿部議員の質問に対して答弁いたします。 地域の方々から少数でも協力をいただき、市民協働により地域をきれいにしていきたいと考えております。また、区に未加入の方に対して何らか市からの呼びかけを考えていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆5番(阿部慶介君) そうですね、本当に未加入の方にもぜひ呼びかけをしていただいて、自分の近くの公園や地域をきれいにしていただくということをお願いして、みんなでできればと思います。本当に日の出地区でもたまに僕も言われますけれども、公園がたまたま草が伸びていると、これは市でやってくれないのとか、すごくきれいなときは、市でよくやってくれるねと言われるんですけれども、市でもちろんやっていただいています。でも、そのほかに区の加入している方々が年間何回もその公園をボランティアでやっていてくれているということも一応伝えますので、皆さんも、もしよければそのときにお手伝いに来てくださいということを一応伝えさせてもらっています。そうでないと、誰がやっているのか、何できれいなのかも結構分からない方が多いので、そういったことを伝えていくのも大事かなと思います。 それでは、②のほうの再質に移らさせていただきます。 平成11年からこの報償費は始まっているということなんですけれども、平成11年から比べると現在の物価は高騰していると思われます。ボランティアで使用する草刈機の燃料代、刈払機を替刃、草刈機本体なども上がっていて、正直、各区によってそういった燃料費など負担のばらつきはあると思いますが、かかる経費は間違いなく上がっていると思います。ボランティアの後、一応みんなでお弁当を食べたりするときもあると思います。そのときの食べるお弁当も、平成11年よりは間違いなく上がっております。正直、今、500円ではお弁当とお茶はなかなか買えない状況になっているのではないかと思います。足らない分を区の少ない予算で賄っているのが現状だと思います。 5市の中でも潮来市はボランティアに対して大変手厚いのではないかとは思ってはいますが、もっとボランティアに優しい潮来市になるために、鹿行5市の中でも先駆けとして、ボランティアに係るガソリン代や替え刃代、また草刈機の本体等の経費を報償費とは別に、消耗費として補助してはいかがですか。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 松崎建設課長補佐。 ◎都市建設課長補佐(松崎秀光君) 阿部議員の再質問にお答えします。 市民ボランティアでの公園や道路の環境美化活動作業ですが、地区により施工方法、さっきの機械の導入利用ですけれども、機材について差があるのは分かっております。本年度は協力をいただいています区長さんから聞き取り調査をさせていただきまして、まずは作業実態の把握に努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆5番(阿部慶介君) ぜひ、聞き取りをしていただけるということはありがたいことですので聞き取りをしていただいて、ボランティアの方々の負担が少しでも減っていくような形になればと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、大きな2番のほうに移りたいと思います。 水辺スポーツの活性化とマナーアップについて。 水の郷潮来市は、その名のとおり水に囲まれた市であります。また、日本一の水路計画も進行しています。以前から水上スポーツが盛んに行われています。 そこで質問させていただきます。 ①法政大学水上スキー部が毎年、潮来に夏期合宿に来られていますが、今まで交流を持ってきましたか。 ②市外の方が来て、釣りやジェットスキーなどのスポーツを潮来市で盛んに行っています。そのごみなどのマナーについていろいろ市民の方からクレームを言われることがあります。釣りの大会やジェットスキーの免許証の講習会、大会等で市の方が出向いていき、マナーアップについてお願いする機会があってもよいのではと思いますが、いかがですか。 以上2点、よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 石神教育部長。 ◎教育部長石神弘幸君) それでは、1点目でございます。法政大学スキー部との今までの交流につきましてご答弁申し上げます。 法制大学モーターボート・水上スキー部の皆様は、2市町と横須賀地区の境の常陸利根川練習拠点としまして活動を行っております。宿舎も潮来市内にあり、夏期だけではなく年間を通じての活動を行っているということでございます。 ご質問の交流についてでございますが、これまでも大会やイベントにご協力いただいております。昨年開催しました全国市町村交流レガッタにおきましても、ボートホルダー、また水上警備など大会運営にご協力いただいておるところでございます。 続きまして、2点目でございます。 釣り大会やジェットスキー等の免許証の講習会、大会等で市が出向いていきマナーアップについてのお願いをする機会を設けてみてはどうかというようなご質問につきましてご答弁申し上げます。 これまでも国民体育大会や全国市町村交流レガッタ、市民レガッタなど大会開催を通じまして水上スポーツ団体、水面利用の各団体におきましては、通常の安全航行などマナーについてもお願いや周知を行ってまいりました。また、バス釣り大会やウエイクボード大会の開催に当たりましては、北斎公園や桟橋でする場合におきまして、所管課であります都市建設課で公園の使用許可申請時におきまして、ごみ等はすべて持ち帰りますというよう一文を付した誓約書をいただいているところでございます。そのような中、これまでのところ、他の公園利用者からの苦情もなく、責任を持って清掃等を行っていただいているところと考えてございます。 しかしながら、一部の水辺利用者の方におきましてはごみのポイ捨てなどの行為が一部見受けられる状況もございます。そのような中、マナーアップの働きかけの場としまして、船舶免許の講習会や市内大会等での啓発、こちらなどは大変有効な手法と考えてございます。主催者と問題を共有し、チラシ配布などのご協力などいただきながら、マナーアップを図っていきたいと考えております。 引き続き、水の郷潮来の環境整備を関係課と連携の上進めてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆5番(阿部慶介君) これまでも市町村レガッタなどボートホルダーの交流をいただいていたそうですけれども、それ以外にもどのようなご協力をいただいていたんでしょうか。①の再質問です。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 吉川生涯学習課長。 ◎生涯学習課長吉川増夫君) それでは、1点目のほうの再質問について答弁をさせていただきます。 法政大学モーターボート水上スキー部の皆さんについての潮来市での活動でございますけれども、25年以上続いております。かつて旧牛堀町で行われていましたリバーサイドパーティーという水上イベントでは、パワーボートレース、水上スポーツのデモンストレーション、体験乗船会、これらで水上警備などのご協力をいただいておりました。 私からは以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆5番(阿部慶介君) 合宿が25年以上続いているということ、またあと、リバーサイドパーティー、パワーボートレースなどの水上警備ということなんですけれども、市として今後どのような交流が持っていけるとお考えですか。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 吉川課長。 ◎生涯学習課長吉川増夫君) 1点目の再々質問でございますけれども、今後の協力というようなところでございます。 市民レガッタ、これは毎年実施しております。それから、その他の水上スポーツの大会、イベントにおきましては安全対策、もちろん警備艇や救助艇など配置が必要になると思われますので、大会運営の上で相互に協力できる体制の構築を検討してまいりたいと思います。 さらにですけれども、日本一の水路のまち基本計画に関連する事業のほうにつなげていけるように研究してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆5番(阿部慶介君) 水上スポーツのイベントで安全対策上、相互関係、協力的な体制を構築していきたいということですけれども、今、潮来市もスポーツツーリズムを進めています。サッカーのほうでも人工芝のグラウンドができたおかげで多くの方が潮来市に来てくれております。しかし、サッカーは神栖市や鹿嶋市、ほかでもそういうのを進めております。水辺スポーツは、ある意味潮来市の特権と言ってもいいのではないかと思います。水上スキーの全国大会などがもし潮来で開かれれば、かなりの人数が潮来市に来るのではないかと思います。今後、そういうような関係を持っていければなと思います。 それでは、②のほうの再質に移りたいと思います。 苦情等の状況とか、マナーアップの啓発などは今まで行ってきましたか。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 吉川課長。 ◎生涯学習課長吉川増夫君) 2点目の苦情等の状況ということでございますけれども、常陸利根川での水上オートバイの排気音による騒音問題があると認識しております。河川のほうはその利用につきましては自由利用ということになっておりますので、河川航行に規制とかはありませんけれども、この騒音問題につきましては国土交通省と連携しながら対策を検討してまいりたいと思っております。 今後とも、その連携のほうを図りながら対策を講じていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 マナーアップの啓発ということでございますけれども、今までこのマナーアップというものにつきましては進んでいなかったというところもございますが、今後、こちらのほうにつきましても、先ほど部長のほうも答弁されておりましたけれども、主催者と問題を共有しながらチラシ配布等のご協力をいただきながら、マナーアップのほうの啓発を図ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆5番(阿部慶介君) それでは、②のほうの再々なんですけれども、釣り大会、また釣り具店、免許の講習会などの啓発を今後していくということで、もちろん必要だとは思うんですけれども、潮来市にも村田基さんを筆頭に、有名なバス釣りのプロの方や釣りに関するユーチューバーの方もたくさんおられます。その方たちにSNSを通してごみのポイ捨て撲滅などを訴えてもらうと、そういうプロの方とかユーチューバーの方の影響力ってすごいありますので、そういった方にお願いするというのもいいのかなとは思います。 また、そうやってジェットの大会、釣りの大会に参加されている選手の方、またその選手を応援してきている方々にもSNSを通して、そうしたマナーアップのキャンペーンじゃないですけれども、その啓発をお願いするというのもいかがと思いますが、どうでしょう。 ○議長(箕輪昇君) 答弁願います。 吉川課長。 ◎生涯学習課長吉川増夫君) 2点目の再々質問のほうにお答えをさせていただきます。 潮来市内外の方を問わず、SNSの発信につきましては、皆様ある程度の影響力があると考えられます。 マナーアップについてSNSを通じて発信協力を依頼したらどうかというご提案でございますけれども、こちらにつきましても関係機関と連携しながら調査、研究をさせていただきたいと存じます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆5番(阿部慶介君) 全国的に見ると、やっぱりそういうのが問題になって、釣りとかそういうのは禁止になっているところもあると思います。潮来市では絶対にそういうふうになってほしくないと思うので、来てくれる皆さんがマナーを守ってやって、市民の皆さんと仲良くそういうのができればなと思いますので、啓発のほうよろしくお願いいたします。 それでは、大きな3番のほうに入りたいと思います。 自転車のヘルメットの補助。 改正道路交通法の施行により、令和5年4月1日から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されています。道路交通法、令和5年4月1日以降、自転車を運転する全ての人がヘルメットをかぶることに努めなければならないのはもちろんのこと、同乗する方にもヘルメットをかぶらせるように努めなければなりません。また、保護者等の方は児童や幼児が自転車を運転する際はヘルメットをかぶらせるように努めなければなりませんとなりました。 また、東京都自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例第15条第2項で、「高齢者(65歳以上の者をいう。以下、この項においては同じ。)の親族または高齢者と同居している者は、当該高齢者が自転車を安全で適正に利用することができるよう反射材の利用、乗車用のヘルメットの着用、その他必要な事項について助言するよう努めなければならない」となっています。 そこで質問させていただきます。 ①自転車事故で死亡した人の7割が頭部に致命傷を負っています。また、ヘルメットの着用状況による致死率では、着用していない場合の致死率より、着用している場合と比較すると約2.3倍も高くなっています。自転車用のヘルメットを着用し頭部を守ることが重要なので、市内の高校生までの児童・生徒と65歳以上の高齢者にヘルメット購入の補助をしてはいかがですか。 よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 答弁願います。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) それでは、ヘルメット購入補助についてご答弁申し上げます。 児童・生徒と65歳以上の高齢者の自転車用ヘルメット購入補助につきましては、現時点では鹿行各市では補助がない状況でございますが、今後、ほかの自治体の状況、そして補助を行っている自治体があれば、その実績等を踏まえて、今後研究してまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆5番(阿部慶介君) 鹿行5市では現在やられていないということなんですけれども、やっぱり高齢者の事故というのは多いと思います。それでまた、小学生とか、意外に子供たちは、僕も見ていますけれども結構真面目にかぶられていることが多いんですけれども、今回の質問に関しては、もし調べていて分かればでいいんですけれども、近年の高齢者の自転車の事故等の人数とかお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 高品総務課長補佐。 ◎総務課長補佐高品喜昭君) それでは、阿部議員のご質問にご答弁申し上げます。 茨城県内の令和5年1月から4月末現在で高齢者の関係した交通死亡事故による死亡者数は14人となっております。うち自転車による死亡事故は4人となっております。 4名の内訳のほう、ご説明させていただきたいと思います。 先ほどお話ししたとおり、自転車の死亡者数が4名ということになっております。年齢につきましては、65歳から74歳の方が1名、75歳以上の方が3名ということになっております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆5番(阿部慶介君) 高齢者の方が自転車に乗っていて亡くなっているのが、数字的には少ないのかもしれないんですけれども、やっぱり多いのかなと。本当に子供たちはよくかぶっているんですけれども、僕も含め自転車が趣味でやられている方はちゃんとヘルメットをかぶっているんですけれども、ふだんの足代わりで使われている方のヘルメットの着用というのはほぼないのかなと僕は思います。 こうやって努力義務に変わってきたこともあるので、再々質問になりますけれども、高齢者の方で免許を返納された方が潮来市みたいな歩きだとなかなか移動しづらい場所では自転車とか公共交通を使うしかないと思います、そういった方々が安全に移動できるように、他市より先駆けてそういったヘルメットの補助をしてはいかがと思いますが、いかがですか。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 高品総務課長補佐。 ◎総務課長補佐高品喜昭君) 阿部議員の再々質問に対してご答弁申し上げます。 先ほど庄司副市長のほうからもお話がございましたが、今後、高齢福祉課と連携し、近隣自治体の状況を踏まえながら研究してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆5番(阿部慶介君) ぜひよろしくお願いいたします。 以上、5番、阿部慶介の質問を終わりにします。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、5番、阿部慶介議員の質問が終わりました。 本日予定しておりました一般通告質問は以上です。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(箕輪昇君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次回は、明日6月9日金曜日、午前10時から本会議を開き、議案に対する質疑、委員会付託を行います。 本日はこれにて散会といたします。 大変ご苦労さまでした。                         (午前11時29分)...